野田佳彦

のだよしひこ

小選挙区(千葉県第四区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

野田佳彦の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月10日第132回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○野田(佳)委員 新進党の野田佳彦でございます。  これから約一時間ほど質問をさせていただくわけでございますけれども、外務大臣とはこういう形で相まみえるのは初めてでございますので若干自己紹介をしておきますが、実は私は、二十年ほど前、新自由クラブの旗上げのころに学生ボランティアを...全文を見る
○野田(佳)委員 パラオは、昨年の独立を果たすまでは国連の信託統治下にあった国でございましたけれども、この信託統治地域、かつては、タンガニーカあるいはルワンダ、ブルンジ、ニューギニア等十一地域ありました。最後に残っていたのがパラオであったわけでございますが、このパラオも独立をし、...全文を見る
○野田(佳)委員 ただいまの御答弁にもございましたとおり、河野外務大臣におかれましては、国連総会の一般演説でこの点について確かに触れていらっしゃるようでございます。またガリ事務総長におかれましても、信託統治理事会を国連憲章改正により消滅させる手続を進めるように総会に勧告をしている...全文を見る
○野田(佳)委員 在外公館関係は以上とさせていただきまして、せっかく大臣にお越しをいただいているわけでございますので、幾つかの外交課題について質問をさせていただきたいというふうに思います。  本日の外務委員会でも活発に議論が行われておりましたけれども、朝鮮半島エネルギー開発機構...全文を見る
○野田(佳)委員 私が河口か滞在をして強く受けた印象ですけれども、たしかピョンヤンという都市は人口二百万人ぐらいで、ちょうど名古屋ぐらいの規模の大変近代的な都市でございました。大変高層のビルが林立をし、昼間はすごい都市だなと思いますが、しかし夜になると、人が住んでいるはずなのに電...全文を見る
○野田(佳)委員 KEDOの設立の準備会合でございますか、二十三カ国ぐらいが集まったという話がございましたけれども、正式に参加をする国というのは一体どれぐらいになるのか。既に表明をされている国もあるようでございますが、それとあわせて、特に中国、ロシア等に注目が集まると思いますが、...全文を見る
○野田(佳)委員 今回の設立協定の中では、北朝鮮が米朝合意に沿って行動することを条件としているというふうにありますけれども、米朝合意の中では、北朝鮮が南北非核化宣言の実施あるいは南北対話の振興などを実施するという、そういう項目もあったと思いますが、それはほとんど今手つかずに来てい...全文を見る
○野田(佳)委員 先ほどのような条件を満たさない場合には、今回の設立協定の中に、「適切な措置をとることができる。」という表現がございます。この「適切な措置」とはどういう意味でしょうか。
○野田(佳)委員 そもそも韓国型の軽水炉を供給するということになっておりますが、これについて、先ほど来お話もありましたとおり北朝鮮の相当な反発があるようでございますが、果たして四月二十一日までにこの契約を結ぶことができるのかどうか、大変予断を許さない状況だと思いますか……
○野田(佳)委員 ちょっと時間の都合もございますので急いでいきたいと思いますけれども、次は、核の使用の違法性の問題。  これは昨年の六月、WHOの諮問を受けて国際司法裁判所がそれぞれの国連加盟国に陳述書を提出するような要請がございまして、そのとき、我が国においても大変ホットな政...全文を見る
○野田(佳)委員 同じように、WHOだけではなくて国連総会からもICJに諮問が要請をされております。ICJから国連総会に向けて我が国が陳述書を出すように求められておるかどうか、また求められているとしたらどのような内容の陳述書を考えていらっしゃるのか、お答えをいただきたいと思います...全文を見る
○野田(佳)委員 両方とも今検討段階というお話でございますけれども、羽田政権の折には、社会党の議員さんの中からもあるいは自民党の議員さんの中からも、何で「実定国際法に違反するとまでは言えない」、そんな文章を入れるんだ、明らかに国際法違反であると明言したらどうかとか、あるいはかなり...全文を見る
○野田(佳)委員 ということは、前回のWHOに対する陳述書、すなわち国際法に明確に違反であるかどうかは明言はしないけれども「国際法の思想的基盤にある人道主義の精神に合致しない」というような表現で終わっておりましたけれども、このレベルで終わるのか、そうではないのかが注目をされると思...全文を見る
○野田(佳)委員 次は、ミャンマーへの経済援助の拡大の問題について質問を移りたいと思います。  先般、報道によりますと、ミャンマーに今月中に食糧生産を促す十億円の無償援助をするという方針を固めた、さらには、来年度には看護学校を増設するために二十億円程度を無償援助することも検討し...全文を見る
○野田(佳)委員 確かに今の政権が穏健になりつつあるということは私も理解できると思いますけれども、ただ、アウン・サン・スー・チー女史は今もまだ自宅軟禁状態でございますし、ことしに入って山岳民族との戦闘もあったというふうに聞いておりますし、果たしてそこまで言い切れるのか。ODA四原...全文を見る
○野田(佳)委員 今大臣のお話があったように、そうした努力を相当にしないと、まさにODAの大綱にやはり抵触をしてくる可能性があるというふうに私は思いますし、そうするとまた理念なき援助であるとか要らぬ批判を受けるようになるかと思いますので、これは相当に注意深く判断をしなければいけな...全文を見る
○野田(佳)委員 基本的には、かつてからミャンマーとは大変友好的な関係がございましたし、大変親日的な国民でございますので、早く本格的に援助のできる環境整備というものをぜひ私も心がけてほしいというふうには思いますけれども、ただ、外交ばかりはやはり理念そして原則というものが重視をされ...全文を見る
○野田(佳)委員 現地調査を今やっている最中ということでございましたけれども、この調査活動というのをいつまでやるのか、具体的に調査を終えた後に、この廃棄処理を我が国がやっていかなければならなくなると思うのです。化学兵器禁止条約第一条には、締約国は、他の締約国の領域内に遺棄した化学...全文を見る
○野田(佳)委員 これからどういう形で具体的な処理をしていくかについては、まだまだ未確定という状況であろうかと思いますけれども、しかし今言ったように、先ほどの化学兵器禁止条約だと十年以内というような話が出ております。今のペースでは大変難しいのではないか。しかも、コストの問題等も重...全文を見る
○野田(佳)委員 今また誠実にというお答えがございましたけれども、これはもう三年前の答弁の中に出できているわけで、まだ調査が十分できていないという状況は、決しで誠実に対応してきたというふうには私には思えません。そういう意味で、この戦後五十周年目で本当に誠実に対応していただきたいと...全文を見る
○野田(佳)委員 それでは私の方は以上で終わりたいと思います。ありがとうございました。