野田佳彦

のだよしひこ

小選挙区(千葉県第四区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

野田佳彦の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第177回国会 衆議院 本会議 第1号
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○国務大臣(野田佳彦君) 平成二十三年度予算の御審議に当たり、財政政策等の基本的な考え方について所信を申し述べますとともに、予算の大要を御説明申し上げます。  我が国経済は、リーマン・ショック後の経済危機を克服したものの、足元については、失業率が若年層を中心に依然として高水準で...全文を見る
01月24日第177回国会 参議院 本会議 第1号
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○国務大臣(野田佳彦君) 平成二十三年度予算の御審議に当たり、財政政策等の基本的な考え方について所信を申し述べますとともに、予算の大要を御説明申し上げます。  我が国経済はリーマン・ショック後の経済危機を克服したものの、足下については、失業率が若年層を中心に依然として高水準で推...全文を見る
01月28日第177回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○野田国務大臣 平成二十三年度予算の大要につきましては、既に本会議において申し述べたところでありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、改めて御説明申し上げます。  平成二十三年度予算は、中期財政フレームに基づき財政規律を堅持するとともに、成長と雇用や国民の生活を重視...全文を見る
○野田国務大臣 申しわけございません。先ほど、新規国債発行額については、四十四兆二千九百八十一億円と読み上げたようですが、正確に言うと、四十四兆二千九百八十億円でございました。御無礼いたしました。
01月28日第177回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(野田佳彦君) 広野議員からは、国際協力銀行の分離についての御質問をいただきました。  我が国の成長を実現するためには、アジアを中心とする海外の膨大なインフラ需要を取り込み、官民一体となって我が国産業の国際競争力を強化していくことが不可欠でございます。  こうした中...全文を見る
01月31日第177回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○野田国務大臣 平成二十三年度予算の大要につきましては、既に本会議及び予算委員会において申し述べたところでありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、改めて補足説明を申し上げます。  平成二十三年度予算は、中期財政フレームに基づき財政規律を堅持するとともに、成長と雇用...全文を見る
○野田国務大臣 特例公債法案等の歳入法案が成立しなかった場合というお尋ねと受けとめさせていただきました。  特例公債法案等の歳入法案、これは予算を裏打ちする、そういう内容のものでございますけれども、馬淵委員の御指摘のとおり、予算とこの法案とは別個に議決をされます。仮に予算が成立...全文を見る
○野田国務大臣 先ほど申し上げたとおりであって、予算とやはり一体として関連法案が成立をしない場合には、日本経済そして国民生活に大変大きな支障が出ます。個別具体的なことを言えば本当にいろいろなことがあります。それはもう一々申し上げませんが、まさに国家運営として支障を来すという事態に...全文を見る
○野田国務大臣 現在の国際通貨システムというのは、それぞれの経済主体が自分たちの使う通貨を自由に選択できる、そういう前提の中で一番ドルが活用されているということだと思います。ということは、国際通貨システムの安定にとっては、ドルを発行するアメリカと、そしてその他のそれぞれの国々の適...全文を見る
02月01日第177回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○野田国務大臣 間違いありません。野田議員の言ったとおり、この試算は、二十三年度の予算と制度を前提としてそのまま試算をしたものでございまして、数字はおっしゃったとおりです。  ただし、だからといって、例えば試算の一のように、二十四年度がその差額分全部国債発行になるかというと、そ...全文を見る
○野田国務大臣 少なくとも、マニフェストの主要事項を実行するために、例えば子ども手当であるとか高等学校の授業料無償化とかというために確保した財源というのは、平成二十二年度、今進行中のものについては、一・一兆円が税制改正分です。そのほかが歳出削減分であります。二十三年度については、...全文を見る
○野田国務大臣 さっき申し上げたとおり、主要事項は、二十二年度、今進行中は、三・一兆円分進行しています。そして、今度新たに、来年度については三・六兆分、子ども手当とか農業戸別所得補償については拡充するという形で三・六兆分。財源を確保しながら、お約束したことの精神を生かしながら着実...全文を見る
○野田国務大臣 御指摘のとおり、附則百四条の規定は「平成二十三年度までに」ということですから、平成二十四年三月までに、年金、医療、介護、子育てなど、社会保障に必要な費用の増大を踏まえて、消費税を含め、税制の抜本改革法案を提出することを政府に義務づけております。  当然のことなが...全文を見る
○野田国務大臣 政府としてのスケジュールは、今回何回も出ていますから、四月までに社会保障の安定強化に向けた制度設計をしていくということと、六月に、それを支えるための税の安定的な財源をどうするか、及び財政の健全化に向けた一体的な改革を成案を得る、成案を得ると同時に工程表も出すという...全文を見る
○野田国務大臣 いずれにしても、平成二十四年の三月までに抜本改革案を出すということが今の法律になっていますので、そのことは尊重をして、しかるべく対応していきたいということでございます。
○野田国務大臣 御指摘の、基礎年金の国庫負担二分の一を継続するに当たっては、これは臨時財源を充てるということを行いました。御指摘のとおり、鉄運機構の剰余金一・二兆円を含めて二・五兆円の臨時財源を充てるということ、今回は特例公債法の中身でもございますけれども、御理解をいただければと...全文を見る
○野田国務大臣 全体としては、歳入歳出すべてペイ・アズ・ユー・ゴー原則を当てはめながら組んだつもりです。ただし、この法人実効税率の引き下げは、これは多分十二年ぶりぐらいだというふうに思いますが、なかなかデフレ脱却できないという状況の中で、やはり雇用と投資に思い切って踏み切ろうとい...全文を見る
○野田国務大臣 経済成長とそして財政健全化、これは両立を図っていく中での決断だったんですが、さっき申し上げたとおり、基本的にはペイ・アズ・ユー・ゴー原則を当てはめた対応をしていますけれども、法人実効税率については課税ベースを広げる努力もしましたけれども、全体としては財源確保が十分...全文を見る
○野田国務大臣 財源は、各種控除を倒していくということの中で……(塩崎委員「数字を言ってください」と呼ぶ)ちょっと今手元に持ってきていませんけれども、今回は、給与所得控除、それから特定扶養控除、こういう控除を見直すことによって財源確保をしています。  ただし、これはよく、多分、...全文を見る
○野田国務大臣 自民党政権のときに五千億、一兆削ったということはないと思います。それはその次の補正予算の前提であったはずで、一つの予算で五千あるいは一兆なんという単位でやったことはありません。組み替えの最大の額は私は三千億と記憶をしていますので、事実と違うと思います。シーリングで...全文を見る
○野田国務大臣 平成二十二年度、今執行中の予算は、マニフェスト関連では約二兆円歳出削減をしています。加えて、今度、三・六兆分の財源をつくるために、さらに〇・四兆の歳出削減をしているというのが事実でございます。
○野田国務大臣 まず、基礎年金の国庫負担分の……(稲田委員「総理に聞いています」と呼ぶ)これは私の担当もございますので、事実関係をきちっとお話しした上で、さらに大所高所で補足があれば、総理にお願いをしたいというふうに思います。  まず、基礎年金の国庫負担分の二分の一、これは、今...全文を見る
○野田国務大臣 まず、一・四兆円あったものを使ったと言いますけれども、もともとあったかどうかを確認もしないで使ってこなかったことが問題だったんです。それを前提として、きちっと生きた使い道をしようというのが今回の対処であります。  資料については、行政事業レビューで出てきた財源で...全文を見る
○野田国務大臣 委員の御指摘は、報道を前提にお話をされているというふうに思います。鳩山元総理が後から贈与税を払ったとか、還付があったとか、個別の案件については私どもはお話をする立場ではございません。という前提で議論を進めていただきたいというふうに思います。
○野田国務大臣 一般論でそのお話をするには大きなテーマだと思います。
02月02日第177回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○野田国務大臣 元気な日本復活特別枠を編成するに当たりましては、四つの観点から各省から要望を上げていただくようにお願いをいたしました。その四つの観点が、その図にも示されているとおり、マニフェスト、新成長戦略、こういう分野と、それから国民生活の安全・安定、そして人材育成・新しい公共...全文を見る
○野田国務大臣 弾道ミサイルの話とかあるいは在日米軍駐留経費、これはまさに国民の生活の安定・安全にかかわる話でございます。ということで、趣旨としては逸脱していないと思います。
○野田国務大臣 財政の話をちょっとさっきの流れでお話ししてからマニフェストの話に入りたいと思います。  確かに、国債に比べて税収は少ないという異常事態ですが、これは平成二十一年度の決算ベースから起こっていることであって、まさにリーマン・ショック後のあの厳しい財政状況になって、税...全文を見る
○野田国務大臣 今御指摘いただいた個人の所得課税というのは、累次の累進の緩和であるとか控除の拡大等によって、財源調達機能と所得再分配機能が低下をしてきてまいりました。そういう観点から、所得再分配機能を改めて見直して、むしろこれは、格差拡大という状況の中でその見直しを行うと同時に、...全文を見る
○野田国務大臣 はい。  あと、公的年金等控除の拡大、老年者控除の復活、これはまさに、マニフェストの実現は四年の間でございますので、先ほどから御議論をいただいている年金制度の抜本改革やあるいは配偶者控除の問題も、これから引き続き議論することは税制改正大綱にも明記しておりますので...全文を見る
○野田国務大臣 阿部委員の御指摘のとおり、今般、税制改正の中で成年扶養控除の見直しを行わせていただくこととなりました。その中身は、委員からも御指摘がございましたけれども、現在は、いわゆる控除の対象は五百二十万人ほどいらっしゃいます。ただ、その中で、どうしても自立して生活することが...全文を見る
○野田国務大臣 確かに小泉政権のときに、平成十四年から十八年の間に、国と地方のプライマリーバランスが約二十兆ほど改善をしていることは事実だというふうに思います。  ただし、その後、リーマン・ショックがあって、今その穴が約三十七兆に開いています。これをまさに穴埋めしていくためには...全文を見る
○野田国務大臣 私も、野党のときに、政治改革推進本部の事務局長を務めさせていただきまして、今般提出をする準備をされている民主党の法案、企業・団体献金を廃止する、個人献金を助長するような、そういう制度設計をするというような基本構想をつくることに携わりました。  ただ、今私は政府の...全文を見る
○野田国務大臣 いびつかどうかという認識はちょっと違うと思いますが、歳出の枠七十一兆円以内に基礎的財政収支対象経費はおさめたということでございます。
○野田国務大臣 表現の仕方だと思うんですが、補正予算で御説明したときも、一・三兆、地方交付税については、二十二年度内については三千億、翌年度以降に一兆円という御説明をしておりましたので、何の矛盾もないと思います。
○野田国務大臣 済みません、ちょっと通告をいただいていないので、資料を整えておりません。
○野田国務大臣 済みません、二十三年度の地方向け補助金等の全体像ですが、概算額で二十一兆八千百五十二億円ということで、ふえるということでございます。
○野田国務大臣 質問の御趣旨がちょっとわからないですが、地方が嫌がっていることについてのお尋ねでしょうか。
○野田国務大臣 金額の内訳ということだというふうに思いますけれども、二十二年度が子ども手当等で一・七兆になっていますが、これが二十三年度では二・一兆になるということでございます。それから、文教・科学振興の関係で高校無償化は変わりません。義務教育も変わりません。あとは、ふえるところ...全文を見る
○野田国務大臣 今申し上げた、各省からどう出たかというよりも、五千百二十に固めた際の交付金の内訳では申し上げることができます。それでよろしいでしょうか。例えば……
○野田国務大臣 詳しい資料は後で御提出をさせていただきたいと思いますが、社会資本整備総合交付金で三千七百六十億、農山漁村地域整備交付金が千九十億、水道施設整備費補助が百九十億、交通安全施設整備費補助金三十七億、学校施設環境改善交付金二十六・九億円、工業用水道事業費補助十三・四億円...全文を見る
○野田国務大臣 今手持ちの資料はこういう御説明しかなかったんですが、そういう形での資料の出し方、そういう形でしたいというふうに思います。
○野田国務大臣 間に合うように提出をさせていただきます。
02月03日第177回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○野田国務大臣 今御提起している平成二十三年度の予算案では、マニフェストの主要事項、子ども手当とか農業戸別所得補償の拡充とか高校授業料の無償化の継続等々、これで全体として三・六兆でございます。  その財源の裏づけは、歳出削減が二・三兆、税制改正によるものが一・三兆という裏づけで...全文を見る
○野田国務大臣 いわゆる埋蔵金、税外収入でいうならば、今執行中の二十二年度の予算は十・六兆で、これは過去最大の規模で、平成二十三年度については七・二兆円です。基本的には、税外収入はマニフェスト主要事項を実現するための財源にはしないということのルールで対応しています。
○野田国務大臣 御指名をいただきましたので、まず私の方から答弁をさせていただきたいというふうに思いますが、先ほどの私の答弁、ちょっと誤解を与えたかもしれません。  マニフェスト上の財源には、これは委員がおっしゃっているような埋蔵金の活用等が入っています。ただ実際の運営は、子ども...全文を見る
○野田国務大臣 外為とか財融特会、個別の話は別として、さっき申し上げたように、税外収入でいうと、二十三年度が七・二兆、二十二年度一〇・六、その前が四・二、その前は四です。  というように、一定程度の税外収入はやはりいろいろな努力をすれば確保できるというこの四年間の実績があります...全文を見る
○野田国務大臣 資料五の平成二十三年度の要望で、枠としては新しい公共の担い手育成というプログラムの中で、これは高校生から大学、大学院生までの支援というトータルな中で、富田さんおっしゃったように、給付型奨学金事業の創設、項目としては出てまいりました。  これは要望なわけですので、...全文を見る
○野田国務大臣 副大臣のときに申し上げたのは、負担増になるところについては税制改正大綱に基づいて適切な対応をとるというのが私の答弁の趣旨でございました。  今回の文科大臣の御説明は、私は適切な対応だというふうに思っているわけですが、富田さんおっしゃったとおり、高校生向けの支援と...全文を見る
○野田国務大臣 特例公債法案、中身は、いわゆる特例公債、これが三十八・二兆円、加えて、基礎年金の国庫負担二分の一を継続するための臨時財源二兆五千億円、合わせて四十兆円を超える額。全体に占める比率は四四%ということでございますので、四四%というのは極めて高い数字だというふうに思いま...全文を見る
○野田国務大臣 余りそういうワーストのシナリオで語りたくないんですけれども、基本的には、年度内に予算とともに成立を期すということが基本姿勢でありますが、お尋ねでございますので。  仮に、年度内に通らないという事態が生じた場合、直ちに予算の執行に支障が生じるかというと、では、ほか...全文を見る
○野田国務大臣 税制改正法でも、あるいは関税定率法でもございますけれども、適用期限が切れてしまって、そのことによって増税になって国民生活に負担を与えるというようなものも、るるあります。例えば、チーズが上がるとか、牛肉が上がるとか、そういうことはもう無数にいろいろなことがありますが...全文を見る
02月04日第177回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○野田国務大臣 マニフェストの主要事項である子ども手当であるとか高校の授業料無償化等々の実現のために、三兆六千億の安定財源をつくりました。その内訳は、歳出削減が二兆三千億、そして税制改正によるものが一・三兆という内訳でございまして、二・三兆の内訳については、公共事業が一・五兆、人...全文を見る
○野田国務大臣 これについては、事業仕分けなどによる、そういう努力での削減がございましたので、引き続き事業仕分けというのは続くと思いますので、不断の努力で頑張っていきたいというふうに思います。
○野田国務大臣 二年間で今〇・七兆ということでございますが、ちょっと数値目標的に毎年つくることはできませんけれども、毎年の予算編成の中でしっかり精査をしながら対応していきたいと思います。
○野田国務大臣 最終的な数字は六・一だったと思いますけれども、これは基本的に四年間でやるものですが、これまでの二年の歩みは〇・七なので、それ以上の努力をしなければいけないということは肝に銘じながら対応したいと思います。     〔武正委員長代理退席、委員長着席〕
○野田国務大臣 数値で申し上げますと、逆に言うと、補助金はトータルではふえていまして、二十三年度の予算額では五十五・三兆円です。これは純計ベースでございますけれども、というのが実情で、では、事業仕分けで補助金の見直しをやってこなかったかというと、そうじゃなくて、事例を挙げればいっ...全文を見る
○野田国務大臣 内訳で申し上げますと、社会保障関係費、これが二十六・二兆で四七%を占めます。続いて、地方財政関係費十八・九兆、三四%を占めます。及び、文教及び科学振興費五・二兆、九・五%、これらで全体の九割を占めているということでございます。
○野田国務大臣 二十一年度から二十三年度で二・五兆から二・三兆ということで、〇・二兆減っているということです。
○野田国務大臣 幾ら出るかというのはなかなか言い切れないところがあります。少なくとも、外為特会も財融特会もこれまで随分使ってまいりましたけれども、積立金が枯渇してきているとか等々ございます。  いわゆる資産の売却についても、これまでも着実に努力はしておりますけれども、例えば株を...全文を見る
○野田国務大臣 たしか九十五円だったというふうに記憶していますが、いずれにしても、今、為替評価損が生じている状況ですので、安易に積立金を使うという議論は慎まなければいけないというふうに思っています。
○野田国務大臣 何兆円という数字を見込みでは出せませんけれども、ただ、税外収入というくくりでいえば、平成二十年度が四兆円、そして二十一年度が四・二兆円、二十二年度、今進行中ですが、これは過去最大で十・六兆、そして御審議いただいている平成二十三年度予算では七・二兆。こういう平均で見...全文を見る
○野田国務大臣 マニフェスト主要事項を達成するための財源づくりで、税制改正を通じては、これは控除の見直しが中心でございましたけれども、一・三兆円を確保してきているということです。
○野田国務大臣 国税、地方税を含めております。
○野田国務大臣 これは、控除から手当へというのが私どもの基本的な考え方でございますので、さまざまな控除の見直しはこれからも引き続きやっていくということになっております。
○野田国務大臣 二十三年度の税制改正大綱の中では、配偶者控除についての検討をするということが明記してございます。
○野田国務大臣 まず、S&Pという民間の会社の格付については、逐一コメントをすることは控えるというのが私の基本的な立場でございます。  そういう前提の上で、総理の御発言と与謝野大臣の御発言についてのお尋ねでございましたけれども、これはもう総理も何回も御説明をされたと思いますが、...全文を見る
○野田国務大臣 御本人の出処進退、これはやはり御本人が決めるということに尽きると思います。
○野田国務大臣 イエスです。
○野田国務大臣 多岐にわたる御指摘をいただきながらの最後の御質問でございましたけれども、予算の評価ですが、民間のエコノミストのいろいろな評価がございますけれども、今回の平成二十三年度予算は、これはきちっと、成長と雇用という観点から、元気な日本復活枠も含めまして、景気をまさに後退さ...全文を見る
○野田国務大臣 政府としては、これは内閣府の方で見通しを立てたのが、来年度の実質経済成長率を一・五%と見込んでいるということで、予算はその中での貢献をするということだと思います。
○野田国務大臣 予算そのものの効果という観点での調査というか、推計は出しておりません。
○野田国務大臣 出したことあるというか、先ほど申し上げたとおり、やはり内閣府の実質的な経済成長の見通し……(発言する者あり)
○野田国務大臣 予算とか税制とか含めて政府がいろいろな対策をとる、あるいは、世界経済がどうなるのかとか、いろいろなことを分析しながらの内閣府の実質経済成長率の見通しというのが、これは政府としてのあくまで見通しであって、ほかには基本的にはないということだと私は承知をしています。 ...全文を見る
○野田国務大臣 石田委員の御指摘は、これは、二十三年産米の販売価格が標準的な販売価格を下回った場合にその差額を給付することとしていることについてのお尋ねだと思いますけれども、この差額部分は、二十三年の九月から二十四年三月までの取引価格に基づき算定し、二十四年度に給付することとして...全文を見る
○野田国務大臣 法案を出すと言いながら出さなかった経緯については、今の農水大臣のまさに御説明だと思いますが、だから予算補助だけだと問題かというと、予算補助も国会の議決を経て補助を行っているということでございますので、法律があわせて措置されていないからといって直ちに問題が生じるとい...全文を見る
○野田国務大臣 私の所管する国家公務員共済組合のカード化の進捗状況でございますけれども、平成十九年にカード化することを可能とし、加えて、一家族一枚の組合員証の発行を一人一枚の組合員証の発行とするように改めました。  実態は、今二十組合ございますが、そのうちカード化を実施している...全文を見る
○野田国務大臣 財務省も含めてでしょうけれども、各共済組合においては、組合員の利便性やカード化に伴うコスト、費用、そういうものを総合勘案しながら、カード化するか否かの判断をしているものというふうに思いますけれども、既に実施をしている例、郵政であるとか連合会を含めて、その取り組み状...全文を見る
○野田国務大臣 省令改正で、加入者ごとにカード様式で交付されることとはしておりますけれども、経過措置というのを入れてあって、従来どおり紙様式で交付することもできるとされている中で、それぞれの共済組合の御判断があるんだろうと思いますが、委員からの再々の熱心な御要請も踏まえまして、既...全文を見る
02月07日第177回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○野田国務大臣 答弁の機会をちょうだいしまして、ありがとうございます。  予算の評価ですけれども、今回の九十二兆四千百十六億円は、いろいろな環境の中で私はベストの予算をつくったと思っています。三段構えの経済対策の一環としてのその特色と、それから、三・六兆円の安定財源を確保しなが...全文を見る
○野田国務大臣 控除から手当へという流れは、この基本的な考え方は変わっておりません。  ということで、今進行中の二十二年度については、扶養控除、そして特定扶養控除の見直しを行いました。二十三年度の税制改正大綱においては、給与所得控除、そして成年扶養控除、こういう控除の見直しを随...全文を見る
○野田国務大臣 正確な数値はちょっと覚えていませんが、一・数兆だと思います。
○野田国務大臣 五・三兆とは何の数字でしょうか。
○野田国務大臣 最後の御発言は大事なことなので、これはきちっと受けとめなければと思いますが、子ども手当の財源確保のために控除の見直しをやっているわけではございません。控除から手当へという一つの考え方と、もう一つは、所得の個人課税というのが再分配機能が落ちてきているとか財源調達機能...全文を見る
○野田国務大臣 月額一万六千円の積算根拠ということ。  想像ですが、直接かかわっておりませんけれども、扶養控除と配偶者控除を倒した分を多分計算したのではないかなと。その線だと、その辺の数字が出てくるのではないかと思います。
○野田国務大臣 あとは、若干うろ覚えなんですけれども、いろいろなアンケート調査をやって、それぞれの世代、子育てにどれぐらいお金が、例えば被服費だとか食費だとかがかかるとか、そういうことをやりながら積み上げた一万六千円だったかなと、だんだん、少し思い出してきました。
○野田国務大臣 一万六千円から二万六千円に事実として上乗せになったことは事実ですが、その背景はちょっと存じ上げておりません。
○野田国務大臣 事前の御通告があれば、多分調べる余裕があったんですが、当時かかわりがなかった分、責任ある御答弁は現時点ではできないということです。
○野田国務大臣 個別にどこが過大かというよりも、一つ一つお約束したことを、安定した財源を確保しながらやっていくということがなかなか大変であるということは実感しています。
○野田国務大臣 重野委員の御指摘の、国税庁で実施している民間給与実態統計調査によりますと、一年を通じて勤務した給与所得者のうち、源泉徴収により所得税を納税している者に係る給与総額、八九年分が百四十七兆三千六百四十三億円でございます。〇九年分が百六十五兆四千五百九十五億円となってい...全文を見る
○野田国務大臣 八九年と〇九年を比べまして、給与総額は十八兆円増加しています。これは納税者も増加をしています。一方で、委員御指摘のように、所得税の総額は約一・三兆円減少をしているということですが、その理由は、一つは、九五年に税率構造の大幅なフラット化が行われるとともに、九九年には...全文を見る
○野田国務大臣 課税所得が三百万の場合と二千万の場合ですね。(重野委員「二千万」と呼ぶ)はい、わかりました。  課税所得三百万円については、所得税と個人住民税の合計額を申し上げれば、八九年が約五十四万円になります。〇九年が約五十万円でございます。  もう一つの課税所得二千万円...全文を見る
○野田国務大臣 これは、今までの傾向としてはそういうことがございました。だからこそ、個人の所得課税というのが、所得再分配機能を低下させてきているということは、要は格差が広がってくる一つの要因になっているというふうに思います。  だから、私どもの政権における税制改正の一つの理念は...全文を見る
○野田国務大臣 給与所得者が適用可能な概算控除の上限ということで、ことしの一月現在においてですが、アメリカは一万一千六百ドルということで、日本円にして約九十五万円でございます。ドイツは九百二十ユーロで、日本円にして約十万円。フランスは一万四千百五十七ユーロということで、約百五十九...全文を見る
○野田国務大臣 今回の給与所得控除の見直しについては、一つの視点は、給与所得者の必要経費が収入の増加に見合って必ずしも増加することではないということが一つの傾向としてあるということと、先ほども申し上げたとおり、格差の是正、所得再分配機能の強化という観点からの税制改正でございます。...全文を見る
○野田国務大臣 まず最初の欧米との比較の話ですけれども、これはそれぞれ制度が一様ではございませんで、例えばアメリカなどは全部、上限というよりも、どの所得層の人たちも定額である。定額と上限と両方とっているところとか、いろいろな国があるので、ちょっと一様な比較はできないというふうに思...全文を見る
○野田国務大臣 イギリスにおいては課税所得が三万七千四百ポンド、日本円にして四百九十万円超より四〇%の税率が適用されます。フランスについては、同じく日本円でいうと、七百九十三万円超より四一%の税率が適用されます。ドイツにおいては五百九十二万円超より四二%の税率が適用されます。大体...全文を見る
02月08日第177回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○野田国務大臣 端的にお答えをしたいと思います。  今回の税と社会保障の一体改革においては、子育て支援についても検討対象となっているものと認識をしています。
○野田国務大臣 全体の七割でございます。
○野田国務大臣 いわゆる税収よりも新規の国債発行が多くならざるを得ないという事態は、委員も御指摘のとおり、決算ベースでは平成二十一年度から出てまいりました。その後、必死に努力をしながら、その差を埋めるべく努力をさせていただき、平成二十二年度では七兆差、そして平成二十三年度は三兆差...全文を見る
○野田国務大臣 事業仕分けでたしか〇・三兆だったというふうに思います。そのほか……(茂木委員「資料の四ページですよ」と呼ぶ)資料の四ページ。(茂木委員「財務省の資料の四ページ。財務省の資料を持ってきてあげたら。四ページに出ているから」と呼ぶ)ちょっと待ってください。
○野田国務大臣 平年度ベースでいくと、年少扶養控除の平年度化で六千億が埋まるということです。
○野田国務大臣 今の図三で御説明をいたしますと、平成二十二年の二・三兆の国債増発額、これの裏づけは、社会保障の自然増が一・一兆、国債費増が〇・四兆、決算不足補てん繰り戻しという事例がありました、これで〇・七兆、合わせて約二・三兆ということです。  加えて、その上の平成二十三年の...全文を見る
○野田国務大臣 三・八兆でありますけれども、社会保障の自然増、さっき申し上げた一・一、国債費増〇・四、決算不足補てん繰り戻し〇・七、交付税増〇・七、税外収入でつないだ歳出増、プラス一・一ということで三・八でございます。
○野田国務大臣 まさに、純粋な財政論としては、茂木委員のおっしゃるとおりだと思うんです。国債費にどう手当てするか、社会保障の自然増にどう手当てするか。一方で、財政とそして成長の両立、そういう観点から、マニフェスト部分で、国民生活を重視し、そして成長に資する分野にお金を充てていくと...全文を見る
○野田国務大臣 私の方からお答えして、補足があれば総理にお願いしたいと思います。  二十三年度の税制改正で、中小の軽減税率は一八%から一五%という措置をとるということでございます。
○野田国務大臣 御指名をいただきましたので、お答えさせていただきたいと思います。  一八から一五にした理由というのは二つあります。  一つは、一般の法人税率とのバランスでありまして、今回、法人税率を三〇%から二五・五%に引き下げることになりました。ということは、三〇%のうちの...全文を見る
○野田国務大臣 先ほど申し上げたとおり、今回は、個人所得税との関係と、あるいは一般の法人税とのバランスで一八から一五という形のおさめ方をしました。  これから、法人含めて、あるいは資産課税、消費課税、所得課税、税制の抜本改革を考えていく中で判断していきたいと思います。
○野田国務大臣 私自身が社会保障目的税化ということをお話ししたことはないと思います。ただ、党の調査会、去年までは藤井調査会、そしてことしからは仙谷調査会になりました、ここの整理の中で、消費税については、社会保障に使う場合には会計上もあるいは法制上も区分してという、そういう考え方の...全文を見る
○野田国務大臣 保険料の算定方式に絡めての御答弁は今の厚労大臣の御答弁だと思いますが、委員御指摘の、基礎控除の水準を引き上げるべきではないかということでございます。  これについては、いわゆるどの段階から税負担が生じる水準にするかということの観点でいうならば、基礎控除だけではな...全文を見る
○野田国務大臣 税務署に提出された設立届等に基づいて国税庁が把握している法人数は、人格のない社団等を除いた法人数として、平成二十年度において二百九十九万社、そして、それに係る申告法人数は二百七十二万社でございます。
○野田国務大臣 何が障害というよりも、一つの観点は、年金制度改革をどうするかという観点、それともう一つ、委員も御指摘がありましたけれども、番号制度です。この二つの観点とあわせながら今歳入庁の検討をするという段取りになっていまして、平成二十二年度の税制改正大綱にも平成二十三年度の税...全文を見る
○野田国務大臣 御質問が最初は何がネックになっているかという御趣旨だったので、特に何かがネックではなくて、どういうものを一緒に検討しながらやっているかということの御説明をさせていただいたということでございます。
○野田国務大臣 頻度、ちょっと回数までは把握していないんですけれども、検討は、菅総理になってからというよりも、昨年の二月以降、府省横断的な検討が進められておりまして、ことしに入って、去る一月三十一日に、番号制度についての基本方針を策定いたしました。  これからの工程でありますけ...全文を見る
○野田国務大臣 中身は、例えば社会保障と税と、最終的にはこれは固まってきましたけれども、その過程においては、どういう位置づけにするかとか、あるいは、そのやり方を含めて、パブリックコメントとかを含めて、いろいろと段取りを追ってきたということが実態でございます。  番号制度でござい...全文を見る
○野田国務大臣 マニフェストではそうでありますが、プラスアルファでほかのサービスもつけ加えるかとか含めて、いろいろと選択肢があったという中での整理をしたということです。
02月09日第177回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○野田国務大臣 佐々木委員のお尋ねは、マニフェストの意義と、それをどのように予算に反映してきているかという視点での御質問だというふうに思います。  まず、マニフェストの主要事項に入る前に、今御提起をしている平成二十三年度の予算は、一つは経済対策としての意義があると思っていまして...全文を見る
○野田国務大臣 この予算委員会で再々、この予算の評価をお尋ねいただきました。その際、いつもお伝えをしていますのは、経済対策としても、マニフェストの着実な実施についても、地方への配慮についても、財政規律についても、いろいろ制約条件がある中ではベストのものをつくったというのは、製造部...全文を見る
○野田国務大臣 正確に言うと、一般論で言うと、国会の予算修正については、内閣の予算の提案権と国会の審議権の調整の問題であり、憲法の規定から見て、内閣の予算案提案権を損なわない範囲において可能でございます。  ベストのものをつくったという表現をしましたけれども、各党の御意見には真...全文を見る
○野田国務大臣 あくまでも、ベストなものをつくって提出をしているという前提の上でありますけれども、仮にそういう修正の話がある場合には、もちろんのこと、個々の、個別のテーマごとに適切な判断をしていくということになると思います。
○野田国務大臣 だから、個々の問題が、何が争点になるか、何をもって合意形成できるかによるかと思います。もちろん、譲れないものもあると思います。いい御提言ならば受け入れるものもあるかもしれません。これは一般論でございます。
○野田国務大臣 もともと財政にお詳しい委員に釈迦に説法みたいな話になるかもしれませんけれども、御指摘のとおり、税収よりも国債発行が上回るというこの事態は昭和二十一年にかつて経験したことがあるというだけであって、それほどの異常な状態の中で、ストックベースでも、国と地方の長期債務残高...全文を見る
○野田国務大臣 今の官房長官の御説明は、マニフェストで財源として何を項目に挙げているかという中で、歳出削減や予算の組み替え、そこに埋蔵金等の活用も入っているんです。でも、埋蔵金等の活用は、これはワンショットです、委員の御指摘のとおり。ワンショットの部分については、特にこの平成二十...全文を見る
02月10日第177回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○野田国務大臣 下地委員にお答えをいたします。  流派の違いはいろいろあるかもしれませんが、一つの、いろいろな制約がある中で大事な予算案をまとめさせていただきました。  いろいろ評価はあるかもしれません。でも、先ほど申し上げたとおり、限界がある中、制約がある中で、景気への配慮...全文を見る
○野田国務大臣 私は承知していません。
○野田国務大臣 少なくとも私は承知していません。
○野田国務大臣 現時点で何か予算執行を停止するという考え、アイデアはございません。
○野田国務大臣 一般論的には、何か支障がある場合に停止するということはあると思いますが、現時点で何かを想定して停止をするという考えはございません。
○野田国務大臣 官房長官も私も御存じないということですので、それは……(平沢委員「誤報ですね」と呼ぶ)誤報かどうかというのはわかりませんが、何を根拠につくったかわかりませんが、政府としては承知していないということでございます。
○野田国務大臣 先ほど平沢議員の御質問にもお答えしましたけれども、報道のような事実はないということでございますし、基本的には、予算は、外務大臣がお話しされたように、ベストなものを出しているつもりで、何かを具体的に執行するというような予定はありません。
○野田国務大臣 税調の中でそういうやりとりがあったことが記憶として今よみがえってきました。  それは、事実そういうやりとりがあったと思いますが、一方で、根拠としては、これはもろもろ、外部にも、あるいは党内の議論においても、二万六千円の根拠については、いろいろ実態調査を踏まえてや...全文を見る
○野田国務大臣 控除から手当という流れの中で、基本的には、さまざまな人的控除についてはこれから随時見直しをしていきたいと思いますし、二十二年度、二十三年度税制改正大綱、具体的にそれぞれ取り組んでまいりました。  配偶者控除についても、今回は入っていませんが、税制改正大綱の中には...全文を見る
○野田国務大臣 ただいまの御指摘は、WTOの譲許表でゼロ税率を譲許している品目の割合のお話だと思います。委員の御指摘のとおり、農産品、非農産品、これは、平均しますと、日本は五三・〇%になります。ほかをちょっと比べてみますと、米国が四五・七%、EUが二八・九%、中国が六・四%、韓国...全文を見る
○野田国務大臣 社会保障と税の一体改革は、六月までに成案を得て、一方で、それで工程表をつくるということになっていますので、そのことによって時期は正式には決まると思いますが、それまでの二〇一二年度の予算については、引き続き歳出歳入の改革をやりながら予算編成をするということになります...全文を見る
○野田国務大臣 正確な数字で申し上げますと、二十一年度決算で、国債整理基金特別会計、剰余金は二十・七兆でございます。内訳は、今委員御指摘のとおり、減債制度に基づいて、将来の国債償還財源として制度的に積み立てる部分が十二・五兆です。残りの八・一兆は、国債発行の平準化を図る観点から、...全文を見る
02月14日第177回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(野田佳彦君) ただいま議題となりました平成二十年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書外一件並びに平成二十年度決算調整資金からの歳入組入れに関する調書の事後承諾を求める件につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、平成二十年度一般会計予備費予算...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 若林委員の御質問にお答えする前に、先ほどの私の提案理由のところで金額を間違えたところございました。国債整理基金から決算調整資金に繰り入れた額が七千百八十一億円余でございますが、八十二億円と読んだそうでございました。大変御無礼をいたしました。  その上で...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 流れで、工程で申し上げますと、まずその一の方でありますけれども、四月から一月分までの使用分については各省各庁の長が二月中旬までにその調書を作成をします。それに基づいて総調書を作成をするわけであります。それが、だから二月中旬に各省各庁でやって、それをまとめ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 委員の意味するところはよく理解できるのでありますけれども、さっき申し上げたように、法律上は次の常会において提出するということでございますので、常会というのは国会の中でも一番基本的な国会であるということと、延長ないとしても一月から六月までの比較的長期であり...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 個人的な意見としてですが、私は、立法府ですから立法をするということは大事なところだと思いますが、一方で、いろんなもう時代遅れになったものを廃法していくという姿勢が大事。一方で、予算はもちろん大事でありますけれども、それがどう使われたかという決算はもっと重...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 政府の側としては、その提出時期は今大体十一月の半ばごろですか、それをなるべく努めて早くするようにしていきたいと思います。システムの改善も今行っているところでございますので、そういう実務的な努力をやっていきたいと思いますが、ただ、国会審議にかかわることはち...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) これはやっぱり一つの契機は平成十五年度だったと思うんですが、その平成十五年度の決算分から毎年作成、公表をするようになりました。そして、その早期化に努めてきているところでございまして、今新しいシステム、今は運用試用中というところでございます。それを検証をさ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 東京都では平成十八年度から、日々の会計処理の段階から複式簿記と発生主義を導入するとともに、建物等の公有財産システム等のほかの財務情報と連携したシステムにより財務書類を作成をしているというふうに承知をしています。  一方で、財務省で今現在開発中のシステム...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 現段階は、だから平成二十二年度は今試行運用を新しいシステムの下でやらさせていただいて、次の実験はまさに平成二十三年分を翌年の一月に出すということを目標に頑張ります。その上で、いろいろと検証をさせていただきながら、ほかとの情報等の連携とかもっと早期化できる...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 視点として二つ内容的には御質問の中に趣旨があったと思います。国と地方の問題と国際会計との関係ですよね。  まず、国と地方の関連なんですが、まず地方がこれ実は三つなんです。基準モデル、それから総務省モデル、総務省改訂モデル、おっしゃったように東京都はまた...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) ちょっと主要諸外国とのデータが資料を見ていたら今出てきました。例えば、さっきは決算の計数を確定してからいわゆる会計検査院、検査機関へ送付される期間、時間、で、ほかの諸外国も決算確定してから検査機関への送付期間あるんですが、それを見るとそれほど遜色がないん...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 荒井委員とは同世代ですし、同じ時期に県議選初当選、同じ時期に国政初当選、落選まで一緒に、恐縮でございますが、キャリアは本当に同じですが、違いはいつも常に新しいアイデアをお持ちだということでございます。  今回は全く新しい御提案でございますので、国民の防...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) それぞれの特別会計ごとに今予備費が設定をされていまして、それを外側に一括で計上しろという御提案だと思いますけれども、ちょっと二つ課題があるんじゃないかなと。  一つは、ある特別会計で不足が生じて予備費使わなければいけないといったときに一括予備費を使うと...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) ただいまの独立行政法人等における法定外福利厚生費の適正化についての審査措置要求決議につきましては、御趣旨を踏まえ、適切に対処いたしますとともに、平成二十年度決算検査報告における過去最悪の指摘金額等について、国及び地方自治体における不適正な会計経理について...全文を見る
02月15日第177回国会 衆議院 本会議 第4号
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○国務大臣(野田佳彦君) ただいま議題となりました平成二十三年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案及び所得税法等の一部を改正する法律案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、平成二十三年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案について御説明...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 岡田康裕議員からは、政権交代以降の予算編成についての御質問をいただきました。  二十三年度の税収見込みは約四十・九兆円であり、二十一年度当初の税収見込み約四十六・一兆円と比べて約五・二兆円減少しています。  税外収入については、政権交代以降、最大限の...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 後藤田議員から、二問御質問をいただきました。  まずは、法人税減税と財政運営戦略に関する御質問でございます。  法人実効税率については、財源確保は十分なものとは言えないものの、新成長戦略の一環として、デフレ脱却と雇用拡大を最優先して、思い切った引き下...全文を見る
02月15日第177回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○野田国務大臣 新燃岳の噴火、そして鳥インフルエンザ、口蹄疫、こうしたことによって不安な生活を余儀なくされている宮崎県民の皆様にまず心からお見舞い申し上げたいと思いますし、地元のために御奮闘されている川村委員に心から敬意を表したいと思います。  その上で、患畜処理手当金について...全文を見る
02月16日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第1号
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○野田国務大臣 今後の財政政策等については、先般の財政演説において所信を申し述べたところでありますが、本委員会において、重ねて所信の一端として、財政政策等の基本的な考え方等について申し述べます。  我が国経済は、リーマン・ショック後の経済危機を克服したものの、足元については、失...全文を見る
02月16日第177回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○野田国務大臣 これは、今も確かに、そのベトナムの問題とか、実績があることはあるんですけれども、経済界等からかなり強い御要請がございました。一つは先進国向けの輸出金融ができたらいいなとか、困っているのは短期つなぎ融資であって、それに対する資金供与ができたらいいなとか、あるいは海外...全文を見る
02月16日第177回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(野田佳彦君) 平成二十一年度の一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書及び政府関係機関決算書を会計検査院の検査報告とともに国会に提出し、また、平成二十一年度の国の債権の現在額並びに物品の増減及び現在額につきましても国会に報告いたしました...全文を見る
02月16日第177回国会 参議院 本会議 第5号
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○国務大臣(野田佳彦君) おはようございます。  平成二十一年度の一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書、政府関係機関決算書、国の債権の現在額総報告並びに物品の増減及び現在額総報告につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、平成二十...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 松野信夫議員から私には二点御質問がございました。  まず、一括交付金についての御質問についてお答えをしたいと思います。  補助金は、対象事業が終了した時点で精算していただく必要があります。また、翌年度に繰り越す場合には一定の手続が求められます。  ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 渡辺議員から、まずは平成二十一年度決算と検査報告の平成二十三年度予算への反映についての御質問をいただきました。  財務省としては、従来より決算結果等の予算への反映には積極的に取り組んできているところでございます。  会計検査報告を受けまして、昨年十一...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 寺田議員から、まず執行率が低調な予算についての御質問をいただきました。  執行率が一%に満たない経費は、予備費のほか、独立行政法人科学技術振興機構施設整備費など、幾つかございます。これは、ただし、予算編成時から経済情勢が変動したり、例えば分かりやすい例...全文を見る
02月17日第177回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○野田国務大臣 おはようございます。  万葉集から始まって、大変文化の薫りと厳かな空気で朝のスタートが切れたことを御礼申し上げたいと思います。  赤字国債と建設国債の違いという御質問と思いますけれども、財政法の第四条のたてつけでいくと、国の歳出というのは基本的には租税等によっ...全文を見る
○野田国務大臣 委員御指摘のとおり、いわゆる公共事業関係費という意味では、予算としては減額をされています。特に、補正と比べた場合の減額は御指摘のとおりでありますけれども、ただ、中身については、国際戦略的な港湾整備だとか空港のハブ機能強化だとか、国土ミッシングリンクの解消とか、真に...全文を見る
○野田国務大臣 いわゆる経済対策としての位置づけでは、三段構えのいわゆるステップスリーが今お願いしている二十三年度の本予算で、これによってかなり成長と雇用については重視をして、そういう観点から予算を組んだという意味で、基本的には、一年間見通してしっかりと経済を支えることができると...全文を見る
○野田国務大臣 御質問ありがとうございます。  三段構えの経済対策のステップワン、ステップツーについては、GDPの押し上げ効果、予算委員会の理事会にも資料は提出させていただいたと思いますが、それぞれ〇・三%、〇・六%です。  三段目の予算本体については、それを計測するというの...全文を見る
○野田国務大臣 二月七日の予算理事会で資料配付はさせていただいたというふうに思いますが……(発言する者あり)いや、第三段はないんです。ないという資料を出している。それは、第三段が、麻生政権で出したのは、その三段ロケットの二十年度本予算と二十一年度本予算の一部を合計で実質GDP一%...全文を見る
○野田国務大臣 これは先ほど来申し上げていたのと同じで、特定の政策、予算項目にサーチライトを当ててその効果を出すということは可能だと思いますけれども、本予算自体は事業量が膨大ですから、その全体の効果を計算して出すというのは相当膨大な作業だと思います。  補正予算とか経済予備費は...全文を見る
○野田国務大臣 公的資本形成がマイナスになっていて、特に予算でいえば公共事業関係費は、確かに、昨年の補正などと合わせたものに比べても当初は減っているということは事実でありますけれども、ただ、公共事業関係費でも、中身としては、ミッシングリンクの解消であるとか、国際コンテナ戦略港湾だ...全文を見る
○野田国務大臣 農水の予算あるいは公共事業関係の予算でそれが削減をされていることのマイナス面を御指摘でございます。  ただ、総体として、予算配分を変えることによって苦労しながら、いろいろな条件があると思いますけれども、昨年の七月—九月期までのいわゆる四半期ごとの実質GDPは四四...全文を見る
○野田国務大臣 マニフェストの主要事項については、三・六兆円の安定財源確保、その内訳は、一・三兆が税制改正、二・三兆が歳出削減でございます。事業仕分け等を通じてこうした歳出削減をしながら安定財源を確保して、そしてマニフェストを着実に実施するという形で進んでいますが、マニフェストど...全文を見る
○野田国務大臣 吉泉委員の御指摘のとおりというところは、基本的には、迅速な初動対応をすればトータルでは財政負担は小さくなるということは、それは間違いなくそうだろうと思うんです。現実に、現在発生している鳥インフルエンザに対する対応については、早期通報、そして早期殺処分が現実に今行わ...全文を見る
02月21日第177回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○野田国務大臣 いわゆる納税期間中に納税できなかった場合には、利子税等を納税者にお支払いしていただくということがあります。それとのバランスの関係で、国から還付するとか還付加算金をするときには一定の利子をつけるというのは、これは制度設計になっています。  今、個別の事案でのお尋ね...全文を見る
02月22日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○野田国務大臣 ボンジュールといきたいところなんですが、一泊三日の強行日程で、余りフランスの風にも当たらず、会議だけ、ひたすら議論をして帰ってまいりました。  江端委員御指摘のとおり、今回のG20、いろいろな議題がございましたけれども、その中で国際通貨システムの改革といういわゆ...全文を見る
○野田国務大臣 G20でこれまで何度も合意をされてきたということは、強固で持続可能でバランスのとれた成長をお互いに行っていこうということで、そのための政策的な取り組みを、ある種、国際公約のように発表しています。  それを今、相互に監視をして相互評価をしていくというような手順を踏...全文を見る
○野田国務大臣 まず、ざくっと言って四点ほどで御説明したいと思うんです。  一つは、今議員御指摘の財政運営戦略との絡みで、財政運営戦略は向こう十年間の財政健全化への道筋です。そのうち向こう三年間については、中期財政フレームという枠をつくって予算編成をすることになっていまして、そ...全文を見る
○野田国務大臣 今進行中の平成二十二年度予算も、先ほど委員が御指摘あったとおり、公共事業の方は相当削減をしながら社会保障等については手厚くするような、かなりめり張りをつけた予算になりました。その土台の上で、もっと府省横断的に組み替えを行いながら元気な日本をつくっていこうというのが...全文を見る
○野田国務大臣 政府税調でいろいろ議論しましたけれども、基本となっているのは党税調での御議論、五十数回という御議論があったということでございますが、この委員のメンバーでも、古本筆頭が事務局長を務め、あるいは中塚さんが大変中心的な役割を果たしたり、そういう党の税調の御議論を踏まえな...全文を見る
○野田国務大臣 今、一般歳出の半分以上が社会保障関係費に充てざるを得ないという状況になっていますし、委員御指摘のとおり、自然増だけでも一兆円を超えるという中で、国民が一番不安に思っていることが、この年金や介護や医療に対する将来の不安だと思うんです。ますます重要な分野でありながらそ...全文を見る
○野田国務大臣 ちょっと「日曜討論」の発言自体は全部脈絡は押さえておりませんけれども、特例公債法、今回、いわゆる特例公債は三十八兆、基礎年金の国庫負担、三分の一から二分の一の臨時財源として二・五兆、合わせると四十兆を超える額がいわゆる一般歳出総額の四四%と、大変大きな比重を占めま...全文を見る
○野田国務大臣 さっき申し上げたとおり、関連法案、特に特例公債法案は大変比重が大きいです、今回予算執行の際には。日本経済、国民生活に重大な影響が出ることは間違いございませんので、これが成立しなかったら云々ということは、我々は考えていません。基本的には年度内の成立に向けて努力をして...全文を見る
○野田国務大臣 年度内成立はこだわらないという言い方はしていないというふうに思います。特例公債法案が通らなかった場合に技術的にどんな対応ができるかを言った上で、マーケットは心配だということをおっしゃっているわけであって、年度内の成立に、私は、これの趣旨は、発言はこだわっていると思...全文を見る
○野田国務大臣 ちょうど今、速記録というか主な発言が出ていますが、六月とかそういったところまでは既にある税収見込みでできるところはあるでしょうけれども、それ以降は極めて心配ですから、マーケットの反応がまた出てくるのではないかというふうに思います、というのが発言でございますので、年...全文を見る
○野田国務大臣 基本線は、さっき申し上げたとおり、予算と関連法案が通らなかったらという話がいろいろありますけれども、これは何としても通さなければいけないし、誠心誠意御説明していきたいというのが基本姿勢です。それは、対野党はもちろんですが、党内は与党ですので、予算と関連法案を責任を...全文を見る
○野田国務大臣 だれが真の民主党どうのという議論をすること自体が不毛だと思っていまして、今政府にいる人たちにおいても、マニフェストをないがしろにしようという人は多分だれもいないと思います。きちっと国民とお約束したことを着実に実行するために、ただ一方で、財政が厳しい中で、安定財源を...全文を見る
○野田国務大臣 基本的には、提出をしている予算であるとか法案、これは提出した側に第一義的な責任があることは間違いないというふうに思います。だからこそ、野党の皆様に御理解をいただくべく、きちっと懇切丁寧に説明をするというのが筋だろうと思います。  恐らく、総理とかそれ以外の発言と...全文を見る
○野田国務大臣 あくまで、今御提起をさせている予算とこれから御審議をいただくことになるだろう関連法案については、御審議の経過をしっかりと見なければいけないというふうに思いますけれども、基本的には私どもはベストなものをつくったつもりであります。いろいろな制約がある中では、ベストなも...全文を見る
○野田国務大臣 四十四兆が当たり前という感覚はございません。一生懸命に抑えるべくして何とかここまで抑えたというのが私どもの基本的な姿勢であって、今委員御指摘のあった平成二十一年度というのは、当初予算、税収四十六兆を見込んだ中で、リーマン・ショックの後の影響が大きく出て税収が三十兆...全文を見る
○野田国務大臣 今の新規国債発行額四十四兆で、これを胸を張って言えるという状況ではないことは間違いありません。それはやはり、税収の方が下回っているということは異常事態です。昭和二十一年以来の異常事態だ。それが平成二十一年に始まって、平成二十一年の税収と国債の差は十数兆でしたから、...全文を見る
○野田国務大臣 平成二十一年度の極めて危機的な状況からの今は回復過程にあるというところだというふうに思います。だから、依然として厳しい状況です。財政規律を守っているというメッセージがないと、それこそマーケットへの影響も含めて大変憂慮すべき事態になりますので、引き続き財政規律は守っ...全文を見る
○野田国務大臣 当初予算ベースでいうと、二十二年度が税収三十七・四ですよね、今回が四十一兆弱です。だから、税収自体は委員おっしゃるとおり三兆円ちょっと伸びています。一方で、税外収入が、平成二十二年度が十・六兆の過去最大だったのが、今回はそれほど見つけることができなくて七・二兆にな...全文を見る
○野田国務大臣 税外収入自体がワンショットのお金であることは、委員の御指摘のとおりだというふうに思います。その意味で、それをずっと安定的に計算しながら予算を組んでいくということは、なかなかできません。  その意味では、やはり歳入歳出両方のきちっとした改革をしながら、中期財政フレ...全文を見る
○野田国務大臣 今のエピソードは若干ちょっと誤解されていると思うんです。蓮舫さんがなぜ二番じゃいけないのと言ったのは、どうしても一番だという理由をきちっと言ってほしいという思いであの質問をしたというふうに私は聞いています。だけれども、きちっと一番じゃなきゃいけないという説明ができ...全文を見る
○野田国務大臣 予算の総組み替え、これは一般会計、特別会計含めての総ざらえは、これまでもやってきましたけれども、これからも引き続きやっていきたいというふうに思います。  マニフェストの見直しは基本的には党の中での対応であって、さっき事業仕分けの対象にしろとかという御指摘もござい...全文を見る
○野田国務大臣 敬愛する山口委員の穏やかながら厳しい御質問を冒頭にいただきましたけれども、玄葉大臣は、まさに御自身の所見を、技術的にはどんなことが可能かなということを多分頭の体操で言われた部分があるんだろうというふうに推察をいたします。  委員はずっと見られていたということです...全文を見る
○野田国務大臣 平成二十二年度の予算編成も、そして今回御提起をさせていただいている平成二十三年度予算も、それぞれ状況は違いますけれども、さまざまな、事業仕分けであるとか、取り組みをしながら、党内の御意見もさまざま聞きながら、縦、横、斜めに、最終的には配慮をしながら、財政規律と、や...全文を見る
○野田国務大臣 恐らくこれは時間的なものの話だと思うんです。  平成二十二年度予算は、平成二十一年度の予算を参考にしながらも、そして要求を出していただくのをもう一回出し直していただいて、十月十五日までに予算要求していただいた後に、だから、通常よりは半分ぐらいの期間で予算編成をし...全文を見る
○野田国務大臣 基本的には四年間で完成できるように努力するという、今、プロセスでありますけれども、その中で、マニフェストの安定財源は、三・六兆のうち歳出削減が二・三兆、税制改正が一・三兆という中で、安定財源を確保させていただきました。その後、例えば自然増を賄うとか含めて、トータル...全文を見る
○野田国務大臣 精神論だけでは通用しないと思います。ハードルは高いというふうに認識しています。
○野田国務大臣 随分、評価としては、私どもの努力を相当低くされていると思うんです。私どもも、公表した数字に比べると、という思いはあるんですが、たださっき、財源として約十兆円ほど確保したという話をしました、マニフェスト以外の部分で。  その内訳が、歳出削減で二年間で約二・六兆です...全文を見る
○野田国務大臣 委員御指摘のとおり、税収よりも国債発行が上回るというのは昭和二十一年以来であります。財政の統計をずっととっていますけれども、日露戦争のときでもなく、大恐慌のときでもなく、昭和二十一年が、分母が税収、分子が借り入れでいくと、一四六%でした。  というような異常事態...全文を見る
○野田国務大臣 いわゆる純計ベースの歳出が、二百七兆と言っていたときに比べて今二百二十兆というのは、委員の御指摘のとおりであります。  そのふえている要因は、一般会計が三・数兆だったと思います。その内訳は、国債増とか社会保障の自然増です。別にマニフェストでどうのということではご...全文を見る
○野田国務大臣 二十三年度予算の歳出面においては、ペイ・アズ・ユー・ゴー原則に沿ったものになったというふうに思っています。  歳入面については、胸を張って言えるかどうかというと、一つだけやはり原則から外れたところがあります。法人実効税率の引き下げの部分は、見合いの財源確保を十分...全文を見る
○野田国務大臣 まず、基本的な政策的な立場で御理解いただきたいんですけれども、子ども手当自体は、私は政策としては必要なものだというふうに思っています。  子供の育ちを社会全体で育てるということは、私は大事なことであって、江戸、明治、そのころに来た外国人の方が一番日本を評価するの...全文を見る
○野田国務大臣 山口委員とか公明党の先生方に、むむっとした議論をここでやると、財務金融委員会でございますので、やはりしっかり今の政府の姿勢をお伝えしながら議論を進めさせていただきたいというふうに思います。  ただ、冒頭申し上げたとおり、予算と、関連法案はこれからの御審議になりま...全文を見る
○野田国務大臣 基本的には、子ども手当の考え方は、見解の相違と何回も申し上げておきますけれども、私どもは正しいと思っています。  私も子供が今二人いて、それぞれ、もう大学一年生、高校一年生ですが、この子たちの育ちを見ていて一番感動したのは一歳ぐらいのとき、はいはいしていたときか...全文を見る
○野田国務大臣 いわゆる衆議院の任期では折り返し点なので、九月までの間に、これまでお約束したマニフェストの、恐らく進捗状況などを把握しながら、どこまで何ができたか、できていない部分についてはこれからの見通しも含めて、そういう意味で検証をするということだと理解していますけれども、社...全文を見る
○野田国務大臣 余りワーストのシナリオの話を殊さら言うのもどうかなという気がしながらも、御指摘のとおり、例えば特例公債法案が通らなかった場合、実体への影響はやはり過去にない大きさだと思うんです。先ほどの御質疑の中でも答弁をさせていただきましたけれども、全体の四四%を今回特例公債法...全文を見る
○野田国務大臣 九分野であります。都道府県であります。五千百二十億です。その意味では、まだまだじゃないかと思われるかもしれません。総務副大臣ですから、私から言うのも釈迦に説法で、総務分野は本当にお詳しいと思いますけれども。  それでも、こういう一括交付金をつくろうというのでも、...全文を見る
○野田国務大臣 昨年の我が党の代表選挙で、確かに、この一括交付金について、どれぐらい財源が浮くかという議論があったことは事実でありますけれども、この一括交付金化の目的は、もともとはやはりそれぞれの自治体がいかに自由裁量のもとでお金を使えるようにするかが主眼であって、その選択権が出...全文を見る
○野田国務大臣 交付税となった場合には、まさに地方固有の財源で、地方固有の財源ですから何でも使えるということだと思います。  今進めているいわゆる地域自主戦略交付金、一括交付金とは、補助金改革の一環であって、ひもつきを改めて、補助金型の従来の各省のひもがついていない、自由度の高...全文を見る
○野田国務大臣 今御議論いただくいわゆる地域自主戦略交付金、一括交付金というのは、もともとの対象事業が九つあった。その範囲の中で、文科省の出した補助金の枠でも今度は環境省分でもやってもいいですよとか、国土交通省の枠でやっていた分も、五千百二十億の範囲ではほかの省の枠もやってもいい...全文を見る
○野田国務大臣 この一括交付金、投資型のものから経費型のものへと進めていきます。それから、都道府県対象から市町村対象と、範囲はどんどん拡大をしていきます。その範囲を拡大しながらも、もとの事業の背景にあったものの範囲の中で自由がきくようになるというのが基本的な考え方だというふうに思...全文を見る
○野田国務大臣 一般会計ベースでは四千億ぐらいは減るという形ですが、前年度の繰越分の一兆円があることによって特会の出口ではプラスになって、それが四年連続だという言い方をしていますが、その間のお金のやりくりは、特に何か奇策を使っているわけじゃなくて、ルールに基づいて対応をさせていた...全文を見る
○野田国務大臣 中身を見ないとわかりませんが、何か御提案が出てきたときには真剣に目を通させていただいて、しっかりと議論させていただきたいというふうに思います。
○野田国務大臣 委員御指摘のように、関連法案の中には地方交付税もあるんですね。四月四日が概算交付のはずなので、関連法案は本当に地方にもいろいろな影響が出てくると思います。  だからこそ、特例公債のみならず、すべての関連法案をしっかりと私ども御審議をいただいて、御説明をして、御賛...全文を見る
○野田国務大臣 委員御指摘のとおり、滞納整理に当たっては、滞納者個々の実情に即しつつ、法令に基づき適切に対応することが基本であると考えており、国税局、税務署に対して、そうした考え方に基づいて滞納整理を実施するよう、各種会議や通達で常に指示をさせていただいておりますし、その趣旨が徹...全文を見る
○野田国務大臣 それぞれのお立場をよくしんしゃくし、そして適切に対応するというのは基本中の基本で、その基本の中には、今おっしゃったように、滞納者の生活の維持、事業の継続、それに対する影響というのも重要な観点だと認識をしておりますし、そういう対応を基本的にはするように、国税当局、税...全文を見る
○野田国務大臣 滞納者の個々の実情に応じて法令に基づき適切に対応していくという中においては、滞納者やあるいは御親族が体調不良となった場合には、調査を強要するようなことは基本的にはしないというのが、この基本方針の中には入っているというふうに思います。
○野田国務大臣 これまでも基本方針をしっかり伝達してきたつもりでありますが、御指摘のような点があるならば、これはまことに遺憾であります。  平成二十三年度の税制改正では、納税者権利憲章、これも入れるということで、納税者の立場に立った税務行政をするという意味で、改めて、税務運営方...全文を見る
02月23日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○野田国務大臣 ただいま議題となりました平成二十三年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案及び所得税法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  まず、平成二十三年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する...全文を見る
02月23日第177回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○野田国務大臣 特例公債法及び予算関連法案については、これから御審議いただくわけでございますけれども、あくまで予算と一体となって年度内の成立を目指していくというのが政府の方針でございます。
○野田国務大臣 債務削減で対応していると承知しています。
○野田国務大臣 現時点では、その効果の検証を社会実験という形でやらせていただいていますし、平成二十三年度は千二百億円、社会実験としての予算措置をとらせていただきました。  そこまでやるかどうかも含めて実験中ということでございます。
○野田国務大臣 三十五兆をそのままつけかえれば、それは大変日本の財政に大きな影響があるというふうに思います。
○野田国務大臣 民主党の高速道路の政策大綱としてはそういう形でかつてまとめさせていただきましたけれども、先ほど申し上げたとおり、社会実験をしながら、影響を見ながら、どういう好影響があるのかも、あるいはマイナスの影響もあるかもしれません、それを今検証しているというところでございます...全文を見る
○野田国務大臣 三十五兆は大変巨額なお金で、大きな影響があると思います。
○野田国務大臣 いわゆる財政論としてはおっしゃるとおりなんですが、無料化による経済波及効果を含めて、プラスの効果も総合的に考えていくということでございます。
○野田国務大臣 物流コストが下がったり等々、いろいろな影響が出てくるというふうに思いますが、その辺を検証することが今社会実験という意味であります。
○野田国務大臣 事前には聞いていません。
○野田国務大臣 高木委員にお答えをいたします。  控除から手当へというのが私どもの税制改正の一つの理念で、その中で着々と進めてきているというふうに思いますが、配偶者控除については、働き方の選択に対してできる限り中立的で公正なものとなるように制度を見直すべきだというそういう積極推...全文を見る
○野田国務大臣 控除から手当へという考え方は、基本的には、所得課税が、これまで累次の税率の緩和であるとか、さまざまな控除拡大によって所得再分配機能が低下をしてきている、あわせて財源調達機能も低下をしている、その手直しをしていくという、いわゆる格差是正の観点から取り組んでいるという...全文を見る
○野田国務大臣 基本的には委員の御説明のとおりでございまして、消費税は、消費者から受け取る対価に含まれる消費税額を事業者が納税するものであって、事業者の所得とは直接関係ございません。法人税、所得税は、それぞれの所得から納税するものであり、消費税とは仕組みが違います。
○野田国務大臣 資料のとおりでございます。
○野田国務大臣 例えば、公的年金等控除あるいは老年者控除の項目については、引き続き税制改正の中で議論をしていくということで、宿題としては残っています。
○野田国務大臣 最終的には消費者です。
○野田国務大臣 それは事業者です。
○野田国務大臣 消費税を受け取っていない業者が、ちょっともう一度お願いします。
○野田国務大臣 だから、きちっと転嫁をしていないということですので、それは自己負担になるということです。
○野田国務大臣 輸出取引にかかわる消費税の還付税額は把握できていませんけれども、平成二十年度分の消費税の還付税額全体でありますが、これは約二兆五千億円でございます。
02月24日第177回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○野田国務大臣 御質問、どうもありがとうございました。  基本法と今般の平成二十三年度の税制改正でお願いをしている地球温暖化対策のための税、その整合性の御質問だというふうに思いますが、これは、基本法が通っていなくても、税制改正をすること自体は別に論理矛盾ではないというふうに思っ...全文を見る
○野田国務大臣 予算と関連法案はともに年度内の成立を目指すというのが政府の基本姿勢でございまして、恐らく、国対委員長がおっしゃった意味は、採決の時期は多少ずれてもという意味ではないかというふうに思います。
○野田国務大臣 予算本体も関連法案も、いずれも年度内の成立を目指すというのが基本姿勢でございます。
○野田国務大臣 だから、予算本体はこの予算委員会で、関連法案はそれぞれの担当の委員会できちっと、国会の運びの中で御判断いただくことだと思います。
○野田国務大臣 遠藤委員御指摘のとおり、一般会計の歳出総額は九十二・四兆円です。そのうちの特例公債にかかわる部分が四十・七兆ですから、残りを税収、建設国債で賄うという形で五十一・七兆、予算の執行の裏づけはその範囲だということでございます。  その場合どうするかというお話ですが、...全文を見る
○野田国務大臣 あくまで予算と関連法案の年度内の成立を目指すというのが私どもの基本姿勢でございまして、それぞれの党の、いろいろと現時点のお考えがあるかもしれません。ただ、御審議を通じて御賛同をいただくべく、全力を尽くすのが私の仕事でございます。
○野田国務大臣 財務証券及び一時借入金というのは、国庫金の受け入れと支払いのタイミングのずれによって生ずる一時的な資金不足を補てんするために発行または借り入れを行うという性格づけでございまして、今般も、その発行限度額については、予算規模と過去の財務証券の発行限度額とか財務証券の発...全文を見る
○野田国務大臣 今御審議をいただいている平成二十三年度の予算、さまざまな制約条件のある中で、私どもはベストのものをつくったというふうに思っております。それと一体となって関連法案の年度内の成立を目指すというのは、私どもの基本的な姿勢でございます。  それで、今、関連法案の、例えば...全文を見る
○野田国務大臣 まさに予算と特例公債法案は表裏一体であるという御指摘は全くそのとおりでございまして、特に、過去の事例のお話がございました。過去にも特例公債がずれた、遅延したことがありましたけれども、今、規模として全体の四四%を占めるということですので、特例公債が通らないと、大幅な...全文を見る
○野田国務大臣 基本的には、予算とそして関連法案が年度内成立をできるように目指す、その中で衆議院でどういう段階で採決に取りかかるかというのは、これはまさに国会のマターだと思います。  私としては、予算も関連法案も、御理解をいただいて一日も早く、同時が可能だったら同時に可決してい...全文を見る
02月25日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○野田国務大臣 二月十八日から十九日にかけて、フランスのパリにて行われた二十カ国財務大臣・中央銀行総裁会議、G20に出席してきました。今回のG20は、フランスが議長国となって初めてのG20であります。議論の結果、十一月のカンヌでのG20サミットに向けたよいキックオフができたと考え...全文を見る
○野田国務大臣 佐々木委員にお答えをいたします。  金融危機の発生以来、金融規制改革は、G20の主要議題の一つでございました。昨年のソウル・サミットに至るまで、国際的に活動する銀行の新たな自己資本、流動性、いわゆるバーゼル3への合意など、G20において幅広い合意がなされてきたと...全文を見る
○野田国務大臣 各国の金融政策については、日本銀行も含めてそれぞれの国の中央銀行が、その時々の市場動向であるとか経済動向を踏まえて判断を行っているものと承知をしています。  なお、新興国においては、旺盛な内需や資本流入を受けた高い成長が続く中、インフレ傾向にあると承知をしていま...全文を見る
○野田国務大臣 一次産品の過度な変動、いろいろな影響が出るというふうに思いますけれども、特に食料という意味に限っては、食料安保の議論も必要になってくると思います。それについては、G20の中のいわゆる農水大臣プロセスの中でこれから議論することになると思います。  それから、いわゆ...全文を見る
○野田国務大臣 今回は、一次産品の取引価格の高騰、変動の要因分析をまずしていこうじゃないかと。先ほど、日銀総裁も私もいろいろなその要因の話をさせていただきました。そのためのスタディーグループをつくる。まずは、これはやはりインフレ懸念をみんな持っているわけですから、だから、むしろ金...全文を見る
○野田国務大臣 佐々木委員の御指摘のとおり、G20の開催に合わせてオックスファムからの書簡が送付されました。そして、ことしのG20プロセスにおいて金融取引税導入に向けた議論を進展させるような要請があったところでございます。  加えて、二月十九日、いわゆる本格的な第一セッションの...全文を見る
○野田国務大臣 菅川委員、さすがに税の専門家でございますので、いいところを御質問いただいたというふうに思います。  法人実効税率の引き下げ自体も、これはこれで十二年ぶりの大きな決断でございましたが、何年単位で考えると、委員御指摘のとおり、国税通則法は昭和三十七年以来の五十年ぶり...全文を見る
○野田国務大臣 これまでも、税務行政が円滑に機能するように、そのための所要の定員と、そして機構が確保されるように努めてまいりました。大体今、年度末定員で五万六千人台、そういう組織体制でございます。  今後も必要な体制整備に向けて関係方面の御理解を得られるように一層努力したいと思...全文を見る
○野田国務大臣 所得税については、累次の改正で、これまで累進緩和や、あるいは各種控除が拡大をされるということが傾向としてはずっと続いておりました。  その結果どうなってきているかというと、所得再分配機能と財源調達機能が低下をしてきているというのが今の実情だと思います。所得再分配...全文を見る
○野田国務大臣 平成二十三年度税制改正において、格差是正、所得再分配機能の回復から、委員御指摘のように、給与所得控除に上限を設けるといった見直しとともに、現在の給与所得控除については、マクロ的に見ると、給与収入総額の三割程度が控除されているという一方で、給与所得者の必要経費ではな...全文を見る
○野田国務大臣 もう答弁の必要がないぐらい、逆に趣旨を御質問の中で御披露いただいているというふうに思います。  所得控除自体は、どちらかというと、やはり高所得者が有利ですね。その流れを税制改正として変えていくという中で、所得控除から税額控除、給付つき税額控除、手当へというのは、...全文を見る
○野田国務大臣 与党質問なのに、きつい質問だと思います。  配偶者控除について、いろいろ議論がありました。働き方の選択に対してできる限り中立的であるべきだからということで、制度の見直しに積極的な御意見、党内にもこういう御意見がございました。一方で、夫婦が生活の基本単位である点を...全文を見る
○野田国務大臣 退職所得については、長期間にわたる勤務の対価が一時期にまとめて後払いされるものであることや、退職後の生活保障的な所得であること等を考慮して、二分の一課税といった累進緩和措置がとられています。  この二分の一課税を前提として、短期間のみ在職することが当初から予定さ...全文を見る
○野田国務大臣 年末調整制度は今かなり広く定着をしていますので、それをドラスチックに急になくすということはなかなか困難だと思いますけれども、申告をもっと幅広くみんなができるようにするため、そのためには、委員のお仕事のようなお仕事がなくなるぐらい、税理士さんが要らなくなるぐらい、控...全文を見る
02月25日第177回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○野田国務大臣 平成二十三年度一般会計歳入予算並びに財務省所管の一般会計歳出予算、各特別会計歳入歳出予算及び各政府関係機関収入支出予算について御説明申し上げます。  まず、一般会計歳入予算額は、九十二兆四千百十六億円余となっております。  この内訳について申し上げますと、租税...全文を見る
○野田国務大臣 一つは、三段構えの経済対策のステップスリーという位置づけでございまして、昨年から実施をしてきた九千二百億円の経済予備費、そして補正予算に続く新成長戦略を本格稼働させるためのそういう位置づけが第一点だというふうに思います。  それから、国民にお約束したマニフェスト...全文を見る
○野田国務大臣 モデルがあることは知っています。
○野田国務大臣 従来より公共事業関係費等を削っておりますので、そういう意味でのマイナスが出てくるというのは、それは当然だというふうに思います。
○野田国務大臣 私は、予算を成立させていただいたら、必ず効果は発現するというふうに思っています。  一つは、元気な日本復活枠で、新成長戦略分野、これはマニフェストと一緒になっていますが、〇・九兆、それから、さっき副大臣から御説明があった幾つかの税制改正、これは企業の活性化に、あ...全文を見る
○野田国務大臣 御指摘のとおり、愛煙家です。タスポは持っていません。  という中で、私にとってはある意味せつないテーマなんですけれども、税制改正の中では、先ほど村田委員から御指摘があったとおり、国民の健康の観点からたばこの消費を抑制する、そういう視点の中で、今回、昨年の十月一日...全文を見る
○野田国務大臣 マニフェストは、選挙の際に有権者の皆さんにお訴えをして、その重要な判断材料となった、大変重たい約束だと思っています。
○野田国務大臣 財源確保を明確化するという国もあります。言われているイギリスなどは、逆に違うんですね。いろいろな国のマニフェストがあると承知しています。
○野田国務大臣 ざっと見たことはあります。
○野田国務大臣 私どものマニフェストは、諸外国に比べて、財源とか工程表とか、比較的しっかりつくったマニフェストになっているなというふうに思っています。
○野田国務大臣 イギリスは、あべ委員おっしゃるとおりで、割とざくっとしているということが後からわかりました。二〇〇三年のころは、イギリスは財源も確保しながら工程表をつくっていると思っていたんですが、現物を見たら、意外とざくっとしていたんですね。その意味では、詳細にまじめにまとめた...全文を見る
○野田国務大臣 政権交代の要因については、マニフェストの効果も一定効果はあったと思うんです。二〇〇三年ぐらいから随時マニフェストを出すようになって、御支持が上がってきたということは事実です。  一方で、私の方から言いにくいんですが、逆にライバル政党の側に問題が出てきて、その分、...全文を見る
○野田国務大臣 私は、自分の一番の仕事は、財政健全化の道筋を定めて、それに沿ってこの国の財政運営をしていくことだと思います。実は、本当にえらいときに、厳しい財政状況のときに担当になったなと思います。  一方で、それはマニフェストの実現とは別であって、マニフェストについては、予算...全文を見る
○野田国務大臣 申しわけありませんけれども、そういう自覚はございません。  よく御指摘いただくのは、税収よりも新規国債発行に頼っている今の予算というのは、異常事態だと。まさに異常事態です。異常事態でありますけれども、その極致は、やはり平成二十一年度から始まっているわけで、自公政...全文を見る
○野田国務大臣 基軸に置くというか、現実に、そのことによって実体経済に大きな影響があって、例えば、麻生政権のときに、当初予算では税収四十六兆を見込んだのが九兆円以上へこむというのは、これはやはりかなり厳しい現実で、その厳しいどん底から、今、回復の過程にあるということであります。 ...全文を見る
○野田国務大臣 平成二十二年度の予算、今執行中、そして、今お願いをしている平成二十三年度予算ということでは、それぞれ三・六兆、税制改正と歳出削減で安定財源を確保して、マニフェスト主要施策を実施してきました。  これからの歩み、どこまでどの事項を伸ばしていくのか、あるいは先送りせ...全文を見る
○野田国務大臣 時系列でいうと、例えば財政論でいうと、四月までに社会保障のあるべき姿、方向性を出して、六月までにその制度設計をする、それを支える安定財源と財政健全化を一体改革でやる、これは一応、工程表です。  加えて、財政運営戦略は向こう十年間の財政健全化の道筋ですが、向こう三...全文を見る
○野田国務大臣 したがって、マニフェストの全体の検証は九月までということになっていますけれども、いわゆる、八月末までに各省から概算要求を出していただき、その後、年末にかけての予算編成過程で、その検証結果というのを踏まえた予算編成ができる。だから、スケジュール的には問題はないと思っ...全文を見る
○野田国務大臣 平成二十三年度予算編成で、社会保障の自然増分は、歳出の大枠の七十一兆円以内に抑えるという取り組みの中でカバーをさせていただきました、ほかのいわゆる歳出削減等によって。ということは、今回、きちっとカバーをしています。  これから毎年一兆円以上社会保障費が伸びていく...全文を見る
○野田国務大臣 まずは、何より国民が一番将来に対する不安に思っていることは、やはり、年金、医療、介護等の社会保障だというふうに思います。国民皆年金、国民皆保険、昭和三十六年にできて以来、もう約五十年でありますので、これはやはり抜本的見直しをして、持続可能なものにしていく。それをつ...全文を見る
○野田国務大臣 あべ委員の御指摘のとおりだと思います。同感です。  無駄遣いは、常に注意深く、そういうことのないように不断の努力を行っていくことが必要です。一方で、あくまで、やはり、社会保障を支えるための消費税を含む税制改革、抜本改革です。これはこれで、やはり、社会保障を支える...全文を見る
○野田国務大臣 委員の御指摘のような、社会保障に具体的に国民の皆さんがイメージを持てるような、そういう全体像を示すということがまず大事だと思います。  その上で、社会保障といってもいろいろなものがありますので、いわゆる税制改正法の附則の百四条に書いてあるとおり、いわゆる年金、医...全文を見る
○野田国務大臣 はい。聞いたことがございます。
○野田国務大臣 給付と負担という形で人生全体のステージを見ていくと、例えば、私ぐらいの世代がちょうどとんとんで、その下の世代からだんだん負担の方が多くなっていくという構図だと思います。  これは、やはり、この国に生まれてよかったという国をつくる前提が崩れてしまうと思います。今さ...全文を見る
○野田国務大臣 大変かみ合った議論ができて光栄に思います。全く御指摘のとおりだと思っています。  これは、いかなる政党も、どの政党がということではなくて、どうしても投票率の高い世代を意識した政策をつくりがちであって、いわゆる二十以下の若者たち、子供たち、これから生まれてくる世代...全文を見る
○野田国務大臣 子ども手当の意義は、さっきの議論の続きになりますけれども、どちらかというと、社会保障が人生後半に手厚くなっていて、人生前半の方が諸外国に比べて手薄だった分を、直接的に生活を支援するというよりは、子供全体を社会で育てようということで、家庭にお金を給付するというやり方...全文を見る
○野田国務大臣 その都度、節目ですね。幼稚園から小学校へ、あるいは小学校卒業して中学校へというようなときというのは、やはりお金が一番かかるのではないかと思います。
○野田国務大臣 まず、生まれたての幼児期、これはかかるだろうと思います。それから、やはり高校、大学、だんだんと、いわゆる高等教育を受けるような段階ほどまたお金がかかってくるだろうというふうに思います、教育費という意味ではそうだと思います。
○野田国務大臣 だから、高校生あたりからは負担がかかってくるということを踏まえて、高校授業料の無償化ということを、子ども手当が切れる十五歳の後についてはそういう措置をとらせているというのは、今委員の御指摘の観点からも沿ったものだというふうに思います。
○野田国務大臣 与謝野大臣の御発言は、これはもう一応撤回になっています、いわゆる年金の支給開始年齢の引き上げについてです。  一方で、今現行法のもとの中でも引き上げの進め方をやっているわけでございますので、まずその推移を見るということが大事だというふうに思います。  今の御質...全文を見る
02月28日第177回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○野田国務大臣 予算を執行する上で、特例公債法案とか税法とか、これは予算の執行を裏づけるものであります。歳入面から裏づける、そういう一体的な内容でございます。
○野田国務大臣 ちょっとこの資料だけだと全体像がわからないと思うんですけれども、国から自治体への補助金、これは、例えば投資関係という意味では、二十二年度と二十三年度の、今おっしゃるとおり三角三千百二十五億です。ただ、補助金というのは、経常も含めますと、これは約二十一兆から二十二兆...全文を見る
○野田国務大臣 あくまで地方の自由度を増す、そういうことの理念のもとにやった結果であって、当然のことながら、取捨選択を地方がする中で、その選択の中で効率化すると思いますけれども、財源確保ありきという問題の置き方ではないということでございます。
○野田国務大臣 沖縄の三百二十一億、これを別枠にしたというのは、これは、従来からこの交付金をする際には、沖縄は別枠で今まで決めてきています。(発言する者あり)いや、新しい制度ですが、ほかの四十六都道府県と沖縄は別にこういう形で措置をするというのは今までもやってきたことであって、特...全文を見る
○野田国務大臣 斉藤委員、恐縮でございますけれども、若干誤解があるというふうに思います。  マニフェストの主要事項は、安定財源を見つけながら着実に実施をするということで、これまで二十二年度、二十三年度合わせて三・六兆、その財源を確保しながら実施をしていて、十二兆との差を国債で埋...全文を見る
○野田国務大臣 お答え申し上げますが、元気な日本復活特別枠は、今のそちらの表であらわしていただいているとおり、マニフェスト実施、新成長戦略、国民生活の安定・安全、そして人材育成・新しい公共、この四つの観点から、組み替え基準に基づいて各府省から百八十九の事業を挙げていただいたという...全文を見る
○野田国務大臣 吉井委員の御指摘のとおりでございまして、十八、十九とフランスのパリでG20が行われました。この中で、世界経済のフレームワークとか金融規制とかいろいろな議題がある中で、一次産品の過度な変動について初めて本格的な議論が行われました。これは農産品だけではありません、いわ...全文を見る
○野田国務大臣 今の御質問にストレートにお答えをする前に、必ずお答えはいたしますけれども、前提の、今出されている資料、歳入庁を創設したときの増加年金保険料収入額試算、それから歳入庁を創設したときの健康保険料の試算、これは相当いろいろな前提があるはずなんですが、これは簡単に六兆、五...全文を見る
○野田国務大臣 ちょっと、大事なことを忘れていました。  歳入庁自体は、我々は反対じゃないです。引き続き、税制改正大綱の中で、番号制度などとともに検討するという姿勢であることは御理解ください。  その上で、歳入庁をつくったらこの二つのいわゆる差が縮まるんじゃないかという万能論...全文を見る
○野田国務大臣 いわゆる税務当局の立場から、こういうことができますよ、守秘義務も、こういうのがあるけれどもどうですかという立場じゃありません、これは。逆に言うと、厚労省から、厚生年金未加入事業所の加入促進のために例えばどんな情報が欲しいんだということがある中で、何ができるかという...全文を見る
○野田国務大臣 予算と関連法案の意義は、総理のお話しされたとおりだと思いますが、特に平成二十二年、日本の成長率が三・九%というのは、G7の中では一番高い数字でございます。  ただ、これは油断をすると、切れ目なく執行しないと失速しかねません。お天気でいうと、きのうはすばらしい、春...全文を見る
○野田国務大臣 浅尾委員のお尋ねにお答えをしたいと思いますけれども、少額随契については、委員御指摘のとおり、これは法律上許容されています。  その中で今、まとめ買いの話を含めての検討するかどうかということでございますが、随契のあり方については、随時これは各省で見直し計画を策定し...全文を見る
○野田国務大臣 少額随契も公共調達の適正化の対象ではございますけれども、契約金額が少額であるという客観的な基準によりその対象が決まりますため、随契の見直しによる件数、金額の縮減の対象とする必要がないこと、そもそも事務の簡素化の観点から設けられたものであること等から、財務大臣への報...全文を見る
○野田国務大臣 今までは把握しておりませんが、可能ならばそういうことも、実行できるならば実行すべく善処していきたいというふうに思います。
03月02日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○野田国務大臣 山本委員にお答えをしたいというふうに思います。  ずっとG20で問題意識としてあったのは、どうやって対外不均衡を是正していくかということでございます。  それは、いわゆる金融危機がございましたけれども、もちろん金融セクターの問題もあっただろうけれども、対外不均...全文を見る
○野田国務大臣 経常収支、それぞれの黒字、赤字、バランスを崩して出てきているということであります。
○野田国務大臣 委員御指摘のように、大幅な経常赤字が継続している場合というのは、国内で消費が過熱をしていてバブルが発生する可能性があるとか、あるいは将来的に対外債務の支払いが困難になる可能性がある、そういう問題が一つあると思います。  経常的な黒字が大規模で続いている場合も、全...全文を見る
○野田国務大臣 先ほど申し上げたとおり、大規模な経常黒字が継続をしているという場合は、為替制度が硬直的になっていて国際競争上優位に立っている、それで貿易黒字が積み上がっていく、その可能性がある。  特定の国をどうのということはございませんが、そういう可能性はあるという意味で、一...全文を見る
○野田国務大臣 竹内委員にお答えをしたいと思います。  こういう一部報道が出たことは事実でございます。私自身が、長い間政治家をやってまいりましたけれども、いわゆる政治資金パーティーというのは、平成十九年六月一日、六月一日は払ったという日ですね、六月にやったというのは事実ですが、...全文を見る
○野田国務大臣 予算と、そしてそれを裏づける関連法案、年度内成立を心からお願いしたいというふうに思います。
○野田国務大臣 基本的には、まだ法案審議は与党の審議が一部終わっただけであって、これから野党の皆さんの御意見をお伺いする質疑に入るという段階ですので、余り否決された場合ということを考えたくはないと。基本的には丁寧に説明しながら御理解、御賛同をいただきたいというふうに思いますけれど...全文を見る
○野田国務大臣 プラザ合意は、ドル高是正をするために、日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、この五カ国が、緊密に協力して政策協調を行うということで合意をされました。  その評価については、さまざまな見方があるように思いますけれども、少なくとも、今委員が御指摘された言葉を使...全文を見る
○野田国務大臣 政策協調をして、主要国が一定の合意のもとで行動するというそのこと自体は、意義があると思うんです。それの日本経済に対する影響、これはまた、さっき申し上げたように、さまざまな見方があると思います。  少なくとも、いわゆる円が増価をされたわけです。円高になりました。そ...全文を見る
○野田国務大臣 因果関係としては、一つの要因ではあったのかと思います。
○野田国務大臣 中国が日本の過去の経験に非常に注目をしていて、非常に勉強していることは事実であります。プラザ合意以降も、委員がおっしゃった歩みについては非常に関心を持って、それを踏まえながらさまざまな政策に生かそうとすることは事実であります。それも感じています。  そういう中で...全文を見る
○野田国務大臣 最終的にコミュニケで合意できた指針というのは、公的債務と財政赤字、民間貯蓄率と民間債務、そして、貿易収支、投資所得及び対外移転のネットフローから構成される対外バランスということなんですが、特に、貿易収支、投資所得及び対外移転のネットフローから構成される対外バランス...全文を見る
○野田国務大臣 対外不均衡是正のためには、やはり、経常黒字国そして経常赤字国、双方が必要に応じて適切な対応をしなければいけないと思うんです。  経常赤字国については、これまでG20の議論においては、開かれた市場を維持し、輸出セクターを強化しつつ、民間貯蓄を支える政策をとり、適切...全文を見る
03月04日第177回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(野田佳彦君) おはようございます。  平成二十三年度予算の大要につきましては、既に本会議において申し述べたところでありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、改めて御説明申し上げます。  平成二十三年度予算は、中期財政フレームに基づき財政規律を堅持すると...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今御提起をしている特例公債法案は平成二十三年度の一般会計歳出の全体の四四%を占めますが、当時のやつは恐らく数%台の比率だったというふうに記憶をしております。
○国務大臣(野田佳彦君) 今は月額一万三千円部分については、これは税制改正と、そして歳出削減で安定財源を確保しました。今回御提起している上乗せ七千円分も同様に対処しております。  これからも、着実に恒久的な財源を見付けながら、現金、現物、バランスを取りながら、参議院のマニフェス...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 二十二年度も二十三年度も恒久財源はつくってきました、同じように、毎年度そういう形で。単年度の措置というやり方はこれから変えるかもしれませんけれども、財源はきちっと確保しながら実現をしていきたいと思います。(発言する者あり)
○国務大臣(野田佳彦君) これまでも、例えば税制改正の中で年少扶養控除等の見直しを行い、今年度も成年扶養控除とか給与所得控除、控除の見直しを通じて財源を確保すると同時に歳出削減を行って、合わせたやつを財源としてまいりました。これからも、様々な控除がありますんで、そういうものを見直...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) まさに今社会実験をやっているさなかでありますので、その検証を踏まえた中で国土交通大臣と対処については検討していきたいというふうに思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 私はゆたっとしている方で、余り驚きません。
○国務大臣(野田佳彦君) そのパネルの一番下のところにも書いてあるとおりだというふうに思います。  要は、いわゆる基礎年金の国庫負担、三分の一から二分の一の臨時財源には、私どもはこれ鉄運機構の剰余金を充てましたけれども、御党は恒久財源を充てるという考え方だという御説明だと思いま...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) だから、私ども、恒久財源を使って、基本的には臨時財源じゃなくて基礎年金の国庫負担三分の一から二分の一に上げたいという気持ちがありましたけれども、ただ、御指摘のように、私どものマニフェストの主要事項を四Kばらまきという考え方は、これは認識が違いますので、そ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 一般的に、予算の修正動議が出たときのその運びはやっぱり国会でお決めいただくということであって、要は、組替えを先に採決をして、その後討論をやって、その後政府提出の予算の採決に当たるということでありますが、その運びはまさに国会でお決めいただくことだと思います...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 昭和二十三年の片山内閣の事例は、私は余り適切ではないというふうに思います。昭和二十二年、二十三年、それぞれインフレで悩み、物価上昇のたびに補正予算を出していましたが、この組替え動議成立したというのは、与党の政調会長会議を官房長官がやっているときに、そこに...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 先ほど総理がおっしゃったこととこれは全く矛盾しないと思います。四月までに社会保障のあるべき姿をまとめて、その制度設計を六月までにします。それを支えるための安定財源と財政健全化を一体的に六月に実施すると、まとめるということは、藤井調査会の中間整理と全くそご...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 社会保障の姿、方向性がないと、それを支える負担がどれぐらいになるかというのは決まりません。だから、四月にまず社会保障の姿を出して、それを支える具体的な制度設計を六月にやるということですから、重ねて申し上げますけれども、それはそごではないと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 社会保障の安定強化のために社会保障のあるべき姿はつくります。その社会保障に、例えば消費税を含む税制抜本改革で、その使途はどこまでにするかというのを含めての制度設計を六月までということで、僅か二か月の差にそんなそごが生じるとは思いません。
○国務大臣(野田佳彦君) まずは社会保障に対する姿、全体像をまとめて、それについて御議論をいただくことも大事です。そこで一旦出しておいた上で、最終的な成案は、さっきから申し上げているとおり、その制度設計とそれを支える財源と財政健全の一体化は六月にまとめるということです。
○国務大臣(野田佳彦君) だから、六月に一体で出るということですから、藤井調査会と全くそごは生じていません。
○国務大臣(野田佳彦君) 私については、平成十九年の六月に政治資金パーティーを行った際、それ以前に脱税をした法人の関連会社からパーティー券の購入を受けていたと、そういう報道がございました。それを踏まえて事実関係を確認をさせていただきましたけれども、関連会社二社からそれぞれ四十万円...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 会社関係の詳しい事情はよく分かりませんが、実質的にオーナーだったという報道は見ています。
○国務大臣(野田佳彦君) 多分、何人かの集まりの中でお会いはしていると思います。私の秘書が名刺交換をしたと私は聞いています。その中で、十九年の六月に政治資金パーティーをやるときに様々な法人にお願いを言って、そういう中でこういう形で御協力をいただいたということで、直接的にお名前とか...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) いや、会ったことはあると思うんです、会ったことは。複数名いる中でいらっしゃった方だろうと思いますし、いや、だからそこに随行していた秘書が名刺交換しているということですから、会ってはいるということだと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) この方自身のことですか。二、三十人いる懇親会の中で地域経済のいろいろな名士みたいな方がたくさんいらっしゃいましたけれども、その中でいろいろ名刺交換とか握手をしたりとかという中でお会いしたというふうに承知しています。
○国務大臣(野田佳彦君) このいわゆる当該企業の代表者の方ではなくて、直接御紹介ではなくて、懇親会を主催をされている方を御紹介をいただくというか、顔を出さないかと言われて行った中にいらっしゃった方だというふうに思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 返金は、株式会社メディア不動産開発、そしてグレイブじゃなくてクレイヴですか、こちらの方に行ってお渡しをしてきたということでございます。それぞれの会社の担当者に直接お渡ししてきたと報告を受けています。
○国務大臣(野田佳彦君) 個人じゃなくてそれぞれの法人でありまして、法人の担当者とお会いしていただいて、法人の担当者にお返しをしてきたということでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) それはちょっと、事実関係を調べないと分かりません。
○国務大臣(野田佳彦君) 先ほど申し上げましたとおり、いわゆる一般的な外国法人だとか赤字を続けている法人等については気を付けますけれども、脱税をしたことがあったかどうかとか含めて、そこまでは確認ができなかったということでございますし、いずれにしても、その代表者の氏名等は事実関係を...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 虚偽をするつもりは全くないはずでありますし、適正に処理をしたという上で公開をしているはずでございますので、調べてはみますけれども、全くそういう意図はあるはずがありません。
○国務大臣(野田佳彦君) 本日、二社分、八十万円については返還をさせていただきました。
○国務大臣(野田佳彦君) いろんなお付き合いというのはだんだんその人間関係が増えれば出てくると思うんですが、例えば私の場合、パーティーやったのは人生先にも後にもこれ一回なんですけれども、脱税したことがあるかどうかとか、よほど気を付けなきゃいけないなということはこれはよく分かります...全文を見る
03月07日第177回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(野田佳彦君) 一川委員は予算と関連法案についてのお尋ねでございますけれども、特例公債法案を含む予算関連法案は、これはまさに予算自体を裏打ちをするものでございます。特に特例公債の場合は一般会計の総額の約四四%を占めておりますので、こうした法律が通りませんと大幅な歳入欠陥...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) まず、昨年の六月に政府として財政運営戦略を定めました。これは向こう十年間にわたる財政健全化の道筋でございまして、基礎的財政収支、対GDP比二〇一五年までにその赤字を半減する、二〇二〇年までには黒字化すると、そういう大きな道筋の中で、その間の向こう三年間に...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今般の税制改正では、法人税の税率、いわゆる国税は三〇%から二五・五%と引下げ、地方税分合わせると実効税率で五%引下げということでございます。あわせて、中小の法人の軽減税率も一八%から一五%へと、対象が恐らく七十三万社ぐらいになると思いますが、こういう法人...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今回の会議はフランスが議長国となって初めてのG20でございまして、議論の結果、十一月にカンヌでG20サミットがございますが、そのためのいいキックオフができたというふうに思っております。  世界経済についてどういう認識が共有をされたのかというお尋ねでござ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 先ほども若干その御報告をさせていただきましたけれども、G20の中で一次産品の変動について懸念を持つ国がたくさんございましたので、それについての議論を進めさせていただきました。  その要因と消費国、生産国への影響について分析するスタディーグループをつくる...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) お答えいたします。  非正規雇用者の増加と税収との因果関係については、具体的な試算はございません。ございませんけれども、一般論で申し上げれば、正規より非正規が増えていくと、あるいは失業者が増えていくということになれば、雇用者報酬の総額が減り、そのことに...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 鉄鋼、セメント、コークス製造用の輸入石炭については、従来から石油石炭税、これ免税となっておりますけれども、この石油石炭税に地球温暖化対策のための税というのは上乗せをするという考え方でございますので、同様に免税という措置をとっております。
○国務大臣(野田佳彦君) 鉄鋼、セメント、コークス製造用の輸入石炭の免税措置ですが、計算式というのは、二十年度実績でいくと免税数量が六千万トンでございます。これ段階的に税率引き上げていくんですが、平成二十七年四月以降と、完全に税率が上がったというときには一トン当たり千三百七十円と...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 未利用国有地を単に売却ではなくて定期借地権を使って貸付けを行うという方針は、昨年六月に新成長戦略の中でまとめさせていただきました。  御指摘のとおり、保育分野では東京の世田谷含めて五つの事例が既に決定をしています。この対象は、委員御指摘の特別養護老人ホ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 財政法においては、国有財産は適正な対価、すなわち時価による譲渡又は貸付けが原則とされており、社会福祉目的で国有財産を活用する場合であってもこれ全面積時価としているところでございます。定期借地権を利用した未利用国有地の貸付けは売却に比べて初期コストを低減さ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 法人実効税率を引き下げる際に課税ベースを拡大して財源確保するというやり方は、これはイギリスでもドイツでもやっていることでございまして、基本的にはそういう姿勢で法人実効税率の引下げをやりたいと思いました。ただ、これはネット減税にした方が、先ほど総理がおっし...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) ちょっと飛躍のあるお話で、まず、消費税一〇%上げるということはまだ決めているわけではございません。政府としては、四月までに社会保障あるべき姿を議論をし、それを支える安定財源として、また財政健全化を一体的に実現するために消費税を含む税制の抜本改革を行うとい...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) そもそもこの消費税を含む税制の抜本改革というのは、社会保障の安定強化、それを支える財源として議論していますので、社会保障が安定して充実することは、むしろこれは逆進性対策というか所得再分配の効果があると思います。その上で、なお逆進性の対策が必要とするならば...全文を見る
03月08日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○野田国務大臣 後藤田議員にお答えしたいと思います。  私ども政府としては、あくまで九十二兆四千百十六億円の予算と、それを裏づける関連法案、この関連法案が年度内に成立しませんと、予算執行でさまざまな支障が出ます。これは間違いないと思いますので、これを一体として年度内に成立をする...全文を見る
○野田国務大臣 今、参議院で御審議をいただいている平成二十三年度の予算案は、いろいろな条件のもとで私どもはベストのものをつくったというふうに思います。評価はいろいろ違うかもしれません。  その中の柱のものに、マニフェストの主要事項というのがございます。これまた評価は違うかもしれ...全文を見る
○野田国務大臣 さまざまな世論があることは事実だと思います。  マニフェストについては、これはもう政府・与党、確認をしていることでございますけれども、私どもの任期の中間地点である九月までをめどにしてマニフェストの検証を行うということになっています。その検証の過程において、今御指...全文を見る
○野田国務大臣 岡田幹事長が、できないものはもういいんじゃないかと、そこまで軽く言い放ったのかどうかは違うと思うんですけれども、できること、これまでやってきて努力してきたこと、そしてこれから見通しの中で困難だと思うこと、そういうことを整理しようという趣旨のお話をされているんだろう...全文を見る
○野田国務大臣 あくまで基本姿勢は、この特例公債法案も年度内の成立をお願いすべく御審議をお願いしたいというふうに思いますが、仮定の話で、それが困難だった場合ということで、NHKで玄葉政調会長が御発言されました。  要は、特例公債、委員御指摘のように、一般歳出の総額に四四%を占め...全文を見る
○野田国務大臣 金利というのは、経済、財政情勢、さまざまな要因によって動くものだというふうに思います。一般的に、国債金利が急激に上昇して市中の金利に影響するというのはよくないことでありますが、その要因はいろいろなケースがあるだろうと思います。  我々が財政当局として注意をしなけ...全文を見る
○野田国務大臣 国債暴落に何か引き金を引くような、私はそういう予算ではないというふうに思っていますし、現実に、昨年末に予算編成をしたときに、特にマーケットがそういう厳しい評価をしたかというと、そうではございません。  むしろ、私どもが政権を引き継いだときに、平成二十一年度であり...全文を見る
○野田国務大臣 激励も込めてのお話と受けとめさせていただきたいというふうに思います。  しっかりやっていきたいと思うんですが、特に社会保障の場合は、一般歳出のもう半分以上を超えて、しかも、さっき議論があった自然増が毎年一兆円以上あるという中で、基本的には、これをどうやって制度設...全文を見る
○野田国務大臣 場合によってはそういうものもあると思います。
○野田国務大臣 私の意見は、中福祉・低負担だと思います。
○野田国務大臣 税収見合いの中では不相応だというふうに思います。
○野田国務大臣 憲法二十五条で定めている理念自体は、これは崇高な、我々が守っていかなければならない理念だというふうに私は思います。  運用の問題において、例えば生活保護世帯が今ふえ続けているという中で、まさに生活保護の対象としてしっかりと支給しなければいけない、そういう人たちも...全文を見る
○野田国務大臣 電力から携帯から、そして今はパチンコ、広告と、いろいろな例えを出されました。  やはり何か新たに課税をするときというのは、基本的には、合理的に課税根拠があるのか、あるいは経済にどういう影響があるのか、公平で効率的な課税が可能かどうか、既存の税制との関係とか、そう...全文を見る
○野田国務大臣 就職率という観点での査定はやっていないと思います。
○野田国務大臣 大学は、私学も国立大学も、基本的には、就職率という観点もあるかもしれませんが、研究成果であるとかさまざまな観点でそれぞれの大学の評価があると思いますので、その一点突破だけの評価で本当に査定していいのかどうかというと、ちょっと私は、かなり研究の余地があるのではないか...全文を見る
○野田国務大臣 これは、納税期間中に納税者がきちっと税金を納められなかった場合に、利子税とか延滞税を払うことになるじゃないですか。その見合いで、本則では一応七・三%としている。最近は、前の年の十一月の公定歩合に四%を足す、そういう計算でやっているわけですね。だから、これは要は納税...全文を見る
○野田国務大臣 バランスをどうとるかということは、税制いろいろ、抜本改革をやりますけれども、この問題についてもよく検討させていただきたいというふうに思います。
○野田国務大臣 じっくり検討させてください。
○野田国務大臣 いわゆる臨時財源、二兆五千億、確保するのに本当にぎりぎりでございました。これ以上はもうなかなか困難だろうということで、法律の中にしっかりと、税制の抜本改革を通じて安定財源を確保するということで、消費税を含む税制の抜本改革で対応するということです。
○野田国務大臣 改めてちょっと順路を確認させていただきますけれども、四月までに社会保障のあるべき姿、方向性をまとめる、そして六月までに、その制度設計と、それを支える安定財源の確保と、財政の健全化を一体的に結論を出す、成案を得る。その成案の中には、当然のことながら、税率あるいは社会...全文を見る
○野田国務大臣 先週、三月二日のこの衆議院の財務金融委員会で、竹内委員から、一部の報道についての御質疑をいただきました。  そのときは、事実確認をさせていただくというのが私の答弁の趣旨だったと思いますけれども、事実確認をさせていただいた結果、平成十九年六月に政治資金パーティーを...全文を見る
○野田国務大臣 自分を応援されている企業の関係者の皆さんがいらっしゃるから、ぜひ一回顔を出してみないかというような御連絡をいただきまして、そして、そこに行ったら二、三十人の企業経営者の方がいらっしゃいました。その中で、私自身じゃないんですが、随行した秘書が名刺交換をした中にそうい...全文を見る
○野田国務大臣 報道等はいろいろされているようですが、一つ一つ事実確認はしておりません。
○野田国務大臣 外務大臣として本当に東奔西走しながら国のために頑張っていただけに、こういうことが起こり、やめざるを得なくなったということは、極めて残念至極でございます。
○野田国務大臣 いわゆる外国人の献金の問題については、外務大臣という重たい役目をやめるということで本人なりの一つのけじめだと私は思いますが、そのほか必要に応じて、きちっとそれぞれの場で説明責任を果たしていくべきだろうというふうに思います。
○野田国務大臣 法人の実効税率の引き下げという形でのマニフェストの項目はありません。ただ、マニフェストの中には、各論のところで、中小の軽減税率については一八から一一%に引き下げるというのがございました。ということで、法人の経営環境をよくしよう、そういう意図は私どもはもともと強かっ...全文を見る
○野田国務大臣 国家戦略としての税制というよりも、やはりデフレ脱却をして、そして日本経済を成長軌道にしっかり乗せるために元気に法人には頑張ってほしいという思いを込めて、一つには、さっき申し上げたように、雇用と投資を拡大してほしいという気持ちですね。それからもう一つは、やはり国内企...全文を見る
○野田国務大臣 さっきの韓国のケースなんですけれども、二〇〇〇年以降、随時法人税率を引き下げていますが、ちょっと日本と事情が違うのは、財政収支が黒字なんですよね。そういう違いがあるので、すぐさま韓国並みに日本が後を追ってという形は、実態はちょっと困難ではないかなというふうに思いま...全文を見る
○野田国務大臣 私の方は、課税ベースを拡大しながら財源確保をしていく、その見合いの中で法人の実効税率を引き下げるということを考えていました。というのは、財政運営戦略においては、これは歳出だけではなくて、歳入においてもペイ・アズ・ユー・ゴー原則というふうに書いてございます。そういう...全文を見る
○野田国務大臣 財政規律と成長のバランスを図るということでございまして、これはイギリスもドイツも、ほぼ見合いの形で課税ベース拡大をしています。そういう事例もございますので、単なる財政規律だけではありません。成長してほしいという思いも込めながら、それはバランスをとるということであり...全文を見る
○野田国務大臣 ちょっとアメリカとは違います。違いますけれども、逆噴射という位置づけではないというふうに思っていまして、今回、委員御指摘のように、減価償却方法について、二五〇%定率法から二〇〇%定率法に変えることにさせていただいております。  これについては、法人実効税率の引き...全文を見る
○野田国務大臣 研究開発税制の見直しについてのお尋ねでございますけれども、研究開発税制を最大限に利用している企業においても、今回の法人税率の引き下げにおいて、実質的には税負担を軽減させることができます。  そもそも、今回縮減される措置というのは、リーマン・ショック後の極端な法人...全文を見る
○野田国務大臣 基本的には需要不足だということで、需要を喚起していこうというのが今の政府の基本的な方針でございます。  供給分野については、特にデフレ脱却の関係で、どういう視点なのかどうかよくわかりませんけれども、御指摘があれば承りたいと思います。
○野田国務大臣 意味はよくわかりました。  要は、法人実効税率の引き下げによって私どもが期待しているのは、やはり雇用なんですね。さっき申し上げたとおり、雇用と投資につなげてほしい。  これは経団連会長もお話しされましたけれども、資本主義の国でそんなことを強制できない。確かにそ...全文を見る
○野田国務大臣 今の御質問にお答えする前に、投資関連で、今回税制の措置として、グリーンの関係、環境関連の投資促進税制、これは税制措置をさせていただいておりますし、特区とかアジア拠点化においても投資を促すようなそういう措置を講じているということは、単なる法人実効税率引き下げだけでは...全文を見る
○野田国務大臣 佐々木委員御指摘のとおり、昨年の六月に財政運営戦略を閣議決定させていただきました。これは、向こう十年間に向けての財政健全化の道筋を定めるということで、二〇一五年度までに基礎的財政収支赤字を少なくとも半減する、二〇二〇年度までには黒字化する。それを実現するルールを幾...全文を見る
○野田国務大臣 基礎年金の国庫負担三分の一から二分の一ということのための金額としては、約二兆五千億円必要でございます。その二兆五千億円を、今回は臨時財源として、財投特会からの一般会計繰り入れが一・一兆円、それから外為特会からの一般会計繰り入れが〇・二兆円、そして鉄道建設・運輸施設...全文を見る
○野田国務大臣 自民党政権下で定めた年金法附則において、税制抜本改革による安定的な財源が確保されない場合には、臨時の法制上及び財政上の措置を講ずることが定められておりますが、これに沿って、先ほど申し上げたように、私どもは臨時財源を確保させていただきました。  自民党ができなかっ...全文を見る
○野田国務大臣 平成十六年度税制改正の与党大綱ということでございますね。  お尋ねの点については、大綱において、「平成二十一年度までに基礎年金の国庫負担割合を段階的に二分の一に引き上げるための安定した税財源を確保する。」それから、年金課税の適正化により確保される財源は、平成十六...全文を見る
○野田国務大臣 十六年度改正によって、年金課税の見直しに伴う所得税の増収分〇・二四兆円のうち、地方交付税を除いた〇・一六兆については、基礎年金国庫負担割合の引き上げに充てられたものと承知しています。
○野田国務大臣 十七年度、十八年度税制改正による定率減税の縮減、廃止に伴う所得税の増収分約二・六兆円のうち、地方交付税分を除いた約一・八兆円については、使途が法定されていない一般財源であるため、厳密に特定することは困難でありますけれども、当時の与党の議論等を踏まえ、定率減税の縮減...全文を見る
○野田国務大臣 実態、まさにそういう国民の声はたくさんあったというふうに思いますし、したがって、例えば年金課税の見直しについては、私どもも、当時の民主党は反対の立場をとらせていただきました。定率減税の縮減についても、当時の経済状況とか国民の声を踏まえて修正案を提出させていただいて...全文を見る
○野田国務大臣 御指摘をいただいて、記憶がだんだんよみがえってきました。  あのときの一番の視点は、そういう視点と、あと、景気認識の議論が一番多かったような気がします。あのときの政府税調か何かで、景気は著しく好転したとかという、そういう表現があったので、本当にそうかというような...全文を見る
○野田国務大臣 そういうことでした。
○野田国務大臣 定率減税を戻すだけではもう足りないんじゃないでしょうか、金額的には。だから、臨時財源は、一生懸命確保すべく努力したということであります。
○野田国務大臣 御指摘のとおり、財政健全化の方に使ったという経緯は、先ほど申し上げたとおりであります。
○野田国務大臣 臨時財源でやりくりするという困難はもう限界だということで、しっかりと恒久的な財源を確保していくということを、だから今回、国民年金法の改正もお願いをしながら、法律的にもそのことを担保しながら財源確保をしていかなければ、年金財政の持続性というのが厳しくなるというふうに...全文を見る
03月08日第177回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(野田佳彦君) 済みません。担当なものですから、私の方から。  これは、平成二十二年の税制改正の大綱の中で、特定支出控除、委員御案内のようにこれ確定申告で使われる方が年間に数件しかいないという状況もありまして、もっと使い勝手のいいものにしようという、そういうまとめをし...全文を見る
03月09日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
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○野田国務大臣 政府としては、内閣府が経済の見通し、実質経済成長率一・五%という、いわゆる予想というか見込みを立てています。
○野田国務大臣 実質でございます。
○野田国務大臣 これからのそういう動向を踏まえての税収の判断をするというふうに思います。
○野田国務大臣 全体で四十一兆弱の税収の見込みの中、法人税はたしか九兆円台だったかというふうに思います。
○野田国務大臣 七兆七千九百二十億円でございます。
○野田国務大臣 過去の最高額は、たどっていくと、平成元年のころになります。十九兆円ですね。
○野田国務大臣 委員御指摘のとおり、このたび法人実効税率五%引き下げ、一方で課税ベースの拡大を行うということもあわせてやりましたけれども、ネットでいいますと、法人課税全体で、これは平年度ベースになりますが、七千七百五十八億円という減税となります。
○野田国務大臣 二十三年度については四千二百八十四億円減税となります。
○野田国務大臣 ざくっと二%かなと。
○野田国務大臣 まず、この資料の数字ですが、二〇〇九年、平成二十一年は、まさに自公政権から私どもが政権をかわった年でございますので、ここの数字で私どもが責任と言われても、これは困ります。  加えて、設備投資だけで見ると、あるいは雇用だけ見るとこういう数字でありますけれども、平成...全文を見る
○野田国務大臣 先ほど申し上げたとおり、研究開発の税制で最大限それを利用している、そういう法人においても、今回は法人税率の引き下げによって実質的には減税ということでございますので、私はその影響は少ないと思います。
○野田国務大臣 子ども手当については、これは私どもはそれなりの政策目的がある。子供の育ちを社会全体で支えるという理念のもとでとっている措置でございます。  そのことと、この法人減税の財源の話と比較すること自体が、それぞれ政策目的が違うと思いますし、子ども手当についても、それは税...全文を見る
○野田国務大臣 子ども手当の話は、単なる経済政策として説明してきたとは思いません。子供の育ちを社会全体で支えていく、そういう理念のもとでの政策措置であります。  その結果、例えば少子化対策に効果があるとか、あるいは直接家計にお金が入るわけですからその分経済効果があるという付随的...全文を見る
○野田国務大臣 二十三年度における地球温暖化対策のための税の増収分は三百五十七億円でございます。
○野田国務大臣 これは三段階で引き上げていって、平成二十七年度以降には、増収分、たしか二千四百億円台に乗ると思います。いきなり上げていくのではこれはいろいろ影響があるので、段階的に引き上げよう、そういう趣旨でございます。
○野田国務大臣 委員御指摘のとおり、今、国の財政状況は大変厳しい状況です。厳しい状況というのは、一つには、ストックベースで国と地方の長期債務残高が対GDP比で一八〇%を超えるという、主要先進国の中では最悪の水準です。加えて、その上で、それぞれ今国が財政健全化に向けて努力をされてお...全文を見る
○野田国務大臣 松下さんの無税国家論というのは、まさに壮大な、ある種、私は思想だったと思うんです。それは、切り詰めながら切り詰めながら、無駄をなくしながら、今の世代は我慢して、一定程度のお金を使わずに残していって、積み立てて、積立金がたまったときに、まさにその金利で国を運営してい...全文を見る
○野田国務大臣 地域政党として、その地域の一つの争点としてそういうものを掲げられて戦われるということ自体は、それは政党のお考えですから、どうのこうのと言う立場ではございません。  ただ、これが、国政レベルでこの政党が何らかの存在をしようということになった場合には、それは私どもは...全文を見る
○野田国務大臣 国債金利の変動の要因はさまざまな要素があると思いますし、仮にこの特例公債の法案の成立がおくれた場合にどういう影響が出るか、これも一概には言えません。私の立場としては、予算とこの関連法案は一体となって年度内に成立をしてほしいという思いでこの審議に出ておりますので、ワ...全文を見る
○野田国務大臣 マーケット関係者の中にもいろいろな意見があるようですので、委員がどういうお考えをとるかはいいとして、政府として、それでいいかどうか等は言えませんけれども、ただ、政治的混迷により財政再建の取り組みがおくれるとかこういう予算の成立がおくれる、いわゆる考えたくない方向に...全文を見る
○野田国務大臣 これはもう客観的な数値として淡々と申し上げたいんですが、平成二十三年度の後年度影響試算において、二十四年度以降、金利が一%上昇した場合、国債費は、二十四年度で一・〇兆円、二十五年度で二・五兆円、二十六年度で四・二兆円増加すると試算をしています。  ということで、...全文を見る
○野田国務大臣 先ほどの冒頭の答弁のところで、税収よりも要は新規国債発行額に頼らざるを得ない財政状況を申し上げましたけれども、平成二十一年度が、要は決算ベースだと五十三兆を超える国債発行をいたしました。  その最悪の状況から抜け出そうと努力はしています。だけれども、税収が現時点...全文を見る
○野田国務大臣 余り具体的にシミュレーションみたいな話はしたくないんですが、さっき申し上げたとおり、歳出総額が九十二兆四千百十六億円ですね。いわゆる特例公債が三十八・二兆、基礎年金の国庫負担部分の三分の一から二分の一へというところの臨時財源二・五兆、四十・七兆がこの特例公債法案の...全文を見る
○野田国務大臣 今回の税制改正の中での御提案は、法人実効税率の五%引き下げでございます。法人税、いわゆる国税でいうと三〇%から二五・五%であります。  この実効税率を見てみると、いわゆるG5、アメリカ、イギリス等々、その中で大体二八パーから四〇%です。ようやく日本もその間に入っ...全文を見る
○野田国務大臣 平成二十三年度税制改正法案において、NPO法人を初めとする、市民が参画する新しい公共の担い手を支える環境を税制面から支援するという措置を入れています。  その意義は、ほとんど今御質問の中で委員が御指摘だとは思いますけれども、具体的には、認定NPO法人等への寄附に...全文を見る
○野田国務大臣 増税ありきではないということです。  今回はやはり、社会保障のあるべき姿、その方向性を、これは一番国民が不安を持っているところでございますので、それについての全体像を明らかにして、それを支える安定財源を確保していこうというのがこの社会保障と税の一体改革の理念です...全文を見る
○野田国務大臣 斉藤委員の御指摘のとおり、財政法四条、これは非募債主義という形で、要は、国の歳出は原則として租税等によって賄っていく、これが原則になって、ただし書きのところで、公共事業等の財源となる場合に限って建設国債の発行をすることが規定されているということであります。すなわち...全文を見る
○野田国務大臣 基本的には、だから、望ましくないということが本来は前提だというふうに思います。
○野田国務大臣 基本的には、見合いのきちっとした歳入がある、税金が入ってくる、その中でやりくりをするというのが国家としては基本でしょうということです。  建設国債等、将来まさに社会資本整備として何か残るものがあるならば、ただし書きで認めている。赤字国債は、それに安易に頼ると、ま...全文を見る
○野田国務大臣 何か優しげで厳しい質問ですよね。  私は斉藤委員と世代としては同じだと思うんですが、貧しかったかもしれませんけれども、あの映画の「三丁目の夕日」の時代、昭和三十年代、でも日本はずっと成長し続けていました。成長し続けていたがゆえに、しかも若い国でした。ということが...全文を見る
○野田国務大臣 ちょっと今、正確に申し上げると、昭和四十年度の補正予算において特例公債をやはり発行しています。それで四十一年度にいわゆる建設国債の発行が始まっていますということで、正確に申し上げたいと思います。  その上で、特例公債を発行しないようにするためには、さっきちょっと...全文を見る
○野田国務大臣 まず、平成二十二年度、今執行中の予算について四十四兆という抑え方をしたというのは、前政権の、麻生政権のもとで平成二十一年の第一次補正までやられていました。そのときの国債発行は四十四兆です。さっきちょっと説明しましたけれども、平成二十一年が最悪でありましたけれども、...全文を見る
○野田国務大臣 国債発行額をもし三十兆で絞れるんだったら、それにこしたことはなかったと思います。財政再建の、そういう財政規律を守るということもやらなければいけない。  一方で、あの危機は相当深刻な危機でございました。世界経済の中で日本の実体経済が一番影響を受けたわけであります。...全文を見る
○野田国務大臣 引き続き、経済の再生とそして財政再建の両立を目指すという、まだプロセスの過程にあるだろうと。  というのも、さっき申し上げたとおり、税収はまだ四十一兆円です。三十八・九兆まで落ち込んだ後に、だんだん上がってはきています。でも、まだ四十一兆であります。しかも、税外...全文を見る
○野田国務大臣 平成二十三年度末には、公債発行残高が六百六十八兆円に上ると見込まれます。また、地方の債務等も合わせました国及び地方の長期債務残高は、二十三年度末で約八百九十二兆円と見込まれるなど、残念ながら主要先進諸国の中では最悪の水準でございます。
○野田国務大臣 どのくらいまでという数字を定量的に申し上げることは厳しいなというふうに思います。  今、財政運営戦略、昨年の六月に閣議決定して、基礎的財政収支の赤字を対GDP比で二〇一五年までに半分にして、二〇二〇年から黒字にして、そしてトータルとして債務残高を二〇二〇年以降圧...全文を見る
○野田国務大臣 いわゆる個人の金融資産と、さっき言った国と地方の債務の残高が、どこかでは近々逆転をするという可能性はあります。  確かに、国内で安定消化できたというのは膨大な個人の金融資産があったからだと思います。これはいろいろな見方がありますが、ネットとグロスで、普通、指標を...全文を見る
○野田国務大臣 いろいろな見方をされる方がいらっしゃいますので、ネットとかグロスで比べる場合とか、債務残高のとり方とかによって、どこで逆転かという、それはいずれも近い将来に起こることではありますけれども、これは定かではありませんし、そのことが決定的なターニングポイントになるかどう...全文を見る
○野田国務大臣 ただいまの御質問にお答えする前に、若干答弁の訂正をさせてください。  先ほど私、委員とのやりとりで、二十一年度決算でいろいろ数字を申し上げました。税収を三十八・九兆円と申し上げましたけれども、正確には三十八・七兆円でございました。国債発行額を五十三兆円超と発言し...全文を見る
○野田国務大臣 確かに、その十二・六兆円の確保というところには至っていないのは事実でございます。  ただ一方で、マニフェストの主要事項についてはそれぞれ政策目的があると思っていますので、それはきちっと実行していく。その分の財源は、安定した財源を確保しながら着実に実施をしていくと...全文を見る
○野田国務大臣 まずは、社会保障そして税の一体改革は、四月に社会保障、六月に両方セットで成案を得るという作業はこれから進めていきますが、そのどの段階でも、野党の皆さんには御参加いただければ大変ありがたいというふうに思っています。真摯に協議ができれば大変ありがたいと思います。  ...全文を見る
03月09日第177回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(野田佳彦君) 大野委員にお答えをいたします。  揮発油税等に係る当分の間の税率の課税を停止する措置の発動及び解除の前後においては、消費者による一定の買い控えあるいは駆け込み需要やその反動が生じることが想定をされます。このため、課税停止措置の発動に伴う販売業者の買い控...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) しっかりと対応していきたいと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 基本的には法律に基づいて対応するということだと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) きちっと情報収集し、六月に適切な判断をすべきだと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 予算関連法案が成立をしなかった場合ということの今の世論の評価をお示しいただきました。  基本的には、予算と関連法案を御提起している政府・与党の責任が第一義的だというふうに思います。それはそのとおりだと思います。一方で、ねじれ国会というこういう状況の中な...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今日のこの参議院の予算委員会の後に、私は衆議院の財務金融委員会でこの特例公債法案を含めた国税二法の御審議をいただきます。御党からも御質疑いただきます。昨日も同じように財務金融委員会をやりました。ということで、今審議中、一生懸命御説明をして御理解をいただく...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 具体的な検討をしているということではございませんけれども、一般論で言えば、委員の御指摘のような様々な工夫をしなければならなくなるだろうと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 三十五人以下学級法案成立しない場合、万が一そういうことになった場合ということでありますけれども、この場合は学級編制の標準の引下げに伴う増員分に係る義務教育費国庫負担金の法令上の裏付けがなくなるということになるため、既に都道府県で御準備をいただいている部分...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 先ほど国交大臣がお話しされたとおり、社会実験の意味としては、渋滞や環境への影響、地域経済への効果、他の交通機関への影響など検証しながら、国民の理解を得ながら進めていくということで今までやってきている中で、それを突然止めることがいいのかどうかということも検...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 桜内委員にお答えしたいと思います。  委員御指摘のとおり、概算要求の組替え基準は、医療、年金と、それから地方交付税交付金等を除いて、そのほかの幅広い経費ということで約二十四兆だったですかね、ということを組替えの対象として、概算要求段階で九割に要求を絞り...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 米軍機騒音訴訟の判決に係る損害賠償金等の日米地位協定に基づく日米の分担の在り方については、政府として米国政府に損害賠償金等の分担を要請するとの立場で協議を重ねてまいりましたが、本件分担の在り方についての日米双方の立場が異なっており、妥結を見ていないと承知...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 先ほど申し上げたとおり、日米双方の立場が今、現時点では異なっているということでございますけれども、引き続き関係省庁において問題解決に向けて御努力をいただきたいと考えています。
03月10日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○国務大臣(野田佳彦君) 今後の財政政策等については、先般の財政演説において所信を申し述べたところでありますが、本委員会において重ねて所信の一端として、財政政策等の基本的な考え方等について申し述べます。  我が国経済は、リーマン・ショック後の経済危機を克服したものの、足下につい...全文を見る
03月10日第177回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(野田佳彦君) 財政演説でも触れさせていただいたんですが、グローバル社会の中で日本が勝ち抜き、成長を実現していくために、国を開くことが必要と考えております。貿易関連手続の円滑化を推進し、これに積極的に貢献をしていきたいと考えています。  具体的には、輸出通関における保...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 個別の事業は別として、港湾整備、道路整備などの公共事業についての基本的な考え方をお話ししたいと思いますけれども、極めて厳しい財政状況の中で、効率化、重点化を図りながら真に必要な社会資本整備を戦略的に進めていくというのが基本姿勢でございまして、その中で公共...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 厳しい財政状況であると、大変厳しい財政状況であるという中でありますけれども、先ほど申し上げたとおり、真に必要なインフラの整備については、これはしっかりと整備をしていくという基本姿勢でございます。
○国務大臣(野田佳彦君) 受けておりません。
○国務大臣(野田佳彦君) 先ほど来、政府の側での立場を申し上げていると思いますけれども、平成二十三年度における子ども手当の支給に関する法律案を提出をして御審議をいただいているわけでございますから、これについての御理解をいただいて早期の成立を目指すというのが私どもの立場でございまし...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 仮定の話でございますので、現実に法律として提起しているのは平成二十三年度の子ども手当の支給等に関する法律案でございますので、この成立を目指すということです。
○国務大臣(野田佳彦君) それはいろんな観点から議論しなきゃいけないというのは、例えば政府が提出している平成二十三年度子ども手当法案はいつ成立するのかとか、あるいはその際について、つなぎ法案との関係はどうなるかなどを踏まえる必要があると思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 何度も申し上げますけれども、この今提出している法案の早期成立を目指しているということで、その後の仮定の話を今明確にいろいろ申し上げる段階ではないと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 社会保障と税の一体改革については四月までに社会保障のあるべき姿を考える、それを支える安定財源及び財政健全化についてはその後に考えるということで、今特段確定的に申し上げられる段階ではございません。
○国務大臣(野田佳彦君) これ、私はこの図はちょっと違うんではないかと思っていまして、派遣労働者の受入れ企業が御指摘のように派遣料にかかわる消費税額を控除することができます。ただ一方で、人材派遣会社に対しては派遣料に上乗せをして消費税を支払うことになっていますので、そのことによっ...全文を見る
03月11日第177回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○国務大臣(野田佳彦君) 藤谷委員からは国有財産の有効活用について御指摘をいただきました。  財務省は、国有財産の総括権を有しておりますけれども、昨年六月十八日に「新成長戦略における国有財産の有効活用について」を策定をさせていただきまして、未利用国有地について、従来は原則売却中...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 外山委員にお答えしたいと思います。  委員御指摘のように、平成二十一年度の検査報告は、不適正な経理処理など金額、指摘金額が約一・八兆円、件数が九百八十六件、これ過去最大の指摘でございます。これは会計検査院の機能が発揮されたという結果ではありますけれども...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 加賀谷委員とは本当に、四半世紀を超えるお付き合いをさせていただいておりますが、このように貴重な時間で御質問いただきまして本当にありがとうございます。  私どもの掲げているマニフェストの主要施策をばらまきという御批判いただいております。でも、必ずしもそう...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 基本的には日本国籍の方から献金をいただいているという前提で公開をしております。事務所内であえてそれを再調査したということはございません。
○国務大臣(野田佳彦君) 平成十四年度までは通常会の冒頭に決算と検査報告を出すということでやってまいりましたけれども、参議院からの御要請がございまして、委員御指摘のとおり、現状においては国会開会中であれば毎年十一月二十日前後に提出をしてきているところであります。  より一層早め...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 当該訴訟に係る上告人の住所がどこにあるかについて国側の考え方が認められなかったことは、誠に残念でございます。国税当局においては、判決を受け止め、今後とも一層適正な課税が図られるよう努めていくものと承知をしています。  なお、これ、本件で問題になりました...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 納税者が定められた納税の期間のうちに税金を納めなかった場合には、利子税とか延滞税が発生をいたします。同じバランスで、還付金の場合にも、一種の利子としてこういう形で加算金が付くということでございまして、今委員御指摘のとおり、原則は七・三%なんですけれども、...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 個別の課税状況に対する案件でございますので、それは具体的なコメントは差し控えたいというふうに思います。  政治家という立場では、社会正義という意味ではいろいろ議論はあると思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 平成二十一年度の決算検査報告において、不適正な経理や無駄遣いなど、指摘金額が約一・八兆円、件数が九百八十六件と、過去最大の指摘を受けたことは誠に遺憾でございまして、委員御指摘のように、国、地方、こういう指摘ケースが増えております。こういう不適正経理は国民...全文を見る
03月22日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○野田国務大臣 提案理由の説明をさせていただく前に、私からも、今般の本当に未曾有の大地震によってとうとい命を奪われた皆様に心からお悔やみを申し上げるとともに、いまだに三十万人以上の皆様が厳しい寒さの中で被災生活を余儀なくされています。心からお見舞い申し上げたいと思いますし、被災地...全文を見る
○野田国務大臣 玉木委員にお答えをしたいと思います。  十八日の早朝に、G7の財務大臣・中央銀行総裁会議、これは電話会談が行われました。呼びかけは議長国のフランスからでございます。これに、私と白川総裁で出席をさせていただきました。  まず私と白川総裁から、地震の経済や市場への...全文を見る
○野田国務大臣 今回の震災はまさに未曾有の大震災であるということと、もう一つ特徴的なことは、従来の災害対策というのは、自助、共助、公助という中で、公助の中で市町村と県と国の役割分担がありました。今回特徴的なことは、自治体機能が著しく低下している、あるいはほとんど皆無に近いというと...全文を見る
○野田国務大臣 政策の優先順位をしっかりと見きわめていくという中で、与野党の議論を踏まえてきちっと対応していきたいと思います。
○野田国務大臣 補正予算については、阪神大震災のときには震災発生後約四十日ぐらいに提出して、そして速やかに成立をしています。  今回は、まず被害の現況をしっかり踏まえるということと、必要な対策をしっかりと打ち出すという中で、まさに補正のかさを決める中で、さっき申し上げたように、...全文を見る
○野田国務大臣 政府としては、一貫して、平成二十三年度の予算案と、そして、それに関連する法案の年度内の成立をずっとお願いしてまいりました。基本的な姿勢は、これは今も変わりません。  ただ、事態がいろいろなことがありましたけれども、国会の運びについて私がとやかく言うことはできませ...全文を見る
○野田国務大臣 防災担当大臣としての豊富な経験と知見を、限られた時間の中で目いっぱい私どもにお伝えをいただきまして、私は感動しました。最初の五つの観点、反省すべき点はいろいろあります。今からでも取り入れながら、しっかりと対応していきたいというふうに思いますし、引き続き、まさに国家...全文を見る
○野田国務大臣 さまざまな御提起をいただいて、本当に有効な御提起が多いので、大いに参考にさせていただいております。本当にありがとうございます。  その中で、まず納税ですが、確定申告は三月十五日まででございましたけれども、東北地方を中心に、被災地においてはその期限を延長するという...全文を見る
○野田国務大臣 今回の大震災に対する対応でありますけれども、まず緊急対応としては、平成二十二年度の予備費の残が二千三十八億円ございました。このうち、救援物資等で最初、三月十四日だと思いますけれども、三百二億円の閣議決定をしました。それから、三月十八日だと記憶していますけれども、自...全文を見る
○野田国務大臣 まずは補正予算の規模をどうするかということと、その財源については、先ほど来御質疑の中でお答えをさせていただきましたけれども、やはりきちっと政策の優先順位を決めるということが大事であって、やはり震災の前と後では状況は一変しているというふうに思います。  その上で、...全文を見る
○野田国務大臣 一部報道で、復興債、国債、規模まで出ているような記事があったことは承知をしています。だけれども、具体的に政府の中で、補正予算の財源の具体的な検討、今の復興債みたいな形の検討はしておりません。  ということで、それは事実ではないということで、危険思想かどうかは別と...全文を見る
○野田国務大臣 委員御指摘のような御意見が一般的にはあるということは承知しております。  我が国の経済は、リーマン・ショックの後のまさに世界的な景気後退を背景に、輸出や生産が大幅に減少しました。雇用情勢も大幅に悪化をいたしました。まさに世界経済と我が国の経済は強く結びついており...全文を見る
○野田国務大臣 ちょっと御通告いただいてなかったものですから時間がかかって恐縮でございますけれども、貸借対照表上、資産に計上されるのは、融資等承諾額ではなくて、このうち実際に支出がなされた融資等残高であるということになっています。
○野田国務大臣 定義ですけれども、この融資等承諾額というのはいわゆる上限です。そのうちの融資等承諾額残高というのが実際に支出がされたということであって、バランスシートに出てくるのはこっちの残高の方であるということでございます。
○野田国務大臣 補正予算の編成に当たりましては、まさに被害の現況を各省庁が今一生懸命把握に努めておりますが、それを踏まえての対策がまとまった段階で、財源については既存の予算の見直し、歳出面においてはこういう努力をさせていただく。歳入面については、これもいろいろ御議論があるというふ...全文を見る
○野田国務大臣 虚心坦懐にこれから受けとめながら、議論させていただきたいと思います。
○野田国務大臣 今回、大震災に当たっての、今、当面とっている税制上の救済措置でありますけれども、一つは、申告、納付等の期限の延長、それから納税の猶予、それから災害減免法等による租税の軽減、免除等の措置などがございます。  今般の地震に係る申告、納付等の期限延長については、青森県...全文を見る
03月22日第177回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(野田佳彦君) まず、私の方からも、今般の大震災によって尊い命を奪われた皆様に心からお悔やみを申し上げるとともに、いまだに厳しい寒さの中で避難生活を余儀なくされている皆様に心からお見舞いを申し上げたいと思います。  そういう被災地において、まさに救助、救援のために献身...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 熊谷委員にお答えをしたいと思います。  決算期が近づいている中で、中小企業の皆さんにとっては今般の震災によって本当に大きな被害が出ていますので、資金繰りのめどを立てるということが一番大きなテーマだというふうに思います。  政府は、地震発生の翌日の十二...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 委員御指摘のように、着のみ着のままという表現をされました。そうした皆さんが本当に今回たくさんいらっしゃいます。  まずは個別にいろいろな対応があると思いますけれども、まず住の問題、住まいの問題の解決が何よりも大事ではないかと思っています。  国が今、...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 通常の災害ですと、一般論ですと自助、共助、公助があって、公助の部分は市町村がまずベースになると、足りないところを県や国が補うということですが、今回はまさに経験をしたことのないような大規模な災害であると同時に、特徴的なことは自治体機能が著しく低下をしている...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 高階議員の本当に心からの御提起は、総理に必ずお伝えをさせていただきたいというふうに思います。  その上で、特に私の場合は財政が担当でございます。今回は、先ほども財政が制約になって対策に支障が出てはいけないということを申し上げましたけれども、先ほど申し上...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 佐藤委員の御指摘のとおり、今般の地震は阪神・淡路大震災をはるかに超える規模であり、そして広範囲にわたって被害が出ております。先ほど来申し上げましたけれども、特徴的なことは自治体機能が著しく低下をしているということでございまして、従来の法律の枠組みで対応し...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 交付税については、これは三月、既に概算で被災地域については二十億交付することを決めましたし、四月四日に概算交付する分は前倒しで四月一日に交付すると、六月分も前倒しでできるようにする等々、自治体が困らないような工夫は総務省とも連携をしながらやっていきたいと...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 当面、年度内については予備費で対応させていただきまして、当初二千三十八億ありましたけれども、三次にわたって予備費活用して、今残りが千六百七十八億です。年度内はこれで大丈夫だと思うんですね。加えて、二十三年度予算通していただいた場合には、予備費三千五百億と...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) まずは、第一義的には厚生労働省の中でよく御検討いただくということが大事だと思います。それを踏まえて、必要ならば財務省ともよく協議をさせていただきたいというふうに思います。    〔委員長退席、理事森ゆうこ君着席〕
○国務大臣(野田佳彦君) まず何よりは、被災の現況を正確に押さえることだと思います。  先ほど与謝野大臣とのやり取りでもお話ございましたけれども、阪神・淡路大震災のときの政府が公表したいわゆる被害総額というのは約一か月後であります。今回は原発の問題も含めてまだ進行中の問題があり...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 中山先生にお答えしたいと思います。  震災前に平成二十二年度の予備費の残が二千三十八億円ございました。震災後、最初に、三月十四日でございますが、被災者に当面必要な食料品、飲料水、毛布等の防寒用品、医薬品、日常生活品を緊急に調達するため約三百二億円、予備...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 平成二十三年度の予算を成立をさせていただいた暁には、予備費でいいますと、一般のいわゆる予備費が約三千五百億円ございます。それから、経済予備費が八千百億円ございまして、必要なとき、本当に緊急時のときにはこの一兆一千六百億円を使用することが可能でございます。...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 阪神・淡路大震災が平成七年の一月十七日に発生をいたしました。そのときは、まず平成六年度中の二次補正という形で最初の補正を組んで、そして約四十日後に提出をして速やかに成立をさせていただきました。そして、平成七年度に入ってから更に二回補正予算を組んでいます。...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 私も、今回の大震災を乗り越えていって復旧復興を図っていくときに、本当に十年、二十年のスパンでいいのかなという気持ちがあります。  というのは、地域の、地元の皆さんの感情も十分踏まえなければいけませんが、あの三陸沖の海側にまた市街地が張り付いていいのかど...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 先ほども中山先生との質疑の中で申し上げさせていただきましたとおりでありまして、震災前に私どもはベストの予算を作ったと思いました。しかし、震災後、状況が変わったというふうに思っています。やっぱり復旧復興、日本が復活するために、東北地方が元気になるためにこれ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 補正予算を本当に被害対策のために有効なものとするためには、歳出面におけるそういう組替えの話もございます。歳入面についても、これはきちっと与野党の議論を踏まえながら対応していきたいというふうに思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 被害状況を踏まえて対策が出てまいります。それに対する財源をどうするかということは、虚心坦懐に、野党の御意見も踏まえながら対応していきたいと思います。
03月24日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○国務大臣(野田佳彦君) まず、佐藤委員の御質問にお答えをする前に私からも、今回多くの尊い命が奪われました、そうした皆様に心からお悔やみを申し上げるとともに、大変厳しい寒さの中で依然として多くの皆様が被災生活を余儀なくされています。皆様に心からお見舞い申し上げたいと思いますし、被...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 地震保険についてのお尋ねでございますけれども、損保業界による被災地での実地調査はこれから本格化するということでございまして、損保業界による予想支払保険金総額の算出はいましばらく時間が掛かる見込みであります。  地震再保険特別会計は、御指摘のとおりでござ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 現時点では今般の大震災に対する対応に万全を期すということが一番最初だと思っていまして、今後のことについては今回の対応を踏まえた中でどういう形の補充をしていくかということを検討させていただきたいというふうに思いますし、積立金の問題もありますし、加えて保険に...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 事業仕分の評価結果を踏まえてでありますけれども、まずは私の下で論点整理を行うこととなりました。この作業を行うために、有識者及び業界関係者から成る地震再保険特別会計に関する論点整理に係るワーキンググループを今年の一月に財務省に設置をさせていただきました。ワ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 地震発災の日が三月十一日でございました。このときに日本政策金融公庫とか日本政策投資銀行、これらの政府系金融機関にはその日のうちに相談窓口を設定しまして、その後、土曜、日曜でございましたけれども、土日も開いて相談に乗らさせていただきました。  その上で、...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 現行制度上災害に係る税制上の措置としては、例えば、所得税については住宅や家財に損害を受けた場合の雑損控除及びその繰越し、被災事業用資産の損失の必要経費算入及びそれによる純損失の繰越し、そして災害減免法による税額の減免などがございますが、これらの措置につい...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 基本的には、原発の被害によって出てくる損害は原子力損害賠償法の対応だと思うんです。法律的にはそうなっていますが、その因果関係がはっきりしない部分が出てくると思いますので、そこはきちっと整理をして、いずれにしても万全の体制で臨んでいきたいと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 現状では、御指摘のとおり、繰延べ三年まででございますが、雑損控除の取扱いについても今後の、先ほど申し上げた所得税、法人税、様々な税制のいわゆる特例的な見直しを行う際には、その中の一つの材料として判断をしていきたいというふうに思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 雑損控除をまず最初にほかの控除の区分と別にして最初に所得控除から引くというのは委員の御指摘のとおりなんですけれども、その理由は、先ほどの繰延べの話もされておりましたけれども、雑損控除の金額はほかの控除と異なって、所得金額から引き切れない場合にはその引き切...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) まず、今大事なことは、被害の現況をしっかり把握して、その上に必要な対策をどうするかで、まずは復旧だと思います。被災者の救援と復旧、そのための、当面はまだ予備費の対応になりますけれども、当然のことながら、阪神・淡路よりも大規模で広範でありますので、補正予算...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 我が国のまさに底力が試されているときに、どういう形で復興していくかということは与野党の真摯な議論の中で合意形成することが大事だと思いますので、いろいろ今論点のある御提起だったとは思いますけれども、虚心坦懐に受け止めて検討させていただきたいというふうに思い...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 阪神・淡路の大震災のときは、これ平成七年の一月十七日に発災をしました。その平成六年度中に一回目の補正を組んでいます。その後、平成七年度入ってから二回補正を組んでいます。それだけで終わっているわけではなくて、数年間にわたって阪神・淡路関連の予算というのは続...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今般の未曽有の大震災でございますので、阪神・淡路大震災のときのいわゆる対応した予算措置よりはやっぱり規模がかさんでくることはこれは間違いないというふうに思います。その上で、震災前と震災の後ではやっぱり、我々は当初は様々な制約のある中でベストな予算を作った...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 先般の介入はどういう形で行ったかというと、やっぱり無秩序な動きと過度な変動があったということで、G7の各当局と共通認識が持てたということでございまして、一定の水準を目指したものではございません。という形で、こういうG7で共通認識が持てて、これからもマーケ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) まず私の方からお答えしたいと思いますけれども、ちょうど昨日、月例経済報告等に関する関係閣僚会議がございました。この月例経済報告において、「景気は、持ち直しに転じているが、自律性は弱く、東北地方太平洋沖地震の影響が懸念される。また、失業率が高水準にあるなど...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 荒木委員御指摘のとおり、これから補正予算を本格的に準備していかなければなりません。当面は予備費で対応しますが、その補正予算の財源については、予算の組替えを含めて、御指摘のことも含めてきちっと対応をしていかなければいけないというふうに思っています。  そ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 財政運営については、先ほど来出ている被害の現況をしっかり把握してきちっとした対策を講じながら、その予算の規模と財源どうするかという議論のプロセスの中でこれからの財政運営も併せて検討していきたいというふうに思います。  ただ、この財政に対して健全化に向け...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 非上場株式等に係る相続税等の納税猶予制度、いわゆる事業承継税制は、中小企業の事業承継の円滑化を通じた雇用の確保や経済活力の維持の観点から、経営承継円滑化法という、この制度に基づいてでございまして、その例えば認定であるとか要件であるとかという、その制度設計...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) あくまで、平成二十三年度の予算とそしてその関連法案は、私どもは年度内成立を目指してまいりました。ただ、残念ながらその採決の時期がずれたりとか、こういう異例の事態を含めてこういう形になってしまったことは、これがレギュラーだとは元々思っていません、残念なこと...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 本予算の修正は、この時期になるとさすがに物理的にも技術的にもそれは無理だと思います。これまでの政府修正、国会修正の過去の経緯を見てもそうだと思います。  ただ、申し上げたとおり、今回の補正予算を組むに当たっては、その財源については、平成二十三年度の予算...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 基本的な認識は一緒でございます。新成長戦略の根幹は、これは生きていると思いますが、今回の震災を受けて、例えば観光の政策はこれまででいいのかどうかとか、パッケージ型インフラで原発とか入っていますが大丈夫かとか、そういうことの観点からの見直しはやっぱり当然避...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 昨日、内閣府が震災による影響額を、大変あらあらでございますけれども影響額を算出をしました。そういうことも踏まえて、いろいろこれまで公表している数字の見直しは当然のことながら必要になってくるだろうと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 与謝野大臣のおっしゃったことは、当面、これは震災への対応、それぞれの閣僚、今必死でやっておりますけれども、そのことにまず専念をしてほしいと、総理も含めて、官房長官も含めて他の閣僚もと、そういうお話でございますが、スケジュール感については、これは与謝野大臣...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 経済財政の中長期的な見通しをしていく中で、当然、加えて社会保障というのは大きなテーマで、それを支える税財政改革、これは避けて通れません。これも、当面は震災対応で全力を振り絞りますが、これもそんなに遠くへ延ばせる課題ではないということですので、可能な限りこ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) まずは、これスケジュール感ですけれども、補正予算、最初のもの、これは復旧中心のものになるというふうに思います。これは、阪神・淡路大震災の過去の経験を見ると、最短で頑張って約四十日掛かっています。それをまず全力で仕上げることだと思います。まだ進行中のものが...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 財政と経済と社会保障の一体改革がこの我々の内閣の主要命題でございました。復興というまさに想像していなかったような事態の中での新しいテーマが出てまいりましたけれども、それはしっかりのみ込んで、今申し上げたように、今回は高齢者の方が被災者はいっぱい多いですよ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 時期をちょっと明示することはなかなか難しいんですが、最短で頑張った阪神・淡路のときで約四十日なんですね。加えて、今まだ進行中のこともあります。  もうなるべく早く取りかかりたいと思っていますが、まず被害の現況を押さえて、本当に必要な対策を積み上げて、予...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 復旧についてはまさに積み上げて早くということ、これは委員の御指摘のとおりで、復興についてももちろんこれは速やかな方がいいんですけれども、従来のように原形を戻すだけでは多分ないと思うんです。もう海側のところに町をつくることがいいのかという議論も含めると、そ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 委員からいつも大局的な見地から御提言をいただいていることに感謝申し上げたいと思います。  今の国債に関連してですが、無利子かどうかというのもいろいろ議論がある、日銀引受けについてもいろいろ議論があると思います。私は、やっぱりこういう危機だからいろんな発...全文を見る
03月25日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第10号
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○野田国務大臣 中林委員にお答えをしたいと思います。  阪神・淡路大震災時における予算と税制上の対応についてのお尋ねでございました。  阪神・淡路大震災、平成七年の一月十七日に発災をしておりますけれども、その年度である平成六年度に、約四十日後だったと思いますけれども、最初の補...全文を見る
○野田国務大臣 阪神・淡路大震災の経験は、大いに教訓として取り入れていかなければいけないと思います。  ただ、一方で、今般の東日本大震災は、規模それから広がりを含めて、これは随分と違っているということと、特徴的なことは、災害対策というのは自助、共助、公助と段階があって、公助では...全文を見る
○野田国務大臣 委員からは財政規律のお尋ねでございましたけれども、その前に、先ほど、今般の大震災に対する予算措置の御説明をしましたけれども、税制上の対応についてはちょっと言葉が足りなかったというふうに思いますので、少し補足させていただきます。  今般も、申告、納付期限の延長を行...全文を見る
○野田国務大臣 日銀が長期国債の買い入れをやっているということは事実でございます。(山本(幸)委員「いやいや、直接的に」と呼ぶ)直接。要は、日銀がやっていることは、いわゆる金融政策の一環として……(山本(幸)委員「知っていますか、知っていませんか、どっちかです」と呼ぶ)直接は知り...全文を見る
○野田国務大臣 先ほど来出ている日銀の乗りかえは、私は基本的には、これは財政規律からいえば中立的だというふうに思います。だから、今回の御提起の話とは、やはり少し趣が違うのではないかと思います。  その上で、これは政治決断だというお話でございましたけれども、私はやはり財政法の第五...全文を見る
○野田国務大臣 それぞれ納税者にとっていろいろなお立場がある中で、税の公平性担保、担税力の確保等々総合的な観点から控除というのは取り入れられていると思います。
○野田国務大臣 大体二百万ぐらいではないかと思います。
○野田国務大臣 数字はそういうことで理解しました。
○野田国務大臣 山本委員は、福岡の国税局で部長もされた経験があるので、現場の職員の気持ちをよくわかった上での御質問だというふうに思います。  そういう御指摘は大変ありがたい御指摘でもございますけれども、今回の、いわゆる納税者の権利を定めていくと同時に、税務手続の一連の見直しを行...全文を見る
○野田国務大臣 今は、各省庁、総力を挙げて被害の現況把握に努めています。その現況を把握した上で、適切な対策を講じるために補正予算を組んでいきたいというふうに思います。  その補正予算を組む際の財源については、いろいろ今御議論いただいておりますが、まだ特定のものを定まって今考えて...全文を見る
○野田国務大臣 佐々木委員の御指摘のとおり、国税通則法第十一条においては、災害その他やむを得ない理由により申告などの行為をすることができないと認められるときは、政令で定めるところにより、その理由のやんだ日から二カ月以内に限り期限を延長することができるとされていますが、この期日につ...全文を見る
○野田国務大臣 納税の猶予については、国税通則法第四十六条第二項の規定により、滞納者が震災により国税を一時に納付することができないと認められる場合において、その納付困難な金額を限度として申請に基づき行うことができるとされ、その猶予期間に対応する延滞税は免除されることとなっておりま...全文を見る
○野田国務大臣 これは、税制、税務行政に対する納税者の納得、信頼を確保する観点から、納税者の立場に立ちつつも、適正、公平な課税の維持に配慮したものとすることが重要である、こういう考え方によって立つものでございます。
○野田国務大臣 御指摘のとおりでございまして、納税者権利憲章は、納税者の権利保護の観点から、納税者が受けられるサービスや求めることができる内容をお示しするとともに、課税の適正化の観点をも踏まえ、納税者に気をつけていただきたい事項などについて、一連の税務手続に沿って、一覧性のある形...全文を見る
○野田国務大臣 憲章については、策定根拠や記載すべき項目を法定化した上で、行政文書として国税庁長官が定めるわけでありますけれども、基本的には、改正税法の施行後、国税庁長官が改正税法の規定に従って作成し、財務大臣の承認を経て、税制調査会に報告した上で公表するという段取りを踏みますが...全文を見る
○野田国務大臣 刑法上、医師が、正当な理由がないのに、その業務上取り扱ったことについて知り得た人の秘密を漏らしたときには、秘密漏えい罪に問われることになりますが、正当の理由のある秘密の漏えいは犯罪を構成しないと考えられます。  この場合において、税務調査は一般的には正当の理由に...全文を見る
03月25日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○国務大臣(野田佳彦君) おはようございます。  平成二十三年度一般会計歳入予算並びに財務省所管の一般会計歳出予算、各特別会計歳入歳出予算及び政府関係機関収入支出予算について御説明申し上げます。  まず、一般会計歳入予算額は九十二兆四千百十六億円余となっております。  この...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 西田委員からはお叱りをいただくと思いますけれども、基本的には政府としては、御審議をいただいている平成二十三年度の予算案と、そしてそれを裏付ける関連法案を年度内に成立をさせたいという思いでございます。ただし、様々なねじれている状況の中で合意形成が難しい等々...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 税制改正法案について、様々な論点から今衆議院で審議中でございますし、今日もこの後審議があるという状況でございますので、先ほど申し上げた立場でしかお答えすることはできません。
○国務大臣(野田佳彦君) 確かに公共事業関係費という意味では、平成二十二年度、大変大きく削減をして、二十三年度についても、あの一括交付金分を除くと約五%の減という形になっています。  ただし、これについては、めり張りを利かせた予算編成をしてきたつもりでございまして、例えば、公共...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 先ほど申し上げたとおり、私どもがインフラ整備を怠ってきたというか手を抜いてきたということではなくて、先ほど申し上げたとおり、真に必要なインフラ整備はやってきたつもりです。  ただ、今回の未曽有の大震災を受けまして、復興する上での哲学をどうするかというこ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 菊池先生、よく文芸春秋でも論文を掲載されておられますし、今回の公聴会における資料等も取り寄せて拝見をさせていただいております。いわゆる積極財政の立場で論陣を張っていらっしゃる有識者の方と理解をしています。
○国務大臣(野田佳彦君) デフレを脱却しなければならないというのは、これは政府もそして日銀もこれ共通の認識で一体的に取り組んできたわけであって、私どもが出している予算にはそういう評価をいただけないという御指摘でございましたけれども、デフレ脱却のために新成長戦略を本格稼働させるとい...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 私は、小泉政権下の構造改革とは私どもが進めている政策は違っているというふうに思っています。行き過ぎた規制緩和等々との立場とは私ども違います。
○国務大臣(野田佳彦君) 復興の財源については、歳出の見直し、歳入の見直しを含めて、与野党の議論を踏まえて対応していきたいと思います。  その上で、国債の発行の仕方、日銀とのかかわりについては、これいろいろ議論があります。今委員御指摘のような論に立つ方も最近随分多いなというふう...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今般の大震災における危機感と、それがまさに国難であるという認識は委員と全く同感でありますし、デフレ脱却しなければなりません。そのためにあらゆる手を講じていかなければなりませんが、一方で、やっぱり財政が基本的に日本は健全だという認識があるとするならば、これ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) いろんな状況も勘案しながら結論を出すということだと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 基本的にはこれまでの災害対策の考え方というのは自助、共助、公助で、公助のところは市町村、都道府県、国で役割分担をしていくと、そういう考え方に基づいて様々な法律ができているというふうに思います。  ただ、今回の震災の異例なところは、例えば公助の部分では、...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 介入前にかなり様々な思惑で神経質な動きがあったというふうに思います。そこの最大のやっぱり思惑というのは、損保業界、生保業界等がいわゆる円資金を獲得しなければいけないということで海外資産を売却をしているというようなことが流布されました。先ほど日銀総裁もおっ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) あくまで介入は、過度な変動、そして無秩序な動きがあったということを認識をしたときでございまして、そのときに適切な対応をするというのが基本方針でございます。一定の水準云々ではないということは委員の御指摘のとおりでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) 基本的には、為替のいわゆる相場というのは経済のファンダメンタルズを反映するもの、すべきであるというのは、これはもう国際社会の共通認識であります。その中で、先ほど来申し上げたとおり、やっぱり過度な変動、無秩序な動き、どう見たってこれは思惑だなとかというとき...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 円高対策は、介入だけではなくて様々な対策を講じて対応するというのが基本だと思います。  先ほど来申し上げているとおり、その相場が過度な変動、そして無秩序な動き、これは国際社会と認識を共有しなければいけないと思うんですね。今回はその認識の共有ができました...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 先般のG7の電話会談の後に声明を出しておりますけれども、日本経済の健全性とそして金融セクターの強靱さについては、これそれぞれのG7各国当局が認めていただいています。その上で、こういう厳しい状況の中で過度な変動、無秩序な動きがあったからあの三月十八日に協調...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 世界経済の中で日本のまさに位置というのは、GDPでは中国に抜かれたということでございますが、それでも世界の三番目という大きさです。この日本経済がどうなるかということは、世界の経済に大変大きな影響を及ぼすことは間違いございません。そのことを踏まえて各国は対...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) まさに声明に出ているとおり、引き続きマーケットを注視しながら、そして適切に協力をする、これは今回のG7の後の電話会談後のステートメントだけではなくて、これまでのG7、G20でもずっと確認をしてきたことでございますので、これは基本的な方針だと御理解をいただ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今、短期的には各省が被害の現況把握に努めて、そしてまず必要な対策を練って、そして補正予算を作っていくということになりますし、その分、足りない分は予備費で対応するという形になっておりますけれども、やっぱり、寒さをしのぎ、そして飢えをしのぐためにまさに必要な...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今後、まさに復興復旧に向けて予算編成してまいりますけれども、その予算の積算に当たっては、委員御指摘のとおり、市場価格の動向などを適切に見込むこととしており、これまでやってきたつもりでございますけれども、これからもそういう形で予算の編成をしていきたいと思い...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 外為特会は、これは為替相場の安定のために行う為替の介入や、これに備えて保有する外国為替等の運用を行うための特別会計でございまして、震災復興には本当にいろんなお金必要だとは思うんですが、これ、復興のための資金を外為特会から支出するということは基本的にはでき...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 中山委員御指摘のとおり、これは恐らく、集団疎開というお言葉を使われましたけれども、広域避難は間違いなく必要になってくると思いますし、児童生徒が被災地から大量に転出をせざるを得ないということ、あると思います。そのときに、受け入れるときの校舎どうするかとか、...全文を見る
03月28日第177回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(野田佳彦君) 基本的に委員の御指摘のとおりだと思います。今回の原発の事故、日本の科学技術のまさに粋を極めたまさに原発であったはずであります。しかし、最終的には安全確保はハイテクは機能しないで、様々な、自衛隊や警察官や消防の皆さん等々人海戦術で対応しているということであ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 計画停電をせざるを得ないというこういう事態の中で、やっぱり国民の意識改革あるいはライフスタイルを変えるというやり方で、委員の御指摘のようなアイデアも含めて、やっぱり国民が意欲的にこの節電に取り組んでいくという環境整備をつくることが大事だというふうに思いま...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 私も安全保障会議のメンバーでございますので、今般の防衛計画の大綱の見直しにはかかわりました。  今、取組状況は先ほど審議官の御説明のとおりでありますけれども、私は、やっぱり一つ参考になるのは今のキャメロン政権が行っている英国の形でございまして、委員御指...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 私はこれ、何段階か着実に段階を踏んで進んでいくべきだと思っていまして、まず最初、これは復旧です。復旧については、各省ごとに今現況の把握に努めています。その対策をしっかり練り上げて、これを早急に与野党の合意形成のできる補正予算案を作らなければいけないと思い...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 御指摘のとおりだと思います。  先ほどちょっと、今ビジョンにかかわる話をしました。これ、だらだらとやれという話じゃありません。阪神・淡路大震災のときも、下河辺先生をヘッドに復興委員会をつくった上で、幾つかの計画を積んでいって立て直しを図りました。同じよ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今回の大震災に当たって、世界からは百十以上の国から支援の申出があり、あるいは様々な国際機関からの支援の申出、また実際御支援いただいておりますが、これはやっぱり日本の世界に対する貢献が認められてきたことと、やっぱりルールに基づいて国際貢献をしてきたことが大...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 少子化担当大臣として児童手当の拡充でお取り組みいただいてきた経緯は私も承知をしております。  子ども手当が、じゃ、それは所得再分配機能がないのかというと、この手当そのものじゃなくて、その財源で控除の見直しを行っています。控除の縮減を行っています。その控...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 子育て支援については社会全体でこれを支えていくという意味で、国と地方と事業主がそれぞれ支え合うということで、これは児童手当、これで構築されていました。子ども手当でも、児童手当分については同じようなまさに枠取りで対応させていただいておりますが、その上で、そ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 基本的に政府としては、それぞれ被災をされている皆さんに迷いが出るようなこと、右往左往せざるを得ないようなこと、御家庭でも意見が異なるようなことが生じないように、きちっとした方針を明確にし、そして安心して行動できるようにしなければいけないというふうに考えま...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 経産副大臣も来ておられますけれども、委員の御指摘をしっかりと私からも経産大臣にお伝えして、政府としてのまとまった見解をまとめてきちっと対応していきたいというふうに思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 先ほどの内閣府の試算が直接政府の国費ベースの支出とイコールではありませんけれども、これから、各府省が現況の把握に努めておりますが、それを踏まえて対策を練って、この財源については歳出歳入両方見直しをしながら、また皆様からもお知恵を借りながらきちっと確保する...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 少なくともこの補正予算は、与野党のコンセンサスを得なければ成立しないわけであります。政策の優先順位をしっかりと決めていくということで対応しなければいけないと考えています。
○国務大臣(野田佳彦君) 馬淵補佐官の正式な決定はあしたの閣議決定と聞いておりますけれども、要は、東電との統合本部に入っている細野補佐官から、もっとやっぱり人材の層を厚くしてほしいと、そういう要請が官邸にあったというふうに承知をしています。  その上で、細野氏も別に原発の専門家...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 問責の理由については御指摘のとおりだったというふうに思いますが、今般、そういうことも含めてでありますけれども、仙谷副長官については官邸機能の強化という観点から、そして加えて、現場でまさに責任感を持って、バイタリティーを持って対応するという意味で馬淵補佐官...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) お答えする前に、先ほどのドイツのキリンですけれども、御党からの御提案を受けて官邸が判断し、横浜の通関手続の簡素化を私も後押しさせていただきました。本当に情報の共有というのは大事だなということを改めて委員の御指摘も踏まえて痛感をした次第であります。  そ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 基本的な認識は一緒でございます。例えば火災だと年間に三万件以上、大体これ経年で追ってみても推移していますから保険の原理が適用できると思いますが、これ地震の場合は、頻度であるとかあるいは規模はこればらつきがあって保険数理にはなじまない、乗りにくい部分がござ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 国の地震再保険特会がこれまで再保険金を支払ったケースは、平成七年の阪神・淡路大震災の一度でございます。このときは、保険金支払総額七百八十三億円のうち六十二億円を国が再保険金として支払っています。    〔委員長退席、理事森ゆうこ君着席〕
○国務大臣(野田佳彦君) 先ほど金融庁の政務官から、予想保険金の支払額はまだ確実に確定的な数字は申し上げられる段階ではないというお話ございましたけれども、現時点で、だから確たる額は申し上げられませんが、地震再保険特別会計には国の積立金として約一・三兆円ほどございます。民間において...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 小熊委員の御指摘もありましたし、今日午前中の質疑でもありましたが、要は、二十キロから三十キロ圏のその避難の位置付けが明確でないことが個々具体的な問題を生起させているというふうに思います。そういう御指摘があったことを、経産大臣にも総理にもきちっとお伝えをさ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) まずは事態の収拾が最優先だと思います。その上で、これまだ紛争審査会もできていませんけれども、紛争審査会が設置をされて、原子力損害の範囲の判定等に関する指針などが出てきて具体的な被害額が明らかになってまいりますと、当然のことながらこの損賠法に基づいた対応に...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 仕組みとしては、これは現存しています。おっしゃるとおり、国民感情からすると理解できるかどうかはありますが、ただ、文科大臣がおっしゃったとおり、一義的には事業者なんです。払う順番は違うということでありますが、そこは東京電力にしっかりと対応してもらわなきゃい...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 御質問にお答えしたいと思います。  補正予算は、先般、中山委員からの御質問にお答えする形で、なるべく四月中には提出して成立を期していきたいという趣旨の御説明申し上げました。第一の補正には、当然瓦れきの撤去であるとか、そしてこれは仮設住宅の問題が中心にな...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 被災地でも、ちょっと若干、復興に向けてもっと複合的に考えなければいけない福島県はちょっと宮城と岩手と違うところもありますけれども、特に福島県の場合はこういうエネルギーの問題というのが大変大きな関心事であり、憂慮すべき事態が進行中でございます。  だから...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 国土交通副大臣のお話のとおりだと思いますけれども、やっぱり被災地の皆さんの御意向をよく踏まえることが必要であって、なるべく元に戻りたいという方もいらっしゃいます。そうじゃないから、怖いからもう少し離れたいという方もいらっしゃいますが、その際、海より少し離...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 東北の再生、東日本の再生、ひいてはこれは日本の再生です。失ったものがたくさんありますが、逆にそれをたくさん取り戻すような、そういう復興を目指して全力を尽くしていきたいと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 特に二十キロ、三十キロ圏、今日は何回も御質問をいただきました。方針を明確化することが大事だというふうに思います。しっかりと政府全体で共有したいと思います。
03月29日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号
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○野田国務大臣 山口委員にお答えしたいと思います。  今般の大震災の特徴は、規模が大きい、そして被害の範囲が広いということもありますけれども、自治体機能が著しく低下しているというところに特徴がございます。  本来ですと、災害対策というと、自助、共助、公助。公助の中では、市町村...全文を見る
○野田国務大臣 前に山口委員から御質問をいただいたときにお答えをさせていただいたとおり、予算と関連法案は年度内の成立を一体的に目指すというのが私どもの基本的な姿勢でございました。特例公債法案あるいは税制関連の法案、さまざまな観点から御審議をいただきました。夜なべという形の御協力も...全文を見る
○野田国務大臣 ただいまの野田先生の御答弁にもございましたけれども、やはりこれは、期限が来て、国民に不測の事態が発生してはいけない、そういう中で、野党の皆さんの、ある意味、寛大なお心を持っての対応だというふうに、私どもは感謝をさせていただきたいというふうに思います。
○野田国務大臣 政府提案の平成二十三年度子ども手当法案については、これは短期間で各党の合意を得ることが困難な状況であったことから、与党として、国民生活や、特にこれは四月一日から地方が混乱するということを懸念して、今回緊急につなぎ法案を提出したものと承知をしています。  なお、仮...全文を見る
○野田国務大臣 佐々木委員にお答えをいたします。  国税庁が実施しました平成二十年度分会社標本調査におきまして、これは連結法人を除きでございますが、資本金一億円以下の法人の試験研究費に係る税額控除の適用額は二百八十二億円であり、その全適用額に占める割合は九・八%となっています。...全文を見る
○野田国務大臣 平成二十三年度税制改正においては、法人実効税率の引き下げに伴う課税ベースの拡大の一環といたしまして、御指摘の研究開発税制の税額控除の上限額の上乗せ措置を平成二十二年度末の期限到来をもって終了することとしておりました。
03月29日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○国務大臣(野田佳彦君) ただいま議題となりました関税定率法等の一部を改正する法律案及び国際通貨基金及び国際復興開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  まず、関税定率法等の一部を改正する法律案に...全文を見る
03月29日第177回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(野田佳彦君) 先ほど厚生労働大臣がお答えしたとおりであって、災害援助法で国庫の負担最大限で九割、そしていわゆる総務省の地方財政の措置合わせると、実質的にはこれは地元の負担はゼロということになると、結果的には同じことになるというふうに思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 震災からの復旧と復興が最優先だと思います。最優先をする上でどういう財源を確保するか、これはまさに与野党で合意できるものが私は必要だと思います。  歳出面においても歳入面においても、これまでは正しいと思ってきたこと、御提起をしたことも含めて、私は全て見直...全文を見る
03月30日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○国務大臣(野田佳彦君) 政府としては、平成二十三年度の予算と、そしてそれを裏付ける関連法案を年度内に一体的に成立をさせるということを目指してまいりました。残念ながら、予算案は昨日成立をいたしましたけれども関連法案はまだ残っているものが多いということでございまして、これ、国会の運...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今お尋ねの税制関連の法案の審議は、衆議院の財務金融委員会において様々な観点から御議論をいただいておりました。残念ながら、年度末が近づく中でなかなかまだ合意形成ができないと。そういう中で、特に租税特別措置の期限がこの三月末に切れてしまうことによって不測の事...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 国交省において、特に割引の財源についての見直しというのは検討してきているというふうに承知をしています。
○国務大臣(野田佳彦君) 三月十一日にまさにこの未曽有の大震災が発生をいたしました。この大震災から東北が、東日本が立ち直っていくために復旧復興策を早急に策定をしていくと、そしてそのために財源をつくっていくことが、これは今我が国にとって何よりも最優先の課題だと思います。その財源を確...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 野上委員の御指摘のとおりだというふうに思います。まず、最優先課題は今般の大震災からの復旧と復興です。これは最優先であります。これに支障を来すことがあってはいけないというふうに思いますが、一方で社会保障と税の一体改革は、これは去年閣議決定してスケジュールに...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 先ほど櫻井副大臣が御説明したとおり、学校施設の耐震化については、重要な課題であるという認識の下で必要な予算措置はこれまでやってきたということでございますが、補正予算で対応するかどうかは、ちょっとこれは総合的な補正予算の組み方にかかわることなので、まだ現時...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 去年も、夏休みに対応するように、去年は予備費で対応をさせていただきましたけれども、これはちょっとよく地域の事情とか勘案をしながら判断をさせていただきたいというふうに思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 必ずしも公共事業を全て否定という路線で我々はやってきたわけではなくて、真に必要なインフラ整備については必要な予算措置はとってきたつもりでございますし、特に、激甚な水害、土砂災害の生じた地域における再度災害防止対策などは、これは増額をこれまでもしてきている...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) まさに一日も早く東北地方、東日本が元気になるために、そのまさに対策は万全を期していきたいというふうに思います。  特に、今回は規模が大きい、広範囲に被害が出ているということに加えて、特徴的なことは、やっぱり自治体機能が著しく低下をして、壊滅的な打撃を受...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 野上委員御指摘のとおり、災害救助法だとこれ最大だと国の負担は九割になります。それに残りの地方負担分を総務省の特別交付税の措置によって対応することによって地元の被災地の負担を極小化すると、そういう考え方に立ってこれまで取り組んでまいりました。  瓦れきの...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 端的にお答えしますけれども、委員御指摘のとおり、今般の地震の被害は危機対応融資の対象になりました。また、激甚災害指定を踏まえまして、特に著しい被害を受けた方については金利の優遇措置をとっているところでございます。  具体的な被害の状況、全体像の把握に努...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 以前もこの委員会で委員からそういう御質問をいただきました。だんだんと改善はされてきていると思うんです。なお改善方が必要だという御認識だと思います。それはそうだと思いますので、いろんな問題が、財政的な事情がよく分かるような工夫をこれからもしていきたいという...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 一つの御提案として受け止めさせていただきたいと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 国と地方の長期の債務残高が対GDP比で主要国で最悪の水準であるということは事実でございます。だからこそ、財政健全化を図っていく上では国民の皆様の御理解が必要です。その意味では、分かりやすい財務書類というか諸表を作っていくということは工夫の余地はあると思い...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 私の場合は政府系金融機関でございますけれども、今般の大震災を受けて、中小企業の皆さんからの御相談は相当に窓口で受けております。それぞれの資金需要はいろいろあると思いますけれども、中小企業の皆さんの資金繰りに重大な支障がないよう、個別企業の実情に応じた十分...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 政府の方針は変わっておりません。昨年の末に閣議決定をしたとおりであって、四月に社会保障のあるべき姿をまとめて、六月までにその成案を得て、そしてあわせて税財政の一体改革を進めると、このスケジュールは、閣議決定の変更をしておりませんので、この既定方針どおりで...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 具体的に個別に御発言されたり御答弁されるときに相談があるということではございませんけれども、さっき申し上げたとおり、基本認識は一致しておりまして、復旧復興が最優先の課題である、これは全ての閣僚、一致しています。一方で、この社会保障と税の一体改革も中長期的...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) これは、与謝野大臣も予算委員会でお話しされましたとおり、各閣僚が復旧復興に全力を尽くす中で、検討会議に全ての閣僚がそろうということはこれは困難になってきたと思います。だけれども、実務的にその議論を進める中で、各省からの意見も意見書として出したり、あるいは...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) これはやっぱり個別のどういう事業をやるかによって判断していきたいと思うんですけれども、お金がなくて困ったなと、地方、自分たちが負担するんじゃないかなということで何かちゅうちょせざるを得ないような状況にはなるべくならないように、早めのメッセージは出していき...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) まずは被害の全容を把握して、そしてまず復旧に努めるというところがスタートだと思うんです。これは、既存の組織のフル活用だと思います、まずは。その上で、復興をどうするかということで、今ちょっと復興庁というお話がございましたけれども、関東大震災の後には復興院が...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今般の震災により被害を受けた滞納者に対する滞納整理に当たりましては、被災状況を的確に把握した上で納税の猶予や換価の猶予などの納税緩和制度を適切に運用する必要があると考えております。  また、納税緩和制度にはこのほかに滞納処分の停止があり、滞納処分を執行...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今般の震災により被害を受けた納税者の中には、先ほど来委員が御指摘をされたように、納税緩和制度の適用を受けられる方が多分たくさん、相当にいらっしゃるだろうというふうに思います。  したがいまして、滞納処分の停止を含めた納税緩和制度についてホームページ等で...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 大門委員の御指摘のとおり、これ災害復旧貸付け制度を適用させていただいております。特に被害が著しい場合は金利の優遇措置をとっているということです。それでは不十分だというお考えでしょうけれども、現行制度ではそういう形になっておりまして、また中小企業者からの返...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 原賠法での対応というのはまさにこれからいわゆる被害の判定を、基本方針を出す委員会が立ち上がらないとこれはなかなか確定しません。おっしゃるとおり、これ確定するまでに時間が掛かる分、まあ農水省はちょっとやや先行的な動きが出ました。働いている皆さんについての対...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) IMFの中で日本人職員は五十名おりまして、シェアとしては二・五%でございます。
○国務大臣(野田佳彦君) IMFの幹部の方に聞いても、また世銀もそうなんですが、とても日本人の職員に対する評価、高いんです。中山先生もかつてIMFに出向されていたということでございますが、歴代のそういう皆さんの評価は物すごく高いです。  ですから、出資額に見合うように人的貢献で...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨に沿って配意してまいりたいと存じます。
04月12日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○国務大臣(野田佳彦君) ちょうど昨日なんですけれども、閣議決定がございまして、文部科学省に設置されました原子力損害賠償紛争審査会、この審査会において原子力損害の範囲の判定の指針などの策定が行われまして、事故との相当因果関係が認められるものについて、原子力損害賠償法に基づき損害に...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 先ほど申し上げたとおり、枠組みとしてはやっぱり原賠法であって、第一義的には東電の責任でありますけれども、一番大事なことは被害に遭われた方々に適切な補償が行われるということでございますので、そういった面で万全を期していきたいというふうに思います。
○国務大臣(野田佳彦君) お尋ねの金利の動向というのは、国債発行額だけではなくて様々な経済金融情勢の要因によってこれは左右されるものだというふうに思いますので、一概にどの程度発行すれば金利が上がると数字を挙げて言えるということではないというふうに思いますが、ただし、少なくともその...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 一時的な円高の要因については、総裁の御指摘のとおり、分析のとおりだと思います。  発災は三月十一日でした。国民が、多くが不安に思っているときに過度な変動とか無秩序な動きで為替によって日本経済が打撃を受けるということはまさに二次災害みたいなものですから、...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 東日本大震災によって被災地における中小企業が大変甚大な影響を受けていることは間違いございません。加えて、そうした被災地の中小企業と取引関係のあるまた企業にも影響があるし、加えて、計画停電等によってこれまた大きな影響を受けている中小企業もございまして、これ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 荒木委員の御指摘のとおり、地震による被害を受けた中小企業については、日本政策金融公庫において災害復旧貸付制度を適用するとともに、特に著しい被害を受けた方には金利の優遇措置を現在とっているところでございます。加えて、今回の地震に端を発した計画停電の影響など...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 御指摘ありがとうございます。  現場を踏まえた御指摘を踏まえてきちっと対応していきたいと思いますけれども、財務省がこう言って駄目よということは、これはあり得ません。阪神・淡路の大震災のときも、御自身で業者さん選んで最初にもう自主的に撤去してと。事後的に...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 御指摘のとおりだと思います。  やっぱり国民の連帯による負担の分かち合いという考え方は全く同じです。加えて、まあこれ財源どうするか、国債の在り方はこれから具体的に与野党の御協議も踏まえながら対応していきたいと思いますが、やっぱり財政規律を守りながらマー...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) この距離で耳元でささやかれると何かべらべらしゃべりそうなんですけれども、基本的には、御指摘はよく分かります。分かりますし、特にこれから、取りあえずは復旧に向けて第一の補正をどう作るかということに今専念をしていますが、復興段階においてはどういう形でお金を使...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 御指摘のとおり、あさってからG7、G20、IMFC、出てまいります、白川総裁と参加させていただきますが、基本的には、今回の国際社会の支援に対する謝意、そして力強く日本は復興するんだという決意の表明をしてまいりたいというふうに思います。
04月18日第177回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(野田佳彦君) 阪神・淡路大震災が発災をした後に、約四十日後に第一次の補正予算を提出をされています。阪神・淡路大震災に比べて、被害の現況把握は、より広範で大規模でしたから若干時間が掛かりました。それよりはペースが遅れますが、第一次補正予算については四月中に提出をするべく...全文を見る
04月19日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号
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○野田国務大臣 ただいま議題となりました株式会社国際協力銀行法案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  我が国のさらなる経済成長を実現するためには、官民が一体となって我が国産業の国際競争力を強化し、海外の膨大なインフラ需要等を取り込むことが重要であります。...全文を見る
○野田国務大臣 柿沼委員にお答えをいたします。  委員御指摘のとおり、平成二十年十月に政策金融機関の統合がございました。その統合メリットとしては、当初、管理部門等の業務の一元化、支店の統廃合や役職員の縮減、リスク管理等の共通の課題についての連携した取り組みなどが想定をされており...全文を見る
○野田国務大臣 今般の大震災においては、柿沼議員の御地元でもお一人、たしか女性が亡くなられたというふうに記憶しておりますけれども、この大震災を受けまして、東北、東日本が立ち直っていくために、特に福島第一原発の事故対策を含めまして、被災地域の復旧復興策について万全を期していきたいと...全文を見る
○野田国務大臣 まず、今の御質問にお答えする前に、東北大震災から復興を果たすために、御指摘のあった金融措置、限られた財政の中で予算措置と税制措置と金融措置のベストミックスが大事だと思いますので、委員の御提起は大変参考になりました。ありがたいと思います。  加えて、今の御質問につ...全文を見る
○野田国務大臣 竹本委員からは、今回のJBIC法について、時宜を得た対応という趣旨で大変力強い応援演説をいただきましたこと、冒頭、感謝申し上げたいというふうに思います。  その上で、先進国向け投資金融について、現在、巨額かつ長期の資金ニーズがあるなど、国際競争力の観点から政策金...全文を見る
○野田国務大臣 今般、未曾有の大震災を受けて、最初の補正予算、これは何としても四月いっぱいに提出をしたいということで、今、与野党協議もさせていただきながら、野党からの御提言も踏まえながら、対応させていただいているところでございます。額はまだ確定的なことを申し上げる段階ではございま...全文を見る
○野田国務大臣 第一次補正予算のいわゆる財政需要に対してどういう財源を充てていくかということは、今、与野党でも議論をさせていただいている中で、高速道路の利便増進事業の扱いについても一つの重要なテーマになっています。なっていますが、どちらかというと御党は財源にするなというお立場の声...全文を見る
○野田国務大臣 国債整理基金は、将来の国債の償還財源を制度的に積み立てているものでございます。このため、これを取り崩すということは、国債の償還以外にこのお金を使用するということになりますので、それは、政府の財政規律が守られていない、放棄したという印象を与えかねない、マーケットに不...全文を見る
○野田国務大臣 十四日から十六日にかけまして、ワシントンのG7、G20、そしてIMFC、国際会議に出席をしてまいりました。基本的には、我が国の取り組みを説明しながら、日本経済そして金融システムは基本的には強靱であるという信認を得るという所期の目的を達成することができましたが、いろ...全文を見る
○野田国務大臣 委員の基本的なお考えと私の考えは、そんなに差はないと思います。なるべく国債を発行したくないし、なるべく増税したくないという中で知恵を出していこうということは、これは一番のベースだと思います。  さはさりながら、復旧まではそれができたとしても、復興については膨大な...全文を見る
○野田国務大臣 よくこれから、委員の提案を詳細に勉強させていただきたいと思います。  その上で、直観的にですが、企業が内部留保をいっぱい持っているからという御指摘は、そのとおりだと思います。それを活用しようという発想は一つのアイデアだと思いますが、企業のみならず、やはり今回の復...全文を見る
○野田国務大臣 このことについても、そのよしあしを含めて、よく勉強させていただきたいというふうに思います。  未曾有の大震災を受けての対応ですので、これまで経験したことのないことですので、新しい発想で対応するということは、これは当然あってしかるべしだと思っています。さまざまなア...全文を見る
○野田国務大臣 瓦れき処理をまさに最優先で取り組むべきことというのは、おっしゃるとおりだと思います。  ということで、瓦れきの撤去が円滑に進むようにということで各省間でも連携をしながらやってきたはずなんですが、これはいろいろな事情があると思うんですけれども、なかなか進まないとい...全文を見る
○野田国務大臣 手元資金がなくて不便だという方の声をたくさん聞いています。  したがって、原発の周りについては東京電力が百万円仮払いする形になりました。同様に、被災者生活支援法に基づいて、まずは百万円お支払いをするということはもう決めておりますので、早急に被災者の皆様の手元に渡...全文を見る
○野田国務大臣 いや、ちょっと時期的にまでは。方針はもう決めて、あとは、被災者の方の特定を自治体の皆さんがちゃんとしながらやっていくということなので、スピーディーに、連携をしながらやっていきたいというふうに思います。
○野田国務大臣 遠山委員にお答えをいたします。  平成二十年十月に政策金融機関の統合が行われまして、そのとき言われていたメリット、当時言われていたメリットですね、管理部門等の業務の一元化、支店の統廃合や役員数の縮減、それからリスク管理等の共通の課題についての連携した取り組み、こ...全文を見る
○野田国務大臣 要は、膨大なインフラ需要がある。それは、二〇〇〇年から二〇一〇年の間に、世界のインフラ需要というのは大体一兆ドルあったということです。二〇二〇年から三〇年は、それが二兆一千億ドルに伸びる。  そういう膨大な需要がある中で、中国や韓国が躍進し、官民挙げてこのインフ...全文を見る
○野田国務大臣 一つには、さっきもちょっと触れましたけれども、リーマン・ショックの前と後という問題が一つ出てきたというふうに思います。このJBICを統合させる前の議論は、その危機を予定していませんでした。危機後の状況というのは、金融危機の影響も受けて、海外ビジネスを行うために民間...全文を見る
○野田国務大臣 JBICの組織分離については、この法案が成立した暁には、設立委員会の立ち上げ、あるいは承継資産の評価、定款の作成等の準備に時間を要するのですが、平成二十四年の四月一日に実施を想定しています。そして、常勤取締役等の役員数についてはこの定款の中で規定をされることになり...全文を見る
○野田国務大臣 委員が地元の、大変技術を持った中小中堅企業の御紹介をいただきました。多分、それぞれの委員の皆さんの地元にも、思い浮かぶ企業があると思います。私もあります。その中では海外展開をしたいという意欲的な気持ちを持っているところもあるでしょうから、その意味では、御指摘いただ...全文を見る
○野田国務大臣 グッドガバナンス、アカウンタビリティー、しっかり確保しながら、新しいJBICをスタートさせたいというふうに思います。  政策金融のあり方の見直しについては、これはやはりその時々の社会経済情勢とか政策上の必要性に応じて見直すべきだと思いますが、今回の見直しも、三年...全文を見る
○野田国務大臣 特に私の場合は財政を担当しておりますので、震災前に持っていた発想のもとで予算や税制の措置をとってまいりました。  でも、この未曾有の大震災を受けまして、この復旧復興が日本にとっては最優先である、最優先は復旧復興だ、そういう優先順位の中で後の政策を考えていくという...全文を見る
○野田国務大臣 佐々木委員御指摘のとおりの答弁を総理がされていましたことを、総理の後ろで聞いておりました。  この趣旨は、福島第一原発の事故対策について、事態の収束に全力を挙げなければいけないという御認識と、そして、事故の原因については徹底して検証を行う必要があるという趣旨であ...全文を見る
○野田国務大臣 総理の御発言とか官房長官の御発言というのは、今回のこういう原発事故、この事態の収拾に全力を尽くすということと、なぜこんなことが起こったのか、想定外という話がずっと出てまいりましたけれども、過去のいろいろな議論も踏まえて徹底した検証を行って、その後に今後の日本のエネ...全文を見る
○野田国務大臣 注視する、ストップじゃなくて、注目して見る、注視するという形で臨んでいきたいというふうに思います。
○野田国務大臣 どんどん売り込むというよりも、大事なことは、我が国が、まだこれは憂慮すべき事態が進行中でありますけれども、この情報を的確に、正確に、迅速に各国にお伝えをしながら、それぞれの各国が御判断をいただくということが大事だと思って、情報の共有をしていくということが何よりも大...全文を見る
○野田国務大臣 今は、第一次補正予算、復旧の予算づくりに専念をしています。第二次以降のその財源のあり方は、これは与野党の真摯な議論を踏まえて対応していこうと思います。  したがって、どの税金を何%上げるということを確定的に決めていることは全くありません。きょう出ているその数字等...全文を見る
○野田国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても、御趣旨を踏まえまして配慮してまいりたいと存じます。     —————————————
04月20日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第15号
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○野田国務大臣 御質問、どうもありがとうございます。  今回、週末に行ってまいりましたワシントンのG20で、基本的には震災への対応とかあるいは原発への取り組みとか等々のお話をしながら、日本社会は一体となって頑張っていることを、そして、その金融システムは強靱だということのメッセー...全文を見る
○野田国務大臣 まさにどういう発想をするかだと思うんです。  さっき、G20でお話ししたことは、復旧復興には一定のお金がかかる、だけれどもこれは一時的なものである、一方で、中期的にきちっとした財政健全化の計画がなければいけないということを申し上げたと言いました。ということは、復...全文を見る
○野田国務大臣 国際社会が、というか内外が、我が国の財政について信認をするというような内容のものでなくてはいけないというふうに思いますし、二〇一五年、二〇二〇年の目標というのは基本的には変えないという姿勢で現時点ではいきたいというふうに思います。
○野田国務大臣 まずは復旧予算をつくって、その後、復興の話。それで、復興の財源がどれぐらい必要なのかという議論があります。  さっき申し上げたとおり、そのときに中期財政フレームの見直しの議論がありますので、それが整合的であるということが内外の信認を得るということを私は申し上げた...全文を見る
○野田国務大臣 いずれにしても、中期財政フレームというのは、毎年年央に見直しをしていって、そしてローリングをさせながら二〇一五年、二〇二〇年の目標達成に向けて、その進捗状況の、言ってみれば管理みたいなものです。ということをやっていくということは決まっておりますので、その見直し方が...全文を見る
○野田国務大臣 そのメッセージの出し方をどうするかというところだと思います。  一つには、震災の部分を全部巻き込んだ形で二〇一五年、二〇二〇年というやり方をするのか、震災の復旧復興に向けての予算とか財源をいわゆる別会計みたいな形で整理をして、その他をきちっとやるという言い方をす...全文を見る
○野田国務大臣 斉藤委員御指摘のとおり、今回の東日本大震災によって大変厳しい状況に追い込まれている中小企業の皆さんもいらっしゃいますけれども、そういう被災地の企業の皆さんと取引のある中小企業、これは全国にいろいろと散っていると思いますし、この大震災に端を発した計画停電などによって...全文を見る
○野田国務大臣 その詳細も含めて、これから検討させていただければというふうに思います。
○野田国務大臣 やはり物事の優先順位は、私は今ちょうど復旧の予算をつくっておりますけれども、まずは被災地だと思います。そこで、予算措置、税制措置、金融措置、あらゆる政策の総動員をしていく。  この震災に端を発して、さっき申し上げたとおり、取引のあるところであるとかあるいは計画停...全文を見る
○野田国務大臣 私自身も危機感を持っているつもりです。にじみ出ていないのかもしれませんが、危機感は持っております。やはり日本にとって中小企業は宝でございますので、そういう意識は強く持っているということはぜひ委員も御理解ください。
○野田国務大臣 五十嵐副大臣からも御答弁させていただいたとおり、現行の災害復旧貸付制度というのは、新たに資金を調達するときの措置であって、借りかえを奨励するというものにはなっていません。ただ、一方で、日本公庫のセーフティーネットの貸し付けでは、一部こういう借りかえという措置を、限...全文を見る
○野田国務大臣 元本一括返済型で、例えば十年、十五年はどうかという御提案なんですが、一つのアイデアだと思います。でも、そうすると、返済時に多額のお金が必要になります、十年ためた、十五年とかという話になると。だから、本当にそれはどこまでニーズがあるのかどうか等々、よくこれは検討をさ...全文を見る
○野田国務大臣 据置期間はどれぐらいの期間が妥当なのかということも含めて、やはり被災した中小企業の具体的なニーズをよくお聞きしながら、勘案しながら検討させていただきたいというふうに思います。
○野田国務大臣 今の据置期間の問題を含めて、委員御指摘のとおり、関係する省庁が幾つかございますが、据置期間のみならず、やはり予算、税制、金融、特にこの政策金融の部分で何ができるかということは、よく詰めさせていただきたいというふうに思います。
04月21日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○国務大臣(野田佳彦君) 財政の見える化は基本的に大事だということは認識全く同じでございまして、私の友人で、かつて中国地方のある首長選挙に出て当選した人が交際費の公開をしたら翌年七割減になったということでございますから、相当見える化というのはコスト削減という意味でも効果があるとい...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 基本的には、国のできること、予算措置そして税制措置、金融措置、あらゆる政策、総動員してこの復旧復興に当たっていきたいというふうに思います。  その際、そうはいっても、おっしゃったとおり、きちっとした積算を持って、やっぱり国民の税金を使うわけでありますの...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今の最優先はこの大震災からの復旧復興であるということは間違いございません。と併せて、これは、経済成長を実現をすることはその復旧復興を早めるということであります。その意味では今回のJBIC法というのは日本の成長戦略に資する法案だというふうに思っています。 ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) JBICについては、政投銀が民営化の方針が示された平成十七年から十九年、もうこのときの議論においても、国策上重要な海外資源の確保や国際競争力確保に不可欠な金融など、重要な国の政策を実施する政策金融機関として存続するということが定められました。  そして...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) その三択で言えと言われてもちょっと難しいと思っているんですけれども、民間でできないことをやるというよりも、さっきも申し上げたとおり、海外展開、民間だけでは資金調達ができないところをJBICが後押しをするということでございまして、これは基本的はやっぱり民業...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) やっぱり長期、大型では民間だけでは対応できないというところがあると思うんです。現実にそういう要請、経済界から金融界から今回御要請がございました。それを受けての法案改正であるということでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) 日本国でもありますし、JBICというのは世界でJBICとして通っているということも、これも一つの重要な武器になっているというふうに思います。
○国務大臣(野田佳彦君) JBICの一つの考え方、これも法律に書いてあるんですけれども、償還確実性の原則、それから収支相償の原則、こういう原則の下に運営をさせていただいております。
○国務大臣(野田佳彦君) 委員の御指摘のとおり、これ、リスク管理がとても大事だと思います。  そういうことで、従来から、営業部門から独立した審査部門において個別の融資判断への審査を行ってまいりました。加えて、独立したリスク管理部門において信用リスク管理を行ってまいりました。そし...全文を見る
04月22日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第16号
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○野田国務大臣 おはようございます。  ただいま議題となりました東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  政府は、今般の東日本大震災による被害が未曾有のものであることにかんがみ、被災納税者の実...全文を見る
○野田国務大臣 まず、小野寺委員におかれましては、地元が気仙沼ということで、御家族を含めて被災をされて、そして今、地元の声をお聞かせいただきました。改めて心からお見舞いを申し上げたいというふうに思います。  今回の税制上の措置は、可及的速やかにやらなければいけないことを網羅した...全文を見る
○野田国務大臣 この財務金融委員会で御審議いただいているのは国税にかかわる部分でございますけれども、基本的には地方税においても同様の対応をしておりまして、きょう総務委員会で御議論があるかというふうに思います。
○野田国務大臣 小野寺委員御指摘のとおり、地方税法を改正して、税制上の特例措置を行った場合、地方の減収ということが起こります。特に今回は、被災地の自治体、財政力が厳しい自治体が多いと思うんです。そういうことにかんがみまして、総務省において適切に地方財政措置を講ずることが検討されて...全文を見る
○野田国務大臣 実際にそういう現場の声というのがあるということは承知をしておりますし、金融庁としても、これはむしろ金融庁の方にお答えいただければというふうに思いますが、できるだけそういうことのない、再開目指しての迅速な対応を今督促しているところだというふうに承知をしています。
○野田国務大臣 信金、信組が地域に根を張って、その活動が地域の皆さんの生活、そして中小零細企業の事業のまさに中心となっている、後ろ盾になっているということは本当に間違いないというふうに思います。今の被災地における取り組みは、まさに頭が下がるという思いでお聞きをしておりました。 ...全文を見る
○野田国務大臣 まずは復旧が大事でありますので、きょう、閣議で概数の決定をしました。約四兆円の第一次復旧の補正予算、これを、できれば四月二十八日には国会に提出をして御審議いただきたいと思います。  その後の復興については、復興のための復興構想会議がつくられました。ここで青写真が...全文を見る
○野田国務大臣 自由民主党からいただきました、三月三十日、第一次、そして四月十五日、第二次、これらの提言の趣旨を重く受けとめながら、今般の第一弾の税制上の措置、そして今月末に提出予定の第一次補正予算、これらを策定するに当たり大いに参考にさせていただき、重く受けとめながら対応してい...全文を見る
○野田国務大臣 小里委員におかれましては、阪神・淡路大震災のときに、お父様と組んで大変御活躍をされたと承知しています。そうした御経験を踏まえての御提言と受けとめさせていただきたいと思いますけれども、防災対策全般については防災大臣を中心に取り組んでいます。原発の問題については、これ...全文を見る
○野田国務大臣 小里委員御指摘のとおり、今般の東日本大震災の特徴は、被害が広範にわたる、大規模であるということと、そして、当該地域の自治体が壊滅的な打撃を受けてしまっているということだというふうに思います。  こうした特徴にかんがみまして、発災が三月の十一日だったと思いますが、...全文を見る
○野田国務大臣 まず、冒頭、直接の御質問じゃありませんでしたけれども、もっとスピード感を持って対応しろというお話については、それは全くそのとおりだと思っていますので、阪神・淡路大震災のときに、最初の第一次補正というのは約四十日後提出をされまして、成立しました。それをあくまで、大規...全文を見る
○野田国務大臣 ただいま御指摘の被災農地を譲渡した場合の特別控除の引き上げも、先ほどの被災者向け優良賃貸住宅の割り増し償却と同様に、いただいた御提起の中でまだ生かしていない部分でございますけれども、引き続き、これも第二弾の中で入れるか入れないかも含めて検討させていただきたいという...全文を見る
○野田国務大臣 同じ答弁になってしまいますが、今すぐ取り入れられるものは、今回の第一弾の税制措置で取り入れました。引き続き、今の御指摘のことも含めまして、検討をさせていただければというふうに思っております。
○野田国務大臣 今般の津波による冠水した農地が、約二・四万ヘクタールというところでございますので、津波による被害を受けた農地を復旧するに当たっては、御指摘の除塩事業を行う必要があるというふうに認識をしています。このため、農水省において、当該事業を創設し、今般の補正予算において必要...全文を見る
○野田国務大臣 非上場株式等に係る相続税等の納税猶予制度では、申告期限後五年間、事業継続要件、雇用の八割維持等を満たすこと等が必要とされております。これらの要件を満たさなくなった場合には納税猶予が取り消され、猶予税額の納付が必要となります。  今般の東日本大震災においては、認定...全文を見る
○野田国務大臣 運用で対応しようと考えております。
○野田国務大臣 端的に申し上げると、運用で対応しようと考えています。
○野田国務大臣 自民党から、きずな基金という形の御提起をいただいているということは承知しています。これは、要は自由に使えるお金をつくった方がいいというのが多分制度創設の御趣旨だと思いますけれども、これに見合った形で、かなり国庫の負担も、今回は補助もかさ上げをしていますし、加えて、...全文を見る
○野田国務大臣 きずな基金で例示されている具体的な使途の一例、これは二十項目ぐらい出ていますけれども、これを参考にさせていただきたいというふうに思います。  加えて、復興基金の話ですが、阪神・淡路大震災のときは復興基金をつくったというふうに思います。そういう過去の事例なども踏ま...全文を見る
○野田国務大臣 ルールにのっとって、財政でいわゆる過剰な出動にならないように気をつけながら対応していく、そういう基本的な姿勢だというふうに思います。
○野田国務大臣 いわゆる財政再建の観点で対応していく、財政の運営をしていくということだとは思います。
○野田国務大臣 御指摘のように、発散することのないように運営をしていく、そのときの一つのルールというのはやはり財政法だと思います。そういうことを重んじながら、加えて、マーケットの信認を得るように努力をしていくことが財政規律を守ることだと思います。
○野田国務大臣 基本的に委員の御指摘のとおりだと思います。
○野田国務大臣 基礎的財政収支という観点も大事であると同時に、名目成長率という観点も大事であるということ、これは委員の御指摘のとおりでありまして、したがって、昨年の六月に、同時に財政運営戦略と新成長戦略を閣議決定いたしました。そして新成長戦略は、名目成長率が、この向こう十年間、三...全文を見る
○野田国務大臣 今回の震災によって甚大な被害を受けた中小企業の事業の再開に向けた対策を講じることは、大変重要な課題であるというふうに認識をしています。  このため、今回の補正予算において、災害関係保証やセーフティーネット保証といった一〇〇%保証の充実、日本政策金融公庫等による無...全文を見る
○野田国務大臣 税の対応については今副大臣から御説明のとおりでありますけれども、被災地の復旧支援策の一環として、被災地における簡易型サービスステーションの設置支援であるとか、あるいは被災地のサービスステーションへの資金繰り対策や復旧対策、油槽所の復旧などの措置を講ずることを予定し...全文を見る
○野田国務大臣 東日本大震災の発生による一部製油所の機能停止や流通の障害などにより、燃料の需給が逼迫し、被災者を初め関係者が大変御苦労されました。そうした中、仮にトリガー条項が発動された場合に、全国的に燃料需給がさらに逼迫するとともに、流通が混乱し、被災地の復旧復興の妨げになるお...全文を見る
○野田国務大臣 安易に使うなということでありますけれども、自民党から御提起があった際は、被災地の混乱回避、そして財源の確保、そういう視点からの御提起でございました。  ということは、いわゆる一時的に凍結ということは、復旧復興に必要な期間、混乱の回避と財源確保という視点であります...全文を見る
○野田国務大臣 経緯からすると委員の御指摘のとおりであって、二十二年度の税制改正において揮発油税等の税率水準を維持することとした際に、平成二十年度上半期に見られたような石油価格の異常な高騰時に対応するため、「当分の間」として措置された税率の課税を停止する措置として、今般のトリガー...全文を見る
○野田国務大臣 復旧復興に取り組んでいる間ということでございまして、まだいつまでにと明示的に言えるという状況ではございません。
○野田国務大臣 私の方から細川厚生労働大臣に御説明をさせていただきまして、最終的には、玄葉国家戦略担当大臣と三人で、三大臣合意という形で合意形成をさせていただきました。
○野田国務大臣 今回は、法律上、平成二十三年度基礎年金国庫負担割合は二分の一であるということは明記をいたします。その上で、ただし、平成二十三年度の二分の一と三六・五%の差額は、税制抜本改革により確保される財源を活用して、年金財政に繰り入れることとあわせて法制化をするということでご...全文を見る
○野田国務大臣 今回御提起させていただく予定の、四月末に出す第一次補正予算の中の財源としては、子ども手当のいわゆる七千円の上乗せ部分、これはやめるということによって財源を確保するということ、加えて、高速道路の無料化、これは社会実験というものもやめて財源を確保する等々、私どものマニ...全文を見る
○野田国務大臣 基本的には、既存の政策の見直しを行うことによって、新たに国債を発行しないで四兆円規模の予算を組んでいるということは、委員は数字を挙げて一律三%と申されましたけれども、個別の政策の見直しをしながら確保した財源によって予算を組むという姿勢でございます。
○野田国務大臣 第一次補正予算を速やかに成立させていただいた暁から次の復興の話になりますけれども、これはプロセスがあって、復興構想会議というものを設置しました。ここで六月までにどういう復興計画をつくるのか、基本方針をつくるのか、青写真ができるのか、それを踏まえながらの判断になって...全文を見る
○野田国務大臣 竹内委員の御質問に答える前に、先ほどの小里委員への答弁の中で、協同組合組織の貸出金、購買未収金に係る所要の引当金に関する御質問に対して、運用で対応しようと考えておりますと答弁いたしましたけれども、制度面での対応も含めて検討させていただきたいと思います。  質問者...全文を見る
04月25日第177回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○国務大臣(野田佳彦君) 今の総理の御答弁に尽きているというふうに思います。  平成二十一年度、厳しい財政状況に陥って、その上で今回のあの大震災ということでございますが、この大震災からの復旧復興、これは国にとって最優先だと思います。  一方で、それ以前から、平成二十一年度が極...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 復興について、先ほど総理もお話がございましたとおり、復興構想会議において六月末までに青写真が作られると。そして、それに伴いまして、当然のことながらその財源をどうするかという議論になってまいります。増税の前にやるべきことがあるだろうと、それはそのとおりだと...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 委員御指摘のとおり、二十八日に第一次補正予算、規模は約四兆円規模になると思います。災害復旧型の公共事業であるとか、瓦れき撤去、仮設住宅、こういうものが中心になりますが、その後の復興については、復興についての今会議が行われていて、六月末までには青写真が出て...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今般の第一次補正予算については、追加的に国債発行をしないという大方針の下で、既存の歳出の見直しをするということを中心で財源を手当てをさせていただくことになりました。  というのは、やっぱり復興に向けての青写真があって、そのための財源どうするんだと、仮に...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 委員御指摘のとおり、足下では為替レートを考えると約十五兆円の実質債務超過です。これを積立金取り崩して一般会計に入れると更にその債務超過が膨らむということ、これ委員御指摘のとおりなんですね。  加えて、やっぱり積立金というのは財投に預託をされております。...全文を見る
04月26日第177回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○野田国務大臣 復興については、復興構想会議で六月末までに青写真を描くことになっています。その青写真を実現するための財源措置はどうするかということは、これは与野党の協議であるとか等々踏まえながら対応していきたいと思いますが、一部、何かの税目を一定の額上げるとか、いろいろ出ています...全文を見る
○野田国務大臣 国債整理基金にたまると言われているその剰余金というのは、定率繰り入れの年度と実際の現金償還の年度のずれにより一時的に積み上がったものでございますので、これはあくまで国債償還のために使うお金だというふうに御理解いただきたいと思います。
○野田国務大臣 まじめな御提言ですから、まじめにお答えをしたいというふうに思いますが、国債整理基金への定率繰り入れというのは、やはり減債制度、日本の財政規律の根幹になっているというふうに思います。それを、こういう状況だからといってルールを変えることは、私はマーケットのリスクがある...全文を見る
○野田国務大臣 マーケットは極めてセンチメントになっていて、ルール違反というのが私は一番怖いと思いますよ。従来と違うことを、まあ確かに、想定外のことが起こったから想定外のことの対応をしろということは、これはよく理論としてはあるんです。理屈もわかるんです。ただし、やはりマーケットの...全文を見る
○野田国務大臣 過去十一回やっています。それは、昭和五十七年からあるいは平成の初めの方までやっています。本格的に国債を発行したのは昭和五十年度からですから、大量の償還が始まるのは昭和六十年度以降です。  ということで、竹下大蔵大臣の答弁が出ていますけれども、この当時と今の財政状...全文を見る
04月26日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○国務大臣(野田佳彦君) おはようございます。  ただいま議題となりました東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  政府は、今般の東日本大震災による被害が未曽有のものであることに鑑み、被災納税...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 国会の審議で、ほかの閣僚の皆さん現場へ行けても私だけ残ってということが多かったということ、あるいは国際会議等があってなかなか行けなかったんですが、その分、お隣の櫻井副大臣だとか吉田政務官が被災地出身でございますので的確な情報をいただいておりましたが、実際...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 東北財務局中心に、東北地方の国有地、これについての情報提供、利用可能な国有地について情報提供をしながら自治体の皆さんに投げかけをさせていただいておりまして、福島でも今少しマッチングができてまいりました。委員の御地元の仙台市においても仮設住宅用の国有地、こ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 二十八日に提出する予定の第一次補正予算については、規模としては約四兆円ですが、これは基本的には追加的に国債発行せずに、既存の予算の見直し、歳出の見直しをするという形での財源確保をさせていただきました。  その後の復興に向けてでございますけれども、今復興...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今回の法案でのトリガー条項についての扱いについてのお尋ねでございますけれども、東日本大震災の発生による一部製油所の機能停止や流通の障害等により燃料の需給が逼迫し、被災者を始め関係者の皆様は大変御苦労をされました。そうした中、仮にトリガー条項が発動された場...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今回の大震災は、その被害が、同時、大量、集中的に発生をした極めて甚大なものでございます。広範な地域にわたりまして生活基盤や事業基盤が根こそぎ失われ、その再建には相当な期間が必要になるというふうに考えられております。  こうしたことを踏まえまして、委員御...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 佐藤委員の御指摘のとおり、御党からも様々な税制に対する御提起ございました。相当取り入れているというふうに私は思っているんですが、まだ更に第二弾の税制措置のときにも引き続き参考として検討させていただきたいと思います。  そこで、白色申告者についても純損失...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 一つの御提起として受け止めさせていただきたいと思います。  要は、被災者の実情に合わせてきめ細やかにきちっと細心の対応ができるようにするということが何より大事だと思いますので、私どもが抜け落ちている視点についてはこれからも御提起をいただければ検討させて...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 雑損控除については、直接的な担税力の減殺要因として、個々の納税者の固有の事情に配慮する人的控除よりも先に引く方がむしろ自然と考えております。また、実務においてもそのような取扱いが確立をしているところでございます。  今回の大震災の被災者についてのみ所得...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 現行の控除額は、基礎控除、一般の扶養控除、配偶者控除共に三十八万円となっています。
○国務大臣(野田佳彦君) 基礎控除などの人的控除というのは、世帯構成に応じて、扶養人数などに応じた金額を所得から差し引き、納税者の担税力を調整をするものでございます。その金額については、課税最低限や物価水準などを勘案し決められてきたものでございますが、現行の三十八万円という人的控...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 金額は、課税最低限や物価水準などを勘案し決められたということでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) さっき申し上げたとおり、世帯構成に応じて、扶養人数などに応じて所得から差し引くという計算でやっているということです。
○国務大臣(野田佳彦君) 先ほど年金のお話がございましたけれども、公的年金の控除六十五万円がありますので、それを含めると、さっき単純に合わせた百三万円を上回るということでございますので、ちょっと今の直接の答弁じゃないんですが、事実関係として数字は申し上げておきたいと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 先ほど申し上げたとおり、最低生計費を表すという、そういうものではございませんで、物価水準等を勘案して決められたものでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) 御指摘のようなケースで例えば具体例で考えてみると、例えば人的控除から先に差し引くこととした場合、例えば同じ金額の損失を被った独身者と例えば子持ちの夫婦世帯を比べますと、独身者は自らの基礎控除しか人的控除はないんですね。一方で、子持ちの夫婦世帯は納税者の基...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) だから、そもそも雑損控除とは何ぞやというところだと思うんです。雑損控除というのは、災害など異常かつ不可避な事由によって住宅であるとかあるいは生活必需品など生活の基盤に損害が生じた場合、直接的な担税力の減殺を調整をすると、これが雑損控除のまさにそのものの性...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 第二弾というのも、これも可及的速やかに早くだと思います。それまでにこの根本的な議論が終了し結論を得られるかどうか、これは分かりませんが、いずれにしても議論は続けていきたいというふうに思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 御提起でございますので、その議論を避けるということはございません。引き続き検討させていただきたいと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) まず、単年で引き切れない雑損控除額について、雑損失として現行制度上、翌年以降三年間繰り越すことが可能になっていますけれども、それについての拡充のいろいろ御提起があったというふうに受け止めさせていただきます。よくそれぞれの中身、三点について検討させていただ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 平成二十三年度の税制改正案は、今衆議院の財務金融委員会で様々な観点から御審議をいただいている、いわゆるアイ・エヌ・ジーの進行中でございます。そうした中で、政府から今般の震災に対する、今御審議をいただいている緊急の対応としての震災税特法案を提出をさせていた...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 歳入と歳出が一体でいわゆる御審議いただいて結論が出なかったという、そもそもに始まれば御指摘の点、政治論としてはそういう思いになられることはよく分かるんです。  ただ、この規定はあくまで技術的な規定であって、そのことをまさに糊塗するという意味で作っている...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 参議院でのいわゆるお考え、そのお気持ちは分かります。おっしゃるとおりで、その順番が入れ替わってしまってきているということです。現実そうなっているということは理解できます。  ただ、それは、まさにそれを糊塗するためにこれを入れているわけではないということ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 復興財源の在り方は、さっきも愛知委員との答弁の中でお話しさせていただいたとおり、復興構想会議で青写真をまずつくると。その青写真に基づいて、どういう対策が必要であり、そのためにどういう財源をつくっていくかという議論になると思うんです。  一つは、やっぱり...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) デフレから脱却できない状況が続くとか、あるいはデフレを助長するようなことはあってはいけないと思います。  加えてもう一方で、やっぱり財政健全化の道筋を中長期でどうやって日本がたどっていくかというメッセージもないと、これはいわゆる為替ではなくて、いわゆる...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 現時点で私が余り確定的なことを言うというよりは、委員御指摘のとおり、経済と財政、これをよく見ながら判断をしていくということに尽きると思います。バランスを取るしかないというふうに思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 委員の御指摘のとおりでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) 実は、今日、閣議の後の閣僚懇で、今の委員の御指摘の二重ローンの問題、どうするかという議論しました。閣僚懇で誰がどう言ったかというのは言えません。だけど、強烈に政府としてもそれについての問題意識を持っています。やっぱり被災された皆さんが元の事業に復するよう...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今般の東日本大震災に対する税制上の対応、これはまず取りあえず緊急的にできることということで第一弾の措置をとらさせていただきました。  現行税制を適用した場合の負担を軽減する等の措置というのが今回の全体的な内容でございますけれども、今般の措置は、阪神・淡...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 荒木委員御指摘のとおり、この第一弾では、中小企業に限定した特例措置としては被災代替資産等の特別償却について高い償却率を設ける、こういうことをやったりとかしております。  引き続き、今の御提言なども踏まえまして、税制の第二弾、その策定に臨んでいきたいと思...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) このトリガー条項は、平成二十年度の上半期における石油高騰、こういう異常な高騰時に対応するために揮発油税等のトリガー条項を創設をさせていただきました。  これは、発動される寸前になってからやめるという考えではありません。基本的には、震災の前と後では政策の...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) そもそも論でいうと、そういういろんなまた、元に戻った議論になるかもしれませんけれども、要は、さっき申し上げたとおり、三月十一日以降と、前と後ではやっぱり状況変わった中での対応ということであって、自民党さんからも廃止という御提起いただきました。その理由は、...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 三%だとか、五百旗頭先生の御発言とか、確かにそれは先行的に出てきています。ただ、これが政府で確定的に考えていることではありません。これはくれぐれも御理解をいただきたいと思います。  委員御指摘のとおり、復興構想会議で復興に向けての青写真をつくります。与...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 平成二十三年度税制改正法案、これは経済活性化と財政健全化、両方をにらみながらまとめた案でございまして、一方で税制の抜本改革との一貫性も持ったそういう緊要性の高いものを措置をしている内容でございます。  その意味では、きちっとした税制改正法案を出したつも...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今委員御指摘の阪神・淡路大震災時の二月二十日に公布された税制上の措置というのは、その年の確定申告の開始時期に間に合うよう、雑損控除及び災害減免法による減免並びに事業用資産等の損失の特例を平成六年分所得でできるようにと、あれは平成七年の一月十七日発災ですか...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) まず、この第一弾、速やかにこれを成立させていただくということが何よりでございますけれども、当然のことながら、これからいよいよ復興の議論をしていく中で、復興対策として税制上のどういう措置が必要なのかという議論もしていかなければならないと思いますし、現時点で...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 復興構想会議が青写真をまとめられるのは六月末というふうに聞いていますので、その青写真を実現をするためにどういう財源という議論も当然基本方針の中で現れてくるだろうと思います。  それから、委員御指摘のとおり、社会保障と税の一体改革についてもスケジュールど...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 復興構想会議が何を決めるかまではちょっとまだ、重要な議論が行われているので、財源まで具体的に入るのかどうか、基本方針に入れるのかどうか、これは分かりませんが、いずれにしても、その復興の財源も、あるいは税と社会保障で何か成案を得たときに、じゃ、税としてはど...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) どうしても、阪神・淡路大震災に比べて第一次補正でも、比べれば第一次分だけでも四倍ですから相当に復興に向けての財源も必要だろうという皆さん御認識を持っている上で、青写真よりも先行して若干財源が進んでいる部分はあると思います。でも、やっぱり基本は青写真であっ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 消費税も所得税も、いろいろ出ています。ただ、これは最終的に、さっき申し上げたとおり、基本的には政府税調で決める話でございますので、まだ、それぞれ個々の発言がありますけれども、それをもって確定的、固定的に政府が考えているわけではないということは重ねて申し上...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 極力、今回の第一次補正予算も、極力というか追加的に国債発行をしないで約四兆円規模のものを編成をさせていただきました。  基本姿勢は、復興のときも同じであって、やっぱり既存の歳出の見直しであるとか、あるいは、よく御党からも御指摘いただきますけれども、でき...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 年金国庫負担の臨時財源ですね、鉄運機構から国庫に納付してもらった一・二兆円含めて二・五兆円の臨時財源を年金ではなくて今回は震災対応に使わせていただくということをさせていただくことになります。  それは、元々、年金国庫負担については臨時財源では駄目だと、...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) さっきの答弁の中で完全に白と青を分けているかのような印象が与えたとすれば、ちょっと私の答弁が至らなかったということでありまして、白色申告者であっても被災事業用資産に係る損失とか変動所得に係る損失については繰越期間の延長は可能でございますし、白色申告者であ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 委員御指摘のとおり、現行貸付期間十年でありますけれども、今、中小企業庁長官がお話されたように、今回の補正予算で取り入れる新たな貸付制度の創設においては、その中で、貸付期間については最大二十年に延長する方向で検討を行っておりまして、関係省庁と連携してしっか...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 三月十一日に発災した東北地方太平洋沖地震と、その後の余震であるとか十二日に発生した長野県北部の地震など、これは関連性は否定できないというふうに思いますので、一連の災害として特例措置の対象に含まれるということでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) 今回の震災特例法案の対象には、福島県の原発事故による災害も対象となります。例えば、原子力災害対策特別措置法に基づいて行われた避難指示であるとか、食品の出荷制限について廃棄を余儀なくされた農作物等の棚卸資産に係る損失など、地震や津波などによる事業用資産の滅...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 原子力損害賠償制度に基づく賠償については、今後検討される状況を見守りたいと思うんですが、その課税上の取扱いについても、その範囲とか指針に関する今後の議論なども踏まえながら対応したいと思います。  現段階で言えることは、例えば所得税法上、心身に加えられた...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 同じでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) 計画停電によって例えば損失が出たというケースは、いわゆる政策金融等での対応では今回措置していますが、税制上の対応については今後の検討課題ということになっております。
○国務大臣(野田佳彦君) 委員のアドバイスのように、しっかり分かりやすく周知徹底をするように努めていきたいと思います。  ありがとうございました。
○国務大臣(野田佳彦君) ただいま議題となりました株式会社国際協力銀行法案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  我が国の更なる経済成長を実現するためには、官民が一体となって我が国産業の国際競争力を強化し、海外の膨大なインフラ需要等を取り込むことが重要であ...全文を見る
04月28日第177回国会 衆議院 本会議 第17号
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○国務大臣(野田佳彦君) 今般、平成二十三年三月十一日に発生した東日本大震災に対応し、必要な財政措置を講ずるため、平成二十三年度補正予算を提出することといたしました。その御審議をお願いするに当たり、補正予算の大要を御説明申し上げます。  三月十一日に発生した東日本大震災は、甚大...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 石原自民党幹事長からは、補正予算の財源についての御質問をいただきました。  ただいま総理からも御答弁がございましたけれども、本日提出した補正予算については、追加的な国債発行をせず、歳出の見直し等により財源を確保することとしたところでございます。  今...全文を見る
04月28日第177回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○野田国務大臣 平成二十三年度補正予算の大要につきましては、既に本会議において申し述べたところでありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、改めて御説明申し上げます。  最初に、一般会計予算の補正について申し上げます。  歳出面においては、東日本大震災関係経費として...全文を見る
04月28日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
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○国務大臣(野田佳彦君) 先生、余りお時間もないので端的にお答えしたいと思いますけれども、政府補償契約の支払については、実施時期や使途などについては東京電力の行う損害賠償を踏まえて検討する必要がございます。今日も三回目の審査会が開かれて、第一次指針が出るのではないかと言われていま...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今の経産省の答弁のとおりだというふうに思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 海外で膨大なインフラ需要が今出てきていると。二〇二〇年から二〇三〇年にこれ二兆一千億ドルの規模になるんではないかという、そういう需要がある中で、先進国のみならず、中国、韓国等がその取組に向けて大変熱心に行っています。それに比べると、我が国は残念ながら周回...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 政策金融を推進する上で国民に負担を生じさせることのないように、より一層のリスク審査、リスク管理、万全を期していかなければいけないと思います。機能を強化する分、そのリスク管理は併せてしっかりやっていかなければいけないということで、外部にもこういう審査する機...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 従前の政府系金融機関の改革というのは、思い返してみると、政策金融は必要ですと、いろいろ機能はなきゃ駄目だと、ただ、それを実践をする機関についてはいろいろ整理統合した方がいいんじゃないかという議論だったと思うんです。政策金融は、これはいつの時代でも私は必要...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今、直接の御質問に入る前に、前段のところで、何でこんなJBICを急がなければいけないのかという国民の声があるというお話ございました。前にもどなたかにお答えしたかと思うんですけれども、大震災からの復旧復興が最優先であることは間違いございません。一方で、経済...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) JBICのそもそもの目的というのは、政策金融機関として重要な海外資源を確保することであるとか、我が国産業の国際競争力の維持向上、こういうことが目的でありまして、利益を最大化するということではございません。また、実績として今たまたま当期純利益とか国庫納付実...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) JBICのそもそもの目的はさっき申し上げたので、重ねては申し上げません。  株主の利益を追求することを目的とする機関ではないということがこれ大前提でございまして、また外債発行に対する政府保証など、長期、巨額の資金供与といった業務遂行に必要な資金調達につ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 先ほど、竹谷委員の御質問の中で、緊急に迫っているいろいろ案件を申し上げました。これは先進国向けの輸出金融です。ここでの厳しい競争は、それぞれのライバルの国が官民挙げての競争で来ています。ここでやっぱりJBICが入ることによって競争条件が改善をされるという...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 機能強化を最大限に発揮させていくというために組織の分離というのが必要になってくると、そういうことでございまして、例えば財務の独立性、明確性の確保により資金調達の安定性を向上させる、あるいは業務の機動性、専門性等を強化することが必要であり、そのためにもこれ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) そもそも国際金融業務には国内金融業務とは全く異なる専門性が必要であるということ、また、海外インフラ等の大型かつリスクの大きい分野では、専門性と対外交渉力のある役員が適切なリスク評価に基づく機動的な判断を行う必要があるということ、そういう意味からも分離が必...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 取って付けた理由じゃなくて、委員のおっしゃるような政府の信用力の問題というのももちろんあると思いますよ。  ただ、政府の信用力以前の問題というのがあって、以前の問題、それはさっき申し上げたとおり、JBICの多額の外貨の安定調達には各国の証券市場で求めら...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) これはもう各方面からの要請に基づいて平成二十三年度から先行実施するものが幾つかございます。一つは、先進向け輸出金融、短期のつなぎ資金を供与する投資金融、MアンドAを行うための投資金融等々ございます。これらは、もちろんそれはやっていくわけでありますけれども...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 天下り先の確保を目的とした法改正ではございません。先ほど来申し上げているとおり、機能強化、これが柱となっています。  新JBICを含む特殊会社の常勤役員人事に関しては、閣議決定におきまして、民間企業に近い形態であり経営の自主性を尊重するのは基本としなが...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今申し上げたルールに沿って対応し、最終的には財務大臣が認可をするということでございますから、その中で判断をさせていただきたいと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 政府全体として閣議決定しているルールがあるわけであります。さっき申し上げたとおり、三分の一以内となるように収めるというのが今当面の、これは閣議決定です。私も政府の一員ですから、その閣議決定に基づいて適切な対応をするということでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) 先般の十五日の会議のとき、ちょうどワシントンの会議に出ていましたので出れませんでした。次のそういう会議があるときには私なりの発言をしたいと思いますが、やっぱり三十キロで壁がある、バリアがあるわけではないんで、しゃくし定規に切れないということはこれは間違い...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 九九年当時の輸銀とどうのというところまで遡ると私も余りちょっと記憶にないんですけれども、少なくとも平成二十年の政策金融改革において統合を図ったときの所期の目的的な議論では、業務の一元化をしていくことによって簡素になっていくであるとか、役員が減っていくだと...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今の御質問の前に、ウズベキスタン等いわゆるスタンというのは、JBICを通じての貢献も必要だと思いますが、それは私はやっぱり外交を考えたときも、対中、対ロ外交を考える上でもあのスタンについては細心の注意を払いながら協力をしなければと思います。  加えて、...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨を踏まえまして配慮してまいりたいと存じます。
04月28日第177回国会 参議院 本会議 第13号
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○国務大臣(野田佳彦君) 今般、平成二十三年三月十一日に発生した東日本大震災に対応し必要な財政措置を講ずるため、平成二十三年度補正予算を提出することといたしました。その御審議をお願いするに当たり、補正予算の大要を御説明申し上げます。  三月十一日に発生した東日本大震災は甚大な被...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 塚田一郎議員から、復興のために必要な予算規模等についての御質問をいただきました。  復興のための予算については、議員自ら御指摘がございましたとおり、復興構想会議におきまして、現在、中長期的な復興の青写真作りを行っております。未来に向けた創造的復興の事業...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 小熊議員から、ODA予算の削減についてお尋ねがございました。  今回の補正予算の編成に当たっては、追加の公債を発行せず、歳出の見直し等により財源を確保するとしたところでございます。こうした方針を踏まえて、ODA関連予算については、二国間援助が各国との関...全文を見る
04月29日第177回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○野田国務大臣 さまざまな観点から経済や財政への影響についての御指摘をいただきましたが、一部報道等で、財源ありき、あるいは増税ありき的な報道がありますけれども、政府として確定的にどの税目を上げて対応しようということではございません。  今、復興構想会議において復興に向けての青写...全文を見る
○野田国務大臣 いろいろ御提起、ありがとうございました。  御指摘で具体的にあったものについて確認をさせていただきたいと思いますが、一つは、相続税を免除する無利子非課税国債でございますけれども、これについては、無利子ゆえに失われる利子収入よりも軽減される相続税額の方が大きい方が...全文を見る
○野田国務大臣 石破政調会長にお答えしたいと思います。  今回のいわゆる第一次補正予算は、早期復旧、いわゆる復旧をメーンにしたものであって、したがって中身も、御案内のとおり、瓦れきの撤去であるとか仮設住宅の建設などが中心の、約四兆円規模でございます。これは、年度内に支出を見込ま...全文を見る
○野田国務大臣 まず、私の方から。恐縮です。  まず、委員御指摘のとおり、今回の第一次補正予算は、新たに国債を発行しないで約四兆円規模の財源をつくらせていただきました。委員が冒頭に昭和の日のお話をされましたけれども、昭和二十一年、まさに日本の財政は公債発行の方が税収より多かった...全文を見る
○野田国務大臣 当面の御要請をいただいた部分には満額措置をさせていただいたということでございます。
○野田国務大臣 どれぐらいの財政需要になるかなども含めながら、しっかり検討させていただきたいと思います。
○野田国務大臣 金融庁は、個別のこういう金融機関の住宅ローンの問題等現況を把握されておりますので、よく金融庁と相談をしながら、しっかり協議をしていきたいというふうに思います。
○野田国務大臣 政府内で、現在、増税ありきで検討しているということは全くございません。今御指摘のあった復興構想会議を含めて、青写真が出てきたときに必要な対策の規模が出てきます。それに見合った財源をどうするかということは、歳出歳入、それぞれの見直しをしながらやろうということでござい...全文を見る
04月30日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第17号
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○野田国務大臣 まず、委員の皆様に、お待たせをいたしましたことを、おわびを申し上げたいと思います。  平成二十三年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案中修正点の趣旨を御説明申し上げます。  平成二十三年度の財政運営に必要な財源の確保を図るため、平成二十三...全文を見る
○野田国務大臣 ただいま議題となりました東日本大震災に対処するために必要な財源の確保を図るための特別措置に関する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  今般、東日本大震災に対応し必要な財政措置を講ずるため、平成二十三年度補正予算を提出し御審議をお願い...全文を見る
○野田国務大臣 賠償に向けてのスキームづくりを今政府内で検討しておりますが、今何をどうするかを確定的に申し上げられる段階ではございません。委員の今の御指摘も踏まえながら対応をさせていただきたいというふうに思います。
○野田国務大臣 今般、利便増進事業の見直しをして復興のための財源に充てるということは、国土交通大臣と国家戦略大臣と三人で協議をして、この方向性を決めさせていただきました。  その上で、今後どうするかということでございますが、今回は早期復旧のための予算ですけれども、今後、復興に向...全文を見る
○野田国務大臣 今の福井委員からのムダどり学会のお話、大変興味深くお聞かせいただきました。  かつて松下幸之助さんが、鳴かぬならそれもまたよしホトトギスと言ったことがあって、鳴かないホトトギスがいてもいいという考えで、適材適所ですべての社員を使い切るということをやられました。私...全文を見る
○野田国務大臣 昨日合意をされた三党の政策責任者による合意というのは、今般御審議いただいている平成二十三年度の第一次補正予算、そしてこの関連法案、その扱いに大変大きな影響があるものでございますので、それを踏まえての御対応だと思っていますので、政府としても、当然のことながら、この三...全文を見る
○野田国務大臣 私は、菅内閣の一員でございます。菅総理をしっかり支えていくというのが私の役割だと思います。  いろいろ大所高所から、きのう、渡部先生も御意見もされました。私も感銘を持って聞いておりましたけれども、今大事なことは、この大震災の復旧復興という、本当に時間との勝負、そ...全文を見る
○野田国務大臣 総じて、先ほど来委員が御指摘のような御批判を受けたり、あるいはアドバイスを受けたりするという局面局面が出るということは、これはやはり反省する余地があるんだろうと思います。  さっきの参与の問題も、それは、原子力政策についてはいろいろな意見があると思うんです。自分...全文を見る
○野田国務大臣 きちっと想定をしていれば、このような、例えば原発の事故等が起こっているはずはないんですね。想定をしていれば、その対応をしているはずです。その意味では、想定より規模の大きい大津波が来て、それに対応できなかったということは、これは客観的な事実だと思います。  ただし...全文を見る
○野田国務大臣 間違いなく、日本の債務残高が対GDPで主要国の中では最悪の水準であるということは、これはもうマーケットが注目している一つの材料だと思います。加えて、その債務残高といわゆる国内貯蓄との差が縮まってきているという状況の中で、これ以上野方図に国債を発行するということは、...全文を見る
○野田国務大臣 そういうリスクが発生しないように、全力で、財政健全化の運営戦略に基づいた対応と、そして適切な国債管理政策をしっかりやっていくということでございます。
○野田国務大臣 無利子非課税国債、これは相続税を免除するというお話だと思うんですけれども、そうすると、無利子ゆえに失われる利子収入よりも、軽減をされる相続税の方が大きいという方がこの対象になると思います。その分、相続税が減るわけでありますから、税額が減るわけですから、国の財政収支...全文を見る
○野田国務大臣 当然、復興のための青写真が出てきて、それに対する対策の規模がどうなるか、それを実現するための財源はどうなるか、そういうプロセスをたどっていかなければならないと思いますが、当然のことながら、阪神・淡路大震災のときの第一次の復旧の予算、今回私どもが今提案しているものが...全文を見る
○野田国務大臣 冒頭、今回、年金の二分の一を実現するためには臨時財源を充てました、そういう形で御提起をさせていただいて、予算編成をさせていただきました。平成二十一年も平成二十二年も臨時財源で対応しました。それは臨時の法制上、財政上の措置がとれるというぎりぎりのところでやっています...全文を見る
○野田国務大臣 御指摘のとおり、六月までに社会保障と税の一体改革の成案を得ることになっています。その成案の中で、税制抜本改革、これは年金の部分についてもどうするかという具体的な方針が出てきますので、それを踏まえた対応をしていくということでありますし、むしろ、附則百四条も、これは二...全文を見る
○野田国務大臣 恒久政策とは何ぞやという、ちょっとどういう判断をしたらいいのかわかりませんけれども。  私の立場からすると、子ども手当の例えば平成二十二年度分の対応、そして平成二十三年度分の対応、いわゆる歳出の見直しとか税制の見直しによって、恒久財源によって対応しましたという意...全文を見る
○野田国務大臣 期限を設けてつくらない政策ならば、基本的にはですよ。(後藤田委員「ならばじゃなくて、どうなんだと言っているんです」と呼ぶ)いやいや、恒久的と考えるべきだと思うんです。  ただ、どんな政策ももろもろの情勢によって変更はあり得るわけで、今、子ども手当はそういう局面な...全文を見る
○野田国務大臣 社会保障と税の一体改革は、直接震災対応ではありません。これは別個の考えで進めるものであります。
○野田国務大臣 幅広い意味で、少子化対策、子育て支援というのは社会保障だとは思います。ただ、今回の税と社会保障の議論の中で、それが、ストレートにどういう形で議論してまとめるか、これはまだ議論の途中なのでわかりませんが、広い意味では、もちろん当然、社会保障だと思います。
○野田国務大臣 きのうの三党合意の中では、マニフェストの中のいろいろなことを見直ししていくことは引き続きやっていくということが合意されていると思いますから、その観点は押さえておかなければいけないと思います。
○野田国務大臣 基礎年金の国庫負担二分の一というのは、これは年金法の法律上に明記をされていることでございますので、法治国家でありますから、その法律を守るために努力をするということは当然だろうと思います。  我々がかつてマニフェストに掲げた、いろいろ年金の考え方がございます。この...全文を見る
○野田国務大臣 基本的には、国庫の負担を上げていくということについて、そんなに相違は皆さんなかったはずでありますから、従来の法律はそうでしたし、今回出すものもその線に沿っている話であります。  抜本的な改革を社会保障制度でどうするかという議論は、今やっている最中です。これはプロ...全文を見る
○野田国務大臣 委員の御指摘のとおりであって、本来ならば、平成二十三年度予算とそれを裏づける、しかもその歳出総額の約四割を占める特例公債法案が一体として成立をしているならば、予算の執行等々、もう少し円滑にできるだろうとは思うんです。  今回の平成二十三年度の予算に、そもそも自衛...全文を見る
○野田国務大臣 国民が一番将来不安を覚えている最大の要因は、社会保障に対する、将来どうなるか、持続可能かどうかだと思います。その持続可能性を裏づけるのはやはり財政だと思います。それを一体として改革していこうという問題設定をしたのは菅総理御自身でございますので、覚悟がないという御指...全文を見る
○野田国務大臣 物事をなし遂げるために、そのためには覚悟と段取りが必要であるということは、委員のおっしゃるとおりだと思います。特に重たい政策課題に挑むときは、なおさらその覚悟と段取りの必要性というのは大きく増してくると思います。それを踏まえてきちっと対応しなければいけないと思いま...全文を見る
○野田国務大臣 あくまで、統一選挙の結果、これはこれできちっとした総括が必要だと思います。だけれども、そのことがあって既存の政策を見直すという話では、これはございません。  さっき申し上げたとおり、震災の後、対応していく、しかも、この国会がねじれているときに、速やかな合意形成を...全文を見る
○野田国務大臣 今回の第一次補正予算、これは、早期復旧のための事業を実現するためにいろいろと各省から被災状況を踏まえての対策が出てきて、阪神・淡路大震災の四倍ぐらいの規模になりそうだということの中で、財源の検討もあわせて行わせていただきました。  ちょっと日程は記憶にありません...全文を見る
○野田国務大臣 これは、財源は年金だけではなくて高速道路の割引とかもあります。そのほかいろいろございます。いわゆる予算のフレームの話をしたときでございましたので、それにかかわるさまざまな大臣とそのときに協議をしたということではございません。
○野田国務大臣 利便増進の議論も、フレームをつくってからお願いをするという形で、三大臣で合意をする形で最終的に決定をしたということです。  この年金の臨時財源を震災対応に使うことについても、同じように、事務的なレベルでの調整を含めて、あるいは私から厚労大臣に御説明したりしながら...全文を見る
○野田国務大臣 今回の補正予算編成に当たって、財源づくりについては、既存の歳出の見直しについてもしっかりと行わせていただきました。  まだまだではないかという御意見もあるかもしれませんけれども、この第一次の復旧向けの補正予算のみならず、複数回にわたって補正予算を組まなければいけ...全文を見る
○野田国務大臣 この委員会で何回も答弁をさせていただいておりますけれども、これからの復興の議論は、本格化していくことになると思います。  まず青写真をつくって、そして、それに基づく対策がどれぐらいのものになるか、その財源をどうするかで、よく報道で言われているような、まず増税あり...全文を見る
○野田国務大臣 年金の臨時財源についての取り扱いですが、要は、税制の抜本改革によって安定的な財源として確保して入れていくということが、法律上もそういう形になりますが、その議論は、六月までに社会保障と税の一体改革の中で成案を得るという中で、その方針や方向性が出てくると思います。 ...全文を見る
○野田国務大臣 数字が細かくて奇異という意味でございますか。(竹内委員「いや、なぜそういう数字を出してきたのか」と呼ぶ)いわゆる外貨建てなので、そういう形になったというふうに理解をしています。
○野田国務大臣 年金の二分の一に持っていくところの、その額の最後の足らざるところの調整という形で細かい数字になったということでございます。
○野田国務大臣 今回の臨時財源に充てた外為特会の剰余金というのは、進行年度分で見込まれるものを入れているわけで、その先のことは、まだ確定はしていません。
○野田国務大臣 あくまで予算ベースではそういう形で想定をしながら書いておりますけれども、今後の金利の動向等々、いろいろな状況変化があるので、確定的な数字を申し上げるということはできないというふうに思います。
○野田国務大臣 復興の財源をどうするかという議論、これは歳入歳出両面から引き続き見直しをしていくということで、各省からの御協力もいただかなければいけないし、各党からの御意見もちょうだいをしたいと思いますけれども、その際、先ほど福井委員からも同様の御質問をいただいて御答弁させていた...全文を見る
○野田国務大臣 復興構想会議で六月末までに、いわゆる復興のための青写真をつくっていくということになっています。その青写真の中で復興基本方針というものが出てくるわけでありますが、それに基づく必要な対策をしっかりと講ずるための復興財源をどうするかという議論はその後になりますので、そう...全文を見る
○野田国務大臣 佐々木委員御指摘のとおり、今回の補正は、早期復旧に向けて今年度中に支出が見込まれる事業を対象にしてつくった予算でありまして、本格的な復興も含めるとやはり複数回の予算編成はしなければいけないだろう、その意味では初めの一歩ですが、これは大事な初めの一歩というふうに理解...全文を見る
○野田国務大臣 二・五兆のいわゆる臨時財源を年金に充てるのではなくて、震災対応に使わせていただくということでございますが、その穴埋めは税制の抜本改革によって安定的な財源を確保して対応する、そういうことになっております。
○野田国務大臣 この六月に社会保障と税の一体改革の成案を得ることになっています。その中でまとめる消費税も含む税制の抜本改革、それを安定的な財源にしていくということでございます。
○野田国務大臣 従来の法律で想定をしなかった部分が出てきていると思います、今の御指摘の災害減免法を含めて。基本は、やはり被災地、被災者のお立場をよく踏まえた対応をするということが大事だと思いますので、そのことも含めて検討させていただきたいと思います。
04月30日第177回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○野田国務大臣 まず、東京電力の損害賠償金の課税上の取り扱いについては、原賠法に基づいて、今その指針、そしてその損害の範囲の議論をされています。それを踏まえて適切に対応することになりますけれども、現段階でも言えることは、現行の所得税法上、心身に加えられた損害につき支払いを受ける損...全文を見る
05月01日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○国務大臣(野田佳彦君) ただいま議題となりました東日本大震災に対処するために必要な財源の確保を図るための特別措置に関する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  今般、東日本大震災に対応し必要な財政措置を講ずるため、平成二十三年度補正予算を提出し御審...全文を見る
05月01日第177回国会 参議院 財政金融委員会、厚生労働委員会、国土交通委員会連合審査会 第1号
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○国務大臣(野田佳彦君) 委員御指摘のとおり、過去に年金の積立金から借入れをして、多分元金で、今ちょっと正確な数字を持ってきていませんが、三兆円お返ししましたけど、元利を含めても三兆円以上まだ返していないということがあると思いますので、年金財政をしっかり安定をさせるという意味では...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 取りあえずの早期復旧を目指すための事業を行うために、今般、約四兆円規模の補正予算、今御審議をいただいているところでございますけれども、委員御指摘のとおり、復興に向けてのこの歩みも早めなければいけないというふうに思っています。そのためにも復興のための青写真...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 鉄運機構の利益剰余金の扱いにつきましては、昨年の暮れ、当時の馬淵国交大臣と、それから玄葉国家戦略担当大臣と私の間で三大臣合意を行いました。これによって利益剰余金を、委員は御意見違うということでございますけれども、一・二兆を国庫納付するとともに、八千四百九...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今回は震災対応のための財源として二千五百億円ですね、国土交通大臣にも御理解をいただきまして合意をして活用させていただくことになりました。  今後の取扱いについては、この三大臣合意にも書いてございますとおり、今後の取扱いについては利便増進事業の趣旨を踏ま...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今回の補正予算の財源として社会実験を一部凍結という形で一千億円の財源を確保させていただきました。  東北において無料化をするかどうかということについては、今後の総合的な復興方針の中で与野党の議論を踏まえながら検討させていただきたいというふうに思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 今回の第一次補正予算は、新たに国債を発行しないで財源を確保して四兆円規模の復旧型の予算を作らさせていただいたということは委員の御指摘のとおりでありますが、今、平成二十二年と二十三年のあの四十四兆円の国債発行について御指摘がございました。  大事なのはそ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 歳出については常に不断の見直しをしながら対応してきているつもりでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) 今回は、子ども手当のいわゆる三歳未満のところの七千円の上乗せ部分については今回は見送らさせていただくことによって財源を確保するという形を取らさせていただきました。まあ、いろいろと議論はありましたけれども、震災に対応するための財源確保の中で、マニフェストに...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 昨年の暮れに閣議決定をしたスケジュールは残っておりまして、社会保障と税の一体改革を実現をする、これは六月に成案を得るということでございます。将来の社会保障の見通しをしっかりして、全体像をつくって、それを支える財政はどうするかということはどの内閣でも避けて...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) おっしゃるとおりで、二分の一の国庫負担分の安定財源を確保するための税制抜本改革案がまとまるということでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) 年金法の趣旨に沿ってしっかりと安定財源を確保していくということに尽きると思います。二十一年、二十二年、臨時財源充てました。二十三年も充てようとしました。臨時財源で充てていくということは限界があるというふうに思っています。
○国務大臣(野田佳彦君) 東北自動車道の無料化をするかしないかについては、これは総合的な復興方針の中で様々な観点から議論をしながら成案を得なければいけないというふうに思いますので、現時点で相当規模の財政措置、財源までを確保しているわけでは、検討しているわけではございません。(発言...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 党内の調査会において年金制度改革案の議論をしていることは事実でございますし、委員御指摘のあった会合については資料等を受け取っております。  ただ、報道等に出ているように、一部の何か数字が先行していますが、それは案の一つであって、まだ確定的に何かまとまっ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今回の震災の対応をするための補正予算を作るに当たり、財源の御相談を細川大臣にさせていただきました。私の方から厚生労働省をお訪ねをしまして私どもの考え方を御説明をして、細川大臣にも御検討いただいたという経緯がございます。  それは、先ほど委員御指摘のとお...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 平成二十三年度の予算の執行に当たって、公共インフラについて、総額を減らすんではなくて、被災地への重点化を図る観点から、五%を一つのめどに執行を一旦留保させていただくことを方針として示させていただきました。その際、東日本大震災による震災対応にかかわるものと...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 御指摘の積立金は、それぞれ既に使用している核燃料の再処理であるとかあるいは高レベル放射性廃棄物の最終処分等の費用に充てるためでございまして、法律に基づき各電力会社や最終処分事業の実施主体である原子力発電環境整備機構が使用済核燃料の発生量等に応じて必要な額...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 先ほど申し上げたとおり、核燃料の再処理であるとか高レベル放射性廃棄物の最終処分という、これ大事な目的のために使うお金でございます。これのために目的定まった積立てでございますので、それをやらないということになったら大変なことになると思いますので、そういう、...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 周辺地域整備資金は今後建設が予定されている原子力発電所の立地地点ごとに将来の交付限度額を算定して積み上げたものでございますが、今般の原子力事故による被害が甚大であることを勘案しまして、緊急措置として、周辺地域整備資金から五百億円を取り崩し電源開発促進勘定...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今回の事故を踏まえまして、原因究明やあるいは今後の原子力安全確保の徹底とともに、エネルギー政策全体の在り方について政府として検討することになると思います。その必要があるというふうに思います。  こうしたエネルギー政策全体の在り方の検討の中で、原子力関係...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) これは単純にちょっと財政論だけでは話ができないというふうに思います。先ほど申し上げた今回の原発事故を踏まえて、今御指摘の高速増殖炉の「もんじゅ」予算含め、原子力に係る予算の取扱いについては、今後、原子力政策どうやっていくのか、エネルギー政策をどうやってい...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 先ほどと答弁同じです。  エネルギー政策これからどうするか、原子力政策どうするかという中で「もんじゅ」の位置付けを改めて検証するということの作業がまず第一だと思います。
05月01日第177回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(野田佳彦君) おはようございます。  平成二十三年度補正予算の大要につきましては、既に本会議において申し述べたところでありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、改めて御説明申し上げます。  最初に、一般会計予算の補正について申し上げます。  歳出面に...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 三党の政策責任者がそれぞれの党を代表して合意をしたものですので、重く受け止めていきたいというふうに思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 阪神・淡路大震災とやっぱり違うのは、その規模と、そして被害の範囲が広範であったことと、何よりも自治体機能が著しく低下したり自治体そのものが壊滅的であったということもあって、被害の現況をしっかり把握するには、もちろん私どももなるべく急いでということで考えた...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今回の第一次補正予算、約四兆円の規模でございますけれども、追加的に国債を発行せずに財源を確保しながら対応するという形を取らさせていただきました。この震災が発災をする以前から我が国の財政状況、大変厳しい状況でございました。復旧復興は最優先の課題でありますけ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 総理が御指摘のとおり、復興においてはまず財政需要は相当なものが出てくるだろうと思いますが、それはきちっとした青写真を作って、そして必要な対策を練って、それに向けて復興財源どうするかという議論があって、その積み上げのプロセスが必要だというふうに思っておりま...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 復旧と復興を明確に区分する基準というのは難しいんですが、基本的なところは早期復旧という考えの下で組んでいる、そして今年度中にその事業が見込まれるということの前提で作った第一次補正予算でございます。
○国務大臣(野田佳彦君) 基本的には、財源づくりというのは歳出歳入の見直しをしながらやっていくという、これがベースだと思います。第一次補正予算もそういう観点から財源を組まさせていただいているということで、今合意文書についてございましたけれども、「復興のための国債の発行等により」と...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 復興のための財源確保でどうするかという考え方、これはもちろん大事だと思います。一方で、子育て支援をどうやっていくかという理念のすり合わせというのも大事だと思います。だから、ぎりぎりこういう三党間の合意ができたと理解をしています。
○国務大臣(野田佳彦君) 当然、二十三年度に第二次補正予算は当然やらなきゃいけないと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 税と社会保障の一体改革の成案を踏まえた対応になると思いますので、その成案の後に作業という形になると思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 国会閉じる閉じないという御判断はちょっと別の、大所高所からの御判断があると思いますが、タイムスケジュールとしては、さっき申し上げたとおり、社会保障と税の一体改革の成案を踏まえないと第二次補正を作れないと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) いわゆる、ちょっと埋蔵金の定義、これは明らかでありませんけれども、仮にその特別会計等で発生する剰余金等で考えるならば、いわゆる税外収入としては平成二十一年度の決算後で十一・九兆、二十二年度補正後十・六兆、二十三年度当初七・二兆と、可能な限り活用はさせてき...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 二次補正に向けて増税論があるというお話でございましたが、政府として増税ありきで考えているわけではないということは、これは明確に申し上げておきたいと思います。復興に向けての青写真を作った上で、それを実現するための財源というのは歳出歳入両方からしっかりと検討...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 先ほど総理も御説明ございましたとおり、復興に向けては復興の構想会議で今青写真作りをされています。それによって必要な対策の規模が出てくるかと思いますが、そのために、実現するために財源はどうするかという、そういう順番であって、まず財源ありきで政府の中で検討し...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 先ほど申し上げたとおり、特定の税制を改正をしたことによって、それが経済が良くなったか悪くなったか、それだけではやっぱり判断できないということでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) 基本的には歳出歳入、それぞれを全般的にしっかり見直すということでございますし、これまでも活用してきました特別会計の見直しも併せてやっていきたいと思います。できる限りのことをやるということの中で、増税か国債かという、そういう単純な二者択一ではなくて幅広く検...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 先ほど関東大震災の直後の対応についてお話ございましたけれども、あの当時よりもはるかに日本の財政は悪いと。長期の債務残高は間違いなく、対GDP比で今一八〇%ということは、これは主要国の中では最悪でありますし、過去の歴史の中でも最悪でございますので、これは比...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 確かに、マーケットの動向はいろんなことによって決まるということは委員の御指摘のとおりでございますけれども、ただ、財政健全化の道筋をたどらずに財政規律を守っていかないというメッセージが伝わったときの妙な影響ということは、これは厳に慎まなければいけないという...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) だから、言っていることの半分はよく分かるんです。成長は大事です、もちろん。だから昨年の六月に新成長戦略を実現をしたわけです。その新成長戦略と財政運営戦略を両立させるというのが私どもの政権のこれ大命題でございますので、その両立を図っていくということでござい...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) この積立金というのは、要は定率繰入れ等の繰入れによって入れるお金とそれからいわゆる償還のずれから生ずるということで、その一瞬たまっていくお金です。これはあくまで国債の償還に充てるためのお金でございます。  こういう減債制度は日本だけじゃないかという御指...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 確かに今の経緯はおっしゃるとおりです。ただ、今は赤字国債も建設国債もやっぱり国債として発行する以上は、それは外からの見方は違うと思いますので、同じ六十年償還ルールをしっかり守るということは財政規律を守るという私はメッセージにつながるというふうに思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 第一次のこの復旧予算が遅れたということについて御指摘いただきました。深くおわび申し上げながら、一日も早くこれが円滑に執行できるように頑張っていきたいと思います。  その上で、復興の議論についてもしっかりと議論を進めていかなければなりませんが、御案内のと...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 何よりも早期復旧に資する、そういう事業を行っていこうということでございまして、仮設住宅の建設であるとか、あるいは中小企業者の事業再生、経営安定のための金融支援でありますとか、雇用でありますとか、あるいは地方が自由に使えるお金として地方交付税交付金千二百億...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 時間が掛かったか掛からないか、それはいろいろな要因があると思いますが、先ほど総理がお話をしたとおり最大限早期に出したつもりでございまして、歳出の、まさに財政需要、これを、まさに広範で大規模な被災であったし、自治体機能が低下している分、その現況把握に時間が...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 復興財源については、まずは復興に向けての青写真を作って、そして必要な対策をどうするかという議論を経た後にそれらを実現をするための財源づくりの議論をしていきたいというふうに思います。歳出歳入両面にわたるしっかりとした対応が必要だと考えています。
○国務大臣(野田佳彦君) 先ほど申し上げたとおり、財源ありきでまずやっている議論ではありませんし、ましてや、個別の税をどういう形で上げるとか技術的にどうのという、そういう検討をしているということを今政府で行っているわけではございません。
○国務大臣(野田佳彦君) さっき申し上げたプロセスをたどらなきゃ駄目だと思います。復興をどういう形でするのかという中で、それを実現するための財源はどうするかと。そのときに、例えば税という議論が出たときには政府税調で議論をしてまいりますし各党の御意見も入れますが、与党の税制改正のプ...全文を見る
05月02日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第12号
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○国務大臣(野田佳彦君) 先ほど参議院の予算委員会で、補正予算、各党の御協力をいただきまして成立をさせていただいたこと、まずは冒頭、心から御礼を申し上げたいと思います。その際、この財源にかかわる部分についてもいろいろ御意見がありながら、格段の御配慮をいただきまして本当にありがとう...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) いずれにしても、十月以降分についての対応は、その段階ではまだ決まっていないという状況なので、いずれにしても何らかの対応をしなければいけないことには間違いございませんので、そのときに必要な予算の措置をとろうというふうに考えておりました。
○国務大臣(野田佳彦君) 政府内で特段そういう議論をしたということではございません。
○国務大臣(野田佳彦君) それで結構でございます。
○国務大臣(野田佳彦君) 先ほどの議論の途中で、ちょっと私、間違ったことを申し上げました。参議院の予算委員会で予算が成立したと言いました。可決はしましたけど、成立はまだ参議院の本会議ございますので、訂正させていただきたいというふうに思います。  その上で、御指摘でございますけれ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今回のODA予算の一時的な減額でございますが、これは二国間援助が各国との関係に与える影響に最大限配慮して、国際機関向けの拠出の一時的な減額等を行うとしたことでございます。  その一時的な減額の意味でありますけれども、今年度限りの措置として来年度予算には...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 来年度は来年度の予算の編成の中でそれぞれの事業について検討したいと思いますけれども、今回減額したから次戻すとか、額的に何か調整をするということではないということでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) いずれにしても、これは今年度限りの一時的な減額、来年度必要な国際機関についての分担金は、これまでのいわゆる国際関係等々を踏まえながら妥当な判断をしていくということでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) まさにこれからの議論の推移に懸かると思うんですけれども、これからの二次以降の復興に向けての予算を作るときに、その財源をどうするかという中で、この合意文書に書いてあるような、いわゆる一般国債とは別枠で復旧復興のために必要な財源として特殊な国債を発行すると、...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) まさにこの合意文書がベースラインであって、年金臨時財源については、平成二十三年度第二次補正予算の編成の際にその見直しも含め検討を行うという、こういうラインの中での判断をさせていただき、対応できるかできないかということも含めて検討させていただくということだ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) いわゆる一般の国債を発行するについても、震災のための特別な国債を発行するについても、これはきちっとマーケットに説明できるような、そういう説明をしていかなければいけない、差はもちろん、種類は違っても、その留意点は同じだというふうに思います。  その意味で...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 総理からいきなりトップダウンで下りてきたということではなくて、何回か協議をしながら、これぐらいの財政需要になります、財源としてはこうした方がいいですという協議をしている中で、御提案を私の方からも随分していました。その中で、この線でいってくださいという意味...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 復興のための国債をつくると、それについては償還の財源も含めてセットで考えるという考え方、これは大事な有力な考え方だと思います。でも、その設計の議論が十分できていない段階だったものですから、第一次補正については追加的な国債を発行せずに、可能な限り、あらゆる...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) いわゆる瓦れきの処理は、たしか金額的には災害廃棄物の費用として三千五百億を超える額で御提起をさせていただいています。この年度内に事業執行が見込まれるという中での範囲であります。これは全体の何割かというと、恐らく六割だったと、六割を見込んでいます。というこ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 仮設住宅については、賃貸も含めて十万戸分ということで、十万戸分というのは、実際には四月に入ってから予備費を使っての活用もありますけれども、それと併せて、今回の補正を合わせると十万戸分が対応できるような予算措置になっています。
○国務大臣(野田佳彦君) これからの作業の流れとしては、復興構想会議でまとめられる青写真をベースに、その基本方針にのっとって予算編成をしていくということでございます。というのも、例えば復興のある程度の青写真ないと、町づくりのビジョン等がないと個別に施設だけ直していくということはで...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 御指摘のとおり、特例公債法案、これは本予算の全体の四割を占めるという、その法案がまだ衆議院の段階で審議中ということでございます。そして、御指摘いただいた税制改正法案も、これもまだ審議中ということでございますので、これらが、今回は三党合意もこういう特例公債...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) これは、確認をさせていただきましたところ、特例公債法案が成立しない場合の影響について党から説明をしてほしいということがあって、私どもの財務省からいろいろるる御説明をさせていただきました。メモ等も出したとは思いますが、それを整理をされて党の方でまとめられた...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 殊更あおるような、そういう表現は避けたいというふうに思います。  ただ、あくまで、やっぱりいろいろ影響が出てくることは確かなので、なるべく早く成立できるように改めてお願いをしたいと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 今回の四兆円規模の予算を組むに当たって、その財源として、子ども手当の上乗せ部分であるとか、あるいは高速道路無料化という社会実験であるとかあるいは利便増進事業、こういうものの見直しは行わさせていただきました。その上で、なお足りない部分について、厚生労働大臣...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 年金財政の繰入れについては、これは昨年からもうスケジュールが決まっていることなんですけれども、昨年の暮れに閣議決定した社会保障と税の一体改革、六月までに成案を得ると、その流れの中でこの年金財源の穴埋めについても議論をしていただいて方向性を出すということで...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 国債市場への影響という観点からしますと、荒木議員の御指摘のような需給要因もさることながら、極めて厳しい財政事情でございますので、国債発行当局に対する市場の信認を維持するということは重要な観点と考えております。  そういう踏まえた対応をさせていただいてお...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) いわゆる埋蔵金の定義は何ぞやというところまで行くとちょっと難しい議論になってしまうかもしれませんけれども、少なくとも、仮に特別会計の剰余金などの税外収入という形で考えるならば、平成二十二年度、これは補正後でありますが、十兆六千億と、これ過去最大規模の税外...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) これは、御党公明党、そして自民党、そして民主党、三党の政策責任者が協議をしてまとめた合意の文書でございますので、政府としても重く受け止めて、各党のその検討結果を踏まえて適切に対応させていただきたいというふうに思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 今回はもうこういう大きな震災でございましたし、被災自治体が本当に壊滅的な状況ということでございましたので、国庫の補助率のかさ上げを行い、そして御指摘のように、地方負担分については、これは交付税措置をとることによって実質的には地方、地元の被災地の負担はない...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 確かに、税収を上回る国債発行額で年間の財政運営をしていることは事実ですが、そのスタートは、平成二十一年度からスタートしています。このときはリーマン・ショックの後の、経済が深刻な状況に陥って税収が入らなくなったと、このときがスタートでございまして、これ決算...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 復興のための財政需要というのは、多分相当規模になるだろうと思います。阪神・淡路大震災の後の最初の補正予算が一兆円でしたけれども、今回の対応では四兆円ということで、復旧だけでもそういう差が出ました。復興についても同様に、相当な財政需要が出てくると思います。...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) それぞれの年度の新規国債発行額についてですが、二十二年度予算においては二十一年度の第一次補正後の国債発行額である四十四兆円以下に抑制すると。それから、二十三年度予算においては二十二年度当初予算の水準を上回らないものとすると。その根拠はと言われると、やっぱ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 年金の原資として恒久的な財源ではないことに問題があったという、問題があったというちょっと言い方がよくなかったと思うんです。  国庫負担二分の一を確保するために、平成二十一年、二十二年、そして最初に提起した二十三年度予算で臨時財源を充てました。これは臨時...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 限界までの努力をして作ったベストの予算だったということでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) 震災の前と後で状況は大きく変わった中で、政策の優先順位は震災対応が最優先と、そういう状況の変化への対応でございます。
○国務大臣(野田佳彦君) 基本的には税制の抜本改革を速やかに実施をすると、その結論は六月末に得るということでございます。そこでこの年金の穴埋めも行っていって安定した財源を確保するという、財源は明確にしているということでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) そうではないと明言しているわけではなくて、六月に社会保障と税の一体改革の成案が出る中で、今御指摘の点についての解決の方法が出てくるわけですので、その前に私が確定的なことを申し上げられる段階ではないということでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) 基本的には復興の財政需要を満たすものは何かということを最適な組合せの中で対応していくということでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) 基礎年金の国庫負担分二分の一を確保するための財源は、これは税制の抜本改革で対応するということでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) 今回、第一次補正予算審議に当たって、その成立を視野に入れた中で、どういう形で政策的に方向性を見出せるか、あわせて、特例公債法であるとか税制改革法案等が、衆議院では審議中でございますけれども、現段階ではまだその見通しが立っていないということなどのいわゆる直...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 御質問いただければお答えをするということでございますが、これは第一次補正予算までではなくて、これは、「等」というふうに書いてある中で、例えば今後の復興に向けてのどういう議論をしていくのか、年金の財源どういう議論をしていくのか等々の、基本、当面のやっぱりま...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 年金の財政方式を全て税方式化する場合においては、確かに費用負担の増減を考えると、家計負担の方は負担増で企業部門は負担減となるという指摘は、そういう指摘があることは承知をしています。  ただ、前提として、民主党の年金改革は全額基礎年金を税方式という形にな...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 消費税についてはそういうことだろうというふうに思います。  ただ、企業の保険料の負担はもちろんあるわけでございますので、これは、例えば年金保険料を平成二十九年度以降の水準を固定することとするまでには引き上げていくというように、企業のそういう意味の負担は...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 形の上ではそういうことになるだろうと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 年金の財源については、これはやっぱり税制の抜本改革で安定した財源を確保するということでございますので、そういう対応をこの六月までの間に社会保障と税の一体改革の中で議論をした中で、そういう方向でまとめていかさせていただきたいというふうに思います。  ただ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) ODA関連予算のうち、これ外務省予算については、これは政党間の御議論や外交を担当する外務大臣のお考えも踏まえまして、二国間援助が各国との関係に与える影響に最大限配慮して、国際機関向けの拠出の一時的な減額等を行うこととさせていただきました。  関連で、財...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今回、補正予算で建設公債対象経費が追加されることになりました。それは、災害復旧型の公共事業をやるということ、これが一番の要因でございます。それを受けて、特例公債の発行を極力抑制するとの財政法の趣旨などを踏まえて、特例公債発行額を減額して建設公債発行額を同...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 取りあえず今回は早期の災害復旧に向けた対応ということで、その中で公共事業関係については建設国債、振り替えさせていただいて対応させていただきますが、今後の復興の段階でも様々ないろんな需要が出てくるかと思います。その中で適切な財源を確保しながら対応していきた...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 公共事業関係費で申し上げますと、道路、港湾、下水道、公営住宅、農地等の災害復旧等公共事業費が一兆四百三十八億円、それから災害公営住宅の整備等の一般公共事業が千五百八十一億円となっております。このほか、施設費等災害復旧事業費等を四千百六十億円、そして、これ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 総額四・三兆の財投は御指摘のとおりでございます。  その中身ですけれども、日本公庫による日本政策投資銀行等の指定金融機関を通じた危機対応融資、ツーステップローンの拡充、日本公庫による被災中小小規模企業等の資金繰り支援、災害復旧事業費等の地方負担分の財源...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましては困難な問題もございますが、御趣旨を体しまして十分検討いたしたいと存じます。
05月02日第177回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(野田佳彦君) 先ほど来の長沢委員と農水大臣とのやり取りの中で出てきている事業全てを含んで、今回の水産関係補正予算は平成二十三年度当初予算の規模のあの二千二億円を上回る二千百五十三億円を計上しています。これではまだまだ不十分という御批判はよく分かりますが、まずはこの漁業...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 阪神・淡路大震災後の最初の補正予算は、三十八日後に提出、その四日後に成立だったというふうに記憶をしています。  阪神・淡路大震災と比べて今回の規模は約四倍になっていますけれども、それだけ被害の大きさが大きかったこと、広範な地域において被災地が広がってい...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今回の御提起させていただいています第一次補正予算、歳出規模は約四兆円でございます。これは各省から被災状況を踏まえた対策を出していただいて、それに基づく財政需要を積み上げて出したものでありますし、加えて各党からもいろいろ御提起をいただきました。その御提起を...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 二次補正予算の提出については、委員御指摘のお話にあった復興構想会議でもいろいろ御議論をいただいていますが、そこで出てくる青写真を踏まえて、復興の基本方針を踏まえて、そして必要な対策は何なのか、そして財源はどうするかというプロセスを経ながらまとめていきたい...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 御通告をいただいていなかったので、数字まではちょっと押さえておりません。
05月11日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第18号
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○野田国務大臣 内閣としては、国会議員の皆さんが歳費を月五十万円カットするということに準じて同様の措置をとっておりまして、内閣全体はそういう方針でございます。  きのうの総理の御発言は、まさに一人の政治家として、もろもろの対策もこれからも講じていきますけれども、一つの政治判断で...全文を見る
○野田国務大臣 御期待にこたえられるかどうか、わかりませんけれども。  二重ローンの中で個人にとって一番大きいのは、おっしゃるとおり住宅ローンだと思うんですね。  例えば住宅ローンをどうするかと考えたときに、自己資金でマイホームを建ててそれが全壊した方と、住宅ローンを通じて家...全文を見る
○野田国務大臣 五十嵐副大臣がお答えをしたように、歳入と歳出を幅広く見直していって復興の財源をつくっていくということでございますので、歳出の見直しを通じて財源を確保するという部分が、当然それは減額になってまいります。
○野田国務大臣 既存の歳出の見直しをする部分は減額という形になってまいります。
○野田国務大臣 御指摘のとおり、二十三日に視察をしてまいりました。  最初、福島に入りまして、そして国道六号線を北上しながら宮城まで入る、その間ずっと瓦れきの山をたくさん見ましたし、被災をされている皆さんの声も聞かせていただきました。映像で見るのと、あるいは人の話を聞くのとは全...全文を見る
○野田国務大臣 委員と認識は全く同じでございます。復旧復興に力を尽くさなければならない、これは今、最優先の我が国の課題であることは間違いございません。  その一方で、委員御指摘のとおり、震災が発災した以前から、我が国の財政状況は大変厳しい状況でございました。成長と財政の健全化を...全文を見る
○野田国務大臣 委員御指摘のように、まだ議論してそして成案を得なければならないものがございます。例えばこの財務金融委員会においては、御指摘のあった特例公債法案。これはまさに、全体の歳出の約四割を占めるという構造でございますので、自衛隊の活動費とか地方交付税を含めて、被災者のために...全文を見る
○野田国務大臣 私の立場からすれば、延長すべきという形の論に立つのではなくて、この会期の中できちっとやらなければいけないことに解答を出していくということが基本だろうと。その上で、必要ならば延長するかどうかは、これは高度な政治判断によると思いますけれども、政府の立場としては、この会...全文を見る
○野田国務大臣 委員御指摘のとおり、第一次補正予算の中では、評価は今厳しい御評価をいただきましたけれども、子ども手当のいわゆる上積み部分七千円というところの削減をするという形、そして高速道路の無料化社会実験、これも財源に充てる等の対応をさせていただきました。  その上で、四月二...全文を見る
○野田国務大臣 年金財源が優先順位が低かったというわけではございませんが、年金財政の安定性を損なわないという形にするために、税制による抜本改革によって、穴があいた分を埋めていく、そういう措置をとるということを法文上も書いてございますので、優先順位というよりも、そういう対応の中で御...全文を見る
○野田国務大臣 発案は、まず、四兆円規模の財政需要になるだろうと、その歳出の方のある程度のフレームが見えてきた中で、財源をどうするかという議論をさせていただきました。当然私も入っておりますし、最終的には、年金を財源にするということについては、国家戦略担当大臣、そして厚生労働大臣、...全文を見る
○野田国務大臣 特例公債法案が成立をしない場合、これはもちろん、九十二兆余りの予算の中の、全体の四割を占めますので、大変大幅な歳入欠陥が生じます。  直ちにそれが予算執行に影響が出るということではございませんけれども、その成立が長引けば長引くほどさまざまな影響が出ると思いますの...全文を見る
○野田国務大臣 委員の御指摘のように、三党合意の中に、「各党で、成立に向け真摯に検討を進める。」と、特例公債法案の扱いが明記されています。その上で、その議論が成り立つためには、御指摘のような私どもの努力、党の努力も必要なんだろうというふうに思います。  基本的には、この三党合意...全文を見る
○野田国務大臣 もともとは、昨年の六月、財政運営戦略とともに新成長戦略というのを閣議決定して、成長と財政再建を両立させていくというのがこの菅政権の大命題でございました。  確かに、震災があっていろいろな状況が変わりました。例えば観光、いろいろな影響が出てきています。等々を踏まえ...全文を見る
○野田国務大臣 この衆議院の財務金融委員会でも何回も私は申し上げてまいりましたけれども、財源ありきではなくて、必要なのは、復興にどういうことが必要なのかという青写真、必要な対策はどういうものかという積み上げをした中で、ではそれを実現するためにどういう財源が必要なのかという議論を、...全文を見る
○野田国務大臣 これはあくまで留保でございますので、使わないということじゃありません。やらないということじゃなくて、さっき御指摘のように、特例公債も通っていない中で、予算の執行管理をしっかりやって、しかも被災地にきちっとした事業ができるようにすることを重点化していくために、そうい...全文を見る
○野田国務大臣 防災という意味では、まさに日本列島どこで地震が起こってもおかしくないということですので、想定外ということはもう言えない、あらゆることを想定して国民を守るようにしなければいけないと思います。  その上で、真に必要なインフラ整備はきちっとやっていくということは、従来...全文を見る
○野田国務大臣 相談はございませんでした。
○野田国務大臣 いわゆる報道ベースで知りました。
○野田国務大臣 総理が単独で御判断をされたわけではないと思うんです。経産大臣であるとか官房長官であるとか、あるいは原発担当の補佐官等の皆さんと協議をしながら政治判断をされたので、すべての閣僚がかかわっていなかったことは事実でありますが、最小限のところではきちっと段取りを踏んでやっ...全文を見る
○野田国務大臣 こういう決断をされた以上、雇用の問題であるとか地元の企業への影響、地域経済への影響、夏における電力不足がどういう形になるのか、そういうことを、立腹とかじゃなくて、きちっと精査をして対応していかなければいけないというふうに思っております。
○野田国務大臣 法治国家としてという形ではなくて、いわゆる関係する人たちには相談をしながら進められて、事後ではありますけれども、その対処方針において、閣内の一人でございますのでしっかり対応していくというのが私の役割だというふうに思います。
○野田国務大臣 負の影響がどういう部分で出るかということは、これはよく精査をして対応していきたいと思いますし、それの極小化に努めていきたいというふうに考えております。
○野田国務大臣 地域経済にどういう影響が出るのか、雇用にどういう影響が出るのか、電力不足にいっときなったとした場合、それは本当にあるのかないのかを含めて、それぞれ精査をすることが必要だと思いますし、交付税等については、これは大体八割はちゃんと出すということはもう方針として決めてお...全文を見る
○野田国務大臣 制度の趣旨は、先ほど経産省の方からお話をされて、すぐ対応というのは何か困難な感じでございましたが、委員からそういう御要望があったことを、私の方からも経産大臣にお伝えをさせていただきたいと思います。
○野田国務大臣 まず、今回の震災に伴う地震保険金支払いについて、五月六日時点でございますけれども、約四千七百八十一億円となっております。  その甚大な被害状況からすれば、支払い総額は相当規模に達するものと見込まれます。これにより、民間の負担力のよりどころとなる準備金の水準も相当...全文を見る
○野田国務大臣 政府としては、今、この財務金融委員会で御審議をいただいている二十三年度税制改正法案、これは経済活性化と財政健全化を一体として推進するという枠組みでありまして、全体として、税制抜本改革の一環をなす緊要性の高い改革を実施するものと考えております。  今御指摘のあった...全文を見る
○野田国務大臣 三党の政策責任者によって合意を結んだわけでございますので、その政策責任者を出している三党ということと理解をしています。
○野田国務大臣 三党合意の責任を持つのは三党だと思うんです。ただ、国会審議の中で幅広くいろいろな御意見をちょうだいして対応するということは、これは基本的にはやっていきたいと思いますので、そこはぶつっと切っているという点ではないということは御理解いただきたいと思います。  なぜ「...全文を見る
○野田国務大臣 阪神・淡路大震災の後も、三回にわたって補正予算を組みましたし、災害対策の本部が解散するまで約五年ぐらい、当初予算にも災害対策の予算を入れてまいりました。ということを考えますと、今回もやはり複数にわたる補正予算の編成になるだろうというふうに思います。  規模は、こ...全文を見る
○野田国務大臣 年次別法人企業統計調査によりますと、二〇〇九年度の全規模、全産業の利益剰余金は二百六十八・九兆円、資本剰余金は百二十五・三兆円で、合計三百九十四・二兆円となっています。そのうち、資本金十億円以上の企業については、利益剰余金は百三十五・九兆円、資本剰余金は九十・八兆...全文を見る
○野田国務大臣 数字はさっきお示ししたとおりで、委員のそういう御指摘のとおりだと思います。
○野田国務大臣 半分同じ、半分、ちょっと後半どうかなという感じがあるんですね。  総じて、大企業の手元現預金が相当あるというのは、さっきの数字も出していたとおりでございますので、その認識は白川総裁と同じです。  でも、どの程度手元の預金を保有するかについては、個々の企業の金融...全文を見る
○野田国務大臣 復興のためにどういうことをやるか、その財源をどうするかというのは、さっき言ったいろいろなプロセスがあると思うんですが、これは官だけ、いわゆる財政資金だけではなくて、復興基金のような、官民でファンドをつくっていくというやり方もあると思うんです。  そういう意味で、...全文を見る
○野田国務大臣 復興国債を出すとか出さないとかというところまで、まだ議論はいっていません。ただ、仮に国債に頼るとするならば、復興の財源を国債発行するとするならば、やはり一般会計とは、一般のあの国債とは別に、別区分の中で償還財源も含めた国債の発行の仕方を考えるというのは、これは一つ...全文を見る
○野田国務大臣 まさに復興のための財政需要を満たすために、きちっとした財源論をしていかなければなりません。それは歳入においても歳出においてもでございます。一つの学説としては承らせていただきたいと思います。
05月13日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第19号
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○野田国務大臣 竹本委員御指摘のとおり、先般五月二日に成立をした第一次補正予算によって、復旧についての事業については、これは着実にこれから推進をしていきたいというふうに考えております。  その後の復興についてでございますが、阪神・淡路大震災を振り返っても、数次にわたって補正予算...全文を見る
○野田国務大臣 仮に復興のために新たに国債を発行する場合には、いわゆる一般の国債とは区分して考えた方がいいという御指摘は、まさにそのとおりだというふうに思います。三党合意においても、そういう考え方が出てきています。償還のあり方等を含めて、セットで、復興の国債のあり方を考えるという...全文を見る
○野田国務大臣 三月十一日の東日本大震災発災後、私も、G7、G20、そして、せんだってはASEANプラス3、あるいはアジア開発銀行総会等々、さまざまな国際会議に出ておりますけれども、総じて言えることは、どの国もやはり日本再生のために、物心両面にわたってしっかりとサポートしていこう...全文を見る
○野田国務大臣 基本的には、竹本委員に御紹介をいただいた前回の答弁が私の基本的な考え方でございまして、それは変わりはございません。  要は、剰余金が毎年発生をしてくるというのは、定率繰り入れ等の繰り入れと償還の時期がずれた分、剰余金が出てくるということでございまして、これは将来...全文を見る
○野田国務大臣 一つの御意見としては承らせていただきますけれども、基本的な私の考え方は先ほど来申し上げているとおりでございます。
○野田国務大臣 第一には、被災者生活再建支援で、まだ加算部分は後ですが、最初の基本的な百万円の部分は市町村単位にはもうお渡しをしているというふうに思いますので、これは被災者の方に届く算段になっているということと、それから原子力発電所事故に関しては、今、東電で仮払いを行い始めている...全文を見る
○野田国務大臣 今回の原子力発電所の事故によって出てくる賠償のために電気料金を上げるという考え方ではないと、私は基本的には思うんです。それは、東京電力が第一義的には責任を負う中で、経費節減、リストラ等でそのお金を生み出していくというのが基本だと思います。  先ほど経産省が答弁を...全文を見る
○野田国務大臣 基本的には、原賠法に基づいて東京電力が第一義的には責任を負うということで、ただ、賠償がきちっと、被災者のために万全を期するということは政府が責任を持つ、そういうスキームになっています。
○野田国務大臣 まずは、賠償額がどれぐらいになるか、まだわからないんです。わからない中で、東電の支払いに上限を設けるという考え方はとれないというふうに思います。
○野田国務大臣 補正後のまさに一般会計の予算規模が九十二兆七千億のうち、特例公債が三十七兆ですから、歳出全体に占める約四割ですので、これが成立をしないと大幅な歳入欠陥になってしまいます。  いわゆる補正以外の一般会計のところ、当初予算の中でも、自衛隊とか海保の活動費が入りますし...全文を見る
○野田国務大臣 いろいろな話はないと思います、八月とか九月とか。あくまでこの国会中での成立を期すというのが政府の方針でございます。
○野田国務大臣 国会の運びの方は、私の方からは何とも言うことはできませんけれども、総理は総理でまた、外に出て、我が国の震災後の取り組みであるとか、原発に対する状況の説明とかを含めて、いろいろな役割もあると思います。国会で重要法案に対応するということも、これも大きな仕事でございます...全文を見る
○野田国務大臣 特例公債の修正でございますか。  三党合意の中で、特例公債法案が成立するように、それぞれが真摯に検討するという合意文書がございました。そういう各党の御検討を踏まえながら対応していきたいというふうに思います。
○野田国務大臣 基本的には、特例公債法案はもう御提案をさせていただいて、この衆議院の財務金融委員会でお諮りをしているところでございますので、当然のことながら、今回のいわゆる当初予算の裏づけとなる特例公債は、御協力をいただきながら、なるべく早く成立を期していきたいというふうに思いま...全文を見る
○野田国務大臣 今般の東日本大震災による税収への影響については、現時点では、被災状況やその経済活動への影響などを十分に把握できていないことから、その税収への影響を見込むことは困難でございます。  一部報道で具体的な数字が出てまいりましたけれども、それは、私ども、現段階でそういう...全文を見る
○野田国務大臣 今回御提案をさせていただいております平成二十三年度税制改正法案、その中に法人税の減税が入ってございますが、これは、法人実効税率について、国内企業の国際競争力強化と外資系企業の立地を促進し、雇用と国内投資を拡大する観点からの引き下げをしようということでございます。 ...全文を見る
○野田国務大臣 万が一、特例公債法案が通らないということになると、要は財政運営をどうするかというと、委員がさっき御指摘あったように、どうなるかわからない税収と建設国債ということになってしまいます。要は、それで執行していくしかないということになります。そういうことになったら、国民生...全文を見る
○野田国務大臣 政府の案を金融機関がたたき台でつくったということは、全く承知をしていません。そういう事実は、私はないというふうに思います。
○野田国務大臣 今回の、きょう決定した「東京電力福島原子力発電所事故に係る原子力損害の賠償に関する政府の支援の枠組みについて」という中で、決定事項でありますけれども幾つか確認していることがあるんです。  東電の要請に対して政府はこう考えるということを確認していることがありますが...全文を見る
○野田国務大臣 竹内議員御指摘のとおり、現行の取り扱いはお配りされている資料のとおりでございますけれども、金融機関が債権放棄をする場合の現行法のもとでの税務上の取り扱いについて、現在、国税庁と金融庁とで協議を今開始したところでございまして、今後ともしっかり協議をさせていただきたい...全文を見る
○野田国務大臣 預金保険制度は、金融機関が納めた預金保険料を財源として、万一金融機関が破綻した場合に、預金保険機構が資金援助や保険金支払いを行うことによって預金者を保護することを目的とするものでございます。  預金保険料率については、この目的に沿って、預金保険機構の財務状況であ...全文を見る
○野田国務大臣 委員御指摘のとおり、前回の財務金融委員会で、そういう答弁をさせていただきました。  そのときも申し上げたと思いますけれども、例えば、個人で一番大きいのは住宅ローンだと思いますが、住宅ローンを組んで家を建てて被災をされた方と自己資金でマイホームをつくって被災をされ...全文を見る
05月13日第177回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(野田佳彦君) まず、予算にかかわりますので、先に御説明をさせていただければというふうに思います。(発言する者あり)
○国務大臣(野田佳彦君) ありがとうございます。  第一次補正については、御党を含めて全党の御賛同をいただきまして本当にありがとうございました。  山本議員御指摘のとおり、まずは瓦れきの撤去をしなければ次の復興に進めません。これに全力を尽くすと同時に、加えて、復興構想会議で青...全文を見る
05月16日第177回国会 衆議院 予算委員会 第23号
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○野田国務大臣 まずは、今の復旧型の第一次補正予算の着実な執行が必要だというふうに思っていまして、委員も御指摘のとおり、瓦れきの撤去は全体でまだ六割という予算であります。この瓦れきの撤去が終わらないと本格的な復興というのはできない部分があると思いますし、鉄道云々というようなお話も...全文を見る
○野田国務大臣 実務にかかわる部分がありますので、まず私からお答えをさせていただきたいと思います。  被災地に行っての委員の思いはよくわかります。その意味では、復興に向けてなるべく早く補正予算を編成していくということはそのとおりだというふうに思いますけれども、ただ、幾つか段取り...全文を見る
05月17日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第14号
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○国務大臣(野田佳彦君) まずは、五月二日に第一次補正予算、いろいろ厳しい御指摘をいただきましたけれども、最終的には大所高所に立って各党の皆様に御賛同をいただいたこと、心から感謝申し上げたいというふうに思います。  そして、今、第二次補正に向けての姿勢についてのお尋ねがございま...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 御指摘のように、今回は年金の国庫負担二分の一を実現するための臨時財源を震災対処の財源として活用させていただくことになりました。そのいわゆる埋め戻しでございますけれども、これについては六月中に社会保障と税の一体改革で一つの成案を得ることになっております。そ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今回の総理の御発言は、今回の大震災を受けて世界の各国からの御支援をいただきました、その感謝の気持ちを込めて、そして日本が立ち直った暁にはこれまで以上に国際貢献をしていきたいという決意を表したものというふうに思っています。  御指摘のとおり、今回のODA...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) どこまで中長期で考えてお話しされたかということだと思いますが、いわゆる気持ち、世界にこれからもこれまで以上に貢献をするぞと、そういう意思だというふうに理解をしています。
○国務大臣(野田佳彦君) 基本的には復興構想会議で青写真を作っていただいて、それを踏まえて基本的な方針を定めた上で編成に当たるということと、それから岩手や宮城といった被災地においても復興計画を今作っているという状況ですので、やっぱり国が上滑りした計画を作ってもいけないので、きちっ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 野上委員御指摘のとおり、特例公債法案、税法含めて重要な法案がまだ審議中で結論が出ていません。何としても会期内に成立をするように、三党合意も踏まえて、我が党としても対応しなければいけない部分は相当あると思いますけれども、各党の御議論を踏まえて早期に成立する...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 全く同感です。震災というのは大きな我が国にとって政策課題になりました。でも、三月十一日以前から、いずれにしてもこれは最優先で取り組まなければならない課題の一つがデフレの克服でございました。  評価は別だと思いますけれども、去年から三段構えの経済対策をや...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) これまでも真に必要なインフラ整備は予算付けをしてきたつもりなんですが、今回の震災を受けてなんですが、やっぱり東日本のこの震災からの復旧復興に向けての財政需要はこれは膨大なものが出ると思います。その東日本の復旧復興のために日本再生、デフレを克服していかなけ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 真に必要なインフラ整備はこれまでもしてきたし、これからもしていくということです。
○国務大臣(野田佳彦君) 今回成立をさせていただいた第一次補正予算にも、御党の御指摘もございましたけれども、学校耐震化の予算は取り入れさせていただきました。同様に、必要なことはやっていきたいというふうに思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 国債の暴落などということが想定をされないようにしっかりと財政健全化の道筋を、戦略をしっかりと踏まえた対応をしていくと。今、復興に向けての国債のお話がございましたが、そのためにも、一般の国債とは別区分で、しっかり償還財源を手当てした国債を発行するというのが...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 正確に我が国の国債の保有者別内訳を申し上げますと、銀行等が四五・〇、生損保等が二〇・二%、公的年金及び年金基金が一四・二%、家計が四・五%。委員御指摘のように、九五%は国内で、海外が四・八%となっていますが、このような銀行とか生損保等の金融機関が大宗を占...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 全く意味がないかというと、一般論でいうと、さっき日銀の総裁もお話をされていたように、所得が低下すればそれはやっぱり消費も低下するというのは、これはそうだと思うんです。その意味での心配は委員の御指摘のとおりだと思います。  一方で、この一次補正予算でも国...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 先ほどの総理の御発言の背景をちょっと少し、副大臣から説明してもらって多少分かったんですが、ODA予算全体を何倍もじゃなくて、今回減らしたものについては何倍もにするぐらいのという意味だったということなんですけれども、その上ででありますけれども、今回の国家公...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今、後段の御指摘はまさにそのとおりで、臨時雇用等々をやっていきたい、まさに雇用をつなげていきたいと思います。やっているんです、もう既に。  加えて、今、単に歳費の削減とか公務員人件費のカットをパフォーマンスと一刀両断されましたけれども、これは別に民主党...全文を見る
05月19日第177回国会 衆議院 本会議 第21号
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○国務大臣(野田佳彦君) 柿澤議員からは、復興財源の調達のあり方について御質問がございました。  復興財源のあり方については、復興の青写真や今後の対策の規模、さらには市場の信認確保の観点などを踏まえて、今後、歳入歳出にわたり、あらゆる方策を検討してまいります。  こうした検討...全文を見る
05月20日第177回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(野田佳彦君) まずは、五月二日に約四兆円規模の補正予算を成立をさせていただきました。その中身として、瓦れきの撤去であるとか仮設住宅の建設であるとかライフラインの復旧が入っています。これらを着実に実行することが復興の基盤をつくるというふうに思います。  それを見極めな...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) ちょっと事実関係がありますので。  御指摘の報道に対しては、私が同日の記者会見で、その事実関係についてはまだ復興財源の議論を具体的にしているわけではないと否定をさせていただいております。基本的には、公的部門全体でどうやって財源をつくるかという視点は大事...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 交付税どうするかについては、予算編成とか財政運営戦略に基づいて適切に対応します。
05月23日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
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○野田国務大臣 小里委員のお尋ねにお答えしたいと思います。  前回、衆議院の財金委員会でも御質問いただいたときに申し上げましたとおり、できるだけ、御党の御提言で復旧に向けて取り急ぎ実現しなければいけないものについては、なるべく多く取り入れたつもりでございます。引き続き、第二次補...全文を見る
05月24日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○野田国務大臣 三陸沖のまさに被災状況を見ると、さまざまな支援をしなければいけないと思うんですが、何といっても水産業、水産加工業の再生というのが多分一番大事なのではないかというふうに私も思います。  その意味で、今回の第一次補正予算は、水産関係の予算が二千二百億近く、正式に言う...全文を見る
○野田国務大臣 何次かの補正予算を組んでいくと思います。その中で、二次補正についてもいろいろと各省とよく適切な協議をしながら進めていきたいと思いますし、今の件は、大畠大臣とよくお話をさせていただきながらいきたいと思います。
○野田国務大臣 震災からの復旧復興に向けて全力で取り組んでいくという気持ちは、大畠大臣と同じでございます。
○野田国務大臣 火災保険等、いわゆる通常の損害の査定は、これはきめ細やかに損保の会社がやります。だけれども、地震の場合は、一挙にたくさんの損害の件数が出てまいりますので、それを適切に、そして迅速に処理するためには、ある程度簡便な区分でないと対応できないというのがありまして、今、全...全文を見る
○野田国務大臣 先般の参議院における総理の御答弁、私も聞いておりました。総理が申し上げたかったことは、まずこの五月二日に通った第一次補正予算をしっかりと着実に執行するということで、その上で切れ目のないような対応をしなければいけないということで、複数回にわたって補正を組まざるを得な...全文を見る
05月27日第177回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○国務大臣(野田佳彦君) 大久保委員の厳しい御指摘がございました。既に、かてて加えて、近年、海外で膨大なインフラ需要が見込まれるという中、そして個別の案件が大型化をし、国際競争も熾烈を極めている中で、こういう世界的な環境の変化の中でJBICの分離を決断をさせていただき、多くの皆様...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) ファンドのマネジメントのプロからすると、これまでの実績というのは相当もどかしいだろうというふうに思いました。やっぱり年金財政の持続可能性、そして何といってもこの積立金を安全かつ効率的に運用していくという観点は極めて大事だろうと思います。  折しも今、税...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 国債で運用した方がいいという、今数字で見ればまさにそのとおりだというふうに思いますけれども、加えて、成長産業に資するための運用というのも考えている部分もあったのかもしれませんし、いろいろこれ、基本的には、第一義的には厚労省の御判断だと思いますが、財政当局...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 公共事業については、大変厳しい財政状況の中ではありますけれども、効率化、重点化を図りながら、国民生活の安全、安心といった真に必要な社会資本整備については重点的な予算配分を行ってまいりましたし、これからもそういうつもりでございます。また、東日本大震災の対応...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 渡辺委員にお答えをいたします。  平成二十三年度予算の執行に当たっては、公共インフラについて、これ、総額を減らすんではなくて被災地への重点化を図ると、こういう観点から五%を一つのめどとして執行を一旦留保していただくこととさせていただきました。その際、東...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 御承知のとおり、平成二十三年度の予算は通ったんですが、その大宗を成す特例公債法案が今も御審議をいただいている途中の中で、大震災を受けての対応としてやっぱり予算執行上の工夫をせざるを得なかったということが第一の原因でございまして、いわゆる、だから被災地を重...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 予算執行上の工夫は私の責任の下で対応させていただき、今御指摘のような五%の留保の問題であるとか、あるいは、三か月ごとに各省から計画を出していただくものを、こういう状況なので、今一か月という形で出していただいて承認をするとか、様々な予算執行上の工夫をさせて...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) お願い、御要請をしたのは私でございますので、先ほど申し上げたとおり、被災地の復旧の状況であるとか国民生活の安全、安心、これは元々除外していますけれども、そういうことがどこまで進んでいるのかというのと、まさに景気との関連とか含めて総合的に判断をして、次の段...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 基準は、先ほど来申し上げたとおり、これ被災地への重点化が元々の目的でございましたので、予算執行上で何ができるかという観点からやりました。だから、その復旧の状況であるとか、それが一番の要素ではないかというふうに思います。  いつの段階でどういう形で解除す...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 全く同感です。
○国務大臣(野田佳彦君) 一般論ではまさに、先ほど申し上げたとおり、同感と申し上げさせていただきました。日本全体が元気になること、日本全体の再生が東日本大震災に対する復旧復興に対する最大のサポートだと思いますし、逆に言うと東日本大震災における復旧復興事業を通じて日本が元気になると...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 昨年の十二月二十二日に国土交通大臣と合意をしました。その合意を踏まえてしっかりと対応していきたいというふうに思います。
○国務大臣(野田佳彦君) まず、特別会計は、保険料等の特定の歳入と特定の歳出を一般会計と区分をして、そして経理をすることによって特定の事業や資金運用の状況をより明確化するというところで役割を果たしているというふうに思います。  今御指摘のあった特別会計の剰余金の処理については特...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 我が国の財政は、国と地方の長期債務残高合わせて二十三年度末で八百九十二兆円と、まさにこれは主要先進国の中では最悪の水準でございますので、議員御指摘のとおり、金利の上昇との関連というのは、これはよく精査をしながら今後の取組に生かしていかなければいけないと思...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 中長期的な展望等は内閣府がやられておりますし、その見通しを踏まえて我々もその都度予算編成をさせていただいております。連携をしながら対応しているということでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) 先ほど申し上げたとおり、内閣府と連携をしながら対応しているということであります。加えて、昨年、財政運営戦略を作らせていただき、中期財政フレームをつくりました。毎年ローリングをしながら、そういう展望とか見通しとかを踏まえながら対応していきたいというふうに思...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 年間の国債発行額が、これは新規財源債だけではなくて、借換債とか財投債含めて約百七十兆円です。その意味では、委員御指摘のとおり、国債管理政策はとても重要であるということは間違いありません。それを財務省という一つの役所の中で、理財と主計がありますので、その辺...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 基本的には大門委員の御指摘のとおりだと思います。  今、たまたま社会資本整備総合交付金のお話ございましたけれども、二十三年度予算から五千百二十億のいわゆる一括交付金つくりました。これは今、投資向けの補助金の一括化でありましたけれども、来年度はその倍に、...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 先ほど来の議論を聞いていて特にやっぱり改めて分かったのは、社会資本整備の交付金があんなに使い勝手があるんだということを含めて、あるいは先ほどの中小企業庁の御説明含めて、まだまだ周知徹底をする必要があるなということで、既に決まっている予算をきちんと執行する...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 事務方が言いそうもなかったんで。  会計事務の合理化につながるということならば、私はこれは積極的に検討すべきだろうというふうに思います。よく勉強させていただきたいと思いますが、アウトソーシングの必要性については、これはちょっと、それも含めて検討させてい...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 何よりもやっぱり費用対効果が一番の基準だと思いますので、そういう観点からよく検討させていただきたいと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) もう私にとっては復旧復興と財政健全化の両立が大命題なんですけれども、その意味では、委員の御提案というのは、償還財源を強く意識して、加えて財政規律にも配慮されたという御提案だというふうに思います。虚心坦懐に勉強させていただきたいと思います。
05月30日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○野田国務大臣 一応、第一次補正でも、金融支援という意味では二重ローンに対する対応は一定のものが入っておりますけれども、総理からの御下命もございまして、先ほど来、官房長官を中心に御答弁しておりますが、内閣府、金融庁、経産省、農水省、国土交通省等々、今関係省庁と、普通の金融レベルの...全文を見る
05月31日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○野田国務大臣 階委員御指摘のとおり、二重ローンの問題は大変大きな問題ですし、利子補給は有効な一つの施策だと思います。  政投銀が決算発表会で追加の配当をしようというお考えを発表されたことは事実でございます。これが決まれば、貴重な財源として生かしていきたいと思います。  ただ...全文を見る
06月03日第177回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(野田佳彦君) 三月四日に委員から御指摘いただいたときも申し上げましたとおり、複数名、多分二十人ぐらいいるような会合の中でお会いしたというふうに承知をしています。  それを踏まえて、ちょうど政治活動二十周年のパーティーをするのでパーティー券の購入のお願いをさせていただ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) マンツーマンで親しくお付き合いをしているのならばそういう御指摘は当たると思いますが、たくさんな方がいらっしゃる中の懇親会の中で名刺交換をした中でこういう形で、パーティー券の御購入をいただいたというところでございまして、それはその方がどんな過去があったとか...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) お答えします。  荒井委員の御指摘のとおり、二重ローンの問題は、通常の金融による対応だけではなくて、幅広く検討しなければならないと思います。  具体的に御提案に沿って申し上げますと、例えば御提案の一点目に関しては、金融機関が債務免除を行った場合の無税...全文を見る
06月08日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第21号
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○野田国務大臣 二重債務の問題は、どういう皆さんを救済するのか。一つは、事業者、個人、あるいは債権放棄した場合の金融機関という整理の仕方と、加えて、既存債務と新債務、それぞれどう対応するかという、ちょっとマトリックス的に考えていかなければいけないと思います。  その中で、一つの...全文を見る
○野田国務大臣 それは、総理が民主党の代議士会でお話をされた、震災対応に一定のめどが立ったときという言葉を額面どおりに受けとめております。
○野田国務大臣 先ほど、第二次補正のお話も、特例公債法についてもお触れいただきました。そのように大事なテーマがありますし、税と社会保障の一体改革も、六月二十日までに成案を得るというスケジュールがございます。  そういう当面の仕事をしっかり果たす、職責を果たすということに私は専念...全文を見る
○野田国務大臣 まずは、先般成立させていただいた第一次補正予算、約四兆円規模でございますが、これを着実に執行することによって復興の基盤をつくっていくということが大事だと思います。  その上で、複数回にわたっての補正予算編成が私は必要になってくると思いますけれども、その時期と規模...全文を見る
○野田国務大臣 いかなる状況の中でも、やはり、特例公債法で財源を裏づけないと歳入の欠陥が約四割という、この状況はなかなか厳しい状況なので、まさに国家国民のためにも御理解をいただいて、一日も早く成立をさせていただきたいというのが私の願いであります。  一方で、三党合意の中で、特例...全文を見る
○野田国務大臣 いつまでが大丈夫かという議論を、余り、私どもの省内でしているということはありません。というのは、さっき申し上げたとおり、約三十七兆、全体の歳出の約四割を占めるような規模のものでございますので、これが通らないと、当然、予算の執行管理を厳しくやっていかなければいけない...全文を見る
○野田国務大臣 金融機関が、事業性資金を借りている個人事業者や住宅ローンを借りている個人に対し、私的に行った債権放棄について、無税償却等が可能となるよう、個人向けの私的整理ガイドラインについて現在関係省庁と協議を行っているところであり、今後ともしっかり協議をして対応してまいりたい...全文を見る
06月09日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第7号
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○野田国務大臣 まずは、五月二日に成立をさせていただいた第一次補正予算を着実に実行していくということと、その上で、先ほど来委員が具体的に御指摘をいただいたようなことも含めて、足らざるものは何なのか、それから復興に向けて何をすべきか、そういうことを踏まえながら、しっかりと第二次補正...全文を見る
○野田国務大臣 委員御指摘のように、被災した自治体の支援については、復興構想会議で先般決定された復興構想七原則というのがございまして、その中に、「地域・コミュニティ主体の復興を基本」、そして「国は、復興の全体方針と制度設計によってそれを支える。」とされております。  今、基金の...全文を見る
○野田国務大臣 ただいま御審議中の復興基本法案では、復興庁においてその所掌する事務に要する予算を有し、その執行に当たることになると考えていますが、その予算の経理の方法に関し、例えば特別会計制度の創設については、これは委員御指摘のように各党にそれぞれのお考えがあるようでございますが...全文を見る
○野田国務大臣 公共土木施設等の災害復旧事業に当たりましては、文科省やあるいは国交省やという主務省が現地査定を行いまして、その際に地元の財務局が立会を行うことになっています。その際の財務局の立会官は、災害復旧事業の対象であるかどうか、事業費が経済的となっているか、工事費の積算が適...全文を見る
○野田国務大臣 これまでも迅速かつ柔軟な対応を指示してきたつもりですが、改めてその指示を強めたいと思いますし、何か本当に具体的にあれば遠慮なくぶつけてください。
06月10日第177回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○国務大臣(野田佳彦君) 大変分かりやすい資料を整えながらの御質問をいただきまして、私も改めて頭の整理をさせていただきました。  長浜議員の御指摘のとおり、現在の社会保障給付の財源の多くが赤字公債、すなわち将来世代の負担で賄われております。こうした状況は、社会保障の在り方として...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 私は菅内閣の一員ですので、日々全力投球で職責を果たしていくのみであります。
○国務大臣(野田佳彦君) よく関係省庁と協議させていただきたいと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 済みません、じゃ、私からちょっと御説明した上で……
○国務大臣(野田佳彦君) はい、分かりました。  総理からの御指示もございまして、関係省庁集まって今協議をしています。また加えて、民主党の方でも復興ビジョンチームによって対応策がまとめられました。その中には、再生に向けたファンドの創設と相談窓口の強化、過去のローンを抱えている方...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) せんだって衆議院の方で御党の委員からも御質問いただいたときに、この二重ローンの問題を解決するスキームを作り、成案を作った暁に、それに伴う必要な予算措置や税制措置があれば適切に対応するというふうにお答えをしています。
06月13日第177回国会 参議院 本会議 第21号
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○国務大臣(野田佳彦君) 金子議員からは、復興債及びその償還に関する御質問をいただきました。  今後、復興構想会議の青写真も出てくるのを見ながら、復興の具体案の検討を行いつつ、復興債発行のための法整備の検討を行っていくものと考えています。  また、復興債の償還に当たりましては...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 竹谷議員から復興に係る資金の流れの透明化に関する御質問をいただきました。  議題の東日本大震災復興基本法案においては、その第九条に、「国は、被災者を含めた国民一人一人が東日本大震災からの復興の担い手であることを踏まえて、その復興に係る国の資金の流れにつ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 小野議員から、まずは税外収入に関する御質問をいただきました。  一般会計の財政状況が極めて厳しい中、これまでも、個々の制度の趣旨を踏まえて、特別会計の剰余金、積立金、あるいは独立行政法人からの国庫納付金など、可能な限り様々な財源を活用してきたところであ...全文を見る
06月14日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第22号
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○野田国務大臣 所得税法等の一部を改正する法律案中修正点の趣旨を御説明申し上げます。  所得、消費、資産等にわたる税制の抜本改革の実現に向けて、経済活性化と財政健全化を一体として推進するという枠組みのもとで、税制の抜本改革の一環をなす緊要性の高い改革として、個人所得課税、法人課...全文を見る
○野田国務大臣 ただいま議題となりました現下の厳しい経済状況及び雇用情勢に対応して税制の整備を図るための所得税法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  政府は、現下の厳しい経済状況及び雇用情勢に対応して税制の整備を図る観点から、所要...全文を見る
06月14日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
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○国務大臣(野田佳彦君) 復興債について各党が合意した経緯については、今、山口議員から御説明ございました。  その中で、今回の基本法の中の八条、九条でありますけれども、各党がこれは完全に認識は一致したというふうに承知をしていますが、委員御指摘のとおり、復興債について、他の公債と...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 景気の話は後で与謝野大臣からお話があるんではないかと思いますけれども、委員御指摘のとおり、イザナギ景気というのが五十七か月ありました。これ、私の少年時代です、小学校から中学校。まさに右肩上がりで日本は良くなっている実感ありました。  一方で、今御指摘の...全文を見る
06月15日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第23号
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○野田国務大臣 おはようございます。網屋委員にお答えをしたいと思います。  租特については、平成二十二年度の税制改正大綱におきまして、租税特別措置の見直しに関する基本方針を定めさせていただいております。そして、政策税制措置について、平成二十二年度税制改正から始まる四年間で抜本的...全文を見る
○野田国務大臣 一月に提出した二十三年度の税制改正法案の中で本当に大きな柱になっていたのは、委員御指摘のとおり、法人実効税率の五%引き下げと中小法人の軽減税率を三%下げるということでありました。  この目的は、御指摘があったとおりでございまして、一つには国内企業の国際競争力を強...全文を見る
○野田国務大臣 昨日閣議決定した賠償スキームでは、国民負担の極小化という一つの項目が入っていますので、電力料金を安易に上げていくという路線では必ずしもないということでありますけれども、その上で地球温暖化対策のための税の扱いについての御指摘がございました。  これはやはり、地球規...全文を見る
○野田国務大臣 経団連の会長のコメントで菅総理に対する評価については、私は菅内閣の一員でございますのでコメントは避けさせていただきたいと思いますし、菅内閣の一員としてその職責を果たしていきたいというふうに思います。  ただ、全体の政治状況において、今津先生御指摘のとおり、改めな...全文を見る
○野田国務大臣 さまざまな団体がこの世の中どうしたらいいという提言を出されるということは当然のことだと思います。ただ、そういう団体の意にすべて沿う政治ができるかというと、これはやはり国民全体のことを考えて、いろいろなお立場からの御意見があるわけでございますので、法人税についても、...全文を見る
○野田国務大臣 きのう総理から閣僚懇談会で御指示がございました。その上でまた夕方、官邸でいろいろと基本方針を詰めさせていただきましたけれども、六月中に二次補正の骨子をまとめさせていただき、七月中のなるべく早い段階に提出できるように努めていきたいというふうに考えております。
○野田国務大臣 本格的な復興のための補正予算というのは、明確に復興の青写真等ができてからだと思うんです。  今回つくろうという二回目の補正予算というのは、まさに第一次補正予算、今しっかりと着実に執行していこうと思っておりますが、その中でも足らざる部分で、しかも緊急性のあるもの、...全文を見る
○野田国務大臣 昨日の総理指示、これはきちっと明確に言わなければいけないと思いますけれども、当面の復旧対策に万全を期すため、原子力損害賠償法及び原子力賠償機構法案関係経費、今私が申し上げたとおり二重ローン問題対策及び被災者生活再建支援、これは、今百万円をお配りしていますが、加算部...全文を見る
○野田国務大臣 三党合意は、自民党さん、公明党さん、そして私ども民主党、三党の政策責任者によって覚書を交わした合意でございますので、これは大変重たいものだと受けとめております。それとこれからつくる二次補正、これは整合的でなくてはいけないと考えております。  財源の話は、たまたま...全文を見る
○野田国務大臣 先ほど財源で申し上げたのは、新たに国債を発行しないということで、一つの考え方で決算剰余金等があるということです。  その上で、既存の予算の見直しというのは当然やっていくということが前提になっております。
○野田国務大臣 既存歳出の削減でも、例えば公務員の人件費をどうするか、法律にかかわる問題もあります。加えて、今マニフェストの事項で見直しているものがあります。それが間に合うかどうかというのもありますが、作業はやっていますので、御指摘のことを全く無視しているということではございませ...全文を見る
○野田国務大臣 まず、御質問の最初の長期債務残高でありますが、これは、国と地方を合わせまして平成二十三年度末で八百九十二兆円、対GDP比でいいますと約一八四%を見込んでおります。これは主要先進国の中では残念ながら最悪の水準になりますので、どの内閣もこの財政健全化というのは避けて通...全文を見る
○野田国務大臣 今津委員御指摘のとおり、税収のピークは平成二年で、これは六十・一兆までいっています。これがピークです。その後、バブル後の景気低迷により五十兆円前後に推移をして、特に平成二十年度以降は、景気の低迷で四十兆円台。だから今は、六十兆から四十兆と、この約二十年で三分の二ぐ...全文を見る
○野田国務大臣 基本的には、為替というのはそれぞれの国の経済のファンダメンタルズが適切に反映されることが望ましいというふうに思います。その上で、無秩序な動きがあったり過度な変動があったときには、これは断固たる措置という形で、私自身も昨年の九月に単独介入、ことしの三月十八日に協調介...全文を見る
○野田国務大臣 水準の話はいろいろ影響がありますから、委員が御理解をいただいたとおり、これは私から言えませんけれども、まさに円高、これは両面あると思います。  輸入価格の低下によって企業収益の増加要因となり、国内投資家、消費者の購買力の増加につながる等のメリットも、もちろん、な...全文を見る
○野田国務大臣 国家公務員の給与については、これは五月十三日の閣議におきまして、総理から、我が国は厳しい財政事情にある、特に今般の東日本大震災への対処を考えれば、さらなる歳出削減は不可欠であり、国家公務員の人件費についても例外ではないとして、引き下げの方針が示されまして、これを受...全文を見る
○野田国務大臣 まず、前段の御指摘でありますけれども、デフレの定義は、必ずしも国際的には統一された基準などがありませんけれども、例えば国際決済銀行、BISによるデフレの定義は、デフレーションは、消費者物価指数が少なくとも二年間下落する状態として定義される。いろいろありますが、G2...全文を見る
○野田国務大臣 経産省がいれば、そちらからお答えがあればと思ったんですが。  電力不足が日本の震災後の中の経済の落ち込みの一つの原因になっていることは、これは間違いございません。それを乗り越えていくために、しっかりと対応する中で、今、一五%のお話が出てまいりました。その中でも日...全文を見る
○野田国務大臣 基本的には議員の御指摘のとおりだと思います。その意味では、法人実効税率の引き下げを含む税制、先送りしている部分がございますが、この御議論でもぜひ結論を得たいと思いますし、特に、震災、被災をしている地域においては、特区制度なんかを利用しながらむしろ生産活動が旺盛にな...全文を見る
○野田国務大臣 私が初めて菅総理の存在を知ったというのが、たしか学生時代から社会に出る前後、「市民ゲリラ国会に挑む」という本がありました。御自身が国会議員を目指してのいろいろな活動が書いてある。あの当時は、まだまだやはりいろいろ基盤のある方が政治家になるという、政界へのリクルート...全文を見る
○野田国務大臣 私は、個人としてのリーダーシップは持っていらっしゃると思います。むしろ、その周りのフォロワーシップもしっかりしなければいけないという自覚を持って対応していきたいというふうに思います。
○野田国務大臣 三月は一つの山、今回はまた各党のお知恵をいただいて、別法案という形で御審議をいただいております。それは心から感謝申し上げたいと思いますが、本来は、委員御指摘のとおり、予算の裏づけとなる歳入については、特例公債、そして税制、しっかり裏づけをあわせて御審議いただいて成...全文を見る
○野田国務大臣 光り輝く山本先輩を中心に、与野党のOBの方がたくさんいらっしゃるので大変言いにくい部分もありますけれども、いいところは、税制改正でも、あるいは予算編成でも、その時期になると超過勤務が月三百時間を超えて、ふらふらになるまで仕事をしている姿というのは、まさに国のために...全文を見る
○野田国務大臣 原子力損害賠償法、この法律に基づく解釈というと、事業者が責任集中の考え方のもとで一義的な賠償責任を負うということです。  一方で、委員が御指摘のとおり、原子力事業者と共同して原子力政策を推進してきた国の責任というのは、これはもうまさに社会的責務として大きいものが...全文を見る
○野田国務大臣 いずれにしても、これは国民負担になるわけです。その際に、今の法律の枠組みの中で、一義的にはまず責任は事業者にあって、さっき申し上げたように、原子力政策を進めてきた政府として、まさに、社会的な大きな責任を持ってその補償に万全を期していくという役割の中でつくっているス...全文を見る
○野田国務大臣 一部の報道からそういう御指摘がございました。二〇〇三年二十万円、二〇〇五年三十万円。  恐らくこれは、それぞれ選挙の年だったので、陣中見舞いとして私の総支部で受け取ったということで、過去の記録は今事務所にありませんが、恐らく報道は、蓄積が、データがあると思うので...全文を見る
○野田国務大臣 いただいた献金ですから善意のものと受けとめて、そして、だから政治資金の収支報告書に記載をして、適正に処理をしたということでございます。  その上で、まだ何かの疑いの段階だとか、その事実関係は確認のしようがないものでありますから、まさに法令違反があったのかどうかと...全文を見る
○野田国務大臣 御指摘のとおりであります。  財務というこういう仕事をしている上で、やはり社会通念上問題になるようなことがあってはいけないなと。もちろん法令違反をやっているつもりは全くありませんけれども、社会通念として、疑義が出るようなことはあってはいけないという意味で、わきを...全文を見る
○野田国務大臣 二重ローン問題については、御党も含めて、自民党、そして我が党、それぞれ今考え方がまとまってきたということで、今その中身を参考にさせていただきながら検討させていただいているところであります。  総理から、きのう、二次補正予算の御指示がございました。その中には、二重...全文を見る
○野田国務大臣 住宅ローンへどう対応するかというのは、とても大事な観点だと思うんです。その中で、まず一番最初にやらなきゃいけないのは、災害公営住宅への入居を推進して、新たなローンを重ねて借りずに、居住の安定の確保を図ることが重要だと思います。加えて、住宅を再築される方については、...全文を見る
○野田国務大臣 三党の真摯な御協議を見守りながら、なるべく早く結論を出していただいて、追加補正に間に合うようにお考えをいただければ大変ありがたいと思いますし、そのことを受けとめて対応していきたいというふうに思います。
○野田国務大臣 今般の震災による経済に対する影響は、先ほど来御答弁があったとおりだというふうに思いますが、その中で、政府としては、五月十七日でありますけれども、政策推進指針というものを閣議決定いたしました。大震災がもたらした制約を順次、確実に克服するとともに、日本経済の潜在的な成...全文を見る
○野田国務大臣 余り四Kという言い方は私どもはしていないんですけれども、マニフェストの主要事項も含めて既存の政策を見直していくということは、震災の後はやはり大事だというふうに思っていますし、加えて、先般の三党合意にもこういう合意事項がございますので、きちっとした対応をしていかなけ...全文を見る
○野田国務大臣 まず、為替でありますけれども、余り水準について言及することは控えたいと思いますが、少しアメリカ経済に対する見方というものが影響をしているなという意味では、毎日マーケットの動向を注視していますけれども、そういう観点で今見ているところであります。  金利についても、...全文を見る
○野田国務大臣 国と地方の協議の場であるとかいろいろな場面で、六団体の皆さんを含めて意見交換をさせていただいておりますけれども、委員の言うようなそういう後押しを言ってくれれば大変ありがたいなというふうに思います。  地方交付税のみならず、あらゆる政策分野を聖域化することなく不断...全文を見る
○野田国務大臣 基本法案の八条、九条で、区分管理とそして透明化ということについて、これは各党が完全に一致して規定をしたというふうに聞いております。ということは、それを踏まえて対応するというのが私どもの役割だろうというふうに思います。
○野田国務大臣 きょうの茨城の報道はちょっとわかりませんでしたので、私も調べてみたいと思いますが、青森でもそんな、検討するというのがあったというふうに思います。それがどうなっているかも含めて、その各地の動き等も踏まえていきたいと思いますが、いわゆる民間資金を活用していくという発想...全文を見る
○野田国務大臣 アメリカの実例等は、ある程度、資料としては少しは目を通させていただいております。その上で、日本で活用する場合に、発行コストの問題とか信用力の問題等々、引き続き検討させていただきたいというふうに思います。
○野田国務大臣 佐々木委員御指摘の上場株式の配当、譲渡益等に係る軽減税率については、金融庁からの延長要望を踏まえて、昨年の税制調査会においてさまざまな議論が行われました。  御指摘のとおり、公平性、金融商品間の中立性の観点から、二〇%、本則税率に戻すべきとの議論も行われたところ...全文を見る
○野田国務大臣 佐々木委員御指摘の申告所得税の負担率を示すカーブは、申告納税者について所得階級に応じた所得税負担率をあらわしたものでございますけれども、一定の所得水準から所得税が累進性を失っている、確かにこのグラフのとおりだと思いますが、その原因の一つとしては、分離課税としている...全文を見る
06月15日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○国務大臣(野田佳彦君) 被災地の土地の取扱いについては、先ほど国交大臣もお話しになったとおり、復興構想会議でも今御議論をいただいております。それを買い上げたとき、国有化したときどうするかという議論、高台に移す場合どうする議論、そういう議論を踏まえて対応していきたいというふうに思...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 下水道と浄化槽との関係でちょっと私にお尋ねをいただきましたけれども、私の立場からすると、災害復旧については、適切な工法の選択あるいは工事単価の検証等を通じて、効果的に効率的な執行に努めていただきたいという思いがございます。  この先がなかなかお答えしに...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 大門委員御指摘の社会資本整備総合交付金については、二十三年度当初予算において一兆七千五百三十九億円を計上しております。地方自治体において御活用いただいていると思いますが、先ほどやりくりという言葉がございました。震災後の対応においても、その中で基本的にはや...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) まず、本格的な復興予算を作っていく際には、今、復興構想会議などの御議論もございますが、そういう青写真なども含めて復興財源どうするかというこれ大事な議論があるので、それを踏まえて対応したいと思いますが、当面については、昨日総理の御指示があった、新たに国債を...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 復興のためにどういう事業が必要なのか、その需要がどれぐらいあるのかというその規模感が出てきた上で、財政的にどういう手当てをするかという中で償還のルールを明確にしながら国債を発行するというのが、これは、八条、九条については各党が全て完全に一致したというふう...全文を見る
06月16日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第16号
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○国務大臣(野田佳彦君) まず、債務免除をした金融機関の税務上の取扱いから申し上げますと、法人すなわち金融機関が債務免除を行った場合において、その債務免除が合理的な再建計画に基づくものであるときは、これにより生ずる損失の額は寄附金課税の対象とはならず、損金の額に算入されます。 ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今、三類型で申し上げました。免除を受けた法人と個人、一番最初言ったのが、いわゆる債務免除をした金融機関の取扱いをまず申し上げました。
○国務大臣(野田佳彦君) 先ほど申し上げたとおり、金融機関が債務免除を自発的に行う、その債務免除が合理的な再建計画に基づくものであるときは、これによる損失については損金扱いとなるということです。
○国務大臣(野田佳彦君) まさにその再建計画を見なければいけないと思いますけれども、個々によると思いますが、合理的と判断をされたときであります。
○国務大臣(野田佳彦君) 今は、要は、当事者間のいろいろ情報交換もあるでしょうけれども、金融機関が独自に債務免除を自発的に判断をしたときには今の合理性が求められると。ただ、債務免除をする際にも、第三者のあっせんとかいろんなケースがあると思いますが、自発的な場合は今申し上げたとおり...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) これは今、通達の文書を申し上げているので、その通達の運用で、まさに合理性を感じることができるかということが判断基準になると思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 当事者間の合意で結構でございます。
○国務大臣(野田佳彦君) まず、次の補正予算、二次か一・五次かというお話ございましたが、いずれにしても二回目の補正予算なので、二次補正ということで御理解いただきたいというふうに思います。  その中で、被災地の土地の取扱いなんですが、ちょうど今復興構想会議の中でもこれ活発に御議論...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) ただいま議題となりました現下の厳しい経済状況及び雇用情勢に対応して税制の整備を図るための所得税法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  政府は、現下の厳しい経済状況及び雇用情勢に対応して税制の整備を図る観点...全文を見る
06月17日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○国務大臣(野田佳彦君) 本格的な復興については、復興構想会議の青写真であるとか、被災地の復興計画などを踏まえて考えていきたいというふうに思いますが、その財源については基本的には国民が連帯して分かち合っていくということと、そしてやっぱり国債市場の信認等々のいろんな観点から検討して...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 先ほど申し上げたとおりであって、それ以上のことは今考えていません。何かの税金を上げるとかということでは、まだそこまで確定的なことを考えているわけではなくて、歳出歳入両面から検討をするということでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) 西田議員にお答えをさせていただきたいと思います。  まず、税制面でのお尋ねでございますけれども、東日本大震災への税制上の第一弾の措置としては、既に法人税については被災企業の手元資金の確保のため、震災損失の繰戻しによる法人税額の還付や被災企業の再建や被災...全文を見る
06月20日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○国務大臣(野田佳彦君) 亀井議員にお答えをしたいと思います。  国と地方の長期債務残高が対GDP比で一八四%。この数字をもってしても、主要先進国の中で日本の財政状況が一番厳しいというか最悪の水準であるということは御案内のとおりであります。  それをもって平時か非常時かという...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 数字のお答えをする前に、IMFの評価どうするかは別として、三月十一日の大震災発災後、私も様々な国際会議に出ておりますけれども、今申し上げたことはIMFだけではなくて諸外国がそういう目で見ているということを体感をしているということを付け加えておきたいと思い...全文を見る
06月21日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第17号
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○国務大臣(野田佳彦君) 具体的にはこれ、水戸議員のお尋ねは、国庫の資金繰りの状況についてのお尋ねだというふうに思います。  国庫の資金繰りにつきましては、例年、歳出面では年度当初から順次執行が進んでいくのに対しまして、歳入面では税収の多くが年度を超えて出納整理期間に収納をされ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今の対応は、今資金繰りの話、財務省証券の話をさせていただきましたけれども、特例公債法案が未成立であるということを受けまして、足下の予算執行においては、当面、支払計画の承認期間を三か月から一か月に短縮するほか、一般会計から特別会計への繰入れについて、特別会...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 六月十四日に総理から御指示があって、今第二次補正、これ復旧に万全を期すための予算編成に当たっています。今月中に復興構想会議から復興に向けての提言が出てまいります。それを踏まえて、本格的な復興に向けての第三次補正予算の編成にも着手しなければなりません。 ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 本格的な復興予算は、委員が御指摘いただいたそういう相当な規模のものになるというふうに思いますけれども、六月十四日に閣僚懇で総理から出た御指示というのは、今、第一次補正予算の執行をしていますけれども、その中で足らざるもの、そしてそのうち特に急を要するもの、...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 御提示いただいているこの資料に書いてあるとおり、二十三年度税制改正法案等の処理は、復興のための二十三年度補正予算の検討と併せて各党間で引き続き協議する、まさに文字どおり復興のための補正予算の審議の際に併せて検討するであって、今般の、さっき一・五次という御...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 基本的な段取りとしては、今月中に復興構想会議から提言が出ます、それを踏まえた基本方針を作ることになります。また、被災地における復興計画などもこれをしっかりと参照しながら、どういう復興のための対策が必要なのかという議論をしていくと。  その際に、問題はや...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 平成二十二年度、平成二十三年度、それぞれの税制改正大綱で、主要税目についての基本的な方向性、整理をしてまいりました。その具体化に向けて秋の政府税調では議論していきたいというふうに思いますし、ちょうど今、税と社会保障の一体改革案について党内でも活発な御議論...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 社会保障を充実強化し、加えて持続可能なものとしていくために、それを支えるための財政の裏付けを考えたときには、やはり主要税目の中では消費税が一番妥当であるというふうに思っています。
○国務大臣(野田佳彦君) 所得税の改革が必要なことも、これは委員の御指摘のとおりだと思います。  特に、所得再分配機能の回復等々の観点から、税率の問題、そしてこれまで各種控除の見直しをやってまいりました。そういう改革はこれからもやっていくべきだろうというふうに思いますが、社会保...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 愛知委員の御指摘のとおり、本格的な復興に向けて予算編成をするときには、ある種大胆さを含めて規模感もしっかりしたものをつくっていかなければいけないというふうに思います。  先ほど水戸委員の御質問にもお答えさせていただきましたけれども、今回の二次補正は復旧...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 前回のいわゆるつなぎ法は、期限が到来をする租税特別措置について、その失効によって国民生活に不測の影響を及ぼすことのないようにするための暫定的な措置として六月末までその期限を単純に延長すると、そういう内容でございました。  今回御審議をいただいている分離...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 租税特別措置の期限の問題については、委員の御指摘のとおりでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) ちょっと今意味がよく分かりませんでしたけれども、いわゆる租税特別措置、今回のいろいろ政策税制の中で御審議いただいている、各党からお知恵をいただいて分離という形で進めている法案以外の残っている部分についての御指摘でございましょうか。
○国務大臣(野田佳彦君) 諦めたというわけではございませんで、法人の実効税率の引下げ等々、税制の抜本改革につながるような、そういう中身がたくさん残っています。  これについては、先ほどペーパーで三党合意の話も出てまいりましたけれども、いわゆる本格的な復興予算、第三次補正予算を審...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今回のいわゆる分離税制改正法案の中には、愛知議員の御指摘のとおり、NPO法人に対する寄附金の控除の中身も入ってございます。  これは寄附金の文化をこれから助長していこうと、しかもこういう震災という、こういう大変厳しい局面でございますので、そういう活動を...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 地球温暖化に関する税という理解でよろしいでしょうか。──はい。  東日本大震災を契機として、エネルギー政策のこれ見直しということが避けて通れないと思いますけれども、総理がおっしゃっているとおり、化石燃料のCO2の削減、そして再生可能エネルギーへの転換、...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 菅内閣の一員でございますので、私はその職責を全力で果たすという立場であるということはまず前提としてお話をさせていただいた上で、今大変重要な問題の御提起があったと思います。  何よりも取り組まなければいけないのは、今の原発の憂慮すべき事態の収束、これを全...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今執行中の第一次補正予算の財源としても、子ども手当の上乗せ部分については見直しをし、高速道路の無料化の社会実験もこれは凍結をするという形で財源づくりをさせていただきました。さらに、三党合意等もございましたので、子ども手当については今政党間の協議をしている...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) ただいま読み上げられた朝日新聞の社説は、菅総理というよりも、委員御指摘のとおり、これは内閣全体として受け止めなければいけないというふうに思いますし、その御批判については、これは甘んじて受けざるを得ない部分が相当あるというふうに思います。  特に私の場合...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 法人課税等々、税制の抜本改革との一貫性を成す特に緊要な部分がまだ残っております。この本体の部分についての基本的な考え方は、政府としては、これは国会に提出したとおり、それを責任を持って通させていただきたいというのが基本的な思いであります。  ただ一方で、...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 元々、この法人実効税率の引下げは、国内企業の国際競争力強化、あるいは外国の企業の立地促進という観点、そして雇用、投資の促進という観点ございました。これは依然として必要だろうというふうに思います。電力料金の問題とか、あるいは税金の問題、為替の問題含めて、産...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 復興財源について今具体的な検討をしているということはございません。というのは、昨日基本法が成立をしましたけれども、復興財源について、復興債については八条、九条に書いてあるとおりです。その復興債のための償還の財源どうするかということは、これは歳出歳入両面か...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 可能性はいろんなものがあろうと思います。今、税と社会保障、これは成案を得るべく最終調整をしているところですが、これまだ結論が出ているわけではないんですね。その結論が出た後に、復興財源については、それと基本的には整合的になるような検討というのが私は必要だろ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) これは最終的には党の執行部で、最終的にはこれは国会の運びの話で、各党に御理解いただけるかどうかという御提案をするということだと思います。この四か月延長が確定的なのかどうかというのはこれ分かりませんが、内々に党の幹部での頭の体操みたいな話はやったことはあり...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 総理の一定のめどをどう解釈するかではありますけれども、ただ、こういう会期の延長を御提案をする予定の岡田幹事長のお話のとおり、会期の延長幅と総理のそういう時期とは必ずしも一致しないというお話でございますので、私はそういう理解をさせていただいています。
○国務大臣(野田佳彦君) 私は、お叱りを受けるかもしれませんけれども、職責を果たすことに覚悟を持って臨むということで、その最大のテーマはやっぱり特例公債だと思っています。もちろん二次補正の編成等々あります。それが速やかに御理解をいただいて成立するためにはどうしたらいいかということ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 総理御自身も、特例公債を早く成立させたいという思いは、これは一緒です。目的は一緒です。ただ、その手段については、それは委員との見解の違いがあるかもしれませんが、内閣として特例公債の一日も早い成立は目指さなければいけないというふうに思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 本来ならば、マニフェストでお約束したことを安定した財源を担保しながら実現をしていくというのがあるべき姿だと思います。それは二十二年度、二十三年度、三・六兆円財源を確保しながら子ども手当等、よくばらまきと言われますけれども、財源を確保しながらやってきたつも...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 二次補正は六月十四日、総理からの御指示がございましたけれども、復旧のために万全を期すということで、これ限定的なものになります。その財源については新たに国債を発行しないで決算剰余金等、歳出の見直しによって対応するようにという御指示でございましたので、それを...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 震災の後、むしろ国際機関であるとか各国マーケット、復旧復興のために日本が頑張ってほしい、一日も早く元気になってほしいという思いを持ちながらも、一方で、震災以降の方が日本はきちっと財政規律を守る国なのかどうかということを非常に注目をしているという状況でござ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 基本認識としては、震災後も累次にわたって国債のいろいろ入札をやってまいりました。基本的には順調に円滑にこれ消化できているということであります。こういうやっぱり信頼性はしっかりあるということです。  ただし、これは、さっきODAのお話もございましたけれど...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 基礎年金の国庫負担分、これは三分の一から二分の一に引き上げる際に、当初は鉄運機構の剰余金等二・五兆円を臨時財源として活用させていただくということにしておりましたけれども、今回の震災を踏まえて、第一次補正のまさに震災対処の財源として活用させていただくことに...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 六月の十七日に政府・与党社会保障改革検討本部において、成案決定会合において、社会保障・税一体改革成案(案)というのが出されています。そこに、御指摘のとおり二〇一五年までに段階的に一〇%に引き上げるというふうに記載をされています。それをたたき台として、今政...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 基本的には、社会保障の安定した財源として消費税を充てるということ、段階的に引き上げるということ、これは大事だというふうに思いますし、これは三党合意にも書いてございます。社会保障と税の一体改革について、実現可能な案を可及的速やかに明確に示すというのがこれ三...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 御指摘になったとおり、鳩山前総理もそして菅現総理も、消費税を引き上げる、実施をする前に信を問うということはおっしゃっています。これは基本だというふうに思いますし、私どもの衆議院の任期、二〇一三年の八月までです。消費税の今の成案の案で書いてあるやつは、段階...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 基本的には、そういうことを総合的に勘案しながら税率や時期等々を明示をしているということでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) 為替の水準とかあるべき相場観ということは、これはコメントを控えたいというふうに思いますけれども、最近のドル・円でいうと、アメリカ経済の回復の遅れであるとか、あるいは緩和的な金融政策が継続するんではないかという思惑などが影響しているのかなというふうに思いま...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 櫻井副大臣が強く指摘したいことというのは、第二次補正予算急がなければいけない、三次の復興予算もつくらなければいけない、来年度の予算編成もこの夏の同じ時期からスタートしなければいけないという実務的な大変さがあるということと、できるだけ被災地の御意見を踏まえ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 一次補正予算の執行状況についてのお尋ねでございますけれども、予算の執行は各府省の責任の下で行われるものでございますので、財務大臣としてその詳細について全て把握をしているわけではございません。被災地の早期復旧に向けて、政府一丸となって約四兆円規模のこの一次...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 副大臣の補足をさせていただきたいと思いますけれども、委員の御指摘、事業の執行状況のいわゆる進捗管理というか、それを公表するようにというのが主眼の御質問だと思います。これについては、五月二十日ですが、緊急災害対策本部から公表されました東日本大震災に係る被災...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 復興資金の透明化の御指摘でございました。  昨日成立した基本法九条は委員が読み上げていただいたとおりでございますが、これを踏まえてですが、復興に係る費用は復興債を発行するにせよ、いずれにしても国民が担うということはこれは間違いございません。その資金の流...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 復興債の財政法的位置付けについてのお尋ねでございますけれども、復興債については、使途の特定や償還財源の確保等の点から、建設国債や一般に赤字国債と言われている特例公債とはこれは性格を異にするものになるものと承知をしています。したがって、復興債は、一般に財政...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 復興債含めて復興財源についてのこれから議論をしていって、そして各党間での御議論の検討結果を踏まえて対応することになって、そして第三次補正予算、本格的な復興予算を、ちょっとスケジュール的に今確定的なことは申し上げることはまだ難しいんですけれども、夏のしかる...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 昨日成立した基本法の中で、「その償還の道筋を明らかにする」という、これ基本法の八条に規定をされておりますけれども、それに基づいて今後与野党におけるまさに御検討をいただくことになるというふうに承知をしています。復興債の償還に当たっては、市場の信認の確保の観...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 東日本大震災の税制上の第一弾の措置は、もう既に委員御案内のとおり、様々行っております。法人税については、被災企業の手元資金の確保のため震災損失の繰戻しによる法人税額の還付であるとか、被災企業の再建や被災地復興のため被災代替資産等の特別償却などの措置を講じ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 六月十四日の総理からの第二次補正予算編成の御指示の中で、財源として平成二十二年度決算剰余金等、等とございました。その中で、決算剰余金ってこれ重要な柱でございますので、検討をさせていただいておりますけれども、具体的に今報道ベースの数字を委員御指摘ございまし...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 中西委員御指摘の定率繰入れに基づく減債制度は、これ財政規律を確保するための重要な柱であるということでございまして、国債償還に対する市場信認の基礎となっているというふうに承知をしています。したがって、御党から今まで御提言ございましたけれども、一応理があると...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 決算剰余金を法的に手当てをしながら活用するということはこれまでもあったことでございますので、基本的にはいわゆる減債制度の根幹をいじる話とは違うというふうに理解をしています。
○国務大臣(野田佳彦君) 国債整理基金の剰余金を使ってきた経緯というのは、これはいわゆる昭和の後半と平成の初めであって、日本の財政状況は全くそのころとは違うというふうに思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 一次補正で、臨時財源二・五兆円を震災対処財源に充てさせていただきました。年金財政の安定を損なわないよう、法律上、二十三年度の国庫負担割合は二分の一であることを明記をさせていただくとともに、二十三年度の二分の一と三六・五%の差額は税制抜本改革によって確保さ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 復興債と赤字国債はやっぱり違うというふうに思います。復興債については、その償還の財源をきちっと決めて、そしてルールを作っていくということになっていますので、これは赤字国債と違うと思いますので、仮に復旧復興のための復興債をつくる上で、年金分の二・五兆を上乗...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 覆すも何も、まだ政党間の協議が行われているところでございまして、まだ政府としてこうすべきああすべきという判断をしているわけではございません。
○国務大臣(野田佳彦君) 外為特会の保有する外貨資産は、委員御指摘のとおり、日本は約一・一兆ドルというふうになっています。これは、基本的に過去に為替介入をやってきた結果であって、特定の規模を念頭に置いて保有額を決定しているわけではございません。  その上で、外貨準備の適正規模と...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 中西委員から御指摘がございましたとおり、今約三十五兆円の為替評価損が発生をしています。一方で、留意をしていただきたいと思いますのは、これ、内外の金利差等によりほぼ毎年度剰余金を生み出しております。その結果、昭和二十七年度以降の剰余金の累計額が約五十兆円で...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 外為特会が保有する外貨資産については、先ほども御答弁申し上げましたとおり、我が国通貨の安定を実現するために必要な為替介入等に備えて保有をしていることでありますので、そういう観点からすると、流動性及び安全性に最大限留意し、米国債を中心として外貨証券等で運用...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 二重債務問題について、政府内での検討をして、六月十七日に基本的な方針をまとめさせていただきました。それ、ちょっと財務省がどこまでそういう主導したかはいろいろ解釈はあるかと思いますけれども、関係省庁で協議をさせていただきながらまとめさせていただいて、今、政...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 先ほど政務官から御説明ございましたとおり、今回の故意の申告書不提出による逋脱犯規定というのは、FX取引等で巨額の所得を得ながら税を免れる、故意をもって納税申告書を法定申告期限までに提出しない、こういう人たちに対する罰則でありまして、この本規定は国税犯則取...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 歳出と歳入が一体となって結論が出て、予算が速やかに円滑に執行されることが本当にベストでございましたけれども、残念ながら委員御指摘のとおりの状況となりました。  二次補正を作る、三次の本格的な復興予算作る、併せて来年度の予算編成、税制改正やるというその前...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今回、NPO税制、今回のいわゆる分離税制改正法案に入っておりまして、本当に各党から御理解をいただいておりますが、寄附金文化を助長をしていくのと同時に、理念としてやっぱり新しい公共を推進をする、そういう主体をサポートしていこうという趣旨でございます。  ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 昨日成立した復興基本法に基づいてこれから予算を含めて様々な措置を講じていくということになりますけれども、その基本法のまず第三条に、国は、東日本大震災からの復興に必要な施策に関する基本的な方針を定め、これに基づき、別に法律で定める措置を講ずる責務を有すると...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 復興構想会議がどういう御議論でどういうものを集約するかについては、ちょっと私も何とも言いようがないんです。そこで出てくるものを踏まえた対応をするということでありますが、復興の考え方については、委員の御指摘のような様々な議論があるとは思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 基本的には、約四兆円の第一次補正を着実に執行するということが復興の基盤につながると思うんですけれども、その中でも各党から、こんなところがまだ足りないぞとか、これを急がなければいけないという御指摘もありました。そういう御要請もあったし、また被災地からもいろ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 中山先生の御指摘は、六月九日の第七回復興構想会議検討部会において、ある委員から東日本大震災の被害額と復興費用の推計について報告があったということで承知をしていますけれども、これはあくまで民間の独自の推計であったというふうに思います。  復興に要する額に...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨に沿って配意してまいりたいと存じます。
07月07日第177回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○国務大臣(野田佳彦君) 荒木議員御指摘のとおり、予算の全体の四割を占める歳入に欠陥が出ているという状況が続いております。  ちょうど四月から六月までの執行実績と、それから七月から九月までの各省からの要求が出てきましたので、それをもって現段階で説明できる状況になりましたので会見...全文を見る
07月08日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第25号
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○野田国務大臣 二次補正の概数については、今週の火曜日に閣議決定をさせていただきまして、今月のなるべく早い時期に国会に提出をさせていただこうと思いますが、数字的には一兆九千九百八十八億円という数字になりました。  位置づけは、第一次補正で、先ほども瓦れき処理で三千五百十九億、そ...全文を見る
○野田国務大臣 災害廃棄物処理事業の根拠法である廃棄物の処理及び清掃に関する法律は、放射性物質によって汚染をされた廃棄物の処理についてはその対象としておりません。これはもう委員御案内のとおりでございますが、放射性物質に汚染された廃棄物を災害廃棄物の処理事業として処理することとする...全文を見る
○野田国務大臣 脱税の疑いで逮捕されて今調べられているという状況、その中身はもちろん詳しくはわかりません。わかりませんけれども、その当該企業から二〇〇三年と二〇〇五年に私の千葉県第四区総支部に献金があったという報道、二〇〇三年二十万円、二〇〇五年三十万円、これは陣中見舞いとして受...全文を見る
○野田国務大臣 収支報告書の保管義務の期間からずれていますので、記載しているかどうかというのを直接チェックしたわけじゃありませんが、陣中見舞いとして受け取ったんだろうということは、会食をする関係もございました、二〇〇三年、二〇〇五年という選挙の年でありますので、そういうことは可能...全文を見る
○野田国務大臣 恐らく報道機関の方は過去の収支報告書を保管されている、その都度チェックをされているという中で出てきたことだろうと思うので、私はそれを否定しているわけではないということでございます。  ということで、報道は報道として受けとめて、ただし、まだこの事案が確定をしている...全文を見る
○野田国務大臣 政府としては、六月十七日にまとめた二重債務問題への対応、基本方針に基づいて具体的な支援策を検討していきたいというふうに考えておりますけれども、その際には、三党で御協議をいただいて合意ができるものというものが当然のことながら中心になっていくというふうに考えております...全文を見る
○野田国務大臣 政府内の検討状況、それから党内のいろいろな調整状況等については、先ほど和田政務官が詳細にお話をされましたし、それに加えて中小企業庁からも御説明がありました。あれ以上のことは現時点で私もわかりません。わかりませんけれども、少なくとも、公明党さんや自民党さんその他の野...全文を見る
○野田国務大臣 被災地における事業者の皆さんの中で、営業を継続したいという思いを持っていらっしゃる方が多いと。その思い自体は、基本的には素直に受けとめて、重く受けとめて対応しなければいけないだろうと思います。  ただ、そのこたえる手段がそう単純ではないというところがこの問題の大...全文を見る
○野田国務大臣 御指摘の、六月十七日、関係閣僚会合でまとめられました二重債務問題への対応方針というのは、これは今、政府の対応策の基本的な方針であるということでございまして、今後、被災者が復興に向けて再スタートを切るに当たって、政府として二重債務問題に迅速に取り組んでいくために、中...全文を見る
○野田国務大臣 基本的な考え方は、意欲のある方、可能な限り、今、委員は一〇〇%とおっしゃっていますが、私は一〇〇%まで可能とまで申し上げていないんです、可能な限りと。その中で、きちっと相談がとれるような体制にすべきだろうという御趣旨はよく理解できますし、基本的にはそのとおりだと思...全文を見る
○野田国務大臣 被災地の皆様に寄り添うという意味では、この二重ローン問題への対応というのは大変大きな柱になるだろうと思います。  第一次補正予算でも金融面でのサポートがありましたが、それでは不十分であるということで、今回の第二次補正予算で七百七十四億円の予算措置を盛り込みました...全文を見る
07月12日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第26号
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○野田国務大臣 おはようございます。  目の覚めるような厳しい御質問から始まりましたけれども、御批判は御批判として、これは甘んじて受けとめなければいけないというふうに思います。  ただ、内閣不信任が採決をされる日の菅総理の代議士会での発言については、退陣の時期等は明言をしませ...全文を見る
○野田国務大臣 通常国会の会期末は六月二十二日でございましたけれども、その後、第二次補正、これはいわゆる復旧のために万全を期していくための予算を編成し、それを成立させなければいけないということと、引き続き特例公債法案、これは三党合意もございますが、そうした協議を経ながら、何として...全文を見る
○野田国務大臣 まず、その前の第二次補正予算については、今週末に国会に提出をさせていただきたいというふうに思っております。その上で、いわゆる今度は第三次になりますが、本格的な復興予算については、先月の末に復興構想会議が提言をまとめられました。その提言を具体化していくための基本方針...全文を見る
○野田国務大臣 五日の記者会見というのは、四月から六月の予算の執行、これは実績がまとまった、それから、七月から九月における各省からの要求が出そろったということで、要は、歳出の許容額が四十八兆の中で、九月末までには四十二兆ほど、建設国債を財源とする事業以外はそれぐらい出てくるだろう...全文を見る
○野田国務大臣 素直に読めば、四月二十九日の三党合意の中で盛り込まれている懸案について協議が調うということでありますし、特に党内での私どもの意見集約もしっかりしながら与野党協議をするということだというふうに思います。
○野田国務大臣 ばらまき四Kの見直しという書き方は、三党合意には書いていないというふうに思います。   子どもに対する手当の制度的なあり方や高速道路料金割引制度をはじめとする歳出の見直し及び法人税減税等を含む平成二十三年度税制改正法案の扱いについて、各党で早急に検討を進める。 ...全文を見る
○野田国務大臣 今の十七兆のお話の中に書いてある文章が今読み上げられたことだと思いますが、三党合意については、私が今読み上げたものでございます。  その上で、私どもは、マニフェストの主要政策を、決して、ばらまきあるいは四Kという言い方はしません。  ただし、ただしです、三月十...全文を見る
○野田国務大臣 一体改革について、基本的に反対があったというふうには認識をしていません。  経済の好転が前提になる、その好転というのはどういう条件であるかとか、不断の行政改革の努力、無駄排除の努力をしていかなければいけないとか、そういうことをいろいろ、一体改革を進める際に考えな...全文を見る
○野田国務大臣 御指摘のとおり、二〇一〇年代半ばまでに消費税率、国、地方、段階的に一〇%に引き上げるということで、政府・与党の検討本部で成案としてまとまりました。  この二〇一〇年代半ばについての解釈について、成案決定会合で、与党からは二〇一〇年代半ばについては常識的には二〇一...全文を見る
○野田国務大臣 経済の動向を踏まえた判断の中で、二〇一〇年代半ばという幅を持った、ただし、そうはいっても一定の時期が明確になっている、そういう文言になったというふうに思います。ということは、言葉どおりで言えば、二〇一四年から一六年、それぞれ可能性があるというふうに思います。
○野田国務大臣 国民に言うべきことというのは、これからの社会保障はどうなるんだと多くの国民の皆様が不安に思っていること、それをどうやって我々は改革していくのか、それを支える安定財源は何なのかということは、これはしっかりと丁寧に説明をしていかなければならないというふうに思います。
○野田国務大臣 三党合意を踏まえた主要事項についての見直しはやっていきますが、もともと、衆議院の任期が、ことしの九月というのがちょうど半ば、折り返し点であります。折り返し点までにマニフェストの総括をしていくということを政調を中心にやるということになっていますので、そういう議論を踏...全文を見る
○野田国務大臣 マニフェストと消費税を結びつけてお考えになっていますけれども、マニフェストで書いてあることは、国民のために実行しなければいけない、国民の生活が第一ということでまとめた内容であって、それを私どもはばらまきだとは思っていません。  ただし、さっき申し上げたとおり、大...全文を見る
○野田国務大臣 年金の抜本改革においてどれぐらいの所要額が発生するかについては、まだ確たる数字が出ておりません。  消費税については、高齢者三経費以外に、プラスして、子育て、いわゆる少子化、こうしたものにいわゆる社会保障四経費として充てていくということになっておりまして、年金に...全文を見る
○野田国務大臣 いわゆる最低保障年金、どの段階までもらえるかとか、どこから減っていくかというところの、その制度の設計がないものですから、だから所要額が確定はしていないということであります。
○野田国務大臣 いや、いいかげんじゃなくて、それについてはこれから引き続き具体的な作業に当たっていくということであって、その一〇%まで引き上げるというのは、国、地方合わせて、機能強化にかかわる費用、高齢化の進行等により増大する費用、基礎年金国庫負担二分の一を実現するために必要な費...全文を見る
○野田国務大臣 引き続き検討しているというふうに思います。
○野田国務大臣 それはちょっと厚労大臣に聞いていただかないとわかりませんけれども、この任期は四年の間にどうするかということを対応するということだと理解をしています。
○野田国務大臣 行政事業レビュー点検結果の概算要求への反映額約一・三兆円については、各府省が算出した行政事業レビューの反映額を、行政刷新会議事務局で一定のルールのもとで集計の上、公表されたものと承知をしています。ということで、行政刷新会議事務局でその中の集計の資料は持っているとい...全文を見る
○野田国務大臣 いや、財源でひねり出したということは、要求段階からの中で、まさにその反映額がどれだけかということで、一・三という数字は出てくると思うんです、各府省別に。  ただ、そこで集まった財源を何に使ったかというのは、これはお金に色がついていないので、その使途まではっきりす...全文を見る
○野田国務大臣 たしか歳出削減額が三千数百億、そして鉄運機構の剰余金の国庫納付等で一・数兆というのがあった上で、加えて行政事業レビューの一・三兆を事業仕分けの成果として行政刷新事務局はまとめております。  それは、行政刷新会議そのものが事業仕分けはやっていなくても、同じ手法をも...全文を見る
○野田国務大臣 そういう試みはなかったというふうに思います。
○野田国務大臣 まさに予算の査定という形で、効果であるとか無駄があるかどうか、そういうことはきっちりと財務省としてはやってきているというふうに思います。
○野田国務大臣 財務省の査定のほかに、各省がまさに要求を出す段階で、これまで御指摘いただいたこと、事業仕分けで触れられたこと等々を参考にしながら、横ぐしを通す形で、各省のやっている事業を見直しをしながら予算の要求をするということはこれまでやっていなかったことであって、それはこれか...全文を見る
○野田国務大臣 いや、要求しようとしたところで削って、それを反映したということであります。
○野田国務大臣 まさに、看板のかけかえというお話がありましたけれども、組み替えをしながら、本当に必要なところにお金を充てていくという作業を一生懸命やっているということだと思います。
○野田国務大臣 決してごまかしではないと思っています。行政事業レビューを含めて、あるいは事業仕分けを含めて、これからも不断の努力でお金の使い方については精査をしていきたいというふうに思います。
○野田国務大臣 前段の部分は全く共感します。財政あるいはエネルギー政策について、政権与党時代の総括と反省を踏まえた御発言だと思います。  私どもも、自民党がこんな借金をつくったからとか、原発を推進したからという言い方はしない方がいいと思っていまして、政権与党である以上、現状は苦...全文を見る
○野田国務大臣 重ねて申し上げますけれども、まさに二十兆、四十兆とまで言ったかちょっと知りませんけれども、財源の手当てが、ワンショットのお金を含めて、そういうことができるようなお話をした形跡はあったとは思います。  ただし、マニフェストについては、先ほど来ばらまきというお話があ...全文を見る
○野田国務大臣 私は反対です。
○野田国務大臣 憲法上もいろいろ疑義があると思いますし、加えて、いわゆる国政、地方、そのうちの被選挙権、選挙権のうちの四分の一を付与することにどういう意義があるかわかりません。
○野田国務大臣 個人的にはそう思っています。
○野田国務大臣 なっていません、私、総理ではありませんので、そういう前提に立った御質疑にはお答えすることはできませんが、個人的には、私はいわゆる私的には何度も行ったことがありますが、政府の立場でそれをやることがいいかどうかについては、私は慎重な立場にならざるを得ないというふうに思...全文を見る
○野田国務大臣 社会保障・税一体改革の成案において、重立ったこと四点、消費税の扱いについて申し上げたいと思います。  第一は、社会保障給付に要する公費負担の費用は、消費税収を主要な財源として確保するということ。二つ目は、消費税収については、このうち国分が現在、予算総則上、高齢者...全文を見る
○野田国務大臣 これは六月三十日の、いわゆる社会保障・税一体改革成案について、政府・与党社会保障改革検討本部において成案として決定をさせていただきました。この成案をもって各党にお呼びかけをさせていただき、協議を経て、その上で具体的な制度設計の話もさせていただきたいというふうに考え...全文を見る
○野田国務大臣 政府・与党社会保障検討本部で、国民新党の代表の幹事長や政調会長から御意見がございました。その中で、この案を成案としてこの場所でまとめるということと、それをもって各党に協議を呼びかけることについての御理解はいただきました。  したがって、先ほど自見大臣がおっしゃっ...全文を見る
○野田国務大臣 政府・与党で取りまとめた成案であります。各党に呼びかけた上で、そして協議が調ったときに閣議決定というプロセスをとりますけれども、認識としては、政府・与党の社会保障検討本部において決定した成案という位置づけになっています。
○野田国務大臣 引き上げの幅とか時期とかの具体的なお尋ねであります。  この成案においては、「平成二十一年度税制改正法附則百四条に示された道筋に従って平成二十三年度中に必要な法制上の措置を講じる。」とされておりますので、このスケジュール感の中で、今御指摘のあった引き上げの幅であ...全文を見る
○野田国務大臣 この成案の中で、税制抜本改革は経済の好転を条件として実施することということになっていますけれども、経済の好転、この中身でありますが、「震災の影響等からの景気回復過程の状況、国際経済の動向等を見極め、総合的に判断する」、そういう意味合いだというふうに理解をしています...全文を見る
○野田国務大臣 被災地に例えば消費税を課税しないということは、技術的にはちょっと難しいと思うんですね。だとすると、やはりオール・ジャパン、全国一律に消費税率を上げるときは上げるという対応になると思います。でも、そのお金は社会保障給付にかかわることであって、被災地の皆さんも含めて社...全文を見る
○野田国務大臣 佐々木委員御指摘のとおり、附則百四条に基づいて、今年度末までに法案を提出し、その可決を目指すということでございますので、スケジュール感は御指摘のとおりでございます。
○野田国務大臣 附則百四条に基づいて、今年度中に法案提出ということですから、それまでに、当然のことながら、実施時期をどうするかという具体的な制度の設計を詰めていくことになります。その実施時期をいつにするかということが基本的には大事であって、その実施をする前に総選挙で民意を問うとい...全文を見る
○野田国務大臣 菅総理もその前の鳩山総理も、任期中には上げない、そして、上げるときには信を問うというお話を繰り返してお話しされたというふうに思います。  ということは、実施時期がいつになるかによって、まさにこの命題がクリアできるかどうかだと思いますので、私どもの衆議院の任期は二...全文を見る
○野田国務大臣 民主党のインデックス二〇〇九は、今、佐々木委員の御指摘のとおりの記述がございます。  そして、今般まとまった社会保障・税一体改革成案においては、「いわゆる逆進性の問題については、消費税率(国・地方)が一定の水準に達し、税・社会保障全体の再分配を見てもなお対策が必...全文を見る
○野田国務大臣 特に数字的な検討をしているということではないというふうに思います。
○野田国務大臣 まさにその制度の具体化の中で、そのことも含めて議論をさせていただきたいというふうに思います。
○野田国務大臣 インデックスというのは、これはマニフェストとは違います。その年における政策の議論の集大成がそういうところまで来ているということです。  そういう議論を経たうちに、党における調査会において、昨年末、中間整理を行いまして、今回の成案に記載をした事項が入っておりますの...全文を見る
07月13日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第27号
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○野田国務大臣 お尋ね、どうもありがとうございます。  基本的に、結論から申し上げると、閣内不一致ということではございません。私が申し上げたのは、本格的な復興予算、第三次の補正をつくっていくに当たりまして、まずは、復興構想会議から出てきた提言を踏まえて、今、基本方針を取りまとめ...全文を見る
○野田国務大臣 私のベースラインは、各党の御協力によって今般成立した復興基本法の八条そして九条、これが基本だというふうに思っています。要は、復興の財源、その償還の道筋等々をしっかりとあらわして透明化をしていく。こういう中で、歳出歳入両面からしっかりと見直しをしていくということが基...全文を見る
○野田国務大臣 与謝野大臣も、具体的な税目についてはお話しされていないと思います。消費税についてはどう考えるかを両面から御指摘されていますけれども、具体的な税目はお話しされていません。私も、今、定まった形で具体的な税目を硬直的に考えているというわけではございません。
○野田国務大臣 税と社会保障の一体改革の中で、消費税をもって将来の社会保障給付に充てていくということを定めておりますので、消費税の基本的な役割というのは一体改革の中での位置づけられているものであるというふうに私も承知をしております。
○野田国務大臣 特区については、御党からの御提起あるいは復興構想会議からの提言にも出ていまして、大変重要な考え方だと思いますので、今月中にまとめる基本方針の中でその制度設計を詰めていきたいというふうに思います。  その中で、特に基金についてのお尋ねがございました。復興構想会議の...全文を見る
○野田国務大臣 山本委員御指摘の七月五日の記者会見でございますけれども、四月から六月までの予算の執行実績が出ました。加えて、七月から九月までの各省の要求というものが出てまいりました。こうした数字的な背景を踏まえまして、建設公債を財源とする事業等の執行分を除いた累積支出額が九月末で...全文を見る
○野田国務大臣 野党の協力が得られないからということを強調した会見は、したつもりは全くございません。この法案が通らない場合の現実的な対応をどうしなければいけないかということを危機感を持ってお話をしたわけでございまして、与野党の協議が大事であることは間違いありませんけれども、特に政...全文を見る
○野田国務大臣 一義的には、政府・与党がしっかり御説明をして野党の御理解をいただくというその努力をこれからもさせていただくということで、責任は政府・与党だというふうに思います。
○野田国務大臣 政府では、特例公債法案を担当する私でございます。
○野田国務大臣 きちっと説明責任を果たしていきたいと思いますし、これは政党間協議にゆだねている部分もありますので、特に与党側の交渉当事者とはしっかり緊密に連携をとっていきたいというふうに思います。
○野田国務大臣 例えば子ども手当ですと、御党、そして公明党さん、私ども、私どもは城島政調会長代理でございますが、城島政調会長代理とは意見交換をしっかりさせていただいております。
○野田国務大臣 背水の陣の覚悟を持って臨んでいきたいというふうに思います。
○野田国務大臣 そういう覚悟で頑張っていきたいというふうに思います。
○野田国務大臣 お答えをいたします。  今回の成案の中では、佐々木委員御指摘のとおり、二〇一〇年代半ばまでに段階的に消費税率、国、地方、一〇%に引き上げると。その目的は、社会保障の安定財源を確保することと同時に、財政健全化の同時達成という意味であります。  財政運営戦略は、委...全文を見る
○野田国務大臣 消費税については所得が低いほど負担感が強い、いわゆる逆進性の問題点が指摘をされていることについては、これは十分に念頭に置く必要があるというふうに思います。
○野田国務大臣 逆進性の本格的な対応については、いわゆる法制化をしていくときの具体的な制度設計の中でしっかり議論していきたいというふうに思いますけれども、どちらかというと、これまでの民主党の税と社会保障の調査会の中間整理であるとか、そういうものを踏まえると、軽減税率、いわゆる複数...全文を見る
○野田国務大臣 この図表でいうと、一%分ということだと思います。
○野田国務大臣 少なくとも、こういう改革をしないと家計における社会保障給付のいわゆる支援というのができなくなるという意味でやろうということであるということで、今、一%プラスアルファということがございましたが、ちょっと数値的に正確に押さえるのは難しい話でありますけれども、そういう意...全文を見る
○野田国務大臣 努めたいというふうに思います。
○野田国務大臣 これは内閣府が取りまとめたリサーチペーパーでございまして、消費税のいわゆる逆進性を考えるに当たって、ある一時点の所得だけではなくて、生涯所得と消費税負担といった視点からの分析も踏まえる必要があるとの観点から、海外であるとか我が国のこれまでの研究における生涯所得で見...全文を見る
○野田国務大臣 私は、出てきたリサーチペーパーしか見ていませんので、その「論座」を読んでいませんので、後でよく拝見させていただきたいと思います。
○野田国務大臣 リサーチペーパーを取りまとめるに当たって、内閣府が責任を持ってやったと思いますので、今の御指摘を踏まえた対応をさせていただきたいというふうに思います。
○野田国務大臣 大変興味深くお二人の議論を聞かせていただきました。  最後の御質問のところでありますけれども、要は、日銀の国債のいわゆる引き受けというのは、これはやはり、日本の場合には、過去の経験、これを重く見なければいけないと思います。戦前戦中のあのハイパーインフレの経験とい...全文を見る
○野田国務大臣 前回も直球の御質問をいただいて、直球で答えてしまって、いろいろ皆さんに御心配をおかけしました。  今も、ちょっと多岐にわたる御質問だったと思うんです。それぞれ、私は、御批判を甘んじて受けるしかないというふうに思っています。  特に、あの原発の関連、先週の衆議院...全文を見る
○野田国務大臣 私は、総理が代議士会でお話をされたこと、そしてその後、記者会見でもお話しされたこと、これを私は額面どおりに受けとめております。やらなければいけないこと、三つほど挙げました。それを震災復興のために一定のめどという言葉であらわしましたけれども、これは額面どおりであって...全文を見る
○野田国務大臣 齋藤委員の御指摘のとおり、一つには、やはり民間の皆さんが寸断されたサプライチェーンの修復を急ピッチで進めていらっしゃること等々、いろいろな困難がある中で頑張っていらっしゃるということは、これは大変重要な事実だろうというふうに思います。  加えて、政府においても、...全文を見る
○野田国務大臣 齋藤委員御指摘のとおり、四月の一日に各大臣に御協力の要請をさせていただきました。それは、平成二十三年度予算の執行に当たって、具体的には、公共事業、施設費について、五%を一つのめどとして執行を一たん留保していただくこととする内容です。  これは、公共事業、施設費に...全文を見る
○野田国務大臣 留保の対象から除外をされるというのが、東日本大震災による震災対応にかかわるもの、それから国民生活の安全、安心にかかわるもの、その他上記に準ずる経費ということで、基本的にはやはり震災対応を最優先にするための執行の留保であって、総額を減らすのではなくて、留保しながらま...全文を見る
○野田国務大臣 齋藤委員の産業の空洞化に対する危機感は、これは全く私も共有をしています。  過去二回、その取り組みをされてきたから、まさに御専門だと思いますけれども、今回の産業の空洞化というのは、一つは税の問題もあると思います。法人税については、でも、実効税率を五%削減するとい...全文を見る
07月14日第177回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第5号
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○野田国務大臣 宅地被害に関する支援制度としましては、被災された個々の宅地の補修について、ただいま執行中の平成二十三年度の一次補正予算においても、住宅金融支援機構による災害復興住宅融資の金利引き下げ等を盛り込むとともに、宅地のみに被害が生じた場合の融資制度を新設したところでござい...全文を見る
○野田国務大臣 宅地被害については、石井委員の御提起もございましたし、先月末に復興構想会議のまとめられた提言の中にも、大規模な被害を受けた住宅の再建や宅地の復旧のための支援についての言及がございました。こうした復興対策に向けての御提言などを踏まえまして、先ほど国交大臣が御説明され...全文を見る
○野田国務大臣 まず、お尋ねの税と社会保障の一体改革は、これは財政健全化との同時達成というのが目標でございます。その意味で、社会保障改革については、民主党のマニフェストが反映されていないという一刀両断の話ではなくて、民主党内のさまざまな議論を経て、社会保障のあるべき姿をきっちりと...全文を見る
07月15日第177回国会 衆議院 本会議 第33号
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○国務大臣(野田佳彦君) 今般、東日本大震災の当面の復旧対策に万全を期すため、必要な財政措置を盛り込んだ平成二十三年度第二次補正予算を提出することといたしました。その御審議をお願いするに当たり、補正予算の大要を御説明申し上げます。  甚大な被害をもたらした東日本大震災の発生から...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 山本議員から、交付国債発行限度額及び政府保証枠の根拠及び追加措置の可能性についてのお尋ねがございました。  当面必要となる損害賠償額は明らかではございませんが、被害者への迅速かつ適切な損害賠償を実施するため、十分な額の交付国債を機構設立までに準備してい...全文を見る
07月15日第177回国会 衆議院 予算委員会 第25号
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○野田国務大臣 お待たせをしまして御無礼いたしました。  平成二十三年度第二次補正予算の大要につきましては、既に本会議において申し述べたところでありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、改めて御説明申し上げます。  最初に、一般会計予算の補正について申し上げます。...全文を見る
07月15日第177回国会 参議院 本会議 第26号
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○国務大臣(野田佳彦君) 今般、東日本大震災の当面の復旧対策に万全を期すため、必要な財政措置を盛り込んだ平成二十三年度第二次補正予算を提出することといたしました。その御審議をお願いするに当たり、補正予算の大要を御説明申し上げます。  甚大な被害をもたらした東日本大震災の発生から...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 柴田巧議員からは、私には予備費と財政民主主義についての御質問がございました。  今般の補正予算については、議員御指摘のとおり、東日本大震災復旧・復興予備費として八千億円を計上させていただいております。この補正予算の趣旨に鑑みまして、当該予備費の使途につ...全文を見る
07月19日第177回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○野田国務大臣 まずは、三月十八日の協調介入について評価をしていただきまして、ありがとうございます。  三月十一日に未曾有の大震災が発災をして、まさに国難という状況の中で、約一週間たったときに、為替のマーケットにおきまして、まさに無秩序な動きと過度な変動がございました。これが三...全文を見る
○野田国務大臣 事実関係の御確認でございますので、私の方からお答えいたしますが、今回の二次補正の財源、決算剰余金一兆九千九百八十八億円、御指摘のとおりでございます。  第一次補正予算で復旧の予算を組みましたが、今回の性格は、復旧の万全を期すためという位置づけのもとで各種事業を行...全文を見る
○野田国務大臣 三次補正については、今月中に復興の基本方針をまとめて、その後、したがって、八月以降に実務的に準備に入っていくということでございまして、十一月云々という定まった時期ではございません。
○野田国務大臣 三次補正をつくるプロセスはさっき申し上げたとおりでございます。その中で、医療に対する対応については、それまでの間にどういう形に結論を出していくかということになるかと思います。
○野田国務大臣 総理の御意見と同じでございます。
○野田国務大臣 別に反対しているという事実はございません。機構法の枠組みの中で、交付国債、政府保証、こういう形で、東電が賠償責任を果たすために国としても万全を期すというのが基本的な姿勢でございます。
○野田国務大臣 制度の枠組みとしては今申し上げたとおりです。運用面において改善すべき点があったら、これはしっかりお聞きしていきたいと思います。
○野田国務大臣 お答えいたします。  財務省としては、被災地域における公共工事の前金払いの割合の引き上げの特例を設けたり、あるいは、補助事業者の資金繰り負担の軽減を図るため、概算払いの協議に積極的に対応することとし、さらに、今御指摘のあった、公共土木施設等の災害復旧事業における...全文を見る
○野田国務大臣 一分以内にお答えしたいと思います。  この立会というのは、事業費が経済的になっているかどうか、あるいは工事費の積算は適正であるかというための必要な措置なんです。この姿勢は変えてはいけないと思いますが、硬直的な対応とか、これはあってはならない、避けなければいけない...全文を見る
07月20日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第29号
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○野田国務大臣 ただいま議題となりました平成二十二年度歳入歳出の決算上の剰余金の処理の特例に関する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  今般、東日本大震災の当面の復旧対策に万全を期すため、必要な財政措置を盛り込んだ平成二十三年度補正予算(第2号及び...全文を見る
○野田国務大臣 今井委員の問題意識は、私も共有をしているつもりであります。  為替の問題、税制の問題、関税の問題、あるいは電力料金の問題等々含めて、産業の空洞化が進んだ場合には大変深刻なことになるというふうに思いますし、そうなった場合には、極東の片隅に位置する小さな島に、お年寄...全文を見る
○野田国務大臣 先般成立をしました復興基本法におきまして、復興の基本理念については、「被害を受けた施設を原形に復旧すること等の単なる災害復旧にとどまらない活力ある日本の再生を視野に入れた抜本的な対策」などの推進がうたわれております。これらの基本理念にのっとりまして、七月中に政府と...全文を見る
○野田国務大臣 徳田委員のお尋ねは、剰余金が発生した税収の上振れ要因についてのお尋ねでございます。  二十二年度の一般会計税収については、二十二年の十月時点までに判明していた課税実績を織り込むなどして、補正後予算額を三十九・六兆円と見込んでおりました。  今般の二十二年度決算...全文を見る
○野田国務大臣 徳田委員の御指摘のとおり、三月十一日の東日本大地震の発災後、経済にはさまざまな影響が出ていると思います。  御指摘があったとおり、サプライチェーンの寸断、それから電力不足の問題、加えて風評被害、原子力の事故がありましたので、企業とか個人の心理のまさに影響、マイン...全文を見る
○野田国務大臣 もうこれは委員も御指摘のとおりであって、現時点で確たることを申し上げることは大変難しいんですが、二十三年度の税収の見通しというのは、二十二年度の税収の決算、それから二十三年度税収の課税実績や経済見通しなど、さまざまな要素を踏まえて考える必要があるというふうに思いま...全文を見る
○野田国務大臣 問題意識は全く共有できると思います。震災対応であるとか、一体改革とか、財政再建、こういうものは、どの内閣でももう先延ばしできない、避けて通ることのできない、そういう課題であって、これは、政治を前進させるために、特に政府・与党がまず一生懸命汗をかいて、野党の皆さんと...全文を見る
○野田国務大臣 今回御審議をいただいている第二次補正予算については、第一次で四兆円で復旧型の予算をつくらせていただきました。瓦れきの処理とかを含めて相当程度、復旧の事業には十分、まあいろいろな見方はありますけれども、スタート段階としては、私は四兆というのは決してリトルではないとい...全文を見る
○野田国務大臣 当然、現地に行って汗をかかれて、そしてさまざまな声を聞いていただいた声を、政府の中でも、あるいは党内においても、そういう御意見をちょうだいしながら編成させていただいているというふうに認識をしております。
○野田国務大臣 財源の議論を十分しないで、しかも、それも与野党合意可能な財源論がちゃんと議論で集約をされていない中で安易な国債発行をしながらというやり方はとらなかったということでありまして、今回成立をした復興基本法の八条、九条で、財源にかかわる記載がございます。  そういうもの...全文を見る
○野田国務大臣 阪神・淡路大震災と決定的に違うのは、規模の大きさ、そして、今回やはり津波被害によって行方不明者が相当数出たということなんですね。  ツーレートというお話もよくされます、ツーリトルとあわせて。私は、決してこれはツーレートではないと思っていまして、例えば、予備費の使...全文を見る
○野田国務大臣 先ほど申し上げたとおり、当面の復旧については、先般通った一次と、そして今御審議いただいている二次です。  本格的な復興予算をつくるに当たっては、復興構想会議に青写真をつくることをお願いしておりました。それが六月末に出てまいりました。その御提言をいただきながら政府...全文を見る
○野田国務大臣 二重ローンの問題については、これは、私ども民主党、そして御党、公明党さんで、三党間で、まさにどういう対策が必要かについてずっと協議を真摯にやってこられたというふうに思います。その中で、第一次合意案として取りまとめられた考え方を踏まえて、今回の二次補正予算では、二重...全文を見る
○野田国務大臣 これまで自民党から三次にわたって御提言をいただきました。五百四十四項目あったと思います。そして、今般は十七兆円規模の予算のいわゆるお考えをまとめたということは承知をしております。それらの中で、参考になるもの、ぜひ取り入れなきゃいけないなと思ったものについては、一次...全文を見る
○野田国務大臣 どうもありがとうございます。  豊かな田舎をつくる、豊かな地方をつくるということは、私、心から共感します。どう見てもシティーボーイには見えないと思うんですが、私の父も富山県の出身で農家の六男坊で、母も千葉のいわゆる町の中ではなくて農家の十一人兄弟の末っ子でありま...全文を見る
○野田国務大臣 四月二十九日の三党間の合意、そして、今般成立したあの基本法の中での八条、九条の中で、復興債の位置づけというか、透明化等々含めて償還の道筋を明らかにする、大事な観点を御示唆いただきました。それを踏まえて、今、基本方針を定める中で、当然、方針の中では、復興財源をどうす...全文を見る
○野田国務大臣 もう既に竹内委員の御質問の表現の中に出てきているかと思うんですけれども、過去にもこういう形の措置をとったことがあります。  今回、新たな国債を発行しないという中で、復旧については第一次補正で四兆円規模のものをつくっておりましたが、さらに万全を期すためのさまざまな...全文を見る
○野田国務大臣 これは前も御答弁して、へ理屈としておしかりを受けたんですけれども、国債整理基金、まさにこれは減債制度の根幹、国債償還ルールの根幹だと思います。その根幹のルールを大きくこの時期に変更することのリスクはあると思うんです。  一方で、この剰余金の扱いは、根幹ではなくて...全文を見る
○野田国務大臣 これは多分、いろいろな見方があると思うんですね。  本当に未曾有の大震災を受けての対応なので、異例のことでも大目に見てくれるのではないかという見方もありますし、一方で、そこで一つ間違えると、財政規律が大変緩んでいるかのような印象を与えて、もろもろの影響が出てくる...全文を見る
○野田国務大臣 余り為替の状況を、詳細な分析をするということは、では、その対策はどうのという水準観とか相場観とかとなってしまうと適切ではないと思うんですが、日本の経済のファンダメンタルズがストレートにあらわれているということではなくて、どうしても欧米の財政の問題や経済の問題の影響...全文を見る
○野田国務大臣 きのうの予算委員会で、今の現状について日銀の副総裁にお尋ねがあって、御答弁をされていました。その御答弁を聞いていても、現状認識について厳しく思っていることについては私どもと共有しているというふうに思いました。  先ほど、副大臣が御答弁されましたけれども、さまざま...全文を見る
○野田国務大臣 くしくも、昨年九月の単独介入、ことしの三月十八日の協調介入という、自分の任期中に二つの種類の介入をせざるを得なかった、そういう立場でございます。やはりそのときの対外的な説明の仕方というのは、過度な変動、無秩序な動きがあったということを踏まえての対応として御説明をし...全文を見る
○野田国務大臣 金利はさまざまな要因で決まるものでありますので、特例公債が成立がおくれている、あるいは成立しないということをもって直ちに金利が上がるかどうかというのは、この市川参考人のような御意見もあると思います、確かにあるとは思います。一方で、マーケットの関係者の中では、特例公...全文を見る
○野田国務大臣 一つの復興財源をめぐる御見解だとは思います。  やはり考えなければいけないことは、復興構想会議から出された御提起の中では、今を生きる世代によって負担を分かち合っていくということです。とすると、仮に復興債を出すとすると、そんなに何十年というなだらかな緩やかなやり方...全文を見る
○野田国務大臣 まずはボトルネックを除去することだと思うんですね。先ほど徳田委員とのやりとりの中で、日本の経済の下振れ要因は、大震災発災後、原発の事故が収束を完全にしていないことにおける実態的な面と心理的な面の影響、それからいわゆる供給網の寸断の話、電力不足そのものの話を申し上げ...全文を見る
○野田国務大臣 復興基本法の中でも、財投資金あるいは民間資金の活用ということも財源として積極的に活用するというふうに書いてありますので、それは必ずしも、だから一つの何か定まった増税だけではなくて、さまざまなお金の使い方、資金の活用の仕方はあるだろうと思います。  レベニュー債に...全文を見る
○野田国務大臣 その覚悟を決める前の、もうちょっと勉強をさせていただきたいというふうに思います。
○野田国務大臣 今般の補正予算において、被災中小企業者の震災からの着実な復興のため、二重債務問題に適切に対応するための支援として、合計七百七十四億円を計上させていただいておりますし、佐々木委員がお示しをしていただいている資料に詳細書いてございますが、七百七十四億円です。  これ...全文を見る
○野田国務大臣 そういう理解でよろしいかと思います。
07月20日第177回国会 衆議院 予算委員会 第27号
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○野田国務大臣 農水省とよく検討させていただきたいというふうに思います。
07月21日第177回国会 参議院 予算委員会 第21号
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○国務大臣(野田佳彦君) おはようございます。  平成二十三年度第二次補正予算の大要につきましては、既に本会議において申し述べたところでありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、改めて御説明申し上げます。  最初に、一般会計予算の補正について申し上げます。  歳...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 六月二十五日に復興構想会議から青写真が出ました。それを踏まえまして、現在、政府内において復興に向けての基本方針を議論をさせていただいております。その基本方針は今月中に取りまとめるという、そういうスケジュール感で進めております。  その基本方針の中には、...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 財政運営戦略は、これは向こう十年間の財政健全化の道筋ですけれども、中期財政フレーム、これは、三年間の財政健全化の道筋については毎年、年の半ば、年央に見直すことになっています。そろそろもう年央なんですけれども、今回の作業に当たっては、税と社会保障の一体改革...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 例年、平年度ベースですと、大体七月に組替えの基準等を作って、八月までに各省から要求を出していただくという作業になりますが、先ほど申し上げたとおり、中期財政フレームの見直しが復興財源の検討の後になりますので、当然のことながら、その組替え基準、要求、少し作業...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 大変貴重なアドバイスとして受け止めさせていただきたいと思いますし、そういう趣旨に沿って作業をさせていただきたいというふうに考えております。
○国務大臣(野田佳彦君) いえ、広報委員長でしたが、そういうお金の流れは知りませんでした。
○国務大臣(野田佳彦君) きちっと説明をしながら、納得できるものなら納得していただけるようにすることが必要だというふうに思います。
○国務大臣(野田佳彦君) まだ頭の中で整理はできていません。
07月22日第177回国会 参議院 予算委員会 第22号
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○国務大臣(野田佳彦君) 今回の二次補正の性格付けは先ほどの総理の御答弁のとおりでございますけれども、予備費については、これは復旧復興に限るという位置付けの中で、予見し難い事態があったときに緊急的に対応できるようにということでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) 三次補正の財源の在り方は今議論している最中でございますが、決してその組替えの材料にしようという考えはございません。
○国務大臣(野田佳彦君) だから、限定はしていないわけでありますので、何かあったときに対応すると、あるいは地域の実情によって必要性が出てきた場合には対応するということでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) 憲法八十七条に基づいて、事後にきちっと御承認を得るという民主的な統制を得ることになっています。
○国務大臣(野田佳彦君) 先ほど申し上げたとおり、八十七条に基づいて事後に御承認を得られるように全力を尽くします。
07月25日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第15号
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○野田国務大臣 谷委員にお答えをさせていただきます。  きょうは参議院の先生方もたくさんお見えでございますけれども、きょう成立させていただいた第二次補正予算の中で、御指摘のとおり、福島県から御要望がありました基金、九百六十二億円を措置させていただきました。  今御審議をいただ...全文を見る
○野田国務大臣 額的なものはよく精査させていただきたいというふうに思いますけれども、先ほど申し上げたとおり、二次補正の予備費あるいは三次補正で適切に対応したいと思います。
07月25日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第18号
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○国務大臣(野田佳彦君) ただいま議題となりました平成二十二年度歳入歳出の決算上の剰余金の処理の特例に関する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  今般、東日本大震災の当面の復旧対策に万全を期すため、必要な財政措置を盛り込んだ平成二十三年度補正予算(...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 温かいねぎらいのお言葉をいただきまして、ありがとうございます。  大久保委員御指摘のとおり、第一次補正、五月二日に成立をさせていただきましたときも、新たな国債を発行せずにという、そういう観点で四兆円組まさせていただきました。今般の第二次補正についても、...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 御指摘のとおり、EU内の経済、金融の安定化に資するために相応の貢献をしようということでEFSF債の購入を一定割合させていただいておりますし、基本的にはこれからもそういう取組をしていきたいというふうに思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 外為特会のそもそもの目的は、為替介入等々を踏まえて、要は為替市場の安定化に努めるということが最大の目的だと思います。  その目的の範囲の中で何ができるかについては、先ほどリーマン・ショックの後のJBICの対応などをお触れいただきましたが、そういう研究は...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 本格的な復興予算に先行して第一次補正予算で復旧型予算を作りましたけれども、その復旧のために更に万全を期すためというのが今回の二次補正予算の位置付けでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) 被災地の声で集約して言うと、いろんな課題がありますが、やっぱり見通しだと思うんです。その見通しの中で一番確定的ではないのは、旧に戻すだけではなくて、きちっとした復興の青写真をつくった中で町づくり等々がどうなっていくか、これ土地利用の計画等々もありますけれ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 国債の償還に資するためでありまして、半分はきちっと国債償還に資していくと、剰余金が発生した場合にはですね、というそういうルールが従来からあって、今回はだから特例的にお願いをして、復旧のための財源にさせていただくということでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) 新たな国債を発行しないという観点で作った予算であります。
○国務大臣(野田佳彦君) 仮に国債発行の点のみを単純に考えれば、それは委員の御指摘のとおりなんですね。剰余金繰入れを停止をすることによって当該剰余金を財源として活用するということは赤字国債を発行しないということになります。だけど、赤字国債を発行することで財源を賄うということになり...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 実態はそういうことでありますが、しかしながら、新たな国債発行をしないという観点で作った予算ということでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) 総理と御相談しながらまとめをさせていただきました。
○国務大臣(野田佳彦君) 御相談をしながら骨格を固めましたけれども、各省へのこういう要求はいつまでに出してくださいを含めての方針は総理の御指示として六月十四日に出したものでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) それぞれ事情があるでしょうけど、委員のおっしゃったとおりの基本的な方向の中で、可能な限り政府が何ができるかということを考えていくことだというふうに思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 今回の二次補正予算では、額としては七百七十四億で、項目としては、基本的には三党における第一次合意ができたようなものを中心としてまとめた七百七十四億円であります。  もちろんこの予算措置の分ではなくて、野党の方からは立法措置というお話もありますけれども、...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 現時点での政府の方針は、中小企業基盤整備機構と地域金融機関が出資する債権買取りに係る新たな機構を新たな立法を待たずに早急に立ち上げる方針というふうに承知をしています。
○国務大臣(野田佳彦君) 今も申し上げました、現時点における政府の今の方針はそういう形で取り組もうとしているということを申し上げました。  今の国会の審議の状況については、これは与野党の真摯な御議論が参議院においても衆議院においてもされた中で成案がまとまることを強く期待をしたい...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 被災者の生活を取り戻す、そして見通しが立てるようにすることが政治の責任だと思います。それは与党、野党関係なく、いいアイデアあるいは実態を踏まえた御提起については真剣に耳を傾けていきたいと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) ちょっとどの方がどういう御発言をされたかは承知していないんですけれども、一次の執行が遅れているからというその因果関係はないというふうに思います。  四兆円の第一次補正についてはいろいろと執行が遅いという分野もある、その御指摘は真摯に受け止めなければいけ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 復旧復興のための予備費であって、それ以外に使えないんですけれども、その復旧復興のためのものでも、予見し難いことが起こって緊急的に対応しなければいけないときに臨機応変に使えるお金という位置付けで八千億円の今回の予備費、措置をとらさせていただいているというこ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) もう御承知のとおりの中身でございますが、その中には二重ローンの対策であるとか被災者生活再建支援に関係する経費であるとか原子力損害賠償関係経費、このほかのところが予備費と交付税です。  交付税については、これは自由勝手に使えるお金として、これは是非被災地...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 産業の空洞化は是非これは回避しなければいけないというふうに思っています。その上で、為替については、三月十八日はこれは過度な変動、無秩序な動きがあったということで各国にも御理解いただいて協調させていただきました。今回もこれはマーケットを十分注視していかなけ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) よくこれ厚労省と人間的な対話をしたいというふうに思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 予備費については、各省の大臣あるいは各庁のトップからいわゆる調書が上がってきて、積算の根拠であるとか理由等々、それを踏まえて私の方で調査をさせていただいて閣議決定するという仕組みでございますので、担当する省庁からそういう形の動きがあったときに対応していき...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) これまでも特別会計の剰余金、積立金については最大限活用をさせてきたつもりでございます。復興財源については、これは歳出歳入両面から幅広く検討させていただきたいというふうに思っておりますので、今の段階でどの案がまずいとかという、つれないことは言うつもりはござ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 復興にどれぐらいのお金が掛かっていくのかというその積算はいろいろ今やっています。その今おっしゃった数字が正しいかどうかは別として、一定の数字を挙げながらの検討が始まったところではございますが、その一体、財源、何を充てるかについては、これはまだ幅広く検討し...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 委員いみじくもおっしゃったとおり、外国為替市場へのインパクトを最小限に抑えると、本当にそれで済むかどうかという、窮余の策というお話もございました、その辺の懸念がやっぱり払拭できないでいるなというふうに思います。  ということは、やっぱり財政規律上の懸念...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) いずれにしてもよく検討させてください。
○国務大臣(野田佳彦君) 前回の委員会で確かにそのようにお答えをさせていただきました。国債整理基金の定率繰入れというのは、これは日本の減債制度、国債償還ルールの根幹であるということ、今回のこの利益剰余金については、これは毎年発生するとは限らないものでございますので償還の中でのいわ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 与謝野大臣の御発言の趣旨は私も承知をしておりますけれども、二十三年度の税収の見通しというのは、二十二年度税収の決算、それから二十三年度税収の課税実績、これまだちょっと微々たるものであります、加えて経済見通しなど様々な要素を踏まえて検討するということになっ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 一般論でございますけれども、補正予算において税収の補正を行うことはありますけれども、その際の歳出項目の補正や他の歳入項目の補正がどのようなものになるかによって、その時々の補正予算はいろいろまちまちになります。  復興との関連で申し上げますと、復興に必要...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) いや、まだ、だから、減額補正になるかどうかというのはまだ分かりません。
○国務大臣(野田佳彦君) 予備費を活用するプロセスは委員の御指摘のとおりです。各省から調書を作っていただいて上げていただいて、それを調査した上で使用書を私の方で作って閣議決定すると。  これは、だから、今回のこの予算が通ったら一斉に皆さんお願いしますという話ではありません。被災...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) あくまで、これ三次の補正の本格復興予算までの間に何か起こったときにはこれはすぐ迅速に対応したいと思うんです。これは、発災が三月十一日だったんですけど、最初の予備費の活用の決定って三日後にやっています。というように、何かあればいつでも対応すると、そういう性...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) まずは、中小企業基盤整備機構の手持ちのお金がこれ基本になるというふうに思います。  これは額がどれぐらいかですが、平成二十二年度の決算ベースで、本年三月末時点で事業実施に充当し得る資金として約二千八百億円を保有をしていました。このうち、既に本年の六月に...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) これ、各県の債権総額イコールではないというふうに思っていますので、そこはその事業がスタートした段階からどういう進捗をしていくかということをよく見ていきたいと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 一次補正予算の執行状況について、これ主な事業について御説明をしたいと思いますが、例えば瓦れき処理につきましては、生活場所近くを中心に全体の四割が撤去されたと承知をしています。交付決定額は予算額の一割に満たないという状況ですが、環境省職員の現地支援により支...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) そういうアクシデントの類いというよりも、被災地の実情を把握していきながら必要な事業が新たに分かってくる、まあもちろんある程度もう見えている部分もあるかもしれませんが、その詰めた議論ができてくると、そういうときの対応ということだと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 今月中ということですから今週末がめどになりますけれども、復興の基本方針を定めていきたいと思いますし、それ当然のことながら復興の財源の議論もかなり明確化していきたいと思います。それを踏まえて、したがって八月以降になりますが、第三次補正の準備を急いで取り組ん...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨に沿って配慮してまいりたいと存じます。
07月25日第177回国会 参議院 予算委員会 第23号
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○国務大臣(野田佳彦君) 委員の御指摘のとおり、今回の第二次補正予算では、中小企業向けの相談窓口の強化など、今項目は羅列をしていただきましたけれども、総額は予算措置七百七十四億円を盛り込んでおります。  これ、予算措置には入っていませんけれども、先ほど来議論が出ている新しい機構...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 予算の中身でございますので、私の方からまずお答えさせていただきたいと思います。  御指摘のとおり八千億円の予備費を計上していますが、これは使途は限定をしておりまして、東日本大震災に係る復旧及び復興に関連する経費以外には使用しないということでございますが...全文を見る
07月26日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第30号
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○野田国務大臣 木内委員にお答えをさせていただきたいと思います。  今までのやりとり、大変興味深く拝聴させていただきました。年金の積立金というのは将来の年金給付につながるわけですので、基本的には安全性、効率性という観点での運用が大事だろうと思います。その中で、先ほど来議論があっ...全文を見る
○野田国務大臣 近藤委員からは、日本政策金融公庫の震災への対応状況、実績等々の御質問をいただきました。  日本政策金融公庫は、平成二十三年度の第一次補正予算の成立を受けまして、既存の震災関係の融資制度を大幅に拡充した東日本大震災復興の特別貸し付けを新たに創設いたしました。同公庫...全文を見る
○野田国務大臣 近藤委員におかれましては、地元を汗をかきながら一生懸命歩いている、その現地、現場主義からの御意見をいただきました。大変ありがとうございます。  東日本大震災復興特別貸し付けにおいては、東日本大震災による直接的もしくは間接的に被害を受けた事業者のみならず、風評被害...全文を見る
○野田国務大臣 二〇〇九年のマニフェストを掲げて戦った選挙、それを踏まえて、これからいろいろ具体的な御指摘もあるかもしれませんけれども、子ども手当とか高速道路の無料化等々、基本的には恒久財源を確保しながら実現をしてまいりました。(赤澤委員「委員長、質問に答えませんよ。謝罪しないん...全文を見る
○野田国務大臣 今、だんだんとそういう方向になってまいりますので。  それを踏まえてずっと対応してまいりましたけれども、状況が変わったことが二つあると思うんです。一つは、昨年の参議院選挙で敗れて、自分たちの思うことがすべて実現できる環境ではなくなったということ。それからもう一つ...全文を見る
○野田国務大臣 あのマニフェスト自体は、四年間でお約束をして実現をしていくという過程でありました。  財政状況が大変厳しい中、先ほど申し上げたとおり、マニフェストの主要項目については、歳出削減とそして税制改正で財源を確保しながら、二年間で三・六兆ということでございましたけれども...全文を見る
○野田国務大臣 だから、四年間かけてできなくなったということを今申し上げているわけでございます。  その上で、財政の見通しについては、確かにそのとおり、すべて、いわゆる満願成就ができるまでは難しいということを、それは総理がおっしゃって、財政の見通しに甘さがあったというふうに表現...全文を見る
○野田国務大臣 先ほど申し上げたとおり、満願成就できるまでは難しいだろうということは、それは総理と同じであります。
○野田国務大臣 私は、鳩山内閣のときの財務副大臣でございました。それは事実でございます。財務副大臣として、鳩山内閣の中で、特にマニフェスト主要事項についての取り組みを一緒に汗をかかせていただきました。  ただし、さっき申し上げたとおり、状況が大きく変わったということがあります。...全文を見る
○野田国務大臣 復興の基本方針を今週中にまとめて、それを踏まえて第三次補正の編成作業に入ってまいります。そして、その後に来年度予算編成に入ってまいりますが、この際には、四月二十九日に御党も含めて取りまとめた、政策責任者による三党合意があります。三党合意を踏まえて子ども手当等の協議...全文を見る
○野田国務大臣 まとまらなければ今の大事な課題を乗り越えていけないわけですから、必ずまとめていかなければいけないと思います。
○野田国務大臣 マニフェストは既に修正せざるを得なくなっているということです。例えば、高速道路の無料化という社会実験は中止をして、復旧復興のための第一次補正予算の財源にさせていただきました。そして今、子ども手当の協議もさせていただいております。  先ほど申し上げたとおり、これか...全文を見る
○野田国務大臣 先ほど来ずっとマニフェストの話が出てまいりましたけれども、何か新しい事業をやって、お金がかかる事業については、これからは抑制せざるを得ないということがあります。ただ、お約束したことの中で、例えば自分たちが身を切ること、例えば国会議員の定数削減等々、こういうことはし...全文を見る
○野田国務大臣 昨年の六月に財政運営戦略をまとめさせていただきました。この運営戦略については、御案内かとは思いますけれども、二〇一五年までに基礎的財政収支、対GDP比の赤字幅を半分にしていく、二〇二〇年から黒字化しながら、その後は債務の残高を縮減していく、そういう計画をまとめさせ...全文を見る
○野田国務大臣 本来ならば、歳出削減はその分赤字国債発行を抑制していくというところに使うというのが、基本的な財政運営の考え方だと私も思います。  その上で、一方で、政権交代の意義というのは、資源配分を変えてお金の使い方を変えることによって、今まで眠っていた事業あるいは切り開いて...全文を見る
○野田国務大臣 今の御質問の前に、亡国のマニフェストという表現がございました。それは、対峙する立場からはそういう評価をすることはあり得るとは思います。  ただ、私たちは、これは国民の生活第一という理念のもとにまとめたマニフェストであって、政策目的が何にもないならば、それはばらま...全文を見る
○野田国務大臣 基本的には、私は、今、与野党間、御党との関係も、政局論ではなくて、きちっとした政策論ができてきているというふうに思います。今回の原子力損害の賠償関係でも、機構法とそれから仮払い法案、これは真摯な協議の中で修正協議が調うというふうに承知をしていますし、あるいは二重ロ...全文を見る
○野田国務大臣 特例公債法案と復興債との相関関係についてですが、私、これは直接関係があるとは思っていません。  特例公債については、これは今国会中に成立をさせていただくように、これからもしっかりと丁寧に御説明をしながら、御賛同いただきたいというふうに思います。復興債の方は、今ち...全文を見る
○野田国務大臣 復興の基本方針を定めて、その中で復興財源の問題を議論していきます。政府税調等で復興債の償還のあり方なんかを議論しますが、その考え方は与野党で問題意識を共有したいというふうに思います。  自民党からも御提起が出ていますが、そういう財源の議論をしながら、速やかに第三...全文を見る
○野田国務大臣 特例公債についてはなるべく早くお願いをしたいという……(赤澤委員「質問に答えてください」と呼ぶ)だから、特例公債の時期次第でありますけれども、特例公債についてはなるべく早く、そして第三次補正予算については、この復興基本方針が終わった後、速やかに作業に入っていくとい...全文を見る
○野田国務大臣 先ほど申し上げたとおり、あくまで特例公債は早目にお願いしたいと思いますが、万が一、第三次補正の方が早くなるということがあるならば、余りそれは想定はしたくないんですけれども、順番が逆になるということはあるとは思います。
○野田国務大臣 具体的な時期までは明示できませんけれども、この間の参議院の予算委員会でも御説明をしたとおり、復興の基本方針をまとめて第三次補正に入っていきます。復興の基本方針がまとまった段階で、復興財源の話もまとまった段階で、いわゆる中期財政フレームを年の半ば、年央に改定すること...全文を見る
○野田国務大臣 総理の御提示をされた一定のめどの中では、第二次補正とそして特例公債と再生エネルギーの法案でございました。その帰趨がどうなるかということがありますけれども、基本的には、三次とか新年度の予算は新しい体制のもとでつくるべきものではないかというふうに思います。
○野田国務大臣 そうはいっても、いかなる体制の中でも、三次補正と新年度の予算は今までの手順の中で進んでいかなければなりません。その中での政治判断を総理がされるものだというふうに思います。
○野田国務大臣 基本的には、三次も新年度の予算も、一つの区切りがついた後が望ましいと思います。
○野田国務大臣 基本方針は、やはり方針としてその方向性ができるだけ明確になった方がいいというふうに思います。それは、例えば復興のための事業の規模、その取り組む復興の期間、そして財源の話、これが一番大事だと思いますので、それについてはできるだけ明確になった方がいいと思います。  ...全文を見る
○野田国務大臣 政府・与党一体となって進めなければいけないテーマでございますので、与党の中では政調を中心に御議論いただいて、その御意見をちょうだいしながら政府・与党で最終的に決定をしていくというプロセスになると思います。
○野田国務大臣 今、党内プロセスをやっている最中だというふうに思います。党の中での意思決定の仕方は、幹事長を中心に委員会をつくって対応するというふうに承知をしています。その御意見なども踏まえながら、最終的には政府一体として、復興対策本部で意思決定をするということになると思います。
○野田国務大臣 きのう、いわゆる財政フレームについての関係閣僚の会議がございました。きょうは復興対策本部の会議がございます。そういう議論のプロセスが今行われている最中でございますので、余り自分で一つの方向性を定めたことを申し上げるのは控えたいと思いますけれども、いわゆる財源をつく...全文を見る
○野田国務大臣 そのとおりです。  期間については明確にしなければいけないと思います。それは、復興に取り組んでいる期間をどう見るかによって、それに整合的な償還期間というのを考えるべきだと思います。  また、財源についても、これは明確に、歳出削減しなければいけない分野であるとか...全文を見る
○野田国務大臣 各党の合意のもとで生まれた復興基本法の八条に、復興国債を発行するならば、「その償還の道筋を明らかにする」ということがございます。その道筋を明らかにするということの意味を十分踏まえた対応をしっかりと基本方針に盛り込んで、具体的に政府税調で議論ができるように全力を尽く...全文を見る
○野田国務大臣 四Kと言われている四つのマニフェストの主要事項については、冒頭の議論でも申し上げたとおり、私どもはそれなりの政策目的を持って、実現をすることが国民のためになると思って推進をしてまいりました。  とはいいながらも、先ほど申し上げたように、状況変化等がございます。そ...全文を見る
○野田国務大臣 まず、前段のところの、岡田幹事長が特例公債を通すためだけのなんちゃって発言というのは、私はこれは違うと思います。岡田さんの御性格を御存じの方はたくさんいらっしゃると思いますが、余りなんちゃってで物を言う方ではありません。重たい政治判断をされていると思います。  ...全文を見る
○野田国務大臣 これは一部の人が簡単に物を言える話ではありません。先ほど申し上げたとおり、党内の折り返し点に向けての検証作業を踏まえて、そして与野党協議をしながらそのいわゆる方向性を固めていく、そういうことだというふうに理解をしています。
○野田国務大臣 なんちゃってというのはあり得ないと申し上げたことは、特例公債だけではなく、これも今大きなハードルになっておりますけれども、三次の補正、そして来年度の予算です。そこまでを見通していくならば、やはり誠実に与野党の協議を、向き合って対応していくということだし、与党内もし...全文を見る
○野田国務大臣 きょう、厚労大臣政務官が来ていらっしゃいますので、詳しくは、むしろそちらから御説明いただけるかと思いますが、私が承知している範囲ですと、子ども手当の十月以降の制度について、七月十一日から実務者の協議が始まり、先週末、我が党の城島議員から新たな案が提示をされたと承知...全文を見る
07月26日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第16号
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○野田国務大臣 きのう、谷先生の御質問にも答弁をさせていただきましたけれども、原子力事故被害緊急措置法案が成立をした暁には、当面必要な国の仮払いの費用につきましては、吉野委員御指摘のとおり、東日本大震災復旧・復興予備費、昨日第二次補正を通させていただきましたが、ここに盛り込まれた...全文を見る
○野田国務大臣 適切に対応というのは、必要なことについてはちゃんと措置するというのが適切な対応でございますので、決して後ろ向きの話ではございません。  加えて、二十四年度以降の話でございますけれども、二十四年度の国の仮払いの費用に関する財政措置については、原子力事業者による損害...全文を見る
07月27日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第31号
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○野田国務大臣 お答え申し上げます。  基本的には、復興構想会議にまとめていただいた御提言を踏まえて、今週中に復興の基本方針をまとめていきたいというふうに考えております。  その際に焦点になるのは、償還期間と、そして、臨時増税の場合にはどういう形にしていくかという議論でありま...全文を見る
○野田国務大臣 償還期間の問題は、復興財源を考える際に大変重要なテーマでありまして、まだこれは基本方針をまとめる前の、議論をしている最中ということでございますので、余り、何年、何年と確定的なことを申し上げることは控えたいと思います。  ただ、償還期間については、大規模な復興需要...全文を見る
07月29日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第32号
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○野田国務大臣 齋藤委員にお答えしたいと思います。  本来ですと、やはり理想は、ことしの三月末までに、いわゆる予算とあわせて、その財源にかかわるこの特例公債法案が成立をすることが当然のことながら望ましかったのでございますけれども、残念ながらその状況が生まれず今日に至ったことは、...全文を見る
○野田国務大臣 ばらまき四Kという御指摘をいただきますが、私どもはもともとこれをマニフェストに掲げたときに、これをばらまきとして考えたわけではなくて、いわゆる政策目的、理念のないお金の使い方、無駄があればこれはばらまきだと思いますが、見解の相違はあると思います。子供たちをどう育て...全文を見る
○野田国務大臣 これまでは予算の執行管理という形で工夫をしてまいりました。一般会計から特別会計への繰り入れの時期を後ろにずらすとか、あるいは各省から出していただく予算の執行計画を、今まで三カ月ごとだったのを一カ月ごとに精査をさせていただくとかという工夫をしながらの管理をしてまいり...全文を見る
○野田国務大臣 確かに、最近のマーケットの動きというのは、日本のいわゆる経済の実勢からはかけ離れて、余りにも円が強くなり過ぎているというふうに思っています。一方的に偏った動きになっていると思いますので、マーケットを注視していきたいというふうに思います。  その影響は、今日銀の理...全文を見る
○野田国務大臣 私の方も、水準とか相場観についてのコメントは控えたいというふうに思いますが、現状については、さまざまな分野の方から多くの声をお寄せいただいています。そういう厳しい状況を踏まえて、日銀とも連携しながら、適切な対応を図っていきたいというふうに思います。
○野田国務大臣 ただいまの御認識と私も基本的には同じでございまして、二〇〇八年秋に世界的な金融危機が生じた際に、韓国の対外短期債務、これが高水準であったことがリスクとみなされて、それによって韓国ウォンは大幅に下落をしたということです。  世界経済が金融危機から回復するにつれて韓...全文を見る
○野田国務大臣 齋藤委員御指摘のとおり、韓国は、いわゆる過度な資本流入を抑制するために、二〇一〇年からマクロ健全性規制という政策をとっていることは事実です。  ただ、為替への対応は公表していない国なのでいかんともしがたいところはありますが、新たに就任をした朴長官が委員御指摘のよ...全文を見る
○野田国務大臣 先ほど申し上げたとおり、過度な資本流入と短期債務の増加を抑制するための各種のマクロ健全性規制を導入している、こういう国は新興国にございます。ブラジル等々、多いんですね。それは一つの、それぞれの国のいわゆる政策だというふうに思いますが、先進国ではなくて、新興国でこう...全文を見る
○野田国務大臣 マクロ健全性の政策はG20の中でも認められているんです、そういう措置をとることを、特に新興国がとることを。だから、それを隣の国にだめよと言うことはルール上できないと思います。ただ、国際交渉の中で、お互いについて、これはウイン・ウインの関係になっていかなければいけな...全文を見る
○野田国務大臣 空洞化の回避というのは本当に大きな課題だと思っていますし、その要因としては、今回の震災によるサプライチェーンの寸断の問題とか、あるいはさまざまな脆弱性、電力制約とかいろいろな問題があります。そういうものを一つ一つ乗り越えていくことが当面大事だろう。特に、企業にとっ...全文を見る
○野田国務大臣 昨日、衆議院で多くの党の御賛同をいただいて成立をした原子力損害賠償支援機構法案でありますが、その附帯決議に大事なポイントが示されておりました。  それは、今回の原子力事故に基づく損害賠償に際しては、原子力事業者各社の経営効率化努力などにより、事業者負担に伴う電気...全文を見る
○野田国務大臣 今月中に復興の基本方針を取りまとめるようにという総理の御指示がございました。それを踏まえまして、今の財源の問題も含めて、政府内そして与党内で活発に御議論をいただいている最中でございます。  その中の焦点としては、その償還期間をどれぐらいに見るのかということも、こ...全文を見る
○野田国務大臣 全く同感です。
○野田国務大臣 今週の水曜日の三党の実務者協議におきまして、民主党の城島議員から、ゼロから二歳まで一・五万円、三歳から小学生、これは一万円、このうち第三子以降は一・五万円、中学生一万円、所得制限世帯については、所得控除の廃止による減収に対する必要な税制上、財政上の措置を検討するな...全文を見る
○野田国務大臣 これは、第一次補正の財源として、震災対処の財源にさせていただきました。その後、法律の改正が行われて、二十三年度の国庫負担割合は二分の一であることを明記すること、二十三年度の二分の一と三六・五%の差額は税制抜本改革により確保される財源を活用して年金財政に繰り入れるこ...全文を見る
○野田国務大臣 マニフェストの主要項目については、今、子ども手当の御議論がございましたけれども、こういう形で三党間の合意を踏まえて御議論いただいている最中です。  加えて、そのほかの歳出削減についても、例えば、復興財源を確保する際にも、あるいは来年度の予算案で、当然のことながら...全文を見る
○野田国務大臣 七月二十七日の三党の実務者協議におきまして、我が党から、ゼロから二歳一・五万円、三歳から小学生まで一万円、このうち第三子以降一・五万円、中学生一万円、所得制限世帯については、所得控除の廃止による減収に対する必要な税制上、財政上の措置を検討する、こうした内容を盛り込...全文を見る
○野田国務大臣 八百六十万円については、民主党の側から見直し案として提示をしたというふうに聞いております。
○野田国務大臣 民主党で提示をした具体案の中には、所得制限世帯における所得税及び住民税の扶養控除、所得控除の廃止による減収に対する必要な税制上、財政上の措置を検討し、平成二十四年度から所要の措置を講じるものとする、なお、当該措置は、所得税率二〇%の者に係る従前の所得税、住民税の扶...全文を見る
○野田国務大臣 そういうことでございます。
○野田国務大臣 それは、今後の検討ということだと承知をしています。
○野田国務大臣 協議内容は先ほど申し上げたとおりで、それがいわゆる実務者間の合意という言葉でいいのかというと、先ほどの、我が党でいえば、城島さんの言葉をかりれば、すり合わせということだったというふうに思います。  そのすり合わせの段階から、一定程度政治判断が求められる段階になっ...全文を見る
○野田国務大臣 復興基本法において、復興債の発行については、あらかじめその償還の道筋を明らかにする旨を規定しております。  これを踏まえて、復興の基本方針を策定する中で、復興財源のあり方についても検討しておりますけれども、復興財源はいろいろな御議論がありますが、具体的な税目の話...全文を見る
○野田国務大臣 平成十四年度の税制改正により導入された委員御指摘の連結納税制度については、制度導入後の申告の状況等について国民各層に情報提供を行うとの観点から、平成十五年から法人税の申告事績の記者発表の際に、連結法人の申告状況等についても公表してきたものと承知をしています。  ...全文を見る
○野田国務大臣 先ほど申し上げたとおり、別に隠すつもりではなくて、例えば御要望があった記者さんにはお配りをしましたし、佐々木先生にも資料を提出したと思うんですが、次の十月の記者発表の際には、佐々木委員の御指摘も踏まえ、適切に検討させていただきたいと思います。
○野田国務大臣 財政に対する危機意識という点においては、私も三村委員と全く問題意識は同じでございます。  かつて、アメリカの第三代大統領のトマス・ジェファーソンは、子供たちにたくさんの借金を残すような財政運営は詐欺と同じであると言ったことがあります。この言葉をかみしめなければい...全文を見る
○野田国務大臣 ちょっと今一定の前提がありましたが、それは別として、お答えをさせていただきたいというふうに思います。  御指摘のとおり、成長と財政健全化の両立は必要です。だから、昨年の六月、さっきは財政運営戦略のお話をさせていただきましたけれども、新成長戦略も同時に閣議決定をし...全文を見る
○野田国務大臣 やはり議論の基本になるのは、本当に各党の御賛同をいただいて成立した復興基本法だと思うんです。これはみんなで賛成して通したわけですから、その法律の趣旨にのっとった対応をすることが基本ではないかというふうに思います。  その復興基本法においては、復興関連以外の施策に...全文を見る
○野田国務大臣 御指摘のとおり、実務的にはずっと、ことしに入って、予算をつくるという作業が続いてまいりました。こういう事態、状況ですからやむを得ませんけれども、私も、二十三年度の本予算と第一次、第二次補正予算と、三回も財政演説をするというめったにないことを経験させていただきました...全文を見る
○野田国務大臣 私、財務大臣になって、昨年の九月に六年半ぶりの単独介入をやりました。ことしの三月、大震災発災の一週間後に十一年ぶりの協調介入を行いました。そういう、為替に本当に真剣に向き合い、取り組むという運命なのかなと思う時期に、また一方的な動きが出てきています。  当然のこ...全文を見る
08月01日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第13号
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○国務大臣(野田佳彦君) 先ほど鹿野農水大臣から、七月二十六日の緊急対応策を踏まえて更にまた御検討いただいているというお話でございました。その御検討の状況については、現在、筒井農水副大臣から私どもの櫻井副大臣に御説明をいただいているところでございます。  基本は東電による賠償が...全文を見る
08月02日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第33号
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○野田国務大臣 改めまして、おはようございます。  茂木委員とはもう二十年近いおつき合いがございますが、きょうは、二時間半の議論を通じて一層友情が深まればというふうに思っております。御指導のほど、よろしくお願いいたします。  ただいまの、歳入と歳出が一体で処理できなかった、予...全文を見る
○野田国務大臣 八九年ですから、ざっくり言うと二〇%だったんではなかったかな。違いますか。八九年は平成でいうと何年ですかね。(発言する者あり)平成元年、二年ですか。そのときは税収と歳出が一番縮まっている年ですので、公債は数兆円で済んでいたというふうに理解をしています。ちょっと平成...全文を見る
○野田国務大臣 八九年当時が今の状況と全く違う、特例公債自体を発行したのは九〇年以降のマターだったと思いますので、その後財政状況は悪化してきているという中で、当時の時代状況とは全く違う、財政は一層厳しくなっているというふうに認識をしています。
○野田国務大臣 総理自体は、過去にあったこと、事実関係だけを申し上げたんだというふうに思います。それは、事実としてはそうだったと思います。ただ、財政状況の認識については今の茂木議員の御指摘のとおりだと理解をしています。
○野田国務大臣 今の委員の御指摘のとおりに、既存の法律、そして建設国債を含めて、先ほどの私の発言の中で歳出の許容額と申し上げました、財源的な裏づけのあるもの、それが四十八・四兆だったというふうに思います。  一方で、四月から六月にかけての執行実績、それから七月から九月にかけての...全文を見る
○野田国務大臣 数字的にはさっき申し上げたとおりであって、九月末までが大体四十二兆執行していくという中で、許容できるのが四十八兆ですから、その差が詰まってくる。十月中に大体いつも五、六兆使うということを考えると、早いと十月にそういう事態になりかねないという状況でございます。
○野田国務大臣 さっき言ったように、九月以降の国会の運びというのはまだ決まっているわけではございません。ということは、この通常国会中に成立しませんと九月から執行抑制をせざるを得なくなるということでございますので、何としても今国会中の成立をお願いしたいというふうに思います。
○野田国務大臣 執行管理の段階から執行抑制を具体的に検討せざるを得なくなるような状況は回避したいと思うんです。ですから、今回のアメリカの債務上限問題のように、タイムリミットぎりぎりまで引っ張っていくこと自体が、日本の財政にさまざまな注目を浴びること自体が私は国益を損ねるというふう...全文を見る
○野田国務大臣 執行管理から執行抑制へという微妙な時期がまさに九月、十月に入ってくるということですから、その微妙な時期で、この国会での審議の状況とか日本の財政状況が世界じゅうから余りクローズアップされることなくするためには、やはり一日も早く、今国会中ということに尽きると思います。
○野田国務大臣 十月は、先ほど申し上げたとおり、大体例年だと五、六兆は予算執行しているということがあるので、十月に入ったら、本当にこれは大変な事態になると思います。そのために、その前の九月というのは執行を抑制せざるを得ない段階になりますので、途中で決めたとしても、月の初めからはも...全文を見る
○野田国務大臣 理論的に言うと、先ほどの数字の推移でいくと、十月にその危険性が極めて高まるということであります。  したがって、そういうことにならないように、なるべく早い時期で、ぎりぎりの段階で結論を出すのではなくて、この国会中に成立をさせていただくということが大事だというふう...全文を見る
○野田国務大臣 水準とか相場観についてはコメントしにくいんですけれども、状況として、委員が御指摘のとおり、対外的な要因によって円が思った以上に強く評価されてしまっている。主要通貨、例えば対ドルで見ても大体どれも高くなっているんですが、円の場合はスイス・フランに次いで二番目というこ...全文を見る
○野田国務大臣 少なくとも、自分の任期中は、昨年の九月の単独介入、これが単独介入としては十一年ぶりでございました。それから、ことしの三月、委員御指摘のとおり、大震災の後、三月十八日に協調介入をさせていただきました。済みません。単独介入が六年半ぶりでした。  ということは、過去十...全文を見る
○野田国務大臣 介入するしないについてはコメントは控えたいというふうに思いますが、先ほど申し上げたとおり、マーケットの動向は極めて注意深く見守っているという状況でございますし、日銀や各国ともしっかりとコミュニケーションを今とらさせていただいております。
○野田国務大臣 レンジの話をすること自体が、さまざま影響があるというふうに思います。その意味からも、先ほど申し上げたとおり、マーケットの動向を注視していきたいというふうに思います。
○野田国務大臣 過度な変動、無秩序な動きがマーケットにあったということによって、断固たる措置をとらさせていただきました。それについて、私は、間違ったとは思っていません。
○野田国務大臣 今回の税と社会保障の一体改革の成案は、二〇一〇年代半ばまでにということで、社会保障のための安定財源確保と財政健全化同時達成という意味であります。  委員の御指摘の、財政運営戦略の、最終的にプライマリーバランスが対GDPで黒字になる、二〇二〇年でございますので、見...全文を見る
○野田国務大臣 一般論で言うと、国債の増発をし続けていけば、それがいわゆるインフレ圧力に高まる可能性、おそれはあるだろうというふうに思います。その一方で、デフレをめぐる状況については、委員御指摘のとおり、供給網の寸断という大きな事情があって、デフレをめぐる環境は少し変わってはきて...全文を見る
○野田国務大臣 例えば、二十四年度以降、金利が一%上昇する場合には、国債費で、二十四年度で一兆円、二十五年度で二・五兆円、たしか二十六年度で四・二兆円ふえるということになると思います。
○野田国務大臣 中期財政フレームについては、毎年年央に改定をするということになっています。ことしの場合は、税と社会保障の一体改革であるとか、あるいは震災の復興財源の話等々を踏まえた中で、速やかにこの議論を始めさせていただきたいというふうに思います。  その中期財政フレームの中身...全文を見る
○野田国務大臣 基本的には当初予算でございます。補正予算というのは、例えば災害が発生したり、経済対策を急遽打たなければいけないというちょっと予想ができない中でありますので、基本的には当初予算を念頭に置いております。
○野田国務大臣 なぜ当初かというのはさっき申し上げたとおりで、補正予算というのは、これは経済情勢の急変であるとか災害対策ですから、最初から歳出の大枠という形で枠組みの中に入れることができないということです。ただし、しり抜けをしないように、決算ベースでは財政運営戦略に沿って補正も含...全文を見る
○野田国務大臣 現状では、特例公債は三十七兆です。御指摘のとおりでございまして、当初、四十四兆円国債発行という枠で、二十三年度、編成させていただきました。その後、第一次補正、第二次補正、皆様の御協力をいただいて成立をさせていただきましたけれども、これらについては新たな国債の発行を...全文を見る
○野田国務大臣 マニフェスト、よくばらまき四Kという御指摘をいただきますけれども、それぞれ子ども手当であるとか高等学校の無償化であるとか、私どもにとっては、見解の相違はあるかもしれませんけれども、政策目的があって、そしてそれを国民にお約束して、安定した財源を確保しながら着実に実行...全文を見る
○野田国務大臣 平成二十一年度の補正、そして二十二年度予算、二十三年度と、今まで六回予算編成にかかわってまいりました。現実、無駄遣いのチェックは総力を挙げてやってきたつもりでございますし、その組み替えの努力もしてきたつもりでございますが、大変厳しい状況であったということであります...全文を見る
○野田国務大臣 国民とお約束したことは理想です。それを現実に落としていくという作業が政権交代の意義だったというふうに思います。その上で、財源確保については、理想を追求する上で幻想になってはいけないということを踏まえて、しっかり現実的な対応をしていかなければいけないと思っています。
○野田国務大臣 今、復興の基本方針に基づいての財源についてお尋ねがございましたけれども、復興の集中期間五年間で十三兆円程度というか、その規模の事業が必要だということは数字のとおりです。  その間の財源的な裏づけについては、歳出の削減、あるいは特会、公務員人件費の見直しであるとか...全文を見る
○野田国務大臣 東日本大震災からの復興の基本方針の中で、委員御指摘の中小企業の資金繰り支援策については、十分な規模を確保することと盛り込まれております。その規模と財源については、これは関係者とよく協議をさせていただきたいというふうに思います。
○野田国務大臣 その詰めは、まさにこれから考えさせていただきたいというふうに思います。
○野田国務大臣 まさに、三次補正、これから基本方針を踏まえて議論をさせていただきますけれども、かさについては、大体十三兆円という規模がこれからの集中的な取り組み期間の五年間で、そのうち三次補正でどれぐらいの規模で何をやるのか、当然のことながら、年度内の執行を念頭に置いた予算という...全文を見る
○野田国務大臣 財源については、復興基本法に書いてあるとおり、復興債を発行する場合には、その償還の見通しを明らかにしながらと。今回の復旧復興にかかわる一連の事業については、基本的にはこうした復興債、一般の国債、建設国債、赤字国債とは別の枠の管理をしながら、その償還の道筋を明らかに...全文を見る
○野田国務大臣 少なくとも、これは法律を素直に読むとですが、第八条、「国は、東日本大震災からの復興に必要な資金を確保するため、別に法律で定めるところにより、公債を発行するものとする。」すなわち、東日本大震災に係る復興、これについてのいわゆる国債の発行については復興債です。全国的な...全文を見る
○野田国務大臣 基本的には、三次補正というのは、東日本大震災からの復旧復興、特に復興の部分でございますので、基本的な考え方は復興債であります。  とはいいながらも、三次補正というのは別の要素で予算項目に入れる可能性もあります。だから、その辺の切り分けをどうするかという議論はこれ...全文を見る
○野田国務大臣 まさに三次については、これから各省からさまざまな御要請、御要求をいただく中で、それについての財源も含めての検討をさせていただきたいと思います。
○野田国務大臣 五月十七日、これは閣僚懇ですか、記者会見ですかの発言、ちょっと定かではないんですけれども、国家公務員の人件費については総務大臣が担当されてさまざまな交渉をされる、そういうプロセスの中で、地方公務員についてもやはり準じて扱った方がいいのではないかという考えを持ちなが...全文を見る
○野田国務大臣 私が主張したのは、思いを、五月十七日、先ほど申し上げたとおり、どの場面で言っているかわかりませんけれども、国の人件費削減についての交渉が始まった過程の中で、地方も念頭に入れていただきたいということを申し上げました。  総務副大臣がおっしゃるとおり、ルールとしては...全文を見る
○野田国務大臣 財源については、政府内、与党内で議論を活発にしていただいた中で、向こう五年間の集中的な復興期間の際には大体十三兆円程度の事業が必要になるということ、その十三兆の中の内訳として、歳出削減や税外収入の確保等々をやりながら、一方で臨時の税制措置をとる、その十三兆の枠の中...全文を見る
○野田国務大臣 まさにその歳出削減の取り組みはこれからの精査であります。一方で、これは政府税調で議論をしていかないといけないものですから、それはある程度の、例えば臨時税制措置の規模はどれぐらいかということは、仮置きでスタートをさせていただきます。これは基本方針にも書いてございます...全文を見る
○野田国務大臣 これはやはり取り組み姿勢の話であって、額だけの話ではありません。いかに無駄遣いをチェックしながらということは、これは不断の努力です。そのことをまずしっかりやっていきましょうと。税外収入も確保しましょう、国有財産も売却しながら努力しましょうという中で、国民に今回御負...全文を見る
○野田国務大臣 いわゆる震災対処で年金の財源を二・五兆円、第一次補正で活用させていただくことになりました。そのときに国民年金法の法改正をさせていただきましたけれども、その法律に書いてあるとおり、三分の一から二分の一のその穴埋めは、税制の抜本改革をやった暁に安定財源として確保してい...全文を見る
○野田国務大臣 財政健全化についてのお尋ねでありましたが、一番最初に御指摘をされた、震災のための国債とその他の国債のいわゆる切り分けの仕方の問題意識は私も共有をしています。これは、震災後、日本の財政に対する見方が大変シビアになっているときに、きちっと説明をできるようにしないと、ま...全文を見る
○野田国務大臣 佐々木委員から、住宅ローン対策として補正でどのような対策を講じたかという趣旨の御質問でございました。  二十三年度の第一次補正予算において、独立行政法人住宅金融支援機構の既往の住宅ローンの払い込みの猶予や返済期間の延長措置を講じるとともに、払い込み猶予期間中の金...全文を見る
○野田国務大臣 まずは第一次補正、第二次補正の施策の効果を見きわめていきたいというふうに思います。  その上で、復興の基本方針がまとまりましたので、これから第三次補正の編成作業に入っていきたいというふうに思いますけれども、その際に、これは基本的には所管は国交省でございますが、国...全文を見る
○野田国務大臣 人情味にかかわる話で聞かれるとなかなかせつないんですけれども、基本的には、使い勝手のいい、そういう制度にしていくということが基本だと思います。もちろん、そういう制度設計をしてきたはずだと思いますが、いろいろな声を含めながら常に改善を図っていくということが、これは国...全文を見る
○野田国務大臣 冒頭に御配慮の御発言がございましたけれども、私が御提案をしている法案審議でございますので、ずっとお聞かせをさせていただいておりました。  その上で、特別会計改革でございます。  昨年の事業仕分けを踏まえて、そして、その対応をするべく準備してまいりましたけれども...全文を見る
08月03日第177回国会 衆議院 財務金融委員会経済産業委員会連合審査会 第1号
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○野田国務大臣 今井委員はまさに為替の実務にたけたプロでございますので、釈迦に説法みたいな話かもしれませんけれども。  最近のいわゆる円高の傾向の背景として一般的に言われてきたのは、欧州の債務問題、それから御指摘のあった米国の債務上限問題であります。ただし、欧州の債務問題につい...全文を見る
○野田国務大臣 委員の御指摘のとおり、九五年当時というのは、財政政策も金融政策も、そして外交面のさまざまな努力も含めて、まさに総合的なパッケージとして、日本で総力を挙げて円高阻止に向けて努力をしたということだと思います。  介入だけを見ても、日米欧の協調介入もあるし、日米の協調...全文を見る
○野田国務大臣 御質問ありがとうございます。  円高の背景の話は、先ほど今井委員とのやりとりもありましたとおり、海外経済のさまざまな動向が一つの要因であるということは言われてきましたけれども、そうはいっても、それぞれにある程度の道筋が見えてきているにもかかわらず状況が変わらない...全文を見る
○野田国務大臣 産業の空洞化を何としても回避しなければいけないという問題意識は、全く同感です。  電力の問題、円高の問題を含めて、この問題を何とかしませんと、極東の片隅に位置する小さな島にお年寄りと中小企業だけがいる元気のない国になりかねません。それは雇用もつくれません。という...全文を見る
○野田国務大臣 まず、復興の基本方針が先月末にまとまりました。この中に、産業空洞化を防止する観点から、「法人実効税率の五%引下げについては、与野党間での協議を経て、その実施を確保する。」としたところであります。だから、これは基本方針に入っています。  一方で、委員御指摘のとおり...全文を見る
○野田国務大臣 短期と中期と長期を分けることは一般的には難しいなと思っていましたけれども、財務金融委員会の山本ゼミナールを受講した記憶によりますと、短期は、ファンダメンタルズが変わるいとまもないぐらいの短い期間のレートの動き。たしか中期は、マクロ経済変数、ファンダメンタルズが変わ...全文を見る
○野田国務大臣 短期的な対応については、今できることをしっかりとやっていくことが大事だというふうに思います。その意味で、マーケットを注視しています。  ただし、中期にかかわることは、委員の御指摘のとおり、さまざまなやるべきことをやらなければいけないと思いますが、マンデル・フレミ...全文を見る
○野田国務大臣 いわゆる二〇〇三年の溝口介入は、持続的、長期にわたり、そして多額のお金を使った介入をしたという事実は、よく勉強をさせていただいております。
○野田国務大臣 日本銀行と緊密に連携をとって、委員が御懸念を持つような、そういう危機的な状況にならないように、覚悟を持って全力を尽くしていきたいと思います。
○野田国務大臣 三月十八日の協調介入については評価をしていただいて、ありがとうございます。  三月十一日の発災があって、放置すればまさに経済的な被害が二次災害になるという状況でございましたので、介入を決意し、各国に呼びかけて御協力をいただきました。G7の連帯があったということで...全文を見る
○野田国務大臣 重要な観点での御示唆だと受けとめさせていただきまして、国交省とも、もちろん、国交省がよく御検討いただいた上で協議をさせていただきたいというふうに思います。
○野田国務大臣 一つの御意見、御提言だと受けとめさせていただきながら、有効に活用させていただきたいと思います。
○野田国務大臣 御指摘をいただいた議事録でございますが、私、ストレートに、委員の御指摘のとおり韓国が介入を行っていると言っていますが、政府は介入実績を公表していないんですね。正確に言うならば、政府の立場としてはそういう報道があるということを承知しているということをお答えすればよか...全文を見る
○野田国務大臣 一定の仮説に基づいたエールだと思いますので、それはちょっと前提を外していただきますけれども、我が国が大変厳しい局面を迎えていることは確かでございますので、覚悟を持って職責を果たしていきたいというふうに思います。御指摘ありがとうございました。
○野田国務大臣 ドル安の背景としては、アメリカ経済の回復のおくれ、そして財政の問題、債務上限問題がいわゆるデフォルト直前のぎりぎりの段階までなかなか合意ができなかったことがあったというふうに思いますが、ようやく上下院で可決をし、オバマ大統領もサインをされたわけで、成立をしたわけで...全文を見る
○野田国務大臣 委員の御指摘のとおりだというふうに私は思います。全く同感でございます。  たまたま相対的な評価で円高になっていますけれども、日本の財政問題にサーチライトが当たり、加えて、震災後さまざまな復旧復興をやっていかなければいけないことのエールをいただいていますけれども、...全文を見る
○野田国務大臣 まず、IMFの統計によりますと、二〇一〇年の世界の輸出総額は十五・〇兆ドルです。傾向を見ますと、毎年少しずつ上がってきて、リーマン・ショックの後で落ち込んでいますが、傾向としては少しずつ上がってきているということです。これは年間で十五兆ドルです。  一方で、もう...全文を見る
○野田国務大臣 逆の計算でいいでしょうか。  一日でいくと、世界の輸出総額は、十五兆ドルを三百六十五で割ると〇・〇四兆です。一方で、一日当たりの為替取引総額が五・一兆ですから、約百倍でしょうか。
○野田国務大臣 単刀直入な御質問でございますが、介入というのは、市場のセンチメントに対する働きかけだと思います。その有効性、有用性を一般論で語るのは難しいんですが、介入する以上は、その効果が最大限に出るように最善を尽くすということだというふうに思います。
○野田国務大臣 外為特会は、基本的には、過去に為替介入を行ってきたその結果として外貨資産を保有することになるわけでありますけれども、現在は、今、約七十六兆円であります。足元のレート、今、一ドル七十七円で換算すると、約四十一兆円の為替評価損が発生をしています。  一方で、外為特会...全文を見る
○野田国務大臣 山内委員の御指摘のとおり、昨年の十月に行われました行政刷新会議の事業仕分けにおいて、外為特会に対しては、主に三つの評価がなされました。  第一は、剰余金は一定のルールに基づいて一般会計に繰り入れる方式にすること、二点目は、財投預託されている積立金を、中期的に、債...全文を見る
08月05日第177回国会 参議院 決算委員会 第11号
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○国務大臣(野田佳彦君) 平成二十一年の財政検証では、大久保委員御指摘の約三兆円の運用損失による影響も含めて年金財政の長期的な収支見通しが計算をされており、今後この問題により年金財政の安定への影響が新たに生じるものではないと聞いていますけれども、今の御指摘は、じゃ誰が穴を埋めるか...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 現行の年金制度では、保険料の引上げスケジュールをあらかじめ定めた上で、保険料負担の範囲内で給付水準を調整する仕組みになっておりますので、このことも含めて今対応をしているということでありますけれども、ただ、こういう形で損が出るということ、赤字が出るというこ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 大変、前川委員が家計を例えに分かりやすく御説明をいただきましたけれども、この状況というのは極めて異常な状況で、日本の財政、振り返って様々な統計資料ありますが、明治以来の統計を見た中で、税収を分母にして、そしていわゆる借金の方を分子にして、掛ける百の場合、...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 大変本質的な御質問をいただきましてありがとうございます。  社会保障は委員の御指摘のとおりで、昭和三十六年、いわゆる国民皆保険、国民皆年金、始まったときの人口構成は御指摘のとおりです。分かりやすく言うと、野球で優勝すると胴上げしますけれども、監督を、あ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 全く同感でございます。歳出の無駄をずっと徹底して洗っていくことは、これは不断の努力をしていかなければなりません。事業仕分とか行政事業レビュー、これからも続けていくべきだろうというふうに思います。  一方で、単に無駄と言えないものであっても、やっぱり政策...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 具体的な事例で、そしてあわせて本質的な問題だと思います。  財政の事情も含めて、いろいろ議論の経緯がありながら貸与制に踏み切るはずだったんですけれども、給費制という形で延長をされました。この十一月に私は、基本的には貸与制を導入をすべきだろうというふうに...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 基本的には東京電力による賠償だと思いますが、それに加えて、今農水省、厚労省といろいろと協議をさせていただいておりますけれども、予備費の活用も含めて必要な対応を検討していきたいと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 私は、平成二十一年度の第二次補正予算そして二十二年度の本予算、これ財務副大臣として予算編成にかかわりました。それ以降、二十二年度の補正予算とそして今執行中の平成二十三年度の本予算、さらに一次、二次の補正と、六回全部、本予算、補正予算、編成かかわってまいり...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 平成二十二年度の補正予算、これ約五兆円規模、十数年ぶりに新たな国債を発行しないで編成したものであります。そして、今執行中の平成二十三年度の一次補正予算、二次補正も新規国債を発行せずにやっています。極力、国債発行をしないような工夫をしながら予算を組んでまい...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 御指摘のとおり、昨年の九月に約六年半ぶりの単独介入を行いました。今年の三月に約十一年ぶりの協調介入をやって、そして昨日も介入を実施したところでございます。  基本的には、この為替の相場というのは経済のファンダメンタルズを反映すべきでありますが、時として...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 委員の御指摘のとおりです。日本の国債の保有は九五%が国内でございまして、海外五%という中で、ただし、個人の金融資産と債務残高との差が縮まってきている中で、国債管理政策としては、いわゆる国債をお買い求めいただける皆さんの多様化を図っていきたいと思っています...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 御質問どうもありがとうございます。  平成十三年度の財投改革において、これは委員も当時から活発な御議論をいただいていると思いますけれども、郵貯、年金等の預託業務を廃止して、基本的には財投債を発行して市場から能動的に資金調達を行う仕組みになりました。評価...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 又市先生御指摘のとおり、二〇〇九年の九月九日に御党と我が民主党と国民新党との間で政策合意を結ばせていただきました。そこに無駄遣いの一掃と明確に記載をされていますので、私どもの政権においてはこの無駄遣いの一掃というのは大変重要なテーマであるというふうに認識...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 特別会計については、先ほどの枝野大臣の御説明があったとおり、昨年の事業仕分の評価結果、これを踏まえまして各府省において検討が進められてきたところなんですが、東日本大震災の発災を受けまして検討作業は一時中断を余儀なくされました。六月以降、例えば漁船再保険で...全文を見る
08月08日第177回国会 衆議院 予算委員会 第28号
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○野田国務大臣 お答えいたします。  高木文科大臣の御答弁にありましたように、子供を幼稚園に通わせる保護者の教育費の負担軽減、あるいは被災した幼稚園の施設復旧や経営支援を図るために、御党にも御賛同いただきましたけれども、五月二日に成立をした第一次補正予算において、約一千百億ほど...全文を見る
○野田国務大臣 西村委員御指摘のとおり、一般会計のODA予算は、予算ベースでいいますと、極めて厳しい財政状況のもとで、二十三年度の当初予算では五千七百二十七億円、これは対前年度でマイナス七・四%。それから、御指摘のあったとおり、第一次補正の財源にさせていただいた関係上、第一次補正...全文を見る
○野田国務大臣 佐藤委員御指摘のとおり、きょう、日本時間で午前六時から、緊急でG7の電話会談がございました。この会談において、米国債の格下げであるとか欧州における金融不安等を背景に金融市場における緊張が高まる中で、いわゆるG7、主要先進国は連帯して行動していこうということが確認を...全文を見る
○野田国務大臣 これは、あの一番端っこに座っている山本幸三先生からいつも御講義いただいておりますけれども、為替の水準というのは金融政策が一番影響があるということでございます。
○野田国務大臣 マンデル・フレミング理論というのも一つの学説でありますけれども、一般論として財政金融政策と為替の関係、その相関性を語るというのは、実はこれはなかなか難しい問題ではないかと思います。少なくとも財政の面でいえば、財政支出が、例えば我が国だったら円高になる、増価になると...全文を見る
08月09日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第19号
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○野田国務大臣 まず、私からも、政府案そして野党案、いろいろとそれぞれ思いを持った御提案があった中で、まさに委員の御指摘のとおり、英知を集めて委員長提案に至ったということ、心から敬意を表したいというふうに思いますし、その国会の御意思をしっかりと私ども受けとめて対応していきたいとい...全文を見る
○野田国務大臣 だんだん数字が上がってきている気がしますけれども、めり張りのついたという意味では、御指摘のとおり、かなりめり張りのつく数字が出てくる可能性は十分あると思いますし、それについてはしっかり受けとめていきたいと思います。
○野田国務大臣 瓦れき処理については、これまでも地方負担に関しては実質的にはゼロにすることを表明してきたところでありますけれども、今般の瓦れき処理法における規定を踏まえ、特に今御指摘のあった附則をしっかり踏まえまして、地方負担について、国と地方を合わせた東日本大震災からの復旧復興...全文を見る
○野田国務大臣 改めまして、江田委員を含め与野党の皆さんの真摯な協議を経て委員長提案という形になったこと、敬意を表したいと思いますし、その国会の意思を私どもはしっかりと受けとめていきたいというふうに思います。  その中で、御指摘のグリーンニューディール基金の活用に当たっては、瓦...全文を見る
08月09日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第19号
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○国務大臣(野田佳彦君) 金子委員のお尋ねにお答えをしたいと思います。  国債整理基金残高による買入れ消却は、国債償還の資金に充てるという基金の本来の目的に沿ったものであり、委員御指摘のとおり、平成二十三年度において総額三兆円程度行うこととなっておりまして、これも委員御指摘のと...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今、ちょっと一定の前提に立った御質問だと思いますけれども、確かに、日本の今の財政であるとかあるいは電力の問題を含めて、あるいは円高の問題を含めて、いかに産業の空洞化を回避するかとか、あるいは外交・安保関係のいわゆる基本的な考え方を考えた文章を寄稿をしたと...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 一般論で言えば円高には、先ほど来の御議論にもあるとおり、輸入価格の低下による企業収益の増加要因となるほか、国内投資家、消費者の購買力の増加につながるなどのメリットがある一方、外需の減少であるとか、設備投資や雇用の停滞、さらには企業の海外移転等を通じて経済...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 基本的には中谷委員の御指摘のとおりだというふうに認識をしています。日本経済を円高による経済の下振れリスクに耐え得る構造にしていくためには、雇用、投資、消費の基盤づくりなどにより、内需の下支えを図ることが重要であります。  具体的には、新成長戦略等の考え...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) リーマン・ショック後の厳しい経済情勢については、昨年の秋以降の予備費やあるいは補正予算を活用した経済対策等によりまして、今年の初めには景気の足踏み状態を脱して持ち直しに転じており、一定の景気の下支え効果があったというふうに認識をしています。  また、三...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 先週、金融市場、本当に様々な荒れた動きがございました。そういう中で、私ども八月四日に為替介入をいたしましたので、その前後については関係当局と緊密なコミュニケーションを取っております。あくまでこの経済外交という役割の中で、政府の中では私を中心に緊密に連絡を...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 先週の八月四日に、結果的には単独介入という形になりましたけれども、先ほどの御質疑の中にも御答弁させていただいたとおり、一方的な円の動き、これは日本経済にあるいは金融に悪影響を及ぼすというような観点からの介入、特に投機的な無秩序な動きがあったということ、そ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 介入の具体的な方針を定めるということではありません。基本的な姿勢ですね。マーケットが安定をするために、世界の多くのアクターが安心をしていただくために、為替市場における行動に関して緊密に協議し適切に協力をすると、そういう合意を踏まえて、これから特にこの数週...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) G20においては、強固でそして持続可能かつ均衡ある成長を目指して各国の経済対策の相互評価を実施をしています。この取組の一環として、佐藤委員の御指摘のとおり、二〇一〇年十一月のソウル・サミットで、対外的な持続可能性を促進するための多角的協調を強化し、過度な...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 政権構想、別に発表しません。  ということの中で、今、税制については、衆議院で特例公債法案と同時に法人の実効税率の中身の議論も今行われているところでございますが、これについては二十三年度の復興のための予算と併せて各党間で協議をすることになるということで...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 元々、この九月をもって政権交代をして丸二年、任期四年とするならばその折り返し点までにマニフェストについてはその総括をしていくというのが既定の方針でございました。ということは、どこまでできるのか、進捗状況どうなのか等々を踏まえた検証を行うということが元々既...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) その財源を見付けながらマニフェストを実行するということは、既に、今までは三・六兆円の財源を確保しながらマニフェストの主要事項を着実に実施をしてまいりましたけれども、新たに財源を確保するとしても復旧復興に優先を今せざるを得ないという状況になっているというふ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 去る八月四日に、民主、自民、公明の三党の幹事長、政調会長の間で見直し案が合意をされたところでございます。元々、こうした政策責任者の皆さん等の、まさに要路にある方々に一任をしておりましたので、その結果についてはしっかりと踏まえて、今後これに沿って内容の検討...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 子ども手当を撤回したというか、子ども手当の見直しを行ったというふうに承知をしています。
○国務大臣(野田佳彦君) 三党の合意で、あくまでその事実を申し上げると、平成二十四年度以降の子どものための現金給付については、児童手当法に所要の改正を行うことを基本とするということで、それを踏まえて対応するということだと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 本来ですと、この委員会でも何度も御質問いただいて答弁させていただきましたけれども、本来ですと予算と関連法案は一体として年度内に成立をすべきでございました。そこまでしっかり説明できずに今日に至ったこと、本当に皆様に御迷惑をお掛けしたこと、深くおわび申し上げ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今回はG7の財務相・中央銀行総裁会議の電話会談でありますので、あくまで主体的に動いたのは私でございます。随時、菅総理にはその御報告はさせていただいておりました。したがって、菅総理自らが各国に働きかけたということはございません。
○国務大臣(野田佳彦君) 先ほど申し上げたとおり、我が国としては、関係当局とは、中央銀行もそうだったと思いますけれども、緊密に連携を取りながら今回の会議に臨んだということで、そのことは随時総理に御報告をしておりましたので特段の支障があったとは思いません。
○国務大臣(野田佳彦君) 昨日の日本時間六時のいわゆるG7の電話会談でありますけれども、これは声明にもまとめられておりますが、まず米国から八月二日に法案が成立した財政赤字削減策の詳細な取組についての説明があり、加えてEUにおいても七月二十一日のユーロ圏首脳会議において決定されたギ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 御指摘のとおり、我が国が強く主張することによって、従来からG7で確認してきたこと、声明に盛り込まれてきたことの表現が入りました。これは今、市場云々という話も、これも従来からG7の中では行われている議論でありますので、そこに整合性がないということはないと思...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 震災のショックから懸命に国民挙げて、そして政府も挙げて力を尽くして立ち上がろうとしているときに、円高も含めて経済の大きな津波が押し寄せようとしているときに手をこまねいているということはできません。マーケットを注視しながら適切な対応をしていきたいというふう...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 基本的には、過度な変動、無秩序な動きがあったときへの対応というのが基本であって、特に、あの三月十八日です、協調介入をしましたけど、その前日の三月十七日の動きは、いわゆる生損保等々で円資金を必要としているんではないかという思惑で動いた過度な変動がありました...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 九日に予定をされています米国連邦公開市場委員会、いわゆるFOMCの動向については、これ市場関係者の関心は大変強く集まっていると承知をしています。  これどうなるかというちょっと仮定の質問にはお答えし難いところがあるんですが、FRBの対応やそれによる米国...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 元々、その円高対策の一環として、例えば、先ほど税制の話が出ましたけれども、法人税の実効税率を引き下げるとか、あるいは国内の企業の立地促進の環境整備等々の様々な制度自体についてはチャレンジをさせてきていただいております。  ただ、今またいろんな要因で生ま...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 円高についてのプラス、マイナスは、もう先ほど来議論がありますので重複は避けたいと思います。一般論ではそういう状況ですが、ただし、震災からの復旧復興に懸命に取り組んでいるときに、先ほどの日銀副総裁の御説明があったとおり、ちょっと一方的な円高の動きということ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 最近の為替市場では一方的に偏った円高の動きが見られたということ、こうした動きが続くと、日本経済が先ほど申し上げたとおり震災からようやく復興に向かいつつある中、経済、金融の安定に影響を及ぼしかねない、このような観点から八月四日に介入をしたということでござい...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 我が国は、特にまた最近のこういう金融市場の動きなどを踏まえまして、常日ごろから関係通貨当局との連絡は取り合っております。特に、あの介入前後についてはしっかりと様々なレベルで連絡を取り合ってまいりました。    〔理事大久保勉君退席、委員長着席〕  た...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 昨日のG7財務大臣・中央銀行総裁の電話会談でありますが、これ、米国や欧州における金融や経済の状況について幅広く意見交換をさせていただいた中で、私の方からは、先週八月四日に実施した介入について、先ほど、今委員との答弁の中でやり取りさせていただきましたけれど...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) まさにそういう意味で先週は、私ども政府と日本銀行が問題意識を共有しながら、同じ八月四日に為替介入と併せて金融政策の強化策、同時に実施をするということで歩調を合わせて対応させていただきました。  今後も、マーケットの動向をしっかりと見極めながら、見詰めな...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 私は、平成二十一年度の第二次補正予算と平成二十二年度の本予算、副大臣として予算編成にかかわりました。それ以降、平成二十二年度の補正予算、二十三年度の本予算、そして今回、皆様にも御支援をいただいた一次補正、二次補正、六回予算編成を行ってまいりました。  ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 中西委員の御指摘のとおりで、特例公債と絡めて自分の出処進退について今日明らかにするようなことは全く考えていません。  御指摘のとおり、大変今経済情勢厳しい中、加えて特例公債についてもまだこれから引き続き審議していただくという状況の中でありますので、あく...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) スイス・フランが極めて過大に評価されているというステートメントと、円が一方的に偏っていわゆる評価されているというふうな私どもの認識は、基本的にこれ一緒だというふうに思っています。  したがって、今の根拠のない円高は問題であるという認識の下で、その上で投...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 根拠のない、いわゆる思惑でのそういう評価というのは問題だということで、一定の水準を目指した介入ということではございません。
○国務大臣(野田佳彦君) 四・五兆と、ちょっと明示的な御指摘ございましたけれども、正確な金額は月末に公表させていただきたいというふうに思います。  その上で、外為特会についてのお尋ねでございますが、外為特会が保有する外貨資産は、元々はこれは、外為法第七条三項に規定をしているよう...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 基金の増額については、私ども適時適切な対応だったと評価をしています。その上で、今後どこまでという話があると思いますが、政府としては、日銀の財務の健全性を維持する観点から、今般増額された基金の買入れ資産のうちETF、J—REITについては時価と簿価の差額を...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 介入の在り方論だというふうに思います。  まず、三月の十八日が、これ協調介入でございました。これは明らかに、生損保等々含めて円資金を必要としているんではないかと、実態はそうではなかったにもかかわらず、根拠のない思惑、投機的な動きがあって、当時、一挙に七...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 復興基本方針に示された当初五年間の復興集中期間における事業規模、委員御指摘のとおり、十九兆円という形の試算をさせていただきました。これは、阪神・淡路大震災の際における当初の五年間の国及び地方公共団体負担分を踏まえながら、今回の被害総額の規模の違いなどを勘...全文を見る
08月10日第177回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第6号
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○野田国務大臣 御質問ありがとうございます。  まず、水準の話なんですが、水準とか相場観を私の立場でコメントすることは、さまざまなマーケットへの影響がありますので、そのことについては控えさせていただきたいと思いますけれども、昨今の為替市場における一方的な偏った円高の動きというの...全文を見る
○野田国務大臣 社会保障と税の一体改革、成案をまとめさせていただきました。私は、この問題は、どの政権であっても避けて通れない、先延ばしのできない大事な課題だというふうに思っています。  社会保障給付費については、先ほど委員御指摘のとおりなんですが、OECDの中で日本は水準以上で...全文を見る
○野田国務大臣 マニフェストでは、財源として、第一に歳出削減、予算の組み替え、二つ目に埋蔵金等の活用、三つ目に租税特別措置などの見直しの三つを挙げております。  二十二年度、二十三年度予算編成を振り返りますと、歳出削減等については、事業仕分けなどにより、二十二年度予算で二・三兆...全文を見る
○野田国務大臣 国民にお約束をした以上、必死に着実に実施をしていかなければいけないという思いでやってまいりました。  ただ、私、平成二十一年度の二次補正から、そして二十二年度の本予算、ここまでは副大臣として予算編成にかかわりました。その後、大臣としてさらに四回予算編成をやってい...全文を見る
○野田国務大臣 ただいま御決議のありました財政健全化につきましては、社会保障と税の一体改革を進めるとともに、震災復興の財源について、将来世代に負担を先送ることなく、今を生きる世代で連帯して負担を分かち合うことなどを通じ、着実に推進すべきものと考えています。今後とも、財政運営戦略に...全文を見る
08月10日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第35号
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○野田国務大臣 御質問、どうもありがとうございます。  特例公債法案、まさに予算関連法案でございましたので、本来ならば、予算と一体となって二十二年度内に成立を期していたわけでございますが、委員御指摘のような諸般の事情があって、今日まで採決までに至らない。その原因は、いろいろ御指...全文を見る
○野田国務大臣 平成二十一年度における財政赤字は、一般会計ベースでは三十五・二兆円、一般政府ベースでは、IMFの数値でございますけれども、二〇〇九年に四十八・五兆円の赤字となっていたところでございます。  これと比較しますと、平成二十二年度予算では、一般会計ベースで三十二・六兆...全文を見る
○野田国務大臣 ただいま総理がお話をされ、御説明をされました四つの改革の柱でございますけれども、まず第一の柱の、複数年度を視野に入れたトップダウン型の予算編成については、国家戦略室主体で予算編成に関する閣僚委員会が開催をされ、予算編成の基本方針を策定するようになったことと、中期財...全文を見る
○野田国務大臣 今の一定の前提は別といたしまして、私も、委員のお話を聞いていて、九四年に私はニュージーランドに、当時の細川総理に随行して、その改革を勉強しに行ったことがありました。改めてそのことを思い返しながら、そういう原点を改めて確認させていただきましたことをありがたいというふ...全文を見る
○野田国務大臣 きょう出た雑誌で「わが政権構想」という表題がついて、私もびっくりしているんですけれども、当面の基本的な問題についての考え方をまとめたつもりでした。ただ、タイトルばかりは、編集権が雑誌社にあるものですから、ちょっと跳びはねた感じだと思います。  お尋ねの、まさに財...全文を見る
○野田国務大臣 先生御指摘のとおり、法人実効税率を五%引き下げるという内容の修正税制改正法案、これはまだ三党合意を踏まえての三次の復興予算のときに議論することになっていますけれども、こういう大事なテーマがありますが、おっしゃるとおり、中国や韓国に比べると、相対的にはこれはちょっと...全文を見る
○野田国務大臣 財政法上のたてつけについては先生の御指摘のとおりでございまして、建設国債は基本的には法律上認められている。赤字国債については、特例的に改めて法律を出すことによって国会で議決を得て、そして初めて使える、そういうたてつけになっております。
○野田国務大臣 今回、こういう形で特例公債法案が、本当に長い間懸案でございましたけれども、こうやって締めくくりの総括の質疑ができるということは、委員長初めそれぞれの理事の先生方の本当に御努力もありましたけれども、その環境整備を、三党の幹事長がいろいろなものを乗り越えながら合意をし...全文を見る
○野田国務大臣 半分わかるんですね。半分わかるというのは、財政法上の法律のたてつけの理屈でいうと先生の御指摘のとおりであって、財政規律で考えると、それはやはり法律上認められている建設国債と、そうじゃない特例的な赤字国債の違いは、それは財政規律、法律上はそう見えます。  ただ、国...全文を見る
○野田国務大臣 御指摘のとおり、六月三十日でございますが、社会保障・税一体改革成案については、政府・与党社会保障改革検討本部において決定をさせていただきまして、これをもって政府・与党の基本的な考え方を示したものであるというふうに承知をしています。  この成案については、野田先生...全文を見る
○野田国務大臣 大平先生を含めて、過去の事例も御紹介いただきました。私も、辻井喬さんの本などを読んでいると、まさに覚悟と段取りが必要だなというふうに思います。  そして、野田先生御指摘のとおり、これはどういう内閣でも避けて通れないテーマであります。しっかりとその必要性を国民にお...全文を見る
○野田国務大臣 根も葉もありません。  多分、それは、ある一部の報道で出て、私もびっくりしましたけれども、ここの衆議院の財務金融委員会で、自民党の齋藤健さんから、特例公債を通すために首を差し出す覚悟はあるのかと言われたときに、私は、もちろん自分の首を出してそれが通ればいいという...全文を見る
○野田国務大臣 文章に書いてあるとおりであって、日本の政治をよくするために、時期が来れば先頭に立つ覚悟があるということでございましたので、時期はまだ、いつだかわかりません。
○野田国務大臣 さっきもどなたかの御質問の中でお答えしましたけれども、タイトルはちょっと走っていると思います。私は、そのタイトルは困るということを編集者に申し上げました。当面の課題で今我々が取り組まなければいけないこと、やらなければいけないこと、注意しなければいけないことを整理し...全文を見る
○野田国務大臣 今、もうこういう形で特例公債法の御審議をいただいていますし、為替を含めて大変厳しい状況です。復旧復興で一生懸命日本が立ち上がろうとしているときに、新たに経済危機という大津波が寄せてこようとしているときに、私は、その職責を果たすことが今の自分の基本的な使命だと思いま...全文を見る
○野田国務大臣 マニフェストでは、これをやりますというものと財源と、二つのカラーの中でつくらせていただいておりましたけれども、これは、四年間で十六・八兆円の財源を確保するということをマニフェストに記載させていただきました。その中で、例えば租税特別措置の見直しであるとか、あるいは埋...全文を見る
○野田国務大臣 十六・八兆円の部分を全額確保できる見通しがこれから例えば立つのかというと、それは率直に言って、委員御指摘のとおり、大変困難だというふうに思いますので、そのことについてはやはりおわびをしなければいけないと思います。  ただ、満願成就の形ではできないかもしれないけれ...全文を見る
○野田国務大臣 竹内委員御指摘のように、今回のこの特例公債法案もそうでありますけれども、最近の事例を見ると、仮払い法案とかあるいは瓦れき処理の法案、これが、与野党が本当にいい議論をして修正協議をしながら政治を前進させるという成果が、だんだん私は出てきているというふうに思います。こ...全文を見る
08月11日第177回国会 参議院 予算委員会 第24号
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○国務大臣(野田佳彦君) 八月四日に、我が国、単独介入させていただきましたけれども、その後も一方的に偏った円高の動きが続いているというふうに思っております。今週の月曜日に、早朝にG7の電話会談を行わさせていただきました。この数週間にわたっては特に緊密に連絡を取りながら協調して対応...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 短めに。  これはもう復興基本法に書いてあるとおり、復興債というのは先行する復旧復興需要を賄う一時的なつなぎでございますが、あらかじめその償還の道筋を明らかにするということが基本的な考え方です。それに沿いながら、歳出歳入の見直しをしっかりやりながら財源...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 「もんじゅ」に関連する予算については、数字的には委員の御指摘のとおりでございます。  これからどうするかも含めてでありますけれども、先ほど来、総理も含めて御答弁ございましたけれども、原子力の安全確保をどうするか、そしてエネルギー政策、全般的な見直しをす...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 三党の幹事長を含めて、あるいは政策責任者含めてまとめられた今回の合意は、まさに文字どおり私は解釈をしていまして、今御指摘のあった戸別所得補償であるとか高校授業料の無償化は政策の検証、効果の検証ということでございますので、そのとおりだというふうに思っていま...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) あのマニフェストの十六・八兆円の財源確保は、この中身は、歳出削減あるいは組替え、それから埋蔵金、それから租税の特別措置の見直しと、こういう形で財源確保していこうということでございました。租税の特別措置といわゆる埋蔵金については、私はそれ相応の結果は出して...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 平成二十二年度の当初予算を編成するときには、御指摘のとおり、コンクリートから人へという一つの考え方の下に予算の大幅な組替えを行いました。その結果、公共事業関係費は激減をする結果になって、その分、社会保障と文部科学部門のところは増やすという形のめり張りの利...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 税と社会保障の一体改革については、政府・与党の検討本部において成案をまとめ、それを、閣議決定していないという御指摘がありましたけれども、閣議に報告をし、そして各党と協議をしていくというところまで決めておりますので、これはまさに秋口からその制度設計の具体化...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) あの事業仕分によって見直された事業ございますし、また国庫への納付金もできたりとか、私は一定の効果は上がってきたと思いますし、それに関連して、行政事業レビューというような丸ごと仕分等と連携をしたようなチャレンジをする取組も行ってきていますので、より深化をさ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今の多岐にわたる御発言があった中で、円高の問題を含めての今の国際社会における協議のお話がございました。それは、菅総理と連絡がほかは取っていないというお話がありましたけれども、これ、基本的にはやっぱり今の経済の不安定さを出している要因であるEU国内とそして...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 私にかかわるところでは、特にIMF、世銀の総会をこの六月に強く呼びかけて、そして正式に二〇一二年十月にこの総会を東京で開催することになりました。総会の開催を通じて多くの来訪者に震災からの復興を見ていただくとともに、開催国としての日本のリーダーシップを世界...全文を見る
08月22日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第20号
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○国務大臣(野田佳彦君) ただいま議題となりました平成二十三年度における公債の発行の特例に関する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  平成二十三年度当初予算は、中期財政フレームに基づき財政規律を堅持するとともに、成長と雇用や国民の生活を重視した元気...全文を見る
08月22日第177回国会 参議院 本会議 第34号
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○国務大臣(野田佳彦君) ただいま議題となりました平成二十三年度における公債の発行の特例に関する法律案の趣旨を御説明申し上げます。  平成二十三年度当初予算は、中期財政フレームに基づき財政規律を堅持するとともに、成長と雇用や国民の生活を重視した元気な日本復活予算であります。 ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 中谷議員から三問の御質問をいただきました。  まず最初に、第三次補正予算の編成における政府・与党の連携についての御質問でございます。  これまでも、第三次補正予算の基礎となる復興の基本方針を策定するに当たりましては、与党と密な意思疎通を図ってきたとこ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 愛知議員から九問の御質問をいただきました。  まず、野党との関係についての御質問にお答えをしたいと思います。  東日本大震災という国難に直面する中、国家国民のために政府が総力を挙げて解決すべき課題は山積をしているのが現状でありますが、現在のいわゆるね...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 秋野議員から六問の御質問をいただきました。  まずは、子ども手当の対応により復興予算の財源がどれだけ確保できるかというお尋ねでございます。  先般の三党合意に基づいて子ども手当の見直しを行う場合、現行つなぎ法の月一・三万円ベースと比べて、平成二十七年...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 桜内議員から社会保障における世代間格差についての御質問をいただきました。  社会保障においては、国民の自立を支え、安心して生活ができる社会基盤を整備するという原点に立ち返り、その本源的機能の復元と強化を図ることが求められております。また、現在の社会保障...全文を見る
08月23日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第21号
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○国務大臣(野田佳彦君) おはようございます。  まずは、この特例公債法案の御審議をこういう形でしていただくことになりまして、まずは冒頭、心から感謝を申し上げたいというふうに思います。  その上で、舟山委員からの御指摘でございましたけれども、まず、前段触れていただきました、や...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 委員御指摘のとおり、八月四日に為替介入をさせていただきました。日本が必死に今復興に向かって全力で取り組んでいるときに過度な円高というのは、これどうしても日本経済そして金融に悪影響を及ぼすと、そういう観点からの実施をさせていただきました。  その効果につ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 規模については、これ月末に公表をされることになっておりますので、それを御参照いただきたいと思いますし、どういう例えば通貨を買ったのか売ったのかということは、これは四半期ごとに公表させていただくことになっています。
○国務大臣(野田佳彦君) 外国為替資金特別会計は、特会法の定めによりまして財務大臣が管理をし、外国為替等の売買等に運用されることとされております。また、その運用に当たっては、外国為替資金特別会計が保有する外貨資産に関する運用についてという方針を定めてございまして、当該方針に基づい...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 先ほど申し上げたように、財務大臣の責任で運用をさせていただいておりますけれども、舟山議員御指摘のように、外為特会、基本的には過去に為替介入を行ってきた結果として、今額でいうと約一兆ドルになります。足下の為替レート、大体七十七円、一ドル七十七円で換算すると...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 先ほどちょっと御説明申し上げたとおりというか、委員も御指摘いただいておりますが、外為特会が保有する外貨資産は、元々本邦通貨の外国為替相場の安定を実現するために政府短期証券を発行して調達した円資金によるものであって、介入を行った結果として得たものであります...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 円高に対する為替評価損に対する議員の御懸念ということはしっかり十分認識をしてこれからも対応していきたいと思いますけれども、少し多分、中西議員からもこういう御議論がこれからもあるかもしれませんが、基本的には安全性、流動性に留意をした運用をこれからも心掛けて...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 物価の動向を総合して見ると、持続的な物価下落という意味において緩やかなデフレ状況にあるというふうに考えております。  我が国でデフレ傾向が残念ながらこれ長期化している、その要因としては、一つには、需要不足によりGDPギャップがマイナスになり、物価下落圧...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 舟山委員の御指摘のとおり、新成長戦略においては、環境・エネルギー戦略、そして健康大国・ライフイノベーション戦略、観光立国・地域活性化戦略等の需要、雇用の創出効果が大きく見込まれる分野において施策を重点的に実施すること等により、委員御指摘のとおり、デフレの...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 一般論としては、賃金が上がれば働いている方の追加的な所得が、それが消費に回るということが見込まれます。したがって、内需を拡大する効果が期待をされるという一面はあると思います。  ただし、企業の売上げの増加が伴わない形で単純に賃金を引き上げるといった場合...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) よくTPPと農業の関連の御議論はいっぱいありますけれども、委員御指摘のように、これ、多角的な本当にいろんな検討が必要だろうというふうに思います。  その中で、TPPに参加することによる例えばデフレへの影響、これはちょっとなかなか明確に申し上げることは困...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 基本的には、経済成長なくして財政再建なし、財政再建なくして経済成長なし、この両立を図るということが基本的な考え方でございます。これは、政府としても昨年の六月に、新成長戦略と財政健全化の戦略、財政運営戦略、同時に閣議決定をしています。そういう思いの下に、こ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) ちょっとまだ現段階で税収の見通しというか、どうなるかということを確たることを言える段階ではございません。  委員御指摘のとおり、東日本大震災の影響によって依然として景気が厳しいということが税収に影響する部分もあると思います。加えて、二十二年度の税収の決...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 閣僚懇というところで御自身が、このまま推移していくならば二十六日に御自身の表明をされた上で、その上の日程感の中でそろそろ引継ぎの時期であるということを踏まえてそういう心の準備をしていくようにと。その三十日総辞職という確定的なことをお話しされたということで...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) もうこれは林委員御指摘のとおり、歳出削減、それを実現できるならば、できるだけ特例公債、赤字公債を発行しない、抑制していくというのは財政の私も基本だというふうに思います。  ただし、今回は、大きな震災が起こってその復興に向けて様々な財源確保が必要であると...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 歳出削減分を、子ども手当なども含めてでありますけれども、これは法制度上から考えると、特例公債の減額に充てることは、決してもちろんこれは排除はされていないというふうに思います。排除はされていません。ただ、これはやっぱり復興のための財源、なかなかこれ財源づく...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) まずは二〇一五年の半減の目標はしっかりやっていくことによって達成の見込みが出てくると思うんですね。それ以降の道筋というのは更なる歳入歳出の改革をやらなければいけないし、当面のこの数字は、また来年もその年央に中期財政フレームの見直しをするわけでございますの...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 基本的にはそういう大議論をして方向付けをしていくことが政治主導の本当の予算編成につながっていくだろうと思います。  御党がまとめられた財政健全化責任法、そのお考えも、目的、問題意識は共有をしています。ここで項目別にしっかり入れていくというのが、御党の考...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 国だけが落ちたということは先ほど知りました。従来と違ったということを初めて知りました。
○国務大臣(野田佳彦君) 御指摘のとおりだと思います。その場が多分今一番ふさわしいのがG20なんだろうと思います。そういう中で、これ人民元だけじゃなくて、柔軟化の話は議論をしています。それを踏まえて恐らく去年の六月の中国の為替制度改革もあったんだろうと思います。十分ではないと思い...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 国民の生活が第一という理念でまとめたマニフェスト、それぞれの理念というのは私はそれぞれ政策目的があったというふうに思っております。それは、国民とお約束した以上、できるだけというか着実に実施をしていくというのが基本姿勢でこの二年間取り組んでまいりました。そ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 昨日の答弁ですけれども、民主党の財源確保策として、歳出の見直し、組替えというのが一つの項目があって、それから埋蔵金があって、それからいわゆる租税特別措置の見直し、これ三項目それぞれの数字を申し上げました。そこは、恒久的な財源確保とワンショットのお金と混在...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 内閣府の経済財政の中長期試算において、二〇二〇年度の国、地方の基礎的財政収支、対GDP比は、慎重シナリオで、御指摘のとおり、マイナス三・一からマイナス三・三%程度、成長シナリオでマイナス一・四から一・六%程度とされておりますので、御指摘のとおり、このまま...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) そういうことです。
○国務大臣(野田佳彦君) 恐らくどなたも、全て増税反対という方ではないと思うんです。例えば、社会保障と税の一体改革についての成案についてはいろんな議論がありましたけれども、きちっとやっぱりやるときには、社会保障を支えるためにあるいは財政健全化の達成のためにやらなければいけないとい...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 財政運営戦略に基づいて、財政健全化の取組は景気変動に対する柔軟性を有するべきとのそういう認識の下で、重大な経済上のリスクが顕在化する場合には、これ例えばでありますけれども、東日本大震災復旧復興予算の予備費の活用であるとか、あるいは補正予算の編成により柔軟...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 現時点において、東日本大震災によってサプライチェーンの寸断であるとか、いろいろなセンチメントの問題を含めて、経済においてはマイナスの効果が相当出てきているというふうに思います。  一方で、七—九からは、一応政府の見通しとしてはプラス成長に転じていくとい...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 現時点においては、具体的にまだ予備費をどうするとか、そのための補正予算をどうするという議論には至っていないということでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) 現在って、どこまでを現在で見るかなんですけれども、例えば第三次補正は作るわけです。それは、復興の予算、本格復興予算、加えて経済対策の要素も入るかもしれません。ということを考えると、その時点ではそういうリスク対応ということになるかと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 政府としては、二〇一五年までにプライマリーバランスの対GDP比半減というのはこれは目標でありますので、これは国際公約でもあると思いますので、しっかり実現させていくということでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) 守らなければいけないというふうに思いますし、そのための取組を年々しっかりやっていくということだと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 社会保障の分野においては、維持強化させていく分野と、重点化、効率化していく分野と両方あると思います。そのめり張りを付けることが社会保障改革なんだろうと思うんです。  その重点化、効率化については、今回まとめられた社会保障と税の一体改革の成案では、例えば...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 機能強化を図るもの、効率化、重点化を図るもの、その総合的な中でプラスになるというんだったら、それはその数字を踏まえることだろうというふうに思います。
○国務大臣(野田佳彦君) その抜本改革につながるところは、まさにこの任期中の四年間の間に制度改正を行うというのが基本的なスタンスであります。その制度改正の詰めの議論を今しているところなので、それがまとまっていない分、今回の成案の中にも入っていないということでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) その制度設計どうするかによっていろいろ流動的だとは思いますけれども、ただ、制度設計しても移行期間がありますので、すぐさまどういう影響が出るかというのはいろいろ勘案しなければいけないと思いますが、将来においてはいろんな変数は当然いろんなことがあると思います...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 税と社会保障の一体改革は、社会保障の持続可能性を確保しながら、そして安定財源を確保し、財政健全化の同時達成という目標です。  これはどの政権でも避けて通れないテーマだと思いますので、現実性とおっしゃいましたけれども、実現をしなければいけない、是非とも実...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 年金制度の抜本改革はこの年末までではないだろうと思います。宿題というか、大きな宿題でありますけれども、そのスケジュール感ではこれは年末までではないと。その他の部分は年末までの対応、具体的に成案に入っている部分は年末までに制度設計していくということでござい...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 我々の四年間の任期中という形で承知をしています。
○国務大臣(野田佳彦君) 八月八日のG7の声明にもございますとおり、為替市場における行動に関して緊密に協議し、適切に協力をするということで合意をしています。常に連絡を取りながら情報交換はしています。協調介入になるときもあります。緊密に連絡をしながら単独介入になることもあります。 ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 介入するしないとか、あるいは協調できるできない可能性、それは今言及する状況ではないというふうに思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 緊密に連携を取り合っているということでありまして、介入の方針を具体的に申し上げることは様々な影響が出るというふうに思いますので控えたいと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) そういうことも含めて、手のうちを申し上げるのは差し控えたいというふうに思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 国民生活の安全、安心にかかわるような社会資本整備、厳しい財政状況でありますけれども、そういう部分については重点的な配分をしていきたいというふうに思います。  その上で、公共事業の五%抑制措置についてでございますけれども、現時点においては執行の留保を五%...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 何といいますかね、その三次補正の問題も含めて、近々、またこの特例公債の成立がどうかなども含めて、近々の判断になるものと思っております。
○国務大臣(野田佳彦君) ちょっと一定の前提は別といたしまして、来年度の予算編成は、通常ですと八月までに各省から要求いただくものを九月末までと一か月の延長をさせていただきました。その要求を踏まえての予算編成の過程で、当然のことながら国土交通省からの御要請を踏まえてしっかり編成をし...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) この特例公債法という大変長い間の御心配をいただいた法案の御審議の最終局面でございますし、先ほど来、円高の為替のお話も出てまいりました。今、私は財務大臣としての職責を全力で果たすということに尽きます。
○国務大臣(野田佳彦君) 大事なことは、当面の復旧復興をまさにオールジャパンで迅速にやっていくこと、これまでも懸命に取り組んできたつもりでありますけれども、その作業を、意思決定を早めにしてみんなで汗をかいて加速化していくということの大事さ。それから、原発事故の収束、これも多くの方...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 野党の皆さんと本当に向き合って真剣な議論をして合意形成をしていくという前提は、やっぱり与党の中がきっちりと、物事を決めていく、決めたことはみんなで守っていくという体制をつくることが、これは必要不可欠だと思っております。  私は、どういう立場になっても、...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 随分、幾つかの前提がありますので、お話ししにくいんです。特に、ほかの方がどう言っているかとか、ほかの方が何を言っているかについては、それはもうその方の自由なのでと思いますが、いずれにしても、この代表選が始まったときの争点は、基本的にはしっかりとした政策論...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 緊密な意見交換、情報交換はしています。日本の立場は強く説明をしました。そういう各国それぞれのコメントはどうだったかは控えたいというふうに思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 介入するときは相当な覚悟でいつもやっているつもりです。先ほどの評価損のお話もありました。私が責任者でありますので、それは厳しい政治判断の下で判断をしてまいりました。当然のことながら、関係各国との連携というか情報交換は緊密にやってきております。それが調って...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 一部に塚田委員御指摘のような報道があることは承知をしております。  改めてちょっと確認をいたしましたけれども、財務官の発言は、最近の円高は経済ファンダメンタルズを反映しておらず、投機的な動きが背後にあるということ、それから、必要であれば適切な措置を講ず...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 諸外国の動向をよく注意深く見ながら、それを踏まえて政府としての取組、できること、それから、日本銀行が日本経済を下支えするという意味で金融面でできること、そういうものを整理をしながら、それこそ日本銀行とは緊密に連携をして対応していきたいと思いますけれども、...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 荒木委員御指摘のとおり、本来ならば予算と関連法案が一体となって成立をして円滑に平成二十三年度の予算が進められる、推進できるということを望んでおりましたけれども、御指摘のとおり、まずは私は、政府として御説明を申し上げながらも、この国会も含めて御説明申し上げ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) これ、具体的なやり方はむしろ新体制でのやり方になるだろうと思うので、余り私が先走ったお話をすることはできませんけれども、ただ、少なくとも当面のスケジュール感でいうと、第三次補正予算、これについてしっかり議論してまとめていかなければなりません。復興を含め、...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 概算要求自体は、先ほどの塚田委員に御説明をさせていただいたとおり、九月末までに要求を出していただくことになります。ただ、ちょっと今こういう政治的には移行期にありますので、いわゆる事務的、機械的なものを既に各省から準備をしていただいて、新しい体制ができたと...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 御指摘のとおり、年金法では、年金国庫負担二分の一の恒久化をするための財源には税制抜本改革により確保される安定財源を充てるということになっております。したがって、二十三年度基礎年金国庫負担をめぐる経緯を踏まえても、年金財政の信頼をしっかりと確保していくため...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) この秋に社会保障と税の一体改革の具体的な制度設計の詰めを行っていきます。これも、当然のことながら与野党の協議が必要であります。それを踏まえて、附則の百四条に基づいて来年の通常国会に法案を提出をするというのが基本的な考え方でございます。
○国務大臣(野田佳彦君) 特例公債は、当面六十年償還ルールにより償還することを基本とする方針とされておりますので、世代間の負担の公平の観点からできるだけ速やかに償還する必要があり、特例公債法、委員御指摘の第二条第四項の規定はこうした趣旨に基づくものであります。  民主党政権にお...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) まずは二〇一五年度に基礎的財政収支対GDP比赤字半減ということは、これは税と社会保障の一体改革も含めて、歳入と歳出の両面の見直しを引き続きやりながら中期財政フレーム、ローリングをさせながらしっかりと確実に目標達成をしていきたいと思います。  ただ、その...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 先ほどの内閣府のやつはまさに仮置きなんで、段階的に二〇一〇年代半ばまでに国、地方合わせて消費税一〇%というのがいわゆる成案の中身であります。    〔理事大久保勉君退席、委員長着席〕  したがって、バリエーションはいろいろあると思いますけれども、実際...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) そのとおりでございます。
○国務大臣(野田佳彦君) まずは、社会保障と税の一体改革の成案、そこには経済の好転状況であるとか行革の取組とかいろんな検討すべき項目があります。それを踏まえながらも、先送りできない財政健全化と社会保障の安定財源確保、この一里塚かもしれません。二〇二〇年までのゴールを見るとまだ一里...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) ちょうど今過渡期の状況でありますけれども、元々が党の執行部においては、震災前からでありますけれども、ちょうど四年間の任期の折り返し点、まさにその九月までの間にはマニフェストのいわゆる検証、総括をしていくという方針があったと思いますし、その検証チームが私は...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 新しい体制がどうなるか分かりませんので、そこまで確たることを私の立場で今申し上げられる段階ではありませんけれども、ただ、一般論で言いましても、ドイツでもイギリスでも、やっぱり一度お約束したマニフェストでも、一年、二年しっかり検証するということはやっておら...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 恐縮ですが、与党の幹部ではないものですから党の執行部の御意見を全部押さえているかどうかは別として、私の方は政府の立場でございますけれども、いずれにしても、今回の三党合意で、累次の三党合意の中で、歳出削減を行っていく中で、子ども手当とか高速道路の無料化ある...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 御指摘の点は、閣議決定された財政運営戦略において財政運営の基本ルールの一つとして明記をされているものでございますので、閣議決定をされているというルールでございます。したがって、政府としては、財政の健全化に向けて地方と相協力しつつ、地方財政の安定的な運営の...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) まず、現時点で予備費使用の必要性については、まあ幹事長はちょっと御発言をされておりますけれども、確定的なことは、申し上げることは今現時点ではできませんが、過度な円高とかそれに伴う日本経済に対する影響、すぐに対応しなければいけないというときには予備費の活用...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 来年度以降の子供に対する手当については、今回の三党合意に沿って予算編成過程の中で検討を進めていくことになりますけれども、その中では、地方の関係者の御理解を得るべく、最大限の努力をしていく必要があると考えております。  また、控除から手当へとの考え方に基...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 先日の日曜討論の私の発言を引用されましたけれども、まず正確に申し上げますと、当然のことながら経済情勢を勘案しながら、余りにも経済が冷え込んでいるときには増税というのはそれは避けるべきだと思います。ただいま基本シナリオということで今御指摘ありましたけれども...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 復旧復興の財源については、次の世代に負担を先送りすることなく、今を生きる世代全体で連帯して負担を分かち合うことが未来への責任であると、これは基本的な考え方であります。その際に、その財源づくりについては、今党の中でも歳出の削減とか特会の見直しとか税外収入の...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 何かミスター増税みたいなイメージがあるようでありますけれども、税制の措置は避けて通れないことはあります。これはやっぱり必要なときにちゃんとやらなければいけません。ただ、さっき申し上げたとおり、経済状況を勘案しながらというのは当然のことであって、やはり風邪...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今、復興の時限的な税制措置を行う際の一つの判断材料としての経済、一つの指標をお示しだと思うんですが、税と社会保障の方ではおっしゃったような、例えば名目、実質GDPであるとか、あるいは物価なんかも入ってくると思いますが、具体的な数値を織り交ぜながら、それで...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 基本的に、こういう国民の御負担にかかわること、特に消費税のように多くの国民が関心を持っていらっしゃることについては、国民の御理解を得ながら進めるということは基本だと思います。ということは、鳩山政権下の下でも菅政権下の下でも、委員御趣旨のような考え方をお示...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 歳出削減であるとか成長分野に投資をすることを否定しているわけではありません。いずれもやらなければいけないと思うんです。成長なくして、それは成長があった方が税収増えるわけですから、そういうことは必要です。  ただ一方で、書いてあるとおり、必ずしもそれが、...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) それはデフレ継続を望むということは全くありません。デフレからの脱却、そして日本がしっかりと経済成長を果たしていく、そういう国を目指していかなければいけないというふうに思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 御指摘のとおり、経済財政の中長期試算、これ内閣府がまとめたものですが、成長戦略シナリオで見た場合でも、二〇二一年度以降において国、地方の公債等残高の対GDP比を安定的に低下させるとのそういう残高ストック目標に対しては、二〇二一年度以降の残高は若干の増加を...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 十六・八兆円、それを、いわゆる恒久財源を確保して、そしてマニフェストを実施をするという意味では、これは今までが約三・六兆円でございますので、相当厳しいというか、極めて困難であるということを実感しました。さっき申し上げたワンショットの部分を入れてマニフェス...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) これは見解の相違があるかもしれませんけれども、それぞれのマニフェストに網羅されている様々な政策はきちっと政策目的があって、私たちにとっては理念があると思っていますので、決してばらまきという位置付けではございません。  そうは言いながらも、厳しい財政状況...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今、中西さんが読み上げていただいた、二十四年度以降の在り方については政策効果の検証を基に必要な見直しを検討すると。この政党間における覚書の文言を超えて何らかの解釈を政府がするというのは適切ではないと思います。この文言どおり、それを受け止めて両政策の効果に...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 今回、三党で合意された子ども手当の見直しについては、子ども手当に対する現金給付を拡充しつつ、震災復興のためにできる限りの財源を捻出するためのぎりぎりの合意内容だったと思いますが、また、今年度について今ちょっと具体的なお尋ねがございましたが、実施が十月から...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 私は、昭和六十二年に県会議員に当選をしました。二回当選です。ずっと一人会派なんです。以来、国会に入ってもずっと野党が長かったんです。私の考えは、やっぱり国のこういう方向性を国会審議あるいは議会の審議で決めるときというのは小異を残して大同に付くということだ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) まず、御指摘の中の国家公務員の総人件費削減については、平成二十五年度までの間、給与減額措置を講ずる給与臨時特例法案を国会に提出をしているところでございまして、引き続き関係閣僚と連携して着実に取り組んでいきたいと思います。  一方で、国会議員の定数削減あ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) これまでの経緯は御指摘のとおりであって、九七年以降の税率の引上げというのはできない状況でいます。  何のために消費税の御負担を国民にお願いするのかということでございますが、先般、政府・与党で税と社会保障の一体改革の成案をまとめましたけれども、社会保障の...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) たしか私の記憶でも、数年前は余り積極的ではなかったなと思います。ただ、余りにもやっぱり、例えばいわゆる一般歳出の中に占める社会保障の部分が半分を超えるような状況に至っているとか、毎年自然増だけでも一兆円以上であるとかという状況を踏まえて、そのまさに費用負...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) まず、G7諸国において、付加価値税の全税収を社会保障目的に支出することが義務付けられている国は承知していませんけれども、付加価値税収の一部を社会保障目的に支出することが義務付けられている国は、フランス、ドイツと承知をしています。  いずれにしましても、...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 当面の復旧復興、あるいはそれを含めた三次補正予算、さらには来年度の予算と関連法案、そして今御指摘のあった税と社会保障の問題、あるいは今、経済的に大変、表現が難しいんですけれども、大きな国際経済の変動が起こりつつある中、そういうものにきちっと国を挙げて対応...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 基本的にはどういう連立を組むにしたって、というか、まだそういうことを具体的に言う立場ではないんですが、展望ですよ、個人の希望として言うならば、やっぱり政策協議を行った中で折り合えるところをお互いが選択をしながら進む話だというふうに思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 今はちょっと税と社会保障だけの取り出しでしたけど、私はそれだけじゃないんですけど、でも今大事な、重要なテーマであって、これについてはやっぱり共通に責任を持ちながら、そして国民のために説明をしながら進めていくということは大事だというふうに思います。それだけ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 税調としてそういう専門委員会での御議論があったことは承知をしていますけれども、具体的に、これからのまさに税と社会保障の成案を踏まえた具体的な制度設計は秋以降になりますし、今御議論のあったことを踏まえた政府税調での議論、あるいは与野党の議論含めて、そういう...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 六月二日の社会保障改革に関する集中検討会議に提出された社会保障に係る費用の将来推計では、一定の前提の下で二〇一五年度の公費負担の見通しとして、年金は十三・五兆円、医療は十七・〇兆円、介護は六・〇兆円、子ども・子育ては五・一兆円、合計で四十一・六兆円との推...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 例えば、これは二〇一五年度の消費税一%当たりの税収を約二・七兆円と仮定をすると、機械的に計算しますと、先ほどの冒頭の四十一・六兆ですね、これは一五%台半ばになるものと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) 資料があるんですけれども、年金が十四・一、医療が二十五・〇、介護が十一・一、子ども・子育てが五・五ということです。ということで、ちょっと済みません、僕、数字が見にくいんですが、五十五・七ですね、合わせて。
○国務大臣(野田佳彦君) さっきは二〇一五年で一%相当のやつを二・七と言いましたけど、このときのやつはどう試算を置くかというのはちょっと前提が違うと思いますので、後でよく精査をしてお答えをしたいと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) ちょっと今少し膨らみ過ぎたと思うんです。地方単独事業をそのまま全部社会保障の給付として対象とするかというと、これから精査をするんですよね。社会保障を担っていますよ、地単は。だけど、その地単の中でも、オールジャパンの消費税で併せて支えていくものもあるかもし...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 基本的な考えは、やっぱり被災地の復旧復興、そこにしっかりと事業を行うことによって日本も元気になっていく、元気な日本があって被災地のサポートもしていくという、そういう連関の中で基本方針を考えたというふうに思います。  今御指摘の例えば十年間で二十三兆、五...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 基本的には復興構想会議の御提言を踏まえて基本方針をまとめさせていただきました。そのまとめた基本方針に基づいて、各省からもいろいろな御要請をいただく中で三次の補正を積み上げてまとめていくということでございます。したがって、三次補正、補正でありますので今年度...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) EUですとやっぱり債務の問題がありました。アメリカはやっぱり債務上限問題ございました。そういう一つの原因となっている国の首脳同士の意見交換はあったと承知をしています。  一方で、G7としての対応の協議については、これは私あるいは中央銀行の総裁が緊密にG...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 大変お優しい声で厳しい御指摘だと受け止めておりますけれども、私どもはやっぱり国民の生活を守るために、日本を守るために国益を踏まえた対応をしっかりやっていきたいというふうに決意をしております。
○国務大臣(野田佳彦君) まず、昨日の愛知議員の本会議での御質問は、一つはマニフェストでいわゆる財源確保として、一つに歳出の見直しと予算の組替え、それはどれぐらいの額だったのかということと、埋蔵金の発掘でどれぐらい見付かったのかということと、そして租特の見直しと、その三項目のお尋...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 平成二十三年度の一次補正予算の財政演説では、佐藤委員の御指摘のとおり、財源については追加の公債を発行せず、歳出の見直し等により確保したと申し上げました。これは一次補正予算において、年金臨時財源二・五兆円の活用に伴い、一般会計から年金財政への繰入れを減額し...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 代表選挙云々というちょっと前提は外させていただきたいというふうに思いますけれども、マニフェストが、私どもお約束をした大変大切なものだと思います。でも、大切なものでもやっぱり検証は常に必要であって、ちょうど折り返し点のこの九月を目指して、元々震災の前から党...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) しかるべき立場になるかどうかというのは分かりません。分かりませんけれども、きちっと国民に説明ができるような体制は必要だろうと思います。
○国務大臣(野田佳彦君) それぞれの方が志を持って代表選挙に出られる、その方を云々するということは私はコメントを控えたいというふうに思います。
○国務大臣(野田佳彦君) デフレからの脱却というのは、これはまさに至上命題であり、日銀とも緊密に連携をしながら対応していきたいと思います。(発言する者あり)じゃ、私の方は短めにいたします。  その上で、一方であの欧米における今の債務の問題に端を発する世界の経済不安を考えると、日...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) マニフェストを踏まえての財源確保の話は、今日の午前中の議論からもありましたとおり、歳出の見直しと組替えでどれぐらい出てきたのか、あるいは埋蔵金の確保を二年間どれぐらいやったのか、あるいは租税の特別措置の見直しでどれぐらい財源捻出したか、それぞれ評価はあろ...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 御指摘のとおり、いわゆる政権の中での移行期ではありますけれども、私の職分である為替の問題を含めて、そして今の円高対策を含めて、菅内閣の一員として最後まで職責を果たしていきたいと思います。  その上で、御党が御提起をしている円高対策を含む総合経済対策に関...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 多岐にわたる御指摘もございまして、一つ一つに何か申し上げるということではないし、何回もここで議論していると思いますけれども、大きなところはやっぱり外為特会の目的以外のところに使うということ、今ちょっと法律の立て付けのお話もありましたけれども、それをいかに...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 他国への財政支援という位置付けでは決してないというふうに思います。先ほど来出ている安全性とか流動性とか含めての観点の運用であるということが基本でございます。
○国務大臣(野田佳彦君) EFSF債の購入の件だというふうに思います。それは全体の債券の発行規模の約二割を日本が購入をして、EUにおける経済金融安定化のために相応の貢献をしているというふうに思います。  というのも、やっぱりEUの中でいろんな問題が起こっている中、ギリシャの支援...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 御指摘の考え方も一つの整理とは考えられるというふうに思いますが、ただ、復興基本法とそしてそれを受けた復興の基本方針において、復旧復興事業の財源については特例制度を設けることとしております。  具体的には、歳出削減、税外収入及び時限的な税制措置を財源とし...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 代表選の争点云々というお話がありましたけれども、どういう方が出てくるのかという、その出そろいの状況がない中で、またそれぞれの考え方をまだ正式に構想として打ち出していない中で、争点が何なのかということを今明確に申し上げることはちょっと困難だというふうに思い...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 高いレベルの経済連携を主要国との間に進めていく、でき得るならばWTO締結に向けて力を尽くすのは基本でありますけれども、やはり高いレベルの経済連携、FTA、EPAを結んでいくというのは基本です。その中の視野としてTPPというのはありますけれども、なかなかT...全文を見る
○国務大臣(野田佳彦君) 代表選云々ではなくて、この特例公債という大変重要な御審議をいただいております。私は、財務大臣としての職責をしっかり菅内閣の一員として果たしていく。御批判があるならば、内閣の一員ですから共同で責任を負わなければいけないというふうに思います。
08月26日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第22号
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○国務大臣(野田佳彦君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨に沿って配慮してまいりたいと存じます。
09月13日第178回国会 衆議院 本会議 第1号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 第百七十八回国会の開会に当たり、東日本大震災、そして、その後も相次いだ集中豪雨や台風の災害によって亡くなられた方々の御冥福をお祈りします。また、被害に遭われ不自由な暮らしを余儀なくされている被災者の方々に、改めてお見舞い申し上げます。  このたび、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君)(続) 先週、私は、原子力災害対策本部長として、福島第一原発の敷地内に入りました。二千人を超える方々が、マスクと防護服に身を包み、被曝と熱中症の危険にさらされながら、事故収束のために黙々と作業を続けています。  そして、大震災や豪雨の被災地では、みず...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君)(続) 悲しみや怒り、不安やいら立ち、あきらめや無力感といった感情を乗り越えて、あすに向かって一歩を踏み出す力強さがあふれています。こうした若い情熱の中に、被災地と福島の復興を確信できるのではないでしょうか。  今般、被災者の心情に配慮を欠いた不適切...全文を見る
09月13日第178回国会 参議院 本会議 第1号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 第百七十八回国会の開会に当たり、東日本大震災、そしてその後も相次いだ集中豪雨や台風の災害によって亡くなられた方々の御冥福をお祈りします。また、被害に遭われ、不自由な暮らしを余儀なくされている被災者の方々に改めてお見舞い申し上げます。  この度、私は...全文を見る
09月14日第178回国会 衆議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自民党の谷垣総裁から、多岐にわたる御質問をいただきました。ありがとうございました。  まず、民主党の綱領に関する御質問がございました。  菅前総理が民主党の綱領について検討する旨の発言をされ、党の前執行部でも検討課題としていたことは承知をしており...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 谷垣総裁、御無礼しました。二問、答弁漏れがございました。大変失礼いたしました。  一つは、高校無償化に関する朝鮮学校の審査再開についての御質問でございました。  朝鮮学校の審査手続については、菅前総理が関係閣僚と相談し、事態が昨年の砲撃以前の状況...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 樽床議員からは、ダーウィンやマックス・ウェーバーを引用した格調高い、加えて、温かい思いを込めた激励の御質問をいただきまして、ありがとうございました。  まず、政権交代の意義、新政権の流れを定着させる決意、国難に対処する決意についての御質問をいただき...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 古川議員から御質問をいただきました。十数年前、お互いに浪人しているころに、将来を語り合ったころを思い出させていただきました。  まず、防衛大臣についての御質問をいただきました。  一川大臣には、防衛大臣として適切に仕事をしていただけると信じており...全文を見る
09月15日第178回国会 衆議院 本会議 第3号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 公明党の井上幹事長の御質問にお答えをいたします。  まず最初に、枝野経産大臣の任命について御質問をいただきました。  枝野経産大臣は、先般まで官房長官の要職にあり、特に、三月十一日以降、震災復旧復興にとどまらず、原発事故収束の問題にも非常に深く携...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 共産党志位委員長の御質問にお答えをいたします。  まず第一問目は、台風十二号による豪雨災害等についてのお尋ねがございました。  危険な状態にある五カ所の河道閉塞、いわゆるせきとめ湖については、国において緊急調査を実施し関係自治体の警戒避難体制を支...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 社民党の重野幹事長から御質問をいただきました。順次御答弁申し上げます。  まず、〇九年政策合意と政党間協議についてのお尋ねがございました。  〇九年の三党政策合意については、連立与党である国民新党との間でも、これを尊重していくことを確認しておりま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) みんなの党、渡辺代表の御質問にお答えをしてまいります。  公務員宿舎朝霞住宅についてのお尋ねがございました。  国家公務員宿舎のあり方につき見直しを行うとの事業仕分け結果を受け、財務省にて政務三役を中心に宿舎のあり方を検討し、おおむね五年で、宿舎...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国民新党の下地幹事長から、大変大胆な御提言も含めて、大変熱のこもったエールも送っていただいたことを、心から感謝申し上げたいと思います。  まずは、内閣の政策の継続性についての御質問をいただきました。  政策の継続性については、一般的には議員の御指...全文を見る
09月15日第178回国会 参議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 中曽根議員から多岐にわたる御質問をいただきました。  まず最初に、国会の会期及び予算委員会についてのお尋ねがございました。  政府としては、大震災からの復旧・復興、原発事故の収束、円高対策を含めた経済対策に取り組むため、三次補正の準備に全力を尽く...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 民主党を代表して、輿石議員から御質問いただきました。  まず、内閣と民主党に対する国民の期待に関する御質問でございます。  輿石議員御指摘のとおり、国民の皆様が政権交代という勇気ある選択をされたのは、民主党が掲げる国民の生活が第一の政治を実現する...全文を見る
09月16日第178回国会 参議院 本会議 第3号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 山口那津男公明党代表より、具体的、建設的な御提言も含めて御質問をいただきました。順次お答えをさせていただきたいと思います。  まず、台風十二号災害についての御質問をいただきました。  政府では、近く今般の台風十二号による災害を激甚災害に指定し、被...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、江口議員から松下幸之助さんの教えについて何点か御質問をいただきましたが、まとめてお答えをさせていただきたいというふうに思います。  松下さんの教えについて大変精通をされている江口議員にお答えをするというのは何か久しぶりに面談を受ける感じでござ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自民党の松山議員の質問に順次お答えをしてまいります。  まず、国会の会期及び第三次補正予算についてのお尋ねがございました。  国会の会期については、国会において各党各会派でお互いの主張に基づき議論が行われ、その上で適切なルールに従って決められるも...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 柳田議員の御質問にお答えをさせていただきます。  まず、政権運営についての御質問をいただきました。  日本の経済社会は、長年の懸案事項を抱え、さらに大震災からの復旧・復興、原発事故の収束、そして経済と金融の危機からの脱却という喫緊の課題を乗り越え...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 島尻議員の御質問に順次お答えをさせていただきたいと思います。  まずは、民主党政権についてのお尋ねがございました。  これまでの民主党政権の歩みには、大きな意義もあれば反省すべき点もあります。そのことは、八月に党でまとめたマニフェスト中間検証でも...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 谷岡議員の御質問に順次お答えをさせていただきたいと思います。  まず、一番最初に、勤労者の所得の向上についての御質問をいただきました。  私の所信表明演説の中で、分厚い中間層の復活という言葉を掲げさせていただきました。我が国社会を支える勤勉に働く...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 共産党の市田議員から、まず最初に台風十二号の二次被害防止等についての御質問をいただきました。  政府としては、危険な状態にある五か所の河道閉塞、いわゆるせき止め湖について状況を注視し、関係自治体の警戒避難体制を支援するとともに、緊急に排水を行うため...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 舛添議員のお尋ねに順次お答えをさせていただきたいと思います。  まず一番最初に、造血幹細胞の事前採取についての御質問をいただきました。  一時期に大きな線量を被曝することに備えるという観点から、造血幹細胞の事前採取、凍結という手法があることは承知...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 舛添議員、申し訳ございません、二問答弁漏れをいたしてしまいました。深くおわびを申し上げたいというふうに思います。  まず一つは、TPPについての御質問でございました。  世界経済の成長を取り込んで産業空洞化を防止していくためには、国と国との結び付...全文を見る
09月26日第178回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○野田内閣総理大臣 御質問、どうもありがとうございます。  私の最大かつ最優先の課題として位置づけているのは、何といっても東日本大震災からの復旧復興、あわせて原発事故の収束、これが当面の最大そして最優先の課題だと思っています。加えて、ちょっと今、世界経済が回復しつつあった過程の...全文を見る
○野田内閣総理大臣 少子高齢化は、内政における最大の問題だというふうに思います。  前原さん御指摘のとおり、この四十年ぐらいで三千二百万人人口が減るようなことは、首都圏が丸々いなくなるような状況です。放置しておくと、これはまさに静かなる有事だと思います。社会保障が成り立ちません...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まだ仮称の段階ですけれども、国家戦略会議という形で産官学が合同で会議体としてつくって、その上で、今御指摘のような日本のボトルネックになっている問題、少子高齢化のようなテーマをどうやって克服していくのか。それは、場合によっては工程表をつくって、数値目標をつくると...全文を見る
○野田内閣総理大臣 需要面と供給面と両方あると思うんですね。  需要面については、先ほど来の、御議論いただいている少子高齢化の問題というのが一番大きな要因になるだろうと思います。それから、最近いろいろ言われている産業空洞化の問題、この辺がまさにボトルネックになりつつあると思いま...全文を見る
○野田内閣総理大臣 円高対策、まず当面の対応と、それから今おっしゃったような抜本的な、御提案もございましたけれども、そのことを含めての答弁をさせていただきたいと思います。  まず当面の対応としては、これは第三次補正予算、復興のための予算ですけれども、一方で円高対策を含む経済対策...全文を見る
○野田内閣総理大臣 九四年につくられたボゴール目標に基づいて、一定の進展はしてきていると思うんです。ただ、ちょっと、諸外国に比べると、日本の貿易に占めるFTAの比率というのは数字としては少ないというふうに思います。基本的な認識はそうです。その上で、特に韓国に比べると周回おくれの感...全文を見る
○野田内閣総理大臣 現状においては、広範ないろいろな視点がありますので、さまざまな情報収集をしっかりやりながら、しっかりと議論して、できるだけ早期に結論を出すということにしたいと思います。
○野田内閣総理大臣 最後に横綱の矜持を見せていただきました、これからも頑張ってくださいと申し上げました。
○野田内閣総理大臣 大震災発災以来、先ほど平野大臣の御説明のとおり、瓦れきの撤去であるとか、あるいは被災者の生活支援であるとか、被災自治体と協力をしながら進捗をさせてきたつもりではありますけれども、城島さん御指摘のとおり、遅いであるとか、あるいは、本当に支援が必要な方に行き届いた...全文を見る
○野田内閣総理大臣 過去にも国会がねじれたことがありました。そして、今もこのねじれという状況がありますし、当面続くだろうというふうに思います。  そうした中で、やはり国益を考えて、先ほど御指摘いただいた、震災からの復旧復興を初めとするさまざまな問題について胸襟を開いて与野党が議...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御記憶だと思うんですけれども、八月二十九日に民主党の代表選挙がございました。最初の五人の候補者の演説のときには、なぜかちょっとドジョウばかりがピックアップされていますけれども、決選投票の五分間の私のごあいさつは、財政再建に取り組むという、基本的には課題を先送り...全文を見る
○野田内閣総理大臣 一月十八日に、当時、岡田幹事長が御尽力をされてまとめられました「今後の国会運営のあり方に関する提案 政策を実現し国民の期待に応える「熟議の国会」のために」というものを、私も文書を拝見させていただいておりますし、その中での両院協議会のあり方の見直しというのは、こ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 オバマ大統領との会談は、基本的には、震災においてトモダチ作戦を初め大変なアメリカの御協力をいただいたことを感謝を申し上げて、その上で、私自身は日米同盟は日本外交の基軸であるという信念を持っていたけれども、それが揺らぎのないものになったということを申し上げました...全文を見る
○野田内閣総理大臣 基本的には、マニフェストで国民とお約束したことは誠実に履行していかなければならないと思いますが、御指摘があったとおり、中間検証の中で、さまざまな理由によってそれがストレートに実現できない状況がありました。その上で、いろいろと列挙してありましたけれども、我々の見...全文を見る
○野田内閣総理大臣 マニフェスト、まさに国民とのお約束をしたわけでありますので、それを誠実に履行するということが基本中の基本であります。  その基本中の基本の中で、状況変化はいろいろあります。それは、中間検証に出ているようないろいろな要因があったと思いますが、岡田さん御指摘のと...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私は、最高裁の指摘というのは重く受けとめなければいけないというふうに思っておりまして、今、岡田さんから御指摘をいただいた一票の格差の是正の問題、各県一議席別枠配分制度などについての指摘については、これをどうするかということをまさに解決するということが喫緊の課題...全文を見る
○野田内閣総理大臣 我が党の考え方、石井一先生の案、あるいは平岡秀夫法務大臣の案、こういうものをベースにして我が党の意見を集約されたというふうに承知をしています。  それを踏まえて、これは選挙制度にかかわることでありますので、各党もさまざまな御意見があると思います。党の意見を踏...全文を見る
○野田内閣総理大臣 一票の格差の是正と、そして議員定数の問題を含めて議論をしていくということなんですが、その際に、さっき申し上げた各県一議席別枠配分など、現行制度をどうするかという議論もありますので、そういうことを包含的に含めて選挙制度という言葉を使わせていただいております。
○野田内閣総理大臣 私も九三年初当選でしたので、岡田さんと同じように、現行制度を導入するためには、非常に志を持って、パッションを持って対応した一人でございますが、選挙制度については、その後、いろいろと見直しをしなければいけない点、改善すべき点も出てきていると思います。それらについ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これは、八月三十日、国民新党の亀井静香代表とともに、私としては代表になって初めて、最初にこういったサインをした公党間の約束であるというふうに理解をしています。
○野田内閣総理大臣 復興の財源について、政府税調で御議論が終わって、今、党税調の方の御議論をいただいているところでございますけれども、その際に、複数の選択肢を復興対策本部に御提示いただくことになっています。それについては基幹税を初めとして検討するということになっていましたので、法...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、石原幹事長が懸念として示された今の世界経済の先行き不安については、これは全く同じ思いでございます。アメリカの債務上限問題がありましたけれども、今一番深刻なのは欧州の債務の問題でありまして、ギリシャの支援について、これはまずはユーロ圏で早急に、迅速に対応を...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まずは、国連総会で一般討論演説をする前に、過去にはいろいろな前例があったようでありましたけれども、私自身は、その前に国会で所信表明演説をして、それに対する質疑を受けたい、それを踏まえての委員会運営等々については国対にお預けをするという形の、そういう指示をしてお...全文を見る
○野田内閣総理大臣 別に、ぼろを出すのを隠すために云々という意識は全くございません。さっき御指摘のあった議員立法については、今実務者の協議が行われているというふうに思います。その推移を見守って対応していきたいというふうに思います。  不完全内閣云々でありますが、私どもは、仕事を...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まずは、第三次補正予算を早急にまとめて、そして早急に国会を開く。その際には、今、実務者協議の進捗状況を踏まえての話でありますが、御指摘のような議員立法についても、なるべく早い段階で結論を得るようにしたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 政治主導の看板をおろしたという事実はございません。政治主導はこれからもしっかりと堅持をしていきたいと思います。  私の政治主導の考え方でありますけれども、基本的には、政務三役が政策決定に責任を持つということです。その方向性をしっかりと役所の皆さんにも指し示し...全文を見る
○野田内閣総理大臣 内閣が発足した後に辞任をする閣僚が出たことはまことに遺憾であり、それについての任命責任は私にあるというふうに思っております。特に、福島の再生なくして日本の再生なしと私は強く申し上げてまいりました。その信頼が揺らぐような事態だったと思いましたので、これは、辞任と...全文を見る
○野田内閣総理大臣 国民に対してきちっと説明責任を果たしていくというのは、これは政治家の重要な責任だと思います。したがって、いろいろな現場に行ったとき、あるいは海外に行ったときも、きちっと記者の皆様には対応しているつもりであります。  いわゆるぶら下がりというやり方をとるのかど...全文を見る
○野田内閣総理大臣 オバマ大統領との会談の中での普天間についての議論でございますけれども、私の方からは、日米合意にのっとって日米が協力しながら進めていく、その際には普天間に固定化することなく沖縄の負担軽減を図っていく、そういう御説明をしっかり沖縄県民の皆様にさせていただきながら、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 野田政権の最大かつ最優先の課題は、東日本大震災からの復旧復興と原発の事故収束、そして日本経済の再生ということを申し上げてまいりましたが、大震災の前からあるいわゆる課題、宿題、内政については少子高齢化とか財政の問題とかがあります。外政については、今まで御議論いた...全文を見る
○野田内閣総理大臣 政府の立場として、司法の判断についてコメントすることは差し控えたいと思いますし、その司法の判断の内容も詳しくは承知していませんので、なおさらコメントすることはできません。
○野田内閣総理大臣 石川議員は今党籍を持っていません。いませんし、加えて、今有罪判決の第一報ということでございますが、判決の中身をよく承知しないで、それ以上のコメントをすることはできません。
○野田内閣総理大臣 若干事実誤認があると思うんですけれども、一週間ほどおくれているということではございません。政府税調の議論を踏まえて、党税調の御議論をいただいて、でき得れば先週末までに結論を出せればなと思っておりましたけれども、きょうまで来ているということは事実であります。 ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 七月に復興の基本方針をまとめております。その際に、将来世代に先送りするのではなくて、今を生きる世代で連帯して負担を分かち合うということがその方針に明記をされています。それを踏まえて対応していきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 三党合意については、それは先ほど御指摘いただいたとおり、首班指名選挙が終わった後、組閣の前に御党の谷垣総裁と石原幹事長とお目にかかったときに、自分は守っていきます、信じてくださいと申し上げました。公明党との会談でも同じことを申し上げました。基本的にはその姿勢は...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今の御質問の前に、今の全体的な、冒頭のお話に反論してよろしいですか。(塩崎委員「いや、質問に答えてください」と呼ぶ)  では、後で機会があれば答えますが、安易な増税をしようとは全く思っておりません。財政再建は必要だと思います。そのための道は、歳出削減の道と成...全文を見る
○野田内閣総理大臣 当時、検討したときにはその資料を見ていたと思いますが、今は資料を持っておりません。
○野田内閣総理大臣 国有財産全体、公務員宿舎全体の見直しは、これはやってきたんです、全体は。それを踏まえて、宿舎は一五%強削減で三・七万戸削減をするという方針を定めて、それを含めて今準備を進めていますし、不用宿舎の跡地を売却することなどで、これを復興財源にしていきたいというふうに...全文を見る
○野田内閣総理大臣 朝霞市の事情であるとか全体的な公務員宿舎の事情とかを含めての判断をしたことでございますので、今、特段、変更するつもりはございません。
○野田内閣総理大臣 いわゆるあっせんによるというか、天下りについては厳しく政権発足からやってきたつもりなんです。ただ、時折こういう形で御指摘いただくように、ある程度一つのポストを一つの省庁が固定化してとっていくという傾向は、残念ながら、あるように思うんです。なぜそれが起こるのかを...全文を見る
○野田内閣総理大臣 民主党政権になってから、あっせんを禁止したということは大きいと思います。  なおいろいろと工夫をしながら、残念ながら残るようなことは、こういうことはあると思うんですね。一層目を光らせながら、覚悟を持って臨んでいきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 三つの法案、議員立法について……(塩崎委員「初めて見ますか」と呼ぶ)だから、今申し上げます。確認書が存在することは知っていましたけれども、中身は初めて見ました。
○野田内閣総理大臣 特に三つ目の、国会の中に調査委員会をつくるという法案については、実務者として塩崎委員が積極的にかかわられて、もう何回も議論してきたと承知をしています。そういう協議の進展を踏まえての対応をさせていただきたいと思うし、それぞれの委員会、議運等で御議論をいただければ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私は一貫して、脱原発依存で、極力原発への依存度を低減させていくということを申し上げています。
○野田内閣総理大臣 基本的な考え方は変わっておりません。  新たにつくることは困難だと申し上げました。ただ、そこはかなり着工しているものもあるので、個別の判断は必要ですが、基本的には困難だという認識を持っています。基本的には、寿命が来たら廃炉をしていくということが基本だと思いま...全文を見る
○野田内閣総理大臣 例えば税と社会保障の成案でも、経済の好転を条件にと書いておりますので、当然、経済動向を勘案しながら対応していきたいというふうに思っております。
○野田内閣総理大臣 マニフェストの主要事項、子ども手当とか高校無償化、これらを実現するためには、恒久財源を確保しながら実現をしてまいりました。その額は、今御指摘のような歳出削減の部分と税制改正の部分とを合わせたもので、これは三兆円台に乗っています。三兆円台の範囲でマニフェストの主...全文を見る
○野田内閣総理大臣 どなたかというよりは、党としてマニフェストを決めて、みんなで共有をしたという意味では、すべての人に責任があるというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 これは、民主党のマニフェストをつくる前に、私は次の内閣の財務大臣をやっていました。そのときに、財政健全化のプランをつくることになりまして、これは八年計画なんですが、その八年計画の財政健全化プランの中間報告でまとめた内容をここで書いているということでございます。
○野田内閣総理大臣 八年間の財政健全化計画、前半が歳出改革中心、後半が歳入という流れの中で、特別会計改革も含めて、中間報告をこの時点で私が次の内閣の大臣のときにまとめた責任者であります。それが中間報告からどういう形で最終決定に至ってマニフェストになったか、これはちょっと、その後は...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私どもが政権をお預かりするようになったのは、平成二十一年の秋からであります。このときはリーマン・ショックの直後であって、四十六兆円と見込まれていた税収が三十兆円台で落ち込む。そして結局、財政運営は、要は国家財政の半分以上を借金で賄わなきゃいけないという、明治以...全文を見る
○野田内閣総理大臣 全部だとか、そういう断定的なことを申し上げるつもりはございませんが、環境としては、実現しやすい環境にはなり得るというふうには思います。
○野田内閣総理大臣 基本的にはドジョウはきれい好きでありますので、そこは間違えないでいただきたいというふうに思います。  その上で、国会の延長の話でございましたけれども、これはもう各党間で合意をしていただいて期間は決まっているというふうに思いますので、それを重視していきたいとい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 議員の御指摘のとおり、私は、所信表明演説でもあるいは記者会見等でも、福島の再生なくして国家の信用回復なし、日本の再生なしと申し上げてまいりました。それは、まさに心からの思いでございます。  その上で、まずやるべきことというのは、炉の安定だと思います。これにつ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 七月に答弁で、予備費も含めてというふうに申し上げましたけれども、予備費はちょっと除いて、第三次補正で対応できるように今準備をさせていただいているところでございます。
○野田内閣総理大臣 今、平野大臣が御答弁されたように、その仮払いのことも含めて、この間、八日に私も佐藤知事とお会いしましたけれども、復興のために使える基金をしっかりつくってほしいという中での対応を今させていただいているということでございます。
○野田内閣総理大臣 予備費の活用も視野にとは言いましたけれども、予備費で使うとは言っていないんですね。それで、第三次補正も含めてということは申し上げていますので。それは正確に申し上げておきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 先ほど申し上げたとおり、有罪判決が流れたという報告は受けていますけれども、その詳細については把握をしておりませんので、それを踏まえてコメントしたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 外国人籍のある方から私が献金をいただいたという報道がございました。それを踏まえて、今、詳細の調査をしておりますので、まとめ次第御報告をさせていただきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 今申し上げたことも含めて、すべて政治資金についての調査をさせていただいて御報告をさせていただきたいというふうに思いますが、外国の方だということの認識を持って献金をいただいたということはありません。
○野田内閣総理大臣 まず前提として、産経新聞、見出しは見ましたけれども中身を読んでいないので、そこは逐次コメントはできないと思いますけれども、中国漁船長の釈放は、これは検察の判断でした、それを踏まえたその後の外交課題については政治主導で行ってきたというのがこれまでの経緯だというふ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これは平成十七年に出した私の質問主意書でございます。これを出したのは、たしか十月だったと思うんですけれども、小泉総理が靖国に社頭参拝をされたときです。多分その同じ日にこの主意書を出したと思います。  背景にあるのは、その前の夏の予算委員会で、当時の小泉総理が...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私の立場は、別に小泉総理を批判するという立場で出したものではありません。むしろ、なぜ与党からこういう質問が出てこなかったのかと思っていました。むしろ、国際社会に御自身の立場を説明する上の助け船を出したつもりでやったつもりでございます。という背景は、御理解がちょ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 国際政治を含めて総合的な判断をすると、自分はしない方がいいだろうという判断。閣僚に云々と言いますが、これは前政権からの踏襲で、すべての閣僚についても同じことを望んでいるということでございます。
○野田内閣総理大臣 永住外国人の参政権について、民主党が党是にしているということはございません。民主党内の中でもさまざまな議論がございます。多様な議論があって、その議論をしているプロセスの中にあったというふうに私は理解をしています。  その中で、いろいろな意見のある中で、財務金...全文を見る
○野田内閣総理大臣 基本理念の中に項目として位置づけられていることは承知をしていますけれども、その後の例えばマニフェストであるとかあるいはインデックス、いろいろな意見の集約状況の中で明確にその方向性を打ち出しているわけではございませんので、時代によって今変化をしてきていて、党内で...全文を見る
○野田内閣総理大臣 憲法十五条にのっとると、そこに疑問があるのではないかというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 たしか昨年の十一月だったでしょうか、砲撃があったのは。それ以来、砲撃のような事態が生まれていないし、むしろ南北の対話であるとか米朝の対話とかが生まれているということを判断されたのではないかというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 いわゆる高等学校の無償化の話と、それを踏まえて政策の効果を検証する、そしてそれを踏まえてそのあり方を見直すというのが三党合意だったと思います。直すかどうかです、正確には。  その上で、朝鮮学校の話はまだ実施しているわけではありませんので、これは政策効果の検証...全文を見る
○野田内閣総理大臣 無償化を再開しなきゃいけないか、朝鮮学校の審査を開始しなければいけないかですが、これは私は、文科省に厳正な対処、厳正な調査をしていただきたいというふうに思います。それと三党合意の高校授業料無償化の政策効果の見直しとは、これは直接関係はないというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 菅前総理と市民の党との関係、そして政治資金のあり方については、これは衆参それぞれで御質疑があったというふうに思いますし、それを踏まえて、菅総理からは御答弁、説明責任を果たされてきているというふうに思いますので、党としてどうのということは考えておりません。
○野田内閣総理大臣 菅総理の政治資金団体の問題、また党との関連についても、その当時の党代表としての御説明を菅さんがやられてきたというふうに理解をしています。
○野田内閣総理大臣 それについては、通常国会の折に、ずっと菅さんが衆参ともに説明をされてきたというふうに理解をしています。
○野田内閣総理大臣 重ねて申し上げますけれども、そういう視点も含めての御質問に菅当時の総理がお答えをこれまでしてきているというように思います。
○野田内閣総理大臣 まず、日米首脳会談のオバマ大統領の印象を、白けたという表現をされましたけれども、私は、各般の議論をさせていただきながら、個人的な信頼関係は結べたというふうに思っていますので、それは印象は、どういう印象を持たれるかこれは自由でありますけれども、私の得た感触とはこ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 憲法上許されないという解釈をずっと政府はとってきました。歴代政権はそうでございました。ということで、現時点でその解釈を変えるということはございません。
09月27日第178回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○野田内閣総理大臣 石破政調会長とは同世代でございますので、政治を考えるバックグラウンド、共通点が多いというふうに思います。その中で、先ほどロッキード事件のお話もございました。私も、政治家になる一つの背景として、この問題を強く意識しました。  私が一番好きな政治家、尊敬をしてい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 民主党の代表であると同時に、行政の長であることは間違いありません。その行政のトップである私が、司法の判断の、特に一審での判決の中身について逐一コメントするということは私は差し控えたいということであります。  その上で、証人喚問のお話が引き続き出ましたけれども...全文を見る
○野田内閣総理大臣 政治改革の原点は、まず、政治にお金をかけない、お金を通じて政治を動かさない、政治を通じてお金をもうけない、こういう原則があると思います。その考え方は、私は委員と全く同感であります。  今、個別のお話が出ました。政党助成金にかかわるお話であります。それが事実な...全文を見る
○野田内閣総理大臣 日本の歴史、伝統、文化、そういうものをしっかり踏まえた政治をしていくということであります。
○野田内閣総理大臣 私の価値観は、今申し上げたとおりであります。石破委員の御指摘の、そうした思いのもとで政治活動をしています。  党としては、今、保守か革新かという二つの二項対立でとらえているという状況ではないというふうに思います。多様な方が集まって、この国を前進させていく、国...全文を見る
○野田内閣総理大臣 政治を市民中心のものにしていくということ、それから分権型の社会を築いていこうということ、それから、たしか官僚主導を排する、政治主導というようなものが入っていたというふうに理解をしています。
○野田内閣総理大臣 我が党の基本理念から始まって綱領のお話も、憲法のお話まで出ましたけれども、我が党は国を守らないという政党ではありません。  これは、基本的な綱領の考え方からスタートして、例えば法律でもそうですが、成文法の国もあるし、そうじゃないものを積み上げながら理念をまと...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、自分の内閣の位置づけです。  それは、何度も所信表明等でも申し上げましたとおり、原発事故の収束、それから東日本大震災からの復旧復興、そして日本の経済再生、世界経済のいろいろな荒波にのまれないようにしていくということをとことんやっていくことが最優先の課題...全文を見る
○野田内閣総理大臣 沖縄におけるアメリカ海兵隊の存在意義は、委員の御指摘のとおり。加えて、しかし、一挙にそれが、その役割を日本が賄っていけるか。これは時間がかかると思います。  普天間の問題は、まずは、そこまでの中長期の話をする前に、具体的に進めていかなければいけないだろうとい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 実力組織である自衛隊がどこまで何ができるかということをしっかりと政治が踏まえて、そしてコントロールをしていくということは大事だというふうに思いますし、今申し上げた新防衛大綱を踏まえた動的防衛力、これは、いわゆる防衛力の質、量という観点ではなくて、運用のダイナミ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 武器使用をどうするかという議論、これは不断の見直しの議論があってしかるべきだと思います。  思いますが、今回の南スーダンについての自衛隊の派遣については、まず司令部要員については、これは派遣をする準備をさせていただきました。国連から要請のあった施設部隊の派遣...全文を見る
○野田内閣総理大臣 基本的には、検察の判断で対応したというふうに思います。その上で、波及した外交問題については政治主導で判断をしてきたというのが従来の政府の解釈でございます。  いろいろとその事案の対応については反省すべき点があるとは思いますけれども、今申し上げた基本線について...全文を見る
○野田内閣総理大臣 我が国の領海、領土を守るために、それをしっかり果たすために、やるべきことはしっかり検討していきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 私、IWCに過去二回出ています。日本は極めて科学的根拠に基づいた主張をしています。残念ながら表決では負けますが、しかし、調査捕鯨は引き続き続けるべきだと思います。
○野田内閣総理大臣 経済成長と財政再建、この両立を図るというのが私どもの政権の大きな命題だと思います。そのために、昨年の六月、成長戦略と財政運営戦略をまとめました。  財政運営戦略によると、これは、二〇一五年までにプライマリーバランスの対GDP比、赤字を半分にしていく、二〇二〇...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これまで市町村を中心に対応するという基本的な法律の枠組みはございました。ただ、今回の東日本大震災では、財政力の乏しいところの自治体が壊滅的な打撃を受けて、そのことによって、国が大きくかかわる、あるいは国が責任を持って対応するという場面がふえました。これをもって...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先ほど平野大臣が御答弁をされたことが基本だと思います。  被災の市町村が自主的に計画をつくって、そして、やるべきこと、やりたいことを、しっかりと事業を推進できるために、現地に復興庁を置いて、その後押しをしっかりとやっていく、縦割りを超えたワンストップの組織と...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、九月八日に福島に参りました。そして、十日に宮城、岩手の視察をさせていただきました。  特に、陸前高田に行ったときに、損壊をした市庁舎を目の当たりにして、そこで多くの方が亡くなられたわけでありますけれども、改めて津波のエネルギーのすさまじさを目の当たりに...全文を見る
○野田内閣総理大臣 雇用保険の期限が到来するということだと思います。
○野田内閣総理大臣 従来の仕組みでは対応できないことが今いっぱい起こっているというふうに思います。要は、被災者の気持ちに寄り添って問題解決をすることだというふうに思います。  先ほどの委員の御提言は極めて建設的な提言だと受けとめさせていただきたいと思います。
○野田内閣総理大臣 河井さんの御指摘のとおり、私はもちろんでございますが、政権全体として、この問題が解決できるように、沖縄の皆様に御理解いただけるように全力を尽くしていきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 普天間問題を含む在日米軍再編の問題について言及をいたしましたので、全体パッケージだということでございます。
○野田内閣総理大臣 今の御発言、いつの時点の御発言でしょうか。
○野田内閣総理大臣 知りませんでした。
○野田内閣総理大臣 我が政権として、オバマ大統領に私がお話ししたことは全員で共有をしなければいけない、また、しているというふうに思います。日米合意にのっとって対応していきたいというふうに思います。  その上で、今の御説明を聞く範囲においては、もちろん閣僚ではありますけれども、地...全文を見る
○野田内閣総理大臣 個別の政策について、みんなが金太郎あめのように一つの意見を持っているとは限りません。いろいろな立場があります。  ただ、閣議で、政権で決めたことには従う、そういう政権であるべきだというふうに思いますし、法務大臣もそういう立場だと思います。
○野田内閣総理大臣 覚悟を持って臨んでいきたいと思います。
○野田内閣総理大臣 いわゆる組閣をする際に閣僚を判断するときに、さまざまな情報を集めました。俗な言葉で言うと身体検査というのもやっています。ただ、今官房長官がお話しになったとおり、今の件については、詳細な情報が上がってきて、それに基づいて判断したということはございません。  た...全文を見る
○野田内閣総理大臣 就任直後の平岡大臣の御発言を率直に受けとめたいと思います。勉強をしているところということであると思います。
○野田内閣総理大臣 民主党政権になってから死刑執行がないという、その指摘は間違っているというふうに思います。ありました。  その上で、今、平岡さんの待っているその勉強会というのは、いわゆる一般的な勉強じゃなくて、法務省の中に置いている検討会や勉強会で、その推移を見守っているとい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 法の番人としての責務、これをしっかり遂行するということは全く同感であります。
○野田内閣総理大臣 適材適所でございます。
○野田内閣総理大臣 これからの仕事を通じてそれを証明していただきたいと思います。
○野田内閣総理大臣 今般の台風十二号、十五号によって大変大きな被害が出ましたけれども、人命救助を第一に、警察、消防及び自衛隊等が行方不明者の救出救助活動に全力で当たってきているところでございますし、なおその続行をしていきたいというふうに思います。  また、御指摘のあった、危険な...全文を見る
○野田内閣総理大臣 菅前総理の資金管理団体の寄附の問題について、市民の会への資金の流れについて、これは既に何回か衆議院、参議院において取り上げられました。その都度、菅前総理自身が説明すべきは説明をしてきたというふうに承知をしています。  また、今、東京都連や複数の国会議員等々の...全文を見る
○野田内閣総理大臣 菅前総理御自身がその都度御説明をしてきたというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 国会の場で説明するかしないかというのは、これは国会の中で御議論いただいて御決定いただければというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 まず、議員辞職云々というお話でございますが、政治家の出処進退はみずからが決めるべきものである、これが基本だと思います。  その上で、議員辞職云々ということがあるならば、これはそれこそ各党会派の中で御議論をいただくということだろうというふうに思います。  そ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 重ねて申し上げますけれども、出処進退は御本人の判断、これが一番だというふうに思います。  その上で、その決議が云々ということは、そういうことが起こったときに各党会派で判断をするということだと思います。
○野田内閣総理大臣 まだ国会の中でそういう形で御議論をいただいているわけでもないし、決まったわけでもないので、今何かをもって、予見を持って申し上げることはございません。
○野田内閣総理大臣 証人喚問をするかどうかということは、国会の中でお決めをいただくことでございます。その際に、さっき申し上げたとおり、司法の判断がまず十月に行われる可能性が大きいということを考えると、まさに証人喚問をやること自体、私はそこは慎重であるべきではないかなというふうに思...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御党から政治資金規正法の御提案があること、承知をしています。十分に検討する余地のある法律だというふうに思います。我が党からも提案がございます。各党もいろいろな思いがあると思いますので、これは政党間でしっかり協議をしながら、政治の透明化、政治資金の透明化に向けた...全文を見る
○野田内閣総理大臣 企業・団体献金の禁止の法律を政治改革推進本部の事務局長としてつくったときに、私は事務局長でございますので、大変思い入れのある内容でございます。よく党内で検討させていただきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 私どもの案はできています。また、それについてのいろいろな御意見があることも承知をしておりますので、それを含めて対応しなければいけないというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 普天間飛行場の移設問題については、鳩山政権発足以降、何とか県外移転ができないのかどうかということ、こういう考え方のもとでさまざまな案の検証をしてまいりましたが、結果的には日米合意に至っているということでございます。この間に沖縄の皆様に御迷惑をおかけしたこと、深...全文を見る
○野田内閣総理大臣 オバマ大統領については、先ほど申し上げたとおりの基本的な姿勢を御説明申し上げました。その際には、その進展に期待をする、そういう回答がございました。  当然のことながら、この普天間問題、在日米軍の再編の問題、しっかりと対応しながら、結果を出していくべく全力を尽...全文を見る
○野田内閣総理大臣 武器使用の権限のあり方については、国会やPKOの在り方に関する懇談会等の議論を踏まえながら、引き続き、今委員の御指摘のような点も踏まえての検討をしなければいけない。これは不断の見直しが必要だと思います。  今防衛大臣がお話しになりましたけれども、もっとざくっ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 三党合意のまさに字面でしっかりと解釈するならば、児童手当法に所要の改正を行うことを基本として、法制上の措置を講ずるということだというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 これまで、やはり現金給付がほかの先進国に比べて手薄だったということがあって、子ども手当に力を入れておくことがあったと思います。一方で、委員御指摘のとおり、現物給付においてもニーズがたくさんございます。このバランスをとっていくということが大事であって、子ども・子...全文を見る
○野田内閣総理大臣 子供の手当のあり方を見直すことによって、そこで減額になった分を復興の財源、いわゆる歳出削減分として手当てをしていくということは、これはまさに委員の御指摘のとおりでございます。  ただ、将来的に、現金サービスの部分と現物の部分とのバランスをどうとっていくかとい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これは、東日本大震災の復興を行う際に、復興特区というのはとても大事ないわゆる措置だというふうに思うんです。  御党の御提案、これは真摯に受けとめたいと思いますが、一、二、三、四と見た中で、例えば一番はイメージがわきます。かなりやれるところがあるなと。三番、四...全文を見る
○野田内閣総理大臣 第三次補正は、当然のことながら、福島、宮城、岩手県が対象で復興を果たしていくということが多いんですが、当然のことながら、被災地は三県だけではありません。茨城県も、そしてもっと忘れがちな千葉県も含めてきちっと……(発言する者あり)青森も、まあ言ったら切りがありま...全文を見る
○野田内閣総理大臣 何よりもやはり見通しが一番大事だと思います。その見通しが立つように、政府も全力でその準備をしていきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 富田委員とは同期当選で、同じく政治改革を志して戦ってまいりました。お互いに、落選をしたときは、ちょっと時期は違いますけれども、励まし合ってきたという経験がございます。今、本当に本質的な御質問をいただいたというふうに思います。  私自身、政治家であると同時に、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 政権交代を実現してちょうど二年になります。私は三代目の総理になりました。それぞれ、前の総理、その前の総理、またそれを支えた役員の皆さん、閣僚の皆さん、みんな一生懸命、政権交代の成果が上がるように、歯を食いしばって努力をしてきたというふうに思います。そこは、評価...全文を見る
○野田内閣総理大臣 富田先生からずっとこの問題を取り上げていただきまして、先般、この高校生修学支援基金、文科大臣の御説明を聞いていて、これは適切なやり方だと当時申し上げました。実効性がどうだったかということは今の表で改めてわかりましたけれども、ただ、先ほど中川大臣が、この期間がも...全文を見る
○野田内閣総理大臣 釜石の奇跡、いろいろなエピソードがあるようなんですが、私がお聞きしたのは、中学生がお年寄りたちを高台に連れていった、どんどんどんどんと。実際に大人の足で歩いてみたら相当苦しい道のりだったそうなんですが、お年寄りたちを導いて、みんなで助かったというお話を聞きまし...全文を見る
○野田内閣総理大臣 数字にかかわることなので経産大臣かと思いましたけれども、お尋ねでございますので、私の方からお答えいたします。  九月十一日に公表した「国際原子力機関に対する日本国政府の追加報告書 東京電力福島原子力発電所の事故について(第二報)」において、現時点までの放射性...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私も、九月八日、福島へ行ったときに、除染のモデル地区としての伊達市の視察をしました、委員が御指摘の伊達市でございますが。  そのときに、やはりブルーシートで置きながら、隠しながら、包みながら対応しているような場面を見ました。あるいは、穴を掘ったやり方で何かで...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今も言ったように、システムを完結していく、後ろを決めながらの中で仮置きは何年とかという形で、それは住民の皆さんの安心のためにも明示できるように努めていきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 もちろん市町村と協力したりするということはありますが、最終的には国が責任を持って除染を行っていくということだと思います。  その上で、コストの問題、本当にいろいろあると思うんです。例えば、二センチ削ってやるのか五センチ削ってやるのか、二センチでも十分だとかと...全文を見る
○野田内閣総理大臣 どのチーム云々じゃなくて、やはり広く国内でこの問題に関心を持って、そして貢献しようとする人たち、世界で同じ思いを持っている人たちの力を結集すべきだというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 大体、百六十ページ近い読み物を読むというのは相当時間がかかるし、心して読まなければ頭に入りません。ということは、余りにも煩雑過ぎるだろうというふうに思いますし、そのことについては枝野大臣も直接指導をするというお話をされておりましたので、それを踏まえて東京電力が...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御指摘の福島県からの緊急要望は、私も承知をしております。それを踏まえて、被害に遭われた方に対する賠償について国として万全を期していきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 この報告書を見ると、地震の影響はまだ不明という評価になっておりますけれども、そういうことも踏まえて、早急に事故の究明、徹底調査を行うことがすべてのスタートの大前提になるだろうというふうに思います。  その上で、そうした究明等を終えた後に、再稼働については、こ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私は、潘基文総長からの御要請を受けて、原子力安全に関するハイレベル会合と、それから国連総会の一般討論とで、この原発の問題を触れさせていただきました。  そこで一番強く申し上げたかったことは、我が国の最大かつ最優先の課題は、震災からの復旧復興であるとともに、こ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 基本的な考え方は私はずっと一貫しているつもりなんですが、これは全部、切り取り方によって随分違っちゃう印象があろうかと思います。  脱原発依存、極力、依存度を可能な限り引き下げていくという気持ちは当然基本であります。それにおいて、例えばハイレベル会合で安全利用...全文を見る
○野田内閣総理大臣 例えば、事業者が黒塗りで手順を隠す、あるいは保安院にはやらせがあった、安全委員会には情報隠しがあった、先ほど共産党の志位さんがお話しされました。それぞれに反省をし、特にやらせなどというのは言語道断だと私も思います。そういうことをしっかり反省した上で、国民の信頼...全文を見る
○野田内閣総理大臣 ちょっと自分の給料の確認をしませんでしたけれども、野田内閣としては、これまでと同様、閣僚等の俸給の一〇%返納を申し合わせているところでありますけれども、東日本大震災への対応等のための歳出削減を一層促進するとの趣旨から、内閣総理大臣については賞与を含む給与総額の...全文を見る
○野田内閣総理大臣 前総理の場合は、事故の、いわゆる責任というお言葉を使われたというふうに思いますけれども、当然、私どもはその収束に向けて責任を果たしていきたいと思います。その上で、全内閣閣僚一致したやり方で対応するということであります。
○野田内閣総理大臣 今、安住大臣がお話しされたとおり、これはみんなで合意をして、ことし三月に、国会議員歳費一人当たり三百万円削減する法律が成立し、歳費カットが実施をされたと理解しております。その上で、各党はこれを了解したはずですね。  議員歳費やボーナスの面でこういう形で議員み...全文を見る
○野田内閣総理大臣 年間に三百万円削減することを政党間で合意してこれまでやってきたということで理解をしています。新たに御提案をされたということでございますから、それを踏まえて各政党が御議論をして意見集約をすればいいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 国家公務員総人件費の削減については、地方分権推進に伴う地方移管、各種手当、退職金等の水準や定員の見直し、労使交渉を通じた給与改定などなど、さまざまな手法を組み合わせることによって、御指摘のように、平成二十五年度までにめどをつけるというこの二割削減目標を、私ども...全文を見る
09月28日第178回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 有罪判決が出たことを承知しておりますし、判決の概要については読まさしていただいております。  それを踏まえてでありますけれども、総理大臣として個別の司法の判断について特段の所感を述べるということは控えたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 議員辞職云々というお話ございましたけれども、こうした出処進退は基本的には政治家本人が御判断をされるべきものだと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 証人喚問をどうするかということは、まさに国会の中で御議論をいただきたいというふうに思いますけれども、あえて言うならば、小沢元代表の裁判も報道によりますと来月にも始まるんだろうというふうに言われておりますので、司法への影響等も踏まえての御判断をいただけ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 小沢元代表自身は、御自身の問題についてはその都度記者会見をされてきたというふうに思います。  今、党においては党員資格停止処分になっていますが、これは強制起訴を踏まえての対応でございました。今回の三人の秘書の方の裁判は、直接的にはこれは小沢代表の今...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) その評価はそれぞれのお立場であるかと思いますが、御自身はそういう形で説明をされてきているというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 辞職するかどうかを含めてこれは御自身が決めることだというふうに思いますが、決議案が出たならば、それを踏まえての対応を検討させていただきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政治とお金の問題に関しては、自分のことも含めまして襟を正していかなければならないと思いますし、それぞれがきちんと説明責任を果たしていかなければならないと思いますが、さっき申し上げたとおり、今の事案については間もなく裁判が始まるということもあるので、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 党として、その政治資金の透明化を図っていくことを含めて政治改革の実現に向けてはこれからもやっていきたいというふうに思いますが、今の個別の事案については先ほど申し上げたとおりでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) それぞれ今個々の政治家のお名前出ました。それぞれの方が国会等を通じてそれぞれの政治資金規正法にのっとった対応をどのようにしてきたかについては御説明をされてきたというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国連総会に向かう前にまずは国会の中で私自身の所信をお話をさせていただき、そして質疑をさせていただきたいということを幹事長、国対に御要請をさせていただきましたし、それを踏まえて対応していただきました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) そういうことを踏まえて、その質疑の在り方はお任せをしておりましたけれども、最終的には各政党の合意によって会期延長され、そして予算委員会を開くということを決定をしていただいたと思いますので、それを踏まえて今御審議をいただいているというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 結果的には閉じていなくて延長させていただきました。それは、しっかりとした審議を、会期については合意をして、そして、これは各党各会派、それぞれ御主張はあると思います。その御主張を踏まえて合意を図って国会の運営を行っているというふうに思いますが、今回はそ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 二重ローン対策、一応二次補正で組んで、そしてその準備に今現地では当たってきているというふうに思いますけれども、今、片山先生のお名前出ましたけれども、実務者間でかなり議論が積み上がってきているというふうに私も承知をしております。  そこで、これ結論を...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 首班指名選挙の後、組閣をする前に、御党の谷垣総裁、そして公明党の山口代表とお会いをする際に、三党合意はしっかりと堅持をしていきますということをお話をさせていただきましたし、その前の民主党の代表選挙の決選投票のときにも、あえて最後の五分間の私の演説の中...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、さっきの拉致の問題との関連で山岡大臣御発言ございましたけれども、閣僚懇談会で家族会の思いも含めて大臣として懸念のお気持ちは表明をされておりましたということは事実関係として申し上げておきたいというふうに思います。  その上で、三党合意に絡んでの...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 厳正に審査を行うべきだと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 第三次補正編成に当たっては、税制改正のことも含めて三党合意に基づいて協議をしていくということ、これはこれまで確認をしてきているというふうに思いますし、復興基本法等の精神からしても、しっかりと与野党協議をしていくということが大事だというふうに認識をして...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、何よりも東日本大震災からの復興、これは極めて大事で、これはお互い共通認識だと思いますし、一日も早く予算を編成し、そして成立をさせるということがそれぞれの事業を迅速に遂行する上で必要であります。そのためにも、事前にお互いにある程度合意をしながら、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 一次補正、二次補正、本当に御協力は感謝申し上げたいと思いますが、第三次補正については、さっき申し上げたとおり三党合意もございます。もちろんこれまでも実績として御協力いただいていることはよく分かりますけれども、そうした合意も踏まえて、それの中身の点検が...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国会運営については、当然次の国会では第三次補正が柱になりますが、そのほかのいろんな法案もあると思います。全てを与野党でしっかり円滑に議論ができる環境整備が必要だと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 九月九日、特に被害の大きかった紀伊半島の先生の地元の和歌山県やあるいは三重県、奈良県、それぞれ視察をさせていただき、それぞれの知事さん始め、あるいは那智勝浦町の町長さん始め、現状についてのお話を克明にお聞かせをいただきました。  改めて、集中豪雨と...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 東日本大震災の場合は、もちろん元々の原因は地震でありますけれども、津波による被害がやっぱり強烈であったこと。特に、陸前高田に行ったときに市庁舎が無残に壊れている姿がございました。そこはまさに多くの方が亡くなったところでございますけれども、改めて、津波...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 台風十二号が上陸をして、そしてすぐに、九月三日九時に情報連絡室を設置をしまして被害状況の把握に当たりました。そして、四日二十時には私から平野防災担当大臣に三つの指示をしています。  一つは、人命救助を第一に被災者の救出救助を始めとする災害応急対策に...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 首班指名選挙を経て組閣が終わったのは確かに九月二日です。その間は、万全を期して党と政府の人事を行っていきたいという思いで、結果的には二日になりました。その間については、もう事前に菅前総理には、職務執行内閣になりますけれども、防災訓練等もございましたけ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 組閣前日の九月一日の御指摘ありましたけれども、これは防災訓練をやった後に、当時の菅総理から各閣僚に対して台風十二号に関して緊張感を持って的確に対応するよう指示がありました。これを受けて、職務執行内閣の閣僚は一層緊張感を持って対応をしているというふうに...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 職務執行管理内閣といいながらも、それは国のために責任を持った皆さん閣僚であったわけでありますから、それは私は緊張感を持って対応していただいたものと確信をしています。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 八月二十九日に首班指名選挙を行わさせて、九月二日の組閣であります。その分、すぐに組閣はしませんでしたけれども、時間としては、私は可能な限り職務執行内閣の期間短めにしたつもりでございますし、御指摘のとおり、なるべくすぐ組閣できる環境にしなければいけない...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) モーニングか防災服か、気持ちの問題は緊張感を持って私はやったというふうに思います。  その上で、情報連絡室は、さっき申し上げたとおり、三日の九時に立ち上げて、その二日の間にも随時連絡は入っていますし、そして平野大臣とのコミュニケーションも取っており...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 平野防災担当大臣は、菅内閣のころから様々な防災についての対応をしてまいりました。そうした経験も踏まえて、今回は特に被害の現況把握を含めて、あるいは現地との連携含めて、彼は懸命な仕事をしてきたというふうに思いますので、私は適性だったというふうに思います...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 対策本部は四日です。ただ、情報連絡室はその前からあるし、形だけではなくて、その前から万全な体制を取るようにとか現況を把握するようにというコミュニケーションは緊密にやっているつもりでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これからの被災地の復旧復興を考える際の大事な哲学、観点だと受け止めさせていただきます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 中川さんは私の友人でもありますので、その戒めはしっかりと胸に刻みたいというふうに思います。  その上で、ぶら下がり取材についてでございますが、私自身は説明責任、政治家として、そして総理大臣としてしっかり努めていきたいというふうに思います。さっき申し...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 可及的速やかに、本当にもうちょっとで結論を出したいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) そう何週間も掛かりません。本当にもうちょっとで、済みません、決めさせてください。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 方向性ですけど、しっかりと時間を取って丁寧に受け答えをするようなやり方をある程度の頻度をもってやっていこうかなというふうに思っております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 日本人として国旗を敬う気持ちを持っているということでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今の御指摘の議員は、民主党所属の議員ではなくて、まあ会派は一緒で、いずれにしても、事実関係はこれ分かりません、初めて今御指摘いただいたので。党の関係の方については調べさせていただきますし、無所属の方は御自身できちっと説明責任を果たすべきだというふうに...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、当初は、いわゆる青雲の志ではないけれども、まだちっちゃな志、寸志のころは、ペンを通じて政治を正していきたいと思っていました。あるきっかけを通じて自らが政治家になろうと思い、二十代からそのための挑戦をしてまいりました。  それは、やっぱりこの国...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) それは、今回所信表明演説で申し上げたとおり、今、我が内閣が一番最大かつ最優先に取り組まなければいけないのは、東日本大震災からの復旧復興と、そして原発事故の収束、これが第一であります。  加えて、震災前から日本経済の再生というのは大きなテーマでありま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政治と金をめぐる問題がある意味、私が先ほど、ペンを通じて政治を変えていこうという思いから自ら政治にかかわっていこうという原点のうちの一つであります。日本の政治風土を塗り替えていきたいという思いがございました。依然として政治とお金の問題をめぐって、私も...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 人事の在り方についてのアドバイスをいただきましたけれども、私は代表選挙を終わった後にノーサイドにしましょうというお話をしました。というのは、やっぱり民主党が政権党としてみんなが心を一つにして力を合わせて政治を前に進めることが大事だと思いました。元々ど...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 誤解なきようお願いしたいんですが、ノーサイドというのは特定の方と手を結ぶとか、そういう意味では全くありません。そこはかなり誤解があるのではないかと思います。みんなが、あらゆる方が御縁があってこの政党に集ったときに、衆参それぞれの議員が、みんなが力を合...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まさに政治姿勢にかかわる問題だと思います。政治とお金の問題について、基本的にはしっかりと説明責任をそれぞれが果たしていく、もちろん自分も含めてでありますが、そういう姿勢で臨んでいきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御指摘のとおり、菅内閣で財務大臣を務めさせていただきました。そして、三月十一日の東日本大震災の発災以降は、第一次補正予算、第二次補正予算、皆様の御協力をいただいて成立をさせていただき、その執行に努めているところでございます。  その中で、衛藤先生御...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほどお話ししたとおり、私どもなりには、三月十一日の発災以来、復旧に万全を期すべく瓦れきの処理、仮設住宅の建設、被災者の生活支援等々取り組んできたつもりです。一方で、率直に申し上げたとおり、被災者のお立場からすると、遅いんではないか、きちっとした行き...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これまでの二次補正の取組の中でも、また、今準備をしている各地域での動きの中でも万全を期していきますけれども、今与野党の協議が大詰めを迎えていると思います。そこで出てきた成案を踏まえてしっかりと政府で対応していきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 七月、復興の基本方針を取りまとめたときに、その基本方針の中で、これから復興していくときに、その財源については将来の世代に先送りをすることなく今生きる世代で連帯をして負担を分かち合うという方針を取りまとめました。それを踏まえて、これから復興の集中期間で...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 復興の取組も含めて、あるいは社会保障と税の一体改革も含めて、当然経済のことはよく考えながら判断していかなければならないと思います。だけど、これは経済成長と財政再建の両立を図っていく、これが基本的な私の構えです。  これは、今の世界のいろんな動きを見...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いずれにしても、その財源確保策も含めてこれ三党間で協議になりますけれども、私どもはたたき台を作らさせていただきました。これを基に御検討いただければ大変有り難いというふうに思っております。  もちろん、国民の御負担をお願いする場面はあるというときには...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) この中国人船長の釈放の問題については、これは検察当局が判断をされたものであって、それの後に連なる外交問題については政治主導で対応してきたというのがこれ従来からの政府の見解であります、という発言を松本さんがされていますけれども、私の認識とはこれは違うと...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 当然、先生も含めて同じ郷土である千葉県の皆さんにとって野田が総理になって良かったと思える実績をつくりたいとともに、九十五代目の内閣総理大臣であります。歴代総理大臣、いろいろ御苦労があったと思いますけれども、私は、今まさに原発の事故収束であるとか震災か...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 一言で言えば、文民統制というのは民主主義国家における軍事に対する政治の優先だと思います。  ただ、これ、後で御本人が説明をすれば一番いいのかとは思いますけれども、一川大臣のおっしゃった意味は、一般の国民を代表する政治家が国民の目線に立って物事を判断...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政治が軍事より優先をするという中でしっかり判断をする、それがシビリアンコントロールのまさに基本だと思います。それを一川大臣ができるかできないのか、国際社会がどう受け取ったかだと思いますが、私は、それぞれのスペシャリストが一つの大臣になるということもあ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今、一川大臣が申し上げたとおりの一川大臣の気持ちですので、したがって、初動の記者会見のときにその真意が伝わらなかったところに問題があるというのが私の認識でございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私どもの政権、原発の事故収束とそして復興、これが最優先と言いましたけれども、震災の前から抱えている懸案が内政にも外政にもございます。その中の一つがこの普天間の問題だと思います。  日米合意にのっとって対応して、沖縄の負担軽減というような話はきちっと...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) キャンベルさんの御認識はそういうことだったんだろうというふうに思います。それを踏まえて、さっきやり取りではその進展を期待するというお話だったというふうに思いますが、受け止め方はそれはそれぞれあったのかもしれません。いずれにしても、しっかりと取り組んで...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) きちっと私どもの基本的な考え方、日米合意にのっとって、そして普天間に固定化をせずに、そして沖縄の負担軽減をしながらやっていくという中で、やり取りの中で、さっき申し上げたその進展に期待をするというお言葉はありました。その受け止め方はいろいろあるかもしれ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これはもう相応の時間だったというふうに思いますし、その時間帯の中で、普天間だけではなくて、基本的には日米の同盟の重要性を踏まえた基本的な認識を含めて、あるいは具体的な課題がどういうことがあるかについての整理はできたというふうに思いますし、ちょうどこの...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 深刻さというか、大変重要な問題であるというふうに思いますし、特にこの二年間にわたって、海外移設の可能性を検証するなどによって、結果的には沖縄の皆さんに御迷惑を掛けたりしたこともありました。そういうものを乗り越えて、改めて日米合意にのっとって対応すると...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 適切な時期にお伺いをして、知事ともしっかりと意見交換をさせていただきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ロケットスタートでやらなければいけないことがたくさんございました。まずは被災地、これは福島あるいは宮城、岩手に行ったこと、それから紀伊半島へ行ったこと、それから今の経済実態を踏まえるべく中小企業等の視察をやったこと等々あります。  沖縄については、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 直接の会談の中でワシントンにどうぞというお話はございません。ただ、菅総理大臣のときの御招待は生きているという前提の中で実務的にスケジュール調整を今やっておりますので、その招待は生きているというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、だから招待状は生きているというか、あるんです、あるんです。いや、だから今実務的な日程調整を今しているということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 法的根拠に基づいているもの、これは基本的にやらなきゃいけないものが多いと思います。そうでないものを含めてそこを整理しながら、余りにも、先ほど古川大臣お話があったように、ちょっと多過ぎではないのかというふうに思いますので、特に国家戦略にかかわるものにつ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 名称は、自分のイメージではやっぱり国家戦略会議というイメージの名称なんです。その中に、例えばこれからのフロンティア開発どうするかとか経済や財政の長期的な方向性どうするかとか、場合によっては外交、安全保障どうするか含めて、まさに国家戦略にかかわる、根幹...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私が総理大臣になってからやっていませんし、その前もやっていませんでした。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 小泉総理のときだったのではないでしょうか、違いますか。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 済みませんでした。橋本総理のときに大変御尽力いただいたことを存じ上げませんで御無礼をいたしました。  その上で、政治主導で予算編成をするとか財政運営を行うというその精神は、私どももこれしっかりと受け継いでいるというか、むしろ強化をしていきたいという...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 猪口先生の熱い思いは本当に重たいなと思いました。それはひしひしと伝わってまいりました。  安全保障にかかわるやつは、これちょっと、既存の会議の大事なやつがありますよね、安全保障にかかわる。それとの整合性があると思うんで、まだちょっと確定的なことは申...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 新防衛大綱にも記載をしていますし、前、予算委員会で、財務大臣の立場でしたけれども、お尋ねがあって前向きな回答をさせていただきました。  検討チーム、これちょっと止まっておりましたけれども、早急に再開をさせていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私も先般の国連総会で原子力の安全に関するハイレベルの会議で日本の取組、御説明をいたしました。また、国連総会でもお話をしましたけれども、そのメッセージの大事な一つは、我が国が得た教訓、知見というものを国際社会と共有をすると、そのために、国際的な原子力安...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政調会長も、そして私も、昨年の暮れの新防衛大綱作りにかかわっております。この際に武器輸出三原則等についての議論がございまして、大綱の中にも、こうした経緯を踏まえて、防衛装備品をめぐる国際的な環境変化に対する方策を検討する旨が明記をされておりますので、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 恐れ入ります、地元紙はちょっと拝見をしておりませんので分かりません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私も含めてですが、先般の衆議院の吉野議員の御質問、そして今の森さんの御質問について、いわゆる仮払いの話と、十四条、仮払い、基金の問題と、今福島県からちょうだいしている復興基金の話と、それぞれちょっと混同して、入り交じって答弁をして分かりにくくなったと...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 森先生の御指摘のことと、今、細野大臣が御答弁されたことと、若干ちょっと事実関係の認識が違うところがあるようでございますが、そういうことも含めてしっかりと検証をしなければいけないということを改めて痛感をさせていただいております。  政府としてもその検...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 山岡大臣の政治経験等を踏まえて、しっかりと職責を果たしていただけるものというふうに思っております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 豊富な政治経験を持っていらっしゃるということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) そういう報道があるということは承知をしておりますが、そうした問題については御自身がきちっと御説明をされるべきだというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政務三役それぞれについては、様々な情報を上げて、そして総合的な判断をしております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) その議員連盟の中身であるとかその役割についてや経緯については、これ大臣から御説明いただければ、山岡大臣から御説明いただければというふうに思います。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今の大臣の御答弁にあったように、ナチュラリープラスに直接は行っていないというお話でございました。  今の、そのいわゆる御挨拶なのか勧誘なのかも含めて、これはちょっとよく事実関係は本人にも確認をさせていただきたいというふうに思いますけれども、いずれに...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 報道を含めて、山岡大臣のみならず、政務三役については様々な情報を集めた中での判断をさせていただいております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御本人はそういう事実はないときっぱりとおっしゃっておりますので、それを踏まえて対応したいと思います。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私が調べるというか、それは今受理をされているところが調べるということだと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 一つ一つの御指摘にきちっと御本人が説明をしながら職責を果たしていただきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今回各党で御同意いただいたのは、会期を延長する、九月三十日までということと、そして予算委員会を開くということだと思います。その合意に基づいて国会の今運営が行われていると思います。  個別の委員会審議について云々というのは、特に私は何も指示をしており...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 輿石幹事長がどう言ったかちょっと私知りませんが、いずれにしましても、不完全内閣と言われないような、きちっと仕事をしていくように、みんなで心を合わせて頑張っていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 真摯な議論ができるように頑張っていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今日、午前中にもちょっと答弁させていただきましたけれども、復興のための基本方針として、これは今を生きる世代によって連帯して負担を分かち合うという理念の下で、事業規模を割り出して、その上で、それについては歳出の削減や税外収入をできるだけ充てながらも、国...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これ基本法にも書いてあるとおり、あえて一般の公債とは区分をして管理をして、その上で復興債を出すと。復興債に当たってはその償還の道筋を明らかにするというのが、これは法律として、これはお互い合意したものとしてあります。  あえて区分する、例えば建設国債...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今財務大臣が基本的にお示しをしたとおりでありますけれども、いずれ増税すればいい、いずれ経済が良くなったらやればいいと言うんだったら、私はそれはやっぱりその償還の道筋を明らかにすることにはならないというふうに思います。そういう意味で、私どもは一つの政府...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これは一つの試算であって、阪神・淡路大震災のときの被害のその総額等を踏まえて、その後の予算の組立て、それを踏まえての今回東日本大震災の内閣府が打ち出した被害総額、それを当てはめながらの試算であって、これ、少なくともという言葉が書いてございますので、ま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 向こう十年間で十九兆、そして既に六兆使ったということであります。そして、それは、さっき少なくともと申し上げました。これは淡路の震災と比べてですが、しかも、今、被災自治体から復興計画もどんどん出てきております。そういうものを踏まえると、今のままでいくだ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私の前、前段の何か誤解の発言があったという意味でしょうか。いや、違います、日銀総裁と同じ認識で発言をしていました。  という趣旨の今御質問でしょうか。今の、私はあの答弁で理解をしています、はい。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 当然、無視するということはないというふうには思います。参議院で通った法律をどういう形で衆議院で議論をするかどうかということは、今実務者での協議も行っていると思いますので、その推移を見守っていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 世界経済全体が回復傾向にあったと思われていたんですけれども、だんだんとその先行きに対する不安が今出てきているし、むしろ後退をしてきているという状況が生まれているというふうに思います。  その中で、例えば先進国の場合、どこも今成長のエンジンになってい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 櫻井さんとは一緒に財政の仕事をしてまいりましたので、私の考えはもうよく御理解いただいていると思いますが、あえて振っていただいたんだというふうに思います。  我が内閣の当面の最大の仕事は、大震災からの復旧復興と、それから原発事故の収束ですが、その前か...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 所信表明演説で申し上げましたとおり、財政健全化への道は三つの道があると思います。それは、無駄をなくしていくという歳出削減の道、それからもう一つは、先ほど来御議論をいただいておりましたけれども、成長を促して増収を図っていくという道、もう一つは、これは厳...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 例えば平成九年の話です。これは消費税の引上げがございましたけれども、そのときの傾向を見ると、例えばそれを導入をする前は、これは何となく駆け込みがあっていいんですね。導入した直後はやっぱり落ちました。でも、その後の四半期ごとのあれだと上がりつつあったん...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今回の大震災のときも東北新幹線が二百七十キロで走っていて、それが安全に止まって一人の負傷者も出なかったということのこの技術力はやっぱりすごいと思います。やっぱり日本が生きていくためには、この技術力と人材だと思います。  そうした意味では、やっぱり科...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 概括的に申し上げますと、例えば交通インフラあるいは瓦れきの処理の問題、仮設住宅の問題あるいは被災者の生活支援等、政府として発災以来全力で取り組んでまいりました。一定の例えば段階に来ているところもあると思います。ただ、先ほど来申し上げているとおり、被災...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まさに地域再生待ったなしの状況だと思います。  特に、いわゆる中心市街地といったまさに町の顔というべきところ、そこに行けば地域の生活文化を感じることができる、経済のにぎわいを感じることができるというところの空洞化が進んできているということも大きな問...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、今の数字を聞く限りには随分と開きがあるなと、不公平感があるなというふうに改めて思いました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 東北地域以外の方から今のようなお話をよくいただきます。  誤解のないようにお願いしたいんですけれども、日本全体が元気になって初めて復興の後押し、サポートができると思います。逆にその復興需要を満たしながら日本全体も元気になっていくようにしなければいけ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 観光を振興することによって日本を元気にしていくというこの政策は大事だったと思いますし、元々、昨年閣議決定した新成長戦略でも観光立国という視点がございました。ただ、大震災以降、ちょっと厳しい状況になったんですが。  今、国内の旅行者を増やすということ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今回の原発事故の教訓、反省、これをしっかりと迅速に正確に、国内のみならず国際社会にも発信をして情報提供をしていくということは、私はこれからの原子力の安全の向上を果たしていく上で日本の大きな国際貢献だと思います。それは国際社会に向けても発信をしました。...全文を見る
09月29日第178回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) おはようございます。  郵政改革関連法案、この中身の中にはいろいろありますけれども、その柱は、委員御指摘のとおり、ユニバーサルサービスの維持ということも大事な柱になっております。こういうことを踏まえまして、八月の三十日、国民新党の亀井代表と、最優先...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) さきの大戦で敗れた後も、廃墟の中から我々の父、母、祖父、祖母たちはしっかりとこの国を立ち上げて世界に冠たる経済大国をつくりました。そして、オイルショックのときも厳しい状況でございましたが、これまた世界に冠たる省エネ国家をつくりました。先人たちが様々な...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 近年の少雨化や年降水量の変動幅の増大は安定的な水供給の懸念材料となっております。また、安全でおいしい水や豊かな環境を望む国民のニーズも高まっております。さらには、今後、気候変動によって渇水の頻発などの影響が生ずるおそれもあることなど、水資源に関する多...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 本年七月の子ども・子育て新システムに関する中間とりまとめにおきまして、潜在ニーズを含む保育等の量的拡充と職員配置の充実など、質の改善を行うための追加所要額が二〇一五年度で、委員御指摘のとおり、一兆円超と見込まれております。また、本年六月に政府・与党社...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 原発に関連する問題でいろんな観点からしっかりと政策を講じなければいけませんけれども、風間さんが御指摘のとおり、やっぱり国民の健康と安全を守っていく、特に食べ物の安全についてはしっかりとその安全性を確保していくということを最優先というか原則にしていくと...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 食品の安全性を更に確保するために、今の暫定規制値に代わる新たな規制値をしっかりと設定をするということが大事だということは御指摘のとおりで、それを踏まえて対応していきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今、細野大臣から御説明があったとおりなんです。両院の同意を得て内閣総理大臣が指名をしています。したがって、委員の問題意識の背景、いろいろ先ほど来の質疑で理解はしますが、一層やっぱり科学者としての自覚、責任感を持って重責を担っていただきたいというふうに...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ただいま法務大臣が抱負と御決意、述べられました。それをしっかりとやっていただきたいというふうに思っております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 普天間の問題については、今、白浜先生の御指摘のとおり、鳩山政権発足後、県外移転の可能性を含めて、その検証に時間を要しました。結果的に日米合意に基づいて対応するということになりました。この間、沖縄の皆様に多大な御迷惑をお掛けしたことは深くおわびしなけれ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、補正予算の遅れについての御指摘でございますけれども、五月に最初の第一次補正予算、各党の御理解をいただいて成立させていただきました。二つ目のこのいわゆる第二次補正予算についての評価でございますが、これは復旧に万全を期すための位置付けでこの補正予算...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 過去に二回の補正予算を組んでまいりました。そして、それでもってまだ足りない部分について、緊急、必要な部分については従来からある予備費と、それから二次補正予算で組ませていただいた復旧復興のための予備費も活用しながら対応してきたというふうに思っております...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国対委員長がどういう形でお話しされたか分かりませんけれども、国連総会に出る前に私の所信を申し上げ、それについての御質疑をいただくという形で、そのほかの審議の運び方についてはお任せをするという言い方を申し上げておりました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 司法の判断に逐一コメントしないことについて御理解をいただいたことは、本当にありがとうございます。  その上で、そういうまさに一定の一審とはいえ結論が出たことについては、それは重く受け止めなければいけないと思いますし、そのための説明責任を果たしていく...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的には、出処進退は本人が考えるということが基本だというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 形の上ではそういう形の、あったと思います。ただ、個別の案件でそれぞれ事情は違うと思いますので、その都度判断をしなければいけないと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今回そういう決議の御提案が出たことは承知をしていますので、それをこれからどうするかという対応を決めていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) それは議運での御判断だというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今、枝野大臣の御答弁のとおりで、売却可能と判断される株式をできるだけ売却をしていくということだというふうに理解をしています。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 全く同感です。一票の格差の是正を、これもう速やかに議論をしながら努力をしていくということ、これやっぱり違憲という判決を受けているわけですから、それに対する対応を怠る、怠慢ではあってはいけないと思います。  あわせて、定数是正も、まさに国民にいろいろ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) その御提案、本当にしっかり前向きにとらえたいと思います。EASというのはこれから本当に大事になってくると思います。この間もアキノ大統領と議論した際に、海賊対策含めて海洋のルールを作っていこうと、そういうことも含めて首脳間で議論して、首脳として強いメッ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 三宅島の過去の事例、その対応を踏まえて検討させていただきたいというふうに思います。御指摘ありがとうございました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 行方不明の方については、御家族だけではなくて、白浜先生御指摘のとおり、小さな、結束力のある村でございましたので、皆さん全体でそういう思いを持っていらっしゃることは痛いほどよく分かります。  残念ながら、台風十二号でまだ行方不明の方が二十名いらっしゃ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 具体的な御説明は今、小宮山大臣が御説明されたとおりであります。そろそろ寒さへの備えをしっかりやっていかなければいけないと思いますので、今具体的なお話はありましたが、万全を期していきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私も被災地へ視察に行ったときに、これは和歌山県も奈良県も三重県も、それぞれの知事さんから道路についての御要望を強く要請をいただきました。もちろん今国交大臣がお話しされたように、従来、通行止めになったものについては開通するべくこれも全力を挙げてまいりま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御紹介の議員立法による法案については、今、私の承知しているところでございますけれども、放射線の影響による周辺住民の不安の解消及び健康管理、そして放射線が人の健康に与える影響に関する科学的知見の充実、これらを目的としたものであり、法案の骨子には、研究機...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今回も被災地において、例えば洗濯物を干す場所だとか、女性の視点をもっと取り入れた対策が必要であったというような教訓や反省、いろんな具体的なことを私もお聞きをしております。したがって、防災政策全般においてやっぱり女性の視点をもっと取り入れるべきだろうと...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほどからの御議論お聞きしまして、これワクチン接種と検診併せて行うことが必要だということの認識を強めましたし、自見大臣の簡潔な御答弁に、予防こそが最大の治療であるということを強くインプットされました。ということで、この議論を進めていくことは大事だと思...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 様々な困難な課題を乗り越えて本当に国民生活を守っていこうというその使命感、責任感、それを持続させることが自分のバックボーンにしたいというふうに思っています。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ぶら下がりをやらないとかまでは決めていません。ただし、定期的なきちっとした落ち着いた形での会見みたいなものはやっていかなければいけないということを昨日、方向性としては申し上げさせていただきました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 一つの御提案として、非常に御心配をいただいた中での御提案として受け止めさせていただきたいと思います。そのことも含めて、どういうやり方がいいかということを早急に結論を出したいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国民に御負担をお願いをする前に、基本的には、例えば国会においてもあるいは行政府においても、身を切ることは徹底して身を切っていくということが必要だというふうに思います。  その上で、朝霞の宿舎については、これは確かに震災の前の一つの判断でありますが、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 少しちょっと私のところは誤解があると思うんです。国連で、原子力ハイレベルの会議と国連総会とで原発の問題触れていますけれども、再稼働の問題は一言もしゃべっていません。多分、御指摘は、その前に行く、ウォール・ストリート・ジャーナルでしゃべったことの御指摘...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これも誤解があると思います。  今回の事故の教訓、反省、そしてそこから得た知見というものを国際社会と共有をしたい、その上で国際的な原子力安全向上のためにあらゆる協力をして貢献をしていくということが私の国連演説、あるいは原子力安全に関するハイレベル会...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほど申し上げたとおり、事故の検証を行いながら、そのことを踏まえながら原発の輸出についてどうするかということを、あるいは国際協力も含めてどうするかという結論を出していきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 三月十一日の、だから教訓を事故検証という中でやっていく、今もう分かっている教訓もありますけれども、正確な検証を踏まえながら対応を決めていくということでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今回の事故の教訓としても、やっぱり震災の経験からしても、東北の大震災でも、首都機能が相当いろいろと機能不全に陥りました。ましてや、直下型地震などがあった場合にはもっと深刻な影響が出ると思いますので、バックアップ機能をどうするかという議論は進めていかな...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 証人喚問をどうするかについては、間もなく始まろうとしている裁判もあるということもございますので、司法への影響なども考えて慎重な判断をすべきだと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的にはそれぞれの政治家が説明責任を果たしていく、特にその政治とお金をめぐる問題については説明責任を果たしていくということだというふうに思うんです。  その上で、だから、それが例えば記者会見というやり方もあるし、国会の場で政倫審やあるいは証人喚問...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 消費者の問題についても治安の問題についても、いろいろ御指摘のあったことについては御本人がしっかりと御説明をしながら、責任を果たしながら、厳正中立に職責を果たしていただきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 市田先生御指摘のとおり、医療は国民生活に欠かすことのできないセーフティーネットでございます。とりわけ、被災地における医療の機能の復興ということは被災地全体の復旧復興の観点からも大変重要であるというふうに認識をしています。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほど申し上げたとおり、復旧復興の際において医療は大変重要であるという認識の下で、国としてできることを万全を期していかなければいけないと思いますし、被災地の御要請や御要望等も踏まえながらの対応をしていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 後押しの仕方はいろいろあると思いますけれども、医療全般がきちっと復旧復興できるように国として責任を果たしていきたいというふうに思います。    〔委員長退席、理事川上義博君着席〕
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほどの橋の事例じゃありませんが、医療についても、単なる原状復旧じゃなくて、先ほど厚労大臣が答弁したように、柔軟な対応、適切な対応をするように心掛けるべきだと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 発足当初で温かい御激励のお気持ちの表れだというふうに思いますが、数字については一喜一憂せず、まさに国難突破をするため一つ一つきちっと仕事をこなしていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 鳩山政権も菅政権も、この評価については今後の歴史の中で定められていくものと思います。それぞれ成果を出したものとあるいは教訓を残したものとあると思いますけれども、私はその反省点、教訓というのは、鳩山元総理、菅前総理のリーダーシップ論だけではなくて、やっ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 鳩山政権のときに小沢さんに対する何かって特になかったと思うんです、例えばこういう司法の動きの関連では。菅政権のときに小沢元代表に対するいわゆる強制起訴がありました。その強制起訴を踏まえて党員資格停止処分をしたと。事実関係でいうと、こういう経緯だという...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 反とか親とかというお話がありましたけれども、小沢元代表との関係でいうと、私は、日本新党で最初に当選をして、改新という会派をつくって新進と向かいましたけれども、そのころからのいわゆるお付き合いというかキャリアは共有するわけです。ただ、余りお話をしたこと...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、国民の生活が第一という理念は、ぼろぼろになったとおっしゃっておりますけれども、私は、これは大事な理念であって堅持をしていきたいというふうに思います。特に、代表選でも申し上げましたけれども、中間層の厚みを増していくという政治を是非やっていきたいと...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 血も涙もない政治ではない、そういうふうに私は思っています。もちろん国民に御負担をお願いをする場面はあると思うんです。でも、その前にきちっと歳出削減等々しっかりと絞り出していくという努力をした上で、でも政権与党としては苦しいことでもお願いをしなければな...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今は何をやりたいかという御指摘だと思うんです。私は、でもその前に何をやらなければいけないかというところを重要視しているんです。いつも申し上げている東日本大震災からの復旧復興と、それから原発事故の収束と、日本経済の再生、財政再建等々は、これはやらなけれ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 九百兆の方の借金にどう向かっていくかということは、去年まとめた財政運営戦略に基づいて対応していくと。これは、向こう十年間の中長期の財政健全化のプランをまとめました。二〇二〇年までにプライマリーバランスを対GDP比をこれバランス化とる、それ以降は債務の...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、その九兆、十兆、十一兆というのはちまちました額ではないと思います。大変大きな額……
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 九百兆はそれはすごいです。天文学的な数字です。だけど、当面の十兆前後のお金というのは大変なお金であります。そのお金の、やっぱり償還の期限、そして償還の仕方、責任を持って対応するのが私は責任ある政治だと思う。じゃないと、それは大変ですよ。国難です。想定...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 一球入魂と同じように一行入魂でございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私も県会議員の出身でございますので、受益と負担の相関関係ができるだけ身近なところで見えるようにするという、そういう国の形に持っていくということが理想だと思っていますし、そして、地域主権改革、地方分権というお話でございましたけれども、民主党においても分...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 公務員の人件費の削減の問題、そして出先機関の整理等の問題、これはしっかりやり抜いていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御指摘のとおり、このような事故を起こしては決してならないというふうに思います。多くの皆様が今、被災生活、避難生活をせざるを得ない、多くの皆様が放射能をめぐって、食物の問題も含めて不安を持っている。こういう切ない悲しいことを二度と起こしてはいけないとい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 中長期的に原発への依存度を可能な限り引き下げていく、そして中長期の目標として国民の不安を和らげる、安心のできるエネルギーのベストミックスをつくっていくという意味では、脱原発依存社会、菅さんと同じような方向性を私も持っています。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今回のこの事故を踏まえて必要なことは、国内向けもそうですし、国際社会に向けてもそうなんですけれども、やっぱり事実としてあったことを踏まえて、その教訓とか反省をしっかり適時迅速に公表していくということだと思うんです。その意味では、先ほどの黒塗りの資料と...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) しっかりと安全性、厳しくチェックしていくという上で、事業者がテストを行い、そして保安院がそれを評価し、安全委員会が確認をし、最終的には、地元の御理解いただいているかどうか等々を含めての総合的な判断を政治が行うというプロセスをたどっていくということが再...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 経産大臣のお話のとおり、最大限の努力をしていくということを政府の基本方針としていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 昨年の六月に閣議決定した新成長戦略、これは年末までに日本再生という形でバージョンアップしていきたいと思いますが、その中にパッケージ型インフラ輸出という大きな項目があります。  今御指摘の原発だけではなくて、新幹線や水ビジネスであるとか、様々なものを...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私は、全て悪いとか全ていいという立場じゃありません。例えば不良債権処理等においては、やっぱり小泉政権の私は実績は率直に言って大きかったというふうに思います。  ただ一方で、一方で行き過ぎた規制緩和の部分があったりしたこともあったというふうに思います...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私は自分の理念として、中間層の厚みを増していくということを大切にしていきたいというふうに申し上げました。中間層からこぼれ落ちる人がいっぱいいる中で、例えば十月から実施する求職者支援制度などはその一つでありますけれども、おっしゃった派遣法についても、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 普天間の飛行場については、日米合意を踏まえながら、沖縄の負担軽減を図りながら、そのことを沖縄の皆様にしっかりと御説明をして御理解をいただくように努力をしていくということは、我が政権の基本姿勢でございます。
10月05日第178回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○野田内閣総理大臣 おはようございます。  田嶋議員におかれましては、三カ月間、福島の現地に入って、まさに対策本部の責任者として、被災地の皆様とさまざまな意見交換をし、さまざまな声を受けとめてこられました。そうした声を踏まえて私にさまざまな御提起をいただきましたことを感謝申し上...全文を見る
○野田内閣総理大臣 自主避難に対する賠償については、現在、原子力損害賠償紛争審査会において適切な対応を検討中であり、相当因果関係がある損害については東京電力による円滑な賠償が進むことが必要であるというふうに考えておりますが、また、自主的な避難をされた方々については、災害救助法によ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今は自主避難をされている方の場合を申し上げましたが、されていないケースについても、よく現状を踏まえた対応をさせていただきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 公務員人件費二割削減、御指摘のように、平成二十五年度までに実現をするということになっておりますので、二十五年度までに実現できるように全力で取り組んでいきたいと思います。  その前に、国家公務員の給与については、去る六月三日におおむね給与を八%減額する法案を国...全文を見る
○野田内閣総理大臣 近藤さんの御指摘のとおり、東北地方は、一次産業だけではなくて、今回サプライチェーンの寸断が大変大きな影響を及ぼしたように、すばらしい部品関連の会社がたくさんございました。  ということで、今回、これは被災地中心に、例えば立地補助金を大幅に拡充しよう、第三次補...全文を見る
○野田内閣総理大臣 二重ローン問題は、御指摘のとおり大変重要なテーマであります。  先ほど枝野大臣が御答弁をされたように、ようやくその取り組みがスタートしてきましたが、その動きを加速していきたいと思いますし、今、近藤議員も入って御議論いただいている政党間の協議も注意深く見守りな...全文を見る
○野田内閣総理大臣 額賀先生におかれましては、この衆議院の復興特の筆頭理事として、復興に向けた議論のまさに先導役としてリーダーシップを振るわれていること、心から敬意を表したいというふうに思います。  今先生の御指摘の、いろいろな反省点があると思います。そういうことがあって、残念...全文を見る
○野田内閣総理大臣 鳩山元総理そして菅前総理についての評価をお聞かせいただきましたけれども、私は、両先輩とも、国民のために懸命に努力をされて、血みどろになって頑張ってこられたと思います。その評価は歴史的な評価に今後ゆだねたいというふうに思いますが、いずれにしても、私は三人目になり...全文を見る
○野田内閣総理大臣 明確に何か記事に書かれたとも、いつ、どの時点で私が言ったとも書いていなかったので、よくあることないこと書かれますので、一つ一つ目くじらを立てようとは思っていません。
○野田内閣総理大臣 多岐にわたる御指摘をいただきましたけれども、最後の御質問については、解散をするべきである、そういうお話でございましたが、私の内閣の最大かつ最優先の課題は、まさに東日本大震災からの復旧復興と、そして原発事故の一日も早い収束であります。その道筋をつけなければいけな...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御指摘のように、特に通常国会の後半、そしてさきの臨時国会を含めて、御党を初め野党の皆さんから御提起をいただいたこと、大変ありがたいというふうに思っております。  復旧復興というのは、本当にオール・ジャパンでやっていかなければなりません。政府の足らざる部分を御...全文を見る
○野田内閣総理大臣 十二兆円規模の三次補正の内訳については先ほど財務大臣がお話しされましたけれども、御理解いただきたいのは、例えば年金の部分が入っていますよね。これは三党合意に基づいての議論でございますので、いろいろ入りまじっているというお話ございましたが、いろいろ経緯があるとい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先般、人勧の勧告をいただきました。それを今、政府内で、関係閣僚によって、対応をどうするかという協議をしている最中でございます。  一方で、御指摘のとおり、六月に八%程度の減額を内容とする給与の改定の法案を公務員制度改革関連法として提出をしています。私どもは、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 法案については国家公務員の給与についてでございまして、地方は地方で独自に決めるということがございますが、あのときは、私が申し上げたのは、国家公務員、地方公務員、そして議員を含めて、公的なセクターでしっかりとサポートしていく必要があるのではないか、そういう問題意...全文を見る
○野田内閣総理大臣 国の方で一つの方向性が決まったならば、地方においてもそういうものを踏まえていただくことを期待する思いを申し上げたということでございます。
○野田内閣総理大臣 まず、償還期間についてのお尋ねでございますけれども、復興の基本方針の中で、これは七月に閣議決定をしたものでございますが、将来世代にその財源を先送りするのではなくて、負担を先送りするのではなくて、今を生きる世代が連帯して負担を分かち合うということが書かれておりま...全文を見る
○野田内閣総理大臣 東日本大震災の被災地は、三県だけではなく、先生の地元の茨城県も含め、さまざまな地域はまだほかにもございます。(発言する者あり)もちろん千葉県も入っております。
○野田内閣総理大臣 政府としては、これまで一生懸命取り組みを行い、着実に実施できている部分もあると思いますが、御指摘のような、まだ十分行き届いていない部分であるとか、あるいは遅いという御指摘もいただいていることも事実でございますので、そういう声をしっかり踏んまえて対応していきたい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 定期検査で停止中の原子力発電所の再起動、再稼働をする際には、幾つかの手順を踏んでいかなければいけないというふうに思っております。それは、一つは事業者によるテストを行うということ、そのテストの評価を保安院が行う、さらには安全委員会がその確認を行うといったプロセス...全文を見る
○野田内閣総理大臣 さっき申し上げたプロセスがございました。事業者がテストを行って、それから保安院、安全委員会と、それぞれ評価、確認をして、そして最終的には政治が判断をするというところですが、その前段のプロセスはきちっとやってもらわなければいけないと思います。やはり、国民の皆さん...全文を見る
○野田内閣総理大臣 一つは、基本方針はエネルギー・環境会議が一定の方針は年内にというふうなお話が今経産大臣からありました。最終的なエネルギー基本計画は来年の夏を目途にということであります。  この間、やはりやらなければいけない議論は、原発事故の検証もあります。きちっとした検証を...全文を見る
○野田内閣総理大臣 数は正確にはわかりませんけれども、今後かなり、原発をつくっていって、その国のエネルギーの、まさに政策の柱にしていこうという国はたくさん存在しているというふうに思っていますし、それは多分数十基単位になるのではないかなというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 別にころころ変えているつもりは全くないんですけれども、国連で申し上げたことは、まず第一に、今回の事故の教訓、そして反省、そこから得た知見というものを国際社会と共有するということを申し上げました。  そして、御指摘のとおり、我が国は核兵器を持ちませんが、原子力...全文を見る
○野田内閣総理大臣 だから、それは問題意識は同じだと思います。  これまでの外交関係で、それは信頼を損なうことはできません。その上でも、今回の我が国の事故の検証もしっかり踏まえてお伝えをしていくということは大事だと思います。一方で、これから新たに、どんどんと新たな協定を結んでい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これまでの外交交渉の積み重ねなどを踏まえながら、今、日本で起こったこともきちっとお伝えをしながら、きちっとそういう関係は、協力できることは協力をしていくということになると思います。
○野田内閣総理大臣 日本は本当に、国土面積は世界で六十番目の小さな国ですが、宇宙の開発利用、このスペースを考えたときには無限の可能性を持っているというふうに思っています。そういう思いから、その開発利用をしていこうという、まさに委員は同志でございました。  具体的にこういう準天頂...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これまでの宇宙開発利用、各省ばらばらでやってまいりました。日本は、衛星もロケットも飛ばせるし、国際協力のもとで宇宙飛行士も育ってきている、射場もあるという意味では非常に可能性を秘めた国ですが、残念ながら縦割りの弊害があって、これが戦略的にめり張りをつけてできな...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私が余り改廃の話を断言的に言ってもいけないと思いますので、まず司令塔的な機能をつくっていくということでございますので、ぜひきょうはその辺で。
○野田内閣総理大臣 これまでも真に必要なインフラ整備はやってきたつもりでありますが、今回の大震災であるとか、委員御指摘の今回の大雨の災害とかを踏まえた、そういう教訓を踏まえて、命を守る公共事業、防災対策、災害対策についてはしっかり取り組んでいきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 さきの臨時国会、会期延長をさせていただいたことも、そして閉じたことも、これは各党間で合意をいただいて決めていただいているというふうに承知をしております。  これからも、それぞれの党の主張があるかと思いますが、それぞれ合意したことで国会の運びは決まりますし、私...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先ほど来、経験に基づく説得力ある御提起をいただきまして、本当にありがとうございます。  政府全体としては、集中期間五年間そして復興期間十年間ということで、やるべき事業を復興に向けて全力を尽くしてまいりますが、個々の、それぞれの被災者の皆さんにとっては、事業を...全文を見る
○野田内閣総理大臣 担当大臣から補足があると思いますけれども、委員の御提起も含めて、今ちょうど交付金の制度設計の詰めをやっているところでございますので、本当に被災者、被災地にとって使い勝手のいい交付金に制度の詰めを行っていきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 先ほど来の議論の中にもありましたけれども、被災をされた皆さんにとっては、見通しをどう確保するかというのが一番大きなテーマだと思います。その見通しを考える上で、政府が約束したことは、その見通しを考える際の前提条件になるというふうに思いますので、お約束したことはし...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御答弁させていただく前に、先般、九月十日、気仙沼を視察した際には、道の駅や市場等々、小野寺議員には御案内と御説明をいただいたこと、感謝申し上げたいと思います。  今大臣が答弁をしましたとおり、かさ上げについては、第三次補正で実行できるように、実施できるように...全文を見る
○野田内閣総理大臣 一般的に、高台移転についてはコストがかかるというお話は聞いておりましたが、南三陸町の個別のケースは、きょう初めてこの資料で拝見をいたしました。  いずれにしても、被災地の地方公共団体の御要望なども踏まえながら、どうやって現実的に対応できるかということが大事だ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 高台移転の、これはいろいろなケースがあると思うんです、小野寺さんが御指摘したような地域に住んでいらっしゃる方の合意がもうとれているものと、それから、まだ地域の中で復興計画をつくっている中で、どういう形で住まい方をするかというところがまだ検討がおくれているところ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 朝霞の公務員宿舎については、小野寺さんの御指摘のとおり、昨年の十二月に、全体で一五%削減という中で、極めて合理的なものについては認めていくという話で、地域の御要望とか含めて、しかも、独身者やあるいは中堅、若手向けの住宅それから宿舎であったということから、まずは...全文を見る
○野田内閣総理大臣 東日本大震災からの復旧復興は、我が内閣の最大かつ最優先の課題でございますので、一生懸命取り組んでまいります。ぜひお力もおかしください。
○野田内閣総理大臣 今回、まずは五年間凍結という形の政治判断をいたしました。それに加えて、公務員宿舎のあり方について、懇談会を設けて財務大臣のもとで全体の検討もしていただくことになっておりますが、そういう全体検討の中で、まずは今凍結でございますけれども、判断をさせていただきたいと...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御指摘のとおり、菅内閣のもとで財務大臣をやっておりました。そうした中で三月十一日の震災の発災がございまして、それを踏まえて第一次補正予算約四兆円、第二次補正予算約二兆円、合わせて六兆円の予算規模、加えてこの間に予備費もさまざま使っておりますけれども、こうした対...全文を見る
○野田内閣総理大臣 正確には平野大臣がお話をしたとおりでございまして、若干私の方は言葉足らずだったと思うんですけれども、現地に復興のための組織を置いて後押しをしていくという意味で申し上げたんですが、復興庁本体という言葉で語ったものですから、誤解を呼んだと思います。そのための局をそ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、私以外でも、平野大臣、細野大臣などは頻繁に福島に入って、現地の声もよくお聞きしながら対応していると思いますが、御指摘いただいたとおり、九月の八日に、まずは、総理に就任してから最初に福島に入りました。また近々お伺いをして、現地の状況をよく踏まえた適切な対応...全文を見る
○野田内閣総理大臣 とても有益な御提起をいただきまして、勇気づけられました。  御承知のとおり、復興庁をつくると相当事務量も出てまいります。そういうことを踏まえると、国務大臣を増員して復興大臣を置くということは本当に必要になってくると思いますので、今の御提起を受けまして、真剣に...全文を見る
○野田内閣総理大臣 基本的には委員の御指摘のとおりです。被災地の実情を踏まえて、被災地のニーズに合わせて事業を行って予算を組んでいくということで、その意味で青天井という言葉を言いました。国が勝手にかさを決めちゃうんじゃなくて、出てくるニーズについてはちゃんとこたえていこうと。 ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 間違ったメッセージが出たことは深くおわびを申し上げたいと思います。  除染に関する緊急実施基本方針において、これは、福島県の内外かかわらず、除染の長期的目標を一ミリシーベルト以下として、国として責任を持って除染に取り組んでいくというこの基本方針は変わりません...全文を見る
○野田内閣総理大臣 ただいま御指摘いただいた野田内閣における政務三役のパーティー、そういう報道が出ておりました。  御指摘のパーティーの開催に当たっては、国民の疑惑を招くことのないように、みずからを律し、大臣等規範の趣旨を踏まえていただくことが肝要だというふうに思います。まずは...全文を見る
○野田内閣総理大臣 定期検査で停止中の原子力発電所の再稼働については、これは一連のプロセスを踏まえていく必要があるというふうに思っておりまして、まずは事業者がストレステストを行う、その結果については保安院が評価をする、そしてさらには安全委員会が確認をする、そして、地域の皆さんに御...全文を見る
○野田内閣総理大臣 基本的な姿勢は、前内閣のときに、八月十五日に閣議決定をした「政策推進の全体像」を踏まえて対応していくということでございまして、委員御指摘のように、さまざまな論点、観点があります。そういうものを含めてしっかり議論をしながら、TPPについてはできるだけ、そうはいい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 平成二十五年度をめどに公務員の人件費二割削減に向けて全力で取り組んでいきたいと思いますし、今、国会に提出をさせていただいた給与約八%の減額、この法案の成立に当面は全力を尽くしたいと思います。  さらに、二割削減までにはいろいろやらなければいけないことがありま...全文を見る
10月06日第178回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 閉会後第1号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今まで、仮設住宅で生活をされている被災者の皆様への生活支援の在り方を中心に大変実態を踏まえた御質問をいただきまして、ありがとうございました。特に、寒さ対策どうするか、それから孤立化を防ぐためのコミュニティー形成どうするか、とても重要な観点だというふう...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今回、東日本大震災のやっぱり一つの反省として、女性の視点に立った防災対策を十分練っていなかったことがあったなと。例えば、避難所での運営で、例えば洗濯物の干し方、干す場所とか、そういうところに配慮が足りなかったなどという話は随分私も聞いております。した...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、原子力発電については、中長期的に原発への依存度を可能な限り引き下げていくというのが基本的な方向性だというふうに考えております。その際に、岡崎さんが御指摘のとおり、省エネ社会を実現をするための取組は一つあると。もう一つは、例えば今後創設する固定買...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 大変よく似ている方からの御質問をいただきまして恐縮でございますが、ちょっと私の方が今すり減ってきているというふうに思います。  その上で、朝霞の公務員住宅、公務員宿舎についてのお尋ねでございますけれども、昨年の十二月に公務員宿舎全体方針の中で、朝霞...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 一ミリシーベルトという目標の下にこれまでの対策ずっと組んできたというふうに承知をしています。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 内閣総理大臣として個別の司法にかかわることについてコメントすることは控えたいと思いますけれども、党所属議員が強制起訴されたということは極めて遺憾であったというふうに思います。  その上で、説明責任をこれから果たすということでありますけれども、今日か...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 詳細な補足は、じゃ細野大臣にしていただくとして、委員御指摘のとおり、これどういう工程でやっていくのかということがとても大事だと思います。除染を進める際にも、じゃ、その仮置場はいつまでの期間設けるのか、中間貯蔵施設、これはきちっと造れるのかどうか。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私、中学生のときの修学旅行が福島県で、会津に行って白虎隊の演舞なんかを見たことを今も鮮明に覚えているんですが、先般、福島で観光業を営んでいる皆さんとお会いする機会がありました。会津も含めて全体ですが、もうお客さんが激減をしているし、修学旅行も来ないと...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先般の、九月二十七日の衆議院の予算委員会で、たしか現地に復興庁、庁と言ったんですね、復興庁を置いて後押しをしっかりやっていくと発言をいたしました。  この趣旨は、現地の要望をしっかりお聞きして、ワンストップで行えるように現地にもきちっと機能を持たせ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これまでも、激甚災害、たしか発災して二日目に指定をするなど、そしてまた補助率のかさ上げ、御党の御提起などもありまして工夫をしてきたつもりです。特別交付税についても、これ一次補正と二次補正でたしか五千八百億積んだりしました。  さらに、今回は補助率の...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 第一次補正で地方債で対応したものも含めて今回の三次補正で対応させていただきます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国の出先機関、その地方庁舎の件は、今、安住大臣がお答えしたとおりですが、これは、その庁舎を造るに当たっては基準を二つ設けてまいりました。それに基づいて要求を出してきていただいているということで、なお、こういう今まさに東日本大震災が発災をしてから政策の...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 第三次補正予算、今与野党協議のお願いもしながら、大詰めでございます。加えて、ただいま御議論があった復興交付金あるいは基金、こうした制度設計も、これも詰めの段階でございますので、速やかにこれらを国会に提出すべく、そのためにも臨時国会は、それとの見合いに...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほども御質問いただきましたけれども、あの三党合意に基づけば、これもまさにこの文書のとおりに解釈すべきだと思いますけれども、児童手当法に所要の改正を行うことを基本として、法制上の措置を講ずることを規定する、こういうことに尽きると思いますし、その合意を...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今申し上げた私の、文書の、三党合意、よく御理解いただいているというふうに思います。  まあ、今までの子ども手当に思い入れもあるし、もちろん理念を大事にしていきたいという思いの表れであって、この三党合意の精神は守っていくという思いは大臣も当然共有して...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 野田内閣になって、法律、政令含めて全て決めたことは全部私の責任だと思います。ただし、それ一つ一つ全部数字を見て自分が判断をしたかというと、そうでないものもあります。  そういう中で、今の仮払い法のいわゆる法の精神、趣旨からすると、私は今委員の言って...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 二度とこのような悲しくて切ないことが起こってはいけないというふうに思います。そのために、委員の御指摘のとおり、あらゆる面でゼロベースで見直していくということが基本だというふうに認識をしています。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今回の原発の事故の教訓受けて、例えば再稼働に向けての取組、いろいろプロセスがあります。それはさっき大臣がお話しになったとおりであって、一方で、まさに今回の脆弱性の問題、外部電源の問題も出てまいりました。  委員御指摘のとおり、津波や地震に対する対策...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 復旧復興に向けて様々な事業をやろうというときに、その財源の確保、今ぎりぎりのところの詰めをやってまいりました。  もちろん、御党も御指摘されているように、徹底した歳出削減、あるいは税外収入の確保をしながら、足らざるところを国民に御負担をお願いをする...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 積立金については国会でもいろいろ御議論いただいておりますが、その中で、御案内のとおり一次補正で一つの財源とさせていただきました。  会計検査院の指摘の額がもっと多いということでございますので、これもよく精査させていただいて、その上で、もちろん使える...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今回、大変被害の規模が大きい、その上で、従来の災害対策の枠組み等では対応できないというのは、やっぱりその自治体の財政力が元々弱いところもあると、そういうこともございまして、できるだけ国がこの負担を担っていくというような取組をしてまいりました。補助率の...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 前向きに受け止めます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 大変ドクターヘリに渡辺委員は力を入れていらっしゃいますけれども、先ほどもちょっと御議論の中にありましたけれども、今回の東日本大震災の際にも大変活躍をいたしました。  御指摘のように、現在、二十三道府県で二十八機導入されていますが、国としては、これド...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 午前中もちょっと触れたんですが、私が中学のときの修学旅行はまさに会津で、猪苗代湖、磐梯山、そして白虎隊の演舞で感動するというコースでございました。大変楽しい思い出として記憶に残っています。  残念ながら、今、修学旅行も会津の地域、減っていると聞いて...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今回の原発事故の後を受けて、基本的には政府は記者会見とかあるいはホームページ等で適時情報の公開をやってきたつもりですが、先ほど御指摘のSPEEDIのこの公表の遅れというのは、相当に多くの皆様から不信感を招いた結果になったと思います。そういうことも含め...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 所信表明演説で福島の高校生の演劇における言葉を述べたように、やっぱり子供たちが福島に生まれて良かったと思えて、そしてそこで育って、子供を産んで、そしてひ孫まで見て、そして最期を終えるというようなことができるようなことをするためにも、まず炉の安定とそし...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、今回の復旧復興のための財源確保は、税外収入と歳出削減、これに懸命に取り組むという前提の上で、そして足らざる部分を、これは何回も申し上げてまいりましたけれども、将来世代に負担を先送りするんではなくて、今を生きる世代で連帯して分かち合うという意味で...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 上場株式の配当、譲渡益等に係る軽減税率については、金融庁からの延長要望を踏まえまして昨年の税制調査会において様々な議論が行われました。御指摘のとおり、公平性や金融商品間の中立性等の観点から、二〇%本則税率に戻すべきとの議論も行われたところでありますけ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) もう財金でいろいろやってきたので御理解いただいていると思いますが、平成二十二年度と平成二十三年度の税制改正は、所得税についても相続税についても、所得再分配、再分配の機能強化の方向でやってきたんです。いろんな考えがありますけれども、世界の流れ、今御指摘...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 証券優遇税制はさっきのお話なんですね。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政治家として説明責任を果たさなければならないという御意見、これはよく分かります。ただし、今日から公判が始まりました。これはしばらく続くと思います。私は、こういう法廷の場でしっかりと説明責任を果たしていただくということに今は尽きるんだろうと思うし、その...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今申し上げていることで私の政権の延命が図れるとは思いません。そのこととは全く別であって、司法の動きが今起こっている、今日から始まっているときに証人喚問というやり方が妥当なのかどうか。それについては、どなたがこういう事案にかかわるとしても私は慎重に考え...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 被災者に寄り添って、そして万全の対策を取っていくということは基本の姿勢でございますので、委員の御指摘も踏まえて対応していきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 五百旗頭さんが復興構想会議で冒頭で増税と言ったというのは記憶はあります。ただ、三月十三日の時点で菅総理と谷垣総裁の間で増税の話をしたかどうかというのはちょっと私は分かりませんが、三月十三日の段階から増税ありきという路線が敷かれているはずはないと思いま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 昨年の十二月にこれ事業再開を進めた、決断をしたのは私でございまして、そのときは独身者向け、中堅、若手向けの公務員宿舎であるということと、今委員御指摘のあったとおり、児童館を造ったり女性センターを造ったり保育所を併設したり、町づくりにも資するという地元...全文を見る
10月28日第179回国会 衆議院 本会議 第3号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 第百七十九回国会に当たり、私の所信を申し上げます。  東日本大震災からの復興に歩み始めた被災地で、改革に情熱を傾ける全国各地の農村や漁村で、歴史的な円高に立ち向かう中小企業の町で、そして欧州に発したあらしが吹き荒れる国際金融市場で、今、私たち政治家...全文を見る
10月28日第179回国会 参議院 本会議 第3号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 第百七十九回国会に当たり、私の所信を申し上げます。  東日本大震災からの復興に歩み始めた被災地で、改革に情熱を傾ける全国各地の農村や漁村で、歴史的な円高に立ち向かう中小企業の町で、そして、欧州に発した嵐が吹き荒れる国際金融市場で、今、私たち政治家の...全文を見る
10月31日第179回国会 衆議院 本会議 第4号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自民党の谷垣総裁から御質問をいただきました。順次お答えしていきたいというふうに思います。  まず、民意を問うことについてのお尋ねがございました。  我が国の目の前には、震災からの復興、原発事故の収束、経済金融危機への対応という、乗り越えなくてはな...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 前原議員からは、大変力強い激励も込めて御質問をいただきましたこと、恐縮でございます。  まず、第三次補正予算や今後の震災復興施策に対する政党間協議や国会審議の成果の反映についての御質問をいただきました。  先週金曜日の所信表明演説において、被災地...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 小渕優子議員にお答えをしたいと思います。  まず、小渕恵三先生と私が似ているような報道が当初ありましたけれども、私自身も恐縮至極でございました。  ただ、天と地というほどの大きな差があるということ、御指摘いただき痛み入りますが、私自身は、小渕先生...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君)(続) 兵たん支援、衛生環境も含め、さまざまな角度から検討してまいります。  日米首脳会談及びG20首脳会合に関する御質問もいただきました。  さきの日米首脳会談では、私から、引き続き、日米合意に従って、沖縄の負担軽減を図りながら、沖縄の人々の理解...全文を見る
11月01日第179回国会 衆議院 本会議 第5号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 公明党の斉藤議員からは、私に対して厳しい御指摘も含めて、また、建設的な御提言もいただきまして、ありがとうございました。  まず、私の政治信念と復興への決意についてのお尋ねがございました。  私の政治的信念は、去る九月の所信表明演説で述べたとおり、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 共産党志位委員長の御質問に順次お答えをしてまいります。  まず、被災者生活再建支援、店舗、工場の復旧支援及び復興財源についての御質問をいただきました。  被災者生活再建支援金の円滑な支給を確保するため、第一次補正で五百二十億円を、第二次補正で三千...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 社民党の重野議員の御質問に順次お答えしてまいります。  まず、労働者派遣法改正案、郵政改革関連三法案、そして交通基本法の成立に向けての御質問をいただきました。  御指摘のあった三つの法案は、いずれも重要な法案であることから、政府としては、速やかな...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 渡辺議員から、二十三問、御質問をいただきました。  まず、一票の格差是正についてのお尋ねがございました。  この国会において、憲法違反の状態となっている一票の格差を是正するための措置を図ることや、定数の削減と選挙制度のあり方についても、与野党の議...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) みんなの党田中議員の御質問にお答えいたします。  失礼しました。国民新党田中議員の御質問にお答えをいたします。大変御無礼をいたしました。  消費税に関する財務大臣の発言等についての御質問をいただきました。  お尋ねの財務大臣の発言については、本...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほど、冒頭、私、政党名を間違えてしまいました。大変御無礼しました。  正確に申し上げますと、国民新党・新党日本を代表しての田中康夫議員への御答弁をさせていただきました。  御無礼をいたしました。済みません。
11月01日第179回国会 参議院 本会議 第4号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 溝手議員の御質問に順次お答えをしてまいりたいと思います。  まず、目指す国家像についての御質問をいただきました。  野田内閣が何を目指しているかは、さきの臨時国会における所信とその後の質疑でも御説明をしてきたとおり、一言で言えば、ここに生まれたこ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まずもって、高橋議員に激励と貴重な御助言をちょうだいしたことに感謝をいたします。  まず、政権運営のペースについての御質問をいただきました。  原発事故の収束、震災からの復旧・復興、日本経済の立て直しは、野田内閣にとって最大、最優先の課題でありま...全文を見る
11月02日第179回国会 参議院 本会議 第5号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 公明党の荒木議員の御質問に順次お答えをしてまいります。  まず、仮設住宅における寒さ対策などについての御質問をいただきました。  本格的な冬の到来を控え、仮設住宅の寒さ対策を速やかに講じるとともに、その居住環境を改善していくことは重要な課題であり...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 小熊議員の御質問にお答えをしてまいります。  まず、消防に対する支援策についての御質問をいただきました。  地域の安心、安全を確保するためには、地域の防災力の強化を図ることが重要だと認識をしています。そのため、政府としては、東日本大震災等の教訓を...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自民党小泉議員の御質問にお答えをしてまいります。  まず、国家観についてのお尋ねがございました。  さきの臨時国会における所信と、そしてそれに関連する質疑でも御説明をいたしましたけれども、一言で言えば、希望と誇りを持てる日本の再生、ここに生まれた...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 民主党・新緑風会を代表しての田中直紀議員の御質問に順次お答えをしてまいります。  まず、鳩山及び菅政権の評価についてのお尋ねがございました。  鳩山元総理、菅前総理は、民主党を結党し、今の民主党を築き、ついには戦後初めて選挙による政権交代を成し遂...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自民党、高階議員の御質問にお答えしたいと思います。  まず、私の政治ビジョンと決意についてのお尋ねがございました。  私が被災地を視察した際、顔見せで練り歩いてとお話しでございましたけれども、全くそういうつもりはございません。現地、現場を見てそれ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 民主党・新緑風会を代表して姫井議員から激励も込めた御質問をいただきまして、ありがとうございました。  まず第一に、除染及び精神的被害への対応に関する御質問をいただきました。  国の責任として、復興の基礎となる除染に全力で取り組んでまいります。その...全文を見る
11月07日第179回国会 衆議院 本会議 第6号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自民党西村議員の御質問に順次お答えをしてまいります。  まず最初に、震災対応のおくれについてのお尋ねがございました。  大震災発生から八カ月経過をいたしましたけれども、これまでに政府は、地方自治体とも協力をして、仮設住宅の建設、瓦れきの撤去、被災...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 西村議員の再質問にお答えをいたしますけれども、消費税の引き上げを国際公約と先ほどお話しされていました。  これは、さっき申し上げたとおり、国内で何度も方針としてお示ししてきたことを国際社会に説明して、それをアクションプランに入れたということでありま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 公明党竹内議員の御質問に順次お答えをしてまいりたいと思います。  まず、消費税に関し、G20での表明、解散、また、マニフェストとの関係についてのお尋ねがございました。  社会保障・税一体改革成案については、政権発足後の九月に閣議決定した基本方針に...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 共産党の佐々木議員の御質問に順次お答えをしてまいります。  まず、復旧復興のための税制措置についてのお尋ねをいただきました。  復旧復興のための時限的な税制措置については、今を生きる世代全体で連帯して負担を分かち合うことを基本とし、個人にも企業に...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 社民党阿部議員のお尋ねにお答えをしてまいります。  まず、TPPについての御質問をいただきました。  TPPに関しては、随時、関係国との間で情報収集や協議を行ってきています。その結果得られた情報については、国内への影響を含め、国益を確保する観点か...全文を見る
11月07日第179回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○野田内閣総理大臣 まず、大畠委員のただいまの御質問にお答えをする前に、大畠委員も触れられましたけれども、参議院の西岡武夫議長が亡くなられました。私も昨日、長崎まで弔問に参りましたけれども、まず冒頭、心からお悔やみを申し上げたいと思います。  第三次補正予算についての決意という...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今回の大震災は、東北三県はもとよりでありますけれども、大畠さんの地元の茨城県も含め、数多くの地域において甚大な被害が出ていることは十分認識をしている次第であります。このため、東北三県以外の被災自治体に対しても、東北三県と同様に、既に東日本大震災財特法により復旧...全文を見る
○野田内閣総理大臣 大畠委員御指摘のとおり、七十二名の本当にとうとい命をかけて、多くの皆さんのまさに命を守ろうとした人たちがいたということは、気高い精神ではありますけれども、やはりできるだけ命がけで行うことがないような工夫ができないかということは考えるべきだろうというふうに思いま...全文を見る
○野田内閣総理大臣 国民生活の安定化と、そして産業空洞化を防止して国内雇用を確保するためには、電力の安定供給と電気料金の抑制が重要でございます。  そこで、お尋ねのことし冬の需給見通しでございますけれども、関西電力、九州電力管内が厳しい見通しとなっております。また、来年の夏につ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 三月十一日の午後二時四十六分というのは、参議院の決算行政の委員会で、全閣僚出席で質疑中でございました。正確に言うと、私だけちょっとトイレに出ていました。立ちくらみがしたのかなと錯覚を覚えたということを記憶しております。
○野田内閣総理大臣 想定外のことが起こったということを言いわけにしないようにしなければいけないというのが、危機管理の一番大事な観点ではないかと思います。想定できないようなこともあらゆることを想定するのが危機管理だと思いますので、そういうことを踏まえて、今、中央防災会議などでも、災...全文を見る
○野田内閣総理大臣 我が国は、国土面積は世界で六十番目という小さな島国であります。しかし、管轄海域は世界で六番目の大きさになります。加えて、海ですから、立体ですから体積があります。深さを含めると世界で四番目のいわゆる海水体積にかかわっている国である。しかも、五千メートル以深、この...全文を見る
○野田内閣総理大臣 現行の高校無償化制度では、我が国の法的ないわゆる効力が及ぶ範囲でありますので、海外の教育施設は対象にはなりません。  一方で、グローバル人材の育成というのは大事な課題でありますので、多分、だから、留学のための後押しであるとか、そのための奨学金であるとか、そう...全文を見る
○野田内閣総理大臣 被災地に生まれつつある新しい芽の動きを御紹介いただきまして、本当にありがとうございました。  そういう芽をしっかりお育てをしながら、そして花を咲かせるようにしていくことが私どもの仕事だと思います。野田政権の最大かつ最優先の仕事は復興であるということを何度も申...全文を見る
○野田内閣総理大臣 蓮舫大臣のもとでいわゆる提言型の政策仕分けをこれからやっていただく、これは今までの事業仕分けの一つの進化形だと思います。  もう一つ、今回の衆議院の決算行政監視委員会で与党と野党が力を合わせて事業仕分けをやるというのも、これは行政だけではなくて国会でもお取り...全文を見る
○野田内閣総理大臣 山中先生が税調で消費税の引き上げを決めたときに、部屋から出るときに上を向いていらっしゃったと聞いたことがあります。それは天を仰いでいたというよりも涙を隠していたというお話で私は伝えを聞いたことがありますが、その山中先生のときよりも、あるいは橋本先生のときよりも...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御指摘のように、今回の郵政関連法案がこの国会で成立をさせていただいた暁には、株式の売却を通じまして、復興のためのいわゆる臨時の税制措置、その部分を圧縮することが可能になりますので、数字はまだ何とも言えませんが、そのことは可能になりますので、それができるように、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 昨年五月の日米合意にのっとって、そして普天間の危険性を一刻も早く除去すべく沖縄の負担の軽減を図っていくということの中で、知事初め沖縄の皆様に御理解をいただいていくというのが私どもの政権の基本姿勢でございますので、理屈から言うと、仲井真知事がどういう公約を掲げて...全文を見る
11月08日第179回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○野田内閣総理大臣 今回のG20の中で、もともとG20というのは、各国が協調しながら、力強く持続可能なバランスのとれた成長をどうするかということで、今回、カンヌ・アクションプランという形でそれぞれの取り組みを記載することになりまして、私の方から御説明をしたのは、社会保障と税の一体...全文を見る
○野田内閣総理大臣 一体改革の成案の中に、税制については、消費税を含む税制の抜本改革が盛り込まれています。その記載の仕方は、経済の好転等々、いろいろ踏まえるべき条件はあります。踏まえるべき条件はありますが、そういうことを勘案しながら、二〇一〇年代半ばまでに段階的に国、地方合わせて...全文を見る
○野田内閣総理大臣 さっき申し上げたとおり、経済条件の問題とかを含めながら、どういうことを勘案しながらということでありますが、そういうことを議論しながら、段階的に引き上げるという、具体的にはどういう形にするのかということを、当然、法律の中にできるだけ具体的に書き込んでいく努力をす...全文を見る
○野田内閣総理大臣 事実関係で申し上げますけれども、二〇〇九年のマニフェストの中には、消費税については記載はございません。(茂木委員「インデックス」と呼ぶ)インデックスは、その年における政策の集大成をまとめた内容であります。  その上で申し上げますが……(発言する者あり)いや、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 お手元の資料というのは、八月に前執行部のもとで、岡田筆頭理事がおられますが、岡田前幹事長のもとでまとめられた中間検証でございまして、御指摘のとおり、マニフェストが実現できなかった理由については、リーマン・ショックの問題、影響、それからねじれ国会、東日本大震災、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 平成二十一年度、あのリーマン・ショックの後に、まさに決算ベースの中で大きく税収減となりました。当初、四十六兆円税収が入ってくるだろうという見込みが、残念ながら、翌年度の予算編成に反映しましたけれども、九兆円も税収が落ち込んだということは、これはマニフェストをつ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 十一兆国債を発行した理由というのは、税収減が九兆円、これはもう御理解いただけると思いますが、社会保障の自然増が一兆円以上ありました。決算不足の調整で約一兆円近くありましたので、十一兆円になったと思います。
○野田内閣総理大臣 復旧復興については、各党の御協力もいただいて、五月二日に成立した第一次補正予算、七月二十五日に成立した第二次補正予算、これをしっかり執行しながら対応してきたつもりでございます。  その間、七月に御党から御提起があったことは事実でございますが、このころは、ちょ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、七月にいただいた中間提言は、私どもの示した復興の基本方針と柱立てが基本的に同じであるので、なるべく取り入れようと思いました。その上で、三次補正は聞いていないという話でありますが、取り入れられるものは取り入れています。  今後、抜けている部分についてもよ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 復興基本法そして復興の基本方針において、いわゆる復興債と一般の公債については区分管理をしていく、そしてその資金の透明化を図るということが、これは大事な基本方針として確認をされていると思います。その実現をする方法として、今、茂木さんのおっしゃった特別会計を新たに...全文を見る
○野田内閣総理大臣 償還期間については、基本的には、政府の方針としては、将来世代に先送りをすることなく、現役世代が連帯して負担を分かち合うという基本方針のもとで与野党協議をやってまいりました。  ただ、これは、こういう世論調査の結果もございますし、各党からの御意見もあるので、一...全文を見る
○野田内閣総理大臣 鳩山政権のもとで、県外移設の可能性、それについての検証をさせていただきましたけれども、最終的には、昨年の五月、日米合意に基づいて対応するという結論を出すことになりました。その間の紆余曲折がございまして、沖縄県民の皆様に御迷惑をおかけしたことはおわびをしたいとい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 鳩山総理の発言が思いつきかどうかというと、これは違うと思うんです。我が党のまとめた沖縄政策ビジョンに基づいてお話をされていたということでございますので、一人の政治家の責任ではないというふうに思っております。  その上で、結果的には、紆余曲折があって、検証した...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私から鳩山元総理に陳謝をしたとだけ報道されていますけれども、これは事実と違います。  玄葉大臣の真意は、今御本人が説明されたとおり、沖縄の皆様におわびしなければいけないというのが真意だったということと、それから、鳩山総理については、沖縄政策ビジョンに基づいて...全文を見る
○野田内閣総理大臣 昨年の日米合意にのっとって、沖縄の負担軽減を図りながら、沖縄の皆様に御理解をいただきながら、普天間の危険性を一刻も早く除去していくというのが野田内閣の基本姿勢でございます。
○野田内閣総理大臣 引き継いでいると認識をしています。
○野田内閣総理大臣 平岡大臣は野田内閣の一員でございますので、基本的には内閣の方針に基づいて行動をしていただくものと思いますが、一方で、地元の事情に一番詳しい地元選出の議員でもございます。地元の皆さんの御心配とか御要望を踏まえて、政府との間に立って汗をかくということを彼は今言って...全文を見る
○野田内閣総理大臣 TPPについては、これまで得てきた情報については可能な限り明らかに御説明をしてきたという経緯はあったと思いますし、かつては開国フォーラムという形でさまざまな皆さんの御意見をお伺いする場もつくってまいりました。大震災の後、中断をしてきたことは事実でありますけれど...全文を見る
○野田内閣総理大臣 チェルノブイリとの違いはさっき細野大臣が御説明したとおりでありますけれども、事故が発生をして以来、東電と政府でロードマップをつくり、そしてその工程表に基づいて、着実に収束に向けて努力をしていて、今ステップ2、冷温停止状態を目指している。それは、来年の一月までか...全文を見る
○野田内閣総理大臣 村上委員からるる御指摘がございましたけれども、事故の収束なくして本当に日本の再生はないというのは、基本的な考えは御指摘のとおりだと思います。  それを踏まえて、さっきの冷温停止の解釈の問題はありますが、国の内外にきちっと説明できるように、着実に収束に向かって...全文を見る
○野田内閣総理大臣 基本的には正しい御指摘だと思います。  今回のこの一体改革成案をつくるときも、社会保障改革、公費の負担もあるけれども、御指摘のように、保険料どうするんだ、自己負担どうするんだ、そういう全体像が見えなければおかしいねという議論は相当ありました。  そういうこ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 社会保障のこれからのあり方というのは、与野党が胸襟を開いて成案を得ていって、政権がかわろうとも基本的な構図というのは変わらないというのが基本だと思いますので、そのための議論をするためには、判断材料となる資料については、共通認識の持てるように、極力というか、基本...全文を見る
○野田内閣総理大臣 償還期間については、復興の基本方針の中で、将来世代に先送りをすることなく、今を生きる世代が連帯をして負担を分かち合うという考え方をとることにいたしました。  そうしますと、一番整合的なのは、その償還期間といわゆる復興期間、集中復興期間は五年間でありますけれど...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今までもそれは、毎年のように台風の災害があったりいたしました。そういうものについては、基本的には予備費で対応したりとか補正予算で対応したりということで賄ってきたというふうに思うんです。  問題は、やはり一つは規模であって、今回、額はまだ少ないという御指摘もあ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今の野田委員の御指摘のとおりに、だから復興基本法ができたんだと思うんです。したがって、その八条、九条については、一般の公債とは別管理で、そして資金の透明化を図るということだと思います。  ただ、この与野党合意ができたときに、その別管理の方法を、特別会計にする...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私が申し上げたのは、実施をするとすると二十四年度からやらざるを得なくて、例えば、今のこの補正の審議をしている際に、三次補正からそれを措置ができるかというと、システムの問題も含めてちょっと時間がかかると思います。  ただ、二十四年度から特別会計を導入するとして...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御指摘のとおり、プライマリーバランスに関する記載もカンヌ・アクションプランには入っています。ただ、これは今回突然入れたんじゃなくて、従前のG20でも日本から御説明をしている話で、要は財政運営戦略であります。二〇一五年までにプライマリーバランスの赤字を対GDP比...全文を見る
○野田内閣総理大臣 何年かは忘れましたけれども、民主党の中で次の内閣の財務大臣をやっておりました。財政健全化の計画を八年計画でつくったときに、前半を歳出中心の計画、後半を歳入の計画といったときに、基本的にやはり消費税を充てていくという考え方を私なりにとっておりました。
○野田内閣総理大臣 まず、二年前に政権交代を国民の皆様の後押しでさせていただいたときに、まずやるべきことは、徹底した、無駄を直していく、歳出の改革に取り組むということでありました。したがって、それを一生懸命やりながら、そこで出てきたお金をマニフェストの主要項目に充てていくというや...全文を見る
○野田内閣総理大臣 正確には、二〇一一年度内に法案を提出することということになっています。法案を提出するということは、その前に閣議決定をしなければいけないということは、これは言うまでもありません。  現状は、一体改革の成案は検討本部でまとめた成案であって、閣議で御報告をいたしま...全文を見る
○野田内閣総理大臣 与野党がお互いに共通認識を持って、そしてこれだというものをつくりたいという意味で今申し上げているわけであります。  これは、多くの政党が共有してもらえばありがたいんです。だけれども、そうでない場合でも、それはもちろん閣議決定をして法案を提出するということは政...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、年内に、社会保障の充実をさせる部分、あるいは効率化、重点化する部分がありますが、そういう改革案をつくっていって、それに基づいて、例えば子ども・子育て新システムの法案が出てきたら、それは閣議決定して、来年の通常国会に法案を提出する等々、個別具体に社会保障改...全文を見る
○野田内閣総理大臣 おっしゃるとおり、だから、社会保障改革、パッケージで何かをまとめてというんじゃなくて、そのパッケージは意識しながら個別法を出していく、税制の方は抜本改革という形で出すということであります。
○野田内閣総理大臣 まず、誤解を解きたいと思いますけれども、この一体改革をつくるときに、消費税とデフレの問題については闊達な議論がありました。むしろ一番そこは議論が集中したというふうに思います。したがって、経済の好転等々の表現が入ったし、どういう指標を使ってこれから議論を詰めてい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、その除染しなければいけない地域等々、一番地域の事情がおわかりいただいているのは、やはり市町村の皆さんだと思います。その皆さんと連携をしながら国が責任を持って事業を後押ししていくということでございますので、今環境省で取り組んでいますが、足りない部分について...全文を見る
○野田内閣総理大臣 指針の性格づけについては今担当大臣からの御説明のとおりだと思いますので、御説明のあったとおりに運用されることを強く期待したいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 今農水大臣の御説明のとおりであって、研究目的等でぜひ活用したいというところには、しっかりとそういう情報を提供しながら貢献をさせていただきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 社会保障と税の一体改革を決めた後から、一〇%に引き上げるという話は随時お話をしてきているつもりでございますし、私のいわゆる代表選挙のときにもそのお話はしました。さきの臨時国会における所信表明演説でも申し上げました。御質問にもお答えしてまいりました。記者会見でも...全文を見る
○野田内閣総理大臣 所信表明演説では、本年六月に、政府・与党の社会保障・税一体改革成案が熟議の末にまとめられました。これを土台として、真摯に与野党での協議を積み重ね、次期通常国会への関連法案の提出を目指します。与野党が胸襟を開いて話し合い、法案成立に向け合意形成できるよう、社会保...全文を見る
○野田内閣総理大臣 所信表明演説では具体的数字は入れていませんが、中身は今申し上げた、一一年度までに法案を提出して、二〇一〇年代半ばまでに一〇%まで段階的に引き上げるということであって……(発言する者あり)それは別にごまかしでも何でもなくて、質疑でも記者会見でもそういうお答えはし...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まさに中身は一致しているわけですから、御理解をいただけるように、これからも折につけ御説明してまいりたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 六月に税と社会保障の検討会議で成案をまとめて以来、中身については御説明をしてきたつもりでございますし、財務大臣として記者会見でそういう説明もしてまいりました。改めてこれを記者会見するということではなくて、こういう国会での答弁も含めて、随時御説明をしてまいりたい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、記者会見云々でありますけれども、頻度は決めていませんが、なるべく記者会見はしっかりやっていくということは申し上げておりますので、必要に応じてやるときには、御質問があればお答えをしていきたいというふうに思いますし、それ以外のこういう国会質疑でお尋ねがあれば...全文を見る
○野田内閣総理大臣 与党内で社会保障改革について、そして税の議論についてはたくさんの時間をとって議論をしてまいりました。そして、政府内でも議論をしてまいりました。最終的には、政府・与党の社会保障の改革検討本部というのがあります。これは党の重立った役員の皆さんとそして政府の関係する...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今申し上げたように、六月の成案については党も議論をしながらかかわってきて、そして政府・与党で決めたわけであります。その具体化をすることについて、まさにこれからの作業でございますが、これまた、党を挙げて議論をしながら、意思統一をしていきたいというふうに思います。...全文を見る
○野田内閣総理大臣 ちょっと誤解が生じているんですが、最低保障機能強化のための年金改革、例えば障害者の問題とか低所得者への配慮、それは通常国会に出すべく努力をするんです。最低保障年金と所得比例年金を含めた年金制度の抜本改革は、小宮山大臣がおっしゃったとおり、これは平成二十五年度ま...全文を見る
○野田内閣総理大臣 だから、年金の一元化と消費税がセットではないんです。ただ、そのほかの社会保障の改革の中で、社会保障の機能の充実をさせる分野、重点、効率化する分野があります。これは成案に書いてあるとおりであります。成案に書いてある社会保障改革を実現するために消費税の引き上げをす...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今のお答えをする前に、料理と料金の話でありますけれども、年金の一元化という料理のために消費税という料金をいただくのではなくて、社会保障の充実のために、例えば子ども・子育て新システムであるとか、さまざまなお料理があります。そのお料理を皆さんに食べていただくために...全文を見る
○野田内閣総理大臣 所得税収云々という話と連動する話かどうかというのは、これはちょっとわかりません。いわゆる社会保障の安定財源を確保しながら、それに消費税を充てるということと、その上で、経済状況をよく勘案しながら判断をしていくということが基本的な考え方になっています。あわせて、だ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 事実関係として今ようやく、平岡大臣と官房長官の御説明でわかってまいりましたけれども、これは、二重取りというちょっと厳しい言い方で指弾してしまう前に、制度上生じてしまう問題だということでございますので、これを踏まえてどういう対応をするかだと思います。  今官房...全文を見る
○野田内閣総理大臣 自民党のころにどの大臣がどういう形で対応したかはすべてつまびらかにわかりません。棚橋さんがそのときに秘書さんに返納させたのかどうかもわかりませんけれども、それは個人の良識の問題じゃなくて、こういう制度の問題が根底にあるということを踏まえた対応を、それぞれの良識...全文を見る
○野田内閣総理大臣 政権交代を国民の皆様の後押しで実現させていただいた後、鳩山内閣、菅内閣、それぞれ国民のために懸命に、歯を食いしばって仕事をしてきたというふうに思います。  その評価については、これは私は歴史が最終的には判断をするものと思いますが、その中にあって、私は鳩山内閣...全文を見る
○野田内閣総理大臣 厳しい総括を求めるお立場はよくわかります。もちろん、その厳しい総括が党の中でも必要だとは思っています。先ほどのマニフェストの評価も含めて、いろいろ御議論がございました。反省すべき点はたくさんあると思いますが、そういうものを乗り越えて、これからは、政権交代してよ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 それぞれの評価は、私は歴史が判断をするものだと思います。  言葉の中で、例えば今、抑止力のお話であるとか仮免許のお話とかございました。その一つ一つをとれば、その評価が厳しくなるというのはあります。ただ、それは歴代総理にもいろいろな御発言があって、それだけをも...全文を見る
○野田内閣総理大臣 どんな文脈で言ったかというのが私は大事だと思っています。  基本的には、やはり国の長たる者、トップに立つ者、危機管理を預かる者は免許皆伝のつもりできちっとした判断をしなければならないと思いますが、何かの表現とやりとりの中で、謙虚に、何かの打ち出しをしたときに...全文を見る
○野田内閣総理大臣 そういう自覚を持って私は対応させていただきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 今、目の前にある大きな国難は、この間の所信表明でも申し上げたとおり、復旧復興、そして事故の収束と経済の再生です。これをしっかりとやはりやり遂げるということが大事であって、民意を問うことは大切であると思いますけれども、困難をどう突破するかということを問う民意は、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 そういう歴史観のもとに書いています。事実、そういうことがありました。だから、民意を問うことは大切だとは思っています。大切だと思っていますが、その時期はお任せをいただきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 閣僚の任命に当たっては、それぞれの政治家の皆さんの経験あるいはこれまでの知識等々を踏まえて、適材適所で選んできたつもりでございます。  今、ずっと委員から御指摘をいただいた件については、山岡大臣においてはそれぞれ説明をされておりました。これからも引き続き、さ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 そういう御指摘などがあるということは残念でございますので、むしろ襟を正してしっかり職責を果たしていただきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 そういう言葉があったという記憶は残っています。
○野田内閣総理大臣 復興をなし遂げていくためにはどうしてもコストがかかります。それについては、まずは無駄をなくしたりとか、税外収入を確保していくということになりますけれども、まずは隗より始めよということで、例えば、第一次補正では議員歳費のカット分を財源に充てさせていただきました。...全文を見る
○野田内閣総理大臣 公的セクター全体でこういう財源確保の際にともに汗をかいていきたいですねという思いは、もちろんこれは不変でありますけれども、ただ、これはルールの問題がありますので、地方公務員の給与改定については、各地方公共団体において地方公務員法の趣旨に沿って適切な措置が講じら...全文を見る
○野田内閣総理大臣 この給与法の改正案をつくるに当たっては、これは閣僚間で議論もあって、もちろん私も入って、いろいろな意見を申し上げましたが、最終的には閣議決定をしたということでございますので、その方針に基づいて今回法律を提出したということであります。
○野田内閣総理大臣 マニフェストでは、これは、地方分権推進に伴って事務を移管するであるとか定員の削減なども含めて、さまざまな手法を講じて、平成二十五年度までに実現をしていく、二十五年度をめどに実現をしていくということでございますので、その旗はおろしてはいません。頑張っていきたいと...全文を見る
○野田内閣総理大臣 労働基本権が制約をされているという今の現行制度において、人勧制度を尊重するということは基本であるというふうに思います。  今回の勧告の取り扱いについては、関係閣僚でもよく御議論をいただきましたけれども、言ってみれば、未曾有の国難において復興の財源を確保すると...全文を見る
○野田内閣総理大臣 給与減額法案を、我々は法案を提出しています。その趣旨をぜひお酌み取りいただき、その早期成立に御協力をお願いいたします。
11月09日第179回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○野田内閣総理大臣 三月十一日に東日本大震災の発災があった後に、まず、五月二日に第一次補正予算を皆様の御協力で成立させていただきました。それから、七月二十五日に第二次補正予算を成立させていただきました。これは合わせて約六兆円でございますが、これらの予算の執行を通じて、瓦れきの撤去...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御指摘のとおり、今回、当面の五年間、集中復興期間については約十九兆円、少なくとも十九兆円という見込みを立てておりますが、これは、阪神・淡路大震災の被害総額からの類推というお言葉がございましたけれども、そういうものを参考にしてつくっております。少なくともという言...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今回提出している復興特区法案は、石井委員御指摘のとおり、おおむね御党の御提案に沿ったものだというふうに思います。  御指摘の、条例による法律の上書きについては、さきの本会議の答弁でも申し上げたとおりでありまして、これが基本的な私の考え方であります。  その...全文を見る
○野田内閣総理大臣 国会の状況をよく見守って対応していきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 先ほど古川大臣がお話をされたとおり、五月に、あるべき社会保障という形で報告書をまとめた段階において、制度のポイントについてはかなり突っ込んだ議論をし、そして整理をされてきたというふうに思います。  さらに、党内で制度の詳細について具体化を進めていくために議論...全文を見る
○野田内閣総理大臣 一体改革の成案には、新たな年金制度についての骨格と方向性は書いてございます。その詰めはこれからもやっていくということでありますけれども、現行制度についても改善すべき点がいろいろあります。最低保障機能を強化するとか、そういう議論は、全部そろってからやろうというこ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 社会保障の機能を充実強化していく、そして持続可能なものにしていくということ、これは国民の願いだと思います。その中で、当然我々は年金制度抜本改革を考えていますけれども、それ以外にもたくさんのテーマがあるわけです。  そのために、それを支える財源をどうするかとい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 政権担当期間中に消費税を引き上げないという議論はこれまでやってきたというふうに思いますし、私もその姿勢は踏襲をしていきたいというふうに思います。  そのことと、社会保障を支えるための安定財源を確保するために消費税を充てていくという法案を提出して御審議いただい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 高木さんの御質問にお答えする前に、先ほど石井さんとのやりとりの中で、私が政権担当中は消費税を引き上げないと言いましたが、政権担当中ではなくて任期中ということでございましたので、そこは訂正をさせていただきたいというふうに思います。  その上で、今、高木さんから...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず体制、予算も入ると思うんですが、予算については、これまで予備費であるとか補正で今回入れる分とか、あるいは来年度の、今、要求分も含めてでありますが、まず一兆一千億程度の除染に対するいわゆる予算措置はとってまいります。もちろん、これだけでは足りない部分があると...全文を見る
○野田内閣総理大臣 基本的には、無駄をなくしていきながら対応するということでございますが、今の受診時定額負担、いろいろ関係者の御意見も聞きながら対応していきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 まずは、福島県はまさに被災地でございますが、こういう被災地の、特に農林漁業の復興ということを意識して、先般、十月二十五日に政府決定した、我が国の食と農林漁業の再生のための基本方針がございます。こういう取り組みを行いながら、そうした不安をなくすように全力を尽くし...全文を見る
○野田内閣総理大臣 さまざまな不安や懸念にお答えをしていくために、これまでも情報収集に努め必要な説明をやってきたと思います。ただ、それは不十分だという声もいただいておりますので、さらにそうした情報収集と説明責任は果たしていきたいというふうに思います。  その上で、議論は本当にい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 相当前提条件が違うと思うんですが、そこまでして前のめりにというお話がございましたが、委員がおっしゃったような、日本の誇るべき公的保険制度を壊すようなことまでして何かを進めようという気持ちは、私は全くありません。  二国間の交渉があって、相手がいろいろ要求して...全文を見る
○野田内閣総理大臣 現状の九カ国の中で日本が入った場合には、おっしゃるように、GDPの比率で見ればそういうことになるというふうには思います、数字の上では。  ただ、これはTPPからFTAAPへの道筋もあるわけで、それからの広がりも考えると、単なる九カ国のGDPだけで比べるもので...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私どもの政権としては、高いレベルの経済連携、そして特に農業との両立を図っていこうということは基本姿勢でございまして、日本とEUとのEPA交渉も加速化させていきたい、日韓もやっている、日中韓も考えている等々、その中で、TPPというのはその可能性があるのかどうかと...全文を見る
○野田内閣総理大臣 交渉参加の云々を前提として、アメリカがそういう九十日のルールがあるということはそうです。ほかの国はありません。  そういう中で、では日本はどうかというと、仮に交渉参加をして政府が署名をしたとしても、最終的には国会の承認、批准を得なければいけないわけで、国会の...全文を見る
○野田内閣総理大臣 被災地の復興は、これは最優先です。これは我が内閣の最大かつ最優先の課題であるということはずっと申し上げてまいりましたし、三次補正予算もそれが骨格となっています。  それと同時に、今回のこの問題は、まさに日本が、アジア太平洋地域の成長力を取り込んで貿易・投資の...全文を見る
○野田内閣総理大臣 阿部委員御指摘のとおり、最初にBSEに感染した牛が発見されたのは千葉県でございましたし、今の議論を聞いていて思い出してきたんですが、この予算委員会で、当時の武部農水大臣にこの問題で私も質問をしたことがございました。  いずれにしても、国民の食に対する安全そし...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先ほどから御議論あった、これはBSEに感染した牛の問題とは違うのは、あれはいわゆる肉骨粉の流通過程が不明だったから、だから全頭検査したと思うんです。今回の汚染稲わらが原因となっている放射性セシウムの牛は、対象が明確であるということから全頭検査はしていない。ただ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 日中韓のFTAについても、この交渉は加速をさせていきたいというふうに思いますし、特に日韓については、そのことをこの間、李明博大統領にお話しいたしました。同時に、高いレベルの経済連携は、日中韓だけではなくて、さまざまな分野がございますので、領域もありますので、T...全文を見る
○野田内閣総理大臣 増税をしたくて復興をおくらせたなんてことはあり得ないということであります。
○野田内閣総理大臣 予算をつくるときに、過去に何か一番急激に変動したのが一・一%だったんです。だから、実勢の金利にプラスして一%ほど上乗せして予算に計上して、その結果、実際の金利が一%ぐらいだった場合にはその差額が出てくる、そういう御指摘だと思いますが、その活用については、大いに...全文を見る
○野田内閣総理大臣 現時点は、やはり大震災がありましたし、その落ち込みからの回復過程ということでございます。  その上で、しっかりこれは明文で申し上げたいと思いますが、一体改革の成案の中には、「名目・実質成長率など種々の経済指標の数値の改善状況を確認しつつ、東日本大震災の影響等...全文を見る
○野田内閣総理大臣 最後の御質問もちょっと多岐にわたっていたんですけれども、まず、格付の話についての財務省のコメントは、これはちょっと時期的にずれがあると思います。多分、格付についての強い反論をしたかったからそういう話をしたと思いますが、今は、格付には一々コメントしないというのが...全文を見る
11月10日第179回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○野田内閣総理大臣 今回御審議をいただいております第三次補正予算の何といっても柱になるのは、震災からの復興を力強く推進していくということでございますし、あわせて、円高等の経済対策も含んで、今、若井さんが御指摘をいただいた、私の内閣の最大かつ最優先の課題であるこうしたテーマについて...全文を見る
○野田内閣総理大臣 もちろん、被災地の自治体及びそこにお住まいの皆様が、主体的にさまざまな計画を練って復興の事業を推進するということがありますが、基本的には、いわゆる財政力の弱い自治体もたくさんございますので、国がしっかりとサポート、後押しをしていくということと、特に除染などは、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 基本的に、この第三次補正の成立をお願いする立場で次の段階のお話をするのはちょっとまだ早いかもしれませんが、ただ、今御指摘のあった二重ローンへの対応であるとか、大体、これは追加財政需要というのが発生をするということもありますので、当然のことながらそういう対応はし...全文を見る
○野田内閣総理大臣 伊吹先生御指摘のとおり、きのう公明党の石井委員からの質疑の中で申し上げましたけれども、復興の集中期間五年間「少なくとも十九兆円」と書いてございますけれども、十年間では二十三兆となっていますが、例えば除染の費用等々、これより多分上乗せせざるを得ない、中間貯蔵施設...全文を見る
○野田内閣総理大臣 マニフェストの中間検証を八月に党としてまとめていただきました。そこには、伊吹先生御指摘のとおり、ねじれ国会であるとか東日本大震災の影響であるとか、あるいはやはりリーマン・ショック後のあの大きな税収の落ち込みとかという要因も書いていますが、あわせて、十分な検証を...全文を見る
○野田内閣総理大臣 ベースになっている考えは、私は、今三党の協議もあると思いますが、もともとの三党協議のときのいわゆる復興基本法で、その八条、九条のところに出てきます、復興債を発行することができる、それについては償還の道筋を明らかにする、あるいは資金の透明化を図る、この考え方に沿...全文を見る
○野田内閣総理大臣 はい。国家国民のために、公のために一生懸命仕事をしたいというふうに思っております。
○野田内閣総理大臣 まず、何をしたいのかわからないということですが、何をしたいというよりも、今何をしなければならないかというときだと思っていまして、それは、この内閣の最優先の課題として、復興の問題と原発事故の収束と日本経済の再生、これを最大かつ最優先の課題と言っています。このしな...全文を見る
○野田内閣総理大臣 当時の高村外務大臣に私がそういう質問をしたという記憶はあります。  その上ででありますが、政府の立場としては、チベットの地位の問題は、我が国は従来から、中国の内政問題であるとの立場であるということでございます。
○野田内閣総理大臣 領土、領海に関することは予想もしないことが起こり得るということがあると思います。そのためのシミュレーションは、内々にいろいろなシミュレーションを行わせていただいております。具体的に言うのは、これは差し控えたいというふうには思います。  その上で、今回も、領海...全文を見る
○野田内閣総理大臣 政権を運営していく上で貴重なアドバイス、経験に基づいていただきましてありがとうございます。  基本的には、これはもう当たり前だと思うんですが、何党が政権をとっても、法治国家ですから法律に基づいて政府は執行していく、閣議決定は当然、これも重要ですから、この方針...全文を見る
○野田内閣総理大臣 ケースによると思います。  著しくこれは閣内不一致じゃないかと見えたときには激しくやったというふうに思います。それは逆に、私どもも、そういうことがあった場合には、そういう御指摘をいただくことになるだろうというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 私も、九三年初当選ですので、九四年の政治改革のあの熱い議論は一年生として参加をさせていただきました。そこで生まれた、今実施をしている、小選挙区をベースとしたいわゆる並立制でありますけれども、この光と影は、私、両方経験をしています。  光は、こういう形でダイナ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 そもそも、今の現行の小選挙区比例代表並立制を導入する前に、ずっと中選挙区制でした。そのときの日本の政治というのは、結果的には、政権交代が起こらないがゆえに、一つの政党がずっと政権を預かり続けるということでありました。それが何十年も続いてきて、それこそ世界の潮流...全文を見る
○野田内閣総理大臣 それこそ民意を考えますと、例えば、公務員の部分についてもメスを入れろというのと同時に、まずは隗より始めよということで、いろいろ歳費の問題もありましたけれども、国会議員の定数を削減せよという声がやはり多いと思います。私は、この声にはこたえていかなければいけないと...全文を見る
○野田内閣総理大臣 もともと私は単純小選挙区制論者でした。九四年の政治改革のころからです。その意味では、その制度が今の並立制という形で定着をしてきていることについては、基本的には評価をしている立場です。  さっき申し上げたように、平成八年には百五票差で負けましたけれども、小選挙...全文を見る
○野田内閣総理大臣 すべてパッケージでばしっと決められればそれにこしたことはないと思うんですが、でも、まずは一票の格差、この違憲とされている問題を早く解消することが一番最初ではないのかなと。あわせた議論だとは思いますけれども、まずここに合意すること、そして、早く区割り審に勧告をい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 この十五年間、いろいろ曲折はあったと思うんですけれども、何よりも、やはり沖縄の皆様の御理解をいただくということができないでいるということが一番大きな問題だというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 ちょっとこれは通告がなく、今見た資料なので、何ともというか、これは、本会議の答弁で私がそう言ったことは記憶をしております。  これは所得税とか住民税の増加分が新児童手当によって相殺をされるという一方で、年金を中心とした社会保険料の増加がきいてくるからこういう...全文を見る
○野田内閣総理大臣 生活保護世帯が本当に多くふえて二百万世帯を超えているという状況は、私も厳しく認識として持っています。  その上で、生活保護に至らない過程の、いわゆる第二のセーフティーネットをつくろうとか、さまざまな格差是正に向けての取り組みはこれまでもやってきたつもりでござ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 きのう御質問をいただく予定だったので、それで事前に見ておりました。
○野田内閣総理大臣 これを見て、特にこの団体と私が接触をしたということはございませんが、昨年の十一月以降、TPPについての提起があって、政府内あるいは党内、途中で大震災という中断はありましたけれども、必要な情報については提供をし、こういう各種団体、地方団体も含めて、御説明はしてき...全文を見る
○野田内閣総理大臣 この団体と会っていないのは間違いないんです。ただ、国と地方の協議の場であるとかを含めて、さまざまな機会でいろいろな意見はちょうだいをしてきています。TPPのこの決議が出てから会っていないというのは事実ですが、この種のものはたくさんいただいておりますので、それぞ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先ほど閣議決定の中身は明らかになりましたけれども、それを踏まえて、今、平成十九年に提出した法案をベースに調整して、速やかに法案提出できるようにということでございますので、その趣旨に沿って動いているというふうに理解をしています。
○野田内閣総理大臣 運用三号については、さっき答弁があったとおり、この国会で法律を出すということによって空白がないようにします。  閣議決定の話は、またもとに戻りましたけれども、その精神に基づいて法案を早急につくるべく努力をしているということで御理解をいただきたいというふうに思...全文を見る
11月11日第179回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○野田内閣総理大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしまして、御趣旨に沿って対応してまいりたいと存じます。
○野田内閣総理大臣 まずは、武正委員の御質問にお答えをする前に、委員も御指摘でございましたけれども、きょうは東日本大震災の発災からちょうど八カ月ということでございます。野田内閣としては、この震災からの復興を最優先そして最大の課題という位置づけのもとに全力で、きのう第三次補正予算を...全文を見る
○野田内閣総理大臣 APECの歴史的な沿革については、武正委員の御指摘のとおりであって、具体的にはオーストラリアが提案をした形ですが、日本はずっと一貫してイニシアチブをとってきて、つくられたというものでございます。  現在、開かれた地域協力として、貿易・投資の自由化であるとか円...全文を見る
○野田内閣総理大臣 ただいまTPPとの関連で、いわゆる高いレベルの経済連携との関連で農業のお話が出ましたけれども、TPPに交渉参加するとかしないとかというその以前に、やはり日本の農業の再生というのは待ったなしの状況であるというふうに思っています。所得の減少、担い手不足の深刻化、あ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 そういう署名があったということ、また、民主党からも御提言をいただきました。それらを重く受けとめていきたいというふうに思いますし、亀井国民新党代表からも大変親身になった御助言もいただいております。そういうことも含めながら決断をしていきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 民主党の経済連携のPTで、おととい、闊達な議論をいただいた上で御提言をまとめていただきました。その御提言を、きのうの民主党と政府の三役会議において、政調会長から御報告がございました。それについての議論をした中で、慎重な判断を求めるという御提起もございましたので...全文を見る
○野田内閣総理大臣 きょうの集中審議における各党の御意見などもしっかりお伺いし、議論をさせていただき、その上で、引き続き、政府と与党の三役会議であるとか閣僚間での議論とかなどを経た上で判断をしていきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 迷いや懸念というよりも、多くの皆さんが懸念を持っていらっしゃるということをよく私も承知しているので、その上でどういう判断をするかということの最終段階であるということであります。
○野田内閣総理大臣 従来から申し上げてきたとおり、しっかりと議論して早急に結論を出すという姿勢の中で判断をしていきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 まず、さっき消費税の増税を国際社会に向けて公約したというお話がありましたけれども、これは、ずっと予算委員会でも申し上げてきたとおり、所信表明演説でも触れた内容ですし、国会の御質疑でもお答えをしてきていることをあのカンヌのアクションプログラムの中に記載した、説明...全文を見る
○野田内閣総理大臣 世論調査でそういう数字が出ていることは、真摯に受けとめなければいけないというふうに思います。  我々なりに、得た情報については、それを御説明する、そのための機会をつくってきたと思いますし、お尋ねについてはお答えをしてきたと思いますし、関係する団体への説明もや...全文を見る
○野田内閣総理大臣 党内では本当に闊達な議論を時間をかけてやっていただきましたけれども、国会の中でも、集中審議は、きょう衆参それぞれ三時間半ずつ、御指摘のとおりでありますけれども、いわゆる基本的な質疑等々でも議論をする機会がありましたし、お答えもしたというふうに思っておりますし、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 被災地の復興はこの内閣の最大かつ最優先の課題であるというこの位置づけは変わりません。それを本格化するための三次補正を御審議いただいて、きのう衆議院、通過をさせていただきました。  その上で申し上げますけれども、あわせて、日本の経済がより元気になっていく、世界...全文を見る
○野田内閣総理大臣 内需の拡大をしていくということは、これは必要だと思います。ただ一方で、人口減少がある中で、そのことに努めますけれども、それだけでは足りない部分は、やはり世界の成長、ここにかかわっていきながら、世界の需要を取り込んでいくということもあわせてやっていかなければいけ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 この間に、今御指摘の民主党の経済連携PTの中で長い時間をかけて御議論をいただきました。多くの方、御参加をいただきました。そこで出てきたさまざまな意見についても私も承知をしていますし、党内の意見以外にも、有識者の皆様からのいろいろな御意見もお伺いをしてまいりまし...全文を見る
○野田内閣総理大臣 被災地に対しての対応というのは今農水大臣のお話でございましたけれども、私の掌握している限りでは、このTPPの問題についての関心や懸念を有している団体、たしか十九団体、医師会等々ですね、さまざまな団体に御説明に、事務レベルで、あるいは政務レベルで、手分けをしなが...全文を見る
○野田内閣総理大臣 例えば、仮にTPPに交渉参加しようとしたときには、まさに新規に入ろうとする国のいわゆる真剣味というものが問われると思います、各国の同意が必要でありますから。したがって、交渉参加をするとするならば、それは当然、基本的には国益を最大限に守るために交渉に入っていくと...全文を見る
○野田内閣総理大臣 日本の経済のファンダメンタルズとかけ離れたレベルで円高が進行してきているということは御指摘のとおりでございますので、今般も円高の総合的な対応策をまとめさせていただきましたし、第三次補正予算の中でも、円高の痛みを和らげるための中小企業の金融支援であるとか、日本の...全文を見る
○野田内閣総理大臣 アジア自由貿易圏、FTAAP構築に向けては、ゴールとしては共通認識を持っているということで、大変意を強くした次第でありますけれども、その中で、昨年の横浜APECで、これは首脳が集まって合意した中で、ASEANプラス3、ASEANプラス6、そしてこのTPPについ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先ほども御答弁を申し上げたとおり、FTAAPの構築に向けての道筋は、TPPとASEANプラス3、ASEANプラス6とあると思うんです。この中で、唯一、今実質的に交渉が始まっているのがこのTPPでございまして、そのほかについてはそれぞれが政府間で検討をしていると...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御指摘のとおり、今の九カ国の中ではぬきんでて大きな存在はアメリカであって、その後にオーストラリア、ニュージーランドとあるわけでありますけれども、その中でも、マレーシアあるいはベトナム等々、これから成長が大いに期待をされているような国があります。そのこれからの伸...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御指摘のとおり、アメリカの方は九十日ルールというのがあります。日本の場合は、これは仮に交渉参加をすることになって交渉を妥結するならば、政府が署名をして、そして最終的には国会の承認を得るというのが全体のプロセスになります。  そうなるかどうかは別として、いずれ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 国会審議のあり方を私が余り僣越に語るのもちょっとどうかと思いますけれども、議論を大いにしていくということは大事だと思います。そのやり方については、これはよく国会内で御議論いただければと思います。
○野田内閣総理大臣 基本的には、これまで党内の活発な御議論を踏まえたその御提言、そして国会でもこういう形できょう集中審議していただいていますし、そのほかの予算委員会の質疑でも御質問いただきました。そのほか各種団体からもいろいろ御意見をちょうだいしたり、私なりに、さまざまな有識者の...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今言ったようなプロセスを経た中で判断をしていきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 この資料でいえば、例えば二つ目の白丸、これを日本に置きかえてもいいんですね、日本国民のために日本の輸出と経済的機会を増大させ、日本国民の雇用を支え、創出し、また貿易ルール執行手段を強化すること。  それぞれの国が、そういう思いの中で、お互い納得できるルールを...全文を見る
○野田内閣総理大臣 国と地方の協議の場は、私の政権になってから一度行いまして、さまざまな御提起を地方のお立場からいただきました。そのときにTPPの話は、残念ながらそこでは話題にはなっていません。  その中で、地方団体への説明の状況なんですけれども、例えば全国町村議会議長会へは十...全文を見る
○野田内閣総理大臣 TPPですと、GDPでいえば今一番大きい参加国はアメリカで、これは交渉参加するかどうかは別として、入れば日本は二番目になるわけですから、当然のことながら、その大きさも含めて、多分議論のイニシアチブをとっていくことにはなっていくだろうというふうに思います。  ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 もう農水大臣の御答弁以上のつけ加えることはありませんけれども、今は以前の強制感を伴う進め方から転換をしたやり方をしているというふうに承知をしています。
○野田内閣総理大臣 およそこの影響試算、これは農水省も、また経産省もやりましたけれども、これは一定の仮定や前提のもとで行われるものであって、またその数字が、ある程度の幅を持って考える必要があるというふうに思っております。前提が、いろいろ考え方が違うということです。そのことによって...全文を見る
○野田内閣総理大臣 現時点で、郵政事業を含めた個別の二国間懸案事項をあらかじめ解決しておくことを交渉参加の前提条件と示している国はございません。  今後、我が国の交渉参加の可能性について協議を進める場合、仮に、例えばアメリカが郵政改革法案について問題提起をした場合には、我が国と...全文を見る
11月11日第179回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、広野委員の御質問にお答えをする前に、先ほど黙祷をささげさせていただきました西岡先生でございますけれども、私もかつて、教育基本法改正の審議が行われているときに、民主党として日本国教育再生法というすばらしい対案を作っていただきました。私はそれを預か...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今の内閣府でまとめた試算と農水省のまとめた試算でいえばそうなりますけれども、ただ、前提の置き方が全く違うということで、特に農水省の場合は何も政策を講じなかった等々のそういう試算でありますので、これちょっと一概には言えないんではないかと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 我が国と、我が国だけではなくてAPECに参加をしているエコノミー、去年の横浜でのAPECの際に首脳が集まって合意をしたことがあります。それは、二〇二〇年までにアジア太平洋地域の自由貿易圏をつくる、FTAAPを実現をしていく、その道筋の中にASEANプ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) FTAAPへの道筋の一つにTPPという一つの今試みがあると、それは今九か国でございますけれども、APECの二十一のエコノミーに開かれておりますので、更にそれが増えていく可能性ももちろんあるし、現段階で興味を持っているという国も幾つかあるというふうに思...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 広野委員御指摘のとおり、戦前はブロック化が進んだということがあって、その反省の下に戦後にいわゆるガットができて、そのガットに入ることによって日本も貿易立国として経済的な繁栄を実現をするという過程がございました。その後、ガットの後に今WTOができて、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まずは、入るか入らないかというその今前提がちょっとまだありますので、ただ、その上で、最終的にはTPPもFTAAPへの道筋でございますので、FTAAPというのは、APECの二十一のエコノミーが入っていくという、そういう道筋をたどっていくための一つのステ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 交渉参加するという前提に立つとするならば、それは国益を最大限に実現をするためにしっかりと交渉をするということであります。その際に、やっぱり守るべきものは守り抜くということをしっかりと、勝ち取るものは勝ち取っていくという姿勢でやっていくことということで...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御指摘のような私の幼児体験もございます。父方も母方も農家でございましたので、その意義というか、農業の再生は本当に必ず果たしていかなければいけないと思います。  これはTPPとの関係ではなくて、いずれにしても所得が減少したりとか後継者難であるとか高齢...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 現時点において、営利企業の参入であるとかあるいは公的医療保険制度の在り方そのものについて、TPPの交渉において議論の対象とはなっていません。また、これまで御懸念をいただいている医師会であるとか歯科医師会であるとか等々の団体には政府全体として順次説明を...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国民皆保険について言えば、これ、その他の国もそれぞれみんな違う制度になっています。これを一つのルールでやろうなんということは現実的に考えられないと思いますので、私はこれは議論の対象にならないというふうに確信をしています。もしなったとしても、守るべきも...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) そのいわゆる交渉論の体制整備の中で、交渉するときのその交渉の仕方と、それから国内できちっと情報を提供して説明をし、国民的な議論を起こしながら世論の御支持をいただくというのが、これTPPだけではなくてあらゆる交渉の基本だろうと思いますので、その認識は共...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ちょうど今日が東日本大震災の発災から八か月であります。ということもありますけれども、この震災からの復興を、そして原発事故の収束を、これは我が政権の最大かつ最優先の課題としています。そのために今回、昨日、第三次補正予算、衆議院通過させていただきましたけ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) TPPを別においても、例えば冷温停止、これはスケジュールといいますか工程表、ロードマップによってステップツーという形で位置付けられていますけれども、これ、年内に実現をするということを目標に今全力で取り組んでいるということでありますし、除染対策について...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 高いレベルの経済連携と、特に被災地は農林水産業が非常に盛んだったところですからその復興をしなければいけないということと、これは両立をしなければいけないと思います。これはTPPに限らず、高いレベルの経済連携と農業の再生というのは、これは両立が不可能と言...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ちょうど、民主党の経済連携PTで二十数回にわたって、そして五十時間以上にわたって御議論をいただきました。その御報告というか御提言をおとといPTからいただき、そして、昨日、政調会長から政府と民主党の三役会議で御報告をいただきました。それを踏まえて政府・...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政党内の議論も当然踏まえなければいけませんが、午前中の衆議院の集中審議、そしてこの参議院の集中審議、ここでの御議論も大いに参考にさせていただきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 民主党の御提言の中には、時期尚早である、慎重であるべきだ、あるいは推進すべきだと、いろんな意見があったけど前者の方が多かったと、したがって慎重な対応を求めると、こういう趣旨の御提言でございました。そのことも重く受け止めながら最終的に判断をしていきたい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 例外なき関税撤廃という形で、原則としてという形なんですが、じゃ、それを例えば段階的に撤廃していくのか、即時撤廃なのか、再協議があるのか、例外を認めるのかというのは、これはまさに交渉過程の中での議論だろうというふうに思います。そのときに我が国のセンシテ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 例えば農産物だったら、センシティブな品目については、これは対応可能なのか困難なのか、その判断がある、そこで困難な場合には、じゃ、例えばその対応策、対策はどうするのかという議論になっていく、その対策については万全の予算措置をとる等々、しっかりと国益を踏...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 原則として十年以内に関税を撤廃をしていくという原則があると、その中で、その中の議論はまだ柔軟性があるんではないか。即時撤退は何なのか、あるいはもうちょっと長くできるのか、再協議ができるのか、例外もあるのか含めて、そこはまだ定まっていないというふうに私...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 例外をつくることを目指している国々もいろいろあるというふうに私は承知をしています。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 経緯については外務副大臣が御説明したとおりだったんだというふうに私も思います。正式には日米FTAということを協議の申込みはしていなかった。その中で、今巷間言われているように、アメリカについては、今二国間の協議はやらずにTPPに中心というか、心を砕いて...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 新成長戦略の中にTPPという言葉はありません。高いレベルの経済連携やっていこうと、FTAAP入れているんです。FTAAPの道筋の一つにTPPがあるわけですので、新成長戦略の昨年六月をまとめた段階からは意識をして、そして昨年の十一月の包括的な経済連携方...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ここに書いてあるように、FTAAPを実現をしていくということは意識をした新成長戦略です。その道筋は、今御指摘いただいたとおり、しっかり明記しているASEANプラス3、ASEANプラス6であって、これを政府間で検討を今している段階でありますけれども、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的には、この外交交渉の問題も含めて、あるいは今回の第三次補正予算その他の課題、一つ一つみんな大きな課題だと思っています。その課題を乗り越えるために全力を尽くしていくということであって、安易に私を信頼してくれとか、そういうことではなくて、やり抜いて...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これ、農水省の農業への影響試算、一定の前提あります。経産省も同じでした。それぞれの役所の立場からこういう影響があるということを国民の皆様にお示しをした、その効果は私は一定のものはあったと思うんです。ただ、最新の一番横断的なものは左のマクロ経済効果分析...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まあ言葉の問題もいろいろあったかもしれませんけれども、過去にそれぞれの大臣の理解の下で、農水省は農水省で、経産省は経産省でやったんです。私の下でこういう内閣府のものが出てきたということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、内閣府のこのマクロ経済分析は各省と横断的に調整をして、国際機関とかも使っているものを使っているということですので、それをもって私は有効な資料だと、指標だと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 各省横断で相談をしながら作ったということでありますので、その中には農水省とか経産省も入っているという前提で私は作られているというふうに認識をしています。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 何でも試算というのは前提があると思うんです。十年間関税ゼロになった場合にはという試算を出しているというのがこのモデル。試算はこうだけど、じゃ、例外はつくれるかどうかという議論は当然あるんです、それと試算とは別に。そこは御理解いただきたいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 高いレベルの経済連携を推進をしていこうということが、先ほど御議論もあった新成長戦略に書いてございます。それを踏まえて、昨年の十一月に包括的なそのための方針をまとめまして、いわゆるバイもやってまいりました。若干、韓国などに比べると周回遅れの傾向もありま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、今、質問の意味は分かりました、それで。FTAAPの道筋の中で何が一番有効かというお尋ねですね、はい。  その道筋は、ASEANプラス3とASEANプラス6とこのTPPです。ASEANプラス3とASEANプラス6についてはまだ政府間の検討段階に...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 数字は十年間で二・七兆円ということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まさにこれ、通商の交渉だけではなくて社会的な影響がいろいろ出る分野があるということをよく理解をしながら、踏まえながら対応していきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的には、我が国の守ってきた法律で対応できるように交渉をしていきたいというふうに思います。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国内法よりも条約の方が上位にあって、それに対応しなければいけないというその現実の中でどう対応するかということを考えるということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これですね、投資協定、裁判管轄の問題を国際仲裁や判断に委ねる、そういうような場合ですね、仲裁人が入ってきて仲裁人によって決めていくということなんで、というプロセスがあるということで……(発言する者あり)
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ISDSの話でお話しだったものですから、ちょっと私、余り寡聞にしてそこを詳しく知らなかったんで、十分な答えじゃなかったんですが。  その中で、まさに条約と国内法との上下関係だったら、それは条約です。だから、だからこそ、我が国が守ってきたものでいいも...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、ASEANプラス6を私、別に否定しているわけじゃありませんし、FTAAPへの道筋の中でASEANプラス6もASEANプラス3もTPPも位置付けられているんです。  政府間の今まさに検討段階となっているのがASEANプラス6で、TPPは具体的に...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 優先順位がどっちかではないと思うんですね。ASEANプラス6ももちろん可能性があるし、そういう試みには当然日本だってかかわっていくわけでありますけれども、現に始まりつつあって、そして大まかな合意に今達しようとしているTPPについては、一つのやっぱり判...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いずれにしても、この後、政府・与党の会議あるいは関係閣僚委員会の議論を踏まえて結論を出していきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) さきのカンヌ・サミットで改めて確認されたことでありますけれども、これ主に新興国を念頭に置いておりますが、根底にある経済のファンダメンタルズを反映するため、より市場で決定される為替レートシステムにより迅速に移行し、為替レートの柔軟性を向上させるとともに...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) APECでは、アジア太平洋地域の貿易・投資、こういう課題に対する議論が中心になると思います。その中でも、域内経済の安定的な成長促進に資するという意味で通貨についての議論もしていかなければいけないと思いますが、これはG7でもG20でもお互いに確認をして...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これはG7やG20、あるいは様々なバイの会談においても、今、世界経済が欧州の危機を中心にちょっと減速しかねないという状況の中で、世界全体が、先進国も新興国も含めて、持続可能で力強くバランスの取れた成長をどうするかと、そのお互いのマクロ経済政策の確認を...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 通貨の安定に向けた議論はこれまでも積極的にかかわってまいりました。これからも大いにやっていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 枝野大臣のその討論会での御発言というのは、今御本人もお話しになったとおり、日本の国内の人口が減ってきている分、国内市場が縮小傾向にあるという、いわゆる客観的な状況をお話をされたと思うんです。一方では、私、総理という立場では、これはまさに成長戦略を加速...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほど申し上げたとおり、国内市場が縮んできているという事実を大臣はおっしゃったと思うんです。私は、魅力ある日本をその上でつくっていきたいということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 済みません、私は人口が減少してきて国内市場が縮んでいく傾向があることは申し上げましたけど、私は魅力ある日本をつくりたいということを申し上げているんです。魅力がなくなったからアメリカにこびを売ってTPPに入るという決断は全く違います。  これは、我が...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的には、対応可能なもの、困難なものをしっかり見極めて個別の交渉をするわけでありますが、今のお話については、日本のしっかりと主張をしていかなければいけないテーマだと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国益を踏まえて対応していくということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国益というか、日本がずっと尊重してきたルールの問題であります。それはしっかり守っていくということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これまでも関係国から得た情報については、その提供とそして説明をしてきたつもりでございます。ただ、中断があったりしましたし、十分ではないという御指摘もあります。加えて、民主党からの御提起の中でも、きちっと情報を提供をして国民的な議論をするように、説明を...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これからも、入ってくる情報については今まで以上に一生懸命提供をしながら説明をしていくということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 現段階でTPPにおいて、協定交渉で食品の添加物とか個別の食品安全基準の緩和は議論されておりませんが、もしそういう議論があった場合には、これは、例えば今SPSの協定、WTOの中で認められています。この基準をしっかり守っていくということは我が国はやっぱり...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これ、TPP交渉参加するということになった暁の話でありますけれども、その暁には私の下に、関係する大臣、特に経産、外務、農水等々、深く関係する大臣と、二十一分野ありますのでいろいろなかかわりがありますので、各省の大臣としっかりと連携をして総力を挙げて交...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今のお答え、ちょっと分かりにくかったのかもしれない。私の下にそういう各省の大臣がいるという状況ですので、私ということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 一般論として、やっぱり政権交代というのは起こり得るんですね。例えば、自公政権の下で条約の交渉に入り始めたものがあって、それを受けた民主党を中心とする政権でその締結に持っていったということもありました。逆に、私の政権の後に政権交代が起こって、我々がやろ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これまでも、関係国から得た情報についてはこれは公開をしながら、可能な限り御説明をしてきたというふうに思います。ただ、御指摘において厳しい点も今までありました、我が党からもいただいておりますので、まだ参加するしないの以前の段階でありますが、どんな形にし...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 農業の再生は待ったなしという発言を私はしております。その背景としては、担い手が不足をしてきて、そして高齢化が進んできて所得が減少しているという状況を放置していたら、この日本の農業は本当にだんだんじり貧に陥ってしまうという危機感を強く持っています。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 五年間の集中期間の中でしっかり予算を付けていくということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 税と社会保障の一体改革の中で御案内のとおり成案をまとめました。その社会保障の改革は、今厚労省の下の様々な審議会で御議論をいただいていますし、税については税調でこれから本格的な議論をしていくという中で、状況的にはもう既にその成案に書いてある検討課題の議...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 紙委員の御意見はそういう御意見であることはよく分かりました。あるいはまた、地方議会からもそういう意見書が出てきていること、各種団体からもいろんな御要請が出てきています。党内でも活発な御議論をいただいて、昨日御提起をいただいた御提言の中には、慎重、時期...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) そういう声が北海道から上がったということは承知をさせていただきました。その上で、要は、アジア太平洋地域の成長力を取り込んでいくことのプラス、それと農業の再生と第一次産業との影響とのバランス、そういうものも含めて総合的な観点から判断をさせていただきたい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 砂糖の原料作物であるてん菜は、北海道の御指摘のとおり輪作に欠くことのできない作物であります。また、サトウキビは、台風の常襲地帯である鹿児島県とか沖縄県における基幹作物であります。また、カンショは、保水性の乏しい火山灰土壌の南九州の代替困難な作物であり...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御指摘のように、例えば世論調査をやっても、まあ賛否の数字はいろいろあるんですが、分からないという方が多いということと、それからやはり情報開示をしっかりやってほしい、説明を果たしてほしい、そしてその議論の材料を提供してほしいという御要請をたくさんいただ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 現時点において例えば公的保険の問題等がTPPの交渉の俎上に上っているということはございませんが、ただ、舛添さん御指摘のとおり、アメリカからの要求では、医療分野でいろんなものがもう出てきています。仮にTPPの交渉参加しようとする前の、例えば二国間の協議...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 前向きな本当に御提起いただきましてありがとうございます。  仮に交渉参加する場合においては、さっき守るべきものは守ると申し上げました。これは、まさに国益を踏まえて守るべきは守る。物によっては御指摘のように何かを受け入れることによって国益につながるこ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まさに、懸念であるとか可能性として出てくるものについての備えはしっかりしていかなければいけないと思いますし、再算のルールという話もございましたけれども、そういうことも含めて、例えば韓米でどういう協議があってどういう交渉になったのかとか、ちょっと過去の...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 社会保障、医療の分野、これは一つは一体改革の方で具体的な検討課題詰めていきますが、一方で、例えば医療の分野に限らずでありますけれども、行政刷新会議使っての、規制・制度改革を使いながらの改善ということも、これも私が議長でございますのでしっかり進めていき...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 大変建設的な提言として受け止めさせていただきました。参考になりました。ありがとうございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 決して国会を愚弄するつもりはありません。  今日の衆参における集中審議、あるいはこの集中審議だけではなくて、例えば衆議院の予算委員会でもこういう御議論がございました。そういう御議論なども踏まえて、党内のいろいろ御提言もございましたけれども、そういう...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 意思決定のプロセスがあります。それは、昨日、一応会見をして公表をするという予定でありましたけれども、しかし、政府・与党、その三役会議の中で更なる議論をしましょう、そしてその上で関係閣僚委員会での、政府内での調整をして結論を出していきましょうということ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ぎゃあぎゃあと言われるのが怖くてというより、今日表明しないことによってぎゃあぎゃあ言われることも多いんです。そういうことではないんです。  あくまで、先ほどの意思決定のプロセスの中で、これは、交渉事はやっぱり最終的には政府が決めることであります。そ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国会の場で、もちろんその意思決定のプロセスが間に合って表明ができればそれはできたというふうに思いますし、まだその結論出していないわけですから、これから大事な議論があります。その前に予断を持って物を言うことは、最後の質問者とはいえそれは言えないというこ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今の二者択一は全く意味がない。別にアメリカへの忠義で物事を考えようと思っているわけではありません。  APECに今度、あした行きますね。その際に、参加表明をするかどうかは別として、TPPについての判断というのは、どこかの国をおもんばかってということ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) だから、国会でこうやって今御議論もいただいています。衆議院の予算委員会でも御議論をいただきました。それはやっぱり質疑はしているわけです。それはもちろん、政府の姿勢の固まり具合によって議論の仕方は変わるかもしれませんが、現段階においては我々の持っている...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まさに、意思決定のプロセスはこれからたどるんです。その前のたまたまやっぱり国会になってしまったので、それは、昨日の分が今日にずれたということはあるかもしれませんけれども、でも、その都度、政府の姿勢が固まり次第、その熟度含めてしっかりと審議には応じてい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ちょっとやっぱり性格が違うとは思います。まさに今TPPに交渉参加するかどうかということは、幅広くもう高いレベルの経済連携を日本はやっていこうという中の一環の中での一つの判断をする際の対象になっているということであって、これはまさにガットの体制の中で日...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国民の声も様々な声があります。そういう声をしっかり受け止めながら、しっかりと決断をしていきたいというふうに思います。
11月15日第179回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私は、オバマ大統領とTPPに関連して発言したことは、我が国がTPP交渉参加に向けて関係国との協議に入るということと、そして昨年の十一月にまとめた包括的な経済連携の基本方針に基づいて高いレベルの経済連携協定をという決意を申し上げたということであって、ア...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 一言も言っておりません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 発言をしていなかったことの事実確認をアメリカにしました。そして、そうだったということはアメリカも認めました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) その事実関係をアメリカも認めましたということを、それはもう皆さんに共有していただければそれでいいのかと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) もう事実ではないということは明らかになったということで、私はそれをもってよしというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 述べていないということを相手も認めたということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 事実ではないということを我々は申し上げて、そのことを相手も認めたということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、だから、事実関係ではないということを我々は強く申し上げたんです。そのことは先方も確認をしたと、確認をしたということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) アメリカは、恐らく昨年の十一月の基本的な方針の中に書かれていることをアメリカなりの解釈で書いたということです。ただ、私の言ったことではなかったということを認めたということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) センシティブな品目について配慮をしつつ、全ての物品そしてサービスは自由化の対象になっていくという、そういう基本的な方針の中で高いレベルの経済連携を目指すというのが昨年の十一月の閣議決定した基本方針。そこをアメリカが解釈をしながら書いたということだと思...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 意図的にやったとは思いません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 確信的な勇み足というか、私はやっぱり基本的に、今までの日本の対外的なその方針の説明とか、さっき言った閣議決定した基本方針などを踏まえて想定をしておいて多分作っておいたんだろうと。ただ、実際の会談で私はそういうことは一言も言っていなかったということでご...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先般のニューヨークにおける国連総会におけるオバマ大統領との会談、そして今回の会談、個人的な信頼関係は私は深まったというふうに思いますし、そしてアジア太平洋地域において、このAPECであるとか、あるいは東アジア首脳会議等で日米が連携をしてこの地域の発展...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 事実関係としてそういうことはなかったということをアメリカが認めたということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 日本のこうした申出、注意喚起に対して、そういう形で事実関係でなかったということをアメリカ当局が認めたということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 事実関係でなかったということを日本がしっかりとこれからあらゆる国際社会に伝えていけばいいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) こういう国会答弁も含めてでありますけれども、事実関係はなかったということは、あらゆる機会で問合せがあれば言っていきたいというふうに思いますし、まさに事実関係ではなかったということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) こういう国会答弁であるとか、あるいは記者さんとのやり取りとか含めて、事実関係、そういうことはなかったということを言い続けていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) そのことをもって一つ一つ各国に説明するというか、まあこれから関係国との協議に入るわけですから、そういうときにはそういうことは言っていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 事実関係がなかったということを私たちが申し上げて、それについて認めたという、そういうプロセスがあったということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) それぞれの国が、どっちにしろFTAAPを目指していきながらこのTPPを生かして自由貿易圏つくっていこうという中で、それぞれの国の思いがいろいろあるとは思います。そういう中で我々は守るべきは守り、そして勝ち取るべきは勝ち取る、そういう協議に入っていきた...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) アジア太平洋地域がこれからまさに世界の成長エンジンになっていくという中で、その地域内の経済統合を進めていこうということを二十一のエコノミーのそれぞれの首脳が確認をし合ったということであります。  その中で、日米首脳会談を通じて、このアジア太平洋地域...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 具体的なものとして挙がったのが、地域全体の経済成長を促すために貿易を制限せずにイノベーションを促進するための共通原則をつくったと。そして、グリーン成長のための環境物品の普及のための取組に合意をしたということ。それから、APEC全体でエネルギー効率の向...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 各国首脳の前では、これは第一セッションだったと思いますけれども、全般的な議論をするときに、先ほど申し上げたとおり、TPP交渉参加に向けて関係国との協議に入ることを決意をしたと、そういう方針を御説明をいたしました。これはアメリカの首脳会談で言ったことと...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私がそこの全体会合で言ったことと、あるいはバイでもそれぞれ例えば個別の国の首脳と会っているときにそういうお話をしていった中で、あるいは外務大臣やあるいは経産大臣も同じような形でそれぞれカウンターパートとお話をしている中で、基本的には全ての国から歓迎を...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) もうまさに今の文字どおりであって、交渉参加に向けて関係国との協議に入る。これまでは、だから交渉参加に向けてですから、交渉参加に向いているんです。後ろ向きじゃないんです。前向きであります。(発言する者あり)詭弁ではありません。基本的な姿勢、方向性です。...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 交渉参加に向けて協議に入るわけです。そこにはいろんなやり取りがあるというふうに思います。それぞれの関係国の我々に期待をするもの、求めるもの、我々については、それは対応困難かあるいは可能かと、いろんな判断が出てくると思いますけれども、そういう協議をして...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 協議に入る以上はあくまで国益を最大限実現をすると、そういう視点で協議に入るわけであります。そこで主体的な判断を我々はしていくということはあります。もちろんそれは、協議がまとまる、あるいは前に向けて更にステップアップしていくというような協議はしなければ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 何が何でも、国益を損ねてまで交渉参加するということは、それはないでしょうということです。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) あくまで協議は調うように全力を尽くすんでありますけれども、それは結果というのはいろいろあるでしょう。我々の国益を損ねるんだと、明らかにというときの判断は、もちろんそれは何かあるというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 何が何でも、だから一〇〇%入る、とにもかくにも何でもということではないということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今申し上げたとおりで、一〇〇%何でもかんでも、日本がぼろぼろになる、国益を損なうという中での選択肢としてはもちろんそれはないということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) あくまで各国に申し上げたのは、交渉参加に向けて関係国と協議に入るということを申し上げています。それ以上のことはこれからの話であります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 関係国との協議に入るということを申し上げました。それについて歓迎をすると言っています。言葉どおりにそのまま受け取ってもらっているというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 交渉参加に向けて関係国との協議に入るということでありますが、その際はあくまで国益の視点に立ってTPPについての結論を得るということでありますので、結論を得るためにはそれは予断はできないことはさっき申し上げました。そのことと、今、鹿野大臣が申し上げた、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほど申し上げたとおり、協議に入ると、そして入ったときにはあくまで国益の視点に立って結論を得るということです。これが基本的な姿勢で、それは交渉に入らないという前提もないし、入るという前提も、それは予断を許さないという、予断を持たないということを言いた...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今、山田さんとのやり取りで、私は直接それはかかわっていません。さっき申し上げたとおり、交渉参加に向けて関係国との協議に入ると。それは、協議に入る以上は、自由貿易が推進をされることはそれはいいことなわけですから、そのために基本的にはいろんなその議論を、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的にはさっき申し上げたとおり、交渉参加に向けて協議に入ることを言ったということで、その受け止め方はいろいろあるかもしれませんが、私の申し上げたことは今申し上げたことであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) それは、アジア太平洋地域考えた場合に、世界のGDPで今中国に抜かれて三番目でありますから……
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ごまかしていませんよ。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ごまかしていません。(発言する者あり)それは、日本に対するそういう期待感があるということです。協議に入ること自体に、それは前進だと受け止めているから歓迎の意を表しているということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これ、TPPに仮に交渉参加する場合というのは、アジア太平洋地域の成長力を取り込んでいくということであって、それは日本の国益を考えての判断もありますけれども、最終的には二十一のエコノミーがFTAAPというアジア太平洋自由貿易圏をつくっていくということ、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今、国内でも国会の中でも同じことを申し上げています。国際社会でも同じことを言っているということは二枚舌ではありません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 同じことを言いました、国際社会でも言いました、国内でも言っています。まさにそれ以上でもそれ以下でもなくて、それぞれの、それは期待感があったりとかあるいは懸念を持つ人もいるとかいろいろありますけれども、言っていることは同じでありますので、それ以上でもそ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 二枚舌というのは、こっちで言っていることとあっちで言っていることが違えば二枚舌ですよ。言っていることは同じです。同じことを言っています。同じことを言って、それは例えば新聞がどう書くかとか誰かがどういう評価するとか、そこは想像は付きません。言ったことに...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私が交渉参加に向けて協議に入ると言った後に、協議に入ることについて歓迎をすると、その会議で各国の首脳はそう言っています。交渉参加を歓迎するという言い方はしていません。協議に入ることを歓迎すると言っていますので、それが事実であるということを御理解くださ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) APECの中のTPPに参加をしている九か国が私の行った初日の朝に会議を開いたということでありましたけれども、その日は大枠の合意について議論をする日だったので、参加をしていない国は今回はということで入らなかったということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、今の、APEC首脳会議では言いました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) TPPについては、もしチャンスがあればということで申し上げました、記者会見で。御指摘のとおりでありますけれども。  さっき申し上げたように、大枠の合意を決める日なので、入っていない時点では参加は今回はしないという形になったということで、菅さんの場合...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 去年は、だから主催国、議長国として、しかも、参加するしないとかという判断もしていないんで、どんな会議をやっているのかと見てもらおうというオブザーバーとして認めたんだと思うんです。  今回はまさに大枠の合意を決めるときに、まさにこれ大事な会議だったと...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 決してそうは思いません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 大枠の合意を今回決めたと言いましたけれども、基本的な、まあまだ方針というか、具体的な話は余り、全然詰まっていない感じを逆に私は受けました。だから、むしろ、もしTPP交渉に参加をするならば、これは主体的にルール作りにかかわれる可能性は大いにあるというふ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) がちがちにまだ固まって、その上で我々が交渉参加に入るかどうかという段階ではないということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 中国を牽制しようという気持ちはありません。今回、胡錦濤主席ともお話をしましたけれども、中国が発展をされることは日本にとっても国際社会にとってもチャンスであるということを申し上げました。そして、戦略的な互恵関係を深化させていきましょうと。これが中国との...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これは第三国の判断を私がどうのこうのと言うんじゃなくて、少なくとも事実関係で言えることは、TPPはAPECに参加をしているエコノミーについては開放されているということでございますので、それを踏まえて中国が判断をされることだというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、だから私どももまだ協議に入るところでありますから、ほかの国が云々という状況ではありませんけれども、FTAAPへの道筋で、FTAAPというのは、この二十一参加をしているエコノミーがまとまって自由貿易についてルールを作っていく、自由貿易圏をつくって...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) TPPについては強い関心を持っているということが明らかになり、そして協議に入ってくるというふうに思いますが、カナダはもう既に今までも事前にいろんなことをやってきたというふうに思いますが、逆に、TPPをより良くするために、まだ入っていない段階で我々が連...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先般も申し上げましたけど、例えば公的保険とか、せっかく日本がこれまで築いてきて誇るべき制度になっていて、ほかの諸外国に比べてよりもこれは誇れるなというものを失うようなことはやらないということで、ただ、これはまだ相手が求めるものの中で出てくるか出てこな...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 例えば、基本的には十年以内に関税を撤廃をしていくという中で、即時撤廃があるのか、あるいはもっと延ばせるものがあるのか、例外があるのかというのはこれからの議論の中であります。それはまだ決まっていないということはよく分かってまいりました。その中でセンシテ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) センシティブな品目の一つであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今のうちに、何をやる、何を守る、明確に手のうちを出すことはないと思いますが、それは、でも常識的に考えて、何を守るのか、何を勝ち取るか、しっかりと踏まえて対応していきたいというふうに思います。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ボトムラインも含めて、私はそういうことは手のうちを見せることだというふうに思います。勝ち取るべきものは勝ち取る、守るべきものは守る、その基本的な姿勢であります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 交渉のやり方についてはいろんな、協議の入り方についてはいろんなやり方があると思います。その中の一つの御意見だとは思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 譲れないものは譲れないという中での判断をしていく。それは何を求めてくるかによるものでありますので、それは何が困難か、あるいは何が対応可能かという判断はしますが、個別に今何をこれということを言うことは得策ではないというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これはもう基本的にはあり得ないというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) それぞれの公的な保険制度を根本から変えていくようなことをやるわけがないと、基本的にはと思います。したがって、あり得ないと思いますが、あった場合には当然それは拒否をするということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) あった場合には、それは断固として、やっぱり我が国のこの制度を守るために交渉をするということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) あり得ない話だからそれは言っている話であって、(発言する者あり)あり得ない話だから言っているということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、場合によっては公的保険制度だってあるかもしれませんよ。(発言する者あり)いや、あるかもしれませんよ、基本的には。いや、それは一〇〇%どうかといったら、それは分かりません。分かりませんから、基本的には余りそういう詰めた議論はしないということであり...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、何でも一〇〇%どうのという、これは想像ができません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的にはあり得ないと言いました、基本的にはあり得ないと言いました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まずないだろうと。ただ、言えることは、この間の会見でも申し上げたとおり、日本の誇るべき医療制度であるとか、あるいは美しい農村は守り抜くんだと私は申し上げました。そこで是非酌み取っていただきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、基本的に、だから一〇〇%どうなのか、どれも分かりません。分かりませんけれども、基本的な姿勢は、基本的な姿勢は、(発言する者あり)いや、一〇〇%で言うからですよ、言うからで。別に詐欺じゃありませんよ、そんな、現実の問題で言っているわけであって。そ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) どういう具体的なテーマについては対応するかを決めていくということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 公的保険制度は、だからテーマにならない。混合診療がどうのとか、まあ分かりませんよ、それは。分かりませんよ。いや、それは基本的には、でもその根本的な保険制度にかかわるようなことを対象とすることはないという、テーマにはならないということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 十月に閣議決定をした食と農林漁業の再生のための、これは基本方針と行動計画をまとめました。その行動計画は、要は、規模の集約、例えば平地だったら二十から三十ヘクタール等々、そういうものを目指していく、あるいは六次産業化を目指して成長産業化をしていく等々の...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 高いレベルの経済連携と農業再生の両立を図るということが私どもの根本的な命題でありまして、これは、だからTPPだけではなくて農業の再生を図っていかなければいけませんが、高い経済レベルとの両立を図るという視点はしっかり持っていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 協議に入り、あるいは交渉参加をした場合にはそういうテーマがあると思います。それについては、受け入れられるものはどうするか、困難なのか、対応可能かという判断の中で、場合によってはそのことを踏まえて国内対策をしっかりやるということも出てくるとは思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 現時点は、さっき言ったように、農と農林水産の再生に向けた基本方針で五年間でその予算付けをしっかりやっていくという中です。  TPPについてはまだ協議に入る段階でありますので、具体的に各国がどういうものを求めてくるか含めながら、それに個別に対応をして...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まあ、だから交渉参加をするという前の協議の段階でありますけれども、交渉参加をした暁に様々な交渉をやった中で、農産品についてもいろんな議論を経て、国内対策を講じなければいけないというときには必要な予算措置は当然やっていくということになるということです。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私は、ざくっと例えばウルグアイ・ラウンドの対策みたいなときに、六兆百億でしょうか、付けましたよね。それは私は厳しい検証をした方がいいと思っているんです。それによって……(発言する者あり)いやいや、だから財源の使い方、ざくっと大きく予算を付けるという話...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) それは、やらなければいけないこと、そして予算規模が出たときに予算編成プロセスで考えるということです。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本認識として、アジア太平洋地域において、このAPECはもちろんでありますけれども、東アジア首脳会議等々でお互い連携をしていくということを私も申し上げたし、オバマ氏も、同じことを基本的には認識として共有できるということ、ありました。  個別の問題で...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、日米の基本的な関係、日米同盟は深化させなければいけないということ、これはニューヨークでも申し上げましたけれども、先般の東日本大震災の際のトモダチ作戦等を含めて、改めて日米同盟の意義を実感できたこと、それによって揺るぎのないものになったという基本...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 牛肉の問題については、今般、BSE対策全般の再評価を行うとして食品安全委員会に諮問の準備を開始したというその事実関係の説明をいたしました。  それから、子の親権については、今年の五月に閣議決定して、ハーグ条約締結に向けて関連法案の整備をしていくとい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 例えば子の親権の問題というのは、もう五月に閣議決定をしている話です、ハーグ条約締結へ向けての準備。私が慌てて何かをやっている話じゃありません。五月に閣議決定したことの今のその進め具合についてお話をしているということ。  普天間については、もう昨年、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国会での有効な審議の在り方については、国会の中でお決めいただければというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的には、それぞれの政治経験とか識見を含めて適材適所で人事を行うというのが基本だと思いますし、私どもの内閣の編成に際しては、同じくやっぱり適材適所で判断をさしていただいたということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今までずっと自分の言葉でしゃべってきたつもりでありますし、しっかりとそれは心掛けていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的にはそれは自分の言葉でしゃべっていきたいと思いますし、当然、用意した答弁についても自分で目を通していますので、全て何かのものを棒読みしているということではありません。自分も目を通したものであります、ということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 話は聞いているつもりだったんですが、どこかで自分で聞き損なったのかどうか分からないままに予定で読んだということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 会見については適時やっていきたいというふうに思いますし、別に自分の都合のいいときだけじゃなくて、大事な節目などではしっかりやっていきたいというふうに思います。  確かにぶら下がりなどは受けていませんけれども、例えば海外へ行った、まさにいわゆる記者の...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、適時適切なタイミングということであって、別に何か月に一回とか決めているわけではありませんけれども、それは必要なときにはしっかりやっていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 就任後とそれから国会に入るとき、入ったとき、後だったですかね、それから先般と、三回はやったというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国民の皆様にしっかりと御説明をしていかなければならないということはそのとおりだと思いますので、随時必要なときにやっていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 見ておりません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私が見てどうのというよりも、それぞれのまさに個々に大臣御自身が御説明をするものだというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、山岡大臣の政治家個人の問題でありますので、これは御自身が、まさにDVDの必要はありません。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 公務に関する事項についてはあらかじめ資料を見ることはありますけれども、これは基本的には御本人が説明を果たすべきものでございますので、私が見て何かをするということではないというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御指摘のような点は、これまで御質問をいただいて山岡大臣が御説明をしてきたというふうに思いますし、これからも、もし何かそういう御質問があれば御本人がお答えをすべきものだというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 必要な御説明はしっかりやっていただきながら、自分の職責をしっかり果たしていただきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政治的な経験等々を含めて、適材適所として大臣として選ばせていただきました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 総理大臣としてではなく、民主党のあくまで代表ですが。  平山さんは我が党ではなくて会派でございます。横峯さんについては党に入っていますので、さっき参議院の方で注意があったということでございますが、いずれにしても、ちょっとよく事実関係を調べて対応させ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的には御本人が説明をしなければいけないというふうに思いますけれども、事実関係については党としても把握をしておきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 「韓国による竹島の占拠は、国際法上何ら根拠がないまま行われている不法占拠であり、韓国がこのような不法占拠に基づいて竹島に対して行ういかなる措置も法的な正当性を有するものではありません。」。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 竹島は法的根拠のない形で占拠されていると認識をしています。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 日韓首脳会談においては、これは一つには日韓のEPA、この議論を促進をさせていこうということを私から強く申し上げ、基本的には大統領御自身としてはそういうお気持ちがあるということはよく分かりました。加えて、こういう厳しい経済情勢で何が起こるか分かりません...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私の方から五冊引渡しをさせていただきました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 一緒にその物を見ながら歓談をしたんです。御本人は大変喜んでいらっしゃいました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 朝鮮儀軌の話を会談で直接やってはいません、会談で。持ってきましたとかこれからどうしますかという詰めた話はしていませんけれども、お見せをしているときにはお互いに、立派なものだったんだなとか、そういういろいろな会話をした中でのことでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 李明博大統領から、今回私が図書を持っていったことに対して、韓日関係の未来のために象徴的な意味合いがある旨の発言が引渡しの際にはあったということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 象徴的な意味合いがあるという、今申し上げた表現であります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これについては、我が国にとっても大変大事な図書がそちらにあるということで、それに対するアクセスの改善をするように要請をいたしました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まずはアクセスの改善からスタートというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これは、朝鮮儀軌を引き渡すことについては既に日韓図書協定で決めていたということの延長の中でまず五冊持っていって、残余のものについては適切な時期に引き渡すということを申し上げました。その上で、日本に由来する対馬の文書については、これはアクセスの改善を要...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今回の図書の引渡しは日本の自主的な判断という形で取った、その上での協定でありましたので、六月に決めたということは。これ、自主的な判断でやっていくということであります。  したがって、相互主義という今御意見がありましたけれども、そうではなかったと。ま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) この図書の引渡しは自主的に日本が判断をしたということで、だから決して相互主義ではないんです。したがって、まず今度、アクセスの改善を今回はまず会談の際に要請をしたということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 段取りを踏んでいかなければいけないと思いますが、まずは自主的なアクセスへの改善からスタートをしたということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的には、対馬のあのいわゆる宗家の文書というのは非常に大事な価値のある文書だと思いますので、いずれはきちっと円満な形で日本に戻ってくること、これが望ましいと思いますが、いろいろやっぱり段取りがあると思いますので、まずはアクセスの改善を今回は要請をし...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、何日に何が起こったかまではちょっと分かりません。済みません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 何日に何が起こったかは分かりません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 岩城委員の御指摘のとおり、住民の皆様の帰宅ということは一刻も急がなければいけないというふうに思います。その上ででありますけれども、現時点における取組についての御説明をさせていただきたいと思います。  住民の皆様の帰宅につながるまずは警戒区域等の見直...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) コンクリートから人へというスローガンを持って選挙戦いました。それを踏まえて平成二十二年度の予算編成を行って、公共事業のところについては相当にメスを入れるような形で予算編成をさせていただき、その上で、社会保障やあるいは文部科学、科学技術、そっちの方を厚...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政府として、それぞれの課題についての意思決定を行う大変重要な場であるというふうに思っておりますし、大変重たいものだというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) あの閣議でこういう形で私として読み上げをさせていただきました。そのことは大変重たいというふうに思っておりますし、その結果、今般、参議院の拉致問題特別委員会等で大変御迷惑をお掛けしたことは深くおわびを申し上げたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) あくまでお願いをしたつもりでございますけれども、結果的には、本来ですと、先ほどの議論もあったとおり、国土交通大臣から本来は副大臣に言うべきことを、ちょっと飛び越えた形になったり、いろんな意味で反省すべき点はあるので改善をしていきたいというふうに思いま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国交省の所管事務との関係が薄いのではないかという国会での御議論は重く受け止めたいというふうに思います。したがいまして、松原国土交通副大臣には、拉致問題に関して副大臣として山岡大臣を補佐する任務から外れていただきまして、本日、後藤内閣府副大臣に対して拉...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 一番大事なところは、関係性が薄いと指摘されているセクションから補佐を選んだという形において大変厳しい御批判をいただきました。そのことは深く反省をさせていただきたいというふうに思います。  その上で、その上でですが、加えて、いわゆる伝達の仕方として、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 承知しています。  一番大事なところは、関係性の薄いところに私が副大臣をいわゆる補佐としてお願いしたところに、いわゆる官房のいろんな混乱もありましたけれども、そこで深くおわびをしなければいけないということであります。  仮に、きちっとした権限のあ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 平成二十四年度の予算編成は、今般閣議決定した中期財政フレームに基づいて編成をしていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 別にそごはないと思います。  柱の中には、四十四兆円以下、基礎的財政経費七十一兆とか書いてあります。そういうことを最後、最大限守る、歳出、両面にわたる改革をしながら守る、それが中期財政フレームで閣議決定をしたことです。私が申し上げたことは、中期財政...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 最大限の努力をするという形で閣議決定、中期財政フレームを守る、本体を守るということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 大変重たいと思っているんです。というのは、中期財政フレームは、まさに財政運営戦略を、二〇二〇年までに最終的に基礎的財政収支を黒字化していくための道筋を、三年間のいわゆる計画を作りながら毎年年央にローリングしながらやっていくという、それ一つ一つをやっぱ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 中期財政フレームはしっかり踏まえて守ってやっていくということは財務大臣も同じことを言っているというふうに思います。  具体的な数字のところで、それは幅はありますが、何とかこれ約四十四兆に抑えるように懸命に努力をしていくということでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 大事なことは、基礎負担、国庫負担の二分の一と三六・五%の間の差額分については、これは税制の抜本改革によってしっかりと補填をしていく、充てていくということです。その前のつなぎ措置については、つなぎ措置についてはこの予算編成過程の中でしっかり議論をしなが...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) つなぎ措置については、これちょっと各省のいろんな考え方、調整もあるでしょうから、そういうことを踏まえて、予算編成過程のプロセスの中で判断をするということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 中期財政フレームに基づいて、中期財政フレームを守る、そういう気持ちで予算編成に当たっていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今日お見えということでございますし、陳述書をよく読まさせていただきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的には大臣が御答弁をいただきたいと思うんですが、今も挙手をされていますので、今御指摘の部分では御自身の御説明がまだあると思います。  そういうことも含めてでありますけれども、政治の経験等々含めて、私は適材適所で選ばせていただいたということであり...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 昨日、何か秘書官にお渡しをいただいたということでありますが、見ておりません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 山岡大臣御本人の問題は基本的に御本人が説明しなければいけないと思いますが、まだ御自身も反論等々お話をしたい向きもあるように思います。そうした形で、御質問があればお答えをしていくという形で責任を果たしていただきたいというふうに思いますが、私自身は適材適...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほどのお話を聞いていて、例えば蓮舫さんが御家族も含めてねぶたに行ったということは、まさに過去の履歴を知らなかったからだろうというふうに思うんです。  手塚氏がどれぐらい献金をもらっているかについては、ちょっと私は知りません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 献金を今もらっているかどうかって、これは分かりません、過去にはもらっていたかもしれませんけれども。今お付き合いしているかどうかというのは、これは分かりません。確認しなければいけないと思いますが、基本的には本人が説明する問題だと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) それぞれ、政治家それぞれがお付き合いの仕方は判断すべきだというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的には、大臣も政務三役も私が基本的に任命をしていますけれども、それぞれに対する御批判とか、どういう形が何が起こったということは御本人が説明をするものであるということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的には御本人が判断すべきものだというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 本人が説明責任を果たせばいいと思いますので、私自身が調べるということはありません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) それは蓮舫大臣が御判断をすることであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的には、これ相当長く取引関係にある会社と私も聞いております。相当長く取引関係にある会社であると。(発言する者あり)いや、そこまでは、期間までは分かりませんが。ただ、この一年間の、先ほどの領収書の分だけではなくて、世論調査等のそういう仕事を継続的に...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先般の本会議における谷垣総裁への中での御答弁にも申し上げましたけれども、調査の結果、私の資金管理団体において過去に寄附をいただいていた方二名が外国籍であった事実が判明し、今月二十六日に全額返金をいたしました。  なお、一名の方は平成十八年を最後に七...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 面識はございます。お一人の方は、私が浪人中、地域の訪問活動をやっているときに声を掛けていただいて、飲食店を経営をされていて、一回そこのお店に行ったことがあります。それから……
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 個人名でございますので。それは船橋に住んでいる方の方です。もう一人は、松戸に住んでいらっしゃる方は、地域の奉仕活動、ボランティア活動で御一緒させていただいて、一緒に地域のために汗をかいている、そういう中で、個人的に親しくではありませんが、そういういわ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 名刺交換、多分初期のころに会ったときはあると思います。ただ、そのときは明らかに日本名での名刺でございました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 特段そこまでは推測しませんでした。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) しかも、私は日本人と思っていましたし、寄附をいただいていることの認識がなかったということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今回の調査に当たっては弁護士の方にも入って調べていただきました。相手の方は、私は認識していなかったろうと、日本人であると思っていただろうとおっしゃっておりますので、私もそう思っていました。  民団の方であるということは後から分かりました、後から。平...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 正確な役職名は忘れましたけれども、役員であったというふうには思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まさに幹部をされているということは承知を今しています。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 月曜日、朝六時から九時まで津田沼、火曜日、六時から九時まで船橋、そして水木金、様々な駅のローテーションを同じような時間帯をかけて毎朝街頭に立っていました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 船橋の北口、西武側でございます。(発言する者あり)北口で立っております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほど申し上げたとおり、私が訪問活動をしているときに声を掛けていただいたすばらしい好漢がいました。是非私の店に来てくださいと、行ったところがその北口のお店です。そこに一回行ったことがあります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 浪人をして再起をしようというころですから、二〇〇〇年か、そのちょっと後ぐらいでは、その前後です。正確な年数は覚えていません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御兄弟で、朝、街頭活動をやっているとき、寒いときに手を握ってくれたり、常に励ましてくださる御兄弟でございました。お会いするとですよ。しょっちゅうではありませんが、たまに朝通られるときには激励をしていただきました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 参りました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 覚えていません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これは以下省略とかなっていますが、全体で何を言ったかは率直に言って覚えていません。これ正確に起こしているんだったら、これがじゃ事実なんだろうというふうには思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 推薦をそれぞれの選挙区で出していただいたというふうには思います。具体的な応援をどこまでやっていただいたかは、ちょっと個別には分かりません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私はそうしたことはお願いしていません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私のところでは、ポスター張りもやっていません、お願いもしていません、電話作戦もお願いもしていません。ここでどういう形でこれをホームページで公開しているか分かりませんけれども、私の選挙区ではそういう具体のことは何も、具体的にはお願いをしていませんので、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 個別の選挙区でどういう形になったか分かりませんけれども、少なくとも私の知る限りでは私の選挙区ではそういうお願いをしていませんし、外国人参政権の問題で私は立場が逆でございますので、これをもって動いていただいたということは違うと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) インデックスにいろいろ書いてあることは承知いたしますが、私は慎重な立場であります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 党内ではいろんな意見があって、だからインデックスは今までの議論がずっと来た中で止まって、そしてその状況がインデックスに書かれているということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) インデックスというのは、その年の政策の議論の集大成を書いているのがインデックスであります。そして、この参政権の問題をどうするかについては、これは議論がありました。今、一つの方向にまとまっているわけではありません。そういう状況の中で、今回は、今回という...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 普通は、選挙直後にいろいろお招きいただいたら、推薦という形でいただいたところに一言お礼を言うのは私は普通だと思います。少なくとも、さっき申し上げたとおり、さっき申し上げたとおり、当然という言い方はちょっと失礼かもしれませんけれども、具体的な御支援をい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 現状でいえば、やっぱりユーロゾーンにおけるソブリンリスクの問題が出てきて、これは今ユーロの中で何とか食い止めようと包括的な戦略に基づく合意ができましたけれども、マーケットが、それが着実に実施されるかどうか、ファイアウオールが効くのかどうかを見ていると...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これはいつも申し上げることなんですが、私の内閣の最大かつ最優先の課題は、復興と原発事故の収束と経済の再生という、これ当面やらなければならないこと、このマストの部分をしっかりと乗り越えていくことだと思います。この国難ともいう困難を乗り越えていく先なんで...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 分厚い中間層をつくっていくということは、基本的には、やっぱり成長分野があって中間層が厚くなっていくということが必要になるというふうに思います。  それがTPPの場合においては、アジア太平洋地域の成長力を取り込んで、アジアの全体の自由貿易圏をつくるこ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私は、TPPは基本的には経済の面から重視をして発想をしています。アジア太平洋地域で自由貿易圏をつくっていく、その意義があるということで私は念頭に置いていますが、その結果、アジア太平洋地域が自由で繁栄した地域になるということは、結果として安全保障面にお...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 集大成かどうかというのはちょっと分かりませんけれども、今回は交渉参加に向けて協議に入るということの中で、仮にTPPに交渉参加した場合です、仮にした場合というのは、これは日米間だけではない、ほかの参加国がいる中で、むしろアメリカナイズというか、アメリカ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ずっと住宅政策一貫しての御質問で、特に低炭素・循環型社会の構築に向けた中での位置付け、大変参考になりましたし、私個人としては、蓄電池のところを戦略的に取り組まなければいけないということは大変御示唆をいただきました。  大変勉強させていただきまして、...全文を見る
11月16日第179回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 外務大臣政務官をついこの間までやられていたのでもう釈迦に説法かもしれませんが、当然のことながら経済外交を力強く推進をしていきたいと思うんです。特に日本は、ガットの体制の中で自由貿易を推進しながら貿易立国として繁栄をするようになりました。それを次の世代...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ホノルルAPECの際に日中首脳会談がございました。  その際に、私から胡錦濤主席に対しては、日本産食品等に対する中国の輸入規制措置につき、緩和措置の実施に向け迅速な対応を要請をいたしまして、また一層の緩和、さらには早期の解除を要請をいたしました。こ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) TPP交渉参加に向けて関係国と協議に入るという際に、今、徳永さんの御指摘のとおりに、幅広い分野にかかわってまいります。したがいまして、これはもう前例にとらわれることなく、外交交渉や情報提供をしっかりとやっていくための強力な体制を整備をしていきたいとい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 大規模地震など緊急事態があったときに、その首都機能の、政府だけではなくて、金融であるとかあるいは通信であるとか、そういう機能が途絶することのないようにするためにどうしたらいいかという中で、この首都のバックアップ機能を有する新たな都市の建設については、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今回のホノルルAPECにおいて私の考え方の説明をいたしました。  その際に申し上げたことは、TPP交渉参加に向けて関係国との協議に入るということを申し上げました。その上で加えたことが、昨年の十一月に閣議決定した包括的な経済連携の基本方針に基づいて高...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私どもは、あくまで基本方針に基づいて、センシティブ品目については配慮しつつということは、これ閣議決定しているわけですから、それを踏まえて対応すると。また、これは全てのものが入るかどうかということについては、例えば関税についても、即時なくなるのか、ある...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私は言っていないということを事実確認をした際には、だから訂正をした方がいいということは言っております。言っておりますが、先ほどの、アメリカ側の解釈として、今まで我々の基本方針の解釈で書いているんだからということのやり取りで今とどまっているということで...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) こうした今一連のやり取りについては、私どももホノルルにおいてAPECを取材するマスコミにも発表し、既に内外で報じられています。こうした私どもの基本姿勢については内外にも示しているということでございますので、今回関係国との協議に入っていく際にはこのこと...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今回の首脳会談で自分の発言はそのものを引用しているわけではないということはもう確認をされていますので、改めて訂正までは求める必要はないというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これは関係国との協議に入ることによってより正確な情報、それぞれの参加国がどういうものを求めてくるかが分かってまいります。その情報提供をしっかりさせていただいて十分な議論を、国民的な議論をしていきたいと思います。  そのためにも、かつてやっていた開国...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ただいま御党からそういう御意見があったということを踏まえて、よく協議をさせていただければというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 一次補正、二次補正、これは皆様の御協力で成立をさしていただきました。それは主に復旧にかかわる予算でございました。本格的な復興予算をつくるためには、復興構想会議で御提起をいただいて、それを踏まえて復興の基本方針をまとめるというプロセスがございました。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 総理になってから、現場それぞれ行かせていただきました。  特にやっぱり必要なのは、被災地の皆さんの声をやっぱりできるだけ、可能な限り寄り添って聞いていくということを何度も何度もやらなければいけないということと、加えて、冬が近づいてきていますので、仮...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私どもも懸命に取組をやってきたつもりでありますが、被災地に、私は、おっしゃったとおり、現地に行くとまだ傷跡、痕跡が残っているということは承知をしています。だからこそ、本当に遅いと言われることについては真剣に受け止めなければいけません。重く謙虚に受け止...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 三党による熟議によって策定された本法案、震災の被害により過大な債務を負っている事業者の債務負担を軽減しつつ、その再生を支援することを目的としておりますので、本法案に基づいて設立をされる支援機構が各県の産業復興機構と相互補完することによって債務者に対す...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 東京都におかれては広域処理に御協力をいただいていること、私としても深く感謝をしていますが、八日のその九都市の首脳会議って衆議院の予算委員会なんです。私も担当大臣も、それは行って御説明すればとは思うんですが、三次補正をやっている審議があったということは...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 六月にまとめました社会保障と税の一体改革の成案、それを踏まえて具体化を年内にやっていくということ、社会保障改革があります、それを支える税についてはその抜本改革を行う、抜本改革については政府・与党内でも議論をしながら、野党の御意見も踏まえながら法案化を...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 年末までに社会保障のまさにこうだというのは全体像としてお示しをすると、それを支えるための消費税を含む抜本改革をやって、年度内に法案を提出をいたします。  で、国民に信を問えというのは、それは重要な御指摘だと思いますが、私どもは、法案を通していただい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私の発言ですから、私がお答えしますけれども、五年間で十九兆円、復興集中期間で十九兆、そして十年間で二十三兆円というこれ試算は、阪神・淡路大震災の被害総額を参考にしながら作った額なんです。それで、国と地方がどれぐらいお金を使ったかということを踏まえて少...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これは今、少なくとものまず前提から始まりました。途中で事業の進捗状況を見ながら、どれぐらい更に復興事業が必要なのか、その財源をするかということは、その都度また見直しをしていくということの前提のスタートラインがこの十九兆円であるということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 増税を低めとか、そういう思いではありません。あくまで試算をした中でどれぐらい事業が必要なのか、そのためには必要な予算措置をやっていかなければいけません。  そういう意味で、まずは前提は、被害総額の違いから、阪神・淡路大震災のものを参考にしながらやり...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今回のいわゆる十九兆円の中でも、基本的には、スタートとしては、例えば子ども手当の減額等々による歳出削減であるとか、あるいは税外収入の確保、これ最大限をやって、足らざる部分を臨時的な税制措置で対応するという形になりました。同じように、これからさらに十九...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的には三党合意を守っていくということが基本中の基本でございまして、そのプロセスが要はそれより超えたときには歳出削減とか税外収入をしっかりやると、そういう意味で申し上げたということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 復興財源として歳出削減で充てるものとしては、子ども手当の見直し等の歳出削減、これがあります。それから、税外収入の方では、東京メトロ株式会社の株の売却、これらを合わせて大体三兆円程度になるという見込みを立てています。その上で、エネルギー対策特別会計の見...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 確保いたしたいと思います。全力を尽くします。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 防災機能の強化はとても大事であると思いますし、さっきちょっと、いろいろ不都合があるということが分かりました、よく。やっぱり今までなかったいろいろな経験をしながら教訓として学んで進めていかなければいけない中の一つの措置だと思いますので、二十四年度の予算...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 多分いろんな制度の整合性のことなんかを考えての御判断が厚労省あったと思うんですけれども、被災者にとって使い勝手の悪い制度ではこれは困りますので、改めて厚生労働省によく検討させたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 現在、加盟国、参加をしている国は九か国でございますけれども、日本は今回こういう形で協議入りを表明をいたしました。加えて、カナダとそれからメキシコも強い関心を示しているということで……(発言する者あり)いや、アジア太平洋地域でありますから、当然かかわり...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) もちろん、TPPの問題もありますけれども、日本の農業の再生は待ったなしでございます。その意味で、先般まとめた食と農林漁業の基本方針と行動計画に基づいて、この五年間に着実に国際競争力、いわゆる成長力持っていくようなそういう農業政策をこれからやっていきた...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) TPPは本当に大きな問題であります。私自身の思いは、これは目の前にある人々にとって重要な困難において、それに立ち向かう決意をしたときには最大の歴史形成の力になるというトインビーの言葉を胸に秘めながら、決意を持っていきたいというふうに思いますが、その際...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 藤村官房長官には厳重注意、竹歳副長官には訓告という形の処分をさせていただきました。  それは、昨日も御議論ございましたけれども、松原国土交通副大臣を拉致問題の担当の、いわゆる山岡大臣の補佐という形で閣議で私が要請をしたという形で、官房における混乱が...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 金曜日の出発前にそういう方針を固めてお話をいたしました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 官邸執務室で行いました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私と官房長官の間ですので、官房執務室でお話をしてそういう形にしたということであって、証明と言われても困りますが。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 二人でやっているということです。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 昨年の十一月の……(発言する者あり)私が申し上げたのは、交渉参加に向けて関係国との協議に入るということと、昨年閣議決定をしている包括的な経済連携協定に基づく基本方針を踏まえて高いレベルの経済連携協定を目指すと、そういうことです。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 昨年十一月に決定した包括的経済連携に関する基本方針に基づき、高いレベルの経済連携を進めていくという趣旨の話をしたということです。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) センシティブな品目に配慮をしつつ、全ての物品、サービス、自由化の対象にするというような内容の閣議決定でございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) さっき申し上げた基本方針は、「センシティブ品目について配慮を行いつつ、」という言葉が入っているんです。それ以降を抜き出しているというところはやっぱり違うんで、だから我々は基本方針に基づく高いレベルとは違うということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 解釈の話じゃなくて、私が言ったことではないと。具体的にその場で、いわゆる全ての品目を自由化交渉の対象にするという言葉を言っていないということを我々は伝えたということです。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) センシティブ品目に配慮しつつということは、これ、ただのただし書じゃなくて、全ての品目を自由化交渉の対象とするという中の流れの一つの文章ですから、途中で切るのはおかしいんです。そもそもおかしいんです。だから、私はそういうことを具体的に言ってはいないとい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 加えてほしいとかじゃなくて、正確に自分が言ったことを書いてほしいということを言っているということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 仮に、だからその基本方針、去年まとめた基本方針で、高いレベル、経済連携と、そういう書き方をしているんなら問題はないんですけれども、その基本方針の中の半分を取り出しているというところがあったので、そこまでだからその中身を詳細に言っているわけではないとい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) それは、昨年十一月の閣議決定ですから、閣議決定に基づいて対応するのが基本だというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、昨日と同じですよ、だって。言っていることは同じです。基本的に、だから、言ってないことが出たから、それは違うと言ったということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、TPP交渉参加に向けて関係国との協議に入るというのは、まあこれもう、それ以上でもそれ以下でもないと思うんですが、要は、関係国との協議、すなわち、関係国がどんなことを我々に求めてくるのか含めて、単に一方的に情報を聞くだけではありません。そのお考え...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 交渉に参加するというのは、そういう主体的な、そういういろいろ動きはありますけれども、TPP協定交渉中の九か国との協議を経て交渉に加わるということが交渉参加です。それは、今我々の考えているプロセスもありますけれども、参加国が我々を認めるかどうかというの...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) さきの臨時国会の予算委員会で小野さんから御指摘をいただきまして、そのとき、なるほどというか、そうだなと思いましたので、現地に行きまして判断させていただきました。  五年間凍結、これはもう本当というか、もうしっかりそうしていきたいと思いますし、今財務...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私の発言は、TPP交渉参加に向けて関係国との協議に入っていくということ、そしてまた、昨年十一月に決定した包括的経済連携に関する基本方針に基づき、高いレベルの経済の連携を進めていくというお話をいたしました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) センシティブな品目について配慮をしつつ、全ての物品及びサービスを貿易自由化の交渉のテーブルにのせるという趣旨のものでございます。    〔委員長退席、理事川上義博君着席〕
○内閣総理大臣(野田佳彦君) センシティブな品目を配慮するということは、そのことをしっかり踏まえて対応していくということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) センシティブな品目について、基本的にはこれは十年以内に関税を撤廃していくという方針、原則としてというのはありますけれども、それは即時あるいは撤廃なのか、段階的にどれぐらい時間を掛けて撤廃するのか、例外があるのかということも含めて今関係国で協議中という...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) さっき言ったように、即時になくしていくもの、段階的になくしていくものと、例外も含めての今議論をしているということでありますから、全てが対象になるかどうかということはまだ決まっていないということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ただいま井上さんの御指摘のとおり、「もんじゅ」についてはいろいろ事故等がございました。その上で、「もんじゅ」を含む核燃料サイクルについては、エネルギー・環境会議において原子力政策の徹底検証を行い新たな姿を追求すると整理をされておりますので、今後の原子...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 間もなく始まる行政刷新会議における提言型政策仕分の中でも、この原子力回りのお金というものは、あるいは制度というのは仕分の対象でございますので、その際、そうした議論を踏まえた対応をしていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政権運営については、勇往邁進、そして初心断行、こういう気持ちでやるべきであるということで、そのうちいろいろな厳しい決断が迫られるけど、決断するたびに楽しくなるよとおっしゃっていました。その領域にはとても達せないと思いますけれども、加えて、外交について...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 真面目にやれという意味で、そういう御激励を含めたそういう御提言はございました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 歴代の長期政権を築いた先輩たちとは間違いなく比べようが私はないというふうに思っています。それぞれ、ちょっと個性はどうだったかは分かりませんが、私は私の持ち味で政権運営をしていきたいというふうに思いますけれども、それぞれの政権で大きなテーマがあったとい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) TPP交渉参加に向けて関係国との協議に入るという態度を表明をいたしました。国論は本当に様々であります。でも、それは郵政民営化の問題のときもそれぞれのレベルでみんな国論真っ二つというテーマだったと思います。で、そういう中で一つ一つその段階ごとに決断、判...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 一日延ばしただけと言いましたけれども、党内の闊達な議論を踏まえて慎重に判断をするという御提起を踏まえて熟慮をしたということでございます。  その上で交渉参加に向けて関係国との協議に入るというのは、別に曖昧な表現じゃなくて、先ほど来ずっと議論があった...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 協議に入るわけでありますから、それは自分たちの国益に沿って議論をしていくわけです。それで、最大限にまとまるように努力をしていきます。  でも、これは不利なことがいっぱいあって、国益を損ねてまで無理をして入るという、一〇〇%入らなければいけないとする...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 前提云々というよりも、さっき申し上げたように、関係各国は日本に求めるものを把握をして、そしてもちろんこちらは、それはおかしいとか、これは対応可能とか駄目だとか、そういう議論はしますよ。その協議の中でそういう出てきたものを、国民的な議論をしながら最終的...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) アメリカの場合は、これはルールとして九十日ルールがあることはそのとおりでありまして、その事前の協議期間があります。  各国はその手続はちょっとまちまちです、その参加国として同意するかどうか。これはまちまちでありますけれども、少なくともアメリカのルー...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、その関税撤廃で例外なきというところが認められるかどうかという話はまだこれは分かりません。分かりません。それは、関係国間、参加国間の間でもまだ合意形成ができないということでありますので、そのことについてはまだ十分議論の余地は私はあると思うんです。...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) アイ・キャン・ドゥー・ビジネス・ウィズ・ヒムと言ったかどうかはちょっと私は分かりません。分かりません。そういう報道があったというのは承知をしていますけれども、その解釈はだからあえて申しませんけれども。  あえて私を窮地に追い込むということをアメリカ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ニューヨークの国連総会でお会いをし、そしてG20でも、これは短い時間でございますが立ち話をさせていただき、正式な会談という意味では今回のホノルルが二回目でございますが、個人的な信頼関係はだんだん深まってきていると実感をしています。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 誤解といいますか、考え方としてはそのとおりとは言えないことばかりだと思うんです。  ただ、言えることは、韓国のEPA活用戦略へのおそれという指摘をクリントンさんしていますが、確かに韓国が活発にやっていることについては、これは我々もそれに対してどうす...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先般の記者会見でも申し上げましたけれども、日本の誇るべき制度であるもの、例えば医療制度等、あるいは美しい農村、日本の伝統文化、こういうものはしっかり守り抜いていくための交渉であるということであります。  その上で、我が国はガットの体制以降、自由貿易...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 品目によって、例えば物品、サービス、そのことによって、交渉結果によって美しい農村とか伝統文化が壊れるということはあってはいけない。それを具体的に一つ一つ、例えばセンシティブ品目一つ一つどう対応するかということは、これは手のうちを示すことであります。今...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 特定の品目を一生懸命扱って生産をしてきているところがあるとする、それが交渉を通じて影響が出てきた場合に、それに対する対応策を講じなかった場合にコミュニティーが壊れて原風景が壊れていくということは、これは想像できること、そういうことにならないようにする...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) そういう考え方、理念、魂を持って交渉をするということを私は言いたいわけであります。それを個別品目で一つ一つ落としめていく話じゃありません。まさに考え方のバックグラウンドとしてお話をしているということであります。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 何が何でも、どんな条件の中でも一〇〇%参加するということはあり得ないということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) FTAAPを実現することは皆さんはいいんですよね、合意。(発言する者あり)いや、駄目だというんだったら議論にならないんです。アジア太平洋のまさに垣根を低くして、自由貿易圏つくるということは皆さんはいいんですよね、そこは。(発言する者あり)反対だったら...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今を生きる世代で連帯して負担を分かち合うという方針でございました。そのために、まずは十年を基本に置いて与野党協議をさせていただきましたけれども、なるべく国民の御負担はなだらかにした方がいいという御意見もある中で最終的に二十五年になりました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) もう経緯はいろいろ、先ほど財務大臣の御答弁もありましたけれども、早くしろ、遅い、あるいはまたサービスが行き届いていない、支援が行き届いていないという声もあります。  そういうことを真剣に受け止めておりますので、だからこそ、この三次補正の成立に一日も...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 確かに福島党首には怒られましたけれども、TPPについては交渉参加に向けて協議に入るんです。(発言する者あり)いや、詭弁じゃなくて、丁寧に何度でも申し上げますけれども、その過程の中で、関係国が何を求めるかについて正確な情報を持ち、そのことの情報は提供を...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 手続を経て海外で表明ということは、それはちょっと違うんじゃないでしょうか。国会での御議論はありました。党内の手続はありました、意思決定の。それを踏まえた対応はいたしましたけれども、基本的には、外交交渉というのは、協議をして、そして参加をしていく中で政...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ネガティブリストを持って交渉するというやり方が本当に交渉になるかどうかというと、心の中に守るべきもの、そういうものをしっかりやっていくことは当然でありますけれども、リストを持ってこれじゃなきゃ入らないというのは、これは交渉ではないと私は思います。(発...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今は関係国と協議をして何を求めてくるかなどをやってくるという過程であります。いざ交渉参加したときの交渉の仕方はもちろん万全の体制でやりたいと思いますが、リストを持って云々というやり方が妥当かどうかというのは、私は慎重な検討が必要だと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 知りません。
11月17日第179回国会 衆議院 本会議 第9号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) ただいまの御決議に対して、所信を申し述べます。  政府といたしましては、ただいま採択されました御決議の趣旨を十分に体しまして、世界の難民問題の恒久的な解決と難民の保護の質的向上に向けて、国際社会で引き続き主導的な役割を果たしていく考えであります。(...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私は、第十九回アジア太平洋経済協力、APEC首脳会議への出席のため、十一月十二日から十四日まで米国を訪問しました。  APECは、各エコノミーの自発的な意思によって、アジア太平洋地域における経済面でのつながりを強め、地域の未来を語り合う場として、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自民党谷垣総裁の御質問にお答えをしてまいります。  交渉参加に向けた関係国との協議の開始についての御質問をいただきました。  交渉参加とは、現在TPP協定交渉中の九カ国との協議を経て、交渉に加わることです。定義の御質問でした。  他方、交渉参加...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君)(続) さらに、中山間地域等の条件の不利な地域にも十分配慮して、さまざまな地域の共存を図り、世界に誇る美しい農山漁村を将来にわたって守っていく所存であります。  公的医療保険制度についての御質問をいただきました。  米国は、医薬品へのアクセス拡大の...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 遠山議員の御質問にお答えをしてまいります。  まず、TPP以外の経済連携への取り組みについてのお尋ねがございました。  所信表明演説でも述べたとおり、包括的経済連携に関する基本方針に基づき、より幅広い国々と高いレベルでの経済連携を戦略的かつ多角的...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 笠井議員の御質問にお答えをしてまいります。  まず、TPPに対する国民の声についてのお尋ねがございました。  TPPについては、国民の間に、賛成から慎重な対応を求める声まで、多様な御意見があると承知をしています。国民の皆様に対する説明や情報提供が...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 服部議員の御質問にお答えをいたします。  まず、APECの際の日米首脳会談についての御質問をいただきました。  私からは、オバマ大統領に対しまして、TPP交渉参加に向けて関係国と協議に入っていくということ、また、昨年十一月に決定した包括的経済連携...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 柿澤議員の御質問にお答えをしたいと思います。  まず、TPPへの参加に関する御質問をいただきました。  世界経済の成長を取り込み、産業空洞化を防止していくためには、国と国との結びつきを経済面で強化する経済連携の取り組みは欠かせません。これに伴う影...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 中島議員からは、三点の御質問をいただきました。  まず、TPPの国民への説明に関する御質問でございます。  十一日の記者会見で、私は、TPP交渉参加に向けて関係国との協議に入ることとしたと申し上げましたが、その意味は、これ以上でもこれ以下でもなく...全文を見る
11月21日第179回国会 参議院 本会議 第7号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) ただいまの御決議に対して所信を申し述べます。  政府といたしましては、ただいま採択されました御決議の趣旨を十分に体しまして、世界の難民問題の恒久的な解決と難民の保護の質的向上に向けて、国際社会で引き続き主導的な役割を果たしていく考えであります。(拍...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私は、第十九回アジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議への出席のため、十一月十二日から十四日まで米国を訪問をいたしました。  本年のAPEC首脳会議では、地域の更なる繁栄のため取り組むべき課題について、忌憚のない意見交換を行いました。その結果、貿易...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 猪口議員の御質問に順次お答えをしてまいります。  まず最初に、交渉参加に向けた協議の開始に関する鹿野大臣の発言についての御質問をいただきました。  TPP交渉参加に向けて関係国との協議に入ることといたしましたけれども、あくまで国益の視点に立ってT...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 公明党の石川議員の御質問に順次お答えをしたいというふうに思います。  まず、これまでの民主党政権の外交についてのお尋ねがございました。  世界の情勢が大きく変化する中で、政権交代以降、日米同盟の深化や近隣諸国との関係強化など、様々な外交上の課題に...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 中西議員から九問御質問をいただきました。順次お答えをしてまいります。  まず最初は、TPPに関するこれまでのプロセスについての御質問でございます。  世界に誇る日本の公的医療保険制度については、堅持することを明言をしているところであり、また、IS...全文を見る
11月21日第179回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先般のホノルルAPECで胡錦濤国家主席と、そして今回、バリ島で温家宝総理とお会いをいたしまして、その際に私の年内の訪中を実現をするということで一致をしました。日程は今ちょっと最終的な調整を行っているところでございますけれども。  両首脳とお話をした...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 三次補正の今御審議の終盤でございますので四次補正に言及するのは適当ではないと思うんですが、新たな追加財政需要が出たときには対応していきたいと思います。  御指摘のとおり、地方向けの予算措置は三次補正でやったつもりでございますが、今後、必要な場合には...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国賓の接遇というのは政府として閣議決定をしており、宮中晩さんは重要な国賓の接遇の一環でございます。  閣僚はできる限り出席をするべきだと考えておりますけれども、御指摘の十六日の宮中晩さん会では四名の閣僚が欠席をいたしました。これは、いずれも公務のた...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 公務等でございました。失礼いたしました。  それで、公務で出席できないということを予想をして四日の日にあらかじめ欠席の通知を出されていました。その後、ちょっとそのスケジュールが変更があってパーティーに出たということでございますが、その際の発言は、私...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 十七日にちょうどブータン国王のいわゆる演説をお聞きしている際に、官房長官から午前中の予算委員会でそういう御指摘があったことを聞きまして、私の方から官房長官に、一川防衛大臣に、本人に事情を聴いた上で必要な注意をするように指示を行いました。  それを踏...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほどのいわゆるパーティーでの発言は私も軽率であったというふうに思いますので、厳重注意をしたところでございますけれども、そういういろいろ厳しい御指摘も踏まえながらきちっと職責を果たしていただきたいというふうに思っております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 社会保障と税の一体改革というのは、これはもうどの内閣、替わっても、これ避けて通れない、先送りのできないテーマだというふうに思っています。  それをもって、先般六月に私どもは成案をまとめさせていただきまして、その具体化をしてまいりますし、これは基本的...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 菅総理も鳩山総理も任期中に消費税を引き上げるということはしないということは申し上げてきたというふうに思いますし、議論をすること自体はこれは当然あるんです。議論をした上で一つの考え方に集約をしていくということはこれ当然あるんです。  ただし、任期中に...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 解散時期云々、またそのタイミング、またその勝敗について言及する段階ではないというふうに思いますが、それは当然、民意を踏まえた対応があるということだと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) この第三次補正予算が成立をさせていただいた暁に、政府税調においては消費税を含む税制の抜本改革、そして社会保障改革についても政府内、党内での議論が進んでまいります。そのプロセスの中で、できるだけ早い段階から与野党協議ができればと私は思っております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 附則の百四条にもそう書いてございますし、加えて、政府・与党でまとめた成案についても経済条件の話は出てきておりますので、そのことをよく勘案しながら具体的な詰めをしていきたいというふうに考えております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 附則百四条は、だから、経済との関連の中の判断がございます。あわせて、私どもが成案でまとめたものについてもその経済の分析をよくすることになっています。その上での議論を進めていきたいというふうに思っております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 百四条は御指摘のとおりの記載であります。あわせて、それに対応する……(発言する者あり)いやいや、そうです、だから、そうです。だから、成案の方も、あわせて、東日本大震災の影響等からの回復状況の判断とか国際経済の動向などを見極めて対応していくということで...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 附則百四条も、そしてまとめた成案も、経済との勘案をしながら判断をしていくという、そこは同じだと言いました。(発言する者あり)いや、同じです。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ただ、前提条件となっているかと、経済の好転が前提条件となっているかというと、百四条は決して前提ではないというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) だから、解釈の違いで、絶対にその前提条件下であるかというと、そうじゃないという解釈、私たちは立つんです。  その上ででありますけれども、じゃ、今の経済状況どうするか、その判断、景気判断はあると思います。問題は、成案で書いてあることは、いざ消費税率を...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今の大臣の説明のとおりだというふうに認識をしています。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) タイミング論のお話だというふうに思いますけれども、私は、欧州危機の問題も踏まえて、これはもうバックグラウンドとしてやっぱり財政の問題が端を発しているということであります。  そんな中で、やっぱり中長期的にきちっと財政規律を守っていくということを取組...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御指摘のとおり、既に三次補正での対応を決めたものと、それから来年度予算編成過程で検討していくものとがありますが、委員の御指摘も踏まえてしっかり対応していきたいと思いますし、来年度予算編成の中では日本再生重点化枠というそういう、いろんな歳出を削りながら...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 人事院のお立場としての意見としてはよく分かりますけれども、先ほど関連して大臣が答弁をしたとおり、人勧は我々は尊重するという立場であります。尊重するという立場の中で、今回の給与法の中で今回の勧告は内包をしているという考えの下で進めさせていただいていると...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、同じ答弁になりますけれども、人勧は基本的に尊重するという立場。今回の勧告については内包しているという解釈でありますので、別にあえて人勧に基づいた対応じゃなくて、今回の給与法で一括して対応させていただきたいということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これまた本当に同じ答弁で恐縮ですけれども、人勧のまさにそれは尊重をするという形です、尊重をする気持ちを持っている。その中で、その今回の給与法の中には、今大臣の答弁があったとおり、結果的には内包しているということが解釈できるということでございますので、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これはもう、だから同じ答弁になりますが、内包しているから私どもの今の既定の方針でいきたいということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 給与を削減をしていくということについては合意確認があると思いますが、それ以外の話で別に何か約束をしたということではありません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今回のマイナス七・八%というのは、あくまで今回の災害対応の財源という視点も含めながら、やっぱり公務員の皆様にも御負担をいただくという形で出てきた異例の特例的な措置であります。  一方で、公務員人件費の二割カットって、これは平成二十五年までに実現をす...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほど総務大臣の答弁にもありましたとおり、地方移管の問題であるとか含めていろいろ課題がございます。そういうものをしっかりと検討させていただきながら、二十五年二割削減に向けての努力をしていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これから具体的な詰めをさせていただきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いただいた御質問に対して、なるべく正確を期して政府の方針をお伝えをした方がいいだろうと、そういう意味から、まあ棒読みという表現でありますけれども、一生懸命用意したメモを踏まえて対応をさせていただいているということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ちょっと私に問われても分かりませんが、西田さんに聞いていただければと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) TPP交渉参加に向けて関係国との協議に入るということは、国内でも国外でも同じことを言っていますし、この国会でもその御答弁をさせていただいております。方針はまさにこれであります。そのものであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 党内、政府内のまさに合意形成の中で慎重に熟慮をした中で出した結論がさっき申し上げたTPP交渉参加に向けて関係国との協議に入るということでございますので、これは別に我が国だけではなくて、カナダもメキシコも同じまさに表現で自分たちの意思を示しているわけで...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) それぞれの総理大臣の指導力の発揮の仕方はいろいろあるというふうに思います。私は私なりのやり方でやっていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これから関係国との協議をする中で、それぞれの国が我が国に何を求めてくるかということがだんだん分かってくると思います。そうした得た情報をしっかりと皆様に御説明をしながら、十分な議論を踏まえて、最終的には国益に沿って結論を出すと、そういうプロセスをたどる...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 交渉参加となるのは、結果として今入っている九か国の同意を得るということですね、情勢として。それがいつになるかというのは、これは分かりません。  加えて、九か国の同意を得る前に、我々が主体的に交渉参加するかという意思決定をするかどうかも、これは関係国...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) アメリカの場合は、御指摘のとおり九十日ルールというのがあります。加えて、各国も、その合意というか、その承認をするというのは、参加するか、認めるかどうかというのは、ちょっとそれぞれ国によって手続が違いますし、それはまさに、関係国とのまさにこれからの協議...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 困難か困難じゃないかという、それは見通しの判断は一つあると思うんですが、センシティブ品目について配慮しながら我々は対応していくということでありますし、加えて、今回のホノルルAPECで九か国によって大まかな輪郭の話がございました。そこについては、センシ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 経済連携については、TPPの話ではなくて、今回はむしろASEAN向けの議論を進めなければいけないというふうな思いから、ASEANプラス3、ASEANプラス6、それから日中韓、この経済連携を具体的に推し進めるための議論をさせていただきました。  日中...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御指摘のとおりだと思います。  FTAAPというアジア太平洋圏における自由貿易圏をつくっていくことが一番の目標であります。そのための道筋でTPPもある、ASEANプラス6もある、ASEANプラス3もあると。そういう中で、私どもはそれぞれ多角的に推進...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 日中韓の投資協定は、さっき申し上げたように、何とか年内に持っていきたいんです。これ、四年間議論してきました。投資協定で四年掛かっていて、FTAまで持っていくにはもっと時間が掛かる可能性があります。そうではなくて、早く投資協定を終わらせるということを主...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) よく分析をしなければいけないというふうに思いますけれども、基本的にはやっぱりもっと説明をしろというところが一番多いのだろうと思います。そのことについては心していきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国会で、この予算委員会を含めて、あるいは衆議院においてもいろんな議論行われました。本会議でも、報告をした形で質疑をいただくという形でありまして、だんだんと有意義な質疑ができているというふうに基本的には思います。基本的なところは、やっぱり経済外交の進め...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 米国との関係はもちろんそういうことになると思いますが、それ以外の国もあるんですね、それ以外の国もある。ということは、我々が主体的に交渉参加していくかということの決断は、情報を収集し、議論を踏まえて、国益を踏まえて判断するという中においては、その前の適...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これをだからいつまでにと言えるところ、まだ協議に入っていないところもありますので、それは今の段階で言えませんが、適切な段階としか言いようがありません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 二項対立ではないと思うんです。これはTPPの問題だけではなくて全ての外交交渉もそうだと思いますから、機微に触れる議論もあるでしょうから、それは全部外に言えないものもあるかもしれません。だけど、その交渉を推し進めていく際には国民世論の後押しがないとこれ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自由貿易を推進をすることによって日本が成長をする、そしてそれが雇用に増えるということになれば、それは国益にとってプラスであるというふうに思っています。そういうものを実現できるかどうかの、まさに今、関係国との協議に入っているということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今欧州危機のお話がございましたけれども、これをどうとらえるかだと思うんです。  これは、金融面での不安の波及だけではなくて、私は貿易にも影響が出てくると思うんです。それはいわゆる保護主義の台頭です。保護主義が台頭しかねないような状況のときに、自由貿...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 障害物とは思っておりません。国民を代表しての貴重な御意見をお伺いをする場でございますので、むしろ今の二つの分け方でいうと後者だというふうに思っております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 極めて戦術面としては大変参考になる御意見だというふうに受け止めさせていただきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御指摘のとおり、ASEANの中で東アジアのまさにいわゆるEAFTAという東アジアのFTA構想を進めていこう、これはASEANプラス3です。それからもう一つ、CEPEAという包括的経済連携の構想、これはASEANプラス6です。  これについて、元々日...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 全く同感であります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 重大な困難に立ち向かおうという決意をしたときに最大の歴史形成力を始動するというような趣旨のトインビーの言葉だったというふうに思います。  その意味では、先ほどのTPPの関連で申し上げておりますけれども、アジア太平洋地域における自由貿易圏を日本がまさ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私も、野党の提案だからとか政争の具という全く認識はありませんし、財務大臣当時もきちっと御答弁しています。県や市町村とよく意見交換をしながら、必要な措置はきちっとやっていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 地元の御要望をしっかり受け止めながら、必要な予算措置は行っていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 同じ認識であります。極めて厳しい財政事情と東日本大震災の発災という、こういう状況を踏まえての極めて異例な対応ということで、大臣と同じ認識であります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) そのとおり、今申し上げたとおりであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国家公務員人件費の二割削減というのは、先ほど議論もありましたけれども、これは私どもは引き続きこれ目指しております。その一環を成すものというふうに認識をしております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 端的に言いますと、給与削減、約七・八%削減、これ今法案を提出をしています。法案を提出をした以上、その成立を期しているわけで、成立したことを前提に復興財源で位置付けますけれども、国家公務員の全体二割削減はまだ具体的な法案提出とかという状況ではございませ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) それは、法案提出すれば全てが成立するということではないという意味では不確定でありますけれども、基本的には、この法案だけではなくて、具体的に政府として責任を持っている法案等、提出しているものはいわゆる様々な計画と整合的にするようにする、復興財源にすると...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 大臣の申し上げたかった趣旨は、さっきもありましたとおり、基本は今を生きる世代で負担を分かち合うというところから十年の議論でスタートしましたけれども、なるべく国民にお願いする負担はなだらかな方がいいといういろんな御意見もあった中で、最終的に二十五年に決...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 一票の格差はやっぱり極力是正をされるべきであると。少なくとも今違憲状態とされている状況は一日も早く脱しなければいけないというふうに思います。その一票の格差のどこまで詰めていくかという議論は、これは各党でいろんな御意見があると思いますので、政党間の議論...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) やっぱり基本的には、事故収束のプロセスを推進していく上で必要な人員措置は、これはとらなければいけない、そしてそこの作業にかかわる皆さんの健康管理は十分配慮しなければいけないというのは基本だというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) もう先ほど申し上げたとおりで、確実に事故収束のプロセスをたどるために必要な人員は確保しなければいけない、そしてそこに従事する皆さんの健康管理には十分配慮しなければいけないという基本方針の下でそれぞれの対応をしていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 現地の実情を把握するということは大事だと思いますし、先ほど御指摘の福島大学災害復興研究所の調査もこれ大いに参考にしたいと思います。  また、これまでも自治体でもこうした調査が行われていましたので、そうした研究機関であるとか自治体の調査を今はしっかり...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 原子力政策を推進してきた国の社会的責任というのがこれは重たいわけであります。したがって、そのことをしっかりと自覚し、除染、それから仮置場、中間貯蔵、そして最終処分、国がきちっと対応して、しっかり対応していくと。その際に、もちろん自治体に御協力いただく...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今般の福島第一原発のこの事故を受けまして、原子力発電については、中長期的には原発への依存度を最大限に引き下げていくという方向性を目指すべきであると考えております。そのために、省エネの強力な推進であるとかあるいは再生可能エネルギーの普及に努める等々が基...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 同意を得るというか、基地を新たにどこかに造る場合には、強権的に何かを進めるということは、これをやるべきではないということの中で、もしそういうことがあるならば、地域における皆さんの御理解を得ていくということが大事であるというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほど申し上げたとおりであって、強制的に何かを行うということは望ましいはずはありません。ということは、地域の皆様の御理解を得ながら仮に建設をする場合には進めるというプロセスをたどらなければいけないというふうに思います。
11月22日第179回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○野田内閣総理大臣 網屋さん御指摘のとおり、欧州の債務危機の問題は、ユーロゾーンだけではなくて、今度ハンガリーにも飛び火しているように、きちっと中長期的に財政規律を守る国であるということを、その取り組みを示していかないと、妙なものが伝播してくる可能性があります。そこはきちっとやは...全文を見る
○野田内閣総理大臣 佐々木委員は喜ぶと思いますけれども。  これは、各政党の中でもいろいろ御議論はあると思います。政府の立場で、この政党助成金をどうしろこうしろということはちょっとできませんが、そういうことだったら、これはもうそれぞれの政党内あるいは政党間での御議論をしていただ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今般、国家公務員の皆様の給与については、今回の東日本大震災を受けて、そのために、臨時異例の措置としてマイナス七・八%の給与削減をお願いさせていただいております。あわせて、委員が御指摘のとおり、私も含めて、政務三役についても、この法律が通る前からの自主返納を決め...全文を見る
○野田内閣総理大臣 もう先ほど申し上げたとおりでありまして、公的セクターで、今回のこの困難を乗り越えていくために、お互いに努力をして痛みを伴う改革をしていくということは必要でありますけれども、ただ、一応やはり法律の枠組みがありますので、その中で御判断をいただくことがまずは前提だと...全文を見る
○野田内閣総理大臣 民間議員として、岩田先生を私は選ばせていただきました。  今回の、これだけではなくて、さまざまな経済対策についての御提起がございました。その中で何をチョイスして議論を深めていくかは、これは国家戦略会議のこれからの運営で決めていきたいというふうに思います。 ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 暫定税率の話は、もう既に鳩山政権のときに、今大臣が申し上げたような事情をもって当面できないということは、もうお話をしましたし、そのことについては、国民の皆様にも御理解を得るべく、おわびの言葉も含めて御説明をしたというふうに承知をしています。
○野田内閣総理大臣 車体課税については、二十三年度の税制改正大綱を踏まえて、政府税制調査会等において今検討が行われているところと承知をしていますが、まずはその議論を見守っていく必要があると思います。  ちなみに、その大綱に書いてある検討事項ですが、「車体課税については、エコカー...全文を見る
○野田内閣総理大臣 誤解のないように、まず前段の、消費税の引き上げに絡めて景気と無関係という言い方は、実施をする際には、それは当然、経済動向を踏まえた対応が必要です。そうじゃなくて、議論をするとき、例えば今、附則の百四条に基づいて準備をしていかなければいけないわけですから、その議...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私がオバマ大統領と会談をした際に申し上げたことは、TPP交渉参加に向けて関係国との協議に入るということ、これはもう何回も国の内外で申し上げていることです。それに加えて、昨年の十一月に閣議決定した包括的経済連携に関する基本方針、これを踏まえて高いレベルの経済連携...全文を見る
○野田内閣総理大臣 昨年の閣議決定した基本方針に基づいてということは、そういうことなんです。具体的な詰めは、まだ短い期間で、普天間の話もあったし、ほかのテーマもありましたけれども、基本的な方針として申し上げたことは、閣議決定に基づいて私どもの国はやっていくということを申し上げたと...全文を見る
○野田内閣総理大臣 アメリカは砂糖であります。
○野田内閣総理大臣 要は、予算の単年度制をやめて、できるだけ節約をしながら、余ったお金をためていって、そのたまったお金を運用しながら国家運営をしていこうという国家のダム式経営という考え方に基づくのが無税国家でございます。  松下さんとしては、日本の財政のあり方に大変強い問題意識...全文を見る
○野田内閣総理大臣 その時々にどういう形で自分が責任ある立場になるかということだというふうに思います。  少なくとも、国、地方の長期の債務残高が対GDP比で百八十数%という状況の中で、一千兆円近い借金の山がある中で、日本の社会保障を含めてさまざまな事業を持続可能にするには、財政...全文を見る
○野田内閣総理大臣 TPPは、基本的には、外需を取り込むということによって需要をふやす効果があると思います。空洞化を防止することによって供給を拡大する効果もあるというふうに思われます。
○野田内閣総理大臣 それは一概には言えないのではないかというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 外需も出てくるわけでございますので、一概に言えないというのはそういう意味であります。
○野田内閣総理大臣 一概に言えないと言ったのは、よく言われるのは、安いものが入ってくるということによってデフレを助長するんじゃないかということはありますけれども、海外から安いものを買って、では、そこで浮いた分を違うところで消費するということもあり得るわけですし、今言っている議論と...全文を見る
○野田内閣総理大臣 基本的には三つという認識は、私も同じであります。歳出削減を通じて政治と行政が襟を正していくという道と、そして、増収を図っていくという道、成長をすることによって、それによって国に対して増収が得られるという道、それからもう一つは、これは国民の皆様に御負担をお願いす...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私の著書で、自分が責任者になって中間的なプランをつくったときの内容は、今の委員の御指摘のとおりでございます。ピーク時に三十一あった会計を十七にしていく、これは小泉改革の流れで、それで十七になったということでありますが、御指摘のとおり、会計はまとめましたけれども...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今回成立をさせていただいた復興のための第三次補正予算、そして、今その財源の御議論をいただいておりますけれども、基本的には、私どもは、歳出の削減と税外収入の確保、これを最大限、これによって財源を確保する努力をしてまいりましたし、これからもやってまいります。  ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 だれが言ったというか、政府税調内の中での意見を踏まえてまとめたということであります。
○野田内閣総理大臣 昨年の十月二十九日ですか。ちょっと、日付と何かというのはちょっとわかりません。覚えていません。
○野田内閣総理大臣 日付とか場所とかは覚えていませんが、米倉さんとお会いしたことはもちろんあります。
○野田内閣総理大臣 米倉さんとそういう形でお会いをしたことはあります。ありますけれども、それによって何かの政策変更をするということはありません。  私どもは国民政党です。国民政党でありますから、もちろん労働組合とのおつき合いもあります。でも、経済団体の意見も聞くということも、こ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 この一年間、ちょっと全部私はチェックしていませんけれども、それは、政党として受けることはできますので、受けている可能性はあると思います。ちょっと金額とか件数とかはわかりません。
○野田内閣総理大臣 いや、だから、その意味からも、所得税で国民の皆様に、そして法人においても、三年間という形でありますが、御負担をお願いするということであります。
○野田内閣総理大臣 民主党のマニフェストでは直接的に言及はしていないということです。その後の三党合意、社民党と国民新党との三党合意のときには、任期中には消費税を引き上げないという合意があるということであります。  それで、歴代総理のいろいろな御答弁とかありますけれども、菅総理の...全文を見る
11月24日第179回国会 衆議院 本会議 第11号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 民主党・無所属クラブを代表しての畑浩治議員の御質問にお答えをいたします。  私に対する御質問は、復興庁の長としてのリーダーシップについてのお尋ねでございました。  復興庁においては、内閣総理大臣を長とし、復興大臣一人、副大臣一人、復興局を担当する...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自由民主党の加藤勝信議員の御質問にお答えをしてまいります。  まず最初に、被災地の現状に対する認識についてのお尋ねがございました。  これは、加藤議員も御指摘ございましたけれども、野田内閣にとっては、東日本大震災の復旧復興、そして原発事故の収束と...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 公明党の石田祝稔議員の御質問に順次お答えをしてまいります。  まず最初に、復興庁設置法案の提出に時間がかかったことについての御質問をいただきました。  被災地の一刻も早い復旧復興を目指して、これまで、まずは、復興庁における重要な実施事務である復興...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 共産党の穀田恵二議員の御質問にお答えをしてまいります。  まず最初に、復興庁の位置づけについての御質問をいただきました。  復興庁が担う機能は、復興特区、復興交付金や、被災地の要望への一元的な対応、さらには、各府省が行う復興事業の総合調整などであ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 社民党の中島隆利議員の御質問にお答えをしてまいります。  まず最初に、復旧復興がおくれているとの指摘に関する御質問をいただきました。  政府は、これまで、全力を挙げて被災地の復旧復興対策に取り組んできたところでありますが、仮設住宅の建設や散乱瓦れ...全文を見る
11月25日第179回国会 参議院 本会議 第8号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 民主党、江崎孝議員から私には二問の御質問をいただきました。  まず最初が土地の買上げについてのお尋ねでございます。  政府としては、まずは、原子力被災者の方々のふるさとへの帰還に向け、環境モニタリングや除染等の安全確保のための取組を全力で推し進め...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自民党、塚田議員の御質問に順次お答えをしてまいりたいと思います。  まず最初に、支持率と大臣の任命責任についてのお尋ねがございました。  世論調査における国民の声は、叱咤激励として真摯に受け止め、身を引き締め、更に「正心誠意」なすべき課題に取り組...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今二点再質問いただきました。  一つは、TPPにおける米の取扱いでありますけれども、先ほど関税撤廃の扱いがまだ決まっていないというお話をいたしました。即時撤廃がどれぐらいあるかとか、段階的にどうなるとか、例外がどれぐらい認められるか、米も含めて今そ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 公明党の竹谷議員の御質問に順次お答えをしていきたいと思います。  まず最初に、復興のための税制措置の必要性及び復興財源から消費税を除外したことについてのお尋ねがございました。  現下の経済金融不安の最大の要因は、ギリシャに端を発する欧州諸国の財政...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) みんなの党、桜内議員の御質問にお答えをいたします。  まず、野田内閣に関する御質問でございました。  ギリシャ、イタリアの危機管理内閣ともいうべき事例を引いて、我が野田内閣に対する御批判をいただきました。御批判は御意見として承りますけれども、ギリ...全文を見る
11月29日第179回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今回の大阪知事選挙、市長選挙、民意が示されたということでございますので、それはしっかりと受け止めるということだと思います。これから大阪都についていろいろ大阪の中で御議論があって、一定のプロセスがあると思いますが、そういうものを注視をしながら、具体的な...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まさにこれから、ちょっと副大臣の発言を御指摘いただきましたけれども、税率であるとかあるいは時期の問題は、これからのいわゆる政府税調あるいは与党との議論あるいは与野党との協議等々を踏まえて具体的に考えていくべきものでございまして、あらかじめ予断を持って...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 経済の好転を条件ということを成案の中にも書いてございますので、その経済状況を様々な指標を見ながら総合的な判断をするということだと思いますし、加えて、予期せぬような異変なんということも起こり得るわけでありますから、それは、そういうことはしっかり重要な要...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今の逆進性の対策については、六月にまとめた成案の中で記述がございます。それは、「消費税率が一定の水準に達し、税・社会保障全体の再分配を見てもなお対策が必要となった場合には、制度の簡素化や効率性などの観点から、複数税率よりも給付などによる対応を優先する...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 財政再建への道筋は、私はいつも申し上げますが、三つあると。一つは、委員が御指摘のように歳出削減の道、これは不断の努力でやっていかなければいけないと思います。それから、増収の道です。日本経済を成長させて増収を図っていくという道。それからもう一つは、国民...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 余り大きな政府か小さな政府かという二分論ではなくて、もちろん政府は効率良く仕事しなければいけないというふうに思いますが、いわゆる小さな政府論で何でもその規制を撤廃してという話ではありません。また一方で、やらなきゃいけないサービスもありますが、それも効...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) どなたがどういうふうにちょっと言われたのか分かりませんけれども、私はある程度市場ベースに判断をした方がいいときもあると思います。逆に、政府が介入しなければいけないときもあると思うんです。  これは私、時代によって違うと思っていまして、人類が命懸けで...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ここはいわゆる財金でございますので、例えば税で言うならば、所得税に関して言うなら所得再分配機能をもっとしっかりするような方向です。ということは、こういう格差の問題等があるときには私はそちらの方にどちらかというと、右足と左足と言いましたけれども、左足の...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 小泉内閣で私は評価をしているのは、不良債権の処理などは私は相当進めたということは、これは評価をすべきことだろうと思うんです。私はどの内閣だから全て悪いという立場ではありません。いいものはいいというふうに認めていきたいというふうに思います。  ただ一...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 復興財源で法人税と所得税、これを付加税という形で所得税やらせていただきますけれども、家計については、特に低所得者の方については、これは配慮のできる制度だというふうに思います。  その上で、心理面の影響はもちろんあるのかもしれません。だけれども、復興...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今御指摘のとおり、普通国債が年度末に六百七十六兆になる見込みでありますし、国と地方の長期の債務残高が対GDP比で一九一%、これは主要先進国の中では最悪の水準であります。  にもかかわらず日本が比較的金利が低く推移できてきたというのは、やっぱりこれは...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 日銀総裁とは十月も、この間お会いをする機会をつくりましたし、月例経済報告であるとか、そういう場でお会いすることもあるし、国際会議で御一緒することもあるし、あるいは逆に日銀の金融政策決定会合に政府から出ていくということもありますので、緊密に、特にデフレ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的には国債の償還に充てていくお金だというふうに思っておりますので、そのほかの流用ということは基本的にはやらない方がいいのではないかというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 要は減債制度の根幹にかかわる話ではないかと思いますので、ほかへの使い方というのはやっぱり基本的には慎重にあるべきだというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 逆ざやの話がありましたので、それをどういう形で改善できるのかについては検討をさせていただきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほど副大臣もお話しされましたけれども、枕言葉で個人としての意見という形でお話をされたということでございますので、政府の見解ではないということでございます。  子供に対する手当については、八月四日の三党合意を踏まえて対応するというのが政府の方針でご...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 事業仕分の結果があったんですが、地元の御要請なども踏まえて朝霞の着工を昨年の十二月に決定をいたしました。その後、東日本大震災が発災をし、被災者の感情等含めて、建設を続けることがどうかという御意見を国会の中でもたくさんちょうだいをいたしまして、現地に行...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、昨年の六月に財政の健全化の戦略と同時に新成長戦略というのをまとめました。これは、グリーンイノベーションとかライフイノベーションとか、高いレベルの経済連携とか観光立国とか、いろんな要素が入っておりますけれども、その新成長戦略を加速化させていくとい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まだ具体的指示といいますか、間もなく政府・与党の社会保障の改革本部を改めて、今まで検討本部という形で成案をつくってまいりましたけれども、その場を設けながら改めて方向性をまず提示をして、既にもう社会保障については党内で調査会でも議論は進んでいますし、政...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的には、この時期、それから税率については、今申し上げたように、これから本格的な議論でありますけれども、そこでの意見集約を経ながら法律の中に生かしていきたいというふうに考えております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) なるべく大綱には具体的なものを入れ込んでいきたいというふうに思いますけれども、ただし、それについては、私は、あくまで与野党の協議もその後是非やっていきたいと思っておりますので、法案を提出する前の閣議決定の前にはそういう議論を是非していきたいというふう...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私は、大綱を作る前の素案の段階から是非与野党協議はしたいというふうに考えております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) だから、素案がどのぐらいの中身のものかということは、それはあると思いますけれども、ただし、御党が財政健全化責任法を過去何回か国会へ提出をされました。それは、政府のまとめた素案に基づいて広く会議体を超党派でつくるということでございましたので、考え方は私...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) あくまで素案を作ったら与野党協議を呼びかけて、そして是非御議論には参加をしていただきたいというふうに考えております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほど副大臣御本人も申し上げましたけれども、個人としてという枕言葉を付けているということが前提です。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(野田佳彦君) さはさりながら、財務の副大臣という現実でありますので、言動については十分、特に数字等を扱うときは慎重を期した方がいいというふうに改めて思っております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 厳しく御批判は受け止めて、これからきちっと対応していきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、民主党の衆議院選挙のマニフェストは消費税は触れていないんです。何も触れていません。その上で、選挙結果が出た後に、民主党と社民党と国民新党の間で三党合意を作りました。その三党合意において、任期中に消費税は引き上げないということを書いているんです。...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 仮定の話でありますけど、どういうことでも、やっぱり選挙の結果、民意は踏まえて対応することになるというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 更なる飛躍のある仮定だと思いますけれども、あくまで私どもは、素案を作ったら与野党協議を呼びかけて、そして法案の成立を期していくというのが基本的な姿勢でございます。その間の与野党のやり取りというのはこれからのことだというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 昨年の十一月に閣議決定をした包括的な経済連携に関する基本方針に基づいて、センシティブな品目については配慮しつつという文言を入れております。その範囲の中でしっかりと協議をしていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これから関係国との具体的な協議に入ってまいりますけれども、その協議をする際に、それぞれ参加国が我が国に何を求めるかということも明らかになってきます。その際にきちっと日本の立場も伝えていくということが協議であります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) センシティブな品目については配慮しつつその協議に臨むということで、守るべきものは守る、勝ち取るべきは勝ち取るというのが協議に入っていく姿勢であります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 手のうちにかかわることですから一つ一つは申し上げませんが、当然心の中に秘めながらの協議になると思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 当初のいわゆる集中復興期間は、御指摘のとおり、少なくとも十九兆円、それから、向こう十年間の復興期間については少なくとも二十三兆円となっていますが、それは阪神・淡路大震災の際の被害総額を参考にしてはじき出した数字ということで、その阪神・淡路大震災の際に...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 少なくとも十九兆のうち、既に一次補正、二次補正と対応してまいりました。そこについては、まだ少なくとも十九兆の中には枠があるというふうに思いますが、その中で一定期間経過した後に事業の進捗状況などを踏まえて、更なる事業が必要なのか、あるいは財源どうするか...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 五月雨的じゃなくて、少なくともというのは、阪神・淡路の大震災の参考を踏まえてやったんですが、それぞれの被災地における復興計画が出てくるとか、あるいは除染についての更なる検討が進むとか等々を考えるとこの額よりは多くなる可能性があると、そういう意味で申し...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的に被災地にお役に立つものというふうに解釈をしています。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 定義というか、被災地に直接お役に立つこともあるし、影響を、好影響を及ぼしていくということもあると思います。そういう意味で被災地にとってお役に立つものというふうに申し上げております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今のお話のとおり、あと枠は三兆五千億程度であります。ただ、今後、例えば事業が、進捗状況によりますけれども、更なる事業が必要になってくる場合は膨らむ可能性がある、あるいは税外収入は確保できるようになるとこれは減らせる可能性もあると、そういうふうに思いま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、基本的には厳格にそういう対応をしたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 新成長戦略の実現を加速するとともに日本再生の基本戦略を年内にまとめるということで、八月に、おっしゃったように、「日本再生のための戦略に向けて」というような文書をまとめさせていただきました。  ちょっとこれ、通告がなかったんで分かりませんが、ちょっと...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 日本再生の基本戦略の担当する大臣も、社会保障と税の一体改革の大臣もこれ同一でございます。まさにこれは整合的になるようにしていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 第二次補正予算がたしか成立した七月二十五日だったと思うんですが、復興基本法で復興債という考え方が出てきて、それを踏まえて復興基本方針を作ったのが七月二十九日だったものですから、ちょっとそれはタイムラグがあります。  復興債の制度設計の議論をするのに...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 民意は重んじるべきだというふうに思います。ただし、今は復旧復興、原発事故の収束等の国難をまず突破していくことが先だというふうに考えております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御指摘のように対応していきたいというふうに考えております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ちょっと誤解があったんじゃないかと思いますが、私は、なるべく具体的にこれから政府税調あるいは与党の税調共々議論しながら、具体的にまとめていきたいということを申し上げました。税率とか実施時期を書かない、決めないということを申し上げたつもりはございません...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 言葉をちょっと撤回します。なるべくじゃなくて是非ともお願いをしたいというふうに思っておりますが、その際に、素案の段階では具体的にいろんなものが入っていて、その上で協議をしていただくようにお願いをしたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 社会保障を持続可能にしていくということは、私は国民の皆様は望んでいらっしゃることだというふうに思います。  その中で、今回は社会保障の中でこれは機能強化をしていく部分とか、あるいは毎年自然増がございますが、そういうものに対する手当てをしていく、ある...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 所得税については、これまでの累次の改正によりまして累進緩和や各種控除の拡充が行われて、御指摘のように、所得再分配機能あるいは財源調達機能というものが低下をしてきているというふうに認識をしておりますので、この税制の抜本改革の中では、これは消費税だけでは...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 六月にまとめた社会保障と税の一体改革の成案において、「雇用形態や就業構造の変化も踏まえながら、格差の是正や所得再分配機能等の回復のため、各種の所得控除の見直しや税率構造の改革を行う。」としているところでございますので、こういう成案に基づいての議論を行...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 復興の財源については基幹税を中心に検討するということでございました。その中でいろんな組合せを、税調の方から複数の選択肢を出していただくようにお願いをしておりましたけれども、消費税については御議論も先ほどいただきましたけれども、社会保障と税の一体改革の...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 特例公債の発行額を四十四兆円以内に収めるということは、これは中期財政フレームの中でも確認をされていることでございますので、基本的にはこれを守っていきたいというふうに思いますし、復興債についてもこれはきちっとした根拠を持って対応していかなければなりませ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 結論からいうと、公式な見解ではありません。内閣府が参考資料としてまとめたものの一つにそういうものがあったということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 附則百四条や、あるいは一体改革の成案を踏まえて経済を好転をさせていくということ、努力していかなければなりませんが、その際の指標については、これはいろんな指標があると思います。そういうものを総合的に判断をするというのが現実の考え方であって、その指標につ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 経済状況の好転は、経済が悪化している状況からのその回復の過程、持ち直し、そういうもので判断をしていくものだと思いますが、今のその名目GDPも一つの考え方だと思いますが、名目GDPだけではなくて、様々な指標を踏まえて総合的な判断をしていくということであ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 特定の指標のみではなくて、様々な指標を踏まえて判断をしていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 当初、復興の基本方針に基づいて、今を生きる世代で連帯して負担を分かち合うという考え方の下で、最初は十年間で、いわゆる復興の期間と整合的であるということからそういう考え方を取らさせていただきました。  その上で、より各年度ごとになだらかに御負担をいた...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、三党の様々な協力の呼びかけというのは、これは別に消費税だけではなくて、元々私が念頭にあったのは、復興であるとか原発事故の収束とか、様々な重要課題についてできるだけ多くの党の御協力をいただきたいという思いからでございました。  その上で今のお尋...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 共同ではなくて、最終的にはやっぱり政府として御提案をする形になるんだろうと思います。もちろん折り合えば共同でありますけれども。まあいろんなバリエーションはあると思いますけれども、いずれにしても、これは附則の百四条という法律があります。それに基づいて法...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 公平性とか金融商品の中立性という観点からすると、やっぱり本則税率二〇%に基本的には戻すべきだというふうに思います。  景気回復に万全を期すためということで二十五年十二月まで延長するということにいたしましたが、私も思い返してみると、証券優遇税制をこの...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 三月二十二日というと、東日本大震災の発災からまだ十日ほどという状況の中で、長いスパンで考えなければいけないと私申し上げたのは、やっぱり被災地にお住まいの皆さんの生活の問題や心の問題、感情の問題含めて、本当に復旧復興するにはそれぐらいの長いスパンで物事...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 被災された地域含めて、命を守るための真に必要なインフラ整備は、これはやっていかなければいけないと思います。そのために必要な予算措置はこれからもやっていくつもりでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 財政健全化の道筋の中では、まさにその成長の道をたどるというやり方も一つの方法だと思います。アイデアについては、余り狭い了見じゃなくて衆知を集める形で進めていきたいと思いますので、今後とも御指導をよろしくお願いいたします。
11月30日第179回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第1号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 初めての党首討論とさせていただきます。本当にいい議論をさせていただきたいと思います。  まずは、ただいまお尋ねの沖縄防衛局長の発言でございます。  昨日、防衛大臣が事情を説明をさせて聞いた上で、報道されるようなやっぱり発言があったと、イコールでは...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今回の発言、大変、先ほど申し上げたとおり、遺憾でありますし、沖縄の皆様にはおわびしなければなりません。だからこそ、なおさら襟を正して、これまで以上に正心誠意、沖縄の皆様に御説明をしなければいけないというふうに思っています。  環境影響評価書について...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 日本が戦後、ガットの体制の中で自由貿易の恩恵を最大限に受けて経済発展を遂げてきて、そして世界第二位の経済大国になった。そのことは問題意識として共有できると思います。  ガットの体制ではなくて、今、WTOの時代になりました。ドーハ・ラウンドを見ている...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ちょっと先ほどのTPPについては、明確にその賛否についてのお答えがなかったように思います。  私は、さっき言ったとおり、これは国の内外含めて明確に申し上げているのは、TPP交渉参加に向けて関係国との協議に入る、これを国の内外で明確に申し上げておりま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 法案を提出する前には当然閣議決定しなければなりません。ただ、私どもは素案をまとめたら、これは財政健全化責任法にも書いてあるとおりです、素案を政府がまとめたならば、与野党協議を求めて会議をしていきます。その素案が更にバージョンアップするならば、それを大...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 六月にまとめた一体改革の成案の中で、最低保障年金と所得比例年金を組み合わせた新しい年金制度についての方向性については記述をさせていただいております。それを踏まえてこれから具体的な検討をしていくわけでありますけれども、マニフェストに書いてありますとおり...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほどの一体改革の関連でもありますけれども、やっぱり行政改革は不断の努力をしていかなければなりません。その上で、やっぱり公的セクターが、特にこのような復興にも様々な需要があって、その財源を確保するという上でも、公的セクターが頑張ってそれを支えるという...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 簡潔にお話をします。  いろいろ経緯があったと思います。だけど、先送りのできない課題だと強く思っています。だとするならば、同じ思いがあるんだったら、是非大いに議論をして、国民のために成案を得るようにお互いに努力しようじゃありませんか。お願いします。...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 普天間の移設問題については、政権交代以降、当初は県外移設も含めての検証をさせていただきました。最終的には日米合意に基づいての対応をするということになりましたけれども、この間、紆余曲折があった中で、県民の皆様に、沖縄の皆様に御迷惑をお掛けしたことをまず...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 山口代表を中心に公明党の皆さんからは様々なこの復旧復興に向けては御提起をいただき、また予算編成やあるいは様々な法案において御協力をいただいていること、まずは心から感謝を申し上げたいというふうに思います。(発言する者あり)自民党もそうです。失礼いたしま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、ちょっと誤解のないようにお願いしたいんですが、カンヌでいきなり私はこの話を申し上げたわけではありません。成案を六月に閣議決定してから、これまで、総理になるまでに、国会の答弁でも同じことを十回言ってまいりました。そして、総理になってからカンヌに行...全文を見る
12月02日第179回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○野田内閣総理大臣 いや、ちょっと、今の御指摘は初めて聞きました。
○野田内閣総理大臣 今回の福島第一原発における原発の事故を踏まえまして、我が国のこの経験あるいは教訓、知見というものを国際社会と共有していくということが、まず何よりも我々の責務だろうと思います。その上で、国際的な原子力の安全向上にこれまた貢献をしていく。  今御指摘の点について...全文を見る
○野田内閣総理大臣 特に今四件の案件を御承認を求めていますが、これまでの例えばそういう相互の外交交渉とか信頼関係を踏まえて、今回はこれは意義があるということでお願いをしましたけれども、これから新規の場合は、さっきの点に加えて、これからの事故の検証等々を踏まえながらの、国際的な原子...全文を見る
○野田内閣総理大臣 参考人の方から御懸念が示されたということは私も承知をしておりますけれども、今の、特に冷却水の確保についてのお尋ねでございました。  ヨルダンにおける原発建設計画の細部については、今後、ヨルダン政府部内の検討プロセスとか、あるいは落札企業との契約交渉などを通じ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 当然のことながら、福島の教訓あるいは経験というものは御説明をしながら、相手国の御判断を求めていくというプロセスもたどってきているということでございます。
○野田内閣総理大臣 IAEAの基準に適合という判断でやってきているというふうに承知をしています。
○野田内閣総理大臣 先ほど外務大臣の答弁もあったとおり、安全性については、その国が基本的には責任を持つということであります。  その際に、きちっと安全確保ができるかどうかの確認に今回は政府が調査団を送ったというふうに承知をしていまして、例えば、今の水の件でありますけれども、ヨル...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まずは、御懸念があった冷却水であるとか、あるいはテロの問題とか、あるいはもろもろの御指摘、それをどうやってクリアしていくか。それは、今後、IAEAだとか国際的な基準をしっかり守っていきますよというまず基本的なことを今回確認して、特に、さっき言ったように冷却水の...全文を見る
○野田内閣総理大臣 前沖縄防衛局長の発言については、これは極めて遺憾であり、そして更迭は妥当である、当然であるというふうに思いますし、沖縄の県民の皆様には改めて深くおわびをしなければいけないというふうに思っております。  その上で、先般の宮中晩さん会をめぐる発言も含めて、担当大...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これまでの政治経験や知見を含めて適材として私が選ばせていただいておりますし、その気持ちは変わっておりません。
○野田内閣総理大臣 一層緊張感を持って職務に当たってほしいというのが私の気持ちでございます。
○野田内閣総理大臣 私が鳩山元総理に謝罪をしたということではございません。玄葉大臣の真意は、今御本人が説明をしたとおりであると思います。そのことを、十分に鳩山元総理に伝わっていなかった部分がありましたので、その説明をさせていただいたということでございます。
○野田内閣総理大臣 沖縄の皆さんに対するおわびの気持ちが基本的には真意であったということであります。そのことをお伝えさせていただきました。  その上で、さらに申し上げれば、若干鳩山元総理に誤解が伝わったのは、鳩山元総理が勝手に発言をしたかのように周りに受けとめられていることにつ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 基本的にはそういうことでありまして、沖縄政策ビジョンがあって、決して、マニフェストに書いていたわけじゃありませんが、沖縄政策ビジョンという党のいろいろな意見を集約したものを踏まえて御発言をされていたということの御説明はいただきました。
○野田内閣総理大臣 したがって、鳩山元総理の発言のもとになっているのはこのビジョンであるということであります。
○野田内閣総理大臣 公約、マニフェストには書いていないんですが、その前の年の沖縄の政策ビジョンをつくっていて、しかも選挙の直前に党の代表が発言をしたわけですから、それは極めて重たい。しかも、それは単に個人の思いつきではなく、バックグラウンドとしては党でまとめたビジョンがあったとい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 年内に環境影響評価書を提出する準備をしているというのが今の現状でございます。
○野田内閣総理大臣 提出する準備をしている、それが現状ということであります。
○野田内閣総理大臣 あくまで準備をしているということです。
○野田内閣総理大臣 年内に環境影響評価書を提出する準備をしている。日取りを決めているわけではございません。
○野田内閣総理大臣 何で二十二日という日にちが出てくるかわかりませんけれども、具体的な日程を決めているわけではございません。
○野田内閣総理大臣 政府の予算案の提出日もまだ定まっていません。したがって、それと連動するものではもともとございません。
○野田内閣総理大臣 二十二日ありきとかそういう話はないということ、これは否定をしておきたいと思います。
○野田内閣総理大臣 そのまとめたころに比べて、依然として不透明な形で軍事力を増強しているような国もあるし、あるいは、我が国の周辺においてさまざまな動きが海洋をめぐっても出てきている等々の変化はあるだろうというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 韓国の船に対する砲撃事件等々、そういう依然として警戒をしなければならない動きはあったというふうに思っております。
○野田内閣総理大臣 ミサイルについては、過去に二回、発射事案がございました。
○野田内閣総理大臣 今申し上げたのは、弾道ミサイル、二〇〇六年と二〇〇九年、これは確認をされていますが、それ以前にも、九八年の八月あるいはその後の二〇〇九年四月に、発射されたミサイルが上空を飛び越えて太平洋に落下したということはございました。
○野田内閣総理大臣 外務大臣がどういう形のどういう発言だったかは御本人に聞いていただきたいと思いますが、先ほど申し上げたとおり、県外移設を目指してさまざまな検証をしました、その結果が今申し上げた今の政権の方針になっているわけでございますので、この間、沖縄の皆様に御迷惑をおかけした...全文を見る
○野田内閣総理大臣 この普天間の問題のみならず、さまざまな掲げている政策課題や方針についてはしっかりと責任を持って遂行していきたいと思いますし、そのためにも、この普天間の問題については、沖縄の皆様に御理解をいただけるようにこれからも粘り強く努力をしていきたいというふうに考えており...全文を見る
○野田内閣総理大臣 原子力協定、四つの案件がございますけれども、個別にそれぞれ判断しながら、意義があると私どもは認めてきているものであって、推し進めていきたいと思っていますので、何としても各党の御理解をいただきたい。そういう意味で、私が出席することによってその思いが少しでも伝わる...全文を見る
○野田内閣総理大臣 各党で活発な御議論をいただいている中で、そして今、大事な委員会の運びになっている、そういうことは承知をしておりました。
○野田内閣総理大臣 一川さんとは、どれぐらいと言われてもなんですが、程度の話は難しいんですけれども、野党のころからずっと、いろいろな場面で意見交換をしたり等々のおつき合いをしてまいりました。その上で、政治的な経験、あるいは堂々感、安定感を含めて、私は評価をしております。  その...全文を見る
○野田内閣総理大臣 大臣就任直後のいわゆる素人発言、そして今御指摘があった少女暴行事件についての認識、彼の言いぶりというのは、比較的、余りにも謙虚過ぎるんですよね。御自身を卑下しながらお話をするという傾向があります。そこはちょっと御理解をいただきたいと思うんです。少女暴行事件につ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 例えば素人発言のとき、あるいは宮中晩さん会をめぐる発言の問題等々、これはそれぞれ電話のやりとりでございましたけれども、真意を聞いたり、あるいは私の意見を申し上げたり等々のやりとりがございました。いわゆる前防衛局長の発言をめぐって一川さんは沖縄にきょう行かれます...全文を見る
○野田内閣総理大臣 三月十一日前までの位置づけでございますけれども、エネルギーの安定供給と低炭素型社会を実現するという観点から、安全を第一として、国民の理解と信頼を得ながら原子力の利用を着実に推進していくということが基本的な姿勢でございました。
○野田内閣総理大臣 御指摘のとおり、三月十一日以降には多くの皆さんの認識も変わったと思いますけれども、私の認識も大きく変わりました。  基本的には、原子力に依存する社会を、極力原子力に依存しない、最大限その依存度を引き下げていくという方向性をたどるべきであるという認識を持ってい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 一つには、もともと、省エネに力を尽くしていこう、あるいは再生可能エネルギーの代替的普及をしていこう、そういう構想を持ちながらではありましたけれども、そのエネルギーのベストミックスというのは国民の安心が前提になるということだと思います。  そういう国民の安心を...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まさにその数字を含めた検討が、来年の夏までにエネルギーのベストミックスを考えていくというそのプロセスの中で議論をしていく、エネルギー・環境会議を中心にその議論をしていくということでございます。
○野田内閣総理大臣 ちょうど今は、事故収束に向けてのロードマップをつくりましたけれども、そのステップ2の冷温停止状態を実現できるかどうかというところの位置づけでございまして、おのおの温度としては低い温度で安定してきていますが、そういうことも含めての判断を、この年内にいわゆるステッ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 三・一一の前と後の我が国の基本的なエネルギー政策については、先ほどお話ししたとおりでございます。この事故の教訓、そして経験、知見というものを国際社会に共有してもらう、そのための情報、説明をしていくということは我が国の責任だと思います。それは、例えばベトナムの首...全文を見る
○野田内閣総理大臣 新規については立ちどまって考えたいということは、要は、行け行けどんどんでやっていこうということではないということをお話しされたんじゃないか、私はそういうふうに真意を酌み取っています。
○野田内閣総理大臣 私は、先ほど申し上げたとおり、我が国のまさに悲しい事故を踏まえての教訓、経験をしっかりお伝えしながら、これまで二国間で交渉してきた、あるいは積み重ねがあったところについてはこういう判断をしていますけれども、これからについては、まさに国際的な原子力安全向上のため...全文を見る
○野田内閣総理大臣 一つは、まさにおっしゃったとおり、国際的な原子力の安全に向けての向上を図っていくためにどういうことができるか。その上に、まさにその前の、事故の検証を十分にやっていくということは、まだこの後のプロセスもあるというふうに思います。それをいつまでにと言われると、まだ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 だから、時期尚早という、くくりでいうとそういうお話だと思うんですけれども、さはさりながら、相手国がどうしても、我々はこういう事故があった、それで今はどういう取り組みをやっているかというと、我が国は脱原発依存でやっているんです、特に再稼働だって幾つかのプロセスを...全文を見る
○野田内閣総理大臣 既に署名済みの今御協議いただいている案件、あるいは交渉中の案件、これらについては、やはり相手国が希望する場合ですよ、基本的には、その場合であっても。相手国が希望する場合に、相手国の事情を見きわめながら、核不拡散、平和的利用等を確保しながら相手国に高い水準の安全...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御指摘のとおり、国連総会の際のハイレベル会合で、私、今御指摘のあったとおりの発言をさせていただいております。  その上で、ではどういう我が国の経験や教訓、検証を伝えたのかという御趣旨の御質問だと思いますけれども、例えば、本年六月及び九月に報告書を提出するなど...全文を見る
○野田内閣総理大臣 でも、先ほどの外務大臣の説明のとおり、六月と九月のIAEAに対する報告は、しっかりと、何が起こったか等も含めてお伝えをしているんです。  どういう担当者とお会いになったかはわかりませんけれども、バイの関係でもいろいろと御説明はしてきているつもりでございますの...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私はやはり、首脳間でお会いするときには、当然、それぞれの国にとって原子力政策というのは重要課題でございますので、我が国に起こったこと、どういう取り組みをしているか、どういう今プロセスにあるかについての御説明は、可能な限りしているつもりでございます。
○野田内閣総理大臣 当然、リスクの問題も含めて、いろいろなお話はさせていただいています。
○野田内閣総理大臣 今御審議いただいている案件の中では、私が直接お話しした首脳はベトナムでございますが、ベトナムの首脳については日本の取り組み等々お話をこれまでしてきたし、総理大臣になる前に、五月にADB、アジア開発銀行総会がベトナムで開かれました。そのときにも、それぞれの国の首...全文を見る
○野田内閣総理大臣 事故の完全な究明というのは、まだこれからです。おっしゃるとおりだと思います。したがって、検証がまだ完全に終わっているわけではございません。そうは言いながらも、この教訓を踏まえて、今わかっていることについてはお伝えをしてきている。  そして、どんどん私たちを信...全文を見る
○野田内閣総理大臣 少なくとも、署名があって、しかも、それぞれの国についてはもう国内の承認手続が終わっている、大震災の後についてもその気持ちが変わらないということを確認しながら来ているわけでございます。  こちらがまだ検証が全部終わっていないから、方針が定まっていないからやめる...全文を見る
○野田内閣総理大臣 国際社会と知見を共有するんです。これまでもIAEAに報告書を出してきて、これからも検証などを踏まえて、さらに国際的な基準の安全性を高める貢献をこれからもやっていきます。やっていきますけれども、これはもうずっと努力しなければいけないと思いますが、相手国が今望んで...全文を見る
○野田内閣総理大臣 積極的という意味ではないんですよね。先ほど申し上げたとおり、我が国の今回の事故の教訓、知見、経験をお話しをさせていただく中で、相手国が希望する場合に、核不拡散、平和利用の観点からどうなのかとか、それぞれの事情を勘案しながら判断をするということでございますので、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、ヨルダンについては、御懸念を参考人の方が示されたという話は先ほど来の議論の中にもありましたし、そのことは承知をしています。  ベトナムについても、ちょっとこの委員会に入る直前に服部委員の議論を少しわきで聞いていたので、その御指摘というのがあるということ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 それが、先ほど、いわゆる調査団といいますか、政府から人を派遣して、どうするのかということを相手から説明を受けて、水は水の問題でクリアできる等々、そういう話を聞いてきて、そういうリスクはクリアできるということの判断をしたということでございます。
○野田内閣総理大臣 ヨルダンについての懸念というのは、冷却水の確保だとか地震対策とかテロ対策とか等々だったと思いますけれども、サイトの選定、原子炉の選定等、原発の建設、運転に必要な事項について、IAEAや米国の国際的な基準を十分に踏まえて計画を進める意向であるということを確認させ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 我が国は、今回の原発の事故の経験と教訓を世界と、国際社会と共有していくことのできる唯一の国であります。とともに、原子炉の多くに最新鋭の原子力技術が採用されている国でございます。核兵器を持たない、平和利用の中でしっかりと技術を蓄積してきた国でありますので、その意...全文を見る
○野田内閣総理大臣 それは、我が国の自己判断だけではなくて、今回の交渉相手国においてもどういう評価をするかということも踏まえて、日本の水準は高いという評価があるというふうには思っております。
○野田内閣総理大臣 当然のことながら、そのリスク審査をしっかりやらなければいけないというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 ちょっと、リスクの話が少し混在していると思うんですが、事故のリスクの問題、これも当然気をつけなければいけませんが、さっき対象国の貸し倒れのお話があったので、私は返済不履行のリスクの話かと思ったんです。それについては、JBICを含めて、しっかりリスク審査はすると...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今回の原発事故を踏まえて、事故の経験と教訓を国際社会と共有することが重要であるということでございます。これにより国際的な原子力安全の向上に貢献をしていくことは、我が国の責務であると考えています。  このような観点から、きょうはロシア、韓国、ヨルダン、ベトナム...全文を見る
○野田内閣総理大臣 諸外国における原子力発電所の安全性を確保するための具体的な基準等については、国際的な基準も踏まえながら、それぞれの国がそれぞれの責任で判断をされるものと思いますが、このことを踏まえた上で、我が国としては、国際的な原子力安全の向上に資するため、我が国が果たすべき...全文を見る
○野田内閣総理大臣 菊田委員御指摘のとおり、米軍属の裁判権の問題については、玄葉大臣が頑張っていただいて、日米地位協定の運用改善という一定の評価をいただく努力もしてきましたが、その直後にこのような極めて不適切な発言が政府から出たということは、極めて遺憾であります。と同時に、更迭は...全文を見る
12月05日第179回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○野田内閣総理大臣 小沢元代表の件については、現在公判中でありますので、その法廷の場できちっと御説明をされるべきものだと思いますし、その動きを注視していきたいと思います。  今、証人喚問というお話、高橋さんも含めて出ましたけれども、これは国会で御議論いただければというふうに思い...全文を見る
○野田内閣総理大臣 前沖縄防衛局長の発言は極めて不適切であり、今般の更迭は当然の措置であるというふうに思います。  その上で、改めまして、沖縄県民の皆様の感情を大きく傷つけたことについては深くおわびを申し上げたいというふうに思います。  その上で、一川大臣の発言でございますが...全文を見る
○野田内閣総理大臣 大変沖縄の皆様の感情を傷つけた、これは本当に申しわけない気持ちでいっぱいでありますが、そのことも踏まえて、一川大臣におかれましては、これまで以上に襟を正して職責を果たしていただきたいと考えております。
○野田内閣総理大臣 今の一川大臣の大臣就任直後のお話というのは、国民の目線で仕事をしていきたい、そういう思いでお話をされたものと思っております。  私は、これまでの政治的な経験とか知見等々を踏まえて、一川大臣は必ずしも防衛畑をスペシャリストとして歩んできたわけではありませんが、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 政権交代をした以降に、いわゆる県外移転の可能性を探り、そしてさまざまな検証をいたしました。その結果、現在の日米合意に基づいて、普天間の危険性を一刻も早く除去し、沖縄の皆様の負担を軽減するという基本姿勢に変わりました。  この間にいろいろ曲折がございましたこと...全文を見る
○野田内閣総理大臣 別に南京陥落の日に合わせて行くわけでもありませんし、土下座外交をするわけでもございませんので、今のお言葉は私は適切ではないというふうに思います。  沖縄については、これは適切な時期に行けるようにしていきたいというふうに考えております。
○野田内閣総理大臣 今御指摘をいただいたようなことについては、これまでも国会審議の中で山岡大臣が直接御説明をされてきているというふうに思いますし、これからも必要があればそういう説明をさせていただければというふうに考えておりますが、いずれにしても、政治家としての経験、蓄積を踏まえて...全文を見る
○野田内閣総理大臣 政治家個人の問題として指摘をされていることでございましたが、御本人からは全部説明可能な話だというふうに私は承っておりましたし、それも国会の中でも御説明をされているというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 当然のことながら、法令遵守で臨むべきであって、マルチ商法を奨励するような立場には全くございません。
○野田内閣総理大臣 詳細は承知しておりませんけれども、平成二十年にネットワークビジネス推進連盟に百万円を返金した事実はございます。  この返金は、平成二十年十月十六日に参議院の予算委員会質疑で取り上げられておりますけれども、平成十六年のパーティー券の販売に関して、先方の収支報告...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先ほども御説明したとおり、平成十六年の件については、先方の収支報告書には記載されているけれども私どもの方になかったということで、事務的なミスがあったものと判断をして返金したんです。それ以降のものについては、ちゃんと記載をしておりますので、返金をしておりません。
○野田内閣総理大臣 先ほど一川大臣が御答弁されたように、沖縄の問題についてはずっと関心を持ち続けてきていたということは事実としてあるというふうに思いますし、日米関係の問題においても懸命に今努力をされているというふうに理解をしています。
○野田内閣総理大臣 余りにもたくましい推理力にびっくりしましたけれども、私自身は、一川大臣には引き続き襟を正して職務を遂行していただきたい。それは、環境評価書の問題もありますし、FXの選定もありますし、さまざまな重要な課題がございますので、しっかり対応していただきたいというふうに...全文を見る
○野田内閣総理大臣 年内に環境影響評価書を提出する準備をしていますけれども、その担当大臣は一川大臣でございます。
○野田内閣総理大臣 普天間の移設問題については、私も全力を尽くして責任を果たしていきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 今の政府の方針と、地域における党の県連全体の御意思とは、ずれがあるということは承知をしておりますので、その立て直しをしていかなければいけないという、まさに、知事初め沖縄の皆様の御意見はごもっともだと受けとめておりますので、そのための努力をしていかなければいけな...全文を見る
○野田内閣総理大臣 現時点では御理解をいただいておりません。
○野田内閣総理大臣 事実は知りませんでした。
○野田内閣総理大臣 だからこれは、民主党だけではなくて、沖縄の県全体として多くの皆様が県外移転を望んでいらっしゃるということは現実にあると思いますので、そのことも含めまして、御理解をいただけるように努力をしていきたいというふうに考えております。
○野田内閣総理大臣 沖縄県民の思いというものを踏まえてこういう形で表示をされているんだろうと思います。沖縄県民の御理解をいただけるように、これから政府として努力をしていきたいと思います。
○野田内閣総理大臣 政府の答弁と同一でございます。
○野田内閣総理大臣 閣僚任命前には知りません。
○野田内閣総理大臣 前科は明確に取り消してください。(河井委員「はい」と呼ぶ)  その上で申し上げますけれども、先ほど鳩山政権における閣議決定した答弁書は、当然我々も共通認識であります。  その上で、JR総連の大会に党を代表して副代表が出るということは、これは別におかしな話で...全文を見る
○野田内閣総理大臣 決して沖縄に対する差別の意識を持っているわけではなく、米軍基地が全体の七四%が沖縄に集中をしているこの現状を、できるだけこの負担を軽減していきたいという思いを強く持っているということはぜひ御理解をいただきたいと思いますけれども、今回の発言については、これは弁解...全文を見る
○野田内閣総理大臣 わかりません。
○野田内閣総理大臣 御党の斉藤鉄夫議員から御質問をいただいた、いつというと、ちょっと正確を期さなければいけませんが、直後だったと思います。その直後に樽床幹事長代行に指示をしまして、それは平野国対委員長もその中身については理解をしているというふうに思います。  改めて今回、そうい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今総務省から御説明のあったとおりだと思いますので、すなわち、現行法上では直接問題が出るということではないということでございますけれども、これからどうするかという政治資金規制のあり方については、これは各党間でしっかりと議論をしていく必要があるのではないかと思いま...全文を見る
○野田内閣総理大臣 さまざまな御指摘があるならば、基本的には御本人が政治家個人として御説明をすべきものであって、私が直接その調査をするとか説明を聞くということではないというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 固執というか、基本的には今御指摘のあった考え方を持っております。
○野田内閣総理大臣 基本的には、そういったことは、私は今も原則としてはそう思っています。  ただ、今回の小沢一郎議員の問題というのは、検察が相当期間いろいろと検討した中でも起訴しなかった中で、検察審によって強制起訴になった、そういう一つのケースであることと、司直が動き出したとい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 取り下げておりません。  企業・団体献金の上限額を段階的に引き下げて三年後に全面禁止するとともに、個人献金についての税制上の優遇措置を拡充する、そういう法案をまとめていて、各党の御理解をいただくべく努力をしているところでございますが、ただ、その制度改正がまだ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 佐々木委員、先ほど、その前の質問の中にもお話ありましたけれども、九四年の政治改革のときというのは、基本的には政党活動を個人献金と政党助成金で支えていこう、政党助成金にも御党は否定的だとは思いますけれども、そういう理念のもとで法改正をして、企業・団体献金について...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これまでの個人中心であった政治活動、選挙活動を政党中心にしていこうという中で政党助成法の議論になったと思いますが、ちょっと今の数字の話までは記憶しておりません。恐縮です。
○野田内閣総理大臣 改めてこうやって数字でお示しをいただくと、国営政党というか、本当に国民の皆様にお支えをいただいている国民政党としての自覚を持っていかなければいけないというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 政党助成金に対する評価、意義については各政党によっていろいろなお考えがあるというふうに思いますので、これは政党間で協議をしていただくテーマではないかというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 私どもは、政党助成金の問題よりも、むしろ企業・団体献金廃止へ向けた政治資金規正法改正案をまとめていますので、その御理解をいただくべく努力をしていきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 私の決意は、九四年の当時の政治改革のあの議論が原点であって、まさに政党助成金と個人献金を中心に政治活動を支えていくという方向性が正しいというふうに思っています。
○野田内閣総理大臣 先ほど御指摘のあった沖縄少女暴行事件というのは、日米地位協定を見直していこうという、大きな県民の集会を開く一つの象徴的な端緒になった事件であったし、あらましについては委員の御指摘のとおりでございますが、多くのというか、すべての沖縄県民が大変心に深い傷を負った、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 捨て石になるという発言は、私、していないんですよね。何となく報道だけ先走っていますけれども、そういう話はしていませんが、覚悟を持って、厳しい財政状況のときでございますので、まずは隗より始めよということを取り組んでいきたいと思いますし、今まで御議論があった国有財...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先ほどの電力系労組政治活動費、全部合わせて七億五千万円がすべて民主党に流れているかのような表現がございましたが、これは余りにも乱暴な、不適切な表現だということをまず指摘させていただきたいと思います。  その上で、献金をもらうのかもらわないのかというお尋ねでご...全文を見る
○野田内閣総理大臣 マニフェストでは、政治資金面で個人献金と政党交付金によって国民一人一人が政党活動を支える、政治文化を変えていこうという九四年の政治改革の理念を踏まえて、企業・団体献金及びパーティー券の購入の禁止をうたっておりますし、現に、企業・団体献金の上限額を段階的に引き下...全文を見る
12月06日第179回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第13号
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○野田内閣総理大臣 おはようございます。  私どもも、三月十一日に東日本大震災が発災した後、御党含めて各党の御協力をいただきながら、第一次補正、第二次補正、そして予備費なども活用しながら、仮設住宅の建設であるとか瓦れきの撤去、ライフラインの復旧等々、全力で取り組んでまいりました...全文を見る
○野田内閣総理大臣 復興庁法案の提出時期についてのお尋ねでございますけれども、これまでは、まず、復興庁の重要な実施事務として復興特区あるいは復興交付金というものを掲げてまいりました。この復興特区や復興交付金の制度設計をする際に、被災地の御意見やさまざまな御要望をお伺いしながら検討...全文を見る
○野田内閣総理大臣 政治空白といいますか、確かに、政権がかわる、そういう移行の時期もありましたけれども、復旧復興事業については、一次補正、二次補正、その執行を万全を期すとともに、加えて、必要なところは予備費の活用もしながら対応してまいりました。本格的な復興に向けての制度設計は、今...全文を見る
○野田内閣総理大臣 思いとしては、遅くとも三月十一日までということでございますので、なるべく早い時期に復興庁を立ち上げできるように努力をしていきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 先ほど谷先生から修正案の中身の御説明もございましたけれども、復興庁の実施事務の大幅な強化、あるいは大臣等政務三役の増員数の見直しなど、各党が真摯に御協議をいただいて修正案をおまとめいただきましたことに心から感謝申し上げたいと思います。  その修正案を踏まえて...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私どもがもともと提出をした政府案においても、復興特区とか復興交付金、こういうことの実施権限をしっかりと持った力強い役所である、加えて総合調整機能も持っているということで、私どもなりに復興庁の意義を押さえた法律を出したつもりでございましたけれども、各党からさらに...全文を見る
○野田内閣総理大臣 委員から御指摘があった復興交付金であるとか復興特区にかかわることを所掌するということは、被災地においてはさまざまな事業がありますけれども、その事業の推進に相当大きく貢献できるものと思っておりましたし、もともとの政府案でも、勧告権なども含む、また復興関係予算要求...全文を見る
○野田内閣総理大臣 もともと政府案も、被災地のために復興庁が実施権限、総合調整権限を十分発揮しながら復興に向けて貢献することを期待しておりましたけれども、修正案によって、今の図でも説明されているように、復興庁が、地元の要望を受けて予算の配分まで決めていくということにおいてさらに強...全文を見る
○野田内閣総理大臣 勧告権をもともとこのたびの政府案にも書いてございましたし、御指摘のように、内閣総理大臣に指揮監督権の発動を求める意見具申ができる旨も法定をしておりました。  勧告権、これは一種の伝家の宝刀で、発動するかしないかは別として、それを持っていることによって、縦割り...全文を見る
○野田内閣総理大臣 勧告権は、おっしゃるとおり内閣府法に規定をされていますけれども、過去に発動した前例はないと承知をしています。
○野田内閣総理大臣 復興庁の本庁については、各府省の本省との総合調整であるとか、あるいは立法府への対応などを含めると、東京に置く必要があるというふうに考えております。九月二十七日の答弁は、ちょっと私のいろいろな勘違いもありましたけれども、復興局を含めて、きちっと受けとめる組織をつ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 復興のための、被災地の皆様の声を基本的に受けとめる組織を置くという意味で私は申し上げたんです。それに対して齋藤議員がそういう解釈をされたことに対して私がスルーをしてしまったということは間違いであったというふうには思いますが、その後、平野大臣に説得されてではなく...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今申し上げた以上のことではなく、それぞれの被災地に、復興に向けて事業を行っていく際に、ワンストップで皆さんの声を受けとめる、そういう場が必要であるという認識を申し上げたということであります。(発言する者あり)
○野田内閣総理大臣 その後の別の答弁で、復興庁については東京に置くというお話はしてきたというふうに思っておりますので、その日その場において適切な対応ができなかったということについてはおわびを申し上げたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 法律に今書き込む事項ではないということの御指摘がありました。そのとおりでございまして、基本的な考え方は、今、平野大臣が御説明をしたとおりでございます。  とはいいながらも、それぞれ三党間の中でも、我が党にもそういう御意見があるということでありますが、最終的に...全文を見る
○野田内閣総理大臣 基本的な考え方は、冒頭私が申し上げましたし、また平野大臣も御説明されたとおり、各省間の総合調整であるとか立法府との関係とかを含めると、東京に置くことが基本だというふうに思っておりますが、それは、最終的には、立ち上げまでの中で判断をしたいということであります。
○野田内閣総理大臣 本当に各党で真摯に御協議をいただいた修正案が成立した暁には、その修正案を踏まえてしっかりと万全な体制をつくって、復興庁の立ち上げ、なるべく早い段階に実現をして、一日も早く復興庁が機能するように努力をしていきたいというふうに思います。  御協力、本当にありがと...全文を見る
○野田内閣総理大臣 何よりもせつないというか心が痛むのは、お子さんがいらっしゃってお父さんやお母さんと離れて暮らす、あるいはお子さんが友達と離れて暮らさざるを得ないという状況の中で、まさに家庭としての営みに支障が出ているという状況は、大変胸が痛むお話でございますし、現実にそういう...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御指摘の、まさに地理的なイメージは私も共有をしているつもりでございます。  特に福島県の浜通りにおいて、第一原発の警戒区域で国道六号の一般車の通行が制限をされたり、あるいはJR常磐線広野—亘理間で運休していて、地域の住民の皆さん、関係者の方々は大変御苦労をさ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 ことしの四月にまとめた事故収束に向けてのロードマップでは、来年の一月までにいわゆるステップ2の実現、冷温停止状態の実現ということでございましたが、その後さまざまな取り組みを進めながら、何とか年内にステップ2、冷温停止状態を実現するという、今、最後の努力をしてい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 原発事故に伴う放射性物質による生態系への影響を把握するということは、これは重要な課題だと思います。  福島第一原発の周辺地域での生態系への影響を把握するために、環境省では、植物の種子やネズミ等の試料の採取を進め、関係する研究機関とも協力しながら分析を進めるこ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 大規模な除染を迅速かつ着実に実行するために、官房長官をヘッドとした関係閣僚会議をまず設置いたしました。  そして、具体的な人員体制としては、事業実施に必要な職員を集中的に配置すること、とりわけ福島県には福島環境再生事務所を設けるなど重点的に職員を配置すること...全文を見る
○野田内閣総理大臣 三月十一日の東日本大震災の発災以降、御党におかれましては、本当に現地、現場の声を踏まえたさまざまな御提起をたくさんいただきました。これまでも、第一次から三次までの補正予算について御協力をいただいたこと、復興庁も含めて、復興特区、復興交付金あるいは復興債、その前...全文を見る
○野田内閣総理大臣 実施権限、そして総合調整権限を含めて、私どもは私どもなりに復興基本法を含めて対応してきたつもりだったのでございますが、今回、修正の協議を真摯にやっていただいて、さらに復興庁の機能強化が私はできたというふうに思っておりますので、その修正案を踏まえて、早期に復興庁...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私だけの知恵では足りないものですから、衆知を集めてバージョンアップできたというふうに思っております。
○野田内閣総理大臣 高木委員におかれましては、前の質疑でも、復興大臣を置くことについては、個人としてという前提はありましたけれども、前向きな御提起をいただきました。今回もまた、新たな前向きな御提起と私は受けとめさせていただきたいというふうに思います。  先ほどの答弁でも申し上げ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まさに復興を加速させていく、その最前線に立っていただくために、適材適所で選んでいきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 本当に毎日、被災地の復興のために懸命に汗をかいて、そして現地に赴き、現地の声もよく聞いていただいている。私は、本当に被災地のために粉骨砕身頑張っている大臣だと高く評価をしています。
○野田内閣総理大臣 基本的には、でございます。
○野田内閣総理大臣 災害廃棄物の処理を予定どおり進めていくためには、被災地だけで自己完結で済ませるかというと、そうではなくて、高木委員御指摘のとおり、これは広域処理という観点はとても重要だというふうに思います。  その中で、東京都に今御協力をいただいております。それぞれ応援をし...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御指摘のとおり、きめ細やかな対応をしていかなければ進まないと思いますので、今の御指摘はしっかり受けとめていきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 今回の大震災の後、例えば、避難所で生活をされているときに、洗濯物をどこに干すのかとか、着がえはどうしたらいいのかとか、お子さんをどうやってあやすのかとかを含めて女性の視点が足りなかったということは、あらゆるところから報告が来ていると思います。  中央防災会議...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今の、お示しいただいたグラフを見ると、やはりお子さんと子育て世代が流出をしているということが明らかに見てとれるというふうに思います。当然のことながら、警戒区域の設定などの原発の事故の影響を受けているものということを厳しく受けとめなければいけないだろうというふう...全文を見る
○野田内閣総理大臣 呼び方をどうするかというのはちょっとありますが、自主的に避難をされた方の損害については、原子力損害賠償紛争審査会において、政府による避難指示の対象区域外に居住する方であっても、その区域からの避難は放射線被曝の危険を回避するための行動であるとして、賠償すべき損害...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今回の大震災からの復興というのは、被害を受けてそれをもとに戻すという復旧ではなくて、まさに未来に向けた復興でなくてはなりません。  そういうことを踏まえた第三条だと思いますけれども、少なくとも日本は、今後、少子高齢化、人口減少、国境を越えた社会経済活動の進展...全文を見る
○野田内閣総理大臣 出先機関は、例えばこの被災地の出先機関でありますけれども、復興の事務だけを行っているわけではございません。だから、それを束ねればいいというのはちょっと乱暴な議論ではないかと私は思います。  一方で、出先機関は原則として廃止をするということは、私ども、アクショ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私どもの政権の一番の大きな目標は、震災からの復旧復興と原発事故の収束でございました。  これについては、先ほど来、遅いというお話もありましたし、いろいろ反省しなければいけませんが、でも、この間も、予算あるいは法案について各党が真摯に協議をして、政府で足りない...全文を見る
○野田内閣総理大臣 決して原案が守備的ミッドフィールダーではなかったと思うんです。きちっと司令塔として役割を果たそうというものでございましたけれども、今回、修正協議を通じて、実施権限の部分も、地元の要望を受けて予算の配分まで一貫してやっていくというところで権限が強まったと思います...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今回の与野党の修正協議の中で、今委員御指摘のとおり、大臣一人、それから副大臣二人という形の増員を修正の中ではお認めいただくという形になっております。これは、復興にまさに万全を期せという観点からの御対応だと思います。このことはしっかり受けとめて、当然のことながら...全文を見る
○野田内閣総理大臣 郵政改革関連法案は、郵政民営化によって生じた諸問題を克服して、郵政事業サービスが利用者の立場に立って郵便局で一体的に提供され、将来にわたり、あまねく公平に利用できることを確保するものでございます。  これについては、委員御指摘のとおり、八月三十日に国民新党の...全文を見る
○野田内閣総理大臣 被災地では、発災以降ずっと、全国の警察が、震災の直後から救出救助活動あるいは治安維持活動で大変業務にいそしんでまいりました。今もなお被災地三県においては全国から約千六百名もの警察官が応援に入っているものと承知をしており、その活躍には敬意を表したいというふうに思...全文を見る
12月06日第179回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私は、九三年が初当選でございますので、九四年の細川内閣のときの政治改革の理念というものを大事にしていきたいというふうに思っております。それは、政治資金については政党助成金と個人献金を中心に日本の政治を国民の皆様一人一人が支えていくという、そういう文化...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 日本のコンテンツは海外から高い評価を得ております。今後、我が国の新たな経済成長の原動力として重要な分野であると認識をしています。  昨年の六月に取りまとめました新成長戦略においても、コンテンツ産業は我が国の主要な成長分野として位置付けられ、政府全体...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) グローバルな時代に、やっぱりその一つの武器となる、旅行するにもビジネスをするにも勉強するにも、やっぱり英語、そしてICTの教育というのは大事だというふうに、基本的な認識はそう思うんです。  先ほど、牧山さん、何かすばらしい英語の一端を披露されており...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 二〇〇〇年の最初のころだったと思いますけれども、地域を回る活動をしているときにお声掛けをしていただいて御激励をいただいたというのが最初のファーストコンタクトであります。その方が経営をされている今御指摘の駅前の飲食店に一度お訪ねをしてラーメンをいただい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 行ったときは、私はラーメンで、そんなに韓国料理があったと思いません。年代が変わってきているので変わったと思いますし、その後、民団の役員をやられたということですから、そういうカレンダーが出たのかもしれませんが、私が行ったときと西田さんの秘書さんが行った...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) たしか日本人のお名前で御紹介があったというふうに思いますし、そういう何か名刺交換をしたのかもしれませんが、そういう印象を強く持っています。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私は日本の方だと思っていました、そのコンタクトのとき。その後に、いわゆる民団の役員であったということが分かったのは、平成二十一年の新年会にお招きいただいたときに役員をされたことが分かりました。しかし、献金をいただいたのは平成十八年より前、そこはタイム...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) だから、私は全ていただいた献金については、苦労しながらやってまいりましたから、全て政治資金の記載どおりやっています。その方を全て覚えているかというと、そうではありません。名刺交換をした方に振替用紙を送って御協力をいただいて、そして事務所から礼状を出す...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今、先ほど一方的に断罪をされましたけど、私は決してうそはついておりません。自分の認識をきちっと正確にお伝えをしているということは是非御理解をいただきたいというふうに思います。  その上で、今のお尋ねは、民主党の党員・サポーターでありますけれども、外...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 党員・サポーター、これまでは入っていいという規約だったんです。だけど、今人数は把握しておりませんし、現実に党員・サポーター参加の代表選挙って最近ありません。  だから、事実上何かの影響があったということはないんですが、いろいろ御指摘もあって、今、細...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) かつて民主党が結党したころの基本的な政策の中に、この参政権を認めるという記述がございました。過去に、いつのインデックスだったかちょっと年数は忘れましたが、二〇〇八年か二〇〇九年のインデックスのときに、そういう法案を提出したことがあるという事実関係を出...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) したがって、そういう推進の立場もいます。私のように慎重な立場もいます。したがって、慎重な取扱いをしているということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 前身は知りませんでした。したがって、むしろ機関紙での論調は改革保守の論調だと思いましたので、呼ばれたときのシンポジウムとか結構名立たる学者の皆さんが呼ばれたり、あるいはそういう集会で御挨拶をしたことはあります。インタビューも受けたことがあったかもしれ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私、今直接お付き合いはありません。もう数年ぐらいお付き合いはありませんので、基本的にはこちらから何かお付き合いを求めてきたということはありません。これからもそうしたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 前身が分かった以上は、これは党としても十分に脇を締めていかなければいけないというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 職業を知りません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) お嬢様の結婚披露宴ということで、お仲人を手塚さんがやられるということで、彩りのために来てくれと言われて披露宴に行かせていただきました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) こういう活動をやっていますと、いろんな多くの方の場所に出ていくこともあるし、いろんな方とお付き合いをすることがあると思います。一人一人の過去の履歴を十分把握してお付き合いをするということではなくて、それは披露宴に呼ばれることもありますし、これは、もち...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 背景は分からないです。それでお付き合いが始まることはあり得ると思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 例えば、手塚補佐官には、これからは献金はいただかないように等々のお話はさせていただいておりますし、私自身もそういう思いで対応していきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ちょっと覚えておりません。引き出物はいただきました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 山岡大臣御本人が、これまでもいろいろ御説明しているし、法令違反ではないということを明確にお話をされているという状況でございますので、それを踏まえて、これまでの政治的経験等を判断しながら山岡大臣を選ばせていただいたということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まさに今、個別事案としての今の進捗状況ではございますけれども、私自身は職責を果たしていただきたいというふうに考えております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国務大臣、副大臣、そして大臣政務官規範において、政治資金の調達を目的とするパーティーで国民の疑惑を招きかねないような大規模なものの開催は自粛することとしておりますが、自粛すべきパーティーについては、これ一律の基準があるわけではなくて、大臣自らが律する...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今まさに御自身の、自ら律する判断の中でどういう判断をするかということでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的には法令遵守の立場でこれまでもやってきたというふうに思いますし、御本人はその説明をしてくると思いますし、これからも必要があれば御説明をいただきたいというふうに思います。  その上で、私は、襟を正して、いろいろ御批判も含めてございましたけれども...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今の拉致問題についての山岡大臣の説明は明瞭だったというふうに思います。加えて、マルチの関連でも、今こういう立場なので献金は返金をしている等々、私は本人にとってはきちっと説明をしながら対応しているというふうに思いますので、それぞれの職責を果たしていただ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先般、更迭をいたしました。これをもって終わりではなくて、引き続きどういう発言があったのか等々の調査を踏まえて、更に私は厳しい処分を行うべきだと思いますので、その前提となる調査をしっかり行うべきだというふうに思いますし、そのことを改めて防衛大臣にも指示...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 日米合意に基づいて、そして普天間の危険性を一刻も早く除去するため、そして沖縄の負担軽減を図っていくと、こういう基本的な姿勢の下に沖縄の皆様の御理解をいただくべく努力をしてきたつもりでございました。  加えて、先般、米軍属の裁判権の問題で、日米地位協...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 厳しい御批判はそれは本当に真摯に受け止めるしかないというふうに思います。その御批判も踏まえて、これまで以上に襟を正して、特に一川大臣、もちろん私も含めてでありますが、政府一丸となって沖縄の皆様の御理解をいただけるように努力をしていきたいというふうに思...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私どもが企業・団体献金を廃止していくという政治資金規正法の考え方を持っております。  それと併せて、御党からのまさに監督強化についての御提案については、これはしっかり受け止めて議論をしていこうというのが基本的な姿勢で、具体的な指示を出しているかとい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 監督責任の強化については、その内容、それからどう運用するか含めてこれは議論をする余地があると思いますので、その協議をすることは全くやぶさかではございません。  でも、あわせて、私どもも掲げている一つの方向性があるわけで、それについて、別にセットでは...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私どもが用意している、考え方をまとめている企業・団体献金禁止は、具体的なもう考え方はまとめてあります。三年後までにまず上限を設けて段階的に廃止をしていくと。企業・団体献金だけではなくて、パーティー券についても同じであります。というように内容的には固ま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 三月十一日のこの事故の発生を踏まえての教訓、そして知見、経験、これを国際社会と共有するということによって世界の原子力安全の向上につながる、そういうことは意義があると思うんです。これは基本姿勢であります。  その基本姿勢がある中で、こうした我が国の実...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、原発輸出もあり得ます。協力、様々な協力はあります、はい。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 我が国は、脱原発依存で原子力に対する依存度を極力下げていくということは、これは方向性を出しています。それについて我々のこれからの中期的な方向性、政策つくっていきますが、基本的な姿勢は各国も御理解をいただいています。  一方で、ドイツのように脱原発に...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 現在、平均七・八%という厳しい給与減額支給措置を内容とする法案を提出をしております。それについて今、人事院勧告との関連で各党会派からいろんな御意見もいただいておりますけれども、本法案の成立を目指していきたいと思います。  なお、この扱いについては、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、捨て石になるという発言はどこでも私はしていません。報道はありましたけれども、それは違います。不退転の決意は申し上げました。これは事実であります。  その上で申し上げますと、行政改革の取組は不断の取組で、特に今回はマイナス七・八%という極めて異...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政府としては、やっぱり被災地で、今御指摘のとおり、雇用をつくったりあるいは住まいを造ったり、被災者の生活再建の支援に全力を挙げることに尽きると思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 特に私、カジノを積極的に解禁しようという立場じゃありませんし、少なくとも政府においてはそういう立法は全く検討していません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政府として検討するつもりはございません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) アメリカのようにFBIとかいわゆるいろんな当局を使ってということではありませんけれども、やっぱり人事を行う際には様々な観点から選んでおります。その際には政治家の経験とか素養とか政策能力とか含めての対応をやっておりまして、今厳しい御批判をいただいている...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今御指摘の発言は、今般の前沖縄防衛局長が、そのままのイコールの表現ではないけれども、そう報道されても仕方がないと認めた内容の御発言でございました。  それを前提に、これは当然否定されるべき不適切な発言でございますが、今の犯す、犯されるの関係を私が今...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私、今の表現でのやり取りをここで議論するというのは妥当ではないと思うんです。  というのも、先ほど来の議論があったように、平成七年のあの少女暴行事件、これは日米地位協定とか基地の見直しとかの発端となった大きな事件でありました。ということを踏まえると...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) あの米軍の長い施政下にあって、加えて、その後もいまだにあの米軍の基地が全国の七六%集中して沖縄の皆様に御負担をお掛けしていることは十分承知の上で申し上げますが、私は、主権国家日本の一部であって植民地という認識はございませんので、今の三分類には当てはま...全文を見る
12月07日第179回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) ただいま山本委員長から、東京電力福島第一原発事故への政府の対応についてお尋ねをいただきました。  政府が取りまとめましたIAEAの報告書においても、電源喪失時の対策やSPEEDIの情報公開への対応も含め二十八の教訓が整理され、順次実施しているところ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 公共施設の耐震化や地震・津波対策に関し御質問をいただきました。  学校、病院などの公共施設の耐震化は極めて重要であると認識をしております。公立の小中学校につきましては、できるだけ早い時期に耐震化を完了することを目指しております。病院につきましては、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基金の有効活用についてお尋ねをいただきました。  山本委員長から御指摘いただいたとおり、会計検査院から、平成二十一年度決算検査報告においては、一部基金事業につき、基金による事業を行っていない、運用益を他の事業に充てている等の指摘がなされました。また...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 中川委員の御指摘のとおり、政権交代をしたその後に、平成二十一年度第一次補正予算が、たしか十四・七兆の歳出総額でございましたけれども、そのうちの一部、二・七兆円について閣議決定をもって執行停止等の措置を講じました。  そして、その見直しの結果をその後...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 中川委員御指摘のとおり、我が国の領土、領海、そして主権を守ること、国民の生命、財産を守ること、この国を守るということは、これは政府の政策の中でも最も重要な政策であるというふうに認識をしておりますし、様々な危機にも迅速に対応できる、そういう体制を構築を...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 尖閣諸島を含む我が国の領土、領海で周辺国による不法行為が発生をした場合には、政府全体で毅然として対応することになりますが、また万が一、我が国に対する侵略ないしは武力攻撃が発生をした場合には、いわゆる自衛権発動の三要件を満たすこと、それが大きな前提条件...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今、中川委員の御説明のとおり、今般の欧州の不安の最大の原因は債務の問題から始まっております。それは、ユーロゾーンにとどまらず、その広がりを見せているということ、これは対岸の火事では決してないという思いを強く持たなければいけないというふうに思っておりま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 消費税増税だけ取り上げられておりますけれども、これは一体改革でございまして、社会保障を支えていくというための安定財源確保ということでございます。その問題意識の背景というのは、やっぱり団塊の世代が次々六十五歳以上になってきて、これまでの支える側から支え...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私は、財源確保してマニフェストを実行するということをその政権交代の年の夏の番組で申し上げたこと、それは忠実にやっているつもりでございます。すなわち、確保できた財源、最初は二・三兆、その後〇・三兆、その財源を元に子ども手当を含めて主要項目はその範囲で実...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 一点だけ強く申し上げたいですが、特定の政治的なグループが私どものマニフェストにかかわったということは全くありません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) FXの選定も防衛予算もしっかりと対応します。安保会議を開いてやってまいりますが、適時適切な時期に対応していきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ちょっと今の御質問の仕方には私、まあ質問権でありますから余り言いませんけれども、例えば自衛隊の五十周年行事、行かなかったと断罪しましたが、それは中止だったとか、ちょっとフェアではないというふうに思います。  その上で申し上げますが、当然のことながら...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今般の前沖縄防衛局長の発言によって大きく沖縄の県民の皆様の感情を傷つけ、そして信頼が揺らいだということ、深くおわびを申し上げなければいけないと同時に、大変厳しい状況になっていることは事実でございますけれども、一方で、影響評価書については年内に提出をす...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ちょっとそのパネルはこちらの手元で資料でいただいていないのでよく見えませんけれども、今御説明いただいた中で、政治資金を、これを預金することはできるんですよね。預金をするということは、国内だけではなくて外国預金も認められているわけでございますから、それ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) そういう政治家個人の問題は、それぞれの立場で御説明すればいいと思います。私は調査するつもりはございません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 様々な御批判はちょうだいをしておりますけれども、なおさら、だから襟を正して職責を果たしていただきたいと考えております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 同じ答弁で恐縮ですが、襟を正して職責を果たしていただきたいと考えております。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 閣僚のアセスメントの意味がよく分かりません。どういうふうにやるんでしょうか。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 事前に評価してじゃなきゃ選任できるはずがないと思いますが。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私は、政治的経験と、そしてこれまでの蓄積で適材と判断をしましたので、引き続き職責を果たしていただきたいと先ほど来申し上げているんであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今後、中長期的には原発への依存度を最大限に引き下げていくというのが私どもの目指す方向性だと思います。  その上で、省エネの取組であるとか、あるいは再生可能エネルギーの普及とかというそちらへシフトしていくことは大事でありますけれども、いつまでにどれぐ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今委員御指摘の福島の県議会の請願のお話、それから福島県のいわゆる復興計画の素案、今ちょっとパブリックコメント中であると思いますが、最終案がまとまった時点ではよくお話をお伺いをしたいというふうに思います。  その上で、福島県を再生可能エネルギー先駆け...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 詳細には財務大臣からお話がございました。委員の御指摘は前向きに受け止めて対応していきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政府調達改革のための今の御提起、しっかり受け止めたいと思います。司令塔を持って、そして戦略的に取り組んでいく、数値の目標、前向きな御提起として受け止めさせていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 電機という特定産業だけではなくて、一般論としても、今現下の円高などで国内の事業環境が厳しい状況になって国内産業が衰退し、雇用の場が失われてしまうというおそれがあるということは十分承知をしております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 工場閉鎖等があった場合あるいは事業縮小があった場合に、当然のことながらその地域における経済への影響、雇用の影響は大きいというふうに思います。それを踏まえて、地方公共団体において対策本部を立ち上げるなど様々な行動があるということも承知をしておりますけれ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 福島の原発の事故の教訓と経験を国際社会と共有をし、そのことをもって国際的な原子力の安全向上に資していくということは、私は日本の一つの貢献のあるべき姿だと思っています。  当然のことながら、事故調の検証等も踏まえての協力もやっていきたいと思いますが、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 復旧復興のための財源措置については、基本的には歳出削減と税外収入の確保に最大限取り組むということでございました。その上で、足りない部分については時限的な税制措置を行うということでございまして、その際には、個人にも企業にも過大な負担とならないよう配慮し...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) というのが背景にありますけれども、無駄遣いの根絶については、事業仕分、予算監視・効率化チームの設置、行政事業レビュー、そして政策提言型仕分といった新しい手法や仕組みも導入しながら、引き続き不断の努力を行っていきたいというふうに考えております。
12月07日第179回国会 参議院 本会議 第11号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 斎藤嘉隆議員から、二問、私にはお尋ねがございました。  まず最初が、被災地の教育の振興に関するお尋ねでございます。  地域コミュニティーの拠点でもある学校を中心に、被災をした子供たちがこれまでどおりの落ち着いた環境の中で安心して学ぶことができるよ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自由民主党の岡田議員の御質問に順次お答えをしてまいりたいと思います。  まず最初に、防衛局長の不適切発言と閣僚の任命責任についてのお尋ねがございました。  報道された前沖縄防衛局長の発言は極めて不適切な発言であり、更迭は当然の措置と考えております...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 公明党の渡辺孝男議員の御質問に順次お答えをしてまいります。  まず最初に、復興庁設置法案の提出時期についての御質問をいただきました。  まず、この復興庁の主たる実施権限の中に、いわゆる復興特区や復興交付金を考えておりました。この復興特区や復興交付...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) みんなの党の寺田議員の御質問にお答えをしたいと思います。  まず最初に、給与臨時特例法案及び郵政改革関連法案についてのお尋ねがございました。  両法案は、寺田議員御指摘のとおり、震災復興の財源確保などのために大変重要な法案であります。政府としては...全文を見る
12月08日第179回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今回の汚染水の流出については、私は、五日月曜朝に海への流出の有無につき確認中であるという報告を受けています。そして、この五日の夕方に海への流出の可能性が高まった旨の報告を受け、翌六日夕方には流出推定量についての報告を受けたということでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 外務省の関係で申し上げますと、漏水の事実を受けて、五日十六時ごろに全外交団に通報を行い、また、六日十八時二十分ごろ、海洋に流出したと見られるとの東京電力の連絡を受けてから、十九時ごろにかけて近隣諸国等の在京大使館に個別に電話連絡を行うとともに、二十時...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 直接私から外務大臣という指示ではありませんが、そういう動きについては報告を受けておりましたので、動いているという認識を持っておりました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) こういうケースについては国内外に早く情報提供する、そして情報を共有をしていただく、そのためには迅速に適切に対応するということは、これはもうこれまで何度も委員からも御指摘のあったとおり、確認をしてきております。それを踏まえて、いわゆるオートマチックに動...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 条約への署名というのは、外務大臣、そして外交使節団の長、これ大使でございますね、又は国の権限のある当局から署名委任状の発給を受けた者等によって行われます。個々の条約において、具体的に誰が署名するかはその国の判断によっています。例えば、今回の原子力協定...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) だから、先ほど申し上げたとおり、外務大臣か、それか外交使節団の長か、国の権限のある当局から署名委任状の発給を受けた者でありますので、それが相手が副大臣ということでございますけれども、それはその国の判断によるものだと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、閣僚を決めて、そして官邸に呼び込む際には、これはもう一般的なことでありますけれども、指示書をお渡しをしまして、それぞれの役割について自分からお話をしながら、御説明をしながらやってほしいことをお願いをいたします。その後も、もちろんこれは様々なレベ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的な考えは、今回の原発の事故のいわゆる教訓、経験、知見というものを国際社会と共有をして、そして原子力の国際的な安全の向上に資するということが基本的な理念として持たなければいけないと思います。  その上で、こうしたお話を先般の九月のニューヨークに...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) この度の前沖縄防衛局長の発言は極めて不適切であり、そのことは沖縄県民の感情を大きく傷つけました。深くおわびを申し上げなければなりません。当然のことながら監督責任は一川大臣にもあると思いますけれども、一川大臣には、より襟を正して、これからやらなければい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 大臣が沖縄に行かれて、知事そして県議会の議長様始め多くの方におわびをしてまいりました。これからもそういう気持ちで襟を正して、御理解をいただけるように頑張っていきたいというふうに思いますし、加えて、環境影響評価書については年内に提出をする準備をしていき...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国益、日本の安全保障、そして沖縄の負担軽減含めて総合的に判断をしていきたいというふうに思いますけれども、決して党内融和を優先しているわけではございません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自衛隊法の懲戒処分の内容を大臣が知らないという前提の今お話でございますが、政務三役の中でその在り方を今しっかり議論をしていることで、大臣が知らないということはあり得ないというふうに思っております。私は引き続き職務を遂行してほしいと考えております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 我が国で、福島の事故の検証等を今政府の中で、あるいは国会の中でもしていただくことになっております。それを踏まえて、どういう形で原子力の安全確保あるいは国際貢献ができるかということをこれから来年までに、なるべく早い段階に取りまとめていきたいと思いますが...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 我が国は、核兵器を保有せずに原子力の平和利用を行ってまいりました。元々、この事故の起こる前から、その技術の水準の高さには、これは国際的な評価があったと思います。  なお、我が国は、この事故を契機に脱原発依存という形で原子力に依存をしない社会をつくっ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私どものスタンダードは、この事故の教訓、経験を生かしていくということ、国際社会と共有すること。そして、我が国は、これは脱原発依存、原発に依存をしない社会にしていく。再生可能エネルギーであるとか省エネへの取組とか等を含めて、国民の安心ができるエネルギー...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今の委員の御指摘、ほとんどは認識共有できます。例えば、事故の収束を急がなければいけない。これについては、ロードマップにのっとってステップ2、冷温停止状態に、何とか年内に実現をしたいと思っています。これ大前提になります。加えて、事故の検証も、これしっか...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 両立といいますか、だからスタンダードはさっき申し上げたとおりです。国内の政策はこういうことであると、こういう教訓があるということはお示しをしながら、なおかつ協力を求める国があるならばそれに対する対応は個別に考えるということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) そういう御意向があるということは私も承知をしております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) クリアしなければいけない条件とか多分いろいろあるんだろうと思いますが、基本的には大切な検討課題だと受け止めさせていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 福島県の御希望、そして今の委員の御指摘を重く受け止めて対応したいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) もう釈迦に説法かもしれませんが、これまでは平成十七年にまとめた原子力の政策大綱によって、ワンススルーではなくてウラン、プルトニウムの有効利用をしようという方針でこれまで来たというふうに思います。思いますけれども、今イギリス等の事例もございましたが、諸...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今御指摘いただいた核融合であるとか、核燃料サイクルの新しい技術とかというものを模索するという一つの方法もあると思います。それは科学技術の進歩にもつながる話ですが、委員御指摘のとおり、コストの問題も含めてどういうことができるかだと思います。  それに...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 舛添さん御指摘のとおり、このバックエンドの話は今回の日ロの協定には入ってないんですよね、ウラン濃縮サービス等々、あるいは平和利用等についてはかかわりますが。まさに原子力政策これからどうするか、エネルギー政策どうするかといったときに、このバックエンドの...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 結論から言えば、もう御意としか言いようがありません。沖縄密約文書等々、情報公開を進めてまいりました。政権交代の意義というのは、やっぱり情報が更に公開されるところに意義があるということは間違いございませんので、今御指摘いただいたことも含めてしっかり検証...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、十二月本日は八日でございます。一九四一年十二月八日、真珠湾の攻撃がございました。このことを契機として、これは多くの戦闘員が亡くなっただけではなくて、沖縄も含めて多くの非戦闘員もその尊い命を失いました。そして、広島、長崎もしかりでございます。こう...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 様々な厳しい御意見もちょうだいをしています。それを踏まえて、そういうことものんで、その上で年内に提出をする準備をしているということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 環境影響評価書を提出する準備をしているということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 何度も恐縮ですが、年内に提出をする準備をしている。準備をしている段階においては、いろんな声をお聞かせをいただいているということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 様々な御意見をお聞きしながら、そして様々な見通しを正確に立てながら、今準備をしていきたいと考えております。
12月08日第179回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第10号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今回の大きな地震によって広範囲に液状化が発生をいたしました。それは、行田委員の御地元の埼玉県もありますし、私、千葉県ですけれども、東京湾岸、浦安、習志野、地元の船橋、千葉市、それから利根川流域の旭であるとか香取であるとか我孫子、茨城まで行きました。九...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今、復興の仕事は復興対策本部というところがやっておりますけれども、ワンストップで対応するとか、あるいは今回の修正を踏まえて大幅に実施事務が増えると思いますので、今の復興対策本部を相当に大幅に拡充する体制にしていかなければいけないだろうというふうに思っ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 行田委員の御指摘のとおり、被災地における産業の再生と安定して働ける雇用の場を確保するという意味においては、中小企業も含めて民間部門の復旧復興を加速をさせるという観点はとても大事だというふうに思います。そういう観点に立って、そのリード役となり得るような...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、御指摘のとおり、何といっても事故の収束が大前提だと思いますので、冷温停止状態に向けて年内にそれが実現できるように頑張りたいと思いますし、先ほど平野大臣がおっしゃったとおり、除染を含めて、ふるさとに早く帰れるような環境整備に努めていきたいと思いま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 復興基本法に私どもは基づいて、復興庁については、例えば復興交付金、復興特区等々を実質的にやっていくということと、総合調整権限も含めてしっかり復興のために資する組織として御提案をしたつもりでございましたけれども、宮沢委員も中心となっていただいて今回修正...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 日本の未来、あるべき姿もありますし、予想される姿もあると思うんです。予想される姿は、一つは、少子高齢化が進行して人口減少社会になっていくという中で、やっぱり高齢化を前提した一つのコミュニティーをつくっていこうということを考えて、被災地のいろんな復興計...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) この法案が成立をさせていただいた暁、そして復興庁が本当に立ち上がるときに正式に判断をしたいと思いますけれども、私は平野大臣の評価は、私は、真面目であることにこしたことはないということと加えて、何よりも被災地の皆さんと、あるいは被災自治体の皆さんと本当...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 佐藤先生御指摘のとおり、例えば議員立法では、これは復興基本法、瓦れき処理法、二重ローン等々ございました。それから、議員修正という形で復興財源確保法、復興特区法、そして今御審議いただいているこの復興庁の設置法案と、などなどですね。野党の皆様の御協力もい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 修正の中身は今加藤先生お話しのとおりだと思います。実施権限が相当強まったこと、総合調整権限も、今勧告権のお話がございましたけれども、これもより実効性が担保されたこと、それからもう一つは、やっぱり大臣、副大臣、副大臣は二人でありますけれども、行政改革の...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) この委員会に入る前にちょっと委員長ともこの件については意見交換をしていました、除染の問題について。現地をよく御存じなので。  そこで、もう本格的にこれからやっぱり除染を国が前面に出てやっていかなければいけないんですが、まだそのやり方、知見がまだ十分...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほど前田大臣もお話があったと思いますが、少なくともミッシングリンクの解消などはやらなければいけないと思いますし、全国の防災・減災事業、防災機能の強化という観点からも、これはまさに命を守るということだと思いますので、そういうものはしっかりと位置付けて...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) この臨時国会で、これは復興の財源の一翼を担うものでありますけれども、臨時異例の措置として公務員の、国家公務員の給与をマイナス七・八%、減額する法案を提出をさせていただいております。それについては、昨日、御党と自民党から人勧を実施した上で給与削減をする...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今回の修正を経て実施権限が大変大幅に拡充をされました。ワンストップで被災者の、被災地の要望を受け止めて、予算の一括計上それから配分に至るまでという、そういう意味での実施権限が大変強まったことと、総合調整権限についても、元々勧告権入れておりましたけれど...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、復興庁の職員でありますけれども、被災自治体を支援するため、各府省の制度やあるいは復興施策に詳しく、何よりもこれらの事務を推進するに当たって熱意のある人材を確保するということが肝要だと思います。  また、被災地と密着する復興局などでは、国家公務...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今の御指摘、大変大事な観点だと思います。復興庁における職員の人事、広い意味での人事に当たりましては、任命権者として、職員の意向や被災自治体との信頼関係にも配慮しながら、しかも各職員が高いモチベーションや熱意を持ってその能力を適切に発揮することができる...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 復興庁が設置された際には、現在内閣官房に計上している復興対策本部の経費や内閣府に計上している復興交付金等の予算を、予算総則十二条の規定により復興庁に移し替えることで対応できると考えておりますし、なお予算の不足が見込まれる場合には適切に対処してまいりた...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ちょっと、今の一連の細野大臣の問題とそれからオンサイトの予算にかかわるお話を、ちょっとまとめて御指摘ありましたのでお話しさせていただきたいと思いますけれども。  まず、原発事故の収束については、これ複数省庁にまたがりますので、取組に当たり、イニシア...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今農水大臣の御説明のとおり、収穫前と後で検査をしてきたにもかかわらず一部地域において暫定規制値を上回るセシウムが出てきたということは、これはその事実を重く受け止めなければいけないというふうに考えております。  現在、福島県は消費者の不安を払拭すべく...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今の農水大臣のお答えであって、第一義的にはこれは東京電力が賠償するということでございますので、その早期実現を全力を尽くして行うということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 担当大臣の御答弁以上のことはございませんが、検査体制の強化に努めていく方向でございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 最近クイズ形式の質問が多いみたいですけれども、この日は多くの国民がお分かりだと思います。一九四一年十二月八日、我が国が真珠湾の攻撃をした日でございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 藤井先生御指摘のとおり、まさにこの問題は国難とも言うべき状況だというふうに思います。したがって、野田内閣の最大の使命は、この大震災からの復旧復興と、それから原発事故の一日も早い収束、これを最優先の課題とさせていただいております。  これまでの取組に...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 去年の六月に財政健全化戦略と新成長戦略を同時に閣議決定したように、成長と財政再建の両立を図っていくということを私どもの基本的な姿勢であるということで、また先生からもいろいろアドバイスをちょうだいしたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 六日に審査会が行われて、そして今その図にも出ておりますけれども、一定の地域、それから対象者、額等の、これ一つのやっぱり目安だと思います。これは迅速に対応するための私は目安であって、そこから離れている人たちについては個別具体的に相当因果関係があるかどう...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) おととい出された方向性というのは、今大臣からも御説明ありましたけれども、一つの目安、基準、類型化だと思います。ですから、本当に掛かった実費については、因果関係があれば認める、外れている地域であっても相当因果関係があれば認める、これが原則でございますの...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、税外収入の確保の面では、子ども手当の見直しとか東京メトロ株式の見直しとか、いろいろ方向性は出しています。ただ、その中の一つの柱として公務員給与の問題がございまして、今回マイナス七・八%の削減という、異例でありますけれども、臨時の法案を提出をして...全文を見る
12月09日第179回国会 参議院 本会議 第12号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) ただいまの御決議に対しまして所信を申し上げます前に、一言申し上げます。  今般、決算について参議院の御理解を得ることができなかったことは誠に遺憾であります。  政府としては、今後とも、決算に関する国会の審議議決、会計検査院の指摘なども踏まえ、予算...全文を見る