野田毅
のだたけし
小選挙区(熊本県第二区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数16回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月06日 | 第180回国会 衆議院 予算委員会 第20号 議事録を見る | ○野田(毅)委員 自由民主党の野田毅でございます。 きょうは、時間の限りがありますので、できるだけ簡潔に御質問をいたしますが、また、できるだけ簡潔にお答えをお願いしたいと思います。 まず、改めて総理の決意を聞きたいんですけれども、一月ですか、改めて総理が税と社会保障一体改...全文を見る |
○野田(毅)委員 政策論としてまことにそういうことは大事なことだと思いますが、政策論が正しいから政治論としてそれが国民に受け入れられるかどうかは別問題です。 特に日本は議院内閣制の国なんですよ、アメリカの大統領制とは違うんです。与党があって初めて内閣が誕生するんです。そういう...全文を見る | ||
○野田(毅)委員 建前はよく知っています。だけれども、現実に、固有名詞を出すのはいかがかと思いますが、小沢さんたちは違うことをおっしゃっているじゃないですか。そして、多くの民主党の皆さんの中でも、正面からこれに対して異論を現に唱えているじゃないですか。国民はみんなそれを知っている...全文を見る | ||
○野田(毅)委員 今ここですぐ結論が出ることではないでしょうけれども、ただ、ちょうど小泉さんが郵政改革にまさに思いを込めておやりになった。事の是非は別として、これを貫くためにあえて与野党の反対を押し切って、ただ押し切るだけじゃない、自分が思いを持つだけじゃなくて、そのための具体的...全文を見る | ||
○野田(毅)委員 野田さんが、総理が抵抗勢力をつくりたくないというのはよくわかる。だって、ノーサイドと言ったんだから。そうでしょう。だけれども、ノーサイドということは、民主党内の争いをやめるというノーサイドだ。消費税については賛成サイドか反対サイドしかないんですよ。これだけは断言...全文を見る | ||
○野田(毅)委員 今、党内のいろいろな乱れについてお話をしましたけれども、私がなぜそういうことにこだわるかというと、多くの国民の皆さんは、今回の消費税の引き上げについてマニフェスト違反だという認識がある。これが違反であるかどうか論争するつもりもないです、つくった作成責任者の小沢さ...全文を見る | ||
○野田(毅)委員 私は、マニフェスト違反がけしからぬと言わないんですよ。マニフェストそのものがおかしいんですよ。そもそも、簡単に言えば、財源なきばらまきのマニフェストが今回の混迷を招いているんです。これが本質なんですよ。約束を守れる前に、守れない約束をしたことに問題があったんです...全文を見る | ||
○野田(毅)委員 何か口ごもって、十六・八兆円は出なかったということだけ理解しました。 だけれども、実際にその期待感を裏切ったのと、私は、これは何か普天間と同じじゃないかなという気がしたの。つまり、普天間のときも、もうやむを得ないかというところまで行っていたんだけれども、その...全文を見る | ||
○野田(毅)委員 数字をいろいろ言っても、恒久財源でないからそれほど意味があると思いませんが、どういう無駄を実際省いたか。きょうは時間の関係がありますからこれ以上言いませんけれども、要は、少なくともこのマニフェストは、財源なきばらまきのマニフェストそのものを改めない限りまだまだ動...全文を見る | ||
○野田(毅)委員 財務大臣は読みましたか。 | ||
○野田(毅)委員 厚労大臣はお読みになりましたか。 | ||
○野田(毅)委員 ここに、総理、この政権の性格があらわれているんですよ。 そもそも、今日の我が党の考えがどうなのかということをまとめて書いたものを担当の厚労大臣がお読みでないということは信じられない。その程度の一体改革に対する熱意なんでしょうか。総理はどう思いますか。 | ||
○野田(毅)委員 これは、テレビを見ている国民の皆さんも、口があいて塞がらないと思うんだ。だって、これを発表して十日以上たっているんですよ、少なくとも。そうでしょう。そして、いよいよこれから一体改革の法案を出すんだよと。その中で、何が一番我が党は関心を持っているのか、この点につい...全文を見る | ||
○野田(毅)委員 僕はこの話を聞いて、ああ、これはもうとてもできないと思った。だって、そのときにあなたは財務大臣ですよ。これを言い出したのは菅内閣じゃないですか。菅さんが再選されて、あのときの選挙はこんな話は全くなかった。TPPもなかった、この話もなかった。あったのは、ただ政治と...全文を見る | ||
○野田(毅)委員 具体的に言いますと、この前からこの委員会でも、我が党から鴨下委員初めいろいろ指摘しましたね、年金問題。この問題も、我々は、基本的には現行の制度を基本としてしかできないよと。ただし、その中でも、もう既に国会へ出していますが、せめて共済と厚生年金、サラリーマンの年金...全文を見る | ||
○野田(毅)委員 今ある認定こども園と今度の総合こども園は全く質が違います。いずれ改めてそういう場があれば言いたいと思います。 少なくとも、今回の大義名分というのは、やはり待機児童解消ということが最大のうたい文句なんでしょう。これは、少なくとも地域的にある程度限定されている。...全文を見る | ||
○野田(毅)委員 大分宣伝の機会を与えたようなことなんでしょうけれども、実はかなりの問題があることだけ申し上げておきます。 私も、今自民党の社会保障特命委員会の委員長をしております。この中で、つい先般、少子化対策について、単に幼児教育のあり方、保育のあり方等々だけではなくて、...全文を見る | ||
○野田(毅)委員 どういうこと。 | ||
○野田(毅)委員 介護を今聞いていません。 あなたは今一号だとおっしゃった。では、二号、三号とは何ですか。だから、そういうことを知らないなら知らないでいいですよ。だけれども、知らないのは恥ずかしいですね、担当大臣として。 だって、国民健康保険というのはみんな身近な話じゃな...全文を見る | ||
○野田(毅)委員 今言ったとおりじゃない。 それで、問題は、これは我が党でもやはりちょっとうかつだったと僕は思うんですよ。資産割は、何を基準にして資産を把握できるんですか。個々人の資産ですよ、収入じゃないんですよ。何を基準にかけているんですか。 では、預金、みんなわかって...全文を見る | ||
○野田(毅)委員 それはそれしかないんだけれども、問題はその固定資産なんですよ。 あなたは東京の区の中に固定資産を持っているかどうか知りません。あるいは、ほかの地域に持っているかもしれません。だって、お医者さんなんかでもあっちこっちに持っている人はたくさんいますよね。ほかの地...全文を見る | ||
○野田(毅)委員 それは当たり前なんですよ。なぜかというと、固定資産税台帳は市町村にしかないんですよ。市町村を越えたところの固定資産は、誰が幾ら持っているかわからないんですよ。そういうことを前提にして今の国保税が決まっている。おかしいと思いませんか。特に、都道府県に広げようなんて...全文を見る | ||
○野田(毅)委員 今、所得の話をしているんじゃないです。あなたは今二つ間違っているの。 所得の捕捉は、社会保険料を決めるときには市町村でやっているんですよ。市町村が所得の捕捉をする。市町村が捕捉をする前提として、国税から通知が来るんだ。だから、国税から来ないことも市町村は当然...全文を見る | ||
○野田(毅)委員 それは、今まで自民党がやってきたことは全て正しいと誰も言っていませんよ。だから、今回一緒にやろうとおっしゃるなら、やじがいっぱいあるけれども、そんなことは横へ置いて、改めるべきところは謙虚に改めようというその姿勢がなくて、物事は進まぬのですよということを申し上げ...全文を見る | ||
○野田(毅)委員 今反対しておられる、まあ、こんなこと、プライベートなことを言ってはいけませんが、流通業界の皆さんはもう必死になっていますよね。これは彼らがわがままで言っているのかどうなのか。私はそうは思わないんです。これは決して流通業界だけではないんです。かねてから、もう十年以...全文を見る | ||
○野田(毅)委員 今、答えていないと。全く答えていないです。それはなぜかというと、答えがないから。だから、それはわかります。 答えを言いますが、今フランスでも、我が国では、デフレのときの消費税との関係、いろいろ議論がある、しかも景気が悪いとかいろいろあるわけですが、ヨーロッパ...全文を見る | ||
05月11日 | 第180回国会 衆議院 本会議 第20号 議事録を見る | ○野田毅君 私は、自由民主党・無所属の会を代表して、税制抜本改革二法案について、野田総理に質問をいたします。(拍手) 冒頭、東日本大震災から一年以上が過ぎましたが、いまだに厳しい生活を強いられている被災者の方々に対して心からお見舞いを申し上げると同時に、被災地の一日も早い復興...全文を見る |
05月23日 | 第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第6号 議事録を見る | ○野田(毅)委員 今週に入りまして、我が党から、石原幹事長、伊吹筆頭理事初め、今の逢沢さんまでちょうど十人、こうして主として総理を中心にしての質疑をいたしました。 私が今回のシリーズの本日の最終バッターということになるわけですが、既にこれまでのやりとりの中で、率直に言って、か...全文を見る |
○野田(毅)委員 国会での議論はそういった市場への影響等々を頭に置きながらしなければなりませんので、過剰反応が出るようなことのないようにしなきゃいけないということを我々も心得ておるつもりです。だけれども、特に与党の皆さんはしっかりとそのことを認識しながら事柄に対応してもらわないと...全文を見る | ||
○野田(毅)委員 率直なお話をいただきました。 総理が今おやりになろうとしていることは、私は間違っているとは思いません。ただ、その思いを具体化していくにはハードルがあるな。 というのは、マニフェストの問題は、あのマニフェストを守らなかったことがいけないと言っているんじゃな...全文を見る | ||
○野田(毅)委員 みんなに政治生命をかけたら、それは欲張りです。大体、一内閣一つのテーマで十分です。 おっしゃったように、行政改革であったり無駄の排除にしたって、だって、何が無駄かというのは時によって違うでしょう。そのときには必要であったって、時がたてば要らなくなるんだし、当...全文を見る | ||
○野田(毅)委員 今ずっと聞いていると、私は海部内閣のときのことを思い起こすんですよ。あのときは消費税ではないんですけれども、いわゆる政治改革法案です。これにやはり一生懸命だったんですよ。だけれども、国民はやれという中で、実は政党の方が反対したんだ、内輪で。そして、とうとう委員会...全文を見る | ||
○野田(毅)委員 必ず採決をすると。ただ、十二月までいってからじゃ遅いですね。問題は、いつ、どのタイミング、この辺は伊吹筆頭にしっかりとこれからぎりぎり詰めてもらうことになると思うが。 いずれにしても、これだけは、我々が最も心配しているのは、本当に採決そのものを延ばすという可...全文を見る | ||
○野田(毅)委員 そのとおりのお考えでこれからやりますということになりますかね。どうですか。 | ||
○野田(毅)委員 本当にこのテーマは与党、野党を超えたテーマだと我々は思っていますよ。だけれども、さっき言ったように、難しくしちゃったのはあなた方なんだよ。せっかくいいところまで来ていたのに、それをまた根っこからちゃぶ台返ししちゃったわけだ。そしてこうなっちゃった。普天間と一緒な...全文を見る | ||
○野田(毅)委員 社会保障に関しては、そういうことでこれから進めさせてもらおうと思っています。いろいろほかにもありますけれども。 ただ、基本的な考えは、さっき冒頭言いましたけれども、我が党は、少なくとも、自助、共助、公助というのはよく言われて、これは大体御承知のとおりですけれ...全文を見る | ||
○野田(毅)委員 いい答えは、諦めることだね。もうちょっと本当に、超長期検討の対象になるかどうかでしょうね。 私は、これは歳入庁だけじゃなくて、かねてから、我が党もひとつ反省もして、着手しなきゃいかぬのは、そういった社会保険の保険料の決め方などについて、もう少し見える化という...全文を見る | ||
06月22日 | 第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第20号 議事録を見る | ○野田(毅)委員 ただいま議題となりました両修正案につきまして、民主党・無所属クラブ、自由民主党・無所属の会及び公明党を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法等の一部を改正する等の法律案に対する修...全文を見る |
○野田(毅)委員 そのとおりです。 | ||
○野田(毅)委員 なくなったと言い切るのは気の毒かなと思います、これから協議するわけですから。そこは、それ以上攻撃しない方がいいんだろうと思いますね。 | ||
○野田(毅)委員 社会のあり方として、やはり自分の人生についてまず第一義的に自分が責任を持つ、これは当然のことだと思います。だけれども、自分ではそれだけのリスクをしょい切れない、それが実は、みんなでやろうというのが共助の世界であります。そういう意味で、支え合うというのはむしろ共助...全文を見る | ||
○野田(毅)委員 今御指摘のとおり、今現在の社会保障に要するお金とそれから調達される財源との間に非常に大きな開きがありますね。今日でさえそれだけの開きがある。今後、将来を展望すれば、なおさら高齢化が進んでいく。これはみんな常識だと思います。 その中で、どういうところにその財源...全文を見る | ||
○野田(毅)委員 大変いい御質問をいただきました。ありがとうございます。 あのときは、消費税だけじゃないんですね。客観的に見れば、トータルとしてはレベニュー・ニュートラルだったかもしれませんけれども、実際、その上げた年は、消費税の引き上げによる五兆円ぐらい、そのほかに、特別減...全文を見る | ||
○野田(毅)委員 今回の政府案は、基本的には、平成二十一年度の所得税法改正の附則百四条をベースにつくってあるわけですね。その二十一年度の税制改正は自公政権時代であります。その附則の中に、消費税を含む税制の抜本改革のある種のプログラム的な手順と同時に、所得税なり相続税等についての考...全文を見る | ||
○野田(毅)委員 軽減税率の議論の前提は、多分、低所得者への配慮という角度の切り口だと思うんです。 そもそも、消費税の性格上、消費についてパラレルに課税されるということが、低所得者から見れば、負担額は別として、消費水準に応じて負担額が決まるわけですから、収入という側面から見た...全文を見る | ||
○野田(毅)委員 政府案でも転嫁への配慮の規定があったんですが、今回、特にこの問題、我が党も重要視いたしておりまして、あえて独禁法あるいは下請法という固有の法律名をも掲げながら、特例的な立法が必要であるということを明記したわけです。 言うなら、ある意味では転嫁カルテル的なもの...全文を見る | ||
○野田(毅)委員 まあ、やじであったかどうか。大体、メリット、デメリットという表現は余り好きじゃなくて、問題点と言うのならいいんですけれども。 今回、このインボイスというものを扱うことによって、今お話がありましたよね、そういう意味で転嫁もしやすくなる側面があるんですよとか、あ...全文を見る | ||
○野田(毅)委員 これは大変大事なことでして、財政再建原理主義と言うとなんですけれども、ただ、その前に、経済ががたがたになっては、財政再建も何もないんですよね。 大事なことは、経済全体をどういうふうに改善するかというか、そこが一番大事なことですね。つまり、資源の再配分をもう一...全文を見る | ||
06月25日 | 第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第21号 議事録を見る | ○野田(毅)委員 歳入庁によってどういう社会保険料の徴収をするのか、少ししっかりと中身を見詰めてほしいと。 社会保険料という中には、一口で言っていますけれども、年金にかかわる社会保険料もあれば、医療にかかわる社会保険料もあります。それからもう一つは、同じ年金でも、サラリーマン...全文を見る |
○野田(毅)委員 少し補足をさせていただくんですけれども、ちょっと今のパネルを立ててみてください。 今、幹事長から、我が党の綱領が具体的に今度の推進法案の中にどう表現されているかということなんですが、実は、今度の推進法案骨子の中の特に二番目、太字じゃないんですけれども、この中...全文を見る | ||
○野田(毅)委員 幹事長御指摘のとおり、この条項は、私どもの主張で入れていただきました。 財政再建という課題は、単に目先の予算の帳尻合わせをすることが財政再建ではない。基本的には、歳入の構造、歳出の構造を、少し長い目でといいますか、中期的な目で構造をどうするかということが大事...全文を見る | ||
○野田(毅)委員 実際、具体的な実務者協議で前線で御主張をいただいたのは町村先生御本人ですから、承知の上での御質問かと思います。 それは、少なくとも家族の重みというか家族のきずなというか、我々の考え方からすれば、よく控除から手当という表現がなされるケースがありますが、我々は、...全文を見る | ||
06月26日 | 第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第22号 議事録を見る | ○野田(毅)委員 今回の大改革と申し上げていいと思います、社会保障の仕組みにしても、今のままで未来永劫大丈夫ということは誰も考えていないと思う、どこかできちんとしなきゃいけない。それから、現在の財政の状況をこのままでいいとは誰も思わない、いずれ消費税引き上げはみんな必要だと答える...全文を見る |
○野田(毅)委員 新聞に載っているんですから、この記事は事実です。 | ||
○野田(毅)委員 この条項を新たに入れるということを強く主張した一人でありますから、私から申し上げておきます。 それは今までの反省があります。先ほども申し上げたんですけれども、実際に消費税の引き上げということは誰も喜ぶ人はいません。選挙を前にして、みんな政治家はひるみます。そ...全文を見る | ||
○野田(毅)委員 もちろん、常に反省はいたしております。だから、我々は、それを言うなら手直しする形で、我々は現行の制度を基本に改善策を講じようということを出しているわけです。 ただ、先ほどいろいろお話があったんですが、抜本的な見直しをしよう、あるいは年金にしても高齢者医療にし...全文を見る | ||
07月13日 | 第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第2号 議事録を見る | ○衆議院議員(野田毅君) ただいま議題となりました社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法等の一部を改正する等の法律案及び社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律案の衆議院における修正...全文を見る |
07月18日 | 第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第3号 議事録を見る | ○衆議院議員(野田毅君) 一言で言えば残念です。 そもそも、やはり税にせよ社会保障の問題にせよ、選挙ではどちらかといえば人気を取りたいからそういう約束を並べます。しかし、政権を取るとそうはいかないということのはざまの中でいろいろ与党の皆さんも苦しみがあることは分かります。しか...全文を見る |
07月19日 | 第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○衆議院議員(野田毅君) 極力簡潔に答えます。 元々、お話があったとおり、私は、この現在の野田内閣で、消費税の引上げを含む社会保障等の一体改革、提案する資格があるかどうか疑問です、でしたと言った方がいいかもしれません。それは、いろいろ御議論があったとおり、マニフェストとの関連...全文を見る |
○衆議院議員(野田毅君) そのとおりです。できるだけ早く、この法案が成立した後は、堂々と国民に信を問うという形を取ってもらいたい、その上で改めてその政権の下でいろんな展開をしていきたい、そう思っています。 | ||
○衆議院議員(野田毅君) 三党合意で入れたことですので、私から申し上げます。 今までは、御承知のとおり、社会保障の分野にほかで必要な予算を削って持ってきたり借金をして持ってきたりということを重ねてきたものですから、結果として本来必要な分野の資源配分まで怠るということになってし...全文を見る | ||
○衆議院議員(野田毅君) 午前中の片山先生に対する答弁でも申し上げたんですが、我が党としては、既に小泉内閣のときにでも本当は提案してもよかった。しかし、それよりも先にまず聖域なき歳出削減だということでやってきました。その結果、いろんなところでひずみも出た。そういう反省の中から、私...全文を見る | ||
○衆議院議員(野田毅君) まだ我が党として次期選挙に対する、我が党はマニフェストではなくて選挙公約と呼んでおりますけれども、公約の中身は詰めておりませんが、考え方としては、当然のことながら、今回の三党合意の内容、法案が成立すればこの成立した法案に則してその中身が実現を着実にしてい...全文を見る | ||
07月23日 | 第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第6号 議事録を見る | ○衆議院議員(野田毅君) 問題意識は全く共有いたしております。特に国土強靱化というと、ちょっとイメージ的にいろんな意見があるんですが、同時に地方経済強靱化という言葉も併せて言っていいと思うんですね。地方の経済基盤をどう強化するかということを含めて国土強靱化ということだろうと。 ...全文を見る |
○衆議院議員(野田毅君) 御指摘のとおりでございまして、消費税の具体的な引上げの実施時期は来年ではなく再来年の四月からでありますと、その半年前に、具体的なそのとおりにやるかやらないか、トリガーを引くかどうかを時の政府として判断をすると、それまでには、別途、社会保障制度推進法案の中...全文を見る | ||
○衆議院議員(野田毅君) この点は、社会保障制度改革推進法案の中で、まず目的規定の中で今のような御趣旨のことを明記をいたしておりますし、同時に、あと「基本的な考え方」で幾つか考えを述べておりまして、それに基づいて国民会議で議を経てやりますと、こういうことになっているわけですので、...全文を見る | ||
○衆議院議員(野田毅君) 御指摘のとおり、経済の状況を単に成長率で実質で幾ら、名目で幾らということをもって優先判断するということは果たして本来政策的に正しいのかどうか、経済状況というのはそういうことだけじゃなくて様々な他の要因を併せて判断をするというのは、これは当然のことだと思い...全文を見る | ||
○衆議院議員(野田毅君) 今お話ありましたように、いわゆる給付付き税額控除方式でいくのか、軽減税率方式でいくのかということについて、まだペンディングであることは御指摘のとおりです。 我が党としては、少なくとも一桁の間は、現実問題、軽減税率をやるのもいかがかなと。むしろ二桁にな...全文を見る | ||
○衆議院議員(野田毅君) 御指摘のとおり、これが恒久的な措置にならないように、やはりある程度、臨時的、暫定的な姿であるということを明確にした上できちんとした対応をするということが必要だと思います。 | ||
○衆議院議員(野田毅君) 今御指摘のとおり、国の在り方、国と個人とのかかわりの仕方にかかわる大事な問題だと思います。そういう点で、多少それが時代とともに変化してきていると思います。今、五公五民のお話があったんですが、これは江戸時代のことでありまして、その当時には社会保障などという...全文を見る | ||
○衆議院議員(野田毅君) 政府案でも転嫁対策についてかなり具体的に表現されておりましたが、あえてそれに重ねて、独禁法あるいは下請法に対する特別立法を作るという言葉まで含めた合意を作って修正案にしたという背景は今御指摘のとおりですね。精神論だけではなくて、法的にもちゃんとした対応を...全文を見る | ||
○衆議院議員(野田毅君) 社会をみんなで支え合うというのは当たり前の話であって、そもそも社会保障制度そのものがそういうことなんですね。ですから、ここだけ今まででない法律的用語と、しかも、税の上でこういう表現は私どもは違和感を感じております。そういう意味で、当たり前のことはこの際は...全文を見る | ||
○衆議院議員(野田毅君) 今回は、今申し上げたとおり、社会保障制度ということでいえば支え合うという言葉を使っていいでしょうね。ただ、税という側面からいえば、税の側面は支え合うということが基本ではありません。基本的には、税の目的というのは、国家財政を支えることから資源全体をどういう...全文を見る | ||
○衆議院議員(野田毅君) そういう御指摘があれば、なるほどねということは理解をいたします。 率直に言って、この問題について、社会保障の在り方ということとそれからそれをどうやって財源で調達するかということとの間には、みんながもう一遍きちんと組立てをし直さなければならぬと思ってい...全文を見る | ||
○衆議院議員(野田毅君) 先ほどの御質問と連動するんですけれども、消費税だけでなくて、当初は御指摘のとおり所得税あるいは相続税等も含む法案でありました。そういうことで、これを一応今回は見送って、そして年末の税制改正のときにもう一遍きちんと組立てをし直しましょうということは、内容に...全文を見る | ||
○衆議院議員(野田毅君) 消費税の具体的な実施時期、御承知のとおり、今年、来年ではありませんね。再来年の四月です。それを決定するかどうか、トリガーを引くのは来年の秋と。したがって、それまでには具体的にどういう対応をするか、低所得者対策ということについて何らかの給付措置を、簡易なも...全文を見る | ||
○衆議院議員(野田毅君) 率直に言って、それだけの時間的余裕がなかったということだろうと思います。 この点は既に、今回だけでなくて、その前、二十四年度税制改正案の中にも、二十三年度かな、入っておったと思いますね。その時点から、私どもは、当面必要なことだけを修正をして成立をして...全文を見る | ||
○衆議院議員(野田毅君) 税率の刻みについては、むしろあの所得税法改正案附則ですね、二十一年度に成立した、あの中でも方向性は出しております。御承知のとおりです。むしろ累進度を高めるという方向を既に出しております。 問題は、その刻みの仕方もあるでしょう、それからもう一つ言えば、...全文を見る | ||
○衆議院議員(野田毅君) 全然食い違っていないと思って聞いていましたけれども。はい。 | ||
○衆議院議員(野田毅君) そうですね、最高税率のレベルあるいはブラケットですね、その刻みの仕方についてはやはりもう少し議論を重ねてより良き案ができればいいですねということもございますし、それから、全体として、それだけでなくて、今日、特に都市部における相続税のレベルについて、やはり...全文を見る | ||
○衆議院議員(野田毅君) そういう方向であります。 | ||
○衆議院議員(野田毅君) よく御覧になったですね。私どもは、少なくとも政治家として、こういう場合にどういう具体的な手順になるかと。少なくとも、連立政権に入っておりませんので、政府税調の中に私どもが入るということはこれはない、これは断言しておきたいと思います。しかし、合意をしたわけ...全文を見る | ||
○衆議院議員(野田毅君) 論理的に言えばそうなんでしょうね。だけど、調わないということを前提として合意するなどというのはナンセンスですね。 ですから、私どもは共同提案をして修正をする、そしてそれに先立って政党間の合意をする、これは大変重いと思っています。それに尽きると思います...全文を見る | ||
○衆議院議員(野田毅君) 反論というほどのことはないんですけど、そもそも今、年金であれ医療保険であれ、大体社会保険という形で一緒にしていますよね、扱いを。だけど、実は違うんですよ。年金の場合は長期的な話ですよね。で、失業者や学生からどうやって保険料を徴収できるんですか、国税庁の職...全文を見る | ||
07月25日 | 第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第7号 議事録を見る | ○衆議院議員(野田毅君) 今のお話については、まず税法の方で給付付き税額控除ということを非常に強く政府及び民主党の皆さんから主張されている経緯がございます。その給付付き税額控除ということは所得の捕捉を前提にしている話でありまして、そのためにはまさにマイナンバー法案を入れることによ...全文を見る |
○衆議院議員(野田毅君) 歳入庁を設置せよという趣旨は、社会保険料の徴収についてより万全の体制をつくりたいということが一つの趣旨なんだろうと理解をしています。そういう点で、趣旨はいいんですが、その目的は。ただ、現実にそれをやるための具体的な制度が前提として必要になります。というの...全文を見る | ||
07月26日 | 第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第8号 議事録を見る | ○衆議院議員(野田毅君) 私が出て恐縮なんですが、長年こういった問題に携わってきたものですから、その感覚から申しますと、政府が検討するのは、いつも検討しているんですよ。ただし、結論を出すには至らないです。結論を出す前には当然与党の皆さんと相談して決める、これが通例です。したがって...全文を見る |
○衆議院議員(野田毅君) 当時その問題で奔走しておりましたという立場から申し上げたいと思います。 というのは、まず第一に、逆進的であるかどうかということは、必ずしも単一の税で測るべきものではないというのは当然の常識だと思います。それは、所得税体系であったりあるいは歳出の体系、...全文を見る | ||
○衆議院議員(野田毅君) 相対的なものとして、消費税というのは消費の大きさに応じて負担が決まるということですから、消費に対して逆進ということは論理としてあり得ないわけです。ただ、比較する場合に、所得税の累進度があるのと比べれば、所得税に比べて逆進的であると。 つまり、累進的と...全文を見る | ||
○衆議院議員(野田毅君) 消費税の引上げということだけでではなくて、それを、使い道がさっき申し上げたような形で、社会保障制度、特に医療、保健等々について、その体制を、現在のこれを守っていくということだけで大変なことなので、それを守っていくこと自体が低所得層あるいは中間層についても...全文を見る | ||
○衆議院議員(野田毅君) 今やり取り聞いていまして、基本的に古本さんがお答えをしたとおりでして、まあ、ありていに言えば、しかるべきときということなんでしょうね。実際に引上げが現に実施されるというのは来年でなくて再来年四月からですから、それに対する予算措置ということはそのときの予算...全文を見る | ||
07月27日 | 第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第9号 議事録を見る | ○衆議院議員(野田毅君) 今回の消費税の引上げに伴う財政健全化への一歩前進という姿は、単年度ごとの帳じり合わせということに意味があるとは思いません。というのは、毎年、高齢化が進んでいくことによって当然増的に一兆三千億から五千億これから増えていくわけですね。だけど、毎年その分だけ消...全文を見る |
○衆議院議員(野田毅君) 今御議論ございましたように、消費税の引上げということは大変経済にもインパクトを与えることであります。現状はまだまだ経済の状況は厳しいと、そういう中であえてその引上げをせざるを得ないということは、当然、経済との関係、最優先で配慮しなきゃいけないということも...全文を見る | ||
○衆議院議員(野田毅君) 御指摘のとおりです。 | ||
○衆議院議員(野田毅君) さっき財務大臣からも御答弁あったんですが、大筋においては発想はそういうことだと思います。 ただ、大前提は、今回の税制改革、これは実は税制だけじゃなくて、歳出構造、歳入構造を見直すんですよと。つまり、単年度の帳じり合わせの話じゃないんですと。ですから、...全文を見る | ||
○衆議院議員(野田毅君) これは、私どもは当然、五兆円部分は、今でもそうですけれども、建設国債というのはあって当然だと思います。建設国債をゼロにするという議論は暴論だと思います。財政法の理念からいっても、それは赤字国債よりは建設国債の方がまだ基本として認められているんですよ。そこ...全文を見る | ||
○衆議院議員(野田毅君) 基本的には宮沢さんの御説明だと思いますが、もっと思いを込めて言えば、今までは必要であった分野を削ってきたと、だから、本当はもっと投入しておかなきゃいけなかった分野、教育の分野であったり研究開発の分野であったり、言葉を換えて言えば、金の卵を産む鶏までちょっ...全文を見る | ||
○衆議院議員(野田毅君) はい、簡潔に言います。 その部分を公共事業に回そうと言っていませんよ。あくまでこの部分は別の部分です。以上です。 消費税の使い道は消費税の使い道です。それははっきりしているわけです。 | ||
○衆議院議員(野田毅君) 大きな意味ではそういうことです。だからといって、やっぱり公共事業は公共事業の財源、建設国債ということが主になると思います、その点は。そのほか別のいろんな調達の仕方はあると思います。もうこれは先ほど述べたとおりです。 | ||
○衆議院議員(野田毅君) 少しさっきのどなたかの答弁で申し上げたんですが、十年で二百兆、これ、事業費ベースです。GDP統計の中ではっきり出ていますね。これは去年ぐらいは大体二十兆ぐらいかと思います。この中には、いわゆる公共事業もあれば、例えば大学の建物の建て替えであったり、みんな...全文を見る | ||
○衆議院議員(野田毅君) 今申し上げたでしょう。過去十年間、ずっと減らし続けてきたの。だから、逆に言うとですね、せめて今ぐらいのことはこれ以上削らないようにしましょうと、消費税を引上げをすることによって、これから出てくる社会保障へのお金のためにほかのものをみんな犠牲にして持ってい...全文を見る | ||
○衆議院議員(野田毅君) だから、それを……(発言する者あり)いやいや、だから、そうじゃない。つまり、ゆとりという言葉は、削らないで済むゆとりなんです。つまり、これ以上削るのをやめましょうと言っていることですから、増やせという話じゃないんですよ。 | ||
07月30日 | 第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第10号 議事録を見る | ○衆議院議員(野田毅君) この六つの分類について今初めてここで見ました。だから、直ちにここでどれがいいとか悪いとかいうことはちょっと差し控えたいと思いますけど、先ほど来の御議論を聞いていまして、古川さんの御指摘は正しいと思っています。そのとおりです。ただ、今回、これは社会保障の中...全文を見る |
○衆議院議員(野田毅君) 論理的には検討の余地はあるということだと思いますが、実際に大筋からいえば極めて厳しいということだろうと、八%レベルということでは非常に厳しいということを率直に申し上げた方が素直だと思います。 | ||
○衆議院議員(野田毅君) まあ可能性は八%のときよりは大きいと思いますが、ただ問題は、そのことによって軽減税率をやるのか、あるいは基本税率そのままで適用するのかによって全く税収総額に大きな影響を与えるということは本質的な問題であります。 | ||
○衆議院議員(野田毅君) 逆進性の問題についてはいろんな視点で判断する必要があると思っていますが、一つは、やはり何といっても歳出構造と歳入構造とのバランスをどう見るかという視点は欠かすことのできないポイントの一つです。 特に、先般も申し上げたんですが、今世紀に入って高額療養費...全文を見る | ||
○衆議院議員(野田毅君) 随分早くから提唱してきておりますので、大賛成であります。 | ||
07月31日 | 第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第11号 議事録を見る | ○衆議院議員(野田毅君) 被災地に対する税制上の支援措置につきましては、消費税の議論に入る前に、既に昨年の災害が発生した直後から、あるいは所得税の取扱い、住民税の取扱い、法人税の取扱い、その他様々な、できるだけの全力を挙げた支援体制を取ろうということで既にスタートいたしてきており...全文を見る |
08月02日 | 第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第12号 議事録を見る | ○衆議院議員(野田毅君) 若干ずれているかというところは、なくはないです。 ただ、そもそも消費税を最初につくったときに、国税だけではなくて、地方税の基幹的な税目であった娯楽施設利用税あるいは料飲税等々ですね、いわゆる一般財源であった地方税をやめて消費税に一本化したと。その過程...全文を見る |
○衆議院議員(野田毅君) 今、安住財務大臣から御答弁がありました。全くそのとおりだと思います。 | ||
○衆議院議員(野田毅君) 今まで必要な分野の予算も削って社会保障に充ててきたという答弁は、全くそのとおりです。ただ、消費税の引上げに伴う増収分について、これを社会保障以外の分野に使っていいということは一言も言っておりません。むしろ逆に、今回初めて税法の中で消費税の使い道を、いわゆ...全文を見る | ||
08月03日 | 第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第13号 議事録を見る | ○衆議院議員(野田毅君) ここの条文のその前に「税制の抜本的な改革の実施等により、財政による機動的対応が可能となる中で、」ということですから、読んで字のごとしだと思います。 ただ、この場合、先ほどの大臣とのやり取り、大変楽しく拝聴させていただいておりました。やはり大事なことは...全文を見る |
○衆議院議員(野田毅君) ですから、今申し上げた内容であります。 | ||
○衆議院議員(野田毅君) つまり、構造改革なんですよね。だから単年度の帳じり合わせの話じゃないと。機動的対応というのは、財政の単年度ごとの収支の話じゃなくて、歳入の構造改革、歳出の構造改革ということの中で戦略的な対応ができるという意味であります。 | ||
○衆議院議員(野田毅君) 今申し上げたじゃないですか。つまり、単年度ごとの帳じり合わせじゃありませんよということですね。ですから、仮に消費税の引上げをしないで今までのように全部カットカットカットということでいくのがいいのか、あるいは逆に、攻めの機動的対応ですよね。そういった部分で...全文を見る | ||
○衆議院議員(野田毅君) 質問される意味がよく分からないんだけれども。今申し上げたとおりですよ。 | ||
○衆議院議員(野田毅君) それは、歳出の中身をもう一遍より効率的というか、より重点的というか、より成長志向に振り向けるということを意味しているとお考えいただいて結構です。 | ||
○衆議院議員(野田毅君) 税制の抜本改革というのは、今申し上げたとおり、歳入構造の抜本改革なんですよ。分かりますよね。そういう意味で、今回の消費税を含む税制の抜本改革ということです。よろしいですね。 それから、「等」というのは、歳出の中身を含めるわけですから、歳入構造そして歳...全文を見る | ||
○衆議院議員(野田毅君) まさに一体改革なんですよ。歳入の構造改革、歳出の構造改革、これこそが今、日本が、我々がやらなきゃならぬ一番大事な根幹の問題です。 | ||
○衆議院議員(野田毅君) おっしゃるとおりです。 ただ、後でまた質問があるかと思いますから、それじゃなぜ先送りしたかということだと思いますが、それはまたそのときにお答えをしたいと思いますが、これは、少なくともこの消費税の引上げが現実に行われる再来年の四月、それまでには、少なく...全文を見る | ||
○衆議院議員(野田毅君) それが望ましいとは思いますけれども、中身によっては更に引き続き検討をしなければならないテーマがあろうかと思います。それは後ほどまたお話があろうと思いますから、今はこの程度の答弁にいたしておきます。 | ||
○衆議院議員(野田毅君) さっきも申し上げたわけですけれども、特にこれからの日本の成長力を高めていくような研究開発、人材育成、こういった分野には、私はもっと突っ込んだ政策減税を充実する、あるいは予算を付けるということがあってしかるべきであると。そして、それを通じて日本の雇用を拡大...全文を見る | ||
○衆議院議員(野田毅君) 大変精緻にお考えいただいてありがとうございます。 ただ、余りがんじがらめに、今から捕らぬタヌキの皮算用で言っても信憑性は出てこないと思うんですね。 元々、我々は少なくとも、この前も申し上げたんですが、過去十年間でいえば、二百兆に相当するベースでい...全文を見る | ||
○衆議院議員(野田毅君) ここはこれからいろいろ考えをもう少し詰めていかなきゃいかぬと思います。 それは、国債は国債であっても、取りあえず分類上分かりやすくするために、この前は政府案では年金について交付国債ということにしたと、しかしそれは違うじゃないかということで、一応今回は...全文を見る | ||
○衆議院議員(野田毅君) 元々、社会資本整備は、業者がやりやすいようにするということは必要かもしれませんが、やっぱり必要なときにやるということですよね。ですから、同じだけの予算を十年間ちんたらちんたらやることに意味があるとは思わないです。やっぱりそのときの経済状況に応じて経済政策...全文を見る | ||
○衆議院議員(野田毅君) 国政の大事な課題は経済成長だけではないと思います。それ以外の要素も十分に入れなきゃいくまいという、もろもろのことを受け入れるという、考え方の中には入れるということだと思います。これはもう当たり前のことじゃないでしょうか。 | ||
○衆議院議員(野田毅君) 少し認識にずれがあると思います。今、御党を始め、民主党の中もそうかもしれませんけど、増税の前にまず無駄をなくせと、その前にやることがあると大合唱になっています。 私どもは、実は小泉内閣の下で、まさにその下で随分と努力をしてまいりました。その過去の経緯...全文を見る | ||
○衆議院議員(野田毅君) これは、引き続いて同時並行して行うテーマだと思っています。その前ではなくて同時並行だと思います。 | ||
○衆議院議員(野田毅君) 私どもは、このことについては、既に麻生内閣時代に作りました所得税法改正附則の中で行政改革に対する不断の努力ということを併せてやるんだということを前提として今回の一体改革に臨んでいるということは前文のところに書いてあると思います、消費税法の中にも、はい。 | ||
○衆議院議員(野田毅君) まあこの辺は多少政治的プロパガンダもあるんだろうと思いますね。どの条文が大事なのか。最初の趣旨、目的規定こそが大事だという考え方もあるわけですね。あなたのように附則が大事だという、附則にだけ焦点を当てて論ずるというのもあるかもしれません。そこは見解の相違...全文を見る | ||
○衆議院議員(野田毅君) 日銀法改正の是非ということはこの問題とは関係ないと、これは一緒にすべきではないと思います。 それから、デフレ脱却をどうするかということは共通の課題であると思います。だからこそ附則に第二項を入れたわけであります。ということです。 | ||
○衆議院議員(野田毅君) これは、財政、税制ということは歳出と一体であるわけですね。ただ、金融政策なり日銀法の問題は税の本質とは違うと思います。そういう意味で、金融政策についてまでは、この税法の中で書き込むのは、私は日銀の本来の独立性という立場からしてもいかがかと思います。 | ||
08月10日 | 第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第14号 議事録を見る | ○衆議院議員(野田毅君) 二つほど御質問の中身の重点があるかと思います。 最初は、そもそもこの内閣で消費税を含む抜本改革をやる資格があるかどうかということがあったと思います。私どもは、元々今まで政権与党としていろんな苦渋の中でやってきて、もう社会保障の財源をほかの予算を削って...全文を見る |
○衆議院議員(野田毅君) 今までの御議論の中でも申し上げておりますけれども、少なくとも社会保障あるいは財政の健全化、そういったテーマは、与党、野党という変わるたびに対決型になったのでは日本も潰れるぞ、これではよくないということで、他の政策課題は別です、だけど、この一点に関しては少...全文を見る | ||
○衆議院議員(野田毅君) 大変失礼な物の言い方は避けたいと思います。どういう結果になろうと、選挙の結果、この三党が引き続いて、誰が政権を取ろうと、どっちが政権を取ろうと、この三党の路線はしっかりと守っていくということだと思います。 | ||
○衆議院議員(野田毅君) 二百兆という数字がどこから出てきたか分かりません、ざっくばらんに言って。我が党として正式に決めているわけでもありません。これだけは明確に言っておきます。 ただ、物の考え方として、何か社会資本整備とかそういった話をすると、すぐに無駄な公共事業ということ...全文を見る | ||
○衆議院議員(野田毅君) 先ほどどなたかの質問にもお答えしましたけど、今、谷垣さんの発言を引用されました。それはそのとおりです。 少なくとも、まずは正しいマニフェストに基づいて一体改革を訴えた選挙をした上で取りかかるというのが本来だと思います。しかし、どうしても時間的な制約、...全文を見る | ||
○衆議院議員(野田毅君) 国民にもおわびを申し上げて、政治生命を懸けておやりになるというのであれば、それは我々としては、一体改革は我々自身の公約でもあることですから、ほかのことは別として、これだけは一緒にやるという以外はないと。 言うなら、解散の時期とそれからこの一体改革の順...全文を見る | ||
○衆議院議員(野田毅君) できるだけ速やかに信を問うということになっていただくということだと思います。 |