根本匠

ねもとたくみ

小選挙区(福島県第二区)選出
自由民主党
当選回数9回

根本匠の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月20日第140回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第1号
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○根本委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、松本龍君を委員長に推薦いたします。
○根本委員 動議を提出いたします。  理事の員数は八名とし、委員長において指名されることを望みます。
02月06日第140回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第2号
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○根本委員 根本匠です。  私、堺屋先生、月尾先生の話を聞いて、なるほどなと思うのですが、やはり今までの首都移転の議論は、ある程度定性的な議論が多かったと思うのですね。これから具体的にどこにどう移すかということになりますと、定量的な、特に費用対効果の議論をきちんと合理的にしてい...全文を見る
02月19日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第2号
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○根本委員 自由民主党の根本匠です。  私は、大臣所信への質疑といたしまして、行革の問題、特別養護老人ホームの問題、そして医療保険改革、この三点についてお伺いしたいと思います。  まず、行革でありますが、行政改革は橋本内閣の最重要課題でありまして、改革と創造を内閣の基本姿勢と...全文を見る
○根本委員 大変な拍手が出ておりますけれども、行革は、二十一世紀を目前に控えた今、私も 待ったなしの課題だと思います。しかも、これは政治の強力なリーダーシップで実現すべきだと思います。ぜひ、小泉行革に大胆に取り組んでいただいて、我々もバックアップしていきたいと思います。  次...全文を見る
○根本委員 ありがとうございました。  あともう一つ、今度の事件を通じて私も気になるのは、特養はもうかるのではないか、あるいは補助基準単価が高過ぎるのではないか、カットすべきだ、こんな議論がある点でありますが、この辺の認識についてお伺いいたします。
○根本委員 私もそのとおりだと思うのですね。現行の制度を前提にすれば、制度的にもうかるはずはありませんし、平米当たり単価も、具体的な数字がありませんでしたけれども、事務所、学校、病院と比較しても、これは統計的に同じ構造のもの、低いという実態が出ていると思います。その意味では、まじ...全文を見る
○根本委員 ゴールドプランによって量的整備は拡大してまいりましたが、これからは質の確保も必要だと思います。個々の施設の快適性という意味での質の確保と、もう一つは、全体の地域での施設利用の利便性という意味での質の確保、これからこの辺が必要になってくると思います。さらに法人運営につい...全文を見る
○根本委員 終わります。ありがとうございました。
03月03日第140回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○根本分科員 自由民主党の根本匠です。  私は、今後の農業政策あるいは農政のあり方について御質問いたしたいと思います。  最近私も、農業青年の皆さんと話し合う機会が多くありまして、あるいは手紙をもらったりいたします。日本の農業、これからどうあるべきか、常に考えているわけですが...全文を見る
○根本分科員 私も、今のような政策効果、事業効果を絶えず点検しながら、フォローアップしながら把握して、逆に、やっぱりいいものはいい、こう積極的にアピールすべきだろうと思います。  今個別の事業効果という点から質問をしたわけでありますが、それからもう一つ、個別の事業効果ということ...全文を見る
○根本分科員 いろいろ総合的なメニューによるメニュー補助方式、これは非常に使い勝手がいいのですね。確かに、今お話がありましたように、中山間地域の総合整備事業、これは私の地元でも、岩代町、東和町というところでやっておりますが、これはメニュー補助で地域でも非常に喜ばれております。 ...全文を見る
○根本分科員 私も、できるだけ地域全体で本当に農業が活性化するような総合的な取り組みについての支援、あるいはそういう取り組みを促進するような姿勢でやっていただきたいと思います。  次に、生産調整についてお伺いしたいと思います。  昨今、生産調整をやめるべきだという議論もあるし...全文を見る
○根本分科員 私も、生産調整、需要に応じた生産というのは、例えば鉄鋼などの他産業でも需給調整はやるわけですから、つくる自由、売る自由というのは基本なんですが、現状では、日本の農業の健全な発展という観点からはやむを得ないだろう、こう思っております。  今いろいろと私も農家の青年の...全文を見る
○根本分科員 共補償、本格実施はまさに平成八年度からということで、これは非常に効果的な制度だと思うのですね。これからいろんな意見も出てくるかと思いますので、この制度をブラッシュアップさせて、ぜひ生産調整の円滑な実施が図れるように頑張っていただきたい。私も積極的に取り組んでいきたい...全文を見る
03月03日第140回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○根本分科員 自由民主党の根本匠です。  私は、きょうは言語療法士の問題、言語療法士の資格化問題についてお伺いしたいと思います。  最近、言語聴覚障害者の子供を持つ親から私も相談を受けまして、いろいろとこの言語療法の問題を勉強、研究いたしました。  関心を持って今取り組んで...全文を見る
○根本分科員 日本で、言語療法士、いわゆるSTでありますが、これが少ない理由、これは国家資格がありませんから、医療の分野で言語療法という医療行為はありますが、身分が確定しておりません。病院の一職員にすぎないというのが診療報酬上の課題になっております。  ただ、実際には、言語療法...全文を見る
○根本分科員 確かに、国家資格化が成立しなかった要因は、職務内容が医療か教育か、こういう大きな分野で合意するに至らなかったということだと思います。  今検討会を開いて個別の具体的な項目、あるいは関係団体からのヒアリングも行いながら検討内容を詰めている最中だと思いますが、現状の論...全文を見る
○根本分科員 PSW、MSWの議論、あるいは臨床心理士の資格化の議論、似たような職種の議論があるわけですが、こういう面での職種の議論は、今局長のお話にあったようなところが論点になるのだろうと思うのですね。  ここで私も文部省にお聞きしたいのですが、この分野は医療の分野、教育分野...全文を見る
○根本分科員 実態はよくわかりました。この実態を踏まえて、今厚生省の方でもこの国家資格化の問題を議論、検討されているわけですが、具体的な言語療法、あるいは聴能言語ということでもいいですが、この問題に着目して、現在の実態を踏まえて、これらの資格化が俎上に上った場合、文部省はこれにど...全文を見る
○根本分科員 アメリカでは、聴覚障害者に対するスピーチセラピーがまず確立して、日本の場合は失語症患者がふえて医療側からST資格が提案されている、こういう違いも多分、アメリカと日本であるのだろうと思うのですね。私も実は、こ ういう資格化を考える場合に、ほかの分野もそうでありますが...全文を見る
○根本分科員 ぜひ精力的に取り組んでいただきたいと思います。私も、ちょっとこの問題に取り組んでいきたいと思いますので。  終わります。ありがとうございました。
03月13日第140回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第3号
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○根本委員 自由民主党の根本匠です。  ただいま大変貴重な御意見をお伺いしまして、ありがとうございました。  ここは首都移転の特別委員会ということですから、地震の問題はそれぞれの、今の東京の現状、これからどうなるのかという今の首都の状況と、それから移転候補地が十カ所程度あるわ...全文を見る
03月19日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第6号
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○根本委員 自由民主党の根本匠です。  臓器移植法案について質問をさせていただきます。  私は、この問題が難しいのは、個人の死を前提にして、人の死を待って生きる、こういう問題、ここが非常に難しいだろうと思います。しかも、生き生きとした臓器というのは脳死が前提ですから、どうして...全文を見る
○根本委員 次の問題に移りますが、次の問題は脳死の判定体制、これについてお伺いいたします。  基準はそういうことだろうと私は思いますが、脳死を客観的に、確実に判定できる体制をどう担保、確立するか、これが次に大事だと思うのですね。特に脳死の確実な判定、これは絶対条件であります。こ...全文を見る
○根本委員 私も、ここで大事なのは、移植医療と全く分離された客観的な、しかも専門的な第三者、これが判定するということが一番大事だと思いますし、それからもう一つ、事後のフォロー、チェックという意味では、この記録をきちんと残してだれでもがチェックできるような体制、ここが私は一番肝心な...全文を見る
○根本委員 確認的に質問いたしますが、要は、低体温療法、これは蘇生限界点のあくまで前の話だ、脳死状態になった状態ではない、こういうことですね。
○根本委員 医学的に脳死が人間の死である、これは大筋大体合意が得られているということだと思いますが、もう一つは、脳死は人の死かということを考えた場合に、社会的に認知、合意される必要があると思います。その点でいえば、この社会的な合意を図る上でこれまでどのような検討を行ってきたのか、...全文を見る
○根本委員 これまで、臨調答申あるいはその後の各党の議論、公聴会、さまざまな形で議論をなされてきて、この問題は随分と議論されてまいりました。  もう一つ、別な角度から、諸外国での立法例をお伺いいたします。  諸外国では、脳死を人の死と法律上きちんと規定する、あるいは、法律上の...全文を見る
○根本委員 今の外国の立法例に見られるように、やはりこの臓器移植法案のポイントというのは、脳死を人の死とするのかどうかということと、それから、本人の承諾あるいは家族の、遺族の同意、そこまで含めるのかどうか、どうもこの辺が大きな二つのポイントになると思うのですね。外国でも、脳死は人...全文を見る
○根本委員 私も、脳死が人の死かというところで、なかなかそこが社会的合意が得られなくて進まないという状況のもとで、脳死状態というのを自分が生前に認めたらそれを進めるということがベターではないかと実は一時思ったことがあるのですが、ただ、それが本当に果たして立法論として可能なのか。や...全文を見る
○根本委員 私も、修正案の前の法案でこれは非常に問題が多いと思っていたのは、故人の意思を家族がそんたくする、ここがやはり一番大きな問題だったと思っていたのですね。だから、この法案には私もなかなか賛意を表せない、こう思っておりましたが、本人の意思に限定するということで、これは私は大...全文を見る
○根本委員 時間が参りましたので終わりますが、私もまだ幾つか質問したいわけでありますけれども、いずれにしても、この臓器移植の問題はサイエンスと倫理の問題ですから、この国会の場で十分に議論されることを要望いたしまして、終わります。  ありがとうございました。
○根本委員 私も、税でいくのか、保険でいくのか、西ドイツは保険方式ですし、北欧型は税の方式、それぞれ歴史背景が違うわけでありまして、その点についてはいろいろこれから議論があると思います。いずれにしても、保険方式を基本に置いても、利用者負担以外は保険料と税で折半しているわけですから...全文を見る
03月25日第140回国会 衆議院 決算委員会 第3号
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○根本委員 自由民主党の根本匠です。  ただいまは大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。全体像が大体把握されたわけですが、私は、決算委員会の活性化という観点から両参考人にお伺いしたいと思います。  本格的な行政改革の時代を迎えまして、国会の行政監視あるいは...全文を見る
○根本委員 私、時間がありませんのでもう終わりますが、GAOについても、私もGAOを否定しているのではなくて、むしろ、GAOで何を目的に、何をねらいとしてやるのかということ、この魂は生かすべきだと思います。ただ、それは、大統領制なのか議院内閣制なのか、個々の前提で考えるべきだとい...全文を見る
04月02日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第11号
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○根本委員 自由民主党の根本匠です。  介護保険法案及び医療法の改正について御質問いたします。  介護保険、これまでいろいろと議論がありました。だんだん論点が集約されていると思います。私も、今回の介護保険は国民的議論を経て、そして国民的合意のもとでこれは制度化すべきだと思いま...全文を見る
○根本委員 ありがとうございました。  この介護保険については、保険と税の短所を合わせたようなものだという御批判もありましたけれども、むしろ私は、保険の長所を生かしながら、公費投入という形も含めて日本型の介護保険を創設するということだと思います。  次に、もう一つの論点として...全文を見る
○根本委員 私もこの点が大事だと思いますので、モデル事業の中で問題点、課題、これをきちんとシミュレーションをして、適切な体制にするように要望をいたします。  それからもう一点、訪問調査員の質と量の確保、この点についてお伺いいたします。  ケアマネジメントをきちんとやろうと思う...全文を見る
○根本委員 今、指導する人を養成しているという話ですが、指導する人を養成している、つまり、養成されている人がまだ戸惑いもいろいろありますので、この辺はきちんと、ここがかぎだと思いますからやっていただきたいと思いますし、どうもこれは平成十二年四月施行ということになりますと三年あるわ...全文を見る
○根本委員 私は、ここのところの倫理性の確保が、この問題で一番大事なところだと思います。  次に、医療と介護の連携の観点からお伺いいたします。  療養者本人のQOL、クオリティー・オブ・ライフ、生活の質、これを考えたときに、さまざまな保健、医療、介護のサービスの組み合わせが必...全文を見る
○根本委員 その点はきちんとやってもらいたいんです。  それから、今ちょっとよくわからなかったんだけれども、特例居宅サービスというのはあくまでも特例的だという位置づけですよね。僕の言っているのは、入院から在宅に移った場合に、当然、タイミングが大事だから、連続的にサービスを受ける...全文を見る
○根本委員 じゃ、基本的にはタイミングのずれは生じないので連続的にやれるということですね。特例というのは本当に極めて例外的な、申請されなかったようなところを想定している。わかりました。  時間がないので急ぎますが、もう一つ私は、サービス提供体制でちょっと懸念しているのは、在宅介...全文を見る
○根本委員 私は、今回の日本の介護保険は、福祉と医療を一体的に提供するという理念があるわけですから、これからの在宅療養を支える新しい医療体制の確立が必要なんだろうと思うのですね。かかりつけ医、訪問診療等の在宅医療と、それを支える地域医療支援病院、そして必要に応じて利用できる療養型...全文を見る
04月03日第140回国会 衆議院 決算委員会 第4号
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○根本委員 中野委員から大変重要な指摘もありましたが、私も理事でありますので、このテーマに即した質問をさせていただきたいと思います。  ODAの問題、先ほどODAの問題が出ましたけれども、海外調査、これは確かに困難が伴うと思いますから、国内と同じような現地でのチェック、これはな...全文を見る
○根本委員 私の言った第一の質問は、要は、援助をする際の条件等の制度的なフィードバックはないのですかという趣旨なんですよ。要は、援助する際にいろいろな条件をつけるんだと思うのですね。需要動向を的確に把握していなかったなどのためなんというくだりがあるということは、最初に援助するとき...全文を見る
04月08日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第13号
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○根本委員 自由民主党の根本匠です。  私は、今回の臓器法案は、大きな二つのポイントがあると思います。  一つは、医の倫理が絶対条件であるということであります。脳死の基準、あるいは脳死判定、移植医療、救命救急医療と臓器移植医療の関係、この点で、医の倫理が絶対的に確立されていな...全文を見る
04月08日第140回国会 衆議院 本会議 第23号
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○根本匠君 私は、自由民主党を代表して、健康保険法等の一部を改正する法律案について、総理並びに関係大臣に質問をいたします。  総理は、国民一人一人が将来に夢や目標を抱き、創造性とチャレンジ精神を存分に発揮できる社会、世界の人々と分から合える価値をつくり出すことのできる社会を目指...全文を見る
04月15日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第16号
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○根本委員 自由民主党の根本匠です。  この法案は人の死と向き合う法案ですから、私も、政治家にとってこれほど重い法案はないと思います。その意味で、私も、政治家の責任と良識にかけて、この問題は真剣に考えました。私は、前回は、中山案に御質問をいたしましたので、今回、金田案、対案が出...全文を見る
○根本委員 私も時間が短いものですから、最後に私の意見を申し上げたいと思います。  第二点目は、今おっしゃられましたように、第七条二項は、摘出する場合においては、「その者の生命に重大な影響を及ぼすものであることにかんがみ、同項の書面により表示された意思は、十分な調査を行い、慎重...全文を見る
○根本委員 私も時間が限られておりますから、今聞いた意見について、私の意見を申し上げたいと思います。  私は、遺言でなった場合には、確かにそれは撤回と理解すべきだと思うのですね。それをやらないと、七条二項で「書面により表示された意思は、十分な調査を行い、慎重に確かめられなけれ ...全文を見る
04月25日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第21号
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○根本委員 自由民主党の根本匠であります。  私は、健保法の改正について何点かお伺いしたいと思います。  私は、社会保障制度の構造改革、これは早急に進めなければならないと思っております。特に医療については、制度の基本から見直して抜本的な改革をしなければならないと思います。 ...全文を見る
○根本委員 私も、医療の構造改革、これは徹底的に進めなければならないと思いますが、経済成長率の鈍化や高齢化の進行を考えると、確かに、ある程度の患者負担はやむを得ないものと思います。  ただ、問題は、高齢者の負担能力であります。  今、例えば世帯一人当たり所得で見ますと、二十九...全文を見る
○根本委員 理念的に言いますと、保険というのは応能負担だし、患者負担を定率にすれば受益に応じた負担ということになりますし、定額ということになるとこれは福祉だということになるのだと思うのですね。その意味では、今回の案は、受益に応じた負担に福祉の要素を加味して配慮した、こんな性格です...全文を見る
○根本委員 老人保険の制度については後ほどまたお伺いしますが、要は、日本の医療保険制度、これは高齢者に優しい制度になっていて、医療へのアクセス、これは世界に冠たる水準になっております。これからも高齢者について優しいということを基本にしながら、高度経済成長を前提にした制度に人口の高...全文を見る
○根本委員 大臣のリーダーシップに期待しますとともに、我々も政治家として、これは腹を据えて取り組んでいかなければならないと思います。  次に、これからの制度の抜本改革について幾つかお伺いしたいと思います。  まず、老人保健制度、老人医療の給付と負担の見直しの観点からお伺いした...全文を見る
○根本委員 もう一点、保険集団のあり方について質問いたします。  昭和三十六年に始まった国民皆保険体制のもとで、現在では約五千三百の保険集団があります。政府管掌保険あるいは組合管掌健康保険、共済、国民健康保険、現在の保険集団、いろいろなタイプあるいはいろいろな種類があるわけです...全文を見る
○根本委員 この問題については、これからもじっくりと議論していきたいと思います。  次に、薬剤費の問題についてお伺いいたします。  今の医療はいろいろな問題を抱えるわけでありますが、この委員会でもたびたび質疑に出ておりますように、特に早急な対応をすべきなのは、これは薬剤費の問...全文を見る
○根本委員 この薬剤費十五円の一部負担の問題点は、もうたびたび出てきているのでしょうけれども、問題は、医療というものは、ほかの財とかサービスと異なって、いわば最終消費者に消費者主権がないのですね。消費者主権がない。患者はほとんど薬は選択できない、薬は医者が処方しますから。その意味...全文を見る
○根本委員 私も、こういう問題は、最前線の現場でどうなるかということも含めながら、現場で社会的コストが膨らんで、結果的に診療報酬で見るみたいなことになってはいかぬということで、この問題については引き続き、今、与党でも検討しておりますが、検討していきたいと思います。  もう一つ、...全文を見る
○根本委員 それでは、参照価格制について二点ほど、さらに質問を続けます。  参照価格制の前提は、患者が薬を選べることだと思うのですね。その意味では、これから薬剤師の役割が非常に大きくなると私は思います。ドイツでは医薬分業が一〇〇%でありますから、市場の自由な取引にゆだねる、ある...全文を見る
○根本委員 先発品と後発品の問題でもう一つ。  これは、この後、医薬品産業の科学技術創造立国の観点からの質問を少ししたいと思いますが、後発品というのは国内市場依存型の産業になるわけですね。もう一方で、日本は薬の輸入大国ですから、これからの国際競争あるいは将来の新産業、新分野のイ...全文を見る
○根本委員 もう一点、漢方薬の取り扱いについてお伺いします。  市場原理を導入して市場を活性化させる、これは大事だと思いますが、医療の質の確保、これもあわせて重要だと思うのですね。  それで、最近、漢方の有用性、評価が高まっておりますが、漢方薬についていろいろな話題が出ており...全文を見る
○根本委員 それでは最後に、ちょっと時間もなくなりましたので、簡潔にお答えいただきたいと思います。  今、薬の問題、いろいろ取り上げてまいりました。薬剤使用の適正化や効率化あるいは薬剤費コストの抑制、これは必要だと思います。ただ同時に、もう一つ考えなければならないのは、日本にお...全文を見る
○根本委員 私も、そこのところの有効な活用というのが大事だと思うのですね。  実は、基礎研究予算で一件当たり一億円の予算がぽんとつきます、非常に研究が活性化される、これは非常に大事なんですが、厚生省の担う生命科学、ライフサイエンス分野は二十一世紀の大きなフロンティアですから、私...全文を見る
○根本委員 ありがとうございました。
05月16日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第26号
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○根本委員 自由民主党の根本匠です。  私は、今回、サービスの提供体制、介護基盤の整備を中心に質問をしたいと思います。  介護保険の成否、私は、これは財源確保とシステムづくりが大事で、特に、利用者が自由にサービスを選択して、利用しやすく公平で効率的な社会システムをつくる、これ...全文を見る
○根本委員 その辺はしっかり取り組んでいただきたいと思いますが、私も政治家でありますから、問題点の指摘だけではなくて、これからどう進めていくか、こんな議論をしたいと思います。  私は、基本は、この問題、厚生省だけの問題にとどまらず、各省庁の施策を横断的に幅広く取り入れながらやっ...全文を見る
○根本委員 私は、これから国民皆介護時代を迎えますから、福祉施設についても量の充足というものに加えて質の問題、質の向上という問題が出てくると思います。質の問題というのは、施設の質だけではなくて、基本的には、どこでも、だれでも、いつでも利用できるというのが介護の基本的な理念になるで...全文を見る
○根本委員 いろいろ知恵を出して工夫していただいて、大変ありがとうございました。これから積極的にどんどんやっていただきたいと思います。  もう一点、中心市街地の再活性化と福祉の連携というテーマでお尋ねいたします。  大規模店舗法の規制緩和によりまして、現在、地方中心都市の商店...全文を見る
○根本委員 次に、住宅行政、都市づくり行政と連携してやってもらいたい、こう思っておりますが、もう一つ私は、デイサービスセンター等の社会福祉施設は国民がひとしく将来恩恵を享受する可能性のある施設ですから、これは福祉インフラあるいは新社会資本、こんな位置づけが必要だと思うのですね。特...全文を見る
○根本委員 それは予想された答弁なんですが、私も時間がないので省略いたしますけれども、今まで私はそうだったと思うのですね。だから、どうしてもできないというのであれば、逆に都市計画的な一定の縛りをつけるとか、あるいは、これから町中区画整理、中心市街地の再活性化で区画整理を中心に例え...全文を見る
○根本委員 もう一点、デイセントーについてお伺いしたいと思います。  公衆浴場を活用してデイサービスをしましょう、こういう事例が出てきておりますが、私は、このいわゆるデイセントー、これについては、公衆浴場の地域福祉への貢献という点と、それから新たな役割という観点から、運営方法、...全文を見る
○根本委員 地域のネットワークの仕組みづくりあるいはノウハウが重要だと思うのですね。ぜひ具体的事例のシミュレーションを重ねながら、動く仕組みをつくって、それで税制等の支援措置を講じていく、こういう立て方が必要だと思います。  それから、これまでインフラの提供の問題、インフラの基...全文を見る
○根本委員 最後に、大臣に、この介護サービスの基盤体制の整備あるいはサービス提供体制の整備についてお答えいただきたいと思います。  私は、介護保険が円滑に運用されるためには、介護提供基盤の整備が喫緊の課題だと思います。当然、市町村長の熱意、工夫、やる気あるいは地域の情熱、これが...全文を見る
○根本委員 あと二分ぐらいありますから、最後に、医療と福祉の連携の点からお尋ねしたいと思います。ちょっと二点質問しますからよく聞いていてもらいたいと思います。  医療デイケアと福祉デイサービス、この四月から、医療デイケアについては要介護状態のものに限定する、そして自立できるもの...全文を見る
○根本委員 ありがとうございました。終わります。
05月26日第140回国会 衆議院 決算委員会第二分科会 第1号
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○根本主査 これより決算委員会第二分科会を開会いたします。  私が本分科会の主査を務めることになりました。よろしくお願いいたします。  本分科会は、総理府(防衛庁・防衛施設庁)、外務省、文部省、厚生省所管、環境衛生金融公庫及び労働省所管についての審査を行うことになっております...全文を見る
○根本主査 次に、会計検査院の検査概要説明を聴取いたします。会計検査院諸田第二局長。
○根本主査 ただいまの会計検査院の指摘に基づき講じた措置について説明を聴取いたします。岡野労働大臣。
○根本主査 この際、お諮りいたします。  お手元に配付いたしております決算概要説明等のうち、ただいま説明を聴取した部分を除き、詳細な説明は、これを省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○根本主査 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————    平成六年度労働省所管(一般会計及び特別会計)決算に関する概要説明                 労 働 省  労働省所管の平成六年度決算について、その概要を御説明...全文を見る
○根本主査 以上をもちまして労働省所管の説明は終わりました。     —————————————
○根本主査 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。池坊保子君。
○根本主査 これにて池坊保子君の質疑は終了いたしました。  次に、石井郁子君。
○根本主査 これにて石井郁子君の質疑は終了いたしました。  以上をもちまして労働省所管の質疑は終了いたしました。     —————————————
○根本主査 これより厚生省所管、環境衛生金融公庫について審査を行います。  まず、概要説明を聴取いたします。鈴木厚生政務次官。
○根本主査 次に、会計検査院の検査概要説明を聴取いたします。会計検査院諸田第二局長。
○根本主査 次に、会計検査院森下第五局長。
○根本主査 ただいまの会計検査院の指摘に基づき講じた措置について説明を聴取いたします。鈴木厚生政務次官。
○根本主査 この際、お諮りいたします。  お手元に配付いたしております決算概要説明等のうち、ただいま説明を聴取した部分を除き、詳細な説明は、これを省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○根本主査 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————    平成六年度厚生省所管(一般会計及び特別会計)決算に関する概要説明                 厚 生 省  平成六年度厚生省所管一般会計及び特別会計の決算につき...全文を見る
○根本主査 以上をもちまして厚生省所管、環境衛生金融公庫の説明は終わりました。     —————————————
○根本主査 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。松本純君。
○根本分科員 決算委員会の分科会ですので、私は、医療費の高コスト構造是正の観点から、薬剤費、医療機器の価格の問題について御質問をいたしたいと思います。  今、橋本内閣は行財政改革を初め六つの改革、これを断行するということで強力に取り組んでおります。特に今般の国会でも、医療、福祉...全文を見る
○根本分科員 私も、日本の薬剤費全体がなぜ高いか、これは確かに薬の値段の問題とそれから薬価差の問題があると思います。  薬の値段、日本の新薬には内外価格差がある、こう言われておりまして、私も、確かに一番最初の新薬自体の価格が高くて、しかもゾロ新の値段も高いのだろうと思います。既...全文を見る
○根本分科員 いろいろな諸外国の制度もあるわけでありますが、なぜその制度が成立しているのか、その本質的な条件をきちんと踏まえないと、あくまでも参考にするわけでありますが、やはりなぜその制度が成立されて、どのような理由で導入されているのか、この辺の本質的な議論の整理が非常に大事だと...全文を見る
○根本分科員 もう一点、市場条件の整備の観点からお尋ねいたします。  これはいろいろな仮定の議論もあるのですが、今回薬代に一部定額負担を導入しましたけれども、患者に薬の選択のインセンティブを与える、こういう観点でいいますと、私は、これはあくまでもこれからの検討になるわけですが、...全文を見る
○根本分科員 私も、何を政策目的のねらいにするかということでいろいろと濃淡が変わってくると思います。福祉という観点を入れながら、市場メカニズムをどこまで、市場のインセンティブをどこまで導入していくのか、この辺はいろいろな組み合わせがあるわけであります。何を政策目的にねらうのかでそ...全文を見る
○根本分科員 次に、これからの薬産業の将来ビジョンをどう描くか、日本のこれからの薬産業をどう考えていくか、こういう観点を含めてお尋ねをしたいと思います。  日本は今、薬の輸入大国。国内市場依存型の企業も非常に多い。ゾロ新をつくる能力があれば安定した経営が可能だ、こんな状況になっ...全文を見る
○根本分科員 もう一つは、今まで薬剤費の問題を取り上げてまいりました。私は、薬剤費全体を市場取引の実勢にゆだねるという基本的な方向、これは必要だろうと思います。  それからもう一つは、小さなテーマでありますが、重複受診の抑制という観点からの方策も必要だろう。最近、東京都の病院で...全文を見る
○根本分科員 それじゃ、最後に、今まで薬剤費全体の問題を取り上げてまいりましたが、もう一つは、医療機器の問題。  医療機器にも随分と内外価格差が指摘されておりまして、例えば心臓のペースメーカーも相当内外価格差がある、こういう状況、数字も出ております。この医療機器になぜ内外価格差...全文を見る
○根本分科員 時間が参りましたので、終わります。ありがとうございました。
○根本主査 休憩前に引き続き会議を開きます。  厚生省所管、環境衛生金融公庫について質疑を続行いたします。石井紘基君。
○根本主査 これにて石井紘基君の質疑は終了いたしました。  次に、中川正春君。
○根本主査 これにて中川正春君の質疑は終了いたしました。  次に、桝屋敬悟君。     〔主査退席、滝主査代理着席〕
○根本主査 これにて枝野幸男君の質疑は終了いたしました。  次に、岸田文雄君。
○根本主査 これにて岸田文雄君の質疑は終了いたしました。  次に、矢島恒夫君。
○根本主査 これにて矢島恒夫君の質疑は終了いたしました。  以上をもちまして厚生省所管、環境衛生金融公庫の質疑は終了いたしました。     —————————————
○根本主査 これより文部省所管について審査を行います。  まず、概要説明を聴取いたします。小杉文部大臣。
○根本主査 次に、会計検査院の検査概要説明を聴取いたします。会計検査院小川第四局長。
○根本主査 ただいまの会計検査院の指摘に基づき講じた措置について説明を聴取いたします。小杉文部大臣。
○根本主査 この際、お諮りいたします。  お手元に配付いたしております決算概要説明等のうち、ただいま説明を聴取した部分を除き、詳細な説明は、これを省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○根本主査 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————    平成六年度文部省所管(一般会計及び特別会計)決算に関する概要説明                 文 部 省  平成六年度文部省所管一般会計及び国立学校特別会計の決...全文を見る
○根本主査 以上をもちまして文部省所管の説明は終わりました。     —————————————
○根本主査 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。西川知雄君。
○根本主査 これにて西川知雄君の質疑は終了いたしました。  次に、辻第一君。
○根本主査 これにて辻第一君の質疑は終了いたしました。  次に、岩國哲人君。
○根本主査 小野文化庁次長。
○根本主査 これにて岩國哲人君の質疑は終了いたしました。  次回は、明二十七日午前九時から本分科会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後六時十六分散会
05月27日第140回国会 衆議院 決算委員会第三分科会 第2号
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○根本分科員 自由民主党の根本匠です。  私は、科学技術創造立国への取り組みという観点から、科学技術庁を中心に質問をさせていただきたいと思います。  科学技術創造立国、これは橋本政権の大きな柱でありまして、最近打ち出された経済構造改革、この中身でも重要な柱になっておりまして、...全文を見る
○根本分科員 私が次に聞こうと思っていたことを答弁していただいたようでありますが、私も、この基礎研究推進事業、これは大変高く評価しております。  今答弁ありましたように、私は二つの観点が必要だと思います。  一つは、テーマの設定に当たっては、国家戦略的な視点からのテーマの重点...全文を見る
○根本分科員 非常に前向きな取り組みをされておられますので、評価をいたします。  次の質問に参ります。  科学技術創造立国、新産業、新分野の創出につなげるということで、一連の政策体系の頭を整理いたしますと、日本の弱い基礎研究予算に思い切った国家投資をした、それで研究が活性化さ...全文を見る
○根本分科員 科学技術創造立国、これは橋本政権の大きな柱なのですね。この分野は予算面でもあるいは制度面でも随分と改革が進んでいまして、私もこれは政官挙げての大きな取り組みの成果だと思っております。  いろいろな改革、制度改善あるいは新しい制度の創造、取り組みが行われているわけで...全文を見る
○根本分科員 ぜひこれからも強力に取り組んでいただきたいと思います。当然、我々も政治家でありますから、政治の場でも取り組んでいきたいと思います。  科学技術庁関係は今一連の質問をさせていただきましたが、今度ちょっと角度を変えて、基礎研究推進制度、これが平成七年度の補正から講じら...全文を見る
○根本分科員 各省庁とも連携をしながら活用して、十分に成果を上げるようにお願いしたいと思います。  最後に、農林省にお伺いしたいと思いますが、ガット・ウルグアイ・ラウンド対策、六兆百億円のお金である。今まで進めてきたわけでありますが、やはりこれから日本の農業の生産性を高める、特...全文を見る
○根本分科員 終わります。ありがとうございました。
05月27日第140回国会 衆議院 決算委員会第二分科会 第2号
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○根本主査 これより決算委員会第二分科会を開会いたします。  平成六年度決算外二件及び平成七年度決算外二件中、本日は、文部省、総理府(防衛庁・防衛施設庁)及び外務省所管について審査を行います。  昨日に引き続き文部省所管について審査を行います。  質疑の申し出がありますので...全文を見る
○根本主査 これにて石垣一夫君の質疑は終了いたしました。  次に、奥山茂彦君。
○根本主査 これにて奥山茂彦君の質疑は終了いたしました。  次に、菅義偉君。
○根本主査 これにて安倍晋三君の質疑は終了いたしました。  以上をもちまして文部省所管の質疑は終了いたしました。
○根本主査 これより防衛庁・防衛施設庁所管について審査を行います。  まず、概要説明を聴取いたします。浅野防衛政務次官。
○根本主査 次に、会計検査院の検査概要説明を聴取いたします。会計検査院諸田第二局長。
○根本主査 ただいまの会計検査院の指摘に基づき講じた措置について説明を聴取いたします。浅野防衛政務次官。
○根本主査 この際、お諮りいたします。  お手元に配付いたしております決算概要説明等のうち、ただいま説明を聴取した部分を除き、詳細な説明は、これを省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○根本主査 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     ─────────────    平成六年度防衛庁関係歳出の決算に関する概要説明                 防 衛 庁  平成六年度における防衛庁関係歳出の決算につきまして、その概要を御説明い...全文を見る
○根本主査 以上をもちまして防衛庁・防衛施設庁所管の説明は終わりました。
○根本主査 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、これを許します。熊谷市雄君。
○根本主査 午後一時三十分から本分科会を再開することとし、この際、休憩いたします。     午後零時十六分休憩      ────◇─────     午後一時三十分開議
○根本主査 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。熊谷市雄君。
○根本主査 これにて松浪健四郎君の質疑は終了いたしました。  次に、玄葉光一郎君。
○根本主査 これにて玄葉光一郎君の質疑は終了いたしました。  以上をもちまして外務省所管の質疑は終了いたしました。  これにて本分科会の審査はすべて終了いたしました。  この際、一言ごあいさつ申し上げます。  分科員各位の御協力を賜りまして、本分科会の議事を無事終了するこ...全文を見る
06月06日第140回国会 衆議院 決算委員会 第8号
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○根本委員 根本匠です。  第二分科会における審査の経過を御報告いたします。  質疑応答の詳細は会議録に譲ることとし、ここでは質疑事項のうち主なものを申し上げます。  労働省関係では、芸能関係者及び建設業の個人業者に対する労災保険の適用問題、男女雇用機会均等法施行以来十年目...全文を見る
06月06日第140回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○根本委員 自由民主党の根本匠であります。  私は、福祉行政等に関する諸問題につきまして、昨年起こった、特別養護老人ホームをめぐる大変ざんきにたえない事件につきまして岡光参考人に質問をさせていただきます。  これまでの厚生省の調査、そして司直の手によりましてあの事件の全体像は...全文を見る
○根本委員 公務員になる場合には、新たに職員になった者は、任命権者の面前で、国民全体の奉仕者として公共の利益のために勤務すべき責務を深く自覚して、宣誓書、これを提出するわけであります。  次に岡光参考人にお尋ねしたいのは、岡光参考人の目から見て、先輩、同僚、後輩、そして他省庁の...全文を見る
○根本委員 今回の事件で、まじめに働く公務員ほど今回の事件を残念に思っておりますし、国民の皆さんも大変怒っております。やらない人間は絶対にやらないんだから、不信を招いた以上、法律は幾ら厳しくしてもらってもいいという公務員の皆さんの意見もありますし、これは公務員全体の士気に影響いた...全文を見る
○根本委員 今、職務に関する、職責の認識が甘かった、あるいは友人関係のような感覚でやってしまった、こういうお話がありましたけれども、私は、大蔵省の中島事件にも共通すると思いますが、例えば厚生省からの特別養護老人ホームへの補助金、これは公共団体へのいわゆる間接補助、間接的権限、直接...全文を見る
○根本委員 今のお話にありましたように、非常に安易だったと思うのです。やはり福祉分野、これは今までは善意の篤志家というのを前提にしていた制度ですから、どうも補助金を受ける福祉法人の理事長、これは他の分野、例えば公共事業の発注者、受注者、そんなような感覚がなかった。それで、私は、福...全文を見る
○根本委員 制度上のシステム整備をする上での問題点。土地の取得は当然寄附ですし、それから施設の建設費の四分の一は自己負担ですから、これはこれで、これからの介護時代を迎えて本当に整備が進むのかと。私は、別な政策テーマは確かにあると思います。  ただ問題は、今回、非常に巧妙なメカニ...全文を見る
○根本委員 制度を素直に見ればあり得ないんですね。ただこれは、こうすればもうかる、テクニックみたいなやつで、制度の裏を巧妙にすり抜けて今回のようなメカニズムが成立したということなんですね。これを成立させたのは、法人の理事長単独では成立し得ないんで、これはやはり県、行政庁と結託した...全文を見る
○根本委員 いや、だから問題なんですね。今の制度上からいえば、これは絶対もうかるはずがない。  それから、補助単価もこれは高過ぎるのではないか、こんな議論も随分出ました。それで、補助単価も、平米当たり単価で見れば、例えば同じような構造で、病院、事務所、学校、比較しても、補助単価...全文を見る
○根本委員 やはりこれの一番大きな問題は、実際の現場で働いている福祉関係者に対する冒涜だということなんですね。これは本当に大きなダメージで、私も随分と現場でいろいろな意見を聞きました。本当に皆さん怒っておられましたし、さあこれからというときにこういう問題が起こった。これが、この福...全文を見る
06月10日第140回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第4号
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○根本委員 自由民主党の根本匠です。  私は、財政構造改革の推進についてのこのたびの閣議決定等の中での議論について御質問をいたしたいと思います。  国会の移転につきましては、御承知のように、平成二年の国会決議、平成四年の国会等の移転の議員立法、国会が国会の意思として主導的に進...全文を見る
06月17日第140回国会 衆議院 決算委員会 第10号
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○根本委員 自由民主党の根本匠です。  きょうは決算委員会の締めくくり総括でありますが、決算委員会としては行財政改革の推進は本来のテーマでありますから、私は特に先般示された財政構造改革を中心に関連する質疑を行いたいと思います。  橋本内閣は「改革と創造」を掲げまして、これまで...全文を見る
○根本委員 今回の財政構造改革、私も非常に重要なポイントが指摘されていると思います。  一つは、財政健全化のマクロ的な目標を設定して健全化への道筋をつけた。具体的な数値目標も設定しておりますし、とりわけ、政治が決めていくということで総理がトップダウンで意思決定をされた、私はこの...全文を見る
○根本委員 私も総理と同感でありまして、めり張りがついていないというのはためにする議論であろうと思います。  ただ、今回、財政構造改革で削減の目標等を掲げて大きな枠組みを提示されました。これから、財政の健全化とともに、財政構造そのものの見直し、各種の既存の制度、事業のあり方に踏...全文を見る
○根本委員 財政構造改革の中で特徴の一つは、一切の聖域なしという中で、科学技術振興費、これは増加額を大幅に抑制するとしながら、伸び率を五%以内の伸び率にするという伸びを認めておられます。科学技術創造立国は橋本内閣のビジョンの大きな柱であると思いますが、将来の日本経済の活性化、これ...全文を見る
○根本委員 私は、この分野は、特に各省庁の政策の連携、全体的な政策体系の中で進める必要があると思いますから、昨年度の総理の指示は大変的確だったと私も思います。  次に、社会保障の分野で御質問をしたいと思います。  六大改革の一つは社会保障構造改革であります。これは財政の観点か...全文を見る
○根本委員 続きまして、厚生省にお尋ねしたいと思います。  保険制度はどうしても過剰需要、過剰供給されやすい、そういう制度的な、内在的な特徴を有しております。薬漬け、検査漬けと言われる構造にも切り込む必要があるわけでありますが、一方で、地味でありますが大変大事なのは、不適切な医...全文を見る
○根本委員 医療費の適正化対策、これは三本柱で、保険医療機関等に対する指導監査の強化、審査体制の充実、保険運営者のレセプト点検、これが三本柱であるわけであります。  今回の健保法改正によりまして患者の自己負担がふえるわけでありますが、これからは、患者などの支払い側が医療の質やコ...全文を見る
○根本委員 次に、社会保険の保険料の徴収問題についてお尋ねいたします。  社会保険制度の安定的運営を図る、このためには、一方で支出の適正化を図る、他方で歳入の適切な確保も重要であります。しっかりと確保することがこれは大前提であります。  一方で、会計検査院の平成七年度決算報告...全文を見る
○根本委員 しっかりと取り組んでもらいたいと思います。  最後に、農業問題についてお尋ねをいたします。  今般の財政構造改革の中で、農業については、ウルグアイ・ラウンド対策の二年延長、六兆百億円の事業内容については、実績の検証を踏まえて、新しい国際環境に対応し得る農業経営の確...全文を見る
○根本委員 ぜひ強力に取り組んでいただきたいと思います。  ありがとうございました。終わります。
09月29日第141回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第1号
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○根本委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、赤松広隆君を委員長に推薦いたします。
○根本委員 動議を提出いたします。  理事の員数は八名とし、委員長において指名されることを望みます。
11月18日第141回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第2号
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○根本委員 石原参考人には御苦労さまでございます。  先ほど、移転候補地の具体的な絞り込みをして、来年の早い時期に何カ所かの候補地が想定されて出てくるというお話だったかと思いますが、この一連の作業の進め方で私も一番懸念しているのは、今数十カ所の候補地があるわけですが、何カ所かに...全文を見る
11月28日第141回国会 衆議院 厚生委員会 第6号
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○根本委員 自由民主党の根本匠であります。  私は、時間が限られておりますので、できるだけコンパクトに質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、PSWの資格、これを独立した資格とした理由、これについてお伺いしたいと思います。  PSWの資格化をめぐっては、さまざま...全文を見る
○根本委員 PSWと社会福祉士は、ソーシャルワーク業務というのは共通するのですね。ただ、今お話がありましたように、精神状態が安定しない精神疾患を対象とする、そういうことになりますと、固有の知識、専門性が必要だから、ここに着目して独立資格化したのだ、こんなお答えですね。  そうい...全文を見る
○根本委員 とにかく早急に、速やかに、緊急に取り組んでいただきたいと思います。  次に、STの問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  言語聴覚士、スピーチセラピスト、いわばSTの問題でありますが、実はこの問題、言語聴覚障害を持つ子供の親から私も相談を受けておりまして、資...全文を見る
○根本委員 制度ができても運用が課題ですから、的確な運用に万全を期してもらいたいと思います。  次に、STの欠格事由の見直しについてお伺いいたします。  STの欠格事由の問題、これについては本委員会でも論議がありました。自民党の八代英太議員あるいは障害者団体からも、欠格条項の...全文を見る
○根本委員 しっかりと取り組んでもらいたいと思います。  最後に、臨床心理士、厚生省流に言えば臨床心理技術士、CP、これの国家資格化についてお尋ねをいたします。  PSWの国家資格化に伴って、残されているのは先ほどのMSW、それともう一つは臨床心理士、CPであります。臨床心理...全文を見る
○根本委員 厚生省、文部省、しっかりと連携して、精力的に取り組んでいただくようにお願いいたします。  終わります。