野田佳彦

のだよしひこ

小選挙区(千葉県第四区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

野田佳彦の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
10月25日第150回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○野田(佳)委員 皆さんおはようございます。民主党の野田佳彦でございます。  私は、しばらく国会の方を、三年八カ月ほど休んでおりましたので、四年ぶりの委員会の質疑になります。時間配分等ちょっと心配なんですけれども、御協力のほどよろしくお願いいたします。  昨日来の質疑をお聞き...全文を見る
○野田(佳)委員 一定の評価をするけれども、特に被害者への配慮についてはまだまだ煮詰まっていないところがあって悔いが残るというお話だと思いますが、それを踏まえて、少年犯罪、成年犯罪、両方にかかわることでありますけれども、犯罪被害者基本法を制定したいというお話をお伺いしました。基本...全文を見る
○野田(佳)委員 年齢の引き下げはある程度可能性を開くということでありますけれども、かなり歯どめをかけた措置をするということだと承りました。生命にかかわるような罪を犯した年少の少年でも、基本的には教育そして更生が十分可能であるということを信じて、そして大人が責任を放棄しない、その...全文を見る
○野田(佳)委員 違いがあるから差別という意味合いで申し上げたのではなくて、私、少年院には入ったことはありませんけれども、罪質の違う子供たち、少年たちが混在することによって、お互いへのマイナス影響を心配したということであります。  一方で、民主党案の方は、十六歳未満の受刑者の処...全文を見る
○野田(佳)委員 次に、原則逆送の問題に触れていきたいというふうに思います。  十六歳以上の少年の重罪事件について原則逆送という与党案でありますけれども、これまで例外的に逆送をされてきた長年にわたる家庭裁判所の判断に大きな変更をもたらすということになる。原則と例外の逆転という表...全文を見る
○野田(佳)委員 私は、原則逆送で、少年の犯罪を裁く際に公開になることがすべてよしとは必ずしも思っていませんで、これはやはり限定的に考えていくべき筋のものだろうと思っております。その意味で、今ちょうど図らずも杉浦議員から先にお話がありましたけれども、原則逆送をきちんとやれば、その...全文を見る
○野田(佳)委員 次に、事実認定手続の関連に移っていきますが、与党案では、検察官及び弁護士たる付添人が関与した審理を導入するという御提案があります。私は、これは少年審判の教育福祉的機能を後退させるようなこともあり得る、法律家同士のメンツをかけた争い、そこに少年が疎外感を感じたり、...全文を見る
○野田(佳)委員 今の御説明もとてもわかりやすいんですけれども、谷垣先生のようなソフトイメージの方が検察官なり弁護士さんなりという形でやっていただければ確かに和やかな雰囲気の審判にはなると思うんですが、ただ、やはりそれぞれのプロであって、残念ながら闘うさがというのも持っているんじ...全文を見る
○野田(佳)委員 大変わかりやすい、何か顔が浮かぶ例えで、ありがとうございます。  次は、検察官による抗告受理の申し立てなんですが、これは実態として抗告権と同じようになってしまう気がするのですが、この辺の御説明をお願いします。
○野田(佳)委員 私は、家庭裁判所の事実認定というのは、裁判官が少年の自白調書などの捜査記録をあらかじめ読んでいるわけであって、刑事裁判以上に少年に不利益な審判構造を維持して、さらに検察官の審判出席を認めて、さらに不服申し立て権を認めていくというと、どうも適正手続という観点から問...全文を見る
○野田(佳)委員 少年法の適用年齢の見直しについてお尋ねをしようと思ったのですが、昨日同様の質疑があって、今与党においては引き続き検討というお話がありましたので、これは質問はいたしません。  一方で、民主党の方では、十八歳成人法案の提出を準備されているということでありますが、こ...全文を見る
○野田(佳)委員 久しぶりの質疑だったので、かなりさびがついていたみたいで、時間配分がちょっと慌ただしくなりまして、法務大臣、最後までお待たせしまして、本当に御無礼をいたしました。  これまで、与党案についてと、そして民主党提出の修正案についてお聞きをいただいていると思いますが...全文を見る
○野田(佳)委員 このように、せっかく与党案の審議が進んで、また、ようやく修正案についての審議が始まったというところでございますので、いろいろと与党、野党の考え方の違いを精査をしながら、より多くの国民の皆さんに納得をしていただける少年法というものをつくり出していくという姿勢が必要...全文を見る
○野田(佳)委員 その点について大いに議論をしたかったのですが、終了となりましたので、質問を終わります。どうもありがとうございました。
11月08日第150回国会 衆議院 法務委員会司法制度改革審議会に関する小委員会 第1号
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○野田(佳)小委員 民主党の野田佳彦でございます。  御説明をお伺いしまして、大変熱心に、かつ有意義な御審議を重ねられていることに心から敬意を表したいと思います。  全体的には本当にすばらしい議論が行われているなという印象を持ちましたが、私の場合は、佐々木委員や日野委員と違い...全文を見る
11月21日第150回国会 衆議院 本会議 第17号
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○野田佳彦君 私は、民主党・無所属クラブを代表して、政府提出、平成十二年度補正予算三案に強く反対する立場から討論をいたします。(拍手)  今、日本に生命力をよみがえらせる唯一の方法は、経済並びに財政の構造改革を力強く、一刻も早く断行することであります。少子高齢社会の到来をあえて...全文を見る
○野田佳彦君(続) このような、わくわくするような政治ドラマを期待していた国民を裏切り、国民の政治不信を増幅させたことは、万死に値する大罪です。俗な言葉を言うならば、これはどっちらけです。自民党の中には、恫喝を得意とする者と、そのおどしにおじけづいてしっぽを巻くような者しかいない...全文を見る