野田毅
のだたけし
小選挙区(熊本県第二区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数16回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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06月13日 | 第114回国会 参議院 予算委員会 第12号 議事録を見る | ○国務大臣(野田毅君) 事実関係についてでありますので、事務当局から御説明いたさせます。 |
○国務大臣(野田毅君) どうも御支援ありがとうございます。 大蔵大臣もしっかりと聞いていただいておると思いますが、御指摘のとおり、何といいましても地域の活性化あるいは多極分散型の国土の形成という上におきましては、そういう高速交通網というものの形成がこれは不可欠でありまして、私...全文を見る | ||
06月14日 | 第114回国会 衆議院 建設委員会 第5号 議事録を見る | ○野田国務大臣 このたび建設大臣を仰せつかりました野田毅でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 御承知のとおり、建設行政は、住宅宅地の供給、道路、河川、下水道、公園の整備等いずれも国民生活に密着した極めて重要なものであります。したがって、国民の要望に的確にこたえつつ...全文を見る |
○野田国務大臣 昨年来発生いたしましたリクルート事件、これによりまして、国民の中に非常に大きな政治に対する不信感が蔓延をしたということはまことに残念なことであります。私ども、政治家の一員として、これを単に他人ごとではなくてみずからの問題として受けとめて、そしてみずから自身の襟をさ...全文を見る | ||
○野田国務大臣 ちょうどいい機会でありますので、申し上げたいと思います。 私自身に関することでありますので、いろいろ調べてまいりまして、ちょうど六十二年の夏でありますが、私の学生時代の友人との会合に、大変私は感謝しておりますが、その友人が私に対して政治活動を支援しようというこ...全文を見る | ||
○野田国務大臣 私が構造的と申し上げたのは、実はいわゆる政官財と俗によく言いますけれども、むしろ私が今申し上げたような構造的というのは、率直に言うと、今日の選挙制度の問題であったり、政治資金そのものの集め方あるいは使い方、いろいろな事柄に対してやはり我々自身制度としてやるべきこと...全文を見る | ||
○野田国務大臣 李下に冠を正さずということでもありますから、私自身長い間、今日までもう十七年政治活動をやっているわけでありますので、私の後援会の中に、調べてみれば、複数の小さなあるいはいろいろな形での建設省の所管業者になるものがあるいは入っておるかもしれません。全部調べ上げてとい...全文を見る | ||
○野田国務大臣 もう既に御案内と思いますが、私ども派閥離脱、こういうことになりまして、閣僚は派閥からの要請で動くことはしないということは申し合わせをいたしております。我々も党人でありますから、党の要請に基づいて、党の一員としての政治活動ということは、これはお認めいただかないと、我...全文を見る | ||
○野田国務大臣 実ば五月に建設業者団体に対するヒアリングを建設省として実施をしたわけでありますけれども、その結果から見ますと、建設業界における消費税の転嫁は、現時点ではおおむね順調に行われておるものと、このように認識をいたしております。 ただ、我々がこの消費税を立案するときに...全文を見る | ||
○野田国務大臣 それが六になり七になるというのは、率直に言ってちょっとまだ合点がいきにくい部分があるのですが、確かに流通が、だんだん累積されていくということになれば大変なことでありますから、そういう意味で今回の消費税では控除方式を採用して、とにかく累積を排除しなければいけないとい...全文を見る | ||
○野田国務大臣 これは最近だけでなくて、戦後一貫して日本の政治、行政の重点課題が住宅対策であるということはもう御案内のとおりであります。そういった中で何とか四十代では少なくともマイホームが持てる、この夢を何とか実現していかなければならぬ、こういうことで今日まで鋭意いろいろな方々が...全文を見る | ||
○野田国務大臣 率直に言って、十分な状況ではない、こういうことだと思います。 | ||
○野田国務大臣 これはなかなか、どういう表現が適切なのか即断しかねますけれども、少なくとも欧米に比べて、今日まで予算、税制の面において国が支援する割合というのはかなり低水準にあったということは認めなければならぬと思います。最近、皆さんの御尽力、御協力を得まして、・かなりヨーロッパ...全文を見る | ||
○野田国務大臣 率直に言って、一生働いても家が持てないという人が多くなっていくということになれば、当然社会的にも不安定な要素になるでしょうし、あるいはまた最近の地価の高騰がいわゆるニュープア、ニューリッチ論ということに見られますように、土地の値上がりを一つの基軸にして非常に階層分...全文を見る | ||
○野田国務大臣 できれば安ければ安い方がいいわけであります。今御指摘のとおり場所によっては八倍になったり、現在の予測値といいますか、これから家を持ちたいという方々が大体考えておられるその数値、年収と、それから自己資金あるいは借入金、いろいろなことを総合したところでは大体六、七倍く...全文を見る | ||
○野田国務大臣 おっしゃるとおりでありまして、そういう趣旨を実現するために、先ほど申し上げましたけれども、宅地と鉄道と一体的に開発して宅地供給をふやしていかなければいけない、あるいはまた、大都市部においてもこれから道路等の一体的な利用を図っていく、こういうような道路法の改正、いろ...全文を見る | ||
○野田国務大臣 日本の財政的支援の水準がヨーロッパと肩を並べるほどまでいったといううぬぼれは持っておりません。まだまだ不十分なところがある、大変離れていたのが若干差が縮まった、この程度かなと思っておりますが、さらにいろいろな形で住宅に対する国からの支援措置というものを研究していか...全文を見る | ||
○野田国務大臣 私からお答えをするのが適当かどうかよくわかりませんが、かつて、特に国有地の処分の仕方についていろいろな考え方の歴史があったことは御案内のとおりであります。終戦直後はやはり日本の経済復興ということが最優先である、こういったところから基幹産業に傾斜的に払い下げがなされ...全文を見る | ||
○野田国務大臣 住宅問題に対する小野委員の大変な熱意、私も心から敬意を表します。 国公有地の処分について、我々気持ちは通ずるところ、十分にあるわけであります。ただ、この国有地というものがどういう分布状況にあるか、やはり非常に限定されたその土地の周辺の環境、いろいろなことを念頭...全文を見る | ||
○野田国務大臣 大変大所高所からの御議論、傾聴させていただきました。 確かにこういった土地住宅政策というものは非常に長期的な視点を必要とする大事なことだと思います。ただ、率直に申し上げて、既に自分なりの住宅なり宅地をもう持っているという人から見れば、新たな住宅取得の欲求の度合...全文を見る | ||
○野田国務大臣 御指摘のとおり、確かに本年度の予算編成では国費の伸びは対前年度二%増でありまして不十分という印象が非常に強いところでありますけれども、事業費で見ますと、今お話がありましたとおり、財投資金の活用あるいはNTT株の売却収入の活用、これらの工夫を講ずることによりまして、...全文を見る | ||
○野田国務大臣 御激励ありがとうございます。やりたいことは山ほどあると思いますし、また四全総をつぶさにもう一度みずから点検をしてチェックしなければならぬと思っております。 最初に、今御指摘の中で、そういった高速交通ネットワークの形成について、私どもとしては特に高速道路網の整備...全文を見る | ||
○野田国務大臣 今、道路局長が申し上げたとおり、さまざまな要素ということを勘案して、平均八・九というアップ率になった、こういうことだと思っております。消費税そのことだけの云々ではない、これはもう御案内のとおりであります。 | ||
○野田国務大臣 首都高速道路における渋滞ぶりについては、私も大野委員同様にいらいらしながら巻き込まれた被害者感覚を持った一人でありまして、痛いほど承知をいたしております。 | ||
○野田国務大臣 御案内のとおり今回の料金改定は、既にお話がありました車種区分の変更の問題あるいは今後予想されます全国的な高規格幹線道路、なかんずく高速道路の建設をどのように進めていくか、そういった角度から検討が既になされてまいったものでありまして、そこへ加えまして四月一日から導入...全文を見る | ||
○野田国務大臣 確かに仰せのとおり道路利用者の負担増に対する懸念といいますか大きなものがあると思っております。道路の整備のための財源をどのように工面するかということでもありますが、他方で、日本の場合、御指摘のとおり欧米に比べて道路整備への国家的投資のスタートが大変おくれておったと...全文を見る | ||
○野田国務大臣 これはなかなか切実な問題だと率直に思いますね。ただ先ほど来、都市局長初め関係の方から答弁しておりますけれども、連続立体化の事業そのものはやはりその地域の関係者が主体的につくっていかなければならぬ計画、そういう点で東京都なりJRの方でそうした計画をきちんとつくってい...全文を見る | ||
○野田国務大臣 越智大臣の後、小此木大臣になりまして、その後私になったのですけれども、今御指摘の事柄は本当に我々大事にしなければならぬ部分だと思っております。これはいきなり税制という仕組みができるのかどうか、恐らく保全緑地なり何か、そういう行為規制なりそういったものがまずあって、...全文を見る | ||
○野田国務大臣 現在、特に大都市圏においてサラリーマンからする持ち家の取得というものが非常に困難になりつつあるということはまことに憂うべき事柄であると思いますし、ただいま大野委員御指摘のとおりの認識をいたしております。今日まで建設省も五カ年計画に基づきそれぞれ所要の整備を進めてき...全文を見る | ||
○野田国務大臣 御激励を賜りまして本当にありがとうございます。 容積率の問題については、今住宅局長からお答え申し上げたとおりでありますが、住宅宅地審議会初め関係審議会にも今御検討をお願いしておりまして、この夏にでも報告が出てこようかと思いますが、特に都市地域における土地の高度...全文を見る | ||
○野田国務大臣 御案内のとおり、社会資本の整備を長期目標に向けて着実に進めていくということは極めて大事なことでありますし、建設省所管の道路、河川、公園、下水道、住宅、どれをとりましてもいずれも国民の生活に極めて密着した事柄であります。また、これらの整備をやっていくことが内需主導型...全文を見る | ||
○野田国務大臣 国道昇格の問題については、ただいま道路局長から申し上げましたような手順を踏みながら検討していかなければならないことだと思っております。 一方、道路整備の財源、これは幅広く社会資本整備、公共事業の財源問題としての建設国債の考え方でありますが、基本的には、いわゆる...全文を見る | ||
○野田国務大臣 平成七年ですか開催予定の福島国体に関連する整備でありますけれども、必要な道路などにつきましては、当然のことながら県の意向を踏まえ、そして施設計画との整合性を図りながら鋭意整備してまいりたい、そして間に合わせたいと思っております。 | ||
○野田国務大臣 地元の住民としてのニーズといいますか御要望というのは切実なものがあると承っておりました。 事柄については、先ほど局長から申し上げましたように、一応制度の枠組みとして相鉄側と特に横浜市が今御相談をされておる、こういう状況であります。したがって、その相談の結果どう...全文を見る | ||
○野田国務大臣 御指摘のとおり、一方では平均的なサラリーマンにとっても持ち家住宅というのが夢ではないようにしなくちゃならぬ、この施策も進めてまいらなければなりませんが、同時にあわせて、御指摘のとおり住宅に困窮する低額の所得者だとかあるいは都市の勤労者、こういった方方の賃貸住宅、こ...全文を見る | ||
○野田国務大臣 奈良というのは我々日本人全体にとっての大事な古都でありますし、その景観を守っていくということは大変大事なことだ、これは私どももそのように思います。 ただ、いわゆる規制緩和ということについては、これは全国的なレベルの問題であろうと思いますが、一方でやはり都心とし...全文を見る | ||
○野田国務大臣 今御指摘になりました地元の自治体の意思を最大限にまず尊重すべきである、同時に、その自治体の意思決定に際しては地元の住民の意思が十分反映されるようなことがまた大事である、そしてまた決定するに当たっては、そういう景観なり、古都という特性なり、いろいろな角度から配慮され...全文を見る | ||
○野田国務大臣 今大体お答え申し上げたとおり、やはり基本的にはそういう実勢価格が反映されるのが望ましいというのは常識的な考え方だと思います。 ただ、現実に今答弁しましたように、どうしても単年度単年度の予算というその枠の中でやっている、それから実勢価格をどうやって把握するかとい...全文を見る | ||
○野田国務大臣 その辺いろいろ、どういうふうに実態に合わせるか、かなり技術的な問題があると思うのですよ、先ほど来やりとりを伺っていまして。そういう点でさらによい知恵があれば教えていただきたいが、当面、今日まで長年の間慣例化しておる一つの手法にのっとってやっておるわけでありますが、...全文を見る | ||
○野田国務大臣 ちょっと御質問の趣旨が判然としなかったのですが、どのように扱われているかというのは要するにちゃんと転嫁されておるかどうか、こういう御趣旨であるとすれば、マクロから言えばおおむね順調に転嫁をされておる。マクロから言えばですね。この点は朝もどなたかに御答弁申し上げたわ...全文を見る | ||
○野田国務大臣 御主張はよく承りましたが、今さら申し上げるまでもないと思いますが、基本的に税の転嫁もさることながら、先ほど来いろいろ御論議がありました、いろいろな建築資材の値上がりの問題もあったり、あるいは人件費の値上がりの問題があったり、そういった中で特に相対でそういう請負代金...全文を見る | ||
○野田国務大臣 ただいま議題となりました大都市地域における宅地開発及び鉄道整備の一体的推進に関する特別措置法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。 首都圏等の大都市地域における土地対策につきましては、政府において、昨年六月に総合土地対策要綱を閣議決定し、各...全文を見る | ||
06月15日 | 第114回国会 衆議院 建設委員会 第6号 議事録を見る | ○野田国務大臣 木間委員御指摘のとおり、まさに最近の大都市における住宅取得という問題につきましては、一般的な中堅サラリーマンにとってはまさにもう高ねの花というような状況になってきた。これは大変ゆゆしい問題でありまして、そのこと自体、非常に生活に対するゆとりというか充実感というもの...全文を見る |
○野田国務大臣 先ほど来の御論議を聞いておりまして、竹内委員の御懸念まことにもっともだと思います。同時にまた、自治省から、地方財政に対する責任ある役所として、具体的にこれからその一鉄道事業がどのような形で出資割合が構成され、そして運営がどういうふうになっていくのか、そしてまた地方...全文を見る | ||
○野田国務大臣 まさに御指摘のとおり、駅関連地域というのは非常に大事な拠点となる場所でございまして、そのために、この法案におきましても特に重点地域ということで位置づけておるわけであります。この地域の開発に当たりましては、そういう一般のいろいろな形で、いわゆる御指摘のような困った事...全文を見る | ||
○野田国務大臣 今住宅局長からも御答弁申し上げましたように、まだまだ半数以上の大勢の大都市圏に住む方々が持ち家取得への夢を持っておられるわけであります。やはり政治にとって大事なことは、国民の夢をいかに実現していくかということが一番大事な政治課題だと思います。そういう点で、これから...全文を見る | ||
○野田国務大臣 本当に頭の痛い問題でありまして、いろいろなプロジェクトが計画をされる、そうすると、どうしてもいろいろな思惑から不心得と言っていいのでしょうか、今の自由主義経済のもとでの取引としてはやむを得ないのかもしれませんが、そういった行動が先に走っていく、そして結果としてプロ...全文を見る | ||
○野田国務大臣 御指摘のとおり、何とか住宅取得に対する国民の夢を現実のものとするために非常に大事な今回の計画でございます。国も地方団体、関係者と一緒に総力を挙げてこの成功のために頑張っていきたいと思います。よろしくお願いをいたします。 | ||
○野田国務大臣 今、日米間で非常に市場開放問題、いわゆる貿易摩擦問題が懸案の問題として浮上してきておるわけであります。これはもう今始まったことではなくて、かなり前から御案内のとおり次々といろいろな事柄がテーマになって俎上にのせられてきておるわけです。 私自身も今日までいろいろ...全文を見る | ||
○野田国務大臣 当然事業を進捗していく上でどうしても国土庁と相談をしてその規制区域という問題について必要であるという判断に立てば、その時点においてそういうことになろうかと思います。 | ||
○野田国務大臣 大都市地域における宅地開発及び鉄道整備の一体的推進に関する特別措置法案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま全会一致をもって議決されましたことを深く感謝申し上げます。 審議中における委員各位の御高見につきましては、今後その趣旨を...全文を見る | ||
06月16日 | 第114回国会 参議院 建設委員会 第3号 議事録を見る | ○国務大臣(野田毅君) このたび建設大臣を仰せつかりました野田毅でございます。 委員長初め委員各位の御理解、御協力どうぞよろしくお願いを申し上げる次第であります。 それでは、建設行政の基本方針及び当面の諸施策について、私の所信を申し述べます。 最近の我が国経済の課題は...全文を見る |
○国務大臣(野田毅君) ただいま議題となりました道路法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。 市街地における幹線道路の整備につきましては、近年、代替地の取得難等により、道路用地の取得が困難な地域が生じてきておりますが、事業の緊要性にか...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) 御指摘のとおり、第二東名・名神高速道路につきましては、多極分散型国土形成のための根幹となる重要な路線でありまして、現在の東名、名神高速道路の混雑状況から見ましても、現在の東名、名神と一体となって機能する、そういう道路として緊急に整備する必要があると考えてお...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) 御指摘のとおり、都市防災の上でオープンスペースというのは非常に大事なものでありまして、そういう意味で、道路が貴重なオープンスペースの役割を果たしておるということは我々も十分認識をしておるところであります。したがって、今回この制度も、これはやはり土地の利用、...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) 交通事故の防止、交通安全対策の充実、交通安全の確保ということは非常に大事な課題でありまして、まことに御指摘のとおりだと思います。今度宇野内閣になりまして、改革前進内閣と銘打ってさまざまな施策をやっていくわけでありますが、そういう中で関係省庁さらに一層緊密な...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) 私も技術的なことはよくわかりませんが、最近の目覚ましいいろんな技術の進歩ということを考えますと、今御指摘のような角度からさらに研究を重ねていかなければならない課題だと思います。いずれにしても、交通事故をいかに少なくしていくかということ、これはもう各省庁の枠...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) ただいまのやりとり、非常に深刻な問題であるということを改めて認識いたしました。 さまざまな御指摘ございました。また技術的な側面、私どもまださらに勉強したいと思いますが、もう少しその点を実情を十分掌握した上で検討いたしたいと思っております。 | ||
○国務大臣(野田毅君) まさにおっしゃいますとおり、非常に環境面あるいは防災面、いろんな角度から考えまして、その点に十分な配慮をしていかなければならない、これはもう御指摘のとおりだと思います。特に防災という側面で道路の持つオープンスペースという役割というのは非常に大事であります。...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) 確かに地価高騰ということが背景としてはあろうかとは思いますけれども、既にもう御案内のとおり、今回の提案は、少なくともこの大都市地域における大変な交通渋滞、これが容認しがたい程度にまで達しておる。そういった中で、特に通過交通というものをどのようにさばいていく...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) まさに御指摘のとおり、地価問題というのは単に公共用地の取得を困難にしておるという側面だけでなくて、特に宅地が非常に上昇してきた、このことがいわば平均的な勤労者にとって住宅取得の夢を非常に遠ざけてしまっている、このこと自体が残念ながら我々国民生活の中に何か潤...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) これはさまざまな角度から対処しなければならぬだろうと思います。 今御指摘のとおり、通勤距離を短くして、そこで住宅地を供給していく、これはまさに先ほど申し上げました宅地開発と鉄道整備と一体的に整備していこう、これによって約十五万戸ぐらいの宅地を供給してい...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) 御激励をいただいたことだと思って感謝をいたしておりますが、公的賃貸住宅というものの必要性についてはまさに御指摘 のとおりだと思います。他方で、現在そういう賃貸住宅に住んでいる人あるいは狭い持ち家にいる人たち、こういう方々がもう少しゆとりのあるマイホームを...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) 公営住宅等を含めた公共的な賃貸住宅の必要性については、確かに御指摘のとおり我々も非常にこれを重視しております。御案内のとおり、住宅五カ年計画に基づいて所要の予算措置を今一生懸命講じておるところであります。これから、来年度あるいはその次の予算編成に向けても、...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) 私も日程を検討しながら、できるだけ今の御趣旨のとおりに名古屋の方にも足を運ばせて視察をさせていただきたい。検討をこれからいたしたいと思います。 | ||
○国務大臣(野田毅君) その点は、基本的に道路が果たすオープンスペースの機能ということは、これはもう当然のことながらその基本は堅持をされておるわけでありまして、どうしても道路と建築物と一体的に整備をするという限定された地域についてのみやるわけでありますから、道路についての御指摘の...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) 今後、これは将来どういうことになるのか、何十年になるのかどうかわかりませんけれども、現在の道路行政というのは、局長から御説明申し上げましたとおり、既存の道路についての立体化については現在の一つの法制上の枠の中でやっていくんだと。それから今回の新しい手法とい...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) 私の地元は熊本で、田舎でありますので、完全に独立採算で路線ごとにやっちゃうと、九州なんかもう全然道路ができないという話になるものですから、国全体にそういう高規格幹線道路をつくっていこう、高速道路をつくっていこうという場合には、やっぱりみんなでそういうような...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) これは、東京一極集中型ということが大都市における大変な地価高騰の遠因でもあるわけでありますし、あるいはまた、それによって非常に国民の、特に大都市地域における住宅取得の夢を遠ざけておる大きな原因でもあるわけですから、そういう角度からも多極分散型の国土の形成と...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) 道路法等の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま議決されましたことを深く感謝申し上げます。 審議中における委員各位の御高見につきましては、今後その趣旨を生かすよう努めてまいる所存でございます。 こ...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) ただいま議題となりました民間都市開発の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。 立ちおくれた社会資本の整備を着実に推進するとともに、内需主導型経済成長の定着とふるさと創生・地域の活性化を図るた...全文を見る | ||
06月20日 | 第114回国会 参議院 建設委員会 第4号 議事録を見る | ○国務大臣(野田毅君) 今大蔵省からお答え申し上げておりますとおり、基本的には、NTTの株価の形成というのが、先ほど来話がありましたように、そういういろいろな市場の情勢であったり、あるいはNTTという会社に対する人気度あるいは将来性、経営が今後どのようになっていくだろうか、そうい...全文を見る |
○国務大臣(野田毅君) これは、どの役所がどうということじゃなくて、先ほど申し上げましたとおり、主体的には、一応民営化された株式会社ということでありますから、その経営の責任ということは経営陣がしっかりと肝に銘じてやってもらわなきゃなりませんが、また同時に、これは単に大蔵、建設とい...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) 先ほど申し上げましたように、基本的、主体的にはもちろんその経営陣の方々が肝に銘じてやってもらわなきゃなりませんが、あわせて国の政策全体の枠組みの中で、NTTがそういう経営努力を積み重ねていくということが、その成果が上がるような枠組みを全体の政策の中でやって...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) 今大蔵省からも御答弁申し上げておりましたけれども、今年度中の株式の売り払いについて今慎重に御検討いただいておるわけでありまして、その上で来年度以降の予算編成をどうしていくかということでありますが、我我は第一の前提は、本年度の予算でお認めをいただきました株式...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) 一つは、今回のNTTの売い払い収入を財源とした無利子貸し付けというこの枠組みについては、先ほど大蔵省からもいろいろ御答弁ありましたように、少なくともこのNTTの売り払い収入を財源としてやっていく部分、あるいはその後においても、その他いろんな角度からこの枠組...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) いろんな社会資本、特に公共施設の整備につきましては、基本的には国とか地方公共団体、そういう公的主体がその必要に応じて計画的に整備をしていかなければいけないと思います。しかし現実問題、ざっくばらんに言えば、じゃその財源をどうやって調達するかということについて...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) これはもう既に御案内のとおり、公共事業予算の各事業別の配分というのは、それぞれの社会資本の整備の状況あるいは国民のニーズ、いろんなことを総合勘案しながら、そういったそれぞれの道路なり河川なり住宅なりあるいは下水道、公園というものに配分がなされておるというこ...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) 基本的にはもう既に幾度か申し上げておりますけれども、現在の我が国におけるさまざまな社会資本、道路、河川あるいは公園、下水道、住宅を含めまだまだ残念ながら十分な状況にはない。したがって、それらを計画的に、しかもできるだけ早期に推進していかなければいけないわけ...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) 民間都市開発の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま議決されましたことを深く感謝申し上げます。 審議中における委員各位の御高見につきましては、今後その趣旨を生かすよう努めてまい...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) 仰せのとおり、今特に大都市圏において住宅宅地の取得ということが非常に困難な情勢になってきた。このことがいろんな意味で国民に不満をもたらす大きな要因にもなっておるわけでありまして、そういった角度から私どもは、政治の最重要課題の一つとして、そういった住宅宅地の...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) 御指摘の構想は、小此木前大臣が指示をされまして、建設省において関係局が検討いたしておるわけでございまして、現在検討中でありますが、極力この構想の趣旨を生かして推進してまいりたいと考えております。 現在、この問題をも含めて、御案内のとおり、もう既に住宅宅...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) ただいま青木委員おっしゃいましたとおり、そういう夢を何とかして実現していかなきゃいかぬ。ただ、これをどうやって具体化していくかということ、これが我々の仕事でありますから、真剣に対処していきたいと考えております。 | ||
○国務大臣(野田毅君) 仰せのとおり、地価対策というものに対して快刀乱麻を絶つがごとき、そういう一刀両断の対策というのはなかなかないかと思います。いろんな形の施策を組み合わせながらやっていかなきゃならない。今御指摘のありました土地に対する金融機関の融資のあり方、これもやはり厳しく...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) 一般論としては、保有課税を厳しくして譲渡課税を易しくするといいますか、緩和するということをすれば、大体需給関係からいえば供給が促進されるであろう、これは一つの基本的に考えられる事柄だと思います。しかし他方で、税制面、譲渡所得課税をどのようにするかということ...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) 私自身も大体基本的には同じような認識だと思っております。そういう意味で、低利用とかそういった土地をさらに高度利用に供してもらうための保有課税の強化とか、いろんな角度からの知恵が出せるのではないかと思っております。 現在、建設省の関係審議会で、宅地供給の...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) 大変中野委員の今の敬服をいたしました。私も、歴代の建設大臣の所信の中でどういうふうに書いてあったかちょっと自分でも確認をしておりませんでしたので、御教示ありがとうございます。 ただ、基本的に、あるいは言葉の上で持ち家という言葉が強調されておらなかったか...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) 御指摘の視点も一つの考え方だと思いますが、大都市地域においても我々持ち家取得を促進をしたい、やはりこの政策努力を怠るわけにはまいりませんし、地方においても低所得層に対する公営住宅に対するニーズもあるわけでありますから、実情に応じて進めていかなければならない...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) そう税制通というほどではありませんが、土地については、課税の仕組みとしては、取得、保有、譲渡、それぞれの局面において考えていかなければならないということと、それから税制だけでうまくいくというものでもないので、税制に先立つ、例えばどういう角度から有効利用を進...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) 実情を我々の方もさらに分析し研究して、検討をいたしてまいりたいと思います。 | ||
○国務大臣(野田毅君) できることならばそういう住宅取得の夢を早期にかなえてあげなければいけない、これはもう政治家として当然のことだと思っております。しかし現実に、既に先ほど来いろいろな角度から御議論をいただいておりますが、基本的には宅地をどのように低廉な価格で供給できるか、これ...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) なかなかこれは答え方が難しいと思うんですけれども、それは先ほど来申し上げておりますとおりなかなか一刀両断に対策が、これというものが出てこないと思います。 したがって、短期対策、中期対策、長期対策、いろんな角度からそういった平均的な中堅勤労者の住宅取得に...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) これだけという単純なものはなかなかないと思うんですが、率直に言ってあれもこれもやりたいわけでありますが、そのうちでどれができるのか、そういった中で一歩でも二歩でも前進させたいと思っております。 まあいろいろありますが、ことしの暮れに向けて、先ほども申し...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) ただいま議題となりました大都市地域における宅地開発及び鉄道整備の一体的推進に関する特別措置法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。 首都圏等の大都市地域における土地対策につきましては、政府において、昨年六月に総合土地対策要綱を閣議決...全文を見る | ||
06月21日 | 第114回国会 衆議院 建設委員会 第7号 議事録を見る | ○野田国務大臣 先ほど来、いろいろ大事な御議論をちょうだいいたしました。今度の法案は、先ほど来お話がございましたように、少なくとも道路と建築物とを一体的に整備しよう、こういうことでかなり限定された適用が考えられておりますし、また実際にやる場合にも地区計画あるいはそういう具体的な側...全文を見る |
○野田国務大臣 今お話しございましたように、特に新たな道路をつくっていきます場合にいろいろな利害関係が錯綜する、そのことによって非常に大事な幹線道路の整備がおくれたり、特に東京圏におきます。あるいは大阪圏におきます。そういった交通渋滞をいかに早く解決していくか、こういった意味でも...全文を見る | ||
○野田国務大臣 ただいま局長から申し上げましたとおりであります。これは建設省としても真剣に取り組んでいかなければならぬ問題だと考えております。 | ||
○野田国務大臣 御指摘のとおり、現在のモータリゼーションの状況と道路整備の状況がうまくかみ合っていない、なかなか道路整備が十分に進んでいないということが今日の大変な渋滞の原因だと思っております。したがって、これらに対処するためには、もう既に御案内のとおり、環状道路あるいはバイパス...全文を見る | ||
○野田国務大臣 この法律を弾力的にどこまでいけるかはまだ検討課題だと思いますが、当面新たな道路をつくるあるいは改築をしていくということに絞ってやっていかなければならぬだろうと思っております。 ただ、西村委員御指摘のとおり、道路といえどもその土地の有効利用、いろいろなことに活用...全文を見る | ||
○野田国務大臣 このプロジェクトは大阪のみならず関西地区にとっても非常に大事なプロジェクトであります。この計画の具体的な進捗に応じて、私どももできるだけ好意的な配慮を加えていかなければいけないと思っております。具体的な計画が進んでいく過程においていろんな問題点が出てこようかと思い...全文を見る | ||
○野田国務大臣 特に市街地における道路は、単に通行の場というだけではありませんで、非常時における避難路あるいは消防活動、こういった上でも大事な役割を果たしておるわけでありますし、また一方、日照とかあるいは採光、通風の確保、こういった重要な機能を有しておるということは御指摘のとおり...全文を見る | ||
○野田国務大臣 道路法等の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま議決されましたことを深く感謝申し上げます。 今後、審議中における委員各位の御高見や、ただいま議決になりました附帯決議の趣旨を十分に尊重してまいる所存でございます...全文を見る | ||
06月21日 | 第114回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第4号 議事録を見る | ○野田国務大臣 このたび建設大臣を拝命いたしました野田毅でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 既に御承知のとおり、昨年は政府挙げての懸命の努力にもかかわらず、交通事故死者数が十三年ぶりに一万人を突破し、本年におきましてもそれを上回るペースで推移しておりますことは、...全文を見る |
06月22日 | 第114回国会 参議院 建設委員会 第5号 議事録を見る | ○国務大臣(野田毅君) おおむねその御指摘は妥当だと思います。そういう角度からも、今国会御提案申し上げております土地基本法の一つの理念の中に、そういった開発利益の社会還元という問題を一つの柱として掲げてあるわけであります。 ただ、現実にそれをどのように具体化していくかというこ...全文を見る |
○国務大臣(野田毅君) まさに今のままで放置しておきますと、話ばかりがありまして現実には事柄が前に進んでいかない、こういうことであっては甚だ残念なことでありますから、今回この法律を成立させていただきまして、これに基づいて、新たな手法を取り入れながら、積極的に国も全力を挙げてこの問...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) 中曽根元総理の進められた民活方式についていろんな批判があることは承知をしておりますが、基本的な発想として、やはり日本における社会資本の整備のテンポというものがまだまだ十分な水準には達していないましたがってそういうものをしっかりやっていかなければいけない、そ...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) 土地問題に対する直接の担当大臣は国土庁長官でありますので、私がその政府の公式的な立場を今ここで代表して申し上げるという立場ではないわけでありますが、せっかくの御質問でありますから、若干今お話のありました事柄について私なりの受けとめ方を申し上げてみたいと思う...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) 実情は今局長が申し上げたとおりであります。 ただ、基本精神は、先ほど来おっしゃっておりますように、我々住宅政策を進める上で、一つは、何とか庶民にも中堅所得者にも手の届くような住宅宅地を供給しなければいけない。やはりこの基本精神を忘れてはいけない。それと...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) 基本認識は全く同じでありますので、その趣旨を十分念頭に置いてこれからも努力をしてまいりたいと思います。 | ||
○国務大臣(野田毅君) 御指摘のとおり、次年度の税制改革の中では土地税制、住宅税制について基本的な見直しを政府としてもやりたいと考えておるわけでありまして、私どもの方からも関係省に対してはその旨を今御相談申し上げておるわけであります。 そういった中で、具体的に何をどのように改...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) 今さまざまな角度からの御指摘をいただいたのでありますが、その前に、今回のこれも民活導入方式をどんどん広げるんじゃないかというお話があったんですが、むしろ、今までの鉄道事業を民間で独自でやっていくとか、あるいは宅地開発が民間で自由に行われていくとかいうような...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) 御指摘のとおり、最近におきます大都市地域の大変な地価の高騰という状況は、国民の住宅取得の夢を遠のかせておるわけでありまして、国民生活の上でも極めて重大な問題になっておるわけであります。建設省といたしましても、本法案の成立を受けまして、大都市地域における宅地...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) 市街化区域内の農地の宅地並み課税の問題は、現状でいいとは思っておりません。先ほど来いろいろ保有課税の問題について私なりに申し上げておりますことの一つの部面は、そういう部分も含んでおるということで御理解をいただきたいと思います。 | ||
○国務大臣(野田毅君) 地価の高騰による資産格差の拡大という問題、この点は、御指摘のとおり、特に土地を持たざる者方々から見れば本当にふんまんやる方ない部分だと思いますし、これは本当に政治課題としても非常に大きな課題であります。 そういった角度から、今回御案内のとおり土地基本法...全文を見る | ||
○国務大臣(野田毅君) ただいまの修正案については、政府としては反対であります。 | ||
○国務大臣(野田毅君) 大都市地域における宅地開発及び鉄道整備の一体的推進に関する特別措置法案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま全会一致をもって議決されましたことを深く感謝申し上げます。 審議中における委員各位の御高見につきましては、今後そ...全文を見る |