野田佳彦

のだよしひこ

小選挙区(千葉県第四区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

野田佳彦の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月26日第169回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○野田(佳)委員 民主党の野田佳彦でございます。  先に質問をされました自民党のお二人の委員はアフリカ中心の御質問でございましたけれども、私は、身近な東アジアの情勢について質問をさせていただきたいと思います。  鉄砲から権力が生まれると言ったのはたしか毛沢東だと思いますが、最...全文を見る
○野田(佳)委員 盧武鉉前政権の総括のようなお話もございましたけれども、二〇〇四年から交流が途絶えてしまったというお話がございました。私も、そのころから、どうしてしまったんだろうという気がしていたんですが、たしか二〇〇四年の三月、親日反民族行為真相究明法、これは超党派の議員立法で...全文を見る
○野田(佳)委員 ぜひ成功裏に終わりまして、日韓関係の強化に弾みがつくような、そういう協議が行われることを期待していきたいと思います。  経済大統領を自任されている新大統領でございますので、特に経済政策についてはさまざまな関心があるだろうと思います。その関係でいうと、さっき申し...全文を見る
○野田(佳)委員 昨年の大統領選挙のときのハンナラ党のいわゆるマニフェストというのがあるんです。これは慶応大学の曽根先生が訳していただいているんですが、大変すばらしいマニフェストでございまして、日本がマニフェスト選挙を入れてもう五年ぐらいたちますか、韓国はまだ三、四年だと思うんで...全文を見る
○野田(佳)委員 来月の大統領の訪日を踏まえて、またこれからさまざまな場面で意見交換をする、シャトル外交を展開しようということでございますので、そういう機会があると思いますので、しっかり早急に行動計画をつくっていく。私は、経済のみならず、さまざまな分野での日韓の緊密な連携は大事だ...全文を見る
○野田(佳)委員 御指摘のように、従来の路線とは少し変わってくるだろうと。人道支援は引き続き行うようなお話は聞いております。ただ、従来と違うのは、北との政策の司令塔だった統一省を廃止するということを言われています。それから、去年の十月の盧武鉉そして金正日両首脳会談でさまざまな合意...全文を見る
○野田(佳)委員 その拉致問題でありますけれども、なかなか打開できない状況が続いております。  六者協議の中でも、日本が核問題と拉致問題を強く関連づけて議論しようとすると、少なくとも前政権はこの姿勢に対して批判的であったのではないかと思うんですね。新政権は、日本人拉致問題の解決...全文を見る
○野田(佳)委員 そこで、拉致の問題の連携につながるかどうかにもまた大きいんですが、日韓が連携することだけではなくて、あとは中国、アメリカとのかかわりも出てきます。新政権ができたことによって、韓中関係、韓米関係、ここにどういう変化があらわれると分析をされていますか。
○野田(佳)委員 盧武鉉政権のときの韓米関係というのはかなり後退をしてしまった感がありますので、それを多分急ピッチで回復をしていく努力を新大統領はされるだろうと私も期待をしたいというふうに思います。  中国との関係ですが、先ほど、たまたま大統領就任式のときに中曽根元総理と御一緒...全文を見る
○野田(佳)委員 大変大きな問題なので、そう拙速でもいけないですし、きちっと筋道を立てた中で機が熟したかどうかをお互いが判断するときだと思います。ちょっと余りさっぱりした答弁だったので、がくっときましたが。  では、韓国の方はこれぐらいにいたしまして、もう一つ、台湾なんですが、...全文を見る
○野田(佳)委員 大臣お話しになったように、それはそうですね、その選挙の結果云々という話ではないと思いますが、私は、一人の政治家として、国民党から民進党、民進党から国民党とこの八年間で二回の政権交代があった、しかも、見ていると、争点が、選択の幅が随分縮まってきている感じがあります...全文を見る
○野田(佳)委員 少なくとも台湾海峡が波静かであることは、基本的にはもう前提中の前提だと思うんです。それ以外の、例えば日本と台湾の問題というのはほかにもあるんです、いろいろ。  例えば尖閣諸島の問題。私が若干心配しているのは、馬英九氏がアメリカに留学をしているときの研究テーマ、...全文を見る
○野田(佳)委員 後でゆっくり話しましょう。  それで、馬英九氏もやはり実利主義で、経済を強く考えている方で、むしろ陳水扁政権の経済的には余りうまくいかなかった部分が今回の国民党政権につながったと思うんですが、その中で、これまた選挙の公約の中で、日台FTA締結を公約に掲げている...全文を見る
○野田(佳)委員 馬英九氏の政策で、三つのノーというのがありまして、ノーというのは、中国と統一しない、二つ目、台湾は独立しない、武力行使はしない、この三つのない、三つのノー。これを基本として、要は政治的には現状維持型ですよね、そういう路線を引きながら、経済的には大陸との関係を、も...全文を見る
○野田(佳)委員 特に中台関係については、文章自体は淡々とされていますが、大臣の表情、思いを酌み取り、眼光紙背に徹し、納得をさせていただきたいと思っています。  以上で、もう時間がほぼ終わりだと思いますので質問を終わります。どうもありがとうございました。
04月04日第169回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○野田(佳)委員 おはようございます。民主党の野田佳彦でございます。  まず第一問は、既に先ほど自民党の御法川委員が質問をされたことでございまして、昨日の、これは毎日新聞の報道で、昨年の十月七日にイラン南東部で誘拐をされた横浜国立大生の中村聡志さん、治安当局と武装勢力側の解放交...全文を見る
○野田(佳)委員 これまで小野寺副大臣が、この問題の責任者というか、現地にも何回も足を運ばれて、まさにリーダーシップを振るって、解決に向かって御努力をされていることはよく承知しております。改めて、今御答弁された姿勢のもとで、解決に向けてさらなる御努力をお願いして、この問題はきょう...全文を見る
○野田(佳)委員 そのシーシェパードなるものがそもそもどのような団体かというところなんですが、これは、環境保護という美辞麗句の中で、やっていることは海賊行為みたいな、エコ・テロリストですよね。今の活動の現状というか、組織が今どうなっているかをまずお尋ねしたいと思います。
○野田(佳)委員 今私がお尋ねをして御答弁をいただいたようなことは、大体多くの国はわかっているはずだと思うんです。わかっていながら、またことしもこういう妨害行為を行うだろうという予想がされている中、何でシーシェパードが持っている船にオランダがあえて船籍を与え、そしてオーストラリア...全文を見る
○野田(佳)委員 例えば、こういう事案を起こしたスティーブ・アーウィン号というのは、英国は船籍を剥奪しましたよね。それを今度はオランダが認めたわけです。当然、では今度はオランダも船籍を剥奪するという措置をとるのか。別の船はベリーズの船籍があったけれども、これも剥奪をされています。...全文を見る
○野田(佳)委員 では、ちょっと個別の事案で御説明をいただきたいと思うんです。  まず、ことしの最初の事案、一月十五日、第二勇新丸に二人のシーシェパードの活動家が侵入をしてきて、それを一時拘束しています。オーストラリア人とイギリス人だったと言われていますが、日本の船に入ってきた...全文を見る
○野田(佳)委員 船に侵入してきたときは抗議文か何かを渡してきたということですが、その前は、そのシーシェパードの船から薬の入った瓶を投げ込んだり、プロペラにロープを巻きつけたりという行為をやっていたんですよね。オーストラリアに引き渡した後に、三時間後には、また別の捕鯨船に対してシ...全文を見る
○野田(佳)委員 これは完全に艦船侵入罪だと思います。だから、国内法に照らしてしっかりとしかるべき処置をとらないと、まさにこれは主権の侵害だと思いますね。  オーストラリアに引き渡したと。では、オーストラリアはきちっとこの二人の取り調べをやってくれたんですか。どうなんでしょうか...全文を見る
○野田(佳)委員 では、オーストラリアはちゃんと取り調べをしたんですか。やっているんですか、今。
○野田(佳)委員 どう見ても、その後すぐシーシェパードに戻しちゃっていますよね、オーストラリアでは。その直後にきちんとした取り調べをやったのかどうかというのは、私は極めて疑問だと思うんです。  その上で、一月三十一日に日豪外相会議が行われました。これは、外務省のホームページでそ...全文を見る
○野田(佳)委員 オーストラリアは去年政権交代が行われて、ラッド政権になりました。ラッド政権は、反捕鯨の立場を相当強く打ち出しながら国民の支持を受けて政権をとったという経緯があると思うんです。  だからといってということではありませんが、どうもやはりこのシーシェパードの活動に対...全文を見る
○野田(佳)委員 日本側の判断で、もう二人を拘束する意思がないと決めてしまったところに僕は問題があると思っているんですね。それはどの省庁が主体的に判断をされたかわかりませんが。  短期的に見れば、厄介な二人が乗っていて調査捕鯨が妨げられるというのはマイナスですよ。だけれども、こ...全文を見る
○野田(佳)委員 ぜひ、こういうならず者行為に対して他国がどういう行動をとってきたのかというのはよく検証していただきたいと思います。その場その場で決然と対応しないと、やはり図に乗りますよ、これは。  彼らは、ビデオを撮りながらその自分たちの過激な活動を世界じゅうに発信して、そし...全文を見る
○野田(佳)委員 そこで、三月三日に発生した日新丸に対する妨害活動では、これは乗組員や海上保安庁の職員の皆さんが負傷をされているんですね。これこそきちっと捜査、立件しなければいけないと思います。やはり、犯人を特定し、きちっとペナルティーを科さなければいけないと思いますが、これは海...全文を見る
○野田(佳)委員 これは海上保安庁が初めて捜査に乗り出したケースです。やはり最初のケースを成功事例にしないといけないと思いますから、今お話しできないという点もあるという事情はわかりますが、これは強い決意で取り組んでいただきたいということを要請させていただきたいと思います。  さ...全文を見る
○野田(佳)委員 まだいっぱい聞きたい点はあるんですが、時間が来ましたので終わります。どうもありがとうございました。
04月16日第169回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○野田(佳)委員 民主党の野田佳彦でございます。  本日は議案が三件ありますけれども、私は、日本とインドネシアのEPAについて主に質問をしていきたいと考えています。  個別の内容に入っていく前に、その前提となる基本的な考え方を中心にまず大臣にお伺いをしていきたいと思うんです。...全文を見る
○野田(佳)委員 私も、だから、余り肩ひじ張って、制度の枠組みからどんといくよりは、経済や文化の交流を通じて着実にその関係を深化させていくということであるので、むしろ、余り安直に共同体、共同体と使わない方がいいのではないか。それはまさに数十年の展望の話になるんですよね。  本当...全文を見る
○野田(佳)委員 その中で、戦略的な位置づけとしてどうしても欠かすことのできない存在は、やはり韓国だと私は思うんです。先進国同士が隣り合わせてEPAを結んでいないのは日本と韓国だけという話でございますので、過去に交渉が頓挫したことはありましたが、新しい大統領も日韓EPAについては...全文を見る
○野田(佳)委員 特に、これまでの経緯を見ると、農水産物あたりが大きな隔たりがあったようでございますので、細かいことは申し上げませんけれども、やはり今度は、成功裏に導くために、予備交渉をしっかりさせた上で、これはウイン・ウインの円満な関係ができるように、ぜひ御努力をいただきたいと...全文を見る
○野田(佳)委員 ぜひ力強く推進をしていただきたいと、改めて要請をさせていただきたいと思います。  そこで、きょうの議案の一つである日本とインドネシアの経済連携協定の質問に入っていきたいと思うんですが、その前に、我が国の外交戦略上インドネシアをどう位置づけているかという基本的な...全文を見る
○野田(佳)委員 日本にとっては拉致問題というのは大変大きな問題ですが、たしか、拉致問題に対しても強く後押しをしようとする姿勢を持っている国でございますし、日本が常任理事国入りを目指していることもよく理解して、これまたサポートしてくれた国であります。その意味では、私もこの信頼関係...全文を見る
○野田(佳)委員 では、EPAの具体的な項目、内容に入っていきたいと思っております。  インドネシア政府が、あるいは政府だけではなくて議会の人もそうでした、民間の人もそうでした、一番切望しているのは日本からの投資の増大なんですね。少なくとも、九七年、これは通貨危機の起こった年で...全文を見る
○野田(佳)委員 このEPAで合意をしたもののほかに、さらに政府として日本からの投資促進のために、もちろん投資家の判断でありますが、環境整備としてどういうお考えを持っているのかと同時に、これはインドネシア側でも相当に努力が必要なことがあるだろう。大手の自動車、例えばトヨタも日産も...全文を見る
○野田(佳)委員 あと、今回のEPAの特徴的なものとして、先ほど丸谷さんも取り上げられていましたけれども、看護師と介護福祉士の受け入れということです。フィリピンの方は上院での承認が手間取っているようなので、どうやらインドネシアの方が先に入ってくるのではないかなというふうに思います...全文を見る
○野田(佳)委員 資料を見ますと、今おっしゃった日本の受け入れ機関、社団法人国際厚生事業団、括弧書きで予定と入っていましたが、では、これは間違いなくここがやっていくということですね。ということは、さっき申し上げたように、やはりしっかりとやっていただかないと、まさに両国の関係にひび...全文を見る
○野田(佳)委員 この問題、もう一点通告していましたけれども、ちょっと時間が足りなくなってきたので飛ばします。御用意いただいていたかもしれませんけれども、フィリピンとの協定との違いのところをお尋ねする予定でしたが、それは飛ばします。  今回は看護師と介護福祉士の候補者の受け入れ...全文を見る
○野田(佳)委員 今までは主に、どちらかというとインドネシアが要望してきた人の移動とか投資についてのお尋ねをしましたけれども、このEPAで日本にとって一番大きなテーマだったのはエネルギーの安定供給だと思うんですね。  ブルネイとのEPAでもエネルギー・鉱物資源の章、チャプターが...全文を見る
○野田(佳)委員 今、インドネシアからの輸入量が年間千五百万トンぐらいではないですか。二〇一〇年、二〇一一年あたりに契約期限が切れるのがそのうち千二百万トン分ぐらい。国内優先の路線でインドネシアがシフトすると、千二百万トンのものが三百万トンぐらいに激減するのではないかという懸念も...全文を見る
○野田(佳)委員 最後になると思いますけれども、日本とASEANとのEPAが十四日で全部署名が終わったということですよね。ということで、これから発効に向けての秒読みだと思うんですが、二国間のEPAとこういうASEANという地域とのEPA、例えば今回、インドネシアやブルネイと二国間...全文を見る
○野田(佳)委員 よく理解できました。  時間が参りましたので、松原委員の前座を終わりたいと思います。
04月23日第169回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○野田(佳)委員 おはようございます。民主党の野田佳彦でございます。  きょうは四十分間お時間をいただいておりますけれども、主には日本とカンボジア、日本とラオス、この二国間の投資協定を中心に質問をさせていただきたいと思いますが、その前に、大変今心配をしていること、チベットの問題...全文を見る
○野田(佳)委員 いろいろと慎重な御発言だと思うんですが、基本的な姿勢はそのとおりだと思うんです。楊外交部長は、チベット問題は中国の内政問題だと日本政府は理解していることを評価すると。もしかすると、間違ったメッセージが伝わっているのかもしれません。ここはやはり軌道修正をすべきであ...全文を見る
○野田(佳)委員 当事者間でのやりとりではそういう理解が進んでいるのかもしれませんが、やはりちょっと外側から見ると、こういう言い方をしたら失礼ですが、少なくとも楊外交部長は何か聞く耳を持たなかったんじゃないかなという印象を持ってしまうような一連の動きだったように受けとめております...全文を見る
○野田(佳)委員 日本側としてしっかり警備をするということが今回お尋ねしたかった最大の眼目でございまして、同様の趣旨を町村官房長官も泉国家公安委員長もしっかり言われております。  私は、この姿勢をぜひ堅持していただきたいなというふうに思うんですが、その二十六日なんですけれども、...全文を見る
○野田(佳)委員 万全を期していただきたいと思います。  少なくとも、七月には洞爺湖のサミットもあるわけですから、ある意味、この四月の動きというのは、日本の警備の力が試されるときだと思います。ここを見事乗り切って、そして七月のサミットもしっかり警備をするということにぜひつなげて...全文を見る
○野田(佳)委員 実力行使を伴わないようにするように申し入れて、それを完全に相手が受け入れているんならいいんですが、報道によりますと、国際標準にのっとり派遣をするという言い方で答えているだけであって、そこは確約をされているのかどうかわからないような記事が出ていました。  私は、...全文を見る
○野田(佳)委員 では、遵守すると言ったということをしっかり踏まえて、二十六日、私も緊張感を持って見ておきたいというふうに思います。  この関連では最後の質問になりますけれども、四月の十九日の土曜日の朝日新聞にモー・アットマーク・チャイナというコーナーがあって、莫邦富さんという...全文を見る
○野田(佳)委員 高村大臣のお言葉が相手にしみ通っていることをぜひ期待しておきたいと思います。  次に、本題になりますけれども、投資協定の問題に移らせていただきたいと思います。  貿易収支よりも所得収支の方がふえて、ここ二年間ぐらいは逆転をして、貿易よりも投資で稼ぐ時代に入っ...全文を見る
○野田(佳)委員 先週も議論のあったEPA、経済連携協定はいろいろ広範なテーマが入りますので、締結にはいろいろと問題があったり障害があったりしますが、投資協定はそれに比べればもっと手っ取り早くできる話だろうと思うんですが、ところがなんです。  世界の趨勢を見ると、どんどんどんど...全文を見る
○野田(佳)委員 企業の御意向も含むというお話でございました。  だから、企業にとって使い勝手のいいものなのかどうかですね。使い勝手がいいのならば、多分この投資協定を使って、例えば相手国とトラブルがあったときに企業が仲裁を国際機関に提訴するとかということがあるんだろうと思うんで...全文を見る
○野田(佳)委員 では、具体的トラブルが起こって国際機関に何か提訴するとかという形はないということですね、入っていないと。むしろそういうトラブルの予防に役立っているという認識ということですね。  ということを踏まえれば、では、そういうトラブルの予防ができるということに意味合いが...全文を見る
○野田(佳)委員 日越投資協定、大変効果があったというお話ですから、そうすると、もっとより高いレベルでの今回の投資協定、カンボジア、ラオスもそれに近いものがありますので、基本的には大いに期待をしていきたいと思いますが、そのカンボジア、ラオスに対する具体的な問題に入っていきたいと思...全文を見る
○野田(佳)委員 時間がなくなってきましたので、通告をしてある三つの項目をまとめてお聞きしたいと思うのですが、ぜひよく注意深く聞いていただいて、お答えください。  日本・カンボジア投資協定は、先ほどお尋ねしたベトナムよりもより高いレベルで自由化度が進んだということです。それは具...全文を見る
○野田(佳)委員 中国の問題に始まり、カンボジアまで来たんですが、ラオスまで行かないで時間が終わってしまったようであります。ラオスは、私がずっと追求している鯨の問題で日本と同じ立場をとってくれている国ですので、一言伺いたかったんですが、なくなりました。その他の、ラオスも含めて専門...全文を見る
05月09日第169回国会 衆議院 内閣委員会 第14号
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○野田(佳)委員 お答えをさせていただきます。  近藤委員におかれましては、民主党の宇宙基本法検討PTの主力メンバーでございますので、ある意味釈迦に説法みたいな話になるかもしれませんけれども、御指摘のとおり、特に資料でお配りをいただいたように、これまでの日本の宇宙開発利用という...全文を見る
○野田(佳)委員 先ほどの附則のところでも御説明をしたところと若干重なりますけれども、本部に関する事務の処理を内閣に行わせるに当たりましては、その本部の事務処理を行う組織のあり方について、委員が御指摘のような、特に民主党は宇宙局をずっと指摘してきましたが、そのことも含めまして、宇...全文を見る
○野田(佳)委員 今、まとめて二つの御質問をいただきましたが、ちょっと役割分担が違っておりますので、前段のJAXAの位置づけの方を私が、宇宙開発委員会については細野議員から御説明をさせていただきたいというふうに思います。  委員の御指摘のとおり、本法制定の趣旨及び宇宙基本計画に...全文を見る
○野田(佳)委員 これは、大臣は基本的には内閣総理大臣がふさわしい人を適切に選ぶということに尽きるんですが、今具体的に出てきた防衛大臣が初代大臣として望ましいか望ましくないかといえば、当然のことながら望ましくないというふうに思います。
○野田(佳)委員 昨年の通常国会で提出をされた自民党、公明党案に加えて、今回は、第一条の「目的」において「憲法の平和主義の理念を踏まえ、」と文言を加えておりまして、宇宙開発利用は憲法の平和主義の理念にのっとり行われるべきことを強調していますし、この審議の後に御提起があります委員会...全文を見る
05月14日第169回国会 衆議院 外務委員会 第13号
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○野田(佳)委員 おはようございます。民主党の野田佳彦でございます。  質問に先立ちまして、ミャンマーの大型サイクロンで多くの方が犠牲になりました、加えて、中国の四川省を中心としたマグニチュード七・八のこれまた大きな地震によって多くの方が犠牲になっておられます、心からお見舞いを...全文を見る
○野田(佳)委員 昨年の暮れだったですか、オーストラリアで新政権ができまして、ラッド政権になりました。ラッド政権の勝利というのは、基本的には、もともとオーストラリアは反捕鯨でありますが、その立場を鮮明に出したということが一因だと言われておりますので、今までのオーストラリア政権以上...全文を見る
○野田(佳)委員 一度起こった事案に対して甘い対応ですと足元を見られるというふうに思いますし、当然のことながら、また来年もシーシェパード等の団体がこの種の海賊行為、テロ行為的なことを起こす可能性は十分にあります。したがいまして、しっかり立件をして、厳正に対応していただきたいと改め...全文を見る
○野田(佳)委員 いろいろ理由を述べられましたけれども、特に最近はやはり原油の高騰が一番大きな原因だろうと思います。超低温マグロ漁船では燃料を一日三キロリットルも消費するということでありますから、恐らく今はコストの約半分ぐらいが燃料ということだろうというふうに思っております。 ...全文を見る
○野田(佳)委員 そのマグロ漁業の維持ないしは発展ということを考えたときに、避けて通れないのは船員の問題だと思うんです。  残念ながら、この遠洋マグロ漁船の日本人船舶職員の平均年齢というのはどんどん高齢化していて、今は五十歳を超えているということだそうでありまして、早急に対策を...全文を見る
○野田(佳)委員 マグロ漁船全体は今減少の傾向にあるということなんですけれども、その中で隻数をふやしている、そういう漁船勢力があるということでございます。  それは、外国人オーナーが便宜的に日本の法人経営者を装って、日本の漁業者として漁業許可を取得して経営をしている漁船というこ...全文を見る
○野田(佳)委員 マグロは、高度回遊性魚類として、ほとんどすべての海域で海域ごとの資源管理が先ほどの図のように行われているわけでありますけれども、その資源管理の実行手段として有効とされているのが公海上での洋上臨検でございます。この公海上での洋上臨検について、お尋ねをさせていただき...全文を見る
○野田(佳)委員 もう少し連絡連携体制について御説明をいただきたいと思うんですけれども、他国から臨検を受けた場合は、所属漁業団体などに電話などで通報がなされて、その後、水産庁へ連絡があり、そのための電話番号などはもちろん作成されていると思いますが、水産庁から外務省、またその出先の...全文を見る
○野田(佳)委員 では、まだしっかりできているというわけではないということですね、平成十八年に批准をされてから。今急いでいると。では、本当に急いだ方がいいと思いますので、もう何年かたっていますので、早急な体制整備をお願いしたいというふうに思います。  大体、こういう洋上臨検を行...全文を見る
○野田(佳)委員 オーストラリア、地中海、メキシコを中心として、マグロを蓄養し日本へ輸出する事業が行われております。これは、オーストラリアのミナミマグロや地中海及びメキシコのクロマグロなど、日本市場において高値で取引されている、そういう魚種を小型のまき網漁船で捕獲して専用の生けす...全文を見る
○野田(佳)委員 もう少し、マグロの蓄養に絡めての質問をさせていただきたいと思います。特に、メキシコにおけるクロマグロの蓄養。  メキシコは、国際資源管理の空白地帯でございまして、この空白地帯でクロマグロの蓄養が盛んに行われている。このクロマグロをどんどん捕獲し蓄養しているその...全文を見る
○野田(佳)委員 マグロを中心に多少細かいことを含めていっぱいお聞きをしてきたわけでありますが、お話をさせていただく中で、大臣も、今のマグロを含めて大変深刻な状況であることは御理解をいただけたのではないかと思います。  そこで、日本の外交上、今後の我が国の漁業権益を確保する上で...全文を見る
○野田(佳)委員 戦略的な対応として、一つは、他国の排他的経済水域への入漁とかそこにおける漁獲枠の確保など、あらゆる手段を駆使して、日本人の大切な食料となる水産資源の確保、ODAやその他の援助を含めて対応した方がいいのではないかと思うんですが、大体これまでは、他国の二百海里水域内...全文を見る
○野田(佳)委員 大変大きな枠の話は今大臣とお話をさせていただきましたけれども、また、今度は少し個別具体の話に入っていきたいと思います。  それぞれの資源管理機構において、漁獲枠の改定が今後行われていくと思います。もちろん、日本は日本の今までの漁獲枠を維持するべく努力をするとい...全文を見る
○野田(佳)委員 漁場確保ということはわかりましたけれども、私の質問は、最悪の場合、廃業とか休業とかをせざるを得なくなった場合、そういうときの補償があるのかないのかという質問でございますので、その点のお答えを改めて要求したいと思います。
○野田(佳)委員 この後ちょっと台湾の休漁の話もしようと思っているんですが、その前に。  日本の漁船が休漁せざるを得ない、だけれども、休漁することが資金繰り上できない、それでやむなく廃業に至るということの方が可能性としては大きいのではないかと思うんです。廃業に至るまでに、せめて...全文を見る
○野田(佳)委員 今、少し触れたんですけれども、今月の初めの報道で、台湾が遠洋マグロ漁休漁を検討という記事が出ていました。日本に輸出している台湾、非常にこの輸出は多いわけですけれども、休漁にならざるを得ない最大の理由というのは、やはり燃料重油の価格高騰ということなんですね。これは...全文を見る
○野田(佳)委員 小野寺副大臣にとってはまさにこういう水産の問題は専門でございますので、私のアイデアというよりも、御自身のリーダーシップでどんどんしっかりとした対応策を講じられた方がいいだろうというふうに思う次第であります。  そこで、きょうの案件であります全米熱帯まぐろ類委員...全文を見る
○野田(佳)委員 今の答えは、発効の可能性を見きわめていたというお答えですね。  本当にマグロの最大の消費国でありますので、見きわめるというやり方よりも、もう少し能動的な取り組みがあってしかるべきではなかったのかと思いますが、その点はいかがですか。
○野田(佳)委員 次は、各国の見きわめの問題と絡む話なんですが、資料の三にそれぞれの地域漁業管理機関の加盟国の一覧を掲げさせていただいております。  きょうの議論の焦点であるIATTCは加盟国十六カ国、ICCATが四十四カ国プラス一機関、CCSBT四カ国、IOTC二十六カ国プラ...全文を見る
○野田(佳)委員 やはり、言ってみればマグロをとる有力な国が入らないというのはその条約の機能強化とは言えないというふうに思いますので、働きかけを通じて、中国、台湾、こうした国々がしっかりとIATTCにも早期に加盟をして、お互いにルールに基づいて頑張っていこうという関係であってほし...全文を見る
○野田(佳)委員 大変わかりやすいお答えでした。  その主張をぜひ通そうと、今御努力をされているということですよね。そうじゃない、まだ理解されない国が何カ国もあるわけですか。六月にまた年次会合ということですが、見通しはいかがなんでしょう。御主張は物すごく私は納得しますが、六月に...全文を見る
○野田(佳)委員 そういう答えしかないんでしょうけれども、最大限の努力をして、ぜひそろそろ合意形成ができるように願いたいと思います。  質疑時間がまだ多少残っておりますけれども、もう質問項目はありません。さっぱりしました。何かありますか。
○野田(佳)委員 ありがとうございました。終わります。
05月20日第169回国会 参議院 内閣委員会 第14号
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○衆議院議員(野田佳彦君) おはようございます。  藤谷委員におかれましては、私ども民主党の宇宙基本法検討プロジェクトチームで参議院選挙に当選をされた直後からずっとメンバーとして加わっていただいて、民主党の考え方をまとめるに当たり大変お力をいただきましたことをまず冒頭感謝申し上...全文を見る
○衆議院議員(野田佳彦君) 今委員から御指摘のところは、宇宙基本法を起草するに当たって、一番ある意味本質的なところ、肝のところでございまして、これまでの我が国の宇宙開発というのは、内閣官房とか文科省、総務省、国土交通省、経産省、それぞれの府省によってばらばらに推進をされてきた嫌い...全文を見る
○衆議院議員(野田佳彦君) これまでいただいた御質問の中で、すべて基本的には、枠組みとしては共通するものは、やっぱり我が国における宇宙開発利用は、それを総合的、計画的に推進するために宇宙開発戦略本部をつくり、そしてその本部が定める宇宙基本計画にのっとって実施をされるということが、...全文を見る
○衆議院議員(野田佳彦君) 平成二十年度予算における宇宙関係予算というのが約三千二百八十六億円と、今までよりは少し増えてきたというふうに承知をしておりますが、本法案の成立後はこれは内閣に設置される宇宙開発戦略本部において宇宙基本計画を定め、それに基づいて宇宙開発利用を総合的、計画...全文を見る
○衆議院議員(野田佳彦君) いかなる政策分野にどうやって予算を付けていくかということは、まさにこれは政治の役割の一番そのものであって、まさに資源配分で政策の優先順位を付けるというのが政治の役割だと思うんです。  今委員から御指摘があった何を重視すべきか、それはそれぞれいろいろ御...全文を見る
○衆議院議員(野田佳彦君) 民間事業者の義務と責任について今後の国内法で整備をしていくのかという後段のお尋ねでございますが、我が国、宇宙関連条約に批准、加盟をしておりましたが、全般的にやっぱり国内法が未整備であって、ロケットの打ち上げ等の実施機関であるJAXAなどの関連法はありま...全文を見る
○衆議院議員(野田佳彦君) お答え申し上げます。  宇宙開発担当大臣は、これは法案では二十九条で規定されておりまして、内閣総理大臣の命を受けて、宇宙開発利用に関し内閣総理大臣を助けることをその職務とする国務大臣でございます。したがって、内閣総理大臣が任命をするわけでございますが...全文を見る
05月21日第169回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○野田(佳)委員 民主党の野田佳彦でございます。  先ほどの近藤昭一理事に続いてオレンジ色のネクタイの着用ということで、くしくもでございますが、頑張っていきたいと思います。  きょうは、もう既にこの二つの案件については民主党だけでも四人の質疑者がございまして、私、五人目であり...全文を見る
○野田(佳)委員 それでは、きょうの案件の一つでございますASEAN貿易投資観光促進センター設立協定改正についてお尋ねをさせていただきたいと思います。  このテーマについてもるる質問がありましたが、ポイントは、センターの目的及び活動に関し、投資促進及び観光促進の双方向化を規定、...全文を見る
○野田(佳)委員 今後検討するということで、具体的にはまだ何もお手伝いをする予定はないということと理解してよろしいですか。
○野田(佳)委員 わかりました。わかりましたというか、人物交流が新たに目的にこのタイミングで入ったものですから、恐らくこういう大事な人の移動にかかわるところでは早速かかわりを持つのかなと思っていたんですが、そうじゃないということでしたので、少しテンポが遅いのかなという印象は持って...全文を見る
○野田(佳)委員 次の質問は、先ほどの近藤さんの質問と少し重なりますけれども、我が国と、例えばタイやマレーシア、シンガポールなどでは二国間のEPAが締結をされ発効しています。加えて、面としてASEANとしての包括的経済連携協定が今回議論をされておるわけですが、バイとマルチが併存を...全文を見る
○野田(佳)委員 しっかり広報、情報提供していただきたいと思いますけれども、その上で、特に、今回のいわゆる日本とASEANとの包括協定が発効をする、そしてそれぞれ国内手続を進めるという段階において、これから詰めていくというのが、いわゆる運用、手続のあり方だと思います。  やはり...全文を見る
○野田(佳)委員 既にASEANは中国と、そして韓国とFTAを締結し、そして発効しているというふうに思います。ということは、ASEANとの関係においては既に中国や韓国は先行をしていて、日本はまあ出おくれていたんだろうと思うんですが、今回締結をされた協定は、タイミングはおくれました...全文を見る
○野田(佳)委員 どうもありがとうございました。  では、引き続き大臣に御質問をさせていただきたいと思うのですが、今、たまたま韓国や中国のFTAとの比較の質問をしましたけれども、韓国とASEANのFTA、AKFTA、そこには、北朝鮮の開城工業団地の産品について韓国産と認める条項...全文を見る
○野田(佳)委員 当事国ではありませんが、ASEAN諸国にはこれまで相当にODAを供与してきた実績があるわけです。もちろん、韓国にもこういう開城工業団地を特恵的な扱いにするということはおかしいと言うべきだし、ASEANについても言うべきでした。  当事国ではないからといってほう...全文を見る
○野田(佳)委員 そうすると、我が国だけひとりよがりで経済制裁しても全く意味がありません。意味のない、そういうひとりよがりになってしまいますよ。やはり国際社会と協力をしながら対話と圧力という政策を実現するということに効果があるわけで、これは、当事国でないから何もしません、注視して...全文を見る
○野田(佳)委員 韓国の統一部が明らかにした内容で、今おっしゃったようなお話なんですが、内訳が出ていまして、開城工業団地製品、二四%が韓国以外に輸出ということになっています。実態を見ると、最大の輸入国は欧州連合、次いで中国、ロシア、中東、豪州となっていまして、これは、いろいろと諸...全文を見る
○野田(佳)委員 例えば、開城条項、FTA締結国以外の第三国に事実上権利を与えるということですから、ウィーン条約法の関係で背く可能性もあるという指摘もあります。よく日本も研究をされた上で、論駁できるものは論駁をするという姿勢でぜひ臨んでいただきたいというふうに私は思います。  ...全文を見る
○野田(佳)委員 だから、この域外何とか委員会で開城が認められないように、これはきちっと日本がメッセージをアメリカに主張し続ける。また、韓国も政権が変わったわけでありますから、開城工業団地の扱いを李明博政権がどう見ているのか、もちろん変更が出てくるかもしれません。やはり、韓国にも...全文を見る
○野田(佳)委員 わかりやすく言うと、では、持ち出してきた場合には、開城でつくったものをメード・イン・コリアとして輸出することは認めませんよと、端的に言うと、日本の立場を言うということでよろしいですか。
○野田(佳)委員 韓国の域内じゃないから、だから、これは該当しませんということで理解してよろしいですね。
○野田(佳)委員 大臣から御答弁いただきましたので、次に進みたいと思います。  今ちょっと韓国の関連の質問が多かったんですが、またもとのASEANの経済外交に戻ります。  先ほど来言ったように、ASEANは、日本、中国、韓国とのASEANプラス1の協定はもう済んで、ことしじゅ...全文を見る
○野田(佳)委員 一応通告では日韓、日中ないしは日中韓のFTAをお聞きするということになっていましたが、さっき特に韓国との関係はちょっとしつこく聞きましたから、この通告は取り下げまして、次の質問です。  一応、日本としてはこれで、ASEANで九つ目ですか、EPAは。随分頑張って...全文を見る
○野田(佳)委員 攻めるところは攻める、守るところは守る、大変含蓄があるようには聞こえますが、具体的にはなかなか大変だと思いますけれども。  ただ、今全体的に、農産物を輸出している食料供給国というのは水の不安を抱えているところも多いですよね。我が国は、その意味、コストではハンデ...全文を見る
05月23日第169回国会 衆議院 外務委員会 第16号
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○野田(佳)委員 民主党の野田佳彦でございます。  私も、篠原さん、松原さんに続きまして、中一日で質問をさせていただきたいと思います。  きょうは、主に科学技術外交並びに宇宙外交という視点で、限られた時間でございますが、質問をさせていただきたいと思います。  昨年来、総合科...全文を見る
○野田(佳)委員 総合科学技術会議が、外務省も含めてだと思いますけれども、関係府省からヒアリングなどを行って、今後我が国政府が主導して取り組むべき施策について検討を重ねて、その結果を「科学技術外交の強化に向けて」という報告書にまとめられたというふうに承知をしております。  この...全文を見る
○野田(佳)委員 その科学技術外交の強化の一翼を担うだろうと思うのが宇宙の開発利用だというふうに承知をしていまして、五月二十一日に宇宙基本法が成立をいたしました。私自身は、党の中でこの宇宙基本法の検討チームの座長をさせていただきまして、超党派の議員立法という形で国会に提出をしまし...全文を見る
○野田(佳)委員 まだ成立したばかりですから、大臣、すべての条文を読まれているわけではないと思いますけれども、この宇宙基本法の第六条に、「宇宙開発利用は、宇宙開発利用に関する国際協力、宇宙開発利用に関する外交等を積極的に推進することにより、我が国の国際社会における役割を積極的に果...全文を見る
○野田(佳)委員 今読み上げた宇宙基本法の六条というのは、裏話を申し上げますと、外務省設置法の第三条の任務規定を参考にしてつくっているわけで、まさに外務省に頑張ってくれという意味を込めてのこの六条であるということをぜひ御理解いただきたいと思います。  大体、日本は、世界で四番目...全文を見る
○野田(佳)委員 次の質問にかかわることでお答えをもういただいてしまいました。  国際的なさまざまなプロジェクトへの参加というものと、今大臣がおっしゃったように、日の丸人工衛星を活用して国際貢献をする、そういう外交的な意義もあると思っています。その国際貢献の中では、今おっしゃっ...全文を見る
○野田(佳)委員 ぜひここは気合いを入れて取り組んでいただきたいと思いますのは、中国の外交戦略では、科学技術の援助を明確に位置づけている。科強富国、先ほど冒頭に科学技術外交の理念の話をしましたが、もうそのことを中国は明確に国家戦略では位置づけているわけであります。宇宙についてもま...全文を見る
○野田(佳)委員 この基本法が成立をしたことによって、これからつくられる宇宙開発戦略本部において、我が国の宇宙産業の国際競争力を強化するためのいろいろな施策であるとか、先ほどの衛星調達のあり方についても必要な検討が行われるだろうと思いますが、先ほど申し上げた問題意識をぜひお酌み取...全文を見る
○野田(佳)委員 それはそうです。それはもう御意です。御意ですが、せめて、外務大臣だけれども、私が宇宙開発担当大臣をやったらこういうようなことができますねぐらいは言っていただきたかったんですが、時間が来ましたので、きょうはこれで終わりたいと思います。
11月28日第170回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○野田(佳)委員 おはようございます。民主党の野田佳彦でございます。  質問に入る前に、インドの商都ムンバイにおける同時テロ、いかなる理由があったとしてもテロは許されない、このことを強く意見として表明をさせていただき、加えて、日本人の津田さんを含め多くのとうとい命が失われました...全文を見る
○野田(佳)委員 政治的決意というお話でございましたけれども、例えば、日本経済を考えた場合に、この間、与謝野経済財政担当大臣が、経済見通し、今年度はマイナス成長、来年度もマイナス成長、プラスになる自信がないと言われました。IMFも、来年は日本もアメリカもEUもマイナス成長だと言っ...全文を見る
○野田(佳)委員 余り御理解はできないんですが、要は、政治的メッセージということで、余り強い裏づけのある、根拠のある数字ではないということは今の御説明でよくわかりました。  逆に次はドーハ・ラウンドの問題について、先ほどこれも大臣から御報告がありました。私よりというふうに強く冒...全文を見る
○野田(佳)委員 先ほどの十八カ月の期限の問題もそうですし、今回のWTO交渉、十二月までの大枠合意、誓約という、強い危機感を持つことは、これは必要だと思うんです。それに向けてできる限りの努力をしていくということも必要だと思うんです。  ただ、こうやって具体的な目標を、例えばこと...全文を見る
○野田(佳)委員 次の質問に入りますが、APECの地域経済統合の促進に向けて、いろいろ議論が行われたように聞いております。  APECというのは、世界の貿易の中では五割を占めて、国内総生産、GDPは、世界の中でAPEC加盟国・地域合わせるとGDPの六割という大変大きな存在だと思...全文を見る
○野田(佳)委員 二〇一〇年にビジョンを示すのは大事ですが、そのビジョンに至るまでに具体的にどういう道筋を描いているかということであります。  次の質問の具体的な項目に入りますけれども、例えば、自由貿易圏の構想でも、中国が主導してきたASEANプラス3もあるし、経産省が主導して...全文を見る
○野田(佳)委員 基本的にはWTOの交渉が妥結をするということが一番望ましいし、それができないときは、いろいろな意味で二国間とか多国間のEPA、FTAを戦略的に推進していく。  そういう中で、地理的なものとしても、もっとやはり戦略的にAPECの中で日本が存在感を示していくべきだ...全文を見る
○野田(佳)委員 総理は、だからそういう方針なんですよね、なんですけれども、それはやはり変ですよ。大臣もおっしゃったとおり、十月の下旬に発表したわけです。いまだに出せないはずがない。だって、財務省の人だって出せるって言っていますもの。金融機能強化法案、それは賛成しますよ、採決で。...全文を見る
○野田(佳)委員 御理解できないんですが、これは、この午後の党首討論でも大きなテーマになると思います。そちらに譲りたいと思いますが、今の関連で。  大臣は今、個人としての御意見は出されませんでしたが、自民党の中堅、若手の議員の皆さんの中では、なるほどと思われる動きをされている人...全文を見る
○野田(佳)委員 この文書、途中で読むのをやめましたけれども、我が党についても言及をしていまして、「小沢民主党代表自身、首相官邸にて総理に対し、二次補正に関しては可及的速やかに結論を得る事を約束したと報道されています。二次補正予算案、関連法案提出に当たっては、民主党に対しこの点で...全文を見る
○野田(佳)委員 まあ、頑張ってください。  では、次の質問に行きます。余り個人をあれしても。  次は、ICCAT、大西洋まぐろ類保存国際委員会のテーマに入っていきたいと思っていまして、私、たまたまこういう条約で当たったのでマグロの質問をしたことがありますが、鯨とかマグロとか...全文を見る
○野田(佳)委員 今回、代表団は外務省だけではなくて、特に水産庁も入って御議論をされたというふうに承知をしています。きょう、水産庁にも来ていただいていると思うんですが、今回の結果というのは、科学委員会が大幅な削減を勧告して、EU初め地中海沿岸諸国が強く反対をするという中で、二割削...全文を見る
○野田(佳)委員 直ちに影響がないというお話がありましたけれども、これは、いろいろと調べてみると、遠洋マグロのはえ縄漁船というのは、一航海が一年以上、その間に年間二百二十回から三百回操業を行って、一回の操業で三千の針を仕掛け、縄の長さが約二百五十キロ、マイナス五十度の魚倉を維持す...全文を見る
○野田(佳)委員 ちょっとまだマグロで幾つか聞きたい項目があったんですが、時間が来たようですので終わります。  どうもありがとうございました。