野田聖子

のだせいこ

小選挙区(岐阜県第一区)選出
自由民主党
当選回数10回

野田聖子の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第129回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○野田(聖)委員 おはようございます。野田聖子でございます。  まず初めに、環境庁提出の特定水道利水障害の防止のための水道水源水域の水質の保全に関する特別措置法案の中身について、長官より簡単な御説明をお願いいたします。実は委員の皆様方には既に御説明がありましたし、いわゆるポイン...全文を見る
○野田(聖)委員 最初にお断りしておきたいのですけれども、この法律案の名前がいかにも長いので、これからは特別措置法案ということで省略させていただきたいと思います。  今の特別措置法案の長官の御説明によりますと、トリハロメタンの対策がやはり主たる目的で、もっと国民にわかりやすく言...全文を見る
○野田(聖)委員 そこで、これに関して、よく似た法案が厚生省より提出されております。これは水道原水水質保全事業の実施の促進に関する法律案ということなんですけれども、それについて、両法案の間に似ているポイントがあれば申していただきたいですし、法案が一本化できなかった相違点というのが...全文を見る
○野田(聖)委員 御説明ありがとうございました。  今の厚生省の御説明によりますと、トリハロメタンに関しては一致する部分があるのだけれども、ほかの異臭味とかカビ臭とか合成洗剤は厚生省が受け持つのだというふうに聞こえたのです。  実はここで非常に気になっているのは、先般来トリハ...全文を見る
○野田(聖)委員 結論からいいまして、そのデータの公表というのは近々行われるのでしょうか。これは恐らく厚生大臣が御判断されると思います。  実は、こういう発がん性云々というデータの公表というのは非常に国民に混乱を起こす、そういう配慮があると思うのですが、この法律案ができた今まで...全文を見る
○野田(聖)委員 私は岐阜に住んでいまして、大変安全でおいしい水をいただいているのだと思うのです。東京に来ますと、やはり水道の水というのはかなり塩素で消毒されているのかどうか、においはきついし、おふろなんかに入ると肌が乾燥したりして、かなり地域によって水道の質が違うなということは...全文を見る
○野田(聖)委員 実は、何でこの質問をしたかというと、二千万人のカビ臭問題の云々というのを聞くと、わあすごいな、全国規模だなというイメージが伴うのですけれども、実際に私がお聞きしたところによると、そのうちの九割以上が今おっしゃった一部の地域に限られている。これは全国の問題ではない...全文を見る
○野田(聖)委員 この水にかかわる法案についての二つの役所のやりとりというのは大変膨大に新聞で報道されてきておりまして、きょうは大変紳士的にお二方とも御答弁があったのですけれども、これは国民の人が読みますと、本当にけんかばかりしている、それでどちらかというと環境庁が悪い。要するに...全文を見る
○野田(聖)委員 できることならば、長官にはもうちょっと力強く、これからの日本の国は環境庁が背負うぐらいの気持ちで取り組んでいただきたいなと思います。  でも、実際、現在の環境庁のボディーというか庁自体の大きさとか予算を見ていますと、まだまだ、壮大な環境基本法、これは世界に先駆...全文を見る
○野田(聖)委員 そこで、力の強い厚生省にお尋ねしたいのですけれども、この環境基本法についての御感想を。
○野田(聖)委員 これから先々環境庁が中心となっていろいろな環境基本計画ができてくると思いますけれども、くれぐれも御理解の上、けんかのなきようよろしくお願いします。  そこで、具体的なことにちょっと触れたいと思うのですけれども、今、長官そして厚生省より、これは一体化できるという...全文を見る
○野田(聖)委員 非常にわかりづらいというか難しいのですけれども、なぜかというと、特別措置法案の指定地域というのと事業促進法案の事業の区域というのがございまして、今局長がおっしゃったように、環境庁の方は非常に広い、ところが事業促進法の地域というのは、取水地点の上流十五から二十キロ...全文を見る
○野田(聖)委員 時間がなくなってまいりました。  実は、今まさに局長がおっしゃったことをお尋ねしようと思っておりました。なぜならば、一体化という言葉ほど難しいことはありません。今までの縦割り行政をもって見ますと、その交わる部分が一番の問題になってくるのは、だれもが御承知のこと...全文を見る
○野田(聖)委員 済みません。ちょっと時間が過ぎましたけれども、最後に、この二つの法案というのは、まさに私たち国民一人一人が今自然に飲んでいる水道水の問題です。ですから、やはりわかりやすく、そして完璧な、完璧な法律というのはなかなかできないのですけれども、厚生省、環境庁、ほかの省...全文を見る
03月11日第129回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会 第2号
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○野田(聖)委員 自由民主党の野田聖子でございます。  私の地元岐阜県では、全国に先駆けてカビの生えたカリフォルニア米が見つかった場所でございます。本日は、米についての質問をさせていただきたいと思います。時間に限りがありまして、カビについての安全性とか自由米についての御質問もし...全文を見る
○野田(聖)委員 反省の念もあられるということなのですけれども、実はここに新聞の記事がございます。一つは三月八日付の岐阜新聞なんですが、そこに書かれておりますのは「コメ販売 混乱の原因は消費者農水次官次々と居直り発言」、この内容は、つまりここまで米のことで混乱してしまったのは、む...全文を見る
○野田(聖)委員 長官、今の御発言で若干納得できないのですけれども、私たち消費者がここまで混乱してしまった原因は、やはりこの緊急輸入に対する政府の対応のまずさにあると言っていただけませんでしょうか。
○野田(聖)委員 大臣は、この事態の中でブレンド米の義務づけを決定し、いわば消費者に押しつけておられます。理由は、米の安定供給を挙げておられるのですけれども、私としましては、この日本という国は自給の国産米の安定供給が国策だと思っておりましたし、外国米を含めた安定供給というのはちょ...全文を見る
○野田(聖)委員 時間がございませんので、最後に一つだけ。  実は、きょうの朝刊を見ますと、どうも今年夏も冷夏ではないかという予報がされていました。さすがの農林省や食糧庁も、天候に関してだけは統制することができません。今回は百年に一回の飢饉だから我慢してくれということで、消費者...全文を見る
○野田(聖)委員 どうもありがとうございました。
05月26日第129回国会 衆議院 決算委員会第二分科会 第1号
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○野田(聖)分科員 自由民主党の野田聖子でございます。  まず初めに、この決算委員会の席に大臣がいらっしゃらないということは大変残念なことだと思います。予算委員会も大切ですが、締めくくりの決算委員会も大変大切な委員会ではないかと私は思っているところでございます。  早速質問に...全文を見る
○野田(聖)分科員 御説明ありがとうございます。  今の政務次官のお話によりますと、平でいても常任理事国にいても新たな責任はない、今までどおりなんだという理解をしてよろしゅうございますか。
○野田(聖)分科員 実は新聞の記事で申しわけないのですけれども、常任理事国入りをするに当たって、アメリカでは軍事ですか、そういうことをちょっとやってほしいんだ、今まで常任理事国五カ国あるのですけれども、それぞれやってきたことをやはり日本にもやってもらわなきゃ困るよということが米国...全文を見る
○野田(聖)分科員 私も手元にガリ総長のインタビューの記事を持っておるのですけれども、やはり今国連の抱えている問題というのは、百八十四の加盟国がありながらその分担金は十四、五カ国しか払ってくれていない、そういう財政的にも悲惨な状況にあるということで、日本に非常に関心を持たれている...全文を見る
○野田(聖)分科員 相当程度の理解があるという 御答弁なんですけれども、果たしてそれが事実かどうかというのはわかりません。何をもって証明できるのであろうかということであります。  実は私の調べたところ、いろいろと情報が出されているというのはあくまでも新聞とかテレビの会社、いわ...全文を見る
○野田(聖)分科員 ちょっとよくわからなかったのですが、たくさんいろいろと調査をしたい項目はあろうかと思います。予算の都合もありますから調査の内容というのは限られてくるわけですけれども、最終的な決定、例えば外務省の世論調査であれ士、いろいろな項目の中でこれをやるというようなことは...全文を見る
○野田(聖)分科員 その際に、外務省がテーマを決めていくのか、総理府がこの世論調査の項目を決めていくのか、どちらが最終的に決定されるのでしょうか。
○野田(聖)分科員 今の御答弁を聞いている範囲では、最終的にはその所管庁の俗に言う熱の入れようというか総理府の肝いりというか、どうしてもやりたいということが、恐らくや世論調査のプライオリティーが決定される要素になっているのではないかということを感じるわけなんです。  ということ...全文を見る
○野田(聖)分科員 今御答弁の中で、日本が大国であり、そして国際的に認められて合意がある中で、粛々とその常任理事国入りのステップを歩んでいる。それはまことに結構なことなんですけれども、では果たして国内的な合意が、国内的な国民コンセンサスがあるかどうかというと、いささか心もとないよ...全文を見る
○野田(聖)分科員 大変御親切な答弁をありがとうございました。  私は、常任理事国に入るべきか否やという議論よりも、一体常任理事国とは何だという、そのもう一歩前から国民に対しての喚起を促していただきたいと心からお願いを申し上げまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうござ...全文を見る
06月03日第129回国会 衆議院 商工委員会 第5号
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○野田(聖)委員 野田聖子でございます。  本日は製造物責任法案について御質問させていただきます。今質問のあった小此木議員、そして大先輩の林議員がかなり御質問されたので、私は一点について取り上げて質問させていただきたいと思います。  実は、私たち商工委員会委員には、この「製造...全文を見る
○野田(聖)委員 今御説明の中に、血液製剤というのはおおむね三種類に分かれる。  実は中央薬事審議会PL制度等特別部会報告書が既に平成五年十月に発表されておりまして、そこでは、「全血製剤及び血液成分製剤は、人体から採取した血液を基本的に加工処理しないで、輸血するために用いるもの...全文を見る
○野田(聖)委員 今御説明の中に、連立与党PL法プロジェクトチームの中で議論があったとございます。これは平成六年四月四日の「製造物責任法に関する連立与党プロジェクトの検討結果について」という資料ですが、ここの前文で、このプロジェクトというのは、「昨年十二月十六日から十二回にわたり...全文を見る
○野田(聖)委員 厚生省は厚生省であって、日本赤十字社ではありません。この法案が通ったときに、そういう責めを背負うのは、厚生省ではなくて、日本赤十字社だということは、それはやはりきちんとけじめをつけておくべきではなかったのでしょうか。  つまり、私が申し上げたいのは、薬事審にお...全文を見る
○野田(聖)委員 もう一度はっきりおっしゃっていただきたいのですが、結局、欠陥じゃなくて無過失だという。要するに、血液製剤というのは、この三つの特別な配慮があるとすべての血液製剤というのは無過失、要するに欠陥に値する血液というのは存在しないということになるわけですか。
○野田(聖)委員 わかったようなわからないような答弁なのですけれども、実は、先ほど連立与党PL法プロジェクトチームにお招きいただけなかった日本赤十字社と、そして日本輸血学会という血液に関する日本のプロフェッショナルといいますか、私たちは平生、血液を毎日考えて生きているわけじゃなく...全文を見る
○野田(聖)委員 結局、いろいろまだ不十分であると言いつつ、なおかつ欠陥に該当しない部分が多いわけですから、今まで別に血液製剤に関してそういうのが野放しになっていたわけではなくて、やはりそういう訴訟が実際に起こっております。ですから、あえてPLの新しい法案の製造物に無理やり尾ひれ...全文を見る
○野田(聖)委員 御答弁を聞いていますと、どう考えても血液製剤というものが掛け値なしに製造物であるという立証ができないのじゃないか。そういうあいまいな中に、あえて製造物に入れなければいけない理由は一体何なのか、非常に悩むところでございます。  実は、先ほど経済企画庁の方の御説明...全文を見る
○野田(聖)委員 ありがとうございました。  経済企画庁長官、御就任おめでとうございます。大変大きな法案なので、いろいろとお考えだと思います。これは大分いにしえから話し合われてきた重大な、重要な法案だと私は理解しておりますし、ついこの間までは自由民主党が主体になってほとんど手が...全文を見る
○野田(聖)委員 ありがとうございます。  経済企画庁長官の御答弁には非常に感銘を受けましたけれども、そう思ってくださるのであれば、まだ時間があるわけですから、もう一度、新しい連立与党政権になっておられるので、これはとてもすごく、今野党の私ではなすすべがないわけですけれども、少...全文を見る
06月07日第129回国会 衆議院 環境委員会 第5号
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○野田(聖)委員 自由民主党の野田聖子でございます。本日は、絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律の一部を改正する法律案に関して質問させていただきたいと思います。  質問をします前に一言と申しますか、浜四津新長官にはおめでとうございます。ぜひとも頑張っていただきたい...全文を見る
○野田(聖)委員 大変御丁寧な答弁をありがとうございました。私、わずか十カ月ですけれども、環境委員会というのは、女性の視点というよりも、縦割り行政をどうなくしていくかとか、やろうと思ったことがいろいろな省庁にまたがっていてやりづらいとか、そういうことが随分多いような気がしますので...全文を見る
○野田(聖)委員 ありがとうございました。  そういう考え方のもとで今回改正される部分というのは、要するに「個体」から「個体等」というふうになって、器官及びその加工品が対象になりますよということなのですが、これは「譲渡し等の禁止」についてということは、現行法ももちろんのこと、改...全文を見る
○野田(聖)委員 確かに難しいとは思いますけれども、最近ではその漢方薬が、例えばパッケージなんかに、いかにも使っているよと絵でもかいてあればわかるのですけれども、そのものになってしまうとどうも水際でわかりづらいと。ただ、やはりワシントン条約においては、判別できなくても、識別できな...全文を見る
○野田(聖)委員 今の御説明を聞きますと、登録制度の目的というのは、条約及びその国内法措置としての外為法に従って輸入された個体等のみに正規の流通を許し、違法に輸入された個体等を流通の全過程から締め出すことにあると考えてよろしいんでしょうか。
○野田(聖)委員 それでは、登録についての問題なんですけれども、ここに一つの資料があります。これはトラフィック・ジャパンという、もう局長も長官もよく御存じの、この件に関して非常に熱心に調査をして、やっておられるNGOの団体です。この方たちが現行法で調査をされたんです。というのは、...全文を見る
○野田(聖)委員 どうしても、前々から環境庁、環境行政にかかわっていますと必ず出てまいりますのが、人手が足りない。環境という仕事は非常に規模の大きな、そしていろいろな調査とか規制に関する人員もたくさん要るんじゃないかと思いますが、にもかかわらず、私は、そういう環境行政に対して国は...全文を見る
○野田(聖)委員 くれぐれもよろしくお願いします。  次に、今回の改正法案の、担当省庁の関係業者の方に対する指導についてお伺いしたいと思います。  実は、これから「個体等」ということで器官、加工品などが入ってくるわけですが、これに対して通産省なり環境庁はどういう指導をされてい...全文を見る
○野田(聖)委員 やはり若干、協議と許可ではニュアンスが違ってくると思うので、仲よくやっていただきたいと思います。  最後に、私、この改正法をやってみてだんだん矛盾を感じてきたのは、一体これは何のためにやるのかな、国際取引のためにやるのかな。だけれども、そのもっと前提は、やはり...全文を見る