野田佳彦

のだよしひこ

小選挙区(千葉県第四区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

野田佳彦の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第151回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○野田(佳)委員 民主党の野田佳彦でございます。  ずっと法曹出身の方の厳しい質疑が続いておりましたけれども、私は法曹出身ではありません。むしろ素朴な疑問というものを中心に質問をさせていただきたいというふうに思います。  福岡の問題については、先ほど枝野議員もたくさん取り上げ...全文を見る
○野田(佳)委員 今の基本的な姿勢については理解をします。具体的にそういう結果をぜひ出していただきたいというふうに思います。  その中で、先ほども、判事と検事との私的な交際についてももっと節度を持ってやるべきだというお話が出ていましたけれども、ちょうど先番の木島委員からも出てい...全文を見る
○野田(佳)委員 おっしゃるとおり、これは必ずしも判検がすべて悪いというわけではなくて、そのやり方、交流の仕方というのは多分あるだろうと思うんですけれども、それも含めて司法制度審議会で議論をされていると思うんです。  たまたまこの福岡の事件ではありませんが、検事と判事との間に身...全文を見る
○野田(佳)委員 高村大臣は拳法の達人ですよね、たしか。ちょっと違う、拳法の方だと思いますが、少林寺拳法だったですかね。だから日本国憲法については余りコメントされないかもしれませんけれども、今、慎重な言葉を使われました。だけれども、明らかにこういう司法の判断が国民と遊離していると...全文を見る
○野田(佳)委員 私は、最高裁の裁判官の選任のあり方であるとか、あるいは国民審査のあり方だとか、そういうところを含めて、最高裁の改革というのが司法改革の大きな目玉にならなければならないだろうというふうに認識をしています。まだ司法制度審議会の中間の答申の中では余り具体的に目に見えて...全文を見る
○野田(佳)委員 手続的にはそうでしょうけれども、内閣がリーダーシップを振るって選んでいるという形跡、傾向は多分ないだろうと思いまして、恐らく最高裁の人事担当部門からボトムアップで出てきたりとか、あるいは一定の枠組みの中で、日弁連だったら日弁連の枠で選んでくるとかという過程で、極...全文を見る
○野田(佳)委員 どうしようもない人かどうかすらわからないですから、だから、信任になっているかどうかということは、やはりそれは実質的な話ではないだろうと私は思っています。法の世界においてどうしようもないという判断がある、裁判所の世界の中においてそういう判断があっても、それは国民の...全文を見る
○野田(佳)委員 司法関係予算に触れたかったんですが、時間が来ましたので終わります。  ありがとうございました。
03月16日第151回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○野田(佳)委員 おはようございます。民主党の野田佳彦でございます。  まずは、今回提出をされています裁判所関連の法案二法について質問させていただきます。  まずは、下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の一部を改正する法律案、こういう法律案が出ていますが、下級裁判所の名称...全文を見る
○野田(佳)委員 今後いろいろと市町村合併などが促進をされた場合に一々法改正というのはどうかなという印象を持っていましたので、今そういう質問をさせていただきました。  次に、裁判所職員定員法の一部を改正する法律案についてでありますけれども、裁判官の数をふやし、また裁判所の人的ス...全文を見る
○野田(佳)委員 たしか、今の定員が二千九百六十一名だと思いますけれども、今のお話ですと、司法行政にかかわっている方が百十五名、そのほか含めて何だかんだで百数十名になりますよね。加えて、定員法外になると思いますけれども、法務省を含めて行政庁に出向している裁判官はどれぐらいいるんで...全文を見る
○野田(佳)委員 百三十九名、そのうち相当数が法務省だろうというふうに思いますけれども、先ほどの司法行政にかかわっている裁判官あるいは企業派遣や海外留学、そして今の行政庁を含めると、トータルで約三百名ぐらいですね。そうすると、定員の約一割は、裁判官でありながら裁判官の仕事をしてい...全文を見る
○野田(佳)委員 なかったと言われればそれはもうしようがないんですけれども、ただ、疑惑として私はやはり持たざるを得ないなというふうに思っています。本当に厳正な調査が行われたかどうか。そのチームを大がかりに組んだとしても、もし事前に知っているような組織、機構であったならば、そもそも...全文を見る
○野田(佳)委員 その極めて遺憾なことについて今補足で口頭で御説明をいただきましたけれども、私は、その極めて遺憾なことはちゃんと報告書の中に盛り込まれるべきであったろうというふうに思いますし、そのことがないと、本当に調査をしたのかどうかという気持ちにならざるを得ません。  結果...全文を見る
○野田(佳)委員 調査報告書を含めての細かな内容については、恐らく来週あたりに集中審議がありますでしょうから、その場で、私になるかわかりませんが、私どもの党から詳細な質問があると思います。  私は、この後、調査報告書の総括の部分に触れていきたいと思いまして、こういう厳しい検察批...全文を見る
○野田(佳)委員 総括の部分の一番後半のところで、人事交流について、裁判所と法務省だけではなくて、弁護士や民間を含めての交流を拡大していくような、そんな示唆が出ていました。私は、それ自体は必要だと思うんですが、むしろ、その前に、判事、検事の交流は基本的にはもうやめるという方向まで...全文を見る
○野田(佳)委員 この問題だけでももう少し続けたいんですけれども、通告をしているテーマが少しありますので、続けたいと思います。  今、法務省、最高検察庁の調査報告についてのお尋ねをしましたけれども、最高裁の方の調査報告について今度はお尋ねをしたいと思います。  これは素朴に読...全文を見る
○野田(佳)委員 準則がなかったから慌てふためいたということでしょうけれども、そうしたら、同じことは山下次席についても古川判事にも言えることであって、準則あるなしという以前の、私はやはりモラルの問題というのが厳しく問われるだろうと思っています。  次に、古川判事は妻の実質的な弁...全文を見る
○野田(佳)委員 ちょっと通告をしていませんけれども確認をしたいんですが、古川判事は、妻が容疑を否認している、そのことについては信じている、信じての行動ということでございますか。
○野田(佳)委員 では最後に、国民の司法参加の問題、特に、骨格が見えてきましたけれども、訴訟手続への新たな参加制度についてお尋ねをしたいと思います。  これについては、私ども民主党としては、いわゆる裁判員の数は職業裁判官の二倍以上と。今回の司法制度改革審議会の中ではこの人数的な...全文を見る
○野田(佳)委員 それは人数の問題というよりも運用の問題に尽きる話であって、私は全く異なる意見でありますが、もう時間がありません。最後に、法務省のお考えを簡単にお聞きして終わりたいと思います。
○野田(佳)委員 終わります。ありがとうございました。
06月12日第151回国会 衆議院 法務委員会 第17号
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○野田(佳)委員 民主党の野田佳彦でございます。  本日は、三名の参考人の皆様におかれましては、大変お忙しい中を当委員会に御出席をいただいて、大変示唆に富んだ御意見をお聞かせいただきました。まずは、心から感謝を申し上げたいと思います。  限られた時間なので、自分の話をする時間...全文を見る
○野田(佳)委員 同じような趣旨で、緊急性について熊野参考人にお伺いしたいのですが、金融・証券市場の研究者というお立場で、緊急経済対策として今回の措置についてどういうふうにお考えをお持ちでしょうか。
○野田(佳)委員 今日のように極めて金利が低いときに個人の金融資産の大半が依然として預貯金に回っているという現状は、それだけまだ株式市場への信頼感というのが非常に欠けているということだと思うのです。その中で、株式市場の言ってみれば基本インフラみたいな信頼というものが欠けている中に...全文を見る
○野田(佳)委員 仮に金庫株制度を容認するという立場で考えた場合にも、もっと不正取引の監視、摘発を強力に進めるためにアメリカのSECのような番人が日本においても必要ではないかという意味で、民主党としては日本版SECの設置法案というのを別の委員会の方に提案をしているのです。それとセ...全文を見る
○野田(佳)委員 御叱正をいただきまして恐縮でございます。  本当に限られた時間なので端的にお聞きしたいと思うのですけれども、西川参考人、基本的にはこの法案に賛成のお立場で主張をしていただきました。最後のところで、なお改善点があって、法の成立後にそれを早く是正してほしいというよ...全文を見る
○野田(佳)委員 大変参考になりました。ありがとうございました。
○野田(佳)委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、自由民主党、公明党、保守党の与党三党提出、商法等の一部を改正する等の法律案及び商法等の一部を改正する等の法律の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案について、反対の立場から討論を行います。  第一に、いわゆる金庫株制度を容...全文を見る
06月13日第151回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第2号
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○野田(佳)委員 野田が続きますけれども、民主党の野田佳彦です。  私は、この委員会に入ったばかりで、比較的ニュートラルな立場で皆さんの御意見をお伺いしながら、自分も判断していきたいなと思っていたのですが、少なくとも自分の住んでいる千葉県において、いろいろな集会をやっても、この...全文を見る
○野田(佳)委員 意見じゃなくて、ちょっと質問なんですけれども、どれだけ国民の関心があるのかどうかというのはとても大事であって、その視点で、国土交通省だったんですかね、それとも特別委員会だったでしょうか、ホームページを立ち上げましたね。それに対してどれぐらいアクセスがあるのか。
○野田(佳)委員 続けて、今、特別委員会の「ホームページアクセス結果等調」という表を中井理事の御配慮でちょうだいしたのですけれども、四月のサイトの立ち上げのときは四けた来ているのです。それを見ると、後ずっとじり貧で、だんだん落ちている。ということは、やはりPRすれば関心を持って見...全文を見る
06月20日第151回国会 衆議院 法務委員会 第20号
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○野田(佳)委員 民主党の野田佳彦でございます。  きょうは、民主党総員出動で、一人十五分のリレーの質問をしてまいりましたが、私は、今後の推進体制を中心にお聞きをしたいと思いますので、たまたまアンカーとなりました。  まずは、このたびの最終意見を取りまとめられました佐藤会長を...全文を見る
○野田(佳)委員 今申し上げた中で、私は、とりわけ利用者の立場というのをやはり常に重視していただきたいと思うのは、今回は、国民にとって使いやすい司法であると同時に、司法に対するシビリアンコントロールが大事だと思っていまして、先般の安部被告に対するあの薬害エイズの判決であるとか、あ...全文を見る
○野田(佳)委員 五月の段階ですから、最終意見が出た六月以降、いろいろ新聞紙面にも出ていますので、もう少し関心も高まっているだろうとは思いますけれども、今大臣が御答弁いただいたとおりの御努力をぜひしていただきたいというふうに思います。  それから、その推進体制の中でやはり必要な...全文を見る
○野田(佳)委員 財政当局にも御理解をいただいてという言葉を踏まえて、政務官にお聞きをしたいと思うのです。別にきょうは牽制をするつもりで呼んだわけではなくて、当然政務官も司法制度改革の意義については十分御承知をしていただいているという前提でお話をしたいと思いますけれども、先ほどの...全文を見る
○野田(佳)委員 財政当局の基本的な立場はよくわかります。それは国民の負担にかかわることですから、それぞれの事業を精査するということは当然だろうと思いますが、この最終意見が出てすぐに報道で見ると、これは事実かどうかわからないですけれども、司法修習生の給与の問題がどうのとか、コメン...全文を見る
○野田(佳)委員 ありがとうございました。
11月01日第153回国会 衆議院 総務委員会 第3号
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○野田(佳)委員 おはようございます。山村議員に続きまして、質問をさせていただきたいというふうに思います。  今回の独立行政法人の情報公開に関する法律案というのは、四月一日から施行されている行政機関情報公開法、その議論があったときに、特殊法人が蚊帳の外にあるという批判があって、...全文を見る
○野田(佳)委員 今の大臣の御答弁のとおり、検討されているということでございますし、でき得ればなるべく早く法案として出てくることを願って、次の質問といいますか、関連をするんですが、今の大臣の答弁の中にもありましたとおり、指定法人がみずから国民に直接説明責務を果たすのか、あるいはそ...全文を見る
○野田(佳)委員 対象外になったところで、これはまた、関空の一部を除く特殊会社があるんですね。理由を見ると、もっともらしいなということはわかるんですが、ただ、例えばJT、日本たばこだと、三分の二は株式を政府が所有している。あるいはNTTも、政府が最大の株主であり、代表取締役の選任...全文を見る
○野田(佳)委員 理屈では、商法上の適用の問題とかマーケットの監視とかというのは、それはよくわかるのですが、株をたくさん持っている政府の支配力、影響力というのは間違いなく存在をするわけで、そのことについてはやはりもう少し踏み込んだ検討が必要だったのではないかというふうに私は思いま...全文を見る
○野田(佳)委員 今の大臣の御答弁で、この存在というのはおかしな存在であるというふうに認識をされて、早急に結論を出すように検討を急いでいるという御答弁をいただきましたので、これはもうそれでよしとしたいというふうに思います。  それでは、NHKの問題は、私もちょっと今回、この立法...全文を見る
○野田(佳)委員 このことでは本当にもっと議論したいんですが、実は、今回の情報公開からは横道に外れた話なのでさらには言いません。ちょっとほかに質問項目がありますので、次に行きます。  今回の情報公開の制度化で、例えば日本道路公団であるとか都市基盤整備公団などは本当に数多くのファ...全文を見る
○野田(佳)委員 この法案が通ったら各法人が積極的に情報公開に努めるということはわかるんですが、それは、実は、この法案が通る前からぜひやっていただきたいことなんですね。というのは、今回もう既に特殊法人改革の議論というのは大詰めに来ています。少なくとも、小泉総理が力を入れている、先...全文を見る
○野田(佳)委員 総務大臣がそういう御発言をされたり、行革担当大臣や総理大臣がそういうことを何度も要請をするということは、それだけやはりまだその壁があるんだろうというふうに思いますので、もうあと限られた時間になってきていますので、ぜひその督励を一層強めていただきたいというふうに思...全文を見る
○野田(佳)委員 その行革推進事務局は、公営企業金融公庫の貸付規模の縮減あるいは特利対象の見直しを指示しています。それに対して総務省は、基本的には措置予定なしという回答なんですが、これについての理由をお尋ねしたいと思います。
○野田(佳)委員 では、引き続いて総務省所管の特殊法人のお話をしたいと思いますが、簡易保険福祉事業団、これは廃止となって、そして必要な業務に限定して二〇〇三年からスタートする郵便公社に移行するということなんですが、どんな業務が移行し、どんな業務がなくなっていく方向なのか、お尋ねを...全文を見る
○野田(佳)委員 情報公開の話から特殊法人改革の関連の話に移ってしまいまして恐縮なんですけれども、この特殊法人改革というのは、世界一貯蓄性向の高い国民の郵貯とか簡保であるとか年金、それをある意味では世界一無責任に放漫に使ってきたというのが根本的な構図だと私は思っております。これは...全文を見る
○野田(佳)委員 ありがとうございました。
11月13日第153回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○野田(佳)委員 おはようございます。民主党の野田佳彦でございます。  本日は、特殊法人改革を中心に質問をさせていただきたいというふうに思います。  担当大臣におかれましては、一番遠いところから何度もお運びをいただきますけれども、恐縮でございますが、よろしくお願いいたします。...全文を見る
○野田(佳)委員 総括における基本認識としては、私は、今の御指摘は基本的には正しいだろうというふうに思います。  私なりの解釈ですと、世界一貯蓄性向の高い国民の郵貯であるとか簡保であるとか年金といったこつこつため込んできたお金を、ある意味では世界一無責任に散漫に使ってきた、その...全文を見る
○野田(佳)委員 解釈はそういうことでございますが、基本的には、廃止というのは、今大臣から御説明のあった、法人格の消滅でよしとすることは、これはまずい。すなわち、法人格はなくなったけれども、事業や予算やあるいは人はどこかの機関に統合されていくというのがこれまでの繰り返しでございま...全文を見る
○野田(佳)委員 行革推進事務局といっても、ほとんど役所の方が多くて、民間の方は少ないわけですね。その中の個別事業の見直しの中から、何とかここまで、三十四まで廃止、民営化というプランが出てきていますけれども、これからはまさに政治のリーダーシップだと思います。そのことをぜひ、私は大...全文を見る
○野田(佳)委員 最大限の留意を確約させていただいたというふうに認識をさせていただいて、次は、民営化とされている十六法人についてお尋ねをしていきたいと思います。  十六法人は、民営化ないしは民営化を検討するとなっていますが、その中身は、特殊会社にしていくか、民間法人化に大別をさ...全文を見る
○野田(佳)委員 今の御答弁は、ちょっと私は腑に落ちないのですが、そもそも、すべての特殊法人は、根拠法があって政策目的があったからできたわけです。それを改革しようということは、政策目的がなくなったとか変更しなければならないという認識の上に立って改革するものだろうと思います。政策目...全文を見る
○野田(佳)委員 今の御答弁だと、本当はもっと先にいっぱい質問があるんですけれども、ちょっとひっかかっちゃうんですが、かなり民間法人化を比較的肯定的にとらえていらっしゃるように私は思いますけれども、私はそうじゃありません。  設置法は残るし、政府との人事交流は残るし、一方で特殊...全文を見る
○野田(佳)委員 石原大臣が御苦労されていることはよくわかるのですが、だとすると、そういうハードルを高くするような回答をし、総理が言っている原則廃止、民営化に向けて、私はむしろその他の閣僚の皆さんのリーダーシップがまずないんだろうというふうに思います。特殊法人改革というのは、小泉...全文を見る
○野田(佳)委員 詰めの段階という割にはそんなに進んでいる感じも私はしないのでありますけれども、ちょっと全体像の話が続いてしまって時間がなくなっていきますので、個別の法人の問題に入っていきたいというふうに思います。  まずは、象徴的な存在になっている日本道路公団の問題です。 ...全文を見る
○野田(佳)委員 私は、一たん立ちどまって凍結をしなければ、さっき申し上げたように、非常に意味なき拡大につながる可能性を強く感じています。  その意味では、ある意味では、過去の閣議決定であるとか国幹審の決定があるにしろ、さかのぼって政策変更を考えるというのが基本だろうというふう...全文を見る
○野田(佳)委員 みんな検討の途上にある話ばかりでやりにくいのですが、もともと国土交通省から出てきた統合・民営化案、あるいは自民党の中でも考えられている民営化の案というのは、いわゆる上下分離方式と言われているものであります。私は、この上下分離方式も基本的には賛同できない立場であり...全文を見る
○野田(佳)委員 何にも決まっていないなと思うのですが、十分検討するというか、私は、特殊法人改革の旗振り役、率先垂範するのが担当大臣だと思っているから、検討中とはいいながらも、もう少し自分はどういう考えを持っているかということはぜひ本当はお示しいただきたいのです。  ちょっとそ...全文を見る
○野田(佳)委員 随分検討をされているということですけれども、検討しながら、まだどちらの方向に行くのかという集約化までいっていないんじゃないかなと思うんですが、例えば、この間、報道で見ると、行革担当大臣は、七十二通りの高速道路整備計画を総理に説明に行ったというふうにありました。ま...全文を見る
○野田(佳)委員 そういう検討を進めるということですけれども、もう、しかし、少なくとも対象七法人は今月中に結論を出すということになっていて、私は、やはりまだまだ進捗状況が遅いのではないかなというふうに思います。  この道路四公団関係の取りまとめの責任者、実体的には一体どなたにな...全文を見る
○野田(佳)委員 ということは、道路四公団はだれなのかということなんですが、要は、内閣全体でやるといっても、それは、自分の守備範囲はこれだとショートもサードもレフトもみんな思っちゃったら、ぽてんヒットになっちゃうわけですよ。やはり行革担当大臣が、ここはおれがやるよとか、どんどんも...全文を見る
○野田(佳)委員 たまたま土光臨調のお話をされましたけれども、土光臨調のときは、上下分離案というのが出てきたときに、土光さんは、それは建設部門が支配力を発揮するからとして一蹴されているんですね。土光臨調のお話をされるんだったら、そのことをぜひ参考にしていただきたいというふうに思い...全文を見る
○野田(佳)委員 少なくとも財投対象機関の多くはここで質問したいと思っているんですが、なかなか、ちょっと時間がなくてつらいところですが、今の住宅金融公庫については、例えば石原大臣の私的諮問機関、行革断行評議会は、住宅金融公庫の廃止・民間市場化案、また、都市基盤整備公団についても廃...全文を見る
○野田(佳)委員 基本的には直接責任を負うものではないということなんですね。まあ、いいですよ。でも、私的諮問機関ですから、当然その考え方は吸収しようとされているんだろうと思いますが、ちょっとよくわけがわからない関係だなと思います。  いずれにしても、その事の是非は別にして、私は...全文を見る
○野田(佳)委員 いずれにしても、党の中で多様な意見があって、また強烈に抵抗されたり反対される意見もあるという中で、私は、総理大臣が石原大臣に指示をしたという、サンドバッグになってぼこぼこになれという路線をやはり堅持して、そういうところにもどんどんと積極的に出ていって議論をすると...全文を見る
○野田(佳)委員 次に、空港関連の問題に行きたいというふうに思います。  成田と関空と中部国際空港、これを、各空港施設を管理運営する三つの民間会社、そして三空港の整備や施設保有を横断的に受け持つ一つの公的法人に分離をするような案が国土交通省から出ているように思います。これも上下...全文を見る
○野田(佳)委員 今、関空についていろいろお話しされましたけれども、私は、空港の民営化をいろいろ考えていくことはいいと思うのです。また、石原大臣も、羽田と統合した民営化等、考えていらっしゃいました。それはそれでいろいろな構想が出てきていいと思うのです。  ただ、関空ですけれども...全文を見る
○野田(佳)委員 基礎的なデータを破棄したり基本的なことを計算していなかったり、もうなっていないというふうに私は思っていまして、それで例えば新東京国際空港とあわせて民営化なんてとんでもない話で、これは、いつ単年度黒字になるとか累損が解消するとか有利子負債をいつまでに返せる、基本的...全文を見る
○野田(佳)委員 商工中金とかちょっと個別のお話をしたかったんですが、次に行って、経済財政諮問会議でもこの政府系金融機関のあり方を議論されているということです。竹中大臣に、その中身と、御自身の御意見をお伺いしたいと思います。
○野田(佳)委員 特殊法人関連、最後の質問ですけれども、特殊法人向けの財政支出、来年度は一兆円削減という方針で、もう具体的に数字が出ていますが、その実現見通しを、財務大臣、端的に、簡単にお答えをいただければと思います。
○野田(佳)委員 次に、近畿郵政局の問題について質問をしたいと思います。  長官が来ていらっしゃると思いますが、長官にまず第一問は、有名になったDM事件ですけれども、DM事件で逮捕された四名の局員というのは、これは平成十二年十一月から平成十三年二月にかけてでありますけれども、起...全文を見る
○野田(佳)委員 通例がどうのとかおっしゃっていますけれども、いわゆる普通の組織の常識だったならば、両方とも、それは事案は違うけれども、世間をお騒がせして郵政事業庁あるいは総務省の信用を失墜させたという意味で、むしろ上ほど厳しく処罰するのが常識だというふうに私は思います。  次...全文を見る
○野田(佳)委員 これはどこかの月刊誌にも発表されましたけれども、財団法人逓信協会に出た九六年八月号の中央郵便局の局長さん同士の話し合いですが、これは近畿郵政局長に長官が赴任される前の座談会なんですね。これはもう全国的にこうした動きが出ていることが話題になっていて、そして監察にも...全文を見る
○野田(佳)委員 もう総務大臣の質問なくなってしまいましたし、外務大臣にも質問する予定でしたが、時間なくなりましたが、外務大臣には一言、外務大臣として頑張ってほしいというよりも、外務省、随分不祥事がいっぱい続きました。もう、一匹、一匹ハエを追いかけても切りがない、どぶさらいが必要...全文を見る