野田佳彦

のだよしひこ

小選挙区(千葉県第四区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

野田佳彦の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
08月04日第160回国会 衆議院 財務金融委員会 第1号
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○野田(佳)議員 ただいま議題となりました国家公務員共済組合法等の一部を改正する法律を廃止する等の法律案につきまして、提出者を代表し、その趣旨を御説明いたします。  さきの通常国会で成立した年金改正法に対して、国民は強い疑念を抱き、繰り返し不信感を表明してきました。成立前の世論...全文を見る
○野田(佳)議員 実は、三党の幹事長が合意のサインを交わしたときに私も現場におりましたので、よく経緯は存じ上げているつもりでございますので、御説明をしたいと思います。  三党合意はしましたけれども、私ども民主党は、さきの通常国会で成立した改正年金法の本体にはもともと反対でござい...全文を見る
○野田(佳)議員 これ、恐らく一項、二項は、国民年金法の一部を改正する法律のときの附則の修正をしたときの文言をそのまま使って、「政府は、」なんですね。  この三項のところは、今おっしゃったように、国会も含めて真剣に議論しようという意味合いから入っているということでございます。
○野田(佳)議員 総論的なお話だと思いますので、まず冒頭、私の方からお答えをしたいと思います。  選挙結果は、やはり年金の改革関連法案にノーという意思表示が明確に示されたというふうに思っています。したがって、それを受けて、当然白紙に戻して議論をし直すというのが民意であった。これ...全文を見る
○野田(佳)議員 年金問題だけではなくて、これまでの国会で重要法案にかかわる問題については、例えば道路公団の民営化に対してでも、例えば産業再生機構についても、基本的な重要法案については民主党の対案をこれまでお示しをしながら、政府・与党案と比較検討していただきながら議論をしてまいり...全文を見る
○野田(佳)議員 今委員からも御指摘がありましたとおり、選挙の結果というのは、今回の年金改革関連法についてノーという意思表示だったと思います。  考えてみますと、昨年の十一月の総選挙のときに、各党が年金の抜本改革を公約として語りました。このとき私は、恐らく年金について余り絵そら...全文を見る
10月26日第161回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○野田(佳)委員 おはようございます。  私も、冒頭、このたびの台風二十三号を初め一連の大型台風の到来でお亡くなりになられた方、被害に遭われた方、そして今般の新潟県の中越地震でお亡くなりになられた方、そして今なお十万人近い方が避難生活をされているということでございますが、こうし...全文を見る
○野田(佳)委員 いずれにしても、例えば関空をどうするかとか整備新幹線をどうするかとか、具体的な査定を見ながらまたこれからも議論をしていきたいと思います。  今大臣お触れになりましたけれども、一般歳出と一般会計の歳出総額、これを実質的に前年度以下というお話でありました。この実質...全文を見る
○野田(佳)委員 大臣から今国債のお話も出ましたけれども、我が国の今の大借金国家的な状況というのは、本当に危機的な状況だろうというふうに思います。  アメリカの第三代大統領トマス・ジェファーソンは、子孫に借金を残すのは詐欺と同じだという言葉を残していますけれども、今の日本は、G...全文を見る
○野田(佳)委員 関連しますけれども、国債の発行額自体は前年度以下という、これは具体的な目標だと思いますが、あわせて、国債依存度については触れられておりませんが、この依存度については具体的な目標を心の中ではお決めになっていらっしゃるんでしょうか。
○野田(佳)委員 新規国債を抑制していくということは、これはいいと思うんです。  加えて、心配なのは、借換国債の発行がどんどんふえていて、来年度では百四兆円、二〇〇八年には百三十兆円と言われている。借換国債の大量発行時代だと思います。新規国債は抑えても借りかえがどんどんどんどん...全文を見る
○野田(佳)委員 順を追って予算編成のいろいろな視点を確認させてきていただいておりますけれども、今回の予算編成で恐らく最大の焦点は、三位一体の改革がどうなるのかだろうと思います。そのときに、本来ならばこれは十一月の中ごろまでに決まって、そして予算編成が具体的に動き出すというスケジ...全文を見る
○野田(佳)委員 次に、定率減税の縮小、廃止の検討がどうやら行われているようでありますけれども、この問題について触れたいと思うんです。  もともとこの定率減税の縮小、廃止というのは、与党の中では、たしかこれは基礎年金の国庫負担を三分の一から二分の一に上げる際の財源にするための、...全文を見る
○野田(佳)委員 要は、年金財源論としてスタートしたけれども、今や一般財源の可能性も考えているという、可能性の示唆をされたんだろうと思います。私自身は、年金財源論としては、例えば民主党の場合だと、国庫負担を三分の一から二分の一へ上げるときに、これは歳出カットが財源論なんですね、極...全文を見る
○野田(佳)委員 ずっと一般会計中心にお話をさせていただいていますけれども、私は、特別会計も含んで日本の財政をどうすべきかということをやはり議論すべきだろうと思っていまして、これは、かつて原口筆頭理事とコンビを組んで、民主党の中で特殊法人の改革をいろいろメスを入れるどころかなたを...全文を見る
○野田(佳)委員 去年の財政審の報告書というのを私も読ませていただきましたけれども、すべての特会を総ざらえして、しっかりした問題意識で分析をされているように思いました。ただ、ちょっと道路とか年金とか肝心な部分への踏み込みは弱いという印象ですが、かなり弱いと思うんです。  そのう...全文を見る
○野田(佳)委員 ちょっと個別の特会で知りたい特会がありまして、それは厚生保険特会の業務勘定。これはずっと問題になりましたけれども、社会保険庁の事務費に入っていて、その事務費で、まあ、保険料を使っていろいろとむだなことをやってきたということは、この国会でも、この国会というか通常国...全文を見る
○野田(佳)委員 きちんと詰めて議論をして、そういう流用をするところもあるかもしれませんが、社会保険庁に限ってはもうだめですよ、これまでの使い方をいろいろ見てくる限りにおいては。その議論は、ちょっと今、思い切りの足りないお話だと私は思いました。  それで、ことしですか、平成十六...全文を見る
○野田(佳)委員 結論じゃなくて、決意を聞こうと思ったんですが、ちょっと慎重な御判断のようです。  特会とか原油の高騰とか、まだ財務大臣にお聞きしたいことがありました。ただ、せっかく金融担当大臣も張り切って待っていらしゃる中、全然聞かないのは申しわけないので、金融担当大臣にこれ...全文を見る
○野田(佳)委員 まあ、だれもが感じているとおりで、それだけじゃ済まないだろう。経過は、その条文でいろいろ過程があって何とかということだったんですが、これは、昭和六十二年以降、議運で正誤の問題で、要は法案に誤りがあって正誤の問題が議論になったというのが八本あるんですよね。  昭...全文を見る
○野田(佳)委員 違うテーマで、ちょうど隣の岩國先生が政治資金の規正法の改正案をつくっていまして、報告漏れとか何かは、うっかりではなくてちゃっかりというケースもあるんじゃないかというお話を前に聞いたことがあるんです。法案の間違いも、うっかりだったらまだ許せるというのも問題なんです...全文を見る
○野田(佳)委員 金融機関というのは、本当に個人情報がいっぱい集まるところだと思います。大事な個人情報がいっぱい集まると思います。その機関を監督する立場の金融庁でありますので、個人情報保護の重要さというのは、ほかのお役所にもそれは十分認識していただきたいんですが、金融庁には本当に...全文を見る
○野田(佳)委員 まさに金融機関や企業のガバナンスを問わなければいけない立場の金融庁のガバナンスが問われているということだと思います。  今、調査をしているということですが、では、果たして、そのフロッピーディスクの盗難とかあるいは情報の外部漏えいとかなかったのか、その辺はどうだ...全文を見る
○野田(佳)委員 先ほど金融担当大臣の質問が信託業法の誤りから始まりました。そして、今回の金融庁の個人情報漏えいの問題。これは一言で言うと、組織としての緊張感のなさだと言わざるを得ないと思います。新任の大臣だったら、こんなこと、苦言を呈しません。ただ、副大臣からの継続でありますの...全文を見る
○野田(佳)委員 あっさりと名前を言われましたけれども、過日、金融庁を呼んでヒアリングをしたときには、この個人名を明らかにしませんでした。幾ら聞いても言わない、根拠も言わないという状況だったので、きょう大臣はどうされるかと思っていましたけれども、答えられました。  そもそもマス...全文を見る
○野田(佳)委員 すらすらとお答えになっているんですが、本筋のところはわからないんですよね。なぜならば、では、法人のUFJ銀行はどうだったのか。法人と個人は違うのか。UFJ銀行は最初から名前が出ている。UFJ銀行だって名誉権はあるし、営業権があるわけです。それは捜査の状況によって...全文を見る
○野田(佳)委員 これだけでもわからな過ぎちゃって、とまっちゃうわけにはいかないんですけれども、何であんなに早くマスコミでみんなで報道していたのかですよね。  そうすると、金融庁がそこまで慎重にやって、検察当局とやっていたというなら、何でそんなのがばれているんですか。金融庁がリ...全文を見る
○野田(佳)委員 日本の金融当局がこういう刑事告発をした、あるいは行政処分をしたということになると、当然、海外の金融当局も気になるところであって、特にUFJの場合は春に決算が変わったりとかいろいろあります。こういう検査忌避なんという悪質行為もあったということは、これは国内の金融当...全文を見る
○野田(佳)委員 それ以上しゃべれないということですね。何らかの、例えば照会だとかあるいは報告書の取り寄せとか、具体的な形跡があればと思ったんですが、わかりました、ちょっと、今の話は進めません。  もう一つ、これは金融関連で、今問題になっています西武鉄道の株売却問題。ちょっとも...全文を見る
○野田(佳)委員 財務局のチェック体制とか含めてさらにお尋ねをしたかったんですが、時間がなくなりましたので、終わります。  ありがとうございました。