野田毅

のだたけし

小選挙区(熊本県第二区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数16回

野田毅の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月08日第174回国会 衆議院 予算委員会 第7号
議事録を見る
○野田(毅)委員 この予算委員会、大事な予算を審議する場なんですけれども、悲しいことに、いつもそれに先立って、鳩山総理なり小沢幹事長の疑惑問題をまずはまくら言葉のように言わなきゃならぬ。本当に悲しいことだし、国民もうんざりしていることだ。だからといって、うやむやにしていいというこ...全文を見る
○野田(毅)委員 まだ税務当局はそれに対して税務調査をどこまでやったかどうかよくわかりませんが、個別案件ですから、ここで国税庁を呼んでも答えられるわけがないので、きょうは呼びませんでした。  ただ、私も若いころ、国税庁の資産税課の課長補佐をしていたんですよ。現場の一線の相続税、...全文を見る
○野田(毅)委員 もうこの問題で余り時間をとりたくないんですがね。  ただ、法務大臣、あなたは横を向いているけれども、今また総理が、検察の捜査で贈与とみなしていただいた、私がみなしたのではないとおっしゃったんだ。おかしいじゃないですか。検察も一緒になってそういうことをやるんです...全文を見る
○野田(毅)委員 この問題は、またどうせいずれ集中審議があるでしょうから、その際に譲って、もう時間がだんだん押してまいりますから、予算の問題点に移りたいと思います。  私は、今度の予算の問題点は大きく分ければ四つほどあるのかな、そう思います。  一つは、何といってもこの予算編...全文を見る
○野田(毅)委員 まことに白々しいお話を聞いて、残念です。もう既に今までのことは報道の中で逐一されておりますから、ここでああだこうだというやりとりで時間をつぶしたくはありません。  そこで、その次に移りますけれども、実は、経済との関係なんですけれども、経済との関係でいえば、先ほ...全文を見る
○野田(毅)委員 こちらの時間がだんだん制約されるから、答弁で時間をとられたくない。いずれそのことに話は行きますから。  だから、今私が問題にしているのは、過去のどうのこうのじゃないんだ。来年度の予算と来年度の政府の経済見通しの中で具体的な数字であらわれているじゃないか、このこ...全文を見る
○野田(毅)委員 もう耳についてきたの。それで、もういいかげん、そういう街頭演説的な言い方はやめてもらいたい。九十七の空港とばかり鬼の首をとったようにおっしゃるんだけれども、では、一体何年かけてそれだけやってきたのか。それぞれの空港について、一件一件、経済的な、今日までの果たして...全文を見る
○野田(毅)委員 思いは皆一緒なんですよ。日本人で東京と地方が格差が広がっていいとだれも思っていない、そんなことは当たり前の話です。  ただ、つい先日発表された中で、これは共同通信のアンケートです。地域企業アンケート、これはごらんになったかどうかわかりませんが、地域の中小企業相...全文を見る
○野田(毅)委員 今非常に大事なことをおっしゃったんですね。物価ということだけでデフレをとらえるということであれば、金融量の問題だけで何とかなるかもしれない。しかし、本質は、やはり需給が崩れておるということだ。このデフレギャップをどうとらえて、それをどのような手順で、道筋で乗り越...全文を見る
○野田(毅)委員 経済への効果について、長期的な問題ですから、必ずしも乗数効果という言葉の中だけでは表現できません、もちろん。だけれども、本気でそう思っていますか。  それなら、例えば介護。介護の現場をよくしよう、そうであれば、では何をまずやらなきゃいけませんか。介護職の皆さん...全文を見る
○野田(毅)委員 いや、ですから、私が指摘をしているのはそこなんだ。だから、今ここで急に、今まではコンクリートばかりであるということじゃなくて、これはもう一遍さっきの表を見てみてください。政府投資の上に政府消費があるんですよ。この政府消費は着実に伸びているんだ。介護保険料の支払い...全文を見る
○野田(毅)委員 質問時間を奪わないでください。  もう時間がないから次に行きたいんですけれども、ただ、菅さん、こういうことを知っていますか。  乗数効果は、用地買収費とか補償費を除くんですね。それでいくと、東京と地方でいくと、地方の方が乗数効果は大きくなっちゃうんですよ。だ...全文を見る
○野田(毅)委員 もう最後になりましたんですが、ぜひ鳩山総理、今の菅さんのお話、深刻に受けとめてください。政治への信頼がないと、国民にそういう厳しいことを、特に税の上での厳しいことをお願いすることはできないという話なんです。  そうであれば、鳩山総理がみずからの税金問題でけじめ...全文を見る
02月19日第174回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
議事録を見る
○野田(毅)委員 まず冒頭、菅副総理にお伺いしたいんですけれども、今、日本の検察行政の最高責任者はだれですか。
○野田(毅)委員 今、自衛隊の最高責任者はだれですか。
○野田(毅)委員 税務行政の最高責任者はだれですか。
○野田(毅)委員 固有名詞で言ってください、職名ではなくて。  現在の総理はだれですか。
○野田(毅)委員 わかりました、済みません。  そうなんですよね。今、確定申告がもう始まっています。その中で、私は、世界じゅう、こんな例は、よほどのことがない限り聞いたことがない。税務行政の最高責任者が、自分のことは横に置いて、国民に向かって正しい納税を呼びかける。漫画ではない...全文を見る
○野田(毅)委員 言葉は、例えは悪いんだけれども、亀井大臣もおられるので、かつての仕事で警察庁におられたんだけれども、自首という場合は、指名手配になってから出てきたって、これは自首にならないんですよね。これは世間で騒がれて問題になって、期限後申告だ。これは自主納税に入らない。だか...全文を見る
○野田(毅)委員 贈与の事実は今もって御存じないんじゃないですか。天地神明に誓って知らないと言っておられる。大体、これはだれが聞いたって、そんなことを正面からそのとおりと信ずる人はいないですよ。親子の間の贈与を本人が知らぬで、秘書かだれかが横に入って、それだけしかわからない、こん...全文を見る
○野田(毅)委員 まさに一般の常識から外れているんですよ。別の言葉で言えば、非常識だ。納税道義を一番国民に求めている最高責任者が、みずからの納税に関してそんな非常識なことをやっていて、日本国の総理として適切ですか。世界じゅうの人がこの問題を見ていますよ。日本の政治家は一体何だと。...全文を見る
○野田(毅)委員 個別に指揮しろとか指示しろと言っているんじゃないんです。あなたから総理に、みずから進んで調査を受けろということをどうしておっしゃらないんですか。  国税庁の役人は個別案件では答えられないというのは、これは当然お役人の立場があるでしょう。だけれども、少なくとも当...全文を見る
○野田(毅)委員 現在の統治機構の中では、検察であれ国税庁であれ、動けないんですよ。小沢さんに鳩山総理から説明責任を果たすように電話したとかいうことが出ていますが、だったら、御本人みずから進んで、お母様に対して説明責任を果たすようにおっしゃるべきじゃないですか。  私は、予算委...全文を見る
○野田(毅)委員 言葉は過ぎるけれども、それでは菅さん、あなたも同罪だ。日本国の税務のあり方の最高責任者の一人として、こんな状態、まさに今、確定申告のさなかですよ。今、税務の現場でどういうような会話が交わされているか。今後、税務職員が実地調査に赴いたときに、中小企業は本当にその日...全文を見る
○野田(毅)委員 この問題でいろいろやっても答えはそれ以上進まないかもしれないが、ただ、はっきりしたことは、決して鳩山さんだけじゃなくて、菅さん、あなたにも責任があるんですよ。税務行政の、総理に次ぐ最高責任者なんだから。統治機構として、憲法上も納税義務ははっきり書いてある。納税義...全文を見る
○野田(毅)委員 そういうことなんでしょうね。  そこで、予算はもちろん歳出と歳入の両方あって、マニフェストも両面あるわけですけれども、歳出に関する部分は本当は予算委員会でもう少しやりたかったんですが、きょうはどちらかというと歳入委員会の方ですから、多少そっちの方に焦点を絞って...全文を見る
○野田(毅)委員 ちょっとごめん。  今、私が聞いたのは、全体の話じゃなくて、税制改正の中での、マニフェストのとおりやれたこととやれなかったこと。
○野田(毅)委員 僕らでさえ、私も自民党の税調会長をやって、十分に税のあり方をやってきたんですよ。そういう中から見て、今回の政府・与党の中身は、私からいわせれば実に問題が多い。  私からいえば、マニフェストどおりにやった一つは一人オーナーの話、これをやった。だけれども、それでよ...全文を見る
○野田(毅)委員 でしょう。問題があるんですよ。  やはり税というのは、具体的な企業経営なりいろいろなことに影響を及ぼす。ですから、縦横斜め、裏表からしっかり見た上で決定するんです。やっちゃってから後になって手戻りということはよくないんですよ。  それから、中小企業の軽減税率...全文を見る
○野田(毅)委員 そうなんですよね、地球温暖化対策税制。できなかったら暫定税率の廃止もやらない、そういうことですね。
○野田(毅)委員 思いを言うのは、総理もいつも思いだけ言うんだけれども、全然決まらないんだ。もう思いはいいかげんにしてほしい。必ずやると。でなけりゃ、国民は何を信用して投票していいかわからない。努力はしたけれども、やはりだめだったということになったら、一体マニフェストというのは何...全文を見る
○野田(毅)委員 六月までには結論が出ないということですか。ことしじゅうにというお話でしたね。そういうことですね。  だから、マニフェストにどういうふうにお書きになるかわかりませんが、そうであれば、暫定税率の廃止も、やるかやらぬかは年末までわからない、そういうことですね。確認を...全文を見る
○野田(毅)委員 わかりました。  だから、暫定税率を廃止しますなんて言わぬがいいんですよ。廃止するよう努力して、地球温暖化対策税を入れられるように努力しますという話でしょう、正直に言えば。それなら、そう言えばいいんですよ。それをいかにも、マニフェストでやったから、ガソリン値下...全文を見る
○野田(毅)委員 百も承知なんですよ。だから、抜本改革のときにあわせてやりますということをかねてから我が党として決めているわけですよ、この問題は、暫定税率の課税根拠も含めて。そんなことは、あなた方から言われる前からわかっていますよ。だからそう対応しているわけですね。  そこで、...全文を見る
○野田(毅)委員 これは、峰崎副大臣の権限ではできないんですよ。やれるのは、在庫の棚卸しをして、あるいは還付をどうするか、せいぜいそこまでですよ。民民のレベルですから、これに対しては行政からはできないんですよ、そう簡単に。財務省の権限の外ですよ。流通関係に携わっているのはむしろエ...全文を見る
○野田(毅)委員 この問題だけやっているわけにはいかぬので、次に行きたいと思うんです、本当はもっと、あと一時間、二時間ぐらいあってもいいぐらいだと思うんですがね。  先ほど来、今度の税制改正の中で、マニフェストでもうたっているので、お話があったのですが、控除から手当と。この政権...全文を見る
○野田(毅)委員 非常に心配なのは、言葉が先に行っていますね。  所得控除ということは、課税最低限は結果として上がるんですか、下がるんですか。税額控除の場合は、課税最低限は上がるんですか、下がるんですか。
○野田(毅)委員 そうすると、納税人口はやたらふえますね。これはどう対応しますか。課税最低限が下がるということは、そうでしょう。うんと税務職員をふやすんですか。どうやってこの辺を捕捉するんですか。執行面の課税の公平をどうやって担保できるんですか。
○野田(毅)委員 今のお話は、要するに税務職員をふやすと。そして、税務署の窓口で申告納税する人はどんとふえるんだね。  これは、仮にお話のとおり、マニフェストどおりに配偶者控除までなくするということになれば、つまり、今は夫婦子二人という前提でそれぞれの控除をつくって課税最低限を...全文を見る
○野田(毅)委員 今回でさえそういうことだね。これが配偶者控除になれば、爆発的にふえるんですよね。それはおわかりでしょう。甘い話じゃないんですよ。やってから後になって、現場が大変だったという話じゃ済まぬのですよ、これは。ここは深刻な問題だと思いますよ。  それから、世界の中で課...全文を見る
○野田(毅)委員 だんだん時間が押してきたので、本当はもうちょっとほかの、消費税を四年間上げないなんということで本当に大丈夫かということは、本当はこれはメーンでとってあったんだけれども、ちょっと時間がなくなってきたので、なんですが。  ただ、気になるのは、今、峰崎さん、そんなこ...全文を見る
○野田(毅)委員 聞きたいことがたくさんあるんですが、昨年の所得税法等改正案の附則百四条、いろいろ前提条件つきではあるんですが、二〇一一年度に、消費税を含む抜本改革の道筋、そしてそのための具体的な措置を政府は講ずるものとするということを書いておるわけだ。今回、これはそのままになっ...全文を見る
○野田(毅)委員 しかるべきときというのは気になるね。いつですか。来年ですか、再来年ですか。あるいは六月ですか、来月ですか。ここだけははっきりしてもらいたい。
○野田(毅)委員 もう時間が来たので、残念ですけれども次に譲りますが、これは最も大事なポイントなんですよ。これをまたずるずる年内いっぱいみたいなこと、二十三年度というと、この次なんですよ。予算編成作業はもう夏ぐらいから内々始まるんですよ。そんな、参議院選挙の後になってから、秋にな...全文を見る
04月14日第174回国会 衆議院 財務金融委員会 第13号
議事録を見る
○野田(毅)委員 きょうは、菅大臣には特に、金融商品の問題であるんですがおいでをいただきまして恐縮です。  その前に亀井大臣、あなたほど、突撃力というのかしら、突進力というのが抜群な人はいないんだが、同時にまた破壊力も抜群な人もいないんでね。本当は、金融担当大臣としてはどっちか...全文を見る
○野田(毅)委員 よく勉強をしていただいておるようでありますが、しっかりと頼みます。  そこで、きょうの本題はちょっとまた後ほどフォローしてもらいたいと思っているんですが、菅大臣にも来ていただいたのは、ちょっとお手元に表を、グラフですがお配りしてあると思うんです。これは私がつく...全文を見る
○野田(毅)委員 ですから、僕はその受けとめ方でぜひやってもらいたいと思うんですね。  そういう意味で、逆立ちしても鼻血が出なくなるようになるまではだめだとかそんなことを言っていたのでは務まらぬなと心配していたんですが、このところ大分発言が変わってきて、いいように変わったと私は...全文を見る
○野田(毅)委員 もう一つ、きのう、報道によりますと、記者会見ですか、これに関連して菅大臣から、増税をしても使い道を間違えなければ景気がよくなることもあるはずだということで検討を命じている、こういう発言をされたようですけれども、これはそのとおりですか。
○野田(毅)委員 亀井大臣はこれについてどう考えますか。
○野田(毅)委員 何か亀井さんの話を聞いていたら江戸時代に戻ったような感じで、昔の大名が百姓から年貢を取り上げる、そのありさまの話を聞いているような気がしてしようがない。今は、税といってもいろいろあるんですよ。いいですか。直接税と間接税、全然違うんですよ。  今、菅大臣が、使い...全文を見る
○野田(毅)委員 今のお話の後半部分はそのとおりなんですよ。  ですから、本来なら、さっきの表でお見せしたように、今ごろは、消費税を上げるとか上げないとかじゃなくて、上がっていなきゃおかしいんです。今ごろちゃんと上がっていれば、もっともっと、そういう意味で、社会保障の分野が一つ...全文を見る
○野田(毅)委員 今はまだ現物ができ上がっていないわけで、途中経過ですから、今の思いを述べられたということできょうの段階は受けとめたいと思うんです。  私が心配しているのは、ちょうどCO2の九〇年比二五%削減というのと似たようなことで、アドバルーンはぼんと上がるんだけれども、そ...全文を見る
○野田(毅)委員 大いに期待しています。これは私が期待するだけじゃなくて、市場関係者は非常に強く期待していると思うんですよ。逆に、期待が裏切られたときの反動というのはやはり頭に置いて対応してもらわなきゃならぬということだと思います。  あとは次の質問に譲らせていただきます。あり...全文を見る
04月20日第174回国会 衆議院 本会議 第24号
議事録を見る
○野田毅君 小野寺議員にお答えをいたします。  二問ございました。  まず、二〇〇五年比一五%削減について、この一五%を真水の国内削減分としたことの意義についてでございます。  これは、自民党案におきます中期目標というのは、御案内のとおり、今後の国際交渉による合意に基づき設...全文を見る