野田毅

のだたけし

小選挙区(熊本県第二区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数16回

野田毅の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月30日第136回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○野田(毅)委員 質問に入ります前に、ひとつ委員長、大変恐縮ですが、パネル、後ほど持ってまいりますが、あらかじめ使用をお認めを願いたいと思います。二枚ございます。
○野田(毅)委員 今、米沢幹事長が申しましたけれども、ともかく今回の住専の六千八百億円、このいわば住専から借りた人たち、その人たちが踏み倒したその借金の穴埋めに国民の血税を投入するという、その六千八百という数字がなぜ八千でないのか、なぜ五千でないのか、なぜ三千でないのか。その積算...全文を見る
○野田(毅)委員 僕も個人的に言えば非常にしんどいですよ、こういう質問をしなければならぬというのはね。大変苦しい答弁を西村局長はしておられると思います。  だけれども、それが今私が言いましたように、なぜその一兆七千でなきゃならぬのか。二兆円でなぜないのか。それは一体だれが、本当...全文を見る
○野田(毅)委員 それは、六千八百については政府、財政当局の責任において決めるのは当たり前なんですよ。それは人の責任で、そんなことで決められるわけがありません。当然です。  問題は……(久保国務大臣「聞かれたから」と呼ぶ)いや、私が聞いているのは六千八百じゃないんだ。一兆七千と...全文を見る
○野田(毅)委員 平行線ですね、これはだれが聞いても、本当に。  これが根拠になって、例えば農林系統、五千三百という贈与がある。この五千三百という、なぜ五千三百なんだろう。実はこれが決まったのがたしか昨年の十二月の十九日でしたかね。で、その前日に、時の武村大蔵大臣と野呂田農林大...全文を見る
○野田(毅)委員 いや、これはいろいろ、そのころ毎日のように新聞でも報道されていますから、我々みんな国民も知っていますよ、どういう経緯かということを。今ここでいろいろおっしゃってもそれはだめです。  それで、僕は素直におっしゃるといいと思うのです。そういう点では村山さんは意外と...全文を見る
○野田(毅)委員 私は、橋本総理のお考えはお考えとして理解をしています、その趣旨は。ただ、村山前総理がおっしゃっていることと違いますよと。同じだとはとても思えない。だから、さっきそのことをも含めて、我が党の草川委員に対する昨年の臨時国会における責任究明に関する発言もあれば、今私が...全文を見る
○野田(毅)委員 時間が限られていますのでね。  実際、大変僭越な話ですが、その当時大蔵大臣でありませんでしたので、そういう細かい経緯は今すぐに正確にというお話でないのかもしれない。それで銀行局長の話が出たと思います。  しかし、大事なことは……(発言する者あり)ちょっと今や...全文を見る
○野田(毅)委員 本当に今御苦労されているのはよくわかるけれども、大蔵大臣、お聞きになったでしょう、まだ文書は来ていないんです。そして、まだ決定していないんですね、民間が、これだけ出すということは。それを前提にしてさっきのこの数字が決まってきているんでしょう。これは押せ押せで、こ...全文を見る
○野田(毅)委員 それは、されるという、期待はそうでしょうね。そういう期待をしておられる。しかし、本当にそのとおり決定していないんですから、先方が。肝心の民間側が決定していないんですよ。これから一生懸命努力をしようというんです。しかも、そこへ来るまでに民間がどれだけみんなのたうち...全文を見る
○野田(毅)委員 私たち、先送りしろなんてだれも言っていないんです。つまり、やり方を変えろと言っているんです。今処理しなければならぬのは当然なんです。まさに今やるなら、ばんそうこうを張るやり方じゃなくて、何か痛みどめの注射をするようなことじゃなくて、よく救急車の、この前、日経の公...全文を見る
○野田(毅)委員 実は、順序が逆なんですね。本当は先にそういったことを提案をされて、ある程度事柄が進んで、責任も明確になって、それからさてどうするかという、税金を使うことの是非の論議に入るわけです。ところが、残念ながらそれが逆になっちゃった。  それは、さっき話があったが、村山...全文を見る
○野田(毅)委員 そのことも承知しています。記者会見でそうおっしゃった。だけれども、議長総括というドキュメントには入っていない、事実は。それだけ申し上げておきます。それは枝葉のことです。  この問題本当に我々も、日本の金融秩序がどうなってもいいなどというのはとんでもない。私たち...全文を見る
○野田(毅)委員 問題認識、意気込み、それはよくわかります。  ただ、先ほど来いろいろな話があるのだけれども、やはり予算計上が早過ぎるのですね。そういうやるべきことを先に提案をし、やるべきことをやって、そして後でその財政資金の投入の是非の検討に入って十分なんですよ、これは。です...全文を見る
○野田(毅)委員 半分だけわかります。  しかし、つまり、平成五年のその入れかえといいますか、まあごまかしと言うと言葉が悪いんでしょうけれども、その中で、住総という会社が動かしたわけですね、分類を。だから、結局、動かした結果に基づいた処理になっている。したがって、恐らく可能性と...全文を見る
○野田(毅)委員 結局、今回の税金の投入、このスキームによって、先ほど来言っていますが、どういうことになるんだろうと、とどのつまり。どういうことが残るんだろうかと、それだけの大量のお金を使って。  さっき言いましたが、歳出でも、今六千八百億、それからさらに六千億が予定されている...全文を見る
○野田(毅)委員 まだまだいろいろお伺いしたいことがたくさん残っております。  それで、最後に少し資料要求をしたいと思います。それは、きょう触れられなかったのですが、特に総量規制のころ、それから三年前の両局長の覚書が交わされました。私から言わせれば、実は総量規制を諸悪の根源のよ...全文を見る
04月01日第136回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○野田(毅)委員 ほぼ一カ月ぶりに本予算の審議を再開するわけであります。この間、いろいろな経緯はありましたけれども、率直に言って、一カ月間国会が空転をしたということについて私どもも反省しなければならぬと思います。しかし、同時に、政府・与党の方においてもやはり真摯に反省をしてもらわ...全文を見る
○野田(毅)委員 臼井さんも大変なときに防衛庁長官になられたと同情をしております。  今いろいろ、大変言葉を選びながら御説明がございました。よくわかっています。つまり結論からいえば、国が適法な使用ができるように、現在、一つは総理が代理署名をされて正式の使用権を獲得をするというこ...全文を見る
○野田(毅)委員 そのときの処理等については、あす、私どもの石井委員から詳しくいろいろ議論をさせていただきたいと思っています。  問題は、私は本当に、総理、気が気でないと思うんですよ。この緊急使用許可がいつおりるのかということも、やはりクリントン大統領が日本にお見えになる前に、...全文を見る
○野田(毅)委員 私は大変失礼な物の言い方をするかもしれませんが、本当に橋本総理には御苦労さんだと思います。やはり前政権からの、何といいますか、呪縛といいますか、十字架を背負って政権につかれた。村山さんがお引きになったのはどういう理由かわかりませんが、恐らくこのこともやはり頭にあ...全文を見る
○野田(毅)委員 残念ながら現時点ではその程度の答弁しか総理からはできないのだろうという予想はしておりましたが、それにしても、何か私はもうちょっと危機感があるのではないかなという感じがしていたのですけれどもね、率直に言って。  私は、加藤さんの問題、これは後ほどまた申し上げたい...全文を見る
○野田(毅)委員 わかりました。政府は関知せず、こういうことだと理解をします。  そうすると、政府としては、これではない、また別のいろいろなことをこれからお考えになる、こういうことだろうと思いますから、この問題は余り突っ込んで申し上げないようにしましょう。追加策についてこれ以上...全文を見る
○野田(毅)委員 「保証は何もないわな」というのが私は率直なことだと思うのですよ。私はそれで結構だと思うのですよ。そうでなければおかしいのですよ。それができるのだと言うなら、そもそも最初の五千三百億の負担がぎりぎりだったという説明がつじつまが合わなくなるのですよ。そうでしょう。 ...全文を見る
○野田(毅)委員 農系について、経営が大変厳しい、まさに瀬戸際に立っているということは、我々も十分承知しています。  ただ、私はこの機会に申し上げたいのですけれども、農系というものをただ十把一からげに、一緒くたにしてはならぬということだと思います。これは十分専門家の皆さんはおわ...全文を見る
○野田(毅)委員 なかなかそういうことでは論議が深まらないんです。  それで、後で、お配りしましたペーパーに沿ってちょっと申し上げてみたいと思いますが、その前に、余り深くは言いませんが、ただ、国会に出された農水省の資料、各県信連ごとのいわゆる五千三百の積算基礎という中でお出しに...全文を見る
○野田(毅)委員 そこが誠意がないですねと。私から指摘するよりも一遍、新たな資料じゃないのですから、さきに提出した資料と異なった結果になったというならば、政府の方から説明と正しい数字の入った資料を届けるのが当然の話じゃないですか、それは。それを、まるで要求があれば出してやってもい...全文を見る
○野田(毅)委員 そういうのは積算とは言わないと思います、そういうのはね。それは承知の上でおっしゃっていると思うんですが。ですから、私は、説明が余りにも、お粗末というと言葉が悪いんだけれども、積算でないのなら積算でないということをはっきり言えばいいんですよ。そうでしょう。  今...全文を見る
○野田(毅)委員 またそこに強弁が入っていると思います。大体、今さなきだに農系の経営は極めて厳しいのですよ。住専問題があろうがなかろうが、住専以外のノンバンクの問題もあるし、それから農系自身の子会社である協住ローンという住専も抱えています。本質はこの住専だけがすべてではないのです...全文を見る
○野田(毅)委員 ぜひこれは急いでもらいたい。  そこで、一点だけ申し上げておきたいと思うのですが、加藤幹事長は、これは労働組合であいさつされて、住専問題に関連して、「十分な担保もなく五兆円も貸した農協がある。組織の傷つく農協が出てくると思うし、各信連はつぶれるのがほとんどで、...全文を見る
○野田(毅)委員 私がお伺いをした質問には答えられていないんですね。公的支援を必要とするとあなたは考えますか、どうですか。もうイエス、ノー、どっちでもいいです。どうぞ。どうですか。要らないということですか。
○野田(毅)委員 私が聞いているのは、五千三百億の負担でどうのこうのと聞いているのではないんですよ。住専以外のノンバンクの処理もあるんです。信連自身の抱える不良債権もあるんですよ。あるいは系統が持っている協住ローンという子会社の不良債権もあります。  ですから、住専だけが農系の...全文を見る
○野田(毅)委員 これを押し問答していると次の質問に入れなくなってしまう。ただ、僕は、もう少し政府の方は、今回の問題に関して言えば、本当に最初から全部大事なところはあいまいにして逃げの答弁をしています。私は、この点はまたその段階で追及をしていかなければならぬと思います。  ちょ...全文を見る
○野田(毅)委員 だんだん時間が経過してまいりましたので、いろいろ質問したいことはまだたくさんあるのですが、この問題、なぜこれを言ったかというと、実は大事な問題がこの越智先生の御発言の裏に隠されていると思っているのです。  それは、なぜ十一月二十九日に決めたことを棚上げして別の...全文を見る
○野田(毅)委員 この問題できょうここで時間をとろうとは思いません。ただ、司法の場でというのは、これは所得税法違反に関してはどうぞそっちの方でということだと思っています。しかし、あとはまさに国会マターそのものだということだけは申し上げておきたいと思います。  それで、もうだんだ...全文を見る
○野田(毅)委員 それならば、紹介融資の責任もない、経営支配もない、そういう母体行がなぜ一〇〇%債権放棄になるんですか。そして逆に、不良債権を紹介をした一般行がなぜ四割の債権放棄で済むんですか。その説明をしてくださいよ。
○野田(毅)委員 とんでもない。これはだめだよ。  それじゃ、なぜ母体行が一〇〇%債権放棄で、一般行が四割の債権放棄になるんですか。なぜ農系が債権放棄がゼロなんですか。大蔵大臣、何ですか、それは。だめだよ、これは。ふざけちゃだめだよ。これはだめだ。(発言する者あり)
○野田(毅)委員 さっき開き直りの、大蔵大臣……(発言する者あり)あなたが開き直りの、何かそういう居直ったような答弁をしているようなことでは、これはだめです。ちょっとさっきの話は取り消しなさい。何か開き直って、どこでどうしたのとか、とんでもないですよ。  それから、残る時間が非...全文を見る
○野田(毅)委員 とにかく早く出してもらわないと、我々は党首会談で合意をされました、十分な審議を尽くすという、その十分な審議というのは中身のことであると理解をしておりますので、少なくともその一般原則論が示されないままに、各論だけが先走っていくということだけは、どんなことがあっても...全文を見る
06月06日第136回国会 衆議院 金融問題等に関する特別委員会 第10号
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○野田(毅)委員 私のきょうの質問に先立ちまして、きのうでしたか、北側委員が資料要求をいたしまして、それがけさほど提出をされましたので、その関連ということで、私が具体的質問に入ります前に、北側委員からまず資料に基づいての質問をさせてもらいたいと思います。
○野田(毅)委員 今北側委員が要求しております資料、委員長から、よろしく関係役所の方に督励をいただきたいと思います。  私の持ち時間が随分、今の資料の問題で制約を受けましたので、かいつまんで、ずっと予算委員会から引き続いてこの住専問題が大きなテーマとなってきたのですけれども、お...全文を見る
○野田(毅)委員 だんだん時間がなくなって、一つ一つ実は本当は反論をしていきたいんですよ。政府側ですから、当然今のスキームが一番ベストだということを言わなければならぬのでしょうね、立場上。でなければ、修正するのが当たり前という結論になりますから。  私は、ここで余り突っ張って突...全文を見る
○野田(毅)委員 私は随分妥協して言ったつもりなんですよ。つまり、さっきからお話ししていますように、どうせつくるのなら株式会社じゃなくて公法人にして、そして管財人の機能を与えるようなことぐらい考えたらどうですかという意味で言っているのですよ。そこのところ、いかがですか。
○野田(毅)委員 これは本当は政治家としての見識を聞きたかったのですよ。それは役所が答弁すれば修正の余地を残した答弁ができるわけがない。  それから、本当なら、こういうような緊急異例の事態だからこそ、現在ある法体系だけじゃなくて、まさに臨時異例の税金を投入しょうというのなら、ま...全文を見る
○野田(毅)委員 余りやじに答えないでください。  若干御了解を得たいのですが、最後になるかもしれませんので、私の大事なまとめをさせてもらいたいと思うのです。  今まで住専問題についていろいろ議論してきたのですが、結局、なぜこういうことになったか。それは、繰り返しになりますが...全文を見る
12月06日第139回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○野田(毅)委員 ちょうどこの前、総選挙が終わりまして、事実上、論戦としては初めての国会になるわけです。  今度の選挙を振り返っていろいろ総理と意見交換をしてみたいんですが、今入りました情報によると、長野県で大変な事故が発生をして、建設大臣がこれから現地へ行かれるということのよ...全文を見る
○野田(毅)委員 ああ、そうなの。
○野田(毅)委員 ああ、そうですか。それじゃ、おられるときに、流れの中で質問することになると思います。  冒頭、我々申し上げたいんですが、橋本総理も、選挙前と選挙の後で若干表現が変わってきたなという印象を持っています。我々の言っていることを結構取り入れている、よく言えば、発想と...全文を見る
○野田(毅)委員 今度の総選挙は、新しい選挙制度で初めての選挙でありました。なかなか、候補者側もそれから有権者側も戸惑いもあったと思いますし、同時に、選挙結果、個別には申し上げませんが、あるいは重複というシステムなり、あるいは法定得票という問題だったり、いろいろなことについてのい...全文を見る
○野田(毅)委員 それは当然の話なんで、議院内閣制であり、総理大臣はそうなんだが、少なくとも総理は、そういうところで逃げないで、やはり自民党の総裁でもあるわけですから、今幹事長初め自分の政党の中でそういった議論が行われていることについて、党総裁としての、それはやはり答えるのは当た...全文を見る
○野田(毅)委員 この問題でいろいろ議論しても後の問題に入れませんので、いずれ別の機会にまたやりたいと思います。  そこで、今報復予算の話をしたんですけれども、これは選挙制度とは全く別の問題だと思います。少なくとも、どうもこれは政党の体質の問題だという感じがしますね。やはりポイ...全文を見る
○野田(毅)委員 もしそうであれば、答弁だけでなくてそのことをきちっと閣議なりなんなり、事務当局に徹底してもらいたい、この点を。私は、ぜひそれをお願いしたいと思います。
○野田(毅)委員 国会へ答弁していれば役所が全部そうなるかどうか、これはまだわからないですね。わからないから、あえて、公務員の規律の問題にせよいろいろな綱紀粛正の問題にしても、改めて大事なときには節目節目で閣議決定なりなんなりというものをやっているわけだ、今まで。なぜこれだけでき...全文を見る
○野田(毅)委員 まあこの問題で何遍も何遍も時間をとっても仕方がないと思うんですが各閣僚に本当は全部一人一人チェックをしてみたいところなんですよ、これは。だけど、私は、本当にここのところを、今やじっている連中は、むしろ報復人事をやれとかいっていろいろ言っていた人たちでしょう。こう...全文を見る
○野田(毅)委員 今、根拠がなくて言っているんじゃないんですよ。ある大臣が、自分のところに新進党の議員が今のところ来ないから不熱心だ、そういう言い方をしている。頭下げて来たら予算をつけてやるぞと言わんばかりのことを現に言っているじゃないですか、今はいなくなったけれども。そうでしょ...全文を見る
○野田(毅)委員 厚生省のいろいろな不祥事件、大変ショッキングな話であります。本当にまじめに一生懸命、使命感を持ってやっておられる現場の皆さんから見ると言いようのない憤りだろうと思いますし、何か厚生行政全体が非常に汚れてしまっているイメージになっているのは残念なことだと思います。...全文を見る
○野田(毅)委員 まあ言葉を選び選びおっしゃって、つらい気持ちだという気持ちだけはわかったのですが、責任をどう感じているか、こう申し上げたんですが、何ともその点については、正面からのお話ではなかったようにも思います。  ただ、この問題、私は、単なる公務員の綱紀の問題というだけで...全文を見る
○野田(毅)委員 小泉さん、ちょっと私が言っていることを誤解しているんじゃないですかね。私は、政治家全体に全部政治資金をやめると言っているんじゃないんですよ。少なくとも所管大臣である間は、そうでしょう。今みたいな状況の中で、公務員に対して大臣がどうやってそれだけのことが言えますか...全文を見る
○野田(毅)委員 最初からそう言っていればよかったんです。だから、そういう考えはないですか、こう申し上げたんです。これは、小泉さんはそういう方針でやっておられるし、今後もそうされるということですから、それはそれでいいと思いますよ。  この点、厚生省だけではないんですよ。実は、各...全文を見る
○野田(毅)委員 官房長官どうぞ、何か……。
○野田(毅)委員 実情はわかりますよ。今官房長官がおっしゃっている、相当厳しくなっている。  しかし、やはり一つの役所の中で、役所のいろいろな局長や官房長や次官よりも、大臣の方がはるかに権限を持っているんですね、日本の国家構造上。だから一政治家という立場じゃないわけですよ、閣僚...全文を見る
○野田(毅)委員 なかなか小泉さんみたいに在任中は受け取らないということは一概には言えない、こういうことかな。そういうことですか。
○野田(毅)委員 本当は全部の閣僚に聞いてもいいと思ったんだけれども、時間の関係がありますから。やはり大蔵大臣には聞かなければいかぬでしょうね。
○野田(毅)委員 本当は建設大臣に聞きたかったんだけれども、いなくなっちゃったから。  この問題だけでというわけにいかぬものですから、次に行きたいと思いますが、総理ぜひ、それはわからぬではないですよ、総理大臣になったら政治資金が全然もらえなくなっちゃうよと言われたら大変だと。だ...全文を見る
○野田(毅)委員 実は、これは厚生省関係だけじゃなくて、つい先日やはり報道されておりましたが、会計検査院の検査によると、地方団体の中で、発注するときに役所の方で見積もりをする。ところが、その見積もりをしている中で一けた間違えて高目の見積もりをしてしまった。ところが、どういうわけか...全文を見る
○野田(毅)委員 今申し上げた。この際シーリングとか査定とかじゃなくて、その辺はどうですか。徹底的に実態調査をしてもらいたい。今、小泉さんがやろうとしている、厚生省関係について。同じことを各省においてやってもらいたい。
○野田(毅)委員 実態を点検させる、こういう総理のお話ですから、ぜひその結果をまた国会に報告してください。お願いします。  それから、今度の厚生省問題について私からもう一つだけ申し上げておきたいと思うのです。  やはり残念なことなんですが、今度の介護保険法案なんですが、この骨...全文を見る
○野田(毅)委員 時間の関係がありますから、次に消費税の問題に移りたいと思いますけれども、総理、自民党公認候補の選挙公報、一通ごらんになったことがありますか。中にはいろいろありますね、個別に見ると。だけれども、これは本当に大事なんですよね。これはやはり、選挙公報というのは、国民に...全文を見る
○野田(毅)委員 では、選挙の公約、何だったのでしょうね。  三塚さん、選挙公報では別なんですが、選挙時期には現地の各新聞社が全部候補者のアンケートをとります。その中で、大蔵大臣、当時は大蔵大臣じゃないんだけれども、地元版の読売新聞、この中で、消費税については「延期」ということ...全文を見る
○野田(毅)委員 これ、コピーを見せましょうか、十月七日付の読売新聞ね。ずらっと候補者が書いてあって、それぞれ項目について簡潔にいろいろ書いてありますね。中には、例えば宮城県一区であれば、我が党の愛知さんのところでは、消費税については「先に行革」、こういう言い方になっているし、そ...全文を見る
○野田(毅)委員 これを聞いたら、投票した人は裏切られたという思いになるかもしれない、あるいはしっかり頑張ってくれということになるかもしれないが、少なくとも選挙公報というのは、やはり有権者に対してこれはもう生涯確実に残る約束事です。  今、橋本総理が、火だるまになってやろうと。...全文を見る
○野田(毅)委員 総理はそうでしょうけれども、総理の御意見とは違って、それぞれ党は党、自分は自分、自分の名前を書いてもらって当選しているのだ。そのことを承知で自分でお答えになっているわけですよね、政治家として。それが三百人を超えておるということになると、これはやはり問題でしょうね...全文を見る
○野田(毅)委員 そういう開き直りの議論をするとこっちも開き直りになってしまうのだな。  法律の中で、必要があるかどうかをだれが判断するんですか。政府が勝手に判断していいということが書いてありますか。必要があるかないかをどうやって、議論もしないで政府だけが勝手に決めるんですか。...全文を見る
○野田(毅)委員 私が言っていることの答えになっていない。だから、必要があるかないかをだれが決めるんだと。国会で議論するようになっているのは当たり前じゃないですか。その議論の素材も供さないで、そうでしょう、またその議論の前提になるそういった財政状況なり行革の推進状況なりということ...全文を見る
○野田(毅)委員 何の議論も政府がしていないとは言っていないんですよ。だけれども、政府の中でいろいろおやりになるのは、それはそれで結構です。それはまた当然その責任があるんでしょう。だけれども、これは附則の中できちっと書いてあることですから。  では、そういった検討の素材を国会に...全文を見る
○野田(毅)委員 いや、もう局長の話はいい。役所がいろいろ努力しているのは知っているんだ。もう時間がないんだよ。
○野田(毅)委員 やはりとんでもない話だ。
○野田(毅)委員 そういうふうに最初から、大臣、そうしてくださいよ、あなた。総理が一々そこまでしりぬぐいせぬでもいいじゃないですか。もう時間があれなんですが……
○野田(毅)委員 もう、これから経済構造改革、財政構造改革、本題のところに実は入りたいんだけれども、大分前のところで時間をとってしまったのであれなのですが、ただ、五つの改革の中で、総理は本年を財政構造改革元年という位置づけを……(橋本内閣総理大臣「来年度予算」と呼ぶ)来年度予算の...全文を見る
○野田(毅)委員 もうそういうことを毎年毎年言い続けてきた。そしてその結果が今日なんですよ。  実は、今までそんな努力をしていなかったんじゃないのです。つまり、七月に概算要求で集めた要求を数カ月間大蔵省の役所が中心になって査定して、構造的な問題にメスが入ると思いますか。そうでし...全文を見る
12月12日第139回国会 衆議院 税制問題等に関する特別委員会 第2号
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○野田(毅)議員 私は、ただいま議題となりました所得税法及び消費税法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案、地方税法等の一部を改正する法律及び地方財政法の一部を改正する法律案につきまして、新進党を代表して、提案の趣旨を説明します。  今、日本経済は、表向きは一時的な回復が見...全文を見る
○野田(毅)議員 先ほど来、総理とのいろんなやりとり聞かせていただぎました。その中で、責任ある政治家や責任ある政党が、選挙の票欲しさだけで無責任なことを言うことは慎まなければならぬというのは全くそのとおりだと思います。  そういう点で、今度消費税について自民党の皆さんが、百人近...全文を見る
○野田(毅)議員 午前中の質疑を通じてもそうですし、今の応酬見ていてもそうなんですが、特に午前中、自民党の皆さんは、私どもの案に対して盛んに無責任だ、無責任だということを演説をしておられましたね。しかし、今の答弁見ていて、選挙の公約を適当な形であしらって、総選挙直後に明らかなる公...全文を見る
○野田(毅)議員 時間の関係がありますので、簡潔に申します。  今御指摘のとおり、結局、中央集権型の国のあり方から、もっと本当に地方を主体にした国のあり方に切りかえていこう、そうでなければ、本当の意味で行政経費の削減もできないし、補助金の効率的な使用もできないのだ。そしてさまざ...全文を見る
○野田(毅)議員 二つ御指摘があったと思います。  まあ一年、当面でなくてなぜ今世紀いっぱいか、これは率直に言って我々も考えました。しかし大事なのは、さっきも申し上げたのですが、目先あるいは今現在の経済の足元がどうだからどうだという発想、これはもちろん大事ですよ。本当に景気をし...全文を見る
○野田(毅)議員 二点申し上げます。お考えはよくわかるんですが、やはり租税法定主義というのは一番大事な原則だと思います。したがって、税率をどうこうするとかいつからやるとか、そういう租税政策に関して決議という方式はなじまない、堂々と私は法律案を出してやるべきであると。したがって、我...全文を見る