野田佳彦

のだよしひこ

小選挙区(千葉県第四区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

野田佳彦の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第174回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○副大臣(野田佳彦君) 御指摘のとおりでございます。
02月04日第174回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○野田副大臣 平成二十二年度予算につきましては、ただいま財務大臣から説明いたしましたとおりでありますが、若干の点について補足説明いたします。  初めに、一般会計歳出について補足説明いたします。  社会保障関係費については、十五歳までの子供一人当たり月額一万三千円の子ども手当の...全文を見る
○野田副大臣 農林水産関係予算のところの食料安定供給関係費について、一兆一千五百九十八億円と読み上げたようですが、間違いでございまして、一兆一千五百九十九億円でした。訂正します。申しわけございません。
02月05日第174回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○野田副大臣 伊吹委員にお答えをいたします。  おつくりいただいているこのパネルの、自公政権でつくった当初、それから第一次補正と比べての二十一年度第二次補正、この表とか数字は正しいものだというふうに思います。
○野田副大臣 そちらで書かれているパネルの「民主党マニフェストに「忠実な」予算」という書き方はこのとおりだと思うんです。その横、「「嘘だった」二十二年度予算」というのは、これはちょっと違うと思うんです。(伊吹委員「数字が違いますか」と呼ぶ)
○野田副大臣 数字がまず違うと。解釈です、私ども。  例えば「税外・増税」、これは恐らく税制改正の部分を含んだところで〇・一兆ふやしていると思うんですが、一・二兆。その下の、歳出削減を一兆円とこれは書かれていますよね、二重丸がついているところ。これはちょっと私どもの解釈は違いま...全文を見る
○野田副大臣 結論から申し上げますと、御指摘は間違いだと思います。  というのは、ちゃんと説明しなきゃと思いますけれども、マニフェストの主要項目にどれぐらいかかったかというのは、伊吹委員がつくられた、これはマニフェストどおりの三兆一千億円です。三兆一千億円です。ちょっと下の方、...全文を見る
02月09日第174回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○野田副大臣 宮腰委員の御指摘にお答えをしたいと思います。  昨年の二十二年度予算の編成で特徴的だったのは、予算編成の見える化、透明化を図ったことでありまして、第一に、一番特徴的だったのは事業仕分けだったと思います。同様に、財務省においても、各省庁から出てきている要求について、...全文を見る
02月19日第174回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○野田副大臣 山本委員にお答えをいたします。  これは平成二十二年度までの制度とか予算を機械的に延長してつくった試算でございますので、すなわち、平成二十二年度分は月額一万三千円で予算措置をとっていますが、満額支給はとっていません。その他すべて、マニフェスト部分、いろいろ工程表は...全文を見る
○野田副大臣 わかりません。教えてください。
02月24日第174回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○野田副大臣 子ども手当自体は大変意義のある制度だと思っていますので、今法案審議が始まりましたけれども、ぜひ早期に成立をさせていただきたいという立場でございます。  財源については、子ども手当については、私は、ハードルが高いと申し上げたことはございます。ただ、二十二年度編成でも...全文を見る
02月25日第174回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○野田副大臣 基本的には、政府の緩やかなデフレの状況に対する厳しい認識はお伝えをしております。  その点についての問題意識はかなり共有をされていると思いますし、きのうかおととい山口副総裁が鹿児島で御講演をされて、物価下落の幅がなかなか縮まらないと、テンポが遅いことに対する危機感...全文を見る
02月26日第174回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○野田副大臣 石井委員にお答えをしたいと思いますが、特例公債を発行するということは、望ましいとは思いませんけれども、万やむを得ず財源とするということはあると思っています。  これまで反対した経緯というのは、政府提出の予算の内容そのものに反対をしていたわけで、それに関連する特例公...全文を見る
○野田副大臣 私も以前、民主党、野党時代の次の内閣で財務の担当をいたしまして、その前提として、民主党の予算案をつくって、その財源として特例公債を使うということもやりました。予算と特例公債とはやはり一体です。だから、予算関連法になっているんです。  予算そのものを我々が内容として...全文を見る
03月02日第174回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○野田副大臣 竹本委員にお答えいたします。  二十三年度は、二万六千円月額支給ということになっています。その財源を確保するべく全力を尽くしていきたいと思います。
03月02日第174回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○野田副大臣 加藤委員にお答えをいたします。  高速道路の無料化はモデル事業でございますので、社会実験でございますので、一時的だというふうに認識しています。
03月05日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○野田副大臣 西村委員の御質問に、謹んでお答えをさせていただきたいと思います。  この影響試算は、委員が御説明のとおり、二十二年度までの制度を前提として機械的に置いていった数字でございまして、先ほど、差額の部分を公債発行とお話しされましたけれども、必ずしもそうではない。あくまで...全文を見る
○野田副大臣 平成二十二年度分も、子ども手当を含めてマニフェストの主要事項というのは、例の事業仕分け等を踏まえて、二兆三千億円の歳出削減、それから、公益法人等の基金からの国庫返納等で三兆三千億円の財源を確保して、マニフェストの主要事項を効率的に実施するという形をとりました。  ...全文を見る
○野田副大臣 先ほど、田村委員との質疑も裏で聞いていましたけれども、六月までに中期財政フレームをつくることになっていまして、それは、平成二十三年度、二十四年度、二十五年度、その歳入の見通しとともに、歳出の骨格と削減のあり方をまとめる内容でございます。そういう中期財政フレーム等を生...全文を見る
○野田副大臣 私自身の認識は変わっていません。子ども手当だけではなくて、いろいろとやはり、何かを実現するための財源を確保するということが大前提であり、財政規律を守るということは大事だと思います。  その上で、子ども手当の満額支給はハードルが高いと言ったことはあります。ハードルは...全文を見る
○野田副大臣 基本的には、マニフェストに書いてあるとおりのやり方で財源の確保を目指していきたいというふうに思いますが、やはり二十三年度の編成以降の話なので、具体的にはそこで検討していくことになると思います。
○野田副大臣 ちょうど今、高三と中三なものですから、子ども手当導入時には対象ではなくなります。男の子二人いますが、対象外でございます。残念です。
○野田副大臣 子ども手当の理念というのは、次世代、次の社会を担う子供たちを社会全体で後押しする、応援するという理念ですから、その理念に私は賛同していますから、基本的には受け取ります。受け取ってから、直接うちの子供に使うかどうかは別です。寄附をするというやり方もあるというふうに思っ...全文を見る
○野田副大臣 基本的には、さっき申し上げたように理念でありますので、これは所得の多寡のいかんにかかわらず社会全体で子育てを応援するという理念のもとに、私は、基本的には受け取っていいというふうに思います。その使い方はいろいろあるかもしれませんが。欧米でも基本的には所得制限が余りない...全文を見る
03月05日第174回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
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○野田副大臣 松野委員にお答えをさせていただきたいと思います。  平成二十二年度の予算編成では、お尋ねの高等学校の授業料の無償化を含めて、子ども手当等々、民主党のマニフェスト、初年度に実施する事項については、効率的な実施を考えて、三兆一千億円の予算規模とさせていただきました。 ...全文を見る
03月10日第174回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○野田副大臣 菅原委員の御質問にお答えをしたいと思います。  御指摘のように、二月二十五日、衆議院の本会議において、公明党の西議員の御質問に対して、委員の御指摘のとおりの答弁を菅大臣はされました。これは今も変わりません。  と申しますのは、今回の高校の無償化のみならず、農家の...全文を見る
○野田副大臣 馳委員に謹んでお答えをいたします。  別に、冷たいという理由じゃございませんで、減額した理由は二つでございます。  大きく言うと、一つは、もう委員は御承知だと思いますが、公立高校については、概算要求時に想定されていた就学支援金を支給する方式から、授業料を不徴収と...全文を見る
○野田副大臣 詳細は今文科の副大臣からお答えになったとおりでありますが、もともと税制調査会が始まった当初から、控除から手当という中で、特に私どもの政務官の方から、年少扶養控除だけではなくて、特定扶養控除の圧縮とか成年扶養控除の問題提起までしていました。ただ、これは、後半に至って余...全文を見る
○野田副大臣 富田委員におかれましては私の前任の財務副大臣でございまして、御指摘をいただけて恐縮でございますが、今の御質問の趣旨は、一万六千人、要は、すべてに光が当たっていない部分をどうするのかというお話だというふうに思いますが、これは、二十三年において現行よりも負担増となる家計...全文を見る
○野田副大臣 富田委員にお答えします。  何かずっときょうこの委員会でヒール役みたいなんですが、とんでもございません。よく大臣とも、あるいは副大臣とも胸襟を開いて議論をしていきたいというふうに思っています。自然体でいきたいと思います。
○野田副大臣 富田委員にお答えいたします。  予備費の基本的な性格はどういうことかというお尋ねだというふうに理解をしていますけれども、これはもう委員御承知のとおり、憲法八十七条第一項におきまして、「予見し難い予算の不足に充てるため、国会の議決に基いて予備費を設け、内閣の責任でこ...全文を見る
○野田副大臣 今申し上げた予備費はいわゆる一般的な予備費で、平成二十二年度予算でも三兆五千億を計上させていただいております。  それとは別に今回新たにつくった枠が、経済危機対応・地域活性化予備費として、これは一兆円の額を計上させていただいていますけれども、これはあくまで経済危機...全文を見る
○野田副大臣 御指摘ありがとうございました。予備費、三千五百億円でございました。  ただいまのお尋ねでございますが、どういうときにこの予備費を使うのか、経済危機対応・地域活性化予備費でありますが。予見しがたい経済情勢の悪化等に対応する、よほど危機的な状況になったとき、あるいは年...全文を見る
○野田副大臣 選挙区事情はともかくとして、気持ちはよくわかっております。顔色を見て御判断いただきたいと思います。
03月12日第174回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
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○野田副大臣 富田委員にお答えをさせていただきたいと思います。  高校の実質無償化による便益、それとこの特定扶養控除の縮減による負担で、負担の方が多いというような家計については、先ほど委員が御指摘のように、去年閣議決定した税制改正大綱において適切な対応を検討するということになっ...全文を見る
○野田副大臣 富田委員にお答えをさせていただきたいというふうに思います。  今回の予算編成で、限られた財源の中で、どうしてもやはり優先順位をつけて予算措置をせざるを得ませんでした。その中で、高等学校の授業料無償化はマニフェストの主要事項でございましたので、この実現のためには私ど...全文を見る
03月16日第174回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○野田副大臣 福嶋委員にお答えをさせていただきたいと思います。  委員のお尋ねは、国家公務員の処遇改善等に関する当委員会における昨年三月の附帯決議に基づく政府の一年間の取り組みいかんということだと思いますが、税関においては、適正公平な課税の確保に加え、不正薬物、銃砲等の社会悪物...全文を見る
○野田副大臣 田中委員の御質問に簡潔にお答えをしたいと思います。  羽田空港については、平成二十二年十月から、昼約三万回、夜、早朝約三万回、年間計六万回の国際定期便の離発着が見込まれており、大規模国際空港としての供用開始の予定となっています。  財務省としては、羽田空港の再国...全文を見る
03月17日第174回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○野田副大臣 今回の二〇一二年度までの資金の提供、拠出というのは、これは前政権下で、二〇〇八年から五年間で一兆二千五百億円、いわゆるクールアース・パートナーシップで国際公約になっていました。それを鳩山イニシアチブで、二〇一二年まで、本来は、二五%削減は主要国の参加が前提であります...全文を見る
04月02日第174回国会 衆議院 財務金融委員会 第10号
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○野田副大臣 岡田委員にお答えをしたいと思います。  委員御指摘のとおり、足元の経済は、いろいろ指標によりますけれども、おおむね改善の傾向にあると思います。ただ、自律性が乏しい中で、資料にも出ていますとおり、新経済成長戦略の中で、個人金融資産千四百兆円、あるいは実物資産の一千兆...全文を見る
○野田副大臣 加藤委員にお答えいたします。  今委員が御指摘されたさまざまないろいろな会議がございますが、その中で、私は中期的な財政運営に関する検討会のメンバーでございます。予算が成立した後、私にとって最大の仕事は、当然国家戦略室が中心でありますけれども、六月にきちっと複数年度...全文を見る
04月06日第174回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号
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○野田副大臣 私も以前、メール問題の現場の責任者として、国対委員長を、責任をとってやめたことがあります。責任というのは、とるという形をとらざるを得ない場合と、果たすという、そういうものもあると思うんですが、私は、現段階においては、国民の皆様に真摯な態度で粘り強く説明責任を果たして...全文を見る
04月06日第174回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○野田副大臣 石山委員にお答えをいたします。  委員におかれましては、農業政策については理論と実践の両方を兼ね備えた方であり、このたびの基本計画づくりでも党内で大変イニシアチブをとられたということを承知しております。  委員のお尋ねは、財務省の本格実施に向けての考え方というふ...全文を見る
○野田副大臣 石山委員の熱い思いは、痛いほどよくわかります。  そう実現できるように、やはり何としても財源確保をしていきたいと思っていまして、御案内のとおり、今の財政状況は、戦争に負けた後のあの荒廃した日本と同じような状況でございます。そういう財政状況の中でどう財源を確保してい...全文を見る
○野田副大臣 総理もそういうお話でございますが、何よりも、あれもこれもできる状況ではない中で二十三年度の予算編成、石山委員の思いとか総理のお話なども踏まえて、しっかりと組み立てをしていかなければいけないと思っています。
04月14日第174回国会 衆議院 財務金融委員会 第13号
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○野田副大臣 竹本委員の御質問にお答えをいたします。  先ほど、ブラジルの事例もお話をされました。どこか政府の中でも、ブラジルに随分これまで援助してきたけれども、もう次は、BRICsにも入っているし万博もオリンピックもあるから、そろそろ卒業だねという意見があるそうです。私は全く...全文を見る
○野田副大臣 亀井大臣に特につけ加えることはございませんが、議員の御指摘はまさに政策金融の勘どころだというふうに思います。その点を踏まえて、金融庁、経産省と連携をしながら、しっかり運営していくように頑張っていきたいと思います。
04月21日第174回国会 衆議院 内閣委員会総務委員会連合審査会 第1号
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○野田副大臣 西村委員にお答えをしたいと思いますが、牧野さんのケースがわたりかどうかということですか。  基本的にこれは、省庁によるいわゆる再就職に対するあっせんとか情報提供はありません。現象として、ポストでこういう異動があったということは事実だというふうに思います。それをどう...全文を見る
○野田副大臣 こういう疑念がある場合は、今回の法案で出てくるような再就職等の監視・適正化委員会で調査をしたりするということになると思いますが、省庁によるあっせんはありませんでしたということです。
○野田副大臣 御質問があるということはお疑いを持ってやっていらっしゃるんだろうと推察をしながらお答えをしましたけれども。  財務省として調査というのは、あくまで、どういう経緯があったのかということは調査をしています。その結果、あっせんはなかった、情報提供はなかったということが判...全文を見る
○野田副大臣 これは、直接は金融庁の方がお調べになったというふうに思いますので、正確には、多分、金融庁の政務官が来られているからお答えいただきたいと思いますが、もともと、郵政の副社長に就任をされるということで、前任の方がやめられるに当たって牧野氏を推薦した、推薦をされたことに対し...全文を見る
04月23日第174回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
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○野田副大臣 大泉委員のお尋ねは、いわゆる現職出向者に対する共済組合の長期給付の取り扱いということだと思いますが、独立行政法人や国際機関等への現職出向者に対する共済組合の長期給付については、国家公務員共済組合法等により、共済年金の算定期間として通算するための措置が講じられておりま...全文を見る
05月11日第174回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○野田副大臣 五十嵐委員の御指摘のように、高度経済成長時代に集中した橋であるとかトンネル等の、これは、さっき五十年以上経過した橋梁のお話をされましたけれども、今後どんどんとふえてくると思います。  委員御指摘のとおり、新規施設というよりも、既存施設の維持管理、更新の重要性がます...全文を見る
○野田副大臣 石田委員の御質問にお答えしたいと思います。  日本の財政に対する大変強い危機意識からの御質問だというふうに思いますが、少しギリシャと日本は事情が違うところがございまして、まず昨年の十月にギリシャでも政権交代がございました。そこで前政権でずっと公表していた財政の数値...全文を見る
05月17日第174回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第1号
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○野田副大臣 城井委員のお尋ねにお答えをさせていただきたいと思います。  特別会計全般の見直しについては、ことしの一月に、菅大臣から他の閣僚の皆さんに、そのあり方を含めて根本的に見直すような御指示が出ました。加えて、枝野行政刷新担当大臣のもとで特別会計全体の見直しを今後していく...全文を見る
○野田副大臣 国債整理特別会計で株は確かに持っています。日本郵政が五兆二千億、東京メトロが〇・二兆ですが、そう簡単に売れないんですね。郵政の方は、御承知のとおり、株売却が凍結をされています。東京メトロの場合は東京都との調整でありますので、そう簡単にすぐ売れる話ではないというものが...全文を見る
○野田副大臣 政府保有株式ですけれども、政府保有義務分等を除いた金額、いわゆる売却可能見込み額としては五千三百四十一億円でございます。このうち、一般会計分が三百九十億円ということになります。  いずれにしても、政府保有株式の売却に当たっては、それぞれの会社の民営化の方針がどうな...全文を見る
○野田副大臣 特例公債を発行せざるを得ないときは、毎年そのたびに特例公債法を財務金融委員会等で御審議をいただいております。平成二十二年度もそういう状況でございましたが、その特例公債法の中に、早期に償還に努めるという努力規定が必ずずっと入っているんですね。  入ってはいますけれど...全文を見る
○野田副大臣 平成二十年度決算における特別会計の不用額の合計は、十一兆八千億円でございます。
○野田副大臣 ある程度、やはり経済情勢等の変動によって不用額が生じざるを得ないというところは、委員も御理解をいただけることだと思います。  ただ、余りにも毎年同じような額が出るものについては、おっしゃるとおり、これは精査の必要があるだろうとは思いますけれども、やはりある程度不用...全文を見る
○野田副大臣 私は、個別の会計ごとに今、ああした方がいい、こうした方がいいと言う立場ではございませんけれども、冒頭の御質問の中でお答えさせていただいたように、ことしの一月、菅大臣から各閣僚に、そのあり方を含めて特別会計の根本的な見直しのお願いをさせていただきまして、各省でお取り組...全文を見る
○野田副大臣 財務省としては、各省にお願いするだけではなくて、自分たちの所管の分からまず範を垂れるべく常に精査をしていくということを第一に、あわせて各省の動きも注意深く見守って、全体的な総ざらいがしっかりできるように対応していきたいと思います。
○野田副大臣 特別会計もそうですけれども、財務副大臣というよりは、長い間野党を経験してきた立場で、特別会計とか、特殊法人とか、特区とか、特殊勤務手当とか、スペシャルがつくところはよく洗った方がいいなというのが私のこれまでの経験でございますので、そういうところにかなり精査すべきもの...全文を見る
○野田副大臣 国等が対象法人を支援するために融資をするケースと、そして保証をつけるというケースと、両方あります。どっちがいいのかというのは、これははっきり言って一概には言えないのではないかなというふうに思っていまして、保証を付す時点では、これは直接、実際の支出が不要であります。例...全文を見る
○野田副大臣 おっしゃるとおり、融資と保証という意味では、民業圧迫があるかどうかということを含めての観点ももちろん必要だと思いますが、現時点では、やはり財投の場合だったら融資の方がメーンであって、どちらかというと保証は補完的ですよね。保証というのも、さっき言ったように、いろいろな...全文を見る
○野田副大臣 御指摘のとおり、これは一般会計と特別会計から支出をされています。  特別会計というのは、御案内のとおり、特定の事業を国が行う場合に、区分経理にした方が受益と負担の関係がわかりやすいという意味の中での経理をしているという措置でありますが、その中で、国交省の中でも、社...全文を見る
05月18日第174回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第2号
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○野田副大臣 まず、後段の方の御提案の方からなんですが、こういう区分経理をしているということは事業ごとの収支を明確にするという意味合いで、専らやはり外国為替にかかわる事務事業を行う際に旅費も含めて計上をしているというふうに御理解いただきたいと思うんです。  私もG20等に出席を...全文を見る
○野田副大臣 委員の御指摘のとおり、このエネルギー対策特別会計、その原資というのは石油石炭税、それから電源開発促進税でございます。その税が入ってくる、それが全部は特会に行かないというケースがあります。これは、一般会計で使わせていただくという形なんですが。  その計算の仕方という...全文を見る
○野田副大臣 私も今のは通告がないので詳細に調べていませんけれども、特別会計法で繰り入れることができるようになっていますので、そういう中での扱いとさせていただいていると承知しています。
○野田副大臣 石油石炭税については、昭和五十三年度、石油税を創設以来一般会計に貢献をしておりますが、その累計が七千三百九十六億円です。それから、電源開発促進税については、平成十九年度から一般会計への貢献となっておりますが、その累計は一千百七十一億円ということであります。  それ...全文を見る
○野田副大臣 何かに使った、お金に色はついていませんで、まさに一般財源として活用させていただいたと承知しています。
○野田副大臣 特別会計法の法律上のたてつけでいうと、さっき言った一般会計への貢献分のお話がございました。エネルギー需給勘定でいうと、例えば平成二十一年だと七千億弱なんですね。加えて、平成二十二年度に石油石炭税が四千八百億入ってくるという見込み。そうすると、過去に貢献した分、七千億...全文を見る
○野田副大臣 昭和五十三年当時の状況は、ちょっと恐縮でございますが、わかりません。そういう法律のたてつけの中で、実際の運用の中で進めてきたというふうに思います。
○野田副大臣 個別の特別会計のあるべき論を財務省の立場で今現時点で申し上げる段階ではないと思いますが、政府の中でも、ことしの一月に菅大臣が、各閣僚にそれぞれの特別会計を根底から見直すように御指示をされていますし、行政刷新会議でも、枝野大臣のもとで、多分きょうの夕方の行政刷新会議で...全文を見る
05月21日第174回国会 衆議院 財務金融委員会 第16号
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○野田副大臣 法人税の引き下げについて自民党内でいろいろと御議論、御提言があるということは承知をしていますが、今、民主党が五%程度下げるというお話がございました。経産省の関連の産業構造審議会の中でそういう数字が出てきたとは承知をしていますが、これは政府全体の方針ではありません。 ...全文を見る
○野田副大臣 公平な競争状態を保つための実質的な担当はやはり国土交通省だというふうに思いますけれども、国交省においては、公的資金を投入して行われる日本航空の再生に向けての取り組みが、航空会社間の公正な競争環境や日本航空の構造的な改革を阻害するものとならないよう、指導監督を行ってい...全文を見る
○野田副大臣 竹本委員御指摘のとおり、本年一月十五日に政投銀が千四百五十億円のつなぎ融資を実行しておりますけれども、こういうケース、これまでもいろいろありましたが、企業からの融資等の申し込みがあった場合、基本的には、日本政策投資銀行は、金融機関としての十分な審査を実施するとともに...全文を見る
○野田副大臣 予備費で一千億という報道が出まして、その日に会見をしたのは私でございます。一千億という御指示は総理からいただいてはいないという事実関係は申し上げました。妥当な額は百億と言った記憶はありません。一千億という指示はないという会見をさせていただきました。  基本姿勢は先...全文を見る
○野田副大臣 平成二十二年度においても、マニフェストの主要事項というのは国債発行に頼ったわけではなくて、子ども手当月額一万三千円分含めて、三兆三千億円の新しい財源をつくった中で手当てをさせていただきました。基本的にはそういう姿勢で、財源も確保しながらマニフェストの着実な実行を図っ...全文を見る
08月02日第175回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○野田国務大臣 城島委員におかれましては、党の政調会長代理として、今回の概算要求組み替え基準策定に当たり、党の御提言をまとめていただきました。そのお骨折りに心から感謝申し上げたいと思います。  七十一兆円あるいは四十四兆円という数字が、どちらかというと緊縮財政のイメージをつくっ...全文を見る
○野田国務大臣 お答えをいたします。  歳出の大枠を七十一兆円と決めさせていただきました。その中で、地方交付税交付金は除きます。そして、年金、医療等の社会保障も除く。予備費も除いて、残りの二十四兆円について、これは聖域なく各省大臣によって大胆な見直しをしていただきながら一割削減...全文を見る
○野田国務大臣 無駄をなくしていくということは、まさに改革の一丁目の一番地だというふうに理解をしています。  その上で、概算要求の組み替えの段階でも、まず、各閣僚においてまさに自主的に優先順位を決めてそういう見直しを大胆にしていただく、これが一段階です。その上で、特別枠一兆円を...全文を見る
○野田国務大臣 委員の御指摘のとおりだと受けとめております。  かつて特別会計、ピークのときは三十一ありました、今十八までになりましたけれども。勘定ごとによく精査していくと、相当に聖域なく見直しをしなければいけないと思います。今回の概算要求組み替え基準の中でも、特別会計にメスを...全文を見る
○野田国務大臣 反映できるものは、すべて二十三年度編成に生かしていきたいと思います。
○野田国務大臣 岡島委員にお答えをしたいと思います。  組み替えの枠が二・三兆ということではありません。というのは、七十一兆の歳出の大枠の中でまずやってもらうのは、各省大臣に、各閣僚に、その省庁の範囲内で予算の組み替えをしてもらうんです。これが大前提で、第一段階。そこで浮いたお...全文を見る
○野田国務大臣 今回の予算編成、というか要求段階からでありますけれども、特別会計のこともしっかりと踏まえながら要求を出していただくということは、これは原則です。  五月二十一日に、閣僚懇で当時の枝野行政刷新担当大臣が発言をされていますけれども、各閣僚におかれては、今後、特別会計...全文を見る
○野田国務大臣 従来型の要求というのは、それこそ各省ごとに細かい経費別に薄切りスライスするようなやり方だったというふうに思います。  今回は、既存予算を見直すことで財源を捻出するということと、そこから出てきた特別枠を各府省横断的に配分していくということで、かなりめり張りのきいた...全文を見る
○野田国務大臣 「通販生活」までカバーをしていただきまして本当に恐縮でございますが、そこで私が取材を受けたのは四月です。六月ぐらいまでに特会の改革の方向性と確かに言及をしていますが、その念頭にあったのは、さっきもちょっと御紹介いたしましたけれども、当時、行政刷新会議の担当大臣から...全文を見る
○野田国務大臣 仕分けの結果いかんにもよると思いますけれども、二十三年度の予算編成、これは当然年内編成を目標にしますが、その年内編成に間に合うようなものは取り入れていきたいと思います。  そうじゃなくて、制度を精緻に設計しなければ、改めて特別会計をやらなきゃいけないとか、あるい...全文を見る
○野田国務大臣 谷垣議員にお答えいたします。  税外収入は、二十二年度は十兆六千億円とれました。これは、七つか八つの特別会計の埋蔵金を含めてでありますけれども、これは過去最大の規模です。平成二十一年度は九・二兆円、その前は四・二兆、その前は四兆、その意味ではかなり税外収入に頼っ...全文を見る
○野田国務大臣 年金制度の信頼の根幹にかかわることになるというふうに思いますので、安易にそこをさわるということは慎むべきだと思います。
08月03日第175回国会 衆議院 財務金融委員会 第1号
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○野田国務大臣 去る六月に財務大臣を拝命いたしました野田佳彦でございます。  本委員会の開催に当たり、一言ごあいさつを申し上げますとともに、今後の財政政策等を運営するに当たっての基本的な考え方を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。  我が国の雇用情勢につい...全文を見る
○野田国務大臣 竹内委員の御質問にお答えをしたいと思います。  私自身は、昨年の政権交代直後、鳩山政権のもとで財務副大臣を拝命いたしまして、平成二十二年度の予算編成にも取り組みました。御案内のとおり、十月十五日までに概算要求を出していただいて年内編成する過程で、その要求をいただ...全文を見る
○野田国務大臣 竹内委員御承知のとおりだと思いますけれども、複数年度予算をするということは憲法改正を伴います。事実上、今からスタートするとするならば、今御指摘いただいた中期財政フレーム、これは向こう三年間で歳出の大枠を決めながら、歳出と歳入の改革を進めながらその都度予算編成をして...全文を見る
○野田国務大臣 各省別に細かい経費別に薄切りでやっていくというやり方に対する批判は、私どももしていたというふうに思います。  先ほどの組み替え基準の御説明で申し上げたとおり、地方交付税であるとか社会保障、予備費を除いた二十四兆円については、確かにこれは九割要求、いわゆる一割削減...全文を見る
○野田国務大臣 お答えいたします。  特別枠の考え方の話なんですが、先ほどの御質問のつながりになりますけれども、一律削減で終わるんではないんです。御努力いただいて枠をつくったものについては配分は政治主導で決めていきますので、予算の仕上がりは、これはめり張りのついた一様ではない予...全文を見る
○野田国務大臣 あらゆる可能性はあると思いますけれども、例えば全省庁が八五%まで削ってきた場合には、だから一一〇%まで要求と要望を出せる。その要望については、審査をしながら、その特別枠の中で、要は特別の枠というのは歳出の大枠との差額になりますよね。その差額の中で政治的に配分をして...全文を見る
○野田国務大臣 いかなる分野においても、基本的には、聖域なく無駄をなくしていく努力は当然のこと、やるべきであり、効率的な事業の実施をお願いしていきたいと思いますけれども、委員も御案内のとおり、地方交付税というのは、国税とか地方税の税収の状況とか、補助金をどうするかとか、そういうこ...全文を見る
○野田国務大臣 政策コンテスト、若干御説明したいと思いますけれども、今回の概算要求組み替え基準は、最初、総理から御指示がありまして、仙谷官房長官と玄葉大臣と私、三名で骨子の原案をまとめるように言われました。その骨子をまとめて、閣僚懇であるとか予算編成の閣僚委員会等で議論をしました...全文を見る
○野田国務大臣 今の、高速道路の無料化とか農家の戸別所得補償、そして高校の授業料無償化は、二十二年度の当初予算分はもう既に各省から要求できるように措置をしています。そういう形で要求をしていただくことになります。  上積みをどうするかは、これは予算編成過程での対応になりますけれど...全文を見る
○野田国務大臣 委員御指摘のとおり、基礎年金の国庫負担を三分の一から二分の一に引き上げることによって、所要約二・五兆必要になってくると思います。これは予算編成過程の段階で、どういう形にするか判断をしていきたいと思います。
○野田国務大臣 私ども、六月に新成長戦略と財政運営戦略をまとめました。それをG20のサミットでも御説明をし、国際社会でも御理解をいただいたというふうに思いますが、これは日本だけではなくて、やはり世界じゅうが今は成長と財政再建の両立を図るという取り組みをしている中で、日本の取り組み...全文を見る
○野田国務大臣 だから、自然体で、慎重で見た場合と、もうちょっと肯定的に見た場合とのシナリオであって、これは毎年度の取り組みがどうなるかによって全然変わると思うんです。  中期財政フレームというのは向こう三年間の計画でありますけれども、これは毎年ローリングをさせていきます。その...全文を見る
○野田国務大臣 総理の一連の御発言の背景は、御本人も予算委員会等で、あるいは記者会見等で御説明をされていると思いますけれども、G7等の国際会議に出て、ギリシャの問題等が主要議題になる中で、財政に対する危機感を強く持って、財政再建は一歩も後退させてはいけないという御認識の中から出て...全文を見る
○野田国務大臣 総理と、今の財政に対する危機感というのは問題意識を全く共有しています。  したがって、消費税を含む税制の抜本的な改革はきちっとやり遂げていかなければいけないと思いますが、でも、これは参議院選挙での反省も含めてでありますが、議論は進めていかなければなりませんけれど...全文を見る
○野田国務大臣 まず、一般的な話になりますけれども、円高の日本経済に与える影響、これは一般論でありますが、輸出の減少により企業収益を低下させ、所得、雇用環境の悪化を通じ、家計部門にも悪影響を及ぼす可能性があること、一方で、食料やエネルギー等、輸入関連物価の下落により、企業収益や消...全文を見る
○野田国務大臣 かつては、いろいろ介入がございました。一番最後が平成十五年度の末、平成十六年の三月が最後だったというふうに思います。  為替介入をするかしないかについては、コメントを控えたいと思います。
○野田国務大臣 もうよく立場は御理解いただいていると思いますが、為替については、先ほど申し上げたとおり、G7の声明、為替の過度な変動、無秩序な動きは経済や金融にとって望ましくないということは、これは間違いありません。その意味でマーケットの動向を注目していくということでありますが、...全文を見る
○野田国務大臣 問題認識、いわゆるいろいろな最近の金融市場の動向等の動きについての認識というのは、私は共有できるというふうに思います。これからどういう対応をするか、何をするかについては、きょうの段階では、御意見はしっかり承りましたということで御理解をいただきたいと思います。
○野田国務大臣 二十二年度の税制改正大綱の中でも、法人税については、租税特別措置等の見直しを含めて課税ベースを広げながら、率については、国際競争力とか成長戦略とかを勘案しながら対応していくということで、二十二年度税制改正大綱に書いてあります。加えて、六月にまとめた新成長戦略ではも...全文を見る
○野田国務大臣 お答えいたします。  結論から言うと、委員の御指摘のとおり、積極的にやっていきたいというふうに思っていまして、先ほど、池田元首相がフランスに行ったときにトランジスタラジオのセールスマンと言われたとおっしゃっていました。先日、フランスのフィヨン首相とラガルド財務大...全文を見る
○野田国務大臣 公的なお金の使い方が、それがきっかけとなって民間資金の呼び水になるような、そういう工夫というのはこれから大いにやっていくべきだと思いますので、委員からも、そういうお知恵がありましたらどんどんと教えていただきたいというふうに思います。
○野田国務大臣 基本的には、国民とお約束したマニフェストは誠実に実行をしていくということが基本的な姿勢だと思います。  二十二年度の編成においても、財政状況は厳しかったわけでありますけれども、高校授業料無償化とか農家の戸別所得補償については三・一兆円分に効率的実施するという形に...全文を見る
○野田国務大臣 お答えいたします。  麻生政権の平成二十一年度の当初予算は、たしか国債の発行が三十三兆だったと記憶をしています。その後に補正で十一兆乗ったんですが、これは単に当初と補正を合わせて四十四兆という考え方では、私どもはありません。  恐らく、平成二十一年度の当初予算...全文を見る
○野田国務大臣 異常な時期という御指摘ですが、それはまさに昭和二十一年並みの状況です。それは、そういう状況だということで、その平成二十二年度の財政の構造は、二十二年度も引きずっているし、二十三年度に向けてもそう簡単には変わらないという実情です。それを踏まえての四十四兆という国債発...全文を見る
○野田国務大臣 委員の御指摘のとおり、中国が、特に五月、従来よりは相当な額の日本の国債を買いました。これはただ、短期債でございました。だから、この意図はまだよくわかりません。これはよく分析をしていきたいと思いますが、ただこれは、中国という国も一つの投資主体でございますから、これが...全文を見る
○野田国務大臣 それぞれの投資主体の考え方はあると思いますし、その考え方についてはこれから注意していきたいというふうに思います。
○野田国務大臣 委員の御指摘のとおりだと思います。いつまでも政治主導、官僚主導、財務省主導と主導権争いをしているような小さな政治はよくない。政治主導が当たり前だという政権にしたいと思いますし、特に消費税を含む税制改革、国民の負担を求めるような場合は、これは間違いなく政治家の責任と...全文を見る
○野田国務大臣 委員の御指摘の附帯決議、この三つの項目はとても大事だというふうに認識をしていますし、附則の百四条についても、これは平成二十三年度末までの対応になりますので、それまでに税制の抜本改革の議論をしながら対応を決めていきたいというふうに思います。  その上で、財政健全化...全文を見る
○野田国務大臣 ちょうど国会が終わってカナダのトロントのサミットがあって、そこのサミットの場でこの財政運営戦略と新成長戦略の御説明をしてまいりました。それを踏まえて国際社会が、最終的にはウエルカムという言葉を入れながら、我が国の取り組みについての評価をしていただきました。というこ...全文を見る
○野田国務大臣 お答えをいたします。  この資料の「特別会計の歳出について」、純計額百七十六・四兆、その内訳で、国債償還とか社会保障とか地方交付税が書いてございます。こう見ていくと、恐らく対象として削減可能なところは残りの十兆円ではないかというのは、かねてより御党から御指摘はい...全文を見る
○野田国務大臣 きのうの予算委員会の岡島さんの御質問で、「通販生活」における私のインタビューの記事を踏まえての御質問のことだというふうに思いますけれども、「通販生活」の六月号に出た記事で、受けた取材は四月でございました。  そのときは、時系列で言いますと、一月に、財務大臣になっ...全文を見る
○野田国務大臣 テレビ等でどなたがどういう発言をされたかはちょっと承知をしておりませんけれども、この間発表した特会の二十九・八兆円の剰余金というのは、もう資料としてもお配りしたとおり、二十兆円超は国債整理基金でありますし、これは国債償還のために使うものとか、あるいは外為特会とか財...全文を見る
○野田国務大臣 御指摘のとおり、来年度の歳入で、数字の目標として概算要求の組み替え基準に書いてあるのはこの四十四兆です。四十四兆を上回らないようにするということは、これは何としても死守をしていきたいというふうに思っています。  その上で、まだどうなるかわからないというのは税収と...全文を見る
○野田国務大臣 一つには、今回の要求を踏まえてどこまでそれぞれ各省が御努力をいただくかということもありますけれども、それは、どっちにしろ歳出は七十一兆の枠にはまる話でございます。  国債費については、これは現段階では大体こんな話かなと思いますけれども、確定はしているわけではござ...全文を見る
○野田国務大臣 交付税ですが、交付税は、御案内のとおり、国税とか地方税の税収とか補助金等によって、最終段階で予算編成の中で決まってきます。だから、これは、数字としてまだどうなるかはわからない、編成段階で検討するということですが、中期財政フレームで書いてあるのは、交付税を含めてであ...全文を見る
○野田国務大臣 これも、三分の一から二分の一へ引き上げるには二兆五千億円必要になります。これは、予算編成過程の中で判断をするということになっています。
○野田国務大臣 それを含めて判断をするということです。どうするか、それを含めて判断をするということになります。
○野田国務大臣 ペイ・アズ原則というのは大事でありますけれども、それを含めて予算編成過程で検討をさせていただきたいと思います。
○野田国務大臣 この資料で例示的に書かれています高等学校の授業料無償化〇・四兆、それから農家の戸別所得補償〇・六兆、高速道路の社会実験〇・一兆、これはそのまま、前年度の、だから二十二年度の当初予算と同じ要求ができるということになっています。  その上の上乗せができるかどうかは、...全文を見る
○野田国務大臣 ここで例示的に書いてあるものと、子ども手当月額一万三千円というのは、これはもう最低ラインとして引き続きやっていくということでありますが、それに上乗せする部分については、財源をどう見つけるかとか、あるいは組み替えでどう対応するかということになっていきます。
○野田国務大臣 いつごろまでに、予算編成は当然年内編成を目指しますので、それまでに仕上がりをつくっていきたいと思います。
○野田国務大臣 この資料のとおり、先般の閣議報告、六月二十二日、財務省本省分は七名でございました。  いずれにしても、ルールどおり、あっせんによる天下り等はなくす、そういう基本姿勢で臨んでいきたいと思っています。
○野田国務大臣 昨年の総選挙のときのあの鳩山代表の御発言というのは、政権担当期間中、これは基本的には、任期は四年でありますけれども、政権担当期間中は、四年間、消費税を引き上げないとお話をされました。  菅さんのあの発言も、基本的には、議論はしてもいいけれども、その趣旨は同じだと...全文を見る
○野田国務大臣 平成二十二年度の税制改正大綱の中で、消費課税、所得課税、法人課税、資産課税、それぞれ抜本的な見直しをするというのが政府の既定方針であります。その中で、至極当然のことながら消費税の議論もしていきますけれども、その抜本改革の議論がどうなるかによって中身は変わってくると...全文を見る
○野田国務大臣 消費税を含む税制の抜本改革の検討の結果次第だというふうに思っていまして、それは我が党の中での丁寧な議論と、あるいは各党にも呼びかけをするという中で、議論がどういう形で集約をしていくかによります。  大きな税制改正を伴う場合には、当然のことながら国民に信を問うとい...全文を見る
○野田国務大臣 基本的には政権担当期間中は上げない、これは基本線は同じです。鳩山代表がおっしゃったとおりで、この基本線は全く変わりがないということであります。ただ、いろいろ議論はしていく、丁寧な議論をしていくということでございます。
○野田国務大臣 お答えをいたします。  御通告があったので、急いでちょっと調べてまいりました。  私自身、献金は、銀行業界あるいは保険業界からいただいておりません。ただし、私、一度だけ政治資金パーティーをやったことがあるんです。政治活動二十周年をお祝いする会ということで、平成...全文を見る
○野田国務大臣 これは、そのころ職務権限があったわけでもございませんし、二十周年のお祝いのときにいただいたお金をお返しするというのもどうかなというふうに思います。  もし何か御指摘がありましたら、それは受けとめますけれども、あえてお返しするのも、今からでは角が立つのではないかな...全文を見る
○野田国務大臣 全く異次元の世界だなと思って聞いていましたが、現実にこの国会の中で起こったということならば、断じて許せる話ではないと思います。
○野田国務大臣 企業・団体献金についてのお尋ねでございました。  私は、政府に入る前、民主党の政治改革推進本部の事務局長をやっていまして、企業・団体献金あるいはパーティー券の購入、三年後には禁止をするという法律をつくった責任者でございました。ということで、お話のとおりだというこ...全文を見る
08月03日第175回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○野田国務大臣 田村委員の御質問にお答えをしたいと思いますけれども、まず、委員、前提として、今パネルを掲げられていますが、二・四兆円を前提にされています。確かに、歳出七十一兆の大枠の中で、地方交付税や社会保障を除いていくと二十四兆円、これは対象経費です。その一割を削減で九割要求し...全文を見る
○野田国務大臣 税外収入についてのお尋ねでございますけれども、確かに平成二十二年度は十兆六千億円、これは過去最大の規模でございました。この税外収入、いわゆる埋蔵金というのは、平成二十一年度から、特に九・二兆円から大幅に国家財政の中で貢献をする形になっています。ただし、委員御指摘の...全文を見る
○野田国務大臣 特別会計十八については、今度の十月から行政刷新会議で聖域なき見直しを行うということですから、どんな議論もやってはいけないということではないと思います。  ただし、委員の御指摘のとおり、国債整理基金も外為もマーケットにかかわるような問題でございますので、慎重な検討...全文を見る
○野田国務大臣 取り崩すということは申し上げておりませんが、十八の特別会計のあり方についての議論はいろいろとあるんだろうというふうに思います。
○野田国務大臣 見直す議論を拘束するつもりは私はないと思います。  ただし、現実的には対応できるものとできないものがあるということで御理解いただきたいと思います。
○野田国務大臣 十八の特別会計の見直しというのは……(田村(憲)委員「そんなことは聞いていない」と呼ぶ)いやいや、これは大事なことです。聖域なき見直しをするということです。だから、例えば区分経理を変えるとか、ほかの保険と組み合わせるとか、いろいろなバリエーションの改革はあると思い...全文を見る
○野田国務大臣 政府税調の会長でもありますので、私の方からお答えをさせていただきたいというふうに思います。  委員御指摘のように、暫定税率については、熟慮を重ねた結果でありますけれども、現行の十年間の暫定税率は廃止をする、ただし、税率水準は維持することとなりました。これは、地球...全文を見る
○野田国務大臣 委員の御指摘で、いわゆる特別枠が二・三兆で、そこから自然増分を含むと残り一・一兆程度という御指摘がありましたけれども、先ほど田村委員とのやりとりでも御指摘をさせていただきましたとおり、単なる一割削減ではなくて、もっと深掘りをした場合には特別枠はもっと広がるし、加え...全文を見る
○野田国務大臣 阿部委員にお答えをしたいと思います。  先ほど小沢環境大臣がお話をされたとおりであって、地球温暖化に対する税は二十三年度実施に向けて成案を得るというプロセスをこれからたどっていくことになりますが、それは主にこれから政府税調の中で議論をしていきます。  その税調...全文を見る
08月04日第175回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(野田佳彦君) 林委員にお答えをしたいと思います。  七十一兆が歳出の大枠であって、そして国債については四十四兆を上回らないように全力を尽くす、これが本当の大枠であります。その上で、もう御案内のとおりだと思いますけれども、七十一兆のうち地方交付税、あるいは年金、医療等...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) まず、基本的なちょっと認識共有をしたいと思うんですが、今回要求を出していただく土台というのは平成二十二年度の当初予算でございます。この当初予算は、これは公共事業が一八%削減をされて、その分社会保障が九・八%増え、文部科学関係の経費が五・二%増えるというよ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 二十二年度の予算編成で既に大胆なめり張りの付いた予算編成は一度もう経験をいたしました。その経験も踏まえながら、より一層政治主導で特別枠を含めながら府省横断的な配分をしていこうというのが今度、二十三年度編成の特徴だということでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) お答えいたしますけれども、今回の概算要求を各大臣にしていただく段階でそれぞれ政策順位をしっかり決めて、例えば成長分野に資するであるとか雇用の拡大に資するとか、そういう観点も踏まえながら要求をしていただく。だから、各省大臣においてまずめり張りを付けていただ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) まずは、各省で人件費やあるいは義務的経費も含めて、すべての経費を対象に大胆な見直しをしていくという前提の中で、全体的な調整は予算編成の段階になると思いますが、今回の概算要求の組替え基準の中で、マニフェストの工程管理も勘案しながらという文章が入っています。...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) もう閣議決定した財政運営戦略は向こう十年間で、中身は先ほど御説明をしたとおりであります。その中での中期財政フレームは、当面の向こう三年間の歳出の大枠を決めながらの財政健全化の道筋でありますが、この中期財政フレームというのは、毎年ローリングをしながら向こう...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 概算要求のその要求をしていく段階で、各閣僚の皆さんには特別会計も視野に入れてその改革を含めて要求をしていただくということになっています。ただ、その額がその定まった額として目標として出ているわけではございません。  加えて、予算編成過程においては十月から...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) まず、マニフェストの主要事項であった子ども手当とか高等学校の授業料の無償化、農家の戸別所得補償、高速道路の無料化、これらについては二十二年度の当初予算と同額要求できるようにしています。これがベースであって、基本的にはマニフェストは守っていく、実現をするた...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 例えば今回の二十二年度の予算編成、今執行中の予算の場合は、マニフェストの主要事項、本来ですとこの工程表でいくと七兆一千億掛けて実現するはずでございましたけれども、いろいろと効率的実施をせざるを得ないという財政状況の中で、三・一兆円という規模でお約束をして...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 限られた財源ではありますけれども、各府省の御努力とそして特別枠での配分とそれから蓮舫大臣のところの仕分とか含めながら、総合的な取組をしながら、引き続きマニフェストでお約束をした事項の達成に向けて全力で努力をしていきたいと考えています。
○国務大臣(野田佳彦君) 今回の予算編成の作業と同時並行になりますけれども、マニフェストの工程の管理を勘案しながらという今回の基準の中に入れた言葉はそういうことでございまして、そこをしっかり両方作業していくということになります。
○国務大臣(野田佳彦君) だれが怒るかは分かりませんけれども、これはやっぱり一度国民にお約束をしたことですから、しっかりと実現をするように全力を尽くすということが私どもの基本的な対応です。  そうはいいながらも、厳しい財政制約の中でどこまでできるのかということを慎重に検討をして...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 基本的には御指摘の私はとおりだと思っておりまして、国債償還のルールを変えるようなことがあると、これは財政規律を守る国かどうかが問われるだろうと思いますし、外為についても、いろいろ議論はありますけれども、これもマーケットがございますし、慎重な検討が必要だと...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) マニフェストの主要事項の中には、モデル事業という位置付けであるとか社会実験という位置付けでスタートしたものもございます。そうでないものも含めて、やっぱりどういう効果があったのか、影響があったのかという検証をしながら、今回概算の要求、そして要望をしていただ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 子ども手当については、初年度一万三千円でスタートをして、翌年度以降は、いわゆる今回の参議院のマニフェストでは上乗せをどう図っていくかということで、現金とそして現物の支給、バランス取っていくというような内容でございますので、そのマニフェストを踏まえての対応...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 一万三千円分はこれはもうベースラインと、(発言する者あり)ほかのマニフェスト、戸別所得補償とか、ええ、基本的には当初予算分はスタート段階で付けた予算です。そこは検証をしていきながら増やすのかどうかを今後検討するという基本姿勢でございます。
○国務大臣(野田佳彦君) 今回、概算要求の組替え基準を作る際には、当初の骨子を仙谷官房長官、それから玄葉大臣、私で作って、その上で閣僚懇談会等々開きながら皆さんの意見をお伺いしながら最終案まとめましたが、その過程で党の政調からも御提言をいただきました。その御提言の中で、予算編成の...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 山田委員にお答えをいたしたいと思います。  今御指摘のお話は、去年の予算編成の後半段階で、たしか十一月の下旬だったと思いますけれども、予算編成の透明化の一環の流れで、一番象徴的なことは事業仕分でありましたけれども、査定官庁と要求官庁との間でどういう論点...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 現時点においては、今措置している範囲の中で対応していただけるものと思っております。それを超える段階では、その後に判断をさせていただきます。
○国務大臣(野田佳彦君) 櫻井委員にお答えをしたいと思います。  今、平成九年と平成十三年の財政再建の取組が挫折をしたという御指摘でございますが、それについての分析でございますけれども、御指摘のとおり平成九年は橋本政権における消費税引上げがございました。十三年は、これは骨太の方...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 財政運営戦略は作りました。これは、不断の努力で歳出も歳入も見直しをしていくと。一方で、やっぱり景気を良くすることによって税金を払える企業や個人が増えていくという、もう一方の成長戦略とセットでやっていくということであります。多分、委員の御指摘は景気の動向に...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 平成九年における消費税を三%から五%に上げたこの影響をどう見るかということだというふうに思いますけれども、四月一日に引上げを実施をしてから、それは当然その前には駆け込みの需要がありますね、三月まで。その分、四月—六月は消費は落ち込みました。でも、七月から...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 現状の厳しさは先ほどの文科大臣のあの御答弁にも表れていたとおりであります。そういうことを踏まえて、櫻井委員の御提言を承りました。
○国務大臣(野田佳彦君) 先ほどの国立病院のところで、私、櫻井委員の意見を承りましたと。誤解をされてはいけない、意見として承りましたということでございます。  今は、厚生労働省からの概算の要求、要望が出てきたときに、編成過程で対応したいというふうに思います。
08月05日第175回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(野田佳彦君) 御答弁申し上げます。  辻議員の熱心な委員会での御質疑、あるいは各党の御理解もございまして、公立学校施設の耐震化及び老朽化対策に要する経費につきまして、夏休みを利用して工事ができるよう経済危機対応・地域活性化予備費を活用し、本年六月十八日に八百十八億円...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) お答えをいたします。  もう委員御案内のとおりだと思いますけれども、歳出の大枠を七十一兆というふうにこれは中期財政フレームで決めました。その中で、地方交付税あるいは年金、医療等の社会保障関係、これを除いたところの約二十四兆円を御指摘のとおり九割要求とい...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 特別枠、一応今回の組替え基準の中では一兆円を相当程度超える額という表現でありますが、これはこれからの努力によってこのかさがどれぐらいになるかということはありますが、その配分についての観点は、一つはマニフェスト施策に関する、二つ目はデフレを脱却し、成長分野...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 一律削減というのは、あくまで府省横断的に大胆な組替えをするためのまさに土台づくりなんですよね。だから、場合によっては、特別枠の中での評価で増査定になるような事業だってもちろん出てくるというふうに思います。
○国務大臣(野田佳彦君) だんだん谷岡ワールドにいざなわれてまいりましたけれども、事の重要性については理解をしているつもりでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) 片山委員にお答えいたします。  まず、マニフェストの主要事項の子ども手当であるとか、今実施している分ですね、加えて農家の戸別所得補償、高校授業料の無償化、高速道路の無料化については、二十二年度の当初予算分は要求できるという形になっています。その他あるい...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) マニフェストを念頭に入れながら予算編成をしていくということです。
○国務大臣(野田佳彦君) 一律削減の枠から除いている部分はさっき申し上げたとおりです。今度、特別枠をつくる中でもマニフェスト施策を実現をするためという観点も入れます。ということで、マニフェストはできるだけ実現をするように頑張るということです。
09月08日第175回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○野田国務大臣 加藤委員の御質問にお答えをしたいと思います。  経済政策の、要は司令塔は今どこにいるのかということだと思いますが、事実関係で申し上げれば、先ほどの古川副長官それから平岡副大臣のお話のとおり、八月三十日に決めた経済対策の基本方針は荒井大臣を中心にまとめました。今度...全文を見る
○野田国務大臣 加藤委員の御質問にお答えをしたいと思います。  オバマ演説、去年の十一月ですね、私も中身を拝見いたしましたけれども、確かに輸出を重視しようということが強調されている演説でございました。ただ、これは為替には触れておりません。ですから、その先の、心の底の話までは推測...全文を見る
○野田国務大臣 委員のお尋ねの今の経済、景気の状況に対する基本認識を問う部分でございますが、基本的な認識では差はないというふうに思っていまして、我が国の景気は、持ち直しはしつつありますけれども依然として厳しい状況であって、特に雇用情勢は厳しい、新卒者を含めて大変厳しい状況であると...全文を見る
○野田国務大臣 従来からばらまきをやってきたつもりはございません。今、二十三年度の予算編成が始まりますけれども、しっかりとそれぞれ今各府省から要求、要望が出てまいりました。精査をした上で、特別枠を設けて、景気に資するように、成長に資するように、雇用拡大に資するように予算の配分をし...全文を見る
○野田国務大臣 では、委員の御質問に端的にお答えしたいと思います。  そういう主要国とのコミュニケーション、G20を含めて、これはしっかり確実にやってきていますし、必要に応じてそういう国際会議ではない場面でも意見交換はさせていただいておりますし、これからも緊密に連携をとっていき...全文を見る
○野田国務大臣 石井委員の御質問にお答えをさせていただきたいと思います。  まず、円高については、経産省の緊急の調査もございましたとおり、輸出部門中心に企業の収益を悪化させ、それは下請やあるいは雇用や、さまざまな悪影響が出てくる、家計部門にも悪影響を及ぼす可能性があるというふう...全文を見る
○野田国務大臣 お答えをいたします。  この間、円高の傾向、為替の問題、そして株安の問題が進行する中で、総理から順次、経済閣僚が呼ばれてヒアリングをさせていただき、その中で、荒井大臣を中心に八月三十日の経済対策の基本方針のいわゆる決定まで至りました。遅いと言われればどう答えてい...全文を見る
○野田国務大臣 委員の御指摘のとおり、強い懸念を私も持っています。  明らかに足元の為替の動きというのは一方的に偏っているというふうに思っておりますので、この動向を重大な関心を持ちながら注視していくとともに、これは経済対策の基本方針にも政府として盛り込んでおりますけれども、必要...全文を見る
○野田国務大臣 総理が雇用、雇用とお話をされているのは、国内経済の中での一番の深刻な状況というのはやはり雇用の問題だと。特に新卒者を含めて大変厳しい状況にあるということは、やはり御認識の源泉だろうというふうに思います。  委員の御指摘のとおり、円高対策を通じて雇用をつくっていく...全文を見る
○野田国務大臣 十日に閣議決定する予定の経済対策は、たしか、予算規模でいうと、経済予備費の活用ですから九千二百億円です。その中で、需要、雇用を喚起する政策に絞って使っていきたいと思いますが、お金を使わない部分の規制緩和についても、相当前倒しで実施をするということも内容として入って...全文を見る
○野田国務大臣 まずは九千二百億円、いわゆる即応性のある、即効性のある施策の実施からスタートをさせていただき、それでも足りないと判断をしたときには補正予算も視野に入ってくる、こういう順番でいきたいと考えています。
○野田国務大臣 八月三十日の経済対策、基本方針でございますから、具体性のあるものは十日に閣議決定をする、その効果はその後に出てくるということですから、次第にマーケットの評価も出てくるだろうというふうに思っています。  円高、株安の問題は、これは政府の対策だけの問題じゃなくて、さ...全文を見る
○野田国務大臣 やはり物事には順番があって、きちっと、まず、緊急対応できるところは緊急対応していくということです。  もう少しスパンを長く持ちながらの対応については、あしたから新成長戦略の実現会議もスタートします。そういうところでの議論の中から、これは補正予算も視野に入ってくる...全文を見る
○野田国務大臣 前提として、国際社会と緊密なコミュニケーションをとっていくということは、これは大事な視点だと思いますし、その努力は今もずっと継続をさせていただいています。  その中で、最終的には、必要なときに断固たる措置をとるという中では、当然、介入も含んでおりますが、そのやり...全文を見る
○野田国務大臣 御党が提案をされている経済対策、ざくっと目を通させていただきました。  そうしますと、雇用対策とか家電、住宅エコポイントの延長、あるいはゲリラ豪雨対策とか学校の耐震化など、我々がこの間まとめた経済対策の基本方針と共通点も少なくないなというふうに認識をしております...全文を見る
○野田国務大臣 佐々木委員の御指摘のとおりだというふうに思っていまして、円高の進行と長期化というのは、もちろん、輸出関連産業は輸出が減少し企業収益が悪化する。そのことにかかわる中小企業、特に下請の企業には大きな影響が出てくると思いますし、雇用の問題にも深刻な影響が出てくると思って...全文を見る
○野田国務大臣 これは、具体的な方策を十日に閣議決定することに至って、今、最後の詰めのところをやっているところでございますが、国内の立地促進であるとか、やはり空洞化につながらないような措置をどうするかということと、それから、やはり雇用の問題に焦点を当てて対策を講じていくということ...全文を見る
○野田国務大臣 数字にかかわるお話なので、これはちょっと正確に申し上げたいと思います。  まず前段の、法人所得課税の税収と社会保険料の事業主負担の合計対GDP比ということでございますが、日本は九・五%。  それで、フランスは一四%、スウェーデンは一三・五%ということで、フラン...全文を見る
○野田国務大臣 高山委員のお尋ねにお答えをしたいと思います。  実際にギリシャに行かれていらっしゃるので、いわゆる体感をされている部分があるので、私は行ったことがないので、そこはちょっと違いがあるかもしれませんけれども、よく一般的に言われるのは、ギリシャの場合は経常収支の赤字国...全文を見る
○野田国務大臣 お答えをいたします。  委員の提出していただいた資料にも書いてあるとおりなんですけれども、基礎年金の国庫負担は、法律上、税制抜本改革により所要の安定財源を確保した上で二分の一を恒久化するとして、そして国民年金法で、今、資料のとおりでございまして、二十一年度、二十...全文を見る
○野田国務大臣 委員の御指摘のとおり、概算要求の組み替え基準のときは、地方交付税は仮置きで出してもらう形で、そして、社会保障の部分は自然増分があるので、その根っこの部分もかなり社会保障は関連しておりますので、慎重な検討を要するということで、一律削減の対象にはなっていません。なって...全文を見る
○野田国務大臣 今の段階で確たることは申し上げられません。  ただ、法律上は、安定した財源を確保して三分の一から二分の一に引き上げるということになっています。できない場合は、臨時の対応をこれまでやってまいりました。どういう対応をするかというのは、まさにこれから予算編成の過程で知...全文を見る
○野田国務大臣 まだそこまで、オプションを語る段階ではございませんが、いろいろ知恵を絞らなきゃいけないと思いますし、やはり年金制度の信頼性が根幹から崩れないように頑張っていきたいというふうに思います。
○野田国務大臣 確かに、私、かつて民主党の次の内閣の財務の担当をしているときに、特別会計改革に着手をいたしました。最終的には、私のレベルのときには中間的整理で終わって、直嶋さんが引き継いで最終形をまとめられたというふうに記憶をしています。  特別会計、あの当時はまだ小泉さんが頑...全文を見る
○野田国務大臣 確かに、御指摘のとおり、財務省関連でも国債整理のかかわるものとか、外為だとか地震の再保険とか、いろいろなことをやっております。  財務省の所掌の分だけ勘弁してくれよなんてことは、私の立場からは申し上げられません。やはり、むしろ範を垂れる立場で、ほかの十八の会計と...全文を見る
09月09日第175回国会 参議院 財政金融委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(野田佳彦君) おはようございます。  去る六月に財務大臣を拝命をいたしました野田佳彦でございます。  財務省の行政運営に関して国民の関心は大変高まっております。財務大臣としての重責を果たすべく、国家国民のために懸命に努力をしていきたいと思います。  藤田幸久委員...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 委員御指摘のとおり、特に五月だったと思いますけれども、中国が多額の短期債購入という現象がございました。以来、こうした動向には私も注目をしております。本当の意図というのがどこかこれは分かりませんが、先ほど来副大臣からも答弁ありましたとおり、当局間でも緊密に...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 外為特会の保有する外貨準備というのは、これ将来の為替介入に必要な通貨を保有するという考え方から現在は米ドルを中心に運用をしてまいりました。  人民元をその運用対象にすべきではないかという委員の御指摘でございますが、この外貨準備の目的であるとか運用におい...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今現時点でドル買い、ドル売りの話の具体的な話は差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 議員の御指摘は、JBIC等に対する外貨資産の貸付け等についての御提案だというふうに受け止めさせていただきますけれども、実態としてもう既に昨年の三月から、為替市場の安定を図るという観点から、JBICが我が国企業の海外事業支援のため必要な資金を円滑に確保でき...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 私の発言のベースラインは一応月例経済報告が政府のメンバーでございますのでベースラインで、そのことを念頭に置いて発言をしました。そこでは踊り場という表現を使っていなくて、先ほど津村政務官が御説明をしたとおり、景気は着実に持ち直しつつあると、で、自律的回復基...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) あの八月二十日のときの発言は、一—三に比べて間違いなくそれは減速感が出ているということは、四—六の数字でその認識はお示しをしたとおりであります。その後の八月以降、様々な為替の問題も含めて足下の経済金融情勢というのは下振れリスクが高まっているというふうに認...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 一つは、やっぱり様々な株式市場あるいは為替のマーケット等々の動向と、それから国民の声、様々な声を踏まえて厳しい認識をより持つようになってきているということでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) 八月中の、だから基本認識は、今、十二日とか二十日とかいろんなお話がございましたけれども、ベースラインは私の基本認識は同じです。ただ、先ほど申し上げたとおり、下振れリスクの懸念が強まっている、それに対する対応が予備費の活用を含めての緊急経済対策になるという...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 月例経済報告が政府の認識でございますので、私も政府の一員としてその認識は共有をしています。
○国務大臣(野田佳彦君) G20等の国際会議の場でも、マルチだけではなくてバイの会合はこれまでも随時やってまいりました。加えて、そういう国際会議以外のところでも、電話も含めて様々な意見交換はこれからもやっていきたいと、緊密な連携を取っていきたいと思っています。
○国務大臣(野田佳彦君) 改めてこれはおさらいで資料として拝見させていただきました。私の発言の経緯というのがこれは手に取るように分かってまいりました。  いずれにしても、マーケットの状況を注意深く見守るという基本ラインでずっと発言をしてきたつもりです。特に、委員御承知のとおり、...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 基本的には、日本の国益をしっかり守るという基本姿勢の中で意見交換をし、交渉をしてまいりました。これからもそういう決意でやっていきたいと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 委員の御指摘のとおり、特別枠にかかわる各省からの要望というのは約二・九兆円出てまいりました。実際、歳出の枠の七十一兆と、出てきている要求との差額の一・三兆が現状では特別枠でございますので、その一・三兆の中に二・九兆分がどういう形で入るかというのは、競争率...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 為替相場の過度な変動、そして無秩序な動きは経済や金融の安定化に悪影響を及ぼすという基本姿勢の下で、マーケットの動向を重大な関心を持って見詰めていく中で、必要なときには断固たる措置をとる、この方針に変わりはございません。
○国務大臣(野田佳彦君) その効果があったかどうかというのは、ちょっと評価は定めにくいんではないかなというふうに思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 一般論としか言いようがないんですけれども、その介入をする場合に、一定の水準を目指して行う介入なのか、そうじゃなくて、いろいろな介入の目的、目標があると思います。それは、国内でのこれまでの経緯もいろいろありました。諸外国の介入の例もいろんな例があります。そ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 余り細かいことを言うのは差し控えますが、シミュレーションはいろいろやっています。
○国務大臣(野田佳彦君) まず、前段の国際競争力の順位が日本が二十何位になったというお話で、それと事業仕分と結び付けるお話がございましたが、これは全く飛躍し過ぎるというふうに思いました。  そのことを申し上げた上で、今通貨のお話でございますけれども、ここ一か月間の動きを見ている...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 上方バイアスがあることはこれ間違いないというふうに思うんですが、これ、総務省が担当されているので、算出基準についてはちょっとよく勉強させてほしいと思いますが、来年の八月にまた改定がありますので、そこでより精度の高いものにするように努力すべきだろうと思いま...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 竹谷委員の御質問にお答えしたいと思います。  円高の進行、そしてこれが今長期化しつつあるということの弊害は委員が御指摘のあった経産省の調査でも明らかでございまして、大変厳しい状況だというふうに認識をしています。その状況認識踏まえて、総理から経済閣僚それ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 八月三十日は、政府のこういう対策と、加えて日銀の金融緩和、これ臨時決定会合をやっていただいたと。これは歩調を合わせてやったつもりでございます。その評価については、遅かったとか内容がどうだったということももちろんあるかもしれませんけれども、マーケットの様々...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 明日、閣議決定する予定の経済対策というのは、先ほどの、これまでの委員との質疑の中でも少しお話ししましたとおり、景気の下振れリスクに対する対応を緊急にやろうという意味でのまずは経済対策でございまして、だから即応性のある政策を集めて九千二百億円の予算規模とい...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 九千二百億円を小出しというふうにおっしゃっておりますけれども、今すぐ対応できるのはやっぱりこの予備費ですから、小出しではなくて今使えるものをすぐ使っていこうという発想であるということで、今建設国債云々のお話ありましたが、それは補正予算に対応する場合にはそ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 委員御指摘のように、国の方は企業会計の慣行を参考としながら、平成十五年から毎年、国の財務書類等を公表してまいりました。資産と負債の差額というのは平成二十年度末でマイナス三百十七兆円、こういう数字も明らかになっております。  一方で、地方との連結という御...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 基本的には、先ほど片山委員の御指摘もありましたけれども、八月に円高傾向になるということは過去にも何度もありました。それを踏まえて、お盆等ありましたけれども、基本的には政務三役ローテーションでだれかが必ずいるという態勢は取ってきたし、ちょっと離れたとしても...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 大変、論点多岐にわたった御指摘でございました。  まず、前提となっている外為特会の現状です。三月の時点での試算を今述べられたと思いますが、もうちょっと近いところのデータでまず申し上げたいと思いますが、七月末の試算、一ドル八十五円で試算をさせていただきま...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 円高の一つの原因というのは、委員もおっしゃったように、欧州、これは景気減速というか、後退というよりは先行きの不透明感が強いということだと思います。それから、アメリカの回復が思ったより遅れていると、そういう海外経済要因があってリスク回避から円を買うという傾...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 賃金、そして雇用含めての総合的なイメージは共有できると思います。その意味でも最低賃金の引上げ等で我々も努力をさせていただいているところでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) 中山委員の御質問にお答えをしたいと思います。もう中山委員にはちょっと釈迦に説法的な答弁になるかもしれませんけれども、お許しをいただきたいと思います。  日銀による国債の直接引受けというのは、国債の市中消化の原則を定めた財政法第五条によって原則として禁じ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) もう端的に申し上げますが、二〇一一年に民主党を中心とした政権での新成長戦略では、消費者物価上昇率がプラスに転ずるように、そしてデフレ脱却できるようにという目標の下に需要と雇用をつくる、そういう政策をこれからどんどんやっていきたいと思います。  日銀引受...全文を見る
10月08日第176回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(野田佳彦君) 片山さつき議員から私には六つのお尋ねがございました。順次お答えをさせていただきたいと思います。  まず、為替水準についての御質問でございます。  現在、我が国においてデフレが進行し、経済情勢が依然として厳しい中、為替相場の過度な変動、そして無秩序な動...全文を見る
10月12日第176回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○野田国務大臣 城島委員の御質問にお答えをしたいと思います。  G7等の国際会議における為替の議論を中心に御報告をしたいと思いますけれども、八日、九日とワシントンDCにおいてG7の会議、あるいはIMFC、世銀、こういう一連の国際会議がございました。特にG7におきましては、まず、...全文を見る
○野田国務大臣 お答えいたします。  G7でもあるいはIMFでも、今委員の御指摘のような、今、通貨安競争的な状況、その分析の議論が行われました。どういう国際的な枠組みの中で議論をしていったらいいのか、解決していったらいいのか、まだ結論は出ていませんけれども、その議論は、御指摘の...全文を見る
○野田国務大臣 山口委員の御質問へのお答えは、輸出先でよろしいですか。輸入先は結構ですか。(山口(壯)委員「はい」と呼ぶ)  財務省貿易統計によりますと、二〇〇九年における日本の貿易相手国、一位の輸出先は中国でございまして、額は十兆二千三百五十六億円です。ちなみに、輸入先も中国...全文を見る
10月13日第176回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○野田国務大臣 西村委員の御質問にお答えをしたいというふうに思います。  従来から申し上げておりますけれども、為替相場の過度な変動、無秩序な動きというのは経済や金融の安定に望ましくないという認識を持っています。そういう観点から九月十五日に、過度な変動を抑制する観点から、六年半ぶ...全文を見る
○野田国務大臣 デフレが進行している中で、こういう厳しい経済情勢の中で円高が進行して、そしてそれが長期化するということは日本の経済に大きなマイナスだという認識は、委員と全く同じでございます。  今やるかやらないかということは答えられませんが、必要なときには断固たる措置をとるとい...全文を見る
○野田国務大臣 西村委員の御質問にお答えをしたいと思います。  ウォンは確かに、委員御指摘のとおり随時介入を行っております。加えて人民元の方も、六月に為替制度の改革を行い、人民元の柔軟化という路線を打ち出しましたけれども、その動きは歩みが遅いというふうに思っています。  そう...全文を見る
○野田国務大臣 西村委員の御質問にお答えしたいと思います。  鉄道・運輸機構の特例業務勘定の利益剰余金、これをどれだけ国庫返納できるかと、見込み額の今精査を行っているところでございます。一兆円を超える規模になることは間違いないと思いますが、そういう段階でございますので、二十三年...全文を見る
○野田国務大臣 鴨下委員の御質問にお答えしたいと思います。  マニフェストづくりにはかかわってはおりませんでしたけれども、今もマニフェストの精神はきちっと生かしていきたいという思いは全く同じでございまして、子ども手当というのは大変重要な政策だと私は思っています。  すぐに満額...全文を見る
○野田国務大臣 総理の前に私の方からお答えをさせていただきます。  ここに書いてあるマニフェストの財源、最終的には二十五年度節約目標でございますので、確かに、御指摘のとおり、二十二年度の財源としては三・三兆円でございましたが、着実にその目標を達成できるように、歳出歳入両面の改革...全文を見る
○野田国務大臣 マニフェストを実現するために財源が大事であるということは、それはまさに委員の御指摘のとおりだというふうに思います。特に、二十二年度は、税収が九兆円も落ち込むという厳しい中で、三兆三千億円の財源を確保して、マニフェストの主要事項は三・一兆円という形で、効率的に実施を...全文を見る
○野田国務大臣 三段構えの経済対策を九月十日に決定をし、そして今、ステップツーに向けての準備に入りました。  御指摘のとおり、補正予算の骨格となる経済対策については、十月八日に閣議決定をしているところでございます。この閣議決定した経済対策を、計数の整理をしたり、あるいは補正予算...全文を見る
○野田国務大臣 多岐にわたるお話で、何が御質問だったのかわかりませんが、人からコンクリートとか関係なく、ばらまきは全くやっておりません。生かしたお金を使っていきたいと思います。
10月14日第176回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(野田佳彦君) 林委員にお答えをしたいと思いますけれども、景気の基本的な認識は、海江田大臣と同じです。持ち直しはしてきている、でも厳しい状況にあって下方リスクは幾つかあるということです。  それへの対応ですけれども、踊り場という表現は、これは私は個人的には余り好きな表...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 私の認識は月例経済報告どおりであって、持ち直しつつあるという基本認識の中で、先行きにおける下振れリスクへの対応が今回の経済対策であると認識しています。
○国務大臣(野田佳彦君) 既に私どもが明らかにした経済対策は約五・一兆円ということになっています。それは、自民党あるいは公明党ほか野党の皆さんの、いわゆる内容もそうですが、規模感からしてもそれほどギャップはないというふうに思っています。  それから、もう一つは、今の鉄運機構の利...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 先ほど申し上げたように、国交省との調整事項等もございます。そういうことも踏まえて、あるいはその資産の売却等々を含めて、しっかりと準備をして対応するには二十三年度編成で活用することが妥当だと思いますし、本来ならばこういう一時的なお金は補正予算に使った方がい...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 先ほど申し上げたとおり、補正予算にカウントをしていくには、財源のカウントをしていくにはまだまだその条件整備が整っていなかったということが率直な話でございまして、二十三年度編成には間に合うようにしていくということです。
○国務大臣(野田佳彦君) いずれにしても、その利益剰余金をどれぐらい国庫に戻すのか、そしてそれをどう使うかというのはこれからの検討過程でございまして、今の委員の御指摘のことも含めて検討させていただきたいと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 補正の税収の部分というのは、これは二・二兆円になっていますが、これはいわゆる八月までの課税実績を含めての、そこでしっかりとカウントできるものを入れているということであって、その先までではございません。
○国務大臣(野田佳彦君) そういう特定の意図を持って二十三年度予算編成のために取っておくということではございません。(発言する者あり)別に、何かいろいろと怪しいとかおっしゃっていますけど、そんな深い意図はございません。しっかりと有効に活用するかはこれからしっかりと検討していきたい...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 一川委員の本質的な御質問にしっかりお答えをしたいと思いますが。  各府省からの概算要求、そして要望というのが出そろってまいりました。これから年末に向けて平成二十三年度の予算編成を本格化していくわけでありますけれども、何といってもデフレを克服し日本がしっ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 一川委員御指摘のように、十月の八日、九日とG7を始めとする国際会議がございまして出席をさせていただきました。G7においては、特に私の方からは、せんだっての為替介入、我が国の為替介入についての説明をさせていただき、過度な変動を抑制する観点から実施したことを...全文を見る
10月15日第176回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(野田佳彦君) 森委員のお尋ねにお答えをしたいと思います。  不用が発生する原因というのはもう多々あるんですが、例えば金利が予定より低位で推移したために国債の利子の支払が予定より少なくなったりとか、あるいは財投特会の貸出しが見込みを下回ったりとか、不用額が生じる原因は...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) まず、正確な数字の方からお答えをしたいと思います。  平成二十年度における不用額は、一般会計で一・八兆円、特別会計で十一・八兆円と、合計で十三・六兆円となっています。平成二十一年度における不用額は、一般会計で二・二兆円、そして特別会計で十六・六兆円、合...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 基本的にはそのとおりだと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 委員のお尋ねは、為替の問題を中心に今御指摘いただきましたけれども、過日G7に行って我が国の姿勢を説明してきました。その姿勢は今に至ってもこれは当然のことながら不変でございまして、デフレが進行している中で経済が依然として厳しい中、過度な為替の変動というのは...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 制度を民間が遵守をして頑張っているときに政府系の機関がそういうことがあってはいけないと思いますので、改めて指示を徹底したいと思います。
10月18日第176回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(野田佳彦君) 松野委員にお答えをしたいと思います。  予算の使い切りなど、無駄な予算執行を排除をし、そして予算の効率的な執行を促すために、昨年、政権交代をした直後に、平成二十一年十月二十三日に予算編成等の在り方の改革という閣議決定をしています。以来取り組んでいること...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 税金の無駄遣いを徹底して改めて、委員御指摘のとおり、ぞうきんからもう泥水が出ないほど絞っていくという観点からすると、私は、国会の機能というのは、予算より決算を、立法より廃法をという形で進めていくことが大事ではないかと思うんです。  今、具体的な御指摘ご...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 木庭委員にお答えをしたいと思います。  不正経理問題については、これは国であろうと地方であろうと、国民、住民の信頼を損なうということでありますので、あってはならないことであります。  総理の答弁の前に立たせていただきましたのは、会計検査院の指摘を受け...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 不正経理を防止しなければいけないという問題意識は全く共有をさせていただいております。  その上でですが、例えば、今例えで申された裏金づくり等々こういう故意にされた不正経理の場合と、それから単純な過失による誤った不正経理というか、そういう場合もあると思う...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 又市委員にお答えしたいと思います。  委員御指摘のように、平成二十年度決算報告というのは、指摘の金額も、そして件数も極めて多かったということです。前政権時代とはいいながら、しっかりとこれ政府で受け止めていきたいと思いまして、昨年の十一月、当時の鳩山総理...全文を見る
10月19日第176回国会 衆議院 財務金融委員会 第1号
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○野田国務大臣 おはようございます。引き続き財務大臣を拝命いたしました野田佳彦でございます。  本委員会の開催に当たり、一言ごあいさつを申し上げますとともに、今後の財政政策等を運営するに当たっての基本的な考え方を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。  経済...全文を見る
○野田国務大臣 この法律案につきましては、政府といたしましては特に異議はございません。
10月19日第176回国会 参議院 財政金融委員会 第1号
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○国務大臣(野田佳彦君) 引き続き財務大臣を拝命いたしました野田佳彦でございます。  本委員会の開催に当たり、一言ごあいさつを申し上げますとともに、今後の財政政策等を運営するに当たっての基本的な考え方を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。  我が国の景気に...全文を見る
10月21日第176回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○国務大臣(野田佳彦君) 愛知筆頭理事にお答えをさせていただきたいと思います。  御指摘のとおり、二〇〇九年の民主党マニフェストというのは、子ども手当等新しい施策を実行するために新たにお金を使う要素と、今御指摘いただいたとおり無駄遣いをなくしながら財源を確保していくという要素と...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 十六・八というのは、これは政権を預からせていただいてから四年間ということでございます。まだ二年目でございますので、引き続き、財源確保、無駄遣いを改めるためにチャレンジをさせていただき、特にちょうど今、年末に向けて二十三年度の予算編成を行っていますが、その...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 目標は掲げておりますので、それに向かって全力で頑張るということですが、途中の段階で財源の制約等があって困難だった場合には、きちっと国民の皆さんには御説明をさせていただきたいと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 九・一兆円については、まさにこの二十三年度編成の取組の中でどこまで近づけるかということで、まだ確定的なことを申し上げられませんけれども、埋蔵金五・〇兆円という話ですが、これはもう二十二年度、今執行中の予算編成の中でも外為特会であるとか財融特会含めて、様々...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 先ほど尾立大臣政務官から御説明があったとおりだと、基本はそうだと思います。  ただ、私ども財務省の立場としては、できるだけやっぱり事業仕分を通じて無駄を見付けていただいて二十三年度の予算編成に生かせるように、それで二十三年度編成に間に合わない分は法改正...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) それは、これからスタートすることでございますし、私の所掌ではないものですから数字を言うことは妥当ではないと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 期待はしていますが、水準や程度を言うのは私の立場からはいかがかと思いますので、失礼をします。
○国務大臣(野田佳彦君) 租税制度という位置付けでお答えをさせていただきたいと思いますが、租税制度というのは、政府がサービスや様々な提供をする際の財源を調達をする機能、これが一番の基本中の基本だろうと思います。  加えて、最近は、経済政策的なあるいは社会政策的な目的を持った租税...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 委員御指摘のとおり、平成二十二年度の税制改正大綱で、公平、透明、納得、この三つの原則に基づいて税制改革をしていくという基本方針を定めています。  その中の透明の部分でありますけれども、まさに税は国家なりという、国民生活に直結をするわけでございますから、...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 政府税制調査会という、まあ党税調はもう基本的にはなくして、プロジェクトチームはありますけれども、政府税調で最終的には税制改正をまとめていくことになっています。その議論の経過はインターネットでリアルタイムで中継、配信を行うとか、あるいは議事録を迅速に公表す...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 愛知委員の御指摘は全く同感です。たまたま今私が政府の立場で物を言っていますが、長い間野党の国会議員として主張してまいりました。税制についてもいろんな議論を行ってまいりました。やっぱり国会の中から出てきた御議論を踏まえて政府税調でも議論をしていきたいという...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 佐藤理事の御質問にお答えをしたいと思いますが、まずアジア通貨の全体的な円レートとの関係が最初の御指摘だったというふうに思います。  事実関係から申し上げますと、アジア通貨の、年初からという形で見させていただきますと、その動向は人民元、韓国ウォン、シンガ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) じゃ、年初からということで十月十九日までということですが、人民元が変化率がプラス九・九、これは円の増価という意味ですね、韓国ウォンがプラス一〇・七、シンガポール・ドルがプラス六・二、タイ・バーツがプラス二・四、ベトナム・ドンがプラス一六・九ということでご...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) あしたからのG20は幾つかのセッションが決まっていまして、例えばIMF改革だとか金融規制改革とかあります。その中で恐らく第一セッションの世界経済というところで通貨の議論が行われるだろうと。通貨そのものが今議題になっているわけではございません。  そうは...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 李明博大統領がそういう決意を述べられたということは承知をしていますが、あくまでセッションの名前を申し上げただけであります。だから、恐らく世界経済のところで通貨の議論をするんでしょうという推測を申し上げました。その中では議論をしていきたいと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 為替や通貨の議論というのは、公式行事だけではなくて様々な会合で行う予定になるというふうに思いますし、しっかりとお話をしてきたいと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 西田委員の御指摘のとおり、マニフェストでは暫定税率を初年度から廃止をするということをお約束をしておりましたけれども、厳しい財政事情や地球温暖化防止の観点などを勘案し、当分の間は税率水準を維持するという措置となりました。この間については、この経緯については...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 六月に財政運営戦略とそして新成長戦略を閣議決定をいたしました。これが今我が政権の大目標なんです。財政規律も守っていかなければいけないと。一方で、デフレというのは本当にもうずっと長い間続いていますが、一日も早く克服し、日本が成長軌道に乗るというための新成長...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 物価の下落がずっと持続的に続きながら、それがずっと回復しないまま、これがもう、年数でいったら十何年になるでしょうか、それが続いているということでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) 結局、需要を見付けられないまま日本の経済がどんどん元気がなくなっていくという、その袋小路から脱却できないということだと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) だから、生産、再生産の活動が弱含んでいくことによって、それは当然のことながら人件費も抑制していくとか等々にどんどん悪循環につながっていくということだと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 確かに去年の選挙のときにはコンクリートから人へというのが大きなスローガンで、実際に平成二十二年度の予算編成も、おっしゃるように、公共事業費は対前年度比でマイナス一八・三%、社会保障や文教科学関係は増やしたという、そういうめり張りの付けた予算ございました。...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 二〇〇九年の選挙ではスローガンでした。ただし、相当程度めり張りの付いた予算を二十二年度で達成をしましたので、これからはバランスの取れた、必要なコンクリートはきちっとやろうということだというふうに思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 近藤洋介氏がどういう発言でどういう立場で言ったかというのはちょっと分かりませんから直接コメントできませんけれども、少なくともコンクリートから人への投資ということは、平成二十二年度の予算編成である程度達したということをさっき申し上げました。  コンクリー...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) ちょっと、多岐にわたる論点が今御指摘の中ではあったと思うんですが、まず第一の道から第三の道のこの優先順位の話ですが、これ、第一がゼロ、第二がゼロ、第三が一〇〇という位置付けでは決してないと思うんです、もちろん。これはやっぱり優先順位の話であって、第三の道...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 一方で、財政健全化責任法というのも提出をされて、民主党はどうなんだという問いかけもあるわけです。ということは、御党も財政規律を守り、財政健全化の道筋をしっかりたどっていきながら経済成長を果たしていこうという、私はそういうお立場だと思っていますので、そうい...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) だから、デフレに対する危機感、それはもう我々も共有をさしていただいておりまして、二〇二〇年までの新成長戦略の中ではフェーズⅠとフェーズⅡに分けて、フェーズⅠは、デフレを克服し、そして自律的な成長軌道に乗せていくと、そしてフェーズⅡからはデフレに戻らないと...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 荒木委員の御指摘のとおり、先般の月例経済報告においては、景気はこのところ足踏み状態となっておるという表現を使わさせていただきました。失業率が高水準にあるなど厳しい状況にあるというふうに認識をしています。加えて、海外景気の下振れ懸念とか為替相場、株価の不安...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 現在、我が国においては、依然としてデフレが進行しているということで経済情勢が厳しいということです。その中で、為替の過度な変動というのは経済や金融の安定に悪影響を及ぼし、看過できない問題だというふうに思っています。  そうした為替の過度な変動を抑制すると...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) これまで累次にわたってG7、G20でいろんな議論をしてまいりましたけれども、特に御指摘のあった為替の部分で合意されているということは、強固かつ安定した国際金融システムが我々の共通の利益であり、為替レートがファンダメンタルズを反映すべきであること。加えて、...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 先ほど申し上げたんですが、新成長戦略、フェーズⅠ、フェーズⅡとございまして、フェーズⅠでデフレを一日も早く脱却をして、フェーズⅡでもう二度とデフレに戻らないために安定的な物価上昇を実現をしていくということで、大体、おおむね一年、二年というところがフェーズ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 二年というふうに明示はされていませんけれども、例えば日銀などが公表していた物価上昇も二〇一一年からはプラスになると、ゼロ以上になるという、今まではそういう予測もありましたので、なるべく早くということでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) 荒木委員のその前の御質問のフェーズⅠのデフレ脱却の期間のところですが、正確に申し上げると、新成長戦略では、二〇一一年度中に消費者物価上昇率をプラスにし、速やかにデフレを終結させ、日本経済を本格的な回復軌道に乗せることを目指しているという表現でございました...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 荒木委員の御指摘のとおり、今執行中の平成二十二年度予算においては、マニフェストの主要事項、子ども手当含めて、さっき暫定税率でもおしかりをいただきましたけれども、主要項目を約三・一兆円に効率的に実施するという形で実現をさせていただきました。その財源について...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 法人実効税率の引下げについては、これは新成長戦略でもお約束をしたことです。ただ、これは課税ベースの拡大等により財源を確保するということの前提の中で進めるということになっていまして、平成二十三年度予算編成、税制改正作業の中で対応をしていきたいと思いますし、...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) まさにこれからの議論なんですけれども、法人税の法人実効税率引下げというのは、観点としては、今御指摘いただいた中小企業との関連でどうするかということがあると思います。あと、国内の雇用の設備投資の増加、我が国企業の海外流出の抑制、海外企業の我が国への立地の増...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) まず、事実関係で、委員が御指摘のとおり、十月四日、五日の金融政策決定会合で追加的な金融緩和政策が発表されまして、その中で基金の創設ということでございました。異例の措置ということでございますけれども、御指摘のとおり、ETF及びJ―REITについては日銀法第...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 先ほどのちょっと答弁でも申し上げたとおり、今、日本銀行の中でこの資産買取りの基金の創設の在り方を検討をしているところです。これから、だから、増額をするのかとか、あるいはその制度設計そのものがまだ分からない状況の中で、逆に政府から今具体的に踏み込んで言う段...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 現状における問題認識、危機感は、私は共有していると思うんです。菅総理もおっしゃっていますが、約、ここ二十年間、本当に閉塞感漂う社会になっています。特にデフレ、その影響は大きいと思います。  それを克服して元気な日本をつくっていこうということで、今年の六...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 経済対策の雇用創出効果というお尋ねだと思います。  今ステップ2のお話だけ今出ましたけれども、ちなみに参考までに、ステップ1の経済危機対応・地域活性化予備費で九千二百億円、これ今実施中ですが、そちらの雇用創出効果が約二十万人ということで、それに加えて、...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 中山委員から三点の御提言というふうに受け止めさせていただきたいと思います。  まず第一点目は、政投銀をもっと活用すべきだという御意見でございますね。株式会社日本政策投資銀行というのは前身がいわゆる開銀、日本開発銀行で、委員の御指摘の社会インフラ整備には...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 政策金融の今後の在り方については、昨年六月の日本政策投資銀行法の一部改正する法律案、それに対するここ参議院財政金融委員会における附帯決議、こういうところで、その機能と役割の重要性を再認識した上で、改めて見直しに向けた検討を行うということとされておりますし...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) まずは、今までの御質問、お話を聞いておりまして、午前中こっちの答弁席にいていただければ相当助かったなというふうに思いました。  その上で、このグラフを見ての感想ということなんですが、これ明治政府以来ずっと統計を取ってきている中でのこういう歴史的な経緯を...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 大塚委員御指摘のとおり、六月に財政運営戦略を閣議決定をさせていただきました。その中身は、基礎的財政収支、プライマリーバランス、これ、対GDP比を二〇一五年までに二〇一〇年度分の半分にするということ、そして二〇二〇年までにはプライマリーバランス、これを黒字...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 我が国の経済、社会、財政、大きな波に今もまれていると思うんですが、一つは人口減少と高齢化の同時進行という大きな波、それからグローバル化の急速な進展、さらに国内格差の拡大、雇用環境の変化、巨額な財政赤字の累増、こういうような課題に直面をしています。  こ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 元々、イギリスで議会が発祥したときというのも税金をどうするかというところから基本的には大きな仕事としてスタートしていますので、国民生活に直結する税の在り方を国会で活発に御議論いただいて、実は今日の午前中から質疑の中でも、ううんとうなるような御質問いっぱい...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 御質問どうもありがとうございました。  私ども財務省、酒税をいただく立場ということもあるんですが、たまたま今政務三役どなたも酒税をよく納めている方が多いものですから、先般そういう議論、たまたまでありますけれども、今御指摘の新ジャンル商品について議論しま...全文を見る
10月25日第176回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(野田佳彦君) 御指摘のとおり、基礎的財政収支の中から地方交付税や社会保障関係費、予備費を除いたところで総予算組替え対象経費として二十四兆円規模を、それぞれ各省から九割の要求を出していただいて、削減した一割については要望枠、後で特別枠として府省横断的に活用すると、そうい...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 元気な日本を復活させるためには、予算措置もあります、税制措置もあります、規制制度改革もあります。元気な日本をつくるために政策の総動員をしますけれども、この予算の中では、府省横断的な組替えをするために元気な日本復活枠というのがあって、一兆数千、まあ政調会長...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 総理のお答えの前に、私、政府税制調査会の会長でございますので、税にかかわることでございますのでお答えしたいと思います。  福島委員御指摘のとおり、特に税による所得再分配機能が加盟国、OECDで一番小さいと、これは事実でございます。これは、所得税における...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 所得課税も法人課税も消費課税も資産課税も、すべてこれは基本的には抜本的な見直しをしていきたいというふうに思っています。どっちを下げるから何かを上げるという観点ではございません。  法人課税の実効税率の引下げについては、これは課税ベースの拡大によって財源...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 法人税を引き下げる、実効税率を引き下げる場合は、さっき申し上げたように、課税ベースを広げて財源を確保するというのが基本的な考え方です。その効果があるかどうかは、さっきデータが出ていましたけれども、いろいろなデータがございます。企業が内部留保を抱えているし...全文を見る
10月26日第176回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○野田国務大臣 柿沼委員のお尋ねは、G20の報告をしろということだというふうに思います。  先週の金曜日、土曜日と、韓国の慶州におきまして、主要二十カ国の財務大臣・中央銀行総裁会議がございました。  これまでG20は、強固で、そしてバランスのとれた持続可能な成長というフレーム...全文を見る
○野田国務大臣 山本委員の御質問にお答えをしたいと思います。  ガイトナー氏からの書簡の中には、対GDP比で、赤字幅も黒字幅も含めてでありますけれども、経常収支を一定の幅の中におさめたらどうかという提案がございました。加えて、議長国の韓国から、それを引き取る形で、具体的な数字は...全文を見る
○野田国務大臣 これは、経常収支、完全均衡を果たせという話ではないというふうに思います。過度なという表現があるように、大規模な、例えば収支の黒字があるとか赤字があるとかということを是正していこうという趣旨であって、それぞれの国で完全均衡を求めるという理屈ではないということでありま...全文を見る
○野田国務大臣 これを持ち出した理由は、経常収支はいろいろな要素があります。さっき申し上げたとおり、所得収支であるとか何かあるわけです。恐らく、念頭にあるのは、貿易収支の不均衡を是正するための一助にしたいというのが根底にある考え方だったんだろうと思います。  でも、これについて...全文を見る
○野田国務大臣 これまでのG20の歩みの中で、新興黒字国、赤字国、そして先進国の黒字国、赤字国、それぞれの均衡を、いわゆるリバランスを図っていこうというのがこれまでの会議の流れであります。その中で、その一助として経常収支をどうやってバランスをしていくかということが議論になったとい...全文を見る
○野田国務大臣 経常収支、日本は黒字国です。ちなみに、今回、四%の枠内という話が出ましたけれども、一番直近で見ると、二〇〇九年で対GDP比で比率は二・八%です。この幅は、別に大騒ぎする話じゃございません。額でいっても、十三兆の黒字のうち、大半が所得収支なんですね。所得収支というの...全文を見る
○野田国務大臣 円高云々というよりも、今回は、それぞれの通貨安競争をやめさせて、いかに国際金融システムの強化、安定を図るかというのが大きな議題ではありましたけれども、実は、関係各国ともに、やはり為替の問題、通貨の問題が最大の関心事であります。その中で、その安定性を求めていくために...全文を見る
○野田国務大臣 私の意見は、直接には関係ないと思っています。  というのは、思い起こすと、あの一九八五年のプラザ合意、そのときに協調介入をして、そして円の増価が行われました。その後、一たんは経常収支は幅が減っていったんですが、その後はまたふえました。ということで、為替と経常収支...全文を見る
○野田国務大臣 それぞれの経済のファンダメンタルズを評価して、マーケットで決まるべきものだというふうに思っています。
○野田国務大臣 もちろん投機的な動きもあると思います。それぞれの国のファンダメンタルズの比較の中で、特定の地域、国に将来の不安があるならば、リスク回避で別の国の通貨が買われる、そういういろいろな流動的な要素があるというふうに思います。
○野田国務大臣 前もたしか藤井大臣への質問であったと思いますが、これは短期的に利益を求めての動きだったか、ちょっと正確には忘れました。
○野田国務大臣 投機の主体は、それぞれの主体、たくさんあるというふうに思います。
○野田国務大臣 中期的にはファンダメンタルズを反映するという中で、短期的にはファンダメンタルズが反映されない中の判断の中での動きということはあり得るだろうというふうに思います。
○野田国務大臣 日本にとっては、デフレが進行している中で、やはり、円高が長期化する、安定化するということは、日本経済にとって厳しい状況になります。  その中で、加えて、それが過度な変動、無秩序な動きという形で、もちろん、短期には投機で動くのは当然だというお話がございましたが、そ...全文を見る
○野田国務大臣 過度は、これは水準だけの問題じゃありません。一つには、その原因等の分析も大事だと思っています。  短期的に動くには、いろいろな理由があると思うんですね。だけれども、それが一定の余り根拠のないシナリオで動くときには、それを打ち消さなければならないし、その動きに歯ど...全文を見る
○野田国務大臣 実質実効レートが何で決まるかよくわからないというのは、私もそのとおりだと思うんです。加えて、ことしになってそれが高くなってきた、上がってきているということも事実です。今回の参考となるガイドラインの中で、実質実効レートみたいなものも入れたらどうかという意見も、多分こ...全文を見る
○野田国務大臣 一つの理論としてはこういうことがあるんだろうというふうに思いますが、実際にG20に参加をしている国にとっては、いろいろ立場がありますけれども、例えば、先進国においては、新興黒字国はもっと為替の柔軟化を果たしてほしいというようなことは考えているし、加えて、新興黒字国...全文を見る
○野田国務大臣 ロジックというよりも、各国が自国の今の現状を訴えるときに、今申し上げたように、自国通貨の増価につながることと資産価格の上昇につながる等々の議論は、今盛んに行われています。
○野田国務大臣 委員の御説明を聞くと、なるほどなという感じもいたしますけれども、ただ、一般的にはこれは両方セットで諸外国から言われておりますし、今回はそれを踏まえてのコミュニケの対応になっていました。
○野田国務大臣 従来、為替レートの過度な変動や無秩序な動きは経済、金融の安定に悪影響を及ぼす、そういうところでとどまっていたものを、今回は、主要通貨を持つ通貨当局が監視をするという形の表現になったということであります。たしか記者会見で、それは介入をすることも含めてかというようなお...全文を見る
○野田国務大臣 監視をするという意味の解釈を申し上げたわけです。監視をするという意味は、マーケットの動向を見ながら関係各国が協力をする。これは準備通貨を持つ主要国と書いてございますので、特に円、ドル、ユーロ等を持った国ということであります。
○野田国務大臣 介入まで含めてですかと会見で問われました。問われましたけれども、その都度その場で適切に協力をするということであって、介入する云々について言及しているわけではございません。
○野田国務大臣 注視する、注目していく、関心を強く持っていくということです。加えて、そこは、だから強目の表現では監視するになるというふうに思うんですね。  その中には、単なる問題認識じゃなくて、マーケットの動向を重大な関心で見守りながら、その先には適切な協力関係を持っていくとい...全文を見る
○野田国務大臣 まず、日銀の先日の包括的な金融政策は、私はやはり基本的には評価をしています。その効果がしっかり出てくることを、じわじわ出てくることを期待したいという前提の上でありますけれども、これからも日銀と連携して我々のやることをしっかりやっていきます。  介入については、何...全文を見る
○野田国務大臣 介入をやるかどうかとか、介入の規模をどうするかとかということは、やはりマーケットへの影響がありますから、コメントはできません。今まで申し上げているとおり、必要なときには断固たる措置をとるということでございます。
○野田国務大臣 お尋ねは、財政運営戦略……(後藤田委員「中期財政運営はどなたが担当されていますか」と呼ぶ)中期財政フレームですね。  中期財政フレームは、向こう十年間の財政健全化の道筋の財政運営戦略の中で、向こう三年間が中期財政フレームという位置づけになっています。その財政運営...全文を見る
○野田国務大臣 将来の子供たちをおもんぱかって財政に責任を持てという趣旨の法律ということでございますか。直接にはないと思います。
○野田国務大臣 六月に財政運営戦略をまとめました。その問題意識は、平成二十一年度、そしてこの二十二年度の予算執行もそうですが、国の財政の大半を国債に依存している、税収よりも借金に頼っているという状況は、あの戦後の、まさに敗戦の後の、産業も国民生活もぼろぼろになった後の状況でありま...全文を見る
○野田国務大臣 まずは、子ども手当とか高校無償化という私どもの掲げたマニフェストは決してばらまきではございません。ばらまきというのは、こうした新しい政策をやろうとするときに、しかもしっかり財源を確保しないで国債に頼るようなやり方などは、ばらまきだと思います。やり方についての御疑問...全文を見る
○野田国務大臣 お答えいたします。  附則百四条はもちろん存在をしているわけですから、政府としては基本的に守っていくということであります。これは当然だというふうに思います。  中身は、委員御指摘のように、平成二十三年度までに必要な法制上の措置を講ずるということでございますので...全文を見る
○野田国務大臣 自民党が御提示をいただいている財政健全化責任法も、この附則をどうするかという意味では、平成二十四年三月までに結論を出すことになっているんじゃないでしょうか。  だから、今その責任法のお話をやらなくても、二十四年三月まで、どっちにしろ、そういうめどになっているわけ...全文を見る
○野田国務大臣 だから、必要な法制上の措置は税制の抜本改革をやることによって実現をするわけでございますから、そのための議論をこれからしっかりやっていくということでございまして、それを無視するとかと言っている話ではございません。  法律上の云々でありますが、財政運営戦略は、閣議決...全文を見る
○野田国務大臣 全く逃げも隠れもしておりません。  中期財政フレームは、向こう三年間、二十三年度から二十五年度までを念頭に置いていまして、歳出の大枠七十一兆円、国債の発行四十四兆です。これは毎年、年央にその経済状況とか財政状況を見ながらローリングをさせていき、来年は平成二十四年...全文を見る
○野田国務大臣 JBICの投資金融、日本政策金融公庫から海外部門を分離、そういう考え方の中で、いかにJBICの機能強化をしていくかということは今議論していますし、特に、パッケージ型インフラ輸出のための関係閣僚会議などもつくり、その中で、JBICを積極的に活用していこうと。加えて、...全文を見る
○野田国務大臣 直接そのお尋ねの前に、東シナ海の海洋権益、尖閣諸島をめぐる問題で、これまでの政権がそんなに立派なことをしてきたとは私は思っていません。私どもがやったことが国益を損なうという判断も、それは早急過ぎると思います。  その前提で、藤井大臣の当時の御発言は、通貨安競争は...全文を見る
○野田国務大臣 基本的にはやはり需給ギャップだというふうに思います。需要が不足をしている部分の掘り起こしをしっかりとやっていくということが原則だというふうに思います。
○野田国務大臣 デフレからしっかりと脱却していくために、政府として、例えば財政政策においてどれぐらいのことができるのかどうか。  今回も、新規国債発行をせずに、そのための手だてとして、約五兆円を超える経済対策の補正予算を、きょう概算の閣議決定をし、二十九日に国会に提出をする予定...全文を見る
○野田国務大臣 先ほどの法人実効税率の引き下げに関連する議論も踏まえての話をちょっとさせていただきたいと思いますが、これは新成長戦略にも位置づけられておりますので、税調でもしっかり議論をしていきたいと思います。  それは、課税ベースを広げて、しっかりと財源を確保した上で実行する...全文を見る
○野田国務大臣 先ほど来出ているナフサであるとか償却の問題とかを含めて、これはPTの中の自由な議論の中でいろいろ話が出ているということでございますので、まだそれが定まっているというわけではございませんが、課税ベースを広げるという一つの項目として、自由な議論から出てきているというこ...全文を見る
○野田国務大臣 今回のG20で、強固で、そして安定した国際金融システムをつくるということに対して、利害はいろいろ錯綜しておりましたけれども、一定の合意がなかったときには、私はもっとドル安は加速しただろうというふうに思います。その中で一定の合意形成ができたということは、私は前進をし...全文を見る
○野田国務大臣 不均衡解消については、新興黒字国、赤字国、先進国の中の黒字国、赤字国、それぞれ何をすべきかという取り組みについては、フレームワークの中で、お互いに提出をして、それを相互監視していくという仕組みになっています。その状況をしっかり的確に実行することが大事だというふうに...全文を見る
○野田国務大臣 だから、経常収支を一つの参考とするガイドラインになるかどうかはこれからの議論ですから、その議論が今回G20で行われたということは、黒字で四%を超えているところ、赤字で四%を超えているところ、これはもっとそれぞれ努力してほしいという意味の、指標が欲しいという意味で、...全文を見る
○野田国務大臣 厳格な数値目標を掲げることは現実的ではないという立場がずっと私の立場でございました、特に経常収支などは。そこで、どうしてもある程度数字的目安というか参考となるガイドラインが必要ならば、そういう表現をすればいいのではないかという議論を、これはむしろ主導したというふう...全文を見る
○野田国務大臣 第一点目で、介入云々という話は、直接今回議題になっていませんし、口頭のいろいろな会話の中でも、介入云々という議論ではありません。  委員御指摘のところは、準備通貨を持つ国々を含む先進国が、為替レートの過度な変動や無秩序な動きを監視する、監視するという意味合いの中...全文を見る
○野田国務大臣 中国も含んで、今回、もちろんのことながらコミュニケは合意形成されております。その中には、さっき申し上げたように、幾つか、通貨安競争はしない、回避することであるとか、ファンダメンタルズが反映される市場によって決まる為替システムに移行することであるとかということの確認...全文を見る
○野田国務大臣 委員の御指摘のとおり、IMFの四条協議レポートではおっしゃるような評価になっています。加えて、年初以来、円とアジアのさまざまな通貨とのバランスを調査してまいりましたけれども、人民元、韓国ウォンのみならず、ベトナム、マレーシア、シンガポール、いろいろな国々の通貨と見...全文を見る
○野田国務大臣 佐々木委員の御指摘のとおりでございます。
○野田国務大臣 ここ十年の推移は委員の御指摘のとおりでございます。
○野田国務大臣 企業の手元現預金、内部留保は相当あるという状況の中で、例えば法人実効税率を引き下げても本当に効果があるのかというのは、やはりこれは議論の余地が相当あると思っていまして、いろいろなアンケート調査でも、借金を返すとか内部留保に使うとかで、研究開発とか設備投資には直接行...全文を見る
○野田国務大臣 そういう見解もあるだろうと思うんですが、法人実効税率の引き下げの観点というのは、国際競争力云々というところが一つあります。それは社会保障の事業主負担とあわせれば云々という議論もあります。  さっきの、雇用につながるのか、設備投資につながるのかとか、あるいは生産拠...全文を見る
○野田国務大臣 さっき、雇用促進税制のPTをつくったというお話をしました。それはまさに、ため込んだ内部留保を社会のために還元してもらう一つのきっかけになる可能性もあるだろうと思っていて、今雇用のお話をされましたけれども、非正規雇用から、そうじゃなくて正社員でちゃんと雇う正規雇用に...全文を見る
10月26日第176回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○国務大臣(野田佳彦君) 改めて、おはようございます。  アメリカからの提案というのは、G20加盟国の同志の皆さんへという形でガイトナー長官から書簡が届くという形で、これ前日、金曜、土曜がG20でございましたが、その前日に届くということでございました。  これちょっと伏線を申...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 当局間でいろんな意見交換はずっと続いておりましたけれども、具体的な数字を入れてというところまでの詰まった話はしておりませんでした。
○国務大臣(野田佳彦君) 正確に言いますと、GDP比で経常収支一定水準の枠に収めるようなことは考えられないかというのが書簡です。  数字が出てきたのは、会議の当日、議長国の韓国からそうするならばということで四%という数字が出てきたということでございまして、GDP比で経常収支どう...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) いろいろな意見交換がございましたけれども、詰まったところまでは来ていませんでした。
○国務大臣(野田佳彦君) そのプロセスについては、詳しいコメントは控えたいというふうに思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 具体的な詰めでいろんな意見交換をしておりますので、その中でいろんな意見があったということでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) 少なくとも、経常収支をGDP比の枠内でという詰めた議論までは来ていませんでした。
○国務大臣(野田佳彦君) 米韓でどういう意見交換、プロセスが、例えば木曜日から金曜日にあったかはちょっと詳細には分かりませんけれども、韓国は例えばという形で四%という数字を提示をされました。
○国務大臣(野田佳彦君) 日米だけではなくて、ドイツやイギリス、フランス含めて、EU諸国、G7の加盟国との関係でも同じことだったというふうに思います。アメリカがぎりぎりそういう数字の提案をしようということを踏まえて、議長国である韓国はそれを踏まえて責任ある対応をしようと、そういう...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 木曜日に書簡が来て、事実上G20自体は金曜日の夕刻からスタートであります。その前の、木曜日の夜に韓国に行かせていただきましたので、金曜日の朝等においては、ガイトナー含めてその数字の問題を踏まえた議論を相当にしておりました。
○国務大臣(野田佳彦君) 書簡を受けて、そして具体的に金曜日に顔を合わせて議論をしている中で、数値目標、厳格な数値目標というのは、今御指摘のとおり、私は本当に現実的かどうかという疑問がございました。  というのは、経常収支というのは民間の活動も含めて様々な経済活動の結果出てくる...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) だから、朝からの議論を経て夕方以降までいろんな様々な会合とかバイの会談をやっている中で、最初のあの直感的な印象は現実的ではない、これは間違いなくそのままいろんな人たちに申し上げています。その中で、G20という黒字国、赤字国あるいは先進国、新興国、様々な利...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 御指摘のとおり、昨日のマーケットの動きは一つの方向に偏った動きだと思います。今朝からの動きは少しまた違っているとは思いますけれども、いずれにしても、G7の中では為替については、御指摘のとおり、従来は為替の過度な変動や無秩序な動きというのは経済、金融の安定...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今回のG20の声明文の取りまとめに当たっては、最終的には日本の主張が一番生かされたというふうに思っています。厳格な数値目標ではなくて参考となるようなガイドラインを作るということは、まさに私が言った主張です。加えて、さっき、日本の場合は所得収支が多いという...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 自民党が今回も提出されようとしている財政健全化責任法案と我々が六月にまとめた財政運営戦略、委員御指摘のとおり、財政規律を守って財政健全化の道筋をつくってそして内外の信認を得ていこうという問題意識と、今具体的な内容をお話しされましたけれども、かなり共有でき...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) PBの半減はこれはまさに国際約束だと、公約だと思っていますから、その実現をするためにローリングをさせながら、二〇一五年にはぴったりと目標を達成できるようにしたいというふうに思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 基本的に五年先をしっかり見通して、各目標を掲げてというのは、それは望ましい姿かもしれません。だけど、現実にはいろんなことがこれまでも起こってきたわけで、中長期の計画はそのままストレートに生かせなかったということもいっぱいあります。  だから、今回三年計...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 二年間がブラックボックスになって、その二年間が不安になるようなことにしないために、今回の向こう三年間の中期財政フレームの中では、歳出の大枠は七十一兆ですが、その後がずっと七十一兆になるかは、これはまだ分かりません、これはローリングしながら考えるということ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) まず、前段のところの年初来、アジアの、今、タイとかベトナムとかお話ありましたけど、様々な通貨に対して円が増価にあるということは先週の委員会で御答弁させていただきました。そのとおりでございます。  そういうことも念頭に置きながら、今回特に個別の通貨をどう...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) さっき申し上げたように、新興黒字国は為替の柔軟化に努めるとか経済のファンダメンタルズが反映されるようにすることとか、そういう為替レートシステムに移行することとかということは、いろんな立場の国のいわゆる最終的な最大公約数を表現する立場です。加えて、今回は、...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 先ほど申し上げたとおり、新興黒字国については為替の柔軟化をより進めるということのこれまでも合意したことがございますけれども、改めて再確認をさせるという意味での主張と、それから主要通貨についての、これまでは過度な変動は悪影響を及ぼすというレベルから、より一...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今回、さっき申し上げた例えば経常収支の問題で参考となるガイドラインという形の収め方をしたというのは、先ほど来申し上げているとおり、これはかなり日本の主張が反映されて収まったということです。  そういうことも含めて、今回G20、今まで例えば持続的で強固で...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 基本的には、経常収支でいうならばですよ、黒字国はやっぱり内需拡大に努めていくということは基本だと思います。一方で、そうはいいながらも、すぐに内需拡大ができない部分、やっぱり外需とバランスを取った経済対策を行っていく必要があります。そのために、例えば今パッ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 委員御指摘のとおり、為替レートの過度な変動や無秩序な動きは経済、金融の安定に悪影響を及ぼすということは、これは従来からずっと共通認識として持ってきたし、声明にも入れてきました。  今回は、それに加えて監視をするという表現を入れました。主要通貨、ドル、円...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 操作を行うかどうかは別として、何か過度な動きがあったときには、その場でしっかり協議をして対応を決めていくということです。
○国務大臣(野田佳彦君) 過度な動きとか無秩序な動きがあったときにはそれぞれが適切に協力をする。協力をするという意味は、いろんな手段があると思いますが、幅広いんですけれども、単に悪影響を及ぼすという認識の段階から行動をする今移行過程にあって、それはその都度その場で協議をしていくと...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 過度な動きとかいわゆる無秩序な動きって、それ一様ではありません。一様ではありませんから、どういう場面でどういう協力をするかについては、今から予測をもって言うわけではありませんが、物事を解決するためにはあらゆる手段があると思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 日本の姿勢はもう従来から申し上げているとおりであって、過度な変動とか無秩序な動きがあったときには、それが看過できない状態、必要なときには断固たる措置をとる、これはもう既に決定済みであります。この日本としての単独の姿勢は変わりません。  ただ、その協調し...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) いろいろその仮定があると思います。ですが、過度な変動、悪影響がまさに看過できない状態のときは、日本の姿勢は必要なときには断固たる措置をとるということです。その上で、多分、円の問題がどうなるか分かりませんけれども、これは円だけを想定しているわけじゃありませ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) G20ソウル・サミットでEUがそういう議長総括案なるものを具体的に提案するかどうかはちょっとまだよく分かりません。分かりませんが、報道で見る限りにおいては、EUの対処方針として、保護主義のすべての形を避けるとともに、短期的な競争上の利益を得る目的で各国が...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 我が国としては、どんなときでも、例えば民主党代表選挙が行われたときでも、あるいは国際会議が開かれているときでも姿勢は不変であって、為替の過度な変動、これを抑制するためには断固たる措置をとる、必要なときには断固たる措置、これは変わりません。  九月十五日...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 委員御指摘のとおり、経常収支の場合にも、これは結局様々な民間セクターを含めた経済活動の結果であるということ、日本の場合には所得収支に大きく依存しているということ等々、各国によってやっぱり事情が違います。その事情が違う中でどういう数値を一つの参考とするガイ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今回合意された参考とするガイドラインというのは、いわゆる世界的な不均衡のリバランスをするための、その意味でのガイドラインということです。  委員の御指摘の強い経済そして安定して均衡の取れた成長を取るためのいわゆる経済政策は、これはフレームワークとして、...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 不均衡是正のための、さっき申し上げたとおり、各国の取組を、それぞれフォーマットがあって各国ごとにそれを提出をしています。その分析をして、不均衡是正のために、例えばIMFがこういうかかわりをしておりますが、提言をしたり評価をしたりするということの中でお互い...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) G20においては、まさにドルがどうのとか人民元がどうとか円がどうのという個別の通貨あるいは個別国の為替政策をどうのではなくて、通貨安競争に陥っている世界経済というのは危ないと、だったらどうしようかというところで政策協調をさせていただきまして、通貨の問題に...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 委員御指摘のとおり、参加国あるいは地域が増えていまして、事実上、20より多いんですよね、IMFであるとか世銀なども入りますので。そうすると、財務大臣・中央銀行総裁会議となると大体参加者が五十人ぐらいいます。一人三分しゃべっても相当長い時間やるという会議で...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今少し触れましたけれども、経済状況とか基本的な考え方あるいは国際的な金融市場を有するという意味でのG7というのはやっぱり共通基盤が成り立っています。その意味では、自由闊達な意見をしながら、お互いに問題意識を共有して前へ進むということは何回もこれまで繰り返...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 引き続き改善に向けた不断の努力を行っていきたいと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 現行の金融所得課税というのは、これは分離課税で基本的には二〇%の比例税率が適用されていますが、委員御指摘のとおり、上場株式等の配当、譲渡益に係る税率については現在一〇%に軽減をしているということです。そして、御指摘のとおり、これは時限的な措置であって、現...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 専門家委員会からはこれまでの御議論の中間的な整理として御意見はお伺いをしていますが、それぞれの税制についてこれからもっと深掘りをしていただく段階であります。そういう専門家委員会の御意見なども参考にしながら税調でしっかり議論をしていくというのが基本的な私の...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 所得税法五十六条の見直しは、さっき政務官から御指摘がありましたとおり、専門家委員会、特に納税環境整備小委員会で議論は進めてきています、検討させていただいております。  解決の方向性を見出すのは、やっぱり税制の抜本改革、今社会保障とセットでやっていますが...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 為替変動の背景には本当に様々な要因があるというふうに思います。それも含めて、先ほど来申し上げているとおり、過度な変動あるいは無秩序な動き、これは経済や金融の安定に悪影響を及ぼす、その意味ではしっかり重大な関心を持って注目をしていくと、その対象となるマーケ...全文を見る
10月28日第176回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○国務大臣(野田佳彦君) 古川委員の御指摘にお答えしたいと思いますけれども、総合的に経済対策、これ三段構えで進めていこうということで、ステップ1については九千二百億円、経済予備費を使って緊急的に対応するということで、今はこれ実施中でございまして、御指摘のステップ2、経済対策をまと...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 経済対策の中で、先ほどはちょっと今予算措置の部分も申し上げましたけれども、今御指摘のような為替についての対応も盛り込んでおります。それは即効性のある対策だというふうに思いますけれども、九月十五日、確かに介入をさせていただきました。これは過度な変動を抑制す...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 計画としては、新成長戦略、六月に閣議決定をさせていただきまして、デフレ清算期間をフェーズⅠ、そして安定的な物価にしていくと、その中で景気回復を図っていくということが、これがフェーズⅡという位置付けで、おおむね十年間の計画の中で、フェーズⅠのところは二〇一...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) やる気がないんじゃなくて、六月に閣議決定し、国際社会でもこれ公表しているわけでございますから、やり遂げるという意思の下でこれから予算付けもしていきたいというふうに思います。  せっかく御指名でございますので。この新成長戦略と財政運営戦略はこれ両立を図る...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 財政運営戦略の正当性、信頼性というのは、やっぱり基本的には慎重な見通しに立った上でも実現をするんだというところに意味があると、そこはまず御理解いただきたいと思うんです。これまでもいろんな財政の計画ありましたけれども、これ甘い見通しでやった場合には、これは...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) B型肝炎訴訟、まさに今、和解協議がどうなるかという状況でございますけれども、国の主張でいけば総額御指摘のとおり二兆円、原告の主張に従えば最大八兆円のこういうコストが掛かるということになります。それを国民がどうやって理解しどうやって分かち合うかという議論が...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) いろんな御意見が出てきているということは承知しておりますけれども、いずれにしても、これは国会の中でも議論し、そして国民各層にもいかに御理解をいただいた中で対応するかと。コストという言葉は撤回いたしますけれども、いかにそういう形でそれぞれが負担をし合うのか...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 本人には注意をさせていただきました。
○国務大臣(野田佳彦君) 和解協議をめぐっては、政府の中で細川大臣含めて意見交換はしてきております。
○国務大臣(野田佳彦君) 承知しております。
○国務大臣(野田佳彦君) 承知しております。
○国務大臣(野田佳彦君) 言葉遣いはきちっと丁寧にやらなければいけないことと、発言のタイミング含めてよく注意しなければいけないというふうに思っています。
○国務大臣(野田佳彦君) 国民に御負担をお願いをするケース、当然やっぱり予算措置を伴うわけですから、そのときにはいろんな選択肢があります。ただ、それをストレートに今この段階で言っていいかどうか、まだ金額も決まっていない、救済方法も決まっていないという段階では早いというふうに思いま...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 一方で、やっぱりそれ相応の額が必要になってくるということはこれ事実でございますから、そのことに向けて国民の理解も得られるような努力もしていかなければなりません、こういう国会での議論もそうですが。その中で国民の理解を得られるためには、ある程度の数字が出てき...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 積み上げは厚労省を中心にやられたと思いますが、別にいいかげんではないというふうに思います。
○国務大臣(野田佳彦君) あいまいというよりも、実際に和解協議がこれから進もうという中で、具体的に個別にどういう積み上げで、数字を挙げながらという議論を司法の段階で始まろうとしているときです。  その中で、そこで最終的には落ち着くことはどの額か分かりませんが、その過程の中で既に...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 余り個人的なことを申し上げることは控えたいと思っていましたけれども、私の母も、注射針契機に肝炎となって、肝硬変となってがんで亡くなりました。相当早く亡くなっています。だから、患者さんの立場はよく分かります、よく分かります。だけれども、これは、それぞれの国...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 従来から、為替の過度な変動及び無秩序な動きというのは経済や金融の安定に悪影響を及ぼすと、それを看過できない状態、そして必要なときには、それは断固たる対応を取ると、これは政府の経済対策の中にも盛り込んでおることでございますので、我が国としてはこの対応は不変...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) これはどの国のどういうことに対してということをあらかじめ想定しているわけじゃありません。ただ、いろんなことが起こったときにその都度必要な適切な協力関係を持つということで、私、今ちょっとアメリカだけを出されましたが、仮定の話にはちょっと今コメントできるとい...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 通貨安競争を避けるということは、先進国も新興国も、いわゆる黒字国も赤字国もこれ合意しました。これはやっぱりお互いに通貨安競争をやって近隣窮乏化政策みたいなのをやっていれば、これは、世界経済全体にマイナスだということはこれは歴史の教訓だからであります。その...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 過度な変動や無秩序な動きが経済や金融の安定に悪影響を及ぼすということは、何度もG20、G7で確認をしてきていることです。確認をしてきていることは、国際的に共通認識として定まっていると御理解いただきたいと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 日本がずっと長い間デフレに苦しんでいる状況、今もそのデフレが進行している中でこういう円高が長期化、安定化するということは、日本の経済にとっては皆さんが想像する以上に厳しいんだということは、あらゆる局面においてこれまでも御説明をしてまいりました。これからも...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 過度な変動を抑制するためです。
○国務大臣(野田佳彦君) 為替の不安定な動きによって、しかもそのファンダメンタルズを反映しないで動きがあったときには、これは断固たる措置をとらざるを得ないというふうに思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 今の水準とか等々、具体的な数字は申し上げませんけれども、九月十五日までは少なくともヨーロッパの先行き不安、特に金融について、ギリシャの危機等があって、アメリカの減速感含めて、リスク回避として、日本のファンダメンタルズとは少し乖離をした形で円高が進んだとい...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 簡潔に。必要なときには断固たる措置をとるということはずっと不変であって、代表選があるかどうかとか国際会議の前後か、全く関係ございません。  加えて、仙谷大臣は防衛ライン、数字を言及しているわけじゃございません。防衛ラインの記者さんからの質問が、額が出ま...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今次長も誠実に対応というお話をされておられましたけれども、国税の滞納整理に当たっては、法令を一律に形式的に適用するんではなくて、滞納者個々の実情に即して判断する必要があると思います。引き続き、滞納者に対しては、個々の実情を十分把握した上で、法令の規定に基...全文を見る
11月01日第176回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○野田国務大臣 委員に御指摘いただいた点についてお答えしたいと思いますが、B型肝炎訴訟については、一つの観点は、一刻も早い解決を願う原告団のお気持ち、それにしっかり我々も思いをいたすということと、もう一つは、これはやはり予防接種によって便益を得たということもあると思うんです。残念...全文を見る
○野田国務大臣 浅尾委員にお答えをいたします。  NTT、JTの株式については、法律に基づき政府が保有義務がございます。その配当金を政策的に必要な産業投資の財源に充てる、こういう位置づけになっております。  これに加えて、海江田大臣に何かつけ加えることがあるかというと、余りつ...全文を見る
11月02日第176回国会 衆議院 本会議 第5号
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○国務大臣(野田佳彦君) さきに決定されました円高・デフレ対応のための緊急総合経済対策を受けて、今般、平成二十二年度補正予算を提出することとなりました。その御審議をお願いするに当たり、補正予算の大要について御説明いたします。  まず、最近の経済情勢と緊急総合経済対策について申し...全文を見る
11月02日第176回国会 参議院 本会議 第6号
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○国務大臣(野田佳彦君) さきに決定されました円高・デフレ対応のための緊急総合経済対策を受けて、今般、平成二十二年度補正予算を提出することとなりました。その御審議をお願いするに当たり、補正予算の大要について御説明いたします。  まず、最近の経済情勢と緊急総合経済対策について申し...全文を見る
11月04日第176回国会 衆議院 本会議 第6号
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○国務大臣(野田佳彦君) 大串議員からは、私には五問、御質問がございました。謹んでお答えをしたいというふうに思います。  まず、補正予算についてのお尋ねでございます。特に、与野党の幅広い理解と支援を得られるような工夫をどうするかというお尋ねでございました。  補正予算を含む経...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 佐々木議員からは、法人税を十年前に戻せといった御提案などを含めて、私の見解を問うという質問の御趣旨だったと思います。  法人課税については、まずは成長戦略との整合性や企業の国際的な競争力の維持向上、国際的な協調などを勘案しつつ、見直していく必要があると...全文を見る
11月04日第176回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○野田国務大臣 平成二十二年度補正予算の大要につきましては、既に本会議において申し述べたところでありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、改めて御説明申し上げます。  最初に、一般会計予算の補正について申し上げます。  歳出面においては、円高・デフレ対応のための緊...全文を見る
11月04日第176回国会 参議院 本会議 第7号
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○国務大臣(野田佳彦君) 野上議員から五問御質問をいただきました。順次お答えをしたいと思います。  まず、中期財政フレームについての御質問についてでございます。  六月に閣議決定しました財政運営戦略においては、財政健全化目標の達成に資するため、平成二十五年度まで、向こう三年間...全文を見る
11月08日第176回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○野田国務大臣 近藤議員のまず御要請の方の、日銀と緊密な連携をということでございます。これはしっかり受けとめて対応させていただきたいというふうに思います。  その上で、先般十月八日に閣議決定をいたしました円高・デフレ対応のための緊急総合経済対策の中で、近藤議員御指摘のように、外...全文を見る
○野田国務大臣 個人が行う政治献金に対しては、国等への寄附と同様に、所得控除、寄附金控除の制度が設けられています。これは平成二十二年度の税制改正で、その適用下限額が今まで五千円だったものが二千円になりました。少しはそれを助長する動きにはなったんだろうというふうに思います。  ま...全文を見る
○野田国務大臣 日本の財政状況は、主要先進国の中では、国と地方の債務残高で見れば、これは最悪の水準であります。ですけれども、日本の国債は、基本的には国内消化が多いであるとか、安定性があって、それに対する、むしろリスクよりも選好する、そういう人たちが多いというのが現状を支えていると...全文を見る
○野田国務大臣 きちっと財政規律のメッセージを出し続けなければ、委員御指摘のように、金利に不測の影響が出るということはあり得るというふうに思います。ですから、緊張感を持って財政運営に当たらなければいけないと思います。  そういう観点から、六月に財政運営戦略を閣議決定いたしました...全文を見る
11月09日第176回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○野田国務大臣 地域活性化交付金は確かに三千五百億円です。加えて、地方交付税一兆三千億円、二十二年度内に交付できるものは三千億円です。今回の補正予算に伴う地方負担は大体六千億円でございますので、相応の規模の地方に対する支援はできていると思いますし、地方という言葉はついていませんけ...全文を見る
○野田国務大臣 まず、このパネルを見て、これは齋藤さんらしくないなと。多分、これは自民党がつくったんだと思います。齋藤さん個人ではないと思うんですが、例えば基本理念で「雇用空洞化の危機。」、これは我々も共通認識であります。だから今回の補正予算でも雇用対策等含めているので、これは共...全文を見る
○野田国務大臣 雇用の空洞化に対する危機感は、先ほど申し上げたとおり共通です。だから、雇用、雇用、雇用と言って、菅総理がそれをずっと主導されているということでございます。  製造業への派遣禁止とか最低賃金はちょっと担当外でありますが、私の担当するところは、法人税と今委員の御指摘...全文を見る
○野田国務大臣 地方に冷たいという御指摘でございましたけれども、地域活性化交付金三千五百億円の規模というのは、総務大臣がお話しになったとおり、補正予算全体が、経済対策に資するかどうかを最優先に考えた中で、その三千五百億円の規模感をつくりました。  ただし、地方についてはそれだけ...全文を見る
○野田国務大臣 委員の御指摘のとおり、今回は剰余金の全額は使っておらずに、半分の八千億円を財源として入れております。  それは、国債費等の不用額が生じたこと、あるいは税収増等があって、御党が御提示の規模感と遜色のない規模の経済対策をこれらの財源によって賄うことができたということ...全文を見る
11月10日第176回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○野田国務大臣 防衛大臣もお答えになりましたけれども、二〇〇六年五月の日米ロードマップ合意によって、電力とか上下水道等のインフラ整備に七・四億ドル、融資等分担することになっています。  それは、まさに今アメリカ当局と協議中ということですので、防衛省でお考えをまとめていただければ...全文を見る
○野田国務大臣 現状では、月額一万三千円という形で子ども手当を創設し、支給しておりますが、引き続き、安定した財源を積み上げながら拡充をしていきたいというふうに思っております。
11月15日第176回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○野田国務大臣 小林委員からは、今回の補正予算の財源についてのお尋ねでございます。  規模感としては、委員御指摘のとおり約五兆円ということで、野党も含めていろいろ御提案をいただいた、その提案と遜色のない規模だと思っています。  財源については、平成二十一年度の決算の剰余金が一...全文を見る
○野田国務大臣 富田委員の御質問は、独立行政法人の鉄道・運輸機構の特例業務勘定、利益剰余金についての扱いでございます。  御指摘のとおり、春の事業仕分けの結果、剰余金は国庫返納とされました。御指摘のとおり、会計検査院からも御指摘がございました。これらの御指摘を踏まえて、適切にこ...全文を見る
○野田国務大臣 大事なことは、この利益剰余金はなぜ発生しているのかということを探ることだと思います。  いろいろあると思いますが、年金の支払いの負担が受給者が減ってきたから少なくなってきたこととか、あるいは不動産や株の売却が順調だったこととか、国の方から補助金を五千五百億円入れ...全文を見る
○野田国務大臣 はい。
○野田国務大臣 うなずいたのは、了解してうなずいたんじゃありません。そこは誤解のないようお願いしたいと思います。  法人税というのは、やはり公正な企業会計の処理のルールに基づいてはじかれた所得に課せられる税金であります。減価償却もやはり一定のルールに基づいて対応すべきであり、現...全文を見る
11月16日第176回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○野田国務大臣 平委員とは、冒頭の御指摘のとおり、二〇〇三年がファーストコンタクトでありまして、以来、何回か議論をしてきました。  先ほどの蓮舫大臣との御議論も聞いていて、大変かみ合った議論ができていた。なぜそちら側に行ったのかなということを今さらながら思っている次第でございま...全文を見る
○野田国務大臣 内閣府の試算は、ことしの六月の、決まっている政策、定まっている政策をもとにしてつくっているということであります。
○野田国務大臣 事業仕分けの結果がストレートに、例えばこれぐらい予算に反映できるというものはまだありません。精査をしています。  ただし、例えば、春の仕分けで、ストックベースですが、独立行政法人の鉄運機構で一兆円を超える利益剰余金が出た、それをどれぐらい国に返してもらえるか、こ...全文を見る
11月16日第176回国会 衆議院 本会議 第9号
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○国務大臣(野田佳彦君) 柿澤議員から、私には二つのお尋ねがございました。  一つは、為替介入についての御質問でございます。  現在、我が国においてデフレが進行し、そして経済情勢が依然として厳しい中、為替相場の過度な変動は、経済、金融の安定の悪影響から、看過できない問題でござ...全文を見る
11月17日第176回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(野田佳彦君) 所管でございますので、私の方からお答えさせていただきたいというふうに思います。  先ほどの会計検査院からの決算検査報告については、これはしっかりと受け止めまして、十一月の九日でありますけれども、閣僚懇におきまして私の方から各閣僚に対して、改めて予算の厳...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 事実関係はさっき片山大臣からお話があったとおりで、概算要求としては金額は出てきていません。  問題となるのは、特に同法に基づく継続事業の取扱いだというふうに思います。この取扱いについては、制度を所管する担当大臣、片山大臣を中心に予算編成過程で検討させて...全文を見る
11月18日第176回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(野田佳彦君) おはようございます。  平成二十二年度補正予算の大要につきましては、既に本会議において申し述べたところでありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、改めて御説明申し上げます。  最初に、一般会計予算の補正について申し上げます。  歳出面に...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 行政刷新会議で事業仕分をしていただいたその評価結果を踏まえて政府はそれでしっかり対応すると。そこで出てきた結果を二十三年度の予算編成に生かしていくというのが私の役割でございます。  当然のことながら、連係プレーはしっかりやっていきたいというふうに思って...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 仕分は不断の努力で常に無駄があるかどうかチェックしてもらうと。政策目的は、そこは押さえながらも、当然ながら財務省も査定をやると。いろんな角度からしっかりと無駄のないようにいい予算を作るために生かしていくという、そういう共同作業だと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 例えば、さっきの、事例でいいますとスパコンの話が出ておりました。昨年の事業仕分で一定の評価結果が出た後に、その後に財務大臣と国家戦略担当大臣と、行政刷新担当大臣も当然入っています、スパコンですから文科大臣も入りました。その評価結果を踏まえて開発の計画の見...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 私の方からは、ちょっと事業仕分と予算編成のその整理を少しお話をさせていただきたいと思いますけれども、事業仕分担当する行政刷新担当大臣含めて、それから私、それから官房長官、経済財政担当大臣あるいは国家戦略担当大臣で予算編成の基本方針を決める予算編成閣僚委員...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) まず、為替の問題で不用意な発言があったというのは具体的にどういうことでしょうか。私は、必要なときには断固たる措置ということは申し上げています。
○国務大臣(野田佳彦君) いや、私と言いましたね。
○国務大臣(野田佳彦君) そうですか。じゃ、それは訂正をさせていただきたいというふうに思います。  その上で、法人課税の在り方については、成長戦略との整合性であるとか──済みません、前任者はこちらなんで、それも問題がありますね。
○国務大臣(野田佳彦君) それも問題がありますが。  それはおいておいて、いずれにしても、企業の国際競争力の維持向上という観点であるとか、そういう意味で議論をさせていただいています。  これまで政府で決定をしていることは、財政運営戦略でこの税の問題についてもペイゴー原則を当て...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 法人実効税率の引下げについては、要望を行っている経産省に対して、国内の雇用や設備投資の増加に本当に効果があるのかどうか、我が国企業の海外進出の抑制に効果があるのかどうか、海外企業の我が国への立地の増加に本当に効果があるのかどうか、そういう検証をさせていた...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 委員御指摘のとおり、法人実効税率を引き下げる場合には、課税ベースを広げてそして財源を確保するという、一定のルールの下で議論をさせていただいております中で、じゃ、その課税ベースを広げる際の検討項目は何かという中で、欠損金の繰越控除制度も一つの対象にはなって...全文を見る
11月19日第176回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(野田佳彦君) 認定NPO法人に係る寄附税制の在り方あるいはその認定要件の見直しについて、委員御指摘のとおり、政府税制調査会の下に市民公益税制プロジェクト・チームをつくりまして、本年四月に中間報告書をまとめさせていただきました。その中間報告書の中に盛り込まれたもろもろの...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 荒木委員のお尋ねは補正予算関連でありましたけれども、ちょっとその前のところも少し私は補足しなければと思いますのは、民主党がマニフェストに掲げた十六・何ぼかの、マニフェストのいわゆる削減ができないから増税しようという一つのストーリーを作られておりますが、そ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 国会議員の歳費を二割カットじゃないでしょう。国会関係の関連費で二割カットです。定数の問題も含めてですから、そこは正確に御指摘をいただきたいというふうに思います。(発言する者あり)理屈じゃありません、正確なことでございます。  それで、今のお尋ねは、七・...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 二十二年度、今これは進行中の予算ですよね。これについては、当初は七・一兆円、マニフェストの主要事項を実施するためにという形で数字出しました。しかし、いろいろと制約があって結果的には三・一兆円というところで収めたということです。それは新しい財源を含めて、見...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) G20首脳会議の前に財務大臣会議もございましたので、私の方からちょっと前段、お話をさせていただきたいというふうに思います。  今回のソウル・サミット、その前の慶州での議論で、やっぱり国境を越えた資金の大規模な移動ということについては、もう加盟国それぞれ...全文を見る
11月22日第176回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(野田佳彦君) 簡潔にお答えいたします。  LEDですが、現実に日本政策金融公庫の国民生活事業部で環境・エネルギー対策に係る融資制度として、これ融資の対象になっております。委員の御指摘のとおり大変重要だと思っていますので、その推進に努めていきたいと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 御指摘のとおり、先月、税と社会保障の問題を一体となって議論する政府・与党社会保障改革検討本部を設置させていただきました。最大の目的は、国民の間に一番不安があるというのは社会保障の将来だと思うんです、医療や介護等々ですね。その不安を払拭することが個人消費を...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 社会保障、これを推進すること自体が再分配機能を強化するということになると思います。  これは委員の御指摘のとおりだと思うんですが、問題はその財源なんですよね。御案内のとおり、毎年一兆円を超える自然増ということでございますので、それに対する対応をしないと...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 社会保障自体がこの格差是正につながる再分配機能を持っているということでございます。その上で、税としては何がふさわしいかはまさにこれからの議論だと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 御指摘の資料は、もうむしろ大門議員が一番よく御存じだというふうに思いますけれども、この資料をベースに政府税調で議論させていただきました。  これは、申告納税者について、所得階級に応じた所得税の負担率と所得金額に占める株式譲渡の割合を表したものでございま...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 現行の金融所得課税、これは基本的には二〇%、比例税率適用されていますけれども、上場株式等の配当、譲渡益に係る税率については現在一〇%に軽減をしていると。これは時限的な措置であって、平成二十四年に本則に戻すということになっています。  これを踏まえて、今...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 冒頭、委員から前向きな発言をという御要請ございましたけれども、私、一応政府税調会長という立場でございますので、その一言で結論を導き出しては、せっかく今議論をしていますので、その方向性出すことなので、そういう意味で慎重な答弁をさせていただいています。
○国務大臣(野田佳彦君) 財務大臣の考えというよりも、例えば我々がまとめた財政運営戦略で、やっぱり税制についてもペイ・アズ・ユー・ゴー原則、これ閣議決定しています。それから、新成長戦略でも三段構えの経済対策でも、法人税の実効税率を下げる場合は、課税ベースを広げて財源を確保するとい...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 法人住民税の御心配ということなんですけれども、法人住民税は、国税である法人税の税額が課税標準というふうになります。だから仮に法人税額が減少すればそれと同様に法人住民税もこれ減収になるということになると思いますが、さっき申し上げたとおり、これ課税ベースを拡...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今政府税調では、今御指摘のあった効果ですね、本当に雇用につながるのか、設備投資につながるのか、企業が海外に出る歯止めになるのか、あるいは海外から日本に立地することを促進するのか、そういう本当に効果があるかどうかの検討を併せてやっている中で、経団連ともとい...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 委員におかれましては税務署長も経験をされているので、はるかに実務をお詳しいと思うんですが、あえてお尋ねでございますのでお答えをいたしますが、贈与税の期限後に申告書が提出をされた場合ですが、国税当局においては、期限後申告書の提出後、早期に申告内容の確認を行...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 原則として課税されるということであります。加算税、まあ、それは質問者が違いますので、そこまでにします。
○国務大臣(野田佳彦君) 贈与税に対する加算税は三種類ございまして、過少申告加算税、それから無申告加算税、そして重加算税でございます。  過少申告加算税は、申告期限内に申告書が提出され、その申告に係る国税の調査があった場合において一定の条件の下で課されるものと。無申告加算税は、...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 一般論として申し上げれば、脱税事件として検察官に告発し、刑事訴追を求める場合には、国税犯則取締法に基づき査察調査を行う必要があるということでございまして、査察事案は、脱税手段の悪質性の程度、それから脱税の規模、刑事立証のための証拠の収集の程度、こういうも...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) そういう報道があったということは承知をしておりますけれども、そういうことです。
○国務大臣(野田佳彦君) いや、これは、でも、納税者の信頼と協力を前提とする税務行政の性格上、個別の納税者の課税状況については答弁を差し控えるということでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) これも、だから、納税者の課税状況について答弁をすることは差し控えるということでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) 先ほどの脱税事件との比較でありますが、金額のお話とかございました。ただ、これは検察当局が公表したわけであって、国税当局は、やっぱりいかなる状況の中でもこれは個人の課税状況については公表するべきではないというふうに思っています。加えて、個人が公表した場合で...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 個別案件についての具体的な指示というのは厳に戒めなければいけないというふうに思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 委員の御指摘はまさにそのとおりだというふうに思います。  ずっとG7、G20あるいはAPEC、財務大臣の会議もございます、中央銀行の総裁と合わせての会議が多いんですが、その中では、主要議題が今国際通貨体制の安定強化になってまいりました。それぞれちょっと...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 六月の大臣就任後は、おっしゃるとおり、六月トロントに行ったのと八月に日中ハイレベル経済対話に出たことと、その後は、もう最近の国際会議でG20あるいはAPEC財務大臣会議等でございます。その前の副大臣のころはまたセントアンドリュースへ行ったりはしていますが...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 通貨の方を私担当しますので、先にお答えをさせていただきたいというふうに思いますが、円高の背景いろいろあると思いますが、特に春以降の円高については、当初は欧州経済における通貨危機あるいはアメリカ経済の減速化、こういうことが相まってリスク回避として円が強くな...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) この記者会見の記録見ていただいても、長官のお答えのとおりで、いやまあ、財務大臣のところでお決めになったんでしょうという、まさにその決断をしたこと、その……(発言する者あり)じゃなくて、その後まだ聞いてください。  というやり取りもそうですが、そういう報...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) その記者の御質問のところの、八十二円とか防衛ラインとか表現がありますが、介入実施に踏み切られたわけですけどという言葉が多分強く残って財務大臣はそう判断されたんでしょうと長官は私はおっしゃったと思いますし、私はこの件でいろいろな会見を含めて相当御質問をいた...全文を見る
11月25日第176回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○野田国務大臣 補正予算は一日も早く成立をさせることが国民生活を守るということだと思います。  今回の事案で具体的にどういう予算措置が必要なのかという具体的な御提起がないのでわかりませんけれども、組み替えは必要ないというふうに思いますし、国会終了後に、必要ならば予備費で対応すれ...全文を見る
11月26日第176回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(野田佳彦君) 昨年の秋の政権交代以来、事実として申し上げますが、四四半期連続プラス成長をしております。特に、直近の七—九は前期比〇・九%、年換算で三・九パー、もちろん駆け込み需要と猛暑効果がありました。だから、大事なのはこの十月から十二月の対応でございます。  その...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 昨年の事業仕分を踏まえまして、今執行中の平成二十二年度の予算においては、五千九百三十八億円の基金等の国庫返納及び七百十億円の不要資産の国庫納付が行われました。  また、春の独法に対する仕分、そしてこの秋に行われました特会や再仕分を踏まえて、今内閣府の行...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 日本銀行で行う金融政策が経済政策の一環であることは、これは間違いありません。ですから、政府の経済政策の基本方針と整合的であるように緊密に連絡を取る、これは日本銀行法にも規定をされています。その法律も踏まえまして、特に今委員から御指摘があったとおり、デフレ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) まさに今、課税ベースを広げて財源を確保する話とセットで法人実効税率の引下げの議論を政府税調で行っている過程でございまして、それはまだ定まった結果ではございません。今議論をしているところでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) 御指摘のとおり、やっぱり大企業の内部留保って増大傾向なんです、いまだに。そういう中で、法人実効税率の引下げが本当に雇用につながるか、あるいは投資につながるか、あるいは海外へ企業がその拠点を移すようなことに歯止めが掛かるのか、あるいは海外から日本に立地する...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 新成長戦略でも三段構えの経済対策でも、法人実効税率の引下げを検討すると、課税ベースを拡大しながらというのが正式な要請でございまして、それを踏まえて政府税調で議論をしています。
○国務大臣(野田佳彦君) 法人実効税率の引下げについての検討でございます。
○国務大臣(野田佳彦君) 例えば、法人実効税率の中で法人税を、そのものを引き下げるとすると、同じ課税標準の法人住民税は下がります。法人事業税はこれまた別だと思うんですが、地方経済への影響が出るかどうかというのは、その課税ベースの拡大をしながらという議論をやっているわけなので、地方...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) まだ、だから結論が出てない話でございますんで、その方向性が出た場合にはいろんな検討は必要だというふうに思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 子ども手当を上乗せをしていく分の安定財源確保というのは、まさに関係五大臣のこれからの協議になりますけれども、その一つのプランとして、案として、委員御指摘のように、成年扶養控除、配偶者控除の見直しを政府税調で検討してほしいということを昨日の段階で厚生労働省...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今言った控除の見直しは、所得再分配機能が今力が落ちてきている分のそれを強化しなければいけないという意味で、その税率構造と控除の見直しは、元々これは税調で議論をしていました。子ども手当の財源になるかどうかはまさにこれからの議論でございますが、子ども手当の制...全文を見る