根本匠

ねもとたくみ

小選挙区(福島県第二区)選出
自由民主党
当選回数9回

根本匠の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月31日第186回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○根本国務大臣 委員御指摘のように、用地取得加速化プログラム、これをつくりました。これは、用地取得手続を飛躍的に短縮するさまざまな措置を盛り込みました。  その結果、例えば土地収用対象事業、具体的な釜石のモデル事業、これは通常の場合ですと、用地取得に二十八年度末から二十九年度末...全文を見る
02月03日第186回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○根本国務大臣 私も委員と全く同じ意識で、この用地取得の加速化に取り組んでまいりました。  これは、政府を挙げて加速化措置、四弾にわたって講じてまいりました。特に、昨年の十月には、用地取得加速化プログラム、これは、飛躍的に用地取得を短縮する、新しい法律をつくったと言っていいほど...全文を見る
○根本国務大臣 防集については、委員がお話あったように、防災集団移転事業はそもそも収用適格事業ではない。  ただ、今、例えば、我々、加速化措置をやった結果、昨年の九月と十二月を比べますと、防集の用地取得は四八%から六八%に伸びている。  防集は、要は、取得困難な土地があったら...全文を見る
○根本国務大臣 我々、被災地に寄り添って復興加速化措置をやってまいりました。  私も印象で言いますと、土地収用法の緊急使用もそうですけれども、例えば、財産管理制度もそうでした。昨年の今ごろは、この用地取得で財産管理制度を活用する例はほとんどなかったと私は思います。  要は、今...全文を見る
02月05日第186回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(根本匠君) 環境未来都市については、今、新藤大臣からお話がありました。環境未来都市構想では、環境だけではなくて人口減少や超高齢化社会に対応する取組、これも含まれております。  今、復興大臣ということでお答えすれば、被災地もこのような課題が顕著でありますので、我々、復...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員御案内のように、御指摘のように、福島が直面している災害、これは、地震、津波に加えて原発事故、そしてそれに起因する災害、複合災害ですから、しっかりと対策も複合的に取り組まなければいけないと思います。佐藤委員には強力に情熱を持って取り組んでいただいておりま...全文を見る
02月06日第186回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(根本匠君) 委員おっしゃったように、復興を加速するためにはきめ細かいしっかりとした予算を付ける、これが大事だと思います。それから、事業を進めていく上で様々な制度上の問題点、課題、隘路が出てきますから、これを克服していく。そして、非常に大きなテーマとして、委員がおっしゃ...全文を見る
02月13日第186回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○根本国務大臣 東京オリンピック・パラリンピックの意義は、もう既に総理からお話がありました。  先ほど、ペップキッズの話が出ました。福島の子供たちは、しばらく屋外での運動を制限されていた。だから今、福島の子供たちにはどんどん運動してもらう機会をつくろう。あるいはペップキッズや、...全文を見る
02月14日第186回国会 衆議院 本会議 第5号
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○国務大臣(根本匠君) 復興特別法人税の廃止についての御質問をいただきました。  復興特別法人税の一年前倒しでの廃止については、足元の経済成長を賃金上昇につなげること、復興特別法人税の前倒し廃止の見合い分〇・八兆円を一般会計から復興特別会計に繰り入れ、二十五兆円程度の復興財源を...全文を見る
02月18日第186回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○根本国務大臣 おります。
○根本国務大臣 私も、復興事業の迅速化には、用地取得の問題、これは非常に大きな問題だということで、この一年間、次々に、具体的な問題点、隘路、これを乗り越える、この対応をやってまいりました。  階委員もこの問題に大変熱心に取り組んでいただいてきておりますので、例えば財産管理制度も...全文を見る
02月21日第186回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
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○根本国務大臣 復興大臣及び福島原発事故再生総括担当大臣を拝命しております根本匠です。  東日本大震災復興特別委員会の開催に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  東日本大震災から丸三年を迎えようとしています。この震災は、地震、津波、原発事故による複合的な災害であり、復興は長期...全文を見る
02月24日第186回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○根本国務大臣 震災後に震災に関連してお亡くなりになられる方がおられる、本当に私も心が痛みます。  先生お話しのように、復興庁はこれまで、東日本大震災の災害関連死の死者数及び現状、原因の把握、対応策の検討を行ってまいりました。そして、まさに要因は、避難所等における生活の肉体、精...全文を見る
○根本国務大臣 委員、被災地の議員として、本当に現場を回っていただいて、そして意見を吸い上げて、御尽力いただいております。  ただいまの御質問ですが、もう既に委員御案内のように、集中復興期間、この五年間、財源手当てを十九兆円から二十五兆円に拡大して、今、この五年間、投資が集中す...全文を見る
○根本国務大臣 自分で採点というとおこがましいので、これは歴史が評価するだろうと思います。  私も復興大臣に就任して以来心がけてきたこと、一つは、現場主義。今、委員も、いろいろ岩手県の状況もお話がありました。それぞれ、市町村によっても地域によっても、問題、抱える課題が異なります...全文を見る
○根本国務大臣 仮設住宅については、例えば大槌町から、あいている仮設住宅にUターン希望者、新規就労者などが入居できるようにできないか、こういう御指摘もありました。委員も熱心に取り組んでいただきました。  今回、仮設住宅については、災害救助法に基づいて、そもそも仮設住宅は、避難さ...全文を見る
○根本国務大臣 私が復興大臣に就任してから、今までの災害復旧復興、これはやはり予算が大事なんですね。予算を、例えば十九兆円を二十五兆円にふやしました、しかし、それで動くわけではない。具体的な課題、問題点が出てくる。これをいかにして克服していくか。  その意味で、用地取得、あるい...全文を見る
○根本国務大臣 委員のお話のように、震災から三年を経過してもなお、農林水産業あるいは観光業、幅広い産業分野で風評被害が続いております。  このような状況を克服するために、昨年四月に、私が中心となって、関係各省の政策を取りまとめました風評被害対策をパッケージとして取りまとめました...全文を見る
○根本国務大臣 福島の復興に向けては、私が復興大臣に就任して以来、現場の福島再生総局体制の強化、いわゆる福島、東京、二本社制。そして、福島に特有の問題に対する施策が薄かった。ですから、福島復活プロジェクト、例えば、子供の体力低下に伴って、伸び伸びと運動できる環境整備、遊具の更新、...全文を見る
○根本国務大臣 復興事業の加速化のためには、用地取得の迅速化、私は最重要課題だと思います。そのために、私が陣頭指揮をとって各省庁の局長を集めて、そして、第四弾にわたって加速化措置を先行的に取りまとめてまいりました。  用地取得の問題、その迅速化が問題であって、どれだけ迅速化でき...全文を見る
○根本国務大臣 答弁する前に、先ほど、しつこいようですが、法務局で三カ月待たされるという話がありました。私も復興大臣として、そういう事実があるのであれば、見逃すわけにいきません。用地加速化支援隊を創設しました。これは、復興庁と法務省、関係省庁が集まって地元に応援しておりますので、...全文を見る
○根本国務大臣 委員のお話のように、やはり若い人が戻ってもらわないと、その地域の活性化は生まれないと思います。  今、原発被害に対する賠償についてお話がありました。文部科学省及び経済産業省の担当でありますが、損害賠償については、相当因果関係のある原発被害に対して、被害の程度に応...全文を見る
02月25日第186回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○根本国務大臣 中野委員、本当に、現場に入っていただいて、被災地の、被災者の皆さんの声を聞いていただいて、そして、きょうこの場で具体的な政策の提言を含めたやりとりをされる、貴重なことだと思います。  私も、大事なのは、復興、確かに、二十五兆円の財源規模でしっかりとやりますよ、予...全文を見る
○根本国務大臣 私は、東日本大震災は本当に未曽有の災害だと思います。阪神大震災のときも復興は時間がかかりました。東日本大震災の場合はさらに時間がかかるのではないか。  なぜなら、東日本大震災の場合は、津波被災地で、例えばそこを、今お話がありましたけれども、かさ上げして区画整理事...全文を見る
○根本国務大臣 東日本大震災、これは住宅再建、まちづくり、確かに時間はかかります。私がたびたび申し上げておりますが、復興のステージが上がるにつれて、また新たな課題が出てまいります。きょうの郡委員の御指摘はまさにその点だと思います。防災集団移転事業あるいは用地取得の迅速化をやってま...全文を見る
○根本国務大臣 今、放射線量の健康影響、今までのさまざまな調査の結果も明らかになってまいりました。その点についてのお話は、今環境省の部長から答弁したとおりであります。
○根本国務大臣 私は、まずは中間貯蔵施設だと思います。
○根本国務大臣 やはり、私は、段階を追って説明をして、納得していただくということが大事だと思います。  今、福島の復興にとっても、あるいは除染の促進にとっても、中間貯蔵施設がいかに必要か、それは委員も地元なんだからおわかりだと思います。  そして、最終処分場については、福島再...全文を見る
○根本国務大臣 委員の話を聞いていると、我々は中間貯蔵施設ということでお願いしたい、しかも、最終処分場は、前政権のときから、三十年以内の県外最終処分ということは明確です。ですから、委員はそれを最終処分場にしろとおっしゃるけれども、やはりそこは丁寧な議論が必要なんだと思いますよ。福...全文を見る
○根本国務大臣 委員は、私の言っていることを勝手に解釈でおっしゃっていますが、またこれでいろいろなやりとりになると思うけれども、法制化については、小林局長から答弁している、そして、環境大臣もきのう答弁していますよ。ですから、私も同じ判断に立っているということですね、法制化について...全文を見る
○根本国務大臣 私は、この震災からの復興、だんだんステージが上がってくるにつれて、さまざまな新たな課題が出てくる、今までに例にない課題が出てくる、それをいかにして我々が知恵を出して克服していくかだと思います。  それから、今のお話を聞いておりましたが、そういう具体論をやるのが私...全文を見る
○根本国務大臣 仮設住宅の空き住戸の活用、これについては、岩手県大槌町などからの被災者に限らず、Uターン希望者や新規就労者などへの一時的な仮設住宅の空き住戸の活用に関する要望、これをいただいておりました。  そして、私も、これを検討するようにということを指示して、復興庁を中心に...全文を見る
○根本国務大臣 これはなかなか考えたところなんですが。  ちょっと突っ込んで言うと、一つの制度論として、通知にすると、こういう体系でやりなさい、こういうことになってしまうものですから、余り一律に方針を、全体の一つのシステムとしてつくるということにするのか、市町村によってそれぞれ...全文を見る
○根本国務大臣 今、坂井政務官から答弁がありました。  そこはなかなか、いろいろな政策判断があろうかと思います。基本はやはり、公営住宅政策は、それぞれの自治体がどの程度市民のために公営住宅として供給するかという、その計画と、実際の供給をどう対応していくかということなんだろうと思...全文を見る
○根本国務大臣 これも、大きく言えば、それぞれの市町村、場合によっては県ということもあるかもしれません、その住宅政策の考え方、それはやり方、手法はいろいろあると思いますが、それぞれの市町村の公営住宅政策なんだろうと思います。  例えば、典型的な例で言えば、福島県では、長期避難者...全文を見る
○根本国務大臣 私は、復興大臣に就任して以来、三つの信条をベースにやってまいりました。  一つは、現場主義。地域によって抱える課題、問題が異なりますから、これは現場主義に立つ、現場に解がある。さらに、司令塔機能の強化。現場の声を吸い上げて、各省庁と復興庁がしっかりとスクラムを組...全文を見る
02月26日第186回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○根本国務大臣 平成二十六年度復興庁予算について御説明申し上げます。  まず、復興庁においては、東日本大震災からの復興を円滑かつ迅速に推進するための予算として、総額二兆二千四百四十一億円を計上しております。  以下、その主要施策について御説明申し上げます。  第一に、被災者...全文を見る
○根本国務大臣 委員には、福島の復旧復興、懸命に当たっていただきました。そして、特に、復興副大臣として御尽力をいただいてまいりました。その意味で、委員はよく今の現状、課題を御承知のことだと思います。  私も、今のお話のように、仮設住宅暮らしが長くなる、避難が長期化する、それに伴...全文を見る
○根本国務大臣 今委員からお話があったように、意向調査に基づいて、福島県、避難元市町村と共同で住民意向調査を継続してやっておりまして、それをベースに、具体的な復興公営住宅の必要戸数、今、地元の県や自治体と十分に協議しながら、そして住民の意向を反映させていただいて決めております。 ...全文を見る
03月03日第186回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(根本匠君) 復興加速、これは安倍内閣の、日本経済再生、国の危機管理と並んで最重要課題と位置付けてまいりました。そして、全大臣が復興大臣のつもりで政府一丸となって取り組んでまいりました。我々がやってきたのは、確かに復興には時間が掛かります、その掛かる時間をいかにして短縮...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私は様々な課題があると思いますが、やはり現地で、被災地で求められていること、これは住宅再建・まちづくり、そして、なりわい、産業の再生、福島については福島の再生復興であります。
○国務大臣(根本匠君) 私も今これ見せられて、推測で物は語れないと思うんですね。私もあのとき被災地におりました。そして、薬の卸し、この連絡協議会の皆さんが大変な御尽力をいただいた。あの被災直後に恐らくこの協議会ができて、委員がおっしゃるように、ということでうまく対応し、復旧に尽力...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 子供たちはまさに私は宝だと思います。子供たちが健康に伸び伸びと健やかに育つ環境をつくっていく、これは我々の責務だと思います。  今お話がありましたが、子ども・被災者支援法の基本方針の中でも、子供たちを始めとした支援が必要な方々に必要な支援策を講じることが...全文を見る
03月04日第186回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(根本匠君) 東日本大震災事業者再生支援機構、今委員のお話のように、委員の強力な御尽力でつくっていただきましたが、私は、この支援機構、非常に二重ローン対策、効果的だと思っております。支援を行うに当たってはいろんな、幾つか要件がありますが、特に震災前の債務が収益力に対して...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員お話しのように、いわき市、津波被災を受けました、地震、津波。そして、自らが復興事業で今大変な思いで御尽力をしていただいておりますが、避難の受入れもしていただきました。  その意味では、今お話がありましたが、原発事故による長期避難者の生活拠点の形成、こ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今、区域の考え方あるいは中間貯蔵含めて、経済産業大臣、環境大臣からお話がありました。  委員の御指摘は一つの考え方ではあると思いますが、政府としては昨年の八月に避難指示区域の見直し、これを完了しました。そして、経産大臣の話にもありましたが、昨年末、原子力...全文を見る
03月10日第186回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(根本匠君) 片山委員の御指摘は、産業における人手不足あるいは販路の減少、風評被害、こういう問題も含めてということでよろしいですね、私がお答えするのは。  御指摘のとおり、被災地の沿岸地域の産業復興に当たって、人手不足、販路の開拓、風評被害対策、これが大きな課題になっ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) まず、私からお答えをさせていただきます。  復興公営住宅、長期避難者のための復興公営住宅については、昨年の六月に福島県の要請も受けて三千七百戸の復興公営住宅を造ることにいたしました。そして、これについては、用地については年度内に用地の見通しを付ける。さら...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私も復興大臣になって一年二か月になりました。やっぱり物事は前に、現実的に進めなければいけない。  例えば、中間貯蔵施設の問題がありました。私が復興大臣になってからは、中間貯蔵施設、どういう検討状況になっているんだろう、聞きました。実はポンチ絵しか描いてい...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 新妻委員が御指摘のように、被災地における子供たちの心のケア、本当に私も重要だと思います。その意味で、復興大臣になってから、住宅再建・まちづくり、最優先で取り組んでまいりました。そして、産業・なりわいの再生。そして、私はやはり、我々、具体的な現実に起こってく...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員のまさに御指摘のように、被災者の避難の長期化が見込まれる中で、仮設住宅入居者だけではなくて、借り上げ住宅やあるいは親類の家にお住まいの方々、あるいは災害公営住宅に入居した方々、心の健康面への影響が懸念されると思います。  その意味で、先ほど示しました...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) ただいまの応急仮設住宅の供与期間、これについては原則二年、これは内閣府所管の災害救助法に基づいてされております。そして、東日本大震災で設置したものについては、特定非常災害特別措置法、これに基づいて一年を超えない期間ごとに延長を行うことが可能となっております...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 復興には確かに時間が掛かります。その意味では、進んでいると回答された首長が少ない、それはそうだと思います。ただ、強いて言えば、どちらかといえば進んでいると回答した首長と合わせると五割ということで私も読ませていただきました。  我々がやってきたこと、これは...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) はい。  さらに、福島復興加速化交付金も創設するなど、津波被災地では今年は復興が実感できる年、福島は大きく動く年だと思います。大事なのは、復興の、被災地と連携して、知恵と工夫、そして実行力が大事だと思いますから、しっかり取り組んでいきたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) じゃ、ちょっとポイントだけ申し上げたいと思います。  住宅再建・まちづくり、最優先でやってまいりました。そして一方で、産業・なりわいの再生。これも、例えば産業立地補助金を津波被災地まで拡充する。あるいは、グループ化補助金で随分立ち上がっていますけれども、...全文を見る
03月12日第186回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
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○国務大臣(根本匠君) 復興大臣及び福島原発事故再生総括担当大臣を拝命しております根本匠です。  東日本大震災復興特別委員会の開催に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  昨日三月十一日を迎え、東日本大震災からの復興は四年目に入りました。  この震災は、地震、津波、原発事故に...全文を見る
03月14日第186回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(根本匠君) 復興関連予算の適切な執行、これについては昨年一月十日の復興推進会議において、流用などの批判を招くことがないよう使途の厳格化を行うことという総理の指示を受けて、二十四年度補正予算及び二十五年度当初予算について使途の厳格化を図りました。  一方、二十三年度第...全文を見る
03月18日第186回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○国務大臣(根本匠君) 私は、大臣就任後、現場主義の徹底、司令塔機能の強化、復興のステージに応じた取組、この三つを信条として取り組んでまいりました。  あの東日本大震災、今委員のお話がありましたように、確かに時間が掛かります。時間が掛かりますが、いかにしてこれを、現場の声を吸い...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 復興庁の役割は、例えば復興庁、被災地の三復興局に副大臣又は大臣政務官を駐在させて、そしてそのリーダーシップの下で現場主義を徹底させる、あるいは復興庁では市町村担当制というものをしいてそれぞれの市町村を担当させる。それと、恐らくほかの省庁とかなり違うと思うの...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員が現場に入っていろいろな様々な意見を聞かれた。私も、委員の今のお話のとおりだと思います。先が見えないという声、私も随分お聞きしました。  ですから、昨年の三月に住宅再建・まちづくりタスクフォースで、第一弾の加速化措置で重点を置いたのは、見えるようにし...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 現場には、様々な問題、課題があります。大事なのは、その問題、課題がどういう本質的な要因から出てくるのか、私はそこが必要だろうと思って、そういう姿勢で臨んでおります。  今の話は、入札不調に対してどう対応するかというお尋ねかと思いますが、被災地では、発注工...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 先ほどもお話をさせていただきましたが、住宅再建・復興まちづくりの事業に関しては、住まいの復興工程表、これをまとめて、四半期ごとに公表して、そして、この住まいの復興工程表は、被災者の方に住まいの確保の見通しを持っていただくということと同時に、個々の事業地区の...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 鉄道というのは、本当に私は地域の活性化、町づくりにとっても大事だと思います。  JR山田線、地域の公共交通、そして重要な路線であって、一日も早い復旧が必要だと思います。山田線の復旧と運行再開については、二点ありますが、復旧段階における町づくりとの整合をど...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 防潮堤の復旧については、事業主体となる県などが、比較的発生頻度の高い数十年から百数十年に一度の津波を想定しながら、環境保全、周辺の景観との調和、あるいは地元市町村の町づくりなどとの整合性、これを図りながら、具体的な防潮堤の高さを含めて柔軟に計画できることと...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 東日本大震災からの復興については、復興の基本方針において、復興期間を十年間とした上で、復興需要が高まる当初の五年間を集中復興期間、平成二十三年度から二十七年度と位置付けております。さらに、事業の進捗などを踏まえて、集中復興期間後、平成二十八年から三十二年度...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 液状化対策、これは今国交省が中心になってやっていますが、どういう現状か、あるいは課題がどういうものがあるのか、そこは国交省ともよく話を聞いてみたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) その記事は承知していますが、これは朝日新聞が独自に算出したものだと思います。  今のお話がありましたように、復興関連予算、特に復興交付金の話がありました。復興交付金は、複数年度にわたる事業について市町村などの実情に即して柔軟に予算執行を行って町づくりなど...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今委員がお話しのとおり、岩手県、宮城県、これについては災害廃棄物は平成二十五年度中に処理を完了すると、こういう見込みになっております。ただ、漁場や農地などに残された瓦れき、これについては二十六年度以降も漁場復旧対策支援事業あるいは被災農家経営再開支援事業な...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 東日本大震災からの復興については、復興基本方針において復興期間を十年間としております。  現在、地震、津波からの復興では、住宅再建、復興まちづくりなどの工事が本格化して、福島の復興再生では早期帰還や長期避難者の生活拠点の整備に向けた各種事業が本格化するな...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 五年間で大体、住宅再建・まちづくりも、今いろんな資料ありますけれども、八割ぐらいできるようになりますし、これは集中期間は五年ですから、十年の間にしっかりと復興をしていくように頑張っていきたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 委員の御趣旨が分かりました。  私も、まず住宅再建・まちづくり、これが最優先で今進めておりますが、同時に、委員がおっしゃられたように、やはりなりわい、産業の再生だと思います。具体的に、例えば産業の再生ではグループ化補助金等々がありました。そして、立地補助...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) ですから、私が先ほど申し上げましたように、復興交付金、これは四十事業を一括した非常に柔軟な制度であります。  そして、やはり大事なのは、物を造ればいいということだけではありません。ハード面の整備だけでは進みません。その意味で、いかにして民の活力を活用して...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 復興庁では、原子力災害を被災した自治体ごとに担当者を配置して、緊密に連絡を取ることで各自治体の状況を詳細に把握できる体制を整えております。  今のお話のありました旧緊急時避難準備区域、田村、南相馬、広野、楢葉、川内、市、町、村から避難した方々の情報は各自...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) それも含めて様々な情報交換をやっております。  それと、例えば旧緊急時避難準備区域からの避難者に関する情報の例、例えば広野町を例に挙げますと、広野町に帰還する条件として、日常生活関連サービスの復旧、あるいは福島第一原発の安定を挙げる住民が多いと聞いており...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 先ほど支援策については浜田副大臣から答弁したとおりであります。  いずれにしても、市町村と我々、緊密な連携を取っておりますので、それぞれの被災者の皆様に丁寧な支援をしていきたいと思っております。
○国務大臣(根本匠君) 避難指示解除後も避難生活を続けざるを得ない住民の皆様に対しても、住民の方々それぞれが置かれた状況に応じてきめ細かく支援し、生活再建を果たしていただくことが重要であると思っております。  引き続き、各避難元自治体を通じて、住民の皆様のニーズを的確に把握する...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) もう委員のおっしゃるとおりであります。  震災から丸三年が過ぎましたが、被災地、被災自治体、引き続き厳しい状況に置かれております。特に、人の確保の問題は、私も復興大臣に就任して以来、本当に大事だと思っておりました。その意味で、全国から二十五年度約二千人の...全文を見る
03月19日第186回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(根本匠君) 復興庁では、復旧復興に当たって単に従前の状態に復旧するのではなくて、復興を契機として、人口減少やあるいは高齢化、この問題を解決して、我が国が世界のモデルとなる新しい東北を創造すべく先進的な取組を推進しています。具体的には、子供の成長、活力ある高齢社会などの...全文を見る
03月26日第186回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○国務大臣(根本匠君) 委員、丁寧に現場を見てこられての御質問であります。  今回の震災は、地震、津波、原発事故による複合災害、その意味では復興には長期間を要すると思っております。阪神大震災は都市型、直下型地震ですから、瓦れきを処理すれば現地再建、これが進むわけですが、今委員の...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今の液状化対策についてでありますが、東日本大震災からの復興については、復興の基本方針において、復興期間、これを十年間としております。そして、十年間とした上で、復興需要が高まる当初の五年間、これを集中復興期間と位置付けております。さらに、事業の進捗などを踏ま...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員には、ただいまスポーツの力を含めてきめ細かに現場の声を酌み取りながら御質問をいただきました。  安倍内閣では、復興の加速化を経済再生、国の危機管理と並んで内閣の最重要課題と位置付けております。私が復興大臣に就任以降、現場主義の徹底、司令塔機能の強化、...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 被災県です。
○国務大臣(根本匠君) 貼ってあります。
○国務大臣(根本匠君) 被災県の地図が貼ってあります。
○国務大臣(根本匠君) 被災県、青森県から茨城県まで、あっ、千葉県までずうっと貼ってあります。
○国務大臣(根本匠君) その事実関係については、今私も突然御質問なので、ちょっと事実を確認させていただいてから……
○国務大臣(根本匠君) 国交省なんですね、これは。
○国務大臣(根本匠君) 今の御質問ですが、合意形成の方法、あるいは判断についての受け止め方、これはそれぞれの方のお考えやお立場により異なるものと考えております。私はそういう感想ですね。
○国務大臣(根本匠君) 個別の地区の住民説明会の状況、私もその個別の地区の状況については承知しておりませんので、どう思うかという印象、感想だけで答えさせていただければ、合意形成の方法や判断についての受け止め方、これはそれぞれの方のお考えやお立場により異なるものと考えます。そして、...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 防潮堤の計画については、高さなどの基本的な考え方を国から海岸管理者に示して、それで、具体的な防潮堤の計画は、市町村における町づくりの議論などを踏まえて海岸管理者である県などが適切に定めるものだと思います。  したがって、今先生からいろいろお話がありました...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私は、合意形成を取る手法、様々な手法があると思います。  今の委員のお話のように、防潮堤計画を立てるときは、単に防潮堤だけで決めているんではなくて、事業主体となる県などが比較的発生頻度の高い数十年から百数十年に一度の津波、L1津波を想定しながら、環境保全...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) いや、私はいろんな合意形成のやり方はあると思いますから、いや、この法律、私も今、質問の中で出ましたので、これは、この海岸法の一部を改正する法律案の中での法律上の条文として協議会を組織する、この法律ではそういう法律上の協議会ということだと思いますが、私は、一...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私は、協議会をつくるかどうか、それはいろいろな決め方があると思います。この法律上には法律上に定められた協議会という決め方がある。実質的には、国、県、市、防潮堤の事業主体は県ですが、県もいろいろな判断でやっておられる。様々に、先ほど国も、国交省、農林省も担当...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 復興特別委員会における私の所信については、まず政府のこれまでの取組と復興の進捗状況について御報告をさせていただきました。  発災以来、政府を挙げて救助救援と復旧復興に取り組んできた結果、瓦れき処理は福島の一部を除いて今月末までに完了する見通しであり、住宅...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 各メディアによる被災地のアンケートの結果、復興の進捗について一定の評価をいただいている一方で、復興が遅れているという声も出ております。これについては、政府として真摯に受け止める必要があると考えております。  私は、復興が遅れているか進んでいるか、これ、や...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 住まいの復興工程表をなぜ作らせていただいたか。これは、仮設住宅にお邪魔すると、先が見えない、一体いつになったら元の生活に戻れるのか、たくさんそういう声をお聞きしました。ですから、やはり見える化が必要で、住まいの復興工程表、市町村ごとに、地区ごとに、例えば災...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 加速化プログラムでは用地取得について抜本的な対策を講じました。例えば、収用対象事業、土地収用手続というものがあります。これは例えば、収用というのは三年八割ルールというのがあって、くいを打ってから三年、あるいは八割用地買収をしたら初めてそこで土地収用手続に入...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 被災者の方が仮設住宅から恒久的な住宅に移転される際の経費、これについては、防災団地への移転については防災集団移転促進事業、これから対応をされます。それから、防災集団移転者以外の災害区域からの移転については、がけ地近接等危険住宅移転事業、これによって助成が可...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今、仮設住宅の問題も出ましたけど、確かに仮設住宅は、自治体によって、やはり集約していきたいという自治体もありますので、過去の災害における事例、あるいは今後の仮設住宅の集約状況、被災自治体の対応を参考にしながら考えていきたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) まず、復興交付金のそもそもの性格ですが、復興交付金は、津波などによって例えば市街地が丸ごとやられてしまった、そこを復興するということですから、これは、復興交付金という制度は、私は、戦後、ここまでの柔軟な、しかも思い切った復興交付金はないと思います。  復...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 効果促進事業は、ポジティブリスト方式にしたら、これ以外は使えないんじゃないかというちょっと誤解があったんですね。その意味では、たしかネガティブリスト方式、つまりこういうものには使えませんよと、例えば個人の財産形成に使えと言われても、これは国費ですから、例え...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) お話はよく分かりますが、復興関連予算、これにつきましては、昨年一月十日の復興推進会議における、流用等の批判を招くことがないよう使途の厳格化を行うこととの総理指示を受けて、二十四年度補正予算及び二十五年度当初予算について使途の厳格化を図りました。その際に、全...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 防潮堤については、これまでも様々な考え方の下に進められてきたと思います。  私も、個別の一つ一つのところを急にそこは指摘されても、そこは十分に私が承知していないのを軽々に答えるわけにはいかないので、先ほどは差し控えさせていただきました。  防潮堤につい...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 復興のステージに応じて、被災自治体においては様々な専門人材が必要になるものと認識しております。今後、被災地の復興を加速させるためには、被災自治体の要望を伺いながら、被災自治体の職員確保に向けた取組を一層推進することが重要であると考えております。  御指摘...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 復旧復興事業を強力に進めていく、これは何よりも大事なことであります。確かに、東京オリンピックの話が出て、復興のための、被災地に影響があるのではないかという懸念の声もありますが、とにかく我々はしっかりと今の復旧復興事業を推進していく。  人手不足あるいは資...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 防集団地への移転については、仮設住宅から恒久的な住宅に移転する際の引っ越し代、これについては防災集団移転促進事業について助成が可能です。さらに、防災移転者以外の災害危険区域からの移転については、がけ地近接等危険住宅移転事業による助成が可能です。また、その他...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 住宅再建についての支援については取崩し型復興基金、これは平成二十三年度第二次補正予算において増額された特別交付税、これで千九百六十億円を措置しましたが、更に平成二十四年度補正予算において一千四十七億円、これは自治体から住宅再建についての要請がありましたから...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 災害公営住宅に入居する際の敷金、それは自治体の判断で、公営住宅法の規定によって特別の事情がある場合には減免又は徴収猶予が可能でありますから、こういう制度が可能なんですよということの周知を我々図っていきたいと思っております。
○国務大臣(根本匠君) 雇用促進住宅については、東日本大震災に被災された方々に対し、これまで家賃など無償により最大限提供を行ってきたところであります。もう厚生省から話がありましたが、被災五県から避難されている方については引き続きどの県におられても無償提供を行うと承知をしております...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 現在、用地取得の更なる加速化を図るために、与党及び野党において議員立法を進めていただいていると承知をしております。  我々も、これまで用地取得の加速化、これは最大の課題ですから、用地取得加速化プログラムを取りまとめる、要は用地取得の抜本改革を行って大きな...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員のおっしゃるとおりだと思います。やはり災害公営住宅の整備あるいは仮設住宅からの移転が本格化する、新たなフェーズにおける新たな課題として委員のおっしゃられたような孤立防止やコミュニティーづくり、新たな生活の定着に向けた支援が必要だと思います。  その意...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 復興庁、私は幾つか役割があると思います。例えば、様々な地域で復旧復興の状況が異なります。様々な現場の課題、問題がある。これをしっかりと吸い上げて、これは各省庁にまたがることが多いわけですから、その各省庁と連携しながら問題解決に当たっていく。  もう一つは...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 勧告権を持っておりますが、勧告をしたことはありません。
○国務大臣(根本匠君) 先ほど申し上げましたように、私は復興庁の典型的な役割として二点のことを申し上げました。様々なテーマがありますが、それは様々のテーマに応じた対応があると思っております。
○国務大臣(根本匠君) 地震、津波被災者向けの災害公営住宅の入居者、入居希望者の年齢層、これについては、災害公営住宅の整備に当たって入居希望者の年齢層などの属性は基礎的な情報でありますので、事業主体である自治体において、被災者の意向調査などを通じて十分に把握しているものと思います...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 災害公営住宅については、県が整備するもの、市町村が整備するもの、様々にそれぞれの地域の事情を反映して、自治体において意向調査をしながら適切な復興公営住宅を造っております。我々、災害公営住宅の予算も所管しております。  そして、例えば最近でありますが、災害...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) いや、委員のおっしゃるとおりだと思いますよ。  やっぱり復興は、まずは住宅再建・まちづくりですし、そして産業、なりわいの再生、そして復興公営住宅は、先ほども申し上げましたように、我々も大変、復興公営住宅というのは大事な大切な要素だと思います。例えば、やっ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員のおっしゃるとおり、この震災によって、例えば人口減少、高齢化、産業の空洞化、これは日本が将来抱えるであろう課題、恐らく二十年後に抱えるだろう課題が、東北の地では今、目の前に来ているということだと思います。  その意味で、我々も、人口減少、高齢化、産業...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員は本当に地方自治に精通されているなと思って聞いておりました。  通常の災害復旧の場合には、まず地方債によって措置した上で、後年度、その元利償還金を交付税によって措置する、これが通常の形だと思いますが、ただ、東日本大震災の復旧復興、これについては、復旧...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 行ったことはありませんが、内容は私も様々なもので読んで知っております。
○国務大臣(根本匠君) 戻られる方、あるいは戻らない方、あるいは迷っておられる方、それぞれに必要な支援をしていくことが必要だと思います。そして、私は今の旧緊急時避難準備区域、これは川内村については平成二十三年九月末で既に解除しておりますが、やはり大事なのは、避難された住民の方々の...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) それぞれの置かれたケースに応じて丁寧に支援をしていくことが必要だと私は思います。
○国務大臣(根本匠君) 戻られる方、戻らない方、そして迷っておられる方、それぞれに必要な支援をしていく、これが我々の基本であります。  ただ、川内村については、今、川内村の生活インフラの復旧や、あるいは例えば工業団地を造成して、村が造成して賃貸で貸して工場を誘致しよう、そこは復...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 一言だけ。  そういうやっぱり帰還できるような環境整備をするということ。そして、戻られない方、迷っている方についても必要な支援を行っていきたいと思います。
04月03日第186回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○根本国務大臣 藤原議員、しっかり勉強、研究されての御質問だと思います。  復興事業の加速化のためには、用地取得の迅速化が最重要課題、私も、就任以来、非常にここが大事だと思って取り組んでまいりました。  このため、再三、加速化措置を講じてまいりました。特に、昨年十月に、復興事...全文を見る
○根本国務大臣 私も、先ほども述べましたように、用地取得については、制度の改革、これをしっかりやってきました。おっしゃるとおり、あとは運用なんだと思うんですね。  例えば、マンパワー不足、専門家の不足、市町村の現場において非常に不足している。ですから、この課題に対応するためには...全文を見る
○根本国務大臣 中間貯蔵施設については、今委員からお話がありました。二月に、大熊町、双葉町に集約する方向で計画案を見直すことなどについて、福島県知事から申し入れを受けました。それに対して、三月二十七日に環境大臣とともに福島を訪問して、県知事、関係市町村長に回答を行ったところです。...全文を見る
○根本国務大臣 生活再建支援策あるいは地域振興策、特に復興庁は地域振興策ということになりますが、ですから、我々も、早く地元の皆さんに説明をして、そして具体的なニーズを把握して、さらに内容を充実させて進めていきたい、私もそう思います。  大熊、双葉、これからどう町を再興していくか...全文を見る
○根本国務大臣 帰還困難区域のように、事故後六年が経過しても放射線量の関係で帰還が難しい地域、この地域では、戻りたいと考えている方々、戻らないと考えている方々、判断に迷っている方々、さまざまな方々がおられます。政府としては、それぞれの判断に応じて丁寧に支援を進めていくつもりであり...全文を見る
○根本国務大臣 私もそのとおりだと思います。  除染計画についても、確かにまだつくられておりません。ほかの地域はつくられていますが。除染計画は、まだつくられておりません。  その意味で、我々は、十分に県や自治体と話をさせていただいて、先生のおっしゃられたような作業を急ぐ必要が...全文を見る
○根本国務大臣 帰還見通し、昨年十二月に新たな指針を政府で出しました。そこで、帰還困難区域における除染モデル事業の結果などを踏まえた放射線量の見通し、ですから、私もこれを早く出すようにと指示していますよ。そして、今後の住民の方々の帰還意向、あるいは将来の産業ビジョン、復興の絵姿、...全文を見る
○根本国務大臣 私も、ため池の話については要請を受けてまいりました。ですから、私も、ため池のいわゆる除染の問題はやる必要がある。  ただ、なぜこれが詰まっていたか。ため池の場合は、水がありますから、空間線量をはかると低いわけですね、水は遮蔽効果がありますから。ですから、環境省は...全文を見る
○根本国務大臣 ため池の除染については、今までモデル事業でやってまいりました。そして、その対策の工法を研究してまいりました。県の方でもそこは調査をしておりますので、要は、必要なところから、どういう工法でやるのか、そういうことも含めて、必要なところから順次やっていくということにした...全文を見る
○根本国務大臣 この事業、これはモデル事業として取り組んでまいりました。それで、用地取得を二、三年短縮する、こういう成果も出てきております。  そして、今委員のお話がありましたように、十二月十八日に収用法の裁決申請がありました。そして、三月二十四日に審理が開始されました。  ...全文を見る
○根本国務大臣 私も、用地取得の問題、危機感を持って臨んでまいりました。そして、後追い後追いという話がありましたが、我々は先手先手でやってきたつもりです。  例えば、土地収用法の運用だって、任意買収と並行してやったらいいじゃないかと。今まで土地収用法は、伝家の宝刀ですから、任意...全文を見る
○根本国務大臣 検討するかどうかではなくて、法律というのは、この法律が果たして成立するかどうか、この具体的な検証は必要だということで申し上げました。  結局、土地収用法という法律がある、その収用法の手続と照らして、例えば、我々が検討するんじゃありませんよ、そういう立法措置をやろ...全文を見る
○根本国務大臣 いや、階さんのおっしゃっている特別の法律というのはどういうことなんですか。
○根本国務大臣 私が言う立場にはないと思います。国会の、個々の委員会で決められるべきことだと思います。
○根本国務大臣 委員は、これを例えば政府提案で提出しろという御趣旨ですか。(階委員「いいえ、もうその段階ではないと思います」と呼ぶ)  だから、そういうことでいうと、これは国会の場で、つまり、これについては、私は、この今の階委員が提案されたこの内容が政府提案でやれるかどうかとい...全文を見る
○根本国務大臣 特区法において復興整備事業として具体的に明示されている事業であって、事業の性格上用地の取得を伴うもののうち、収用適格事業に当たらないものとしては、防災集団移転促進事業があると承知をしております。  ただし、防災集団移転促進事業であっても、委員既に御案内だと思いま...全文を見る
○根本国務大臣 土地収用法百二十三条の緊急使用については、収用対象事業であって、収用委員会への裁決の申請がなされている事業であれば、対象になります。  復興事業についても、土地収用法第二十条の事業の認定などがされた後、収用委員会に裁決の申請がされている場合には、緊急使用の対象と...全文を見る
○根本国務大臣 緊急使用の許可は、事業の実情に照らして、個々の事業ごとの緊急性や公益性の程度に鑑みて具体的な検討を行って、収用委員会が判断するものだと思います。
○根本国務大臣 こういう議論をする場合には土地収用を担当しているところも呼んでいただきたいと思いますが、要は、現行法上は、土地調書が策定されている必要があるんだろうと私は思います。
○根本国務大臣 収用委員会は、土地収用法第百二十三条の緊急使用の許可をしたとき、これは直ちに土地の所有者及び占有者に通知をしなければなりません。それは委員のおっしゃられたとおりであります。  収用委員会は、起業者が登記簿、戸籍、住民票などにより行った土地所有者などの調査により得...全文を見る
○根本国務大臣 緊急使用の期間内に裁決に至らなかった場合、これは、使用権は消滅しますので、工事を続行させることはできないと考えられます。  ただ、緊急使用については、緊急使用の期間内に裁決を行うことができる見込みがある場合に、裁決手続を進行する収用委員会自身が許可するものである...全文を見る
○根本国務大臣 今、東電の廣瀬社長からお話がありました。私も、福島の復興に向けて、東電にはしっかりと取り組んでいただきたいと思います。
○根本国務大臣 委員おっしゃられたとおり、東北地方への医学部の新設、これについてはいいというお話がありました。あの震災からの復興、東北地方の医師不足、原子力事故からの再生という要請を踏まえて、特例として、東北地方に一校に限り医学部新設を可能とするため、関係省庁と連携して基本方針を...全文を見る
○根本国務大臣 東京オリンピックを成功させるためにも復興をなし遂げる、これが必要だと思います。要は、東京オリンピックの成功と被災地の復興、これを明確な国家目標として進める、これが大事だと思いますので、医療についても、今、文科副大臣からお話がありました。私もしっかり、この東北の医学...全文を見る
○根本国務大臣 委員のおっしゃられた趣旨がどういう趣旨なのか、もう一度質問していただけますか。一般論ですか。(林(宙)委員「一般論で結構です」と呼ぶ)
○根本国務大臣 法律というのは、政府提案の法律、あるいは議員提案の法律、いろいろな形があると思いますが、それはそれぞれの法律の性格があるんだろうと思いますし、立法府として、議会として提案する法律、これは議員立法だと思いますが、それはそれぞれの内容、事案によるのではないかなと思いま...全文を見る
○根本国務大臣 被災者の方々に安心できる住まいを一日でも早く、一戸でも多く確保すること、これが重要だと思います。  その意味では、住宅再建・復興まちづくりに関しては、私のもとで住宅再建・復興まちづくりの加速化のためのタスクフォースを設置しました。そして、用地取得や人員不足、資材...全文を見る
○根本国務大臣 東京オリンピック・パラリンピックの関連施設整備などによる建設業労働者不足への対応のため、即戦力となる外国人材の活用、これは、今、国交大臣から人材の育成も含めてというお話がありましたが、現在、国交省を初めとする関係省庁において検討が行われていると承知をしております。...全文を見る
○根本国務大臣 私は、特に心境の変化があったことはありません。  私は常に申し上げておりましたが、我々は、復興加速化措置、用地の抜本改革、これをやってまいりました。  そして、私が一貫して言ってきたのは、具体的な困難事案、これを教えてくださいということを申し上げてまいりました...全文を見る
○根本国務大臣 私は、先手先手を打って制度の改革に取り組んできたつもりであります。  やはり、復興を進めるに当たっては、現場で起こる具体的な事案に即して解決を図ることが重要だと思います。その中で新たな課題が出てくれば、関係省庁とともにしっかり対応したいと申し上げてまいりました。...全文を見る
04月16日第186回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○根本国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨を十分に踏まえつつ、復興を一層加速してまいる所存でございます。(拍手)
04月18日第186回国会 参議院 本会議 第18号
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○国務大臣(根本匠君) 福島以外の原発事故についての御質問がございました。  本件については、私の所管ではありませんが、先般閣議決定したエネルギー基本計画にあるとおり、いかなる事情よりも安全性を全てに優先させ、原子力規制委員会により世界で最も厳しい水準の規制基準に適合すると認め...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 福島県内の原発全基廃炉についての御質問がございました。  例えば、双葉郡八町村の議会において、県内の原発の全基廃炉を求める意見書が採択されていることは承知しております。私も福島県民の一人として、発災以来、県内の様々な厳しい現状を見てきた立場から、こうした...全文を見る
04月28日第186回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○国務大臣(根本匠君) 復興関連予算の適切な執行については、政権交代後の昨年一月十日の復興推進会議における流用などの批判を招くことがないよう使途の厳格化を行うこととの総理指示を受けて、二十四年度補正予算及び二十五年度当初予算について使途の厳格化を行いました。  一方で、二十三年...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 東日本大震災からの復興は安倍内閣の最重要課題の一つです。中でも、今委員のお話があったように、被災者の方々に安心できる住まいを一日でも早く、一戸でも多く確保することは何よりも重要な課題となっております。  被災地における住宅再建・復興まちづくりを加速化する...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今委員がおっしゃられたような、復興を契機として、様々な課題がありますので、我が国や世界のモデルとなるような新しい東北を創造すべく取組を進めております。  具体的には、子供の成長、活力ある高齢社会、農水産物等の地域資源を活用した産業、なりわいの再生などの五...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 新しい東北を推進し、産業、なりわいの再生や活力ある高齢社会などの課題の解決に向けた取組を進める際には、企業、大学、NPOなどの民のノウハウや新たな発想が十分に生かされるよう官と民が連携し、それぞれの強みを持ち寄っていくことが重要だと思います。このような考え...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 東日本大震災からの復興については、民主党政権下でも様々な取組が進められてきたと思います。その上で、これまでの取組を振り返ると、町づくりの合意形成あるいは膨大な業務処理などを始めとして数多くの課題を抱えている。被災地からは、復興を加速化し、住宅再建にめどを付...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私は、復興の加速化、スピードアップする、これが何よりも大事だと思うんですね。その意味では、我々は復興の加速化をやってきた。そして、現場ではいろんな課題、問題がありますから、それを吸い上げて、そして速やかに問題を一つ一つ解決していく、これが私は何よりも必要だ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私も、復興大臣になってから、それぞれ各省庁には所管というものがある、これは全部埋められていますから、そこを、復興は横断的なテーマがたくさんありますので、それを司令塔機能強化、いかに図っていくかだと思います。  例えば住宅再建・まちづくり、これは非常に大き...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員のお話にありましたように、会計検査院報告において、復興関連予算について多額の事業費が繰り越されていることなどを踏まえて、事業が適切に実施されているかなどを確認し、既存の制度見直しをも含め迅速な措置を講ずるなどの御指摘をいただいているところです。  こ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 東日本大震災からの復興については、復興の基本方針において復興期間を十年としました。十年とした上で、復興需要が高まる当初の五年間、これを集中復興期間と位置付ける、さらに事業の進捗などを踏まえて集中復興期間後の施策の在り方を定めると、こういうことで定められてお...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 賠償については、文部科学省の審議会で客観的、専門的、中立的に方針を示しておられます。その意味では、その点については、賠償の差異というお話がありましたが、確かに置かれた状況によって賠償額に差がある、それは事実だと思います。ただ、それは原賠審の方針ですから、政...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) そもそも、いじめは決して許されないことだと思います。まして、被災した子供へのいじめ、これは極めて卑劣な行為であり、断じてあってはならないと私は思います。  いじめは、学校、家庭、地域社会が一体となった取組によって解決を図っていくことが重要だと思います。ま...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 復興財源については、二十五年度予算編成において、復興事業費が復興財源を超える見込みであったことを踏まえて、二十七年度までの復興財源を十九兆円から二十五兆円程度に拡大しました。その拡大した財源の中に、委員のお話のように、日本郵政株式の売却収入が含まれておりま...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) NHKの経営委員は、放送法の規定に基づいて内閣総理大臣が任命するものと承知をしております。  NHK経営委員の選任については所管外の事項でありますから、お答えは差し控えたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 子ども・被災者支援法基本方針の関連施策については、施策の所管省庁において適切に実施しているものと認識しておりますが、各施策の実施状況の把握は重要だと認識をしております。  そのため、復興庁において、各施策の予算額を把握しているほか、適宜、所管省庁へのヒア...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 昨年十二月に閣議決定した政府の指針、これにおいては、そもそも、早期帰還支援と新生活支援の両面で福島を支える、これを基本的な柱としております。その意味で、帰還しないと決めた住民への支援をしないということはありません。また、御指摘の相談員制度についても、帰還を...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今も答弁しましたが、福島再生加速化交付金における相談員制度、この制度は、対象市町村から避難している住民の方のところへ相談員が赴いて放射線不安に対する相談を受けることができるようにするために制度設計をしております。交付要綱上もそれを否定していないし、自治体に...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 福島の復興に当たっては、福島復興再生特別措置法、これがあります。この法律に基づく福島復興再生基本方針、この中で、地方公共団体の自主性及び自立性を尊重しつつも国が福島県及び県内市町村と一体となって進めること、これが私は不可欠だと思います。  特に原子力被災...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 東北地方は発災前から人口減少、高齢化、産業の空洞化などの地域の課題を抱えております。被災地の復興を実現する上では、住宅やインフラばかりではなく、なりわいと産業の再生あるいは被災者の暮らしの再生が図られて、地域が持続的に自立できる環境を整えることが必要だと思...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 被災地の雇用情勢、これは、有効求人倍率が三県共に一倍以上となっていますが、水産物加工業の職業では二倍以上となっていると承知をしております。  委員御指摘の技能実習制度、これはもう既に議員御案内だと思いますが、我が国で培われた技能、技術、知識の開発途上国へ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員御指摘のように、水産加工業、人手不足の問題は私も承知をしております。  政府としては、被災地のハローワークにおける担当者制などによるきめ細かな職業相談の実施、ハローワークの全国ネットワークを生かした広域マッチングの推進、マッチング機会を増やすため合同...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 福島が直面している災害、これはもう委員御案内のように、地震、津波による災害に加えて、原発事故とそれに起因する災害から成る複合災害である。こういうことから、中小企業の再出発に当たっては様々な障壁があることは私は事実だと思います。  そして、損害賠償の話があ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) さきの臨時国会において、カジノの立法化を含めた特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案、これが議員立法によって提出されて継続審議となっていると承知しております。この法案については、今後国会において議論がなされるものと認識をしております。  私は、今...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 例えば復興関連予算の中には、複数年度にわたる事業について、市町村などの実情に即して柔軟に予算執行を行い、町づくりなどを円滑に進めていくことができるよう、例えば復興交付金、復興交付金など被災自治体の基金事業として実施しているものがあります。復興交付金は、繰越...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 復興関連予算の執行が進まない主な原因は、インフラなどの復旧や町づくりに当たって、被災自治体の復興計画を具体的に事業化するための調整あるいは地元住民との合意形成、これに時間を要したこと。あるいは、除染の実施に当たって、地元住民の同意や仮置場の確保などの調整に...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 東日本大震災からの復興については、東日本大震災からの復興の基本方針において、復興期間を十年間とした上で、復興需要が高まる当初の五年間を集中復興期間と位置付けるとともに、事業の進捗などを踏まえて集中復興期間後の施策の在り方を定めるということにされております。...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 支援対象地域をどう定めるか、これについては、子ども・被災者支援法の法案審議の場においても、線量数値で国が勝手に線を一方的に引くことでコミュニティーを分断してはならない、あるいは、一定の線量ということでしたから、区域を地域の実情に合わせて決めなければまた人々...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 復興庁においては、これまで被災者団体などが開催する会合に職員が参加するなどして、被災者の皆様の意見を伺ってまいりました。さらに、県外避難者などに対する相談体制を確保するために、昨年度、全国四か所で、民間団体などを通じた県外自主避難者などへの情報支援事業、こ...全文を見る
05月23日第186回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○国務大臣(根本匠君) まず、この新規立地促進税制、これの内容でありますが、もう先生既に御案内のように、法人が指定を受けてから五年間、所得の範囲内で再投資等準備金として積み立てた額を損金に算入した場合には法人税が実質無税となる、これは今まで他に例がない措置であると思います。そして...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) この新規立地促進税制、これについては、この目的は、復興産業集積区域において産業集積の形成及び活性化を図るため企業の新規立地を促進すると、こういう政策目的がある、この基本的な性格がありますので、復興産業集積区域外に立地した企業や復興推進計画の認定前に設立され...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) こういう制度も用意しておりますので、これらの措置については認定前に設立した法人、これも、措置も活用できるということでありますので、これらを総合的に組み合わせて是非活用していただきたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 被災地においては、水産加工施設あるいは工場、商業など甚大な被害がありました。その意味で、生活基盤あるいは雇用の場が多く失われたことは事実であります。  これまで我々その意味で、インフラや住宅の再建、復興まちづくりに加えて、やはり雇用の創出を進めること、こ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員お話しのように、被災地の産業、なりわいの再生、これを進めるためには、やはり企業の新規設備の導入や企業の立地、これを支援することが必要だと思います。  その意味では、復興庁でも、単なる元に戻すということではなくて、様々な施策を講じてまいりました。税制上...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私は、復興交付金は、これまでにないような非常に柔軟な制度だと思います。  先日も、私、気仙沼に行ってまいりましたが、復興交付金、これは四十を基幹事業にしていますけど、この事業を柔軟にうまく組み合わせてやっていた事例も見てまいりました。特に、復興交付金は四...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私も委員のおっしゃることはよく分かります。特に委員は自治体首長を経験されてよく分かっておられる。  ですから、今回我々も、復興に当たっても、単なる元に戻すというだけではなくて、新しい東北というのを目指そうということでやっておりますし、それから、それぞれの...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) はい。  ですから、私は、これは国と自治体と、私が心掛けているのは、双方向でよく話をしながら、国は技術的支援もしますし、やっぱりお互いによく話し合いながら未来の絵姿も描きながら、しかも現実の課題を解決していく、これが何よりも大事だと思います。
○国務大臣(根本匠君) ほかの省はよく分かりませんが、私は復興大臣になってから、とにかく復興庁は司令塔ですから、しっかりと司令塔機能を発揮しよう、それから、創造突破型の精神でやってもらいたい。今までできない理由を考えるんではなくて、いかにしてできるか、そういうことで是非やってもら...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私は、住宅再建・まちづくり、そしてなりわい、産業の再生、これが何よりも重要だと思います。ですから、私は、これから被災地にどう雇用の場をつくるか、どういう新しい産業の芽を育てるか、どう具体的には地域経済に力を付けていくか。産業復興タスクフォースというのも最近...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 住民の方々の帰還の状況については、各自治体において把握されております。  例えば、広野町、先生がおっしゃったような状況になっておりますし、田村市は旧緊急時避難準備区域の人口が四千百十七人、そして帰還者数、これは二千七十八人になっております。そして南相馬市...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 震災から四年目を迎えました。新たな場所での定住を決めた方もおられますが、環境が整えばふるさとに戻りたいと考えている住民も多くおられます。このような住民の皆さんが一日でも早く帰還できるようにすることが必要だと私は考えます。  帰還を妨げている要因、これは様...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私は先ほども、帰還を妨げている要因、三つ挙げました。放射線に対する不安、生活関連サービス、インフラの未普及、雇用機会の確保、やはりこの三つの大きな要因を克服しなければいけないと私は思いますよ。  そして、川内村だって、今、村長を先頭に、いかにして魅力ある...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 工業団地の整備もしっかりやれるように、我々、再生加速化交付金でやれるようにした。やっぱり私は、被災者の立場に立つということは、そういうもろもろの要因を考えてしっかり我々が復興に取り組むこと、関係省庁挙げて取り組んでいくことだと私は思います。
○国務大臣(根本匠君) 今の先生の御質問、恐縮ですがもう一度、どういう趣旨で私が答弁すればいいのか考えますので、もう一度お願いします。
○国務大臣(根本匠君) いや、これは内閣府防災が責任を持って対応する分野ですが、仮設住宅の延長問題については、それぞれの自治体の今判断に委ねられております。それぞれの自治体の判断において、仮設住宅の入居期間の延長問題、これはそれぞれの状況、地域によって状況が異なりますから、そこは...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今、井上局長からお話がありました。東日本大震災によって、被災者が災害公営住宅に入居された際の家賃については、通常の公営住宅と同様の所得に応じた低廉化措置に加えて、特に所得が低い被災者に対する特別の家賃低減措置、これによって一層の負担軽減を行って生活再建を支...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今、制度の趣旨については国交省から答弁がありました。期限の到来で一律に退去を求めるのではなくて、各事業主体が被災地、被災者の意向、あるいは他の入居希望者の状況などの実情を踏まえて判断されるということを希望しております。
06月09日第186回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○国務大臣(根本匠君) 財務大臣が丁寧に答えていただきました。私も復興大臣ですから、復興加速、しっかり取り組みたいと思いますし、財源についても、要は復興に真に必要な事業がしっかりと執行できるように対応していきたいとは思います。
○国務大臣(根本匠君) 私も、委員がおっしゃられるとおり、リスクコミュニケーションが本当に大事だと思います。先日も田村市の避難指示解除が行われました。早期帰還の実現に向けた新たな段階に入っております。ただ一方で、依然として放射線による健康影響に対する不安を抱えている住民の方がおら...全文を見る
06月16日第186回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○根本国務大臣 今のお話のとおり、やはり住宅なんですね。ですから、私も復興大臣として心がけてきたこと、小泉政務官からも現場現場に行っていろいろな進言を受けていますが、やはり大事なのは、現場主義に立つということと、要はいかにして迅速化するか、これが大事なんですね。そのためには、いろ...全文を見る
○根本国務大臣 東日本大震災からの復興、これについては、東日本大震災からの復興の基本方針、この基本方針において、まず復興期間を十年間としております。そして、復興需要が高まる当初の五年間、これを集中期間として位置づけております。さらに、集中復興期間後については、事業の進捗などを踏ま...全文を見る
○根本国務大臣 東日本大震災からの復旧復興への対応につきましては、御指摘の趣旨を踏まえ、今後とも一層努力してまいる所存です。
06月18日第186回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○根本国務大臣 委員のただいまのお話のように、復興庁では、単なる原状復旧にとどめるのではなく、復興を契機に、今お話のありました人口減少、高齢化、産業の空洞化、これは将来の日本が抱えるだろう課題、これが目の前に来てしまった、この課題を解決して、我が国や世界のモデルとなるような新しい...全文を見る
○根本国務大臣 委員が現場を見られて、今お話がありましたように、原子力災害に伴う避難指示などの事情によって長期間にわたり家屋を管理することができずに、震災による被害がそのまま放置されていたり、あるいは、雨漏り及びこれに伴うカビ、鳥獣のふん尿による汚損などが生じている、これは委員の...全文を見る
○根本国務大臣 東日本大震災からの復興、これは安倍内閣の最重要課題の一つです。中でも、被災者の方々が安心して居住のできる住まいを早期に確保する、これは非常に重要な課題であります。  被災三県の災害公営住宅の整備状況につきましては、平成二十六年度五月末時点、一万九千七百九十五戸で...全文を見る
○根本国務大臣 委員の御指摘、そして、ただいま浮島政務官のお話にもありました、私も、都道府県構想策定マニュアル、これが非常に大事だと思います。やはり、それぞれの、各種の汚水処理施設の有する特性、経済性などを総合的に勘案して整備手法を選定する、これが重要だと思います。  高台移転...全文を見る
○根本国務大臣 中間貯蔵施設の問題は、福島の復興にとって本当に重要なテーマだと思います。  私はやはり、それぞれの立場でみんなが一緒になって協力して、これを何とか前に進めていただくように、住民の皆様にも協力を、ぜひ、何とぞお願いして、この中間貯蔵施設の整備を進める、これが何より...全文を見る
○根本国務大臣 委員のお話のとおりだと思います。  その意味で、多岐にわたる関係省庁で一体となって検討を行って、風評被害対策パッケージ、これを取りまとめました。そして、その中で各省庁と議論をしながら取りまとめた。  具体的には、被災地産品の放射性物質検査や空間線量把握などの確...全文を見る
○根本国務大臣 二つあると思います。  誰が説明するか。これはやはり住民の皆様から信頼される方が一番効果的だと思いますね。ですから、お医者さんとか保健師さん、栄養士さんもそうだと思います。  そして、地域の状況にもよりますけれども、一番効果的だと思うのは、私は、車座で対話する...全文を見る
○根本国務大臣 石原大臣がどういうおつもりでお話をされたのか。非常に短い言葉でしたから、さまざまな考えを持たれた方もたくさんおられると思います。その意味では、先ほど来、石原大臣の趣旨、それを副大臣からお話がありました。  やはり、我々、今、中間貯蔵施設の問題は福島復興再生の大き...全文を見る
○根本国務大臣 先ほど井上副大臣からも、石原大臣の発言の真意についてお話がありました。  住民説明会の結果、最後は用地補償の額などを示すことが重要な課題になるという趣旨で述べられたものだと私も聞いております。さらに、石原大臣が、その真意を説明された上で、誤解を招いてしまったこと...全文を見る
○根本国務大臣 私は、やはりそれは石原大臣の判断だと思います。どのように判断されるか、それはやはり、責任のある立場、私も大臣で復興を担っておりますが、それは政治家の判断だと思います。
○根本国務大臣 まず、石原大臣の真意については、今、井上副大臣からもお話がありました。住民説明会の結果、最後は用地補償費の額などを示すことが重要な課題となるという趣旨で述べられた、そういうお話がありました。そして、石原大臣が、その真意を説明された上で、誤解を招いてしまったことにつ...全文を見る
○根本国務大臣 私は特に嫌な顔はしておりません。  いずれにしても、石原大臣は、その真意を説明された上で、誤解を招いてしまったことについて心からおわびを申し上げております。その点については、私は石原大臣の御判断だと思います。
○根本国務大臣 発言されたのは石原大臣で、確かに短い言葉で発言された。そして、その真意については、御本人が真意を説明された。そして、誤解を招いてしまったということについて御本人はおわびをしている。その意味で、私は発言された石原大臣の判断だと思います。
○根本国務大臣 再三申し上げますが、石原大臣の真意は今までのお話で説明された。そして、その結果について、誤解を招いたことについて石原大臣は陳謝をしている。さまざまな御意見はあるかと思いますが、やはり今のお話は石原大臣の判断だと私は思います。
○根本国務大臣 子供たちが健康に、伸びやかに育つ環境をつくっていく、これは我々の責任だと思います。  健康管理調査の話は、今もう環境省から話がありました。  そして、昨年十二月に、子供に対する支援の強化を柱の一つとして、被災者に対する健康・生活支援に関するパッケージ、これは関...全文を見る
○根本国務大臣 指定廃棄物の最終処分は重要な課題だと思います。委員も悩まれながら御質問されているなと思いました。  指定廃棄物最終処分場の整備については、今環境省から話がありましたが、地元自治体の意向を最大限尊重しながら、やはり安全性の確保に関する丁寧な説明、これが私は大事だと...全文を見る
○根本国務大臣 本来であれば、条文ごとに主務大臣というのは書いてあるのが、立法というのは普通なんですね。だから私も、それぞれの条文ごとの主務大臣は何で書いていないんだろうと実は思いました、この基本方針の話があって。  だから、その意味では、基本方針については各省庁にまたがります...全文を見る
○根本国務大臣 改めてお話をさせていただきたいと思います。  まず、どういう体系になっているか。  東日本大震災からの復興については、東日本大震災からの復興の基本方針、これがあります。そして、復興期間を十年間とした上で、復興需要が高まる当初の五年間、これを集中復興期間と位置づ...全文を見る
○根本国務大臣 JR山田線は、委員がおっしゃるように、本当に公共交通として重要な路線であると私も思います。  今のお話でありますが、委員既に御案内のように、JR山田線の復旧、これについては、鉄道事業を含む地域のかさ上げ、駅の移設、踏切の移設、拡幅など、まちづくりと一体的に復旧方...全文を見る