額賀福志郎

ぬかがふくしろう

小選挙区(茨城県第二区)選出
自由民主党
当選回数13回

額賀福志郎の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月23日第164回国会 衆議院 本会議 第2号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 久間議員にお答えをいたします。  まず、米軍再編についてであります。  米軍再編につきましては、昨年十月の2プラス2共同文書を踏まえまして、具体的な案をことし三月までに作成すべく、日米の間で検討作業を加速させております。また、地元のそれぞれの地域の...全文を見る
01月25日第164回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 草川議員にお答えをいたします。小泉総理から御答弁があったわけでありますけれども、残余の問題について御説明、お答えをさしていただきたいと思います。  まず、防衛庁の省移行の必要性についてでございます。  近年、防衛庁・自衛隊の任務、役割というものは日...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 簗瀬議員にお答えをいたします。  イラクにおける自衛隊の活動経費についてお尋ねがありました。  平成十五年十二月の部隊派遣以降、平成十七年九月三十日までに自衛隊の部隊がイラク特措法に基づく人道復興支援活動及び安全確保支援活動に係る経費として支出いた...全文を見る
01月26日第164回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○額賀国務大臣 玉沢委員にお答えをいたします。  基本的には、玉沢先生のおっしゃる時代背景それから認識が妥当であるというふうに思っております。  最近の国際情勢というのは、おっしゃるように、テロの問題、大量破壊兵器の拡散等々で安全保障環境というものが急激に変わっております。一...全文を見る
○額賀国務大臣 玉沢委員の、本当に沖縄県あるいは沖縄県民に対する愛情のこもった演説、肝に銘じて今後対応してまいりたいというふうに思っております。  また、今、日米の間で最終的な目標に向かって最後の詰めを行っております。それで、鋭意、沖縄県を初め基地のある各地域の皆さん方には誠意...全文を見る
01月27日第164回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○額賀国務大臣 高市議員にお答えをいたします。  今おっしゃられましたように、将来SAM、地対空ミサイルの試作研究の内容が、事もあろうに在日本朝鮮人科学技術協会の企業に流出したということでございますから、これはもう大変な事態でございまして、私も、事実関係の究明をしていかなければ...全文を見る
○額賀国務大臣 今の防衛庁・自衛隊のこういう秘情報についての扱い方は、これは、一般公務員と同じ庁秘として秘密事項がランクされること、それから、防衛の運用とか技術情報については、特別に防衛秘密として、重大案件としてランクをして、そして十三年、御指摘のように罰則を重くしたわけでござい...全文を見る
○額賀国務大臣 糸川委員を初め、日本海側、記録的な積雪で大変な被害で、心からお見舞いを申し上げます。  自衛隊は、これまでに、約四千人、九百数十両の車両を派遣して、除雪作業とか物資の輸送等をやらせていただいております。地域の皆さん方の御要望に、これからも情報収集したりして、期待...全文を見る
01月30日第164回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○額賀国務大臣 桝屋議員には、日ごろから米軍再編問題を初め安全保障の問題について御協力いただいておりまして、心から感謝を申し上げる次第でございます。  今御指摘の点でございますけれども、一つは、昨年の十月二十九日に、二年間日米の間で協議をしてまいりまして、中間報告という形で一定...全文を見る
02月01日第164回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 前田委員にお答えをいたします。  今御指摘のとおり、先般、防衛庁幹部三人が逮捕されたことについては、誠に国民の信頼を裏切ることであり、ざんきに堪えない次第であります。厳粛に受け止めたいというふうに思っております。  私といたしましては、東京地検の捜...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 防衛施設庁については、例えば米軍の基地の施設についての建物だとかあるいは道路だとか、そういうことについての作業、あるいはまた、自衛隊の基地がありますけれども、自衛隊基地関連の建物、倉庫、施設等々の建築、あるいはまた基地周辺対策事業として防音校舎だとか防...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) お答えをいたします。  前田委員御指摘のとおり、八年前、調達本部の水増し請求事件ということがありまして、背任問題で防衛庁幹部あるいは関連者が逮捕されたりしたわけであります。当時、防衛庁・自衛隊の体質というのは、戦後の、言ってみれば国民の間に自衛隊の存...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 加藤委員の御指摘のとおり、八年前に、自衛隊の装備等を購入する調達本部において水増し請求事件というのがありまして、業界の言うとおり水増しをして国家に損害を与えたということで背任事件があったわけであります。  この点について、私は当時、二度とこういう事件...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 防衛庁幹部の三人が逮捕されたということは誠にざんきに堪えない次第でございまして、厳粛に受け止めているわけであります。  二度と再びこういうことがないように、施設庁の問題について行政的に、あるいはまた組織的にどういう問題があるのか。昨日、再発防止検討委...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) お答えをいたします。  私も長官就任直後に、一都七県、そして三十八市町村長さんとお会いいたしました。また、防衛庁本庁をお訪ねをしていただいた市町村長さん、議会の皆さん方とも直接お会いをしておりますので、ほとんどの方々に会って、これまでの経緯、それから...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 十月、昨年の十月の末に日米間の間で中間報告という形で今米軍再編に伴う日米同盟の在り方あるいはまた米軍基地、日本の自衛隊の在り方等々についての概念というか基本的な考え方が合意されたわけであります。  詳細についてはまだ決まってないところがたくさんあった...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) まだ最終的な結論を得て地元の皆さん方に提示をしているわけではございませんで、できるだけ分かる範囲で全部御説明をして協議中であります。  でありますから、まだこの地域の問題でこういうふうに合意したということはありませんけれども、合意に向かって協議が進捗...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 私はその文言を見ておりませんけれども、私どもは、地元の議会議員の皆さん方、あるいは地元の住民の皆さん方の意向については率直にお聞きして、どういう考え方をなさっているのかということを把握するのは当然のことであります。
○国務大臣(額賀福志郎君) 私はそういうことをやったことはありません。
○国務大臣(額賀福志郎君) 私は、この米軍再編に伴う基地の問題については、地元の理解を得ることに全力投球することが政治家として当然のことであるし、また政府としてもそういう姿勢の下で臨んでいるわけでありますから、出先の施設局において地元の住民の皆さんや議会の皆さん方と一緒に意見交換...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) まあ文書を直接読んでいるわけじゃありませんから分かりませんけれども、基本的には、地元に対するその配慮、地元の理解を得るための一環として様々な行動が行っているというふうには理解をします。
○国務大臣(額賀福志郎君) それがどういうメールなのかどうかについては調べてみたいと思います。
02月02日第164回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(額賀福志郎君) お答えをいたします。  これは、米軍再編に伴う関係経費につきましては、平成十七年十月二十九日のいわゆる中間報告、共同文書を受けた形で、昨年十一月十一日に、具体的措置の的確かつ迅速な実施を確保するための方策に関しまして総合的な観点から必要な措置を講ずる...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 例えば、普天間の移転でヘリの滑走路を辺野古のキャンプ・シュワブに移転する、その場合に飛行ルートをきちっと決めていかなければならない、飛行ルートを決めていくときの騒音をどうするかとか、様々な調査が必要であります。
○国務大臣(額賀福志郎君) そういう資料あるいはデータをしっかりと確保して、地元の皆さん方に説明をして理解を得るように努力しなければなりません。
○国務大臣(額賀福志郎君) 今我々は日米間で最終協議を行っておりまして、三月末までに結論を得る最終的な努力をしていると。一方で、その経過については、分かった範囲でそれぞれの地元の皆さん方に説明をして今協議をしており、理解を得るために努力をしているということでございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) 地元の賛成を得られるように最善の努力をしておりますし、社民党の御協力もいただきたいと思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、山口委員の話を聞いておりまして、さすが法律家ですから、鋭い、逆説的な質問かなと、こう思っておりますけれども、いずれにいたしましても、私も、今度防衛庁の幹部職員が三人逮捕されたということは、この前も言いましたけれども、国民を裏切るような形になっており...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 防衛庁・自衛隊というのは、やっぱり日本の国、一億二千万人の国民の安全とこの地域の安全保障を携わっているのが仕事であります。その基本的な問題は、国民の信頼を得ているかどうかがかぎを握っております。  そういう意味においては、防衛庁・自衛隊は、国民の信頼...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 防衛庁の装備品というのは非常に高い値段、コスト高と言われておりますし、これにどう対応するかということは非常に重要な課題であります。委員御指摘の開発、調達、分かりやすく言えば生産段階、それから維持管理、そして廃棄、それを総合的にライフサイクルとして考えて...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 的を得た御指摘でございまして、防衛装備品のその取得に当たりましては、予算を要求する段階から、将来のライフサイクルコストをできる限り明らかにしていく形で国民の皆さん方にも分かりやすくしていくことが非常に大事だというふうに思っております。  例えば、主要...全文を見る
02月03日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 防衛庁長官として、最近起こりました防衛施設庁における入札談合事件につきまして、私の考え方をまず述べさせていただきたい、経過についても御報告をさせていただきたいというふうに思っております。  去る一月三十日、競売入札妨害の容疑で防衛施設庁の河野技術審議...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 八年前に調達本部事件というのがありまして、これは自衛隊の装備を調達する役割でありましたけれども、そのときに言ってみれば業者の水増し請求事件が起こりまして、国民あるいは国家に大きな損失を与えたという背任事件がありました。その際に、チェック体制、人事の交流...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 浅野委員の御指摘のとおり、今度の事件の背景には、本来、全国民を公平にいいサービスをしなければならないという公務員の皆さん方が、幹部の皆さん方が、自らの保身的、あるいは自らの再就職のために一部の経済界、一部の業界の人の利益を守るというふうなことになってい...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 当然今、浅野委員のおっしゃるとおり、この問題についてはチェック体制が必要であると思います。つまり、予定価格を作る積算根拠、それから営業、渉外、契約をする部門、これをきちっと分割をして、そして相互牽制が働くような形の中でまず仕組みを変えていかなければなら...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、仕事を始めたところでありますから、加速させて来年の概算要求に間に合うように作業がしたいというふうに思っております。
○国務大臣(額賀福志郎君) そういう計画で作業を進めたいというふうに思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) 今の浅尾委員の御指摘の点でございますけれども、そういう報道が連日なされていることについては承知をしております。しかし、今捜査も進展中であるし、これについて我々が今全部把握しているわけではありません。したがって、私どもは、この捜査が我々も全面協力をする中...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 先ほど来、私も話しましたけれども、八年前の調達事件、そして今度の施設庁事件、で、施設庁の場合はその施設庁の占領軍時代からの生い立ち、あるいは防衛庁のそういう組織上の、まあそれぞれが、機関が分離しているような形で運営されているものですから人事交流がない、...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 私も、再び防衛庁がこういう不祥事を起こしたことについて、かつて調達本部を解体して防衛庁内部の意識改革、それからチェック体制等々を築いて防衛庁の再出発をさせた者として、防衛庁の施設庁を中心とするその今日までの在り方に怒りを覚えております。したがって、私は...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 防衛庁、施設庁の公共工事というか仕事は、米軍基地それから日本の基地の周辺対策等々に関連した事業でございますけれども、そういう特別な視点という点から見るところもあるわけでございますので、私は、まず公共工事的なものについてしっかりとチェック体制が行われてい...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 確かに、向こう二年間はストレートに再就職してはいけないということになっておりますけれども、自衛官の場合、防衛庁長官の承認を得た場合再就職ができるという形になっております。もちろん、再就職の規制については、在職中の地位とか職権を利用して特定の営利企業に便...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 平成七年以降に防衛施設技術協会を退職した防衛施設庁OBに係る在職期間の平均は二年十か月であります。最長は七年となっています。
○国務大臣(額賀福志郎君) 具体的に言いますと、委託業務の具体的な内容というものは、防衛施設の建設工事現場における業務として、建設工事の適切かつ円滑な実施の確保を目的とした工事監督、監督官業務の支援などの建設工事技術の業務が一つ。あるいはまた、公共工事の入札及び契約の適正化の促進...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) ですから、防衛庁にかかわる公益法人についても、私は、今度のつくった再発防止検討委員会等々においてすべてこれは原点に返って調査をし、現況を洗い出していく必要があるというふうに思っております。その上に立って、その国民の皆さん方に納得がしてもらえるような形し...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 先ほども言いましたように、防衛庁にかかわる公益法人については、すべてその実態を検討委員会で洗い出して、整合性が取れるように、透明性が保たれるように、いささかの、国民的な視点に立って、目線に立って、疑惑が起こることがないように、浅尾先生の御指摘も踏まえて...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) ちょっと待ってくださいね。  防衛庁からその協会に幾ら金が流れているかという話ですね。防衛施設協会が受託した業務実績として、十六年度では十二億三千三百万、十五年度でも十二億四千万という数字になっております。
○国務大臣(額賀福志郎君) 防衛庁は防衛施設の建設にかかわる効率的な実施を図る観点から、建設工事現場における技術業務、防衛施設にかかわる建設技術の調査研究の業務について外部委託を行っているわけであります。これらの業務の実施に当たっては、当庁業務に精通をし、防衛施設建設に関する各種...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今言ったような仕事をしていかなければならないわけですから、今のところ防衛庁以外ではこの協会しかそういう能力を持っているところがないということなんですね。
○国務大臣(額賀福志郎君) 会計法第二十九条の三第四項の規定により、随意契約によってこれらの業務を委託していると。
○国務大臣(額賀福志郎君) 契約の性質又は目的が競争を許さない場合、緊急の必要により競争に付することが──契約の性質又は目的が競争を許さない場合。
○国務大臣(額賀福志郎君) 契約の性質又は目的が競争を許さない場合に該当します。
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、先ほども言いましたように、再発防止検討委員会においてこの公益法人の在り方を全面的に考え直し洗い出していきたいと。その一環としてこの問題に取り組んでいきたい、浅尾先生の御指摘も傾聴しながら対応していきたいというふうに思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) 公益法人、防衛庁にかかわるものが幾つ、まあ二十幾つかあるわけであります。そういうものを全部洗い出していきたいという意味も込めて、そして今、浅尾先生のおっしゃることについては、今度の事件で国民の皆さん方が、言ってみれば再就職のための受皿的に受け取っている...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、先ほど来言っておりますように、きちっと洗い出して、調査委員会で洗い出して、資料も提出させていただきたいというふうに思っております。
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、防衛庁全体の話ですか。
○国務大臣(額賀福志郎君) そうですね、日本国内に所在するすべての米軍基地について防衛施設庁が発注している建設工事の主なものを挙げると、岩国飛行場の滑走路移設工事とか、佐世保港湾施設の岸壁整備工事、キャンプ瑞慶覧の住宅建設工事などです。  過去三年間における建設工事の平均落札率...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) ちょっと待ってください。
○国務大臣(額賀福志郎君) 全国の防衛施設局、支局における空調設備工事業者九社の過去三年間、平成十四年度から平成十六年度の受注実績は、件数が五十八件、金額が百二十八億円となっています。平均落札率は九七・一%となっています。
○国務大臣(額賀福志郎君) 公共工事に関する場合は、積算根拠が素材等の基準価格がはっきりしているので、ある程度専門家の立場からすると一定の方向性は出されるものと思いますが、重電関係の場合はそういう積算能力がないものですから、業者から話を聞いているということだと思いますので、そこが...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 基本的には、落札率がほぼ同じであるということについては、企業側が一定の談合をしているのか、それとも積算をしている形がまあ非常に、公共事業の場合は基準価格があるから、そこがまあ同じようなレベルになるのかということの指摘があると思うんですけれども、私として...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今回容疑の三名は、平成十六年十一月及び平成十七年の三月当時、それぞれ防衛施設庁技術審議官、同庁建設部長、同庁建設部建設企画課長であるが、いずれも予算執行職員に指定されている官職ではありません。また、容疑事実とされている工事に関しては、補助者として命ぜら...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今先生がおっしゃるように、事実関係が明らかになって国に損害を与えているということになれば、しっかりと対応していきたいというふうに思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) これは浅尾委員御指摘のように、事実関係が明らかになり、関係法令に照らして厳正に対処するというふうにしたいと思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) 今年の一月初めに英国ロンドンでリード国防相とお会いしたときに、二十三日に協議をするということを聞いております。
○国務大臣(額賀福志郎君) 私が聞いているのは、イラクの現地の治安部隊に権限を移譲し、できるだけ早く現地の部隊の皆さん方に仕事はお任せして、自分たちは拠点拠点に撤収するという考え方は披露されておりますけれども、何月何日という形で期限をくっているとは聞いておりません。
○国務大臣(額賀福志郎君) 前倒しをするという方針をイギリスあるいは豪州がきちっと決めたというふうには聞いておりません。事態の状況に合わせて考えていくというのが原点になっているというふうに承知しております。
○国務大臣(額賀福志郎君) 今イラクの情勢は、先生が御承知のとおり、本格政権をつくり出すための作業をしているわけでございます。  そして、一方では、治安の状況を改善していくために地元の、現地の人たちが治安を守れるようにして権限を移譲していくとか、様々な要因をにらみながら、その英...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 英豪軍が決めれば日本軍が撤退するという形ではありません。英豪軍とよく協議をして対応がなされていくものと思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) こういうことの事件が再びあって、国民を裏切るような形になったことについて甚だ残念であり、そしてまた国民に対して申し訳ない、そういう思いであります。
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、先ほども言いましたように、かつて調達本部で国民的な指弾を浴びるような事態がありました。そのために、再びこういうことが起こることがないように、抜本的な改革あるいは防衛庁の意識改革等々がなされなければならないということで防衛庁が新しいスタートを切っ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 私はこういう不祥事が起こったことに対して、これを国民に対して、再び起こらないようにするために怒りを覚えて新しい改革をしていくと。そういう思いが怒りとか憤りとか、そういうことがその新しい改革に向かうエネルギーとして言っているつもりであります。
○国務大臣(額賀福志郎君) 先ほど言ったように、こういう事態が起こったことは申し訳ない、そして今後再びこういうことが起こらないようにしていく、そういう意味でざんきに堪えないという話をしたわけでございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) 八年前にああいう事件が起こったから、再び起こらないように、防衛庁のそれまでの流れというのは、やっぱり何か事が起こると臭い物にはふたをする。余り国民の前に説明をしない、そういう閉鎖的なところがあった。これからは、何かが起これば政策的なことでも説明責任を果...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) この事件が発覚をしましたのは、重電事件等々は去年の十一月のころだったと思います。したがって、防衛庁にもこれが波及してくるというような報道等々もありました。  そのころ、なぜ施設庁でこういう問題が起こるのかということについて私なりに問題意識を持って、そ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) この、昨年のこの事件の関連が発覚したころからでございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) 当時は調達本部がストレートの事件の対象でございました。そういう事件の後に、再び起こらないように調達本部を解体し新しい組織にしていく。これだけの国民的な指弾を受けて防衛庁全体が出直していく中で、私は、防衛庁内部はもちろん、施設庁の皆さん方も防衛庁一体とな...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 調達本部事件があった後の改革で防衛庁は体質改善をされ、組織の改革も行われて新しい出発をしたものと認識をしておりました。そして、再びこういう事件が起こったことでございますから、私といたしましては、甚だ残念であり、先ほども言ったように、国民に申し訳ないとい...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 防衛庁職員の皆さん方には、事件のあった当日の夜、幹部の皆さん方にお集まりをいただきまして、そして防衛庁の、施設庁の中でどういう問題があったのか、組織的なもの、行政上のもの、そういったものを点検してもらいたいということ、そして問題点を洗い出してもらいたい...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 基本的には、まず、こういう不祥事を起こしたわけでありますから、自らの問題として自分の足下をきちっと改革をして国民の信頼を取り戻すことがまず大事だというふうに思っております。その上に立って、大半の防衛施設庁の職員の皆さん方は、それはまじめに、委員おっしゃ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 解体についての話をですか。
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、私のそういう発想に基づいて、木村副長官の下で検討委員会をつくらせていただいて、現実的に施設庁の実態、それからどういうふうに改革していくべきかということについて今議論をしているわけでありまして、これは速やかに結論を出すように作業を取り急いでいただきた...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 白先生の御意見は貴重なものとして受け止めます。  私も調本を解体したときに、やっぱり経験的に言うと、組織を解体するというのはなかなか容易ではありません。そこに住んで、仕事なさっている方々は、やっぱり組織防衛に走る可能性もあります。しかし、信頼を取り戻...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 先ほど来言っておりますように、調本事件で国民の指弾を受けて改革を行い、国民の信頼を取り戻すために防衛庁も新しく生まれ変わったようなスタートをしたわけでございますけれども、残念ながら、ここに来てこういう不祥事が起こってしまったということについては誠に残念...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 基本的な問題として、底流に天下りの問題があると思っております。
○国務大臣(額賀福志郎君) 木村委員会でこの問題についても取り組みたいと思っております。  考え方として、問題点としては、定年制の問題、それから、防衛庁としては今までそれぞれの機関機関でこういう問題に対処してきましたけれども、防衛庁それからそれぞれの陸海空、全部防衛本庁で一貫し...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 定年制の問題とかそれから再就職について、建設省で、国土交通省で五年間は見合わせるという自主規制をしております。そういうことを念頭に置きながら、整合性のある対応策を我が検討委員会で整理をしていきたいというふうに思っております。
○国務大臣(額賀福志郎君) 談合の場合は、そういう再就職の問題と併せて、仕事に対するチェック体制、組織のチェック体制とかあるいはその積算能力だとか、あるいは職員のモラルだとかあります。そういうものも含めてきっちりと対応策を立てていきたいということであります。
○国務大臣(額賀福志郎君) ですから、今私が申し上げましたように、そういうチェック体制とかそういうものをきちっとしていくこと、それから積算能力を持つということ、役所の方で持つということ、それから、そういう罰則規定をどうするかということ等も含めて我が検討委員会でしっかりと早急に対応...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) もう高野委員御指摘のとおり、公務員たる者は、全国民に対して公平に対応、対処していく、奉仕をしていく、そういうものが基本的なことであります。しかも、なおかつ自らの立場、自らの再就職のために便宜を図ったり特定の人たちの利益を図ったりするということは、これは...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 情報を持っていたわけではありません。  例えば、成田空港事件があって重電関係で施設庁にも波及をするかという新聞報道を見ました。そして、再びこういう、調本事件と同じように不祥事が起こるということがあったのでは、これは大変だという問題意識を持ちました。し...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 施設庁の次長席は空席になっておりました。それで、私のもうほとんど問題の意識としては、いよいよ米軍再編について、全国的に施設庁を挙げて、防衛庁を挙げて説明をし、理解を得ていく作業をしなければならない。その意味で次長席を空席にしておくことが適切かどうかとい...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 全体として、この問題が起こってきた背景として、再就職の問題とかあるいは組織内の体質、人事の停滞とか様々な要因が重なり合ってこういう事件が起こってきたというふうに思っております。  そのうちの一つに、再就職の問題は御指摘のとおりだと思っておりますが、防...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今までは防衛庁の例えば人事の採用、採用についても防衛庁の長官が関与してるのは本庁のⅠ種採用だけでございます。技術部門とかⅡ種、Ⅲ種というのはそれぞれの機関が採用する形になっておりまして、交流がありません。あるいはまた再就職の問題も、私がこれまで聞いてい...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 天下りの問題についての定年制の御指摘、それから談合問題の罰則等々については非常に貴重な御意見だと受け止めます。我が検討委員会で総合的にそういうことも含めて考えながら、協議しながら対応策を考えていきたい。おっしゃるように、自らの自浄努力によってそういうこ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 一つは、現象面から、現職の防衛庁幹部が逮捕されていると。それが、容疑によれば、言ってみれば入札妨害行為であると。そして、自らの再就職あるいは業界の利益、そういうことを考えてこういう不祥事を起こしたとすれば、これは公務員として断じて許されざる行為でありま...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 我々、先ほど来言っているように、防衛庁内でなぜこういう事件に発展をしたのか、行政上、組織上、モラル的なもの、あらゆる角度から問題点を洗い出していきたいというふうに思っております。
○国務大臣(額賀福志郎君) 全く知りません。
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、これらの問題については東京地検で捜査をしていることですから、我々は、捜査に当たっては全面協力をして事件の全容が解明されることを望んでおります。  同時に、その上に立って我々は、行政上とか組織上においてどういう問題点があるかについて、これは真剣に取...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) そういう資料が、今までの工事ですね。
○国務大臣(額賀福志郎君) よく調べて、あれば提供します。
○国務大臣(額賀福志郎君) 施友会ですか。
○国務大臣(額賀福志郎君) 知りません。
○国務大臣(額賀福志郎君) 施友会なるものがどういう団体であるのかよく分かりませんので、その団体の性質によって提供できるものと提供できないものがあると思います。その上で対応します。
○国務大臣(額賀福志郎君) 私は聞いておりません。
○国務大臣(額賀福志郎君) 私がこれまで聞いているのは、各機関ごとにいろんな採用とか再就職の問題について対応してきていると。だから、いろいろ問題が起こっているから、これをもうちょっと透明性を持った形にしていくことの方がむしろいいんではないのかという、むしろ一元化をしていった方がい...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今おっしゃるように、天下りの問題だとか、こういう談合事件を起こさないためには、これは機関機関の問題として整理したんでは駄目です。だから、防衛庁全体としてどういう対応策を取るかということが大事だというふうに思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) おっしゃるように、きっちりと捜査に協力すると同時に、一方で、行政上、組織上の問題点を洗い出し、そして再発防止のために全力投球をして対応策を考えたいというふうに思っております。
○国務大臣(額賀福志郎君) モラル的には、公務員として自分の保身的なこと、あるいは再就職のために経済界の人たちとの間で不正を働くといったような結果になったということは、これは言語道断である。だから、モラルの問題は当然あると思っております。  そういうモラルが犯されていく、そうい...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、大田委員がおっしゃるように、防衛庁調達本部の問題についてはきっちりとメスを入れて、チェック体制をしっかりしました。要するに、契約部門と原価計算部門を分離したりしてお互いに相互牽制ができるような形にしたわけであります。それ以来、調達本部についてはきち...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 十一月十一日の閣議においては、十月二十九日の米軍再編に伴う中間報告が出されたわけでございますので、その中間報告の中身を、内容を実行していくために、政府として確実に総合的な観点から必要な措置を講ずることができるように検討するということを閣議決定をいたした...全文を見る
02月06日第164回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○額賀国務大臣 防衛庁幹部三人を含む、競争妨害について逮捕されたということについては、東京地検が今捜査中である。そのほかについては、捜査が進んでいくことの中で知るだけでございまして、我々が知る由はありません。ただ、捜査について我々は全面協力をして、一日でも早く全容が解明されること...全文を見る
○額賀国務大臣 過去五年間の防衛施設庁の建設工事の平均落札率は、全工事で九五・九%であります。
○額賀国務大臣 前原委員は、最初は、事件はどういうふうに把握なさっているかということでございましたから、事件につきましては、捜査当局に全面協力をして、一日も早く解明されることが望ましいというふうに申し上げました。  防衛庁及び施設庁が、これまでの戦後の過程で、どういう経緯でその...全文を見る
○額賀国務大臣 九八年に調達本部で背任事件が起こりました。このときも調達本部を解体して、防衛庁の出直しを図りました。そして、チェック体制、透明性、それから、防衛庁のそれまでの閉鎖的な体質から開放、オープンにしていく、そして、問題が起こったら、問題を隠すことではなくて、逆に、国民の...全文を見る
○額賀国務大臣 今度の事件の背景には、今委員御指摘のいわゆる落札率の問題、それが、予定価格と落札率が一致していることが多いとか、それから極めて落札率が高いということについては、極めて競争原理が働いていないということがあります。あるいはまた、重電関係については、積算根拠をはじき出す...全文を見る
○額賀国務大臣 談合要因は、業者の内部で話し合われていることとか、予定価格を漏らすとか、あるいは官側が知らせをするとかいうことだと思いますけれども、そういうことについてきっちりと我々は調査をした上で、しっかりと明らかにしていきたいというふうに言っているわけです。
○額賀国務大臣 予定価格と談合率、予定価格とそれが一になった場合、それをやった場合は、きちっとこれは、必ず談合でしょうねという話がありますね。  ただ、その談合率じゃない、落札率が高いから談合があったのではないかということと、逆に落札率が低いから談合があったんではないかという、...全文を見る
02月07日第164回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○額賀国務大臣 今御指摘のように、防衛施設庁における幹部三人が逮捕されまして、競売入札妨害という容疑で捜査を受けているわけでありまして、これについては、我々も全面協力をして、事件が一日でも早い全容解明になることを期待しております。新聞等でいろいろ騒がれておったりしております。恐ら...全文を見る
○額賀国務大臣 事件としての捜査は東京地検が行っておりまして、行政上、組織上の問題は、どこに矛盾点があるのか、問題点があるのかをえぐり出すためにヒアリングをしたり、OBの方々にも意見を聞いたりして調査をしているところでございます。  この問題については、我々は、再発防止のために...全文を見る
02月08日第164回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○額賀国務大臣 赤嶺議員にお答えをいたします。  御質問のメールの件につきましては、先般、参議院の予算委員会において井上議員から質問を受けまして、速やかに庁内で確認をし、二月の六日、井上議員事務所に御説明をしたところであります。  本メールについては、十二月十三日に、防衛施設...全文を見る
○額賀国務大臣 これは、議員御承知のとおり、橋本・モンデール会談で普天間の全面返還を目指すということを目標にして、浮体工事による撤去可能な基地をつくるということ、それを推進しようとしたところ、地元の皆さん方の強い要望等々もありまして、沿岸の埋立地になったわけでありますけれども、そ...全文を見る
○額賀国務大臣 私は長官就任直後に、すぐ基地のある知事さんあるいはまた市町村長さんをお伺いしまして、率直にお話をいたしております。  関係市町村長さん、それから知事さんの話は、私はこういうふうに受け取っております。日米同盟関係を中心にして日本の安全が守られている、安全が守られて...全文を見る
○額賀国務大臣 米軍再編の背景は、やはり九・一一のテロリストの問題、あるいはまた世界じゅうに広がっている大量破壊兵器の拡散、そういう新しい安全保障環境に対応して、米軍においても自分の国の軍事のあり方が再編されているということであります。  日本においてもやはり、この日本を取り巻...全文を見る
○額賀国務大臣 米軍の海兵隊の削減については、我々は強く米軍に要望をいたしております。その結果、我々の意向が通じた結果、米軍は今度思いも寄らず七千人削減するというふうに言っているわけであります。  今、非常に物の運ぶ能力が日進月歩の速さで進歩しております。一方で、言ってみれば精...全文を見る
○額賀国務大臣 この一月の十七日にワシントンで日米防衛首脳会談を開きまして、この中間報告について、詳細が決まっていない分野について率直に意見交換をしました。  私のスタンスは、日本も努力するけれどもアメリカも譲るべきはきちっと譲ってもらわなければならない、その上で、この再編問題...全文を見る
○額賀国務大臣 まず、誤解があるから。  今、嘉手納の訓練移転については、日米の間で詳細が決まっていないから説明をしていない。詳細が決まっていないのに説明できるわけないじゃないですか。  だから、決まった問題は逐一これまでの過程で説明をしているわけです。いろいろ決まった問題に...全文を見る
02月09日第164回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○額賀国務大臣 西銘先生には、沖縄で安全保障問題について御理解をいただいておりまして、心から御礼を申し上げる次第であります。  今御指摘の与那国島の防空識別圏についてでございますけれども、台湾側の認識につきましては、現在、御指摘のあった点について外務省で確認をしてもらっていると...全文を見る
○額賀国務大臣 西銘委員の状況認識については共有するところがあります。  中台間の軍事力の比較についての一般的な特徴としては、いろいろな指摘がありますけれども、まず、陸上戦力については、中国が圧倒的な兵力を有しているというふうに思っておりますし、台湾本島への着上陸侵攻能力は、し...全文を見る
○額賀国務大臣 今の御指摘につきましては、端的に説明をしている報告書があります。それは、米国国防総省において中国の軍事力に関する報告書というのが昨年の夏に行われたわけでありますが、その中に、中国の短距離弾道ミサイルの総数は六百五十基から七百三十基であり、毎年七十五基から百二十基の...全文を見る
○額賀国務大臣 もう西銘先生御存じのとおり、これは平成八年に、橋本・モンデール会談で普天間を全面返還するという日米間で約束をいたしました。さまざまな地域選定、それから、どういうやり方で代替地を、代替施設をつくるかという議論をしたわけでありますけれども、当初は、フロート、浮体的な施...全文を見る
○額賀国務大臣 大浦湾の方の埋立地は、海兵隊の施設、それから航空の格納庫とか整備地域であるとか、そういう関連施設がつくられることになっております。それから、油の供給のための桟橋をつくる予定でもありますが、那覇軍港にかわるものをつくることは毛頭考えておりません。
○額賀国務大臣 岸本市長のコメントも見させていただいております。  まずその前に、この前の名護市長選におきましては、岸本市長、前の比嘉市長、そしてまた議会の皆さん、国会の先生方、総力を振り絞って、我が党が推薦する市長さんが誕生したことは、まことにありがたいというふうに思っており...全文を見る
○額賀国務大臣 この米軍再編問題に伴う日本の基地の問題について、今御指摘のように、関係閣僚会議を開かせていただいております。この問題については、基地のある各県の皆さん、市町村長さんの理解あるいはまた要望等々も得ていかなければなりません。一定の方向づけがなされた時点で、地元の県知事...全文を見る
○額賀国務大臣 これは総合的な形で推進をしていかなければなりませんから、協議会をつくって、地元の皆さん方の理解を得る形をつくります。それは西銘先生の御指摘のとおりやりますので、西銘先生の御協力もいただきたいというふうに思います。
02月10日第164回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○額賀国務大臣 今阿部委員の資料を読ませてもらっておりますが、老婆心ながら御指摘をさせていただきたいと思いますが、上から十一番目、戸田・松田とありますが、これは戸田・松井建設ですね。それから、十二番目も、石川播磨ではなくて、石川島播磨重工業ということでございます。  十二バース...全文を見る
02月13日第164回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○額賀国務大臣 お答えをいたします。  今度、防衛庁で防衛庁幹部が競売入札を妨害ということで逮捕されたわけであります。この問題については、私どもも、どういうところに問題があるのか、役所内、あるいは組織上、あるいは行政上はどういうところにあるのかということで、今、調査委員会を設け...全文を見る
02月14日第164回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○額賀国務大臣 三原委員には、イラクの問題を初め安全保障問題について深い御理解をいただいておりまして、心から感謝を申し上げます。  今、三原委員が申された認識は、基本的には同一でございます。日本人、日本の国の立国の基盤というのは、やはり国際社会が平和で安定していることであるとい...全文を見る
○額賀国務大臣 今まで二年半、自衛官が行って現地で人道復興支援対策をしてきたわけでありますが、おっしゃるように、道路をつくったり、医療設備を新しくしたり、あるいはまた水の供給をしたりしてきたわけですね。  サマワの母子病院では、乳幼児の死亡率が最高時の三分の一に激減をしていると...全文を見る
○額賀国務大臣 落札率一ということは、公正な競争が行われているんだろうかという疑惑を招くんじゃないかという思いがいたします。  もとより、公共事業等々についてはそれぞれ積算価格が表示されておりまして、平米当たりコンクリートはどれくらい使うとか、鉄骨はどれくらい使う、それで市場価...全文を見る
○額賀国務大臣 承知しています。
○額賀国務大臣 私もこれを見まして大変びっくり仰天しているんですが、例えば、前例調達価格を予定価格に採用したとか、当初の入札での最低入札価格を予定価格に採用したとか、カタログ定価に過去の実績値引き率を乗じ得られた価格を予定価格にしたとか、あるいは業者見積価格を予定価格に採用したと...全文を見る
○額賀国務大臣 管理局長通達が出された後は、落札率一の割合等々は相当それまでと比べて減っていることは事実であります。それは委員も御承知のとおりでありますから、意識改革あるいはまたできるだけ公正な形で努力をしようとする姿は、現実的な件数の減少に見られているものと思います。  それ...全文を見る
○額賀国務大臣 今、防衛施設庁については、施設庁内に調査委員会を設けまして、行政上、組織上にどういう問題点があるのかきちっと洗い出して、再びこういうことが起こらないようにしようと思っております。  と同時に、防衛庁全体としても、再発防止のために、入札の問題、それから公務員のあり...全文を見る
○額賀国務大臣 先ほど来話をしておりますけれども、さまざまな問題、不透明なところがある、不明朗なところがあるから今度のような事件が起こったわけでございますので、那覇局だけではなくて防衛施設庁全体として、これは事件は事件として、一日でも早い全容解明を期待しております、望んでおります...全文を見る
○額賀国務大臣 米軍再編は、今、三月末の最終合意に向けて、大詰めというか非常に急速に協議を展開しておりますけれども、今委員御指摘のグアム移転の問題については、はっきりしていることは海兵隊七千人をグアムに移転するということでございまして、それについて、具体的にどこの部隊を何人、どこ...全文を見る
02月16日第164回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○額賀国務大臣 防衛庁長官を拝命しております額賀福志郎であります。  今後とも各先生方の御指導をよろしくお願いしたいと思います。浜田委員長を初め皆様方の御指導を心からお願い申し上げます。  まず、委員の皆様方に対しまして、長官としての所信を申し上げさせていただきたいと思います...全文を見る
02月16日第164回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○額賀国務大臣 河井委員には、先般の昨年の中間報告について、それなりにきちっと全体的に負担が軽減をされている、一方で、抑止力が維持されている、そういう方向については一定の評価をいただいたわけでありまして、同志として大変ありがたいと思っております。全体的に私もそう思っておりまして、...全文を見る
○額賀国務大臣 もともと、SACOの最終報告においては、普天間飛行場に所在するヘリコプターのほかに、短距離で離発着できる航空機の運用も支援する能力であるというのが普天間の代替施設についての基本的な理解であったというふうに思っております。  そういう中で、小型の人員輸送のプロペラ...全文を見る
○額賀国務大臣 私は、沖縄県民の皆さん方が、第二次世界大戦で日本における最大の激戦地で、しかもなおかつ、その後米軍の占領政治が展開をしていて、沖縄県がある意味では占領から独立してまだ三十数年であります。そういう中で大変負担をかけてきていると思っております。そういう中で、沖縄県民の...全文を見る
○額賀国務大臣 冷静な質問でありますから冷静に答えさせていただきたいと思いますけれども、昨年十二月の二十一日、警察庁から防衛庁に対し、本事案についての情報提供がありました。その際に、警察庁からは、朝鮮総連の傘下団体の一つである在日本朝鮮人科学技術協会の幹部らによる薬事法違反の捜査...全文を見る
○額賀国務大臣 私は即座に、この問題はまだ捜査中であるけれども、我が国の安全保障、防衛問題について状況によっては重大な影響を与えるおそれがあるので、きちっと調査をしていかなければならない、そういう関心を持っていくべきであるということを事務当局に申しまして、これは逐一総理官邸に報告...全文を見る
○額賀国務大臣 これは、一月の二十四日、恐らく定例記者会見のときに、記者団から質問があって正確にお答えをしたというふうに思っております。
○額賀国務大臣 これは、だから、警察庁で捜査中の案件でありますけれども、防衛庁としても、捜査に妨害を与えない範囲で、調べた中でわかっている範囲でオープンにしたということであります。
○額賀国務大臣 当初申し上げましたとおり、この問題は重大な問題であるという認識をしておりましたので、きちっと事実関係を明らかにし、その上でオープンにしなければならない。  なぜならば、それは、こういうことが再び起こることがないようにするためには、国民の皆さん方にオープンにして、...全文を見る
02月20日第164回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○額賀国務大臣 今お話がありましたように、防衛庁の将来SAMについて研究委託をしていた企業が防衛庁に断らずにそのデータを関連会社に流しておって、それが、先ほど言ったように、在日本朝鮮連合会傘下の企業に流れていって、我々にとっては秘情報扱いだったものが流れていたというふうに受け取っ...全文を見る
○額賀国務大臣 漏れたというか、流出したということであります。
○額賀国務大臣 これはわかりやすく言いますと、三菱電機は防衛庁の委託事業で将来SAMについての研究をしました、三菱電機は、その委託事業とは別に独自にミサイル関係のシステム開発について研究をしておって、それを三菱総研に資料として、あるいはまた社内報、広報の資料としてつくらせることに...全文を見る
○額賀国務大臣 防衛庁は、そういう約束事が当然国家の安全保障のために守られているというふうに思っておったところ、警察庁から連絡を受けて調査をして初めて事実関係を知ったということであります。
○額賀国務大臣 防衛庁としては、委託事業あるいは防衛関連産業に対してはそういう秘密保全体制をしっかりとしていくために日常から周知徹底させているわけだけれども、結果的にこういうことになったことについては極めて遺憾に思っておりますので、今後、こういうことがないように、改めてシステムを...全文を見る
○額賀国務大臣 先ほど警察庁関係者からお話がありましたように、これは目下捜査中でございます。我々も、事件の全容が一日でも早く明らかになることが望まれます。  その上で、我が庁内においての、あるいはまた防衛産業に携わっている企業の皆さんとの、言ってみればそういう秘密保全体制をどう...全文を見る
○額賀国務大臣 この事件の全容が明らかになり、そしてまた行政的に、あるいは組織上の問題点を我々も究明していく中で、当然処分を考えていかなければなりません。
○額賀国務大臣 これはもう委員御承知のとおり、平成十三年に防衛秘密というものをつくって、罰則強化をさせていただきましたし、防衛庁職員だけではなく民間も対象にして罰則強化をして、秘密保全体制の強化を図ったわけでありますので、もう一回総点検をして、現実的に、そういう秘密保全体制がどう...全文を見る
○額賀国務大臣 お答えします。  中SAMの目標は、今お話がありましたように、目標というか脅威と思っているのは、航空機とか空対地ミサイルとかそういうことを目標にしたミサイルであります。一方、将来SAMというのは、弾道ミサイルを迎撃することを目標に研究を委託していたということであ...全文を見る
○額賀国務大臣 影響があったとは言いませんが、影響が起こる可能性は何もないとも断定はできない。だけれども、我々は、そういうことがないようにしっかりとさらに研究を重ねていくということです。
○額賀国務大臣 先ほども言ったように、こういう情報が流れたことについては極めて遺憾であります。  しかし、中SAMの、今配備中の装備には何ら影響がありません。何ら影響はありません。国民の安心、安全を保っていく上で、何の心配もありません。万全を期してまいりたいと思います。
○額賀国務大臣 今、笠井委員おっしゃるように、昨年の秋に、中間報告という形で、米側から、海兵隊七千人をグアム島に移転する考え方が示されました。これについて、我が国といたしましても、沖縄の負担が軽減されるということで評価し、これを実現するために、資金的なもの、それから必要な措置を講...全文を見る
○額賀国務大臣 日本側としては、具体的に、アメリカ海兵隊をグアムに移転していく場合に、日本の負担が軽減されるということが国民の皆さん方に明らかに示されて、そして負担軽減されるから、資金的な措置等々がとられる環境をつくっていかなければなりません。そのために具体的に我々が明確に協議が...全文を見る
○額賀国務大臣 海兵隊七千人のグアム移転を実現していくことは沖縄の負担軽減につながっていくことになるということであるならば、日本もそれなりの努力をする必要がある。そのために、日米の間で具体的、率直な協議が展開されなければならない、そういう話をしたわけであります。
02月22日第164回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○額賀国務大臣 今、山本委員のお話を聞いておりまして、今回、防衛庁のこの不祥事は、防衛庁の幹部が三人逮捕されるということでありました。そしてまた、昨日は、同一人物が同じ入札妨害事件で再逮捕されるということでございますから、私としては、国民に対して全く恥ずかしい思い、そういう意味で...全文を見る
○額賀国務大臣 当時、防衛庁で不祥事が起こったときに、防衛庁全体の雰囲気というものは、私の実感をしていた感じにおいてお話をさせていただきますと、防衛庁・自衛隊というものは、戦後五十数年たっておりましたけれども、国民の間でも国会においても、自衛隊は憲法違反である、税金の無駄遣いをし...全文を見る
○額賀国務大臣 防衛省昇格については、委員御指摘のとおり、長い間の我が党の懸案事項であり、我々が関与した政府も大きな関心を持ってきたところであります。昭和三十九年に、池田内閣だったと思いますが、省昇格の閣議決定がなされ、そして、法案は提出されませんでしたけれども、それ以来、省昇格...全文を見る
○額賀国務大臣 今の委員御指摘のように、防衛庁は今、米軍再編の問題を三月末までに最終報告をまとめるために全力投球をしております。日米関係の協議、それから、基地が集積している地域との意見交換、理解を得るために、これは本当に文字どおり朝から夜中まで二十四時間態勢で仕事を進めております...全文を見る
○額賀国務大臣 委員御指摘のように、防衛庁・自衛隊の場合は若年定年の仕組みがございます。これは、自衛隊が常に実力部隊として若くて精強でなければならないという要件があるからでございます。  そういう中で一連のこういう不祥事が起こってしまったわけであります、談合事件が起こってしまっ...全文を見る
○額賀国務大臣 斉藤委員の御指摘のとおり、私も、この事件が発覚いたしましてから、まさに国民を裏切るような行為であり、恥ずかしい思いがし、ざんきにたえない。事実関係を明らかにして、しっかりと行政上、組織上の問題点をさらけ出して、二度とこういうことが起こらないようにしたいというふうに...全文を見る
○額賀国務大臣 談合事件で防衛施設庁の幹部が逮捕されたわけでありまして、私は、国民の信頼を裏切る行為であり、ざんきにたえない、二度と再びこういうことが起こらないようにということで、今、行政上、組織上の問題点を洗い出して、再発防止に取り組んでいるところでございます。  その背景に...全文を見る
○額賀国務大臣 昨日、防衛庁幹部が談合問題で再逮捕されました。そして、一昨日は起訴されたわけでございます。捜査当局が一日でも早く全容を解明されることを望んでおります。  そういう一方で、この問題を、行政上、組織上どこに問題があるのか、北原施設庁長官を中心に調査委員会を設けさせて...全文を見る
○額賀国務大臣 先ほど安倍官房長官もお話をしておりましたけれども、防衛庁の場合は、二十数万人の実力部隊を持ち、日夜、二十四時間、国家国民の安全のために精励をしております。国家国民だけではなくて、イラクにも人道復興支援、あるいはゴラン高原にもPKO部隊として、そしてまた、いつ何どき...全文を見る
○額賀国務大臣 高山委員の御指摘のとおり、八年前に調達本部事件がありまして、これは、業界側が水増し請求をし、それを役所側で見抜けなかったこと、チェック体制ができていなかったこと、あるいはまた、役所側で一人の人にいろいろな権限が集中していて、極めて不透明であったこと、そういうことが...全文を見る
○額賀国務大臣 当時、いわゆる平成十年の調本事案でありますけれども、防衛庁では防衛調達改革本部というものを設置いたしました。私が本部長になったわけであります。部外の有識者の意見も踏まえまして、平成十一年四月に防衛調達改革の具体化政策を盛り込んだ調達改革の具体的措置をつくりました。...全文を見る
○額賀国務大臣 私も、だから、今度の施設庁の不祥事が起こったときに、事もあろうにまた防衛庁内でこういうことが起こったかというふうに、率直に言って衝撃的でございました。あれだけの国民的な指弾を受けた事件でありましたから、調達本部だけの問題ではない、防衛庁全体の問題である。  当然...全文を見る
○額賀国務大臣 この事件が起こって防衛庁幹部が三人逮捕された時点で、即座に施設庁の中に調査委員会を設けまして、行政上、組織上の問題点の洗い出しを今行っているところであります。  と同時に、施設庁に三千百人の職員がおりますけれども、この三千百人の職員の皆さん方に対して、なぜこうい...全文を見る
○額賀国務大臣 この不祥事の全容を明らかにし、防止対策をつくるのは、防衛庁全体の問題として極めて重要な課題であります。  と同時に、我が防衛庁・自衛隊においては、米軍再編の問題を抱えている、あるいはまた、イラクに復興支援活動をしている隊員の活動が成果をあらしめるために、緊張感を...全文を見る
○額賀国務大臣 この問題に対処していくために、北原長官に施設庁の行政上、組織上の問題点の洗い出しを命じました。そして、防衛庁全体として、その施設庁の調査委員会の報告を受けると同時に、再発防止の検討委員会をつくって、外部の有識者の意見も聞きながら、防衛庁の再生のために防止策をどうや...全文を見る
○額賀国務大臣 防衛庁長官として、これは防衛庁・自衛隊、それから施設庁についても、すべての責任を負っているのが防衛庁長官の私であります。私の指示のもとで調査をし、対策を協議し、私が全責任を持ってこの防止対策をつくる、そういうことで国民の理解を得ることができるというふうに思っており...全文を見る
○額賀国務大臣 私は、先ほども言ったように、行政上、組織上の問題点を洗い出して、再びこういうことが起こらないように防止対策を講じて、国民の信頼を得、そして、防衛庁の国家国民に対する職務を再びつくり出していくことが私の責任であるというふうに思っております。
○額賀国務大臣 逮捕された三人は、施設庁の技術審議官、建設部長、建設企画担当課長でありますから、組織的にはつながりがあります。そういうことを調査委員会で今、事実関係をきっちりと洗い出す作業をしているということでございます。
○額賀国務大臣 見てもおりませんし、この事件があって、新聞の報道の活字で見たのが初めてであります。
○額賀国務大臣 アンケート調査をしていることの報告は受けておりますが、まだ最終的なアンケート票を回収している段階ではないかと思っております。
○額賀国務大臣 この問題は、今まさに地検の捜査の焦点の一つだと思っておりますので、地検の捜査で全容が解明されることを望んでおります。その上に立って、我々は、施設庁でも調査をしておりますけれども、あわせてどういうふうに対応するかは考えたいというように思います。
○額賀国務大臣 それは捜査の問題でありまして、我々が承知していることではありません。
○額賀国務大臣 これだけの事件になっておりまして、今、防衛庁挙げて国民の信頼を取り戻すために全力投球をしているわけでございます。職員の皆さん、隊員の皆さん方は国家国民の信頼を得て初めて職務が遂行できるわけでありますから、私はそういうことがないことを信じています。
○額賀国務大臣 これは、捜査中の東京地検できちっとすべての全容が解明されていくものと思っております。私としては、そういうことを踏まえて、再発防止にどういうふうに取り組むかが国民の信頼を得る最善の道であるというふうに思っております。
○額賀国務大臣 この案件が発覚いたしましてから、先ほど北原長官も言っていましたけれども、私は、まず全庁の幹部に対しまして、この事件の全容解明のために捜査協力は全面的にしなさいというふうに言いました。  報道関係でそういうことがあったわけでありますけれども、その点については、捜査...全文を見る
○額賀国務大臣 私は、東京地検でこういう不祥事について捜査が入っているということなので、これは、全面的に捜査に協力することによって事件の全容を解明することが最も大事であるということで、防衛庁全体の各幹部にそういう指示をしたのであります。
○額賀国務大臣 報道があったのを受けまして、私も、この問題については放置できないと思いまして、捜査当局の意向もあって、捜査を妨害しない範囲でどういう対応ができるかということを考えろということを施設庁長官に指示をしたところであります。  したがって、我々は全容解明に全面協力をする...全文を見る
○額賀国務大臣 全体的にこの問題についてどう対応するかについて、捜査当局等の意向もあり、個別具体的なことにはコメントは控えておきたいというふうに思います。
○額賀国務大臣 これは、もう既に施設庁において調査委員会をつくっておりまして、捜査に妨害しない範囲でいろいろと事実関係の洗い出し、あるいはまた行政上、組織上の問題点の洗い出しをしておりましたわけでありますから、施設庁長官について、この点について事実関係を掌握するように指示をいたし...全文を見る
○額賀国務大臣 今委員が、施設庁の事業費が二千億円台で、どれくらい損失を与えたのかということでございますけれども、今回、不祥事が起こって、談合事件で摘発をされ、起訴され、また再逮捕されているという事件でございますから、この背景に、やはり施設庁職員が自分の地位とか権限を利用して業界...全文を見る
○額賀国務大臣 一応、一般競争入札あるいは指名競争入札等々において競売入札妨害ということがあったわけでございますから、正当な形で入札が行われていたかどうかが今問われているわけでございますので、その事実がきちっと判明した時点でそういうことが、我々の対応が生まれてくると思っております...全文を見る
○額賀国務大臣 この事件が発覚して、そういう落札率等々に接した時点で、非常に、一〇〇%、落札率一という割合が多いということは、これは正常な姿なのかなという思いをいたしました。
○額賀国務大臣 この事件が表面化してからであります。
○額賀国務大臣 施設庁の言ってみれば公共工事的な問題については、当時は論議の中心ではありませんでした。
○額賀国務大臣 当時は調達本部の問題でございましたから、さまざまの装備品についての調達割合について関心を持って議論したわけでございまして、どうしても防衛庁装備の場合は、ある意味では、武器製造法だとかさまざまな法律に限定されているものですから競争原理が十分働いていないところもありま...全文を見る
○額賀国務大臣 施設庁の落札問題について、論議の中心ではありませんでした。したがって、防衛調達の仕組みを、どういうふうに競争原理を高め、チェック体制をし、そして透明性を持たせるかということが我々の中心の課題でありました。
○額賀国務大臣 先ほど来申し上げていますように、今、防衛庁全体として検討委員会を設け、施設庁について調査委員会を設けているわけであります。  構造的な問題点があるというふうに思っておりますから、調査委員会、検討委員会で徹底的に問題点を洗い出して、再発防止に努めたいというふうに思...全文を見る
○額賀国務大臣 これから再発防止を考えていく上で、一つは入札のあり方、それからもう一つは監視体制をどうするかということでございますから、きちっと透明性を保たれるような監察制度をつくり上げることが大事であるというふうに思っております。
○額賀国務大臣 入札監視委員会は、これは恐らく各発注官庁全体に張りめぐらされているのではないかと思っておりますが、施設庁においては、その監視体制というものを、内部的なチェック体制をつくると同時に、第三者的な監視体制ができるようなシステムを考えていきたいというふうに思います。
○額賀国務大臣 委員御指摘のように、施設庁の閉鎖性というか停滞感というのはそういうところにも問題があると思っておりますので、今調査委員会及び検討委員会で随時調査をし協議しておりますので、そういう人事面、組織面においても抜本的な改革を図りたいというふうに思っております。
○額賀国務大臣 防衛庁の一般管理職とそれから自衛隊員と二つありまして、自衛隊員の場合は若年定年制等々を用いておりまして、特別の弾力性を持った形で運用されておりますので、そういうことも含めて全体が展開していくことを考えていかなければならないというふうに思っております。
○額賀国務大臣 今委員御指摘のように、施設技術協会においては、再就職の受け皿的な意味合いを持っているというふうに指摘されてもやむを得ない面があったというふうに思っておりますので、今施設庁の中でしっかりと調査しております。廃止を含めて今後のことを考えたいというふうに……(発言する者...全文を見る
○額賀国務大臣 これは、委員が御指摘のように、六十二年ココム規制違反事件、平成三年のミサイル部品不正輸出事件の発生を契機として、防衛装備品に対する情報管理の重要性があってつくられたものというふうに思っております。
○額賀国務大臣 当時、調達本部事件があって、基本的に調達本部を解体し、それを内局に吸収しながら、チェック体制、監察制度をしっかりとして再スタートを切ったわけでありますけれども、こういう背任事件を再び起こさないために、そういう公益法人等々についても、当然、当時の改革の趣旨というもの...全文を見る
○額賀国務大臣 今、施設庁の中で調査委員会をつくったり、防衛庁全体で再発防止の検討をしておりますから、公益法人も含めて対応策を検討して、防止策を考えたいということであります。
○額賀国務大臣 当時、二度とこういうことがあってはいけないということで、装備品の調達本部を解体し、新たな体制をつくるときに、私、アメリカとかヨーロッパとか、審議会の外部の有識者に行ってもらって調査してもらったことを記憶しております。  その中で、防衛調達本部を解体し、新しい契約...全文を見る
○額賀国務大臣 契約本部と内局のチェック体制の問題は御指摘のとおりで、当時、調達本部の事件、事故を起こさないためにああいう分離チェック体制をつくったわけでございますけれども、一方で、今、世界的に財政が苦しい中で、言ってみれば装備品の調達が非常に高コスト化している。日本の場合は特に...全文を見る
○額賀国務大臣 かつての調達本部を解体し、新たな組織づくりをした。今度また、施設庁で、これだけの国民的な指弾を浴びる不祥事を起こした。防衛庁が国際社会の中でさまざまな機能、役割を果たしていく、国内的にも新たな防衛庁・自衛隊のあり方が問われていくときに、私は、施設庁を解体し、防衛庁...全文を見る
○額賀国務大臣 調本を解体し、チェック体制をしき、第三者の監察制度がきちっとなりました。その結果、透明性、公正性がふえて、事件の発生が万一あった場合は、当然その契約したお金は返却してもらうと同時に、その倍返しの違約金も取ることができるというふうに抑止力が働いているものと思っており...全文を見る
○額賀国務大臣 今、赤嶺委員の配付された資料の一枚目を見ておるのでありますが、これは、我々が調達本部の改革をして、そして、その当時に問題を起こしていた企業についてきちっと、過払いがあるので、水増し請求があるので返還要求して、今お金を払ってもらっているのが十二番目までのことでありま...全文を見る
○額賀国務大臣 御指摘のように、防衛施設技術協会においては、国民の皆さん方から疑惑の目で見られていることでもございますし、我々は、防衛庁所管の公益法人についてしっかりとこれを洗い出して、どこに問題点があるのか、そして、公益法人としての仕事の役割と、防衛庁でできる仕事あるいは民間に...全文を見る
○額賀国務大臣 これは国家公務員としての全体の問題であると同時に、防衛庁としての問題でもある。特に防衛庁の場合は、防衛庁職員と自衛隊員の問題がある。そういう中で全体的に整合性ある形を考えて防止対策を究明していきたいということでございます。
○額賀国務大臣 私は、今度の施設庁の問題が発生をいたしましてから、施設庁のこれまでの生い立ち、どういう役割を果たしてきたのか、このままでいいのか、どういうふうにすればこういう問題が二度と起こらないようにできるのか、そういうことを踏まえて、そういうことを考えた末に、施設庁は従来のと...全文を見る
○額賀国務大臣 二年間についてはきちっと防衛庁が今確認ができるわけでありますが、二年を超えたものについては義務化されておりませんので、今持っているわけではありません。
○額賀国務大臣 糸川委員にお答えいたします。  概要については、一月三十日、防衛施設庁の河野技術審議官及び松田総務部施設調査官並びに生沢前防衛施設庁技術審議官が、刑法第九十六条の三第二項違反、競売入札妨害の容疑で東京地方検察庁に逮捕され、一月三十一日、防衛施設庁の本庁及び東京防...全文を見る
○額賀国務大臣 この事案がどうして防衛施設庁で起こったのかということについて、施設庁の生い立ち等々を考えて、施設庁の特異性、特殊性、閉鎖性、人事の停滞、それから、やはり自分の地位、権利を濫用して業界に便宜を図った疑いもある等々から、断じてこれは解体をした上で出発することが国民の期...全文を見る
○額賀国務大臣 この問題は、きちっと再発防止をしていくためには、一つのボタンだけを押せば直るというものではありませんので、きちっとそういう人事交流、チェック体制、それから入札制度のあり方、監察数の程度、それから企業に対する、あるいは公務員に対する罰則等々を複合的に、今、検討委員会...全文を見る
02月23日第164回国会 衆議院 本会議 第9号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 小野寺議員にお答えをいたします。  外交、安全保障については、基本的には麻生外務大臣と認識を共有しております。  まず、アジア太平洋地域の情勢及び在日米軍の抑止力についてのお尋ねがありました。  アジア太平洋地域においては、地域の安定化に向けた努...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 山口議員にお答えをいたします。  防衛庁の省移行の問題でございます。  山口議員、言うことは忍びないけれどもということに惻隠の情を感じるわけでありますけれども、あなたがおっしゃるように、近年、防衛庁・自衛隊の任務、役割というものはますます内外ともに...全文を見る
02月27日第164回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○額賀国務大臣 岩屋委員御指摘のとおり、今回、海自の秘密情報流出事件というものが起こりました。極めて遺憾なことであり、組織の責任者として、私も先般、防衛庁職員それから自衛隊の幹部数百人を集めまして、秘密保全体制それから綱紀粛正について訓示を行ったところであります。私といたしまして...全文を見る
○額賀国務大臣 この施設庁の不祥事が新聞で報道されたときに、かつて調達本部の不祥事もあったことですから、よもや施設庁でこういうことが起こるとは夢にも思っていなかったことでございます。  施設庁というのは一体どういう仕組みで、どういう歴史的な経緯があって今日まで来ているのかという...全文を見る
○額賀国務大臣 岩屋委員も、非常に防衛庁に思いをいたし、安全保障に非常に関心を持っていただき、精通なさっている大政治家でございます。防衛庁の省昇格について御意見をいただいたわけでありますが、基本的には共通するものがあります。  今回の不祥事等において国民の信頼を失した感があるわ...全文を見る
○額賀国務大臣 この装備本部については、委員御指摘のような経緯をたどってきたわけでございます。調本を解体し、そして契約本部をつくったことによって、これまでの過程でそういうチェック体制、第三者的な監視体制、それから職員の問題意識、意識改革というものは相当進んだものと思っております。...全文を見る
○額賀国務大臣 いろいろな、さまざまな報道がなされておりますけれども、自衛隊員を預かる私としては、現場で働いている、汗を流している隊員の皆さん方が、気持ちの上で動揺することなく、安心して仕事ができるようにするのが私の務めであるというふうに思っておりますので、私どもが決断するまでは...全文を見る
○額賀国務大臣 私も、一昨年夏、ヘリの事故が起こったときに直後に現場に行ってまいりまして、その状態を見てまいりました。まかり間違えば大惨事になりかねないという状況でありました。  しかも、なおかつ一方で、平成八年以来、普天間の移設問題が政策課題になっていたんだけれども、普天間の...全文を見る
○額賀国務大臣 これはもう安次富委員は御承知のとおりでありますが、平成八年十二月のSACO最終報告において、那覇港湾施設については、浦添埠頭地区約三十五ヘクタールへの移設と関連して、同港湾施設約五十七ヘクタールの返還を加速化させるための最大限の努力を共同で継続していこうということ...全文を見る
○額賀国務大臣 今度の米軍再編に伴って海兵隊の移転とか等々が起これば、当然、駐留軍の労働問題に波及していくことは確かなことでございます。  我々はそういうことにも万全を期していくために、即座に関係閣僚会合というものを既に発足させておりまして、沖縄県民の皆さん方、いや、全国の皆さ...全文を見る
○額賀国務大臣 佐藤委員には、防衛庁、安全保障の問題について日ごろから御理解をいただいておりまして、心から感謝申し上げる次第であります。  委員御指摘のとおり、こういう不祥事は、基本的には公務員としての自覚、やはりそこが欠けているものがあると思います。それからもう一つ、企業側も...全文を見る
○額賀国務大臣 今、いい御指摘をいただいたと思っております。  基本的には、IT社会時代は世界を相手でございます。国内で、同じ日本人相手にお互いを信頼して、性善説に立っていくことはよくない。やはり、国際社会の中で、世界の中でどういう情報はんらんが起こるか、侵害、侵略を受けるかと...全文を見る
○額賀国務大臣 その前に、ラムズフェルド長官と話したときは、日米同盟というものは、日本の安全保障だけではなくて、アジアの地域、あるいはまた日本にとっては新しい脅威である弾道ミサイルとか、あるいはまたゲリラ的なものとか、日米の協力関係をきちっとしていかなければならない。あるいはまた...全文を見る
○額賀国務大臣 これは、中間報告のころに私は政府の代表として交渉したわけではないから、すべてのことについてつまびらかではありませんけれども、基本的な考え方としては、海兵隊を移転するということは、沖縄にとっては負担の軽減につながっていくことになります。負担の軽減につながっていくこと...全文を見る
○額賀国務大臣 もともと米軍再編は、アメリカはアメリカなりにみずからの戦略に基づいて再編計画が行われている。我々も、従来の安全保障に取り組む姿勢から、新しい環境の中でどういうふうにみずからの安全保障、防衛体制をつくるか、あるいは日米同盟関係を考えていくか。  その際に、アメリカ...全文を見る
○額賀国務大臣 安全保障の問題については、基本的には、地域の皆さん方の御理解を得ること、国民の理解を得ることが最も大事なことでございます。しかし、国全体として安全保障、防衛体制をどう維持していくか、堅持していくかということも、これもまた、国家の運営にとって、国民を守っていく上で不...全文を見る
○額賀国務大臣 今申し上げましたように、全体の防衛体制、安全保障を考えたときと地域の皆さん方との意見の食い違いが生ずる場合が想定されますけれども、その点については、できるだけ理解を得るように、話し合いの中で努力をしていきたい、そしてその中で接点を探っていこう、ただ、全体のことを考...全文を見る
○額賀国務大臣 おっしゃるように、防衛庁としては、一〇四移転訓練を効果的に実施したいとの米側の要請を踏まえまして、一月十七日、福岡防衛施設局長、一月二十七日、防衛施設庁業務部長、及び一月三十日、事務次官からそれぞれ地元への協力要請を行ったことは確かであります。さらに、私も、そうい...全文を見る
○額賀国務大臣 米軍のそういう要求もあったものですから、地元としてはそういうことは引き受けることが可能なのかどうかということについて打診をしましたところ、地元ではそういうことは引き受けることができないということでしたので、その小火器の訓練は行われなかったということでございます。
○額賀国務大臣 それは、地元の御理解が得られるような環境であれば、そういうことができるのかできないのかはわからないから、地元の皆さん方に御相談を申し上げたということです。
○額賀国務大臣 私は、地元の了解が必要であると思ったから知事に電話をして、地元の状況はどうですかということで、非常に困難ですということですから、訓練を取りやめるように米軍に言ったわけであります。
02月27日第164回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第2号
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○額賀国務大臣 今西村委員が御指摘のように、この二年余り、自衛隊は、陸自、空自ともども、文字どおり、イラクという本当に厳しい環境の中で、イラクのイラク人による復興のために汗を流してきておりまして、さまざまな分野で高い評価を受けていると思っております。御承知のとおり、医療関係とか学...全文を見る
○額賀国務大臣 今の、田端委員御指摘のように、二十二日にイラク中部のサーマッラーで聖廟が爆破されまして、多数の犠牲者が出られました。私といたしましても、心からお悔やみ、お見舞いを申し上げさせていただきたいというふうに思っております。  と同時に、一方で、これからいよいよ本格政府...全文を見る
○額賀国務大臣 我々まだ具体的にそこまで考えているわけではありません。そして、実際に我々は、石破長官が送り出した時点から、一般論から言えば、撤収の時期のことも当然議論をし、そしてまた想定をしながら送り出しているというのが普通のことであります。  我々は、安全を保ち、そして安全を...全文を見る
○額賀国務大臣 今田端委員がおっしゃるような、サマワにおける英豪軍に対する攻撃というか小競り合いというか、そういう報道がなされているということは聞いておりますけれども、実際にそれを確認しているわけではありません。  私は、英国軍も豪州軍も、これまで特に南東部においては、比較的治...全文を見る
○額賀国務大臣 暑さでございますが、十七年度ですと、五十度を超えたのは、六月に一回、七月に五回と聞いております。  今御指摘の、空自に対する要請とか、あるいはまたバスラにおいて治安の関係で協力をしてほしいとかいうことについて、具体的な要請はありません。  原則的にアメリカは、...全文を見る
○額賀国務大臣 日米英豪の実務的な話でそういう話が出たということは聞いておりません。
○額賀国務大臣 いろいろと新聞とか報道で、何々筋だとか、そういう話でいうとだれかが言っているわけですから、個人的に話を言っているのではないかということであります。
○額賀国務大臣 今、武正委員が御指摘のように、施設庁の不祥事、そしてまた、それぞれ、海幕の秘密情報流出の問題、それから、今おっしゃられた航空自衛隊あるいはまたサマワ派遣隊員の問題、いろいろなことが起こっておりまして、本当にこれは国民の皆さん方の信頼を裏切る行為であるというふうに思...全文を見る
○額賀国務大臣 今、達増委員がおっしゃるようなことが連日新聞やテレビで報道されて、雑誌で報道されたりしておるわけでございますけれども、我々は、先ほど来申し上げておりますように、先般、この一年間、十二月十四日まで自衛隊派遣を延長し、その中で、イラクの政治的な進展の状況、それから治安...全文を見る
○額賀国務大臣 南東部の治安は、英豪軍が中心的な役割を果たして、現地部隊と連携をとっているということであります。と同時に、我々自衛隊も、現地の人たちと緊密な話し合いをしたり英豪軍と連絡をとったりして、みずからの安全確保に万全を期す努力をしているわけでございます。したがって、我々の...全文を見る
○額賀国務大臣 前段、達増委員のおっしゃるように、馬上の上から戦争には勝てるわけでありますけれども、馬上の上から統治がスムーズにいくのかどうかというと、これは、歴史を見ればなかなか問題がある。そういうことでは、我々に考えさせられるのがこのイラクの問題であるということについては共通...全文を見る
○額賀国務大臣 先ほど来話をしておりますように、もう既に陸上自衛隊は撤収することが決まったような話しぶりでございますけれども、陸上自衛隊については、先ほど言ったように、まだそういう決定をしていることはない。それから、航空自衛隊についてもそうでございます。  一般論として、やはり...全文を見る
○額賀国務大臣 委員もうおっしゃるとおりだと思います。それぞれの一人一人が、きっちりと国家国民の安全のために命を投げ出して仕事をするということで自衛隊員、防衛庁職員に高い志を持って入隊なさってきたわけでございますから、その原点に返ってしっかりと今後の仕事についてもらわなければなら...全文を見る
○額賀国務大臣 もう何回もお話は申し上げておりますけれども、先般、向こう一年間、自衛隊の人道復興支援活動の延長をしていただいたわけでございます。これについて、イラクにおいては、選挙が終わった後の本格政権ができるかできないかの重要な時期を迎えているということ、それから、多国籍軍で我...全文を見る
○額賀国務大臣 先ほども申し上げましたように、陸上自衛隊についても航空自衛隊についても、引き続いてしっかりと人道的な復興支援活動をしていってもらいたいというのが、今の段階の状況でございます。撤退も継続も決めたわけではありません。
○額賀国務大臣 先ほども申し述べておりますように、我々は、自衛隊が今まで二年余りやってきた仕事が、イラク人の民間の方々に引き継がれたり、あるいはまたイラクの政府あるいは地方政府がしっかりとそれを受けとめていく、そういう環境づくりのためにどうしたらいいかということは、年がら年じゅう...全文を見る
○額賀国務大臣 今の時点で撤収のことを決断する段階ではないと。決断はしておりません。
○額賀国務大臣 航空自衛隊にしても陸上自衛隊にしても、イラク特措法に基づいてしっかりと仕事をすることのみであります。
○額賀国務大臣 治安のことで自衛隊が仕事をすることはありません。
○額賀国務大臣 日本の防衛とか安全保障問題を考えるときに最も基本になることは、国民の信頼の上に立つことであるというふうに思っております。その象徴的なことは、それは、法治国家でありますから、憲法そして法律に基づいて実力部隊の自衛隊を動かす、シビリアンコントロールが生かされていくこと...全文を見る
○額賀国務大臣 もうそれはおっしゃるとおりだと思います。  私も長官に就任をして、これは歴代長官みんなそうだったと思いますけれども、やはり、イラクで自然の過酷な中で仕事をしている人たち、隊員の姿を考えると、それはまず、健康で、安全で仕事をきちっとやってほしいということであります...全文を見る
03月01日第164回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○額賀国務大臣 今安次富委員御指摘のとおり、私も長官に就任して直後に沖縄に参りまして、知事を初め関係市町村長さんと直接にひざを交えて話をいたしました。その後も、公式、非公式にいろいろと意見交換をさせていただいておりますし、それから、中間報告に基づく日米の交渉が進展していることにつ...全文を見る
○額賀国務大臣 福田委員には、岩国におきまして、安全保障の問題、基地問題につきまして特段の御理解をいただいておりまして、また、地元に対しましていろいろと説得をしていただいたり、意見交換をしていただいたりしておりまして、心から感謝を申し上げる次第であります。地元のことと国全体の安全...全文を見る
○額賀国務大臣 今委員御指摘のとおり、そういう報道がなされていたということは私も承知をしておりますけれども、昨年秋の中間報告に基づいて、KC130については鹿屋基地に移転をしたいというのが日本側の基本的なスタンスでございます。もちろん、委員御指摘のように、当初は岩国基地への移転と...全文を見る
○額賀国務大臣 御指摘のとおり、海上自衛隊と岩国市民の間が、長い間本当に友好に、地元に定着した形で地域コミュニティーを形成しているということについては、私も岩国に行ったときに実感としてよく感じさせていただいたし、それから、地元の議会の皆さん、福田先生からもよく話を聞かされていたこ...全文を見る
○額賀国務大臣 お答えします。  これは、当初予定どおり、平成二十年度に完成すべく事業を推進していきたいというふうに思っておりますし、それから、いろいろな談合事件等々もあったので、これからは、地元のことにはもちろん配慮をいたしますけれども、公正にきっちりと入札等々が進行するよう...全文を見る
○額賀国務大臣 委員御指摘のとおり、今度の米軍再編に伴う日米協議のキーワードは、一つは抑止力を維持するということ、もう一つは負担を軽減していこうということ。その連立方程式を解くためには、日米の間で基地を共同使用するとか、お互いに運用能力を高めていくとか、そういうことで能力を維持し...全文を見る
○額賀国務大臣 連立方程式を片方だけ解くことではありません。両方解くわけであります。
○額賀国務大臣 私の地元でございますから、市町村長さんや議会の皆さん方とも顔を合わせることがよくありますし、意見を聞かせていただいております。また、百里だけではなくて、委員も御承知のとおり、また今北原長官が言ったように、中間報告の後、その経緯、それからその後の日米協議が進展してい...全文を見る
○額賀国務大臣 訓練移転について、決して地元のことについておろそかにしてはいけないというふうに思っております。その途中において、まだ正式に、どれくらい移転をさせていくのか、それから期間はどうなのかについて今協議中でありますから、それが決まった時点で初めて、その具体的な、騒音がどう...全文を見る
○額賀国務大臣 私としては、この所沢通信施設というのは、これまでもそうだったし、今後も日米安保条約の目的を達成していくためには必要と思っております。地元の要望については、関係省庁ともよく連携をとり、できるだけ米軍それから地元の言い分等々を考えながら、適切に対処していくことが望まし...全文を見る
○額賀国務大臣 照屋委員の、沖縄県民の皆さん方の思いというのはよく承知をしております。  沖縄返還をなされた佐藤栄作首相のもとで、私の政治的な師匠でありました橋本登美三郎先生が当時官房長官をしておりました。私は、当時は新聞記者でありましたけれども、よく官房長官を通じていろいろな...全文を見る
○額賀国務大臣 私も中間案が出た直後に長官にならせていただいたわけでございますけれども、即座に、稲嶺知事を初め、当時の名護市長の岸本市長さん、あるいは議会の皆さん方、多くの方々とこの問題について協議をしてきました。そしてまた、地元の久志村の方々とも意見を交換させていただいておりま...全文を見る
○額賀国務大臣 昨年秋に中間報告が日米の間で合意をされ、それについて地元の皆さん方に今御説明をさせていただくと同時に、詳細について結論を得るべく日米の間で協議を重ねているところでございます。  私どもは、中間報告の原則に基づいて日米間で協議をし、そして、それに基づいて、それぞれ...全文を見る
○額賀国務大臣 この米軍再編問題を地元の皆さん方に御理解を得るために、今、日米間で協議をしているということは、先ほど申し上げたとおりであります。  基地の再編とか縮小、整理ということを展開していく上に当たっては、さまざまな問題が提起されてくるものと思っておりますので、我々は既に...全文を見る
○額賀国務大臣 私もこの問題について報道によって知らされまして、すぐ私は空幕長を呼んで、本人を東京に呼んでそういう発言をしたのかどうか確認をすべしと。議論をすることはいいけれども、公の場で、まして国民の情報のパイプ役を果たしているマスコミの前で、自分の考え方がいかにも航空自衛隊及...全文を見る
○額賀国務大臣 照屋先生おっしゃるように、下地島空港は第三種空港で、その調整の権限は管理者である今の沖縄県にあるということはよく承知をしておりますし、それが、いわゆる今先生がおっしゃるように、屋良確認書であるということは知っております。
○額賀国務大臣 これは、沖縄県議会でもそういうことを決めておりますし、我々、今そこで、自衛隊で活用するとか、そういうことを考えているわけではありません。
○額賀国務大臣 地元神奈川県で日ごろから安全保障、防衛問題について御理解をいただいておりまして、心から感謝を申し上げる次第でございます。  委員御指摘のとおり、今度の米軍再編の問題というのは、2プラス2に出席した大野前防衛庁長官もいらっしゃいますけれども、戦略目標として、日本の...全文を見る
03月02日第164回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○額賀国務大臣 委員の御質問にお答えいたします。  去る二月二十日、防衛施設庁が発注した工事の入札に関連いたしまして、競売入札妨害として、東京地方検察庁に防衛施設技術協会理事長が起訴をされました。また、大気社、新菱冷熱工業、三機工業の社員が略式起訴をされたわけであります。  ...全文を見る
○額賀国務大臣 これは、今委員が御指摘のように、その入札価格等々を見ておりますと、非常に近似をしているということがよくわかります。  しかし、この件は今まさに捜査中でございますから、私として、個別具体的な問題についてコメントすることはいかがなものかと思っておりますけれども、そう...全文を見る
○額賀国務大臣 東京地検の捜査が進展をし、そしてこの事案が明らかになって起訴されるようなことの事態が起これば、我々は厳正な処分をしたいというふうに思っております。
○額賀国務大臣 この問題については、先ほど申し上げましたように、まさに捜査中の焦点になっていることでございますから、私がコメントするということはいかがなものかと思っております。ただ、状況は、よくこれは見守っていき、我々としてもきちっと厳正な対処をしていかなければならないというふう...全文を見る
○額賀国務大臣 検討委員会、それから再発防止のための調査委員会につきましては、調査委員会においては、行政上、組織上、施設庁の中でどういう問題点があったのかということについて調査をしておりますので、当然、捜査の妨害にならない範囲できちっと整理をしていきたいというふうに思っております...全文を見る
○額賀国務大臣 おっしゃるように、十七年度の執行予算がまだ残っております。これから仕事をさせていく上で、これまでの疑惑の企業につきましては、しっかりと、国民の目から見て疑いがないように、公明正大に、きちっとした対応策をとっていきたいというふうに思っております。
03月03日第164回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 西銘委員にお答えいたします。  今委員は、今度の普天間の全面返還というものが最大の焦点であるというふうにおっしゃいました。私もそのとおりであるというふうに思っております。  もちろん、米軍再編の問題は基地の整理、統合、縮小だけではなくて、その背景に...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) お答えをいたします。  私は、率直に言いまして、稲嶺知事のみではなくて、基地を抱えておられる一都七県の知事さん、それから各関係の三十幾つかの、三十八の市町村長さんとお会いしましたけれども、総体的に言いますと、政治家同士の話でありますから、自治体の皆さ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 西銘委員の思い、それから客観的に地元の皆さん方の意見を伝えてきてくれているということはよく分かります。なぜならば、私も名護市の皆さん方と直接、間接的に話を聞いております。その中で、ヘリポート基地を受け入れないとは言ってないと言っております。  であり...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) お答えをいたします。  今、直嶋委員がおっしゃるとおり、新聞報道で知りました。結果的には成田空港事件から防衛施設庁に波及してきたわけでございますけれども、成田問題が起こったころから防衛庁にも飛び火するかもしれないみたいな報道があったことは事実ですね。...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) お答えをいたします。  これは、燃料入札談合事件というのは防衛調達面の話でございますね、契約本部における話であります。しかも、なおかつ、これは……
○国務大臣(額賀福志郎君) その中で、一方で今度の談合事件というのは施設庁の建設発注をめぐることでございます。したがって、調達本部、この燃料の入札談合の問題とダブっていることは確かでございますけれども、一方で、これは公判中であって、その中で、委員の御指摘もあったので、その判決を見...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 両、公取の意見、それから地検の捜査状況、そういうことを見ながらきっちりと透明性を持った形で今後していきたいという話を書いているわけでございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) 院の御要請に応じて、措置はきちっとして不当利得の返還請求をいたしたところであります。今後、こういう談合事件の疑惑を起こることがないように透明性を持った形で展開をしていきたいという決意表明をしているわけでございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) 今の院の要請に応じて、我々は平成十七年十二月十九日、国として石油会社十一社を被告とする不当利得返還請求訴訟を提起したところであるわけであります。防衛庁としては、審査措置要求決議に対してかかる不当利得返還請求訴訟を提起した旨、及び入札において公正かつ自由...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) ただいまの問題につきましては、委員御指摘のとおり、施設庁の談合事件が報道され、我々もこの問題について関心を持っているさなかに、しかもなおかつ、この防衛庁の考え方が示された直後に現実的に逮捕されるという事件が表面化したということの状況を総合的に考えると、...全文を見る
03月07日第164回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 片山委員のおっしゃるとおりでございまして、八年前に、まあ組織は別なんだけれども、調達本部で国民的な指弾を受ける背任事件がありました。よもや施設庁でこういう事件が起こるとは思っていなかったわけでありますけれども、基本的にはそれを教訓に生かせなかったという...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、委員おっしゃるように、施設庁の早期勧奨退職制度によりまして、五十六歳で、五十六・五前後で退職をしております。これは防衛庁の事務職と比べると二歳から三歳若くなっておりますので、これは早期に、総理がおっしゃるように、私どももできるだけ早く普通並みに...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 木庭先生の御指摘はもう当然であります。我が国の、あるいはまた日本国民の安全、安心を最も職務にしている防衛庁において情報流出事件が相次いだことは、私にとっても極めてショッキングなことでありましたし、これは何としても今後防止していかなければならないと思って...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 私は、こういう再発防止のために、施設庁のこれまでの歴史的な経緯あるいはまた人事の停滞、あるいはチェック体制がなかったこと等々を総合的に考えて、施設庁の出直しを図った方がいい。そのためには、解体をして、きちっと庁内のチェック体制をしき、監視体制を整備する...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは今の、今度の米軍再編というのは、小泉総理がおっしゃったように、負担の軽減と抑止力の維持のバランスをどう取るかという話でございます。  この岩国基地につきましては、委員御指摘のとおり、騒音とか、一方で周辺に工業地帯があるとか危険性もあるので一キロ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今その具体的な、まあ言ってみれば、飛行経路とかあるいは訓練の状況については日米間で協議中であります。  大詰めの作業をしているところでありますけれども、住民の皆さん方に具体的なデータに基づいてどういうふうに説明するかを考えた場合、やっぱり既存の飛行経...全文を見る
03月08日第164回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 防衛庁としてはあってはならないことが起こったわけでありますが、浅野委員御指摘のとおりというふうに理解しておりまして、この案件は海上自衛隊の護衛艦「あさゆき」の情報流出事案でございます。  御指摘のとおり、ウィニーがインストールされた私有パソコンに海上...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 新聞報道では極秘情報が流れたと、流出したというふうに報道されたのは事実でございますけれども、現時点で我々が確認をしておりますのは、中の流出した資料には秘に該当する資料は含まれておりますけれども、機密、極秘の情報が流出したということは確認をしておりません...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 正におっしゃるとおりでありまして、私はまず、この事件が発覚した段階におきまして、私有パソコンにおける業務用データは全部削除しなさいと、それから自宅への持ち帰りはまかりならぬということを緊急通達をしまして、これは全職員に浸透させるようにしたところでありま...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 正におっしゃるとおりでございまして、この問題は、自分の秘密情報とか様々な情報に触れることができる立場の人が自分の職務以外の情報についても私有パソコンに入れて持ち帰ってしまうこともあったり、あるいはまた、その職場の中で上司がちゃんと目を光らせていくことが...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) それはもう御指摘のとおりでございますから、大体、陸上自衛隊で六万台……
○国務大臣(額賀福志郎君) はい。それから海上自衛隊、それから航空自衛隊で合わせて一万台近くだと思いますので、これは全部防衛庁の方で供給すると。今年度中に契約はするというふうに、三月中に契約をして、その体制を整えることにいたしました。
○国務大臣(額賀福志郎君) これは浅野委員御指摘のとおりでございまして、発端の経緯でありますけれども、まず昨年の十二月の二十一日、警察庁から防衛庁に対しまして、在日本朝鮮人科学技術協会と関連があると思われるソフトウエア会社を捜索したところ、防衛庁に関連する資料が発見されたとの情報...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 防衛庁にとっては、日本の国、国民の安全保障を担保する上で情報というのは正に資産であります。秘情報がこういう形で流出することは、これはもう論外のことでございます。  したがって、先般、私は三菱電機と三菱総研の社長を防衛庁に呼びまして、文書で異例の厳重注...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 中SAMは、今、浅野委員がおっしゃるように戦闘機とかを対象にした防御態勢でございます。将来SAMは、弾道弾ミサイルに対するこれは迎撃態勢を考えようということでありますので、そもそも技術的なレベルで全く違うものでありますし、その後また、日本はイージス艦搭...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) はい。
○国務大臣(額賀福志郎君) もうこれは委員御指摘のとおり、御承知のように、自衛隊の活動というのは、権限的に言えば自衛権の発動。自衛権の中のもう一つは集団的自衛権、権利はあるけれども行使はできないというのが政府の見解でありますけれども。もう一つは国際平和協力活動的なことですね。 ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 輸送については、緊急事態があったときに外務大臣の、在外邦人の救出という意味では、緊急事態の際に外務大臣の要請を受けて、輸送が安全であるという条件の下で我々は考えたいと、考えることができるということであります。最近では、イラクで新聞記者の皆さん方が取材を...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これはもう委員も御承知のとおり、在留邦人がいろんな国におりますけれども、この在留邦人を守ってくれるのは当該国がまず第一の責任者であります。だから、そこの国の統治している責任者が日本人を守るべきであるということであります。  そういうときに日本人を守る...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) お答えをいたします。  防衛施設庁が平成十六、十七年度、十七年度は、一月末現在で、一般競争入札で契約した建設工事の平均落札率は約九六・四%であります。  それでいいですか。
○国務大臣(額賀福志郎君) そうですね、まあ今度の施設庁における談合事件が起こったことを照らし合わせてみれば、この入札において競争原理が働いていなかったということが一つあったんではないかというふうに思っております。  まあ捜査中、捜査段階でありますけれども、そういうことも含めて...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 要するに、よく言われることは、一つは、業者側が談合していることがありますね。もう一つは、まあよく天の声と言いますが、この業者にやったらどうだという指名的なことが考えられる。あるいはまた──いや、あるいはまた、入札価格を官側が教えてしまう、示唆をするよう...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 我々、今度の事件が起こってから庁内で、先ほども言いましたように、いろいろと点検をしております。  その際に、先般、どういうふうにしたらいいかということについて、一つは入札において競争原理を働かせていくことが望ましいということで、言ってみれば一般競争入...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) いろいろと試行錯誤しているところもあるわけですが、一般競争入札のほかに公募型指名競争入札あるいは指名競争入札等々のやり方があるわけであります。
○国務大臣(額賀福志郎君) 今委員御指摘の公募型指名競争入札、平成十七年度は九四・四%、それから、指名競争入札の平均落札率、平成十七年一月分、九三・三%であります。
○国務大臣(額賀福志郎君) これはだから、落札率が高いから競争原理が働いていたのかどうか、あるいはまた落札率が低いから競争原理が働いてなかったのかどうかというと、この事件のあるのを、今度の事件があって、競売入札妨害案件で、市ケ谷の庁舎新設空調工事、これは八〇・四%なんですよね。そ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 先ほども言ったように、重電関係の疑惑の対象になったのは八〇・三%という案件もあったわけですね。そういうのは、だから、どこで競争原理が働いてなかったのかということを今後チェックしていくような仕組みをつくっていかなければならない。それは、例えば業者同士であ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、今度の事件が起こったのを機会に、我々は再発防止の調査委員会というものを設けておりまして、防衛庁内におけるそういう財団法人、社団法人の在り方についてメスを入れております。そういうことも含めながら、今後のその財団法人の在り方を考えていきたいというふうに...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、調査委員会で我々は施設庁の在り方をどういうふうにしていくかということを検討しておりまして、この組織の在り方については来年度の概算要求に間に合わせるように作業を進めているわけでございますので、来年度というか、来年夏の十九年度の概算要求に間に合わせるよ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) ですから、先ほども申し上げましたように、私は、施設庁を解体する中で新しいこの仕組みをつくっていく、それを十九年度の概算要求に間に合わせるように再編をしていきたい、それに伴ってその協会の在り方も抜本的に見直します。で、ある意味ではこの施設協会を解体するよ...全文を見る
03月09日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 防衛庁長官を拝命しております額賀福志郎であります。  後ほど所信表明において詳しく述べさせていただきますけれども、現在、防衛庁におきましては、在日米軍再編、イラクへの自衛隊派遣の問題等と多くの課題を抱えております。また、防衛庁に対する国民の信頼を裏切...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 防衛庁長官の額賀福志郎であります。よろしくお願い申し上げる次第であります。  本日は、舛添委員長を始め委員の皆様方に対しまして防衛庁長官としての所信を申し上げさせていただきたいと思います。  まず、所信を申し上げる前に、防衛施設庁における一連の入札...全文を見る
03月09日第164回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 専門家の脇委員さんから適切なアドバイスをいただいたわけでありますが、正におっしゃるとおりだと思います。  防衛庁の場合は、自衛隊の基地、それから米軍の基地、あるいは同盟関係をどういうふうに円滑に運営をしていくかというその基盤をつくるのが防衛施設庁、防...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) お答えします。  先ほども申し上げたんでありますが、防衛庁は、こういう不祥事の発覚もありまして、総合評価方式の入札は十七年度ありません。ただ、今年度中に実施をしようと思っておったんでありますけれども、今、新しい今後のこういう不祥事の再発防止を考えてい...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 岡田委員の本当に情熱のある話を聞かせていただいて、大変有り難いと思っております。  私どもも、長年の懸案事項でありました省移行については、今国会で是非、与党それからこの委員会等々で審議をしていただくことを望んでおったんでありますけれども、委員おっしゃ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今度の不祥事に当たりまして、防衛施設庁の行政上それから組織上の問題点を今調査、調査会あるいはまた検討委員会で調査をしているところであります。  私は、やっぱり人事の停滞とか、これまでの占領軍時代からの特別調達庁時代の長い停滞的な習わし、慣習等々が今度...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) もう委員御指摘のとおり、防衛庁というのは国民の安全、安心をつかさどる役所でございますし、その体制を常時整えていなければならないというのが職務でございます。  今度の新型インフルエンザにおきましても、そういう事態が起これば、これは政府を挙げて取り組むべ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) おっしゃるとおり、これは都道府県の要請、知事さんの要請によりまして、京都、そしてまた茨城県で出動いたしまして、鳥インフルエンザにかかった鶏の処分に従事をいたしました。  その際には、マスクとか様々な用具を身に付けたり、あるいはその前に健康診断をしたり...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) もちろん、そういう日本にとって非常事態のような状況になれば、国を挙げて対応していくことになるだろうというふうに思っております。当然、手続的には都道府県の要請による災害派遣の要領で対応していくことになりますけれども、むしろ、そういうことではなくて、しっか...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) お答えをいたします。  御指摘の共同統合運用調整所ということでございますが、昨年の十月の二十九日に開催されたいわゆる2プラス2、日米安全保障協議委員会で発表された共同文書の中で日米の司令部間の連携向上を掲げております。この点を踏まえまして、横田飛行場...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これはもう御承知のとおり、我々は弾道ミサイル防衛について不断の努力をしているわけでございますけれども、特別に日米間の間において間断なく情報収集をする、あるいは情報を共有する、あるいはまた運用をしていくことによって国民の安全を確保することができる、あるい...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 米国の司令部と日本の航空総隊司令がお互いに情報を交換をし、共有していくことは極めて大事なことであります。
○国務大臣(額賀福志郎君) 我が国の主権に基づいて我が国の安全保障は約束をされていくわけでございますから、我が国は我が国の司令に基づいて防衛体制をしいていくということでございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) 先ほども申し上げましたように、我々は日本の国の安全と国民の安全を守るために日米同盟を結んでいるわけでございまして、そのために日米間で情報の交換あるいは情報収集あるいは運用体制をしいていくことは、憲法上何の問題もありません。
○国務大臣(額賀福志郎君) 先ほども申し上げておりますように、我々は、弾道ミサイルを始め日本の防衛、安全保障をきちっとしていくために、日米関係で不断の情報収集をし、あるいはまた共有をし、運用体制を高めていくことは、日本の安全保障にとって不可欠のことであります。  一般的に、そう...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 我々は我々の主権、主体的に日本の防衛とこの地域の安全保障のために日米安保条約を結んでいることでございます。  一般論として申し上げれば、自衛隊がその任務を遂行するために行う情報収集活動によって得られた情報を米軍等に対して提供することがあったとしても、...全文を見る
03月13日第164回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(額賀福志郎君) お答えをいたします。  昨日、岩国市民の住民投票が行われまして、過半数の投票率の中で空母艦載機の移駐について反対が上回ったということの報告は聞いております。  私といたしましては、日本全体の安全保障、国防関係の責任者として、日本の国民を守り国家の安...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 先週末も日米間で審議官クラスで精力的な協議を続行中でございます。様々な課題がありましたけれども、それぞれお互いが理解を得るために今全力を尽くして最後の詰めを行っているところでございますので、私といたしましては、当初の目標どおり、今月中に日米間の合意を得...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) お答えいたします。  今外務大臣が申し上げましたように、私は日本の国民の安全と日本の国家の安定を考えるのが最大の責任でございます。日米安保条約は元々、まあ盾と矛との関係ではありませんが、日本の自衛隊は国民を守り国家の安定を考える、しかし日本の能力以上...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 日米間でも精力的に話を続行しているわけでございまして、例えば中間報告以降で、海兵隊がグアムに移転するのも、当時七千人と言いましたけれども、今度は八千人、兵隊さん、司令部が移転をするというふうになってきておりますし、あるいはまた、嘉手納以南の米軍基地は相...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 海兵隊のグアム移転についてですか。
○国務大臣(額賀福志郎君) この問題は、国全体としても、日本の安全保障の体制を維持しながらどういうふうに負担を軽減をしていくかということが最大のターゲット、目標であります。沖縄県においてもそのとおりであります。特に、沖縄県の場合は米軍基地のほとんどが集中しているということがありま...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 私が今回の施設庁の談合事件について知ったのは、新聞報道によって、防衛施設庁にその談合事件の、成田空港事件、成田公団の問題でありますけれども、が波及していくんではないかという報道があって初めてこの問題について意識をしたところであります。
○国務大臣(額賀福志郎君) いや、まさか施設庁においてそういう事件が起こっているとは夢にも思わなかったと。まあ、職員を信じていることから仕事が始まるものと思っておりますから、そういうことはよもや起こってはいないだろうというふうに想定するのが普通じゃないでしょうか。
○国務大臣(額賀福志郎君) 私は、この事件が発覚したときに、あるいはまた東京地検が捜査に入ったということを耳にしたときに、まず捜査に全面協力をすると、もしそういう疑惑があるのであれば、すべてのうみを出し切って、防衛施設庁、防衛庁の再生を図るということをまず国民の前にお約束をしたと...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 捜査の談合、これどういう意味ですかね。よく、承知しておりません。
○国務大臣(額賀福志郎君) 防衛庁の案件は今公判中のものと捜査中のものがあります。それから、公取の措置要求はないわけでございますけれども、いずれそういうものが進展していけば行われる可能性もあるわけでございますが、我々としてもよく調査をし、法律に基づいてきっちりと対応していくことが...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) お答えをいたします。  先ほども申し述べたとおり、職員等の関与の度合い等についてまだ明らかになっておりませんので、具体的に申し上げる段階ではないわけでありますが、私どもとしては、当該違約金条項とか職員に対する損害賠償要求との関係において、法律に基づい...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) お答えをいたします。  事件が起こった防衛施設庁においては、おっしゃるような、言ってみれば再就職のために企業の便宜を図ったりとかそういう疑惑を持たれているわけでございまして、そういうことが起こらないようにするために、施設庁の建設技官の退職年齢というの...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) お答えをいたします。  イラク全体では様々なところだと思いますが、特に中部、いわゆるスンニ・トライアングルと言われているところ、あるいは北部地方においては、テロ行為とか爆破事件が相次いだりして極めて不安定だと、こう言われているのは事実だと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) お答えをいたします。  岩国市における住民投票の結果についてはよく承知をしているところでございます。  私としては、日本国民、そして日本の国の安全、安定をどういうふうにつくっていくかが最大の使命と責任でございます。したがいまして、日本のそういう安全...全文を見る
03月14日第164回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 確かに、今、佐藤委員がおっしゃるように、閣議後、米軍再編の問題について小泉首相と約三十分間、意見交換をいたしました。  何としても、中間報告で決められているとおり、この三月末までに米軍との間、それから地元の調整を防衛庁長官として責任を持って対応してほ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 一九九八年に北朝鮮でテポドンの発射がありました。当時、私、防衛庁長官をしておりまして、ミサイルが発射された、じゃ、その後そのミサイルはどこへ行ったのか、日本海におっこったのか、あるいはこの日本列島に着弾したのか、あるいは日本列島を飛び越えて太平洋上に行...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) お答えいたします。  まず第一に、なぜ車力駐屯地にその焦点を当てたのかということでございますけれども、先ほど申し上げましたように、我が国に向けられた弾道ミサイルを探知し追尾していくのに最も最適なところはどこかということを全国いろいろと検討したわけでご...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) まあ、そういうことですね。
○国務大臣(額賀福志郎君) 農作物。農作物等の被害は、私はしっかりと把握していませんが、後でよく調べた上で御説明さしていただきたいというふうに思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) 私が数百メートルぐらい離れていれば大丈夫だと言ったのは、放射線に向かっての方向についての話でございまして、レーダーが実際設置された場合は、きちっと地域の皆さん方に御迷惑が掛からないように立入りができないようにするとか、完全に安全を確保しなければならない...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) お答えをいたします。  これまで自衛隊の車力駐屯地に関連をいたしましては、防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律に基づきまして民生安定施設の助成等の措置を行ってきたわけでございます。  今、地元の方々、つがる市も含めていろんな要望をいただいてお...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) お答えします。  私は八人兄弟の末っ子でございまして、ずっと核家族でございます。老後のことについては、選挙で女房にお世話になっているから、女房より長生きして女房を面倒見たいと、自分のことはそのとき考えると。
○国務大臣(額賀福志郎君) 委員御指摘のとおり、今回施設庁においてこういう談合事件が相次いだことについては極めて遺憾に思っておりますし、今後こういうことが再び起こることがないようにきちっと今再発防止策を講じているところでございます。それは入札の透明性、競争性、それから再就職等々の...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) この委員会でも申し上げてまいりましたけれども、今度の施設庁の不祥事については、誠に国民の皆さん方に御批判を浴びるような事態になってざんきに堪えない次第でありまして、私としては、再びこういうことが起こることがないように施設庁を解体する中で再生を図っていき...全文を見る
03月16日第164回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○額賀国務大臣 私の地元の茨城県の潮来市の出身の政治家で、自民党幹事長をなされた橋本登美三郎先生という方がいますが、昭和三十九年、池田内閣の後、佐藤政権が生まれたとき、内閣官房長官をしておりました。佐藤政権ができた当初から沖縄返還を目指したわけであります。そして、結果的に沖縄返還...全文を見る
○額賀国務大臣 基本的には、SACOの計画、合意というものは生きております。そして、那覇軍港については、できるだけ早く、返還を加速化させるということで、SACO合意に記されていると思っております。  今回、米軍再編に伴って、その那覇軍港の返還を加速させる、全面返還をお願いしたい...全文を見る
○額賀国務大臣 もうこれは仲村先生がお地元でございますから、一番よく承知をしているわけでございますけれども、橋本・モンデール会談で普天間の全面返還が行われることになり、その後、地元の皆さん方の御意見もあって、基本計画をつくるまでに六年間ぐらい月日を経過いたしました。その後、このS...全文を見る
○額賀国務大臣 今仲村先生がおっしゃるように、昨年の中間報告に基づいて、さまざまのテーマについて最終合意を目指して大詰めの協議を続けていることは、先生のおっしゃるとおりでございます。  我々は、政府で考えたことを押しつけるのではなくて、地元の皆さん方の意見を聞いたり要望を聞いた...全文を見る
○額賀国務大臣 これは、嘉手納基地の騒音等の負担をできるだけ最小限にしていくために、この嘉手納の訓練をどういうふうに分散していくかということが一つであります。もう一つは、分散することによって、アメリカ及び日本の抑止力の機能が失われていくこと、縮小していくことでもいけない。だから、...全文を見る
○額賀国務大臣 中間報告において、海兵隊司令部をグアムに七千人移転しましょうということで合意がなされたわけでありますが、その後、最終報告に向けて協議している過程で、アメリカ側が八千人グアムに移転してもよいということで、今度は八千人の基礎の上に立って今協議が行われているということは...全文を見る
○額賀国務大臣 今まさに、どれくらいの負担がかかるかについて日米間で真剣に議論をしているところであって、まだ決まっているわけではありません。したがって、それをどういう手法で対処するかということについても、これはまだ議論の過程でありますので、今申し上げる段階にはないということをぜひ...全文を見る
○額賀国務大臣 先般の岩国市における住民投票の結果については、田端委員と同様の認識を持っているところであります。  ただ、質問の仕方が、あれは、空母艦載機の移駐について賛成か反対かということの設定でございますから、私どもはやはり、この日米同盟関係というものが日本の安全、地域の安...全文を見る
○額賀国務大臣 今我々は、名護市あるいはまた沖縄県につきましては、日米の協議についてその報告をする傍ら、地域の皆さん方からいろいろな質問を受けたりしておりますので、そういうことについて丁寧に文書で返答をさせていただいたりしておるところでございます。  また、私も、知事さんとか市...全文を見る
○額賀国務大臣 先般の名護市の市議会において末松助役から、従来のSACO案から今の沿岸案にかけてのエリアでつくってもらったらどうだという修正案が出たということは承知しておりますけれども、実際に、具体的に政府がその案について説明を受けているわけではないのであります。したがって、これ...全文を見る
○額賀国務大臣 これは、日米間で三月末を最終合意の目標にしているわけでありますから、日米間の協議も、さまざまのテーマがあったけれども、大詰めの協議を迎えている。同時に、地元の皆さん方にも我々は誠意を持ってしっかりと説明をし、地元の言い分も聞きながら納得がいく形をぜひつくりたい。そ...全文を見る
○額賀国務大臣 お答えをいたします。  これは、安倍長官の御発言をよく見ますと、この問題について地元と精力的に話し合いをしている、他方で日米協議を促進しているというような話をしているわけでございまして、政府の立場は一貫しておりまして、地元の理解、地元の説明をきちっとした上で、納...全文を見る
○額賀国務大臣 私は、話し合いをしている、外務大臣とともに責任者であります。三月末までに結論を得るために最大限の努力をするつもりであります。
○額賀国務大臣 これは長島さんと手を組んでしっかりと話し合いができるんじゃないか、こう思っておりますが。  今、防衛庁の予算というのは、人件費も含めて五兆円弱なわけであります。そして、我が国の周辺というのは、もう御案内のように、非常に不安定な要因がある。そういう中で我々が国民の...全文を見る
○額賀国務大臣 お答えをいたします。  基本的には、日米同盟関係を維持していく中で、日本の安全と地域の安定を保っていくということが軸になっているわけであります。この米軍再編において、我々は、抑止力の維持をする傍ら、負担の縮小を図っていくということで、日米のそれぞれ陸海空の司令部...全文を見る
○額賀国務大臣 今、この問題については、日米間の問題というよりも、これは日本の国内の問題でありますから、我々と沖縄県、名護市との間での問題であるというふうに思っております。  したがって、私は何も、先ほど、末松助役が話された提案について、報告は聞いていないとは言いましたけれども...全文を見る
○額賀国務大臣 当時、日米の間でなかなか歩み寄りがなかったものですから、党の立場で日米の歩み寄りを促す言ってみれば助言をしたことは確かでありますけれども、先般、小泉総理ともこの問題について話をしました。小泉総理は、政府案を原則に、きっちりと実行可能な案をつくらなければいけない。で...全文を見る
○額賀国務大臣 お答えいたします。  まず、地元の反対というものがあるということでございますけれども、地元の皆さん方の御意見については、私は、だから、できるだけ負担を最小限にするために努力をしたいということを申し上げているわけでございます。  海上の困難というのは避けられてい...全文を見る
○額賀国務大臣 この米軍再編全体を成功させるためには、普天間の全面移転をしなければなりません。代替施設をつくっていくことを実行可能な形でまとめる必要があると思っていることについては、長島委員と共通の認識を持っております。しかもなおかつ、あと二週間ぐらいしか時間がないということも切...全文を見る
○額賀国務大臣 それぞれの地域、それぞれの基地については、それぞれの問題を抱えておりますから、それぞれ、そこの地域に合った解決策を考えていかなければならないわけであります。米軍再編全体を成功させるためには、それを全部解決していかなければならないということであります。
○額賀国務大臣 当然、我々は、普天間の全面返還を最大の目標にしておりますから、これを追求すると同時に、沖縄の負担を軽減していくために、海兵隊司令部のグアム移転も目標にしているわけであります。
○額賀国務大臣 間違いありません。
○額賀国務大臣 普天間を全部返還させるためには、普天間の持つ機能を分散移転させているわけでございますから、それが全部機能していかなければ全面返還をつくることはできませんので、そういう意味では、みんな連関性を持っているわけであります。
○額賀国務大臣 そういう意味の関連性は全部持っているわけであります。日本の防衛、地域の安全保障、日米同盟関係、そういう意味では、すべて関連性のないものはないわけでございます。しかもなおかつ、同時に抑止力を維持し、負担を軽減するということでありますから、これは、関連性がない対象とい...全文を見る
○額賀国務大臣 普天間は海兵隊の拠点であり、訓練場であり、そして今度、海兵隊が八千人グアムに移転をする。その場合、八千人が、どういう機能を持った方々が移転をするのか、司令部としてもどういうところから移転をしていくのか、すべて関連はあるわけでございます。  ただ、グアムの移転とい...全文を見る
○額賀国務大臣 約三万人ぐらいで、今度、八千人と九千人の家族で、一万七千人が移転をするということであります。
○額賀国務大臣 今数字をどの程度把握しているのかどうかも含めて、調査をして後で御連絡をさせていただきたいと思います。
○額賀国務大臣 だから、SACO合意は、米軍再編の問題で新しい展開にならない限り生きているわけでございます。その意味では、那覇軍港の返還の加速化をさらに強めるということでございます。
○額賀国務大臣 米軍再編の中で那覇軍港の返還も要求しておりますけれども、SACO合意は生きておりますから、SACO合意が変換されない限り、これは従来どおりの認識でございます。
○額賀国務大臣 先ほど外務大臣も申し上げておりますように、まだ額も決まっていない。では、それをどういうふうに負担していくかという手法についても議論中である。ただ、はっきりしていることは、米軍基地が国内移転する場合は我々が負担をする、そして沖縄の負担を軽減するためには、我々が負担を...全文を見る
○額賀国務大臣 政府の立場は、国民の皆さん方に対しましてよく説明をし、納得を得ることが大事である、その上で今度の最終合意をつくっていきたいということは基本的な考え方であります。官房長官もそういう趣旨の発言を一貫してされているというふうに理解しております。
○額賀国務大臣 安全保障の問題とか防衛の問題というのは、全体的な枠組みの中で考えていく必要があるというのが基本的な考え方であると思います。  岩国の住民投票については、空母艦載機の移駐に賛成か反対かということでございます。我々は、同盟関係というものがいかに岩国市民、山口県あるい...全文を見る
○額賀国務大臣 我々は、三月末までに最終合意を図りたいということで日米合意があり、今、地域の皆さん方といろいろとお話し合いをしているわけであります。地域の皆さん方も、ただ反対のための反対ではないというふうに思っております。  したがって、では、こういうことであるならば賛成して、...全文を見る
○額賀国務大臣 私どものなかなか言いにくいことをずばりと言っていただいて、もちろん、米軍再編が、日米の間で協議がまとまり、地元の皆さん方にも納得いく形をつくることができれば、閣議決定をさせていただきます。
03月16日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 先日申し上げました所信につきまして、一言申し上げたいと思います。  先般、海上自衛隊の護衛艦「あさゆき」の乗組員の私有パソコンから、秘密の情報を含む資料が流出する事案が判明いたしました。  隊員からこのような情報が漏えいしたということは誠に、漏えい...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 私も外務大臣と同じでございまして、安全保障、日本の防衛を携わる責任者といたしまして、日本全体の安全保障の視点、それから日本が安全でいるために、この地域の安全、北東アジア、アジアの安全、あるいは世界の中でどういうふうに平和と安定を保っていくか、そういうこ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、岡田委員がおっしゃるように、今度の住民投票の直接的な中身は、空母艦載機の移駐について賛成なのか反対なのかということでございます。これが、空母艦載機の移駐が、日本の安全保障にとってどういう意味を持ってるのか、あるいは日米同盟の間でどういう意味を持って...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 岡田委員のおっしゃるとおりでございまして、現在我々は、日米の間で米軍再編に伴う詳細なことについて協議中でございますけれども、一方で、地元対策を考える上でも、関係閣僚会議というものを既に設置をしておりまして、地元の皆さん方の様々な要求、要望について、この...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 私どもは、まずこの米軍再編の問題について、国民の皆さん方、地域の皆さん方の理解を得るために全力を注ぐことが先決であるというふうに思っておりますし、また最後までそういう努力を継続しなければならないというふうに思っておりますし、日米の間で様々なテーマがあり...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 私どもも、先般の中国の二〇〇六年度の国防予算案を見ておりまして、中国の国防費、公表している国防費というのは十八年連続一〇%以上の伸びを示していることになるわけでございまして、これはそもそも核ミサイル戦力とか海空軍を中心とした近代化を精力的に図っているも...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 情報の、秘情報の流出案件が起こったときに、私は、まず防衛庁それから各幕の幹部の皆さん方に申し上げたことは、一つは防衛庁全体の弛緩のゆるみがあるのではないか。それでなくても、その前に施設庁の不祥事の案件がありました。したがって、私は、防衛庁の講堂に六百人...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 我々が今直面している問題は、一つは、政策的には米軍再編の問題。それからもう一つは、イラク派遣の問題。それからもう一つは、施設庁を始めとする不祥事の再発防止の問題。と同時に、先生がおっしゃるように、この秘密情報流出事件というものにどう対応するか。国民の安...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 承知しています。
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、最初の秘密情報の流出事件が発覚したのが海上自衛隊の「あさゆき」ということで大々的に報道されたりしまして、その契機になってあったわけでありますが、その前にも陸空においてもそういう流出事件があって、それぞれの幕の中で、言ってみれば内規を守るとか、そ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 全体的な量としてこれをどの程度まで把握できるかどうかというのはなかなか不確定な要因があると聞いております。防衛庁として把握しているところもあるし、また把握し切れていないところもあります。そういう把握しているところをオープンにすることが更に二次被害という...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 把握をしておりませんとは言ってないんでして、把握しているところもあります。承知しているところもあるけれども、それはどういう意味かというと、全体のことはすべて、どういうところが抜けているか、流出しているかということをしっかりと全部押さえ込んでいるわけでは...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) もう、もちろん国家の安全保障の軸は情報をどういうふうに管理し、情報をどういうふうに収集し、分析をしていくかということが基本だという認識を持っております。  したがって、これは同盟国との関係でも国民との間においても、この情報についてしっかりとした体制を...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 我々も、今おっしゃるようにどういうものが流出しているかについて勢力を挙げて点検中でございます。これによって更に情報が攪乱をし、そして我々の安全保障上、不利な点が出てくるようなことがあってもいけないし、そういう意味では慎重に対応させていただきたいというふ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 柳田先生の気持ちは分かりますけれども、まあ我々はこの問題が再び起こらないように緊急措置、手当てを今しているところでございます。と同時に、一方で、どういう情報が、この私有パソコンに入っていた様々な情報が一般的に流出されているのかの実態を今把握しているとこ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 住民投票のテーマとして、空母艦載機が移駐することについて賛成か反対かということでございます。空母艦載機の移駐については、日本の同盟関係、安全保障に直結する問題でございます。したがって、住民投票に供するテーマとして住民の一つの判断が出た場合に、日本全体の...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、日米の間では、昨年の十月の中間報告の原則に基づいて細部にわたって協議をしているところでございます。したがって、まとまりつつあるところでございますけれども、まだ最終的な場面に到達していないわけでございますから、日米の間でこれを大詰めの協議をすると同時...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 岩国市民の住民投票に対する結果というのは承知をしております。しかし、私の立場は、日米協議の最終目標に向けて協議をしているわけでございます。そして、日本の安全保障、日本の防衛問題にとって、この空母艦載機の岩国移駐というものは一つの避けては通れない重要な目...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 地元の御負担については、御負担を最小限化する努力は最大限行いたい。その上で、我々の考え方が理解できるように説明をし、説得をしていきたいということであります。
○国務大臣(額賀福志郎君) 私も広島県にも参りまして、知事さんとも何回かお会いをしましたし、各市町村長さんともお会いをしております。また、全国的にもぐるっと歩かせていただきましたが、大半の知事さんとか市町村長さんは日本の安全保障、日米同盟関係は理解はすると。しかし、様々な騒音だと...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) あのころは我が党も少数単独政権でございまして、あの事件以来、連立政権というものが出て今日まで続いているわけでございますけれども、確かに調本事件がありまして、当時の調本を解体をし、現在の契約本部をつくったわけでございます。その後、この装備の調達については...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 防衛庁の中にあるわけでございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) いずれにしても、現実的に調本を解体し、防衛庁全体が新たな出発をして、そしてああいう不祥事を起こさないようにという私は思いでバトンタッチをしたわけでございますけれども、結果的に施設庁でこういう事件が起こってきたというのは、今言ったような背景とか流れがあっ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、高野先生からおっしゃられた件につきましては、確かに先般、私は御質問を受けたわけでありますが、この所沢米軍通信施設につきましては、日米安保条約の目的達成のために必要な施設であるということには共通の思いがあると思います。  この安保条約の目的を達成す...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今防衛庁で、これまでの所沢市等と調整を行うための基礎資料を取るために現況平面図の作成などの調査を行っているわけでございます。所沢市も返還申請書の提出に向けて準備をしているものと思っております。したがって、道路用地の一部返還手続を開始するためには、所沢市...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 原則としては、道路事業などの公共事業は言ってみれば企業者が負担するということになっておりますけれども、我々の基地の問題についての整備事業については、これは日米両政府間できちっと合意に基づいておりますので、国費で対応するということになります。したがって、...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今防衛庁内に、北原長官を中心にして組織の洗い直しをしております。そのときに、防衛庁所管の公益法人についていろいろ問題点があるのかどうか調べておるわけでありますが、この施設技術協会については、今度の事件を契機にしまして、言ってみれば再就職の待機場所ではな...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 事実上、十七年度の残っている執行につきましては今点検をしておりますけれども、原則的には未執行、このまま仕事はやらない、そしてどうしても必要な仕事は来年度に延ばす、そういう考え方で今整理をしているところであります。
○国務大臣(額賀福志郎君) 今もう正にこれは地検の捜査もあるわけでございますけれども、私どもも捜査に影響を与えない範囲できちっと調査をしていきたいというふうに思っております。
○国務大臣(額賀福志郎君) 今委員御指摘の件については、詳細、私、承知しておりません。
○国務大臣(額賀福志郎君) 防衛施設技術協会が今御指摘の自民党安全保障関係団体協議会の会員となっていることは事実のようであります。把握できた過去三年間において、技術協会が協議会に対し会費を納める等の積極的な関与活動の実績は認められていないということでございます。  まあ今後、そ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) まあ、公益法人というのは不特定多数の方々のために活動、行動していかなければならないという原則があるわけでございますから、私は、そういう公益法人はそういう原則に従って動いているものと思っております。委員御指摘のことについては私、承知しておりません。
○国務大臣(額賀福志郎君) 私は、これ承知しておりません。ただ、先ほど申し上げましたように、技術施設協会においても会費を納める等の積極的な行動はしていないというふうに言っておりますから、もし参加している場合でも、あれは個人的な関係で、会合、会議とかに出ているとかだと、そういうこと...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、きちっと政治資金規正法に基づいて処理されているものと推測をいたしております。
○国務大臣(額賀福志郎君) これは米国側で中間報告においては七千人と言っておりますが、その後の協議の中で八千人、グアムに移転してもよいという提案が行われていることは事実であります。それに基づいて、じゃ、どういうふうにこれを行っていくかについて具体的な協議を今行っているというところ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 我々が米軍再編で自衛隊がどうするかということ、日本がどうするかということについての基本的な考え方は、この北東アジアあるいは日本の安全を守っていく上でどういうふうにその抑止力を維持していくのか、それを担保するのかということが一つの前提であります。  そ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、抑止力、要するに海兵隊の機能を損なわない、運用を損なわないような形で軽減を、負担、軽減の縮小をするということでございます。
03月17日第164回国会 参議院 本会議 第8号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 西銘議員にお答えをいたします。  まず、我が国をめぐる安全保障環境と日米安保体制についてのお尋ねがありました。  我が国をめぐる安全保障環境につきましては、アジア太平洋地域において地域の安定化に向けた努力が見られる一方で、冷戦終了後も軍事力近代化の...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 犬塚議員にお答えをいたします。  まず、在日米軍駐留と我が国防衛の在り方についてのお尋ねがありました。  我が国の防衛力は、防衛計画の大綱に基づいて示されているとおりであります。新たな脅威や多様な事態、国際平和協力活動への実効的な対応などについて、...全文を見る
03月17日第164回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 荒井委員、中間報告の重要な中身についてコメントをしていただきながら御説明をいただいたわけでありますけれども、荒井委員のおっしゃるとおり、そういう日米間の役割、任務、能力についてお互いにどういうふうに共同運用ができるのか、情報を共有していって、日米が新し...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 基本的には、米軍再編に臨む我々のスタンスというのは日米安保条約に基づくわけでございますから、自らの国、自らの国民と国家の安定と同時に、その地域の安定に資するための方策を探ると、しかもなおかつ能力を上げていくために日米との共同対処方式をつくっていくという...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 住民投票は市長さんの裁量権でなされたものと思っております。私は、米軍再編を説得をし調整をする責任者でありますから、私自身がコメントをするのは、やっぱり今後きちっと整理していく上で適切ではないんじゃないかと思っておりますが。ただ、日本全体の安全保障を考え...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 防衛庁長官として思うことは、私が一番考えなければならないことは、日本の国民と国家の安全、安定をどうやって確保するかということであります。したがって、日本の力だけでこれをやってのけることができるか、それが適切な判断であるのかどうかということを考えた場合に...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 確かに、まあ向こう五年間で五%公務員を削減するということでございます。これが政府の基本的な考え方でありますけれども、私ども、自衛隊を預かっている立場からすると、人員というのは、やっぱり国家の意思として国を守る能力があるのかどうかという一つのバロメーター...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 浅尾委員がおっしゃるとおり、我々も、今日の産経新聞のトップなんかも全く事実無根の中身が報道されておったりして、我々は即座に否定をしたわけでございますけれども、最近は余り根拠に基づかないで報道されていることもあったり、そういうことが議論されたりしているか...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) もうこれはどこの基地についても、地元の皆さん方から要望もあるし、注文もあるわけであります。そういうことについては、我々は整理をして、米国側にもきちっとこれを言いまして、負担を最小限にする努力をしている。基本的に、負担を最小限にしていくということが我々の...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) お答えいたします。  今、正に日米の間で、昨年秋の中間報告に基づきまして、まあ協議を加速してきました結果、大詰めの協議をしている、打合せをしていると、詰めを行っているという段階でございます。  今、浅尾委員がおっしゃったような数字については報道され...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) お答えいたします。  今、日米の間でそういう細目について協議をしているわけでございますけれども、日本側の負担が浅尾委員の言うとおり決まっているわけではありませんし、これからそれは決めていくことになります。様々な負担の形態について今詰めの作業をしている...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) お答えをいたします。  榛葉委員の御指摘のような海上自衛隊の護衛艦「あさゆき」の情報流出事案を始めとする防衛庁・自衛隊における一連の情報流出事案というものは、国の安全保障にかかわる防衛庁の業務用データがいわゆるインターネット上に流出したということであ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) はい、分かりました。
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、榛葉委員の御指摘のとおりでございまして、これは隊員、防衛庁職員の言ってみれば士気の緩みであるというふうに思っております。それから、規範だけではその浸透力がない、守れていないという実態について、私は厳しく認識した上で今後対策を立てなければならないとい...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) お答えをいたします。  私はこの海上自衛隊の「あさゆき」が問題になったときに、海上自衛隊の幕僚長に対しては、海上自衛隊それぞれの上司が一人一人チェックをしろというふうに言ってあります。ですから、これは幕僚長、三幕、それは必ずやっているものと思っており...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今私どもその検討委員会で再発防止のための議論をしておりますが、そのときにどういうことをやっているかというと、一つは秘密保全について、これはすべて所持品を検査をし、保全検査の強化、それから秘密指定あります、機密、極秘、秘、この見直しをする。秘密文書等のス...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) お答えします。  これはもう榛葉委員御指摘のとおり、こういうことが、あってはならないことが起こってしまっているわけでありますし、小泉総理が言うように、これは言ってみれば、防衛庁それから自衛隊のそれは管理システム、あるいはまたそれぞれの緊張感が足りない...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 榛葉委員御指摘のとおり、当然即座にこれは中身を変更させております。
○国務大臣(額賀福志郎君) 榛葉委員の本当に国を思い、そして日本の安全を考える、その適切なアドバイスを重く受け止めてきっちりと対応させていただきたいと思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) お答えをいたします。  榛葉委員御指摘のとおりだというふうに思っております。これから日本の安全、それから地域の安定を考えていく上で同盟国との情報共有とか様々な運用を展開していかなければならないときに、こういうことは正に信頼を失墜しかねない、いや、信頼...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 綱紀粛正のために、今、榛葉委員の御指摘を踏まえまして、しっかりと人事教育のシステムをきちっとしていきたいというふうに思っております。
○国務大臣(額賀福志郎君) 山本委員が御指摘のとおり、安全保障と防衛力に関する懇談会報告書において情報能力を強化しなさいという提言があったわけでございますけれども、これに基づきまして、防衛庁としては、従来あった情報本部というものを防衛庁長官直轄の機構に、システムにいたしまして、庁...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) お答えをいたします。  今正に日米の間で中間報告に基づきまして最後の詰めを行っているわけでございまして、これが決まらないとはっきりとした負担が、経費がどれくらい掛かるかということの明確な数字は出てきませんので、今答える段階にはありません。
○国務大臣(額賀福志郎君) 普天間の施設の移転でございますから、日本側の負担であります。
○国務大臣(額賀福志郎君) 例えば、先ほどもキャンプ・シュワブの普天間移転、代替施設移転について一兆円ぐらい掛かるとか言っておりましたけれども、それは前にですね、当初のSACO案、二千数百メートル沖合に造る場合は相当お金が掛かるというような話のときに新聞とかで報道されていた数字で...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) お答えをいたします。  これはもう前から言っておりますように、今度の米軍再編に当たっては、この地域、なかなか不安定要因もあるわけですから、ある意味ではその抑止力の維持、空白地帯というものを設けてはいけない、それは我々の、毎日時々刻々そういうことに心を...全文を見る
03月22日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 平成十八年度防衛庁予算について、その概要を御説明させていただきます。  平成十八年度防衛関係予算につきましては、中期防衛力整備計画、平成十七年度から平成二十一年度の二年度目として、厳しい財政事情を勘案し、一層の効率化、合理化を図り、経費を抑制すること...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは座ったままでよろしいですか。
○国務大臣(額賀福志郎君) まず、榛葉委員の安全保障に対するあるいは日本の防衛問題に対する熱意、情熱というものを、今、政治家としての緊張感を堅持しながら対応しなければならないという御指摘については共有をさせていただきたいというふうに思います。  御指摘の秘密電子計算機情報流出等...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、榛葉委員がおっしゃるように、予算委員会で榛葉委員の御質問に対しまして保全責任者を明確にするという話をいたしました。つまり、いろんな訓令だとか規範でいろんな内規があるわけだけれども、そういうものだけではきちっと守られていなくて情報が流出したことは、こ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今の榛葉委員の御質問については、二月の二十一日の夜、海上自衛隊の保全監査隊がインターネット上に業務資料が流出しているというのを確認したということで、私は報告を受けたのは二月の二十二日、海上幕僚長から報告を受けたというのが実際です。
○国務大臣(額賀福志郎君) おっしゃるように、榛葉委員の御質問に答えまして、秘密指定の見直しと秘密文書のスリム化等という対策を講じていきたいという話をいたしました。  一つは、秘密保全制度を見直すに当たっては、秘密に指定された情報が今回のように流出していくことが再び起こらないよ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今の金田副大臣からお話がありましたように、私も今度の米国の国家安全保障戦略については、基本的には前回と一緒で、民主主義、自由主義の拡大、それからテロや大量破壊兵器の移転、拡散に対処すること、世界経済の発展、開発支援等を行うというものは基本的に流れている...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 国会の了承も得まして、イラクに自衛隊が派遣されてから二年余りたつわけでありますけれども、この間に学校の建設とか道路の建設とか、それから浄水、きれいな水を供給するとか、様々の人道復興支援策を講じてきました。もちろん、これは外務省、ODAと連携をしながらの...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、防衛庁長官としての責任者としては、石破長官時代に送り出したわけでありますけれども、一般論的に言えば、送り出す時点でこの自衛隊をどういう時点で撤収してくるのかということは当然考えておかなければならないことであります。そういう一般論としては、そうい...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、緒方委員御指摘の高速輸送艦、HSVは、アメリカが今試験運用していると思っておりますが、高速海上輸送能力として、例えばこの前の津波救援活動等において人員輸送等に活用しているというふうに聞いておりますが、その能力というか、概要ですか、概要は、私どもが知...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 日本でこの高速艦艇をまだ具体的にどういうふうにするかということを決めているわけではありません。ただ、2プラス2においてそういう高速輸送体系について検討をしていこうということにはなっているわけでありますが、具体的に対応措置を決めているわけではありません。
○国務大臣(額賀福志郎君) 例えば、日本の沖縄における海兵隊を米軍再編の中で負担を軽減するためにグアムに移転するということについて今協議をしておりますね。そういうときに、日本の安全にとって非常に重要な問題が起こるようなときはやっぱり日米同盟関係で迅速な対応ができるようにするとか、...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 日本は日本の安全と周辺の安定のためにやることであります。
○国務大臣(額賀福志郎君) そのときになってみなければ、状況によってどういうふうに対応するかということが生まれてくるわけでありまして、机上の上で今答えることが適切であるかどうかは、私は、実際の場面において判断する材料を持っていることは大事だけれども、今の時点でその是非を論ずるのは...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) ですから、国際平和協力活動というのは様々なケースがありますね、この前のスマトラ地震もそうだし。そういうときに敏速に人員、物資を輸送する態勢はどうするのか、そういうことからいろんなことの対応措置を考えていく、議論をしていく。そして、ケースワン、ケースツー...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは国際平和協力活動ですから、自衛隊が動く場合は、平和協力活動であれば、それはもう災害活動だとかあるいは人命救助だとか、いろんなことでその活動ができるというふうに思っております。いろんなところで活動ができると思っております。
○国務大臣(額賀福志郎君) 我々は、自らの安全と地域の安定のために、あるいはまた日米同盟関係において自衛権の行使及び後方支援のために使う以外はありません。
○国務大臣(額賀福志郎君) それは、日本の安全と日本の防衛と周辺事態の安定のために日米同盟が機能することはあります。そういうときにそういうものが働くことになるものと思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) それはもう、沖縄に行かれれば、沖縄のもう住民、県民の皆さん方は、基地の負担をもう何とか減らしてもらいたいと、特に海兵隊の数は減らしてくれということはもう悲願のように言ってきたんですね。だから我々はそういうことをずっと主張してきておって、今度米軍が初めて...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 我々は、もう時々刻々、毎日毎日、そのアジアの情勢、世界の情勢がいかなる変化が起こっても日本の国民の安全とこの地域の安定を図っていかなければなりません。机上の上の議論をしているわけではない。責任を持つ我々は、しっかりと現状の動きを把握しながら、そしてにら...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 日本にとっては、やっぱりアジアの海、太平洋、インド洋、アラビア、そういうところが平穏でなければシーレーンも確保できないし、そういう全体的なことを考えながら同盟関係を維持しているわけでして、一面的な視点だけで我々が対応しているわけではない。もうちょっとそ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 米軍再編に伴う日本の基地の問題の再編、縮小、整理の問題について協議をしているわけでございます。これについては、日米間では今月末までに最終ゴールを目指すということでやっておるわけでありまして、それに伴い、各基地の所在する地域の皆さんとも知事さんや市町村長...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、名護市長さんと話合いをしているときでございますので、お互いに自らの、我々は国民を思う立場、市長さんは市民を思う立場、それぞれ大義を持って話をし、しかもなおかつこの問題について建設的な話合いをしていこうということでやっているわけでございますから、これ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) それは、全国的に言っても沖縄においてもそうでありますけれども、日米同盟、安全保障の問題については理解できると、しかし負担はできるだけ最小限にしてほしい、これは率直な姿であると思っております。だから、お互いに今話合いをしているということでございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、それぞれの市長さんが言ってきたこと、それから我々が言ってきたこと、その両者が同じテーブルの上に座って協議をしているわけですから、新しい段階、新しい次元に来ておりますので、従来のことがそのままストレートにつながっているとは思いません。
○国務大臣(額賀福志郎君) それはもう普天間の代替移設建設については、昨年秋の日米の中間報告の中でキャンプ・シュワブの沿岸案ということで地元調整をするということになっておりますので、従来の沖合二・三キロメートルの中で埋立てをして代替施設を造るということについては、閣議の上ではまだ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 私、承知しておりません。
○国務大臣(額賀福志郎君) 元々そういう六〇年代の構想があったかどうかということも私承知しておりませんが、今回の米軍再編に伴う沖縄の問題については、やっぱり南部のいろんな土地の返還とか、それから普天間の全面返還とか、そういうことに伴って、普天間の場合は特に当初から嘉手納統合案とか...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは普天間基地の機能をどういうふうに移転をしていくかということを考えたときに、やっぱりヘリの訓練基地というのは海兵隊と連動させていく中でその能力を維持していかなければならないということが一つの抑止力、能力向上につながっていくということで、沖縄に、我々...全文を見る
03月24日第164回国会 衆議院 本会議 第17号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 高山議員にお答えをいたします。  防衛庁の情報流出事案についてのお尋ねがありました。  防衛庁におきまして、これまで各種情報流出事案が発生していることはまことに遺憾であります。  防衛庁としては、事案の都度、各種教育等を行ってきましたが、その後も...全文を見る
03月24日第164回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 今、麻生大臣からお話がありましたように、我が自衛隊が行っているサマワ地区、南東部地区は比較的安定的な状況であり、この二年余り、自衛隊は道路とか学校とか、あるいはきれいな水を供給するとか、様々なインフラ整備、人道復興支援対策をしてまいりまして、地域住民あ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 安全を確保するために全力を注いでおります。安全があるから人道的な復興支援活動が行われているわけであります。自衛隊は、治安の維持のための活動をしに行っているわけではありません。法律に基づいて仕事をしているということであります。
○国務大臣(額賀福志郎君) お答えします。  今、麻生大臣からも話がありましたように、選挙が終わって本格的な政権づくりをしている重要なときであります。そういう状況を見ると同時に、まあ米国とか英国とか豪州軍がどういうふうに今後動いていくのか、あるいはまた、イラク人によるイラク国家...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) お答えしますが、今の質問は、米軍は日本に居続けたいという……
○国務大臣(額賀福志郎君) 米軍がそういう思いであるということを言っているけれども、どういう見解かということですね。
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、日本の安全は日本独自で自衛隊が守っていこうということと、日米同盟関係をもって日本の安全及びこの地域の安定、安全を確保しようということでございます。その抑止力を維持していくために米軍基地が存在をしておりまして、そして今後も日米同盟関係というのは、日本...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、北原長官がお話ししましたように、代替施設が辺野古に移転した場合は、日米の間でよく協議をし、また地域の皆さん、地元の皆さん方には国内法を通して万全の体制を取りたいというふうに思っております。
03月27日第164回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 防衛庁としては、今、加藤委員のP4施設についての御発言は極めて重要な問題提起だと受け取っておりますが、残念ながら、御指摘のP4レベルの施設は保有しておりません。  今防衛庁が持っている施設というのは、防衛医大病院に治療検査用のP3施設を持っております...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) あれは公約ですよって言われました。
○国務大臣(額賀福志郎君) 平野委員と同じ、共有の認識を持ってしっかりと、これだけは民主党と一緒にやりましょう。よろしくお願いします。
03月28日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○国務大臣(額賀福志郎君) まず、施設庁の不祥事について言及があられました。  今施設庁の内部で、捜査を妨害しない範囲で調査を続けているわけでございますけれども、事実関係の把握に努めているわけであります。  一方で、こういう不祥事が再び起こることがないようにどうしたらいいかと...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) もちろん日本の領土です。
○国務大臣(額賀福志郎君) まあ、実態的な支配権は客観的に言って韓国が持っていると。
○国務大臣(額賀福志郎君) これは基本的にこういう事態に、起こる前に政治的な判断をして、どういうふうに外交ルートでこの問題を解決するのか、解決できないときにそういう自衛隊をどういうふうに使うかということは、正にシビリアンコントロールであり、政治全般の判断によらなければなりません。...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、まず、小泉委員がおっしゃられた統合運用の問題でございますけれども、これは例えばBMDの対処をする場合、やっぱり隣国からこの場合ミサイルが飛んできたときに、まあ十分ぐらいで着弾すると、そういうときには、やっぱり日本の航空自衛隊それから海上自衛隊、陸上...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) キャンプ座間については今交渉中でございます。そして、座間からの様々な要望についてはよく承っております。まあ、一部土地の返還等々についても前向きに話合いが進展しているところでございますけれども、今この時点で具体的にお話しする段階ではないので勘弁していただ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、浅尾委員がおっしゃるとおり、日米地位協定第十二条五は雇用及び労働の条件、労働者の保護のための条件等について我が国の法令が適用されるということが書かれているわけでございます。これまでの過程で、そうですね、平成十六年から日米合同委員会の下の労務分科委員...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、だから駐留軍等労働者の労働条件を労働基準法に沿った内容とすることが非常に重要であるという認識は持っているわけでございます。このために、労働基準法に定める労働条件を満たしていないものについて、労務分科委員会で、まあこれは防衛庁だけではなくて政府関...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 日米地位協定第十二条五において、日米「相互間で別段の合意をする場合を除くほか、賃金及び諸手当に関する条件その他の雇用及び労働の条件、労働者の保護のための条件並びに労働関係に関する労働者の権利は、日本国の法令で定めるところによらなければならない。」と規定...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 駐留軍等労働者に日本の労働基準法が適用されることは認識しているけれども、駐留軍等労働者については雇用主は日本政府、そして使用者は米側という、そういう特殊な雇用形態になっているので、この駐留軍労働者のことを考えていく場合には米国側と話合いを継続していかな...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今言うように、雇用主は日本政府であるけれども使用者は米国側でありますから、そうするとその経営の、労働条件だとかそういうことについては使用者側との間で一定の考え方ができているというふうに思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) 日米間で別段の合意は交わしてはいないということです。
○国務大臣(額賀福志郎君) 守っていただくように日米間で政府を挙げて交渉をしているということです。
○国務大臣(額賀福志郎君) したがって、日本の労働基準法を守っていくことについて、まあ言ってみれば使用者側と労働者の間で結んでいる今の労働条件について改善をきちっとさせようとしているということです。
○国務大臣(額賀福志郎君) 我々も、これを守らせるために雇用者側としてしっかりと米国と対応していきたいということでございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) これは先ほども言いましたように、また浅尾委員もよく御承知のとおり、雇用主が我々、それは現実に使っているのは米国側でございますから、そういう特殊な状況の中で我々は労働基準法に定める労働条件を満たしていくようにこれは労務委員会で話をしていると。これを粘り強...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、浅尾委員がおっしゃるとおりの矛盾点がありますから、これをだから問題意識を持ってしっかりと米国側と交渉をしているわけです。
○国務大臣(額賀福志郎君) 労働条件を、米国側が使用している労働条件を改善していくためには、米国側と当然話合いをしていくことは必要であるというふうに思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) 今までもこの三年の間に、例えば週所定勤務時間の四十時間への削減ができている。妊娠中の業務転換、助産婦の時間外勤務の制限及び休日勤務の禁止、助産婦の深夜業の禁止等々については、米国、使用者、使っている米国側と改善の点が見られているわけでございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、だから、日本の労働基準法に沿って考えた場合に矛盾点がありますから、使用者側の米国側に対して、これを話合いというか、そういう労務委員会の中で改善をさせていくということでございます。実態的に直していくということでございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) それは、我々は雇用者でありますけれども、使っているのは米国側でありますから、その労働条件があって、その中を改善していくことについて労働基準法に合わせていく努力をしているということになるわけです。
○国務大臣(額賀福志郎君) 今これは、繰り返しになりますけれども、協定上は労働基準法を守らなければならないということになっているのは承知しているわけです。だからそれを、実際の使用者側と労働者の間のことが守られてない分野があるから改善方を申し入れて改善させたりして労働基準法に合わせ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 協定違反というか、労働基準法に当てはめていかなければなりませんから、だから合同委員会で話合いをしていると。それで実態的に改善をしていこうということになっているわけでございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) だから、日米協定、地位協定の中で労働基準法に合うように、具体的に実質的な改善のために労務委員会が開かれているわけでございますから、その実態的な改善を目指すのが我々の立場であるし、基本的に我々が雇用している、そしてその使用者側の米側とその労働条件の改善に...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 労働基準法に合わせていくように……
○国務大臣(額賀福志郎君) 地位協定に合ってない、その労働基準法に合わせなければならないというふうに国内法はなってますから、そういうふうに実態的に改善をしようというふうにしているわけでございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) 地位協定の中で労働基準法を守らなければならないということになっているので、その実態を改善をしていくように話合いをしているということでその話をしているわけで、それ以外のことで違反をしているとか、そういうことを言っているわけではありません。
○国務大臣(額賀福志郎君) 違反しているというふうに指摘したことは、違反という形で言っているということはないと思います。  ただ、労働基準法は守らなければならないということで、実態的に労働基準法を守らせるように努力をしていると、労務委員会を開いているということと理解をしていただ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは何度も繰り返しになりますけれども、労働基準法を守ってもらわなければ困るということについて、実際に守られてない分野があるから、これは合同委員会、労務委員会でしっかりと労働基準法に、守ってもらうような形、労働条件をつくっていくように努力をしている。そ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、浅尾委員の御指摘についてはよく理解はできます。しかし、現実的に、三年前から合同委員会で、労務委員会で交渉中でございますから、強くこの改善方を申し入れると同時に、我々も労働条件が我が国の国内法に合っていく形をつくるのは当然のことでありますから、強い姿...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 浅尾先生のおっしゃるようなこの改善方の努力をしているわけでありますから、これまでも続けてきたし、これからも続けていくわけでございますけれども、雇用者として労働条件が国内法に合うようにしていくことは当然のことなので、しっかりと対応していきたいというふうに...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは当然、私どもの考え方としては国内法に合わせて労働条件を改善するのは自然なことでございますから、その考え方に基づいて今交渉中であり、改善されているところもある。で、アメリカ側、使用者側が条件的にこれ、なかなか我々の改善方をのめないということになって...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これまでの交渉の過程で若干改善されているところもあるわけでありますから、その流れを見て次の交渉の場で進展が、アメリカ、使用者側というかね、の方の対応を見て、その改善方を促すために浅尾委員の御指摘のような形も取らせていただきたいというふうに思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) 今お話をしてきましたように、日本の労働条件を守ってもらうように労務委員会で話合いをしているわけでございますから、その進展が進まない、我々の要望が届かない、労働条件が守られていかない、そういうような状況においてはしっかりと地位協定違反もしている、改善をし...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これまでのその労務委員会の持ち方というのは二か月に一遍ぐらいのペースで持たれているという話を今聞いたんでありますが、そういう中で今、米国側のこれまでの条件、それから対応の仕方というものもあるだろうし、そういうやり取りの中で地位協定の問題について指摘をし...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) だから、今交渉の中でそういう改善方の話合いを二、三か月に一遍ずつ開いていくわけでありますから、そこで改善をされていけばそれはそれで一定の解決になるし、なかなか日本の労基法に合うような改善がなされない場合は強く、地位協定に違反していることだからしっかりと...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) ですから、次回の交渉がまだ決まっているわけではありませんから、当然、次回の開かれる場合にはそういう形をするし、御指摘のように時期を早めることもできるというふうに思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) 労働条件を改善していくためですから、それは早めていくことはできると思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) 労働基準法を守らせるために、いろいろ御指摘もいただいて、日米合同委員会、労務委員会を開いて改善方をしてきたということも経緯があるわけでございますから、その上に立って今、今日の御議論の上で我々も、労働条件が守られていないという、基準法が守られていないとい...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今おっしゃられるように、平成十六年の六月に高年齢者雇用安定法が改正をされまして、本年の四月一日から事業主に対し高年齢者の雇用確保措置が義務付けられているわけであります。  現在、防衛施設庁において、同法に基づく駐留軍等労働者に係る高年齢者の雇用確保措...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これはもう今、正に日米の間で協議中でございますから、具体的な形でしっかりと固まっているわけではありません。そういうことで、今の時点でつまびらかに申し上げる段階ではありませんので、これは浅尾委員にも是非御理解をいただきたいというふうに思っております。ただ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) まだ、そういう、どういう形で、どういう手法で負担をしていくか、あるいは負担の中身が全部決まっているわけではないから断定的には言えないけれども、一定の法体系、法律の根拠をつくっていかなければならないというふうに思っております。
○国務大臣(額賀福志郎君) 七五%ということも、それは報道ではそういう形になっておりますけれども、日米交渉の過程で、何%しなさい、いや、何%でなければできませんということについて、具体的に交渉がまだ行われているところではありません。ただ、いよいよそういうぎりぎりの協議をしていかな...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) そうだと思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) それは……
○国務大臣(額賀福志郎君) これは元々、これは本当は、このデータは、それは私が答えるというよりも外務省で答えるのが筋なんじゃないかなと思うんですね。
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、日本側が立替払をし、後日、米側から償還を受ける経費に充てる回転資金として、特別調達資金に基づいて平成十六年度において労務費等で延べ百五十七億円、その他で約十億円、合計百六十七億円となっています。
○国務大臣(額賀福志郎君) 今の、委員もおっしゃるように、これは十日から三か月ぐらいとか償還がばらばらになっていたりしているわけなんだけれども、我々としては、特別調達資金は米軍に対する物、役務の調達及び提供を行うに当たって一時的に立替払をしているということで、調達を円滑に処理して...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これまでの経緯もあるし、日米間で円滑に事の運びをしていこうということを考えていくに当たって、今の時点で即座に利子を求めるということを考えているわけではありません。
○国務大臣(額賀福志郎君) 統合幕僚監部が昨日からスタートしたわけでありますけれども、これは陸海空がそれぞれ個別に対応していたものについて、長官の下で一元化をしていく、そして統合幕僚長をつくると。その中で、情報管理は極めて重要なポジションを占めますので、長官の下において情報管理と...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) アメリカの何ですか。
○国務大臣(額賀福志郎君) 直接的に私、それを掌握しているわけでありませんが、それとカウンターパート的に同じ機能を持つものではないです。
○国務大臣(額賀福志郎君) そうですね、今度の中期防計画の中でも、従来の脅威型の対処能力から、テロだとか情報・サイバーテロとか、そういう新しい事態にいかに敏速に対応していくかということにシフトしつつあるということははっきりしているのでありますが、我々も今後、そういうサイバー攻撃に...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 情報の収集、分析、伝達、そして保護というのは、これはもう当然情報分野における一貫したシステムづくりの重要な部門であるというふうに認識をしているところでございます。  最近はまた我が庁内においても秘情報流出事件等々が相次いでおりますので改めて、国内にお...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) もう犬塚委員がおっしゃるとおり、我々が学生時代にイザヤ・ベンダサンが安全と水はただで供給されていると、情報もその一部だと思いますけれども、コストが掛かると、そういうことについて改めてよく認識をして情報セキュリティーの体制を、防衛庁はやっぱり国の安全を保...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今の犬塚委員の御指摘ですが、防衛庁の場合なんかですと、攻撃に対してどう守るかということについては、それぞれ、陸上自衛隊においてはシステム防護隊、海上自衛隊においては保全監査隊、空においては航空システム通信隊といって非常に防護を固くして守っているわけであ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 日本軍と言ったことは記憶にないんですが、文言に書いてあるとすれば、きっとしゃべったことでありましょう。自衛隊、防衛庁・自衛隊という表現が正しい表現でございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) 私もその文脈はまだ見ていないから、よく記憶ないんだけれども、今の先生のおっしゃるように、英豪軍が何、英豪軍が撤退……
○国務大臣(額賀福志郎君) だから、英豪軍と言ったものですから、その流れで、勢いで軍ということが出てきたんじゃないでしょうかと、今そういうふうに問われればそういうことであって、問題意識を持って軍という言葉を使ったわけではないということは明言させていただきたいと思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) それは、日本軍というふうに話していたことは、自衛隊ということに直させていただきたいということです。
○国務大臣(額賀福志郎君) 結構です。
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、昨年秋の2プラス2の中で三月末の最終合意を目指すと書いてありますから、最後の詰めを急いでいるという段階でございます。ただ、今週の審議官クラスの協議も日程がまだしっかりしておりませんところもありますので、我々はできるだけ今月中に様々な問題について最終...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、まず日米の間では米軍再編についてきっちりと最終的なまとめをし、その後の対応について、私は、2プラス2をつくって新しい日米同盟関係についてのメッセージを発した方が、国内においても、言ってみれば資金的な負担をすることになるし、していただくことになる...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 最終合意は、文書の上での最終合意を目指して、三月末の最終合意を目指して協議を行っていると。これについては最善の努力をしていると。その結果、2プラス2を、私は、しかるべき時期に両国の日程が合ったときに開いて、そして最終合意の中には、今後実施計画の中にグア...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 三月末までに最終合意を目指すけれども、2プラスを開く場合は日程がずれるということであります。
○国務大臣(額賀福志郎君) 最終合意は三月末を目指して頑張っているということでございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) いやいやいや、中間報告、米軍再編の中間報告という形で昨年の秋にまとめられました。今年の三月末を目標に最終合意をしようということで協議を続けているわけでございます。そして、その最終合意についてはこの三月までにまとめるように最善の努力をすると。その最終合意...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 非常に高度な質問を受けているわけでございますけれども、防衛力全体というと、やっぱり総合的に言えば、日本、日本人の国力、それは国民の支持、経済力、文化力、様々の力を総合して国力、そして防衛力にそれはつながっていくことになるというふうに思います。防衛力をこ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これまでの防衛計画の大綱においては、もう高野委員御承知のとおり、基盤的防衛力構想ということで、従来の国家対国家の脅威にどう対応していくかという形で防衛力が整備されてきた。  それで、おっしゃるように、最近の、特に九・一一以降の国際テロ等々の、あるいは...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 防衛力の中には抑止力が、例えば日本全体の安全を考えるときに、抑止力の象徴的なものに核抑止力というものがあるとすれば、自らが核を持つのではなくて同盟関係によってそういう打撃力を持つ、そういうことによって防衛の一端を担う、中心的な役割を果たしてもらうという...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 変わっておりません。
○国務大臣(額賀福志郎君) 抑止力というのは、一つは、日本を攻撃しても効果が生まれないという防衛力を持っているということが一つ。もう一つは、日本を攻撃すれば自ら攻撃した国が崩壊するおそれがあるという、そういう報復力を持っている。それが日本の場合は同盟関係で、その抑止力を維持してい...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 私は、防衛政策の大転換というか、新しく、従来の国家間の戦争、どこかの国が日本を侵略してくるような事態、着上陸事態を想定した防衛力の在り方から、委員がおっしゃるようにテロだとか様々なゲリラだとか、様々な脅威に対応していくことも十分に備えていかなければなら...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 日本の場合は戦後六十年、いわゆる専守防衛という形で、侵略とか攻撃に対しては対処するけれども、攻撃力をもって相手の国の本拠地をやっつけるということは制限をされてきているわけです。したがって、同盟関係を結んで、日本を攻めた場合は同盟国である米国がその打撃力...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、核の、核攻撃をしたときに日米同盟関係でその核抑止力が働くということは、同盟関係の協定によって攻撃を仕掛けた国が米国から攻撃を受けるおそれがある、そして壊滅的な報復を受けることがあり得る、そういう抑止力を言っているものと思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) もちろん米国、もちろん日本が核保有国でないわけですから、同盟国である米国が核保有国であることによる抑止力であるわけであります。
○国務大臣(額賀福志郎君) これはまあ昭和三十年代の日米安保条約に基づく、いわゆる極東の範囲において日本の安全を守るということであると認識しております。
○国務大臣(額賀福志郎君) アジアの平和と安定に寄与することと、日本の安全を守るために日米同盟が働くものと、若干ニュアンスが違っていると思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) 日本の安全を保っていくためには、日本国及び日本の安全に重大な影響を及ぼす周辺国、そしてまた、それは極東の範囲においての安全が脅かされる範囲ということの中で日米安保体制の影響力が行われる、影響力が浸透するということでございます。
03月30日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 我々、昨年秋の日米合意に基づいて、中間報告の後、今年の三月末をめどに最終合意を得るということで精力的に日米間の協議を行うと同時に、国内の各基地のある地域の自治体の皆さん方の御理解を得る努力を続けてまいったのでございます。  日米間においてもこの三十日...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) まず、住民投票についてでございますけれども、住民投票の結果が出たことはよく承知をしておるわけでございます。しかし、福島委員御指摘のように、私の立場といたしましては、日本国全体の安全保障、防衛問題、あるいはまた地域の、日米同盟の在り方という大局的な視点に...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 国の立場としては、譲れないこと、なさなければならないことがあるという認識に基づいて地元とよく話合いをし、協力を得ることにしていきたいというふうに思っているところでございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、我々は、沖縄の海兵隊の移転については、米国側と沖縄全体の基地の縮小、再編、整理ということの中で考えてきたわけでございます。  御承知のとおり、沖縄には米軍基地の七五%が集中している。これは、この基地を縮小していくことは沖縄県民の悲願であり、ま...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 日本の自衛隊の活用の仕方というのは、一つは、我が国の防衛、自衛権に基づくもの、もう一つは、やっぱり今先生がおっしゃるように国際平和協力活動をどういうふうに拡大していくかということであるというふうに思っております。  現在のところは、そのPKO活動、そ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、犬塚委員、これまでに日米の協議をしている過程で、実務者レベルは米国の実務者レベルと一緒にグアムに行って現地を見て、そしてその米軍の今海空の整備をどういうふうにしていくかという考え方、それから日本の海兵隊が移転をしていく場合、どういうところに移っ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) まず、前段のグアム移転のことについては、よく沖縄を始め国民の皆さん方に説明ができるような事態になれば丁寧に説明をして、理解を得る努力をしたいというふうに思っております。  それから、抑止力と将来の日米同盟の構想でございますけれども、現実的に私どもは、...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 全部、最初の一ページから最終ページまで読んだわけではありませんが、要点については目を通しました。
○国務大臣(額賀福志郎君) それでは、逆に日本が、委員がおっしゃるように駐留なき安保、自らの力で自分の国、あるいは自分の国益を守る、守り抜く、そういう体制をつくり上げていくことが一番ベストな選択なのかということを考えたときに、我々の先人は、やっぱり同盟関係を結んで自らの国の安全と...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) まず、犬塚委員、我々はPKO活動とかイラクの派遣だとかアフガンの派遣しておりますけれども、これは自衛隊法の附帯的な業務として仕事をしてますね。だから、そういう意味では、まず国会の皆さん方にお願いしたいことは、自衛隊員の皆さん方が誇りを持って国際平和協力...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今防衛庁は、この前の施設庁の事件を契機に、防衛庁についての公益法人についていろいろと洗い直しをしているところであります。随意契約についても点検をしているところでございます。したがって、今度の技術研究本部においての、これは何協会といったんだっけ、防衛技術...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 借り上げについても、労務借り上げについても企業側についてよく実態を調べて、できるだけ、恐らく技術的なものでこれに頼るしかないということもあると思いますけれども、そういう状況をよく確かめた上で実態を調べて、これも検討してまいりたいというふうに思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) もちろん、だから今実態をよく調べているところでございます。
04月03日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第3号
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○額賀国務大臣 お答えをいたします。  なるほど、国民の皆さん方から聞いておられれば、発注者側から天下りはさせない、天下りをしている企業には発注はしないということは、まさに一刀両断、わかりやすいような印象を与えるかもしれませんけれども、逆に言えば、さまざまな問題も含んでいること...全文を見る
04月05日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第5号
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○額賀国務大臣 これはもう高山委員御承知のとおり、高木政務官を中心にして調査委員会を設けまして、私有パソコンから秘密情報を削除するとか、ファイル交換はやめさせるとか、それから官供給のパソコンに切りかえるとか、緊急対策をやったと同時に、今後こういうものが再び起こらないように、情報セ...全文を見る
○額賀国務大臣 それは、今申し上げましたように、管理者及び部隊の責任者が、訓令等によって、しっかりと管理をしなさいというような話をしたけれども、そういう観念的な指導では行き渡らなかったということでございますから、これをシステム的にどういうふうにしていくかということ。  それから...全文を見る
04月05日第164回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 決算委員の各先生方には、日ごろから御指導いただいておりまして、感謝を申し上げます。  ただいま松井委員からの御指摘につきまして答弁をさせていただきたいというふうに思っております。  まず、平成十五年度決算審査措置要求決議に対する措置として一月二十五...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 施設庁の不祥事が起きまして、我々、今各公益法人について調べているわけでありますが、特に今度の不祥事の温床となっていた施設協会、施設技術協会においては、藤末議員御指摘のような随意契約あるいは再委託による契約等々が行われておりまして、一般的に私は、競争原理...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、防衛施設庁が協会に、仕事をし、再委託するときは、防衛庁の担当者に報告をし、そしてまたその協会の人にもきちっとそういう約束事を、契約上の約束事をきちっと守らなければならないところを守っていなかったという実態があります。そういうことが非常にルーズで...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、施設庁内におきまして一連の談合事件について調査をしております。これまでは検察庁の捜査の障害にならない範囲でやってきたわけでありますけれども、今、公判に入りました。その公判の流れを見ながら施設庁としての調査結果をきちっと公表し、その上で厳正な処分をし...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今の御指摘のとおり、米軍再編に伴う米軍の基地と日本の自衛隊の基地をどういうふうに再編をしていくかを協議中であります。  基本的なキーワードは、我が国の抑止力を維持するということと、日本全体の基地の負担を軽減をしていくことであります。したがって、全体的...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、具体的な施設整備については、これから基地の皆さん、周辺の皆さん方と相談をし、納得をしていただく中で決めていくことでございますけれども、前提として日米の再編協議がまとまらなければいけないわけですが、そのまとまったという前提の上に立って、まあ共同訓...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 整備したり、格納庫を造られる場合もあります。
○国務大臣(額賀福志郎君) それは、我々の米軍施設及び自衛隊の基地においても、地域住民、更には国民の理解を得ることがなくてこれは存続ができない、安全保障体制、防衛体制を築くことはできないということは原点でありますから、当時協定を結んだときは、地元の気持ちもよくよく分かりながら日本...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 私も、百里基地という基地を抱えているところが私の生家の隣であり、私の選挙区でございますから、よく承知をしているわけであります。これは、基地のある地域の方々は、多くの人々がみんなそういうことを負担をしているということについて思いを致していると思っておりま...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今委員御指摘のとおり、私どもが各基地の自治体の皆さん方に御説明をしているときに移転訓練の一定のイメージとして申し上げておりますことは、タイプ1として、日米の航空機がそれぞれ一機から五機程度で一日から七日間程度訓練する場合、それはまあタイプ1。タイプ2と...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 年四回行うということについては弾力的に考えていただけないか、その代わり、その基地における訓練の日数については守ってまいります。これはどういう理由でこういうことになるのかというと、先ほども申し上げましたけれども、嘉手納とか三沢とか岩国とか、そういう訓練の...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今の委員御指摘のF4後継機のことでございますけれども、F4戦闘機は平成十四年に耐用命数が決定されておりますので、現在のところ、平成二十年代の半ばごろから所要機数を割り込む見通しとなっているわけであります。これを踏まえまして、中期防期間中に、F4後継機と...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) F22も含めて、様々の外国の戦闘機について、どういう特徴があるのか、どういう性能があるのか、そういうことについて情報収集を行っているところであると。
○国務大臣(額賀福志郎君) 今の荒井委員御指摘のとおり、米軍再編に伴う日米協議というのは今精力的に行われておりまして、昨年秋の中間報告の時点におきましては、三月末を目途に最終的な合意をつくり上げるということが双方の共通の認識でありまして、我々もそのために努力をしてきた、最善の努力...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今私も、荒井委員が御説明なさった陸海空各自衛隊の予算の配分、枠組みを見ておるわけでありますけれども、一つは、やっぱり冷戦の崩壊によって従来型の脅威が変化しつつある中で、着上陸型の侵略に備えるというよりも、様々な事態、大量破壊兵器とかあるいはテロだとか、...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、私よりもそれは荒井先生の方がきっと詳しいんじゃないかと思っておりまして、私も装備についてはそんなに詳しいわけではありません。  私も言われてみればトレンドとしてどういうふうになっているのかなと、そういうことについて国民の皆さん方に分かりやすく説明...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 九八年に北朝鮮がテポドンというミサイルを発射して、日本列島をオーバーして太平洋上に着弾したということがありました。あのとき私、防衛庁長官をしておりまして、情報収集・分析、それからどういうふうに対応したらいいのかということについて、我が国の当時の安全保障...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) まず、この駐留軍経費の負担でございますけれども、これは荒井先生が御指摘のとおり、アメリカの財政事情とか当時の円高、そういう経済的な背景等々によって思いやり予算あるいはまた特別協定等々が生み出されてきたものと思っておりますけれども、その背景には、やっぱり...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 荒井委員が御指摘のとおり、昭和四十一年から五十五年にかけて太平洋戦争について戦史叢書百二巻を作ったというのは、一定の私は成果であるというふうに思っておりますけれども、その後、やっぱり余り戦史について力を入れてこなかったような気がするわけでありますが、近...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今の西銘委員がおっしゃるように、普天間飛行場の代替施設受入れについて、二代目市長さんの比嘉さんが苦渋の決断をして受入れを表明され、その後市長さんになられて今日までいろいろと御苦労をいただいた岸本市長が先般逝去されました。名護市で初めて市民葬が行われたわ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今の私どもが名護市や沖縄県とこの問題について話し合っている基本的な考え方については、私ども政府側はキャンプ・シュワブ中間報告に決められた政府原案を踏まえて、それを基本にして、今、西銘委員も御指摘なさいました、一つは周辺住民の安全を考えると、もう一つの要...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 我が国としては、平素から常に国の安全に必要な情報の収集、分析を行うとともに、そのための各情報機能の充実を図ることは極めて重要であると思っております。  画像解析能力について申し上げれば、防衛庁としては昭和五十九年度以来、商業衛星画像データを用いて画像...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今の西銘委員御指摘のとおり、我が党の中でいろいろと御議論をいただいていると聞いておりますけれども、我々は、宇宙の平和利用という中で衛星が一般利用されていく枠内で自衛隊も衛星の活用がされているわけでございますから、我々独自の情報入手の一環として、国会ある...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、そういうことがないように、名護の市長さんを始め関係地方公共団体の責任者あるいはまた知事さんともよく話し合っております。  一生懸命頑張りますから、西銘委員も御協力をお願いできればそういうことにならないようになるんではないかと思っております。どうぞ...全文を見る
04月06日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 今、緒方委員の御質問に対しましては、自衛隊と米軍の共同訓練というのは、それぞれの戦術、技量、そういったものの向上を図る上で極めて有益であるというふうに思っております。特に、日ごろからそういう意思疎通、相互理解、そういうことを深めていくことによってインタ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、緒方委員のおっしゃるように、今、日米の再編問題に絡んで協議が続行中でありますけれども、大体ある程度固まってきたことについては地域の皆さん方に丁寧に説明をしているわけでございます。  その中で、相模総合補給廠の中でコンピューターシミュレーションの機...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これはもう米軍が中心となって造る訓練センターでありますから、米軍が中心となって使用するものでございます。  ただ、日米で、安保条約の下で、お互いの情報の共有だとか運用面で共通のものを持っていくために共同訓練が行われないということも断定できない、行われ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) この訓練センターを造ることによって、先ほども申し上げましたけれども、お互いに相互の意思疎通を図るとか、インターオペラビリティーを向上させるとか、例えば戦術、装備、後方支援、それからいろんな日米共同の作業をしていくための実施要領等々についてお互いの運用性...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) それは例えば、いろんなことが想定されますけれども、国際平和協力活動の中で日米がどういうふうに行動をしていくのか、大災害が起こったときに、例えばスマトラ地震みたいなときにどういう対応をしていくのかねということをお互いに共同的に共通の認識を持つということは...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 様々なことで共同訓練、指揮所演習をしていくことがお互いの運用性を高めていくことになるということにつながると思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) これは基地縮小についての話ですか、今。
○国務大臣(額賀福志郎君) ああ、覚書、はい。  覚書については、今、緒方委員御指摘のとおり、第一条に、施設部隊の一部使用とすると、それは三百人となると。そして第二条に、キャンプ座間の基地縮小について最大限の努力をするということがメーンであると思っております。
○国務大臣(額賀福志郎君) 踏まえて今日までやってきているわけであります。それはお互いの信頼関係であると思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) これまでに我々が基地の縮小のために約六ヘクタール土地の返還を実現していると思っております。機能的にはそんなに変わっているわけではありません。
○国務大臣(額賀福志郎君) 今の御指摘につきましては、精力的に今交渉を展開中でございます。それで、陸上自衛隊の中央即応集団司令部の配置については、キャンプ座間の地域内の相模原市域に設置をしたいということで今協議を行っているところでございます。  これは、どういうことでそういうこ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) この覚書の中には、確かに、おっしゃるように、キャンプ座間における陸上自衛隊部隊の配置について、当時の座間町長と横浜防衛施設局長との間で交わした中では、在日米陸軍司令部キャンプ座間の自衛隊一部使用について明記されておって、キャンプ座間の座間市市域を対象と...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 在日米陸軍司令部キャンプ座間、それは座間町行政区域内というふうになっておりますので、それは、キャンプ座間といっても、座間行政区域内の自衛隊一部使用についての協議でお互いの覚書の成立をしているという意味に取っております。
○国務大臣(額賀福志郎君) したがって、今私がそういうことを申し述べたわけでございますけれども、我々の解釈に立って、座間市の皆さんあるいは相模原市の皆さん方に丁寧に説明して、誠意を持って御理解を得る努力をしているということでございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) 何回かこの普天間飛行場の移設問題について名護の市長さんと会談をしたわけでございますけれども、基本的な考え方をお互いに共有しております。それは、私どもが言っていることは、政府側の考え方は、秋の中間報告の政府案を基本にして、周辺住民の安全、環境、しかもなお...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 基本的に、グアムに移転するのは海兵隊の司令部機能が移転していくわけでございまして、そうすると、この沖縄には実際の兵隊さんが残っていると。そうすると、兵隊さんはやっぱり日ごろの訓練をしていかなければならない。そのためには、普天間機能のヘリ部隊は沖縄に残っ...全文を見る
04月11日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 市の御質問に対しまして、車両三百から四百両ぐらいが設置されることになろうという話で回答させていただいておりますけれども、これは司令部機能が来るわけでございますから、その要員を輸送するとか、あるいは通信機能を向上させるとか、そういう機能を持った車両が中心...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これはもう在日米軍の陸軍司令部機能を強化するということでございますから、その司令部機能を強化するという意味でそういう戦闘車両を持ってくるということではないんでありまして、そういう意味では、今言ったように要員の輸送とか通信機能を強化するとかそういうレベル...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) まあ理念的にというか、基本的な考え方として司令部機能を充実させるための車両等が配置されるということはお互いに理解し合っているわけでございますけれども、そういうストライカー旅団的なものを配置するかどうかについて具体的に日米間で話し合われているわけではない...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、我々は、日米の間でまだきっちりと最終合意に至っているわけではないのでございまして、その協議を続行中でございますので、今の時点で詳細にわたって申し上げる段階ではないということでございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) 今正に協議中でございまして、特別にその米国の司令部機能を強化していく、充実させていく上で我々が今具体的に制限を設けるとか、そういう話をしているわけではありません。
○国務大臣(額賀福志郎君) 防衛庁と名護市の市長さんとの間でこの普天間飛行場の移設を実現していくためにいろいろと意見交換をし、協議をしました。その結果、名護市側は、辺野古、豊原、安部地区の上空を飛ばないでほしいということでございました。私どもは、周辺住民の安全、それから環境、しか...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) まず、滑走路の長さでございますけれども、これは昨年秋の中間報告の中で、日米合意という形で千八百メートルというふうになっております。  それから、もう一つ、どの程度規模が大きくなるのかとか、そういうことについてはまだ詳しく決まっておりません。これから考...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これからの課題でございます。これは名護市、沖縄県、それから米国との間でも更にきっちりと詰めていくことの作業が残っておりますので、その上で予算とかそういうことが決められていくことになるわけでございます。
04月13日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 今、大田委員がおっしゃいますけれども、やっぱり名護市民、地元の人にとりましては、上空を飛ばないでほしいということが最大の要請でございましたので、それにこたえるために、住民の安全それから環境、藻場をどうやって守っていくのか。それから、実際に十年たってもで...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) もちろんこれから最終合意を得た上で、米軍とというよりも政府と沖縄名護市との間でいろいろ協議をしていきたいというふうに思っております。
○国務大臣(額賀福志郎君) グアム移転は沖縄の海兵隊を八千人、家族を入れて一万七千人早期に移転しようということで今協議が行われているわけでありまして、沖縄県民の戦争以来のこの負担について我々が分かち合うということは、これは多くの国民に理解を得られるものではないかというふうに思って...全文を見る
04月14日第164回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○額賀国務大臣 ただいま議題となりました防衛庁設置法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明させていただきます。  この法律案は、防衛庁設置法、自衛隊法及び防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部改正を内容としております。  平成十七年度以降に係...全文を見る
04月17日第164回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○額賀国務大臣 もう委員御承知のとおり、二年余り自衛隊が、道路の整備だとか、学校の修復だとか、医療の整備だとか、さまざまな分野で人道復興支援活動をしてきて、それなりの評価をされているものと思っております。  また、実際に現地においては、乳幼児の死亡率が三分の一に減ったとか、効果...全文を見る
○額賀国務大臣 今までの活動の中においても、自衛隊自身が一から十まで全部やってのけるわけではなくて、自衛隊は、現地の人たちのニーズをどういうふうに掘り起こすのか、あるいは行政とどういうふうに連携をして仕事をしていくのか、あるいはまた、民間の企業なり民間のボランティアの皆さん方に、...全文を見る
○額賀国務大臣 最近の新聞を見ているといろんなことが自由奔放に書かれておりまして、私も新聞を見てびっくり仰天をしているんです。見出しは見るけれども、中身は見ません。中身は信用できないから見ていないわけであります。私が知らないことが書かれているわけでありますから、信用ができない。私...全文を見る
○額賀国務大臣 全く私も田島委員と同じ感想を持っております。一番大事なことは、やはりマスコミそれから我々も、国民をミスリードしてはいけない、きっちりと正しい方向に情報を流して、健全な方向に情報を流して判断を間違わせないことが大事だと思っております。  私としては、自衛隊八百人が...全文を見る
○額賀国務大臣 今委員が御指摘の航空自衛隊のイラクでの活動につきましては、もう既に約三百回、量にいたしますと約四百四十トン余りの人員、物資の輸送を行ってきているわけであります。何といっても、安全確保の上に立ってこういう仕事を行っていくことが大事であります。  主にタリル、あるい...全文を見る
○額賀国務大臣 我々がクウェートそれからタリル間で主に人員、物資の輸送を図っているわけでありますけれども、イラク全体あるいは中近東全体の情報を確保した中で我々の仕事が行われていかなければ、きちっとした安全は確保できないのは当然のことであると思っております。  したがって、バグダ...全文を見る
○額賀国務大臣 もちろん、全般的な情報収集活動はする中で我々の陸上自衛隊及び航空自衛隊の安全を確保するのは当然のことでございます。今の時点において、従来どおり航空自衛隊も人員、物資、人道復興支援活動を中心に活動しているわけでありますから、その安全確保のためにさまざまな状況について...全文を見る
○額賀国務大臣 従来どおり、陸自の人道復興支援活動、それから、航空自衛隊も人道復興支援活動を中心として仕事を展開中であるということであります。もちろん、陸上自衛隊の人員とか物資を運ぶのが中心でありますけれども、ほかの国の人員、物資を輸送することもあるわけでございます。
○額賀国務大臣 陸上自衛隊は、サマワの人道復興支援活動を行っているのは御承知のとおりでございます。空自の場合は、もちろん人道復興支援中心でありますけれども、ほかの国の人員、物資を運んだこともあるし、これからも運ぶこともあり得るわけでございます。そういうニーズについて一定の情報収集...全文を見る
○額賀国務大臣 それはこれまでもいろいろと調査をしたりしてきているわけでありまして、新たに仕事を拡大するために調査をしているわけではありません。
○額賀国務大臣 従来からも、全体について危険性がどうか、ニーズはどうかということは調査をしているわけでございます。
○額賀国務大臣 今までも、ニーズがあって、安全性があってということであれば、運んだ場合があるということを言っておるわけであります。
○額賀国務大臣 先般、阿部委員がおっしゃるように、女性らしい視点で、大変思いやりの御質疑をいただいたと感謝しております。  確かに、イラクにおいては、夏になれば五十度の暑さ、冬は氷点下もある、砂あらしもある、大変厳しい環境の中で生活を強いられます。しかもなおかつ、復興支援活動と...全文を見る
04月18日第164回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○額賀国務大臣 お答えをいたします。  私も、沖縄県民が第二次世界大戦、そして戦後、占領軍が昭和四十七年までおりまして、返還されてからまだ、我々は戦後六十年と言っておりますけれども、沖縄県民にとっては三十四年目であります。そういうことの実態をよく承知しております。  佐藤政権...全文を見る
○額賀国務大臣 普天間の全面返還を早期になし遂げるためにはどうしたらいいかということで、昨年の年初であったと思いますが、普天間の持つ機能を分散させることによって普天間の返還を早める道はないのか。それがあの市街地のど真ん中にある危険を回避する大きな選択ではないのかということから、一...全文を見る
○額賀国務大臣 普天間で米軍がどういう訓練をしているかについて、米軍の内部のことでございますから、私が一々コメントすることが適当であるかどうかと思っております。  しかし、この普天間の代替施設においては、場周の滑走路はメーンの滑走路、陸側の滑走路を使うわけでございます。したがっ...全文を見る
○額賀国務大臣 お答えします。  その新聞はいつの新聞でございますか、私は読んではおりませんけれども。米軍にそういう確認をしておりますけれども、日本でそういうことを考えているということについて、我々のところに連絡があることはありません。全くありません。それだけきちっと御報告をさ...全文を見る
○額賀国務大臣 沖縄の県民の皆さん方は、基地の負担の削減、軽減を図っていくということは悲願であるというふうに受けとめております。稲嶺知事も、嘉手納以南の土地が返還されること、海兵隊八千人、家族を入れると一万数千人の方々がグアムに移転されるということについては評価をされております。...全文を見る
○額賀国務大臣 今お話し申し上げましたように、具体的にどういう形で、どういうやり方でということがまだ確立されておりません。そういう形がまとまれば、きちっと国会においても国民の皆さん方にも報告をし、理解をしてもらわなければなりません。  同時に、我々は、日米同盟がこの北東アジアあ...全文を見る
○額賀国務大臣 お答えをいたします。  今の合意書の中で、沖縄県それから名護市、関係市町村、地方団体と継続的に誠意を持って協議するということがうたわれております。当然、沖縄県も含めて今後の対応について協議をしていくことが大事であるというふうに思っております。最終合意を得た上で稲...全文を見る
○額賀国務大臣 先般、名護市あるいは周辺の関係団体と合意をした際に、稲嶺知事と二、三時間、率直に意見交換をいたしました。一つは、稲嶺知事は、地元の皆さん方の合意は尊重するということでございました。それから、日米安保条約は政府の専管事項であるという認識を持っていると。これまでの知事...全文を見る
○額賀国務大臣 そのとおり、そういうふうに受けとめております。その上で日米間できっちりと話し合いをしていくということになります。
○額賀国務大臣 お答えをいたします。  もう西銘委員御承知のとおり、今、米軍再編について、普天間の代替施設の建設というのは最大の課題でありましたけれども、これに関連して、先ほど来話が出ている海兵隊のグアム移転に伴う問題が残っております。これについて大詰めの協議をしているわけでご...全文を見る
○額賀国務大臣 地元との一定の理解の上に立って最終合意がなされ、それが日米間で最終合意という形でオーソライズされることが大切であり、その上に立って、日本政府としてどういうふうに実効あらしめていくかという段取りを考えるということだと思います。
○額賀国務大臣 話の段取りとしては、四月の七日に代替施設についてようやく市長さんとの間で合意をし、市の方でも議会の方々とか区長さんとか地元の方々に説明をなさっている途中であり、一方でまた、我々も米国側に説明をし、大方の納得を得たという段階でございますから、そういう委員がおっしゃる...全文を見る
○額賀国務大臣 先ほど来お話がありますように、私も西銘委員と共通の思いを持っておりまして、沖縄県民は、できるだけ負担を軽減してほしいというのは悲願である、そういう要請、流れの中で、この米軍再編というものをどういうふうに位置づけて抑止力を維持しながら負担を軽減するかということが、我...全文を見る
○額賀国務大臣 お答えいたします。  判こを押したようにすべて今からきちっと枠が決まっていっているというわけではなくて、これはそれぞれまだ、沖縄県との協議もあるし、それから最終合意もまだ決まっているわけではないし、日米の間でも全部合意をしているわけではない。  そういう中でど...全文を見る
○額賀国務大臣 合意書の中にも、閣議決定をする前に沖縄県を含めてよく協議をしていくということも入っておりますので、だから、最終合意とか閣議決定とか、そういうことの段取りを考えていく過程で知事さんとの間の話し合いをしていくことが適切であろうというふうに思っております。
○額賀国務大臣 関係閣僚会議というのはもうスタートしているわけでありますから、その場で、関係自治体、市町村長さんとの協議を設けることも確認されているわけでございますので、それは最終合意に至る過程でそれぞれの自治体の皆さん方にはいろいろ報告しておるんだけれども、実際問題として、さら...全文を見る
○額賀国務大臣 全体的にまだ最終合意に至っていないわけですから、協議の途中であることは間違いないのでありますけれども、確かに私も、どうしてこんなに報道がぽんぽんと出てくるのかなというふうに思っている、間違っていることもたくさんあるわけでございますけれども。  先生のおっしゃるこ...全文を見る
○額賀国務大臣 お答えをいたします。  今この問題はまさに大詰めの協議をしている段階でございまして、具体的にどういう形で、どういう積算根拠に基づいて、どういうお金を出すかということについてまさに協議をしている最中でございますので、私から話す段階ではないということをぜひ御理解いた...全文を見る
○額賀国務大臣 七五%とよく報道されておるわけでございますけれども、その根拠については我々も確認をしているわけではないのでありまして、そういう話し合いを今しているわけではありません。  我々は、一つ一つについてどういう形で我々が協力できるのかということを話し合っているわけでござ...全文を見る
○額賀国務大臣 逐一この問題についてお答えする段階ではないと思っておりますけれども、私は、アメリカ側の対応が、そういうしゃくし定規で我々と交渉しているというふうには思っておりません。
○額賀国務大臣 かわりに先生に交渉をやってもらいたいぐらいだと思いますけれども。  核心に触れる部分でございますから余り答えることができないのは申しわけないのでありますが、今まさに話し合いをしている最中でございますから、ぜひ御理解をいただきたいというふうに思います。
○額賀国務大臣 まさに先生のおっしゃるとおりでございまして、これはアメリカの戦略にもかなうものであり、と同時に、日本にとっても、日本のシーレーンだとか、アジア太平洋地域のプレゼンスがこの地域の安定に役立っているという視点からすれば、アメリカにもプラスだし、日本にもプラスになってい...全文を見る
○額賀国務大臣 今川内委員がおっしゃることについては、米国の戦略において、アジア太平洋地域を重視する戦略転換、その中で機動的にどういうふうに対応していくかということであると思っております。  しかし、日本を取り巻く環境というものを考えた場合、この北東アジアについて急激な変化を起...全文を見る
○額賀国務大臣 全文を読んでいるわけではありませんが、要点は読ませてもらいました。アメリカの戦略と日本の戦略は共通するものもありますけれども、日本の戦略は日本の戦略もあります。
○額賀国務大臣 川内委員の御指摘をよく踏まえて対応します。
○額賀国務大臣 この問題、私が長官になる前、自民党の安保調査会長をしているときに、ローレス副次官と会ったときに、七千人の海兵隊をグアムに移転する用意があるという話を聞いたことがありましたけれども、当時、私は交渉する立場ではありませんでした。その後は、長官になってからは、この七千人...全文を見る
○額賀国務大臣 お答えいたします。  川内委員御指摘のとおり、これは地位協定とか特別協定によって資金の手当ての根拠をなし得るものではないというふうに思っております。したがって、どういう形でこれを実現していくかについて、今まさに協議中でありまして、まだ確定したわけではありません。...全文を見る
○額賀国務大臣 お答えをいたします。  当時は、今外務大臣がお話を申し上げましたように、午前中は参議院の外交防衛委員会、昼は衆議院の本会議、午後は本会議終了後直ちにこの衆議院の安保委員会ということで、ほとんど終日国会に拘束されておりまして、私どもも、私はお会いしようと思っておっ...全文を見る
○額賀国務大臣 私は、今委員がおっしゃるように、福田議員に対してそういう話をしているわけでもないし、それから、今、この民間空港の移設に伴っての用地についてはまさに協議中でございます。私は、一番の責任者として、最終的にきっちりと決まらない前に人に言うことはありません。
○額賀国務大臣 今協議中であって、決まってもいないし、そのお金のこと等について私が言うはずありません。
○額賀国務大臣 安倍長官がそういうことを言われたということも承知しておりません。
○額賀国務大臣 きちっと決まっているわけではありません。
○額賀国務大臣 お答えをいたします。  今まさに我々は日米交渉の最中でありまして、大詰めの交渉でありますが、それについて結果が、大体方向性が出そうなところについては地元の皆さん方によく説明をしております。と同時に、説明をするときに、地元の皆さん方からさまざまな要求とか要望も承っ...全文を見る
○額賀国務大臣 先ほど、井原市長さんが防衛庁に来たときに面会をしたのは施設課長と私言いましたけれども、ちょっと間違いだったので訂正をさせていただきます。施設庁の施設企画室長等々がお会いしておりますので、御理解をいただきたいというふうに思っております。  今の点でありますけれども...全文を見る
○額賀国務大臣 お答えします。  基本的には変わっておりません。自衛隊は、憲法に基づいて、自衛権に基づく行動と国際平和協力活動を展開することが自衛隊の活用の範囲であります。他国の侵略に対しては、そこはアメリカに盾の役割を果たしてもらい、日本が矛の役割を果たす、その基本的な考え方...全文を見る
○額賀国務大臣 今、盾と矛を逆に言ったそうでありますから、訂正しておきます。
○額賀国務大臣 もうこれはよく言われていることでありますが、普天間の機能は、ヘリの訓練、それからヘリに対する空中給油機能、そして有事、緊急時の滑走路の活用ということでありますが、このうちのヘリの訓練についてキャンプ・シュワブの沿岸に移設するということでございます。
○額賀国務大臣 プロペラ機とか固定翼機が、人員とか輸送用の固定翼機も飛ぶことがあります。したがって、中間報告においては千八百メートルの滑走路をつくるということで明記してあるわけであります。
○額賀国務大臣 固定翼機三機が普天間から移動してまいりますけれども、そのほかに新しい固定翼機がこのキャンプ・シュワブに配置されているとは思っておりませんけれども、連絡用としてそういう固定翼機も使うし、それから、全体的に、オーバーランを含めて千八百メートルの滑走路が適当であるという...全文を見る
○額賀国務大臣 普天間飛行場において、現在、今おっしゃるのは固定翼機についてのタッチ・アンド・ゴーでございますか。固定翼機についてのいわゆるタッチ・アンド・ゴー訓練が行われているかどうかということについては、米軍の運用そのものでありますので、直接的に私は承知しているわけではありま...全文を見る
○額賀国務大臣 千八百メートルの滑走路については、そういう小型輸送機等々のニーズもあるし、オーバーランを含めた千八百メートルの滑走路をつくるということで中間報告で合意されているわけでございます。
○額賀国務大臣 政府としては、協議をしておりませんし、日本に対する配備が計画されているということを聞いておりません。
○額賀国務大臣 私は承知しておりません。
○額賀国務大臣 最近、米政府に確かめましたところ、日本に対する配置の具体的な計画はないということであります。
○額賀国務大臣 当然、そういう質疑等もありましたから、確認したわけでございます。
○額賀国務大臣 日本で確認をしたわけであります。
○額賀国務大臣 私が長官になってから確認したわけでありまして、それ以前のことは全部ひもといて確かめたわけではありませんが、そこは確認しておりませんので、私が答えるわけにはいきません。
○額賀国務大臣 今御指摘の点につきましては、「大浦湾内に建設される予定の区域」には、「格納庫、整備施設、燃料補給用の桟橋及び関連施設」というふうになっております。その「関連施設」という意味ですか。(辻元委員「はい」と呼ぶ)  これは「その他の航空支援活動」ということではないんで...全文を見る
○額賀国務大臣 V字形ではありませんね。  そういう話があるということは聞いたことありませんが、具体的にそういう資料を見たことはありませんでした。初めて見ました。
○額賀国務大臣 今度この普天間の移転についてのことを考えているときに、そういうことを全く考えたことはありません。桟橋は給油用の施設であると思っています。
○額賀国務大臣 だから、ヘリ等々の給油用の桟橋であるというふうに認識しております。
○額賀国務大臣 辻元先生、想像たくましいですね。私どもは、普天間飛行場の機能の三分の一をキャンプ・シュワブに移転するという形でこの仕事をさせてもらっておりますし、桟橋については、燃料補給用の施設であるというふうに認識しております。
○額賀国務大臣 これは、メーンの滑走路は陸側の滑走路であり、海側はサブの滑走路であるという位置づけになっているわけでございます。  場周経路は、この楕円形の枠内で訓練をするということになっているわけでございます。
○額賀国務大臣 だから、離陸する場合、サブを使う場合があるかもしれませんが、飛行経路としてはメーン滑走路を使うというふうに承知しています。
○額賀国務大臣 メーン滑走路を中心にして着陸し、そして、有視界飛行における飛行経路はメーンを中心に展開していくというふうに了解しています。そして、サブの場合は、最初に離陸する場合に使うということはあるわけでございます。
○額賀国務大臣 ほとんどの場合、着陸はメーンの滑走路を使うわけでございます。
○額賀国務大臣 着陸する場合は、ほとんどこの地域は北東の風が吹いているということですから、着陸用としてメーンの滑走路をつくったということでございます。  したがって、我々が最も大事にしたことは、地域の皆さん方の要望が、それぞれの住居の上空を飛ばないでくれということが最大の要請で...全文を見る
○額賀国務大臣 今施設庁長官が、ほとんど、七〇%は北風であるということでございました。恐らく計器飛行という場合は、その三〇%の中の天気の悪い日だと思います。そうでないときはほとんど有視界飛行で、訓練をしているのは、このメーン滑走路を中心にして展開しているものと思っております。
○額賀国務大臣 もちろん最初に離陸をする場合は、海側の滑走路を使ってもいいわけですし、それはメーンを使ってもいいということになるわけでございます。  したがって、我々は、メーンの滑走路をつくることが、基本的に通常の有視界飛行の上で住居の上を一番通らないで飛行訓練ができる、飛行経...全文を見る
○額賀国務大臣 今米国側とは最後の調整をしておりますけれども、おおむねこの案に同意を示しているわけであります。  今赤嶺委員がおっしゃっているメーン滑走路が一番上空を飛ばないということは、この辺野古岬も宜野座村の松田地区においても、滑走路で、おりていく場合あるいは有視界飛行で常...全文を見る
○額賀国務大臣 米国側とは、メーンを中心に使うということで話し合いをしております。
○額賀国務大臣 そういう運用については、当然、二機同時に離発着をしたり同時に着陸をしたりすると危険性は増すわけでございますから、そういう運用について、これからきっちりと協議をして決めさせていただきたいというふうに思います。
○額賀国務大臣 まず何といっても大事なことは、基地のある地域の皆さん方の協力を得ることが大事でありますから、政府としては、名護市と使用協定を結ぶ、その上に立って、地位協定に基づく日米合同委員会等でその地域の問題についてよく説明をし、守ってもらう努力をするということであります。
○額賀国務大臣 先ほども外務省で答弁をしておりますけれども、国際条約的にきっちりとした形というのは難しいと思いますけれども、お互いこれは、我々が地域の皆さん方と約束したことについては米国にも守ってもらわなければならない、そういうことについてしっかりと米国側と協議していくことは大事...全文を見る
○額賀国務大臣 基地の存在しているところでさまざまな苦情を聞くことがありますけれども、日米同盟関係が、信頼関係、そしてその必要性等々から考えてみて、政府としては米国側にきっちりと守ってもらうように最善の努力をするのは当然であると思っていますし、そういう努力は欠かせないものと思って...全文を見る
○額賀国務大臣 機数がふえるとは聞いておりません。
○額賀国務大臣 具体的な事態がどういう形になっているのか、そういうことをよく見きわめなければ、今の時点で判断することは難しいと思います。
○額賀国務大臣 周辺事態というのは、我が国の安全に影響を及ぼす事態、あるいはまた武力攻撃につながりかねない事態、そういうある意味では緊急事態であります。そういうときには、日本の国民の安全と地域の安定のためにどういうふうに判断するか、そしてまた日米同盟関係はどういうふうに作用してい...全文を見る
○額賀国務大臣 日本の自衛隊の基地において、戦闘機の滑走路は大体二千五百メートルあります。恐らく、千八百メートルでは長さとしては十分ではないんではないかと思います。
04月18日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第12号
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○額賀国務大臣 渡辺周先生にお答えをいたします。  私、新聞記者時代、朗先生に御取材をしていたこともありまして、感慨深いものがあるわけでございます。  今の御指摘の点は、安全保障の問題でありますから、これは譲れない一線があるというふうに思っております。しかし、政府全体として行...全文を見る
○額賀国務大臣 お答えをいたします。  今まさに検討中なんでありますけれども、例えば教育とか給食とか整備関連の業務について、民間委託ができないかどうか検討中でございます。例えば、装備品という形でいえば、航空機の、これはよく機体の定期検査とか、あるいはまた飛行前後の点検というのが...全文を見る
○額賀国務大臣 渡辺委員御指摘のとおり、十七年度末の未発注工事について、先般三月に発注をさせていただいたわけでございますけれども、その際には、談合事件等々に絡んだ企業それから施設庁のOBが就職している企業等々約百八十社余りを入札の対象にしませんでした。したがって、新しい企業、参入...全文を見る
○額賀国務大臣 お答えをいたします。  笠井委員のおっしゃるとおり、今、防衛施設庁の、金額的なことはほとんど合っているわけでございます。ただ、十七億七千七百七十五万五千円という金額については、再委託を行っている九十三件の業務の合計額は十七億八千五百十万五千円であります。(笠井委...全文を見る
○額賀国務大臣 今、こういう事件が起こってから、防衛庁が施設協会等々に発注する仕事が民間にできる仕事であったのかどうか、そういうことをほかの法人について点検をしているところであります。  もちろん、施設協会は解体をすることになっておりますので、この残された仕事の中で、これが防衛...全文を見る
04月18日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 今の御質問でありますけれども、我々は地方自治体の皆さん方に対しましては、現在、日米協議、最後の詰めをしておりますので、その進捗状況については逐一御説明をしたり、あるいはまた各自治体から様々な質問をいただいておりますので、これも丁寧に文書でお答えをしてお...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) そういう話は新聞も読んでないし直接聞いたこともありません。だから、何ともお答えのしようがございません。
○国務大臣(額賀福志郎君) 個別具体的にそういう話をしたことはありません。  我々は、日米との協議について御報告すると同時に、地元の皆さん方からいろんな要求がされたりしていることはあります。それはよく丁寧に我々も受け止めているわけでありまして、今後地元の皆さん方や地域の皆さん方...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) まず、先般の十三、十四日に行われた日米の事務レベルの話合いである程度まとまりつつあることについて御報告をしたいと思っておりますが、一つは、グアムの移転経費ですね。米の海兵隊がグアムに移転することに伴う経費について、我々は、沖縄県民全体の負担削減のために...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 普天間の代替施設移行については地元の皆さん方の合意もあるので、これから最終合意の後、具体的な建設計画について考えていきたい。  それから、岩国の問題については、空中給油機KC130については岩国飛行場に移駐するけれども、実際の訓練等は鹿児島の鹿屋とか...全文を見る
04月20日第164回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○額賀国務大臣 寺田委員は、財務省、大蔵省時代から防衛問題には大変お詳しい方でありまして、御理解をいただいておりまして大変ありがたいと思っております。  今御指摘のように、統合運用が実際的にスタートしたわけでございますけれども、何事もやはり経験というのは大事でありますから、しっ...全文を見る
○額賀国務大臣 最近のテロだとかあるいはゲリラだとか不測の事態、あるいはまた突然起こった事態に対していかに対応するかということが我々が課せられている課題である。  そういう中で、今委員がおっしゃるように、かつて不審船事案が起こったときに、その体験を生かして海上自衛隊において特別...全文を見る
○額賀国務大臣 これは、岩国の騒音問題を解決するために沖合移設を考えたわけでありますが、その際に、新しい飛行ルートを考えるときも、もちろん岩国市それから施設庁、よく協議をし、米軍とも打ち合わせた結果、現在の飛行ルートというものができ上がっておりまして、旧来の施設における騒音と、今...全文を見る
○額賀国務大臣 田端委員がおっしゃるのは当然の疑問だろうと思っております。ちょっと見ればそのような疑念を起こしかねないということだと思っております。特に今回は施設庁のこういう談合事件みたいなことがあったから、余計にそういう思いに駆られることもあろうかと思っております。  かつて...全文を見る
○額賀国務大臣 施設庁の場合は、御承知のとおり、こういう不祥事が起こったものですから、二度とこういう不祥事を起こさせないということであります。  これは先ほどの契約本部と装備本部との関連とも似ているわけでありますが、従来の施設庁の仕事というのは、米軍基地あるいは自衛隊基地と地域...全文を見る
○額賀国務大臣 私も田端委員と共通の思いがありまして、やはり最近の自衛隊の役割というのは極めて広範囲にわたっております。九六年に冷戦後の日米安保共同宣言があったときとは予想ができないような事態の、自衛隊の活動が広範囲になっていると思っております。  当時から言われておりますのは...全文を見る
○額賀国務大臣 長島委員は今、今度の組織再編について一定の前向きの評価をしていただいて、大変ありがたいと思っておりますけれども、その基本的な認識は共通のものでございまして、大変ありがたいと思っているわけであります。  やはり、委員御承知のとおり、日本の装備品の調達は非常に高コス...全文を見る
○額賀国務大臣 まさに重要なポイントを御指摘いただいたわけでありますけれども、本来、今おっしゃるように、研究開発から廃棄まで一気通貫でコストダウン、生産、品質管理を図っていこうということでありますから、こういう技術研究本部というものが合流していく時期がずれているというのはちょっと...全文を見る
○額賀国務大臣 これは地元の名護市あるいは周辺の町村の代表者の皆さん方とさまざまな意見交換をしたわけでございますけれども、我々が一番考えましたことは、一つは、やはり周辺住民の皆さん方に安心感を与える、周辺住民の安全を考えるということでございました。もう一つは、環境の保全というもの...全文を見る
○額賀国務大臣 今、長島委員も御承知のとおり、小型の輸送機三機を抱えているわけであります。(長島(昭)委員「連絡機」と呼ぶ)連絡機ですね。これが言ってみればこのキャンプ・シュワブで人を輸送したりすることがあるということでございます。したがって、これが通常離発着する分には、メーンの...全文を見る
○額賀国務大臣 僕も余り装備については詳しい方じゃないんだけれども。オスプレーについては、委員御指摘のとおり、将来、米海兵隊が使用している輸送ヘリを代替していく予定であるというようなことは聞いておるのでありますけれども、一昨日答弁申し上げましたように、本年二月に外務省より外交ルー...全文を見る
○額賀国務大臣 将来、ヘリの代替輸送がオスプレーにかわっていく計画があると聞いておるということは、先ほども言いました。しかし、ことしの初めに確認をしたところ、我が国に対して具体的な計画を持っておるものではないということを外交ルートを通じて言ってきたので、そのとおりのことを私は言っ...全文を見る
○額賀国務大臣 私どもが現在、名護市とか地元の方々とかいろいろ相談をしてきましたのは、現在の普天間の機能の一部を、そのヘリ機能をキャンプ・シュワブに移転していく、その現実的な対応としてどういうふうな形をつくるかということについて議論をした結果、先ほど言ったように、周辺住民の安全、...全文を見る
○額賀国務大臣 渡辺委員のおっしゃっていることは、非常にじゅんじゅんと胸に入ってくる言葉でありますが、おっしゃるように、言ってみれば、国の統治の要諦は安全をどういうふうに確保するかということでありますから、これは絶対的に必要なものは確保しなければならないという基本的な考え方がある...全文を見る
○額賀国務大臣 まず、内閣府というか官房とよく相談をしたのかということについては、我々は、当初、安全保障、自衛隊のことについては、これはストレートに他の行政機関と同列のものではないということは強く主張したわけでございます。しかし、全体的に無駄はないのかということについては点検をし...全文を見る
○額賀国務大臣 御指摘のとおりだと思います。  施設庁の案件が起こってから、防衛庁は二十一か二十二の公益法人があるわけでありますが、これは今、全部点検中でございます。おっしゃるように、これは官がやらなければならない仕事なのか、民に渡していくことができるのかどうか、これをきちっと...全文を見る
○額賀国務大臣 今塩崎副大臣がおっしゃいましたように、我々としては、国際法にのっとって冷静に両国が対応されることが望ましいというふうに思っております。また我々は、平素の、通常行っているこの地域の警戒監視態勢というのは淡々と行っているという状況でございます。政府として、これはお互い...全文を見る
○額賀国務大臣 淡々と日常の警戒監視態勢を行っているということでございます。
○額賀国務大臣 おっしゃるように、当庁といたしましては、一〇四移転訓練を効果的に実施したいとの米側の要請を踏まえまして、平成十八年度以降の一〇四移転訓練に際し、百五十五ミリりゅう弾砲の実弾射撃訓練と一体のものとして小火器の実弾射撃を伴う砲陣地防御訓練を行うことについて、関係地方公...全文を見る
○額賀国務大臣 日出生台の申し込みの際は、米軍の要請もありましたものですから、実際に大分県の状況というのはどういうふうになっているんだろうと思いまして知事さんに電話をし、知事さんからよく事情を説明していただき、実際に引き受けることはできないということでしたので、米国に対しても、こ...全文を見る
○額賀国務大臣 今回は、先ほども言いましたように、五演習場自治体に対して改めてこういう申し入れをしたということでございまして、協力要請を、日出生台だけではなくて、ほかの演習場自治体にもやりましたものですから、日出生台にもさせていただいたということでございます。
○額賀国務大臣 これは、いずれにいたしましても、この前、日出生台で知事さんと話したときに、地元で納得が得られなければできないことははっきりしているわけでございますから、これについてほかの五演習場の自治体の皆さん方に改めて要請をし、その結果、検討中であるということでありまして、今後...全文を見る
○額賀国務大臣 これは施設行政部門と政策部門との連携についての話ですね。  これは、先ほども申し上げましたように、施設庁が単純に米軍基地とか自衛隊の基地と地元調整ということだけではなくて、今後、新しい防衛体制あるいは安全保障環境の変化に合わせて防衛政策も変わっていくことになって...全文を見る
○額賀国務大臣 基本的には、自衛隊との米軍基地の共同使用とか地域の特性とか日米の役割分担をどうするとか、そういったことを考えていかなければならない。あるいはまた、新しい装備が配備されていくときに、どういう地域が適切なのか、そういったことをよく考えていかなければならない。そういうふ...全文を見る
○額賀国務大臣 もろもろスムーズにいくことが国民にとって望ましいと思います。
○額賀国務大臣 もうこれ以上議論が進んでいくことはないと思いますが、阿部委員のおっしゃるとおり、従来の安保条約に基づいて、日本の安全とこの地域の安定のために作用している、その範囲の中でやっているわけであります。
○額賀国務大臣 新しいそういう、テロだとかあるいはまたゲリラだとか、脅威に対応していくために、そういう中央即応集団及び米軍の第一軍団が、改編された司令部が来られるということにおいて、お互いに共通の認識を持ち、日本の防衛体制が強化され、国民の安全を守る、あるいは地域の安定にも寄与す...全文を見る
○額賀国務大臣 これは阿部委員とも共通のものがあるといいと思っておりますが、今後、自衛隊を活用していくに際して、いわゆる国際平和協力活動というのは、仕事は拡大していくんだろう、これは災害救助とかそういうことも含めまして。これまで、PKO活動とか、イラクにも行っているしアフガンの対...全文を見る
○額賀国務大臣 今、この数字、それからこのグラフを見させていただきまして、前途ある有為の自衛隊の方々が自殺をしているということについて、改めてつらい思いをいたします。  原因について、どういうふうにこれを分析されているのかまだ承知しておりませんけれども、よく中身を考えさせていた...全文を見る
○額賀国務大臣 せっかくの自衛隊病院があって、しっかりと勉強なさった先生もおられるわけですから、それが臨床の経験にもつながるし地域の皆さん方も喜ぶ、その辺のところは方向性としては考えるべきじゃないかなと思いますね。  今おっしゃるように、駆け出し、そんなに数は多くないけれども、...全文を見る
○額賀国務大臣 公的な機関であるほど透明性を求められるのは民主主義の原点であります。したがって、そういう視点で点検をしてみる必要はあると思います。  それから、医務官ですか、医師不足にどう対応するかでありますが、最近いろいろな地域でそういう御相談を受けておるのでありますけれども...全文を見る
04月20日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 御指摘の十二号バースにつきましては、在日米軍から要望を受けまして平成五年度から整備をしてきたわけであります。  このバースは旧海軍時代から使用されておりまして、建設から相当の期間経過していたため著しく老朽化をしておりまして、特に空母キティーホークの使...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これはキティーホークの使っているときに長さが短かったということと、非常に老朽化をしておって整備をしたということでありまして、原子力空母を想定して整備をしてきたわけではありません。
○国務大臣(額賀福志郎君) 今までのバースが短くて老朽化しておったから整備をしてきたのでありまして、原子力空母が来たから新しく予算措置をとって対応しているということではありません。
○国務大臣(額賀福志郎君) これは当初は、今おっしゃったように、老朽化、そして新しく切り替えると同時に、岸壁の長さを延長したりしてきたわけでありまして、一方で、今度の通常型原子力空母から原子力空母に替えたいという米国側の事情があり、それを受け入れる体制を整えつつあって、今具体的に...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これまでも精力的に米国側との間で詳細について大詰めの調整をしてきたわけでありますけれども、来週の週初に審議官クラスの協議をすることになっております。と同時に、まだきちっと結論が出てない問題については常時断続的に協議をしていると、継続的に協議をしていると...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 地元の新聞の世論調査がどういう形で行われたのか、詳しく承知をしておりません。あるいは、問いの設定の仕方によってもいろんな回答の仕方もあるでしょうし、これはよく分析をした上で考えることが必要であると思っております。  いろんな意味で、沿岸案については地...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これはかねてから、NLPの訓練場については恒久化的な場所を造ってほしいという要望があるわけでありまして、引き続いてこれは協議中でございまして、今回の再編の協議の間にもできるだけ早くこの結論を得てもらいたいという要求があるわけでございます。しかし、具体的...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今言ったように、具体的にどこどこへというような特定した議論がなされているわけではないんでありまして、それはできるだけ早く造ってほしいという要望にこたえていきたいという気持ちはあるわけでございますが、これから協議をして考えていきたいということでございます...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) だから、どういうふうに新聞に書いてあったのか定かではありませんが、九州とか瀬戸内海とかではなくて、適切な場所を探さなければならないということであります。
○国務大臣(額賀福志郎君) これはやっぱり米国の訓練あるいは運用的なことから考えて、もうちょっと、距離が離れ過ぎているというようなことを言っておりますので、適切な場所があれば恒久的な場所を造ってほしいということだと思います。だから、その点については、三宅島等もあったわけであります...全文を見る
04月21日第164回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○額賀国務大臣 赤城先生には、日ごろから安全保障、防衛問題でお世話になっております。郷里も一緒でありますし、心からお礼を申し上げる次第であります。  今の御質問でありますが、御承知のとおり、米軍再編をめぐっては、北海道もあるし、山口県もあるし、鹿児島県もあるし、沖縄もある、さま...全文を見る
○額賀国務大臣 今佐藤委員御指摘のとおり、中央即応集団、新しいさまざまな脅威に対して機動的に、即応的に対応していくためにはどうしたらいいかということが問われているわけでございますので、それに対応する形で陸上自衛隊に中央即応集団を新編することとした。  委員がおっしゃるように、中...全文を見る
○額賀国務大臣 やはり国民の皆さん方の信頼を得るために一番大事なことは、公務員としてそういう不正を行わないこと。本当は、性善説に立ってお互い信頼し合って、法律もなく何の規約もなくても整然と仕事がなされるのが望ましいけれども、現実的には、防衛庁においても調本事件が起こったり、施設庁...全文を見る
○額賀国務大臣 契約本部自体もそういう装備調達の全体的な流れの中にあるわけでありますから、そうすると、全体のライフサイクルコスト削減の一環として、当然、そのノウハウ等々について参画されて関与していくことが大事ではないかというふうに思います。
○額賀国務大臣 今神風委員がさまざまの論点を言われているわけでありますけれども、F2の性能については、速度、行動半径、搭載武器等の当庁が設定した要求性能を満足することを各種試験で確認しているということも事実であります。また、部隊での実運用においてもその能力を発揮しており、ふぐあい...全文を見る
○額賀国務大臣 これは神風委員御指摘のとおりでありまして、まさにそういう意味では、米軍基地も含めまして、基地を担当している施設庁、それから日米同盟関係の共同体制とか運用を考えたり、あるいは防衛政策全体を考えるところの連携をさらに密にしていかなければならないということがそれによって...全文を見る
○額賀国務大臣 最初の、施設庁と防衛政策との言ってみれば統合は今言ったような考え方で、新しい事態にどう対応していくか、基地政策をどうしていくか、そういったことを関連した形で今度の組織再編を行うものであります。  一方で、施設庁の解体というものは、ああいう不祥事が起こったことに伴...全文を見る
○額賀国務大臣 恐らく、防衛省昇格の問題については、ああいう不祥事が起こったときは、まず国民の信頼を回復することが最も大事なことである、再発防止策をつくるために全力を注ぎたい。今の段階では、省昇格について非常に言うことが適切なときではないという意味で申し上げたのを、新聞が困難であ...全文を見る
○額賀国務大臣 もちろん、この再編に関連をいたしましてそれぞれの、例えば普天間がキャンプ・シュワブに、一部ヘリポートが移転すればその経費がかかる、あるいはまた、今おっしゃるように緊急時の滑走路を新田原等にお願いしていくことになるわけでありますけれども、それに伴う施設に伴う経費も伴...全文を見る
○額賀国務大臣 今まさに米国との間で協議をしておりまして、方向性は固まりつつありますけれども、海兵隊のグアム移転の経費等については、真っ最中でありまして、これはまだ日本と米国の間で距離もありますし、そういうことを考えると、現段階できっちりと根拠ある数字の上に立って概算が出てくる段...全文を見る
○額賀国務大臣 これもまた、今まさに、最終合意に至っていないわけでございますから、日米間で協議をしている、どの程度の施設が要るのか、そういうことも詳細に決まっているわけではない、規模がはっきりしているわけではないということでございますので、現段階でお答えできる状況にはないというこ...全文を見る
○額賀国務大臣 それぞれ、日本全体の立場で申し上げますと、今度の米軍再編におきまして、防衛能力を維持しながら、抑止力を維持しながら基地の縮小を図ることを目標にしてやっているということでございまして、若干負担がふえるところもありますけれども、全体的に見ると縮小されているというふうに...全文を見る
○額賀国務大臣 鹿屋においてどういうふうに訓練をしていくかまだ詳細は決まっておりませんが、鹿屋も含めて、グアムも含めてローテーション的に訓練をしていく、その場合に、必要な施設等々があればつくっていかなければならないというふうに思います。
○額賀国務大臣 これは全体的に申しますと、まず、施設庁と防衛庁との、きちっとした有機的な政策官庁としての展開をしていくということがあります。  それは、施設庁が米軍基地及び自衛隊基地に伴う周辺住民との調整、地域の発展のことを考える、一方で、防衛庁としては防衛全体、安全保障全体の...全文を見る
○額賀国務大臣 一つは、例のテロ事件を契機にいたしまして、従来型の脅威に対応する形から、やはり、敵が不確定、見えない敵に対していかに対応していくか、テロ対策だとか、あるいは大量破壊兵器にどう対応していくか、みずからの国を守ると同時に、地域の同盟国あるいは地域の安定、そういったこと...全文を見る
○額賀国務大臣 アメリカの場合も、そういう先制的な考え方というものは、この前のQDR等々にもあるいは戦略構想にも入っておりますけれども、それがいわゆる国家侵略のための正当化されるものではないということ、その前に平和的に外交的な手段をもって国際的な安定を考えるのは当然であるというこ...全文を見る
○額賀国務大臣 これはもう何度も議論されておりますけれども、イラクは当時、独裁国家として、さまざまな大量破壊兵器を使って、自国の国民を虐殺したりした経緯がある、あるいはまた侵略戦争を行った経緯もある。そういう中で、十二年間にわたって国連の決議を無視して我が物顔で国家運営を図ってい...全文を見る
○額賀国務大臣 お答えいたします。  今の普天間はキャンプ・シュワブに移転することになるわけでありますが、現在の普天間にある状況というものを説明させていただきますと、海兵隊のヘリ約六十機、固定翼連絡機三機及び空中給油機十二機が配備されている。機種については、ヘリがCH46E二十...全文を見る
○額賀国務大臣 今まさに協議中でありまして、これから具体的なことを策定していくわけでありますけれども、現時点ではそうなります。
○額賀国務大臣 大体、データ収集と物知りの辻元先生にも私の方から教えさせていただきたいと思いますが、現在の普天間飛行場に燃料を供給している港があります。桟橋があります。これは、金武湾の天願というところで油をもらって、パイプで普天間に供給をしております。
○額賀国務大臣 これは普天間の燃料供給の桟橋であります。
○額賀国務大臣 これは普天間飛行場代替施設の建設部分であります。それの燃料供給用の桟橋をつくるということであります。
○額賀国務大臣 やはりこれから沖縄が真に自立経済圏を確立していくためにはどうしたらいいかということを、一番行動力のある下地委員からアドバイスを受けながら、しっかりとした対策を立てていきたいというふうに思います。
○額賀国務大臣 下地委員がもし自民党員であったらアドバイスをもっと早く聞くことができたんじゃなかったかなと思っております。  いずれにいたしましても、さまざまなアドバイス、本当に地に足のついた御意見だと思っておりますので、参考にさせていただきたいというふうに思います。
○額賀国務大臣 下地委員にお答えをさせていただきます。  V字形の滑走路というのは、やはり名護市民それから周辺の関係町村の皆さん方が、住居の上空を飛ばないでほしい、これが地元の皆さん方の切実な声である、そういう声を反映させるためにはどうしたらいいのかということで、こういう考え方...全文を見る
○額賀国務大臣 今の下地委員の御提言をよく吟味させていただきたいと思います。
○額賀国務大臣 ただいま決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたし、努力してまいります。よろしくお願いします。(拍手)     —————————————
04月25日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
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○額賀国務大臣 お答えします。  これは、委員御承知のとおり、十八年度予算においては、昨年十二月に支援法に基づく基本計画ができまして、自衛隊の活動期間が十二月十五日からことしの十二月十四日まで延長されているわけですね。したがって、十二月十四日までの経費が当初予算でなっているわけ...全文を見る
○額賀国務大臣 お答えします。  先ほど、松本委員の御質問に対して、私、勘違いして、最初の答弁はイラクの問題で言ったけれども、その過程でテロというふうな話をしていたようでありますが、人道復興支援の状況を見るに当たっても、現場の状況とか国際的な状況はどうなるのかとか、そういうこと...全文を見る
○額賀国務大臣 お答えします。  米軍再編の問題で一番の焦点だったのが普天間飛行場の移転の問題でありました。それに関連して、沖縄にいる米国の海兵隊司令部をグアムに移転をする、それが沖縄県民の負担の軽減につながっていく、日本の基地の負担の軽減にもつながっていく。それを一日も早く実...全文を見る
○額賀国務大臣 これは、日米のそれぞれ、防衛庁長官、国防大臣として責任ある立場で枠組みについて合意をしたということであり、これから詳細について協議をして、政府の考え方としてまとめていきたい。と同時に、日米の間でも、米軍再編に伴う最終的な合意文書というものをつくっていくという形にな...全文を見る
○額賀国務大臣 総額については、一応、防衛首脳会談で合意をいたしましたのは、例えば米軍の海兵隊を移転するためには、どうしても隊員の住む庁舎が必要である、それから家族の住宅も必要である、それから学校も必要である、あるいはインフラ、電力等も必要である、そういった問題。それから、米国側...全文を見る
○額賀国務大臣 内容については、まだきちっと枠組みの中で、この程度我々が負担をしていく、そして財政の支出、それから出資、それから融資等々の割合とか、どういうふうに割り振っていくのかということについては、これから協議をしていく過程で正式に決まっていくわけでございますので、これは順次...全文を見る
○額賀国務大臣 ラムズフェルド国防長官との間で、百億ドルの中で我々が負担をするということで合意をしておるのは六十・九億ドル。それは、一つは、先ほども言いましたように、庁舎とか学校関連施設だとか隊舎だとか、そういうもので真水の二十八億ドル、これが上限であります。それから、家族住宅等...全文を見る
04月25日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第13号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 私は、四月二十一日から二十五日まで米国のワシントンを訪問し、二十四日、ラムズフェルド国防長官と協議を行いました。  この協議においては、在沖米海兵隊のグアムへの移転をなるべく早期に実現するための資金面を含めた措置の在り方等について重要な意見交換を行い...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今御指摘の総枠百二億七千万ドルということでありますけれども、元々グアムの場合は離れておりまして、何を造るにしても高コスト構造であるということを聞いておりますから、我々の感覚からすると、それはいずれにいたしても物資は高いという認識は持っておりました。
○国務大臣(額賀福志郎君) 総額については当初から百億という数字が固定的にあっているわけではありません。九十億ドル台のこともありましたし、百億ドル台のこともあったわけでございますけれども、これは米側がやっぱり総枠として分母にどの程度を入れるかという話でありまして、我々との関係で、...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 例のテロ事件以降、あるいはまた大量破壊兵器の拡散とか、そういう流れの中で米国の軍事戦略というのも変化していると思います。我々も、この北東アジアの状況、そういう新しい脅威の事態に備えて自衛隊自体を改革しようとしているわけでございます。期せずして、安全保障...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 例えば、この問題とも関連しますが、沖縄県の地元の皆さん方については、普天間飛行場の移設の問題についても、これは沖縄県外に全部持っていってくれということからスタートしております。  そういう意味では、少しでも沖縄県民の負担を縮小してほしいというのは彼ら...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 真水の財政支出をする場合、それから出資、融資をする場合、まだスキームがきちっと固まっていないわけでございまして、事務的にこれを固めた段階で、その途中で、これは法的な措置が要るのか、どういう形がいいのかということはこれから具体的に検討をさせていただきたい...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) いずれにしても、これから具体的な細かいスキームを作っていくことでありますから、そういう中で本当に法的な措置が要るのかどうか等々について考え方を決めていきたいというふうに思っておりますので、もうしばらく時間をかしていただきたいというふうに思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) まあ一番最大の課題は普天間飛行場の全面返還をどうやって実現するかということであったと思いますけれども、その飛行場の代替施設の建設について、キャンプ・シュワブで地元の合意が得られておりますので、これが推進できるようになりつつあるということが一番ではないか...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) それはないです。
○国務大臣(額賀福志郎君) これは稲嶺知事も、最初のとおり、普天間の基地の機能は全部県外に移転してもらいたいということで我々も努力をしたわけでありますけれども、ヘリ部隊につきましては、海兵隊の部隊が沖縄で訓練をしておりますし、ヘリ部隊としてはその訓練とかと同じ地域の中で行っていく...全文を見る
04月26日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(額賀福志郎君) お答えいたします。  これは委員がおっしゃるとおり、防衛施設庁からこの技術協会に仕事が発注されている。ここは救いがあるのは協会で、民間に丸投げしないで自分で仕事しているということはあるわけであります。  しかしながら、今おっしゃるように、天下りとか...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) お答えいたします。  山口委員には防衛問題、安全保障問題においていつも御理解あるアドバイスをいただいておりまして、有り難いと思っております。  今日は、行政改革に伴う防衛庁の対応の仕方でございますけれども、四十四条、この行革法の四十四条において、行...全文を見る
04月27日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第14号
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○国務大臣(額賀福志郎君) これは座っていいんですか。
○国務大臣(額賀福志郎君) テロ対策特措法に基づく対応措置に関する基本計画の変更について御報告を申し上げます。  テロ対策特措法の基本計画の変更が四月二十日の安全保障会議を経た後、四月二十一日の閣議で決定されました。具体的には、協力支援活動等を外国の領域で実施する自衛隊の部隊等...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) まず、基本計画の必要性なんでありますけれども、これは依然として、昨年もロンドンの地下鉄の爆破テロ事件がありまして、アルカイダ及びその関連組織等の関与が行われているテロ事件が引き続いて世界で発生をしていると。そういう中で、国際社会、我が国も含めてテロとの...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これはもう九・一一テロ以来、いつどこで何がどこで起こるか分からない、そういう新たな脅威にさらされているという実態は今でも継続をしているものと思います。さらに、我々の電子社会の中ではサイバー的なものもあるし、あるいはまた我々みたいな海洋国家で資源を他国に...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) この米軍再編の問題については、昨年秋のいわゆる中間報告が出た後、当然そのグアムに対して沖縄海兵隊が八千人移転するという項目も含まれておりました。さらには、普天間飛行場の代替施設を造ること、あるいは厚木の空母艦載機を岩国に移転すること、そういうもろもろの...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) その点については、だから関係閣僚ともよく相談をし、日本の言ってみれば負担をできるだけ、アメリカの言うように七五%という線はのめない、そういう考え方の下でできるだけ負担を制限する、縮小していく形で、私に関係閣僚及び総理も交渉の責任を与えていただいたという...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 基本的には、海兵隊がグアムに移転をしていくことは沖縄県の負担の軽減になる、それはまた日米同盟の信頼関係にもつながる。したがって、これは一定の応分の負担をして実現をしていくことは、それは政府としては賛成であると、やっていこうということで、その具体的な財政...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは先ほども言いましたように、関係閣僚と折に触れて相談をし、その中で、交渉の窓口である私に、先ほど言ったような考え方の下で一任を受け、総理の了承も得て交渉に当たってきたということでございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) 具体的に幾ら幾らということではなくて、この米国との関係で我々の真水的な財政支出は米国より少なくなければならない、総額の算定に当たってどういうやり方をしていくのか、そういうことを、一定の考え方を持って交渉に当たらしていただいたわけでございますけれども。 ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) ですから、アメリカ側からアメリカ側の積算に基づいて一定の数字が示されたりしているわけでありますから、その中で、あるいはまたアメリカ側で何を造っていくのかということも提示されているわけでありますから、その中で日本としては何ができるのか、何をすれば海兵隊の...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) この総枠自体が最初から百二億、百二・七億ドルということで、アメリカ側から確定された数字で提示されていたわけではありませんで、それは九十億ドル台のこともあったわけだし、そういう中で我々が考えた考え方というものは、総額の何%を日本が負担をするという考え方は...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、財務大臣、官房長官、総理等々と相談する中で、一定の財政支出負担というものはやむを得ないという中で、私が最終的に合意をまとめるために判断をさせていただいたということでございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) それは、断続的に関係閣僚会議を開いたり、そしてまた総理と相談をしたりしていく中で、お互いに共通の認識を持っていったということでございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) ローレス副次官がインタビューか記者会見かで話されたということは承知をしております。  二百六十億ドルのうちの、そのうちグアム移転経費の六十・九億ドルは日本の分担として、そして、あと四十一・八億ドル余りを米側が負担しているということの話だと思います。二...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 例えば、この枠組みの百二・七億ドルの枠組みは確かに米国側の示した枠組みではありますけれども、我々が、六十・九億ドルの負担については我々のこれは、グアム移転をどうやってスピーディーにやっていく、そして、どういう形でお金を出させていただくか、何を造っていけ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 例えば、この家族住宅については二十五・五億ドルというふうになっておりますけれども、これはPFI方式等々の手段を取っていくことによって効率化が図られていくという計算は成り立っていくものと思っております。
○国務大臣(額賀福志郎君) もちろん日本の国家として、独立国家として、そして日本の安全を守っていく、そして日米同盟の信頼関係をきちっと堅持をしていく、そして沖縄県の負担を少なくしていく、日本全体としての基地の負担を軽減をしていく、そのために応分の負担をしていくということについては...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 先ほども言いましたように、テロのテロリスト集団、テロの攻撃というのは、いつ、どこで、だれが、どういうふうにやるか分からない、不確定なものである。その中で国民を守り、国家の安定、地域の安定を図っていくことでありますから、これは自分一国ではできない。やっぱ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) ラムズフェルド長官との三時間余りの会談で共通しておったものは、日米同盟の重要性については共通の認識を持っておりました。したがって、最終的には大局的な考え方でこれを合意形成をしていくことが我が国にとってもアメリカにとってもこの地域にとってもプラスであると...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) おっしゃるように、八千人の海兵隊員、司令部機能の八千人の海兵隊員、それから家族合わせて一万七千人と、こう言われているわけでございますけれども、じゃどの部隊が移転をしていくのかということについて、どこのところの部隊がどうだということがはっきり今の時点でな...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 海兵隊の一万八千人のうち八千人がグアムに移転されるということを明言しております。  どの部隊がどういうふうにそれが構成されているかについては、我々に対して、まだ米国が決定されることであって、我々にそれが知らされているわけではありません。ただ、全体とし...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 経費について積み上げをしてきたということであります。
○国務大臣(額賀福志郎君) これは基本的には第三セクターというか、特殊会社みたいなものをつくってやっていく考え方を取っております。それは融資をしたりすることにつながっていくからでありますが、具体的に現時点でどういうスキームということが明らかに詳細にわたって決められているわけで、決...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは先ほども言いましたように、我々はアメリカ側の提示した百二・七億ドルの枠組みの中で米海兵隊のグアム移転ができるだけスムーズに展開していくためにはどうしたらいいのかということで、住宅とか庁舎とかそういうことについて、財政支出あるいは融資等々で我々がで...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、出融資はいずれ日本に返ってくることになります。したがって、これを総合的に考えると、実質的な負担というものは私はアメリカより少ないというふうに思っております。
○国務大臣(額賀福志郎君) アメリカは、ですから、アメリカはグアム移転に伴う経費はこれくらいの枠組みになるであろう、こういう枠組みになりました、その中で日本は七五%を負担してくれと、そしてアメリカは二五%を負担するという論理展開でありました。  しかし、我々は、海兵隊をグアム移...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) いずれにしたって、共通の戦略目標というのは日米安保条約の共通の戦略目標ということでございます。  今度、グアム移転というものは、一つは日本における抑止力を維持する。この北東アジア地域の不安定な状況、不確定な状況の中で、きっちりと従来どおりの抑止力を維...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 日米安保条約というものは日本にとって必要不可欠な同盟関係であると、これは一つの戦略目標であります。  そして、日本の安全とこの地域の安定をつくり出していくために、我々は、今度の米軍再編に伴う基地の在り方を考えた場合に、ここの抑止力を維持し、一方で負担...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 先ほど委員は七五%、二五%の話をしましたけれども、この表面上の枠組みでもこれは日本が五九%であり、アメリカが四一%で、七五%、二五%ではありません。しかも、なおかつ直接財政支出は日本の方がずっと少ないわけであります。その上、出融資については返還されてく...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは今から具体的なスキームについては考えるわけでありまして、そのために我々は積み上げ方式というものを取っているわけでありまして、全体の何割を負担するという考え方は取らなかったのはそういうことでございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) 五月の初めに予定されている最終合意に向けて今、大詰めの調整をしているわけでございますけれども、それに基づいて、具体的なそれぞれのマスタープランというか実施計画というのが作られていくというふうに御理解をしていただきたいと思います。  ですから、海兵隊の...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) それは、今海兵隊員がグアムに移転される話をどういうふうにスムーズに話をしているかでございまして、あとは牧港とかいろんな土地の返還がありますけれども、それはアメリカが今後考えてどういうふうに我々に提案をしてくるのかということだろうと思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) この前も大田委員に申し上げましたように、そういう計画はないというふうに言いました。それから、滑走路を二本造ったのは、基本的には着陸するとき、離陸するときに地域の人たちは上空を飛ばないでくれと、これが最低の条件だということで、住民の安全に最大の配慮をした...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) アフガンですか、イラクですか。どっちですか。
○国務大臣(額賀福志郎君) 自衛隊について正式にそういう要請があっているわけではありません。
○国務大臣(額賀福志郎君) そのPRTの概念、どういう仕事をしていくのか、そういうこともまだ分かりませんので、答える段階ではないと思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) イラクにおいては人道復興支援法、それからアフガンについてはテロ特措法、その法律の範囲内で考えます。
○国務大臣(額賀福志郎君) 高コスト構造というか、要するに、グアムにいろいろ建物を造ったり道路を造ったりするときに、そういう建築資材だとか鉄だとか、そういうものはみんな遠路運んでくるわけですよね。どうしてもアメリカ国内、日本の国内なんかと比べると高く付きます。日本だって島で仕事を...全文を見る
05月08日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(額賀福志郎君) お答えいたします。  大体間違いがありません。
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、今度の米軍再編をめぐる同盟関係の在り方について、最大の焦点は負担をどういうふうに軽減をするかということでございました。特に、米軍基地が集中しております沖縄の負担をどうするかということでございました。その中で、海兵隊八千人、家族入れて九千人、合わ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 国会については、まだこれから地元の皆さん方にも説明をし、政府としてもきっちりと閣議決定をするなどオーソライズしていかなければなりませんので、もう少し時間をかしていただきたいというふうに思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) よくそういうふうに誤った報道がなされたり宣伝がなされているわけでございますけれども、そういうことはありません。現在の普天間基地におきましても、ヘリコプターとかそういう燃料供給のために油送管があります。それと同じように桟橋を造って、ヘリの燃料補給用として...全文を見る
05月09日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 日米同盟、安保条約の変遷というのはもう先生も御承知のとおりでありますけれども、再近時においては、冷戦後の日米同盟関係をどういうふうに位置付けるかということで、九六年の日米共同安保宣言というのがあったと思います。その上に立ってガイドラインというものができ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、我々が直接的に問われていることは、日米の同盟関係の中で、具体的に有事になったとき、あるいは周辺事態が起こったときにどういうふうな協力体制ができるのか、役割、任務分担についてしっかりとこれを考えていこうということが問われていると思います。その上に立っ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) それはもう当然、これまでの過程でもやっておかなければならないことでありまして、それは後れを取っているから早急にスピードを出してこれはきちっとしていこうではないかということを確認したということだと思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) 当然であります。
○国務大臣(額賀福志郎君) もう既に各自治体につきましては、有事法制とか国民保護法制の制定に伴ってしっかりと説明が行われつつあるというふうに認識をしております。
○国務大臣(額賀福志郎君) 今言ったような、言ってみれば緊急時の具体的な態勢についてもうちょっとスピードアップしてしっかりやろうじゃないかという話が一つあると思います。その上に立って、さらに、例えばイラク特措法にしてもそれからテロ特措法にしても、これは時限立法であります。今後、我...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) それは何のお金でございましたでしょうか。
○国務大臣(額賀福志郎君) これはもう、例えばグアムの移転の問題については、先生も御承知のとおり、これはどうしてスピードアップしてやっていくかということについては、沖縄県民の負担をできるだけ軽減させていただく、沖縄県民にとっては長年の悲願である、そういったことについて我が国も応分...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、やっぱり我々責任ある者が発言をすると、それは最初に発言をすると、それが言ってみれば決まったような形で独り歩きして、後で状況の変化に応じてこういうふうに変わりましたと言うと、それは何か見通しが悪いんじゃないか、基盤がしっかりしていないんじゃないか...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 私どもは最初から数字ありきという形で話をしているわけではありませんで、ただ米国側が、海兵隊の移転については幾ら掛かるか知らないけれども日本は七五%負担しなさい、アメリカは二五%であると。その議論というのは、これはある意味では国民に対して説明できる論理で...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 驚くというよりも、私としては、グアムに移転するためにどれくらい金が必要なのか、一定の、ある程度の金が掛かってもこれはやることが日本にとっての国益である、沖縄県民の負担を軽減すること、日米同盟の信頼関係を堅持することができる、その意味ではある程度の金が掛...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) ローレス副次官のように大ざっぱに言うわけにいきませんから、ちゃんと精査した上ではっきりと物を言わせていただきたいと思っておりますし、これは国内の米軍施設の移転とか建設の問題でありますから、例えば普天間飛行場のキャンプ・シュワブの移転についても、これはま...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) この点については、ですから、私はきちっと最終合意に基づいて米軍の施設がどういうふうに移転をされていくのか、あるいはどういう施設が必要なのか、どういう施設を統合していくのか、そういうことについて積み上げて、そしてある程度の概算を出して、国民の皆さん方にし...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 私が言っているのは、今度の米軍再編に伴う国内の米軍施設の移転とか統合だとか建設についての話をしております。
○国務大臣(額賀福志郎君) 守屋次官の場合は、恐らくこの米軍再編とか自衛隊あるいはまた基地の問題、様々な経費を総合的に大ざっぱに話をしたんじゃないかなという思いがいたします。
○国務大臣(額賀福志郎君) ですから、私が言っているのは、地域の振興費だとか思いやり予算だとか、そういうものは全然含んでおりません。
○国務大臣(額賀福志郎君) 私はまだそういう積算をしておりません。
○国務大臣(額賀福志郎君) これから米軍移転の問題については積算をさせていただきたいというふうに思っております。ですから、それはきちっとした数字を私は後で申し上げさせていただきたいというふうに思っております。
○国務大臣(額賀福志郎君) 確かに出融資二十五・五億ドルとなっておりますけれども、その中で効率化、合理化していく形で、二十五・五億ドルを使わなくても住宅等々を建設できるのではないかという試算をしております。
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、そういうことについてもこれからきちっと精査をしていくということでございます。  我々は、例えば財政支出においても、これは上限の価格として試算をしているわけでございまして、それぞれの価格においてもできるだけ合理化を図っていくということが当然のことだ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) まだそういう細かいことまで考えておるわけではありません。
○国務大臣(額賀福志郎君) これはこれから米国側とも話合いをしながら協議をしていくことでございますけれども、これは、国内で、例えば沖縄でこれまでも住居を造ったりなんかしているわけでありますから、そういうことを勘案しながら常識的な線で考えるのが当然であるというふうに思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) すべてこれからいろいろと協議をし、積算をしていくことでありますから、白先生の博識なところも参考にしながら考えさせていただきたいというふうに思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) これまで、だから、沖縄に住まわれていた住居等々を参考にしながら常識的な線で積算をし、建設をしてまいりたいというふうに申し上げます。
○国務大臣(額賀福志郎君) すべて今度の価格は上限として認識をしていただきたいと思っております。
○国務大臣(額賀福志郎君) まだそこのところの期限を六十年にするとかいうことが決定されているわけではありません。これからきちっとそういうものも整理をさせていただくということであります。
○国務大臣(額賀福志郎君) この前、日米の間で米軍再編に伴う最終合意を行いました。その中で、資金的な枠組みで合意しましたのは沖縄の海兵隊をグアムに移転する際の総枠組みであります。それが百二・七億ドル。それを日米の間で分担し合って、スピーディーにこれを行おうということでございます。...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) はい、分かりました。  それから、家族住宅等の、あるいはインフラ等の融資で三十二・九億ドル。合わせて六十・九億。米国側が四十一……
○国務大臣(額賀福志郎君) 四十一・八億でございます。そして、日本側の場合は真水が二十八億ドルで、融資が三十二・九億ドルでありますから、この出資、融資は、もうほとんど、いずれ日本に返ってくる金でありますから、全体の負担としては、大ざっぱに言うと日本は実質的な負担は半分以下であると...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今の国内整備については、先ほども言いましたように、仮にその普天間飛行場のキャンプ・シュワブ移転についても、この前ようやく中身が合意された段階でありまして、具体的に今後どれくらいお金が掛かるのかということをこれから検討していくわけでございますので、今の段...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 私が言っているのは、例えば今、グアム移転費については今申し上げたとおりですね。それから、米軍基地がこれから移転をしたり、統合したり、新しい施設を造ったりすることについてはこれから試算をしていくことであると、積算をしていくということであると、その点につい...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) ローレス副次官がおっしゃった数字につきましても、同じ我が党の安全保障関係者がローレス副次官とこの前の連休中にワシントンでお会いしたときに、あれはきちっとした積算に基づいた数字ではないということを自ら言っていると聞いております。  したがって、それぞれ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 一般論的に言いますと、例えばアメリカはアメリカの事情で、米軍再編に伴う経費は全体的にこれくらい掛かるけれども、アメリカの負担はこれくらいですよというふうにどうしても少なめに言いたい。日本は日本で、自分の本当の負担はそんなに多くしたくないから、これくらい...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 私が言ったのは、米軍の基地の言ってみれば移転だとか統合だとか新しい施設を造るとか、そういうことについてのきちっとした根拠についての積算はない、それはこれからしっかりと示しますと。守屋次官が言っているのは、今までの経験則的に、地域振興費だとか、それから思...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、例えば普天間飛行場の場合は、緊急時の滑走路利用というのはありますが、それは国内の鹿屋とか新田原とか、そういうところで代替機能を果たすということになっておりますが、それとは別に、日本が周辺事態だとか緊急時の場合に、やっぱり米軍も含めて、民間の飛行...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今先ほど普天間飛行場の緊急時の移転について、鹿屋と言いましたけれども、築城でありましたから、間違えましたので訂正させていただきますが、もちろんこれは、普天間飛行場はそれぞれの機能があるわけでありますから、それがパッケージできっちりと移転されることが望ま...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) それは日米の間で協議をする中で決定されたわけでございまして、当然抑止力の維持という視点もありますから、何かが起こったときの初動態勢、初期態勢が堅持されるように担保されているというふうに考えていただければよろしいと思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) 日米協議の上に取りあえず八千人の移転ということで合意をしたわけでございますから、それに伴う体制をしいたということでございまして、したがって、八千人移動しても、ちゃんと沖縄の地政学的な立地条件からして一定の初期対応能力が堅持されるような形になって抑止力が...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 施設の今は七五%と言われているのがどれくらいに減りますかという意味ですか。
○国務大臣(額賀福志郎君) ちょっと待ってください。  嘉手納以南の土地ですね、千五百ヘクタールが返還されるという形になっておりますが、全面返還だとか一部返還だとか、こうなっておりますので、まだきちっと整理されてませんので、後で御報告させていただきたいと思います。
05月11日第164回国会 衆議院 本会議 第29号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 私は、四月三十日から五月三日まで米国のワシントンを訪問し、五月一日、日米安全保障協議委員会において、麻生外務大臣とともに、ラムズフェルド国防長官及びライス国務長官と協議を行いました。また、五月三日、ラムズフェルド国防長官と協議を行いました。  日米安...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 寺田議員にお答えをいたします。  まず、今回の米軍再編に伴う抑止力の維持についてのお尋ねでございました。  今回の再編案にある横田や座間での司令部の併置等々によりまして日米間の緊密な協力が促進されること、あるいはまた、共同訓練、情報の共有、運用の一...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 武正議員にお答えをいたします。  まず、自衛隊の隊舎の建設費についてでございました。  お尋ねの報道につきましては承知はしておりますけれども、先般の日米防衛首脳会談における合意内容にはお尋ねの経費は含まれておりません。また、合意に至るまでの具体的な...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 佐藤議員にお答えをいたします。  まず、米軍再編のための経費についてのお尋ねがありました。  米軍再編のための経費は、今般の最終取りまとめの内容を踏まえまして、今後、米国との間で事務的に細部を調整し、我が国が負担すべき経費の内容の詳細をきちんと精査...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 赤嶺議員にお答えをいたします。  まず、普天間飛行場代替施設についてのお尋ねがありました。  政府といたしましては、普天間飛行場の早期返還に向けまして、今回、新たに周辺住民の方々の生活の安全、自然環境の保全、移設事業の実行可能性に留意した代替施設の...全文を見る
05月12日第164回国会 参議院 本会議 第23号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 私は、四月三十日から五月三日まで米国のワシントンを訪問をし、五月一日、日米安全保障協議委員会において、麻生外務大臣とともに、ラムズフェルド国防長官及びライス国務長官と協議を行いました。また、五月三日、ラムズフェルド国防長官と協議を行いました。  日米...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 浅尾委員にお答えをいたします。  まず、ローレス副次官の発言についてお尋ねがありました。  政府といたしましては、ローレス副次官の発言の真意について承知をしておるわけではありませんけれども、米軍再編に伴い我が国が負担すべき経費につきまして最終的に見...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 高野議員にお答えをいたします。  まず、米軍再編に伴う、今後の国民の皆さん方に御理解を得るために、政府の姿勢についてお尋ねがありました。  高野議員御指摘のとおり、謙虚な姿勢で地元の皆さん方と対話をし、理解を得ていくことが一番大事だと思っております...全文を見る
05月16日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 今、福島先生がお尋ねでありますが、先般、五月一日に2プラス2、その後、日米の防衛首脳会談もあったわけであります。もちろん麻生外務大臣も、それは国務長官とお話をしたり2プラス2でお話もあったわけでございますけれども。  私どもがまずお話をいたしましたの...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、榛葉委員のおっしゃるとおり、今度、何といいましたかな、ファイル交換ソフト、シェアによる情報流出ということの事件があったことは事実でございます。  我々は、もうこれまでの一連の「あさゆき」情報流出事案以来、私有のパソコンを一掃して、そしてまた、情報...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、柳田先生がおっしゃるように、自衛隊の基本的な目的は、これは日本の国民と国家の安全を守るということ、自国の安全を守るときには地域の安定が非常に大事であるということ、そういうことについて法律に基づいてどういうふうに活用するかということが基本的にシビリア...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 例えば、イラク支援法について、自衛隊が、陸上自衛隊、航空自衛隊がそれぞれ人道復興支援活動という限定された中で仕事をさせてもらっているわけでありますけれども、その活動を展開する中でやはり自らの生命、安全をどういうふうに守るかということについては、自らと自...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 基本的には、我々は様々な歴史を経験をし、そして今、国民も、我々が目指しているのは平和国家であり、しかも、なおかつ国民が安心して生活ができるそういう繁栄、豊かな生活ができる国家である。そのためには、やっぱりこれだけ通信だとか輸送力だとか様々な技術が発展し...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これはもう、今、柳田先生がもう御存じの上で御質問なさっているわけでありますが、国会においては、とにかく自衛隊をどういうふうに活用するかということについては、法律に基づいて動かされている、法律に書かれてないこと、以外のことはできない。したがって、国会で法...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、イラクとテロについては事後に必ず国会の承認を得なければなりません。
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、日本が独立国家になったときに、日本には自衛隊がありません。したがって、安保条約を結んで米軍が日本を守りましょうという形になって六十年まで来たと。そして今日までも、基本的には外的な敵には米軍が、そして国内の国民を守る防衛作業は自衛隊がという形で日...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、先ほども歴史的な経緯がありました冷戦時代あるいは冷戦後、あるいはまたテロ事件以降、あるいはまた技術力だとか様々な変化に伴いまして防衛の在り方、あるいはまた脅威というものの変質、そういった中で我々は自らの国と地域の安定とをどういうふうに考えていく...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 我々にとっては、やっぱり世界第二の経済大国でありますけれども、これやっぱりエネルギーが安定供給されている中東とか、世界が平和である、安定的であるから、こういう経済活動ができる。やっぱり中東の安定は我々の国益に直結をしている。そしてまた、インド洋とかマラ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) お答えをいたします。  先般、そういう質疑があったわけでありますが、今御指摘の労務借り上げ契約の在り方については、副長官を長とする防衛施設庁入札談合再発防止に係る抜本的対策に関する検討会において四月二十七日に取りまとめた報告書概案の中で、一般的な工学...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) そういう問題については、労務借り上げの契約金額が高いとの批判を踏まえまして、労務借り上げの予定価格の算定方法について見直しを行うわけで、行っていきたいというふうに思っております。
○国務大臣(額賀福志郎君) これは一般競争入札を原則にして、そしてその後は丸投げはさせないという形にしたいというふうに思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) 先ほど言ったように、すべて一点、一般競争入札の対象にするということです。
○国務大臣(額賀福志郎君) 今御指摘のことについては、理事とか、それから防衛庁の勤務経験者がほとんどを占めているという御指摘については見直しをし、民間出身の方々をこれからも増やしていくと、これから増やしていきたいというふうに思っているところでございます。  防衛庁としては、公益...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 先般、防衛施設庁入札談合等再発防止に係る抜本的対策を公表しまして、一般競争入札の拡大、それから建設工事にかかわった人たちの再就職の自粛とか早期退職慣行の是正とか様々の対策を講じているわけでありますし、一方でまた、防衛庁関連の公益法人について見直しを行っ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 一連の施設庁の談合事件が発覚した昨年の十一月、私は施設庁及び防衛庁全体に対しまして、捜査に全面協力をし、事実関係を明らかにしていくことから国民の信頼回復を図りたいという話を再三言ってきたわけでございます。  今おっしゃられた事案につきましては、これま...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今すべて、縦横十文字にわたって調査をしているところであると。だから、明らかになり次第、全体について全容をお示しをし、厳正な対処をしたいというふうに思っております。
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、これまでも事実関係とかを解明するためにヒアリングをしたり様々な形で調査をしてきたわけでございますから、事実関係が判明した段階できちっと公表をし、厳正に対処するということを申し上げて、是非御理解をいただきたいというふうに思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) 捜査に全面協力するということですから、当然そういうことも含めて捜査に協力しなければならないということを言明したわけであります。
○国務大臣(額賀福志郎君) 調本事件のときはひどい証拠隠滅がされました。そういう意味では、まさか今回そういう事案があるかどうかについて、報道はされたわけでございますけれども、きちっと全容解明のために全力投球をしている、事実関係が判明したらお知らせをし、厳正に対処するということで言...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 事実関係を明らかにし、そして厳正に対処し、再びこういうことが起こらないように再発防止策を作るのが私の責任であるというふうに思っております。
○国務大臣(額賀福志郎君) 今おっしゃるように、最終取りまとめにおいては、「約八千名の第三海兵機動展開部隊の要員と、その家族約九千名は、部隊の一体性を維持するような形で二〇一四年までに沖縄からグアムに移転する。」と記述されているわけであります。  その沖縄の統計資料に八千百四十...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、大田先生がおっしゃるような形で最終報告書には明記されております。しかし、具体的にどこの部隊が何人とか、そういうふうにはなっておりませんので、これから詳細、具体的に協議していく過程で、まあそれ以外にも入るかもしれないし、それは基地の返還がありますよね...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 新たな部隊が入ってくるという形で最終報告書に明記されていることはありません。
○国務大臣(額賀福志郎君) これはなかなか厳しい質問なんでありますけれども、今のところ、ロードマップにおいて書かれていることは、キャンプ桑江、キャンプ瑞慶覧、普天間飛行場、牧港補給地区、那覇港湾施設及び陸軍貯油施設第一桑江タンク・ファームの六施設・区域を返還対象として、キャンプ瑞...全文を見る
05月18日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 私は、四月三十日から五月三日まで米国のワシントンを訪問をし、五月一日、日米安全保障協議委員会、いわゆる2プラス2において、麻生外務大臣とともに、ラムズフェルド国防長官及びライス国務長官と協議を行いました。また、五月三日、ラムズフェルド国防長官と協議を行...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、日米の間で沖縄の米海兵隊のグアム移転の経費をどういうふうに分担するかについて議論をしている際に、日本の国としても、米軍再編に伴う米軍基地の移転等々については、グアムに移転する経費と国内移転の経費と両方あるわけでありますけれども、そういう両方を積...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 先ほどの守屋発言につきましては、浅野委員のおっしゃるとおりでありまして、国民の皆さん方に誤解を与えるようなことになったことについては極めて遺憾に思っている次第であります。  ただいまの同盟関係における協力が新たな段階に入っているということについては、...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、浅野委員がおっしゃるように、五月一日の2プラス2で承認されたロードマップが完了した時点での沖縄における在日米軍専用施設・区域の占める割合については、キャンプ瑞慶覧が部分的な返還等と言われておりますし、その中身が決定されていないこと、あるいはまた普天...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) グアムに移転するのは、今先生がおっしゃったとおりで、一万八千人のうちの八千人の司令部機能がグアムに移転をすることになっておりますので、実際に沖縄等に海兵隊が残っているわけでございます。  一方で、この在日米軍再編の段階で、座間における米国の陸軍と陸上...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) まず地元の対策についてでありますが、私どもは五月一日の最終合意の後、それぞれの基地のある市町村や知事さん等々に対しまして、その経過それから中身について誠意を持って今御説明をしているところであり、そしてこれは自治体とか地域住民の理解と協力が得られなければ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) もうこれは浅野委員が御指摘のとおり、沖縄の海兵隊が八千人グアムに移転することによって、あるいは家族が移転をすることによって、雇用の問題とか地域経済に及ぼす影響というものは大きなものがあると思っております。したがって、その駐留軍労働者の雇用に対してどうい...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 守屋次官としては、米軍再編に伴う日本側の負担について、これまでの経験則から、日本側の負担が従来の計算を含めて、あるいはまたグアム移転の経費も含めて考えれば大きな数字になる、経費になる、そういったことについてのイメージを申し上げて、日本もできるだけの努力...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) きちっとした積み上げに基づいて言われた数字ではないというふうに思っております。ですから、遺憾と思っています。
○国務大臣(額賀福志郎君) アメリカ側がグアム移転経費がどれくらい掛かるのか、掛かった経費の七五%を日本が負担をしてもらいたい、米国側は二五%の負担をするという考え方で交渉に臨んでおったものですから、私どもとしては、沖縄海兵隊のグアム移転は沖縄県、日本の負担の軽減に結び付くことに...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 米国の一定の積算に基づく経費の概要による全体の百二・七億ドルでございますけれども、我々はその中で住宅とか庁舎とか電力とかのインフラについて、直接支出、あるいはまた出資、融資で負担をさせていただくということになったわけでございますけれども、具体的にこれか...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 先ほども言いましたように、しっかりとした積算に基づいてはじき出された数字ではない。したがって、その数字が国民の皆さん方に誤解を与えた点について遺憾に思うというふうに申し上げたわけでございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) 米国と、米国の責任者と直接交渉したのは私でございます。私が交渉した当事者でありますから、この問題については、これから私がしっかりと予算措置をつくるときに積算をして国民の前にお示しをし、そして透明性を持った形で御理解を得るようにしたいというふうに思ってお...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、私が先ほど守屋次官から直接聞いてお話を申し上げ、そして誤解を与えたようなことについては遺憾に思うということでお話を申し上げましたので、各先生方に国会の場で御理解をいただければ有り難いし、それから、これから私もきっちりと実際のこれ仕事を行っていく、具...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 実際に、私も、この前の当委員会だったと思うんでありますけれども、建設費用がどうなっているのかということについてお答え申し上げたことがあります。  私としては、米側の見積りを聞いている段階においては、建設費用が高くなる傾向にあるということを聞いておりま...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 先ほど申し上げましたように、我々の負担の中身というのは、それぞれ直接的な財政支出というのは上限であるし、それから、出資、融資というのは民間スキームを利用しながら仕事を展開していくということでございますから、我々が独自に積算をし、効率化を図っていくことが...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、まだそんな具体的に決まっているわけではありません。当然オープンな形で、日本の企業等々も参加できる環境でなければならないというふうに思っております。
○国務大臣(額賀福志郎君) 先ほど言ったように、財政的にはできるだけ効率的に対応するということと、日本側の負担もあるわけでございますから、日本側の企業が堂々と参加、参入できるようなシステムをつくった上で仕事がなされていくことが望ましいというふうに思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) 具体的にどこと、世界じゅうどこの国でも対象にするのかとか、具体的にそういうことは語っているわけではありませんけれども、入札でありますから、制度でありますから、オープンにしていくことが望ましいと思っております。と同時に、これは例えば米軍の施設でありますか...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) この点について具体的にどういう形になっていくのか、まだよく把握しておりません。
○国務大臣(額賀福志郎君) 犬塚委員の御指摘はいい指摘だと思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) これは2プラス2においてもそうでありますが、言ってみれば、米軍再編に伴う日米の同盟関係の協力体制が一段と進み、新しい段階に入っているというふうにきちっと書かれているわけでございます。  日米首脳会談が開かれるというふうに私は断定的に言いましたけれども...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 自衛隊をどう活用するかということでございますけれども、一つは、厳然たる本来任務というのは日本の防衛であります。したがって、日本の防衛を確実なものにするためには周囲の安定が必要であるということ。  そしてまた、日本の自主防衛だけではなくて、その日米同盟...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 自衛隊の活用については、もうこれはおっしゃるように、憲法に基づいて、そしてまたそれに基づく法律によって行動が規定されているわけであります。それは、この前も議論がありましたけれども、国会、内閣、我々がきっちりとシビリアンコントロールの中で厳正に守っていか...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 先ほども話もしましたけれども、きちっとした積算根拠に基づいて言われた数字ではないというふうに思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) それは、守屋次官の二兆円の話だったですかね、それともローレス副次官の三兆円の話だったですかね、私が言ったのは。ちょっと後で確認をしてから答えたいと思いますが。
○国務大臣(額賀福志郎君) その二兆円についての話について、理事会に、お手元に示したように、守屋次官に確かめましたところ、守屋次官が言った二兆円の数字というものは、グアム移転経費に関連して、既に負担している経費に加え、再編に伴う新たな経費も負担することになるので、日本の負担は十分...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 守屋次官の話は、グアム、じゃなくて、思いやり予算は入っていないというふうに、入っていない形で言われたと思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) きっと私、その意味では、ローレス副次官が言った三兆円の数字のことのイメージで話をしたものと思いますので、もしそういうふうに受け取られておるんであるならば、それは直したいと思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、例えばこれから米軍の再編に伴って米軍の基地が、施設が新しくなったり、あるいは移転をしたりとかしますよね。そういう経費を含めてという意味ですね。例えば普天間飛行場の移転についてもそうですね。
○国務大臣(額賀福志郎君) 既に負担をしている経費という意味のことですか。これは入っております。
○国務大臣(額賀福志郎君) はい、入っております。
○国務大臣(額賀福志郎君) もう一度言ってください。済みません。
○国務大臣(額賀福志郎君) グアム移転に関連して、既に負担している思いやり予算に加えて、再編に伴う新たな経費も負担することになると書いてありますが、既に負担している経費は思いやり予算を含んでおりますと。再編に伴う新たな経費ということについては、正にこれから、その普天間の代替施設だ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) グアム移転経費に関連をして、既に負担をしている経費に加えて、新たな経費が出てきますねと、そういうことを全部合わせると日本の負担は非常に大きいんですよという意味のことを言っていると。
○国務大臣(額賀福志郎君) 最初の新聞記事の中には、二兆円というのの中には思いやり予算というのは含んでいないというふうに解釈をしましたので、私が発言をしたのは、それはローレス次官の発言と勘違いをして答弁したのかもしれませんと言っているわけであります。  ここに守屋発言の、今度の...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) ですから、思いやり予算というものもやってますねと、それに加えて、今度の米軍再編とかの問題については新たな負担がありますよと、そういうことのイメージで話をしたんですということを言っているわけです。  だから、思いやり予算等に加えて新しい負担が出てきまし...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) もちろん、百二・七億ドルという全体の枠組みをグアム移転経費について話をしたわけでありますから、数字が入っているわけでございます。  ただ、そういう枠組みの全体の中身について、我々が請け負うのは自らが積算をして実質的な負担をしていくということで話を展開...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 大田先生、八千人のグアム移転が行われれば四千人ですか、私もそういう数字はまだ聞いておりません。しかし、そういう雇用の問題とか、地域経済に大きな影響を与えることは間違いがないと思いますし、それから土地の利用についてもやっぱり考えていかなければならないとい...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 現時点で、今、先ほど大田先生がおっしゃったように、土地の問題については、おっしゃるように、駐留軍用地返還特措法の規定に基づいて返還日の翌日から三年間を限度として借地相当額の返還給付金を所有者に支給していくことができると。その後についても、跡地利用対策の...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これはもう私も、これまで沖縄県民の皆さん方が戦後六十一年にわたって日本の安全保障の基軸である日米同盟に基づく米軍基地を負担していただいたことに対し、本当に御労苦が重なってきたことについて私どもは重々承知をしているわけでありまして、そのことを踏まえて、今...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) ただいま議題となりました防衛庁設置法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を説明いたします。  この法律案は、防衛庁設置法、自衛隊法及び防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部改正を内容としております。  平成十七年度以降に係る...全文を見る
05月18日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第9号
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○国務大臣(額賀福志郎君) お答えをいたします。  この不祥事は昨年の十一月発覚をいたしました。私は即座に、この捜査には全面協力をして全容解明に当たらなければならないということを指示をいたしました。捜査に協力をすると同時に、防衛庁の施設庁内においてもこの実態を解明するために調査...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) お答えをいたします。  この米軍再編に伴う諸経費については二つあるわけであります。それは委員の御指摘のとおりでございまして、沖縄の海兵隊をグアムに移転する経費をどういうふうに我が国も負担をするのかということ。沖縄にとっては海兵隊が削減されることは悲願...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) お答えをいたします。  国内で、例えば沖縄辺りで米軍の住宅を造っておりますけれども、その際は、家族住宅一戸当たりの建設費用は、整備場所の現状、状況等によって異なることから一概には計算できないんでありますが、低層家族住宅の三寝室、百四十五平米、これは二...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、前どこかの委員会でも議論があったわけでありますが、グアムにおいては、どうしてもアメリカ側の説明によりますとコスト高になることが多いと。その理由について幾つか言っているんでありますが、具体的に申し上げますと、例えば、資材はほぼすべて島の外から搬入...全文を見る
05月23日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第19号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 今、山本委員のおっしゃるとおり、今度の防衛庁設置法の一部を改正する法律案については、基本的には、新たな安全保障環境にどういうふうに実効的に対応していくことができるか、そういうことについての体制を整えていくということに尽きるかと思っております。  その...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、山本委員が御指摘のとおり、九四年の北朝鮮の核開発疑惑、九八年のテポドン発射という事案が我が国の周辺で起こったということは、国民の安全保障観を変えたということのインパクトは大きかったというふうに思っておりますし、そういう中で、周辺事態とか有事法制とか...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) それは、やっぱり一つの受け取り方としては、国民においても防衛庁というよりはやっぱり省の方が重みがあるという印象を持っているんではないのか、印象的にですね。しかも、実際に省になれば、主務大臣が付いて、内閣の発議権もあるし、それから予算の提案権もあるし等々...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、山本委員がおっしゃるように、後ればせながら、イラク新政府が発足したということは本当に喜ばしい限りであります。その中で、マリキ首相がブレア首相との会談の際に、我々自衛隊が行っているムサンナ県、それからメイサン県については六月中にも権限移譲が行われるか...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 陸上自衛隊、それから航空自衛隊がそれぞれ人道復興支援等々に汗を流しているわけでありますけれども、これまでの二年半の実績はもう山本委員御承知のとおりでありまして、これはそういう人的な貢献とそれからODAとよくタッグマッチを組んで地域の発展にあるいは基盤づ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、白委員からテポドンについての情勢報告ということでございますけれども、北朝鮮のミサイル関連活動を含めまして、我々は我が国周辺における各国の軍事情勢、動向については日ごろから情報収集とか分析をしているわけでございます。その中で、様々な情報に接しているこ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) この前もまあ具体的な個別のことについてはコメントを差し控えたいと。その際に、今、白委員がおっしゃるように、あれは記者団だったかと思うんですけれども、今の状況は差し迫った状況なのかどうかという話があったものですから、まあ一般論的に言えば、いろんな情報を得...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 一般論的に言えば、特に差し迫った状況ではないけれども、引き続いて従来どおりしっかりと情報収集、分析をしていきたいということでございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) 例えば、今度の設置法の改正におきましては、一つは、今御指摘のように、内部部局の企画立案機能の強化、装備本部の新設、地方連絡部の地方協力本部への改編、陸上自衛隊中央即応集団の新編等々の中身になっているわけでありますが、それぞれの問題は、例えば施設行政にお...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) そうですね。白先生の御提言であります。防衛庁においては、総合取得改革の一環として、これまでも装備品の製造企業に対する作業効率の向上促進、補給システムの効率化、装備品のまとめ買いなど、いろんなコスト削減について努力をしてきた経緯はあるわけであります。 ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) それは、専門的な知見というのは、守屋次官は防衛庁職員として長い間経験を積み、それからこの米軍再編とか沖縄問題等々に携わってきたこともあり、そういう、あるいはまた毎年毎年予算編成を行ったり、あるいはまた予算執行を行ったり、そういう経験則に基づいてという意...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) ある程度の、何というんですかな、経験則とかそういうものがあるからイメージが出てくるんであって、何も経験がなければイメージというのはわいてこないんじゃないでしょうか。そういう意味で、もうちょっと具体的に専門的な知見に基づいてしっかりと積み上げていけば、そ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) この前、私がこの委員会で発言をした文章でありますけれども、その中身について是非受け取ってもらいたいのは、私から守屋次官に直接確かめましたところ、講演における守屋次官の二兆円という数字を挙げての発言は、その後に、グアム移転経費に関連して、既に負担している...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 二兆円という、今言ったように二兆円という数字は日本の負担を非常に大きく、大きいということを言いたいために言っていることであるということは御理解いただいたと思うんですね。  その中身でありますが、グアム移転経費に関連をして、関連して、既に負担している経...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) だから、二兆円という数字は、日本の負担が大きいということをもって交渉を進めてきたということになるわけでありますね。それで、その中に、そのグアム移転経費に関連して、既に負担している経費に加えと、こうなっていることについてと新たな経費ということとは別である...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは入ってません。
○国務大臣(額賀福志郎君) 二兆円というのは、だから再編に伴う新たな経費に係ることであると。
○国務大臣(額賀福志郎君) そうです。グアム移転経費に関連して、既に負担している経費に加え、再編に伴う新たな経費を負担することになるのでということは、その二兆円というのは再編に伴う新たな経費を負担することを言っているのであって、既に負担している経費というのは別であるということです...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) その大きな負担というのは、米国の施設の国内移転の経費であります。
○国務大臣(額賀福志郎君) 国内で負担をしているというのは、米国の基地の国内負担のことを言っております。
○国務大臣(額賀福志郎君) 私が言っている数字は、そのときの数字はどういうふうになっているかはちょっと記憶にないんだけれども、今の二兆円の数字は、これは次官の説明について私はコメントしているわけであります。
○国務大臣(額賀福志郎君) 本会議での答弁で私は思いやり予算とは言っておりません。
○国務大臣(額賀福志郎君) 米国の基地の移転に伴う負担のことを言ったわけでございます。例えば、それは普天間基地を移転をするとか、それから、これまでも岩国だとか、これからも岩国の移転のことがあります。
○国務大臣(額賀福志郎君) これまでも米軍の基地の施設の整理・統合だとか新しいものを造ったりとか住宅を造ったりすることについて負担をしてきたし、これからも負担をしていくことになるわけであります。
○国務大臣(額賀福志郎君) その答弁、質問の中身をもう一回点検をしてみたいと思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、この在日米軍再編に伴う所要の経費については、これからきちっと精査をして積み上げていくことになるわけでありまして、まだ確定をしていないことはもう委員も御承知のとおりでございます。したがって、我々は、今後この仕事をやっていく上に当たって、政府部内でしっ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) この問題については、今申し上げたように、まだ具体的などれくらいの必要経費が要るかということについて定かではない段階でございます。なおかつ、中期防の中には米軍再編に伴う経費が積算されているわけではありません。したがって、今後、政府部内でよく調整をしていか...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 白先生の御意見も非常に大事なことであるので、よく受け止めて対応していきたいというふうに思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) 非常にいい意見だと思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、例えばインド洋沖のスマトラに対して日米で共同で災害対策に応じたとか、あるいはまたテロの問題で自衛隊は活動をしているとか、あるいはまた海上の安全等々についてもアジア各国といろいろと相談をしているとか、そういう意味ではアジア太平洋地域、海洋国家日本...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) アジア太平洋地域はアジア太平洋地域であります。アジア太平洋はアジア太平洋であり、それは、我々は、自衛隊の活動は、日米の協力関係が我が国の法律、我が国のスタンスに基づいてその行動ができるという前提の下でアジア太平洋地域で行動が行われるということであります...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) グアムはアジア太平洋地域に入ると思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) アメリカ第一軍団司令部が改編をされて、司令部機能として座間に来るということになっております。
○国務大臣(額賀福志郎君) それはもう、日米安保条約の枠組みの中で我々は行動するわけでございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) 高野先生の鋭い分析でありますけれども、基本的にはこの米軍再編に伴って、先ほど来言っておりますように、一つは抑止力のその維持であり、一方では負担の軽減であると。これは二〇〇四年の日米首脳会談で、小泉総理が負担の軽減ということを言って、これにブッシュ大統領...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) まず、後者の方からお答えさせていただきますけれども、日系企業が受注するかどうか、きちっと決まっているわけではありませんけれども、日本も出融資を行ったり、直接支出を行ったりするわけでありますから、公正な形で仕事が入札されるという形の分野があると思いますの...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 米軍再編、あるいはまた世界の中の日米同盟という日米両首脳の政治的なメッセージの中でそういうことがうたわれているわけでございますけれども、米軍再編については、これはもうきちっと安保条約に基づいて極東の範囲の中で行われるということでございますから、これはき...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 司令部は朝霞に当面置きます。
○国務大臣(額賀福志郎君) 中央即応集団というのは、もう委員も御承知のとおり様々な能力を持つ自衛隊の機能でありまして、テロだとか災害だとかあるいは国際協力活動とか、そういうことに、今我々が対応していることに即応していく、あるいは機動的にどう展開しているかということが直面している課...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 朝霞に司令部をつくった後については、後の庁舎についてはまたいろいろと自衛隊の機能をそこで活用させていただくように対応していきたいというふうに思っております。
○国務大臣(額賀福志郎君) これはもう米軍再編に伴ってお互いの、日米間の情報共有とか運用とか訓練だとか様々の抑止力、能力向上のために協議している過程で、我が国も我が国の主体的な形で自衛隊の改革を行っているわけでありますから、我が国の考え方でこういう陸上自衛隊の中央即応集団司令部の...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) この問題については、仮に中央即応集団司令部がキャンプに移転した場合には、今後も東部方面総監が陸上自衛隊として、海上自衛隊とかあるいは航空自衛隊とか、これからは統合運用が非常に大事なことでございますので、そういう場所に利用するとか、様々な新しい自衛隊の活...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、先ほど言ったように我が国の戦略、戦術に基づいて、自衛隊の改革の中で中央即応集団というものをつくり、そして最終的に座間に移転をするということでございますから、これが日本の防衛、抑止力の維持、日米同盟関係の信頼関係、総合的に考えてこういう対応が必要...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 施設庁の案件が不祥事が昨年に明らかになって、いろいろと調査をしてみた結果、これは組織内部にも問題があったと。一つは、これは占領軍時代からの特権意識的なものが施設庁内にあって、防衛庁との交流が、内部部局との交流がなかったということ。特に建設部門においては...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、在日米軍基地というのは戦後の日本の防衛、安全保障の基盤になっているわけであります。同盟関係に基づく在日米軍基地の提供という形になっているわけでございます。  一貫して、沖縄返還以来、沖縄返還も含めてですよ、我々はその基地の負担軽減に努力をして...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、先ほど言ったように、日本が敗戦をし、新しい出発をするときに、日本の出発をするときに日米安全保障条約を結んで日本の安全を確保し、そして一方で今日までの経済発展を遂げてきた、そういう歴史的な流れの中の一過程でありまして、我々は沖縄の負担について今後...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたし、努力してまいります。
05月24日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第12号
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○国務大臣(額賀福志郎君) お答えいたします。  先般、米軍再編の最終合意がありまして、おっしゃるように日米の間ではグアム移転、これは沖縄県民の悲願でありました。海兵隊七千人、家族合わせて一万七千人を移転することで、我々は一日も早くこれを実現するために、応分の国民的な負担をする...全文を見る
05月29日第164回国会 参議院 決算委員会 第11号
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○国務大臣(額賀福志郎君) お答えいたします。  私としては、ニュースでこのインドネシアの地震が報道されて以来、自衛隊に対しては、情報収集と同時に、いつでも外務省を通じて、あるいは政府を通じて要請があれば出動できるように待機をしておりますので、こちらからというよりも、インドネシ...全文を見る
05月29日第164回国会 参議院 行政監視委員会 第5号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 防衛庁としては、この問題について報道等で承知をしているわけでございますけれども、原因が油の付着に起因するというような報道も、情報も踏まえまして、これは自衛隊が直接結び付く話ではないんではないかということ、つまり安全保障にストレートに結び付く問題かなとい...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今度は、我々が知る限りにおいては、今お話を聞いておりますと原因がまだ特定されていないということでございますけれども、どうも海鳥が亡くなった理由は重油によるものであるということははっきりしているようだという印象を受けました。  その中で、これが生物化学...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 我々は国民の安全に関することについては、常時この目でよく見、耳で情報を得て、そして現実的に何が起こっているかということを確かめてきちっと対応していかなければならない。その意味で、あらゆる情報について目配りをして、きっちりと対応していくことは荒井委員の御...全文を見る
05月30日第164回国会 衆議院 安全保障委員会 第8号
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○額賀国務大臣 今の委員御指摘のとおり、日米の合意書のロードマップの中には、二〇〇七年三月までに統合のための詳細な計画をつくるということになっているわけでございます。我々は、例えばキャンプ桑江、普天間飛行場、牧港補給地区、那覇港湾施設、そして陸軍貯油施設第一桑江タンク・ファームの...全文を見る
○額賀国務大臣 米国側でオスプレーに変更しつつあるという話は聞いておりますけれども、ここのキャンプ・シュワブにおいてオスプレーを代替させるということについて、外務省で、この前も話しましたけれども、問い合わせたところ、そういう考え方はないということでございますから、我々はそのように...全文を見る
○額賀国務大臣 これは私が稲嶺知事と交わした確認書でございます。普天間の危険性を一日でも早く除去していくために、この再編問題に当たって、普天間飛行場の代替施設建設のためにいろいろと意見交換をした結果、基本的には五項目書いてあるわけでありますが、二項目めの「防衛庁と沖縄県は、平成十...全文を見る
○額賀国務大臣 沖縄県や名護市とよく十分に協議をいたしました。その結果、閣議決定の中身について、例えばこの普天間飛行場をめぐる問題につきましても、あるいはそのほかのことにつきましても、「普天間飛行場の移設については、平成十八年五月一日に日米安全保障協議委員会において承認された案を...全文を見る
○額賀国務大臣 小泉総理の話は、閣議決定の中身について御説明をしたときに、いよいよこれは実施段階に入るわけでありますから、そういうことについて今後も引き続いて地元の市町村あるいは自治体の皆さん方とよく相談をして理解を得るように努力をしなさいということは当然のことだと思っております...全文を見る
○額賀国務大臣 今、田端委員御指摘のとおり、きょう閣議決定をさせていただいたわけでございますけれども、これは政府の基本的な姿勢、方針が決定されたわけでありまして、これに基づいて今後具体的な実施計画をつくっていくわけであります。  その中ではさまざまな問題があることはもう委員も御...全文を見る
○額賀国務大臣 田端委員御指摘のとおり、例えばグアム移転に絞れば、おっしゃるように、総枠、全体の枠組みとして百二・七億ドル、それぞれ日本と米国側の負担が書かれているわけでありますが、日本側の場合は、いずれも上限額でございまして、これから具体的な実施計画をつくって、何人が移転して、...全文を見る
○額賀国務大臣 政府案は、今、田端委員がおっしゃるように、「平成十八年五月一日に日米安全保障協議委員会において承認された案を基本として、」という中に入っているわけでございます。それは、キャンプ・シュワブの代替施設については、米国との合意はV字形の二本の滑走路でございます。そして、...全文を見る
○額賀国務大臣 お答えします。  前の十一年の閣議決定と地域の問題についてお触れになりました。  先ほども読み上げましたように、例えば、政府案を基本として、政府、沖縄県、関係地方公共団体の立場並びにの後なんですが、「普天間飛行場の移設に係る施設、使用協定、地域振興等に関するこ...全文を見る
○額賀国務大臣 これは、田端委員、一緒にワシントンに行ったりして安全保障問題を議論したこともありましたけれども、私が長官になる前のころは、その後も、今度の米軍再編のキーワードは抑止力の維持と負担の軽減なんですね。抑止力の維持というのは、やはり日本と米国との協力、情報共有とか、そう...全文を見る
○額賀国務大臣 これは、もう昨年の秋に2プラス2の中間報告的な方向性、共通戦略性を伴った方向性が出され、そして三月末までに最終報告というか具体的な実施計画をつくるということであったわけでありまして、それが五月一日に日米合意ができたわけでありますから、合意ができた以上は、できるだけ...全文を見る
○額賀国務大臣 先ほど田端委員からも御指摘があったわけでありますが、基本的な考え方としては、こういう米軍再編に伴う経費というものは、中期防の中に織り込んでいる経費ではないわけでございます。したがって、これは政府全体として対応していかなければならないというのが基本的な姿勢であるとい...全文を見る
○額賀国務大臣 もともと日米安保条約の発想の仕方が、安保条約を結んだときは自衛隊はなかったわけでありますから、当然アメリカは、日本を守るから基地は自由に使わせろということからスタートしたんだと思いますから、その延長線上で今日まで来たと思っておりますが、しかし、時代を経るごとにやは...全文を見る
○額賀国務大臣 答弁というよりも、問題意識としては、日本は何を、今後議論をしたりして、あるいはまた対応していかなければならないのか、あるいはまた議論していかなければならないのかということについては、一つは、個別的な自衛権、自分の国は自分でしっかりと守る体制をつくるということ。それ...全文を見る
○額賀国務大臣 今でも空とか海とかはグアムで共同訓練をしたりしているわけでございますから、私は、日本の負担、それから日米の共同訓練、あるいは共有、さまざまな意味で、委員の御指摘もよく考えていいのではないかというふうに思います。
○額賀国務大臣 私が防衛庁長官になる前に、我が党の安保調査会長をしているころにローレス副次官ともよく会いましたけれども、先ほど言いましたように、若干そのニュアンスの差がありましたのは、アメリカは、やはり抑止力の維持をきちっとした上で負担の軽減を考えるのが筋ですよねと。我々も、それ...全文を見る
○額賀国務大臣 やはり基本的には、海兵隊の移転によって八千人、そして家族を入れて一万七千人がグアムに移転されるということは、沖縄県民にとってもこれは願いであったし、それに伴って土地の返還というものも行われていくということでございますから、これは、我々が一定の負担をして行っても国民...全文を見る
○額賀国務大臣 三兆円という数字は確かにマスコミ等で活字が躍ったり話されたりしているわけでありますが、最初はローレス副次官の発言からそういう数字が起こったのかなという受け取り方をしておりますけれども、しかし、それは、きちっとした積算根拠に基づいて三兆円という数字が出されたものとは...全文を見る
○額賀国務大臣 守屋次官が発言したことについて私ちょっと確かめてみたのでありますが、今おっしゃるような講演における守屋次官の二兆円という数字を挙げての発言については、グアム移転経費に関連をして、既に負担している経費に加えて再編に伴う新たな経費も負担することになるから日本の負担は十...全文を見る
○額賀国務大臣 委員会でそういう御判断がなされたということでありますから、それはそれで尊重させていただきたいと思いますし、また、守屋の上司である私に聞いてくださればしっかりとお答えしますので、御理解をいただければありがたいと思います。
○額賀国務大臣 先ほど長島委員が、抑止力の維持を図りながら負担を軽減するということは、いわゆる同盟関係の協力、情報共有とか共同訓練だとか、そういう能力を高めていくことによって兵力削減が、負担の軽減ができる、それはある意味では日本のリスクの負担がふえていくということ、そのバランスを...全文を見る
○額賀国務大臣 先ほども言いましたように、我が国は憲法に基づいて防衛体制、自衛隊の活用ということを考えているわけでございまして、さまざまな議論はありますけれども、私は、日本の安全保障というのは、日米同盟を中心として、我が国の自衛力を高めながら安全保障を考えていくことが適切であると...全文を見る
○額賀国務大臣 塩崎副大臣がおっしゃったのと共通するわけでありますけれども、冷戦後、いろいろな紛争が起こったり、テロが発生したり、あるいはまた核保有国がふえたり、大量破壊兵器の運搬手段が拡散したりして、冷戦時代は余り考えられなかったことが起こってきておりますから、そういうことにど...全文を見る
○額賀国務大臣 一つは、協力については、我が国の周辺事態だとか有事態勢に対するそういう任務、役割分担をどういうふうにして、きちっとマニュアル的にその役割分担を明確にしていく作業が残っております。そういうことをきちっとしないと、足元がだめだ。まず、戦後六十年、同盟関係を五十年余りや...全文を見る
○額賀国務大臣 役割、それから任務の分担というのは従来から言われてきたことでありまして、それが具体的になかなか作業が進んでいなかったので、これから加速しようというふうになると思います。  あとは、具体的には、例えば弾道ミサイル防衛については、これまでも共同研究をしたり、中長期的...全文を見る
○額賀国務大臣 日本の自衛隊の活動は、全部憲法、自衛隊法に基づいて動かされております。安保条約も、これは日本の防衛とそれからこの地域の安定のために行うことであり、武力行使は日本は行わないということできっちりとした制約があります。
○額賀国務大臣 基本的には、内山委員、これから具体的な計画を立てて、一つ一つ計画に基づいて積算をしていくことがスタートするわけでありますが、先般、日米合意の中でグアム移転をするときの大枠が決められましたね。  その大枠のときにどういう概算でやられたのかということを説明させていた...全文を見る
○額賀国務大臣 お答えします。  これは、先ほども申し上げましたけれども、これから米軍再編全体の経費が幾らぐらいかかるのかということを具体的な実施計画をつくる中で積算されていくわけでありますから、その総額が出た段階で、中期防以外の金額でございますので、これを政府全体としてどうい...全文を見る
○額賀国務大臣 今の段階ではもちろん、今言ったように、全体の米軍再編の予算がどれくらいかかるのかということを算定した上で中期防計画を考えるわけでございますから、その中で防衛費関係も節減合理化に努力するということは避けられないと思っておりますので、そこは、では何をどうするのかという...全文を見る
○額賀国務大臣 これはもう、米軍の国内移転の場合は地位協定に基づいて国内予算で賄うわけでございます。今度は海外移転をするわけでございますから、基本的には従来の枠組みで負担ができないわけでございますから、これはどういうふうに負担をしていくかについてこれから考えていかなければならない...全文を見る
○額賀国務大臣 グアムに移転した方々に、その思いやり予算を使って移転経費を賄うという意味ですか。(内山委員「向こうに行った経費を賄うか」と呼ぶ)移転経費を賄うということはできません。
○額賀国務大臣 それは、海外に移転した場合、国外に移転した場合の話ですね。今度の場合、グアムに移転するということについての経費負担については、今申し上げましたように、従来の法律の枠組みでは負担ができないわけでございますから、これをどういうふうに、法律が必要なのか必要でないのかとい...全文を見る
○額賀国務大臣 今赤嶺委員がお読みをしていただいたとおり、五月一日の2プラス2で承認された案を基本として、これまでの県とか地元の人たちの意見をよく留意して、早急に代替施設の建設計画を策定するというふうになっております。  政府案というのは、これはキャンプ・シュワブにV字形の滑走...全文を見る
○額賀国務大臣 SACOの当時も、小型機のニーズにこたえるということが書いてあります。その上でこのヘリポートをつくるわけでありますが、小型機のそういうニーズにも対応するという形で千六百メートルの滑走路をつくる、そしてオーバーラン百メートルずつという形で日米合意をしておりますし、そ...全文を見る
○額賀国務大臣 ここに書いてありますことは「政府、沖縄県及び関係地方公共団体の立場並びに普天間飛行場の移設に係る施設、使用協定、地域振興等に関するこれまでの協議の経緯」でありますから、普天間飛行場そのものについての使用期限とか軍民共用化とか、そういうことについては念頭にありません...全文を見る
○額賀国務大臣 ロードマップの合意書の中に、普天間飛行場の代替施設については、安全それから環境、実現可能性等々を踏まえて考えていくということが書いてありまして、それがV字形の滑走路でございますけれども、これについては、日米合意の過程でアメリカ側は理解を示したものと思っております。
○額賀国務大臣 それは、ローレス副次官がどういう条件のときにそういうことを発言したのかよく承知をしていませんし、その前後の文脈がどうなっているのか承知しておりませんからコメントはできませんけれども、私としては、米国側は2プラス2の最終合意において、我々が提示したこの代替施設案につ...全文を見る
○額賀国務大臣 日本が提示した代替施設というのは、地元との合意の上に立った絵でございます、考え方でございます。それは住居の上を飛ばないということの上に立ったV字形滑走路でありますから、そういうことを説明し、そして理解を得たものということでございます。
○額賀国務大臣 これからキャンプ・シュワブのことについて基本的な、その合意書に基づいて、これから実施計画をつくっていくわけであります。そういう中で、地元とも話し合いをし、そして米国側とも話し合いをする。合意書の中の理解に基づいた形でそういう実施計画をつくっていくということでありま...全文を見る
○額賀国務大臣 いろいろなマスコミ等の世論調査で、反対が多い部分が見出しになったりすることがあるんですけれども、先般、朝日新聞だったかな、何かの世論調査のときに見て、中をずっと読んでいくと、今度の普天間の問題について、沖縄の負担軽減になりましたかという質問に対しては、半分以上が負...全文を見る
○額賀国務大臣 今赤嶺委員がおっしゃったのは、知事は今東京に来ております、沖縄県でだれか代理の者が読み上げたコメントでありますが、知事は記者団のぶら下がりでこういうことを言っております。閣議決定というのは政府がなされることであり、国の考え方であることは十分認識している、しかし、県...全文を見る
○額賀国務大臣 私は、沖縄のこの米軍再編の問題について、知事さんを初め関係市町村長さんと何回となくひざを突き合わせて意見交換をし、あるいはまた電話で話をしたりしてきた経緯があります。  今回のコメントについて、確かに沖縄で発表された知事コメントについては、県と関係市町村と十分な...全文を見る
05月30日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第20号
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○国務大臣(額賀福志郎君) お答えをいたします。  今度の閣議決定の中にV字形という名称は確かに入ってはおりませんけれども、その閣議決定の案文の中に、平成十八年五月一日に日米安全保障協議委員会において承認された案を基本として、政府、沖縄県及び関係地方公共団体の立場を踏まえて、今...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 従来案のいわゆる辺野古沖案の、前の閣議決定は今度の閣議決定で廃止するというふうになっておりますので、それに代わるものとして、この2プラス2で合意をした政府案を基本として今後の普天間飛行場の移設について地元と協議をして、具体的な建設計画を図っていきたいと...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 例えば沖縄県の場合は、四月七日に防衛庁と地元の、キャンプ・シュワブの地元の名護市及び宜野座村と合意書を結んで、現在の二本の滑走路を造り住民の上空を飛ばないという前提の下でこの合意文書を作ったわけでありますけれども、その際に沖縄県は、地元名護市、宜野座村...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) それは県と政府の間ですか。
○国務大臣(額賀福志郎君) いや、それは、それは政府と沖縄県との間では、それはもう、私が防衛庁長官に就任してからでも半年間、それはもう何十回となく電話をしたりお会いして意見交換をしておりますから、それぞれの立場というものは理解をしてこれていると思っております。  したがって、知...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) ちょっと質問の趣旨は、V字形がない。
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、キャンプ・シュワブにV字形の滑走路を造るということのねらいは、今度の米軍再編に伴う基地の在り方を考えていったときのキーワードは抑止力の維持と負担の軽減であります。負担の軽減の象徴的なものが普天間飛行場の全面返還であります。全面返還を行うために普...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今の喜納委員の御指摘についての八千人でございますけれども、合意文書の中にはこういうふうに書かれております。  移転する部隊は、第三海兵機動展開部隊の指揮部隊、第三海兵師団司令部、第三海兵後方群司令部、第一海兵航空団司令部及び第一二海兵連隊司令部を含む...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 我々が米国と交渉の過程で、米国側の返事は沖縄の海兵隊は一万八千人であるということを言っていることは間違いありません。それは委員のおっしゃるとおりであります。その中で、我々の要求で、沖縄の負担を軽減するために海兵隊の移転を要求しておったわけでありますけれ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) もちろん、これから米国と本格的な交渉をし、実際に仕事を行っていく上に当たっては、現地に派遣をしてしっかりと調査をし、そして合理的な体制、積算をつくっていかなければならないというふうに思っております。
○国務大臣(額賀福志郎君) 一回事前に、その現場はどういうふうになっているのかということで、審議官クラス、事務レベルで行ったことはあります。
○国務大臣(額賀福志郎君) 概要について、概要の説明をいただいたということで、その上で合意文書の形成の一助にしたわけでありますけれども、これからは具体的に実際の建設計画等々を作っていくことですから、これからはしっかりとした形で現場を見てくる必要があるということであります。
○国務大臣(額賀福志郎君) 密約がある……。
○国務大臣(額賀福志郎君) 閣議決定の中に具体的な金額は盛り込まれておるわけではありませんけれども、日米の合意の中にはグアム移転経費としての大枠としてこれくらい掛かるだろうということが、百二・七億ドルという枠組みがつくられておりまして、その中で日本側の分担とアメリカ側の分担が書か...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今おっしゃったようにグアム、それはグアム移転の問題のお話ですか。
○国務大臣(額賀福志郎君) 今おっしゃったように、グアム移転の経費については今言いましたように大枠百二・七億ドルでそれぞれの分担が書かれておりまして、これから具体的な建設計画を作り、積算を積み上げてまいりたいということでございまして、全くそういう密約的な話はありません。全部これは...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) この前、守屋次官の発言につきましてはこの当委員会において御報告を申し上げたとおりなのでございます。  改めて簡単に申し上げますと、私から守屋次官に直接確かめましたところ、講演における守屋次官の二兆円という数字を挙げての発言は、グアム移転経費に関連をし...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 守屋発言とは関係なく、私が責任者として今度のグアム移転の経費はきっちりと合理的な積算根拠に基づいて予算づくりをしていきたいと思うし、国内の米軍基地に伴う様々なこと、例えば普天間飛行場をキャンプ・シュワブに移す計画等々についてもこれから具体的に建設計画を...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 例えばこのグアム移転の問題についての経費も、これは昨年の秋の2プラス2の中間報告以来、半年間、事務レベルで議論をしてきましたけれども、決して解決の糸口をつかむことはできませんでした。  そういう中で、例えば、私は、外務大臣、そして財務大臣、官房長官、...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 戦後六十年、日本の民主主義というのは私はしっかりと定着し、そして安全保障、防衛問題についてもきっちりとシビリアンコントロールがなされていて、国民の皆さん方もそこは信頼をしてくれているのではないのかというふうに思っておりますので、むしろ我々は国会の立場で...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) ありません。
○国務大臣(額賀福志郎君) 軍港ですね。
○国務大臣(額賀福志郎君) ありません。
○国務大臣(額賀福志郎君) 桟橋を造るのはヘリとか等の給油、何というのかな、燃料補給用の桟橋を造るわけであります。
○国務大臣(額賀福志郎君) 設計……
○国務大臣(額賀福志郎君) ある、知らない。
○国務大臣(額賀福志郎君) 例えば、米軍再編とか自衛隊の改革、防衛庁の改革等々についても、従来型の脅威から、テロだとかミサイルだとか、新しい脅威にどう対応するかということが一つのねらいであります。したがって、そういうテロ対策だとか弾道ミサイル防衛だとか、そういうことについて日米同...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) だれが頼んだということではなくて、我が国が主体的に自衛隊を活用する場合には、これは人道的な復興支援だとか、これはイラクの場合、あるいはテロ撲滅のためにアフガンに対してテロ特措法によってこの自衛隊の活用がなされているということでございます。これは国会の承...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 米国の言いなりになっていることはありません。日本は日本の主権に基づいて、また日本の国民の理解を得た国益に基づいて自衛隊を動かしているわけでございます。  例えば、イラクに送ったとしても、ほかの多国籍軍と同じように治安活動をしているわけではありません。...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 久間先生の言葉でどういうことを言っているのかということを現実的にしっかりと把握しているわけではないんでありますけれども、日米関係においては、もう既に防衛整備面においては米国製装備品の輸入とかあるいはライセンス生産だとか共同技術研究だとか共同開発等々を行...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 日米の……
○国務大臣(額賀福志郎君) 例えば、弾道ミサイル防衛について、これは日本はお互いに共同研究をし、そして共同開発をし、それは日本の国民を守るため、日本の国家の安全を図るためにそういうお互いにその弾道ミサイル防衛体制をしっかりとしていこうということであります。それを支えるのは言ってみ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 戦争が支えるということは、その防衛産業が、そのそれぞれの国の考え方にもよるでしょう。しかし、日本の国は、日本の国は日本の自衛力、日本の自衛力を保つために一定の防衛装備というものを確保しなければならない。自らもその装備を持つ能力を維持していかなければなら...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 最大の抑制力というのは憲法であります、法治国家でありますから。我々は憲法に基づいて日常の生活も、憲法そして憲法に基づく法律によって秩序ある生活をし、自由を謳歌しているわけであります。そして、そういう自由とか平和を守るために一定の自衛力を持たなければなら...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 久間さんの……
○国務大臣(額賀福志郎君) 今の日本の置かれた立場というのは、武器輸出三原則というものは生きているわけでございます。ただ、時代の変化、それから技術の進展、そういう中で日本の新たな防衛をどういうふうに維持していくかというときに、例えば弾道ミサイル防衛を行うときに、その技術開発をして...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) なぜ防衛省昇格を急ぐのかということですか。
○国務大臣(額賀福志郎君) 今の、これは委員も御承知のとおり、自衛隊の活動というのは物すごく広範囲になっております。それは、災害派遣もあるしテロ対策の派遣もあります。それから、国内においても災害時や様々の国民の要求に応じていろいろ活動をします。もちろん、自衛隊の本来任務というのは...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 憲法の何ですか。
○国務大臣(額賀福志郎君) 防衛庁の存在というのは憲法の……
○国務大臣(額賀福志郎君) これは防衛庁の、自衛隊の役割というのは、憲法に基づく自衛権の、自衛権という憲法の下につくられて、そして活動をされているわけですから、これは憲法の枠内でしっかりとなされている。それが対外的な活動が展開してもそういう枠組みの中でつくられているというふうに私...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) まあ、そうですね、防衛庁・自衛隊の一番の最大の任務というのは、何か日本の周辺にいろんなことが起こったりとか日本が攻撃を受けられたときとか、そういうときに国民の生命、財産を守って、この安全を確保することが第一番ですね。そのほかに災害のこともやります、確か...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 防衛施設庁を、何でしたっけ。
○国務大臣(額賀福志郎君) 防衛施設庁を解体しましたのは、要するに防衛庁、防衛施設庁の体質が古くて、非常に閉鎖的で、そして人事交流もなかったし、それから八年前の例の装備本部の、調本、調本事件の、事件があったときのことも教訓も入れないで、こういう事件を起こしたということについて、や...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 日米の最終合意案の政府案を基本として、基本としてこの閣議決定というものが作られております。
○国務大臣(額賀福志郎君) 除いたものはありません。
○国務大臣(額賀福志郎君) 沖縄県や名護市を始め、関係地方公共団体と閣議決定の前に協議をして閣議決定をするということのそれぞれの確認書とか合意文書があるわけでありますけれども、逐次、我々は名護市とか沖縄県と、それはもう何遍も何遍も綿密に協議を重ねてきた結果、この閣議決定の案文を作...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 基本的な考え方が書かれているわけであります。そして具体的な、例えばその普天間移設の具体的な建設計画とかあるいは地域振興とかいうことについては、今後更に協議を続けていく中で解決を図りたいということがこの閣議、案文の中に書かれているわけでございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) 例えば、名護市との間では基本合意書というものがあります。沖縄県でも基本確認書というものがあります。その考え方に基づいて閣議決定がなされております。そして、その上に立って具体的な計画、設定をこれからしていくということでございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) 政府案を示し、地元の市町村長さん、各県の人たち、知事さんたち、一定の理解を得ているものと思っておりますので、今後具体的な計画を立てていくという形で土俵にのって、これから真剣に具体的にそういう実行計画を作っていくということでございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、例えば普天間の問題でいえば、四月七日に名護市、宜野座村との基本合意書というのを交わしております。それから、五月十一日には沖縄県との基本確認書というものも交わしているわけでございます。そういうことを踏まえて今度の閣議決定が行われたわけでございます...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) もちろん、米軍再編の、これを実行に移していくためには地元の協力がなければならないわけでありますから、これはもうずっと地元と、いろいろと経過説明をしたり、そして地元の要望を聞いたりし、理解を得る努力を重ねてきているわけであります。そういう中で、まあ我々も...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) お答えします。  在日米軍基地にペトリオットのような地対空ミサイルが配備されていたかどうかについては、すべて承知しているわけではありません。返還前の沖縄において、米軍基地にナイキ、ホーク等の地対空ミサイルが配備されていたということは承知しております。...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは違います。米軍のPAC3については、いずれの在日米軍施設・区域に展開するかを含め、その具体的な配備、運用の在り方については今これから調整をしていくことになっているわけであります。  PAC3は特に重要拠点を防御するため、状況に応じて最適な場所に...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、先ほど言いましたように、PAC3についてはどこの米軍施設に展開するかまだ決まってないわけでありまして、具体的な運用、配備については今後調整をしていくということになっております。
○国務大臣(額賀福志郎君) 今言ったように、今後どういうふうにするかを米国との間で調整をしていくことになっておりますので、今の段階で言えません。
○国務大臣(額賀福志郎君) そういうことも含めてこれから配備、運用を考えていくということでございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) 今おっしゃるように、どういうところに配備していくことが一番いいのか、しかもPAC3の場合は移動可能でもあるわけでありますから、そういうことを総合的に考えて配備していかなければならない、運用のことも考えながら配備していかなければならない、そういうことであ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 我が国の弾道ミサイル防衛システムの整備は、今我が国の防護を行うイージスBMDシステムと特定地域の防護を行うペトリオットPAC3の多層段階で対応するという形になっているわけであります。  PAC3については、本年度末に最初の一個高射隊が配備されることと...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 沖縄県との基本合意書の中で、政府案を基本として、政府案を基本として普天間基地の危険性の除去、環境や安全性、それから実行可能性等々について留意しながら具体的な建設計画を考えるというふうに閣議決定の中にはあります。  政府案というのはどういうことかという...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、そもそも閣議決定の中心議題というのは普天間飛行場を辺野古沖合に移転をするということでございます。その辺野古沖合移転に代えて、今度は普天間の全面返還を早期に実現するためにキャンプ・シュワブに移転をするということでございます。したがって、閣議決定の...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) いや、私は、北部振興策を全部廃止すると言っていません。十八年度は既に予算化されております。そして、十九年度についてはこれから考えていけばいいことであります。  もう北部振興策が進行して、あと何年ですか、五年あるわけで、半分できたわけですね。その過程で...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、大田委員、ロードマップだけの場合と、それからそれ以外のもの、その他事案がありますね。神奈川県のことだとか、それからキャンプ瑞慶覧のことだとか、不確定な要素ですね。そういうロードマップだけの問題にした場合は七四%でありますが、そのほかのことを加味...全文を見る
05月31日第164回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○額賀国務大臣 もう委員御承知のとおり、広報活動は非常に大事なことであると思います。愛知政務官が非常に一生懸命で、積極的に取り組んでおられることを評価していただいてありがたいと思っております。  御存じのように、イラクに自衛隊が何のために派遣されているのか、国民の皆さん方にもま...全文を見る
○額賀国務大臣 田端委員、もう率直にいろいろ話をしたいという気持ちはあるのでありますけれども、一般論的に言えば、派遣をもうしたわけだから、派遣を始めたときは、終わるときのことも考えて派遣をしているわけでありますから、撤収のことも当然最初から考えているわけでありまして、あとは、どう...全文を見る
○額賀国務大臣 田端委員がおっしゃるとおり、英豪軍、もちろん米国も含めて、きちっとした連携をとりながら対応していくことが大事であるというふうに思っております。日本が自分勝手に適当にやるというわけにはまいらない。  それは、やはりお互いの信頼関係もあるし、それからまた、イラク人に...全文を見る
○額賀国務大臣 延べの数字でいきますと、ダブっておりますので、七千六百人ぐらいになるそうでございます。  今、田端委員の御指摘でありますけれども、情の上においてはまさにそのとおりであります。事実、ではどういうふうにするかということについては、これは、余りちゃんとオープンに計画を...全文を見る
○額賀国務大臣 確かに、五十度Cぐらいになるそうですね、一番暑いときは。それから砂あらし等々もありますし、我々がコントロールできない自然の中で作業していかなければならないということでございますから、計算どおり、スケジュールどおり、何時何分にとかいう形はなかなかできにくいと思います...全文を見る
○額賀国務大臣 私は防衛庁長官に去年の秋に就任したんですが、イラクに自衛隊を派遣した当時の防衛庁長官は石破先生でありますから、その当時送り出した人は引き下がることも考えていたんだねと言ったら、そのとおりだということでありますから、よくそれはお聞きしておりますので、一般論ではなくて...全文を見る
○額賀国務大臣 これはよく言われておりますように、では逆に、なぜ自衛隊がイラクに派遣されたのかと……(末松委員「いや、それは次の質問です」と呼ぶ)では、ストレートにお答えさせていただきますと、やはり、イラクの政治状況とかがどういうふうに進展していくのか。それで、今度新しい内閣が発...全文を見る
○額賀国務大臣 もちろん、自衛隊が派遣されている目的は人道復興支援でありますから、その人道復興支援によってさまざまなインフラ整備等々に汗をかかせていただいたわけでありまして、それについては、サマワ地区の皆さん方の一定の評価は得ているわけであります。  ただ、そういう仕事をやった...全文を見る
○額賀国務大臣 後で外務大臣からもコメントしていただきたいというふうに思っておりますけれども、これはやはり、中東地域と日本の関係ですね。一言で言えば、中東の安定が日本の国益ということでございますけれども、日本の経済活動だとか、さまざまな分野においてそのプラスになるということが原点...全文を見る
○額賀国務大臣 例えば、ムサンナ県に仮に治安の権限移譲がなされたとしたときに、英豪軍はムサンナ県からは撤収するだろうけれども、恐らくバスラあたりにちゃんといて、何が起こってももうすぐに対応できるとか、そういう非常に臨機応変な形でだんだんと国全体で治安の権限移譲がなされていくんだろ...全文を見る
○額賀国務大臣 今、ようやくイラクに新政権ができて、新しい政治をスタートさせよう、そして、治安の問題とかそういうことについても、各地域に権限移譲して一国の形を整えようとしているときであります。我々はそれが前進していくことを期待しているし、みんな世界の国々はそういうことを望んで対応...全文を見る
○額賀国務大臣 もうそれは、我々は、ようやく新政権が発足をして、これが正しく民主主義国家として形成されていくために今汗をかいているわけでありますから、それを期待しているし、また、世界の国々もそういうことを望んで対応しているわけであります。  今、末松先生がおっしゃるような事態が...全文を見る
○額賀国務大臣 もちろん、在日米軍の再編の問題と同盟関係のあり方と自衛隊をどういうふうにしていくかということの関連の中で今度の再編の問題が議論され、最終合意されたわけでありますから、米国からすれば、抑止力の維持を図ることによってその負担の軽減を考えるということであると思います。そ...全文を見る
○額賀国務大臣 お答えします。  おっしゃるとおりでありまして、二十七日に地震発生の情報を得て、これは規模によっては自衛隊も対応する必要が出てくるかもしれないということで、要請があれば、それはすぐ対応できるように準備を整えておったところであります。  二十九日夕刻に外務大臣と...全文を見る
○額賀国務大臣 マスコミに対して私がそういうことを直接述べたことはありません。  ただ、言っていることは、これは従来どおりからでございますけれども、政治状況、今度、イラク政権が新しく発足したということは新しい進展であります。そういうものをよく見ること、それからイラク国内の治安の...全文を見る
○額賀国務大臣 今委員がおっしゃるように、マリキ首相がそういう六月にも治安権限の移譲ができる可能性があるということをおっしゃったということは聞いておりますけれども、では、具体的にイラク政府でそういうことが決定されたということも聞いてないし、英豪軍との間でどういう調整が行われている...全文を見る
○額賀国務大臣 私が言いましたのは、イラク政府と、治安部隊を指導、育成している英豪軍との間で、治安の権限移譲がきっちりと決められていくことがまずなければならないと思うということを言っているわけでございます。  それで、私が先ほど言ったように、さまざまなインフラ整備だとか生活条件...全文を見る
○額賀国務大臣 空自の活動については、その前に、アメリカから言われてそのとおりやっているという話がありましたけれども、そうではないんでありまして、これは、この国会で法律をつくって、日本の国、国民の意思として、法律に基づいて派遣されているということが前提であることを言わせていただき...全文を見る
○額賀国務大臣 国連が我々自衛隊に要求していることは、人道復興支援活動であります。それ以外のことについてではないと思っております。
○額賀国務大臣 そういう報道がなされていることは承知をしておりますけれども、事実関係を正しく把握をしているわけではありません。したがって、事実関係がわからないのに、理由について今の時点でコメントできません。
○額賀国務大臣 自由と民主主義、民主主義の要件の一つは、個人主義とか人権の尊重とかであります。人権のうち最も大事なものの一つがやはり自由であるというふうに思っておりますから、私は、おっしゃるとおり、この自由と民主主義というのは人権を含むものであるというふうに思います。  それか...全文を見る
○額賀国務大臣 もうこれは糸川先生もいろいろと御承知のとおりでありますが、人道復興支援活動で二年半近くなるわけでございますので、イラクの指導者たちが自衛隊の活動に対して非常に感謝の念をいつも表明なさっております。日本においても、世論調査等においても高い評価をいただいているというふ...全文を見る
○額賀国務大臣 これは、先ほど外務大臣も言ったけれども、マリキ首相のもとに組閣がなされた、しかし、治安担当大臣とか内務相、国防がまだ専任大臣がいないということでありますから、一定の新政府ができたわけでありますけれども、それは大きな前進だと思っておりますし、さらにきちっとイラク人に...全文を見る
○額賀国務大臣 国連事務総長からそういう要請があったということを聞いておりますし、小泉首相も積極的に対応せよということでありますから、我々は今、どういう形でできるのか、いろいろ調査をしているところであります。今後、人道復興支援という形で自衛隊が対応できる体制はどうなのかということ...全文を見る
06月01日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第21号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 昨日、サマワ市内におきまして爆発事案が起こりましたので、御報告を申し上げます。  現地時間三十一日午前九時四十五分ごろ、日本時間午後二時四十五分ごろ、サマワ市内において爆発音があったことを、サマワ市内を通行中の部隊において確認しております。サマワ宿営...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) もう浅尾委員がおっしゃるように、テロだとか大量破壊兵器、あるいはまたミサイル防衛等々の新しい脅威にどう対応していくか、あるいはまた冷戦後の安全保障環境の変化で、従来どおり、かつてのように同盟国、至るところに固定的に米軍のプレゼンスを置いてその安全保障の...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) まず、基地交付金関係についてでありますが、今総務山崎副大臣からお話があったわけでありますが、米軍とか自衛隊の施設が市町村の区域内に大きな面積を占めているわけでありますから、これは市町村の財政に確かに影響を与えているというふうに思います。その点について、...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今おっしゃるように、平成九年に策定されたいわゆるガイドラインにおいて、自衛隊及び米軍は日本に対する武力攻撃に対処していくために平素から共同作戦計画を検討するということになっております。また、日米両国は、周辺事態に円滑かつ効果的に対応していくために相互協...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今申し上げましたように、検討作業は進めているわけでございますので、こうした検討作業の具体的な内容について、緊急事態における日本及び米国の対応ぶりというふうになるわけでありますから、これを一つ一つ明らかにしていくことはなかなか難しいことでございますので、...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今の緒方委員がおっしゃる昨年十月の2プラス2共同文書に示された「米軍が緊急時に使用するための基礎が強化された日本の有事法制を反映するものとなる。」との文言は、これは平成十五年及び十六年の我が国における一連の事態対処法整備の進捗によって、武力攻撃事態対処...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) おっしゃるように、有事の際は共同作戦計画、それから周辺事態の場合は相互協力計画でありまして、今の御質問については、周辺事態法を改正するという検討をしているということはありません。
○国務大臣(額賀福志郎君) 周辺事態の場合は地方公共団体に対しまして協力の依頼、協力を求めることができるということになっておるわけでございます。それ、今の時点で改正することは考えておりません。
○国務大臣(額賀福志郎君) お答えしますが、政府としては、沖縄県及び関係地方公共団体の立場並びに普天間飛行場の移設にかかわるこれまでの協議の経緯を踏まえて、五月一日の日米安全保障協議委員会で承認された案、つまりV字形案、滑走路のある部分の施設の長さ千八百メートル、護岸を除く、を基...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 日米安全保障協議委員会で承認された案を基本としてと、それで早急に地元と協議機関を設置して具体的な建設計画を策定するということの中に十二分に織り込まれているということでございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) それ以前に、地元の名護市及び宜野座村、あるいは北部の関係十二町村の理解を得る中で、V字形、キャンプ・シュワブの沿岸に、大浦湾及び辺野古沖合の海上、陸上、併用案のV字形滑走路を造ることによってということについて合意文書が形成されておって、理解を得ているも...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 閣議決定の中に、平成十一年の閣議決定は廃止するということになっております。  その中で、いわゆる普天間飛行場の移転に伴って地元対策として北部振興策が、政策が作られたわけでございますけれども、実際問題として普天間飛行場の移転の作業は一歩も進んでおりませ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 私は、このグアム準州のカレオ・モイラン副知事とは会談はしておりません。会談をいたしましたのは木村副長官でございます。ただ、防衛庁に来られておったものですから、帰り際に大臣室に寄られて、歓迎のあいさつ程度はしたということでございます。
06月06日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第2号
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○額賀国務大臣 平成十六年度における防衛庁関係歳出の決算につきまして、その概要を御説明いたします。  まず、防衛本庁の経費につきまして御説明申し上げます。  当初の歳出予算額は四兆三千二百八十三億三千八百万円余でありまして、これに地震等による災害派遣活動等に備えるため緊急に対...全文を見る
○額賀国務大臣 平成十六年度決算検査報告に掲記されております事項について、防衛庁が講じた措置を御説明申し上げます。  不当事項として指摘を受けましたものにつきましては、まことに遺憾であります。今後とも、このようなことのないよう綱紀粛正のより一層の徹底を図るとともに、全庁を挙げて...全文を見る
○額賀国務大臣 西本委員が御指摘のとおり、日本の平和と安全というのは、地域の安全、安定あるいはまた世界の平和、そういうところに密接に関係をしているわけでございますから、日本の安全、平和を守っていくために、地域の安全あるいはまた平和、世界の安全、平和、繁栄に我々も貢献をしていくこと...全文を見る
○額賀国務大臣 上田委員には、先ほどおっしゃっておりましたが、神奈川県は日本の国内、本土では一番そういう基地が多いわけでございまして、日ごろから御理解をいただいておりまして、心からお礼を申し上げる次第であります。  先般、閣議決定をいたしまして、五月一日にまとめられた日米合意が...全文を見る
06月12日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第7号
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○額賀国務大臣 ただいま御決議のありました米軍再編問題に関しまして、御決議の趣旨を踏まえ、防衛庁としては、米軍再編について国民に十分説明するとともに、その関連経費につきましては、これから米国との間で事務的に細部を調整し、我が国が負担すべき経費の内容の詳細をきちんと精査していき、国...全文を見る
06月13日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第22号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 普通科連隊については、一時、神奈川県は大都市でありますし、人口密集地帯でありますし、小泉先生おっしゃるように、地震の発生の可能性が取りざたされているということ等も考えまして、一応配置も考えたわけでありますけれども、この米軍再編に伴って、地元の皆さん方の...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) ラムズフェルド長官とは、イラクの問題について、自衛隊の派遣もありますから、意見交換をしたのは事実であります。  また、防衛庁・自衛隊としては、それぞれのイラク国内における航空自衛隊の活用についてどういうニーズがあるのかということについて一般的に調査を...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) でありますから、自衛隊としては、人道復興支援についてどういうニーズがあるのかについていろいろと検討はしているけれども、具体的な形で決めていることはありません。
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、自衛隊は、クウェートからイラク内のタリル飛行場について、人員輸送とか物資の輸送等の活動をしているわけであります。  いろいろな調査をしているということでありますけれども、我々の事業が安全に、それからスムーズにできるように様々の調査をすることは、安...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 実施区域について現地調査をするということは、一般的に当然のことだというふうに思っております。ただ、具体的に、じゃどういうふうに仕事をやっているのかどうかということについては、お答えすることはできない。  それからまた、今そういうニーズ、要求についてい...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、昨年の基本計画が変更された時期に実施要項についても所要の変更を行ったことは事実でございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、一般的な様々な調査活動を行っているということは申し上げたわけでありますが、その過程で、最近は、国連で人員、物資の輸送等々について人道復興支援活動として日本の協力を得たいという要請もあっているわけでございます。それらについても、また具体的にどう対応す...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今の緒方委員のおっしゃるとおり、イラク関連では三件七人を派遣をしたということでございます。その中で、イラクへの自衛隊を派遣した場合は、艦船の機材の交換、あるいは監視用機材それから通信用機材の修理を行うため、今おっしゃるように三回にわたり計七名の民間事業...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 艦船の機材については、エンジンの遠隔操縦装置の部品の交換を行ったということ、それから、監視用機材それから通信機材の装備品名については、公にすることによって具体的にどういう企業がこれに対応したかということが明らかになりますので、これは差し控えさしていただ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 私が聞いているのは、防衛庁・自衛隊としては同行という言葉を使ったことはないと思って、緒方さんが使っているんじゃないでしょうか。我々は必要に応じて、故障が起きたりとか、そういうときに専門家の企業人を呼んで修理させるということで派遣をさせるというふうに言っ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) いやいや、あなたが要求したからそういうふうに書いたと聞いています。  緒方さんから、同行、派遣したのはどういうものであるかと聞かれたからそういうふうに書いたと聞いて、丁寧に書かしていただいたということでございます。だけれども、実際はそういう意味ではあ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 防衛庁が長い間、おっしゃるように庁のまま機能してきたということについてでございますけれども、これまで防衛庁は自衛隊の管理的なことが主な業務であったのではないかと思っております。どちらかというと、自衛隊の活動の抑止を重視し、あるいはまた防衛力整備とか人事...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) いろいろ議論をしてきたわけでありますけれども、我々は、昨日よりは今日、今日よりは明日がいいという方向で政治というのは運営されるべきものであると。じゃ現状維持でいいのかというと、そうではないんであって、やっぱり一歩一歩前進をさせていくことが大事なのではな...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、やっぱり人間の生活、人間社会の生活というのは一人だけで生きていけるわけではないのでありまして、お互いに隣人と、家族内でもお互いに協力し合う、隣人とも協力し合う、そして国家という単位においても、それは国と国が、日本みたいな無資源国はよその国の資源...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) まず、先ほどの質問の中で、キャンプ・シュワブ、辺野古地域については、これは地元の市長さんを始め、周辺の町村長さんは受入れを合意をしていただいて、そこで普天間飛行場の移転作業がこれから続けられるということでございます。  今後も、地元の皆さん方と協議の...全文を見る
06月15日第164回国会 衆議院 安全保障委員会 第9号
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○額賀国務大臣 そうですね、おっしゃるとおりだと思います。  日本を攻撃しても、自分、攻撃した国、攻撃をした主体にとってプラスにならないという思いが一定の抑止力の効果であろうというふうに思います。
○額賀国務大臣 例えば、弾道ミサイル防衛で技術研究をしたり共同開発を図ったりして、現実的に、これはもう隣国からあるいはどこかからでも攻撃を受ければ短い間に対応措置をとらなければならない。そのときに、抑止力というのは、だから、これを迎撃できるというのも一つの抑止力ですね、効果がない...全文を見る
○額賀国務大臣 KC130が、海兵隊のヘリについての給油、補給ですね、この操作は可能だと思いますが、戦闘機に対してこれが効果的にできるのかどうかということは、技術的にちょっと問題があるんじゃないかという思いがいたしますけれども、例えば、それについて、どの程度その差があるかどうかに...全文を見る
○額賀国務大臣 おっしゃるとおりだと思います。  ですから、まず我々は沖縄の負担の軽減のためにこれをスピードアップさせる、早期に実現するために一定の負担をしてもいいのではないかという判断でこの前の合意書をつくらせていただいたわけであります。  それは同時に、米国にとっても戦略...全文を見る
○額賀国務大臣 日米の間で共同研究をしたり、開発したり、お互いに情報を共有して対処能力を高めていくということは、日米同盟の信頼関係を強めていくことになるわけですね。  それは、だから、おっしゃるように、その迎撃態勢をつくるということは、逆に今度は米国にとっても、反撃をする、しな...全文を見る
○額賀国務大臣 日米合意について、先般、閣議決定もしたわけであります。これが、政府としての決意の表明でありますので、新しいその展開をぜひ我々政府挙げて対処していきたいと思いますし、防衛庁としても全力投球でこの実現方を図っていきたいというふうに思っております。
○額賀国務大臣 基本的に佐藤委員のおっしゃることと全く同意見でございます。  実際問題として、スマトラとかパキスタンとか今度のインドネシアにおいて、自衛隊の実績もあります。それから、世界各国ともそれぞれの当該国の要請に応じてしっかりと派遣をして復旧活動、緊急支援体制をとっておる...全文を見る
○額賀国務大臣 ジャワ島の地震が起こった直後に、我々は統幕議長以下自衛隊の幹部が集まって、もちろん内局の幹部も一緒ではありますが、いかなる状況であるのかの情報収集、それから外務省を通じて要請があったときには即座に対応できる態勢をとっておけというふうに事前に用意をしておりました。 ...全文を見る
○額賀国務大臣 最初に自衛隊が災害派遣で外国に行ったのは、中南米のホンジュラスの災害ではなかったかなと思うのでありますが、その際に、私、前の長官のときでありましたけれども、これは制服で行ってくれ、災害に行くんですから、飛行場に着いたら即座に仕事ができるように制服で行け、そこで一々...全文を見る
○額賀国務大臣 前田委員の非常に御理解ある見識を披露していただきまして、大変ありがたいと思っております。  米軍再編に伴う諸経費については、おっしゃるように、中期防計画の中には入っていないわけでございますから、これから、米軍再編に伴う諸経費については、今、目下積算中でございます...全文を見る
○額賀国務大臣 先ほども言いましたように、全体の米軍再編の中身を出した上で、そして、中期防計画と照らし合わせていくことが望ましいというふうに思っておりますので、今の段階で見直しに即座に入るということはできないというふうに考えておりますので、できるだけ早くそういう作業は進めていく中...全文を見る
○額賀国務大臣 先ほども言いましたように、中期防は二年たったら見直すということになっておりますけれども、まだ二年たっていないわけであります。そういう中で、この米軍再編の問題が起こってきたわけでありますから、米軍再編に伴う経費がどの程度かかるのかということの全容が明らかになった時点...全文を見る
○額賀国務大臣 米軍再編に伴って、嘉手納以南の土地の返還等々につきまして、二〇〇九年三月までに詳細な計画を立てていきたいという話があります。あるいはまた、普天間飛行場は二〇一四年までに建設するということも書いているわけでありますから、我々は、できるだけ早くそれは提示をしていかなけ...全文を見る
○額賀国務大臣 今の段階で何月までにということは明確に申し上げることはできません。それは、米国の状況もあるし、それから、これは地元との協議ということもあります。  したがって、米国にはきっちりと、できるだけスピーディーに、いろいろな根拠について示してもらわなければならないし、ま...全文を見る
○額賀国務大臣 今、最終合意の後、今後の対応について、まず我が国としては、先般、五月の初めに閣議決定をさせていただいて、政府の基本的な考え方をつくったわけであります。それに基づいて、今、米国側それからそれぞれの地域の皆さん方と、いろいろと要望を聞いたり意見交換をしたりして精力的に...全文を見る
○額賀国務大臣 私が申し上げましたのは、今おっしゃるように、ガイドラインによって日米の役割分担をそれぞれ考えていこうということの出発をしたわけでございますけれども、それによって周辺事態とか有事法制とかがなされてきているわけですね。そういう中でも、有事の際に日米の協力はどういうふう...全文を見る
○額賀国務大臣 そういう報道があったのは聞いておりますけれども、それが正式に決定したというふうにはまだ聞いておりません。
○額賀国務大臣 私、まだ確認しておりません。
○額賀国務大臣 そのとおりです。
○額賀国務大臣 いやいや、さっき言ったとおりであります。
○額賀国務大臣 施設庁の不祥事が起こったときにまず私が言ったことは、検察庁に全面協力をせよということ、もう一つは、施設庁でちゃんと実態を調査しろということで、それ以来調査が進んでおりました。  それで、捜査の妨害にならないこと、それから、公判が始まりますので、公判にも影響がない...全文を見る
○額賀国務大臣 そういう実態があったわけであります。事実です。
○額賀国務大臣 先ほども申し述べましたように、防衛政策、防衛庁あるいは自衛隊というのは、国民の理解と信頼があって初めて成り立っていくものであります。その前線に立つのが我々でございますから、こういうあってはならないことが起きているわけであります。これは、長い間の組織的な問題もありま...全文を見る
○額賀国務大臣 いろいろな報道があることは承知しております。自衛隊・防衛庁としては、ふだんからこの情報収集についてやっておりますし、さまざまな情報を得たり分析したりして、日本の国民と国家の安全、この地域の安定のために常続的に努力をしております。そこは国民の皆さん方にもぜひわかって...全文を見る
○額賀国務大臣 お答えします。  今赤嶺委員がおっしゃるように、「嘉手納飛行場、三沢飛行場及び岩国飛行場の三つの米軍施設からの航空機が、千歳、三沢、百里、小松、築城及び新田原の自衛隊施設から行われる移転訓練に参加する。」ということを考えておりまして、「自衛隊施設の使用拡大に向け...全文を見る
○額賀国務大臣 今は、嘉手納基地の移動訓練について地元の皆さん方と交渉しているわけでございまして、他のことについて具体的にやっているわけではない、それを具体的に想定しているところではないということであります。
○額賀国務大臣 今の時点で、だから、六つ以外は対象になっていないということを申し上げたわけであります。
○額賀国務大臣 六つの基地について……(赤嶺委員「六つの基地以外に新しく自衛隊基地を拡大対象とするというぐあいにロードマップで書いてありますから、さっき挙げた基地は全部対象になるんですねということです」と呼ぶ)  いや、だから、先ほど言ったように、将来の状況において検討課題にな...全文を見る
○額賀国務大臣 ですから、全部返還されれば千五百ヘクタールである、だからそういう交渉をしているということを言ってきたわけであります。
○額賀国務大臣 自治体の知事さんだとか関係市町村長さん、地元の方ともお会いしたときに、厚木の空母艦載機が移転されれば相当負担軽減になると皆さんおっしゃっておられますし、私はきっとそうなるだろうと思っております。  具体的にどういうことかというと、在日米軍の兵力態勢再編により、厚...全文を見る
○額賀国務大臣 阿部委員のおっしゃるとおり、空母艦載機が岩国飛行場へ移駐することによって、恐らく日常的な整備機能というのは岩国に移転するというふうに思います。だけれども、おっしゃるように、定期整備それから本格的な修理については引き続いて厚木飛行場に残る部隊が実施するというふうに言...全文を見る
06月22日第164回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第6号
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○額賀国務大臣 今、陸上自衛隊はそういうことで撤収を先日命じたわけでありますけれども、航空自衛隊の人道復興支援活動あるいはまた安全確保支援活動につきましては、国連等の要請があったことはもう委員も御承知のとおりでございまして、小泉首相もこれについては前向きに考えたいということで、我...全文を見る
○額賀国務大臣 バグダッド地域全体が戦闘地域であるのか非戦闘地域であるのかということについて、今我々は区別をしているわけではありません。ただ、バグダッド飛行場については、これは比較的、人員輸送それから物資の輸送等々について極めて重要なところでありますから、治安も物すごく重要視して...全文を見る
○額賀国務大臣 先ほど、バグダッドで英国の輸送機が墜落したのはこの一月と言いましたけれども、一年半前のことでありました。  今、陸自が撤収する際にやはり安全が一番大事だと委員が御指摘いたしました。そのとおりだと思います。したがって、人道復興支援をするにしても、民間の日常生活を行...全文を見る
○額賀国務大臣 おっしゃるとおりだと思います。このデータが、イラクに派遣された隊員のうち帰国後に自殺した方が六人いるわけでございまして、その割合と防衛庁・自衛隊員全体の中の自殺率を考えると、おっしゃるように二倍ぐらいの数字のデータにはなっているんだけれども、これが総体的に自衛官が...全文を見る
○額賀国務大臣 これは例えば、我々はさまざまな情報を、その空港の地域の天候の情報だとか治安の状況だとかそういうのは、米国を初め多国籍軍、あるいはまた北部のエルビルであれば、そこで仕事をなさっているのは韓国であります。そういう国々と、飛行場と関係のあるところで仕事をなさっている多国...全文を見る
○額賀国務大臣 防衛庁は、今度の案件について、艦船とか飛行機を動員して情報収集に最大限の努力を払っているところである。これによって、国民の皆さん方に迷惑がかからないように、安心してもらえるように全力投球をしているところである。  核弾頭化がどうであるかという実態については、正し...全文を見る
○額賀国務大臣 御承知のとおり、マリキ首相は六月十九日の記者会見で、治安権限移譲のための大規模な式典が来月に開催される、七月に開催されるというふうに言っておるわけであります。  それでは、具体的にいつなのかということについては、この国らしいわけでありますが、全般的な治安の責任は...全文を見る
○額賀国務大臣 もう治安の権限の移譲については、これはイラク政府も、それから英豪軍も多国籍軍の代表も含めて、ムサンナ県で初めて移譲されるというその合意が得られた、その上に立ってマリキ首相の記者会見が行われた。その後のことについてはイラク政府の段取りでございますから、七月中に行われ...全文を見る
○額賀国務大臣 私が知っている限りにおいては、恐らく、イラク政府、イギリス、それから我々とよく緊密な連携をとった中で、みんながうまくいくような形で豪州軍も考えているのではないかというふうに思っております。
○額賀国務大臣 先般、陸自の撤収に伴って、航空自衛隊の活動については継続する、特に国連等の要請もあるので、今後の活動範囲を広げるということを考えているわけでありますが、それに伴って、我々は約十名の要員を増員して、従来のと合わせて二百十名の規模で今後空輸活動を展開していきたいという...全文を見る
○額賀国務大臣 エルビルについては、既に韓国軍がさまざまな輸送とか治安の関係等の仕事をしていると聞いております。したがって、安全を確保するために、韓国とよく連絡をとりながら状況把握に努めるようにしたい。  そして、空自の隊員を派遣するのは、そのバグダッドの司令部と、それから航空...全文を見る
○額賀国務大臣 これは当初から言っておりますように、武器弾薬はその対象になっておりません。
○額賀国務大臣 これは、航空自衛隊は人道復興支援を中心として活動するということが当初からの我々の行動の基準でありました。その中で、さまざまなニーズがどこにあるのかということについては、いろいろ情報収集をしたりしてきているわけであります。  その中で、最近、国連から人道復興支援活...全文を見る
○額賀国務大臣 私どもはアメリカの国防長官ともお話をする機会が多々あったわけでありますけれども、具体的に我々に要請することはありません。アメリカは、原則的に、それぞれの国はそれぞれの主体的な考え方で行動してほしいというのが原則だというふうに思っておりますし、我々に対しても、具体的...全文を見る
○額賀国務大臣 ついこの前、撤収についての命令をしたわけでございますけれども、これはやはり、何日かかるというふうに具体的に明確に申し上げることができないと思います。それは、気候的に真夏に向かっているわけでありますし、あるいはまた砂あらしとかさまざまな自然条件の中で仕事をしていくわ...全文を見る
○額賀国務大臣 自衛隊をイラクに派遣したときの防衛庁長官である石破委員、感慨深く、そしてまた当初の目的についてるる説明をいただいたわけでありまして、まことにそのとおりだと私は思っておりますし、またまた、委員の皆さん方も、拍手が起こるぐらい、その理念それから目的について賛同をいただ...全文を見る
○額賀国務大臣 イラクの自衛隊派遣が、委員がおっしゃるように、一人の犠牲者もなく、一発の弾を撃つこともなくというのは、今日までのことであります。私からすれば、きちっと陸上自衛隊の皆さん方が全部引き揚げてくる、そして、なおかつ、航空自衛隊はまだ二百十人余りイラクに残って引き続いて活...全文を見る
○額賀国務大臣 もちろん、一番大事なことは、先ほども言いましたけれども、まず地域住民の皆さん方に喜んで送り出されるような環境、良好な関係を保ちながらこの撤収作業をしなければならないというふうに思っております。  その上に立って、治安をどういうふうに維持していくのか。これは、英豪...全文を見る
○額賀国務大臣 温かいその気持ちは、よく受け取らせていただきたいと思います。  現地で余り負担をかけることがいけないと思っておりますので、やはり現場主義ですね、現場は現場の最もやりやすい環境をつくってあげなきゃいけない、また現場の人の言うことを聞いてあげなければいけない。そうい...全文を見る
○額賀国務大臣 もうこれは田端委員御指摘のとおりでありまして、私も十二月の上旬にサマワに行ったとき、上空から、クウェートからずっとヘリで行ったわけでありますけれども、もちろん砂漠の上を通っていくわけであります。  この過酷な自然の中で人間が生活をしていくときに、日本みたいに四季...全文を見る
○額賀国務大臣 陸上自衛隊が無事に日本に帰国した場合については人員的に基本計画の内容を変更する、陸上自衛隊の六百人体制が変わるわけでございますので、それは基本計画を変えなければならないというふうに思っております。
○額賀国務大臣 先ほども話しておりますけれども、陸上自衛隊は、二年半にわたって、サマワ市内において、生活インフラとか教育だとか医療だとかさまざまな分野で仕事をし、きちっと自衛隊がやらなければならない基本的な、あるいはまた緊急性のある仕事は大体ほぼ完了した。治安の権限も移譲されて、...全文を見る
○額賀国務大臣 これは日本の政府に正式な要請があって、我々もその要請の中身について、今どういうふうに対応できるかを調整しているということでございます。
○額賀国務大臣 おっしゃるように、陸自の場合も、あらゆる情報収集、万全の安全体制をとりながら活動を展開してきました。空自においても当然のことでございます。したがって、その空港においても、実施区域としては、我々は安全確保の上からこれを公表しておりません。それはわかっていただけるので...全文を見る
07月06日第164回国会 衆議院 安全保障委員会 第10号
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○額賀国務大臣 浜田委員長初め各先生方には、休会中にもかかわりませず審査を行われまして、心から敬意を表する次第であります。  まず、今般の北朝鮮による弾道ミサイル発射事案につきまして御説明をさせていただきたいと思います。  昨日、午前三時三十分ごろ、午前四時ごろ、午前五時ごろ...全文を見る
○額賀国務大臣 岩屋委員のおっしゃるとおりだと思っております。八年前にテポドン1のミサイル発射が行われたときの防衛庁長官が私であります。それ以後、すぐに米国との弾道ミサイル防衛についての研究体制を発足させて、今日に至っておるわけであります。  したがって、現在のところでは、おっ...全文を見る
○額賀国務大臣 これはなかなか難しい判断でございますけれども、七発撃ったうちの三発目のミサイルについては、我が国もアメリカもこれはテポドン2ではないかという見方では一致をしております。しかもなおかつ、これが日本海に着弾したという点についても共通の見方をしているわけであります。 ...全文を見る
○額賀国務大臣 私も、長島委員がおっしゃるように、落下地点というのは非常に大事だと思っております。それは、スカッドミサイルにしても、ノドンミサイルにしても、テポドンにしても、どこに落ちたのかということは非常に重要だと思っておりまして、これは日米協力できっちりと分析をしていかなけれ...全文を見る
○額賀国務大臣 今、七発、テポドン以外のスカッドミサイル、ノドンミサイルがどういう形で発射されているのか、それがまたきちっとした形で発射され着弾をしているのか、どういう航跡を描いているのか、そういうことについてきっちりと分析中でございます。しかもなおかつ、それを我々の情報網がしっ...全文を見る
○額賀国務大臣 昨日は確かに弾道ミサイルまたは何らかの飛翔体という表現を使わせていただきましたけれども、その後の我々の入手した情報を総合的に分析いたしました結果、これはいずれも弾道ミサイルであるというふうに我々は認識を持ったところでございます。九八年のときは人工衛星であるというコ...全文を見る
○額賀国務大臣 恐らく、これはまだ確認をしていかなければならないことでございますけれども、ロシアのEEZ管内に着弾した可能性があるということは言えると思います。
○額賀国務大臣 これは、先般、日米の間で合意をいたしました米軍再編に伴う日米合意の中に、日本の安全を補強していく、日本の安全を確保していくために米軍のPAC3を日本本土に配備する、米軍基地の中に配備するということが書かれておりまして、これについては、できるだけそういう形をつくると...全文を見る
○額賀国務大臣 最高指導者のコメントが明らかではないので、私から何とも申し上げようがありませんけれども、私の率直な考え方、感じからすれば、全く北朝鮮の国民を無視した形で、まして他国のことは一顧だにせず、そして通告もせず、警告もせずこういう無謀なことをやることは、全く理解に苦しむ、...全文を見る
08月11日第164回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第7号
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○額賀国務大臣 石破長官が送り出した陸上自衛隊、航空自衛隊、引き続いてイラク復興支援のために今日まで汗をかいて、世界から高い評価を得られたことはおっしゃるとおりでありまして、これは国民全体の成果であり、誇りであり、国民が、つくってくれたこの教訓を生かして、今後も自衛隊が国際社会の...全文を見る
○額賀国務大臣 先ほども石破長官からもお話がありましたけれども、私は、一番自衛隊が評価されておりますことは、地域住民の皆さん方から信頼され、また融和をする形で、仕事を教えながら、それぞれの、医療、給水あるいはまたインフラ整備等々を行ってきたということだと思っております。  それ...全文を見る
○額賀国務大臣 十六年三月二日から本年八月四日までの間で、計三百五十二回、四百七十九・四トンの物資を輸送しているというのが実態でございます。
○額賀国務大臣 これまでの人道復興支援に伴う航空自衛隊の人員、物資の輸送につきましては、詳細についてはきちっと区分けして公表しているわけではありません。大ざっぱに、陸上自衛隊の行動のために人員輸送、物資の輸送をしたこと、それから、多国籍軍等々の外国のために人員、物資を輸送したこと...全文を見る
○額賀国務大臣 おっしゃるように、特措法においては、自衛隊の治安確保のための後方支援のための人員、物資の輸送も認められているわけでございまして、その際は、基本計画の中で、人道的な復興支援に支障を与えない限りにおいて実施するということになっておりまして、これについて、人道復興支援は...全文を見る
○額賀国務大臣 お尋ねの人道復興支援活動と安全確保支援活動の割合についても、公表させていただいている実績と照合することによって空輸活動の実態の詳細が明らかになっていくということが、治安というか航空輸送の安全を考えていく上で、これを明らかにすることは我々は控えさせていただきたいとい...全文を見る
○額賀国務大臣 今言いましたように、まず、空輸の詳細について明らかにしていくことは、日本の空自の仕事がどういう形で実施されているかということが公表されていくことになるのと、もう一つは、先ほども言いましたように、陸自との関係の物資の輸送、人員の輸送と同時に、関係国との人員、物資の輸...全文を見る
○額賀国務大臣 我々が、今度イラクにおいて陸上自衛隊、航空自衛隊を派遣してさまざまな活動を展開してきた中心は、基本計画にも書いてあるように、人道復興支援活動でございます。  今度空自が引き続いて活動を継続するということについては、特に国連の要請等もあるし、多国籍軍の仕事もあるの...全文を見る
○額賀国務大臣 今の御指摘でございますけれども、イラク特措法第二条第三項において、我が国領域及び現に戦闘行為が行われておらず、かつ、そこで実施される活動の期間を通じて戦闘行為が行われることがないと認められる地域で実施されるということになっているわけであります。戦闘行為というのは、...全文を見る
○額賀国務大臣 我々は、自衛隊の活動がなされるときに、そこが非戦闘地域であるかどうかということが基本的な判断を示すことであると思っておりまして、イラク全体がどうであるかということについては、イラク全体が自衛隊の活動範囲であるというふうに言った場合は、イラク全体が非戦闘地域であるか...全文を見る
○額賀国務大臣 私が言ったのは、自衛隊が活動するところは非戦闘地域でなければならないということを、まず原則として法律に決められているわけですから、そのとおり自衛隊の活動をさせる場合は判断をしてやっているということを言っているわけであります。
○額賀国務大臣 イラク全体で自衛隊が今活動をしようとしているわけではありません。この前は、ムサンナ県のサマワで活動をし、その範囲内が戦闘地域であるかどうかというのが非常に大事なことであった。そして今度、空自の活動が継続されていくわけでありますから、空自は、その空港及び飛行経路につ...全文を見る
○額賀国務大臣 だから、戦闘地域、非戦闘地域というのは、先ほど申し上げたような概念であるわけです。法律は非戦闘地域で仕事をしてくださいということでありますから、国連や多国籍軍の要請がどういうものであるか、それをよく我々は掌握して、その仕事をする際に、安全確保、そしてまた非戦闘地域...全文を見る
○額賀国務大臣 これは、防衛庁長官が直接的には情報収集し、地域の要請を受けて判断をしていく、そして、政府の考え方としてオーソライズするということであります。
○額賀国務大臣 先ほど議論があったわけでありますが、アメリカのコンバット何とかというのは、恐らく日本の戦闘地域というのとは概念が若干違っているような受け取り方をしております。戦地手当だとか免税だとか、そういうところまで含めて幅広く考えているところがあるというふうに聞いておりますけ...全文を見る
○額賀国務大臣 それは、ストレートに関係国のものが治安関係であるということではありません。それは、関係国の間でも、人道的な人員、物資の輸送ということもあるわけでございます。
○額賀国務大臣 それはまた非常に偏った見方であると思っております。  国連の要請は人道復興支援的なものが中心であろうと思っておりますし、多国籍軍においても、これは、米国においてもインフラ整備だとかPRTだとか、イタリアでもインフラ、PRT、ウクライナ、英国、カザフスタン、ポーラ...全文を見る
○額賀国務大臣 国連の要請があったということは、先ほど外務省から、塩崎副大臣からお話があったとおりでありまして、それは人道復興支援活動が中心的なことになるだろうと思っておりますから、そういう多国籍軍の要請というのは、今までも人道復興支援活動に支障を与えない限りにおいて治安の関係の...全文を見る
○額賀国務大臣 それはやってはいけないということにはなっておりません。
○額賀国務大臣 これは、我が国の、先ほど来お話がありますように、武器弾薬の輸送はしないという基本的な考え方に基づいて、関係国の人員輸送を行う際にきっちりと我が国の立場を申し添えて、それを遵守されるようにお互いに信頼関係が構築されているというふうに思っております。
○額賀国務大臣 空自の活動を継続して、国連の仕事はこれから本格化していく。そしてまた、イラクの民主化が発展をしていけば国連の活動もふえていくであろうし、そういうことで、まだ、イラクの政府の状況、多国籍軍の状況、そういうことを総合的に勘案しながら、我々も、イラクのイラク人による国家...全文を見る
○額賀国務大臣 長島委員のおっしゃるとおりでありまして、私も共通の認識を持っておりまして、イラクにおいていろいろ予測できないことが起こり得る可能性があるわけでございますから、万全の安全確保が前提でなければならない。そのためには、やはり多国籍軍、それから、特に情報を集約している米国...全文を見る
○額賀国務大臣 これはおっしゃるとおりであります。  やはり、自衛隊は制限された中で活動をしております。したがって、制限された枠内で仕事をすべきだというふうに思っております。したがって、制限の枠を超えてまで仕事をやる必要はない、そういうふうに私は言っております。
○額賀国務大臣 これまでも実施要項の中で空港が幾つかあるわけでありますが、安全を確保する意味でオープンにしてこなかったわけでございまして、今度、国連の要請に基づいてエルビル空港について公表させていただいたということでございますけれども、今後も、やはり一番、今も議論がありましたよう...全文を見る
○額賀国務大臣 先ほど来お話がありますように、多国籍軍の中でも、みんなも、何も治安維持活動だけではなくて、さまざまな人道復興支援活動も展開をしていることも事実でございますし、我々は、国連の要請もあり、引き続いて活動を継続するということにしたのはもう御承知のとおりでございます。 ...全文を見る
○額賀国務大臣 国連の旗を掲げた飛行機が飛ぶかどうかは承知しておりません。自衛隊のC130の飛行については、これは、我々が我々の考え方で我々の法律に基づいて守り切るということでございます。アメリカがどうであるか、韓国がどうであるか、もちろん、情報収集しながらお互いに連携をとる必要...全文を見る
08月11日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 我々は、イラクがイラク人によってイラクの民主的な国家建設が行われるに当たりまして、陸上自衛隊、航空自衛隊の協力を、人道的復興支援活動及び治安の活動等々についての、治安活動といっても後方支援でありますけれども、についてお手伝いをさせていただきたいというこ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、安倍長官、そして麻生外務大臣がおっしゃられましたように、外交、防衛、安全保障問題については三人極めて連係プレー、同じ共通の認識を持って対応ができたと思っております。防衛庁長官といたしましても、イラクへの対応とか米軍再編とか、それぞれの協力を得て一定...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 法律では戦闘地域においては行動しないということでございますので、戦闘地域の定義というのは、国家と国家の戦争、国家に類する組織の戦争状態、戦闘状態というふうになっておりますので、内戦といっても、どういう内戦であるのか、よく調べていかないといけないと思いま...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) おっしゃるとおり、今度の無断渡航とか、それから情報の自宅への持ち出し等々は、一連の情報機密問題と類似した流れの中でありますので、私は、今改めて、全部、この海外渡航とかについて、パスポートを調べるとか、全部調査を、再調査をさせて、命じたところで、させるよ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) もちろん、事実関係をきちっとしていくことが大事でありますから、調査中であります。
○国務大臣(額賀福志郎君) 要するに、機密漏えい事件等々が相次いでいるそのさなかにこういうことが起こっているわけでございまして、私は、その後様々な警鐘を鳴らし、対策を講じてきたものですから、今後は相当、ないものと思っておりますけれども、後でこれは発覚していることでございますから、...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 機密漏えい事件についての対策というのは立てているわけでございます。もっとも、その秘密とか機密とか極秘とか、そういうものも多過ぎるからちょっと整理しようじゃないかというようなことで、そういう仕事もさせていただいているわけでありますね。今度のようなこの事案...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) いや、その新聞を読んでおりませんけれども、まあ常識的には考えられません。
○国務大臣(額賀福志郎君) 北朝鮮からコメントいただいておりませんから意図的かどうか知りませんけれども、一定の範囲内に着実に着弾しているということは言えるんだと思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) キャッチしていたとかキャッチしてないとか、そういうことが、言うことが我々の安全保障にプラスになるのかマイナスになるのかということも含めて、コメントを差し控えてきたということでございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) 当然、北朝鮮の対応について、米国等と連絡調整の上で時々刻々、情報収集してきたわけでありますから、その上に立って、我が国の国民の皆さんあるいはまた海の上で仕事をなさっている方々に被害が及ばないように、不安がないように対応することが大事であるというふうに思...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 分かりません。
○国務大臣(額賀福志郎君) これはやっぱり完璧を期したいと思っておりますので、米国側とよく連携をしながら分析中であります。で、分析した結果、国民の皆さん方にオープンにすべき問題はどこまでであるべきか、これは日本全体の安全保障、あるいは国民の皆さん方に不安を与えないように、そういう...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは空自の活動の継続でございますけれども、日本がイラクの復興支援活動の一環として、もちろん治安活動の確保の後方支援ということも含めてでございますけれども、イラクの発展のため、イラクの民主化のために主体的に考えさしていただいて継続をしたわけでございます...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、クウェートのアリ・アルサレム基地を拠点に活動を行っている航空自衛隊イラク復興支援輸送隊が、アリ・アルサレム基地とイラク国内のバグダッド飛行場との間で運航を実施したと。多国籍軍の人員を輸送したということでございます。  これ、中身について、具体...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) いや、だから、多国籍軍の人員等を輸送したということでございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) もちろん、安全を確保しながら、きっちりと国連の要望にもこたえていくため、あるいは多国籍軍のニーズにもこたえていくために、陸自の後、引き続いて空自の活動を継続していこうということがイラクの民主化路線にプラスになるというふうに考えて、このバグダッドにも飛行...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 我々は、今言ったように、多国籍軍、国連の要請に応じていくことが基本的に人道復興支援活動につながり、イラクの民主化建設に寄与していくというふうに考えているわけであります。
○国務大臣(額賀福志郎君) 航空自衛隊は、米軍からC130の航空機部品、燃料その他、食料や水、オフィス等の施設利用等の提供を受けております。これはただでもらっているわけではありません。ちゃんと金を払い、物で返したりなんかしているわけであります。
○国務大臣(額賀福志郎君) 我が国の自衛隊の活動は、特措法に基づく人道復興支援それから治安確保のための後方支援に限られているわけであります。そういう仕事を遂行していく上で、アメリカとの間でそれぞれ、ACSA協定に基づいて我が国に必要なものを確保して、安全を確保し、仕事をしていく上...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) おっしゃられるように、イラクにおいてテロの犠牲になられた方々がおるわけでございまして、誠にあってはならないことが起こっていることでございまして、まずは心から哀悼の意を表したいと思うし、そういうことが、テロの温床をほうってはおけないこと、テロを世界じゅう...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これまでも何回か申し上げてまいりましたけれども、特措法において、戦闘地域においてはイラクにおける我々の人道的な復興支援活動はしないと、非戦闘地域においてのみ行うということでございます。  我々の戦闘地域の概念というのは、国家と国家の戦争、それから国家...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) いえ、自衛隊の活動と外務省のODA予算とか、うまく連携を取りながら社会インフラ整備がなされているというふうに思っております。  したがって、今日までの給水、五万三千数百トンの給水活動が行われており、浄化設備も整備されているというふうに聞いておりますの...全文を見る