根本匠

ねもとたくみ

小選挙区(福島県第二区)選出
自由民主党
当選回数9回

根本匠の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月06日第183回国会 参議院 本会議 第5号
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○国務大臣(根本匠君) 真山先生から二問の御質問がございました。  まず、子ども・被災者支援法についてお答えいたします。  原発事故で被災した子供を始めとする住民の生活を守り支えていくことは、大変重要です。これまでも、福島県と協力して子供の健康管理調査や自然体験活動の機会の提...全文を見る
02月07日第183回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○根本国務大臣 今、委員が御指摘されたとおりだと思います。  とにかく、安倍内閣は、復興をスピードアップする、加速する、この思いで取り組んでおります。  今お話がありましたように、私もこの一カ月間集中的に取り組んできたこと、三点ございます。一つは、委員がおっしゃられる復興庁の...全文を見る
○根本国務大臣 今委員御指摘のように、土地取得に関して、あるいは土地収用法の運用に関して、さまざまな課題が指摘されております。  復興事業に伴う用地取得の円滑化、これは私もいろいろな問題を聞いてまいりました。一つは、所有者の所在確認を行うのに職員が不足している。先生からお話があ...全文を見る
02月12日第183回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○根本国務大臣 お答えいたします。  小泉委員、今もいろいろお話ありましたように、小泉議員、そして自民党の若手の皆さん、毎月十一日に被災地を訪ねていただいて、そして被災地の声を直接聞いてこられました。私は政治家として非常に大事な姿勢だと思います。我々も政治の責任としてしっかり取...全文を見る
○根本国務大臣 委員のおっしゃられるとおりだと思います。  今回の震災の避難所におられる方々、これは、仮設住宅あるいは借り上げ住宅、公営住宅、こういうものを用意することで、順次、避難所からお移りいただきました。ただ、御指摘の双葉町の、加須市に設置している一カ所だけが、残念ながら...全文を見る
○根本国務大臣 委員から、復興公営住宅を思い切ってやるべきだと思います、私もそのとおりだと思います。  今回の補正予算あるいは二十五年度当初予算におきまして、我々、帰還支援のための予算、そして長期避難者の方のための支援、その中心的な政策として復興公営住宅を、受け入れている市町村...全文を見る
○根本国務大臣 私も福島県にずっとおりましたから、三・一一以降、さまざまな皆さんの意見を聞いてきました。農業で風評被害に苦しむ皆さん、そして小さな子供を持つ母親の皆さん、さまざまな意見を私は聞いてまいりました。  福島県民の感情としては、あれだけの過酷な事故が起こったわけですか...全文を見る
02月13日第183回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○根本国務大臣 お答えいたします。  復興関連予算、これまで、委員御指摘のように、国会などで厳しく指摘を受けました。そして、総理からの指示も踏まえて、被災地域の復旧復興に直接資する施策のみを復興特別会計に計上する、これを基本としております。  ただ、全国向け予算については、津...全文を見る
○根本国務大臣 安倍内閣のもとでは、ぜひ復興を加速させたいと思っております。とにかく復興加速が最重点課題の一つですから、そのために、司令塔機能の強化や、あるいは復興予算の財源フレームを見直して、不安のないような復興予算にいたしました。  これからの復興、いろいろな課題があります...全文を見る
○根本国務大臣 勧告権は、行使したことはありません。
○根本国務大臣 委員のおっしゃるとおり、そういう懸念も確かにあると思います。  大事なのは、私は、事業量がふえる、そしてどう執行体制を確立していくか、さまざまな工夫をしなければいけないと思います。発注ロットを広げるということもあるし、あるいは資材についても、我々がやっているのは...全文を見る
○根本国務大臣 補正予算ですが、我が復興庁の数字は二千三百六十、それと、一兆三千億円は新年度の財源として組んでおります。
○根本国務大臣 復興庁本体の予算は、一兆六千のうち、三千弱です。
○根本国務大臣 一兆三千億については、余剰金等がありましたので、決算剰余金、それを新年度予算として確保して、新年度の予算の財源にした、こういうことです。
02月18日第183回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(根本匠君) 公共事業が本格化することに加えて、全国的に今お話しのような技術者、資材等の需要が高まる可能性があります。ですから、私は、被災地の人員不足あるいは資材不足への対応、これは更に重要な課題になると思われます。  既に今、国交大臣からお話がありました。私は様々な...全文を見る
02月19日第183回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(根本匠君) 住宅再建支援金は、住宅の再建方法に応じて支給するものですから、委員御指摘のような住宅再建が遅れているところでは遅れるということになります。  委員御指摘のように、津波によって壊滅的な被害を被った地域、ここで住宅を再建しようと思いますと市街地や集落の抜本的...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) お答えいたします。  政府におきましては、これまでも福島県と協力して、子供の健康管理調査あるいは自然体験活動の機会の提供などに取り組んでまいりました。私も昨年末復興大臣に就任をいたしましたが、この原発事故で被災した子供を始めとする住民の皆様の生活を守り支...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 被災された方がどなたにもみとられずに亡くなる事例がある、大変私も遺憾だと思いますし、心が痛む思いがいたします。心から御冥福をお祈りいたします。  孤立防止につきましては、ただいま厚生労働大臣から見守り活動あるいは介護のサポート拠点のお話がありました。国は...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) お答えいたします。  政府としての見解は、所管の経済産業大臣、これが担当でありますが、今後、地元の様々な意見などを踏まえて適切に検討されることを期待したいと思います。
○国務大臣(根本匠君) お答えいたします。  子供や妊婦を始めとする被災者の健康不安あるいは生活上の負担を軽減する、これは私は大変重要な課題だと思っております。子ども・被災者支援法の趣旨を踏まえて推進していきたいと思います。  委員御指摘の補正予算も含めた各種施策、これはこれ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員、この復興交付金ですか。資料八ですね。  この復興交付金は、津波被害などで壊滅的打撃を受けた地域、これはもうゼロから都市改造、地域改造をしなければいけないような地域です。そのために、四十の事業を対象にして、そしてこれを一本の計画で事業を進めようという...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) この子ども・被災者支援法の意義については、原発事故で被災した子供を始め妊婦の皆様、この健康とそして住民の生活をしっかり守っていくことだと思います。
○国務大臣(根本匠君) 子ども・被災者支援法の趣旨にのっとった施策、これはこれまでも福島県と協力して、子供の健康管理調査あるいは自然体験活動の機会の提供に取り組んでまいりました。  私は昨年末、復興大臣に就任をいたしました。原発事故で被災した子供を始めとする住民の生活を守り、支...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) できるだけ早く策定したいと思いますが、この一定の基準、一定の基準である地域が支援対象地域となりますから、ここは先ほど申し上げましたように様々な意見があります。立法過程でもありました。ですから、専門的な科学的知見を含めて、内外の有識者の御意見をお伺いして、そ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 申し上げましたように、指定対象地域、一定の基準、様々な議論がありますので、しっかりと多様な意見をお聞きしながら、科学的、専門的な知見も含めながら決めていきたいと思いますが、ただ、だからといって政策をやらないということはありません。具体的な施策は、二十五年度...全文を見る
02月20日第183回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(根本匠君) 安倍内閣発足以来、今総理大臣からもお話がありました、とにかく復興を加速させる、これが安倍内閣の最重点課題の一つなんですね。  私が安倍総理から指示をいただいたのは、とにかく復興を加速せよと、そしてこの復興の推進体制の体制抜本見直し、これを是非やれと、こう...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 国家行政組織法に基づく組織と、あとは様々な会議体という考え方がありますが、福島復興再生総局はそれぞれの役割を果たしながら束ねていく、ある種会議体という形ですが、全部併任掛けてやっていますから、これは司令塔機能の強化はしっかり果たされてまいります。
○国務大臣(根本匠君) 福島復興再生総局、もう一度御説明をいたしますが、福島現地の三つの国の行政機関、これは各々責任を果たすことは当然なんですね。果たすことは当然のこととした上で、縦割りを打破して迅速かつ機動的に対応できるようにする、これらを束ねる体制として早急に整備したものなん...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 福島復興再生総局と、それと復興庁の福島復興再生総括本部、この関係ですが、現場で一つの束ねる機能をしっかり持たせましたから、現場で即断即決できるものはそこで即断即決してもらう。もう今動いていますからね、機能していますから。そして、現場で解決できない、例えば各...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 福島再生総局と福島復興再生本部ですね、これで意見が食い違うとかそういうことはありません。というよりも、最終的に私がそれは決めていきますから、それはスピーディーに、迅速に決めてまいります。だから、そこでそごが生ずるということはあり得ません。
○国務大臣(根本匠君) 復興については、それぞれの官庁がそれぞれの所管を担っているという部分も大変多いものがあります。ですから、全体の復興加速のためには、必要な人員、予算、それぞれの担当省庁でも拡充していただく必要がありますし、例えば除染はそうだと思います。それから、復興庁本体と...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 被災地の人材不足、資材不足への対応、これは更に重要な課題になると私ももう復興大臣に就任以来認識しておりました。ですから、連絡協議会の開催を待つことなく、私も関係省庁としっかりと議論をしてまいりました。  もう国土交通大臣から対策についてはお話がありました...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私も、三・一一以降、子供の心と体にいろいろな影響が出るんではないかと心配しておりました。特に、屋外での活動が制限されておりましたから、子供たちが運動する機会が減っている、金子委員御案内のような問題点も生じてまいりました。  ですから、私は、この福島の問題...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 子ども元気復活交付金、これは福島定住緊急支援交付金とも言っておりますが、これはまずハード事業、これはやっていただくんですね。一方で、効果促進事業という概念で、これはほかの復興交付金にも効果促進事業という概念がありますが、ソフト施策にも使えるような、一定の割...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 先ほどの私の定住交付金の方は効果促進事業でも柔軟に対応できると、あと、施設を設置した以降については安心こども基金も活用していただきたいと、こう思っておりますが、今先生の御案内のお話については、これは厚生労働省所管だと思いますが、これは安心こども基金、福島県...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私も被災地に何度もお伺いしていますが、やはり被災地のこれからの大きな課題は産業の再生ですから、とりわけ起業家の支援、起業の支援、事業の支援、これは必要だと思います。
○国務大臣(根本匠君) 復興推進調整費、これは、既存のいろんな制度がありますね、その既存の制度がない、制度のすき間にあるものをできるだけ柔軟に進めようという趣旨で設けられた調整費なんですよ。  それで、考え方は、予算編成段階では想定されなかった事業、これは新年度予算が動いていっ...全文を見る
02月21日第183回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(根本匠君) お答えいたします。  現時点でパブリックコメントを実施したり被災者の方からのヒアリング等の会合を主催した実績はありませんが、各種の会合等で様々な御意見をお伺いしております。
○国務大臣(根本匠君) 確かに、国が主催したことは今までありませんが、今までも様々、これからも御意見をお伺いした上で、意見交換をさせていただいた上で、その意見も踏まえて政府としての考え方を整理した上で、パブリックコメントの実施など改めて広く御意見を伺う機会を設けたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 当然、いろいろこれから検討していくわけですが、御意見を、今までの、それまでの意見を整理した上で、パブリックコメントの実施など幅広く意見を伺う機会を設けたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) チェルノブイリ法においては、移住が義務付けられる地域はチェルノブイリ法においては五以上となっております。
○国務大臣(根本匠君) 五ミリシーベルトです。
○国務大臣(根本匠君) 先ほどの強制避難の基準は、一年目に年間百ミリシーベルトで六年目以降に五ミリシーベルトと順次引下げが行われたと聞いておりますが……
○国務大臣(根本匠君) はい。移住の権利を認める地域はチェルノブイリ法における地域設定としては一ミリシーベルト以上となっていると思います。
○国務大臣(根本匠君) チェルノブイリ法においては、その支援施策としては、移住費用、住宅・雇用支援、喪失した資産の補償と承知しております。
○国務大臣(根本匠君) チェルノブイリ法によりますと、居住を継続した場合、医療サポート、精神ケアサポートを支援施策として用意されているものと承知しております。
○国務大臣(根本匠君) ただいまの質問については、事前に通告がありませんでしたので、手元に私も用意しておりません。
○国務大臣(根本匠君) 私も荒井委員と同じように福島におりましたので、荒井委員のおっしゃることは非常によく分かります。  政府としては、とにかく、今経済産業大臣からありましたが、深く反省をしなければなりません。そして、私としては、この原発事故からの復興に加速する、復興に全力を挙...全文を見る
03月07日第183回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○根本国務大臣 きのういただいた復興加速のための緊急提言、じっくり読ませていただきました。大変幅広い、そして、現状と課題を分析されて、しかも、現地に何度も足を運ばれて、要は、魂のこもった提言だと私は思います。この提言に沿って、私もしっかり取り組んでいきたいと思います。  特に、...全文を見る
○根本国務大臣 私も、復興を着実に進めて加速していくためには、常に政策の総点検が必要だと思います。私も、その意味で、就任以来まず取り組んだのは、施策の総点検そして施策の再構築であります。  高市委員御指摘のように、新たな課題、問題もどんどん出てまいりますから、定期的に御報告をし...全文を見る
○根本国務大臣 野田委員の問題意識は私も共有しております。  先ほども申し上げましたが、全体のプロジェクトをいかに短縮するか。そこは、用地取得から権利関係を解きほぐす問題、そして埋蔵文化財、一連の流れがありますから、そこをいかにして短縮するかということを今タスクフォースで検討し...全文を見る
03月11日第183回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○根本国務大臣 吉田委員も、政府におられて、この法律を担っておられて、今の一定の基準の難しさ、今お話がありましたように、実は私も、この一定の基準が本当に難しいと思うんですね。一定の基準をしいた場合に、何か、地域を引き裂くんじゃないかとか、あるいは、それが例えば健康不安との関係でど...全文を見る
03月12日第183回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○根本国務大臣 小熊委員おっしゃるように、風評被害対策、リスクコミュニケーションを含めて、しっかりやっていかなければいけないと思います。  私も、三・一一以降、地元にいましたから、それはよくわかります。あのときの風評被害、通常、風評被害というのは、観光、農産物、食品加工、これが...全文を見る
○根本国務大臣 私も、小熊委員の今の指摘に本当に同感なんですね。リスクコミュニケーション、これが何よりも大事だと思いますが、そのベースになるのは、例えば、百ミリシーベルト以上になれば、がんの確率が〇・五%上がる。しかし、百ミリシーベルト未満では、結局どういう要因でがんになったかと...全文を見る
○根本国務大臣 政府としての見解は、今、担当の茂木大臣が御答弁申し上げたとおりであります。  私も、福島県、あれだけの過酷事故ですから、さまざまな思いもありますし、福島県民の皆様も本当にいろいろな思いをされておられます。福島県内の原発の問題については、その福島県の皆様のさまざま...全文を見る
03月13日第183回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○根本国務大臣 葉梨さんのお話、私もそのとおりだと思います。  私も、復興大臣をやって、一番大事なのは、被災地ごとに状況が異なる、そして業種によっても、あるいは復興の段階によっても課題、問題点が違うんですね。今お話しの仮設店舗とグループ補助金については、うまくやった方は仮設店舗...全文を見る
○根本国務大臣 私も、今の葉梨先生の御意見、非常によく考えられた御指摘だなと思います。  子ども・被災者支援法、我々も、施策はまずどんどんやりたいと思っているんですね。ただ、一番の問題は、政策支援地域という概念で、この政策支援地域が、二十ミリシーベルト未満であって一定の基準以上...全文を見る
○根本国務大臣 西村委員は、被災地におられて、そして被災地の皆様と一緒に、今のお話の農業の問題を含め、本当に復旧復興に情熱的に頑張っておられました。私も同じ境遇でありましたので、何とかこの復興を一日も早く我々の手で具体的に前に進めたい、そんな思いでいっぱいでありました。  一月...全文を見る
○根本国務大臣 西村委員のおっしゃるとおり、復興のスピードアップ、これが何よりも大事であります。先ほど申し上げました住宅再建、まちづくりのためのタスクフォース、これはまさにそのための検討の場を、私が大臣で、関係省庁の局長を集めて具体的に詰めた議論をいたしました。  復興について...全文を見る
○根本国務大臣 赤羽副大臣から全体の話がありました。  私も、書類を送付する、それは聞いております。ですから、我々も、全体の早期帰還・定住プランをまとめるときには、賠償の迅速、丁寧な支払い、これを定住プランにまとめて、そして促進するように取り組んでまいりたいと思います。
○根本国務大臣 石田議員からも、与党の復興加速化のための緊急提言、非常に多角的に分析をしていただいて、提言をいただきました。  用地の取得、本当に私は、確かに用地を取得できれば事業が進みますから、まあそれぞれの課題もありますけれども、用地取得が非常に大きな課題だと思っています。...全文を見る
○根本国務大臣 私も被災地におりまして、復旧復興、自分でも何とかできないかということで活動しておりましたが、復興国債は所有しておりません。
○根本国務大臣 今の御質問の点につきましては、私、今、当然、全体像はわかっていますけれども、今の御質問の点については、今、手元に資料がありませんので、しかるべき対応をさせていただきたいと思います。
○根本国務大臣 先生、全体像というのは、津波被災地ということですか。(黄川田(徹)委員「大臣自身がわかっている範囲でいいですので。例えば、福島であればこうであるとか、どうであるとか」と呼ぶ)
○根本国務大臣 今、どの自治体においても復興がどんどん進んでいますから、それは前年度を上回るボリュームで予算を執行しております。  それで、市町村ごとの数字については、今、私も手元にありませんので御答弁できませんが、全体の数値については、復興関係予算の執行状況ということで、全体...全文を見る
○根本国務大臣 私も今は資料を持ち合わせておりませんので、ここで不正確な数字を言うわけにいきませんので、御容赦をいただきたいと思います。  ただ、郡山市についても、除染予算の数字も相当ありますから、かなりの予算に、前年度に比べてさらに膨大な予算になっております。
○根本国務大臣 整理をして、二点御説明をしたいと思います。  先生の御指摘のあった釜石市鵜住居地区の防潮堤事業をモデルケースとした取り組み、これは関係自治体、関係機関が参加して、そして、全体の用地問題も含めて、鵜住居地区の防潮堤事業をモデルケースにして、ここで具体的な課題、問題...全文を見る
○根本国務大臣 先ほどの推進委員会について、総理の御発言にちょっと補足をさせていただきたいと思います。  推進委員会は、復興の加速化、新しい東北の創造というものをやりたいんですね。当然、その中には女性の視点は入ってまいります。  そして、委員につきましては、我々もさまざまな角...全文を見る
○根本国務大臣 仮設住宅にお住まいの皆さんは、先の見えない不安を抱えておられます。そして、一日も早く住まいのめどを立てられるように、これを、我々、しっかり示そうではないかということでやりました。  確かに、岩手県でもロードマップはありますよね、住宅戸数は示していました。岩手県も...全文を見る
○根本国務大臣 御指摘のように、実は、面整備事業というのは時間がかなりかかります。区画整理事業などの面整備事業、これによる民間住宅等の宅地用地については、実は、今回取りまとめた昨年末の段階では、事業実施に必要な大臣同意や事業認可がとれておらなかったものですから、具体的な工程が未確...全文を見る
○根本国務大臣 我々、用地取得の円滑化について、今さまざまに検討しております。先ほど来、財産管理人制度も、法務大臣からも答弁がありました。収用法も、できるだけ審査手続を短縮する、そういうこともやっております。  その上に立って、これから具体的にどんどん取り組んでまいりますが、法...全文を見る
○根本国務大臣 子ども・被災者支援法については、支援対象地域、それは二十ミリシーベルト未満、一定の基準以上となっていて、実は、立法過程でもこれはいろいろな議論があって、一定の基準ということに示されました。  その一定の基準について、我々も、やはりこれは科学的、専門的、海外の知見...全文を見る
○根本国務大臣 私は、今の石原大臣の話にもありましたけれども、専門的、科学的な部分は、やはり専門的、科学的な知見、そして検討が必要だと思います。  我々は、それを含めて、今お話がありましたけれども、リスクコミュニケーション、私は、リスクコミュニケーションは本当に大事だと思います...全文を見る
○根本国務大臣 小熊議員、今お話がありましたように、私は、やはり大震災、それぞれ状況が異なるんですね。阪神大震災と東北の今回の大震災、これは様相が違います。阪神大震災は都市部ですから、あそこはまちづくり、住宅再建、これが一番メーンだった。ところが、東北の場合は、東北が、いや日本が...全文を見る
○根本国務大臣 ですから、復興加速策が私は必要なんだと思いますよ。  福島県あるいは東北、一次産業ですから、農林水産業、これをいかに復活させるか。例えば、今の葛尾村の話がありました。福島県では、例えば、まず避難指示されたところに戻ってもらおう、営農再開のための各種手だてが必要で...全文を見る
○根本国務大臣 例えば、まず一つは賠償がありますね。賠償については、帰還、避難準備解除区域、要は三つの区域の見直しをしました、それに応じた賠償は、今これからどんどん進んでまいります。  それから、一方で、それは人それぞれの判断がありますよ。戻ろうとする方、あるいは戻らないでとど...全文を見る
○根本国務大臣 一番大事なのは、どうするかですから。ですから、区域見直しを我々早急にしようということで、区域見直しを今精力的に進めているんですね。それで、区域見直しの結果、帰還できる地域と、例えば五年、居住制限がかかる地域と、それ以上の帰還困難地域、これをお示ししているところであ...全文を見る
○根本国務大臣 御指摘の平成二十五年度復興関連予算案、これにつきましては、復興交付金など、被災地のニーズを把握しながら復興庁が直接執行する予算約六千億円のほか、復興庁が一括計上している予算、これが、この表のとおり約二兆二千億円あります。  この一括計上予算、お尋ねがございました...全文を見る
○根本国務大臣 復興庁の権限として、先ほど申し上げましたように、事業箇所ごとの事業の実質的内容を決定して、決定したものを各府省に通知しているんですね。  私は、この仕組みが、復興庁が予算の配分を通じて事業の実質的内容を決定するという、ここが必要だと思っていますが、要は、それは実...全文を見る
○根本国務大臣 避難されている方の中には、帰還を望む方も、あるいは新しい生活を選ばれる方もおられるんですね。今、我々は住民意向調査をやっています。そして、避難住民の方々の今後の御意向を聞いております。  まず、帰還を望む方が一日も早くふるさとへ帰れるようにするために、先日、早期...全文を見る
○根本国務大臣 避難指示された地域については、先ほど来申し上げておりますが、区域の見直しをいたしました。そして、区域の見直しに沿って、帰還支援あるいはその地域の公共インフラの整備を速やかにやりたいと思っていますが、それぞれの地域の復興計画、これもつくってまいります。  今の御指...全文を見る
○根本国務大臣 釜石市のラグビー場の整備、これは市の具体的な計画をお伺いして、対応を検討してまいりたいと思います。  それで、復興交付金の第二回配分において、ラグビー場を含むスポーツ交流拠点の基本構想検討のための調査費を配分済みなんですよ。これを活用して、市において、事業の必要...全文を見る
○根本国務大臣 ですから、ラグビー場を含むスポーツ交流拠点の基本構想検討のための調査費がついていますから、あとは、これを活用して、市において、維持管理費用等も含めて十分検討されて、そして、それを我々がお伺いするということになると思います。
○根本国務大臣 避難所のそもそもの考え方は、委員が先ほどおっしゃられたとおりであると思います。  私も、一カ所だけ残っている、百三十三名の方がいまだにおられる、この理由を、どうして残っておられるのか、これは県を通じて、あるいは双葉町を通じてお話をお聞きしております。  幾つか...全文を見る
○根本国務大臣 御指摘のとおり、災害公営住宅はできるだけ利便性の高い場所に建設してほしい、こういう要望があります。それで、実際仮設住宅が建設されておるので、災害公営住宅の適地が制限されるケースがある、これも私は想定されるんだろうと思います。  今後、仮設にお住まいの方々に順次新...全文を見る
○根本国務大臣 被災者生活再建支援の支給額、これは平成十六年の法改正によりまして、もう高橋委員御存じだと思いますが、合計で最大で三百万円の支給を受けられるということになりました。さらに、平成十九年の法改正、これについては、年収、年齢要件を撤廃した上で、生活関係経費を基礎支援金、居...全文を見る
○根本国務大臣 先ほど総理から答弁いただいたように、住宅再建・まちづくりタスクフォース、これを私どものもとに置きました。  そして、具体的には、法務省の民事局長あるいは国土交通省の局長、各それぞれの省庁の担当局長と議論をして、具体的に、それぞれの分野で担っている課題、問題点、そ...全文を見る
○根本国務大臣 具体的な提言をいただきました。  事業認定の問題については、土地収用法二十条の考え方があるわけですね。その法律の考え方があって、一方で、国の災害査定、復興交付金、これは運用でやっているわけですが、それが法律上の趣旨からしてうまく組み合わせることができるかどうか。...全文を見る
○根本国務大臣 復興交付金については、要は、各地区でどんどん復興のステージが高まってきているんですね。それに伴ってさまざまな課題への対応が求められております。  今回の三月八日の交付可能額通知に合わせて、運用の柔軟化を行いました。これは、今までの提案を全部精査して、具体的に対応...全文を見る
○根本国務大臣 ポジティブリストは廃止いたしました。内訳書というのは、そうはいっても、何でも使えるわけでもありませんから、対応可能なんですよ、非常に。  ただ、内訳リストは提出してくださいねということでやったので、こういうものに使っちゃいかぬとかいう話ではなくて、やはり効果促進...全文を見る
03月14日第183回国会 衆議院 本会議 第11号
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○国務大臣(根本匠君) 黄川田議員にお答えをいたします。  全国的な公共事業の拡大と、それに伴う復旧復興事業の入札不調への対応に関する見解についてお尋ねがありました。  まず、全国の公共事業について、政府として、老朽化対策や耐震化など、国民の生活を守る事業等、重点化を図った上...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 塩川議員から、二問御質問がありました。  まず、復興交付金の効果促進事業の活用について御質問がありました。  一括配分された効果促進事業の配分額約千百七十億円に対し、使途が決まっていたものは、二月下旬時点で約九十億円でした。このため、一括配分については...全文を見る
03月18日第183回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
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○根本国務大臣 復興大臣と福島原発事故再生総括担当大臣を拝命いたしました根本匠でございます。  東日本大震災復興特別委員会の開催に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  東日本大震災から二年がたちました。二万人を超す犠牲者の方々に改めて哀悼の意を表するとともに、被災者の方々に心...全文を見る
03月25日第183回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○根本国務大臣 菅家委員がおっしゃられましたように、私は当然の大前提だと思います。  具体的には、今我々、早期帰還・定住プラン、あるいは今の復興再生計画がありますが、例えば、避難住民の早期帰還を実現するために取りまとめた早期帰還・定住プラン、これにおいても、安心及び安全に向けた...全文を見る
○根本国務大臣 私も、できるだけ早期に将来の見通しを示すべきだと思っております。  ただ、大熊町については、例えば、空間放射線量が年間五十ミリシーベルトを超える帰還困難区域、ここについては帰還の見込み時期は残念ながらまだ定まっておりません。  こういう地域で帰還時期の見通しを...全文を見る
○根本国務大臣 委員のおっしゃられたことは私も大変大事なことだと思います。やはり復興は現場主義に立って、縦割りを排してやっていかなければなりません。  今委員のお話がありました、市町村ごとに対応する、これは今復興庁でも、被災地の市町村長を支援するために、関係省庁及び現地事務所と...全文を見る
○根本国務大臣 森消費者大臣から答えたとおりですが、やはり風評被害の払拭のためには、委員がおっしゃられたとおりに、被災地における放射線の状況を的確に把握、発信する。そして、森大臣がおっしゃられたように、リスクコミュニケーションをいかにわかりやすく伝えていくか。  それと同時に、...全文を見る
○根本国務大臣 委員御指摘のように、復興のステージが上がってまいりますと新たな課題が出てまいります。委員の御指摘のような課題も出てまいります。  復旧復興事業で発生する残土と不足する土砂、これについては、極力融通し合えるよう適時適切に土量バランスをとる、これが事業の円滑な推進や...全文を見る
○根本国務大臣 原発政策については、経産大臣が所管でありますので、その経産大臣、政府の方針に従って私も対応させていただきたいと思います。
○根本国務大臣 郡委員御指摘のような人手不足、資材不足、これは私も重要な課題であると認識しております。  このため、私のもとに、関係省庁の局長クラスから構成される住宅再建・復興まちづくりの加速化のためのタスクフォースを設置して、必要な措置を取りまとめ、公表いたしました。このタス...全文を見る
○根本国務大臣 今の御質問の趣旨がちょっと私わからなかったものですから。復興というキーワードで……。
○根本国務大臣 郡委員、先ほどお話もありましたように、今回の、千年に一度の未曽有の大災害ですから、例えば阪神大震災とこの東日本大震災、私も、これは様相を異にするのではないかと思っております。災害も、災害という言葉であっても中身はそれぞれに事情が違いますから、このあたりを踏まえる必...全文を見る
○根本国務大臣 土地区画整理事業はさまざまだと思いますよ。最終的に住宅が建ち上がるまでには相当の時間がかかりますし、それは、それぞれの土地区画整理事業の規模によっても違うと思います。いずれにしても、ある一定の期間がかかります。
○根本国務大臣 東日本大震災の経験を踏まえて、被災県などが広域防災拠点の整備に取り組まれる、これは私も大変意義があることだと思っております。  委員御指摘の広域防災拠点の整備については、私も何度かお話をお伺いしておりますが、具体的な事業内容や事業費等、これを踏まえる必要があると...全文を見る
○根本国務大臣 例えば除染の加速化は、避難住民の早期帰還とともに、県民が安心して暮らすために必要不可欠だと思っております。それ以外にも、御指摘のさまざまな問題があります。  少し法律的な整理を申し上げますと、法律上、除染は環境省の所管、これは吉田委員御案内のとおりだと思います。...全文を見る
○根本国務大臣 吉田委員、今お話がありましたように、大変この問題に詳しい方だと私も思っております。  住民が安全、安心に暮らしていくためには、線量基準に対する考え方について、客観的な根拠に基づく国民の理解が必要だと思います。  今お話がありましたように、福島県の地元自治体から...全文を見る
○根本国務大臣 今の委員のお話のように、福島県においては、約八百戸の民間住宅等用地の供給ということを示しております。これは、平成二十七年度までに、防災集団移転促進事業などの面整備事業によって津波被災者向けに供給される予定のもので、これらは市町村が事業主体となって、復興交付金を活用...全文を見る
○根本国務大臣 先ほど、原子力災害による被災者支援政策と、我々、パッケージを示しました。それと、子ども・被災者支援法との関係も含めてという今の委員のお話だったと思います。  我々、実は、政策支援地域については、二十ミリシーベルト以下であって一定の基準以上の地域。この一定の基準は...全文を見る
○根本国務大臣 今回まとめたパッケージは、これまで被災者から御要望の多かった高速道路の移動支援など新規施策のほか、自然体験活動の充実、借り上げ住宅の供与期間延長、こういう施策を盛り込みました。  また、子ども・被災者支援法八、九、十、十三条に規定された内容、対象者に比べますと、...全文を見る
○根本国務大臣 基本方針の策定までに、政府としての考え方を整理した上で、パブリックコメントの実施など、広く御意見を伺う機会を設けたいと思います。
○根本国務大臣 今、所管の環境省が答えたとおりです。
○根本国務大臣 先ほども環境省が答えたとおりですが、最終処分については、私も非常に重要な問題であると承知しております。幅広い意見を聞きながら、これはじっくりと考えていかなければならないと思います。今の段階ではそうだと思います。
○根本国務大臣 福島で再生可能エネルギーをやるのは、私は大変大事だと思いますよ。新しいエネルギーをどんどん福島県でやっていく。そして、今の問題については、先ほどの、予算委員会においても答弁したとおりですよ。政府としての見解は、所管の経産大臣が担当であります。  いずれにしても、...全文を見る
○根本国務大臣 先ほど来答弁をしておりますが、子ども・被災者支援法、この支援対象地域、特に二十ミリシーベルト未満であって一定の基準以上の地域、一定の基準、これがさまざまな議論があります。  私はやはり、ここは科学的、専門的、客観的に、内外の知見を含めて示していただくべきだろうと...全文を見る
○根本国務大臣 阪神大震災のときには、たしか、小里防災担当大臣、災害対策担当大臣が数日後に現地に常駐して、そして現場で指揮をとりました。私も、今復興大臣になって改めて、委員御指摘のような話も、私なりに頭を整理いたしました。  復興庁が司令塔機能を存分に発揮するためには何が必要か...全文を見る
○根本国務大臣 今もお話がありました。総理も、二月十二日の衆議院予算委員会で、自民党の小泉進次郎議員の質問に対して次のように答弁をされております。我々は、政権与党として原子力政策を推進してきた、そして、それは安全神話に陥った原子力推進政策であった、このことは深刻に反省しなければな...全文を見る
○根本国務大臣 私も、三月十一日以降、ずっと地元におりましたので、さまざまな思いの中で今答弁を申し上げました。
○根本国務大臣 突然の御質問で。  私も、その提言は読ませていただきました。特に、県民健康管理調査などの現状と提言、これについては、所管の環境省において適切に対応がなされるものと承知をしておりますが、個々人の被曝線量の正確な推定など、貴重な提言ではないかと考えております。  ...全文を見る
03月29日第183回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(根本匠君) この資料のように、人手不足や資材不足だけではなくて、事業調整あるいは用地取得の難航、様々な要因があると思います。現地での工程や権利の調整、合意の形成、こういう問題も非常にありますから、これらが複合的に絡み合ってこういう現状になっているんだろうと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私もこの取組、先週、荒井委員始め地元の皆様からお話をお聞きしました。  この取組は私も本当に先進モデルだと思います。住民の皆さん、そして荒井委員が大変地元で御尽力されてこのモデルをつくられた。このような創意工夫が私は何よりも大事だと思います。このような形...全文を見る
04月01日第183回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○根本国務大臣 阪神大震災と東日本大震災の違い。まず、災害の違いでいうと、阪神大震災は、これは杉田委員が一番詳しいんですが、都市型の地震、東日本大震災は未曽有の災害と言われました。特に津波被害、これは非常に広域にわたるんですね。私もずっと被災地を回っていますけれども、三陸沿岸全部...全文を見る
○根本国務大臣 災害からの復旧復興、これは、やはり私は現場が大事だと思うんですね。復興の主役は当然自治体であり、住民であります。ですから、被災自治体がみずからの意思で復興の計画を立てて実行していく、これが望ましい、これは当然だと思います。  ですから、阪神大震災と東日本大震災の...全文を見る
○根本国務大臣 今抱えている現状と課題、これは、委員がおっしゃられたような状況だと思います。  我々が何をやってきたか。私がこの三カ月取り組んできたこと、とにかく復興施策を総点検する、そして再構築する。何が問題か、何が課題か、これをしっかりと見きわめる。  もう一つは現場主義...全文を見る
○根本国務大臣 杉田委員のおっしゃるとおりだと思います。  我々、今、例えば津波被災地、住宅の再建が一番大きい課題だと思います。とにかく住宅を再建する。そして、産業を再生する、なりわいを再生する。ですから、当然、基盤の整備、ハードの整備も、まちづくりですから必要だと思いますが、...全文を見る
04月02日第183回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○根本国務大臣 福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、福島の復興及び再生を一層推進する観点から、平成二十五年度予算案や税制改正大綱に盛り込まれた措置の実施に必要な法律上の手当てを行うため、提出...全文を見る
04月03日第183回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○根本国務大臣 菅野委員、本当にあの三・一一以降、被災されて、私もあのときのことを改めてまざまざと思い出しておりました。菅野委員の御意見のように、被災者の視点に立って、現場でどういうことが起こっているのか、それを踏まえた対応が必要だと私も思います。  菅野委員の御指摘の町外コミ...全文を見る
○根本国務大臣 菅野委員おっしゃるように、心のケアは本当に私も大事だと思います。  今回のコミュニティ復活交付金、生活拠点形成交付金、この交付金においては、当然、災害公営住宅を中心とした生活基盤の整備、このハード面の整備はやるわけですが、避難者のコミュニティーを維持するためのソ...全文を見る
○根本国務大臣 三・一一の発災以来、私もおりましたので、現場に何度も足を運んで、被災者の皆様の苦しみ、不安、悩み、私も共有してまいりました。その思いを胸に、やはり、福島で大事なのは、地震、津波だけではない福島特有の問題がありますから、ここの福島特有の問題に光を当てた新たな政策体系...全文を見る
○根本国務大臣 高木委員御指摘のように、介護、子育てなどの施設の増設、これらに対応できる事業をこのコミュニティ復活交付金の中で想定しております。それから、今お話のあったいわゆる合築ですね、災害公営住宅に介護施設等の高齢者施設、あるいは保育所などの子育て施設、これらを併設することは...全文を見る
○根本国務大臣 先生御指摘のように、避難された住民の方が帰還できる環境を整備する、その意味で、除染あるいは社会資本の整備、重要なインフラですから、それをしなければいけないと思っております。  今、我々、市町村ごとに、今後の復興再生に関する事項について、住民の皆さんを含めて、関係...全文を見る
○根本国務大臣 黄川田先生は本当にこの問題に詳しくあられて、黄川田議員も御努力をしていただいていることを私も改めて感謝を申し上げます。  ただいまの風評被害対策につきましては、消費者庁は、消費者の皆さんに対して安全をアピールする、訴える、そういうお仕事をしていただいておりますの...全文を見る
○根本国務大臣 この問題、吉田委員、大変御苦労をされて取り組んでいただきました。  今現在での議論の到達点というお話がありました。長期避難者の生活拠点についての具体の検討を進めるために、吉田委員今お話しのように、国、福島県、被災自治体及び避難者受け入れ自治体で構成する協議の場を...全文を見る
○根本国務大臣 住民票の問題は、原則論がありまして、なかなか悩ましい問題で、それは委員も御承知のとおりだと思います。  この問題については、総務省の方にも、どういう対応があり得るか、これをぜひ検討してもらいたいということで今お話をさせていただいておりますが、何らかの対応が、ある...全文を見る
○根本国務大臣 今、仮設住宅でいまだに先が見えないと言われる生活をされている長期避難者向けに災害公営住宅の見通しを示す、これは大変大事なことだと思います。  今のお話のように、今、福島県、地元市町村と協議をして詰めている段階であります。これまで実施した住民意向調査の結果をベース...全文を見る
○根本国務大臣 まさに、見通しをしっかりお示しするということが何よりも大事だと思います。  先ほども申し上げましたが、先行的に五百戸の整備に着手したところでありますので、これらについては、平成二十六年度当初から順次入居可能となる見通しになっております。今後、住民の皆さんや自治体...全文を見る
○根本国務大臣 今のいわき市の状況は、先生の御指摘のとおりだと思います。私も、さまざまな現状の御意見、お伺いしております。  今回のこのコミュニティ復活交付金でありますが、これは例えば、いわき市のように、避難者の増加に伴って顕在しつつある、受け入れ自治体の今の御指摘のような生活...全文を見る
○根本国務大臣 考え方としては、介護施設の場合には、受け入れた避難者の方ということで考えているんですね、基本の考え方は。そういうことだろうと私も思います。  それから、上物については、そこはきちんと見ますから、今言った私の、基本はそういう基本なんですけれども、そこで、具体的な制...全文を見る
○根本国務大臣 今回の長期避難者のための生活拠点形成事業を含めて、我々、ふるさと復活プロジェクトと言っている、例えば、早期帰還と区域荒廃抑制の予算、三本立てでやっていますが、それは、基本的には福島の固有、特有の課題に応えるということで、今まで対応していなかった部分を対応するという...全文を見る
○根本国務大臣 委員のお話のように、今までは確かに復旧段階でありましたから、これらの地域でやるというニーズは薄かったんですが、昨年四月以来、これから住民の帰還を加速しよう、こういう中で、居住制限区域や帰還困難区域であっても、避難解除等区域へ住民の皆さんが帰還するための広域インフラ...全文を見る
○根本国務大臣 今回の子ども元気復活交付金、これにつきましては、委員お話しのように、いわゆる復興交付金というのは、津波被災地で著しい被害があったというところなものですから、要は、福島県の特有な課題、例えば中通り地方で、低放射線量で、子供たちがしばらく屋外での活動を制限されていた、...全文を見る
○根本国務大臣 住民の方々に将来への希望を持っていただく、このためにも実は具体的な地域の将来像を示していく、これが重要だと私は思っております。ですから、今回、区域の見直しをして、それぞれの区域についての要は計画、これもつくらせていただきました。  委員のおっしゃられるように、予...全文を見る
○根本国務大臣 福島県の再生復興の全体像、これはまさに福島復興再生特別措置法を昨年制定していただいて、そして基本方針に基づいて、今、福島の復興再生、これに向けて進んでいるということであります。  委員のお話しの仮の町、これは、長期避難者の皆さんがいまだに仮設住宅におられて、非常...全文を見る
○根本国務大臣 足立委員御指摘のように、福島復興再生総局をつくりました。それは、除染は環境事務所、そして復興は復興庁、あるいは区域見直しはオフサイトセンター、こうなっていたものですから、私も聞いていたのは、何か陳情に行くと、これはここじゃない、こういう話になるので、これはやはり一...全文を見る
○根本国務大臣 今の委員の御指摘、大変重要な御指摘だと思います。委員の意見を踏まえて、我々も適切に対応していきたいと思います。
○根本国務大臣 今先生のおっしゃられた事案については、岩手県あるいは山田町において調査を行っていると聞いております。
○根本国務大臣 今回の話は、岩手県山田町でまだ調査をしている段階ですが、委員御指摘のように、こういう不適切な事案が発生しないように、関係自治体にもしっかりと注意喚起をしていきたいと思います。
○根本国務大臣 確かに、私も、例えば郡山で、専業農家の若手の皆さんが、この風評被害にもめげずに、新たな農業を展開している方がたくさんおられます。日本の農業は、これから本当に創意工夫、やる気を持ってやれば、しっかりと再生すると思っております。  確かに私も身近に聞いています、避難...全文を見る
○根本国務大臣 委員の今の御質問は、不落の原因。(村岡委員「ええ。建設業者が落札しないで不落になっている」と呼ぶ)  今回、労務費の単価を、全国平均で一五%ぐらい、被災地で約二割ぐらい、引き上げをさせていただきました。  不落の原因は私もいろいろあると思いますが、ただ結果的に...全文を見る
○根本国務大臣 先ほどの答弁にちょっと補足します。  確かに、今現場で、資材不足あるいは人手不足、あるいは設計単価の問題、さまざまな問題があります。ですから、我々も、住宅再建まちづくりタスクフォースというのをつくって、これは一つは、用地取得から設計、施工までの全体の事業をスピー...全文を見る
○根本国務大臣 現在、被災された市町村について、先生今のお話のように、被災地以外の自治体、消防も含めて、さまざまな御支援をいただいておりまして、被災地復興のために力強く御尽力いただいている、私も心から感謝をしております。  例えば、今被災地で直面している課題は、いろいろな課題が...全文を見る
○根本国務大臣 自主避難者の方も当然でありますが、自主避難者の方を含め、原発事故で被災した方々への支援、これは我々としても大変重要な問題だと認識をしております。  今、先生の御案内の自主避難者の方への支援ですが、三月十五日に自主避難者を含む被災者への支援施策、これを原子力災害に...全文を見る
○根本国務大臣 例えば、今回、福島復興再生総局、これをつくらせていただきました。これは、福島では、除染は環境省、要は環境再生事務所、そして復興は復興庁ですね、それからもう一つは区域再編見直しをする原子力災害現地本部、これが三つ分立していて、いろいろな陳情をしてもうまく回らないとか...全文を見る
○根本国務大臣 災害のときには、さまざまなニーズあるいは取り組むべきこと、これが出てまいります。通常の役所の機構だと、特に、今回の東日本大震災のように前例のないケースでは、やはり最終的に誰かが、きちんと決断する人間が必要だと思うんですね。そこは確かに、今の仕組みからいえば、それは...全文を見る
○根本国務大臣 私はまず、おっしゃるように、仕組みが必要だと思いますね。どういうシステムをつくるか、そこで仕事が動くかどうかということになりますから。福島復興再生総局は、先ほど申し上げたように、三つに分立しているところを一元化した、だからそこはスムーズに進んでいく。  それから...全文を見る
○根本国務大臣 私も、今回の震災対応、果たしてあれでどうだったのか、特に国を統治するという観点から、あるいは危機管理という観点から、果たしてあのときの対応がどうであったのか、これは点検、検証しなければならないと思います。そして、ああいう大震災のときにどういう仕組みが必要なのか、こ...全文を見る
○根本国務大臣 今回の件は、双葉町が、双葉町の判断として決めたものだと思います。  双葉町の意向をお伺いしたところ、現在、旧騎西高校に設置されている双葉町の仮役場、これは六月ごろをめどにいわき市への移転が予定されているということであります。そして、いわき市への移転とあわせて、避...全文を見る
○根本国務大臣 一般論として、法改正する場合には、どういう法律事項があるか、あるいは、どういうテーマで、法律をつくらないと進まないような点は何か、さまざまな議論が一般的になされるものだと思います。  今回の生活拠点の形成、これについては、長期避難者の生活拠点の形成ですから、国や...全文を見る
○根本国務大臣 これは確かに、それぞれの住民の皆様のお気持ちですし、心の問題もありますから、ここは多様な形があるんだろうと思いますが、今回の法律では、やはり長期避難者の方が今仮設住宅で不自由な生活を強いられているということに着目して、長期避難者のための拠点を形成する必要があるだろ...全文を見る
○根本国務大臣 今、区域見直しをやっていますから、そこで三種の類型の区域見直しがなされております。  一方で、長期避難されている方はそれぞれの区域からの方々ですから、今回、我々、この制度の趣旨としては、長期避難者の方に災害公営住宅に移り住んでいただくということですから、要は、避...全文を見る
○根本国務大臣 要は、長期避難者のための拠点形成ですから、災害公営住宅の整備が基本になるわけですね。災害公営住宅の整備に伴って必要となる避難者受け入れに関連する基盤整備、これを関連基盤整備事業として、その中から選択的に実施できるということにしております。  もうちょっと詳しく申...全文を見る
○根本国務大臣 具体的には、道路改良、学校あるいは公園等の生活基盤の整備がありますが、要は、避難者の増加に伴って必要となる保育所や幼稚園あるいは学童保育、さらには介護施設などの施設整備も対象事業として想定をしております。
○根本国務大臣 病院の整備に関しては、今、自治体を支援する既存の補助事業がありません。ありませんので、これは本交付金の対象としてはおりませんが、厚生労働省の地域医療再生基金を活用して、必要な施設整備等については対応されるものと思っております。
○根本国務大臣 今の、医師不足あるいは看護師さんも不足している、その中で、委員のお話しになった、お医者さん初め看護師さんの皆様、医療関係者の皆様のその思いは大変貴重な思いだと思います。  今、さまざま、ベッド数もそれぞれ、これは厚生省所管ですが、一定のエリアで一定のルールでなさ...全文を見る
○根本国務大臣 現行制度における公共事業の代行及び生活環境整備事業については、今までは、避難指示が解除された区域及び避難指示解除準備区域に限って実施することとされておりました。  昨年四月以来、住民の帰還を加速しようという中で、これは福島県、市町村からも対象地域の拡充について要...全文を見る
○根本国務大臣 弾がなかったら法律改正をする意味がないと思います。やはり、広域インフラあるいは道路ネットワークですから、今回、区域を見直しをして、それぞれの、三つの類型の区域を再編、見直しをしました。  帰還ができるところはどんどん帰還支援しよう、こう思っていますが、それは、区...全文を見る
○根本国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨を十分に踏まえつつ、福島の復興及び再生を一層加速してまいる所存でございます。     —————————————
04月10日第183回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
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○国務大臣(根本匠君) 復興大臣と福島原発事故再生総括担当大臣を拝命いたしました根本匠でございます。東日本大震災復興特別委員会の開催に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  東日本大震災から二年余りがたちました。二万人を超す犠牲者の方々に改めて哀悼の意を表するとともに、被災者の方...全文を見る
04月12日第183回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○根本国務大臣 平成二十五年度復興庁予算について、御説明申し上げます。  まず、復興庁においては、東日本大震災からの復興を円滑かつ迅速に推進するための予算として、総額二兆九千三十七億円を計上しております。  以下、その主要施策について、御説明申し上げます。  第一に、被災者...全文を見る
04月15日第183回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○根本国務大臣 委員におかれましては、地元の意見にしっかりと耳を傾けて、そして復興に尽力されておられます。これからもぜひ復興に向けて御支援、御協力いただきたいと思います。  ただいま復興関連予算のお話がありました。これまで国会で厳しく指摘を受けました。そしてまた、ことし一月、総...全文を見る
○根本国務大臣 ただいま学校の耐震化事業のお話が出てまいりました。  学校の耐震化事業、これは全国防災事業として行われてまいりましたが、今回は使途の厳格化を徹底的にやりましたので、これを踏まえて、緊要性の高い学校耐震化事業についてのみ復興特別会計に計上することといたしました。 ...全文を見る
○根本国務大臣 三月七日に、委員御案内のとおり、住宅再建・復興まちづくりの加速化に向けた施策パッケージを公表させていただきました。今回、総理からの指示を受けて、さらなる復興の加速化に向けて、加速化措置の第二弾を公表いたしました。  この中で、今御指摘のあった、要は、特に住宅や復...全文を見る
○根本国務大臣 今、法務省の深山局長からお話ありました。実は、財産管理人制度、私も、これを活用することが非常に重要なのではないかということで、随分議論をさせていただきました。そして、ただいまの、市町村、自治体が財産管理人になれないか、法的にはどうなるのか、こういう議論も実は詰めさ...全文を見る
04月16日第183回国会 衆議院 予算委員会 第23号
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○根本国務大臣 復興庁は、復興庁設置法において、各省庁に対する総合調整を行うことができるとされております。そして、一段高い位置づけになっております。  復興庁の役割は、各省庁それぞれ所管があって、それは所管としてやってもらいますが、我々は、総合調整機能を発揮して縦割りの排除に努...全文を見る
○根本国務大臣 今どういう仕組みになっているかと申し上げますと、復興庁は、被災地からの要望にワンストップで対応する、そして被災地の要望を一元的に受理して、これを踏まえて復興事業に必要な予算を一括して計上して、そして執行段階でも節目節目で各省庁に執行する、こういうやり方でやっており...全文を見る
○根本国務大臣 委員御指摘のように、被災地では、将来、この予算が果たしてこれからもつくんだろうか、そういう話が非常にありました。ですから、五カ年間の中期フレームを見直して、十九兆円を二十五兆円にする、この中期フレームを見直したところであります。これは、被災地の自治体のトップの皆さ...全文を見る
04月17日第183回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○国務大臣(根本匠君) 三・一一、まさに大変な震災でした。私は、当時、郡山市内におりました。あの地震があったときには私も郡山市内におりました。そして、大変な地震が起きた、物すごい揺れでしたから、ですから原発の事故の問題もその後どんどん出てきました。私は、この大震災、私は当時郡山に...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私は、先ほど申し上げましたように、復興、あの震災以降、ずっと郡山市の防災対策アドバイザーとして災害対策本部に詰めて、私がやってきたのは、あのころ職員の皆さん不眠不休でやっていましたよ、例えば水道の水が出ない、その水道のインフラの復旧、あるいはガソリンもなく...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私は、有事のときには、特に、縦割り行政の弊害というか、司令塔機能の強化が必要だと思いましたね。やはり、きちんとした責任者がいて、そこがいろんな制度を、例えば縦割りの弊害があるんなら、それを横断的に動かしていく、特に私は有事はそういう仕組みが必要だと思いまし...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 増子委員がおっしゃられたように、皆さん本当にそれぞれの立場で頑張っていただいたと思います。  私のこの福島復興に懸ける思い、私が思っていたのは、地震、津波、そしてお話がありましたように原発災害、福島県は原発事故に起因する災害、これが放射能問題あるいは風評...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 民主党政権下において、それぞれの霞が関の皆さんも頑張っていただいたと思います。大きな復興の構想から、その復興を後押しをする法律、これも作っていただいてやっていただいてまいりました。  私は、大事なのは、それは行政は積み重ねですから、その行政の積み重ねの上...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) これは、この考え方については所管は経済産業大臣ですが……
○国務大臣(根本匠君) 私は、やはりこれからの日本のエネルギー政策を考えるに当たっては、やはり原発依存度を下げていかなければならないと思います。  そのためには、やはり太陽光、風力発電、様々な自然エネルギー、再生可能エネルギーがある。この再生可能エネルギーに、日本は技術力が極め...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私が経済産業大臣の基本的には所管であると言ったのは、内閣の一員として、そういう私の基本的スタンス、内閣の一員としての立場を申し上げました。  その上で、私は先ほども申し上げましたが、これからの日本のエネルギー政策を考える場合には、原発依存度は段階的に下げ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私も何度もお答えをしております。私の考えは、今、先ほど申し上げたとおりであります。そして、政府としての見解は、やっぱり所管大臣がおられますから、そこは私は所管大臣に委ねたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 秘書官は出てまいりませんから。  繰り返し申し上げますが、私は、原発に依存しない社会を目指すべきだ、そして原発依存度は減らしていく、そして大事なのは再生可能エネルギー、新エネルギーへの思い切った投資と省エネルギーだ。  そして、今の増子委員の御質問です...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) これは、その点について私は所管外ですから、所管の経済産業大臣……(発言する者あり)いや、これは、政府の一員なんですから、それは所管外ですよ。それは増子委員も十分に政府におられたのでお分かりだと思います。
○国務大臣(根本匠君) これは所管外の問題ですから、コメントは差し控えたいと思います。この問題についてはですよ。  それで、我が党の公約は十年以内にエネルギーのベストミックス、その中で原発の問題はクリアになってくるものと、こう考えますよ。安倍総理も度々述べておりますが、原子力エ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) もう増子委員御案内だと思いますが、要は、福島復興再生総局、私も先ほど答弁したとおり、この三つの組織が分立しているのを一元化しました。例えば、今どういう運用が行われるかというと、この三つの組織が市町村の支援、連携チーム、こういうものをつくって、それぞれの市町...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) もう増子委員御案内だと思いますが、峰久内閣官房参与と伊藤仁復興庁統括官、これは局長ですけど、が交代でトップがいるようにと、そういう体制をしております。  ただ、福島復興再生総局で解決できる問題と、それから具体的な、関係省庁と、要は制度の問題等もありますか...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私は三・一一以降ずっと福島にいました。そして、各地も訪れて被災者の皆様の声はたくさん聞いてまいりました。だから、私が、いかに被災者の皆さんが大変な思いをしているか、つらい思いをしているか、それは私も共有してまいりました。そして、私も復興大臣になって以降、や...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 二十ミリシーベルトについては、ICRPで、ICRPでですよ、原発事故が起こったその後、百から二十の範囲内で要はそこで生活しながら放射線量に気を付けてやるようにということの百から二十という基準の一番低い基準を取って、その二十ミリシーベルト未満のところは例えば...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 熊谷委員がチーム・イレブンの一員として被災地を訪ねられて、そして直接現場の皆さんと会話して、現場主義に立って、具体的な課題、問題点を酌み取ってそれを解決しようという意欲、私も大変、是非頑張ってほしいと思いますし、そういう姿勢が私は政治家として、私も先輩です...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 復興特区の税制上の特例、様々な特例を設けております。  新規立地促進税制の御質問でしたので、これについてお答えしたいと思いますが、新規立地促進税制以外の税制は、特別償却、あるいは被災者を雇用する場合に税額控除、これは相当利用されているんですね。新規立地の...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 福島の復興につきましては、福島ふるさと復活プロジェクト、これは三本柱ありますが、その新たな支援策を講じました。そして一方で、さらに早期帰還・定住プラン、これを取りまとめました。  具体的に福島ふるさと復活プロジェクトを御紹介したいと思いますが、一つは、避...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私も、いわき市を訪れて、委員御指摘のようなそういう問題があると私も認識しております。  いわき市においては、いわき市はまず自らも津波によって甚大な被害を受けているんですね。一方で、原発事故による避難者の皆さんも約二万四千人。群を抜いて多い皆さんを受け入れ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私も、被災自治体の意向を丁寧に伺いながら、そして、私も三・一一以降ずっと地元にいました。様々な現場に何度も足を運んで、被災者の皆様の苦しみや不安、悩みを共有してまいりました。  ですから、私は、福島の再生が実感できるように、そして、委員のお話がありました...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 被災地の復旧復興の状況、これは地域ごとに異なります。先生御案内のように、段階段階に応じて的確な予算を講じて対策を講じていく、これが大事だと思います。  例えば、津波被災地域については、今、防災集団移転促進事業あるいは災害公営住宅の工事着工、これが徐々に始...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今の委員御案内の中小企業等グループ補助金、これは東日本大震災によって大きな、甚大な被害を受けましたから、極めて特別なケースとして、今回新たな施策として講じたものであります。私は、これは中小企業の皆さんの後押しの施策として非常に重要な施策だなと思っております...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私も、復興庁は復興の司令塔ですから、しかも内閣総理大臣を長として、各府省に対する総合調整機能の強力な権限を担っている、言わば各省より一段高い位置付けになっているんですね。ですから、やはり復興庁が中心になって各省庁の施策は動かしていく必要があると思います。 ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 消費税につきましては、社会保障と税の一体改革に伴う消費税率の引上げだと認識しております。これは増大する社会保障の持続可能性、そして安心の確保、国の信認維持のために行うものでありまして、給付と負担のバランスの取れた社会保障制度を維持強化していくために必要なも...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私も、三・一一以降、被災地におりました。  このグループ化補助金は、本当に、私は元々、こういう大震災、大変な震災で、東北の場合は一次産業中心で高齢化が進んで、地域の経済力も非常に弱い地域なので、やはり中小企業あるいは零細事業者、これを立て直すためには単な...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 震災支援機構、これにつきましては、最長で十五年の長期にわたって支援先事業者への事業再生支援、これを行うわけですね。やはり長期の支援を行うに当たっては、支援先事業者の状況を継続的に把握する必要があると思います。そして、支援期間を通じてサポートを図っていくこと...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) やっぱりこの制度をいかに周知徹底を図るかだと思うんですね。今まで説明会を千二百回以上各県でやっていまして、広報活動に努めております。  先生のお話のように、グループ化補助金、これは震災支援機構の支援決定百七十五件中六十九件がグループ化補助金の交付決定を受...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私は、二十ミリシーベルトでオーケーだとは言っておりません。二十ミリシーベルトというのが設定されて、その二十ミリシーベルト未満のところは、例えば区域再編見直しのときにも帰還できるんですよと、そういうことで二十ミリシーベルトというのが現にある、そういうことを申...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 誤解のないように申し上げますけれども、私は、二十ミリシーベルトでということについては、もう既に、私が復帰する前にそういうものが示されていて、区域再編の見直しのときにはそこを、それを前提にして区域再編の見直しをいたしました。それで、当然二十ミリシーベルト未満...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) この法一条に規定されているとおり、原発事故による放射線が健康に与える影響については科学的に明快に解明されている状況とは言えませんので、被災者の方々が健康への不安を感じたり、あるいは自主的に避難されたり、被災地にとどまって生活している方に生活上の負担が生じた...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) これ法律ですから、法律の趣旨に沿って我々対応してまいります。
○国務大臣(根本匠君) これは基本的に環境省の問題ですけれども、放射線による甲状腺への影響、これについては福島県が県民管理調査を実施しております。もう先生御案内だと思いますが、事故時に十八歳以下であった子供三十六万人を対象に甲状腺検査が行われております。  それで、甲状腺検査を...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 避難住民のふるさとへの帰還を進めるに当たっては……
○国務大臣(根本匠君) 安全確保が大前提だと思います。  これからも避難住民の安全を第一に考えながら、原子力発電所の安全性確保と、そして廃炉の担当省庁ともしっかり連携して、安全性を確認しながら、しっかりと確認しながら帰還に向けた取組を進めていきたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 支援施策パッケージ、このパッケージは、これまで、もう既に浜田副大臣から話がありましたが、被災者の皆様から御要望の多かった母子避難者などの高速道路の無料措置などの新規施策のほか、自然体験活動の充実、あるいは借り上げ住宅の供与期間延長、こういう施策を盛り込んで...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) ただいま申し上げましたように、このパッケージ、より効果的、効率的な施策の推進のためのフォローアップを行っていく予定であります。その過程において、必要な場合には施策の拡充も含めて検討していきたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 我々が申し上げてきたのは、国会審議の際の議論にも、多様な事情を総合的に勘案して決めていく必要があるとか、あるいは人々を引き裂いてしまうことにもなりかねないといった議論があったと承知をしております。  一方で、その一定の基準については、そういう国会での審議...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私も、論点は様々に整理されていると思いますが、一番の問題はやはり支援対象地域に関する放射線量の一定の基準、これは専門的、科学的、技術的な検討が必要でありますし、国際的な知見も必要だと思います。繰り返しになりますが、その意味では、今科学的、技術的見地から検討...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 荒井議員、本当にこの法律を作るときに御努力をいただきました。  震災支援機構、私もずっとこの震災支援機構の取組、フォローをしておりますが、所管しておりますから。これまでに百七十五件の支援決定を行っています。被災事業者の事業再生支援、これに向けた取組は一定...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 荒井議員は、やっぱりこの法律作られただけあって、大変綿密に分析されていると思います。私も、今の荒井議員のこの見立て、原因はどこにあるか、私もそれは同じ思いで聞いておりました。  やはり大事なのは、今までの人たちに頑張ってもらう、荒井議員のおっしゃるとおり...全文を見る
04月19日第183回国会 参議院 本会議 第15号
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○国務大臣(根本匠君) 福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  この法律案は、福島の復興及び再生を一層推進する観点から、平成二十五年度予算案や税制改正大綱に盛り込まれた措置の実施に必要な法律上の手当てを行うため、提出するもので...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 加賀谷議員には、昨年、復興大臣政務官を務められ、被災地の復興に御尽力いただいたことに感謝を申し上げます。  加賀谷議員から四問の質問をいただきました。  まず、復興の事業計画及び工程表については、平成二十三年八月に公表され、それ以降、節目節目で見直され...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 川田議員から七問の質問をいただきました。  まず、福島のビジョンについては、福島県と協議し、昨年七月に策定した福島復興再生基本方針において目標と施策を示しております。  今回の改正においては、ふるさとに戻りたいという方々に対しては、例えばインフラ復旧を...全文を見る
04月23日第183回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(根本匠君) 今原子力規制委員長からお話がありましたように、二十年後までの地図は公表しております。  私も、国民の皆様に適時適切な情報提供を行うということは非常に重要だと思います。例えば、我々はこの地図に基づいて避難指示区域の見直し、あるいは復興施策の推進に取り組んで...全文を見る
04月25日第183回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○根本国務大臣 今、柿沢委員からお話ありましたように、復興基本法第二条第一号、復興のための施策の推進により、新たな地域社会の構築がなされること、二十一世紀半ばにおける日本のあるべき姿を目指して行われるべきこと、行政の内外の知見が集約され、その活用がされるべきこと、この復興基本法に...全文を見る
○根本国務大臣 今回の東日本大震災を踏まえて、防潮堤などのハードに依存した防災対策では不十分であった、こういう現状分析、認識があるわけですね。  今後の津波対策としては、要は二点ありますが、一つは、避難を中心にハードとソフトの両面から対策を行う最大クラスの津波、今委員がおっしゃ...全文を見る
○根本国務大臣 私も、委員がおっしゃるとおり、起業支援など、非常に大事だと思います。復興まちづくりとあわせて、新たな雇用機会の創出が重要だと思います。  今般の被災地においても、さまざまな新しい芽が出ております。例えば、起業家育成のための仕組み、あるいは新たなビジネスということ...全文を見る
○根本国務大臣 宮城県から申請のあった漁業法の特例に関する復興推進計画、これにつきましては、認定に必要な三つの要件、すなわち、復興特別区域基本方針に適合するものであること、二点目、当該復興推進計画の実施が当該復興推進計画の区域における復興の円滑かつ迅速な推進と当該復興推進計画の区...全文を見る
○根本国務大臣 繰り返しになりますが、今回の認定については、三つの要件、これを満たすかどうか、そこがポイントで、そこは農林水産大臣の同意も得られたので、二十三日に認定しました。  それから、この復興推進計画、先ほど答弁申し上げましたが、昨年秋以降、宮城復興局、復興庁が宮城県と意...全文を見る
○根本国務大臣 東北にはさまざまな地域資源がありますから、私も委員のおっしゃるとおりだと思います。  今我々がやっているのは、これからの東北の大震災からの復興、これにおいては、単なる最低限の生活再建にとどまることなく、創造と可能性の地としての新しい東北をつくり上げたい、こう思っ...全文を見る
○根本国務大臣 今、何が教訓かというお話がありましたが、少なくとも復興予算、ほかの予算もそうですが、適切な執行が必要である、私は当然のことだと思います。とりわけ国民の税金を財源とする国庫補助金は目的に沿って使用されるべき、これはもう明々白々たる当然のことだと思います。  これか...全文を見る
○根本国務大臣 市町村から仮設施設の撤去に対する支援を求める声がある、これは私もいろいろ聞いております。ただ、仮に市町村が仮設施設を撤去する場合には、その撤去費用は当該市町村に御負担いただく。これは実は、最初の契約段階でそうなっております。  復興まちづくりがこれから本格化する...全文を見る
04月25日第183回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○国務大臣(根本匠君) 福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、福島の復興及び再生を一層推進する観点から、平成二十五年度予算案や税制改正大綱に盛り込まれた措置の実施に必要な法律上の手当てを行うた...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 基本的には、政務三役、今のような形になっておりますが、私を中心に指揮しコントロールしていますから、先生、委員御懸念のようなことは私はないものと思っております。やっぱり、要はやり方、仕事の進め方だと思います。
○国務大臣(根本匠君) 私は、組織は使い方だと思っております。確かに副大臣、政務官八人おりますが、例えば福島復興再生総局、岩手局、宮城局、それぞれ現地駐在で副大臣、政務官、役割分担してやっておりますし、要は、どんな組織をつくろうと、要は私は組織の動かし方だと思いますから、しっかり...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員御指摘の六十九条、これは実は議員修正により追加されたものであります。それで、その際には、本法に基づく原子力災害からの福島の復興及び再生に関する施策を円滑かつ迅速に実施するために、復興庁設置法第八条第五項、ここにも勧告権が書いてありますけれども、これを重...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 勧告権があるわけですから、必要なときには勧告権を行使したいと思いますが、少なくとも安倍内閣においては、安倍総理が復興を、日本経済再生、国の危機管理、これと並んで復興を最重点課題に位置付けておりまして、関係省庁の各閣僚は全て復興大臣というつもりでやるようにと...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) これは、総務省の勧告、総務省からの勧告ですよね。総務省は……
○国務大臣(根本匠君) いや、ですから、総務大臣の勧告権は、総務省の分担管理事務として、各行政機関の業務のこういう実施状況の評価、監視、これを行うために行うもので、勧告先も総務大臣と対等な各国務大臣になっているんですね。だから、行政評価局というのは、まさに政策を監視して評価をして...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 復興は様々な課題があります。そして、実際所管省庁がそれぞれあるわけですが、例えば最近私が取り組んでいるのは、住宅再建・まちづくりタスクフォース、こういうものを関係省庁と一緒につくっております。これは、例えば、用地取得から、文化財が出たら文化財、そして設計、...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) いや、私が申し上げたのは、委員が地方議会の制度の議論をされましたので、それは、その地方議会どうあるべきかという議論をその場面でするべきテーマではないかと思います。そして、法律は立法府の問題ですから、少なくとも私は、今この復興を一日でも早く加速する、そして具...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員のお話のように、消費税率引上げによる負担増によって、被災者の方々の住宅再建、取得、これが滞ることのないようにすることが必要だと思っております。  確かに、住宅ローン減税、被災地の場合は、今のお話のように、六十万円まで年間引き上げますよと。さらに、減税...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 具体的な内容につきましては、今年の夏には公表できるように現在検討中であります。
○国務大臣(根本匠君) 被災者の方々の生活再建に当たって、東電による損害賠償、極めて重要であると認識をしております。  時効に関しては、今いろいろお話がありました。それは、特例法案も通していただいて、成立させていただいて、被災者の不安を取り除く、これも大事ですし、もう東京電力に...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私もあのとき地元におりました。ですから、今回の事故は東電、東電の要は対応のこれまでのいろいろな甘さもあるし、まさに一義的に東電の責任だと思います。
○国務大臣(根本匠君) 今回の法案の眼目、これは、福島県や長期避難されている方々の受入れ自治体あるいは避難元自治体、いろいろな要請を受けていました。その意見を踏まえて、平成二十五年度予算案あるいは税制大綱で盛り込まれた措置、これを実施するための法律であります。  本法案は具体的...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 要は、我々、除染に精力的に取り組まなければいけないと思います。除染をスムーズに進めるためには、やはり仮置場を確保する、そして仮置場で、今見せていただきましたが、仮置場でも適正に保管していただく。これは環境省が、除染の要はガイドライン、こういうやり方で除染を...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 除染をやり始めてから二年ぐらいもうたちますよね。私は、除染って確かに初めてのことでした。ですから、除染は実際にやっていく中で、私は除染はどんどんやり方は進化していくべきものだと思います。それは委員と同じ意見だと思います。  ですから、その標準モデル、私も...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) それは、それをどう解釈するかということですが、自宅に保管する場合はその自宅の方がここを保管場所と分かるわけですから、民地の、自分の私有地の中でしょうから、そこは必要に応じてその自宅を所有している方の判断で、そういう表示を必要に応じて自分たちの判断で私はやる...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) チェルノブイリも段階を追って下げてきているんですね、私の記憶では。最初はもっと高かったんですよ、チェルノブイリは。そして、要は、原発事故が起こった、で、国際防護、放射線の防護学会でも、要は、将来的には下げますが、その過程では一応事故が起こった中で自らの放射...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) もう議員御案内だと思いますが、福島特措法の改正案では、地元自治体や住民の要望などを踏まえて、課税の特例措置、インフラ復旧事業の代行措置、そして生活環境整備事業等の対象区域を拡大することとしております。  委員の御指摘は事業所ということですか。この、先ほど...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) それで、課税の特例については、被災事業者のうち既に二十二の事業所、これは三月時点ですが、実は例外的に市町村の許可を得て居住制限区域で事業を再開しているんですね。あと、先ほども話が出ていましたが、例えば飯舘村でも、ある会社が事業再開、早い時期に再開していたと...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 本年三月までですが、市町村議会の長等からは六十三通、地方公共団体の長等からは計二十三通受領しているところであります。
○国務大臣(根本匠君) ちょっと、事実関係の内容なので、今、私、手元に持ち合わせておりませんので。
○国務大臣(根本匠君) 要望書にあったことは、それは事実でしょうから、それはそうだと思います。ただ、私もいろいろな首長さんの意見も聞き、そこはいろんな意見があるんだと思います。様々な意見を聞いております。
○国務大臣(根本匠君) ここで、少なくとも、届いた要望書の中では、そこまで触れている要望書はありません。
○国務大臣(根本匠君) 先ほども申し上げましたが、私も全部統計的に整理しておりませんので、それは後ほどちょっと見たいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 私は、この一定の水準を本当に政治的に決めていいのかと。やはり専門的、科学的、国際的な知見も含めて私は検討をする、やっぱりこれは専門的なものですから、必要があると思っております。  ですから、先ほどもありましたが、要は、どの程度の線量ならどういう防護措置が...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) まず、私も従来から申し上げております。要は、この法律の一番難しいのは、その一定の基準について、あのときの立法過程でも様々な議論がありました。これは専門的、科学的、内外の知見も集めてそれは決めていく必要があるだろうと思います。一方で、それをやっていると施策が...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) いや、ですから、何度も繰り返しになりますが、政策支援地域、ここの一番決め難いところは、一定の基準、これは立法過程でも決められなかった。ですから、今、専門的、科学的、内外の知見が必要でしょうと。それはそれでこれから決めていきたいと思いますが、それをやっていた...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今、双葉郡のグランドデザインをどう考えているかという御質問がありました。  復興庁では、双葉郡を始めとした避難対象十二市町村の復興について、おおむね十年後の復興の姿とそれに向けた国の取組姿勢を示したグランドデザイン、これを昨年九月に策定いたしました。そし...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) まず、政策パッケージ、それを取りまとめました。これは、全て予算措置が講じられておりますから、二十五年度予算でも講じられているんで、この政策は具体的に動いてまいります。それから、一定の基準については先ほども申し上げました。これは専門的、科学的、客観的な内外の...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員の今の御質問はどういう御質問でしょうか。ちょっと具体的にお願いします。
○国務大臣(根本匠君) 今回実施する無料措置、これは国交省と協議してやりました。今回の無料措置のポイントは、子供と両親が離れ離れで暮らすことを余儀なくされる状況が続くことで子供の健やかな成長が阻害されるおそれがあると、こういう緊急性の高い状況に鑑みて、子供の健やかな成長を促進する...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今、引上げの申請をやって、経産省の方で受けていると思いますが、私も引き上げないのが一番いいと思いますよ。しかし、そこはできるだけ引上げの幅は抑制してもらいたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 今、電力料金の引上げが申請されていますよね。申請されていますから、私は、被災地を抱える立場としては、その引上げ幅はできるだけ抑制してもらいたいと思っております。
○国務大臣(根本匠君) そこの審査は今経産省がやっております。私は、復興大臣の立場としては、できるだけ引上げ幅はぐっと抑制してもらいたいと思っております。
○国務大臣(根本匠君) 委員の趣旨は農地の転用ですか。
○国務大臣(根本匠君) 転用というのは農地以外の、例えば宅地化するとか、そういうことですか。  福島復興再生特措法、これについては、「農地法その他の法令の規定による手続の円滑化その他の措置を講ずるよう努めるものとする。」と六十三条でされております。これを踏まえて福島の復興及び再...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今、荒井委員からありましたように、政府としては、原発の安全性について国会事故調あるいは政府事故調からも指摘されているとおり、複合災害という視点が欠如していた、あるいは規制組織の独立性が十分ではなくて、いわゆる安全神話に陥ってしまった点、これは私も深く反省し...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨を十分に踏まえつつ、福島の復興及び再生を一層加速してまいる所存でございます。
04月25日第183回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(根本匠君) 引き継いでいるものは引き継いでおります。  例えば具体的に言いますと、今委員おっしゃったように、国会等で厳しく指摘を受けました。そしてさらに、一月に総理から指示を受けましたので、被災地域の復旧復興に直接資する施策のみ、これを復興特会に計上することとしてお...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 例えば、ここの資料にありますよね、全国向け予算、下記以外は全廃、これはこのとおりにしております。  そして、平成二十五年度復興関連予算、これについては、被災地向け予算は全て復興庁に一括計上する……(発言する者あり)ここに指摘されたものはそのまま引き継いで...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) ただいま申し上げたとおり、野田内閣でもそういう指摘がありましたね。で、そういう方針を立てました。それを踏まえて、さらに我々、使途の厳格化を行って、被災地の復旧復興に直接資するものを基本とする。だから、ここのところは考え方は同じですよ。予算ですから使途はきち...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 制度として今回新たに、制度としてですよ、取り組んだのは、平成二十五年度の復興関連予算、これについては、被災地向け予算は全て復興庁に一括計上したんですね。そして、復興庁において被災地の要望を一元的に受理して、これを踏まえて必要な予算を一括して要求し、確保して...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 先ほど申し上げましたが、今回の予算に当たって、被災地向け予算、これはつまり、被災地向け予算は全て復興庁に一括計上する、そしてこれは被災地の要望を一元的に受理して、必要な予算を一括して要求し確保しておりますから、ここの段階で我々はきちんと厳格化している。 ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) ちょっと丁寧に申し上げますが、基金は、復興関係の基金に予算を配分するに当たっては、関係府省においてそれぞれの基金の使途や執行見込みを確認した上で支出が行われており、その執行についても基金が設置された段階で適切に行われるべきものと考えております。要は、基金で...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) その点については、この基金の話は先ほど私が答弁したとおりの考え方でやっております。そして、今年度からは、基金の執行状況について、執行状況についてですよ、各府省が基金シートを作成し公表を行うこととされております。これは新たな取組で、公表を行うこととされている...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今の数字が正確かどうか私も分かりません。  基金というのは、例えばですよ、私も今、大震災からの復興を担当しています。被災地では、要は被災地によって状況が違うんですよ。整備のスピードが違う。例えば、津波被災地住宅再建まちづくり事業というのをやっている。今基...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) これを単純に比較してそういう質問をされていただいておりますが、私は、野田内閣のときのこの表現、これはそういう必要性があったんで、その時点での必要性でここに書かれたんじゃないでしょうか。その時点でですよ、その時点の状況でこの文章を書いたんだと思うんですよ。 ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) それは、私が責任を持っているのはここの一月二十九日の表現ですよ。この十一月二十七日の野田内閣のところで、その時点で、別紙以外の事業であっても、諸情勢の変化に応じ、復興施策性に疑義が生じるおそれが判明した場合にはと、こう書いてあるんですね。我々の場合はきちん...全文を見る
05月07日第183回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(根本匠君) 委員御指摘のとおり、被災地の復興の加速化のためには新たな事業を起こす起業家の支援など、非常に大事だと思います。特に現地の社会的課題の解決や、あるいは新たな雇用機会の創出に資する起業の促進が重要、これは委員、前回も御指摘されたことであります。これについては今...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今、内容についてはいろいろ様々に検討しておりますが、委員おっしゃるように具体的な政策をやってもらう、その場合には、やはり現場の実態をよく考えながらいかに使いやすくするか、これが私もポイントだと思いますので、使い勝手よくという観点から十分に検討していきたいと...全文を見る
05月10日第183回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○国務大臣(根本匠君) 委員は栃木県で、私福島県で、今委員のお話がありましたように、我々同じ思いで意識を共有して、委員も取り組んでこられたし、私も取り組んでいきたいと思います。  私が復興大臣になりまして一番心掛けているのは、一つは現場主義、被災地に寄り添うということであります...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私も委員と同じ認識に立っております。  具体的には、原子力損害賠償紛争審査会の中間指針、この中間指針におきましては、政府の避難指示に係る損害だけではなくて、自主避難等に係る損害あるいは風評被害、これについても賠償すべき対象として類型化されております。こう...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今回の原発事故は、福島県を中心とする地域に長期的な影響を及ぼしております。そして、やはり大事なのは、被災者の方々が確実に賠償を受けられるように、損害賠償請求権の時効の問題に関しては、私は、政府及び東京電力共に取り組むことが必要だと考えております。こういう観...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 繰り返しになりますが、東京電力による損害賠償が迅速かつ適切に行われる、これは本当に私は重要だと思います。特に今回の原発事故、これは福島県を中心とする地域に長期的な影響を及ぼしておりますので、被災者の方々が確実に賠償を受けられるように、今東電の対応についても...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) ただいま丹羽政務官からもお話がありましたが、私も、要は損害賠償を迅速かつ適切に行われる必要があると思います。やはり大事なのは、時効期間の延長については今特例法案を出しておりますので、これを早期に成立させていただいて、東電においても、東電の取組も今いろいろお...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私も今答弁をさせていただいて、繰り返しになってしまいますが、とにかく被災者の方々の生活再建、これに当たっては東電の損害賠償、これが迅速かつ適切に行われることが極めて重要だと思います。今回の法案、そして東電も、東電の積極的な広報あるいは対象者の掘り起こし、こ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 子ども・被災者支援法については、非常に難しいのが、基本方針の中で一定の基準に基づいて支援対象地域を定めると、言わば二十ミリシーベルト未満であって一定の基準以上のところを支援対象地域ということにしなさいよと、こう書いてあるんですね。その一定の基準が立法過程で...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 先ほど申し上げましたように、三月七日の復興推進会議の場で、原子力災害対策本部において線量水準に応じて講じるきめ細かな防護措置の具体化、これを出してくださいねと、こう言っておりますので、その内容を、これはできるだけ早く出してもらいたいと思っておりますので、我...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 自主避難者を含めて原発事故で被災した方々への支援、これ私、大変重要な課題だと認識をしております。  それで、本年三月に取りまとめた原子力災害による被災者支援パッケージ、これは先生も今お話ありましたけど、自主避難者に対して特に支援が必要であるという観点、例...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私も、健康不安を解消する、これはやはり、健康診断をしてもらって、お医者さんに相談する、これが一番不安を解消するのに役立つだろうなと私も思っております。  今環境省の方から取組について説明がありました。そういう取組で、今、制度的には用意されておりますので、...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員おっしゃられるように、私も、避難される方、あるいは避難施設にとどまる方、避難先から帰還される方、このいずれに対しても支援を行う、これが非常に重要だと思います。ですから、我々も、被災された方が自主的に避難された場合、あるいは避難せずに生活を継続している場...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 上野委員今お話しのように、現場に赴いていただいて、そして様々な被災者の御意見を酌み取っていただいて、私も、それを政策に反映する、その取組が何よりも大事だと思います。  確かに、事故から二年がたちました。私も、その時点時点によって課題も、新たな課題も出てく...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私も今お話を聞いてなるほどなと思いました。要は、ああいう大震災のときの緊急時、緊急時については、先ほどの保健所の例もありましたけれども、やはり運用が平時の運用で解釈される場合があった。私も郡山市の防災対策アドバイザーやっていましたから、そういうことは随分感...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今回の大震災、例えば津波被災地、津波被災地は津波で地域がやられましたから、今やっているのは、その津波被災地でやられているところの基盤整備、区画整理事業をやるとか、そして一方で住宅を高台に移転する、山を切り崩して高台に移転する、この住宅再建、どうしても、地域...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) まず、自民党、公明党から復興加速化のための緊急提言、大変貴重な緊急提言をいただきました。その緊急提言を受けまして、住宅再建・まちづくりに関する見通しの明示、具体的な市町村別、地域別の工程表、これも明示させていただいたり、あるいは原子力災害からの復興、復興交...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) それはそれぞれだと思います。例えば、公共インフラの復旧率とか、復旧については進んでいるんですが、いわゆる、じゃ住宅再建ということになると、津波被災地では山を削って住宅再建となる、かなりの時間が掛かりますし、あるいは産業の再生という点でいえば、今岩手、宮城県...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) はい。  例えば水産加工施設はかなり補助率も高いんで立ち上がったとか、業種別、産業別によっても産業再生という点ではまだばらばらだと思います。  ですから、いずれにしても、おっしゃるように、状況が市町村によっても、あるいは宮城県、岩手県、福島県によっても...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 実態に合った計画って、私は計画はそうだと思いますが。先生のおっしゃり方がちょっと抽象的なものですからね。
○国務大臣(根本匠君) いや、だから実態に合った計画が必要だと思います。  それから、人手不足、資材不足、確かにそういう状況がありますから、例えば自治体の人手不足、各知事会あるいは市町村会から応援をもらう。それは千数百人応援もらっています。それから、例えば復興庁でも、復興庁が直...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 資材不足も、自治体、復興局が協議組織をつくって資材の需給バランスをしっかりやる。  いずれにしても、それぞれの市町村で計画を立てて、そして今予算措置をして今みんなで頑張っていますから、私もとにかく復興の後押しを全力を挙げてやっていきたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) それは、原発という過酷事故を我々は体験しました。そして、具体的な事故に直面したわけですから、そういう県民の皆様の思いだと思います。
○国務大臣(根本匠君) 原発事故からの再生総括担当ということで、私の場合は福島の復興を総括的に担うと、こういう責務、役割を負っております。  あの原発事故がどうして起こったか、当然それは明らかにするのは当たり前なので、今までも政府事故調あるいは国会の事故調、精力的にやってきてい...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 本来特区法は、元々構造特区法というのがあって、あのときの意見は、結局様々な法律の特例を幅広く意見を言ってもらってそれを吸い上げるような仕組みとしてそもそもの特区法というのができたんだと思うんですね。  今回の、その意味では復興特区法も、要は、一定の特例措...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私は、この特区法について様々な提案を出してもらうと、この制度が大事なんだと思うんですね。そういう道が開けていますから。その意味では、必要な規制の特例については是非必要な提案はしていただきたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 例えば、福島では避難指示を……
○国務大臣(根本匠君) ああ、そうですか。  避難指示をした地域、今、区域再編、見直しをほぼいたしました。例えば、帰還困難区域のように、事故後、原発事故後六年が経過しても放射線量の関係で帰還が難しい地域、これについては、戻りたいという考えている方々、戻らないと考えている方々、判...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) ですから、戻りたいという考えている方、戻らないと考えている方、判断できないと考えている方々、この方々の思いに心を寄せて、それぞれの皆様にそれぞれ我々がきちんと対応していかなければならないと考えております。  先生の土地の借り上げ、買取り、これについては…...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) はい。じゃ、慎重な検討が必要だと思います。
○国務大臣(根本匠君) 高台移転、防災集団移転促進事業につきましては、被災三県で三百二十八地区、実施が想定されております。そのうち現在まで大臣同意が取得済みとなっている地区は三百二十五地区、九九%の地区で大臣同意が取得済みですから、これから動いていくということであります。
○国務大臣(根本匠君) 確かに、防災集団移転促進事業、これは同意で、ここから始まるわけですね。そうすると、委員おっしゃるように用地取得から始まる。用地取得で、例えば所有者不明の土地、あるいは相続人がたくさんいる、あるいは不明だと、こういう問題が確かにあるんですよ。ですから、そうい...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員御指摘のように、私も中小企業対策、特に被災地、とりわけ重要だと思います。そして、今お話がありましたように、東日本大震災で甚大な被害を受けた地域、これは事業所数も、今資料にありますように、従業員数、大きく全国と比較しても落ち込んでおります。やはり被災地の...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) これは確かに先生おっしゃられるように、例えば金融機関の業務の中での使用している言葉なんですね。だから、私もおっしゃるとおりだと思いますよ。  ですから、これは在庫状況というより、これは前向き検討先という趣旨ですから、そういう趣旨の表現に変えるように指示を...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員御指摘のように、福島は、確かに避難指示をした地域、その区域再編見直しを大体ようやくほぼ終わりますけど、やはり事業再生の検討が困難な事業者が多い、そういう福島特有の事情があります。やはりそういう福島の特有な事情に考慮した対応が必要だと思います。  再生...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 先生の御趣旨は、復興予算を……。ちょっと済みません。
○国務大臣(根本匠君) 十九兆円だったところを、要は、被災地を歩くと、この予算が将来とも付くんでしょうか、いろんな不安の声がありましたから、財源を見直して、二十五兆円のフレームに見直しました。
○国務大臣(根本匠君) 復興予算の流用問題、これまでも国会含めて様々な指摘を受けてまいりました。ですから、我々も復興予算の使途の厳格化、これを図ってまいりました。二十四年度の補正予算、二十五年度予算、これは復興予算の使途の厳格化を厳しく図っておりますので、予算についてしっかりとし...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私はゴールデンウイークの際にウクライナを訪問してまいりました。これは、チェルノブイリ原発事故の教訓を福島の復興再生に生かしたいと、事故対応の専門家の方々と意見交換を行ってまいりました。  その中で、ウクライナの政府と国民の皆様がこの二十七年間大変な苦労を...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私も、今回ウクライナへ訪問して、何が共通するか、どこが相違するか、そしてどんな教訓があるのか、それを意見交換をしてまいりました。  そして、先生の御指摘のウクライナの状況ですが、まず、福島とウクライナでは、事故のひどさが向こうは六倍ですから、そしてプルト...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) ウクライナの方は除染は途中までしたようですが、要はコストも考えてということは考えたようですね。で、移住ということも選択した、一つの選択肢として移住ということも選択したんだと思います。  我々の日本の場合は、やはりしっかりと除染しよう、そして帰還したいと考...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) チェルノブイリでは様々なことに取り組んでおられたと聞いております。
○国務大臣(根本匠君) 福島県の子供たちの体のリフレッシュ、身体のリフレッシュ、この取組、政府全体で進めておりまして、先生がおっしゃられたようなリフレッシュ・キャンプ、これもやっておりますし、それから、県に設けた基金を活用して、ふくしまっ子体験活動応援事業、今先生のおっしゃられた...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今、子供の保養、政府全体で進めているところであります。それで、今委員から御指摘がありましたが、平成二十五年度においても、福島県の子供たちを対象として県内外で事業を実施することにしております。  福島県内では、県に設けた基金、これは福島県民健康管理基金や原...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 先ほど文科省からリフレッシュ・キャンプ、ゆめ基金の紹介がありましたけど、こういうものと、さらに、平成二十五年度予算案に計上されておりますが、NPOなどの運営力強化を通じた復興支援事業、こういう支援事業もありまして、これはNPOなどの運営力強化を図る先駆的な...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 総理指示によりまして、福島復興再生総局、いわゆる東京本社、この二本に本社体制をいたしました。  福島復興再生総局、これは私が総局の長、そして復興庁の事務方のトップが福島県に駐在する、そして現地の三つの組織を一体運用しております。これによって、例えば帰還支...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 福島復興再生総局が三つの組織を一元化しましたから、これは私はスムーズに一元化の機能が発揮されていると思います。
○国務大臣(根本匠君) 除染事業自体は法律で環境省の所管、法律で決められております。ですから、除染事業自体の所管は環境大臣、そして、私は除染の企画を担いますが、例えば除染・復興加速のタスクフォースというのをつくりました。    〔理事加賀谷健君退席、委員長着席〕  これは、環...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 設置法を根拠に内閣総理大臣の決裁によって早急に整備したものであります。  とにかく機能的に一元化を図るということが大事ですから、それは、それぞれの組織がそれぞれの省庁にある、これを我々が束ねて機能的に一元化して復興の迅速化に努める、そういう狙いで一元化を...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) いろんな考え方があると思いますが、福島現地の三つの行政機関、これがそれぞれの責任をしっかり果たしていく、そしてこれを機能的に一元化して束ねていく。これは私は、そういう仕組みをつくった上で、後はやり方次第、運用次第だと思いますよ、どんな仕組みをつくっても。 ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) まず、除染は環境省の所管で、環境大臣が責任持って除染事業を進める、これは法律で定められております。そして私は、各省庁で、それぞれ除染は、先ほども申し上げましたが、公共事業の一体的な除染、あるいは農業、林業、様々な分野にかかわりますから、それらについては、除...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 要は、私は司令塔機能ですから、例えば原子力災害現地対策本部、これは区域見直しを行う仕事ですよね。それから、環境省は除染を行う。要は、様々、全体の区域見直し、じゃ、そこを区域見直ししたところは積極的に除染をする。当然関連してくるわけですね、施策は。施策を総合...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) その話は私がしゃべったことの一部を取り上げたものであります。  私が今回チェルノブイリに行ったのは、チェルノブイリとこの日本とどこに共通点があって、あるいはどこに相違があるか、そのチェルノブイリのあの事故の後の復興施策、それをしっかりと私の目と耳で確かめ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) チェルノブイリで事実関係だけ申し上げますと、三十キロ圏内を、チェルノブイリは福島の六倍の過酷事故でしたから、三十キロ圏内を立入禁止区域、そしてその中で、中間的な貯蔵施設、保管施設、そういうものを造っておりました。
○国務大臣(根本匠君) 除染を円滑に進めるためには中間貯蔵施設が必要でありますから、今、中間貯蔵施設の建設について環境省、そして我々も一緒になって取り組んでいるところであります。
○国務大臣(根本匠君) 使途の厳格化、これはもう当然のことだと思います。  総理も、先ほど話が出ていますけれども、流用がないようにという指示もあって、そして二十四年度補正予算、二十五年度予算、これは復興予算の使途の厳格化を厳しく図りました。  そして、先ほど来話が出ていますが...全文を見る
05月13日第183回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(根本匠君) 用地の取得問題について、委員御指摘のような様々な課題があると私も認識をしております。  現在の所有者不明の土地で活用できる制度、これは土地収用制度と民法の財産管理制度、この二つがあります。これらについては、実は住宅再建・まちづくりタスクフォース、私を中心...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 森ゆうこ議員にお答えいたします。  放射線防護の考え方、ICRPでは今お話がありました三つの被曝状況に類型化しているんですね。  一つは、緊急時被曝状況。これは例えば、原発事故の直後の不測の場合。これは参考レベルとして、予測線量二十ミリシーベルトから百...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私は、確かに三月七日の原子力災害対策本部の場で、避難指示解除に向けた検討として線量水準に応じて講じるきめ細かな防護措置の具体化、これを年内を目途に一定の見解を示していただくように依頼をいたしました。  この依頼は、住民が安全、安心に暮らしていくためには線...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) いや、まさに一定の基準が非常に難しいんだと私は思っております。やっぱり一定の基準というのは、放射性物質の影響という専門的な内容を含みますから、専門的、科学的、技術的な検討が必要だと思っております。  私もチェルノブイリに行ってまいりました。ホローシャ長官...全文を見る
05月15日第183回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(根本匠君) 委員の趣旨に十分なお答えになっていないかと思いますが、予防原理に立つというのは、今の例えばICRPの考え方でも予防原理に立っていると思います。それから、個別の話ではストロンチウム等々の話が出ましたけれども、あれはやはりあの原発事故でどういうものが出たか、そ...全文を見る
05月16日第183回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第8号
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○根本国務大臣 小田原議員におかれては、被災地で復旧活動に参加されて、そして、私も今聞いていて、ぜひそういう政治姿勢でこれからも頑張ってもらいたいと思いました。  やはり大事なのは、我々は政治家ですから、国民の声をいかに国政に反映するか、そして、小田原議員は現地で被災者の皆さん...全文を見る
○根本国務大臣 橋本議員、いつも復旧活動に現場で大変御尽力をいただいて、私に対してもさまざまな政策提言を提起していただきまして、心から感謝を申し上げます。  今の岩手県野田村の例、これは、高台移転のために必要な保安林解除、これについて迅速に対応したという事例であります。これは一...全文を見る
○根本国務大臣 高台移転の促進のために、住宅再建・まちづくりタスクフォース、これをつくりました。  第一弾は、特に発注サイドでの施工の人手不足、資材不足対応というものに重点を置いてやりました。そして、第二弾は、今、橋本委員が御指摘のように、所有者不明の土地がある、あるいは相続人...全文を見る
○根本国務大臣 全体、いろいろな課題があるわけですが、委員おっしゃるように、発注者支援、自治体の支援、これも私も大変重要だと思います。いわゆるマンパワー不足、ノウハウ不足、こう言われておりますので。  発注者支援については、まず、国や自治体からの職員派遣。  職員派遣について...全文を見る
○根本国務大臣 中野委員から、今の流用問題、御指摘をいただきました。  この基金問題、今、一連の流れの中で整理をいたしますと、全国向けの事業に係る基金、これは、ほぼ全て二十三年度第三次補正予算において措置されたものであります。その時点において、復興とともに日本経済の再生という緊...全文を見る
○根本国務大臣 財産管理制度の具体的な運用については、今、法務省からお話がありました。  我々、財産管理制度、よりここを突っ込んで議論して具体的な制度改善あるいは運用のスピードアップを図らないと、この所有者不明土地などの問題が解決しないということで、法務省の民事局長とも私も直接...全文を見る
○根本国務大臣 委員おっしゃられるように、防災集団移転事業は、今回の大震災で具体的なかなりの数の事業をやっております。その点でも、この跡地利用、私は、復興まちづくりが進む中で、今後ますます主要な課題になると認識をしております。  復興庁として今まで取り組んでいる対策、これらの跡...全文を見る
○根本国務大臣 委員がおっしゃるように、企業立地の促進、これは新たな雇用創出を含めて、産業復興を図ることは非常に重要だと思います。住宅再建、さらに産業再生、産業復興、これが何よりも大事だと思います。  これまで、この産業再生、産業復興の観点から、復興特区制度に基づいて復興産業集...全文を見る
○根本国務大臣 郡先生の後段の方の質問にお答えさせていただきます。  仮設住宅の供与期間の延長に伴う補修、これはもう、先生先ほどお話がありましたように、二十五年度予算についても措置しております。現況を確認の上、今後、被災県において安全上、防火上、衛生上必要な補修工事を実施するこ...全文を見る
○根本国務大臣 子ども・被災者支援法、私も子供が何よりも大事だと思います。ですから、不安を和らげるような施策、これを講じていかなければならない、そう思っております。  子ども・被災者支援法に基づく基本方針、これは実は、基本方針の中に政策支援地域というのを決める、そしてこれからの...全文を見る
○根本国務大臣 支援対象地域に関する一定の基準、これは、繰り返しになりますが、放射性物質の影響という専門的な内容を含むため、専門的、科学的、技術的な検討が必要だと考えております。  先ほど申し上げました、原子力災害対策本部における検討の進展状況、これを踏まえつつ、得られた知見を...全文を見る
○根本国務大臣 政治は責任ですから、我々がこれを決めるのは、相当本当に検討しなければいけないと真面目に私は思いますよ。  一定の基準に当たっては、繰り返しになりますが、放射性物質の影響という専門的な内容を含みますから、これは専門的、科学的、技術的観点からの検討が必要だろうと思い...全文を見る
○根本国務大臣 政策支援パッケージ、さまざまな支援パッケージを盛り込みました。これは、例えば福島県内を対象とするものもありますし、福島県を越えて県外に採用される措置もあります。  幾つか事例を申し上げますと、例えば高速道路の無料化、これはやはり福島県中心ですよね。福島県内のある...全文を見る
○根本国務大臣 私が先ほど申し上げましたとおり、まさに一定の基準というのは、先ほど来申し上げておりますが、繰り返しは避けますけれども、一定の基準の考え方は私が先ほど申し上げたとおりですよ。  そして、確かに、健康への影響に対する不安、これはありますから、その意味では、私はリスク...全文を見る
○根本国務大臣 子供たちの健康、これは何よりも大事であります。ですから、福島県でも健康管理調査をしっかりやって、そしてホール・ボディー・カウンターも受けてもらって、本当に安心感を持ってもらうように今取り組んでおります。  いずれにしても、やはり子供の健康、そしてさまざまな、私も...全文を見る
○根本国務大臣 柿沢委員、本当によく勉強されて、今、質問をいただきました。  私は、デンマークと東北被災三県、おっしゃるとおりだと思います。やはり、再生可能エネルギーの導入、これはこれからの復興の柱だと思っております。  東北地方には、風力発電あるいは太陽光発電、大きな可能性...全文を見る
○根本国務大臣 委員の御提案は、バイオマスに加えてコジェネシステムを複合的に加えた、こういうことですよね。  私は、東北は潜在的な地域資源がたくさんある、可能性は非常にある。ですから、地域ごとにバイオマス発電と、このコジェネというのは、私の記憶では、例えば東京の臨海部とか、都市...全文を見る
○根本国務大臣 ある政策を打ち出して、それを公募方式で、いいアイデア、いい知恵を出してもらって、そこで推進する。私は、その手挙げ方式、公募方式というのは、政策の手法としては非常に効果的な手法だと思います。  柿沢委員おっしゃるように、その手を挙げるに当たっては、当然、地域住民の...全文を見る
○根本国務大臣 宮城県から申請のあった漁業法の特例に関する復興推進計画、これにつきましては、認定に必要な要件を満たすということで、農林水産大臣の同意も得られたので、二十三日に認定をいたしました。  この復興推進計画については、昨年九月以降、宮城復興局、復興庁が、宮城県と意見交換...全文を見る
○根本国務大臣 私は、宮城県において、漁業者の皆さんとさまざまな話し合いを行って、そして理解を得られるように努力してきたものと承知をしております。
○根本国務大臣 この特区法に基づく復興推進計画、これは、先ほどお話をいたしましたが、認定に必要な要件を満たすと認められて農林水産大臣の同意を得られたことから、二十三日に認定したところであります。  今、水産庁長官からのさまざまお話がありましたが、今後の桃浦におけるカキ養殖の取り...全文を見る
○根本国務大臣 復興交付金の制度の中身については、委員全て御承知だと思います。  復興交付金の目的は、著しい被害を受けた地域の復興、地域づくりを支援する。要は、津波被災の、だあっと地域がやられたようなところの支援。  そして、特徴は三点ありますよね。幅広い事業を一括化する、対...全文を見る
05月20日第183回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(根本匠君) ただいまの東日本大震災復旧・復興関係経費における復旧・復興との関連性を見出し難い支出についての警告決議につきましては、御趣旨を踏まえ、今後とも一層努力してまいる所存であります。
06月13日第183回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第9号
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○根本国務大臣 現在、その点については事実関係を確認中であります。仮に、御指摘の発言が事実とすれば、国家公務員としていささか不適切な発言であり、関係者の皆様に不快な思いをさせたのであれば、率直におわびを申し上げたいと思います。  いずれにせよ、現在、事実関係を確認中であり、その...全文を見る
○根本国務大臣 復興推進委員会で中間取りまとめをいただきました。  復興推進委員会で議論していたのは、震災からの復興の中で、単に従前に復旧するのではなくて、やはり復興を契機に、これから我が国や世界のモデルとなるような創造性と可能性ある未来社会を形成する、そういう目的で、復興推進...全文を見る
○根本国務大臣 委員御指摘のように、現在、被災自治体におけるマンパワー不足、これが大きな課題ですから、全国の自治体から職員を派遣していただく取り組み、そして公務員OB、民間実務経験者などの任期つき採用を促進するための取り組みが行われております。  我々、さらなるマンパワー確保の...全文を見る
○根本国務大臣 大槌町において、今後、委員の御指摘の事業の具体化に向けた調査実施の意向がある、これは私も承知をしております。  他方、被災自治体からは数多くの道路整備に関する御要望を承っているところでありますが、復興交付金であれ、復興枠の社会資本整備総合交付金であれ、復興予算で...全文を見る
○根本国務大臣 私も、委員のお話のように、五月にチェルノブイリ訪問をしてまいりました。私の問題意識は、チェルノブイリと日本と、どこに共通点があって、あるいはどこに相違点があるのか、そのチェルノブイリ原発事故後の復興施策、これを私の目と耳で確かめたいという思いで訪問いたしました。 ...全文を見る
○根本国務大臣 まず、チェルノブイリと福島の原発事故の違いによって、その後の対応する施策は変わるということは申し上げました。  一方で、チェルノブイリに行くと、例えば汚染した地域から移住されている方の心理的ストレス等々もあって、こういう健康診断や社会的心理リハビリ、これが非常に...全文を見る
○根本国務大臣 チェルノブイリでは、三十キロ圏内を立入禁止にいたしました。私は、やはりそこは状況の違いだろうと思います。そして、一定のエリアは、農業が中心のところは、除染するというよりも、むしろ移住を選択した。向こうは国が強制的な移住をさせられますから。そういうことだろうと思いま...全文を見る
○根本国務大臣 帰還困難区域の設定に当たっては、事故後六年はそこには帰れないという地域が帰還困難区域ですから、住民の皆様はそこの期間は帰れないと判断をすると思います。
○根本国務大臣 避難指示をした地域については、もう先生御案内だと思いますが、線量に応じて三つの区域に再編をいたしました。帰還困難区域については、事故後六年、ここは線量の問題があって帰れませんというのがその地域の設定であります。  ただ、いずれにしても、帰還準備区域あるいは居住制...全文を見る
○根本国務大臣 少なくともこの地域の設定の考え方がそういう考え方ですから、その限りにおいては、その時点ではやはり判断はできないと思いますが、我々は、それぞれの住民の方が判断できるような情報も提供しながら、よく市町村住民の方と意見を交換しながら、取り組みを進めていきたいと思います。
○根本国務大臣 帰還困難区域、放射線量が高い地域の復興、これについては、先生御指摘のように、困難な問題がさまざまにあるということは事実だと私も思います。  一方で、住民意向調査によると、戻らないと決めている方が一定の割合でいる一方で、戻りたいと考えている方、また判断できないとい...全文を見る
○根本国務大臣 やはりその点については、住民の皆様、そして地元自治体の皆様と十分に話し合いながら、私は、少なくとも、希望を持って我々は復興を進めていかなければならないと思っております。
○根本国務大臣 被災自治体からは数多くの道路整備に関する御要望を承っております。  復興交付金、あるいは復興枠の社会資本整備総合交付金というものがありますが、復興予算で整備する場合には、著しい被害を受けた地域の復興まちづくりに密接な関連のあることが明確な事業である必要がある、こ...全文を見る
○根本国務大臣 被災自治体の用地取得の支援、これについては、国と県による実務支援チームが直接自治体を訪問して、その支援に取り組んでおります。  私も、委員御指摘のように、補償コンサルタントの活用が非常に重要だと思います。用地取得のための権利者調整、これは、補償コンサルタントなど...全文を見る
○根本国務大臣 被災自治体においては、財産管理制度の活用の経験、ノウハウがないので、なり手の確保など、運用について懸念を有しているということは私も承知をしております。  我々がこれまでやってきたことは、例えば、四月九日に、住宅再建・復興まちづくりの加速化措置第二弾を打ち出しまし...全文を見る
○根本国務大臣 私も、その点については同じような問題意識で検討したことがあります。  やはり大事なのは、今法務省から答弁がありましたように、利益相反の有無が容易に判断できないようなケースで同一の管理人を裁判所が選任することは困難ではないか、こういう趣旨の答弁がありましたけれども...全文を見る
○根本国務大臣 今、私、階委員のお話を聞いていて、なるほどなと思って聞いておりました。補助金を削減した、しかし一方で、職種を再編成して効率化しなさいよ、そういう制度設計をしたんだけれども、実は現実はそう動いていなくて、こういう問題が起こったということですよね。やはり、私は、きちん...全文を見る
○根本国務大臣 除染の基準については、長期的な目標として一ミリシーベルトというのを、全体としてそう決めているわけですね。一方で、線量二十ミリシーベルト以下のところは帰還できますよと。ただ、その前提として、除染もやりながら、あるいはインフラ復旧もやりながら帰還していただきましょう、...全文を見る
○根本国務大臣 我々、この一定の基準については、国会の立法過程でもいろいろな議論がありました。そして、地域を分断するとか、あるいはどの程度の線量がいいのかとか、いろいろな議論があるということは私も承知をしております。  だから、この一定の基準については、放射性物質の影響という専...全文を見る
○根本国務大臣 例えば、今取り組んでいる施策というのは、施策ごとに対象地域があるんですね。それが重なって、結果的に政策支援地域に政策が講じられていると私は思っておりますが、要は、大事なのは、拡充が必要なもの、それについては当然我々取り組んでいきますので、そこは同時並行的に進められ...全文を見る
○根本国務大臣 まず、一ミリかどうか。除染については、原状復旧という観点から一ミリシーベルト、それは長期的目標というのが一ミリシーベルトですね。  それから、どの程度の線量が健康に影響があるのか。これはやはり専門的、科学的、国際的な知見も踏まえないといけない。我々、軽々に、どの...全文を見る
○根本国務大臣 事実を確認して、適切に対応したいと思います。
○根本国務大臣 まず、区域を再編しました。区域再編については、当然、一定の考え方で、空間放射線量をベースに、その後、除染を進める、あるいはインフラ復旧を進めるということで、例えば帰還準備区域という区域も設定をしております。  まず、今お話がありましたように、何よりも原発事故の収...全文を見る
○根本国務大臣 とにかく、今答弁をいたしましたが、きちんとした、まず原発事故の収束に向けた安全確実な取り組み、そして周辺地域を含めた安全確保に万全を期す、私はこれが基本だと思います。
○根本国務大臣 そこはいろいろな考え方があると思います。  住民の皆さんが、例えば帰還困難区域、こういう地域を中心に、将来にわたって帰らないとの意向を持っている住民も一定程度いらっしゃる。一方で、帰りたいと考えている住民の方々や、あるいはもう帰れないと考えている住民の方々、ある...全文を見る
○根本国務大臣 それはこれから国会の場で議論されるということだと思いますので、その議論を注視していきたいと思います。
○根本国務大臣 その問題については、基本的に経産省が所管ですから私は具体的な答弁を差し控えたいと思いますが、ただ、県民の皆さんの思いはよくわかりますよ、私も地元におりましたから。  ですから、そこは、福島県の皆様の心情を考えると、他の原発と同列に考えることは難しいと私も認識をし...全文を見る
○根本国務大臣 私は、福島県のエネルギー政策については、自然エネルギー、そして再生可能エネルギー、思い切ったエネルギー対策が必要だと思います。  今の小熊委員の御指摘については、この問題については経産大臣が所管ですから、そこの基本的考え方は所管大臣にというのが私は基本であると思...全文を見る
○根本国務大臣 高速道路の無料化については、考え方としては、母子避難者等に対する高速道路無料化措置、さまざまな要望がありました。子供を中心とした健康不安により、離れ離れに暮らしておられる御家族が再会されるために、要望が多いことから実現をいたしました。現時点においては、私も、必要な...全文を見る
○根本国務大臣 自主避難者の方たちに対する支援については、放射線量に対する健康上の不安の解消がその大きな目的だと思います。そういう観点からさまざまな施策を講じております。この施策をどう考えるか。やはり真に支援を必要とされる方に適切な支援を行うということだと私は思います。  今、...全文を見る
○根本国務大臣 委員の御指摘のとおりだと思います。  確かに財産管理制度というのはあるんですね。私も、財産管理制度があるので、これをどう活用する必要があるか。その意味で、住宅再建・まちづくりタスクフォースに、法務省の局長も入ってもらって、あるいは文化財の部長も入ってもらって、全...全文を見る
○根本国務大臣 後藤田委員長を初め、理事、委員各位におかれては、復興策の推進について熱心に御議論いただくとともに、先々週には福島、先週は岩手と宮城、それぞれ御視察いただきました。心から感謝を申し上げます。  特に、福島特措法、これについては、福島の復興や再生の加速化に向けて、平...全文を見る
○根本国務大臣 委員御指摘のように、この東日本大震災、地震、津波からの復興。これは、岩手、宮城県は地震、津波からの復興、そして福島の場合は、地震、津波そして原子力災害からの復興と、地域が抱えている問題点、課題、これは当然それぞれ違うんですね。ですから、それぞれの目的に沿って復興を...全文を見る
○根本国務大臣 今回の東日本大震災、極めて広範囲な地域での災害であります。その意味で、課題はたくさんあるんですね。課題はたくさんある、それを復興庁が、司令塔機能を強化して、しかも現場主義に立って、束ねて、縦割りを排しながら総合的に大きく動かしていく、これが私は復興庁の務めだと思い...全文を見る
○根本国務大臣 震災後、双葉地区、相馬地区内の生徒の学習の場を確保するために、福島県教育委員会が、保護者の希望などを踏まえて、県内の他地域の高等学校の施設等を使って教育活動を行っている、これは先生御指摘のとおりであります。  国においても、先ほど来答弁がありましたように、さまざ...全文を見る
○根本国務大臣 今、文科大臣から答弁がありました。  復興庁としても、双葉郡の教育復興、これについては、協議会において、今、今後の教育のあり方についての中長期的観点から協議を実施しておりますが、文部科学省や福島県とともにこの協議会に協力をしております。  大事なのは、この双葉...全文を見る
○根本国務大臣 現在指摘を受けている全国向けの事業に係る基金、これは民主党政権下においてほぼ全て二十三年度第三次補正までに措置されたものであったと承知をしております。その時点においてどういう議論があったか。これは、復興とともに、あのときはサプライチェーン等々になって、日本経済の再...全文を見る
○根本国務大臣 先ほども申し上げましたが、二十四年度補正予算そして二十五年度予算、これは使途の厳格化をしっかり図りました。そして、基金についても、現段階でしっかりとこの基金の状況を精査して、そして使途の厳格化の観点を踏まえながら、執行を見合わせるものは執行を見合わせるなど、しっか...全文を見る
○根本国務大臣 新しい東北の創造に向けて、中間取りまとめをしていただきました。  被災地は、人口減少、高齢化等の地域の抱える課題が顕著であって、復興事業を進める中で、単に従前に復旧するのではなくて、復興を契機に、このような課題を解決して、我が国や世界のモデルとなるような、創造と...全文を見る
06月21日第183回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
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○根本国務大臣 平成二十三年度における復興庁所管の一般会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  復興庁は平成二十四年二月に設置されました。  歳入につきまして、歳入予算の計上はございません。  これに対しまして、収納済み歳入額が百二十六万円余となってお...全文を見る
○根本国務大臣 私も、復興大臣になってから心がけてきたこと、これは、現場主義に立って司令塔機能を強化する、各省庁の縦割りを排して横串を刺していく。  私も、復興大臣になっていろいろ感じました。いろいろな問題、こういう課題があるという意見を聞きますが、そういう具体的な課題について...全文を見る
○根本国務大臣 林委員、あのときも問題点、論点を非常によく整理されて御質問をいただきました。私も、林委員の御指摘、そのとおりだなという思いで聞いておりました。  避難所の取り扱い、これはやはり、双葉町が今回いわき市に移転をいたしますが、自治体の意向をよく聞いて対応することが重要...全文を見る
○根本国務大臣 私も復興大臣になって、委員がお話しのように、やはり復興はある程度時間の要素というのが大事なんだと思うんですね。加須市の避難所でも良好なコミュニティーが形成されて、そうなると、やはり最初のときと今と状況が変わってくるんだろうと思います。その意味では、今後の対応につい...全文を見る
10月23日第185回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(根本匠君) 今、石原環境大臣からもお話がありました中間貯蔵施設については、現在、ボーリング調査等の現地調査を行っているところであります。このため、現段階では立地町への支援策について具体的に議論する段階ではありませんが、ただ、各町の将来的な復興に対する支援策、例えば、イ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 帰還できない区域とは、委員はどういうことをおっしゃっておられるんでしょうか。
○国務大臣(根本匠君) 今委員おっしゃるように、区域再編見直しをやりました。帰還をできる地域、そして居住制限地域、これは宿泊はできません、そして事故後六年なお帰還が困難な区域、この三つに再編をいたしました。  帰還したい人、帰還をしない人、判断に迷っておられる方、様々な方がおら...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 万が一というお話ですが、委員の言っておられることがどういうケースを想定しているのか、もう少し具体的にお話をいただければ、それに対する答弁をさせていただきたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) これから放射線量がどうなっていくのか、あるいはその地域の復興をどう考えていくのか、その地域の将来像、これは描いていかなければならないと思います。  それから、土地収用というのは、自治体あるいは国がある事業をやりたいと思って、そこで売らない方がいた場合に土...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私、先ほども申し上げました。委員がおっしゃるように、除染、そして中間貯蔵施設の建設、賠償、復興、これは一体的にやらなければいけないと思います。しかも、除染や原発事故の収束、あるいは賠償、これは復興の大前提ですから、その前提を踏まえて、先ほども申し上げました...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今のお話は、町外コミュニティーの問題だと思います。町外コミュニティーについては、我々の政権になって、長期避難者のための拠点形成、コミュニティ復活交付金、これを五百億用意して、災害公営住宅を中心に、福祉や住宅や道路、関連する整備、これもやれるようにしておりま...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 復興特別法人税の目的や趣旨、これは既に答弁がありました。  一方で、復興予算のフレーム、これは二十五兆円、十九兆円から二十五兆円に拡大しました。私は、この議論が始まるときから申し上げていたのは、この財源には決して揺るぎはない、しっかりと目に見える形で確保...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) この趣旨については既に答弁がありますが、復興特別法人税については、被災地の方々の十分な理解を得ることや足下の経済成長を賃金上昇につなげること、これを前提に一年前倒しでの廃止について検討されることとなったと承知をしております。  要は、デフレ脱却、日本経済...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 復興財源はしっかり確保する、これが大前提の議論です。そして一方で、デフレ克服、日本経済再生、これも安倍内閣の最重点課題ですから、私は復興大臣としてしっかりと復興財源を確保する、この大前提の議論だと申し上げております。
10月24日第185回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(根本匠君) 委員が熱心に取り組んでいただいた再生支援機構、非常に私は国家的な機構だと思います。債務をカットして、そして出資もして、新規融資もあっせんする、そして十五年にわたってフォローしていただく、私は地元の企業再建に非常に効果的な手法だと思います。  その上で、今...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 片山委員おっしゃるとおり、執行状況は今お話しになったとおりです。  私も、復興予算、予算を付ければいいというものではない、ただ、途中予算が足りなくなるようなことのないように切れ目なく予算は用意しなければいけませんから、そこは必要な予算は付けているというこ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私も、復興大臣、十か月やってまいりました。委員がおっしゃるように、思い切って自治体に任せる、それも必要だと思います。  ただ、現実に様々な問題を見ていますと、かなり、先ほど言ったような用地取得の問題あるいは施工の問題、かなり制度的な問題がありますから、こ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員には、復旧復興に大変な御尽力をいただきました。  ただいまの話ですけれども、第一原発の周辺地域、この将来の土地利用計画を含む復興計画の具体化、あるいはそれをどう考えるか。この前提は、長期にわたる廃炉に向けた措置が周辺の生活環境に与える影響を十分に評価...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 平野委員がそういう御意見をお持ちだということは私も聞いております。  先ほども申し上げましたように、原発のサイトから周辺にどんな影響があるのか、これはしっかりと規制委員会で適切に評価してもらう、これが基本だと思います。  そして、バッファー、バッファー...全文を見る
11月20日第185回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○根本国務大臣 菅野委員今お話しのように、平成二十三年度及び平成二十四年度の復興関連予算の執行状況、歳出予算現額が約十九・九兆円、未執行額は約四・五兆円、未執行率は約二二・八%となっております。このような未執行額がどうして生じたか。この要因は、主に、まちづくりや除染実施の計画策定...全文を見る
○根本国務大臣 今私が申し上げました復興加速化措置、これに加えて、委員の問題意識だと思いますが、復旧復興事業における資材不足、作業員不足、この問題も、我々、この対応が必要だと認識しておりまして、これまで、私のもとに設置した関係省庁の局長クラスで構成される住宅再建・まちづくりタスク...全文を見る
○根本国務大臣 今回の会計検査院の報告については、委員が今お話しのように、二十三年度及び二十四年度、この二年度の復興関連予算、これで措置された千四百一の事業のうち三百二十六事業が復興との関連が薄いと判断されております。  これは、昨年十一月に復興推進会議決定において使途の厳格化...全文を見る
○根本国務大臣 菅野委員は、被災者のお一人であられ、そして、被災者の皆さんに丁寧に耳を傾けておられます。私も、菅野委員と同じように、痛いほどよくその気持ちはわかります。菅野委員と同じ意識を私も共有しております。  御指摘のように、被災者の方々が自立して生活再建を進めていく、これ...全文を見る
○根本国務大臣 お答えいたします。  平成二十三年度及び平成二十四年度の復興関連予算の執行状況は、歳出予算現額が十九・九兆円、未執行額は約四・五兆円、執行率約七七・二%となっております。  これらの未執行額は、主にまちづくりや除染実施の計画策定について、地元との調整に時間を要...全文を見る
○根本国務大臣 私も、委員と同じ問題意識を共有しております。ですから、復興加速措置、三弾にわたってまとめました。  特に、第三弾でまとめた用地取得加速化プログラム、これは、用地取得の迅速化のために、復興事業のための特別措置を盛り込んでおりまして、なお、私は、それぞれの制度、深掘...全文を見る
○根本国務大臣 これは土地区画整理法の運用の問題だと思います。  起工承諾、これについては、この通知については、工事の早期着手のために、仮換地指定前でも工事実施について地権者の同意を得られた箇所から順次工事を実施する方策であって、これは任意、法定外の手法であります。  それで...全文を見る
○根本国務大臣 委員の貴重な御指摘だと思います。  被災者の住宅再建支援に当たっては、これまで、国としても、被災者向けに生活再建ハンドブックを作成して、住宅再建に関する支援策や相談窓口などについての情報提供を行ってまいりました。また、住宅金融支援機構を通じて、住宅再建相談会の開...全文を見る
○根本国務大臣 被災地でのまちづくり、住宅再建、委員がおっしゃられるとおり、これはかなり時間がかかりますから、私も、時間軸を持って考えていく必要があると思います。そこの問題意識は私も共有をしております。  今のお尋ねの支援金の申請期間の延長、これについては、内閣府の担当統括官名...全文を見る
○根本国務大臣 震災関連死の数につきましては、災害弔慰金の支給等に関する法律に基づき、東日本大震災による負傷の悪化等により亡くなられた方で、当該災害弔慰金の支給の対象となった方の数の集計結果を活用して、東日本大震災における震災関連死の数を把握しております。  これに当たっては、...全文を見る
○根本国務大臣 復興庁が行っている震災関連死の数の把握、これは先ほど申し上げましたとおりの対応であります。我々がやっている集計、数の把握、これは、個々の被災者に対して震災関連死として認定するという性質ではないことについては御理解いただきたいと思います。もういただいていると思います...全文を見る
○根本国務大臣 委員がおっしゃられるとおり、東日本大震災の被災者におかれては、いまだに仮設住宅などで不便な生活を強いられている方が多くいらっしゃる、その仮設住宅暮らしが非常に長期にわたることになるということは、私も、委員と同じように認識をしております。  その対応ということです...全文を見る
11月22日第185回国会 衆議院 本会議 第13号
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○国務大臣(根本匠君) 小川議員から、二問質問をいただきました。  まず、職員の職業倫理についてお尋ねがありました。  多くの職員が被災地のために汗を流しているときに、元参事官がツイッターにおいて不適切な発言を行い、内閣の最重要課題の一つである被災地の復興に支障を来しかねない...全文を見る
11月25日第185回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(根本匠君) 委員の今の問いについては、所管の厚生労働大臣そして総理から答弁がありました。私も被災地に何遍も入っておりますし現場の声はつぶさに聞いておりますので委員のお気持ちはよく分かりますが、しかし、先ほどお話があったような公平性の観点等々の問題もあってただいまの総理...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 本委員会における決議及び会計検査院報告において、委員お話しのように、復興関連予算について多額の事業費の繰越しや不用が発生しているということなどを踏まえて、復興関連予算の迅速かつ円滑な執行に努めるべきとの御指摘をいただいております。  今、使途の問題が御指...全文を見る
12月03日第185回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
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○根本国務大臣 復興大臣を拝命しております根本匠です。  東日本大震災復興特別委員会の開催に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  東日本大震災から二年八カ月余りがたち、五年間の集中復興期間も折り返しとなりました。大臣就任直後から政策の総点検を実施し、現場主義の徹底や縦割り行政...全文を見る
○根本国務大臣 十一月十一日に大島本部長や井上幹事長から総理に提言が提出されたことを受けて、十二日、早速、閣僚懇談会において、総理から、本提言をしっかり受けとめ、着実に対策を進めたい、担当する関係閣僚は直ちに検討に着手いただきたいとの指示がありました。できるものから迅速に進めてい...全文を見る
○根本国務大臣 ただいま高橋委員、被災地の現状に即してさまざまな問題点、課題を取り上げていただいて、本当に真摯に取り組んでいただいております。心から敬意を表します。  私も、とにかく被災地の復興なくして日本再生なし、しっかりと取り組んでいきたいと思いますし、大事なのは、今回の東...全文を見る
○根本国務大臣 福島からの避難者の方々は、ふるさとを離れ、全国各地にいらっしゃる。こういうことから、避難元の地方自治体からの情報提供、委員がおっしゃられるように、極めて重要であると思います。既に福島県や市町村が実施しているところでありますが、さらに、行政とNPOなど支援団体との連...全文を見る
○根本国務大臣 自民党加速化本部の提言がその考え方を転換したということは、私はないんだろうと思います。  あと、平野大臣については、全般的な引き継ぎを受けました。  例えば、帰還困難区域のように、事故後六年が経過しても放射線量の関係で帰還が難しい地域がある。戻りたいと考えてい...全文を見る
○根本国務大臣 被災地の医師不足、岩手県、宮城県、福島県、それぞれあります。玄葉委員がおっしゃるように、私は、医師不足対策は各県ごとの状況を踏まえながら対応する必要があると思います。中通りもそのとおりだと思います。  医師不足対策で政府がこれまで取り組んできたこと、市町村や医療...全文を見る
○根本国務大臣 私も申し上げたように、被災三県の医師不足の状況、それは、それぞれ状況が異なる。ですから、玄葉委員がおっしゃられたように、福島県でも状況が異なる。中通りの医師不足、それは私も認識しております。  医療再生基金の積み増しも行ってまいりました。これは、県と国と地元市町...全文を見る
○根本国務大臣 玄葉議員もよく御承知のとおり、JTの郡山工場、これは、長年、地域に立地して、そして被災地の雇用においてこれまで重要な役割を果たしてきた、私も、これは本当に事実であろうと思います。地元の人間の一人としては、私も存続してもらいたい気持ちがあること、これも事実です。 ...全文を見る
○根本国務大臣 JTについては、我々の思いも認識していただいていると思います。  その上で、株主権の行使、これは所管の財務省の判断になるわけでありますが、JTには雇用の確保、そして、我々としては、新たな産業の立地の促進、創成、再生、これに努めていきたいと思います。
○根本国務大臣 IOC総会での安倍総理の発言要旨でありますが、汚染水問題は、要は、簡単に言いますと、事実を見てほしい、汚染水による影響は福島第一原発の港湾内の〇・三平方キロメートルの範囲内で完全にブロックされている、福島の近海でモニタリングしているが、数値は最大でも世界保健機関の...全文を見る
○根本国務大臣 私は、今、総理の御発言を紹介しました。  玄葉委員おっしゃるように、低放射線の健康リスク、これは、科学的、専門的にきちんと共有して、しっかりとリスクコミュニケーションをしなければいけないと思います。そして、二年八カ月たって、あのときの線量と実際に被曝した線量、こ...全文を見る
○根本国務大臣 有害鳥獣対策、特にイノシシ、私もそのとおりだと思います。  これは、もう我々も取り組んでまいりました。農林水産省では、鳥獣被害防止総合対策交付金において、捕獲おり、わなの購入等の取り組みへの支援をやっているし、鳥獣被害防止緊急捕獲等対策、これは、イノシシの捕獲数...全文を見る
○根本国務大臣 私も、今までの答弁を聞いておりましたが、新聞報道されたような事実はないというお答えであったと思います。  福島の復興の加速、これは私も非常に重要だと思っていますから、これまでもさまざまな加速化措置を講じてまいりました。中間貯蔵施設の問題も今いろいろと議論されてい...全文を見る
○根本国務大臣 当然、中間貯蔵施設の設置は必要であります、除染の出口ですから。中間貯蔵施設の設置も精力的に進めなければならないと思います。これは確かに復興の加速の前提だと思いますから、それをしっかり取り組まなければならないと思います。
○根本国務大臣 福島の復興がおくれている、これは、基本的には、福島の場合、地震、津波に加えて原子力災害への対応という、これまでに経験したことのない事態への対応によるものだと思います。  私は、復興大臣着任後、福島の復興を加速すべく、本年二月に、現場主義の強化、福島、東京の二本社...全文を見る
○根本国務大臣 委員の今のお話は極めて多岐にわたるお話でしたので、どうですかということについては、委員の一番最初の、前段でお話のあった地区の問題、これに多少絞ってお話をしたいと思います。  避難指示を出して解除を行う、これは原子力災害対策本部であります。帰還困難区域のように、事...全文を見る
○根本国務大臣 それは、復興大臣として、例えば津波被災地の宮城県、岩手県、これは全体、復興政策でやっています。  それから、福島は、私も全体を総括していますが、復興の大前提としては、原子力事故の、廃炉の、早期収束、そして、賠償、除染、これが岩手県、宮城県にはないテーマで、ここの...全文を見る
○根本国務大臣 今、委員のお話を聞いていて、私も、委員が本当に熱心に取り組んでおられる、感銘をいたしております。  まず、子ども・被災者支援法の基本方針について改めて申し上げますと、支援が必要な方々に必要な支援策を講じる、これができるように、各施策の担当省庁において、施策の趣旨...全文を見る
○根本国務大臣 全員帰還の方針を転換したとの一部報道がありますが、そうした方針を政府として示したことはありません。  帰還を希望される方々に対して、政府としては、平成二十四年七月十三日閣議決定した福島復興再生特別措置法の基本方針、こういう基本方針が政府の方針としてあります。この...全文を見る
○根本国務大臣 私が申し上げたとおり、戻りたいと考えている方々、戻らないと考えている方々、判断に迷っている方々、さまざまな方々がおられる。このような被災者の方々それぞれの判断に応じて、それぞれ丁寧に支援を進めていく、この方針に変わりはありません。
○根本国務大臣 委員、既にお話があったように、帰還される住民の方々の安心を支える観点、社会インフラというお話がありました。医療機関が先行して帰還を進めるなど医療提供体制の再構築をしっかりと進めていく、これが必要だと私も思います。  関係地方公共団体や厚生労働省と相談の上、しっか...全文を見る
○根本国務大臣 委員の問題意識は、私も、そういう課題があるという認識でおります。  ですから、私も、二十キロ圏内のあの周辺の病院については、厚労省にも言って、一つ一つの病院がどんな課題、問題を抱えているのか、そこは個別に診断してもらいたい、こういう話はして、報告も受けております...全文を見る
○根本国務大臣 口蹄疫の場合には、口蹄疫特有の、固有の状況があったのではないかと私も記憶をしております。  そして、税制上の問題については、財務副大臣が答弁したとおりであると私も思います。
○根本国務大臣 被災者の皆様がさまざまな思いをしておられる、これは、今、高橋委員のお話の中にもあったとおりだと私も思います。  やはり大事なのは、避難指示を出して解除を行う、これは原子力災害対策本部でありますが、帰還困難区域のように、事故後六年が経過しても放射線量の関係で帰還が...全文を見る
○根本国務大臣 与党第三次提言においては、早期帰還を実現する観点から、仮設住宅に賃貸料を設定するための要件として、ふるさとへの帰還や転居の環境が整うこと、こう記されております。  この提言の趣旨は、被災者の方々には、帰還可能になった場合にはふるさとにお戻りいただき、長期に避難を...全文を見る
○根本国務大臣 先生、委員の提言は提言として受けとめたいと思いますが、やはりこの提言の趣旨というのは、仮設住宅の生活をそのまま続けていただくことはさまざまな課題があるという認識でこういう提言になっているものと思います。
○根本国務大臣 内閣府所管の災害救助法に基づく応急仮設住宅については、被災後の一時的な住居として提供するものであるので、被災者の転居先は恒久住宅を想定しておりまして、住みかえについては基本的に難しいと考えております。  ただし、福島県から他県に避難された被災者が福島県内に帰還さ...全文を見る
○根本国務大臣 委員がおっしゃるように、そういう課題があるとは思いますが、考え方については、私が今既に答弁したとおりであります。
○根本国務大臣 まず、防災集団移転促進事業、これについては、被災地域または災害危険区域が自然災害の危険性が著しく高い区域であることを踏まえて、災害による被害を未然に防ぎ、住民の生命財産等を保護するために集団移転を行う事業であります。特に、土地の買い取りについては、住宅建築の禁止な...全文を見る
○根本国務大臣 委員には、これまでもこの問題、何回か御質問をいただきました。  復興事業の加速化のためには用地取得の迅速化が最重要課題である、これは、岩手県を初めとした自治体と私も共通の認識に立っております。そういう観点から、復興事業の妨げとなる課題に対して、住宅再建・復興まち...全文を見る
12月04日第185回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
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○国務大臣(根本匠君) 復興大臣を拝命しております根本匠です。東日本大震災復興特別委員会の開催に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  東日本大震災から二年八か月余りがたち、五年間の集中復興期間も折り返しとなりました。大臣就任直後から政策の総点検を実施し、現場主義の徹底や縦割り行...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 上月委員、副知事として大変な御尽力をいただいてまいりました。敬意を表したいと思います。  上月委員、今お話しのように、茨城でも漁港、学校、高台移転、防災集団移転促進事業、これからまだ取り組まなければいけないものがある、進んでいるものとこれからまだ取り組ま...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員今お話しのように、液状化の問題、大変重要な課題だと認識しております。  今お話がありましたように、液状化、なかなか事業化に時間が掛かっておりますが、これは技術的に、複数工法に技術的検討が必要である。学識経験者を含む検討委員会などで検討してもらう。ある...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 震災から本当、一千日がたちました。私も、三・一一、中泉委員と同じように、私も福島の地であの厳しい大震災を経験をいたしました。その体験を基に、とにかく一日でも早く復興を成し遂げる、これが私の思いであります。  東日本大震災からの復旧復興、これは安倍内閣の最...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 十一月十一日に大島本部長、井上幹事長から総理に提言が提出されたことを受けて、十二日、早速、閣僚懇談会において総理から、本提言をしっかり受け止め着実に対策を進めたい、担当する関係閣僚は直ちに検討に着手していただきたいとの指示があったところであり、できるものか...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員の今のお話のように、被災地での社会的起業支援、これは内閣府が平成二十三年度補正予算において支援を行ったものです。この対象となった起業家について、平成二十五年度復興庁予算においてフォローアップをしております。具体的には、被災三県が、合計約五百七十の対象者...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 来年度については、今、県の事業として継続していただくように、岩手県、宮城県及び福島県の各県に対して働きかけを実施しております。そして、それぞれの県の事業として実施することを検討中という状況にあります。  先ほどの答弁でも申し上げましたが、復興庁としても復...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 復興特区制度においては、被災地における投資や雇用を促進する観点から、事業用設備等の特別償却や被災者を雇用した場合の税額控除など様々な税制上の特例措置を講じております。  その中でも、委員御指摘の新規立地促進税制、これは、東日本大震災により雇用に著しい影響...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 新規立地促進税制については、その適用を受けるために被災者の雇用や指定を受けた事業年度の投資などについて一定の要件が設けられております。  この趣旨ですが、これは、この特例が被災地における雇用機会の確保に寄与する新設企業を対象にするものであり、設立に当たり...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 要件の緩和については、ただいま申し上げました特定復興産業集積区域以外に事業所を有しない、ここの要件緩和はしていきたいと思いますが、免除期間の十年、これは、そもそも復興特区制度、これは被災地における投資や雇用を促進する観点から税制上の特例措置を講じております...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) これはよく分かって私も答弁しておりますが、この五年間というのは立ち上げ当初の経営が安定していないということから五年間無税と、こうやっておりますので、これを十年にするということは既存企業に比べて新設企業を過度に支援することになるのではないか、非常にそのバラン...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 税制上の特例は、第三十七条から四十条まで様々な税制特例上の措置を講じております。そして、新規企業立地補助金、これは当然新たに進出してくる、あるいは設備投資をそこで新たに行う、地場の企業が、それも対象になる。それから、グループ補助金は四分の三の補助ですから、...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私は当然被災者の味方です。
○国務大臣(根本匠君) 復興基本方針においては、オーダーメードで地域における創意工夫を生かし、区域限定で思い切った規制、制度の特例や経済的支援などの被災地からの提言を一元的かつ迅速に実現する復興特区制度を創設すると、基本方針にこう書いてあります。要はオーダーメードですから、地域の...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 復興事業の加速化のためには、用地取得の迅速化、最重要課題であることについては、我々も岩手県を始めとした自治体の皆さんと共通の認識にあります。  もう既に委員からお話がありましたように、復興事業の妨げとなる課題、これについては、住宅再建・復興まちづくりの加...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員お話しのように、伊豆大島の災害の際はボランティアの皆さんには本当に活躍をいただきました。そして、東日本大震災でも多くのボランティアの皆様が貴重な活動をやっていただいて、復旧復興に貢献をしていただきました。  各地区のボランティアの皆様の状況を見ていま...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員御指摘のとおり、子ども・被災者支援法に盛り込まれた支援施策の推進あるいは同法の基本方針の見直しに当たっては、被災者の皆様の御意見を丁寧に伺うことが重要と認識しております。  もう今お話がありましたが、復興庁においてはこれまで、被災者団体等が開催する会...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 自主避難者の方々も含め、今回の震災で避難された方々の住宅の確保、これは重要だと思っております。  このため、子ども・被災者支援法の基本方針において、これから新規で新たに避難される方も公営住宅の入居の対象となる、これを明確化いたしました。具体的な手続や実施...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) これから具体的な制度設計の詳細は検討してまいりますので、今のお話、御提言として受け止めておきたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 今厚生労働省の方から答弁ありましたように、今様々なお話がありました。  やはり私も、負担の公平の観点、あるいは福島は特別な措置を講じておりますが、その辺のバランスの問題だろうと、こう思っております。
○国務大臣(根本匠君) 汚染水の問題については経済産業省が担当でありますが、福島第一原発では、貯水タンクからの汚染水漏えいなどの個々の事象は発生しているものの、福島近海での放射性物質の影響は発電所の港湾内の〇・三平方キロメートルに限定されていると承知をしております。また、外洋にお...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 子ども・被災者支援法の基本方針で定めることとされている支援対象地域あるいは一定の基準、これについてはこれまで様々な議論や意見がありました。例えば、子ども・被災者支援法案の国会審議の際には、多様な事情を総合的に勘案して決めていく必要がある、あるいは人々を引き...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 我々は、この基本方針の策定、様々な粛々と議論を進めて、様々な観点から検討をして基本方針を取りまとめました。そして、この基本方針を取りまとめるに当たっては、我々も、言わば復興庁も、団体の会合に参加してお話を聞く、様々な形で意見を聞いてまいりました。そして、そ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員御指摘のとおり、子ども・被災者支援法に基づく施策の実施、これに当たっては、関係者の方々の御意見を丁寧に伺うことが重要だと認識しております。このため、この法律の基本方針に盛り込まれた施策、この施策については、支援が必要な方々に必要な支援策を講じることがで...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 引き続き、被災者の意見などをお伺いしながら、必要に応じて施策の充実等を図っていきたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 復興は内閣の最重要課題の一つであります。私自身、中野委員は宮城県、私は福島県ですから、絶えず現場の声に耳を傾けながら取り組んでおります。  今財源の話がありましたが、私が大臣に就任していろんな被災地からの御意見を聞くのは、この予算は例えば二十七年度までに...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 平野委員、本当に現状の問題点、詳しく分析していただきました。  例えば財産管理制度。財産管理制度は、私も一月からこれは研究をしていましたけれども、要は、財産管理制度も実際に活用した事例が極めて少ないものですから、これをいかにして活用しやすくするかというこ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) いや、実は私も、防災集団移転促進事業、平野委員と全く同じことを考えたんですよ、これは収用適格事業にできないかと。  そういうことも考えたんですが、防災集団移転促進事業というのは、委員大変詳しく把握されておられますが、どうしてもここでなくちゃならないという...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私も全く同感であります。やはり今回の東日本大震災、心のケアが非常に大事だ、これは阪神大震災よりも非常に心のケアの重要性は高まってきていると思います。阪神大震災のときの経験も生かしながら、特に震災によるPTSDの症状が長期化する、あるいは避難生活の継続でうつ...全文を見る