野田聖子

のだせいこ

小選挙区(岐阜県第一区)選出
自由民主党
当選回数10回

野田聖子の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月08日第171回国会 衆議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○野田国務大臣 当時、十三年前になりますが、確かにこのような質問をしております。  しかし、現時点で、現在では、いわゆるマルチ商法につきましては、国民生活センターに毎年二万件を超える苦情を寄せられており、件数も年々増加傾向にある現状をかんがみ、業界の健全な発展を支援するという立...全文を見る
○野田国務大臣 この質問に先立ちまして、基礎的な知識を得るために、日本アムウェイの方を紹介いただきました。そして訪問販売法また連鎖販売取引についての知識を勉強させていただきました。  質問の依頼はありません。
○野田国務大臣 賛成しました。
○野田国務大臣 日本アムウェイからは、平成十四年に三枚、平成十五年に三枚、飛んで平成二十年に二枚パーティー券を購入していただいており、合計十六万円でございます。  また、パーティー券は買っていただいていない年ですけれども、平成十七年には、アムウェイの会長が日本にいらした折、表敬...全文を見る
○野田国務大臣 認識はありませんでした。話の内容は、青少年に関する話で、仕事の話とか商品の話ではありませんでした。  ほかのいわゆるマルチと言われるところのパーティーには出ておりません。
○野田国務大臣 所属しておりません。
○野田国務大臣 先ほども申し上げたとおり、いわゆるマルチ商法、最近では取り扱う商品とかサービスが多様化していますし、道具に至っては、インターネットであったり携帯電話によって新たな勧誘方法というのがどんどん悪質、悪徳業者によって生み出されているわけであります。  ここ数年、年間二...全文を見る
01月19日第171回国会 参議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(野田聖子君) お答えいたします。  今議員御指摘のいわゆるマルチ商法ですけれども、取り扱う商品又はサービス等が多様化していること、またインターネットなどを通じた新たな勧誘方法が始まっているということもありまして、ここ数年は年間二万件を超える苦情相談が寄せられており、...全文を見る
01月20日第171回国会 参議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(野田聖子君) 私も小渕大臣同様、地元で何か買おうと思っておりますが、まだ何を買うか決めておりません。
○国務大臣(野田聖子君) 飛騨牛を買うとは言っておりません。それも選択肢の一つと考えていると申し上げました。
02月02日第171回国会 参議院 本会議 第6号
議事録を見る
○国務大臣(野田聖子君) 消費者庁の設置についてのお尋ねがございました。  御指摘のとおり、食品への毒物混入、食品表示偽装問題など、日々様々な消費者問題が発生する中、消費者庁の一日も早い設立を求める多くの国民の声が届いております。  これまで消費者行政は、各府省庁の縦割りの下...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 私に対しましては、将来の日本を見据えた政策についての質問をいただいておりました。  現在、我が国は、少子化、それによる未曾有の人口減少社会に突入しました。今般の経済金融危機が百年に一度と言われるのに対し、この急激な少子化、人口減少は我が国がかつて経験し...全文を見る
02月09日第171回国会 衆議院 予算委員会 第11号
議事録を見る
○野田国務大臣 成立している郵政民営化六法がありますけれども、そのうちの一つの郵政民営化法の中の第十九条に、民営化委員会は三年ごとに見直しをするという規定がございまして、それは総合的に今の社会の状況を踏まえて見直すということになっていますので、どれを特定して見直すとかいうことでな...全文を見る
○野田国務大臣 所管外でございますので、総務大臣が本来なら御答弁されるお答えだと思いますが、私が郵政大臣のときは十年前なので、今コミットしている立場にありませんが、私が内閣特命大臣として、麻生内閣の一員として思うのは、すべてに聖域を持たずにありとあらゆることを検証して、よりよき民...全文を見る
○野田国務大臣 私は所管でありませんので、四分社化をするかどうかについて詳細なデータとか、さまざまなデータがございません。ですけれども、総理は総理でそういう御発言をされているので、本来、今民営化委員会が、法律に基づいて三月末までにそれなりの意見具申を本部長である総理にされるという...全文を見る
○野田国務大臣 四分社化を含めて、すべてにおいて今民営化委員会で検討され、三月末までに意見具申がされるということであります。それを受けて総理が御判断をされる中で、私も意見をさせていただきたいと思っております。
○野田国務大臣 くどいようですが、私は所管、担当しておりません。さまざまな皆さんの意見を踏まえて三月末には民営化委員会の意見具申が本部長にありまして、そこでいろいろと検討がされるものだと思っております。
02月18日第171回国会 衆議院 予算委員会 第15号
議事録を見る
○野田国務大臣 今御指摘がありましたコンニャク入りゼリーによる窒息事故、そしてガス湯沸かし器事故、それぞれ多くの人命が失われました。本当にまことに痛ましい事案であります。  消費者庁は、これまでの縦割り行政の役所とは違い、国民、消費者の側に立つパートナーとして、利益を守る、すな...全文を見る
○野田国務大臣 マルチ取引の実態につきましては、昨年の末に調査の経過報告をさせていただきました。  最近、特に若い人の被害が多発しています。ですから、若い人向けに啓発用のリーフレットというのを作成させていただきまして、今年度中には全国の高校に配付する等、積極的に進めているところ...全文を見る
02月23日第171回国会 衆議院 予算委員会 第18号
議事録を見る
○野田国務大臣 私は、昨年八月に自殺対策の担当大臣をさせていただいておりまして、まさに糸川議員がおっしゃったことを、自殺に対して一生懸命取り組んでおられるNPOや団体の皆様方からも御指摘があり、実態を本当に早期に把握して、そしてその実態を踏まえた対策というのを実施しなければならな...全文を見る
○野田国務大臣 平成十年以降、三万人以上、十年続いているわけでありまして、これは本当にまことに痛ましいことだと率直に思っています。  ちょうど平成十年というのは、例のバブル、いろいろ経済破綻があった年であります。そこから急速に自殺される方がある中で、十八年に法律ができるまでは、...全文を見る
○野田国務大臣 今まさに経済的な要因、失業とか倒産によって時が訪れてしまうことを防ぐんだという話でありまして、実は、自殺対策とは銘打っていないんですが、今回の現下の経済危機に対する緊急の対策として、例えば緊急融資制度とかそういうのがあるわけですね。それは、昨年末の資金繰り対策が急...全文を見る
○野田国務大臣 心ある議員の方たちによって法律ができまして、平成十八年、ようやくこの国で自殺対策という柱が立ったわけですね。私で担当大臣は三人目です。それまではやはり蓄積もなく、今ようやく推進会議、そういう自殺対策の専門家の人たちの会議を経て、さまざまな加速化プランとかつくらせて...全文を見る
○野田国務大臣 自殺総合対策大綱に基づいて、総合的に自殺対策に取り組むための必要な経費として百五十八億九千二百万円、対前年に比べて十四億四千五百万円増ということで要求をさせていただいています。  その中で、新たな取り組みとして、先駆的な自殺の防止等に関する活動を行う民間団体を支...全文を見る
○野田国務大臣 恐らく、どの大臣も、満足する額というのはなかなか得られないと思います。  ただ、今回は、新たな取り組みで、国がというよりも、やはり専門性の高いNPOの民間の人たちがしっかり取り組んでいただける応援という素地をつくらなければなりませんし、国としては、幾らお金をつけ...全文を見る
○野田国務大臣 いのちの電話については、実は岸田大臣とのやりとりも読ませていただきまして、番号がわからない人が多いとか、そういう御質問もございまして、できれば統一がいいんじゃないかというようなやりとりが前回あったやに拝見させていただきました。実は、全然関係ないんですけれども、消費...全文を見る
○野田国務大臣 先ほども申し上げたんですけれども、民間団体がなさっていることであります。  番号を統一するかどうか、やはり民間団体がしっかりとスクラムを組んでいただかなければならないということで、例えば会議とかをなさるときのそういうことには、調査とかには今着手ができるんだと思い...全文を見る
○野田国務大臣 財務大臣の前で恐縮ですけれども、やはりなかなか自殺対策には大きな予算がいまだつけづらい状況にあります。やはり大きな枠組みの中で、十八年にようやく基本法ができたばかりでありまして、具体的に事業もなかなか、実績がこれからできてくる中で、できれば引き続き超党派で応援をい...全文を見る
02月24日第171回国会 衆議院 予算委員会 第19号
議事録を見る
○野田国務大臣 体細胞クローン技術を使って、今事務局長からも説明ありましたけれども、ただいまの専門調査会で結論が出た、それを受けて安全委員会の方でこれから審議をされるわけですけれども、これから審議をされるとともに、またパブコメとかさまざまな国民各界各層の御意見を承りながらというこ...全文を見る
○野田国務大臣 消費者にとっては表示というのは大変大切なものでございますが、その前に、安全委員会等またはパブコメ等でさまざまな御意見がまだ出てくると思っております。それをしっかり受けとめてから広く考えていきたいというふうに考えております。
○野田国務大臣 食品安全委員会にかかったからもう結論が出ているということではなく、これにつきましては大切なことなので、それ以外にも、やはり消費者団体や多くの消費者に関連する皆さんの意見を聞いていくということが大切だということで御理解いただきたいと思っております。
○野田国務大臣 表示を消費者が知ろうとするときは、流通されたものを選択するかどうかというので大変重要なことだと思います。  その流通するかどうかという前段階の話で、必ずしも科学的な安全イコール消費者にとっての安心ではないということも踏まえてまだまだ大きな議論が必要ということであ...全文を見る
○野田国務大臣 お尋ねいただきまして、ありがとうございます。  消費者庁についてはなかなか発言の機会がないものですから、この場をかりて少し説明をさせていただきたいと思うんです。  事故米、これは、先般発生した事故米の不正規流通で、いかに農水省とまた食品の安全にかかわっている厚...全文を見る
○野田国務大臣 各省庁縦割りになって、情報の共有がきちっとなされていないというのが今回の問題であったと思いますので、それは、消費者庁が司令塔的役割を果たして、一気呵成に、それぞれにそれぞれの役割に応じて動いていただくという要求、措置命令ができるということであります。
○野田国務大臣 この十年、三万人を超えているということは昨日も御報告申し上げまして、大変痛ましいことであります。  自殺というのは、予防可能であるけれども、その自殺の原因、要因というのもいろいろなものがあるわけでして、例えば精神障害、病気による、うつ病等々で代表されるものであっ...全文を見る
03月06日第171回国会 参議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○国務大臣(野田聖子君) 委員の御指摘のとおりでございまして、最近は悪質、悪徳な業者が多様な、また多種の消費者被害を横行させているところであります。  二〇〇七年度なんですけれども、この一年間で消費者被害による経済的損失という額を推計で出してみましたところ、約三兆四千億円という...全文を見る
03月09日第171回国会 参議院 予算委員会 第9号
議事録を見る
○国務大臣(野田聖子君) 甘利大臣の所管でありますけれども、私も公益法人の制度の方を担当させていただいておりますので、一般論になるかもしれませんが、今現在、それぞれの主務官庁が指導監督基準を持っておりまして、それぞれの公益法人が適切に運営されているかどうかについては監督しておられ...全文を見る
03月10日第171回国会 参議院 予算委員会 第10号
議事録を見る
○国務大臣(野田聖子君) 今お話しの高速道路の千円というのは、この景気対策の目玉の一つで、特に地方を元気にする、地方活性化の大きな柱と聞いておりまして、この個別の政策というのは、そこにかかわる人が活用してくれることで結果として日本全体に経済波及効果が及ぶというふうに理解しています...全文を見る
03月11日第171回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
議事録を見る
○野田国務大臣 科学技術政策、食品安全を担当する内閣府特命担当大臣、消費者行政推進担当大臣、あわせて、宇宙開発などの分野も担当する大臣として、所信の一端を申し述べます。  第一に、消費者行政推進、食品安全に関しては、国民が泣き寝入りしなくても済む、消費者、生活者が主役となる社会...全文を見る
03月12日第171回国会 参議院 内閣委員会 第1号
議事録を見る
○国務大臣(野田聖子君) 科学技術政策、食品安全を担当する内閣府特命担当大臣、消費者行政推進担当大臣、あわせて、宇宙開発などの分野も担当する大臣として、所信の一端を申し述べます。  第一に、消費者行政推進、食品安全に関しては、国民が泣き寝入りをしなくて済む、消費者、生活者が主役...全文を見る
03月12日第171回国会 参議院 予算委員会 第12号
議事録を見る
○国務大臣(野田聖子君) 先日、東京自殺防止センターの視察へ行ってまいりました。先生御指摘のとおり、この十年、毎年自殺者の数が三万人を下らないという大変厳しい、そして悲しい状況になっているわけであります。  先ほどお話がありました尾辻会長、そして亡くなられた山本先生が超党派で、...全文を見る
03月13日第171回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
議事録を見る
○野田国務大臣 我が国の宇宙開発利用につきましては、昨年成立、施行されている宇宙基本法に基づき進められています。そこで、同法の第二条におきまして、宇宙開発利用を進める際には、「日本国憲法の平和主義の理念にのっとり、行われる」旨規定されているところでございます。あわせて、同法に係る...全文を見る
○野田国務大臣 まず、自殺対策につきまして、委員御指摘のように、平成十年から十年連続、毎年三万人以上の方が自殺をされている。これは欧米先進国でも大変高い数値になっているわけで、これは本当に、国の問題として、すべての国民が自殺予防の主役になれるような国づくりをしていかなきゃならない...全文を見る
○野田国務大臣 前回同様、市村委員は非営利法人制度に対して大変造詣深く、きょうも大変興味深く聞かせていただきました。  ただ、現在、百十年ぶりの抜本的な大改正をし、十二月から施行が始まったばかりでございまして、ぜひとも、私、担当大臣としては、この制度が、皆さんの御協力をいただい...全文を見る
○野田国務大臣 ただいま、宇宙開発戦略本部、総理大臣が本部長ですけれども、宇宙基本法附則第三条に基づいて、JAXAその他の宇宙開発利用に関する機関について、その目的、機能、業務の範囲、組織形態のあり方、当該機関を所管する行政機関等についての検討を進めているところであります。独立行...全文を見る
03月17日第171回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第2号
議事録を見る
○野田国務大臣 消費者行政を担当する大臣として一言申し上げるとともに、消費者庁関連三法案について、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。  このところ、事故米穀の不正規流通問題を初めとして、さまざまな製品事故、食品の表示偽装、高齢者をねらった悪徳商法の横行など、消費者の安全...全文を見る
03月17日第171回国会 衆議院 本会議 第15号
議事録を見る
○国務大臣(野田聖子君) ただいま議題となりました消費者庁設置法案、消費者庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案及び消費者安全法案について、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、消費者庁設置法案について、その趣旨を御説明申し上げます。  社会の複雑化に伴い、消費者...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) まず、消費者庁創設後の消費者問題への対応、国民生活へのメリットについてのお尋ねがありました。  消費者庁が創設されることにより、第一に、地方の消費生活センターや関係行政機関から、消費者被害に関する情報を消費者庁に一元的に集約され、早期に問題を発見するこ...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) まず、金融商品取引についての法律や医療関係法律など四十三本の法律について、所管しなかった理由についてお尋ねがありました。  消費者庁は、消費者利益の擁護及び増進等を任務とする組織であり、迅速かつ的確な法執行を行い、また基本的な政策の企画立案を行うことが...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) まず、消費生活相談員の養成及び新たな資格等についてのお尋ねがありました。  地方の消費生活相談窓口の強化のためには、相談窓口の増設や相談員の養成、レベルアップが不可欠です。  このため、政府の地方支援策では、都道府県に造成する基金を活用し、消費生活セ...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) まず、消費者の権利についてのお尋ねがありました。  消費者基本法においては、消費者の利益の擁護及び増進に関する総合的な施策の推進は、消費者の権利を尊重することを基本として行うことが定められております。  消費者庁設置法案では、消費者基本法の趣旨を受け...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) まず、消費者庁の任務、役割についてのお尋ねがありました。  消費者基本法においては、消費者の利益の擁護及び増進に関する総合的な施策の推進は、消費者の権利を尊重することを基本として行うことが定められております。  消費者庁設置法案では、消費者基本法の趣...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) エレベーター事故における消費者庁の権限に関してお尋ねがありました。  その前に、私からも、事故で亡くなられた市川さんに心から御冥福をお祈り申し上げます。  御指摘のエレベーター事故のような問題が発生した場合、消費者の安全、安心を確保するためには、政府...全文を見る
03月17日第171回国会 参議院 内閣委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(野田聖子君) 正直びっくりしました。速やかに男女共同参画社会にふさわしい法整備を進めるべきだと思います。
○国務大臣(野田聖子君) 昨年十二月、わざわざお忙しい中お出かけいただきまして、今お話がありました緊急対策五項目を含む申入れをいただきましたこと、心から感謝を申し上げます。  その後の取組について御報告を申し上げたいと思いますが、私自身も、趣旨に書いてあるとおり、先生方の御指摘...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 若干私の私見も交えてお話ししたいと思うんですけれども、まず冒頭、委員からおっしゃった内閣府の自殺担当の役割がまだまだではないかというのは非常に反省をしておりますし、やはり情報の共有、一元化というのは我々がすべき第一の仕事だと思っているので、しっかり取り組...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 藤原先生御指摘のとおり、IT基本法の第三条にそのように記されているところであります。  具体的には、この法律の趣旨を踏まえて、まずブロードバンドサービスについては、昨年九月末現在で世帯カバー率が九八・六%に達成していまして、二〇一〇年度までにブロードバ...全文を見る
03月18日第171回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○野田国務大臣 お答えする前に、岸田委員におかれましては、私が八月に担当大臣に就任した直前の御担当でございまして、今提出させていただいている関連三法案をほぼつくり上げていただいた功労者でもあるわけでございまして、ようやくきょう委員会でこうやってやりとりができることを本当にうれしく...全文を見る
○野田国務大臣 消費者庁をつくるということは、行政改革なんですね。政府というのは常にその時代に応じた国民のニーズにこたえていかなければならない。明治のときには、やはり産業育成というのが国策であり、国民のニーズだったと思います。  ただ、今の時代においては、成熟した国家の中にあっ...全文を見る
○野田国務大臣 今委員おっしゃるとおり、まずは消費者行政を考えるに当たって地方自治と定めているのは、国と地方の役割分担については、地方自治法において、住民に身近な行政、消費者行政が当てはまると思うんですが、できる限り地方公共団体にゆだねることを基本としています。  さらに、平成...全文を見る
○野田国務大臣 都道府県の消費生活センター、中核センターとしてどのような役割をということですが、先ほども階議員からもお話がありましたように、必ずしもすべて、全国津々浦々、平均的に消費生活センターが整っているわけではありません。  ただ、これは地域性がありまして、必ずしも同じよう...全文を見る
○野田国務大臣 ただいま岸田委員のキャリアを拝聴しておりましたけれども、当時私は郵政行政に一生懸命取り組んでいたことを非常に懐かしく思っております。  十年、長い間、皆様方の御尽力で、消費者のニーズにそれぞれこたえ得るような個別の法律ができ上がってきている、基本法も変えられてき...全文を見る
○野田国務大臣 具体的に申し上げた方がいいですか。  今お話がありましたコンニャク入りゼリー事故のようなことに対して、消費者安全法案、新しい新法ですけれども、消費者被害の発生または拡大の防止を図るためのほかの法律に基づく措置がない場合、これをいわゆるすき間事案といたしまして、そ...全文を見る
○野田国務大臣 平成二十年度版国民生活白書の推計でありますけれども、平成十九年度の我が国の消費者被害による経済的損失額は最大約三兆四千億円と推計されていまして、GDPで比較すると〇・七%程度でありまして、無視し得ない規模の金額と言えます。
○野田国務大臣 まさに、規制が強化されるので事業者にとって死活問題だとか、さまざまなうわさとかデマが流れた時期がございましたけれども、実はそうではなく、善良な事業者がしっかりと市場の中で活躍していただくための消費者庁であらねばならない、消費者とよき事業者のウイン・ウインの関係をつ...全文を見る
○野田国務大臣 今回の整備法案、消費者に身近な法律について、消費者庁に移管し、または共管するものであります。これらの法律については、各省庁との役割分担を明確にしておりまして、二重規制にならない仕組みは既につくってございます。  例えば、JAS法とか食品衛生法等については、表示の...全文を見る
○野田国務大臣 先ほど増原副大臣から答弁がありましたように、昨今、事故米穀の不正規流通問題を初めとして、さまざまな製品事故、そして食品の表示偽装、高齢者をねらった悪徳商法の横行など、消費者の安全、安心を脅かす問題が次々とこの国では発生しています。  また、これまでの消費者行政は...全文を見る
○野田国務大臣 お答えします。  消費者の定義につきましては、消費者契約法や消費者安全法案において、事業を行う場合におけるものを除く個人という趣旨の規定が置かれています。一方、消費者行政の定義につきましては、法律において明確に規定されたものはございません。  なお、消費者基本...全文を見る
○野田国務大臣 この法律案の議論の中で、やはり役人だけでは心配だという声は当然ございました。  そこで、国民の声を直接受けとめる、または役所が暴走しないようにちゃんと監視ができるようなカウンターパートの必要性というのは、ずっと議論されてきた中で、消費者政策委員会というものをしっ...全文を見る
○野田国務大臣 極めて重要なことで、私自身も、役人だらけの消費者庁をつくることが大事なことではなく、やはり風通しのよい、本当に、消費者といってもさまざまですから、そういう多種多様な消費者の意見を仲間として受けとめる、これまでも何となく役人の人には言いづらい風情があるわけですから、...全文を見る
○野田国務大臣 この法律案ができるまでに消費者行政に関係している多くの皆様方から御意見をいただき、積み重ねていく中で、消費者庁というのは、消費者利益の擁護及び増進等を任務とする組織ということで、先ほど申し上げましたけれども、消費者に身近な法律二十九本を所管することにいたしました。...全文を見る
○野田国務大臣 専管とか共管というのは、いろいろな意味が、さまざまになるんですけれども、今回は、一つの整理として企画立案機能に着目した場合ですが、消費者庁が所管することとなる二十九本の法律のうち、法律の全部について消費者庁が専管となっているものは九本、一部が専管になっている法律は...全文を見る
○野田国務大臣 二十九本というのは、まさに消費者庁が消費者利益の擁護及び増進等を任務とする組織であり、迅速でかつ適確な法執行を行い、そして基本的な政策の企画立案が行われるよう、極めて消費者に身近な法律、中核的なものをいただいているところでございまして、くどいようですけれども、これ...全文を見る
○野田国務大臣 まず、民主党、社民党、自民党、各党からこのことについては強い要請がございまして、当時対応させていただきましたけれども、十分に対応ができないところもあったことは事実であります。  例えば情報の話も出ましたけれども、実は、直接情報が入る場合は非常に少なくて、後々国民...全文を見る
○野田国務大臣 まさに、これがすき間事案でありまして、どこにも法律に基づく措置が存在しないもので、農林水産省初め各省とも対応がこれまでできなかったものであるわけですね。消費者庁は、このすき間事案については直接の権限を有しますから、遅滞なく適切な措置、勧告、譲渡等の禁止、制限等を行...全文を見る
○野田国務大臣 ちょっと威張るわけじゃないんですけれども、農林水産省がやっておられるとおっしゃったんですが、それは、さっき申し上げたように、各党からの申し入れを私がいただいて、そして農林省を呼んでやらせた。つまり、残念ながら、このことについて農林水産省は主体的にやっていただいてお...全文を見る
○野田国務大臣 処遇以外のことも含めて申し上げればいいですか。処遇だけですか。(園田(康)委員「はい、処遇だけでいいです」と呼ぶ)  おっしゃるとおりです。消費者庁をつくることが目的ではなく、やはり地方の消費者行政にかかわっている人たちが生き生きとその専門性を生かして国民を幸せ...全文を見る
○野田国務大臣 それは、ちょうど十三年前、私、小川委員と同じ当選一回のころだったと思います。商工委員会で、たしか訪問販売法の一部を改正する法律案の質問をしろと先輩議員から言われまして、私は、全くその法案を存じ上げておらず、景色がわからなかったものですから、時の、派閥におりましたの...全文を見る
○野田国務大臣 盛岡、そしてこの資料に出ています滋賀県の生水さんがいらっしゃるところも訪問させていただきましたし、滋賀県の消費生活センターの方も訪問させていただいておりますが、率直に申し上げて、今の地方の消費者行政の担い手、消費生活相談員の本当に愛と根性と涙で辛うじて保たれている...全文を見る
○野田国務大臣 この都道府県に置かれる基金につきましては、国からいろいろ指示を申し上げるのではなくて、メニュー方式をとっておりまして、それぞれの地方公共団体が選ぶなり、オリジナルをつくっていただくのは自由ですけれども、例えばそれが消費生活センターの設置であったり、または増強であっ...全文を見る
○野田国務大臣 この基金に関しては、相談業務そのものへの報酬は支援の対象にしておりません。消費生活相談窓口の機能強化に際して、消費生活相談を担える者の拡充を支援することとしておりまして、相談員養成のための研修参加者への日当相当を含む支援に活用することは可能です。  あわせて、地...全文を見る
○野田国務大臣 百五十万です。
○野田国務大臣 委員の方が地方交付税措置についてはお詳しいわけですが、鳩山総務大臣の御答弁もいただきつつ、大幅に拡充してきたわけでありますけれども、具体的には、都道府県では、人口百七十万人の標準団体の基準財政需要が、平成二十年度の約三千万円、それの倍増、市町村では、人口十万人の標...全文を見る
○野田国務大臣 岡山県知事からこれをいただいていることは了解しております。  いろいろとこういう御意見も踏まえて検討させていただいた結果が先ほどの私の答弁になりまして、繰り返しになりますけれども、基金としては自治事務としての相談業務そのものへの報酬は支援の対象としていません。し...全文を見る
○野田国務大臣 消費者行政は自治事務であります。
○野田国務大臣 そもそも、地方自治法等々で、そういう住民に身近な行政は地方が主体的に行う、それを踏まえて消費者の基本法があり、今日に至って今三法案を出しているところであります。ですから、大前提はやはり、地方の消費者行政というのは、そこの知事さんなり市町村長さんなりがしっかりと責任...全文を見る
○野田国務大臣 正確に通告を受けていなかったので、後日。
○野田国務大臣 直接、間接、何らかの形で消費生活に関係していると考えられる法律はかなりの数に上るものと認識しています。
○野田国務大臣 コンニャク入りゼリーによる窒息死亡事故の発生については、非常に痛ましいことであります。  実は私の手元に、二〇〇八年九月九日、ユニカねっとの集会でいただきました、男の子、お子さんを亡くされたお母さんからのお手紙がございます。手短にということで、手紙の全部は読み上...全文を見る
○野田国務大臣 消費者の生命身体に重大な危害を及ぼすおそれのある行為には、今おっしゃったようなさまざまな種類や態様がございます。将来起こり得る問題のすべてをあらかじめ予想することはできないわけで、現実的に、予想して個別規制を設けることというのは不可能なんですね。  他方、私たち...全文を見る
○野田国務大臣 私が存じている限りでは、相談員の国家公務員化を望む、そういう声を地方の消費生活センターや消費者団体などから聞いたことはございません。むしろ、例えば国家公務員では地方の行政事務との連携がうまくいかなくなるといった声が多いということです。  実際にいただいているので...全文を見る
○野田国務大臣 担当になりましてから、全国幾つかの地方の消費生活センターを視察させていただきまして、最前線におられる相談員の皆さんの率直なお声を受けとめてきたつもりです。現状、本当に今、地方の消費生活センターは厳しい。人数も少ない、そして働いている方に対しての報酬も少ない、さらに...全文を見る
○野田国務大臣 消費者庁は、新法消費者安全法案に基づいて、各省がそれぞれ所管する法律の規定に基づく措置を速やかに実施するよう関係大臣に対して要求する権限を持つことになります。この措置要求は、消費者庁がみずから所管または共管することとなる二十九本の法律による措置以外を対象とするもの...全文を見る
○野田国務大臣 まさにおっしゃるとおりで、消費者庁ができることがすべてではなく、やはりそれをしっかりと国民目線、消費者目線で監視し、その運営がちゃんと運んでいるかどうか、そういうやはり強いカウンターパートがいなければならないわけで、今委員がお示しいただいた図の中に、見てわかるよう...全文を見る
○野田国務大臣 大口委員おっしゃるとおり、一般の審議会とは異なり、消費者政策委員会は、広範かつ強い権限を有するものとなっております。  具体的には、消費者政策の基本方針等の企画立案、消費者庁を含めた関係府省庁の政策の評価、監視について意見を述べるとともに、内閣総理大臣が各省大臣...全文を見る
○野田国務大臣 個別の法律案のことにつきまして、担当の大臣から答えさせていただきます。  建築基準法は、建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低限の基準を定めることにより、国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もって公共の福祉の増進に資することを目的とする法律である。同法は...全文を見る
○野田国務大臣 消費者庁は、いわゆる円天事件のような利殖商法に対処するため、出資等に関する規制を定める出資法、いわゆる和牛商法等の物品預託契約に関する規制を定める特定商品預託法、悪徳商法等を規制する特定商取引法等を所管することとしております。消費者庁は、経済社会の変化にいち早く対...全文を見る
○野田国務大臣 冷たく響くようでありましたら、まことに申しわけなかったと思います。  先日も、福島みずほ党首、わざわざ消費者庁創設に向けての申し入れもいただいたところで、ぜひとも先生を通じて、与野党いろいろうまくいくようお取り計らいを願いたいと思います。よろしくお願いします。
○野田国務大臣 いろいろと御配慮いただき、ありがとうございます。  行政改革というのはいろいろな幾つかの流れがございまして、まずはやはり時代の国民の声に政府がしっかり対応していく、常に変身をしていかなきゃいけない中にいろいろな行革の歴史があったと思います。  また、それと同じ...全文を見る
○野田国務大臣 そもそも、これまでの日本の行政組織の中に国民、消費者と向き合う場所がなかったということが問題だったと思います。その結果、被害が拡大し、先ほどもお答えしましたけれども、一年で約三兆数千億円という被害。これがもし良質な事業者に回っていれば、この国で良質な市場形成ができ...全文を見る
○野田国務大臣 まず、行革のもと、簡素な行政組織というのがある意味義務づけられておりました。  恐らく今回は、日本で初めてかもしれませんが、新しい行政組織をつくることに当たって新規の増員というのがほとんどなく、それぞれの各省が、派生的とか付随的と言われながらも、消費者のために必...全文を見る
○野田国務大臣 透明性を担保するにはいろいろととらなければならない方法があると思いますが、一つは、やはり役人だけの消費者庁ではいけない。民主党案で権利院というのが盛んに言われるのは、内部でもみ消したりとかごまかしたりとか、そういうことが間々起きるのではないかという懸念がやはりある...全文を見る
○野田国務大臣 輸入食品の安全につきましては、特に日本は国民の多くがそれに依存せざるを得ない状況でありまして、実は、私が大臣になってまだ半年ぐらいですが、その間にも、先ほどもメラミンの話が出ましたけれども、やはり外国産のいろいろな問題、食の問題というのが頻発しているところでありま...全文を見る
○野田国務大臣 事の深刻さは十分理解しているところでございます。  これまで、行革の名のもとに、いたずらにというか、さっきも横並び的にという話がありましたけれども、どんどん人員の削減等があったことも一つの問題点だったと思います。  先ほど総理大臣の方からも、検討をされるという...全文を見る
○野田国務大臣 お見通しの御答弁になってしまうんですけれども、消費者基本法においては、消費者の利益の擁護及び増進に関する総合的な施策の推進は、消費者の権利を尊重することを基本として行うことが定められているところであります。  このたびの消費者庁設置法案におきましては、その消費者...全文を見る
○野田国務大臣 消費者の権利については、理念としての権利として定められているものと、具体的な法的権利として定められているものがあるわけですけれども、消費者基本法においては理念としての権利が定められているものと理解しておりまして、消費者の権利の擁護を消費者の利益の擁護及び増進に重ね...全文を見る
○野田国務大臣 おっしゃるとおり、本当にこの消費者政策委員会というのは極めて重要でございまして、しっかりと透明性を担保し、そして、国民、消費者は多種多様ですけれども、広くたくさんの消費者の声を吸収し、そしてぶつけていかなければならないということで、本当に有能な、立派な方たちになっ...全文を見る
○野田国務大臣 今の委員の御質問に対しましては、この消費者政策委員会というのは、設置法に基づきまして、消費者の利益擁護及び増進に関する基本的な政策に関する重要事項等について意見を述べるとともに、消費者安全法案に基づいて、消費者被害の発生または拡大の防止に関し、内閣総理大臣に対して...全文を見る
○野田国務大臣 今おっしゃられた消費者政策委員会、これも設置法に基づきまして、先ほど、意見を申し上げることは可能だということを申し上げました。この意見具申につきましては、必ずしも関係行政機関の行動を強制できるものではないんですが、有識者から構成される消費者政策委員会が法律上の根拠...全文を見る
○野田国務大臣 政府案におきましては、消費者政策委員会というのは政府部外の有識者から構成され、所掌している権限を独立して行使する仕組みとなっており、事務局も独立して持つわけですけれども、改めて、消費者政策委員会の独立性というのはこれをもって十分担保されていると私は思います。
○野田国務大臣 委員には本当にいろいろと御意見を賜って、何だかすごくそっけない答弁ばかりで非常に恐縮しておりますけれども、初めて議論をスタートさせるということで、それぞれの立ち位置できょうは答弁をさせていただいているわけですけれども、私も、決して政策委員会を軽視しているわけではあ...全文を見る
○野田国務大臣 確かに、私が担当大臣を拝命して直後に、そういう情報の共有がなされなかったことでかなり事案が混乱したことを経験しましたので、今おっしゃっていることは本当に大切なことだと思います。消費者庁ができることによって全国さまざまな消費者被害の事故報告というのは情報が一元化され...全文を見る
○野田国務大臣 情報公開法の仕組みに従って取り組んでいくということであります。  ただ、全部公開という話になりますと、PIO—NETだけでも年間百万件の情報が寄せられることになります。これを精査せずに全部ばらまくということは、逆に、情報の渦の中で消費者が戸惑うことも発生すること...全文を見る
○野田国務大臣 まさに今回、地方が一番大切なんです。ですから、一次補正、二次補正等で前倒しでやはり地方の方を先にやっていこうということで、都道府県のもとに基金を置きました。少ないと言われてしまえばそれまでですけれども、さすがに財源に限りがあるし、消費者庁にばかりお金が使えない国の...全文を見る
○野田国務大臣 この法律案をつくるに当たって、やはり現場をしっかり見ておかなければいけないということで各地方を回ってきましたけれども、一県に県の消費生活センターがあり、その中の一つの市に消費生活センターがあったとすると、意外と市の方が県よりも充実して、立派な相談員さんがいて問題解...全文を見る
○野田国務大臣 御承知のとおり、消費者行政というのは各省庁横断的な行政分野になっております。新組織というのは、消費者行政の司令塔として、各省庁と連携して政策の推進を図ることが求められているところで、内閣総理大臣が政府全体の見地から管理することがふさわしい事務であると考えられること...全文を見る
○野田国務大臣 国土交通省だけでありますと、事業者の担当の局があり、そしていわゆる国民、消費者側の担当があるんだと思いますが、詳しいことはわかりませんけれども、今回はどうも、そこら辺、めり張りがきちっときいていなくて、だらだらと来てしまったんじゃないかと。  消費者庁の場合は、...全文を見る
○野田国務大臣 行革のもと、行政の肥大化は認められていない中にあって、多少私たちも窮屈ながらもようやく二百四人の確保ができたところであります。  また、これらは、単に人がぽっと出てきたわけではなく、それぞれの法律と一緒に人とお金がくっついてくるということで、全部が集約されるとい...全文を見る
○野田国務大臣 農林水産省にまずはその指示ができるわけでありまして、それでもまだ不満が残る場合にはみずから立入調査をするということで、その中間にあわせてやるということも可能です。
○野田国務大臣 これについて、私も最初からすごく関心がありまして、何か官にとられちゃうんじゃないか、最初からそういうふうに言われることもあったんですけれども、これに関しては、官民問わず、本当にこの人はすばらしい、トップに立てる人だという人をやはりあまねくいろいろな候補者から選んで...全文を見る
○野田国務大臣 消費者政策担当大臣というのは、内閣総理大臣を助け、内閣の一員として消費者庁を担当する閣僚となります。一方で、消費者庁長官というのは、その担当大臣のもとで、消費者庁の長として所掌事務の実施に当たる人です。この関係は、例えて言うなら、金融担当大臣と金融庁長官の関係と基...全文を見る
○野田国務大臣 内閣府設置法第十二条第二項に基づく勧告は行われたことはないと承知しております。  内閣府設置法に基づく勧告というのは、内閣府特命担当大臣の行うさまざまな調整手法の一つとして法律に明記されているものでありますけれども、この勧告権自体を行使しなくても、事務レベルで調...全文を見る
○野田国務大臣 勧告権を使わなくても、今申し上げたようなさまざまな状況に応じた中で、私たちも最適の選択をしているわけでありますけれども、その中に勧告権の行使もあり得ると思います。  ただ、私自身がこれまでも、食の安全でいえば、事故米不正規流通があったときには、担当は石破農林大臣...全文を見る
○野田国務大臣 勧告権を使うかどうかは別として、やはりその透明性というのはしっかり担保しなければならないと思っています。
○野田国務大臣 先ほども日森委員に御答弁申し上げたことと重なりますけれども、消費者政策委員会は、消費者庁設置法案に基づいて、内閣総理大臣、関係各大臣または消費者庁長官に対し、消費者の利益の擁護及び増進に関する基本的な政策に関する重要事項等について、諮問及び調査審議をするのみならず...全文を見る
○野田国務大臣 政策委員会の仕事、非常勤でも十分対応できるという判断をしたところです。
○野田国務大臣 たびたび御指摘いただき申しわけありません。  非常勤にしていることは、それだけではなくて、最適任者を選びたいというときに、そういう人を引っ張ってくるためには制約があるということで、御理解いただきたいと思います。
○野田国務大臣 消費者というのは国民をほとんど網羅するわけですから、委員おっしゃるとおり偏らないで、いろいろなジャンルの、最も適格だと思われる、そういう専門性の高い識見のある方に入っていただきたいというふうに願っております。
○野田国務大臣 今のところまだ未定でございます。
○野田国務大臣 委員のアドバイスをいただきつつ、真剣に答えを求めていきたいと思っています。
○野田国務大臣 やはりどの委員からも御指摘あるように、地方が一番大切だということはコンセンサスがとれていると思います。私自身もそれを心がけているところですけれども。  まず、相談員の数が減っているという話もありました。が、数というよりも分布が問題でありまして、例えば、大都市には...全文を見る
03月18日第171回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
議事録を見る
○野田国務大臣 まさに委員おっしゃるとおりで、今回の、私の知る範囲ですけれども、公益法人制度の改革のポイントというのは、これまではそれぞれの役所がつくってきた、そういうものではなくそう、今おっしゃったような、そういう天下りの温床になってしまうからそういうことを改めようということと...全文を見る
○野田国務大臣 まさに、主務官庁のもとにいるところでは透明性が担保されないから、何だかなというのが幾つでもできたのかもしれませんけれども、それはもうやめて、本当に、国民に向けた委員会です、国民が見ている委員会のもとで審査されるわけですから、それなりにやはり、同じような名前であって...全文を見る
03月24日第171回国会 参議院 内閣委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(野田聖子君) 優しいお言葉を掛けていただき、大変ありがとうございます。  私、ちょうど十年ぐらい前に郵政大臣を自見先生の後にさせていただきましたけれども、やはりそのときは予算もあり人もありということで、今内閣府の大臣をやっていて、本当に大変厳しい状況で、役所の皆さん...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 御指摘の自殺予防総合対策センター、厚生労働省やっておみえになるんですけれども、今のところ内閣府の推進室とは定期的に連携を取り合っておりまして、厚生労働省ならではの精神科医療、またメンタルヘルスみたいなことの拠点の場として今ワークしているということを承知し...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) まず初めに、国際情勢について少し御報告を申し上げますと、先進国はもちろんのこと、最近ではインド、中国またBRICs諸国の目覚ましい活躍の中で世界競争自体が大変激しくなっております。でも、今先生御指摘のとおり、この国の資源の足りないこと、また国土の狭いこと...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 私も、二〇〇六年のPISAの結果というのは大変懸念されるなと思っておりますし、TIMSSもぎりぎり歯止めが掛かったという表現程度で、決して科学技術を柱として生きていく国にしては、かつて一位を取っていたのにその一位を奪還できないという今の現実はやはりどの国...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 私、去年の八月に科学技術政策担当大臣というお仕事をいただきました。それまで、恥ずかしながら、私自身も科学技術というとICTを専門にしておりましたので、これだけ広範囲にまた研究者が頑張ってくださるという現場を知りませんでしたので、もう日々驚きと感激と、本当...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 大変国際的な研究水準が高いと、着実に高まってきているということだと思っていますが。ただ、先ほどの繰り返しになりますけど、現時点の科学技術力ではなく、やはり先輩、人生の先輩たちでございまして、七十代、八十代の大先輩が今回も受賞されたことを踏まえると、やっぱ...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) おっしゃるとおり、十三人中四名の方が海外での研究業績によって受賞されております。  これから、じゃ私たちがしなければならないことは、先生御指摘のとおり、まず国の中で国内の研究者をしっかりやっぱり育てていくとともに、刺激、いろんな世界の人たちと交流し合う...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 本日は中川大先輩に活を入れていただきまして、科学技術というのが本当にこの国のもう背骨に当たるというところを改めて担当大臣として、この日々確認させていただく中で、これまではよかったけど、この先の展望が、人材の枯渇とかやっぱり研究費の伸び悩みで不安材料になっ...全文を見る
03月25日第171回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第5号
議事録を見る
○野田国務大臣 おはようございます。よろしくお願いします。  全く私も同じ考えでありまして、今回は消費者庁をつくることが消費者行政を円滑に進める目的ではありません。まさにデーリーベーシスで、日々消費活動を行っている人たちに何か起きたときに、すぐアクセスができて、相談ができて、解...全文を見る
○野田国務大臣 御指摘のとおり、私もPIO—NETは非常にお寒い限りだということは認識しておりました。恐らく意識として、ネットという名のもとにありますけれども、昔でいうワープロみたいなもので、とりあえず蓄積しておいて、それで必要なときにいろいろなあっせんのやり方を確認するような、...全文を見る
○野田国務大臣 都道府県にある苦情処理委員会がうまく機能していないというのはかねてから話がありまして、今先生御指摘のとおり、公益性とかいろいろ厳しい要件があることと、あとは、逆に消費生活センターのあっせんでうまくいく場合があったりとか、または、いろいろ労力がかかる割には強制力がな...全文を見る
○野田国務大臣 御指摘のとおり、昨今、消費者をないがしろにしたりとか、消費者を脅かしたりとか、とにかく食品から取引からさまざまなサービスから、そういう問題が次々と起きているわけであります。  その一つの背景には、これまで、この国にそれぞれの役所があるわけですけれども、行政という...全文を見る
○野田国務大臣 消費者庁は、消費者が安心して安全で豊かな消費生活を営むことができる社会の実現に向けて、消費者の利益の擁護及び増進等に関する事務を行う、そういう組織として創設されることになります。  食品の安全性の確保につきましては、今説明がありましたとおり、科学的、中立的に行わ...全文を見る
○野田国務大臣 お答え申し上げます。  今の農水大臣とほぼ類似の答弁になってしまうんですけれども、繰り返して申し上げると、消費者庁の事務を掌理する消費者政策担当大臣は、同時に食品の安全性の確保に関する総合調整に関する事務を担うこととなります。また、消費者庁は、JAS法など食品表...全文を見る
○野田国務大臣 覚悟はございます。  先ほどの農林水産省との連携を、まず消費者庁側から流れをお答えさせていただいた上で、後、今いただいた二問について答弁させていただきます。  先ほどは、JAS法の品質表示基準の執行の仕組みということになると思います。これについてこちらから説明...全文を見る
○野田国務大臣 お答えいたします。  政省令への委任については、例えば重大事故等について、死亡、重症等を想定しているわけですけれども、その詳細につきましては、この委員会の皆様方の御審議も踏まえて内容を具体化していくこととさせていただいております。
○野田国務大臣 消費者庁が創設されますと、今先生御指摘の表示につきましては、一元的に消費者庁が責任を持つことになります。さらに、消費者の声を踏まえて、消費者の権利がしっかりと守られ、利益の擁護、増進を図るための表示のあり方について、みずから企画立案をさせていただくことになりますの...全文を見る
○野田国務大臣 はい。
○野田国務大臣 偽装表示ですね。(岡本(充)委員「ええ」と呼ぶ)消費者庁ができますと、今申し上げたように、まずは地方の消費生活センター等々から情報が上がってきまして、それを一元的に収集し、そして分析することによって、偽装が明らかになれば、そこの所管の、例えば、ごめんなさい、頭が混...全文を見る
○野田国務大臣 消費者庁は、今回、二百四名ということで、コンパクトで効率的な行政組織ということで取り組んでいます。ただ、数が問題ではなくて、そこの中身の濃さということで、それぞれ今回の場合は各役所からの張りつけというか、それぞれの専門性を持った人たちが集合していただくということで...全文を見る
○野田国務大臣 食品安全委員会の方も骨を埋める覚悟で日々お仕事にいそしんでいただいているものと思っていますし、食品安全委員会というのは極めて中立で科学的知見に基づきますから、客観的なリスク評価をしなきゃならないところですから、そういう偏ったような判断はできないような仕掛けになって...全文を見る
○野田国務大臣 骨を埋めるつもりでということで、決して骨を埋めなきゃいけないということではなく、また、これ以外にやはり民間の方たちも技術参与として採用しておりますので、そういった意味で、そんなに偏りのない中立公正な中でしっかりと評価をしていただいていると理解しています。
○野田国務大臣 委員がおっしゃっていることは常に気をつけていかなければならないことで、取り組んでいかなきゃいけないと思いますが、現在は委員会もまた専門調査会の会議や議事録というのは原則としてすべて公開されておりますし、そこで第三者にちゃんと監視していただくことで、透明性が高い形で...全文を見る
○野田国務大臣 消費者庁の事務を掌理する消費者政策担当大臣は、同時に、食品の安全性の確保に関する総合調整に関する事務を担うことになります。ですから、今農林大臣がおっしゃったことと同じ答弁です。
○野田国務大臣 事実関係を御報告申し上げます。  事故米穀の不正規流通問題につきましては、その広域性や社会的影響の大きさにかんがみ、政府一体となって取り組む必要があるとの認識のもと、内閣府に、増原内閣府副大臣をヘッドとしまして、関係府省の担当官をメンバーとする対応検討チーム、プ...全文を見る
○野田国務大臣 牛の個体識別のための情報の管理及び伝達に関する特別措置法につきましては、牛の個体識別のための情報の適正な管理と伝達に関する特別の措置を講ずることにより、BSEの蔓延を防止するための措置の実施の基礎とするとともに、牛肉に係る個体識別情報の提供を促進し、これらの結果と...全文を見る
○野田国務大臣 まず二百四名でスタートし、かつ、非常勤で非常に専門性の高い方を予算計上で六十名ほどお願いすることになると思います。もちろん、そこの人選に当たっては、だれにも負けない専門性の高さを有する、いわゆるエリートの方たちに来ていただくということが最優先だと思いますけれども、...全文を見る
○野田国務大臣 政府としては、昨年の九月に関連三法案を国会に提出させていただきました。以来、ずっと早期の審議入りをお願いしてきたわけでありますが、さまざまな国会の御事情があったかと思っておりますが、ようやく先週から審議をしていただいております。  私としては、一日も早い消費者庁...全文を見る
○野田国務大臣 先日はいろいろと、たくさんの御署名とあわせてお話をいただきましてありがとうございました。  先生御指摘のとおりですけれども、まだまだ消費可能な食品が大量に廃棄されているということは、資源の有効利用、地球環境への影響など多くの問題につながっているというふうに理解し...全文を見る
○野田国務大臣 先走り過ぎまして済みませんでした。  食品表示の件ですけれども、農水省と厚労省とに分かれていたりすることでわかりにくくなっているのではないかみたいな話ですけれども、まず、JAS法に基づく品質表示の基準と食品衛生法に基づく表示基準については同じ食品に重複して適用さ...全文を見る
○野田国務大臣 消費者庁ができますと、食品表示に係る制度、これはさまざまな役所が今所管していますけれども、JAS法とか食品衛生法とか健康増進法、こういうものはすべて消費者庁が所管することになります。  今先生御指摘のとおり、表示というのは消費者が選択するのに大変重要なものであり...全文を見る
○野田国務大臣 消費者庁ができますと、一般消費者を代表する形で政策委員会もできまして、そういう意見具申をいただきながら、これまでは役所がそれぞれの観点から食品表示をしてきたけれども、これからの食品表示のあり方は、消費者の側を向いて、消費者にとって、きちっと選択ができるかどうか、そ...全文を見る
○野田国務大臣 やはりこれまでの縦割り行政であったり、各役所の中の情報の共有がきちっと図られていなかったり、さまざまな既存の問題がある中で、消費者庁という、消費者の側に立った、消費者の利益の擁護や増進のための任務を背負った役所をつくること、そこにまた二十九本の法律を持ってみずから...全文を見る
○野田国務大臣 ただいま先生御指摘のトレーサビリティーというのは、食の安全を確保する意味では極めて重要な課題だと認識しております。  今、仮に悪意の毒物混入事件のような事案が発生した場合は、一義的には、これは犯罪事案でありますので、警察が捜査をするべきことであります。だけれども...全文を見る
○野田国務大臣 先生御指摘の冷凍ギョーザ事件につきましては、中国国内において加工された食品が日本に輸入され、また本邦内において健康被害を生じさせた事案でありまして、外交ルートを通じた情報収集等の対応も大変重要でございます。  消費者庁ができたらということですが、同様の事案が発生...全文を見る
○野田国務大臣 今拝見しているものは内閣府の資料でございまして、私も事実として十分承知をしております。  消費者庁を設置する関連三法案というのは、霞が関に行政組織をつくるということではなく、そもそもは、やはり地方の消費者行政をよりパワフルに、スキルを上げて頑張っていただきたいと...全文を見る
○野田国務大臣 まず、位置づけについてですけれども、地方公務員法上の位置づけに関するデータというのは持ち合わせておりませんが、地方公務員法第三条三項三号の非常勤の特別職に該当する方が多くを占めていると考えております。  非常勤職員の職務権限については、各地方公共団体の消費者行政...全文を見る
○野田国務大臣 この先生の資料で間違いございません。
○野田国務大臣 これは、独法の厳しい規制のもとで定員がこういうふうに抑え込まれていることは事実であります。これはある意味、日本の政府の別な取り組みの一環でこういう形になっておりますが、これから消費者庁ができる、そして消費者、国民のニーズがやはり増大する中で、こういう特殊な独法に関...全文を見る
○野田国務大臣 大変な激励をいただいていると理解しております。  今、行革の中にあって、新たな行政組織をつくる、また地方の消費者行政を充実させるということで、本当に限られた財源の中で大変自分なりに頑張ってきたつもりですけれども、たくさんの応援をいただいたところでございます。 ...全文を見る
○野田国務大臣 まず、国と地方公共団体との関係において、法定受託事務というのは、国が本来果たすべき役割に係る事務であって、国においてその適正な処理を特に確保する必要があるものとして法律または政令に特に定めるものをいい、それ以外の事務を自治事務というものであるというふうに地方自治法...全文を見る
○野田国務大臣 今先生御指摘の十七条、十八条、十九条、それぞれ、事業者への勧告、命令、譲渡等の禁止、制限、回収等の命令については内閣総理大臣の権限として規定しておりまして、都道府県知事や市町村長に権限を委任することは予定しておりません。
○野田国務大臣 消費者安全法案におきましては、すき間事案についての勧告等の実施主体を内閣総理大臣としています。どうしてかというと、消費者庁が消費者事故等の情報を一元的に集約し分析することによって、消費者庁の主任の大臣である内閣総理大臣が勧告等の必要性を適確に判断することができるも...全文を見る
○野田国務大臣 今先生御指摘のとおり、消費者事故等に関する情報については、消費者安全法に基づき、関係行政機関、地方公共団体、国民生活センターは、まず、重大事故が発生した旨の情報を得たときは直ちに消費者庁に通知することとしており、また、これ以外の消費者事故等に関する情報についても、...全文を見る
○野田国務大臣 当時はいろいろな消費者事故があったんですけれども、やはり、情報の共有がなかったり、情報がおくれてそれぞれがわからなかったりというトラブルがありましたので、その問題点を解決するために、全く法律ではないんですけれども、みんなのボランティア精神の中でそういう会議をつくっ...全文を見る
○野田国務大臣 消費者庁は、今御報告がありましたずさんなレーシック手術による感染被害のような事案に対しては、政府一体となった迅速な対応の一環として、消費者の利益の擁護の観点から関与することになります。  具体的には、消費者安全法に基づきまして、地方の消費生活センター等からの相談...全文を見る
○野田国務大臣 もう一度正確に重大事故等について申し上げると……(泉委員「いや、消費者事故です」と呼ぶ)ごめんなさい。  一応、これは我が方としては、消費者安全法案の二条の六項に規定されるものであって、事業者が供給する商品等の使用等により消費者の生命身体に生じた事故のうち、重大...全文を見る
○野田国務大臣 政省令につきましては、委員会で御協議いただいた上、私の方で発表させていただくことになると思いますけれども、今現在は、消費者事故のうち、重大事故に該当するための要件ということで、死亡、重症、一酸化中毒等としております。
○野田国務大臣 先ほど申し上げました重大事故等というのは、生命身体に対する被害のおそれがある事案に限られておりまして、このような場合は、一応、取引、財産ということになるので、財産被害に関する事案ということで含まれません。
○野田国務大臣 消費者事故等とは、二つ大きく分けることができまして、一つは、事業者が供給する商品等の使用等により消費者の生命身体に一定の被害が生じた事故や、そのおそれのある事態のような、生命身体に対する被害事案があります。もう一つというのが、虚偽、誇大広告など、消費者の利益を不当...全文を見る
○野田国務大臣 「消費者事故等による被害が拡大し、又は当該消費者事故等と同種若しくは類似の消費者事故等が発生するおそれがあると認めるとき」に当たるかどうかということですけれども、事案の内容や同種事案の発生状況等を踏まえて、特定の基準時において判断する必要があります。時点を特定せず...全文を見る
○野田国務大臣 コンニャク入りゼリー事故に関して、消費者庁ができたらどうなるかという御質問でありますけれども、消費者安全法案において、消費者被害の発生または拡大の防止を図るためのほかの法律に基づく措置がない場合、先生はよくないとおっしゃるんですけれども、我々はちょっと今、いわゆる...全文を見る
○野田国務大臣 ただいま御指摘のクリーニング業法の大部分は、クリーニング師の設置義務、営業者の届け出義務、クリーニング師の免許制等、公衆衛生の確保をする観点からの行為規制となっており、法律の規制の内容として消費者利益を直接に保護するものが主たる内容となっていないということから、こ...全文を見る
○野田国務大臣 これは今の推進会議の皆さんの御意見と、また、今筆頭理事をなさっておられる岸田前大臣のもと、各大臣とのいろいろな意見交換のもとで、二十九本が適切ということで御選択されたものと承っております。
○野田国務大臣 今現在は、消費者行政を担う行政組織というのが明確にありません。消費者庁が創設されることによって、いわゆる責任者がきちっと生まれるわけでありまして、そこで専門性を有するさまざまな議論、または政策委員会があわせて創設されますので、そういう一般国民を代表される皆様方の透...全文を見る
○野田国務大臣 いろいろな御議論を踏まえて、新しく創設される消費者庁は二十九本の法律を所管するということになりました。これは、何度も繰り返しで恐縮ですけれども、国民生活センター等々の、これまでの消費者被害の大半をカバーする、一番消費者に身近な法律はしっかりがっちり所管させていただ...全文を見る
03月30日第171回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第8号
議事録を見る
○野田国務大臣 大塚議員御指摘のとおりでありまして、今回は消費者庁をつくることが目的ではなく、やはり、地方でこれまで本当に絶えなかった消費者被害を一つでも減らしていく、最後には根絶していくというのが目標でございます。その中の最前線、担い手というのが地方消費生活センターであり、そこ...全文を見る
○野田国務大臣 おっしゃるとおりで、この委員会でも、既に何人かの委員の方から同じような御指摘がございました。  お金は用意したけれども、その使いでは、首長さんで、その人のさじかげんで、一般財源ですからどうにでもなると。実際には使われないんじゃないかという懸念があるということで、...全文を見る
○野田国務大臣 地方の消費者行政を実効的なものにするためにはということですが、やはり、消セン、地方消費生活センターに相談した消費者に対する助言とかあっせんに加えて、そういうトラブルの解決に加えて、私たちは、そのトラブルの未然防止とか、または拡大の防止というのを図っていくことがこれ...全文を見る
○野田国務大臣 内閣の中か外かということでありますが、私たちは一貫して、やはり内閣の中にあらねばと思っています。  その一つには、やはり、消費者目線とか消費者行政という政策が残念ながらこれまでしっかり根づいてこなかった反省を踏まえ、消費者庁をつくることによって、そういう事業者優...全文を見る
○野田国務大臣 少しお時間をいただきまして、しっかりと御説明を申し上げたいと思います。  このパロマの事故につきましては、再三お話がありましたとおり、まず、事故情報の十分な共有がなされていない。そして、原因究明についても十分行われていない。さらには、問題が長期にわたって放置され...全文を見る
○野田国務大臣 消費者安全法の第二条におきまして、「この法律において「重大事故等」とは、次に掲げる事故又は事態をいう。」「前項第一号に掲げる事故のうち、その被害が重大であるものとして政令で定める要件に該当するもの」、例えばこの場合、死亡、重症、一酸化炭素中毒等ということで挙げさせ...全文を見る
○野田国務大臣 つまり、これまでの行政組織というのは、消費者というのがすっぽ抜けているわけですね。消費者庁ができるということは、この国は消費者最優先なんだ、やはりそういう司令塔が誕生するわけでありますから、その精神に基づいて、今先生がおっしゃっていることは当たり前のことで、そうい...全文を見る
○野田国務大臣 通告を受けていないので、私見もまじると思いますけれども、今先生御指摘の灯油券、プリペイドカード法には該当しないというようなことで、トラブルが発生していると聞きました。  このような、本当にありとあらゆる、消費者というのはすなわち消費をする人ですから、すべての物、...全文を見る
○野田国務大臣 プリペイドカード法がなぜ所管ではないのかということです。  ちょっとその前に、先ほど教育の話で、舌足らずだったんですけれども、申し上げたように、消費者基本法にのっとって、それをしっかりとこの国で根づかせていくために必要な行政組織としての消費者庁がありますので、当...全文を見る
○野田国務大臣 まず、消費者庁がどうなるかという前に、今の先生が御指摘の案件について、今お話を聞いていましたら、届け出事項をちゃんとしていなかったという話から始まっているとするならば、これは今の体制であっても金融庁においての監督責任というのがあるわけですから、まずそこがやはりしっ...全文を見る
○野田国務大臣 御指摘のエステティックサロンでの身体被害、苦情相談というのは、国センの方でも年間六百件ぐらい寄せられていて、大変問題があろうかと思っています。  では、消費者庁ができたら今のようなことがどう解決されていくかというと、まずは相談センターにさまざまな被害が寄せられる...全文を見る
○野田国務大臣 まず初めに、今、経産大臣から御説明があったNOVAの事件につきまして、経産省の対応というのは、もう今お話があったように、複雑な状況の中で当時の経済産業省が対応したものであり、私自身は今その状況の中にいないので、評価は難しいわけでありますが。  今大臣がいみじくも...全文を見る
○野田国務大臣 予算と人事権ですね。  消費者庁長官は、経済産業局長が必要な体制を確保しているということを前提として権限の委任を行うこととしておりますので、各経済産業局において、委任された権限を行うための必要な人員、予算は当然に確保していただけるものと考えております。
○野田国務大臣 消費生活用製品安全法に基づく重大事故情報報告や公表制度が消費者庁に移管されることになります。
○野田国務大臣 今度予定されている新法の消費者安全法に基づきまして、今先生御指摘の消費生活用製品の定義から除外されているそれぞれの製品につきましても、各省庁から事故情報が消費者庁に集約されるとともに、必要な場合には各省庁に措置要求を行い、各省庁が措置を行えないすき間事案につきまし...全文を見る
○野田国務大臣 消費者庁の方としては、特定商取引法に違反する事業者に対する法執行について、今お話がありました経済産業局、都道府県と連携協力することによりまして、これまでより効率的に、そしてより迅速かつ的確な立入検査の実施と行政処分を行うことができるように取り進めてまいりたいと思い...全文を見る
○野田国務大臣 消費者庁が一元的に情報を集約する立場にありまして、PIO—NET等を見ますと、その広がりというのがきちっと把握することができるという前提です。
○野田国務大臣 今のように県をまたがっての事業者につきましては、まさに国が執行権限を担うことになりますので、そのように図っていくと。
○野田国務大臣 そもそも不招請勧誘という言葉自体、消費者に余り認知されにくい言葉なんですけれども、突然訪問されたり、多分電話もその中に入ると思います。  私も、しばしばいろいろな勧誘、先ほど田名部さんの方からエステの勧誘のお話があったんですけれども、実際に最近多い電話は、エステ...全文を見る
○野田国務大臣 消費生活用製品安全法に基づいて、技術基準をあらかじめ定めてその基準適合義務等を課すことになる、これが特定製品で、現在六品目で、四月一日からは三品目追加されます。御参考までに申し上げると、家庭用圧力なべ・圧力がま、浴槽用温水循環器、乗車用ヘルメット、乳幼児用ベッド、...全文を見る
○野田国務大臣 NITEにつきましては、我々の方は重大事故情報の公表等々の移管がされるわけですけれども、これについては経済産業省の方にそのままいるわけですね。  ただ、最近、いろいろこの議論の中で、そういう調査というのを地方が見るべきか、やはり集約してきちっとやるべきかというい...全文を見る
○野田国務大臣 まさに今日、商品テストにおいても、そもそも消費者行政というのがまだ、これまでこの国にあって、極めて重要な政策課題であるという意識、認識が、一部の消費者団体の方たちに支えられつつも、国民全般では、そうきちっと受けとめられていない証左が、やはりいろいろな形でこういうひ...全文を見る
○野田国務大臣 まさに消費者の安全、安心のための商品テストというのは大変重要なことでありまして、消費者庁がリーダーシップをとって、一日でも一週間でもその商品テストの期間を短くできるようにするにはどうしたらいいかということを主体的に企画立案していく努力をしてまいります。
03月31日第171回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第9号
議事録を見る
○野田国務大臣 おはようございます。  参考人質疑につきまして、私は、テレビで拝見したり、また議事録の速報等々でじっくりと勉強させていただきましたが、今、近江屋先生おっしゃったとおり、おおむね参考人の皆さんは、やはり新たな行政組織は内閣のもとにある方が望ましいという大勢の意見が...全文を見る
○野田国務大臣 御審議いただいている消費者庁創設に関する三法案なんですけれども、実は、消費者庁をつくることが大事ではなくて、やはり地方の消費者行政、今までだんだん疲弊してきて、人もお金もという中で、首長さんのリーダーシップいかんと言われればそれまでですけれども、やはりそれを促すだ...全文を見る
○野田国務大臣 先ほど近江屋議員から、自民党はこうであるというような話がありましたけれども、実は私自身、消費者行政との直接の出会いというのは本当にまだまだ数年でありまして、ここまで自民党の中で消費者行政がコミットされたというのは、自民党においては革命に近いのではないか、そういう思...全文を見る
○野田国務大臣 エステティックサロンにつきましては、昨日の委員会でも同様の御質問がございましたけれども、強引な勧誘行為が行われたり、また、今御指摘のように、医師免許を持たない者が医療行為に該当する行為を行うなどの被害が多数生じているところです。  消費者庁は、悪質なエステティッ...全文を見る
○野田国務大臣 そのとおりでございます。
○野田国務大臣 そもそも、消費者被害が多発するさまざまな原因、特に指摘されていたのが、明治以来、殖産政策のもとで立脚している今の行政組織のあり方、縦割り行政にあるんじゃないかということは、先生御指摘のすき間事案とか、またはパロマのように、役所が聞いていたけれどもなかなかきちっとそ...全文を見る
○野田国務大臣 直接それを命令したとか、そういうことではないんですけれども、恐らく、先日、国民生活センターを先生が御視察されたという話は私の方に、私が担当しておりますので、いろいろと見ていただいたということも聞いておりましたので、どういう状況だったのかな、実際に国センを見ていただ...全文を見る
○野田国務大臣 私、ちょっと確認していませんが、きょうの理事会で提出させていただいたけれども、正式には受理をされていないということでよろしゅうございますか。一応、提出はいたしました。
○野田国務大臣 消費者安全法、これの十二条に、消費者事故等に関する情報を消費者庁に一元的に集約することを目的とする規定がございます。この趣旨を踏まえて、国の行政機関への情報集約システムが確立されているような場合については、そのルートで通知すれば足りることとしています。都道府県警察...全文を見る
○野田国務大臣 今、泉先生の御指摘を聞いていればいるほど、急いで消費者庁をつくってしっかりとそういう不備を改めていかなければならないなと強い思いに駆られているところでございます。  国民生活センターは消費者庁ではございませんから、やはり、情報をPIO—NET等で集めて、そして国...全文を見る
○野田国務大臣 今の御指摘は、消費者安全法第十四条におきまして、「内閣総理大臣は、」「関係行政機関の長、関係地方公共団体の長、国民生活センターの長その他の関係者に対し、」「消費者事故等の原因の究明のために必要な調査、分析又は検査の実施その他の協力を求めることができる。」としており...全文を見る
○野田国務大臣 警備業法も探偵業法も、それぞれ資料要求はしまして検討はいたしました。結果として、それぞれ業法ですけれども、その目的、行為規制の内容から判断して、消費者庁として所管すべき二十九本の法律には該当しないと判断いたしました。  以上です。
○野田国務大臣 資料要求はしたけれども協議はしていません、そういうことです。一方通行。
○野田国務大臣 一般論になるかもしれませんけれども、やはり参考人はそれなりに見識をお持ちですし、専門性の高い方です。また、議事録等、速報とか、いろいろな情報も既に入手された前提で臨んでいただけると思っておりますので、そういう接触があったとしても、それなりにキャリアの中で築き上げて...全文を見る
○野田国務大臣 今まさに委員長おっしゃったとおりで、委員長の方でやっていただけると思います。
○野田国務大臣 三月十八日の委員会に、小川委員から、なぜ自治事務では人件費が手当てできないかという御質問をいただきまして、宿題ですねという話をさせていただいたと思います。  まず、今回、基金を都道府県に置かせていただくわけですけれども、約三年、これは集中育成・強化期間と位置づけ...全文を見る
○野田国務大臣 します。
○野田国務大臣 このエレベーターの事故は本当に痛ましいもので、市川さんそしてお母さんには、心からお悔やみ申し上げたいと思います。  こういう痛ましい事故があったがゆえに、やはり我々は、迅速な対応ができる行政組織を持たなければならない、その犠牲を無駄にしてはならないということで、...全文を見る
○野田国務大臣 今の保守点検についてのお尋ねですけれども、新法消費者安全法第十六条一項においては、消費者被害の発生、拡大の防止を図るために実施し得るほかの法律の規定に基づく措置があり、かつ、消費者被害の発生または拡大の防止を図るため、当該措置が速やかに実施されることが必要であると...全文を見る
○野田国務大臣 将来的にという話でありますけれども、今のように、罰則を設けるとかそういうことを国土交通省に働きかけること、これは消費者行政担当大臣の勧告権の中に含まれると考えていますけれども、今のような個別の本事案につきましては、今ここで予断を持ってお答えすることは差し控えさせて...全文を見る
○野田国務大臣 私も全く同じようなルーチンをたどると思っていますが、消費者庁ができた暁には、例えばこのようなエレベーター事故が起きたときには、速やかに緊急対策本部とかを設けまして、関係の国土交通省や警察庁と意思疎通を図りながら迅速な対処をしていくわけですけれども、必要な場合には建...全文を見る
○野田国務大臣 消費者庁を創設させていただきましたらどういうことになるかと申し上げたいと思います。  やみ金融につきましては、暴力団との関係も指摘されることから、消費者への注意喚起に加えて、警察との連携協力が大変重要であるということは論をまちません。  消費者庁ができますと、...全文を見る
○野田国務大臣 今ちょっと、このことについて通告がなかったので、十分な答えが用意されていませんけれども、いずれにしても、今の取り組みで不十分であるならばしっかりと検討していただいて、消費者庁ができた暁には、相互に連携をして、私たちは消費者の立場に立ったいろいろな意見具申をさせてい...全文を見る
○野田国務大臣 まさに御指摘のとおりでございまして、今ずっと話してきたことの根っこの部分には、今までのそれぞれが持っているデータベースというのは、専らそこに所属している産業界とかが利用しているにすぎなく、やはり消費者が利用するデータベースというのは存在していなかったんじゃないか。...全文を見る
○野田国務大臣 今、見上委員長がきちっと御答弁をされたと思っております。  米国の飼料規制については、予定どおり強化されたとしても、なお我が国と違いがある、我が国よりも緩やかだということは承知しておりまして、しかしながら、米国から輸入される牛肉の安全性の評価は、強化前の飼料規制...全文を見る
○野田国務大臣 本来これは委員長が答弁されることだと思うんですが、今御質問の、アメリカのサーベイランスの評価のことですけれども、ゼロ頭になってしまうかどうかというのはよく検討してみないとわかりませんが、米国のサーベイランスは、歩行困難牛など高リスク牛を対象とする抽出検査ですので、...全文を見る
04月02日第171回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第10号
議事録を見る
○野田国務大臣 おはようございます。よろしくお願いします。  事前にとかしき議員から、そういうよく頑張っているところについて具体的にこの場で報告してほしい、褒めてほしいということがございましたので、必死でおさらいをさせていただきました。幾つか御紹介をしたいと思います。  まず...全文を見る
○野田国務大臣 消費者行政一元化に向けた検討に際しましては、今お話があったアメリカ、またフランス、韓国、そして北欧諸国等、主要な先進国の取り組み、法制度についてこれまでしっかり調査したり、比較し検討してきたところであります。  そんな中で、消費者庁関連三法案というのは、日本の国...全文を見る
○野田国務大臣 消費者安全法案においても、ほかの法律の場合と同様、その内容のかなめとなる部分については法律で規定をしております。細部は政令に委任するという方針のもとで規定しており、議員御指摘のように重要部分を政令に委任しているとは、考えておりません。  具体的には、例えば、第二...全文を見る
○野田国務大臣 すき間事案に対する内閣総理大臣の権限は、被害の発生または拡大の防止を図るために実施し得るほかの法律の規定に基づく措置がない際に発動されるものでありますけれども、その権限にふさわしい要件を規定していると思います。  まず、共通要件について申し上げますと、権限を発動...全文を見る
○野田国務大臣 まず、先ほどの事業者の営業活動の自由との関係でちょっと答弁漏れというか、こちらの方を申し上げなかったので、先に答弁させていただくと、事業者の営業の自由との関係につきましては、消費者安全法案に基づく事業者に対する措置については、いわゆる事前規制型のものではなく、事業...全文を見る
○野田国務大臣 先ほどお答えしましたけれども、個人情報の保護につきましては、個人情報が取り扱われる事業分野の特性に配慮する必要がございます。ですから、基本的には事業分野ごとに運用していくことが必要であるわけですが、共通して取り組むことが重要と考えられる場合には、関係行政機関の間で...全文を見る
○野田国務大臣 日本におきましては、個人情報の保護の取り組みというのは国よりむしろ地方公共団体において先行された経緯がございます。個人情報保護法制においては、各地方公共団体の取り組みを尊重する体系となっているわけです。  御指摘のとおり、地方公共団体における独自の規律を設ける必...全文を見る
○野田国務大臣 これまで内閣府に報告された例はないと。
○野田国務大臣 これまでのところ内閣府に報告された例はないわけですが、この事実だけで直ちに国と地方公共団体の間における連携が不十分だと結論づけるのはやはり性急かなと思います。  いずれにしても、国と地方公共団体の間での情報共有等の連携協力の必要性については、政府としては十二分に...全文を見る
○野田国務大臣 消費者庁は、消費者被害の未然防止及び拡大防止に加えて、もちろん消費者被害への体制を強化するものでございます。  被害者に対しては、基本的には、それぞれの地元の消費生活センター等が中心となってあっせんまたは情報提供等の支援を行っていくことになりますが、これらの業務...全文を見る
○野田国務大臣 消費者庁ができました折には、消費者からの苦情相談の内容を踏まえまして、法改正が必要と判断する場合には、迅速に金融庁と協力し法改正を行っていく所存です。
○野田国務大臣 まず初めにやはり消費者に最も身近な法律ということで、推進会議を初め、消費者団体の皆さんのお答えもいただきつつ、二十九本の所管、共管がございまして、その後、推進会議の方から、今後消費者庁ができたときにやはり検討をするべきだという四十三本等々もあるわけでございまして、...全文を見る
○野田国務大臣 この場でも、二十九が多いか少ないかとか、その後の四十三がどうしてなのか、そういうやりとりが多いわけですけれども、まず、そもそも消費者庁をつくるに当たって、表示とか安全とか取引の中で二十九という広範な法律を移管、共管することで、しっかりと、これまで消費者が被害に遭っ...全文を見る
○野田国務大臣 本当に機能できると思っています。
○野田国務大臣 少し丁寧に御説明を申し上げますと、消費者庁は、今回、定員二百四名としておりまして、法案に盛り込まれた権限の行使とか、司令塔機能の整備や個別作用法の移管に伴う業務等に必要な経費として、二十一年度予算において約九十三億円計上しています。  こうした定員、予算のもと、...全文を見る
○野田国務大臣 確約はできませんけれども、私の方からは、その思いで来ていただくということをお願いしております。
○野田国務大臣 政府が一体となって迅速な対応や再発防止の策定等に取り組むことができるよう、消費者安全法案により、各省庁に対して消費者事故等の情報の通知義務を課し、消費者庁がみずから収集した情報とあわせ、一元的な情報集約を行うとともに、それに基づいてみずから所管する法律を迅速に執行...全文を見る
○野田国務大臣 消費者安全法案を所管する内閣総理大臣は、内閣府の主任の大臣として、本法に基づく権限を行使するものであります。  消費者安全法第十六条の措置要求については、内閣の統括のもとに一体として行政機能を発揮できるようにするため、内閣の一員たる内閣総理大臣から、同じく内閣の...全文を見る
○野田国務大臣 いろいろと御見解を承りましたけれども、内閣は国務大臣全員で組織する合議体でありますから、内閣の施政については一体として責任を負うべきであることは当然のことでございます。  閣議決定に至るプロセスにおいて関係大臣の意見が違うこと自体は当然あり得ることで、先般もいろ...全文を見る
○野田国務大臣 正確に法律を読ませていただきます。  消費者安全法案第十六条、「内閣総理大臣は、第十二条第一項又は第二項の規定による通知を受けた場合その他消費者事故等の発生に関する情報を得た場合において、消費者被害の発生又は拡大の防止を図るために実施し得る他の法律の規定に基づく...全文を見る
○野田国務大臣 指揮監督権ではありません。
○野田国務大臣 消費者庁は、消費者被害の未然防止及び拡大防止に加えて、被害者救済の体制を強化するものであり、被害者救済またはいわゆる違法収益の剥奪に関する制度を充実していくことも重要な課題と認識しています。  しかしながら、消費者被害にもさまざまな事案があります。事案に応じてよ...全文を見る
○野田国務大臣 この検討について、まず諸外国における制度の状況等について調査をすることから検討を始めています。具体的には、外部の有識者に対して、ドイツ、フランス、アメリカ等における消費者被害の金銭的救済手法の動向に関する委託調査を実施いたしました。  また、適格消費者団体が損害...全文を見る
○野田国務大臣 やはり適格消費者団体という、消費者を代表する重責に当たられる立場にありますので、諸外国もそうでありますように、しっかりと実績を積んでいたり活動があったりとか、そういういろいろなことを勘案して、お任せできるためには要件はかなり厳しくしないと、逆に今、消費者にとって何...全文を見る
○野田国務大臣 民主党案の消費者団体訴訟法案、これは適格消費者団体による損害賠償等団体訴訟を導入しようとするものと認識しています。  この損害賠償等団体訴訟は、大まかに言えば、適格消費者団体の資格取得を登録制にする、そして、個々の消費者の意思に基づくことなく適格消費者団体により...全文を見る
○野田国務大臣 裁判外紛争解決促進法、正確には裁判外紛争解決手続の利用の促進に関する法律は、裁判外紛争解決手続についての基本理念、国等の責務を定めるとともに、民間紛争解決手続の業務に関し、認証の制度、時効の中断等に係る特例を定め、紛争当事者がその解決を図るのにふさわしい手続を選択...全文を見る
○野田国務大臣 これはまず二十九本がございまして、その後に、今後の消費者庁ができたときには検討してほしいという旨で四十三本の例示があったと承っています。
○野田国務大臣 まずは消費者庁を設置、創設することでございます。
○野田国務大臣 消費者庁において検討いたします。
○野田国務大臣 組織的犯罪処罰法、組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律は、組織的な犯罪に対する処罰の強化等について定めた法律でございます。  この法律は、本来、暴力団等による組織犯罪に対して効果的に抑止するために犯罪収益の没収等を定めたものであって、消費者利益の擁...全文を見る
○野田国務大臣 消費者庁は、コンニャク入りゼリーの誤飲による死亡事故のような問題が発生した場合、消費者の安全、安心を確保するため、政府一体となった迅速な対応を行うに当たり、中核的な役割を果たすことになります。  具体的には、新法であります消費者安全法等に基づき、重大事故等に関す...全文を見る
○野田国務大臣 何にもわかっていないという、犯人を見つけることが消費者庁の主たる仕事ではなく、その間でも消費者がさらなる被害の犠牲者にならないようにしっかりと対応していくことというのが消費者行政の根幹ではなかろうかと思っています。これにつきましては、警察も頑張っておりますし、事中...全文を見る
○野田国務大臣 地方の消費生活センターを充実させていくということは私たちにとっても最重要課題でございます。  ただ、情報がそこだけではなく、やはり津々浦々、保健所とか警察とかさまざまなところの情報を一元集約するというのが今回の消費者庁法の法律の大事なところでございますので、そう...全文を見る
○野田国務大臣 国家公務員という立場になればにわかに相談員がふえるわけではなく、むしろ、基金三年間というのは強化期間ですよ。全くいないところも地方はたくさんあります。この三年間、そういう人材を育てるということが極めて重要で、人がいなければ相談窓口をつくったって何もできやしないわけ...全文を見る
○野田国務大臣 消費者庁は、消費者被害の未然防止、拡大防止に加えて、被害者救済の体制を強化するものでございます。具体的には、消費者契約法、製造物責任法等を所管しておりまして、これらの法律の適用により、消費者被害の一定の救済が図られることになります。また、経済社会情勢の変化に対応し...全文を見る
○野田国務大臣 この消費者庁関連三法案、検討していく中で、ややもすると霞が関にできる行政組織に注目が行きがちなんですけれども、実のところは、この目的というのは、全国津々浦々、地方の消費者行政を充実させていき、どの地域にあっても消費者が安全、安心に暮らしていけることを、地方の住民サ...全文を見る
○野田国務大臣 地方公共団体に対する補助について、経常的な経費に国費を充当し続けることは、住民サービスに係る受益と負担の関係を希薄化させることにつながる、地方公共団体が真に住民に必要な行政サービスをみずからの責任で自主的、効率的に選択するという地方分権の方針に反する、そういう理解...全文を見る
○野田国務大臣 まずは、この消費者庁創設に伴い、地方で取り組まなければならないのは、きちっと法律で地方消費生活センターの仕事ぶりが位置づけられてくる中で、やはりそこを担う専門性を持つ相談員を育成しなきゃいけない。  ただ、繰り返しになりますけれども、実は、そういう人材がほとんど...全文を見る
○野田国務大臣 何といっても、今頑張っておみえになる相談員の人たちの処遇、待遇改善というのは重要なことだという思いは先生と共有しているところでありまして、きょういろいろお伺いしましたので、しっかりと頭に入れておきたいと思っています。
○野田国務大臣 勘違いしているつもりはございません。  繰り返しになりますけれども、今、しっかりと先生の御意見を踏まえて勉強させていただきたいと思います。
○野田国務大臣 消費者トラブルの中で、利殖商法、和牛商法、現物まがい商法などと言われているいわゆる悪徳商法につきましては、場合により、出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律、出資法違反として取り締まることができます。また、これらの取引と類似した取引形態に適用される法律...全文を見る
○野田国務大臣 私も、井澤先生同様、これだけ重要法案を、三十時間を超える審議をしているのに、どうも新聞、テレビの扱いはささやかだなと、非常に残念なんですけれども、そもそも、ニュースとかそういうたぐいのものは、変わっていないと、普通だと取り上げてもらえない傾向があり、この消費者庁と...全文を見る
○野田国務大臣 井澤先生御指摘のとおりですけれども、相談員一人当たりの相談件数というのは大変ふえているわけですね。やはりいろいろなサービス、物も多種多様になってきて、複雑になってきておりますから。  だけれども、御承知のように、相談員数というのは不足傾向ということで、その中でも...全文を見る
○野田国務大臣 消費者政策委員会は、消費者庁と上下関係にあるものではございません。また、委員会は、諮問、答申や意見具申を行うに当たり、何らの制限も加えられるものではなく、独立して職務を遂行するものでございます。
○野田国務大臣 消費者庁ができたらということで、消費者庁は、消費者安全法案第二十二条第一項において、消費者安全法の施行に必要な限度において、事業者の事務所、事業所等に立ち入り、必要な調査等を行うことができることが規定されています。  また、消費者安全法案においては、死亡事故に至...全文を見る
○野田国務大臣 倒産ということですので、個別事案を調べなければわかりません。
○野田国務大臣 その中に不当な勧誘とかがあれば、あり得ると。
○野田国務大臣 ゲートウェイ21が、今お話にありますように営業停止し、その後破産したことにより、留学予定者が前払いした金額が返還されないほか、既に留学していた方にも影響が生じているということを承知しておりまして、このように営業停止から破産に至った場合における被害者の権利関係の処理...全文を見る
○野田国務大臣 まず初めに、先ほど、予防が全然なされていないじゃないかという話がございまして、まず、消費者被害等の認定、例えば不当勧誘であったりした場合には、もちろんこれは、情報を収集しまして、注意喚起をさせていただくということが可能になります。  あともう一つ、例えば国センの...全文を見る
○野田国務大臣 人数と、あとは常勤、非常勤というお尋ねでありますけれども、非常勤にした理由は、非常勤と常勤のそれぞれ、いい点、悪い点というのがあるんですが、私もほかの担当大臣をしていて、例えば常勤と定められているときに、なかなか、やはり今まさに一線でお仕事を持っている人が、一応や...全文を見る
○野田国務大臣 消費者庁ができたときの情報の共有、一元化というのは、PIO—NETにすべてが集まるということでなしに、消費者庁そのものがありとあらゆる情報を、しっかりと法律に基づいて直ちに情報をいただいて、それで、それをもとに分析したり調査したりして対応するということだと理解して...全文を見る
○野田国務大臣 つまり、PIO—NETがすべての情報を集める道具ではなくて、その一つであって、消費者庁がやはりすべての情報を集約するという仕事をするということだと思います。
○野田国務大臣 私、実は大臣になって初めて視察に出かけたところが滋賀県の消費生活センターであったわけですね。恐らく、そのときにその話を聞きました。  だから、消費者庁というのをつくって、しっかり、お目付役というんですか、消費者行政の司令塔として、たくさんの役所がたくさんの出先を...全文を見る
○野田国務大臣 これも滋賀県の消費生活センターの商品テスト室に視察に行ったときに、本当に、心優しき男性職員の方なんですけれども、とにかくお金がないということで、いろいろな商品テストをしてみたいけれども厳しいんですよねとおっしゃっていたのが今でも私の思いの中に強くありまして、商品テ...全文を見る
○野田国務大臣 商品テストは本当に大切な仕事でありまして、今までどちらかというと話題にならなかったので、どんどん知らず知らずに削られてきた不幸な歴史があるわけで、今まさにここで消費者行政の議論をする中で、この商品テストの重要性を多くの皆さんが共有していただければ、また国民の御理解...全文を見る
○野田国務大臣 消費者政策委員会の所掌事務ということになるわけですが、消費者庁設置法第六条第二項では、消費者政策委員会の所掌事務が定められております。第一号においては、消費者の利益の擁護及び増進に関する基本的な政策に関する重要事項等について調査審議を行うこととされております。第二...全文を見る
○野田国務大臣 消費者庁ができましたら、このような事案を踏まえて、まずは、やはり緊急対策本部というのを速やかに立ち上げることによってさまざまな情報を集めて、そして、今先生御指摘のようなことも含めて企画立案していくということが可能になってまいります。  そういった意味では、当初、...全文を見る
○野田国務大臣 平成十九年の六月に取りまとめられました国民生活審議会意見において、事故情報を一元的に収集するために、国民及び関係機関が情報を自由に入力できるシステムをインターネット上に構築すべきとの提言がなされたことに基づきまして、去年の秋からずっと内閣府において、関係省庁と連携...全文を見る
04月03日第171回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
議事録を見る
○野田国務大臣 従来の公益法人が税制上の優遇措置を享受して蓄積してきた財産がある、そして、その残余の財産の分配が可能な一般社団、財団法人に移行することによって無制限に勝手に使われてしまうということは適当ではない、それはもう議員のおっしゃるとおりだと私も思っています。  そんなこ...全文を見る
○野田国務大臣 まず初めに、最初の質問で、ちゃんと監督ができるのか、今、一社、二社だからいいけれども、これがどんどんふえたときに事務局はちゃんとできるのかということについては、ちょっと事務局の方から先に、どういうふうなプロセスがあるのか聞いてもらいたいと思うので、よろしいですか。
○野田国務大臣 そもそも、今回の百十年ぶりの大改革というのは、今いみじくも先生がおっしゃったように、主務官庁の裁量的な指導監督のもとで、天下りの温床と疑われても仕方がないような環境にあったこういう公益法人をやめよう、もっと、トランスペアレンシーというのですか、透明性の高い、そうい...全文を見る
○野田国務大臣 私、薬物乱用対策推進会議の議長をさせていただいておりますので、その立場から発言させていただきます。  昨年の薬物の情勢を見ますと、全体の検挙人員というのは減少しておりますが、今御指摘の大麻事犯の検挙というのは過去最高を記録しております。依然として厳しい状況にある...全文を見る
○野田国務大臣 どの法律も見直しをしてはならないということはありませんので。  ただ、今、厚生労働省の所管の法律ですから、私どももしっかりと厚生労働省と話をさせていただいた上でお答えしたいと思います。
04月07日第171回国会 衆議院 本会議 第21号
議事録を見る
○国務大臣(野田聖子君) 国民生活センターと金融ADR制度との関係についてのお尋ねがありました。  国民生活センターについては、昨年の通常国会において、重要消費者紛争に関する裁判外紛争解決手続を新たな業務として付与する法改正がなされ、本年四月一日より申請の受け付けを開始したとこ...全文を見る
04月08日第171回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第12号
議事録を見る
○野田国務大臣 そもそも、先ほど総務大臣から御答弁ありましたように、この三年間の基金というのを都道府県に造成するという意味は、まずは、全国でも余りに格差が生じている、都市部はやはり相談員の数も十分ありますし、窓口も設置されていて、ただ、一方、地方に行きますと、まずは窓口すらない、...全文を見る
○野田国務大臣 今は予算をつけようにもその窓口すらないところがございますので、くどいようですけれども、この都道府県に造成した基金を使って、やはりそういう受け皿となるようなものをしっかりつくっていただいた上で、今後検討していきたいと思います。
○野田国務大臣 御指摘のとおり、すき間事案に対する内閣総理大臣の権限は、生命身体に関するものに限定しています。  安全法に基づく事業者に対する措置については、その供給した商品等によって消費者の生命または身体に重大な危害を与えるおそれがある場合に、事後的に、当該商品等による被害の...全文を見る
○野田国務大臣 私は総務大臣ほどおおらかではないのでかたい話になってしまいますけれども、とにかく、この三年、基金によって、窓口がなかったところに窓口をつくっていただく、そして、トレーニングされておられなければしっかりとトレーニングをしていただく。  また、消費者庁ができることに...全文を見る
○野田国務大臣 特に電気通信関連の法律を御指摘だと思っているんですけれども、代表的なものに電気通信事業法というのがございます。これは、電気通信事業の運営を適正かつ合理的なものにするとともに、その公正な競争を促進することにより、電気通信の健全な発達を図ること等を目的とするものであり...全文を見る
○野田国務大臣 総務省がどのようなことをなさっているかは、それは総務省にいらした委員の方がよく御存じだと思っておりますけれども、今回は、私は担当大臣として交付税の中でしっかりとこの消費者行政に対するものを確保したんだと。もう一つは、地方がやるかやらないかというのは、今、先ほど土屋...全文を見る
○野田国務大臣 余りにたくさんの書類を見てきたので、にわかにちょっと今確定できません。
○野田国務大臣 私です。
○野田国務大臣 基金を三年の時限としたのは幾つかの理由があります。  まさに、消費者行政が極めて重要で、多種多様の消費者被害がどんどんふえていく中、ここ数年、地方の消費者行政はとりわけ後退ぎみにあった。これは地方自治体にいろいろな事情があったんでしょうけれども、被害はふえるわ、...全文を見る
○野田国務大臣 この委員会でも何度も何度も、地方自治体に対して懐疑的でいらっしゃる、これだけ用意しても実際は使わないんじゃないかという声が随分多数寄せられているわけでございまして、それを受けて、しつこいようでありますけれども、こういうお知らせをさせていただくことで、そのために使っ...全文を見る
○野田国務大臣 PIO—NETは、御指摘のとおり、集められた情報を、地方公共団体を含めた行政機関が消費者政策の企画立案や法執行等に活用するといった性格に加えて、消費生活相談員が全国的な相談情報の現況把握や類似事例の検索など、相談業務そのものへ活用しているという、二つの性格、むしろ...全文を見る
○野田国務大臣 おっしゃるとおりです。
○野田国務大臣 消費者行政が極めて重要なこと、地方消費者行政を強くしていかなきゃいけないこと、さらにそこの最前線である相談員の方たちをしっかりはぐくんでいかなきゃならないことは、お互いに気持ちは同じだと思います。  ただ、今のように、警察とか義務教育の教員とにわかに比較して、だ...全文を見る
○野田国務大臣 明治以来という話がありましたけれども、今、私たちは平成の時代にあって、地方自治の取り組みというのは、正確に言えば平成十年に地方分権推進計画というのができているわけですけれども、それに基づいて、やはり自立した地方自治体をつくっていこうということで、政府を挙げて取り組...全文を見る
○野田国務大臣 たしか、この委員会が始まったやさきに、そういうような話がありました。  シンプルに考えれば幾らでもお金はあった方がいい、それはだれもが思いますが、ここが民主党、小宮山さんと私の違いだったんだけれども、民主党の場合は、政権交代すれば予算のつけかえとかをやって幾ら幾...全文を見る
○野田国務大臣 いみじくも今枝野議員の方から、ボランタリーだったと。それが、今度、消費者庁の関連三法ができて法律できちっと位置づけられるということは、ボランタリーだった相談員がプロフェッショナルとして国民からは高い専門性を要求されることになるわけですね。ですから、そのためにまず、...全文を見る
○野田国務大臣 枝野議員とずっといろいろな政策をともにしてきて、ほとんど気持ちの上でシンクロしているので、そうやって冷静におっしゃればおっしゃるほど私も胸が痛くなってくるわけで、できる限りのことはやはりしっかりやっていきたいと思います。  今申し上げられることは、これだけ長時間...全文を見る
○野田国務大臣 今の財源の議論というのは、ちょっと違う次元だと私は思っているんですね。  今、私たちは、消費者庁をつくるというプロセスにあって、これまで明治以来あった役所の中で、環境庁から数えると約四十年ぶりに新しい行政組織をつくる中で、肥大化しちゃいけないとか、簡素で効率的に...全文を見る
○野田国務大臣 私自身、今大臣を預かっていて、結構横暴な方なので、自分の範疇以外のこともやっているんじゃないかということをちょっと確認しなきゃいけなかったんですけれども、法律上は、私自身は各大臣に対して、今現在は勧告はできます。だけれども、措置要求というのはできないんです。今度の...全文を見る
○野田国務大臣 そもそもやはり、御指摘のとおり、私もこの大臣になってから飛び込んだ先々は地方の消費生活センターであり、今お話に出てきました生水相談員とか下谷内相談員とも、ざっくばらんに現状について大変厳しいんだということを聞いてきたところであります。  ただ、さまざまな御意見が...全文を見る
○野田国務大臣 国民生活センターについてお答え申し上げます。  まさに働きやすい環境をつくるということが重要ですから、国民生活センターにおいても、相談員の待遇の改善を働きかけてまいりました。  この四月から、相談員の給与日額を三割程度引き上げました。可能な限り待遇改善に努めて...全文を見る
○野田国務大臣 私も数多くの相談員の方々とお目にかかる機会を得まして、まさに処遇、待遇の改善というのが非常に大切だということは議員と意見を同じくするところであります。  先ほども雇いどめの話が出ましたけれども、一年ぐらいでころころかえる地方自治体があるという話でした。これはまさ...全文を見る
04月09日第171回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第13号
議事録を見る
○野田国務大臣 おはようございます。よろしくお願いします。  中国製冷凍ギョーザの事案につきましては、昨年の一月の事案が発覚して以来、政府一体となって、被害拡大の防止、原因究明、再発防止策の検討、実施に取り組んできたところであります。  発覚した翌日、一月三十一日ですけれども...全文を見る
○野田国務大臣 消費者庁は、金融分野の消費者被害に対しても、消費生活センター等から収集した情報を集約、分析し、そういう情報を消費者にわかりやすい形で公表し、また、消費者に対して注意喚起を行うことにより、被害の未然防止、拡大防止に努めることになります。  今先生からお話ありました...全文を見る
○野田国務大臣 今与謝野大臣が御説明されたこれらの取り組みをより一層推進していくことが大変必要でございまして、消費者庁としましては、先ほど申し上げました貸金業法に関する取り組みに加えて、消費者被害の情報を一元的に集約、分析し、支援を必要とする方により手が届くように、国民生活センタ...全文を見る
○野田国務大臣 消費者庁創設とともに、地方の消費生活センターと国民生活センターを、だれもがアクセスしやすい、これはとても大事なことだと思います、一元的な消費者相談窓口と位置づけ、全国ネットワークを構築するということにしております。  ちょっと法律に基づいてしっかり説明させていた...全文を見る
○野田国務大臣 今局長の方からPIO—NETの刷新について、具体的にどういうことをするかという話がありましたけれども、私は、これはかねてから大変大切なことだと申し上げてまいりました。  というのは、私はIT政策担当大臣でもあるんですけれども、あれはやはり、今のICTの仲間とは呼...全文を見る
○野田国務大臣 お尋ねの報道について承知しております。  本件については、現在、証券業を所管している金融庁において事実確認を行っているというふうに聞いております。
○野田国務大臣 この具体的な中身についてはまだ調査中ですけれども、ADRとして対応できます。できる案件です。
○野田国務大臣 平成二十年版の国民生活白書では、平成十九年度の我が国の消費者被害による経済的損失額について推計を行っておりまして、その総額は、御指摘のとおり最大三・四兆円としているところです。  そうした中、この白書によりますと、PIO—NETシステムに登録された平成十九年度の...全文を見る
○野田国務大臣 消費者庁または金融庁のいずれが消費者教育を所管するかという性質ではないと思っています。消費者基本法において、「国は、」「消費生活に関する教育を充実する等必要な施策を講ずるものとする。」と掲げられておりますので、消費者教育は国の責務として推進すべき性質を持つものだと...全文を見る
○野田国務大臣 消費者庁と金融庁が金融商品販売法を共管することで、消費者行政を所管する立場と金融行政を所管する立場の双方から企画立案を行うことになるわけです。  特に、消費者庁は、消費者利益の擁護及び増進を目的として消費者行政全般を所管し、消費者契約法や特定商取引法等の法律を所...全文を見る
○野田国務大臣 それだけではないという説明をさせていただきたいと思います。  貸金業法における消費者庁の権限は三点あります。  第一点は、直接的に消費者利益の擁護及び増進につながる行為規制について、貸金業者に対する業務改善命令等の処分について金融庁から事前協議を受け、また、処...全文を見る
○野田国務大臣 これから消費者庁が所管する貸金業法など四業法については、いずれも、取引の相手方の利益の保護が目的にうたわれており、そして、その相手方の主たる者が消費者に相当し、そして、業を営む者に対する行為規制のうち、直接に当該消費者の利益の保護を図るものが当該行為規制のうち主な...全文を見る
○野田国務大臣 今の先生の御質問にお答えしたいと思うんですが、何らかの意味で消費者にかかわる法律というのが多数あるということがこの委員会のやりとりの中でもわかっているわけでございまして、ただ、消費者庁の今回の創設に当たりましては、そのすべてを所管して巨大な官庁をつくるという考え方...全文を見る
○野田国務大臣 先ほど、個別に、例えば生命保険の不払いとかという答弁をしておりませんでしたので、もう一度答えさせていただきます。  消費者庁は、今回の保険金不払いのような問題が発生した場合、消費者の安全、安心を確保するため、政府一体となった迅速な対応の一環として、消費者の利益の...全文を見る
○野田国務大臣 消費者安全法案においては、消費者被害の発生、拡大の防止を図るために各大臣が実施し得る手続で、法律または法律に基づく命令に定められているものをいうものと整理しております。
○野田国務大臣 措置要求の例として、金融庁の主任の大臣たる内閣総理大臣に対する保険業法の上の処分権限の発動等ということであります。
○野田国務大臣 措置要求を行うに当たっての手続の流れについては、それぞれの事例について異なるものであるのですけれども、ですからこそ、法の施行前に具体的な検討をやっていく必要があると思います。  ただ、その前提の上で、想定される手続の流れについて申し上げれば、まず、消費者庁に集約...全文を見る
○野田国務大臣 重大事故等を生命身体に関するものに限定しましたのは、消費者安全法案は、商品やサービスを限定することなくすべての消費者事故等について分野横断的に幅広く適用されるものであるところ、事業者にも事業活動の自由が保障されていることを踏まえ、営業の自由を過度に制約せずに、事業...全文を見る
○野田国務大臣 私も、大臣になりましてから、被害者の方たちとお話をする機会がございまして、通報者の方の証言というのも、実際にその方たちから御報告を受けたことを記憶しております。  今御指摘の公益通報者保護法というのは、公益通報を行った労働者と事業者の民事的関係を規律するルール等...全文を見る
○野田国務大臣 繰り返しになってしまいますが、この法律というのは民事的関係を規律するルール等を定めたものでありまして、それぞれの事案というのは最終的には司法の場で判断されるという中で、おっしゃるとおり、消費者行政においてこの公益通報制度というのは極めて重要だということは承知してお...全文を見る
○野田国務大臣 事故米穀のときは福田総理大臣のときでございまして、そもそも農林水産省がしっかりと所管をしていただくべきことでしたけれども、残念ながら、両方、言い方は悪いですけれども、加害者というか、そういう立場に農林水産省が置かれるということで、中立的な立場として、消費者行政並び...全文を見る
○野田国務大臣 まず、消費者政策委員会が国民生活審議会と違う点について少し聞いていただきたいんですけれども。  食品衛生法とか特定商取引法など個別法の企画立案における関与など、調査審議や意見具申の対象が拡大しています。  そして二つ目には、消費者安全法の執行に関して内閣総理大...全文を見る
○野田国務大臣 大口委員の御質問にお答えしたときのお話だったと思います。  何が申し上げたいかというと、あのとき、委員の方から表をお見せいただきまして、それを見てのとおり、あたかも、要するに民間代表たる政策委員会というのは決してぶら下がりではなく横並びにあるということで、上下関...全文を見る
○野田国務大臣 今小宮山委員の熱弁を聞いておりまして、双方とも、やはりよりよい消費者行政をつくるためには、被害者の救済というのは当然大きな柱の一つであるということは一緒であることは違いないわけですね。  いつまで勉強しているんだと言われるんですが、これは大変重要なことでございま...全文を見る
04月13日第171回国会 参議院 決算委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(野田聖子君) 今委員からお話がありましたおもちゃによる人体への危害、危険につきましては、今説明がありました食品衛生法の適用対象とか、消費生活用製品安全法に基づく重大事故報告公表制度の適用対象とか、様々事故の態様によって適用法令が異なりますので、個別事案についていかなる...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 委員が御配慮いただいているとおり、今は確定的なことを申し上げる段階ではございませんが、私個人としては、この法案にかかわる中で、民間の有能な方が、経験豊富な方が事務局に積極的に登用されることは極めて望ましいと思っております。
○国務大臣(野田聖子君) おっしゃるとおりで、そもそも今回消費者行政推進に当たっては、霞が関に消費者庁をつくることが本来の目的ではなく、やはり地方の消費者行政をより良くしていくことが一番の課題でございました。  つぶさに調査をさせていただいたところ、地方の消費者行政というのは全...全文を見る
04月16日第171回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第14号
議事録を見る
○野田国務大臣 昨年の八月にこの担当をいただきまして、今日まで本当に大勢の消費者行政に打ち込んでこられた皆様方の支えがあって、この関連三法案が誕生し、ここで御審議をいただき、そして、いよいよ、すべての公党の皆様方の御理解のもとで、消費者庁の設置に向けた大きな第一歩が始まろうとして...全文を見る
○野田国務大臣 御指摘のとおり、一つの役所をつくって、はいおしまいではなく、ここがまさにスタートになるわけでございます。  消費者庁が創設されたその日からフルに、消費者の利益の擁護、増進のために働かなくてはならないということで、具体的には、まず、二百四人が少ないという指摘もあり...全文を見る
○野田国務大臣 修正協議の結果を受けとめまして、常勤的に務めることとなる委員の任命に当たりましては、本職やほかの審議会の兼職の状況も踏まえた人選をしてまいりたいと考えております。  また、財政的な措置につきまして、三名の方が常勤的な勤務を行っても委員手当が不足することのないよう...全文を見る
○野田国務大臣 地方消費者行政の充実強化が最重要課題であるということは委員御指摘のとおりでございまして、この委員会においても本当に与野党多くの皆様方から熱心な御審議をいただいた結果、さきの修正協議におきまして、地方消費者行政強化についての合意がなされたということを承知しているとこ...全文を見る
○野田国務大臣 御指摘のように、消費者安全法案におきましては、内閣総理大臣によるすき間事案の措置の対象となる重大事故等は、消費者の生命身体に対する重大な被害事案のみを指し、財産に関する事案は重大事故等に含まないということにしております。  このように重大事故等を生命身体に関する...全文を見る
○野田国務大臣 国と地方の役割分担につきましては、御承知のとおり、地方自治法におきまして、国は、全国的に統一して定めることが望ましい国民の諸活動などを重点的に担います。そして、住民に身近な行政はできる限り地方公共団体にゆだねることを基本としているところです。消費者基本法におきまし...全文を見る
○野田国務大臣 もちろん、消費者庁は、消費者被害の未然防止及び拡大防止に加えて、被害者救済の体制を強化するものだと御理解いただきたいと思います。  少額多数の被害が発生するという特徴がある消費者被害ですので、費用及び労力との見合いから、それぞれの消費者がみずから訴え、提起するこ...全文を見る
○野田国務大臣 理想を申し上げれば、市町村レベルそれぞれに消費生活センターがあって相談員の方がいらっしゃるということが望ましいわけですけれども、今の御指摘、私も吉田さんから同じような話を聞きましたので、事情によってはやはり単独で設置することが難しかったり、むしろどこか強いところで...全文を見る
○野田国務大臣 いろいろ調べてみたら、既に鈴鹿亀山地区というところで広域連合で取り組んでおられるということがわかりましたし、基金におきましては、地方公共団体の広域的な取り組みを支援するということにしてあります。実際、基金の運営要領に明示はしていないんですね、書き込んではいないんで...全文を見る
○野田国務大臣 この場でも何度も何度も、何が一番大事かというと、まさに消費者の一番身近なパートナーたる消費生活相談員の皆様方のやはりそのやる気であり、そしてその専門性であると。ただ、今余りに処遇がひどく御苦労されているということが大きな問題になっていることはよく理解しているところ...全文を見る
○野田国務大臣 修正されることになります消費者委員会ですけれども、まず、消費者の声が直接届く透明性の高い仕組み、これはとても大切ということで、消費者政策の企画立案や、消費者庁を含めた関係府省庁の政策の評価、監視に関与するとともに、消費者庁が行う行政処分等に対して、諮問への答申や意...全文を見る
○野田国務大臣 与野党協議の結果修正することで合意されました消費者委員会は、消費者の声が直接届くという大変透明性の高い仕組みになっています。この消費者委員会が独立性の強い機関として誕生することは、行政のあり方を消費者重視に大きく転換していく突破口として大変有意義だと思っています。...全文を見る
○野田国務大臣 修正することとされています消費者委員会の委員長及び委員は、すべて民間から登用することとしております。
○野田国務大臣 この修正される消費者委員会は独立した第三者機関ですから、事務局はしっかりとした体制とすることが必要であると思います。職員につきましては、専任とするよう努めるとともに、多様な専門分野にわたる民間からの登用を行うことを考えております。
○野田国務大臣 私の答弁の前に、先ほどの総理のお言葉で、ちょっと受けとめのずれがあったので再確認しますけれども、総理がおっしゃったのは、国会議員たる小川委員はなれませんということで、行政機関の職員や現職の国会議員が委員になることは想定していないというふうな総理のお言葉でございまし...全文を見る
○野田国務大臣 退職後すぐということではなく、私の考えでは、役所におられて、おやめになって、民間の例えばいろいろな消費者団体とかでお勤めをされていて、大体三年ぐらい、私の考え方で三年ぐらい、そこでしっかりとお仕事をされれば民間登用というふうに理解してよろしいのではないかと思います...全文を見る
○野田国務大臣 私たちが必要としている人は、やはりだれよりも消費者行政において専門的な知見を有している人を委員として入れたいのであって、その前歴に縛りをかけると、本当に消費者にとって必要とされる知識を持っている人が委員会に入っていただけないというような阻害要因になるのではないかと...全文を見る
○野田国務大臣 電話のことはとても大切なんです。一般の消費者にとって、消費者庁ができて、そして地方の消費者行政窓口が充実すると一番身近に感ずる手段の一つが、この統一された電話番号、だれでも覚えやすい番号を使って、何かあったらすぐにアクセスできるということで、大変重要な指摘をいただ...全文を見る
○野田国務大臣 まさに委員御指摘のとおり、相談員の方たちというのは、研修を積まれて、そして実地でいろいろな被害相談に乗る中であっせんのキャリアを積み重ねていくということで、非常に年数というのは大切だということを、むしろこの委員会で明らかにさせていただいたのではないか。  これま...全文を見る
○野田国務大臣 御指摘のあった点につきましては、政府案におきまして、消費者の利益の擁護及び増進等を任務とする新しい考え方のもとで、新しい行政組織たる消費者庁をこの国につくる、そしてそれだけではなく、行政組織をしっかりと監視しつつ、本当に一般消費者の人たちの声が直接届くような、透明...全文を見る
○野田国務大臣 ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして、適切な措置の実施に努めてまいります。(拍手)     —————————————
04月22日第171回国会 参議院 本会議 第19号
議事録を見る
○国務大臣(野田聖子君) ただいま議題となりました消費者庁設置法案、消費者庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案及び消費者安全法案について、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、消費者庁設置法案について、その趣旨を御説明申し上げます。  社会の複雑化に伴い、消費者...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) まず、消費者からアクセスしやすい相談窓口の一本化についてお尋ねがありました。  政府では、地方の消費生活センター及び国民生活センターを、だれもがアクセスしやすい一元的な消費者相談窓口として機能させることとしております。このため、消費生活相談のための共通...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 消費者教育の充実強化についてのお尋ねがございました。  消費者被害の未然防止のため、また消費者が自主的かつ合理的に行動できる主体となるために、消費者教育の果たす役割は極めて重要と考えております。  政府としては、消費者基本法の基本理念等に基づき、関係...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) まず、実効性ある運用体制づくりについてお尋ねがありました。  消費者庁関連法案においては、消費者事故情報の一元的な収集、分析や公表に関する所要の規定のほか、被害の発生、拡大の防止のため、必要がある場合には、内閣総理大臣が関係大臣に法律に基づく措置の速や...全文を見る
04月23日第171回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(野田聖子君) ただいま議題となりました消費者庁設置法案、消費者庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案及び消費者安全法案について、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。  まず、消費者庁設置法案について、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。  社...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) おはようございます。よろしくお願いします。  一消費者として又はこのお仕事をお預かりしました担当大臣として答弁させていただくわけですけれども、やはり御指摘のとおり、これまでの行政の中では、行政というのはもう明治以来ずっと歴史があるわけですけれども、各省...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 行政改革二つありまして、一つは、やはり今までの縦割り行政を打破して、消費者行政という今までもうずっと取り組んでこられたけれども片隅に追いやられたものが、やはり本来すべての主役なんだということで、新しい組織をつくる行政改革という意味と、もう一つは、もう一つ...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 消費者関連三法案は、御存じのとおり、公党間において長時間にわたる修正協議をしていただきまして、そして合意を受けて、全会一致という、すべての政党の方に御理解をいただいて衆議院の方で可決していただけたものであります。  消費者行政という、先ほどの委員の言葉...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 消費者委員会が事業者からの情報等を収集する必要がある場合には、修正協議により盛り込まれた消費者委員会の関係行政機関の長に対する資料提示等を要求する規定を活用し、委員会の業務を円滑に遂行することになると考えられております。
○国務大臣(野田聖子君) 私は、今回の消費者行政、抜本的にやはり改革していくには三つの要素があると思っていました。一つは、やはり地方消費者行政の充実、そして二つ目は、単に霞が関に役所をつくるのではなくて、消費者、国民を語っている以上、やはり常に風通しの良い、透明性の高いものでなけ...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 初代の消費者行政担当大臣は岸田現在筆頭理事でございまして、私は、先ほど仙谷先生から、自民党がずっと政権を持っていたから必要な行政改革ができなかったとおっしゃる中、福田前総理という希有の大先輩が輩出されたことによって懸案の消費者行政がメーンに運ばれてきたと...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 先ほどの続きとなりますけれども、先ほど、様々な問題点がある中で行政の在り方そのものを大きく変えようと、そして消費者利益の擁護及び増進を任務として、消費者を主役とする政府のかじ取り役をつくろうということがまさに消費者庁でございました。  この消費者庁とい...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 大切なことは、一つの役所をつくるときに、これまではその役所がメーンでしたけれども、やはり常にそこには、消費者、国民がパートナーと言っている以上は、そこに、消費者庁の中に常にそれが接せられる場所が必要であるということで、今回の、かつて消費者政策委員会、今は...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 地方の消費生活相談窓口の機能強化、これを図るためには、消費生活相談員の養成、レベルアップが不可欠、そして決して地方に押し付けるのではなく、今回の政府の地方支援策において最も重視しているところでございます。  まず、スキルアップについてですけれども、具体...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 国民生活センターについてのお尋ねですけれども、まず相談員さんの待遇改善についての御報告をしたいと思います。  おっしゃるとおりでございまして、国民生活センターにおいても相談員の待遇を改善するよう内閣府から働きかけを行ってまいりました。結果、この四月から...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 表を拝見しますと、諸外国の設立年と我が方の設立年の開きというか、ある意味諸外国は既にかなり成熟した適格消費者団体であり、我が方は大多数が二〇〇〇年生まれというかまだヤングというか、これからなんだと。  仙谷先生もおっしゃっていたけど、本当は数十年前に既...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 午前中の御質問の答弁の中にもありましたけれども、先進国の中にあって、極めてとても大切な消費者行政というのが大変出遅れているのが我が国日本でございまして、この度、福田前総理のリーダーシップの下、なかなか自民党政権ではこういう発想がなかったとございましたけれ...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 今回の消費者庁創設に当たりましては、いろいろな多種多様な被害者事故・事件が発生する中、既存の、明治に生まれていないのに明治以来というのはいかがなものかという御発言もあったんですけれども、歴史上、明治時代、明治において今の各省庁の基本というのはでき上がって...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 大変な御心配をいただき、誠にありがとうございます。  内閣府、私も特命担当大臣になって半年が過ぎまして、確かに私自身もいただいた任務が、この消費者行政始め科学技術政策、宇宙開発等々、内閣府、本当にたくさんの、ただ、どれもこれも喫緊、大変重要な課題で、ま...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 消費者委員会の委員長及び委員につきましては、衆議院の附帯決議の中で、すべて民間から登用するものとし、その年齢、性別等の構成について十分配慮することとか、初代の消費者委員会の委員の三人について、常勤的に勤めることが可能になるよう人選し、財政的な措置を行うこ...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) まさにお二人のお話のとおりでございまして、先ほどもお答え申し上げたんですけれども、消費者政策委員会改め消費者委員会というのは、極めて今回の消費者庁誕生に当たっての大きな役割を担うプレーヤーであるわけです。  ただ、対立をさせるものでは決してなく、やっぱ...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 望ましいというより、どういうふうになっていくかについて申し上げるならば、今おっしゃったとおり、消費者委員会の委員の選任手続については、他の人事案件と同様、任命権者たる内閣総理大臣が責任を持って判断するよう準備を進めていくことになるわけです。  消費者委...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 率直に申し上げて、やはり一年に一遍では、今私たちが直面している様々な消費者被害に即時即応、対応できるかというとできないわけでありまして、それに関して、だからこそ全党一致で消費者庁という機動性のある行政組織をつくろうということになったわけで、また、この政策...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) まず、先ほどの基本計画についてですけど、消費者庁ができた暁には、消費者基本計画の原案作成を含めて、消費者政策会議の事務局を消費者庁の企画課が担うこととなると想定しているところです。  それを踏まえて、消費者基本法では、消費者政策会議が消費者基本計画の案...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) そもそもこれは議員立法の消費者基本法の中で定められたものでございまして、そのときには今審議していただいている消費者庁という行政組織の存在が全くないときに、こういう形で当時の議員の皆さんの英知の中でこういう発想が出てきて、しっかりやれということだったと思い...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) そもそも、今回の政府の地方支援策というのは、平成十年の五月に閣議決定されています地方分権推進計画、ここに、地方公共団体の事務として定着しているものや人件費補助については一般財源化等を進めるという政府の方針の下で政府全体として決定してありますので、それに準...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) いや、むしろこの消費者庁創設に向けて、社民党はもとより全党でそういう一番問題になっている点を協議いただいて、修正協議、与野党合意をいただいた結果だと思っております。
○国務大臣(野田聖子君) 先生御指摘のとおり、やはり一番心配事は、消費生活センターの窓口にしても相談員の皆さんにしても大都市圏に集中しているということなんですね。ということは、もうほとんど地方に行くとそういう手だてがないところがたくさんあると。いよいよ消費者庁創設だと、消費者行政...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) もうとても必要なことだと思っています。とにかく、まずは消費者行政何たるかということも御存じでない地域があるとするならば、そこがやっぱり埋まらない限りまた格差ができてしまうので、そういうところからしっかりやっていって、今先生おっしゃったような方向に、いずれ...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 雇い止めにつきましては衆議院の方でも幾度となく御質問いただきまして、元々は地方自治体の雇う知事であったり市長であったり町長がお決めになることとは分かっておりますけれども、恐らくその方たちも国会でこの消費者庁関連三法案の審議を御覧になって、先生方からの質問...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 消費者庁が法律の執行を行う上で、また省庁の地方組織等を活用するために、ほかの省庁にも立入検査等の権限を持たせている法律というのがございます。  大きく分けて二つ、二種類ございまして、一つが、JAS法とか家庭用品品質表示法、景品表示法のように、立入検査の...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) いろいろ課題が残されたということですが、私、原案者というか、最初に三法を出して、与野党で協議いただいて、修正協議いただいて合意をしていくプロセスを拝見する中で、元消費者政策委員会が消費者委員会というふうになり、そして極めて本府に置くということで独立性をし...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 極めて大切なことだと私も思っています。  現状についてですけれども、地方の消費生活センターについては、平成二十年の四月時点で全国に五百八十六か所設置されています。消費生活センターを設置している市区町村数は全市区町村の約二五%となっております。ただ、人口...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 消費者庁というのは、これまで議論されている消費者被害の未然防止とか拡大防止に加えて、今御指摘の被害者救済の体制を強化するものでもあるわけです。  少額多数の被害が発生する、そういう特徴のある消費者被害では、費用とか労力の見合いから、それぞれ個々人の消費...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 本当に自分でやっていても思うんですけど、この消費者庁をつくるというのはもう大変大きな出来事だと後々の人が評価してくださるのではないか。  今委員御指摘のとおり、今の役所というのは、もう明治だか戦後だかもともかく、産業振興のためにつくられた組織なんですね...全文を見る
04月27日第171回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(野田聖子君) 与野党で真摯な修正協議していただいた結果、こういう形で明確化されたことを率直に私としては前進をしたというふうに受け止めておりますので、それを踏まえてしっかり行動してまいります。
○国務大臣(野田聖子君) 正しい御指摘だと思っています。  消費者庁のメリットの一つには一元化の窓口ということを売りにしておりまして、今、一般の方たちの通報に関しては共通番号を設けるなどして、そういう取組をしております。  この公益通報者保護法に関しましては、今おっしゃったよ...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 先ほどは恐らく現状の法律の中での対応ぶりだったと思います。  消費者庁ができたら豚インフルエンザのこの事態についてどういう対応をするかといえば、消費者に対する対策については消費者庁が受け持つことになります。  例えば、恐らく消費生活センター等に、豚肉...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) そのとおりです。
○国務大臣(野田聖子君) 消費者教育の推進というのは極めて重要であることは言うまでもございません。消費者自身が自立して、そして合理的に行動できる主体になるということも大切でありますけれども、と同時に、被害に遭わなくて済むようにする観点からも推進していかなければならない、そういう立...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 法案成立後、消費者庁と消費者委員会の設立のためには、政省令等の整備、そして新たな庁舎の確保また情報システムの整備など、様々な作業に一定の準備期間が必要だと考えられます。  いずれにしましても、とにかく一日も早く法案を可決、成立していただきまして、その準...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 本当に消費者教育は大切だなと、衆議院の審議そして参議院の審議を通じてだれもがおっしゃっておられます。ただ、それとは裏腹に、実際この日本では消費者教育は充実していないという問題があり、結果として多くの消費者被害が生まれ、また、ここの場でもよく消費者の権利と...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) これ自体は公党間の修正協議によって修正されたものでございますけれども、消費者安全法案を提出した立場からの理解を申し上げたいと思います。  消費者安全法案第二十条第一項は、消費者事故等に関する情報の入手元の例示として、消費者、関係行政機関の長と並んで事業...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 消費者庁というアイデアというのは、消費者団体また日弁連、さらには野党の皆さんの御発言を聞いていますと、もう数十年来の悲願であったと聞いております。ただ、残念ながら、私は自民党の国会議員をやって十七年目になるんですけれども、その消費者庁という言葉を実際に皆...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 私自身、そんな大層な人間じゃありません。消費者行政に携わることができるきっかけをつくってくれたのは、今日も委員会に来ている森まさこ議員、そして後藤田正純議員がやはり国民のための政治をしたいと。そして、これまでの霞が関の省庁というのは、それなりに役割がある...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 岸田議員からもお話ありましたとおり、消費者教育というのは極めて重要で、本当に被害の未然防止にとても大切なツールとなるわけでありまして、これまでも政府の方では消費者基本計画、これに基づいて内閣府と文部科学省が連携して消費者教育に取り組んでいるところなんです...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) おっしゃるとおり、この法律案が世の中に出現するまでは、うわさの限りでは経済界の人たちは大変懸念しておりまして、これは巨大な産業規制官庁ができて、そういうことによって自分たちの経済活動が阻害されるのではないかという不安の声があったことは事実であります。 ...全文を見る
04月28日第171回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(野田聖子君) おはようございます。  このコンニャク入りゼリーにつきましては、この消費者庁創設の議論の中のいわゆるすき間事案として度々諸先生から御質問を受けましたし、私も私なりに答弁してきたんですが、ユニカねっとという、消費者庁を、数十年来設立を望み、取り組んでこら...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 改めて、消費者庁を創設していただけることで今のような、大臣もまじめにやっているんですよ、だけれども、辞めてしまうと役所の方でこういうふうに放置されているという実態が間々ありますので、そういう意味では、やはり消費者の身体、生命をしっかり守るという名目ででき...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 今、小宮山議員もおっしゃっていましたけれども、安全法二十条一項の修正の趣旨をかんがみれば、消費者委員会というのは、勧告を行うに当たりまして消費者からの情報に細心の注意を払っていく必要があるということになります。二十条自体は勧告ということにかかわるものです...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 今現在、消費者庁が情報を一元化して、そしてきちっと未然に防ぐこと、さらには被害の拡大を防ぐこと、そのためのやはり大きな手だてとして、正しい情報の集約そして分析、そして注意喚起、公表というのは、もう三つの柱だと私は思っていますので、それに向けて、消費者事故...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 今、高市副大臣、舛添大臣からも極めて効果的であるという事業でありまして、これからについては消費者庁が中核的に司令塔となっていくわけですから、そこでしっかり相談して方向性を定めていきたいと思います。  また、皆さんによってブラッシュアップしてもらった消費...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 政府・与党において福田前総理のときに消費者庁を創設すると。これからは国民目線、国民が主役、消費者目線、いろいろ、私は自民党の議員になって約十五年が過ぎましたけれども、自民党の中で余りそういうふうな声というのは大多数ではなかった時代に初当選して、以来ここま...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 今おっしゃったとおり、これから消費者庁が所管すべき法律については、消費者の被害の発生又は拡大の状況その他、経済情勢を勘案しつつ、消費者利益の擁護及び増進を図る観点からしっかり見直しを行っていく必要があるものと理解しているところです。  消費者の目線に立...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) この度は、御指摘のように、消費者安全法において財産に関する事案というのは、内閣総理大臣によるすき間事案の措置の対象となる重大事故等に含むことをしておりません。  今、理由は、先生も御指摘になりましたけれども、いろいろと消費者によって違いがあったりとか、...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 御審議の場で度々なぜ私ども大臣が勧告権を行使してこなかったかということを尋ねられましたので、私も大臣室に戻り、しばしなぜ八月に大臣になって以来今日まで私は勧告権を使わなかったのかなということを振り返ってみましたけれども、幸い勧告権を使うまで相手が抵抗する...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 御指摘のとおり、被害者救済というのは消費者庁の大変大きな仕事の一つであります。ですから、もうこれまでも、先生御専門で、度々様々な委員会で詳しくお話をされておられるので私が申し上げるまでもないんですけれども、大変消費者庁の重要な仕事だと思ってしっかり取り組...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 基金は三年ということでありますけれども、これまで与野党間の合意とか、また附則におきましても今後しっかり検討していくようにという御指導をいただいていますので、しっかりやっていきたいと思います。
○国務大臣(野田聖子君) シンドラーの事故に遭われた市川君のお母さんとは自民党の調査会の場で会いました。そのときに、自ら御質問されて、国土交通省にどうして原因究明ができないんだというところで、実は資料が全部警察の方に行っていて何も答えることができない、そのようなことを言われて私も...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 本当に先生には有り難い御指摘をいただいておりまして、消費者庁ができることに伴って先駆けでやはり地方の消費者行政を充実させなくちゃならないということで、消費者庁創設の前倒しで地方消費者行政に関する様々な基金を造成したり、また国民生活センターに対してもいろい...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 消費者庁ができ、そして地方消費者行政をどんどん活性化させていく中で、この国民生活センターというのはもうまさに主役の一人でございまして、これまでも頑張っていただいていますけれども、これからは例えば研修を全国展開していくとか、情報の一元化の担い手としてPIO...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 今確認したんですけれども、国民生活センターを視察されたのは、後にも先にも福田総理大臣お一人だけで、それだけ政治の中にあっても、国民生活センターは頑張っていたのに、私たち政治の側がやっぱりちゃんとコミットしていなかったなという反省はあります。  ですから...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 豚インフルエンザのような問題に対しては、今、舛添大臣がお話をされたとおりでありますけれども、厚生労働省等が感染症対策といった観点から中心となって対処をすることになると思われるところ、消費者庁が創設されたときには、消費者庁としては消費者の不安を解消するとい...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) この度御審議をお願いしています消費者安全法案、この第五条におきまして、国及び地方公共団体に対して、消費生活センター、保健所、病院その他の関係者の間の緊密な連携に関する配慮義務を課しているところであります。  ただ、実のところ、現状においても、地域の現場...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 恐らく松下委員も手掛けたことがあるかもしれませんが、議員立法というのがありまして、私も過去十五年の間、幾つか議員立法を手掛けたんですが、見直し規定三年とか置いていてもうっかり忘れてしまうことがございます。例えば、児童買春、児童ポルノの法律の改正というのを...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 消費者庁も、今お話がありましたように、行政機関の一つでありますから、行政情報公開法が適用されるのは当然です。しかし、消費者安全法案においては、情報の開示を含め消費者安全の確保に関する施策推進に当たっての過程の透明性を確保すべきことが国の責務の一つとして消...全文を見る
05月11日第171回国会 衆議院 予算委員会 第26号
議事録を見る
○野田国務大臣 古屋委員が総務省の政務官のときに、リーダーシップをとって、テレワーク推進会議を立ち上げていただいたということを聞きました。  実は、はるか昔、私も郵政政務次官というのをしておりまして、そのときに、旧郵政省と旧労働省が、平成八年だったと思いますけれども、テレワーク...全文を見る
○野田国務大臣 お答え申し上げます。  実は、今回基金を創設するに当たっては、大島委員のかねての御質問に沿うような形で取り組んできたつもりなのに、当の御本人がそういう御発言をされて、非常に私は残念な思いがしているわけであります。  実は、自殺の対策というのはまだ歴史が浅い。法...全文を見る
○野田国務大臣 ちょうど二月の予算委員会に糸川委員から自殺対策について御質問をいただきました。  その折、率直に、自殺対策に直接使われている予算が非常に少なく、法律をつくっていただき、大綱をつくり、そして加速化プランもできたんだけれども、なかなか現実に進まない。例えば具体的に糸...全文を見る
○野田国務大臣 国の方では、初めて自殺対策に直接使っていただける基金を用意したわけです。ただ、先ほど申し上げたように、都道府県によって差がありますので、従前、真剣に取り組んでいる方は、何に使うかがすぐ地方においてできるわけですけれども、やはり、これまでどちらかというと二の足を踏ん...全文を見る
05月20日第171回国会 参議院 予算委員会 第21号
議事録を見る
○国務大臣(野田聖子君) ただいまお話がありました地方消費者行政活性化基金につきましては、平成二十年度の第二次補正予算で交付金百五十億円を措置して、四十七都道府県に基金の造成を行い、消費生活相談窓口の機能強化に取り組む地方公共団体を支援することとしたところであります。  その後...全文を見る
05月21日第171回国会 参議院 予算委員会 第22号
議事録を見る
○国務大臣(野田聖子君) 体細胞クローン技術を用いて産出された牛及び豚並びにそれらの後代に由来する食品の安全性については、昨年の四月に厚生労働省から諮問を受け、食品安全委員会で審議が行われてきたところでございます。  その結果、現時点における科学的知見に基づき、従来の牛や豚に由...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 他国における体細胞クローン技術を用いて産出された家畜由来の食品の安全性評価については、米国において、平成二十年一月に、米国食品医薬品庁、FDAが、牛、豚、ヤギの体細胞クローン動物由来の食品及び体細胞クローンの後代由来の食品は、従来の方法で繁殖された家畜に...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 同様の答えになってしまいますけど、後代ということになりますので、後代に由来するものに関しましても同等の安全性を有するということです。
○国務大臣(野田聖子君) アメリカですが、公表情報によりますと、体細胞クローン家畜に由来する食品が米国内で流通されたり輸出された事例があるとは承知しないとしていますが、USDAが要請している自主的な流通規制の対象には後代由来の畜産物は含まれていないとの情報を得ております。
○国務大臣(野田聖子君) 現時点では、米国、欧州を含めた各国において体細胞クローン技術を用いた家畜やその後代に由来する食品が実際に流通しているという情報は得られておらず、それらが我が国に輸入されている情報もございません。
○国務大臣(野田聖子君) 今現在、参議院の方で消費者庁関連三法案の審議をいただいておりまして、もう衆議院の方では全党で修正協議をしていただいたものでございますので、速やかにこの消費者庁をつくっていただければという思い強く、その中にあって、今度できる消費者庁というのは、まさに今先生...全文を見る
05月22日第171回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(野田聖子君) いろいろな見方があると思いますけれども、日本の消費者行政が遅れてしまった理由の一つに、やはり明治以来の縦割り行政、各省庁の在り方が要因であると言われています。  一つには、やはりそもそものそれぞれの省庁の立ち方ですけれども、考え方としては産業振興のため...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 消費者庁ができますと、消費者庁は、政府一体となった対応が必要となる緊急時対応における司令塔機能、そして食品安全基本法に基づく基本的事項の策定、さらに関係行政機関が行うリスクコミュニケーションに関する事務の調整を行うなど、食品安全に関する総合調整機能を担う...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) まず、上積みする基金で雇用の形態の改善はどうかということですけれども、相談員の処遇改善の必要性につきましては衆議院の与野党間で熱心な御審議をいただいたところです。衆議院の消費者問題に関する特別委員会での合意、与野党間の合意というのがございまして、そこでは...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 平成二十年版国民生活白書では、我が国の消費者被害による経済的損失額について、国民経済全体への影響の推計を行っているところです。推計に当たっては、データの制約や推計方法の課題などから幅のある結果になっております。アンケート調査に基づき被害該当金額ベースで推...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 今委員御指摘のように、消費者庁のコンセプトというのは、殖産政策からやはり国民目線、そして消費者重視の新しい日本の顔づくりということで極めて重要だと思っています。その司令塔として、どうしても長きにわたった弊害、縦割り行政の弊害とか、また横断的に事が進まない...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 率直に申し上げて、そのとおりだと思います。  ただ、その公正なルールを作るためのやはり主導的役割を果たす行政組織がなかったということが大きな問題で、今後消費者庁を、この法案を成立していただいた暁には、消費者庁自体が消費者に身近な法律を所管するし、また、...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) まずその前に、何らかの意味で消費者がかかわる法律というのはこの国にたくさんございます。仮にこれらのすべてを消費者庁が所管するということにした場合には、広範な分野の専門家等を集めた巨大な官庁をつくることが必要になるということで、私たちはそういう考え方を取り...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 初めに二十九本ありきではなく、まずはPIO—NET等に寄せられた様々な消費者被害を調べる中で、どの法律をしっかりグリップしていれば解決ができるかという重立った法律が二十九本であったと。その法律を直接、専管、共管することによっておおむね九割以上の、現在ある...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 申し訳ありません、ちょっと御質問を聞いておりませんでしたので、所管の金融庁に聞いていただけますでしょうか。
○国務大臣(野田聖子君) 率直に申し上げて、こういうことはケース・バイ・ケースになってくるんじゃないかと思いまして、一概にこれだけということを言うことはちょっと私にはできません。
○国務大臣(野田聖子君) 今、例えば消費者庁ができたときの話をします、仮の話になって恐縮ですけれども。  今のような不払の具体的事案が発生した場合には、恐らく保険業法に基づく行政処分等があるわけで、それを求める措置要求を消費者庁が行うことができるということになっております。
○国務大臣(野田聖子君) 保険約款上、保険金支払、免責事由、告知義務等の規定において保険契約者等の利益を不当に害するものとなっていないことを意味しているということですね。そういうふうに私は聞いているところであります。
○国務大臣(野田聖子君) 設置法第四条第十号は、貸金業法における消費者庁の所掌事務を規定したものでございます。資金需要者等とは、債務者又は保証人若しくは顧客、又は保証人となろうとする者であります。また、消費者庁は、事業者とは情報力、交渉力等に格差のある消費者の利益の擁護及び増進を...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 資金需要者等、個人に係ります。
○国務大臣(野田聖子君) 当然、被害に関しては個人以外にも掛かりますが、消費者庁としては個人というふうに対象にしています。
○国務大臣(野田聖子君) 消費者問題というのは、消費者と事業者との間で表示や取引、安全といった分野において生ずる様々な問題のことだと考えています。消費者が安心して安全で豊かな消費生活を営むことができる社会の構築にとって、その問題を未然に防ぎ、拡大を防ぐことが不可欠であるというふう...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) まず初めに、市川さん、本当に心からお悔やみを申し上げますし、市川さんが活動していただいたおかげで、多くの皆さんの御共感をいただいて、消費者庁の法案が国会で審議されているということを是非とも息子さんにお伝えいただければなと思っているところであります。  ...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) まず、繰り返しになりますけれども、消費者庁ができましたら、もしこのような事件が起きた場合、速やかに緊急対策本部をつくって担当の役所を集めて連携を取る、情報共有なんかの連携を取ることになるわけですけれども、そこでまずは調査や事業者への行政指導を含めた迅速な...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 消費者にとってだれでもすぐに分かる窓口をつくらなきゃいけないというのが、もう消費者庁をつくることよりも大事な仕事だと思っています。  地方に住む人たちが何があってもすぐ対応できる場所、それはセンターであったりするわけですけれども、一番やっぱり身近な窓口...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 今それは計画しているんですけれども、ナビダイヤルを使いまして、今、残念ながら全国一律それをやっているわけではありませんし、やっているところとやっていないところの差がばらばらなので、極力皆さんがそうやってやっていただけるようになればいいんですが、まだ足腰の...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 最初はまず電話でやり取りがあって、ではお出かけいただいて対面で相談しましょうということになると思いますが、常識的に考えて夜中の二時、三時に相談をするとかいうことはまああり得ないので、そこら辺は、やっぱり地域地域の事情がありますから、基本的には地域でしっか...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 何人というのは、国がその数値目標を作るのではなく、基金を通じてやはりそれぞれの地域の実情に応じて相談員さんを増やしていただくという形を今取っておりますので、私の方からはその数について申し上げることは適当ではないと思います。
○国務大臣(野田聖子君) やはり、多くの人たちに周知徹底して消費者被害を減らすというのが今回の消費者行政の大きな目的ですから、御相談が増えて、そして御相談を受けてあっせんがあって事片付くと、そしてそういう事例の積み重ねでほかの消費者被害を未然に防いだり拡大を防止することができると...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 消費者庁というか、消費生活センター等々窓口では、基本的にはすべて相談を受けたらお受けするということですが、専門性の高いものに関しては、やはりそれぞれの省庁が専門家を擁しておりますので、そこに対して、消費者庁というよりも相談員が直接そのあっせんをするのか、...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 消費者安全法案の中にあるわけですけれども、第十二条の第二項には、重大事故等に関する情報に限らず、地方公共団体等が、消費者事故等が発生した旨の情報を得た場合であって、被害が発生又は拡大するおそれがあると認めるときは、消費者庁に情報を通知することを義務付けて...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 先ほど申し上げたとおりなんですけれども、適切に対応していくということ、法律にのっとって適切に対応するということになります。
○国務大臣(野田聖子君) 設立準備委員会なるものはまだできていません。この法律を通していただいたら多分速やかにつくらせていただくということでございまして、今のところ、ですから、まだ確定的なことは何も申し上げることはできません。
○国務大臣(野田聖子君) 確定しておりません。
○国務大臣(野田聖子君) そもそも消費者教育というのはどこの役所というよりも国全体の責務というふうに思っていますので、一つの役所がそれこそ縦割りの中、消費者教育は消費者庁がやりますということではないんだと。ただ、消費者庁が中核的な行政組織になりますから、そこを通じて様々な連携を取...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) いや、司令塔というよりも、やはりそれぞれの各役所の取組というのはこれまでもありましたし、専門性を踏まえてやっぱり教育の場での取組、また金融の場での取組があるわけで、それに対しての指令というよりも応援という形が適切ではないかと。  それ以外に、国というよ...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 私の方から先に答えさせていただきます。  消費者基本法第二条におきまして、「消費者が自らの利益の擁護及び増進のため自主的かつ合理的に行動することができるよう消費者の自立を支援することを基本」とすることが定めておられるわけですね。ですから、消費者の自立を...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 平成二十年版国民生活白書では、今御指摘のとおり、消費者市民社会について、欧米において消費者市民社会という考え方が生まれており、それは消費者、生活者が社会の発展と改善に積極的に参加する社会であるとしているところです。また、我が国においても消費者市民として活...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 実は私も高校二年、三年とアメリカにおりました。ただ、残念ながらこういうすばらしい授業を受けておりませんので、いまだ消費者として右往左往、苦労することがたくさんございます。  先ほども年齢に応じて消費者教育が必要だという中で、やはりティーンエージャーの場...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) これまでも内閣府と文部科学省も一生懸命消費者教育の推進に取り組んできたわけでありますけれども、この度、与野党の修正協議がありました。その結果、消費者安全法において、国民の理解を深めるための国及び地方公共団体による消費生活に関する教育活動がしっかり位置付け...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 私も絶対に必要だと思っていますし、それがどういう形というのはこれからやっぱりきちっと議論しなければいけないけれども、今まさに委員がおっしゃったように実学でありまして、結果として消費者教育というのは、何か悪質、悪徳な人からだまされないようにするためのものだ...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 今のアーバンエステートの話ですけれども、消費者庁ができたらばということでちょっと話を進めてみたいと思うんですけれども、アーバンエステートのような完成保証契約の存在をセールスポイントにしたり、経営状況の悪化を隠匿するなどして消費者と契約を締結し、また完工前...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 消費者庁のこの議論、最初のころは余り、消費者教育についてよりもむしろ消費者庁の形、どうあるべきかとか、又は地方の消費者行政がどうなっているか、どうするべきかみたいな議論に冒頭あったんですけど、後半からずっと、消費者教育というのがそもそも大切なんじゃないか...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 消費者教育・啓発は消費者庁単独で所管して推進すべきものではなくて、文部科学省等のほかの行政機関も含めて国全体として推進することであると考えられております。ゆえに、所掌事務として消費者教育に関する規定は盛り込んでいないわけであります。  なお、今御指摘の...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 先ほどの答弁と重なりますので少し割愛して申し上げるならば、専管の課ないしは局を置くべきではないかというお尋ねに関しましては、消費者庁に専管の課を置かなくても、これまでも文部科学省等ほかの関係省庁とは連携して消費者教育の推進に取り組んでいくということをやっ...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 運輸審議会の話は、金子国土交通大臣の諮問機関でありますから、あの在り方について私は所管外の立場で、直接コメントすることは控えますけれども、一般論として申し上げるならば、公共料金の改定については、消費者利益の擁護、増進の観点から、消費者の意見が広く聴取され...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 消費者行政を担当する立場としましては、軽微な事案かどうかということにかかわらず、やっぱり様々な機会を通じて消費者から意見を聞くということはとても重要だと考えております。  先ほどの繰り返しになりますけれども、消費者庁ができました折には、幅広い消費者の意...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 以前も委員にお答えしたと思いますけれども、現在、消費者事故の原因究明の在り方については国民生活審議会の方で昨年の秋からずっと議論していただいていまして、その中に、今の運輸安全委員会の例を引っ張り出してきて、やはり消費者庁、関係府省庁と警察との間の密接な連...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 私は、委員と違って消費者行政にかかわってまだ日が浅いわけですけれども、もうこれは何十年も前から、地方では地域の大切な行政の一つとして位置付けられていたはずなのに、残念ながら、午前中のお話にもありましたけれども、気が付いたら、本来ならば花形の行政でなければ...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 消費者団体訴訟制度を導入する際の附帯決議、これに適格消費者団体の活動資金が円滑に確保されるための環境整備に努めることが掲げられていることは認識しています。  これまで、内閣府では、都道府県別の制度説明会やシンポジウム等を積極的に開催するとともに、制度の...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 消費者庁ができ、そして、決して敵対するわけではありませんけれども、いい意味でのライバル関係として消費者委員会というのが衆議院の修正協議の中で明確に位置付けられたところであります。  先ほどの話にもありましたように、委員は十五人から十名以内というふうに変...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 今日、参考人の皆さん、長時間お付き合いいただきましてありがとうございます。また、過日は別途時間をつくっていただきまして法案に対しての様々な御意見をいただいたこと、議事録を通じて大変参考にさせていただきましたことを改めてお礼申し上げたいと思います。  今...全文を見る
05月25日第171回国会 参議院 予算委員会 第24号
議事録を見る
○国務大臣(野田聖子君) 今委員御指摘のとおり、昨年の十月が三千九十二名、そして今年の三月は三千六十人の方が自殺により亡くなられている、このことは本当に痛ましい事態でありまして、担当大臣である私は誠に深刻に受け止めているところであります。  政府におきましては、御承知のとおり自...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 今お話しのとおり、自殺対策、真剣にこの国が取り組み始めてまだ三年くらいしか経過しておりません。まずはやはり都道府県、地域の地方公共団体に自殺対策をしていただきたいという要望をずっと出し続けてきておりますが、なかなかいろいろ財政上の問題もあり、にわかに大き...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 様々な基金が今回つくられているわけですけれども、今回、この自殺対策の基金に関しては、行政の都道府県又は市区町村の役場の人にどうのというよりも、やはりもう既にたくさんのボランティア団体が、電話であったり、実際のパトロールであったり、シェルターであったり、い...全文を見る
05月26日第171回国会 参議院 予算委員会 第25号
議事録を見る
○国務大臣(野田聖子君) 今御指摘のとおり、この度平成二十一年度補正予算案におきましては、基礎研究から出口を見据えた研究開発まで幅広い先端的科学技術分野のうち、世界をリードする成果を上げ得る研究開発を選定して推進する世界最先端研究支援強化プログラム、仮置きですけれども、を今後五年...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 時間がありませんので簡単に答えます。  まず、今回の補正予算におきまして、世界トップレベルの研究拠点形成の取組強化、そしてナノテク、蓄電池、太陽電池等の先進的開発拠点の整備など、世界最高水準の研究開発拠点の整備を図るとともに、こうした場を活用した研究開...全文を見る
05月28日第171回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第8号
議事録を見る
○国務大臣(野田聖子君) 松井委員御指摘のとおりだと思っています。今日は、パロマの事件で息子さんを亡くされた上嶋さん、そしてシンドラーエレベータの事故で息子さんを亡くされた市川さん、お二人がお見えでございまして、本当にこのお二人の真摯な日々の地道な活動の積み重ねが、やはり今全党挙...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) まず、今お話がありました厚生労働省の再編については、私は担当大臣ではないのでそのことについてお答えすることはできませんが、消費者庁のことについてお答えさせていただくのならば、政府全体の司令塔としての役割を果たすため内閣府の外局として設置されるものでござい...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) なめられてはいないと思います。私もずっとこれについては携わってきましたけれども、やはり行革の流れの中で極力、御党からも官僚の肥大化を望まないと、そういう中で機動的に、この場合はいろいろな振り替えになりました。  いろんな役所がありまして、そこで消費者行...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) これはもう随分前から消費者庁の創設に向けてはお願いをしておりましたけれども、ようやくめどが付いてきたというわけで、何を急いでいたかというと、とにかく新しい行政組織ですから前例何もないわけで、ある意味運用しながら、どんどんいろんな事例、事件にぶつかりながら...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) もちろんのことでして、松井委員が主導的にしていただいた修正協議、まさに内閣府設置法第四条の第一項の総合調整権限の発揮については、その明確化された趣旨を踏まえてしっかりと行動してまいりたいと思いますし、その後のどの大臣であってもこれがきちっとできるような、...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 私も、生水参考人の意見を踏まえて、今日までこの三法案いろいろ考えてきたつもりです。消費者庁をつくることが目的ではなく、消費者庁によって地方の消費者行政が光り輝くことが大切でございまして、そういった意味では、人件費の話が出ましたけれども、まずはこの三年、初...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) まず一点目の現場の話ですけれども、確かに委員の御指摘のとおり、私も初めはすべての市町村にそれぞれセンターがあるといいかなと思いましたが、いろいろと実情をお伺いしますと、必ずしも小さな村にセンターがあることが効率的でない場合もあると。むしろその近くに有能な...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 消費者庁発足時には、今定めております定員二百二名、そして、専門的な知見を有する非常勤職員を最大限活用して対応していきたいと思っています。  この国会でも、先ほどからお話ありましたけど、衆議院で五十八時間、そして参議院でもこの今日の審議を入れて多分三十時...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) 幸いなことに、衆議院の審議におきましては、それぞれ、取りあえず二十九本の法律を所管、共管するんですけれども、そこのまずは窓口大臣すべておいでいただきまして、消費者庁創設の暁にはしっかりと対応していくという国会での正式な答弁をいただいておりますので、それを...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) いろいろとお話をいただき、ありがとうございました。  私は、前任の岸田大臣と違いまして、もう典型的な自民党議員でございましたから、消費者行政というのは非常に不勉強でございました。おかげさまで、森まさこ委員との出会いもあり、調査会の中で今日お出かけいただ...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) それでは、今後教科書が編集される際には、消費者教育に係る内容が質、量共更に充実したものになるよう、私が関係者に対して要請してまいります。
○国務大臣(野田聖子君) 先ほども申し上げたとおり、近隣諸国からの食品に依存している国ですから、しっかりと連携を図っていかなければなりません。  これまでは、具体的には、消費者問題に関する日中韓三国間の政策対話というのを続けております。三月の二十四日には第三回の日中韓消費者政策...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重して、適切な措置の実施に努めてまいります。  私の知る限り、三十四というのは最多の数ではなかろうかと思っております。これは、委員長そして各委員、さらにはこの消費者庁法案に取り組んでいた...全文を見る
06月22日第171回国会 参議院 決算委員会 第9号
議事録を見る
○国務大臣(野田聖子君) 国のIT戦略についてなんですけれども、実は私は約十年前に小渕内閣のときに郵政大臣を拝命しまして、そのときが実は日本のIT化のスタートでありました。当時はまだインターネットも日本の国内で普及してなく、まだパソコン通信が主流で、徐々にインターネットに切り替え...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) せんだって、衆参合わせて八十八時間御審議いただきまして、消費者庁関連三法案がこの国会におきまして全党一致で成立させていただきました。あわせて、そこには附帯決議が三十四ございまして、その中には、特に地方の消費者行政に対する思いと不安も含めての取組についての...全文を見る
06月24日第171回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第6号
議事録を見る
○野田国務大臣 ただいまの御決議により指摘されている点につきまして御説明いたします。  まず、テレワークにつきましては、IT新改革戦略において、二〇一〇年までにテレワークに従事する者の人口を就業者人口の二割とすることを目標としており、これに沿って政府一丸となって推進してまいる所...全文を見る
06月24日第171回国会 衆議院 内閣委員会 第15号
議事録を見る
○野田国務大臣 事故米穀不正規流通問題につきましては、まず現場の窓口機関から本省等への報告を徹底すること、そして司令塔機能の所在を明確にした上で関係府省庁の情報を一元的に集約することの重要性を認識したところでございます。  この問題につきましては、内閣府に、増原内閣府副大臣をヘ...全文を見る
○野田国務大臣 今農水省からの答弁がありましたとおりで、確かに最終的に国が責任をという話になるかもしれませんが、国というよりも、やはりそこで支払われる費用というのは国民の税金を使わざるを得なくなるわけで、それが果たして国民全体に理解をしてもらえるかどうかというのは極めて難しい問題...全文を見る
○野田国務大臣 そもそも、この事故米穀については投書があったそうです。しかしながら、その投書が生かされていない。そういう事故米穀が食用に流されているよという投書があったにもかかわらず、農林省内で隠ぺいされたかどうされたかわかりませんけれども、そういうことで事件が拡大したということ...全文を見る
○野田国務大臣 私も、昨年八月に科学技術政策の担当大臣をいただきまして、日本の科学技術のすばらしさというか、少資源国家にあってここまで日本が先進国として頑張ってこれたものの底力は、過去にもこの科学技術力であったし、現在もそうであるし、今後もそうでなければならない、そう実感をして、...全文を見る
○野田国務大臣 まさに今先生おっしゃったとおりでございまして、こういう人材を育てていくのは、そもそもちっちゃなころから、今理科離れが進んでいると言われている中、ややもすると、小学校で理科を教える先生が、そもそも理数が苦手で文系になった先生がその苦手な理科や算数を教えるというような...全文を見る
○野田国務大臣 御指摘のとおり、日本の自殺者数は十一年連続で三万人を超えております。大変痛ましいことだと受けとめているところです。  政府におきましては、御承知のように、自殺総合対策大綱及び自殺対策加速化プランを踏まえて、地方公共団体や民間団体とも連携して、失業とか倒産など社会...全文を見る
○野田国務大臣 そもそも自殺に対しての法律もできて今まだ日が浅く、大綱や加速化プランができたけれども、実際に動き始めて一年ちょっとぐらい。ですから、率直に申し上げれば、全国津々浦々までそういう加速化プランが徹底されているかというとそうではなく、今懸命に、まさに最前線である地方の皆...全文を見る
○野田国務大臣 先ほどの、大綱の話をいたしましたけれども、その中に今先生おっしゃったようなことを設定して、目標に掲げて取り組んでいるところです。
○野田国務大臣 先ほど北欧の話も出ましたけれども、北欧は中長期的な目標を立てて、目標をクリアされた。日本はようやくスタート地点なのかなと。これから中長期的な視野で一人でも多くの命を守っていくという中にあって、やはり肝心かなめは地方のそれぞれの取り組みなんですが、そもそも自殺を地方...全文を見る
○野田国務大臣 おっしゃるとおりで、自殺対策も万全ではありません。今試行錯誤、手探りの中で、多くの民間団体のいろいろなノウハウを情報収集しながら、全く情報のないところに橋渡しをしていくということ。  基本的にこの基金は都道府県ごとに造成しまして、そこの、それぞれの地域の特性に合...全文を見る
○野田国務大臣 大変すばらしい御意見だと思います。  総合的に取り組まなきゃならないことで、メンタル、そういう病気に関することもそうですし、社会的要因も、ただただ自殺対策ではなく、ちゃんと雇用があることとか、ちゃんと企業が経営できることとか、そういうことも含めてやはり全体的にそ...全文を見る
06月29日第171回国会 参議院 決算委員会 第10号
議事録を見る
○国務大臣(野田聖子君) 先生は以前から自殺対策、大変熱心に取り組んでおられていること、敬意を表するわけでありますけれども、決して私も笑い事で取り組んでいるわけではございません。  今のお話にありました、私自身も最初、公園整備に自殺対策のお金として項目挙がっていることについて同...全文を見る
○国務大臣(野田聖子君) ただいまの電子申請システムの利用促進及び継続可否の検討について、日本漢字能力検定協会及び日本農村情報システム協会の不適切な運営を踏まえた公益法人の指導監督についての審査措置要求決議につきましては、御趣旨を踏まえ、適切に対処してまいる所存であります。