野田佳彦

のだよしひこ

小選挙区(千葉県第四区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

野田佳彦の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月27日第136回国会 衆議院 規制緩和に関する特別委員会 第4号
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○野田(佳)委員 新進党の野田佳彦でございます。  本日は、三人の参考人の先生方におかれましては、大変お忙しい中、私ども規制緩和特別委員会にお越しをいただきまして貴重な御意見を陳述をしていただきました。本当に心から感謝を申し上げたいと思います。また、平素からの行政改革委員会並び...全文を見る
○野田(佳)委員 最後の段階に期待をされているという微妙な表現でございました。私自身もそういう期待を持ちたいと思うのですけれども、巷間、新聞報道等で流れている範囲においては、果たして中身の充実した改定になるのかどうかについては、大変懸念を持たれている状況であろうというふうに思いま...全文を見る
○野田(佳)委員 まず、今の段階では、そういう表現で仕方がないだろうというふうに思います。胸のうちを察すると余りあるものがあるような気がしてなりません。  次に、行政改革委員会の運営のあり方について、引き続き大宅参考人にお聞きしたいと思うのです。  去る二月二十九日だったでし...全文を見る
○野田(佳)委員 それでは、次に、鈴木参考人にお尋ねをしたいというふうに思います。  個々のいろいろな規制緩和分野について、本当に十分間という短い時間内で御説明を賜りましたけれども、まず、その一つ一つの個々の問題に入る前に、今回、規制緩和小委員会の小委員長に宮崎勇先生が就任をさ...全文を見る
○野田(佳)委員 いろいろと規制緩和の項目がありますけれども、それぞれの省庁の取り組み姿勢については、それぞれやはり濃淡があるようであります。行政改革委員会や規制緩和小委員会の中でも、特に、田中参考人の御発言と関連するのかもしれませんけれども、金融、労働、競争政策、この三分野につ...全文を見る
○野田(佳)委員 同じ質問でぜひ田中参考人にも、大蔵省、労働省、公取、この規制緩和に対する取り組み姿勢についてどのようにお感じになっているか、お尋ねしたいと思います。
○野田(佳)委員 これらの、例えば持ち株会社規制の問題とかNTTのあり方、また、有料職業紹介事業、労働者派遣事業等の規制緩和でありますけれども、一つにはやはり政治的な影響というものも、残念ながら非常にあったような気がしてなりません。例えば、それぞれ連立与党内の意見調整が手間取って...全文を見る
○野田(佳)委員 ちょっと時間がなくなってきましたので、最後の質問にさせていただきます。最後は、ちょっとこれは規制緩和から離れまして。  田中参考人は官民活動分担小委員会の委員長にこのたび就任をされて、これからまさに活動を始めようというところだと思いますけれども、官業と民業の線...全文を見る
○野田(佳)委員 では、時間ですので終わります。ありがとうございました。
04月10日第136回国会 衆議院 規制緩和に関する特別委員会 第6号
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○野田(佳)委員 新進党の野田佳彦でございます。  ただいまの西川委員の質問に引き続きまして、 冒頭、初めの部分は総務庁長官の行革や規制緩和等に取り組む基本姿勢をお尋ねする部分でございますので、若干西川委員の質問と重複をするかもしれません。その後、二つ目の大きな項目として、私...全文を見る
○野田(佳)委員 私がお尋ねをしましたのは、情報公開等の動きがさまざまな部会や委員会でどういう動きになっているかというよりも、まさに総務庁長官の先輩政治家としての御見解をお尋ねしたつもりでありました。と申しますのは、先般の当委員会における所信の表明、あるいは本会議における規制緩和...全文を見る
○野田(佳)委員 基本的な姿勢の部分では私も若干異なる意見があるのですが、余りイントロの部分で時間を食ってはいけないので、まずはこの規制緩和、行政改革に絡んでの質問にこれから入っていきたいと思います。  この行革、規制緩和の具体的な進め方でありますけれども、橋本総理は、行政改革...全文を見る
○野田(佳)委員 私は、四つの審議機関が横並びで同着ゴールを目指すようなやり方だと、恐らく行革、規制緩和は停滞をしてしまうだろうという懸念を持っておりまして、特に行政改革委員会は、先ほどの議論にも出ておりましたけれども、アクセルを踏む立場の人が多いものですから、この構成については...全文を見る
○野田(佳)委員 この後、政治家のリーダーシップで改定にどのような効果があったのかというお尋ねをするつもりであったのですが、これは先ほどの同僚議員の質問と完全に重複をいたしますので、この点については割愛をさせていただきたいというふうに思います。  ただ、私の印象としては、橋本総...全文を見る
○野田(佳)委員 もちろん、私自身も、無関心であったとか阻止していたとか、そんな失礼な見方はしておりませんで、慎重な姿勢であったという御指摘をしたつもりでありますけれども、慎重な姿勢、もちろんそれは大切な姿勢かもしれませんが、一方においては規制緩和の推進がやはり求められている、断...全文を見る
○野田(佳)委員 今の御答弁については大変納得をさせていただきます。もう一度その措置困難とされた部分についての再検討もやっていただいた上で、その理由というものをなるべく早く明示をしていただくような御努力をぜひお願いをしたいというふうに思います。  続いて、今度具体の問題に入って...全文を見る
○野田(佳)委員 小包郵便物はもう既に約二十年前から民間業者が参入をし、今ではその取扱量も小包郵便物を上回る宅配便の量になっております。また、第三種、いわゆる雑誌などの定期刊行物についても民間業者が進出をし、着実に成果を上げております。それぞれほぼ全国カバーをしているわけでありま...全文を見る
○野田(佳)委員 最初の御答弁の中で、措置困難の理由として、山間、辺地あるいは離島等、不採算地域へのサービス提供ができなくなる、あまねくサービスができなくなるというおそれを指摘をされておりましたけれども、全国均一料金を民間参入の条件とするとか不採算地域のみを公共サービスで行うとい...全文を見る
○野田(佳)委員 手紙、はがき、基礎的な通信手段ということで、そういう形で郵便局で引き続きというお話でありますけれども、郵政省は最近、クレジットカードを信書に当たるとして、その宅配を行おうとしている民間業者と今信書論争を行っているかと思いますけれども、信書というのは特定の人にあて...全文を見る
○野田(佳)委員 クレジットカードを信書と考えるかどうかという意味の解釈論争、私自身は、果たして信書に入れるかどうか疑問に思っているという意味で疑問を呈したと同時に、あくまで信書については独占形態は見直すべきであるという立場で、二重の意味で疑問を持っていたわけであります。  郵...全文を見る
○野田(佳)委員 最近ですけれども、高い国内の郵便料金を嫌って海外からDM等を発送する、いわゆるリメーリングというのでしょうか、これが大変ふえてきているということであります。それは当然、今も引き続き景気低迷から脱却されない中で、少しでもコスト削減をしようとする企業にとっては、こう...全文を見る
○野田(佳)委員 ずっと見解の相違が続いてしまっているわけでありますけれども、基本的には、先ほど国際郵便料金の値下げが行われたとはいいながらも、依然としてこれは、途上国との比較のみならず先進国と比べてもまだまだ割高であるということを私は指摘をしたいと思いますし、これまでの努力によ...全文を見る
○野田(佳)委員 ちょっと今の御答弁の中でも触れられておりましたけれども、今回の規制緩和推進計画の改定の中で、店頭特則市場の対象企業を、売上高に対する研究開発費の割合が三%以上という既定の研究開発型事業から新規事業に改められました。  この理由というものをもう一度確認をしたいと...全文を見る
○野田(佳)委員 店頭市場をより活性化させていくという視点からすると、当初の登録基準の見直しという言ってみれば入り口の規制緩和の部分、これももちろん当然どんどんとやっていかなければいけないと思いますが、これだけにとどまらずに、一たん公開をした後の店頭株の売買が活発になるように流通...全文を見る
○野田(佳)委員 私の質問時間はもう本当は終わっているのでありますけれども、次の質問者が来るまで若干の質問を引き続き行いたいというふうに思います。  その際、今のお答えについてでありますけれども、日本証券業協会ですかの答申を待ってから対応ということでありますけれども、大蔵省から...全文を見る
○野田(佳)委員 日本の場合、企業を創業してから公開に至るまでというのが大変時間がかかるというふうに言われています。ある説だと平均して二十九年ぐらいかかると言われています。一方で、アメリカ等においては創業から五、六年で公開が可能であるというお話でありますが、なぜこれほど日本は企業...全文を見る
○野田(佳)委員 よく我が国の店頭市場、NASDAQを目指してという動きがありますけれども、そこまで行くにはまだ質、量ともに相当な大きな差があると思います。せめてフランスのヌーボー・マルシェ、ブリュッセルのEASDAQ、こうした新規の店頭市場に負けないように、魅力ある市場づくりを...全文を見る
05月24日第136回国会 衆議院 本会議 第28号
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○野田佳彦君 野田佳彦でございます。  ただいま議題となりました内閣法等の一部を改正する法律案について、新進党を代表して、総理、官房長官、そして経済企画庁長官に質問いたします。  この法律案は、内閣総理大臣補佐官を設けることと内閣官房副長官の職務に関する規定の整備にとどまり、...全文を見る
06月05日第136回国会 衆議院 規制緩和に関する特別委員会 第9号
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○野田(佳)委員 本日は、両参考人におかれましては、大変お忙しい中を御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。  私は、特に自分の特定の立場から質問をするという形ではなくて、まさに白紙の状態で、再販の問題について深い議論を今後するためのまさに素朴な質問を両参考人にさ...全文を見る
○野田(佳)委員 今の金子参考人の御意見も踏まえて、渡邉参考人にお伺いをしたいと思うのですけれども、この再販問題についての議論でありますが、その議論の場を提供すべき新聞、出版界、残念ながら金子参考人の御指摘のようにどちらかというと再販維持の主張が数多く出ていて、再販に批判的な意見...全文を見る
○野田(佳)委員 中間報告で流れている物の考え方として、再販を維持しようとする側の方が国民各層が納得し得るような明確かつ具体的な理由を積極的に示すべきであるというような書き方であるような印象を私は受けました。ということは、再販を維持する側に再販が必要であるという挙証責任的なものが...全文を見る
○野田(佳)委員 もっとお聞きしたいことがたくさんあったのですけれども、質疑時間がなくなりましたので、終わりたいと思います。  それぞれのお立場から御高見をお伺いさせていただきまして、本当にありがとうございました。
06月11日第136回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
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○野田(佳)委員 新進党の野田佳彦でございます。  ただいま御提案のありました法律案以外にも、内閣機能の強化という視点で、機構の問題あるいは官邸の問題含めまして、約一時間ほど質問をさせていただきたいと思います。  まずは官邸の問題に触れたいと思います。  今の官邸は昭和七年...全文を見る
○野田(佳)委員 そこで、重ねてお尋ねをいたしますけれども、国会等の移転が二〇一〇年をめどに実現をされようとしています。この国会等の「等」がどこまで入るかというのはいろいろ議論のあるところだと思いますが、この大きな流れと、おおむね二〇〇〇年に完成する、庭園等は別にして、主要な機構...全文を見る
○野田(佳)委員 続いてでありますけれども、四月十一日からオープンだったと思いますけれども、内閣情報集約センター、官邸の別館において二十四時間体制で安全保障や治安や災害等の情報を収集、集約する、こうした活動が始まっております。きょう、たまたま文芸春秋の七月号を拝見しましたけれども...全文を見る
○野田(佳)委員 官邸の機能、規模、そうした問題からお話は入りましたけれども、同様にその内閣官房に勤める、詰めるといいますか、スタッフの数、これがほかの先進国、大統領制の国であるとか議院内閣制の国、それぞれ事情は違うにしても、まさに内閣官房のスタッフという面では我が国は随分脆弱な...全文を見る
○野田(佳)委員 その内閣官房スタッフでありますけれども、各省庁からの出向者が非常に多い、それが中心になっているという感じを受けまして、内閣の官房の機能としてまさに総合調整機能を期待をされているわけでありますけれども、残念ながら縦割りの省庁別の延長線上にあって、現状の縦割りの弊害...全文を見る
○野田(佳)委員 これからちょっと内閣法にかかわる問題に入っていきたいというふうに思います。  今回の法律案というのは、補佐官の設置、そして官房副長官のまた新たな役割、こうした問題提起、提案でありますけれども、注目をされていた内閣総理大臣の内閣における権限の強化、これは連立与党...全文を見る
○野田(佳)委員 おっしゃるように、緊急災害時であるとか、あるいは大局的見地からまさに大きな改革を実現しようとする際には、どうしても総理大臣の権限強化というものは避けて通れない議論ではないのかな。  とかくこれまでは、いやそんなことはない、そうした制度的な担保がなくても、やる気...全文を見る
○野田(佳)委員 いずれにしましても、例えば緊急災害時等においてはもう的確迅速な意思決定というものがまずは最優先だろうと思います。その中で、おっしゃるような極めて狭い憲法解釈でいけば、いろいろな危機管理が叫ばれておりますけれども、本当に大丈夫なのかなという意識を持たざるを得ません...全文を見る
○野田(佳)委員 ただいまのような官房長官の沖縄安保、こうした問題で御説明をいただければそれはもう十分納得できる話なのですけれども、この間の本会議の答弁では、残念ながらそういう、何というか、意欲というものを感じなかったものですからこうした質問をさせていただいた次第であります。 ...全文を見る
○野田(佳)委員 この総理大臣補佐官の勤務形態でありますけれども、今回は、「非常勤とすることができる。」という規定になっております。これは制度の弾力的な運用を考えての考え方だとは思いますけれども、たしか村山前内閣のときに首相補佐を務められた今の科学技術庁長官、中川秀直長官の御著書...全文を見る
○野田(佳)委員 常勤を原則とするということでありましたら、三人以内の補佐官を設置する場合には、最低二人は常勤で、一人は非常勤というぐらいのバランスでないと、おかしくなるのではないかなというふうに思います。  政治家にしろ、あるいは民間人にしろ、どんなに優秀な補佐官を起用をする...全文を見る
○野田(佳)委員 ルーチンワークをやるにしても、いろいろな事務作業をするにしても、最低限、やはり若干お手伝いをするような方は当然必要であろうと思います。何らかの形で考えていきたいというお話でありましたけれども、これはぜひやらなければ、どんなに優秀な方で、内面的なサポートをするとし...全文を見る
○野田(佳)委員 先ほど来、御説明の中で、総理大臣の内面的な補佐をするというような言葉がずっと続いております。何かそれは説明の仕方、表現の仕方がちょっと誤解を生むような、例えば悩める総理大臣のカウンセリングをするような、そんな立場に受け取れます。もっと前向きな仕事をされるお立場だ...全文を見る
○野田(佳)委員 そこまでの強い権限を持たなくて、内面的な補佐をするということで仮に徹したとしても、総理大臣が出席をする会議、例えば閣議、経済関係閣僚会議、政府・与党首脳会議、こうした主要な会議、まさに国としての意思決定の重要な場面で常にこの補佐官が陪席をする、場合によっては発言...全文を見る
○野田(佳)委員 閣議は難しいというお話でありましたけれども、基本的にはいかなる会議でも、これはすべて、全部ということは確かに難しいかもしれませんが、総理の意思があるならば、ぜひその補佐役に聞いていてほしい、場合においては発言をしてほしいという思いがあるならばやはりいかなる会議で...全文を見る
○野田(佳)委員 それから、この間たまたま本会議のときに官房長官には、広報的な機能の部分については、例えば主任報道官的なものを設置をすることによって大変激務であるお忙しい官房長官の負担を軽減する、そんなことを考えるべきではなかったかというような趣旨の質問をさせていた だきました...全文を見る
○野田(佳)委員 私は、別に梶山官房長官がズーズー弁だとも思いませんし、見ばえも決して悪いとは思いません。広報役に適していないかというと決してそうではないわけでありますけれども、これは個人のパーソナリティーの問題ではなくて、あくまで制度的な措置として、やはり官房長官が総合調整、情...全文を見る
○野田(佳)委員 いろいろな角度から質問をさせていただいてきておりますけれども、基本的にはこの内閣補佐官、総理大臣補佐官一つとっても、勤務形態、またその人数、そして何よりもその権限、いろいろな意味で、質量ともに私自身が期待をしていたものとはちょっと遠いものであるというふうに受けと...全文を見る
○野田(佳)委員 まさに力強い御決意でありましたけれども、その御決意のもとに、もう少し官に立ち向かう法律案の改正であってほしかったというふうに心から思っております。  私の質問、まだ若干時間を残しておりますけれども、これにて終わりたいと思います。ありがとうございました。
06月12日第136回国会 衆議院 規制緩和に関する特別委員会 第10号
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○野田(佳)委員長代理 石破茂君。     〔野田(佳)委員長代理退席、西川委員長代理着席〕
○野田(佳)委員 新進党の野田佳彦でございます。  両参考人にお尋ねをいたしますけれども、土地政策にかかわる規制、その規制手段一つをとれば、それは価値中立的であって、それだけでよしあしは語れない。その規制をするタイミングあるいは取り外すタイミングでよしあしを語るべきものも数多く...全文を見る
○野田(佳)委員 ありがとうございました。