野田毅

のだたけし

小選挙区(熊本県第二区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数16回

野田毅の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月03日第140回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○野田(毅)委員 時間の制約がありますので、私もポイントを絞って質問したいと思います。答弁の方も、できるだけポイントを得て簡潔にお願いしたいと思います。特に大蔵大臣、ひとつよろしくお願いいたします。  冒頭、経済問題等に入ります前に、沖縄の米軍基地問題について質問をさせていただ...全文を見る
○野田(毅)委員 努力しておられることはわからぬではないんです。ただ、結論において、五月十五日以降において国が明らかなる憲法違反状態をみずから現出するという事態だけは何としても避けるというのは、これはイロハのイだと思います。そこだけははっきりしておいてもらいたい。努力したけれども...全文を見る
○野田(毅)委員 明らかにわかっていることを、もうだって五月でしょう。そうするとこの決断は二、三月の間にしないと間に合わないのでしょう。それを努力中です、努力中です、そして間際になって、努力したけれどもやはりだめでしたと言って国が不法占拠状態に、見えていることに突入するということ...全文を見る
○野田(毅)委員 これ以上の答弁、今ここでは総理はできないとおっしゃるのですが、ただ本当に、五月十五日以降、結果において不法占拠状態に突入するということになれば、明らかに政治責任問題ですよ、これは。この一点だけは当たり前の話ですよ。よろしいですね。
○野田(毅)委員 実は、何も特別立法なり、それだけが一つの道ではないということも言外におっしゃっているのかもしれません。  土地収用委員会が今までの流れとは異なった、いわば前向きの審理をしてくれることを期待をするというニュアンスがあっておりますね。しかし、そうならば、どういう条...全文を見る
○野田(毅)委員 いろいろ突っ込んで、本当は、アメリカの海兵隊が今どういうような人たちなのか、いろいろな説がありますよね、新兵さんが多い話とか、いろいろな話がありますよ。きょうはもうそれだけの時間的余裕がありませんので、いずれかのときにその問題はまた取り上げてみたいと思っています...全文を見る
○野田(毅)委員 今、財政構造改革の話、総理が自分の思いを込めておっしゃいました。これはちょっと後ほどその問題でまた議論させてもらいたいと思います。  ただ、今たくさん、行革の話も中央省庁の話もありましたが、物事、戦線をわあっと広げるのも大事なのだけれども、戦略的拠点というか、...全文を見る
○野田(毅)委員 最後の言葉が意味があったと思います。それは、市場のことは市場に聞けと言っていた大蔵大臣、この言葉でやはり株価が下がったことも事実なんです。そうなんですよ。だけれども、今、やはり市場のメッセージはしかと受けとめるというこの言葉は大事なんです。じゃ、しかと受けとめて...全文を見る
○野田(毅)委員 しかと理解しているから申し上げているのです。二・七兆というのは、それはもう技術的な話であって、国の一般会計の懐にどれだけ入るかの話なんです。そうじゃない。国、地方を含めて、要するに国民からどれだけ国、政府部門にお金が移るのかということをまず考えてみてください。実...全文を見る
○野田(毅)委員 大分長く私の持ち時間を、大蔵大臣に、いろいろ言いたいこともあるでしょうから、時間を差し上げました。  ちょっとほかの、後にも行かなければならぬので、これ以上この問題で時間を費やすことは避けたいと思いますが、ただ、そういう説明、じゃ地方債全体、今までどれだけあっ...全文を見る
○野田(毅)委員 私は、有取税、最後に有取税はどうするのということを聞いたんですけれども、どうするんですか。
○野田(毅)委員 最初から最後のところだけ言っておいていただければよかったんです。これが大事なんです。つまり、外為法改正は来年四月から適用する、ということになれば、アメリカの資本市場も日本の資本市場ももう一蓮托生、だったら、有取税のない方にお金は流れていく、理の当然。  ついで...全文を見る
○野田(毅)委員 公共投資基本計画の前にちょっと聞きたいことを聞き漏らしたのですが、総理が所信表明の中で述べておられるのですが、「公共事業に対する批判を重く受けとめ、建設コストを大幅に縮減するための行動計画を早急に作成し、実施いたします。」こう書いてあるのですね。どんな批判を重く...全文を見る
○野田(毅)委員 大変結構な問題意識だと思います。ぜひそれを進めてください。  公共事業に絡んで、予算編成のやり方でもあるんですけれども、あるいは国会審議のやり方なんですが、先週ここでも議論になりましたが、緊急防災対策、じゃ、何が緊急なのか、具体的に個別事業ごとに出したらどうだ...全文を見る
○野田(毅)委員 そんなことをしているうちに私たちはこの世を去っておると思います。大蔵大臣がそういうような問題意識程度であれば、財政構造改革は進まないね、これ、本当に。どうもさっきの総理の意気込みと大蔵大臣の意気込みが全然違う。(発言する者あり)本当だよ。私はちょっと残念ですね、...全文を見る
○野田(毅)委員 もう次にバトンタッチしなければなりません。  最後に、ぜひこの視点の中で僕は考えておかなければならぬのは、今この負担と給付のバランスということをおっしゃいました。しかし同時に、その負担の仕方の中のバランスということも物すごく大事ではないかということをこの機会に...全文を見る
○野田(毅)委員 この問題はまたいずれ改めてやりたいと思います。  では、次に譲ります。
10月20日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第3号
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○野田(毅)委員 質問に入ります前に、ちょうど私の質問時間が午前三十分、午後二時間という形で、間が中断しますので、経済問題は途中で途切れるわけにいきませんので、午後のときに集中的に質問をしたいと思います。午前は、そういう意味で、総理中心に、政治姿勢について質問をいたしたいと思いま...全文を見る
○野田(毅)委員 責任のとり方についてこだわるわけじゃないのですけれども、何か一生懸命仕事をやればそれが責任を果たしたことになる。だったら、こういう問題が起きなかったら一生懸命仕事をやらないのかということになりかねない。  そんなことは別として、それはそれとしてやらなければなら...全文を見る
○野田(毅)委員 ちょっと自民党、うるさいですね、あなた方は。  まあ別段、公表されていることですから、ただ、余りこういう場で固有名詞を挙げるのはどうかと思って遠慮しておりますが、既に本会議でも御答弁になっていますから、外務大臣、大蔵大臣、閣僚でいえば。それから、自民党の三役で...全文を見る
○野田(毅)委員 何か前半はすごく意気込みを感じたけれども、だんだんだんだん、よりよいものに変えていくのは当然だという話になったら、ああ、随分中間報告と変わった姿にしていいんだなということになりますね。私は、それだったら最初から会長をおやりにならない方がよかったですね、もうこれは...全文を見る
○野田(毅)委員 個別に聞いてもしようがないかもしれないので。  いずれにしても、僕は、国鉄改革のときに、当時の運輸大臣に対して、それこそ不退転の覚悟で、特命として、命をかけてやるということが伝わっておったように思う。しかし、どうも自見さんの発言、それはそれなりに大変説得力のあ...全文を見る
○野田(毅)委員 あと午前中一分ほどですが、もう中途半端になります。後、何かお昼、宮中行事がおありだそうで、午前中の質問はこれで終わります。
○野田(毅)委員 これから後半二時間、主として経済、財政問題中心に質疑を重ねたいと思います。  午前中、後半部分で、総理が確信を持って行った決断が意外とひっくり返るということを幾つかの事例で申し上げたわけで、行革もどうかなと。ただ、今非常によく映っている、総理が確信を持ってやっ...全文を見る
○野田(毅)委員 改革の必要性はそのとおりなんです。実は、経済問題なものですから、あえてお話ししたのは、どうも、今は体力があるんだから、体力のあるときに財政再建をあえてやらなければだめだ、そうでなければ、長い目で見て経済も悪くなるよということで、当面の最大の優先課題というものが、...全文を見る
○野田(毅)委員 社会全体のそういう意味での体力ということでお使いになっているというのなら、それはそれで理解できます。ただ、経済の体力ということで言うと、これはまたちょっと違うと思っております。それはもう時間の関係上余り聞きませんけれども。  最近は尾身さんが随分言葉を選んで修...全文を見る
○野田(毅)委員 要は、現状認識としては足踏みだということが政府の公式見解だ、こういうことですね。  中には、もう既に後退局面だ、あるいは一時的な後退局面だとか、いろいろな議論があります。しかし、いずれにしても今全然調子がよくないということはそのとおりだし、短期的な向きの方向で...全文を見る
○野田(毅)委員 恐らく、政府の立場ではせいぜいそういうことでしょうね。企画庁長官の立場というのは、私も経験したからよくわかる。やはり出てくる政策に合わせてしか物が言えない。  そこが、私はよく言うのですが、気象庁の予報というのは素直にできるのですよ。傘を差すか差さぬかは個々人...全文を見る
○野田(毅)委員 いろいろ熱心に御答弁いただいた。ただ、若干いろいろな話が一緒くたになっているものですから、ちょっと交通整理するのに大変なんですけれども、結論において、私は、大蔵大臣としてやはり今すごく頭に置かなければならぬことは、金利の正常化なんですよ。こんな超低金利に置いてお...全文を見る
○野田(毅)委員 今後どうするのかということは、実は聞いてなかったので……。  今まで、だったら、何でそういうことはもっと早くしなかったのでしょうね。二年間も何で放置してきたのでしょうかね。つまり、今度、預金保険法の改正にしたって、そんなことはあのときから指摘をしてきたのです。...全文を見る
○野田(毅)委員 済んだことを責めてみてもしょうがないが、今は機が熟した、こういうことですか、大蔵大臣。
○野田(毅)委員 景気対策の話、具体的にはもうちょっと後になろうと思うのですけれども、その前に、あした自民党が何かまとめるとかいう話が伝わっていますね。自民党はどうでも、どうでもいいと言うと言葉が悪いんだけれども、やはり最後は政府が責任を持ってやらなきゃならないわけですよね。そこ...全文を見る
○野田(毅)委員 政府としては年内の早期ということですかね。年内早期というと、十二月三十一日まで年内。そうすると、来年度予算編成と一緒に出すということもあるということですか、ぎりぎりの場合は。  総理、十一月末にはクリントン大統領とお会いになるんでしょう。そのときに、当然日本の...全文を見る
○野田(毅)委員 この前、九月ですか、九月二十日ごろG7が行われましたね。そこで、G7でもそうだったんですが、日米蔵相会談でも、報道によると、お約束をしておられる、大蔵大臣も。単に口約束じゃないと思うんだけれども、米国は日本の景気の予想以上の弱さと経常黒字拡大に懸念を表明、日本は...全文を見る
○野田(毅)委員 じゃ、アメリカとのお約束ではない、アメリカの要望事項である、そういうことですか。
○野田(毅)委員 ここで公約か公約でないかということを言ってみても、当然、アメリカ側だったら、言ったことを受けとめて、努力するということを言っているんだから、今度のガイドラインじゃないけれども、ある意味じゃお互い義務づけているような、実効性を高めるということを閣議決定までしている...全文を見る
○野田(毅)委員 ついでに聞かせてください。  過去、日本が一番GDPに対するこの数字が高まったときというのは、いっ、どの数字ですか。
○野田(毅)委員 僕も今ちょっと数字を持ってきていませんけれども、一番心配しているのは、バブル崩壊直後――バブル期には海外から高級品がどんどんどんどん入ってくる、そんなこともあって、多少一九九一年ぐらいはよかったと思うんですよ、改善されてきて。それがだんだんおかしくなって、それで...全文を見る
○野田(毅)委員 僕がなぜこの問題をいろいろ言っているかというと、さっきからちょっと脈絡があるのですけれども、やはり大蔵大臣としていろいろ経済政策をお考えになる上で、今最優先して考えなければならない課題は何かということなんですよ。それは、今の超低金利をどう是正できる環境をつくるか...全文を見る
○野田(毅)委員 そう言われると、何を言われたか、全部を一口で言うとどういうことになるんだろう、こういうことだと思うのです。それだけ一言一言、総裁の発言は重みがあるから、慎重な表現をなされたことだと思います。ただ、わかりやすく言えば、しっかり内需拡大という状況がないとやりにくいね...全文を見る
○野田(毅)委員 非常にわかりやすかった。だけれども、ということは、裏を返せば、今、自律的な回復軌道に乗っていないということなんですよ。いいですか。体力があるとかいろんなことを言わないこと、ここが一番大事なんですよ、本当に。そこでどう対応するかという話なんですよ。そこの基礎認識が...全文を見る
○野田(毅)委員 だんだん時間が少し押してきました。  何か勘違いしておられるんじゃないでしょうか。つまり、所得税減税、法人税減税は、今景気が悪いから、尾身さんが時々おっしゃるんだけれども、いわゆるケインジアン的な発想というと何かな、民間にお金がないから所得減税をして、そしてお...全文を見る
○野田(毅)委員 言葉じりはいけないと思うのだけれども、今ちょっと大蔵大臣気になることをおっしゃったので、訂正された方がいいと思う。それは、法人税減税は一部上場大企業の利益の大きいところにしか有利にならないという、私は、そういうような認識をしている間はこれはだめだと思いますよ。こ...全文を見る
○野田(毅)委員 要は、財源論議、よく出るのは、とにかく金がないから、やりたいけれどもできないんだというのはよくあるわけですね。それが実は財政出動しないよということの一つでもある。この中には、金がないからというのと、在来型の発想はしないよということと、両面入っているだろうと私は思...全文を見る
○野田(毅)委員 土地の譲渡益課税の増減収計算、あるいは税率とか特別控除とかを動かすときに、あれはたしか増減収計算やっていなかったように思うけれども。
○野田(毅)委員 ということなんですよ、大蔵大臣。  ですから、減税したら、例えば二兆円減税すると、さあ二兆円の財源を耳をそろえて出せ、もうそういうような議論はしないこと。それよりも、仮に法人税を減税するのなら、そのことによって投資活動が盛んになり、経済成長率が上がり、雇用がふ...全文を見る
○野田(毅)委員 恐らくきょうのこのやりとり、期待している人もあるかもしれない。それは、大蔵大臣が法人課税について実質減税に言及するのかどうか、それから所得減税についてやるのかやらぬのか。多くの人は期待していないかもしれないが、まあ期待していたら株価はもっと上がっているのでしょう...全文を見る
○野田(毅)委員 税に関してはこの程度に終えたいと思います。余りかたくなではないよ、党の動き、政府税調の動きによっては、結論はまだ出していないのだから、こんな印象のようにも受けとめたのです。  いま一つ、今度は財政支出の方。  今度の法案は、来年度の予算は対前年度のカットはこ...全文を見る
○野田(毅)委員 これはすごく大事なところですから、総理からも一言。
○野田(毅)委員 ということは、景気対策のための補正もやらないということで、みずから両手両足を縛った、対前年度当初でマイナスを三年間続けるということは絶対に動かせない、こういうことですね。確認をしておきます。大蔵大臣。
○野田(毅)委員 あともう一分になったのですが、最後に、今の話を聞いて、また株価が下がるのかもしれません。まあ、ここまで総理が思い入れをしてやってこられたことですから、やむを得ないと思う。かくすればかくなるものと知りながらやむにやまれぬ橋本内閣なのかなという感じがしますね。  ...全文を見る
○野田(毅)委員 はい。以上で私の質問を終わります。
12月01日第141回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○野田(毅)委員 今、深谷さんの質問を聞いておりまして、九割方賛成であります。それは、今日の破綻に至る個々の企業の経営者の今日までの責任、場合によっては刑事事件にさえなりかねないような行動について、厳しくそれは法的に処理されるべきは当然のことだと思います。同時にまた、そこに至る過...全文を見る
○野田(毅)委員 先ほど宮澤先生の質問をいろいろ拝聴しておりながら感じたのですが、さすが第一人者であるという感じはあるのですが、ただ、若干違うところもあるなというふうに感じております。  それは、今日の金融システム不安というものが、実体経済の悪さあるいは先行きの経済の展望の悪さ...全文を見る
○野田(毅)委員 今既に破綻してしまっているとは言っていません。また、そうさせないために、日銀も一生懸命特融をやって、金融不安をなくするような努力をしているわけです。  ただ、私が言いたいのは、橋本内閣の経済政策が破綻をしているということなんですよ。私たちは今日までそのことを言...全文を見る
○野田(毅)委員 若干、私が質問したことと答弁がずれておるんですけれどもね。私が後の方で言いました、今公的支援とおっしゃったんですが、その前に、少なくとも不良債権の全容についてしっかりした説明を国民に向かってすべきじゃないか、まずは。今、自民党の中からもいろいろやじがある。こうい...全文を見る
○野田(毅)委員 私が聞いていることとちょっと違うのですね。来年四月の早期是正措置を実施するというのは、それに向けてそれぞれの金融機関がもう一遍やり直しをするというのは、これは当たり前の話です。それは、公的資金導入論の話のないときの話であります。  今まさに総理が、このままいく...全文を見る
○野田(毅)委員 では、年内にはそういう数字をきちっと出す、こういうことのようであります。  さっき、経済政策についての政策の誤り、我々はそう言っております。総理はそうじゃないと言って、すれ違いということでしょう。これは、いずれ客観的に株式市場等が政策評価として下すわけで、大変...全文を見る
○野田(毅)委員 そういう言葉のごまかしじゃ通じないんですよ。文書として正式に昨年の国会に政府として提出されているのですよ。その中で、さっきいろいろ読み上げましたが、そのことが書いてある。時間の関係上、同じことを読むことは控えますが。  そうであるならば、完全に、昨年、いわゆる...全文を見る
○野田(毅)委員 僕はそんなことを聞いているんじゃないんですよ。はっきりとした政府の正式文書の中で、整理回収銀行の対象は信組破綻に限定する、そして信組以外の金融機関の経営破綻については特別な処理機構も要らないということは書いてあるんだ。明らかに否定してあるんだ。ですから、私は、今...全文を見る
○野田(毅)委員 本当はもうこれストップだね。  そうじゃないんです。政府が言ってきたのは、住専以外のノンバンクにはもうこれ以上税金は入れませんということと、それから金融機関の経営破綻について、信用組合以外については入れませんと、こういうふうに二つあるんですよ。いいですか。住専...全文を見る
○野田(毅)委員 じゃ、ストップさせてください。
○野田(毅)委員 これで私の質問時間がどんどんどんどん食われてしまうのは非常に残念です。したがって、野党としてはだらしないと言われるかもしれないが、他党に迷惑をかけるわけにはいきませんので、それでは、委員長、こういうふうに取り計らってください。  私が今質問した、昨年五月に我々...全文を見る
○野田(毅)委員 不満ですが、次に移ります。  日銀総裁、おいでをいただいておりますので、若干御質問申し上げておきたいと思います。  今回、相次ぐ破綻に対して、いわゆる不安を増幅しないように日銀が一生懸命努力をしておられるということはよく承知をしているのですが、ただ、その中で...全文を見る
○野田(毅)委員 大変いろいろ若干の反省をも込めつつお話しになったと思います。  要は、私は、この債務超過に言及する必要はなかったんです。大事なのは、最終処理を含めて、政府が全責任を負うということが日銀特融に当たっての大前提であるということなんですね。そして、この談話の中にも言...全文を見る
○野田(毅)委員 それは、今総裁から聞いたんです。それは、政府がきちっとそういうことをやるということが前提でそう判断したんだというのが、今の総裁のお話だった。  だから、私が聞いている大事な点は、政府側がその担保、その保証、確約を日銀に対してしなきゃいけないんですよ。だから、は...全文を見る
○野田(毅)委員 銀行局長あるいは証券局長、証券局長かね、これは。日銀だから銀行局長か。しかし、寄託証券の補償基金の話はやはり証券局長かな。どうぞ。
○野田(毅)委員 だから、あえてわかりやすい質問にして、大蔵大臣、そうしたのですと言えばよかったのですよ。それだけの話なんです。何もそれで詰問しているわけじゃないのですよ。確認をしたがったわけです。  次に、公的資金の導入論議についていろいろな角度からのお話があるのですが、宮澤...全文を見る
○野田(毅)委員 逆質問がありましたので、総理が宮澤先生に答弁をされている言葉遣いの中で、公的支援という言葉遣いを総理自身が使われているものですから、だから、それは、当然税金投入をも含めているということで理解していいんでしょうという確認であります。
○野田(毅)委員 私は感ずるのですが、せっかく橋本総理は人気が、まあ、支持率はいろいろ上下はあるのです。しかし、その中でやはり比較的高い支持率を継続しておられる一つは、多少むきになるということ、それから火だるまになるということ、つまり、決断力なり腹を据えて開き直るということ、そう...全文を見る
○野田(毅)委員 もう持ち時間がどんどんなくなってまいりました。  それで、最後に、さっきちょっと言いましたが、自己資本充実策として、宮澤先生、自民党内でいろいろ検討中だということで、優先株等のお話がありました。私どもは少なくとも、そういう検討に入るというよりも、むしろお金の使...全文を見る