野田毅

のだたけし

小選挙区(熊本県第二区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数16回

野田毅の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第156回国会 衆議院 憲法調査会 第2号
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○野田(毅)委員 二つ意見を述べたいと思います。  一つは、権威と権力という問題。この点について、必ずしも最高の政治権力がイコール権威ということではない。そういう意味で、元首というものを政治権力の最高の政治権力者であるという規定をすればいろいろな話が出るかもしれないけれども、今...全文を見る
○野田(毅)委員 二つ申し上げたいと思います。  一つは、もう既にいろいろな方面から何度も指摘されておりますから、くどくど申しませんが、制定経過ということもあって、少なくとも、日本が無条件降伏をして、それだけじゃなくて、武装解除させられたという状況下において憲法がつくられている...全文を見る
03月13日第156回国会 衆議院 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第2号
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○野田(毅)小委員 お二人の参考人には、大変貴重な御意見をお聞かせいただきまして、まずはありがとうございました。  限られた時間ですし、ここは憲法調査会ということでありまして、今お伺いいたしますと、現行の憲法の条項について何らか不備な点があるのかないのかということについては全然...全文を見る
03月20日第156回国会 衆議院 憲法調査会 第4号
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○野田(毅)委員 二つ三つ意見を申し上げたいと思います。  結論として、日本が今回のアメリカの行動を支持するということは、率直に申し上げてやむを得ないことだと思います。できれば、国連決議が行われて多国籍軍という形の中で行動が行われるということが望ましかったと思いますけれども、拒...全文を見る
04月03日第156回国会 衆議院 憲法調査会安全保障及び国際協力等に関する調査小委員会 第3号
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○野田(毅)小委員 本日は、国際協力、特にODAのあり方を中心としてというテーマについて私見を述べさせていただくとともに、ここは憲法調査の場でございますから、憲法に関する若干の問題提起をさせていただきたいと思います。  人、物、資本、新しい技術、情報などが国境を越えて移動し、国...全文を見る
○野田(毅)小委員 関係府省間の連携を強化していくということについては、特に注意をして対応しなければいけない問題点であります。同時に、政府と実施機関との間の連携だけでなくて、実施機関相互の連携関係も大切にする必要がございます。これらを通じて、総合的なODA政策の策定、実施、評価能...全文を見る
○野田(毅)小委員 では、お許しいただいて、少し補足させていただきたいと思います。  ODAに関してはもう大体のことを申し述べました。ただ、私は一言申し添えたいことがございまして、実は、唐突なようですが、四月二十八日という日、特別な意味を感じております。これは独立回復記念日であ...全文を見る
○野田(毅)小委員 さっきちょっと国連憲章が調印をされた日にちをあえて申し上げました。それはまだ米ソの関係が、少なくともエルベの誓いなどでありましたように、いわば、先ほど首藤さんがおっしゃいましたように、これから大戦後の世界をもっと理想主義的な形の中で、夢を持って語っていた、そう...全文を見る
○野田(毅)小委員 この点で、今見直し作業が政府において、本年半ばごろまでに取りまとめをするということで始まっておることは御承知のとおりです。  お話のとおり、まず国別にどうするかということがありますが、基本的にはアジアを中心とした形で考えていこうということが今自民党の中でおお...全文を見る
○野田(毅)小委員 いろいろな見方があろうと思います。  いずれにせよ、客観的に見て、常任理事国の意見が一致しない限り安保理決議ができない、これは厳然たる事実であります。  それから、いま一つ、今回のイラクの問題で、どっちが悪いということはあるんですが、いわゆるそれに先立つ幾...全文を見る
○野田(毅)小委員 いずれも難しい問題なんですけれども、最初の、国家の安全保障から人間の安全保障というふうに変わってきた。貧困その他いろいろなテーマはかなり昔からあったテーマだと思います。人間としての尊厳をどういうふうに保持していくかという問題。  ただ、これが最近特に強くなっ...全文を見る
○野田(毅)小委員 御指摘のとおり、事後評価、私もさっきごくかいつまんでだけ申し述べたんですが、非常にこの点は大事だと思います。  そういう点で、必ずしも十分なチェックができていなかった。全体的に多少、我々の反省の一つは、日本も経済大国になった、そういう点で、金に関することであ...全文を見る
○野田(毅)小委員 この点は、結局、分野をよく重点的に整備すべきだと思いますね。そういう意味で、さっきちょっと、分野別、国別ということの見直し。だから、例えば中国との場合であれば、もうそろそろ、インフラ整備とかいうのではなくて、むしろ、環境ということであれば、その環境破壊は日本に...全文を見る
○野田(毅)小委員 今までの経緯は、さっきもちょっと触れたかと思うんですが、途上国の経済発展、いわば自立ができるような体制をどう構築するか、それに日本がどう寄与するかということですから、技術協力であれ、特にインフラ整備であったり、その種のものがやはり当初から大きかったと思っていま...全文を見る
○野田(毅)小委員 方向としては、ある程度そういう世界の最大の関心事ということを我々も当然視野に入れてやることになると思うんです。  ただ、若干、この人道援助の定義が本当にどうなのかということはもう一遍見直しておく必要があるんじゃないか。では、食糧援助は多ければいいのか。むしろ...全文を見る
○野田(毅)小委員 崇高な理想をお話しいただいて、そういうことができれば、本当に国連軍ができればという思いを持つ人は多いと思います。  ただ、発想は私ももちろん否定しませんし、そうなればいいと思いますけれども、現実にはなかなかどうでしょうか。  特に、国連の意思決定、どれだけ...全文を見る
04月17日第156回国会 衆議院 憲法調査会 第6号
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○野田(毅)委員 今お話のありました、仙谷委員、首藤委員の発言に関連するんですけれども、ODAに対する評価といいますか、特に納税者、国民からの目というのは従来以上に厳しくなっている。この点で、特に国内の経済、特に地方の経済が、いわばのたうち回っていると言っていいぐらい疲弊している...全文を見る
05月15日第156回国会 衆議院 憲法調査会統治機構のあり方に関する調査小委員会 第3号
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○野田(毅)小委員 本当は、山口さんがおられれば聞きたい点が一つあったんですが、この際、二点申し上げたいと思います。  一つは、昨年の臨時国会で、裁判官の報酬を引き下げたんですよね。これは明らかに憲法七十九条、八十条に違反しているんですよね。これをなあなあで、何か談合体質で、最...全文を見る
06月05日第156回国会 衆議院 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第4号
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○野田(毅)小委員 最終バッターになります。よろしくお願いします。  いろいろお話を聞いてみて、少し私見も申し上げてみたいんですけれども、要は、我々抱いているこの憲法、その制定の背景、歴史的な位置づけなどから見て、これはヨーロッパのいろいろな伝統を受け継いで、基本的人権を重視す...全文を見る
○野田(毅)小委員 一つ具体例で御意見を聞いてみたいんですが、曽我ひとみさんの住所を報道されましたよね、マスコミが。例えば、これなんかも、一方では報道の自由というのは非常に大事な意味があるんだけれども、ある意味では民対民、そういった横暴、国家権力じゃない、公権力でない、マスコミで...全文を見る
○野田(毅)小委員 その点ではわかるんですが、マスコミ対政治との関係でいえばその部分がいいのはわかるんだが、曽我ひとみさんは別段政治じゃないと思ったんだけれども。  つまり、弱い個というものを強いマスコミが圧殺するということはよくあるんです。そういったことを、すぐ何か、それを公...全文を見る