根本匠

ねもとたくみ

小選挙区(福島県第二区)選出
自由民主党
当選回数9回

根本匠の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月25日第129回国会 衆議院 厚生委員会 第4号
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○根本委員 自由民主党の根本匠であります。  私は、まず児童手当法の一部を改正する法律案につきまして、法改正の趣旨、必要性、そして新しい制度の内容につきまして御質問いたします。  まず最初に、今回、児童手当制度のもとにおいて、児童手当に加えて新たに子育て支援のために拠出をする...全文を見る
○根本委員 今回の法改正によりまして、要は子育て支援事業の充実のために充てる財源として、特定財源として具体的に拠出を書くことによって明確化したのだろう、そういうところに意義があると思いますが、私もこれからの少産化、あるいは女性の社会進出の中で、子育てと就労の両立支援のための政策が...全文を見る
○根本委員 保育につきましては非常に多様なニーズがあるわけですが、ぜひこの児童育成事業で多様な保育ニーズにこたえる事業を推進していただきたいと思います。  それから、今回の新たな特定財源化の話に関連しまして、保育サービスにかかわる一般財源とそれから特定財源、その考え方につきまし...全文を見る
○根本委員 これに関連しましては後ほどまた質 問いたします。  次に、今回新たに創設する財団の役割についてお伺いしたいと思います。  今回の法改正によって三百億円の基金を造成して財団法人を設けて事業を行わせる、こういうことで、新たな財団法人が創設されることになっておりますが...全文を見る
○根本委員 財団が行う事業は、要は大きく分けますと、例えば民間の駅型保育事業に対する補助金の交付、それからもう一つの分野としては情報提供のようなもの、そういうことになるわけですか。それから、民意を反映する仕掛けのようなものは考えていないのでしょうか。
○根本委員 私は、そういう意味では、民意を反映させるための財団の役割というのは非常にあると思うのですね。特に、保育サービスのようなものは、利用者本位の制度に仕組む必要があるわけですから、利用者ニーズの的確な把握が必要だし、そういう意味で、財団がその辺のアンテナショップ的な役割も果...全文を見る
○根本委員 私は、今回の法改正の意味合いの一つは、要は民間サービスの供給の促進の道を開いた、それで、ある意味では、広義の受益者負担を事業主に賦課して、特定財源化でいわゆる民間サービスの供給を促進しよう、こういうところにこの改正の意味、ねらいがあると思うのですね。今回のように、事業...全文を見る
○根本委員 私もなかなかこの問題は難しいと思っておりまして、やはり認可保育所という一つの体系があって一定の水準を最低満たすものということで位置づけておりますから、それに対して無認可をどう考えるか、これはなかなか難しいと思うのですけれども、多様なニーズにこたえるという観点から、今後...全文を見る
○根本委員 児童育成事業に充てる拠出金は今回特定財源化したわけでありますから、言い方を変えれば、いわば目的税のようなものだろう。そうなりますと、負担の程度と育児支援サービスのバランス、これはこれからも留意しなければいけないだろう。それから、少なくともそのサービスについては、量的な...全文を見る
○根本委員 ありがとうございました。終わります。
05月27日第129回国会 衆議院 決算委員会第二分科会 第2号
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○根本分科員 自由民主党の根本匠でございます。私はきょう、障害者の福祉の充実の観点から、障害者の就労、雇用の問題、特に就労の問題に的を絞って御質問させていただきたいと思います。  国連障害者の十年の間に、我が国においても障害者福祉が着実に進展いたしました。今後も一層の施策の進展...全文を見る
○根本分科員 障害者の方の通所施設への就労状況は随分伸びているわけでありますが、障害者ができるだけ住みなれた家庭や地域で生活できるためには、一つは企業への一般雇用を促進する、それからもう一つは、一般雇用の困難な障害者のための授産施設の整備が必要だと思います。地域の実情を踏まえなが...全文を見る
○根本分科員 私も地域に密着した身近な施設整備が必要だと思っていまして、利用しやすい施設という観点からいえば、できるだけ地域に点在するような形での施設整備がこれから大変重要になるだろうと思います。  こうした観点からもう一点、最近小規模作業所が増加している。これはいろいろなデー...全文を見る
○根本分科員 私も小規模作業所の増加の要因としては、義務教育が普及して引き続き在宅で社会参加をしたい、そういう要因が背景にあると思うのですね。それから、ここ十年で収容施設から通所施設へという親御さんの意識の変化あるいは在宅志向の高まり、こんなものが背景にあってこれだけ増加してきて...全文を見る
○根本分科員 今、分場制度のお話が出ましたけれども、分場制度の中身について御説明をお願いしたいと思います。
○根本分科員 分場につきましては、次の質問に関連いたしましてまた質問したいと思いますが、小規模作業所が増加をしているということは、先ほど申し上げましたようにそれだけニーズが高いということを意味するのですね。ですから、私は小規模作業所に対する助成措置の充実が必要だ、こう考えておりま...全文を見る
○根本分科員 確かにこういう問題というのは、地方公共団体の方が住民に身近ですから進んでいくのだと思うのですね。先ほど分場方式の話がありましたけれども、私は分場方式を導入されたということは大変いい試みだろうと思います。  ただ、分場方式がどこまでPRが行き届いていて、先ほど数字の...全文を見る
○根本分科員 これまでの施策は、これは国の施策としてはある意味で当然なんだと思いますが、一定規模以上のものを対象にして、一定規模以上のものならば補助金を出しますよ、それでそっちの方に誘導していく、これはこれで一つの考え方だと思うのですね。ただ、先ほど来申し上げましたように、実態は...全文を見る
○根本分科員 ただいま政務次官から御答弁いただきましたように、私は十人以下の小規模作業所に対する施策というのはさまざま考えられると思うのですね。一番いいのは、当然、今十人以上となっているものを、例えば実態に合わせて五人以上の小規模作業所にまで補助対象を拡大する、これが誘導措置とし...全文を見る
○根本分科員 ありがとうございました。終わります。
06月01日第129回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第3号
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○根本委員 大変示唆に富んだ御意見をお伺いしまして、ありがとうございました。私、多少抽象的になるかもしれないのですが、首都機能移転のインパクト、それがどのぐらいあるのかなといった観点から御質問したいと思います。  首都機能移転をしますと、日本では例えば六十万人移転しますね。そう...全文を見る
06月03日第129回国会 衆議院 厚生委員会 第6号
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○根本委員 自由民主党の根本匠であります。私は、まず、ゴールドプランと特別養護老人ホームの問題につきましてお伺いしたいと思います。  ゴールドプランにつきましては、既に御案内のように、平成二年度を初年度といたしまして十カ年戦略でやっておりまして、今折り返し地点にかかっております...全文を見る
○根本委員 ゴールドプランにつきましては、全国の整備水準の目標を示したものでありますが、地域に落としてみますと、地域のニーズはそれぞれ異なっておりまして、地域によっては需要と供給のアンバランス、あるいは地域に偏在する、そういった問題が生じている地域もあります。地域にブレークダウン...全文を見る
○根本委員 ただいまの大臣の御答弁にもありましたように、地域によっていろいろなアンバランスが生じていると思います。例えば、私の地元の郡山市、三十二万都市でありますが、実は特別養護老人ホームでできるところはほぼ整備をしてしまっている。具体的にはどういうことかといいますと、やはり医療...全文を見る
○根本委員 特に補助基準額の単価の引き続きましての改善につきまして、ぜひ強力に推し進めいただきたいと思います。  次に、これからの特別養護老人ホームの課題といたしましては、私は、今般公にされた福祉ビジョンの提言にありますように、高齢者の生活の継続性あるいは快適性を尊重していくた...全文を見る
○根本委員 福祉ビジョンに関連して、続きましてお伺いいたしますけれども、福祉ビジョンでは、施設サービスと在宅サービスを通じて目標水準の思い切った引き上げを行う必要がある、こういう提言をされております。一方で、先ほどの大臣の御答弁にもありましたように、自治体から老人保健福祉計画、こ...全文を見る
○根本委員 現在のゴールドプランをブレークダウンした老人保健福祉計画、これについては、自治体の方からはどうも財源の裏づけがない、こんな意見もございます。ゴールドプラン自体は、全体で総事業費六兆円、こう明示しているわけですけれども、受け取る側の自治体からいくと、これは必ずしも財源の...全文を見る
○根本委員 財源の裏づけがないという声には私はいろいろあると思うのです。  一つは、交付税で見られていますよ、こういう話が確かにありまして、交付税措置が行われているわけでありますけれども、ただ、交付税措置というのは、特別交付税は別として基準財政需要額に算入してある、こういうこと...全文を見る
○根本委員 今大臣の御答弁のように、資格制度が創設されたわけですが、やはり私は、資格制度を創設した場合には、これをどう活用していくのか、生きがいとやりがいとを持ってどう働いてもらうのか、そういう意味では、資格制度を創設したこととあわせて社会福祉士、介護福祉士の活用方策、これを行政...全文を見る
○根本委員 介護福祉士の活用方策については、後ほどの質問でも申し上げたいと思いますが、要はやはり誘導措置、インセンティブの付与、これが大変重要でありますから、私は、社会福祉士、介護福祉士の活用、要は介護の質の充実という観点から、活用方策をこれからも工夫しながら、より充実した活用方...全文を見る
○根本委員 この専門学校の普及については、これからもぜひ努力をお願いしたいと思います。  それから次に、介護福祉士などを抱える特別養護老人ホームの問題につきまして御質問したいと思います。  例えば介護福祉士などを抱える特別養護老人ホーム、要は、質の高いサービスを心がけている特...全文を見る
○根本委員 これは、私もこれからの介護サービスの重要性を考えた場合には非常に必要な問題であるし重要な問題であると思いますので、ぜひこの点は検討をしていただきたい、こう思っております。  それから、私は今の質問の前段で多少申し上げたのですが、要は、一人当たり幾らで、配置基準でお金...全文を見る
○根本委員 今の横尾局長の御答弁のように、私も、汗を流していいサービスを提供している老人ホームについて適正な評価を与えていただけるようなシステムにつきまして、ぜひ御検討をいただきたいと思います。  終わります。
06月08日第129回国会 衆議院 厚生委員会 第7号
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○根本委員 自由民主党の根本匠であります。私は、まず今回の法改正に際しまして、負担の問題についてお伺いしたいと思います。  今回の法改正によりまして、病院の食事代の一部負担、これが八百円。これにつきましては、患者、利用者、病院関係者からの反対が大変強いわけであります。したがいま...全文を見る
○根本委員 次に、入院患者、利用者の立場に立って、具体的な負担のボリューム、目安、これをお伺いしたいと思います。  サラリーマン等の健康保険、自営業者などの国保、それから老人保健、これの別に平均的な入院日数、それについての平均的な金額がどうなるのか、これについてお伺いいたします...全文を見る
○根本委員 今の御答弁のように、要は、問題は高齢者の問題だと思うのですね。  厚生省の調査では、全入院患者のうち六十五歳以上の高齢者が四六%、六カ月以上入院している高齢者が三十万人に上る、こんな調査結果が出ております。こういうことになりますと、今七十歳以上の高齢者は医療費では一...全文を見る
○根本委員 私は、在宅との公平負担の見地に老人福祉の観点も入れながら、高齢者の負担の程度も勘案しながら緩和すべきだと思いますが、この点についてはまだ後ほど申し上げたいと思います。  次に食事代の一部負担の問題でありますが、私は、この点については二つの問題があるだろうと思っており...全文を見る
○根本委員 今のお答えでわかりましたけれども、食事代の一部負担にはもう一つの問題があるのですね。  具体的には、病院の収入には変わりがないわけでありますが、患者にとっては負担がふえる。通常、負担を求める場合には当然サービスの対価が伴う、こういう意識が一般的だと思いますが、こうい...全文を見る
○根本委員 負担とサービスが一致しないものですから、入院と在宅との負担の公平を図るのですよと言ってもなかなか理解されにくいのですね。ですから、本来であれば、食事代というのを大変強調して、当然そういう理屈でやっているわけでありますが、実は私もこの辺の表現上の工夫は必要なのではないか...全文を見る
○根本委員 要は、食事代の一部負担の大半が付添看護をなくすための介護財源になっている、こういうことですね。そうなりますと、これに見合う介護のマンパワーが果たして確保できるのか、こういうことが課題になろうかと思います。特に、今回の改正におきましては、医療保険からの療養費の扱いを打ち...全文を見る
○根本委員 多分マクロで見れば計算上は充足される、こういうことだろうと思うのですが、恐らく地域的にはアンバランスも生ずるでしょうし、実は私が懸念しているのは、多分大病院は可能だろう。しかしながら、中小の病院あるいは有床診療所、この辺で本当に確保ができるのか、難しいのではないかとい...全文を見る
○根本委員 いずれにしても、看護・介護の質の向上、これが大変大事だと思いますが、今回の制度改正によって、いわゆる個人が付添婦さんを雇う、これはいわば禁止されて、診療報酬上認められない、こういうことになるわけですね。そうなりますと、実際の高齢の重症者、これは現在もう二十四時間付き添...全文を見る
○根本委員 患者との個人契約が困難というのであれば、チーム医療の視点を反映しながら、例えば、医療機関が関与する制度的仕組みをつくって、そして患者のニーズにこたえる道、こういうものを検討すべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。
○根本委員 介護問題の締めくくりとして、私は、やはり介護については、この介護のマンパワーが本当に全病院で確保できるのか、担保できるのか、これが非常に大きな問題だと思っておりますが、この付添看護・介護の解消、これを一年半以内でやる、こういうお話ですけれども、本当にこの短期間で実現で...全文を見る
○根本委員 本当に、その点が一番の問題だと思うのですね。やるつもりである、この御決意はよくわかるのでありますが、本当に物理的に可能なのか、そこが問題だと思います。ですから、現在、例えば家政婦を含めてどのぐらいの人数がいて、それがどのくらい転換してくるのか、その辺の見通しはいかがで...全文を見る
○根本委員 今は不況が三十数カ月続いて戦後最長の不況ですから労働市場が非常に緩んでいるので、そんな状況で可能性をおっしゃられていると思うのですが、景気も回復して労働市場がタイトになってくれば、これは相当はかの職種との競合も起こってくると思うのです。ですからこの辺は私は非常に実現可...全文を見る
○根本委員 現在でも六割の病院が基準看護をとれない、こんな現状を見ますと、私は一年半で本当にやれるのか、こんな危惧を持つのですね。特に中小病院、有床診療所、これらは介護が不十分になる可能性もあるので、この場合に行き場のない高齢者が出てくる可能性もある。さらに、高齢者の負担の比率そ...全文を見る
06月20日第129回国会 衆議院 厚生委員会 第11号
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○根本委員 自由民主党の根本匠であります。私は、地域保健法の改正につきまして御質問させていただきたいと思います。  この法案につきましては、平成六年度予算の成立が大幅におくれて、厚生委員会の審議も深夜に及ぶなど、非常に異常な形で進められておりました。私も、この法案について事前の...全文を見る
○根本委員 保健所あるいは保健センター、都道府県と市町村の機能、役割の分担、これを図りながら、いわば地域保健に関する基本法的なものに改正したということだと思いますが、この法の施行時期に関連しまして関係法の整備、いろいろやっているわけでありますが、関係法の整備におきましては、地域保...全文を見る
○根本委員 政令市への権限移譲ですね。当然移行をスムーズに行うためにはある一定の準備期間が必要なんで、この辺は公共団体、つまり都道府県と市町村の組織体制の整備の問題でしょうから、これは事務分担の問題なんで、公共団体の対応ということで、この辺の施行時期で可能だろうと思うんですね。 ...全文を見る
○根本委員 この問題につきましては、後ほどの質問で再度御質問したいと思います。  法律改正の母子保健法の改正で、第八条の二で「実施の委託」という規定がありまして、「市町村は、この法律に基づく母子保健に関する事業の一部について、病院若しくは診療所又は医師、助産婦その他適当と認めら...全文を見る
○根本委員 それでは次に、今回新たに身近なサービスを市町村に移行するという中でのその拠点施設である市町村保健センター、これについて、整備の促進方策それから見通し、これについてお伺いしたいと思います。これは大臣からお願いいたします。
○根本委員 今大臣のお話わかりましたけれども、今回の改正では、保健所機能の一部を再編成しましょう、それで身近な保健サービスは市町村に移譲しましょう。母子保健事業等がその中身になるわけでありますが、この法律の条文上の書き方でありますけれども、保健所の機能を保健センターに移しますよ、...全文を見る
○根本委員 だから、今のお話大変わかりましたけれども、そうなると、当初は三分の一という規定を置いておいて、ただそれは、財政力の弱い市町村では三分の一でも大変だから、定額補助をすることによって多少財政力の弱い市町村には三分の一以上の補助が結果的には行くということなんでしょうか。
○根本委員 それから次に、私は、やはりこれの問題は、財政力の弱い市町村が本当に整備できるのか、こういう問題だと思うのですね。今の局長さんのお話で、これは、実際には財政力の弱い市町村には多少国費が多目に出るという話で、これはこれで大変大事なことかと私は思います。  それから、その...全文を見る
○根本委員 起債の充当率というのは大体どのぐらいになるのでしょうか。
○根本委員 そうなりますと、市町村が実際に一般財源で負担しなければいけない額、これは、もしそういう話でありますと、一般的な例では国費が三分の一、残り裏負担の三分の二のうち四分の三は地方債で充当されるとなると、要は一般財源で手当てしなければいけないのは、裏負担の三分の二掛ける四分の...全文を見る
○根本委員 ですから私は、財政力の弱い市町村ですと、例えば一億、二億のものをつくろうと思うと、実は一般財源で負担しなければいけない額がやや負担になって、それで進みにくいような状況がこれから出てくるのではないか、こういうことを申し上げておきたいわけであります。  それから次に、市...全文を見る
○根本委員 市町村保健センターの機能、役割はわかりましたけれども、住民の身近なニーズにこたえるために全国三千三百市町村にセンターを設置したい、こうお考えですね。全国三千三百市町村に一カ所ずつ置きたい。その場合に、人口規模は都市規模によってさまざまでありまして、やはり住民の身近なニ...全文を見る
○根本委員 今回の市町村保健センターは、今までの保健所の機能を一部移しましょう、特に住民の身近なニーズにこたえましょう、こういう基本的な考え方で行われているわけですね。それから中身としても、今お話がありましたように、妊婦さんとか乳幼児の保健管理から高齢者の介護まで保健・福祉サービ...全文を見る
○根本委員 この問題については、また後ほど関連で質問をさせていただきます。  次に、保健センターの機能、役割の中で、福祉と一体的なサービスを提供するのだ、こういうお話でありますが、一体的なサービスを提供するとは、観念的には、言葉としてはよくわかるのですけれども、具体的にどのよう...全文を見る
○根本委員 大体こういう御答弁は、言葉としてはよくわかるのですね、言葉としては。ただ、本当に実際の市町村に行ったときに、福祉は市町村にゆだねました、それから今回母子保健事業等も市町村にゆだねました、だから市町村レベルではこれは一元化しますよ、これは非常によくわかるのですが、福祉と...全文を見る
○根本委員 私は、自治体のこの実施体制の問題が非常に重要だと思うのですね。ですから、モデル事業、確かにこういうモデル事業をやれば、各機関が連携していろいろ物を考えるようになりますから、これは大変いいことだと思いますし、基本的には地方分権という理念を出しているわけですから、地域に考...全文を見る
○根本委員 九千人増員したいという話、非常に目標としてわかるわけでありますが、この辺の話になると、なかなか聞いても、そうなるはずだとか、いや、やりますという話にはなるのでしょうけれども、保健婦の場合、看護婦さんの高校卒業後三年プラス保健婦として一年必要と、こういう条件になっていま...全文を見る
○根本委員 この辺は特に重点的にやっていただきたいと思います。  それから、今大臣の方から、交付税等で見ていると、こういうお話がありましたけれども、この財政的裏づけにつきましてちょっと詳しく教えていただきたいのですが。
○根本委員 一般的によく交付税で見られていますよという話が非常に多いのですね。ただ、交付税措置というのは、見られていると計算上言われているだけであって、実はそれぞれの担当部局なり財政当局になると実感がないわけですね。ですから、例えば保健担当部局から言わせると、交付税で見られている...全文を見る
○根本委員 ぜひ私はそういうものを示してもらいたいと思います。  それから、多少時間がなくなりましたのでちょっとまとめて御質問いたします。  問題は、先ほどから申し上げておりますけれども、財政力の弱い市町村、特に小規模市町村についてどう対応するのか。例えば保健婦ゼロの市町村は...全文を見る
○根本委員 今の保健所の機能で、保健婦がゼロの市町村は保健所がその保健婦さんを多分派遣するなりなんなりして対応していると思うのですね。現行の保健所では、未充足市町村といいますか、保健婦さんが配置されていない市町村、これについてはどういう対応をされているのかということと、それから平...全文を見る
○根本委員 私は、特に小規模市町村、財政力の弱い市町村、これについての十分な配慮を今後ともきちんと講じていただきたいと思います。  それから、続きまして保健所の機能、役割についてお伺いしたいと思います。  今回、保健所の機能、役割、これは広域的なもの、技術的なもの、専門的なも...全文を見る
○根本委員 保健所の数を縮小するということから、いろいろ反対する向きもあるわけでありますが、やはり私は保健所を再編成するにしても、その辺のサービスが十分に受け入れられるような配慮を講じていく必要があると思います。  それから次に、政令市は三十五万から三十万に下げたとしております...全文を見る
○根本委員 要はこういうイメージになるのですか。保健所の圏域設定は、例えば三十から三十五万ぐらいで管轄区域を設定するわけですね。そのうち政令市は三十万だから政令市については二層構造になって、政令市は一つの保健所があって、その下に複数の保健センター、これは人口密度が濃いから複数の保...全文を見る
○根本委員 大体わかりましたが、最後に私の意見を申し上げて、質問を終わりたいと思います。  今回の改正は、保健所法施行から約半世紀ぶりの再編で、大臣の御説明にもありましたように、慢性病への疾病構造の変化とかあるいは高齢社会への大きな流れ、一方では、権限移譲、地方分権の時代的要請...全文を見る
06月22日第129回国会 衆議院 厚生委員会 第12号
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○根本委員 自由民主党の根本匠であります。私は、大変時間が少ないものですから、住先生の質問に関連しながら、健康教育の問題、実施体制の問題、事故責任、財源問題、この四点につきましてお伺いしたいと思います。  まず、健康教育でありますが、今回の改正、住先生のお話にもありましたように...全文を見る
○根本委員 この知識の普及については、十九条で国の責任、こうなっているわけでありますね。ですから、ぜひこれは責任を持ってきちんとやってもらいたいと思いますし、それから予防接種について最低これだけは知ってもらいたいというマニュアルも必要でしょうし、場合によっては学校教育の場での教育...全文を見る
○根本委員 私は、開業医の皆さんが現在の診療をしながら予防接種を実施する、これは私は地域的にも本当にばらつきがあるし、大変だと思うのですね。ですから、ぜひ実施体制についてはきちんと点検していただくようにお願いいたします。  それから、事故責任でありますが、先ほどの住先生のお話に...全文を見る
○根本委員 私は、ぜひ責任体制の明確化と個別接種の促進のためにこの辺の周知徹底、これをきちんとやっていただきたいと思います。  それから、最後に財源の問題。個別接種になりますと、これは問診料など、集団接種に比べて費用がかかることになるわけでありますが、市町村に対してのこの財源措...全文を見る
○根本委員 私は、市町村に対する地方財政措置の問題、これは非常に大きいと思うのですね。交付税で措置しますよ、これは大体そういう話になるわけでありますが、実際には個別接種をやるお医者さんと市町村の契約の中で、いわゆるどこまで費用負担するか、それが市町村によってばらつきが出てくると思...全文を見る
○根本委員 今回の改正、私は、予防接種の今後のあり方としては、方向性は合理的なのだろうと思います。特に、子供が少なくなる中で、子供を大切に育てる必要がありますし、健康で体調が万全なときに上手に予防接種をやって健康な子供を育てること、これは大変大事だろうと私は思います。  問題は...全文を見る
10月20日第131回国会 衆議院 厚生委員会公聴会 第1号
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○根本委員 自由民主党の根本匠であります。  ただいま公述人の皆様から大変貴重な御意見を伺いまして、ありがとうございました。私も持ち時間が十五分ということでありますので、在職老齢年金と六十歳代前半の雇用問題にテーマを絞りまして御質問させていただきたいと思います。  今回の年金...全文を見る
○根本委員 次に、六十代前半の雇用の企業側の取り組みの問題につきまして、福岡公述人にお伺いしたいと思います。  今、福岡公述人のお話にもありましたように、今回の法改正、年金改正では、年金制度を雇用促進的に改める、さらに労働省では、六十歳から六十四歳の就業者に対して高年齢雇用継続...全文を見る
○根本委員 持ち時間が参りましたので終わりますけれども、私も、今回の年金改革、これに魂を入れるためには、やはり六十歳代前半の年金と雇用政策の連携、これが大変大事だと思っておりまして、これに官民挙げて取り組む必要があると考えております。  終わります。