野田毅

のだたけし

小選挙区(熊本県第二区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数16回

野田毅の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月19日第142回国会 衆議院 本会議 第14号
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○野田毅君 私は、自由党を代表し、橋本総理の施政方針演説に対し、ポイントを絞って所感を述べつつ質問をいたします。  間もなく、本院において新井将敬代議士に対する逮捕許諾請求が議題となります。大変残念な事態であります。我々は予算委員会において証人喚問を要求してきましたが、これを拒...全文を見る
04月13日第142回国会 衆議院 予算委員会 第31号
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○野田(毅)委員 午前中からの総理と各委員とのやりとりを聞いておりまして、何か非常に悲しい思いをしたんですよ。  今の北側さんとのやりとりでも、所々方々、今までの経済政策の失敗についてお認めになっている。言葉巧みに、甘受するとか、甘受という言葉がやたら出てきた。だけれども、責任...全文を見る
○野田(毅)委員 私は、会議の模様をお伺いしているのではないのです。自由討論でだれがどういう意見を吐いたということも聞きたくないのです。私は、総理自身がどう考えておるかということを聞きたいのですよ。
○野田(毅)委員 思いはわかったのですよ。だけれども、それ以外のことでも、社会保障に関するキャップですか、そういったことに大変理解があるようなことをおっしゃるものですから。  それ以外のことについての、例えば、会議で総理の思いと違った結論が出てきた場合にはやはりそれに従う、こう...全文を見る
○野田(毅)委員 私はこういう議論を聞いていると、総理自身、今民間企業でも大変な経営難に陥って、次々と社長も交代していくのですよ。経営危機に陥った社長が潔く責任をとるということは、居座るということじゃないのですよ。つまり、企業を経営悪化させた、あるいは倒産をさせた責任をとるという...全文を見る
○野田(毅)委員 これはまた後ほど、責任問題、いろいろ申し上げたいと思うんですが、さっき北側さんがいろいろな問題を言われました。戦でもそうなんですけれども、やっぱり敗戦の将は責任をとらなきゃいけないんですよ。それが責任ということなんです。  言うなら、今日までの橋本内閣における...全文を見る
○野田(毅)委員 では、与党が出したことをうのみにされたと。そうすると、その根拠は、いわゆるデフレギャップを埋めるためだ、こういう認識ですか。三%相当分をめどにしたということは、同じ認識を共有しておられるということでしょうか。
○野田(毅)委員 言葉の遊びをしているんではなくて、いいですよ、踏まえてでも、うのみでなくてもいいんですが、要するに、三%相当分を念頭に置いているということは、その考えは共有しているんですかと聞いているんですよ。
○野田(毅)委員 余り細かいことを言いませんけれども、特別減税四兆円追加ですか、本年度二兆、来年度二兆。だけれども、来年度分の二兆円というのは、今年度は有効ではないということなんですよね。  これを真水の中に入れているというのは、今まで政府が出した経済対策の中で、本年度中に実施...全文を見る
○野田(毅)委員 では、ことしの二月にやったようなことを来年二月にもやろう、そういうことですか。そうすると、またばらまき型のことをやろう、そういうことなんでしょうかね。  今回、我々は、少なくとも、規模よりも中身をぜひ大事にしてもらいたい。というのは、総理自身がお認めになると思...全文を見る
○野田(毅)委員 大体、公定歩合だとかそういうことは一切口にしてはならぬのでね。しかし、今の総理の答弁であれば、それは本当に総理自身、注意された方がいいですね、特に株価水準について。年度末の株価の水準が幾らでなければ責任問題などと言って、そういう方が与党の政策責任者なんですよね。...全文を見る
○野田(毅)委員 何か悲しい答弁ですね。僕は記者会見の話を聞いているのじゃないのですよ。だけれども、総理は今記者会見の話を出されたが、その記者会見のことでさえ、財政構造改革会議にお願いをして、その結果を受けてということじゃないですか。午前中の菅さんに対する答弁でも、そうでしょう。...全文を見る
○野田(毅)委員 私の聞き方がちょっと悪かったのかもしれませんね。再建戦略というか望ましい方向というか、何とかしてやっていかなきゃならぬという方向を今総理がお話しになった。それはそのとおりなのです。だけれども、では、それをどうやって今の現実の経済状況の中で達成していくか、問題はそ...全文を見る
○野田(毅)委員 私は今度の、つまり景気対策という言葉は総理もお使いになるんですが、実は私たち、今は自由党でありますが、私自身も、今我々がやるべきことは景気対策的発想じゃないんです。だから、私は景気対策という言葉は使わないようにしてきたんです。  それは、経済対策、経済の根本に...全文を見る
06月11日第142回国会 衆議院 予算委員会 第34号
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○野田(毅)委員 限られた時間ですので、経済問題を重点に御質問を申し上げたいと思います。  質問に入ります前に、この補正予算が国会に提出されたのは五月十一日なんですね。ちょうど一カ月前。どうしてこれ、こんなに、総理もさっき一刻も早く補正予算を景気対策のために通してくださいという...全文を見る
○野田(毅)委員 今までと大分違ったトーンで素直にお話をいただいたのですが、ただ、多少申し上げれば、消費税について、消費税引き上げを決定したのは選挙前の六月の政府税調でしたね。  私たちは既にこの前の総選挙において、特に金利のレベルが史上最低の超低金利を二年間も続けているという...全文を見る
○野田(毅)委員 具体的に、私は、たくさんありますが、幾つかの我々が言ってきたことで、それが受け入れられなかった、あるいはツーレート、遅過ぎた形での受け入れであったということを幾つか申し上げておきたいと思います。  第一は消費税、この問題は今申し上げたとおり。総理自身もお認めに...全文を見る
○野田(毅)委員 本当はもう少しいろいろこの問題、突っ込んでいきたいのですが、時間の関係上。  さらにもう少しつけ加えておきたいのですが、公共事業の問題なんです。  公共事業、これも去年の国会で我々が言ってきた一つは、単価の問題。いわゆる民間工事に比べて、国なり地方が発注する...全文を見る
○野田(毅)委員 ありがとうございました。大体、今総理がおっしゃった方向性は、ある種の国民的合意にかなり近い部分だろうと思うのですね。  私たちも、日本再興へのシナリオという自由党としての基本政策を取りまとめ、その中で経済再建について二段階で再建していくという戦略を発表しており...全文を見る
○野田(毅)委員 今総理は、所得課税について、かなり税率をも含めた見直しについて前向きのお話もありましたが、我々がこの話をするときは常に、自民党も含めてそうなんだけれども、すぐ財源がどうだとかこうだとかということで終始しているわけですね。  結論から聞きたいんですが、総理は、恒...全文を見る
○野田(毅)委員 それでは、総理は、イエス、ノーを言えるようなことではない、これから検討だということは、赤字国債を財源とする所得税等の恒久減税措置について容認をする、これは否定はしなかったということですね。これから検討だからノーという結論ではない、こういうことでしょう。イエス、ノ...全文を見る
○野田(毅)委員 恐らく、いわゆる直間比率の是正等々何らかの、片方で減税、片方で増税というか、そういったことも頭をよぎりつつという感じだろうと私は受けとめたのです。  私は、これはみずからの反省も含めてなんですが、やはり消費税というものについての国民の理解というのはまだまだ十分...全文を見る
○野田(毅)委員 最後に、ベチューン医科大学ODA問題でありますが、これは冒頭、民主党等からも話がございました。我々としても、この問題、答弁を本当は欲しいところでありますが、この委員会でぜひ、予算採決されるまでに、別途理事を通じて必要資料を要求いたしますので、よろしくお取り計らい...全文を見る
08月18日第143回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○野田(毅)委員 小渕内閣が誕生して初めての予算委員会であります。しかし、今最大の課題は何といっても経済問題、そういう中で、きょうは経済問題に重点を絞って質問を申し上げたいと思うんです。  質問に先立ちまして、率直に言って小渕総理は、私も二十六年議員生活をやってきた中で、個人的...全文を見る
○野田(毅)委員 今、これは聞いている人がよくおわかりだと思うので、今の答弁で私自身、ああ随分、しっかりと説明がわかったということには必ずしもなっていないだろうと思います。  ただ、今のお話の中で、経済再生内閣として、今小渕内閣になって提案されたことを二つおっしゃいましたね。そ...全文を見る
○野田(毅)委員 よくわかりました。ということは、今のところ戦略はない、だからできることからやっていきます、そういう御答弁だったように聞こえます。その中で当面不良債権処理を急ぐんです、総括すればそんなお話だったと思う。だから私は、市場が非常に不安に思っているんじゃないかと思うんで...全文を見る
○野田(毅)委員 不良債権の問題はもうちょっと後にしますが、今宮澤先生からいろいろ答弁があったのですけれども、例えば減税の話、素直におっしゃった方が僕はいいと思うのです。  それは、なぜいわゆる恒久減税ができないか、私がその事情はよくおわかりのはずだということでお逃げになったの...全文を見る
○野田(毅)委員 今のお話を聞いて、非常に残念に思います。  要は、じゃ何のために減税されるんですか、所得減税は。私は、非常に大事なポイントはそこだと思うんです。何のために所得減税をおやりになるのか。それは単に目先の景気対策ですか。むしろ、サプライサイドからしっかりと日本の経済...全文を見る
○野田(毅)委員 この問題、私もある意味じゃ専門分野でもありますから、まだまだ本当はもうちょっと突っ込んでいきたいんですが、ほかに行きたいと思うんです。  というのは、大体議論を聞いていてよくみんなわかったと思うんですよ。今のお話の中で、当初、制度減税を意識しておられたんでしょ...全文を見る
○野田(毅)委員 結局は、これからまだ勉強を重ねる、それまでの間は凍結ということを越えられない、そういうことのようですね。  これはいつ結論を出すのですか。少なくとも、今おっしゃった凍結も、これは法案がまた要るのですね、当然のことながら。それだけのことをおっしゃりながら、全然そ...全文を見る
○野田(毅)委員 財源問題について一言反省の弁を聞きたいですね。
○野田(毅)委員 私は、では、この数年間私たちが一生懸命主張したときに、なぜそれを攻撃してこられたのか、ぜひ聞きたい。
○野田(毅)委員 学ぶ点があったという一言で、残念ですね。  午前の分がこれで終わったようですので、あとは午後に譲ります。
○野田(毅)委員 午前中、これからの、特に経済政策絡みについていろいろ質疑があったわけです。最後のところが多少、宮澤蔵相の答弁がちょっと放映されなかったところがあって、一番国民が聞きたかった反省の弁。今まで、財源がない、財源がない、財政赤字をふやすということは無責任だと言って口を...全文を見る
○野田(毅)委員 先ほど申したとおりじゃなくて、もうちょっとはっきりおっしゃってください。
○野田(毅)委員 メンツとかそんなことじゃなくて、本当にコンフィデンスをしっかりつくろうというのなら、めり張りをつけて、間違っていたら間違っていたとそこははっきりおっしゃった方がいい。そして、路線を変えたんだということをはっきりおっしゃった方がいい。そうでなければ、またぐじゅぐじ...全文を見る
○野田(毅)委員 私は、後で述べますが、必ずしも、金融関係の六法案が通ったから不良債権の早期処理がうまくいくというふうには思いません。では、なぜ今まで不良債権の処理がおくれてきたのか、この原因がはっきりしないと本質的な解決にならないと思います。  その点で、なぜ今日まで不良債権...全文を見る
○野田(毅)委員 間接的に、不良債権の処理のおくれた一つの理由として、住専処理だけやればうまくいくと思っていたことが実は誤りであったという反省の弁が込められておる、こういうことだと思いますね。  住専の処理さえできれば不良債権処理は卒業できると思い込んでいた。あのときにいろいろ...全文を見る
○野田(毅)委員 今、貸し渋りのお話をしました。まさにこういう環境の中で不良債権をどんどん処理していこう、こういうことになる。  特に今、不良債権まではいっておりませんが、いわゆる問題債権、第二分類と言われる問題債権のところをさらにしっかりと厳しく査定しよう、こういうことになっ...全文を見る
○野田(毅)委員 今、宮澤蔵相のおっしゃったこと、私は理想論だと思います。しかし、まだ理想論を展開できる環境が整っていないんです。  大手行が二十一行、資本注入を十三兆からしてもらった。だけれども、結果として、どの銀行も三月よりも四月以降もっと貸し渋りに熱心になっちゃっているん...全文を見る
○野田(毅)委員 ぜひこれはお考えを願いたい。  そのことが現在の貸し渋り問題だけでなくて、銀行が破綻をしたとき、なぜ今問題か。いわゆるブリッジバンク法案が意図するところ、それは一つは預金者保護であり、一つは健全なる借り手保護である、こういうことなんです。その中で、健全な借り手...全文を見る
○野田(毅)委員 事柄が大変微妙なものですから、特定行の名前は出しません。ただ、私は、ぜひ検討されなければならぬのは、今、日銀、そして金融監督庁が銀行検査へ入っています。問題は、その銀行検査の結果をどのように生かすかということなんです。  そこで、私は、ぜひおやりいただきたいの...全文を見る
○野田(毅)委員 もう時間が余りなくなってしまったので残念なんですが、多少答弁の食い違いがあるようですから、もう一遍きちっと後で速記録を見た上で、委員長に私から、場合によっては次の機会をお願いをしたいと思います。  そこで、今、実は大事な答弁であったと思います。本当は、大手行が...全文を見る
09月04日第143回国会 衆議院 本会議 第8号
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○野田毅君 二点お答え申し上げます。  まず、ブリッジバンクに移行しなければ破綻金融機関から預金流出がとまらないのではないかとのお尋ねがありました。  議員御承知のとおり、現在、預金保険という形で全額預金は保護されておりますことは御承知のとおり。したがって、預金が全額破綻金融...全文を見る
○野田毅君 端的に二点お尋ねがございました。  三党案が成立すれば十三兆円の銀行投入の根拠はなくなりますね、この質問であります。公的資金の投入の根拠はなくなるか。イエスであります。この法案と長銀税金投入は両立しないですね。イエスで、つまり英語で言えばノーであります。つまり、両立...全文を見る
○野田毅君 土地など特定資産の流動化についてのお尋ねがありました。また、土地の証券化及びその流通市場育成についてのお尋ねがございました。  不動産等の流動化、証券化やその流通市場育成につきましては、枠組み、方法などについての整備はもちろん重要な課題であると考えております。今回我...全文を見る