野田佳彦

のだよしひこ

小選挙区(千葉県第四区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

野田佳彦の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第154回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○野田(佳)委員 原口委員に続きまして、私の方からも数点にわたりまして質問をさせていただきたいというふうに思います。  まずは、第二次補正予算案についてでございます。  改革推進公共投資という大変耳当たりのいい言葉でくくられた今回の予算でございますが、これをよく見ていくと、私...全文を見る
○野田(佳)委員 新しい機軸に重点を置いたということは、私はやはりどうしてもわからないのですね。  先ほど、NGOの参加問題についてずっと議論がありました。それを聞いていて、本当にこの国は大丈夫かなと思ったのは、役所にとって、お上にとって都合の悪いこと、愉快でないことを言う人は...全文を見る
○野田(佳)委員 どういう新しい手法だろうと、やはり公務員宿舎をベースにした予算措置であることには間違いなくて、せっかくその二兆五千億円の、やっと見つけたとらの子のへそくりですから、それこそ米百俵の精神で、本当に今必要なもの、七転八倒の中小企業に対する対策であるとか、本当に不安に...全文を見る
○野田(佳)委員 後ろからいろいろアドバイスもありますけれども、まさにそのことであって、このことは随分前から多分恒常的に行われていた可能性が極めて濃厚であろうというふうに私は思っています。  だとするならば、JAS法違反に当たるこうした行為、なぜ今まで全くわからなかったのか。今...全文を見る
○野田(佳)委員 この雪印食品だけではなく、もっと幅広く徹底して調査をするということですね。わかりました。  では、この問題はちょっとこれからの経緯を見守っていきたいというふうに思うんですが、その前に、前の、輸入牛肉を国産牛肉という形の偽装をした問題であります。  一月二十五...全文を見る
○野田(佳)委員 危機意識の欠如とか、よくおっしゃっています。また、全力でこれからいろいろなことをやるというお話でございますけれども、その前に必要なのは、やはりこれまでの経緯を踏まえて、責任をとるべきはとる、けじめをちゃんととるというのが基本であって、民間に厳しい、自分には甘い、...全文を見る
○野田(佳)委員 これはなかなか世の中にはわかりにくいと私は思っていまして、構造上の問題とおっしゃっていますけれども、多分、雪印食品だってこれは構造上の問題かもしれません。構造上の問題だけれども、出先のフードセンターのそういう担当者だけではなくて、恐らくこれはやはり経営責任者の責...全文を見る
○野田(佳)委員 二千ページの調査報告書をつくる、それはもうもちろん膨大な労力でしょう。それはそれでやってもらわなきゃいかぬと思います。ただ、そのこととその責任をとることとは全く別の問題であって、それは全く理屈に合っていないというふうに私は思うのですね。  余り責任論を言ってい...全文を見る
○野田(佳)委員 このことについては後刻また松野委員が取り上げるそうですから、私はこの辺にしますけれども、基本的には、私は、救済とか処分とかのスタンダードが大変今国民にわかりにくくなっている。例えば、ダイエーは政府もあるいは銀行も一生懸命救済する、マイカルはそうではない。大手行に...全文を見る
○野田(佳)委員 端的にお聞きしますが、小さいタマでいいと言ったのか言わないのか、出席率はどれぐらいだったのか、お尋ねします。
○野田(佳)委員 では、整理しますと、小さいテーマでもいいから積み上げていくと言ったのですね。小さいタマでいいと言ったわけじゃないということですね。
○野田(佳)委員 タマかテーマかというのはちょっと、余りこだわるつもりはないんですけれども。  要は、ではテーマにしますよ、小さいテーマでも今回はいいと言い切っちゃったらこれは意味がない。小さいテーマでもいいから積み上げてやっていこうというのだったらこれはわかる。では、後者で理...全文を見る
○野田(佳)委員 余り都市、農村というのは関係ないような気がするんですけれども、例えば医療とか教育とか、これはやはり都市、農村に関係なく株式会社をどう見るかという話だと思います。  いろいろおっしゃっていますけれども、例えば医療だって、株式会社の参入はアメリカだってイギリスだっ...全文を見る
○野田(佳)委員 いや、分類はもちろん私も資料を持っておりますのでわかります。わかるんですけれども、このできばえをどのように評価されているかということをお尋ねしましたので、その点をよろしくお願いします。
○野田(佳)委員 謙虚な姿勢だと思いますが、本当は自己評価だってあるはずだとは思うんですね。  では、私の方が意見を申し上げますけれども、例えば廃止は、検討を含めて十七ですけれども、ほとんどこれは別組織への移管が多いですね、後で石油公団についても触れたいと思いますが。主たる機能...全文を見る
○野田(佳)委員 数としては多いと思います。それは認めます。内実は伴っていないというふうに思います。  その上で、独立行政法人についてでありますけれども、これについては三十八法人ですね。ただ、これはほとんど第二の特殊法人になってしまうんじゃないかという懸念を持っています。  ...全文を見る
○野田(佳)委員 第二の特殊法人にしないためには、やはり天下りの温床とするんじゃなくて、その独立行政法人のトップは公募で民間から選ぶとか、そういう原則をつくることが第一だと私は思います。  次に行きたいと思います。日本道路公団についてであります。これは、国土交通大臣と行革担当大...全文を見る
○野田(佳)委員 今年度中に、財投機関債の発行はたしか千五百億円予定でございました。だから、今回の六百五十億円の機関債の発行というのはある程度織り込んだ上で、しかし、次、第三者機関がどうやってつくられるかわからないけれども、採算に合わないような道路は工期が何年かかるかもしれないか...全文を見る
○野田(佳)委員 もう石原大臣のおっしゃるとおりだと思います。やはり、これはわからないですよね、こんな短期間に。——終了しちゃいました。終わります。
02月04日第154回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○野田(佳)委員 今までの外務省問題についてのやりとりを聞いていまして、私はちょっと強く感じたことがございます。これは質問ではございません。要望をさせていただきますが、言った言わないということは大事なことではないという認識が何か広がっているようです。私は、それは間違いだと思います...全文を見る
○野田(佳)委員 そういう印象を与えたならではなくて、これまでの予算委員会や農水委員会は、ほとんど大臣のこうした発言に対する質問が多かったと思うのですね。  例えば、感染源、感染ルートの解明はそんなに大きな問題ではないとか、給食に牛乳を出さないのは情緒的であるとか、肉骨粉を使用...全文を見る
○野田(佳)委員 ちょっと直接的なお答えではないと思うのですが、我が党の筒井議員との一月十日の農水委員会のやりとりの中で、言葉遣いに乱暴なところがあったり、表現に適切さを欠いたり、説明が不十分であったり等々言われまして、謙虚に反省しなければならない、今とおっしゃったことは同じです...全文を見る
○野田(佳)委員 事実ということですよね。  自分の選挙区だからやめたくてもやめられない、私は、これはおかしな考え方だと思います。自分の選挙区ではなかったらやめてもいいということでしょうか。御自身の次の選挙の当落を優先して、大臣としての出処進退という大局観を欠いていると私は思い...全文を見る
○野田(佳)委員 そういう積極的な意味にはこれは受け取れません。  十一月十六日の衆議院の連合審査会、「牛は私の選挙区から出ているわけでございます。この対応を間違えば次の選挙では出てこられないであろうというぐらいの、これはまじめな話そういう状況にあります」。これは群馬県だけでは...全文を見る
○野田(佳)委員 過去のこれまでの農水省のある意味では不注意、不作為というものについては責任を感じていらっしゃるわけですね。責任があると思っていらっしゃるわけですね。その上で現在の状況に対応しようというのが答弁の趣旨だろうというふうに思いますけれども、私は、過去の農水省の失敗、責...全文を見る
○野田(佳)委員 農水省だけの問題ではなくて、行政判断を誤って、具体的にその結果が失敗に終わったとか国民に大きな被害をもたらすということはこれまでも間々あったと思うんです。私は、そのときに、いつも過去の責任を問えず、常に行政責任というのがうやむやになってきたということをとても残念...全文を見る
○野田(佳)委員 今までの御答弁はいろいろなところで折につけ私もよく聞いているお話なんですが、ポイントとして先ほどお聞きしたかったのは、要は、ステータス評価を避けることによって、我が国の評価はリスク評価を逃げようとする最も危険な国という、そんな状態になっていることについてどう思う...全文を見る
○野田(佳)委員 では、ちょっと今の件で具体的にお聞きしますが、報告を上げなかった担当者については、しかっただけで終わるわけですか。しかるべき行政責任を問うということはあるんでしょうか。
○野田(佳)委員 私は、そのポストポストにいて、緊張感を持って本当に仕事をしてもらわなければいけないと思うんですね。そのときに、まさにこうした大きな政治的な問題になるような大きな判断ミスをしたときには、信賞必罰だと思うんです。口頭でしかったというのは、何の記録にも残りません。これ...全文を見る
○野田(佳)委員 不祥事でも何でもないとおっしゃいました。では、これは何なんですか、一言で言うと。失政じゃないですか。失政ですよ。  実際に、過日参議院の委員会で、今回のBSE発生に伴うさまざまな業界や国民への影響、被害総額がようやく出てまいりました。二千億を超える。でも、私は...全文を見る
○野田(佳)委員 いつもとても長い御答弁をいただきますけれども、常に本質からずれていらっしゃると思うんですよね。私は、先ほど申し上げたような被害総額が出て、そして補正予算を組んで、これだけの金額を使っている、これだけの金額の被害が出ている、そのことについてどうとらえるかというお話...全文を見る
○野田(佳)委員 極めて具体的な問題ですから、精神的な、頑張りますという路線ではこれは納得できないわけであって、これはさっき申し上げましたとおり、専門家であるとか国会の中の議論で二カ月も三カ月も前から出てきている議論。そのお答えはずっと今とほとんど同じですよ。全然変わりませんよ。...全文を見る
○野田(佳)委員 るる責任の問題で具体的にいろいろとお話を聞いてきました。農水省としての、組織としてのこれまでの後手後手の対応、認識の甘さについて、これは過去からさかのぼっての現在のポストにある大臣の責任と、そしてEUのBSEステータス評価、あのころのまさに不始末の問題、さらに、...全文を見る
○野田(佳)委員 全く国民感情からはかけ離れた、全く正反対の御決意だと私は思っております。そのことは私は極めて残念に存じます。  それでは、今大臣に辞職の決意があるかどうかをお尋ねしてまいりましたけれども、任命権者である小泉総理大臣にお尋ねをしたいと思います。極めて端的にお尋ね...全文を見る
○野田(佳)委員 小泉総理大臣の小泉内閣メールマガジンには、田中前大臣のことを評して、多くの国民を引きつけ、透明で身近な外交の実現と外務省改革に真剣に取り組んでいただいた云々と、大変高く評価をされている。にもかかわらず更迭。一方で、武部大臣については、これは厚生労働省とも一緒であ...全文を見る
○野田(佳)委員 違いがよくわかりませんが、時間ですので、終わります。
02月20日第154回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○野田(佳)委員 民主党の野田佳彦でございます。  一月二十八日に、当時の田中大臣が、私は一つの決意を持って臨んでいる、政治不信を払拭できるか、外務省改革をできるか、意を決して来たとお話をされました。  今大臣でなくなられましたけれども、私は、政治不信の払拭と外務省改革は、き...全文を見る
○野田(佳)委員 野上さんはうそをついている。  官邸はどうですか。
○野田(佳)委員 それじゃ、政府見解についてお尋ねをしたいと思いますが、基本的には、この政府見解を見ると、田中代議士の言い分は認められていないものだと思うのですよね。これを、総理大臣も官房長官も、田中外務大臣は認めたとおっしゃっています。これはどういうことなんでしょうか。  こ...全文を見る
○野田(佳)委員 この政府見解を田中代議士は認められたわけでしょうか。
○野田(佳)委員 政府見解の文章はいろいろ出てきたけれども、最終的にはこの政府見解の文章を棒をのむような思いで、納得しないけれども一応認めたということの御答弁と理解してよろしいですね。納得をしていないということですね。これはとても大事なことだと思うのです。  今までは、言った、...全文を見る
○野田(佳)委員 案内状は来ていない。ということは、御案内をしていないということですよね。  普通、正式にレセプションに呼ぶんだったらば、通行証とか、駐車場がどうなっているとか場所がどうだとかという案内状が来て初めて、これは私は正式の御案内だと思いますが、それが届いていないとい...全文を見る
○野田(佳)委員 官房長官、勘違いということですね。  それでは、田中代議士が外務大臣のころに一番取り組まれたかったのは、人事とお金を中心とした外務省の改革だったと思うんですが、人事案件について、二点だけお伺いしたいと思います。  これはまとめてお伺いしますが、もともと、野上...全文を見る
○野田(佳)委員 詳細にお述べいただきまして、外務大臣が官邸の中にいると。その名前は、じゃ、政務秘書官の飯島さんであるということでよろしいですか、印象として。
○野田(佳)委員 官房長官と、では政務秘書官ということで理解をいたしましたけれども。  では、その官邸の意思によって、一月の二十八日から二十九日の未明にかけて、三人の方が辞任をするという措置がとられました。田中外務大臣、野上事務次官、そして鈴木当時の議運委員長でございます。 ...全文を見る
○野田(佳)委員 更迭であるということですね。  更迭をされました。更迭をされて、総理のその判断にどういうお考えをお持ちですか。たしか十二月に、たしか外国の通信社か何かのインタビューで、総理が変わった、ころっと姿勢が変わったと。これは外務省改革についておっしゃったんだろうと思い...全文を見る
○野田(佳)委員 次官と大臣の、こういう同時の辞任というやり方については、更迭をされたということについては評価を避けたいというお話をされましたが、今明快に、総理は間違っていると明言をされたというふうに思います。これはとても大事なことだと私は思います。  それから、この九カ月間、...全文を見る
○野田(佳)委員 今の会計検査院の指摘であるとか今の田中代議士の御指摘は、全くそのとおりだと思います。  そういうことを踏まえて、九カ月の間の成果もあるし、失敗もあったのかもしれませんが、総括をして初めて改革につながるはずですね。そのためにはちゃんとした引き継ぎが必要だと思いま...全文を見る
○野田(佳)委員 実態としては、田中大臣の後の小泉さんが外相を兼ねましたね。それのちゃんと引き継ぎされていない。しかも、今の川口大臣とも引き継ぎされていないという認識。引き継ぎというのは、双方が引き継いだという意識を持って引き継ぎだと思いますが、少なくとも参考人はそういう意識を持...全文を見る
○野田(佳)委員 いろいろお話しされました。ぜひ、私の持ち時間、もうほとんどないんですが、なくなってしまいました。ずっと真剣にまなざしを向けて、真剣なお答えをいただいたことを感謝します。ありがとうございました。
02月22日第154回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○野田(佳)委員 四十分間という大変短い時間でございまして、きょうはちょっと幾つかの項目に分かれているんですが、事実確認を中心に、たんたん、とんとんと行きたいと思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。  まずは、せんだって二十日のNGOの参加拒否問題で、田中参考人に私、質...全文を見る
○野田(佳)委員 ということは、やはり引き継ぎが行われていないということだと思います。  これまでの政府の答弁では、引き継ぎをしたかのようなお話があったように思いますけれども、要は、リレーでいうと、バトンを渡していないのにバトンをもらったと言って走り出しているという状況だと思い...全文を見る
○野田(佳)委員 存在するということでございますので、これでますます鈴木宗男代議士にかかわる疑惑は非常に深まったというふうに思います。  改めまして、委員長には鈴木代議士の早期の証人喚問を求めたいと思います。よろしいでしょうか。
○野田(佳)委員 それを踏まえまして、これは外務省の中でも早急に調査をしていかなければならないと思うんですが、今欧州局長にお越しをいただいていますが、この入札疑惑を外務省の職員が知っていながら、二年以上にわたって放置をしてきたという疑いが濃厚になってまいりました。当時の外務省ロシ...全文を見る
○野田(佳)委員 こうした、その本人とのしっかりとした調査もしていただきたいと思いますが、いずれにしても、だらだらとやるものではございません。これはやはりクイックレスポンスで、できるだけ早く疑惑の解明が必要だと思っていますが、いつまでに調査をされるのか、ぜひここで明言をしていただ...全文を見る
○野田(佳)委員 では、十日以内に調査報告書をまとめていただいて、この予算委員会に御提出をいただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
○野田(佳)委員 ぜひ外務省からその調査報告書をこの国会に提出するように、予算委員会に提出するように、ぜひ予算委員長、よろしくお願いいたします。
○野田(佳)委員 それでは、次の、特殊法人にかかわる幾つかの質問に移っていきたいというふうに思います。  外務大臣、済みません、結構です、事実確認できましたので。ありがとうございました。  特殊法人の整理合理化計画が、昨年の十二月十八日ですか、閣議決定をされました。その一つ一...全文を見る
○野田(佳)委員 いや、設置に至っていないのはよくわかっているんですけれども、だから、いつごろをめどに、巷間、例えば行革断行評議会のメンバーがそのメンバーになるとか、あるいは、そのメンバーはこの後触れる道路関係四公団の民営化推進委員会に入るとかいろいろ言われていますけれども、もう...全文を見る
○野田(佳)委員 では、道路関係四公団民営化推進委員会、これは仮称だそうですけれども、その設置についてお尋ねをしたいと思います。  過日の予算委員会で、我が党の岡田政調会長がこの問題を質問いたしまして、きょうは、まずお聞きしたいのは国会同意人事の件なんですが、なぜ国会同意人事に...全文を見る
○野田(佳)委員 よくわからないのですが、いずれにしても、自信を持ってその民営化に向けて確かな人選をするのならば、堂々と国会で同意を求めるべきであるというふうに私は思います。  では次に、今ちょっと八条委員会に触れられました。なぜ、国家行政組織法の八条委員会にしたのか。私どもは...全文を見る
○野田(佳)委員 細かいことは後日、内閣委員会で大臣と議論を交わしていきたいと思いますので、次に行きます。  今回出される法案では、検討内容として、民営化の際の組織のあり方、採算性ということになっていますけれども、個別路線の優先順位、整備計画についてはこの委員会では検討しないよ...全文を見る
○野田(佳)委員 国費三千億円の投入を見送る、やめるということは、これは大きな前進だと思いましたが、これはもう何回も議論になっていますけれども、償還期限を五十年に延ばしたこと、そして、それに続いて、個別路線の建設計画についてこの委員会では対象としないことということは、私は、大きく...全文を見る
○野田(佳)委員 採算性の合わないものは必然的に建設できないという御答弁でございました。  ということは、現在の整備計画の九千三百四十二キロメートルを全部つくるという前提ではないという認識として受けとめてよろしいのかと思いますが、国土交通大臣、それでよろしいですか。
○野田(佳)委員 経過とかシステムはそういうことなんでしょうけれども、石原大臣は、九三四二は採算性を考えて建設をしないものも出てくるという認識をされました。国土交通大臣には、だから九三四二は全部つくるという前提ではないということを確認したのですが、これは端的にお願いします。
○野田(佳)委員 それじゃ、先ほどお話が出ました予定路線の問題ですね、一万一千五百二十キロ、これは全部つくる前提になるんですか、そうじゃないんでしょうか。どうでしょうか。
○野田(佳)委員 二月七日ですか、自民党の党五役と古賀誠道路調査会長がこの道路公団の第三者機関について合意を交わしています。いろいろ文書があるんですけれども、口頭で最後に古賀氏が、この四全総で決まっている国土開発幹線自動車道一万一千五百二十キロについては、事業主体にかかわらず国の...全文を見る
○野田(佳)委員 では、石原大臣にもお尋ねをしたいと思いますが、この一一五二〇、これは全部つくるということは基本的にやはり問題だと思うんですね、いろいろ採算性の問題とか考えていったときに。一一五二〇、生きているとおっしゃいました。でも、生きているものをこれはやはり見直しをしていく...全文を見る
○野田(佳)委員 はい。それでは、古賀誠道路調査会会長が口頭で確認をしたということは、これは無効であるというふうに受けとめさせていただきたいと思います。  では、次の問題に行きたいというふうに思います。  高速道路の見直し、発注の見直しが昨年の十二月にございました。いわゆる十...全文を見る
○野田(佳)委員 ちょっと事実確認、もう一回したいと思いますが。  じゃ、八百五十億円の件はまだあきらめてはいないというか、努力しているということですか。事実上困難という報道が出ていましたが、これは違うということですか。総裁にお尋ねします。
○野田(佳)委員 信念のもとというか、何となく自信なげにお答えになったような気がするんですが。(発言する者あり)  私は、いずれにしても、今横から何か意見が出てきましたけれども、今の債券市場とか考えて、ますます難しくなっているだろうというのが基本的な判断だろうと思うんです。まし...全文を見る
○野田(佳)委員 よくおわかりでいらっしゃると思いながら、きょうは何か言葉を選んでいらっしゃったように思います。  次に、空港整備の問題についてお尋ねをしたいと思うんですけれども、まず特殊法人改革の関連で、成田、関空については平成十四年中に民営化に向けて組織形態については結論を...全文を見る
○野田(佳)委員 政府というのは、確認しますが、国土交通省ということでよろしいのですか。
○野田(佳)委員 国土交通省がこの成田と関空のあり方について結論を出していくということは、これはもう私は結論が見えてきてしまったなというふうに思います。  特殊法人の整理合理化計画の文言の中では、その民営化に向けて上下分離を含めて検討するとたしか書いてあったと思います。この上下...全文を見る
○野田(佳)委員 私は、重ねて申し上げますが、上下分離、上物と下物を別に考えることは反対であります。イギリスのBAA、ブリティッシュ・エアポート・オーソリティーのように、この会社は民営化された会社ですが、英国であるとかオーストラリアとかイタリアとかに幾つもの空港を持っていますが、...全文を見る
○野田(佳)委員 せんだっての朝日新聞で、この三空港についてのアンケート調査、近畿圏の有権者二千人を対象に実施されています。(発言する者あり)ああ、余分なことをやらない方がいいと。私も同感なんですね。関空の二期工事、延期、中止六七%、そして神戸、中止七一%、近畿圏の人たちでもこう...全文を見る
○野田(佳)委員 いや、経緯はそうだと思うんですが、その意味で推進をするお立場ではないのかというふうに私は確認をしたんですが、ちょっと事実関係を確認したいんですが、昨年十二月五日、扇大臣に向けて、航空需要の激変もあるだろうが予定どおりあってほしいというような陳情めいたお言葉をかけ...全文を見る
○野田(佳)委員 昨年、たしか十一月ぐらいですか、需要予測であるとか損益計算とか、必要な資料を破棄したりとか、そういう報道がありました。私はそういうことを踏まえて、厳しい立場で査定をすべきお立場の人が、安直に、地元だから、昔運輸大臣だからということでやることは、これは族議員と同じ...全文を見る
02月27日第154回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○野田(佳)委員 民主党の野田佳彦でございます。  四名の公述人の皆様におかれましては、大変お忙しいところお時間をお割きいただいて、大変貴重な、示唆に富んだ御意見を御開陳いただきまして、心から感謝申し上げたいと思います。  お話をされた順番にお聞きをしていきたいというふうに思...全文を見る
○野田(佳)委員 余り突っ込んでいくつもりはないんですけれども、もう少し自分の理解が足りなかったかと思うんですが、日本の資金循環は安定をしていると、国債のお話などもされました。結論的に言うと、金融機関であるとか企業であるとか、政府の穴があいた部分は、個人の金融資産千四百兆円がある...全文を見る
○野田(佳)委員 では、もう一問ちょっとお聞きしたいと思います。  この後にお話をお伺いする小野公述人は、いわゆる調整インフレ論、この時期の金融政策は全く意味がないという一刀両断のお話でございましたが、先生はどのようにお考えでしょうか。
○野田(佳)委員 次に、小野先生にお尋ねをしたいんです。  小野先生の基本的な立場は、今回の予算で一応国債の発行枠三十兆円とありましたけれども、恐らくそんなのは意味がないというふうに思っていらっしゃるお立場だろうと思うのですね。実態としても、隠れ借金がありますので、三十兆円は事...全文を見る
○野田(佳)委員 また、先ほどのお話の中で先生が、小泉さんのやっている、例えば雇用対策に対して批判的だったのは、要は、臨時雇い的なそんなものばかりじゃ意味がないということをおっしゃりたかったんだと思うのですね。もっと長期的に、本当にいい仕事だと思って就業できるものをつくれというお...全文を見る
○野田(佳)委員 それから、私も先ほど「誤解だらけの構造改革」というのを、部屋に戻ったらあったのですが、後ろの方も見ていませんですから全然内容がわからないのですけれども、表題だけ、目次だけぱあっと見た中で、好況期にはこういう特殊法人改革なんかやるべきだけれども、不況期ではやるべき...全文を見る
○野田(佳)委員 もっとその辺、お聞きをしたいところですけれども、せっかくですから、お二人の公述人にもお聞きをしていきたいというふうに思います。  それでは、小池公述人です。  大阪の地域経済の現状を踏まえた、本当に身につまされるいろいろなお話があったと思うのですけれども、そ...全文を見る
○野田(佳)委員 本当は、こういう傾向についてもう一個聞きたいことがあるのですが、二宮公述人への時間がなくなってしまうかもしれないので、もしまた時間があれば、もう一回戻ってお尋ねをしたいというふうに思います。  二宮公述人にお尋ねをしたいことは、例えば、サラリーマンの医療費の負...全文を見る
○野田(佳)委員 では、もう一回小池公述人、簡単で結構なんですけれども、政府系金融機関についての言及がございました。  現下の情勢の中で、中小企業のためにもっと頑張ってほしいというお気持ちが非常に強いということはよくわかったのですけれども、この経済情勢を乗り越えた暁に、これはち...全文を見る
○野田(佳)委員 ありがとうございました。
02月28日第154回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○野田(佳)委員 民主党の野田佳彦でございます。  昨日の石原大臣の所信表明を受けまして、三十分ほどでございますが、基本的なことを質問していきたいというふうに思っております。  まず、特殊法人改革についてでございます。  きのうの所信の中で、特殊法人等改革については、昨年十...全文を見る
○野田(佳)委員 想像の域を超えている。では、大臣としては、こんなのは問答無用、意味のない話だと認識をされているというふうに私は理解をさせていただきます。  これから法案の審議に入る四公団の民営化の推進委員会の件なんですが、問題はその人選だと私は思うんですね。どういう人選をする...全文を見る
○野田(佳)委員 私は、これからの高速道路の整備のあり方というのは、借金でつくるかとか予算でつくるかというのは、これはある意味では本質的な問題ではないと思っております。あるいは、フル規格じゃなくて多少のコストダウンを図るとか、いろいろなアイデアが出てきています。これも本質的な問題...全文を見る
○野田(佳)委員 本当は、第三者機関に議論をゆだねる前に、上下分離方式なのか上下一体方式なのかということは、やはり閣議決定の前に方向を決めた上で第三者機関にゆだねるべきではなかったのかなというふうに私は思うんです。私は、上下分離になってしまったんだったら、この民営化というのはほと...全文を見る
○野田(佳)委員 その第三者機関の検討の内容、中身の問題なんですが、それがどこまで含まれていくかということについてお尋ねをしたいのです。  個別路線の優先順位とか整備計画は議論をしないというお話でございますよね。ただ、その算定基準を明確に打ち出すということですけれども、その算定...全文を見る
○野田(佳)委員 道路関係の公団につきましては今度また法案が出たときにさらに具体の話を議論させていただきたいと思いますが、そのほかの特殊法人について少し質問をさせていただきたいと思います。  まず、住宅金融公庫なんですが、あらゆる特殊法人、私は、その最初に見直しをする視点として...全文を見る
○野田(佳)委員 ちょっとほかにもいろいろ聞きたいのがあるので先に行っちゃいますけれども、では、石油公団に入りたいと思います。  私は、石油公団は、道路公団と同じぐらいに先行七法人の中で関心の集まっていた法人だと思うんですが、結果的には大半の機能が残るし、職員の削減になるわけで...全文を見る
○野田(佳)委員 予算委員会では多少意地悪な質問をしたこともあるかもしれないので、きょうは前向きに、ちょっと提言型で行きたいと思っているのです。  私は、金属鉱業事業団も廃止論なんです。だから、金属鉱業事業団と統合する形というのは過ちである。しかも、同じ経済産業省の、同じ所管の...全文を見る
○野田(佳)委員 空港関係も聞きたかったんですが、時間五分前になってしまいましたので、公務員制度の方に移りたいと思います。  きのうの所信で、公務員制度改革について大臣の言及がございました。「政府としては、真に国民本位の行政の実現を図ることを基本理念として掲げ、国民の立場から公...全文を見る
○野田(佳)委員 職員団体の方もILO提訴をしているそうですから、こちらの方もちゃんと意見交換してほしいと思いますが、その上で広範な議論をしていって、公務員制度改革というのはもともと大蔵省の変な接待疑惑あたりから出てきた議論ですね。最近はもっとリアルに公務員制度を変えるべきだとい...全文を見る
○野田(佳)委員 では、もう質疑時間が終わりましたから質問はしませんが、議員立法で出てくる動きも何かあるようですけれども、それもおかしいというふうに私は思っています。これはやはり出すんだったら閣法なんですが、しかし、まだそこまで議論が煮詰まっていないという認識を強く表明して、質問...全文を見る
04月04日第154回国会 衆議院 本会議 第20号
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○野田佳彦君 民主党の野田佳彦でございます。  民主党・無所属クラブを代表して、大臣より御説明をいただきました法案について質問をいたします。(拍手)  公団方式の高速道路整備は、その基本的な特徴は、償還主義とプール制にあります。  償還主義は、要は、数十年も先に料金収入など...全文を見る
04月19日第154回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
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○野田(佳)委員 民主党の野田佳彦でございます。  三人の参考人の皆様方におかれましては、大変お忙しい中を当委員会にお運びいただきまして、まずは冒頭、心から感謝申し上げたいと思います。  私ども民主党は、本当に実のある民営化をぜひしたいという立場でございまして、その意味では、...全文を見る
○野田(佳)委員 限られた時間でございまして、各ページごとに質問したいことがあるんですが、できれば簡潔な御答弁をお願いしたいと思います。  二枚目の資料です。「企業会計に組替えると四公団の財務はどうなるか」。大変、数字を踏まえた確かな分析をされていることを評価したいと思いますけ...全文を見る
○野田(佳)委員 では、少し飛ばしまして、六ページも聞きたいんですが、その次の七ページをお尋ねしたいと思います。  「高速道路建設を一旦ストップしたうえで、」という前提、私はこれも賛成なんですけれども、「「償還主義」をやめ、毎期の収益を明確にする。」それによって初めてひとり立ち...全文を見る
○野田(佳)委員 では、今度、その下にあります「「上下一体」方式による民営化」。  私はこの立場は賛成なんです。ただ、上下一体か上下分離かというまさに大方針について棚上げをしたまま、今回の民営化推進委員会の設置法案が出てきているわけです。大方針を決めずにしてその大方針を第三者機...全文を見る
○野田(佳)委員 私の持ち時間はあともう恐らく三、四分だというふうに思いますので、最後に三人の参考人に端的にお聞きしたいと思います。  いずれにしても、この改革の成否を握っているのは今回の委員会のメンバーをどうするかということだと思います。総理初め、改革意欲に富んだという抽象的...全文を見る
○野田(佳)委員 ちょうど時間となったようでございますので、終わりたいと思います。ありがとうございました。
○野田(佳)委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、政府提案の道路関係四公団民営化推進委員会設置法案に反対し、民主党提案の同修正案に賛成の立場から討論を行います。  まずは、民主党・無所属クラブが、道路関係四公団については実のある民営化をすべきであるという基本的な方針である...全文を見る
04月23日第154回国会 衆議院 本会議 第27号
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○野田佳彦君 私は、民主党・無所属クラブを代表して、政府原案に反対し、民主党提案の修正案に賛成する討論を行います。(拍手)  まず、冒頭に明確にしておかなければならないのは、民主党は、道路関係四公団の真の改革と真の民営化の実現を求める立場であります。  しかし、委員会審議を通...全文を見る
07月24日第154回国会 衆議院 内閣委員会 第17号
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○野田(佳)委員 民主党の野田佳彦でございます。  きょうは、四名の参考人の皆様におかれましては、当委員会に大変お忙しいところお運びをいただきまして、心から感謝申し上げたいと思います。  いろいろな質問を多少なりとも考えてきたんですが、今までの質疑を聞いていて、ちょっとこれは...全文を見る
○野田(佳)委員 引き続き櫻井参考人にお尋ねをしたいと思います。  もう一方の行政機関の個人情報保護法にかかわることでありますけれども、これは当然住基ネットの問題にもかかわってまいります。  先ほどのお話で、九月十一日のあの同時多発テロ以降のアメリカの動きについて御示唆をいた...全文を見る
○野田(佳)委員 今回の個人情報保護法の審議は住基ネットの問題にもすごく深くかかわっていますけれども、そのことを端的にお話をされたのが平成十一年六月の小渕元総理の御発言でございました。自由主義とか民主主義とかを踏まえた御発言かどうかはわかりませんが、しかし、少なくとも包括的な個人...全文を見る
○野田(佳)委員 時間が本当に少なくなってしまいまして、藤原宏高参考人にたくさん聞きたいことがございましたが、絞ってというか、例えば、もう一人の藤原靜雄参考人、さっき官に甘く民に厳しいということに対する岩崎委員の御質問に答えがございましたが、多分全く違うお立場だと思います。そのこ...全文を見る
○野田(佳)委員 時間が来たので終わりますが、本当は参考人をもっとお呼びして聞きたい方がたくさんいらっしゃる。例えば、堀部参考人、園部参考人、検討部会や専門委員会の座長クラスの方にも来ていただきたかったというふうに私は思います。そのことはちょっと残念ですので、また次にチャンスがあ...全文を見る
12月12日第155回国会 衆議院 国土交通委員会 第7号
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○野田(佳)委員 民主党の野田佳彦でございます。  私は、今回の最終報告は、基本的には、途中で出ました中間報告よりはよくなったというふうに思っています。私ども民主党としましては、道路関係四公団は民営化をすべきであるし、しかも、分割をするという考え方、民営化の形態としては上下一体...全文を見る
○野田(佳)委員 今井委員長も、そもそもの閣議決定の整理合理化計画はあいまいさが多かったということは述懐をされていますので、私は、関係をしていた委員の皆さんがそういう思いを持ったということは事実として受けとめるべきだと思います。  その上で、もう一つ混乱の状況というのは、私は、...全文を見る
○野田(佳)委員 資産台帳もないという中で財務をどう把握するかというのは、それぞれが皆さん試算を出して、本当に苦労されたと思いますけれども、結果的には、猪瀬さんは、例えばJH、日本道路公団はまだ優良だと思っていた。だから、東名高速で上がってくる通行料金で本四も賄っていこうというよ...全文を見る
○野田(佳)委員 今のルールであるとか、そういうことは確かにおっしゃるとおりなんですけれども、少なくとも、固定資産税算出のデータを資料として出されたときに、課税標準額が十八兆三千百六十一億円という形で、剰余金と資本金合わせても合計で六兆円とか考えると、債務超過に陥っているのではな...全文を見る
○野田(佳)委員 もともと通告していませんでしたから、そんなに突っ込む気はありませんが、それだけだったらネットワークの拡大論だけの話であって、私は、スキーム自体に欠陥があったというふうに思っております。  私は、だからこそ、こういう道路公団の総裁としてこの位置にいらっしゃるとき...全文を見る
○野田(佳)委員 おっしゃるとおり、八兆円から二十兆円までの債務カットの、その最悪のケースからいろいろ出されていましたけれども、そのことの、最悪の場合に備えた議論というか検証する議論が本当に私は足りなかったんではないかと。その議論は、まさに閣議決定の精神そのものも含めての見直しの...全文を見る
○野田(佳)委員 その機構の具体的なイメージなんですけれども、例えば猪瀬委員は、十人ぐらいの人がマンションの一室ぐらいでやるようなイメージを言われていますけれども、そんな程度で済む話なんでしょうか。膨大な四公団の資産を引き継ぐわけですよね。その事務量は大変なものになるだろうという...全文を見る
○野田(佳)委員 では、次に、扇大臣にお尋ねをしたいと思います。  今の、機構の制度設計をするのは扇大臣のところということでございますが、少なくとも、マンションで十人ぐらいでというのは私は現実的ではないと思っています。扇大臣としては、どういう形の制度設計を、今すぐにはお考えにな...全文を見る
○野田(佳)委員 もう何か分割の話に進みましたので、ちょっと分割について触れたいと思います。  今回は、全国を五分割するというやり方ですよね。扇大臣のお話だと、余り分割を、切り方が細か過ぎるほど役員の数がふえて天下りがふえるんではないかという懸念を持たれて、比較的慎重な御発言と...全文を見る
○野田(佳)委員 その分割の中で、例えば従来の首都高は、拡大版で新会社ができます。阪神高速も、これまた拡大版で阪神圏の新会社ができます。本四もJHを三分割した中で組み込まれていきます。先ほど石原大臣が先輩委員とのやりとりの中で、これは当然地方自治体の意向を尊重しなければならない、...全文を見る
○野田(佳)委員 説得をするための地ならしというと、具体的にどういうことでしょうか。直接御説明をして御理解を賜るように、責任を持ってこの最終報告が実現をするように直接交渉に当たるのか、ではなくて、それよりトーンダウンしているお話か。具体的にイメージがわきませんが、教えてください。
○野田(佳)委員 では、現状で、この最終報告のままでは、ストレートに地方の方は納得してもらえないだろうということを暗におっしゃっているということでよろしいんでしょうか。
○野田(佳)委員 基本的に尊重するという立場なんでしょうか、行革担当大臣は。基本的に、これは実行するお立場ではないんでしょうか。
○野田(佳)委員 何か、余り積極的に実現していこうという意欲を感じませんが。  では、扇大臣にちょっとお尋ねをしたいんです。  本四については、今、今回の処理の仕方について少し触れてまいりました。最終意見書の中に、大幅な通行料金の引き下げというような御提言があります。また、東...全文を見る
○野田(佳)委員 今回の民営化推進委員会の民営化の考え方の優先順位を整理すると、債務返済をなるべく早くというのが第一位ですよね。二番目に、これは通行料金の引き下げなんですが、道路建設はどうやら三番目ぐらいに位置づけられています。  第一番目に優先順位の高い債務返済の、私は逆に、...全文を見る
○野田(佳)委員 これからの道路整備のあり方についてでありますけれども、これは最初の方を見ると、新会社発足までの間、各公団は、本委員会が取りまとめた基準により、個別路線の優先順位に基づき重点的な予算配分を行うと書かれています。  この基準、優先順位についてはどういう議論があった...全文を見る
○野田(佳)委員 運転免許保有率については、過大な需要見通しの前提となってしまうように、随分と実態とは違っていたということは、これはわかります。二〇二〇年ぐらいがピークになるかどうかとか、そういう議論もありました。だけれども、それは、そういう、変数が変わる、それをちゃんと改めてか...全文を見る
○野田(佳)委員 例えば直轄事業でやるというやり方、そして公団方式でも引き続きしばらくは道路をつくっていくことになりますよね。既に、四公団で三兆幾らかの例えば財投の要求をしているようです。これらはどういうふうになるんでしょうか。そのまま認めていく方向になるんでしょうか、政府として...全文を見る
○野田(佳)委員 詰めている最中ということですが、例えば八月のときの要求額が、今回の最終報告を踏まえて異を呈すると減るのか減らないのか。その詰めの方向をお尋ねしたいと思います。
○野田(佳)委員 ちょっと時間がなくなってきましたので急ぎますけれども、この最終報告の提言の中で大変すごい重大な提言が出ています。道路整備特別法に基づく施行命令等により高速道路の建設を強制する仕組みは廃止し、新たな制度設計を検討すべきという提言です。  これは、国土交通大臣、ど...全文を見る
○野田(佳)委員 道路特定財源等、ちょっとさらに質問したかったんですけれども、時間が来ましたので終わりたいというふうに思いますが、特に石原大臣におかれましては、我が党の石井紘基代議士の追悼演説をやっていただきまして大変感激をしました。その石井代議士が一番取り組んでいたのは特殊法人...全文を見る