根本匠

ねもとたくみ

小選挙区(福島県第二区)選出
自由民主党
当選回数9回

根本匠の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第197回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○根本国務大臣 毎月勤労統計調査における不適切な取扱いをめぐる事案について発言させていただきます。  毎月勤労統計調査において、全数調査するとしていたところを、平成十六年から一部抽出調査で行っていたこと、その結果、平成十六年から二十九年までの「きまって支給する給与」等の金額が低...全文を見る
○根本国務大臣 委員の御指摘は、私ももっともだと思います。  毎勤統計というのは、月々の賃金、労働時間、雇用の変化を迅速に把握することを目的とする調査であって、今委員の御指摘のように、統計法で基幹統計とされておって、雇用保険の失業給付の算定や労災給付などに用いられている重要な統...全文を見る
○根本国務大臣 本件事案については、十二月二十日に事実関係の一報を事務方より受けました。  私がその時点で聞いたのは、具体的には、五百人以上規模の事業所において全数調査とすべきところ、東京都において抽出調査を行っていたということ、抽出調査の結果を必要な統計的処理、要は抽出率を考...全文を見る
○根本国務大臣 今回の事案についての本質というお話がありました。  今回の事案については、特別監察委員会からも、統計に携わる職員の統計の正確性に対する認識の甘さ、統計部門における組織のガバナンスの欠如などが指摘されています。私は、これを統計部門だけの問題として捉えてはならないと...全文を見る
○根本国務大臣 まず、相談ダイヤルについては、一月十一日から開設をしました。  追加給付に関するお問合せ、これについては、専用ダイヤルはおおむね百回線以上設置し、最大百八十四回線を確保して対応しています。そして、フリーダイヤルで、平日は、日中働いておられる方々を想定して、八時半...全文を見る
○根本国務大臣 追加給付に要する百九十五億円の事務費については、各制度の保険料を財源としております。  また、住所データがない等の理由によって追加給付の連絡ができない場合には、国民の皆様にお申出を呼びかけ、申出に基づき追加給付を行うこととしております。こういうことから、結果とし...全文を見る
○根本国務大臣 現段階でどの程度事務費が必要かということで、百九十五億円と想定をしております。追加給付については、追加給付が必要な方にはとにかく給付をさせていただくということで考えておりますので、現段階の追加給付に係る事務費は百九十五億円と今予定をしております。
○根本国務大臣 現段階でこのぐらいの事務費がかかるだろう、これは当然想定の上で出しているわけですが、追加給付の実績がどうなるか、これは現時点で明確に申し上げることはできませんので、要は、考え方としては、名寄せ作業をしたり、あるいは追加給付の実績、こういうものは支給実績が出てきます...全文を見る
○根本国務大臣 これはあくまでも現段階での見積りですから、ふえる可能性もあるし、場合によっては減る可能性もあるだろうという性格の予算の見積りだと思います。
○根本国務大臣 今回の追加給付は、一つは、雇用保険関係については基本手当、これはいわゆる失業手当であります、高年齢者雇用継続給付、育児休業給付などの雇用保険給付を平成十六年八月以降に受給された方、労災保険関係については傷病(補償)年金、障害(補償)年金、遺族(補償)年金、休業(補...全文を見る
○根本国務大臣 まず、先ほどの前段のお話について申し上げますと、私が追加給付の、ある種、概念的に言うと三つの類型について申し上げましたのは、例えば失業手当、これは平成十六年八月以降に受給された方ですよと。そうすると、その方が、自分はいつ失業給付を受けたのか。これは、十六年八月以降...全文を見る
○根本国務大臣 私が申し上げているように、雇用保険給付については、雇用保険給付を平成十六年八月以降に受給された方、この受給された方は全て対象になります、受給されているから。それから、労災保険関係でも、傷病年金あるいは障害年金、今現にお支払いをしておりますが、これも十六年七月以降に...全文を見る
○根本国務大臣 まず、今の段階でどういう方が給付対象になるのか、それを私は申し上げました。そして、それぞれの皆さんが具体的にどの程度の給付額になるのか、これはそれぞれの方の状況ですから、それはきちんと計算をして、そして、いつからということがありましたが、先ほど申し上げましたように...全文を見る
○根本国務大臣 一月十七日に開催された第一回特別監察委員会で、私から、今般の毎月勤労統計調査に係る不適切な取扱いについての事実関係をしっかり解明していただきたいということをお願いしたところであります。特に期限を定めずに、厳正な調査の取りまとめをお願いいたしました。ただ、問題の重要...全文を見る
○根本国務大臣 特別監察委員会、これは調査の中立性、客観性を高めるとともに、統計に関する専門性も重視した体制とするために、私の指示によって、実は、監察チームは厚生労働省職員と外部有識者により構成されておりましたので、その監察チームを引き継ぐ形でやった。そして、具体的にどういうヒア...全文を見る
○根本国務大臣 今委員が報告書を引用されたように、御指摘のHの指示については、報告書では、当時の担当室長Fから東京都の規模五百人以上の事業所について全数調査を行っていない旨の説明を受けて、公表資料とそごがあるのであれば、しかるべき手続を踏んで修正すべき旨を指示したと述べております...全文を見る
○根本国務大臣 事実関係を言いますと、三十年一月時点の、これは規模五百人、東京都の五百人以上事業所の調査を抽出調査で現に行っていたわけですが、平成三十年一月以降の調査では実は規模五百人以上事業所の調査は全数である旨、総務省に提出した調査計画には全数調査である旨が書いてあるんですね...全文を見る
○根本国務大臣 報告書にも書いておりますが、統計技術的な問題となる復元は当然行われていると思い込んでいたと述べているんですよ。技術的な問題となる復元は当然行われていると思っていたと述べているんですね。と思い込んでいたということですから、そうなると、だから、全数調査ということで承認...全文を見る
○根本国務大臣 まず、総務省に承認をとっている調査計画、これは規模五百人以上事業所の調査が全数調査であると書いてある、そしてそれが承認されている。ところが、実際は抽出調査だという報告を受けた。そうすると、計画に全数調査と書いてあるんだから、そこはしかるべき手続を踏んでだから、きち...全文を見る
○根本国務大臣 今、私が公表という言葉を使ったことについて言及がありましたので、改めて確認させていただきたいと思います。(西村(智)委員「というか、そこに、手元に資料があるんだったら、それも報告書に入れて出してくださいよ、陳述」と呼ぶ)いやいや、違う違う。
○根本国務大臣 よろしいですか。  五百人以上、全数となっている計画、これを全数じゃなくて抽出調査としているんだったら、抽出調査と修正して統計委員会に報告して、そしてその旨を一般の皆様に公表するということで私は申し上げました。ですから……(発言する者あり)  だから、全数調査...全文を見る
○根本国務大臣 特別監察委員会は第三者委員会、そして、委員長、委員長代理、全体の有識者メンバーで構成されますから、この委員会報告をまとめた内容については、委員長がおられますけれども、これは委員会、中身については委員会であります。
○根本国務大臣 私は、委員会から報告を受けました。そして、委員会の全体を総括する方は委員長であります。
○根本国務大臣 読んでおります。
○根本国務大臣 この毎月勤労統計調査等に関する特別委員会、これを置いたのは、私の指示で置きました。その意味では、置いたのは私です。  そして、中身、監察委員会がやっていただいた中身、これは、第三者委員会に中立的、客観的にやっていただいたわけですから、その報告書の中身については監...全文を見る
○根本国務大臣 私がなぜ第三者委員会を置いたか。それは、厚生省内部でやっていたらなかなか、それでいいのかという話になりますよね。監察チームというのは確かに現にあった、もともとあった、常設機関として。そして、厚労省の皆さんと監察チームを組んで、有識者がいて監察をしているという仕組み...全文を見る
○根本国務大臣 繰り返しになりますが、私は、第三者性が大事だから、だから第三者委員会をつくろうと。そして、統計の専門家である樋口先生にも入ってもらった。そして、中には、弁護士で、名古屋高等裁判所元長官の荒井先生もおられる。統計の専門家、そして法律の専門家を中心に、我々と離れた立場...全文を見る
○根本国務大臣 私は、第三者委員会に、原因、事実、そして、どうしてこういうことが起こったか、これは専門家に徹底的にやってくれということで、私が指示して監察委員会を置いた。そして、中身は、有識者、統計の専門家あるいは法律家が徹底的にやっていただいた。そして、報告書をいただいた。です...全文を見る
○根本国務大臣 今お話がありましたように、ヒアリング対象者、今、延べ六十九名。  そして、延べではなくて実数でいえば、局長級十一名、課長級九名、補佐以下級十九名、実数でいうと三十九名であります。そして延べだと六十九名、こういうことであります。
○根本国務大臣 監察チームとして、局長・課長級延べ十四名、課長補佐級以下延べ十五名、監察委員会として、局長・課長級延べ二十七名、課長補佐級以下延べ十三名の計六十九名で、この六十九名の実数といえば、今私が申し上げた、局長級十一名、課長級九名、補佐級以下十九名の合計三十九名ということ...全文を見る
○根本国務大臣 監察委員会としては、実数は十一名であります。(大串(博)委員「答弁が漏れている。監察チームの方を言っていない。大丈夫ですか、大臣。とめてくださいよ」と呼ぶ)
○根本国務大臣 監察委員会としてヒアリングをした実人員、これは、局長級九名、課長級二名であります。監察委員会であります。(大串(博)委員「監察チーム」と呼ぶ)
○根本国務大臣 要は、監察チームは有識者も、厚労省の幹部、官房長を中心に構成していますけれども、その中で、有識者、チームのときには、チームの有識者が直接、該当したと思われる人間にヒアリングをするということではなくて、担当部局から中身を、内容を聴取している、こういうことであります。
○根本国務大臣 これは事実関係に関することですから、後ほどそこを確認して報告したいと思います。(大串(博)委員「いや、だめですよ。だめだ。これが基本なんだもの。これが基本なんだよ。後ほどなんて答弁、あり得ないでしょう。とめて、とめて」と呼ぶ)
○根本国務大臣 私が先ほど申し上げましたが、監察チームというのがもともと監察の観点からありますから、そして、その監察チームの構成メンバーは、官房長を中心に、そして既に弁護士等の専門家もその監察チームに入って、有識者も入っている、それが監察チームという性格であります。  そして、...全文を見る
○根本国務大臣 要は、監察チームとしてヒアリングをやっているということは私は聞いております。そういう報告は受けております。
○根本国務大臣 私が聞いていたのは、監察チームという組織があって、そこでヒアリングをしているということは聞いております。そして、監察チームには有識者も入っている。監察チームは有識者一体ですから、職員がやっていたヒアリングの中身も監察チームとして、有識者もそこは共有していたというこ...全文を見る
○根本国務大臣 まず、きちんと申し上げたいと思います。  監察委員会というのは、第三者委員会で設置をさせた。そして、監察委員会は、有識者から構成される、有識者でヒアリングを行っている。その前身、並行してもともとあった監察チーム、監察チームでやったことは監察委員会が引き継いでいま...全文を見る
○根本国務大臣 監察チームがやっていた、そのときに監察チームがやっていたと聞いて報告を受けていますが、その中で、更に詳しく、有識者もヒアリングをしていたという報告は受けておりません。
○根本国務大臣 まず、この四ページ目の三つ目のパラグラフ、どう書いてあるかというと、監察チームとしてヒアリングを実施してきた結果を踏まえ、本委員会においてもさらに、こう書いてあって、そして、なお、本委員会のヒアリングの企画及び実施は、外部有識者の参画のもとで行われ、こう書いてあり...全文を見る
○根本国務大臣 第三者委員会というのは、特別な委員会で、有識者で構成される。今官房長も答弁しましたけれども、実際に局長級、課長級は、今の答弁のとおり、第三者委員会が直接ヒアリングをした。  それからもう一つ、要は、この全体のヒアリングの企画、実施、これは外部有識者が参加してやっ...全文を見る
○根本国務大臣 まず、監察チームは、官房長を中心に厚生省の職員とそして有識者で構成されるのが監察チーム。監察チームのときには、今官房長が申し上げましたけれども、職員がヒアリングをして、それを、監察チームとして有識者も入って、そこで整理をして、判断もして、そしてその業務を引き継ぐ、...全文を見る
○根本国務大臣 今官房長が答えたことは、私もそうであります。  そして、これは、ヒアリングをどういう形でやったかということを含めて第三者委員会が企画し、実施していますから、そして、第三者委員会が全てそこは参画して行っているわけですから、私は第三者委員会の責任においてこれは取り組...全文を見る
○根本国務大臣 統計法違反、これは私は二つあると思いますが、一つは、総務大臣に承認を受けた調査方法で調査を実施しなかったこと、これは、報告書でも指摘されておりますが、統計法九条及び十一条に違反していると考えられます。これは極めて遺憾です。ただ、同条、九条及び十一条の違反に罰則はあ...全文を見る
○根本国務大臣 まず、私は、十二月二十日に事実関係の一報を受けました。これは、具体的には、五百人以上規模の事業所において全数調査とすべきところ、東京都において抽出調査を行っていたこと、抽出調査の結果を必要な統計的処理を行わず集計していたことが判明して、この報告を受けました。その時...全文を見る
○根本国務大臣 公表について思いが至らなかったと言っているのは、公表した事務方であります。  それから、私は、全数調査をすべきところを抽出調査にした、そして復元を行わず集計していた、これは確かに報告を受けた、だから徹底的な調査を行うよう指示しましたが、一報を受けた段階でそのこと...全文を見る
○根本国務大臣 私自身は、特別監察委員会から事情は聞かれておりません。
○根本国務大臣 特別監察委員会がまとめた報告書によれば、ヒアリング調査を含めた調査の結果、今般の不適正な取扱いに係る事実関係や動機、責任の所在などは明らかになっており、そして、昨年の十二月二十日に政策統括官らが今般の不適切な取扱いについて厚生労働大臣に報告した事実以外に、不適切な...全文を見る
○根本国務大臣 監察委員会の報告書によれば、これは監察委員会がしっかりとヒアリングしてもらいましたから、何で当時の担当室長がこういうことをやったのか、私はこれが一番大事だと思います。  当時の担当室長は、東京都の分も適切に復元処理を行わなければ平成三十年一月から実施予定のローテ...全文を見る
○根本国務大臣 私は、今回の事案、これは、今委員もそういう趣旨をお述べになりましたけれども、政策立案や学術研究、経営判断などの礎として、常に正確性が求められる政府統計についての信頼を毀損する、私も、これは本当に言語道断だと思います。  こういうことを引き起こしてしまったことにつ...全文を見る
○根本国務大臣 本来、統計処理として復元していない数値を公表していたことについては、大変申しわけなく、国民の皆様、統計にかかわる皆様に御迷惑をおかけした者として、大変申しわけなく思っております。おわびを申し上げます。
○根本国務大臣 勤労統計、これは毎月確報値を公表しています。そして、毎勤統計において、現金給与総額の名目賃金の伸び率や実質賃金の伸び率の確定値が公表後に今回の事例のように下方修正された例は、現時点では確認されておりません。
○根本国務大臣 私は、今のお話を聞いていて、この統計をどう考えるか、あるいはどの統計をどういう見方で使うのか、私は、聞いていてこれが基本かなと思いました。  一つは、勤労統計の統計の方式として、平成二十七年の経済財政諮問会議で指摘されて、今まではサンプルを二、三年ごとに全部入れ...全文を見る
○根本国務大臣 ですから、この統計は、どういうことで活用するのかということで、どの統計を使うか。ですから、これは二つあると思いますよ。例えば雇用保険のときには変動率を使うわけですから、ベースになる賃金についての変動率で雇用保険というのは使うんですが、その変動率を使うときには、本来...全文を見る
○根本国務大臣 やはり、これは統計のことですから、私がきちんと正確に理解しなければいけないと思います。  サンプリングを……(山井委員「いやいや、イエスかノーかで。総務省と同じ見解ですか、どうですか」と呼ぶ)いや、ちょっと聞いてください。  共通事業所にするとサンプル数が少な...全文を見る
○根本国務大臣 これは統計の方式という極めて専門的な分野ですが、もともと、この統計については厚労省で、やはり統計というのは常に精度を考えなければいけませんから、もう麻生大臣の経済財政諮問会議でそういう発言がある前から、厚生労働省としては統計の新たな方式については検討をしておりまし...全文を見る
○根本国務大臣 ベンチマークの入れかえというのをやった。ベンチマークの入れかえというのはどういうことかというと、そのベンチマークの入れかえによる、要は二つあって、今回、再集計値を公表しましたよね。再集計値を公表して、三・三が二・八になった。何で下がったかといったら、三・三は前年度...全文を見る
○根本国務大臣 もう一度申し上げますけれども、ローテーションサンプリングで入れかえますから、そのときに、まず、大企業と中小企業の比率がどうなるか、これがベンチマークによる入れかえということですから、これに対しての寄与度と、それから、実際のサンプル入れかえをした結果、賃金が伸びてい...全文を見る
○根本国務大臣 これは、どういうことでこういう状況になったかというのを我々検証しなければなりませんから、この寄与度分析を内部で行いました。それで、私はそれを申し上げたということです。(山井委員「内部でこっそりやったって……」と呼ぶ)こっそりやるわけないじゃないですか。  公表値...全文を見る
○根本国務大臣 本件については、事務方から十二月二十日に事実関係の一報があったため、事務方に対して、速やかに徹底的な調査を行うよう指示いたしました。  そして、私が受けた事実関係、これは、五百人以上規模の事業所については、調査計画では全数調査するとしていたところ、東京都において...全文を見る
○根本国務大臣 秘書官を通じて報告をいたしました。総理の方からはしっかり取り組むようにというお話がありました。秘書官を通じてありました。
○根本国務大臣 予算との関係では、十二月二十日に先ほど申し上げた二点を報告されました。その一報を受けた時点では、事案の具体的な内容、影響が明らかになっていませんから、予算案との関係性を判断できる状況にはなかったんですよ。  その後、二十七日までに、抽出を復元しなかった結果、統計...全文を見る
○根本国務大臣 毎勤統計、今お話がありましたように、月々の賃金、労働時間、雇用の変化を迅速に把握することを目的とする調査であって、基幹統計とされています。政策立案、保険給付、学術研究の基盤として用いられている重要な統計であると認識しています。
○根本国務大臣 厚労省では、私は十二月二十日に報告を受けた。ですから、徹底的に調査をしろと指示をいたしました。ですから、事務方は、ずっと作業して、実態がどうか、あるいは原因がどうか、この作業は当然事務方もしている。そして、監察チームがありますから、これは有識者ももともと入っていま...全文を見る
○根本国務大臣 今のデータの問題でありますが、報告書によって明らかになった事実関係、平成十六年から二十三年調査の再集計に必要な資料のうち、三点、存在が確認できておりません。  一つは、平成十九年一月調査分の旧対象事業所の個票データ、平成二十一年抽出がえの旧産業分類の指定予定事業...全文を見る
01月24日第197回国会 参議院 厚生労働委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(根本匠君) 毎月勤労統計調査における不適切な取扱いをめぐる事案について発言させていただきます。  毎月勤労統計調査において、全数調査するとしていたところを、平成十六年から一部抽出調査で行っていたこと、その結果、平成十六年から二十九年までの決まって支給する給与等の金額...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 特別監査委員会には、毎月勤労統計調査について長年にわたり不適切な取扱いが続いてきた今般の事案について、統計の専門家、弁護士などの外部有識者による第三者の立場から集中的に検証を行い、事実関係と関係職員の動機、目的、認識、さらに責任の所在を明らかにしていただき...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 特別監察委員会には、毎月勤労統計調査について長年にわたり不適切な取扱いが続いてきた今般の事案について、統計の専門家、弁護士などの外部有識者による第三者の立場から集中的に検討を行い、事実関係と関係職員の動機、目的、認識、さらに責任の所在を明らかにしていただき...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 監察委員会においては、具体的にそれぞれの職員等のヒアリングや、あるいはいろいろ様々な資料、そして精力的に御議論をいただいて、どういう事実関係であるか、あるいは原因はどこにあったのか、あるいは特に関係した職員の動機、目的、認識など、そして責任の所在というもの...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 少し事実関係だけ申し上げさせていいですか。データは三種類あって、そのデータの状況については、この報告書で、例えば三年、個票データは……(発言する者あり)だから、これを、しっかりと報告されていますから、そして必要があれば更に調査をしていきたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 今回の特別監察委員会においては、具体的にどういう事実があったのか、そして関係職員の動機、目的、認識、どうしてこういうことを起こしたのか、私は、どうして起こったのかということは、ここが大事だと思っています。そして、責任の所在を明らかにしていただきました。 ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今回の事案については、厚生労働省として精力的に、どうしてこういう事実が生じたのか、あるいは原因は何なのかということを徹底的な調査をするようにということでやってきました。とりわけこの問題は、特別監察委員会という第三者にしっかりと検証してもらいたいということで...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私も今大臣の職にありますけど、私も国会議員として立法府の人間ですから、石橋委員の指摘されるようなことは全く考えておりません。
○国務大臣(根本匠君) 私も、これだけの細かな資料要求については私は報告を受けていませんが、ただ、厚生労働省としてもずっと調査を続けてきておりますので、そこは出せる資料と、出せない、調査中ということでお答えすることが多かったんではないかと思います。
○国務大臣(根本匠君) 今回の監察委員会の報告で事実関係も解明されておりますので、今の段階で、結局、監察委員会でやっているときは調査中ということでお答えしていたんだと思います。その意味では、監察委員会が事実として原因も究明して報告をされていますので、出せる資料については出したいと...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 参考人ですから、どなたを参考人にお呼びするかというのは、やはりそこは国会でお決めいただくことだと私は思います。
○国務大臣(根本匠君) 監察委員会に対して、我々も今回の事案の原因あるいは事実関係、あるいは職員の動機、目的、認識というものについて、その原因と結果、あるいは責任について明らかにしていただくように監察委員会に対して我々の方からお願い申し上げました。そして、監察委員会が監察委員会と...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 先ほど衆議院の方でもお答えしております。延べは六十九人と報告書に書いてあります。実員については、監察委員会の前に監察チームというのがありました。これは、有識者と官房長以下のメンバーで構成される監察チーム、これは既に動いていたわけですが、この監察チームが直接...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 監察委員会が、要は、有識者の監察委員会が直接ヒアリングをしたのは、局長級が十一で課長級が九人、そして補佐以下が十一人、トータル三十一人であります。そして、監察委員会のメンバーが具体的に何人ヒアリングをしたかということについては、大変申し訳ありませんが、現在...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) じゃ、改めて答弁をいたします。  委員会がヒアリングしたのは、局長級十一、課長級九、補佐以下が十一、この補佐以下については、委員の指示を受けて事務方がヒアリングをして、それを委員会と委員と共有して、そこは委員会として報告を受けて、そこはヒアリングの結果も...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員会で委員がヒアリングをしたのは、局長級が十一人、課長級が九人でありますが、これは今なお精査中でありますので、少しここは精査をさせていただきたいと思います。例えば、補佐以下については、十一人は厚生省の事務方がヒアリングをして、その結果を委員に報告して委員...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) まず、監察委員会というのは、有識者で構成される第三者委員会、統計の専門家、法律の専門家の、監察委員会はそういうメンバー。そして、監察委員会をどう動かしていくか、ヒアリングの内容も含めてですよ、これは企画も実施も監察委員会がお決めになる。そして、当然、厚生労...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 事務方がお手伝いとして原案を作ったということというよりは、むしろ議論の整理をして、それを提示して、そして監察委員が監察委員会としてその最終的な報告書をまとめると。委員長は全部見ていますし、委員もいろんな議論をそこはしていますからということ。だから、まあ原案...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 監察委員会は、今まで監察チームというのがありました。この監察チームは、厚生省の官房長以下の職員と、そして弁護士などの有識者五人、これで監察チームというのがあった。この監察チームというのがありましたが、実は、より中立的、客観的にやるために、より明確化するため...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) まず、十二月二十日に私は報告を受けました。東京都が全数調査としていたところを実は抽出になっていた。そして、それを復元していなかった。この報告を受けましたから、だから徹底的に調査をするようにと申し上げました。そして、十二月二十七日までに、実際の、例えば雇用保...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 大変申し訳ありません。  十二月二十日は私が報告を受けた時点。そして、その後、統計を出していたわけですが、賃金に影響がある、そして我々の雇用保険等にも影響する可能性があるというのを十二月二十七日までに報告を受けて、そして影響する可能性があるということで、...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 要は、再集計値というのを我々出しました、再集計値。委員がおっしゃるように、いつの時点の数字を取るかで多少差がありますけど、三十年一月の公表値、これ、〇・八増加……(発言する者あり)
○国務大臣(根本匠君) 平成三年六月の数値……(発言する者あり)平成三十年ですね。今先生がおっしゃったのは、六月の再集計値が二・八で、それまで三・三と言っていたじゃないかと、こういう御指摘ですよね。(発言する者あり)
○国務大臣(根本匠君) 先生のおっしゃるのは、両方を再集計値で出したらどうかということですか。再集計値で出したらどういうギャップが生ずるのかと、そういう御質問ですね。  そういう御質問であると、例えば三十年一月の公表値がある、そして、この三十年一月の公表値をあえて再集計値でやり...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) これはいろんな判断があろうかと思いますが、この報告書の中では、まずはどういう事実があったのかということを整理して、そして、この事実に対しての評価、判断ということで整理されておられます。  ですから、私もこの報告書を読ませていただきましたが、これは、元々発...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今回の事案は、要は、実際こういう作業をやっていた職員がどうしてこういうことをやったのかという動機、目的、そして職員の認識ですから、その意味では、この報告書に書いてありますが、職員がどういう認識であったかということはこの報告書に書かれているとおりだと思います...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 第三者委員会は確かに一月十七日に会合が開かれました。しかし、その前に、第三者委員会は、その前段として、もうずっとこの問題については年末年始徹底した調査をしろということで、厚生省も徹底した調査をしているし、監察チームというのがありましたから、既に、そしてその...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 確かに、この問題について十二月二十日に報告を受けました。それは確かに私が、ずっと長年、十六年間上がっていなかったと思いますよ、それを初めて私が、全数調査をやっているところをやっていなかった、復元していなかった、これを受けましたから。だから、その一報を受けた...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私も二十日に報告を受けて、委員と同じように私も唖然としますよ、これは。統計の重要性を私は本当に分かっているから。だから、徹底的に調査しろと申し上げた、言いました。で、二十一日に確報値が出るということは、正直私はその時点で報告を受けていませんから、だから、申...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今回の追加給付については、毎月勤労統計の再集計値及び給付のための推計値によって、給付額の上限、下限等を法令上規定し直すことで各種給付額の再計算を行って、その差額を保険給付として支給するものであります。そして、今の議員の御質問ですが、このため、例えば雇用保険...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 追加給付については、やり直した上で再計算を行って、その差額を保険給付として支給するものであります。  委員のお話がありましたが、雇用保険の基本手当、いわゆる失業手当に係る追加給付については、これは基本手当としてお支払いするものでありますので、通常の保険給...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) これは委員とは意見を異にすると思いますが、あくまで保険給付として給付するという性格を考えて保険料財源で措置できるものではないかと。  また、仮に従来の整理を変更して税財源で措置するという場合は、雇用保険の被保険者であった方に対する追加給付を行うために、雇...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員が今お話しのとおり、先人のお話を委員がされました。私もそのとおりだと思います。統計の重要性、これは言うまでもありません、統計は社会を映す鏡ですから。そして、国民生活に直結する各種政策立案あるいは学術研究、あるいは経営判断の礎であると私も思っております。...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) この六人のメンバー、これは六人のメンバーで第三者委員会で構成していますから、ここは、監察チームの場合は官房長も厚生労働省の職員も入って有識者と一緒にやってきたわけでありますが、監察チームはもう有識者だけで独立させて、そして、ここはより独立性を高めた第三者委...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 特別監察委員会は、要は監察チームというのがありましたけど、それをより独立性を高めて、そして統計の専門家を委員長になってもらった。そして、集中的に検証を行って、二回の会合での議論を経て、事実関係、関係職員の動機、目的、認識、さらに責任の所在を明らかにしたもの...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私は、今回の監査委員会、これは、監査委員会は樋口委員長の下で私はしっかり第三者委員会としてやっていただいたものと思っております。
○国務大臣(根本匠君) 私は、今回の事案、本当にこういう事態を引き起こしたこと、監察委員会からも言語道断という話がありましたが、私も返す言葉もありません。ですから、きちんと原因や事実関係、そしてどうしてこういうことが起こったのかということを解明して、その意味では第三者委員会の監察...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員長、要は参考人の出席要求の扱いなどはやはり委員会運営の在り方でありますから、これは国会がお決めになることであって、その点については私はコメントを差し控えたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 今回の特別委員会については、特別監察委員会、これは元々監察チームというのがありました。これは厚生省側のメンバーも加わって、そして弁護士などの有識者の皆様にも加わってやっていた監察チームがありました。今回の監察委員会は、これはもう切り離して、そして有識者だけ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) この監察委員会は、要はヒアリング、六十九名の職員、元職員に対して行われました、延べ六十九人。そして、そこは、このヒアリングの企画あるいは実施、これは、この調査を、この委員会をどう運営していくかという企画と実施、これは外部有識者で構成される特別監察委員会の目...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今回のような正確性が求められる政府統計、この政府統計についての信頼を失わせるこういう重大な事案、国民の皆様に対して御迷惑をお掛けしていることを改めて深くおわびを申し上げます。  これまで、年金記録問題に対しても、正確な作成、保管、管理に対する基本的姿勢が...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今回の事態を引き起こしたこと、これは統計部門だけの問題ではなくて、厚生労働省全体としての組織のガバナンスが問われていると私は思います。とにかく、統計の信頼回復や、雇用保険、労災保険などの追加給付、再発防止に向けた措置に迅速に取り組んでいきたいと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今般、統計の信頼を毀損することになったことやあるいは国民に大きな影響を与える事態となったことを踏まえて、これは厳正な処分を行ったところであります。そして、このような事態を招いたことについて改めておわび申し上げますとともに、再発防止に向けた今後の委員会の議論...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 本件については、十二月二十日に事実関係の一報を事務方より受けました。  具体的には、五百人以上規模の事業所において全数調査とすべきところを東京都において抽出調査を行っていたこと、抽出調査の結果を必要な統計的な処理を行わずに集計していたことが判明いたしまし...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 二十日の時点では、全数調査をやるべきところをやっていなかったということと、それから抽出調査の結果、復元していなかったという報告を受けました。だから、その報告を受けて、どういう影響があるのか、ここはしっかりと調査をしないとその影響が分かりませんから、事実の解...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 二十日以前には私は承知しておりません。二十日に初めてこの事案の報告を受けました。
○国務大臣(根本匠君) 東京都が全数調査をすべきところをしていなかった、東京都における全数調査をすべきところをしていなかった、そして復元をしていなかった、それを、その一報を私は聞きました。そのときに、じゃ、どういう影響があるかというのは、やはり調査しないと分かりません、残念ながら...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今、どうしてローテーションサンプリングにするか……(発言する者あり)  この三・三になった要因は、ローテーションサンプリングによるもの、まあ中小企業と大企業のシェアが変わりますから。それと、実質、実際上がったもの。そしてもう一つは、前年度はローテーション...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) どうして三・三%になったのか、その要因は、私が先ほど申し上げた要因だと思っております。  そして、要は、御指摘の三・三%増は、前年同月比で三・三%増なんですよ。ただ、二十九年度は復元していませんからね。だから、それを復元して再集計値で見ると、再集計値は三...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 三・三%になった。そして、要は、当時何で復元していなかったかといえば……(発言する者あり)いや、再集計をした結果、違う数字となっているということです、再集計で。
○国務大臣(根本匠君) 間違えたか、間違えて、間違いかどうかということはそれぞれの判断だと思いますが、少なくとも再集計値を出して、そして三・三が二・八パーになったと、これは私は事実だと思います。
○国務大臣(根本匠君) そこは前年度の東京都の分を復元していませんから、三・三%という数字自体は、前年度と比較するということは結果において不適切だと思います。ですから、再集計値としてしっかりと出させて、比較するために出させていただいて、公表もさせていただいたということであります。
○国務大臣(根本匠君) アベノミクスを偽装するために厚生労働省が細工した、そういうことは全くありません。  そして、今回の統計をローテーションサンプリングという新しい方式にしたのは、先ほど総務省からも話がありましたけど、かつてのやり方では段差が大き過ぎるから、しかも、経済財政諮...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) これは再発防止を、広い意味で再発防止ということになりますが、今回、特別監察委員会で議論していただいた中でも、どうしてこういうことが起こったのか、あるいは職員がどういう認識だったのか、こういうことを全部洗い出してもらいました。  そして、やはり統計に携わる...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) これは厚労省も猛省してもらわなければいけない。しかし、これからの厚労省をどうしていくか、体制の強化、組織の意識改革、これらを含めてしっかり取り組んでいきたいと思います。
01月29日第198回国会 参議院 本会議 第2号
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○国務大臣(根本匠君) 毎月勤労統計調査をめぐる不適切な取扱いについてお尋ねがありました。  政策立案や学術研究、経営判断の礎として常に正確性が求められる毎月勤労統計において、予算の概算の変更も含め、このような事案を起こしたことについては誠に遺憾であり、起こしてはならないことで...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 森本真治議員にお答えいたします。  毎月勤労統計調査をめぐる不適切な取扱いについてお尋ねがありました。  政策立案や学術研究、経営判断等の礎として常に正確性が求められる政府統計について、今般の事態を引き起こしたことは極めて遺憾であり、国民の皆様に御迷惑...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 新妻秀規議員にお答えをいたします。  毎月勤労統計をめぐる不適切な取扱いについてお尋ねがありました。  改めて、今般の毎月勤労統計調査の事案については、国民の皆様に御迷惑をお掛けしましたことを深くおわび申し上げます。  今般の事案の究明については、第...全文を見る
01月30日第198回国会 衆議院 本会議 第2号
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○国務大臣(根本匠君) 枝野幸男議員にお答えいたします。  十二月二十一日の毎月勤労統計調査の十月確報値の公表や予算案閣議決定に対する私の対応についてお尋ねがありました。  本件については、十二月二十日に事実関係の一報を事務方より受けました。  具体的には、長年にわたって、...全文を見る
○国務大臣(根本匠君)(続) また、一報を受けた時点では、事案の具体的な内容や影響が明らかになっておらず、予算案との関係性を判断できる状況にはありませんでした。  私としては、今回の問題を統計部門だけのものとして捉えるのではなく、省全体として、統計に対する姿勢を根本から正し、再...全文を見る
01月31日第198回国会 衆議院 本会議 第3号
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○国務大臣(根本匠君) 斉藤鉄夫議員にお答えをいたします。  風疹対策についてお尋ねがありました。  風疹の発生状況等を踏まえ、風疹の感染拡大防止のため、速やかに対応することが国民生活の安心にとって極めて重要です。  厚生労働省としては、昨年十二月、風疹に関する追加的対策を...全文を見る
01月31日第198回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(根本匠君) 榛葉賀津也議員にお答えをいたします。  毎月勤労統計調査について、必要な手続を経ずに抽出調査に変更した動機や、昨年一月に復元処理をした理由についてお尋ねがありました。  政策立案や学術研究、経営判断等の礎として常に正確性が求められる政府統計について、今...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 橋本聖子議員にお答えをいたします。  毎月勤労統計の賃金上昇率などへの影響についてお尋ねがありました。  政策立案や学術研究、経営判断等の礎として常に正確性が求められる政府統計について、今般の事態を引き起こしたことは極めて遺憾であり、国民の皆様に御迷惑...全文を見る
02月01日第198回国会 参議院 本会議 第4号
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○国務大臣(根本匠君) 小池晃議員にお答えをいたします。  第三者による特別監察委員会と総理への報告についてお尋ねがありました。  特別監察委員会は、平成二十三年に設置され、任命された厚生労働省監察本部の外部有識者の五名に加え、統計の専門家であり、総務省の統計委員会の前委員長...全文を見る
02月04日第198回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○根本国務大臣 今回の事案に関し、雇用保険や労災保険などの給付に不足が生じ、そして国民の皆様に御迷惑をおかけしていること、まことに申しわけなく思っております。一日も早く追加給付が行われるよう作業を進めております。  本日、今委員の御指摘がありました、給付の種類ごとに現時点でのス...全文を見る
○根本国務大臣 委員御指摘のとおりであります。
○根本国務大臣 現在給付を受けている方に対する過去分の追加給付、これは、給付の種類に応じて、三月から十月ごろにかけて順次お知らせを開始することを考えています。お知らせがお手元に届いた後、順次お支払いをしていきます。
○根本国務大臣 現在受給中の方に対する追加給付については、原則として新たな手続をとっていく必要はありません。要は、もうこちらにデータがありますので、振り込みでやっていただいて結構であります。
○根本国務大臣 お知らせを追加給付の対象となる方に確実にお送りするためには、現住所の把握が不可欠です。  現在、当方で保有している住所データをもとに現住所を特定できた方については、給付の種類に応じて、四月から十一月ごろにかけて順次お知らせを開始することを考えています。お知らせに...全文を見る
○根本国務大臣 親族の方が未支給の給付をこれまで受けられていた場合には、該当する親族の方の情報に基づいて住民基本台帳の住所情報を把握した上で、給付の種類に応じ、四月から十一月ごろにかけて順次お知らせを開始し、その後お支払いを行うことを考えています。  他方、今回初めて追加給付を...全文を見る
○根本国務大臣 そのとおりです。
○根本国務大臣 その方針で準備を進めています。
○根本国務大臣 その方針で準備をしています。
○根本国務大臣 現在の特別監察委員会については、より中立性、客観性を高めるために、有識者の方でやっていただこうという思いでつくりました。そこを、委員御指摘のように、第三者性を強調し過ぎたのではないかということについては、私も反省をしております。(発言する者あり)
○根本国務大臣 私への報告については、危機管理の鉄則として、早い初動、特によくない情報ほど早く上げよという観点からして、今回の事案は報告までに私は時間がかかり過ぎていると思うし、毎勤統計の次の日の確報値の公表についても上がっていなかった、私は大変遺憾であります。
○根本国務大臣 承認された計画どおりにやっていなかった、そごがあった、それが三つです。
○根本国務大臣 要は、総務省にこういう計画でやりますよと言って、それを承認されている、そのとおりにやっていない、そごがあった。その点において、統計法九条、十一条違反であります。
○根本国務大臣 私も、厚生労働省改革が必要だと思っています。  まず、今回の一連の事案について、高い専門性と信頼性を有すべき統計分野によって長年にわたって誤った処理が続けられ、それが見抜けなかった責任、そして、今般の事案が発覚してから、厚生労働省の対応に大きな不手際があって、統...全文を見る
○根本国務大臣 風疹の感染拡大防止のため速やかに対応することが、国民生活の安心にとって極めて重要です。  現在の風疹の患者の状況を見ると、委員御指摘のとおり、三十代から五十代の男性が全体の約三分の二を占めています。これは、これまで公的に予防接種を受ける機会がなかった現在三十九歳...全文を見る
○根本国務大臣 まず、毎月勤労統計について不適切な調査が行われ、そしてセーフティーネットへの信頼を損なう事態を招いたことについて、国民の皆様におわびを申し上げます。  厚生労働省としては、今般の事案を受け、平成十六年以降に雇用保険、労災保険、船員保険の給付を受給した方の一部及び...全文を見る
○根本国務大臣 先ほど、具体的なスケジュールを公表いたしますと答弁をさせていただきました。委員がおっしゃるとおり、できるだけ早く、しっかりと対応していきたいと思います。
○根本国務大臣 特別監査委員会では、ヒアリングから得られた供述内容や関係資料の精査などを通じて、中立的、客観的な立場から集中的に検証し、事実関係と、関係職員の動機、目的、認識など、さらに、責任の所在を明らかにしていただいたものと思います。  そして、特別監察委員会の報告書におけ...全文を見る
○根本国務大臣 委員御指摘のとおり、広く国民の皆様にわかりやすく、かつ迅速に情報を提供していくことが何よりも重要だと思います。  これまでも、専用ダイヤルを設置して国民の皆様からのお問合せにお答えするとともに、厚生労働省ホームページなどを活用した広報を行ってまいりました。  ...全文を見る
○根本国務大臣 雇用保険等の追加給付については、給付の種類ごとに現時点でのスケジュールの見通しを示す工程表を作成し、公表いたします。今お答えいたしました。このため、今後は、問合せ専用ダイヤルにおいても、追加給付の対象となる可能性がある方に対し、給付ごとにお知らせの開始時期や支払い...全文を見る
○根本国務大臣 問合せ専用ダイヤルでは、一月十一日の開設から一月末までで、約六万三千件のお問合せをいただきました。開設した当初は、問合せが非常に多くて、応答が困難な状況も見られましたが、現在では、おおむね応答できている状況にあります。  これまでも、できる限り国民の皆様に御不便...全文を見る
○根本国務大臣 高度プロフェッショナル制度の年収要件については、毎月勤労統計を用いた年間平均給与額の三倍の額を相当程度上回る水準とされており、具体額は厚生労働省令で決定しています。  昨年十二月二十六日の労働政策審議会労働分科会において、この具体額を一千七十五万円と定めた省令案...全文を見る
○根本国務大臣 特別監察委員会は、今般の事案について、統計の専門家、弁護士などの外部有識者による中立的、客観的な立場から集中的に検証を行い、事実関係と関係職員の動機、目的、認識等、さらに、責任の所在を明らかにする報告書を一月二十二日におまとめいただきました。  そして、今、国会...全文を見る
○根本国務大臣 委員が直接質問する形でさらなるヒアリングを行っております。  そして、特別委員会の運営については、委員会において御判断をいただくものですが、特別委員会には、特別監察には、今後、事務局機能も含め、より独立性を高めた形で厳正に調査を進めていただきたいと考えています。
○根本国務大臣 先ほど私も申し上げましたが、現に受給されている方は全部わかっていますから、それはきちんとお支払いをする。そして、今の二千万のうち、政府が住所を把握していない方、これは、今般の雇用保険の追加給付の対象となる方の中で、ハローワークシステムで住宅情報を保有していないなど...全文を見る
○根本国務大臣 委員、いろいろなことをおっしゃられましたので、多少整理して……(長妻委員「いやいや、これだけ。じゃ、いい。ちょっと待ってください。これだけ参考人を呼ばないで、時間を削られているんですから」と呼ぶ)違う違う、ちょっと言わせてくださいよ。待ってください、待ってください...全文を見る
○根本国務大臣 いいですか。(長妻委員「まず、じゃ大臣、いつ出すのか」と呼ぶ)ですから、それは、ちょっと、共通事業所系列というのはどういうことを意味するかということをしゃべらせてくださいよ。(発言する者あり)
○根本国務大臣 共通事業所系列というのは、あくまでも景気の実感を示すのが共通事業所系列で……
○根本国務大臣 ですから、景気指標で見る場合には、西村委員長は共通事業所系列と言っておられます。一方で、毎勤の賃金総額を示す現金給与総額、これは実際の水準を示すから、こういうものは雇用者保険なんかで使う。ですから……(長妻委員「いつ出すんですか。じゃ、いつ出すだけ言ってくださいよ...全文を見る
○根本国務大臣 共通事業所系列については名目値しか出しておりません。そしてこれを、実質値を出すためには、じゃ、共通事業所系列にどういう課題があるのか。  一つは、共通事業所系列については作成が開始されてまだ十一カ月ですから、観測を開始したばかりで蓄積のない指標であること。あるい...全文を見る
○根本国務大臣 その上で結論を出すというのが私は政治の責任だと思います。(発言する者あり)
○根本国務大臣 私は、十二月二十日に事実関係の一報を事務方より受けました。  具体的には、五百人以上規模の事業所において全数調査とすべきところ、東京都において抽出調査を行っていたこと、抽出調査の結果に必要な統計的処理を加えず、適切な復元処理を行わずに集計していたこと、これについ...全文を見る
○根本国務大臣 私は、毎月勤労統計調査をやっている、そういう調査がある、それは当然認識しております。ただ、委員の話のように、では、確報値がいつ出るんだということをその時点で確認してはおりません。  確かに重要な統計ですが、毎月の確報値、公表値についていつ公表されるのか、それは、...全文を見る
○根本国務大臣 ちょっと一点だけ訂正させていただきます。  私が新年の閣議後の記者会見と言ったのは、一月八日であります。  十二月二十日に一報を受けた時点では、先ほど申し上げましたように、一報を受けた中身というのは、五百人以上規模の事業所において全数調査とすべきところ、東京都...全文を見る
○根本国務大臣 私が報告を受けたのはその二点ですから。ですから、私の記憶では、その二点を報告を受けました。(大串(博)委員「資料は」と呼ぶ)私の記憶では、資料はなかったように思います。
○根本国務大臣 私の、報告を受けたのはその二点ですから。これを口頭によって事案の一報を受けました。
○根本国務大臣 大西統括官については、統計の信頼回復に向けて、我々、必死になって取組を進めておりました。そういう中で、基幹統計に関する一斉点検に際し報告漏れがあった。これは私は大変遺憾ですから、引き続き統括官の職務を担わせることは適当でないと考えて、今回の人事を行いました。  ...全文を見る
○根本国務大臣 私が統括官の職務を担わせることは適当でないと考えたのは、この一斉点検に際して、これだけ我々が信頼回復に向けて全力を挙げて取り組んでいる中で報告漏れがあった、これは大変遺憾だと思って、私は職務を担わせることは適当でないと考えました。  ですから、職務を担わせること...全文を見る
○根本国務大臣 統括官は、調査員調査を郵送でしているということは十二月の段階で室長から聞いているんですよ。だから知っていたんですよ。知っていたにもかかわらず、実態を承知しながら、総務省に報告をするときにこれを正すことがなかった。  ですから、これまで十二月二十日以降、この信頼回...全文を見る
○根本国務大臣 私が十二月二十日に報告を受けたのは、もう繰り返し申し上げませんが、その二点ですよ。  そして、これを総理に報告するかどうか。五百人以上規模の事業所において全数調査とすべきところ、抽出調査を行っていた。そして、抽出調査の結果に必要な統計的処理を加えず、適切な復元処...全文を見る
○根本国務大臣 今、特別監察委員会の委員の皆様から直接聞き取りを、さらなる聞き取りをしていただいておりますが、今委員の御質問ですが、調査が今継続されておりますので、私から結論を申し上げることは控えたいと思います。  ただ、少なくとも、課長級職員、元職員は事実を知りながら適切な対...全文を見る
○根本国務大臣 特別監察委員会の中で、事実、あるいは原因究明、そしてその責任、これについては、報告書という形で明らかにしていただきました。その報告書を私も読ませていただきました。  その中では、組織的隠蔽があったということは報告書の中では認定されておりませんので、有識者にしっか...全文を見る
○根本国務大臣 特別監察委員会の中では、さまざまなそれまでの資料あるいは聞き取りに基づいて、特別監察委員会としての報告を出していただいたものであります。その上で、更に特別監察委員会の委員の皆様が直接に今聞き取りを改めて再度行っておりますので、私はその結果を待ちたいと思っております...全文を見る
○根本国務大臣 まず、特別監察委員会をつくった。これは、それまで監察チームでやっておりましたが、より中立的、客観的に行うために、有識者だけで構成される特別監察委員会をつくりました。  そして、今、特別監察委員会においては、その過程で官房長等が同席していたということでありましたか...全文を見る
○根本国務大臣 まず、この特別監察委員会の運営、これは、委員会の御指示のもとに、厚生労働省は事務的なサポートに徹しております。そして、委員からの具体的な質問内容を紙に記載する作業、あるいは関係資料の整備など、事務的な補助を行っているものであります。  そして、お尋ねの特別監察委...全文を見る
○根本国務大臣 今、厚生労働省は事務的なサポートに徹しています。また、今後、事務局機能も含め、より独立性を高めた形で更に厳正に調査を進めていきたいと考えています。
○根本国務大臣 事務局機能も含めて、より独立性を高めた形でやりたいと思いますが、事務局機能をどう高めるかという具体的方策、これについては、特別監察委員会の運営については委員会で検討いただくものであって、具体的な方策については委員会でお決めいただきたいと思います。
○根本国務大臣 どういうところに影響があるかについては、厚労省の方から各省庁と今協議をしているさなかです。
○根本国務大臣 この毎勤統計の事案が発生してから、各省庁には、どういう影響があるのかということを厚生労働省の方から問合せをしています。
○根本国務大臣 要は、毎月勤労統計の集計値、これは再集計値をお示しして、この毎月勤労統計の賃金水準等々を利用している統計、あるいは施策に利用しているところ、さまざまあると思いますが、それは調査をしているということであります。  各省庁にお伝えして、そしてこのデータももう全て公表...全文を見る
○根本国務大臣 今回の事案によって、先ほど総理からもお話がありました、GDP等については影響がないことが確認されております。それ以外にどのような経済指標に影響が及び得るかについては、現在、関係省庁の協力を得ながら把握を進めているところであり、まとまり次第公表する方針です。
○根本国務大臣 現在、特別監察委員会においては、国会審議等における議論も踏まえ、さらなるヒアリングを行っていただいております。この中で新たな事実が判明した場合、あるいは追加の対応を行うことも考えられますが、現在、委員の皆様に精力的に御議論いただいているところでありますから、私は、...全文を見る
○根本国務大臣 この問題については、例えば統計の専門家などからの指摘もあったと聞いております。
○根本国務大臣 今その点についてお答えします前に、委員は本当にこの問題の本質を言っているんですよ。  全数を入れかえるでしょう、三年に一遍。そうすると、おっしゃるように段差が生じるんですよ、段差が生じる。だから、今までどうしてきたかというと、補正する、段差を調整するためにさかの...全文を見る
○根本国務大臣 日雇を除いたのは事実です。  その結果どういう影響が出るかというのは、私は、にわかには、今お答えはできません。
02月05日第198回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○根本国務大臣 私は、十二月二十日に事実関係の一報を事務方より受けました。具体的には、五百人以上規模の事業所において全数調査とすべきところ、東京都において抽出調査を行っていたこと、抽出調査の結果に必要な統計的処理を加えず、適切な復元処理を行わずに集計していたことについて報告を受け...全文を見る
○根本国務大臣 私が報告を受けた、一報を報告を受けた、これは私、今申し上げました。これはこういうことだということで、口頭で報告を受けました。
○根本国務大臣 これは、内容は今私が申し上げたとおりですよ。この内容で尽きていますから。ですから、私はこれは口頭で報告を受けたし、何かこういうものを文書にして私に示して、こうですよということを読み上げたわけでもないので、これは口頭で報告を受けております。(発言する者あり)メモはあ...全文を見る
○根本国務大臣 もう一度申し上げたいと思います。  私は口頭で報告を受けました。大臣に対する報告というのは、おわかりかと思いますが、資料で説明して報告を受けるケースと、そして、これは先ほど申し上げたような事案ですから、こういう事案がありましたという口頭で報告を受ける、さまざまな...全文を見る
○根本国務大臣 私は、それぞれの事案によるものだと思います。  そして、今回の統計については、これは毎勤統計で、我々は毎日精力的に取組をしている、その中で政策統括官が、今回の、いわゆる賃構といいますが、これについて、総理府から一斉点検を受けて、そして特段問題はないと報告をした、...全文を見る
○根本国務大臣 そこは引き続き統括官の職務を担わせることは適当ではないということで、次の人間に担ってもらうように異動してもらった、こういうことであります。
○根本国務大臣 これは我々の判断として、彼はその分野の上司ですからね。そして、本来、トップだったらそういうことは気づいていなければいけない。  我々はこの問題でずっとやってきているわけですから、その中で、この新たな問題について……(発言する者あり)人ごとではない。新たな問題につ...全文を見る
○根本国務大臣 隠すつもりは毛頭ありません。  要は、基幹統計における一斉点検に関して……(発言する者あり)
○根本国務大臣 申告、報告漏れがあった。これは私は大変遺憾ですから。しかも、信頼回復のために毎勤統計でこれだけ最大限の努力をした中で、また気がついていませんでした。これは私は、その任にあらずということで、適当ではないと考えて、次の統括官にその任を担っていただくことにいたしました。...全文を見る
○根本国務大臣 厚生労働省の統計に関することについては、国会での答弁も含めて、新たに任命された統括官が対応することが適当だと考えておりますが、その上で……(発言する者あり)
○根本国務大臣 その上で、前統括官に国会において政府参考人として答弁を求めるかどうかは、国会でお決めいただければと思います。
○根本国務大臣 私が報告を受けたのは、厚生労働審議官と政策統括官です。
○根本国務大臣 私が報告を受けたのは、大臣室であります。そして、報告をした人間は、厚生労働審議官と政策統括官であります。
○根本国務大臣 大西前政策統括官であります。
○根本国務大臣 特別監察委員会は、統計の専門家、弁護士などの外部有識者による中立的な、客観的な立場から集中的に検証を行って、事実関係と、関係職員の動機、目的、認識など、さらに、責任の所在を明らかにする報告書をまとめていただいたんですが、要は、特別監察委員会というのは、それまで監察...全文を見る
○根本国務大臣 ちょっと私、事実関係で訂正させていただきます。  特別監察委員会を十七日に設置したと言いましたが、設置したのは十六日であります。  それで、この特別監察委員会の性格、これは、私は、より中立性、客観性を高めるために、統計の専門家も入れて、そして外部有識者、弁護士...全文を見る
○根本国務大臣 疑念を抱かれましたから、結果的に疑念を抱かれた、その意味で、第三者委員会という発言もしましたが、第三者性を強調し過ぎた……(発言する者あり)
○根本国務大臣 これを私は反省しております。そして、今、外部有識者の方に、改めて委員のみが質問する形でさらなるヒアリングを行っていただいております。
○根本国務大臣 統計というのは、我々はやはり、こういう必要性があるから統計をつくる、やはりきちんとした統計の目的、狙い、趣旨、これをクリアにした上で私は出すべきだと思います。  その意味で、本来、毎月勤労統計の本来の本系列、これは月々の賃金水準を見るものですから、これは時系列の...全文を見る
○根本国務大臣 同じことを申し上げています。きちんと政府として、それはお示しをしております。  その意味で、共通事業所系列というのは、共通事業所というのはサンプルも少ないし、そしてあるいは、全数の五百人以上の事業所を今回当然ですが入れた、そうすると、回答によってまたそこが振れる...全文を見る
○根本国務大臣 まず、私が、名目が実感であるとお答えしたのは、共通事業所系列をなぜ参考値として示したかという意味で、私は……(発言する者あり)申し上げました。いや、ちゃんと聞いてください。私は真面目に聞いているんだ。
○根本国務大臣 例えば、いいですか。じゃ、私は、客観的な……(発言する者あり)いいですか、共通事業所系列をなぜ名目で参考値として出したか。  経済財政諮問会議の西村統計委員会委員長が発言をしております。統計委員長が発言をしております。景気指標として多数の人が実感するのは、自分の...全文を見る
○根本国務大臣 なぜ参考値として設けているかということの答えであります。
○根本国務大臣 統計として、今、参考値で共通事業所系列を出しているという理由は申し上げました。  そして、実質化というのは、やはり経年的な推移を見るためにやるのが、例えば実質化の一つの理由ですが、これを参考値として共通事業所系列をつくった。これを実質値として、実質の系列として出...全文を見る
○根本国務大臣 要は、統計をお示しする側、毎勤統計をつくる側、これは、やはりきちんとした、私は、実質化系列というものを、共通事業所について、今は名目ですけれども、これを実質化系列ということで我々が出すということについては、統計の専門家のきちんとした検証をしなければ。  それと、...全文を見る
○根本国務大臣 あとはユーザーの方々の判断でやってもらうということだと思います。
○根本国務大臣 私は、繰り返すようですが、共通事業所系列を実質化系列で出す、それについては専門的な検証が必要だということでお答えをいたしました。  そして、名目の共通事業所系列を例えば機械的に消費者物価で割り戻すということで、そういうことで出されたことについては、その限りにおい...全文を見る
○根本国務大臣 工程表は、きのうお示しをいたしました。現在受給している方については、三月から六月までに知るし、つまり、現在受給している方、過去に受給していた方は、住所を特定できた方にはお支払いをする。  そして、今、玉木委員のおっしゃっているのは住所がわからない人、住所がわかる...全文を見る
○根本国務大臣 給付の工程表、これはお示しをいたしました。あの給付の工程表に従って、給付の不足分、できるだけ速やかに簡便な手続でお支払いできるよう、万全を期して必要な対策を施行してまいります。  そして、追加給付の対象となり得る方の中には転居等によって住宅情報を特定できない方が...全文を見る
○根本国務大臣 ですから、我々、今工程表も示して、精力的に対応したいと思っています。  要は、速やかに対応していきたいと思います。できる限り速やかに対応していきたいと思います。
○根本国務大臣 工程表で、現在受給している方あるいは過去に受給した方……(発言する者あり)
○根本国務大臣 それぞれの方についての工程表をお示しいたしました。ですから、具体的に、いつ、めど、これは、めどをお示しできるものについてはもうお示しをいたしました。そして最後に……(発言する者あり)工程表で示しました。例えば、現在受給している方については、新たな支給分を三月―六月...全文を見る
○根本国務大臣 工程表に、現在受給している方については、新たな支給分は、三月―六月までに順次、再計算された本来支給すべき金額でのお支払いを開始する。例えばのことを言っています、例えばの事例。そして、過去の支給分は、給付の種類に応じて三月から十月ごろにかけて順次お知らせを開始し、そ...全文を見る
○根本国務大臣 きちんとそこはお示しをしておりますが、最後の全体のめどについては、これは我々、できる限り速やかに対応していきますよ。きちんと予算も計上していますから、これはしっかり我々努力をしていきたいと思います。
○根本国務大臣 我々、平成十六年から平成二十三年まで、これは実は、全部やり直そうとすると三種類のデータが必要なんですが、もし聞かれればお答えいたしますけれども、三種類のデータが必要なんですが、そのデータは、一部は、保存期間が過ぎて、ないもの、なくて、廃棄しているもの、あるいは、一...全文を見る
○根本国務大臣 我々がこういう対応をするのは、できる限り速やかに国民の不利益を解消していく、やはり給付を速やかにやらなければいけませんから、我々の法的根拠として、「基礎として」と書いてあるので、毎月勤労統計を基礎として加工して算出する。それは厚生労働省で、要は、乖離幅は〇・六パー...全文を見る
○根本国務大臣 来年度予算に係る追加給付、これは、省令で書き込んで、それを根拠に追加給付をするということであります。
○根本国務大臣 平成十六年から二十三年の再集計に必要な資料のうち、三種類必要なんですよ。  一つは、平成十九年一月調査分の旧対象事業所分の個票データ、これは調査対象事業所入れかえのときのギャップ修正に必要なんです。  それから、平成二十一年の、抽出がえしましたけれども、そのと...全文を見る
○根本国務大臣 この統計の指標というのは、どういう目的で利用するか、私はどういう目的で利用するかというのは大事だと思いますが……
○根本国務大臣 労働者全体の賃金水準を見るのは本系列、そして、これは迅速性の観点から、景気指標として、先ほど答弁いたしましたが、景気指標としての賃金変化率、月々の景気指標としてですよ、それは共通事業所による前年同月比を重視していく、これは政府全体で……
○根本国務大臣 協議しております。(玉木委員「一・四ということですね」と呼ぶ)共通事業所系列の指標は一・四ですね。あとは、どっちをとるかということですから。つまり、全体の景気を判断するときに、いろいろな指標がありますよ。これだけで見ているわけではありませんからね。
○根本国務大臣 毎月勤労統計の結果、これは私も見ておりますし、あれはたくさん、産業別、事業所別、規模別に、だあっと出ていますよ、毎月勤労統計というのは。
○根本国務大臣 現金給与総額、つまり全体の賃金水準は本系列、そして、事業所系列だけで見れば、それは給与総額で平均しているわけですから、参考値はそういうことです。
○根本国務大臣 先ほど総務大臣から説明したように、それぞれどういう意味を持つのかということはユーザーに丁寧に説明しなさいよ、こうなっていますから、労働者全体の賃金水準は本系列を重視、繰り返しになりますけれども、ただ、迅速性を重んじて、月々の景気指標としての賃金水準は共通事業所によ...全文を見る
○根本国務大臣 本系列というのは労働者全体の賃金水準を見るんですから、これは共通事業所系列と全体の本系列の見方はそれぞれ視点が異なるから、共通事業所は、景気指標としての月々の瞬間的な動向を見るのが共通事業所系列ですよ。そして、きちんと復元して全体をあらわすのは本系列ですから、月々...全文を見る
○根本国務大臣 共通事業所系列というのは、前年と今年と同じものの事業所に対して調査して見ている数字。それから、全体のマクロ経済をどう見るかというのは、やはり本系列で見るべきなんですよ。私は、そういうことを申し上げているんですよ。  だって、経済統計全体、それから経済全体の動きを...全文を見る
○根本国務大臣 統計というのは、ユーザーはいろいろなニーズがありますから、そのいろいろなユーザーのニーズを踏まえて、我々、しっかりとした統計をつくっていきたいと思います。  今、玉木委員のおっしゃっている趣旨がよくわからなかったんですけれども、何を公開しろというのか。具体的に言...全文を見る
○根本国務大臣 統計委員会からそういう提言をいただきましたので、現在公表している系列は、現金給与総額、調査産業計、前年同期比、あるいは二十九年一月までの遡及集計ですが、統計委員会の提言も含めて今後公表を検討している系列は、所定外給与、これは特別に支払われた給与、製造業、卸売業、小...全文を見る
○根本国務大臣 二つに分けて申し上げたいと思います。  勤労統計調査の本系列の実質賃金については、委員のこちらの左側、再集計値、これで出していますよね。まずこれを出していますよね、再集計値として。それから、もう一つおっしゃっている参考値としての共通事業所系列、これは、繰り返しに...全文を見る
○根本国務大臣 実質賃金を出していない、出していないという委員の御指摘ですが、本系列の実質賃金については出しています。(山井委員「それは伸び率、間違っているでしょう」と呼ぶ)そこは再集計値で伸び率を出している。伸び率で二十九年度分を復元していないとなったから、再集計値で出しました...全文を見る
○根本国務大臣 はい、簡潔に。  だから、本系列、振れる……(山井委員「いつ、どこで出すんですか」と呼ぶ)
○根本国務大臣 ですから、これは極めて統計の専門的な分野ですから、これは専門家の意見を聞いて検証して、そして協議をして、そして最終的には、それは当然、統計委員会との協議も必要ですが、そういうしかるべき分析、検証、検討を経て、具体的に実質化系列を出せるか出せないか、それはこれまでの...全文を見る
○根本国務大臣 我々が実質化系列ということでお示しをするということでは、これからなお検討が必要だと思います。
○根本国務大臣 第三者とは何か。特別監察委員会は、それまで厚労省と、それから有識者は既に五人いました、そこの監察チームでこういう問題があったときは特別監察をする、そういうことでやってきましたが、やはりこれはより客観性、中立性を高める必要がある、そういう判断で、有識者だけで、しかも...全文を見る
○根本国務大臣 私は、特別監察委員で原因や事実関係あるいはその責任、そういうことも含めて御報告をいただきました。そして今、経緯でいえば、更に特別監察委員会で、例えば厚労省の官房長が立ち会っていたということもあったものですから、疑念を持たれることがないように、特別監察委員会で委員の...全文を見る
○根本国務大臣 特別監察委員会の報告書においては、現在のですよ、組織的隠蔽があったのではないかと指摘されている個別の事例があることは承知しているが、個々の事案について隠蔽しようとするまでの意図は認められなかったとされています。そして今、特別監察委員会で改めてさらなる調査をしており...全文を見る
○根本国務大臣 大臣が指示したのかというお話でありますが、私は指示はしておりません。  特別監察委員会で、やはりそういう、いささかも疑念が生じることのないように、委員会の委員が直接ヒアリングをするということで、今、さらなる調査をしているということであります。
○根本国務大臣 統計法違反とは何か。統計法違反というのは、総務省に、つまり、計画を出すわけですよ、こういう形で調査をしますと。そして、そこに全数調査と書いてあって、それが三分の一でやられたということであれば、そこは、その判明した段階で、それは少なくとも総務省に出している計画と実際...全文を見る
○根本国務大臣 この件については、十二月十三日に統計委員会に説明したときに、そこが明らかになった。そして、そこを説明して、委員長が、いや、それはおかしいと言って、ここが、十二月十三日が発端です。そして、私には十二月二十日に、五百人以上の事業所について全数調査をしていない、しかも三...全文を見る
○根本国務大臣 特別監察委員会には、一月二十二日に報告書をおまとめいただきました。そして、現在、国会審議等における御議論を踏まえ、改めて、事案に関連した幹部も含めた職員などに特別監査委員会の委員のみが質問する形でのさらなるヒアリングを行っていただいております。  追加報告につい...全文を見る
○根本国務大臣 お答えする前に、一点、先ほどの私の答弁について……(逢坂委員「私の答弁の時間をとらないでください。委員長、時間を配慮してください」と呼ぶ)
○根本国務大臣 はい、わかりました。  では、お答え……(逢坂委員「別の時間にやってください」と呼ぶ)はい、わかりました。  特別監察委員会、これについては、有識者で構成される。そして、特別監察チームというのが前にありましたけれども、それは厚生労働省と有識者で構成されていた。...全文を見る
○根本国務大臣 私は、より中立的、客観的、こういうものを高めるために、有識者だけで構成される特別監察委員会としました。  ところが、その後、その特別監察委員会のヒアリングなどに官房長などが立ち会っていたということがありましたから、これは、国会などの御審議を踏まえて、いささかも疑...全文を見る
○根本国務大臣 私が特別監察委員会をなぜつくったか。これは、もう厚生労働省は排除して、そして有識者だけでやっていただく、そして統計の専門家も委員長になっていただきました。  このより中立性、客観性を高めるという中で、実際のヒアリングに官房長などが同席していた、これは私の趣旨に反...全文を見る
○根本国務大臣 答弁してまいりましたが、そこは第三者性を強調し過ぎたのではないかという御指摘が進次郎議員からあって、そして、そこは、内部の者がヒアリング調査に同席するなどで疑念を抱かせた、その意味では、私はそういうことについて反省をしている、第三者委員会ということで結果的に強調し...全文を見る
○根本国務大臣 もともと、第三者性というのは、厚生労働省が特別監察委員会の会には入っていない、まさしく有識者だけでやっていただく、これが本意ですから、その意味で、より中立性、客観性を高めるために特別監察委員会というのをつくった、だからそれは、私は、ここは第三者委員会であって、そこ...全文を見る
○根本国務大臣 もともと特別監察委員会は、厚労省の人間は入らずに、そして有識者だけでやっていただくということで、私は、より客観性、中立性を高めるためにそういう監察委員会をつくりました。  つくったので、私は第三者委員会ということを申し上げておりましたが、その中で、官房長等がヒア...全文を見る
○根本国務大臣 まず、特別監察委員会は、繰り返しになりますが、厚生省を入れずに、そして有識者だけで構成する。これは、より中立的、客観的にやっていただこうという性格のものですから、これは第三者委員会という性格である。しかし、官房長等が参加してヒアリングをしたというものですから、これ...全文を見る
○根本国務大臣 特別監察委員会は、有識者で構成されて、そして、そこの運営も有識者に任せてやっていますから、主体的に有識者にやっていただいている。そういう意味では、厚労省が事務的にお手伝いをした。  そして、ただ、官房長が参加するのは、私はやはり第三者性が疑われると思いますから、...全文を見る
○根本国務大臣 まず、特別監察委員会とは何か。これは、より中立性、客観性を高めようということで有識者だけでつくってやってもらいましたから、そこは有識者だけでやるべきだと私は思っております、この特別監察委員会は。  ただ、今、定塚官房長の話もありましたが、要は、大事なのは、特別監...全文を見る
○根本国務大臣 それは、特別監察委員会は監察委員会として主体的に判断していただいているものと理解します。特別監察委員会は、それは主体的に判断しているんだと私は思います。
○根本国務大臣 特別監察委員会は、委員長を中心に、委員会の主体的な判断のもとで運営されている、これは私は事実だと思います。主体的な判断のもとで運営されているというのが、私は特別監察委員会の今の状況だと思います。  そして、今、さらなる直接のヒアリングをやっていただいていますから...全文を見る
○根本国務大臣 委員お話しのように、統計委員長からのお話、統計委員会からのお話もありましたから、おっしゃるとおり、これからは全数調査をする。  ただ、過去にさかのぼってどこまでやれるのかなということと、再集計値については、統計的な観点から復元処理をして再集計値を出しましたから、...全文を見る
○根本国務大臣 平成十六年から平成二十三年までの再集計に必要な資料のうち、要は、全数調査、それだけを調査しても、統計的な……(後藤(祐)委員「二十四年以降はできます」と呼ぶ)二十四年。十六年から二十三年までは、乖離値、乖離幅で推計した。それから、二十四年以降についても、しかし、こ...全文を見る
○根本国務大臣 それは報告書に、特別監察委員会の内容は報告書に書いてあります。そして、その報告書の中では、どういうつもりでこういうことをやったのか、それはそれぞれヒアリングをしておりますので。  やはり、今回の特別監察委員会で明らかにしていただきたかったのは、事実と、やはりこれ...全文を見る
○根本国務大臣 それは、特別監察委員会で原因あるいは事実、それは検証していただきたいということで、特別監察委員会に我々お願いしていますから。  あとは、特別委員会がそれぞれの職員に対して、そして、今先生おっしゃられたように、確かに、部長級で、やっていたことを知らなかった者もいた...全文を見る
○根本国務大臣 特別監察委員会については、特別監察委員会としてやっていただいております。  そして、その特別委員会がやったヒアリング関係の資料、これについては、処分につながるヒアリングであること、そして、正確な事実の把握を行うために非公開を前提に実施しているものであることなどか...全文を見る
02月06日第198回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(根本匠君) 平成二十九年度における児童福祉司一人当たりの児童相談対応件数、これは約四十一・四倍になります。  そして、近年、児童虐待への、増加する児童虐待への対応をより適切に行うために、昨年十二月に児童虐待防止対策体制総合強化プラン、これを決定しました。そして、この...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今回、先生おっしゃられたように、野田市で十歳の女児が死亡し両親が逮捕された事案について、このような形でお亡くなりになったこと、本当に誠に残念であり、心より御冥福を申し上げます。  そして、今委員から、転居した場合の児童相談所間、転居した場合の情報の問題に...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員御案内のように、平成二十三年に設置された厚生労働省監察本部、そして、平成二十八年から、定期的に法令遵守の点検をし、監察本部に報告するための五人の外部有識者をメンバーとする常設の監察チームが置かれております。  これについては、要は、監察チームとして精...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 監察チームは、二十八年に、五人の外部有識者等をメンバーとする常設の監察チームを二十八年に置きました。そして、これは有識者と職員で構成されますから、二十八年に置いたんですよ、そして精力的に、そこで精力的に調査あるいは事態、事実の把握、これをやっていただいたと...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 検証チームというのは、平成二十七年に検証チームというのを置きました。その後、常設の監察チームというのを置きました。これは平成二十八年から置きました。これは常に常設の監察チームというのを置いて、これは厚労省の職員とそして有識者で構成される監察チームを置いて、...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 監察チームというのは、常設機関を置きました。そして、監察チームがすぐに動けるように常設機関として置いた。そして、要は、ヒアリングは、厚生労働省の職員でヒアリングを行いましたが、そのヒアリングの結果については有識者とも共有をしております。(発言する者あり)
○国務大臣(根本匠君) 十二月二十七日から年末年始にかけてずっと精力的にやったわけですが、これは職員として、職員として、それは、ちょうど年末年始にも掛かっていますから、そこは迅速に対応するために職員でヒアリングをしたと、こういうことであります。そして、その情報は有識者にも共有され...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) これは、この監察チームのメンバー、メンバーで、構成している厚生労働省の職員で、メンバーで、それは精力的にヒアリングをして、そして、そして有識者には、私も有識者は情報共有していると申し上げました。で、有識者には、一月十日にこのヒアリング結果を含めて有識者と議...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) この監察チームの有識者については、連絡をして、一月十日に集まっていただきました。(発言する者あり)
○国務大臣(根本匠君) 有識者には、年明けに連絡をして、そして一月十日に集まっていただきました。(発言する者あり)
○国務大臣(根本匠君) 有識者には、年明けに連絡して、一月十日に集まって、集まっていただきました。そして、このヒアリングはこの事務方でずっとやっておりました。事務方でやっていた。個別の聞き取り、ヒアリングは事務方でやっておりました。(発言する者あり)
○国務大臣(根本匠君) じゃ、時系列でお話をいたします。  年末には、年末には、年末には有識者には連絡をしておりません。そして、有識者に連絡をしたのは年明けであります。そして、集まっていただいたのは一月二十日であります。(発言する者あり)一月十日に集まっていただきました。
○国務大臣(根本匠君) 検証チームというのは平成二十七年にありました。しかし、これは、本省における、法令遵守を徹底するなど、常設の機関、常設にしましょうということで、厚労省の官房長等々と有識者、これを含めて監察チームというものを常設機関として置きました。そして、それは機動的にいつ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) この判断をしたのは、この監察チームの主査は官房長ですから官房長ですが、ただ、年末にざあっと、年末あるいは年始と聞き取りをして、ある程度の事実、事案が、事案が、ある程度事案の概要が分かった上で有識者には連絡をして、一月十日に集まっていただいたということであり...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今、特別監察委員会の報告から委員がお話をいただきました。  委員のおっしゃるとおりで、私は、五百人以上を抽出調査にした、復元すれば全く問題はなかった。そして、なぜ復元調査をしなかったか、全数調査をしなかったか。これについては、担当係長名の事務連絡、事務取...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 平成十五年七月三十日に厚生労働省大臣官房統計調査部長名で各都道府県知事宛てに通知された毎月勤労統計調査全国調査及び地方調査第一種事業所に係る調査における指定事業所の抽出替えの実施についてということにおいて添付されたこの事務扱い要領において、平成十六年一月か...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 事務費については、被保険者などの負担する保険料の将来的な上昇につながらないように、所要の財源について、複数年度を掛けて引き続き既定の事務費の削減を行うことによって確保していきたいと思います。  労使の皆様の理解が得られるよう、引き続き丁寧な説明に努めてい...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 特別監察委員会でやっていただきましたその報告書によりますと、平成三十年……(発言する者あり)毎勤統計ですね、毎勤統計ですね、はい、失礼しました。毎月勤労統計、特別監察委員会報告書によると、当時の、平成三十年十二月の担当室長は、毎月勤労統計、規模五百人以上の...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 一般に、統計においては、全数調査、抽出調査、加工統計などの分類があります。このうち、毎月勤労統計調査の結果に基づいて算定される可能性があるのは加工統計のみであります。  今回の事案によってGDPなどについて影響がないことが確認されておりますが、それ以外の...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 実質賃金は他のどのような統計のパラメーターとして利用されているかということですよね。基本的には加工統計のみなんですよ、利用されているのは。そして、今回の事案によってGDP等については影響がないということを確認されていますが、それ以外にどのような経済指標で利...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 労働時間については、厚生労働省毎月勤労統計調査において月間実労働時間数などを公表しております。そして、総務省労働力統計において、世帯を対象とする労働力調査に基づいて平均週間就業時間を作成しております。
○国務大臣(根本匠君) 五人以上です。
○国務大臣(根本匠君) 毎月勤労統計については農業は対象になっておりません。それから、一点、五人以下の事業所については全国調査で年一回やっております。  そして、先生のお尋ねが、農業は毎月勤労統計調査では対象しておりませんが、なぜ農業が二千時間かと。これは、私も農業者たくさん知...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) その時点で、毎月勤労統計調査については特別問題なしと答えています。今にして思えば、私はこれは問題だと思いますよ。  問題なしと答えています。問題なしと厚生労働省の方から総務省に回答しています。
○国務大臣(根本匠君) そのときには、調査計画の中では五百人以上規模の事業所は全数調査をしているということに計画上報告していますから、実はそれが三分の一しか抽出していないと、抽出していないという発覚をしたのが、十二月十三日の統計委員会の委員長への説明でそこは発覚をしたということで...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今、特別監察委員会というところで調査していただいておりますが、要は、あの時点で、担当室長、また課長、そのレベルでは知っていたということであります。  だから、その意味では、それを報告していなかったと、これが事実であります。
○国務大臣(根本匠君) ちょっと整理してお答えをしたいと思います。  統計法違反、これについては、承認された計画どおりにやっていなかったということについては、承認された計画どおり、そごがあったわけですから、これは統計法の九条、十一条違反になります。これは統計法上の罰則はありませ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私は、組織的隠蔽があったとはお答えしておりません。当時の室長がそれは知っていたということをお答えいたしました。
○国務大臣(根本匠君) 私は、六十条第二号の法律の、要は解説もされていますから、有権解釈として。それを申し上げました。  これは、私は、罰則のある統計法六十条二号ですから、これは、基本的には、六十条二号、次のいずれかに該当する者は六か月以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処すると...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 毎勤統計によって、東京都の五百人、全数調査、三分の一抽出であったことを、のままでやっていましたから、結局は、それを復元すると雇用保険あるいは労災保険のベースになる賃金水準、これが上がりますから、その意味でどの程度の追加給付が必要になったかと、こういうことに...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 規模、十六年当時ですけど、規模三十人以上四百九十九人以下の事業所のうち、抽出されるべきサンプル数の多い地域、産業について、一定の抽出率で指定した調査対象事業所の中から、半分の事業所を調査対象から外すことで、実質的に抽出率を半分にし、その代わりに調査対象とな...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) まず、一定の抽出率で調査対象事業所を決める、そして、その半分の事業所を調査対象から外すことで実質的に抽出率を半分にする、そして、その代わり調査対象になった事業所を集計するときには、抽出すべきサンプル数の多い地域、産業についてその事業所が二つあったものとみな...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) これは、これについては、実質的に半分にするんですけど、そこで浮いた分は、全体のサンプル数が限られていますから、その全体で浮いた分を他の部分のサンプルを増やして対応するということにしたとされております。  要は、全体のサンプル数が限られていますから、ある部...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 統計学的にやっているんです。  要は、抽出して、抽出して対象事業所を特定する。そのうちの半分を、半分にして、それは統計的にはきちんと復元等するわけですが、半分で浮いたサンプル数はほかの、産業別、規模別に取っていますから、そこのサンプル数を増やして、全体の...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 要は、そこは一回選ぶ。そして、無作為に抽出して半分にして、そうすると、その浮いたサンプル数がありますから、その浮いたサンプル数は、ほかの事業別、規模別のところの、要は抽出率を高めるということで割り振って、割り振って、全体のサンプル数が限られる中で、統計的に...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 業種別、規模別にサンプル数が多い分野について、機械的に二分の一にしたものであります。
○国務大臣(根本匠君) それも、半分にして、その事業所が二つあったものとするわけで、その半分にするのも、これも無作為に機械的に抽出して半分にしております。(発言する者あり)
○国務大臣(根本匠君) これは、平成十五年度までの、そういう集計方法をしていたんですけど、平成十五年まで、までの間。平成十五年までの集計方法について、いつから始まったのか、どのぐらいの規模であるかについては確認が、確認が難しいという状況であります。
○国務大臣(根本匠君) なぜ始まったのか。先ほども答弁しておりますが、要は、東京都は事業所、五百人以上規模の事業者が全国でも四分の一ぐらいあって、そして、これは、三分の一に抽出率をしてもこれは統計的には精度は変わらないと、ほとんど変わらないという判断で、当時、当時の判断でサンプル...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) これは、特別監査委員会で徹底的にやっていただきましたが、平成二十六年以降、東京都でこういう抽出調査になった、この事実関係を言いますと、例えば、平成十五年七月三十日に通知が出されています、通知が、事務取扱要領。これについては、平成十六年四月一日からの取扱いと...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 報告書を出した後、監察委員の委員だけで直接今ヒアリングをしております。  それから、先ほど、一つだけ付け加えれば、打合せ、実は調査ブロック別事務打合せ会というのがあって都道府県といろいろやり取りしているんですが、そこの資料において、例えば、規模五百人以上...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 一月二十二日の特別監察委員会の報告、これについては、様々、当時の担当者あるいは現在の担当、部課長、部長級、課長級、これからヒアリングをした上で事実と思われている供述を客観的に書いていますから、私はこれはこれで明らかにされていると思いますが、しかしなお、国会...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) なぜ平成十六年以降かと。これ、客観的な供述としてあるいは資料として、平成十五年七月三十日に都道府県宛てに通知された事務取扱要領、これには、従来から規模五百人以上事業所は全数調査としていたが、今回は東京都に限って一部の産業で標本調査としたと記載されております...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 東京都の五百人以上規模の事業所、そして三分の一の抽出をしていた、三分の一を抽出していたその事業所、これについては、今事務方が答えていましたけど、よく調査、精査して、精査した結果、きちんとしたものになれば出したい、出させていただきたいと思います。  要は、...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 統計委員会には、私が申し上げたような事務処理要領、それは出していますけど、具体的な数字については出していませんが、いずれにしても、精査して、事務方がきちんと精査して出したいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 派遣法と労働契約法の改正であります。
○国務大臣(根本匠君) まず、毎月勤労統計調査は、事業所に対して、雇用している労働者の人数、労働時間、給与等、これ調査して、月々の賃金、労働時間、雇用の変化を迅速に把握しているということで、派遣労働者については、先ほど、先ほどもう回答していますが、雇用関係のある派遣元事業所が記載...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 承認を受けた統計の調査の計画の中身は、五百人全数調査という計画で出していますから、そのときに担当室長はそこは分かっておりましたが、その時点で総務省には説明していないということであります。  要は、それで発覚したのは、十二月十三日に統計委員会の委員長に呼ば...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 確かに、その時点では分かっていながら統計委員会にはそういう話をしていない、これは事実であります。それは、担当室長は分かっていなかったけれども、全数調査ということで計画も承認してもらっているものですから、その時点では言っていなかった、これが事実であります。 ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) ありません。
○国務大臣(根本匠君) まず一報を受けた時点では、事案の具体的な内容や影響は明らかになっておりません。私が一報を受けたのは、先ほど統括官が申し上げたとおりであります。  そして、十二月二十七日に、抽出を復元しなかった結果、統計上の賃金額が低めに出ていた可能性がある、そして、国民...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 監察チームというのは、先ほども申し上げましたが、これは常設の機関ですから、もう既に設置されておりました。これを、こういう事案が出てきたんで、それを機動的に動かしたということであります。
○国務大臣(根本匠君) 監察チームは常設の機関で、これはこういうことがあったときに動き出しますから。  ただ、私は、二十七日から聞き取りをする、しているという報告は受けておりません。
○国務大臣(根本匠君) 私は、十二月二十日に事態の、事案の一報を受けました。ですから、経緯、原因などについて速やかに徹底的な調査を行うよう指示をした。それを受けて事務局が、事務方が動くということだと私は思います。
○国務大臣(根本匠君) 私は、事務方に徹底的に調査を行うように指示をいたしました。そして、二十七日からヒアリングをしている、その時点で報告は受けていませんけど、実際、ヒアリングをしているというのは、私は、年明けにヒアリングをしているという報告は受けました。そして、要は、ある程度事...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 特別監察委員会の委員の先生は本当に精力的にやっていただいております。そして、一月二十二日に報告を出していただいた。その後、国会の議論等を踏まえて、いささかの疑念も生じることがないよう、今、改めて、特別監察委員会の委員のみが質問する形式での更なるヒアリングを...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 賃金の水準を表す指標については既に実質のを示しておりますが、委員のおっしゃられたのは参考値として共通事業所の数字だと思います。  私は、あれは名目値で出しておりますが、実質値について、こういう消費者物価指数で割り引いたものをお示しいただいているので、私は...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 給付スケジュールについては、既に工程表、これをお示ししました。そして、現在受給している方については、新たな支給分は三月から六月までに順次お支払を開始する。過去の支給分は、給付の種類に応じて三月から十月頃にかけて順次お知らせを開始、その後お支払を進めていく。...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私申し上げましたように、現在受給している方、そして過去に受給した方、これについては申し上げました。  そして、様々に住所を、住所データを調査していきますが、できるだけ速やかに対応していきたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 今、住所情報が分からない方については、住民基本台帳やハローワークで保有している求職情報等の活用も含め、様々な手法を検討し、できるだけ多くの方々の住所を特定できるように最大限努力してまいります。  そして、お支払が最終的に、お支払いできる方は先ほど申し上げ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) できる限り速やかに、簡便な手続でお支払ができるように最大限の努力をしてまいります。
○国務大臣(根本匠君) 毎勤統計は、賃金の水準を示すデータと、それから参考値として共通事業所系列という二つの、二種類があります。全体を見るには本系列で見る必要がありますが、その実質賃金については、去年と今年の伸び率ということですね、そこはプラスマイナスを、プラスマイナスを繰り返し...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 十二月二十八日に事務方から秘書官を通じて総理に御報告をいたしました。事案の概要と考えられる影響可能性について御報告をいたしました。
○国務大臣(根本匠君) 政策立案や学術研究、経営判断の基として常に正確性が求められる政府統計について、委員御指摘のように、今般の事態を引き起こしたこと、極めて遺憾であり、国民の皆様に御迷惑をお掛けしたこと、心から深くおわびを申し上げます。  現在、特別監察委員会において、より独...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 国民の皆様にとって必要な情報を提供しつつ、できる限り早期に、簡便な手続で実施できるよう最大限努力していきたいと思います。  御指摘がありました雇用保険、労災保険などの追加給付、これは一昨日、工程表をお示しをいたしました。具体的には、現在受給している方につ...全文を見る
02月07日第198回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(根本匠君) 防災担当大臣から詳しくお話がありました。  私も、高齢者の避難に関する取組、これを実効性あるものにするためには、日頃から防災と福祉の連携、これが何よりも重要だと思います。  今、山本委員がいろいろな先進事例の御紹介にありました。私は、災害対応あるいは復...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今防災担当大臣からもお話がありました。この災害ボランティアセンターに対しては、地方自治体による財政支援のほか、各県の共同募金会が社会福祉法の規定による災害等準備金を活用して活動資金を支援しております。そして、災害時に災害ボランティアセンターを円滑に設置、運...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 我が国では、有期労働契約が反復更新され、実際には期間の定めのない無期労働契約に近い実態となっている労働者が多い、こういう指摘があって、無期転換ルールは有期労働契約の濫用的な利用を防止して雇用の安定を図るために導入された規定です。  これまでも、無期転換ル...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 特別監察委員会報告書によりますと、平成十五年七月三十日に通知された事務取扱要領、これには、これにどう書いてあるかといいますと、東京都の規模五百人以上の事業所について抽出調査とした理由が併せて記載されております。規模五百人以上事業所は東京に集中しており、全数...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今申し上げましたが、先ほどの質疑応答資料集などを根拠に都道府県担当者から要望、都道府県担当者からの要望を理由の一つとして挙げているのは事実でありますが、東京都の今回の中間まとめにおいて、都から厚生労働省に要望している事実は確認できなかったとされております。...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今、特別監察委員会でヒアリングをしていただいておりますが、関係自治体、東京都、神奈川県、愛知県、大阪府にも直接ヒアリングを実施していただいたと聞いております。
○国務大臣(根本匠君) 事務経費百九十五億円ですが、事務費の財源としては、今般の追加給付に要する事務費については労働保険特別会計で予算額を計上しているところであり、労働保険料を財源としております。
○国務大臣(根本匠君) 今回の追加給付については、雇用保険等の給付であります。そして、その意味で、追加給付に要する事務費の財源については、複数年度を掛けて、労働保険特別会計における既定の事務費の削減、具体的には、優先度の低いシステム改修経費の削減や手続の合理化による人件費の削減な...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 先ほども御答弁申し上げましたが、事務費の財源、これについては、複数年度を掛けて、既定の事務費の削減によって確保していくこととしております。  こうした取組によって、被保険者の負担する保険料の将来的な上昇につながらないようにしっかり対応していきたいと思って...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 平成三十年六月一日現在で、御指摘の国の行政機関が法定雇用障害者数を達成するために採用しなければならない障害者数は三千八百七十五人であります。
○国務大臣(根本匠君) 法定雇用率を達成していない府省、これについては、平成三十一年末までの障害者採用計画を策定し、その実現に向けた取組を推進しています。  厚生労働省としては、各府省の採用計画が着実に進捗するよう、次の取組によって各府省の取組を最大限支援してまいります。  ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 障害者雇用納付金制度というものがあります。この障害者雇用納付金制度というのは、法定雇用率が未達成の事業主から納付金を徴収し、達成している事業主に調整金や報奨金を支給する仕組みとなっています。  なお、この納付金制度、これは制裁的な措置ではなく、事業主間の...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 納付金制度の機能については先ほど申し上げたとおりであります。  その意味では、赤字企業であってもこの納付金は納入しないといけないという、こういうことであります。
○国務大臣(根本匠君) 事業主は社会的連帯の理念に基づいて障害者の職業的自立の努力に協力して適当な雇用の機会を与える責務があって、障害者雇用制度は事業主に障害者を自ら一定割合以上に雇用することを義務付けることによって障害者のノーマライゼーションを推進することを目的としています。 ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) まず、年金の現行の制度について申し上げたいと思います。  平成十六年度の年金制度改正により、将来世代の負担を過重にすることを避けつつ、制度を持続可能なものとするため、将来の保険料水準を固定し、その範囲内で給付水準を調整する仕組みとしてマクロ経済スライドを...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員のおっしゃるのは、我々二つの数字を出し……(発言する者あり)共通事業所系列の名目の話ですよね。私は、共通事業所の名目の話については、実質を出せというお話ですが、実は実質化というのは水準の推移を見るものですから、あの共通事業所系列で実質化をできるのか、実...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今、事務方も答弁しましたが、今回の事案を受けて必要なデータを確認したところ、二〇〇七年一月調査分の旧対象事業所の個票データが現在まで確認できておりません。  先ほど、三種類あるんです、三種類。三種類ありますね。それで、この点については、この点については、...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 国保においては、全ての被保険者がひとしく保険給付を受ける権利があり、被保険者全体の相互扶助で支えられておりますので、応分の保険料を負担していただく必要があると考えています。このため、子供がいる世帯も、世帯の所得のほか、子供も含めた被保険者数の人数に応じて一...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私は最初に御答弁をいたしました。国保においては、全ての被保険者がひとしく保険給付を受ける権利があり、被保険者全体の相互扶助で支えられているものであるから、応分の保険料を負担していただく必要があると考えております。
○国務大臣(根本匠君) 今委員がお話しになったように、そして、今、平井大臣からもお話がありました。ゲノム編集を行った受精卵を子宮に戻す行為が現時点でこれは仮に行われるとすれば、基本的には臨床研究として位置付けられて、これは指針のルールに服することになります。  そして、一方、個...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 中立性、客観性を高めるために、私の指示で、特別監察委員会というのは外部有識者のみの会議体としました。しかし、それにもかかわらず、この趣旨が事務方に徹底されずに、官房長等がヒアリングで同席するなど委員会の第三者性に疑念を抱かせることになってしまった、これは私...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 問題発覚後、速やかに省内の監察チーム、これが事実関係、関係職員の動機、目的、認識、これが職員に対する聞き取りなどを行っていました。  今般の事案の重要性に鑑み、過去の経緯と原因について徹底的に解明するためには、調査の中立性、客観性を高めるとともに、統計に...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私が申し上げたように、一月二十二日に報告書をおまとめいただいた。そして、私は報告をいただいた。その意味では、一月二十二日にまとめた報告書は生きております。
○国務大臣(根本匠君) 現在、改めて、特別監察委員会、これは委員のみが質問する形でヒアリングも行っていただいております。  そして、この報告書の内容、これについては、特別監察委員会において、私は一月二十二日の報告書として受けました。そして、今更なる検証作業を進めておりますので、...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今、特別監察委員会で委員だけでしっかり取り組んでいただいております。  なお、特別監察委員会、いろいろ御指摘がありましたので、事務局機能を強化するという観点から、今回、監察委員会の事務局の設置について、本日、監察委員会で決定されました。事務局を、外部の有...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 特別監察委員会は、委員の皆様が主体的にやっていただきました。そして、その報告書を私は一月二十二日に受けた。そして、今、更なるヒアリング、更なる調査をしている。そして、事務局については、事務局機能を強化するために、外部有識者から成る事務局を今日設置して、そし...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 毎月勤労統計調査については、不適切な取扱いによって統計数値に影響を与えることから、統計や労働経済の専門家を含めた外部の専門家による特別監察委員会に調査をお願いしておりました。  今、特別監察委員会において調査を継続しているところであって、これは中立で客観...全文を見る
02月08日第198回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○根本国務大臣 今委員からお話がありました。  政策立案や学術研究、経営判断の礎として常に正確性が求められる政府統計について、今般の事態を引き起こしたことは極めて遺憾であり、国民の皆様に御迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げます。  私は、今回の問題を統計部門だけの問題と...全文を見る
○根本国務大臣 雇用保険、労災保険などの追加給付については、二月四日に工程表をお示ししたところであります。  具体的には、現在受給している方については、新たな支給分は、三月から六月までに順次、再計算された本来支給すべき金額でのお支払いを開始いたします。また、過去の支給分について...全文を見る
○根本国務大臣 共通事業所の集計値について、実質は示しておりません。その意味で公表しておりません。
○根本国務大臣 先ほど、共通事業所の集計の前年同月比を見る、これについては統計委員会からの課題、これは委員が御紹介していただいたとおりであります。  そして、実質化をする、いろいろな専門家の意見も私も聞いておりますが、これは後藤委員の得意なところだと思います。  何で実質化を...全文を見る
○根本国務大臣 消費税率引上げに伴う対応策では、消費税に逆進性があることに鑑み、低所得の高齢者など、真に支援を必要とする層にしっかりと支援の手が行き届くことが重要だと思います。  このため、高齢者や障害者の方で、年金を含めても所得が低い方に対して、消費税率引上げによる増収分を活...全文を見る
○根本国務大臣 千葉県野田市で十歳の心愛さんが死亡し、両親が逮捕された事案、このような形でお亡くなりになったことは、まことに痛ましく、あってはならないことであります。  そして、今委員から、弁護士、医師等の常勤配置、あるいは児童福祉司等々についてのお尋ねがありました。  まず...全文を見る
○根本国務大臣 いち早くお答えいたしますが、ちょっとその前に、先ほど私の答弁で、児童福祉司の国家資格化と言うべきところを社会福祉士の国家資格という答弁をいたしました。社会福祉士はもう国家資格がありますから、児童福祉司の国家資格ということで訂正させていただきたいと思います。  児...全文を見る
○根本国務大臣 児童相談所は、虐待を行った保護者への指導や支援を行うこととされております。  保護者のこれまでの生活歴や心理状態、家庭の環境などを踏まえ、個々の状況に応じて関係機関とも連携しつつ対応することが重要であります。  具体的には、家庭環境の改善のための訪問サービスや...全文を見る
○根本国務大臣 各国の児童相談体制は、その業務内容や権限なども異なることから、一概に比較することは困難でありますが、児童相談所の児童福祉司一人当たりケース数を減らして、よりきめ細かにケースワークが行われるようにすること、これが重要であると考えています。  昨年十二月に決定した児...全文を見る
○根本国務大臣 今回の事案を受けて、関係閣僚会議をきょう開催して、「児童虐待防止対策の強化に向けた緊急総合対策」の更なる徹底・強化、これを決定しました。  今委員のお話の法改正ですが、大きく二つ考えておりまして、児童相談所の体制強化、そして職員の専門性の向上。  児童相談所の...全文を見る
○根本国務大臣 今、委員御指摘のように、要は、認知症サポーター、これは一千万人を超えています。私も受講しました。これについては、来年度からは、学ぶから実践というコンセプトで、認知症の方の困り事などの支援ニーズとサポーターをつなげていく新たな仕組み、これはやはり全体のまちづくりの中...全文を見る
○根本国務大臣 私は、今委員のお話しのように、厚生労働省の全体の監察本部の本部長、そして、副大臣以下あるいは全体の幹部で構成している監察本部の本部長であります。そして、本部と特別監察委員会の関係でいえば、私は、特別監察委員会から、事実や原因究明あるいは再発防止を含めた報告を受ける...全文を見る
○根本国務大臣 国会でそういうお話があったということはお伝えしたいと思います。基本的には、監察委員会は独立していますから。
○根本国務大臣 私は、特別監察委員会は、より中立的、客観的な観点を強めて、今までは監察チームというのは常設の監察チームでありました。それは有識者の皆さんと厚労省のメンバーが一緒になって監察チームとしてやっていましたが、やはりこの事案の重要性を鑑みると、これは有識者だけに限定して、...全文を見る
○根本国務大臣 私は先ほど来、樋口委員長もどういう立場でこの予算委員会に出てきているか、これは、そういう理事長として出てきているわけであって、特別監察委員会の委員長で出てきているわけではない。その中での、樋口委員長は答えているんだと思います。(発言する者あり)
○根本国務大臣 いずれにしても、私は、この特別監察委員会は、委員長は大変有能な方だし、真面目な方だし、公平公正な方ですよ。そして、前統計委員長として学識もあるし豊かな識見もある。だから、今、特別監察委員会は委員の皆さんも大変真面目に、そして精力的にやっていただいておりますので、私...全文を見る
○根本国務大臣 私は、十二月二十日に報告を受けたときに、こういうことはあってはならない、徹底的に調査をしろと事務方に言いました。だから、事務方はそれを受けて、監察チームというのが、既に常設の機関があるから、すぐに動き出した。  そして、当たり前ですけれども、こういう事案が各省庁...全文を見る
○根本国務大臣 そして、特別監察委員会は、監察チームだけでやっていた、これは、より中立性、客観性を高めるために、私は、監察チームより独立した特別監察委員会、しかも、これは統計の問題ですから統計の専門家が必要なんですよ。だから、樋口委員長は日本に冠たる統計の専門家、経済の専門家です...全文を見る
○根本国務大臣 賃金構造基本統計調査については、総務省の一斉点検で報告しなかった経緯、理由、あるいは、調査員でやりますよと言っていたところが郵送調査で行われていた、これは、こういう内容、あるいは、いつから行われてきたか、郵送調査、まずは省内で早急に事実関係の確認を行いました。その...全文を見る
○根本国務大臣 繰り返しになりますが、賃金構造基本統計調査の件については、統計数値上の問題というより、行政機関としての基本的な姿勢が問題であって、一般の行政機関の業務の評価、監視という手法になじむことから、これを担当する総務省に調査をお願いすることといたしました。  要は、前段...全文を見る
○根本国務大臣 先生がおっしゃっているのは、毎勤統計の報告で言う共通事業所の数値ですね。(大串(博)委員「参考値、ごめんなさい」と呼ぶ)参考値ですね。毎勤統計というのは、水準を見る場合には、これは本系列、そして参考値が、月々の振れを見るのは参考値、そして……(大串(博)委員「時間...全文を見る
○根本国務大臣 もし、私が誰という名前を、私も親しい人間がいますから……(大串(博)委員「隠すようなことですか」と呼ぶ)やはり、隠す必要じゃないけれども……(発言する者あり)
○根本国務大臣 それは、具体的な名前を申し上げることは差し控えたいと思います。(大串(博)委員「何でですか」と呼ぶ)  統計の専門家もいろいろな話を、いろいろアドバイスをしてくれるけれども、やはり基本的にはこの場で自分の名前を出すのは控えてほしいという気持ちがあると思います。 ...全文を見る
○根本国務大臣 これは、やはり本人も公表しないでもらいたいとか、あるいは本人の了解をとらずして私がここで名前を申し上げるということは、私は控えたいと思います。本人の了解を得ないで私がいろいろな先生方の名前を申し上げることは控えたいと思います。
○根本国務大臣 数値ですので、正確にお答えしたいと思いました。  今回の毎勤統計調査、きょう八時半に公表いたしましたが、現金給与総額、もう先生お話ありましたよね。  それで、共通事業所系列の方の一・七%増。そして、全体は名目で一・四%増ですよね。現金給与総額は、全体は一・四の...全文を見る
○根本国務大臣 認識しています。
○根本国務大臣 本系列については、名目と実質を出しております。  そして、参考の共通事業所系列は名目で、先生おっしゃられたように、例えば平成三十、月々見ると、確かに三十年は、例えば三十年六月の数字は、本系列が二・八で、共通事業所の数値は一・四の伸びでした。(逢坂委員「それは六月...全文を見る
○根本国務大臣 これは統計ですから、本系列は、全体の賃金を戻して、復元して、そして一人当たりで出しております。そして、共通事業所は、去年とことしと同じ事業所を取り出して、それで出していますから、実はこれも、傾向は何かということは、私は一概に言えないのではないか、その月々でやはりぶ...全文を見る
○根本国務大臣 共通事業所系列の何を見るか、これは、月々の前年同月比を見る、迅速に見るという意味で、本来だったら本系列で見るんですけれども、参考値として出しなさい、こういうことで、今、参考値と出しております。  そして、共通事業所系列というのは、結構、前年、月々で、必ずしも、脱...全文を見る
○根本国務大臣 三十年一月からの毎勤統計については、統計委員会で、精度をより向上させるために、純粋に統計的観点から導入されたものであって、そういう声があるかどうかは私は知りませんが、少なくともこれは、そういう声を言われているということは私も聞いていますけれども、我々は全くそういう...全文を見る
○根本国務大臣 私は、それを本人がどういう思いで書いたかどうか、それは本人の思いだと思いますが、そのプレッシャーを感じてやったという認識は私はないと思いますよ。  だって、この毎勤調査というのは、従来から三年に一遍、あるいは二、三年に一遍、全部、全数入れかえるものですから、そこ...全文を見る
○根本国務大臣 特別監察委員会は、委員長のもとで、そして有識者のもとで、その指示で、その判断でやっていると私は思っております。強いて言えば、お手伝いはしているということだと思います。  あくまでも、それは、委員長なり、先ほど委員長からも話がありましたけれども、委員の全員の合議制...全文を見る
○根本国務大臣 特別委員会の報告については、特別委員会の委員長を始め委員の皆様が精力的に作業をしていただいて、そして、主体的に判断をして報告書をまとめていただきました。そして、それを私は報告を受けていますから。  ただ、今委員が御指摘のように、例えば官房長がヒアリングには立ち会...全文を見る
○根本国務大臣 政策統括官が、十二月の段階で賃金構造基本統計調査、これについて、例えば調査員を郵送にしているのか、その事案については部下の担当室長あるいは課長から聞いていたという事実がまずあります。そして、この毎月勤労統計調査の問題があって、これは十二月二十日に私は報告を受けまし...全文を見る
○根本国務大臣 それは、処分の最終判断は私がやっております。ただ、これは閣議事案ですから、異動を閣議で決めた、こういうことであります。  少なくとも、この事案について私が判断しました。そして、手続上は、それは最終的には閣議にかける、こういうことであります。
○根本国務大臣 これは人事のプロセスにかかわることですから、私は差し控えたいと思います。  そして、大西政策統括官は、懲戒処分という処分性はありません。人事異動であります。
○根本国務大臣 これは人事に係るプロセスですから、これは私はお答えを差し控えさせていただきます。人事に対するプロセスですから。  少なくとも、それから、この事案が発生して、厚生省の職員に対しては、私は、とにかくしっかりと仕事をして、徹底的に調査をしてくれ、こういうことで言ってお...全文を見る
○根本国務大臣 まず、時系列で申し上げれば、十二月二十七日に、例えば雇用保険、労災保険等の給付に影響する可能性があるという報告は受けました。  具体的には、そこから推計しなければ、そこから作業をして、具体的に追加的給付がどのぐらい必要になるのか、これはそれからの精力的な作業です...全文を見る
○根本国務大臣 雇用保険法においては、毎月勤労統計における労働者の平均定期給与額を基礎として厚生労働省令で定めるところにより算定した、これは年度の平均給与額ということですけれども、この上昇率を毎年使うんですが、その意味では、「平均定期給与額を基礎として厚生労働省令で定める」と法律...全文を見る
○根本国務大臣 平成十六年から平成二十三年までは再集計するための必要が存在しませんので、平成十六年から二十三年の値については、再集計値で明らかになったそれぞれの年の乖離幅というのがありますけれども、それが平均〇・六%になりますから、これを、これは毎月勤労統計として出す統計ではあり...全文を見る
○根本国務大臣 給付のための推計値は、先ほど私が申し上げたとおりであります。これはあくまで、スピーディーに、早く国民の皆様に追加給付を受けていただこうということで、毎月勤労統計を基礎として算出したものが給付のための推計値であって、これは条文で、毎月勤労統計における労働者の平均給与...全文を見る
○根本国務大臣 共通事業所の集計については活用できるデータを用いて作成するものであって、あくまで参考値として、三十年一月からお示ししております。  これは統計の専門用語なんですけれども、標準誤差というのは、推計値に対して相対的にどの程度の大きさであるかを示すという性格のものです...全文を見る
○根本国務大臣 これは極めて専門的、技術的なことですから。  政治家の判断といっても、私は政策判断はしますけれども、統計的、専門的な、例えば標準誤差というのは推計値に対して相対的にどの程度の大きさであるかを示す標準誤差で、これは計算しておりませんので、これはあくまでも統計的、専...全文を見る
○根本国務大臣 これは我々、統計をつくってお示しするのが我々の仕事ですから。  要は、私が申し上げているのは、これは政治判断ではないんですよ。政策判断でもありません。それが統計上……(川内委員「自動的なことなんですよ」と呼ぶ)いや、機械的とおっしゃられますけれども、それが統計上...全文を見る
○根本国務大臣 統計上果たして意味があるかどうかというのを精査をさせなければいけないと思っています。
02月12日第198回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○根本国務大臣 統計調査における労働者等の区分等に関するガイドラインというのがあるんですけれども、これは、そもそも、統計調査のあり方については、総務省において、新たなニーズや社会経済情勢の変化にも留意しながら、統計相互の整合性の確保、向上、こういうことの観点から見直しをしてきたん...全文を見る
○根本国務大臣 その結果、今回の定義変更に伴う労働者数の変動は一%以内であると試算しておって、賃金の伸びに与える影響はわずかであると考えるため、常用労働者の定義の変更に伴う賃金の伸びへの影響については試算をしておりません。
○根本国務大臣 今般の見直しについては、統計調査同士の整合性をとるための見直しを図る中で、平成二十八年十一月二十四日の統計委員会サービス統計・企業統計部会において、雇用契約期間一カ月以内で、前二カ月、十八日以上労働者数の試算や雇用契約期間一カ月ちょうどの労働者の占める割合の試算を...全文を見る
○根本国務大臣 今、委員がるるお話をいただきました。これについては、この事実関係については、まず確認をさせていただきたいと思います。私も今初めてそこを聞きましたから、そこは事実関係をしっかり確認させていただきたいと思います。
○根本国務大臣 まず、この定義の変更については、いろいろな統計できちんと整合性をとろうねということで、常用雇用労働者等々の定義をすり合わせた結果で簡素化したということがまず前提にあります。  それから、今私も委員から説明を受けました。私も確かに大臣をやっておりますけれども、こう...全文を見る
○根本国務大臣 これ、私もたった今見せられたんですよ。ですから、それは、後刻、精査して対応したいと思います。
○根本国務大臣 これは、いろいろな統計で、きちんと統一的に見ましょうねということで、例えば……(発言する者あり)
○根本国務大臣 常用労働者と臨時労働者の定義を、世帯、個人を対象とする統計との整合性を確保するために、前二カ月それぞれ十八日以上働いた人について、整合性をとるために、まず、有期雇用労働者、一カ月未満、日々雇用という概念がありますけれども、そこに整理をさせていただいたということであ...全文を見る
○根本国務大臣 追加給付に関するお問合せについては、追加給付の対象となる雇用保険、労災保険、船員保険ごとに問合せ専用ダイヤルを設置して対応しているところであります。  専用ダイヤルを各種制度ごとに設置している趣旨としては、雇用保険、労災保険、現在受給中の方や過去に給付を受けたこ...全文を見る
○根本国務大臣 委員が御提案あったようなことは、いい御提案だと思います。  その意味では、我々、御自身の情報を入力していただければ、例えば御自身の給付額はこのぐらいになりますという、そういう簡易な資料をつくって、そして公表したいと思っております。そこは丁寧にやりたいと思います。
○根本国務大臣 委員お話しのように、質の確保、向上、これは本当に私も大事だと思います。  児童福祉司の資質の向上の観点からは、平成三十一年度予算案では、平成二十八年改正児童福祉法により義務づけられた児童福祉司の任用後研修等の実施費用の補助、そして児童相談所職員等の研修センターを...全文を見る
○根本国務大臣 情報共有は、本当に私は大事なことだと思います。今政府委員から答弁させていただきましたが、やはり、我々、今政府委員から答弁したように、これらを徹底することによって、学校と児童相談所がしっかりと連携し、適切に対応できるように努めていきたいと思い、今申し上げたことを徹底...全文を見る
○根本国務大臣 今回、二月八日に決定した対策、これについては、新たなルールを設定することとし、理由の有無にかかわらず、学校の欠席が続く場合には、全ての学校が児童相談所へ速やかに情報提供を行う、こういうことを盛り込んでおります。
○根本国務大臣 まず、時系列で申し上げたいと思います。  昨年十二月二十日に、事案の一報を事務方より受けました。(奥野(総)委員「短く。わかっていますから」と呼ぶ)じゃ、これは省略しますね。  そして、私は、事案の報告を受けましたから、経緯、原因等について速やかに徹底的な調査...全文を見る
○根本国務大臣 毎月勤労統計のお話ですから、私の方から、まず申し上げたいと思います。  整理して申し上げますと、委員のこの共通事業所推計値というのは志位委員の事務所で計算したもの、こう書いてあります。  そして、一定の前提で、この実質値については、共通事業所の問題はいろいろな...全文を見る
○根本国務大臣 この共通事業所の推計値は我々の出したものではありませんので、私は答弁は控えたいと思います。
02月13日第198回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○根本国務大臣 国の行政機関等における障害者の任免状況に関するチェック機能の強化、これについては、公務部門における障害者雇用に関する基本方針で、引き続き法的整備を視野に入れた検討を行う旨記載されております。  これを踏まえて、現在、労働政策審議会雇用分科会において、厚生労働大臣...全文を見る
○根本国務大臣 委員の御指摘のとおりだと私も思います。やはり、余り数合わせになってはいけない、雇用の質をどう確保するのか、これが何よりも大事だと思います。  障害者の希望と能力に応じた、障害者が活躍しやすい職場づくりを推進するために必要な職場環境の整備により、障害者がとにかく活...全文を見る
○根本国務大臣 この本系列と参考値としての共通事業所の系列、何度も私も答弁してまいりました。  確かに、これは極めて専門的な統計の問題なものですから、やはり、説明しても、統計の専門的な問題なのでなかなか十分に伝わらないのではないか、私も率直にそう思っております。  政府統計と...全文を見る
○根本国務大臣 児童虐待防止対策については、政府が一丸となって取り組むため、昨年七月に緊急総合対策を取りまとめました。  対策では、関係機関の連携強化、転居した場合の自治体間の情報共有の徹底、子供の安全確保を最優先とした適切な一時保護や施設入所等の措置の実施、解除などを盛り込み...全文を見る
○根本国務大臣 時間稼ぎをしていることは毛頭ありません。これは統計ですよ、いやしくも。これを……(発言する者あり)いやいや、統計は本当に大事なんですよ。統計は本当に大事。
○根本国務大臣 そして、共通事業所は、先ほど委員長も答弁されたけれども、本当に月々の振れを見るから、だから共通事業所ということで持っている。  それを実質化するということは、どういうことを意味するのか。物価変動を除くというのが実質化ということですから、これは全体を経年的に見ると...全文を見る
○根本国務大臣 千葉県野田市における児童虐待事案については、事案発生後の二月四日に、虐待防止対策推進室長を現地に派遣して、千葉県及び野田市に対して事実関係の確認を行いました。そして、この事実確認の結果、転居前の沖縄県糸満市から転居後の千葉県野田市へ当該児童に関する情報提供があった...全文を見る
○根本国務大臣 その時点で資料がなかったことは事実であります。ですから、持ってこなかったんだと思います。
○根本国務大臣 昨年三月に五歳の女の子が児童虐待により亡くなったことを受け、児童虐待防止について政府が一丸となって取り組むため、昨年七月に緊急総合対策を取りまとめました。  そして、具体的には、例えば、転居した場合の児童相談所間における情報共有の徹底、通告後四十八時間以内に子供...全文を見る
○根本国務大臣 今回の緊急安全確認の対象は、児童福祉法に基づき……(岡本(充)委員「いつからと聞いているんです。いつから一カ月ですか」と呼ぶ)いつから、ちょっと待ってください。  一カ月以内の緊急安全対策の起点はいつかということですか。これは関係閣僚会議で決定していますが、詳細...全文を見る
○根本国務大臣 一カ月以内の緊急安全確認の起点はいつかということですが、今、詳細な調査方法等について速やかに決定した上で通知をしたいと思っております。速やかに通知をしたいと思っております。
○根本国務大臣 自治体に対して、詳細な調査方法等について我々は伝えなければいけませんから、これは速やかに決定した上で、各自治体が迅速に緊急安全確認を行えるよう、具体的な調査方法などについて通知をしたいと考えています。
○根本国務大臣 緊急安全確認の対象、これは、児童福祉法に基づき児童相談所が行う行政処分に当たらない指導としての継続指導と、行政処分に該当する児童福祉司指導を行っているケースを想定しています。  この指導については、具体的には、家庭から子供を分離せず、虐待の未然防止や再発防止を図...全文を見る
○根本国務大臣 委員のお話のように、今回公表された総括所見の中では、前回審査からの進展として、民法、刑法、児童福祉法、児童買春・児童ポルノ禁止法の改正など、児童の権利保護に係る国内法改正や新たな施策が肯定的な側面として挙げられている一方で、体罰禁止などについて、国連児童の権利委員...全文を見る
02月14日第198回国会 衆議院 本会議 第5号
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○国務大臣(根本匠君) 重徳和彦議員にお答えをいたします。  疾病予防の推進の観点から、かかりつけ医と医療情報連携についてお尋ねがありました。  国民一人一人が健康づくりに取り組み、疾病の発症予防につなげるために、厚生労働省としても、第二次健康日本21に基づき、健康寿命の延伸...全文を見る
02月14日第198回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○根本国務大臣 厚生労働省では、公表期日前の統計情報を共有する範囲・手続に関する指針に基づいて、公表期日前統計情報等を共有する範囲等に関する内規というのを定めて、公表期日前の統計情報を共有する者を定めています。厚生労働大臣、厚生労働大臣秘書官、内閣総理大臣室、内閣官房長官室、内閣...全文を見る
○根本国務大臣 公表期日前ですから、いつまでとは定められておりません。公表期日前であります。
○根本国務大臣 サンプル入れかえというのは、普通二年から三年ごとに入れかえるんですが、そこで段差が生じるんですね。段差が生じて、さかのぼって改定するわけですよ。  その段差が生じて大きくこういうふうに数字が変わるということを私は説明したんだと考えております。
○根本国務大臣 もともとこの問題は、三年に一遍、全部総入れかえするから、そうすると、これは統計的な見地ですけれども、段差というのが生じて、下がる。下がったら、さかのぼって下げますから、これは、この統計のやり方について、総入れかえ、この問題については、もともといろいろな方からも常々...全文を見る
○根本国務大臣 毎回はやっておりません。
○根本国務大臣 これは先ほど私が申し上げましたが、毎勤統計は二年から三年に一遍、全部サンプルを入れかえる。入れかえると段差が生じて、段差が生じて過去にさかのぼって修正するので、だから、そこは説明に行ったということであります。
○根本国務大臣 毎回行っているかどうかは承知しておりません。今の段階では承知しておりません。
○根本国務大臣 今、官房長からもお話がありました。  私も、十二月二十日に一報を受けたのは、五百人以上規模の事業所において全数調査とすべきところ、東京都において抽出調査を行っていたこと、抽出調査の結果に必要な統計的処理を加えず、適切な復元処理を行わずに集計していたこと、この二点...全文を見る
○根本国務大臣 委員のお示しになった試算についての私の評価、判断ということでよろしいでしょうか。(小川委員「はい」と呼ぶ)  先日、まずお求めがあったので、常用労働者の定義変更に伴う賃金への影響試算について、責任を持った数字をまずお示しできるように現在精査をしているところであり...全文を見る
○根本国務大臣 二〇一七年十月は五千四十八万人。十一月は五千六十二万人。一七年十二月は五千六十八万人。二〇一八年一月は四千九百三十万人。一月、二月については、申しわけありませんが、私、手元に数字がありませんので、確認してお話をさせていただきたいと思います。
○根本国務大臣 二〇一七年十二月と二〇一八年一月の常用労働者数の差について、委員のお話が今ありましたように、前年の差より幅が大きいのは、二〇一八年一月から今までの統計のやり方を変えて、より精度を高めるということでローテーションサンプリング方式を入れた。そして、それぞれの産業構造、...全文を見る
○根本国務大臣 〇・三から〇・九六、後者の労働者数の試算は〇・二から〇・九%であることを踏まえると、この両方の評価を、必要があって、具体的なこの点の影響は今お答えするのは難しいのでありますが、一番大きな要因はベンチマーク更新による影響ということだと考えています。
○根本国務大臣 今回設置する検討会、この目的は、この国会でもいろいろな議論がありました。共通事業所を実質化することについて、これをメーンにどういう課題、あるいはどう考えたらいいのかということであって、もともとこの勤労統計の調査は、常用労働者数の推移を見るものなのですよ、統計的に。...全文を見る
○根本国務大臣 本来、この統計で見るのは、常用労働者を見るのがこの統計ですから、だから、常用労働者と……(発言する者あり)いや、一部ですよ、それは。
○根本国務大臣 はい。  いずれにしても……(発言する者あり)いや、ひどくない。だって、日雇というよりは、常用労働者に、前二カ月で十八日以上の労働者を常用労働者としてカウントしていたのは事実でありますが、それはほかの統計との整合性をとるために、常用労働者の定義を変更しました。 ...全文を見る
○根本国務大臣 さっき私は申し上げたんですけれども、常用労働者と臨時労働者というジャンルがあって、常用労働者には、それまでは前二カ月で月十八日以上というのをそこに入れていたんだけれども、これがほかの調査と定義が異なるものですから、そこの定義は共通にしましょうといってやった。そして...全文を見る
○根本国務大臣 先ほど、私、申し上げましたが、平成三十年一月の常用労働者の定義変更によって、臨時又は日雇労働者で前二カ月の各月にそれぞれ十八日以上雇われた者は除外される一方で、雇用契約期間一カ月ちょうどの労働者は新たに含まれます。  そして、私が前段で言った労働省の試算は〇・三...全文を見る
○根本国務大臣 私が申し上げたように、二つあるんですね、二つ。  日雇労働者で前二カ月の各月にそれぞれ十八日以上雇われた者、これは除外された。しかし一方で、雇用契約期間一カ月ちょうどの労働者、これは今まで常用労働者の定義に入っておりませんでした。それを入れた。この二点があるんで...全文を見る
○根本国務大臣 だから、そういうことだと私は思います。(発言する者あり)同じことではない。ちゃんと、きのうのヒアリングで厚生労働省の職員がどういう文脈の中でどういうお答えをしたのか、私は今直ちにはそれは承知しておりませんが、ですから、正確にどういうことを言ったのかということは、私...全文を見る
○根本国務大臣 私は二つ申し上げております。  一点は、委員のおっしゃられた話。除外された。一方で、雇用契約期間一カ月ちょうども新たに含まれていますから、それは相殺される部分がある。そして、前段の話でいえば、上振れする可能性は、その限りにおいてはあると私も思います。
○根本国務大臣 まず、今回の、ローテーションサンプリングを導入した、あるいはベンチマークを更新して正しく経済構造を反映するようにした、これはいずれも、統計委員会で専門的に検討なされた上で、今までの全数入れかえだと段差が生じるから、やはりローテーションサンプリングとベンチマーク更新...全文を見る
○根本国務大臣 だから、私は全て答弁しております。  そして、定義の変更による影響については、どういう影響があるかは、これは今精査中で、私は影響は薄いと思いますけれども、それは今精査中であります。  それから、委員、混同されていると思いますけれども、ローテーションサンプリング...全文を見る
○根本国務大臣 二つに整理して申し上げたいと思います。  統計委員会では、さんざんローテーションサンプリングの議論をして、そして、今までの総入れかえ方式よりもローテーションサンプリング方式を採用した方が段差は非常に少なくなるということで、簡単に言うと、ローテーションサンプリング...全文を見る
○根本国務大臣 まず、共通事業所というのは、参考値、そして……(西村(智)委員「いい、いい、わかっています」と呼ぶ)ちょっと聞いてください。(西村(智)委員「もういいです」と呼ぶ)いや、だって聞かれているんですよ。(発言する者あり)
○根本国務大臣 だって……(西村(智)委員「いい、いい、同じことの繰り返しだからいいです、もう」と呼ぶ)同じことの答弁といっても、これは大事な答弁ですよ。
○根本国務大臣 では、まず、共通事業所を、名目値を実質値にできるかどうか。これについては、共通事業所については、前年とことし、それぞれ共通事業所の対象が違いますから、それを月々比較していいのか。あるいは、実質化するということは時系列を見るということですから、時系列を見るにふさわし...全文を見る
○根本国務大臣 まず……(発言する者あり)ちょっと聞いてくださいよ。
○根本国務大臣 私が実質化してほしいかどうか、それは私は予断を持っておりません。なぜなら……(発言する者あり)違う、違う。統計というのは、専門的、中立的、客観的なものですよ、統計をつくる方は。そして……(発言する者あり)
○根本国務大臣 ユーザーがいろいろなニーズがある。これは実質化について私も答えてきたけれども、だから、これについては、実質化についてのテーマで専門的検討を今委ねております。  それで、私が実質化が望ましいかどうかということについて、私は予断を持って申し上げるわけにはいかない。統...全文を見る
○根本国務大臣 私は、客観的、中立的なものが統計だと思いますよ。我々の政治判断が入るのは統計ではないと私は思います。(発言する者あり)
○根本国務大臣 それは、今、検討会が立ち上がりますから、検討会の皆様にはできるだけ速やかに検討してほしいと思っております。
○根本国務大臣 実質化については、この国会でもさまざまな議論がありました。ですから、実質化について、これをどう考えるか、これは統計的な専門家の立場で判断してもらいたいと思います。  そして、いつまでにということですが、検討会については可能な限り早く立ち上げたいと思っておりますが...全文を見る
○根本国務大臣 速やかにやっていただきたいと思っております。
○根本国務大臣 これは、専門家において理論的な見地、専門的な見地からやっていただく話ですから、速やかにやっていただきたいと私は申し上げますけれども、速やかには速やかにであります。
○根本国務大臣 特別監察委員会については、これは年末から年始、我々もずっと事実関係の把握をするために作業していますよ。そして、監察チームというのは、もともと機動的にやれるようにありますから、そこでも精力的にやってきた。それを引き継ぐ形で特別監察委員会にやっていただきましたが、特別...全文を見る
○根本国務大臣 私は、先ほども申し上げましたが、基礎的な事実関係を把握するために、省内の監察チーム、これでやっていました。  そして、今回の事案の重大性に鑑みて、過去の原因と結果を徹底的に解明するために、調査の中立性、客観性を高めるとともに、統計に係る専門性を重視した体制とする...全文を見る
○根本国務大臣 特別監察委員会で、その事実あるいは原因等について検証していただきました。そして、その特別委員会の報告書によると、平成三十年一月から新たに、要は、ローテーションサンプリングの導入に伴って、一定の調査対象事業所を毎年入れかえる必要が生じることになりました。  当時の...全文を見る
○根本国務大臣 その意味では、あれは定義の変更で、これは他の統計との調整ということで定義の変更をいたしました。そして、確かに統計委員会でも、そういう影響について、厚労省にそういうやりとりがあったというのは私も承知をしております。その意味では、どういう影響があるのかというのは、改め...全文を見る
○根本国務大臣 まず、毎月勤労統計における常用労働者の定義の変更、これは、統計委員会サービス統計・企業統計部会において、平成二十八年から平成二十九年一月にかけて御議論いただき、ここは、この部会において適当という判断をいただいたものであります。これは、他の統計との比較可能性の向上か...全文を見る
○根本国務大臣 私が先ほど答弁させていただいたように、企業統計部会において適当という判断をいただいた。しかし、影響の分析について御示唆をいただいた。そして、その検証を実施する旨の発言をした。そしてその後、分析に着手したものの、作業は滞っていると聞いておって、大変遺憾に思い、速やか...全文を見る
○根本国務大臣 私もたびたび質問されて答弁しております。  要は、実質化するということはどういう意味を持つのか。要は、指数化をするというのは、まずですよ、これを、毎月勤労統計の、要は我々の統計として示す場合には、やはり十分な専門的な検証を経なければいけない、こちらは統計をつくる...全文を見る
○根本国務大臣 私は何度もお答えをしてきました。  実質化する、時系列で比較するこの課題は何か。これは、何も語っていないとおっしゃられたので多少お話をさせていただきますが……(逢坂委員「いやいや、いいです。その質問はもういいです」と呼ぶ)いや、だから、私は課題を何度も申し上げて...全文を見る
○根本国務大臣 一人親家庭の大学進学率の伸びについては、今そういう御紹介がありました。  一義的に要因を分析することは困難でありますが、景気回復によって母子世帯の就労収入が改善していることや、母子世帯の子供の進学に対する意識が向上していること、また、この間、政府として奨学金制度...全文を見る
○根本国務大臣 技能実習生の適正な労働条件の確保は重要だと思っております。  労働基準監督署では、技能実習生を雇用する約四万八千の実習実施企業に対し、各種情報から法違反が疑われる事業場を重点的に監督指導をしております。  平成二十九年の一年間において、外国人技能実習生を雇用す...全文を見る
○根本国務大臣 今委員が御指摘のように、繊維業界については、技能実習に関する法令違反が多く指摘されてきたことから、今お話しのように、経済産業省において繊維産業技能実習事業協議会を設置し、厚生労働省もオブザーバーとして参加し、業界団体を通じた法令遵守の徹底などの取組を進めているもの...全文を見る
○根本国務大臣 実は、今までの公表分については、業種別の公表を前提として整理していないために、個別に確認が必要でありますので、どのような形で対応できるかは検討していきたいと思っております。  そして、今、時期の話がありましたが、そういう課題がありますので、時期は、来年度中には業...全文を見る
○根本国務大臣 技能実習制度の目的である開発途上国等への技能の移転について、その状況を把握することは重要だと思っております。  このため、厚生労働省においては、技能実習を終えて帰国する外国人技能実習生に対して、帰国後、フォローアップ調査を実施し、技能実習の成果や帰国後の就職状況...全文を見る
○根本国務大臣 平成二十九年度は、技能実習を修了した技能実習生のうち、平成二十九年七月から十一月までの間に帰国した二万二千八百六十三人に対し調査を行い、五千三百五十九人から有効な回答を得ました。  そして、回答のうち、九六・七%は団体監理型であります。
○根本国務大臣 労働基準監督署においては、労働時間の上限規制の定着による長時間労働の抑制や外国人労働者の労働条件の履行確保に必要な体制整備を図るために、我々、労働基準監督官百六人の増員が認められる予定であって、三千十三人の体制で外国人労働者対策に当たっていくこととしております。 ...全文を見る
○根本国務大臣 昨年三月に五歳の女の子が児童虐待により亡くなったことを受けて、児童虐待防止について政府が一丸となって取り組むため、昨年七月に緊急総合対策を取りまとめました。  その事案から、転居した場合の児童相談所間における情報共有の徹底、通告後四十八時間以内に子供の安全確認が...全文を見る
○根本国務大臣 まず、質の向上について、我々もしっかり取り組んでいきたいと思います。  それから、今回の事案を踏まえて、一カ月以内に緊急的に安全確認することを決定しました。これは、今回の事案が、自宅に戻す決定をし、その後、学校を長期欠席している間に起こってしまったことなどを踏ま...全文を見る
02月15日第198回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○根本国務大臣 医療分野への対応ということでお話をしたいと思います。  昨年十二月に、外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策、これが閣議決定されました。その中で、外国人患者が安心できる環境の整備を進めていきたいと思っております。  具体的には、委員御指摘の、例えば医療通訳...全文を見る
○根本国務大臣 マイナンバーカードも健康保険証として利用できるようにする、こういうことです。
02月18日第198回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○根本国務大臣 現在、特別監察委員会では、改めて厳正な調査を行っていただいております。  このスケジュールについては、委員会の判断で行っていくべきものと考えておりますが、一月三十日の特別監察委員会において、改めて、追加報告及び取りまとめ時期はこの委員会で決める、拙速な議論を避け...全文を見る
○根本国務大臣 この業務改善助成金、まさに委員が御紹介していただきました。  最低賃金の引上げに対応して生産性を向上させることができるように、設備投資やコンサルティングの費用を助成する。この助成金について、マスコミや業界団体を通じた周知、今、存在自体が知られていないというお話で...全文を見る
○根本国務大臣 制度の趣旨を踏まえますと、ボランタリーなものですので、政府として直接助成を行うことは難しいのではないかと考えておりますが、ドナー休暇制度については、総理からもお話がありましたように、日本骨髄バンクが企業に対して実施する普及啓発活動への支援を来年度から強化していきた...全文を見る
○根本国務大臣 少し質問を確認させていただきたいんですが。
○根本国務大臣 今までのやり方だと、おっしゃるように、旧サンプルと新サンプルを三年に一遍ばっと入れかえると段差が生じる。それは確かに……(長妻委員「それじゃない、その話じゃない」と呼ぶ)二つあって、私もちゃんと理解していますよ、私も読んでいますから。だから、サンプル入れかえによる...全文を見る
○根本国務大臣 ですから、私は今回の統計がどういうふうに変わったかということを申し上げています。  そして、まずは部分入れかえをしましょうと。そして、過去にさかのぼって、このベンチマーク更新も含めて、統計利用者のニーズを踏まえる観点から、ベンチマーク更新も含めて、過去を補正し断...全文を見る
○根本国務大臣 私、三年総入れかえを、今回ローテーションサンプリングした、先ほど申し上げました。そして、もう一つ、委員おっしゃるように、経済センサスというのは五年に一遍出ますよね。だから、今回、三十年一月は、そのときの産業構造、あるいは、大きな企業、中小の企業、ウエートが変わりま...全文を見る
○根本国務大臣 中間報告、委員もお読みいただいていると思います。その中間報告を出した。そして、我々は、ああいう中間報告、さんざん審議してきましたけれども、もともとこれは、公的統計についてきちんと見直しましょうねというのが平成二十六年からあって、統計委員会が秋から毎勤統計をやるとい...全文を見る
○根本国務大臣 要は、総入れかえ方式のときには、三角補正はやってきた、これについては。しかし、今回、ギャップの補正方法と書いてありますが、この指数については、サンプル入れかえ後の増減率を正しく計算するため、適切な補正を実施するが、実数については、従来どおりの補正は行わないというこ...全文を見る
○根本国務大臣 私もきちんと頭を整理して答えていますよ。ベンチマーク更新のそのギャップの話とサンプル入れかえのギャップの話は、ちゃんと。  サンプル入れかえによってギャップは縮まる、そして、ベンチマークのギャップについては、部分入れかえ方式に仮に移行しても、ギャップの補正が必要...全文を見る
○根本国務大臣 公表日については、厚生労働省が判断しておりますから、官邸の連絡によって延期を行ったという事実は毛頭ありません。  そして、なぜ延期をしたかということですが、公表予定の毎月勤労統計の一部の数値で前年比の小数点以下の端数処理のプログラムの不都合が生じている可能性があ...全文を見る
○根本国務大臣 「諮問・答申」のところに、今回の断層には、5標本交換による断層に加えてと書いてあって……(大串(博)委員「5って何ページですか、どこですか。5なんてないですよ」と呼ぶ)「(2)諮問・答申」の、今回の断層に……
○根本国務大臣 ちょっと確認させていただきますけれども、要は、ワーキンググループでは、基準改定、ウエート更新、計算方法の変更に伴う断層も実は含まれているんですけれども、それについては明示的には取り上げていないけれども、ワーキンググループにおいて考え方を整理する際に参考とした月次の...全文を見る
○根本国務大臣 「諮問・答申」の中に、(2)というのが「諮問・答申」と書いてありますよね、(2)と書いてある。毎勤統計、毎月……(大串(博)委員「(2)諮問、答申。大臣、これ、ほら、上げます。大臣、どうぞ見てください。これが答申です」と呼ぶ)ちょっと待って。私から説明させていただ...全文を見る
○根本国務大臣 でも、これは……(大串(博)委員「答申を読んでいないですよ」と呼ぶ)違うんです、これは……(大串(博)委員「答申はこれです」と呼ぶ)
○根本国務大臣 接続方法を、ちょっと確認させてください。  あのころ、接続方法について、ワーキンググループからきちんと示されているんですよ。(発言する者あり)では、ちょっと確認させてください。
○根本国務大臣 今回の事案によってGDP等については影響がないことが確認されているが、それ以外にどのような経済指標に影響が及び得るかについては、現在、鋭意確認を進めているところであって、まとまり次第、公表する方針であります。
○根本国務大臣 今、鋭意作業中で、まとまり次第、速やかに公表をいたします。
○根本国務大臣 まず、実質賃金については、我々は、労働者全体の賃金の水準を見る上で重要で、本系列で実質賃金をお示しをしております。  そして、共通事業所については、これは私、何度も申し上げておりますが、この実質化ということであれば、前年同月との共通事業所群と翌年同月との共通事業...全文を見る
○根本国務大臣 そして、作成が開始されてから十二カ月であって蓄積が乏しい、こういう課題がありますから、これを実質化することについては、統計的な観点からの専門的な検討が必要であると私も繰り返し申し上げておりました。  そして、この統計的な観点、あるいは、統計を活用する側の、統計を...全文を見る
○根本国務大臣 樋口委員長は統計の専門家です。そして、労働経済研究の専門家であるなどから、その個人の資質に着目して、樋口氏しかいないということで、委員長をお務めいただいております。
○根本国務大臣 最低賃金に関する地域格差、これは政府としても問題意識を持っております。  今、我々、最低賃金が低い地域の賃上げ、このために、例えば業務改善助成金なども用意して環境整備を図っております。  他方、山本幸三委員は既に御承知でありますが、全国の一律最低賃金については...全文を見る
○根本国務大臣 今、特別監察委員会においては、より独立性を高めた形で、更に厳正に調査を進めていただいております。今般の事案の事実関係や原因について、徹底して明らかにしていただきたいと思っております。  そして、厚生労働省として、やはり、統計に対する姿勢を根本から正して、再発防止...全文を見る
○根本国務大臣 厚生労働省においては、検証すべき事案が判明した場合、迅速かつ中立的、客観的に事案に対処をする上で、まずは、実は常設の監察チームを置いています。そして、常設の監察チームのメンバーである官房課長や事務局である大臣官房の職員で基礎的な事実関係の把握を行って、外部の有識者...全文を見る
○根本国務大臣 前回の裁量労働制、この問題については監察チームがやっておりました。外部構成員によるヒアリング、五名やったんですけれども、今回の事案、これについては、もう既に私がお話ししたとおりに、調査の中立性、客観性を高めるとともに、統計に係る専門性も重視した体制、だから、その意...全文を見る
○根本国務大臣 この事実については、特別監察委員会で、具体的な事実関係あるいは関係職員の動機、目的、認識、そして責任の所在を明らかにする報告書、これを一月二十二日におまとめいただきました。  私は、その報告書の中身を読んで、今、高橋委員が御指摘されているようなことは、あの報告書...全文を見る
○根本国務大臣 ちょっと私、誤解したかもしれませんが、高橋委員が先ほど、東京都で抽出率、違うでしょう、そしてそれを、全国の抽出率、復元倍率も違っていましたねと。そのことについて、報告書でそこは事実解明をしていただきましたから、そこは私は報告書ということを申し上げました。  そし...全文を見る
02月20日第198回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○根本国務大臣 厚生労働省から阿部座長に送ったメール、どういうメールという話ですか。厚生労働省から阿部座長に送ったメールだと思います、御質問のメールは。(安倍内閣総理大臣「一旦帰って」と呼ぶ)  一旦戻ります。
○根本国務大臣 中身のメールは確認しておりません。確認できておりません。
○根本国務大臣 現在、厚生労働省の担当に確認しているところであります。(発言する者あり)
○根本国務大臣 そういうメールが阿部座長に届けられた、これは聞いております。  そして、御質問の通告があったので、阿部検討会座長に、事務方から御発言の内容について確認をいたしました。ですから、阿部座長のところにメールは確かに送られた、阿部座長はそれを見ているわけですから。ですか...全文を見る
○根本国務大臣 阿部座長によれば、関係者が誰であるかについて具体的な名前は……(長妻委員「いや、阿部座長じゃない」と呼ぶ)まず順番を追って私は申し上げます、聞いていないとのことでした。  そして、阿部座長については、阿部座長の認識は、具体の経緯は承知していないが、最終的に選択肢...全文を見る
○根本国務大臣 現時点では確認できておりませんが、その存否も含めて確認させたいと思います。
○根本国務大臣 そもそも、毎月勤労統計、もう既に委員御案内ですけれども、二、三年に一回、全部総入れかえをします。そして、産業構造の変化を反映するためベンチマーク更新を行ってきました。ここが実は……(長妻委員「委員長、時間がないので、ちょっと私がもう一回言いますが」と呼ぶ)いや、こ...全文を見る
○根本国務大臣 過去の統計数値をさかのぼって補正する取扱いをしていたんですけれども、かねてから、これは利用者にとってわかりにくいという問題があったんですよ。  そして、過去に示した数値は、いろいろな政策判断などに用いられる情報ですから、これが事後に変わるのは関係者の混乱を招きか...全文を見る
○根本国務大臣 私は、きちんと答弁したいと思いますが、何で遡及適用をやめたか、これは……(長妻委員「いつだというの、理由じゃない。それは事後的に。ちょっと、時間がないので」と呼ぶ)事後的ではありません。(長妻委員「いつですか、何月」と呼ぶ)
○根本国務大臣 二十八年十一月から二十九年一月の統計委員会の審議を経て、統計委員会の答申としては、調査、統計は原則として遡及しないという原則的な考え方に照らして、従前の方法を改め、新旧の数値をそのまま接続し、遡及改定を行わないということで答申されて、二十九年二月に承認されておりま...全文を見る
○根本国務大臣 まず、厚労省の方から総務省に話をして、諮問、答申は、統計委員会で諮問、答申をするというのが実はこのプロセスであります。  そして、毎勤統計のギャップ補正方法については、平成二十七年十二月の統計委員会の基本部会において、厚生労働省から、ベンチマークの更新を含めて、...全文を見る
○根本国務大臣 委員、もうお手元にありますよね。これは、参考としてワンセットでこれをつけておりますから。統計法施行状況審議を踏まえた確認事項で、賃金・労働時間指数の接続方法の変更ということでお示ししているわけですよ。  ここは、実は、標本交換とベンチマーク更新によるギャップは、...全文を見る
○根本国務大臣 委員も御承知のように、幾つかの論点が一緒に提起されていますよ。(長妻委員「ここに入っているんですかと」と呼ぶ)いや、だから、これはワンセットで一緒に提起されていますよ。(長妻委員「だから、入っているんですか」と呼ぶ)
○根本国務大臣 だから、これはワンセットですから、これと。(長妻委員「だから、これは入っているんですか」と呼ぶ)  そして、だから、これとこの参考はワンセットだと。
○根本国務大臣 私が申し上げているのは、この諮問……(発言する者あり)ちゃんと、そこの中には……
○根本国務大臣 はい。  私は、この参考資料も含めてワンセットで出ていますから、その意味では、統計法施行状況審議を踏まえた確認事項で、賃金・労働時間指数の接続方法の変更で、変更後に、第一種事業所におけるローテーションサンプリングの導入後は、新旧計数をそのまま接続させる、理解はし...全文を見る
○根本国務大臣 はい。  標本交換とベンチマーク更新によるギャップ、これを一体のものとして、そこは区別しないで一体のものとして出している、こういうことであります。
○根本国務大臣 委員、今いろいろなことを言われて、私に質問がありましたが、第五回と第六回の経緯だけ申し上げますと、第五回……(奥野(総)委員「いや、もうそこはいいですから。調べるかどうか」と呼ぶ)いや、これだけ言わせてください。第五回検討会に事務局が提出した素案は……(発言する者...全文を見る
○根本国務大臣 検討会での御意見を踏まえて修正されることを前提とした文書……(奥野(総)委員「調査するかどうか」と呼ぶ)いや、五回と六回とおっしゃられたから。そして、樋田さんはそのとき、ローテーションサンプリングも必要ではないかということを言ったんですよ。そして、阿部座長が修正し...全文を見る
○根本国務大臣 第六回に、第五回の議論を踏まえて、特に樋田委員のローテーションサンプリングの必要性という指摘を踏まえて、修正しますといって、それが第六回の検討の整理案として出された、この経緯があります。
○根本国務大臣 私は、十二月二十日に一報を受けました。それは今……(奥野(総)委員「そうですね、ちゃんと報告したと言っています」と呼ぶ)具体的に何が報告されたかということですよ、大事なのは。  私がそのとき報告されたのは、五百人以上規模の事業所において全数調査とすべきところ、東...全文を見る
○根本国務大臣 私は、五百人以上規模の事業所において全数調査とすべきところ、東京都において抽出調査を行っている、そして、抽出調査の結果に必要な統計的処理を加えず、適切な復元処理を行わずに集計していた、この二点を聞かれましたから、私は、経緯、原因等について速やかに徹底的な調査を行う...全文を見る
○根本国務大臣 私は、発表というのは、やはり一定の事実関係が明らかになった上で、そしてそれを把握した上で発表すべきだと考えておりました。  一月八日は、新しい年になって、閣議後の初会見ということになりますが、ここで、毎月勤労統計で、東京都の五百人以上規模の事業所で全数調査と公表...全文を見る
○根本国務大臣 先ほど総理からも御答弁いたしました。昨年四月からスタートした国保改革の案を取りまとめる際、全国知事会等の地方三団体と協議の結果、毎年約三千四百億円の財政支援を行うこととされました。  全国知事会については、国保改革に向けての議論の過程で、全国知事会において、国保...全文を見る
○根本国務大臣 委員お話しのように、全国知事会から、最近の要望、平成三十年七月に受けました。新制度の運用状況を鑑み、不断の検証を行いながら国保制度の安定化が図られるよう必要な見直しを行うこと、三千四百億円の財政支援について、今後も国の責任において確実に実施すること、今後の医療費に...全文を見る
○根本国務大臣 間違いありません。
○根本国務大臣 差押禁止財産については、最低限の生活保護等の観点から設けられていて、具体的には委員が先ほど御紹介したとおりであります。  保険料の徴収に当たっては、市町村において個々の事情に応じたきめ細かな対応を実施しておりますが、差押禁止財産の取扱いについても、全国の自治体職...全文を見る
○根本国務大臣 二〇〇六年度の差押件数は延べ約九万五千件、差押金額は延べ約三百九十億円であります。そして、二〇一六年度の差押件数は延べ約三十三万六千件、差押金額は延べ約九百九十四億円であります。
○根本国務大臣 国民健康保険は、加入者の方々に負担能力に応じて保険料を負担していただきながら、医療費を支え合う制度であります。そうした中で、保険料を支払う能力があって保険料を納付できない特別な事情がないにもかかわらず滞納している方については、差押えによる徴収などを行う必要があると...全文を見る
○根本国務大臣 徹底するという観点から、毎年度、同月に開催している全国高齢者医療主管課長及び国民健康保険主管課長並びに後期高齢者医療広域連合事務局長会議、そして夏季にブロックごとに開催しているブロック会議、このブロック会議を通じて、今しっかりと我々も周知を図っております。
○根本国務大臣 私は、非常に参考になる取組だと思います。  とにかく、個々の状況に丁寧に対応して、そして、生活を著しく窮迫させるおそれがある場合には、これは滞納処分の執行を停止することができるわけですから、やはり、差押えによって生活が極めて困難になることがないように、各市町村の...全文を見る
○根本国務大臣 社会保険診療は非課税になっております。その意味では、委員も御承知のとおり、その仕入れに係る消費税額、これは仕入れ税額控除の対象になりませんので、この仕入れに係る消費税相当額を診療報酬に上乗せする形で補填をしております。  その意味で、この上乗せによる補填、これは...全文を見る
02月21日第198回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○根本国務大臣 では、簡潔に。  自殺対策としては、従前から、民間団体や地方自治体による電話等による相談事業が行われてまいりました。ただ、若者の日常的なコミュニケーション手段であるSNSを活用した相談はほとんど行われておりませんでした。  また、一昨年取りまとめられた座間市に...全文を見る
○根本国務大臣 この事案については、私は事務方に確認させました。事務方からは、姉崎さんだ、そういう報告を私は受けておりますので、きのうの答弁ではその旨お答えをいたしました。
○根本国務大臣 その点については、その時点では確認されておりません。やはり、私が聞くのは、事務方から報告を受けて、私が答弁をさせていただきました。
○根本国務大臣 それは、私も事務方からきのう報告を受けてそういう答弁をいたしましたので、その点についても事務方に確認をさせたいと思います。
○根本国務大臣 今委員の取り上げた事案ですけれども、この事案は、委員もお話がありました、移管元の児童相談所で、転居の数週間前に、転居を判断理由の一つとして児童福祉司指導が解除されております。また、移管先の児童相談所においても速やかな安全確認が行われなかった。この二つが問題だと思い...全文を見る
○根本国務大臣 その点については委員の御指摘のとおりだと思いますが、香川県からは、指導解除の理由として、転居も理由の一つとしている旨を確認しております。
○根本国務大臣 今委員の御指摘のように、香川県は、母親との信頼関係があって児童福祉司指導を解除したと言っております。  委員がおっしゃるとおりに、転居時にはいかなる理由があっても児童福祉を解除すべきではないという委員の御指摘ですが……(岡本(充)委員「まだ言っていない、それは。...全文を見る
○根本国務大臣 転居に伴う家庭環境の変化はリスク要因ですから、転居先でも指導を継続して行う必要があることを踏まえた対応が必要と考えております。(岡本(充)委員「答えていない。どこに書いてあるかと聞いているんです、いかなるときでも解除しちゃいけないと」と呼ぶ)
○根本国務大臣 今は書いておりませんが、その旨を周知徹底していきたいと思います。
○根本国務大臣 周知徹底してまいりたいと思います。
○根本国務大臣 児童虐待対策、これについては、昨年七月に緊急総合対策を取りまとめました。そして、本年二月八日の関係閣僚会議で、昨年七月の緊急総合対策のさらなる徹底、強化のための対策を決定しました。  この対策に全力を挙げて取り組むこと、これが厚生労働省に課せられた責任だと思いま...全文を見る
○根本国務大臣 覚悟は、私もこの総合対策はしっかりやりますよ、担当大臣だから。  ということで、そこは岡本議員と私は同じ意識だと思います。そして……(岡本(充)委員「やめるぐらいの決意でやってほしい」と呼ぶ)だから、しっかり、しっかりやります。(発言する者あり)
○根本国務大臣 学校欠席などのリスクファクター、これについては、学校を欠席しているということと、不自然な外傷がある、あるいは虐待についての証言が得られた、あるいは帰宅を嫌がる、家庭環境に変化があった、こういう児童虐待の新たな兆候や状況の変化。学校欠席等のリスクファクターというのは...全文を見る
○根本国務大臣 四十八時間以内に行きます。
○根本国務大臣 虐待を受けたなどの事情によって親元で暮らせない子供たち、できる限り家庭的な環境で育つことができるようにしていくことが重要だと思っております。里親委託の推進あるいは特別養子縁組の利用促進、これを一層進めていきたいと思います。  里親委託の推進については、都道府県に...全文を見る
○根本国務大臣 労働力需給推計については、労働政策研究・研修機構において、統計や労働経済等の専門家から成る労働力需給推計に関する研究会を設置して検討が行われていると承知をしております。  加えて、本推計の検討に当たっては、厚生労働省の雇用政策研究会において、機構に関し検討状況の...全文を見る
○根本国務大臣 ただいま申し上げました労働政策研究・研修機構の労働力需給推計に関する研究会において、数式等を提示の上、そこで評価、分析をしていただいて検討が行われていると聞いております。
○根本国務大臣 労働力需要や供給に関する関数を作成して議論をいただいております。そして、この研究会は、有識者委員で構成されて、客観的に、専門的に分析、評価、そして対応をしていただいております。
○根本国務大臣 これは、前回の資料、労働力需給の推計ということで公表していますが、その中で、例えば労働力率関数の推定で、具体的な労働力率の数式、これは示されております。要は、労働力需要や供給に関する関数を作成しております。(発言する者あり)数式は、これはいろいろありますよ、数式は...全文を見る
○根本国務大臣 労働力需給の推計、前回のやつはもう公表をしております。そして、今回の数式については、取りまとめた後に公表したいと思います。
○根本国務大臣 まず、二つあって、財政検証に用いる経済前提、これは、ことし一月に公表された労働力需給推計や内閣府の試算を踏まえて議論しています。そして、設定プロセスの透明性を確保する観点から、社会保障審議会年金部会のもとに設置した、経済、金融の外部専門家で構成する経済前提に関する...全文を見る
○根本国務大臣 イエスです。
02月22日第198回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○根本国務大臣 どのような事項について追加調査を行い、次の報告書に盛り込むかについては、委員会の判断で行っていただくものと考えており、私から言及することは差し控えたいと思います。  いずれにしても、現在、追加ヒアリングも含め、特別監察委員会において精力的な議論が行われていると認...全文を見る
○根本国務大臣 まず、委員のお尋ねですから、少しきちんとお話をさせていただきたいと思います。(発言する者あり)時間潰しではありません。  もともと、この問題というのは、平成二十六年に、公的統計に関する統計委員会でこれからレビューしましょうねと、まず平成二十六年がスタートなんです...全文を見る
○根本国務大臣 私は、それは純粋に統計の問題だと思っております。
○根本国務大臣 これは特別監察委員会において御判断いただくべきものだと思っております。
○根本国務大臣 では、簡潔に申し上げます。  今般、二月七日に……(発言する者あり)
○根本国務大臣 特別監察委員会の独立性を高める観点から、新たに元最高検検事の方を事務局長に迎え、民間有識者で構成される事務局を設置することを委員会においてお決めになられました。事務局メンバーにはトータルで三人の方が事務局メンバーとして、今、事務局として機能をしております。
○根本国務大臣 事務局のメンバーは一般職の非常勤職員であり、常駐はしておりませんが、委員会が開催される日は基本的に委員会に出席し、その他、必要に応じて厚生労働省にお越しになっていると聞いています。厚生省に来られないときでも、委員間で日々頻繁にメールのやりとりなどにより、特別委員会...全文を見る
○根本国務大臣 特別委員会では、現在、中立的、客観的な立場から厳正な調査を行っていただいております。  特別監察委員会へ委ねているわけですから、第三者、有識者に。ですから、私は、その議論の状況においては、特別監察委員会もやっていただいておりますから、厳正に、精力的に。私は承知し...全文を見る
○根本国務大臣 私、ずっと聞いていましたけれども、そのときの担当の姉崎部長の答弁、私はそのとおりだなと思って聞いていました。担当しているんですから、担当者が言っているのが、私はそれが真理だと思います。
○根本国務大臣 それは、今のやりとりを聞いていて、これが私は事実だと思いますよ。  ですから、私は、厚生労働省の、まあ、四年前の話だけれども、姉崎部長があそこまでおっしゃっているんだから、姉崎部長の判断であの修文をして、そしてそれを阿部委員長も委員の皆さんも、第六回に、その中間...全文を見る
○根本国務大臣 毎月勤労統計で、もう既に何度もお話をしておりますが、労働者全体の賃金水準をあらわすのは毎月勤労統計の本系列、そして、あくまでも参考値ですが、景気の振れなどを見るのは、参考値も参考値として我々提供をしております。
○根本国務大臣 この一・四というのは本系列で、全体の労働者の賃金を見るのは本系列ですから、水準を見るのは。これは、その意味では、統計の本系列の数字であります。
○根本国務大臣 景気指標としては、参考値をどうして出しているかというと、月々の動きを迅速に見るために、参考値ということも共通事業所系列ということで見ましょうねということでそれを出しているんですよ。でも、それは月々の振れを見る、その意味では、景気指標、景気判断にとっては、その判断材...全文を見る
○根本国務大臣 景気指標として見る共通事業所の数字、これは月々の動きを見るから景気指標になっているんだと私は考えます。  ですから、年平均ということで見るのであれば、それは、本来、毎月統計の本系列の本来の狙いである全労働者の賃金の水準を見るのは本系列ですから、そこは当然年平均も...全文を見る
○根本国務大臣 統計をつくる側からすれば、具体的な統計の内容は示しますけれども、しかし、それをどうユーザーが判断されるか、ユーザーが加工するか。これは、私は、今の話を聞いていると、やはりこの間いろいろな議論をしていましたが、統計をユーザーという視点で見るか、ユーザーはいろいろ我々...全文を見る
○根本国務大臣 私の答弁は、統計をつくる側からの答弁であります。  そして、今、検討会をつくりました。なぜかというと、共通事業所の、共通事業所にはいろいろな、例えば、実質化をする、あるいは年平均を出す、あるいは指数化をする、こういうことについては、共通事業所について、本系列と比...全文を見る
○根本国務大臣 共通事業所の系列をどういうふうに見るか、私はいろいろな判断があると思います。  そして、誤解ないように言わせていただければ……(大西(健)委員「マイナスになることはないんですかだけ答えてください」と呼ぶ)そこはいろいろな見方が。ただ、私は今、統計をつくる立場から...全文を見る
○根本国務大臣 我々が本来見ているのは、毎月勤労統計というのは、だって、いろいろなものを考えるときに、全ての労働者の水準を見るのは本系列なんですよ。だから、何をもって実質賃金と見るかというのは、本来であれば、毎月勤労統計の全ての労働者の平均水準をあらわすのは本来の本系列ですから。...全文を見る
02月25日第198回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○根本国務大臣 今委員から本当にいろいろお話がありました。この児童虐待をどう防止するか、しっかり対応していかなければいけないと思います。  幾つか御質問がありました。  まず、児童福祉司の増員について等の児童相談所の体制整備ですが、昨年十二月に新たなプランを策定して、現在三千...全文を見る
○根本国務大臣 「いちはやく」については、広く周知するとともに、これは、平成三十年度補正予算において、無料化に必要な費用を計上して、利便性の向上に努めています。  そして、今、委員御指摘の、若い世代は電話よりもSNSでコミュニケーションをとることが多いものですから、平成三十一年...全文を見る
○根本国務大臣 治療と仕事の両立支援、これは厚生労働省として省を挙げて取り組むべき重要な課題であると認識しています。また、第三期がん対策基本計画、そして働き方改革実行計画においても、治療と仕事の両立などの観点から傷病手当金の支給要件などについて検討し、必要な措置を講ずるとしており...全文を見る
○根本国務大臣 申しわけありません、それは私が答弁したということでしょうか。
○根本国務大臣 いや、私の記者会見で私がどういうことを言ったかということでしょうか。申しわけありませんが、それをお尋ねいただきたいと思います。
○根本国務大臣 先ほども、いろいろな質疑がある中で、私は報告していませんけれども、厚生労働省で報告をしていたことがあるというのが先ほど来の答弁でも明らかでした。
○根本国務大臣 先ほど来の政府委員の答弁のとおりだと思います。
○根本国務大臣 部分入れかえ方式という御質問ですね。  もともと、この問題は、全数入れかえ方式、サンプル全部を入れかえていたら、段差が生じて、さかのぼって変えた、下方に変えたということから、この問題意識が、もともと厚生省で持っておりました。  そして、平成二十六年には、公的統...全文を見る
○根本国務大臣 私の基本認識は今申し上げたとおりですから、官邸の影響は、その意味では私はないと申し上げました。
○根本国務大臣 今の認識ですね。  部分入れかえ方式、サンプリングローテーション方式というのは、これは純粋に統計的な精度を高めるという観点で行われたものですから、その意味では、官邸からの影響というのは私はないと思っております。
○根本国務大臣 私の基本認識をお尋ねですよね。  ですから、今回の部分入れかえ方式、ローテーションサンプリング、これは、専門的に統計の専門家で議論された上で、より精度を高めるということからこの方式が採用された。その意味では、私は、この問題については価値中立的だと思っていますよ。...全文を見る
○根本国務大臣 事務方がもとの部長に確認をして、話を聞いて、そういうことだということを私は報告を受けましたから、私はそういう答弁をいたしました。
○根本国務大臣 私がそういう答弁をしたのは、繰り返しになりますが、事務方から姉崎元部長に聞いたところ、そういうことだということなので私はそういう答弁をした、こういうことであります。
○根本国務大臣 私の答弁は、当時の担当部長である姉崎氏に事務方から確認したところ、姉崎氏は、メール等を確認できたわけではないので詳細は不明ですが、中江総理秘書官のことだと思われると言っており、その旨を私は答弁いたしました。
02月27日第198回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○根本国務大臣 平成三十一年度厚生労働省関係予算案の概要について説明いたします。  初めに、毎月勤労統計について、本来とるべき統計調査の変更の手続を行わず、抽出調査を行う際にとるべき統計的な処理を行わなかった結果、政府の行う統計に対する信頼が損なわれ、雇用保険や労災保険の受給者...全文を見る
○根本国務大臣 子供の命が失われる事件が繰り返されることはあってはならないと考えています。全ての子供について健やかな成長、発達や自立などが保障されるよう、児童虐待防止に関しては、今委員のお話がありましたけれども、事前予防というお話がありました。発生予防、早期発見、児童虐待発生時の...全文を見る
○根本国務大臣 児童防止対策においては、身近な地域で子育て支援から要保護児童施策までの一貫した丁寧な対応が重要であると思います。  国においても、このような対応を可能とするため、中核市における児童相談所の設置を促進しております。そして、平成二十八年度児童福祉法改正では、附則にお...全文を見る
○根本国務大臣 委員、実際に現場に行かれて、そして、さまざまな意見を酌み取ってきょう御質問をいただいておりますが、そういう最前線の現場の声というのは非常に大事だと私も思っております。  そして、労働者の労働条件の確保を図るために、三六協定の適正な締結や、あるいは労働基準監督署へ...全文を見る
○根本国務大臣 少子高齢化、人口減少が進む中で、我が国の成長力を確保するためにも、働く意欲がある高齢者が年齢にかかわりなく活躍できる社会を実現すること、これは本当に重要だと思っております。政府としては、六十五歳以上への継続雇用年齢の引上げに向けて、今、環境整備を推進しております。...全文を見る
○根本国務大臣 認可外保育施設は、待機児童問題によって、認可保育所に入りたくても入れず、やむを得ず認可外保育施設を利用せざるを得ない方がいることから、今回、幼児教育の無償化に当たっては、代替的な措置として、幼児教育の無償化の対象といたしました。  今委員がお話しのように、これは...全文を見る
○根本国務大臣 私は、しっかりその事業がやれるようなところを選ぶために要件を設定しているんだと思っておりますが、詳しくは局長から答えさせます。
○根本国務大臣 今現在の考え方については、局長から答弁したとおりであります。  日本企業に就職する外国人留学生の職場定着を促進するため、新たに外国人留学生等定着支援コースを設けることとしておりますが、要は、きちんとした質の高い事業内容を担保する、委員も御指摘されていますが、質の...全文を見る
○根本国務大臣 よく検討していきたいと思います。
○根本国務大臣 手すり先行工法、これは、手すり先行工法によって足場を組み立てることは、墜落、転落災害の防止を図る上で有効な手法の一つであると考えております。  昨年十一月に私が手すり先行工法について一定の有効性がある旨の答弁をしたことについては、現在でもこの認識には変わりはあり...全文を見る
○根本国務大臣 この点については、現在、建設業における墜落・転落防止対策の充実強化に関する実務者会合、この実務者会合において、手すり先行工法の義務化の是非も含め検討を行っております。  本会合の内容を紹介しますと、本会合では、手すり先行工法を義務化すべきとの意見がある一方で、実...全文を見る
○根本国務大臣 働く方々の一人一人がかけがえのない存在であって、それぞれの事業場において一人の被災者も出さない、我々厚生労働省においては、こういう基本理念のもとに労働災害の防止に取り組んでいます。  建設業における労働災害、これは中長期的には減少しておりますが、死亡者数を業種別...全文を見る
○根本国務大臣 ただいま、健保組合について先生からいろいろ御意見をお伺いしました。  健保組合は、労使協調の枠組みの中で、自主自立の運営を行い、事業主とも連携した保険事業を実施するなど、公的医療保険制度の重要な担い手であると認識しております。これは先生のお話のとおりであります。...全文を見る
○根本国務大臣 今、先生からいろいろ御質問いただいて、私もずっと聞いておりました。  私も、東京の一時保護所あるいは相談所に実際行って見せていただいて、そして、担当の皆さん、責任者の皆さんといろいろな意見交換はさせていただきました。  そして、今の先生の御質問ですが、一時保護...全文を見る
○根本国務大臣 今のお話は局長から答弁したとおりですけれども、私も聞いていて、これは極めて専門的な科学的な分野だなと思っております。  その意味では、局長が御答弁したとおりだと思います、基本的には。だから、しっかり我々はその状況は注視していかなければいけないと思います。
○根本国務大臣 生活保護行政の運営は、受給者の方のプライバシー等の人権に配慮しつつ、福祉事務所において適切に対応されるべきものと考えています。  この点を踏まえれば、委員御指摘の問題は、他の住民に見えるような場所で写真を撮影することは、プライバシー保護の観点から、配慮が必要であ...全文を見る
○根本国務大臣 今、私もずっと聞いておりましたが、まず、医療ツーリズムというのは、自国外において治療等を受けることを主目的とする渡航であると承知しています。それから、政府全体としては、未来投資戦略二〇一八においても、渡航受診者の受入れ能力向上を掲げています。  厚生労働省として...全文を見る
○根本国務大臣 医療ツーリズムは地域医療に支障が生じない範囲で進められる必要がありますが、地域の医療資源を把握しているのは都道府県。都道府県に設置された医療審議会や地域医療構想調整会議において十分に議論がなされるべきものと考えております。
○根本国務大臣 今政府委員から答弁いたしましたが、この考え方、運用については、厚生労働省が答えていますけれども、私は大臣ですから、基本的には私も同じ考えであります。今答弁したとおりであります。
○根本国務大臣 今、先ほどお話がありましたけれども、関係審議会、労働政策審議会障害者雇用分科会、ここで議論が行われているんですね。  この審議会の性格は、まあ、労働関係はいつもそうですけれども、労と使と公益委員、このメンバーで、それはいろいろな意見がありますから、そこでそれぞれ...全文を見る
○根本国務大臣 要は、官公庁に調達してくれと。これはもう法律で、調達してくれとやったわけですね。  官公庁という、我々は官ですから、政策手段を持っているわけですよ。民だと、いろいろ民に誘導する施策になると思うんですね。だから、先ほどの表彰にしても、いろいろな政策手段がありますが...全文を見る
○根本国務大臣 委員今お話しのように、これからよりよい医療を患者に提供していくためには、看護師の皆さんの力を一層活用してタスクシフティングあるいはチーム医療を推進する、これは非常に大事だと思っております。よりよい医療を提供する、そしてチーム医療を推進する、そのために看護師が重要な...全文を見る
○根本国務大臣 医師の働き方改革に当たっては、医師の労働時間を短縮していくことが重要だと考えています。これによって、医師が健康に働き続け、医療の質や医療安全を保つことができると思います。  今、医師の時間外労働規制の具体的なあり方や医師の労働時間短縮策等、今委員から具体的な示唆...全文を見る
○根本国務大臣 障害者の権利に関する条約については所管外ですので、条約で余暇がなぜ規定されているのか、もしそういうお話ですと、大変恐縮ですが、外務省には確認させましたので、もし必要があれば事務方から説明させますけれども、いいですね。(宮本(徹)分科員「いや、その意義について、大臣...全文を見る
○根本国務大臣 今、担当部長からも話がありましたが、先ほど好事例、委員からもいろいろな事例の御紹介がありました。やはり私も、好事例の普及やあるいは全国的な実態把握に努めなければいけないと思いますし、必要な支援を行ってまいりたいと思います。
○根本国務大臣 私は、障害者対策を含めて、やはり現場が大事だと思っています。そして、私も今厚生労働大臣をやらせていただいておりますが、そもそも、当選してから私はずっと厚生をやったんですよ。やはり我々は地元が原点ですから、だから、地元の障害者の皆さんと、当選一回から、小規模事業所の...全文を見る
○根本国務大臣 私もできるだけいろいろなところを訪問して、そういう直接訪問する機会をつくりたいと思っていますが、要は、例えば児童相談所にも行ってまいりましたし、できるだけそういう現場に足を運ぶということは、私は、一般論として、そういう現場に足を運んで現場の実態を見る、そして意見を...全文を見る
○根本国務大臣 私も、さまざまな課題がありますので、いろいろなものを視野に入れながら適切にやっていきたいと思います。
○根本国務大臣 就労継続支援B型、これは、障害のある方がその適性に応じて能力を十分に発揮し、地域で自立した生活を実現するために重要なサービスであると思います。私も直接行っていろいろな状況も見ておりますが、私の場合は身近な地元ということになりますけれども。これは非常に重要なサービス...全文を見る
02月28日第198回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○根本国務大臣 委員が見事に分析していただきました。そのとおりなんです。  ほかの統計は、半年とか一年ごとに標本層を入れかえるので、いわゆる段差というのは生じないんですが、毎月勤労統計だけは、委員よく勉強していただいたと思います、二年から三年に一遍、がらっと入れかえるものだから...全文を見る
○根本国務大臣 今委員から報告書の中身についてお話がありました。私もそのとおりだと思います。  追加報告においては、公的統計の意義やその重要性に対する意識の低さ、幹部職員の公的統計に対する無関心、組織としてのガバナンスの欠如等が厳しく指摘されております。真摯に受けとめたいと思い...全文を見る
○根本国務大臣 閣議決定というのは何の閣議決定でしょうか。
○根本国務大臣 一月十日に、平成三十一年度予算案に追加給付に必要な予算を計上する必要があると事務方から報告を受け、予算の見直しが必要と判断し、財務省との調整を続けるように指示いたしました。  私が聞いたのは、十二月二十日、最初の一報を受けたのは、五百人以上の事業所において全数調...全文を見る
○根本国務大臣 では、もう一度言いますよ、もう一度言います。  十二月二十一日の段階では、私が一報を受けた時点、十二月二十一日に概算決定しましたけれども、そのときには事案の具体的な内容が、影響が明らかになっておりませんから……(原口委員「それは聞いている」と呼ぶ)だから、それは...全文を見る
○根本国務大臣 一月十日に、予算の見直しが必要と判断して、財務省との調整を続けるよう指示をいたしました。そして、一月十八日に、閣議において、平成三十一年度予算の概算の変更が決定をいたしました。
○根本国務大臣 もう毎勤統計で既に公表しておりますけれども、〇・二の伸びです、実質賃金は。
○根本国務大臣 総務大臣からも御答弁をいただきたいと思いますが、統計委員会では、ウエート更新も問題の一つとされて、平成二十八年度中の諮問の時期までは検討課題とされてきたんですよ。  それで、厚生労働省は、その前に、統計委員会に申請する前に、例えば今の接続の問題ですけれども、新旧...全文を見る
○根本国務大臣 その時点では、中間整理案では、おっしゃるとおり、そうなっております。  その後、厚生労働省では、利用者のニーズ、統計の精度の向上の観点から、内部で更に検討を加えたと事務方から私は聞いております。  この結果、中間整理案を更に進めて、部分入れかえの導入を図り、ギ...全文を見る
○根本国務大臣 先ほどの私も申し上げました中間整理では、部分入れかえ方式の方を引き続き検討するということで、そういう整理案を出した。そして、統計精度をいかに向上させるか、それは部内で検討するのが私は当然だと思いますよ。そして、その後……(長妻委員「どこの部ですか、誰が、どの部」と...全文を見る
○根本国務大臣 いろいろな議論があると思いますよ、普通、仕事でやるときには。ブレーンストーミングというのは我々もどんどんやるわけだから。  そして、部内だけではなくて、私が申し上げているのは、新旧、要は、継続の……(発言する者あり)それが大事。いいですか。さんざん、新旧継続の、...全文を見る
○根本国務大臣 部内というのは、当時の統計情報部長あるいは政策統括官、これに部内で説明を行いながら進められてきたわけですが、これは、平成二十七年十二月の基本計画部会というところがあって、いろいろやりとりしているわけですよ、そこは。その意味で、基本計画部会のやりとりも踏まえて部内で...全文を見る
○根本国務大臣 広松委員及び玄田委員については、一月二十一日に委員に加わっていただきましたが、それぞれ統計の専門家及び労働経済の有識者として、樋口委員長の御意見も伺いつつ、事務方から候補として挙げられ、私もこれを認めて、就任をお願いしたものであります。  いずれにしても、お話し...全文を見る
○根本国務大臣 相対的貧困率というのは、中央値から下二分の一にどのぐらいいるかということであって、何人ぐらいかという絶対数をいうものではないと私は思います。  相対的貧困率というのは……(川内委員「いや、機械的に計算すれば」と呼ぶ)機械的には、我々は、統計をつくる側が機械的に算...全文を見る
○根本国務大臣 一番、もともとは、この毎月勤労統計で、東京都については全数調査ということをしているということになっていたんですね。ところが、平成十六年から実は三分の一しか抽出調査になっていなくて、しかも、統計的にはそれを三倍に復元するという統計的処理が必要なんですけれども、それが...全文を見る
○根本国務大臣 まず、統計法については、こういうやり方で統計をつくりますと、それは統計委員会で承認してもらう必要があるんですが、ここについて、まあ言ってみれば、虚偽の申請をしていたということで、ここは統計法九条、十一条違反になるということであります。基本的にはそこだと思います。
○根本国務大臣 配偶者からの暴力、DVの問題がある家庭で子供が育つことは、心理的虐待に該当し、児童相談所が指導や一時保護を行う必要があります。また、DVが行われている状況下では虐待の制止が困難な場合があるため、子供の安全確保を最優先して対応する必要があります。  このため、配偶...全文を見る
○根本国務大臣 今、私も委員のお話を聞いて、家庭総合支援拠点の重要性、あるいは婦人相談員の配置、これは非常に重要だと思っております。  婦人相談員は、今お話ありましたように、任意設置で、市区における婦人相談員の配置率は四割にとどまっておりますが、今のお話のように、これは、きめ細...全文を見る
○根本国務大臣 出産後に母子の心身に対するケアを行うことにより、安心して出産、子育てができるようにすることが重要であります。  厚生労働省では、退院直後の母子の心身のケアを行う産後ケア事業を推進しています。本事業は産後ケア事業。これは、平成二十六年度にモデル事業として一部開始し...全文を見る
○根本国務大臣 これは、先ほど委員長が説明していたと思います。  これは、あくまでも特別監察委員会の調査結果報告書の中身ですから、これについて私がどう思うかということは、私は、やっていただいたんですから、私がここで答弁するというのは差し控えたいと思います。  あくまでも、先ほ...全文を見る
○根本国務大臣 組織的隠蔽の疑いに関して厳しい御批判がある、これは私は真摯に受けとめたいと思います。  しかし、報告書の記載内容、あの報告書は中立で客観的な立場からやっていただいた。そして、その報告書の中身については、合意で、有識者、あのメンバーの合意であの報告書がまとめられて...全文を見る
○根本国務大臣 ですから、そういう指摘があった、これは私は重く受けとめますよ。  ですから、しっかりと再発防止に努めて、統計部門をしっかりと新たな統計部門につくりかえて、そして、厚生省のガバナンスをきかせていく、しっかりと厚生省の改革に取り組む、私はそれが責任だと思います。
○根本国務大臣 まず、事実関係だけ申し上げたいと思います。  十二月二十日に私は……(奥野(総)委員「簡潔に」と呼ぶ)大事なところですよ、ここ。事案の一報を受けました。二点ある。一つは、五百人以上規模の事業所において全数調査とすべきところ、東京都において抽出調査を行っていたこと...全文を見る
○根本国務大臣 ヒアリングの対象については、中立的、客観的な立場から特別監察委員会の判断でお決めいただいたものであります。  そして、追加報告書によると、調査によって明らかとなった担当の統計部長の消極的な対応や厚生労働事務次官や厚生労働審議官等からのヒアリング結果から判断すると...全文を見る
○根本国務大臣 私、三点申し上げたいと思います。  私が特別監察委員会でやっていただいたのは、この問題が起こってから、この原因、事実関係、そして動機、目的、認識、職員のね、これを監察委員会にやっていただいたということであります。  それから、ローテーションサンプリングや、ある...全文を見る
○根本国務大臣 ですから、私はきちんとした報告書を出していただいたと思っております。
○根本国務大臣 特別監察委員会については、精力的に議論をしていただいて、それで、一月二十二日の報告書以降も、いろいろな御議論を踏まえて、そして事務局を強化して、そして十七回にわたる委員会で、精力的に事実関係あるいは原因、あるいは担当者の動機、目的、認識について私は明らかにしていた...全文を見る
○根本国務大臣 私は、特別監察委員会、これは、有識者、統計の専門家あるいは弁護士から成る有識者の特別監察委員会で、客観的そして公平にやっていただいたと思っております。  これについては、私は、事実関係や原因や、あるいは担当者の動機、目的、認識、これは明らかにしていただいたと思っ...全文を見る
○根本国務大臣 特別監察委員会には、一月報告が公表されて以降、約一カ月余りの間に合計で十七回の会合を開催し、集中的かつ精力的に検証作業を行っていただきました。その際、元最高検検事の方を事務局長に迎え、民間有識者で構成される事務局を設置するなど、中立性、客観性をより高めた形で追加検...全文を見る
○根本国務大臣 報告書については、精力的に検証がなされて、そして参加している委員の合意でまとめられておりますから、私は、これはこの報告書で判断していただいた、そういうことだと思います。その事実関係だと思います。
○根本国務大臣 特別監察委員会を設置したのは、私が全体の本部長ですから、私が設置をいたしました。  これは、当時、監察チームがもう既にありましたから、こういう不祥事があった場合には、有識者と厚労省の官房長をトップにする監察チームがあって、それが精力的にやっていたわけですが、これ...全文を見る
○根本国務大臣 特別監査委員会については、これは、もう繰り返しは避けますけれども、明らかにしていただきましたから。そして、報告書に盛り込まれた事実認定、提言等については、特別委員会で主体的におまとめをいただきましたので、私は、その報告書の中身を読んで、原因や事実関係や担当者の動機...全文を見る
○根本国務大臣 私自身、昨日、初めて報告書を読ませていただきました。  特別監察委員会の追加報告書の内容について、処分対象となり得る事実を十分精査した上で、処分の要否等についてしっかり検討していきたいと思います。
○根本国務大臣 処分の要否等について、しっかり検討していきたいと思います。
○根本国務大臣 よく精査していきたいと思います。
○根本国務大臣 私は、もう既に何度も話をしておりますが、特別監察委員会、これは、弁護士あるいは統計の専門家、そしてより独立性を高める形で、二月七日には、弁護士から成る事務局、事務局長も入れて三人、そして、十七回にわたる会合を精力的にやって、中身を精査していただきました。  その...全文を見る
○根本国務大臣 今、委員読み上げられましたが、追加報告にも記載されているとおり、公的統計をめぐる問題について、府省をまたがる政府全体での取組も検討されているところであり、これも視野に入れつつ、今後、必要に応じて検討が続けられるものと思っております。
○根本国務大臣 重要性は認識しております。
○根本国務大臣 できるだけ早く検討してもらいたいということは言っております。(発言する者あり)
○根本国務大臣 ただ、これは毎月勤労統計という統計に関するものですから、共通事業所というのは確かに、景気指標としての賃金変化率、これを見るということで参考値で出されていますが、やはり共通事業所というのは……
○根本国務大臣 共通事業所の特性があるんですよ。そして、いろいろな課題、論点がありますので、これは専門的な見地から、しっかりとユーザーの意見も踏まえて専門的に検討してもらいたいということで、今検討を、要は、速やかにやっていただきたいということでやっております。
○根本国務大臣 今、最大限議論を急いでおりますが、やはりこれは公的な統計ですから、ここは論点をきちんとこなす必要があるので、要は、できるだけ早期に論点を整理していただくとともに、速やかに専門的な観点から検討を急いでもらいたいと思っております。
03月01日第198回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○根本国務大臣 政策立案や学術研究、経営判断の礎として常に正確性が求められる政府統計について、今般の事案を引き起こしたことは極めて遺憾であり、国民の皆様に御迷惑をおかけしたことを深く、深くおわび申し上げます。  とりわけ、委員御指摘のとおり、平成十六年から二十三年までについては...全文を見る
○根本国務大臣 実質賃金については、毎月勤労統計で、本系列というのは全労働者の賃金水準をあらわす本統計で、これは、名目で一・四%で、実質は〇・二%。その実質は、我々、公表しております。
○根本国務大臣 今、委員の御指摘の共通事業所系列、これは、本系列とあわせて、景気指標としての変化率、これは月々の変化率、これを見るという、参考にするために、参考値として出しております。これは名目で出しているんですよ。これは月々の変化を見るという観点ですから。  それから、実際の...全文を見る
○根本国務大臣 まず、基本的な前提を確認したいと思います。  特別監察委員会というのは、一月報告が公表されて以来、一カ月の間に集中的かつ精力的に検証作業を行っていただきました。これは、中立性、客観性をより高めた形で、二月七日には事務局長も新たに加えて、これは全員の合議制でしっか...全文を見る
○根本国務大臣 では、前段は先ほど私、申し上げました。  要は、いろいろな課題、論点がありますから、できるだけ委員の方々には、早期に論点を整理していただくとともに、速やかに専門的な観点から課題を検討していただきたいと思います。速やかに検討していただきたいと思っております。
○根本国務大臣 三月六日に行います。
○根本国務大臣 今、専門家を集めて専門的に検討していただいていますから、そこは、これについての論点あるいは課題、これはしっかりと専門家に検討していただいて、速やかにきちんとした課題、論点を整理していただきたいと思っております。
○根本国務大臣 追加報告書でも再発防止の具体的な提言をいただいております。幾つか紹介しますと……
○根本国務大臣 ですから、書いてある……(渡辺(周)委員「書いてあることはいいです」と呼ぶ)  つまり、具体的に、そういうものを踏まえて、しっかり取り組んでいきたい、再発防止策をやっていきたいと思います。
○根本国務大臣 この段差の問題と共通事業所系列の実質化の問題、私は、ここは同じようには考えられないと思います。  実質化の点については、私も今までるる述べてまいりました。共通事業所系列というのは、月々の振れを見る。そして、ベースになる、去年とことし、同じく答える事業所が、月々月...全文を見る
03月04日第198回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(根本匠君) 今回の事案については、二月十三日に厚生労働省の検証委員会において関係自治体からのヒアリングを実施しています。一時保護の解除に当たって児童相談所は調査を十分に行ったか等々の事実関係を把握して、その背景も含め検証するよう伝達しています。  さらに、二月十九日...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) じゃ、二月十三日のヒアリングの中身、それをお答えします。  一時保護の解除を行うに当たって児童相談所は調査を十分に行ったか、あるいは一時保護解除の際の継続指導の内容、期間の設定はどうなっていたのか、あるいは実父母宅へ戻ってからの対応について、児童相談所が...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) これは法律にも位置付けられておりますが、児童虐待は、身体的虐待ではなくて、だけではなくて、性的虐待、ネグレクト、いわゆる育児放棄、心理虐待の四つの類型があります。
○国務大臣(根本匠君) 私も委員がおっしゃっているとおりだと思います。やはりその親のいろいろな心理的な要因、こういうものをきちんと分析しないといけないと思っております。  やはりそこはカウンセリングなども通じてという対応が必要だと思いますが、保護者側のリスク要因、これは妊娠、出...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私も、日本において製薬企業が革新的新薬を生み出すための環境を整備して創薬大国の実現を目指すこと、これ本当に重要だと思っています。  今、厚生労働省としては、医薬品産業の競争力を強化を目指して総合的な取組を進めています。三点申し上げたいと思いますが、一つは...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員今御紹介いただきましたように、厚生労働省、国民生活の保障、向上と経済発展を目指すために、社会保障あるいは雇用労働政策など、総合的、一体的に推進すること、これが我々の使命であります。そして、保健医療、介護、福祉、年金、子育て、雇用労働など、極めて広範でか...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 厚生労働省、平成十三年の発足以降、統合のメリットを生かして、例えば仕事と家庭の両立支援施策と子育て支援施策、障害者に対する障害者福祉、いや、福祉サービスと企業等での雇用の促進、企業福祉のサービス基盤整備と人材の確保、こういう社会保障政策と雇用労働政策、これ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 全ての子供について健やかな成長、発達や自立等が保障されるように、児童虐待防止に関しては、発生予防、早期発見、児童虐待発生時の迅速、的確な対応、被虐待児への自立支援などを切れ目なく講じていくこと、これが私は重要だと思います。  これまで、平成二十八年、二十...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 社会保障は、古くは救貧や防貧を基本的な考え方としておりました。今、人生百年時代、求められる社会保障の姿は、国民誰もがより長く元気に活躍できて、全ての世代が安心できる全世代型社会保障だと考えています。特に、団塊ジュニア世代が高齢者となり現役世代の減少が進む二...全文を見る
03月05日第198回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(根本匠君) 私も報告書を読ませていただきました。  今おっしゃられたように、委員長がやっぱり国会で答弁する、まあ我々は日常的にやっていますけれども、そこは、委員長、実は報告書に聞かれたことは書かれているんですよ、事実として。ですから、私はあの報告書を読ませていただい...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 報告書の中に、誰がどういう動機、目的でやったのか、そこはきちんと整理されていますから。ですから、誰がどういう観点でこういう行為を行ったのか、それは私は明らかにされていると認識しております。
○国務大臣(根本匠君) 要は、先ほど樋口委員長からお話がありました、何点かありましたが、先ほどの二十八年の調査計画の変更申請、これについては事実と異なる全数調査であることを記載した、ここについては、隠蔽行為とは別の概念として虚偽申述と報告書の中で位置付けております。そして、事実認...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 虚偽ではあるけれども隠蔽ではないと、そして、隠蔽ではないというふうにお答えいただいたんだと思います。  そして、特別監察委員会では、まあ我々も、組織的隠蔽の疑いに関して厳しい御批判がある、これは真摯に受け止めたいと思っておりますが、中立的、客観的な立場か...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 大変これは極めて言葉がまあ私も難しいと思いますが、いや、虚偽申述と組織的隠蔽、私は説明を、虚偽申述と組織的隠蔽、今私は特別監察委員会で言われて、判断したこと、これを申し上げました。  そして、この総務省に対して平成二十八年に計画変更の申請を行った、このと...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) どういう方をお呼びになるかは国会でお決めになることだと思っております。
○国務大臣(根本匠君) 事実関係などについては、特別監査委員会の報告書でこれは私は明らかにされていると思っております。そして、どなたを国会にお呼びするか、これはやはり国会でお決めになることだと思います。
○国務大臣(根本匠君) それは国会でお決めになられることだと思います。(発言する者あり)
○国務大臣(根本匠君) まず、毎勤統計の賃金系列、これは二つあります。  一つは、これが本来の毎勤統計の賃金、賃金ですが、全体の労働者の平均賃金、労働者全体の賃金の水準、これについては本来のメーン、本系列で出しております。そして、これは実質値も、実質賃金も、これは出しております...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私は、今丁寧に御説明いたしました。  実質をどうして、共通事業所系列で実質化できるか、これが統計の専門家からいろいろな論点を提起されています。実質化するということは指数で見るということですから、時系列で追うということで、これについては、共通事業所群という...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今委員おっしゃられましたが、近似値では、我々統計を作る側からいえば、近似値、近似値というようなものはやっぱり出せません。これは、統計は正確性を、正確性を要求されるのが統計ですから。ユーザーがですよ、いいですか、ユーザーが、ユーザーの皆さんがいろいろな加工を...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) それは、統計を作る側とユーザーの立場の違いだと思います。ユーザーなら、ユーザーならいろんな指標で、いや、例えば消費者物価、消費者物価で割り戻せるか、これだって統計の専門家は今論点を提起していますから。そして、実質賃金は、実質賃金は、我々、毎勤統計の労働者全...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 共通事業所や系列の数値を見て、数値を見てユーザーの観点からいろいろな加工をする、これは私はユーザーとして当然だと思います。機械的に計算すればというような話はユーザーの観点ですよ。  そして、統計を作る側は、これは統計を作る側はしっかりとした裏付けのある、...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 特別監察委員会では、一月報告の発表以降、一か月余りの間に十七回の会合を開催して、追加ヒアリングや関係自治体のヒアリング等を実施し、集中的かつ精力的に検証作業を行っていただきました。そして、今般の事案の事実関係と関係職員の動機、目的、認識等、さらに責任の所在...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 児童虐待防止法においては、今委員からお話がありましたように、児童が同居する家庭における配偶者への暴力は心理的虐待とされています。また、児童虐待と配偶者からの暴力、DVには一定の関連性があるとの調査結果もあります。配偶者への暴力が行われている状況下では子供へ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 亡くなられた施設長には、心より御冥福をお祈り申し上げます。  厚生労働省としては、入所中の子供や職員の心のケアなど必要な対策を講じるよう、東京都に依頼しました。  その上で、児童養護施設等の退所者が円滑に社会生活を送ることができるよう、今委員からも様々...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今回、事業所内の配分に当たっては、引上げの対象とする職員の範囲について、事業所において柔軟な選択を認めることとしています。  今先生御紹介ありました、委員御紹介ありましたように、技能、経験のある介護職員のみ、あるいは技能、経験のある介護職員及びその他の介...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私も、農福連携は、障害者の働く場の拡大、あるいは就労継続支援B型事業所などで働く障害者の工賃の向上につながる重要な取組だと思っています。  私もいろんな事例は聞いております。最近も若手の農業者から、障害者の皆さんが本当に真面目に取り組んでいるということ、...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今般、統計の信頼を毀損することになったこと、あるいは国民に大きな影響を与える事態となったこと、こういうことを踏まえて厳正な処分を行いました。このような事態を招いたことについて改めておわび申し上げるとともに、厚生労働省として、統計に対する姿勢を根本から正し、...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 先ほど申し上げましたが、今般、統計の信頼を毀損することになったこと、あるいは国民に大きな影響を与える事態となったこと等を踏まえ、厳正な処分を行ったところであります。  そして、今お尋ねの事務費の財源、これはやはり労働保険特会の中で、複数年度を掛けて、追加...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) いや、私はこの分野に生きがいとやりがいを感じていますから、しっかりと頑張っていきたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) じゃ、申し上げます。  労働政策審議会、実践型地域雇用創造事業等選抜・評価委員会、平成二十六年度以降ですけど、戦略産業雇用創造プロジェクト評価・選定委員会、ジョブ・カード制度推進会議、雇用政策研究会、地域活性化雇用創造プロジェクト評価・選定委員会、労働政...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 労働政策審議会は会長、実践型地域雇用創造事業等選抜・評価委員会は会長、戦略産業雇用創造プロジェクト評価・選定委員会は会長、ジョブ・カード制度推進会議は座長、雇用政策研究会は座長、地域活性化雇用創造プロジェクト評価・選定委員会は会長、労働政策審議会労働施策基...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 平成二十六年度以前については、例えば、平成十七年一月から平成二十五年四月までの間、労働政策審議会の臨時委員を務めていただいたと承知しています。
○国務大臣(根本匠君) 厚生労働省の審議会、研究会等の委員就任状況について過去に遡って網羅的に調査するためには一定の時間を要することから、過去五年間について調査した結果をお示ししたものであります。(発言する者あり)
○国務大臣(根本匠君) 過去五年間より前ということであれば、一定の時間を区切って調査することについては事務方に検討させたいと思っておりますが、要は、省内全部局に照会を掛けて回答を集約してそれを確認する作業が必要となるため、一定の時間をいただきたいと思います。(発言する者あり)
○国務大臣(根本匠君) 一定の時間はいただきたいと思いますが、調べさせて早急に出します。
○国務大臣(根本匠君) 事務方に確認をいたしました。一定の時間を要するので、過去五年間について調査した結果をお示ししたものでありますが、早急に、早急に調べさせます。  その先週の木曜日からということについては、大変申し訳なく、おわびをいたします。(発言する者あり)
○国務大臣(根本匠君) 樋口委員の労政審での肩書は、平成十三年から平成十七年の一月まで委員、平成十七年一月から平成二十五年三月まで臨時委員、平成二十五年四月から現在までは委員で会長をしていただいております。
○国務大臣(根本匠君) 樋口委員長については、統計委員会の委員長を務めるなど、その個人の資質に着目して樋口氏しかいないということで特別監察委員会の委員長をお務めいただいております。そして、樋口委員長が労働経済研究の分野において非常に優れた業績を有しておられるからお務めいただいたと...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 最低賃金は、働く方の賃金、生計費、企業の賃金支払能力の地域差などの実情を考慮して、これは最低賃金法で地域別に定めるものとなっております。
○国務大臣(根本匠君) 日本の場合は法律で定められております。ですから、都道府県ごとに経済状況が異なる現状を踏まえて、その実情に応じて決定されるべきと考えています。
○国務大臣(根本匠君) 平成三十年度においては、七十三の自治体から全国一律の最低賃金を求める要請書を受け取っております。
○国務大臣(根本匠君) 委員からもお話ありました仕事と介護が両立できる環境の整備、これは大きな課題だと思います。二〇二〇年代初頭までに約五十万人分の介護の受皿整備や相談支援の強化など、介護離職ゼロの実現に向けた取組を推進しております。その目標に向かって、各自治体において計画的に受...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 予防というお話がありました。  やはり、働く方が離職せずに仕事と介護を両立できるように育児・介護休業法というのがありますし、介護休業などの周知徹底など、やはり職場環境の整備が大事だと思っております。
○国務大臣(根本匠君) 障害のある家族がいる場合、自分の家族を介護するのが使命だと思い、仕事や勉強などを我慢する、あるいは冠婚葬祭を始めとする社会的な活動を何もかも我慢して、自分の人生を犠牲にしてまで介護を行わなければならないという思いを持たれている方もおられます。  障害児支...全文を見る
03月06日第198回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(根本匠君) オンライン化のお話がありました。統計調査における調査対象先の負担軽減及び利便性向上については、平成三十年三月に閣議決定された公的統計の整備に関する基本的な計画を踏まえ、統計調査の企画に当たりオンライン調査の導入やオンライン回答率の向上方策を引き続き検討する...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員のお話のように、EBPMが一層重要性を増す中で、常に正確性が求められる政府統計について、今般の事案を引き起こしたことは極めて遺憾であり、国民の皆様に御迷惑をお掛けしたことを深くおわび申し上げます。  そして、我々、委員からも御指摘がありましたが、次の...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 先月二月二十一日に厚生労働省において、毎月勤労統計に係る再集計値の影響を受ける経済指標、統計指標について公表をいたしました。これは、今委員のお話があったような求めがありましたので、関係省庁からの報告を取りまとめました。  毎月勤労統計の数値変更に伴い影響...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 事実関係だから申し上げたいと思いますが、委員がおっしゃったような、二十七年のときに公表値を、公表を遅らせた。これは、要はシステム上の問題があったので、それで遅らせたということが事実で、事実であります。  それから、もう国会でもずっと議論がありましたが、第...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) まず、論点を整理させていただきたいと思います。  国の行政機関における障害者雇用における検証委員会、これは、いいですか……(発言する者あり)
○国務大臣(根本匠君) ちょっと、答弁をさせてください。  調査に協力的ではない職員がいた場合に職務命令違反となることを、この障害者雇用の検証委員会の場合には調査依頼時の事務連絡によって周知しました。これは自分たちと違う組織ですから、これをきちんと職務命令違反となりますよという...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) この件、この障害者雇用の件、水増し、検証、つまり障害者雇用の検証委員会、これは各省庁にまたがるんですよ。私は各省庁に対して指揮命令権はありません。ですから私は、事務方は内閣官房及び厚生労働省が委員会の事務局ですから、ですから各省庁には、きちんと真に協力的で...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 当時、どういうことが行われたのか、これは一月の調査報告に書いてあるんですよ、担当者に聞いてね。(発言する者あり)いや、ですから、実は一月報告書にきちんと事実関係は書いてある。担当者が、担当者が抽出でいいやと思って、例えばプログラム作成の人間に言ったんだけど...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 検証委員会では、厳正に、そしてしっかりと調査をしていただきました。そして、検証委員会の報告書においては、厚生労働省、要は職業安定局の問題と各行政機関側の問題とが相まって、大規模な不適切計上が長年にわたって継続するに至ったものと言わざるを得ないという指摘がさ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 御指摘のとおり、検証委員会の報告書においては、今般の事案についての厚生労働省側における根本的な問題として、国の行政機関における障害者雇用の実態に対する関心そのものが低かったという指摘をいただいております。この理由について、検証委員会の報告書では次の点を指摘...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 国の行政機関については自主的に適切な対応がなされるだろうという期待があったということと、やはり障害者雇用に対する関心が薄かったんだろうと思います。    〔委員長退席、理事二之湯武史君着席〕
○国務大臣(根本匠君) 厚労省は障害者雇用を担当している官庁ですから、私もあの事案が起こったときに実際に厚労省で働いている障害者の皆様ともお話を聞かせていただきました。それぞれの皆さんが非常に前向きに、そして仕事をしっかりやっておられる、改めて私も実感をいたしました。  その意...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今般、国において相当数の障害者を採用することによって、これまで勤務していた民間企業を離職する障害者が実際に一定程度発生することが考えられます。民間企業との競合が起きないように、ハローワークにおいて障害者の特性や希望に応じたきめ細やかな職業紹介を行うことなど...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 障害者の就職促進、これは今申し上げました、官民を問わず進展して、全体として障害者雇用の底上げを図る、また、公務部門における障害者の採用が民間企業における障害者雇用に与える影響についても、実態把握に努めた上で、必要に応じて対応策を検討していきたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) もう樋口委員長からお話がありました。  追加報告では、そもそも組織的隠蔽の概念は多義的であることから、隠蔽行為とは、法律違反又は極めて不適切な行為について、その事実を認識しながら意図的にこれを隠そうとする行為、故意行為であると位置付けております。これを前...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 組織的隠蔽の疑いに関して厳しい御批判があることは真摯に受け止めなければならないと考えております。  特別監察委員会においては、統計の専門家、元高等裁判所長官、弁護士などの民間有識者に参集をいただくとともに、元最高検検事の方を事務局長に迎え、虚偽申述や組織...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 二月二十七日に取りまとめられた追加報告書においては、公的統計の意義やその重要性に対する意識の低さ、幹部職員の公的統計に対する無関心、組織としてのガバナンスの欠如等が厳しく指摘されております。このことについては真摯に受け止めております。その上で、再発防止策と...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) できるだけ早く取り組んで、改革案の策定に努めていきたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) やはり大事なのは、個人レベルで法令遵守の意識を徹底することは当然として、統計部門の組織の改革だけではなくて、厚生労働省全体が国民の目線を忘れず、これに寄り添った行政ができる体制を改めて構築していかなければならないと考えています。  先ほども申し上げました...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私は、厚生労働大臣として常々言っております。職員に対して、行政のプロとしての誇りを胸に持てる力を存分に発揮してほしい、その際、常に国民の目線を忘れてはならないと言っております。  追加報告で指摘されているような状態を、根本的な、防げなかった根本的な原因に...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今、委員、公認会計士として様々な監査もやってこられた経験からのお話だと思います。  今回の問題の背景にある一つは、特に、統計部門が専門的な領域として、閉じた組織の中で外部のチェック機能が適切に働かずに、担当者任せにする姿勢や安易な前例踏襲主義など、組織の...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) ゲーム障害については、今委員からいろいろと意見が開陳されました。  まずはその実態等を把握するために、平成三十年度から、今もお話がありましたが、国立病院機構久里浜医療センター、この院長先生はWHOにも参画された方ですから、この樋口院長の医療センターにおい...全文を見る
03月07日第198回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(根本匠君) 今、総務大臣から御答弁がありました。  今回、統計委員会において、特別監察委員会の追加報告書に関連して、一部の委員から統計的、技術的、学術的観点からの意見書が提出されたことは承知をしております。これは、統計委員会が今後厚生労働省に説明を求めたい事項を示さ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) まず、特別監察委員会がまとめた一月の報告書、そして追加報告、これは事実関係と責任の所在の解明の観点からの検証であります。そして、御指摘のような復元の統計学的、学術的な評価は含んでいないと承知をしております。  そして、復元処理、いずれにしても、今後、統計...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 特別監査委員会では、精力的にやっていただきました。  それで、これは、平成十六年調査以降、東京都が本来全数調査でやるべきだったものを三分の一の抽出調査にしていた、そしてそれを復元していなかった。それはなぜかということは特別監察委員会で、必要があれば委員長...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 要は、経済センサスというのはありますから、最新の経済構造を反映する、これは全数調査でやっておりますので、そこは最新のデータを、産業別、事業所別、規模別に賃金水準というのは出すわけですから、それはやはり重みを、ウエートを付けて初めて労働者全体の賃金水準という...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 特別監察委員会については、有識者で、統計の専門家、そして法律の専門家、厳正に調査をしていただきました。  そして、今のそもそもの平成十六年の事案ですが、これは先ほど樋口委員長からも答弁ありましたように、担当課長や係長から話を聞いて、そして、全数調査、全数...全文を見る
03月08日第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第1号
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○根本国務大臣 厚生労働委員会の開催に当たり、私の所信を申し上げます。  国民の皆様の安全、安心の確保に万全を期すとともに、我が国の経済社会の発展に寄与すべく、厚生労働行政の諸課題に全力で取り組みます。  毎月勤労統計について、本来とるべき統計調査の変更の手続を行わず、抽出調...全文を見る
03月08日第198回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(根本匠君) 現在、委員御指摘のように、厚生労働省では時間単位の年次有給休暇制度の活用の促進のための取組を行っています。  具体的には三点申し上げたいと思います。労働時間等設定改善指針に制度の活用を盛り込み、事業主に周知をする。地域のリーディングカンパニーや社会的影響...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員のお話にありましたように、待機児童の解消のためには、保育の受皿の拡大と同時に、これを支援する保育人材の確保が不可欠であります。まさに委員おっしゃられたように、新規の資格取得の促進、就業継続、そして離職者の再就職の促進という観点からの総合的な支援に力を尽...全文を見る
03月12日第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○根本国務大臣 今、官房長からも答弁がありました。大臣官房長が特別監察委員会の委員がヒアリングを行った実人数について事実と異なった答弁を行い、私も、特別監察委員会のヒアリングのあり方について御説明する中で、事実と異なる官房長の答弁を引用してお答えをいたしました。  これは、基礎...全文を見る
○根本国務大臣 委員から今お話がありました。  国会でどういう審議をするかという国会の審議のあり方については、国会においてお決めいただくものだと認識をしております。
○根本国務大臣 委員、それは新プランのことだと思いますが、昨年十二月に、増加する児童虐待への対応をより適切に行うために、児童虐待防止対策体制総合強化プラン、これを新プランと称しておりますが、を決定して、具体的には、二〇一九年度からの四年間で、児童福祉司を二千二十人程度増員する、児...全文を見る
○根本国務大臣 副大臣から答弁しましたけれども、児童福祉司、児童相談所の問題点……(池田(真)委員「委員長、いいです」と呼ぶ)いいですか。よろしいですか。
○根本国務大臣 問題点については、要は、相談対応の件数が非常にふえている、それに対して、支援を担う児童福祉司が一人当たりの業務量も非常に増加している、これが児童相談所における問題点の一つとして認識しております。  それから、委員のお話を聞いておりまして、私もそう思っておりますが...全文を見る
○根本国務大臣 児童相談所の体制整備に当たっては、児童相談所の業務などの実態を把握すること、これが私も重要だと考えています。  これまでも、児童福祉司の配置状況など、児童相談所の体制の整備状況に関する調査を行っています。また、死亡事例の検証などを通じて、実際のケースへの対応とし...全文を見る
○根本国務大臣 委員がいろいろ今の現状の問題点、課題、これをお話ししていただきました。  私は、委員が専門性を生かしてこの問題に取り組んでいる、そして、委員の御指摘は、私もお話を聞いていて、なるほどなと思うことがたくさんありました。  そして、今の一時保護のその後のフォローで...全文を見る
○根本国務大臣 委員御指摘のとおり、事業主が、女性労働者が婚姻し、妊娠し、又は出産したことを退職理由としてあらかじめ定めた場合、あるいは女性労働者が妊娠等を理由に解雇された場合は、男女雇用機会均等法第九条違反となります。
○根本国務大臣 技能実習生を含め、外国人であっても、雇用されて働く労働者であれば、男女雇用機会均等法や労働基準法などの労働関係法令が適用されます。これは委員おっしゃるとおりであります。  技能実習が適正に行われるためには、技能実習生に労働関係法令が適用されることを送り出し機関、...全文を見る
○根本国務大臣 技能実習生が日本で安心して実習し、そこで得た技能を母国に持ち帰る環境を確保することは重要であると認識しております。  技能実習開始前の期間の入国後講習において、男女雇用機会均等や母性保護等の技能実習生の権利や法的保護に必要な情報についても講習しているところであり...全文を見る
○根本国務大臣 監理団体、実習実施者に対しては、改めて、きのう、三月十一日付で、妊娠や出産等を理由に不利益的取扱いをしてはならない旨等を外国人技能実習機構のホームページで周知したところであります。  そして、今後、これらについて、技能実習生手帳に妊娠等を理由とする不利益取扱いの...全文を見る
○根本国務大臣 技能実習生からの申告及び相談を通じて不適切な事例の把握と適切な対応に努めてまいりたいと思いますが、委員の御指摘を踏まえて、送り出し機関ごとに、幾つかの契約書の状況について不適切な内容が含まれていないか、これを改めて外国人技能実習機構に確認させたいと思います。
○根本国務大臣 技能実習適正化法において、妊娠や出産することで技能実習の継続を不可能とする規定はありません。  また、実態面でも、技能実習生が妊娠したことで技能実習の継続が一律に困難となることはないと考えています。  厚生労働省としては、妊娠や出産を理由として技能実習を終了し...全文を見る
○根本国務大臣 技能実習生が、労働基準法、その他の労働関係法令などにより保護され、技能実習が適正に行われること、これは重要であると思っています。  委員の御指摘を踏まえ、どのような対応が可能であるか関係省庁と検討してまいりたいと思います。
○根本国務大臣 妊娠した場合に強制帰国とするような技能実習生と送り出し機関の契約については我が国法令との関係で不適切であることから、二国間取決めを結んでいる全ての相手国政府に対し、送り出し機関に対する周知、指導等を既に依頼しました。  ベトナムについては、三月一日に行ったハノイ...全文を見る
○根本国務大臣 精神障害を有する方が、必要な医療を適切に受けるとともに、地域の一員として安心して自分らしい暮らしをすることができるよう環境を整備していくことが重要だと考えています。  今まで、我々は、次のような取組を実施してまいりました。地域において、医療、障害福祉、介護、住ま...全文を見る
○根本国務大臣 今、事実関係については担当局長から答弁がありました。渋谷氏が検討会の取りまとめの前に辞任されたことは非常に残念であります。  検討会の各構成員に十分な御議論をいただきながら報告書が取りまとめられるよう、引き続き丁寧に検討を進めてまいりたいと思います。
○根本国務大臣 渋谷氏は、検討会において辞任の意向を示されるに当たり、真剣な議論をし、現場に説明をして改革を進めるべきだと訴えられており、検討会においても、現場からの御意見をいただきながら検討を進めてまいりたいと思います。
○根本国務大臣 委員のお話がありましたように、ハイエンド人材あるいはブレーンサーキュレーション、これは本当に私も大事だと思います。国際的な視野を持って、高い能力を有する多様な人材によって臨床研究や医療が行われること、これは世界最高水準の臨床研究や医療を目指す上で大変重要であると認...全文を見る
○根本国務大臣 これは内閣府の所管なので、内閣府から答弁いただきたいと思います。
○根本国務大臣 AMEDは、今お話がありましたけれども、健康・医療戦略及び医療分野研究開発推進計画にのっとって、医療分野における基礎から実用化まで一貫した研究開発等を推進する機関として設立されております。  具体的には、文科省、厚生労働省、経済産業省の予算を集約して、研究管理を...全文を見る
○根本国務大臣 先ほど私がお話をいたしましたけれども、委員御指摘の国際的なブレーンサーキュレーションの強化、これはやはりナショナルセンターにおける国際的なキャリアパス、いろいろ御提言がありましたけれども、ナショナルセンターで国際的なキャリアパスの仕組みを検討していきたいと思います...全文を見る
○根本国務大臣 委員、専門家の観点からいろいろと今御教示を賜りました。  今、健診を制度として導入するか否かという御質問ですが、これについては、私も目の重要性というのは本当に感じます。ただ、導入するか否かについては、検査の安全性や有効性などが明らかであるかなどについての科学的根...全文を見る
○根本国務大臣 身体障害者福祉法に基づく身体障害者認定基準、この認定基準については、医学的な観点からの身体機能の状態を基本としつつ、日常生活の程度によって定められております。現行制度上、片目失明の方については、よい方の目の視力が〇・六を上回る場合には障害認定されておりません。これ...全文を見る
○根本国務大臣 まず、労働基準法の労働者に当たるか否か、今お話がありましたが、これはやはり個別具体的に判断されるものであります。  そして、その上で、要はこれは労働時間に当たるかどうかというお話でしたが、労働基準法上の労働者に該当するか否か、これは、契約形態などにかかわらず、仕...全文を見る
○根本国務大臣 端的にという話でしたけれども、一概にお答えすることは困難でありますが、やはり使用者の指揮命令下に置かれているかどうか、置かれていれば労働時間に該当するということであります。  それから、先ほどの話で、例えば医師が研究のために自己研さんを行っている場合、それはまだ...全文を見る
○根本国務大臣 委員のお話、そこは確かに論点だと思いますが、まず、明示的に労働契約が結ばれていなくて事実上の使用従属関係が存在するにすぎない場合であっても、黙示の合意があったと認められれば労働契約が存在する、こういう話になります。そして、黙示の合意があったと認められるか否か、これ...全文を見る
○根本国務大臣 動物愛護の推進は重要と認識しています。しかしながら、医薬品等の研究開発を所管する厚生労働省としては、安全かつ有効な医薬品等を求める患者の期待に応えることも重要だと考えています。  動物の愛護及び管理に関する法律、これは現在、議員連盟や各党で改正案が検討されている...全文を見る
○根本国務大臣 実際の改正案、これは議員立法ですから、各党で今議論中と聞いております。それぞれの立場の皆様が参加されていると思いますが、そこはまさに議員立法という形で議論中だと承知をしております。  やはり必要なのは、動物愛護の推進と、一方で、安全かつ有効な医薬品などを求める患...全文を見る
○根本国務大臣 診療報酬においても、従来から、障害児、障害者の方に対する丁寧な診療を評価する観点から、加算を行っている項目、障害者等加算があります。例えば、血液透析について、著しく実施が困難な障害者等に対して行った場合に加算しており、平成三十年度診療報酬改定において更にその額を引...全文を見る
○根本国務大臣 今、樽見局長から答弁がありました。私も、国民健康保険がきちんと運営されるように適切に対応していきたいと考えています。
○根本国務大臣 今、年金局長からお話がありましたが、いろいろ、財政検証、あるいは実績値の比較、あるいはどういうケースで我々は想定していくのか、これはこれからの議論だと思いますが、そこは、これからさまざまな要素を勘案しながらきちんと検証していきたいと考えています。
○根本国務大臣 経済前提は、社会保障審議会のもとに設置した経済前提に関する専門委員会で経済等の専門家に御議論いただき、要は幅を持った複数の前提を設定しておりますので、委員の今のお話がありましたが、もともと幅を持った複数の前提で実際どういうことになったのかということでありますが、要...全文を見る
○根本国務大臣 先生の御指摘の件については、年金数理部会、今、専門部会で検証をしております。
○根本国務大臣 幅の広いケースにおいて、実績がどうであったかということを検証していると聞いております。
○根本国務大臣 今、手法の話がありましたけれども、社会経済状況の諸前提の設定、先ほどありましたけれども、将来人口推計あるいは労働力需給推計、あるいは物価上昇率、賃金上昇率、運用利回り、こういう経済前提を用いて、そして具体的にそれぞれの推計で実績値が、例えば出生率は一・四三が実績値...全文を見る
○根本国務大臣 委員の問題意識は、私も、問題意識自体はそういう問題意識もあるだろうなと思っておりますが、将来的に、国内株式を含めた積立金の保有資産を取り崩す過程で、仮に国内の株式市場に何らかの影響を及ぼしたとしても、株価等の市場価格というのはさまざまな要因で決まるんだろうと思いま...全文を見る
○根本国務大臣 運用資産を取り崩す局面では将来的な株価の下落リスクがあり得る、そういう御指摘も踏まえて、市場への影響に十分留意しながら取崩しが実施されるべきものと考えております。  やはり積立金というのは、でも、将来の年金給付の原資となるので、いつかは取り崩すことが想定されてお...全文を見る
○根本国務大臣 これまでも、今まで国として、国の持っている株式を売ってきた経緯はありますよね、民営化に伴って。そのときも、そこは十分に市場への影響を配慮しながら、そして計画的に売ってきたというふうに私は理解をしております。  ですから、これからも、やはりそこは市場への影響に十分...全文を見る
○根本国務大臣 今局長から話をしました。要は、今回、関係機関による安全確認ができない児童、これについては、目視、あるいは子供を見たことがない、そういうことを関係機関による安全確認ができない児童ということで、今、厚労省の方で、そういう整理で自治体と話をしていると考えています。
○根本国務大臣 基本的には目視だと考えております。目視でちゃんと確認するということで考えています。
○根本国務大臣 じゃ、一点だけ。  把握対象児童の安全確認の実施ということで、「把握対象児童とされた児童について、速やかに目視等以下のア又はイいずれかの方法により安全確認を行う。」と、ちょっとそこは省略しますが、こういう整理をして自治体には伝えております。
○根本国務大臣 在職老齢年金制度は、もう既にお話がありましたが、やはり多様な就労あるいは社会参加、高齢者の皆さんも、やる気と元気な方は、そういう意欲がある方には働いていただけるような仕組みにしようということで、働いても不利にならないようにする、そして、一定の賃金を有する高齢者につ...全文を見る
03月12日第198回国会 衆議院 本会議 第11号
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○国務大臣(根本匠君) 牧島かれん議員にお答えをいたします。  待機児童解消に向けた取組と決意についてお尋ねがありました。  幼児教育、保育の無償化は、少子高齢化という国難に正面から取り組むため、子育て世代、子供たちに大胆に政策資源を投入し、社会保障制度を全世代型に変えていく...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 中島克仁議員にお答えをいたします。  かかりつけ医の人数とその目標数及び政策効果の評価についてお尋ねがありました。  患者が身近な地域でかかりつけ医を持つことができるよう、環境整備を進めることが重要と考えております。  行政がかかりつけ医の認定等を行...全文を見る
03月12日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号
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○国務大臣(根本匠君) 厚生労働委員会の開催に当たり、私の所信を申し上げます。  国民の皆様の安全、安心の確保に万全を期すとともに、我が国の経済社会の発展に寄与すべく、厚生労働行政の諸課題に全力で取り組みます。  毎月勤労統計について、本来取るべき統計調査の変更の手続を行わず...全文を見る
03月13日第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○根本国務大臣 厚生労働省としては、今、国交省から御説明がありましたが、受験者に広く公平な選考の機会を提供すること、これが重要だと認識しています。  人事院では、今回の障害者選考試験における第二次選考である採用面接の実施に当たり、各府省に次の点について指導していると承知をしてい...全文を見る
○根本国務大臣 私も、委員が御指摘されているということだと思います。  今御紹介がありましたが、総世帯に占める単独世帯の割合は過去年々増加しておって、今後も増加が続くと推計されています。  年齢階層別に二〇一五年と二〇四〇年の単独世帯数を比較すると、人口の高齢化などにより、五...全文を見る
○根本国務大臣 今の委員の問題意識に答えたいと思います。  長期的に、ひとり暮らしの高齢者等に対してどう対応していくか、今、大口副大臣からお話がありました。今、我々が長期的に取り組んでいること、これからの二〇四〇年を展望した社会保障について、高齢者世帯増への対応をどう位置づける...全文を見る
○根本国務大臣 お答えいたします。  患者が身近な地域で頼りになるかかりつけ医を持つことができるよう、環境整備を進めることが重要になっております。  その全体のプロセスということでありますが、診療報酬においてかかりつけ医機能の評価を推進してきております。平成三十年度改定では、...全文を見る
○根本国務大臣 そういう考え方で推進していきたいと思います。
○根本国務大臣 委員お話しのように、例えば複数の疾患を有する高齢の患者さんが何でも相談できる、信頼できるかかりつけ医を持つ、これは本当に私も大事だと思いますし、その環境整備を進めることは重要だと思います。  今の御指摘の登録制、そういう制度化、ここがなかなか、ちょっと本質的なお...全文を見る
○根本国務大臣 今、委員から御紹介がありました。全体の虐待件数が増加しております。これは、国民や関係機関の児童虐待に対する意識が高まった、近隣の皆さんからの通告という話がありましたし、警察を始めとした関係機関との連携が強化されたということも要因の一つだろうと思います。  一方で...全文を見る
○根本国務大臣 委員御指摘のように、児童相談所において医学的な知見を踏まえた対応ができるように、児童相談所における意思決定、ここに医師が日常的に関与し、児童福祉司などとともに対応できるような体制整備を推進することが重要であります。  今回の児童福祉法の一部改正案では、まず、児童...全文を見る
○根本国務大臣 個別の事案についてはお答えできないため、一般論としてお答えいたします。  都道府県労働局において必要な調査を行った結果、契約上請負とされているものの、請負業者ではなく発注者が労働者に指揮命令を行っており、実質的に労働者派遣事業が行われていると認められる場合には、...全文を見る
○根本国務大臣 今までの委員の質問も含めてお答えいたします。  厚生労働省としては、働く方の保護の観点から、入国後の外国人の方の雇用状況に問題が生じた場合には、都道府県労働局や労働基準監督署において指導を行うなど、外国人も含めた全ての働く方の雇用の安定に努めていきたいと思います...全文を見る
○根本国務大臣 ギャンブル等依存症対策については、内閣官房を中心に関係省庁で連携して各種施策に取り組んでおり、厚生労働省においても必要な取組を進めていきたいと思います。  正しい知識や理解の普及や予防、医療・相談体制の整備、民間団体への支援、そして、今既にお話が出ていましたが、...全文を見る
○根本国務大臣 委員、今、話を整理されて御質問をいただきました。  加熱式たばこについては、近年新たに開発された製品で、その製品特性もメーカーごとに異なっております。その含有物の標準的な測定方法もいまだ確立されておりません。現時点ではニコチン量等の表示は義務づけられていないと承...全文を見る
03月13日第198回国会 参議院 本会議 第8号
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○国務大臣(根本匠君) 又市征治議員にお答えをいたします。  最低賃金についてお尋ねがありました。  最低賃金の全国一律化については、賃金だけでなく、県民所得や企業の付加価値生産性など、経済指標に大きな地域間格差があること、最低賃金額を地域ごとの物価水準の差を反映せずに一律に...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 森本真治議員にお答えをいたします。  毎月勤労統計における共通事業所の実質賃金についてお尋ねがありました。  共通事業所の賃金については、有識者を参集した検討会において、前年同月との共通事業所群と翌年同月との共通事業所群は異なる事業所群になり、各月に二...全文を見る
03月13日第198回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(根本匠君) 委員のおっしゃるのは、今、例えば高額医療、高額に医療費が掛かる場合には頭打ちをしていますよね。介護、その総合合算制度のお話だと思うんですが、要は、総合合算制度というのは、三党合意を経て成立した税制抜本改革法において、消費税率引上げに伴う低所得者対策の検討事...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) まず、財政検証に用いる経済前提、これは、社会保障審議会年金部会の下に設置した、経済、金融の外部専門家で構成する年金財政における経済前提に関する専門委員会で議論していただいております。その意味で、透明な、設定プロセスの透明性を確保しております。そして、専門委...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 先生が示されたこれについてコメントをしたいと思います。  年金財政は、これはここの、ここで名目運用利回りと、こう書いてありますけど、ここで、先生のお示ししたこれですね。これ、我々の、我々が経済前提でお示しした資料とは、ちょっとこの名目運用利回り、これは我...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私は、マクロ経済スライドというのは非常にいい仕組みだと思います。これは、簡単に言うとどういうことかというと、平成十六年の年金制度改正によって将来の保険料水準を固定して、その範囲内で給付水準を調整する仕組みということでマクロ経済スライドを導入しました。これは...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 介護職員の処遇改善は、自公政権でこれまで月額五万一千円の改善を実施してきました。加えて、本年十月からは、新しい経済政策パッケージに基づいて更なる処遇改善を行う予定です。具体的には、リーダー級の介護職員について最大八万円の給与増を行えるような加算といたします...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 乳児用液体ミルクの使用に当たっては、製品の特性と衛生的な取扱方法、これが正しく理解されることが非常に重要だと考えています。  具体的には、乳児用液体ミルクに使用されている添加物、ビタミンやミネラルなど、これは既存の粉ミルクと同様であり、主に乳児に必要な栄...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 災害時を含めて、母乳で育てたいと希望する方が可能な限り母乳で育てられるよう支援すること、これは重要だと思っております。  例えば、平成三十年北海道胆振東部地震に際しては、避難所などにいる妊産婦などに対して、心身の健康管理に関する継続した相談支援の重要性や...全文を見る
03月14日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○国務大臣(根本匠君) 委員今お話しいただいたように、改正医療法、医師法の施行に向けて、都道府県などから様々な意見をいただいております。医師偏在指標や医師確保計画について、例えば施行に当たって具体的に何をしたらよいか、あるいは地域枠、人をどのように派遣したらよいのかなどの声が上が...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 女性職員の昇任差別に関する訴訟については、現在係争中でありますから、私からのコメントは差し控えたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 国側が勝訴したということは聞いております。
○国務大臣(根本匠君) そういう裁判をしているということについては報告を受けました。
○国務大臣(根本匠君) 裁判の中身に関する話ですから、それは事実を確認してから答えるのが私は当然だと思いますよ。相手方が、例えばですよ、例えば、原告は、男性職員は年功序列的に昇進、昇格した一方で、原告は、平成八年に係長に昇任して以来、十八年間昇任していないというのが女性蔑視の原因...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 人事は適材適所でやっていると聞いております。  で、今委員が中身を言えと言うから、それは確実に中身は言えないと、私が感覚で言うわけにはいかないですよ。だから、私は、大臣の答弁としてきちんとどういうことを言われているのかということを確認して申し上げた、こう...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今回の一連の特別監察委員会でも様々なことが指摘されました。公的統計の意義やその重要性に対する意識の低さ、あるいは幹部職員の公的統計に対する無関心、組織としてのガバナンスの欠如、こういうことが特別監察委員会の報告でも指摘されております。このことについては真摯...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) それは、ちょっと事実関係を確認してから答弁したいと思います。  調査報告書の中に、私の記憶でも企画調整係とシステムを担当する係、彼らは、要は東京都の全数調査を三分の一にしようとした、三分の一に抽出してやるということにした。私の報告書の記憶では、確認させて...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) これは我々の、要は、私は答弁しますけど、要は、特別監察委員会で統計の専門家、そして法曹の専門家、中立的、客観的に、これは担当のヒアリングもしていただいて、その事実関係、あるいはどういう動機、目的、認識でやったか、これは報告書で明らかにされております。その意...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 監察委員会報告書については、抽出調査をしていながら適切な復元処理がなされていないことを放置していたことについてということで、どういうことが確認されているか。  調査の結果、抽出調査を実施していながら、適切な復元処理がなされていないことを認識していた者が複...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) これ、五年前の経緯ですから、局長から答弁させます。
○国務大臣(根本匠君) 経緯もありますから年金局長に答えさせますが、私は、今回、財政検証のケースが、六ケース出しましたよ。あれは専門家が分析して多様なケースを出しているんですよ。これはあくまでも、将来を見通すというよりは、むしろ将来の財政検証の絵姿を投影するという観点からあれだけ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今、財政検証に必要な前提を基に作業しておりますが、公表予定については作業が終わり次第公表することを予定していますが、既に成立した制度改正の織り込みやオプション計算のボリュームなどによるため、現段階では申し上げにくいことを御理解いただきたいと思います。  ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 厚生労働省の使命は、国民の命と健康を守ることであります。医薬品による悲惨な健康被害を再び発生させることのないよう、医薬品の安全性、有効性の確保に最善の努力を尽くす、これは最も重要な課題の一つだと考えています。  過去の薬害への反省から、医薬品等の安全性を...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 一柱でも多くの御遺骨を御遺族にお返しできるよう、記名のある遺留品や埋葬者名簿などがなくても、ある程度戦没者が推定できる場合に、その遺族に対しDNA鑑定を呼びかける試行的取組、委員から御紹介ありましたが、現在、沖縄で行っております。しかしながら、当該取組にお...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今申し上げましたように、検討すべき課題が多いんですが、今年度末までに一定の方向性をお示しする予定であり、専門家などの御意見も聞きながら今検討を行っております。
○国務大臣(根本匠君) 私も養蜂農家はいろいろ知っていますけれども、今の委員の御指摘については、今委員から教えていただきました。
○国務大臣(根本匠君) 今般の事案や特別監査委員会の報告書について各方面から様々な御指摘を受けていることは承知しておりまして、御指摘は真摯に受け止めたいと考えています。  統計監察委員会は、統計の専門家を委員長として、統計の専門家、元高等裁判所長官、弁護士などの民間有識者のみで...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) それは、様々な指摘については真摯に受け止めたいと思います。  しかし、特別監察委員会は、もう繰り返しになりますが、繰り返しになりますが、私は、中立的な客観的な立場で有識者として構成し、精力的に検証作業を行っていただいたと考えています。
○国務大臣(根本匠君) 私は、特別監察委員会は中立的、客観的な立場で有識者で構成して、そして主体的にやっていただきましたから、そこはいろんな御意見はあるとは思いますが、我々は、特別監察委員会で事実関係、関係職員の動機、目的、認識、責任の所在、これを明らかにしていただいたと考えてい...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今回の特別監察委員会は、事実関係、関係職員の動機、目的、認識、さらに責任の所在を明らかにする、こういう観点で厳正に調査をし、結果を報告していただいたものであります。  一方で、統計委員会については、統計技術的、学術的観点、この視点で再発防止策やその必要性...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) まさに今回、平成十六年のときの、東京で全数調査としたものを三分の一に、抽出調査をした、なぜそういうことをやったのかと。これは、特別監察委員会において当時の職員からしっかりとヒアリングをしていただいて、どうしてこういうことをやったのか、行ったのかと、こういう...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 日本統計学会の声明、これは、多少繰り返しになりますが、統計作成部局における統計教育の体系化による経験を蓄積できる体制の構築、統計法に基づく調査計画の詳細の公表などの点を中心に、専門的な立場から協力する旨が表明されているものと思っております。  特別監察委...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 必要に応じて協力を求めていきたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) これは統計の再発防止ですから、それぞれいろんな御意見があると思いますので、その様々な御意見については耳を傾けていきたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 専門的な立場から協力する旨が表明されているものと承知をしておりますので、やはりここは専門的な知見が必要となった場合には是非御協力をいただきたいと思っております。
○国務大臣(根本匠君) 協力をいただきたいと思っております。率直な意見交換もしたいと思っております。
○国務大臣(根本匠君) 三十年十二月五日の医師による死因等確定・変更報告と取扱いについての最終決裁者は医政局長及び政策統括官であります。また、本通知については発出後にその内容の報告を受けております。
○国務大臣(根本匠君) 本通知は、医師法第二十条に基づいて、死体検案書等を交付した医師が死体検案書などを交付後、医師の判断により実施された解剖、薬毒物検査、病理組織学的検査の結果等により死因などを確定又は変更した場合に、速やかに厚生労働省政策統括官付参事官付人口動態・保健社会統計...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 二月八日付けの医師による異状死体の届出の徹底についての最終決裁者は、医政局医事課長であります。また、本通知については、委員の通告があって、今日その内容の報告を受けました。
○国務大臣(根本匠君) 児童養護施設などに入所していた子供たち、虐待などの理由で退所後も保護者からの支援が受けづらい状態にある。今、委員から様々な御意見をいただきました。退所後の自立支援策の充実を検討するには、退所後に抱える課題や生活状況等の実態を把握すること、これが重要だと思い...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私は、今回の問題、これはやはり、担当者がどういう目的、どういう動機、そしてどういう認識でやったのかと、これがこの問題の事実を解明するためのポイントだと思います。  先生も、一月報告書、そして追加報告書もじっくり読んでいただいているので、私が繰り返すのはど...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 特別監察委員会においては、職員などに対するヒアリング、これは委員や事務局員のみで聴取するなど、中立性、客観性をより高めた形で調査を行っていただいて、二月二十七日に追加報告をまとめていただきました。具体的なヒアリングはそれぞれの、樋口委員長も国会で答弁されて...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私も結局は、担当者が、あるいは担当課長、室長がどういう動機、目的でどういう認識でやったのか、ここが肝だと思います。そこは委員と私も同じだと思います。  だから、直接厚労省がやるんではなくて、要は有識者、しかも統計の専門家、そして裁判所の長官、名古屋の長官...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) まず、特別監察委員会については、事実関係、あるいは動機、目的、認識、担当者の、そして要はどうしてこういうことが起こったのか、これは厳正にやっていただきました。  特別監察委員会の一月報告においては、委員が御指摘のように、統計の集計に当たっての復元プログラ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 仕事と介護が両立できる環境の整備、これは大きな課題であります。  ニッポン一億総活躍プラン、これ我々策定していますが、二〇二〇年代初頭までに約五十万人分の介護の受皿整備や相談支援の強化など、介護離職ゼロの実現に向けた取組を推進しております。  その目標...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員の貴重な御提案だと思います。  オンライン診療については、患者の通院負担の軽減や医師の少ない地方、特に離島、へき地、ここにおける医療の確保の観点から、その適切な普及推進、これを図っていくことが重要だと考えています。  具体的な指針についてであります...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私は、特別監察委員会、そもそも監察チーム、省内に監察チームで年末からやっていましたけど、中立的、客観的な対応が必要だということで特別監察委員会をつくっていただきました。その後の御議論も含めて、要は統計の専門家、名古屋高等裁判所長官、そして弁護士、先生みんな...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 仮定の御質問への回答は差し控えますが、過労死については、脳・心臓疾患と精神障害に関して労災認定基準を策定しております。医師についてもこの基準によって保険給付の支給又は不支給を判断しております。  具体的な労働時間に関する基準としては、脳・心臓疾患の認定基...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 医師の健康を確実に確保するために、今回の時間外労働の上限規制案においては一般則を大きく超える上限となる場合であっても医師の健康を確実に確保するための措置の義務化等も併せて提案している、これをちょっと申し上げたいと思います。例えばインターバルの確保等々であり...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 現在議論を進めている検討会においては、過労死した医師の遺族の方からもヒアリングを行った上で検討を進めております。  引き続き、医師の健康確保という観点を十分に踏まえながら、今月の取りまとめに向けて丁寧に議論を進めていきたいと考えています。
○国務大臣(根本匠君) その点については、厚生労働省として適切に対応させていただきたいと考えています。
○国務大臣(根本匠君) 平成二十五年、要は二〇一三年の生活扶助基準の見直しでは、生活保護基準部会の検証結果を受けた適正化のほか、デフレ傾向にもかかわらず、平成二十年以降基準が据え置かれていたことを踏まえた適正化を行っています。その際、厚生労働省において生活扶助相当CPIを用いたも...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 生活扶助CPIについての考え方は、既に政府委員から説明がありました。  そして、生活扶助相当CPIを用いることに関しては、当時の国会における質疑などにおいても丁寧に説明しており、この見直しについては適切なものと考えております。
○国務大臣(根本匠君) しっかり話を聞きたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 無水カフェインを有効成分として含む眠気防止の一般用医薬品、これは、その用法、用量において、今も委員から既にお話がありましたけれども、十五歳未満は服用しないこととされております。一般に、医薬品の用法、用量においては十五歳以上を成人としているため、本剤は既に小...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 適正使用のための注意喚起には取り組んでいきたいと思いますが、どういうやり方がより適切か、そこはよく考えていきたいと思います。
03月14日第198回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(根本匠君) 大沼議員におかれては、液体ミルクの普及に向けて、国民の皆さん、あるいは被災地の皆さんの心に寄り添って、そして母親の視点から母親に寄り添って取り組んでいただいた、これまでの御尽力に感謝をしたいと思います。  液体ミルクについては、大沼議員が先ほど、政務官の...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 中泉委員が、秋田県、地元をよく歩いて、そして最前線の現場の声を聞いて把握して、そして様々な事例を今御紹介いただきました。今、政府委員からも全国の優良事例を紹介していただきました。  児童虐待対応件数の増加が続いている中で、専門知識、技術等を要する困難な事...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員御指摘のように、地方の医師が少ない地域においてオンライン診療がより活用され得ると考えております。  オンライン診療というのは、遠隔医療のうち、医師、患者間において、情報通信機器を通じて患者の診療及び診断を行い、診断結果の伝達や処方などの診療行為をリア...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 平均寿命や健康寿命、これはその地域の健康状態を反映する指標ですから、地域の健康イメージにも影響を与えるため、その延伸に向けて取り組むことは重要だと思います。そこは私と同じ思いだと思います。  厚生労働省では、第二次健康日本21において、平成二十五年から、...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 昨年十二月十日に、山口議員も尽力されて、循環器病対策基本法、これが成立しました。この法律は、脳卒中や心血管疾患について、予防や急性期からリハビリテーションやケアを含めた慢性期まで幅広い対策を総合的に推進するためのもので、我が国にとって極めて重要だと考えてい...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 厚生労働省から財務省に税制改正要望を行いました。その結果、平成三十一年度税制改正の大綱において、二〇二〇年からは扶養親族等申告者が提出されなかった場合も、(発言する者あり)書も提出されなかった場合も税率を五%とすること、受給者本人の基礎控除、公的年金等控除...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) マクロ経済スライドをどうして導入したか。  これは、年金の持続可能性の問題、持続可能性な制度とするためにやったものですから、これを今回、平成二十八年、年金法改正、導入しましたよ、これは将来世代の年金給付をきちんと確かなものにして、一方で給付を、負担を過重...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 御指摘のように、単独世帯は年々増加して、今後も増加が続くと推計されています。これは、高齢者層における増加が要因であると考えられます。今、我々、二〇四〇年を見据えて、要は団塊ジュニア世代が高齢者となりますし、高齢者数がピークを迎える、これが二〇四〇年代。そし...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 薬師寺議員今お話しいただいたように、若くしてがんと診断されたAYA世代のがん患者、これは、治療だけではなくて就学や就労など、他の世代とは異なる不安や悩みを抱えております。やはり個々に応じた支援を提供できる環境を整備することが重要だと考えています。  厚生...全文を見る
03月15日第198回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(根本匠君) それは報告書の中に書いてありますから、そこで私は確認しました。
○国務大臣(根本匠君) 委員の話が極めて早口なので、申し訳ありませんが、多少ゆっくりとお話しいただけますか。
○国務大臣(根本匠君) 今、官房長が樋口委員長に確認して今答弁したとおり、事実を隠す意図の有無について、これは弁護士や裁判官、検察官のOBの委員、事務局の方々とも相談して、聞き取りの手法として、いきなり端的に事実を隠す意図があったかなかったかとの尋ね方をしても、うまくいかない場合...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) これは、それは、そういう状況の場合はそうだと思いますよ。でも、これって、聞き取りで事実かどうかというのを、動機がどうかというのを確認する聞き取りですから、私はその話とこの話は別だと思いますよ。
○国務大臣(根本匠君) 私はそういうことは申し上げておりません。直接に事実を隠す意図がありましたかと言った場合に、あったかなかったかの尋ね方をしてもうまくいかない場合が多くあるようであると。法律の専門家、裁判官、検事、検事のOB、これ聞き取りの手法として言っているんですよね。むし...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員のおっしゃることと監察委員会のこういう手法、私は、この手法は監察委員会が主体的にお決めになったので、私はこれは監察委員会が適切に行っていたものだと考えています。
○国務大臣(根本匠君) 隠蔽、事実を隠す意図の有無、これは、この特別監察委員会で、もう繰り返しになるから避けますけど、特別監察委員会で、法律の専門家がやったやり方でそれをきちんと明らかにして判断していただいたものと思っております。
○国務大臣(根本匠君) だからそこは、事実を隠す意図があったかなかったか、これはむしろ、特別監察委員会の方は、要は積み上げて、本人の気持ちとか周囲の状況、こういうものを積み上げて、内心の意思の認定に役立つ事実を積み上げていって確認する手法を取っていますので、そこは、委員のおっしゃ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私は誠意を持ってお答えをしております。
○国務大臣(根本匠君) これは、繰り返しになりますが、端的に事実を隠す意図があったかなかったのかと尋ね方をしてもうまくいかない場合が多くあるようであると。むしろ、問題の行為に至る経緯や動機、当時の周囲の状況や本人の気持ちなどを丹念に質問する中で、内心の意思の設定に役立つ事実を積み...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 元々、特別監察委員会は、事実関係がどうか、担当した職員の動機、目的、認識がどうか、そしてその責任の所在はどうか、これは、特別監察委員会が客観的そして中立的立場でしっかりと検証をしていただいたものと考えております。
○国務大臣(根本匠君) いろんなやり方で特別監察委員会やっておりますから、私が直接、私は報告書をいただいて、そしてそれを読ませていただいて、我々がお願いしたことがきちんと調査されているというのが私の理解であります。
○国務大臣(根本匠君) いや、私は、これは報告書を受け止めましたよ。それで、報告書に事実関係、動機と、だから……(発言する者あり)いや、だからいろんな話の中で、樋口委員長いろんな答弁をされているので、その中で私も、そこは私もその中でここにおりましたので、結果的にそういう形で聞いて...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私がいつ知ったかどうかって、どういう、委員長が直接事実を隠す意図の有無を聞いたかどうか、それをいつ私が知ったかということですか。それは、まさに皆さん、公知の事実だと思いますよ、私も委員会におりますから。
○国務大臣(根本匠君) そういうことを直接御質問されたのは委員だけだと思いますね。
○国務大臣(根本匠君) そこは、私の記憶では、それはそういう問い方をされれば、そういうことになります。ただ、それがどういう意味を持つのかというのは、私はこれは別物だと思います。
○国務大臣(根本匠君) 私は全く欺いておりません。それは、委員、多少論理の飛躍だと思いますよ。  事実を隠す意図があったかなかったかということを直接に聞くのか、情況証拠を、いろんなヒアリングでどんどんどんどん状況を固めて、内心の意思をしっかりと酌み上げていくのか、それは手法の差...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) これは、平成十六年からずっと続いていた事案であります。ずっと続いていた事案ですけれども、私は今、この事案について私が今、その事案が発覚されて、事実関係あるいは動機、目的、認識、職員の、そしてその責任の所在、これを明らかにする立場にあります。ありますが、ただ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) これ、しっかり調査していただいておりますよ。それで、一月報告があった、更に追加報告もやっていただいた、より中立性、客観性を高めて追加報告もやっていただいた。そのしっかりとした事実関係を明らかにして、そして再発防止に努める、厚労省のガバナンスを確立する、それ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 虚偽答弁というのは、私はいささか、いささか、いささかどうかと思う決め付けだと私は思いますよ、きちんと調査やっていただいているわけですから。  ですから、私が、それは二十四回、当然ですよ。大臣として、これがどうして起こったか、動機、目的、担当者の認識はどう...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 特別監察委員会の皆様におかれましては、精力的に検証をしていただいて、そして、私がいつも言って、二十四回繰り返したと言われていますけど、それを明らかにしていただきました。私は、報告書の中にそこは明らかにされていると思っております。
○国務大臣(根本匠君) これはもう北村先生からお話がありましたが、特別監察委員会の目的は、有識者に集まってもらって、そして中立的、客観的な立場から集中的に検証を行って、事実関係と関係職員の動機、目的、認識等、さらに責任の所在、これを明らかにするというのが特別監察委員会の視点であり...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 報告書で定義をされておりますが、そもそも組織的隠蔽の概念は多義的であることから、まず、隠蔽行為とは、法律違反又は極めて不適切な行為について、その事実を認識しながら意図的にこれを隠そうとする行為であると位置付けて、これを前提とした上で、担当課の職員において、...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 追加報告においては、組織的というのは、団体の長、あるいはこれに準ずる地位にある者が違法行為などを認識した上でその実行の意思決定をし、その意思に従って組織的に違法行為等が行われた場合、あるいは、下部組織において違法行為等が行われること、又は行われたことを認識...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私は担保されていると思います。  特別監察委員会は、統計の専門家を委員長として、統計の専門家、元高等裁判所の長官、弁護士等の有識者のみで構成されており、そして、樋口委員長を中心に委員会の主体的な御判断の下で運営されており、中立性、客観性は担保されておりま...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 樋口委員長は統計委員会の委員長を務められました。そして、要は、専門家で、労働経済研究の専門家。これは統計の問題ですから、やはりこれは統計の専門家に委員長をやってもらうことがこの解明には私は必須だと思っております。その意味で、統計に精通した、言わば第一人者と...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) まず、厚生労働省内で、例えばこういう事案が起こったときに機動的に、速やかに対応するために、実は監察チームというのが元々設けられておりました。これは、厚生労働省だけでやるといろいろな指摘がありますから、これは外部の、五人の弁護士等を始めとする外部の人間を入っ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) これは、スウェーデンの女性の就業率が、スウェーデンが八割ですから、そこでも、その水準まで対応できるようにということでスウェーデンを参考にさせていただきました。
○国務大臣(根本匠君) これは、スウェーデン並みの女性の就業率になっても待機児童の問題に対応できるようにということで設定させていただきました。
○国務大臣(根本匠君) 今回の三十二万人の受皿の整備、これは二十五から四十四歳、まあこの辺、ここが実際の保育ニーズがあるメーンのところだろうという想定で、そして八割まで、M字カーブを想定しますから、私はそこは、そういう想定での三十二万分ですから、これは、様々な要因によって保育ニー...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 例えば、今、二〇二〇年度末までに市町村が作成している待機児童を解消する計画を積み上げた受皿拡大量の見込みは、昨年九月の公表時点では二十九・三万人ですが、これは過去の経緯を見ても、これは市町村のその時点での対応ですから、市町村もその後、計画を策定、更に計画を...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 現在、医師の働き方改革に関する検討会、ここにおいては、今局長からお話がありましたが、二〇二四年度以降、医療機関で患者に対する診療に従事する勤務医に適用される水準として、臨時的な、臨時的な必要がある場合の時間外労働時間上限は今説明がありました。  そして、...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 医師の診察業務には、公共性や不確実性、高度の専門性等の特殊性があるので、一般労働者とは異なる水準が必要であり、その水準について検討会で議論をされてきました。  そして、先ほど申し上げましたが、お尋ねの時間数、これは二〇一六年に、繰り返しになりますけど、実...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 繰り返しになりますが、勤務医の一割に当たる約二万人の方が時間外労働が年千八百六十時間を超える勤務、そのうち約三千二百人の方が時間外労働が年三千時間近い水準を超える勤務、このような極めて長時間労働の実態にある医師について、労働時間を削減していくことが必須であ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今般の事務局の提案は、労働者としての医師の健康の確保と地域医療を崩壊させないことの双方を成り立たせるためのぎりぎりの案であります。  そして、医師の業務は患者の生命や健康の確保のために不可欠な業務でありますので、直ちに一般の労働者と同じ時間外労働の上限規...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 健康を確実に確保することが必要であります。そして、繰り返しになりますが、労働者としての医師の健康の確保と地域医療を崩壊させないとの双方を成り立たせるためのぎりぎりの案で、その観点から、健康確保という観点から健康確保措置の実施を医療機関に義務付けるということ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) まず、一か月当たり原則百時間という水準は、脳・心臓疾患の労災認定基準における単月の時間外労働時間の水準、これ単月百時間未満、休日労働込みを考慮したものであります。  また、年九百六十時間という水準は、脳・心臓疾患の労災認定基準における複数月の時間外労働の...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 中原さんのヒアリングの内容は私も報告を受けております。  医師の健康を確保し、過労死を起こさないようにすること、これは何よりも重要であると考えています。このため、年間千八百六十時間という水準が適用される一定の医師については、医師の健康を確実に確保するため...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 地域別最低賃金額の決定に当たっては、最低賃金法第九条で、地域における労働者の生計費及び賃金並びに通常の事業の賃金支払能力を考慮して定められなければならないこととされております。  また、平成十九年の法改正によって、労働者の生計費を考慮するに当たっては、労...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) それは認識しています。
○国務大臣(根本匠君) 現在の最低賃金額というのは、いずれにしても、働く方の賃金や生計費、企業の賃金支払能力の地域差などの実情を考慮して、今都道府県ごとの数字をお示しいただいたけど、都道府県ごとに経済状況が異なる現状を踏まえて決定されております。この三つの要素で決定されています。...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 要は生計費の判断ですけど、要は、審議でも、審議でもですよ、公労使の委員に御議論いただいてやっているわけですから、そこは、その生計費についてどういう判断をするかというお話でしたけれども、これはそういうことも考慮して、支払能力の地域差なども考慮して審議会でそこ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 満たしているかいないかというお話ですが、これは公労使の委員で、審議の中でこういう最低賃金になっていますから、その生計費をどう判断するのかということについて、私はこの審議会の中で議論されるべきものだと考えています。(発言する者あり)
○国務大臣(根本匠君) 制度は制度としてありますが、事実関係でいえば、それは標準、その生計費を満たしているかどうかという話でいえば、私はそこはちょっと厳しいのかなと思います。
○国務大臣(根本匠君) 私があのとき答弁させていただいたのは、最低賃金法九条一項で、賃金の低廉な労働者について、賃金の最低額を保障するため、地域別最低賃金は、あまねく全国各地域について決定されなければならないと、こういうこと、この九条一項を踏まえて、法律では地域別に定めるものとな...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) これは、地域別最低賃金は、あまねく全国各地域について決定されなければならないというのが法律上の定めであります。
○国務大臣(根本匠君) 法律には九条一項でしっかり書かれております。  そして、最低賃金の全国一律化については、賃金だけでなく、県民所得や企業の付加価値生産性など経済指標に大きな地域間格差があること、最低賃金額を地域ごとの物価水準の差を反映せずに一律に定めることは、中小企業を中...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員がおっしゃるとおり、やはり医療の提供体制と併せて考えていきたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 私は、公的年金保険、それと私的年金の充実、これは重要な課題であると思います。  iDeCoというのは、国民の自助努力を支援するために、掛金が非課税になるなどの税制優遇措置が認められております。ただ、六十歳までは引き出せない。そして一方、つみたてNISAも...全文を見る
03月18日第198回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(根本匠君) 共通事業所は平成三十年にできた新しい概念であります。調査対象事業所を毎年部分的に入れ替えるという、精度を高めるためにそういう方式を取ったことから、調査対象事業所の一部に前年同月と本年同月共に回答したという意味で共通の事業所が含まれるようになりました。その意...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 瑕疵という用語は個々の法令においてそれぞれの意味を持って使われていることから、国の行政機関における障害者雇用をめぐる不適切な取扱いについて、一概に行政の瑕疵に当たるかどうかというようにお答えすることは差し控えたいと思います。  このような事態について、御...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) まず、どういう資料を求めるか、あるいは誰から聞き取りを行うか、これは特別監察委員会が主体的に判断したということであります。  それから、今委員の話を聞いていますと、最初三分の一に抽出してそれを復元していなかった、実はこれが大きな問題だったと。抽出率はいろ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 責任を取るかどうかと言うから、私はその判断、その前に、この問題の本質はどうかと、これを言わないと私が責任を取る取らないの議論にはなりません。そして、我々は、委員会の求めに応じて適切に資料は提出しております。  むしろ私の責任は、こういうものをきちんと解明...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) ローテーションサンプリングのときには、それぞれ適切な抽出率をやって、適切な抽出率でやりますから、それは私は、統計的な、専門的な統計的な話だと思います。そして、今委員は決め付けて、自分の言っている前提で、仮定で私に責任を取るかと言われるから、私はそれは、私は...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) まず、この問題は、基本的には、ローテーションサンプリングというのは統計委員会の、統計委員会の判断の結果ですよ。それから、統計委員会では、サンプル数入替えの議論が、ローテーションサンプリング議論が中心であったと私も聞いております。  そして、それが中心だっ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 我々、再発防止策をしっかりとやっていきたいと思います。例えば、再発防止策としては、いろいろな、監察委員会からも提言を受けていますが、幹部職員も含め職員に対する統計の基本知識の習得や意識改革の徹底、あるいはガバナンスの強化、様々に研修の強化含めてしっかりと再...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員のおっしゃるとおりだと思います。  この共通事業所の賃金の実質化をめぐる問題、これは、今回の事案の、不適切な事案と全く別の問題であります。その意味では、毎月勤労統計は全体の労働者の平均の賃金水準、名目も実質も出しております。  共通事業所の問題につ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員のおっしゃるとおりなんですが、要は、要はですよ、共通事業所系列というのはあくまでも、我々は、実質、労働者の全体の賃金水準を見るのは本系列、そして景気指標として参考にしているのは同一事業所の共通事業所系列、だから、これは、委員おっしゃるように、これは名目...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 共通事業所は、月々の賃金の動向、これを見るのが共通事業所系列で、これを実質化するかどうかということになりますと、これは共通事業所の性格の問題がありますので、果たして実質化というのは、指数化して見るものが実質化ということですから、これは果たして可能かという課...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 認可外保育施設は、待機児童問題により認可保育所に入りたくても入れず、やむを得ず認可外保育施設を利用せざるを得ない方がいることから、代替的な措置として幼児教育、保育の無償化の対象としました。そして、原則、都道府県等に届出を行い、国が定める認可外保育施設の指導...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) これは、まさに自治体によっていろんな状況があるんですね。  地方自治体との協議の中では、うちは認可外保育施設については全部指導監督基準を満たしている地域なんだと、だからここは、満たしていますから、全ての施設が、だからこの自分の自治体では指導監督基準を満た...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 認可外保育施設の質の確保、向上を図ることは重要です。特に、ベビーシッターについては、委員が今お話がありましたが、ベビーシッターについては保育従事者の資格やあるいは研修受講などについて新たな基準の創設が必要と考えています。  今後、地方自治体と協議の場での...全文を見る
03月19日第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○根本国務大臣 まず、統計委員会、五人の統計委員会の皆さんが提出した意見書、これは基本的に特別委員会について批判するものではなく、統計技術的、学術的な観点から情報提供を求めたものと受けとめています。  そして、その上で、この意見書については、その提出を受けて、西村統計委員長の命...全文を見る
○根本国務大臣 まず、統計委員会にはきちんと情報提供をし、説明したいと思います。  そして、統計委員会というのは公開で行われていますから、ここは、統計的、技術的観点からの審議は公開の場で行われるものと思います。  さらに、特別監察委員会については、今回の事案に関して、統計の専...全文を見る
○根本国務大臣 今、廣松先生は、当時の統計情報部内において検討会の構成員を検討する中で廣松先生の名前が挙がったけれども、構成員になっていただくのは、兼業規制がありますから構成員になっていない。ただ、協力者として参加はしていただいたという事実であります。
○根本国務大臣 兼業規制があって、構成員になっていただくのは難しかったから構成員にはなっていない、そして協力者として参加いただくこととした、こういうことであります。
○根本国務大臣 私は、これは当時の部長が決めたと聞いております。そして、私は、兼業規制があるから構成員にはなっておりませんが、協力者として参加していただいていると承知しております。
○根本国務大臣 お尋ねのウエート更新、重みづけですね、ウエート更新については、新旧データ接続検討ワーキンググループなど、統計委員会における一連の議論を積み重ねて、その中で、統計の利用者のニーズやわかりやすさ等の観点から、サンプル入れかえと同時に行われるウエート更新も、同様に、今回...全文を見る
○根本国務大臣 当時の政策統括官は安藤よし子であります。
○根本国務大臣 では、ちょっと私に答弁をさせていただきたいと思います。  先ほど、私は前段で答弁をいたしました。ウエート更新については、新旧データ接続検討ワーキンググループなど、統計委員会における一連の議論の積み重ねの中で、統計の利用者のニーズやわかりやすさ等の観点から、サンプ...全文を見る
○根本国務大臣 これは、検討会からその後統計委員会に移って、専門的、統計的な見地から議論されていったものであります。  ここは、繰り返しになりますが、私は、ぐちゃぐちゃにして答弁しているつもりはありません。きちんと答弁をしております。  もともと、過去の数値を遡及補正するため...全文を見る
○根本国務大臣 これは、担当の当時の部長から聞き取りを行わせました。そして、私は先ほど答弁をいたしました。ローテーションサンプリング方式への変更に係る総務省への申請に当たり、ウエート更新におけるギャップの補正について明示的に議論した記憶はないが、そもそも今回の毎月勤労調査、統計の...全文を見る
○根本国務大臣 だから、私は、それを踏まえて変更申請をしたということですから、こういう考え方を前提として、平成二十八年十月に厚生労働大臣から変更申請が行われた。だから、いつというのは、ここの変更申請が行われたときにこういう考えのもとにやった、こういうことであります。
○根本国務大臣 まず、いろいろ今お話がありましたが、今回のこの統計は、精度を高めるために新たな統計指標を用いた、統計委員会の審議も経て客観的、中立的、専門的に出されたもの、これが基本的な前提であります。誰がどう言ったかとか、そんなことで影響はされておりません。統計委員会で専門的、...全文を見る
○根本国務大臣 委員いろいろおっしゃられましたけれども、まず二つだけ言わせてください、先ほどの質問だったので。  共通事業所系列というのは、景気指標の観点からそれは見るべきだという話は言われている。それから、毎勤統計の全労働者の平均の賃金の水準あるいは時系列の比較は毎勤統計の指...全文を見る
○根本国務大臣 大企業で、去年もことしも生き残っている、そこは生き残りバイアスが高目に出る可能性は、一般論としてあり得ると思います。(山井委員「あり得るんでしょう」と呼ぶ)だから、一般論として。生き残っているんだから。それと、ウエートに復元したやつについては大規模が多いかどうかと...全文を見る
○根本国務大臣 大きな企業が生き残っている、そこは生き残っているんだから、生き残りバイアスがかかる可能性はある。そしてもう一つ……(山井委員「それでもういいです」と呼ぶ)いいですね。大規模事業所の数が多くなっても、母集団労働者数を用いて推計を行うことになるので、ここについては上振...全文を見る
○根本国務大臣 まず、景気指標というのは、いろいろな指標を見ているんだと思いますよ。先行系列、一致系列、遅行系列、いろいろある。  そして、委員のおっしゃるように、共通事業所系列は、景気指標を見る指標の一つとしてはありますが……(山井委員「重視すべき」と呼ぶ)いや、これは私は重...全文を見る
○根本国務大臣 共通事業所系列は名目で出されていますが、共通事業所系列の名目でお示ししている指標だけ、それが、共通事業所系列というのは名目で見ているわけですから、月々の振れを見ているんだから。(山井委員「読み上げたのは正しいですかと聞いているんですよ。何を言っているんですか。ちょ...全文を見る
○根本国務大臣 ちょっと、私、きちんと申し上げますから、聞いていただきたいと思います。  共通事業所は……(山井委員「もう説明はいいです。それは全部知っていますから、私」と呼ぶ)じゃ、年平均がなぜ出せないのか、ちょっと説明させてください、私も勉強して説明していますから。  ま...全文を見る
○根本国務大臣 これは委員会の今の段階での論点を整理したものであると、私はこれを読むと理解していますが。  要は、これは今までの状況の中での要約ですから、我々、随分精力的に議論をしていただいておりますので、いずれ、いや、できるだけ早く中間的な論点の取りまとめをしていただきたいと...全文を見る
○根本国務大臣 隠蔽とおっしゃられましたが、この委員会は、先生も傍聴されましたよね、公開でやられております。そこは公開のもとでの議論が行われておりますので、中間的取りまとめはその検討委員会において判断されるべきものだと思います。これは検討委員会が専門的に、客観的にやっていただいて...全文を見る
○根本国務大臣 まず、検討会は、繰り返しになりますが、公開で行われております。そして、検討委員会、これは現段階での論点整理ということでお示しいただいたんだろうと思いますが、検討会がどういう判断をされるか、これは検討会の主体性に、判断にまちたいと思います。
○根本国務大臣 検討委員会はさまざまな論点を踏まえて議論しておりますので、その結果、こういうことが可能かどうかということも含めて検討されているものと承知をしております。
○根本国務大臣 今、岡本委員の問題意識を聞かせていただきました。麻薬や向精神薬に関する各国の規制は、その国の歴史的背景、医療の状況などによって異なっております。もう委員、御案内だと思います。  厚生労働省では、医薬品として用いる麻薬や向精神薬の輸出入に当たり、国内の必要な手続を...全文を見る
○根本国務大臣 何に使われているか、これは、総務省がこういうことで利用されていますということで、それは総務省に聞いていただきたいと思いますが、ちょっと所管外なので、私は控えさせていただきたいと思います。
○根本国務大臣 私は、この議論をずっと聞いていて、どこが違うのかなと考えておりました。  要は、ユーザーは、示された統計でユーザーの皆様がいろいろな加工を施す、これはユーザーとして当然だと思うんですね。ただ、我々は統計をつくる側ですから、統計をつくる側とすれば、この統計の指標が...全文を見る
○根本国務大臣 共通事業所系列の意味そして経緯は、委員がお話しのとおりであります。  そして、問題は、課題は、共通事業所系列というのは、景気指標として月々の振れ、これは確かに見ております。そして、これを実質化できるか、あるいは年平均という形で示せるか、これが実は検討会でも大きな...全文を見る
○根本国務大臣 統計調査においては、正確性とともに、過去との比較という観点から、連続性が大変重要であると認識しています。  そうした中で、毎月勤労統計において不適切な取扱いが長年にわたって続けられ、また、そのうち平成十六年から平成二十三年までの期間については、必要な資料が見つか...全文を見る
○根本国務大臣 組織のガバナンスというのは非常に大事だと思います。  二月二十七日に特別監察委員会で取りまとめられた追加報告書、これにおいては、今回の問題について、公的統計の意義やその重要性に対する意識の低さ、幹部職員の公的統計に対する無関心、組織としてのガバナンスの欠如などが...全文を見る
○根本国務大臣 まず、今回の統計問題、私は誠実に答弁しているつもりです。つまり、統計というのは非常に専門的、今回、統計が極めて専門的なものですから、そこの説明をきちんとしたいと思って私は説明をしておりますが、ここは少しきちんとしたやりとりをぜひしたいなと私も思っております。  ...全文を見る
○根本国務大臣 法令意識の徹底が指摘されていますが、例えば、全職員を対象とする公務員倫理等に関する研修などを実施し、自主点検を徹底する、あるいは、新任管理職研修において職員管理として法令遵守の徹底を求めているところでありますが、それでもなお今回の事態に至っていること、改めて真摯に...全文を見る
○根本国務大臣 私の一連の対応についてのお話がありました。  簡単に言いますと、十二月二十日に初めて私は報告を受けました。だから、経緯、原因等について、速やかに徹底的な調査を行うように指示した。そして、その時点では、例えば事案の具体的な内容や影響が明らかになっておりませんから、...全文を見る
○根本国務大臣 私も、今回の事案、そして私の就任以来いろいろな課題がありましたから、それをこなす中で、特に今回の問題で、私はきちんと、今、厚労省の業務量の拡大に伴って、人員体制もかなり厳しいというお話もいただきました。そういうこともあるだろうと思います。とにかく、この際、厚労省の...全文を見る
○根本国務大臣 内閣府の所管であることを前提に答弁させていただきたいと思います。  これまで自治体独自の保育料軽減措置を講じていない自治体等においては、無償化に伴う副食費の取扱いについては、年収三百六十万円未満相当の世帯は副食費を免除することとし、年収三百六十万円以上相当の世帯...全文を見る
○根本国務大臣 ただいま議題となりました医療保険制度の適正かつ効率的な運営を図るための健康保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  近年、医療水準の高度化等により、国民の健康寿命が延び、医療に対する国民のニーズが多様化する中...全文を見る
03月19日第198回国会 衆議院 本会議 第13号
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○国務大臣(根本匠君) 白石洋一議員にお答えいたします。  養育費の確保の支援や一人親の就業支援、自立支援についてお尋ねがありました。  厚生労働省では、一人親家庭に対して、すくすくサポート・プロジェクトに基づき、就業支援を基本としつつ、子育て・生活支援、学習支援など総合的な...全文を見る
03月20日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○国務大臣(根本匠君) 近年、非常に各省庁を超えた横断的なテーマが出てきております。基本的には、それぞれの省庁がまず責任を持ってやってもらわなければいけない、そして、それをどう横断的なテーマとして効率的に、総合的に持っていくかと、実は委員もそういう問題意識なんだろうと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 政策立案や学術研究、そして経営判断の礎として常に正確性が求められる政府統計について今般の事案を引き起こしたことは極めて遺憾であり、国民の皆様に御迷惑をお掛けしたことを深くおわび申し上げます。  今回の事案、いろいろな指摘がされております。やはり閉じた組織...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今般の事案の重大さを踏まえて、これは、常に正確性が求められる政府統計の信頼を毀損した、あるいは追加給付等で、これ平成十六年から長い間続いた事案ですが、追加給付等で国民の皆様に御迷惑をお掛けしている、そして平成三十一年度予算に係る概算閣議のやり直しに至った、...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今議員から育児の社会化というお話もありました。やはり、今政府としてどういう社会を目指しているか、子供を産み育てたいという全ての方の希望をかなえ、安心して子供を産み育てることができる社会、これは委員が今お話があったと同じ方向性で我々もやっております。  そ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員が熱心に取り組んでおられて、今までの議論も私も傾聴しておりました。  子供たちを始め、委員おっしゃるように、国民の健康の保持増進、これは適切な栄養、食生活が重要な基盤だと思います。我々、これから更に健康寿命をしっかり延ばしていこうと、やっぱり健康が大...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 一柱でも多くの御遺骨を御遺族にお返しできるように、記名のある遺留品あるいは埋葬者名簿などがなくてもある程度戦没者が推定できる場合にその遺族に対しDNA鑑定を呼びかける試行的取組、これを平成二十八年度から沖縄で先行的にやっております。また、二十九年度からは広...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 前回、委員と医政局長のやり取りを私も聞かせていただきました。  それで、委員御指摘の通知については、異状死体の届出の基準そのものではなくて、医師が異状を認めるか否かを判断する際に考慮すべき事情を示したものである、そして医師法第二十一条に基づく届出の基準に...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員の御指摘のように、地域において家庭、教育、福祉が連携して障害児の支援に取り組むことが非常に重要だと思います。  もう既に委員からお話がありました、平成二十九年十二月に文部科学省と厚生労働省の両副大臣を構成員とするトライアングルプロジェクト、これを設置...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今委員のおっしゃるとおりだと思います。  昭和三十二年度末までにも、政府委員が答えましたが、少なくとも一か所以上確保するという成果目標を盛り込む、あっ、平成三十二年度末まで、という成果目標を盛り込むことを基本として、これに基づいて自治体において整備をして...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私も二月七日に委員からの質問にお答えしました。今御紹介ありましたが、一般論としては、労働契約法の無期転換ルールを意図的に避ける目的で雇い止めを行うこと、これは労働契約法の趣旨に照らして望ましいものではないと考えています。  そして、前回の委員からの御指摘...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) もう今政府委員から答弁しましたが、今後の対応としては、使途をより的確に把握して必要に応じた適切な対応を取ることができるように、本年四月から、補助対象経費の詳細について一定の区分ごとに都道府県に報告させる、不適切な事業が盛り込まれていないか確認するチェックシ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 現在の社会保障制度では保険優先の考え方が原則となっており、障害福祉制度と介護保険制度の関係についても、障害福祉サービスに係る費用が公費で賄われていることから、同様のサービスを保険制度である介護保険サービスにより利用できる場合には、まずは介護保険サービスを利...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 障害福祉サービスを打ち切ることとなった背景などが異なるので一概にお答えすることは困難でありますが、いわゆる浅田訴訟のように、介護保険申請の勧奨をすべきであったにもかかわらず、これを行わず障害福祉サービスを打ち切ることは違法となる場合がありますが、申請をしな...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 障害福祉制度と介護保険制度の関係、これは、保険優先の考え方に基づいて、同様のサービスを、まあ、こういうことですよね。先生、御理解いただいていると思います。  要介護認定等の申請を行わない障害者に対しては、申請をしない理由や事情を十分に聞き取るとともに、継...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) これは、先ほど私も申し上げましたが、障害福祉サービスを打ち切ることとなった背景などが異なりますから、ここは一概にお答えすることは困難であると私は思っております。  繰り返しになるのは避けて……(発言する者あり)繰り返しはいいですか。いや、よろしいですね。...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今、宿題だというお話がありました。  平成二十五年の社会保障制度改革国民会議の報告書において、日本の社会保障制度は、自助を基本としつつ、自助の共同化としての共助が自助を支え、自助や共助で対応できない場合に公助が補完する仕組みにより形成すべきとされておりま...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 働き方の改革の推進、とりわけ時間外労働の上限規制の円滑な施行に向けた一層の取組のため、労働基準監督官の重要性が高まっています。一方で、労災請求事案の中には精神障害事案など複雑困難な事案も増加しており、労災認定業務に携わる人員の確保も重要であります。また、業...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 御指摘の調査は、薬師寺先生に御指摘いただいたことも踏まえて、障害者が医療機関を受診する際に生じる困り事について現状や課題を把握し、医療機関で適切な支援が行われるために必要な事例を把握するために実施したものであります。  医療機関を受診する障害者、これは障...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 障害者差別解消法に基づいて、全ての国民が障害の有無によって分け隔てられることなく相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会、これを実現していく必要があると思っています。  今委員からお話がありましたが、平成二十八年一月に、医療関係事業者向けガイドライ...全文を見る
03月22日第198回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(根本匠君) そういうことがありますので、沖縄で遺留品等がなくてもDNA鑑定を呼びかける試行と言っているように、まさにそれは、沖縄でやって、そして今回の沖縄等、沖縄の結果を踏まえて、南方等の地域で収容した御遺骨のDNA鑑定について、まさに専門家等の御意見も聞きながら、今...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 厚生労働省では、児童虐待による死亡事例について、有識者による専門委員会で把握し、検証を行っております。  児童虐待による死亡事例は、調査を開始した平成十五年七月からの総数は千二百四十一人であります。また、死亡事例には心中によるものと心中以外のものがありま...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 児童虐待防止に関しては、発生予防、早期発見、児童虐待発生時の迅速、的確な対応、被虐待児童への自立支援、これを切れ目なく一連の対策として講じていくことが重要だと考えています。  ゼロ歳児を含む子供への虐待の発生予防、早期発見については、相談窓口を整備するた...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私は、児童虐待防止対策では三本の柱で申し上げました。  そして、ゼロ歳児を含む子供への虐待の発生予防、早期発見、これはとにかく相談窓口を整備するために、子育て世代包括支援センターの全国展開を推進する、そして乳児のいる家庭を含め、訪問して家庭の相談支援を行...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今局長もお答えしましたし、私もお答えしました。乳児家庭全戸訪問事業というのをやっていますから、乳児がいる家庭を……(発言する者あり)いや、言っていない。先ほど私申し上げましたよ。要は、こっちが言っていない。あっ、失礼しました。  じゃ、併せて申し上げてお...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 内密出産制度について、どういう対応、考えがあるかということですね、内密出産。  内密出産制度については、予期せぬ妊娠で悩む方への支援、これは母体と胎児の健康と安全を確保すること最優先に対応を検討すべきだと思っております。  そして、内密出産制度、これは...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今、法的位置付けについては事前通告はありませんでしたが、法的位置付けはないと思っております。  そして、今、ちょっと、事前通告していただければきちんと答弁しますけど、法的位置付けはないものと承知をしております。  そして、今、調査研究をしておりますので...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) それも事前に通告されておりますので、事務方から答弁させたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 一般論として、例えば先ほどドイツの内密出産制度という制度、今様々な外国の事例を調査研究していると思いますが、一般論として、ああいう、そういうものを検討する場合には、子供の出自を知る権利をどう考えるか、いわゆる棄児が増加するのではないかなど、多岐にわたる課題...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) これは、児童虐待があってはならない、その児童虐待を防止するために、日本全体、社会全体で同じ思いで共有して、しっかり児童虐待がないようにしようということを込めたバッジであります。
○国務大臣(根本匠君) 事前に通告をいただいておりませんので、答弁は差し控えさせていただきます。  調査をして確認した後、後ほど対応させていただきます。
○国務大臣(根本匠君) 様々な課題があると思います。例えば、医療機関において匿名で出産することについては、例えば医師法において、医師が診療したときは、診療を受けた者について氏名などを含めてカルテに必要事項を記載しなければならないと規定していることとこれをどう整理するのか、あるいは...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 要は、先ほども申し上げましたが、ドイツの内密出産制度のような制度を我が国で検討するに当たっては、子供の出自を知る権利をどう考えるか、いわゆる棄児が増加するのではないか、多岐にわたる課題があって、そしてその具体的な課題は、今、医療法、医師法あるいは医療保険制...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) だから、そういうことをどう考えるかということについては、やはり具体的に現実に直面する様々な課題がありますから、これをどう解決していくのか、どう整理しているのか、これがまず私はそこの前提にあると考えております。
○国務大臣(根本匠君) ですから、今まさに調査研究を実施中でありますから、しっかりと調査研究の中で、ここはどういう課題があるのか、あるいはどういう対応があり得るのか、ここは私は、調査研究を実施中ということで、その調査研究の中でしっかりそこは分析していただきたいと思います、していき...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 内密出産制度というのは様々な課題がありますから、しっかりと調査研究をしていきたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) これは様々な課題がありますので、そこは調査研究を実施していきたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 今局長から答弁しましたが、男女雇用機会均等法は、事業主に対して、その雇用する労働者に対するセクハラの防止について雇用管理上の設置義務を規定しておりまして、フリーランスや就職活動を行っている者などは対象には法律上含まれておりません。  そして、その上で、例...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 禁止規定については、先ほども申し上げました、政府委員から答えさせました。労働政策審議会の建議、これは、公労使の審議会のメンバー、公労使の協議の中で、審議の中で、今回の見直しによる状況の変化を踏まえた上で、その必要性も含め中長期的な検討を要するとされておりま...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私は答弁は控えたいと思います。これは野党の皆さんの試算ですから、私がそれを、これについては私は答弁することは控えさせていただきたいと思います。野党の試算であるということは理解しております。
○国務大臣(根本匠君) 委員がおっしゃったように、簡単な計算ですとおっしゃられましたけど、我々は、統計数値というのはきちんとした責任ある統計数値を出さなければいけない。メーカーはですよ、統計メーカーはですよ、メーカーはですよ。だから……(発言する者あり)いや、ですから、これは野党...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) ですから、そこはですよ……(発言する者あり)ちょっと聞いていただきたいと思います。景気指標としての変化率、これは要は景気指標ですから、月々月々の名目の変化率を示しているのは共通事業所系列で、それは景気指標としての、景気指標としての変化率ということで、それは...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) それは先ほど来説明しております。共通事業所の、共通事業所というのは、毎月毎月共通事業所がちょっとずつ変わるから、指数化というのは、どこかの時点を一〇〇にして時系列で見るのが指数化……(発言する者あり)いや、これが、これが大事なんですよ。ですから、実質化をす...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) いや、ですから、共通事業所の集計値というのは指数化になじまないと専門家がなぜ言っているか。それは、月々で共通事業所の内容が変わるんだから、そういう特性がある。それは統計的、専門的な方が言っておられますからね。だから、だから指数化にはなじまないのではないかと...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 御指摘の再接種については、社会における感染の蔓延予防という観点より個人の感染予防の観点が強いものでありますので、これを予防接種法に位置付けることをどう考えるか。例えば、骨髄移植以外の理由で免疫が不十分な方の再接種を予防接種法上位置付けていないこととのバラン...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 小児がんは、今委員がおっしゃられたとおり、成長や時間の経過に伴って、がんそのものや薬物療法などの影響によって生じる合併症、いわゆる晩期合併症、これが見られます。その意味では、小児がん患者は、治療後も長期にわたりフォローアップが重要だと考えています。  厚...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 保育所、受皿整備とその質の確保、向上を車の両輪として進めることが重要だと思っています。  このため、保育の受皿として認可保育所などを中心とした整備を進めつつ、あわせて、指導監督基準を満たさない認可外保育施設が基準を満たし、さらに認可施設に移行するための運...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 東京都の御指摘のニーズでは、利用を希望していたサービスとして公立認可保育所と回答した方が五一・九%と最も多くなっておりますが、その結果については、複数回答が可能な設問となっていることや、歴史のある保育所と小規模保育事業などの他の類型では認知度が大きく異なる...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 公立保育所の整備、運営の費用の支援は、地方六団体の提案による三位一体改革、三位一体改革で一般財源化して、地域の実情に応じて、各市町村において適切に対応しているものと承知をしております。
○国務大臣(根本匠君) 今、検討会で様々議論しておりますが、具体的に検討事項は、妊産婦の保健医療に関する現状とニーズの把握、妊産婦が安心できる医療提供体制の充実、妊産婦の健康管理の推進、妊産婦に対する保健医療体制に関連する事項、こういうものを検討事項として御検討をいただいており、...全文を見る
03月25日第198回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(根本匠君) 五本であります。
○国務大臣(根本匠君) パワーハラスメント、あるいはハラスメント、こういうことがこの法律を出したときに取り上げられていると承知をしております。
○国務大臣(根本匠君) この法律は、法律の趣旨、目的、これは女性を始めとする多様な労働者が活躍できる就業環境を整備するために事業主による雇用管理の改善のための取組を促すものであって、よろしいですか……(発言する者あり)この法律に直接、ハラスメントは書いておりません。
○国務大臣(根本匠君) まず、介護分野における有効求人倍率については、平成二十九年度で三・六四倍となっており、全職種の一・三八倍に比べて高い水準となっております。  そして、離職率ですが、平成二十九年度の調査では、介護職員の離職率は一六・二%になっております。そして、三年未満で...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今の御質問ですが、介護職員の処遇改善、そのフォローについては、各事業所において、職位や職務内容などに応じた賃金体系の整備や、経験などに応じた昇給や昇格の仕組みの構築を求めるとともに、事前に事業所から処遇改善に向けた計画の提出を求め、事後に報告、実績を求めて...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 要は、本年十月から、リーダー級の介護職員について他産業と遜色のない賃金水準を目指して更なる処遇改善を行います。そして、今委員がお話がありましたが、具体的な処遇改善に当たっては、処遇改善加算の要件として、経験、技能のある介護職員に最大八万円相当等の給与増を行...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) そういうふうに設定しております。(発言する者あり)いや、最低一人はちゃんとやりなさいと。それと、勤続年数十年というのは、その事業所に応じて柔軟に設定していいですよと、ここは柔軟化しております。
○国務大臣(根本匠君) 必ず一人は十年以上の介護福祉士で、そういう要件といたしますが、一人、必ず一人はやっていいですよと、そして、その以外は事業所の判断で柔軟に設定できるような加算をしております。そこは柔軟に、必ず一人はちゃんとやってくれと、あと、それ以外は柔軟に事業所の判断で対...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) だから、最大八万の方について、一人は最低やりなさいと。そして、そのほかは事業所の判断で柔軟に対応できるようにしております。そういう全体の財源は措置しておりますから、そこはそれぞれの事業所で柔軟に判断できる対応にしております。(発言する者あり)
○国務大臣(根本匠君) 勤続十年以上の介護福祉士について月額平均八万円相当の処遇改善を行うことを算定根拠に、公費一千億円を投じて処遇改善を行うということにしております。それ以外は私が先ほど申し上げたとおりであります。
○国務大臣(根本匠君) そこはおっしゃるとおりで、やっぱりきちんきちんとステップアップをしていくような体系が私は必要だと思います。  そして、要は、繰り返しになりますが、今回の一千億円の公費、これは十年で八万円、これは必ず一人やってくださいねと、それ以外は柔軟に対応できますよと...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) そういう、八万円、ある方が上がって、それ以外上がらないという、そういう誤解があるということもありますが、そこは我々、丁寧に話し合いながら周知をしていきたいと思います。(発言する者あり)そして、平均、平均がどのぐらいに上がるかということは我々は算定しておりま...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 現在調査中であります。
○国務大臣(根本匠君) 事実関係などについて、今事務方が調査中であります。
○国務大臣(根本匠君) 私は、今回、業務上の私的旅行中の行為でありますが、これは私は極めて遺憾であります。事実関係をしっかりと把握し、厳正に……(発言する者あり)業務外、業務外の、業務外の私的旅行中の行為であり、極めて遺憾であります。事実関係をしっかりと把握し、厳正に対処をしてま...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私は極めて遺憾であります。業務外の私的旅行中のことであり、これは本人が判断して誠実に対応すべきだと思います。  ただ、いずれにしても、暴力は許されるものではなく、厚生労働省としては、事実関係をしっかり把握し、厳正に対処したいと思います。
○国務大臣(根本匠君) もう総理からお話がありましたが、これまでも国際的な健康危機への対応、保健大臣会合で掲げております。そして、この中で、委員が指摘した課題、これまでも国連安保決議に基づき医療従事者への攻撃を非難するなど、大臣会合でこれまでもやってきておりますので、これまでの保...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今議員御指摘のように、パワハラの判断基準や具体例、あるいは措置義務の内容などについては、今後、法律に基づく指針で具体的に示していくこととしたいと考えております。  指針については、法案が成立した後に労働政策審議会において御議論いただくことになりますが、御...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) その点においては間違いありません。
○国務大臣(根本匠君) 三千四百億円の、財政基盤強化のために投入しました。そして、この保険料率と自治体の、今委員がお示しになりましたけど、その点について申し上げますと、標準保険料率、これは市町村ごとの所得水準や医療費水準を勘案して都道府県が算定する、これは理論上の保険料率でありま...全文を見る
03月26日第198回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(根本匠君) 民間との競合が起きないように対応することが重要だと思います。
○国務大臣(根本匠君) 民間企業における障害者雇用に与える影響について、先ほど人事院から答弁したように、今採用が決まりましたが、一定の、年度末及び年度初めに採用された方を対象に実態把握に努めていきたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 実態把握に努めたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) します。
○国務大臣(根本匠君) 厚労省が調査します。
○国務大臣(根本匠君) 現在就職が実現していない方の就職を促進、推進することなど、基本的な考え方として、雇用者、雇用の底上げにつなげていきたいと思います。実態把握に努めた上で、必要に応じて対応策を検討していきたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 納付金制度は、社会連帯の理念の下で、障害者の雇用に伴って必要となる経済的な負担を調整して事業主間の競争条件を確保する上で障害者雇用を促進する制度であります。その意味で、この仕組み自体は維持すべきだと考えています。(発言する者あり)
○国務大臣(根本匠君) 実態把握に努めて、必要な対応策は検討していきたいと思いますが、やはりこの納付金制度自体は維持すべきであると考えております。
○国務大臣(根本匠君) まずは実態を把握したいと思います。
○国務大臣(根本匠君) まずは実態を把握したいと思います。
○国務大臣(根本匠君) まずはどういう実態なのかと、この実態を把握した上で、これは、どういう実態かということを把握した上で、必要に応じてどういう対応があり得るのか、そこは考えたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 個別の事案についてのお答えは差し控えたいと思います。  その上で、働き方改革関連法による改正労働者派遣法の施行前ではありますが、一般論として、派遣労働者の待遇改善を図るという改正労働者派遣法の趣旨に反して派遣労働者の待遇の引下げを行うことは望ましい対応と...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今、優良派遣事業者認定制度についてのお問合せですね、どういう制度か。  優良派遣事業者認定制度は、一定の基準を満たす事業者を優良派遣事業者として認定する制度であり、平成三十年十月一日現在で百六十八社が認定を受けています。
○国務大臣(根本匠君) まず、認定基準、これは事業体に関する基準、あるいは派遣社員の適正就労とフォローアップに関する基準、派遣社員のキャリア形成と処遇向上に関する基準、派遣先へのサービスに関する基準、全体八十一項目から成り、認定を受けるためにはこの全ての基準を満たす必要があります...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 入っています。
○国務大臣(根本匠君) この優良派遣事業者認定制度、これは厚生労働省が一般社団法人人材サービス産業協議会に委託して実施している制度であります。株式会社パソナ自体は認定を受けていませんが、複数のグループ会社が認定を受けています。
○国務大臣(根本匠君) それは労政審で議論、今、されたということでありますが、その点については私は承知しておりません。
○国務大臣(根本匠君) 要は、今御指摘のような、そういうお話がありましたが、やはり大事なのが、事例の実施状況について業界団体からヒアリングを行うなど実態の把握を行って、そして改正労働者派遣法の趣旨に沿った対応が図られるように、来年四月の施行に向けて取り組んでいきたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 事例の実施状況について業界団体からヒアリングを行うなど実態の把握を行って、そして、改正労働者派遣法、この趣旨に沿った対応が図られるように、来年四月の施行に向けて取り組んでまいります。
○国務大臣(根本匠君) 資料五ですか。(発言する者あり)読みましたよ、これ。メールは出しているから、これは読みましたよ。
○国務大臣(根本匠君) このメールは、メールはですね、先ほど官房長から答弁したように、備忘メモのような文書であります、これは。私は備忘メモのような文書であると思います。  そして、三府県の拡大に関しては、拡大に関しては、これは備忘メモのようなものですが、三府県の拡大に関しては、...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 理事会協議事項では、一連のメール、やり取りを含めた全ての資料提出というのが協議事項になっておりますが、必要な資料について、具体的なお求めがあれば文書の確認を行い、提出できるものについてはお示しをしたいと考えています。
○国務大臣(根本匠君) 今官房長からもお答えいたしましたが、御指摘の三十年一月頃の神奈川県のやり取りに関する文書については、委員の御指摘を受けて文書の特定に向けた作業を進めており、精査の上、できる限り速やかに回答したいと思っております。  それと、もう一つ、一月報告書において、...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 必要な文書は出すようにと私も指示をしておりますが、お尋ねの文書についてもできる限り速やかに提出したいと、回答したいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 政府としては、検証委員会の調査結果を踏まえて、昨年十月二十三日の関係閣僚会議で公務部門における障害者雇用に関する基本方針を決定しました。  その際に、総理から、私を含め各大臣に対し、今回の事態を深く反省し、真摯に受け止め、組織全体として障害者雇用を推進す...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 民間からの懸念ということですね。国において相当数の障害者を採用することによって、民間との競合が起きないように対応していくことが重要だと考えています。  今の民間企業からのいろんな懸念、これは障害者の審議会でいろいろな議論をしておりまして、これは私もその報...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今お話がありましたが、審議会で使用者代表から意見がありますよ、審議会で使用者側代表から。今後、かなりの規模で国などの機関で採用が行われた場合、採用のときに企業と取り合いになるのではないか、あるいは大規模な採用計画が実施されれば民間企業の採用計画などに少なか...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 国において相当数の障害者を採用することによって、民間企業を離職する障害者が実際に一定程度発生することは考えられますので、民間との競合が起きないように対応していくことが重要だと考えています。
○国務大臣(根本匠君) 先ほど局長からも話が、納付金制度の意義、これについては話がありました。  やはりこの納付金制度は、社会連帯の理念の下に事業者間の経済負担を調整等々の意義がありますから、引き続き適切に運用していきたいと思っております。適切に運用していきたいと思っています、...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) その上で、その上で、納付金、その上で実態を、先ほど申し上げましたが、実態を、実態を調査して把握して、そしてその上で必要な対応、対策、どういうことがあり得るのか、それを検討していきたいと思っております。
○国務大臣(根本匠君) まず、納付金制度については適切に運用していきたいと思いますし、それから、先ほど申し上げましたが、実態を把握をして、そして、その実態を把握した上で必要な対応、どういうことがあり得るのかということを考えていきたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) まず、民間との競合が起きないように、今、厚生労働省としては、現在就職が実現していないハローワークの求職者などに対して、ハローワークと関係機関との連携によって、障害者御本人の希望に沿って、今まで以上にきめ細かな職業相談、職業紹介などのサービスを提供していきた...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 民間企業における障害者雇用に与える影響、これについては、年度末まで及び年度初めに採用された方を対象に実態把握に努めた上で、必要に応じて対応策を検討していきたいと思います。  具体的には実態把握を踏まえて検討いたしますが、現在就職が実現していない方の就職を...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員の御提案もありましたが、(発言する者あり)いやいや、お話がありましたけど、要は、納付金制度というのは、やはり法定雇用率を達成して多くの障害者を雇用する企業に調整金を支給するためにも、その仕組み自体は維持すべきであると考えております。(発言する者あり)
○国務大臣(根本匠君) 提案を含めて、今後実態を把握させていただいて、そしてどういう対応があり得るのか考えて、検討していきたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 今までは日本人労働者と外国人の労働者の区別なく支払対象としてきましたが、これは既に局長から答弁いたしました。支払実績も区別して把握してこなかったところでありますが、今の委員のお話のように、外国人労働者が安心して働くことができるよう支援する観点から、今後は、...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 外国人労働者を含め、労働者に対する賃金不払はあってはならないと考えています。  労働基準監督署においては、委員既に御案内だと思いますが、賃金不払事件を把握した場合には、事業主に対して賃金の支払を厳正に指導しております。しかしながら、企業倒産によって現実的...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) まず、この監察委員会の八項目の提案は、原因、そして動機、目的、職員の認識等々のことをきちんと分析していただいて、その中からこの八項目が出てきたと私は理解しています。  だから、例えば、例えばですよ、開かれた組織への変革と外部チェック機能の導入と書いてある...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 再発防止策のためには、実際どういう状況であったのか、これはしっかりと点検し、踏まえて、そして速やかに、私も体制を立ち上げて、速やかに着手し、具体的な改革を進めていきたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 二月二十七日に追加報告書についてまとめていただきましたが、事実を十分に精査しているところであって、処分の要否等についてしっかり検討してまいりたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 処分の要否等についてしっかり検討してまいりたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 処分の要否等についてしっかり検討していきたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 繰り返しになりますが、処分の要否等についてしっかり検討していきたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 生活保護制度は、困窮の程度に応じ必要な保護を行い、最低限度の生活を保障するものであり、必要とする方に確実に保護を行うことが重要だと考えています。一方で、その際には、利用できる資産、能力その他あらゆるものを活用することを要件としております。したがって、稼働能...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 生活保護法における目的として、最低生活の保障のみならず、自立助長も含まれておりますので、働くことができる方に対して就労に向けた支援を実施していくこと、これは私も重要だと思っております。  就労支援促進計画の目標については、各自治体の就労支援事業の実施状況...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 先ほども申し上げましたが、就労支援の数値目標を達成するために、個々の状況を勘案しない機械的な就労指導や保護の廃止を行うことは意図しておりません。  国としては、目標値を設定していることが強引な就労指導につながらないよう、自治体に対し、就労先が見付からない...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 個々の状況について詳細を把握していないため、個々の事例についてのコメントは、個々の事例についてのコメントは差し控えたいと思います。  いずれにせよ、今後とも、機械的な就労指導が行われることのないように徹底を図るとともに、本人の状況等に応じた適切な支援が行...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) ケースワーカーの負担軽減については、取り組むべき課題と認識しております。法律で配置が標準として定められておりますが、その上で、これまで、ケースワーカーの配置に対する地方交付税措置の拡充や、就労支援員や年金調査員の活用によるケースワーク業務の分業化などを行っ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 生活保護は、利用できる資産、能力その他あらゆるものを活用することを要件としています。自動車については資産に該当し、その維持費は生計を圧迫すると考えられることから、原則として保有を認めておらず、これを一律に緩和することは難しいと考えております。  一方で、...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 自動車の保有要件の緩和については、一般世帯との均衡や自動車の維持費をどのように捻出するかという課題もあることから慎重に検討すべき課題であると考えています。  一方で、一方で、そうした原則の中で、従前から社会環境や生活実態を踏まえた見直しも行っており、引き...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 東京オリンピック・パラリンピック競技大会を契機として、健康寿命の延伸に向けてスポーツを含む運動に適切に取り組んでいく、これは重要だと思います。  もう第二次健康日本21、これについては既に掲げておりますが、スポーツ庁等の関係省とも連携して、次の取組を実施...全文を見る
03月27日第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○根本国務大臣 今回の改正は、情報化の進展、平均寿命の延伸、社会のグローバル化など、医療保険制度を取り巻く環境の変化を踏まえて、医療保険制度の適正かつ効率的な運営の実現を目指すものであります。  委員もお話がありましたが、やはりより大きな視点に立って、今後の人生百年時代の到来を...全文を見る
○根本国務大臣 委員が今おっしゃられたように、我々、二〇四〇年を見据えた社会保障制度改革に今取り組んでおります。三本柱で、多様な社会参加、就労、あるいは健康寿命の延伸、そしてデータヘルス改革を含めた医療、介護の生産性の向上、こういう大きなテーマでこの具体的な内容を厚労省が今本部を...全文を見る
○根本国務大臣 今委員がいろいろな御意見を提案していただいたように、全国の市町村において、保健事業と介護予防の一体的実施の推進に当たって、高齢者の特性を踏まえて、とりわけ運動、栄養、口腔といったフレイル対策に着目した包括的な取組を本格展開すること、これが必要だと思います。  こ...全文を見る
03月27日第198回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(根本匠君) 共通事業所の実質賃金というのはありません。
○国務大臣(根本匠君) 実は一番そこが課題で、そういう指標がありません。
○国務大臣(根本匠君) その認識どおりです。
○国務大臣(根本匠君) 本系列というのは、全体の労働者の、雇用者の全体の賃金水準を表す指標で、これは名目も、しかも実質化も出している、それはきちんと時系列で比較できますから、名目と実質、これを双方示しております。全ての事業者の平均、賃金水準を代表する指標であります。
○国務大臣(根本匠君) 当然、本系列でも前年同月比というのは出していますから、変化率も出しています。  共通事業所の変化率を見るというのは、共通事業所は去年と今年サンプル数を部分的に入れ替えましたから、去年と今年、もう共通の事業所があるから、それはそこに勤めている方の実感は共通...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 子供は社会の宝でありますし、未来だと思います。  妊娠については、誰にも相談できず尊い命が失われるようなことがあってはならないと私も思います。  国として今どういうふうに対応するかというお話ですが、やはり政策を立案するに当たっては、これは一般論ですけど...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 児童虐待への対応においては、何よりも子供の命を守ることを最優先に取り組む、これが必要であります。  必要な場面では、委員おっしゃるように、ちゅうちょなく介入する、そして保護することが必要だと思います。こういう場面では警察との連携、毅然とした対応、今回も警...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 我が国の自殺者数は、全体としては近年減少傾向にあります。しかしながら、年齢階層別の自殺死亡率を見ると、二十歳未満の自殺死亡率はおおむね横ばいとなっているほか、G7各国での若年層の死因を見ると日本だけが自殺が第一位であることなど、若者の自殺は依然として深刻な...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 毎勤統計をめぐる今般の事案を改めて振り返りますと、平成十六年一月から全数調査を抽出調査に切り替え、しかも復元処理を行わなかった、これが私は一番の大きな問題だと思います。  特に、必要な復元処理を行わなかった点については、復元プログラムの重要性に対する認識...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今回の調査、客観的な立場から集中的に検証を行っていただいて、これはもう統計の専門家、あるいは元高等裁判所長官、弁護士等の有識者によって、事実関係等々、責任の所在に至るまで明らかにしていただいたものと思っております。  これからは、しっかりとした再発防止、...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 事実関係や組織、動機、目的、認識、さらに責任の所在、これは明らかにしていただいたと思っております。  これからはしっかりと再発防止を努めていきたいと思いますが、そこは、もしそういう中で必要があれば、再発防止策を含めてまたやっていただく場面もあるかもしれま...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私は、これが一番の核心の問題だということで最初御説明いたしました。  委員のおっしゃる二〇〇四年、二〇〇四年の問題ですよね、ここから追加給付まで必要な事態に陥ったわけですけど、ここは私が前段で申し上げましたように、三分の一しかやっていなかった、復元処理を...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 例えば、抽出調査に変更された理由、これは、東京都に大規模事業所が集中し、数も増加していることから、全数調査にしなくても、適切な復元処理がされる限り統計としての精度が確保できると当時の担当者が考えていた、そして、かねてから厚生労働省に寄せられていた都道府県や...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私もこの統計問題はずっと議論してまいりました。何言うてんねんということも言っています、私は。自分の頭でこれは考えてやっておりますから。浅田委員、大変統計に詳しくあられるのでちょっと事務方の説明御不満だったと思いますが、私もこれは魂を据えてやってきております...全文を見る
03月28日第198回国会 衆議院 内閣委員会文部科学委員会厚生労働委員会連合審査会 第1号
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○根本国務大臣 委員の問題意識は私もよくわかります。やはり男性が積極的に育児を行うこと、これは子育て環境の充実あるいは女性が継続して就業するという観点からも重要だと思います。  男性の育児参画を推進するために、育児・介護休業法、これは夫婦で育児休業を取得した場合のメリットなどを...全文を見る
○根本国務大臣 委員御指摘のとおり、子連れで通勤する労働者がフレックスタイム制度などの柔軟な働き方を選択できる環境を整備して負担軽減を図る、これが重要だと思います。  育児・介護休業法においては、事業主に対し、小学校就学前までの子を持つ労働者について、フレックスタイム制や始業時...全文を見る
○根本国務大臣 お尋ねの法案については、もう両大臣が答弁したとおりで、私もそういう対応だと思います。  そして、一般論として、保育士等の処遇改善を進めること、これは保育人材の確保のために重要で、それは委員御指摘のとおりであります。処遇改善については、既に宮腰大臣から御答弁があり...全文を見る
○根本国務大臣 では、まず事実についてお話をいたします。  平成三十年十月に生活保護基準の見直しを行いました。これは、審議会における検証結果を踏まえて、一般低所得世帯の消費の実態との要は均衡等を考慮して行ったものという認識であります。  その結果、加算を含めた生活扶助基準額は...全文を見る
○根本国務大臣 先ほどの私の答弁について多少補足しますが、委員が事実についてということなので私は先ほど事実を申し上げましたが、当然のことながら、幼児教育保障の無償化、これは、子育て、教育に係る費用負担の軽減を図るという少子化対策、そして一方で、生涯にわたる人格形成の基礎を培う幼児...全文を見る
○根本国務大臣 今回の幼児教育無償化は、もう繰り返しになりますが、三から五歳で、要は、子供の教育、人格形成とそれから経済的負担の緩和、少子化対策、こういう観点で、三から五ということが対象にされました。  〇—二はどうなんだという話になると、宮腰大臣からお答えいただきたいと思いま...全文を見る
○根本国務大臣 我々も、二〇二〇年度末までに三十二万人分の保育の受皿確保、これを目標に掲げて、そして今やっております。これは、現状、今、市町村が毎年毎年計画をつくって、そして進捗を我々は見ながらやっていくわけですが、この目標達成は可能だろうと今考えております。  それから、これ...全文を見る
○根本国務大臣 実際に個々の状況はさまざまな状況があり得るとは思いますが、要は、女性の就業率が八割まで高まっても対応できるような受皿整備として三十二万人分の受皿を整備しようということですから、待機児童がないようにするということを目標として今我々は進めております。
○根本国務大臣 それは、いろいろな地域によって状況が違うと思います。  例えば、東京あたりだとすると、それは申込者数の方が多いですよね、東京あたりは。ただ、地方は対応できているところもありますから、そこは、私は、大都市を中心に申込者数は、特に東京あたりは申込者数が多いと認識をし...全文を見る
○根本国務大臣 この保育の受皿三十二万人分を整備することとしている子供安心プラン、これに基づいてやっていますが、これは、各市区町村が二〇二〇年度末までに待機児童を解消する計画を策定して、その結果を積み上げて進捗をしていくわけですけれども、そこは基本的に市区町村が、我々も今、積み上...全文を見る
○根本国務大臣 先生と議論すると、私、かみ合うと思っているんですが。  要は、まさに市区町村が計画をつくって、そしてそれを国が支援していくわけですよ。そして、とにかくその結果のトータルとして三十二万人分確保しましょうねということですから、これはそれぞれの市区町村が整備を進められ...全文を見る
○根本国務大臣 先ほど来申し上げておりますが、市区町村で状況はいろいろありますけれども、とにかくその市区町村で計画をつくって、我々が支援をして、そして、岡本議員が指摘するような状況にならないように我々も頑張っていきたいと思います。
○根本国務大臣 ベビーシッター、これは、保育を必要とする乳幼児の居宅において一対一で保育を行う事業であります。子ども・子育て支援新制度、これによって新たに認可事業として、認可の居宅訪問型保育事業を位置づけました。それと、今、認可外のベビーシッターが存在いたします。  保育の受皿...全文を見る
○根本国務大臣 私の記憶によれば、幼保一元化の議論というのは、これは百年ぐらい前からずっとあった議論だと思います。そして、本質的には教育か保育か、これがそれぞれずっと議論があって、そして今回、要は、できるだけ一体化してやりましょうねというような方向性になったんだと思います。  ...全文を見る
04月03日第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○根本国務大臣 今、委員のお尋ねがありましたが、二つ以上の法律の改正を提案しようとする場合には、一般に、二つのケースが想定されるんですが、一つは、法案に盛られた政策が統一的なものであって、その結果として法案の趣旨、目的が一つであると認められるとき、あるいは、内容的に法案の条項が相...全文を見る
○根本国務大臣 委員今御指摘のように、それぞれの地域で、それぞれの支部で必ずしも審査の中身が統一したルールで行われていない、不合理な差異の一因と今委員御指摘のように、それぞれによって審査の審査結果が、不合理な差異の一因として今のような課題がありました。  今回、従来は紙でレセプ...全文を見る
○根本国務大臣 統一した、つまりチェックルールを統一しようということでありますから、そういうことが一概に言えるかどうかというのは、要はルールを統一するということですから、そこは実務の運用の問題ですから、私はそこは何とも言えないのかなと思います。
○根本国務大臣 それは支払基金の本部であります。いずれにしても、何が合理的なルールかということは本部で決めていただくということになると思います。
○根本国務大臣 審査委員の意見を聞きながら、本部において決める、こういうことであります。
○根本国務大臣 今回の組織見直しにおいて、審査委員会は引き続き都道府県に設置します。このため、審査委員をサポートする体制、事務局、これも引き続き各都道府県に設置します。  一方で、国民負担を軽減する観点から、審査委員による審査の前段階で職員が行うレセプト事務点検業務、これについ...全文を見る
○根本国務大臣 二〇二四年度までに八百人を削減することとしています。
○根本国務大臣 支払基金では、従来から、査定などが多くて、改善要請を行っても改善が図られない医療機関については、各支部の判断によって、地方厚生局に対して情報提供を行ってきました。今後は、情報提供事例を本部で集約することによって、より効果的な厚生局への働きかけを行っていくこととした...全文を見る
○根本国務大臣 そこは、きちんと厚生局との連携をしっかり強めて、今委員のおっしゃったような対応をしっかりとしていきたいと思います。
○根本国務大臣 今回の支払基金改革によって、今後、コンピューターチェックのみで完結するレセプトの割合をふやす中で、レセプトの内容によって審査に要する職員の事務負担などが異なることが想定されています。このため、審査手数料の設定に当たってもそうした要素を勘案できるよう、手数料の規定の...全文を見る
○根本国務大臣 被扶養者の認定においては、現行制度上、身分関係、生計維持関係、同居要件、これがその要件となっております。海外に在住する被扶養者の認定については、昨年三月に認定方法を公的証明書などによる認定に統一化し、認定の厳格化を行ってきました。  今般、被扶養者の認定要件に原...全文を見る
○根本国務大臣 要件については、まず、国内に居住することは住民票で確認する、そして、一定の例外に該当するかどうかはビザ、学生証等の書類により渡航理由を確認することを基本的に考えております。
○根本国務大臣 仮に、住所と居住実態が異なって、実際には海外で生活している被扶養者については、その被扶養者が海外の医療機関を受診した際の海外療養費の申請に対する保険者の審査の段階で、被扶養者の認定要件について改めて確認を行うことを考えております。  具体的には、住民票を有する被...全文を見る
○根本国務大臣 昨年末に総合的対応策をまとめました。その対応策を踏まえて、医療機関が必要と判断する場合には、被保険者証とともに本人確認書類の提示を求めることができる旨の通知を発出することを検討しております。その際、医療機関で本人確認を行う場合には、国籍による差別とならないよう、外...全文を見る
○根本国務大臣 これから訪日外国人旅行者の増加あるいは新たな外国人材の受入れが始まる中で、今委員おっしゃられましたように、外国人が日本各地において医療を受けることが予想されるので、昨年十二月の外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策、これに基づいて、全ての居住圏において外国人患...全文を見る
○根本国務大臣 例えば、日本で勤務する被保険者の国内に居住する配偶者は、生計維持関係が認められれば、国籍を問わず健康保険の被扶養者となることができる、この取扱いは今回の改正による変更はありません。  また、被保険者、被扶養者が海外で医療を受けた場合で、国内での療養の給付が困難で...全文を見る
○根本国務大臣 繰り返しになりますが……(吉田委員「繰り返しは要らないです」と呼ぶ)  要は、日本に住民票を残したまま留学等の理由で海外に住んでいる者、これについては、身分関係、生計維持関係が認められれば、国籍を問わず健康保険の被扶養者となれる、これは法改正後も原則として同様で...全文を見る
○根本国務大臣 先ほど私申し上げましたが、身分関係そして生計維持関係、委員の御質問については生計維持関係が認められるかどうかということだと思います。
○根本国務大臣 グローバル化の進展に伴って、健康保険における海外療養費の全体の件数、金額、これについては、平成二十年度に比べて増加をしております。  海外療養費の動向について正確に予測することは困難でありますが、今後、新たな在留資格の創設を始め、さらなるグローバル化の進展が見込...全文を見る
○根本国務大臣 まず、現在、産科医療補償制度に加入している医療機関で出産した場合、これは先生既に御承知ですけれども、出産費用分の四十・四万円に、産科医療補償制度の掛金分の一・六万円、これが支給されます。それ以外の出産の場合には出産費用の四十・四万円が支給されますので、結論から言え...全文を見る
○根本国務大臣 産科医療補償制度は対象外になります。
○根本国務大臣 じゃ、簡潔に。  安全面については、例えば、マイナンバーと診療情報が結びついて、マイナンバーカードを紛失すると病歴まで他人に知られるのではないかという懸念も聞いております。  しかしながら、オンライン資格確認は、マイナンバーそのものは使わずにICチップの中の本...全文を見る
○根本国務大臣 厚生労働省の職員などが不適切な行為、発言などをしたことについて、これは極めて遺憾です。  年金事務所の所長が個人のツイッターで不適切な発言をしていた件については、既に日本年金機構において綱紀粛正に関する注意喚起を全職員に対して行ったと承知をしております。  厚...全文を見る
○根本国務大臣 業務外の私的行為であったとしても、国民の疑惑や不信を招くような行為、これは私は厳に慎むべきだと思います。そして、今般の事案も踏まえ、今後、綱紀粛正を通知するなどによって改めて徹底するようにしたいと考えています。
○根本国務大臣 既に樽見局長からお話がありましたが、国保制度はお互いの支え合い、そして制度への信頼、これが私は大事だと思っております。  国保制度において、適正な在留資格を有して日本国内に住所を有する者を被保険者としており、医療滞在ビザの者等は適用除外としております。  その...全文を見る
○根本国務大臣 今回の法案においては、国内の保険医療機関を受診した場合の保険給付が原則だという健康保険制度の基本的な考え方に立ち返り、海外の医療機関を受診した場合の給付は例外であることを徹底する観点、適正な認定事務を確保する観点から、諸外国との制度比較を行った上で、被扶養者につい...全文を見る
○根本国務大臣 透析医療をしていることをもって終末期とは言えないと思います。
○根本国務大臣 透析をされている方は、私もさまざま知っております。  一般的には、透析などについては、やはりそのような治療を受けている方に対する医療のあり方について、国民一人一人の生命観や倫理観に深くかかわる事柄であって、幅広い観点から議論されるべきものだと思います。  今、...全文を見る
○根本国務大臣 急なお尋ねで、私も感想を述べるのはどうかと思いますけれども、やはり私も、私の支持者が高齢になりますと、嚥下性肺炎、肺炎で亡くなる方は大変多いと思っております。これは私のつながりの中でいろいろお話を聞くという点でいえば、高齢者の皆さんが嚥下で肺炎になるとなかなか、治...全文を見る
○根本国務大臣 今の委員のお話を聞いていて、やはり今まで、ACPの概念を踏まえて、人生の最終段階の医療、ケアについて、昨年、先ほど委員からもお話がありましたが、人生の最終段階の医療の決定プロセスに関するガイドラインを改定しました。  そして、やはり大事なのは、医師などの医療従事...全文を見る
○根本国務大臣 今回、一体事業ということで取組を行う保健師などの医療専門職の配置を各市町村で進めていただくようにしています。特別調整交付金なども活用して支援することとしています。  今御質問の医療専門職、保健師さんなどの具体的な所属先については市町村の判断によるものでありますが...全文を見る
○根本国務大臣 いろいろ増加要因というのは指摘されておりますけれども、医療費の増加の要因は、高齢化あるいは医療の高度化、さまざまな要因が組み合わさっているというのが私の認識で、一概にはそこは言えないんだろうと思います。さまざまな要因が組み合わさって医療費が増加しているということだ...全文を見る
○根本国務大臣 私も、昨年大臣に就任してから、この被用者保険の被扶養者の問題、これは歴史をさかのぼって勉強させていただきました。  やはり、昭和十四年に家族給付が支給されましたが、これは、要は兵隊さんにとって家族が健康であることが必要であるという考え方もあると思い、そういうとこ...全文を見る
○根本国務大臣 支払基金の審査は、レセプトが保険診療ルールに基づいて正しく請求されているか、これを確認し、適正でないと判断した場合には査定を行っております。  このような審査は引き続き重要でありますが、これまで審査によって培われた知見を活用して、医療機関における適正なレセプトの...全文を見る
○根本国務大臣 審査委員会は、引き続き各都道府県に設置することが必要だと考えています。
○根本国務大臣 審査事務局の業務については、審査委員の補助業務に加えて、審査委員と連携しながら実施する医療機関に対する指導、啓発活動、これが中心になるものと考えておりますが、具体的な業務内容については、今後、支払基金において検討を進めることとしております。
○根本国務大臣 審査に要する費用は国民の拠出する保険料で賄われております。国民負担の軽減の観点から業務効率化を進める必要がありますので、職員のレセプト事務点検業務の効率化にあわせて、その実施場所を全国十カ所程度の審査事務センターに順次集約して組織の合理化を図ることとしています。 ...全文を見る
○根本国務大臣 一昨年の七月に支払基金業務効率化・高度化計画を策定いたしましたが、本計画に基づいて業務効率化を着実に進め、遅くとも二〇二四年度末段階で現行定員の二〇%程度、八百人程度の削減を計画的に進めることとしています。  八百人分の業務削減については、職員の業務負担を減らす...全文を見る
○根本国務大臣 現時点では、これまで日本で生活しており、渡航目的に照らして今後再び日本で生活する蓋然性が高いと認められる者、一時的な渡航である者であって、渡航目的が就労でない者とすることを考えています。
○根本国務大臣 ドイツ、フランス、韓国は、いずれの国も被扶養者に国内要件を課していますが、留学により海外に居住する場合は引き続き適用対象とする取扱いになっていると承知をしています。  現時点で把握している範囲でお答えすると、ドイツでは、EU等に留学する場合、EU等で利用できる欧...全文を見る
○根本国務大臣 今回の法案においては、国内の保険医療機関を受診した場合の保険給付が原則という健康保険制度の基本的な考え方に立ち返り、海外の医療機関を受診した場合の給付は例外であることを徹底する観点や、適正な認定事務を確保する観点から、諸外国との制度比較を行った上で、被扶養者につい...全文を見る
○根本国務大臣 具体的には省令において定めることとしておりますが、一つは留学生、海外赴任に同行する家族、そして三つ目が、海外赴任中に生まれた子や海外赴任中に結婚した配偶者など、身分関係の変更があって新たに同行家族とみなすことができる者などを規定することを想定しております。
○根本国務大臣 年金収入が年額八十万円以下の方については、保険料均等割、これは本則では七割軽減となっておりますが、九割軽減と今されてまいりました。その方の保険料金額、全国平均で見ると月額三百八十円程度でありましたが、今年度は月額平均では七百五十円程度になります。  九割軽減とさ...全文を見る
○根本国務大臣 二〇一七年の介護保険法改正では、世代内の負担の公平、負担能力に応じた負担を求めるという観点から、介護納付金に総報酬割を導入したところであります。  これによる激変緩和措置を二〇一七年度から二〇一九年度までの三年間で実施しました。委員のお話にもありましたように、二...全文を見る
○根本国務大臣 今いろいろ委員からお話がありましたが、やはり、今回の財政支援は激変緩和という趣旨に鑑みた時限措置という位置づけにしておりますので、二〇二〇年度以降は本来の姿に戻すべきものだと考えております。
○根本国務大臣 私も委員と同じ問題意識で、部内でもこの議論はいたしました。やはり、電子カルテの標準化は重要だと思います。  厚生労働省としては、平成十三年度から、電子カルテで使用する医療用語などの標準規格の整備や普及推進を行う事業を実施していますから、私もそこは委員と意見は同じ...全文を見る
○根本国務大臣 医薬品を使用する際、医師などの診断に基づいて治療方針等が検討され、患者の病状や体質等に応じて適切に選択されなければ安全かつ有効に使用できない場合には、処方箋が必要な医薬品として取り扱われております。  今委員の御指摘の緊急避妊薬、これについては、二つ理由がありま...全文を見る
○根本国務大臣 緊急避妊薬のスイッチOTC化、これは先ほど局長から答弁したとおりでありますが、時期尚早とは判断されましたけれども、OTC化のための課題の解決状況等により、将来的に再度議論を行うことは妨げられておりません。  現在、課題の解決に向けて、医師、薬剤師の関連団体におい...全文を見る
○根本国務大臣 この聞き取り票は法務省がつくって、そして、聞き取り票の内容をベースに法務省において、これは出入国管理機関ですから、この出入国管理機関等で事実関係を調査していただく必要があったために、法務省のプロジェクトチームで実態調査が行われているものと承知をしております。  ...全文を見る
○根本国務大臣 今回の介護職員の処遇改善、これは、リーダー級の介護職員について他産業と遜色ない賃金水準を目指して、経験、技能のある介護職員に重点化をしました。あくまで介護職員のさらなる処遇改善を行う趣旨であります。そして、介護職員以外の職員についても、その趣旨を損なわない程度にお...全文を見る
○根本国務大臣 高度プロフェッショナル制度を導入する場合には、労働基準法に基づいて、労使委員会による決議をし、高度プロフェッショナル制度に関する決議届を所轄の労働基準監督署に届け出ることが必要であります。その意味で、当該労働基準監督署においては、決議届の件数を把握しております。 ...全文を見る
○根本国務大臣 三月二十九日に中間整理が取りまとめられました。私も山井議員とは随分議論をさせていただいて、そして、この共通事業所をめぐるさまざまな統計的な観点からの課題、問題があるということが指摘されている。その辺の課題、問題があるということは中間的整理において具体的に指摘をされ...全文を見る
○根本国務大臣 今、突然の御指摘なので。  要は、生活習慣からいろいろな疾病が起こる、それは岡本議員の方が詳しいと思いますけれども。生活習慣病自体ががんかというお尋ねだとすれば、生活習慣によってがんとかいろいろな疾病があらわれるということだと思います。
○根本国務大臣 生活習慣からいろいろな疾病が出る、その意味では、要は、生活習慣からくる疾病にがんは入ると思います。
○根本国務大臣 この適正化効果の研究……(岡本(充)委員「違う、それは聞いていません。委員長、もう一回」と呼ぶ)
○根本国務大臣 特定保健指導の対象にはがんは入りません。
○根本国務大臣 いやいや、基本的なことでも、大臣だからちゃんと答えないといけないんですよね。  特定保健指導においては、喫煙者に対しては禁煙指導を行っております。
○根本国務大臣 がんの最大の危険因子である喫煙、これは将来がんになる可能性がありますので、特定保健指導において喫煙者に対しては禁煙指導を行う、こういうことであります。
○根本国務大臣 がん検診自体が対象になっているということではありません。
○根本国務大臣 がんになる可能性があるから、特定保健指導において禁煙指導を行っているということであります。(岡本(充)委員「ちょっと、基本的なことなんだから、そこから話を進めたいんだから。とめて、ちょっと整理してくださいよ」と呼ぶ)
○根本国務大臣 がん検診自体は特定保健指導には入りませんが、ただ、将来がんになる可能性がある喫煙者に対しては禁煙指導を行う。要は、がん検診自体は特定保健指導には入らない、こういう整理であります。
○根本国務大臣 それはイエスです。
○根本国務大臣 この特定保健指導の医療費適正化効果の検討、これは岡本議員が国会でいろいろ御指摘があって、それもあってこれをやったというふうに私は理解をしておりますが、この内容については、事務方が答弁できないのは私が政治判断でというのもやはり変なんですね。事実は何かということを理解...全文を見る
○根本国務大臣 これはこれで、要は専門家にやっていただいたものだと思います。ただ、これが全てということではありませんので、これからも特定健診の検査値における改善効果、これは、今委員の御指摘があったようなことを含めて更に検討していきたいと思います。
○根本国務大臣 私も、やらないと言っていませんから。これだけで決める問題ではないので、きちんとしたエビデンスのもとに、どれだけ改善効果があるか、これはやはり私も大事なテーマだと思いますから、これはこの報告書だけで判断するわけではありませんので、さまざま更に検討をしていきたいと思い...全文を見る
○根本国務大臣 審査支払い機関が行うレセプト審査、これは、コンピューターチェックを効果的に実施することによって審査の精緻化や審査事務コストの低減などが見込まれているので、国民負担の軽減の観点からも重要な課題だと認識しています。  現在、国保連合会においては、審査の精緻化に向けて...全文を見る
○根本国務大臣 今回の対応ですが、基本的には、平成二十八年十二月の社会保障制度改革推進本部で、均等割の軽減特例の見直しについては、低所得者に対する介護保険料軽減の拡充や年金生活者支援給付金の支給とあわせて実施すると、実はもう既にその時点で決定されております。  そして、今回、消...全文を見る
○根本国務大臣 高齢者医療の保険料均等割の軽減特例、これは制度創設時の暫定的な特例措置によって本則の七割軽減に更に上乗せして軽減されていたものであります。  繰り返しになりますが、今回、年金生活者支援給付金の支給や介護保険料の軽減強化といった低所得者の高齢者に対する支援の充実が...全文を見る
○根本国務大臣 今後の医療の質の向上や医療関係者の働き方の見直しを進めていく上で、データヘルスの推進は大きな柱であります。  このような中で、支払基金や国保連においては、これまで膨大なレセプトの審査支払い業務を担ってきた経験や知見を生かした役割を果たしていくことが期待されており...全文を見る
○根本国務大臣 委員おっしゃるように、マイナンバーカードを保険証として利用できるオンライン資格確認の仕組みを医療現場に普及させていく、これは非常に必要だと思います。その意味では、医療機関、薬局で円滑にシステム導入が進むように支援していくことが重要だと考えています。  本法案によ...全文を見る
○根本国務大臣 この平成の三十年を総括する。この三十年というのは、高齢化率が一二%から二八%となって、急速に少子高齢化が進展した時代だと思います。  私も平成五年に初当選ですから、その意味で、この平成の三十年間、大体私も、政治家として、社会保障も含めてやってまいりました。  ...全文を見る
○根本国務大臣 その前に少しお話をさせていただきたいと思いますが、これからの社会保障は、社会保障というのは古くは救貧や防貧を基本的な考え方としていましたが、人生百年時代を迎えようとする今、求められる社会保障の姿は、国民誰もがより長く、元気に活躍できて、そして全ての世代が安心できる...全文を見る
○根本国務大臣 厚生労働省は、国民生活の保障、向上と経済の発展を目指している、これは設置法に書いてあります。そして、社会保障、公衆衛生の向上、雇用労働施策などを総合的、一体的に推進することを使命として設立されました。  要は、あのときの中央省庁改革というのは、各省庁を大くくり再...全文を見る
04月04日第198回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(根本匠君) 各府省の採用計画に基づく障害者の採用状況について、現在調査を実施中であります。  具体的には、平成三十一年一月一日から三月三十一日までと四月一日に採用された方について、障害種別、常勤、非常勤の別に加えて、国家公務員の障害者選考に合格したため民間企業を離職...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) その実態を踏まえて、調査での実態を踏まえて具体的な対応策を検討したいと思いますが、その実態把握の結果を踏まえて、民間企業への影響に関する対応について、何ができるか検討してまいりたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) まず、実態がどういうことか、その実態把握を踏まえての対応を考えたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) やっぱり、まずは実態把握だと思います。その実態がどういう実態かということを踏まえて、どういう対応があり得るか、それを考えていきたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) まあ、それぞれの省庁が、本来率先して障害者雇用を行うべきそれぞれの国の機関において不適切な対応があったということで、これは、それぞれの省を含めて我々国としてのそういう責務があったわけですから、その意味では、それぞれの、政府全体の話だと思っております。
○国務大臣(根本匠君) 少し我々の基本的な立場を申し上げたいと思いますが、我々、今、障害者の雇用、これは全省庁を挙げて取り組んでおります。そして、民間企業を離職する障害者が実際に一定程度発生することは考えられますので、民間との競合が起きないように、まず対応していくことが重要だと考...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 国民健康保険のレセプト審査は、各都道府県に設置された国保連合会において行っております。  審査業務の効率化、高度化に向けて、平成二十九年に国保中央会及び国保連合会が共同して国保審査業務充実・高度化基本計画を策定いたしました。例えば、コンピューターチェック...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) お尋ねの短期保険証は、保険料を滞納している被保険者の方に対し、通常よりも有効期間の短い被保険証を交付するごとに市町村の国保窓口の接触の機会を確保することを目的にしております。  そして、実はこの制度は、これをきっかけに保険料の減免や分割納付をも含めた納付...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私、今、性格について説明しました。ですから、それは交付をいたします。
○国務大臣(根本匠君) まず、短期保険証が交付された世帯であっても、今委員がおっしゃられたように、高校生世代以下の子供に対しては有効期間を六か月以上とすることにしています。また、資格証明書が交付された世帯であっても、高校生世代以下の子供に対しては、資格証明書を交付せずに、有効期間...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 短期被保険証というのは、通常の被保険証と比較して有効期間が短いのみで、医療機関において通常の窓口負担で受診が可能でありますが、短期被保険証という趣旨を踏まえて、市町村においては、個々の滞納世帯の状況に応じて有効期間を適切に設定するとともに、交付については電...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 子供たちの医療が途切れることのないように、短期被保険証を適切に運用すべき旨、市町村に指導していきたいと思います。
04月10日第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○根本国務大臣 委員の今のお話のように、フレイル対策、これは非常に大事だと思っております。フレイル予防を視野に、保健事業と介護予防を一体的に進めていきたいと思っております。  私も、ことしの一月に、西東京市のフレイルチェックの取組に市民の皆さんと一緒に参加させていただきました。...全文を見る
○根本国務大臣 委員、いろいろ現場の皆さんからお話を聞いておられると今感じました。  委員、今、医療法八条あるいは施行令四条三項の紹介がありましたが、医療法上、診療所を開設した医師が診療日や診療時間を変更したときは、十日以内に都道府県知事に届け出なければならない、こうなっており...全文を見る
○根本国務大臣 先ほど申し上げましたように、都道府県の医政関係の主管課長会議において説明しておりますが、担当課にも問合せがあったという事実はありました。
○根本国務大臣 法令上の今の規定がありますけれども、それは法令上の規定の運用の範囲内で柔軟に、フレキシブルにやるということは可能だと思います。
○根本国務大臣 委員の御指摘のような、介護保険制度における給付や事業の枠組みに変更を加えるということを、今回審議いただく改正案は目指すものではありません。
○根本国務大臣 先生の最初の前段の指摘に対しては、介護保険制度における給付や事業の枠組みに変更を加えることを目指すものではないと今答弁をさせていただきました。  そして、今回の改正案は、介護予防と御高齢者の保健事業、これは今まで介護保険あるいは医療保険とそれぞれやっていましたけ...全文を見る
○根本国務大臣 介護保険を活用して社会参加の場を充実するということで、今、通いの場を設定していろいろな皆さんに来ていただいておりますが、こういう場を活用して、医療保険制度の枠組みによる、医療専門職による健康相談、健康教室などを実施する、そして、医療、介護、健診情報などを一体的に分...全文を見る
○根本国務大臣 そういう枠組みを変更することを目指すものではなくて、介護事業と保健事業、これを一体的にやることによって、一人一人の高齢者の方の健康をしっかりと守る、あるいは元気になっていただく力を引き出す。こういう保健事業と介護予防、これを一体的にやるということが目的ですから、今...全文を見る
○根本国務大臣 これをきちんとやっていけば、委員がおっしゃられるように質の向上にも資することになる、これを私も期待をしております。  具体的にどういうことをこれからやろうとしているのかということでありますが、NDB、介護DBの連結利用によって、医療保険、介護保険のサービスの利用...全文を見る
○根本国務大臣 私も、委員がおっしゃられるように、ケアマネの役割は非常に大事だと思います。まさに家族がいて、それで在宅医もいて、そこをケアマネが、専門家ですから、きちんとつないでいく、これが必要で、具体例では、先ほど申し上げましたが、例えば、脳梗塞で入院して、患者が病院で治療をし...全文を見る
○根本国務大臣 新設する医療情報化支援基金、これは大きく二つの狙いがあります。一つは、オンライン資格確認の導入のための医療機関及び薬局でのシステム整備の支援と、電子カルテの標準化に向けた医療機関の電子カルテシステムなどの導入の支援、これが大きな二つの柱であります。  そして、三...全文を見る
○根本国務大臣 オンライン資格確認のためのシステム整備、これは百五十億円を予定しておりますが、これの考え方は、現在レセプトオンライン請求を実施している施設、今、医療機関、薬局の合計二十一万施設のうちの六割がレセプトオンライン請求を実施している施設になりますが、これの三分の一程度、...全文を見る
○根本国務大臣 もう一方の百五十億円は、電子カルテの標準化に向けた医療機関の電子カルテシステム等の導入の支援ということで、これは国の指定する標準規格を用いて相互に連携可能な、要は互換性のある電子カルテシステムを導入する医療機関に対して、その初期費用を補助するというものであります。
○根本国務大臣 まず、全体の制度から申し上げたいと思います。  健保組合などは、毎年度、支払基金が設定する係数に基づいて、介護納付金額とそれに応じた介護保険料率を予算で決定しております。そして、この係数については、医療保険者の予算編成に間に合わせるために、年度末に告示で示す係数...全文を見る
○根本国務大臣 委員がおっしゃるとおりだと私は思いますよ、担当者の対応はですね。  そして、三月中旬、私がこの報告を、こういう計算ミスが生じておって、支障がないように対応していくという報告を受けたのは、三月十九日であります。
○根本国務大臣 今回の制度では、技能実習生や特定技能一号に帯同できずに現地に残した家族は、日本に生活の基礎があるとは認められないため、国内居住要件の例外として位置づけることは考えておりません。
○根本国務大臣 私、今答えましたが、そこは対象となりません。
○根本国務大臣 今回の国内居住要件の導入の考え方ですが、健康保険制度の基本的な考え方としては、国内居住者が国内の保険医療機関を受診した場合に保険給付を行うことが原則であります。一方で、海外駐在者や海外旅行者の増加など、社会環境の変化を受けて、これまでも海外療養費制度の導入など必要...全文を見る
○根本国務大臣 会見は、こちらからこういうことを報告するというのがまずあって、それは、その時点その時点で、例えば最近私が会見で申し上げたのは、農福連携ということをやります、こういう仕組みを立ち上げて、あるいは政策対応をやります、例えばそういうことは会見で申し上げましたが、会見の冒...全文を見る
○根本国務大臣 今委員の御質問は、三月二十二日に……(池田(真)委員「二十九」と呼ぶ)二十九日に事務連絡を発したということ。私は、事務連絡を発出したこと、これは報告は受けていません。  つまり、局長にきちんと答弁させますけれども、三月二十九日の事務連絡というのは、一連の、要は、...全文を見る
○根本国務大臣 私が報告を受けたのは、当時、口頭で報告を受けたわけですが、事務方から、介護納付金に関する計算ミスが生じているが、支障がないよう対応していくという報告を受けたので、そこはしっかり対応するようにということを申し上げたということであります。
○根本国務大臣 あのときの報告は、支払基金に事務誤りがありました、要は計算ミスが生じている、それと、それに厚生労働省としても対応していることのみの報告を受けました。それをどのように公表するかは、これは私が明示的に指示するまでもなくて、本来、担当部局が支払基金と協議しながら判断すべ...全文を見る
○根本国務大臣 参考値というのは、それぞれの健保組合が次年度の予算を組むに当たっての参考値ですから、それは、要はそれを利用する健保連であります。
○根本国務大臣 私は、一般論として、厚生労働行政はきちんと組織のガバナンスあるいは危機管理対応をしっかりやるべきだと思います。  その意味では、私は、質問がありましたが、今回の件に対しては、「支払基金における対応及び省内における対応を含め事実関係を十分に確認したいと思います。そ...全文を見る
○根本国務大臣 まず、先ほど私が申し上げましたが、対応の問題点については、先ほど述べたとおり、一月下旬の対応について、支払基金、厚生労働省、双方に問題があったと考えますから、この時点で実は支払基金と健保組合等の関係者にまず周知すべきだった、予算を組むわけですから。  さらに、そ...全文を見る
○根本国務大臣 私も、この問題は、確かにずっと今までもその時点その時点の数字を見てきましたが、要は、私は前から思っていましたけれども、やはりその時点その時点で将来推計に引き写して名目で見ると、例えば名目GDPの伸びがどのぐらいか、そして、医療費はそれに近い形で伸びるんじゃないかと...全文を見る
○根本国務大臣 昨年十二月に総合的対応策、これを閣僚会議で決定しました。そして、その中でさまざまなこれからの対応方針を定めましたので、これに基づいて、出産、子育て、医療、福祉などの社会保障制度を含む生活に必要な情報の解説を記載した生活・就労ガイドブック、これを法務省を中心に政府横...全文を見る
○根本国務大臣 省令では、具体的に、留学生、海外赴任に同行する家族、海外赴任中に生まれた子や海外赴任中に結婚した配偶者など身分関係の変更があって新たに同行家族とみなすことができる者、こういうことを規定することを想定しています。  こういう事例に相当するかどうか、これは、具体的な...全文を見る
○根本国務大臣 それはおっしゃるとおりです。
○根本国務大臣 私も今、白石委員の御質問、答弁、ずっと聞いておりました。  白石委員がおっしゃられるように、まさに地域によって、提供体制も違いますし、課題、問題点も異なります。だから、これをいかにして、我々、適切な医療提供体制、あるいは医師不足の対応をやる必要がある、こう考えて...全文を見る
○根本国務大臣 委員おっしゃるように、予防、健康づくり、この取組は非常に重要だと思っております。  二〇四〇年を見据えた社会保障・働き方改革本部、こういうものを設定して、未来投資会議でも議論を進めていますが、そのうちの三本柱の大きな柱が、より長く元気に活躍できる人材の確保、そし...全文を見る
○根本国務大臣 何で三月六日になったかということで、これは担当が確定値を出せるようにという指示を出したので、三月六日に厚生労働省に確定値、確定値というのは三月下旬に告示しますから、だから、そこで三月六日に確定値が来て、それで結果的には二百億円の不足が生じる、だから、それにどう対応...全文を見る
○根本国務大臣 私は、今回の事案は大変遺憾であります。  そして、おっしゃるとおりなんですよ、各健保組合に係数を示すわけだから。だから、参考値というのは、健保組合は予算を組む必要があるので年末に参考値として出す、そして最終的に係数を確定して、確定値を出して年末に告示で示す、こう...全文を見る
○根本国務大臣 委員がるる述べられたように、今回の事案は私も大変遺憾であります。  その意味で、もう経緯等については局長から答弁がありましたが、私から、担当部局として老健局長、支払基金理事長の双方に対して厳しく注意するとともに、正確で丁寧な事務の遂行の徹底を指導いたしました。
○根本国務大臣 まず、社会保障制度における低所得者対策、これは、共助の仕組みである社会保険制度を中心として、この制度における低所得者対策を強化する、もう一つは、公助の仕組みである社会福祉制度において対策を強化する、この二つの考え方を基本として充実を図ってきています。  また具体...全文を見る
○根本国務大臣 今般の事案については、昨年末の係数の参考値の設定に際して支払基金が事務誤りをしたこと、そして、一月下旬に支払基金から厚生労働省に一報があった際に、支払基金、厚生労働省の双方で、部局内で情報共有や迅速な初動対応ができなかったこと、これが問題であったと考えています。 ...全文を見る
○根本国務大臣 私もその理解は同じです。  やはり、効率的な医療・介護情報の連携を実現するためには、ICTを活用した情報連携が非常に重要だと思います。  厚生労働省としては、医療・介護情報の連携のための地域医療情報連携ネットワークに対して地域医療介護総合確保基金による構築経費...全文を見る
○根本国務大臣 私も、エストニアは大変注目して、フィンテックなども研究してまいりました。  今、高齢者の通院負担の軽減や医師偏在によって医師が少ない地域の医療確保の観点などからも、オンライン診療がより活用され得ると考えております。その意味では提供体制や質の向上の一環だと思います...全文を見る
○根本国務大臣 電子カルテは、医療機関の業務の効率化や医療従事者間の円滑な連携を図るなどの効果があると考えています。  厚生労働省としては、医療機関間の情報連携が円滑に行えるようにするために更に標準化した電子カルテの普及を進めることが重要だと認識しております。  今回御審議い...全文を見る
○根本国務大臣 今委員からこの法律について、立法意思、そして丁寧な御説明がありました。  法案が成立した場合には、その趣旨を踏まえて、地方公共団体や関係団体等の協力を得て、一時金の支払い手続等について十分かつ速やかに周知を行うとともに、請求のための相談支援等の取組を進めてまいり...全文を見る
○根本国務大臣 今、桝屋委員から、今回の法律の立法意思、立法の趣旨、そして解釈の基本的な考え方、解釈の基本、こういうことも御説明いただきました。  今回、超党派の議員連盟の間で与党ワーキングチームとともにおまとめいただいた、審査会の判断等に係る基本的な考え方は、その内容の解釈も...全文を見る
○根本国務大臣 今、西村委員からいろいろと御指摘がありました。  我々、法案の趣旨を踏まえて、委員お話しのように、今回の法案の趣旨や内容について広く国民に周知を図り、丁寧にというお話もありました、周知を図って御理解いただくよう努めることが大変重要だと考えておりまして、この周知に...全文を見る
○根本国務大臣 今委員がお話しになられました、国会において実施される優生手術等に関する調査については、円滑な実施に向けて、厚生労働省としてもできる限りの協力を行っていきたいと思います。  また、委員から御指摘のあった、法律施行後に行われる一時金の請求に関する資料の提供については...全文を見る
○根本国務大臣 今回の法案では、対象者に該当することが明らかな場合には厚労大臣が速やかに一時金の支給認定を行う、それ以外の場合には、厚生労働省に置かれる認定審査会に審査を求め、その審査結果に基づき厚生労働大臣が認定を行うこととされている、これが法案の中身だと思います。  そして...全文を見る
○根本国務大臣 現段階は、与党及び超党派の議員連盟で基本的な考え方をまとめられた段階であります。今後は、法案が成立、施行された段階で審査会を設置し、もう基本的考え方も示されておりますので、この基本的な考え方を踏まえて、その審査会のもとで具体的な審査基準を検討していくこととなると考...全文を見る
○根本国務大臣 基本的には審査会で具体的な審査基準というのを検討していくこととなると思いますが、厚生労働省も、この法律を施行するわけですから、委員がおっしゃるとおり、子ども家庭局だけではなくて、ここは厚労省全体として取り組んでいく課題だと思っております。
○根本国務大臣 ここは、法律を所管している厚生労働省を中心として、具体的な審査基準、これは審査会で決めていただくものですが、厚生労働省として、中心となってお手伝い、多分お手伝いするという形だと思います、ということになろうかと思います。
○根本国務大臣 関係省庁もありますので、それは関係省庁も含めてということだと思っております。
○根本国務大臣 旧優生保護法については、今委員から既にお話がありましたように、昭和二十三年に全会一致で議員立法により成立したものと承知をしております。  今回、ワーキングチームあるいは超党派の議員連盟の皆様が本当に取り組んでいただいて、今まさにこれから法案が成立されることになる...全文を見る
○根本国務大臣 繰り返しになって大変恐縮ですが、旧優生保護法については、現在、国家賠償請求訴訟が提起され、係争中でありますので、今、大臣としてということもありましたが、政府として見解を申し上げることは差し控えたいと思います。
○根本国務大臣 厚生労働省が昨年実施した調査において、今委員からお話がありましたが、青森県から、生活保護台帳、児童保護台帳、青森県障害者相談センター資料に優生手術に関する情報が含まれていたとの報告を受けております。御協力をいただきました。  今回の法案では、都道府県が請求の受け...全文を見る
○根本国務大臣 旧優生保護法は昭和二十三年に全会一致で議員立法により成立をしたものと承知をしております。  今委員が御紹介されたように、どうしてこういう法律が制定されたのか、その理由も今、資料でお配りされております。あるいは、当時の提案理由説明などにもその背景が書かれていると思...全文を見る
○根本国務大臣 衆議院厚生労働委員長提出の旧優生保護法に基づく優生手術等を受けた者に対する一時金の支給等に関する法律案につきましては、政府としては異議はありません。
04月12日第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○根本国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力してまいります。     —————————————
○根本国務大臣 今回の判決は、障害程度の認定の適否自体について判断した判決ではなく、支給停止処分の通知書に記載した理由が不十分な記載であり、行政手続法に違反するとの判決をいただきました。  従来から、個別に問合せがあった場合には年金事務所などにおいて丁寧に理由を説明しておりまし...全文を見る
○根本国務大臣 裁判所からはそのような御指摘をいただきましたが、控訴をしないということかという問いということであれば、関係省庁と協議の上、適切に判断したいと思います。
○根本国務大臣 一般に、統計調査などを行う際には、調査票やアンケートの内容が適切なものとなるようにして、今委員のお話にもありましたが、調査対象になった方々の負担の軽減に努めることが重要だと思っております。
○根本国務大臣 私も、調査対象になった方々の負担の軽減に努める、これは重要だと思います。  今委員の御指摘ですが、統計法に基づく統計調査、これについては、例えば、集計事項と全く関係のない調査事項は含まれていないか、あるいは、他の調査票情報や行政記録情報の活用により削除できる調査...全文を見る
○根本国務大臣 臨床宗教師は、被災地、人生の最終段階の医療現場や介護現場など、その活動の場はさまざまであると認識しております。こういう場でやはり心に寄り添うということは、私も被災地の経験からすると、心に寄り添うということが大事だとは思います。  ただ、厚生労働省でどこの部局が担...全文を見る
○根本国務大臣 医療現場や介護現場などにおいては、これまで医療・介護従事者がこのような役割も担ってきたものと考えますが、心のケアに特化した臨床宗教師も現場において活動の場を広げられていることは承知しております。医療・介護従事者の負担軽減の観点からも、継続的な活動を期待しております...全文を見る
○根本国務大臣 ブルーライトを浴びることが体内時計を変化させ、睡眠に影響するという報告があるということは承知をしております。  例えば、就寝前にブルーライトを遮断する眼鏡をかけた人の方が睡眠の状態は良好で、睡眠時間が長くなるという報告があることは承知をしております。また、睡眠障...全文を見る
○根本国務大臣 近眼の要因については、その正確なメカニズムはいまだ十分には解明されていないと承知をしております。  委員もおっしゃられましたが、遺伝要因のほか、物を近くで見るか否か、屋外での活動時間の長短といった環境要因が発症、進行に関与していると言われております。また、その発...全文を見る
○根本国務大臣 先ほど先生のおっしゃった慶応大の坪田一男教授、私も知っておりますが、その研究でも、そういうバイオレットライトについては、バイオレットライト透過型コンタクトレンズを装着した被験者は近視が進行する眼軸長の延長が抑制した、こんな報告は受けています。  今後、近視の発症...全文を見る
○根本国務大臣 今の委員の御質問はなかなか難しい質問だと思いますが。  バイオレットライトと近視の関係についての研究が十分に行われているかということについては、十分に行われているかというところがまだありますので、研究の進捗も踏まえながら、まずは、その成果の情報収集、そして蓄積を...全文を見る
○根本国務大臣 放課後児童支援員の人員配置、資格に関する従うべき基準を参酌化する内容を含む第九次地方分権一括法案、これについては、三月八日、閣議決定、国会に提出したところであります。  今回の措置は、従うべき基準により、人材確保が困難といった地方からの要望、例えば、具体的には、...全文を見る
○根本国務大臣 放課後児童支援員の待遇を改善することは、人材確保を図るとともに、放課後児童クラブの適切な運営を図る観点から大変重要だと考えております。厚生労働省では、平成二十九年度から、放課後児童支援員キャリアアップ改善事業を実施しております。  この処遇改善は、始まって日が浅...全文を見る
○根本国務大臣 厚生労働省としては、放課後児童クラブの質が確保されるように、放課後児童支援員に対する研修により、支援員の質の向上を図ること、放課後児童支援員の、今申し上げましたが、処遇改善の推進、放課後児童クラブの活動内容について、質の向上の観点からの評価の推進、放課後児童クラブ...全文を見る
○根本国務大臣 一月の毎勤統計の実質賃金はマイナス〇・七であります。
○根本国務大臣 一月の実質賃金はマイナス〇・七、それが毎勤統計の実態、事実であります。そして、それの要因分析は、サンプル入れかえによる影響などもあったと思っております。
○根本国務大臣 サンプル入れかえによる要因は寄与度という形では一定の前提で出せますが、その〇・七が幾らであるかということについては出しておりませんし、サンプル入れかえによる寄与度という形では一月だけは出せますけれども、それは、実際の伸び率から単純に引くようなものではない性格のもの...全文を見る
○根本国務大臣 部分入れかえ方式によって、今までは三年あるいは二、三年に一遍、全部入れかえていたわけですが、この精度を向上するために、統計委員会等の審議も経て、ローテーションサンプリング、要は部分入れかえ方式をやりました。これは精度の向上のためであります。そして、部分入れかえ方式...全文を見る
○根本国務大臣 統計上の段差、いろいろな統計も、統計の標本の入れかえ方式を採用していますよ。うちの統計だけではない。そして、それによって段差が生じるということは、それぞれの統計で標本を入れかえるわけだから、そこは段差が生じる。これは、統計学者や専門家もそういう判断をされている。 ...全文を見る
○根本国務大臣 少なくとも、毎勤統計での平成三十年の現金給与総額の伸び率は、名目賃金は一・四%、実質賃金は〇・二%と公表しています。  そして、段差というのは、一月については新サンプルと旧サンプルがあるから、一月分については段差で寄与度がどのぐらいあったか、これは計算できますけ...全文を見る
○根本国務大臣 三十年の伸び率は、名目賃金一・四%、実質賃金は〇・二%伸びております。これは公表しております。  それから、委員がおっしゃった、もともと、二、三年に一遍、全部入れかえていたわけですよ。そして、どんと段差があって下がって、三年間全部遡及適用して、例えばマイナス〇・...全文を見る
○根本国務大臣 それが果たしていいかどうかということで、精度の向上のために、これは部分入れかえ方式の方がより精度は高まると統計委員会始め統計の専門家で判断して今回のローテーションサンプリングを導入したものであって、官邸から言われたとか、少なくとも統計は極めて専門的でありますから、...全文を見る
○根本国務大臣 三月六日の統計委員会では、検討会の資料をベースに共通事業所の賃金の実質化について検討を行っている旨を説明しております。  このような経緯もあって、三月二十九日に取りまとめた中間的整理について、重ねて西村委員長を始めとする統計委員会の皆様に報告はしておりませんが、...全文を見る
○根本国務大臣 三月六日の統計委員会には、共通事業所の賃金の実質化について検討を行っている旨を説明しているところであります。  そして、三月六日の西村委員長の発言から抜粋しますと、賃金の実質化については、同検討会、要は厚労省の検討会ですよ、同検討会で検討が進められると承知してお...全文を見る
○根本国務大臣 西村委員長の三月六日の話は、西村委員長がこういうことを言っておられる。  ただ、西村委員長のいろいろ指摘されたこと、これは、検討会でも整理をされている幾つかの課題と重なる部分もありますので、これは検討会が御判断いただくことですが、私は、西村委員長と検討会と議論し...全文を見る
○根本国務大臣 私はそういう感想を述べましたが、ただ、検討会に呼ぶか否か、これは検討会に御判断いただくべきものだと思います。
○根本国務大臣 検討会において御判断いただくべきものと考えております。
○根本国務大臣 私は、安倍内閣の初代復興大臣として、復興大臣が一番必要なのは被災者の皆様に寄り添うということであります、被災者の皆様に寄り添って、魂を込めて復興に取り組んでまいりました。  被災地の皆様のお気持ちを傷つける発言、私は極めて残念であります。安倍内閣は、全ての大臣が...全文を見る
○根本国務大臣 私にもいろいろな報告が上がってきますが、私の判断を仰ぐようなことだったら、私は即刻指示します。それから、行政でやる話もありますから、行政でやる話については局長で責任を持ってやる部分もあるし、そして、重要な案件は大臣に上げる、そういうことではないかなと思います。 ...全文を見る
○根本国務大臣 個別事案への対応と、それから一般的な制度論が二つあると思います。  今回の事案について言えば、なぜ予算案の閣議決定をおくらせるという判断をしなかったのか。  これは、私が十二月二十日に報告を受けたのは、五百人以上規模の事業所において全数調査とすべきところ、東京...全文を見る
○根本国務大臣 事実関係として、今委員が御紹介されたようなことがあるんだろうと私も思います。  やはりこれからは、我々、今回の事案を受けて幾つかやりたいと思っておりますが、要は、統計に関する認識、リテラシーの向上、これは例えば全職員に対する統計研修の実施や他府省や民間の統計専門...全文を見る
○根本国務大臣 ただいま議題となりました女性の職業生活における活躍の推進に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  急速な少子高齢化の進展や社会経済情勢の変化に対応していくためには、女性を始めとする多様な労働者がその能力...全文を見る
04月12日第198回国会 衆議院 本会議 第18号
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○国務大臣(根本匠君) ただいま議題となりました女性の職業生活における活躍の推進に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  急速な少子高齢化の進展や社会経済情勢の変化に対応していくためには、女性をはじめとする多様な労働者がその能力を十分に発...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 高橋ひなこ議員にお答えをいたします。  パワーハラスメント防止対策についてお尋ねがありました。  働き手や働き方のさらなる多様化が見込まれる中で、誰もが安心して働くことのできる、ハラスメントのない就業環境を整備することが重要です。  このため、本法案...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 池田真紀議員にお答えをいたします。  セクハラ禁止規定についてお尋ねがありました。  セクシュアルハラスメントの禁止規定については、昨年十二月の労働政策審議会の建議において、民法等他の法令との関係の整理や違法となる行為の要件の明確化等の課題があり、中長...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 西岡秀子議員にお答えをいたします。  中小企業への負担軽減策と計画策定義務の対象企業のさらなる拡大についてお尋ねがありました。  女性活躍の取組を進めるため、常用労働者数が百一人以上の企業が義務化になるまでの間においても、早期に行動計画の策定を行っても...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 高木美智代議員に対してお答えをいたします。  女性の就業継続についてお尋ねがありました。  女性が継続的に活躍できるようにするためには、女性が仕事と家庭生活の両立を図りながらキャリアを積んでいける職場環境を整備するとともに、男性の育児参画を促進すること...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 本村伸子議員にお答えをいたします。  ILO条約の批准についてお尋ねがありました。  ILOの仕事の世界における暴力とハラスメントに関する条約案は、本年六月のILO総会において議論された上で、採択されることが想定されています。この条約案について、世界各...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 重徳和彦議員にお答えをいたします。  今回の法案が職場の慣行や風土に与える影響についてお尋ねがありました。  本法案では、パワーハラスメント防止のための雇用管理上の措置義務を新たに設けることとしています。  パワーハラスメントについては、職場における...全文を見る
04月12日第198回国会 参議院 本会議 第12号
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○国務大臣(根本匠君) 牧山ひろえ議員にお答えをいたします。  幼児教育、保育の無償化による待機児童数への影響についてお尋ねがありました。  待機児童の解消は待ったなしの課題であり、最優先で取り組んでおります。  具体的には、二〇二〇年度末までに待機児童を解消するため、子育...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 矢田わか子議員にお答えをいたします。  認可外保育施設の質の向上、確保についてお尋ねがありました。  待機児童問題によりやむを得ず認可外保育施設を利用せざるを得ない人がおり、こうした方々についても負担軽減の観点から無償化の対象とし、指導監督基準を満たさ...全文を見る
04月17日第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○根本国務大臣 患者、家族などからのハラスメントは、医療機関内の上司、部下の関係ではなくて、医療機関外の相手との関係で起きる問題でありまして、その意味で、今回の法案では、次の理由から医療機関に対して一定の義務を求めておりません。  具体的には、どこまでが相当な範囲のクレームで、...全文を見る
○根本国務大臣 女性活躍推進法が平成二十七年九月に施行されて以降、民間企業における同法に基づく女性活躍の取組が着実に進展していると思っております。  具体的には、常時雇用する労働者三百一人以上の企業に義務づけられている一般事業主行動計画については、ほぼ全ての企業から計画策定の届...全文を見る
○根本国務大臣 私も、委員の今のお話のとおりだと思っております。育児や介護、学び直しなど、さまざまな事情やニーズを抱える方々が個々の事情に合わせた働き方を選択し、その能力を発揮できる職場環境を整備することが重要だと考えています。  このため、育児や介護等をしながら就業を継続でき...全文を見る
○根本国務大臣 中小企業については、先般の働き方改革関連法の施行時期も踏まえ、要は、労働時間の上限規制は二〇二〇年四月一日、同一労働同一賃金が二〇二一年四月一日施行ですので、これらの施行時期も踏まえて、十分な準備、周知期間を確保できるよう、パワハラ防止措置の義務化の施行時期を公布...全文を見る
○根本国務大臣 委員の今のお話にあった包括的な禁止規定をなぜ設けないのかということでありますが、ハラスメントの禁止規定を設けることについては、昨年十二月の労働政策審議会、ここで御議論していただいていたわけですけれども、この建議において、中長期的な検討を要するとされました。  し...全文を見る
○根本国務大臣 まず、我々、指針で丁寧に書きたいと思っておりますが、例えばセクハラ指針、マタハラ指針においては、事業主は、相談に当たっては職場におけるセクハラに該当するか否か微妙な場合であっても広く相談に対応すること、あるいは、セクハラやマタハラとパワーハラスメントなどのその他の...全文を見る
○根本国務大臣 御指摘のとおり、昨年三月の職場のパワーハラスメント防止対策についての検討会、この報告書においては、パワハラの三つ目の要素は、「身体的若しくは精神的な苦痛を与えること、又は就業環境を害すること」とされておりました。  現在のセクシュアルハラスメント等の防止措置義務...全文を見る
○根本国務大臣 先ほど申し上げましたが、パワーハラスメントの法律上の定義としては、雇用機会均等法におけるセクシュアルハラスメントなどの措置義務の規定ぶりを踏まえて、法律上の定義は就業環境を害することとしておりますが、しかし、委員がおっしゃるように、身体的若しくは精神的な苦痛を与え...全文を見る
○根本国務大臣 今局長からもお話をしたとおり、やはりこれはしっかりと普及啓発を図って、社会全体として、こういうパワハラは認められないんだ、こういう機運を醸成させていく、これが私も大事だと思います。  その意味で、関係省庁とも連携をとりながら、この問題についてもしっかり取り組んで...全文を見る
○根本国務大臣 セクハラは、働く人の尊厳や人格を傷つけ、職場環境を悪化させるものであって、あってはならないことであります。  そして、セクハラ防止対策については、平成十九年度に措置義務を導入して履行確保や定着支援に努めてまいりました。  平成二十九年度の調査結果によれば、三百...全文を見る
○根本国務大臣 セクハラはだめなんだ、要はハラスメントを禁止する規定は、昨年十二月の労働政策審議会の建議において、民法など他の法令と法制度的にどう整理するかということや、違法となる行為の要件をどこまできちんと明確化できるか、こういう課題があったものですから、これは中長期的な検討を...全文を見る
○根本国務大臣 今まさに、この委員会においてさまざまなやりとりが行われているところであります。  我々は、今回、要は、例えばハラスメントは行ってはならないということを、国、事業主及び労働者の責務規定を設けていますし、全体の国の取り組むべき施策に、ハラスメント対策全般を充実するこ...全文を見る
○根本国務大臣 厚生労働省では、平成三十年度に、本省課長級以上の職員を対象に、セクシュアルハラスメント防止幹部研修などのハラスメントに関する研修を実施しております。  私についてはこの研修を受けておりませんが、例えば、幹部研修自体、私は受講しておりませんけれども、研修テキストで...全文を見る
○根本国務大臣 これまでのところ、私自身が、セクハラやパワハラの被害者の方の声、これを直接聞く機会はなかったところであります。  ただ、今回こういう法案もやっていますし、私も直接は聞いておりませんけれども、でも、さまざまな声や意見や、あるいは書かれたものがここでいろいろ紹介され...全文を見る
○根本国務大臣 職場におけるハラスメント、これは働く方の尊厳あるいは人格を傷つける、職場環境を悪化させるものであって、あってはならないと考えています。  また、具体的に私もいろいろ聞いておりますが、ハラスメントを受けることで、労働者は仕事に対する意欲が減退する、眠れなくなるなど...全文を見る
○根本国務大臣 ハラスメントの被害者が声を上げられない要因の一つとして、相談したことなどによって不利益な取扱いを受けることを懸念していたことがあると認識をしております。  例えば、実態調査によりますと、職務上不利益が生じると思ったから、これを答えた方が二四・九%、あるいは、職場...全文を見る
○根本国務大臣 ミー・トゥー運動は随分広がっていると思います。やはりこれは、深刻なセクハラがなお横行していることや、あるいはそうした言動をなくしていくことへの社会的関心の高まりなどを痛感させるものだと思います。  職場におけるセクシュアルハラスメントは、働く方の尊厳や人格を傷つ...全文を見る
○根本国務大臣 男女間の賃金格差の問題、これは、今局長から答弁したように、さまざまな背景が積み重なった最終的な結果指標という意味合いを持つものという答弁がありました。その意味で、状況把握の必須項目や情報公表項目には入れておりません。  ただ、民間における女性の活躍に係る現状や課...全文を見る
○根本国務大臣 行動計画策定や情報公表義務の対象企業の拡大、これは新たに義務対象となる事業主に対して新たな取組を求めるものでありますが、特に規模の小さい企業においては、先般の働き方改革関連法への対応が急務となっている状況があります。  このため、先般の働き方改革関連法の施行時期...全文を見る
○根本国務大臣 医師の働き方改革に関する検討会において、医師の労働時間短縮、健康確保と必要な医療の確保の両立という観点から、医師の時間外労働規制の具体的なあり方、労働時間の短縮などについて検討を進め、平成三十一年三月に報告書を取りまとめられました。  今後、報告書を踏まえて、医...全文を見る
○根本国務大臣 医師の働き方改革の検討会の報告の内容、今委員から御紹介をしていただきました。そして、さまざまな課題も今指摘をいただいたところであります。  女性医師あるいは現状をどう見るかということでありますが、特に内科や外科等の診療科においては、当直の回数が多いあるいは長時間...全文を見る
○根本国務大臣 先ほどタスクシフティングの話がありましたが、タスクシフティングをこれからどう対応していくかということと、女性医師への支援、これについてお答えすればよろしいですか。(吉田委員「まず、じゃ、答えてください」と呼ぶ)はい。  先ほど委員がおっしゃられましたが、タスクシ...全文を見る
○根本国務大臣 子供を持つ医療従事者の離職防止あるいは再就業を図るために、民間の病院内保育所の設置、運営、これは、今、地域医療介護総合確保基金を活用して財政支援をしています。その意味では、病院内保育所、これは、女性の働くことを支援するためには大変重要だと思っております。  そし...全文を見る
○根本国務大臣 女性の就業者数、この六年間で二百八十八万人増加をいたしました。そして、中身というお話でしたが、この中で正規雇用労働者と非正規雇用労働者について見れば、女性の正規雇用労働者は九十五万人増加し、女性の非正規雇用労働者は二百二万人増加をいたしました。そして、配偶者関係別...全文を見る
○根本国務大臣 先生の前段の賃金格差の話はよろしいですね。(西村(智)委員「いいです」と呼ぶ)はい。  民間企業におけるセクハラ対策については、男女雇用機会均等法に基づいて、全ての企業に雇用管理上の措置を義務づけるとともに、都道府県労働局が助言、指導等により履行確保を行う仕組み...全文を見る
○根本国務大臣 情報公表項目については、その情報公表項目にするか、あるいは民間企業が一般事業主行動計画策定に当たって任意で状況を把握することが望ましい項目として整理をするか、そういうことだと思いますが、やはり、今回の全体の行動計画の状況を把握して課題を整理して、具体的にどういう措...全文を見る
○根本国務大臣 私が申し上げたかったのは、大企業はかなりやっているんですよ。ただ、中小企業は取組が、大企業は取り組んでいますけれども、中小企業はやはりまだまだですので、そこは中小企業に対しての支援をしていかなければならない、そういう趣旨で申し上げました。
○根本国務大臣 セクシュアルハラスメント防止措置に係る企業の取組状況についてでありますが、厚生労働省雇用環境・均等局が実施した平成二十九年度雇用均等基本調査の結果によれば、常時雇用する労働者が、三百人以上九百九十九人以下の企業では九七・四%、千人以上四千九百九十九人以下の企業では...全文を見る
○根本国務大臣 男女雇用機会均等法第十一条では、事業主に対し、その雇用する労働者に対するハラスメントの防止のため、雇用管理上の措置義務を課しており、フリーランスや就職活動中の学生など雇用関係にない者は対象には含まれておりません。  これは、男女雇用機会均等法は労働法制であります...全文を見る
○根本国務大臣 労働政策審議会の建議を踏まえ、本法案では、セクシュアルハラスメントは行ってはならないものであり、社外の労働者を含めた他の労働者に対する言動に注意を払うよう努めるべきこと、これを事業主の責務として明確化しております。  言動に必要な注意を払うとは、ハラスメントに起...全文を見る
○根本国務大臣 本法案では、労働者に対するセクシュアルハラスメントを行ってはならないことや、他の労働者に対する言動に注意を払うよう努めるべきことを、国、事業主及び労働者の責務として明確化しております。  そして、他の労働者には、他社の労働者や求職者も含まれます。また、男女雇用機...全文を見る
○根本国務大臣 まず、男女雇用機会均等法第五条、これは、労働者の募集及び採用について性差別を禁止しているものであって、その対象者は就活中の学生も含むものであります。第五条は含むものであります。  一方で、男女雇用機会均等法十一条に定めるセクシュアルハラスメントの防止のための措置...全文を見る
○根本国務大臣 実効性を高めるための措置ということでよろしいですか。(西村(智)委員「実態について」と呼ぶ)実態ね。  実態については、平成二十九年度に男女雇用機会均等法に基づく報告徴収によって徴収をして雇用管理の実態把握を行った八千二百二十二事業所のうち、何らかの法違反が確認...全文を見る
○根本国務大臣 やはり、女性活躍というのは、それぞれの女性が自分の持てる能力を十分に発揮して、そしてそれぞれの立場で活躍していただくということだと思います。
○根本国務大臣 みずからの意思によって職業生活を営み、又は営もうとする女性がその個性と能力を十分に発揮して職業生活において活躍すること、これが女性活躍であります。
○根本国務大臣 活躍の定義のような話にはなりますが、要は、みずからの意思によって職業生活を営んで、あるいは営もうとする女性がその個性と能力を十分に発揮して職業生活を営んでいただくということだと思います。
○根本国務大臣 活躍とは何か、これはいろいろな定義があると思いますが、この法律による女性の活躍ということでいえば、私が先ほど申し上げたことで、要は、「自らの意思によって職業生活を営み、又は営もうとする女性がその個性と能力を十分に発揮して職業生活において」、同語反復みたいになります...全文を見る
○根本国務大臣 最後に「活躍すること」という語尾を申し上げたので、活躍は何なんだという話になると思いますが、やはりそれは、かいつまんで言えば、要は女性がみずからの能力を十分発揮して生き生きと働くことだと思います。
○根本国務大臣 法律というのは、それぞれの目的によって構成されていると思います。  先ほど局長が答弁したように、今回、他社に協力を求めるというのは、要は労働者を保護するという責務がありますから必要な措置義務がかかっているわけですが、あくまでも自分の会社の労働者を保護するという観...全文を見る
○根本国務大臣 要は、今回は、どの法律に基づいてというよりも、ここの法律に根拠を置いた、だからそれを運用するということだと思います。
○根本国務大臣 一般論として、そういうものを引用する場合には、きちんとそこは概念等の整理は必要だと思います。
○根本国務大臣 今のやりとりを聞いてどう思うかということと、今の話をきちんとやはり整理した上で判断するということ、そこは、今のやりとりを聞いていると、そこのところの整理が必ずしもきちんとされていないのではないかという気もいたしますが、いずれにしても、そこは事実関係の問題ですから、...全文を見る
○根本国務大臣 セクハラは働く方の尊厳や人格を傷つけ、あってはならないと思います。  今回の事案については、外務省が適切に判断されることと思います。
○根本国務大臣 介護の軽度者に対する生活援助サービスなどに関する給付のあり方については、平成二十六年の法改正により実施された要支援者の訪問介護サービス事業への移行状況なども踏まえつつ、骨太の方針二〇一八などに沿って検討することとしております。  また、介護保険の利用者負担につい...全文を見る
○根本国務大臣 介護保険の利用者負担は、原則一割負担、そして、一定以上所得がある層に対し、平成二十七年八月から二割負担を導入し、前回の制度改正により、平成三十年八月から特に所得の高い層に対して三割負担を導入いたしました。  その上で、御指摘については、世代内、世代間の負担の公平...全文を見る
○根本国務大臣 私は既に答えておりますが、制度の持続可能性を確保するには不断の見直しが必要です。他方で、高齢者の方々の生活実態を考慮し、必要なサービスが提供されるよう、引き続き介護保険部会等において丁寧に検討していきたいと思います。
○根本国務大臣 労働政策審議会雇用環境・均等分科会、ここで検討して議論をしていただいたわけですが、この分科会の中で、セクハラやパワハラの被害者の方の声を直接聞く機会は設けられておりません。  しかしながら、分科会においては、一部の委員から、パワハラを受けた方の親族の方からのメッ...全文を見る
○根本国務大臣 審議会においては、さまざまな実態あるいは御意見なども踏まえながら議論いただいたと思います。  先ほど申し上げましたように、親族の方からのメッセージ、このメッセージは、具体的に、労政審に向けたメッセージというのをいただいたという委員の方から、これは直接のメッセージ...全文を見る
○根本国務大臣 私は、相談を受けた場合には、丁寧に真摯に対応すべきだと思います。  労働者からの相談に対して、都道府県労働局においては、労働局長の助言による紛争解決援助制度や調停制度の利用などの問題解決の方法を提示し、相談者の意向に沿った解決に向けて働きかけを行っております。 ...全文を見る
○根本国務大臣 委員おっしゃられるように、ハラスメント、これは被害者の尊厳や人格を傷つける、あってはならないものであり、被害者が誰でも同様であると認識しております。  民間企業に雇用されている記者が社外からセクハラを受けた場合には、その記者を雇用する事業主は、必要なケアを行うな...全文を見る
○根本国務大臣 ILOの仕事の世界における暴力とハラスメントに関する条約案、これは本年六月のILO総会において議論された上で採択されることが想定されております。  この条約について、世界各国が効果的にハラスメントの防止対策を進めていくことができる基準の内容となるよう、日本政府と...全文を見る
○根本国務大臣 今申し上げましたように、条約は六月のILO総会において更に議論された上で採択されることが想定されているものであって、その批准については、採択された条約の内容などを踏まえて検討していきたいと思います。
○根本国務大臣 やはり労働局においては、相談を受けた場合には、丁寧に、真摯に相談者の意向に沿って相談にあずかるということが私は何よりも大事だと思います。  相談件数は、六千八百八件寄せられております。これは平成二十九年度。これらの相談を端緒としたものを含めて、事業主がセクシュア...全文を見る
○根本国務大臣 男女雇用機会均等法における調停制度は、紛争当事者同士の個別具体的な私法上の紛争について、公正中立な第三者機関の調停により、迅速、簡便に解決を図るものであります。  調停というのは、学識経験者などで構成される第三者機関による調停案の提示で解決を図るものであります。...全文を見る
○根本国務大臣 都道府県労働局では、主に事業主の措置義務の履行が法に沿って適切に行われているかについて確認し、必要な助言、指導などを行っているものであります。本法案においても、都道府県労働局がセクハラに当たるか否かの認定を行うことにはならないものであります。  なお、男女雇用機...全文を見る
○根本国務大臣 男女雇用機会均等法では、事業主に対し、セクシュアルハラスメントなどの防止のための措置義務として、予防、相談、被害者へのケアや再発防止などの一連の取組を求めて、被害者救済などを図ることとしております。  都道府県労働局では、個々のケースがセクシュアルハラスメントに...全文を見る
○根本国務大臣 セクハラ被害者が裁判を起こすことについては、幾つか心理的なハードルがあると考えております。原告としてみずからの名前が明らかになってしまう、会社にいづらくなり、やめざるを得なくなることもある、被害者に落ち度があった等の中傷を受ける、セクハラを受けたという明確な証拠を...全文を見る
○根本国務大臣 セクシュアルハラスメント等の禁止規定、これについては、昨年十二月の労働政策審議会の建議において、現状でも悪質なセクシュアルハラスメント等は既に刑法違反にも該当し、不法行為として損害賠償請求の対象にもなり得る中で、要はそれぞれの法律との関係の整理だと思いますが、民法...全文を見る
○根本国務大臣 事前に通告を受けていませんでしたので、確認してからお答えしたいと思います。
○根本国務大臣 近年、女性差別撤廃条約において、セクシュアルハラスメント防止対策で、職場でのセクシュアルハラスメントを防止するため、禁止規定と適切な制裁措置を盛り込んだ法整備を行うこと、この勧告は、差別委員会の最終見解については、これを受けております。
○根本国務大臣 職場でのセクシュアルハラスメントを防止するために禁止規定と適切な制裁措置を盛り込んだ法整備を行うこと、こういう勧告は受けておりますから、そういう認識はあります。ありますが、これは、最終見解ということで聞いておりますが、強いて言えば法的拘束力はないものと考えています...全文を見る
○根本国務大臣 今回の法案で、今、我々は法案を提案させていただいておりますが、それは、セクシュアルハラスメントはあってはならない、こういう観点で法案を出させていただいております。そういう対応をさせていただいております。
○根本国務大臣 女性に対する暴力に関する専門調査会の報告書においては、我が国においては、セクハラ規制の方向性、定義の統一の必要性があるかどうか自体についての前提的な議論が求められている段階にあり、今後、総合的に規制の方向性について議論することが課題といったことも指摘されております...全文を見る
○根本国務大臣 我々、まさしく、方向性は多分共通していると思いますが、さまざまな課題に対して対応すべく、今回の法改正を提案させていただいております。そして、労働局の体制の充実も図っていきたいと思っております。
○根本国務大臣 少子高齢化や社会経済情勢の変化が急速に進む中で、女性活躍を更に推進するとともに、働き手や働き方が多様化する中で、誰もが安心して活躍できる就業環境を整備すること、これは大変重要な課題だと思っております。  先ほど、私の本会議での答弁を御紹介いただきましたが、今回の...全文を見る
○根本国務大臣 ハラスメントのない就業環境を整備することは大変重要な課題です。  今委員からもさまざまな課題を御指摘いただきました。それらの課題も含めて、その対応として、今回の政府提出法案では、労働施策総合推進法第四条の国の取り組むべき施策にハラスメント対策全般を充実することを...全文を見る
○根本国務大臣 家族の介護、看護を理由とする離職、転職者数、直近の数字で見ますと九・九万人となっております。これは五年前の前回調査で十・一万人であったのと比べると二千人の減少となっています。また、その間、介護をしながら働く方は、五十五万人、一方で増加をしている。これが現状だと思い...全文を見る
04月19日第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○根本国務大臣 ハラスメントの実態を把握して施策に生かす、これは非常に重要だと認識しております。  今委員のお話の産業別、業種別のハラスメントの実態、これは、全体的な調査としては、厚生労働省の雇用均等基本調査において、企業のセクハラ防止対策に関する取組状況を調査しております。例...全文を見る
○根本国務大臣 これからの高齢化のさらなる進展、あるいは現役世代が急速に減少していく、こうした中で、医療や介護で働く人材を安定的に確保していくことは重要だと考えています。そのためには、誰もが安心して活躍できる就業環境の整備は大変重要な課題だと考えています。  一方で、医療や介護...全文を見る
○根本国務大臣 昨年度の調査研究事業によれば、職員がハラスメントを受けた場合に事業所に希望する対応として、今委員から御紹介がありましたが、訪問介護やデイサービスなどのサービス種別による差はあるものの、ハラスメントの報告をした際、今後の対応について明確に示してほしいという回答がおお...全文を見る
○根本国務大臣 今回の調査は、一万事業所に調査票を配付して、今委員からお話もありましたが、二千百五十五件の回答、そして職員については一万百十二件の回答、確かに全体の職員のボリュームからすると一定の規模の回答ではありますが、これは分析に必要な今の段階での必要な量を確保しているとは考...全文を見る
○根本国務大臣 一般論として、職場におけるパワーハラスメント、これは、働く人の尊厳や人格を傷つけ、職場環境を悪化させるものであって、あってはならないものであります。これは被害者が誰であっても同様であると考えております。  今回の政府提出法案では、パワハラを防止するために、予防か...全文を見る
○根本国務大臣 我が国におけるフルタイムの労働者の男女間の賃金格差、これは長期的には縮小傾向にありますが、依然として格差が存在しております。  男女間の賃金格差の主な要因は、管理職比率と勤続年数の差異となっております。そして、女性活躍推進法において、各企業に対し、この二つの要因...全文を見る
○根本国務大臣 女性医師で、勤務する医療機関内に保育所があるものの利用したことがなかった医師は二四パーなどという報告があって、院内保育の活用が進んでいないことは承知をしております。  その理由を見ますと、医師の転勤の時期と保育所の申込時期が合わない、あるいは、女性医師の不規則な...全文を見る
○根本国務大臣 地域医療介護総合確保基金の活用によって、設置、運営、財政支援を院内保育所については支援しております。そして、キャリア継続を支援する。  この設置、運営に当たっては、医師などの各職種の就労状況あるいは転勤の時期などの特性を踏まえた運用を行うようにということで、要は...全文を見る
○根本国務大臣 医師の働き方改革を着実に進めていくためには、まさに、医師でなくても行うことができる業務を他職種に移管するタスクシフティングを推進する、これは非常に大事だと思います。  幾つかあるかと思いますが、具体例の一つとしては、看護師の特定行為研修制度において、頻度の高い特...全文を見る
○根本国務大臣 委員のおっしゃるとおりだと思います。要は、業務の移管のタスクシフティングというのは、やはり現場があるわけですから、現場の方の意見をしっかり聞いて、そしてタスクシフティングを進める。余り観念的な議論をしても私はもともとしようがないと思っています。  だから、やはり...全文を見る
○根本国務大臣 これから更に検討を進めていきますが、委員おっしゃるように、検討会で全て内容を決めていくということではありません。もちろんこれは施策ですから、検討会は検討会として中心にやってもらいますが、これから検討を進める中で、多様な意見をさまざまな機会を設けて聞きながら進めてい...全文を見る
○根本国務大臣 今、タイトルナインの趣旨、内容、これは委員からお話がありました。私も、アメリカにおいて教育分野における性差別を禁止するものである、こう考えております。それは委員のおっしゃるとおりだと思います。
○根本国務大臣 今委員の話を聞いていて、なるほど、やはりスポーツは大事なんだなと思いましたが。  要は、女性活躍を推進するためには、教育分野を含めて、やはり大事なのは、社会全体において、性別により差別されることなく、全ての女性がみずからの希望に応じて個性と能力を発揮できることが...全文を見る
○根本国務大臣 内科、外科等の診療科、これは、当直の回数が多い、あるいは長時間、緊急の手術がある、こういうことによって他の診療科に比べて労働時間が相対的に長い、ですから、女性が診療科として選択しづらい傾向があるということは認識しております。そして、働き方改革の取組が極めて重要であ...全文を見る
○根本国務大臣 要請を実施しております。  そして、これを受けて、日本専門医機構ではカリキュラム制がより柔軟に活用されるようにプログラム制からの移行などに取り組まれていると承知をしておりますが、この点について、日本専門医機構に対して、これからもこの点については十分にやりとりをし...全文を見る
○根本国務大臣 医師が妊娠、出産、育児などと勤務を両立しやすい環境にするためには、地域医療介護総合確保基金を活用した取組を行うのが望ましいと思っています。  複数主治医制やシフト制など診療体制を整備して、周囲の医師も同様に働きやすい環境を構築する、産休や育休などで休職する場合に...全文を見る
○根本国務大臣 男女間の賃金格差、これは女性活躍推進のための取組の成果をあらわす指標として重要なものであると認識しております。ですから、その改善を図っていくことは重要な課題であると考えています。  ただ、先ほども既に申し上げておりますが、男女間の賃金格差の要因は、勤続年数、役職...全文を見る
○根本国務大臣 私も先日、例えば五千人以上の企業では一〇〇%等々のセクハラ防止のための対策に取り組んでいるというのを御紹介いたしました。これは、雇用均等基本調査の調査票に記載のある対策に一つでも取り組んでいる企業の割合についてお答えしたものであります。  大企業も含めて、措置義...全文を見る
○根本国務大臣 大企業も含めて、措置義務が履行されていない企業があることは承知しておりますので、措置義務の内容の周知と履行確保に取り組んでいきたいと思います。  そして、事業主が雇用管理上必要な措置を講じていない場合、都道府県労働局は、男女雇用機会均等法二十九条に基づき、助言、...全文を見る
○根本国務大臣 民間企業のセクハラ対策、これは、男女雇用機会均等法に基づいて、全ての企業に対して相談窓口の整備などの雇用管理を義務づけておりますが、それで、法律上義務づけられているセクハラ等対策の整備に関する状況について、状況把握項目や情報公表項目とすることについてはさまざまな意...全文を見る
○根本国務大臣 先生は大体枠組みを御承知の上なので。それから、総務省からも今お話がありました。  公務員法に基づく紛争解決の仕組みなども整備されて、人事委員会、公平委員会が設置されて、それで運用しているわけですけれども、やはり厚生労働省と総務省で連携協力して、地方公共団体が適切...全文を見る
○根本国務大臣 施行後五年としております。これは、例えば女活法の行動計画、情報公表義務やパワハラ防止措置の対象範囲を中小企業に拡大するのは公布後三年以内ということで、五年後見直しとしないと改正の影響を十分に踏まえた改正ができないということで施行後五年としておりますが、法案が成立し...全文を見る
○根本国務大臣 男女雇用機会均等法に基づくセクシュアルハラスメント防止に関する指針、この指針においては、セクシュアルハラスメントの発生の原因や背景には性別役割分担意識に基づく言動もあると考えられることや、こうした言動をなくしていくことがセクシュアルハラスメントの防止の効果を高める...全文を見る
○根本国務大臣 顧客などからのハラスメントは、社外の相手との関係で起きる問題であって、顧客等への対応業務には一定程度のクレーム対応が内在しております。こういうことから、どこからが迷惑行為に当たるかといった判断が社内のパワハラ以上に難しいという課題があります。また、再発防止まで含め...全文を見る
○根本国務大臣 委員のおっしゃるとおりだと思います。  男性が積極的に育児に参画する、これは女性の就業の継続やあるいはキャリア形成の促進という観点からも大変重要だと考えています。  残念ながら、男性の育児休業取得率は低水準にとどまっていて、育児休業を取得しない理由として、先ほ...全文を見る
○根本国務大臣 仕事と子育てを両立する、あるいは安心して子供を産み育てることができる社会、こういう社会づくりには、待機児童の解消は待ったなしの課題で、最優先で取り組んでおります。  二〇一八年四月時点の待機児童、これは前年より約六千人の減少となって、十年ぶりに二万人を下回りまし...全文を見る
○根本国務大臣 指針は、当然、これから議論してしっかりと内容を固めていくわけであります。  私も先ほど来申し上げておりますが、要は、責務規定を今置いていますから、例えば労働者に対するセクシュアルハラスメントを行ってはならないことに理解を深めること、あるいは他の労働者に対する言動...全文を見る
○根本国務大臣 政府提出法案においては、事業主に対して、他社からセクハラ防止に関する措置の実施について必要な協力を求められた場合に、努力義務を設けることとしております。これは委員も御評価をいただいたと思います。  この規定の趣旨に鑑みれば、事業主が、他社からセクハラ防止に関する...全文を見る
○根本国務大臣 いろいろな措置は、法律もそれぞれの法律の目的がありますので、そこは一般的にどうかという話になる。一般的にどうかということでいえば、私も、個々のちょっと法体系を見ないと、一概に一般論としては言いにくいのではないかと思います。  今回の法案では、今委員がおっしゃられ...全文を見る
○根本国務大臣 恐らくそれは、具体的な課題があって、そしてこういう法律でどう対応するかといった法律の趣旨や目的、その範囲で、では具体的にどこまでの措置を講ずるかということになろうかと思いますので、これは一つ一つの法律、具体の課題、これを……(岡本(充)委員「いや、だから、検討して...全文を見る
○根本国務大臣 要は、今の委員とのやりとりを聞いておりましたが、女性活躍推進法の認定基準が求めている例えば女性採用の拡大とか、あるいは女性が仕事を続けやすい職場環境、あるいは適切な労働時間等の働き方、女性が適正に評価され登用されていくこと、女性が多様なキャリアを積めること、これは...全文を見る
○根本国務大臣 この全体の法体系、制度的な体系は、要は、行動計画というのは、PDCAサイクルを回す際に、自分たちの状況、課題は何か、そしてこういうものに取り組みますよというやつが行動計画で、行動計画で目標を達成した、認定をする、そうすると、行動計画はPDCAサイクルを回すエンジン...全文を見る
○根本国務大臣 今回の政府提出法案は、労働政策審議会において取りまとめられた建議を踏まえたものであります。  ILOの、仕事の世界における暴力とハラスメントに関する条約案は、本年六月のILO総会において議論された上で採択されることが想定されております。条約案については、世界各国...全文を見る
○根本国務大臣 まず、今回の提出法案というのは、労政審で、ここでしっかり議論してもらった建議を踏まえた、それで我々政府提案の法案として出しております。そして、やはり条約案については我々のスタンスは、世界各国が効果的にハラスメントの防止対策を進めていくことができる基準の内容となるよ...全文を見る
○根本国務大臣 パワーハラスメントは、働く人の人格や尊厳を傷つける、あってはないものであります。そして、メンタルヘルスの不調などにつながり、最悪の場合、人命にかかわることもある重大な問題であると認識しております。  例えば、嫌がらせ、いじめ、又は暴行を受けたこと、これを主な出来...全文を見る
○根本国務大臣 ストレートなお答えになるかどうかですけれども。  先ほど、行為者に対する規制かあるいは職場環境か、こういう話もありましたけれども、今回の法案では、要は、国や事業主として労働者に例えばセクハラはやってはいけませんよということを義務づけて、そして、具体的に、自社の労...全文を見る
○根本国務大臣 今委員、さまざまなことをおっしゃられました。  要は、一億総実現会議でやるかどうかは別として、介護についてのさまざまな施策はどんどん今進めているわけですから、それをその会議体でやるかどうかということは、これはともかく、我々、しっかりと……(中島委員「チームがある...全文を見る
04月23日第198回国会 衆議院 本会議 第20号
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○国務大臣(根本匠君) ただいま議題となりました障害者の雇用の促進等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  昨年、国及び地方公共団体の多くで、障害者雇用率の算定対象となる障害者の確認及び計上に誤りがあり、障害者雇用率を満たしていない状況に...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 大串正樹議員にお答えします。  今般の事態に対する受けとめと姿勢についてお尋ねがありました。  障害のある方の雇用や活躍の場の拡大を民間に率先して進めていくべき立場にある国の機関の多くにおいて対象障害者の不適切な計上があり、法定雇用率が達成されていない...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 初鹿明博議員にお答えします。  今般の障害者雇用率の不適切な計上方法と責任についてお尋ねがありました。  障害者の雇用や活躍の場の拡大を民間に率先して進めていくべき国の行政機関の多くで法定雇用率の不適切な計上があり、法定雇用率が達成されていない状況が長...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 谷田川元議員にお答えいたします。  障害者雇用の現状についてお尋ねがありました。  今般、国において相当数の障害者を採用することにより、民間企業を離職する障害者が実際に一定程度発生することは考えられることから、民間との競合ができるだけ起きないよう対応し...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 桝屋敬悟議員にお答えいたします。  障害者雇用の状況と法案提出の経緯についてお尋ねがありました。  民間企業においては、企業努力の積み重ねにより、障害者雇用が着実に進展しています。しかし、就労を希望する精神障害者等が大幅に増加する一方で、中小企業におけ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 高橋千鶴子議員にお答えします。  今回の問題の背景についてお尋ねがありました。  障害のある方の雇用や活躍の場の拡大を民間に率先して進めていくべき国の行政機関の多くで対象障害者の不適切な計上があり、法定雇用率が達成されていない状況が長年にわたって継続し...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 中島克仁議員にお答えします。  今回の問題の背景についてお尋ねがありました。  障害のある方の雇用や活躍の場の拡大を民間に率先して進めていくべき国の行政機関の多くにおいて対象障害者の不適切な計上があり、法定雇用率が達成されていない状況が長年にわたって継...全文を見る
04月23日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○国務大臣(根本匠君) 衆議院厚生労働委員会における法案の趣旨説明の中で、今もお話がありましたが、委員長から、「我々は、それぞれの立場において、」とあるのは、旧優生保護法を制定した国会や執行した政府を特に念頭に置くものであるとの御発言がありました。この点について、旧優生保護法は旧...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今回の法案については、旧優生保護法が全会一致で成立した議員立法であることや当事者が御高齢であること等に鑑み、今、福島みずほ議員のお話にもありましたように、立法府の責任においてできるだけ早期に結論を得るべく、与党ワーキングチームや超党派の議員連盟で議論が行わ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今回の法案においては、法案の前文で、旧優生保護法の下、多くの方々が、生殖を不能にする手術、放射線の照射を受けることを強いられ、心身に多大な苦痛を受けてきたことに対して、我々は、それぞれの立場において、真摯に反省し、心から深くおわびするとされております。この...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 真摯に受け止めたいと考えています。
○国務大臣(根本匠君) 法律第二十二条、今委員からお話があったとおりであります。  この二十二条は、対象となる方への一時金支給の手続など一般的な制度の周知について定める第十二条、これとは別に設けられております。その趣旨としては、当事者の方からの御要望も踏まえ、なぜ今回の法案が提...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 法律の前文においては、多くの方々が、特定の疾病や障害を有することなどを理由に、平成八年に旧優生保護法に定められていた優生手術に関する規定が削除されるまでの間において生殖を不能にする手術又は放射線の照射を受けることを強いられ、心身に多大な苦痛を受けてきたこと...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今の山本委員のお話にありましたように、なぜ、なぜということはしっかり理解してもらわなければいけません。  その意味で、多少先ほどと繰り返しになりますが、多くの方々が、特定の疾病や障害を有することなどを理由に、平成八年に旧優生保護法に定められていた優生手術...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 法律二十一条で、国は、共生社会の実現に資する観点から、旧優生保護法に基づく優生手術等に関する調査を実施することとされている、これは承知しております。  それで、今委員がお話にあったように、これは国会が主体となって実施されるものと承知をしておりますが、旧優...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今委員からお話がありましたように、この法律の趣旨説明の中で、衆議院の趣旨説明の中で、委員長から、「我々は、それぞれの立場において、」とあるのは、旧優生保護法を制定した国会や執行した政府を特に念頭に置くものであると発言がありました。今委員の御紹介のとおりであ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 国会における成立前の法案について、今委員からお話がありましたが、政府としてコメントすることは差し控えたいと思います、成立前の法案ですから。  いずれにしても、私、繰り返しになりますが、真摯に受け止めたいと思っております。
○国務大臣(根本匠君) 今回の法案については、旧優生保護法が全会一致で成立した議員立法であることや、当事者が御高齢であること等に鑑み、立法府の責任においてできるだけ早期に結論を得るべく、与党ワーキングチームや超党派の議員連盟で議論が行われてきたものと承知をしております。  そう...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) まず、法案においては、一時金の対象者となる方の認定、この認定に当たっては、対象者に該当することが明らかな場合には厚生労働大臣が速やかに一時金の支給認定を行う、それ以外の場合には、厚生労働省に置かれる認定審査会に審査を求め、その審査結果に基づき厚生労働大臣が...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 議員御指摘のとおり、差別や偏見のない社会づくり、これは重要であります。そしてこの法律の前文においても、全ての国民が疾病や障害の有無によって分け隔てられることなく相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向けて努力を尽くす決意、これが述べられてい...全文を見る
04月24日第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○根本国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力してまいります。     —————————————
○根本国務大臣 今委員お話しのように、介護、福祉、子育て等の分野において、必要なサービスを確保するためには、生産性の向上が不可欠であります。  特に、介護を必要とする高齢者は増加しています。そのため、今も委員のお話、御提言がありましたが、介護分野の生産性向上の取組は急務であって...全文を見る
○根本国務大臣 データヘルス改革は、私を本部長とするデータヘルス改革推進本部を設置して、今精力的に取り組んでいます。  そして、今委員のお話にもありましたが、データヘルス改革の取組のうち、全国的に医療情報の収集、蓄積を行う取組としては、NDBと介護保険総合データベースの連結解析...全文を見る
○根本国務大臣 介護保険制度は、三年ごとに制度の見直しを実施しております。二〇二一年度からの第八期計画期間に向けて、本年二月より社会保障審議会介護保険部会において制度見直しの議論を開始しております。  御指摘の点に関しては、骨太の方針二〇一八において、介護のケアプラン作成につい...全文を見る
○根本国務大臣 私もこういう状況は承知しておりますが、やはり、それぞれの事業者は労働関係法令をしっかりと遵守してやってもらいたい、そして、我が方もそこは適切に指導監督をしていきたいと思っております。
○根本国務大臣 福島第一原子力発電所における廃炉作業等については、当然、今委員からもお話がありましたが、東京電力が発注者で、建設会社等が労働者を使用して仕事を行っております。  労働者の安全と衛生の確保は、労働者を使用する事業者が責任を持つことが基本であり、労働安全衛生法では、...全文を見る
○根本国務大臣 第一原子力発電所における廃炉作業などは、特殊な労働環境における特殊な作業であるので、労働安全衛生法の改正によって、一般的な発注者に対して労働者の安全衛生の確保に係る措置を義務づけることは難しいのではないかと考えておりますが、引き続き、このガイドラインは、東京電力の...全文を見る
○根本国務大臣 診療報酬においては、休日に救急医療の確保のための診療を行っている保険医療機関、これを評価しております。そして、このような保険医療機関については、休日加算の算定が可能であります。例えば、救急病院などを定める省令に基づき認定された救急病院又は救急診療所等々でありますけ...全文を見る
○根本国務大臣 ゴールデンウイーク中に一部の医療機関に患者が過度に集中することで、分散を考えているのかという委員のお話でしたが、地域住民に対する適切な医療の提供に支障が生じるような状況は避ける必要があると考えています。  このような観点から、医療提供体制の全体の量的な確保と十分...全文を見る
○根本国務大臣 万全を期すために、都道府県における体制整備や住民などに対する周知などについては継続的に確認を実施しております。必要に応じて個別に助言を実施しております。  ゴールデンウイークに限らず、年末年始等の長期間の休日も含めた救急医療体制については、地域の実情に応じて構築...全文を見る
○根本国務大臣 私も、厚生労働大臣として、できるだけ実際にいろいろな現場を見てみたいと常々思っております。  私の地元は大体私の知っている病院ばかりなので、そこは状況を把握したいと思います。
○根本国務大臣 私も、医師の働き方改革、これは、できるだけ現場の皆さんの意見を聞きたいと思っております。  そして、今、ゴールデンウイーク中に視察には物理的に私も行けませんので、私もいろいろなチャンネルがありますから、そこは、状況は聞いてみたいと思っております。  いずれにし...全文を見る
○根本国務大臣 保険医療機関と同一の敷地内に保険薬局がある場合、これは委員既に御承知だと思いますが、もう当然御存じなんですが、従来は、独立性を担保する観点から、患者が両者を行き来する際に公道等を経由することを一律に求めてまいりました。  しかし、保険薬局の独立性と患者の利便性向...全文を見る
○根本国務大臣 敷地内薬局と敷地外の薬局は、いずれも、医薬分業のもとで、保険薬局において薬剤師が医師と独立した立場で処方内容をチェックして調剤を行うものであります。  敷地内薬局であっても、保険薬局の独立性を担保する観点から、医療保険機関と一体的な経営でないこと、あるいは一体的...全文を見る
○根本国務大臣 委員御指摘のように、医師や医療従事者の確保に苦労している医療機関があって、採用のために職業紹介事業者に支払う手数料が高くなっている、こういう御指摘があるということは認識をしております。  今、一律に手数料に上限という御提案がありましたが、職業紹介手数料については...全文を見る
○根本国務大臣 今回の判決は、障害程度の認定の適否自体について判断したものではなくて、支給停止処分の通知書に記載した理由が不十分な記載であり、行政手続法に違反するとされたものであります。  今、控訴するのかどうかというお話がありましたが、これは、現在、関係省庁と協議中であります...全文を見る
○根本国務大臣 報道というのは、いろいろな報道をするわけでありますが、抗議はしておりません。
○根本国務大臣 私も、この問題については、今もやりとりがありましたけれども、前払い金の保全措置を入居者生活保証制度として実施している。これは、この制度のたてつけが、倒産などで継続居住が困難となった場合のみ金銭保証をする、こういう目的で、そういうたてつけなので、ですから、みずから退...全文を見る
○根本国務大臣 私も、これは見ております。  健康保険組合は、労使協調の枠組みの中で、保険料の設定やあるいは付加給付を実施するなど自主自立の運営を行っているほか、最近では、保険者と事業主の距離が近いことを生かして事業主とも連携した保健事業を実施するなど、公的医療保険制度の重要な...全文を見る
○根本国務大臣 企業活動を行う中で、一つの経営判断として二十四時間営業が行われ、そのサービスを必要としている消費者もいる中で、二十四時間営業のあり方、これについては丁寧な議論が必要だと考えております。  一方で、人手不足が叫ばれる中で、二十四時間営業がそこで働く方の長時間労働に...全文を見る
○根本国務大臣 ただいまの御指摘の事案について、三月十五日付で中央労働委員会から、コンビニオーナーに労働組合法上の労働者性を認めない旨の命令書が出されたことは承知をしております。  中央労働委員会は、労働組合法などに定める権限の行使について、厚生労働省から独立して職務を行う準司...全文を見る
○根本国務大臣 労働基準法上の労働時間は、労働者が使用者の指揮命令下に置かれている時間をいい、実作業に従事していない時間が労働基準法上の労働時間に該当するか否かは、労働者が当該時間において使用者の指揮命令下に置かれていたものと評価できるか否かにより客観的に定めるものであると考えて...全文を見る
○根本国務大臣 団塊の世代が後期高齢者となる二〇二二年以降、高齢化や現役世代の減少といった人口構造の変化の中で医療保険制度を持続可能な制度としていく、これが必要だと思っております。  先ほどもお話が出ておりましたが、健康保険組合の皆様の懸念についても共有しながら、給付の効率化や...全文を見る
○根本国務大臣 医療保険制度を持続可能なものとしていく、これは非常に重要なことですから、私も、持続可能な制度としていくということで、しっかり取り組んでいきたいと思います。
○根本国務大臣 御指摘の研究者の共同声明、これは本年二月二十七日に公表されたものであり、平成二十五年の生活扶助基準の見直しにおいて、厚生労働省が独自の計算方法で生活扶助相当CPIを算出したものとして、これを批判する内容であったと承知をしております。  そういう指摘がありましたが...全文を見る
○根本国務大臣 外国人雇用状況届出については、委員御指摘のとおり、法務省が把握する情報と厚生労働省が把握する情報が突合できない事案等があることから、昨年末に関係閣僚会議で了承された外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策において、届出事項として在留カード番号を追加し、法務省との...全文を見る
○根本国務大臣 昨日の衆議院本会議における障害者の雇用の促進等に関する法律の一部を改正する法律案の趣旨説明、質疑において、中島克仁議員の御質問の一つに対して私が答弁していなかったことについて、中島議員に深くおわびを申し上げます。  御質問は、障害のあるがん患者への支援に関するお...全文を見る
○根本国務大臣 ただいま議題となりました障害者の雇用の促進等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  昨年、国及び地方公共団体の多くで、障害者雇用率の算定対象となる障害者の確認及び計上に誤りがあり、障害者雇用率を満たして...全文を見る
04月25日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○国務大臣(根本匠君) 難聴の方の支援については、これまで議員にいろいろと御指摘、御紹介、御提言をいただきました。乳幼児から子供期、高齢者など、それぞれの課題があり、総合的に進めていくことが重要だと考えています。  厚生労働省でも、省内横断的に情報共有や包括的な対応を行うために...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私が一報を受けたのは三月の十九日だったと思います。これは局長の方から私は口頭で、こういう事案があって、いや、課長、口頭で、こういう事案があって、影響がないようにしますと、そういう報告を口頭で受けました。
○国務大臣(根本匠君) 私があのとき報告を受けたのは、私の、いろいろ、あのとき国会の答弁レク等々の話の中で、一番最後に、担当課長から参考値の要は一つに誤りがあって支障がないように対応していく旨の説明を受けて、健保組合、市町村などに負担が生じないようにしっかり対応するようにというふ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私が報告を受けたのは、参考値の一つに誤りがあって支障がないように対応していくという報告を受けましたので、しっかりやれと、こういうことを言いました。
○国務大臣(根本匠君) 採用されて勤務していると承知をしております。
○国務大臣(根本匠君) 各省庁から様々聞いておりますが、その点については今調査中であります。
○国務大臣(根本匠君) 採用状況については厚生労働省において聞いておりますが、定着状況についてはこれからの調査だと考えています。
○国務大臣(根本匠君) 私は、障害者の皆さんがそれぞれの職場で生きがいを持って働く、これが何よりも大事で、そして、委員がおっしゃられるように、やはり定着が大事ですから、その意味では、各府省あるいは立法、司法機関における定着状況、これは更なる実態把握の観点から定着状況の調査をしてお...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 納付金制度の目的は、これは社会連帯の理念の下に、障害者の雇用に伴って必要な経済的な負担を調整して事業主間の競争条件を確保する、もう一点は調整金や助成金の支給によって障害者の雇用促進を図ることにあって、このような目的は維持すべきだと考えています。  雇用率...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 四月二十二日に日本認知症官民協議会を立ち上げました。これは、金融、交通、住宅、生活関連産業などの産業界、いろいろ認知症対策で私も直接お話を聞きましたが、いろいろ認知症の対応をそれぞれ講じている企業や産業が随分今広がってきておりますし、さらには、認知症当事者...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 年次有給休暇は働く方の心身のリフレッシュを図ることを目的としていて、働く方が確実に取得することができるようにすることが必要だと思います。  年次有給休暇を取得した際の賃金は、就業規則等に定めることによって労働基準法で定める平均賃金に基づいて支払うことも可...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 法律上そういう三通りの計算方法があって、確かに就業規則などで定める、就業規則を定めるときには労働者の皆さんの意見を聞いた上で定めることになろうかと思いますが、いろんなケースがあって、こういうケースではこういう賃金になるということでありますが、やはり私も個人...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員の質問がありましたので、私も、この年次有給休暇を取得した際の賃金ってどうしてこういう三通りの賃金体系になっているのかということで改めて確認をいたしましたが、労働基準法施行当初、これはもう委員既に御承知だと思いますが、できるだけ労働者の生活実態に合わせる...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 一般論として言えば、年次有給休暇の付与義務化を機に法定休日ではない所定休日を労働日に変更するなど労働条件を変更する場合には、原則として労働者の同意が必要だと思います。仮に、労働者の同意を得ずに就業規則の変更によって労働条件を不利益に変更する場合には、労働者...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 働き方改革は、まずは今スタートをしたわけでありますが、やはり働き方改革は何のためにやるのかと、こういう趣旨をしっかりと周知して、そして、今いろいろ委員からも様々な御指摘がありましたが、それらの御指摘も踏まえて、やはり働き方改革が何のためにやるのかということ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 年金は一般的に、いろいろな方、年金の制度を必ずしも十分に理解しているわけではないと思います。特に、今のような手続の話は、なかなか普通の方々がそれをしっかりと知るというのは、私はかなりやっぱり難しいのかなと思います。  だから、その意味で、年金についてはき...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 二月八日付けの医政局医事課長通知、これは議員からの委員会での質問や関係者の議論、そして私も直接委員からお話がありましたが、これまでの解釈を変えたのではないかと、通知を出したものですから、全く解釈は変わっていないんですけど、これまでの解釈を変えたのではないか...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 社会の認知症への理解を深め、認知症の人の社会参加を推進するためのイベントとして、今委員御紹介のように、注文をまちがえる料理店アット厚生労働省、これを開催いたしました。私も参加させていただきました。  私の場合はマーボー豆腐を頼んだんですが、一回で間違えず...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今局長からも話がありましたが、今局長から言ったように、恐らく制度上様々な課題があるんだろうと思います。ただ、何ができるかということについては少し研究していきたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 私も東日本大震災を経験していますし、復興大臣もやらせていただきましたし、東日本大震災のときには私は郡山市の防災対策アドバイザーをやっていましたから、やっぱり委員おっしゃるようにワンストップが大事なんですね。誰にどこに何を言っていいか分からないということが一...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) やっていきたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 私も大変遺憾であります。  今回も介護納付金の算定に係る事務誤りなどの事案が生じたのですが、やはりこういう事案が生じたときには、原因、背景を明らかにした上で、一つ一つ再発防止を徹底して、組織として取り組んでいく必要があると思います。私も組織で仕事をしてい...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) まず、今回の事案は、先ほど局長からもお話がありましたけど、厚生労働行政というのは本当に国民の皆様に直接関わる行政ですから、やはり今回の事案についても、私は国民に寄り添う、国民の視点と言っているのはそういうことなんですが、やはりそういうことなんだと、やっぱり...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 平成十三年に中央省庁改革をしました。あのときの理念は何かというと、内閣機能の強化、官邸機能の強化と、それから、それぞれの省庁があったわけですが、あれは縦割りを排して大くくり再編をしたというのがあの中央省庁、あのときの改革の考え方だったと思います。  例え...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 先ほど健康局長からお答えしたとおり、研究班からの調査に関する最終的な報告を受けていないため、前段の話は確定的なことは申し上げられないと思います。受診頻度の減少、これは日常生活の自立や症状の改善が一定程度寄与している可能性も推測されますので、御指摘のような症...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 難病患者の社会参加を促進することは重要であると考えております。  一方で、今の御指摘の難病患者に対する医療費助成、これについては、社会保障と税の一体改革の議論を踏まえて、公平かつ安定的な制度を確立するために、平成二十六年に国会での議論を経て難病法が制定さ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 難病については、難病法第一条で、発病の機構が明らかでなく、治療方法が確立していない希少な疾病であって、長期にわたり療養を必要とするものとされております。  このうち、指定難病については、関係審議会の議論を踏まえ、公平かつ安定的な制度を確立する観点から、対...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私も薬師寺委員と全く認識は共有しています。引きこもりも、あるいは就職氷河期世代対策はしっかりとやらなくちゃいけないと思っているんですが、例えばサポステは四十歳以上になると対象にならないとか、そういう制度が想定していたことを超える状況が出てきていますから。 ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) ただいま議題となりました医療保険制度の適正かつ効率的な運営を図るための健康保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  近年、医療水準の高度化等により、国民の健康寿命が延び、医療に対する国民のニーズが多様化する中で、公的医療...全文を見る
04月25日第198回国会 参議院 内閣委員会、文教科学委員会、厚生労働委員会連合審査会 第1号
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○国務大臣(根本匠君) 仕事と子育てを両立することができ、安心して子供を産み育てることができる社会としていく上で、待機児童の解消は待ったなしの課題であり、最優先で取り組んでおります。  二〇一八年四月時点の待機児童は、前年より約六千人の減少となり、十年ぶりに二万人を下回りました...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 基本的には、認可保育所を中心に整備を進めていきたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 我々、待機児童の解消、待ったなしの課題で最優先で取り組んでおります。  具体的には、先ほど申し上げましたが、二〇二〇年度末までに待機児童を解消するため、子育て安心プランに基づいて、保育の受皿三十二万人分を整備することとしています。この保育の受皿三十二万人...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) まず、三歳から五歳、これについては、基本的に既にほとんどの子供が認可施設を利用しているという事実があります。そして、三歳から五歳について、就学前児童数三百万人で、保育所等利用児童数が百五十四万人になっています。それから、ゼロ―二歳の住民税非課税世帯では、住...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 保護者が出産、育児から職場復帰するに当たって、希望の保育所に入るために大変な苦労をされているという現状があると承知しております。女性活躍の促進という観点からも大きな課題と認識しています。これは保育の受皿が不足していることが大きな要因と考えており、保育の受皿...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) その点に関して私がお答えすればいいんですか。  それは、公有地については、例えばですよ、自治体が所有する公有地の活用、これについては、保育の実施義務は市町村ですから、自治体が所有する公有地の管理については、活用方策を含めて各自治体で適切に対応していると認...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) まず、都市公園や国有地の活用等、様々な施策を活用して、要は、やれることは全てやるということで取り組んでおります。  そして、公園については、先ほど委員からもお話がありましたが、法律を改正して、そして、都市公園というのは元々保育所の設置は可能ではありません...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 保育施設の保育内容や保育環境が適切に確保されるためには、各自治体が保育の現場に立ち入ることが重要だと思います。  今委員から話がありましたが、各都道府県等において、毎年一回以上立入調査を行う仕組みとしております。この定期的な立入調査以外にも、保育施設にお...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) いわゆるベビーシッターというのは、児童福祉法上、認可外の居宅訪問型保育事業のことをいいますが、これは届出が義務付けられておって、毎年、運営状況の報告を都道府県知事等に行うこととまずされております。  今回の、ベビーシッターを含む認可外保育施設について今回...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) そこは、委員のおっしゃられる趣旨はよく分かります。ですから、今回無償化の対象としてこのベビーシッターも、これは待機児童問題によって認可保育所に入りたくても入れずにやむを得ずということで、代替的な措置として対象にしました。  もちろん、その意味では、ベビー...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 待機児童の解消は最優先で取り組んでおりますので、今、三十二万人分の受皿整備、確保、これ二〇二〇年度末が目標ですが、今精力的に取り組んでおります。そして、保育の受皿整備とその質の確保、向上、これを車の両輪として進めることが重要だと考えております。  先日も...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 先ほど申し上げましたが、保育の受皿整備とその質の確保、これは車の両輪として進めることが重要だと思います。このため、認可保育所等を中心とした整備を進めることが必要だと考えております。  その上で、先ほど事務方から答弁しましたが、今回の地方裁量型認可移行施設...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 政府としては、子供を産み育てたいという全ての方の希望をかなえ、安心して子供を産み育てることができる社会を目指しています。  それで、二点申し上げたいと思いますが、一つは、保育所や放課後児童クラブなどの受皿整備に加えて、より身近な地域で子育てを支えるため、...全文を見る
04月26日第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○根本国務大臣 今委員がおっしゃられたような状況であります。  今のこういう結果を踏まえると、公務部門における障害者の採用が多様な入職経路で行われた中で、影響が生じている企業も一定程度あるものと考えられます。今後更に、司法、立法機関を含む公務部門や地方自治体の採用状況を把握する...全文を見る
○根本国務大臣 納付金制度の目的、これは委員既に御案内だと思いますが、社会連帯の理念のもとに、障害者の雇用に伴い、例えば職場のバリアフリーなど、職場環境の整備で必要となる経済的な負担を調整し、事業主間の競争条件を確保すること、調整金や助成金の支給により障害者の雇用促進を図ることに...全文を見る
○根本国務大臣 就労継続支援事業B型は、通常の事業所で雇用されることが困難な障害者が対象でありますので、このため、原則、一般就労中の障害者は対象として想定しておりませんが、自治体が必要と認めた場合は利用が可能であります。  認められる要件としては、一般就労先の企業の中で他の事業...全文を見る
○根本国務大臣 平成三十年六月一日現在で法定雇用率を達成していない府省、これは、本年一月一日を始期とした一年間の採用計画を作成し、達成に向けて取組を推進しているところであります。  まずは関係法令に沿ってこの取組を進めて、そして、進捗状況やその中で出てくる課題等について、関係閣...全文を見る
○根本国務大臣 平成三十年六月一日現在で法定雇用率を達成していない府省、これは、先ほど申し上げましたが、本年一月一日を始期とした一年間の採用計画を策定して、達成に向けて取組を推進しております。  まずは、閣議決定でも我々はきちんと合意をしているわけですから、まずは関係法令に沿っ...全文を見る
○根本国務大臣 障害者雇用で不適切計上があった、これはやはり、それぞれの担当をする職員が漫然と前例踏襲をしていたとか、あるいは障害者に対する思いが欠けていたとか、さまざまな問題点、課題があったと思います。その意味で、そこは検証委員会でしっかりと点検してもらって、そして報告もいただ...全文を見る
○根本国務大臣 今、委員から御紹介いただきましたように、働き方改革、これは、働く方々がそれぞれの事情に応じた多様な働き方を選択できる社会を目指すものであります。  今回の法案には、官民問わず、障害者お一人お一人の活躍の場を拡大するという観点から、さまざまな措置を盛り込んでいます...全文を見る
○根本国務大臣 特定の官庁においてそういう不適切な対応があったと承知をしておりますが、霞が関全員というよりは、むしろ特定の官庁が、不適切計上の方法に特異性が認められる行政機関がありました。  ですから、あのときの検証委員会の報告でも、基本中の基本の確認不足だとか、法令の勝手な解...全文を見る
○根本国務大臣 厚生労働省は、まさに厚生労働行政を担当する省ですから、そういうことはありません。
○根本国務大臣 今回の事案は、私も、基本中の基本の確認不足、認識不足だと思うし、法令の勝手な解釈だと思います。しかも、それが毎年引き継がれてきた。これは本当に、言いわけが許されるはずもないし、ずさんな事務処理だと私は思います。  ただ、これを意図的かどうかという、判断するのは、...全文を見る
○根本国務大臣 今委員から御紹介がありました。  平成三十年六月一日現在の民間の雇用障害者数、これは十五年連続で過去最高を更新して、実人数ベースで四十三・八万人になっています。そのうちで重度障害者が十三・四万人、重度以外の障害者が三十・四万人。重度障害者の雇用者数は増加している...全文を見る
○根本国務大臣 今委員からもお話がありました精神障害者保健福祉手帳、これは一定の精神障害の状態にあることを認定して交付するものですから、精神障害の状態がなくなったときは、委員のおっしゃられるとおり、返還することになっています。  そして、この実際の現状でありますが、精神障害者保...全文を見る
○根本国務大臣 例えば雇用率ということでは、種別に義務づけているわけではありませんので、全体の雇用率で、それぞれの事業主が対応するということだと思います。  そして、その意味では、私の認識は、今、精神障害の方がこれから、ボリュームとしても相対的に多いので、現状では。ですから、精...全文を見る
○根本国務大臣 そこは、それぞれの事業主に対して職域の拡大の努力を促していきたいと思いますが、障害の重度については、今、重度の方は、ここは、その雇用に施設とか設備の改善等に多くの負担を伴うので、これも委員既に御案内ですが、要は、雇用率のカウントのときに重度は二人分とカウントしてい...全文を見る
○根本国務大臣 バランスをとるというよりは、むしろ、障害者の皆さんが、そのお一人お一人の希望に応じて、そして、お一人お一人の力が発揮できるような環境を整備して、そして、その結果として、バランスといえばバランスになると思いますが、やはり基本は、障害者の皆様の希望、そして、その力に応...全文を見る
○根本国務大臣 今回の法律については、旧優生保護法が全会一致で成立した議員立法であることや当事者が御高齢であることなどに鑑み、立法府の責任において、できるだけ早期に結論を得るべく、与党ワーキングチームや超党派の議員連盟で、委員も熱心に参加されて議論が行われてきたものと承知をしてお...全文を見る
○根本国務大臣 先ほどの繰り返しになりますが、今回の法律については、与党ワーキングチームや超党派の議員連盟で議論が行われ、与野党一致して取りまとめられたものと承知をしております。  お尋ねの点、これは、今委員からスウェーデンの事例が参考にされたとお話がありました。私もそのように...全文を見る
○根本国務大臣 障害者の方が希望と能力に応じ活躍しやすい職場づくりを推進して、障害者の雇用の継続や、今お話がありましたが、職場定着を推進すること、これが重要だと認識をしております。  障害者を雇用する各府省において積極的に取り組んでいただくとともに、関係閣僚会議など、政府一体と...全文を見る
○根本国務大臣 障害者の在宅での就業支援、これについては、昨年十二月に閣議決定した平成三十年の地方からの提言等に関する対応方針において、「常時介護を必要とする障害者の在宅での就業支援の在り方について検討し、二〇二一年度の障害福祉サービス等報酬改定に向けて結論を得る。その結果に基づ...全文を見る
○根本国務大臣 障害者雇用率制度では、法的公平性と安定性を確保するため、対象とする障害者を明確かつ容易に判定できるよう、対象障害者の条件を、原則として障害者手帳等を所持していることとしております。  障害者雇用促進法という法律はありますけれども、その当てはめについては、障害者雇...全文を見る
○根本国務大臣 障害者雇用の促進に当たっては、障害特性に応じた、働きがいのある環境づくりに取り組むことが重要だと思っています。  本年三月の関係閣僚会議で取りまとめられた取組方針については、次のように明記をされております。「人事院の統一選考試験に限ることなく、それぞれの障害特性...全文を見る
○根本国務大臣 要は、障害者の皆さんが、希望、そしてみずからの仕事がどういう仕事が適当か、要は、活躍の場を拡大しながら、知的障害者の皆さんの雇用の促進に努めていきたいと思っております。
○根本国務大臣 少ないかどうかということはそれぞれの御判断があると思いますが……(山井委員「あなたの判断を聞いているんです」と呼ぶ)私は、現状がありますから、知的障害者の皆さんにふさわしい仕事をいろいろ切り出して、用意して、その結果として、知的障害者の皆さんの雇用の促進が進むよう...全文を見る
○根本国務大臣 これで十分だと考えているわけではありません。  大事なのは、希望する方が、その方の特性に応じて活躍の場を拡大していって、そして知的障害者の雇用が進むように最大限努力してまいります。
○根本国務大臣 障害者種別ごとに数値目標をつくる、これは私は、広く公平に雇用機会の確保を図る観点からは適当ではないと考えますが、要は、希望する方、望む方が雇用、就業の機会を得られるように、活躍の場を拡大する努力をしていきたいと思います。
○根本国務大臣 介護保険制度は三年ごとに制度の見直しを実施しています。二〇二一年度からの第八期計画期間に向けて、本年二月より、関係審議会、要は社会保険審議会介護保険部会において制度見直しの議論を開始しました。  介護保険の利用者負担については、世代内、世代間の負担の公平性や負担...全文を見る
○根本国務大臣 いや、何をおかしいと思いませんかとお聞きしているんですか、私に。
○根本国務大臣 委員は委員の前提で、私から聞いていると、決めつけの中でどうだという質問をされていますから。  私が先ほど答弁したのは、制度の持続可能性を確保するには不断の見直しが必要。他方で、高齢者の方々の生活実態を考慮し、必要なサービスが提供されるよう、引き続き関係審議会等に...全文を見る
○根本国務大臣 田村元厚労大臣がならないと言っていますね。  委員のおっしゃられた報告書は、平成二十八年度法改正前の平成二十七年の報告書であります。そして、その報告書がありましたけれども、平成二十八年の法改正ではそのような改正はしておりません。
○根本国務大臣 次の制度改正の議論はまだしておりませんので、今、その話は今検討はしておりません。
○根本国務大臣 検討の議論はしておりません。
○根本国務大臣 検討しておりません。
○根本国務大臣 これは会計検査院の報告書に書かれているものであります。
○根本国務大臣 GPIFではそれは公開されていませんが、今の数字は、私、申し上げましたけれども、会計検査院の報告書の中で示されているということであります。
○根本国務大臣 お尋ねの件については、GPIFにおいて、専門的、技術的な観点から検討された結果と承知をしております。  ちょっと待ってください、ちょっと。  GPIFによるさまざまなリスクシナリオを用いたシミュレーションの結果によれば、これはGPIFの判断ですけれども、信頼水...全文を見る
○根本国務大臣 この数値は、これは会計検査院が計算して公表したものでありますが、これについては計算の前提条件、観測期間、あるいは信頼水準などが異なるのでお答えすることは困難であります。いずれにしても、私が私の判断でこれはコメントするようなことではないと思います。これはGPIFが専...全文を見る
○根本国務大臣 二〇一八年度の業務概況書については、公表日までにGPIFにおいて適切に作成されるものと承知をしております。GPIF平成三十一年度計画において、七月五日に公表することとされております。  今般の会計検査院の指摘を踏まえた対応については、業務の透明性を確保し、年金積...全文を見る
○根本国務大臣 今後、GPIFにおいて、会計検査院の指摘を踏まえた対応については、ストレステストの結果を含めて、業務概況書の記載の充実が検討されるものと考えております。
○根本国務大臣 GPIFについては、国民の老後を支える極めて重要な年金が将来にわたってきちんと確保されるように、長期的な観点から、安全かつ効率的な運用に努めていきたいと思っております。
○根本国務大臣 障害福祉サービス等の報酬のあり方については、障害者のニーズや事業者の実態等をしっかり把握した上で検討することが必要だと考えております。  御指摘の調査は、平成三十年度報酬改定の議論において課題とされた食事提供体制加算のあり方について、今後検討を行うに当たり参考と...全文を見る
○根本国務大臣 この問題は、平成三十年度障害福祉サービス等報酬改定の中で、食事提供体制加算については、食事の提供に関する実態等の調査研究を十分に行った上で引き続きそのあり方を検討する、こういう方針が示されて、これで課題とされましたから、今後検討を行うに当たって参考となる基礎資料を...全文を見る
○根本国務大臣 私の日程表については、即日廃棄する取扱いとしています。
○根本国務大臣 これは、公文書管理法に基づく対応をしており、特段問題はないと考えております。引き続き、適正な公文書管理を行ってまいりたいと思います。
○根本国務大臣 公文書管理法第十条第一項に基づき厚生労働省行政文書管理規則が定められており、その中で、日程表については、文書管理者が保存期間を定める際に、一年未満の保存期間を定めることができると。厚生労働省行政文書管理規則は、平成二十三年厚生労働省訓第二十号であります。
○根本国務大臣 厚生労働省行政文書管理規則は、二十三年に制定されています。
○根本国務大臣 いつからというのはわかりませんが、この取扱いについては、ある程度の期間から今まで行われてきているのではないかと思います。
○根本国務大臣 そこまでの通告がありませんでしたので、要は今の段階ではそこまでは確認しておりません。
○根本国務大臣 二十三年に規則が定められておりますので、それ以降は今私が申し上げたような取扱いになっていると思いますが、その意味でいつからか、どの程度前からかということは、要は二十三年にこの訓令が、規則が制定されておりますので、恐らくそれ以降は同じような取扱いになっているんだろう...全文を見る
○根本国務大臣 委員がまさに御指摘あったように、要は、関係閣僚会議で政府一体となって推進する体制をつくっておりますので、このもとでフォローアップを行って着実に取組を推進していきたいと思います。  厚生労働省としても、各府省の基本方針に基づく取組状況について可能な限り把握し、必要...全文を見る
○根本国務大臣 これは検証委員会で検証をしていただきました。  検証の結果は、各行政機関における今般の事案の基本的な構図、この基本的な構図は、組織として障害者雇用に対する意識が低く、ガバナンスが著しく欠如している中で、担当者が法定雇用率を達成させようとする余り、恣意的に解釈され...全文を見る
○根本国務大臣 今回、未達成の場合には、庁費の算定上減額する仕組みを設けたのは、この仕組みを導入することによって、各府省等の障害者採用計画の達成を促そうとするものであります。  障害者雇用というのは、社会連帯の理念に基づくものでありますが、今回の事案、これはこの社会連帯という考...全文を見る
○根本国務大臣 障害者優先調達推進法、これは、これに基づく国などの取組と同様に、民間企業から障害者就労支援施設等が受注する機会を確保すること、これも、そこで就労する障害者の自立の促進の観点から重要だと思います。  一方で、障害者優先調達推進法の対象を民間企業にも広げること、義務...全文を見る
○根本国務大臣 各府省において障害者雇用を推進する、推進することによって、障害者の皆さんとともに働く、あるいは障害者が生き生きと活躍できるようにするには何ができるかを考える、検討する、こういうことを通じて、それぞれの各府省において、働く職員の障害やその特性に関する理解が深まるもの...全文を見る
05月07日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○国務大臣(根本匠君) 今委員から様々な社会の変化のお話がありました。我が国は、国民皆保険の下で広く国民に医療へのアクセスを保障することを通じて、世界最高レベルの平均寿命と医療、保健水準、これを実現してきてまいりました。一方で、これからを展望しますと、人口構造における高齢者の増加...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 口腔がんの話、私も非常に興味と関心を持って聞いておりました。大変、口腔がんというのは、これからの対応をしっかり進めていかなければいけないがんでもあると改めて感じました。  今先生のお話ですが、近年、国民の健康寿命が延びて医療に対する国民のニーズが多様化す...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 人生百年時代を見据えて高齢者の健康増進を図り、できる限り健やかに過ごせる社会としていくためには、複数の慢性疾患に加え、認知機能や社会的なつながりが低下するなどの多面的な課題を抱える可能性が高まるこの高齢期の特性に対応し、住民に身近な市町村がきめ細かな支援を...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今委員の方からA型、B型の御紹介がありました。そして、利用者の点から見てどうかという御指摘もありました。  確かに、今のB型では、NPOや民間企業等が行う場合には謝金をサービス報酬などから支払うことが可能である一方で、ボランティア等が行った場合は謝金を出...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員の今のお話はおっしゃるとおりだと思います。この問題についてはしっかりと対応させていただきたいと思いますし、今委員が御指摘されたような対応を今しておりますが、ここはよりきちんと効果的に周知ができるように、常にやっぱりよく御意見をお伺いしながら、そして改善...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今まで委員のいろいろな具体的な提言等、問題提起、私も聞いておりました。  今回の高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施、これは私は施策としては非常にやるべき望ましい施策だと思いますが、いろんな施策を確かに打ち出す、それが、じゃ、実際の市町村でそれが生きた...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) G20岡山保健大臣会合については三つを主なテーマとして開催する予定で、一つはユニバーサル・ヘルス・カバレッジの達成、高齢化への対応、薬剤耐性問題を含む健康危機への対応、この三つをテーマにして開催する予定であります。そして、今申し上げた高齢化への対応という点...全文を見る
05月08日第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号
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○根本国務大臣 らい予防法については、今委員から御紹介がありましたが、これは、内閣総理大臣談話に基づいて設置された患者との協議の場であるハンセン病問題対策協議会での議論を受けて検証会議が開催されて、そして検証会議は厚生労働省健康局長が日弁連法務研究財団に委託して実施されたという経...全文を見る
○根本国務大臣 国会での議論の中で個別に通知することは慎重に対応すべきという結論になったと聞いておりますが、その過程で私もさまざまな議論があったんだろうと思います。個々人の置かれている状況はさまざまである、あるいは当時のことを思い出したくない場合も想定される、実は、恐らくいろいろ...全文を見る
○根本国務大臣 確かに、法律で法定雇用率というのを定めて、障害者の皆さんがその持てる力を十分に発揮して、そして生きがいを持って働けるように、やはり障害者雇用は社会連帯の発想がベースにあると思いますし、委員がおっしゃられるように、ただ単に数値をクリアすればいいということではなくて、...全文を見る
○根本国務大臣 就労支援B型、これについては、障害のある方が適性に応じて能力を発揮して、地域で自立した生活を実現するという観点から重要なサービスだと思っております。報酬の改定に当たっては、障害者へのよりよい支援のあり方や事業者の経営実態等を踏まえて対応することが重要だと考えていま...全文を見る
○根本国務大臣 先ほど委員からもお話がありましたが、障害者基本計画、第四次の基本計画においても、障害のある女性は、障害者であることに加えて女性であることにより、更に複合的に困難な状況に置かれる場合があり、こうした点も念頭に置いて障害者施策を策定、実施することが重要である旨記載され...全文を見る
○根本国務大臣 障害者が働くために必要な介助などは、合理的配慮指針にもありますけれども、これは基本的には雇用する企業において行われるべきものと考えております。  障害者雇用納付金に基づく助成金、今委員の御指摘の助成金ですが、この趣旨は、新たに障害者を雇用する事業主が障害者雇用に...全文を見る
○根本国務大臣 ハローワークを通じた視覚障害者の就職件数、これは平成二十九年度実績で二千三十五件で、直近三年間で低下しております。就職率は四二・八%と、就職率で見ると直近三カ年はほぼ横ばい状況であります。また、その就職先の多くは、委員も視覚障害者は特に職域が限られているというお話...全文を見る
○根本国務大臣 今の実態の資料は今手元にありませんが、今申し上げた資料で見ますと、従来から視覚障害者の就職先として大部分を占めているあんま、鍼灸、マッサージのみならず、これらの技術を生かしたヘルスキーパー、これは企業内理療師、企業等に雇用され、その従業員を対象にして施術を行う者で...全文を見る
○根本国務大臣 平成三十年六月一日現在の国の行政機関における視覚障害者数は百二十一人であります。国のその他の機関、これは立法、司法、及び地方自治体の区分による把握は現段階ではしておりませんが、次回から集計する方向で検討したいと思っております。  先ほどお答え申し上げましたが、民...全文を見る
○根本国務大臣 厚生労働省自身の障害者雇用については、障害のある方の障害特性などを適切に踏まえて活躍の場を広げることによって、障害のある職員が生き生きと働くことができる職場としていく、これを基本的考え方にしています。  お尋ねの重度の視覚障害者の雇用、これについて言うと、昨年十...全文を見る
○根本国務大臣 約四十人の職員と申し上げましたが、実際の人数は、視覚障害一級の常勤職員が二十二名、視覚障害二級の常勤職員が十六名となっております。
○根本国務大臣 大事なのは、障害のある職員が、それぞれの障害特性に応じた合理的配慮をしっかり受けた上で、本人の希望も踏まえながらさまざまな業務に従事していけるように、それは我々、努力していきたいと思っております。
○根本国務大臣 お尋ねの重度の聴覚障害者の雇用についても、採用者数についてはお答えを差し控えたいと思いますが、平成三十年十月に厚生労働省の常勤職員の状況を確認した結果では、重度の聴覚障害がある職員が数人程度活躍しております。具体的には、会議等の際に手話通訳を依頼したり、電話対応に...全文を見る
○根本国務大臣 雇用障害者数の情報公開請求に関する情報公開・個人情報保護審査会の過去の答申においては、一桁の数字であるものに関して障害の種類、程度の区分ごとに数字が公にされた場合、他の情報と照合し、あるいは各年ごとの数字を比較することなどにより、職場の同僚等に特定の者が障害者であ...全文を見る
○根本国務大臣 障害のある方の障害特性を適切に踏まえて活躍の場を広げる、障害のある職員が生き生きと働くことができる職場としていく、これを我々は基本的な考え方としております。  ただ、例えば、昨年十月から本年四月までに採用した者について特定の障害等級や障害種別ごとの人数をお答えす...全文を見る
○根本国務大臣 当然、基本的なことであります。  特例給付金は、短時間であれば就業可能な障害者の就業機会の確保を促進しよう、こういう目的で、週所定労働時間二十時間未満の雇用障害者数に応じて、障害者雇用納付金を財源とする特例的な給付金を事業主に支給することとしたものであります。 ...全文を見る
○根本国務大臣 今は二十時間以上ですが、なぜ十時間から二十時間未満にしたか。  二十時間未満で十時間以上、こうやったわけですが、所定内労働時間が二十時間未満の雇用に対する支援が週所定労働時間二十時間未満の安易な雇用促進にならないように、支給対象となる雇用障害者の労働時間の下限に...全文を見る
○根本国務大臣 現段階では決まっておりませんが、法案成立後、審議会で議論をして、その中で決めていきたいと思います。
○根本国務大臣 障害者雇用分科会の意見書においては、この点について、雇用率制度のカウント対象とする常用労働者については、職業的自立の目安である週所定労働時間二十時間以上の労働者とする枠組みを維持すること、そして、特例給付金支給額の単価は、週二十時間から三十時間までの短時間労働者の...全文を見る
○根本国務大臣 先ほど、調整金、奨励金の単価の四分の一程度と申し上げました。これは、全体の財源の中では、この特例給付金に十分に今の財源の中で対応できるものと考えています。
○根本国務大臣 要は、二十時間以上としているのは職業的自立につながる雇用を促進する観点ですから、週二十時間未満の労働者については、障害者の職業的自立につながる雇用を促進するという観点からは、雇用率カウントの対象に含めることとはしておりません。  一方で、この法案において、短時間...全文を見る
○根本国務大臣 基本的にはないと考えています。
○根本国務大臣 この法案は、今委員からもお話がありましたが、多くの機関で対象障害者の不適切な計上や法定雇用率の未達成が継続してきたこと、これを反省して、国及び地方公共団体における障害者の雇用状況を的確に把握するための措置等を講ずるものであります。  委員御案内ですが、具体的には...全文を見る
○根本国務大臣 在り方研究会、今委員からお話がありましたように、障害者雇用を促進するための方策について検討を行って、昨年七月に報告書を取りまとめていただいたところであります。  この研究会は、我が国の障害者雇用を取り巻く状況等に大きな変化が生じている中で、働き方改革実行計画にお...全文を見る
○根本国務大臣 委員から今御紹介がありましたように、眞保参考人からそういう御発言があったということは私も承知しております。  労働政策審議会障害者雇用分科会においては、昨年七月に研究報告書が取りまとめられましたので、その取りまとめられた研究会報告書に加えて、国及び地方公共団体に...全文を見る
○根本国務大臣 地方公務員の採用試験における受験の資格要件、これは、各地方公共団体において、求める人材や職務遂行に必要な能力などを考慮して設定されているものであります。  このため、各地方公共団体における個別具体の資格要件についてまでは把握しておりませんが、他方で、地方自治体に...全文を見る
○根本国務大臣 在り方研究会においては、通勤が困難な者に対する就労機会の確保の観点から、在宅就業やテレワークなどの多様で柔軟な働き方の拡大といった論点について議論されたものと承知をしております。  他方で、通勤支援など一部の論点については、今回は十分に議論が深まらなかったことか...全文を見る
○根本国務大臣 障害者に対する差別禁止、合理的配慮に係る相談件数などの利用実績、これについては平成二十八年度分から集計を開始しています。  現段階では、助言、指導、勧告件数及び紛争解決援助、調停の件数はいまだ多くはなく、事案の特定を避ける観点から、これまでその件数等を公表してお...全文を見る
○根本国務大臣 障害者差別解消法は、障害者差別の解消に関する基本的事項や、雇用以外の分野における差別解消の措置等を定めております。これは、日本における障害者差別の解消に関する一般法としての性格を有しております。  これに対して、障害者雇用促進法は、雇用の分野における障害者差別の...全文を見る
05月08日第198回国会 参議院 本会議 第15号
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○国務大臣(根本匠君) ただいま議題となりました女性の職業生活における活躍の推進に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  急速な少子高齢化の進展や社会経済情勢の変化に対応していくためには、女性を始めとする多様な労働者がその能力を十分に発揮...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 福島みずほ議員にお答えいたします。  女性活躍と男女共同参画社会との関係についてお尋ねがありました。  女性活躍推進法においては、自らの意思によって職業生活を営み、又は営もうとする女性がその個性と能力を十分に発揮して職業生活において活躍することを女性の...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 礒崎哲史議員にお答えをいたします。  一般事業主行動計画の策定における労使協定についてお尋ねがありました。  一般事業主行動計画の策定における労働組合の関与については、労働政策審議会の議論においても、労働組合の関与が必要という意見があった一方で、行動計...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 石井苗子議員にお答えをいたします。  ジェンダーギャップ指数における日本の順位についてお尋ねがありました。  世界経済フォーラムが公表している男女平等の程度を計測する指数であるジェンダーギャップ指数について、二〇一七年の日本の順位は百四十四か国中百十四...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 倉林明子議員にお答えをいたします。  今回の法案にハラスメントを禁止する規定を設けなかったことについてお尋ねがありました。  ILOが二〇一八年に取りまとめた報告書によれば、調査を行った八十か国のうち、六十五か国が仕事の世界における性的ハラスメントを規...全文を見る
05月09日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○国務大臣(根本匠君) 経口摂取が困難な方などに対して、委員もお話がありましたが、必要な栄養の摂取を可能とするために胃瘻を設けるということは必要であります。ただし、QOLの向上のためにも、できる限り、委員のお話のように、口から食事をしっかりと摂取することができるような取組を進める...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私が三月十九日に、確かに口頭で、これは朝、ずっと仕事をやっている中で、最後にぽっと口頭で報告を受けました。  この受けた報告というのは、参考値の一つに誤りがあった、そして支障がないよう対応していくという報告を受けました。ですから、私は、健保組合、市町村な...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私は、委員のおっしゃるとおりだと思います。  やはり仕事というのは常に緊張感を持ってやらなければいけません。その意味では、常にそれぞれの職、職責に当たる者、自分の職務はどういう職務なのか、あるいはそれがどういう重要性を持つのか。とりわけ厚生労働省行政とい...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今回の法改正で、これは患者の皆さんに対しても利便性が向上するし、それから、医療機関にとってもこれは効果がある仕組みですから、これはしっかりとこの百五十億円で、これは言ってみれば、今、これからがスタートですから、予算もそれぞれ、積算上は百五十億の積算をしてお...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今局長からもお話がありましたが、今答弁があったように、そういう事案もあったという事実があったということを含めて、提案理由説明でそういう表現にしているということであります。  そもそも、今回の改正というのは、そういう事案があったから改正しようということでは...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今回の国内居住要件、これは何も、委員がおっしゃられたように、立法事実としては、元々、生活の拠点が日本にない親族までが健康保険の給付を受けることができるという在外被扶養者に関する問題、課題、これは前々から指摘されておりました。  今回、要は、原則に立ち戻っ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) それは委員のおっしゃるとおりであります。  これはやはり基本的には、審査支払というのは公的医療保険制度の適正な実施、運営を担保する上で必要不可欠な機能ですから、これを効率的な、かつ効果的に実施するために存在する支払基金、これは、これからも国民皆保険を支え...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 先ほど私も申し上げましたが、この今回の改革については、支払基金、これは極めて重要な国民皆保険を支えるインフラですから、その役割をしっかりと果たしていく必要があると考えております。  その上で、支払基金が、きちんとした役割を引き続き担いながら、ICT等、社...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) あつれきを生むかどうかというところの検証は、率直に言って、そこはしておりません。  ただ、今回の我々の健康保険、この改正というのは、今まで歴史的に見ると、要は、扶養者の範囲というのは、歴史的に、特に戦時体制の下の昭和十四年に銃後の守りということで職場挺身...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) それはいろんな状況があるかと思いますが、先ほど来議論がありましたように、被保険者との扶養関係のみに着目して特定技能一号の帯同できない家族などの海外居住者について引き続き健康保険でカバーするということ、これも一つの政策論としてそういう考え方があるということは...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私は、常に仕事は緊張感を持ってやってもらいたいと、こう思っております。  今回の一連の事案、老健局長からも度々答弁させていただいておりますが、省内の情報共有の在り方など、組織としてガバナンスが不十分であったということが明らかになっております。  私は、...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私は、こういう事案が出たときには、どうしてこういうことが起こったのか原因をしっかり明らかにする、これが大事だと思います。  今回の事案については、その計画の中で、特に支払基金から厚生労働省に参考値の一部に誤りがあるとの一報があったのが一月二十三日の時点で...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) まず、今回のNDBと介護DB、これは患者本人を特定できない匿名のデータベースであります。そして、情報漏えいのリスクに適切に備える、これはこのような匿名のデータベースであるNDBあるいは介護DBにおいても当然に重要なことと認識しております。  これまでも、...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 患者の状態などに応じて個別性が高い医療に対して保険診療ルールを画一的に適用するという相反した要請に対応するために、医学的必要性、妥当性を見極め、折り合いを付けていくということが審査の基本的な役割だと思います。  これまで、もう省略しますけど、これまで審査...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 医療保険者が実施する保健事業、これについては、被保険者の健康の保持増進に寄与することから、受益者負担の観点から被保険者全体で拠出し合うことが適当であること、また、こうした保健事業の取組は保険財政の安定化にも資するものであることから、保険者が自ら責任を持って...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 予防、健康づくりなどの取組についてでありますが、これは、個人のQOLを向上して将来不安を解消する、健康寿命を延ばして社会保障の担い手を増やす、地域社会の中で高齢者の活躍促進を図る、こういった多面的な意義があると考えております。また、その上で、社会保障制度の...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 先ほど、予防、健康づくりへの取組の多面的な意義について申し上げました。  やはり、これから健康寿命を延伸することによって誰もが元気で活躍できる、そういう社会をつくりましょうと。ですから、結果として給付の抑制につながるケースもあるし、そこは、大事なのは、健...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私が申し上げたかったのは、社会保障制度の持続可能性にもつながるという側面もある。要は、給付費の抑制を目的にしてこういう取組をやるわけではないということを私は申し上げたかったわけであります。  やはり個人のQOLを向上して将来不安を解消する、あるいは健康寿...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私、先ほども申し上げました、予防、健康づくりの取組、これは、個人のQOLを伸ばして、向上して将来不安を解消する、健康寿命を延ばして社会保障の担い手を増やす、地域社会の中で高齢者の活躍促進を図る、こういう多面的な意義があると考えております。また、その上で、社...全文を見る
05月10日第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○根本国務大臣 今委員からいろいろとお話がありました。  就労のための移動、通勤の支援を個人給付である障害福祉サービスの対象とするかどうか、これについては幾つか課題があるわけであります。  一つは、個人の経済活動に関する支援を公費で負担するべきか、あるいは、障害者差別解消法の...全文を見る
○根本国務大臣 先ほども申し上げましたが、確かに委員がおっしゃるようにさまざまな議論があるということは私も承知をしております。  先ほども申し上げましたが、就労のための移動、通勤の支援を個人給付である障害福祉サービスの対象とすること、これは、個人の経済活動に関する支援を公費で負...全文を見る
○根本国務大臣 委員の今の御意見は、私も、ある意味でそういう課題があるというのはよく認識しております。  障害者雇用促進における障害者は、多くは申し上げませんが、定義としてはいわゆる社会モデルと言われるようなものですから、この点自体は、障害者の定義は障害者雇用義務制度に比べると...全文を見る
○根本国務大臣 そういう対応をしていきたいと思います。
○根本国務大臣 今、除外率制度については、経過措置として除外率を引き下げ、縮小し続ける、こういうことになっているわけでありますが、この除外率制度の経過措置については、労働政策審議会障害者雇用分科会において、廃止すべきという意見や、障害者の方々がつくのは難しい職種が残っていることは...全文を見る
○根本国務大臣 厚生労働省として廃止する方向で検討しているということについては、変わりはありません。
○根本国務大臣 実態をきちんと把握して、廃止に向けた進め方も含めて議論を進めていただくこととしたいと思っております。
○根本国務大臣 廃止するという方向で、これは引き続き検討したいと思っております。
○根本国務大臣 委員が今おっしゃられたとおりで結構であります。
○根本国務大臣 新たに創設する優良な事業主の認定制度については、労働政策審議会の意見書において、評価項目として例えば次のような項目が挙げられております。障害者雇用の推進体制の整備、募集・採用の取組、職場環境の整備、こういうことが項目として取り上げられております。  また、意見書...全文を見る
○根本国務大臣 今回新たに設ける障害者雇用に関する優良企業の認定制度、この趣旨は、障害者雇用の取組が停滞している中小企業について、障害者雇用の進展に対する社会的な関心を喚起して、障害者雇用に対する経営者の理解を促進したい、こういう目的で創設するものであります。  労働政策審議会...全文を見る
○根本国務大臣 優良企業の認定制度の具体的な仕組みとしては、今委員からも御指摘がありましたが、一度認定した後に定期的な更新制とする、あるいは年度ごとの取得にするなどが考えられると思います。  どのような仕組みとするかによって認定後の状況確認や確認する場合の確認方法なども変わって...全文を見る
○根本国務大臣 法定雇用率達成に向けた障害者の採用、これについては、単なる数合わせとならないようにする必要があると思います。  今回、要は、国及び地方公共団体が、障害者の活躍の場の拡大のための取組を不断に実施するという観点から自律的なPDCAサイクルを確立できるように、これらの...全文を見る
○根本国務大臣 障害者就労施設等の受注の機会を確保、拡大していく、これは、そこで就労する障害者の自立の促進の観点から重要であると思っております。  その意味で、調達方針における目標、これは各府省庁などが適切に設定していると認識しております。前年度実績を上回るという目標についても...全文を見る
○根本国務大臣 今、厚生労働省も、いろいろな工夫をして調達をしております。  いろいろな事例が出てきておりますが、創意工夫をしている事例、例えば、テープ起こし業務について実績がある他局に業者を紹介してもらうとか、障害者就労支援施設などへ直接訪問して、受注可能な量や納期について意...全文を見る
○根本国務大臣 我々厚生労働省は、障害者施策を責任を持って担っている官庁ですから、仕事ですから、これは、できるだけいろいろなことを考えて、工夫をしてやっております。  私もこの問題を改めて考えましたけれども、強いて言うと、障害者就労施設からの調達は、消耗品の購入やテープ起こしな...全文を見る
○根本国務大臣 私も、委員の前段の話ですが、できない理由を探すのではなくて、どうしたらできるか、これを、具体的な取組、工夫などを分析して次の目標設定につなげるということが大事だと思います。  私の事務所においてということがありましたが、要は、事務所で使うコースターなども障害者が...全文を見る
○根本国務大臣 障害者が働きやすい職場づくりを推進するためには、やはり障害者本人を支える周囲の職員も障害に対する理解を深めて、働く障害者を職場全体でサポートする体制を整備すること、これが重要であります。  このような観点から、厚生労働省においては、障害者とともに働く同僚、上司に...全文を見る
○根本国務大臣 通勤に対する支援は、障害者の雇用の機会を促進するに当たって解決すべき大きな課題であると思っております。  今委員から御指摘がありましたように、平成二十七年の社保審の報告書についても、今委員が御紹介いただいたような指摘がされております。これまでも累次にわたって検討...全文を見る
○根本国務大臣 委員からもいろいろな御指摘がありました。しっかりと受けとめて、検討を前に進めていきたいと思います。
○根本国務大臣 厚生労働大臣の日程表は、厚生労働大臣の一日のスケジュールを立てて、業務を円滑に行うために策定されるものであります。その意味では、その日の業務が終わり次第、役割は果たされるので、即日廃棄する取扱いとしているものだと考えております。  この取扱いは、官房長から答弁し...全文を見る
○根本国務大臣 今、官房長からお話がありましたように、厚生労働大臣として文書管理規程に基づいて対応されているものであって、一日のスケジュールというのは、どちらかというと、秘書官が私の一日の日程を管理するわけですよね、私は一々それを持ちませんから。だから、私の日程というのは、個人の...全文を見る
○根本国務大臣 当省からの高齢・障害・求職者雇用支援機構への役員出向者に関する御指摘をいただきました。  この御指摘については、理事の任命は機構が決定することでありますが、役員出向というのは、出向者が有している行政での知見などを機構の業務に生かすこと、また出向者の機構における勤...全文を見る
○根本国務大臣 私も、意義があるという答弁をいたしましたが、いずれにしても、理事の任免は機構が決定することだと思っておりますので、これは機構において適切に対応していただくべきものだと考えております。
○根本国務大臣 まず、事実関係だけ申し上げたいと思いますが、各府省の採用計画に基づく障害者の採用状況、これは四月に調査を実施して、その中で、民間における障害者雇用に与える影響についても調査をいたしました。  具体的には、平成三十一年一月一日から四月一日までに採用された障害者につ...全文を見る
○根本国務大臣 障害者ができる職場づくり、これは極めて重要であって、そのための指標として、民間においては特例子会社制度があります。そして、特例子会社に類似した取組として、公共団体において各部署の庶務関係業務を集中的に処理する部署を庁舎内につくる、そしてそこで障害者の活躍を図る取組...全文を見る
○根本国務大臣 私の理解も、法定雇用率が未達成の場合には、その未達相当額を適切に活用することによって、各年度の予算編成において必要な障害者雇用の促進策の充実を図るというのが基本方針ですから、まあ、私もそういう理解なんですが。ただ、今の、何のために減額するかとか、理由が二つあるとか...全文を見る
○根本国務大臣 少し補足は局長にさせたいと思いますが、この障害者雇用率をどう見るかという考え方をどう整理するかということだと、私も今、やりとりを聞いていて思っておりました。  もともと、先ほどもお話がありましたが、やはり警察官、自衛官、麻薬取締官も同じ性格だと思いますが、同様の...全文を見る
○根本国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力してまいります。     —————————————
05月10日第198回国会 衆議院 本会議 第23号
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○国務大臣(根本匠君) ただいま議題となりました児童虐待防止対策の強化を図るための児童福祉法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  児童相談所における児童虐待相談への対応件数は、一貫して増加が続いており、平成二十九年度には十三万件を超えています。と...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 田畑裕明議員にお答えをいたします。  児童虐待相談対応件数の増加への対応についてお尋ねがありました。  全ての子供の健やかな成長、発達や自立等が保障されるよう、児童虐待防止対策を講じていくことが重要です。  昨年十二月には、新たなプランのもとで、現在...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 大河原雅子議員にお答えをいたします。  児童虐待対応における支援と介入の役割分担についてお尋ねがありました。  平成二十八年の児童福祉法改正により、児童相談所では一時保護や施設入所措置など専門的な知識、技術を要する支援を行い、市町村では身近な場所におけ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 富田茂之議員にお答えをいたします。  緊急安全確認についてお尋ねがありました。  二月の関係閣僚会議決定を受けた緊急安全確認及びフォローアップ調査の結果、所在不明や面会できていないことにより継続して確認が必要な子供は四百三十八人となっております。  ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 高橋千鶴子議員にお答えをいたします。  体罰禁止の規定についてお尋ねがありました。  体罰によらない子育てを推進するため、本法案において、体罰禁止を法定化しています。  改正後は、しつけに際して、体罰を加えることと監護及び教育に必要な範囲を超える行為...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 井出庸生議員へお答えいたします。  井出庸生議員への御質問にお答えする前に、去る四月二十三日の本会議における障害者の雇用の促進等に関する法律の一部を改正する法律案の趣旨説明質疑において、中島克仁議員の御質問の一つに対して私が答弁していなかったことについて...全文を見る
05月13日第198回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○根本国務大臣 私も岸本委員の最初のお話のように、もともと、我々、仕事をしていたわけであります。私も建設省で仕事をしていましたので、要は、統計というのがいかに大事かというのは私も身にしみて感じております。  やはり政策をつくるときには、現状がどうなっているのか、やはり現状分析、...全文を見る
○根本国務大臣 今、委員が具体的な問題意識で、人事の問題、予算の問題、いろいろ御指摘をいただきました。  再発防止策は、統計については、もう今既に再発防止策ということでやるべき点、点検をしておりますが、今、とにかく一つは、人事はやはり適材適所でやる。  確かに、それぞれの今ま...全文を見る
05月13日第198回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○国務大臣(根本匠君) 委員の方から、委員は専門家であられますから、薬価の問題、いろいろ今抱えている課題のお話がありました。  今の安定供給という件でありますが、確かに市場実勢価格を把握して、これに基づいて薬価が決められております。ただ一方で、保険医療上の必要性が高いけれども、...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 我が国は、国保組合などの医療関係者の御尽力により、誰もが安心して医療を受けることができる国民皆保険制度を実現してまいりました。  このような中で、国保組合、これはもう既に委員から丁寧な御説明がありましたけど、昭和三十六年の皆保険の実現より前から同種同業の...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今、健康寿命をどう考えるか、定義の問題と、そしてその効果、何のためにと、こういうお話だったと思います。  健康寿命の定義につきましては、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間としております。その算出については、国民生活基礎調査を用いてお...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 質問主意書は最終的に私が決裁しますので、必ず質問主意書について私は決裁しますから、そこは、そこは記憶によれば、それいつですかね、私はそんな話は聞いたような気はしますよ、そこは。
○国務大臣(根本匠君) 先ほどこの残留農薬基準の説明もありましたが、どういう形でやれるか。我が国というのは、もう既に先生からお話がありましたけど、食品中の農薬の残留基準、これは食品安全委員会が専門的、客観的な見地から影響評価をして、そして、それを踏まえて、人の健康を損なうおそれが...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 各府省の採用状況調査結果などを踏まえると、今委員から御紹介がありましたが、公務部門における障害者の採用、これは多様な入省経路で行われました。ただ、多様な入省経路、民間からの離職、あるいはハローワーク経由の応募、あるいは公務部門非常勤からの離職、あるいは就労...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今、知的障害者のお話、委員からお話がありました。基本的には、障害者雇用の促進に当たっては、障害特性に応じた働きがいのある職場環境づくりに取り組む、これが重要だと考えています。  今年三月の関係閣僚会議で取りまとめられた取組方針においては、「人事院の統一選...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 人工透析の主な原因となる糖尿病性腎症の重症化予防、議員が御指摘のとおり、これは医療費への影響の観点だけではなくて、健康寿命の延伸の観点からも重要だと思っています。  これまで厚生労働省としては次のような支援を実施してまいりました。要は、一つは、対象者の抽...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 健保組合は、労使協調の枠組みの中で保険料率の設定や付加給付を実施するなど自主自立の運営を行っていただいております。そしてさらに、最近では、保険者と事業主の距離が近いことを生かして、事業主とも連携した保健事業を実施するなど、公的医療保険制度の重要な担い手であ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 後期高齢者の医療については、御本人の負担に加えて、基本的な仕組みとして公費で約五割、現役世代からの後期高齢者支援金で約四割、保険料で約一割を賄うこととしております。これが、もう委員既に御案内ですけど、これが制度の基本的考え方になっております。  後期高齢...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 近年、国民のライフスタイルが変化しておりますし、医学の進歩を背景に、治療方法などに関して様々な選択ができるようになってまいりました。その中でも、人生の最終段階における医療、ケアの選択をする、この選択をする際には、やはり本人による意思決定を基本とした上で進め...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私もリビングウイルというのは非常に大事だと思います。  委員が御指摘のとおり、生前の意思表示について文書で作成しておく、これも一つの考え方だと思いますが、この文書で作成しておくということに賛成している国民が多くいる一方で、実際に作成している方が少ないとい...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今局長からも話がありましたが、我々、会計検査院の指摘を重く受け止め、労災治療計画加算については、まずは、医療機関における運用の実態、この運用の実態などをしっかり把握した上で、そして、被災労働者の早期の社会復帰という目的の実現のために現行制度の運用方法の改善...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 雇用保険二事業、今委員御指摘のとおり、平成二十五年度、平成二十七年度の措置要求決議において、低調な執行について指摘された上で、一層厳格な目標管理と効率的、効果的な予算執行を求められたところであります。  従来から、雇用保険二事業については、毎年度、各事業...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 企業が労働者の募集、採用に当たって身元保証人を求めることは、法令上禁止されておらず違法ではありませんが、しかしながら、求職者から見れば、身元保証人が確保できなければ採用されないという点で就職活動に制限を受けることになるものであります。  厚生労働省として...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今委員からお話がありましたように、今回の幼児教育、保育の無償化による潜在ニーズへの影響、これは基本的には、三歳から五歳児、これは既にほとんどの子供が認可施設、幼稚園、保育所、認定こども園、これを利用できているということと、ゼロから二歳児については住民税非課...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 質の担保は大変重要であります。  地方裁量型認可化移行施設、これについては、要は保育の受皿整備とその質の確保、向上、これは車の両輪として進めることが重要で、今回の地方裁量型認可化移行施設、これについては国家戦略特区に地域を限定する、限定した上で時限的に、...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 健康保険証の交付に係る事務、これについては、健康保険法などに基づいて日本年金機構が厚生労働大臣から事務の委任を受けて被保険者の資格の確認を行って、その結果を基に協会けんぽが健康保険証の交付を行っております。これは、同一の適用要件である健康保険と厚生年金保険...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) まず、四十一条第二号に規定される規定、これは委員が今お話しのとおりであります。これは、機密の事務を取り扱う者というのは経営者や管理監督者の活動と一体不可分に職務を遂行する者、これは厳格な労働時間管理にはなじまないことから労働時間等に関する規定が適用除外とさ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員御指摘のとおり、建設労働者の健康障害を防止して安全衛生を確保するために石綿の暴露防止対策をしっかり行っていくことが極めて重要だと思っております。  今後、二〇三〇年頃にかけて石綿が使用された建築物の解体工事が増加していくことが見込まれており、また、暴...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 厚生労働省としては、解体、改修工事に従事する労働者が石綿に暴露することのないように、解体、改修工事を行う時点で対象となる建築物に石綿が含有されているかどうかを確実に事前調査をする、これが重要だと考えております。  このため、石綿障害予防規則によって、事業...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 国は、今も環境省の方から話がありましたが、住民に対する石綿健康被害救済制度、そして私の方の厚生労働省では労災保険による補償制度によって救済を行ってきております。  引き続いて現行の救済制度の実施にしっかりと取り組んでいきたいと思います。
05月14日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○国務大臣(根本匠君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力してまいります。
○国務大臣(根本匠君) コカインについては、委員の方からコカインをめぐる最近の情勢や課題、問題点の御指摘がありました。また、今の食品に含まれる大麻入りチョコレートなどの問題の御指摘もありました。  コカインにつきましては、先ほど局長から答弁したとおり、近年、我が国において被検挙...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 我が国は、世界で数少ない新薬創出国であります。私も、従来から、高付加価値、そして知識集約型産業、この医薬品産業、これは経済成長の中核を担う産業として期待もしております。さらに、今委員からも指摘がありましたが、グローバル展開も進んでおります。このような中で、...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 要は、実質賃金が、今委員がお話しのとおりの状況であります。これはそれぞれの要因がありますが、数値だけの分析でいえば、やはりこの実質賃金の下落というのは、実際の賃金、常用雇用者の賃金あるいはパート労働者の賃金、これがどうなっているか、そして、例えば相対的に賃...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) まず、一つ一つ申し上げたいと思います。  平成三十一年三月の名目賃金の動き、これは三月の速報値、これは名目賃金の対前年同月から一・九%減となっています。この内容を分析しますと、特別に支払われた給与が一二・四%減とマイナスになりました。一方で、所定内給与を...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) まず、日本経済全体の物の見方については、私が先ほど申し上げたとおりであります。様々な経済指標を総合的に判断して日本経済の状況というのは見るべきものだと思います。  それから、毎勤統計の断層の話もありました。元々、毎月勤労統計についてはどういう問題点が指摘...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 厚労省が解釈を変更したということはありません。従来から同じ考え方で判断をしております。
○国務大臣(根本匠君) 脳・心臓疾患の認定基準、これについては、業務の過重性の具体的な評価に当たって検討すべき負荷要因として、労働時間に加えて勤務形態などの労働時間以外の負荷要因についても必要な調査を行った上で、特に過重な負担、負荷と認められるか否かについて総合的に判断を行うこと...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今委員から御指摘がありました。おっしゃるとおり、現時点において、例えば精神障害の認定基準における心理的負荷評価表、これはストレスに関する調査研究の結果などに基づいてそれぞれの出来事に平均的な心理的負荷の強度を示した表でありますが、この心理的負荷評価表のよう...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 精神障害者の労災認定の基準に関する専門検討会報告書においては、これは専門家に検討していただいたわけでありますが、既に精神障害を発病している労働者が業務により精神障害を悪化させた場合について、精神障害の特性を考慮すると、悪化の前に強い心理的負荷となる出来事が...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 法律というのは、どういう制度を、どういう制度にしたい、どういう仕組みにしたいということがまずあって、そしてそれを条文に書き下ろすとどういう条文になるかなということだと思います。  今局長から答弁させていただきましたが、要は、いわゆるプラチナえるぼしという...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) やっぱり法律をどう書くかというのは、それぞれ考えて、チェックもしながら法案にするわけですが、特に法案にお出しする前にはしかるべく内閣法制局でも審査して、それでやるわけですから、そういう仕組みの中でこの条文ができ上がっている。この条文の書きぶりというのは、例...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私も今までいろんな法律は作ってきた経験はあります。ですから、どういう法律の条文の立て方をするかというのは、私もこれをつらつら見ながら思っていましたけど、だからそこは、この条文で、より分かりやすいという意味ではちゃんと丁寧に説明しなければいけないと思いますが...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) やはり、こういう条文になぜしたのかと。これ、いろんな議論の中で決めてきていると思います。その意味では、その過程に先生の御指摘のような御指摘もあったかもしれません。だから、そこは立法経緯を含めて丁寧に、まず我々は丁寧にこの趣旨、あるいは内容、あるいは立法過程...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今、ゾフルーザの課題、問題点、今委員から非常に整理されて問題提起を聞かせていただきました。  やはり、まずは国立感染症研究所、これが発生動向調査を行っていますので、これはしっかりとその動向を注視していかなければいけないと思います。  それから、効くタイ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私も、本庶先生が私のところに来られたときにそういうお話は承りました。  これについては、今審議会において、国民の方々に適切な理解をいただけるよう情報提供の方法なども含めて議論を行っていただいております。その議論も踏まえて、HPVワクチンの接種の在り方、こ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 糖尿病性腎症の重症化予防、これは委員が今いろいろとお話しいただきましたが、健康寿命の延伸の観点からも重要と考えています。  今、市町村の取組、市町村のお話がありました。  国保の保健事業において、重症化予防に取り組む市町村の数も増加してきております。健...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今先生から御紹介いただきましたように、呉市、これ本当に先進的な取組をしていただいております。やはりこういう先進的な取組をして、こういう形でやればこういうふうに効果があるんだと、やはりそこはもう先進的取組で、ある種エビデンスで実証されているということもありま...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 地方分権一括法改正が今、国会に提出されております。  そして、この今回の措置、これは、従うべき基準であることにより人材確保が困難といった地方からの要望を踏まえて、全国一律ではなく、自治体の責任と判断によって質の確保を図った上で、地域の実情に応じて運営を行...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今の点についてでありますが、直接のお答えになるかどうかということはありますけど、この地方三団体、条例を制定する市町村、これがその責任において放課後児童クラブの質を確保するという意見表明がなされております。  具体的には、例えば全国知事会、各市町村が、当該...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 薬師寺委員、この問題、大変熱心に取り組んでいただいておりまして、御提言もいただいております。  昨年度、ヤングケアラーの実態調査を行いました。このヤングケアラーというのは、本来、大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている児童を指す...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) ただいま議題となりました女性の職業生活における活躍の推進に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  急速な少子高齢化の進展や社会経済情勢の変化に対応していくためには、女性を始めとする多様な労働者がその能力を十分に発揮...全文を見る
05月15日第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
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○根本国務大臣 委員のお話のように、我が国では、国民皆保険、国民皆保険は昭和三十六年にやったわけですが、この国民皆保険のもとで、広く国民に医療へのアクセスを保障する、こういうことを通じて、世界最高レベルの平均寿命と保健医療水準、これを実現してまいりました。  その意味では、この...全文を見る
○根本国務大臣 まず、一言でいいですね。  朝食は、私はやはり大事だと思います。最近、朝食を食べない子供がふえてきていてこれは大きな課題になって、子供食堂とかいろいろな試みも出てきておりますが、やはり、朝食を食べる、これは、基本的な生活習慣を身につける、あるいは生き生きとした一...全文を見る
○根本国務大臣 今回の働き方改革というのは、確かに、労働時間の上限規制もしますし、同一労働同一賃金、あるいは多様な働き方の促進、そういう観点で働き方改革をやりますが、やはり働き方改革というのは、今委員がおっしゃられたとおり、単に労働時間の上限規制をするということと捉えられている節...全文を見る
○根本国務大臣 子供が成長していく過程で、死亡事故はあってはならないと考えています。死亡事故を始め、保育施設などでの重大な事故の防止、予防の取組、これは非常に重要な課題だと考えています。  認可外保育施設などにおける保育内容や保育環境が適切に確保されるためには、各自治体が保育の...全文を見る
○根本国務大臣 極めて不適切な発言だと思います。
○根本国務大臣 ただいま年金管理審議官からもお話をしたところでありますが、平成二十九年度に障害の程度の再審査を行った方々は、平成二十九年四月に都道府県ごとの事務センターから障害年金センターに障害基礎年金の審査事務を集約したことに伴って認定医も事務局体制も一斉に変更されたという特別...全文を見る
○根本国務大臣 子供が適切な養育を受けて、健やかな成長、発達や自立などを保障されること、これは非常に重要であります。例えば、平成二十八年度児童福祉法改正において、子供がこのような権利を有することを明確化いたしました。  そして、今般提出した児童福祉法の改正案においても、虐待を受...全文を見る
○根本国務大臣 主治医意見書というのは、もう既に委員御承知でありますが、要介護認定の申請をする際に、申請者の主治医が申請者の心身の状況などについて記載するものであります。主治医がかわった場合に、その都度新たに作成する必要はありません。
○根本国務大臣 要介護認定の更新などの申請をする際に、前回申請時と主治医がかわった場合において、変更後の主治医が、今委員が御質問されたように、変更前の主治医が作成した主治医意見書を参照したい、あるいは参照する場合は、患者の同意を得て、市町村又は変更前の主治医の医療機関から入手する...全文を見る
○根本国務大臣 まず、現在の制度の体系を申し上げたいと思います。  個人情報保護法や各市町村の個人情報保護に関する条例などでは、本人の同意を得れば、市町村や医療機関等は保有する個人情報を第三者、要は変更後の主治医に提供できるということになっております。その意味で、変更後の主治医...全文を見る
○根本国務大臣 委員から今いろいろと御意見がありました。  先ほどの繰り返しになりますが、まずは、変更前の主治医の作成した主治医意見書を参照したいというニーズ、あるいは実際に参照する際の事務的な負担等、これについては現状の把握を行っていきたい、こう思います。  そして、今年度...全文を見る
○根本国務大臣 マイナンバーカードを健康保険証として利用できるオンライン資格確認、これについては、社会経済の各分野において情報通信技術が進展する中で、医療保険制度においてもより便利で効率的な運営を実現する観点から、健康保険法等の一部改正法に基づいて導入するものであります。  こ...全文を見る
○根本国務大臣 これは、担当する内閣官房の方から厚生労働委員会でも答弁をしていただいております。例えば、マイナンバーのみで財産的な不当な利得とかあるいは不正還付とか、そういうことを受けることは不可能でありますということも言っていただいております。  それから、犯罪など、不正に利...全文を見る
○根本国務大臣 マイナンバーカードの担当は、内閣官房でやっていただいております。政府として、内閣官房でこれについてはやっていただいている。  そのマイナンバーの利用に関する答弁を私も聞いておりますが、今、やはり担当しているところがしっかりとそこは担っていただいているわけですから...全文を見る
○根本国務大臣 タスクシフティング、タスクシェアリング、これは医師の働き方改革において大事な重要な要素ですから、関係者の意見を聞きながらきちんとした方向性を示していきたい、こう思います。
○根本国務大臣 今委員から、報告書の内容の紹介がありました。チーム医療の推進の観点から、特定行為研修のパッケージを活用した研修修了看護師の養成という具体的な方向性が示されたほか、さらなるタスクシフティングの推進に向けて、将来的には、ナースプラクティショナーなど、従来の役割分担を変...全文を見る
○根本国務大臣 時間外労働の上限規制が適用される二〇二四年に向けて、医師の負担軽減につながるタスクシフティングを推進する、これが肝であると思います。  そして、まず夏までに医療関係職種の関係団体から意見を伺う機会を設け、これは多くの医療専門職種がみずからの能力を生かしてより能動...全文を見る
○根本国務大臣 今回の医師の働き方改革、これは、時間外労働の上限規制が適用されるのが二〇二四年ですから、大事なのは、関係者の理解が得られるよう丁寧な議論を行って、できるだけ早期に一定の取組につなげられるよう取り組んでいきたいと思います。
○根本国務大臣 まず、消費税の引上げでありますが、政府としては、リーマン・ショック級の出来事が起こらない限り、本年十月に引き上げる予定という方針に変わりはないと認識しております。  消費税財源は、山井議員もお詳しくあられますが、消費税財源は重要な社会保障財源だと私は考えておりま...全文を見る
○根本国務大臣 消費税の引上げについて、繰り返しになりますが、政府としては、リーマン・ショック級の出来事が起こらない限り、本年十月に引き上げる予定、こういう方針に変わりはないと私は認識しております。  そして、消費税財源は重要な社会保障の財源ですから、社会保障の各施策、しっかり...全文を見る
○根本国務大臣 消費税財源は重要な社会保障財源ですよ。そして、我々、社会保障・税一体改革を一歩ずつ進めて、関係者間の合意を得ながら進めてまいりました。その際に、予定の社会保障の各施策、これはしっかりと準備していくことが重要だと考えています。  私はもう答えています。いずれにして...全文を見る
○根本国務大臣 私は、私の考え方を申し上げております。  もう繰り返しは避けますけれども、るる言いましたから、政府としては、消費税率引上げに向けて経済財政運営に万全を期すということに尽きると私は考えております。
○根本国務大臣 私は、委員の皆さんも理解していただいていると思いますよ、理解していただいていない方もおられるかもしれませんが。  私は、消費税引上げに向けて、とにかく、政府の立場としては、経済財政運営に万全を期すということに尽きると考えております。  もしとか仮定の話は、申し...全文を見る
○根本国務大臣 私は、もしとか仮定の議論にはお答えすることは難しい、こう答えております。  そして、繰り返しになりますが、消費税率の引上げについては、リーマン・ショック級の出来事が起こらない限り、本年十月に引き上げる予定、この方針に変わりはないと私は認識しております。そして、消...全文を見る
○根本国務大臣 消費税財源というのは重要な社会保障財源ですよ。ですから、一体改革を進めて、消費税一〇%への引上げによっての財源を活用して、今、さまざまな社会保障の各施策を打ち出して、そして準備を進めているということであります。  とにかく、リーマン・ショック級の出来事が起こらな...全文を見る
○根本国務大臣 私は、私の考えは今、再三再四申し上げてまいりました、その私の答弁に尽きると思っております。
○根本国務大臣 私はもう何度もお答えしておりますが、消費税財源は重要な社会保障財源、そして、社会保障・税一体改革でこの一体改革は一応区切りとなりますが、その際に実施する予定の社会保障の各施策、これについてはしっかりと準備していくことが重要だと考えております。
○根本国務大臣 この答弁をする前に、先ほどの山井委員の最後の御指摘ですが、私は先ほど、引上げがなかった場合については答えられないと申し上げてまいりました。ですから、委員は先ほど何か結論めいたことを言いましたが、委員が言われたようなことは私は答えておりません。これはここで申し上げて...全文を見る
○根本国務大臣 私は、毎勤統計にしても共通事業所系列の問題にしても、統計というのは専門的に専門家がやっていただいているし、そこは、先ほども申し上げましたが、毎勤統計というのは、毎勤統計と共通事業所系列の前提は違いますから、この統計がどういうことを意味するかというのは我々は冷静に見...全文を見る
○根本国務大臣 西村委員長から御指摘のあった誤差の定量的な分析等々、これについても検討すべき内容であると考えておりまして、そこは検討会の中でも議論をしていただいております。  そして、共通事業所の実質化をめぐる論点、これは西村統計委員長から御示唆いただいた点も踏まえて議論をいた...全文を見る
○根本国務大臣 英国では、二〇一八年一月に、孤独と社会的孤立への対策を政府横断的に行うため、孤独担当の政務職が任命されて、二〇一八年十月には、今後の取組をまとめた孤立戦略が策定されたと聞いております。  私もイギリスでそういう担当大臣が起用されたという話は耳にしておりましたが、...全文を見る
○根本国務大臣 単独世帯の生活実態でありますが、例えば調査として、国民生活基礎調査では、単独世帯における所得の種類別の金額、あるいは、国立社会保障・人口問題研究所の生活と支え合いに関する調査においては、人と人とのつながりの状況として、世帯別の会話頻度あるいは頼れる人の有無などの状...全文を見る
○根本国務大臣 社会的養護が必要な子供たちが安心して生活できる里親や児童養護施設等の受皿を整備すること、これが重要だと考えています。  厚生労働省では、平成二十三年七月に「社会的養護の課題と将来像」をまとめました。社会的養護の受皿について、おおむね三分の一を里親及びファミリーホ...全文を見る
○根本国務大臣 要は、社会的養育の問題、これは非常に重要な問題ですから、昭和二十二年の制定以来見直しがされていなかった理念規定、私はここが大事だと思いますが、子供が権利の主体だ、そして、実親による養育の支援や実親による養育が困難であれば、里親や特別養子縁組などで養育されるよう、家...全文を見る
○根本国務大臣 旧優生保護法一時金支給法の施行に当たっては、一時金の支給対象者の方に確実に請求していただけるようにすることが重要だと考えています。  厚生労働省としては、地方公共団体や障害者支援団体などの関係者の協力を得て、一時金の支給手続等について周知広報に取り組んでおります...全文を見る
○根本国務大臣 委員のおっしゃるとおりであります。  いずれにしても、やはり一時金の支給対象者の方に着実に請求していただけるようにすることが重要と考えておりますので、しっかりと取り組んでいきたいと思います。
○根本国務大臣 お尋ねの香害については、家庭で使用する柔軟仕上げ剤や消臭剤等に含まれる香料によって頭痛、吐き気などの種々の症状が生じているという主張があることは知っております。  一方で、いわゆる香害については、現時点では原因や病態、発症機序等が不明であり、疾患概念が確立してお...全文を見る
○根本国務大臣 G7保健大臣会合については、フランスで今週開催されます。  日本は、国際保健分野の国際協力を重視してまいりました。G7保健大臣会合は、主要先進国が国際保健分野に関する共通の課題を議論する貴重な場だと考えています。  また、日本はことしG20の議長国であり、十月...全文を見る
○根本国務大臣 これは、省内で検討して、最終的には私が出席をしないということを決めさせていただきました。
○根本国務大臣 厚生労働省としても、各省庁等が目標を達成するよう必要な支援を実施していきたいと思いますし、やはり、どういう具体的な取組、工夫をしたのか、その辺の分析をしてこういうことをしっかりと把握して、各省庁等の取組を推進していきたいと考えています。
○根本国務大臣 ただいま議題となりました児童虐待防止対策の強化を図るための児童福祉法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  児童相談所における児童虐待相談への対応件数は、一貫して増加が続いており、平成二十九年度には十三万件を超え...全文を見る
05月16日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
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○国務大臣(根本匠君) ただいま委員から女性の就業率の推移、あるいは就業の推移や現状、そしてこれまでの施策の取組についてお話がありました。  委員もお話がありましたように、少子高齢化あるいは社会経済情勢の変化が急速に進む中で、女性活躍を更に推進するとともに、働き手や働き方が多様...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員御指摘のとおり、予期せぬ妊娠を防ぐことにもつながる、まずオンライン診療を用いた緊急避妊薬の処方、これについては委員からもいろいろな課題が提起されました。これは現在、オンライン診療の適切な実施に関する指針見直し検討会、これにおいて議論していただいておりま...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) この法律では、職場におけるセクハラ、これは、今就活生の話もありましたが、被害者の尊厳や人格を傷つける、あってはならないものであります。これは被害者が誰であっても同様であると認識をしております。  本法案では、セクハラを行ってはならないこと、あるいは他の労...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 男女雇用機会均等法の第五条、これは、労働者の募集及び採用における性差別を禁止しております。これは、募集、採用段階の事業主の行為に関するものであるため、この労働者には、就職活動中の学生など企業に雇用される前の求職者も含まれております。これは、募集及び採用につ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) ですから、私、今長いと言われましたけど、きちんと整理して話すためには、私は、第五条のこの規定は、労働者というのは、募集及び採用についての性別に関わり均等な機会を与えなければならないということですから、その観点で対象になると、こう申し上げました。
○国務大臣(根本匠君) ですから、法律の規定というのは、どういう目的で規定するか、どういう目的で規定できるか、私はその観点が大事だと思って申し上げました。  第五条というのは、募集及び採用について、性別に関わりない均等な機会を与えなければならないということですから、この五条の規...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 御指摘のような政府や企業から独立した救済機関を設けること、これについては、裁判においても事実認定などの難しさが指摘されている中で、司法以外の機関において正確かつ迅速な事実認定が可能であるか、あるいは裁判制度等との関係性をどのように整理するか、あるいはどのよ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 国及び国民の安全に重大な影響を及ぼす様々な緊急事態、これに迅速かつ的確に対処できる体制を構築すること、これは政府の重要な責務であると考えています。  今、石橋委員がお話があったように、平成十五年十一月二十一日に閣議了解された緊急事態発生時における閣僚の参...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) この在京当番の制度、これについては、大臣、副大臣及び大臣政務官が就任した当日に大臣官房厚生科学課から説明をしております。私も、就任したその十月二日の夜に実際に説明を受けています。  なお、いつ誰が在京当番になるかについては、大臣官房厚生科学課において原案...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) その点については、今、石橋議員からそういうお話がありましたが、今精査しているとの説明を事務方から受けました。その意味では、今そういう要望、要求については、準備、検討を進めるところと聞いておりますので、私はちゃんとやっていると思いますよ、私も。思いますが、で...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 女性活躍の場面は様々あると思いますが、端的に答えさせていただきますと、この本法、女性活躍推進法においては、これは第一条に書いてありますが、自らの意思によって職業生活を営み、又は営もうとする女性がその個性と能力を十分に発揮して職業生活において活躍することを女...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 要は、どういう形で女性が、女性の活躍を目的でやってきたわけですが、要は、事実関係でいえば、女性の就業者数はこの六年間で二百八十八万人増加をしています。そして、正規雇用労働者と非正規雇用労働者について見れば、女性の正規雇用労働者は九十五万人増加、女性の非正規...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) だって、どういうふうに把握するかということなので。立法事実とおっしゃられたわけでしょう。  だから、これらが全て女性活躍推進法の効果と言うつもりはありませんが、ただ、ただですよ、三百人以上企業の九九%以上が行動計画を策定、公表していることを踏まえれば、こ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今、具体的な数字の関係ですから、関係局長から答弁させたいと思いますが、六十五歳以上の女性の高齢者がかなり増えているというのは事実だと思います。そういうことは把握していますよ。
○国務大臣(根本匠君) 今年の六月に採択されることが想定されているILOの仕事の世界における暴力とハラスメントに関する条約案、これについては、世界各国が効果的にハラスメントの防止対策を進めていくことができる基準の内容となるよう、日本政府としてもILO総会の議論に積極的に参加してい...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今委員がおっしゃったように、セクハラ、マタハラ、いろんな、それに限定されないプレ何とかハラと、いろいろありますけど、まだまだ課題は多いと思いますので、そういう課題にしっかり対応できるようにやっていきたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 先ほどの自見委員のときに私も答弁いたしましたが、やはり教育の場でしっかりと教えていただく、教育していただくということが大事だと思います。  今、男女共同参画の観点からの答弁がありましたけど、要は、我々、男女共同参画、今政府を挙げてやっておりますが、その中...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 要はパワハラ、今回パワハラもそしてセクハラも、要はセクハラもあってはならないことですから、それは公務員たるものそれぞれしっかりと胸に刻んで、特に幹部職員は全体の、要は職員も見る立場にあるわけですから、それをしっかりと心して対応してもらいたいと私は思います。
○国務大臣(根本匠君) 職場におけるハラスメント、これは働く方の尊厳や人格を傷つけ、職場環境を悪化させるものですから、私はあってはならないと思っております。  ですから、今、やはりこういう問題というのは、職場全体で、こういうハラスメントはあってはならないんだと、そういう環境をき...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今回は労働施策総合推進法の中で位置付けたわけであります。確かに、ハラスメントというのは非常に多様な概念ですから、非常に幅の広い概念だし、その意味では、どこでどう法の網をかぶせるか、あるいはかぶせられるか、これが実は問われているんだと思います。  一般的な...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) セクハラ罪というのは、それを禁止して罰則を掛けると、こういう体系だと思いますが、その意味では、先ほど私が申し上げましたが、昨年十二月の労働政策審議会の建議、これは、現状でも悪質なセクシュアルハラスメントは既に刑法違反にも該当して、不法行為として損害賠償請求...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 女性の職業生活における活躍、これは女性自身の意思や希望に応じた活躍が図られる、だからキャラクターっていろんなパターンがあると思います。それで、私の身近でといえばお隣の高階副大臣、あるいは、いやいや、伊藤委員もそうだと思いますよ。それからうちでいえば定塚官房...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) ちょっと、どうしたいという話もありましたけど、やっぱり女性がそれぞれ自分たちの、自分の持っている可能性を、しかも自分の希望に従ってどんどん開花できるような環境を整備して、で、女性にそれぞれの希望、思いに従って行動できる、そして活躍できる、そういう環境をつく...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今、経済政策か国民生活を充実させるかという話がありました。私は、元々そういう二者択一じゃないと私は考えています。今回の女活法でも、女性の職業生活における活躍、すなわち、自らの意思によって職業生活を営んで、また営もうとする女性が、その個性と能力を十分に発揮し...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今議員がおっしゃったとおり、田中委員が昭和五十五年にこういうことを言った。例えば少子化支援という施策については、私が当選して次の年にあのエンゼルプランというのを作りましたよ。そして育児休業制度も導入して、で、この間、育児休業制度の取得率の向上とか、あるいは...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私はその点は熱い思いを持っております。
○国務大臣(根本匠君) 今、いろいろ委員からお話がありました。  要は、女性活躍と男性の働き方や家事、育児への関与、これは、例えば男性の家事、育児への関与については、委員からもお話がありましたが、夫の平日の家事、育児の時間が長いほど妻の出産前後の継続就業割合が高まると、こういう...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) この結果、これは、いろんな方がいろんな思いを持っている、あるいはいろんな判断をしているということだと思います。それは多様な意見があるんだと思います。  アンコンシャスバイアスということでいえば、無意識に男女の役割に対する固定的な価値観を与える、これをアン...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) マイナンバーカードのシステム改修、これは総務省がやっている、そして所得税法は、これは財務省の所管ですから、これは他省庁の取組で、それぞれの政策目的を私も十分承知しておりませんから、厚生労働大臣としてこれについてどう考えるのかと、こう言われても、私は、お答え...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) それは、今、キムリアについての私の……(発言する者あり)
○国務大臣(根本匠君) いろんな新しい治療法あるいはいろんな新薬が出てきますけど、それを保険収載するかどうかというのは、やっぱりきちんとした科学的エビデンスをベースに、そこは様々な議論が、きちんとした専門的な議論を踏まえて、あるいはこの価格をこれでいいのかと、こういう価格を抑制す...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) セクハラ防止のための措置義務、これについては労働局によって行政指導等により履行確保を図っております。  ただ、平成二十九年度の雇用均等基本調査、これによれば、セクシュアルハラスメントの防止対策に取り組んでいる企業は六五・四%にとどまります。そして、中小企...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 厚生労働省としては、女性活躍推進法に基づくえるぼし認定について、中小企業を含め、より多くの企業に取得していただきたいと考えています。  確かに、政策金融公庫で実施している働き方改革推進支援資金のうち、実績は今委員からお話がありましたが、低調であります。や...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私は、委員がおっしゃるとおりだと思います。女性が活躍する場というのは、職業生活だけではなくて、育児や地域活動、NPO活動など、様々なものがあります。特に今、多様な働き方あるいは多様な共生社会を我々目指しているわけですから、その意味では一番のポイントは、女性...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今ESG投資の話もありました。やはり投資家から評価される、それだけではありませんが、要は女性が活躍する企業なんだということを、それが新しい価値を生む、そういう私は社会をつくるべきだと思います。それが学生にとっても魅力ある企業になるし、あるいは従業員のモチベ...全文を見る
05月17日第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○根本国務大臣 児童虐待防止に関しては、発生予防、早期発見、児童虐待発生時の迅速的確な対応、被虐待児童への自立支援を切れ目なく一連の対策として講じていくことが重要だと考えています。  特に、虐待の発生予防、早期発見については、妊娠期から子育て期までの切れ目ない支援を行う子育て世...全文を見る
○根本国務大臣 虐待によって子供の命が失われる事件が繰り返されること、これはあってはなりません。痛ましい虐待事案が繰り返されないよう、関係閣僚会議を開催するなど、これまでもさまざまな法改正が行われてまいりましたし、政府全体で累次の対策の強化を図ってまいりました。  それにもかか...全文を見る
○根本国務大臣 今冒頭、お話がありましたように、委員を始め、御党におかれて、児童虐待防止対策に非常に強力に取り組んでおられます。  虐待によって子供の命が失われる事件が繰り返されることはあってはなりません。痛ましい虐待事案が繰り返されないよう、関係閣僚会議を開催する等をして、政...全文を見る
○根本国務大臣 御指摘の国際比較データについては、各国の社会的養護関係予算の定義が異なることから単純に比較することは困難であるということもありますが、これらのデータの比較の中で、今御指摘のとおり低水準にあるのは事実であります。  厚生労働省としても、保護者による養育が困難又は適...全文を見る
○根本国務大臣 児童虐待については、発生予防、早期発見、児童虐待発生時の迅速的確な対応、被虐待児への自立支援を切れ目なく一連の対策として講じていくことが重要であります。特に、発生予防、早期発見や児童虐待発生時の迅速的確な対応においては、市町村も極めて重要な役割を担っております。 ...全文を見る
○根本国務大臣 子供の意見表明の尊重という観点から、あるいは子供の意見を受けとめるという観点で、子供の権利擁護の仕組みを構築するために、昨年度、都道府県等が、児童福祉審議会を活用して、子供の意見表明等の仕組みを設けるためのガイドラインを作成する調査研究事業を行いました。  この...全文を見る
○根本国務大臣 今、川西市の事例の御紹介がありました。  子供の意見表明権を保障する仕組みについては、平成二十八年児童福祉法改正の附帯決議で、「自分から声を上げられない子どもの権利を保障するため、子どもの権利擁護に係る第三者機関の設置を含めた実効的な方策を検討する」とされており...全文を見る
○根本国務大臣 委員の御紹介のあったイギリスのアドボケート制度、二〇〇二年に導入された、私も多少そこは勉強しておりますが、子供の意見表明権を保障する仕組み、これは、本法案の附則において、施行後二年を目途として検討することとしております。  先ほども答弁をいたしましたが、今後、海...全文を見る
○根本国務大臣 まず、御紹介をいただきました調査研究、これについては、今年度も、得られたデータを活用して分析等を行って、問題発生の潜在リスクの予測や予防策など、個々の現場で取り組むことのできるマニュアルやチェックリストなどを策定することとしております。  また、子供が安心して意...全文を見る
○根本国務大臣 今委員が御紹介いただきましたように、この児童相談所、ふえてはきていますが、ただ、全国平均すると、現在、人口約六十万人に一カ所設置されているという状況にあります。  このような状況、あるいは児童相談所の管轄区域が大き過ぎることによってきめ細やかな対応を行うことが困...全文を見る
○根本国務大臣 中核市及び特別区における児童相談所の設置については、身近な地域で子育て支援から虐待対応までの切れ目ない一貫した対応につながるものであって、設置が進むように、地方公共団体と丁寧な意見交換を行いながら、必要な支援をしっかりと講じていきたいと思います。
○根本国務大臣 まず、児童福祉の体系について申し上げたいと思いますが、児童が心身ともに健やかに育成されるよう、児童の福祉に関しては、児童福祉法に基づいて、保護者に対する支援を含めた基本的な行政サービスを提供しております。要は、児童福祉法という法律が、ある種、児童福祉の一般法として...全文を見る
○根本国務大臣 今委員の指摘になった国家資格化、これは、改正法附則の第六条で「政府は、この法律の施行後一年を目途として、」と書いてあります。今委員が御指摘のこの条文、こういう条文が改正法附則で位置づけられております。  国家資格化については、昨年行われた社会保障審議会のもとに設...全文を見る
○根本国務大臣 今の御質問は、厳罰化について私がどう考えるか、こういう御質問ですか。(池田(真)委員「はい」と呼ぶ)  児童虐待罪を創設することについては、対象となる行為の外延が明確に規定できるかなどの観点から、慎重な検討が必要であると理解をしております。これは、所管するのは法...全文を見る
○根本国務大臣 初鹿委員がこれまでの委員会の中で、この議論を盛山当時の副大臣といろいろやりとりしたことは、私も議事録を読ませていただきました。私も頭を整理する上で、ある種、非常にいいやりとりをしていただいたと思っています、あのときの法務省の解釈が、ある意味で、考え方が明らかにされ...全文を見る
○根本国務大臣 私が先ほど答弁をいたしましたが、現行法のもとでは、有形力の行使が民法に定める監護及び教育に必要な範囲に含まれるか否か、それは、その時代の社会通念に従って個別の事案ごとに判断されることになると理解しております。  今回、児童虐待防止法の改正によって体罰の禁止を法定...全文を見る
○根本国務大臣 体罰によらない子育てを推進するためには、本法案によって、児童虐待防止法を改正して体罰の禁止を法定化する、これは、民法上の懲戒権の範囲を超え、許されないものであることが法律上明らかになります。  委員がおっしゃられたとおり、法律に体罰が禁止されたからといって、それ...全文を見る
○根本国務大臣 中核市及び特別区における児童相談所の設置については、身近な地域で、子育て支援から虐待対応まで切れ目ない一貫した対応につながるものであると考えております。  しかしながら、児童相談所の設置を一律に義務化することについて、地方団体から、児童福祉法上の都道府県と市町村...全文を見る
○根本国務大臣 児童相談所の運営に要する経費、これについては普通交付税の基準財政需要額に算入することとされております。そして、児童相談所の設置支援策として、施設整備に関する財政支援の拡充を今年度予算に計上いたしました。これは不交付団体も対象となります。ランニングコストは対象になっ...全文を見る
○根本国務大臣 確かに、親に対する取組、対応というのは大事だと思います。  児童相談所は、保護者への指導、援助を行っております。その手法の一つとして、保護者の特性に合わせて、各種の保護者支援プログラムによる支援を行っております。  代表的な例は二つありますが、例えば日常的な子...全文を見る
○根本国務大臣 保護者への支援ですが、先ほどの保護者の支援プログラム、私はこれは非常に大事だと思っております。  ということを申し上げさせていただいた上で、手短にということですから、保護者への支援、これは、さまざまな状況、いろいろな要因が複合的に絡み合って起こっておりますので、...全文を見る
○根本国務大臣 まあ、周知とか広報というのは、私は、いろいろなやり方があるのではないか、こう思っております、児童福祉法の改正で、そこは、平成二十八の改正で理念にも位置づけているわけですから。  子どもの権利条約という、ストレートにそれを周知広報するかということが、あるいはそれも...全文を見る
○根本国務大臣 先ほど申し上げましたが、児童福祉法の中の理念でこれはしっかりと書き込んでいるわけですから、それぞれの省庁のそれぞれの施策、必要に応じて、いわば児童福祉法の理念にきちんと法律で位置づけているわけですから、それはそれらを踏まえて適切に対応しているもの、あるいは対応され...全文を見る
○根本国務大臣 子供の権利擁護の仕組みを構築するために、今局長から答弁しましたように、昨年度、都道府県などが、児童福祉審議会を活用して、子供の意見表明等の仕組みを設けるためのガイドラインを作成する調査研究事業を行いました。  このガイドラインは、都道府県などが、児童福祉審議会で...全文を見る
○根本国務大臣 児童虐待の問題、そしてそれにどう対応していくか。委員がおっしゃられるとおり、やはり、どういう原因で起こったのか、そのきちんとした事実関係あるいは因果関係、原因を含めて、こういうものをきちんと分析した上で必要な施策につなげていく。  これは、これまでも児童虐待につ...全文を見る
○根本国務大臣 過去の児童虐待の事例を分析するということで、今、死亡事例等の検証を行っているということで御紹介申し上げました。  例えば、保護者がどうして子供を虐待するのか、これは今までのいろいろな分析を踏まえて、厚生労働省が地方自治体の職員用に作成した「子ども虐待対応の手引き...全文を見る
○根本国務大臣 今、委員の方から、虐待とDVへの相談支援、こういうものを一体的に行うべきではないか、こういうお話がありました。  児童虐待防止法において、児童が同居する家庭における配偶者への暴力、これは心理的虐待とされております。また、児童虐待と配偶者からの暴力、DVには一定の...全文を見る
○根本国務大臣 私も委員のおっしゃるとおりだと思います。  児童相談所の職員について、必要な専門性が確保できるよう、計画的な人材確保、育成が図られることが重要で、委員がおっしゃられるように、経験というのは非常に大切だなと思います。  幹部職員を含む児童相談所の職員については、...全文を見る
○根本国務大臣 児童相談所全国共通ダイヤル「いちはやく」には、虐待を受けたと思われる子供を見つけたときには、どのような虐待であっても、ためらわず通告できることが重要だと思います。体罰によって児童虐待をされている、要は、そういうことを含めて、どのような虐待であっても、ためらわず通告...全文を見る
○根本国務大臣 委員おっしゃるように、周知広報の必要性、私は指摘のとおりだと思います。いろいろな形があるわけでありますが、どのような方法が効果的かよく考えて、拡充して対応していきたいと思います。
○根本国務大臣 ポスターをつくるかどうか、まだこの段階では明言はできませんが、いずれにしても、どのような広報がより効果的な手法かということはいろいろ考えていきたいと思います。
○根本国務大臣 今委員がおっしゃられたとおり、児童虐待防止法において、児童虐待を受けたと思われる児童を発見した者は、速やかに児童相談所等に通告をしなければならないとされております。  そして、委員が今お話しいただきましたが、同法において、児童が同居する家庭における配偶者への暴力...全文を見る
○根本国務大臣 児童相談所全国共通ダイヤル一八九「いちはやく」は、広く周知するとともに、平成三十年度補正予算に無料化に必要な費用を計上し、利便性の向上に努めていきたいと思っております。  今年度から、「いちはやく」の無料化を実現するために必要なシステム改修等を実施することとして...全文を見る
○根本国務大臣 必要なシステム改修を今実施するということにしておりますので、要は、システム改修が終了次第、できる限り速やかに「いちはやく」の無料化を実施する予定です。
○根本国務大臣 これはシステム改修の問題ですから、できる限り急がせてやりたいと思います。
○根本国務大臣 今年度中にシステム改修となっていますが、今、システム改修を急がせるべく、精力的にやっております。
○根本国務大臣 今、業者を急がせております。年度内というより年内にやれるように、今、業者を急がせております。
○根本国務大臣 これは「いちはやく」ですから、当たり前だけれども……(発言する者あり)いやいや、冗談を言っているわけじゃない、ちゃんと言っております。こんなのはできるだけ早くやらせるのが当たり前ですから、もっと早くするように、今……(発言する者あり)いや、これはシステム改修の問題...全文を見る
○根本国務大臣 昨年十二月に児童虐待防止対策体制総合強化プラン、これはいわゆる新プランと言っていますが、これを決定しました。二〇一九年度からの四年間で、現在三千人の児童福祉司を二〇二二年度には五千人体制とする、児童心理司も二〇二二年度に八百人程度増員する、保健師を各児童相談所に配...全文を見る
○根本国務大臣 繰り返しになりますが、新プラン初年度の二〇一九年度は、児童福祉司を千七十人程度増員するなどの体制の抜本強化に前倒しで取り組むこととしております。児童福祉司の専門性向上を図りながら、まずは地方公共団体における人材確保が着実に進むよう、国としても支援してまいりたいと思...全文を見る
○根本国務大臣 児童相談所の児童福祉司一人当たりの業務量を減らして、よりきめ細かなケースワークを行うことができるようにすることは重要だと思います。  先ほど申し上げましたように、新プランを昨年十二月に決定して、新プランにおいては、児童福祉司一人当たりの標準的な業務量について、児...全文を見る
○根本国務大臣 要保護児童対策地域協議会で個々のケースの課題や状況を継続的に把握して支援につなげていくとともに、関係機関がそれぞれケースに関する問題意識を持って対応していくこと、これは重要であると思います。  今いろいろ委員から御指摘をいただきましたが、要対協においては、関係機...全文を見る
○根本国務大臣 今委員からさまざまな御指摘をいただきました。私も、そこは、今委員のおっしゃることを反すうしながら聞いておりました。  先ほど私申し上げましたが、委員はこの一つの市の事例で御指摘をいただいた。そして、市町村によって差があるのではないかという指摘もありますので、要保...全文を見る
○根本国務大臣 要は継続して確認が必要な児童、これは速やかに情報確認がなされることが必要であると考えています。  今後、地方公共団体に対して、全てのケースについて要対協において共有し、関係機関への協力を要請する。そして、特に必要と考えられるケースについては、警察を含む……(岡本...全文を見る
○根本国務大臣 要は、全てのケースにおいて要対協で共有し、関係の協力を要請するということと、特に必要と考えるケースについては警察等の関係機関への情報共有を行う、これについて強力に働きかけていきたいと思います。
○根本国務大臣 今、五月三十一日までの安全確認の状況について改めて報告を求めております。  その上で、ケースにもよると思いますが、警察と情報を共有しないケースも一部あると思います。
○根本国務大臣 それはリーダーシップは発揮しますよ。ただ、やはりこういうのは事実関係の問題ですから。  要は、会うことを約束しているケースもあるという事例があるということなんですよ。全くわからないというんじゃなくて、会うことを約束しているというケースもある。ただ、そういう場合は...全文を見る
○根本国務大臣 体罰によらない子育てを推進するために、体罰禁止を法定化いたしました。  改正後は、児童のしつけに際して、体罰を加えること、監護及び教育に必要な範囲を超える行為、これがいずれも禁止される規定となっております。ですから、第十四条で、体罰を加えることということと、その...全文を見る
○根本国務大臣 この解釈は民法の解釈ですから法務省ということになりますが、今回のこの規定によって、法務省の答弁を引用させていただきますと、懲戒権の取扱いについて言う答弁がありますが、法務省の答弁を紹介しますと、親権者による体罰を禁止する規定が盛り込まれた本法律案が成立した場合には...全文を見る
○根本国務大臣 学校教育法を参考にしながら範囲を定めること、今回禁止する体罰についても、学校教育法を参考としながら定めることを想定しております。  ただ、具体的には、今後、体罰の範囲や体罰禁止に関する考え方、これは学校の現場と教育の現場とというような要素で、例えば今の学校教育法...全文を見る
○根本国務大臣 体罰は、たとえしつけを目的とするものであっても許されないものであります。今回の法案において、体罰禁止を法定化するとともに、民法に定める懲戒権について、施行後二年を目途とした検討規定を設けるということにしております。  御指摘の懲戒権の見直し、これについては、民法...全文を見る
○根本国務大臣 昨年五月の千葉県における児童虐待死亡事例について、御指摘の報告書は昨年五月の児童虐待死亡事例について検証された報告書であります。  その中で、児童の安全確保、関係機関との連携強化、予防に向けた取組強化などが取りまとめておられます。これは千葉県でもしっかりと受けと...全文を見る
○根本国務大臣 平成二十八年の児童福祉法改正において、児童は、適切な養育を受け健やかな成長、発達や自立等を保障される権利を有すること、全ての国民は、児童がその年齢及び発達の程度に応じてその意見が尊重されるよう努めなければならないこと、これを明確化いたしました。  例えば、児童相...全文を見る
○根本国務大臣 脱孤育てという言葉、きょう初めて私も触れました。  この脱孤育てという言葉に対する私の個人的な感想ですが、今委員のお話にあったように、子育てファミリーを孤立させないという思いや、本質、コンセプトが的確に表現されている言葉だなという印象を持ちました。  孤立しが...全文を見る
○根本国務大臣 今委員がおっしゃられたように、なるほど、子育てファミリーが受けられる支援についての情報にアクセスしやすくする、地域のつながりをつくる、私も非常に大事だと思っております。  孤立しがちな子育て家庭を早期に発見して、必要な支援策につなげることは、非常に、社会的な孤立...全文を見る
○根本国務大臣 委員はいつもいろいろよく勉強されているなと思います。  これまでも、啓発資料で、「子どもを健やかに育むために 愛の鞭ゼロ作戦」などを活用して、体罰は許されないことを社会全体で共有し、体罰によらない育児を推進してまいりました。  ただ、これまでの児童虐待事案にお...全文を見る
○根本国務大臣 委員のおっしゃるとおりだと思います。  児童虐待については、早期に気づき、迅速かつ的確な支援につなげていくためには、地域において関係機関との連携体制を構築する、そして関係者の皆さんが共有する、これが必要だと思います。  このため、地方自治体においては、学校の教...全文を見る
05月20日第198回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○根本国務大臣 今の現行のやり方、これはマイナンバー制度においては、内閣官房の統一した方針のもとで、各行政機関等の情報システムとマイナンバーによる情報提供ネットワークシステムとの間に情報照会、提供の対象となる個人情報を格納した中間サーバーを設置して、情報連携を行っております。 ...全文を見る
○根本国務大臣 今局長が、それぞれの、今議員の御指摘のことについて、厚労省の対応について御答弁がありました。  それぞれに私は理由があると思っておりますので、妥当かどうかということで聞かれれば、総合評価方式等々の入札方式で客観的にやっておりますので、私は、まだ利用率が高まる、こ...全文を見る
○根本国務大臣 私は、こういう新たな情報システム、これは非常に、業務の効率化にとっても、あるいは利用者の利便にとっても大事だと思っております。  その意味では、委員がいろいろ今御指摘がありましたが、厚生労働省としても、常に、費用対効果も含めた効率的な調達として効率的な執行にしっ...全文を見る
○根本国務大臣 検証も含めて、しっかり見ていきたいと思います。
05月21日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○国務大臣(根本匠君) 厚生労働省としては、特別監察委員会や総務省行政評価局からの各種報告、統計委員会からの指摘や、そこで検討されている再発防止策の内容などを踏まえて、今般の一連の事案への対応として、統計に関する認識、リテラシーの向上、統計業務の改善、組織の改革とガバナンスの強化...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 厚生労働省改革に私は三つの基本的考え方で臨んでいきたいと考えています。  第一に、厚生労働行政の重要性。厚生労働行政、これは、ミクロの国民生活の視点では、社会保障は国民が安心して生活を送るための基盤でありますし、マクロの社会経済政策の視点では、社会保障は...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今お話があったように、厚生労働省が所管する統計で委員が御指摘のような事案がありました。今総務省からもその内容の説明がありました。  これ、私は、一連の毎勤統計等々でもありましたが、例えば毎勤統計で、特別監察委員会においては、公的統計の意義やその重要性に対...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今統括官からも話がありましたが、私も、こういう一般統計に関してこういう問題があったという報告は受けておりますし、石橋議員からのそういうお話もあったということの報告は受けております。
○国務大臣(根本匠君) 先ほど姉崎さんからもお話がありましたが、実際に、ローテーションサンプリングというのは、精度向上を図るという観点から、統計委員会で、要は統計委員会の中で議論されました。当然、我が方の検討委員会のあれは両論併記的な趣旨だったと思いますが、統計委員会では、政府全...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 考え方はいろいろあると思います。  今の議論は、今各省庁とも統計はそれぞれの府省で、ある種分散型でやっていますが、これを一本化したらどうかという意見もありますし、それから、実際の今いろんな統計やっているわけでありますが、足立委員の御提案は、それをJILP...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 政策立案あるいは学術研究、経営判断の礎として常に正確性が求められる政府統計について、基幹統計において毎月勤労統計や賃金構造統計のような事案を引き起こしたこと、今回の、委員が今御指摘いただいた一般統計の点検結果においても多数の不適切な取扱いが確認されたことに...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 一連の事案においては、省内の情報共有の在り方など、組織としてのガバナンスが不十分だったということが明らかになっております。  私は、一連の問題を事案を発生させた部局だけの問題として捉えてはならないと考えております。組織内で、また関係組織間でそれぞれの業務...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員のおっしゃるとおりだと思います。要は、遵法意識の欠如あるいは事なかれ主義の蔓延、組織内のコミュニケーションが欠落という指摘もいただいております。  今回の事案に対する真摯な反省に立って、これについては、調査の早急な適正化、これに取り組んでまいりました...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 統計というのは、政策立案、学術研究、経営判断の礎で、常に正確性が求められる。この常に正確性が求められる政府統計について今般の事態を引き起こしたこと、これは極めて遺憾であります。  毎勤統計を始め各般の統計をめぐる事案によって、公的統計への信頼を始め厚生労...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 要は、今般の事態を引き起こしたことは極めて遺憾で、国民の皆様に御迷惑をお掛けしたこと、これを改めて深くおわびを申し上げます。  要は、今回の一連の事案がありましたが、これからもしっかりと取り組んでいきたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 五百人以上の事業所を全数調査にしているというのは、五百人以上といっても、従業員が十万、二十万、そういう一部の事業所もあるので、その意味で、全数調査にしないと振れが大きいというところも、回答率によっては、そういうこともあるんだろうと思います。その意味で、今、...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今は、まずは全数調査でやっていきたいと、こう考えております。
○国務大臣(根本匠君) まず、一連の事案については、原因、背景を明らかにした上で、一つずつ再発防止を徹底して組織で取り組んでいく必要があると考えております。  今回の一連の事案によって、今お話がありましたように、国民の皆様の不信感が高まっておりますし、組織のガバナンスが問われて...全文を見る
05月22日第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号
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○根本国務大臣 虐待によって子供の命が失われる事態、事件が繰り返されることがあってはならない、子供たちの命を守るのは私たち大人全員の責任であると考えています。  この強い決意のもとで、昨年十二月に児童相談所強化プランを前倒しで見直して、新たなプランのもとで、これまで三千名体制の...全文を見る
○根本国務大臣 児童虐待に対する委員の認識あるいは委員の御指摘、私は本当にそのとおりだと思います。  虐待によって子供の命が失われる事件が繰り返されること、これはあってはなりません。痛ましい虐待事案が繰り返されないよう、関係閣僚会議を開催し、政府全体で、昨年七月、十二月、本年二...全文を見る
○根本国務大臣 児童虐待の相談対応件数等の現状は地域によってばらつきがありますので、児童相談所の職員についても、地域の実情に応じて必要な配置がなされているものと考えています。  今回の改正の目的でありますが、もう委員からもお話がありましたように、ちゅうちょなく一時保護などの介入...全文を見る
○根本国務大臣 虐待によって子供の命が失われる事件が繰り返されること、これはあってはならない。痛ましい虐待事案が繰り返されないよう、関係閣僚会議を開催するなど、政府全体で累次の対策の強化を図ってまいりました。それにもかかわらず、本年一月に千葉県野田市において痛ましい事件が繰り返さ...全文を見る
○根本国務大臣 児童虐待防止に関しては、発生予防、早期発見、児童虐待発生時の迅速的確な対応、被虐待児童への自立支援、これを切れ目なく一連の対策として講じていくことが重要だと思います。  特に、発生予防、早期発見や児童虐待発生時の迅速的確な対応においては、今委員から御指摘がありま...全文を見る
○根本国務大臣 こういう配置基準を示しているわけですが、やはり、要は、政策を打つ場合には、現状がどうなっているか、そしてそれを踏まえて政策をつくり上げていくということが私は基本だと思います。  その意味でも、既に配置基準はお示ししているわけでありますが、委員のおっしゃられるよう...全文を見る
○根本国務大臣 現行法においても、要保護児童対策地域協議会は、協議会に参加する関係機関に対して必要な情報提供等を求めることができる旨の規定が整備されております。  そもそも、要保護児童対策地域協議会は、市町村や児童相談所だけで把握し切れない情報を学校や医療機関、警察などの協議会...全文を見る
○根本国務大臣 法律上、協議会は、要は関係機関に対して資料又は情報の提供、意見の開陳その他必要な協力を求めることができる、こういう規定があって、先ほど、この趣旨、目的に照らせば、関係機関においては、情報提供の求めに対してはこの規定で適切に対応されるものと認識していると答弁を申し上...全文を見る
○根本国務大臣 要は、関係機関は協議会を構成して参加してもらって、そしてさまざまな情報を共有して、その意味で、そこは情報を共有した場合に守秘義務がかかるということだと思いますが、野党案でも「関係機関等は、」ということで、前項の規定に基づき、場合には、応ずるよう求めなければならない...全文を見る
○根本国務大臣 児童虐待防止法においては、児童が同居する家庭における配偶者への暴力は心理的虐待とされて、また、児童虐待と配偶者への暴力、DVには一定の関連性があるとの調査結果もあります。  DVが行われている状況下では、子供の虐待の制止が困難となる場合があって、児童相談所と配偶...全文を見る
○根本国務大臣 昨年三月には、目黒区で五歳の女の子、結愛ちゃんが児童虐待により亡くなるという事件がありました。この事案では、転居の際の児童相談所での引継ぎが不十分だったこと、転居後に子供の安全確認が行われなかったことといった課題がありました。  これを受けて、昨年七月には、直ち...全文を見る
○根本国務大臣 この調査は、健診未受診などのために関係機関による確認ができていない子供を対象に、安全を確認し、必要な支援につなげるため実施しているものであります。  今委員の御質問ですが、今年度以降も定期的に安全確認を行ってまいります。具体的には、本年六月一日時点の健診未受診な...全文を見る
○根本国務大臣 委員がおっしゃられたとおり、児童福祉司の皆さんの負担軽減を図る、これは重要だと思います。  昨年十二月に、児童相談所や市町村の体制強化を図るため、新たなプランを策定して、児童福祉司の二千名増員、全市町村に身近な相談拠点の設置などを進めることとしています。  特...全文を見る
○根本国務大臣 児童福祉司の専門性向上を図ることは重要だと思います。  本法案の附則においては、その施行後一年をめどとして、児童福祉司等の資格のあり方を含めた資質の向上を図るための方策について検討することとしています。  これは、昨年行われた社会保障審議会のもとに設置したワー...全文を見る
○根本国務大臣 御指摘のように、手足や胴体に傷がないか、あるいは今、関節とか体幹というお話もありましたが、身体的な発達についておくれがないか等について身体的な診察を行うこと、これは委員のおっしゃるとおり、虐待予防、早期発見にもつながり得るものと考えます。健診等の機会において身体的...全文を見る
○根本国務大臣 まず、虐待防止の観点からも、乳幼児健診診査、これは重要であると考えています。  このため、平成二十八年の児童福祉法等の改正において、市町村が、広く妊産婦等と接触する機会である乳幼児健診診査等の際に、悩みを抱える妊産婦等を早期に発見して相談支援につなげるなど、児童...全文を見る
○根本国務大臣 学童については文科省の所管でありますが、文科省では、学校・教育委員会等向け虐待対応の手引きというものを示していると承知をしております。
○根本国務大臣 母子保健法では、母性及び乳幼児の保護者につき、みずから進んで母子保健に関する知識の習得並びに母性及び乳幼児の健康の保持及び増進に努めるべきこと、これを定めております。  また、乳幼児健診の未受診家庭に対しては、家庭訪問等により受診勧奨に努めるとともに、それでも受...全文を見る
○根本国務大臣 私が今答弁したところでありますけれども、やはり大事なのは、関係機関の連携の強化というのも大事だし、母子保健施策と児童虐待防止対策の連携を深めて、そして児童虐待の発生予防と早期発見に全力を挙げて取り組む。ここの母子保健施策、児童虐待防止対策の連携、これをしっかりと今...全文を見る
○根本国務大臣 例えば、訪問して家庭の相談支援を行うために、乳幼児家庭全戸訪問事業によって生後四カ月までの乳児のいる全ての家を家庭訪問して、養育環境の把握を実施しております。これによって把握した、保護者の養育を支援することが特に必要と判断される家庭に対して、養育支援訪問事業によっ...全文を見る
○根本国務大臣 今回の法案で、体罰に関する規定を置きました。この体罰に関する規定については、罰則は設けておりません。
○根本国務大臣 法律上、体罰の禁止規定を置きました。そして、この体罰に関する規定は、既に学校教育法第十一条に体罰を禁止する規定が存在します。  学校教育法においては、こうした懲戒行為が体罰に当たるかどうか、これは個々の事案ごとに判断する必要があるとされておりますが、殴る、蹴るな...全文を見る
○根本国務大臣 学校教育法を参考にしながら範囲を定めることを想定しております。具体的には、今後、体罰の範囲や体罰禁止に関する考え方等について、国民にわかりやすく説明するためのガイドラインを策定したいと思っておりますが、教育法で示されている考え方はあくまでも参考ですから、学校の教育...全文を見る
○根本国務大臣 児童虐待防止法では、保護者としての監護を著しく怠ること、これはネグレクトとして児童虐待に該当いたします。また、一般論として、子供が病気になっても医療を受けさせないこと、これについては、本来保護者が行うべき監護を著しく怠っていると考えられることから、これはネグレクト...全文を見る
○根本国務大臣 予防接種については、予防接種法で、伝染のおそれがある病気の発生及び蔓延を予防するために公衆衛生の向上の見地から必要な措置を講ずることによって、予防接種による健康被害の迅速な救済を図ることを目的とする、法律上そういう規定になっております。  その意味で、予防接種に...全文を見る
○根本国務大臣 それは親の努力義務になっていると思いますが、要は、努力義務ということで、義務とはなっておりません。ですから、親にはしっかりと努力してもらう、こういうことであります。
○根本国務大臣 児童虐待防止法では、保護者としての監護を著しく怠ることはネグレクトとして児童虐待に該当します。これは、児童虐待の定義の中で、「児童の心身の正常な発達を妨げるような著しい減食又は長時間の放置、保護者以外の同居人による」、省略しますが、「その他の保護者としての監護を著...全文を見る
○根本国務大臣 車中に子供を放置することについては……(吉田委員「いやいや、だから、パチンコ屋とスーパーと言ったじゃないですか、大臣」と呼ぶ)いいですよ、だから、パチンコ屋とスーパー、そういう……(吉田委員「いいですよじゃないですよ、大臣」と呼ぶ)いやいや、そういう状況で子供を放...全文を見る
○根本国務大臣 五分、十分ならいいですよというようなことは私は考えておりません。  要は、三月に、児童虐待防止対策の抜本的強化ということを関係閣僚会議で決定いたしました。そして、まさに委員のおっしゃるところでありますが、「子どもの権利擁護」という項目で、「体罰禁止及び体罰によら...全文を見る
○根本国務大臣 抜本的に拡充したいと思っております。  今年度予算においても、人材確保、育成や施設整備に関する支援を拡充するなど、順次取り組んでおります。  中核市からは、国と中核市の間で丁寧な議論を積み重ねるとともに、継続的、安定的な支援措置を講じること、一時保護所、児童相...全文を見る
○根本国務大臣 私も、委員おっしゃるように、住民に身近な基礎自治体の役割、これは非常に大きいと思っております。  その意味で、平成二十八年の児童福祉法等の一部改正において都道府県や市町村の役割の明確化を行い、都道府県の児童相談所においては一時保護や施設入所措置など専門的な知識や...全文を見る
○根本国務大臣 児童虐待を防止する観点からは、さまざまな場面において各種の支援が必要となるために、関係機関が連携、役割分担して支援を行う必要があります。その際、関係機関で構成する要保護児童対策地域協議会を活用して、個々のケースについて援助方針や役割分担を共有し支援を行っていくこと...全文を見る
○根本国務大臣 組織の人事ローテーションというのは非常に大事なことだと思っていますから、厚生労働省の方から人事ローテーションを地方自治体の方に要請していきたいと思います。
○根本国務大臣 個々の児童福祉司などが必要な専門性を確保できるような人事異動サイクルの見直し、あるいは、ストレートではありませんけれども、児童相談所配属経験者の再配置、あるいは児童相談所OB職員の再任用などを行う。要は、専門性がある人事のローテーションをしてくださいねということと...全文を見る
○根本国務大臣 まず、個々の児童福祉司などが必要な専門性を確保できるような人事異動サイクル、これの見直しを行う、あるいは積極的に児童相談所配置経験者の再配置をしてもらう、あるいは、少し観点が異なりますが、児童相談所OB職員の再任用等を行う、また、計画的にというのは、児童福祉の専門...全文を見る
○根本国務大臣 野田市の事案については、具体的な問題点や課題、これは、現在、自治体による検証が行われており、この検証を通じて事実関係を明らかにしていくことが必要だと認識しています。  今回の事案については、委員がおっしゃるとおり、DV対策との連携が十分ではなかったのではないかと...全文を見る
○根本国務大臣 今回の改正では、児童相談所の管轄区域について、地理的条件、人口、交通事情その他の社会的条件について政令で定める基準を参酌して都道府県が定めるものとする旨の規定を新設することといたしております。  この改正は、今議員からお話がありましたように、児童相談所の管轄区域...全文を見る
○根本国務大臣 里親委託の推進については、都道府県に二〇一九年度中に策定いただくよう依頼している社会的養育推進計画において、国の目標を念頭に置いて、個々の子供に対する十分なアセスメント等を行った上で、数値目標や達成期限を設定することをお願いしております。これによって、里親による虐...全文を見る
○根本国務大臣 やはり、目標で数値目標というのを置いていますから、目標は目標として私は大事だと思いますが、そこは、今委員のおっしゃっていること、私はそのとおりだと思います。
○根本国務大臣 児童心理治療施設、これは、心理的困難や苦しみを抱え、日常生活に生きづらさを感じている子供に対し、心理治療や退所後も含めた相談援助を行うものであって、私は非常に重要な施設だと考えております。  平成二十八年改正後の児童福祉法による家庭養育優先原則のもとに、里親委託...全文を見る
○根本国務大臣 今回の改正では、児童相談所の管轄区域について、地理的条件、人口、交通事情その他の社会的条件について政令で定める基準を参酌して都道府県が定めるものとする旨の規定を新設することとしております。  今、具体的な基準設定の御質問でありますが、過去、人口五十万人に一カ所程...全文を見る
○根本国務大臣 かつて、人口五十万人に一カ所程度という基準があったことも踏まえて考えていきたいと思いますが、どういう書きぶりにするかということはありますけれども、人口は一つの基準になると考えています。
○根本国務大臣 児童相談所の配置等については、各地方公共団体において計画的に準備を進めていただく必要がありますので、法案成立後、速やかに協議の場を設置、活用して、速やかに準備を進めたいと思います。法案成立後、速やかに準備を進めたいと考えています。
○根本国務大臣 今回、具体的な基準設定、これは先ほど申し上げたとおりですが、要は、今後、地方団体などとも協議しながら検討していきたいと思っております。  やはり中核市の児童相談所設置は必要だと我々も思っておりますが、ただ、児童相談所の設置を一律に義務化する、これについては、児童...全文を見る
○根本国務大臣 私も、中核市に児童相談所の設置をする、これは必要なことだと思っておりますが、やはり地方公共団体と丁寧な意見交換を行いながら、国として必要な支援を講じていきたいと思います。
○根本国務大臣 昨年十二月に決定された新プラン、あるいは本年三月の関係閣僚会議決定に基づく事業の実施、これに必要な予算の確保に全力を挙げて取り組んでいきたいと思います。交付税措置も講じたところでありますが、交付税を含めて、必要な予算の確保に全力を挙げて取り組んでいきたいと思います...全文を見る
○根本国務大臣 里親は、平成二十八年の児童福祉法改正で定められた家庭養育優先の原則を推進していくために重要な役割を担っていると思います。  今、委員からも御紹介がありました。やはり、今御紹介のような、里親制度というのは具体的にどういう制度なのか、あるいはその意義、役割、こういう...全文を見る
○根本国務大臣 委員の言われたことは、私も大事な御指摘だと思います。  既に通知も出してはおりますけれども、今委員のお話もありましたように、やはり私も、これについては、具体的にいろいろなやり方はあると思いますが、今のお話を受けとめて対応させていただきたいと思います。
○根本国務大臣 児童相談所及び市町村の専門性強化を図る観点から、平成二十八年児童福祉法改正によって、児童福祉司や要保護児童対策調整機関の調整担当者等については、厚生労働大臣が定める基準に適合する研修の受講、これが義務づけられました。  この研修に関する基準については告示で定める...全文を見る
○根本国務大臣 児童虐待防止対策においては、身近な地域で子育て支援から虐待への対応までの切れ目ない一貫した対応が重要だと考えています。このような対応を可能にするため、中核市、特別区における児童相談所の設置を促進してまいりました。  具体的には、平成二十八年児童福祉法改正において...全文を見る
○根本国務大臣 今回の改正案では、施行後五年間を目途として、中核市、特別区が児童相談所を設置できるよう、児童相談所の整備並びに職員の確保、育成の支援その他の必要な措置を講ずること、そして、施行後五年を目途として、児童相談所の整備並びに職員の確保及び育成の支援のあり方について検討を...全文を見る
○根本国務大臣 そのような趣旨であります。
○根本国務大臣 児童虐待について、早期に気づき、迅速かつ的確な支援につなげていくため、児童相談所において、医学的知見を踏まえたケース対応ができることや、地域における医師などの医療関係者、医療機関との連携体制を構築することが必要だと考えています。  本法案においては、これまで医師...全文を見る
○根本国務大臣 医師等の医療従事者は、診療の機会を通じて、児童虐待の兆しや疑いを直接的に発見しやすい立場にあります。早期発見、早期対応のためには、地域の医療従事者を対象として、児童虐待の医学的診断や医療機関としてのかかわり方などについて理解を深めていただく研修を普及していくこと、...全文を見る
○根本国務大臣 児童虐待について、早期に気づき、迅速かつ的確な支援につなげていくためには、地域において関係機関との連携体制を構築することが必要だと思います。  御指摘のオレゴン州に設置されているMDTは、一つの機関に児童相談所、警察、検察などのさまざまな機能が集約されている機関...全文を見る
○根本国務大臣 児童相談所において警察と情報共有を行う目的は、情報共有を契機として警察と連携し、子供の安全確認を確実に行うとともに、安全確保や必要な支援の実施につなげることであります。  このため、情報提供を行った後の支援等において、単なる情報共有にとどまるのではなくて、円滑に...全文を見る
05月23日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
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○国務大臣(根本匠君) 石橋委員のおっしゃるとおりであります。  規定上は規定上としてありますが、やはり措置義務の具体的な内容、それは相談窓口をきちんとやって相談する、こういうところに相談しなさいよと。あるいは、パワハラは、要は事業主の責務としては、自社の労働者が他社を含めた他...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) パワハラに関して事業主が講ずべき雇用管理上の措置の具体的な内容、これは昨年十二月の建議の内容を踏まえて、現行のセクハラ指針などを参考に労働政策審議会で議論することになりますが、社内方針の明確化、これは、パワハラを行ってはならない旨や、加害者に厳正に対処をす...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員のおっしゃるとおりですから、しっかりと取り組みたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 私、記者会見で申し上げましたが、日本国内でこれから仕事をされるいわゆる特定技能の方々、これは、その大半が五年経過後に帰国されること、また日本語や我が国の労働慣行に不慣れであるといったことについて、こういう点を考慮に入れながら、このような方々について、同じ業...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 看護職員、介護職員に対する患者、家族などからのハラスメント、これはメンタルヘルスを損なったり離職の一因となっているとの指摘もありますので、その対応には、医療機関や介護事業所における組織的な対応が重要であると考えております。  医療機関は、医療法に基づいて...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) その委員の方がどういう趣旨でおっしゃられたかということでありますが、再三ここでも答弁しているように、法律で今回の枠組みをつくる、そして、あとは、省令あるいは指針については、これは公労使、公労使の審議会で議論して決めていきましょうということになっておりますの...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) パワハラ、委員のおっしゃることも私もよく分かります。これは、今回はそれぞれの法律で今出していますが、結局、この話は一番の本質的なところに戻るんだと思います。要は、全体のハラスメントを禁止する法律、これは禁止規定を設けることができるかということで、昨年十二月...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私もその認識は共有をしております。共有しております。
○国務大臣(根本匠君) 私もパワハラはあってはならないと思っておりますから、要は、だから、その思いは一緒だと思うんですよ。  ただ、既存の法律があって、それが壁があるからできないということではなくて、法律というのはこれは規制ですから、法律は規制なので、その規制を掛けるときにきち...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私もそういう答弁をいたしましたが、要は、事業主や労働者に対して責務を掛けているんですね。指針の中で、ハラスメントをしてはならないと、そういうことをしっかりと明確化して、周知啓発といった予防措置を講ずるわけですが、その意味で、被害者が自社の労働者以外の者であ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私も委員のおっしゃられることはそのとおりだと思います。  この再就職者評価処遇コースとか介護離職防止支援コース、これ、目的はすごくいいと思うんですよね。特に再就職、再雇用者評価処遇コース。育児、介護等を理由として退職した方が就業が可能になったら復職できる...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 個別事案についてはコメントは差し控えさせていただきますが、その上で、その上で一般論として、職場におけるセクハラは働く人の尊厳や人格を傷つけ、職場環境を悪化させるものであって、あってはならないと考えております。  セクハラ被害者の多くは女性であります。セク...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) これは、多くは女性でありますが、まあまあ、女性、男性、両方あり得るとは思いますけど、要は差別意識が背景にあるようなことであってはならないと、こう思いますよ。
○国務大臣(根本匠君) セクシュアルハラスメント防止のための措置義務、これは、都道府県労働局によって行政指導などにより履行確保を図っているところでありますが、これは、事業主や労働者自身にセクシュアルハラスメントを行ってはならないという意識が十分に浸透していないという課題もあると認...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 裁判による損害賠償請求、これについては、被害者に落ち度があった等の中傷を受ける場合があるなど、被害者にとって負担が大きい面もあると認識をしております。セクハラを受けた被害者が求める被害回復の内容には、金銭的な賠償のほか、加害者の謝罪や、再発防止のための職場...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 要は、損害賠償請求については被害者にとって負担が大きい面もあると、これは認識をしております。例えば、被害者に落ち度があったなどの中傷を受ける場合があるので、負担が大きい面があると認識しています。  それから、セクハラを受けた被害者が求める被害回復の内容に...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今回の、救済になっているかどうかという御質問ですが、これは、損害賠償請求で救済になっているかどうか、それについてはそれぞれのケース・バイ・ケースだと思いますが、これは裁判の結果ですから、だから、これは、それをどう見るかというのはいろんな見方があると思います...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) ILOの調査によると、調査を行った八十か国のうち六十三か国において性的ハラスメントを行うことが禁止されているとされ、これらの国に日本は含まれていない。そして、禁止規定については、これは中長期的な検討を要すると労働政策審議会の建議でありました。  これは、...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) ここが非常に肝の、ここが肝の部分なんだと思います。  労働政策審議会建議で議論した上でどう整理されているか。職場のパワーハラスメントやセクシュアルハラスメントの行為者に対して刑事罰による制裁を科すことや、被害者による行為者等に対する損害賠償請求の根拠を法...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 的確に減らせるような法案に私は構成していると考えています。
○国務大臣(根本匠君) イエスかノーかと言うので、これは、的確に減らしたいという趣旨で私は申し上げました。  今回の法案では、労働施策総合推進法の第四条の国の取り組むべき施策にハラスメント対策全般を充実することを明確にした上で、セクシュアルハラスメント、マタニティーハラスメント...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) まさに女性活躍をすることが企業の力になる、私もそのとおりだと思います。  少子高齢化が進展する中で、誰もが安心して活躍できる社会を実現するためには、女性活躍に向けた取組を進めること、これが企業に求められております。また、これを通じて、企業は組織内の多様性...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 職場におけるハラスメントは、被害者の尊厳や人格を傷つける、あってはならないものであります。これは、被害者が誰であっても同様だと認識をしております。  本法案では、労働者に対するハラスメントは行ってはならないことや、他の労働者に対する言動に注意を払うよう努...全文を見る
05月24日第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第21号
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○根本国務大臣 まず、今回の体罰禁止の法定化、この法定化をしたのは、痛みや苦しみを利用して子供の言動を支配するのではなく、子供が健やかに育つことについて、子育て中の親に対する支援も含めて、社会全体で啓発していくための取組の一環であります。  痛みや苦しみを利用して子供の言動を支...全文を見る
○根本国務大臣 先ほど私が申し上げたのは、体罰が禁止されるべき本質ということで三つ答えさせていただきました。そして、これを踏まえて、わかりやすく伝わるように、ガイドラインを通じて普及、周知していきたいと思っています。  そして、今、学校における体罰については、既に文科省の方で考...全文を見る
○根本国務大臣 これは法案で、今、体罰ということを規定して、そして法案の施行ということがあるわけでありますが、我々も、ここは少し、ガイドラインというのはかなり丁寧に整理していかなければいけないと考えておりますので、さまざまな専門的な知見も踏まえてガイドラインをつくり上げていきます...全文を見る
○根本国務大臣 本法の施行は来年四月でありますので、来年の四月が施行ということになるので、ここはできるだけ精査をして、そして速やかにガイドラインを示していきたいと思います。
○根本国務大臣 里親やファミリーホームへの委託率、これについては年々着実に増加しておりますが、平成二十八年度末現在で一八・三%、直近のデータである平成二十九年度末現在では一九・七%となっております。御指摘のとおり、日本の場合はまだまだ低い、そして、欧米主要国に比べますと、日本は施...全文を見る
○根本国務大臣 私は、里親というのは大事な制度だなと思っております。私も今政治家をやっておりますので、そこは、すごくいい制度だなとは思っております。
○根本国務大臣 私もそういう気持ちは、私はやりたいと思っておりますが、今ちょっと政治家をやっているので、そういう能力と時間とかその辺が対応できれば、それは気持ちとしてはやりたいと思っています。
○根本国務大臣 委員も私も同じ状況にあると思いますが、例えば、私は日々国会でも対応しているし、土日だって、私は厚生労働行政の分野で今大臣としていろいろな仕事をやっておりますから、実は、客観的に、今、たった今ということではそういう状況にありませんので、そこは、思いはあるということで...全文を見る
○根本国務大臣 養育里親、これは、虐待を受けたなどの事情によって親元で暮らせない子供たちに家庭と同様の養育環境を提供するという重要な役割を担っていただいております。  平成二十八年の児童福祉法改正においては、里親委託推進などを含む家庭養育優先原則を法律に規定をしております。 ...全文を見る
○根本国務大臣 まず、今回の改正では、児童相談における弁護士の関与について、法律に関する専門的な知識経験を必要とするものについて、常時弁護士による助言又は指導のもとで適切かつ円滑に行うため、児童相談所における弁護士の配置又はこれに準ずる措置を行うということを規定しております。 ...全文を見る
○根本国務大臣 常時弁護士さんが確保されるということは法律でも求めておりますが、要は、私も児童相談所でいろいろな話を聞きましたが、いろいろなパターンがあって、常勤で入るパターン、複数でローテーションでやるパターン、あるいは、ある程度の数の弁護士さんを用意していてそこと常時連絡をで...全文を見る
○根本国務大臣 委員からいろいろ御質問がありましたが、個々の里親についてLGBT当事者であるかどうか、これは現時点では把握をしておりません。  基本的には、里親については、年齢やLGBTなどを含めた属性などにかかわらず、子供に良好な家庭的環境を提供できるかどうか、これが重要だと...全文を見る
○根本国務大臣 先ほどもお答えいたしましたが、重要なことは、安定している家庭の中で子供が育成される環境を整えることであったと考えています。  多くの方に里親の担い手となっていただけるように、引き続いて、御指摘の同性同士の場合も含め、単身者や共働き世帯でも里親になれることなどにつ...全文を見る
○根本国務大臣 多くの方に里親の担い手となっていただけるように、御指摘の同性同士、要はLGBTを含め、単身者や共働き世帯でも里親になれることについてということで私は申し上げました。
○根本国務大臣 私は、先ほども申し上げましたが、幅広い周知啓発にこれからも取り組んでいきたいと思います。
○根本国務大臣 今議員御指摘の調査結果は、今議員から御紹介いただきましたが、平成三十年度に実施した一時保護の第三者評価に関する研究報告書に掲載されていると認識しております。  この調査研究では、あわせて、一時保護所における第三者評価の手引き、これも作成しております。この評価指標...全文を見る
○根本国務大臣 先ほど申し上げましたが、その評価指標の中で、性的アイデンティティーへの配慮などが評価項目として設けられております。
○根本国務大臣 我が国の未来を担う子供の将来がその生育環境により左右されることがないように、子供の貧困対策の充実を図っていくこと、これは私も極めて重要だと思っております。  子供の貧困対策に関する大綱に基づいて総合的に推進してきましたが、今委員からお話がありましたように、現在、...全文を見る
○根本国務大臣 今、委員から、児童福祉法の規定を言っていただきました。  児童を心身ともに健やかに育成すること、これは、児童福祉法の二条二項で第一義的責任を保護者にあるとしておりますが、三項で、「国及び地方公共団体は、児童の保護者とともに、児童を心身ともに健やかに育成する責任を...全文を見る
○根本国務大臣 きめ細やかにやります。
○根本国務大臣 今回の改正では、児童相談所の管轄区域について、地理的条件、人口、交通事情その他の社会的条件について政令で定める基準を参酌して都道府県が定めるものとする旨の規定を新設いたしました。  具体的な基準設定については、過去、人口五十万人に一カ所程度という基準があったこと...全文を見る
○根本国務大臣 今後、地方団体とも協議しながら検討していきますが、しっかりと我々は後押しをしていきたいと思います。
○根本国務大臣 今、いろいろと委員からお話がありましたが、しっかりとやってまいります。
○根本国務大臣 初年度に一気に千七百人程度増員するなど、体制の抜本的な強化に前倒しで取り組むこととしております。  まずは、地方公共団体における人材確保が着実に進むよう、国としても支援してまいります。  加えて、来年度以降、一人当たりのケース数が過重なものとならないよう、実態...全文を見る
○根本国務大臣 当然、私は積極的に取り組んでまいりますが、とにかく、二〇一九年度、これは前倒しで千七百人程度、あっ、千七十人程度増員することにしました。これは、公共団体における人材確保が着実に進むように支援していかなければいけないし、加えて、来年度以降も、実態を踏まえた上で、一人...全文を見る
○根本国務大臣 まずは前倒しで千七十人と、これは一気に引き上げました。そして、そこは自治体としっかりと協議しながら、そして実態を踏まえた上で、来年度以降、さらに必要な検討をしていきたいと思います。  まずは千七十人、これを自治体と協議してしっかりやりたい、こういうことであります...全文を見る
○根本国務大臣 まず、研修は非常に大事ですから、特に平成二十八年度の児童福祉法改正、これは、研修の受講が義務づけられました。今、到達目標やカリキュラム、これを通知で示しておりますが、都道府県等においては、このカリキュラム等に基づいて必要な研修が実施されるよう、周知徹底を図っていき...全文を見る
○根本国務大臣 人事ローテーションも大事だと思いますし、自治体で実施している研修の実態把握、本当に、岡本委員が前回も見せていただきました。  これはやはり効果的な内容となるようにしっかりやっていきたいと思いますし、岡本委員が福島県の事例を見せてくれたので、私も福島県のこの担当研...全文を見る
○根本国務大臣 児童福祉司が、一人当たりの業務量を減らして、よりきめ細やかにケースワークが行えるようにすること、これは重要であります。  新プランをつくりましたが、新プランにおいては、児童福祉司一人当たりの標準的な業務量について、児童虐待相談件数及びそれ以外の相談を合わせて五十...全文を見る
○根本国務大臣 今、私、加算のところを申し上げました、加算のところ。  加算のところは、現在は虐待相談対応の発生件数が全国平均と比べて四十件多くなるごとに、こうやっていますが、今後、非行ケースなどの虐待以外のケースが多くなって業務量が過重になることが生じた場合、これは実態を踏ま...全文を見る
○根本国務大臣 基本的にはそのとおりでいいんですよ。そのとおりでいいんです。
○根本国務大臣 子供虐待の発生の予防や早期発見、対応のためにはリスクを的確にアセスメントする、これが必要だと思います。そして、子供や家庭の状態の変化を把握して、これを支援にかかわる関係機関が共有して、変化に応じた支援を行うことが必要であります。  今年度の調査研究で、アセスメン...全文を見る
○根本国務大臣 私もリスクアセスメントというのは重要だと思いますから、要は、状況の変化がきめ細かく把握できて、関係機関が共有できるようなリスクアセスメント、これはしっかり、どういうリスクアセスメントが必要なのかというところは取り組んでいきたいと思います。(岡本(充)委員「私が指摘...全文を見る
○根本国務大臣 さまざまな事情で子供を育てることが難しいケースもありますが、どんな事情があっても、子供の命は社会全体で救わなければならないと思います。  子供を置き去りにすることはあってはならないことですが、「こうのとりのゆりかご」、平成十九年の運用開始以来、百三十人を超える多...全文を見る
○根本国務大臣 私は、赤ちゃんポストの抱える課題、先ほど申し上げました。そして、大変困難な課題だと思います。  我々が今何をやっているか、これは過去においても議論がありました。そして、予期せぬ妊娠をした女性への支援のあり方、これについては諸外国でもさまざまな施策が行われておりま...全文を見る
○根本国務大臣 今高橋委員の紹介された「MY TREEペアレンツプログラム」あるいはコモンセンスペアレンティング、後者のプログラムですけれども、こういうプログラムは本当にいいプログラムだなと私も思います。こういうプログラムをどんどんやっていっていただくということが大事だと思います...全文を見る
○根本国務大臣 今、委員と局長のやりとりも聞いておりました。  警察と児童相談所において情報共有を行う目的、これは、情報共有を契機として、警察と連携して子供の安全確認を確実に行うとともに、安全確保や必要な支援の実施につなげることであると思います。  情報提供を行った後の支援等...全文を見る
○根本国務大臣 まず、虐待対応関係機関専門性強化事業というものがあります。児童虐待防止対策支援事業の中で二つありますが、その中の一つは専門家の養成。これは、都道府県などが、児童虐待の予防や早期発見、早期対応において重要な役割を担っている医師などの専門家の養成など実践的な研修を実施...全文を見る
○根本国務大臣 厚生労働省では、子育て経験者などが相談支援を行う産前・産後サポート事業、あるいは、退院直後の母子に対して助産師等が心身のケア等を行う産後ケア事業を推進しています。これは、児童虐待防止の観点からも、妊娠期から子育て期にわたるまでの切れ目ない支援が非常に大事だと思いま...全文を見る
○根本国務大臣 いわゆるチャイルド・デス・レビュー制度、これは、二十九年の児童福祉法改正の附帯決議において導入を検討することとされておりますし、昨年の成育基本法においても規定をされております。  厚生労働省としても、予防可能な子供の死亡の再発防止を図るため、その導入について検討...全文を見る
○根本国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力してまいります。     —————————————
05月28日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号
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○国務大臣(根本匠君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力してまいります。
○国務大臣(根本匠君) 最初に、臓器の移植に関する法律に関する附帯決議に基づき、臓器移植の実施状況等について報告をいたします。  臓器の移植に関する法律は、平成九年に施行されてから今年で二十二年を迎えます。また、臓器提供における本人同意の扱いについて、平成二十二年に改正法に基づ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) がんゲノム情報を活用し、個人に最適化されたがん治療等を行うがんゲノム医療については、国民の正しい理解の下で適切に情報管理を行いながら、しっかりと進めていくことが必要だと考えています。  第三期がん対策推進基本計画のがん医療の充実の一項目にがんゲノム医療を...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 仕事と不妊治療が両立できる職場環境の整備、これは重要な課題だと考えています。まだまだ職場では基本的なところでの理解不足があって、まずは、働きながら不妊治療を受ける従業員に対する事業主や職場の理解を促進すること、これが重要だと考えます。  例えば、平成二十...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) ゲーム障害を含め、依存症が疑われる方に対する相談支援体制の整備や相談に対応する人材の育成、これは重要な課題だと認識しております。  ゲーム障害等の依存症が疑われる方に対する相談支援については、都道府県及び政令指定都市が設置する精神保健福祉センターの取組が...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 石橋委員から前回もそういう御質問をいただきました。  今時間が掛かっているのはなぜなのかという御質問ですが……(発言する者あり)なぜ出せないのか、出せないのか、時間が掛かっているのか。  在京当番表を提出した場合、副大臣や大臣政務官の個人としてのプライ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 兼業、副業、今、未来投資戦略での位置付けは話がありました。  働き方のニーズが多様化する中で、副業、兼業を行いたい、こういう労働者のニーズが高まっているので、その選択が可能となる環境整備、私はこれは大事だと思います。  ただ一方で、副業、兼業というのは...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員が今のお話のとおり、副業、兼業の促進に当たっては、労働者の健康確保に留意しつつ、長時間労働を招くことのないようにすることが重要だと、こういう認識も我々もしております。  今現在、厚生労働省において有識者検討会を開催しております。副業、兼業の場合の実効...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今までの委員の御指摘、そしてそういう状況があると、こういうことは私も問題だと思います、聞いていて本当に問題だと思います。  先ほど局長の方から答弁がありましたが、職業紹介に関するトラブル防止のための取組として、職業安定法や指針の改正をいたしました。事業者...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) この法改正、三十年一月から施行されていますが、一年が経過をいたしました。これは、委員を含めていろいろこういう問題意識を持っておられる先生方は多いと思います。  その意味では、施行状況を確認して一層の適正化につなげる、これが必要だと思いますから、特に、今委...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 実態把握を行うように努めていきたいと思います。その意味では、実態把握を行わせたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 副業、兼業、今委員のお話もありましたが、要は、今、副業、兼業をしたいというニーズも一般的に言うと高まっております。だから、それはニーズに応じた対応をする必要がありますと。  ただ、副業、兼業も、委員がおっしゃるように、先ほど福島委員からも話がありましたが...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 兼業、副業、いろんなパターンがあるわけですが、全体として兼業、副業は推進する必要があると、そういうことで推進していきたいと思いますが、一方で、今お話があったように、社会保険あるいは雇用保険あるいは労災保険、様々な課題がありますから、ここはしっかりと、どうあ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 働き方改革は、私はこれ本当に大きなことだと思います。  働き方改革を何のためにやるのかと。委員からワーク・ライフ・バランスという話もあった。そして、一人一人が伸び伸びと自分の力を発揮していく、そしてきちんとした働き改革をやることによって、例えば男性も育児...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 現在の日本の年次有給休暇の取得率、これは依然として低調であります。年次有給休暇が取り残されている状況にありますので、まずは今般の労働基準法改正によって義務付けられたこの年次有給休暇の年五日の時季指定の着実な施行を図る、これが我々まずは取り組んでいきたいとい...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今委員から御紹介ありましたように、年次有給休暇を取り残す理由の一つとして、病気や急な用事のために残しておく必要があると、こう考える人がおられる。  そして、病気休暇制度の導入支援の必要性については認識をしております。今我が方が対応しているのは、事業場にお...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) それぞれ、例えば厚生労働行政は厚生労働省が担う、そして住宅行政は国土交通省が担う。政府全体では、それぞれの分担がきちんとやっている中で、それぞれの省が責任を持ってその行政を担うということが基本だと思います。  ただもう一つは、やっぱり厚生労働行政と住宅行...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 無料低額診療事業、これについては広く生活困難者一般を対象とするものであって、生活困難者であれば、生計困難者であれば仮放免中の外国人もその対象とすること、これはもう委員御承知ですが、可能であります。  また、対象となる生活困窮者は、被保護者やホームレスに限...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 無料低額診療事業、これは一定の要件を満たした診療施設で生計困難者に必要な医療を無料又は低額で提供するものであります。これは地域で重要な役割を果たしていると考えております。  当該診療施設内で投薬が実施される場合には、その費用も無料低額診療事業の要件の一つ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 無料低額診療事業の基準、これについては、診療費の減免のほか、医療上、生活上の相談に応ずるために医療ソーシャルワーカーを置き、かつ、そのために必要な施設を整えることなど、事業対象者の福祉の増進に資する機能も有すること、これを実は実施機関に求めております。 ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) WHOにおいて、イヤホンの不適切な利用により生じる難聴について、それを防止するための基準などが示されているということは認識をしております。  先ほど、イヤホンの不適切な利用による難聴、これについては、e―ヘルスネット、これは厚生労働省が健康情報を提供する...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 子供を持ちたいと願う夫婦の希望に応える、これは重要だと考えています。  もうこれは委員も御案内ですが、不妊治療の経済的負担の軽減を図るため、高額な治療費が掛かる体外受精や顕微授精、これについて費用の一部を助成しております。また、本年度予算では、男性の不妊...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 若年者のがんの治療による妊孕性の低下、これは妊娠、出産を希望する女性のがん患者にとって大きな問題であります。  一方で、妊孕性を温存する手法には種々ありますが、現時点では妊孕性の温存が若年のがん患者の妊娠につながるというエビデンスは十分に確立されておりま...全文を見る
05月29日第198回国会 参議院 本会議 第21号
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○国務大臣(根本匠君) ただいま議題となりました障害者の雇用の促進等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  昨年、国及び地方公共団体の多くで、障害者雇用率の算定対象となる障害者の確認及び計上に誤りがあり、障害者雇用率を満たしていない状況に...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 川田龍平議員にお答えをいたします。  知的障害者の雇用についてお尋ねがありました。  各府省においては、関係閣僚会議で決定した基本方針や取組方針において、知的障害者の積極的な採用に努めること等とされております。また、各府省において非常勤職員としての採用...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 石上俊雄議員にお答えいたします。  法定雇用率の引上げ等の影響についてお尋ねがありました。  平成三十年六月一日現在において、民間企業の雇用障害者数は五十三万四千七百六十九・五人であり、十五年連続で過去最高を更新しております。また、実雇用率も二・〇五%...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 東徹議員にお答えをいたします。  今般の事案の原因についてお尋ねがありました。  検証委員会の報告書においては、国の行政機関における障害者雇用の促進を実効あらしめようとする基本認識の欠如と法の理念に対する意識の低さが指摘されております。  これまでの...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 倉林明子議員にお答えいたします。  今般の事案では虚偽の報告がなされていたのではないかとのお尋ねがありました。  各行政機関は、検証委員会の調査への対応を職務として命じられている中で、可能な限りの実態把握を行った上で、意図的に不適切な対応を行った例は把...全文を見る
05月30日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○国務大臣(根本匠君) ただいま議題となりました障害者の雇用の促進等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  昨年、国及び地方公共団体の多くで、障害者雇用率の算定対象となる障害者の確認及び計上に誤りがあり、障害者雇用率を満たしていない状況に...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今の先生の御指摘は、非常に幅広い観点からの御指摘だと思います。  障害者雇用促進法における障害者、これは、先ほども定義で御紹介いたしましたが、心身の機能の障害があるため、長期にわたり、職業生活に相当の制限を受け、又は職業生活を営むことが著しく困難な者とさ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 知識と技能を有する専門家の皆さん、専門職の皆さん、幅広く活躍してもらうことが私も大事だと思います。  障害者雇用の促進に当たっては、障害者がそれぞれ意欲と能力を発揮して活躍できるように、障害特性に応じ適切なサポートを受けられるようにする、これが重要だと思...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今回の事案は、委員がおっしゃるとおり、私も大変遺憾に思っております。  その今の御質問ですが、検証委員会、これは福岡高検の検事長も務められた松井委員長をトップに弁護士等の有識者から構成され、事案の実態と原因、これを明らかにするために、書面調査あるいはヒア...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員の御指摘の障害者雇用促進制度については、昨年七月に取りまとめられた研究会の報告書の中で、報告内容については、労働政策審議会障害者雇用分科会に対して報告し、制度の見直しに向けた議論につなげていくことが望まれるとされておりました。  このような中で、昨年...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員からいろいろ御指摘もあって、そして、我々、各府省において新たに採用した障害者の定着状況を調べさせていただきました。御指摘のとおり、各府省における二〇一八年十月二十三日から二〇一九年四月一日までに採用した二千五百十八人のうち、五月二十三日時点における離職...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私も、確かに実際に働いている障害者の方の意見をお聞きする、これは大変重要だと思っております。  私も、昨年この問題が起こった後、実際に障害のある職員の方々とお話をして、それぞれお話を聞かせていただきました。そして、私の印象では、仕事のやりがい、あるいは障...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今私たちが享受している平和と繁栄、これは国や国民のためにかけがえのない命をささげられた皆様の尊い犠牲の上に築かれたものであり、このことを決して忘れてはならないと考えています。  これから、今、遺骨収集についても計画的に我々強力に取り組んでおりまして、でき...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 障害者雇用納付金制度、これは法定雇用率が未達成であって、常用労働者百人を超えて雇用している事業主から納付金を徴収して、達成している事業主に調整金や奨励金を支給する仕組みであります。  これ、元々社会連帯の理念に基づいて経済的負担を調整するという性格でこう...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 障害者のヘルパーの方の話だと思いますが、私は映画は見ておりません。
○国務大臣(根本匠君) 今回の川崎市における事件、本当に私は大変痛ましい事件だと思います。怒りすら感じます。今回の事件でお亡くなりになったお二人の御冥福をお祈りするとともに、負傷された方の一日も早い回復を祈念いたします。  今回の事件と関連してということでいえば、事件の詳細につ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) まず、障害者活躍推進計画、これは障害者である職員の職業生活における活躍の推進に関する取組を計画的に進めるために、国及び地方公共団体の各機関において作成するものであります。そして、作成に当たっては、厚生労働大臣が定める指針に即して作成する必要があります。指針...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 先ほど、私も午前中の答弁でも申し上げましたが、今厚労省は、実際に厚労省で活動している障害者の皆様と意見を交換しながら今我々は進めておりますが、各省においても広く職員の意見を聞いて計画に反映させていただくことが大事だと思います。  そのための手段の一つとし...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私も慎重に答弁したということで言っていただきましたが、意見を聞く聞き方は様々いろんな方法があると考えております。  少なくとも厚生労働省では、私も直接お話を聞いたし、そして今、今日発足しましたけど、障害者である職員の方も入れて、そしてこれからどう障害者が...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員がおっしゃるように、質の確保を図る、単なる数合わせにしない、これは我々も本当にそう思っております。やはり大事なのは、採用が数合わせとならないように、障害者がその希望と能力に応じて活躍できる職場環境を整備する、そして雇用の質の確保を図る、これが重要であり...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 障害者の就労を進めていくに当たって、通勤あるいは勤務における介助、これについて労働施策と福祉施策の連携を求める御意見は様々いただいております。  この点について言えば、労働政策審議会の意見書において、重度身体障害者などにおいて、例えば通勤に係る継続的な支...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) できるだけ速やかに体制を整えたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 今回の法律については、まず各省庁できちんと官房長をトップにして責任者を決めて、そして具体的な実務の責任者も決めて、そして計画も作ってしっかりやれよと、自律的に、まず私はこれが基本だと思います。その中で、相談窓口もつくる。  我々、関係閣僚会議もやって、そ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) やります。  今回、法改正しましたけど、結局、関係閣僚会議できちんと取決めをして、そして、各省庁には、まずは実務の担当のトップの官房長も据えて、そして実務の責任者を配置して計画も作らせて、そしてきちんとその実績も我々聞きながら、あとは関係閣僚会議でフォロ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今般の事案については、障害者代表も参画する労働政策審議会障害者雇用分科会、ここで説明した上で、基本方針の策定に当たって、公務部門における障害者関係府省連絡会議において障害者団体などから御意見を伺ったほか、労働政策審議会障害者雇用分科会においても御審議をいた...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私、今御答弁したとおりであります。  それぞれ、雇用分科会やあるいは各省庁連絡会議、これは障害者の関係団体からの意見も伺っておりますし、やはり雇用分科会というのは障害者の代表も加わっていただいておりますので、そこは、意見を聞くというのは様々な形があろうか...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 障害のある方の雇用や活躍の場の拡大を民間に率先して進めていくべき国の行政機関の多くにおいて、対象障害者の不適切な計上があって、法定雇用率が達成されていない状況が長年にわたって継続していたこと、これは極めて遺憾であります。  今委員からも御紹介いただきまし...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) この検証委員会は、今般の事案の実態や原因を明らかにする、こういうことで検証していただきました。  こういう観点から、検証委員会は、福岡高検の検事長も務められた松井委員長をトップに弁護士等の有識者から構成されて、事案の実態と原因を明らかにするために書面調査...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私は十月から大臣になりましたけど、十月からなりましたから、これについては事後的に報告を受けました。
○国務大臣(根本匠君) 障害者である職員の任免状況、これについては、法を適正に運用して障害者雇用の現状を的確に把握するという観点から、その内容について信頼性の確保に努めること、これは極めて重要だと思います。  そういう観点から、先ほど局長からも答弁がありましたが、全体の状況が見...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 各府省において、法定雇用率の速やかな達成と障害者の職場環境の整備を図るために、関係閣僚会議での基本方針に基づき必要な措置に取り組んでいます。  例えば、具体的には実務責任者としてきちんと責任者を置きなさいよとか、あるいは相談窓口を設置しなさい、あるいは障...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 公務部門においての障害者雇用の意義、これはしっかりとこの意義を認識する必要があると思います。障害者のできないことではなくて、できることに目を向けて活躍の場を提供する、この活躍の場を提供すること、これによって公務部門にとって貴重な人材の確保にもつながると思い...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 障害者の通勤支援や職場介助の問題、これはまさに労働施策と福祉施策、それぞれの体系があるわけですが、この連携を進める、これが重要な課題だと認識しております。もう労働政策審議会の意見書、これは、繰り返しは避けますが、連携が課題とされております。  先ほども申...全文を見る
06月03日第198回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(根本匠君) 今回の川崎市における事件、これは大変痛ましい事件であり、怒りすら感じます。今回の事件でお亡くなりになったお二人の御冥福をお祈りするとともに、負傷された方の一日も早い回復を祈念いたします。  この事件の詳細については、現在捜査中であり、事件の背景を含めて事...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 人生百年時代を迎えようとする今日、誰もが生き生きと暮らしていくためには、全ての世代がその能力に応じて共に支え合うという考え方、私は今後の社会保障を考える上で重要な視点だと思います。  先ほど、介護保険制度のこれまでの経緯を踏まえて、委員からいろいろな御質...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 待機児童の解消、このためには、保育の受皿の拡大と同時に、それを支える保育人材の確保が不可欠であります。  東京都では、待機児童数、これが全国の約三割、そしてこれに対応するための保育の受皿の整備の拡大量、これも全体の約二割を占めている状態。ですから、保育人...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) これまで、就職氷河期世代への支援、これは再チャレンジ支援総合プランということで平成十八年度から講じてまいりました。わかものハローワークやあるいは地域若者サポートステーションの整備、あるいは、こういう具体的な施策で、踏まえて、引きこもり状態のある方に対しては...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員の今のお話にありましたように、児童相談所の児童福祉司一人当たり、要は業務量を減らして、よりきめ細かにケースワークを行えることにする、こういうことが大事だと思います。その意味で、今お話にも出た新プラン、新プランにおいてはどういう考え方で作っているかという...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 地域医療情報連携ネットワーク、これは地域のまず自発的な取組として始まりました。  これまで、地域医療介護総合確保基金により支援を行って、例えば佐渡島、これはさどひまわりネット、これは島で、病院とか診療所が元々全体の一つの連携、対応でやってきましたが、さど...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) まず、今三点のお尋ねがありました。  単身高齢者について、あるいは低年金者についての問題であります。単身高齢者を含めた低所得の高齢者の方への生活保障については、社会保障と税の一体改革において、既に年金受給資格期間を二十五年から十年に短縮する、医療、介護の...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 調査……(発言する者あり)調査。  まず、私もこの子育て支援の問題、これは、平成五年に私は当選しましたけど、そこから厚生委員であるいは社会部会でやってきました。あのときに、エンゼルプランというのを平成六年、たしか初めてやった。あのときは、日本の場合は高齢...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 男性育休の取得促進、これは本当に大事だと思いますよ。だんだん、先ほど、新入社員が八割育休取得したいと言っている、雰囲気はやっぱり変わってきたんだと思うんですよ。男性の認識だから、だから我々はイクメンプロジェクトとかいろんな政策をやってきた。だから、その意味...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 児童相談所において医学的な知見を踏まえた対応ができるように、児童相談所における意思決定に医師が日常的に関与し、児童福祉司等と共に対応できるよう体制整備を推進すること、これは重要だと考えています。  例えば、平成三十年三月に発生した目黒区の児童虐待事案、こ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 研修、大変大事だと思います。  厚生労働省としては、児童相談所の医師等を対象とした研修、これに対して補助を行っております。それから、子どもの虹情報研修センター、これ今全国でここだけなんですが、ここの研修を開催するなど、児童相談所の医師の資質の向上に努めて...全文を見る
06月04日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号
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○国務大臣(根本匠君) 委員は大阪府議会の経験、あるいは都道府県の行政非常に熟知されている立場からのお尋ねだと思います。  ハローワークには国民の勤労権を保障するためのセーフティーネットとしての役割があり、これは基本的には国が責任を持って運営を行うことが必要だと考えております。...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私は、農福連携って本当に大事だと思います。大臣政策対話というのをテーマごとにやりましたが、農福連携、これを取り上げました。そして、今日五時半から官邸で農福連携の会議をやりますが、やはり障害者は、私も身近に見ていますが、障害者の皆さんは大地の下で、青空の下で...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 我が国が平成十九年九月に署名した障害者権利条約、これは、労働・雇用分野においては、公共、民間部門での雇用促進などのほか、あらゆる形態の雇用に係る全ての事項に関する障害を理由とする差別の禁止、職場において合理的配慮が提供されることの確保などのために適当な措置...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) それは、民間もあるいは公務部門もそこは一緒です。
○国務大臣(根本匠君) 障害のある方が活躍することのできる社会を築いていく、これは重要な課題であると思います。  今のテーマについては、今部長から答弁をいたしましたが、やはりここは、障害者の通勤支援や職場における介助、これについては事業主に対する措置は講じられておりますが、通勤...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 第四次障害者基本計画における基本的な考え方として、雇用、就業の促進に関する施策と福祉施策との適切な組合せの下で、年金や諸手当の支給、経済的負担の軽減等により障害者の経済的自立を支援すると、こうされております。  そして、委員から今いろいろお話がありました...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私、先ほど申し上げましたように、やはりノーマライゼーションの理念やあるいは共生社会、こういう理念の上で障害者雇用を含めてしっかり対策を講じていきたいと思います。
06月05日第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第22号
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○根本国務大臣 委員お話しのように、サービスを提供する人材の確保、育成、これは喫緊の課題だと認識をしております。  介護人材確保については、処遇改善や就業促進、職場環境の改善による離職の防止、人材育成への支援などを含めて、総合的に取り組むことが重要だと考えております。特に、高齢...全文を見る
○根本国務大臣 生活保護制度は、最低限度の生活を保障する最後のセーフティーネットであります。一方で、制度への国民の信頼を確保するためにも、公正な運用が行われること、これが重要だと認識しています。  これまでも、生活保護制度の適正化を図るため、例えば、平成三十年法改正における後発...全文を見る
○根本国務大臣 幾つか課題があると思いますが、委員御指摘のとおり、一つは、いわゆる正社員としての採用の機会が新卒者の方々に偏っている我が国の雇用慣行、このもとですと、経済情勢が厳しい時期に学校を卒業して、そして就職活動につまずいた方々、これは職業人としての活躍の場が得にくくなって...全文を見る
○根本国務大臣 私も、委員が御指摘の点も非常に大事だと思います。  就職期に厳しい経済状況の影響を受けた就職氷河期世代の方々は、さまざまな状況の方がおられるので、やはり、ある程度それぞれの現状を分析して、少し類型化して、それに対して適切な支援策を講じる、これが必要だろうと思いま...全文を見る
○根本国務大臣 御党がまとめた令和時代の人財プラン、これは非常に現状もしっかり的確に分析されて、そして必要な施策を盛り込んでいただいていると思います。  就職期に厳しい経済状況の影響を受けた就職氷河期世代への支援、これは、その世代の方々が高齢期を迎える前に、今取り組むべき待った...全文を見る
○根本国務大臣 よく御存じかどうかというところでは、よくかどうかは別として、まあ、この話は私も知っております。
○根本国務大臣 治療を必要としている方に医療技術の進歩を適切に取り入れてお届けする、これは大変重要だと思います。  今お話のあった新規の検査や医療技術の保険適用、これについては、治療と疾病の関係が明らかで、治療の有効性や安全性などが確立しているものについて、普及性や社会的妥当性...全文を見る
○根本国務大臣 私、先ほど、新規の検査や医療技術の保険適用、そうですということであります。もう申し上げましたよね。
○根本国務大臣 御指摘のHBOC、遺伝子変異を有して、乳がんや卵巣がんになりやすい方に対する予防的手術、つまり切除したらどうか、こういうことで、保険適用したらどうかというお話だと思います。  これについては、先ほど申し上げたことと重なりますが、がんの原因となる疾病に対する治療と...全文を見る
○根本国務大臣 一般論としては私が先ほど申し上げましたとおりでありますが、今回の要はHBOC、予防的臓器切除についての知見、これは現時点では十分に集まっていないと認識しておりまして、まずはHBOCについて研究に取り組んでいるところであります。  ここはやはり、御指摘のHBOCと...全文を見る
○根本国務大臣 BRCA変異保持者で卵管卵巣がん未発症者に対する卵管卵巣の予防的切除の実施、これは、卵巣がんや卵管がん等を減少させるだけではなくて、予後の改善が海外の研究から示されておりますが、日本でのデータは今後蓄積が必要であると思います。  また、BRCA変異保持者で乳がん...全文を見る
○根本国務大臣 基本的には、日本人のデータが必要だと思いますし、日本でのデータは今後蓄積が必要だと思います。
○根本国務大臣 毎月勤労統計の平成三十一年三月分結果確報及び平成三十年度分結果確報について、公表を延期するとともに数値を訂正する事態が生じたことはまことに遺憾であります。  今回の事案は、平成三十一年一月に公表した平成二十四年以降分の再集計の作業の中で、平成三十年七月分の母集団...全文を見る
○根本国務大臣 厚生労働省としても、一人一人の労働者が働きやすい就業環境を整備することは大変重要だと考えております。  このハイヒールやパンプスの着用については、それぞれの業務の中でそれぞれの対応がなされていると思いますが、例えば労働安全衛生の観点からは、腰痛や転倒事故につなが...全文を見る
○根本国務大臣 そういう要望書を受けました。署名も受理しております。  やはり、一人一人の労働者が働きやすい就業環境を整備することは大変重要であると考えております。ここはいろいろな動き、動向があるわけですが、そういう動向を注視しながら、働きやすい職場づくりを推進していきたいと思...全文を見る
○根本国務大臣 義務づけられることについてどう思うかというお話ですよね。  女性にハイヒールやパンプスの着用を指示する、義務づける、これは、社会通念に照らして業務上必要かつ相当な範囲か、この辺なんだろうと思います、それぞれの業務の特性がありますから。よろしいですか。
○根本国務大臣 ハイヒールやパンプスの着用を強制する、指示する、これは、いろいろなケースがあると思いますが、社会通念に照らして業務上必要かどうかということ、要は社会慣習にかかわるものではないかなと思います。だから、そういう動向は注視しながら、働きやすい職場づくりを推進していきたい...全文を見る
○根本国務大臣 職場において女性にハイヒールやパンプスの着用を指示すること、これについては、今、パワハラという観点からのお話でした。  当該指示が社会通念に照らして業務上必要かつ相当な範囲を超えているかどうか、これがポイントだと思います。そこでパワハラに当たるかどうかということ...全文を見る
○根本国務大臣 名前のローマ字表記、今いろいろと議論がありましたが、官房長官が会見で答えられているように、これまでの慣行もあって考慮すべき要素が多くあるため、関係省庁で何ができるかを検討していくことになると私は理解をしております。関係省庁における検討結果も踏まえ、適切に対応したい...全文を見る
○根本国務大臣 委員の御意見は御意見として受けとめたいと思いますが、この名前のローマ字表記、これに関しては、官房長官が会見で答えられているように、これまでの慣行もあって考慮すべき要素が多くあるため、関係省庁で何ができるかを検討していくことになると理解しております。
○根本国務大臣 先ほどの川崎市の事件や農水省の元事務次官による事件、これについては、私も大変痛ましい事件が続いていると思っております。  これについて、私もいろいろな報道も含めて話を今まで聞いておりましたが、事件の詳細は現在捜査中であって事実関係が明らかではありませんが、でも、...全文を見る
○根本国務大臣 私は、その事案は、今、阿部委員から初めて聞きました。
○根本国務大臣 今、必要な検証作業をしているところで、これが終わり次第公表することを予定しております。要は、今作業中ですから、私もこの作業の経緯を見ているということであります。
○根本国務大臣 そういうことはありません。要は、今我々も丁寧に作業をしておりますので、私はその事務方の作業の経緯を見守っているということであります。
○根本国務大臣 今我々、丁寧な作業をやっておりますので、その検証作業が終わり次第公表するということであります。
○根本国務大臣 今我々、丁寧な作業をしておりますが、これまでの年金部会の議論や政府の未来投資会議での議論、あるいは自民党の人生百年時代戦略本部取りまとめも踏まえて、財政検証本体の試算作業に加えて新たなオプション試算などの内容の充実を図っておりますので、そこでは今丁寧な作業をしてい...全文を見る
○根本国務大臣 私も、五月二十日に一報を受けた際には、詳細を速やかに精査して報告するように、事務方に指示をいたしました。その後、五月二十三日の夜に報告があったわけであります。  統計は正確性が重要であって、二十四日に予定していた公表には修正が間に合わないことが判明したことから、...全文を見る
○根本国務大臣 今局長からも答弁がありましたが、本年四月に制度の運用を開始したばかりであって、これは制度の導入状況について注視していきたいと思います。  事情はさまざまあるんだろうと思いますが、要は、高度プロフェッショナル制度というのは、新たな働き方の選択肢として活用が期待され...全文を見る
○根本国務大臣 委員御指摘のように、死因究明推進等推進基本法案の附則、あるいは二十九年の児童福祉法改正の附帯決議で導入を検討することとされておりますし、成育基本法においても規定をされております。  厚生労働省としても、予防可能な子供の死亡の再発防止を図るために、その導入について...全文を見る
○根本国務大臣 子供たちが安全で質の高い保育を受けられる体制を整えることが重要であります。保育施設などで重大事故が発生した場合に、事故の再発防止のための事後的な検証に資するように国へ報告することになっております。内閣府のホームページに事故情報データベースを掲載するとともに、年次報...全文を見る
○根本国務大臣 保健大臣会合ですから、私も、直接出ていろいろな議論をしたいとそれは当然思いますよ、大臣だから。  ただ、一方で、厚生労働委員会、我々、重要法案を抱えていますから、国会審議をお願いしている立場ですから、そこは国会の審議日程との兼ね合いを考えて、私も行きたいのはやま...全文を見る
○根本国務大臣 ただいま議題となりました医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  少子高齢化に伴い人口構造が変化する中で、住みなれた地域で患者が安心して医薬品を使うこと...全文を見る
06月05日第198回国会 参議院 本会議 第23号
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○国務大臣(根本匠君) ただいま議題となりました児童虐待防止対策の強化を図るための児童福祉法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  児童相談所における児童虐待相談への対応件数は、一貫して増加が続いており、平成二十九年度には十三万件を超えています。時...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 石橋通宏議員にお答えをいたします。  加害者への指導についてお尋ねがありました。  御指摘の保護者への医学的、心理学的知見に基づく指導としては、例えば、保護者や家族の抱える課題に応じて子育てのスキルを高める方法や、保護者自身の心理的な課題に向き合い、解...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 伊藤孝恵議員にお答えいたします。  体罰禁止に関するガイドラインの検討スケジュール及び議論の場についてお尋ねがありました。  体罰の禁止に関するガイドラインについては、公開の場で有識者の方からの御意見をお伺いしながら、具体的な内容を検討していきます。 ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 倉林明子議員にお答えいたします。  児童福祉司の担当ケース数と増員についてお尋ねがありました。  児童相談所における個々の児童福祉司の担当ケース数については把握しておりませんが、新プランにおいては、児童虐待相談及びそれ以外の相談を併せて児童福祉司一人当...全文を見る
06月06日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
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○国務大臣(根本匠君) 今、各省それぞれ答弁がありました。三省庁においても、支援員や相談員の配置、あるいは施設整備支援金の導入、障害者が活躍しやすい職場環境の整備に取り組まれておりますが、ただ、委員が御指摘のように、我が厚生労働省も各省庁といろいろなレベルで話合いをしたり、そうい...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私も、大臣に就任して、十月に就任して、この障害者の不適切な雇用問題は様々御批判もいただいて、そして、我々、本来、国が率先して障害者雇用に取り組むべき立場にある。参考人の方も、一九六〇年の法改正、要は、民間は努力義務、国は義務、そして、それは、当然国はこうい...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) それはやっていきます。
○国務大臣(根本匠君) 労働政策審議会障害者雇用分科会の委員ですが、これはもう委員既に御案内でありますけど、労働者を代表する者、使用者を代表する者及び公益を代表する者並びに障害者を代表する者のうちから任命すると、こうなっております。障害者代表委員については、障害者の利益を代表する...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力してまいります。
○国務大臣(根本匠君) 私もそう思います。  ただ、これを言うと、私も反省を込めてでありますけど、厚生労働省の調査によると、夫の家事、育児時間が長い夫婦ほど妻の出産前後の継続就業の割合が高くて、また第二子以降の出生割合も高い傾向にある、これは実は如実に結果として調査結果で出てお...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 日本の育児休業制度、委員からもお話がありましたように、実は国際的に見ても充実した内容になっております。給付期間が最大二年間、あるいは夫婦それぞれ別個に休業を受給することができる、こういう特徴があります。  ただ、今グラフの御指摘がありましたが、現在の男性...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員御提案の企業がプッシュ型で育児休業を与えるよう働きかけること、これは、男性が育児休業を取得するきっかけづくりとして考え得る有効な手段の一つで提案だと思います。ただ一方で、これを義務化するということになりますと、企業に新たな雇用管理上の負担を生じさせる等...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今委員からいろいろ御指摘がありました。  今の委員の御提案について、我々できるだけ早期に把握するように頑張っていきたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 今局長からも話がありましたが、要は、同一労働同一賃金ガイドラインで派遣業も含めて全体をカバーしておりますので、我々としては、同一労働同一賃金のガイドラインを出しておりますので、これの周知徹底をしっかりと図っていきたいと、こう思っております。
○国務大臣(根本匠君) 今委員からもお話ありましたように、新しい審査の方針に基づいて積極的に、要件を満たした場合には積極的に認定する、そしてまた、積極的に認定する範囲として定められていない疾病での認定申請であっても、個別に申請者の被曝線量、既往歴、環境因子、生活歴などを総合的に勘...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 介護保険制度、三年ごとに制度の見直しを実施しています。二〇二一年度からの第八期計画期間に向けて、本年二月より社会保障審議会介護保険部会において制度見直しの議論を開始いたします。  御指摘の点に関しては、骨太の方針二〇一八において、介護の軽度者への生活援助...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) まず、要は年金の問題については、もう福島委員も御承知ですが、下がる下がると言われていますけど、これはマクロ経済スライドを導入して、現役世代にも負担を抑制して、そして将来の世代の給付も担保するという意味で制度を持続可能なものとすることから、現役世代と高齢者の...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今委員はコンビニの店主で一人でコンビニを経営されている方という典型事例をお示しになったと思いますが、これは労働者性をどう見るかという議論、もう委員がおっしゃられたとおり、労働者性をどう判断するかということで、当然労働安全衛生法の規制を受けると、こういうこと...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今の話を聞いていて、今コンビニに三つの形態があるというお話で、なるほど、土地、建物、全部資金を持ってもらってそこで働く。  要は、確かに厚生労働行政は厚生労働省が所管していますが、いろいろな法律の、ある意味で労働安全衛生法というのは、言ってみれば規制の法...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私も今の委員のお話を聞いて、確かに今、我々、新たな例えば雇用類似、フリーランスとか雇用類似の働き方が出てきて、そこは今、雇用類似の働き方でどういう仕組みが必要かということは検討していますが、今のコンビニの問題については、我々もやはりこういう問題を解決するた...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今回の法案の過程でいろんな議論がありました。私は、委員が今おっしゃられたことはそれぞれ本質をついている御意見だと思います。  確かに、例えば社内のハラスメントも、本人はハラスメントだと思っていないのに、受けた方はハラスメントだと。だから、これは相談窓口で...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) フランスの制度はフランスの制度として、フランスの制度はフランスの制度としてそれはあるんだろうと、私は詳しく背景までは知りませんけど、もしそういう制度があるんならそれなりの理由があるんだろうと思います。  それから、納付金制度というのは、社会連帯の理念に基...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 障害者が、福祉的な就労や企業による雇用など、希望や能力に応じた働き方を通じて生き生きと活躍できる社会の実現、これが重要だと思います。  法定雇用率制度については、社会連帯の理念、そして、法定雇用率という一定の割合でそれぞれに障害者に雇用の機会を提供するこ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) まず、先生がおっしゃるように、総括検討委員会で重点的に強化する職種の選定基準が示されています。  具体的な選定基準としては、職種ごとの過去三回の国際大会におけるメダル獲得状況、職種ごとの選手強化に向けた体制の有無などを得点化して、その高い順に選定を行うと...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 検討委員会の委員の選定、これについては、過去の国際大会で優秀な成績を上げるなど、選手強化のノウハウを有していると考えられる企業、団体などの担当者などを選任しておりました。そして、総括委員会の報告書に基づいて選定された重点強化職種の関係者、これも結果として総...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 参考人の皆様の御意見は重く受け止めたいと思います。  検証委員会、これは私何度も答弁しておりますが、これは福岡高検の検事長も務められた松井委員長をトップに弁護士等の有識者から構成されて、事案の実態と原因、これを明らかにするために書面調査やヒアリング調査を...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 先ほども申し上げましたが、検証委員会は今般の事案の実態や原因を明らかにするものであることから、専門的な知見を踏まえた検証を行うことができる弁護士、行政監察についての有識者、そして障害者雇用施策に造詣の深い有識者に構成員になっていただき、多角的に分析を行って...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 産業保健活動の実施によって国の行政機関における職員の健康確保、これは厚生労働省としても重要だと考えています。  厚生労働省は労働安全衛生法令を所管しておりますので、この観点から必要な情報提供を、人事院に情報提供するわけですが、例えば働き方改革関連法、これ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今委員からいろいろとお話がありました。ゲノム医療への期待が高まっておりますので、厚労省もこれを推進しています。  一方で、委員からもお話がありましたが、ゲノム検査によって遺伝子異常が見付かった患者やその血縁者が差別などの不当な取扱いを受けないようにする、...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) これは広く社会に影響がある課題ですから、国会議員の先生方の御議論も踏まえながら、国民が安心してゲノム医療を受けることができるよう、関係省庁と連携して必要な施策を検討していきたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) ただいま議題となりました児童虐待防止対策の強化を図るための児童福祉法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  児童相談所における児童虐待相談への対応件数は、一貫して増加が続いており、平成二十九年度には十三万件を超えています。時...全文を見る
06月07日第198回国会 参議院 本会議 第24号
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○国務大臣(根本匠君) 白眞勲議員にお答えをいたします。  南方等の戦闘地域で収容された戦没者遺骨のDNA鑑定の今後の方針についてお尋ねがありました。  今、私たちが享受している平和と繁栄は、国や国民のためにかけがえのない命をささげられた皆様の尊い犠牲の上に築かれたものであり...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 南方等の戦闘地域で収容された戦没者遺骨のDNA鑑定の今後の方針についてのお尋ねについて、改めてお答えいたします。  御遺骨のDNA鑑定については、沖縄では、今年度からは試行的取組を拡充し、県が未焼骨で保管している御遺骨や県内の慰霊塔内の御遺骨についてDN...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 浜口誠議員にお答えをいたします。  フリーランスの方を保護するための措置についてお尋ねがありました。  厚生労働省としては、働き方改革実行計画等に基づき、いわゆるフリーランスなどの雇用類似の働き方について、その法的保護の必要性も含めて中長期的に検討して...全文を見る
06月10日第198回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○国務大臣(根本匠君) 委員お話しのように、働き方改革実行計画などにおいては、年率三%程度をめどとして、名目GDP成長率にも配慮しつつ引き上げていくとされており、そしてこれで全国加重平均千円となることを目指すとされております。  それで、平成二十五年度以降の六年間で、全国加重平...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私、担当大臣なので申し上げたいと思います。  年金記録問題については、これまで五千万件の記録のうち約三千二百万件以上を解明いたし……(発言する者あり)言いました。  そしてさらに、未統合記録の解明に向けて様々な取組を続けています。  ねんきんネットや...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 財政検証は現在作業中であり、必要な検証作業が終わり次第公表することを予定しております。
○国務大臣(根本匠君) 六十五歳を軸に六十歳から七十歳まで、そこは今、国民の皆様が選択できるということになっております。そして、今の、七十歳まで繰り下げた場合には、六十五でもらうときに比べると四二%の増額になります。
○国務大臣(根本匠君) 先生の資料にも書いてありますが、我々、繰り下げた場合にはこういうふうになりますよということは、チラシも含めて、よく理解していただけるようにPRをしております。伝えてあります。
○国務大臣(根本匠君) これは六十五歳で年金をもらえる方にこれを通知していますから、通知して、やります。その後でも、その後でもこれは請求はできるということであります。(発言する者あり)
○国務大臣(根本匠君) この制度の趣旨を改めて申しますが……(発言する者あり)これは自分が決めますから、だから、何歳からもらうかというのは本人が決めるということであります。最大七十までいいんです。
○国務大臣(根本匠君) 要は、繰下げ受給の希望の有無にかかわらずに、年金請求書が未提出のため繰下げ受給を希望すると見込まれた方、これは本人の希望において過去に遡って六十五歳以降の年金を受給する、これが可能であります。それと……(発言する者あり)
○国務大臣(根本匠君) ちょっとこれ、手続的なもので、確認いたしますけど、これは、これをそのままにしておくと確かに七十からですねということにはなりますが、例えば六十八歳のときに、いやいや、自分は六十八からもらいたいといえば、年金事務所に請求して、もう一度請求はできますから、六十八...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今委員がおっしゃられたことは書いてあります。
○国務大臣(根本匠君) これ手続のことではありますが、要は、もらえるタイミングで請求できるようにしてありますので、ここはそういう対応になっていると、こういうことであります。もらえるタイミングで請求すると、こういうことであります。
○国務大臣(根本匠君) 六十五歳でもらいたい方はそこで申請してもらいますし、途中で、六十八でもらいたいという方はその段階で申請してもらうと、こういうことであります。
○国務大臣(根本匠君) 厚生年金基金も、これは連動いたします。
○国務大臣(根本匠君) 現状はナビダイヤルになっておりますので、そこは有料になっております。
○国務大臣(根本匠君) 今委員から、就職氷河期の問題、課題、いろいろとお話がありました。私も全く委員と同感であります。就職期に厳しい経済状況の影響を受けた就職氷河期世代への支援、これは、その世代の方々が高齢期を迎える前に今取り組むべき待ったなしの課題だと思っております。  今お...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 仕事と介護の両立、これは一億総活躍社会を実現するために不可欠な課題です。そして、今委員からお話のあった両立支援等助成金、これをより有効に、活躍されるよう、支給要件を見直すとともに、一層の周知に取り組んでおります。  二つありますから簡潔に申し上げますが、...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) それは、実態調査からそういう資料を出しているんだと思います。だから、その意味では、平均的な数字を六十代、六十五で六十歳ということで出していますから、だから、それはあくまでも、年金というのは、一定の所得を年金で基本的には確保して、あとはそれぞれ、今、預金もそ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 公的年金の水準については、モデル世帯を物差しとして、現役時代の所得に対してどの程度の水準になるかという所得代替率を示しておりまして、老後生活の一定程度を賄える水準を目標としてきておりますが、今財務大臣からも話がありましたけど、生活は人それぞれ多様な中で、そ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) ただいまの中高年世代を含めた引きこもりの対策強化について、男性の育児休業の取得推進について、労災診療費の算定における労災治療計画加算の見直しについて、地域医療情報連携ネットワークの低調な運用実態について、児童虐待防止対策に取り組む児童相談所等の業務改善につ...全文を見る
06月11日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号
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○国務大臣(根本匠君) 目黒区の結愛ちゃん、千葉県野田市の心愛さんのこの事案に続いて、北海道札幌市において、二歳の詩梨ちゃんが死亡し、実母と交際相手が傷害の疑いで逮捕された事案で、このような形でお亡くなりになられたことは誠に残念であり、心より御冥福をお祈り申し上げます。  児童...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) ただいま委員から、児童福祉司さんの仕事がいかに大変か、そしていかに大切か、自らの体験も交えてお話しをいただきました。  児童相談所の職員について、必要な専門性が確保できるよう、計画的な人材確保、育成が図られることが重要だと考えております。児童相談所の職員...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) ただいま委員からいろいろお話がありましたように、専門性の高い児童福祉司がやりがいを持って職務を担っていただけるようにすること、これが極めて重要だと思います。ただいまの質疑は、まさにこのような点に焦点を当てていただいたものと考えています。  本年三月の関係...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) そういうスタンスは取っておりません。
○国務大臣(根本匠君) 財政検証は、現在作業中であり、必要な検証作業が終わり次第公表することを予定しております。  委員のお話は、野党合同ヒアリングにおいて事務方から、現在作業中であり、必要な検証作業が終わり次第公表することを予定していると説明したと聞いております。また、事務方...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 子育て世代包括支援センター、これは、全ての妊産婦、乳幼児などを対象として切れ目のない支援を提供するものであり、虐待の発生予防や早期に発見する観点からも重要であると認識しています。私も委員と全くそれは同じ思いであります。  先日も、文京区の子育て世代包括支...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私も、今委員からお話がありましたように、地域社会が非常に大事だと思います。私も選挙区は都市部と農村部と多様な地域ですが、やはりどちらかというと農村部は、瑞穂の国なんで、地域社会のきずな、お祭りあるいはいろんなイベント、地域の、そこは地域のつながりが多いとこ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私も、子供を孤立させない、親を孤立させない、こういうことが必要だと思います。孤立しがちな子育て家庭を早期に発見して必要な支援策につなげる、これが非常に大事だと思います。  先ほど、子育て世代包括支援センターの話も申し上げましたが、やはり母子健康包括支援セ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 懲戒権については、これまでも様々な議論がありました。  今委員からお話がありましたように、今回の改正法案、これは体罰禁止の法定化とともに、民法に定める懲戒権について、施行後二年をめどとした検討規定を設けることとしております。この懲戒権の見直しについては、...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 川崎市の事件や農水省の元事務次官による事件など、大変痛ましい事件が続いております。事件の詳細は現在捜査中であり、事実関係が明らかでない中で、安易に引きこもりなどと結び付けることは厳に慎むべきものと考えています。  その上で、一般論として申し上げれば、引き...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 昨年三月に目黒区で五歳の女の子が児童虐待によって亡くなる大変痛ましい事件がありました。この事案では、転居の際の児童相談所間での引継ぎが不十分だったこと、転居後に子供の安全確認が行われないことといった課題があって、この課題を受けて、昨年七月には直ちに緊急総合...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 人員配置に必要な人件費、これは今総務省から話がありましたが、地方交付税措置で基準財政需要額に算入する、カウントするということで、ここはそれぞれの都道府県においてしっかり取り組んでもらいたいと思います。  それから、児童福祉司などに係る人件費、これを交付税...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 交付税の要望は厚労省からもしていきたいと思います。ただ、国庫補助は、ちょっとそこはなかなか困難だと思います。
○国務大臣(根本匠君) 今の委員の御指摘は、役割分担の明確化と連携の強化ということかなと思います。  都道府県や市町村の役割については、平成二十八年の児童福祉法等の一部改正において明確化を行いました。都道府県の児童相談所においては一時保護や施設入所措置などの専門的な知識や技術を...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 児童相談所と市町村の役割分担については明確化したところですが、様々な機関が出てきておりますので、そこは実際の運用を見ながら、そこは児童相談所の機能についても、そこのところは多少長期的な視点になるかもしれませんが、そこは実際の運用、役割分担の実情を見ながら、...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 医師や歯科医師、今委員からもお話がありました、歯科医師さんはすぐ見抜くと。やはり、医師や歯科医師、これは児童虐待の兆しや疑い、これを早期に発見して子供や家庭の支援につながる、その意味では非常に重要な役割を果たしていると思います。  今、要保護児童対策地方...全文を見る
06月13日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号
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○国務大臣(根本匠君) 吉田年金課長の発言、そして資料。この資料については、引退した後の高齢者の生活として、家計調査における高齢者世帯、夫六十五歳以上、妻六十歳以上の夫婦のみの無職世帯の平均的な収入と支出の差、貯蓄の活用の実態、これを紹介したものであります。  そして、その際に...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) まず、先ほどの話ですが、五・五万円不足とか二千万円ということは申し上げておりません。  そして、その財政検証のお話ですが、野党の合同ヒアリングにおいて事務方から、現在作業中であり、必要な検証作業が終わり次第公表することを予定していると説明したと聞いていま...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今の委員のお話のように、平成三十年一月に愛知県豊田市で起きた三つ子のこの御家庭に関する痛ましい事件において、多くの署名が集まっていることは把握をしております。  双子や三つ子などのいわゆる多胎児は、体重が少ない胎児が多いことや、同時に二人以上の妊娠、出産...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 多胎児は妊娠届出時からの把握が可能でありますが、多胎児の出産や育児に伴う困難を想定した自治体での適切な支援につなげていくために、厚生労働省においては、平成三十年度に多胎児の保健指導に関する調査研究、これを実施いたしました。  その中で、各自治体で取り組ま...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私、先ほど、様々な支援措置をやっているということを申し上げました。  今後、さらに、多胎児がいる家庭の支援策について、これ調査研究やっていますから、その調査研究の結果を踏まえて、それぞれの特性に応じた必要な取組を進めていきたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 平成二十九年度の調査研究事業において、多胎育児家庭の虐待リスク等に関する調査を実施しております。本調査によると、年間の出生児全体のうちの二・〇%が多胎児であるとされております。  これに比べて、平成三十年度調査研究事業において実施した児童相談所の実態調査...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 虐待を受けたなどの事情によって親元で暮らせない子供たちもできる限り家庭的な環境で育つ、これが重要だと思います。家庭養育優先の原則も法律に明記されております。  一方で、今委員からお話ありましたように、里親で養育されている子供、これは二割にとどまっておりま...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 全件情報共有については、確かにやっている自治体もありますから、これは、そういう環境がある自治体と警察で情報共有がなされているんだなと思います。  全件共有するということで考えますと、相談の中には、保護者や家族と時間を掛けて信頼関係を醸成しつつ継続指導を行...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 要は、元々、これについては民法の懲戒権というのがあって、そしてしつけと称して体罰が加えられると。こういうことから、今いろいろとやり取りがありましたけど、親権を持たない者は民法上懲戒権を有していないので、そもそも従来から許されておりません。  今回は、親権...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 体罰は許されないということで、私もしっかり頑張っていきたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 私も、ICTを活用したシステムを使用する、これは非常に大事だろうし、特にAIの可能性というのは様々な分野に広がっていますから、こういう人工知能等々のものをしっかりと導入してやることが重要だと思います。  まず、児童相談所間で必要な情報共有を行う仕組み、こ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 三月の関係閣僚会議でこれを示していますから、これは政府全体で取り組もうということですので、しっかり各省連携して取り組んでいきたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 家庭養育優先原則ということでもう法律に規定しているわけですが、これは、国籍を問わず、我が国で暮らす全ての子供について規定するものであります。  施設に入所している子供の実態を把握することは重要と考えております。御指摘の児童養護施設に入所している日本国籍で...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 厚生労働省としては、虐待を受けた個別の対応が必要な子供への対応を行う職員や、心理的、医療的なケアが必要な子供に対する専門的ケアを実施する心理療法担当職員あるいは看護師、この配置を促進して、児童養護施設において個別的な対応が必要な子供に対してより適切な対応が...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 虐待を受けた子供が大人になって円滑に社会生活を送ることができるように継続的に支援することが重要である、私も委員のおっしゃるとおりだと思います。  具体的にどういう事業を、支援措置を講じているか、これは既に局長からお話ししたとおりであります。  それで、...全文を見る
06月18日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号
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○国務大臣(根本匠君) まず前段の話で、厚生労働省がこの高齢者夫婦無職世帯の平均的な収入と支出の差である五万円、あるいは、厚生労働省は平均貯蓄額が二千四百八十四万円、これを示しております。これは、二〇一七年の総務省家計調査の数字、これをそのまま出したということであります。厚生労働...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) まず、公的年金制度の性格を申し上げたいと思います、まず。  社会保険方式の下で、法律で定められた一律の算定式に基づき、過去に納められた保険料に応じて給付を行うことを基本としております。個々人が高齢期におかれた様々な事情に応じて給付額を決める。これは、そも...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) まず財政検証、公的年金制度というのは、マクロ経済スライドを導入していますから、基本的には制度を持続可能なものにしました。そして、これは五年に一遍財政検証をして、人口や経済の長期の前提を設定して、それでおおむね百年間という長期的な給付と負担の収支の見通しを確...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 引きこもりの事案については、私もこれは前々からそういう事例も承知しておりましたし、実際にそういう対応をしている方からも話は聞いてきました。引きこもりについては、今回、就職氷河期対策の中でも、要は長期的に引きこもりの方も、全体を見て、そしてそれぞれお一人お一...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) まず、答弁する前に一言言わせていただきたいと思います。  一千万から二千万、厚労省が出したと言っていますが、それは全くありません。全くありません。そこだけは確認しておきたいと思います。  それから、年金と雇用の問題がありましたが、年金制度を議論するに当...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今、五・五万円の話が出ましたので、答弁させていただきたいと思います。  市場ワーキング・グループに提出した資料においては、高齢者無職世帯の平均的な収入と支出の差である五万円や平均貯蓄額二千四百八十四万円を示しております。これは、二〇一七年の総務省家計調査...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 要は、我々は年金制度を所管していますから、やはりきちんと今の年金制度の、こういう制度になっている、これはちゃんと私は国民の皆さんに、今までも説明してきましたし、正しく理解されることが大事だと思っております。  今の日本の年金制度というのは、当たり前ですけ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 客観的な事実関係で申し上げれば、児童虐待の件数は増加をしています。私は様々な要因があるかと思いますが、実際に、いろんな要因があって児童虐待が増えている、一概には言えないと思いますが、実際にそういう状況にある家庭が増えている。それともう一つは、児童虐待の件数...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 要は、今回禁止される体罰、体罰の範囲には言葉により戒める行為は含まれておりませんが、今回の体罰という定義からすると。一方で、委員のおっしゃられたお話で言うと、著しい暴言等に該当するもの、これについては児童虐待に該当して、心理的虐待に該当して、これは禁止され...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 民法の懲戒権ですか、民法の懲戒権についてどう考えるか。(発言する者あり)今回の、いや、これ結構大事なことなんで。要は、今までの民法の懲戒権では、しつけと称して体罰をする親がいる、懲戒権ということで。しかし、今回の法改正では児童虐待、体罰を加えることは今回禁...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今、文科省からも答弁がありましたが、児童虐待防止法では、保護者などの児童を現に監護する者による虐待を児童虐待として、この虐待を受けたと思われる児童について通告義務が課せられています。一方で、学校における教師からの不適切な指導、これについては学校組織において...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 財政検証については、私、何度も答弁しておりますが、現在作業中であって、必要な検証作業が終わり次第公表することを予定しております。  厚生労働省としては、制度改正の議論に資する財政検証をしっかり行うことが重要だと考えております。現在、年金部会の議論、さらに...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) やはり大事なのは、私はしっかりとしたものを出したいと思っておりますので、ここは今鋭意作業中ですので、新たなオプション試算等々も内容の充実を図りたいと思っておりますので、ここはしっかりと作業をして、そしてしっかりしたものを出していきたいと、こう思います。
○国務大臣(根本匠君) 今局長から答弁をさせていただきました。私も、この六月七日に、これは六月七日までに報告ということでありますから、私も、これは局長も同じ思いですけど、これはできるだけ早く出さなければいけないと思っております。ただ、局長から話もありましたように、我々も可能な限り...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私は、AI、今デジタル革命の時代ですから、このAIあるいはICT、これをしっかり医療や介護の分野を含めて、この技術イノベーションの成果をしっかりと我々の行政に取り組んでいきたいと思います。  ですから、今委員がおっしゃられたように、局長からも答弁しました...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私も、栄養士さんは大事だと思います。  今、現行では、一時保護所の設置、運営、これ、栄養士などの職員配置も含めて、これは児童養護施設の面積や配置基準などに係る基準を準用する形で基準を定めていますから、定員四十人以下では栄養士は必置となっておりません。現状...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) じゃ、ちょっと簡潔に申し上げたいと思います。  寄り添い型支援、これについては地域包括ケアシステム、これは高齢期におけるケアを念頭に論じられておりますが、必要な支援を身近な地域の中で包括的に提供して地域での自立した生活を支援する、こういう考え方は困難を抱...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) GPIFの平成三十年度の運用実績の状況、これは、GPIFの平成三十一年度計画に記載のとおり、七月五日に公表すると聞いております。七月五日に公表すると聞いております。
○国務大臣(根本匠君) 私も委員のおっしゃられるとおりであります。  自治体における専門的な人材の確保を国としても支援するために、自治体の採用活動を支援するための補助、これを行っております。採用のみならず児童相談所における組織としての専門性を確保すること、これが重要だと考えてお...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 子供の福祉に関わる人材の専門性の向上、これは極めて重要な課題だと思います。  子供の福祉に関する今委員のお話のあった国家資格の創設、これについては、昨年行われた社会保障審議会の下に設置したワーキンググループ、このワーキンググループで議論していただきました...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 委員おっしゃられるように、この都道府県の児童相談所と市町村、これはもう既に答弁してありますけど、平成二十八年の児童福祉法等の一部改正、これについては、都道府県の児童相談所においては一時保護や施設入所措置などの専門的な知識や技術を要する支援等を行う、一方で、...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 北海道札幌市において二歳の詩梨ちゃんが死亡した事案を受けて、六月十四日に全国児童相談所所長緊急会議、これを開催しました。具体的には、児童相談所において、通告受理後、原則四十八時間以内に子供の安全確認を行うこと。保護者が家庭訪問や子供と会うことを拒む場合など...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 児童養護施設などの退所者が円滑に社会生活を送ることができるように自立支援などを担っている民間団体を支援していくこと、これは重要だと思います。このため、社会的養護自立支援事業として、自立支援などを担っている民間団体に対して様々な財政支援を行っております。 ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 全ての市区町村に対して婦人相談員の配置を義務付けること、これを義務付けることは地方分権の観点からここは慎重な検討が必要だと思いますが、三月十九日に関係閣僚会議において決定した児童虐待防止対策の抜本的強化についてを踏まえて、DV対応と児童虐待との連携強化に資...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) DV被害など女性を取り巻く様々な問題、これは年々増加するとともに、深刻化しております。その意味で、婦人相談員については、高い専門性と切れ目のない継続的な相談支援を行うこと、これが求められております。  このような実態を踏まえて、厚生労働省としては、今年三...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) いわゆる民間シェルターについては、DV被害者の一時保護にとどまらず、相談への対応、被害者の自立へ向けたサポートなど様々な援助を担っていただいております。その形態は様々であります。NPO法人や社会福祉法人などの法人格を持っているところのほか、法人格を持たない...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) ただいま御指摘いただきました国連の女子差別撤廃委員会の最終見解にあるように、売春や人身取引の被害を受けてしまわれた方々に対し支援を届ける、これは大変重要な課題だと考えています。政府としては、売春防止法に基づく婦人保護事業において、こうした方々のほか、DVや...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私は今の委員のお話を受けてお答えをしたつもりであります。  繰り返しになりますが、婦人保護事業については、当初、売春をした女性や売春を行うおそれのある女性の保護更生を行うことを目的に設けられましたが、その後の支援ニーズの多様化に対応して支援対象を拡大して...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 児童虐待の対応においては、子供に関わるあらゆる機関が連携して虐待の早期発見及び早期対応を行うことが重要だと思っております。  昨年七月の緊急総合対策などに基づいて、要保護児童対策地域協議会における学校、医療機関、児童相談所等との情報共有の推進や、また地域...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 本来、通告する事案の範囲や、通告するか否かの判断は通告者に委ねられるものではなくて、児童虐待を受けたと思われる子供を発見した場合は、発見した者が広く児童相談所などに通告を行うべきものであります。特に、医師等の医療従事者は、診療の機会を通じて児童虐待の兆しや...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 今委員が述べられたように、やはり連携にはお互いの信頼関係が必要だ、私もそのとおりだと思います。その意味で、それを一つの仕組みとしてつくり上げたのがこの多職種多機関連携チームだと思います。そこにこのチームの意義があるのではないかと思います。  具体的には、...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 子供の心身の健全な育成という観点からは、入院治療の必要がないにもかかわらず病院で長期間過ごす、これは適切ではありません。医療機関と児童相談所が連携を図り、速やかに適切な生活の場における専門的な支援につなげていくことが重要であると考えます。  その観点から...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 児童虐待への対応に当たり、各ケースの状況や支援方針の確認といった進行管理を定期的に行う、これが重要だと考えます。このような進行管理は、家庭に身近な地域で適切な体制の下、専門性を持って対応すべきものだと考えておりますので、これは要保護児童対策地域協議会、これ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 私もここで再三再三答弁をしておりますが、今、財政検証は現在作業中でありますから、必要な検証作業が終わり次第公表することとしています。様々なオプションもありますので、それを踏まえてしっかりとしたものを出していきたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 各児童相談所での経験を共有し、職員の専門性向上を図ることは重要です。このような観点からも、対応が困難なケースに対応できる体制づくりや職員の資質向上策などについて、今御提案がありましたが、経験豊富なアドバイザーから児童相談所に対して提案いただくような仕組みづ...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 地域において子育てを支援するネットワークを官民共同で構築して地域全体の支援力を向上させること、極めて重要であると認識しています。委員のおっしゃるとおりだと思います。  このため、そうしたネットワークの構築に資するように、地域において様々な子育て支援活動を...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) 児童虐待に対応する機関の指導的立場にある職員等に対する研修、これまで子どもの虹情報研修センターが実施してまいりました。国としても支援を行ってまいりました。  専門人材の更なる増加や専門性の向上に取り組んでいくため、今年度予算において、これまで全国一か所と...全文を見る
○国務大臣(根本匠君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力してまいります。
06月26日第198回国会 衆議院 本会議 第33号
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○国務大臣(根本匠君) ただいまの御決議の趣旨を受けとめ、政府といたしましても、国際労働機関との連携を一層強化し、引き続き、国際労働機関の理念の追求と実現に積極的に貢献してまいります。(拍手)      ――――◇―――――
06月26日第198回国会 参議院 本会議 第30号
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○国務大臣(根本匠君) ただいまの御決議の趣旨を受け止め、政府といたしましても、国際労働機関との連携を一層強化し、引き続き、国際労働機関の理念の追求と実現に積極的に貢献してまいります。(拍手)      ─────・─────