野田佳彦
のだよしひこ
小選挙区(千葉県第四区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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01月25日 | 第162回国会 衆議院 本会議 第3号 議事録を見る | ○野田佳彦君 とり年、年男の野田佳彦です。 政権取りを目指す民主党・無所属クラブを代表して、経済財政を中心に質問をいたします。(拍手) 私も、答弁内容次第では再質問をさせていただきたいと思います。 質問を申し上げる前に、やはり一言言いたいと申し上げたいと思います。 ...全文を見る |
○野田佳彦君 再質問をさせていただきます。(拍手) 残り時間がわずかでございますので簡潔にお尋ねをしますが、ただいまの御答弁を聞いておりまして、総理の大胆かつ柔軟にといういつもの口癖の意味がよくわかりました。大胆というのは大ざっぱ、柔軟とはその場しのぎ。 まず、第一問目の...全文を見る | ||
02月18日 | 第162回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号 議事録を見る | ○野田(佳)委員 民主党の野田佳彦でございます。 私は、過日の大臣所信について、谷垣大臣に絞って質問をさせていただきたいと思います。別に金融担当大臣の顔を見たくないという話ではありませんで、また機会がありましたらやりたいと思いますけれども。 主な内容としましては、過日、一...全文を見る |
○野田(佳)委員 私の言いたいことを隣でささやいている方がいらっしゃるんですが。 基本的には、三期連続マイナス成長であったことにいろいろな特殊要因があった、あるいは一時的な問題があったとおっしゃいますが、特殊要因や一時的な問題というのがこれからも起こることというのは、間違いな...全文を見る | ||
○野田(佳)委員 繰り返し同じ認識を示されたら本当に困ってしまうのですが、私は、やはり経済、財政を預かるそういう枢要なポストにある方は、厳しくしっかり現状を認識しないと、しっかりとした問題認識がないと問題解決はできないと思いますので、今の御答弁は大変がっかりしています。 その...全文を見る | ||
○野田(佳)委員 だから、全く認識が違うわけでありまして、著しく好転しているとは、多分国民はだれも思っていない。 もう一つちょっと拾ってみると、著しくと書いてあるのは、「定率減税を継続しておく必要性は著しく減少した」と。まさに著しくの連発なんですよ。この認識は、国民の実感から...全文を見る | ||
○野田(佳)委員 私は、やはり増税にかかわるようなことというのは、これは真摯にちゃんと国民に約束をした上でやるべきだ、それをルールとしなきゃいけないと思っていまして、例えば民主党でも年金目的の消費税導入の件であるとか、経済団体にいつも御説明してもなかなか御理解いただけないで苦しん...全文を見る | ||
○野田(佳)委員 見直しの条件で、景気が本当に回復したかどうかということと同時に、さっき大臣がおっしゃったように所得税の抜本的な見直しと絡めてだと思うんですが、所得税の抜本的見直しについてなんですけれども、これは要は三位一体と絡めて、国、地方を通じて個人所得課税のあり方の見直しを...全文を見る | ||
○野田(佳)委員 その所得税の抜本的見直しの際に、各種控除の問題も当然これは見直されるのかなというふうに思うんですが、例えば、今回民主党の予算案をつくらせていただきましたけれども、扶養控除、あるいは配偶者控除、こういうものを廃止して、三兆六千億の子ども手当を創設するという予算化を...全文を見る | ||
○野田(佳)委員 定率減税の半減あるいは所得税については、これは法案審議がいずれ行われるだろうと思いますから、そのときに、特に定率減税みたいな大きなテーマは切り離してじっくり時間をかけて議論すべきテーマであって、そんな早々に拙速にやる話ではないと思っているんですが、いずれにしても...全文を見る | ||
○野田(佳)委員 今の御答弁では、本当に満員電車に揺られて税金を納めている人たちに説明のつくようなお話ではないと思うのですね。 そもそも整備新幹線が凍結をされた一九八二年というのは、財政事情の悪化が理由です。当時に比べてはるかに財政事情が悪化しているという今の現状。加えて、借...全文を見る | ||
○野田(佳)委員 関西人として大変だという心情はよくわかりました。だけれども、さっき財政審のお話をしました。財政審で予算決定前に慎重に考えるべきだと言われたということと、これは決まった後からすごいですね、アリの一穴となって財政健全化に支障を来すおそれがある、どういう過程でこうなっ...全文を見る | ||
○野田(佳)委員 私は、本当に今のお言葉のようにもっともっと突っ込んで深掘りをしていただきたいと思うんですね。これはもちろん会計によっていろいろ違いはあると思うんですが、でも、どう見ても、きのうの厚生労働省関係の特別会計だけでもあんなに問題が出たわけであって、蛇口を閉めればかなり...全文を見る | ||
○野田(佳)委員 今の御指摘のとおりで、まさに一般会計と連動して本丸で改革をやるというお気持ちで私は進めていただきたいというふうに思っています。 次に、財政健全化についてのお尋ねをさせていただきたいと思うんです。 まず、これはびっくりしたのは、この間、「平成十七年度予算の...全文を見る | ||
○野田(佳)委員 いや、これしかないと言われても、もう少し具体的に目標設定して、同じ意識でみんなが頑張れるような見通しというのが私は大事だと思っていまして、のうてんきな楽天路線で、こんなことあり得ないよなと思ったものが出てくる。これはベストプラクティスと言いましたけれども、それは...全文を見る | ||
○野田(佳)委員 プライマリーバランスのまさに均衡から黒字化へということの道筋もまだよく見えない。だから、その後の議論なんかなおさら今できないんですね。 だから、重ねて申し上げますけれども、政府の中でもう少し共通認識を一緒にする。我々野党だって、あげつらう話ばかりしたいとは全...全文を見る | ||
○野田(佳)委員 こういう国有財産を学校用地として借りている学校は一体どれぐらいあるのか。加えて、普通、借りた土地だと、増築、改築するときの承諾料、これは法文上の何か根拠があるんでしょうか。 | ||
○野田(佳)委員 今の御説明だと、四十六校今無償で貸し付けている、これは多分承諾料は発生しないんだと思うんですね。五百二十校が有償で貸し付けている、これは、だから改築しようとすると承諾料を払うわけですね。ということですね、今の御説明。(田野瀬副大臣「はい」と呼ぶ) そして、今...全文を見る | ||
○野田(佳)委員 時間がなくなってきたので、このことについては詳しくまた御説明いただきたいと思うんですが…… | ||
○野田(佳)委員 時間がなくなったので終わりますけれども、だから、慣行のあるところとないところとか、やはりこれはちょっとわかりにくいですよ。加えて、さっき言ったように、耐震構造にしていかなければいけないときですから、少なくとも足かせになるようなことはしちゃいけないということを申し...全文を見る | ||
02月28日 | 第162回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号 議事録を見る | ○野田(佳)委員 はい。 大変吉田治議員が熱意あふれる質問を続けておりまして、いっぱい質問項目があるので時間が欲しいと言われたので、多少はいいよと言ったら、こんなにとられるとは思っていませんでした。 きょうは、いろいろ用意したものをかいつまんで御質問をさせていただきたいと...全文を見る |
○野田(佳)委員 橋本内閣当時の九七年ぐらいというのは、今よりも経済成長率は高目で推移をしていたはずですし、先ほど吉田議員との議論の中で出ていた雇用者報酬、平成十六年度が二百六十何兆とおっしゃっていましたね。十七年は二百六十五ぐらいですか。当時はたしか二百八十兆円台に乗っているは...全文を見る | ||
○野田(佳)委員 為替もあるいは原油高の問題も、この後少し議論をしたいと思っているんですね。外在的な要因が日本の経済にどんな影響が出てくるか、これは景気の先行きの問題に絡んで質問したいと思っていたんですけれども、今の大臣の御答弁の中で、景気がよくなりつつあるという判断材料として、...全文を見る | ||
○野田(佳)委員 景気認識については、せんだってもそうでしたけれども、今回もなかなか埋まらないようなんですが。 そこで、先行きにかかわる問題なんですが、先週のいろいろ国際経済の動きというのは、随分気になるものがありました。先ほど大臣もちょっと触れられました、為替の問題、それか...全文を見る | ||
○野田(佳)委員 先行きの話は慎重だということで、お立場はわかるんですが、逆に言うと、過去の検証というのはしっかりやらなきゃいけないと思っていまして、大臣も触れられていたとおり、過去に大変多額の介入をしたことがありました。二〇〇三年の一月から二〇〇四年の三月ぐらいまでで三十五兆円...全文を見る | ||
○野田(佳)委員 為替と同時に、もう一つ今懸念材料というのが原油の高騰ですよね。 先週末、ニューヨークの原油の先物のマーケットでは、WTIですか、五十一ドルに乗る。昨年十月に五十五ドルという最高値がありましたけれども、再びまた五十ドル台に乗ってきました。これはアメリカだけでは...全文を見る | ||
○野田(佳)委員 私は、日本経済に影響があるとすると、価格が上がる分、その分は要は産油国の所得に移転をする話ですから、その分マイナスであるということ、上がった分が製品価格に転嫁されれば、それは企業の収益を圧迫して設備投資などに陰りが出てくる、これを価格に転嫁した場合は消費者に出ま...全文を見る | ||
04月13日 | 第162回国会 衆議院 財務金融委員会 第18号 議事録を見る | ○野田(佳)委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、保険業法等の一部を改正する法律案に対し、反対の立場で討論いたします。 近年、保険に比較して割安な共済が消費者の人気を集めています。しかし、その中には悪質な共済事業者が存在するのも事実であり、対策が急務となっていました。 ...全文を見る |
05月17日 | 第162回国会 衆議院 財務金融委員会 第23号 議事録を見る | ○野田(佳)委員 限られた時間ですけれども、財務大臣に質問をさせていただきたいと思います。 今週は、例の郵政改革の議論が始まるのか始まらないのか、どこを舞台にするのか等々、いろいろ山場があると思いますけれども、いずれにしてもこの会期では無理だろうというふうに私は思っていまして...全文を見る |
○野田(佳)委員 政府が二〇〇一年から二年にかけて特殊法人の整理合理化計画をまとめられたときに、民主党の中で私も担当していて、ちょうどお隣の原口さんとコンビを組んですべての改革案を、中間報告まででありましたけれども、つくったことがありました。そのときに、政府系金融機関の改革のポイ...全文を見る | ||
○野田(佳)委員 そうしますとなかなか厳しいお話でして、六年前の評価というのを前向きにとらえて、今、法定役員を減らしたとかというお話がありました。私は、あれは基本的には非常にマイナス評価なんですね。 例えば、日本政策投資銀行ができた経緯ですけれども、旧開銀というのは、政府系金...全文を見る | ||
○野田(佳)委員 余りばっさり言っているつもりではなくて、そんな激しく言っているつもりはないんですが。ただ、私が言ったような心配とか反省を持っている人というのは、実は内側の人だって外側の人だっていっぱいいるわけでありますから、そういう懸念を持っている人がいっぱいいる中で、もう一回...全文を見る | ||
○野田(佳)委員 もともと開銀のころから、基幹産業への融資であるとか、非常にいいところに融資を長期的にしてくる。また、社債も発行できるような企業が多いということで、短期、中期、長期かは別として、民間と類似した仕事を基本的にやってきている。いろいろと技術開発はされていることは承知し...全文を見る | ||
○野田(佳)委員 やはり、戦後から立ち上がるころの必要性に比べるとその存在意義は明らかに薄れていて、先ほど鈴木議員が産投特会を扱っていました、もう時代の役割は終えた、歴史的な役割は終えたんじゃないかという認識を示していましたけれども、大臣はそうじゃなくて、まだリターンが期待をされ...全文を見る | ||
○野田(佳)委員 今、円借款の意義を中心にその存在意義をお話しされましたけれども、私は、JBICの改革の切り口というのは、さっきの九九年の評価、総括に戻る話であって、旧輸銀のやってきている業務と、そうじゃなくてOECFがやってきた円借款の仕事と、やはり区別して整理すべきであって、...全文を見る | ||
○野田(佳)委員 だから、論点を整理して自分のアイデアを言ったんですけれども。まあ、わかりました。ほかにもまだいっぱいありますので、では、次に行きます。 それでは、これもまた同じ時期につくられた国民生活金融公庫ですね。国民金融公庫と環境衛生金融公庫が合併して一九九九年に今の国...全文を見る | ||
○野田(佳)委員 例えば前回の特殊法人改革の中で、この中小企業関係で一番議論が進んだのが商工中金だろうと思うんですね。商工中金は政府出資が八割で残り二割が組合、団体が出しているということでありますけれども、この見直し論というのが結構途中までは進んでいたようで、最終的には民間法人化...全文を見る | ||
○野田(佳)委員 では、これから全部聞いていくと多分同じ答えになりそうだと思います。これから聞こうと思ったのは、中小企業金融公庫、農林漁業金融公庫、公営企業金融公庫、沖縄振興開発金融公庫、これを個別に聞いていこうと思ったんです。もちろん、たしか共管だから、ほかの大臣といろいろ意見...全文を見る | ||
○野田(佳)委員 おわびをされても困っちゃうんですが。 私も、個人的な意見を言うと、党内にも多分違う御意見の方がいますので結構大変なんです。特殊法人改革のときも、やはりいろいろ提言を出すと、確かにいろいろな意見があって、ぼこぼこにされることもありました。 だけれども、機能...全文を見る | ||
○野田(佳)委員 最後の言葉が何だか……。そうですか。わかりました。いや、わかっていないんですが、わかっちゃいけないんですけれども、では、もうきょうはやむを得ませんが。 何か言葉を選ぶ背景に、私は、いろいろお考えがありながら言いにくい部分も多分あるのかもしれないと思うのは、恐...全文を見る | ||
○野田(佳)委員 さっき言ったJBICも日本政策投資銀行も国民生活金融公庫も、任期は総理の任期より長くて、二〇〇七年の九月までですから、多分総理が言ったとおりにはもうならないんですよね、ずっと。見事にそういう状況になっていると思うんです。 では、ほかに、トップだけではなくて、...全文を見る | ||
○野田(佳)委員 恐らくこれはキャリアの方中心の役員のシェアだと思いますけれども、職員まで広げるともっと多くの方がいらっしゃるんだろうと思います。そういうことも、それだけじゃないのかもしれませんけれども、政府系金融機関改革、特に統廃合については、財務大臣担当の周辺の方というのは非...全文を見る | ||
○野田(佳)委員 ちゃんと精査をされた上で、国民が納得のできる使われ方をしながら大きいんだというんだったら、胸を張って今のような御答弁をされても私はそうだと思うんですが、ただ、衆参のさまざまな委員会で今明らかになりつつあるのは、個別の特別会計の信じられない使い方じゃないですか。そ...全文を見る | ||
○野田(佳)委員 そういう率直なお考えに基づいて本当にこれはガバナンスをきかせていただきませんと、すき焼き食べ放題どころではなくなってきている状況だと私は思いますので、これはもうすべての特別会計に目を光らせて精査をするということをぜひやっていただきたいと思います。 私は、個別...全文を見る | ||
○野田(佳)委員 私は、事務事業の見直しの地道な路線以上の、やはりなたを入れる段階という認識で。 ほかにもいろいろ聞きたかったんですが、もう役割は終わったんじゃないかという特会とか、いろいろ聞きたかったんですが、もう時間がありませんから、最後に、財務省の財布の三つの会計につい...全文を見る | ||
○野田(佳)委員 もう時間がなくなりましたから申し上げませんが、そういう区分経理の意味とかは、まさに丁寧に御説明いただきましたが、御案内のとおりでありまして、財政制度審議会等で小骨を抜くような段階ではないので、多少荒っぽいかもしれませんけれども、一種の構想をお話ししたものですから...全文を見る |