野田佳彦

のだよしひこ

小選挙区(千葉県第四区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

野田佳彦の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第180回国会 衆議院 本会議 第1号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 第百八十回国会の開会に当たり、この国が抱える諸課題と野田内閣の基本方針について、謹んで申し上げます。  昨年九月、野田内閣は、目の前にある課題を一つ一つ解決していくことを使命として誕生いたしました。日本再生元年となるべき本年、私は、何よりも、国政の...全文を見る
01月24日第180回国会 参議院 本会議 第1号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 第百八十回国会の開会に当たり、この国が抱える諸課題と野田内閣の基本方針について、謹んで申し上げます。  昨年九月、野田内閣は、目の前にある課題を一つ一つ解決していくことを使命として誕生いたしました。日本再生元年となるべき本年、私は、何よりも、国政の...全文を見る
01月26日第180回国会 衆議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自由民主党の谷垣総裁の御質問に順次お答えをしてまいります。  まず、選挙時の消費税に関する発言などについて御質問をいただきました。  民主党が前回総選挙時に国民に対して約束したことは、衆議院の任期中には消費税の引き上げは行わない、引き上げを行う際...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君)(続) したがって、一体改革の実現が国民に対する裏切りとの御指摘は当たらないものと考えております。  続いて、マニフェストについての御質問をいただきました。  まず、先ほども申し上げましたが、現在の政権任期中において消費税率の引き上げは行いません。...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 民主党を代表して、樽床伸二幹事長代行から、十問の御質問をいただきました。順次お答えをしてまいりたいと思います。  まずは、復興を通じた日本再生の思いについての御質問をいただきました。  さきの国会で成立した三次補正予算と関連法によって、復興庁、復...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自民党細田議員の御質問にお答えをさせていただきたいと思います。  まず最初に、社会保障・税一体改革に関し、基礎年金の国庫負担及び被用者年金一元化についての御質問をいただきました。  二十四年度の基礎年金国庫負担については、従来の国庫負担割合三六・...全文を見る
01月27日第180回国会 衆議院 本会議 第3号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 公明党の井上幹事長の御質問に順次お答えをしてまいりたいと思います。  まず最初に、仮設住宅の寒さ対策についてのお尋ねがございました。  本格的な冬の寒さを迎えている中で、応急仮設住宅の寒さ対策は重要であります。私自身、今月八日に福島を、十日には岩...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 共産党志位委員長の御質問にお答えをいたします。  まず第一に、公約の実現状況と、政権交代に託した国民の願いについてのお尋ねがございました。  昨年の夏、民主党において、マニフェストの中間検証を実施いたしました。政権交代の結果、高校授業料無償化や農...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 内山議員の御質問にお答えをしたいと思います。  まず、八ツ場ダムについてお尋ねがございました。  八ツ場ダムについては、政権交代以降、四代にわたる国土交通大臣のもとで、予断を持たずに検証を行ってまいりました。国土交通大臣が、その結果に沿って、事業...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 重野議員から、幾つか御質問をいただきました。  まず第一に、消費税率の引き上げについてのお尋ねがございました。  若い世代を含め、国民が将来に不安を持たないようにするため、社会保障の充実、安定化と財政健全化を同時に達成するための一体改革は、どの内...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 渡辺議員から、大都市制度の見直しについて、まず第一問いただきました。  大都市制度のあり方については、現在、第三十次地方制度調査会に諮問しているところであり、御党において検討されている地方自治法改正案については、政府としての賛否を申し上げる段階には...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国民新党・新党日本を代表しての田中康夫議員の御質問にお答えいたします。  まず、消費税を引き上げる前の抜本的改革についてのお尋ねがございました。  かつて我が国は、一億総中流の国と呼ばれて、分厚い中間層の存在が経済発展と社会の安定の基礎となってき...全文を見る
01月27日第180回国会 参議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自民党、中曽根議員から御質問をいただきました。順次お答えをしてまいりたいと思います。  まず最初に、党大会における私の発言に関するお尋ねがございました。  党大会における党代表としての発言については、民主党の原点に立ち返ろうという議員、党員に対す...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 民主党を代表しての輿石幹事長からの御質問にお答えをしたいと思います。  まずは、東日本大震災からの復旧・復興についての御質問をいただきました。  発災以来、政府は、被災地の復旧、そして復興に全力で取り組んでまいりました。発災当初と比較して相当程度...全文を見る
01月30日第180回国会 参議院 本会議 第3号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 公明党の山口那津男代表の御質問にお答えをしてまいります。  まず最初に、復旧・復興に対する決意についてのお尋ねがございました。  大震災からの復旧・復興は、この内閣が全力で取り組むべき最優先課題でございます。御党の御協力もいただきまして、さきの国...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) みんなの党を代表しての水野賢一議員の御質問にお答えをいたします。  まず最初に、衆議院本会議における私の発言についてのお尋ねがございました。  みんなの党、渡辺代表に申し上げましたことは、決して腹いせでも皮肉でもなく、みんなの党、橋下市長の行政改...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自民党、中村議員から社会保障を中心に御質問をいただきました。  まず最初に、社会保障改革の全体像についてのお尋ねがございました。  社会保障・税一体改革素案では、子ども・子育て、医療・介護、年金など、社会保障制度全般について充実と重点化、効率化を...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 民主党、藤原議員から、私には十問の御質問がございました。  まず第一に、現場作業員に関するお尋ねがございました。  私も、総理就任直後の昨年の九月、東電福島第一原発を訪問をさせていただきました。昼夜を問わず過酷な現場において作業を続けていただいて...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自民党の末松議員の御質問にお答えをさせていただきます。  まず最初に、党大会における私の発言に関するお尋ねがございました。  まず、私の党代表としての発言が舌足らずであり、誤解を招いたとするならば大変遺憾であります。先日、御党の中曽根議員会長にも...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 民主党、藤谷議員からは、御専門の教育や人材育成を中心に御質問をいただきました。  まずは、景気浮揚策に関する御質問をいただきました。  政府としては、円高への総合的対応策を含め、第三次補正予算において措置した施策の迅速な実行により、景気の下振れの...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 日本共産党、市田議員の御質問にお答えいたします。  まず、被災者の失業給付の延長、医療、介護の負担軽減についての御質問をいただきました。  被災者の方々が生活の再建を進める上で最大の不安は、働く場の確保であると認識をしております。これまで特例とし...全文を見る
01月31日第180回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○野田内閣総理大臣 相というのはまさに大臣という意味だというふうに思いますが、資料でヒントをいただいております。  もともとは、語源は木の上に目ということでございますので、これはかつて安岡正篤先生の本で読んだ記憶がありますけれども、要は、高いところから遠方を見ながら判断をしてい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 TPPを含めて、またグローバルな展開についてのお話でございましたけれども、私は、何かにチャレンジすることによってリスクは生まれると思います。一方で、何もやらないことによるリスクもあるかと思います。  一昨年の六月に我々は新成長戦略をまとめましたけれども、その...全文を見る
○野田内閣総理大臣 マニフェスト全体の検証については、中間検証という形で、昨年の八月に党において実施をさせていただきました。その中で、既に実施をしたもの、着手をしたもの、着手寸前のもの等々の整理をさせていただいております。  マニフェストを実現できなかった理由については、いろい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 事実関係で申し上げますと、昨年、一体改革に関して、民主党の社会保障と税の抜本改革調査会で議論を行っている際に、同調査会役員の要請に応じて、役員において設定した一定の仮定の前提に従って、新年金制度の財政面での推移について厚労省で試算を行い、同調査会役員に提供をし...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今の議事録の問題の前に、ちょっと試算の問題の扱いについて説明してよろしいですか。(町村委員「いやいや、もう結構です。聞いていないことはやめてください」と呼ぶ)これはちょっと丁寧に説明しなければいけないと思いますので、ぜひ答弁をさせていただければ大変ありがたいと...全文を見る
○野田内閣総理大臣 あの試算は一定の人たちが参考、研究のために使ったもので、それをもって新しい年金制度に向けて党の意思決定をしたわけではないわけであります。したがって、党内でみんなで共有している数字ではありません。したがって、その取り扱いをどうするかということは、いわゆる試算を隠...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先ほど御答弁をさせていただいたとおり、しっかりと意思決定の過程や実績が把握できる資料の整備、公表を二月中に行う等々の取り組みによって責任を果たしていきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 普天間飛行場の移設問題については、政権交代以来、何とか県外移転できないかどうかというさまざまな検証をさせていただいた結果、結果的には現在の日米合意に至ったということでございました。  この間に、特に沖縄の皆様に大変な御迷惑をおかけしたことはこれまでも深くおわ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 そのような御指摘をいただくということは、きょう通告をいただいた中で聞きましたけれども、その真意を確認するという段階に至ってはいないということでございます。
○野田内閣総理大臣 当時、検察当局が法と証拠に基づいて適切に対応したものというふうに承知をしています。
○野田内閣総理大臣 先ほども申し上げたとおり、検察当局が法と証拠に基づいて適切に、先ほどの釈放のことも含めて対応したものと思います。この事件を発端として日中間で生じた外交上の問題については、政府として国益を踏まえつつ適切に対処していると考えております。  我が内閣においては、先...全文を見る
○野田内閣総理大臣 政権交代以降、特に鳩山政権において、県外移設の可能性を探り、そして検証した結果、今日の日米合意に至ったということは先ほども御答弁申し上げました。この間に、沖縄県民の皆様に大変な御迷惑をおかけしたことは、その後、国会の答弁あるいは記者会見等でも何度もやってきたつ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 いわゆるそういう普天間の問題に対する基本的な姿勢は現政権が引き継いでおりますので、我々の政権としての対応だと受けとめております。
○野田内閣総理大臣 普天間の問題を超党派で一緒に解決していこうという御提案は、本当にありがたく受けとめさせていただきます。  その上で、私の沖縄訪問のタイミングでございますが、それこそ適切な時期に行こうというふうに思っております。行かないということではございません。しっかりと対...全文を見る
○野田内閣総理大臣 さまざまな環境整備をしながら、適切な時期に対応したいと思います。
○野田内閣総理大臣 政府も民主党も、基本的な姿勢は、日米合意を踏まえつつ、引き続き、沖縄の皆様の声に真摯に耳を傾けながら、誠実に説明をしながら対応していくということでございますが、なお、党の所属議員及び沖縄県連も、地元県民の声に耳を傾けつつ、普天間基地の危険性除去と沖縄の負担軽減...全文を見る
○野田内閣総理大臣 我が党の場合、市町村の選挙の対応は県連対応になります。民主党の沖縄県連は自主投票を決めたというふうに承知をしています。
○野田内閣総理大臣 先ほど申し上げたとおり、選挙については県連で自主投票を決めている。各総支部がどうしているかというのは、ちょっと、今御指摘があるまで知りませんでした。コミュニケーションをしっかりとっていきたいというふうに思います。(発言する者あり)
○野田内閣総理大臣 党の中で沖縄の協議会、政策協議会をつくっておりますし、加えて、党全体で、コミュニケーションを図りながら意思疎通をして、合意形成に今努めているところでございます。
○野田内閣総理大臣 私も含めて、党としてきちっと意思疎通をしながら合意形成を図っていきたいと思います。
○野田内閣総理大臣 私は、日米同盟というのは、日本の外交、安全保障の基軸であるとずっと申し上げてまいりました。加えて、昨年の東日本大震災のあのトモダチ作戦等をかいま見まして、改めてそれを揺るぎない信念としております。したがって、一層、安全保障のみならず、経済も含めて、人的交流も含...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今申し上げてきたことが全てであって、政府として、従来は解釈がありましたということは承知をしています。現時点でその解釈を変えるということはないということを申し上げております。
○野田内閣総理大臣 二十二年末に防衛大綱をまとめました。その二二大綱というのは、厳しい財政事情の中ではありますけれども、有効な防衛力を整備するために、効率化そして合理化を図りながら、即応性、機動性を重視して、そして動的防衛力という概念のもとで整備をしていこう、こういう考え方でござ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 基本的な方針は、施政方針演説で私が訴えたということが基本的な方針です。その後のいろいろなことが想定されることについては、今外務大臣から御指摘があったとおり、関係閣僚間でその線に沿って意見交換をしながら対応しているということでございます。
○野田内閣総理大臣 一昨年の新防衛大綱で、武器輸出三原則等について、民間の有識者による懇談会や安全保障会議、国会、与党内等において活発に御議論をいただいた結果として、平和貢献活動への期待の高まりや、国際共同開発・生産が先進国で主流となっていることなどの防衛装備品をめぐる国際環境の...全文を見る
○野田内閣総理大臣 拙速に決めたかのような御指摘でございますけれども、今般の基準については、国会での議論はもちろんのことでありますけれども、政権交代前に設置された民間有識者による懇談会や政権交代後に設置された民間有識者による懇談会、さらには経済団体からの要望など、政府以外の意見も...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今、プロセスのお話でありますけれども、一昨年の防衛大綱を決めたときに、防衛装備品をめぐる国際環境の変化に対応するための方策について検討を行うということを明記してから、これは副大臣会議等々、随時ずっと行ってまいりましたし、党内での議論もずっとやってまいりました。...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先ほど外務大臣が御答弁をされたとおり、実質的にはきちっと沖縄の負担軽減につながるように努力をしていきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 まず武器輸出三原則の件ですが、これは、あくまで平和国家の理念をしっかり堅持しながら、個別に厳格な管理をしていきたいというふうに思います。  その上で、今の御質問でございますけれども、エネルギーの供給制約が高まる中、安定供給確保、地球温暖化対策、環境関連産業の...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御批判は真摯に受けとめます。後段の御提起は私、全く同感であります。
○野田内閣総理大臣 まずは事実関係を確認させてください。
○野田内閣総理大臣 とにかく確認をさせてください。
○野田内閣総理大臣 今の御提示の表とその前の表と、ストレートに物を言えるというのはちょっと難しいと思っていますのは、その御指摘は、例えば一枚目の表だと、輸出が伸びても人件費は上がらないという御指摘なんですよね。そこについて言うと、同じ期間について業種別に賃金の推移を見ると、輸出関...全文を見る
○野田内閣総理大臣 ちょっと日付は忘れましたけれども、昨年の全国町村長大会では私は御挨拶をさせていただきまして、それはAPECの後だったというふうに思いますけれども、その席で、APECでTPP交渉参加に向けて関係国との協議に入る旨の表明をし、その意義についてその総会でお話をさせて...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御指摘をしっかり踏まえまして、入ってくる情報、関係国との協議は始まりつつあります。そこでそれぞれの国が何を我々に求めるか等々を含めて、それが業界や地域にどんな影響が出るかを含めて、丁寧な御説明をこれからやっていきたいと思いますし、そのための、これは古川大臣を中...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御指摘ありがとうございました。そういう問題意識を持っていきたいというふうに思います。
01月31日第180回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 昨年の東日本大震災に際しまして、広田委員が御指摘がございましたけれども、自衛隊は十万人を超える体制を組んで、そして人命救助、行方不明者の捜索、それから救援物資の輸送、被災者の生活支援、これは給食、給水、入浴など様々ございました。さらには、原発事故への...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 閣僚の任命に当たりましては、それぞれの政治家のこれまでの経験とか蓄積等々を踏まえて総合的に選任をさせていただいております。  田中大臣につきましては、外務政務次官も務めたり、そして参議院の外交防衛委員長なども務めて、そういうことを踏まえて適材として...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、関係国との協議の状況でございますけれども、一月十七日にベトナム、十九日にブルネイ、そして二十四日にペルー、二十五日にチリにおいて、我が国から派遣をされた関係省庁、関係者がそれぞれ政府のTPP交渉担当者との間で交渉参加に向けた協議を行いました。こ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) よく読んでいただきたいんですけれども、その前のパラグラフに特出しをして拉致問題を書いています。拉致問題は、我が国の主権にかかわる重大な問題であり、基本的人権の侵害という普遍的な問題です、被害者全員の一刻も早い帰国を実現するため、政府一丸となって取り組...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) それは相当な誤解であります。むしろ、拉致を特出しをして前に書くように指示したのは私でございます。私の施政方針演説でございますので、私がそう主張した中で書いた文章であります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) そのとおりでございます。山谷委員の御指摘のとおり、六者会合の中でしっかりと拉致の問題も対応していくということでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 拉致も含むと申しましたのは、核、ミサイル、拉致ということでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まさに新しい体制へと移行いたしましたけれども、当初に私も指示をいたしましたが、徹底した情報収集を行うということと関係国との協議を行うということ、そしていざというときに万全な体制で臨むと、こういうこと、不測の事態を含めて、この指示をしておりますが、関係...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 直接今交渉していることではありませんが、当然、この国会の審議で今申し上げる中で、しっかりと邦人の安全確保は強く要請をしたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 在外邦人の安全確保は、もちろんこれは国として大変重要な課題でございます。責任だと思います。平素から関係省庁と連携をして、事態に応じて速やかに在外邦人の安全確保を図ることができるように、その体制につき不断に検証する必要があると考えております。  在外...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政府としても、我が国の周辺海域における情勢の変化に対応いたしまして、海上保安庁が担う領海警備業務を的確に遂行するための法案を今国会に提出をすることとしております。  領海侵犯については、今般の法改正によって、領海で停留あるいは徘回等の不審な行動を取...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 根拠といいますか、そのいわゆるA級戦犯と言われている人たちの法的な立場の確認をすると、そういう趣旨の質問主意書を出したことがございます。それは、いわゆる国内法的にはこの問題は私は決着を付いてきたんではないかという意識があったものですから、当時、小泉総...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国際関係を含めて諸般の事情を考えた中で、やはり合理的な判断をせざるを得ないということだと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) イランもイスラエルも国内の今政局がちょっと微妙な問題それぞれ抱えています。妙にエスカレートしてくると本当に大変なことになると思いますので、外交的、平和的解決を目指すと言いましたが、対話と圧力がありますが、特に日本の場合は、これまでの御指摘のように、長...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いわゆるFTAAP、アジア太平洋における自由貿易圏、これはAPECの加盟をしているエコノミーが全て入れるような、今エコノミー二十一ありますけれども、そういうアジア太平洋における自由貿易圏をつくるというのがこれ目的であります。  そこに至る道筋は、御...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的なFTAAPを実現するための戦略という意味では、私は委員の御指摘のとおりだというふうに思います。  日本は、一つは、ASEANを含めたこちらのアジア中心のいわゆる広域連携の動きの中でも、これはしっかり軸足を持ってやっていかなければいけない。こ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、ホノルルのAPECで胡錦濤主席との会談の中では、国際経済であるとかグローバル経済についての課題について互いに協力をしていくという、いわゆる大局的な見地からの意見交換をいたしまして、個別のテーマに突っ込んだ話はしているわけではありません。  た...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政府としては、関係する全ての府省が一体となって検討を進めて、我が国全体の視点から国益を判断をしていくために省庁横断型の強力な体制をつくろうということで、これ内閣官房に構築をいたしました。  具体的には、国家戦略大臣を議長としまして、官房長官及び関係...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 関係国との協議を行う政府代表については、当面、ハイレベルの代表を置いてまでという協議のまだ段階ではないということでありますけれども、いずれにしても人選は進めさせていただきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いわゆる交渉としては外務大臣が担当したり、あるいは経済産業大臣がというのはありますけれども、いわゆる高いレベルの経済連携を戦略的に動かすというその担当は国家戦略担当大臣でございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先般の京都での会議は、確かにその政治的な問題に時間を割くということがございました。ただ、その前に私がソウルに行ったときは、これは日韓のFTAについて、EPAについて前進をさせようという、そういう意思疎通をしておりますので、この流れは基本的には生きてい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 既にこの問題は解決済みであるということが明確でまずあります。前提としてそれがあるということでありますが、更に理解を深めるために何ができるかということを考えるということを申し上げました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 高い経済レベルの連携を行っていくときに、いわゆるマルチでの交渉をやっていく、あるいはバイでやっていくこと、そういうことを含めて、日本はちょっと残念ながら近隣の国に比べると周回遅れでございましたから、いずれも、両方とも推進をしていきたいというふうに考え...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これ、本会議でも御答弁させていただいたんですけれども、ニュージーランドの外務貿易省のホームページに、御指摘のとおり、TPP交渉中のテキスト及び交渉の過程で交換される他の文書を秘密扱いする旨の記述が記載をされているということでございますが、一般に、外交...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 米韓の両国間の関係について私がどうのということは差し控えたいと思いますが、そのような国会での決議が出ているということは承知をしております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ざっと資料というか結果を目を通させていただいております。  御指摘のとおり、一月の十三日に、米国政府官報告示による意見募集、いわゆるパブリックコメントが締め切られまして、期日までに百十三件の意見が提出をされたと承知をしています。これらの意見は米国政...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) パブリックコメントですから、いろいろな業界やお立場からいろんな御意見出されるものは承知していますが、例えば食品添加物のお話もございましたが、それが今の交渉参加している国の間で議論になっているという話はありませんし、パブリックコメントはいろいろなのが出...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 日本の立場をしっかり主張して、そして交渉を通じて勝ち取るものを勝ち取り、守るべきは守っていくということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 日本の基準を下げて、それを劣悪なものにしていくという考え方は持っておりません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) それぞれの議員の選挙区事情で臨んでいることはあるかもしれませんけれども、アメリカにおいても。でも、それによって振り回されるということはないと、そのように頑張っていきたいというふうに考えております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) センシティブ品目について配慮しながら対応するという基本的な姿勢の中で対応していきたいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 守るべきものは守るということです。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) センシティブな品目の中には守るべきものがいろいろあるというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 個別にどういう要求があるか等々を踏まえながら毅然と対応していきたいというふうに現段階では思っている中で、個別のものを想定しながら今から何か決め打ちをするということではありません。その中で守るべきものは守るということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 現段階で交渉品目がどういうことになるかということはまだ予断を許さない状況ですので、その中で守らなければいけないものは必ず守っていくということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、じゃ日中の方からちょっとお話ししたいと思いますけれども、昨年の暮れに、これ戦略的互恵関係の話はしました。会うたびに、ホノルルでも、あちこちでやります。これはある意味、呪文のようにお互い唱えながら、個別に懸案起こることはあるんです。だけど……(発...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 分かっていますか。  ということで、具体的に戦略的互恵関係を深める議論はしてきているということであります。  その際に、例えば日中の海上捜索とか救助、いわゆるSAR協定の原則合意とかそういう具体的な踏み込んだ議論もさせていただいたということであり...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御指摘の、日韓のいわゆるシャトル外交で李明博大統領と京都でお会いしているそのときにそういう進展があったという、動きがあったということを両国とも知らなかったということは事実であります。その他の関係国も恐らく驚いた国が多かったというふうには思いますが、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず二国間の関係では、私いつも中国首脳に申し上げるのは、中国の発展は我が国にとってチャンスであるという言い方をしています。そういう二国間関係でいこうということと、お互いに、舛添委員御指摘のとおり、世界で二番目、三番目に大きい経済大国同士になりました。...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) イランについて、殊にそのイランについてという意味においては、諸外国の動向であるとか、特にそのイランの国内情勢であるとか、イスラエルの情勢とか含めて、様々な情勢分析は報告として上がってきて私の判断材料になっているということでございます。
02月01日第180回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○野田内閣総理大臣 おはようございます。  今、仙谷委員から御指摘をいただきました、今御審議をいただいている第四次補正予算のいわゆる中身のお話でございます。  今般の四次補正予算については、追加財政需要を中心に措置しておりますけれども、今回の予算をつくった背景として、円高の進...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今般の豪雪でお亡くなりになった方に心からお悔やみを申し上げ、また、被害に遭われている皆様にお見舞いを申し上げたいと思います。  その上で、今御指摘のありました豪雪対策、これは四次補正には入っておりませんが、どうするかということであります。  まず考えられま...全文を見る
○野田内閣総理大臣 一月六日の、今資料として提示をしていただいているニューヨーク・タイムズのコラム、数字を挙げて整理していただいておりますが、例えば長生きできること自体は悪くない、そういう意味での一定の評価をしてもらうことは決して悲観することはないという面もあると思います。  ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 幾つかの資料を拝見させていただきまして、御説明もいただきましたけれども、いわゆる中間層のところの重心がだんだん低いレベルの方に来ちゃっているということと、剥がれ落ちてくる人たちが出てきているという状況、そういう状況だと思います。  その意味では、例えば、これ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 昨年来、東日本大震災が発災した以降、第一次補正、第二次補正、第三次補正、それぞれ復旧復興型の予算を編成してまいりましたけれども、その際には、まさに被災地のために、国民のためにということで、与野党がまさに力を合わせて協力をし合いながら、そしてさまざまな御提起もい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 消費税増税という一言ではなくて、まさに社会保障と税の一体改革をやり遂げるということでございます。  社会保障の議論は、先ほど来もございましたけれども、従来の、高齢者に三経費充てるだけではなくて、人口構造の急変の中で、支える人たちのこともきちっとケアをするとい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 野田内閣の使命というのは、去年から引き続いて三つの柱、震災からの復旧復興、それから原発事故との戦い、日本経済の再生、これはことしもしっかりやり遂げていかなければなりません。加えて、社会保障と税の一体改革、先ほど来議論がございました。これとあわせて行政改革、政治...全文を見る
○野田内閣総理大臣 適材適所の上に、より万全の体制をしいたということであります。
○野田内閣総理大臣 あくまでそれぞれの個人としての政治家の政治的経験とか蓄積を踏まえての判断で、何とか枠というとり方は考えておりませんでした。(発言する者あり)
○野田内閣総理大臣 政務三役の中では、女性議員をたくさん配置しているということでございます。
○野田内閣総理大臣 確かに、昨年の暮れまでにつくったいわゆる予算編成に直接的にはかかわってはいませんけれども、今回の予算、党からもさまざまな要望をいただくとかを含めて、今、御自身の所掌を直接担当はしていませんが、幅広い意味での予算編成には、党の意見も吸い上げたりしておりますので、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 補正予算も、誰かの提案でぱっと乗ったという話ではありません。積み上げた議論、追加財政需要を踏まえながら、いわゆるタイの洪水の対策、円高対策を含めて、あるいは将来の安心の部分等々の、やはり予算編成するには一定の精査も必要であります。そういう意味で、ことしに提出を...全文を見る
○野田内閣総理大臣 第一次、第二次は復旧を中心とした予算を組みました。三次で本格的な復興予算、十二兆円規模で組ませていただきました。その執行をしっかりしていくことが基本的には流れでありました。  今回の四次補正は、二重ローンの出資のところを入れている部分だけであって、全体として...全文を見る
○野田内閣総理大臣 生活保護費云々に対する対応であるとか、あるいは国連分担金を急に対応しなければいけないという、追加財政需要によって補正をつくるということは今までもあったと思います。あるいはタイの洪水であるとか円高等、あるいは欧州の債務危機等々に対応して経済対策を行うという補正も...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先ほど来の議論を整理しますと、党としての意思決定は手続を踏んでやりました。そして、政府としても、これは閣議で報告をして、一丸となってこの素案を実現しようということになっているわけであります。  その際に、我々が前から言っていたのは、大綱にするときには閣議決定...全文を見る
○野田内閣総理大臣 社会保障の全体像は、素案の中に明記しているということです。これは、間違いなくそういう立場で我々は主張してきましたし、法案を出します。  検討というものがなくなれば全体像が見えるというお話なんでしょうか。ちょっとよくわかりません。私どもは、あくまでそういう議論...全文を見る
○野田内閣総理大臣 ちょっと、妊娠、出産の例えはすっと落ちてこないので、よくわかりません。よくわかりませんけれども、我々は、二年半前の選挙のときには我々の政権担当期間中、任期中には消費税は引き上げない、これはマニフェストに記載はしていませんけれども、当時の代表が申し上げました。 ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、今回、震災関連でたくさんの会議、本部をつくりながら議事録をつくっていなかったという事実は、まさにそのとおりでございますので、これはまことに遺憾だというふうに思います。もちろん、阪神・淡路大震災のころからということでありましたが、特に公文書管理の法律ができ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 結論から言うと、消費税についての言及はございません。  今、マニフェストについての私の街頭演説について触れていただきました。  マニフェストは、国民の皆様に、我々の政党は政権をとったらこういうことをやりたいんだとお示しをしていることでありますので、基本的に...全文を見る
○野田内閣総理大臣 街頭演説のときに意識をしたことは、例えば、御党の場合、これを言うとまた、ぎくしゃくしたくはないんです。だから余り言いませんが、多分、幼児教育の問題を無償化するとか書いていたけれども、取り組んだのか、取り組む姿勢もなかったじゃないかということ等を言いたかったんで...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先ほどの、御党のことはもう言いません。我々の今の考え方ということの中においては、どうしてもこれはもう待ったなしの状況だ、それは社会保障を持続可能にしなければいけない。そして、その社会保障に充てるお金なんです、困ったとき、弱ったとき。それは、本当に今大事な局面に...全文を見る
○野田内閣総理大臣 イギリスのそんなに詳しいルールはわかりません。ただ、少なくとも、イギリスのマニフェストは日本ほど細かくはないということは承知をしています。その方向で努力をされているんだろうとは思います。
○野田内閣総理大臣 従来の、我々が言っていた、我々といっても共有しているかどうかわかりませんが、公約というもの、選挙公約。これはよく、背中に張るばんそうこう、こう薬みたいに剥がれちゃうものだというようなことがありましたよね。それと違って、もっと思いを込めて、国民との約束という強い...全文を見る
○野田内閣総理大臣 ルールという言い方が妥当かどうかわかりません。それは選挙演説で使っている言葉なので滑っているかもしれませんが、マインドとして、約束したことを守ろうとはしているだろう、そういう考えでやりました。
○野田内閣総理大臣 政権交代をして私たちが何をやりたいか、その強い思いをお訴えする手段がマニフェストでございました。そこで書かれている理念であるとか魂というのは、これはしっかりと守っていかなければいけないと思います。その強い思いをあらわすという言い方で、マニフェストの強調をしたわ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 やはり選挙の際に、政権を次とったら、次は何をやりますよということは、当然のことながら訴えなければいけません。その意味では、マニフェストという考え方は生かしていきたいというふうに思います。  ただし、この間の選挙のように、詳細に、細かく、数字も何でもかんでも挙...全文を見る
○野田内閣総理大臣 本当に直球が多い御質問でしたが、最後はやはり高目の直球ですね。  いろいろと民主党の総括をされました。総括は我々もこれからしっかりしてまいります。マニフェストについても、この間、中間総括をしましたけれども、いろいろ我々ができなかったこと、今格闘していることを...全文を見る
○野田内閣総理大臣 ちょっと多岐にわたる御指摘がありましたけれども、消費税についての国民の御理解が今得られていないという御指摘、これは数字としては、世論調査、そういう形で出てきています。  私は、平時において、賛成、反対が拮抗していた、それは委員御指摘のとおり、社会保障をきちっ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御指摘のとおり、福島へ行った際に、佐藤雄平知事ほかから御要望をいただきました。何か、その寸前には山口代表が行かれて同じような御要望をいただいたみたいでございますが。  お気持ちは非常によくわかるんですが、先ほど平野大臣が御説明をしたとおり、ちょっと根幹にかか...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まずは社会保障の姿を示して、その上でそれを支える財源の話をしていこうという、その議論のプロセスは共有することができます。党内での議論で成案をつくり、そして素案に至る段階も、まずは社会保障でどういう分野を充実させていくのかとかあるいは効率化させていくのかという議...全文を見る
○野田内閣総理大臣 報道ベースで資料をつくられておりますけれども、資料についてはさっき扱いを申し上げたとおりです。したがって、そのことで精緻に議論を進めることが本当にプラスなのかどうかという、私はちょっと疑問を持ちながら今議論を聞いていました。  というのは、最低保障年金のいわ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 被災地の苦労されている被災者の皆さんのための生活再建で一番大事なことは、やはり働く場の確保である、その認識は共有をいたします。そのために、これまで、失業給付、特例で二百十日分延長してきたということでございましたけれども、この時期において、厚生労働大臣も現地に入...全文を見る
○野田内閣総理大臣 ちょっと国交省の出向者が多いなという感じはありますが、それはそれとして、予断なく検証してほしいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 四人の大臣のもとでしっかりと予断なく検証してきて、その結果を受けて、前田国土交通大臣が判断をしたというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 関係自治体への出向であるとか受注企業への天下り状況等は御指摘のとおりだったんだろうと思いますが、加えて、専門家とか有識者の会議も経ながらの意思決定をしてきているというふうに思いますので、予断なくプロセスをたどってきたというふうに思いますし、国土交通大臣には、官...全文を見る
○野田内閣総理大臣 共済年金の積立金というのは、これは共済年金の支給に必要なものとして、御指摘のように、労使折半で積み立ててきたものでございます。  被用者年金一元化に当たりましては、一元化後のいわゆる三階部分などは検討を要する点があると思いますけれども、御指摘の共済年金の積立...全文を見る
02月02日第180回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○野田内閣総理大臣 坂本竜馬が大きな災害を目の当たりにして人生観が変わったということはあったと思いますが、今回の東日本大震災を通じて、多くの人たちが改めていわゆる人生観まで深く考える契機になったことは間違いないというふうに思います。  私としては、これは何回か国会でも御答弁申し...全文を見る
○野田内閣総理大臣 委員の御指摘のとおり、外交、安全保障においては、基本的には、二大政党の時代といいながらも、問題意識を共有して軸がぶれないようにしていくということは大事であるということ、これは全く御意見に同感でございます。そういう考え方も背景に置きながら、現実的にしっかりと防衛...全文を見る
○野田内閣総理大臣 特に、何が起こるかわからない、不測の事態というのが常にある。緊張感を持って、特に危機管理の意識というものを持つということは、ほかの役所にも不測の事態は起こりますが、とりわけ国民の生命と財産を守らなければいけない防衛省の立場としては、その危機感というものを常に持...全文を見る
○野田内閣総理大臣 歴代の先人たち、先輩政治家たちが御苦労をされてきた経緯は、委員の御指摘のとおりだというふうに思います。必死の思いで、本当に御努力をされてきたというふうに思います。  その上で、政権交代以降の中で県外移転を模索し、その検証の結果、おととしの日米合意に改めて至る...全文を見る
○野田内閣総理大臣 政権交代以降の中での反省をさっき申し上げましたけれども、それは先輩の総理だけの問題じゃなくて、我々の政権が引き継いでいるということは、これは間違いございません。それは御指摘のとおりであって、そのことを踏まえてきちっと対応しなければいけないと思いますが、もちろん...全文を見る
○野田内閣総理大臣 消費税の問題も、これは基本的に、別に、詭弁という御指摘でございますけれども、総選挙のときにはマニフェストでは触れていなかった。そして、消費税については、議論することは封印をされていない中で、待ったなしの状況の中で法案を出して、そしてそれを御審議いただきたいとい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 何かの事態が発生するたびにいわゆる特別措置法で対応するというやり方をこれまでやってまいりました。その上で、きちっと自衛隊の出し方をしっかり議論した上で一般法にしろという議論があるということは承知をしています。御党の中にも強いと思いますし、我が党の中でもそういう...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御指摘のとおり、人員の面で最大の問題は、自衛隊の組織の高年齢化だということであります。  先ほど来出ている動的防衛力の話も運用のダイナミズムなんですが、いわゆる組織自体のダイナミズムが今なくなっているということが最大の問題であります。もし不測の事態があったと...全文を見る
○野田内閣総理大臣 基本的には政治主導で動いている。それはもちろん、役所の皆さんの力も合わせて、しっかりとチームをつくりながらでありますが、基本的な意思決定を含めて政治主導で行っていくということでございます。
○野田内閣総理大臣 赤嶺委員御指摘の事案については、現在までの調査で判明した内容は、きょう防衛省からこの衆議院の予算委員会の理事会にも報告をされていると承知をしています。  今回の事案が国民や沖縄県民の誤解や批判を受けかねないという面がありますので、まずは引き続き防衛省において...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先ほど申し上げたとおり、国民や沖縄県民から批判を受けかねない面があるというふうに思っておりますので、そのことを踏まえて、しっかりとした調査を行うべきだと思っております。
○野田内閣総理大臣 普天間飛行場の移設に関しましては、御案内のとおり、環境影響評価書を沖縄県に提出したところでございまして、この後のプロセスというのは、それに対する沖縄県からの御意見を頂戴するということになります。  それを踏まえての適切な対応をしていきたいと思いますが、環境影...全文を見る
○野田内閣総理大臣 後世の検証にたえ得る記録の形式として、メモ等の一次資料が必ずしも適切とは限らないものと思います。特に緊急事態の最中に開催された会議などにおきまして、客観的な検証を得ていない一次資料よりも、それらをもとに作成された文書の方が意思決定の過程やあるいは実績を把握でき...全文を見る
○野田内閣総理大臣 一生懸命、米をつくられたり、ほかのもの、野菜をつくられたりされておりますが、特に、道の駅だったでしょうか、流通の問題とかを含めて、農業者だけではなく他の分野の皆さんと連携をしながら、非常にうまいぐあいの試みをされているというお話でございました。そういうものをぜ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 交渉参加に向けて関係国との協議に入るという方針のもとに、今鋭意それぞれの国との協議に入り始めました。そこで得られる情報については極力国民の皆様に提供し、そして判断材料にしていただきたいというふうに思いますし、そうした国民的な議論を踏まえまして、最終的には国益を...全文を見る
○野田内閣総理大臣 きょうの予算委員会の理事会に、きょうまでの調査概要については資料提出があったと思いますけれども、先ほど来の議論もありまして、引き続ききちんとした調査をした上で、防衛大臣には要請をしているというか指示をしているんですが、国民、国会にしっかりと説明責任を果たすこと...全文を見る
○野田内閣総理大臣 限られている時間でしょうから余り長くはしゃべりませんけれども、今の御質問の前に、私が変わったというお話がございましたが、予算の組み替えは今もやってきております。日本再生重点化枠、今回、約一兆円規模です。というように、常に予算の組み替え努力はこれからもしていくと...全文を見る
○野田内閣総理大臣 昨年の臨時国会ででき得れば成立をさせたいという思いで、みんなで全力で尽くしてまいりました。特に武正上席理事は、郵政改革の実務者協議で真剣に政党間協議をやっています。今もやっています。あと一歩のところまで来ているかと思います。  今回はまさに、臨時国会のときも...全文を見る
02月03日第180回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○野田内閣総理大臣 先ほどの参考人の答弁にもありましたけれども、今般の事案については、服務の規定に基づいてやったという意識があったと。  ただ、委員の御指摘のとおり、それは国民や沖縄県民からすれば批判をせざるを得ない、そういう部分もあっただろうというふうに思います。それが今は基...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これは、国家公務員であろうと地方公務員であろうと、やはり政治的には中立性をしっかり守るということが前提でなければいけない、中立性や公正性に疑いを持たれないようにしっかり襟を正していくべきだというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 今、法律上はそういうことになっているということでございますが、いずれにしても、地方公務員については、その服務規律については任命権者が判断をするということが基本だろうと思いますが、国家公務員、地方公務員、いずれにしても政治的中立性をしっかりと守っていくという、そ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、公選法に違反したとか等々という価値判断は、まだ今できないと思うんですね。それは、局長の答弁、あるいは予算委員会へ出した資料等々を踏まえながら、これから引き続き調査をしていかなければいけないと思うんです。  問題なのは、こうして御審議いただいているという...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私は、今ここで御審議いただいているプロセスについての御説明をしましたが、処分権者はあくまで防衛大臣でございますので、そこまで私は言及する立場ではございません。
○野田内閣総理大臣 これまで、総理就任以降、関係閣僚が沖縄に行ったり、あるいは知事が東京においでの際にはお話をさせていただいたりしておりますけれども、しかるべき時期に、特にアメリカに行く前には沖縄に行けるようにしっかりと環境整備をしていきたいというふうに思っております。
○野田内閣総理大臣 何回も行かれたと思いますが、正確な数まではわかりません。
○野田内閣総理大臣 国のリーダーが、そして沖縄のまさにリーダー、そういう先人たちの過去のいろいろな取り組み、そして、まさに御奮闘というんでしょうか、そういうものは大いに学んでいかなければいけないというふうに思います。  我が政権としては、一刻も早く普天間の危険性を除去するために...全文を見る
○野田内閣総理大臣 知事含めて、あるいは御指摘のあった名護も含めて、さっき申し上げた答弁のとおり、なるべく早い時期に参りたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 以前にもこの予算委員会でお話ししたことがありますけれども、玄葉氏の発言が誤りであるとか、あるいは陳謝をしたという事実はありません。そのときの会話で申し上げたのは、意見交換であったのは、鳩山総理の当時の思いつきという指摘がありましたけれども、そうじゃなくて、沖縄...全文を見る
○野田内閣総理大臣 鳩山元総理の責任、鳩山さんだけの責任ということではありません。その政策ビジョン等を踏まえて、当時の代表である鳩山総理がお話をされたわけでございます。  その結果については、結局、県外移転を模索し、そしてさまざまな検証をしながら日米合意に至ったわけでございます...全文を見る
○野田内閣総理大臣 基本的には、やはり私が行って、きちっとおわびをして、御説明をしてということは必ずやっていかなければいけないと思います。  その上で、この今回の事案だけではなくて、政治主導を履き違えてはいけないと思っていますのは、当然、方向性は我々が出す、責任も我々がとってい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 確かに、隊旗授与式のときの大臣と今の大臣はかわりました。ただし、その隊旗授与式には私も参りまして、そこで派遣をされる隊員の皆様に激励をさせていただきました。野田政権として、隊員諸官がしっかりと職務を果たせる環境整備を果たしていくこと、万全を期すことは私の言葉で...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私は、やはり憲法を踏まえて仕事をしていくというのが基本でございます。ということでありますけれども、今、憲法審査会で各党での御議論が始まりました。そういうものを注視していきたいと考えております。
○野田内閣総理大臣 これまでの政治的な経験とか蓄積を踏まえて、また、政務三役そのほかのメンバーも安全保障の問題に強い関心を持っているメンバーを配置しておりますので、しっかりと防衛省をマネジメントして、緊張感を持って職責を果たしていただきたいと考えております。
○野田内閣総理大臣 局長の御発言は、ずっとこれはやってまいりました。御本人は服務規律に沿ってやってきたと認識をしていましたけれども、だけれども、委員御指摘のとおり、政治的に中立だったかどうか、公正だったかどうかということについて疑いが出ているということであります。  その疑いが...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まさに、国民や沖縄の県民から、いわゆる公務員としての政治的な中立性、公正性、こういう点で批判やあるいは懸念が出てこざるを得ないようなそういう状況、事案だというふうに思いますので、しっかり防衛省としては調査をして、適正な判断をした上で対応していただきたいというふ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御指摘の藤村官房長官の発言については、いけないことだったか必要なことだったか、まだわからないという意味でお話をされたのではないかと思いますが、きょうも私も答弁で申し上げたとおり、今般の事案が、中立性あるいは公正性、こういう公務員としてのあるべき姿から逸脱してい...全文を見る
02月06日第180回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 全体を読んだということはありません。ただ、折につけ必要な条文を確認をしたということはありました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 読んでおりません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まさに、文字どおり法律に基づいて誠実に執行するということを心掛けるということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 内閣法個別の条文云々ではなく、全体を読んでいるということではございません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 内閣が行う仕事はたくさんあります。いろいろ個別法に基づいて、もちろん上位法である憲法に基づいた個別法に基づいて内閣として仕事をしてまいりますが、私がその一つ一つの仕事の法律の裏付けを全部読んで対応するんじゃなくて、それぞれの担当の閣僚あるいは政務三役...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 内閣総理大臣だと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 内閣府設置法全体を読んだということはありません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私の頭の中では、内閣府の中にはそれぞれの所掌、分掌があります。必要に応じて総合調整しなければいけないようなときは内閣官房に仕事を負わせると。例えば行政改革全体等は内閣府でやっていました。行政刷新は官房の事務が担当したりと、そういう何か使い分けをしてき...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) この国家戦略室の設置根拠は、先ほど古川大臣が御説明したとおり、内閣法二十二条及び内閣官房組織令十二条の規定であります。十二条の規定は、「この政令に定めるもののほか、内閣官房の内部組織に関し必要な細目は、内閣総理大臣が定める。」と書いてありますが、これ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 根拠はあるということは、その法制局の今の答弁のとおりなんです。ただ、問題はその編集の問題等でありますから、そこはきちっと対応を早急にしなければいけないというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 行政刷新会議も、それから国家戦略会議、それから税調、地域主権戦略会議は、今副総理が答弁されたように閣議決定を根拠にしております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 閣議決定においても、その後、方向性を出したときには最終的には閣議で決めていく、そして各府省できちっと法律に基づいて執行していくということによって特段の問題はないというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 八ツ場ダムの事業停止の手続についてのお尋ねでございますけれども、平成二十一年の十月に、当時の前原国土交通大臣の判断により八ツ場ダムの本体工事の入札契約手続を中止をいたしました。この手続の中止については、特定多目的ダム法等の法令に基づく特定の手続は取っ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 中止の前段階としてのダム本体工事に関する入札契約手続の取りやめを判断したものでございますので、この時点で直ちに法令に基づく手続を取る必要はなかったというふうに承知をしています。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 内閣法の中にはそういう規定はあるかと思いますが、先ほど申し上げたとおり、この八ツ場ダムに関しては、中止というその前段階の入札あるいは契約手続の取りやめの判断でございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今進めようとしている、原則として出先機関を廃止をしていくということの検討でありますけれども、基本的な考え方というのは、国と地方が別々に行っていた公物管理の主体を一元化することによって行政効率を向上させるということ、それから、例えば地域の産業振興策に合...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) この基本的な国と地方との関係の在り方なんですが、私どもの基本的な考え方というのは、まずは基礎自治体が担うべきものは基礎自治体が担う、それができないものは広域的に処理をしていく、広域的に対応していく、その広域的に自治体間で対応できないものは国が行うとい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いわゆる一般的に、感覚としては、三権分立の国というのは定着をしていると思います。権力分立の在り方は、今、枝野大臣が答弁したとおりでありますけれども、一般的には三権分立が定着をしているというふうに理解をしております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今静かに行われている協議というのは、抑止力を維持をしながら沖縄の負担軽減を具体的に進めていくためにどういう知恵を出そうかということでございます。その中で、今御指摘のあった普天間の固定化につながるんではないかという御懸念があるということは承知をしていま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 昨年の春に行った試みの計算、試算については、これまでも御説明をしてきたとおりでありまして、いわゆる調査会の幹部の一部が発注をして作ったものでございます。その想定、試算の在り方、前提の置き方等々についてはいろんな議論があるかと思いますが、党全体でこの試...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私が大学の講演で申し上げたのは、二〇一五年までは一〇%の引上げで、ずっと先のことを、上げるか上げないかというのはそれは明確に言えないという意味で、可能性の一つとして示唆をしましたけれども、この試算を前提に、あるいは特定の試算を前提にお話をしたわけでは...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 財政運営戦略をおととし閣議決定したときは副大臣でございましたから、当然かかわりは持っておりました。  その際で、消費税引上げによる財源を確保した上で将来の歳出を約束するということでございますので、赤字国債のような財源調達機能として考えているというこ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今の災害を除くという意味においては、やっぱり国民の皆様が一番望んでいることは、円高・デフレ対策をしっかり講じて経済の再生をしてほしいという思いが一番強いのではないかと認識をしております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、デフレ下の中では景気回復、経済成長というのは難しいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) それは御指摘のとおりだと思います。  今回、一体改革でお願いをさせていただきますけれども、あわせて、しっかりと経済成長をさせていかなきゃいけない、経済の再生をしなきゃいけない、これは当然のことながらやっていくテーマだと思っております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 福田総理、麻生総理のお言葉を引用したことは、別にそれに基づいて批判をしたんじゃなくて、問題意識を共有しているという意味で使わさせていただいたということであります。  その上で、我が党においては、昨年の六月において社会保障と税の一体改革、これは政府・...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政府・与党としてきちっとプロセスを踏んで意思決定をしておりますので、当然そのことをもって責任を持って野党の皆様に呼びかけをさせていただいております。  したがって、いろんな個人としての意見があるのかもしれませんが、意思決定で、あるいは行動する場合に...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) どういうお話をしたかどうかというのは報道でしか知りませんけれども、きちっとどなたもこの党の方針に従って行動していただけるように促していきたいと思いますし、必要とあるならば、どなたでも説得をしていきたいというふうに考えております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 二〇一五年までに国民の皆様にお願いして、国、地方の消費税率を段階的に引き上げていく。それによって、それだけじゃありません、いろんな努力をしなければなりませんが、そのことによって財政運営戦略に書いてあるいわゆるプライマリーバランスの赤字を半減をすると。...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 何よりも、やっぱり景気をきちっと回復させて経済の成長を安定軌道に乗せるということが、これは去年からも、我が内閣の使命というのは震災からの復興と原発事故との戦いと経済再生と言ってきました。この姿勢は変わらないし、特に来年は一定の復興需要があるかもしれま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 経済対策としては、今般御審議をいただいている四次補正にも入っています。円高への対応であるとか、あるいはタイの洪水への対応とか、中小企業金融支援とかという対応をしながら、そして、この後御審議をいただくことになる新年度の予算についても様々な項目が入ってお...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本認識は全く同じでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今、礒崎委員にも実務者として御協議いただいていますこの給与臨時特例法案なんですが、東日本大震災というまさに未曽有の国難に対処するためのいわゆる財源を確保するという意味から、臨時異例の措置でございますけれども、国家公務員の給与をマイナス七・八%削減をさ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御審議をお願いをしている意味は、先ほど私が答弁申し上げたとおりでございまして、復興財源に資するために国家公務員の人件費を抑制をする、削減をするということであります。  社会保障と税の一体改革では、これは国民の皆様に御負担をお願いをするという意味から...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 給与法自体は先ほど来の御答弁のとおりでございますし、その関連で公務員の人件費二割カットとの整合性のお話がございましたけれども、これは復興財源として扱って、期限が来たら戻る話でありますが、二割カットにするためにはどうするかは、引き続きこれは行革推進本部...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 二割削減については、この間、本部をつくりましたけれども、その本部の中でしっかり議論をして実現可能性のある案をしっかり編み出していきたいというふうに思いますが、今回の一体改革の法案と併せて行政改革を進めているという意味においては、特別会計の改革であると...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 二割削減の道筋と必ずしも私はこれはセットではないと思いますが、不断の努力で行政改革をやっていくと。特会改革もやる、独立行政法人改革もやると。二割に向かって努力をするという中での行政改革の姿は、当面の段階では必ずやっていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 行政改革の道筋はきちっと打ち出していきたいと思います。具体的に消費税を実施する、引上げするとき、二〇一四年四月でありますが、それまでには公務員の人件費二割削減の姿というのも当然併せて出てきているということが前提であります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) そんなに特段私変わったという意識はないです。説明は今の御指摘のとおり丁寧を心掛けていきたいというふうに思いますし、去年と今年で特段自分が変わったということはありませんし、参議院を恫喝する気持ちなんて全くありませんので、そこは是非御理解をいただきたいと...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私の認識は、いわゆる竹下元総理が実現をしたとき、あるいは村山内閣から橋本内閣にかけてのときよりも日本の財政事情ははるかに厳しくなってきていると思いますし、特に社会保障を持続可能なものにするために、いつまでも赤字国債を垂れ流しすることによって、将来世代...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私なりにそれぞれの閣僚の政治的な経験とか蓄積を踏まえて、私なりに適任と判断をしながらこれまで人選をしてきたつもりでございます。  それについての御批判は、それはとらえ方によってはそれはいろいろあると思いますので、甘んじてお受けしたいと思いますけれど...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 閣僚の選任はもちろん私の責任の下でやっております。私が最終的に全て判断をしているということでございますので、御批判は甘んじてそれは受けなければいけないというふうに思いますが、引き続き、それぞれの職責を緊張感を持って果たしていただきたいというふうに考え...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 任命責任、もちろん私にありますけれども、岡田副総理、いわゆる副総理というのは、やっぱり大所高所から国政全般について助言をしていただくというのが基本です。その上で、今回大変重要な政策と考えている社会保障と税の一体改革とそして行政改革を主に担当していただ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 麻生元総理、そして福田元総理のかつての施政方針演説の部分を引用させていただいたのは、これは先ほど午前中も答弁申し上げましたとおり、私なりのこの一体改革についての問題意識を共有しているその共感から出ている言葉でございます。  それを使うならば、じゃ、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ユーチューブで今随分私が流れている、演説が流れているそうでございますけれども、私が申し上げたかったのは、従来の背中に張るようなこう薬みたいに剥がれるような公約では駄目で、もっときちっと国民とのお約束は守っていかなければいけないと、そういう趣旨のマイン...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) マニフェストで申し上げたこと、そしてマニフェストに対する私の思いは基本的には変わりません。大事な約束であり、そしてこの任期中にはなるだけのことをやっていきたいというふうに思っております。  思っておりますが、例えば書いていないことをやらないというの...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 一月の六日にいわゆる素案をまとめさせていただきまして、それについて御議論をいただくように、今与野党協議を呼びかけさせていただいております。引き続き、与野党協議実現できるように努力をさせていただきまして、その協議を経た後にいわゆる大綱として閣議決定をし...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 法案を提出し、そしてその成立に全力を期すということは、これは先ほど申し上げたとおりでありますが、解散云々についてはこれは軽々に話す話ではないというふうに思っております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) それは片山委員の御指摘のとおりだというふうに思います。行政改革をしっかり政府が取り組んでいるのか、そしてまずは隗より始めよで、定数削減を含めて政治改革やっているのか、そのことをよく今国民は注視をしていると思いますので、国民の皆様に社会保障を支えるため...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 施行日云々というよりも、そのことに対して結論をこの国会中に出すと。行革もやります、政治改革もやりますということを国民にお示しすることが大事だというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今般、四次補正お願いしていますが、これまで成立させた三次までの補正、全て基本的には年度内に執行できるように、今、平野大臣から御説明がございましたけれども、万全を期していきたいというふうに考えております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 中谷委員御指摘のとおり、昨年の十一月以降、日本海側を中心に平年を上回る積雪があり、地域によっては平年の二倍以上の大雪となっております。この雪害によりまして、二月三日時点で六十三名の方が亡くなられるなど、大規模な人的、物的被害が生じているところでござい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御指摘のとおり、昨年の九月に野田内閣が発足をしたときに申し上げさせていただきましたけれども、我々が取り組まなければいけない大きな三つの課題は、震災からの復旧復興、そして原発事故との戦い、経済の再生であります。これは引き続き今年もその取組を強化し、そし...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私自身は、希望と誇りある国をつくりたい、この国に生まれてよかったと思える国というのが希望と誇りのある国だというふうに思います。  そういう国をつくるために、今、当面の国難、先ほど申し上げた震災からの復興とか、原発事故への対応とか、経済再生に努めてい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 若い世代の知らない社会だと思うんですが、今もまたパートスリーが上映されていると思いますけれども、「三丁目の夕日」という、私は映画が大好きなんですね。それは単なる大人のノスタルジアじゃなくて、あの鈴木モータースの社長のようにばりばり希望を持って仕事をし...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本は新成長戦略を加速させて日本再生戦略を、これを年央までにまとめますが、例えば新成長戦略に出てくるのはライフ・イノベーション、グリーン・イノベーション。ライフ・イノベーションの分野でいうと、例えば医療・介護の分野においては潜在的な需要がまだいっぱい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今の大臣の答弁なんですが、やっぱり為替というのは両面あると思うんです。円高によって苦労する業界、特に輸出型の物づくり、製造業、特にそこに連なっている中小企業などは御苦労をされます。したがって、中小企業に対する金融支援などはこれ強化していくということ。...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 農業は、例えば食品業界なんかを含むと大変裾野の広い業界になると思います。加えて、食料の安定供給という重要な役割を担い、かつまた、いろんな課題がございますけれども、いわゆる国土保全、環境保全という多面的な機能も持っているという大変重要な分野だと思います...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いわゆる脱原発依存として中長期的に原発への依存度を極力抑制をしていく、低めていくという、そういう試みをする際にはどうしても欠かすことができないのは再生可能エネルギーの大々的な普及だというふうに思います。そういう意味では、今御指摘いただいたこの秋田県の...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 見た瞬間、私も率直に言うと違和感を感じました。ただ、いろいろともう手配をして準備しているところもあるということなんですが、御批判をいただいている部分は、これは率直に受け止めてきちっと御説明しながら、本来ならば過ちを改むるにはばかることなかれだと思いま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 社会保障というのは、国民の暮らしあるいは経済も含めて、それを支える大きな柱だというふうに思います。  その上で、例えば昭和三十六年から始まった国民皆年金、国民皆保険、社会保障制度の根幹でありますが、基本的にはこの制度が導入されたことによって、老後を...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほど厚労大臣が答弁をされたように、同時にすると、三年に一回という形にすることによるメリットと、場合によってはデメリットもあるということだったんですが、むしろ委員のお話を聞いていると非常に説得力のある御説明でございますので、よく厚労省内で検討をしてい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 確かに、資料で御提示いただいているような、五年生存率の根拠が六府県のみの登録情報とは私も承知しておりませんでした。これは、やはりまず医療機関がきちっとデータを集めるということに徹するということと、それから、やっぱりいわゆる生存率等を把握していくという...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御指摘のとおり、これは生活保護の問題だけではなくて、いわゆる貧困・格差対策全般としてとらえながら、年金はどうするか、あるいは生活保護はどうするか、厚労省の中にはいろんな局があるかもしれませんが、一体として総合的に議論をしながら結論を出していくべきだと...全文を見る
02月07日第180回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 日米の両国政府におきまして、抑止力を維持しながら沖縄の負担軽減をできるだけ早期に軽減をしていくというこの考え方の下で、今、在日米軍再編の進め方、特に普天間飛行場の移設及び在沖縄海兵隊のグアム移転が共に進むような方策について、柔軟性を持って協議をしてい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御指摘のような現状があるということだと思いますので、先ほど法務大臣も答弁されましたが、委員の御指摘の点については積極的に検討をするということでございますので、その検討結果をお待ちいただきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今、細野大臣が御説明したとおり、昨年の八月十五日、当時はこれは菅政権でございますが、八月十五日に閣議決定をしているというあの事実があります。  それによると、まずは、当面の安全規制組織の見直しの方針ということで今般法案をお願いをする、当時は原子力安...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 福島県における十八歳以下の医療費無料化については、渡辺委員御指摘のとおり、私も直接、佐藤雄平知事から御要請をいただきました。関係閣僚の間でもその後熟慮を重ねましたけれども、国の医療制度全体の根幹に影響を与えるなどの課題もございまして、政府としては対応...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 十八歳以下の医療費無料化、ストレートに実現することはできませんでしたけれども、県が基金を活用して対応するということの中で、既に国としては七百数十億のお金を基金に入れています。東電からもお金が入ります。問題は、これをしっかり持続させていくということが大...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 社会保障と税の一体改革と併せて包括的に身を切る改革、すなわち政治改革と行政改革を推進をしていきたいというふうに考えております。  政治改革の方、まずは隗より始めよということでありますが、一票の格差の是正と併せて定数削減を実現をするということ、これ、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今申し上げたこと全てにおいて結果が出せるように頑張っていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政治改革や行政改革、これは併せて実行していくということでありまして、何をその前にやるということじゃなくて、もちろん結論はなるべく前倒しで出していきたいというふうに思いますけれども、今申し上げたことは全て併せて包括的に進めていきたいというふうに考えてお...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) あの朝霞の住宅の件については小野委員からもこの委員会で御指摘をいただきまして、そうしたことを踏まえまして対応させていただきましたけれども、あれは法案とは関係なく一つの政治判断として進めることができたということであります。  公務員の住宅に、あるいは...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、もちろん国会でこういう御審議いただくことも重要であります。だけれど、政党間の与野党協議を否定することもおかしいと思います。  かつての例えば緊急事態法などは、与野党で真摯な議論をして、そして成案を得ました。去年も、先ほども二重ローンのお話出て...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ちょっと十三日は、ちょっとどういう御質問をいただいてどういうお答えをしたのかが──記者会見ですか。  多分私申し上げたのは、この一体改革だけではなくて、政治改革や行政改革やあるいは震災対策等々やらなければならないことをやり抜いた後に考えるということ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) この一体改革の法案も重要な柱でありますけれども、そのことも含めて全て基本的には法案を出す以上は成立を期す、そしてそういうことをやり抜いた後に考えていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) この問題だけがその争点になるかどうかと、まだちょっと予断を持って言える状況ではありませんが……(発言する者あり)いや、もちろんそれは争点にはなると思いますよ。ただ、ほかの争点がどうかというのは、これは分かりません。それは先は読めません。  その中で...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私どもは、総選挙の前の〇九年のマニフェストについては、少なくとも消費税については何も書いていないんです。書いていませんけれども、こういう状況の中で待ったなしの判断をいたしまして法案の提出をしてその成立を期しておりますけれども、少なくとも、この任期中に...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ちょっと意味するところがよく分かりませんけれども、我々のマニフェストは国家公務員の人件費二割削減と、削減。その中で、今回御議論いただいているいわゆる国家公務員の人件費マイナス七・八%、人勧入れるかどうか、今与野党協議中でございますけれども、それはいわ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私は法案を提出をし、法案の成立を期す、そのことのみでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 被災地の水産加工業、再興した後、その会社の中を拝見をさせていただき、再雇用された皆さんが元気に、しかも生き生きと働いている姿を見ました。  その上で、加えて、でも、厚労大臣がお話ししたとおり、再雇用も大事だと思います、でも、でき得れば、新たなまさに...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 現場、被災地の声に寄り添いながら対応するというのが基本であります。いろんな声をしっかり受け止めていきたいと思いますし、しかも、これからはまた復興庁も発足をいたしますので、ワンストップでそういう声に対応できるようにしていきたいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほど枝野大臣が答弁をしたとおり、かつてそういう調査をした上で一定の結論を出されているということでございますので、その上で違う事実が出るならば、御指摘のような改めて疑いを持って何か対応するということはあるかもしれませんけれども、現時点では、今の枝野大...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 極力、原子力に依存しない、そういう社会をつくっていく、そして再生可能エネルギーの大々的普及を図っていくという、そういう考え方は共鳴できると思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いつも大胆な御提言をいただきまして、本当にありがとうございます。  その中で、いわゆる安ポについては何回か御指導をいただきましたけれども、今回例えば、その一端の中の一端かもしれませんが、平成二十三年度の三次補正予算において、新たに住宅エコポイントに...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これまで原子力災害対策本部あるいは緊急災害対策本部等々のそうした本部で議論をしてきたということをもって対応してきたということでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 被災地の皆さんは、私は井戸川町長からもそういうお尋ねをいただきました、一番守らなければいけない国民だとお答えをいたしました。
02月08日第180回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 大臣本人と直接的ではございませんけれども、昨年来静かに協議を始めている報告は両省から随時お伺いをしてきております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) この日米におけるいわゆる静かな協議、抑止力を維持しつつ沖縄の負担軽減を早期に具体的に進めていくという、そういう枠組みでの議論を進めてまいりましたけれども、去年から動いておりますので、外務大臣はそのころから玄葉外務大臣ですから詳細を知っております。新た...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御本人は一生懸命答弁されているというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 防衛省から過去の経緯を聞きながら、報告を受けながら、その都度指示をしているという意味において職責を果たしていると思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 従来からの日米合意に基づいて、海兵隊の数をどれぐらい先に例えば移転するのか等々を踏まえて抑止力の観点から防衛省もずっと検討してきており、それに基づいて大臣も指示をしているというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 具体的な内容については今日発表するかどうか最終的な詰めでありますけれども、基本的にはなかなか今の普天間の問題が進展をしていないという状況、一方で、アメリカにおいてもグアム移転の問題がなかなか、財政の問題も含めていろんな状況が生まれている、一方で、アジ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 普天間の固定化、危険性が除去されないまま、このまま固定化することは絶対に避けなければいけないと思いますので、そういう気持ちで協議を進めていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 普天間飛行場の移設は、これはもう既に辺野古へということは、これは日米で決まっております。この方針は変わりません。変わりません。それが普天間のままに残らないように今いろんな協議をしていることが、その環境がそう変わらないように全力を尽くすという意味で申し...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 普天間の移設は、我が国政府のまさに責任で進めていかなければいけません。そのために、沖縄の皆さんと丁寧に御説明をしながら協議をしていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政府の責任で進めてまいります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これまでも関係閣僚が御説明してまいりましたし、私からもしっかりと御説明をしてまいりたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) この問題については、外務大臣から知事には御説明をしておりますし、あらゆる機会を通じてしっかりと御説明をしていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 沖縄をお訪ねさせていただきたいという気持ちは持っております。その時期をしっかりと選んでいきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 適切な時期に行きたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 障害者が地域で自立した生活を送るための基盤としての障害者の就労環境の整備は重要だというふうに、委員の御指摘のとおりだというふうに思います。  まずは、できる限り一般就労が可能となるように、必要な訓練や企業での実習などを行う就労移行支援事業を実施をし...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 最近における、もちろん厚生労働大臣はいいんですが、その障害担当の、いわゆる内閣府における担当でありますが、最近においては福島さん、平野さん、荒井さん、岡崎さん、蓮舫さん、細野さん、蓮舫さん、岡田さんと替わってきています。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 少なくとも、赤字国債のような財源調達手段としてではなくて、きちっと償還財源、将来は消費税でやるということを位置付けておりますので、そこは私は説明が付くと思いますし、交付国債というのはマーケットに出すものでもございませんので、その意味では、四十四兆以下...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 一体改革も行政改革も共にやらなければいけない重要課題だという位置付けでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 大震災からの復旧復興は、去年からも申し上げましたけれども、我が政権にとっては最重要な課題でございます。その中で、これまでも被災者の生活支援であるとかあるいはインフラ整備であるとか、様々な取組をやってきたつもりでございます。政府を挙げて全力で取り組んで...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 被災地に行った中で今委員御指摘のような御要請をいただきました。私自身もやっぱり、一日仕事終わってゆっくり風呂入って、草津温泉か何かの何とか入浴剤か何か入れてというのが一番好きなものですから、ゆっくりお風呂を温かいうちに家族がなるべく早く入れるというの...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これまで真剣に検討していただいて、その結果を被災地の皆さんに御説明させていただいたと思いますが、引き続き、いろんな御提案がありますので、それは勉強させていただきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) あの昨年の八月十五日の閣議決定に基づいて、まずはこれは安全確保あるいは規制していくということが大事ですので、四月一日に原子力規制庁の発足を実現をしたいと。これは、閣議決定でも、第一弾として、当面はこういう形を取るということを書いてありました。その後に...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 中村前室長は、医療イノベーション推進室の立ち上げのときから東北のバイオバンク構想の推進を始めまして、医療イノベーションの推進に御尽力をいただきました。そして、二十四年度予算案の編成が終わった昨年末を一区切りとして退任をされました。退任は残念ではありま...全文を見る
02月09日第180回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○野田内閣総理大臣 具体的に水準そのもの、相場そのものを評価するということについてはコメントを控えたいというふうに思いますけれども、昨年の夏以来の円高基調のこの流れは、今、物づくり、製造業への影響が出ておりましたけれども、そういう製造業の下に多くの中小企業もかかわりを持っています...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今私どもの政権が昨年十月にまとめた円高の総合的対策で三つの方向で対応してきていることは、前原政調会長御指摘のとおりで、一つは、これは守りかもしれませんけれども、円高の痛みの緩和ということで、中小企業への金融支援。それからもう一つは、産業空洞化を含めたリスクに強...全文を見る
○野田内閣総理大臣 一つには、年金の積立金というのはまさに年金の将来給付のためにある積立金でございますから、その安定した運用というものがまず求められると思います。その上で、いわゆる海外のものも含めて、リスク資産を運用するということをどういうバランスで考えるかというのは、これはよく...全文を見る
○野田内閣総理大臣 ポートフォリオの構成のあり方というのは、これは今までもいろいろな議論があったと思いますし、それはしっかり議論をしていく中で構成を決めていくべきだと思うんです。  加えて、実質的介入と見られる云々の話は、あくまで私は留意点として申し上げたわけで、そういうさまざ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 現状は、政調会長の御指摘のとおり、名目と実質の成長率、名実が入れかわっている状況を、名目三%、実質二%に持っていくという作業を加速化していかなければいけないと思います。  財政状況は厳しいんですが、その中でも、きょうから御審議をいただいている平成二十四年度予...全文を見る
○野田内閣総理大臣 昨年の十一月以来の大雪によりまして、鈴木委員からも御指摘ありましたけれども、きのうまでのところ、八十二名の方がお亡くなりになっております。改めて、亡くなられた方にお悔やみを申し上げるとともに、本当に厳しい状況の中で生活をされている皆様にお見舞いを申し上げたいと...全文を見る
○野田内閣総理大臣 明日、いよいよ復興庁をスタートさせることになります。復興の大臣、そして専らそれに当たる副大臣等を選任し、そしてスタッフの方も、これまでの対策本部に比べるとはるかに増強した形でスタートいたします。  これは、まさにやらなければいけない、ワンストップで、しっかり...全文を見る
○野田内閣総理大臣 日本経済を再生させ、そしてその活力を高めていくことは、これは被災地の復興のためにも、そしてまさに将来に繁栄を引き継いでいくというためにも不可欠であって、全力で取り組んでいきたいというふうに思います。  特に、中小企業を初めとする企業の競争力と雇用の創出を両立...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今委員御指摘のような経緯をこの二年半たどってまいりました。  お示しをいただいた雇用、失業にかかわる部分はそういう数値でございますし、特に、私どもが政権を預かるようになったときの状況というのは、リーマン・ショックの後の影響が極めて甚大であって、例えば、税収を...全文を見る
○野田内閣総理大臣 マニフェストの選挙というのは、我が国では地方自治体の長の選挙から始まったと思いますけれども、〇三年の総選挙から我が党も主導してマニフェストを訴えて、そして、印刷物等も配布、作成ができるようになりました。その後に、〇四年の参議院選挙、〇五年総選挙、〇七年参議院選...全文を見る
○野田内閣総理大臣 任期中にお約束したことをできるだけやり抜いていくという基本姿勢、そして、その暁に、できたことはきちっと整理して御報告するとともに、できなかったことはきちっと御説明をするという姿勢を堅持していきたいと思います。
○野田内閣総理大臣 全体的に非常に肯定的に評価をしていただいていること、大変感謝を申し上げます。大変ありがとうございます。  その上で、ポイントとして、辺野古を諦めろという御指摘がございました。ただし、きのうも日米で共同で合意文書というか基本方針を声明として発表いたしましたけれ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 政府では、緊急事態の発生時における意思決定のあり方を確認するとともに、地方公共団体とかあるいは関係機関との連携確保などを図るため、毎年度、各種事態を想定した訓練を実施しています。  例えば、ことしの一月に長崎県において実施した国民保護共同実動訓練では、政府、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 基本的には、マニフェストの中で打ち出した柱の一つであり、むしろこれは農業者の皆様を含めて基本的には評価をしていただいているものと承知をしておりますので、後で農水大臣から補足があるかもしれませんけれども、食と農林漁業再生に向けて、基本方針と行動計画を実現していく...全文を見る
○野田内閣総理大臣 そういう課題があることも含めて、党内において、ちょうどお隣にいる鉢呂筆頭がこのプロジェクトチームの座長でございました。何十回と議論し、何十時間と議論をしながら、そして、最終的に私に判断を預けていただきましたけれども、TPP交渉参加に向けて関係国との協議に入ると...全文を見る
○野田内閣総理大臣 石原委員御指摘のとおり、きのうまでの段階で、既に大雪によって八十三名の方がとうとい命を失われております。改めて御冥福をお祈りするとともに、被災をされている皆さん、御苦労されている皆様にお見舞い申し上げたいと思います。  その上で、御指摘のとおり、政府としての...全文を見る
○野田内閣総理大臣 昨年の三月十一日の東日本大震災発災以来、きのう御協力をいただいて成立させていただいた四次補正予算まで、過去四回の補正予算において復旧復興に向けての取り組みを強めてまいりました。ライフラインの復旧、仮設住宅の建設、瓦れきの撤去等々さまざまな取り組みを行い、そして...全文を見る
○野田内閣総理大臣 あの震災からの復旧復興あるいは原発事故の対応を含めて、御党も含めてさまざまな御提言をいただきながら、去年からずっと、まさに国益を考えて、一緒に知恵を出して、そして結果を出そうと努力をしてまいりました。  同じように、やはりこの国の将来を考えたときに避けて通れ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 午前中の審議でも申し上げたんですけれども、マニフェスト、政権をとったら何をやりたいということを具体的に示してお互いが戦うということは、私はこれからも必要だと思うんです。  政権を預かる立場になったら、やはりそれを実現するために最大限努力をする。ただし、事故が...全文を見る
○野田内閣総理大臣 基本的には委員の御指摘のとおりだと思います。  一つには、政権交代以降、県外移転を、その可能性を探っていろいろ時間を費やしました。この間に沖縄の皆様に御迷惑をかけたこと、あるいは、沖縄防衛局における、去年における局長の発言と沖縄県民の心を傷つけたこと等々、ま...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今回、消費税の引き上げをお願いするに当たりまして、使途はどういうことかということは、これはもう社会保障であることを明確にしようと。そこは、社会保障の安定化のためのもの、充実をさせるものとありますが、内訳はさっきも石原幹事長からお示しをしていただいたとおりなんで...全文を見る
○野田内閣総理大臣 素案は政府・与党として決定をしました。本部として決定をしました。その決定したものをよりわかりやすく説明するための方針が今御指摘いただいている点でございまして、中身のパーツは変わっておりませんので、そこは何のそごもないというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 社会保障が、まさに国民生活の暮らしあるいは経済を守る上では欠かすことのできないということは間違いないと思うんです。それを支えていかなければなりませんけれども、いわゆる自然増だけでも、今の制度を維持する上でも、高齢化が進んでいって毎年一兆円の自然増が出る。その自...全文を見る
○野田内閣総理大臣 待ったなしの状況というのは、ちょっと今認識で、我々が政権与党になってきたから見えてきた風景ももちろんあると思うんですね、もちろん。野党じゃなかったらわからなかったこともあったと思いますが、でも、より待ったなしになったのは、やはり、この問題を御党も含めてやろうと...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今、予算委員長のお取り計らいで理事会で御協議いただくということでございますので、それを踏まえて対応したいと思います。
○野田内閣総理大臣 復興庁の問題も含めて、何かにつけ遅いという御批判をいただくことはこれはもう十分承知をしておりますが、ようやくあしたスタートすることができましたので、復興事業を加速化するという意味において、特にワンストップで被災地の御要望を承って、そして機敏に対応するということ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 基本的には、賠償を含めて第一義的責任は事業者の東電にある。そうはいいながらも、原子力政策を国が推し進めてきたわけでございますので、そういうことも含めて、しっかりとその賠償を果たせるように万全を期していくのが国の役割というふうに捉えております。
○野田内閣総理大臣 首都直下については、この四年で七〇%という大変ショッキングな予測が出ておりました。そのほかも、それぞれ、近い将来には起こり得るという数値が出ているというふうに思っております。
○野田内閣総理大臣 まず、自衛隊の今般の災害派遣における活動、十万人を超える態勢で、これはまさに勇気と真心を示して、被災者の皆さんに高く評価をされています。私は、それは大いに誇るべきことだと思っております。  そして、まさに、防衛大臣はかわりましたけれども、そういう隊員たちの心...全文を見る
○野田内閣総理大臣 閣僚は私の責任で選んでいる、いろいろなお立場からいろいろな御批判は私が受ける、そういう意味でお答えしました。
○野田内閣総理大臣 中央防災会議であるとか、そのもとにつくられました防災対策推進検討会議、これは閣僚や有識者が入っておりますけれども、もう想定外のことが起こったというような言いわけをするのはやめよう、想定外のことも考え尽くして万全を期すのが危機管理だということでございます。  ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今回、復興庁の設置に伴いまして、新たに閣僚の増員枠が一つふえます。そういう中で、防災を中心としてしっかりその職責を果たす、そういう大臣の選任をこれから考えていきたいというふうに思っております。
○野田内閣総理大臣 先ほど平野大臣が御答弁をしたように、あらゆる想定のもとで、しっかり準備をしなければいけないと思います。  加えて、今できることとしても、評価はいろいろあるかもしれませんが、補正予算や今御審議をいただいている本予算の中でも、全国のまさに耐震化の予算措置も講じて...全文を見る
○野田内閣総理大臣 前田大臣も多分お話ししたかったということは、今回の大震災も踏まえながら、また次に対する備えも含めて、災害に強い国土づくりをしていかなければいけないということを多分おっしゃりたかったんだと思います。  政府としても、委員の御指摘は非常に共感する部分が多いと思い...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私、記者会見は歴代の総理の中で過去最高のハイペースでやっています。ぶら下がりをやっていませんが。都合のいいときだけじゃありません。問責を受けているときとかを含めて、必要なときにはきちっとやっていますので、そういうことも含めて、国民に対する説明責任を果たしていき...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今、前田大臣がお話をされたとおりの検討をしているというふうに承知をしています。
○野田内閣総理大臣 御認識は私もそのとおりだと思います。憲法二条、それから皇室典範の一条でこれは男系というふうに明記をしています。  古来、ずっと長くそういう形で続いてきたことの歴史的な重みというものをしっかり受けとめながら、一方で、皇室活動の安定性をどうするかという観点で、こ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 訪中をする直前に筒井副大臣から、この常設館の視察をしてほしいという要請をいただきました。それを踏まえて、空港におりて、いわゆる首脳会議が始まる前の道すがらだったものですから、途中でおりて、十分ほど、つくっている様子を見てきました。  そのことをもって首脳会談...全文を見る
○野田内閣総理大臣 法的根拠のない形での占拠と、今、私どもは使っています。また、不法占拠という言葉は、今御指摘でございましたけれども、竹島が置かれている状況については日本の法的な評価は一貫している、その表現の仕方はその政権それぞれの判断であるということでございます。
02月10日第180回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○野田内閣総理大臣 去年まとめました一体改革の成案で、段階的に二〇一〇年代半ばまでに国、地方を合わせて消費税率を一〇%に引き上げていくという方針の中で、その具体化で素案をまとめました。  御指摘のとおり、その二段階というところが、最初が二〇一四年の四月、そして次に二〇一五年の八...全文を見る
○野田内閣総理大臣 基本的には、いわゆる財政健全化戦略にまとめております二〇一五年にプライマリーバランスの赤字を半減する、これは目標は堅持をしております。  その上で、ちょっと消費税の引き上げがおくれる分の御心配をいただいておりますけれども、財政収支への影響を平年度化すればその...全文を見る
○野田内閣総理大臣 政権担当期間中に法案をつくり、予算化をし、そして実行していく部分もあると思います。  ただ、長期にわたる制度設計にかかわるものは、その期間中に法案をつくり、そこまで仕上げて実施は後とか、それはタイムラグが出てくるものもあるというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 円高、デフレ対策、この危機感については、委員と問題意識は共有いたしますし、政府でやるべきこと、そして一方で、専ら金融政策を担当する日銀がやること、これは役割分担はあると思いますが、危機感を共有する、問題意識を共有するための作業として、アコードまではいかなくても...全文を見る
○野田内閣総理大臣 その図の一ですけれども、まず、マニフェストの総崩れというのは、それは見方はいろいろあると思います。だけれども、去年中間検証したように、政策項目百八十のうち七割以上はもう着手をしてきていることもあるということでございますので、これは見方が違う。  問題先送りを...全文を見る
○野田内閣総理大臣 もちろん持っております。  一昨年の暮れに、あえて、ここ二十年来ずっとデフレは続いていますが、最初はデフレ宣言したけれども、その後どうなったか、むにゃむにゃしていました。改めて、一昨年の暮れに、デフレ宣言を民主党を中心とする政権で行いました。  したがって...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私の内閣が発足をしたときに、やらなければいけない三つの命題を申し上げました。それは、震災からの復興と原発との戦いと経済の再生。経済の再生ということは、円高、デフレ、こういう問題を克服していくという意味でございます。当然のことながら、内閣として危機感を持ってこの...全文を見る
○野田内閣総理大臣 もちろん、単に話をするだけじゃだめだと思います。公式の会議だけで顔を合わせてということではなくて、まさに膝を突き合わせて問題意識を深く共有するということが大事であります。そういうことをこれからどんどんやっていこうということは、総裁とも合意をしております。その上...全文を見る
○野田内閣総理大臣 デフレに陥ってから本当に相当長期の期間になってまいりました。これまでの政権でも格闘されてきたけれども、乗り越えることができませんでした。私どもも、政権を預かってから二年半になって、残念ながら、まだ抜け切れていません。  その意味で、超党派で意見交換をしながら...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私どもの今の政府の立場は、日銀としっかりと緊密に連携をしながら、問題意識を共有しながら、それぞれ機動的な対策を講じるという姿勢でありますけれども、超党派の中で円高対策、デフレ対策の議論をしていただくことは大いに結構だというふうに思っております。
○野田内閣総理大臣 まさに国難ともいうべき状況を打開するために、今経済のお話もありました、財政の話もあります、社会保障もあります、そういう問題について胸襟を開いて議論するということは、私は大いに結構だというふうに思います。国会だけではなく、まさに政党間の協議も大いにやっていただけ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まずは、イランの問題について何よりもやらなきゃいけないのは、国際社会と協調しながらどういうことができるか。対話と圧力、今は、圧力では国際社会と協調してやっているものもあります。日本独自の働きかけの対話もやっていかなければいけない。こうしたまさに外交的、平和的な...全文を見る
○野田内閣総理大臣 それぞれの政治家でちょっと表現の仕方はいろいろあるかもしれませんが、まさに年金は国民の老後の暮らしを支える大変重要な柱であるということであります。しかし、一方で改善すべき点もいろいろある。そういう意味で、そういう御指摘をされたというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 斉藤さん御指摘のとおり、我が国は唯一の被爆国でございますし、斉藤さんは地元が広島ということでございますので、大変思いの強いテーマだというふうに思います。  核兵器のない世界を目指して日本は先頭に立っていくべきだというふうに私も思っておりますし、これまでも、国...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今のグラフで一番特徴的なのは、二〇〇九年なんですよね。これはやはり、リーマン・ショックの直後でありました。このときに政権交代が起こったんですけれども、状況が大きく変わったというのは、税収の見込みを四十六兆と見込んでいたものが三十兆円台の後半、九兆円落ち込むと言...全文を見る
○野田内閣総理大臣 現状の年金制度に相当改善の余地がある、本当に国民の皆様に安心していただくためには工夫が必要だという認識は同じだと思うんですね。それを変えていくために、例えば、私たちは新しい年金制度をつくっていきたいという路線、ゴールをまずつくっていく。一方で、現実をしっかり踏...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今の細野大臣の答弁に尽きていると思いますけれども、第二約束期間に入らなかったら国際的なルールメーキングからおくれるということは必ずしもないというふうに私は思います。  第一約束期間よりも第二約束期間に入っている国は少なくなる可能性があります。むしろ、その後の...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まずは、違憲とされている一票の格差の是正、これを何としてもやり遂げないと、しかも区割りの審議会を機能させるには一定の期限がありますから、そのための結論を出さなきゃいけないのと同時に、定数削減もやらなければいけないと思います。それは御党も積極的な姿勢を示されてい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 大変、現場に足を運んでの御提起をいただきまして、本当にありがとうございました。  その上で、防災という観点からの日本再生という視点ですね。日本再生戦略、基本方針は暮れにまとめましたけれども、年央までに日本再生戦略をまとめますので、先ほどの御提案も真摯に受けと...全文を見る
○野田内閣総理大臣 抑止力を維持しながら沖縄の早期負担軽減を行っていくという形、これはパッケージを外すことになりました。今後の具体的な協議に当たっては、沖縄県知事含めて沖縄県の御要望等をよく踏まえながら、そして会談をしたり交渉したりするならば、その都度沖縄にも御相談をしながら進め...全文を見る
○野田内閣総理大臣 七日に米国との協議がございました。  我が国からは、TPP協定交渉参加に向けた関係国との協議に関する体制の構築、そして包括的経済連携に関する基本方針、これはおととしの十一月に閣議決定したものでございます、その説明をさせていただきました。また、TPP交渉参加に...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、我が国の農業でいえば、農業という直接、一つの産業がありますけれども、裾野の広い産業であるということと、それから、食料の安定供給という大変重要な機能を果たしているということ、それから、国土の保全という意味においてもまさに多面的な機能を有しているということで...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これは、グラフを見ると、一応、年金減額という一言で書いているんですけれども、例えば一二年六月の〇・三%というのは、これは物価が〇・三%減った分の、年金法の規定に基づく引き下げであります。そして、その後の十二月から一四年六月までの年金減額と書いてあるのは、これは...全文を見る
○野田内閣総理大臣 いわゆる物価による調整の話、あるいはこれまでの加算の調整というのは、今まで特例的にいただいていた方については、それは確かに減額ですから、その分生活が厳しくなるという声が上がることは、それはよくわかります。だから、一遍にじゃなくて三年間という期間を置いて調整して...全文を見る
○野田内閣総理大臣 ちょうど、消費税を引き上げる時期、引き上げた後に、いわゆるアジア通貨危機だとか金融システムの問題で、金融破綻、いろいろありました、山一とか。そういうことも含めて、タイミングとしては極めて悪いタイミングに一緒にやってしまったということだと思います。  その意味...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今の御指摘の、特にこういう調査結果というのはしっかり受けとめなきゃいけないと思います。  消費税を引き上げる際というか、今の五%でもこれをきちっと転嫁できるようにするということは大事なことだというふうに思います。五%だろうが一〇%だろうが、円滑にきちっと転嫁...全文を見る
○野田内閣総理大臣 いわゆる景気への影響の言及をさせていただきましたけれども、証券・金融業界がしっかりとこういう景気の中で機能するように、そして、そのマーケットが機能するように、そういう意味で申し上げましたが、御指摘のこの水準、いわゆる所得税負担率というのは、そういう傾向があると...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今般の法人税の実効税率の引き下げというのは、さまざまな御要請もありました。要請というのは、企業の国際競争力を考えたとき、やはりグローバルなスタンダードから見ればもっと下げてもいいのではないかという観点で、その意味では産業の空洞化に歯どめをかけるという観点があり...全文を見る
○野田内閣総理大臣 財務大臣、総務大臣の御答弁のとおりで、追加費用をほかに使うという形は難しいのではないかというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 御指摘の半分は当たっているんです。復興をやらなければいけない、原発事故との戦いはある、日本経済の再生が必要だ、これは内閣をスタートしたときから申し上げています。ことしもそのために全力を尽くしていきたいと思います。  一方で、こういう当面の危機、この国難を乗り...全文を見る
02月13日第180回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○野田内閣総理大臣 エネルギー政策の再構築をしていく際に大事な観点というのは、一つには、やはり経済、それから環境保護、あるいは安全保障等々、複眼的に見ていかなければいけないというふうに思いますが、その際には、若泉委員御指摘のとおり、地域経済への影響、雇用、暮らし、そういうものにも...全文を見る
○野田内閣総理大臣 去る二日に大雪対策に関する関係閣僚会議を開催いたしまして、その際に、生活支援、復旧対策等に万全を期すように各閣僚に指示をさせていただきました。  万全を期すということは、先ほどのやりとりにもありましたとおり、財政が支障になって除排雪等が進まないということがあ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 おもしろそうな本を御提起いただきまして、ありがとうございました。  世論調査は、一つの国民世論のあらわれだと思いますので、基本的には真摯に受けとめるべきだろう、これは逢坂さんの御指摘のとおりだというふうに思います。  一方で、そのことによって右往左往するこ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 マニフェストの中間検証を去年、当時の岡田幹事長のもとでやっていただきました。できていないこともあります。それは率直に認めなければなりません。  でも、みんなで力を合わせて一生懸命取り組んで、成果を上げてきたものもあります。それはしっかりとお伝えしていかなけれ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 地域主権を進めていくこと、これはこの国の形を変えていくということでありますが、それは私どもは、逢坂さんもずっとこの大綱づくりにかかわって、腹を据えてやってきたつもりです。その一環で、一括交付金、さっき議論がございました、それから出先機関の廃止に向けての取り組み...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今の財務大臣の答弁は、一定の相場観、水準を述べたものではなくて、パネルを見ながら、それを見ながら言ったということであって、私はそのまま額面どおり受けていただきたいと思います。決して一定の相場観で介入をしているわけではありませんし、無秩序な動きとか過度な変動に対...全文を見る
○野田内閣総理大臣 想定外という言いわけはしてはいけないということは申し上げました。基本的にはそのとおりであります。  なお、今御指摘いただいている件について、想定していなかったということはございません。基本的には、警戒区域における林野等の火災については十分注意しなければいけな...全文を見る
○野田内閣総理大臣 昨年の十二月十六日に冷温停止状態に到達したことは、まさに私の口から言明させていただきました。基本的にはその状況に変化はないというふうに思っていますし、今御指摘いただいた留意しなければならない点については、しっかり留意していきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 一月に福島をお訪ねした際に、佐藤雄平知事からさまざまな御要望がありました中で、特にこの十八歳以下の医療費の無料化については強い要請という受けとめ方をさせていただきました。それを踏まえて、持ち帰って政府内で検討をさせていただいたということでございます。  結果...全文を見る
○野田内閣総理大臣 十八歳以下の医療費無料化をストレートに実現することはできませんでした。これは国の医療制度の根幹にかかわるということで、御要望は真剣に受けとめましたけれども、ストレートにはできませんでした。  ただし、県として基金を使って活用したいという御要請があった中では、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず基金の中で対応されるというその状況をフォローアップしながら、引き続き全力で支えていきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 今回の宜野湾市長選挙の結果は、一番直近の宜野湾市における民意のあらわれとして厳粛に受けとめたいというふうに思っておりますが、いずれにしても、政府の立場は、普天間の固定化を避けるために、日米合意を踏まえて、沖縄の負担軽減を図りながら、沖縄の皆様の御理解を得るよう...全文を見る
○野田内閣総理大臣 委員の御指摘のとおりでございまして、憲法では二条で、「皇位は、世襲のものであつて、国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承する。」とあります。皇室典範の第一条では、「皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する。」と規定をされています。長い伝...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私の考え方は、さっき申し上げたとおり、この長い伝統を重く受けとめなければいけないという立場でございまして、今回の議論は皇位継承のあり方そのものを議論するのではないということを明確に申し上げたという意味で、先ほど、女性宮家の問題に絞って御議論いただきたいというこ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 平成十七年の有識者会議のその解釈が内閣法制局の解釈を踏まえてやったのかどうかはちょっとわかりませんが、それは法制局で確認をいただきたいと思います。
○野田内閣総理大臣 解釈論は今の法制局での説明なんだろうと思います。平成十七年はまさに政府・与党はそちらのお立場だったので、そちらでどういう形で御議論されたかというのはよく詳細は承知していませんが、私は、長い間まさに男系で皇位が継承されてきた、その伝統を重く受けとめるということを...全文を見る
○野田内閣総理大臣 憲法解釈を私がこう思うから云々と断定はできませんけれども、解釈論は法制局でやっていただくとして……(下村委員「いや、総理の考えを聞いている」と呼ぶ)私の考えはさっき申し上げたとおりであります。何回も言っているとおりであります。
○野田内閣総理大臣 御指摘のとおり、デリケートなんです。デリケートな問題であって、本当は、皇位継承を議論、これまでも過去に小泉内閣にありましたけれども、そういうことを含めた議論が必要なんでしょうけれども、ただ、やはり皇室活動の安定性を確保するというのは私は緊急を要する状況になって...全文を見る
○野田内閣総理大臣 委員御指摘のようないろいろな御提案がだんだん出てきつつあることもよく承知をしております。  今月から有識者中心にヒアリングを行っていきますが、国民各層の、そういう今議員の御指摘の点なども含めて御提起をいただきながら、結論を出していきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 下村委員御指摘のとおり、いわゆるサイバー攻撃というものは、国の安全保障、危機管理にかかわる根幹の問題だというふうに思います。  今御指摘があったとおり、ちょっと今不在でありますけれども、官房長官を議長としまして、情報セキュリティ政策会議を開催して、有識者の御...全文を見る
○野田内閣総理大臣 三党合意では、高校の授業料の無償化とそして農家の戸別所得補償、これについては、「平成二十四年度以降の制度のあり方については、政策効果の検証をもとに、必要な見直しを検討する。」となっておりました。  残念ながら、三党間の協議が予算編成の段階までに進んでこなかっ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 三党間で検証はされていないんだと思うんです。ただ、政策効果は、これについてはあったというふうに思います。それを踏まえた三党間の協議が行われていなかったと思います。それがなぜだったのかはちょっとよく子細には知りませんけれども、把握をさせていただきたいというふうに...全文を見る
○野田内閣総理大臣 高校授業料無償化についての御意見をまとめていただいているということでございましたら、真摯に耳を傾けたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 三党合意は、これは基本的には誠実に遵守していくべきものだというふうに思います。その上で、三党間による検証を行うということでございますので、検証はやらせていただければというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 私自身は、この高校授業料無償化というのは十分政策効果があったと思うし、多くの御家庭で受け入れていただいていると思いますが、この三党合意に基づいて政策効果の検証をまずするということは大事だというふうに思います。  それを踏まえた検証の後は、それはどういう結果が...全文を見る
○野田内閣総理大臣 では、ほかに三党合意を踏まえて云々という指示書を出しているかというと、決してそうではないんです。  政府としてやらなければいけないことについて、まず確定的になっていることについては指示をしています。だからといって、政党間の協議事項を軽視しているということでは...全文を見る
02月15日第180回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○野田内閣総理大臣 今お示しいただきました三党幹事長の確認書にありますように、高校無償化に関する政策効果の検証等の対応について不誠実であるとの批判を真摯に受けとめ、民主党の代表としてもおわびを申し上げたいというふうに思います。  その上で、今御指摘をいただきました二項目めでござ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 政府としては、この確認書を踏まえて対応するということが基本です。  ということは、書いてあるとおり、まず、二点目に、政策効果の検証と必要な見直しの検討について政党間協議を行う。それで、政党間協議であるとか、あるいは予算審議の中での議論を深めて、これはその三点...全文を見る
○野田内閣総理大臣 政党間協議をやっていただく、これはお約束をしました。それを踏まえて、御議論を通じて、「必要に応じ予算に反映させることも含め、誠実に対処する。」全てそこにかかっているというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 違うものを指しております。
○野田内閣総理大臣 河野委員の御指摘のとおり、委員会が立ち上がらない中では、総理自身がみずから権限行使できることになっておりますけれども、まずは同意人事案を早急に提出して、そして御理解をいただいて、まさに機能が果たせるようにすることがまず第一で、その間に仮に規制違反等の疑いがある...全文を見る
○野田内閣総理大臣 規制違反が起こらないように、まずは、一義的には、職員の服務を監督すべき任命権者が責任を持って対処していただくこと、監視の目を光らせていただくことが肝要だと思っております。
○野田内閣総理大臣 天下りは根絶をするということが私どもの基本的な方針でございます。その方針のもとにしっかり各大臣に監督をしてもらう。その暁に何かあればもちろん私の対応があるかもしれませんが、あくまで任命権者である大臣のもとでしっかりと監督をしていただくことが前提だということでご...全文を見る
○野田内閣総理大臣 何よりもやはり、監視機能を強化するという意味では、委員会の同意人事を御提案させていただきますので、御了解いただいて、委員会が機能するようにすることが第一。  続いて、その委員会が立ち上がっていない間は、私、総理大臣に権限がありますけれども、一義的には監督権を...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私の持っている権限があります。それを踏まえて、まずチェックをしていただく、これが肝要だということを申し上げています。
○野田内閣総理大臣 資料にも書いてありますが、これはインデックスです。マニフェストには書いておりません。  インデックスというのは、その年までの議論の集大成を書いているということであって、これを外向けに、選挙の公約として言っているわけではないということ、違いがあるということをま...全文を見る
○野田内閣総理大臣 原子力の安全規制、これをしっかりやらなければいけないことはもう間違いないので、まず当面は、この四月一日に発足をさせていただきたいと考えている原子力規制庁で、その後に、これは去年の八月に閣議決定をしていますが、当面の対応と、それから二十四年末を目途に広範な検討を...全文を見る
○野田内閣総理大臣 ちょっと、こくっだけでは味がないものですから。(塩崎委員「いや、ちょっと時間がないから」と呼ぶ)そうですね。  でも、ちょっとさっきの、その前の、原発事故の発生のときの菅さんの対応は、立場によっていろいろ御批判はあるかもしれないけれども、少なくとも、支持率を...全文を見る
○野田内閣総理大臣 もう細野大臣が答弁したとおりでありますが、規制庁がしっかり機能するように万全を尽くしていきたいと思いますし、一元化の話だけちょっとあえてつけ加えますけれども、かなり規制庁に業務を集約するために、関係大臣を集めて、これは政治主導で進めさせていただきました。そのこ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、高校無償化の件で、政策効果の検証について残念ながら誠実な対応をしてこなかったということは、きのうの幹事長間の覚書でも確認をさせていただきました。私からも改めておわびを申し上げたいというふうに思います。  その上で、昨年の富田議員からの御質問を受けて、そ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 二月十日に復興庁をスタートさせていただきました。  私は、この復興庁の大きな使命というのは、まずは、役所の縦割りを排していくこと、それからもう一つは、被災地の御要望に対してワンストップで迅速に対応すること、この二つをもって、この使命をきちっと果たすことによっ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これまで、二十三年度四次補正まで、皆様の御協力で通させていただきました。四次は二重ローンの出資のお金でありますが、一次から三次まで復旧復興の予算を入れております。  これから、ちょっとまだ十分執行できていない部分も、今までの大臣の説明でございましたけれども、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御承知のとおり、今、四次補正では五百二十六億円計上して対応していますが、基本的には、今厚労大臣がお話しされたとおり、厚労省のもとでの審議会での御審議の中で予防接種法上の位置づけを決めていただく、財源の問題なども御議論いただいた中できちっと対応していかなければい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まさに一日も早い被災地の復旧復興に向けて、国民の皆様のこういう温かいお気持ちというものをしっかり受けとめて、それを生かしていかなければいけないというふうに思いますし、改めて私からも感謝申し上げたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 基本的には、こういったアンケートであるとか、あるいは、今回は復興庁を中心に被災地に寄り添ってワンストップで対応するということで対応していきたいと思います。  ただ、さっきの追いだきの話も含めて、よく検討したけれどもなかなかできないというのもあるんですね。そう...全文を見る
○野田内閣総理大臣 国会の中での事故調はこれから活動が始まるということで、政府の方の第三者委員会による調査は中間報告まで出ましたが、そのほか、保安院においても技術的な知見を深めながらの対応もしております。  再稼働については、IAEAのレビューも受けたストレステストを踏まえて保...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私どもの場合は自主投票でございましたので、よかったとか云々とかという話ではございませんけれども、ただ、直近における宜野湾市における民意が出たということでございますので、そのことを踏まえて、いずれにしても、市長さんとはコミュニケーションをとっていきたいというふう...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、日程は、今、日付をおっしゃいましたけれども、現時点では調整中であるということでございます。  なお、お訪ねをする際には、前もこの予算委員会でも御答弁申し上げましたけれども、これまでいろいろな曲折がございましたし、去年のあの沖縄防衛局の局長の発言等々も踏...全文を見る
○野田内閣総理大臣 報道等を通じて、どういう御主張をされたかということは、委員の御指摘のとおり承知をしているつもりでございます。
○野田内閣総理大臣 今回の日米での共同で出したあの文書というのは、今外務大臣がおっしゃった位置づけでございまして、抑止力を維持しながら沖縄の負担軽減を早期に具体的に進めていくことによって、辺野古移転への沖縄の皆様の御理解を得るための環境整備として私は資するものだと思いますし、そう...全文を見る
○野田内閣総理大臣 あくまで、文科省において現段階においては審査基準に基づいて厳正に審査をしているというプロセスの中にあると思いますので、それを踏まえた対応をするということでございます。
○野田内閣総理大臣 まさにこの国のあるべき姿をいろいろなお立場から問題提起されるということは、私はいいことだというふうに思いますし、そういう提起に基づいてさまざまなレベルで議論されることも、これはいいことだというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 精読はしておりませんけれども、通読はさせていただきました。
○野田内閣総理大臣 ちょっと、どういう形の法案の中身になるかどうかわかりませんけれども、普通は、例えば首相公選とかあるいは一院制というと、憲法改正を伴う考え方だと思うんです。そうじゃないアイデアで出すのかどうかわかりませんけれども、まさにこれは、憲法とも絡めた統治機構にかかわる問...全文を見る
02月17日第180回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○野田内閣総理大臣 おはようございます。  先般の七日に、委員にも御同行いただきながら、太宰府から梅の使節が官邸をお訪ねいただきました。そのときに、梅の鉢植えと梅干しをいただきました。ありがとうございました。  そのときはつぼみだったんですが、私は、そのとき思ったことは、今、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 日米両国政府は、普天間飛行場の移設そして在沖縄海兵隊のグアム移転、これらがともに進むように静かな協議をしてまいりました、議論をしてまいりました。その過程においては、私も随時報告を受けております。外務省、防衛省、しっかりと連携をし、意思疎通をしながら、こうした協...全文を見る
○野田内閣総理大臣 予算委員会のお許しをいただいて、二十六、二十七日に沖縄を訪問する方向で、現在、最終調整をしているところでございます。  まずは、お訪ねをした際には、これまでの経緯の中でおわびをしなければならないものがあります。そういうことをしっかりとおわびをして、その上で、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 山花委員が御指摘のとおりでありまして、松原仁さんは、拉致議連、ずっと長い間、中核的な役割を果たしてまいりました。中井委員長と同様に、拉致問題に向けた情熱を強く持っている人であります。しかも、拉致被害者の家族会からの信頼も本当に厚い人であります。そういう熱い思い...全文を見る
○野田内閣総理大臣 ちょっと、具体的といっても、これは機微に触れる話もいろいろありますので、若干抽象度が和らぐぐらいの表現になるかもしれませんが、松原大臣には、さっき申し上げたように、スピード感を持ってということを申し上げました。この際に、あらゆる可能性を排除することなく対応して...全文を見る
○野田内閣総理大臣 決して風化させてはならない、風化はしないと思っています。拉致問題対策の本部長は私です。したがって、その気持ちを込めていつもバッジをつけさせていただいております。  拉致問題の解決なくして日朝国交正常化はあり得ない、これは基本方針であります。明確にしておきたい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私がソウルをお訪ねしての日韓首脳会談の際には、日韓の間には困難な問題があることを伝え、その上で、こうした問題が日韓関係全体に悪影響を及ぼさないように、お互いに大局的見地から努力しようという旨の発言をさせていただきました。
○野田内閣総理大臣 まず、昨年の十二月十八日、京都における日韓首脳会談の際についてのお尋ねがございましたけれども、私と李明博大統領が会談をする前に、直前でありますけれども、玄葉外務大臣と青瓦台外交安保首席秘書官との会談がございました。このときに、玄葉大臣から、竹島問題に関する我が...全文を見る
○野田内閣総理大臣 北方の問題に対する問題、これはいろいろな問題があります。やはりそれはそのためのセクションが必要だというふうに思います。でも、今委員から御提案がありましたから、検討させていただきたいと思います。
○野田内閣総理大臣 政権交代以降でありますけれども、県外移設の可能性を追求し、そして検証させていただきました。さまざまな案を検証した結果、現在の日米合意に至ったということでございます。  この間、沖縄の皆様に大変御迷惑をおかけしたことについては、これまで何回か、この国会の中でも...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今御提示いただいた本は、まだ読んだことはございません。
○野田内閣総理大臣 額賀委員は、まさに日米のロードマップをつくられたころに一番御苦労された責任者でございましたので、きょうはさまざまな御教示をいただきたいというふうに思います。  その上で、私に対する安全保障観についてのお尋ねがございました。  基本は、みずからの国はみずから...全文を見る
○野田内閣総理大臣 普天間の移設の問題については、先ほど今津委員からも御指摘があったとおり、そして今、額賀先生からも御指摘をいただきましたとおり、政権交代直後から県外移設を追求し、そして検証しましたが、その結果は、日米合意に戻る、現在の日米合意に至るということになりました。  ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 全体像、大局的な動きとしては、これは私どもがつくった新しい防衛大綱がございます。  今までの量、質だけを考えるんじゃなくて、動的なダイナミズムの妙も勘案をしながらしっかりと我が国を守っていこう、こういう大きな方向性を出しながら個別の対応をしていますけれども、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 もうまさに額賀先生の御指摘のとおり、外交、安全保障で、政権がかわったら百八十度激変するというようなことはあってはならないと思います。基本的には、我が国を守るために、国益に沿って、共通の基盤を持って、共通の土俵のもとで議論ができるという環境が国民のためになると思...全文を見る
○野田内閣総理大臣 政権交代以降、鳩山総理、菅総理、そして私、三代目であります。  歴代の民主党の総理がやられてきたことは、当然のことながら、私もその評価は一緒に共通して受けなければいけないというふうに思っています。  したがって、先ほどの普天間については、その総括としておわ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 いや、その前の答弁の中でそれは申し上げたと思って重ねて申し上げませんでしたけれども、安全保障、我が国の防衛については、まさに共通の基盤に立って、国益に沿っていきたいというふうに思いますし、重ねて御親切に振っていただきまして、ありがとうございました。そういう気持...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まずは、安全保障は国の責任であるという御指摘、まさにそのとおりだと思います。そのために米軍の存在、抑止力があって、特に海兵隊という、まさに前方の、まさに最前線で、打撃力を持ち、機動力も持ち、即応力もある、そういう部隊の存在が必要であるということの必要性というの...全文を見る
○野田内閣総理大臣 二月の二十六、二十七日という線で、予算委員会のお許しもいただきながら進めようとさせていただいているところでございまして、今、最終的な調整をしているところでございます。  その際に、沖縄をお訪ねしてまず申し上げなければいけないのは、先ほど額賀先生からも御指摘い...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これから日米の協議をやってまいりますけれども、基本は、抑止力を維持しつつ、沖縄の負担軽減を具体的に早期に進めていくということでございます。  この観点で議論していきますが、まずは、海兵隊がロードマップに沿って一万名は残る。残りの数が、どういう陣容、人員、部隊...全文を見る
○野田内閣総理大臣 額賀先生から御心配いただいておりますけれども、主体的に、まさに抑止力を維持するという観点の中で、具体的な協議を進めていきたいというふうに考えております。
○野田内閣総理大臣 抑止力を維持するという観点の中でやはり大事な要素は、日米がさまざまなことを想定して共同の訓練を行うとか、あるいは、施設の共同利用を図って連携を図っていくとかという工夫もさまざまあると思います。  その中で、今まで、空と海の方のまさに共同の対応というのは随分や...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まさに、日米同盟が、アジア太平洋地域、あるいは世界においても、その平和と安定の公共財であるというふうに思いますので、その関係性を強化していくということは大事な観点だというふうに思います。  その上で、集団的自衛権の行使については、従来から、政府としては行使で...全文を見る
○野田内閣総理大臣 非常事態に当たっては、今御指摘のあった自衛隊や警察も含めてフル活用をしながら、その事態を克服するために、まさにその宣言をして行使するものだというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 その意味では、例えば自衛隊という位置づけが憲法上にはきちっと明記はされていません。されてはいませんけれども、主権国家として自衛権を有することは当然のことであり、集団的自衛権、個別的自衛権、これは持っているわけであります。その中で、明文化はされておりませんけれど...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今の日本の政府の姿勢というのは、普天間は固定化してはいけない、それは辺野古に移設するという方向性であります。  その際に、沖縄県民の皆様の御理解をいただきながら、負担軽減も図っていくという政府の姿勢を説明するんですが、その際にやはり、沖縄という地理的な状況と...全文を見る
○野田内閣総理大臣 周辺に紛争発生が予想される地域があるということと、まさに第一列島線の中に位置づけられるということと、それから、それぞれの周辺国との距離等々を考えると、沖縄という場所は大変重要な位置を占めている。  その上に、何かあった際に、特に、即応力、機動力、打撃力を持っ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、前段のなぜ沖縄かということのお話は、沖縄の皆様にも、そして国民の皆様にも機会あるごとにきちっと説明をしていきたいというふうに思います。  その上で、くい一本打てなかったことを嘲笑した、そういう言い方をして嘲笑したという御指摘がございました。私としては、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 すばらしい御指摘だというふうに思います。  自衛隊の精強性、これは私はとても重要な課題だと思うんですね。サーベルをぶら下げた士官がいっぱいいたって、強い組織じゃありません。黙々と訓練をし、練度の高い、地をはう兵隊がいっぱいいて、初めて精強性というのは保たれま...全文を見る
○野田内閣総理大臣 この国防の基本方針が閣議決定された昭和三十二年五月二十日は私の誕生日なんです、どんぴしゃで。まさに時代を感じますね。  今読み上げたような内容でありますけれども、ここに書いてある「必要な限度」、私は、これは必要最小限の話と同じで、国際環境とか科学技術の進展と...全文を見る
○野田内閣総理大臣 正確に申し上げますと、〇九年のマニフェストにおいては、「米軍再編や在日米軍基地のあり方についても見直しの方向で臨む。」と記述をしておりました。ただし、当時の総理大臣が県外移設に言及したことの重みを受けて、田中大臣が先日の委員会における御発言になったというふうに...全文を見る
○野田内閣総理大臣 マニフェストの正式な記載は、さっき申し上げたとおり、「米軍再編や在日米軍基地のあり方についても見直しの方向で臨む。」というのがマニフェストに書いたことであります。  ただし、当時の党代表、その後、総理になられましたけれども、当時の鳩山代表が県外移設を言及いた...全文を見る
○野田内閣総理大臣 鳩山元総理におかれましては、今、党の最高顧問なんですね。その中で、最高顧問級の何人かの先輩議員たちがいらっしゃいますけれども、そういう皆様にもそれぞれ役割をお願いしようという趣旨のもとで、今般のようなお願いをさせていただきました。  その経験に照らして外交に...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、宜野湾市長選挙については、市町村長の選挙というのはそれぞれの県連単位で御判断をいただくことになっていまして、そうした中で、沖縄県連としては自主投票を決定したというふうに承知をしております。  なお、私どもの政権の基本的な姿勢は、普天間の移転については、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 この予算委員会のお許しをいただくべく努力させていただいておりまして、今、日程の詰めを行っておりますけれども、二十六日、二十七日に沖縄をお訪ねしたいというふうに思っております。  その際、先ほど、政権交代以降のいろいろ曲折について御指摘いただきましたけれども、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 岡田当時の外務大臣、今、副総理となりまして、同じような視線で、社会保障と税の一体改革についても車座の議論をどんどん進められております。極力そういう形で多くの皆様の声を直接聞くような機会ということは、この普天間の問題においても肝要だと思います。  ただし、ちょ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まずは今の協議をしっかり進めていって、抑止力を維持しながら沖縄の負担軽減を具体的に早期に進めていくということをやり遂げていくことが大事だと思いますし、当然、沖縄のさまざまな御要望なども踏まえながら、政府として対応していきたいと思います。  今の御指摘は、もっ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 それぞれの国の事情、いろいろあったんだろうと思いますし、一回撤退しても、その後戻ってくるケースもありますね、出たり入ったり。例えばフィリピンなんかは、今はそうだと思います。  等々、いろいろな事情はあるというふうに思いますけれども、日本の場合は、先ほど来の議...全文を見る
○野田内閣総理大臣 普天間の危険性を一刻も早く除去したいという思いでこれまで取り組みをしてまいりましたけれども、なかなか膠着状態から脱却することができない。その中で何か知恵が出せないのか。すなわち、これは沖縄県からも御要請がありましたけれども、具体的に沖縄の負担軽減を先に進めてい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 普天間の危険性を一刻も早く除去しなければならないという、これは日米共通の認識であります。  その上で、唯一具体的に可能な方法として、今回の日米の共同のあの文書の中にも書いてございますが、辺野古への移設ということを書かせていただいておりまして、その御理解を得る...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これまでの長い間の経緯がありますけれども、我が政権の前にもいろいろと民主党として県外移設を追求してきた経緯もございましたけれども、最終的には、今日の日米合意を踏まえた対応をすることになりました。  その日米合意についてのコミットメントについては、今回も認識は...全文を見る
○野田内閣総理大臣 沖縄の皆様が一番望んでいらっしゃることは、この今議論している問題については、普天間の危険性を一刻も早く除去することだというふうに思います。  そのために、私どもの政権としては、辺野古への移転が唯一有効な方法だと思っております。そのためにも、沖縄の負担軽減も進...全文を見る
○野田内閣総理大臣 委員御指摘のとおり、二〇〇八年に民主党、社民党、国民新党との間で地位協定の改定案をつくったということは承知をしております。  日米地位協定については、これまでも累次国会で御説明をしてまいりましたけれども、今後とも、日米同盟をさらに深化させるよう努めていく中で...全文を見る
○野田内閣総理大臣 ただいま外務大臣が答弁されたように、中国は六者協議の議長国であります。そして、北朝鮮に対するやはり影響力というものは大きいものがあると思います。  したがって、昨年の暮れに金正日国防委員長が亡くなられた後、ちょうどタイミングが合ったんですけれども、訪中をさせ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 国際社会において共有している基本的な価値、普遍的な価値である人権であるとか基本的な自由が保障されることが基本的には望ましいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 先ほども申し上げたとおり、国際社会と共有の価値観を持つようになるということは、これは私は中国にとってもプラスだと思います、人権であるとか基本的な自由であるとか。  選挙については少しずつ民主化の動きが出てきているというふうに思いますが、一方で、ほかにもいろい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 海上保安庁の航空機を利用した視察について、前回は何か断られたというお話でございましたが、これは、それぞれ、海上保安庁が、その目的であるとかあるいは業務の繁忙があるかどうかとかを踏まえて、その都度、個別具体的に判断をされていると思いますが、そういう事情を勘案しな...全文を見る
○野田内閣総理大臣 尖閣諸島は、国際法上も歴史上も我が国の固有の領土であります。したがって、領土問題は存在しません。
○野田内閣総理大臣 領土問題として私から口にするということはありません。何かの事案が起こったときに厳しく何か抗議するとか、それはあると思います、もちろん。だけれども、領土問題ではないんです。ないということは、これは明確に申し上げたいと思います。
02月21日第180回国会 衆議院 本会議 第5号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 民主党野木実議員の御質問にお答えをしたいと思います。  まず最初に、避難指示の解除に向けた政府の取り組みに関する御質問をいただきました。  避難区域等の見直しについては、県や市町村などの関係者との綿密な協議、調整を行いながら、三月末を一つの目途に...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自民党の松浪議員の御質問にお答えをいたします。  まず最初に、年金交付国債に関する御質問をいただきました。  今回の年金交付国債による対応は、二十四年度基礎年金給付費の二分の一と三六・五%の差額を国庫の負担としつつ、一般会計から年金財政への国庫金...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 特例公債をめぐる状況が困難を増しているかどうかということが御質問の趣旨だと思いますけれども、去年も大変でした。ことしも大変ですけれども。だけれども、一日も早く成立をお願いしたいというふうに思います。  財政状況は、それは日増しに厳しくなっていること...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自由民主党伊東議員の御質問にお答えをいたします。  まず、公務員の労働協約締結権に関し、基本法十二条、また、現行の人事院勧告制度の問題点、さらに、協約締結権付与の趣旨について御質問をいただきました。  自公政権下において成立した国家公務員制度改革...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 公明党の竹内議員の御質問にお答えをしていきます。十四問いただきました。  まず最初に、新たな年金制度に対するお尋ねがございました。  新しい年金制度の創設に関しては、一体改革大綱において、制度の骨格を示しつつ、「国民的な合意に向けた議論や環境整備...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 日本共産党佐々木憲昭議員の御質問にお答えいたします。  まず、一体改革に関し、大綱と素案の違いや改革の内容、国民への押しつけについての御質問をいただきました。  先般閣議決定した大綱は、素案から、一部、法案提出等に伴う時点修正など、形式的な修正は...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 斎藤議員の御質問にお答えいたします。  まず、消費税率引き上げと行政改革の関係についてお尋ねがございました。  消費税率の引き上げを含む社会保障・税一体改革は、経済再生、みずから身を切る政治・行政改革とも一体で、まさに包括的に進めていかなければな...全文を見る
02月22日第180回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○野田内閣総理大臣 おはようございます。  まさに熟年国家だなというふうに実感しますのは、たまに国際会議で海外に出ますと、特にアジアなどの町並みを歩いていると、若い人が多いなと思うんですね。それに比べると、日本は全体的に、熟年国家というお話でございましたが、老いてきているという...全文を見る
○野田内閣総理大臣 長妻さんは先ほどタウンミーティングのお話をされていましたけれども、それぞれ与野党の政治家の皆さんが、有権者の皆さん、国民の皆様のさまざまな声を聞いていると思います。まさに、そういう取り組みは、役所の人たちよりもはるかに接する場面は多いと思います。そういう国民の...全文を見る
○野田内閣総理大臣 人、物、金を官邸に集中することによって官邸の機能強化を図り、政治主導を果たせという御提起だというふうに思います。その意味では、今御提起している内閣人事局の問題もあります。  予算編成でありますけれども、今、実際に国家戦略局が予算の基本方針をつくります。あるい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 〇九年のマニフェストで、私どもは、無駄を徹底して洗って、それを財源として、国民の生活が第一という理念のもとにまとめたさまざまな主要政策を実現していくということをお約束しました。昨年の八月に中間検証をいたしましたけれども、さまざまな事情があって、できたものもあり...全文を見る
○野田内閣総理大臣 国家公務員の人件費の削減については、今、小川さんの御指摘のとおり、与野党間の実務者の協議を積み重ねまして、マイナス七・八%、減額することの合意を得ることができました。  この中には、昨年の大震災の際に粉骨砕身御努力いただいた自衛官や海保の皆さん、消防の皆さん...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まさにそのとおりで、二〇五〇年、肩車の社会ということは、単純に一人が一人を支えるんじゃなくて、支える側と支えられる側の垣根をもっと取っていくことだと思うんです。従来支えられた人たちの世代も働けるようにすることとか、あるいは、その支える側の方の社会保障を手厚くす...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まずは、下地幹事長におかれましては、国民新党のさまざまな意見がある中を集約していただいて、大綱の閣議決定に御協力をいただいたことを感謝申し上げたいと思います。  その大綱を閣議決定しましたので、今、法案の準備をしているところでございます。法案の準備が整いまし...全文を見る
○野田内閣総理大臣 何よりも、やはり御負担をお願いするわけでございますので、その状況、待ったなしの状況であるということを国民の皆様にしっかりと御説明していきたいと思います。その意味では、国会の御審議に御注目をいただくということも大事だと思いますし、いわゆる官邸のホームページでPR...全文を見る
○野田内閣総理大臣 競り下げの問題も含めて、いろいろな努力をこれからもやっていきたいと思います。  ただ、行革の努力は、どんなに頑張っても百点満点の解答は得られません。とことんやりたいと思います。やりたいと思いますが、ただ、毎年自然増で一兆円ふえます。行革だけでは困難なところも...全文を見る
○野田内閣総理大臣 社会保障と税の一体改革は待ったなしとずっと言ってきました。ということは、熟議を重ねながらも、やはり一定の期間で結論を出していかなければいけないと思うんです。先送りをしたくないという気持ちが強くあります。  ということは、なるべく早い段階で与野党が胸襟を開いて...全文を見る
○野田内閣総理大臣 恐らく、ぼろぼろと発言をされたのは、当時あのころ、年金記録問題で、消えた年金が五千万件あったとか、そういうことが背景で表現をされたんだと思うんです。  制度の根幹自体は、平成十六年の改正で、先般、副総理もマクロ経済スライドについては一定の評価をされました。あ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 基本的には、「政治改革・行政改革を期す。」ということの中で具体的な項目で書いてありますが、その中で、先ほど副総理からも御答弁がありましたけれども、この冒頭の、閣議決定をした表紙のところが、先ほどお話があったとおり、「社会保障・税一体改革大綱に盛り込まれた具体的...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まさに定数削減は、選挙制度改革や一票の格差と同時に今、与野党で真摯な協議が進んでおります。その状況を真摯に見守っていくということが基本でありますが、だから、政府・与党と連携という表現でとどめているということでございます。
○野田内閣総理大臣 財務大臣の答弁は、一つの指標の、一つの数字で何かを決めるということではないという答弁でございまして、今御指摘のあった名目、実質の成長率であるとか物価であるとか、さまざまな経済指標がございます。そういうものを総合的に勘案するということがこの大綱に書かれていること...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、前提としてお話ししたいんですけれども、円高、デフレ対策は全力でこれから取り組んでいくんです。この間の日銀の金融政策についても、その意味では評価できる、前進だというふうに思います。政府と日銀が連携をして、円高、デフレ対策、全力で取り組んでいくということは前...全文を見る
○野田内閣総理大臣 基本的にはそうです。  午前中の質疑にもありましたとおり、人類が経験をしたことのないような人口構成の激変等がある中で、社会保障を持続可能なものにしていく、医療、年金、介護、子育てを含めて、そういうものをしっかりと対応していこうというのが基本的な趣旨であります...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今議論している例えば社会保障のあり方、これはまさに国民の暮らしに直結します。それを支える財政のあり方、今を生きる世代だけではなくて、将来の世代も含めた国家戦略にかかわります。それから、当然のことながら、国内的な問題だけではなくて対外的にも、どういう外交、安全保...全文を見る
○野田内閣総理大臣 昨年の九月に野田内閣は発足をいたしました。そのときにも申し上げましたとおり、今は、何よりも震災からの復興と原発との戦いと経済再生、これは野田内閣の最重要かつ最大の課題というふうに認識をしていますし、当然、その課題はことしも大きな課題でございますので、しっかりこ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 基本的にはそうだと思います。中長期にこの国をどうしていきたいのか、人口推計を含めて、客観的に想像される世界がありますよね。その中で、ではどういう対応、今から先見対応していくのかというものと、所与の条件だけではなくて、こういう国をつくりたいということに向けて五十...全文を見る
○野田内閣総理大臣 済みません。民主党政権を褒めていただきまして、ありがとうございます。野田さんはいい人だと思います。  馬淵さんがつくったのかどうかはわかりません。詳細はちょっと私は存じ上げておりません。恐縮です。
○野田内閣総理大臣 申しわけございません。見てはいないと思います。
○野田内閣総理大臣 これだけ急激に人口がふえて、そして同じように急激に人口が減っていく、この急カーブというのは、多分人類が経験したことのない前人未踏の領域だというふうに思います。  だからこそ、この間に生きる人たちの人生に、社会保障を含めて、まさに大きくかかわります。その制度設...全文を見る
○野田内閣総理大臣 たしか、少子化対策という形で予算をつけ始めたのは二十年ぐらい前からだ、たしか橋本龍太郎先生が総理のころからだと思うんです。そのころやった中では、何でも少子化とつければ予算がつく。子供が川に落ちないように柵をつけることですら少子化と言っていた。お金の使い方は、気...全文を見る
○野田内閣総理大臣 中川大臣はオールマイティーの人なんですけれども、文部科学の大臣も務められ、子育ての問題について、特に少子化の問題は強い関心を持っておられました。もう一つ、防災もあわせてやっていただきますけれども、そういうものを含めて、トータルに力を発揮していただける経験と識見...全文を見る
○野田内閣総理大臣 さっき担当大臣からお話がありましたとおり、子ども・子育て新システムをつくる、これはちょっと時間がかかりましたけれども、歴代の大臣が主導して、乾坤一てきのショートリリーフを続けてきたということであります。  もちろん、一定の期間、しっかりと自分の任期中に一つの...全文を見る
○野田内閣総理大臣 復興庁は、これはもう与野党皆様が合意できる、まさに復興のために、ワンストップで被災地の御要望に迅速に対応するということで、一挙にできることができました。  子ども・子育て新システムの中にも、その組織の話、どうするかということも検討の中に入っておりますので、引...全文を見る
○野田内閣総理大臣 一連の御指摘、本当にすばらしい御指摘が多いと思うんです。  少子化の対策というのは、それ以前の、例えば非正規、正規という中で、結婚しない人たちがふえてきている、非婚がどんどんと進行している、だから家庭を持たない、子供を持たないという意味で、その問題意識は我々...全文を見る
○野田内閣総理大臣 石井委員御指摘のとおり、この間公表しました試みの計算は、一部の調査会の役員の頭の体操に使ったというものであります。来年に新しい年金制度にかかわる法案を提出しようということでございますので、当然のことながら、きちっと試算をした上で制度設計をしていかなければなりま...全文を見る
○野田内閣総理大臣 優先順位どうのというのはなかなか難しい話でありますけれども、少なくとも、今、一票の格差、これは違憲状態ではないかという御指摘をいただいている中で、やはりこの議論はきちっと整理しなければなりません。  あわせて、別にこの消費税との関係だけではなくて、国民の皆様...全文を見る
○野田内閣総理大臣 だから私、決して二者択一とは捉えておりません。ただ、もう既に与野党協議のテーブルがあって、そこで議論をされている定数削減、石井政調会長も定数削減については賛成だとおっしゃいました。とするならば、ここの詰めを行って、まず結論を出すことに集中することが大事ではない...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先ほど来ずっと同じ答弁ばかりしていますが、まず今議論の俎上に上っているテーマの決着をつけるということであって、あとは、それぞれいろいろな党からの御意見などを踏まえながら対応すべきではないかと思います。
○野田内閣総理大臣 ちょっと見解の相違のところもありますけれども、かみ合う議論もいっぱいあったと思いますので、取り下げなければ協議しないというのじゃなくて、そこはもっと柔軟に御対応いただければ大変ありがたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 佐々木委員御指摘のとおり、年金積立金というのは国民からお預かりをした将来の年金給付に使うお金でございますので、きちっと安定した運用をしていかなければいけないというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 国民からお預かりしたお金でありまして、先ほど申し上げたとおり、将来への、まさに年金給付に充てるお金でございますから、やはり長期的に安定して、そして効率的に運用するということが基本だと思います。  このポートフォリオの御議論、いろいろな御議論があるんです。むし...全文を見る
○野田内閣総理大臣 日本の場合は、比較的、高齢世代はストックを持っている、貯蓄があると言われていますので、そういうものを取り崩していっているということではないかと思います。
○野田内閣総理大臣 このお示しいただいている資料によりますと、売上規模が小さいほど転嫁できないという状況でございますから、想像するに、やはり弱い立場の場合の方が何となくしわ寄せを食っているという傾向があるのではないかという資料だと思います。  だからこそ、財務大臣が答弁したとお...全文を見る
○野田内閣総理大臣 せめて答弁ぐらい聞いてもと思いますが。  消費税が全て悪という前提に立っていらっしゃいますけれども、世界の国々で百数十カ国が付加価値税、消費税を導入しています。五%というのは、まさに世界の中で三つぐらいしかありません。  転嫁の問題はあると思います。だけれ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 社会保障は、公費の負担とそして保険料の負担合わせて、いわゆる国民負担率という形で、数字では経年で追ってきていますけれども、特にバブル崩壊後、ずっと景気が低迷をしたことによる税収の落ち込み等々の影響が社会保障にも影響しているというふうに私は思っております。
○野田内閣総理大臣 私は、人口構成で、その意識というのは相対的なものになってくるのではないかと思うんですね。支えている側、要は保険料を納めている人たちは現役世代です。その現役世代の負担が過重になってはいけない状況が、だんだん、これからの少子高齢化だと思います。そこをどう受けとめる...全文を見る
○野田内閣総理大臣 確かに、国保の世帯割とそれから被保険者均等割というのは、逆進的な側面があるとは思います。それは御指摘のとおりだと思います。それをどうするかという議論は、ぜひこれからも阿部先生にも入っていただき、議論を進めていければというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 済みません。教えてください。
○野田内閣総理大臣 社会保障というのは、どなたでも、困ったときに、弱ったときに助ける仕組みだと思うんです、お互いの支え合いの中で。今どういう人たちが困っているのか、弱っているのか、それは何なのかという精緻な分析をしながらやっていくことが大事だということを、今の資料を見ながら改めて...全文を見る
○野田内閣総理大臣 三つの質問にまとめてということでございますけれども、最初の質問は、昨年の末に公務員給与の引き下げ、削減の議論を行っている、与野党協議を行っているときに、審議もできない状況の中で、なぜ国会を閉じたのかという御質問だったというふうに思います。  幸いにして、最近...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今、二番目の点は副総理からお話しのとおりですが、もう一つ、若干重複しますけれども、私の政権になってから何かできていないことに御批判をいただくことは、これは構いません。だけれども、これまでの行革の取り組みはみんなでやってきたことです。それについては豊田さんも入っ...全文を見る
02月23日第180回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○野田内閣総理大臣 おはようございます。  御質問は、我が国が長期にわたりデフレから脱却できないその原因ということでございますけれども、一つは、あのバブルが崩壊をした後に、資産デフレそしてバランスシートの調整ということが長期化をする中で、需要不足状態が続いてきているということで...全文を見る
○野田内閣総理大臣 津村委員とは、今御指摘のあった日銀の金融政策決定会合、私は財務副大臣で、津村さんが内閣府の政務官で、ともに一緒に出ていたことを懐かしく思い出します。  そういう公式的な会合だけではなくて、日銀総裁とは頻繁にお会いをしながら、意思疎通をしながら、円高、デフレ克...全文を見る
○野田内閣総理大臣 ある程度定期的というのは、例えば、一月にお会いしたような、総裁、副総裁、そして関係閣僚とのものはそういう考え方もちょっと検討させていただきたいというふうに思いますが、総裁と私は、余り決めずに随時お会いをして、頻繁に会うということの方がいいのではないかと思ってお...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御指摘のとおり、科学技術イノベーションは、我が国が将来にわたって持続的に成長、発展していくための国家戦略におけるいわば主力のエンジンだというふうに位置づけております。  そこで、昨年の八月に策定をしました、民主党政権にとって初めての科学技術基本計画では、科学...全文を見る
○野田内閣総理大臣 政権交代と経済、景気の関係について、大変興味深い御指摘があったというふうに思いますが、ちょうどあの一昨年の九月の政権交代のときは、非常に厳しい状況の中でバトンタッチをされたというふうに思います。今も言われましたけれども、税収が三十七兆、当初四十六兆を見込んでい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 すばらしい御指摘をいただきまして、ありがとうございます。  仮に、例えば成長戦略をやって成長する、そのことはいいことです。増収になります。だけれども、物価、金利に影響しますので、一%上がったら当該年度で利払いで一兆円、二年後には二兆円台、三年後には四兆円台、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これは、中国の黄河、それからインダス、ナイル等ですから、四大文明発祥の地、川沿いということですよね。恐らく、だからここは、文明、最初は基本は農業から始まると思いますので、そういうことをおっしゃりたいのかなと思います。
○野田内閣総理大臣 昨年の十月に円高への対応策をまとめました。  柱は三つあって、一つは円高の痛みをどうやって緩めていくかということで、これは中小企業への金融支援などをやるということ。  それからもう一つは、そういうリスクに負けない強靱な経済をつくるという意味で、先ほどもちょ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 この資料は福田政権まで書いてあるんですけれども、その後どっと、いわゆる名目GDPが落ちて、税収も落ちていますが、麻生政権もあるんですよね。これは、落ちた理由はやはりリーマン・ショックの後の影響ですから、そこはちょっと正確に資料が読み取れるようにしていただければ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 名実が逆転している傾向があるという数字は、そのとおりだというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 認識は、やはりデフレから脱却しなければいけないという認識は持っています。というのは、長い間続いてきているわけですから、あえて言うなら、それはやはり脱却だと思うんです。  ただ、あわせて、今、円高もあります。円高、デフレ、これは合わせると克服的な認識を持ってい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、経済財政諮問会議はやっていませんが、国家戦略会議には総裁にもおいでいただいておりますし、議事録をとっています。そういう必要な限りの議事録はとってきているということであります。(中川(秀)委員「とってといって、発表していますか」と呼ぶ)しています、というこ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これは、そういう定例の会議ではなく、いわゆる非公式の食事会みたいなものですから、そこまで議事録を発表することはないと思います。
○野田内閣総理大臣 多岐にわたる御指摘がありました。  まず申し上げたいのは、先般の日銀の二月十四日の金融政策決定会合、その後の総裁の説明、その後のマーケットの反応は、私は好感が生まれているというふうに思っています。これからも、私ども政府と日銀は緊密に連携をしながら、日銀におい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、円高の件でありますけれども、これは一定の水準について私が評価することは妥当ではないと思います。  ただ、一方で、慢性的に円高基調の流れがあった中で、先般の日銀における御判断というものは、これはマーケットも含めて評価を得ているというふうに私は理解をしてい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私は賛同できません。  少なくとも国益を考えるならば、円高、デフレに向けて今般の金融政策決定会合が評価をされているということは客観的にあると思います。その中で、その正当性を疑わせるような議論を今やることは私は間違いではないかと思います。
○野田内閣総理大臣 昨日の予算委員会で、私どもが閣議決定した大綱の中で、定数削減についての記述があることについての御指摘と御批判をいただきました。  私どもとしては、閣議決定の頭紙のところで、政府・与党連携しというところで役割分担はしたつもりで、いわゆる問題意識は持っていたわけ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先般の本会議のときに申し上げたのは、国と地方との関係、どういう考え方をとるかということで、基本的な考え方として、受益と負担の相関関係が一番わかる基礎自治体に権限、財源をだんだん移していく、そして、それで担えないものについては、これは現行の都道府県を今は基本的に...全文を見る
○野田内閣総理大臣 たしか大平正芳大蔵大臣が昭和四十九年に誕生したと思いますが、その後、残念ながら赤字国債に頼らざるを得ない状況に財政が陥ってきたときに、当時は我が国は物品税というのがありましたけれども、もっと大がかりに間接税、いわゆる一般消費税を導入して対応されようといたしまし...全文を見る
○野田内閣総理大臣 ニュースは見ていなかったので、御指摘、ちょっとわからない部分がありますけれども、今回の社会保障と税の一体改革は、昨年の六月に成案をつくるまでも政府・与党間で真剣な議論を積み重ねました。その上で、私が代表選挙で明確に公約を掲げ、そして具体化をするために素案をまと...全文を見る
○野田内閣総理大臣 政治家は選挙で選ばれる、公務員は試験に合格して公務員になるということであります。
○野田内閣総理大臣 大変前向きな御提言をずっといただきまして、ありがとうございます。  その中で、かつての牛場さんのような役割の人を政府の中に置くべきかというお話でございますが、今、パッケージ型インフラ輸出という形で、例えばインドに行ったりベトナムに行ったり、それぞれの閣僚が役...全文を見る
○野田内閣総理大臣 財務金融委員会でも、かつて、財務大臣時代、大変御指導をいただきまして、ありがとうございました。  長引くデフレ、ここから脱却できない状況というのは、バブル崩壊後の、まさに資産デフレあるいはバランスシートの調整等に時間がかかってきていることによって需給ギャップ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 大変的確な分析だというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 まずは、今御審議いただいている二十四年度予算の中でもさまざまな需要を掘り起こすプロジェクトもたくさん盛り込まれておりますので、その早期成立をお願いしたいのと同時に、新成長戦略、この中には、ライフイノベーションであるとかグリーンイノベーション等々の、そういう需要...全文を見る
○野田内閣総理大臣 竹内さんとは同期生で、一緒に浪人をして、中小企業、零細企業の皆さんにお支えをいただいている。その中で多分同じ経験をしていると思いますけれども、私の場合は、一カ月に一回、一万円を頂戴しに行って、そしてその場で領収書を自分で書くということをずっと三年八カ月やりまし...全文を見る
○野田内閣総理大臣 かねてから、レベニュー債については竹内さんからいつも御提起をいただきました。  レベニュー債あるいはPFI法、これは改正しますけれども、あるいはPPP等々、やはり民間資金の活用は大変重要であるという認識を持ってこれから対応したいと思います。今までは勉強します...全文を見る
○野田内閣総理大臣 五つの観点からの御指摘、本当にありがとうございました。  ただ、私も、上記の四点は非常に大事だと思っていますので、五番目の増税だけに取りつかれているということはございません。社会保障改革は待ったなしという中での安定財源確保という意味での議論を深めていきたいと...全文を見る
○野田内閣総理大臣 社会保障は、国民が相互に支え合う、そういう仕組みでありますけれども、これを持続可能なものにしていく上では、委員御指摘のとおり、雇用の確保ということが大変重要な課題だというふうに思っております。  このため、成長力の強化によって雇用の創出を図り、意欲ある全ての...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御指摘のとおり、人口構成の激変の中で、二〇五〇年代には肩車の社会になるというお話をよくさせていただきます。そのときに、支える側の方が働く場がない、元気がない状況だったら社会保障は成り立たないという御指摘は、全くそのとおりだと思います。  今までの御議論があっ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 最新の数字については、今もう委員長から御紹介をいただきました。  なお、その後の三次、四次と皆様の御協力をいただいて補正予算を成立させていただきましたけれども、残念ながら、執行が十分に進んでいないところもあります。それはいろいろな事情があります。自治体のマン...全文を見る
○野田内閣総理大臣 地域経済が活性化をし、そしてそれぞれのいわゆる文化が興隆をしていくという意味においては、今委員御指摘の緑の分権改革であるとか、あるいは今回、総合特区制度等々を導入してまいりました。地域のチャレンジが生かされて、そこから百花繚乱の文化、産業が興るような方向性を私...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まずは、国家公務員の給与削減マイナス七・八%については、御賛同をいただき、そして成立に御協力をいただいたこと、感謝申し上げたいと思います。  その上で、マニフェストに書いた国家公務員の人件費二割削減、これは引き続き目標として堅持をしております。  ちょっと...全文を見る
○野田内閣総理大臣 基本的には、来年の八月までが任期でございますから、そこまで何ができるかということをぎりぎり検討しながら、そして実現方に向けて努力をしていきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 今回の国家公務員の給与削減というのは復興財源のための手当てなんですね。こういう大変厳しい状況の中で、被災地を支援するために、公的セクターにかかわる人たちにも、これはやはり臨時異例ではありますけれども、給与削減に御協力をいただいて、それを財源にしていくということ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 明らかに今回の国家公務員の人件費の削減は復興財源であります。そういう形で三党で合意をしてやってまいりました。そこで御理解いただいて、御協力をいただいたと思いますが、社会保障と税の一体改革をやる上で、これはまさに国民の皆様に御理解をいただかなければいけません。 ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 国と地方の債務残高は対GDP比で今先進国で最悪の水準であるという背景の中で、債務残高を割って割り出したという話であります。
○野田内閣総理大臣 今のその数値を全て良好なファンダメンタルズと見るかどうかは、私はちょっと見解の相違があると思いますが、仮にそうだとするとしても、だからこそ社会保障と税の一体改革はやらなければいけない。  というのは、ギリシャのようにああいう状況になってしまってから急いで財政...全文を見る
○野田内閣総理大臣 数字の見方ですけれども、平成十四年と今日でファンダメンタルズが上がったという見方ですが、例えば国と地方の長期債務残高は一四二から一九六、フローとストックの差と言いましたけれども、これは一つの見方だと思います。それから、家計金融純資産と一般政府総債務の差額は二百...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、先ほど、今の直接の御質問じゃないんですが、前段のところで、いわゆる復興の財源の話とか社会保障と税の一体改革とかTPPの議論が、そちらばかり行って、ほかの大事な復興の話とか原発事故の対応ができなかった、それは私は違うと思います。それは違うと思いますよ。 ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 TPPの議論、これは、ちょうど座長がお隣ですけれども、何時間も何時間もかんかんがくがくの議論をして、その方向性を出していただきました。  社会保障と税の一体改革の議論も、成案をつくるまで半年間かかり、その後、素案をつくるまでも相当な時間を要しました。強硬に決...全文を見る
○野田内閣総理大臣 生まれてよかったというのは、私は一つの理念だと思いますよ。そのための前提はあると思います。少なくとも、まず、希望が持てるということです。希望が持てるということは、あしたはきょうよりよくなる、そういう思いを持てるような国にすることだと思います。  取り組みはい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 枝野大臣の考えはちょっとわかりません。わかりませんけれども、木更津、委員の選挙区はよく私もわかっているつもりでございます。  今、国がセットしてきたいろいろな制度があります。それが、どれがはまるかというのはまだ来ていないのかもしれません。いわゆる制度との何と...全文を見る
○野田内閣総理大臣 社会保障・税一体改革大綱の閣議決定において、法案提出など立法府のあり方に深く踏み込んだ表現があることで国会の御議論に御迷惑をおかけしたことを遺憾に存じ、深くおわび申し上げます。  政府としては、選挙制度に係る各党協議会における議論の重要性を十分認識し、今後の...全文を見る
02月24日第180回国会 参議院 本会議 第5号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) おはようございます。  民主党、川崎稔議員の御質問にお答えをいたします。  まず最初に、歳出改革についてのお尋ねがございました。  御指摘の歳出改革がまだ不十分ではないかという国民の皆様の思いは、しっかり受け止めなければならないと思います。政権...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自民党、伊達議員の御質問にお答えいたしますが、まず最初に、細野大臣と黒川委員長を始め、国会事故調の皆さんとの接触についてお尋ねがございました。  細野大臣から、二十日に国会事故調の黒川委員長、ほかの方々に会って説明をしたと報告を受けております。これ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 公明党を代表しての西田実仁議員の御質問にお答えをいたします。  まず最初に、成長と分配についての考え方についてお尋ねがございました。  成長を通じて経済全体のパイを拡大することは、被災地が確かな復興の道を歩み、将来に繁栄を引き継いでいくとともに、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 柴田巧議員の御質問にお答えをいたします。  ドジョウのかば焼きが売れているということ、何よりであります。  まずは、税金の無駄遣い根絶への取組についての御質問をいただきました。  平成二十二年度決算検査報告において多くの御指摘を受けたことは、政...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 日本共産党の田村議員の御質問にお答えをいたします。  まず最初に、給付型奨学金、高校授業料など教育費の無償化についての御質問をいただきました。  全ての意思ある若者が教育を受けられる仕組みを構築することは大変重要であると考えております。このため、...全文を見る
02月29日第180回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第1号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 谷垣総裁から大変前向きな二つの御提案をいただきました。  まず最初の御指摘のとおり、広域処理、とても今重要な課題になってきております。瓦れきを仮置場に持っていった、だけど処分が、例えば宮城県だと十九年分です、岩手県十一年分です。どうしてもこれ自己完...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 第一次から第四次の補正まで含めて、御党には大変な御協力をいただいて、ありがとうございました。  この復旧復興が着実に進まなければいけないと思いますが、御指摘のとおり、執行状況を見ると一部遅れている分野がありますし、被災地からも、まだ行き届いていない...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ただいまの御指摘も、基本的にはそのとおりだというふうに思います。まず、違憲状態を一日も早く解消しなければいけないというのが最優先の課題であります。  今までの議論は、各党真摯に御議論をいただいていたというふうに思いますけれども、一票の格差の問題と定...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、私は、はたき込みとか肩透かしは大嫌いです。がっぷり四つでいきたいと思うんです。  そこで、一体改革ではないんではないかと、社会保障はどうなっているんだという今御指摘ですよね。税の方が先に出ている、そういう報道があるという今お話でありました。報...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 後期高齢者制度についても、今その見直しの作業をさせていただいているという状況であります。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 新しい年金制度、今御指摘のありましたとおり、最低保障年金と所得比例年金を組み合わせた制度であります。これは、御承知のとおり、今の制度から新しい抜本改革をやったときの制度の移行には恐らく四十年ぐらい掛かるだろうという、そういういわゆる時間差がありますの...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まずは、二〇一五年までの制度設計を社会保障等でしながら、それを支える財源を確保しようという一里塚についての合意を得たいというふうに思いますけれども、その上で、中長期的に見れば、新しい年金制度にしても、現行制度でいくにしたって、これはどこかで消費税の判...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いやあ、僕は国会審議じゃなくて与野党協議がいいと思うのは、こうやって私からも質問できるからです。与野党協議というのはお互いの意見を聞き合うことができるんですね。非常に今、私はいい御答弁をいただいたというふうに思います。  将来の償還財源は消費税を充...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) その上で赤字国債を発行するんですね。我々は交付国債です。国債の種類は違います。それは市場で調達するかどうかという違いはあります。四十四兆円、ここへ入るかどうかも違いますけれども、将来の償還財源は充てるということをおっしゃるならば、その前の書いてある文...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いろいろ御心配をいただいて恐縮でございますけれども、手順を踏んでというお話がございました。  手順は踏んできているんです。去年の六月に成案をまとめました。成案をまとめましたときには、これは政府と党が一体でまとめたんです。それを踏まえて八月の代表選で...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) マニフェストについては、昨年の八月、当時の幹事長の、今の岡田副総理の下で検証しました。  マニフェストの中で実施していないのは六%です。その中でやってきたことは、特に政権交代したことによって大きく変わったことは、社会保障をしっかり維持していこうとい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 三点についての御指摘がございましたけれども、先ほどの谷垣総裁のところでもお話をさせていただいたとおり、社会保障と税の一体改革のところは、年金も含めて、我々の描いている、これまで長年議論してきたその基本的な方向性、全体の方針を書いているんです。その上で...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、ちょっと社会保障の部分を少しお話ししますけれども、これは間違いなく社会保障に充てるんです。今回、子ども・子育ての新システムに七千億とかということを計上しますけれども、そういうことを実現をするために、社会保障の充実と、先ほど来御議論があった三分の...全文を見る
03月01日第180回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○野田内閣総理大臣 おはようございます。  ただいま大島さんのお尋ねの、先月二十六、二十七、沖縄を内閣総理大臣になってからは初めてお訪ねをさせていただきました。その初日は、基本的には、これまでの沖縄の歴史を自分なりにたどり、そのことをしっかりと心に刻もうという思いで行き場所を選...全文を見る
○野田内閣総理大臣 ただいまお尋ねの二法案、もう既に国会に提出をさせていただいておりますけれども、まず前者の沖縄振興の特別措置法については、大島さんが御指摘いただいたとおり、振興計画等で沖縄県の自主性をしっかりと反映するということになっておりますし、今般予算でお願いをしていますが...全文を見る
○野田内閣総理大臣 昨日、国家公務員の給与を七・八%平均して引き下げる法案がおかげさまで成立をさせていただきました。この間に本当に時間をかけて丁寧に政党間の協議をしていただきまして、我が党の実務者の責任者は大島さんでございました。改めてそのお骨折りに心から敬意を表したいというふう...全文を見る
○野田内閣総理大臣 高校無償化については、今、田島委員にも御参画をいただいて政党間協議をやっているというふうに思います。先般の幹事長間の覚書を踏まえて、政府としてはその政党間協議に対して誠実に対応していきたいと思いますが、高校無償化は、基本的には私は大変意義があるというふうに思っ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、農業は、専ら農業というのもありますが、食品等々の関連産業等、裾野が広いということと、まさに食料の安定供給という大変重要な役割を担っているということ、それから、国土、環境面の保全という多面的な機能もある。そういうことも総合的に考えますと、まさに農業は国のも...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今、中島議員御指摘のとおり、昨年の八月にマニフェストの中間検証をさせていただきまして、確かに政策項目が多いんですよね、百八十項目あるんです。百八十項目のうちに、実施、一部実施、これが五六%です。それから、着手、実施直前というのが七九%ということで、意外と限られ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 昨年の東日本大震災、地震があったと同時に、津波による大きな被害があって、原発事故も同時に起こるという大変厳しい状況の中での対応については、今、さまざまな事故調査委員会等において検証をしていただいているところでございます。  当時、政府としては懸命に努力をした...全文を見る
○野田内閣総理大臣 切迫性が高いとされる首都直下地震については、これまでも中央防災会議において、被害想定を踏まえまして、これは少し前になりますけれども、平成十七年に首都直下地震対策大綱を策定するなど対策を進めてきたところでありますが、今般の東日本大震災の教訓も踏まえまして、改めて...全文を見る
○野田内閣総理大臣 昨年、原発事故が発生をいたしましたので、まさに脱原発依存という姿勢が中長期的な取り組みになってまいります。  エネルギー・環境会議などを中心に、エネルギーのこれからのベストミックス、国民が安心できるベストミックスを考えていくということは中長期的なテーマであり...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、河村名古屋市長の発言については、これは基本的には、南京市と名古屋市との関係の中で早く適切に解決されることを期待したいと思います。  その南京のいわゆる虐殺、どれぐらいの規模であったかということについては諸説ございます。したがって、その数を私が一々云々と...全文を見る
○野田内閣総理大臣 一つの御提起だというふうには思うんですけれども、一方で、高校授業料無償化を実施するに当たって、その後のまた運営において、いわゆる低所得者への対応、公私間の格差にならないような対応ということは、政府としてもこれに努めてきたつもりでございます。これは詳細については...全文を見る
○野田内閣総理大臣 要は、無償化の対象として認めるか認めないか、結論はそれしかないわけです。今、そのための審査を文科省が基準に基づいて厳正にやっているということですから、厳正にやっている最中に、それを飛び越えて私がどうのということは言えません。しっかりと厳正に対処していただきたい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 だんだん思い出してきましたけれども、当時、今御指摘の高校無償化であるとか子ども手当とか農家の戸別所得補償のマニフェストの主要項目について、政府としての、政府としてというか、特に査定をする側の論点を掲げたという記憶があります。  その中で、今の高校無償化につい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 思い出してきました。  当時の問題意識で、未履修の問題もあったんですけれども、あるアンケート調査を見たんです。高校生に日米が対戦したことを知らないという学生がたくさんいるということを見てショックを受けたんです。小学校、中学校で一定の歴史は学んできたはずです。...全文を見る
○野田内閣総理大臣 当時のいろいろな活発な意見交換の後に中教審があって、それで今はまた世界史必修という形に決定したと思うんです。ただ、その後もまた、いろいろな専門委員会の機会があると思うので、ぜひ私の問題意識も御理解をいただいて御審議いただければ大変ありがたいというふうに思います...全文を見る
○野田内閣総理大臣 逆走、迷走と、ちょっと意味がわからないんですけれども、どういう意味なんでしょうか。後でちょっと教えていただきたいと思いますけれども、TPPの議論が民主党の農政のさまざまな議論に迷走を与えているとは思いません。  TPP交渉参加に向けて協議をすることについては...全文を見る
○野田内閣総理大臣 単に喜んでいる人がいっぱいいるからという話ではないとは思いますが、ただ、このことに期待をして、そして農業を続けようという意思を持っていらっしゃるということは、これは一つの結果だというふうに私は思いますので、消費税の議論とはこれはまた別の話ではないでしょうか。 ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 戸別所得補償の影響に対する見方はいろいろあると思います。例えば自給率の関連で申し上げれば、大臣がお話しされたように天候不順等の影響もあったと思いますので、警鐘としては受けとめさせていただきたいというふうには思います。  その上で、あらゆる政策分野、私は、与野...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私は、短い言葉でぱっと質問されて、それにぱっと答えるというやり方をするよりは、きちっと時間をかけて丁寧に説明したいという思いでやっているわけで、そして、やりたいときだけではありません。言いたいことを言ったって、聞きたいことを聞くのが報道機関ですから、それは全く...全文を見る
○野田内閣総理大臣 アメリカが二国間のこういうFTAは、多分、当面ほかはないと思いますので、直近のこの米韓のFTAというのは参考にしなければいけないと思いますので、よく分析をしていきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 過去の不平等条約であるとか最近の厳しい状況のお話が中心だったと思いますけれども、私はもうちょっと戦略的にアジア太平洋地域を考えた方がいいと思っております。  やはり繁栄の中心はこれからパクス・パシフィカの時代になると思います。そのときに、分厚い中間層を取り込...全文を見る
○野田内閣総理大臣 東日本大震災を受けて、いろいろな教訓があったと思います。今度の新しい組織ができるまでの間も、委員が御指摘のとおり何が起こるかわかりません。その教訓を最大限に生かして、きっちりと安全のための役割を果たしていただきたい、緊張感を持って対応してほしいというふうに思い...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今般、有識者の皆様にヒアリングをしているということは、何よりも皇室活動が安定的になるように、今の御公務の御負担を考えたときに、そのことは急いで考えなければいけないというところから始まった議論でございまして、委員御指摘のとおりのこの長い長い歴史の歩み、あるいは憲...全文を見る
○野田内閣総理大臣 事業仕分けは、やはり、行政の無駄はどこにあるかということを不断の努力で見ていこうという一環の中で行った事業でございますので、個別の事業の評価についてはいろいろ見方があるとは思います。しかし、従来と違った視点で、国民目線で、しかも国民が見ている中で、いろいろな人...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今、多岐にわたるお話ですが、基本的には、領土、領海をしっかり守っていくという意味ではイエスです。
○野田内閣総理大臣 では、具体例で一つだけ、もう時間がないから申し上げますと、模倣品とか海賊版等々がなくなっただけでも千数百億の被害はなくなる等々、たくさん、いろいろ数字を挙げて申し上げることはできると思います。
○野田内閣総理大臣 今回、予算委員会でも御指摘いただいたとおり、残念ながら、その政党間合意、三党合意を踏まえた誠実な協議が進んでいなかったことについて、私からこの場でおわびをさせていただきました。  その上で、新たに三党の幹事長が結んだ確認書、これに基づいて、今後の政策効果の検...全文を見る
○野田内閣総理大臣 富田議員にはずっとこの問題、御質問いただきまして、そのたびに、ちょっと全面的に御理解をいただくまでのことはできなくて恐縮でございますが、御指摘をいただいたことの改善はさせていただきました。  それは御指摘があったればこそであって、そのことは先般の公明新聞の一...全文を見る
○野田内閣総理大臣 確かに、池坊先生御指摘のとおり、どこかで、私は文科大臣になりたかったということは言ったことがあります。教育の分野、きょう、先ほど馳先生の御議論にもありましたとおり、教育基本法の議論のときは教育再生特別委員会の筆頭理事もやっておりました等々、教育にはすごい関心が...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まさに給付型の御提起は、この委員会でも、それぞれ委員のお立場から御提起ございました。政府内においても、文科省から要求があって、そして査定をするということを何回かやってきておりますが、意味としてはよくわかります、そういう意義も。  一方で、どういうケースがある...全文を見る
○野田内閣総理大臣 子供の育ちというか、高校生等の育ち、学びを社会全体で支えていこうというのがこの授業料無償化の一つの理念ですが、同じ理念に立つ社会全体で支えてという形でやっている国で、所得制限を設けている国はないと思うんですよね。だから、理念と制度を推し進めるということとの関連...全文を見る
○野田内閣総理大臣 公私間格差をどうするか、これは大事な観点だと思います。  その中で、今、文科省においても、都道府県や私立学校の関係者から御要望を承りながら、その改善を試みているというふうに思います。一挙にゼロというような方向を出せるかどうかというのは、これは困難かもしれませ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 だから、公立学校は授業料のまさに無償化で、一方で、私立の学校についてはそれに見合う形の就学支援ということでございますので、だから、いわゆる位置づけは違うかもしれませんが、金額的なもの等々を含めての公平性は担保しようとしていることについては御理解をいただきたいと...全文を見る
○野田内閣総理大臣 だから、限られた財源をどちらに振り向けていくかという議論だと思うんですけれども、基本的には二十二年度の予算をつくったときの考え方がベースであって、社会保障をしっかり充実させていく。文教関係は八%ふやしました。人への投資はちゃんとやっていこうという政権であるとい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 穀田委員御指摘のとおりで、そう答えました。
○野田内閣総理大臣 これも、私どもが社会保障と税の一体改革の大綱をつくったときに、定数削減の話を入れていることで、この委員会から御指摘をいただきました。  それを踏まえまして、穀田さんおっしゃるとおり、政府としては、選挙制度に係る各党協議会における議論の重要性を十分認識し、今後...全文を見る
○野田内閣総理大臣 それは御指摘のとおりだと思います。したがって、政権交代等のダイナミックな動きが出てきたというふうに私は理解をしています。
○野田内閣総理大臣 九三年同期当選の穀田さんでございますので、政治改革四法の議論は、今、御指摘も踏まえてまたよみがえってきたんですけれども、今、小選挙区比例代表並立制の弊害のお話を中心にされていますけれども、やはりどの制度もプラスマイナスいずれもあると思うんです。その前のあのころ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 コンクリートから人への理念のもとに、全面的に見直すということでございました。
○野田内閣総理大臣 これから、建てかえ等々、維持管理、メンテナンスでも、今のその三百数十兆が本当にどれだけ正しいかはわかりませんが、今までのやりとりを聞いて、相当な額が必要であることは間違いないというふうに思いました。
○野田内閣総理大臣 まず、数字で申し上げますけれども、政権交代前の公共事業費は、これは七・一兆です。平成二十四年度の当初予算は四・六兆です。だから、大型事業を何かぼんぼんアメリカの圧力でやっているようなイメージの今終わり方ですけれども、それは全く違うという御答弁を申し上げておきた...全文を見る
○野田内閣総理大臣 昨晩、米朝間の合意があったということで発表がございましたけれども、北朝鮮をめぐってはもろもろの懸案があります。我が国にとっては拉致、そして核、ミサイル、こうした解決に向けた、基本的には重要な一歩であるとして、歓迎をしている次第であります。
○野田内閣総理大臣 特に六者協議の関係国と連携をしながら、その情勢の分析、そしてさまざまな動向、注視をするということで、直接云々ということは控えたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 この間の議論でマニフェストの話は随分出ましたけれども、PRが少なかったところはあるかもしれませんが、やったことも相当あるんですね。  間違いなく言えることは、今、社会保障と税の一体改革の議論がありますが、社会保障を充実させる方向でかじを切ってきたことは間違い...全文を見る
○野田内閣総理大臣 鳩山政権のもとで、私は当時、財務副大臣として最初の予算編成のお手伝いをさせていただきました。先ほど来お話があったとおり、コンクリートから人へ、そういう理念のもとで、私はあのとき大胆な組み替えの予算をつくったと思います。社会保障関係費は九・八%ふやしました。文教...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今、非正規の割合が三六パーぐらいでしょうか。非正規がふえ、あるいは定着することの弊害は、これはもういろいろな面で出ていると思うんです。非婚につながっていたり、家庭を持たなくなる、その分、だから少子化にもつながっていく等々の影響は、これはまさに社会的な影響は極め...全文を見る
○野田内閣総理大臣 二度と同じような原発の事故は起こしてはいけないということを前提とする上では、今政府で行っているいわゆる検証、これは中間報告が出ました。それから、国会の中での事故調の御議論、そして先般、民間事故調からも御提起がございました。そういうものを真摯に受けとめて今後に生...全文を見る
○野田内閣総理大臣 ストレステストの一次評価の部分は、もう御案内のとおり、先般……(服部委員「ストレステストのことは言っていないです」と呼ぶ)いやいや、福島の、まさにああいう事故、津波等が、大きさが来たときに、炉心溶融しないための余裕がどれぐらいあるか、そういうストレステストをや...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今のSPEEDIの活用の仕方を含めて、あるいはそれを踏まえた対応ができなかったということはそのとおりであって、その反省はしなければいけませんが、再稼働の問題は、先ほどのように、しっかり安全性をチェックしながら判断をしていきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 長妻プランの認識については、今厚労大臣が御説明したとおりだというふうに私は思いますけれども、派遣労働者の保護と、そして雇用の安定のためのまさに法案成立にぜひ御協力をいただきたいというふうに思います。
03月06日第180回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○野田内閣総理大臣 被用者年金の一元化と短時間労働者への社会保険適用拡大の意義は、今、副総理と財務大臣の御説明のとおりでございます。  今回、一体改革は、社会保障の充実と安定化に必要な法改正を順次法改正として提案していくということと、あわせて、年度内にそれを支える安定財源をつく...全文を見る
○野田内閣総理大臣 子供は社会の希望であり、そして未来をつくる力だと思います。しかし、残念ながら、現状は、安心して子供を産み、そして育てられる環境か、あるいは預けられる環境かというと、そうではないところが問題だと思います。  合計特殊出生率はやや改善の兆しがありますけれども、ま...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今回、社会保障と税の一体改革、私は待ったなしの状況だと思っております。どの政権でも、もうこの時期に避けて通れない、先送りのできない課題だと思います。  と申しますのも、第一には、先ほど来御議論がございましたけれども、これまでは医療あるいは介護、年金等々の給付...全文を見る
○野田内閣総理大臣 郵政改革については、今、与野党間で真摯な協議が進んでおります。公明党さんの御提案を軸に、あと一歩だと思います。その協議が早く調うことを祈るとともに、内閣を挙げて、郵政改革の今国会での実現に全力を尽くしていきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 まず、持続的に物価が下落している状況を踏まえますと、今の認識という意味では、緩やかなデフレ状況にあるという認識を持っております。したがって、デフレを克服する、デフレから脱却する、そして経済の再生を図るということは、我が内閣の、復興とか原発との戦いとあわせて、重...全文を見る
○野田内閣総理大臣 プライマリーバランスを気にするなということですか。(渡辺(浩)委員「そうです」と呼ぶ)それは、国際社会では通用しないでしょう、そんなことをしたら。財政規律を守らない国になったら、経済はだめになりますよ。それは乱暴な意見だと思います。
○野田内閣総理大臣 二十三年度、一次から四次の補正を組みました。これを着実に執行することと、今御審議いただいている二十四年度の予算の中にも三・八兆円、これは復興事業にかかわるものがございます。それらをしっかり執行することによって復興需要を顕在化することができますので、これは経済に...全文を見る
○野田内閣総理大臣 社会保障と税の一体改革は、私は、待ったなし、先送りできないというふうに思っております。自分が今ここで政権をお預かりした以上、この改革は不退転の決意でやり遂げていく、そういう思いでございます。
○野田内閣総理大臣 まず、一枚岩でない、ばらばらであるという前提には、私は立っておりません。  というのは、この社会保障と税の一体改革は、昨年一年間ずっと丁寧な議論を積み重ねてまいりました。その上で、昨年の六月に成案を政府・与党としてまとめました。その成案をより具体化する素案の...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これまで瑕疵なく、まさに多くの人の議論を経ながら、熟議を交わしながらまとめてまいりました。これからも同じように、いろいろな意見はあると思います。行革をもっと先にやった方がいいとか、本気の姿勢を示せとか、政治改革が必要だとか、経済の再生とかありますが、この社会保...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、本気であることは間違いありません。そこは御理解いただきたいと思います。  問題は手法です。私は、小泉さんのように抵抗勢力をつくって物事を進めるというやり方は、今回のテーマはふさわしいと思っていません。  すなわち、どなたも必要性は感じながら、タイミン...全文を見る
○野田内閣総理大臣 自公政権のときの平成二十一年税制改正法の附則百四条が、まさに税制の抜本改革は平成二十三年度内に提出ということになっています。その趣旨に沿って、閣議決定をし、法案を提出したいと考えております。
○野田内閣総理大臣 マニフェストの撤回というお話でございましたけれども、もちろん、実現できていないものもあります。しかし、社会保障あるいは地域主権改革等々、相当の立て直しもやってきているというふうに私は思います。政策項目の中では、実現できたものも相当数あります。したがって、これを...全文を見る
○野田内閣総理大臣 さっきちょっと財務大臣が答弁されましたけれども、初年度、平成二十二年度は財源捻出目標が七・一兆でした。実は、九・九兆つくっているんです。マニフェストの主要事項は恒久財源で三兆円台ですが、翌年度も相当額つくっているんですね。ただし、それはつくったものもあっても、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 ざっと読ませていただいたので、それを踏まえて党首討論に使わせていただきました。ありがとうございました。
○野田内閣総理大臣 まだ読んでいないということで、ぜひ読むという気持ちはあるというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 一体改革は、去年一年ですから、おととしの暮れあたりからこの一体改革の議論をして、成案づくりの議論をしてきたと思います。成案を六月につくったんですね。だから、そのスタートは、その前の年の暮れぐらいから、社会保障を先行させながら議論をしてきたというふうに記憶をして...全文を見る
○野田内閣総理大臣 政策論としては相当かみ合うなというふうに思いました。政治論の前提条件ではなく、本当に、この国会審議も含めてでありますが、真摯な議論を重ねていけば私は必ず合意形成できると、野田先生の御指導をいただいてよくわかりました。ありがとうございました。
○野田内閣総理大臣 基本的には、東京電力福島原子力発電所事故調査委員会法第六条の趣旨に沿って対応していきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 先ほどの細野大臣の答弁で、ぜひ御理解いただきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 わかりません。
○野田内閣総理大臣 いつも、小泉議員におかれましては、被災地の現場に入っての生のお話をお聞かせいただき、また御提言をいただき、本当にありがとうございます。  悲しみはそう簡単に消えるものではないと思います。だけれども、今、官邸にも被災地のさまざまな、最近の、生の写真を掲載してい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 百年安心と自公政権のころからおっしゃっているわけでございますので、当然のことながら、年金は持続可能なものにしていかなければならないし、小泉さんが、何歳になるんですか。(小泉(進)委員「今、三十歳です」と呼ぶ)当然もらえるようにしなければいけない。そういう不安を...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これまで、給付は、どちらかというと高齢者向きの医療、年金、介護に中心的に充てられてきたというふうに思います。負担は、一方で、小泉さんのような現役世代あるいは若い人たちが担ってきました。  そうではなくて、支える側の人たちにも、子ども・子育て新システム、先ほど...全文を見る
○野田内閣総理大臣 大綱の中に、その書き込みは入っていたというふうに思います。(小泉(進)委員「検討するです」と呼ぶ)ええ、という検討をさせていただきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 与党になって見えてくる風景というのもあります。野党になって見えてきた風景もあると思います。お互い、風景、見えてくるものが大体近づいてきていると思います。  今の御指摘、私は、社会保障も、効率化、重点化の部分はさらにまだ必要な議論があると思います。そこは知恵を...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今回、まさに通常国会に出す法案と、それから、社会保障の改革項目については来年以降も順次出していくものもあります。そういう中で、一遍に負担ばかりふえるとちょっと耐えられない、つら過ぎるという話もありますので、先ほど副総理もお話がありましたけれども、消費税の御負担...全文を見る
○野田内閣総理大臣 全体像は、これは一体改革の第二章に書いてございます。それぞれの改革項目は、いつまでに何をする、例えば、この国会中に法案を出すもの、平成二十四年度以降に出すもの、中長期的に出すものということで、これは整理してございますので、それを踏まえてやっていきたいというふう...全文を見る
○野田内閣総理大臣 その必要な法改正については書いてあるつもりです。この国会中に出すものと、それ以降のものと。(発言する者あり)検討という言葉を書いているのもありますよ、確かに。だけれども、それは全部整理してパッケージでこれは文章で書いてありますので、それはまさにロードマップだと...全文を見る
○野田内閣総理大臣 きょうは五十分、御指導のほどよろしくお願いいたします。  財務大臣時代は社会保障に充てるというところまでは定まってはいませんでしたけれども、いろいろ党内の議論を積み重ねながら今日に至りましたけれども、結果的には、消費税率五%引き上げる際には、一%を社会保障の...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私どもの思い描いている新しい年金制度は、もう御案内のとおり、最低保障年金と所得比例、これを組み合わせたものであります。これは長い党内の議論の積み重ねの末に描いてきた一つのゴールです。これは基本的には堅持をしています。  堅持をしていることを今回の一体改革の大...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今回の一体改革は、社会保障を支えるための安定財源の確保と財政健全化を同時達成というのが目標なんですが、いわゆる財政のところでは、二〇一五年までにプライマリーバランスの赤字を対GDP比半減という目標がございます。  それは今回の改革で対応できると思うんですが、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 坂口先生御指摘のとおり、年金はまだマクロ経済スライドがあるから一定の抑制があるんですが、むしろ、これから伸びてくる医療、介護にどう対応するのか。もちろん、給付費の伸び等の試算については、これは今回の一体改革の中でも出しております。去年の成案のときも出させていた...全文を見る
○野田内閣総理大臣 夜桜の場所取りみたいにならないようにすることは、これはもう御指摘のとおりだというふうに思いますけれども、ただ、私どもの描いている最低保障年金と所得比例年金のこの考え方、やはりこれは概念を持ちながら具体的な制度設計をさせていただきたいと思うんです。  これはず...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今御指摘のような形で急速な高齢化が進んでおりますので、高齢者の医療費とか介護費用が急激に増加をしている中で、これらの費用を社会全体でどのように負担していくかということは重要な課題であるというふうに思います。  その上で、こうした御負担を、今御指摘のあった後期...全文を見る
○野田内閣総理大臣 欧米を含めて、行き過ぎた格差を是正する動き、所得再分配の見直しの動きというのは、私は広範な広がりになってきているというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 御指摘のような方向性の中で今税制改正を行っていると思います。  評価は、そんなものかというお話があるかもしれませんが、所得税の見直し、それから資産課税においては相続税の基礎控除の見直し等々、方向性としては、日本も所得再分配の機能を見直していくという方向性で、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先月の二十六、二十七と、内閣総理大臣としては初めて沖縄を訪ねさせていただきまして、仲井真知事初め、関係者の皆様とお話をさせていただきました。  そのときに申し上げましたのは、今、日米間で協議を進めさせていただいております、いわゆるパッケージを外す、普天間の移...全文を見る
○野田内閣総理大臣 二十七日の月曜日の早朝、県庁にお尋ねをした際に、県庁の周辺にプラカードを持っていらっしゃる方々がいらっしゃったことは認識をしています。いろいろプラカードを持って、シュプレヒコールもされていました。辺野古を上空から見たときには、ノーだというのはちょっとわかりませ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 命という意味ですね、それが大事な宝だということではないでしょうか。
○野田内閣総理大臣 まずこれは、平成十四年の外国格付会社宛て意見書というのは、まさに格付が不当に低くされていることについて、我々のファンダメンタルズはしっかりしているんだぞという意味での意見なんですね。かつてはこういうことをやっていたと思いますが、今は民間会社の格付については一々...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私は、ギリシャと似ているなんて言ったことないですよ。欧州の債務危機は対岸の火事だと言っています。ギリシャだけではなくて、それは指標がどうのという話じゃありません。確かに国債を誰が保有しているかは全然違います、形態は。  だけれども、仮にギリシャじゃなくてイタ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 丁寧なプロセスをたどらなければいけないということは、それは御指摘のとおりだと思いますが、これも私なりの検証ですが、例えば九四年九月閣議決定、減税をやっていますよね。これは、バブル崩壊後の景気対策として減税を先行させていく、それに合わせた、見合いの増税をしようと...全文を見る
03月08日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
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○野田内閣総理大臣 確かに、国会がねじれているという状況でございますので、丁寧な議論を積み重ねながら与野党で成案を得るということの大切さというものを、今こういう形の立場になって改めて強く思っております。  ただし、衆議院の選挙の結果も、これも民意のあらわれです、参議院の選挙の結...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御指摘、全くそのとおりでございまして、自民党政権当時、麻生政権と比べるならば、大きくやはり違う。こういう公債発行額の差が出るというのは、社会保障の一兆円自然増と、累積の国債の償還と利払いに充てるお金、これはどんどんこれからふえていくわけですから、そのふえた分と...全文を見る
○野田内閣総理大臣 特例公債法案、当然、これは予算と一体として採決をして参議院に送るべきというのは、まさにそのとおりだと思います。歳入歳出一体、予算と関連法案一体で対応すべきだというのが基本だと思います。  思いますけれども、残念ながら、先般の、国対委員長が出ている「日曜討論」...全文を見る
○野田内閣総理大臣 ちょうど今、与野党間の協議の中で、子供に対する金銭給付の問題であるとか、あるいは高校の実質無償化の問題とか、いろいろな協議を丁寧にやっています。そういう問題も含めてやはり御議論をいただいた後で、特例公債についても御理解をいただくように責任を果たすことが私の仕事...全文を見る
○野田内閣総理大臣 去年、財務大臣のときに、結果的には、いろいろと協議を経た上で、八月に特例公債が通るという形になりました。その間の予算執行については、大変厳しい状況の中で苦労した経験がありますので、今回、予算と一体となって参議院に送ることはできませんけれども、なるべく早く野党の...全文を見る
○野田内閣総理大臣 企業の国際競争力を確保するという観点、産業の空洞化を回避するという観点等々からいわゆる法人の実効税率を五%引き下げる、これは約十年ぶりのことです。それに踏み切ろうとしたということはぜひ御理解をいただきたいというふうに思います。  その際の財源の関係で研究開発...全文を見る
○野田内閣総理大臣 ちなみに、平成二十四年度の税制改正でも、増加型、高水準型の研究開発税制の適用期限の延長であるとか、太陽光発電設備等に係る即時償却制度の創設とか、研究開発、設備投資に資するようなことについての施策は打っております。  その後の話ですが、やはり産業空洞化を回避す...全文を見る
○野田内閣総理大臣 基本的には御指摘のとおりでありまして、事業者がストレステストをやる、保安院そして安全委員会がダブルチェックをする、そこの段取りが終わった後に、本当に地元の理解を得ているかどうかなどを含めて政治が判断をするというプロセスをたどりながら、安全をきちっとチェックした...全文を見る
○野田内閣総理大臣 さっき言ったプロセスの中で、四月一日に、御賛同いただいて原子力規制庁ができれば、それは規制庁がかんでくるということはあるんですが、その間にストレステストをやった、保安院が判断をした、安全委員会が考えたというプロセスはとまらないです。やはり、きちっと、粛々と、規...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、行きたいという思いはあって、それはお互いにとって都合のいい時期ということで、今、日程は調整中なんです。  ことしは日本がアメリカに桜を寄贈して百周年という節目の年でもありますので、ぜひ日米同盟を、安全保障、経済、あるいは文化、人的交流を深めて、より深化...全文を見る
○野田内閣総理大臣 現メドベージェフ大統領、現ロシア・プーチン首相とは、それぞれ、今まで首脳の直接会談をやったり電話会談をやったりした中で、ロシアについて、来るようにという御招請をいただいていることは事実でございますので、しかるべきときに、チャンスがあればと思っていますが、多分、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 平成二十一年の税制改正法附則百四条に基づきまして、その法律によると、消費税を含む税制の抜本改革については、二十三年度内に法案を提出することになっていますので、その予定のもとで準備をさせていただきたいというふうに思います。  社会保障の改革については、予算関連...全文を見る
○野田内閣総理大臣 素案をつくり、その素案を大綱という形で閣議決定をさせていただきましたけれども、法案提出をする際には、これはやはり閣議決定が必要でございます。その前に党の御了解、御理解をいただくことは必要だというふうに考えております。
○野田内閣総理大臣 まず、谷垣総裁の件は、報道ではありますけれども、お会いはしておりません。  ただし、私どもは、政策実現のために、特に今回の社会保障と税の一体改革については、先送りのできない、そういう課題であり、与野党が真摯に議論をして成案を得ることが望ましいと思っていますし...全文を見る
○野田内閣総理大臣 極めて客観的に評価すると、不良債権処理等はやはり小泉政権のもとでかなり進んだと思います。そういう改革においては、私はやはり一定の評価を正当にすべきだろうと思うんです。  ただ、社会保障の部分については、これはやはり、毎年二千二百億削るというところにはかなり無...全文を見る
○野田内閣総理大臣 別に、社会保障とか地方に対する、聖域化しろというお話ではございません。必要なところにはきちっと予算措置をしていくというお話を今申し上げたわけであって、例えば社会保障の分野においても、効率化、重点化すべきそういう項目ももちろんあると思います。地方においても同様の...全文を見る
○野田内閣総理大臣 一般論ということでございますけれども、内閣は、憲法第六十六条第三項により、国会に対して連帯して責任を負うこととされていますから、内閣の構成員全てが一体として統一的な行動をとることが要請されており、閣議における意思決定は全会一致によるべきものと考えております。
○野田内閣総理大臣 基本的には全会一致でございますから、これまでの過去の例を見ますと、そうでない方がいた場合には、かわっていただくという対応をしてきたというふうに承知しています。
○野田内閣総理大臣 そういう悲観的なたらればにお答えしてもしようがないというふうに思いますが、これまでも、重要政策を推進する際には、連立与党である国民新党の例えば亀井代表あるいは下地幹事長含めて、意見交換をしながら調整をしてまいりました。厳しいお叱りをいっぱいいただきながらも、御...全文を見る
○野田内閣総理大臣 交付国債について今財務大臣が答弁されましたけれども、その前に、まず税金を引き上げる前にやるべきことがあるだろうという御指摘でございますが、それはそうだというふうに受けとめております。  したがって、いわゆる事業仕分けとか提言型政策仕分けとかやってまいりました...全文を見る
03月08日第180回国会 衆議院 総務委員会 第6号
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○野田内閣総理大臣 今般の東日本大震災におきまして、いわゆる災害廃棄物、瓦れきが約二千万トン発生をいたしました。それぞれ県別に見ると、例えば宮城県ですと年間の処理量からすると十九年分、岩手県十一年分というような膨大な量でございます。したがって、被災地だけで自己完結でこの処理を行う...全文を見る
○野田内閣総理大臣 昨年の三月以降の取り組みとしては、発生をした瓦れきを仮置き場に搬入する、近傍にある瓦れきを仮置き場に搬入するというところがまず手いっぱいだったと思います。その後に出てきたのが広域処理だと思いますので、遅いという御指摘については、これは甘んじて御批判は受けなけれ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 昨年八月に与野党合意でまとめていただいた特別措置法によって、国は広域処理の要請をすることができるということになっています。その要請でありますが、本来は、何県はどことか割り振りができればいいんですが、そこまではいっていません。あくまで要請でありますが、マッチング...全文を見る
○野田内閣総理大臣 確かに、これまでは瓦れきが発生をした被災地の自治体に対する支援が中心でございました。放射能の測定をするであるとか、あるいは処理費用、運搬費用も含めて、国が財政的支援をするというやり方で被災自治体の対応をしてまいりました。  これから変えなければいけないという...全文を見る
○野田内閣総理大臣 西先生からは、特別交付税制度を柔軟に対応できるように、特に災害発生時等々という御趣旨の御提起だと思いますが、川端大臣からもお話がありましたとおり、いわゆる特例交付という制度をつくっていただいて、東日本大震災で二回、特例交付をやりました。これは合わせて二千五百億...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今般成立した国家公務員の給与削減については、西先生にも実務者協議で大変お世話になりましたことを御礼申し上げたいというふうに思います。  その上で、二年後の話でありますけれども、今回は臨時異例、まさに復興財源の手当てとして充てるということがこの法律の趣旨でござ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私どもの内閣の最重要課題は震災からの復旧復興と原発事故との戦いと日本経済の再生である、昨年、政権発足当初にそう申し上げさせていただきました。この姿勢は不変でございます。  むしろ、ことしは、きょうは予算を衆議院通過させていただきましたけれども、復興関係の予算...全文を見る
○野田内閣総理大臣 海江田大臣の発言は今初めて聞きましたので、十分同じ認識かと問われても、ちょっと定かにはわかりません。真意をよくお聞きしないとわかりません。
○野田内閣総理大臣 だんだん理解できてきました。  例えば、住宅再建だったら住宅再建をしなきゃいけないんです。その政策的後押しはいろいろなやり方があると思います。今の水産加工業の復活あるいは集積含めての対策は、例えばグループ補助金等々を活用していただくであるとか、あるいは、今回...全文を見る
○野田内閣総理大臣 消費税を引き上げるということは、さっき申し上げたとおり、社会保障を持続可能なものにする、充実、安定化させるということで、それはそれで、別の意味でそれぞれの皆さんの生活にとって、水産加工業を営んでいる方にとってだって、住宅再建を希望しようとする方にとってだって老...全文を見る
○野田内閣総理大臣 地方交付税の役割というのは、地方税収というのは地方間でばらつきがありますから、それを調整するという機能と、それから、地方自治体がやらなければいけないさまざまな行政サービスがございますけれども、そのための必要な財源を保障するという役割があると思うんです。  そ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 重野先生が前に、そういうどこかの先生の御指摘を引用していただきました。加えて、相対的貧困率もアメリカに続いて日本は高い位置にある、そういう統計もあります。ということは、今やらなければいけないことは、こうした貧困対策であるとか、あるいは格差の是正という方向性にか...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今回は、課税所得五千万超の最高税率の引き上げという形になります。それは財務大臣が分科会で答弁したと聞いておりますけれども、要は、今回、復興のための財源として、所得税については、全ての所得層について一定の御負担をお願いする形です。また、消費税についても社会保障と...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これは平成二十一年、自公政権下のときでありますけれども、平成二十一年度税制改正法がつくられて、その附則の百四条に、消費税を含む税制の抜本改革については、平成二十三年度末までに提出をすると書いてございます。  この法律に基づいて基本的には対応したいと思っており...全文を見る
○野田内閣総理大臣 そんなにおかしいですか、今のやりとりは。  例えば、柿澤委員が御質問されたのは十一月ですよ、去年の。そのときはまだ素案を決めていない段階です。かんかんがくがくの議論を政府の中も党の中もやっていました。社会保障改革をどうするか、そのための税制改正をどうするかと...全文を見る
○野田内閣総理大臣 あの一月末に提出された事業計画に対して、先日、三月二日、第一回目の交付可能額の通知が行われました。事業費で約三千五十三億円、国費で約二千五百九億円、このいわゆる決定について、被災地の中から、きょう新聞などの報道にもありましたが、査定官庁みたいではないかという批...全文を見る
○野田内閣総理大臣 ちょっと、個別の一つ一つということではなく、さっきも少し御説明申し上げましたけれども、被災者の生活支援等々のために速やかにやらなければいけないものは何なのかということで被災地の御要望を承った。  これは国が最大関与というお話がございましたが、一方で、そういう...全文を見る
○野田内閣総理大臣 復興庁を二月十日に発足させていただき、その思いというのは、縦割りを排して被災地の御要望に対してスピーディーに適切に対応するということでございました。その趣旨に沿って、今手続のお話がございました。これはもうちょっとやはり工夫する余地があると思いますので、改善をさ...全文を見る
03月08日第180回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○野田内閣総理大臣 西村委員におかれましては、理事として円滑かつ充実した予算審議のためにお骨折りをいただきまして、ありがとうございました。  日本再生重点化枠一兆円、これは日本の成長に資するための予算であります。それから、一次から四次まで復旧復興の予算をつくりましたが、あわせて...全文を見る
○野田内閣総理大臣 中島委員におかれましては、郵政改革関連法案を含めてさまざまな御質問をいただいたこと、本当に感謝を申し上げたいというふうに思います。  今、副総理も御答弁されましたけれども、税制改革に関する関連法案は、これは附則百四条に基づいて、年度内の提出を目指しております...全文を見る
○野田内閣総理大臣 あくまで年度内の成立を目指してまいりたいというふうに思います。そのための努力を一生懸命やっていきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 一つは、高校無償化については、これは三党の幹事長間による確認書がございました。それを踏まえて、誠実に対応していきたいというふうに思います。  それから、農業の戸別所得補償についても、政調会長の間で実務者協議の再開について今調整中と聞いております。そういう議論...全文を見る
○野田内閣総理大臣 大綱の閣議決定の際に、御指摘のとおり、法案提出など立法府のあり方に深く踏み込んだ表現があることで国会の御議論に御迷惑をおかけしましたことは、さきにも深くおわびをさせていただいたところでございますので、以後、閣議決定についてはより慎重な態度で臨んでいきたいという...全文を見る
○野田内閣総理大臣 拝見をさせていただいております。
○野田内閣総理大臣 女性の部分については、まさに御指摘のとおり、御意ということでございます。
○野田内閣総理大臣 朝日新聞とのインタビュー、若宮さんとのインタビュー、私も詳しく拝見させていただきました。プーチン氏の領土問題を解決しようという意欲は非常に強く感じる、そういうコメントが続いています。  ただし、引き分けの意味、これは恐らく、双方が納得できる結果、一定の結果と...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先ほど来の東委員の、これまでの与野党協議の真摯な、真剣な協議の経過については、改めて理解を深めることができました。大変ありがとうございました。  その上で、民意を削減しない制度改正、その理念、考え方としては、それはそのとおりだと思うんですが、問題は、それぞれ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 ちょっと今の御質問の前のところの、私どもの民主党と自民党の政党支持率の話がございました。  私は、民主党、自民党だけではなくて、この国会にかかわっている、中小の政党も含めて、既成の政党全てに対する支持が離れていく可能性があると思っているんです。それは、何かを...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今、政党間の協議会の場でも同時決着を目指しているということでございますから、私は、やはりその動きは尊重しなければいけないと思います。  でも、それは、なるべく早くというか、早急に本当に結論を出さなきゃいけないと思うんですが、逆に言うと、でも選挙制度というのは...全文を見る
○野田内閣総理大臣 いや、私一人の頭の体操でうかつに申し上げる話ではなくて、本当に全党挙げた議論の中で英知をつくり出していきたいと思いますが、その中で、特に交渉当事者になるのは座長でありますから、彼を通じて私どもの知恵というものが反映できるようにしていきたいというふうに思っており...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先般、沖縄をお訪ねした際には、今進めている日米協議における私どもの基本的な姿勢を御説明させていただきました。従来のいわゆる辺野古への移転と在沖海兵隊のグアム移転、そして嘉手納以南の土地の返還ということを、パッケージではなく切り離して、抑止力を維持しながら沖縄の...全文を見る
○野田内閣総理大臣 普天間移設の問題についての基本方針はさっき申し上げたとおりです。  すなわち、そのためにも、沖縄の皆様の御理解を得るために、疑念を晴らすための努力を最大限していかなければいけませんし、今の委員長の御差配のとおりに従うべきだと思います。
○野田内閣総理大臣 ちょっと私、通告がなかったんですが、今のやりとりを聞きながら、平野大臣がもっとちゃんと説明できる部分があると思いますので、担当大臣によくお聞きいただきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 除染をするから帰還を強いるということは、現実にそういうことはあり得ないと思います。  除染をするということは、ふるさとに帰りたいと思っていらっしゃる方のその思いを実現するための一つの条件でありますが、そのほかにも、雇用の問題であるとかインフラの問題とか、帰る...全文を見る
○野田内閣総理大臣 その二十ミリシーベルトの位置づけでありますけれども、これは、原子力安全委員会がICRPとかIAEAにおける考え方も踏まえて昨年八月四日に示した緊急防護措置の解除に関する考え方において、解除日以降年間二十ミリシーベルト以下となることが確実であることを避難指示の解...全文を見る
○野田内閣総理大臣 マニフェストに消費税については書いていないんですが、今、私が街頭で言った話でしょうか、含めて、基本的な考え方はやはりそういうことでした。  多くの人の共通理解としては、消費税は任期中には引き上げない、政権担当期間中、任期中には引き上げない。上げるとすれば、そ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 変わったというか、認識を深めたということであります。
○野田内閣総理大臣 いずれの日にか税制の改革をやらなければいけない、日本の財政状況を考えれば、歳出改革もやらなければいけないし、成長の道にお金をまさに振り向けて成長路線もとらなければいけないけれども、あわせて歳入の改革は避けて通れないということは、これは私も民主党のときの次の内閣...全文を見る
○野田内閣総理大臣 予算についてはあくまで年度内成立を目指して全力を尽くしていく、そのための御説明をしっかり参議院の方でもやっていきたいというふうに思います。  それから、特例公債については、残念ながら、今般の野党の幹部の皆様の、例えば「日曜討論」とかの発言等々、会見の発言を聞...全文を見る
03月09日第180回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 子ども手当も、それから高校授業料無償化も直接御家庭に経済的な支援をする、しかも、チルドレンファーストという理念の下でその政策を実現をする、そういう趣旨の下で行わさせていただいた政策でございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 東日本大震災発災後、多くの皆様が義援金で御協力いただいたり、多くの皆様がボランティアとして活動していただいたりしていただきましたけれども、今なおやっぱり被災地に必要なことは、助け合い、支え合いで御協力をお願いをしたいと思いますが、その最大のテーマが広...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ちょうど特別会計改革について今日閣議決定をしたんですけれども、これは全体的な改革であります。十七ある特別会計を十一に減らしていくということ、勘定を、今大体五十一ぐらいあったのを、五十二でしたかね、二十六にしていくという、約半減にしていく等々の改革をや...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 温対税についてはもう十分御理解いただいていると思いますが、その上での森林吸収源対策についてでありますけれども、これについては平成二十四年度の税制改正大綱が記述をしておりまして、これを踏まえて対応したいと思うんですけれども、平成二十五年以降の地球温暖化...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 昨年の九月に野田内閣が発足をいたしましたけれども、最優先、最大の課題は、復興と原発事故との戦いと日本経済の再生と申し上げました。まさにその思いは今年も変わりません。特に復興については、今委員御指摘のとおり、政府としては懸命に取組を進めてきたつもりであ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先般、プーチン次期大統領が外国メディアとのインタビューの中で日ロ関係における領土問題解決の重要性を指摘し、その解決に意欲を示す発言を行ったものと期待をしています。  私は、そのやり取り、詳細拝見をさせていただきましたけれども、確かに意欲は感じます。...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 日ロ両国のその立場というのは、残念ながらこれは大きな開きがこれまでございましたので、双方にとって受入れ可能な解決策を見出すために知恵を絞っていこうという意味で英知ある解決という言葉を使わせていただきましたけれども、その際に、私どもの基本となる姿勢とい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 北方領土関連の予算は、先ほど資料でお示しいただいたとおり、予算としては増やしてきているつもりでございます。それが有効に国民に伝わるように、国民のまさに啓発につながるように様々な手段を有効に活用していくことを不断の検討を加えていきたいというふうに思いま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 竹島に関する我が国の立場は、今、外務大臣がお話ししたとおりであります。そういう主張をしっかりとしていきながら、その伝える方法について、あるいはその世論を喚起していく方法について等いろいろあると思います。  予算の確保については、これは額はまだ二千万...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 二月二十九日の党首討論のときに一票の格差是正含めての政治改革の議論を谷垣総裁との間で行わさせていただきました。  そのときに、谷垣総裁からは、優先順位を決めて取りかかっていこうと。そこにはまず一票の格差是正というお話ございました。私自身も、二月二十...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まさに、国会の不作為が問われるときのまさに政治家として、ただし党首討論でありますから党首としての発言をさせていただいております。その今の考え方の背景については、樽床代行にもきっちり御説明をしたつもりでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、基本的に、ここに書いてあるマニフェストの主要項目についてはばらまきという認識はございません。しっかりと恒久財源を確保しながら、これ四項目だけ出ておりますけれども、全体としては三・一兆円を確保しながら、そしてこういう形でマニフェストでお約束したこ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 何で私ならストップするかと思われたかちょっとよく分からないんですが、私はこの流れを元々加速しようというふうに思っていましたので、ちょっと委員との私に対する認識が違っていたんじゃないかと思うんですが。  国と地方の役割分担がないというお話ですけれども...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的には、地方のことは地方が責任を持ってやれる体制をつくっていくということが私どもの基本的な理念でございます。その上で、平成二十三年度は五千百二十億円のいわゆる一括交付金化を予算措置をさせていただきました。そして、今御指摘のように、平成二十四年度は...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いろんな団体、組合があります。その中の一つでありますが、特に委員の問題意識は、いわゆる教員も含めての公務員の政治的な中立性という問題意識はいつも御質問を通じて感じています。その考え方は基本的には大いに踏まえて対応しなければいけないというふうに思ってい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 個別に、それは個々の事例で判断をすべきことだろうというふうに思っております。  私は、教職員で組合をつくること自体はこれは認めているわけですから、その中で基本的には、政治的な中立性を含めて、教室に政治を持ち込まないということの中で組合活動をやってい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほどの選挙違反の事案等はそれぞれが責任を取ったというふうに思います。違法献金等があればそれに即して対応しなければいけないし、厳しく律していかなければいけないというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 教職員の組合に関係しているという意味で共通性があるという御指摘でしょうか。多分そういうことなんだろうと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 特定の業界、団体と深いかかわりを持った中で、いわゆるその、まあいわゆる政務三役といいますか、高いレベルでの仕事をすることはおかしいと、そこは切り離さなければいけないという趣旨だったと記憶をしております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私がお付き合いをしていただいた企業の中で、献金、パーティー券を購入をしていただきました。これは財務大臣とか副大臣になる以前でありますけれども、後からその企業が脱税をしていたということを御指摘をいただいて、脱税の疑いがあるということでございましたね、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) むしろ詳しくは御本人来ているから御本人に聞いていただきたいと思いますけれども、日教組の本部に事務所が置いてあるという事実はないんじゃないでしょうか。建物は文部科学省所管の財団法人日本教育会館、そういう所有の建物でございますので、日教組の本部に彼女の事...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ちょっとまだよく分からないところがあるんですけれども、例えば賃料は、日教組に出しているんじゃなくて、その財団に出しているんですよね。等々、ちょっとそのほかごちゃごちゃにしている話が若干あったというように思います。そこは正確にちょっと詰めていかないとい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これはでも元々年金法の本来の考え方で、消費税を含む税制の抜本改革で対応すると、その二分の一と三六・五%の間を埋めるという年金法のその趣旨に沿って、今回はいわゆる交付国債という特別な形で対応させていただいておりますけれども、御党のお考えはこれは赤字国債...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 間違いなく将来の財源は消費税であると、それをもって必ず償還をするということを明記をしている話でございますので、そんなにおかしいことではないというふうに思いますし、消費税を引き上げることについては御党も御理解いただいていると思いますので、それについての...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) こそくなことではなく、特別な対応をしたということでございますし、交付国債は、もう御案内のとおり、赤字国債、建設国債と違って、これはまさに財源調達の手段ではありませんし、市場を通じて調達するものでもございませんので、そういう意味から、全く性格が違うけれ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政府・民主三役会議は、今議員御指摘のとおりであって、党としてのこれは会議体でございますので、議事録を作っていないということでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今回の東日本大震災の発災によって約二千万トンの災害廃棄物が発生をしまして、それぞれの被災地だけで自己完結で対応することは困難であります。今回、この大地震の後に、多くの皆様が義援金を出したりボランティアで活動されましたけれども、一年ほぼたとうとしていま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、困りましたね。済みません。喫煙率が下がっていくことは望ましいと思います。ただ私、十八からずっとやめたことがなく貫いてきてしまいました。受動分煙には気を付けさせていただきたいと思います。(発言する者あり)あっ、二十歳、済みません、そういえば二十歳...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 専門的なことは後で厚労大臣に補足をしていただきたいと思いますが、昨年の九月に松先生から御指摘をいただいて、まさにワクチン接種と検診を併せてやることの意義というものを大変説得力を持ったお話をされたものですから、是非これは検討しなければとこの委員会の場で...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 平成二十一年のまさにあの法改正からまだ二年ほどでございますので、この間のいろんな識者、かかわっている皆さんの意見などをよくお聴きしながら検討していきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 柴田委員に本会議でもお尋ねいただきましたけれども、平成二十二年度の決算検査報告におきまして、歳出全般にわたって無駄の排除を厳しく求められている中、件数で五百六十八件、指摘金額四千二百八十三億円と数多くの指摘を受けたことは、私としても誠に遺憾なことと認...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 二度と同じような原発事故を起こさないために、これは事故の究明、事実を確認していくということは大事だというふうに思います。  その上で、政府事故調、国会の中にも事故調ができて、民間レベルでもこの間報告が出ましたけれども、政府事故調についてはこの間、中...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ストレステストの評価についていろいろありましたけれども、基本的にこれはIAEAのレビューも受けながら、福島第一原発のような地震、津波に対してどれぐらいの裕度があるかということをチェックをして、それを、いろいろ組織としての信頼感のお話も御指摘がありまし...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御指摘の平成二十二年度の決算検査報告については、件数五百六十八件、指摘金額四千二百八十三億円と数多くの御指摘を受けたことは誠に遺憾に思っております。このため、この検査報告を受けまして、直ちに私から各大臣に対して検査報告事項についての改善について指示を...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今、又市先生から御指摘いただいた「もんじゅ」を含む核燃料サイクル、その在り方について、エネルギー・環境会議におきまして、原子力政策の徹底検証を行い、新たな姿を追求すると、こういう整理をされておりますが、今後の原子力政策の在り方を議論していく中で、行政...全文を見る
03月12日第180回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政府を挙げて復旧復興に取り組んできたつもりでございますし、一方で、野党の皆様にも御協力をいただいて復興庁や復興特区等々の新しい制度や組織をつくっていただきました。  ただ、率直に申し上げまして、被災地の皆様からは遅いあるいは行き届いていないという御...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ちょっと数字で表すのはなかなか困難でありますけれども、少なくとも、復興に向けては集中期間が五年間、そして復興を完了するには十年という計画でありますが、一年たった中で、例えば一次から四次まで補正予算成立をさせていただきましたけれども、その執行を急がなけ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私自身は、今御指摘いただいた復興であるとか、やらなければいけないことをしっかりやり抜いた上で国民の審判を仰ぐというのが基本的な姿勢で、特に今、時期であるとかやり方等を念頭に置いているわけではございません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 一体改革についてはこの年度内に法案提出をしたいと思いますが、速やかに御審議をいただいた中で、当然のことながら野党の皆さんとも真摯に御議論をしながら成立を期していきたいと思いますけれども、そのことも含めてやらなければいけないテーマがたくさんございます。...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 解散については、はっきり具体的に言うべきものではないというふうに思いますが、一体改革も含めてやらなければならないことをしっかりやり抜いた上で適切な時期に判断をするということに尽きます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 附則の百四条には年度内に法案を提出するということになっていますので、その法律に基づいて、のっとって対応していきたいというふうに考えております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 成案、素案、大綱と丁寧な議論をしながらまとめてきたつもりでございますし、大枠は基本的には変わりませんので、更に丁寧な議論を積み重ねながら法案提出までに至るようにしたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 年度内に法案を提出をいたします。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 余り悲観的なたらればでお答えするのもどうかと思いますが、年度内の法案提出目指して全力を尽くしていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 年度内の法案提出を目指して全力を尽くします。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 年度内に法案を提出するために全力を尽くします。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) そういう求刑はありましたけれども、これから四月には判決、一定の判断が出ると思いますので、それを注視をしていくということで、その個々の判断云々ということについてはコメントを避けたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 党の代表ではありますけれども、まさに今裁判の進行中でございますので、その帰趨を注目をしているということに尽きます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いわゆるきっちりと議事録を取っていない分、議事概要という形でございますので、議論の全体等が国民の皆様には伝わらなかった部分があるかと思います。その点については真摯に反省をしていきたいと思いますし、公文書管理法に基づいたきちっとした対応をこれからしっか...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) このような事故を起こさないためにも、あるいは危機管理の問題を含めても、きちっと国民の皆様と情報共有をして、そして公正にきちっとした総括ができるようにしなければいけないという点においては深く反省をしなければいけないというふうに考えております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 党内で顧問クラスの方、代表経験者等の方々に、それぞれの分野において党務の一環として活動していただく役割分担はさせていただきました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) はい、そのとおりです。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 鳩山元総理については、党外交という側面もありますので、そういう面で頑張っていただきたいというふうに思いますし、民間事故調のお話ございましたが、菅前総理の評価、厳しい評価もありましたが、一方で、東電が撤退しようとしているときにそれを阻んだこと等、あるい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) F35Aを機種選定したときには、三つの機種の御提案がございましたけれども、それらを客観的に公正に選んで、その際には、コストの問題であるとか納入時期の問題、しっかり提案どおりやるように強く要求をしています。それに基づいてきちっと契約できるように万全を尽...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今申し上げたとおりであって、そういう基本方針の下に、仮定の質問で、万が一ということに備えての今お話がございましたが、そのときについても日本の防衛に空白が生じないようにという今お話をしましたので、きちっと職責は踏まえているというふうに思っております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今御指摘の問題、イランをめぐる情勢については、平和的そして外交的解決を目指すということが政府の一貫した姿勢でございます。  長島補佐官については、いろんな想定をしながらの頭の体操を現段階でしているということであって、政府全体としてじゃなくて、私に対...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 昨年の十月のあの七十五円台という水準に比べれば円安への展開にはなってきていますが、基調的には、まだ基本的には高めの評価になっているんではないかと。余り水準の話は具体的にはコメントは控えたいと思いますが、基本的にはファンダメンタルズを考えるとまだ相対的...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的には、G7、G20における議論というのは、いわゆるファンダメンタルズを反映しなければいけない。要するに、市場によって決定されなければいけないというルールの確認を何度も何度もやっているんです。特に、そうはいいながらも頻繁に介入をしている可能性のあ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国際会議以外、G20等、例えば日中経済対話とか……
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 主要通貨国ですか。まあ、それはないかもしれません、はい。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 真摯な与野党協議につながるように、その前にしっかり与党内で丁寧な議論をやった上で法案を提出をさせていただきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 大綱に記載をしておりますので、その大綱を踏まえてしっかり法案としてまとめていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 選挙前は、私も含めて多くの民主党の共通認識は、任期中には消費税を引き上げない、そして、引き上げる前には国民の信を問うというのが全体的なコンセンサスであったと思います。  したがって、あのアンケートではそういう回答をしたというふうに思いますが、政権を...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 元々、私は、次の内閣の財務をやっているときに、四年間が集中的歳出削減、その後、四年以降は歳入改革という計画を作っておりましたので、どこかからは歳入改革に踏み切らなければいけないというふうに思っておりましたが、特に自分なりに予算編成等、特にリーマン・シ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政権をお預かりした立場から、すぐに消費税を引き上げるという、そういう形での結論は出していなかったというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 百四条は二十三年度末までに消費税を含む税制の抜本改革を行うということでございましたので、まだ時間的には判断する余裕があるというふうに思っていたと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 当時は、だからまだ決め打ちをしていなくて、判断を留保していたということでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私の決断というよりも、相当時間を掛けて政府内、党内で意見交換をしました。その議論の経過を踏まえての対応をしたというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今副総理が御説明したとおりですが、いわゆる集中検討会議の中でこの種の議論がなかったのかというと、これはそうではありませんで、改革の将来展望と現在の課題の両方を具体的なプロセスとして示すべき、あるいは働き方、ライフコース選択に影響を与えない制度を目指す...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 本来はこれ、一体改革は当面二〇一〇年代半ば中心にやらなければいけないことなんですけれども、一方で将来の展望、方向性も示すべきだという意見がありました。したがって、大綱の中で二章で全体像を示す中でこの将来の年金の姿も示しているということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 党の意見としては、社会保障でやるべき項目、改革項目と、それらの法案提出時期などの工程表も示した方がいいという意見がございましたので、そういうことを踏まえて対応したということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) この年金をめぐる議論、いろいろあると思うんです。どっちがベストかというのはこれからのまさに議論だと思いますが、我々は、新しい年金制度をまず抜本的につくった方がいいという立場で党内の議論を積み重ねてまいりました。御党含めて、現状の制度を改善しながら百年...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) あの工程表の中にはそういう形で明記をしてございますので、そういう努力をしたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) あくまで私どもは、基本的な究極の姿を見ながら、現状で何を対応できるか、最低保障年金という姿を書いていますけれども、その前に、最低保障機能強化についてはこれは与野党合意できると、そういう合意できるものを、接点を今現時点では探っていきたいというふうに思い...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 広域処理の必要性は本当に多くの皆様に今御理解いただきつつあるというふうに思いますが、現状は残念ながら五%程度しか進んでいなかったということの中で、改めてその対策を強化しようということで、昨日、その前も少し一定の方針は出しておりましたけれども、改めて気...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これまではどちらかというと被災地における支援ということで、放射能の測定の支援であるとか、あるいは運搬を含めた処理コストを支援をするということをやってまいりましたけれども、これから、一方で、広域処理という形で受け入れていただける自治体に対する自治体への...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 代行の権限を行使しないということではございません。市町村から御要請があればそれは、代行は当然やることはあり得るというふうに思いますが、まだそういう御要請はございません。行使を否定するわけではございません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) それぞれの自治体の状況とかこれまでのかかわりは環境大臣一番御存じだと思いますが、私どもはその代行を嫌がっているわけではなくて、今委員御指摘のとおり、一歩も二歩も前へ出る気持ちはございますので、当然のことながら必要に応じて積極的に対応していきたいという...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 二年間でということを今環境大臣も明示したし、また、そういう方向で頑張ってまいりましたので、環境大臣だけではなく、政府を挙げてそういう取組をしていきたいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 瓦れきを処理しなければならないという、その気持ちはどの省も同じでございますので、それはきちっと調整をして対応したいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) とにかく関係閣僚会議で決めます。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 瓦れきの処理が促進される方向で、よく各省の意見も聞きながら調整をさせていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) スピードアップという観点からするならば、これは既設処分場を活用するということだと思うんです。そこを徹底していくということだと思います。どうしても必要があれば国有林も活用するという中での判断をしていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 福島第一原発事故による原子力安全行政への信頼が大変大きく損なわれましたので、原子炉が稼働しているか否かにかかわらず常にしっかりとした安全規制を行っていく必要があると思いますので、そのためにも、国民の不安を和らげるためにも、一日も早く新たな原子力安全規...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政府の事故調は昨年の暮れに中間報告を出していただきました。そういうことも踏まえながらの対応はこれからもしていきたいと思いますし、国会の事故調、民間事故調それぞれからいろいろ解明をしていただいております。それらはその都度、真摯に受け止めていきたいと思い...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 前政権のときでありますが、八月の閣議決定に沿って、今私どもは原子力の安全規制に向けて二段階で対応させていただいているところでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 四月を目途にということでございますので、四月一日からというのは、これは整合的だというふうに思います。  加えて、事故調の結果は無視するということはさっき申し上げておりません。真摯に結果が出てきたら受け止めると申し上げさせていただきました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 消費者庁の設置時における審議時間は、衆議院で約五十八時間、参議院で三十時間と承知をしています。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 既に法案を提出をさせていただいておりますので、何とぞ早期に御審議をいただきますようにお願いをしたいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) あの昨年の八月の閣議決定のとおり、四月めどにこういう形の一つの組織を発足させていただき、事故調については、その結果が出ましたら、それを受け止めて対応させていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) どういう御意見が出るか分かりませんけれども、国会の事故調にしろ、政府事故調にしろ、そういう御提起については真剣に受け止めていくということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) あの福島原発のような事故を二度と起こさないために、しっかりと安全の規制はしていかなければなりません。そのための組織をまずはこういう形で実現をさせていただいた上で、これから様々な御意見出るかもしれませんが、そういうものにも真摯に耳を傾けていきたいという...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、規制と利用の分離をしなければいけないということで、今回のまさに規制庁をつくらさせていただきたいというふうに思います。これは早くやらなければいけないというふうに思います。  その上で、事故調等のいろいろ検証結果が出ましたら、より広範な検討を進め...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 検証の結果を含めてより広範な検討を進めと申し上げましたので、その事故調から出てくる様々な御提起等々についてはそういう検討を進める、広範に検討を進めるということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 新組織が担うべき業務の在り方や、より実効的で強力な安全規制組織の在り方について、平成二十四年末を目途に成案を得るということでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私は、やっぱり安全の規制と利用の分離ということは今からできるところからやっていかなければいけないし、加えて、原子力安全規制に係る関係業務の一元化ということも進めなければいけない。それは、今できるところからやっていくということは一つの考えとしてあるんで...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今般の東日本大震災の中では、本当に台湾の皆様には温かい御支援をいただきました。そのお気持ちをもしかすると傷つけるようなことがあったら、これは本当に申し訳ないと思います。行き届いていなかったことを深く反省をしたいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) そのとおりでございまして、ずっと長い間、百二十五代まで男系で続いてまいりました。その歴史的な重みというものはしっかり踏まえていかなければいけないと考えております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) したがいまして、今回の議論というのは、男系、女系という議論じゃなくて、長い伝統を踏まえると、これはやっぱり男系ということは重く受け止めなければなりません。  その一方で、皇室活動の安定性等と、あるいは天皇皇后両陛下の御公務の御負担を考えると、どうし...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ちょっと、百二十五代分からなかったって、どういうことかは分かりませんけれども、先ほど官房長官は正確にちょっと定義のお話をしようとしたというふうに思います。基本的には理解をされておりますので、そのまさに皇統の在り方、男系か女系かという皇位継承の在り方と...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 大事な観点は、天皇皇后両陛下の公務の御負担を軽減をするということと皇室活動の安定性をどう維持するかなんです。一つの観点として女性宮家創設という考え方ありますが、それをめぐって、今の御提起を含めて、様々な御提案を有識者の皆様からヒアリングをしながら、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 多分、もう問題意識は共有できると思うんですよね。  私は、小泉内閣のときにいろんな検討がありましたけれども、国民を二分する形で、結果的には前に進むことはできませんでした。私は、それはそれで丁寧な議論が引き続き必要だと思いますけれども、その問題と切り...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まだヒアリングがスタートしたばかりでありますけれども、委員の御指摘も含めまして、私は問題意識は相当共有できる部分はあると思っています。丁寧な議論をやっていきたいというふうに思います。国民各層の様々な御意見もちょうだいをしていきたいというふうに思います...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御指摘に異論はございません。先般の党首討論でも谷垣総裁から大変前向き、建設的な御提起をいただきました。  そういうことを踏まえまして、国が一歩も二歩も前面に出るように努力をしているところでございますし、何よりも国民の皆様の御理解が不可欠でございます...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 特に、先般、黒岩知事とか、横浜、相模原、川崎の幹部の来てもらった皆様から、きちっと法律に基づいて政府が文書等を出して依頼をしてほしいということがございましたので、まず被災三県を除く四十四都道府県について、政府として文書として広域処理のお願い、要請をさ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 東日本大震災発災後に多くの義援金が集まり、多くのボランティアの皆様が汗をかかれました。ちょうどあれから一年たちましたけれども、引き続き、助け合い、支え合いということが大事であります。その象徴的なテーマがこの広域処理だと思います。私なりにも折につけこの...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ですから、四十七じゃなくて、被災三県を除いた四十四道府県に今回は文書でこういうふうに具体的に要請をさせていただきました。その状況を見ながら更に判断をさせていただきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 三月十一日の大震災の発災の後ですが、当時財務大臣でございましたけれども、翌十二日に激甚災害の指定を決定をさせていただきました。それから、十四日に第一回目の予備費の活用をさせていただきまして、当面の復旧あるいは被災者の支援のための即応はお金の面ではまず...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政権交代を実現をさせていただいた後押しをしていただいた皆様の御期待に沿うためにも、やっぱり国民の生活が第一という理念をしっかり堅持しながら、特にマニフェストはいろいろと御批判がありますけれども、その中でお約束したことのできない部分もありました。まだや...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) TPPについて、今、交渉というか協議の状況は外務大臣から御説明があったとおりでございます。関係国がどういうことを求めてきているのか含めてしっかり国民の皆様にお知らせをしながら、国民的な議論を通じて、最終的には国益に沿って判断をしていきたいと考えており...全文を見る
03月13日第180回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) おはようございます。  武内委員からは、ILO勧告に対する私の認識と国家公務員制度改革関連四法案の成立に向けての決意というお尋ねでございました。  平成十四年以降、御指摘もございましたけれども、ILOからは六回、日本政府に対する勧告がございました...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 著書でもそういうふうに書いてございますので、その書いてあることを忘れずに今国会に臨んでいきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 那谷屋委員御指摘のとおり、平成二十四年度予算が成立をした暁に執行させていただければ、公立の小中学校の耐震化は九〇%まで行くんです。ただし、今御指摘のとおり、天井から何か落ちてきたらこれは危ないわけで、子供たちの安全のために、あるいは避難所として活用す...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 全世代対応型へと転換をする社会保障制度の改革を踏まえ、次世代を担う子供や若者の育成を進めていくために、手に職を付け就業につなげるための教育・訓練環境整備、生計困難でありながら好成績を修めた学生等への支援など、教育の質と機会均等を確保するための方策を強...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まずは、いわゆる安定の部分ですと、年金、医療、介護、いわゆるこれまで高齢者三経費と言われてきた部分についても、基礎年金の国庫負担の問題もこの国会でも随分と御議論いただきましたけれども、二分の一と三六・五%の間を、これ、今まではワンショットのお金を何と...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今回の一体改革は、一つは社会保障を安定させ充実させることが待ったなしの状況になっているということ。  改めて申し上げますけれども、さっき給付の面で高齢者中心で、いわゆる働き盛りの世代が余り恩恵を感じられない今の社会保障制度では駄目であるので、この世...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今、友近委員が会ったお子さんのような人たちも含めて、全てが夢が持てるような社会をつくることが私の夢です。この日本に生まれてよかった、福島に生まれてよかった、岩手に生まれてよかった、宮城に生まれてよかったと思っていただけるような環境整備をすることが政治...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 東京オリンピック、幼児体験で覚えています。いまだにアベベとかチャスラフスカとか、記憶に残る人たちがたくさんいます。確かにあれは日本の大きな夢になったと思います。今オリンピックの誘致等を行おうとしておりますが、その際に、国立競技場がかなり老朽化をして、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 去年ですか、農水省が出した試算というのは、全ての農産品自由化して何もやらなかったときという相当な前提を置いた試算でございますので、今回、TPPのいわゆる関係国との協議に入っておりますが、これは何度も申し上げますが、あくまで国益の観点に立って、国民的な...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 社会保障と税の一体改革、これは先送りのできないテーマであります。したがって、粘り強く合意形成を図っていかなければいけないと思っております。  政府・与党内においては、去年一年掛けて成案を合意形成をし、そして一月六日に素案を決定をいたしました。その素...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御党からいつも被災地の声を踏まえたいつも前向きな御提言をいただいていること、まず感謝申し上げたいと思います。  おとといがちょうど大震災発災から一年ということで、追悼式もさせていただきましたけれども、この一年というのは、復興という、集中復興期間が五...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 三党における協議によって、これ第七章というものが新設をされました。福島の復興、再生に必要な諸施策については国が必要な財政上の措置等を講ずるものとするとなっています。これを十分踏まえて適切に政府は対応していきたいと思いますが、今の御質問の福島が行う健康...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 福島県が十八歳の医療費無料化に向けて基金を使いたいという御意向があるということは承知をしております。政府は、今回の修正を踏まえた上でどのような支援があるのか、その在り方も含め、基金の状況についてフォローアップをさせていただきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 経緯はもう先ほど担当大臣お話ししたとおりで、国として検討させていただきましたけれども、国がストレートにはできない。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) できない。で、県が強いそういう御意向があって、基金を活用されるということの御意向は十分踏まえてフォローアップをすると申し上げているのであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御指摘のとおりだと思います。今日も関係閣僚会議やりました。それぞれの省庁でしっかり取組を進めることと、あわせて、政府全体一丸となって広域処理をお願いをし、具体的に推進をしていきたいと考えております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) こういう大きな災害に遭った後でございますから、防災機能の強化等を含めてめり張りを付けながら、限られた財源でありますが、めり張りを付けながら事業を進捗させていくという御提起はそのとおりだというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 気を付けたいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、それはちょっと知りませんでした。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) あの釜石の奇跡は、私もいろんなエピソードを聞いております。年少の子供を引っ張っていったり、あるいは大人を高台に促したりとか。やっぱり日ごろからの防災教育とそして避難訓練の徹底というのは大事だということを証明していると思いますので、今回はモデル事業は二...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 野党の御提起もあってできました東日本大震災事業者再生支援機構、これは御指摘のとおり、小規模事業者、農林水産事業者、医療福祉事業者など、様々な事業者に対して債権の買取りを通じて事業の再生を行うということでございますので、その果たすべき役割は極めて大きい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 確かに、選挙前にいろいろと言葉過激に言った嫌いはあったかもしれませんが、現在の年金制度があと数年で破綻するとかということはございません。マクロ経済スライド等を導入することによって安定化を図っておりますし、平成二十一年の財政検証でも将来にわたり年金財政...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 大綱の中には、例えば第二章で、子ども・子育て、年金、医療・介護等々の社会保障の全体像を明らかにしています。その全体像を明らかにした上で、その上でそれぞれの改革項目を実施時期等々の工程表も併せて載せております。順次この法律については提案をしていくという...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御党からは政治家の監督責任を強化するという、そういう御提案が出ております。我が党からは、企業・団体献金の禁止を含む政治資金規正法、こういう考え方を持っています。これ、大本を絶つためには、企業・団体献金廃止というのは、私どもはこれは自分たちの自説として...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 民主党、先ほど申し上げたような制度改正を提案をしておりますので、現行法令が認めているものについては禁止する措置は講じていませんが、党本部は二〇一〇年を含めまして過去二年間、企業・団体献金を受け取っておらず、パーティー開催も自粛をしております。  一...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) お気持ちは、何とかしなければいけないというのはよく分かるんですが、ただ、難病とこれはちょっとやっぱり違うというのは、原因のある企業があると、等々あるんです。だから、そこをどう乗り越えるかということをちょっとよく研究させてください。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国家公務員試験を目指して日夜頑張っている若い人たちにとっては恐縮でございますが、厳しい国難の状況、財政状況であるということを是非御理解をいただき、今回、行革実行本部の中で今までよりも大幅に抑制することは私も含めて確認をし合っておりますので、この方針ど...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国家公務員の給与マイナス七・八%、削減は、これはもう法律的にも位置付けは明確でございまして、復興財源、まさに臨時異例の措置でございますが、公的セクターにかかわっておる皆様にこういう形で御負担を復興のためにお願いをするというのが趣旨でございますので、し...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 職域加算については今副総理からお話ございましたが、官民の格差を縮小する方向でしっかりいろんな議論をしていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 東日本大震災、原発事故等、その過程でどういう意思疎通、意思決定があったのか、あるいはどんな実績があったのか、そういうことを基本的にはタイムリーに国民の皆様に明らかにして、そして国民の皆様の議論に供することということは大事なことだと思います。  その...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) そういう言葉、知りませんでした。初めて聞きました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) オフレコ取材というのは、これは日本新聞協会等々も一定の背景を知る意味で認めている話であって、諸外国を見ても、ホワイトハウスを含めてこういうオフレコというやり方は取っています。  ということで、存在するということは前提でありますが、ただし、そこでしゃ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) だから、その意味では、小泉元総理は余りオフレコ取材を受けなかったと聞いています。私も余り受けませんが、まあ受けてもいいんですけれども、相当やっぱり気を緩めてはいけないということは間違いないということでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 覚えていますが、あれ、大連立のお話をされたときだと思います。そのお話をされた後に当時の小沢代表は、党の役員を党本部に待たせておりまして、そこでそのお話の御報告をされました。御報告をされたということは当然、だから外に出るということは当然だったというふう...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 公式、非公式って、ちょっと難しいんですが、いろんな機会にお願いをしています。例えば、国会の審議、これは公式でしょうね、党首討論も。そういう場でお願いすることもあります。(発言する者あり)非公式というのは難しいんです。例えば、多くの皆さんが集まっている...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 使い分けてはいないつもりですが、公式、非公式、いろんな機会、お会いする機会というのは一般論としてはあってしかるべきじゃないでしょうか。特に私どもは与野党協議をお願いする立場ですので、いろんな機会にお願いするということはあると思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 裏のままと言ったんですか、私、どこかで。(発言する者あり)ああ、そうですか。多分それは非公式と公式の意味で申し上げたつもりでございますが、いろんな機会で一般論ではお会いしてお願いをする私は立場だというふうに思っております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いえ、分かりません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 二月二十五日にお会いしたのは藤村官房長官であります。一緒に食事をいたしました。それは官房長官と総理が一緒にいるのはおかしいというお話でありますが、ちょうど沖縄訪問前でございましたので、沖縄関連の関係閣僚会議を束ねておるのは藤村さんであります。その後、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 非公式というのはなかなか先ほど難しいと申し上げましたが、あらゆる機会に自民党総裁にも公明党代表にもその他の方にもお願いをしていることはあります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 総選挙の直前の民主党の多くの問題意識というのは、任期中、政権担当期間中に消費税を引き上げることはしないと。もちろんマニフェストには書いておりませんでしたが、その上でもし引き上げるような事態になれば、その前に国民に信を問うというのが共通認識だったと思い...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 山下委員御指摘の憲法十九条、思想及び良心の自由は、一般に、内心について国や地方公共団体が制限し、又は禁止することは許されないという趣旨であると理解をしております。これを含め、憲法で保障された基本的人権は大変重要なものであると認識をしています。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今資料でもお配りをいただいておりますが、大阪市において労使関係に関する職員のアンケート調査が行われて、今御指摘のあったような日弁連会長などの声明が出されているということは承知をしております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 本件は個別の地方公共団体内部の事案でありますので、当該地方公共団体において、憲法、法律、条例等に基づき適切に判断し対応されるべきものと考えております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 繰り返しの答弁になりますが、当該地方公共団体において、憲法、法律、条例等に基づき適切に判断し対応されるべきものと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 同じ答弁になります。当該地方公共団体で判断されるべきものと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 大震災発災からちょうど一年というこの節目は、一つには追悼、鎮魂の思いをもう一回私たちは再確認するということ、そのことは午前中も申し上げましたけれども、やっぱり今回の大震災を風化させてはいけない、しっかりと教訓とか知見も含めて後世に語り継いでいくという...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 若干、丁寧な説明が足りなかった、コミュニケーションの不足があったということは平野大臣も今日反省として言われていましたが、そのことだろうと思うんです。  被災地の皆さんを査定するつもりではなくて、今日の大臣の答弁の中にもありましたけれども、一月末に出...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 東日本大震災発生後、雇用保険や雇用調整助成金の特例措置の実施などによりまして、被災地のハローワークの利用ニーズが急激に拡大をしております。  このため、昨年の四月十日以後、被災三県に対して全国の労働局、ハローワーク職員による応援派遣を実施をいたしま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まさに一体改革でなくてはいけないと思っておりまして、今、舛添委員から御指摘のとおり、どうもちょっと国民の御負担をお願いする部分だけがクローズアップされておりますけれども、何のための改革かというと、これは社会保障改革が待ったなしの状況である、その改革を...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 税制については、私は、基本的には自分たちの考え方は一貫してきていると。その実現度についての評価はいろいろあるかもしれませんが、いろんな考えがあると思うんですが、私は、人類が命懸けで獲得した価値は自由と平等だと思うんです。時折、自由という右足を出さなけ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 普天間の問題については、御指摘のとおり、今回パッケージを外して、在沖海兵隊のグアム移転とそれから嘉手納以南の土地返還の問題、切り離しながら進めるということで、むしろ具体的な沖縄の負担軽減が目に見える形で具体化していくことは、辺野古への移転を御理解をい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いつも私、中国の首脳とお会いするとき申し上げている言葉があるんです。中国の発展は我が国にとってチャンスであると、チャンスである。それが前提であるんですね。  この両国の関係を強化するということは、まさにこれは戦略的互恵関係、この間、呪文のようにとい...全文を見る
03月14日第180回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) おはようございます。  ただいま谷岡議員の御指摘のとおり、被用者年金の一元化については、一体改革の大綱でも示していますけれども、平成十九年法案をベースに四月上旬の法案提出に向けて精力的に調整をしているところでございまして、自公案のそれがベースになる...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 原子力政策の徹底検証を行い、新たな姿を追求すると、これはエネルギー・環境会議でこれまで確認されてきていることです。その新たな姿の中に、バックエンドの問題を含めてどうするか、そのお金の流れ、体制の問題含めて集約をしていく議論になるというふうに思います。...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 再稼働のプロセスはもう御承知のとおりで、ストレステストを事業者にやってもらって、その上で保安院と安全委員会のダブルチェックを得た上で、その上で最終的に地元の理解を得られるかどうかを政治が判断をしながら決断をするわけですが、その地元の御理解をいただくと...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) PKOを派遣をする前に事前調査をさせていただきながら、いわゆる現行法の中で対応できるという判断をした中でお送りしたわけですが、引き続きその安全確保に向けては全力を尽くしていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 大臣だけではなくて防衛省を含めて、そういう計画を踏まえた対応を適切にするというふうに思いますので、そこは万全を期することは可能だというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 現状においては円滑に今活動を進めているというふうに思いますが、そういう心配な状況があったときは、当然、撤収計画などを踏まえながらの判断を大臣がするということでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 大事なことは、現地の動きをきちっと情勢を報告を受けているということであって、そうした心配な状況があったときは、当然、撤収計画を踏まえて対応するということでございますが、大事なことは、ちゃんと情勢を把握しているかどうかだと思います。  あわせて、そう...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私が命じるまでもなく、御覧になるというふうに思います。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(野田佳彦君) きちっとその都度、一時休止、あるいは場合によっては、状況によっては中断、撤収、いろんな局面があるかと思いますが、しっかりと現地の情報を分析をし、的確な判断を防衛大臣はしていただくように、特にまずは、撤収計画等々はまず読んだ上で判断をされるということを...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 派遣をされている隊員の皆さんの安全を確保すること、そして御家族の皆さんに不安を与えないこと、そのためにこれからより一層緊張感を持って万全を期して責任を果たしていきたいというふうに思います。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 現地の隊員の皆さんが本当にしっかりと職責を果たしてもらうために、安心して職務に専念してもらうために、御家族が本当に不安を抱かないようにするために、お送りするときに私は決意を申し上げましたが、その決意は変わりません。  今日の質疑等で不安等を与える場...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私が適材と思って選んだという意味においては、それは私の責任でございます。そういうことを踏まえて、一層防衛大臣においては緊張感を持って職責を果たしていただきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 南スーダンにPKOを派遣をする際に、事前の調査等を踏まえて現行法の中で対応できるということでございましたが、今御指摘のようなことも踏まえて、状況については、ジュバにどれぐらいの影響があるのか等々含めて、事態は十分注視をしていきたいというふうに思います...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今防衛大臣お話しになったように、慎重な検討ということですが、余地は私はあるというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 一つの見直しをしていく際の大きな論点だと思うんです。気持ちの問題ではやらなければいけないなという問題があるかもしれない。ただ、今までの現場の現状を踏まえて、そのことのいわゆる危険性とか法的な問題を含めて、その意味での、私はむしろ、それでこれは現場の経...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほども申し上げましたけれども、現場というか現地に行かれている隊員の皆様の安全を確保すること、家族の御心配をなくしていくこと、そのために万全を期すということの責任を果たしていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) しっかり職責を果たしていただくよう、強く緊張感を持って職務を果たしていただきたいというふうに考えております。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的には、日米合意に基づいて、そして沖縄の負担軽減をしながら沖縄の皆様の御理解をいただいていくというのが基本方針でございますので、その際に、今、日米の協議を進めているところでございますけれども、あのパッケージを外してですね、その中で確認をしているこ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 特に、移転先になる名護の皆さん、また、この間は知事にお会いをしましたけれども、これから丁寧に様々な人たちに御説明をして御理解をいただかなければいけないというふうに思っております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これは、ヘリと航空機との運用の問題とか空地一体の問題とか、米軍の中でもなかなか調整できない話がございました。そういうことなども含めて、嘉手納以南については選択肢にならなかったということでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まさに、これまでの歴史をたどりながら、どんな困難に遭遇をしたのか等々を踏まえなければいけないと思います。  初めて総理大臣として沖縄にお訪ねをしたときには、戦没者の皆様の御霊に祈りをささげるとともに、非常に歴史の一つの節目になったような場所を私は選...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 全般的に、我が党も含めて、ちょっと本部と地域の皆さんとの声がねじれているところがありますが、特に我々は政権党でございますので、先般、沖縄をお訪ねした帰りのときにも、二月二十七日、沖縄県選出の国会議員の皆さんとか県連幹部の皆さんとの意見交換もしました。...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今回の大震災の際に、本当に多くの義援金を送っていただきました。しかも即応という形でございました。その感謝の気持ちは、台湾の主要の新聞紙等で謝意の広告を出したり、テレビのコマーシャル等で流しているつもりです。  感謝の気持ちはいっぱいあるんですが、追...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 真意はさっき申し上げたとおりですが、誤解を招いたとするならば、それは本当に申し訳ないということでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) そういう前例があったのかどうかちょっと分かりませんが、異例のことなのかもしれませんけれども、日本の農産品を輸出していこう、それを拡大していこうという農水省の一つの方針の中で判断をされたんだろうと思いますので、今の筒井副大臣の御説明をそのまま受け止めて...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、ちょっと今個別の案件、よく分からないです。今副大臣からの御説明をよくお聞きいただければと思います。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、まだちょっと事実関係の把握の途中ですので、まだいいとかおかしいとかという話じゃなくて、引き続きちょっとお聞きいただければと思います。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、こういう形で国会でお尋ねがあれば、それは副大臣を含めてあるいは大臣にお聞きになられたらお答えすれば、それで説明責任を果たせると思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ちょうど一年目の節目を迎えましたが、この一年の節目に当たって決意しなければいけないことは、この問題を風化させないという、まさに追悼の思いを新たにするということと、あわせて、復興に向けての取組、これを決意を新たにして進めていくことだと思うんです。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的なマインドは、それは持っているつもりでございますし、働きかけもやっておりますが、私の場合は、基本的に全国で広域処理が進むことをお願いをする立場でございますので、その取組を申し上げておりますが、気持ちの部分と、またいろんな電話作戦等々を踏まえてや...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私が受け入れるというわけにはいかないんですが、地元でございますので、強い要請をさせていただきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これはもう累次の閣議で確認をしておりますし、閣僚のみならず、各省の政務三役にもその働きかけをお願いをしているところでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的には、広域処理について、今御党の青年局でも運動していただいているということでございますし、様々なレベルで働きかけが強まってまいりました。一般の世論としても、総論では受け入れた方がいいんではないかという方が増えてきたと思うんです。  一番ネック...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 決して悠長には考えておりません。政府全力で取り組んでいきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 災害弔慰金の支給というのは、これ自治事務でございます。一義的には市町村のまさに実施主体としての判断でありますが、市町村の取扱いについて、どういうことをするかについては、国もそれに対応して、きちんと対応できるようによく検討させていただきたいというふうに...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) もうなるべく日本の財政のために利払い費等を圧縮しようという先生の問題提起は、真摯に受け止めたいと思います。  独法の改革については平成二十二年に閣議決定をしておりますが、そういうものを踏まえまして、今までいただいた御指摘などを踏まえまして、より精査...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今は、それぞれの事業者がIAEAのレビューも受けた手法でいわゆるストレステストをさせていただく。要は、福島第一原発のような大きな津波あるいは事故が起こったときに、どれぐらい炉心溶融に至らないための裕度があるかどうかと、そういう観点からストレステストを...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 決して増税で頭がいっぱいということはありません。いろんなことを考えておりますが、その中で、脱原発依存についてのこれは方針変わりません。極力原子力発電所に依存するということは中長期的には避けていく、低減させていきたい、その分、省エネ、再生エネルギー等々...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 新規は無理と言ったか、困難という言い方をしたというふうに、困難、無理、まあ同じかもしれません、厳しいかなという認識は持っていますけれども、ただ、これは、これまでどこまで進捗しているのかどうか、個々のケースを見て判断をしなければいけないというふうに思っ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 新規は困難だという認識を持っていますが、今までの経緯、進め方、準備がどれぐらい整っているか等々の個々のケースの判断はあり得るということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 新規はだから困難という認識は持っているということは先ほど来ずっと申し上げていることでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 全体としては困難という認識です。あとは個々の進捗段階を踏まえながらの判断するケースもあるとは、これも先ほど来申し上げていることであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) そんなイエスかノーかの二者択一じゃないということをさっき申し上げています。基本的には困難、ただ、個別に九十何%だか進めているような場合もあるので、そういうのは個々に判断する。個々に判断してなくなるかもしれません。いろんなことがまたあり得るということで...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) もう何回も言っているので御理解ください。基本的には困難だと、だけど個別にはそれぞれ判断、ケースあると言っているんですから、それは、可能性をどう感じるかはもうそちらの御判断だと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほど副大臣の答弁にもありましたけれども、様々な損害項目についてそれぞれ課税するのかしないのかを考えてきているという中での整理をさせていただきました。  基本的には、課税をしない方がいいというものについてはしてきていないという、そういう基本的な制度...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) かつて、宮崎の口蹄疫が発生したとき等の対応したことというのは何か記憶しておりますけれども、今回はほとんど大半については対応できると、既存の制度の中で対応できると判断をしたためでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ちょっと私なりの解釈なんですが、班目委員長のお話は、一次評価をやっても今御指摘のあった二次評価をやっても、それをもって安全だとは言えないと言っていると思うんです。すなわち、安全についての上限を置かないで不断の見直しをしていかなければいけないということ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 三月十一日、今回の大きな災害を踏まえて後世に教訓を残す等々、あるいは悲しみを改めてかみしめる等々、あの被災地にとって、日本にとって、三月十一日は特別の日だというふうに思います。  その上で、祈念日とするかどうかについては、被災地の皆さんの感情とか、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 安全保障会議は、武力攻撃事態等への対処、国防に関する重要事項、テロ等の重大緊急事態への対処等に関する総理の諮問機関であって、自然災害や事故そのものへの対処については安全保障会議の諮問事項となっておりません。地震については災害対策基本法に基づき、また原...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) その昭和六十一年のやり取り等を今御提起いただきましたので、後で資料を見させていただきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 当然、沖縄県民、日本国民でございます。日本の国民はしっかり守り抜いていきたいと思いますし、確かに南西地域における自衛隊の活動基盤、手薄な面がありました。したがって、例えば陸自で与那国島への沿岸監視部隊を配置するとか、海自、空自、それぞれにおいて対応し...全文を見る
03月16日第180回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) おはようございます。  今の社会保障制度の根幹、国民皆年金、国民皆保険、約半世紀前につくられました。その後、今パネルでもお示しいただいたように、人口構成も、経済、雇用をめぐる状況も、そして御指摘いただいた家族の在り方も相当に変わってきました。家族の...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まさに社会保障を、そのサービスを行っていく際には、これ、ただではできないわけで、誰かが負担しなければなりません。それは、公費の負担もある、保険料の負担もある、自己負担もある。そのバランスをどう取っていくかということでありますが、これはまさにスウェーデ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今御議論をいただいている一体改革は、まず社会保障、これがまず待ったなしになってきていることと、欧州の債務危機等もありますので財政規律もしっかり考えていかなければいけないという中で、社会保障を持続可能な制度とするための安定財源をどうするかという議論をい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今、一生懸命構えていたので、消えたのかと思いましたけれども。  先ほど来の御議論の中で、今の年金積立金の運用もありますけれども、先ほどの検査機器の内外価格差含めて税と社会保障の一体改革、ごめんなさい、社会保障と税の一体改革を推進する上で聖域は設けな...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 流用ではなくて、その分交付国債を充てるので年金積立金には影響がないというのが我々の認識ですが、ちょっと言葉が少し緩んだかなという印象がありました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 逆進性対策はやらなければいけないんです。そのときに、簡易な給付措置というのは、法律に基づくというよりも、これ予算措置で対応するということで可能だというふうに考えております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) そういう御意見もありました。党内のいろんな意見、かんかんがくがくの議論の中ではそういう御意見もあったのも確かでありますけれども、二〇一四年からいわゆる団塊の世代が全て年金受給者になるとか、そういういろんなことの総合判断の中で時期を選ばさせていただきま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 確かに、林委員の御指摘のとおり、二〇〇九年のマニフェストには記載をしておりませんでした。特に問題意識としては、自分たちの任期中には引き上げない、もし上げるとするならばその前に国民に信を問うというのが多くの私どものコンセンサスだったというふうに思います...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ちょっと今のお答えをする前に、今パネルが出ていますので、これが全て消費税を上げたときに、そのことによって住宅投資が縮小したのかというと、必ずしもそうではないのではないかと思っています。  まず、その平成三年のときですが、これはバブル崩壊の後ですので...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ちょっと飛躍の飛躍の話なので何と言ったらいいか分かりませんが、生活保護におけるこういう規定というのはもう昔からやっていることで、我々の政権でやっていることじゃありません。それ、もうずっと皆さんかかわってきたことじゃありませんか。  加えて、従軍慰安...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) それぞれ重たい担当分野でございますが、自見大臣がしっかりと職責を果たしていただけると確信をしています。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ばらまき四Kという御指摘ございましたけれども、子どもに対する手当、高校無償化、農家の戸別所得補償、高速道路の無料化などのマニフェストの主要事項を実現をするためには、これは事業仕分等も含めて政府として総力を挙げまして、二十二年度に三・一兆円の恒久財源を...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 社会保障の改革が待ったなしの状況であるということ、で、それを支える財源というものをしっかりしなければいけない。そうでないと持続可能性が出てこないということをしっかり国民の皆様に御説明をしていきたいというふうに思います。  副総理を中心に、今関係閣僚...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これまで議論してきた成案、素案、大綱の大枠の中に沿って今法案を提出しようとしている中での議論でございますので、個別の案件でいろいろ御議論があることは承知していますが、それについては意見集約をできるというふうに私は思っていますし、そうしなければ年度内に...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私どもは与野党協議をお願いをしている立場でございますので、どんな機会でも、公式、非公式でもまさに胸襟を開いて議論できればと思いますが、御指摘の会談は、でもやっておりません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 世界のために経済を良くしようというお話であるとか、やるべきことをたくさんお話をされました。そのときに、消費税が云々というのはちっぽけな話だというお話をされておりまして、特に反対とかということの明確な言及はなかったということでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 感度といいますか、一時間四十分ぐらいはお話をさせていただいた中で、本当にこれからの日本をどうするかといういろんな大きなお話はいっぱいありました。  その中で、私の方としては、今、法案を提出するべく閣議決定に向けて努力をしていますがというお話をしたと...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 法案を提出をすること、そして御審議をいただいて、そして合意をして成立をさせること、これが私の大きな政治目標でございます。不退転の決意という言葉を使わせていただきました。まさにその決意でございますので、責任を果たしていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 責任を取るという言い方はしていません。責任を果たすという言い方をさせていただきました。  その中で、もちろん、あらゆる局面に必要な皆さんとの意見交換の中で御理解を得る努力は、私だけではなく政府を挙げて全力を尽くしていきたいというふうに思います。ある...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 余り悲観的なことは考えないようにしております。あくまできちっと成立するように、全力で責任を果たすべく頑張っていきたいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) マニフェストは、既にもう実行できたものも相当数あるわけです。その中で、国民の生活が第一という理念の中で、社会保障については従来二千二百億削ってきたものをその流れを変えたり、地方交付税を毎年増やしながら三位一体改革で傷んだ地方の立て直しをしたり等々があ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 高福祉高負担ということではこれは決してございません。六月に政府・与党でまとめた成案の中では、中規模・高機能な社会保障体制を目指すというのが基本的な考え方でございますので、それにのっとってやってきていますが、先ほど検討とか協議とかという言葉が多いという...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 特に重要政策についてはそれぞれの思いがありますし、常にかんかんがくがくの議論がございますが、ただし、この一体改革は、さっきも申し上げましたが、成案を作るまでも、一月六日に素案をまとめるまでも、大綱として閣議決定するまでも本当にいろんな議論ございました...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これは、国の出先機関を原則として廃止をするということは、既にアクション・プランも閣議決定をしてきたことなんです。その上で論点整理も去年しました。それを踏まえて今、川端大臣を中心に最終的な調整をしていただいておりますので、今委員が御懸念があったようなこ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、TPPについての基本的な政府の姿勢は、これは各省ばらばらじゃないかという御指摘ございましたけれども、去年の十二月に日本再生の基本戦略で閣議決定をしています。これが共通の基盤なんですが、TPP交渉への参加に向けて関係国との協議を開始する、協議を通...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これまでも経済外交の在り方、経済連携の在り方、あるいはTPPに即して言えば、そのメリット、デメリット、農業再生とどう両立するか等多様な御議論これまであったと思います。  その中で、今関係国と協議をしている中で得ている情報は、こうした国民的な議論に供...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 復興に向けての取組で今当面の最大の課題が広域処理を進めることなんですが、やっぱり世論は少し後押しをしていただけるような環境になってきました。  昨日も商工会議所の総会に行ったんです。私はその場でも広域処理の呼びかけをさせていただきました。一つは、焼...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 現行の年金制度がマクロ経済スライドであるとか、あるいは基礎年金の国庫負担を二分の一に引き上げることを決めていることなど、あるいは平成二十一年の財政検証でも、将来にわたり年金財政の給付と負担の均衡が図られていることは確認をされているということなどから、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 問題意識の根幹は変わっていません。課題があるということは間違いないと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 引きこもりということは、御本人あるいは御家族のその心情をおもんぱかると大変大きな問題だと思いますが、その中で、その御本人の意欲と能力が発揮できない状況というのは、これは社会にとって損失だと思います。  先ほど、引きこもりのための対策が徐々にでありま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国連が定めた世界自閉症啓発デーであると。今胸を張って言えたのは、通告があったので予習ができました。ありがとうございました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 山本委員におかれましては、議員連盟の副会長として本当にこの問題に一生懸命取り組まれておりますけれども、やっぱり大事なことは、それぞれのライフステージにおいてきちっとした支援をしていくことだと思うんですね。子供のころの対応、教育の対応あると思います、若...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私は、これ、孤老死の問題だけではないと思うんですよね。というのは、ある郊外の団地に行ったときに、お二人の老夫婦の御家庭ですが、ずっと家賃滞納が続いて立ち退き寸前という状況だったんですけれども、後でそういう見守りのサービスのおかげで分かったということな...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 公明党が公表をされました新しい福祉社会ビジョンは、これは、共助の精神にのっとり、充実した中福祉中負担を実現するなどの考え方に基づきまして、年金、医療、介護、子育て支援、貧困・格差対策などについて幅広い改革が提案をされておりますけれども、これは私どもの...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 最大の意義は、毎年毎年、これ制度についての議論を行ってまいりましたが、恒常的な制度になったということは大変意義があると思いますので、与野党間の合意を踏まえて適切に対応していきたいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 成案を検討する際には、今厚労大臣がおっしゃったような協会けんぽの財政基盤の安定化、強化と明記がございました。その後、大綱では消えているという意味でありますが、御指摘だと思いますけれども、政府・与党での検討を踏まえまして、高齢者医療の支援金の負担の在り...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) はい、よく分かりました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 相関していると明確に言えるかどうかは難しいところがあります。先ほどの分析の話の中で、成長はしているけれども累次の減税措置等々をやって税収が下がるということもありましたということでございます。大体傾向と合っている時期もありますが、ずれている時期もあると...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御指摘は全くそのとおりだというふうに思います。  子供を安心して産める社会、そして、働いていこうと思った意思を持っているときに、子供さんを預ける場所がある、実現できる社会、それは安心して産む社会と連動いたしますが、そういう社会を構築を是非していきた...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) はい。  要は、待機児童をなくしていくということがゴールなんですよね。そのためには、市町村の役割、責任が後退するということはなくて、もっと多層的にNPOが入ったりとか企業が入ったりをしながら取り組んでいこうということではありますので、何か違うんです...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、これ、今お配りいただいた資料ですけれども、いろいろ景気が余り良くない状況が続きました。加えて、累次の減税があったりして所得税は下がってきている。所得再分配、調達機能が落ちているということだと思います。法人税は、まさにこれは景気動向に影響すると。...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、じゃどうしろと言うんでしょう。所得税を上げろという話ですか。それは現役世代の負担を増やすだけじゃないですか。それでいいんでしょうか。おかしいでしょう。法人税上げるんですか。国際競争力なくなりますよ、雇用保てませんよ。防衛費削るんですか、この厳し...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、十八歳以下の医療の無料化については、国としてはこれ実施するのは困難だけれども、県が基金として対応されていること、それについてはきちっと我々もフォローアップをしていくということでございます。  その上で、これまでも、例えば十八歳未満の全ての子供...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 経済性と安全性を切り離すという話は、それはまさにそのとおりであって、だからこそ今回の反省は、利用と安全の規制とが同じところでやってきた、だから、それを切り離して今規制庁をつくろうとしていることでございますので、この点については早く御審議をいただければ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 社会保障か国家補償かというちょっと切り分けではなくて、原子力政策を推進してきたのはこれはまさに国であります。その国の社会的な責任というのは大きいと思いますので、それを踏まえた上で、被災市町村や福島県の自主性などを尊重しながら、原子力災害からの福島の復...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国策として原発推進してきたということと、実態は事業者が行ってきたという意味では、国策民営という表現の仕方は当たっている部分はあるとは思います。
03月21日第180回国会 参議院 本会議 第7号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 民主党を代表しての難波議員の御質問にお答えをしてまいります。  まず最初に、二十四年度予算の年度内成立についての御質問をいただきました。  平成二十四年度予算は、東日本大震災からの復興や、日本再生重点化措置を始めとして、現下の経済社会状況に適切に...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自民党、金子原二郎議員の御質問にお答えをいたします。  まずは、復興交付金について御質問をいただきました。  政府としては、当面の復旧・復興施策については、二十三年度一次、二次補正により機動的に対応するとともに、本格的な復旧・復興施策については、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 公明党、谷合議員の御質問にお答えをさせていただきます。  まず最初に、特例公債法案に関する御質問をいただきました。  特例公債法案につきましては、現時点において野党の皆様に御賛同いただける状況にはないと承知をしております。このため、本法案の取扱い...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) みんなの党、水野議員から私には四問の御質問がございました。  まず最初に、予算の自然成立に関する御質問をいただきました。  衆議院が可決した予算案の参議院における取扱いにつきましては、国会内における議案の処理に関する問題でありますので、政府として...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 繰り返しの答弁になります。恐縮でございますが、衆議院が可決した予算案の参議院における取扱いにつきましては、国会内における議案の処理に関する問題でありますので、政府としてお答えすることは差し控えさせていただきたいと思います。(拍手)    〔国務大臣...全文を見る
03月23日第180回国会 参議院 本会議 第8号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) ただいまの御決議に対しまして、所信を申し述べます。  今回北朝鮮が予告した「人工衛星」と称するミサイルの発射は、北朝鮮に対して弾道ミサイル技術を用いたいかなる発射も実施することなどを禁じた国連安保理決議第千六百九十五号、第千七百十八号及び第千八百七...全文を見る
03月23日第180回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) おはようございます。  何よりも円高の克服とデフレからの脱却、この問題意識を日本銀行と共有することが大事だと思います。もちろん政府としても、あらゆる政策を総動員をしながら今申し上げた課題を乗り越えていかなければなりませんが、その中の一つとして、日本...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的には川上委員の御指摘のとおりだというふうに思います。社会保障と税の一体改革も、あの素案を作ったときも、大綱を閣議決定したときも、丁寧な議論をしながら、いわゆる熟議というものをやってきた上で結論を出してきていますし、今、法案提出に向けての閣議決定...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 昨年の暮れに素案の議論をして党の御了承をいただいたときも、私もちょうどインドから帰ってきた直後でございましたけれども、五時間議論に参加をして、その素案の決定に向けて自分なりに努力をしたつもりでございます。  その素案と今回の大綱とそれからこれから作...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、今の執行部として、大連立を一つの方針として野党の皆さんと協議をしているということは、これは事実としてありません。ただ、いろんな法案とか予算通す際に与野党協議をしていかなければなりませんので、その様々なレベルのコミュニケーションはこれはあってしか...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 話合い解散の定義というのはちょっとどう定義したらいいか分からないんですけれども、私自身の思いで言うと、一体改革も含めて、あるいは復興等々、様々なやらなければいけないことをしっかりやり抜いた上で適切な時期に解散をするということが基本であって、それ以上何...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) あの平成二十一年の税制改正法附則百四条に基づいて、これは年度内に提出する義務がありますので、きちっと年度内に提出をしたいと考えております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 法律上そう書いてあります。今、川上委員が御指摘のとおりの書き方でありますけれども、これについての解釈を、例えば、平成二十三年一月の自民党の谷垣総裁の御質問に対して本会議で菅総理の答弁が、税制抜本改革法案を提出することを政府に義務付けているものであり、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私は、だから従来からそういう今解釈の下で年度内に提出しなければいけないと考えてまいりましたし、そのことはこの予算委員会等でも答弁として申し上げてまいりました。これは何度も繰り返して言ってきております。したがって、年度内に提出するよう全力を尽くしたいと...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これは、委員御指摘のとおり、山間部のみならず離島等においても、従来の郵便局の業務以外にも様々な手続面のサポートを含めて郵便局の果たしてきた役割は大変大きかったと思います。  そういうものが今壊れかけている中で、どう立て直しをしていくかという議論があ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政府・与党が一丸となって国民の生活が第一という理念の下で様々な政策を具体的に実現できるように、これからも全力を尽くしていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 歳入庁については、最近、毎年度税制改正大綱の中に位置付けさせていただいて、検討するという形になっていますけれども、特に先般、岡田副総理の下に実務的な検討を行う作業チームを立ち上げまして、今本格的な作業に着手をしてきたところでございます。  その検討...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 一体改革の大綱に盛り込んだ新しい年金案というのは、これはちょっと長い間の民主党内の議論の蓄積を踏まえて、その集大成として書いてあるものでございまして、それは、基本構想はもう御理解いただいていると思いますが、所得比例年金と最低保障年金を組み合わせたもの...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今、はた委員から御指摘いただいたところは、日本が強みを持つまさに環境配慮型の技術だと思います。積極的に海外展開を図っていきたいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まさに礒崎委員の御指摘のとおりで、津波や地震だけの対応ではこれは不十分だと思います。事業者の役割もありますが、政府としては、先ほど、今防衛大臣御答弁ありましたけれども、警察、海保と連携しながら自衛隊がどういう役割を果たすのか等々、しっかりと対応を練っ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 簡素な給付措置は、やり方は、今ちょうど党内でも議論されておりますけれども、法律に基づく制度とするのか予算上の措置とするのかについてもこれは検討を今していただいているところですが、消費税を導入したとき、あるいは三%から五%に引き上げたときに臨時福祉給付...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 番号制度については、基本的には御理解をいただきながらの御質問だというふうに思いますので、そういう御提起なども含めて、これは何よりも国民の皆様の御理解と信頼が必要でございますので、そういう御提起なども含めながらよりいいものを練っていきたいというふうに思...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) けげんな顔をしていましたですか、そんなに。  税収弾性値、あのグラフの線の行き方の理解の仕方だと思いますので、税収はそういうふうに動くと、成長によって動くということだと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) そのためにもこの平成二十三年度、四つの補正予算を成立をさせていただきました。その執行をしっかりやりながら復興需要を顕在化させていくと同時に、今御審議をいただいているこの来年度の予算についても三・八兆円規模の復興予算の措置が入っていますので、これも一日...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 一体改革と経済の再生は包括的に進めていかなければなりません。委員の御指摘のとおり、しっかり経済対策も講じていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 去年の三月末における委員の御質問を思い出しておりました。危機管理の御指摘をいただきましたけれども、その後も政府事故調で中間報告が出てきたり等々いろいろございまして、原発に関連しても、それらを一つ一つ受け止めながら対応していきたいと思いますが、特に南海...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 委員の御指摘のとおり、二〇一五年度においていわゆるプライマリーバランスの赤字が半減というところまでは今回の一体改革の中で見通して対応できるんですが、二〇二〇年にそのプライマリーバランスを均衡化するためには、これ財政健全化の道は、いつも申し上げるんです...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 不一致じゃなくて、これは制度的な枠組みに十分配慮することが必要だというふうに思っております。金融庁の下に、その設置法に基づいて合議制の機関として独立してその職権を行使するというのが証券監視委員会でございまして、証券監視委員会が事前に強制調査するという...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、ケイマンから香港までのお話は大臣お話しされましたし、もっと時間を掛ければ説明できるとお話しされていましたので……(発言する者あり)
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 押さえていらっしゃると思いますし、もっと詳しくということだったら証券監視委員会の事務局長から、実務をやっていますから御説明させればと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 検討します。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私は、皇室をまさに大切にする思いは委員と同じく強く持っている思いでございますが、少しちょっと誤解があるようでございます。  民主党の政権になってから、こういう例えば座ったままお迎えをするということが始まったわけではございません。かつての政権のころか...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 一つには、先ほどお話をさせていただいたとおり、自制を求めることは、これは当然必要だと思います。その上で、万全という言葉は使いませんでしたけれども、冷静かつ適切な対応を取っていくということの中には万全を期すという意味も入っているということで御理解いただ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほど厚労大臣が御説明したとおり、現状においては現物給付は災害救助法、もちろん、できる規定があって一部金銭給付できるところありますけれども、一方で、基本的に現金給付は被災者生活再建支援法、これは数少ない現金給付できるスキームでございます。これをうまく...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、よく聞いておりました。  これまで数次にわたる御提起、御党からございまして、そういうことを踏まえて学校耐震化についての予算措置等をやってまいりました。いろいろ曲折はありましたけれども、常に熱心に取り組んでこられたこと、そして私どもも懸命に受け...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今、二九・七%というお話がございましたけれども、非構造部材の耐震化単体での補助というのは平成二十年度からスタートをいたしましたものでございます。その後、その補助裏への地方財政措置については逐次努力をしているところでございまして、例えば、二十三年度当初...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今回は総合特区、三十三か所指定したんです。その指定書を一つ一つ私は手交をさせていただきました。そのときの思いは、やっぱり地域の発展や日本の経済成長につながってほしいという思いを込めて指定をしていますので、きちっと国と地方が協議をしながら大きく前に進む...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) さっきの答弁でも触れましたけれども、りんくう特区も含めて三十三指定させていただきました。私は、それぞれすばらしいアイデアがあるし、これからの日本の未来を切り開く地域の発展につながる大きなチャンスになると思っていますので、それぞれの省庁もその地方の動き...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政府全体の公共事業関係費については、これは一括交付金に移行した額を含めますと、平成二十四年度予算においては、厳しい財政状況の中で対前年度比で三角三・二%の水準を確保しています。さらに、全国防災対策費を加えた場合には、対前年度比でプラス二・四%という数...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 首都直下地震、直下型地震などの緊急事態が首都東京で発生した場合、政府や金融機関、情報通信などの首都中枢機能が途絶することなく確保されることが必要でございます。首都の政府中枢機能の分散、バックアップ機能の設置については、コストや実現可能性などの様々な観...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 恐縮です。  東日本大震災において医療施設や行政機能も津波によって大きな被害を受けたところでございまして、これを踏まえて、本年一月以降、民間の有識者により構成される災害時多目的船に関する検討会を開催をいたしまして、広域的被害をもたらす大規模な自然災...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私が政府を代表して国際会議に出るようになったのは、最初は財務副大臣のとき。そして、財務大臣になって、総理になってなんですが、その都度、カウンターパートの方と御挨拶をするときに、まず後ろにいるベテランの通訳の方に気付くんです、相手の方が、元気っていう感...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) もちろん、景気に対する配慮をしながらの判断をしなければいけないというふうに思います。大綱を作った際にも、経済の好転を条件としていくということになっています。したがって、今御議論いただいている一体改革、御議論いただいているのは党内でありますけれども、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 議員歳費の問題を政府、閣僚の立場から言うのはどうかとは思うんですが、民主党の代表として申し上げると、民主党の幹事長が役員会で議員歳費三百万円を削減をするという提案をし、役員会で了承されたと聞いています。  今、何か二年間と決めたというお話があります...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的には身を切る改革をしっかりやり抜いてお願いをするというスタンスは、委員と私は同じであります。  例えば議員歳費の話がありました。これはちょっと政党間の調整があります。御党は一つの考えがありますが、各党いろんな考え方があります。我が党もまとめま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) こういう一つの議会からこういう御提起があったということは受け止めたいというふうに思います。  一方で、これは、私どもの内閣は昨年の九月二日に発足をしましたけれども、復興というのは我が内閣の最大かつ最優先の課題の一つであります。そのことをしっかりとや...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほどのアメリカの取組なんか大変参考になりました。今後、私どもの議論にも生かしていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今の大臣の答弁に尽きますけれども、あくまで安全性が確認されるかどうか、再稼働の条件はその一点であります。そのためにストレステストを事業者が行って、保安院が確認をし、そして安全委員会が確認をし、というダブルチェックを経た後に、地元の理解が進んでいるかど...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今、その現場の病院を預かる立場の先生のお話ということでございますけれども、政府としては、先ほどの国家公安委員長、厚労大臣、それぞれの調査に基づいての判断をしたということですが、被災地でそういう声があったということは受け止めさせていただきたいというふう...全文を見る
03月26日第180回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 徳永委員御指摘のとおり、TPPはFTAAPへの一つの道筋だと思います。まさに、貿易・投資のルール作り、アジア太平洋地域においてどういうものを定めていくかということでありますが、今御指摘のとおり、関係国と交渉参加に向けて協議をさせていただいておりますが...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 内閣府のモデルで一定の試算を出させていただいておりますけれども、これはあくまで今交渉参加している九か国を前提にしています。その後、我が国と同様にカナダやメキシコも交渉参加に意欲を持って今臨んでおりますので、そういう広がりを考えたり、あるいは、これは当...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) TPP交渉への参加に当たりましては、全ての品目を交渉の対象とすることが求められるというふうに考えておりますけれども、センシティブ品目の関税の実際の扱いについてはその交渉の中で決まっていくものと承知をしています。  政府としては、先ほど徳永委員が御指...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 徳永議員の御指摘のとおり、アジア太平洋地域を連結する公共財が海洋であるという認識は、まさにそのとおりだというふうに思います。  その上で、私も、昨年の十一月に開催されました東アジア首脳会議、EASですね、これバリで開催されましたけれども、この会議に...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 憲章という言葉を使うと引く人もいるかもしれないので、余り憲章という言葉は、その場で使ったかどうかはちょっと分かりませんが、考え方の御説明をしたんです。  それは、一つは、アジア太平洋地域というのは大きなチャンスのある地域です。そこで貿易・投資のルー...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私どもの内閣の最大の使命というのは、復興であり、原発事故との戦いであり、日本経済の再生であるということはずっと申し上げてまいりましたが、一方で、大震災が発災する前からの大きな課題としてこの一体改革があったというふうに思います。  その一体改革につい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 核セキュリティ・サミット、ソウルで開かれますが、今日のこの予算委員会の集中審議が終わった後にソウルに向かいたいというふうに思っています。  その際に、特に私の方からメッセージとして打ち出したいと思っていることでありますが、これは川上委員御指摘のとお...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まだ訪米の時期が固まっているわけではないんです。今調整中です。もし訪米可能になったときの成果物の出し方の文書、これもまだ固まったわけではございませんが、私の思いとしては、先ほど徳永委員とのやり取りがあったように、日米がしっかり連携をしながら、アジア太...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 決して封じ込めということを考えているわけではございませんし、ちょうど日中国交正常化四十周年というこれは大きな節目の年でございますので、私は、かねがね中国の発展は日本にとっても地域にとってもチャンスであると申し上げてまいりました。そうした観点から、戦略...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) PKO法につきましては、国際平和協力業務の範囲及び従事する自衛官の権限を含めまして、国連PKO等に対する協力の在り方全般にわたりまして法改正の要否を含め今検討を行っているところでございます。  したがって、現時点で具体的に何をどうするか、今、特に武...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今般の東京電力福島第一原発の事故というのは、原因は自然災害でございましたけれども、委員の御指摘のとおり、核テロの観点からも原子力施設の脆弱性というのが浮き彫りになったと思います。例えば、電源が喪失すると大変なトラブルになるということですが、これは自然...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今般の原発事故、そしてその対応についての教訓を踏まえますと、規制と利用の分離の観点から、原子力安全・保安院の原子力安全規制部門を経産省から分離するとともに、これまで政府に分散をしていました原子力安全規制に関する事務を一元化する必要があるというふうに思...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 個別に、PKOを派遣するたびにその都度撤収計画は作るはずです。そのことの内容はつまびらかにすることはないんですが、それはやっぱりリーダーとして読まなければ私はいけないと思いますが、今のちょっと読み方よく分かりませんが、しっかり読み込んだ上で対応しなけ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 決して、先ほど大臣、全然読んでいないという答えではないと思います。しっかりと自分なりにも、ざっと目を通したのか読み方は分かりませんが、読んだ上でしっかり、事務局もサポートをしているというふうに思いますので、私はそこは当然のことながら、派遣されている隊...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今、北朝鮮の問題と一般の話とちょっと混同されたところがあったかもしれませんけれども、基本的には、いわゆる攻撃の意図があるかどうか、あるいはミサイル発射の切迫性等々総合的な判断をするということで、総合的な判断をしっかり防衛大臣にしていただきたいというふ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今いろいろな想定のお話ございましたけれども、我が国を守るために、基本的には専守防衛、盾の部分はまず日本がやらなければいけないと思います。一方で、矛としての役割は、当然これは日米同盟をしっかり機能させることが何よりも大事だと思いますし、その意味は私は防...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今、御理解をいただいているものというふうに申し上げました。御理解をいただいていることは、前提は、私はその職責を果たしていただけるものと思っております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) それは、ちょっと意図等をはっきり把握しないと何とも言えない話だと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今御指摘いただいた、冷却水のところはちょっとよく調べさせていただきたいというふうに思いますし、また後でちょっと詳しく教えていただければと思いますが。  そのことだけではなくて、やっぱり原発の問題は、それは自然災害の対応だけではなく、テロ、ゲリラへの...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 女性皇族が御結婚をされた場合の話でどうしようかという議論をしてきて、昨年の十一月ぐらいですか、女性宮家という形で報道で扱われるようになりました。それに沿って私どもも言葉を使った嫌いがあると思います。その点は山谷委員から先般、官房長官に御指摘ございまし...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 園部先生については、小泉内閣のときにもいろいろ御見識を示されていたとは承知をしておりますが、今回は様々なお立場の方から公平にお話を聞いていただくということが園部先生の今回の役割でございますので、その点は私は踏まえていただけるものというふうに思っており...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 法的な制度としては位置付けられていないというふうに私は思っています。独立して一家を成す皇族に対する一般的な呼称だというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) おぼしめしといいますか、これ天皇陛下のおぼしめしによって皇族に対してその宮号というのは賜るものであるということで理解をしていますし、その意味では現在は六宮家だということでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 北方領土の日というのは閣議決定されていますけれども、竹島の日というのはそういう閣議で決めたということはございません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これは、そういう日をこれまでも、島根県はそういう日をつくりました、国としてその議論はまだ十分されていないと思うんです。というのは、北方領土は間違いなく領土の四島の帰属の問題があります。だけど、この竹島についてはもう我が国固有のまさに領土である、歴史的...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 決して人事、丸投げをしたということはございません。私なりの適材適所の判断をしました。その責任については、私が任命責任は負っておりますけれども、私の判断でございます。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 日本政府の軍によって拉致された二十万人以上、こういう数値とか経緯とか含めて根拠がないのではないかと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 経緯とか実態についてはいろんなお話がありますけれども、このことが正確なことを記されているかというと、大きく乖離しているというふうに思いますし、この碑を建てたことについては、大統領にも早く撤去するように私の方からも要請をいたしました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 相手の大統領がこの慰安婦の問題についての懸念を私に伝えたことは事実ですが、どれぐらい何を言ったかということはこれはコメントを控えたいというふうに思いますが、我が国は、法的にはもう決着しているというその立場は明確にお伝えをしております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 一貫して、その一九六五年の日韓基本条約によって法的な立場はもう決着していることは歴代政権申し上げてきています。  その上で、一つの考え方、人道的な支援として、アジア女性基金、かつての政権下の中で民間の御協力もいただいてつくり、そして今もそのフォロー...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) その本は、一昨年、政権交代の前の総選挙の直前に著したものでございますけれども、敵というのは、ずっと既得権益があって、それを優先するシステムが続いていることをいわゆる民主の敵と位置付けているということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 恐らく、今、田中大臣の答弁は、昭和三十一年の鳩山一郎、当時の総理の御答弁をベースにしたお話をされて、法理上は可能であるという答弁をされているんですね。法理上可能というお話をされていますが、その後防衛大臣が説明したとおり、現実の自衛隊の装備の在り方とし...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的にはいわゆる質、量に置いた防衛力、従来の基盤的防衛力の整備という考え方を改めて、運用のダイナミズムによって動的防衛力という観念の下に新しい防衛計画を作りました。大綱を作りました。新中期防を作りました。  それを踏まえながら、これ、一挙に全部と...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) PAC3とSM3の組合せをしながらまさに万全を期すというのが今の現体制です。ただ、これはどこまで安全なのか、全てカバーできるか等々、あるいは突然の対応とか含めると、それは着実にその整備をしていくということだと思いますが、現時点は、この組合せの中で最大...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今防衛大臣がずっと説明したとおりだと思うんですけれども、集団的自衛権、そして個別自衛権、要は、我が国を守る、あるいはいわゆるもう一つの当該国を守るということです。これが集団的自衛権だと思います。  集団的安全保障は、国際社会の一つのチームの中で、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 世界の事例を全部掌握をしているわけではありませんけれども、普通は双方で守り合うというのが同盟だと思います。その意味では、日本の場合は少し異例の体制になっているというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 日本人が乗っているか乗っていないかとか確認の問題があるし、いわゆる周辺事態になったのかどうか含めて、ちょっと総合的な判断でないとできないというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まだ少しグレーゾーンの話だとは思うんですね。思いますけれども、今のお話の条件だと、基本的には日本としては集団的自衛権の行使ができないという政府の解釈が今あって、現時点ではそれは今変えていないということでございますので、何かをするということは困難な今の...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私は、従来の政府解釈を今のところ踏まえて、現時点では解釈変えないという内閣総理大臣としての立場でありますが、議論としてはいろんなケースを備えてのしかるべき議論があってはいいではないかというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) イランの核開発をめぐる問題については、これは国際社会とともに我が国もその懸念を共有をしています。特に、ホルムズ海峡を通って、多くの原油、LNG等々、エネルギー源を頼っている部分がございますので、そういう意味からも大変憂慮をしていますし、今やるべきこと...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的な危機感、認識は先生と一緒でございまして、一つは経済の問題であって、国民の暮らし、そして産業の基盤に大変大きな影響があるということと、それからもう一つは、今安全保障の観点からの御指摘がございましたけれども、今、アメリカは基本的には二正面の作戦は...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) イランをめぐる情勢について、近々だと思いますけれども、EUの3ですね、ドイツ、イギリス、フランス、プラス3でアメリカ、ロシア、中国、この六か国協議が行われると思いますが、その中で、特にアメリカについては、日本が独自のこれまでのパイプがあることなどを含...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 荒木委員御指摘のとおり、四月の十二日から十六日のこの間において、いわゆる衛星とは言っていますが、ミサイル技術を使って飛ばそうとしているわけでございますので、これは、いずれにしても発射が強行されるようなことがあるならば、国連安保理決議に明確にこれは違反...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 当然、まずは自制を求めて、それが起こらないことに力を尽くすことになりますが、残念ながら安保理決議違反という形で強行されるような事態があるならば、それについてはあらゆるペナルティーを科していくべく知恵を出さなければいけないというふうに思っています。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) あしたの午前中のセッションでリードスピーカーを務めることになります。基本的には、東日本大震災、原発事故の教訓を踏まえて核テロにどう備えるかということが基本的な趣旨でありますが、このタイミングでございますので、やっぱり北朝鮮のミサイル発射について国連安...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今日の晩まで掛けていろいろと、例えば発表する文言についてはきちっとチェックしていきたいと思いますが、基本はやはり、今回の原発事故は自然災害が起因だった、原因だったんですけれども、原子力施設の脆弱性ということはやっぱりテロに対してもあるということである...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まさに今、交渉参加している国々、関係国と協議を行っているところでございますので、その講演でも申し上げました、現時点において予断を持って何か決定するという方向ではありませんということを申し上げた上で、TPP参加をする場合のメリットについてお話をしたとい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 交渉参加に向けて協議に入る前のいろんな議論の過程のときに、情報が足りないとか説明不足とかという御指摘をいただきました。そのことについては真摯に反省をさせていただき、今後、関係国と協議をしていく中で入ってくる情報については可能な限り国民の前に提示をして...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これは、だから、TPPの交渉に参加するかしないかは別としても、農業の再生というのはやっていかなければいけないわけでございますので、その観点から農業の競争力の強化、体質改善等を考えて、昨年の十月に、我が国の食と農林漁業の再生のための基本方針と行動計画を...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) PKO法については、国際平和協力業務の範囲、そしてこれに従事する自衛官の権限を含めまして、国連PKO等に対する協力の在り方全般にわたりまして法改正の要否も含めて今検討を行っているというところでございまして、現時点でまだその具体的な内容をお話しできる状...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今の駆け付け警護の問題については、今大臣御説明のとおりであって、国際紛争の解決をする手段として武力の行使をするようなことになるならば、それは九条に抵触をするわけでありますけれども、ただ、例えば文民がヘルプと言っているときに、あるいはその近くのほかの外...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 海外の需要を大いに取り込んでいくためにも中小企業の海外展開は政府としてもしっかり後押しをしていく決意でございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) このイランの核開発の問題というのは、唯一の被爆国であるという意味からおいても、これは何としても自制を求めていくということは、全く私は御意見は同意いたします。加えて、経済的な影響も大変甚大でございます。国民の暮らしにも様々な影響が出ますので、このイラン...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 対話と圧力が必要であって、特にその対話の部分で日本はこれまで独自のいろんなパイプをつくってきたと、そういうものをフル回転させていくべきだという、その御認識は私も共有をさせていただきたいと思いますので、今いろいろ御批判もいただきましたけれども、その御批...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 脱原発か原発推進容認かという今二者択一の問いかけでございますが、中長期的には原発への依存度を極力抑えていくという方向の、これ脱原発依存という姿勢であるということをまず申し上げておきたいというふうに思います。そういう姿勢の中で臨んでいくということでござ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) あくまでTPP交渉参加に向けて関係国との協議をすると、その情報についてはしっかり国民にお伝えをしながら、国民的な議論をもって国益に沿って結論を出すということで、予断を持ってお話をすることではないという前提でお話をしています、その場では。  ただし、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) わざわざ担当大臣を呼んでいただいているんで詳しくは担当大臣に答弁していただければと思いますけれども、あくまで国益に沿っての対応ということで、守るべきものは守る、勝ち取るべきは勝ち取るという中で、個別の話を今どうという話ではございません。これから交渉の...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 参加ありきではございません。交渉参加に向けて関係国との協議を行って、ほぼ今一巡を二月中に終わりましたけれども、基本的支持をいただいたのが六つの国、残りの三つについては引き続き協議をしていますし、その際については、何でもかんでも交渉参加するわけではござ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 沖縄振興とこの基地の問題はリンクするものではございません。むしろ沖縄はアジアのゲートウエーとして潜在的に発展する可能性が大きいと思っています。むしろ日本の成長戦略の一環として位置付けて沖縄の振興を図っていきたいと思っておりますので、そのことと基地の問...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的人権というのは、どの地域に住んでいらっしゃる方であろうともこれは守らなければいけないものでございますので、侵されているというその御認識があるのかどうか分かりませんが、政府としては、当然のことながらこの人権は守っていかなければいけない、どの地域に...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いろいろなちょっと御指摘があったと思うんですけれども、国土面積の中に占める割合が〇・六%という沖縄県に米軍の専用施設が七四・数%という形で大変沖縄の皆様に大きな御負担を掛けていることは、これは間違いございません。それは事実としてあるというふうに思いま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほどの基本的人権の関連、憲法との関連でもお話をさせていただきましたけれども、沖縄の皆様に大きな御負担を掛けていることは事実であります。その負担軽減を図っていかなければならないと思いますが、それが構造的差別であるとか政治的差別であるとか、そういう背景...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 岩国については、既にロードマップで厚木の空母艦載機の移駐という大きな負担を負っていただくことになっていることを考えれば、これ以上の御負担を改めてお願いをするということではないという意味で、そういう報道が事実と違って出ましたので早期に否定をしたというこ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これはかなり政治主導で議論をしました。これまでの基盤的防衛力という概念、基本的な構想と違って、動的防衛力という、まさにダイナミズムにも注目をした形での大きな計画を作っていこうということ、それについてのいろんな具体論というのはかなり政治主導で、党内でも...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 動の反対は静なんですけど、必ずしもその二極においてじゃなくて、まさに基盤的防衛力が防衛力の存在があることによって抑止力になっているという考え方だったんですよね。そうではなくて、陸海空いろいろ運用しながらダイナミズムを持って、それを持って機動的に対応し...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 当然のことながら、必要な装備だとか人員とかという議論があります。その規模の話もありました。一方で、財政の制約がある中でいかに効率化図っていくか、あるいは運用の問題でそこは工夫できないかどうか、そういう議論はもちろんございました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 脅威は、いわゆる御指摘のあったような国の実力、これもあると思います、実力。あとは、その意思だと思います。それを見ながらの総合的な判断だと思いますので、ストレートに実力があるから脅威というのではなくて、実力があることについては、何と表現したらいいんでし...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) だから、その周辺国が、今ちょっと個別の国を挙げましたけど、意図がないと言うほど楽観はもちろんできないわけでありますし、不透明な形でそのいわゆる国防力を増強し続けている国もある、海洋活動を活発しているということもある、相変わらず核、ミサイル、一生懸命開...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) だから、脅威云々、今ちょっと、そのコラムは後で僕もよく見たいというふうに思いますけれども、脅威が明確にあるからの備えというのももちろんあると思います。  だけど、さっき言った、懸念という言葉言いましたが、懸念に対する備えというものもしっかりやってい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) かつての冷戦構造のころのいわゆる基盤的防衛力ではなくて、今、南西諸島のお話が出ましたけれども、そういうところに機動的に対応できるような、その視点は私は統合運用の面では入っているというふうに思います。もちろん足りない点があるのならば御指摘いただきたいと...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 非常にいい御指摘をいただいたと思いました。  というのは、A2ADで、中国含めてそういう戦略持っている国があることに対して、統合エアシーバトル構想というのをアメリカは持っています。ただ、まだ構想なんですよね、構想。陸海空あるいは宇宙、サイバー含めて...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほどの冒頭のころのやり取りにもございましたけど、大綱を作るときは相当にそれを政治主導でやってきていることは事実でございますし、これからもいわゆる安全保障、防衛の問題についてはきっちりとやっぱり政治主導で議論をしていくという文化は維持をしていきたいと...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) やっぱり現場をよく分かっている制服の方の御意見を踏まえて、今日もずっと議論ありましたけれども、あのPKOの関連で、武器使用の基準の問題、警護の在り方等々、こういうのはやっぱり現場の声をよく聞いた上で判断を私もしたいと思っています。その上で、日本版NS...全文を見る
03月29日第180回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 委員御指摘のように、またこれ資料でお配りをしていただいているように、消費税においては非課税の対象というものがございますが、この非課税の売上げに対する仕入れ税額控除の適用というのは、これは認めるとするといわゆるゼロ税率の導入を意味することになると考えら...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これは、基本的に今申し上げたような様々な問題点があるということから現時点においては困難であるというお話をさせていただきましたし、これは、いわゆるゼロ税率の話は私どもの政権のときからではなくて、平成十二年のころのあのいわゆる当時の税調の中でもこうした議...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 一元化法については、四月中に法案を提出をするべく今鋭意準備させていただいているところでございます。  その上で、企業年金制度である厚生年金基金の運用規制の在り方とか財政の問題については、四月には厚生労働省に有識者の参集を求めまして議論を開始をするこ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今日がもう三月末なものですから、四月からでは遅いとおっしゃいますけれども、まさに四月の早い段階で有識者の検討会議が行われて、その検討の議論の深まりを踏まえて対応していきたいと考えております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今のちょっと御質問にお答えする前ですが、そのゼロ税率を入れるというのは、それは御党の一つの考え方としてまとまっているお話でございますか。だとすると、これは与野党協議の中で真剣に受け止めながら議論をしたいと思いますが、私どもは、ゼロ税率については、それ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 現時点におきましては、かんかんがくがくの議論がございました。多くの皆様に御参加をいただいて、長時間を掛けて、それぞれの皆さんが真剣な御議論をいただいて、大綱を踏まえた法案の取りまとめについて、今その最終的な準備に入っているところでございますが、今、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) カナダの事例は、私も承知をしています。議席がいわゆる激変をしたということがかつてございました。  御心配をいただいて誠に恐縮でございますけれども、私は、でも、あくまでこれは社会保障と税の一体改革は待ったなしだと思っております。先送りをしないで法案を...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 昨年の九月二日から野田内閣がスタートいたしました。  掲げる最重要課題というのは、復興と原発事故との闘いと日本経済再生と申し上げました。でも、この三つの基本的な大きな課題に加えて、私は民主党代表選挙の際に社会保障と税の一体改革をやり遂げることを明言...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) そう簡単にこれはイエスかノーかで答える話ではございません。なぜならば、四百八十人の衆議院の皆さんがその時点でバッジを外す、議員の身分を失うということでございますので、軽々に解散云々と言うことは、語ることは控えたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) あくまで与野党の真摯な議論を踏まえて合意形成を図る、それが私の最大の目標でございます。話合い解散のちょっと定義もいろいろよく分かりませんし、その話についてはコメントすることは控えたいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず何よりも、国際公約という以前に、一昨年の六月に財政運営戦略として、今委員御指摘のような二〇一五年と二〇二〇年の目標を掲げました。まず、国内でしっかりとその御説明した、いわゆる国内公約からスタートしています。そのことを、これはそれぞれG20で財政の...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 決して、二〇二〇年のその財政健全化の目標、基礎的財政収支のバランスを取るということは、これは諦めたわけではございませんが、まず二〇一五年までに赤字の半減というところは、これは平年化すればゴールとして達することはできますので、まずはそれは全力で達成をし...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私どもがまとめた大綱の中では、最低保障年金と所得比例年金を組み合わせた新しい年金制度については、来年、今から制度設計を進めさせていただいて、来年、法案として提出をするという形にさせていただいております。  その前に、最低保障年金ではなくて、例えば最...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 議論の、これはのせちゃ駄目、あれはのせちゃ駄目ということではないと思います。お互いの持っている考えについて議論し合うということがスタートラインだと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 名目成長率三%程度、実質成長率二%程度は、これは平成二十三年度から平成三十二年度までの十年間の平均において達成することを目指す政策努力の目標を示したものでございますが、これは新成長戦略、そして去年まとめた日本再生戦略基本方針等にも書かれていることでご...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) デフレ脱却、それから円高克服ということは我が内閣の大きな命題だと思っておりますので、そのための、さっき申し上げたような新成長戦略の加速であるとかあるいは日本再生戦略の推進等を含めまして、全力を尽くしていきたいというふうに思いますが、消費税を引き上げる...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いろいろ御批判もあるかもしれませんけれども、例えば公共事業関係費だと、平成二十一年が七・一兆円、平成二十四年度四・六兆円等々、いろんな大胆な切り込みはこれまでやってきたつもりです。事業仕分等で初年度でやっぱり三兆円以上出して、その上で、もちろんマニフ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今、厚労副大臣が、会計処理の問題とか実務的な問題で困難な問題があるけれど、研究をしたいという言葉で最後終わっています。  委員の御指摘もあったので、是非研究するように指示をしております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今、じゃ、国家公務員の新規採用の方のお話でございますよね。平成二十一年度と比較して二十二年度が約四割削減、その翌年で三割削減だったと思いますけれども、それを大幅に上回るような新規採用の抑制をするべく、今各府省と最終調整をしています。  六とかという...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的にはおっしゃるとおりだと思うんです。大きな企業へ公的な金融支援をするに当たっては、手続の透明性の確保と、そして国民の皆様にきちっとその意義というものを説明をしなければいけないということは間違いないというふうに思います。  これ、支援に係るその...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今、中西議員が御指摘をいただいた平成二十一年の税制改正法附則第百四条の経済状況の好転の解釈でございますけれども、経済が悪化している状況から持ち直し、改善していく過程にある状況のことをいうものと考えており、名目・実質成長率、物価動向など、種々の経済指標...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的にはそういうことでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先般の月例経済報告でも、景気は緩やかに回復しつつあるということの認識がございますので、基本的にはそういうふうに、先行きもそういう判断が出ておりました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これは、リーマン・ショックの直後の大きな景気の落ち込みがございました。その後、政権交代が起こった三年前の九月以降、四四半期でこれプラスの成長になりました。大震災の前にやや落ち込みましたけれども、その大震災ではまた大きな落ち込みがございましたけれども、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 新成長戦略でも一昨年の六月書かせていただきましたけれども、改めてそのことを昨年の末に日本再生の基本戦略としても確認をさせていただいておりまして、平成二十三年度から平成三十二年度までの十年間の平均において名目の経済成長率三%、実質の経済成長率二%程度の...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ですから、名目、実質それぞれ三%、二%、十年間の平均でありますが、それを早期に実現をさせたいということが私どもの思いでございますので、そういう思いで様々な経済政策、総動員をしていきたいと考えております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 歳入庁については、今副総理の下で検討チームをつくらさせていただきました。そして四月ごろには中間報告を行うということになってきますけれども、その検討に当たりましては、国民年金保険料等の納付率向上につながるのかという年金に対する信頼回復の視点、それからも...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的には、国民の視点に立った徴収体制をつくるということを前提に置きながら検討を進めていくということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まさに、制度設計はこの後ですけれども、御指摘のとおり、かつてはそういう構想を考えていたということはありました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) それも含めて、検討チームができて四月に中間報告を出すわけですから、その中間報告の中でだんだんとその方向性が見えてくるというふうに思います。  御党はもう既に法案を出していることは承知をしていますが、そういうものも参考にさせていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的には、需給のギャップが存在をしているということが大きな原因だというふうに思いますが、残念ながら、雇用形態の在り方も含めて賃金の動向を見ると、厳しい状況にあるということも一つの要因ではあるというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) もちろん、今余り給料の伸び、賃金の伸びがない中で、消費税が増える、負担が増えるということになると、一つには可処分所得が減るということにつながるという御懸念のお話だというふうに思います。それは確かに、それはその面があるかと思います。  一方で、逆に言...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今御指摘の中で、消費税を引き上げることが非正規を増やしたというお話がございましたが、その相関はちょっと必ずしも一致するかどうかといったら、私は分からないというふうに思いますが。  一方で、我々は一昨年六月に新成長戦略と財政運営戦略をまとめているわけ...全文を見る
03月29日第180回国会 参議院 総務委員会 第8号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) おはようございます。  ただいま林委員からは、交付税の安定性向上と予見可能性の重要性についてのお尋ねがございました。  地方団体がそれぞれの創意工夫を凝らしながら中長期的な観点から計画的に財政運営を行っていくためには、地方税、地方交付税等の地方一...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ただいま参議院で御審議いただいております平成二十四年度の当初予算では法定率の引上げは行っておりませんが、国の財政も極めて厳しい状況の中にありまして、地方に最大限配慮する観点から、別枠加算などにより地方交付税総額を五年連続で増額することとしまして、地方...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先般は本会議で御質問をいただきましてありがとうございました。  今お尋ねの国家公務員の給与の減額についてのプロセスは、これは今委員の御指摘のとおりでございまして、昨年の六月に我が国の未曽有の国難に対処するために、臨時異例でありますけれども、国家公務...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 三党間で協議をして選択をされたと承知をしています。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、最初の質問のちょっと流れの中で、閣法なのか議員立法なのかというところでございますが、どちらにしろ成立した法案については行政がしっかりと執行しなければいけないという責任がございますので、決して責任逃れをしようということはないということは是非御理解...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 社会保障は、子育て、医療、介護など多くが地方自治体を通じて国民に提供をされているのが現状でございます。地方自治体の役割も極めて大きいことから、国と地方が一体となって安定的に実施していくことが重要だと思います。  このため、国と地方の協議の場におきま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 昨年の六月に決定したいわゆる成案のときに、社会保障四経費にのっとって、その範囲について社会保障給付における国と地方の役割分担、こうした議論をこれまでやってきた次第であります。  ただし、この社会保障の安定財源と財政健全化同時達成のこれはまだ第一歩で...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) あくまで私どもが目指しているのは社会保障と税の一体改革でございますので、この社会保障の全体像については大綱でその方向性等は記載をさせていただいております。  その中で、個別の改革項目を、この国会中に法案として提出するもの、平成二十四年度以降に提出す...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 全体像、方向性は、一体改革のまさに大綱、今法案を作っていますけれども、そこに書いてございますが、個別の改革項目は、さっき御説明したとおり、既に法案として出したもの、それから税法と一緒に出すもの、やや若干遅れるものとはありますが、全体像のイメージはこれ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 最終的には、党内の昨日プロセスを経ました政調の役員会で御議論をいただき、そして政府・民主の三役会議で御議論をいただき、まさに閣議決定に向けての手順を踏んでまいりましたので、閣議決定をして法案提出を速やかに行わさせていただきたいと考えております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 一昨年の六月に財政運営戦略を閣議決定をさせていただきました。その財政運営戦略の中にゴールとして書かれていることが、二〇一五年までに国、地方、この基礎的財政収支の赤字を半減をさせるということを明記してございます。  これは、まさにこの戦略に基づいて毎...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 地方団体における歳出は、これもやっぱり引き続き期待をし、お願いをしていかなければいけないと思うんです。これまでも積極的な取組を行ってきた地方団体もあると思いますけれども、それは引き続き期待をしていきたいというふうに思います。  地方財政計画の策定に...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国家公務員の給与の削減は、今回は臨時異例の措置として、いわゆる復興財源として充てさせていただくということでございますけれども、これは公務員の人件費二割削減の一環とも関連はするものでございます、目的自体は復興財源でございますが。  その上で、今御指摘...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) どういう形にしろ、経済が悪くなる、景気が悪くなれば、それは、地方税収がこれはマイナスの影響出るということは、これは一般論としてはそれはそうだと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) それは、消費税が引き金引いたかどうかというのは、これはいろんな議論があったと思います。あの当時の経済状況やほかの外的な要因等もございました。ですから、ストレートにそれが結び付くとは思いません。  消費税を引き上げることによって、例えば社会保障が、ま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 住宅は人生で最大の買物だと思います。それに対する影響が全くないかというと、それはそうではないと思うんです。それは御指摘のとおりだと思います。  したがって、今回の社会保障と税の一体改革、いろいろと今後検討しなければいけない項目があるんですが、それを...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ちょっと今、数字が手元に、資料がないんで後で確認をさせていただきたいと思いますけれども、国保へ、それは多分正しいことを御指摘なんだと思います。ただし、それが国保の影響が消費税だけだったのかというと、これはちょっと私は違うんではないかと。  九七年か...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まさにあのときは、さっき申し上げた外的な要因も含めて日本の経済が落ち込んだ時期でございますので、もちろん、全く無関係とは言いません、消費税もあったと思いますけれども、全体の影響が今申し上げたようなマイナス面の影響につながったと思っています。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 地域で必要なサービスが確実に提供できるようにするということ、そして地域のことは地域に住む皆さんが地域主権改革の視点に沿って決められるようにしていくということ、そのためには地方財源の充実確保が不可欠であるということ、それは基本認識においては又市委員と同...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まさに一体改革でございまして、社会保障の充実のために、これ二・七兆円、安定化のために十・八兆円を確保しようということでございまして、医療、年金、介護だけではなく、子育てという、こうした大事な社会保障の改革項目もしっかりと手当てをしていくということで、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) やらなければいけない改革というのは、まず歳出削減があると思います。これは常に不断の努力でやっていかなければいけません。  それからもう一つは、増収が図れる道を探る。まさに成長に対してきちっとやっぱり手当てする、お金を充てていくということで、それで増...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 雇用の大半というのは、やっぱりこれは法人が担っているんですよね。企業が担っているんです。その企業にとって今シビアな決断が迫られているのは、まさに今の為替の問題であるとか法人税の問題とかを含めて、国内にとどまるかどうかということです。産業の空洞化を回避...全文を見る
03月30日第180回国会 衆議院 予算委員会 第23号
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○野田内閣総理大臣 社会保障と税の一体改革につきましては、ついこの間まで、閣議決定した大綱を踏まえまして、党内で闊達な御議論をいただきました。多くの同志の皆様に御参加をいただいて、さまざまな御意見を頂戴して、政府の中にのみ込むものはのみ込むというような対応をして、今回、法案を提出...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先般、モンティ首相とお会いしました。彼がやっている改革というのは、財政再建もやる、経済成長も図る、厳しい改革もしっかりやり抜いていて、国民から高い支持があります。厳しいことをやっているんですが高い支持。その結果、金利も七%から五%へ下がって、投資もふえつつある...全文を見る
○野田内閣総理大臣 一月二十四日に国会がスタートをし、四次補正予算から御審議をいただいて、そして本予算の御審議をいただきました。石破筆頭理事の御協力もあって、集中審議を五回やって、大変熱心な御議論がございました。その間に少し、いわゆる三党合意、与野党協議の部分のところで、我々も反...全文を見る
○野田内閣総理大臣 一つには、私どもが政権をお預かりする立場になって、そして国民の生活と国家財政とをしっかり守っていくという立場になったときに、まず事実、予算編成等にも実務としてかかわってまいりました。その際に、どうしても社会保障の改革は待ったなしの状況であるということを改めて痛...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、普天間の問題については、御指摘のとおり、消費税と同じように、マニフェストには書いてはいなかったんですが、沖縄政策ビジョンという一つの私どもの政策の到達点の中では記載をされておりました。したがって、一人の代表の単なる発言ではなかったということは、これは御指...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先ほど小宮山大臣がちょっと触れましたけれども、今回やらなければいけない社会保障の改革の項目ごとに工程表をお示ししています。今国会中に法案提出しなければいけないもの、それから平成二十四年度以降に提出するもの、そういう整理をしていますが、今国会中に提出して、税法と...全文を見る
○野田内閣総理大臣 二つの重要な論点があったと私は思います。  一つは、マニフェストを含めての総括ですね。何を言ったのか、何ができなかったのか、できたのかも含めてです。その総括は、当然、これは選挙の時期をいつやるかは別として、国民に信を問うときには、いわゆる一つの業績投票という...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今回入っている景気への配慮をする条項ですけれども、経済の好転を条件というよりは、それを目指すということになっています。数値も入れましたけれども、それは、新成長戦略であるとか日本再生戦略を含めて、デフレを克服して、円高を阻止して、そして日本が安定した成長の軌道に...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御指摘のとおりだと思うんです。  例えば、老後の生活を考えたときに、我々が最低保障年金という概念を考え始めたというのは、年をとったときに、例えば、夜露をしのぐ家がない、寒い中、セーターも買えない、食べるものもないということにならないような最低限の生活を確保す...全文を見る
○野田内閣総理大臣 北朝鮮が抱える問題の中で、いろいろな問題があります、懸念があります。これは、石破委員御指摘のとおり、あえて優先順位というならば、各国、関係国、違いがあるということは、私はそのとおりだというふうに思います。  違いがありますけれども、その調整をしながら、まさに...全文を見る
○野田内閣総理大臣 国の役割、政治の役割というのは、私はすごく幅広いと思うんです。きょう御議論いただいた社会保障と税、これはまさに内政における重要テーマ。一方で、国家の独立、そして平和を守るということも国として大きな役割です。こうやって吸っている空気だって、これは政治のテーマです...全文を見る
○野田内閣総理大臣 確かに、政権交代した後に最初の予算編成をしたときに、公共事業関係費を大きく削りました。その影響もありまして、最初、例えば平成二十一年の当初予算が七・一兆だったのが平成二十四年度で四・六兆という意味では、額としては減ってきています。  ただし、高木委員御指摘の...全文を見る
○野田内閣総理大臣 社会保障と税の一体改革は、これはもう待ったなしの状況でやらなければいけない大きな課題だというふうに思っています。  国民の皆様におかれましても、社会保障に対する将来の不安を持っている方が多いと思います。その不安を取り除くために、社会保障を安定化させること、充...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御指摘の辺野古移設に係る環境影響評価書についてでございますが、防衛省において、評価書に対する知事意見の内容を精査の上、評価書の補正をするなど、丁寧に対応していく方針と承知をしております。  沖縄においてさまざまな御意見があることは承知をしていますが、政府の方...全文を見る
○野田内閣総理大臣 当然のことながら、しっかりと安全性をチェックしていくということが基本中の基本でございまして、安易に再稼働を私どもは行け行けで考えているわけではございません。あくまで安全性チェックです。  いずれにしても、最後の判断は、最終的には政治的には私の責任だと思います...全文を見る
○野田内閣総理大臣 かつて、三と七とか、二とか八とか、いわゆる比率の議論があったことも承知していますし、そういう学者さんの御提起もございましたが、そこで言われていることは、若干、我々の、今、財政再建の取り組みをする前の時間というか時代であって、しかも、我が国と国情が違うのは、それ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 数字を、ちょっとやはりバランスをとって云々という話ではなくて、あくまで政府の姿勢として、今回、公務員の人件費の問題もありますし、あるいは特別会計の改革とか、あるいは独立行政法人改革とか、既に出てきている行革のメニューは、二〇一四年の四月に、最初八%に引き上げる...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今回の原発事故の原因は自然災害でございましたけれども、一方で、そうした検証を通じて、テロに対する原子力施設の脆弱性というものも明らかに浮き彫りになったと思います。  先ほど委員が御指摘のとおり、どちらかというと事業者任せだったところがこれまであったのかもしれ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 社会保障と税の一体改革でございますので、社会保障の関連法案、ことしじゅうに出さなければならない法案は、税法とほぼ軌を一にしながら出していますので、一体改革の議論はできます。  一方で、行政改革は、何をいつまでにやるかということではなくて、これまでもやってきま...全文を見る
03月30日第180回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 将来世代というのは、基本的には、これから生まれてくる世代あるいはこれからの将来を担っていく世代という意味で使わさせていただいております。  ツケというのは、まさに一つには借金、その負荷を今負わせていくと、将来世代のポケットから手を突っ込んでお金を借...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ないという答えではないかというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 暫定予算をお願いをするということになったことについては、これは十四年ぶりのことでございますので、その意味では深く政府としては反省しなければいけないというふうに思います。  加えて、その一方で、例えば衆議院で二十日間、集中審議が五回、今、参議院におい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 三月二十二日の日程、ちょっと覚えていないんですが、学生さんとの交流、民主党インターンの学生ではなくてですか、そのお話でしょうか。その中で、公務員の新規採用抑制についてお一人御発言があったことは記憶をしています。若者のチャンスを狭めないでくださいという...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 様々なレベルで歳出削減をしながら、復興の財源とかあるいは社会保障とかということに充てていかなければいけないという中で、公的セクター全体で負担をしていかなければいけないというお話、そのために公務員の人件費の削減の話もしているし、公務員全体の定員の見直し...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 経産省でそういう調査をするということだというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 昨日の夜、亀井代表と二時間ほど意見交換しまして、また今朝もございました。亀井代表からは連立を解消したいというお申出がございました。私は、引き続き、これまで二年半一緒にパートナーとしてやってきたので引き続き連立をお願いしますということの平行線でございま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今の岡田担当大臣の言葉に尽きます。若者にしわ寄せを背負わせるだけではなくて、全体の見直しを行うということでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 資料で提示していただいたような様々な団体からそういう声があるということは承知をしております。  したがいまして、消費税の引上げの段階に当たりましては、中小企業の方々が消費税を円滑かつ適切に転嫁しやすい環境整備、過去のさっきの取組の事例もございました...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) しっかりと、法案を提出させていただくわけでございますので、法案を成立をさせていく、この姿勢に、微動だにしないということでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 亀井代表とは、せんだってもお会いをしたときに、その消費税をめぐる議論もありました。昨日二時間のお話をしたときにも御意見はちょうだいをいたしました。残念ながら消費税については意見の一致を見ることはできなかったということでございます。大変残念に思っており...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 歳出削減に懸命に取り組むということは、それはまさにそのとおりで、今もやらなければいけないと思っています。これまでもやってまいりました。これからもやってまいります。一方で、消費税引き上げる際にはその前に国民に信を問うということでございますので、そういう...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 議論をした上で、そして国民生活を考えて、社会保障とそして将来の財政を考えたときに、あの意思決定をしました。ただし、これは三党合意と同じように、自分たちの任期中に引上げをするわけではございません。意思決定はしても、国民の御負担を仰ぐのは二〇一四年の四月...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ばく進しているか一歩一歩進んでいるか分かりませんけれども、先ほど申し上げたような解釈の下で丁寧に議論を進めさせていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 詭弁ではありません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 解釈の違いだと思います。変わっていません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国民の生活のために決断をすることは国民に理解をしてもらえると思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 違う方針は取っていません。マニフェストには書いてございませんでした。  ただし、認識としては、歳出削減を徹底しながら、財源をつくりながら様々なことをやろうとしました。消費税には触れていませんでしたけれども、あえて言うならば……(発言する者あり)
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 消費税を引き上げる前には国民の信を問う、これはコンセンサスだったと思います。したがって、次の、私どもはこれは選挙いつになるか分かりませんが、当然この消費税の問題については御説明をしながら納得をいただくように努力をするということでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) マニフェストとスーパーマニフェストと違いがあるとは思っていません。国民の皆様にお約束したことは大事であります。だけど、今、連立を組んでいる人たちの間で解釈が一致しているわけでございますので、そこは是非御理解いただきたいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 党内の意思決定がどうなっているか、これは公党の中でのこの話で、私は分かりません。亀井代表からは、消費税以外の部分はサポートする気持ちがあるけれどもというお話ございました。ただ、連立を解消したい、私は維持しましょう、そこは平行線で終わっていますので、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 出すのをやめるということはありません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 結果的に暫定予算を組んで皆様に御審議をお願いしなければならなくなったということは、結果としては、これ十四年ぶりのことでございますので、政府としては深く反省しなければなりません。原因は、召集日の問題等々含めてあったかもしれません、四次補正の審議を含めて...全文を見る
04月02日第180回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) おはようございます。  首都中枢機能のバックアップの体制については、第三次補正予算で調査費を計上させていただき、内閣官房でも検討していただいていますし、先ほど前田大臣もお話をされたとおり、国交省の中での検討も進んでおります。また、中川大臣が御説明し...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 候補地についてはいろんな御意見があると思うんです。その候補地の問題とかコストの問題とか実現可能性なども含めまして多角的な検討を更に進めていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 東京電力福島第一原発の廃炉に向けた取組は、昨年の十二月に決定した中長期のロードマップに従いまして政府と東京電力が一体となって取り組んでいかなければいけないというふうに思いますが、大久保委員御指摘のとおりに、廃炉に至るまでというのは大変長い期間を要する...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今、枝野大臣お答えしたとおりだと思いますが、心配をされる今年の夏の需給の問題は、これは間もなく具体策出すと思いますけれども、基本的には供給力を積み増していくのと、それから需要を減らすためのいわゆる省エネの徹底ということになると思いますが、その上で、原...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) デフレ脱却をしなければいけないという問題意識は、これは日銀と共有をしているというふうに思います。  その問題意識を共有している中でいかに連携をしていくかということだと思いますけれども、先ほど御議論がありました日銀の二月の金融政策決定会合における中長...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 最初にその三つの教訓を言いました。これは、むしろ政治的なステートメントだと思いましたので、政治家としての教訓として申し上げたつもりでございます。各国のリーダーがいらっしゃる中で、そういうまず基本的な認識をお示しした後に、当然のことながら、その後は国内...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 福島の再生なくして日本の再生なしという気持ちは今も変わりません。そのために、この間、復興のための特措法も成立させていただきましたし、枠組みもだんだんできてまいりました。  その中で、今最優先で取り組まなければいけないのは、賠償であり、除染であり、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御指摘のとおり、三月三十日、原災本部におきまして、川内村、田村市及び南相馬市の警戒区域の解除及び避難指示区域の見直しを決定をしたところでございます。このように、区域見直しの調整が進んだ市町村がある一方で、引き続き区域見直しの調整が必要な市町村もありま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 委員が御指摘のとおり、復興庁のいわゆる存在意義というか目的というのは、被災地における御要望をワンストップで受け止めて、そして、縦割りを排して迅速的確に対応するということでございました。基本的にはそういう精神の下で機能させているというふうには理解をして...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) その避難の誘導については、その都度の情報に基づいて政府としては懸命に取り組んだと思いますけれども、今委員御指摘のSPEEDIの活用については、政府事故調の中間報告においても、現に得ていた結果を公表していれば地方自治体や住民はより適切な避難経路を選ぶこ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) あの震災からの復興と原発事故との戦い、これが大きな課題だというふうに思っております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私自身は、いわゆる核セキュリティ・サミットの公式の会議の中で北朝鮮の問題に触れたのは私、逆に私だけでございます。そのことは明確に、人工衛星と称するそうしたミサイル発射をしようとしていることについて、これについては明らかに安保理決議違反であるということ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 本当は前日からフルに行っていればそういうことは可能だったと思いますが、大事な集中審議が入っておりました。それを終わってから行ったときには十時に向こうに着ということでございましたので、そういう個別の会談を取ることはできませんでしたし、加えて、午前中はい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 確かに国内でもいろんな判断をしなければならない場面がずっと続いてはおりましたけれども、でも、これは大事なサミットでございましたので、極力大事な会議には出て、そして発言をするという趣旨の下で日程取りをさせていただきました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 教訓については、今御指摘のようなことを柱として御説明をしましたけれども、加えて、その下にも資料で書いていただいておりますけれども、日本のこれまでの取組であるとか、あるいは、これは国内の取組だけではなく、国際社会とのいわゆる連帯、貢献での取組とかも含め...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、これはだから、今回の原発事故の原因というのは自然災害ですけれども、だけど一方で原子力施設の脆弱性、これはテロに対しての脆弱性というものが浮き彫りになったと思います。その共通点ということは、例えばこれ想定外を想定する、当たり前のことということでご...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 核セキュリティー強化のための取組は、例えば電源装置の補強であるとか、そういう設備の話等々言っております。ただ、教訓の話は、これは個別の設備だとかそういう話じゃなくて、まさにこれは政府としての反省、教訓であります。そこは基本的な認識で持ちながら御説明を...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) あの地震発生直後の対応については、大変深刻な事態であるというそういう認識の下で、その都度その都度、情報に基づいて懸命に政府としては、例えば原子炉の冷却であるとか避難についてそれぞれ全力で取り組んだというふうには思います。思いますけれども、各事故調を含...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ちょっとそのホワイトボード等も見ていませんし、今の御説明で一つの推測をされているということはよく分かりましたけれども、ちょっとその因果関係は現段階でちょっと私が説明できる状況ではございません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これは、先ほど細野大臣も当時の状況をお話しされたと思いますけれども、大体この時間帯は、なぜベントを早くやらないのかという、そういう意識を持っていたというふうに私も聞いておりますので、そのちょっとボードの話よく分かりませんが、この時間帯の問題意識という...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 総理が現場の、現地視察したことなども含めまして、例えば民間事故調の報告書においては、官邸による現場への介入の問題点が指摘をされているということは承知をしています。一方で、その報告書でも併せて言及をされているのは、東電の撤退拒否などについては、これは、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 一般論としての危機管理では、責任者はやっぱり基本的には大所高所からの判断を、あらゆる情報を集めて決断をするということだと思います。  でも、その一般論は私は当時の菅総理も分かっていたはずだと思います。にもかかわらず、そういう判断をしたということには...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほど経産の副大臣もお答えをさせていただきましたけれども、需給の見通し、去年の段階でやったとき、ギャップが約一割ぐらいあること、その穴を埋めるために供給力の積み増し、今、火力発電のお話もございましたけれども、供給力の積み増しとそして省エネ等の需要を抑...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今停止中の原発を再稼働させるためのプロセスは、要はIAEAのレビューを受けた手法でストレステストを行って、福島のような規模の地震や津波があった場合にどれぐらいのいわゆる余裕があって炉心溶融にならないようになるのかということをチェックをする、それを保安...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 委員御指摘のとおり、宇宙のいろんなことが解明されつつある中、我々が住んでいる地球の息遣いがまだよく解明できていないということは全くそのとおりだというふうに思います。その中で、今御指摘のように、政府の地震調査研究推進本部は今後三十年以内の南関東における...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) さっきの中川大臣のお答えは政府だと思います。  国会は、これは東京で召集をしていますので、その場所をどうするか、これはなくなった場合には、やっぱり国会の中で御判断いただくことではないかというふうに思います。恐らく、東京で召集ですから、東京の中でどこ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 石井一委員長でございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 首都中枢機能のバックアップをどう図っていくかと、その問題意識は持っておりますので、だから第三次補正予算で調査費を付けて、そして検討するようにしているわけでございます。内閣官房でも検討しているし、国交省の中でも前田大臣の下で御検討いただいております。そ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) だから、別に後ろ向きではないんですよ。やらなければいけないというふうに思っております。一定の時期にはもう結論を出さなければいけないと思いますけれども、例えば、前、この国会の中で首都移転のための委員会がありました。そのときも三つぐらい候補地があった中で...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 大変分かりやすい資料をお示しいただきましてありがとうございました。東日本大震災、資本ストックの毀損額、それからいわゆる全体に占める比率等々、大きな被害でありますけれども、大きな被害でありますけれども、本当にみんなで頑張れば、復興復旧、これはしっかり対...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) だから、あした起こったときにおいては、平成十七年に作ったときの対応策でこれはやるしかないと思います。ただ、東日本大震災の教訓を踏まえての対応は、今様々なレベルで検討を進めているものもございます。ということで対応をするということでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、ですから、夏ごろまでに検討結果を出すということになっているわけですので、その検討会をやっているときに私が今方向性を出すというのは妥当ではないと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 大事な観点だと思いますが、丁寧な議論も必要だと思うんです。その議論を踏まえて夏ごろまでに打ち出すということでございますので、そのとき出てきたものについては、それを真摯に受け止めて対応していきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 一つの御見解だとは思います。ただ、全部で五人、順番付けている人も全て例えば職務できないような状況のときには、残った国務大臣で順位を付けるというルールもありますし、全部国務大臣がいなくなるような状況の中では、国会で早急に首班指名してつくるという一応ルー...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的には、値上げをお願いする際には、きちっと東電自らが経営の合理化に徹底して努めているかどうか、そこをチェックすることが肝要だというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 瓦れきを受け入れていただける自治体があって、その既存の処分場を最大限活用することを前提とした上で、受入れに伴い将来必要となる処分場建設や拡充については支援をしていきたいと考えております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 肥大化、焼け太りという視点でございますか。原子力の安全規制をするための人員を必要な規模つくろうとしているというふうに認識をしていますので、肥大化ではないというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今回の大震災の中の教訓、いろいろあると思います。女性の視点が足りなかった、あるいは障害者の配慮というのも一つ大きい要素だったと思います。  東京都の取組をちょっとよく勉強させていただきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 現在、国会において継続審議となっています今の改正法案でございますが、平成二十二年秋の臨時国会に再度提出したものでありますが、効率的な選挙執行と選挙経費の節減を定着させるためにもできる限り早い成立をお願いをしたいと考えております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 産業復興機構による実績は今大臣から答弁したとおりでございますけれども、例えば事業者の再生の可能性をしっかり判断したりとか、債権者間の調整などを行うためにはある程度の時間を要するというようなこともあるということは是非御理解をいただきたいと思います。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 数字に基づいた議論は大いに結構だと思いますし、今回、大胆な御提起だと思いますが、例えば消費税の全部地方移管というと、医療も年金も介護も全部地方へ任せるのかも含めて、その妥当性とか実現可能性を含めて大いに議論したいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国民には様々な御意見があることは承知をしておりますけれども、あくまで私どもは、IAEAのレビューを受けた手法によって事業者がストレステストを行い、それに対して保安院とそして安全委員会がチェックをする、それがきちっと安全性の確認になっているかどうかとい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 地元の理解を含めて、国民のそういう御意向なんかも踏まえながらの判断だというふうに思いますので、私どもが行け行けで何でもやろうとしているということはありません。あくまで安全性の確認をした上で、その確認が妥当であるならば御説明はしなければというふうに思い...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今の荒井委員の読まれたとおり、民主、社民、国民新党の三党政策合意は、現行の消費税五%は据え置くこととし、今回の選挙において負託された政権担当期間中において、歳出の見直し等の努力を最大限行い、税率引上げは行わないとなっておりますので、衆議院議員の任期満...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私どもの民主党のマニフェストには記載をしていなかったわけですけれども、そのときに、基本的には歳出削減、全力で尽くすと、消費税を引き上げる際にはそれは国民の信を問うというのが、これは多くの私どもの議員の問題意識だったというふうに思います。  そのこと...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) なぜ社会保障と税の一体改革が必要なのかについては、ここで、国会での御議論も程なく始まるだろうとは思いますけれども、国民の皆様にもしっかりと御説明をしていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 違憲状態であると同時に違法状態にもなっております。したがって、一票の格差是正というのは、早急にまさに知恵を出して解決しなければいけないというふうに思います。  その問題は最優先であるという問題意識を持ちながら、一方で、これについては定数削減と選挙制...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自分たちの選挙のことを考えて言っていません。基本的には、今、樽床いわゆる幹事長代行が座長でこの与野党協議をしていますが、御党も含めてそれぞれの党の御意見をヒアリングをして、それを踏まえて意見を集約していくということでございますので、そのプロセスの途中...全文を見る
04月04日第180回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) おはようございます。  社会保障と税の一体改革の意義ということでございますけれども、私の目指している社会というのは、今日よりあしたは良くなるというような確信と実感の持てる社会をつくっていくことであります。残念ながら、バブル崩壊後、こうした意識がだん...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今若干、子ども・子育ての話は一つの充実の柱として申し上げましたけれども、医療、年金、介護、それぞれやらなければいけない改革があって、その持続可能性についての御説明をしっかり対話集会等でやっていきたいというふうに思います。  今御提示いただいたその資...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まさに、デフレ脱却というのは、これは大きな至上命題だというふうに思っています。したがって、新成長戦略を加速させるとか、この年央にまとめる日本再生戦略等々、やるべきことはしっかりやらなければいけないと思いますし、日銀とのしっかりとした連携も必要だという...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 経済の好転ということがその消費税を引き上げるときの基本的な環境だというふうに思っております。そのためにデフレ脱却と経済の活性化にしっかりと取り組んでいくということをやり抜いていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 大変長時間にわたって、今、櫻井さん御指摘のような、本質をついたいい御議論がたくさんあったというふうに私も承知をしております。  それを踏まえて、今、特に低所得者の対策、後段に触れられましたけれども、給付付き税額控除の設計であるとか、あるいはその前の...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) よく余ることが多いです。一番直近は、前、目をぶつけて、あれ塗り薬とかいろんな薬、服用する薬いただきましたけど、余りました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 内閣府の共済だと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 率で六%台ぐらいじゃないですかね。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私は政府ですから共済ですが、国会議員の皆さんは国保に入っていらっしゃるというふうに思いますので、国民の皆様と一緒だと思います。  ただ、私とか大臣とかは今言ったようなパーセンテージですので、いわゆる中小企業の協会けんぽと比べれば、保険料率で見れば恵...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 昨年に続きまして、残念ながら、特例公債法案、歳入にかかわる部分を歳出と一体で、いわゆる参議院に御審議を同時にできなかったということは極めて残念に思っています。  その理由は、御案内のとおり、現段階においては御賛同いただける状況でなかったということで...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政権交代後、大きく変わった分野、幾つかあると思うんですが、その代表的なものは私は社会保障だというふうに思っております。それまで二千二百億、毎年削る方向だったものを、それを立て直して、医療崩壊とか介護難民とか言われておりました、そこに歯止めを掛けてきて...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 失われた二十年、その閉塞感を打開をするために経済の再生をしていかなければならない、このために、一昨年の六月に国家戦略として新成長戦略をまとめさせていただいております。この新成長戦略を着実に実施をして経済再生を図るということは、野田内閣にとっては復興と...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) もったいないと思いますね、本当に。そんなにすばらしい研究をされて、そしてそんなに世界に役に立つものを何で日本で守り育てていけなかったのか。まさに今の数字なんかをお聞きしますと、痛恨の極みじゃないでしょうか。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 別に消費税増税だけを考えているわけではありません。経済の再生は最重要課題ということを、位置付けであります。  今の医療のイノベーションの分野は、まさにちょっと今反省しなきゃいけないところは相当あると思いますね。イノベーションですから、前例はないはず...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国民の生活を守るために、そして経済を活性化させるために、前例にとらわれることなく政治主導で意思決定をしていくように、特に今日御指摘いただいた分野は大変参考になりましたので、そういうことを踏まえて対応していきたいというふうに思います。  ありがとうご...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) たしか金曜日の夜に四名の方からいわゆる一身上の都合によるという辞職の願いが出されました。そのとき受け止めたのが私の政務秘書官でございました。その政務秘書官から官房長官に預ける形となりまして、もちろん土日ありましたけれども、直接お会いをしてそしてその真...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 官房長官も含めて閣僚についての任命についての責任は私にはございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政府・与党として素案を決定をいたしました。そして、その素案を踏まえて大綱として閣議決定をいたしました。それは、それぞれ党内手続を経た上での決定でございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 全く、前に決めた意思決定と大きくそれたこと、逆のことをやっているということではございません。  さっき副総理から御説明あったとおり、成案については抜本改革をやらなければいけないということを書いてあるわけです。素案というのはそれを具体化をしていく話で...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 成案の中で支給開始年齢引き上げるとは書いていないと思うんです。検討をするという形だったというふうに思います。その検討した結果が素案になったということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 決して多数決を採ったわけではございませんけれども、成案、素案、大綱、これ着実に手続を取ってきて、今回の法案提出に至る、この間に来る党の事前の審査も五十時間近く長時間にわたって御議論をいただきました。  いわゆる私どもの意思決定の手続というのは、それ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 党議として決定をしたというふうに思いますので、その国会の中で党議掛けるかどうかという判断はありますが、基本的にはこれは党議が掛かるものだというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 一応、辞職願には一身上の都合というふうに書いてございましたので、改めてその真意をよく政府としても聞かなければいけないということが必要だったというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 理解できないとかという御発言があったことは承知しています、記者の皆さんの前で。だけど、一身上の都合という形の願いでありますので、一言外に発したから、はい、そうですかではなくて、これまで七か月にわたり大変重たい職責を果たしてきていただいた方たちでござい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 注意ではなくて、書面で出たわけですから、その御意思の確認をしたということでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ほったらかしにしていたわけではありませんので、大変それぞれが重たい御決断をされた中でその真意を確認をするということをさせていただいて、これまでの七か月、それぞれの皆さんが大変それぞれの分野で重たい職責を果たしてきてこられました。できればそれを続けてほ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 大綱においては、宮沢委員御指摘のとおり、次の改革を実施することとし、今後五年を目途に、そのための所要の法制上の措置を講ずることを今回の改革法案の附則に明記すると書いてございました。  というこの大綱を踏まえての議論を党内でしていただいたんですけれど...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 例えば、所要の措置ってどういうことが考えられるかなんですが、一つは行革あるいは経済成長、歳入改革もあるかもしれない、やるべきことについては、これは問題意識、皆さん共通していると思うんです。  二〇一五年までに財政運営戦略が完結するわけではありません...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) だから、中身は、認識は皆さん一緒だと思うんです。やらなければいけない措置はあると、だけど、それを法案化するかどうかは党内で議論がありました。それを、党内議論を踏まえて政府として対応したということでございますので、別に精神が飛んだ話ではございませんので...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 大綱を踏まえて法案を作るんです。その大綱に沿った御議論をいただいたんです。その中で、大綱に沿った御議論の中で、この一定の項目は入れなくてもいいという認識が党内でできたわけですから、別に法律の精神が大きく変わったわけではございませんので、別に責任が生じ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、閣議決定をしたんです、大綱を。その大綱に沿った御議論を丁寧に逐条でやってもらったんです、逐条で。逐条でやっていただいた議論を踏まえた法案ですので、それを我々が踏まえるのは当然ではないでしょうか。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) その後、法案を提出をしたわけですから、その法案に沿って今後は判断すべきだろうと思います。向こう十年間の名目・実質成長率、それぞれ数字を挙げました。これ政策目標でありますが、まさにデフレ脱却し、経済活性化全力で取り組むという、そのための目標でございます...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ですから、今回は正式に閣議決定して法案を国会に提出をしているわけです。その法案に沿って今の状況をどうするかという判断をその後はすべきであるし、当然、将来消費税引き上げるときは、まさにこの法律に沿っての判断をすべきだと思います。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 安住大臣が、当時の発言というのは、経済の好転の考え方を説明されたと思うんです。少なくとも景気が悪化した中で……(発言する者あり)
○内閣総理大臣(野田佳彦君) それが持ち直しの中にあるという判断をするならば、それは可能だという判断を示したわけです。それは一つの判断だというふうに思います。  だけど、こうやって法律が固まりましたので、法案、その法律に基づいて今後は対応するということでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 大綱のところに比べて、数字が入ったというのが大きな違いです。基本的な考え方は変わりません。  ただし、その数字が入ったことは、これは政府にとっては重たく受けなければいけない目標でございますので、デフレ脱却と経済活性化、全力を尽くしていく。その暁に、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、けしからぬでも何でもなくて、そのときの経済が好転をするという判断をするときの一つの判断はそれはあり得るということでございますけれども、さっき申し上げたように、法案はもう提出をしています。その法律に基づいてこれからは的確に対応するということであり...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 我が内閣の閣僚の答弁ですから、否ということはありません。そのときの政治判断を、一定の御本人の判断を言いました。だけど、今度改めて法律が作られます。そして、それを是非御議論いただくわけですから、その法律に基づいてこれから対応すると……
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、だから、是か否かと言われれば、それは、大臣の発言を私は否と言うわけはないです、それは。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 委員御指摘のとおり、いわゆる一般論として、頭の中では、社会保障を持続可能なものにしていくために何らかの安定財源が必要である、それについては消費税であるということについての御理解は根底にはあると思うんです。じゃ、そのための社会保障どうなっていくんだとい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 率直に言いまして、今日、朝、いろいろと事前の勉強会をやった中で、今の問題意識、私は共有をさせていただいたんです。データを踏まえてきちっと政策を打ち出していく、これ順番だと思います。  そのデータどうなっているか。今の認知症の話なんですが、平成十五年...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的には石井委員のおっしゃるとおりで、ちゃんとデータを押さえて政策の方向性について丁寧に議論をしていくということがあるべき姿だというふうに思いますし、さっき認知症のところはちょっと反省も込めての発言をさせていただきましたけれども、その他の分野で今回...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 大変貴重なデータをお示しをいただきまして、ありがとうございました。  口腔の健康、口の中の健康は国民が健康で質の高い生活を営む上で基礎的かつ重要な役割を果たしていると認識をしております。歯科健診の受診率の向上も歯科口腔保健の推進に当たっての重要な課...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 小川大臣は、法務行政をしっかりと職務遂行に当たっていただいていると思います。小川大臣個人の問題については、御質疑を通じて御本人がきちっと説明をされていくものと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 日本産の農林水産物、食品の輸出促進をするということは私は重要な課題だというふうに思っています。  その一環として、去年訪中した折に、筒井副大臣から展示館があるのでちょっと見てほしいという御要請がございましたので、首脳会談の前に十分ほど途中で立ち寄り...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) こういう形で国会でも御質疑を通じて御説明をしております。政府として、調査じゃなく、必要があればそれぞれ担当大臣や副大臣が説明をすればいいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政府として聞く調査ということではないと思います。それぞれ担当する人たちが国会の質疑等を通じてちゃんと丁寧に説明すれば済むというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 平成十六年当時ということでございますと、当時、鳩山代表のころでございますので細かいことは承知しておりませんが、通告がございましたので調べさせていただきました。  民主党と中国共産党とは、結党以来良好な隣国関係の構築を目指して党間交流を実施をしており...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) この間、あの捏造がはっきりしたので、まさにこの検察当局としては猛省しなければいけないと思いますが、その根本に何があるかというのはちょっと分かりません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 預けません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) AIJと民主党は全く別のものでございます。勝手に今、断罪されましたけれども、全く別であるということを明確にしておきます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 草川委員御指摘のとおり、国民新党の代表の亀井代表からは連立離脱というお申出をいただきまして、私はそうではないという平行線のままになりました。その中で、今般、税と社会保障の一体改革に関する法案提出に際しまして、閣議決定の際には自見大臣が連立与党の一員と...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 崩れたということを言えるかどうかというのはちょっと難しいんです。難しいんです。それは、まさにその党の規約もあるでしょうし、その範囲でどういう御判断をするかでございますが……(発言する者あり)
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 代表のおっしゃることと多くの議員の皆さんが解釈していることの今違いがあるようでございます。私がどっちかということを解釈すること自体が僣越だと思うんですが、ただ、引き続き、これはまだ協議中だというふうに認識をしておりますので、その動きを注視をしていきた...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 本当に一緒に汗を流してきた多くの同志の皆さんでございますので、そういう皆さんの中から、今回の政務三役の中から辞任が出てきたということ、受理をせざるを得なかったということ、また党の役職者の中でも、御指摘のように、辞表を提出をされたという方がいらっしゃい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今、草川先生から御指摘いただいた消費税の導入、引上げ、これまでの経緯を踏まえますと、歴代の総理始め政府の関係者が相当丁寧に議論をしながら、そして覚悟を持って対応されてきたことは、これは大いに教訓としなければいけないと思います。  当時以上に、例えば...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 過去のその消費税の議論というのは臨時国会でやられたということはそのとおりだと思います。しかし、今回、いつまでに結論を出すのか、いつまでに法案を提出するかという今回のめどは、平成二十一年の税制改正法の附則百四条に基づいているんです。それは御党も作った法...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いわゆる法律に基づいた対応を誠実にやるために、議論は尽きないんですけれども、時間を掛けながら丁寧にやった中で、おしりを決めるとするとこの年度内に法案を提出するということを皆さんも念頭に描いていただいていたというふうに思います。  その中で、その集大...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 何よりもこれは平和的、外交的に解決をしていくことが基本中の基本だと思いますし、今まで会った首脳たちにはそういう議論をさせてもらいました。特に、間もなくEU3プラス3で協議があります。この動きなども注目をしていきたいというふうに思いますけれども、その万...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 谷合議員御指摘のとおり、若者の雇用環境が依然として厳しい中、また中長期的に労働力人口が減少する中にありまして、若年者雇用問題に関する中長期的な課題に対する大きな方向性を示すことは大変重要であると認識をしています。  ユースビジョンは青年委員長の谷合...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御高齢の方、女性、障害を持っていらっしゃる方、若い方、全ての方が働く意欲があるときにそういう働く場をつくるというのが基本でございますが、特にやっぱり若年者の雇用、委員御指摘のとおり、まだ就職の内定率も厳しい状況、大卒も、高卒も、出た後にすぐ離職した場...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 雇用は全体的にまさに厚生労働大臣を中心に、まさにその大きな、その職務の中の比重の大きい仕事だと思いますので、その中でやっていただきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 専ら雇用政策としてはやっぱり厚生労働大臣でございますし、いわゆる青少年育成という観点でいうと、これは中川内閣府特命担当大臣が共生社会政策の位置付けとしての青少年の健全な育成に関する事務を担当していただいております。まさに、雇用戦略という意味においては...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 担当大臣をわざわざお呼びなので後でフォローしていただきたいというふうに思いますけれども、その趣旨、本意は御本人の口から語っていただきたいと思いますが、順番というお話がございました。たまたまこれ、国家公務員の試験が、これ四月の二日からですかね、申込みが...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今、枝野大臣もお答えになりましたけれども、人件費の圧縮であるとか資産の売却であるとかあらゆることを含めて経営の合理化に努めるということ、ここまでやっているんだなということを国民の前にお示しをするということ、これが何よりも大事だというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 極力、中長期的には原発に頼らない社会をつくっていくのが基本中の基本でございますので、議論はいろいろありますけれども、選択肢として示されたり、あるいは六月までに基本計画を作るときにはそういう方向で収れんをしていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 大変現場を踏まえた現実的な御提言をいただきまして、ありがとうございました。  最後の御提起は、しっかり受け止めて対応したいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 二〇〇九年の九月九日に、社会民主党、国民新党、民主党の三党党首間で調印をいたしました連立政権樹立に当たっての政策合意については、その後も、社民党、民主党、国民新党と、民主党との間でこれを尊重し引き継ぐことを確認をしてきております。三党政策合意について...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 一般的に総理就任時は、歴代もそうですけど、御祝儀もあって高い支持率になります。その後、必ずしも万人に受ける政策ばかりではございませんので、だんだん下がっていくこともあるかと思います。  ただし、数字自体はこれは一つの、世論調査は、これは国民世論の一...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今御指摘いただいた例えば労働法の規制緩和については、これ行き過ぎた規制緩和があったということで非正規雇用の拡大等につながった面がありますが、このための派遣労働者の保護と雇用の安定等を目指して今般成立した改正労働者派遣法、これをまず円滑に施行してまいり...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 分厚い中間層の復活の、それを実現するための核としては、やっぱり意欲ある全ての人が働こうと思えば働ける、そういう環境をつくることであり、老いも若きも男性も女性も、そういう意欲があれば働けるという全員参加型の社会をつくること、その上で、ディーセントワーク...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 新型インフルが発生をしたときのまさに当時の責任者のお話でございますから、重く受け止めなければいけないというふうに思います。大事なことは情報公開と現場主義という御指摘、冒頭ございました。基本的にはそのとおりだと思うんです。今回も、三年前の教訓を踏まえて...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これ、必ずしも一人一つの番号ではないということは承知をしていまして、私が把握している感じでは、日本年金機構が新たな調査を実施して、基礎年金番号を複数持っている人が約二十万人いると推計をしているというふうに聞いております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 大事な御指摘だと思うんです。  税と保険料のこれシステムが違います。保険料においても厚生年金と共済違います。というように、それぞれちょっと分立した形になっています。  それをどうするかということがこれ歳入庁を推し進めていく際の大きなテーマだと思い...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 大変実態を踏まえた貴重なアドバイスだと思うんです。  まず最初、前段御指摘いただいたパートの社会保険の適用拡大なんですが、企業単位と事業所単位、おっしゃるとおりで、保険は事業所単位ですよね。ただし、今回は、やっぱり企業の負担能力、赤字か黒字かという...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 大変有り難いアドバイスとして、しかと受け止めさせていただきます。ありがとうございました。
04月05日第180回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) おはようございます。  平成二十四年度予算では、国の財政も極めて厳しい状況下にありますけれども、地方に最大限配慮するという観点から、地方交付税の別枠加算などによりまして、地方交付税総額を五年連続で増額をさせていただきました。あわせて、中期財政フレー...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 地球温暖化対策のための税は、税制による地球温暖化対策を強化するとともに、エネルギー起源CO2排出抑制のための諸施策を実施していくためのものでございます。御指摘のありました森林吸収源対策については、平成二十四年度税制改正大綱を踏まえ、平成二十五年以降の...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 社会保障と税の一体改革は待ったなしだというふうに思っております。  国民皆年金、国民皆保険、これは世界に冠たる制度でございましたが、その持続可能性を担保するためにもそれを安定的なものにしていかなければいけないし、子育て支援など充実しなければいけない...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 一回目の会合を、この間、四閣僚やりました。今日、二回目やります。何も日程であるとか方針を決めているわけではございません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先般の会合ではそういうことを決めていませんから、今日いろいろ会合でいろいろな話合いをしますけれども、現時点で何かを決めているということはございません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ちょうど今、タイミングとしては、EU3プラス3、英、独、仏、それから米、中、ロの協議が始まろうとしている段階です。国際社会が協調をしながらどう対応するかという大変微妙なタイミングでございますので、個人の立場で国際的な平和に役立つよう努力したいと昨日記...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) コミュニケーション、まず意思疎通が必要だと思います。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私も報道しか見ていませんので、御本人からいろいろお話を聞くなど、まず意思疎通をしなければいけないと思っております。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、意思疎通を直接してみなければ、幹事長はお会いになっているというふうに思うんですが、直接意思疎通をしてみなければ、今御質問のどうするかという話までは、そこまで踏み込んでは言えませんが、いろんな様々な観点があると思いますので、特に政府の立場を明確に...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、だから、意思疎通してみないと分かりません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国民新党の代表である亀井代表からは、私に連立を離脱をしたいという御要請がございました。そして、私の方は引き続き連立維持をしたいということで、会談については平行線でございましたけれども、党代表としてそういう御主張をされて御要請いただいたことは、残念では...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国民新党でございます。  その国民新党の中で今その解釈についていろいろ議論をされているところでありますので……(発言する者あり)いや、意思決定の在り方について、これは政党の内部の問題でございますので、その動向を今見守っているということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 党代表でございます。分かるじゃないですか。(発言する者あり)亀井代表です。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 亀井代表のお話はお伺いをしました。そのことは重く受け止めております、代表ですから、まさにそのとおりであります。  一方で、自見大臣におかれましては、連立与党の一員として、内閣の一員として署名をしていただきました。これも重たい決断だと思いますし、そう...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政策目標ですので全力を尽くしていかなければいけませんが、前提条件ということではございません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 仮定のお話としての御質問をいただいたときのその二月の状況というのは、今の法案を提出する前の話でありまして、そのときにおいて経済の好転をどう考えるかという意味においては、大臣の判断は一つの私は妥当な判断だったと思います。  ただ、昨日申し上げたかった...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) だから、その経済の上向きの判断を総合的にしなければなりません。これは定性的に、直感的に言うんではなくて、様々な指標を、成長率であるとか物価であるとかを踏まえて総合的な判断をするわけです。  その前に、今そのままの状況じゃなくて、この法律に書いてある...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今の経済状況が、例えばこれ、法律に書いてあることは、その成長率等々を目標に掲げて、それに向けての全力を挙げるという措置が要するに前提なんです、前提。それをやった挙げ句の果てに、経済が上向いているか……(発言する者あり)いやいや、やらなければいけないこ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) デフレ脱却、経済の活性化に全力で取り組むというのが前提です。これは一生懸命やらなければいけないというふうに思います。その結果が、経済が上向いてきているかどうか、それは判断だということでございまして、そのときに……(発言する者あり)いや、デフレ下でも成...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) だから、成長率がどうなっているか等々、これ一つの大事な指標ですね。それから、物価も大事な指標です。そういうものを総合的に見ながら判断をするということになっているということでございますので、だから、そこにはいろいろな可能性はあるということでございます。...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、物価が下がっている中、デフレ下の中でも成長したことは今までもあります。そういうこともあり得るというふうに言っています。(発言する者あり)いや、だからそれで上げると言っているわけではありません。そういうことも含めて総合的に判断をするということでご...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 消費税を引き上げるかどうかは経済の好転を総合的に判断をするということが基本中の基本でございますので、物価だけで判断をするということではないということです。様々な指標を勘案をしながら判断をするというのが政府の考え方であります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) だから、物価だけで判断をするということではないということで解釈をさせていただいております。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(野田佳彦君) だから、物価だけでは判断しない、様々な成長率と様々な指標を総合的に踏まえて、経済が好転しつつあるかどうかで判断をするということでございます。それ以上の何物でもないということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、これ、失われた二十年と言われている中でも慢性的にこれデフレ下にあったと思います。その中で成長したときあったじゃないですか。(発言する者あり)いや、だから、それは、その成長率、名目で見るか実質で見るかといろいろありますよ。だけど、成長したことはあ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、今ちょっとそれは、今手元に数字持っていませんが、二〇〇六年とかその辺はあったと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 当面一番心配な人工衛星と称するミサイルの発射についての対応なども、田中大臣が今先頭に立って職務を遂行されております。日米の協議も今大事な段階ですが、そういうことも含めて大変緊張感を持って対応していただいておると思いますし、御本人もさっき一層の研さんに...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 率直に知らないことは知らないと言うのは、無知の知という言葉もあるように、知らないことを前提にしながらも、逐条の条文までは分からなくても、私は判断力はしっかり持っていらっしゃるというふうに思っておりますので、そういう意味で適材適所だと考えております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) その日のやり取りの詳細がちょっと分かりませんけれども、誤解があったことは訂正をされたということでございますが、ちょっとどういう誤解だったかは分かりませんが、今、基本的に、万が一に備えてPAC3の整備等々、しっかりその先頭に立って対応していただいている...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 中期防に沿って着実に防衛力の整備をしていくというのが政府の方針でございます。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ちょっと、だから、これもその日の答弁のやり取りの詳細分かりませんが、基本的には大綱と中期防に沿って防衛力の整備をしていくというのが政府の基本的な方針、これは間違いないというふうに思うんです。その上で、何か状況が変わったときがあるようなときに見直す、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まあ、あの……(発言する者あり)いや、まあぐらいいいじゃないですか。  それは、基本的には円滑に審議が進むこと、質疑がかみ合っていくことが望ましいとは思います。残念ながら、十分にその質問の趣旨が分からなかったとか、伝わっていなかった等々を含めて即応...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、これは私の経験もありますけれども、よくちょっと質疑の趣旨を見失うことということはよくあります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私もよくあります。やっぱり議場が騒然になって聞き取れなかった等々などもございますので、それだけをもって適材適所じゃないとは言えないというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御質問の数が多くなったりすると、そのために周りのスタッフがサポートするということは、これはやらなければいけないことだというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先般、沖縄に行かれたときも、知事と御挨拶をしたときも、あるいはそのほかの自治体をお訪ねしたときにも、基本的には御自身で言葉を選んで対応されていたというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いよいよ北朝鮮の、予告が四月十二日から十六日、ミサイル発射ということになっております。そういう緊張感のあるときでございますので、しっかりと職責を果たしていただきたいというふうに考えております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 安定的で低廉な電力供給の確保というのは、日本経済の成長にとって、そして国民の暮らしにとっても重要だと思います。  今それぞれの大臣がいろいろ決意を申し上げましたけれども、それぞれが全力を挙げて、極力これは電気料金が上がらないように、抑制をするように...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今回の核セキュリティ・サミットにおいては、まさに核テロに対するその備えについてが基本的な中心でありました。もちろん、北朝鮮の動きなどもありましたのでそういうメッセージは出したんですが、核兵器の廃絶に向けた関連の中では、今回のサミットの私のスピーチでは...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、今回のそのテーマに即したお話の中で、今文脈の中でFMCTというお話ししましたけれども、核軍縮決議案はこれ毎年国連総会にも提出をしておりますし、その意欲がないということではございません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 一般的に言うと、核兵器国を含む全ての関係国の同意など、適切な条件がそろっている地域において非核地帯が設置されることは核不拡散等の目的に資するものと考えております。ただし、北東アジアにおいては非核地帯実現のための現実的な環境はいまだ整っていないというふ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) むやみやたらに協力をするということじゃなくて、今外務大臣の答弁にもありましたけれども、相手国の事情、それぞれの原子力政策、あるいは核不拡散に対する姿勢等々、そういうものを勘案をしながら、一方で、我が国はこれ中長期には脱原発依存ということでありますけれ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 判断権者といえば、これは協定ですから最後はやっぱり外務大臣でありますけれども、これはやっぱり原発の問題というのは国内外大きな関心を持っていることは事実でございますので、これは政府の中でしっかり意思疎通をしながら対応していきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 昨年の末にインドをお訪ねしまして、シン首相と会談をいたしまして、そのときにこの原子力の協定についての意見交換もさせていただきました。  これは双方が満足のいく形で結論が出ればいいねということなんですけれども、これは、その話をする前提というのがあると...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今申し上げたことを常に念頭に置きながら議論をしていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 具体的にそういう要請が来ている、要望が来ているということはございません。したがって、その仮定の御質問に答えることはできません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これは、従来から言っているWTO等々の国際的な約束等々を踏まえた対応を日本はしてきているということでございますので、しっかりそういうことは伝えていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) その前の、こういう具体的な議論が始まる前の段階で消費税を引き上げるかどうかについての世論調査があったときには、割と理解をされた方が多かったと思うんですね。それが、いわゆるちょっとリアリティーが出てきているときに、やっぱり自分の懐のことを考えることもあ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今のデータでお示しされた平成九年、十年という、消費税引上げの後から増えたというか、消費税だけではなくて、これはもろもろの経済状況も含めての相対的な国民の意識だというふうに思いますので、消費税だけでこれは見るべきではないというふうに思いますし、いずれに...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほど、国民の生活意識調査、大変苦しいとか苦しくないとかというのがありましたけれども、一方で、政府が行っている内閣府の調査で国民生活に関する世論調査というのがあります。それによりますと、老後の生活設計に不安を感じる人の割合、これ年々上昇傾向にあるんで...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) はい、指示させていただきました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) この間の会議では、これまでにどういう取組が行われてきたかとか、あるいはストレステストの一次評価等々のいろんなお話を事務的にお伺いしました。  その上で、三十項目の安全対策が取りまとめられておりましたけれども、それが大変ちょっと分かりにくい部分があり...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 決して消費税の前提条件ではありません。ただ、これは国民との間で、それこそ先ほど来御議論いただいているマニフェストにも書いてきたことでございますし、一方で、こういう国民の御負担をお願いする際に、まずは隗より始めよという、そういう国民の多くの声もあるとい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 消費税云々ではなくて、違憲であるという指摘がある、そして違法にもなっているんですね。違憲、違法という状態から早く脱却しなければいけないというのは、これはまさにそのとおりであって、そのために今与野党で協議をしていただいております。この一票の格差是正、違...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まさにその違憲、違法の状態を脱却するために各党が今胸襟を開いて協議をしていただいていると思っております。それを踏まえて対応することが大事だと思っています。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 社会保障改革の中身は言ってきたと思います。さっき副総理申し上げたとおり、充実の問題については子ども・子育てだとか、安定化のところは基礎年金の国庫負担の問題とか、きちっと制度については裏付けを持って言ってきたと思いますので、社会保障改悪というのは全く表...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 見解が異なります。
04月11日第180回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第2号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、社会保障と税の一体改革は、これは待ったなしの改革だというふうに思っております。先般、法案を提出をいたしましたので、その成立を全力を尽くして目指していく、これは重大な決意を持って臨んでいくということは、これは変わりはありません。  その上で、民...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先般の党首討論で、谷垣総裁との討論の中でですね、一票の格差が生じていることが違憲である、しかも違法にもなりました、この状態を一日も早く脱却しなければいけない、様々な政治改革の課題がありますが、それは最優先で急がなければいけないという認識は一致をいたし...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 当然のことながら、法案として提出をしたわけでございますから、きちっと審議をしていただかなければいけないと思います。その枠組みをどうするか、どういう委員会立てをするのか、当然具体的に幹事長、国対委員長のレベルから御提起をさせていただきたいというふうに思...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 当然のことながら、これ、一体改革の関連する法案のみならず、政府として提出をさせていただいている法案については会期の中で議論をして、そして成案を得ると、成立を期すというのが政府の基本的な姿勢でございますし、特に重要と位置付けている一体改革法案については...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御指摘をいただいた一体改革、まさに社会保障と税が一体になっているかどうかというお尋ねでございますけれども、三月三十日に、いわゆる閣議決定したときには社会保障の全体像と工程表についても閣議決定をしています。したがって、その方針に基づいて着実に社会保障を...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) うその片棒を担いで税の話は賛成できないという、それはおかしいんじゃありませんか。  私どものマニフェストで実現したものとまだ実現できていないものはあります。これは事実であります。したがって、総選挙の暁には、お約束したことは何だったのか、できなかった...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政治生命を懸けるというお話はいたしました。これは私も政治家として重たい言葉だと思っています。強く自覚をしています。だけど、それが通らなかったらどうする云々ということを解釈するというのは変じゃありませんか。それは余りにも、お互いトップ同士ですが、やぼじ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、鳩山元総理でございますが、今回のイラン訪問は、政府の要請、党の要請で行かれたわけではなくて、個人の判断として行かれました。そのことによって何が起こったかということでございますけれども、私は、基本的には国際社会の取組あるいは政府の基本姿勢を踏まえ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、国会の運びを含めてまだ具体的な提案がないという御指摘がございました。私としては、党首会談、山口代表ともやって、粗ごなしの議論をした上でその辺の各論の話をしたいと思っておりましたけれども、これはいつ受けていただくかまだ分からないものですから、当然...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、社会保障の中で私どもが考えている新しい年金制度、これ、先ほど谷垣総裁にも御答弁させていただきましたけれども、来年に法案を提出をする、そのために制度設計の詰めをこれからやっていくということでございます。これは前からずっと工程表でお示しをしていると...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 早急に取り組みたいと思います。(拍手)
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 一番最後の御指摘ですね。消費税は地方に移管しろという御主張なんです。  そこで、私ちょっと疑問に思ったんですけれども、じゃ、消費税を地方に移管することによって、年金も医療も介護も子育ても地方にお任せするということをおっしゃりたいんですか。年金なんか...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これ、自民党の枠で御質問されているんでしょう。でき損ないの自民党とか、それちょっと表現おかしいですよ。  大体御議論が、私は、荒唐無稽のアジテーションですよ、今のお話は、と思いました。(拍手)
04月12日第180回国会 衆議院 本会議 第14号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) ただいまの御決議に対しまして、所信を申し述べます。  今回、北朝鮮が予告した人工衛星と称するミサイルの発射は、我が国を含む地域の平和と安定を損なう、安全保障上の重大な挑発行為と言わざるを得ません。  また、北朝鮮に対して弾道ミサイル技術を用いたい...全文を見る
04月13日第180回国会 衆議院 本会議 第15号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) ただいまの御決議に対しまして、所信を申し述べます。  我が国を含む関係各国が、北朝鮮に対し発射の自制を強く求めてきたにもかかわらず、今回、北朝鮮が発射を強行したことは、我が国を含む地域の平和と安定を損なう、安全保障上の重大な挑発行為と言わざるを得ま...全文を見る
04月16日第180回国会 参議院 本会議 第12号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) ただいまの御決議に対しまして、所信を申し述べます。  我が国を含む関係各国が、北朝鮮に対し発射の自制を強く求めてきたにもかかわらず、今回、北朝鮮が発射を強行したことは、我が国を含む地域の平和と安定を損なう安全保障上の重大な挑発行為と言わざるを得ませ...全文を見る
04月17日第180回国会 衆議院 本会議 第16号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) ただいまの御決議に対して、所信を申し述べます。  政府といたしましては、ただいま採択されました御決議の趣旨を十分に体しまして、原子力発電所事故後の対応に関する協力を含めた日ウクライナ関係を一層緊密なものへと発展させ、世界の平和と安定を実現すべく、最...全文を見る
04月18日第180回国会 衆議院 予算委員会 第24号
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○野田内閣総理大臣 おはようございます。  今回の発射は、我が国を含む地域の平和と、そして安定を損なう安全保障上の重大な挑発行為であります。一連の安保理決議にも違反をするものでございます。発射を行わないよう強く自制を求めてまいりましたけれども、にもかかわらず、北朝鮮が発射を強行...全文を見る
○野田内閣総理大臣 朝鮮半島をめぐる情勢は依然として不安定でありますけれども、将来的には、朝鮮半島の平和的な統一は、朝鮮半島に生活する全ての人々のみならず、北東アジア地域の関係国及び国際社会全体にとって重要な課題であると考えております。  そのような課題を実現するためには、北朝...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今回の北朝鮮による人工衛星と称するミサイルの発射については、これは極めて遺憾であり、厳重に抗議しなければいけないと思いますし、国際社会と連携をしながら、その情報の分析、今後もミサイルの発射とか核実験の可能性は十分ありますので、万全の態勢で臨んでいきたいと思いま...全文を見る
○野田内閣総理大臣 尖閣が、国際法上も歴史的に見ても、我が国の固有の領土であることは明々白々でございますし、事実上、これは実効支配をしています。  その上で、きのうの石原都知事の御発言、その真意とか、あるいは東京都で考えていらっしゃること等々は、これからよく情報を集めて、冷静に...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私のところには、七時四十二分の段階で秘書官から、何らかの飛翔体が発射された模様、現在確認中、そういう情報が上がりました。
○野田内閣総理大臣 今回の対処方針は、二〇〇六年、二〇〇九年のいろいろな教訓を踏まえています。二〇〇六年のときには、ノドンの発射の前に短距離のミサイルも発射されているんですよね。二〇〇九年の場合は、先ほどの議論もありましたけれども、SEWの誤報がありました。ということを踏まえて、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 当然のことながら、SEWの情報の中で、発射地点はどこなのか、どっちの方向に向かっているのか、何発撃ったのか、何時ごろ到着するのか等々のそういうものがパッケージで来ることを前提にしておりました。  だけれども、何らかの飛翔体の確認をするところに少し時間がかかっ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 官房長官におかれましては、事前にまとめていた対処方針に基づいて適切な対応をしたというふうに私は思います。ただし、危機管理については不断の見直しが必要であります。特に今回は、国民に対する情報提供のあり方という点については、確かにこれは改善の余地があったと思います...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今回の訪米におきましては、基本的には、日米同盟を安全保障、経済、文化・人的交流、この三つの柱の中でいかに深化させていくかという方向の中での議論をさせていただきたいと思いますし、特にアメリカが、アジア太平洋地域におけるコミットメントを強めるという方向性を出してい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私も、公職選挙法の解釈をする立場ではございませんけれども、一連の御報告あるいは国会でのやりとりを踏まえますと、やはり、その中身を見ていなかった、名宛て人を把握していなかった等々、いろいろな意味で軽率だったということは、これは残念ながら否定できないというふうに思...全文を見る
○野田内閣総理大臣 余りにも仮定のお話なので、コメントは控えたいと思います。
○野田内閣総理大臣 対処方針では、いわゆるミサイルが発射をされたということの確認を踏まえて、まず官房長官が会見をする、それで安保会議を開く、その後官房長官が会見をする、安保会議は二回やりますから、その後にまた会見するというのが基本的な段取りでございまして、基本的には、政府の方針は...全文を見る
○野田内閣総理大臣 一月末か何かだったと思いますが、官邸に来られて何かの御報告をいただいたということがございました。その去り際に、イラン情勢についての御心配を吐露されまして、日本というのはイランとはこれまでも長い信頼関係があるし独自のパイプもある、そういう独自のパイプというものを...全文を見る
○野田内閣総理大臣 それは、山根副大臣、玄葉大臣含めていろいろな方から鳩山元総理とコミュニケーションをとっていただいた後です。  いよいよ最後のところで私からお電話をいたしまして、個人として行かれるという御決意がかたいことがわかりましたので、だったらなおさら、政府の基本的な姿勢...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今般、北朝鮮が強行しました人工衛星と称するミサイルの発射は、御指摘のとおり、失敗であったとしても、地域の平和と安定を損なう安全保障上の重大な挑発行為であり、また、累次の国連安保理決議に違反することは明白でございます。発射を行わないよう自制を強く求めてきたにもか...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これはもう笠井委員御指摘のとおり、国際社会が足並みをそろえて、心を一つにして対応するということが大事だと思います。  その意味では、二〇〇六年、二〇〇九年のときよりも、この議長声明という発出の仕方は、相当タイミングが早いですよね。決議のときもありましたけれど...全文を見る
○野田内閣総理大臣 二〇〇六年、二〇〇九年、それぞれ、ミサイルを発射した後に残念ながら数十日たって核実験をやっているんですね。今回も、ミサイルの発射については失敗をしましたけれども、さらにミサイルを発射しようとするのではないか、あるいは核実験が行われるのではないかという懸念は強ま...全文を見る
○野田内閣総理大臣 あくまで外交的、平和的努力をするということが基本中の基本だというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 国際社会が、アフガニスタンの平和と安定した国づくりを一致して行っていこうということで努力をしてまいりました。委員の御指摘のとおり、我が国は、二〇〇九年から約五十億ドルのいわゆる支援を決めておりまして、約半分ぐらいでありますけれども、これは着実に実施をしてきてお...全文を見る
○野田内閣総理大臣 鳩山元総理は、党の最高顧問であります。一方で、幹事長が委嘱した外交担当という立場でありますけれども、その鳩山元総理の考え、動きが私の政権と異なるという前提でお話がございました。  多分、今回のイラン訪問の件のお尋ねだと思うんですけれども、今回のイラン訪問は、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これは先ほども議論がございましたけれども、昭和三十一年に当時の鳩山一郎首相が答弁をされていますけれども、いわゆる敵基地攻撃と憲法との関係については、法理上の問題としては、ほかに手段がないと認められるものに限り、敵の誘導弾等の基地をたたくことは憲法が認める自衛の...全文を見る
○野田内閣総理大臣 その理由ですね、まず、さっきちょっと申し上げた、誘導弾等により攻撃が行われる場合に、他に全く手段がないような事態は、現実問題として、例えば外交努力であるとかBMDとかありますので、起こりがたいということ、それから、日米安保体制のもとで、日米間の適切な役割分担に...全文を見る
○野田内閣総理大臣 我が国を守るために、国民の生命と財産を守るために国会の中でいろいろな御議論あることは、私は、大いに結構だと思いますし、参考になるものは取り入れていきたいというふうに思います。
04月18日第180回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国及び国民の安全に重大な影響を及ぼす様々な緊急事態に迅速かつ的確に対処することは、これは政府の責務であると考えております。  今般のミサイル発射事案に際し、政府としては、国民の生命、財産の安全確保を最優先にするとともに、誤った情報の発信により無用の...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 我が国の北朝鮮の政策におきまして、今御指摘のありましたアメリカ、韓国、あるいは中国やロシア、こういう国々との協力は大変重要な要素でございます。また、アメリカや中国の政策動向は北朝鮮問題を含めてアジア太平洋地域の情勢にも影響を大きく及ぼすものであり、我...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今般の北朝鮮からの人工衛星と称するミサイルの発射事案に関しましては、政府としては、防衛省、官邸の緊密な連携と意思疎通の下、様々な情報の収集、分析から、今回の事案はそもそも我が国の安全に影響を及ぼすものではないと判断をした上で、情報伝達も含め、事前に想...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) やっぱり二〇〇六年と二〇〇九年の教訓があったと思うんですね。二〇〇六年のときは、やっぱりノドンの発射の前にやっぱり短距離ミサイルを発射をしています。だから、何が発射されるかということをちゃんと確認しなければいけないということと、それから二〇〇九年のと...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 四月二十九日から五月二日にかけて訪米をさせていただくこととなりました。今回の主なテーマは、やっぱり日米同盟をどう深化させるかであって、安全保障、経済、あるいは人的交流含めた議論をさせていただきたいというふうに思っております。その中で、これ、米軍再編の...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いわゆるマニュアルといいますか対処方針の中では、きちっといわゆるSEWの情報をしっかり入手した後に、ダブルチェックという形で防衛省がレーダーで把握したとかということがあって、明らかに我が国に向かってきているというときに、確かに官邸としては動き出すシス...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) したがって、七時四十二分に基本的には、未確認の情報でありましたけれども、飛翔体が発射をされたというところから、私ども緊張感を持って情報を集めていたということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今回の事案で七時四十二分に官房長官並びに私のところに入ってきた情報、何らかの飛翔体が発射をされたと。それ以降、官房長官なりに、これは……(発言する者あり)なりに、なりにというか、その職責を果たすべく情報を集めていました。  さっき本人が説明をしてい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 公選法を解釈する立場ではございませんが、いろいろ経緯を聞いている限りにおいては、文書の中身を見なかったということは、これはやっぱり軽率というそしりは免れないと思いますが、これから緊張感を持って職責を果たしていただきたいと考えております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私がコミュニケーションを図る前に、山根外務副大臣、そして今お話しされました玄葉大臣ほか様々な方からいろいろと働きかけもさせていただきました。  その上で、私が最終的には電話で、お電話をさせていただきまして、当然、もうその間に、国際社会の取組とかある...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 結果的にはIAEAの問題、ダブルスタンダード論で若干混乱があったと思いますが、これは、でも相手方の、イランの大使館の在京の代理の方からの謝罪もありましたし、イランのホームページも英語もペルシャ語もこれ削除されましたので、基本的には鳩山元総理のおっしゃ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 最高顧問です。幹事長部局の中でそれは担当を決めた中の外交担当ということになっておりますけれども、今回は政府の要請、党の要請で鳩山元総理がイランに行かれたわけではございません。個人の立場で行かれたことの中で、結果として政府の考えている基本的なラインから...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国際社会の取組、政府の基本姿勢の中で基本的には整合的な動きを、個人の立場ではありましたけれども、やっていただいたと思っておりますので、そのことをもって何らかの役職を解するということは、直結する話ではないというふうに思っております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的には、あらゆることに対する責任は官邸にあります。それは、特に政治家の責任であります。  ただし、御案内のとおり、これは危機管理のときの危機管理監の役割というのはあるんです。今回は、そのJアラートの運用の問題含めて、それから今のエムネットの問題...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今般の国連の安保理議長声明というのは、これ今までよりも迅速な対応だったと思いますし、強いメッセージが込められています。そのメッセージのやっぱり線に沿って、しっかりと北朝鮮には累次の安保理決議の遵守を迫っていかなければいけないと思いますし、この安保理の...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) オバマ大統領が、いわゆる直接呼びかけ方式といいましょうか、という形で、語りかける形で北朝鮮にメッセージを出したということは承知をしています。ただ、同様のメッセージは、そういう直接の呼びかけ調ではありませんけれども、私自身も国連演説とかあるいは国会の中...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 演説の機会となるかどうか分かりませんが、メッセージを出す機会はあるかと思いますので、そういうときにちょっとどういう形でやるのか考えさせていただきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御意向に沿える発言ができるか分かりませんけれども。  北東アジアの非核地帯条約、日本は唯一の被爆国ですから、そういうイニシアチブを取っていくべきだという主張はよく分かりますし、特に核兵器保有国を巻き込んでということは大事な観点だと思います。  た...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 決して私どもが再稼働に向けて前のめりということはございません。基本的には、将来的な方向は、この夏までに中長期の計画として脱原発依存という方向性を、当然のことながら、これは出すことになるというふうに思います。  一方で、いわゆるストレステストを経たも...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) グアム移転の経費について一定額を持つということは従来から言ってまいりました。その額については、国民の皆様にきちっと説明のできる、納得のできるもののようにするということが基本であります。  加えて、日米のいわゆる基地の共同利用あるいは共同訓練というの...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今、TPPについては交渉参加に向けて協議をしているという状況の中で、何か具体的に今何かを言及するとかということはまだ決めていません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今、協議の状況を見守っているところでございますので、現時点で何か、どういう言及をするかということは決めておりません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 過程については、プロセスについては御説明していくということは、これはずっとお約束をしてきております。入ってきた情報については、皆様に御説明をしながら御理解を得ていくというのが基本でございます。基本的な姿勢はこれからも変わりません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的には外交交渉でございますので、政府の判断はあると思います。かといって、国民の理解が進んでいないとか、きちっと国会の中で審議はしていないという状況の中で何でもかんでも進めるということではないというふうに思っております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 京都府、滋賀県から大飯発電所三、四号の再起動についての、これは説明はこれからどんどんやっていきたいと思いますが、七つの提言が出てまいりました。この中には電力需給に関する第三者委員会による検証であるとか、情報公開とか、東電福島原発事故被害者の徹底救済な...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御指摘いただいている重要な指摘のところは、これはしっかり取り組んでいきたいというふうに思っております。  再稼働については、これはあくまで基本的にはいわゆる立地自治体含めて一定の御理解をいただけるかどうか、そういう判断でさせていただきたいと思います...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 平成十年だったでしょうか、危機管理監が誕生しました。それから十四年たって、何回かいろんな危機に対しての対応があったというふうに思います。  私は、一人のまさにプロフェッショナルとして危機管理を専ら担当する人が官邸の中に責任者としている、もちろん政治...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 例えば、内調のお話がありましたけれども、これは内調プロパーだけではなくて、今、警察庁から公安調査庁から外務省から、いろんな役所、民間の人も含めて、人材は様々なところから集めるような努力をしてまいりますというようなことも含めて、いわゆる人的な構成の問題...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今回、私なりのいろいろ取組もありましたし、いろんな御批判もいただきましたけれども、余りつかさつかさの現場に口を出すことがいいことだとは思っていなかったんです。基本的にはつかさつかさを信頼して、その対処方針に基づいて、上がってくる情報の下に判断をしてき...全文を見る
05月08日第180回国会 衆議院 本会議 第18号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 民主党を代表しての長妻昭議員の御質問にお答えをいたします。  まずは、少子高齢社会の日本モデルについてのお尋ねがございました。  世界最速の超高齢化に対応した新たな社会保障制度に変えていくため、一体改革では、全世代対応型の社会保障制度としていくこ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自由民主党を代表しての大島副総裁の御質問にお答えをしてまいります。  まず第一問は、国民との約束についてのお尋ねがございました。  消費税率の引き上げについては、マニフェストには記載しておりませんが、政権交代後に税収の大幅な落ち込みが明らかになり...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 大島副総裁の再質問にお答えをいたします。  私は両方とも第一問でお答えをしたつもりなんですが、あえて御質問ですので、お答えいたします。  まず、消費税のことについてだと思いますけれども、マニフェスト違反ではないかという御指摘であります。  確か...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自民党鴨下議員の御質問にお答えをしたいと思います。  まず最初に、社会保障における自立についてのお尋ねがございました。  議員御指摘のとおり、国民の安心や生活の安定を支えていくためには、国民一人一人がみずからの努力によって営む自助、自助では対応で...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 公明党の石井政調会長の御質問に順次お答えをしてまいります。  まず、国土交通大臣、防衛大臣についての御質問をいただきました。  二人の閣僚に対する問責決議が参議院で多数で可決されたことは、事実として受けとめており、残念なことだと考えております。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 共産党の高橋議員の御質問に順次お答えをしてまいります。  まず最初に、消費税増税と被災地の復興についてのお尋ねがございました。  大震災からの復興はこの内閣の最優先課題であり、復興庁が中心となって、復興交付金、復興特区制度の活用などを通じて、被災...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 斎藤議員から、五問の御質問をいただきました。  まず最初に、今後の再増税についてのお尋ねがございました。  大綱で述べているとおり、今回の一体改革は、社会保障の安定財源確保と財政健全化の同時達成への第一歩を踏み出すものであり、まずは、この実現に向...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 社民党の阿部議員の御質問にお答えいたします。  まず最初に、エネルギー政策及び原子力発電所の再稼働についてのお尋ねがございました。  中長期的には原子力への依存度を最大限引き下げていくという方向を目指すべきと考えており、これを実現するためには、徹...全文を見る
05月10日第180回国会 衆議院 本会議 第19号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 民主党泉健太議員の御質問にお答えをしてまいります。  まず最初に、社会保障に子育て支援を位置づけた意味、財源確保、法案成立に向けた決意についてのお尋ねがございました。  一体改革では、未来への投資を強化することにより全世代対応型の社会保障制度の実...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自民党野田聖子議員の御質問にお答えをしてまいります。  まず、冒頭、小沢議員の民主党党員資格についてのお尋ねがございました。  これについては、先般の一審における無罪判決を受けまして、五月七日の民主党の役員会、そして五月八日火曜日の民主党常任幹事...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自民党馳浩議員から、私には四問の御質問をいただきました。  まず、子ども・子育て新システムの原点についてのお尋ねがございました。  子ども・子育て支援については、これまで、平成十九年十二月、自公政権下での「子どもと家族を応援する日本」重点戦略で、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 公明党を代表しての池坊保子議員の御質問にお答えをさせていただきます。  まず最初に、認定こども園の実績や評価についてのお尋ねがございました。  認定こども園制度は、幼稚園及び保育所の制度を基礎とした上で、幼児期の学校教育と保育を一体的に提供する施...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 共産党の高橋議員の御質問にお答えいたします。  まず、子供の最善の利益についてのお尋ねがございました。  子供の育ちや子育てをめぐる環境は、近年の核家族化や地域のつながりの希薄化、雇用や将来への不安の高まりにより、厳しい状況にあると認識をしており...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 渡辺議員からいろいろ御指摘いただきましたけれども、質問は、私に二つでございました。  まず、子ども・子育て支援法と消費税増税についてお尋ねがございました。  一体改革では、少子高齢化などの社会状況の変化を踏まえ、社会保障制度について、給付面で子ど...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 社民党重野議員の御質問にお答えをいたします。  まず、新システムの目的についての御質問をいただきました。  近年、核家族化、地域のつながりの希薄化、雇用や将来の生活への不安など、子供の育ちや子育てをめぐる環境の現実は厳しいものがあります。  子...全文を見る
05月11日第180回国会 衆議院 本会議 第20号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 民主党を代表しての古本伸一郎議員の御質問にお答えをしてまいります。  まず、社会保障の安定財源確保と財政健全化についての御質問をいただきました。  国の税収が歳出の半分すら賄えていない状況に照らせば、社会保障関係費は、その相当部分を将来世代の負担...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自由民主党野田毅議員の御質問にお答えをいたします。  まず、国民の理解、民主党内、政策理念と、私のリーダーシップに関する御質問をいただきました。  野田議員から、消費税を含む社会保障と税の一体改革に関する自由民主党の基本的なスタンスを御説明いただ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 野田議員の二番目の御質問の中で、リーマン・ショックや大震災がなければ消費税増税は喫緊の政策課題ではなかったのかという、そこについてきちっと正面からお答えをしていないのではないかということでございましたので、あえてつけ加えさせていただきたいというふうに...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自民党金子一義議員の御質問にお答えいたします。  まず、小沢議員が消費税の議論で反対をしているけれどもということについてのお尋ねだと思います。  これは、先ほど野田議員の御質問にも包括的にお答えしたつもりなんですが、長い間時間をかけて、そして民主...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 公明党竹内議員の御質問にお答えをしてまいります。  まず、総選挙時の消費税に関する訴えについての御質問をいただきました。  前回の総選挙はいわゆるリーマン・ショック後に行われており、その時点で経済状況が厳しいことは十分に認識をしていましたが、それ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 共産党佐々木憲昭議員の御質問にお答えをいたします。  まず、選挙公約と消費税についてのお尋ねがございました。  民主党は、総選挙の際に、今回の任期中に消費税引き上げはしない、税率引き上げを実施する際には国民に信を問いますと主張しました。今般の提案...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 豊田議員から、三問、御質問をいただきました。  最初は、消費税率の引き上げの前に徹底した行財政改革を実行すべきとのお尋ねでございます。  無駄や非効率の排除については、行政刷新会議を中心に、事業仕分けや提言型政策仕分けの成果を予算に反映させるなど...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 社民党中島議員の御質問にお答えをいたします。  まず、デフレ不況やさまざまな負担増の中での増税についてのお尋ねがございました。  若い世代を含め、国民が将来に不安を持たないようにするため、社会保障と税の一体改革により、社会保障の充実、安定化を図る...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 江田議員からの御質問にお答えをいたします。  まず、国の借金について述べる際には資産についても言及すべきとの御指摘でございました。  平成二十一年度の国の財務書類において、負債合計が千十九兆円である一方、資産合計が六百四十七兆円で、その差額は三百...全文を見る
05月17日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第3号
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○野田内閣総理大臣 おはようございます。  前原政調会長からは、なぜこの一体改革をやらなければいけないのかという本質的な御質問だというふうに思います。  私どもの内閣の最優先の課題は、これは従来から申し上げているとおり、大震災からの復興と原発事故との戦いと日本経済の再生、この...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これは前原政調会長御指摘のとおり、今回の法案の中に、向こう十年間、いわゆる平均して名目成長率三%程度、実質成長率二%程度を実現すると。これは、一昨年の六月に閣議決定をした新成長戦略で打ち出した政策目標でございます。それをそのまま今回の法文の中に入れさせていただ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 デフレの克服と、あわせて円高への対応というのは、我が政権にとって、今大きな課題でございます、経済という意味におきましては。  その中で、円高対策は、昨年の秋に総合的な対応策を決めさせていただきました。  一つは、円高の痛みの緩和という視点で、これは中小企業...全文を見る
○野田内閣総理大臣 政府と日銀が緊密に連絡をとり合って、そして連携をしていくということは、極めて大事だと思うんです。  そのために、例えばこれまでも、日銀の金融政策決定会合、内閣府と財務省から政務三役が出ています。それから、月例経済報告であるとかあるいは国家戦略会議には日銀総裁...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今のアドバイスをしっかり踏まえて対応したいと思います。社会保障と税の一体改革ではありますけれども、今御指摘いただいた、経済の再生と政治改革、行政改革と包括的に実現をしなければいけない改革だという位置づけでございますので、それは、御説明の際にはしっかり留意をしな...全文を見る
○野田内閣総理大臣 低所得者対策、逆進性対策は間違いなく必要だと思います。  その中で、これまで党内の議論の積み重ねの中では、政調会長御指摘のとおり、給付つき税額控除が基本的には我々の考え方になっています。これは、番号制度を導入し、定着した後にこれを導入していく、その間は簡素な...全文を見る
○野田内閣総理大臣 樽床委員御指摘のとおり、今回の一体改革では、従来の高齢者三経費、医療、年金、介護に加えて少子化対策、この四つ、全て社会保障に使い道を限定する、消費税、御負担いただく分は全て社会保障であるということをしっかりと説明していかなければいけないというふうに思います。も...全文を見る
○野田内閣総理大臣 樽床さんの最後の御質問で、極めて本質的なことだと思うんですが、今回の一体改革は公平感というのが一つのキーワードだというふうに思っています。  世代間の公平、これは、負担と給付をにらみながら、現役世代が負担中心、高齢者が給付の中心だったものを、もっと変えていこ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今の細川委員の御指摘がもう全てを語っているというふうに思うんですけれども、もともと国民皆保険、皆年金として半世紀前にスタートしたこの制度というのは、基本的には世界に向けて誇れる制度だと思うんです。  御指摘ありましたとおり、保険証一枚持っていれば、一定額の自...全文を見る
○野田内閣総理大臣 おっしゃることはそのとおりだと思います。極めて大事なテーマです。御指摘のとおり、残念ながら私どもの思いがまだ国民の皆様にしっかり伝わっていない、説明不足、御理解をいただいていないという部分があると思います。その意味からも、この国会の中で、まさに国益の観点から、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、国家公務員の人件費マイナス七・八%削減、これは各党の御協力をいただきながら成立をすることができました。御指摘のとおり、これは大きな前進だというふうに思います。  一方で、今、定数のお話ありましたけれども、議員歳費の削減も、各党の御協力でこれも実現をする...全文を見る
○野田内閣総理大臣 社会保障と税の一体改革を実現する上で、どうしてもこれは行政改革も一体として進めることを国民の皆様は望んでいらっしゃるというふうに思います。  そのことの努力はこれまでもやってきたわけです。御指摘のあったとおり、行政刷新会議を通じて、事業仕分けを通じて歳出削減...全文を見る
○野田内閣総理大臣 社会保障と税の一体改革でございますので、社会保障を充実、そして安定化させること自体、これが、再分配機能があると思っているんです。もともと再分配機能があるんですね。その上で、逆進性が消費税ですとあるということですので、その上で低所得者対策もあわせて講ずる、そうい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 一昨年の六月にまとめた新成長戦略を加速させる部分と、検証をしながらそれを次の年央にまとめる日本再生戦略に生かす部分と、今その作業をやっているところでございまして、先ほど数値を政策目標として申し上げましたけれども、それが実現できるよう、今申し上げた作業を通じて全...全文を見る
05月21日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第4号
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○野田内閣総理大臣 一票の格差の問題についてのお尋ねでございましたが、先般の党首討論で御党の谷垣総裁とも議論をさせていただいたときに、これは、お互いの認識は共有できたと思ったのですが、やはり一票の格差是正、これは違憲であると同時に違法状態になりました。これを一日も早く解消しなけれ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 格差是正は最優先、最重点、最重要という位置づけであるということは間違いありませんし、何回も申し上げたことであります。  ただ、現実論で話をすると、ゼロ増五減だけ先行して決めたらいいというのは御党だけなんです。我が党はもちろんゼロ増五減自体は賛成だと申し上げて...全文を見る
○野田内閣総理大臣 もちろん、格差是正は早急にしなければいけないという前提の上でありますけれども、解散権は縛られるものではないと思います。
○野田内閣総理大臣 まず、ちょっとさっきの解散権のところですが、これは、解散権については大衆討議をして決める話ではございませんので、自分の腹の中で必要なときに行うということが基本でございます。そこは前提として押さえていただきたいというふうに思います。  その上で、輿石幹事長の御...全文を見る
○野田内閣総理大臣 G8では、石原幹事長御指摘のとおり、財政再建と成長をどう両立させるか、両立させなければいけないというところでの認識が共有できました。  その中で、私が申し上げたことは、従来と異なったことを申し上げたわけではございません。一昨年の六月に、我が国は、財政運営戦略...全文を見る
○野田内閣総理大臣 よくお調べいただいているなと思います。表現については、私も妥当な表現ではなかったと思います。これは、おわびしなければいけないというふうに思っております。  その上で、状況がどう違うのかということなんですけれども、これは、この議論が、この当時、私の「かわら版」...全文を見る
○野田内閣総理大臣 参議院において二閣僚について問責決議が可決をされたということ、その事実としては、これは厳粛に重く受けとめなければいけないと思います。一つの院の御判断でありますので、そういう御判断が出たということに対して、大いに反省をしなければいけないと思います。  全閣僚に...全文を見る
○野田内閣総理大臣 この国会中で、一体改革について与野党で真摯な議論を経た上で成案を得る、成立をさせるという思いは、これは揺るぎがございません。
○野田内閣総理大臣 この国会中に成立を期すということ、それは政治生命をかけるという言葉を何回か申し上げているわけでございますし、その言葉は自分自身でも重たいものだと思っているし、重たいものと受けとめていただいているというふうに思っております。ということで、この国会中に成立を期す、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 民主党は、社会保障に関するマニフェスト、さまざまな提起をさせていただいております。  個別のことは、これは具体論のお話がこれから本格審議で出てくると思いますが、全体として、個別項目は別として、我々がやりたいことは、社会保障を安定させること。年金、医療、これは...全文を見る
○野田内閣総理大臣 財務大臣は、乱暴な法律とは認めてはいないと思います。その都度御説明していると思いますけれども、現時点で政府・与党として、検討項目はありますが、合意形成できたものを法律としてまとめて御提示をいたしました。  これは、我々が時間をかけて熟議を本当に尽くしてつくっ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まずは、G8出席のために審議について大変御配慮いただきましたこと、冒頭、感謝を申し上げたいというふうに思います。  その上で、これまでの本会議での自民党を代表しての皆様からの御質問、改めてまだ読み返しているわけではございません。申しわけございません。
○野田内閣総理大臣 先ほど、本会議で御質問いただいたいわゆる議事録は読んでいないと申し上げましたけれども、例えば野田毅先生からいただいた三つの壁などはしっかり胸に刻んで対応しなければいけないと思っていることは、ぜひ御理解をいただきたいというふうに思います。  その上で、確かに本...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これは、国会において御指名をいただいて、そのことによって天皇によって任命をしていただいたということによって、今私はこの立場にあるということでございます。
○野田内閣総理大臣 国民の皆様の審判によってバッジをつけているというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 多岐にわたるアドバイスがたくさんあったというふうに思うんです。  まず最初の、前半の部分のところで、余りちまちましたことを言うなという御指摘ございました。そのとおりだと思うんです。財源確保の見通しが甘かった部分がマニフェストはあったと思います。それは大きな要...全文を見る
○野田内閣総理大臣 マニフェストの主要事項は、結果的には税収をもって充てているんですね。いわゆる税制改正で出した分と、行政刷新会議を中心とした事業仕分け等で出てきた無駄、それを合わせて大体年間三兆円ほど確保した中で、主要項目についてはこれまで実現をしてきました。  ということで...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、これは資料で御指摘のとおり、〇九年マニフェストでは消費税の記述はございません。インデックスというのは、これは大体毎年出すんです。これはその年の党の議論の集大成という位置づけで出すものであって、これがいわゆる選挙公約イコールではないということ、これはちまち...全文を見る
○野田内閣総理大臣 我が国の今の財政状況は、もう伊吹先生に細かいことは申し上げません、釈迦に説法だと思います。国と地方の長期の債務残高が二十四年度末にはGDPに対して一九六%になろうという、主要国の中では残念ながら最悪の水準でございますし、加えて、償還の中には利払いもあります。 ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 消費税を単に引き上げたいだけの、そういう私の意図ではございません。それは目的があるわけでありまして、社会保障と税の一体改革という形で今回御審議いただいていますが、まさに社会保障を安定化させ、加えて充実させていかなければいけない部分があります。これは子育て等です...全文を見る
○野田内閣総理大臣 社会保障の安定化と充実のお話だと思うんですけれども、前提として、日本の社会保障の根幹をなす国民皆年金、国民皆保険、これは私は基本的には世界に冠たる制度だというふうに思っているんです。  この皆保険制度があったから、いわゆる、どこの診療所でもどこの病院でも一定...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今回の法案は、それはもちろん民主党の中で、まずさまざまな議論をやりました。でも、その都度、国民新党の皆様にも御説明をいたしました。そういうプロセスを経ながら大綱をつくり、そして法案作成です。  その前の素案から成案までさかのぼっても、随分長い時間をかけて、そ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私どもが廃止と言ったころの一番強い問題意識というのは、やはり年齢による差別感というものが非常に広がったということがあったと思うんです。それに対する運用の改善は相当に努力をしてきたと思います。  その上で、どうやって現実的に対応するかということを、今関係者との...全文を見る
○野田内閣総理大臣 政権交代をして、やはり変わった部分というのは、先ほど伊吹先生も御指摘がありましたけれども、社会保障の部分で機械的に一律的に削減をされようと努力されたんですね、これまでの政権の中で。いわゆる二千二百億。ということではなくなって、必要なところにはやはりお金を入れて...全文を見る
○野田内閣総理大臣 政権交代の意義というのは、政権がかわることによって政策の優先順位が変わって、具体的にはお金の使い方が変わる、それによって国民の皆様が生活して実感をするというのが、本当は政権交代の意義だと思います。  その意味では、マニフェストの主要項目、これは一定の財源であ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 いや、基本的な認識は私変わりません。  政権がかわるたびに、まず冒頭委員がおっしゃったとおり、安全保障が百八十度変わるようなことがあってはいけないと思います。  社会保障も、それはワンクール八十年というお話がありましたけれども、やはりこつこつと保険料を納め...全文を見る
○野田内閣総理大臣 現行制度の中に、おっしゃったとおり、トータルで一億人の方がこの年金制度にかかわっているわけでございます。この制度が破綻をしている、あるいは将来破綻をするということはございません。これは、二十一年の財政検証でも収支の長期の見通しは立っておりますので、破綻をするこ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 はい。  これは何回も申し上げてきたことですが、今回はやはり一体改革なんですね。基本は社会保障改革なんです。社会保障改革の中身は、安定化と充実化がある。  安定化の中には、今の年金のお話がございましたけれども、アプローチの仕方はちょっと現時点で違いますが、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私は、〇九年のマニフェストは大事だと思っているんです。個々にお約束したことで、個々の判断で投票行動された方もいらっしゃると思うんです。個別の具体策、これが気に入った、これをやってほしい。そのパッケージがマニフェストでしたから、そのことによって、できたもので評価...全文を見る
○野田内閣総理大臣 基本は賦課方式、社会保険方式を基礎としておるわけですから、納めた保険料に見合って、すなわち努力した分、納めた分に見合って老後の生活が設計をされるというのが基本だというふうに思います。基本はそういうことだと思います。(鴨下委員「基本じゃなくて、そうなんじゃないの...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私どもで積み上げてきた議論もあります。それも基本的には大事だと思っています。一方で、これは、社会保障は政権がかわるたびにころころ変わってはいけないという御指摘は、間違いなくそうでございますので、野党として積み重ねてきた議論もあると思います。特に自民党も蓄積があ...全文を見る
05月22日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第5号
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○野田内閣総理大臣 おはようございます。  まず、基本的な姿勢ですが、先般の野田毅先生の本会議での御質問に御答弁させていただいたとおり、もちろん、考え方は、それぞれの積み重ねがあって、違いはあることはあると思います。ただし、それは、その横たわる川は、決して広い川ではない、深い川...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今回お願いしている一体改革は、これは社会保障改革、もちろんいろいろな内容がございますけれども、二〇一五年までに段階的に消費税を引き上げていく、それを安定財源として支える社会保障というのは、これは新しい年金制度を導入した場合でも移行期間が相当ありますので、二〇一...全文を見る
○野田内閣総理大臣 世論調査は、今NHKの調査を御指摘いただきましたけれども、一体改革について、賛成、支持というその数字が下がっている調査もあります。逆に、上がっている調査もあります。これはまちまちです。  いずれにしても、その数字で一喜一憂しないでいきたいと思うんですが、大事...全文を見る
○野田内閣総理大臣 マニフェストでは確かに消費税は記載をしておりませんでしたし、多くの幹部あるいは候補者の皆さんが言ったことは、任期中には消費税は上げない、徹底した行革の努力をやりますということを言っていたことは間違いありません。その言い方が、今回こういう形で法案を提出したことと...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これまでつくってきた素案あるいは大綱というプロセスの中で、党内で議論をいたしました。二〇一〇年代半ばまでにというやつを具体的に二段階という形で、御指摘のとおり、二〇一四年の四月に最初。  その理由は、今マニフェストのお話で関連で答えていましたけれども、党内議...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今回の一体改革の目的は、社会保障を支えるための安定財源確保と財政健全化、同時達成ですね。  その同時達成、例えば財政健全化でいうと、目標は財政運営戦略に基づいてやっています。すなわち、基礎的財政収支の赤字を対GDP比で二〇一五年までに半減をさせる。その半減を...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私、金子先生の答弁で、民主党の反対があったからやめたという言い方はしていないと思います。党内の御意見を踏まえて対応したという言い方はしたと思います。  党内の御意見というのは……(発言する者あり)いや、いや、いや、それは正確に申し上げなければいけないですが。...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、安住大臣との矛盾を言われました。  これは矛盾じゃありません。私も安住大臣と認識は一緒です。でも、成長はさせなきゃいけないんです、成長は。成長させても、ただそれは、例えば利払いがふえるという歳出の圧力もあるので、だから成長だけではだめで、歳出削減もやら...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず申し上げたいのは、政権交代をした、一昨年九月以降ですか、それは、しばらくはリーマン・ショックの影響等があって景気は落ち込んでおりましたけれども、政権交代以降は、四四半期、プラス成長になったんです。  それは、自公政権がまいた種もあったと思います。だけれど...全文を見る
○野田内閣総理大臣 竹下委員御指摘のとおり、導入時はネット減税、次の引き上げ時は中立的、今回は、十三・五兆の国民の負担がふえるという増税であります。だからこそ、今ずっとお話を聞いていて、やはり覚悟と、丁寧な説明と、あと気配りが大事だということを改めて勉強させていただきました。 ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 平成二十一年度の決算ベースから、税収よりも借金に依存する財政運営にならざるを得なくなりました。これは昭和二十一年以来という、今まで経験したことのないような財政の危機だと思います。  その中で、四十四兆が本当に妥当な水準なのかという議論があるかもしれません。お...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私どもが心がけていることは、国も財政は大変ですけれども、地方も、三位一体改革以来、いろいろ傷んだ部分がございました。そこを着実に回復していかなければいけない、地域の活性化のそれが最初の環境整備ではないかという問題意識を持っております。  したがって、環境整備...全文を見る
○野田内閣総理大臣 前提条件という御指摘がございましたが、私はいわゆる環境を整えることだというふうに思いまして、日本経済自体も、これは、この法文にも書いてありますとおり、名目三%、実質二%、向こう十年間実現をするというその政策目標の努力をしなければいけません。それで日本全体が元気...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今厚労大臣の御答弁のとおり、これは都市部の子育て支援だけではない。もちろん、都市部では待機児童対策をやることは十分できます。  一方で、地域の実情に応じて対応するというのがこの新システムである。地域によっては、さっき申し上げたように、小規模な保育をしたり家庭...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これは御指摘のとおりだと思います。  石田委員御指摘のとおり、少子化対策は子育て支援という側面もあります。これは地域の実情によって違うかもしれませんが、やはり雇用対策、働き方というのが大きいと思います。  一つは、やはり非正規がふえている。地域によって雇用...全文を見る
○野田内閣総理大臣 やはり、非正規から正規に向けて、これは制度的な後押しも必要ですけれども、企業の理解を求めていくということ。それから、女性の雇用、これは、女性の力というのは潜在的には非常にある、それをもっと社会の中で活用する、御活躍をいただくということは、ある意味大事な成長戦略...全文を見る
○野田内閣総理大臣 一体改革法案も、そのほかのさまざまな重要な法案も残っております。そういう法案は、政府として提出した以上は、これは国会中に成立を期すというのがやはり基本姿勢でございます。国会中で成立をするということは、衆議院を通過するだけではなくて、当然、参議院においても御審議...全文を見る
○野田内閣総理大臣 不退転の決意で成立を期すという意味であります。  もちろん、これは内閣としての重要課題ではありますけれども、私がかねてから、特に代表選のころから申し上げてまいりました、という思いも込めて、私としての、ある意味全てをかけているということであります。
○野田内閣総理大臣 せっかくきのうから、御党も含めて、またこの後そのほかの野党からも御審議をいただいて、私は建設的な御提言もいただきつつあるというふうに思っております。そういう中で、通らなかったらという悲観的なたらればで自分の政治生命を語るつもりはありません。
○野田内閣総理大臣 今回、新たに、厚労大臣を兼ねて、少子化担当大臣を小宮山さんにお願いをしましたが、その人数は、政権交代以降、少子化担当でたしか九人目だったというふうに思います。全部順番を言えというとちょっと困ります。九人目でございました。
○野田内閣総理大臣 これは、どうしても、内閣府の業務が増加をしている一方で、法律上の閣僚の数が限られている。一部の閣僚についてはどうしても兼務せざるを得ない。その中で国会対応等々を考えたときに、今回は、厚生労働大臣で、少子化担当としても党の時代からずっとこの政策にかかわってこられ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 二院制の我が国において、その一つの院において問責決議が成立をしたという事実は、これは重く受けとめなければいけないというふうに思っております。  したがって、御指摘いただいた二閣僚のみならず、私も含めて全ての閣僚が襟を正して、職責を果たすために責任を果たしてい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 基本的には、私ども、それぞれ担当している大臣、総括をする大臣もおりますので、そういう場面できちっと御答弁をさせていただきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 重要な法案はほかにもございます。この一体改革の法案も含めてでございますが、こうしたものについては、ぜひ、私ども責任を持って対応したいと思いますので、審議を進めていただければというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 G8の第一セッションが世界経済というテーマでございました。大きくくくると、欧州の債務の危機の問題なども含めまして、財政再建と成長を両立させていかなければいけないという基本認識はメンバーの間でできたと思います。  それぞれの国の考え方等も表明された中で、我が国...全文を見る
○野田内閣総理大臣 会議で主張したことが全部国際公約となるのかどうかというと、これはフリーなディスカッションの場でございましたので、まさに我が国の取り組みを説明したわけです。欧州債務危機についての私どもの考え方も説明いたしました。という一連の闊達な議論の中で取り組みを説明した。も...全文を見る
○野田内閣総理大臣 そのとおりです。
○野田内閣総理大臣 これまでの、例えば自民党からの御提言も、いわゆる改革推進派という立場からの厳しい御指摘も含めて、建設的な御提言もいただいているというふうに思います。  御党からも、特に社会保障については、これまで熱心な御議論もあるし、成果もあった党でございますので、御提起を...全文を見る
○野田内閣総理大臣 不退転の決意で臨んでおります。不退転の決意のその結果については、それはやはり重たい責任があるというふうに思っております。
○野田内閣総理大臣 社会保障と税の一体改革の議論をスタートしたのは一昨年の秋以降でございます。その間、かんかんがくがくの議論がございましたけれども、昨年の六月に成案をまとめ、その成案を具体化する形で素案をまとめ、そして大綱にして、そして法案提出を三月末にさせていただきました。 ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 いろいろな批評があります。わからなくもない批評もありますし、根も葉もない話も多いです。  例えば、まずは足元を固めろということで、その努力をしようとすると二股と言われますし、多くの方に御理解いただこうと思っても、いろいろあるんですね。でも、それは一つ一つ、気...全文を見る
○野田内閣総理大臣 昨年の八月の中間検証、これは岡田幹事長のもとでまとめましたので、もし補足があったら当時の幹事長だった副総理に御答弁いただきたいと思いますが、基本的には、財源確保策十六・八兆円、いろいろ努力をしましたけれどもできなかったということはありました。その見通しの甘さに...全文を見る
○野田内閣総理大臣 任期中に引き上げないということは、それはマニフェストに書いておりませんが、口頭では、党幹部含めて、多くの皆さんが語ったことだと思います。それはもう率直に認めます。  鳩山さんの御発言は、その後、議論することまで否定することはなくなったんですよね。という、ちょ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 平成二十一年の第二次補正から予算編成にかかわりました。等々、やってきている中で、どうしても、社会保障費は自然増で一兆円ふえる等々ある中で、その部分をほかの分野でのみ込んでいかなければいけない。公共事業もそうでした。ODAもそうでした。大切な事業が、また、やらな...全文を見る
○野田内閣総理大臣 いや、もう何よりも、これは社会保障と税の一体改革ですから、意義は社会保障の安定化と充実です。  石井政調会長も、その答弁の話がありましたが、ほかの文脈で社会保障を言っているんです。ちょっと違う観点からの御質問のときに今の震災等々の御説明をしているということで...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今、資料をお示しいただきましたけれども、消費税、子供関連は出している、年金のところは、これは、いわゆる新しい年金制度を踏まえた法案は工程表で来年出すということになっていますので書いていませんが、そのほかの年金関連の法案は、一元化なども含めて出しております。等々...全文を見る
○野田内閣総理大臣 デフレ脱却、経済活性化というのは、やはり課題だと思っています。  ちょっと「日曜討論」を、今週、先週の「日曜討論」ですか。(斉藤(鉄)委員「十日前のです」と呼ぶ)十日前ですか。どっちにしろ海外に行っていたと思うので見ていないんですが、恐らく、デフレスパイラル...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これまで私どもが主張をしてきたことで、まだ法案を提出していない、あるいは実現できていないものがあることも事実でございます。だからといって、社会保障制度改革、これはいろいろな項目があると思いますけれども、そこに空白が生じたり後退が出たりということでは私はないとい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 新しい年金制度、国民年金も含めての年金の一元化、そして最低保障年金、こういう柱の中で制度設計をこれまでしてまいりましたし、今、先ほど来答弁があったように、引き続き党内でその制度設計の詰めを行わせていただいているところであります。  政府としても、もちろん、数...全文を見る
○野田内閣総理大臣 ミニという言い方がどうかわかりませんけれども、もともと私どもは、国民年金も含めての一元化という論に立っておりますが、そうはいいながらも、現実的な対応をしていくときに、現行制度の改善をしていくという意味において、まずはできるところから、可能なところからの組み合わ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 予防接種は、生命と健康を守る重要な手段であり、特に子供に対しては、その健やかな育ちを支えるものでございます。古屋委員そして御党におかれましては、かねてからこの問題に熱心に取り組んでこられたことに敬意を表したいと思います。  もう御指摘ございましたけれども、現...全文を見る
○野田内閣総理大臣 各種世論調査、いろいろありますが、全般的にはまだ反対の方が多いという傾向が続いていることはまことに残念でございます。  今委員御指摘のとおり、約十三兆円国民に御負担をお願いするわけでございますから、まず、御理解をいただくためには、その意義というものをしっかり...全文を見る
○野田内閣総理大臣 数字を拝見しますと、確かに、税、保険料の負担割合が二〇〇〇年と比較して上昇をしています。実収入がずっと落ち込んでいるというのは、これは多分、ずっとデフレの傾向が続いているということが要因だと思います。ということで、実収入が上がるための努力というのはやはりデフレ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 消費税の引き上げは、負担面だけ見れば、それは委員の御指摘のような部分もなくはないと思います。ただ、一方で、消費税は、今回、全て社会保障に特定して使途を決めているわけでございまして、将来の不安をなくしていくことによって、先ほど副総理もお話ございましたけれども、不...全文を見る
○野田内閣総理大臣 多分、私なんでしょう。
○野田内閣総理大臣 その教訓は、風邪を引いているときにはやっちゃいけないということだと思います。  平成七年の当時というのは、もちろん消費税の影響もあったと思いますけれども、一連の国内における金融システムに対する不安の問題とかアジア通貨危機とか等々、総合的にいろいろかぶさって、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今回というか平成二十三年度税制改正のときの法人税の実効税率の引き下げというのは、思いは投資と雇用に回してほしいということでございます。そのことは経済団体等にもこの引き下げを実行する際には強く要請をさせていただいておりますし、基本的にはその方向で経済団体も回答と...全文を見る
○野田内閣総理大臣 中島委員御指摘のとおり、三党連立政権樹立の際には、その政策合意で、家計に対する支援を最重点と位置づけるとともに、年金、医療、介護など社会保障制度や雇用制度を信頼できる持続可能な制度へと組みかえていくというふうにされていたところでございます。  これを踏まえま...全文を見る
○野田内閣総理大臣 委員御指摘のとおり、これは毎年自然増で約一兆円ずつふえていく。しかも今、一般歳出の半分以上が社会保障関係費、非常に比重が多いんですね、なおふえていく。では、それを支える財源をどうするか。  先ほど来、ずっと議論がありましたけれども、例えば所得税、これは現役世...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先ほどの答弁と少し重なるかもしれませんが、二〇一五年に基礎的財政収支の赤字を半減させるという目標は、もし御支持いただけるならば、そのゴールは達成することができます。ただし、二〇二〇年にこの基礎的財政収支を黒字化するという目標までには当然至らないんです。  と...全文を見る
○野田内閣総理大臣 いわゆる一般論として、将来消費税引き上げ賛成か反対かというと、一定率で国民の御理解は進んでいるんですね。当面の、今の議論については、これはちょっと世論調査の結果はいろいろありますけれども、支持がふえているものと減っているものと両方あります。でも、一般論で消費税...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、国家公務員の人件費については、いろいろ議論がありましたけれども、結果的にはマイナス七・八%の減額。これは、多くの野党の皆さんにも御賛同いただきながら結論を得ることができました。  ここは、各党間の合意形成というのは、復興財源に充てるために、公的セクター...全文を見る
○野田内閣総理大臣 国民の目が厳しく、特にこうやって御負担をお願いするときには、まずは隗より始めよ、そういう議論があることはよく承知をしています。  ただ、まずやらなければいけないことは、これまでも約束をしてきた、議員歳費は、途中で、国会の中での議論から各党から盛り上がってきた...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、九七年当時の引き上げの状況等々よく御存じでありますので、そういう御経験等は大変御示唆をいただくべきものだというふうに思います。過去のそういう教訓等は踏まえて、私どもも基本的には対応しなければいけないというふうに思うんです。  過去の教訓でいうならば、こ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 昨年の九月二日に内閣が発足をいたしました。そのときからずっと、所信表明等でも申し上げているとおり、野田内閣の大きな課題というのは、大震災からの復興、原発事故との戦い、経済の再生、この三本を、基本の大きな重要課題、最優先課題であると申し続けております。  もう...全文を見る
○野田内閣総理大臣 そういう御希望に沿うべく全力を尽くしておりますし、二十三年度、復旧復興のために、一次から四次までの補正予算をつくっていただき、それを執行させていただいております。そのことが、この後経済のお話もあるかもしれませんが、一—三月期のQEの、復興需要の顕在化によって年...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先ほどの江田さんの御意見と近いと思うんです。さっきギリシャの話をされていました。食いぶちもつくらないで増税したからだめになった。そのとおりだと思うんです。だから、今、国際社会の共通課題は、成長と財政再建の両立なんです。成長をやらないで緊縮だけやろうなんてことは...全文を見る
○野田内閣総理大臣 午前中の質問を聞いていただいたらと、それは答えたんですが、風邪を引いたときにはやらないということです。それが教訓です。だから経済をよくするために全力を尽くすということです。
○野田内閣総理大臣 風邪を引かないように経済の好転を図っていく、全力を尽くしていく。だから、名目成長率三パー、実質二パー、こういう政策目標を掲げているんであります。
05月23日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第6号
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○野田内閣総理大臣 社会保障を考えるときに、基本はやはり自助があると思うんです。それをいかに共助、公助がうまく関係づけをする中でサポートしていくかということが大事だと思いますが、自助が基本でも、残念ながら、核家族化が進んでいる、地域のつき合いが希薄になっているという中で、あるいは...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今回、法案提出に至るまで、馬淵委員も大変積極的に御参加いただきましたけれども、党内で闊達な議論が行われました。その党内の闊達な議論の一つの柱が、財政再建と成長の両立だったというふうに私は思います。  そのことは、この党内の議論というのは、まさに今、世界のトレ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 委員御指摘のとおり、平成二十一年度の税制改正法の百四条、そのときの趣旨なども踏まえて、あるいは党内の議論などを踏まえて、今回提出している法案の附則の十八条がございます。  先ほど、九七年当時の消費税引き上げ時のいろいろな影響のお話がございました。これは消費税...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これまで、政権交代以降、リーマン・ショックの影響等があって厳しい経済情勢でしたが、一昨年の九月以降、四四半期連続プラス成長をなし遂げる等々の努力もしてまいりました。そして、昨年の九月に私の内閣が発足をしたときも、震災の復興と原発事故との戦いと経済の再生、これを...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これはまず、一昨年六月に財政運営戦略とともに同時に閣議決定した新成長戦略というものがございます。これを加速していくということと、震災後、いろいろな環境の変化もありますので、今、その検証を行わせていただいております。  検証の結果、きのうもちょっと御議論があり...全文を見る
○野田内閣総理大臣 日銀と、デフレを脱却しなければならないという問題意識を強く共有することが私は大事だと思います。  そのために、これまでも日銀の金融政策決定会合には政府から、内閣府、財務省から政務三役が出席をしておりますし、月例経済報告等、日銀から政府の会議に来られることもあ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 果断に、今の経済の現状を見ながら金融政策を適切適時に行うかどうかということをずっと見ていくことが大事だというふうに思います。そのためのコミュニケーションを図っていきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 私は、日銀の独立性等々、これは論点がたくさんあると思います。したがって、一つは懸命に取り組んでいるかどうかということを見ることと、そういう多様な論点をしっかり議論することが大事だと思います。
○野田内閣総理大臣 これは、毎月、金融政策決定会合をやって、その都度判断をされています。その累次の積み重ねを見ていきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 行政改革、政治改革とこの社会保障と税の一体改革は、包括的に進めていかなければならない改革だと思っております。社会保障と税自体にもいろいろな論点があります。でも、国民の皆様の声は、先ほど委員御指摘のとおり、まずは隗より始めよをちゃんとやっているかどうかをよく見て...全文を見る
○野田内閣総理大臣 階議員におかれましては、行革の調査会の以前の党の決算・行政監視の部門の座長を含め、一貫して実務的に我々の行革の考え方、取りまとめの中心になっていただいていることに敬意を表したいと思います。  その上で、調査会の会長がかわってきていることについての御指摘がござ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 階委員御指摘のとおり、国家公務員の総人件費、何とか一割削減までは持ってきました。ただ、目標としていた二割削減に持っていくには、今、法案提出をさせていただいている公務員制度改革の関連法案の御審議をいただいて、その成立をさせることが不可欠だと思いますので、その実現...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今回のいわゆる社会保障と税の一体改革というのは、若い世代も含めて、国民の皆様が社会保障そして財政について、これが維持可能だということで安心をしていただくための、そういう改革でございます。  その安心を通じて、特に今、経済との絡みでどういうことが起こり得るか、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 一番大きな理由は、今三番目に御指摘をされた少子高齢化の進展、これは人口構成の大きな変化です。  これはもちろん、わかっていたことだと思います。前から指摘をされておりました。でも、現実に私が政権を担当する中で、特に財務の担当をする期間が長かったんですが、その上...全文を見る
○野田内閣総理大臣 非常にわかりやすい資料を御提示いただいて、ありがとうございました。  やはり社会保障費がかさんできているということ、そして、残念ながら税収減がずっと続いてきたということ、傾向としては我々としても当然のことながら押さえていたと思います。ただ、やはり、リーマン・...全文を見る
○野田内閣総理大臣 法案決定に至るまでのプロセスをお示しいただきましたけれども、まさにその前から、一昨年の十月からこの議論が始まって、六月に成案を得て、そして一月に素案になって、そして大綱として閣議決定をし、その大綱を踏まえて三月末に法案提出をするまでの間は、先ほどの四十数時間だ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 いや、もちろん、本格的に首都機能のバックアップをするんだったら、もっとお金がかかります。この一千万というのは調査費的なものでございますので、そういう研究を始めているということで御理解いただきたいと思います。
○野田内閣総理大臣 大震災の総括、教訓を生かして、やはり国土を強靱化していかなければいけない。学校耐震化とか病院の耐震化とか進めてきたつもりでございますけれども、そのほか、まさにインフラ整備も、真に命にかかわるところのインフラ整備等はやはり集中してやっていかなければいけない等々の...全文を見る
○野田内閣総理大臣 あれは、蓮舫さん自身が二番でいいと思っているような印象を与えているんですよね。  これは、仕分けをする前に、事前のいろいろな、相手とのスパーリングみたいなものがあるんです。そのときに、それをやるよと言っていたんです。二番目でいいですかと聞いて、どうしても一番...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私どもは、一昨年の六月にまとめた財政運営戦略、御承知のとおり、これは自民党の財政健全化責任法と同じゴールでした。二〇一五年は基礎的財政収支、対GDP赤字を半減する、二〇二〇年黒字化するということでございましたが、今ちょっと、初めて聞いたんですが、それをおくらせ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私も、財政再建と成長を両立させなきゃいけないと思っているんです。御指摘のとおり、特に成長のところを、最大限力を生かしていかなければいけないと思うんです。  ただ、今申し上げたような基本的な計画、ゴールを変えてしまうことが市場の警戒感が強まっているときにいいの...全文を見る
○野田内閣総理大臣 この五つを見る限り、特に違和感はありません。(発言する者あり)いや、だから、根幹が同じで、まあ、政策論で多少違いがあるんでしょうけれども、これは別に、全然私は違和感ありません。  ただ、あえて付言すると、自助、共助、公助の組み合わせだと思うんです。  冒頭...全文を見る
○野田内閣総理大臣 大変前向きな御提言だと思います。社会保障のあり方を考える国民会議、そういうものは必要だと思うんですね。そういう協議はぜひどんどんやっていきたいと思います。  だけれども、その国民会議で議論する前に、旗をおろさなきゃ協議できないというのではなくて、私どももいろ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これは前、御党の谷垣総裁と党首討論で議論したとき、一つの例えで谷垣総裁が新幹線の話をされてきました。上越新幹線に乗るのか、東北新幹線に乗るのかという違いでおっしゃってきましたけれども、私は、東北新幹線でも一緒じゃないですか、ゴールは違っても途中の福島まで一緒じ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 大宮よりはもうちょっと、福島ぐらいまで行けると思いますけれども。  だから、最低保障年金を掲げている、そのゴールから見て今対応しなければいけない、改善しなければいけない私どもの意見と、それから、現行制度、これは大丈夫だ、それはもちろん大丈夫なんですが、それを...全文を見る
○野田内閣総理大臣 何よりも、国民会議なるそういう会議体の中で、お互いに虚心坦懐に議論をするということは賛成であります。そうしなければいけないだろうと思います、特に中長期にかかわることについては。  当面の課題のこの法改正をやって、少なくとも二〇一五年をにらんで、安定財源を含め...全文を見る
○野田内閣総理大臣 大変建設的な御提起、ありがとうございました。  一番の、水準の話ですよね。これは、今厚労省の専門部会で客観的に検証中だというふうに思います。水準についての議論が今行われているので、それを踏まえて対応していきたいというふうに思います。  三、四、五は基本的に...全文を見る
○野田内閣総理大臣 大変きょうは前向きな、建設的な御提起をいただきましたこと、心から感謝を申し上げたいと思います。  むしろ、きょうは、私は答弁の側なんですが、逆に、質問をしてお尋ねしたいところがたくさんございました。  こういう議論を積み重ねながら、私どもの考えは、これまで...全文を見る
○野田内閣総理大臣 逢沢委員とは本当に長いつき合いなので、私のいいところ、悪いところ、悪いところをいっぱい御存じなので、きょうはやりにくいなと思っているんです。  最初、出だしは優しいかなと思ったんですが、いきなり厳しい御質問が来ました。  基本的には、これは、どなたがどうい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 待ったなしの改革だという位置づけの中で、こういう形の枠組みをつくって、こういう特別委員会という形で特別なお計らいをいただきながら御審議をいただいているんです。  私どもは提案者であります。提案者であるということは、御提案をしていることを御理解いただいて、そし...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、天の時かどうかでありますけれども、これは去年の八月三日号だと思いますけれども、イギリスのエコノミスト誌に書かれた日本の記事。イラストでオバマとメルケルが出ている、二人とも和服を着ている、メルケルはかんざしを挿している、背景は富士山。タイトルは、これはいわ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 大事な御指摘だと思います。  基本的には、やはり総選挙の際に示された民意、その民意を問うために打ち出したマニフェスト、これが大事だったというふうに思います。それはやはり、国民の皆様に我々はこういうことをやりたいということをお訴えしながら、わざわざ投票所に足を...全文を見る
○野田内閣総理大臣 改めて、よく頭の整理ができました。かなり、私の言いたかったことも逆に言っていただいたように思います。  マニフェストで掲げたことは大きいんです。ただ一点だけ、マニフェストで言っていなかったことと今回提起していることは百八十度違うわけではないんです。私どもも社...全文を見る
○野田内閣総理大臣 来週のどこかの段階ではお会いできるというふうに思っております。
○野田内閣総理大臣 この大事な法案、一体改革のこの関連法案についての、改めて御協力をお願いしたいというふうに思いますし、大局観に立って、どうしてもこれは必要な法律であり、成立させなければならないということをしっかり御説明させていただきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 来週中には小沢元代表とお話をしたいというふうに思っております。  これまで、一昨年の十月からの議論の経緯もございます。これまでの議論の積み重ねで、党内からいただいた御意見を最大限今回の法案に取り入れるということも含めて、まさにこれは党議になっている、党の方針...全文を見る
○野田内閣総理大臣 参議院といういわゆる我が国の二院制の一つの院、ハウスにおきまして問責決議が可決をされたわけでございます。このことの意味というものは非常に重たく、そして厳粛に受けとめなければいけないと思っています。  その反省を持って、緊張感を持って各閣僚は職責を果たすように...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御批判は、厳しい御批判でございますけれども、その声は真摯に受けとめさせていただきたいと思います。  そういう御批判が国民各層にもあるということも承知をしておりますけれども、先ほど来申し上げたとおり、その批判にいっぱい応えるべく、しっかりと今まで以上に責任感を...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私どものお師匠さんの松下幸之助さんも、中小零細企業からスタートでした。中小零細企業が希望を持って働ける環境をつくることが日本の元気の源だと思いますし、私も、シティーボーイじゃありません、中小企業の皆さんからお支えをいただいてこれまでやってまいりました。  し...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これはもう野田先輩御指摘のとおりでありますが、基本的には、民間の格付会社のその評価について逐一コメントしないというのが政府の基本的な立場です。ましてや、こういう議論をやるときに、余りマーケットのリスク等々を持ち出す議論も、これも差し控えなければなりません。 ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 マニフェストでも、あるいは歴代の代表が掲げた政策でも、社会保障改革はずっと明記をしてきております。残念ながら、その安定財源としての消費税を位置づけた議論はしてきておりませんでした。もちろん、議論はやってきましたが、明確に国民の皆様に、マニフェストも含めて、打ち...全文を見る
○野田内閣総理大臣 あの政権交代以降、鳩山政権、菅政権、そして私の政権と、今三代にわたります、一貫して、無駄をなくしていこう、非効率な部分を見直していこう、事業仕分けであるとか政策仕分けであるとか、いろいろやってまいりました。これは一部の人がやったのではありません。やはり多くの議...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、どういう話の展開になるかというのは、これはやってみなきゃわからないところがあります。やってみなきゃわかりませんが、基本的な姿勢は、これはもう長い間議論をしてきた、唐突に持ち出した話ではないし、多くの党内の御意見も組み込んだ中で党の方針を固めて法案を提出し...全文を見る
○野田内閣総理大臣 党内論議、本当に時間をかけてやってきた中で、小沢先生は党員資格がなかった分、直接その会議には入っていませんが、その関係の方も全て入りながらの議論をやってまいりました。そこで時間をかけて出てきた結論ですし、私自身も、昨年の暮れに、これは、成案から素案になる段階で...全文を見る
○野田内閣総理大臣 本当に、アドバイスとして受けとめさせていただきたいというふうに思います。ありがとうございました。
○野田内閣総理大臣 今お示しいただいた資料というのは、これは平成十年ぐらいのころですよね。私は、このころ浪人なんです。厳しい浪人時代で、あのころの、覚えていますが、貸し渋り、貸し剥がし、日本の景気は厳しい状況の中でした。その中でも、こうやって消費税と社会保障との関係を議論していた...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先ほど茂木政調会長から示された、五つの自民党の基本的な考え方という、その文章を見る限りにおいて、これは違和感はないとさっき申し上げました。特段、これに異を唱えるということはないと。  自民党の骨子案というものを拝見させていただく中で、この五つの文章には違和感...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私どもは、給付つき税額控除が低所得者対策として基本的には有効であるという立場でございます。それの前提として、番号制度等の導入と定着ということです。  今、給付つき税額控除については否定的な御意見があったというふうに思いますが、これはちょっと、時間があれば逆に...全文を見る
○野田内閣総理大臣 消費税引き上げだけに政治生命をかけているんじゃありません。  消費税の引き上げというのは、社会保障との一体改革の一環の中で、給付の部分と負担の部分、世代間の公平を図っていこう、特にその負担の部分は、現役世代中心では、これはもうずっと長続きしない。  そうす...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私は庶民出身で、そこから政治家になりました。庶民感覚からかけ離れているとは思いません。確かに生活は、地元を離れて、今、官邸です、公邸に住んでいます。だけれども、その生活は基本的に変わっておりません。そして、私の応援団も特定の大きな力を持った人たちじゃありません...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先ほど申し上げたところで、社会保障の安定化と充実のために消費税の引き上げを国民の皆様にお願いいたします。その中で、高木委員が一番関心のある、まさに人生の前半の社会保障にかかわる子育ての部分、ここは充実の分野として位置づけさせていただいております。  これまで...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私も息子が二人います。過去をさかのぼってみると、一番感動的だったのは、一歳になるかならないかくらいのときに、はいはいしていたのに突然立ち上がろうとし始める、その場面でした。おじいちゃん、おばあちゃんが教えるわけでもありません、お父さん、お母さんが教えるわけでも...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今の副総理の答弁以上のことはなかなか申し上げるのは困難ですが、七千億はこの社会保障の充実という中で位置づけてしっかりとふやさせていただきますが、残りの三千億については、これからのまさに努力の中で編み出していきたいと考えております。
○野田内閣総理大臣 認定こども園を基本的には私どもは評価をしているということ、これは前提であります。  先ほどの副総理のお話もあったとおり、これは、事業者の皆さん、あるいは利用されている保護者の皆さんの評価が高いと思います。その上で、二重行政の問題とか、あるいは財政支援の問題等...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今回提出をしている法案については、さっき申し上げたとおり、約一年半かけて多くのいろいろな方の御意見を集約しながら出した法案でございますので、その法案を踏まえて、検証的にチェックをしていただいて御議論していただくことが大事だと思います。  その上で、例えば組織...全文を見る
○野田内閣総理大臣 子ども家庭省というのは、もともと私どもの主張として申し上げておりました。ただ、これは、子ども家庭省だけつくるんじゃなくて、全体の省庁再編の議論もあると思いますので、そういう包括的な視点の中での検討を進めさせていただきたいと思います。
○野田内閣総理大臣 大事な法案として提出をしているわけです。政府として提出をしている法案は、政府・与党一体となって成立を期すというのが基本です。成立を期すという意味は、まさに、採決を通して、御賛成いただく方が多いという状況をこの国会中につくるということであります。
○野田内閣総理大臣 実態としてはあるというふうに思います。  実際に、下請の方が結局自分の責任のもとで負担をせざるを得なくなっている等々の実態はあるというふうに思いますので、今回の消費税を引き上げる際には、適正に転嫁できるようにどうするかということは大事な議論だと思いますので、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 消費税の抱える問題の一つに、適正に価格に転嫁されるかどうかという課題があることはあります。  その環境については、先ほど委員が御指摘あったとおり、前回、三%から五%に引き上げたときに、独禁法であるとか下請法の強化を行いながら、そういうことにならないような法的...全文を見る
○野田内閣総理大臣 吉泉委員御指摘のとおり、本年二月に閣議決定した一体改革の大綱には、平成二十二年六月の新年金制度に関する七つの基本原則、この七つは先ほど御披露いただきました。その基本原則や、その後の民主党内での検討の結果などを踏まえまして、社会保険方式の所得比例年金を基本として...全文を見る
○野田内閣総理大臣 自賠責、全く性質が異なる、あるいは一緒かというとそうではないと思いますが、一定の要件を満たしていたら全員入らなければいけないという義務がある強制保険であるという点においては一緒だと思います。
○野田内閣総理大臣 例えば、先ほど、協会けんぽと共済の三%の差の御指摘がございました。なかなか難しい話なんですけれども、要は、給付と負担の関係で公平性をどういうふうに確保していくかという視点と、それから、さっき出ていたように、保険者機能、その自主的、効率的な運用とのバランスをどう...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、一つ目の行革の話は、先ほど副総理がお話ありました。そこの若干抜けている部分を私から申し上げたいと思います。  まず、本会議では出先機関改革を言ったけれども答えがなかったということです。  出先機関の原則廃止という法律を今出す最終準備をしています。(豊...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これは、市町村等の関係者の調整を丁寧にやっているんです。今、広域連合等、手を挙げているところにはきちっと機能を渡すということをやろうとしています。その上で、市町村等も緊密に連絡しなければいけない。丁寧な議論をしながら法案を成立させようとしていますので、これは出...全文を見る
05月24日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第7号
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○野田内閣総理大臣 〇九年のマニフェストに消費税のあり方を明記していなかったということは事実でございますし、むしろ、口頭で国民の皆様にお訴えしたときは、任期中には引き上げないということを主張させていただいておりました。ということは事実でございますし、その意味では、こういう形で一体...全文を見る
○野田内閣総理大臣 丹羽委員御指摘のとおり、格付会社の評価がございましたけれども、これは従来から、政府の立場としては民間の格付会社の評価について逐一コメントをするということは差し控えさせていただいております。ただし、国際社会、市場等が今回の法案審議の動きを注目しているということは...全文を見る
○野田内閣総理大臣 幹事長のお名前等、今ございましたけれども、一体改革の推進会議をつくりました。その議長に輿石幹事長が就任をいたしまして、党一体としてこの法案成立に向けて全力を期していくという体制を整えさせていただいているところでございます。  小沢元代表との会談は、きのうから...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これまで、本当に長い時間をかけて党の方針を決めました。そのプロセスに瑕疵はないと思いますし、その丁寧な議論の中で、取り入れる意見は最大限取り入れてきております。その方針のもとで、政府・与党、一致結束して採決に臨んでいきたいと思いますし、そういうことは十分可能だ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 余り軽々に早い話で済ませる話ではないと思います。  やり抜くべきことをやり抜いた上に民意を問いたいというふうに考えております。
○野田内閣総理大臣 今財務大臣が答弁したとおりでございまして、基本的には歳出歳入一体で対応しなければならないというのは原則でございます。  去年に続いて、去年私は財務大臣でございましたが、こういう形で特例公債が、まだ対応が決まっていないということは極めて残念です。直ちに予算執行...全文を見る
○野田内閣総理大臣 いわゆる一体改革、こういう形で特別委員会で熱心な御討議をいただいております。でき得れば、今の特例公債も含めましてまだ重要法案が数々ございますので、きのう幹事長会談でもその提起をさせていただきましたが、特に特例公債は、残念ながらどの政権でも一定額の特例公債は発行...全文を見る
○野田内閣総理大臣 どの先輩がお話しされたか思い浮かびました。  その上で、軽減税率のお話なんですが、消費税を導入する際、引き上げをする際には、どうしてもこれは、低所得者対策をどうするかというのは大きな論点だというふうに思います。私どもは、議論を積み重ねた結果、給付つき税額控除...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今回の社会保障と税の一体改革は、むしろ若い人に関心を持っていただきたいテーマなんですね。  その根幹の考え方というのは、冒頭申し上げましたけれども、給付においては、高齢者中心になっているものを、人生前半の社会保障にも力を入れて、若い世代も社会保障の恩恵を感じ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まずは、冒頭、富山県の八尾にまつわる万葉集を詠んでいただきました。私の父の出身が八尾でございますので、大変ありがとうございました。  その上で、私どもの大先輩である渡部恒三先生がいろいろなところで、今は産経新聞のお話でございましたが、いろいろなところで書いた...全文を見る
○野田内閣総理大臣 政府としては、国会で御審議をいただきます法律案や条約、今、数は委員が御指摘をいただいたとおりでございますけれども、常に、その時々の政策課題として必要なものを与党とも相談しながら提出させていただいております。提出をする以上は、これは国民生活に不可欠なものばかりで...全文を見る
○野田内閣総理大臣 物事をなし遂げていくときには、これはもう委員がある意味御示唆をいただいておりますけれども、覚悟と段取りだと思います。その段取りのあり方について反省すべき点はいろいろあるかと思いますので、しっかり心して、この会期の中でできるだけ多くの法案が通り、条約が通るように...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先般のワシントンでの首脳会談におきまして、オバマ大統領から言及がありましたのは、自動車、それから保険、牛肉でございまして、物の言い方としては、米国内において関心が高い問題として言及がございました。すなわち、自動車どうしろこうしろという話じゃなくて、関心があるテ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 オバマさんとの直接のやりとりの中ではそういう具体的な話になっていませんが、関心があるということを表明されたわけですので、それを受けて、実務者間においての情報交換、意見交換は行っております。  アメリカ側からは、先ほど申し上げたとおり、自動車に限って申し上げま...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先ほど申し上げたとおり、いわゆるステークホルダーであるとか議会関係者には、こういう関心があります、こういう意見がある、そういう照会が来ている。それについては、私どもはこういう考え方がありますというようなアイデアの交換で、アメリカ政府としての正式な要求ということ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 非公式でアイデアの交換の状況の中で、政府間において、ああしろこうしろ、これはおりた、これは進んだ、そういう段階では全くございませんので、否定をさせていただきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 もともとあの埋蔵金というのは、ワンショットのお金ですから、基本的には、恒久的な政策のためには恒久財源を充てるというのが基本だと思います(発言する者あり)。  その上で、社会保障については、今回法案でもお願いをしているとおり、消費税を安定財源として、今回は社会...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御指摘のように、法案の附則に、向こう十年間平均して名目三%成長、実質二%成長、こういう政策目標を掲げておりますけれども、そのことと今の当面の電力需給の逼迫が直ちには影響するものではないと思いますが、他方で、やはり景気にとっては、これは当然のことながら、電力の安...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御指摘のとおり、大飯三号機、四号機については、政府としては、判断基準を設けて安全性、必要性のチェックをして、今、自治体に御説明をさせていただいております。  これは、時期的にも、真夏になってからの判断では、企業もいろいろ準備があります、国民の皆様も心の準備が...全文を見る
○野田内閣総理大臣 復興の主体というお尋ねでございましたけれども、震災からの復興は、住民に最も身近で、地域の特性を理解している地方自治体が主体的に行うことが基本であるというふうに思いますが、その上で、国は、復興に向けた自治体の取り組みを、予算や制度だけではなくて、人的なサポートな...全文を見る
○野田内閣総理大臣 社会保障と税の一体改革については、特に若い人たちに関心を持っていただきたいと思っているんです。その理由は、この改革の一つの大きな理念でありますけれども、給付の面、負担の面で世代間の公平を図っていきたいという思いがございます。  給付については、これまで高齢者...全文を見る
○野田内閣総理大臣 高橋委員御指摘の五月八日の私の本会議における答弁の趣旨でございますけれども、御党の御提案が、所得が高く保険料負担能力があるにもかかわらず、意図的に保険料を納付しない方も含めて、税金で基礎年金の半分を保障するということであれば、税金の公平な配分や保険料納付意欲の...全文を見る
○野田内閣総理大臣 国連社会権規約委員会から、二〇〇一年八月に、最低年金を公的年金制度に導入する旨の勧告を受けております。  これに対して、二〇〇九年十二月に同委員会に対して提出した政府報告では、「二〇〇九年九月の「連立政権樹立に当たっての政策合意」において、最低保障年金を含む...全文を見る
○野田内閣総理大臣 国際公約というか、取り組んでいる事実の報告をしているということでございますけれども、その上で、一体改革の大綱には、御指摘いただいている最低保障年金なども柱とする新しい年金制度を盛り込んでおります。そして、党内において、その制度設計の詰めを今行っているところでご...全文を見る
○野田内閣総理大臣 一体改革の大綱と、そして、今回は法案とは直接、これは入ってはいませんけれども、そういうことを党内の議論をしっかり煮詰めてまとめたものでございますので、それは私たちの考え方の基本でございます。  何か、私が柔軟にというお話でございましたが、これまでの積み重ねの...全文を見る
○野田内閣総理大臣 宮本太郎先生には、有識者会議でも活発に御議論いただき、また御参加をいただきました。  その上で、宮本先生からの「世界」での寄稿された論文ですが、御指摘のような厳しい評価をいただいているところもあります。  ただ、全体は、これはあえて苦言のところを抽出された...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先ほどお話しされた肩車の社会になるときに、その支える側、肩に乗せる側に対するもう少し手当てをしなければいけない、これは、若者の就労対策を含めてやっていかなければいけないという問題意識は非常に強く持っています。  それと同時に、肩車に乗る世代においても、やる気...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御指摘のオランド新大統領のその公約、それから御指摘がありましたアメリカのバフェット氏の主張等々、一定のいわゆる所得再分配あるいは格差是正のそういう動きというのは国際的にも出ているというふうに思います。  我が国が今取り組んでいる税と社会保障の一体改革、社会保...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御指摘のとおり、私ども、マニフェストで歳入庁を掲げ、そして今般、党の中で熱心に御議論いただいて、四月十七日に中間報告をまとめさせていただきました。  全体としては、年金保険料納付率の向上、行政の効率化、国民の利便性の向上を検討しながらという意味の基本的な考え...全文を見る
○野田内閣総理大臣 エコカー関連のさまざまな政策効果は、確かに経済面では私は評価されるべきものではないかと。今般明らかになった一—三月期のQEでも、年率四・一%の成長の中には、復興需要の顕在化とともに、エコカー関連等も貢献をして個人消費を伸ばしている、そういう部分があります。 ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず申し上げたいのは、我が内閣の三つの重要な課題と位置づけているのが被災地の復興であります。原発事故との戦いと経済の再生とともに、震災からの復興を優先課題に掲げています。  その取り組みは政府を挙げて一生懸命やっているつもりでございまして、これからも懸命に、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 既に我が党においては、一昨年の十月からこの一体改革の議論を始めて、そして今、法案提出をし、熱心に御討議をいただいておりますし、それぞれ各党のお立場から、積極的な御提案もいただいております。というこの段階においては、今は何よりも、これは胸襟を開いた議論を経て物事...全文を見る
05月29日第180回国会 衆議院 本会議 第22号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 民主党山花議員の御質問にお答えをいたします。  原子力安全規制組織、制度の改革についてのお尋ねがございました。  今般の東京電力福島第一原発事故により、大量の放射性物質が放出され、多くの人々の暮らしに深刻な影響を及ぼしました。利用推進と規制とが同...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自民党井上信治議員の御質問にお答えをいたします。  まず、原子力安全規制組織の独立性についてのお尋ねがございました。  今回の事故の教訓を踏まえて、大規模な原子力事故に際して、緊急対応を責任を持って行うためには、内閣から独立した合議制の委員会形式...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 公明党佐藤茂樹議員の御質問にお答えをいたします。  まず、原子力委員会のあり方などについてお尋ねがございました。  原子力委員会の原子力発電・核燃料サイクル技術等検討小委員会において、核燃料サイクルの選択肢の定量評価を行ったところであり、コストや...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 共産党吉井議員から、十六問、御質問をいただきました。順次お答えをいたします。  まず、東京電力福島原発事故の責任についてお尋ねがございました。  原子力損害賠償法は、被害者の迅速かつ適切な保護を図る観点から、原子力事業者に賠償責任を集中させること...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 新党きづな、斎藤議員の御質問にお答えいたします。  まず最初に、原発の新しい安全基準、ストレステストの新機関での実施についてのお尋ねがございました。  今回の事故から徹底的に教訓を引き出し、新しい規制機関において新たな安全基準を作成した上で、それ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 社民党服部議員の御質問にお答えいたします。  まず第一に、原子力規制行政見直しの歴史的意義についてのお尋ねがございました。  今般の原子力規制組織等の見直しは、東京電力福島第一原発の事故の反省の上に立ち、放射線の有害な影響から人と環境を守るという...全文を見る
06月01日第180回国会 衆議院 本会議 第23号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 民主党福島伸享議員の御質問にお答えをいたします。  私には、二問、御質問がございました。  まず最初に、今回の法案と国家公務員制度改革基本法との関係についてのお尋ねでございます。  今回の法案は、福島議員御指摘のように、自公政権下において成立し...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 公明党の高木美智代議員の御質問にお答えをしてまいります。  まず、問責決議を受けた閣僚についてのお尋ねがございました。  参議院の問責決議は重く受けとめております。その重みを踏まえつつ、全ての閣僚が緊張感を持って職責を果たすことが責任の果たし方と...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 共産党塩川議員から、十二問、御質問をいただきました。  まず、労働基本権回復に関する認識についてのお尋ねでございました。  公務員の労働基本権問題については、これまでもさまざまな議論がなされてきた重要な問題であると認識をしています。  今回の法...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 新党きづな、中後議員から、私に六つの質問がございました。  最初に、自衛隊の憲法上の位置づけ及び国家公務員観についての御質問でございました。  東日本大震災における活動やPKO等への参加により、自衛隊の活動は国内外から高く評価されており、私は、国...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 社民党重野議員の御質問にお答えをいたします。  最初に、大飯原発の再起動についてのお尋ねがございました。  原子力発電所の再起動については、安全性の確保が大前提であります。これまでの政府事故調査委員会や保安院の意見聴取会、民間独立検証委員会による...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) みんなの党、柿澤議員からの御質問に順次お答えいたします。  まず、国家公務員制度改革基本法に基づく取り組みについてのお尋ねがございました。  政府としては、平成二十二年に、幹部人事の一元管理を行うための国家公務員法等改正法案を国会に提出しましたが...全文を見る
06月11日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第18号
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○野田内閣総理大臣 おはようございます。  再稼働の問題、エネルギーの問題についての御質問をいただきました。  先週の金曜日に、国民の皆様に向けての会見を行わせていただきまして、再稼働に対する私の基本的な考え方を御説明させていただいたつもりでございます。  国民の生活を守る...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今の御指摘のとおり、緑肥というそのいわゆる一つの哲学は、大事にしていかなければいけないと思います。  今回やろうとしている改革というのは、まさに将来世代をおもんぱかって社会保障を持続可能なものにしていくということが根底にございますので、そういう発想のもとで共...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、議員定数の削減は、まさに身を切る改革の象徴的な、多くの国民の皆様が関心を有しているテーマだと思います。  私どもが消費税を最初に引き上げるというのは二〇一四年の四月です。それまでに身を切る改革がもう実現されている状況をつくりたいと思います。そのためにも...全文を見る
○野田内閣総理大臣 経済成長と財政再建を両立させるというのは、先般のキャンプ・デービッドにおけるG8でも最重要の課題でございました。主要国が直面している大きな命題だと思います。  私どもについては、一昨年の六月に新成長戦略と財政運営戦略を、同じ日に、閣議決定していますので、日本...全文を見る
○野田内閣総理大臣 修正協議が調って、そして法案の採決という段階においては、当然のことながら党議がかかる、党議拘束がかかるということでございます。
○野田内閣総理大臣 政府として提出をし、御審議をお願いしている法案については、基本的にはその会期の中で成立を期すというのが基本中の基本ですが、特にこの社会保障と税の一体改革については、長い間議論を積み重ねてきた中で、そして待ったなしのテーマであるということでございますので、今、六...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先般の幹事長会議などで、明確に我が党の幹事長から、認識は私と一緒ですということをお話をされていると思います。そのことは、二十一日がお尻であるという中で、実態としては、私は今回、G20にぜひ国会の御承認をいただいて出席をさせていただきたいと思います。というのも、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 何としても全力を挙げてまとめたい、まとめなければいけないという思いでございます。
○野田内閣総理大臣 何としても、G20に出発する前までにきちっと合意ができるように全力を尽くすという意味の中においては、必要な人には必要な指示を必ず行っていくということでございますし、事実、そういう指示をさせていただいております。
○野田内閣総理大臣 それぞれの党において、さまざまな所要のプロセスがあると思います、意思決定の。御党は総裁一任という形で、もう既にそういう形で段取りを決めたというふうには承知をしていますが、私どもも所要の手続がございまして、協議が調った段階で党内の意見をよく聞いた上での判断という...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これまでも、今ちょっと国会日程の話は詳しくは私もわかりませんけれども、子ども手当であるとか、そのほかの主要なテーマについての政党間の協議をやってまいりました。そのほかも、震災関連でも、三党での、いや、もっと多党間でも協議をやってきていました。それを踏まえて、し...全文を見る
○野田内閣総理大臣 あくまで協議が調い、その上で所要の手続を経て意思決定をするならば、その後の採決というのは、これは自然の流れだというふうに思いますし、そういうことを目指していきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 今国会中で、この待ったなしの一体改革については結論を出す、成立を期す、そのことについて政治生命をかけると何度も申し上げてまいりました。その気持ちに全く揺るぎはございません。  そのために、しっかりと修正協議で合意形成できるように、今、現場の責任者にも指示もさ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まさに協議に応じていただき、本当に質の高い御議論をいただいていることに感謝を申し上げたいと思います。まさに、国民のために結論を出さなければいけないことでございます。まだいろいろな意見表明が党内にあることは事実でございますが、しっかりと結論を得て、そして、合意を...全文を見る
○野田内閣総理大臣 社会保障の全体像というものを明らかにするために大綱をまとめました。今回御審議いただいているのは七つの法案でありますけれども、大綱をまとめたときには、工程表も含めて、私どもが考えている、今までの議論の到達点である年金等々の考え方、社会保障全般についての全体像を示...全文を見る
○野田内閣総理大臣 平成二十三年度から三十二年度まで名目三%、実質二%の成長率、向こう十年間の平均ということでございますが、その実現をすることを政策の最大限の目標としております。これは一昨年六月の新成長戦略に基づいた数字でございますので、政府としてずっと目標に掲げている数字でござ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 成長と財政再建の両立をさせるという中で、どういう形での成長をさせていくかという中の一つの御示唆だというふうに思います。  公共事業については、もちろん無駄なところは削らなければいけませんけれども、真に命にかかわるインフラの整備等々については、これは優先的に取...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これは金子先生御指摘のとおり、コインの裏表というお話がございましたけれども、社会保障を支えるための安定財源確保と財政健全化の両立というのが今回の改革の目的でございます。  その上で、数字を出していただき、将来の見通しの話が出ておりますが、まずは、二〇一五年ま...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先ほど来、永岡委員が御指摘をされていた、就労自立支援の強化という視点であるとか不正受給対策の強化であるとか、あるいは医療扶助の適正化、こういう視点で政府もこれまでも検討はしてきたというふうに思うんです。先般もこの委員会で、茂木政調会長から五つの視点の御説明をい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 一人親は、母子家庭であろうと父子家庭であろうと、子育てとそして生計の維持を一人で担い、さまざまな困難を抱えていらっしゃるというふうに思いますので、そのためにも、先ほどるる委員から御指摘ございましたが、きめ細かな支援を講じていくことが必要だろうというふうに思いま...全文を見る
○野田内閣総理大臣 障害を持っている皆さんが、当たり前に地域で暮らし、地域の一員としてともに生活できる社会を実現するためには、職業による自立を進めることがとても重要であると思います。  今回の一体改革についても、全員参加型社会の実現というのが一つの理念になっておりますので、その...全文を見る
○野田内閣総理大臣 大事な、重要な改革であり、これは待ったなしの状況であるということは、多くの党員そして議員の皆様には御理解をいただいているというふうに私は思います。  その中で、独自の意見表明をされている方もいらっしゃるようでありますけれども、今は、何よりも、真摯に与野党で修...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まだ協議の途中でございますので、予断を持って何か申し上げることはできませんけれども、何といっても、協議を調えて、そして何としても全力で合意をして、採決に向けていくということが基本でございます。その際に、決まった暁には、クーデターなどということは起こることはない...全文を見る
○野田内閣総理大臣 基本的には、この国会中に成立を期すということでございますので、協議が調えば採決に至るということでございます。そうなるように全力を尽くしていきたいと思います。
○野田内閣総理大臣 まずは衆議院でしっかりと結論が出るようにするということ、そして、それのみならず、今回、この一体改革だけではなくて、お諮りをしているさまざまな法案もございます。そういうものも含めての最後は判断をするということになると思います。
○野田内閣総理大臣 社会保障と税の一体改革の最大の目的は、まず社会保障、これを人口構成、家族形態等々含めて持続可能なものにするためには、相当な改革をしなければいけないと思っています。  中身としては、給付、負担両面において、世代間、世代内の公平を図るという観点からの改革を行い、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今御審議をお願いしている七つの法案について、お互いに議論をしながら、そして歩み寄れるところは歩み寄って成案を得るというのが基本だと思います。そのことと中長期にわたることとは、整理をしながらの議論をする必要があるのではないかという観点からお話をさせていただきまし...全文を見る
○野田内閣総理大臣 のぼり旗ではありません。  大綱に掲げている社会保障の全体像、私ども書いてあります、新しい年金制度改革等々、そういうことをまとめて申し上げたつもりでございます。
○野田内閣総理大臣 最低保障年金を含む新しい年金制度、抜本改革は、これまでの長い議論の経過での民主党の中での到達点であります。その到達点を踏まえて、現状で改善できるものはどうするかという議論を今させていただいておりますので、それをおろせという話ではなくて、私どもはこういう理念と考...全文を見る
○野田内閣総理大臣 いずれにしても、制度設計、先ほど七・一のお話がございましたが、それは試みの計算で、いろいろなケースの中でやったことはございますが、その制度設計の詰めをこれからさせていただく中で、総選挙のマニフェストはやはりどこかでつくらなければいけませんけれども、そういうこと...全文を見る
○野田内閣総理大臣 年齢で区分をしているということによって、年齢による差別感というのが残念ながら広がったというのは、やはり事実だったんじゃないでしょうか。その運用の改善等でいろいろな努力をしてまいりましたけれども、そういう問題があったというふうに思います。  それから、国保財政...全文を見る
○野田内閣総理大臣 負担の割合が明確化になったということは、これはやはり一つの評価をすべき対象だというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 真面目に働いている人たちが報われる社会というのが基礎だと思います、基盤だと思います。一方で、真面目に働きたいと思っている動機を持ちながら、そのチャンスに恵まれない人たちもいます。  私は、自助という精神は大事だと思います。だけれども、自助を実現する環境が今あ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 昨年の九月に内閣が発足して以来、震災からの復興と原発事故との戦いと日本経済の再生ということを最重要課題として言ってまいりました。  経済の再生は、この消費税の議論とは別にしても、これは何としてもやり抜かなければいけないというふうに思っておりますし、特に、具体...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今回、法案として御審議をお願いしているのは七法案でございまして、その五つについては社会保障にかかわるところでございます。決して増税先行の議論ではないと思いますし、既に修正協議においても、社会保障のところから今議論をさせていただいております。  やはり国民の皆...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まずは、御審議いただいている七つの法案について、きちっと協議が調って、成案を得ることが大事だと思います。ただし、社会保障については、まだいろいろな論点があることは間違いないと思います。そうした課題についても、引き続き議論をしていく場というものは必要ではないかと...全文を見る
○野田内閣総理大臣 もちろん、これは国会という場が我々にとっては一番大事な場だと思いますので、こういう一体改革の委員会もありますし、関連する委員会等でそういう議論をどんどんやっていくということも大事だと思います。あるいは、政党間協議もやっておりますが、その中で、宿題で残ったものが...全文を見る
○野田内閣総理大臣 二〇〇九年の総選挙の際にマニフェストを掲げて戦いましたが、そのときに、消費税の扱いについては明記をしておりませんでした。ましてや、こうした社会保障と一体となった改革を打ち出すということも書いてございません。その意味では、二〇〇九年の段階で国民の皆様にきちっと御...全文を見る
○野田内閣総理大臣 社会保障は、どなたでもどこかでそのサービスを受けなければいけないものだというふうに思います。特に、老後であるとか、困ったとき、ピンチになったときに出てくるのが社会保障だと思います。(額賀委員「そういう説明を聞いているんじゃないんだよ」と呼ぶ)よくわかります。 ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 ちょうど、御指摘のとおり、十七日がギリシャの選挙の日なんです。その結果を踏まえて多少やはり、議論の行方が少し変わるかもしれませんが、スペインの問題は今回EUの中で迅速な対応をしましたけれども、やはり、引き続き、ユーロゾーンの中でのさまざまな問題点、火種はたくさ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 基本的には、やはり、選挙の際に国民の皆様にお約束したことは大事なことだと思います。その実現のために全力を尽くすというのが基本だと思います。それについては、去年の八月の段階で中間検証を行いました。できていないこととできたこと、できたことも相当数あるんですが、でき...全文を見る
○野田内閣総理大臣 国論を二分するテーマ、重要なテーマとは、そうなってしまうと思います。万人が全て満足して賛成という状況は、残念ながら、そういう環境をつくることは難しいと思います。先般のあの原発の再稼働の方向も、まさにそういう決断でございました。  同様に、今回の社会保障と税の...全文を見る
○野田内閣総理大臣 国民のために決断しなければいけない、その時期は迫っている、そして、私は政治生命をかけているということであります。もうそれ以上のことは言わなくても、十分先生にはおわかりいただけると思います。
○野田内閣総理大臣 社会保障にかかわるさまざまなテーマについての問題意識というのは、共有できるところもたくさんあると思います。  その上で、この基本法の中の最後で御提起をいただいている社会保障制度改革の国民会議において、その構成をどうするかという議論は、私はいろいろあるのではな...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今国会で提出している法案についての修正協議を今やっています。ここで成案を得ることは大事だと思いますが、当然のことながら、我々がまだ法案で出していないもの等々を含めて、あるいはお互いにもうちょっと中期的に考えているものについては、その会議体をどうするかなんですが...全文を見る
○野田内閣総理大臣 そういうことも含めて、これは、答えの出しようはお互いにあるのではないかなというふうに思います。  いずれにしても、中期、長期の課題は残ることは間違いありませんので、それをどういう形で国民的な議論にしながら、そして集約をして、その場でも道筋、結論をどうやって出...全文を見る
○野田内閣総理大臣 当然のことながら、成長と財政再建のバランスをとるということが大事だと思いますが、九七年から九八年、資料として数字をお示しいただきましたが、消費税を引き上げる前後、当然これは、経済の影響というと、駆け込み需要があるし、反動減もあると思います。これは分野によって大...全文を見る
○野田内閣総理大臣 夏ごろ、年央につくるというのはいわゆる日本再生戦略でございまして、一昨年の六月にまとめた新成長戦略をしっかり、厳しく検証しながら、新たにしっかりとした戦略的なものをつくった中で経済対策を講じていくということでございます。  ただ、その前にも、これまでも景気対...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今回の消費税、基本的には社会保障に全て使途を充てるということですが、それは、その中で後世代へのツケ回しをなくしていくという分野が出てきますので、その中で財政の回復を図っていくことは可能になってくるというふうに思います。  その使い方として、当然、経済成長、こ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 二十三年間という振り返りでお話をいただきました。  私自身も、ねじれとかいろいろあったと思いますし、また、私どもが野党だったときの挙措動作において反省すべき点は大いにあったのではないかということも踏まえてでありますが、そういうことも踏まえてですが、今御議論を...全文を見る
○野田内閣総理大臣 一体改革も含めて、やり抜くべきことをやり抜いたときに、しかるべきタイミングで国民の信を問うということでございます。
○野田内閣総理大臣 真に、日本そして国民のために決断をしなければいけないときであります。最優先の課題は国民のために結論を得る、それ以外のことは全部副次的なことだと考えております。
○野田内閣総理大臣 社会保障改革にかかわる全体像を、特に大綱でこれまでお示ししてまいりました。これについては、新しい年金制度等々を含めて、その全体像には入ってございます。  これは、長い間の党内における議論の集積の結果、積み重ねの結果、到達点として来ているものであって、私どもは...全文を見る
○野田内閣総理大臣 新しい年金制度、さっき申し上げたとおり、長い時間をかけて、そしていろいろな蓄積を踏まえて、私どもの到達点として打ち出している考え方でございますので、このこと自体を我々が今撤回ということを申し上げることはできません。  そういう中で、修正協議等を行う中でどうい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私どもの考え方の到達点でありますので、最善のものだというふうに思っています。これをベースにいろいろな制度改正をお願いしていくということでありますけれども、その背景にある考え方を今私たちは撤回をするという考え方は持ちません。  ただし、御提言をいただいている国...全文を見る
○野田内閣総理大臣 別にずれはないと思うんです。  今回の修正協議も、七つの法案を中心に御議論いただいて、私どもは、党内で議論してきてベストのものを出したつもりです。そうはいっても、各党それぞれの御意見がありますので、前進をさせるためにはどう折り合うかという議論をやります。 ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今回は、まず、修正協議は私どもがまとめたものを御議論いただいて、今基本法という形でも出てきましたけれども、そういう形で議論をさせていただいています。  次の段階の話をどうやるかは、今回の協議の成り立ちなども見ながら判断をさせていただきたいというふうに思います...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先ほど、我が党の試みの計算のお話が出ました。これはケースを四つで分けてやっておりますけれども、よく御存じだと思いますが、現行制度を維持していくことによっても、やはり消費税は一定額を引き上げざるを得ないんです、二〇七五年。そういうことはまた、その試みの計算という...全文を見る
○野田内閣総理大臣 多くの皆様に、なぜこの改革をやろうとしているか、そういう意義をお伝えするべく、岡田副総理筆頭に、関係閣僚が各地域に行って、膝突き合わせての対話集会をやっております。当然、私どもからの御説明もありますし、会場の皆様からさまざまな御意見、御指摘を頂戴する場でござい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 数字は事実だと思いますので、そういう環境の中で、やはり私どもとしては、学生の皆さんに対する修学支援をしっかりやっていく。まだ給付型ではないことは御指摘のとおりでありますけれども、二十四年度に低所得世帯の学生等を対象に、所得連動返済型無利子奨学金を導入したり、貸...全文を見る
○野田内閣総理大臣 奨学金のあり方は、これは特に予算委員会等でもよく御議論ございました。給付型にすべきという御意見もございましたし、特に馳先生からもよくそういう御意見も頂戴をしております。  これからもその議論を深めていかなければいけないと思いますが、ただ、大学生、高等教育に限...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御指摘のとおり、自殺対策白書において、平成二十三年の二十歳代以下の若年層の自殺者数は平成二十二年に比べ増加したということ、そして、近年、若年層の自殺死亡率が上昇傾向にありますけれども、その背景として若年層の雇用情勢の悪化の影響も考えられるなど、こういう問題の深...全文を見る
○野田内閣総理大臣 再稼働に対する私の考え方は、先週の金曜日、記者会見でお示しをしたとおりでございます。  国民の生活を守るという視点で、その守るという意味においては、第一には、福島原発のような事故を二度と起こさないということであります。それは、まだ国会の事故調等の御議論はあり...全文を見る
○野田内閣総理大臣 余り褒められている感じはきょうありません。いろいろと、やはり厳しい御指摘をいただいていると思います。  その中で、この七つの法案のうち五本が社会保障です。子育てに関連するものが三つ、年金等で二本というように、そういうことを実現するための安定財源としての消費税...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今の御指摘は、全く問題意識として共有できると思います。やはり、残念ながら、日本もそうでありますけれども、世界全体として格差が広がりつつあるという状況の中、特に日本の場合はその中間層の厚みがだんだん薄くなってきているという懸念があります。その中間層の厚みを取り戻...全文を見る
○野田内閣総理大臣 ただいま協議をしていただいている修正協議というのは、基本的には、この特別委員会で御審議をお願いしている七つの法案、税法関係が二つ、社会保障関係が五つ、これについて成案を得るための協議だと思います。それ以外に、中期の問題等々派生して出てくる問題があるかもしれませ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 修正協議の直接の対象は、あくまで今般御審議いただいている法案、七つの法案、これをどうするかということだと思います。ただ、その七つの法案のよって立つ理念であるとか、あるいは私どもが大綱でまとめたその中身についての御議論も今あわせてしていただいているという状況の中...全文を見る
○野田内閣総理大臣 国民の皆様が、今回の社会保障と税の一体改革、これに関連をして、委員御指摘のとおり、まずは隗より始めよというところを強い関心を持って見ていらっしゃることは間違いございません。  その中で、国家公務員の給与削減等の、一定の行革の方はやってきているつもりでございま...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今週中に幹事長から御提案をさせていただきます。それを踏まえて結論を得るように努力をさせていただきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 格付会社に対するコメントというのは、まさに客観的な正当性を求めるための意見であって、決して財政健全化を否定している内容では私はないと思うんです。前は、そのころは一々格付会社へやっていたんですね、今は逐一コメントしないことになりましたが。その一環でのお話なので、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先週の金曜日に、大飯の三号機、四号機の再稼働についての私の考え方を国民の皆様に御説明させていただきました。何よりも、これは安全性の確認が一番の大前提だというふうに思います。  昨年の三月十一日の事故以来、緊急にとった対策もありました、あるいは、さまざまな専門...全文を見る
06月12日第180回国会 衆議院 予算委員会 第25号
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○野田内閣総理大臣 おはようございます。  昨年の九月二日に野田内閣が発足をいたしまして、以来、震災からの復興と原発事故との戦い、日本経済の再生、この三つを最重要、最優先の課題として取り組んでまいりました。  そして、この通常国会が始まる前に、一月でありますけれども、第一次改...全文を見る
○野田内閣総理大臣 中長期的にはやはり原発への依存度を極力下げていく、減らしていくということが基本的には望ましいというふうに思います。加えて、再生可能エネルギーがその分、逆にその比重を高めていって、これは当然のことながらエネルギー政策という観点もありますけれども、いわゆるグリーン...全文を見る
○野田内閣総理大臣 いろいろな調査があると思うんですけれども、これは今は、賛成と、どちらかと言えば賛成だけです。一方で、反対がふえているものもあります。反対も減っていて、どちらとも言えないというのがふえているというのもありますので、世論、いろいろまちまちだと思いますが、本当に国会...全文を見る
○野田内閣総理大臣 政治改革、行政改革、その取り組みをどこまでやるかということを多くの国民の皆様が注目をしているということを私も肌で感じています。  行革については、各党の御理解もあって、国家公務員の給与削減等の一定の実績をつくることはできたと思います。これに満足することなく、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私は、この国会の審議の中でも何回か答弁をさせていただきましたけれども、参議院という日本の一つのハウスの中で問責決議が可決をされたということは重く受けとめなければいけない。それは、そのことを踏まえて全ての閣僚が緊張感を持って仕事をする、特に問責を受けた閣僚につい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 結果的には今現状そういう数字でありますけれども、私どもは、問責を受けたことに対して、厳しい反省のもとに職責を果たすという方針のもとで内閣は仕事をしてまいりました。  その中で、問責を受けていない閣僚もたくさんいたわけでございますし、もちろん問責を受けた閣僚も...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これは、それぞれ政務三役が、一定期間、落ちついた環境の中で、政治主導のもとで、しっかりと職責を果たすということが望ましいというふうに思います。  セクションによっては、担当によっては、ちょっと頻度が多くかわっているところもあるかもしれません。一方で、ただいま...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御指摘のとおり、憲法六十八条で、内閣総理大臣を含めて、国務大臣の半数以上は国会議員でなくてはいけないということになっています。  これは直接、文民統制とのかかわりではないと思うんですけれども、ただ、文民統制とのかかわりで言うと、あえて言うと、防衛大臣だけが議...全文を見る
○野田内閣総理大臣 社会保障と税の一体改革の議論の進展で、私、野党の責任と言ったことは何もありません。当然、これはお互いが歩み寄っていくということが必要であります。その上で、まず与党内をまとめろという御指摘、これは真摯に受けとめたいと思います。結論を目指していく中でしっかりと党内...全文を見る
○野田内閣総理大臣 日米同盟を深化させなければいけないという問題意識は、これは全く同じです。私は、昨年の三月十一日の東日本大震災発災のときの、米軍のトモダチ作戦のあの展開を見て、日米同盟というのは日本の外交、安保の基軸であるという思いをずっと持っておりましたけれども、それが揺るぎ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 沖縄に行って知事初め皆様にこれまでの曲折を踏まえておわびをしたりはしてまいりましたけれども、辺野古では直接、委員御指摘のとおり、またこれまで何回か御助言をいただいておりましたけれども、実現をしておりません。市長等とコミュニケーションをとることはございましたが、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 何よりも、大臣の真意をよく直接聞かないで罷免要求というやり方は、私は飛躍があるというふうに思っておりますので、そうした行動は慎むべきだと思います。
○野田内閣総理大臣 先般金曜日に記者会見をした趣旨は、私は、自分の軸となる考え方は、国民の生活を守るということで言いました。裏返しで言えば、リスクとどう立ち向かっていくか、どう直視していくかということであります。  国民の生活を守るという意味での最初は、福島のような事故を二度と...全文を見る
○野田内閣総理大臣 待ったなしの課題であって、先ほど石破委員からもお話がございましたが、まさに国民のためのそういう決断をしなければいけないときだと思います。  当然のことながら、お互いの党の立場、考え方はありますし、それぞれまとめてきたものは最善であるという考え方は持っていると...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今国会中に成立を期していきたいというふうに思っております。
○野田内閣総理大臣 修正協議が調い、合意をし、そして衆議院で多数をもって通過をさせていただき、成立というのは、参議院も含めて採決で御賛同いただく、多数決でまさに可決される、それが成立だというふうに思っております。
○野田内閣総理大臣 一体改革だけではなく、今御指摘いただいたようなさまざまな重要な法案もあります。規制庁どうなるかとか、いろいろあります。見通しが立ちつつあるものと、まだ衆参をにらむとなかなか厳しいもの等々の精査はやはり必要だと思います。  私も国対委員長を二回やりましたけれど...全文を見る
○野田内閣総理大臣 真に困窮している人のために私はやはり生活保護というのはあるんだろうと思います。そういう制度自体はやはり必要だと思います。  ただ、先ほど馳委員が御指摘をいただいた事例は、たまたま有名な方の御家族の流れであるからいろいろなことがわかってまいりましたけれども、そ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先週の金曜日に記者会見をさせていただきました。  そのときに国民の生活を守るというお話をしましたけれども、二つの意味があって、一つは、二度と福島の事故のようなことは起こさない、そのために安全性のチェックをするということで、これは一年以上かかってさまざまな対策...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、閣内不一致という御指摘がございましたけれども、今大臣が答弁をしたとおり、政府の方針どおり、TPP交渉参加に向けて今協議に入っているところでございますが、その協議で得られる関係国の考え方等々、しっかり情報収集に努めてそれを情報開示し、国民的な議論を行いなが...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今、更迭という言葉を使われましたけれども、私は更迭をしたという考えではございません。あくまで内閣の機能強化の一環で改造人事を行わせていただきました。  それぞれ、例えば、今お名前が出ましたけれども、鹿野大臣におかれましては、菅内閣発足当初からずっと農水大臣を...全文を見る
○野田内閣総理大臣 たしか改造の前の週だったと思います。小川法務大臣から法務行政一般についての御報告がございまして、その中で、特に、国民の不信が残念ながら強まっている検察行政のあり方について、大変問題意識を持っていらっしゃるお話はございました。  ただ、小川大臣から指揮権という...全文を見る
○野田内閣総理大臣 だから、会話自体はあったんです、検察行政全般に。ただ、指揮権に突っ込んだ話だという受けとめ方を私はしていません。だから、言い足りなかった部分、また次の週に会いたいと思ったのかもしれませんけれども、私の記憶では、指揮権のやりとりを打ち消したとか、とめたとかという...全文を見る
○野田内閣総理大臣 かつて、委員会で、政府として調査すべきではないかという御指摘をいただいた記憶はございます。  そのときも申し上げましたけれども、当時の農水大臣、副大臣、私は、国会できちっと答弁をしていたと思っておりましたので、その必要はないと思っておりました。今も、その必要...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今問われているのは、外国人登録法、それから商業活動をやっていたということですからウィーン条約違反、現時点ではこのことまでがわかっているということでございますので、明確に諜報活動等々をやっていたかどうかは、それは背景、出身母体のことは御指摘のとおりだと思いますが...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今、岩本副大臣からお話がありましたとおり、事実解明に向けて今取り組みをしているところでございますので、その状況をまずは見守りたいと思います。
○野田内閣総理大臣 G20は、これは国会の御理解をいただいて、メキシコですが、出席をさせていただきたいというふうに思います。世界経済の問題等の議論があります。  リオ・プラス20も、これも大事な会議だとは思うんですが、ちょうど国会の会期末に当たってしまいますので、しかるべき人を...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先ほど来、私が加担しているというお話がありますが……(平沢委員「それは後でやります、ちゃんと」と呼ぶ)それはやってもらわないと、その言葉を使われるとちょっと困りますので、それについてはお尋ねがあればお答えをしたいというふうに思いますが、私は、農水大臣、そして農...全文を見る
○野田内閣総理大臣 去年の十二月の細かいやりとりはちょっと正確には覚えていませんけれども、日本の農産物、食品の輸出を促進する一助になるような、そういう展示館の準備が進んでいるような一般的な御説明はいただいただろうと思います。それを踏まえて、ちょうど空港から首脳会談の会場に行く途中...全文を見る
○野田内閣総理大臣 いや、少なくともそんな、特別扱いができる、できないという細かいやりとりは聞いておりません。
○野田内閣総理大臣 細かい背景は全部はわかりませんが、いわゆる農産物そして食品の輸出の一助になるような言い方は、多分、副大臣から聞いたのかもしれません。あるいは、打ち合わせの段階で、首脳会議での日程、スケジュール感を詰めているときに事務的に聞いたのかもしれません。ちょっと細かいこ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 いや、特に誰かを連れていこうという指示をした記憶はないと思います。
○野田内閣総理大臣 首脳会談に行く場所の途中で十分間だけ立ち寄って、それも、中は見えません、建物を建てている途中だった。そこを十分で切り上げて行きまして、首脳会談の冒頭ぐらいに、こんなところを視察してきましたよと言った記憶はあります。ただ、個別のプロジェクトを詳細には理解しており...全文を見る
○野田内閣総理大臣 風評被害等があった中で、中国には輸出促進したいと思っていますし、もともとこれは事務的にそういう発言をしなければいけないのがありました。その前に立ち寄った場所がありましたので、こんなところに寄ってきましたということは言いました。ただ、それはストレートに何かのプロ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 少なくとも、展示館をつくっている最中ですから、事業は進んでいるものとは思っていました。そういう意味で、日本の輸出拡大のためにそういう拠点になるんだなというイメージはございましたが、ただ、発火点という表現はちょっとわかりませんが、もう私が行く前から事業は進んでい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 うかつだったと言われても、このことがどういう問題なのかということの話は今進行中の話でございますし、あの時点で、一般論として日本の農産物輸出拡大をするということの方向性は正しいと思っていますので、それが民民間でどんな問題になっているか等々はわかりませんし、少なく...全文を見る
○野田内閣総理大臣 交渉参加国、現在九カ国ございます。それぞれの国と協議を進めてまいりまして、ほぼ全て、一巡は終わったと思います。その一巡が終わった中で、それぞれの国が我が国に求めるもの等々、わかってきている部分については努めて情報開示をしているというふうに思います。  それを...全文を見る
○野田内閣総理大臣 国会の中では、私は、去年の臨時国会、この通常国会、各党からいろいろと御質問をいただいているという実感を持っていますし、きょうもこういう形で質疑をいただいています。予算委員会でも、衆参で集中審議もしていただいたと思います。なお特別委員会が必要だという御認識は、御...全文を見る
○野田内閣総理大臣 TPP交渉参加に向けてでございますので、交渉参加した暁のメリットというのは、世界の成長センターであるアジアの需要を取り込んでいく、そのためのルールメーキングに入っていくということは、これは大きな意義があるというふうに私は思っております。  一方で、国益という...全文を見る
○野田内閣総理大臣 原子力のいわゆる位置づけの問題を含めて、エネルギーのベストミックスにつきましては、この八月をめどにまとめていきたいと思っておりまして、基本的な考え方は、原発に極力依存をしない社会を目指していくということです。  そういう方針のもとで、既に先週のエネルギー・環...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今回の原発事故の大きな教訓というのは、やはり安全神話に浸っていたところがあったというふうに思いますし、想定外のことを想定し切れなかったということもあったというふうに思います。  いろいろな教訓があると思いますけれども、先週の金曜日の記者会見におきましては、三...全文を見る
○野田内閣総理大臣 原子力の安全規制において、私は空白はつくってはいけないというふうに考えております。これまで申し上げてきた、いわゆる事業者のストレステスト、加えて保安院、安全委員会のチェック、こういうプロセスを経た中での判断を、まさに安全性と必要性という上から判断をいたしました...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今、子供の貧困の指標をお示しいただきましたけれども、全体的に、お子様だけではなくて、やはり分厚い中間層が日本の原動力だったと思いますが、残念ながら、そこが今薄くなりつつあって、むしろ、下にこぼれて上がってこれないという人たちがふえてきているのではないか、そして...全文を見る
○野田内閣総理大臣 お尋ねをいただくということは、多分、また私ではないかと思います。
○野田内閣総理大臣 当時の問題意識としては、イザナギ景気を超える戦後最長の景気と言われながら、なかなか国民の生活実感が伴わない。しかも、御指摘があったとおり、雇用者の収入が減ってきているという状況において、当時、選挙の前でありましたけれども、だからこそ、子ども手当であるとか農家の...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私は、安全には上限はないと思います。絶対安全という言葉は成り立たないと思います。  さはさりながら、三月十一日以降のさまざまな対策、そしてさまざまな専門家の御意見を取り入れた知見というものを合わせた中で、現段階においては安全性の一番高いレベルでのチェックをし...全文を見る
○野田内閣総理大臣 被災地には、常に、チャンスがあれば行ける日程が組めないかということはずっと秘書官に申し上げております。それでも限界がございまして、今御指摘の加須には行っておりません。チャンスがあればぜひ行きたいというふうに思っております。
○野田内閣総理大臣 冒頭、断定的にちょっとお話をされたことは事実と違いますので、そこからまず申し上げたいと思いますが、消費税だけを今協議をやって決めたという事実はありません。税は税の実務者で協議をやっておりますが、これはまだ議論のプロセスであります。  加えて、社会保障改革につ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 尖閣についての我が国の立場は明確であります。国際法、そして歴史的に見ても我が国固有の領土であって、そして有効に支配をしていますので、領有権という問題は存在をしません。我が国が領有していることについて、大使の発言は、こうした政府の解釈からすると、考えからすると、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今の、商社の権益を優先しというのは意味がわかりません。私は、大使として仕事をされてきているというふうに思っております。
○野田内閣総理大臣 今のお話は余りちょっと根拠のない、どういう学者の方かエコノミストの方かわかりませんが、経常収支だって、所得収支がずっと黒でもってきましたけれども、貿易収支は厳しくなっているという状況なので、それ一つをとってもちょっと全然認識が甘い方ではないかなというふうに思い...全文を見る
06月13日第180回国会 参議院 予算委員会 第21号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今国会で社会保障と税の一体改革の成立を期すとずっと言ってまいりました。今、与野党における修正協議が真摯に行われている最中でございますが、何としても成案を得るようにしなければいけないというふうに思っております。まさに成立を期す、そのために全力を尽くすと...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 法案成立に政治生命を懸けております。全力を期すということは、これからもずっとその努力をさせていただきたいというふうに思いますが、解散については、やるべきことをやり抜いた暁に、まさに適切な時期に判断をしたいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) テレビの前で軽々に言う話ではございません。政治生命を懸けて、そして成立を期しています。このことは重ねて申し上げたいとは思いますが、その上で、解散については軽々に話すべき問題ではございません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的には、提出をさせていただいている七つの法案、税分野が二つ、社会保障分野が五つ、これについての修正協議が調って成立を期したいと思いますが、それに関連をして御党から基本法案の骨子の御提示をいただいております。今中身の子細な検討をさせていただいている...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) その可能性も含めて子細に検討させていただいております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 成立を期すために、大変御党から大きな覚悟を持った御提案と受け止めておりますので、子細に検討させていただいているところでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 六月の二十一日が今国会の会期末になっております。そして、国会の御了解をいただいてG20に行きたい、行かなければいけないと考えておりますので、そういう日程感でいいますと、六月十五日に結論は得るように全力を尽くすというのが基本的な姿勢でございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今、協議をやっている最中でございますし、その経過報告も昨日はさせていただいたと承知をしております。  これまで、昨年来、社会保障と税の一体改革については、成案を作り、素案を作り、大綱として閣議決定をし、そして三月末に法案提出をいたしました。長い時間...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) もちろんでございまして、これは二院制でございますので、衆議院で通過をして、そして参議院で御審議をいただいて御賛同を得なければ成立はしないと承知をしておりますので、衆参にらんできちっと成立できるように頑張らなければいけないと思っております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今国会で成立をさせるということは、衆議院だけでは成立になりませんので、当然のことながら参議院で御審議をいただいて御賛同をいただくというために頑張らなければいけないと考えております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) この一体改革の法案のみならず、御審議をいただいている様々な重要な法案がございます。それらの今国会の成立を期していきたいというふうに考えておりますけれども、厳しい日程になってきていることは承知をしておりますが、その中でできるだけ多くの法案が通るように全...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まずは衆議院で成案を得るように努力をした暁にその判断をさせていただきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) あくまで法案の成立を期すという中では、当然、参議院での中の御審議いただいての御同意を得るということが大事であります。そのことは十分認識をしているつもりでございますが、会期云々という話を現段階でお話をするというのは、もちろん厳しい日程になっていることは...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 成立を期すということは、参議院を含めて御審議いただいて、そして採決をしていただくということでございます。そのことは十分に念頭に入れておりますけれども、会期をどうする云々は、特にこれは国会の中で御議論いただいて最終的にお決めいただくことでございますので...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 厳しい日程であることは十分承知をしております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まだどういう理由で、どういう形で、また可決されるのかも分かりませんので、今、現時点で予断を持ってお答えすることはできません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 党の方針としてどういう形でやられるか、これまた分かりませんし、その理由も分かりませんし、可決されるのかどうかも分かりません。その時点で私がたらればでお答えをする必要はないと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 一般論で申し上げますと、参議院という一つの院において問責決議が可決をされたとするならば、その決議自体はもちろん重たい事実だと思いますし、その対象になった閣僚においては、それは大いに反省をしなければならないし、内閣としても大きく反省をしなければいけない...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) うそではないです、もちろん。問責を、まさに総理大臣そのものに問責を出すということは、そのことは解散か総辞職をすべきだという思いを含んでの決議だというふうに思いますし、そういう提案だというふうに思います。野党としてはそういう立場で御主張するということは...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 問責が可決をされたならば、その結果は重く受け止めなければいけないということは間違いないというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 尖閣につきましては、国際法的にもあるいは歴史的に見ても、我が国固有の領土であることは間違いございませんし、事実、有効な支配をしております。したがって、領有権は存在しません。領有権が存在しないことを前提に……(発言する者あり)失礼しました、領土問題、領...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 不適切な発言だということでございましたので、大臣名の下で注意をさせていただいておりますし、その注意については、大使からも反省の弁があったと承知をしています。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 少なくとも、政府の考えではございません。そういう発言をしたということは、残念ながら、国の益からは逸脱する可能性があると思います。だから、大臣名で注意をしたというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) しっかり大臣の下で注意をしていますので、政府の立場は明確になったというふうに思っております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 大使自身もその発言について深く反省をしているということでございますので、更なる措置を現時点では考えておりません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 誰が悪かったという話ではございませんで、九月二日に野田内閣が発足をしました。そして、通常国会始まる前に一次改造を行わさせていただきました。そして、今般、これらのメンバーによって、皆様の御支援もいただいて、御支持もいただいて予算の成立等々ございましたけ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) その都度、そのタイミングで適材を選んでいきたいというふうに考えております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 個別の閣僚云々ではなくて、全体的に内閣機能の強化という判断をさせていただいていることでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 人事のプロセス、中身については、総合的判断に基づいたものでございまして、それぞれの個々の閣僚について一つ一つ個別に事例として申し上げる話ではないというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 田中大臣におかれましても、四月の2プラス2の合意に向けて等々、大変しっかりと職責を果たしていただいたと思っております。加えて、より厳しい安全保障環境の中で、より適材を選んで森本さんにお願いをしたということでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) その時々の環境の中での最善の選択をしているということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 選任当初そう思ってお願いをしましたし、加えて……(発言する者あり)いや、それは誤解のないように。その後、2プラス2含めてしっかりと職責を果たしていただいておりました。そういうことは評価をしております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これはだから、先ほど申し上げたとおり、今の更なる厳しい安全保障環境に対応するために、より適材にしていきたい、そういう総合的な判断であります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 北朝鮮の情勢等々もございます。また、様々な、これから日米同盟深化をさせていく等々、様々な安全保障の環境をめぐる問題に対応できるより適切な人材という意味での、いわゆるだから内閣機能強化という判断で判断をしたということでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 前大臣が全く対応できないということではございませんが、よりベターな選択をさせていただくことがこの時期必要ではないかと思ったということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) あの当時は政府、党として給油活動をやめるという判断をしましたので、私もそのメンバーでございますので、あのチームのメンバーでもございますので、その意見に当然従って了としているものでございます。  今の森本大臣の御発言は、当時は違和感というか、賛同でき...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まずは、大臣のお話をされたその真意というものをよく理解をする努力をすることが前提じゃなければいけないと思います。それをなくしていきなり辞任要求というのは、私はあってはならない行為だというふうに思っております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) そうしたいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 鹿野大臣におかれましては、一昨年の九月、菅内閣が最初の改造をやったときからの長きにわたって農水大臣を務めてこられましたし、大変安定感のあるお仕事をされてきたというふうに思います。その中で、内閣機能強化という視点の中では、我が内閣の中では一番大臣の在任...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まさにこれはもう総合的としか言いようがありませんけれども、安定感のある職責を果たしていただいたことは間違いございませんが、内閣機能の強化を更にこの時期に、このタイミングでやっていきたいと思ったときに、全体的に五人の中で判断をさせていただいたということ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) どっちの優劣という話ではございませんが、ただ、大臣の場合においては、ちょっと時期的な問題も含めて、期間の問題も含めて判断をさせていただきました。  郡司大臣におかれましては、これはずっと農水の委員長を務めてこられたりとか農水の経験が大変あるというこ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まさに人事の細かい選考の話、プロセスをここで言うことは失礼かと思いますけれども、まさに総合的な判断であります。  その中で、今あえて一つ理由を申し上げたのは、我が内閣の閣僚の中では一番在任期間も長かったということの中で判断をさせていただいたというこ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) どっちが優劣という話ではございませんけれども、郡司大臣におかれましても、この状況の中で適切に職責を果たせる、そういう判断だということでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、ちょっと今よく分かりませんでしたので、よく真意を聞いていただいた方がいいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 前田大臣も国交大臣として大変堅実な仕事をされてまいりましたけれども、また、どちらが優劣という話ではございませんが、このタイミングの中において、また経験豊富な羽田さんに新たに大臣になってほしいということを総合的に判断したということでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほど申し上げたとおり、別に優劣、どっちが最強という話ではありませんが、その都度適材を選んでいるということでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 小川大臣も、法曹経験を踏まえて安定した法務大臣としての仕事をしていただいたと思います。  その中で、今回は新たな大臣を選任をさせていただきましたけれども、これもまあ別に何かの優劣ということではございませんで、総合的な判断をさせていただいたということ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国会の中で取り上げていただいたものが幾つかあったと思いますが、それについては大臣がしっかり答弁をされていたというふうに私は思っております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 優れている云々ということではないということは先ほど来申し上げているとおりでございますが、滝大臣におかれましても、ずっと法務行政にかかわりまして、大変副大臣としても安定した仕事をされてきたというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 軽々にお話しする話じゃありません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 直接関係ございません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 三月の時点で御質疑があったときにも、当時の農水大臣あるいは農水副大臣、農水省、それぞれ説明をされていたというふうに思っております。  今日も郡司大臣が御説明をしておりますし、必要な機密にかかわる問題についても調査チームをつくって調査をしておりますの...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御主張、御意見、推察は拝聴させていただきましたけれども、私は、今、現時点、農水省の中での機密にかかわるチームの中での動き、そういうものを踏まえて考えていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 農水事件とお話しされましたが、個別の事案についてはそれぞれ農水省等々も説明をしておりますので、疑問については、特に機密の問題については調査をしているということでございますし、国会でのあとは質疑を通じて事実が明らかになればそれで結構だというふうに思いま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 疑問を呈されていることは分かります。果たしてそれが事実なのか、問題なのかということは、これからのお話だと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今、見直すべき点があるという御発言だったというふうに思いますので、必要な、いわゆる省内の手続の問題等々の見直すべき点はあるというお話だったと思います。そういう点はよく検証すべきだと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 様々なお尋ねにきちっと答えられるようなそういう体制をするということ、あるいはそういう調査をするということは必要だと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 外国人登録法の問題、これはあったというふうに思います。  いわゆるスパイ、諜報、疑問を持たれることはありますけれども、そのことによって今明らかに一つの事件である、犯罪であるということでの動きでは今はないというふうに思っております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 様々なその御意見やあるいは御質問にきちっと答える、あるいは疑いが晴れるような、そういう調査を今農水省の中でやっているということでございますので、それを注視をしていきたいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 傍観ではなく、注視をしているということでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 新たな農水大臣の指示の下で動いていると思っておりますので、これは内閣として行っているということでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これは、前大臣の下で指示があった中で、新たな大臣になったときも官房長官から同様の指示をするように伝えてありました。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(野田佳彦君) きちっと調査が農水省で続くように、前大臣の下で調査がありましたけれども、プロジェクトチーム、岩本副大臣を中心にやるということでありましたが、それがきちっと引き継がれるように私から官房長官を通じて新大臣にお伝えをさせていただいたということでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほど来申し上げているとおり、現在、政府の中では農水省を中心に今調べていただいている、調査をしていただいている、その動きを注視する。直接の指示じゃありませんが、官房長官を通じて新大臣にはこういう調査するように言ったとさっき申し上げたじゃありませんか。...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) よくちょっと状況を調べたいと思います。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 党の議事録を、それをどういう形で出すかどうかというのは、これ、ちょっと判断だと思いますので、よく判断させていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ちょっと、そのグループ、勉強会の性格付けがちょっとよく分からないものですから、そこはちょっと調べさせていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 民主党の部会だとか、そういう公式な集まりだったら、それはそういう私の党を代表しての対応があると思います。ただ、有志の勉強会とかというものの扱いというのは、これはちょっと別ではないかと思っております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 十二月二十五日、日中首脳会議、その首脳会議に入る直前に北京空港から途中で展示館に寄ったのは事実でございます。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 展示館には行きました。そのことが私が一つの単独の事業を後押しをするということでは、その本意ではございませんので、それがまた使われたかどうかということも、これはよく分かりません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 日中首脳会談を有効にテーマを絞っていろんな議論をしようという打合せのときに、当時の副大臣の筒井副大臣から是非一度見に行ってほしいと言われた施設があったということでございますし、日本の農産物の輸出、食品の輸出等の促進の一助になればと思って視察をいたしま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 日本の農産物の輸出、食品の輸出の一助になることは私の本意であります。そういうことで使っていただくんだったら有り難いと思いますが、一つの事業のための私は後押しをするということではございませんでした。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今の答弁にもかかわりますが、私も、齋藤副長官からも松本秘書官からも要請は受けておりません。そういう中で日程を決めておりますし、今の件で官邸の絡みで何か問題があるという御指摘は全く当たらないと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的にはそうだと思っています。尖閣周辺の海域について、その体制についても装備についても充実していかなければいけないと考えておりますし、加えて、法制面においてもその機能強化ができるような、そういう法案を提出をさせていただいているところでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 丹羽大使の発言は政府の考えではございません。そういう発言をしたことは不適切でございますので厳しく注意をさせていただきました。厳しい御批判はしっかり受け止めております。大使も反省をしております。その点は是非御理解いただきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私は、多分、おとといの新聞というのは、衆議院の特別委員会の集中審議のときのやり取りで、翌日の新聞に解散云々という表題が出た紙面が幾つかございましたけれども、あのときも私は解散という言葉は一言も使っているつもりではございません。  今日も申し上げまし...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、御指摘の最初の誤解を解かなければいけませんが、官邸と自民党との間で何か調整してという事実はありません。官邸というと、私とか官房長官になりますけれども、そういう事実はございません。  発端は、衆議院の委員会で自民党の茂木政調会長から最初御提案あ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今大臣から御説明あったとおり、交渉参加に向けて協議をしていますけれども、まだその協議をしているところであります。そのプロセスの中で、関係国がどういうことを日本に要請あるのか、要望あるのか等々を含めてきちんと国民の皆様に情報提供をし、国民的な議論を経て...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御通告はいただいているんですが、どういう答弁しようかずっとさっきまで迷っていたんですけれども、ジョン・ル・カレの小説というのは、東西の冷戦構造があって、厳しい非情な情報戦が行われているさなかにおける、そういう中での小説が多いんですが、そういう時代と、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 消費税率の引上げに当たりましては、これは、委員御指摘のとおり、低所得者の方々に対する対策をしっかり講ずることが大事だというふうに考えております。  このため、今回の一体改革では、社会保障の機能強化の一環として、低所得者に対して年金の加算措置、介護保...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これまで梅村委員も含めて長い議論をした結果、低所得者対策については給付付き税額控除でいこうということで、給付付き税額控除と軽減税率の違い、それぞれメリット、またデメリットもあるかと思います、課題もあると思いますが、その整理をしながら、いわゆる積み重ね...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、今報道されているような形でかなり生活保護制度の在り方に大変今注目が集まっているときだと思いますが、こういう報道が流れる以前から、やはり生活保護受給世帯が過去最高を更新してきているという事実、毎月それが増加しているということ、そして、高齢者世帯と...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) そこのグラフにあるとおり、医療扶助が保護費総額の約半分を占めているという現状でございます。これはいろいろ分析できるかと思いますけれども、一つには生活保護の受給者に医療を必要とする高齢者が多いということと、それから、受診率で見ると若年層にも医療を必要と...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 吉川委員におかれましては、党のワーキングチームの座長として本当に意見集約にお骨折りいただきましたことを感謝申し上げたいと思います。  現在の社会経済活動は情報通信技術に大きく依存をしております。安全で信頼できる情報通信システムは、社会経済活動を支え...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほど来の質疑を聞いておりまして、改めましてその重要性というものをしっかり把握をさせていただいたつもりでございますので、今の御指摘を踏まえた対応をしていきたいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御指摘のとおり、東日本大震災という未曽有の大災害の発生を受けまして、国民一人一人の防災意識を高めることの重要性が改めて認識をされているというふうに思います。実際に東日本大震災の発生時には、過去の災害教訓に基づく防災教育や避難訓練により適切な避難行動を...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 参議院という一つの院において問責決議が可決をされたということの重みは、これはしっかり受け止めなければいけないというふうに思うんです。それを踏まえて、各閣僚においてはしっかりと責任感を持って、緊張感を持って職責を果たすように指示しました。特に問責を受け...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 各閣僚からそれぞれ所掌する様々な行政について一般的な報告を受けることはございますが、そのときに、五月に小川法務大臣が来られたときには、特にお話をされていたのは、一連の最近の検察行政における国民の不信が残念ながら出てきている状況に対する強い危機感、問題...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) もちろん法律上は認められていることでございますが、過去には犬養法務大臣のときに一度そういう動きがあったということであって、基本的には、大臣が個別の事案について直接的に指示を出したりするということは極めて慎重であるべきというのが基本的な考え方でございま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先般の記者会見では、国民の生活を守るという視点、その国民の生活を守るというのは、二つの視点で申し上げました。一つは、これは今日はもう申し上げませんが、必要性の部分で申し上げました。もう一つは、第一に挙げたのは、やはり二度と福島のような事故を起こしては...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ちょうどG20が本格的に始まる直前、十七日がこれギリシャの選挙の結果が出る日であります。そういうことも踏まえなければいけないですし、スペインの問題もございます。  こうした中で、先般、財務大臣の会合の中では、例えばIMFの資金基盤強化の中で日本が六...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御指摘のとおり、相手国の事情をよく判断をしながら進めること、相手国の事情、相手国の期待等々を踏まえて本当に原子力の安全向上、国際的な安全向上につながるかどうかという判断をするということで、決して何でも行け行けで判断するということではございませんので、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 会期の問題について、今日も参議院で多くの御指摘をいただいたことを踏まえて、国対委員長とよく相談をすることに今しております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 悪い制度といいますか、七十五歳に到達した時点で、それまでの保険制度から分離、区分して保険制度に一律加入するということや、医療サービスや健診の取扱いなどが現役世代と異なるものとなったことが年齢による差別と受け止められた点があったと思いますし、国民の反発...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 言葉というか、書いたということでございます、はい。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 年齢区分の在り方とその伝わり方についての懸念を当時持っていました。それはその後、運用面での改善はしてきていると思いますが、当時の思いは率直にこういうことでございました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 数字で見ると、それは確かに処分者数は増えていますけれども、その理由というのをよくちょっと調べないと何とも言えません。今申し上げた、厚労大臣のような傾向もあるのかもしれません。これはちょっとよく調査しなければいけないと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私は、ずっと毎朝街頭に立ってビラを配ってきました。そのことによって過去にいっぱい言動があります。たくさんあります。その当時の私の思いを一番率直に伝えた手段がこのかわら版なんですね。そのころと状況は変わったこともあります。当然のことながら、ここに書いて...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) したがって、関係者の理解を得て法案提出に向けて今いるということでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 昨年、原子力の事故が起こったことは事実でありますし、そのことにおいて多くの皆様が大変様々な思いを持っていることは事実でございます。  ただし、今回の原発の再稼働、大飯三号機、四号機については、安全性のチェックをしっかりやった上で、その上で必要性のお...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ごめんなさい。その最初の冒頭の枕のところが分かりませんでした。それが何が精神論かというお尋ね、後半から聞き取れていますので、もう一回言っていただければと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 何かの宣言であるとか思いを単なる精神論と言い切るつもりはございません。ただし、関西における需給が一五%もギャップをしていく中において、何をどういう選択をしていかなければいけないのかということにおいて、現実的な対応とそうでないものがあるだろうという意味...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今の経産大臣の御説明のとおりであります。  私の責任というのは、国論が二分をする中で判断をするという意味において責任を持って判断をしたということでございますので、技術的な問題については経産大臣中心に取りまとめてきた、その政府の最後の責任者は私である...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 責任を取るというか、責任を果たすということです。万全を期して、まずは国民の生活を守るために責任を果たしていきたいと考えております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私が申し上げましたのは、三月十一日の原発事故以来の様々な取組、対策、加えて専門家の知見等を取り入れた中で、現時点においては最大限安全性を確保するという、そういうことができる基準を作って、そして適合できるかを判断するということでございます。もちろん、原...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 大きな声でお話しされたこと、私、前段は全く同感です。  すなわち、節電の努力を徹底していかなければいけない、その御要請はしていかなければいけないと思っています。加えて、再生可能エネルギー等々の普及もやっていかなければいけないと思っています。中長期的...全文を見る
06月15日第180回国会 参議院 本会議 第16号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 民主党、安井美沙子議員の御質問にお答えをいたします。  私には二問のお尋ねがございました。  まず、原発再起動に関して、今後の方針や手続と安全性確保との整合性についての御質問をいただきました。  政府としては、安全性について約一年以上の時間を掛...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自由民主党、北川イッセイ議員の御質問にお答えをしてまいります。  まず最初に、今後の地球温暖化対策についてのお尋ねがございました。  今後の地球温暖化対策については、原子力発電を含むエネルギー政策と一体的にエネルギー・環境会議において検討を行って...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 公明党の荒木議員の御質問にお答えをいたします。  まず最初に、原子力を三条委員会に所掌させることについてのお尋ねがございました。  原子力の安全規制を適切に実施するためには、規制と利用の分離が最重要であります。そうした意味において、原子力の安全規...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) みんなの党、松田議員の御質問にお答えをいたします。  項目をなるべく落とさないように、ただ、ちょっと順番は多少順番どおりじゃないかもしれません。済みません。  最初の一番目、国会事故調との関係でのお尋ねがございましたけれども、立法府において設置さ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 五番目の答弁のところで、例えば辞めてからどのくらいの期間を置けばいいかとか具体的な月日というお尋ねのところを、お答えをしたつもりなんですが、ちょっと五番とか言っていなかったところもあったかもしれません。  改めて申し上げたいと思いますが、そういうと...全文を見る
06月25日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第21号
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○野田内閣総理大臣 おはようございます。  ただいま武正委員が御指摘のとおり、この衆議院の特別委員会におきまして、今数字のお話ございましたけれども、百時間を優に超える御審議をいただいて、そして大変、しかも熱心な御議論をいただきました。そのおかげをもって、論点が整理をされてきたと...全文を見る
○野田内閣総理大臣 委員御指摘のとおり、G20においては、いかなる国も、成長と財政再建をどう両立させるか、それぞれの国が抱えている大きな命題でございまして、その取り組みについての御説明をさせていただきました。  我が国における説明をさせていただいたのでありますけれども、日本の場...全文を見る
○野田内閣総理大臣 社会保障のサービスというのは、人生のさまざまな段階でどなたも受ける可能性があるサービスだと思います。その意味では、これは国民生活に直結をしています。医療、年金、介護、そして、それだけではなくて、最近は子ども・子育て、少子化対策、この分野にもしっかりと力を入れて...全文を見る
○野田内閣総理大臣 宮島委員御指摘のとおり、先週、メキシコのロスカボスで開かれましたG20に出席をしてまいりました。これも御指摘がございましたとおり、ちょうど六月十七日がギリシャの選挙の結果が出る日でございまして、大変緊張感を持っての国際会議になるなという予感がございましたが、結...全文を見る
○野田内閣総理大臣 社会保障と税の一体改革は、あわせて、御指摘のとおり、デフレ脱却、経済の活性化、政策の総動員をしながら包括的に実現をしていく。あわせて、国民の皆様の御理解を得るためには、行政改革、政治改革、まずは自分たちが身を切る努力もやる。その意味では、抜本的な日本の改革だと...全文を見る
○野田内閣総理大臣 ただいま永江委員の御指摘のとおり、三党合意に、幼児教育、保育、子育て支援の質、量の充実のため、一兆円超の財源が必要であり、政府はその確保に最大限努力する旨が盛り込まれた意義は大変大きいと思っていますし、その三党合意を踏まえまして、子ども・子育て支援法案の修正案...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私、前に、石井委員の御地元の対話集会にも参加をさせていただいたことがあります。また、いよいよこういう修正合意ができた段階ですので、国民の皆様の関心は非常に高まっていると思います。修正合意に基づいてしっかりやり遂げろという御意見もあるし、甚だ疑問だ、まだ理解でき...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今回の法案に関して言うならば、これはやはり、成長を促して、実現をする、政策の総動員をやって、国民の皆様に御負担をお願いする際には、経済が好転している状況をつくり出すということが基本中の基本です。  今の御指摘は、もっと中長期の話だと思うんです。人口が減少し、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まずは、今回の修正合意に基づいた法案について賛成をしていただけるということ、いろいろ御議論があったと承知していますが、最終的にはそういう結論を出していただいたことに感謝申し上げたいというふうに思います。  その上で、まずは社会保障の明確化ということがございま...全文を見る
○野田内閣総理大臣 何よりも景気対策をしっかりやっていけという趣旨だと思います。ただ、回数とか時期とか金額等々、大型かどうかとか含めてはまだ言及する段階ではないと思うんですが、少なくとも言えることは、今、一—三月期のQEで年率四・七%の実質成長率となりました。これはやはり復興需要...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これは中島議員御指摘のとおり、特例公債法案については、本来ならば、予算と一緒に、すなわち歳出と歳入一体で御審議いただいて、一体で成立をさせるということは基本だと思いますけれども、残念ながら、三月の段階において特例公債法案に御賛同いただける環境ではなかったという...全文を見る
○野田内閣総理大臣 一年以上かけまして、社会保障と税の一体改革については、本当に時間をかけて、丁寧なプロセスを経て議論をしてまいりました。  その上で、我々の案がベストだと思って国会に提出をしましたけれども、もちろんそれぞれの政党が真剣に考えていらっしゃいます。その中で、譲り合...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、採決の日程をめぐる点での御指摘をいただきました。  この資料に出ているとおり、六月二十一日というお尻を見据えて、それまでに衆院で採決をする、そのために最大限の努力をするのが政府・与党の務めである、こう申し上げております。  この時点で申し上げているこ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 二十一日までに採決を目指す、最大限の努力をすると言ってまいりました。努力をしてきたつもりでございますけれども、日程がずれたことについては、これはおわびを申し上げたいというふうに思います。  今の申し入れ書の話でございますが、これは届いたか届いていないかちょっ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 政調の議論、これは平場と言っていますけれども、そこで全議員が参加をして御議論をいただいて、そのプロセスを経た後に、政調での議論を政調会長から報告いただきまして、これは両論あったという御報告でございましたが、それを踏まえて、政府・民主三役会議の場で今回の修正合意...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今の資料の二番目でございますか、自民党の綱領を踏まえて社会保障制度改革推進法の骨子案をつくったということでございますが、これは我々の考え方の理念もこの文書の中には盛り込んでいるつもりでございまして、自助、共助、公助、これは大事なんですが、特に、自助が実現できる...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今回の一体改革で合意できた社会保障の部分についても、我々のマニフェストにかかわる部分がたくさんございます。年金の関連の法案、この中には最低保障機能の強化という視点での改革、被用者年金の一元化等々、我々のマニフェストに連なるものがございます。  加えて、子ども...全文を見る
○野田内閣総理大臣 理事会でそういう形でお決めいただいたということでございますので、それに当然のことながら従っていくということでございます。
○野田内閣総理大臣 今回、まさに待ったなしの改革を、本当に胸襟を開いて、こういう形で三党間での合意ができました。私は、こういう大きな問題ですし、政権交代があるたびにころころ変えてはいけないテーマでございますので、なおさら、今回のこの決定というのは大きかったと思います。  多くの...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今回の一体改革の問題、加えて、去年の大震災以降、与野党が真剣にこの国のために議論をして、そして知恵を出していくという意味で、新しい次元、高みに私は近づいてきているとは思っています。そのことは、共通に、お互いに、問題意識、認識として持てればと思います。  その...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これまでの消費税導入時あるいは引き上げ時の先輩たちの御苦労ということを私どもも本当に大いに学ぶ必要があるということを、今回、本当に痛感をしています。  我々なりに懸命に努力をしてまいりましたけれども、御指摘のように、いろいろ御心配をおかけしているところもある...全文を見る
○野田内閣総理大臣 間違いのないことは、二〇〇九年の総選挙のときに、私どもは、確かに、消費税についてマニフェストに記載はしていませんでした。少なくとも、この時期に上げる議論をする、そして二〇一四年、二〇一五年に引き上げるということを明確に打ち出していたわけではございません。むしろ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、今のお答えをする前に、総崩れの民主党マニフェスト、野党というお立場ではこういうバツが多くなるという……(町村委員「いやいや、事実じゃないですか」と呼ぶ)事実ではないと。そこは正確に言わなければいけないと思っているんですが。  例えば子ども手当、これは完...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今の大臣の答弁は、政務三役、事務方含めて努力をしているということでございます。だから、撤回をしているわけではございません。  むしろ、これは、厚労省だけではなくて、社会保障改革にかかわる重要な柱だと私どもは受けとめております。政府を挙げて、関係者の御理解を得...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今回、法案の中に、景気条項の中に、防災、減災の視点も入れさせていただきました。当然のことながら、消費税を引き上げる際には、きちっと日本経済を成長軌道に乗せてデフレ脱却をする、そういう意味で、あらゆる政策を総動員していかなければいけないと思います。その意味では、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 あしたの採決に向けてでございますけれども、私どもは、この特別委員会が終わった後に衆議院の代議士会を開きます。代議士会を開く意味というのは、一致結束して行動するための結束を確認する場で、あしたの採決を前提にしているわけであります。  その中で、今の、いわゆる政...全文を見る
○野田内閣総理大臣 少なくとも、私どもが政府案として提出をした中で、年金にかかわる三つの法案、それから子育てにかかわる三つの法案、これについては各党間で合意ができて、これ自体は私は大きく前進をするものだというふうに思います。  その財源として、安定財源として消費税を充てるという...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まさに、この改革推進法案というのは、三党の実務者でしっかり文章を協議しながら練ってつくったものでございますので、この三党の合意でできた文書というものはしっかり尊重していくものだというふうに思っております。
○野田内閣総理大臣 基本的には、実務者の本当に熱心な御討議をいただいて、また、この国会の中での熱心な議論を踏まえて三党の合意ができました。三党の合意については、当然のことながら、それを踏まえて、尊重して、参議院において成立をするまでしっかりとお互いに責任を持つということが基本的な...全文を見る
○野田内閣総理大臣 ちょっと、今のお昼の状況をよく確認させていただきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 一体改革の法案について採決の見通しが立ってきているという状況は大事にしていきたいと思いますし、参議院を含めて成立を期すことに、私自身、政治生命をかけると申し上げました。このことが物事の判断の最重要な判断でございますので、それを踏まえながら対応していきたいという...全文を見る
○野田内閣総理大臣 党首討論のときに、一票の格差の問題、それが違憲状態であり、その後違法状態にもなりましたけれども、そのことを早急に是正することが、いろいろ政治改革のテーマがありますけれども、最優先で考えなければいけないということは申し上げさせていただきました。(伊吹委員「そうで...全文を見る
○野田内閣総理大臣 最高の党の意思決定機関は、もちろん党大会であります。それにかわって、両議院の総会、これが二番目に位置づけられる、しょっちゅう党大会は開けないものですから。二番目が両院議員総会であります。それ以外の日常的な話を最終的には常任幹事会等で決めるということでございます...全文を見る
○野田内閣総理大臣 午前中からの答弁でも申し上げましたとおり、新しい年金制度改革、あるいは後期高齢者医療制度、これまで長い間、私どもが議論を積み上げてきて、そしてまとめてきた基本的な政策でございます。それを棚に上げるとか上げないとか、出していないんだからおかしいという御指摘は、ま...全文を見る
○野田内閣総理大臣 社会保障の必要な部分は、機能強化、充実させなければなりません。それから、基礎年金国庫負担等々のところ、今までの悩みだったところの安定化もしなければなりませんが、あわせて、社会保障だからといって全て聖域化するわけではなくて、充実化、重点化するということも忘れては...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まずは、足元の数字は、もう何回もきょう申し上げたとおり、一—三月期は実質四・七%成長でございます。その動向をよく見ながら、復興需要の顕在化を図りながら、万全の体制をとりながら、しっかりと回復の軌道に乗せるようにしていきたいと思います。  その状況を勘案しなが...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御指摘のとおり、これはいろいろ各党の経緯があると思いますけれども、今の段階で、待ったなしの状況の中で一体改革をやらなければいけない、その問題意識を共有する中で、こういう形で修正合意をすることができました。そのことについては、お互いに、参議院に向けて、審議をし、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 しっかり三党合意を踏まえて、参議院で成立するように、緊張感を持って対応していきたいというふうに思いますし、執行部も私と同じ気持ちで基本的には対応しているというふうに思っております。
○野田内閣総理大臣 石井議員におかれましても、三党の実務者協議、特に社会保障の分野において大変知恵を出していただき、御努力いただいたことに感謝申し上げたいと思います。  その上で、三党間で合意をしたものについては、法案や修正案という形になったものとそれ以外の部分がございますが、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これはもう石井議員の御指摘のとおりでありまして、少なくとも、年金関連の二法案、子ども・子育てに関連する三法案、これらについて各党で知恵を出し合って、そして合意をすることができたということは、まさに社会保障改革の第一歩だと思います。  その先のテーマについても...全文を見る
○野田内閣総理大臣 足元の状況は、これはこの間のいわゆるG20でもいろいろ情報交換しましたが、先進国も新興国も、残念ながら景気減速感が出てきて、成長率は鈍化しています。その中で、日本は、復興需要の取り込みなどもあって、また個人消費もふえてまいりまして、足元では四・七%の成長という...全文を見る
○野田内閣総理大臣 読み上げていただきました附則の第三項、これは一項、二項を踏まえての話でありますけれども、平たく言葉で言うと、経済の好転を全力で図っていく、その状況を確認して消費税の引き上げを行うということでございます。
○野田内閣総理大臣 低所得者への配慮につきましては、これは、石井議員の御指摘のとおり、三党合意に基づく修正によりまして、給付つき税額控除、そして複数税率のそれぞれについて、さまざまな角度から総合的な検討を行うとされたところでございます。  もうそれぞれの一長一短のお話は議員から...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今回の、本当に、各党で胸襟を開いて、そして譲り合った結論というのは、あくまでやはり社会保障改革が待ったなしの状況であるということ、これを踏まえての対応でございました。  先ほど石井政調会長からも御指摘ございましたとおり、例えば年金の受給資格の短縮の問題でも、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 少数与党も分裂も、そういうことは想定していません。みんなが一致結束して国民のために行動する、社会保障改革を具体的に実現をするために、みんなが包括的な改革に力を合わせて闘っていく、そういう姿勢をきょう確認したいと思っております。全員で結束して頑張っていきたいと考...全文を見る
○野田内閣総理大臣 解散を軽々に語るべきではないと思っています。一体改革も含めてでありますけれども、やらなければいけないことをしっかりやり抜いた暁に、適切な時期に国民に信を問いたいと思います。
○野田内閣総理大臣 今回、社会保障にかかわる部分は石井政調会長に御参加いただき、税にかかわるところは斉藤鉄夫議員に御参加いただき、本当に真摯な議論ができたと思います。  いわゆる推進法の基本的な考え方のところから、個別のそれぞれの社会保障あるいは税にかかわる分野について、お互い...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御指摘のとおり、三党合意に、幼児教育、保育、子育て支援の質、量の充実のため、一兆円超の財源が必要であり、政府はその確保に最大限努力する旨が盛り込まれたことの意義は、私は大変大きいと思っております。  その合意を踏まえまして、子ども・子育て支援法案の修正案では...全文を見る
○野田内閣総理大臣 ちょっと、ずっと議論を聞いていて、見解が全く違うと思っていますのは、我々は、マニフェストで掲げたことは大事だと思います。それは諦めないで頑張っていくんですが、幻想と理想は違うと思うんです。言うだけではこれは通らないんです。物事を現実に落とし込んで通すには、私は...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先ほど、提案者の自民党の加藤先生が非常に冷静にお話ししていただきましたけれども、実務者は、撤回云々という話はしていないということです。まさにそれが事実だと思います。  私どもは、これからの、まさにこのいわゆる公的年金制度にかかわるテーマについて、あるいは高齢...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今の御質問は二点あったと思います。  社会保障とは何ぞやというお尋ねでございますが、日本の社会保障制度は、国民の参加意識や権利意識を確保する観点から、負担の見返りとして受給権を保障する社会保険方式を基本として発展してきており、所得再分配機能を持たせながら今日...全文を見る
○野田内閣総理大臣 国民の安心や、そして生活の安定を支えていくために、自助、共助、公助、これをバランスよく、適切に組み合わせていくということが必要であるというふうに思います。  その中で、今具体的な御指摘がございましたけれども、このような基本的な考え方の上で、障害福祉サービスに...全文を見る
○野田内閣総理大臣 大飯原発三、四号機の再稼働についての基本的な考え方を六月八日にお話をさせていただきました。そして、先般、その方針の確定をしているところでございますけれども、毎週金曜日、官邸の周辺ではデモが行われて、シュプレヒコールもよく聞こえております。先週末もございました。...全文を見る
○野田内閣総理大臣 三党が全部消えるということは私はないと思います。  したがって、三党合意は、解散の時期がいつかは別として、その合意に基づいて対応をするということが基本だと思っております。
○野田内閣総理大臣 私は、解散があったら変えるというものではないと思います。これは、社会保障、税、まさに国家百年の大計にかかわる問題で、選挙があっても政権交代があっても、それでも、国民のために、責任ある政党はしっかり合意をしていきましょうということが趣旨です。  そこに私は意義...全文を見る
○野田内閣総理大臣 あの大きな人口動態に基づいた、今回は、そういう一つの改革であるということは、これは間違いございません。人口動態の大きな変革に備えて、社会保障を持続可能なものとするためという位置づけだと思います。  その上で、細かな、都市圏とか地方圏の議論というのは確かになか...全文を見る
○野田内閣総理大臣 大変興味深い資料だというふうに思いました。  そこで、この関連で申し上げますと、再生可能エネルギーについて、七月の一日からいよいよ固定価格買い取り制度がスタートすることになりますけれども、これを受けまして、市場では現在さまざまな事業化プランが検討されておりま...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私が分厚い中間層の厚みを増すということを一つの理念として常に訴えてきているということは、日本にとっての活力、底力は、やはり中間層の厚みがあったこと、残念ながら、その中間層の重心が低い方に今シフトしてきている、そして、残念ながら、こぼれた人がまた立ち上がっていけ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 たくさんの御指摘をいただきましたので、どのことからどう答えていいのかというのが……(江田(憲)委員「国民に一番わかりやすく」と呼ぶ)  まず最初に、今回は増税先行で、社会保障改革に値しないみたいな御発言がございました。  そうではなくて、あくまで私どもは、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、私の三月の発言ですが、これは全体的にちゃんと捉えていただきたいと思いますけれども、負担面だけの影響だけではなくて、社会保障の給付という視点の中で総合的に考えるべきだ、その意味では、将来の国民の不安をなくすということは経済の活性化にもつながるという意味の発...全文を見る
○野田内閣総理大臣 増税の前にやるべきことがあるという元祖の御主張も後発組の御主張も、私は、両方、見解が異なるんです。  社会保障をしっかりと安心できるもの、持続可能なものにするための安定財源、それは一体改革です。それと経済の成長、これは両立させなければなりません。今、世界の主...全文を見る
○野田内閣総理大臣 毎週金曜日、そうしたデモの声、シュプレヒコールの声というのは、当然私の官邸にも届いております。先般、国論を二分するテーマでございますけれども、大飯原発三、四号機について、安全性をしっかりチェックした上で、加えて必要性も鑑みて、政府として判断基準をまとめた上で、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 いろいろなアンケートがあると思います。それぞれいろいろなアンケートをしていることも承知でございますけれども、基本的には、被災者の皆様のためには、これは、我が政権は昨年の九月に発足をしましたけれども、震災からの復興、そして原発事故との戦い、日本経済の再生、これは...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、法案を通す前に解散という選択肢は、私はございません。ここまで議論が、国会で御審議いただいて、煮詰まって、そして三党合意をさせていただいたものを、また御破算にしてそれを問うというのはおかしいと思っております。  こういうのは、まさにお互いに待ったなしの状...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、社会保障の改革についての評価は随分誤解があるように思います。  先ほどの斎藤さんほどエキサイトしていないので冷静な議論はできると思いますけれども、これは、よく法案等々あるいは合意文書をごらんいただければ、年金も子ども・子育ての部分もかなり前進をしていま...全文を見る
06月26日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第22号
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○野田内閣総理大臣 おはようございます。  松本委員御指摘のとおり、結論を出すときには結論を出さなければならない、苦しくても、せつなくても、そういうときがあると思います。  私どもも、これまで一つ一つの山をみんなで力を合わせて乗り越えてまいりました。派遣法の改正あるいは郵政改...全文を見る
○野田内閣総理大臣 命を守る政治の必要性はいよいよ増してきていると思います。それは、これまでの医療の取り組み等御指摘ございましたが、東日本大震災が発生をし、その対応も含めて、命を守らなければいけない政治の重みは増していると思います。そのことを十分自覚していかなければいけません。 ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まずは、中島議員におかれましては、十五回もの御質問ということで、心からの敬意を表したいというふうに思います。  その上で、社会保障制度改革国民会議についてのお尋ねがございました。  その委員については、社会保障制度改革推進法案において、すぐれた識見を有する...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今、この委員会に臨んでいる私の思いでありますけれども、まさに日米安保特別国会に匹敵する、百三十時間というお話がございましたが、大変長い間、熱心な御議論をいただきました。その熱心な御議論があったればこそ、この国会審議で熱心な議論があったればこそ、論点が明確になっ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これは、もうここに集っている全ての委員の皆さんの共通認識だと私は思います。社会保障の改革は待ったなしの状況である。人口構成の問題も前から言われておりました。その問題も踏まえまして、特に少子化対策、子ども・子育ての部分については、早く着手していかなければ歯どめが...全文を見る
○野田内閣総理大臣 多様な意見がある中で、いろいろな意見表明がございました。そう一くくりになかなか束ねることは難しくて、いろいろな御意見があります。  ただ、私は、やはり根幹は、もう率直に申し上げて、マニフェストに記載していなかったことをあえてこういう形で与野党で協議をして前に...全文を見る
○野田内閣総理大臣 かつて、年金目的消費税という形で、私どもは岡田当時の代表のもとで選挙を戦ったこともございます。社会保障のために消費税を充てるということの議論から、今まで本当は逃げたことはございません。一昨年の参議院選挙、これはねじれ国会の原因になりました、敗れましたけれども。...全文を見る
○野田内閣総理大臣 東日本大震災の経験に鑑みても、災害時においての避難活動あるいは救助支援活動、安否確認などが迅速的確に実施されるためには、情報の迅速な伝達が不可欠でございます。  委員御指摘のとおり、平時から多様な手段による情報流通の環境を整えるとともに、災害に強い情報通信ネ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 高額療養費につきましては、一般所得者の所得区分の年収の幅が大きいため、政府でも、例えば年収三百万円以下の方々の負担上限額を軽減するなどの制度の改善とその財源について検討してまいりました。したがって、高額療養費の改善について、目指す方向については、これは御党と考...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず最初に、被用者年金一元化についてでございますが、できるだけ働き方に中立的な制度を実現するため、政府として今国会に法案として提出をいたしました。  今回の三党合意におきましても、この法案については各党の御理解をいただき、原案のままで速やかに衆議院で採決し、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今読み上げていただいたとおりでございまして、きのうの国会の質疑の中でも申し上げましたけれども、今回、三党の合意がございます。各党の固有の政策はそれぞれしっかりと持ちながら協議をしてきている。その中で、中期にかかわる問題については、それぞれの持っている理念、旗と...全文を見る
○野田内閣総理大臣 一般論として、景気が大きく落ち込んだりとか、今回の法案の中では、さまざまな経済指標をよく見ながら総合的に勘案をするということがありますが、その勘案の中で、余りにも経済が、景気がひどいときには消費税は上げられない、だからこそ、デフレ脱却と経済活性化のために全力を...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これは、二十九日に通告があるかどうか、事実関係はちょっとわかりません。そこまで詳細に把握しておりませんけれども、今回、フロリダでオスプレーの事故がございました。その事故についての調査の結果について今照会をしている、その分析をしているという状況でございますので、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 政権交代の意義というのは、一つはやはりお金の使い方が変わっていくということ、資源配分が変わるということだと思います。  最初に組んだ予算というのは、社会保障が大きくふえ、そして文教科学の分野がふえ、公共事業が下がるというようなことの組み替えが相当に行われまし...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御厨先生は私も尊敬している先生でございますが、その関連で、国会審議のあり方についての御質問だと思います。  今回、各党の先生方の熱心な御議論を、先ほどの議論にもございましたけれども、これは日米の安保の特別国会以来という大変長時間にわたり、百時間を優に超える御...全文を見る
○野田内閣総理大臣 なかなか住居表示であらわすのは難しいんですけれども、一丁目一番地、それぞれの関心を持っていらっしゃるテーマによって、それを使うことはよくありました。御指摘のとおり、地域主権であったり、無駄遣いの排除等あります。あえて言うならば、国民の生活が第一という理念が一丁...全文を見る
○野田内閣総理大臣 一昨年の参議院選挙で、消費税を当時の菅総理が打ち出しました。その後を受けて、党内で社会保障と税の一体改革についてのいわゆる成案に向けての議論が始まりました。そのころから明確にそうした私の姿勢は打ち出していたというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 基本的には、やはり成長と財政再建の両立を図るということに尽きると思うんです。今回も、名目三%、実質二%という政策目標を掲げております。そういう目標を達成していくためにも、やはり成長分野に資源を投資するということは間違いなく必要であります。これは先ほど野田毅先生...全文を見る
○野田内閣総理大臣 イギリスのマニフェストの扱いを含めて、さまざまな国の慣習とか特徴がいろいろとあると思います。  ちなみに、イギリスでいうと、消費税の引き上げ、これは政府の判断なんですね。といったように、いろいろなちょっと政治文化の違いがありますので、一様にそのことをまねすれ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 消費税という御負担をお願いするわけでございますから、もちろんその影響はあると思います。これまでの経験を見ても、引き上げ前のいわゆる駆け込みの需要があって、その後反動減がある等々、そういう一定の法則といいますか、起こり得ることは想像することができると思います。 ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 当時の与党だった皆さんには恐縮でございますけれども、やはり一種の、長く続いてきた政権に対する、言葉が悪いんですが、いわゆる飽きといいますか、政権がかわることによって新しい政治が芽生えることを期待される国民が多かったということだというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 これは、この国会でも随分御議論いただきましたけれども、棚上げをしているということではございません。  先ほど来の議論がありましたが、例えば年金制度、あるいはいわゆる後期高齢者医療制度の問題等々、これは公党間で、三党間で合意を目指して協議をするということがあり...全文を見る
07月09日第180回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○野田内閣総理大臣 おはようございます。  六月二十六日のいわゆる一体改革の採決をめぐりまして、残念なことでありますけれども、多くのいわゆる造反者が出たこと、そして離党者が出たこと、民主党の代表として大変重たい責任を感じております。国民の皆様には深くおわびを申し上げなければなら...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これは、辻元委員御指摘のとおり、国民の皆様に、社会保障の改革を進めるためでありますけれども御負担をお願いする、そういう議論でございますので、今まで以上に、こうした国会審議を通じて、あるいは対話集会、あるいはテレビでの討論等を含めまして、しっかりとその意義という...全文を見る
○野田内閣総理大臣 〇九年のマニフェストについては、できたものも多くございます。でも、できなかったこと、今もできていないこともあります。  できたものの中については、農家の戸別所得補償であるとか、あるいは高校授業料の無償化であるとか、NPOに対する優遇税制であるとか、求職者支援...全文を見る
○野田内閣総理大臣 資料を御提示いただいているとおり、公共事業から社会保障、教育へ、あるいは雇用の影響等を含めまして、これはもう辻元委員も、国交副大臣として、特に国土交通部門においては大変めり張りのきいた予算編成等、資源の配分等に御努力いただきました。そういう努力の積み重ねをして...全文を見る
○野田内閣総理大臣 国民の皆様にはさまざまな声があると思いますが、その中で、特にきちっと御説明をしていかなければいけない声として、私は三つあるというふうに思っております。  一つは、家計や経済に対する影響を心配する声だと思います。そのことについては、当然のことながら、我が内閣と...全文を見る
○野田内閣総理大臣 低所得者対策、そして、今、最高税率という話が……(辻元委員「その引き上げですね、所得税の」と呼ぶ)ああ、所得税のね。はい。  低所得者対策は、当然これはやらなければいけないと思っております。しっかりとやり抜くということであります。  それから、今の所得税の...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今回の社会保障改革の柱は、もちろん年金、医療、介護、これの安定性を確保するということもありますけれども、何よりも、人生前半の社会保障に光を当てて、とかく今の現役世代、子育て世代は負担中心でございましたけれども、給付の対象にもしっかりして、社会保障の恩恵を受ける...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今、住宅の関連で、いわゆる問題解決型という発想のもとで成長を促していく、そういう御指摘だと思うんですが、従来まとめた新成長戦略のお話もありました。私は、発想は同じだと思っているんです。  というのは、例えばグリーンイノベーションという考え方がありますけれども...全文を見る
○野田内閣総理大臣 一言で数字というよりも、お一人お一人の命ですので、大変重く受けとめなければいけないと思いますし、目に見える復興だけではなくて、やはり心をどうやって支えていくのか、大事な視点だというふうに受けとめさせていただきました。
○野田内閣総理大臣 昨年の三月十一日に原発事故が発生をして、まだ一年四カ月であります。ということの中で、国民の皆様が大変複雑な思いを持っていらっしゃることは十分承知をしております。毎週金曜日、官邸の周辺に多くの皆様が集まっていらっしゃることも十分承知をしておりますし、それだけでは...全文を見る
○野田内閣総理大臣 何よりも、安全神話に浸っていたということが大きな原因、もう一つは、やはり規制と利用が一体となった組織であったということ、こういう大きな問題点がありました。  そうしたことを踏まえて、今回、国会事故調から御提言も出ておりますけれども、その事故調の御提言を真摯に...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、社会保障改革が待ったなしであるということであります。これまでは、給付は高齢者中心に、負担は現役世代中心にということでありました。給付、負担ともに世代間の公平、世代内の公平を図っていく、これは先送りできない状況にもうなってきているということ。  それから...全文を見る
○野田内閣総理大臣 社会保障と税の一体改革でありますけれども、実はもっと包括的な改革であって、法案の中身は、今御指摘のとおりです。しかし、それに関係する改革を一緒にやり遂げていかなければなりません。国民に御負担をお願いする以上、やはりデフレを脱却し、経済を活性化させるという、経済...全文を見る
○野田内閣総理大臣 そのとおりだと思います。すばらしい御指摘をいただきました。  従来の消費税の引き上げのことと違って、今回、法律上も予算上も会計上も、全て社会保障に還元をする、社会保障に全て使途を充てるということになっています、制度的に。その結果でありますが、社会保障というの...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これは下地委員御指摘のとおり、消費税引き上げの前後というのは、間違いなく、これまでの経験からすると、駆け込み需要があって、反動減があります。それを平準化するために今回は二段階という形になっているんですが、そういうことも想定をしながら、何よりも、国民の皆様に御負...全文を見る
○野田内閣総理大臣 六月二十六日の一体改革の採決の際には、残念ながら政権与党の側において、反対を投ずる議員、あるいは棄権、欠席をする議員が多く出たこと、大変申しわけなく思っております。加えて、その後、離党者も少なからず出てしまいました。このことは、民主党の代表として、国民の皆様に...全文を見る
○野田内閣総理大臣 党内における、欠席をされた議員、棄権をされた議員あるいは反対票を投じられた議員についての対応については、一応、常任幹事会としては方針を決定いたしまして、それを今、倫理委員会にお諮りしているというプロセスにあるということでございますので、その結果はいずれ明らかに...全文を見る
○野田内閣総理大臣 党員資格停止等の処分をした場合の方針を二〇〇七年か二〇〇八年かに決めているんです。その中に、そうした場合における選挙時の公認については党の執行部で判断をするという規定がございます。その規定を踏まえて幹事長がお話をされたと承知をしています。(発言する者あり)
○野田内閣総理大臣 三党合意、これは大変重い合意だと思っております。その合意を踏まえて、法案の修正をしたりとか推進法等々を提案したりしながら、そして衆議院を通ったわけです。その際に、私どもは党の手続を経て党議としてまとめました。この基本姿勢は変わりません。むしろ、御心配をおかけし...全文を見る
○野田内閣総理大臣 社会保障と税の一体改革という考え方を当時の〇九年マニフェストに明示しているわけではございませんでしたし、特に、消費税という記載はございません。その中で、こういう形で国民の皆様に、社会保障のためとは言いながらも御負担をお願いするということがにじんだ内容は全くござ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これは谷垣総裁御指摘のとおり、一体改革だけではなくて、さまざまな重要な法案等々がまだ残っております。九月八日まで会期が延長されましたけれども、その間にできるだけ、国民生活にかかわる重要な法案については、これは当然、ねじれている状況でございますので、御党を含めて...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、推進法の二条のお話がございました。自助、互助、公助の関係。御党は御党なりのお考えがあったと思います。我々も、自助と互助と公助、これはバランスよくとっていくということで、特に自助の基盤が弱まっているので、その環境整備を共助や公助によって助けることによってや...全文を見る
○野田内閣総理大臣 社会保障改革の大骨が骨抜きになったという認識は、私はございません。三党間の合意文書、確認書というのは、まさに文字どおり見るべきであって、そのことによって私どもの大骨を取り除いたという表現は全くございませんので、それぞれの党の固有政策をこれから主張し、そして実現...全文を見る
○野田内閣総理大臣 一体改革も重要な課題です。それ以外にも、さまざまな、例えば特例公債法案等々案件がございますので、やらなければいけないことをやり抜いた後というのは、この一つのテーマだけで申し上げているわけではございません。
○野田内閣総理大臣 今般の世界防災閣僚会議の冒頭で、今、福井委員が御指摘のあった、強靱な社会、人間の安全保障を基本として強靱な社会をどうやってつくっていくのかということと、それから防災の主流化について、私からもメッセージをお訴えさせていただきましたし、この会議を通じて、日本発のメ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 東日本大震災の教訓を踏まえまして、強靱な社会を構築していくべきという認識は、先ほども申し上げたとおり、これは共通認識でございますし、特に、これまで学校や病院の耐震化等については政府も全力で取り組んでまいりました。これからも、インフラ整備においても、特に命にかか...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先ほど谷垣総裁とのやりとりでもお話をさせていただきましたけれども、我が党から反対票が出た、あるいは棄権、欠席者が出た、このことによって国民の皆様に大変御迷惑をかけたことを深くおわび申し上げたいと思います。その上で、また国会運営上にも支障を来したということも、こ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 法案は、まさに社会保障の持続可能性、そして財政の持続可能性、そういうことを考えた中で極めて大事な法案だと思っていますし、その問題意識を共有しているところから三党合意はできたというふうに思っています。  その三党合意をしっかり守るべく、参議院の審議では、より一...全文を見る
○野田内閣総理大臣 あくまで党内のプロセス、今、きょうは倫理委員会にお諮りをしているところでございます。そういう対応でございますので、ぜひ御理解いただきたいと思います。
○野田内閣総理大臣 対応がおくれたことによって国会運営に支障を来した、国会日程に影響を及ぼしたということは、これはおわびしなければいけません。ただ、処分の内容については、これまでの前例であるとかさまざまな総合的な判断で内容を決めるということについては、これは御理解をいただきたいと...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、けろっとしていません。大変重く受けとめています。政権与党として熟議を尽くして議論をした中で、残念ながら御理解を得ることができなくて、こういう結果になったことについては、大変、民主党代表として責任を重く受けとめておりますので、決してこれは、けろっとしている...全文を見る
○野田内閣総理大臣 公党間の信頼を確保しなければいけないことは、これは重々承知していますし、御批判は重く受けとめなければなりません。  したがって、党の規律を回復し、そして体制を立て直しをさせていただきまして、参議院においては政権与党として一致結束して頑張れるように、全力を尽く...全文を見る
○野田内閣総理大臣 党内のプロセスにおいて、役員会で発議をし、そして常任幹事会で決定をし、倫理委員会にお諮りをするという、そのプロセスの中で今まで決めてきたことがございます。その中で、例えば、処分に当たって、その後どうするかについて一筆書くとか書かないとかということは、今まで前例...全文を見る
○野田内閣総理大臣 ちょっと今の意味がわかりません。反対者を処分するのにいいチャンスというのはどういうことでしょうか。  こういう形で、残念ながら、時間をかけて議論を尽くしました、残念ながらそれでまとまって行動できなかったことを強く反省をしているというのが率直な気持ちでございま...全文を見る
○野田内閣総理大臣 引き続き、みんなが一致結束できるように、あらゆる努力をさせていただきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 参議院審議を通じまして、みんなが結束して対応できるように、全力を尽くさせていただきたいと思います。
○野田内閣総理大臣 今回の六月二十六日の採決に際して、いわゆる造反をされた議員についての対応については、役員会で発議をし、常幹で決定をし、今、倫理委員会にお諮りをしているところでございます。  党のルールに従って対応させていただきたいと思いますので、一筆書くとか書かないとか、そ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 一定の処分を科す際には、これまでもそうなんですけれども、その当事者の弁明の機会をつくるということがあります。そういうルールに基づいて、それぞれ御意見を主張されたと思います。  それを踏まえて倫理委員会での一定の御判断があると思いますけれども、その決断を私は待...全文を見る
○野田内閣総理大臣 三党合意、大変重い合意だったと思いますし、それを遵守しながら、参議院の審議、そして採決に向けて全力を挙げていきたいというふうに思います。  相当前から決まっていて、個人的ないわゆる議員としての活動でありましたという説明でありますけれども、今後は国民の皆様に誤...全文を見る
○野田内閣総理大臣 ルールに基づいて対応するというのが基本だと思います。新たな事態を迎えて、新たに急にルールをつくって適用するというやり方は、私は不自然だと思います。こういうことを踏まえて、今後、ルールづくりについての議論はあると思いますけれども、現ルールに基づいた厳正な対応をし...全文を見る
○野田内閣総理大臣 もう既に党として、常任幹事会の決定も経て、いわゆる処分案については御提示をし、今倫理委員会に諮問をしているということでございますので、それを踏まえた対応をしていきたいと思います。
○野田内閣総理大臣 倫理委員会に今ルールを変えろという話じゃなくて、そのやり方というのは、常任幹事会等で、どういう形で、規約も含めて、あるいはこういう事態が起こったときにどういうルールをつくるかという議論をすることでございます。倫理委員会と御相談する話ではございませんが、今の御指...全文を見る
○野田内閣総理大臣 春に石原知事とお会いした際の主なお話は、この尖閣の問題ではない、別の問題についての意見交換でございました。その際の帰り際のあたりに尖閣に少し触れられた部分がありましたが、突っ込んだ議論をしているわけではございません。
○野田内閣総理大臣 都が購入した後に国が所有したらどうか、そういう従来からお話をされている御意見は披瀝をされたと記憶をしています。
○野田内閣総理大臣 先ほどの官房長官の答弁にもありましたとおり、あくまで尖閣諸島を平穏かつ安定的に維持管理するにはどうしたらいいかという観点の中で、今さまざまなレベルでさまざまな接触をしているということで、何か大騒ぎをするような話をしていこうということではありません。そういうこと...全文を見る
○野田内閣総理大臣 北方領土の問題について、議論をしようということについての合意をいたしました。  そのときに、まず、いわゆる外交当局、それから外務大臣レベル、そういうものを経ながらやっていこうということでありまして、今後首脳会談等もありますので、その辺の地ならしを踏まえて、最...全文を見る
○野田内閣総理大臣 APECは、今回、九月にウラジオで開かれますけれども、ロシアで開かれるから、今回のメドベージェフ首相の行動があったから、それは一つの考え方だと思います。  ただ、APEC自体、アジア太平洋地域のさまざまな課題について、それぞれの国のリーダー、エコノミーのリー...全文を見る
○野田内閣総理大臣 丹羽大使の発言については、これについては政府から厳重に注意をし、御本人も深く反省をされているということでございました。そのことをもって、緊張感を持ってこれから職責を果たしていただきたいと思っていますが、私が丹羽大使をかばったというお話ではなくて、何か民間の利益...全文を見る
○野田内閣総理大臣 国家戦略会議のもとにフロンティア分科会という会議をつくりました。そのフロンティア分科会において、四つの部会があります。これは叡智と繁栄と幸福と平和、その四つの部会で、二〇五〇年、中長期をにらんだ日本のビジョンを考えてほしいということで、多少やんちゃな議論でもい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 率直に、各党のいろいろな考えがあって、その意見交換をする場ができてまいりました。去年の大震災以降、震災関連でそこで合意形成できるようになりましたし、今回御議論いただいた一体改革についてもそうであります。お互いが危機感を持って、国益を考えて、将来の日本を考えて、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 国民の皆様の声を踏まえて、先ほど特に三つのことを申し上げさせていただきましたけれども、それはこれまでも対話集会等も通じまして、またこれからもそういう国民のさまざまな声というものに耳を傾けていきながら、御理解が進むように努力をしていきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 社会保障は、政権がかわるたびに変えてはいけない、国民の生活に直結した、しかも中長期に制度設計を考えていくものであります。したがって、これはお互いに胸襟を開いて合意をする。今回は非常に大きな前進があったと思います。  安全保障も、政権がかわるたびにその基本的な...全文を見る
○野田内閣総理大臣 党の意思決定にかかわる御質問でございましたけれども、最高の党の意思決定機関は党大会であります。それにかわって両院総会を開くことができます。ただ、これは、例えば役員構成であるとか大きな基本方針等々を決める場であって、政策の意思決定は両院総会で諮ったことはございま...全文を見る
○野田内閣総理大臣 大切な意思決定でございますので、去年の六月に成案をまとめて、そしてこの年末年始にかけて素案をまとめて、そして大綱として閣議決定をし、三月に法案を提出するまでに、相当に丁寧に時間をかけながら議論を尽くしてまいりました。  その議論を尽くした中で、政党間の協議を...全文を見る
○野田内閣総理大臣 〇九年のマニフェストには、それは委員御指摘のとおり、一体改革あるいは消費税の引き上げという記述はございません。書いてないということは間違いありません。だからこそ、その必要性というものをしっかり国民の皆様に御説明しなければいけないというふうに思っております。
○野田内閣総理大臣 やるべきこととして、無駄をなくしていく、行政改革をやるということは、これは牧さんも含めて一緒にやってきたじゃないですか。厚生労働省の中で、予算の組み替え等、相当御努力されたと思います。これはみんなでやってきたはずなんです。  でも、その上でも、毎年自然増で一...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、政治主導と国民の生活が第一という理念を私どもは失ったというつもりはございません。これまでも政務三役中心にしっかりと対応してきたと思いますし、今回の一体改革の中身だって、これは多くの議員の皆さんが議論に参加をしながらまとめたもの、それを踏まえて三党で議論を...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これは先ほども御説明したとおり、両院総会というのは、あらかじめ議題を決めてやっていく。その議題については、政策案件ではないんですね。政策の意思決定の仕組みというのは、従来のルールどおりに、それに基づいて党議としているということでございます。
○野田内閣総理大臣 ただも重大もなく、政策の案件です。重大な案件でありますけれども、ルールに従って決めているということであります。
○野田内閣総理大臣 これだけのマニフェスト違反というお話がございましたけれども、中間検証を踏まえて、相当数のことはやってきておりますし、牧さんが御担当された厚生労働部門の中の特に雇用政策等々は、しっかりこれは全部やり抜いていますよね。そういうことをしっかりと国民の皆様にお訴えし、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 斉藤委員におかれましては、いろいろな曲折はあったと思うんですけれども、今回、三党合意のこの協議を、特に社会保障の部分の実務者協議に御参加をいただいて大変お知恵を出していただいたことに感謝申し上げたいと思います。  よく増税先行との議論が言われますけれども、も...全文を見る
○野田内閣総理大臣 斉藤委員の御指摘のとおり、特別委員会で百二十九時間という総質疑時間でございました。それだけ熱心な御議論をいただいた中で煮詰まってきた論点を踏まえて三党間での政策協議を行ったわけでございますので、密室で勝手に特定の人が決めた話ではございません。十分これまでの議論...全文を見る
○野田内閣総理大臣 お互いに固有の政策を持っていますけれども、まさに国民のために、社会保障の持続可能性を担保し、そして安定財源を確保するという観点から、譲り合うところは譲り合ってできた三党合意でございます。その公党間の合意というものは大変重いものと思っております。基本的には、この...全文を見る
○野田内閣総理大臣 マニフェストに掲げたことは、任期中に実現できるようにこれからも最大限の努力をしていきたいと思います。  一方で、今回の一体改革、国民の皆様に御負担をお願いする消費税の引き上げについては、マニフェストに記載しておりませんでした。でも、これは将来世代を考えて、そ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 解散は、再三再四お答えをしているように、やらなければいけないことをやり抜いた後に国民の皆様に信を問うということであります。
○野田内閣総理大臣 ありがとうございます。全くそのとおりでございまして、社会保障を置き去りにしたというわけではなく、年金あるいは子ども・子育てを含めて、しっかりと充実させるところはさせる、安定化させるところはさせる、そういう改革になっております。
○野田内閣総理大臣 政府としましても、修正案に示されました方針及び今回の三党合意文書にも示された趣旨に沿いまして、具体化に向けた検討を行い、低所得者対策を消費税率が八%に引き上げられる時点から実施してまいりたいと思います。
○野田内閣総理大臣 御指摘のとおり、附則の十八条でありますけれども、向こう十年間、名目成長率三%、実質成長率二%という政策目標を掲げながら、御指摘のあった二項で、それをどうするかという各党のいろいろな御意見を調整しながらの項目を入れさせていただきましたし、当然のことながら、その経...全文を見る
○野田内閣総理大臣 一体改革を実現させるためにというよりも、まさに、日本の今大きな課題は経済の再生でございます。デフレ脱却と経済の活性化、政策の総動員を行いながらしっかりとやり遂げていくということで、一体改革をやるからというよりも、それも含めて強い決意で経済の再生を図っていきたい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御指摘のとおり、附則十八条第二項に明記されてございます。「我が国経済の需要と供給の状況、消費税率の引上げによる経済への影響等を踏まえ、成長戦略並びに事前防災及び減災等に資する分野に資金を重点的に配分する」、こういう形で明記をされておりますので、これまでも、学校...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、原子力規制委員会設置法の一条と、それを踏まえての改正原子力基本法第二条において「我が国の安全保障」という文言が規定をされましたけれども、端的に言えば、疑念は無用であるということでありますし、野田内閣として非核三原則を堅持していく方針には変わりございません...全文を見る
○野田内閣総理大臣 時間の前後はありましたけれども、考え方は基本的には一緒でございます。
○野田内閣総理大臣 防衛大臣がオスプレーの配備について、沖縄県そして山口県、岩国市、それぞれに御説明に行くということは事前に私も聞いておりました。了解をしておりました。
○野田内閣総理大臣 三党合意を結んだわけであります。お互いに苦労しながら、譲り合いながらまとめた内容でございますので、その意味において、仲間という表現がどういう意味合いで出たかわかりませんけれども、お互いに成立を目指していくという意味においての、その意味での親近感を込めた表現だっ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 三党合意を結んで、党内にはいろいろな過程がありました、過程がありましたけれども、党の方針として決めて合意をしたわけでございますので、これを実現するために、これからもぶれずに進んでいきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 政府としては、あの地震の発生直後から、あるいは原発事故が発生をした直後から、炉の冷却であるとかあるいは住民の皆様の避難とか、懸命に努力をしてきたというふうに承知をしています。ただし、今回の事故調の報告にも出ているとおり、その判明した事実、状況を鑑みますと、事態...全文を見る
○野田内閣総理大臣 メドベージェフ首相の国後訪問については、これは日本政府の立場を明確に明らかにし、そして抗議の意思というものを外交ルートを通じて行っております。  その上で、今、個々の発言がございました。先般、私は、プーチン大統領とお会いしたときに、この北方四島の帰属の問題を...全文を見る
○野田内閣総理大臣 ちょっと違いがよくわからないんですが、日ロ関係を考えたときに、北方四島の帰属の問題というのは、これは大きな問題です。日ロ関係を考えたときに、もっと本当は経済的にも、潜在的にはもっと次元の高いレベルに持っていけるはずでありますけれども、北方四島の帰属問題をしっか...全文を見る
○野田内閣総理大臣 原子力規制委員会設置法第一条や改正原子力基本法第二条等において「我が国の安全保障」という文言が規定された趣旨につきましては、参議院環境委員会における法案の審議等を踏まえ、設置法により、原子力規制委員会が原子力安全規制、核セキュリティー及び核不拡散の保障措置の業...全文を見る
○野田内閣総理大臣 このオスプレーの問題、配備については、沖縄の皆様、あるいは岩国、山口県の皆様に懸念が広がっていること、大変申しわけなく思いますけれども、これは、米国もそのことを意識しており、六月二十九日の接受国通報に際して、調査結果が日本政府に提供され、飛行運用の安全性が再確...全文を見る
○野田内閣総理大臣 大分似てきた、近寄ってきたというお話でございますが、こういうねじれた国会の中で、国益のためにお互いに譲り合って、そして合意形成を図るということは、これは私は大きな前進だと思います。  ただし、よって立つ基盤、これまでの議論の蓄積からすると、固有の政策をお互い...全文を見る
○野田内閣総理大臣 同盟関係を維持し、そして抑止力を維持するという観点の中で、そういう大局的な観点を持つということは基本でありますけれども、一方で、モロッコにおける事故、そしてフロリダにおける事故、その調査結果というものをしっかり情報提供を早急にしてもらう、そしてそのことをしっか...全文を見る
○野田内閣総理大臣 G8キャンプ・デービッド・サミット及びG20ロスカボス・サミット出席に関する御報告をさせていただきます。  私は、五月十八日から十九日の日程で米国にて開催されたG8キャンプ・デービッド・サミット及び六月十八日から十九日の日程でメキシコにて開催されたG20ロス...全文を見る
07月10日第180回国会 参議院 予算委員会 第22号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 六月二十六日の一体改革関連法案の採決において、残念ながら反対者それから欠席、棄権者が出たこと、大変、誠に残念に思っておりますし、その責任は民主党代表の私にあるというふうに思っております。これは党内の問題だけではなくて、三党合意をしっかり遵守し、この参...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほど申し上げたとおり、木曜日に両院総会等々、そういう議論をやりながらしっかりとコンセンサスをつくって、一致結束して参議院で採決できるように、その環境整備に努めていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政府・与党として一致結束して対応できるように全力を尽くさせていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今回のその採決において、今お話があったように、七十二名が残念ながら党の方針とは異なる対応を取りましたことは、国民の皆様にも御心配をお掛けしていること、おわび申し上げなければいけませんし、修正合意で一緒に協力をしていただいた党の皆様、あるいは賛成をして...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 反対をした議員あるいは欠席、棄権をした議員に対する対応等々のいわゆる党内の手続を取っている間、時間が掛かりました。加えて、それが院の構成にかかわる事態にもなりました。そういうことによって国会運営に支障を来したことを、先ほど申し上げましたとおり、深くお...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御批判は甘んじて受けなければいけないと思います。それぞれ党議、党の方針があって、それに基づいてどれだけ対応できるかという点においては、御批判は甘んじて受けなければいけないと思っております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 綱領がないというのは事実ではございません。九八年に民主党を結党したときに基本理念という形で、綱領という名称は使っていませんけれども、政党の届出としてはやっぱり綱領が必要でございますので、基本理念は提出をしております。ということで、事実としてはあるとい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) そういうことも勘案をしながら、しっかりとした考え方を共有をしながら物事を進めていくという意味からも、今、綱領の見直しの検討作業を行っているということでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 二〇〇五年の十月に、党の憲法調査会によって民主党の憲法提言という考え方をまとめさせていただいております。これが基本形になっております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 例えば、憲法九条問題については四原則・二条件を提示をしている。それから、緊急事態への対処については、国家緊急権を憲法上に明記し、非常事態においても国民主権や基本的人権の尊重などが侵されることなくその憲法秩序が確保されるようその仕組みを明確にしておく等...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政策調査会内の党の憲法調査会においても、まずは国会における憲法調査会で議員間の議論を行う中で論点等をまとめる意向ということになっておりますので、二〇〇五年の憲法提言もあります、それを踏まえながら、あるいはもっと自由に議員がその調査会の場で意見交換をす...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 党の憲法調査会でまとめた憲法のその提言については、さっき申し上げた緊急権のお話がございますけれども、そういうことなども踏まえて、憲法のその提言はありますが、調査会の中でそういう提言の話もしますし、もっと個人としての自由な議論も行いながら党としての憲法...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) この二〇〇五年の提言の中には特に記述はございません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) この二〇〇五年にまとめた提言というのは、逐条で何か憲法の条文として提言をしているわけではございません。多くの議員の問題意識の共有できている部分を定性的に書いているということでございますので、天皇制について言及がないということは、これは基本的には象徴天...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほど申し上げたのは、書いてはいないということの中の解釈を私なりに今申し上げましたけれども、そういうことも踏まえまして、二〇〇五年時点の多くの共通認識の集大成がそのときの提言でございますが、その後時間もたっておりますし、しっかりとまたこれから党内にお...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) あの提言は二〇〇五年当時に党でまとめた文書でございまして、憲法改正の是非にもかかわる問題でもありますので、私の判断として、もちろん今、党の代表とはいえ国会においては総理大臣として立っているわけでございますので、具体的に一つ一つ述べることはできません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今、私は現行憲法を守る立場での総理大臣でございますので、憲法での解釈の中で天皇が元首かどうかについては、これいろいろ学説がございます。ただし、象徴として位置付けられているということを私は重く見ているということでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 〇五年のときに作ったときに、そこにあえて天皇について触れていないという意味の解釈論を私なりにはそういうことではないかと申し上げましたけれども、今一つ一つ憲法についてどう考えるかというお話をここで具体でお話をするということは控えたいということを申し上げ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 個人の思いとかそういうものは別として、内閣総理大臣としての立場で国会の中ではしっかり答弁しなければいけないと思っております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自民党の解釈が云々じゃなくて、政府としての解釈だったと思います。政府としての立場を持続をしているということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 追随というより、これはやっぱり政府としてその継続性の中で判断をするということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 本当に必要なときに、国民的な議論が熟してくれば改正とかそういうこともあると思います。そういう議論はあってしかるべきだと思います。ただし、やっぱり内閣としての継続性ということを考えたときに、政権が替わるたびにころころ憲法の解釈を変えるということは私は自...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 憲法はそれぞれの党の立場があると思います。例えば御党の場合は憲法改正は党是だと思います、自主憲法制定。だけど、それができているかというと、できていません。  憲法については我々にもいろんな考えがあります、考え方があります。だからといって、ころころ解...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今の御指摘あった真水の問題も含めて、あるいは大臣から答弁がありました主要国の参加を前提にしていること等々を勘案をしながら、加えて、八月までにエネルギー・環境会議において今お示しをしている選択肢、国民的な議論を通じてエネルギーの中長期計画をまとめていく...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今までのそのお話を含めまして、関係機関の連携、情報の共有が不十分であったこと、そして住民の皆様の命を守るために適切に情報を公開をしていくという姿勢が希薄だったことが、これは大きな教訓だというふうに思います。  大変浪江の皆様に御迷惑をお掛けしたこと...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) なぜそうなったかについてのまだ原因が定かではないという状況でございましたけれども、そうしたものを踏まえて対応していかなければいけないと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) そのことも含めて、きちっと、何が起こったのか、その検証をしながら原因を特定しなければいけないというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国会事故調の報告書あるいは政府事故調における検証なども踏まえて、その原因を特定をするとともに改善をしていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) さっき申し上げたとおり、国会事故調の報告書であるとか政府事故調の検証などを踏まえまして、それを確認しながら今後の原子力災害対応の改善に努めてまいりたいと思いますし、先ほどの浪江の皆様のことも含めましてでありますけれども、今回の原発事故により被害を受け...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まずは、文科大臣から、しっかり調査をして、その報告を受けたいと思います。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 住民の皆様に適切にきちっと情報を、アメリカのエネルギー省の空中モニタリング、そして今の文科省のデータ含めて、なぜきちっと報告、情報提供ができなかったのかということをよく原因を調べてみたいというふうに思いますが、いずれにしましても、住民の皆様には大変御...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 責任を取る取らないという以前にその原因を、なぜそういうことになったのか等を含めまして、含めまして対応を決めさせていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 大飯の三号機、四号機の再稼働についての判断は、これは一年以上の様々な対策や知見のその積み重ねを集大成をして、安全性を確認をさせていただいた上に、必要性も勘案をしながら再稼働することを政治決断をさせていただきました。そして、立地自治体の御理解もいただい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国民の命を守るために万全をこれまでも期してまいりましたし、これからもやっていきたいというふうに思います。  シミュレーションの問題は、今やっていないという報告でありましたけれども、避難訓練等々の必要な訓練等はやっております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 様々な議会からの意見書等々ちょうだいをしております。個別に全部見ているわけではございませんが、趣旨は大体共通しているものだというふうに思っております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) オスプレイについては、これはしっかりとアメリカ側から四月、六月のそれぞれの事故についての報告を受け、そして安全性の再確認をした上で飛行をさせるということで調整、合意をさせていただいておりますが、そのことがちょっと観光にどういう被害が出ているか、影響が...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今大臣の答弁のとおり、日程が分かれば岩国、山口県にはしっかりとお伝えをしたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 尖閣諸島が歴史的に見ても国際法に照らしても日本固有の領土であることは間違いございませんし、現に有効に支配をしております。  その中で、この尖閣諸島を平穏かつ安定的に維持管理をするにはどうしたらいいかという観点で今様々なレベルで様々な接触を行っている...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) たしか一月にお伺いして以来だと承知しています。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 済みません、見ておりません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 実際に先般、福島をお訪ねさせていただいた際に、いわき、そして川内村、そして最後には知事にもお会いをしました。実際に現場に行って、着実に復興に向かいつつあるものと、残念ながらまだ遅れているものと両方あるというふうに承知をしました。  それを踏まえて、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 井戸川町長には何回か官邸にも来ていただいておりますので、最新の日付まではちょっと分かりませんが、何回かコミュニケーションは取らせていただいております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先般、福島をお訪ねした際も、仮設住宅にお住まいの皆様の、避難をされている皆様の様々な御意見もちょうだいをいたしました。  それから、双葉町長とも何回かお会いをしておりますけれども、まずは、どういう御意見を持っているか、御要請をお伺いするのが前提でご...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いえ、見ておりません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 立地補助金については、二十三年度の第三次補正予算で千七百億円をつくらさせていただきました。その中で、今福島県において、大変申請が多かったと承知をしておりますので、それを踏まえての補助金の精査をされている、補助金の効率化に向けての精査をされているという...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) たまたま今四つの項目においての数字の比較をされておりますけれども、午前中もお話ございましたとおり、立地補助金で千七百億円であるとか、そのほか健康管理のための基金であるとか、様々な県からの御要請についてはできる限り誠実におこたえをしているつもりでござい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 千七百億円の範囲において申請をされたけれどもまだ保留というような企業があるということは承知をしておりますが、今、その中で補助金の効率化に向けての精査を福島県でされているというふうに承知をしています。そういうことを踏まえて相談をさせていただきたいと思い...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 精査をしているところでございますので、それを踏まえて相談に乗りたいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今の大臣の答弁で尽きていると思います。補助金の趣旨に照らして精査をしているということでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) そういう考え方の中での精査をしているということでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) もう大臣の御説明に尽きていると思いますが、補助金の趣旨に照らして精査をしているということであって、負担能力のあるところについては、その分、御理解をいただくということでございますので、私は妥当な精査だと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先般、福島の知事とお会いしたときに基本方針の議論もいたしました。六月二十日に政府としての考え方をお示しをし、七月三日に福島から御回答をいただきました。その御回答を踏まえて、できるだけ福島の御要望に沿った基本方針をまとめ、近々閣議決定をしたいと思ってお...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ちょっと答弁内容までは正確に覚えておりません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 予算委員会での議事録はちょっと確認できておりませんけれども、文科省が実施しているモニタリングについて、基本的に実施したものは速やかに公開をするように指示をさせていただいております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほどの答弁でも申し上げたと思います、質疑者は替わりましたけれども。残念ながら、なぜそうなったのかということの特定はまだできていないということでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 検証については、現在、政府事故調の中でも御検討いただいておりますので、それを踏まえて対応したいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 一体改革関連法案の六月二十六日の衆議院における採決の際に、残念ながら我が党から反対者、そして棄権、欠席者が相当数出たということ、国民の皆様に深くおわびを申し上げたいと思いますし、そのことの責任は党の代表として重く感じております。また、その結果、国会審...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政治家、議員が政策の個人的な勉強会、あるいは有志を募っての集まりを持っての勉強会を、これを制限をしたり禁止したりすることはできないというふうに思いますけれども、投票行動において党議に反した議員については、昨日の段階でいずれも処分をさせていただいており...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 公党間の信義にかかわる問題でございますので、それは三党の合意を踏まえて参議院の審議、採決に臨んでいきたいというふうに思いますが、万が一これが成立しなかった場合ということでございますが、これはもう待ったなしの状況でございますので、何としても成立をさせる...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、法案成立した暁には速やかに設置をする、国民会議を設置するということと、委員の人選については、今副総理からもお話ございましたけれども、法律の規定や参議院での法案審議、あるいは三党の御意見なども踏まえて、会議の運営方法等と併せてしっかり検討していき...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 被災地の生活再建、そして事業再建に関して、二十三年度の補正予算であるとか、二十四年度は当初予算でも特例措置は設けさせていただいておりますが、その上で、今財務大臣から御説明がありましたとおり、三月三十日に閣議決定したその方向性にのっとって具体的な措置を...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 東日本大震災からの復旧復興とともに、首都直下地震、東海・東南海・南海地震などに対する防災・減災対策については、これは御党が提案している防災・減災ニューディールも参考にしながら政府としてしっかり取り組んでいきたいと思いますし、先ほど国交大臣から御説明が...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) しっかりと予算執行していくという上で、さっき平野大臣の御説明にもありましたとおり、例えば高台の移転とかというと時間がちょっとやっぱり掛かっている。それは権利の調整であるとか用地買収とかマンパワーが必要なんですね。被災自治体のマンパワーには限界がある分...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御指摘の補助金につきましては、東日本大震災からの復旧復興の進捗や警戒区域等の設定の解除状況を見据えて、福島県が五年間管理運営することを前提として措置をしております。福島県においてその趣旨に沿って計画的に有効な活用を図るものと基本的には理解をしておりま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的には、この復興のために立地をしようとする企業がたくさんいるということは有り難いことだと思います。有り難いことでございますけれども、先ほど来の答弁の中に、負担能力のある大きな企業があったりとかということもあるんですね。  そういうことを踏まえて...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 被災地の鉱工業生産指数を見ますと、被災三県の数値は相当程度回復しつつあります。ただし、一方で津波震災地域の生産額は依然として震災前を下回っておりまして、特に、例えば被災三県の水産加工施設は四五%が業務再開を行っていないという状況でございます。  こ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 再生可能エネルギーにつきましては、先ほどの大臣の答弁にも出てまいりましたけれども、この七月一日から固定価格買取り制度が施行されたところでございます。この制度の着実な施行に加えまして、立地に関する規制の見直しや研究開発支援など、考えられる政策を総動員を...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 理念としては、国民の生活が第一であります。その根幹は、それぞれのいろいろ解釈があるかもしれませんけれども、少なくとも申し上げていいことは、社会保障の分野については我々は力を入れてきたし、その部分についてはマニフェスト、事実、実現できたものも多いと思い...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これ全部読み上げるのも時間が掛かると思いますので、しっかりとシロアリを退治をして、そして無駄遣いをなくしていくということをお話をさせていただいております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国民の皆様にお約束したことは誠実に守っていくということは基本的に大事なことだと思いますし、我々の任期中、マニフェストでお約束したことは全力で実現できるように努力をしていきたいと思います。  この無駄遣いの削減についても、これは、例えば今は新しい児童...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 代表選挙のときに何も言わないということはございません。各種の世論調査、テレビ討論等々、あるいはメディア主催の討論会等では明確にお話をさせていただいております。代表選挙の投票直前の選挙の部分の挨拶では申し上げておりませんが、トータルでは、あのころの争点...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これも委員の資料で全部、いわゆる資金協力の枠、融資枠も含めて全部合わせるならば、ここに書いてある数字の十四兆三千三百三十三億円ということなんだと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 大飯原発三、四号機については、安全性とそして必要性、それらを総合判断をして、判断基準に照らして適合するということになりまして稼働をさせることとなりました。そのことについては立地自治体の御理解もいただいているところでございますので、再考するという気持ち...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) この原子力委員会設置法第七条は、職務上の義務違反その他委員たるに適しない非行があると認める場合ということでございますので、これで直ちに罷免できるというふうには解釈できないのではないかと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) あくまで法の趣旨に照らしながらの判断をすることが妥当だと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 例えば、原子力規制委員会の委員を選ぶに当たっては、あらかじめいろんな基準といいますか方針を定めて、その上で人選しようとしております。  そういう流れの中で、委員の問題意識ということは私も気持ちとしてはよく分かるんです。ただ一方で、いわゆる法律の趣旨...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先般、原子力規制委員会設置法が成立をしたところでありますし、これは政府としてしっかり受け止めて、新たな規制組織と制度の速やかな整備を行いたいと思います。一方で、御指摘のように、立法府において設置された国会事故調査委員会が半年余りの調査検証を経て取りま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 昨年の三月に発生して、まさに国民の皆様には記憶に新しく、この問題については大変多くの皆様が関心を持ち、複雑な感情を持っています。そのことを踏まえて、私どもに様々な多くの声、多様な声が寄せられております。  音という表現は、私、どこでどういう形で表現...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 稼働をさせているかしないか、していないかも含めて原発の安全性は確保していかなければいけないと思いますし、そのことによって将来の世代に負荷が残らないようにするというのは我々の責任だと思っております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 官邸周辺におけるデモをされている皆様の声もあります。そのほか様々な多様な声を私どもいただいております。  そういう国民の声も踏まえながら、再稼働の問題についてはもう一定の判断をさせていただきましたけれども、これから、いわゆるエネ環において三つの選択...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これまでの安全対策や知見踏まえた中での今のレベルの中では、一番知恵を尽くした中での安全性のチェックをするということであって、新たな知見が生まれれば、それをしっかりとまた踏まえた対応をしていくということで乗り越えていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほどの新たな活断層かどうかという話については、これは公開の場で専門家の議論を待つということでございまして、私はその大臣の姿勢でいいかと思います。それを踏まえての議論はあるかもしれませんが、現時点において再稼働について再考するということは考えておりま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) よく分厚い中間層をつくりたいというお話をさせていただいております。日本の底力というのは中間層の厚みがあったことだと思うんです。残念ながら、その中間層の中でも重心が下の方に今移動しているし、そこからこぼれている人たちが出てきている。  今御指摘のとお...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 極めて本質的な御指摘だと思います。  今回の社会保障の協議の中でも、衆議院における特別委員会の質疑あるいは三党合意に至るまでの実務者の質疑の中でも、いわゆる自助、共助、公助の議論がありました。自助が基本であることはこれは間違いないと思います。ただし...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自助を実現しにくい状況の中で、今御指摘のような、例えばこれまで担ってきた企業、あるいは家族、相当やっぱり時代によって変わってきています。でも、だからといって、すぐ公助しか最後のセーフティーネットがないのかというと、私は、共助の余地はもうちょっとあって...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) セーフティーネットを張り巡らす努力はこれまでもやってきました。これからもやるんです。例えば、求職者支援制度、去年の十月一日からスタートしましたけれども、そういうネットを張る努力というのはこれまでもやってきました。これからもやりたいと思います。  そ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まさに、アジア中心に世界のその需要を取り込んでいくということを基本的な戦略に位置付けているつもりなんです。したがって、それがパッケージ型インフラ輸出等々、これは官民協力をしながらやってきました。これからもやっていきます。  加えて、高いレベルの経済...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) どこが古く、どこが悪くという話、言及するのもちょっとどうかと思いますけれども、総合特区を推進するために今努力をしていまして、三十三特区からの今優先規制改革項目について、八割近くの項目について今一定の成果が出ております。こういうのを踏まえて、御指摘のよ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政権交代以来、これは間違いなく大きく変わったのは、従来のように機械的に二千二百億円社会保障費を削るんではなくて、必要な部分についてはセーフティーネットをつくりながら、社会保障を充実させるところはさせる、安定化させるところはさせる。もうお忘れの方が多い...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 地球温暖化対策のための税は、税制による地球温暖化対策を強化するとともに、エネルギー起源CO2排出抑制のための諸施策を実施していくためのものでございます。  森林吸収源対策については、平成二十四年度税制改正大綱を踏まえ、平成二十五年以降の地球温暖化対...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 希望と誇りのある国をつくりたいといつも申し上げておりますが、希望のある国というのは、今日よりあしたが良くなるという実感と確信を持てる、それが前提だというふうに思います。そして、誇りの持てる国というのは、この国に生まれてよかったと思える国であります。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今回行おうとしている社会保障の改革は、一言で言うと全世代対応型のものにしていこうというのが大きな私は理念になっていると思います。  これまでは社会保障は、給付、これについては高齢者中心でありました。負担は現役世代中心でありました。給付の面においても...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) G20、G8等の国際会議に出ておりますが、今主要国の共通の課題というのは成長と財政再建を両立をさせるということであります。とかく社会保障と税の一体改革、財政規律的な話ばかりが続いているように見えるかもしれませんが、そういう一体改革をやるためにも経済の...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 日本全体が元気になるためには、やっぱり地方、特に過疎化が進んでいるような地域において元気を取り戻すような、そういう施策の展開が必要だと思っております。その意味では、中山間地域やあるいは漁村等に対するいわゆる人材確保、地域の産業の活性化等々の施策という...全文を見る
07月11日第180回国会 参議院 本会議 第19号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 民主党・新緑風会を代表しての西村まさみ議員の御質問にお答えをいたします。  まず第一に、今後の社会保障制度改革についてのお尋ねがございました。  急速な少子高齢化、雇用や家族、地域社会の在り方が変化する中で社会保障を持続可能にするためには、給付は...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自民党、石井議員とは同郷であり、同い年であり、そして二十代のころからの四半世紀を超えるお付き合いでございますが、こうして御質問をいただいたこと、大変感慨深いものがございます。しっかりとお答えをしてまいりたいと思います。  まず最初に、一体改革に政治...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自由民主党、橋本聖子議員の御質問にお答えをいたします。  まず、子ども・子育て支援法案の財源についてのお尋ねがございました。  三党合意に、幼児教育・保育、子育て支援の質、量の充実を図るため、今回の消費税率の引上げによる財源を含めて一兆円超程度の...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 公明党の木庭議員の御質問にお答えをしてまいります。  まず最初に、マニフェスト財源と消費税引上げに関するお尋ねがございました。  税金の無駄遣いを根絶することについては一定の成果は上げてきたものと考えますが、マニフェストに掲げた金額に及ばないこと...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 広野ただし議員の御質問にお答えをいたします。  まず、マニフェストについて六つの御質問をいただきました。  一つ目の、マニフェストと消費税率の引上げとの関係でございますが、社会保障・税一体改革の実施については、税収の大幅減、東日本大震災の発生、毎...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) みんなの党を代表しての寺田典城議員の御質問にお答えをいたします。  まず最初に、いわゆる子ども家庭省の設置についてのお尋ねがございました。  今回の子ども・子育て支援法案では、制度の本格施行に合わせ、内閣府に、子ども・子育て支援法と改正認定こども...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 日本共産党、田村議員の御質問にお答えをしてまいります。  私には三問のお尋ねがございました。  まず最初に、小泉政権の社会保障政策の評価と改革推進法案についてのお尋ねでございます。  小泉政権における、いわゆる骨太方針二〇〇六により、社会保障関...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 社民党の吉田議員の御質問にお答えをいたします。  まず、与野党協議に関するお尋ねがございました。  与野党協議が密室談合であるとの御指摘については、そのような認識は全く持っておらず、同意できません。  自民、公明両党におかれては、現在の国民生活...全文を見る
07月12日第180回国会 衆議院 予算委員会 第27号
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○野田内閣総理大臣 おはようございます。  ちょうど、私どもが政権をお預かりするようになった、一昨年の九月以降でありますけれども、これは四四半期プラス成長になりました。それまでがリーマン・ショックの大きな影響がありましたので、日本経済は厳しい状況でございました。私どもも景気・雇...全文を見る
○野田内閣総理大臣 大変評価をしていただくことはありがたいことでありますが、自己評価は私は余り自分ではしないようにしたいと思っておりますし、余り褒められたことがないので何て答えていいのかわかりませんけれども、要は、今までの政治は、特に、いつも申し上げているんですが、去年の七月か八...全文を見る
○野田内閣総理大臣 自動車関係の諸税については、経産大臣、財務大臣から御答弁があったとおりでございます。  その上で、住宅のお話がございましたので、私ども政府の考え方をお示ししたいと思いますが、住宅の取得については、一時の税負担の増加による影響を平準化及び緩和する観点から、必要...全文を見る
○野田内閣総理大臣 確かに近藤さん御指摘のとおり、財政運営戦略、新成長戦略、若者雇用戦略等々、戦略と名のつく構想はたくさんございますけれども、この日本再生戦略は、御指摘があったとおり、東日本大震災あるいは原発事故、円高の進行等の新たな危機を乗り越えて日本再生への道筋を示していくと...全文を見る
○野田内閣総理大臣 欧州債務問題を背景としまして、財政健全化への重要性の認識というのが、これは国際社会、どんどんと強まっております。先般のG8、G20でも、財政健全化の進め方についての活発な議論が行われました。  こうした中で、財政状況の極めて厳しい日本については、財政健全化を...全文を見る
○野田内閣総理大臣 歳出削減、行革というのは、これは私は、民主党結党以来の、ある意味では一番多くのメンバーがやらなければいけないと思っている魂が入った政策だと思うんです。  だから、これまでもやってまいりました。これは誤解が多いんですけれども、消費税を上げるために行革をやるんで...全文を見る
○野田内閣総理大臣 それは、まさに今井さんの御指摘のとおりです。  社会保障と税の一体改革は、待ったなしでやらなければなりません。だけれども、その前にやらなければいけないことがあるという御議論があります。何かを前に何かをやらなければいけないという議論があったことが、ずっと先送り...全文を見る
○野田内閣総理大臣 政治改革は、一票の格差是正と、今御指摘のあった定数削減と選挙制度改革、これを一体として対応するということを、これまでの実務者協議、そして幹事長レベルでの協議が続いてまいりました。幹事長レベルで我が党の案を提示させていただきましたけれども、残念ながら、まだ多くの...全文を見る
○野田内閣総理大臣 政治改革は、まず一つは一票の格差是正、これは違憲であると同時に違法状態になっております。これを正さなければいけないと同時に、各党が国民の皆様にお約束をした定数削減、私どもは八十削減をお訴えさせていただきました。それを踏まえてどういう合意ができるかどうか。あわせ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 マニフェストに掲げました、無駄遣いを改めていくということについては、政権交代直後から政府・与党が一体となりまして、事業仕分け等で全力で取り組んでまいりました。その結果、例えば公共事業関係費については三年連続減額になるなど、一定の成果が上がって、今数値でお示しい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先ほど、結党以来の終わりなき事業と申し上げました。私ども、よく綱領がないと言われますけれども、基本理念という綱領は一九九八年につくっております。その基本理念において、「私たちは、これまで既得権益の構造から排除されてきた人々、まじめに働き税金を納めている人々、困...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先般の豪雨の際にも、私どもも、政務三役が現地に行って、さまざまな対策についての検討を今行っておりますが、御党からの御提言も真摯に受けとめていきたいと思います。  また、きょうの豪雨は、ちょっと今までの記録にないような大雨と聞いておりますので、きょう情報連絡室...全文を見る
○野田内閣総理大臣 六月二十六日の一体改革関連法案の衆議院採決におきまして、五十七名我が党から反対者あるいは棄権、欠席者が出ました。このことについては、国民の皆様に大変御心配をおかけしたことを深くおわび申し上げたいと思いますし、その結果が国会の審議にも影響したこと、御党も含めて各...全文を見る
○野田内閣総理大臣 衆議院においては、もう採決で投票行動を示されたわけです。その方たちが云々ということは、これはもう党の処分としての対応となりました。  参議院において一致結束して対応するために、いろいろな、これから党内のコンセンサスをしっかりとやっていくために、参議院の執行部...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今、参議院議員の一人一人の確認をという段階ではなくて、当然、これは党の方針として決めておりますので、それに従って行動するようにしっかりと説明をしていきますし、もちろん、採決の前までには、それぞれ一人一人がしっかりと投票行動をとるような努力はしていきたいと考えて...全文を見る
○野田内閣総理大臣 その投票をした前の週だったと思いますけれども、鳩山元代表と三十分ほど官邸でお話をさせていただきまして、増税先行で社会保障は何もやらない、そういう誤解があったので、かなり社会保障についての御説明をしました。社会保障についてはかなり御理解をいただいたんです。ただ、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 いわゆる投票行動、行動についての対応は、先般の党内の手続を経て対応させていただきました。これからも引き続き、党内のコンセンサスを得られるように、一致結束した対応ができるように、もちろんこれから参議院の審議ですから、参議院議員のまさに結束というのもありますけれど...全文を見る
○野田内閣総理大臣 それは国民生活に非常に直結をするテーマであります。社会保障の持続可能性を確保してその安定財源を確保するということは、これは本当に国民のためだと思って、厳しい決断でありますけれども推し進めてきたわけでありますので、国民生活のために、我々は、それは約束としてマニフ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これは、この一体改革だけではなくて、まあマニフェストの中身はそれぞれこれからあると思いますが、しっかりとマニフェストに書いたことをちゃんと遵守するかどうかというのは、公認の基準になると思います。
○野田内閣総理大臣 マニフェストに明記することに賛同できないんだったら、それは公認の基準から外れると思います。
○野田内閣総理大臣 社会保障を充実、安定化させるために、そしてその安定財源を確保するために、今生きる国民のためだけではなくて、将来世代もしっかりおもんぱかって、各党それぞれの固有の政策がある中で、ぎりぎり国民のために合意をした。そのことは私は政治にとって大きな前進だったと思います...全文を見る
○野田内閣総理大臣 この図の四の二のとおり、いわゆる実務者の確認書そして社会保障制度改革推進法案、これはまさにそのとおりであって、例えば最低保障年金であるとか後期高齢者医療制度、こういう高齢者医療制度にかかわること、公的年金制度にかかわることについては、これはあらかじめ三党間で合...全文を見る
○野田内閣総理大臣 事実に反するならば、それは回収とかというのはあります。  この図の四の二の右側のような実務者確認書、そして推進法案に位置づけられている国民会議、こういうものを経ながら、我々の固有の政策を打ち出して、御理解をいただくように努力をする。これはもう事実、これは重た...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私は、それぞれ公党で、いろいろな機関紙で今回の合意を踏まえた記載があることは承知しています。それぞれ、やはり独自の自分たちの固有の考え方を鮮明にされていますね。それは私は、だから、一つ一つ公党の機関紙、大きな間違いがあって、うそがあるならば、それは何か対応しな...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これは、全部ちょっとつぶさに見ていなかったので、自分なりの解釈で申し上げますけれども、多分、既にやったことを主な成果として、できていないことを取り組み中という表現なんだろうと思うんです。  高速道路の無料化については、東日本大震災が起こった後に、政策の優先順...全文を見る
○野田内閣総理大臣 おっしゃったように恒久財源と埋蔵金との、ワンショットを合わせた額になっていたということが非常にちょっとわかりにくくなっているということは、これは事実だというふうに思います。  ただ、先ほどの、その前の図の六の一に出てきたように、恒久財源として歳出削減を行い、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今、さまざまな数値が出ておりました。このまま放っておくと、少子高齢化の問題もあります。さまざまなボトルネックを日本は抱えております。その課題を乗り越えて、このまま放置していくと坂道を転がっていく国になりかねないと思います。極東の片隅に位置するお年寄りの多い元気...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、先般、国家戦略会議のもとにつくったフロンティア分科会、この分科会の中には四つの部会があります、叡智、繁栄、幸福、平和。その平和部会の中で、二〇五〇年までをにらんだ中長期のビジョンづくりの際に、大体平均年齢四十三歳という若い有識者の会議なんですが、その中で...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、PKOについては、今申し上げたようなテーマの中での修正というか改正ができるかどうかを検討しておりまして、一般法、これも一つの考え方だと思いますけれども、そのあり方というのは大いに議論をしていかなければいけないというふうに思っておりますし、党の中でもそうい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 政府の方の、例えばPKOに関する今の準備はさっき申し上げたとおりです。一般法としてではありません。いわゆるPKOの、改善というか改革の方向性で法案の準備を、今政府内での最終調整をしているという段階であります。
○野田内閣総理大臣 いずれにしても、我々の任期は四年間で、あと約一年ぐらいです。その一年の間に、できるだけ早くから任期満了までですから、まあ、こういうことだと思います。来年前半と任期満了を入れても四割ぐらいいますので、この一年の幅の中ではこういうことになるんだろうと思いますが、そ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 野田カラーというよりも、今本当に国民のためにすぐにでも結論を出さなければいけないことは、一体改革もそうでありますけれども、やはり心配なのは特例公債です。これはやはり予算執行に影響してまいりますので、国民生活を守るために、何としても特例公債は早く成立させなければ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 特例公債も、今、予算の執行を抑制するという段階ではありません。でも、かなり執行管理をしながらやっているんです。これは不自由な状況だと思います、相当に。  だから、十月まで待てばいいというのは私は非常に危険な議論だと思うし、特例公債がいつまでも成立しないときに...全文を見る
○野田内閣総理大臣 拉致問題という主権の侵害にかかわるテーマ、そして重大な人権侵害にかかわるテーマ、その解決のために、先頭といいますか、私もいつもバッジをつけて忘れないようにしておりますけれども、しっかりと問題解決のために全力を尽くしていきたいと考えております。
○野田内閣総理大臣 いや、別に、その李春光さんが言ったとおりかどうかって、私は、日本の農産物と食品の輸出拡大は中国に向けて大事だという観点での発言はしています。その前に、その常設の展示館、建設中のものについては十分ほど行きましたけれども、その事業の後押しをするようなことは全く触れ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 筒井副大臣と李という人がそういう会話を本当にしたのかどうかもわかりませんので、それは何とも言えません。(平沢委員「報告書に出ているんですよ、これ」と呼ぶ)報告書に出ているんですか。
○野田内閣総理大臣 確かに、常設の展示館、建築中のところに行きました。ただ、個別の事業の後押しをするようなお話は全くしておりませんし、書記官と副大臣の間でどういうやりとりがあったかどうかわかりませんが、それをもって私の心が動いて何か発言をするということは全くありません。
○野田内閣総理大臣 要は、流出したのは大臣説明用の資料か副大臣説明用資料かということだと思うんですね。(平沢委員「いや、副大臣の資料とは言っている」と呼ぶ)こちらの報告ではそうですね。農水省では副大臣の説明用の流出だということでありますが、でも、今御説明があったとおり、その流出の...全文を見る
○野田内閣総理大臣 いや、私は、今の、個別事業の後押しをするような発言は首脳会議では全く言っておりません。さっき申し上げたとおり、農産物や食品の輸出拡大に向けての話はしておりますし、ちょうど大震災の後の風評被害で苦しんでいる状況でしたので、その話はしていますが、立ち寄ったそこの事...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今、法的効力はないというお話でございました。どういう経緯で、どういうお話で、なぜ署名したのか、ちょっと定かによくわかりませんのでコメントはしにくいんですが、よく報告を聞きたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 国民の皆様、特に中小企業、零細企業を経営されている皆様、家計のやりくりに苦労されている皆様がそれぞれの経済活動や生活への悪影響について心配をされているということは、私も十分よく承知しているつもりでございます。共通の友人が誰だかちょっとわかりませんけれども、私の...全文を見る
○野田内閣総理大臣 一番の表紙には、政権交代、国民の生活が第一、こういうフレーズが出ておりました。
○野田内閣総理大臣 いろいろな演説をやってきました。その場その場で一生懸命お訴えをしておりまして、どっちがいいとかどっちが悪いということはありません。いつも反省も多いです。そんな、自分でどっちがいいとかと評価するような話ではありません。その場その場で一生懸命お訴えさせていただいて...全文を見る
○野田内閣総理大臣 きょう、午前中の質疑でも申し上げました。九八年の民主党の結党以来、生活者主権、納税者主権、消費者主権、これは基本的な我々の理念というか、魂だと思っております。  特に、納税者主権を考えたならば、やはり税金の無駄遣いはさせない。既得権益にはびこっているいろいろ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 それはどういう根拠でのお話ですか。私は言った記憶はありません。
○野田内閣総理大臣 原発再稼働についてのお話だと思います。また、今、国民の同じような関心事である一体改革、これは、国会審議を通じて、あるいは記者会見を通じて、テレビを通じて、機会があるごとに御説明をしてまいりました。内閣支持率は余り変わらないんですが、世論調査の傾向は、例えば社会...全文を見る
○野田内閣総理大臣 民意の捉え方はいろいろあると思います。官邸周辺で多くの方が集まっている事実は、重く受けとめなければなりません。ただ、それを収束させるということは、私にはそれはできません。それぞれの個人の思いで参加をされているわけでございます。  あくまで、多くの国民の皆様が...全文を見る
○野田内閣総理大臣 二十七日が参議院総会ですね。その二日前の二十五日に代議士会で、結束を呼びかけてという会合がありました。それを踏まえて、幹事長、幹事長代行から、参議院の総会においてもきちっと、これから参議院の審議になりますので、決意と要請をしっかりやった方がいいということで、お...全文を見る
○野田内閣総理大臣 さっき申し上げたとおり、参議院執行部御了解の上で、私が去った後にお一人、お二人の発言があったということでありましたけれども、どんどん皆さんが手を挙げているときに出ていったわけではございませんので、それは参議院の執行部の御判断で、正しいというふうに私は思っており...全文を見る
○野田内閣総理大臣 九州地区を中心とした大雨に対する被害、これまでも、最近もございました。それに対しては、政務三役を派遣して、現地からの報告を上げていただいております。  きょうのこのまさに記録的な豪雨については、朝の段階で官邸において情報連絡室を設け、今は官邸の中でさらにレベ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 政調の中に綱領を検討する作業チームを立ち上げて、今その作業チームの作業をしていただいているところでございます。
○野田内閣総理大臣 九八年結党時につくったのは、いわゆる基本理念という形で、名称として綱領とは使っておりませんが、政党としての届け出をする際に、いわゆる綱領としての位置づけの中で出したものでございます。  その評価は、今厳しい御評価がありましたけれども、その当時、結党時のメンバ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 エネルギーの中長期のあり方についての考え方を、去年の段階から、年央にはまとめていきたい、それまでの間に国民的な議論をしていきたいというお話を再三、国会での赤松委員の御質問も含めまして、お答えをしてきたというふうに思います。  その中で、ではこれまで国民的な議...全文を見る
○野田内閣総理大臣 その号砲一発のやり方をどうやるかというのは、これはちょっと検討させてください。もう既に国民的な関心事だとは思いますけれども、大いにこの選択肢を中心に議論してくださいという号砲のかけ方、それはちょっと宿題とさせていただきたいと私ども思いますが、多くの関心事で、多...全文を見る
○野田内閣総理大臣 米側から情報提供してもらうというのは当然であります。米側の安全性のチェックというのもあると思いますが、日本政府としても安全の再確認をするという意味においては、例えば国交省なども含めて、日本での安全確認もしっかりやりたいというふうに考えております。
○野田内閣総理大臣 今委員御指摘のとおり、警戒区域、計画的避難区域を初め、今なお約十六万人の皆様が避難を余儀なくされているという状況でございます。  先般、私も福島県をお訪ねいたしまして、いわきの中で仮設住宅に入っていらっしゃる方、あるいは川内村に行って、全村帰還という方針では...全文を見る
○野田内閣総理大臣 昨年の十二月、私が宣言したのは、冷温停止状態になったという、ロードマップに基づいた中での一つの判断をさせていただきました。その後、避難区域の見直しに関して、これは原災本部の決定に基づいて警戒区域の解除であるとか避難指示区域の見直し作業を進めてきており、そのため...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これまで規制と利用が一体的な組織であったことなど、従来の原子力安全の規制体制や体系について問題があったことは、これは真摯に反省をし、原子力安全規制の設計を含めて、規制体制や体系の抜本的な見直しを行っていかなければならないと考えております。  政府としては、地...全文を見る
○野田内閣総理大臣 事業者も、そして政府においても、あるいは専門家の皆さんもそうかもしれませんが、安全神話に浸り過ぎていたという意味においては、これは深く反省をしなければいけないというふうに思います。  加えて、規制と利用を分離すべきという御議論がずっとあった中でずっと一体で進...全文を見る
○野田内閣総理大臣 大震災発災した後に、早急に第一次補正予算を組みました。その後の、多分二次補正をめぐっての御議論で、五月のときには、復興の次の予算をつくるための財源の話がまだ決まっていませんでした。復興債がどうのという御提案があったという話ですが、復興債という概念もまだそのとき...全文を見る
○野田内閣総理大臣 そういう報道ではありました。でも、事実ではありません。
○野田内閣総理大臣 いつまでに決める、そういう決め打ちをしておりません。相手国との協議があります。国内における議論の熟度というのもあります。そういうものを踏まえて判断をするので、八月云々とかそういう決め打ちをしているわけではございません。
○野田内閣総理大臣 まず、今、TPPの中身の話の中では、ちょっと違うお話が随分あったというふうに思います。ISD条項の話も含めてのお話だと思いますが、これは今まで日本が結んできたさまざまな条約等にも入っていることであって、我が国もこれを使って我が国の企業が守られるということもある...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今の御指摘も間違いがあると思います。TPPの交渉参加は、それは政府として判断をしますけれども、ただ、これは党内の御議論をよく踏まえて対応しますので、一方的に進めるということはありません。加えて、政府としてそういう意思決定をしたとしても、最終的には国会の御判断を...全文を見る
○野田内閣総理大臣 原発に関連するテーマ、これは再稼働、あるいはこれからの中長期の計画なども含めまして、国民の皆様にさまざまな多様な声があるということは承知をしておりますし、私のところにもさまざまな形でさまざまな声が届いてきております。  官邸周辺に多くの方がデモに来ていらっし...全文を見る
○野田内閣総理大臣 乳母車のお母さんであるとか、あるいはほかの関係でも官邸周辺にいろいろな方が来られることがありますけれども、官邸周辺のお集まりになった方に私が直接出向いていろいろお話をその都度するというやり方がいいかどうかは別だと私は思います。  国民の皆様が、去年の三月から...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今回お示しをしました三つの選択肢のうち、今、阿部委員から御指摘は、一五シナリオの、二〇三〇年時点で一五%という原発比率のお話だと思いますけれども、これは、既存の原発に四十年運転制限制度を自然体で適用した場合の数字にほぼ相当するものであって、現在ある全ての原発が...全文を見る
○野田内閣総理大臣 さっき、個別の原発をどうするかということは想定していないということを言いました。今、ちょっと大事な御指摘があったと思うんですけれども、今もそうです、これからもそうですけれども、危険なものを動かすということはあり得ません。それはあってはならないということです。安...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先ほどの答弁ともちょっと連動しますけれども、これはあくまで社会保障に使う、財政の対応力が回復をしたときにどういう形で使うか、ここがその二項に出てくるようなお話で、成長戦略であるとか減災、防災等に使うということの中で経済をよくしていこうという発想であるということ...全文を見る
07月13日第180回国会 参議院 本会議 第20号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 民主党、水戸将史議員の御質問にお答えをいたします。  まず、税体系の在り方や控除から手当への転換についてのお尋ねがございました。  所得、消費、資産等の各税目にわたる税制改革を行うに当たっては、社会経済情勢の変化に応じ、各税目の特徴を踏まえつつ、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自民党、愛知治郎議員の御質問にお答えをいたします。  まず、震災復興が最大、最優先の課題ではないかとのお尋ねでございました。  内閣発足当初から繰り返し申し上げてまいりましたように、大震災からの復旧・復興はこの内閣の最優先課題であり、これまで復興...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 公明党、浜田昌良議員の御質問にお答えをいたします。  まず、一体改革法案採決と国会日程に関するお尋ねがございました。  六月二十六日の一体改革関連法案衆議院採決の際に、民主党から多くの反対者、棄権者、欠席者が出て、そして、さらに離党を表明する議員...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 中村哲治議員から六つの御質問をいただきました。  まず最初に、一体改革を行う理由等についてのお尋ねでございます。  急速な少子高齢化や社会経済状況の変化の中で、世界に誇る我が国の社会保障制度を持続可能なものとし、将来世代に確実に引き継いでいくため...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 上野ひろし議員から十二問のお尋ねがございました。  まず最初に、社会保障制度の目指す姿についての御質問でございます。  一体改革大綱では、社会保障全般にわたる改革の全体像と実施時期などを示しております。また、衆議院での審議や三党合意により、年金や...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 共産党の市田議員の御質問にお答えをいたします。  最初に、社会保障と税の一体改革の家計への影響についての御質問がございました。  消費税率の引上げは、その負担の面だけを取り出して見るべきではなく、引上げ分が全額社会保障給付として国民に還元されるこ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 社民党、福島議員から十問の御質問をいただきました。  まず最初に、民主、社民、国民新党の三党合意と消費税に関する御質問でございます。  今回御審議いただいている法案では、前回の総選挙で負託を受けた任期中に消費税引上げは行わず、現在の任期終了後、国...全文を見る
07月18日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第3号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) おはようございます。  櫻井委員御指摘のとおり、三党合意は重いと思っているんです。衆議院において総質疑時間百二十九時間、そういう熱心な御議論をいただいた中で、お互いが譲るところは譲りながら、国民のために合意を結んで、そして修正案をまとめたということ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 昨年の三月に福島において原発の事故が発生をし、一年約四か月が経過をいたしました。ということで、まだ一年四か月しか経過をしていないこともあり、国民の皆様におかれましては本当に複雑な感情を持っていらっしゃるというふうに思います。  そうした中で、官邸周...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私、元々、民主党、重要な課題については場合によっては国民投票という考え方を持っておりましたが、これ憲法改正については国民投票という形で今制度にはなったというふうに思います。その中で、国民投票をするかどうか、これ一つのアイデアだと思いますけれども、でき...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) よらしむべし、知らしむべからずの時代ではないと思います。国民の皆様に多くの情報、これは国民だけではなく、この原発の問題というのは国の内外問わず関心がございますので、国内外に適時適切に情報を提供して御判断をいただくということに努めていきたいというふうに...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 日本の社会保障の根幹というのは半世紀前にスタートしたと思います。国民皆年金、国民皆保険、私はこれらの制度は世界に冠たる本来は制度だと思います。そのことが老後の生活であるとか、あるいは病気になったとき、けがになったときの安心につながってまいりました。一...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 櫻井委員の御指摘のとおりだと思います。  社会保障を充実、安定化させることによって不安をなくすことは、過剰な貯蓄をやっぱり消費に回していくということで経済に効果があると思いますし、また、これは御指摘のとおり、医療、介護、保育、こういう潜在需要の強い...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) たしか四月だったでしょうか、予算委員会で御質問いただいて、あなたは今何に入っているかという御質問で、あのとき内閣共済とお答えしましたけれども、内閣共済が六・五六八、協会けんぽ一〇パー、やっぱり大きな差がありますですよね。  今、当面の作業としては、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 消費税を引き上げる際には、今回のこの法案の中でも附則の十八条一項から三項に経済の関連で様々な知恵を入れていただきました。それを踏まえて、やっぱり経済が好転をすること、デフレを脱却し経済を活性化させて好転をさせるということがやっぱり基本だというふうに思...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まさに経済の好転というのが条件になると思いますので、これは十分にその景気をよくウオッチした中の判断になると思いますが、しっかりと景気が回復軌道に乗って、成長軌道に乗っているように、今からその政策の総動員をしていかなければいけないと考えております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これはずっと鈴木委員が御説明をいただいたとおりだと思います。  欧州の債務危機を見ても、一たびその国の財政の持続可能性について疑いが出て市場の信認を失ったときには、これは何がきっかけか分かりません、急速に金利が上がります。日本で例えば金利が平成二十...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 経済成長は、これは是が非でも実現しなければならない。その前提でありますけれども、御指摘のとおり、日本でも金利を成長が上回ったということは余りないと。ましてや、欧米を見ても、成長率がいわゆる長期金利を何十年もプラスで超えているということはない。というこ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今回の一体改革の意義はまさにそこにあるというふうに思うんです。社会保障はどうしても給付は高齢者中心、負担は現役世代中心という構図でございました。  そこで、まず給付の面では、現役世代、子育て世代にもきちっと恩恵が感じられるような全世代対応型にしよう...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国民会議で具体的にどのような委員を選ぶかについては、今、鈴木委員御指摘のとおり、この改革推進法案では、委員二十人以内をもって組織する、そして優れた識見を有する者のうちから総理が任命する、国会議員を兼ねることは妨げない、こういう規定がございます。こうし...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 日本の経済、社会の再生、それを支えるのはやっぱり人材だと思います。そのための人材育成どうするかという観点は、もう今ずっと御披露いただいたとおりだと思います。  一つは、イノベーションを軸に成長させていくために、そのための人材戦略、未来への投資が必要...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今般の子ども・子育て関連法案については、認定こども園や小規模保育など、多様な幼児教育、保育の確保と財政支援の拡充、そして子育て支援の質、量の充実のため一兆円を超える財源の確保など、税制改正と一体で行うものでございます。  全世代対応型社会保障の構築...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 子供を持つことを希望する男女が仕事を続けながら子育ての喜びを実感できる社会をつくるということは、これは極めて重要だと思います。そのために、保育の量的、質的充実などの子育ての支援とこれは車の両輪として、今、藤谷委員御指摘のとおり、ワーク・ライフ・バラン...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 我が国の消費税制度におきましては、これは導入当初よりでありますが、一定の学校の授業料等は政策的配慮により非課税とされております。これはイギリス、ドイツ、フランス等の欧州各国においても同様でございます。教育サービスを非課税としている意義は、そのサービス...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、六月二十六日、今この参議院で御審議をいただいている一体改革関連法案の衆議院の採決の際に、我が党から反対者、そして欠席、棄権をされた方がたくさん出ました。そして、その後に離党をされた方も多く出ました。また、昨日も参議院の三名の女性議員が離党をされ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今の御質問に入る前の前段のお話ですが、増税のみの先行ではございません。今御審議いただいている八法案は社会保障に関連するものがほとんどでございまして、税にかかわるものは二つであります。年金関連が二つ、そして子ども・子育てが三つの法案です。子ども・子育て...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、法案が成立をした暁には速やかに国民会議を設立するように努力をしたいというふうに思っていますし、委員二十名ということでございますので、これも、規定をされている改革推進法案のその規定と参議院での御審議あるいは三党合意、こういうものを踏まえながら速や...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 六月二十六日の衆議院における一体改革関連法案の採決の際に多くの反対者、棄権、欠席者が出て、またその後、離党者も出たこと、皆様に大変御心配をお掛けしました。また、特に三党合意に実務的に本当にかかわってお骨折りいただいた宮沢委員におかれましても、これはや...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 行く行かないという話は決まっているわけではございません。もし行くとするならば、行かせていただけるならば、二〇二〇年の東京オリンピックの招致に向けて、これはエリザベス女王のレセプションの中に元首、首脳級が集まってきます、ライバル国も集まってまいります。...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) レベルはもちろん、様々な優先順位があります。特に今御審議いただいている一体改革の法案は極めて重要だと位置付けております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) もちろんこの一体改革は最重要でありますけれども、そのほかの政策テーマでもやらなければいけないことがありますので、国会に支障を来さない範囲でできるのかできないのかという、そういう判断もあるかと思います。いろんな御意見をよく踏まえて対応していきたいと思い...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 一体改革の御審議をしているときに、G20、お許しをいただいて出席したケースもございました。ただ、いろんな御意見がありますので、それをよく踏まえて今は対応したいと考えております。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 一体改革のこの審議はとても大事だと思いますので、国会審議に支障が出るということは絶対に避けなければいけないと、そのことは踏まえて対応したいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) そこの原則のところに書いてあります政策決定の一元化というのは、これは鳩山政権、菅政権、そして野田政権、基本的にこれを貫いているということでございます。  やり方は変わってきていますけれども、例えば菅政権においては政調を復活をさせました。そして、昨年...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、先ほども御説明をしましたけれども、政策調査会をつくり、その中で様々な部門会議等がございます。そういう御意見、しっかり活発な御議論をいただいて意見集約をして、党の方針というものを踏まえて尊重させていただきながらも、最終的には政府として意思決定をす...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 確かに、鳩山総理、そして藤井財務大臣、その下で私、副大臣を務めておりましたけれども、そのときに、この附則の百四条をどうするかということはその時点ではまだ留保をしていたと、判断をしていなかった、党内にもいろんな意見があったと、そういうことで、何か直接的...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) マニフェスト違反と言われることは、ちょっとやっぱり切ないものがありますですね。マニフェストは基本的に守ろうとして懸命に努力をしてまいりました。その上で、実際に政権運営をしていく中で、やっぱりきちっと社会保障を充実させ、安定をさせていくための安定財源確...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほどタンカーを動かすという表現もされましたけれども、大変大きな国民生活に直結する制度であります。そのいいところをしっかりと守っていくためには、そのための手直しというのを常にやっていかなければ逆にいけないというふうに認識をしております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 段取りというか、そのスケジュール感、工程というのはそういうことだと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 公的年金制度の在り方であるとか、あるいは高齢者医療制度の在り方については、あらかじめ三党において合意に向けて協議をすると、そういう段取りと、それから、いわゆる改革推進法に規定をされている国民会議の中で議論をするということの可能性は十分あると思っており...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 主張をするわけですから、主張をすることは、お互いそれぞれ各党固有政策があると思いますが、それはできると思いますし、御理解をいただくように努力をしたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 何よりもこの推進法案を含めて関連の八法案の成立を期しているわけでございます。その成立を期すならば、当然のことながら、その後国民会議等が速やかにつくられる、その中で議論するということが基本線でありますが、一方で今国会中に後期高齢者医療制度廃止法案を提出...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) この法律は政策的見地から国民のために三党が合意をしたと思っておりますので、政局的見地があったとは思っていませんでした。ただ、御意見はよく分かります、そういう御指摘があるということはよく分かりますけれども、私は、その選挙のあるなし関係なく、三党合意に基...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いわゆる財政運営戦略も踏まえながら、財政のいわゆる対応力が回復してきたときに機動的に民間資金や財投資金も含めて対応するということだと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) お示しいただいた資料でいいますと、三年間で平均で約一・四兆円増加ということです。ということは、毎年大体自然増が一兆円を超える規模で出ていますので、そういう分が増えてきているということですが、我々も決してばらまきをやっているわけではなくて、例えば年金の...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ちょっと事実関係で、年金記録の回復は、今の件数ではなくてもっと、千数百万件行っていますよね。(発言する者あり)千二百七十万。で、見付かったその年金額というのは一兆数千億、一・六兆というちょっと数字がありますので、ちょっとそれ事実関係違うというふうに思...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) はい。その上で、その上で、できていないことの御指摘もありましたけれども、逆に言うと、できたことを言えばもっと私、時間掛けて言えるぐらいです。母子加算の復活であるとか、児童扶養手当を父子家庭へ拡充するとか、いっぱいあります、この厚生労働の分野。雇用の関...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 推進法はこれはよく三党で合意したものですから踏まえてやっていきたいと思うんですが、ただ、今の解釈のところなんですけれども、例えば財政の現況という言葉がありますが、財政検証を踏まえていく、じゃ、長期の収支どうなるかということは、これ踏まえていくというの...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 財政に対する危機意識は共有するものですが、ちょっと先ほどの表現で、自民党政権下では税収五十兆あって国債発行二十数兆円だったと、我々からそれが逆転したというお話があって、様々な事情があってというお話ございましたが、もう事情は一つであって、リーマン・ショ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、ワンショットのお金が入っていることが分かりにくくなっていることは間違いありません。ただ、税の無駄遣いというのは、恒久財源の確保と併せてこういうワンショットのお金の見直しもしていくということは、これは一つの姿勢だと思いますので、そこは是非御理解を...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 中身の策定にはかかわっていませんけれども、当然党の、民主党の幹事長代理も一つの幹部だと思いますので、当然できたものについては責任を負っているというふうに理解をしています。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、これ当然、政調を中心にまとめて、それぞれの関係する部門からのボトムアップもあった中で最終的に執行部が集約をしたというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) この財政運営戦略は、たしかトロント・サミットで発表したと思うんです。各国はむしろ日本よりもこの目標、早いんです。二〇一三年までにプライマリーバランスの赤字を半分にして二〇一六年ぐらいまでに黒字化するというそのペースからすると、ただ日本は少子高齢化が進...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まずは、亡くなられました大津市立中学校の男子生徒の御冥福を心からお祈りを申し上げたいというふうに思います。  大津市では、いじめ問題を含め自殺の背景に何があったのか再調査する方向と聞いておりますが、文部科学省も昨日から大津市に職員を派遣して支援に当...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 三党合意によりますと、幼児教育、保育、子育て支援の質、量の充実を図るため、今回の消費税率の引上げによる財源を含めて一兆円超程度の財源が必要であり、政府はその確保に最大限努力するものとする旨盛り込まれたことは、これは大きな意義があると思います。その三党...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほども御答弁申し上げたとおり、一週間たったから何か変わったかということではありません。あくまで政府全体の予算の中で最大限努力をすると、必ず実現をするということでございます。
07月19日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第4号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 三党合意の重み、これはお互いに今の現状をしっかりとらえて、これからの社会保障、税どうするかという議論、お互いに譲るべきところは譲りながら、ぎりぎりの合意をしたその公党間の約束の重み、それから、何よりもやっぱり一体改革の意義ですね、そういうものについて...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 引き続き、先週段階までの取組は今御説明したとおりでありますけれども、これからも折につけしっかりコミュニケーションを取り続け、参議院執行部と連携をしながら、採決の日には一致結束をして対応できるように全力を尽くしていきたいと思います。  その中で、今、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 衆議院の段階においてもそういう努力をして、あるいはお電話をしたり含めてのコミュニケーションを取ったつもりですが、参議院においてもきめ細やかに対応していきたいと考えております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) そうならないように全力を尽くしていきたいというふうに考えております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) そういう可能性のないように全力を尽くしていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 取消しはしません。茂木政調会長とのやり取りは確かに言葉足らずのところがありましたけれども、自分の本意を、そのことを後で両院総会等で説明をいたしましたが、そこに決して私はそごがあるとは思っておりません。  私が代表であったときにマニフェストを作ってい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今、書きぶりの話をしたわけで、全党的な議論をしながら、今回の一体改革だけではなくて様々な重要な柱というのを決めていくことになると思います。ただ、その柱の中からこの議論が全く抜け落ちるということは、これは基本的にはあり得ないというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 特に今回はマニフェストの在り方ということが問われるというふうに思っております。したがって、全ての議員、候補者あるいは地方組織などの様々な声も踏まえながら、お互いが納得したものをきちっと打ち出して国民の皆様に御説明をしていくと、そういう段取りに、特にそ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 前回は前回なりのそのプロセスがありましたけれども、それまで以上に、これまで以上にそういう党内的な議論を積み上げながらまとめていきたいというふうに考えております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) それぞれのつかさつかさというか部門部門、外交・安全保障の部門であるとか国土交通の部門とか、そういうところの議論の積み上げから最終的には執行部中心にまとめられたというふうに思いますけれども、私自身がその全ての部門にかかわっていたということではないという...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 財務金融の部門で当然議論があって、一定のその計算等はされたというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) おかしいといいますか、全て実現していくことはだんだん困難になってきているというのはじわじわじわと感じるようになりました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、平成二十二年度の予算編成のときにやっぱり一番苦労したのは、税収の落ち込みが九兆円あった中でのやりくりに苦労をしたということがございましたので、その中でも、事業仕分等を踏まえて、恒久財源を確保しながらマニフェストの主要施策については実現をするとい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、この「政権交代の成果と課題」という資料の位置付けなんですけれども、これは、前原政調会長が御自身の講演会用にまとめた講演会でお話をする資料、その資料を同僚議員等に配信をしたというのが位置付けであるので、これを一つ一つ全て私が政府の立場で御説明でき...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 民主党政調会長と書いてあるわけですから、前原政調会長が御自身のその立場の中で、御自身が国民に御説明をする際の講演会用の資料としてまとめたということを承知をしています。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 民主党の政調会長と書いてありますので、この政調会長のお立場で、御自身が講演活動に供するための資料としてまとめたと承知をしています。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 例えば御党の、ちょっと場外……
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 例えば、御党の茂木会長がどこかで講演をされるときに、多分自民党政調会長という肩書があって、個人なのか政調会長なのかといっても、肩書があるわけですから、そういうお立場で自民党の政策をお話をされると思います。  同じようなことで、政調会長とかあるいは立...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 党内の手続を経てということではないと思います。もちろん、その政調の職員等を使いながら資料を作ったとは思いますけれども、党内の様々な議員さんの意見を集約してこういうものをまとめてと、あるいはそれを党の広報で広く党員の皆様にお知らせをすると、そういう位置...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 持てないというか、政調会長が対外的に国民の皆様に御説明をするために作ったものでありますし、こういうものを参考にしてくださいという形で党内にも配信をしていますから、それは党の考え方を御自身の考え方で整理をしてやっていると思いますので、私は党の代表でござ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) そのとおりでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 平成二十二年度の予算編成のときに強く感じました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 予算編成で苦労する中で、二・五兆とそして自然増の一兆の重たさ、やりくりというのは大変だというふうに理解をしておりましたけれども、参議院のマニフェストでどうのという、そういう意識にはなっておりませんでした。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御指摘のとおりで、だんだんそれが膨らんでいく中で財政の状況がだんだん硬直化していくということは感じておりました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) そのことも含めまして、この財政の問題あるいはお約束をした様々な政策項目がどうなっているかということを去年の夏の段階で党として検証させていただき、その中間検証を踏まえて、財政の見通しについては甘さがあったということを認めさせていただき、おわびをさせてい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 藤井大臣、菅大臣とそこに絞ったお話はしていませんけれども、自然増をのみ込んだり、あるいは国庫負担の部分含めての財源の確保には一緒に苦労をしたということでございまして、全体像の予算編成の中でのコミュニケーションはございました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) お約束したことを実現をしなければいけないという思いは強く持っておりましたので、項目ごとにしっかり財源を確保する、歳出削減と税制改正を踏まえて主要項目をしっかり実現できるように、そういうところの努力、実現するための努力については一生懸命やってきたつもり...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 閣議決定をした大綱の中に新しい年金制度については来年の通常国会に提出をすると書いてございますので、それを踏まえた取組を党内で行っているということでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 三党合意で今御審議いただいていますので、そのことは重たいと思っていますし、八法案がこの参議院で成立をするということに私どもも全力を尽くしていきたいというふうに思います。  その法案が通った暁には閣議においてもその効力が変わってくるかと思いますけれど...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) それはもう党としての取組として、この法案が成立した暁にも高齢者医療制度、そして公的年金制度の在り方については三党において合意できるように協議をすると。その協議をする場に、今の考え方、来年には国会に提出をしたいという思いと、その制度設計をもって皆様に御...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 閣議決定という政府の一つの意思決定の場において、今申し上げたような効力がなくなるということはあります。ただ、党の政策として掲げ、それをもって三党という公党間の協議にその議論を持っていくこと等々については、それは党としての判断というものがあるということ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 正確に言うと、その平成二十四年三月閣議決定というところは、その表現としては妥当ではなくなるというふうに思いますが、平成二十五年の国会に法案提出と、ここを書く分については、これは党としての基本的な考え方になりますので、それは矛盾することではないんではな...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ということを党が目指すということは別に全然問題がないのではないでしょうか。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、先ほどの資料の位置付けを申し上げましたけれども、その中で誤解を受ける部分については順次修正をしていくということを聞いております。その中で、よく政府との調整もしながらの表現はあるかというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 一体改革のこの法案、提出、審議に至るまでにおいて、これは一昨年の暮れから党内で丁寧な議論をやってきたつもりです。そして、成案、素案、大綱、法案提出、御審議いただきました。残念ながら、そうしたプロセスがあったにもかかわらず、六月二十六日の衆議院における...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これは、もう政治生命をこの法案に懸けるということは、これは参議院の御審議も経て採決に至ってどうなるかでありますので、当然、政治生命を懸けるということでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) そういう御意見がたくさんあることも承知をしていますし、今、世耕議員だけではなく、昨日もそういう御意見をいただきました。一方で、御党の議員の中からもオリンピック招致のために汗をかいてくれという、そういう方からも声が届いています。そういうことも踏まえまし...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 昨日の答弁でも申し上げましたとおり、この三党合意は重たいということを申し上げております。それを実現しなければいけないという前提の中で、その上で、ハウスが違うわけですから、これはここから一般論でお答えしておりますけれども、議論をした中で更に気付いていな...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 造反という事実があったときに、衆議院においてもそうでありますけれども、それに対しては党の規律回復のために対応いたします。  今は、参議院においては全ての議員が一致結束して対応できるようにこれからも努力をしていきたい、全力を尽くしていきたいというふう...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) そういう状況にならないように採決までの間に全力を尽くすと、そういうことであって、仮に誰かがどうのという話は、そういうたらればの話を今すべきではないというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 余りにもちょっと先走ったお話だと思います。  政治生命を懸けると言っていればこそ、今慎重なお立場の方、あるいはもしかすると反対するかもしれない方がいるならば、しっかりと説得をして、一致結束して対応することに全力を尽くす、これに尽きるということであり...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私が代表であるならば、そのときにはマニフェストの議論というのは当然党内で、衆参国会議員、丁寧に議論を積み上げながら皆さんが納得できるものをつくり上げていきたいというふうに思います。  その際に、一体改革、これが通っているならば、その後やらなければい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 党の公認は、我々の党内の中での議論の中で当然私の意見も申し上げながら決めさせていただきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 党における処分というのは、やっぱり党の手続にのっとって、先例などを踏まえながらの総合的な判断をしています。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) その結果出た除籍とか党員資格停止処分というのは、これは議員にとっては私は重たい処分だと思っています。あの郵政選挙のときには役職停止じゃないですか、御党の場合は。それに比べれば、私どもは自分たちの手続にのっとった中で厳正な対処をしてきているということで...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まずは参議院の中でしっかり御審議をいただいて採決に至るように、そのための環境整備は様々な場面でしなければいけないと思いますが、必要があるならば、私はその判断はお任せいただきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御批判は甘んじて受けなければならないと思います。その反省を踏まえて、今回の参議院では一致結束して対応できるように全力を尽くしていきたいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) マニフェストについては、これはやっぱり国民の皆様にお約束としてお示しをしたわけですので、それを守らなければいけないという責任があります。昨年の夏に検証したように、これは片山先生の評価とは違うかもしれませんけれども、相当数政策項目としては実現をしたもの...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 確かに持っていかれちゃいました。で、もう他党の政党名になったものですから、これ別に裁判やってどうのというのもおかしな話です。国民の生活が第一という理念踏まえた様々な政策項目を実現をしていくと同時に、ちょっと新しいスローガンを今、党の幹事長部局を中心に...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 大変、いい御提案だと思います。そういうことも踏まえまして、民主党らしい、みんなが納得できるような、そういうものをつくり出していきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今の全体的な、総括的なお話としては私も基本的にはそうだと思います。やっぱりベースは国会審議だと思うんですね。  ただ、今回の三党合意も、衆議院の段階で百二十九時間というあの安保国会以来の長い時間を掛けてかなり論点整理ができてきたと。その論点整理など...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私、国会での意思決定、成案を得るためのプロセスをどうたどるかということは、これ大変大きなテーマだと思うんですね。やっぱり日本がほかの国と違うのは、大統領制じゃなくて、大統領は一定の任期の中で拒否権があるという構造の中で意思決定が進むということはありま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今私が考えていますのは、法律が通った後には速やかに国民会議を立ち上げて、そして一年間という議論をスタートをするということであって、その一年間のスタートで基本的な社会保障の基本方針についての考え方が合意をされた上で、それを踏まえて様々な法整備に入ってい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 解散の時期は今までも明言したことはありませんし、いずれにしたって衆議院の任期はあと一年です。その間の中の、まあおのずと、いろいろとそれは考えれば、ありますよ。適切な時期にやるしかないということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) やらなければいけないこと、今具体的に御指摘いただきました。今国会で提案をしているまだ大事な法案もありますし、原発事故への対応、震災からの復興等々やらなければいけない課題があります。それを全部、先々、自分の延命のためにやるんじゃなくて、やっぱり一定のけ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) だから、あるとかないとかということを言うべきではないと考えております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 厳しい御質問もいただいておりますし、厳しい国会運営だと思います。緊張感を持って対応していきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国民の皆様に御負担をお願いするということはなるべく本当は避けたいと考えるのがやっぱり政治家のどこか習性としてあると思います。しかも、経営に苦労されている中小零細企業の経営者の皆様、そこに勤めていらっしゃる皆様、家計のやりくりに苦労されている皆様に御負...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 東日本大震災の教訓を踏まえまして、災害に強い国づくりを行っていくために防災・減災対策を強力に進めていくことが必要であるということは、これは認識として共有をさせていただきたいというふうに思いますし、御党から御提案のあった防災・減災ニューディール推進基本...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 消費税引上げをお願いをする際には、どうしてもこれは、低所得者対策というのはこれ大変重要な課題であります。三党間でも合意がされたように、まずは簡素な給付措置を行わなければいけませんが、その上で、今御指摘いただいた複数税率の問題とそれから給付付き税額控除...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、被災地の生活再建策等に関しては、これまでも住宅の被災に関しては被災者生活再建支援金の給付や住宅金融支援機構による災害復興住宅融資、また住宅を再建する際の住宅ローン控除の控除可能限度額の引上げ、被災自動車に係る自動車重量税の特例還付や被災者の買換...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これは、各党会派が、多くの各党会派が合意をして進めるべきものだと思いますので、議員歳費については、今、二年間で五百四十万、御党も含めて合意をいたしました。これを着実に実行すると同時に、給与削減、今、総理大臣としては今三割削減をしています。加えて、議員...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まずは、この度の九州北部豪雨によってお亡くなりになられた多くの皆様の御冥福をお祈りをするとともに、被災をされた多くの皆様に心からお見舞いを申し上げたいと思います。  激甚災害の指定についてのお尋ねがございましたが、まずは関係施設の被害額等を把握する...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 委員から社会的包摂についての前回お尋ねがあったことは、十分記憶をしております。七年間での取組ということで、平成二十五年度から順次実施ということですが、これは、早く対応できるものについてはできるだけ速やかに実施していくということが、これがやっぱりあるべ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほど大臣からもお話がありましたし、委員からも御指摘ありましたけれども、平成二十一年の十月に介護職員処遇改善交付金、これを導入することによって、これ当初は月額一・五万円だったんですが、今二万四千円まで来ました。その上で、今、処遇改善加算という形で交付...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 高額療養費につきましては、一般所得者の所得区分の年収の幅が御指摘のとおり大きいため、政府でも、例えば年収三百万円以下の方々の負担上限額を軽減するなどの制度の改善とその財源について検討してまいりました。したがって、高額療養費の改善について目指す方向は、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御指摘のとおり、二〇二〇年度までの年平均で名目三%程度、実質二%程度の成長という目標の達成は、これは人口減少、高齢化等の影響が考えられるものの、政府としてはこれらの成長を実現をするべく全力で取り組んでいきたいというふうに思います。  本年一月から三...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 五%引上げ時の内訳はもう御存じのとおりで、充実一%、安定化四%なんですが、三%引上げ時の社会保障の充実、安定化の内容について、内訳については、五%引上げ時の途中段階の経過的な姿でございますので、具体的な内訳が全て決まっているわけではございません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) このころの、参議院選挙のころは、私は財務大臣という立場でございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 消費税について言及をしたいというお話はお聞きしておりましたけれども、具体的な中身とか言い方までは把握をしておりませんでした。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) そのとき私は財務副大臣です。二〇〇九年の九月二十五日というお話ですよね。その中で、予算編成間近というときに副総理と財務の関係者が相談をするということは、私はあってしかるべきだと思います。それがあったからこそ、あったれば、政務官のようなお話がありました...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ちょっと一分では語れないぐらいいっぱいあるんですけれども。  まず一つは、成長と財政再建、これ両立をさせるということは、日本だけではなく主要国が今抱えている命題です。これは、でも、ブレーキとアクセルではないと思っています。もちろん、成長させることは...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 残念ながら今ちょっと災害が多発する状況で、もちろん去年の震災からの復興、原発事故との闘い、しっかりやっていきたいと思いますし、最近の集中豪雨の対策もこれ迅速に適切に対応していきたいと思います。  今御指摘いただいた赤潮のお話でございますね。それにつ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 社会保障の姿を国会の中で大いに議論しようという、その趣旨は全く賛成でございます。  今回、今、世代間の公平のお話もされましたけれども、まず今大事なことは日本の今の社会保障制度をどう評価するかだと思います。半世紀前に始まった国民皆年金、国民皆保険、年...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ずっと一連の内閣府が行っている世論調査を見ますと、やっぱり社会保障、将来に対する不安というものが確実に経年度ごと増えてきているんです。その不安を今回の一体改革で社会保障を安定化、充実させることによってなくしていくということは、これは過剰に貯蓄に回って...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国民皆年金制度のこの根幹というのは私はやっぱり大事だと思いますし、人口構成が変わってきましたので、それに対する対応は必要です。加えて、特に国民年金の場合は、未納、未加入という現象が残念ながら起こっていて、従来のような自営業者の方中心ではなくて、非正規...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国民会議で具体的にどのような委員を選んでいくかでありますけれども、今御指摘いただいた改革推進法案の規定に基づいて、加えて参議院でのこういうこの意見交換、法案審議、また提案された三党の御意見なども踏まえて、人選等、あるいは運営方法等についてはこれからし...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 確かに、〇九年のマニフェストに消費税あるいはこの社会保障の一体改革という記載は書いてございませんでした。そういうことで、マニフェストの中のものは守らなければいけない。一方で、書いていなかったことをこうやってやろうとしているわけでございますので、その説...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 審判を仰ぐということは、やろうとしていること、また、やったことをしっかり国民の皆様に御説明をして、多くの国民の皆様の御支持を得るべく努力をするということでございます。その結果云々と、これは予断を持って申し上げられませんが、たくさんの方に御理解いただけ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 被災地の支援はこれまでも、生活再建支援金であるとか、税制上様々な特例措置を設けたり、車とか住宅をやってまいりました。  今回、三党合意においても、この被災地に対する配慮をしっかりやるようにということもございますので、それを踏まえて対応したいと思いま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 構成比として前もちょっとこういう感じのものを見た記憶はありますけれども、それぞれの国の事情があるかと思います。ただ、日本の場合は、やっぱり社会保障費が毎年一兆円ずつ増えていて、一般歳出の半分以上が社会保障関係費となってきた。その傾向がある中で、何をも...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 〇九年のマニフェストに一体改革、消費税、これ明記しておりませんでした。そして、当時の民主党、そして社民党、国民新党間の三党合意についても任期中には引き上げないということを確認をしておりますので、その意味ではマニフェストに明確に書いていなかったこと、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今国民の皆様にきちっと説明しなければいけないことは、なぜ今やらなければいけないのか、そしてこの改革の意義ということをきちっと御説明をすることだというふうに思います。  その上で、解散するかどうかというのは、今日も午前中から議論がありましたけれども、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これは又市委員御指摘のとおり、例えば最近の傾向だと生活保護受給者が増えている、あるいは非正規雇用の割合が増加をしている等々ありまして、生活困窮者への対策が大きな課題になっています。今、時系列で所得のお話もございましたけれども、そういう数値もあると思い...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) マニフェスト、これからどういうふうに作っていくかでありますけれども、やっぱり党内でしっかり全ての議員が参加をする形で積み上げながら、選挙を戦う際のマニフェストというのを丁寧に作っていきたいというふうに思います。  その際に、一体改革、こういう議論が...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今回の消費税の引上げというのは、全てその使途は社会保障ということでございます。高齢者三経費に加えて少子化対策、いわゆる子ども・子育ての部分、そういうところを賄っていくための財源でありますので、これ全てまさに国民生活に直結する社会保障として還元をされる...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 社会保障として国民の皆様に、これ全て高齢者三経費プラス子育て等とでやるんですね。ということは、これ社会保障というのは、社会保障そのものが再分配機能を持っているんです、ということがまず前提であります。  加えて、消費税という性格からすると逆進性もあり...全文を見る
07月24日第180回国会 参議院 予算委員会 第23号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) おはようございます。  ただいま川上議員が御指摘をされたとおり、六月の二十六日の一体改革関連法案の衆議院の採決以降、残念ながら我が党において多くの離党者が出ました。国民の皆様に大変御心配をお掛けしていること、深くおわびしなければいけないというふうに...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 原発の再稼働については、これは大飯の三号機、四号機については既にもう政府として対応を決定をさせていただきましたけれども、今、エネルギーの構成の在り方について三つの選択肢をお示しをし、国民的な議論をしていただいているところでございますが、こうした当面の...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 三党合意を密室あるいは談合という御指摘ございましたけれども、基本にあるのは、衆議院の特別委員会において、これ安保国会に続く百二十九時間の総質疑時間がございました。その議論が煮詰まって、論点整理がかなりされてきた段階からの三党合意でございましたので、十...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 公的年金制度の在り方については、私どもは、年金の一元化という、あるいは最低保障年金と所得比例年金の組み合わせた抜本的な改革という考え方を持っております。そして、高齢者医療制度の在り方についても、後期高齢者医療制度についての廃止という考え方を持っていま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 推進法に規定されているところは、これは国民会議は二十名以内ということです。御指摘のとおり国会議員がなることを妨げないということになっていますので、これはこの推進法の規定の精神であるとか、あるいは今参議院で御審議をいただいている状況であるとか、三党合意...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政党間の合意事項というのはその国会中に限るものでは私はないと思うんです。例えば去年から、大震災からの復旧復興に向けて、政党間の協議が調って修正案が生まれたり新法ができたりしました。それは、選挙がいつあるかは分かりませんけれども、公党間で約束したことに...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国を成長させなければいけない、これはまさに委員と思いは共有です。一方で、諸外国の事例を見ても、財政再建だけやっていたらこれはやっぱり国としては縮んでいくんですね。多くの国が今直面している命題というのは、成長と財政再建をどう両立させるかだと思います。こ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 学校施設の耐震化などは、さっきちょっと財務大臣も答弁しましたけれども、夏休みの間に進めるというのは非常にいいんですね、タイミング。だから、前も予備費を使って対応したことがありました。命にかかわるインフラ整備というのは、常にそういうことを心掛けながら進...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御指摘のとおり、この特例公債法案が成立をしないまま秋を迎えていくという事態になると、財務大臣が指摘をされたような大変厳しい予算執行の抑制等々をせざるを得なくなってまいります。それは国民生活であるとかあるいは様々な経済活動にも影響をすることであります。...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 尖閣諸島は、これはもう言うまでもなく、国際法から見ても歴史上から見ても我が国の固有の領土であり、したがって有効に、また加えて支配をしています。その意味で、領有権の問題が存在をするということではございません。  今回、私どもが今取り組んでいることは、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) さっき申し上げたとおり、平穏かつ、そして安定的に尖閣諸島を維持管理する、それを継続するにはどうしたらいいかという中で、例えば今御指摘のあったような所管の問題、そして当然これは予算措置を伴うことになってきますので、そのときの目的の問題、その整理を今政府...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 現時点、先ほど来申し上げているとおり、領有権の問題は存在せず、そこの例えば所有権を誰が持つかとかということは別にしても、現実に今、日本が実効支配しているというか、有効支配をしているというのが前提に立っております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほど経産大臣もお答えしましたけれども、大飯原発の三号機、四号機については、一年以上の様々な議論を経て、知見、対策を踏まえて、いわゆる判断基準というものをまとめさせていただき、それを踏まえて安全性と必要性の観点から総合的に判断をさせていただきました。...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 元総理のいわゆる言動、言と動があると思いますけれども、これは個人としてのやっぱり活動だというふうに思います。これ、ちょっと党のガバナンスの問題では私はないと思うので、一つの法案に対する、採決に対する態度等については対処方針をこの間お示しをさせていただ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) この件についても、それこそ様々なレベルにおいて日米間における様々なやり取りがございました。その結果、お互いに今合意できていることというのは、きちんとアメリカにおいては事故調査の結果を早急に日本に伝達をする、そしてアメリカにおいてもしっかり安全性の確認...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 確かに川崎委員御指摘のとおり、断念という何か見出しが出ていましたので、ちょっと私は相当違和感を持ちました。  ずっとその三党合意で合意に向けて協議する、これは後期高齢者医療制度の廃止の問題、高齢者医療制度の問題、それから公的年金制度の問題、そういう...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 余り直感的に言う話ではないと思うんです。国民の皆様に御負担をお願いをするんですから、様々な数字を踏まえて、あるいは国民のいわゆる持っている感覚などを踏まえての総合判断だと思うんです。  数字の上では、足下一月から三月までのQEは実質成長率四・七%と...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 白川総裁とは、いわゆる公式の会議でお会いする機会も結構あります。国家戦略会議であるとか、今御指摘あった月例の会議、閣僚会議もそうです。あるいは、国際会議で御一緒することもありますけれども、そういういわゆる公の会議だけではなくて、いわゆる問題意識を共有...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私、財政だけを待ったなしと言っているわけじゃなくて、御指摘のとおり一体改革が待ったなしと申し上げています。まず、前提となるのはやっぱり社会保障なんです。社会保障というのは、やっぱりどなたも、どこかの人生の段階で困ったとき、弱ったときにその恩恵を受ける...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほどもちょっと御説明したことと重なるかもしれません。負担だけで見るとこういう数字が出てくると思います。ただし、先ほど申し上げたとおり、今回国民の皆様にお願いをする消費税というのは、これは全て使途は社会保障に充てるということであります。社会保障として...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これは、だから、その前の前の質問で少し触れたことにかかわるかもしれませんけれども、今たまたまサラリーマン世帯の一定の、一つのモデルの家庭の数字が出ました。こういうサラリーマンだけではなくて、日々の経営に苦労されている中小零細企業者の皆さん、資金繰りに...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、私、音と言ったことはないはずなんです。なぜかそういう報道が出ました。極めて遺憾に思っています。私は、国民の皆様の様々な声をしっかり受け止めていく、そういう基本的な姿勢であります。  それから、先週の金曜日の官邸前のデモ、その動きについてのお話...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) エネルギーの構成の在り方は、国民の皆さん、やっぱり多様な意見があると思うんです。  脱原発依存、なるべく原子力に依存しない社会をつくっていきたいという思いは皆さんあると思いますね。それをどういう形でなだらかに減らしていくのか。なだらかじゃないという...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 同感です、基本的には。  廃炉のための技術って、これ相当高度な技術が必要になると思います。内外の知見を集めながらその技術をしっかり蓄積しなければなりません。加えて、使用済核燃料の処理の問題含めての対応もあります。あるいは、国際的に、こういう言い方を...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 簡潔、もっと簡潔の方がいいですか、済みません。基本的には、じゃ、同感であります。同感であります、はい。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今御指摘のとおり、名目や実質の成長率であるとか物価であるとか様々な指標を総合的に判断をしながら、国民の皆様に御負担をお願いをする環境であるかどうか、経済としてやっぱり条件が整っているかどうか、そこを総合的に勘案をして判断をすると。余りにも経済がひどい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今の状況は、もっとこれは足下をよく見なきゃいけません。実質は四・七%、一—三でありますけれども、これをもっと民需主導に切り替えていかないととか、あるいは海外の下振れ要因とか、いろいろあります。そこをだからまさに総合的に判断をするということで、今はまだ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ちょっと今言葉足らずだったですが、現時点でだから判断するのは難しいという意味で申し上げました。総合的に判断しなければいけません。直感的に物を言うということではございません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) アドバイスありがとうございました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御指摘の報道については、私の資金管理団体の収支報告書において、個人寄附をいただいた方の職業に関する記載に誤りがあったというものでございます。  事務所が確認したところ、間違いであることが事実でありましたので、七月十七日に千葉選管に収支報告書の訂正を...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私なりに、あの直後でありますけれども、目を通させていただきました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) その一等書記官がそういういわゆる行動があったというのは、その中間報告にもたしか出ていたというふうに思います。それが、筒井副大臣がいわゆる私の訪中の直前のミーティングで私に常設の展示館に是非寄ってほしいと言ったこととの関係があるのかどうか、これはちょっ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 個別事業の後押しをしたつもりは全くございませんが、何かの例えば写真を使ったとか等々があったとするならば、それは私の言ったことを活用はされたんだというふうには思います。  ただ、この事業自体については、それを存続する効果があるのかを含めて今農水省の中...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これは、衆議院の委員会のときも法的拘束力はない文書だというふうに聞いておりますけれども、ただ、こういう形で、いわゆる自分の肩書を書いたところにいわゆる代筆という形が、まあ中間報告ではそう出てきますので、そういう行為があるのかないのかというと、やっぱり...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御指摘のとおり、鹿野前大臣、筒井前副大臣は私の任命の下で、元々大臣をやっておられましたけど、改めて組閣をする際に選任をさせていただいております。その意味では、私が任命権者でございました。  なお、今、ずっと御審議をいただいてまいりました農水省にかか...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) きちんと国会の中で、あるいは国民の皆様に御説明のできる、そういう状況を早急につくるということはやるべきことの一つだと思っております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ちょっと今資料を、今出てきて、全部読んでいるという状況ではなくて見出ししかちょっと見ていない状況でありますけれども、一般的に言うと、政権交代があったならば、それまでの政権と違って新しい政権の下で、政務三役が一定の政策の方向性、選挙で掲げた政策等もあり...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今農水大臣御答弁されましたけれども、きちんと中国との話、すり合わせがない限り、次にそれを送り出すということはすべきではないという御判断をされているということをおっしゃいました。基本的に私はそれは正しいと思いますし、この事業の在り方そのものについても、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御指摘のとおり、五月の日中韓の首脳会談で年内に日中韓のFTA交渉を開始するということの合意を得ることができました。また、投資協定、まとめることができました。  委員御指摘のとおり、これは三国間でそれぞれウイン・ウイン・ウインの関係に持っていくための...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) APEC、二十一の国とエコノミー、入っています。その国の参加国の合意はFTAAPを目指すということです。これは、御党が政権にあったころからこの道筋はたどろうとしてきたと思います。その中の選択肢として日中韓であるとかプラスASEANを含めたものであると...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今回、大切な人事だったと思うんです。一日も早く規制と推進を分離するという、これはもう多くの国会の皆さんの総意というか、それを踏まえた新しい組織をつくるための大事な人選でございました。それがこういう形で情報管理が十分できなくて、残念ながら事前に報道が出...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 発言の受け止め方は、これちょっと人それぞれの部分も確かにあるだろうというふうに思います。  ただ、先ほど法務大臣から御答弁があったとおり、これ、菅総理が本当に強制的指示をしているという形で皆さんが受け止めたかどうか、これもまたそれぞれ受け取り方があ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) くれぐれも誤解のないようにお願いしたいんですが、対中包囲網をしいていこうという意図は全くございません。  先ほどリムパックの話が出ておりました。これ、一九八〇年から隔年で実施をしてきていますね。日本はそれに十数回参加をしています。それは自公政権のと...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今の御意見は全く賛成です。だから、TPPは一つのやっぱり、これは交渉参加へ向けて協議している段階ですから、そこでのメリット、デメリットというのは国益を踏まえて判断しなきゃいけないと思いますけれども、今御指摘の、被災地の東北が持っていたあの独特の文化と...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ですから、日中韓の関係を軽視しているわけではなくて、投資協定も、これ数年掛かりましたけれども、ようやく締結できて、そして日中韓のFTAについては交渉を開始することを年内で合意したという、これは大きな前進だと思うんです。  それに加えて、ASEANプ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 脊髄損傷患者については、今委員御指摘のとおり、福岡県にある総合せき損センターなどの施設や各地域の医療機関の連携により対応してきております。  国としては、患者さんがお住まいの地域で急性期からリハビリ、社会復帰まで切れ目のない医療が受けられるよう、議...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 四月にモロッコで事故が起こり、そして六月にフロリダで事故が起こりました。そういうことで、オスプレイについては、多くの地元の皆様、沖縄の皆様、あるいは岩国、山口の皆様、多くの国民の皆様が大変懸念を持っているということを重く受け止めなければいけないと考え...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私としては、これ、国会のお許しをいただかなければなりませんけれども、八月九日の長崎、そしてその前の八月六日の広島、それぞれの地域における平和記念式典には是非出席をさせていただきたいというふうに思っております。  もし、八月九日、日程的にお許しをいた...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) はい。県民健康管理調査を長期にわたって実施するために必要な予算については、福島県からの御要望も踏まえまして、福島県が設置した県民健康管理基金に対して平成二十三年度の第二次補正予算で約七百八十二億円を既に交付をしています。その中で必要な施設として、本基...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 小川前法務大臣を更迭したという表現をされましたけれども、あくまで内閣機能強化という意味での交代をさせていただいたということであります。  今の御指摘の件は、その人事の交代と直接関係のある話ではございません。小川大臣が、当時、五月だったと思いますけれ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私は、今の日本というのはこれからの政治的な選択によって大きく変わると思うんです。このままやるべきことをやらないで結論を先送りしていくならば、惰性で流れたならば、これまでの失われた二十年と同じように坂道を転がっていく可能性があるというふうに思っています...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今日よりあしたが良くなると実感の持てる国、それは越えなければいけないいっぱい課題がありますが、その課題を乗り越えたときに日本モデルをつくれると思います。そういう国を目指していきたいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政権交代以降、財政を預かる立場になりました。  少なくとも、総理になってからだけでも、もうじき八月二日で在任十一か月になりますけれども、この間に国際会議十三回出ました。各国との首脳会議で約九十回ほどやってきています。そこの多くの議論というのは、共に...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 九六年から二〇〇〇年、どのときのどういうお話をされているか分かりませんが、もちろん徹底した行政改革をやっていかなければいけない、歳出削減をしなければいけないという姿勢は今も変わりません。これは、私は終わりのなき事業だと思っています。しっかりとやり抜い...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国際社会のことと国民の生活は、今直結しています。それを分離して話すことはできないと思います。  その上で、政治生命の話、答弁漏れがあったというふうに思いますが、政治生命を懸ける意味を一つ一つ言うのもやぼじゃないでしょうか。それはもう政治生命を懸ける...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) どういうときかに合わせて対応いたします。もちろん、政治生命を懸けると言った意味は私なりに重たい言葉だと思っています。だから、こんなときにこんなことをするという予定をお話しするんではなくて、政治生命を懸けるということは、まず成立を期すことに全力を尽くす...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 単なる精神論、覚悟を言ったつもりではないんです。政治生命を懸けるというのは、私は政治家を志して、そして政治のあるべき姿を学びながら、そして今日に現実に政策遂行する立場になったときに、一般的な精神論と覚悟を言ったつもりではなく、政治生命を懸けると言った...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) どういう形で皆さんが解釈されるかでありますが、私は、政治生命を懸けた、どういうことだったのかということは、結果によりますけれども、それはおのずと分かるようにしたいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私は、あくまで国民のために、将来世代のためにここは大事な決断のときだと思っている、だからこそ政治生命を懸けるという言葉をあえて使いました。あえて使いました。その言葉を重たいと思うし、それを問われたときに、自分のアクションがおかしかったら政治生命を懸け...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 責任というものは、責任を果たすという意味もある、責任を取るということもあると思います。その時々の身の処し方は、先ほど申し上げた、重たい決意の中で対応するということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 徹底した歳出削減をやり抜いていくということは、それはもう御指摘のとおりだと思います。私どももやってきたつもりなんです。政権交代以降、例えば事業仕分等によって取り組んできたりとか、例えば今、役所の中でも行政事業レビューという形の公開プロセスもやって歳出...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私たちなりに全力で歳出削減はやってきたつもりです。ただ、一滴の水が出ないかどうかというのは、その評価はいろいろあるかもしれません。だけど、我々なりに無駄はなくす努力はこれまでもやってきたし、これからもやっていきたいというふうに思いますが、それをやらな...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 八本一括で提出しています。法案を御覧いただいていれば、社会保障を全部棚上げしたという議論にはならないと思います。税法は二本です。社会保障の基本にかかわる推進法が一本です。そのほかは、年金二つ、子ども・子育て三つ、こういう法案を提出をしています。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今の原則の話は、行革等で七割ぐらいの財源つくって、あとはという話でしょう。というお話だと思いますが、ちょっとその前の、前段の話がちょっと分からなかったんです。社会保障をだから先送りしているという、決め付けてずっとおっしゃっていますけど、さっき言ったよ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 増えていきます、そうなんです。毎年増えていって、一般歳出の今半分以上じゃありませんか。だからこそ、ほかの教育削ったりODA削ったりということはもうやらないようにするために安定財源が必要だという議論なんです。  その、だから自然増を、じゃ、例えば御党...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 目くじらは立てないように、まだまだちょっと了見が狭かったですね。済みませんでした。失礼をいたしました。  今の御指摘、国家経営と考えたときに、国をマネジメントするときに、歳出削減もしなければいけない、非効率な部分をなくしていかなければならない、成長...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、消費税引上げと真珠湾攻撃とは全く違うと私は思います。全く例えとして納得ができません。  消費税の引上げは、社会保障、これを支えるためにやろうとしていることなんです、何回も申し上げているとおり。そのことがなぜ敗戦への道、亡国の道になるか分かりま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 逆の意味の御叱責、御指導だと思いました。しっかり受け止めて私は頑張ってまいります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今御指摘のあった日本再生戦略というのはまだ策定中の段階です。政府としての一定の考え方はまとめさせていただきましたけれども、今そのこと、案について党内で今御議論をいただいているという、そういう最中でございますので、現時点で内容が固まったものではございま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) FTAAPの実現でありますから、今のAPECに加盟をしている二十一のエコノミーが参加をする自由貿易圏ができたならば八〇%のカバー率になるということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これ、この表現をTPPだけで見込んでお話しされているというふうに思いますけれども、我々は高いレベルの経済連携をほかの国とか地域ともやろうとしているわけです。例えば、日・EUのEPAについても、今、EU委員会においては各国のマンデートを取るための今努力...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今委員から御指摘いただきました、いわゆる沖縄本島北部のヘリパッド建設工事の件なんですけれども、ヘリ着陸帯の移設工事については、北部訓練場、これ約七千五百ヘクタール、その過半、約四千ヘクタールの早期返還を実現するため、沖縄県を始め地元の関係自治体から御...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほど申し上げたとおり、これ、オスプレイの配備を前提にした、そういう建設工事ではないと私は理解をしています。住民の皆様がその現場に行っていらっしゃって、その危険性については、たしか委員から官邸の秘書官等々にも御連絡がありました。そういうことを踏まえて...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) もちろん戦争はあってはならないと思います。基本的には平和な国を目指していかなければなりません。  さはさりながら、これは我が国だけの努力でできることではなくて、安全保障の環境等もよく考えなければなりません。  その上で、我が国は基本的には専守防衛...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ちょっとあの発言自体言葉足らずだったと思いますし、品格という御指摘ありましたけれども、ちょっとその辺には欠けるような荒っぽい表現だったということは申し訳なく思いますけれども、ただし、このCH46からオスプレイ……
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、それで終わるわけにいかないんです。それで終わるわけにはいかないんです。  ただし、これ、日米安保条約のいろいろ解釈の中で、岸・ハーター交換公文というのが昔交わされています。そこで、合衆国軍隊の装備における重要な変更には該当せず、事前協議の対象...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、今既に低空の飛行訓練の話に行ってしまっていますけれども、午前中からの議論にもありましたとおり、今回は、オスプレイ、四月、六月と事故を起こしております。その事故調査をしっかりとアメリカにやってもらって伝達をしてもらうと。アメリカも安全性を再確認し...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 沖縄の皆様が、四月、六月とオスプレイ事故が起こっております、そのことを大変心配されて憂慮されているということは、それは私どもも重くひしひしと受け止めていかなければいけないと考えていますので、逆にそのために、安全性を確認したならばしっかり説明しなければ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほど申し上げたとおり、大変、今、沖縄の皆様に御心配をいただいているという状況があることはまさに率直に認めなければいけないと思いますし、だからこそ、きちっとこれからも御説明していかなければいけないと思いますが、その石平の状況がどうなるかというところま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これは、賠償についてはやっぱり被害を受けた方に関して適切に、そして迅速に対応すると。基本的には、これは法律の枠組みがありますので、原子力事故による被害に係る緊急措置に関する法律、これにのっとって対応するということだと思います。  そこで、先ほども農...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 原発後の循環型社会創生と人間性回復問題に資するお話だと思いますので、その認識はございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 廃炉については、原子炉の安全性に関する知見が必要な段階がある一方で、核燃料物質の管理や建屋などの構造物の解体、放射性廃棄物の取扱いなど、これは幅広い知見が必要になってくるだろうというふうに思います。  したがって、原子炉安全専門審査会の活用も、これ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ちょっと今の御質問とその前に触れられたお話は……
○内閣総理大臣(野田佳彦君) そうですか。  がん対策推進基本計画の話でありますけれども、これは全国的ながん対策の話だったのでこの原発事故の話は出ていないということで、福島県のいわゆる子供たちのための甲状腺超音波検査などはやっておりますし、福島県のがん対策を推進するための後押し...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 分かりません。
07月25日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第7号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) このマイナンバーに関しては、大久保委員におかれましては、党のこの番号制度のワーキングチームの座長をされていますので、その意義についてはもう釈迦に説法ですから余り触れませんけれども、総合合算制度であるとか、あるいは今、野田毅発議者から御説明のあった給付...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ただいま御指摘いただいた国々におきましては、財政への懸念が深刻化をし、市場の信認を失ったために、極めて厳しい財政健全化策の実施を余儀なくされております。資料にも出ていますとおり、その一環として、例えば年金をギリシャでは二〇%切り下げたりとか、ポルトガ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 尊厳死というのは、人生の終末の段階において、患者さん御自身の意思決定を尊重して、そして自然な形で死を迎えるという場合が尊厳死だろうと思います。  平穏死というのは、ちょっと分かりません。同じ意味なんでしょうか。聞いたことがありません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 決して先送りをしようという考えはありません。参議院における審議における煮詰まり具合等々で、これはやっぱり参議院の理事間でこの日程については基本的にはお決めいただくものと承知をしています。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) しっかりした審議をした暁に採決をするという意味において、私と国対委員長の認識にそごがあるとは思っていません。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 何か特に指示をしたということはありません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) もちろん、そういう環境が整えば採決ということだというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これは本当かどうか分からないんですが、教えていただきたいと思うんですけれども、教育の教という、教えるという字の語源なんですが、父という字を書いて、その下に子を入れて、右に交わると書くという語源の説もあるそうなんです。すなわち、親子の交わりが教育の出発...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、全体として科学技術振興費、平成二十四年度で一兆四千億付けていますので、未来への投資の科学技術というのはしっかりこれからも私どもはきちっと力を入れていきたいと思います。  その上で、宇宙に関することですが、信じてもらえないかもしれませんけれども...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 日本の国土面積は世界で六十番目です。余り大きい方ではありません。ただ、今御指摘のあったとおり、海に目を転じてみれば、海から、ピンチになることもありました、この間のような大津波のように。だけれども、逆に海をチャンスに生かしていかなければいけない、そうい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政府としては、これは従来から、原則として政府関係者を除き何人も尖閣諸島への上陸を認めないとの方針を取ってきております。  そこで、先ほど、昭和二十年の七月のまさに石垣から台湾へ疎開をしようとしていた船が二隻米軍に襲われて、一隻はたしか沈没をして、も...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今、ちょっと二つの御質問でしょうか、提出をされようとしている法案の評価とですね。  平成二十一年に政権交代あったときに、平成二十一年度の最初の補正予算を我々組ませていただきました。そのときに、気付いていただかなかったかもしれませんが、南鳥島と沖ノ鳥...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、今の米国における慰安婦像撤去を求める動きでありますが、政府としてもこれについては重大な関心を持ってフォローをしてきております。在外公館を通じて地元のしかるべき関係者に対して慰安婦問題についての我が国の一貫した立場を説明をしつつ、申入れを行ってい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 軍や官憲による組織的な強制連行を直接示す公文書等はなかったということは、それは調査の結果であります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これは、平成五年の河野談話は閣議決定していませんが、その後の政権はその基本的な考え方を基本的には踏襲をしてきています。その踏襲をしている中で、先ほど言った直接軍が関与したといういわゆる文書、資料は見付からなかったということでありますけれども、その河野...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 社会保障に係る費用の将来推計では、一体改革の議論の参考となるよう、二〇二五年までの給付費、公費負担、保険料負担について、医療、介護サービス提供体制の改革を行うことを想定した、委員御指摘のように、改革後の見通しと、改革を行わず現在のサービス提供体制や制...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今、中村先生御指摘のとおり、この一体改革では、地域包括ケアシステムの構築など、これは評価がちょっと違うようでございましたけれども、どこに住んでいてもその人にとって必要な介護が受けられ、安心して暮らすことができる社会づくりを目指しています。  また、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私がイメージしているのは、今一票を持たずに、まさに政治的意思決定にかかわれない中でこれから成人になって税金を納めていくような世代、そういう人たちに負担を掛けないというのと、あるいは、まだ生まれていない世代、これから生まれてくる世代に借金をたくさん残し...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 人口構成の大きな変化については、何回も申し上げてまいりましたけれども、社会保障の根幹を成す、支える側と支えられる側の構成が大きく変わってきて、程なく一人の人が一人のお年寄りを支えるという時代に向かっていっていると。そういう状況の中で、特に、団塊の世代...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 九人です。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御指摘のとおり、政権交代以降九名、私の内閣からでも通算すると四名でございます。  閣僚の任命については、その時々の状況の中で適材適所でやってまいりましたが、この三年間で少なくともチルドレンファーストの観点からの政策は様々行ってまいりました。加えて、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほど来のそれぞれの担当大臣のお話で抜けていたことは、私どもも、例えば自公政権からやってきた安心こども基金、二十三年度の補正で千数百積み増したりとか等々、子ども・子育ての部分については、これはずっと力を入れてまいりました。  特に、今回の一体改革は...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国民会議においては、改革推進法案に盛り込まれました基本方針に基づいて審議をし、必要な法制上の措置については、今委員御指摘のように法施行後一年以内に審議の結果等を踏まえて講ずることとされております。  この国民会議の委員については、二十人以内をもって...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) この大事な法案が成立をした後、速やかにそういう人選……(発言する者あり)速やかに解散じゃありません、速やかに人選等をですね、構成を皆さんと相談をしながら決めていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 新制度は、これまで制度的にも財源的にもばらばらに実施をされてまいりました子育て政策を一つの制度にまとめるものでございます。地域のニーズに対応可能な多様な施設、事業を用意した上で二重行政の解消を図ります。また、行政各部の統一を図る立場から内閣府が一元的...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 子育てに今御奮闘されている、そういう世代の声を御紹介をいただきました。  これからまたその議論詰めていくかというふうに思いますけれども、今回の社会保障の改革というのは、そうした世代の皆様にも光が当たるようにこの社会保障に全てこの消費税を充てていくと...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 特定のところが逆に御負担だけ増えている状況というのは好ましいとは思いません。三党合意に基づいて、この新児童手当といいますか、名称は児童手当にのっとってつくった制度でありますけれども、先ほどの副総理お話があったとおり、控除のところを見直すのか、その手当...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今の委員の御指摘の流れでいいますと、例えば生活困窮者に対するいわゆる支援体系を構築するために、この秋に生活支援戦略、これを策定しようと進めておりますけれども、このときにNPO法人等々、民間との連携、協働も行って、相談体制の確立や伴走型の支援を実施して...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 大変示唆に富んだ事例を御紹介をいただきましてありがとうございました。その資料、イラストが多そうなので早く読めそうですので、是非それを精読させていただいて今後の参考にさせていただきたいと思います。ありがとうございました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 民主党の規約を今変更するというつもりはございません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 身を切る覚悟についてのお話がございましたけれども、まず、政治改革と行政改革があると思うんですが、政治改革の方では、これはもう各党の御賛同をいただいて、国会議員の議員歳費について二年間で五百四十万円削減をするということは、これ合意に達して既に実施をして...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 足下の今の景気の状況でありますけれども、本年の一月から三月期のQEが先般出ましたけれども、この実質の成長率は年率に換算すると四・七%ということであります。これは復興需要を背景に緩やかに回復の傾向があるんだろうと思いますが、しっかりこれを民需主導の体制...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 一体改革では、年金、医療、介護、こういうものをしっかり安定化させていくと同時に子ども・子育ての部分を充実をさせていく、そのための安定した財源を確保していくという、そして全世代対応型の社会保障を実現をするということでございますので、是非これは御理解をい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、国民の皆様にお願いする今回消費税の御負担は、十三・五兆という今数字が出ておりましたけれども、社会保障の充実とそして社会保障の安定化ということで、全て社会保障に充てていくということであります。  その中で、今ずっと御議論をいただいております介護...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) はい。  社会保障関係費、それぞれ伸びていきますけれども、介護の費用の伸びが一番著しいんですね。だからこの扱い一番難しいんだと思いますが、今回の一体改革の中でも、先ほど来出ているように、認知症の対策であるとか二十四時間訪問サービスであるとか、供給面...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今回の一体改革は、消費税の引上げ、国民に御負担をお願いする分は、全てこれ社会保障に充てるということであります。その結果、消費税率引上げに伴う増収分は、基本的には後代への負担のツケ回しの軽減などに使われるということになっていくと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 一体改革については、一昨年の暮れからの長い議論を経ての決断をさせていただいております。東日本大震災、原発事故を踏まえていろいろな検証と国民的な議論が必要だと思います。  中長期におけるエネルギーの選択肢については、今国民的な議論行われています。そこ...全文を見る
07月26日第180回国会 衆議院 本会議 第30号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 民主党楠田大蔵議員の御質問にお答えをいたします。  まず最初に、九州北部豪雨による災害への対応についての御質問をいただきました。  まずは、九州北部豪雨によりましてお亡くなりになられました皆様の御冥福をお祈りするとともに、被災された多くの皆様に心...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自民党今津寛議員の御質問にお答えをしてまいります。  まず最初に、民主党政権の安全保障政策に対する国民の認識についてのお尋ねがございました。  普天間代替施設の建設については、二〇一〇年五月に米国との間で新たな合意に達する過程において、国民や沖縄...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) きづなの渡辺義彦議員の御質問にお答えをしてまいります。  まず最初に、オスプレーへの搭乗、地元の説得、魚釣島の上陸視察についてのお尋ねがございました。  現在、オスプレーの事故調査結果や安全性などに係る情報の早期提供をアメリカ側に求めているところ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 公明党の東順治議員の御質問にお答えをしてまいります。  まず最初、尖閣諸島をめぐる対応についてのお尋ねがございました。  尖閣諸島が我が国の固有の領土であることは、歴史的にも国際法上も疑いがなく、現に、我が国はこれを有効に支配をしています。したが...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 共産党の赤嶺議員の御質問にお答えをする前に、先ほど、公明党東議員の御質問に対する答弁で少し明確性を欠いたところがございました。  オスプレーの安全確認のための専門家チームについての、お答えをしたつもりでございましたけれども、そこで、東議員から御指摘...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 社民党照屋議員の御質問にお答えをいたします。  最初に、沖縄の戦中戦後の歴史認識についてのお尋ねがございました。  沖縄は、さきの大戦で、二十万人もの方々のとうとい命が奪われた悲惨な地上戦を経験しました。その後も、二十七年の長きにわたり米国の統治...全文を見る
07月27日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第9号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) おはようございます。  若者の雇用環境はやはり依然として大変厳しい状況にあるというふうに認識をしています。若年者の完全失業率は、二十四歳以下では八・二%と、全年齢に比べても高い水準で推移をしています。政府としては、労働界、経済界、教育界とも若者を取...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国家戦略会議フロンティア分科会では、二〇五〇年のあるべき姿を見据えて、若手有識者を中心に自由闊達に御議論をいただきました。これが直ちに政府の方針になるものではないということは是非御理解いただきたいと思います。  政府としては、今国会に、六十歳定年を...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) この分科会、四つの部会がありまして、今御指摘のような部会も含めて、叡智と平和と繁栄と幸福という部会でやりました。平均年齢四十三歳で男女が三対二という、大変今までにない自由闊達な場だったんです。自由闊達な場ですから、我々が何か統制をしたり規制をしている...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) リーマン・ショック後、若者雇用が厳しさを増し、とりわけ既卒者を募集する企業が大幅に減少したことを受けまして、吉川委員御指摘のように、雇用対策法に基づく青少年雇用機会確保指針を平成二十二年十一月に改正し、卒業後三年以内の既卒者の新卒枠での応募受付を事業...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 社会保障・税番号制度につきましては、総合合算制度であるとか給付付き税額控除を導入する場合にはその本格的な稼働や定着が前提になるものであるなど、より公平な社会保障制度や税制の基盤となるものであり、マイナンバー関連法案は一体改革とも密接に結び付いた重要な...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、今回の一体改革によって社会保障を充実化、安定化させていく、そしてその消費税の引上げ分は全て社会保障財源化すると、消費税による税収はばらまきに充てることは一切しない、これはもう全ての党というか、皆さんが共通理解であるというふうに思います。  そ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 平成二十二年度以降の税制改正大綱においては、税制改革の視点として、御指摘がありましたとおり、公平、透明、納得の三原則を掲げているところであります。その際、納得の原則については、公平で分かりやすい制度に基づいて、納税することについて納得できるものである...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 地域主権改革を推進する中で地方がその役割を十分に果たしていくためには、地方税を充実をさせて、そして税源の偏在が小さく、しかも税収が安定的な地方税体系を構築することが重要であるというふうに思います。  今御指摘があった地方法人特別税及び地方法人特別譲...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 一つの御見識だと思いますので、そういうことを踏まえながらのこれからの検討になると思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 消費税中心の御議論がずっと委員会で行われていますが、今御指摘いただいた所得税であるとか資産課税全体を見渡せば、やっぱり一つの理念としては、従来がどちらかというと自由主義的な発想で来たこれまでの税制の体系を、格差是正であるとかあるいは再分配機能を強化を...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 本当に広く国民の皆様に御負担をお願いをする中で、日々の資金繰り等で御苦労されている中小零細企業の皆様に対してはしっかりと対策講じていかなければいけないと思いますし、その前提となるのはやっぱり経済の好転だというふうに思います。御負担をお願いをする前に、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 価格転嫁が事実上、引上げのとき、それから今、三%から五%、上げたときのお話がございましたけれども、実態としては難しいというお話で、御指摘でございました。  難しいんですが、これはやっぱり最終的には消費者が負担をするというこの消費税の性格からすると、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 日本の経済を本当に支えている中小零細企業はたくさんあります。そういう皆さんがきちっと仕事をし続けていけるという環境をつくること、これが国民の皆様に、これは中小企業だけじゃなくて全ての国民の皆様に御負担をお願いするわけでありますけれども、そうした環境を...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) もうあと一分しかないようですから、私の方でお答えします。  御指摘のとおり、「三丁目の夕日」の時代は、今日よりあしたは良くなるとみんな思っていました。あの鈴木オートの社長も、あの集団就職で来た女の子も、みんなそうでしたね。そういう時代をつくりたいん...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 高校時代からの古い付き合いの友人でございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) その後、私が県会議員の選挙に二十九歳のときに出て以来、友人として応援をしてくれています。いっときは後援会長を務めていただいたこともございました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 寒竹郁夫氏から、民主党千葉県第四区総支部、これはちょうど平成十一年、九九年でありますけれども、五百万円の寄附を受けていたことを千葉県の公報で確認をさせていただきました。それから、資金管理団体未来クラブが、平成十四年から平成二十二年までの九年間のうち六...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 彼から具体的に彼の仕事の関係で要請を受けたことは一度もございません。(発言する者あり)いや、全くありません。財務副大臣、当時たしかそうでありましたけれども、診療報酬にかかわるものについては全く関係ありません。あれは中医協で決めている話ですので、私が関...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 平成八年のいわゆる今の小選挙区比例代表並立制の選挙が導入されたときに、私は二期目で落選をしました。百五票差という全国一の僅差、重複立候補をしていませんでしたので、惜敗率九九・九%で、三年八か月浪人をすることになりました。そのときに一番助けてくれたのが...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 肩代わりするということじゃありません。実態があるということでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自分の秘書活動をやりながら、例えば一定のイベントの手伝い等々をやるという、だから兼職という意味ではそういう人もいました。あとは、完全にうちの事務所を辞めて完全に雇用をされているという状況の元秘書が二人いました。これは完全に、だから実態があるというふう...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 実態があったということ、勤務実態があるということでございますので、政治資金規正法上の問題ではないというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 野田事務所の手伝いというか秘書等の仕事を、例えば朝一緒に街頭に立ったりするとかという形をやりながら、一方で、向こうが必要なときにはそのお手伝いをするという実態がありましたので、したがって、これはだから個人の兼職でありますので、政治資金の問題とは関係な...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いや、ですから、私の政治活動を手伝うという一方でそちらの会社のお手伝いもするというのが実態だったというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) それこそ九〇年代の後半のお話なのでつぶさに全部記憶しているわけではございませんけれども、勤務実態はあったというふうに本人からも報告を受けております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ちょっとこれ正確によく調べなければいけませんけれども、秘書としての給与は私の事務所からも出していたと思うんです。だから、それを若干補ってもらう部分があったということであって、給与の肩代わりといいますか、寄附としての扱いじゃなくて実態に即しての対応だっ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ここはいずれにしても正確を期さなければいけませんので、よく調べさせていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、その不正請求があったのかどうかという事実関係もまだ明らかになっておりません。確かに、高校時代からの友人ですし、特に浪人中大変助けてくれた、後援会長もそのころから務めてくれたという関係であることは間違いがありませんが、私の政治活動とその彼のビジネ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 財務大臣のときに、私から推薦をして、お招きをする枠の中で招いたということはあると思います。  後援会長自体は降りていますけれども、依然として中小企業の人たちを集めた勉強会等々で私の活動をサポートしてもらっていますし、引き続き……(発言する者あり)い...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私にとっても、彼にとっても、きちっと外に向けて説明していく責任はあると思っております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いわゆる政治的な関係においては、これは今こういう大きな法案をお願いをしているときに、それはやっぱり脇を締めなければいけないという意味においては気を付けなければいけないことがあると思います。  ただ、資金的なやり取りとか別として、やはり古くからの友人...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) そういう報道があったということは、これは重く受け止めなければいけないと思っていますので、妙に疑われる関係であるということはこちらとしてもそれは好ましいとは思っていません。ただ、団体との関係という意味においては、それは控えなければいけないと思います。た...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いずれにしても、今後のその調査等々を踏まえながらの判断をさせていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) だから、言っていることは同じであって、まさに調査をした上で不正等々が出てきたらば、それはさっきも申し上げたとおりの返還を含めて検討をさせていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 事実関係については詳細に承知しておりません。親族とはいってもそれは別人格でありまして、その市議会市議会での活動の話であると思います。その説明については本人が市議会なり市民にきちっと御説明をするべきことだろうと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私の秘書が会社を有し、そして兼業しているということで、そのことについては議長にもお届けをさせていただいております。  その仕事と実弟とのその政務調査費の関係の中での詳しいちょっと実態は把握をしておりませんけれども、それぞれこういう形での疑問が出てき...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いずれにしても、きちっと説明できるようにはしなければいけないと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 不適切なそういう関係、支出があったのかどうか、これは基本的にはやっぱり当事者である実弟が市議会等々で説明すべきだというふうに思います。私も、この背景にかかわってくるその秘書のその仕事の内容については私なりにも調べさせていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 不適正な支出であるという前提でお話をされていますけれども、私はそういうことはないと思います。ただ、いずれにしても、私なりにも把握、調べさせていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 返還したちょっと理由なども私は聞いておりませんけれども、恐らく、いわゆるきちっと報告書等々が残っていなくて説明できないから、そこにおける道義的な問題で返還したのではないかというふうに思います。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いずれにしても、先ほど申し上げたように、きちっと私なりに調べさせていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御批判は甘んじて受けるしかないと思いますが、いずれにしても、ちょっと調べさせていただければと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 無駄の定義というのは難しいと思うんですね。  ただ、いろんな政策の優先順位をいろいろ考えた中で、優先順位では低いものをあえてやるというときには、やっぱりそれは無駄という感覚は出てくるかもしれないのではないかと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) さっき申し上げたように、一時期やっぱり箱物を造り過ぎたというとき、これはやっぱり無駄だったと思うんです。今はそういう状況ではないですよね。そういう状況のない中で、あえて今無駄が出てくるとするなら、さっき言ったように、いろんな政策の優先順位がある中で、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私も被災地はお訪ねをさせていただきまして、現地でいろんな御説明をいただきました。  確かに、きちっと命を守るためのインフラ整備というものはあるということを痛感をしておりますので、必要なものはしっかりそのための整備をしていかなければいけないと考えてお...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 採決の日程は、ちょっとこれは理事間での協議があると思いますから予断を持って申し上げられませんけれども、いざ採決というときに、衆議院のときに残念ながら反対者、棄権者等々が出ました。国民の皆様にも御迷惑をお掛けしたと思いますし、国会審議にも影響が出ました...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 経済の好転を条件とするということが今回の法案の中の大変大きな柱だと思いますので、そのために附則の十八条の一項から三項があると思います。そこは問題意識、三党が共有していると思いますので、デフレ脱却、経済の活性化に向けて政策を総動員をして国民の皆様に御負...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 資料を拝見をさせていただきまして、事前防災の意義というか効果というものがこのグラフを見る限りにおいては明確に出ているというふうに思います。命を守るための真に必要なインフラ整備というものはやっていかなければいけないと私も思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これまでも、その防災という観点からいうならば、学校施設であるとか病院施設の耐震化等、必要なことはやってきたつもりなんです。  その上で、二十五年度予算の概算要求の基準、組替えの基準については具体的内容はまだ何ら決めているわけではありません。中期財政...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほど申し上げたとおり、まだ基準を決めているわけではございません。何も決まっていませんけれども、当然、防災、減災の視点で今できること、やらなければいけないことということはきちっと選別しながら対応していくということになります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 第三項、いわゆる経済の好転をどう判断するか。これについては、様々な指標を総合的に勘案をする、時の政権が判断をするということになると思いますけれども、その前提になるのは、今委員御指摘のとおり、第一項に規定をされています例えば名目三%、実質二%という、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 東日本大震災を始めとする各種災害の教訓を踏まえて、防災力を強化し、災害に強い国土を構築しなければならないという認識は、これは委員とも共有をさせていただきたいと思います。  その上で、今御指摘をいただきました全国知事会の日本再生デザインにおいて示され...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) コンクリートから人へという考え方の下で政権交代直後から特に力を入れたのは、それまで社会保障費、機械的に二千二百億円削るということをやめて、社会保障に必要なところについてはきちっと予算を付けていくであるとか、あるいは教育であるとか子育てであるという、ま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私の顔の下でマニフェストが作られるかどうかも、これは予断を持っている話ではございません。いずれにしても、どなたが代表になられても丁寧に党内議論を踏まえてマニフェストを作ると思いますが。  ただ、さっき申し上げたとおり、人への投資を重視をしていく姿勢...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、安心しているということはございません。  よく政治生命を懸けるという言葉の話もありましたけど、昨日の質疑でも、心からを代議士会で三回言ったけど参議院総会では一回だとか、いろいろありますが、思いは変わりません。大変国民のために重たい法案だと思っ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政治生命は一つしかないと思いますが。  これ、突然出したテーマではありません。マイナンバーはずっと前から出している法案で、これから衆議院で御審議いただけるかどうかというところまで来ています。それから、特例公債も、これはずっと懸案で残っていますが、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) よく分かります。  省エネの徹底、特に節電のお願いを今全国各地でしています。その率先垂範の意味でクールビズということでありますけれども、もうなかなか、取ったり外したりすることが多いんですよね。外国からのお客様が来ることも多かったりするので、どうして...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 特にどなたを予備軍という形の扱いをしているつもりはございません。党で一致結束して採決に臨むという努力の中で、様々な努力はしたいと思います、丁寧に。ただ、個別のお名前が出てきて個別の人にどういう対応をするか等々は、これはもう党内にお任せをいただきたいと...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 党に任せてとは言っていません。もちろん参議院執行部を中心にしっかりやっていかなければいけませんが、もちろん私もできるだけの丁寧な対応というか、コミュニケーションを図りながら、みんなが一致結束して対応できるようにしていきたいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 個人的にロンドンに行きたかったということではありません。もし私が役に立って東京招致に貢献できるならばということでありましたので、そこは違います。こういう形で国会で御審議をいただいている状況でございますので行かなくなりましたけれども、ロンドンに行ったと...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 全力で今取り組んでいる最中でありますし、その結果が出るようにまさに責任を果たしていきたいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 一致結束して対応するように全力を尽くして責任を果たしていくということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 確かに、今後のスケジュールを整理はされていると思いますけれども、当然のことながら、これ、一番おしりになっている八月下旬というのが我々の任期、我々衆議院の方の任期でございますので、この間にどこかで選挙をしなければいけないということは間違いありません。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) こじ開けるというところもないんじゃないでしょうか、これは。解散するときは解散するときでありますので。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ちょっとお答えのしようのない御質問が続いていると思うんですが、必要な時期、必要なタイミングというのはそれはあると思います。やるというときにはやるということであって、ここしかないとかという、そういう御判断はちょっとよく分かりません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ですから、特に決め打ちをしているわけではございませんけれども、ただ、過去の事例を見てもこの時期だけに解散が行われているわけではありません。いろんな事例がございました。そういうことを踏まえて、必要なときに、また、やるべきことをやった暁に判断をしたいと思...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほど来、小宮山大臣がお話ししたとおり、これを見直しをしていく意義というのは私どもあると思っていますが、今はこういう三党合意に基づいて法案の御審議をいただいている状況でございます。それを踏まえて、この後、その成立をした段階の暁に、また三党によって高齢...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 様々な改善が行われてきたことはそのとおりでありますけれども、保険者機能のところの調整をするであるとか、市町村国保に頼っていた部分を県単位に持っていこうとか等々の、それぞれの保険制度の根幹の問題点も解決しようという、そういうものでございますので、それを...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 関係者の御理解をいただくということが今の前提になっておりますけど、御理解いただけるように努力をしていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 三党においてその合意に向けて協議をする、そしてその上で、国民会議等での御議論も経て、それで進んでいくということでありますけれども、新しい年金制度が、これはもう何回もこれまでもお話をしているとおり、一定の移行期間があります。だから、どこからその消費税と...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 学生の皆さん、若い人たちにこの社会保障と税の一体改革の意義を御説明をするためにお話をした中で、どうしてもこの逆進性の対策というのが大事であると。そういう中で、三党間で合意したことについては、給付付き税額控除、そして軽減税率、簡素な給付措置、こういうお...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) やっぱり中小零細企業の皆様がこの転嫁の問題に大変高い関心を持っていらっしゃること、これは重く受け止めなければいけないというふうに思いますし、あの三党合意をする際にも、やっぱりこの議論はしっかり行われたというふうに思います。消費税を引き上げたとき、ある...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 消費税は最終的には消費者が負担をすると、そういう位置付けでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的には財務大臣が答弁をしたとおりであって、これは平成十九年のときの、当時の政権下で構想したものも踏まえての対応であります。ただし、検討事項があるということを率直に財務大臣も認めておりました。そういう検討をしっかりしなければいけないと考えております...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 二〇一五年にプライマリーバランスの赤字を対GDP比で半減させるというこの目標は変わりません。変えません。その枠組みの中で、その財政規律を考える上の中で、じゃ基礎的財政収支対象経費は幾らにするのか、国債費はどうするのかということを精緻に決めていきたいと...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、整備新幹線の着工の話がございましたけれども、公共事業関係費に過度に依存しないことを前提に、自主財源を活用した上で時間を掛けて整備するものであって、これは財政規律に配慮しながらの対応であります。ちなみに、政権交代以来、公共事業関係費については、一...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 全く違います。あくまで今回の一体改革の意義は、社会保障の安定化と充実、そのために国民の皆様に御負担をお願いをする、全て全額社会保障に充てる、官の肥大化には使わないというのが、これ大原則であります。それを踏まえて三党で協議をしてまいりました。したがって...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 吉田委員御指摘のとおり、そういう方向でいきたいと思います。三党の合意によって、所得税については、累進性の強化の具体化に当たって、私どもの政府案も元々ありましたけれども、先ほどの公明党案というものもございます、そうしたものを踏まえて検討させていただきま...全文を見る
07月31日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第11号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 川合委員御指摘のとおり、歳出の総額が約九十兆円であります。ただし、この内訳を見てみますと、いわゆる年金、医療、介護など国民の皆様に還元をされる社会保障関係費が二十六兆円であります。それから、地方公共団体に交付される地方交付税交付金が十七兆円です。また...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、今回の一体改革の目的でありますけれども、これは社会保障を充実、安定化させるための安定財源の確保と財政健全化の同時達成ということになっています。  今の御指摘は財政健全化の部分にかかわると思うんですが、今回、二〇一四年四月に八%、二〇一五年十月...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今回の御審議いただいている法案の中でも、附則の十八条のところに経済の好転という考え方が強く打ち出されています。すなわち、国民の皆様に御負担をお願いをする際には、デフレ脱却、経済の活性化に向けて全力で頑張っていって、そして経済が好転をされているという、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 少子高齢化が進展をする中で日本の経済やあるいは社会保障を維持していくためには、雇用の環境を整備して就業率を向上させることが重要であると思います。そのために、今御指摘ございましたけれども、高齢者も若い人も男性も女性も障害を持った方も希望をすれば働くこと...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御指摘の資料は、今認められましたけれども、全体として見ると社会保障制度には所得再分配機能があって、低所得者には負担を上回る受益があるということが示されているというふうに思います。ただし、社会保障給付は、世帯の年齢あるいは世帯の類型、健康状態など、必ず...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国民負担率の水準については、これはまさに最終的には国民に選択していただかなければいけないと思いますが、御指摘の図で示されているとおり、現状においてはいわゆる国民負担率というのは四〇%弱ですね。で、潜在的な国民負担率になると、これ、ちょっと五一パーぐら...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 特に抗議というのはしていません。すぐ修正をしたと聞いておりますので、間違いだったということだというふうに思っております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私も、平成十三年か十四年の参議院選挙のとき人の応援をやっていて、まさに熱中症でえらい苦しんだ記憶があります。本当に厳しいですね。  そういう中で、今回も搬送されている方が増えている等々、政府としては、それぞれの担当セクションでしっかりと注意喚起をし...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 被災地の住宅や自動車等に係る生活再建策については、野田毅先生からもお話がありましたとおり、これまでも様々な所要の措置は講じてきていますが、その上で、今回の一体改革との関係では、法案の提出時に、消費税の税率の引上げに当たっても、住宅を失った被災者の方々...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 日本航空については、我が国の航空ネットワークの重要な部分を担っていることから、同社が再生を果たすまでの間、政府としても必要な支援を行うこととしております。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(野田佳彦君) この方針に沿って、企業再生支援機構は日本航空の再生に必要な支援を講じてきたと承知をしています。  今議員御指摘の欠損金の繰越控除制度というのは、これは税制上一般的なものであって、別に日本航空のためにあるわけではありません。多くの法人がこの制度を適用...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今までそういう実例はほかにもあったと承知しています。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほど古川大臣が説明をしたとおり、これ裁判所の許可を得て実施をしているということと、それからモラルの問題のお話でございますけれども……(発言する者あり)ちょっと聞こえますか、大丈夫ですか。  当時のこの第三者割当て増資というのは、債権者であった金融...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 何の決断でしょう。ちょっとごめんなさい、趣旨が分かりませんでした。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 制度というのはさっきの繰越控除の話ですか。それはさっき大臣が答弁をしたとおりでございます。この問題でどうのということじゃなくて、一般的にこの制度に疑問があるということならば、これは議論はあってしかるべきだと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 再上場については、これは現在、企業再生支援機構と日本航空がその再上場に向けた取組を進めていると承知をしております。そのことに私の決断は関係ないというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 記憶にありません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) がん教育については、これは子供のころからがんの予防や早期発見を含めた正しい知識を持つことが大変重要であると思いますので、今後とも関係省庁で連携をしながら、しっかり取り組んでいきたいと考えております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 終戦後六十七年、そして主権回復から六十年という大きな節目のときだというふうに思います。  私は、この戦後の歴史振り返ってみて、戦後の荒廃から人生の先輩たちが本当に懸命に立ち上がって、そして高度経済成長期を実現をし、いっときはジャパン・アズ・ナンバー...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 常に国家と国民は愛しております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 戦前のフランスの外交官が、日本は、日本人はボーブルだけどノーブルと言ったと聞いたことがあります。すなわち、貧乏だけど気高いと。その後、日本は貧乏ではなくなりました。でも、気高さもちゃんと失わずに残っているということを、さきの大震災の際のみんなの秩序立...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 三党合意を踏まえて法案審議をこの参議院においても大変熱心に、また密度の濃い御議論をいただいていることに感謝申し上げたいというふうに思います。  当然のことながら、この一体改革の成立を期す立場でございます。ただこれは、国会の運びは、それぞれ今理事間で...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今回の一体改革は、社会保障の充実、安定化と財政健全化の同時達成、これを目指すものでございます。具体的には、現役世代の子育て支援を中心に、社会保障を全世代対応型にするため、充実として二・七兆円程度を図ると同時に、国民皆保険、国民皆年金あるいは介護保険と...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 議員歳費含めて、国会議員関係経費については、これは各党会派で御議論いただければと思っております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 足下の経済状況を見ますと、一月から三月期、実質成長率は四・七%という形で緩やかに景気は回復傾向にあると思います。ただし、これは復興需要を背景にしておりますので、二十五年度はまさに民需主導の経済成長へと移行させていかなければならないと考えております。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 現時点においてデフレから脱却できていませんけれども、先ほど申し上げたような経済的な見通し等々も含めて、こうした見通しを前提にして消費税率の引上げを国、地方合わせてやった場合に、平年度増収見込額は二〇一五年度時点で五%相当額は十三・五兆円となりますので...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、現状においてもデフレから脱却しておりませんけれども、いっとき三十七兆円に落ち込んでいた税収は今四十四兆円台まで回復をしています。一方で、消費税の引上げ、それは国民の皆さんにとっては御負担をお願いする話でありますけれども、社会保障に全て充てる話で...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほど来申し上げているとおり、デフレ下でも税収は上がる可能性はあります。先ほど申し上げたとおり、消費税だけでこれは十三・五兆円、実質一・一%の成長を慎重な見通しでつくっておりますが、そうなります。  加えて、経済に対する、あるいは将来に対する不安が...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) デフレ下で税収が上がるのかどうかというお話に私はお答えしました。デフレ下という中で増税をするという言い方はしていません。それはちょっと質問と食い違っているというふうに思います。あくまで、十八条がこれ法案の中に出ていまして、経済の好転という条件がありま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 急速な少子高齢化、あるいは雇用や家族、地域社会の在り方が変化をしています中で、所得格差についても拡大をしている傾向が見られると思います。  今資料をお示しをいただきましたけれども、貧困・格差問題が大きな課題となっていると認識をしています。一つには、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 社会保障そのものが再分配機能があると思いますが、その中でも特に今回の改革の柱というのは、給付は高齢者中心、負担は現役世代中心というその構図を改めて、給付、負担両面において世代間の公平を図っていくという中で、特に給付の面で人生前半の社会保障、子ども・子...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 諦めたということじゃなくて、この国会の審議でも何度も議論になっていますけれども、高齢者医療制度と公的年金制度等については、合意に向けて三党で協議をすると、そういう場所で私どもの主張というものをしっかり行っていきたいと思いますし、国民会議を開催させてい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国民に御負担をお願いをする前に、やっぱり経済の好転をさせるということが今回の法案の中でも大きな柱になっています。それを踏まえまして、今日、日本再生戦略、閣議決定をさせていただきました。ライフ、グリーン、あるいは農業、中小企業、こういうところを柱に予算...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 何度か増税だけというお話されていますけれども、先ほど来も御議論ありましたとおり、今御審議いただいている法案は八つあります。一つは社会保障の推進の法案。そのほか社会保障に関連して、年金に関するものが二つ、子ども・子育て三つと、間違いなく社会保障を安定化...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 成長と財政再建の両立を図るというのは私どもの考え方で、今経済に対するいろいろ御提起がございましたけれども、しっかりと経済の成長を促していくということは我々も全力を挙げていきたいというふうに思いますが、併せて財政再建、この社会保障一体改革と同時に併せて...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 中小企業が転嫁しやすい環境を整備していくということは極めて重要な課題だと思います。  今回の税率引上げが二段階にわたるものであることも踏まえまして、政府としては、独占禁止法や下請法の特例に係る必要な法制上の措置も含め、これまでの消費税の導入時、引上...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これは、消費税の引上げをもって個人消費がずっと下落傾向にあるということでは必ずしもないんではないか。その後の経済情勢等々の厳しさ、先行きに対する不安、そういうものがあって、残念ながらここ十数年こういう傾向が続いているということだと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 大事なことは、経済の再生をどうやって図るかということだと思います。そして、その経済が元気になったときに、加えて社会保障に対する将来の不安がなくなったとき、これまでは過剰に貯蓄をしていた人たちも消費に回っていくということもあるというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政党助成金制度については、その制度創設の趣旨にも照らしつつ、各政党において御議論いただく問題だと思いますが、国政選挙の間における政党の分割あるいは分派についても法に定めるとおりであり、議員の御意見は現行制度とはちょっと異なる御主張ではないかというふう...全文を見る
08月10日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第14号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) おはようございます。  ただいま櫻井委員からの御質問でございますが、おととい党首会談を開かせていただきました。そして、様々な意見交換をさせていただいたときに、最終的に、三党合意を踏まえて一体改革関連法案を早期に成立をさせるということ、そして、一体改...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今回の一体改革関連法案の目的は、社会保障の安定財源、これを確保することと財政健全化の同時達成ということでございます。その意味では、当然のことながらこれは財政健全化に向けての大変大きな、一里塚に向けての大きな一歩だというふうに思うんですが、一体改革で国...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 欧州の今の状態を見ても、財政に対する信認が薄らいだりなくなったときに、それが金融不安や経済不安につながっていくという状況が生まれています。一たび財政に対する信頼を失ったときには、その後、様々な努力をする、例えば年金等の給付をカットするとか大変厳しい行...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今、教育とか住宅コストの違いとか御指摘ございました。そういうことをよく参考にさせていただきまして、検討させていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御指摘のとおり、長い間デフレの状況に陥ったままでありまして、おととし、政権交代直後に改めてデフレ状態であることの宣言をさせていただきました。その後も様々な取組を行っておりますけれども、なお現在も緩やかにデフレ状況が続いているということであります。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政治不信を払拭するにはいろんな観点からの様々な取組が必要だと思いますが、一つは、やっぱり国民の皆様が不安に思っていること、関心を持っていることに対してきっちりとやっぱり情報を公開をしながら物事を進めていくという透明性の問題。それからもう一つは、今何が...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今、吉川議員御指摘のとおり、財政への信認と国債市場や国民生活との関係というのは、これ密接不可分だというふうに考えております。  例えば、今回の欧州債務危機の状況を見ますと、財政への懸念というものが深刻化する、そうすると、財政の持続性に対する市場の信...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) おっしゃるとおりでありまして、急速な少子高齢化であるとか社会経済状況の変化の中で、社会保障制度、これはまさに国民生活に直結をしています。これを持続可能なものにしていくためには、給付は高齢者中心、負担は現役世代中心という構図のままではこれは持続可能性は...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 新卒者の就職が難しいということであるとか非正規雇用が増大をしているということ、これまさに若者の生活を厳しくしているということだというふうに思います。それが、ひいては結婚、子育てを厳しくしているということにつながっていますので、これはまさに社会全体で対...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 地域主権改革、まさに私も掲げる一丁目一番地だというふうに思います。そのためには、地方が役割を十分果たせるためには、地方税を充実をさせて、そして税源の偏在が小さくて、税収がしかも安定的であるという地方税の体系を構築することが重要であります。このような観...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今回の改革の意義というのは社会保障の充実とそして安定化のための安定財源確保と財政健全化の同時達成でありまして、このことによって全て安心がもたらせるのか、特に若年層が納得するかというと、これゴールではありません。御指摘のとおり一里塚だというふうに思いま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これは衛藤先生御指摘のとおり、おとといの党首会談のときに様々な意見交換をさせていただきましたけれども、お互いに譲り合って、そして国民のために判断をして、三党合意をして、今一体改革関連法案大詰めを迎えていますが、三党合意に基づいて一体改革関連法案を早期...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これは三党合意の際に幹事長会談もやったときに、三党合意を踏まえて一体改革は早期に成立を期すという文言が入っています。したがって、これは党執行部だけではなく党全体として早期に成立を期してきたところであります。  今、個々のいろいろな発言がございました...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 二月に政府として大綱を閣議決定をさせていただきました。その大綱は、社会保障の全体像と、そしてその後の工程をまとめたものでございましたので、社会保障のあるべき姿、全体像が我々も全く念頭になかったのかというと、そうではありません。全体像があって、その上で...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これまで、自民党政権というか自公政権の時代に社会保障の財源確保をするために、様々な歳出削減も含めて御苦労をされてきたということは私も事実だというふうに思います。実際、社会保障、毎年自然増で一兆円伸びるという中で、それを支えるためにほかの政策分野を削ら...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 何と言ったらいいんでしょうね、七千五百億でやってきたと、だから、毎年、本当、自然増のうち二千五百億は削っておくというやり方が、結果的には、あのころ、私どもは総選挙でもお話しさせていただきましたけれども、医療崩壊であるとか、あるいは介護の心配等々弊害も...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 社会保障とその税の在り方について、衆議院の段階で百二十九時間という総質疑時間でかなり活発な議論を行って論点整理をし、それを踏まえて三党によって三党合意を行って、そして修正をする形で、今参議院で御審議をいただいていますが、この参議院における御審議も、地...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 社会保障を充実させなければいけない部分は充実させなければいけませんけれども、やっぱり社会保障と言いながらも、聖域化してその効率化の議論をタブー視してはいけないというふうに思っていますので、当然のことながら、効率化、重点化すべき分野というものについての...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御指摘のとおり、法案の附則の第十八条第一項において、政策努力のこれ目標としてでありますけれども、平成二十三年度から三十二年度までの十年間の平均において名目の成長率三%程度、実質の成長率二%程度を目指すということになっています。  これ、もっと高くし...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私ども、元々総合こども園という形で提案をしておりましたけれども、認定こども園というものを拡充をしていく形で今御指摘のあった課題を解決していこうと、こういう形で合意をさせていただきましたので、その趣旨にのっとってこれから取り組んでいきたいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 採決の日程をめぐる話はちょっと国会の中での動きだったというふうに思いますけれども、少なくとも、三党合意を踏まえてこの一体改革関連法案を今国会中に成立をさせる、しかも早期に成立をさせるという意味においては、私ども執行部含めて全体としてこの問題意識は共有...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 〇・三兆の確保は、今財務大臣が答弁したとおりであって、各年度の予算編成において重点化、効率化を様々な分野で図りながら全力で捻出をしていきたいと考えております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 結城准教授は、七月二十六日の参考人質疑におきまして、認知症等の方を例に挙げて、家族力や地域力の減退により、年金などにより給付された現金を自分の必要とするサービスに転換することが難しくなってきている、また、社会保障サービスについては、契約に基づくことに...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 荒木委員御指摘のとおり、交通事故死者を状態別に見ますと、歩行者の割合は三年連続で最多となっており、歩行者の交通安全対策は喫緊の課題であります。こうした状況も踏まえ、交通安全対策基本法に基づき昨年三月に策定した第九次交通安全基本計画においては、基本理念...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 御党及び自民党から提出をされています不正経理防止法案の趣旨のとおり、公務員等の不正経理の防止の徹底を図ることは重要な課題であると認識をしています。不正経理防止法案は前国会から継続審査であり、今国会に引き継がれているところでありますが、民主党においても...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 衆議院の任期自体は来年の八月末までであります。ただ、民主党の場合は代表選挙がございますので、当然のことながら九月、代表の任期というのは、だから残された一か月ということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) たしか九月いっぱいまでだと記憶しています。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 必ずしもそれはそのままなるとは思いません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 解散の時期について、特定の時期を明示的に言うことはふさわしくないというふうに考えております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 代表選がどうなるか等々は、これはまだ分かりません。分かりませんけれども、自分の任期中というか、当然これは公党の党首間の合意であります。私が引き続き党首で総理を務めるのだったら、合意を踏まえての対応を当然重くさせていただきます。代表が替わって仮に総理が...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 国民に信を問う話と一緒に食事をする話は全く別だと思いますが、公党間の党首間の合意であると、そういう位置付けであって、その近いうちについては、私は解釈を一つ一つコメントするということはふさわしいとは思っていません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自分が総理大臣にあるという場合において、当然のことながら、自分の責任として相手の党首とお話をさせていただいております。それが基本でありますけれども、当然、総理の解散権というのはそのときの総理の判断だというふうに思います。したがって、そういう公党間の党...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) どういう御認識かどうかは、それは各党のそのお話は分かりません。そういう詰めたお話をしたわけではありません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) だから、詰めた話はしていないということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) おとといの党首会談、正確に言わなければいけないと思いますけれども、二人きりになる前に、両党の幹事長そして幹事長代行がいるときには、私は、特例公債あるいは一票の格差是正、定数削減を含む政治改革、これについては、早期にこういう懸案についても結論が得るよう...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今の状況については違憲であり、違法であるという、そういう状況であります。この状況は一日も早く脱却しなければなりませんし、これは立法府の責任において、これはもうどの党がどうのじゃなくて、国会議員としてそういう強い意識を持って対応しなければいけないと思い...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 違憲、違法状態は一日も早く脱却しなければなりません。実務を考えると、区割り審設置法を改正をしてから一定期間、作業に、周知に掛かるということは事実だと思いますが、一方で、私は総理大臣の解散権は縛られるものではないと思います。今の一つのお話でありますが、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 固執しているとは思いません。一票の格差を是正しなければならないは、それぞれの問題意識はあると思います。共通していると思います。定数削減もしなければならないということは、それぞれ各党がこれまで国民の皆様にお約束してきたことじゃないでしょうか。  その...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 衆議院においては、いろんな経緯がございましたけれども、元々私どもは比例の部分を八十削減という、そういうマニフェストを掲げてまいりました。  今回は、小選挙区〇増五減ですから五減らす、その上で比例については四十減らすという、トータルで四十五減らす定数...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政治改革推進本部の中で御議論をさせていただきながら、今現時点においては、そういう方向性の中で何か解決できないかという、現状打破のまず第一歩として議論がされているというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 別に意図的に何かの、そういうことはありません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 予算は成立をさせていただきましたけれども、その裏付けとなる財源の中の大宗を占めるとも言っていい特例公債、これが成立をしなければ、財務大臣が御説明をしているように、だんだん予算執行が窮屈になっていきます。窮屈になっていくということは、どこかの段階で抑制...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) この今回御審議いただいている法案の目的は、社会保障の安定財源確保と財政健全化の同時達成です。財政健全化の同時達成ということは、我々がまとめている財政運営戦略を基本に置くということでございますので、二〇一五年の段階でいわゆる基礎的財政収支の赤字対GDP...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 参議院の七会派において私に対して問責決議案が提出をされたことに対しては、これは厳粛に重く受け止めなければいけないというふうに思います。  ただし、この後いろいろ御議論があるかもしれませんけれども、社会保障と税の一体改革については、私はやり遂げていか...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今回引き上げていただく消費税について御負担をいただく分については全額これを社会保障に充てるということ、社会保障の充実に一%、安定化に四%充てる、これが今回の改革案の趣旨であります。  予算を重点的に、効率的に配分をする中で、例えばこれは今回のこの法...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほど申し上げたとおり、消費税引上げ分については、これはあくまで全額、全額社会保障です。全額社会保障に充てるということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) なぜ社会保障と税の一体改革が必要なのか。社会保障を充実、安定化させるための安定財源確保するためにこれは国民生活に不可欠でありますので、そのためにやるんだということを国民の皆様にお訴えをするということであります。その結果については予断を持ってはお答えす...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政権交代を実現してから約三年になりましたけれども、マニフェストでできていない部分もあります。だけれども、やれた部分も相当あります。総崩れであるとか次々とできていない状況という御指摘は、私は全く当たらないと思っておりますし、自分たちが任期にいる間はマニ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 社会保障と税の一体改革の意義についての見解の相違があるとはいいながらも、七会派から私に対して問責決議案が出ているということは厳粛に重く受け止めたいというふうに思います。  ただ、その扱いについてはこれは国会の運びでございますので、政府の立場でお答え...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 我が党から、残念ながら、不信任について私どもと同一の行動が取ることができずに、また離党の申出があったと聞いておりますが、大変残念なことであります。極めて遺憾に思います。  自民党のことについては、他党のことを私が申し上げるのは、これは失礼かと思いま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 対話と説得が基本だと思います。その意味では、私どもの考え方をまとめる際には、一昨年の暮れからですからもう一年以上掛けてこの社会保障と税の一体改革の議論をしてまいりました。昨年の六月に成案をまとめて、今年の初めに素案をまとめて、そして二月に大綱として閣...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 時間を掛けてもずっと万人が納得する形ではできないかもしれません。だけど、時間を掛けて丁寧に民主的なプロセスはたどってきたと思っております。  その上で、国民の皆様の御理解を得るために、万が一、万が一じゃないですね、もうこの採決の時期ですから、成立を...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 当然のことながら、デフレ脱却、経済活性化に向けて政策の総動員をしていきたいというふうに思いますし、今回御審議いただいている法案の十八条の附則にも経済の好転という、そういう大変重要な考え方が出ています。  それを実現をするための環境整備に向けて政策の...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) あくまで、名目であるとか実質であるとかという成長率であるとか、あるいは物価の動向等、様々な経済的な指標を総合的に判断をして、そのときの政権が判断をするということでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 中小零細企業者の皆さんが一番御心配をされている転嫁については、これは転嫁対策をしっかりと講じていかなければいけないというふうに思います。これは大きな課題だというふうに思いますし、下請等々、こうした法改正も含めて対応しなければいけない、これまでの消費税...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 消費税の最初の引上げ時期は二〇一四年のこれは四月であります。それまでに当然のことながら軽減税率かあるいは給付付き税額控除か、もちろんそれまでに簡素な給付措置やりますけれども……(発言する者あり)いや、低所得者対策をやるんです。いや、それをやらないで実...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 後期高齢者医療制度の廃止に向けましては、高齢者医療制度改革会議の取りまとめについて全国知事会を始めとする関係者の理解を得るため検討、調整を進めてまいりましたけれども、これまでのところ理解を得るには至っておりません。こうした中で、先般の三党合意や、三党...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 社会保障と税の一体改革という法案でありますけれども、経済の再生もしなければいけない、今御指摘のように、行政改革、政治改革、国民の皆様にとってはまず身を切る改革をやってみろという、これが国民の声だと思います。そういう声を受け止めるためにも、今提案をさせ...全文を見る
08月23日第180回国会 衆議院 予算委員会 第28号
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○野田内閣総理大臣 海洋国家である日本におきましては、遠方離島を含む領土、領海、これについては極めて重要であって、領土、領海をめぐって生じる事案については、不退転の決意を持って毅然とした対応をしていくこと、これが基本的な方針でございます。  これまでも、政府としては、領土、領海...全文を見る
○野田内閣総理大臣 現在、東京都の購入に関する計画の具体的な内容等の把握に努めるとともに、尖閣諸島の平穏かつ安定的な維持管理を継続するとの観点から、今いろいろと御指摘がございましたけれども、明確にというお話でございましたけれども、そういう観点から、さまざまなレベルでさまざまな接触...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、事実関係として、我が国から韓国政府に対して天皇陛下の御訪韓を要請したという事実はないんです。事実がないから、理解に苦しむという言葉が入りました。事実がないからです。その上で、まことに遺憾であるということを申し上げています。意味は、だから、そういうことであ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 委員御指摘のとおり、まず事実関係としておかしな話なんです。我が国からあるいは天皇陛下から、韓国を訪ねたいということは要請をしたことがありません。逆に、韓国大統領からの招請はありました。したがって、事実関係としてもおかしいし、加えて、この発言の中身というのは、先...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私の意思としてこの国会の場でしっかりお話をさせていただきましたので、そうしたメッセージがきょうにでも届くだろうというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 親書を返すという報道はあるんですが、その事実関係は確認がとれていません。政府にそうした方針を連絡してくるという状況は今ありませんし、戻ってきているという状況がありませんので、それはまだ仮定の段階ですので、コメントは控えたいと思います。
○野田内閣総理大臣 前段のお話で、過去の自民党の政権下での御反省を踏まえた発言をされました。私はそれは大変共感をする話なんです。  私どもの政権になって、では、より一層、その流れが逆に弱くなってきているのかという認識、これは、後半のところは私は違うんです。  例えば竹島の問題...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先ほども申し上げたとおり、民主党政権になってから、言うべきことはちゃんと言うようになっています。外務大臣間でも竹島の問題を、前原外務大臣も、松本外務大臣も、そして玄葉大臣は外交演説でも触れています。  これは自民党政権下で、特に小泉政権以降、十四回、日韓の外...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、十日に韓国大統領の竹島上陸がありました。この十日の日に、くしくもこれは一体改革の関連法案が成立をした日だったので、記者会見をやっています。その記者会見で、記者さんからの質問に応じてじゃなくて、私の方から冒頭のところのスピーチの中で、竹島に対する私どもの立...全文を見る
○野田内閣総理大臣 中身は余りつまびらかにはいたしませんけれども、我が国の基本的な立場というものをしっかりと伝えているということであります。  また、先ほど、これが返されるのか返されないのかというのは、これはまだ確認できていないので、このことについてはコメントすることはできませ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 去年の京都における日韓首脳会談で、いわゆる慰安婦問題について相手方の大統領から言及がございました。そのときに明確に、これは法的に既に決着がついているということは私からしっかりとお伝えをしております。
○野田内閣総理大臣 法的に決着はついているわけですから、法的な対応というのはこれからあり得ません。  ただ、かつてアジア女性基金で対応したような、人道的な見地からの対応というのはかつてやったことがあるんですね。そのフォローアップを含め等々、知恵を絞るというふうに私はお話をしたと...全文を見る
○野田内閣総理大臣 フォローアップをまだやっているんです。そういうものを見ながら、どういう知恵があるかを考えてみたい、そういうことをお話ししたということであります。
○野田内閣総理大臣 まず、一六〇九年というのは琉球が薩摩藩の支配下に入ったという年、それから一八七九年というのは、これは廃藩置県の関連で、いわゆる琉球処分と言われている、琉球藩が廃止をされた、そういうことがあったということだと思います。  いろいろな曲折がある中で、沖縄が日本と...全文を見る
○野田内閣総理大臣 政府としましては、漁業者の安全操業の確保は重要な課題と考えておりますけれども、瑞慶覧議員からのそういう御要請などもございまして、衝突事件発生後速やかに、内閣官房から海上保安庁及び水産庁に対しまして、尖閣諸島周辺における外国漁船に対する取り締まり体制の強化につい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 尖閣諸島に関して、これは領有権という場合でありますけれども、これは、国と国との間でいずれの国に領土が属するのか、所属するのかという意味で使っているということであります。  一方で、所有権という場合は、我が国の領土の一部である尖閣諸島の土地がどの者に帰属するか...全文を見る
○野田内閣総理大臣 東委員の基本的な認識で、クールで毅然とという方針が望ましいというお話だと思いますが、私も全く同感であります。エキサイトしてはいけないというふうに思います。エスカレートもいけないというふうに思います。  その中で、ただし、私が出した書簡、親書を返す動きがあると...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先般の答弁というのはまさに一般論として申し上げたんですけれども、基本的には、海保、警察がまさにその執行をする立場です、警察権を行使するという立場であります。それでも手に余る状況になったときに、自衛隊が治安を維持するために出動するということの一環の中で申し上げて...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今の東委員のお話を聞いていて思い出した言葉があるんですけれども、もう四、五十年前だと思いますが、亡くなった会田雄次先生が京都大学を卒業する卒業生の皆さんに言ったという言葉ですが、戦後教育の中で三つのものを教えてこなかったと。一つは宗教心です。これは特定の宗教じ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 領土、領海、そして主権に関することについては毅然として対応する、不退転の決意で臨むと先ほども答弁で申し上げました。  特に、十日、竹島への上陸事案が発生したときには、その日の記者会見で行いましたけれども、今の御指摘を踏まえて、尖閣の問題も含めて、きちっと国民...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御指摘の人権委員会設置法案につきましては、これまで法務省において法案の作成作業を鋭意進めてきたところでございます。  今の御指摘も受けとめさせていただきまして、法案の閣議決定、そして本通常国会への提出に向け、引き続き、必要な作業をしっかりと進めてまいりたいと...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これは委員の御指摘のとおり、大局観に立って、そして、全体的に悪影響が出ないようにするということはしっかりと押さえておかなければいけません。  ただ、間違ったことが言葉で出てくる、行動で出てくるときには、冷静さを持ちながらも、きちっと毅然と対応しなければいけな...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御指摘のとおり、しっかり冷静さを保ちながら議論しなければいけないと思います。
○野田内閣総理大臣 委員の御指摘のとおり、尖閣諸島については歴史上も国際法上も我が国の固有の領土であるということは、これは明々白々であります。  したがって、解決すべき領有権の問題はないというのが基本認識でありますけれども、こうした自分たちの主張ということは、例えば中国が尖閣諸...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御指摘のとおり、今の一八九五年から一九七〇年代の初めまでおおよそ八十年近く、明確に中国が、かの国の領土であるという意思の表示は全くありませんでした。
○野田内閣総理大臣 尖閣の問題について、我が国が何か問題があるかのような問題提起をして議論をするということは、これはやはりふさわしくないと思うんですね。基本的には、領有権の問題は存在しないということであります。  ただし、この領有権の問題は存在しないということによって、理を尽く...全文を見る
○野田内閣総理大臣 理を尽くして説明という、私は、その一番前提は、相手の言っていることの根拠がないということを明確にすることだと思います。我々の立場はしっかり主張しなければいけませんが、その上で、例えば韓国が主張しているのは、古い文書に記載がされていたというんだけれども、これは直...全文を見る
○野田内閣総理大臣 極めて悪質であって、卑劣であって、凶悪な事件だったというふうに思います。外務大臣も答弁されましたけれども、心身に深い傷を負った被害者の女性の心痛を察するに余りあるというふうに思っております。  こうした事件が起こらないように、先ほど、防衛大臣が直接沖縄に行っ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 確かに、遺憾の表明であるとか綱紀粛正、再発防止ということを言うだけでは、たびたびこれまでも起こっていることですので、なかなか納得感を得られないということはよくわかるんです。そして、その一件一件に被害者がいて、家族がいるわけですから、一つ一つ重たい事件、事案だと...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御指摘の歌は、尖閣諸島が沖縄県に属していることを歌ったものと理解をしております。  領有権の問題については先ほど来の答弁をしておりますけれども、尖閣諸島は我が国固有の領土であるということは歴史的にも国際法上も疑いのないところであって、そういう中で、我が国のこ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 国会決議のことですから、ちょっと政府の立場で申し上げにくいんですが、書いてある内容については大変共感できます。
08月24日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第19号
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○野田内閣総理大臣 おはようございます。  民主党政権発足当初開催をいたしました予算編成のあり方に関する検討会、これは、その後の予算編成の改革につながる重要な論点整理が行われました。私も、当初、財務副大臣としてこの検討会に入りましたし、その後も財務大臣として、あるいは総理大臣と...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私も、九四年当時のニュージーランドの改革は、当時の細川総理に随行して視察をしたことがございまして、大変勉強になりました。  加えて、今、きょう御欠席でありますけれども、自民党が財政責任法という法律を平成二十二年の通常国会で参法として提出をされましたが、これは...全文を見る
○野田内閣総理大臣 国会審議のあり方について政府の立場で言及することは、これは控えたいと思いますけれども、ただ、特例公債、これなくして日本の予算の執行、財政運営は成り立ちませんが、会期末が近づいてきている中で、やはり結論を出していかなければならない、そういう段階が来ていると私も認...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私は、増税だけを待ったなしと言っているわけではございません。社会保障と税の一体改革、一体改革は待ったなしと申し上げてまいりました。  まず第一は、やはり社会保障であります。国民皆年金、国民皆保険、そして二〇〇〇年から始まった介護保険制度、これはまさに国民の中...全文を見る
○野田内閣総理大臣 さっき言ったように、年金受給世代に団塊の世代が入ってくるというのがもう二〇一四年までに完了してしまうんですね。これは、だから、支える側と支えられる側の構成が大きな変化をするのが三年後とか五年後じゃなくて、もう現時点から判断をしなければいけない状況が一つあるとい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 あのときの思いは、十二月の話ですよね、九月に内閣が発足して約三カ月間、臨時国会も一回経験をさせていただいた中で、できるだけ誠心誠意、低姿勢で野党の声をお聞きしながら物事を進めていきたいという基本線でありました。  今もその基本線はもちろんあるんですけれども、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 あの当時、十二月末の段階で大きな宿題として残っていたことは、もちろん一体改革もありましたけれども、さっき申し上げた郵政、それから公務員制度、あるいは公務員の人件費の削減。この削減は、給与削減マイナス七・八%を実現することができました。これは各党の御協力もありま...全文を見る
○野田内閣総理大臣 約九十兆を超える歳出がある中で、その三十八兆を占めるという、まさにこの予算を執行する上で大変大きな比重を占めている特例公債でありますので、これがきちっと確保できないまま、予算執行をこのまま円滑にやるということは困難な状況であります。  その時期等については、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 いや、会期がもう、九月八日が会期末じゃないですか。いつまでも衆議院に置いておいたら、参議院で審議して成立させることはできません。したがって、衆議院はタイムリミットに来ているということを国会運営の中で判断されたということだと思いますので、舞台が参議院に移れば、き...全文を見る
○野田内閣総理大臣 衆議院の中でも丁寧な審議が進んできたんだろうというふうに私は思います。それを踏まえて、一定の時期に採決をする、そして、その後は参議院です。参議院に舞台が移ったら、きちっと理のあるところを御説明していくということに尽きます。
○野田内閣総理大臣 廃案、否決ということを前提にはしていません。あくまで成立を期していくというのが私どもの立場であります。それが私どもの責任だというふうに思います。  責任論というお話がございましたけれども、さっき申し上げたとおり、国の財布が空っぽになってしまってこの国の財政運...全文を見る
○野田内閣総理大臣 あの三党合意の際には、御党にも、本当に苦しい中、御決断いただいて御協力いただいたこと、感謝申し上げたいと思います。  同じように、あのときも、例えば市場等々を含めて、国際社会を含めて、我が国をどう見ているか、大変緊張感を持って、お互いに危機感を持って対応した...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私どもがむしろ政局的に考えているわけではありません。政府の責任としてこれは一日も早く成立させなければいけないという環境の中での判断をしている中で、国会運営のことは申し上げませんけれども、政府は政府なりにそういう判断をしているということであります。  一方で、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先般、四月から六月のQEが出ました。そういうものなどを踏まえながら、まだ決め打ちしているわけではございませんけれども、そういうものをよく分析しながら判断をすることになると思います。
○野田内閣総理大臣 経済活性化に向けて、切れ目のないそういう対応ということは必要だというふうに思っております。
○野田内閣総理大臣 来年度の予算編成というのはずっと日常的なプロセスがあります。八月にやること、九月にやること等々。今は、概算要求の基準、そして、それを踏まえて各省から要求を出してもらう、そういう段取りの段階でありますので、自分が政権にあるときは、八月や九月や十月や、その月々でや...全文を見る
○野田内閣総理大臣 きょう採決するかどうか等々含めて、国会の運営について私がどうこうということは控えたいと思いますし、それが強行なのかどうかというのも、これも解釈がいろいろあるだろうというふうに思います。時期が来て、そして、これまでの議論が熟してきたからという判断のもとで結論を出...全文を見る
○野田内閣総理大臣 了解というか、これは、だから、この理事会の中でやり方をお決めになっているのだろうと承知をしております。
○野田内閣総理大臣 個別の日程とかその審議のあり方とか採決の日だとかということまでは決めておりませんけれども、特例公債等々、この会期内で結論を出さなければいけないという共通の認識は、政府・民主三役会議の中で確認はさせていただいております。
○野田内閣総理大臣 特例公債がなかなか決まらない、成立しない中で、これからの予算執行は大変厳しくなるというぎりぎりの状況でありますので、そのぎりぎりの状況の中で各党にもどうぞ御判断いただかなければいけない、そういう時期が来たと思っておりますので、これは当然、丁寧にこれまでもやって...全文を見る
○野田内閣総理大臣 八月二十二日に法律の公布になりましたから、これは、国民会議、その一年以内、まさにカウントダウンが始まった、ストップウオッチはもう押された状況です。  したがって、いつまでも設置しないと、まさにこれからの年金、医療、介護、子育て等々の大事な社会保障のあり方の議...全文を見る
08月24日第180回国会 衆議院 本会議 第35号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) ただいまの御決議に対しまして、所信を申し述べます。  今般の李明博大統領の竹島上陸は、竹島に関する我が国の立場とは相入れず、極めて遺憾であり、政府としては毅然とした対応措置をとります。  その一環として、政府は、竹島問題について、国際司法裁判所へ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ただいまの御決議に対しまして、所信を申し述べます。  今回、再三にわたる警告等にもかかわらず、香港の活動家等が我が国の領海に侵入し、我が国固有の領土である魚釣島に不法に上陸したことは、まことに遺憾であります。  政府といたしましては、ただいま採択...全文を見る
08月24日第180回国会 参議院 予算委員会 第24号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) まさに外交慣例上あり得ないことだというふうに思います。本来、異論があるならば、反論があるならば、親書という形で送り返してくるというのがまさにあるべき姿であります。意見が違っても、コミュニケーションを図らないというのでは、これは建設的ではありません。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) あえてこの竹島の問題に限って申し上げますと、政権交代以降、歴代の外務大臣、前原外務大臣、松本外務大臣、それぞれが日韓の外相会議においては竹島の問題をきちっと主張をしています。小泉政権以降、自民党政権下、十四回の日韓外相会談がありましたが、全くこの問題...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) はい。韓国によって不法占拠されていると認識をしています。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 不法に占拠しているところに上陸をしたということでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 我が国の固有の領土に不法に上陸したということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 謝罪と撤回を求めるということであります。昨日の予算委員会の趣旨はそういうことですし、先ほど衆議院の本会議において、尖閣そして竹島、それぞれ決議をいただきました。その竹島に関する決議の中に、私、所信を述べさせていただきましたけれども、明快に謝罪と撤回を...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) スワップどうするかというときの、その当時の担当の財務大臣で、実質決断したときは安住大臣ですが、その前の段階をよく知っておりますが、これはあくまで韓国からの要請でございました。まさに韓国の金融等々を考えて、私どもとしてできることをどうしたらいいかという...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的には、日韓関係というのは未来志向でいきたいというのは、去年首脳会談で確認をしたことだったんです。その一環で出てきたことが、一つは経済面でいうとこの通貨スワップ、要は欧州の危機がアジアに伝わってこないためにチェンマイ・イニシアチブを強化する、そし...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今後とり得る措置については政府全体で、それぞれの省庁でいろいろあると思うんです、そういうことはきちっと検討しなきゃいけないと思いますが、個別のことで踏み込んで今言う段階ではないというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 本来は、どんな状況の中でもシャトル外交をやっていこうということをずっと申し合わせてきました。去年もそういうことを実現をしたわけです。  基本的には、どんな状況の中でも全体に悪影響が出ないように、大局観を持った冷静な議論というのを首脳間でやるというこ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 平和の祭典というときに、そしてスポーツのこういう場で政治的な動きをするということは、これは控えるべきであったと思います。残念な行為だったというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今の外務大臣の答弁のとおりで、いきなり政府がどうのというよりは、IOCがそういう問題意識を持っているし、だからメダルを授与されなかったですね、その当該選手に。そういう状況をちゃんと見守っていくということで、必要に応じて例えばJOCが物を言うとかという...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今は冷静に注視をしていくということだと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 日韓首脳会談で慰安婦の問題を李明博大統領が言及をされました。背景としては憲法裁判所の判断があって言わざるを得なくなっていたんだろうとは思いますけれども、この問題については一九六五年にもう法的決着が付いているということは、日本の基本的な立場は明確にお伝...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) さっき申し上げたとおり、法的な立場、法的には決着付いているということは明確に言っているんです。知恵を絞ってその法的な解釈を変えるということはあり得ないんです。そのメッセージはちゃんと伝わっているはずなんです、我が国の基本的な立場は。  イメージは、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) いろいろプロセスの中では、何ができるか考える、それを相手はどう受け止めるかという、いろんなやり方はやってまいりました。我々としては全く何も動いていないということではありません。  どういう知恵があるかということを、お互いに知恵出そうということは水面...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 人道的な観点、かなり御高齢になっていらっしゃって、当該関係者ですよ、その人たちに対するメッセージとして何ができるのかということは考えてみたいという意味であって、具体的なそのときに何かイメージがあったわけではありません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 竹島に大統領が上陸をしたという八月十日、まず政府としてのメッセージを出さなければいけないと思いましたので、私自身が、ちょうど一体改革の法案が通った日でもありましたので、私としてこの竹島問題に対する日本の基本的な立場と、そして遺憾の意、抗議の意思を込め...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) これからこの竹島の問題については国際司法裁判所に共同提訴しようという、こういう方針の下で動いています。こうした紛争を平和的解決で日本が勝つためにも、やっぱり国際的な世論を味方に付けていくということは、これは大いにやるべきだというふうに思いますので、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 言うまでもなく、尖閣諸島は歴史上もあるいは国際法的に見ても我が国固有の領土であって、そして現に有効支配をしておりますので、いわゆる領有権の問題は存在をしません。存在をしませんけれども、今回のような香港の活動家による不法上陸等々、平穏かつ安定的な維持管...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 領有権にかかわる問題、領有権の問題はありませんが、外交関係にかかわるようなそういう懸念というのは十分にありますので、そこは十分注意していかなければいけないということであります。  御質問はそういうことだというふうに思いますが、御指摘のとおりだと思い...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 東京都からは、おとといだったと思いますが、これ正式に申請については受理をさせていただきまして、今検討しているというところでございます。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 近いうちにというのは、それ以上でもそれ以下でもない、具体的な時期を明示しているわけではありません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 定性的な表現でありますけれども、それについて御党の総裁と合意することができました。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 解散の時期を具体的に明示するということは、かつてから私は申し上げておりませんし、そうすべきではないとずっと言っておりました。この姿勢はこれからも変わりません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 三党合意を踏まえて一体改革法案はどうしても成立させなければいけない、九・八合目まで来て壊すわけにはいかないという意味で、谷垣総裁と是非会ってお話をしてまとめましょうということは、懇願というか、強く要請をさせていただきました。その結果、合意をすることが...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 不法占拠という表現の下で、国際司法裁判所等々、しっかりと法の支配の下、紛争の平和的解決という視点の中で努力をさせていただきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 特段の期待値をあおったという私は発言ではないと思っています。日本の立場、法的には既に決着済みであるということを明確に申し上げておりますし、その上で知恵を絞るという話は、人道的な見地から何ができるか、法的な問題とは切り分けて申し上げておりますので、それ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) オスプレイの有用性については委員と認識が一致しているということを大変うれしく思います。航続距離であるとか搭載能力等々を考えると、CH46よりもはるかに抑止力を高めると思います。  問題は、安全性を主体的にしっかりと確認することだと思います。四月、六...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政府としては、従来より、原則として、政府関係者を除き何人も尖閣諸島への上陸を認めないとの方針を取っております。その上で、御指摘の慰霊祭を魚釣島で行いたいとの領土議連の要請については、私、官房長官を含め政府部内において、尖閣諸島の平穏かつ安定的な維持管...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今の御質問の前に、遺族会について、私どもが何か仕掛けているような、圧力を掛けたようなお話がございましたが、そういうことは全くありません。真摯に声を聞いておりますし、この事案が起こった後に、慰霊祭を洋上でやられた後に、いろんな混乱が起こった後の翌日の地...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 八月十五日というのは本当に特別な日になります。その日に残念ながら上陸を許したということは遺憾であります。  ただし、我々の基本的な方針というのは、海上において上陸をさせないようにすることに全力を挙げるということが第一の原則でありました。それは御承知...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今のはちょっと暴言じゃありませんか。私が上陸させることを許したということですか。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) そんなことあるわけないでしょう。冗談じゃありません。海上で全力阻止するようにというのが第一の原則でした。それに基づいて海保も一生懸命やったと思います。結果的に上陸させたことについては、これは遺憾であります。そういうことにならないような再発防止をしなけ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) その都度、こういう情報が入ってから、そしてこういう具体的な動きがあってから、香港の活動家の船が、乗った船舶の動き、そして我が方の対応等々、逐次危機管理監そして秘書官から連絡を受けておりまして、先ほどの対処の方針についても私が最終的に確認をさせていただ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 遠方離島をしっかり国有財産化して、そして有効支配をしていく、管理をしていく、名前をちゃんと付けていこうということは、我が政権になってからこれは一生懸命取り組んでおります。そういう全体像をまず御理解をいただきたいというふうに思うんです。  今の尖閣の...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 領土、領海、主権というものをしっかりと守るということは、これはどの政権でもしっかりやらなければいけないことだと思っております。  その上で、そのための体制整備については、先般の、今はちょっと尖閣のお話がございましたけれども、竹島に関係する閣僚会議の...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 平穏かつ、そして安定した管理を、維持管理する、継続をするという観点での判断を、これは過去の政権もやってまいりましたけれども、基本的には私どもの政権もその視点で判断をしていきたいと思います。  東京都からの申請はおととい受理しておりますので、これ二十...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ちょっと事情が分かりません。  法案の中身は、今御趣旨をざくっとお聞かせいただいたので、中身としては私は問題意識は共有できる部分はあるように思いました。  なぜそういう形できちっとヒアリングできていないかはちょっと分かりませんのでコメントしようが...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的に今官房長官の答弁で、そのとおりであって、第一義的には現場の判断ですね、海保、警察、それぞれの判断がありました。今回は、これは公務執行妨害がないという判断をされております。そういう判断を踏まえて、それに対する基本的な対応方針については私も了とす...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 対応方針については、その都度、官房長官が逐次記者会見等で説明をされておりますので、政府としての説明は責任を果たしていると思っております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今回もきちっと日本の法令にのっとって適切な対応をしたというふうに思っております。それは現場の判断が第一義的でありますけれども、最終的には私の政治判断もしております。  そのことについては、これからも随時説明していきたいというふうに思いますし、今日も...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 相当誤解があるんじゃないでしょうか。私がその都度の方針であるとか逐次上がっている報告を何も見ないで傍観していることがあったら政治判断はないと思います。公務執行妨害があるかないかは、これは総理大臣が決めることじゃありません。銃刀法違反があったかどうかは...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 日本の法体系に基づいて適切な対応をするということでありますし、特にこういう外交問題に発展しかねない問題についてはきちっと国益を考えて政治判断を加えるということは御指摘のとおりだと思いますし、説明責任については私どもなりにやってきたつもりでありますけれ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) あくまで法令にのっとって対応するというのが基本だと思います。  今申し上げた……(発言する者あり)例えば送致をして長期間勾留をして、じゃ、そのことによって反省して帰るか。これ分かりません。もっと英雄になるかもしれません。やっぱり総合的に判断しなきゃ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 領域の治安の維持につきましては、これは警察や海上保安庁が第一義的な対応を取るという、そして責任を有しているというふうに思います。現行法の枠組みでも、警察や海上保安庁で対応が困難な場合には自衛隊法に基づいて自衛隊が治安の維持に当たることとされております...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほど、現行法の枠組みの中で関係機関がしっかり連携をしながら万全で期していくということは基本だと申し上げました。ただし、不断のレビューが必要であるということも、これも併せて申し上げましたので、そのレビューの中でどういう結論、検討をしていくかというふう...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 様々な議論が様々なところで行われている、政府の中、あるいは党の中、いろいろあるかもしれません。そういうものが熟してきたときにどういう対応をするかという話だと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 尖閣に関する閣僚会議、竹島に関する閣僚会議、それぞれ今回は防衛大臣はお呼びしておりませんでした。今回は、不法上陸であるとか大統領の上陸などを踏まえて、当面関係する閣僚を呼んだということが位置付けであります。  この種の関係閣僚会議は、まさにこれはま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 韓国が一般的に竹島と歴史認識の問題を関連付けて主張しておりますけれども、そもそも歴史認識は領有権の根拠になるようなものではありません。我が国政府は、竹島の領有権問題と、いわゆる過去をめぐる歴史問題は別のものであると考えております。  韓国側は、竹島...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) そのとおりだと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 大統領の天皇訪韓に関する大変礼を失した発言があった後に、その抗議の意思は外務大臣通じて、外交ルートを通じて先方に伝えております。それは、言動を改めるようにということでありますが、その中に謝罪と撤回という意味が含まれておりましたが、改めまして昨日、予算...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 二十一日に開催しました竹島の領土問題に関する関係閣僚会合におきまして、私の方から、竹島の領土問題に対応する政府の体制の強化、国際法にのっとった紛争の平和的解決のための周到な準備と我が国の立場についての対外発信の強化などについて関係省庁とよく議論しても...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 竹島をめぐる我が国の立場について、対外的な発信を強化をし、韓国が国際司法裁判所での紛争の解決に応じるような国際世論を形成をすべきという御指摘は、そのとおりだというふうに思います。私としても、まず十日の李明博大統領の竹島上陸を受けまして、その日の会見で...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 尖閣の問題や竹島の問題を解決していくときにやっぱり大事なことは、客観的に、公正に、そして平和的に解決していく、その仕組みをどうつくるかということと、やっぱり世論への働きかけ、国際世論への働きかけ、あるいは子供たちにも理解をしてもらう、子供たちのみなら...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 尖閣諸島が歴史的に見ても国際法上も我が国の固有の領土であるということは、これはもう明々白々でございますので、領有権の問題は存在しません。  今御指摘は、その所有権にかかわるところだと思います。今、民間の方が所有をされている部分を東京都が購入をしよう...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 政府としましては、対ロ外交をアジア太平洋地域の大きな戦略環境変化の中で位置付けておりますが、そうした中でも日ロ関係における最大の懸案事項が北方領土問題であることに変わりはありません。  日ロ関係を全体として進めていく中で北方四島の帰属の問題を解決を...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) オリンピックで、金メダルは七つでしたけど、先ほど来のやり取りがあるように、史上最大のメダル獲得数、それから入賞者の数も史上最大なんですね。今回特徴的なのは、もう長い間メダルを取れなかった競技で初めて取ったというのもありました。あるいは二十八年ぶりだと...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) とにかく、こういう形で多くの皆様に、特に今回、ロンドンでのオリンピックを通じまして、応援をされた方も疲れたと思うんです、未明まで頑張って。国民が本当に働きながら、そして一方で自分たちもふらふらになりながら応援をして、こういう形でいい成果が出たと思いま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 多岐にわたる御指摘が今あったかと思いますけれども、我が国の憲法がよって立つ重要な柱の一つである平和主義は、戦後日本の発展を支えた大きな方針であると思います。その重要性については国民の間で強く意識をされております。平和がもたらす恩恵を日本国民はもとより...全文を見る
08月27日第180回国会 参議院 予算委員会 第25号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) この普天間飛行場の名護市辺野古移設に直接言及せずというのは、これは2プラス2でもう突っ込んだ議論をしていたので、あえて首脳会談では言及していないということであります。  その後の、一つの案を念頭にと書いてありますが、これは何かに、念頭に置いてという...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 橋本総理とモンデール大使の合意が平成八年だったと思います。それから、ロードマップ、その辺野古への移転というのが平成十八年でした。それ以来ずっと膠着状態が続いてきて、また紆余曲折もあったことがあって、普天間が固定化されるのではないかという強い懸念が生ま...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 外山委員御指摘のとおり、私の内閣が発足したのは昨年の九月なんですが、最初に首脳会談を行ったのは、これもお訪ねしたのは韓国でございました。そのとき、日韓、未来志向でやっていこうじゃないかという、そういういろんな具体的な建設的な議論ができて大変意義があっ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 十二月、京都で行われました日韓首脳会談、この日に、玄葉大臣が韓国大統領府の外交安保首席秘書官に対しまして、我が国の考え方に基づき、竹島における施設の構築の中止等につき申入れをするなど、具体的なやり取りをしています。それを踏まえて私の会談があって、日韓...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 大統領の竹島上陸の背景にこのいわゆる従軍慰安婦の問題があるという、そういう報道は、あるいはまたそういう言葉があったということは承知していますが、私は、それは結び付ける話じゃ本来ないんです、領土の問題は領土の問題なんです、そんなことを理由に上陸したとい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 竹島あるいは領有権の問題が存在しないということで思考停止になった尖閣の問題も含めて、きちっと国内外に発信をしていかなければいけないと思っています。  国内外への発信、国際世論への訴えかけは、今一つのアイデアをお話しされましたけれども、特に国内におい...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ISDですよね。はい、承知しております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今般起こったのは香港の活動家による上陸です。そのことをもって人民解放軍が上陸するとか、そしてそれを踏まえて日米同盟発動するとかという、そこまで飛躍をした考え方に基づいてオバマ大統領と議論するということはございません。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 尖閣は日米安保の対象だということを外務大臣と国務長官で確認をしております。そのことが大変重要な要素だと思っております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 何かあればそれはきちっと電話で意見交換する、これまでも経済の問題を含めてやってまいりました。必要があればきちっと電話で意見交換はしたいと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 不法上陸を許さないための体制というのは万全を期していかなければいけないと思います。第一義的には、海上保安庁と警察、この警察力によって対応するということが基本です。この海保やあるいは警察で対応し切れないときに、これは自衛隊が治安の維持のために出動すると...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 所要の調査はしたということであります。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 捜査当局が厳正に人定調査をしたと報告を受けています。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 先ほど防衛大臣が答弁したとおりであります。四月、六月のこの事故の調査結果を踏まえて分析をし、安全性を我が国として確認をしない限り飛行運用はさせないということ、これはもう基本的な大方針です。その先の配備の問題を含めて、まずはこの安全性の確認が何よりであ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 低空飛行訓練を含む運用につきましては、地域住民の皆様が安心できるような内容にすべく日米合同委員会で協議をしていると承知をしておりますし、先ほど防衛大臣も答弁されたとは思いますが、きちっと我が国としても説明をしていかなければいけないというふうに思ってお...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 安全面に最大の配慮を払い、そして地元住民に対する影響を最小限にとどめるようにということは、これまで米側に再三申し入れてまいりました。今回のオスプレイに関しましても、日米合同委員会を通じましてそうした主張をしっかり行っていきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 再三申し上げておりますけれども、地域住民への安全への配慮等々、しっかりこれは日米合同委員会で申し述べさせていただきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、竹島問題への対応についての基本姿勢をお話をさせていただきたいと思いますが、李明博大統領の竹島上陸を受けまして、我が国政府は韓国政府に対し、国際司法裁判所への提訴としての合意付託及び日韓紛争解決公文に基づく調停を行うことを提案をしております。韓国...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 安全性の確認をしっかりとやらない限りは日本で飛行運用させないというのが基本方針です。その方針に基づいて対応していきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今月二十一日の竹島の領土問題に関する関係閣僚会議におきまして、私の方から、竹島の領土問題に対応する政府の体制の強化、そして国際法にのっとった紛争の平和的解決のための周到な準備と我が国の立場についての対外発信の強化などについて、関係省庁でよく議論しても...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 世界青年の船は一九六七年から続く事業でありまして、これまで国際的な視野と対応力を持つ青年リーダーの育成や参加者を通じた各国との友好親善に大きな成果を上げてきたものと承知をしていますし、亀井委員も貴重な体験をされたというお話をいただきました。  一方...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず日中間、日中間の問題でありますけれども、これはやっぱり基本的には戦略的互恵関係を深めていきたいという、これは、基本姿勢はお互い政府持っていると思います。特に、日中国交正常化して四十周年という節目の年でありますので、様々なレベルの交流を深めていこう...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今の御指摘の認識は私も委員と共有をしています。県外移転等々、いっとき紆余曲折がございました。しかしながら、昨年の東日本大震災の際に、まさにトモダチ作戦を展開をし、私はあれを見て、元々日米同盟というのは日本の外交安保の基軸であるべきだと思いましたけれど...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 基本的には南西への対応を中心に、動的防衛力、いわゆる質、量だけではなくて運用のダイナミズムによって対応していこうという日本の基本的な戦略と、アジア太平洋に軸を置こうとするアメリカの戦略と、これまさに相乗効果にさせるための信頼関係と、具体的な共同訓練で...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 今は、このオスプレイを国内で飛行運用する際には日本として安全性の確認をすると、モロッコやフロリダの事故のちゃんときちっとした調査をした上で。  その上ででありますけど、一方で、委員御指摘のとおり、オスプレイの有用性ということもこれ説明していかなけれ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 四月の末に2プラス2で確認をさせていただいたことが今政府間の基本的な認識であって、辺野古についてはこれが今有力な、実行可能な方法であるということが基本線であります。  一方で、沖縄については、先ほど石井先生から御指摘をいただいたような市町村会の、北...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) まず、国内においては、先般、日本再生戦略まとめさせていただきましたけれども、グリーンイノベーションであるとかライフイノベーションを軸にして、国内における経済の活性化も図っていきたいと思います。  一方で、国際社会との関連では、これは海外に逃避するの...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 研究開発投資と規制と、それから総合特区等々についての御指摘あったと思いますけれども、研究開発投資につきましては官民合わせて研究開発投資の対GDP比を四%以上にすること、それから政府研究開発投資については対GDP比一%以上、これを目指していくということ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 成立をさせていただいた社会保障と税の一体改革にも附則の十八条ございます。経済の好転というのがこれ不可欠な要素ですので、デフレからの脱却、経済活性化に向けてあらゆる政策の総動員を図っていきたいと考えております。
08月29日第180回国会 参議院 本会議 第25号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) ただいまの李明博韓国大統領の竹島上陸と天皇陛下に関する発言に抗議する御決議に対しまして、所信を申し述べます。  今般の李明博大統領の竹島上陸は、竹島に関する我が国の立場とは相入れず、極めて遺憾であり、政府としては毅然とした対応措置をとります。  ...全文を見る
10月29日第181回国会 衆議院 本会議 第1号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 第百八十一回国会に当たり、謹んで所信を申し上げます。  内閣総理大臣を拝命してから一年余り、この間、私を突き動かしてきたものは、この国の将来を憂える危機感です。今何とかしなければならないという切迫した使命感です。  東日本大震災が我が国に突きつけ...全文を見る
10月31日第181回国会 衆議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自由民主党の安倍総裁から御質問をいただきました。順次お答えをしてまいりたいと思います。  まず最初に、解散についての御質問をいただきました。  十月十九日の三党党首会談のときに、近いうちに国民の信を問うと申し上げた意味は大きい、自分も責任を重く受...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 民主党を代表しての仙谷議員の御質問にお答えをしてまいります。  まずは、予算と特例公債を一体処理するルールづくりに関する御質問をいただきました。  現下の厳しい財政事情にあっては、いかなる政権であっても、特例公債なしで今の財政を運営することはでき...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自由民主党甘利議員の御質問にお答えをしてまいりたいと思います。  まず、政治主導に関する御質問をいただきました。  政治主導とは、政策決定について政治家が責任を持つことと理解をしています。  民主党政権においては、政治主導のもとで、政務三役と官...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 東祥三議員の御質問にお答えをいたします。  まず、所信表明で申し上げた、あしたの安心、あすへの責任についての御質問をいただきました。  御指摘のように、私は、先日の所信表明において、今を生きる私たちにあしたの安心をもたらし、未来に生きる者たちに向...全文を見る
11月01日第181回国会 衆議院 本会議 第3号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 公明党の井上議員の御質問にお答えをしてまいります。  まず最初に、閣僚の任命に関するお尋ねがございました。  今回の内閣改造における閣僚任命とその任命に至るプロセスについては、人事でありますので、さまざまな総合的な検討と判断の結果であると申し上げ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 日本共産党志位議員の御質問にお答えいたします。  まず、国内立地補助金、グループ補助金、医療、介護の負担減免措置についてのお尋ねがございました。  復興予算については、被災地の声をしっかり踏まえた上で、昨年、数度にわたり編成した補正予算等において...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 社民党の阿部議員の御質問にお答えをしてまいります。  まず最初に、補正予算と経済対策についてのお尋ねがございました。  十月二十六日に閣議決定した予備費の使用については、現下の経済情勢を踏まえ、切れ目のない政策対応を行うため、経済対策の第一弾とし...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) みんなの党渡辺議員の御質問にお答えいたします。  最初に、政府、日銀の共同文書と、デフレの原因についてお尋ねがございました。  デフレの原因としては、需要が供給能力を下回る需給ギャップの存在、企業や消費者の成長期待の低下、デフレ予想の固定化がある...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 松野議員の御質問にお答えをしてまいります。  まずは、特例公債法案への御協力の意思表明をしていただいたことを感謝申し上げます。  それから、私への質問は三問でございました。ありがとうございました。  まず、社会保障・税一体改革の意義などについて...全文を見る
11月02日第181回国会 参議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自民党、野村議員の御質問にお答えをしてまいります。  まず最初に、参議院問責決議についてのお尋ねがございました。  参議院において問責決議が可決されたことにつきましては、深く肝に銘じ、重く受け止めております。反省すべきはしっかりと反省し、国政の諸...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 公明党の浜田議員の御質問にお答えをしてまいります。  最初に、参議院問責の受け止めと今後の行動についてのお尋ねがございました。  参議院において問責決議が可決されたことにつきましては、深く肝に銘じ、重く受け止めております。反省すべきはしっかりと反...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 広野議員の御質問にお答えをしてまいります。  まず最初、参議院問責の受け止めと対応についての質問でございました。  今までと違う答弁をということですが、中身が同じですので、相手によって変えるというわけにもいきません。基本的なところはお許しいただき...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 川田議員の御質問にお答えをしてまいります。  最初に、参議院問責決議についてのお尋ねがございました。  参議院において問責決議が可決されたことにつきましては、深く肝に銘じ、重く受け止めております。反省すべきはしっかりと反省し、国政の諸課題に取り組...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 共産党の井上議員の御質問にお答えをしてまいります。  最初に、参議院問責の受け止めについてのお尋ねがございました。  参議院において問責決議が可決されたことにつきましては、深く肝に銘じ、重く受け止めております。反省すべきはしっかりと反省し、国政の...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 社民党、福島議員の御質問にお答えをしてまいります。  まず、参議院問責決議についての御質問をいただきました。  参議院において問責決議が可決されたことにつきましては、深く肝に銘じ、重く受け止めております。反省すべきはしっかりと反省し、国政の諸課題...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 行田議員の御質問にお答えをしてまいります。  参議院問責の受け止めと今後の行動についてのお尋ねがございました。  参議院において問責決議が可決されたことにつきましては、深く肝に銘じ、重く受け止めております。反省すべきはしっかりと反省し、国政の諸課...全文を見る
11月08日第181回国会 衆議院 本会議 第4号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 民主党を代表しての中野寛成議員の御質問にお答えをしてまいります。  三十年を超える長い国会議員活動を踏まえての万感の思いを込めた御質問、ありがとうございました。  まず、オバマ米国大統領再選の受けとめについてのお尋ねがございました。  六日に行...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自民党竹本議員の御質問にお答えをしてまいります。  まず最初に、法案成立に向けた環境整備についてのお尋ねがございました。  特例公債法案について、本年三月の段階では、野党各党の御理解をいただける道を与野党協議などにおいて時間をかけて模索をするため...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 牧議員の御質問にお答えをしてまいります。  まず最初に、今国会の状況に関するお尋ねがございました。  今国会が始まるに当たり、私が所信で申し上げたことは、党派対立が繰り返され、大局よりも政局ばかりを優先してしまう政治をやめ、あすへの責任を果たすた...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 公明党竹内議員の御質問にお答えをしてまいります。  まず、特例公債法案の再提出についてのお尋ねがございました。  特例公債法案については、さきの通常国会において、通常国会会期内の成立を期すとの国会運営上の判断により、八月下旬に衆議院で採決が行われ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 共産党佐々木議員の御質問にお答えをしてまいります。  まず、特例公債法案の取り扱いについてのお尋ねがございました。  さきの通常国会においては、特例公債法案の会期内の成立を期すとの国会運営上の判断により、八月下旬に衆議院において採決が行われたもの...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 社民党中島議員の御質問にお答えをしてまいります。  まず、予算執行抑制に関する責任についてのお尋ねがございました。  さきの通常国会においては、社会保障・税一体改革関連法案の成立に全力で取り組むとともに、予算の裏づけとなる特例公債法案についても、...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 杉本議員から七問の御質問がありました。ただ、特例公債がないので当惑をしております。  まず、政治家の政策実行についてのお尋ねがございました。  政治家たるもの、実現を目指し、有権者に約束した政策を実行することが本分であることは、言うまでもありませ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 日本維新の会松浪議員から、私には一問御質問がございました。  予算執行抑制に伴う金利負担についてのお尋ねでございます。  地方交付税については、道府県の九月交付分を月割り交付としましたが、これに伴う一時借り入れ等に係る金利負担については、道府県の...全文を見る
11月12日第181回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○野田内閣総理大臣 おはようございます。きょうは夕方までよろしくお願いをいたします。  細野政調会長などに対しまして、マニフェストをつくる際には丁寧な議論を踏まえてつくっていきましょうということを要請させていただいております。これを受けまして、具体的にその政策をつくる前提として...全文を見る
○野田内閣総理大臣 もともと民主党が結党されたときに、「私たちの基本理念」という綱領をつくっています。その綱領の中に書かれている三つの理念というのは、分権型社会を目指すということと、それから公正なルールに基づく社会、もう一つが委員御指摘の共生社会なんですね。  この理念は、我々...全文を見る
○野田内閣総理大臣 ほかの党の方とか、ほかの方がどう言っているかということをあえて気にして物を言うのではなくて、我々の基本的な立ち位置を正確に申し上げたいと思いますけれども、憲法の基本理念である平和主義を守り、専守防衛に徹する、これが日本の安全保障の基本だというふうに思っておりま...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先ほど申し上げたとおり、排外主義とは我々は全く一線を画さなければいけないと思います。それは、どなたのことを浮かべてではなくて、さっき、あえて風潮として言わせていただきました。風潮として私も強く感じるものがあります。  ここで誤ってはいけないのは、偏ったことは...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私の認識は変わっておりません。福岡で記者の方からお尋ねがあったときにお答えをしましたのは、民主党の代表選挙で私が公約に掲げたこと、そしてこの国会の所信表明演説で政府としての考え方を示したこと、これとベースラインは全く同じであります。  すなわち、FTAAPを...全文を見る
○野田内閣総理大臣 WTOドーハ・ラウンドが、残念ながら、今、展望が見えない状況です。貿易立国、投資立国としてこれまで日本は繁栄をかち得てきました。その道をたどっていくためには、WTOドーハ・ラウンドを、それがいわゆる合意に至るまで待てないということで、今さまざまな地域において、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先般、一体改革の法律を成立させていただいておりますので、これはもちろん経済等々を勘案しながらの判断ですけれども、二〇一四年に最初に消費税を引き上げる前に、まず身を切る改革の一つである定数削減を実現する、しておくということが大事だと思います。それは民主党内で共有...全文を見る
○野田内閣総理大臣 きょうの八時五十分に七—九のQEが発表されたと思います。それによると、実質GDP、年率でマイナス三・五%という数字です。これは厳しい数字だと思います。  そういう景気の下振れを感じつつありましたので、十月の末に、第一弾として、予備費を使って、予備費四千億円、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 委員御指摘のとおり、やはり予算と一体となってその裏づけとなる特例公債は処理をしようという提案を、先般の安倍総裁、山口代表との三党による党首会談でも提案をさせていただきました。毎年、意図するかしないかは別として、政局的に絡み合ってしまうということが起こっては、こ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 日本の国土面積は世界の中で六十番目ほどの、本当に小さな島国でありますけれども、先ほど来御議論いただいているとおり、排他的経済水域、管理できる水域、海域というのは、面積でいうと世界で六番目です。海は立体ですから、深さでいくと、これは世界で四番目です。五千メートル...全文を見る
○野田内閣総理大臣 今回の一体改革における社会保障改革というのは、少子高齢化が進む中で、社会保障制度を持続可能なものにしていくということ、そして、若い世代を含めまして、国民が安心で希望と誇りを持てる社会の実現を目指す、こういうことでございます。  このため、従来は、給付は高齢者...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御指摘のとおり、頑張ります。
○野田内閣総理大臣 女性が社会のあらゆる場面に参画をし、その能力を発揮するということは、元気な日本を取り戻す重要な鍵であり、男女共同参画社会の実現は、政府一体となって取り組むべき最重要の課題と認識をしております。  女性の活躍のためには、意思決定の場における女性の参画の拡大と社...全文を見る
○野田内閣総理大臣 御指摘の全国防災事業を含む復興関連予算については、被災地が真に必要とする予算はしっかりと手当てをしつつ、それ以外については厳しく絞り込んでまいりたいと思います。  一方で、南海トラフの巨大地震対策等、喫緊の課題に対応した防災対策を推進し、災害から国民の生命財...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これは、何度もいろいろな場面で申し上げておりますけれども、特定の時期を明示するつもりはございません。
○野田内閣総理大臣 八月八日、当時の自民党谷垣総裁との間の党首会談におきまして、その後、山口公明党代表にも入っていただきましたけれども、そのときに申し上げたのは、三党合意を踏まえて一体改革法案を早期に成立させる、そして、早期に成立させた暁にということが前提でありますけれども、近い...全文を見る
○野田内閣総理大臣 現在、TPPについては、交渉参加に向けて協議をしている最中であります。その意思決定というのは、国益を踏まえて守るべきものは守るという中での判断がありますが、現時点において、特定の時期に特定の会議で特定の表明をするという方針を決めているわけではございません。
○野田内閣総理大臣 解散については、寝言でも言わないと申し上げております。時期も中身も、今一つのシナリオでお話をされておりますけれども、それはあくまで一つの、どなたかが考えたシナリオでございますので、私がそれに責任あるコメントをすることはできません。  なお、今の表現の中で、尖...全文を見る
○野田内閣総理大臣 もともと、国有化の意味というのはさっき申し上げたとおりです。所有者の御意向を確認しながら、その所有者が売るという御覚悟を決めた中での判断をさせていただいているわけであります。  そして、その方針については、立ち話でいきなり話をしているわけではありません。事前...全文を見る
○野田内閣総理大臣 ちょっと今までの質疑の中で幾つか申し上げたいんですが、我々は、国の立場で、地方を見おろす立場ではありません。国と地方の協議の場というものを法制化し、対等のパートナーとしての議論を十数回にわたってやってまいりました。ということで、地方との関係はパートナーであると...全文を見る
○野田内閣総理大臣 我々の政権は、財政規律を緩めるという考えは全くありません。  財政法のお話は、委員の御指摘のとおりです、その沿革は。そして、昭和四十年から赤字国債を発行せざるを得なくなりました。その発行せざるを得なくなった状況を、どんどんどんどんとふやしてきて歯どめがかから...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私どもが政権をお預かりするようになったそのときの財政状況というのは、委員御案内のとおり、税収が四十六兆から三十七兆へと九兆落ち込んだときであります。当然のことながら、それは、ある程度の借金をふやさざるを得ない状況になりました。  今、赤字国債と建設国債をあえ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 そのとおりであって、中期財政フレームで約四十四兆と書いておりますので、今、正確な答弁ですので、御理解をいただきたいというふうに思います。  その上で、委員から御提案ありましたけれども、今、国債費の半分はやはり利払いなんですよね。それは、これまでの借金の山が大...全文を見る
○野田内閣総理大臣 一票の格差の問題、まさに違憲状態であり違法状態であるという指摘がある中で、立法府がずっと放置していくということは、やはり立法府の不作為という厳しい御批判を現に受けている状況でありますので、一日も早く一票の格差を是正するということ、これは国会として全員が心して努...全文を見る
○野田内閣総理大臣 そういう報道があって、参議院の御質疑でもそういう御質問をいただきました。その後、今御指摘いただいた法人について、例えば厚労省が調査をする等々あったというふうに聞いておりますが、それで不正で何とかという結論は出ていないというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 世論調査は一つの民意の反映だと思います。一つ一つ、一喜一憂しないとは言ってまいりましたけれども、厳しい国民の目がある、視線があるということは、これは真摯に受けとめなければいけないと考えております。  そういう状況になっているということは、これは理由は一つ二つ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 新しい綱領をつくる作業が始まりました。そのたたき台のようなものは今出てきていますが、これは党内議論をこれから丁寧にやりながらまとめさせていただいて、来年の党大会で決定をする、そういう段取りに入ろうとしていることであって、今、原案についてはまだ文章は流動的になる...全文を見る
○野田内閣総理大臣 新綱領が最終的に決定するのは来年の党大会で、そこで諮られて決定をするという段取りになります。
○野田内閣総理大臣 もともと、民主党のつくった基本理念、「私たちの基本理念」というところには民主中道という言葉が書いてございます。それはずっと、今も、この基本理念に入っているわけですから、党の綱領の中に位置づけられているということであります。  加えて、これから新しい綱領の中で...全文を見る
○野田内閣総理大臣 結党時につくった「私たちの基本理念」の中で、民主党のよって立つ理念は書かれています。それは、透明、公平、公正な社会を目指して、公正なルールに基づいて運営をする、そういう社会ということと、それから分権型の社会、そして、きょうも午前中議論があった共生社会。こういう...全文を見る
○野田内閣総理大臣 八月の八日、いわゆる一体改革法案、参議院の審議が煮詰まってきた、その段階のぎりぎりのところで膠着状態に陥りました。その局面を打開するために、当時の自民党谷垣総裁とお会いをさせていただいて、どうしたら解決できるかという議論をさせていただきました。  そのときに...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私が政治生命をかけると言ったのは、解散でも総辞職でもありません。  もし、あの一体改革法案、自分の政治生命をかけたものが通らなかった場合に、これは、将来の国民に申しわけありません。今を生きる皆さんに、あしたの責任を果たすことができません。私は議員辞職をするつ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 余り突っ込んだお話で困惑しているんですが、困惑しているというのは、議員辞職をするというのは、もう文字どおり、そのとおりであって、内閣総辞職は、もちろんみんなやめるわけです。その上で、バッジを外すというのが議員辞職です。そういう意味での政治生命をかけると申し上げ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 マニフェストに、社会保障のために消費税を引き上げるということは書いていませんでした。ただし、その後、政権をお預かりする中で、社会保障を持続可能なものにしていくために、そして、特にこれから力を入れなければいけない子ども・子育て等にお金を充てていくためには、安定財...全文を見る
○野田内閣総理大臣 衆議院でその三党合意ができて、そして法案が通過をする前は、むしろ御党からは、反対する人は切り捨ててもやってこいというお話が多かったんですね。だから分裂をしたわけではなくて、離党者を出したわけではありませんよ。ただ、今度は、それが通ったら、おまえたち、ばらばらじ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 一体改革が成立をする、そのための真剣な意見交換の中で、その御協力をお願いするとともに、近いうちに国民に信を問う、この二つのことを確認しました。二つのことを確認したということは重たい意味があると思っています。
○野田内閣総理大臣 二つのことを党首間で確認したんです。二つとも重たいんです。それがセットという言い方なのがふさわしいのかどうかわかりませんが、党首間でお互いに真剣な議論をした中で確認をしたことということであります。
○野田内閣総理大臣 自分の言った言葉は重たい、このように強く自覚をしています。強く責任を感じています。  ただ、申し上げさせていただくならば、本来は、もっと経済や財政のよかったときに決断すべきだったんですよ。小泉さんや安倍さんのときだったんじゃないでしょうか。これ以上先送りでき...全文を見る
○野田内閣総理大臣 もちろん、日本の財政が厳しい状況下にあることは、私も野党時代に次の内閣の財務大臣をやっておりましたので承知をしていました。したがって、そのための財政改革のプランも試案としてつくったこともあります。  ただし、それ以上に想像を超える事態になったのは、リーマン・...全文を見る
○野田内閣総理大臣 そういう御主張も含めて、解散の時期は私が責任を持って判断いたします。  我々は、今、政権を預かる以上、予算編成の準備を日々行う、これは当然の責務だと思います。予算編成を放棄した政権はもう政権ではありませんから、政権をお預かりする以上は、その準備をいたします。...全文を見る
○野田内閣総理大臣 我が国が抱えている課題は、言ったら切りがないんですね。切りがありません。だから、今回、この国会でもいろいろな法案を御審議をお願いしています。それぞれ大事な法案ばかりだと思いますし、その先にやらなければいけないテーマもいっぱいあると思います。がしかし、解散をする...全文を見る
○野田内閣総理大臣 それは内閣不信任案が衆議院で通った場合という仮定のお話ではありませんか。その仮定のお話に今お答えする必要はないと思います。
○野田内閣総理大臣 不信任が通った場合以外に総辞職があるのかどうかということですか。  それはちょっと想像がつきません。
○野田内閣総理大臣 たしか、一票の格差については厳しい司法の判断があったものですから、早急に是正をしなければいけない、最優先で対応しなければいけないという趣旨のお話をさせていただいたというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 状況認識、谷垣総裁と一致したのは、一票の格差是正はしなければいけない、これは最優先だということ。一方で、定数削減、あわせて選挙制度改革を、与野党協議をする中では、これはセットで議論しようという動きでございました、ずっと各党間で。それが膠着状態に陥っていてなかな...全文を見る
○野田内閣総理大臣 ですから、最優先という言葉で表現をさせていただいたのは一票の格差なんです。これは違憲状態という指摘を受けている。やはり国民の権利を回復した上で信を問うというのが本当はあるべき姿であり、筋だと思います。ということが、だから最優先という表現をさせていただいておりま...全文を見る
○野田内閣総理大臣 憲法と関係のある一票の格差が最優先であります。ほかは、大事なテーマでありますが、直接憲法とは関係がありません。
○野田内閣総理大臣 一票の格差是正がマストであることは間違いありませんし、これはもう時間との勝負だと思います。一日も早くそこで解決をしなければいけないと思います。  一方で定数の削減も、それぞれの党が、先ほどちょっとマニフェストのお話がありましたけれども、国民の皆様にお約束をし...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私は、この問題が決着しない、させないことによって解散を先送りする、そういう考え方は持っておりません。  さっき申し上げたとおり、御指摘のとおり憲法にかかわる問題ですから、国民の権利にかかわる問題ですから、一票の格差は早急に是正しなければなりません。これは最優...全文を見る
○野田内閣総理大臣 いわゆる委員二十人以内になっておりますけれども、その約二十人以内の中で、お互い、特に三党が、この人たちがいいねと合意できる人たちが選び出されて、人選が終わって、そうすると、いつになってももう議論できる状況になっている。その運営の仕方はいろいろあるかもしれません...全文を見る
○野田内閣総理大臣 尖閣を含めて、東シナ海あるいは南シナ海を含めて、中国の海洋権益を拡大していこう、あるいは、安全保障におけるいわゆる位置づけとして、まさに海洋戦略のもとで行動をしているんだろうというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 寝言でも言っていないわけですから、古いおつき合いの前原大臣にも私の心の中は申し上げているわけではありません。共通認識というのは、解散は総理の専権事項であるということだというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 何度も申し上げているとおり、年内がどうだとか任期満了がどうだとかとコメントすること自体が特定の時期を明示することですので、そのコメントは控えたいと思います。
○野田内閣総理大臣 だから、これは何度も申し上げているとおり、最大限度はどこまでかとか言うこと自体が時期の明示につながりますので、お答えは控えたいと思います。
○野田内閣総理大臣 資料で御提示をいただいている、これは衆議院本会議における所信表明演説、文字どおり、このとおり読んでいただければというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 関係ないという御説明ではないと思うんですね。まさに、このお配りいただいている資料をそのまま素直に表現をしていただいているわけであって、必要十分条件であるとか、そういう条件ではないんです。環境整備という言葉は使っています、その中でとりわけ急がなければいけないもの...全文を見る
○野田内閣総理大臣 八月八日の党首会談のときに、先ほど来ずっとありますけれども、三党合意を踏まえて一体改革法案を早期に成立させるということと、近いうちに国民の信を問う、この二つのことを確認しました。  後者については、これは私の責任で判断をすることですから、その言葉は重たいと思...全文を見る
○野田内閣総理大臣 九〇年代の話ですか。ちょっと今、聞こえなかったんですけれども。
○野田内閣総理大臣 一つは、やはりリーマン・ショックがあって、その後、世界的に財政不安がふえている中で、相対的に円の価値が認められ始めたのが九十円から八十五円への移行だったというふうに思いますし、なお、その後の欧州のいろいろな不安が出てきたときも、さらにまた為替にいろいろな影響が...全文を見る
○野田内閣総理大臣 どちらにしろ補正は必要なんです、年金の特例公債の扱いもありますので、補正はつくらなければいけないんです。  一方で、今、前原大臣中心に、政府を挙げて、経済対策を講じるべく案をつくっておりますが、先んじて予備費を活用しました。  今回の経済対策をまとめた暁に...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先ほど文科大臣が御答弁をされた形で今精査をさせていただいているということでございますので、その精査の状況を注視していきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 個々の閣僚についてのいわゆる人選については、これまでの実績であるとか政治経験などを踏まえて、総合的に私が判断をさせていただいております。  IMF・世銀総会については、招致を決めたときの財務大臣は私で、そして招待状を出したのが安住大臣でありますけれども、これ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 健康上の理由をメーンに出しながらの、一身上の都合という形での辞表、届けだったと記憶しています。
○野田内閣総理大臣 あくまで、検査のために入院をせざるを得なくなったりした、健康の問題が最大の問題だというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 いや、あくまで、御自身は、報道で指摘されている部分については、記者会見で御本人なりの御説明をされたりもしていたというふうに思います。最大の理由は、やはり健康の問題だったというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 政治家は本当に脇を締めていかなければいけないとは思います。ただし、報道があって、それが事実かどうかということはわからないんです。明確に先ほど城島財務大臣は否定をされています。明確に確信を持って否定をしていまして、名誉毀損を含めて法的措置もとろうとしているんです...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私が田中文科大臣から今御指摘のお話をお伺いしたのは、衆議院における所信表明演説の前か、その後の代表質問の前だったと思います。いずれにしても、一時からの本会議の前の議長応接室で、いわゆる登壇をする寸前にお話がございました。  そのお話の内容というのは、やたら大...全文を見る
○野田内閣総理大臣 大学の設置についての認可をめぐる経緯を、御自身の気持ちも含めて、丁寧に先ほどは大臣は御説明をされたんだと私は思うんです。その間に馳委員がまさに善意からアドバイスをされたという経緯も、今のやりとりの中で私は初めて承知をいたしましたけれども、いろいろと関係者の皆様...全文を見る
○野田内閣総理大臣 大臣の真意については、多くの皆様に共感、共有をしていただけると思います。そのやり方、経緯において御迷惑をかけた分については、深くおわびをさせていただいております。  その上で、引き続き田中大臣には教育改革の推進をしていただきたいと思いますので、馳委員も含めて...全文を見る
11月13日第181回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○野田内閣総理大臣 おはようございます。  一体改革の意義について、大変深い御理解のもとで御発言をいただきましたことを感謝申し上げたいと思います。  これは、もうこれ以上先送りできない、そういう判断のもとで、大変厳しい決断でございました。委員御指摘のとおり、増税をお願いして国...全文を見る
○野田内閣総理大臣 政権発足当初から県外移転というあの方向性を打ち出して、そのことによって沖縄の皆様に過大な期待をお与えする形になって、そしてその御期待に応えることができなかったという意味においては、深く反省をしなければいけないと思いますし、そのことは、マニフェストの総括を含めて...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これは四月の2プラス2でも確認をさせていただいているとおり、普天間の移転と、在沖海兵隊のグアムへの移転それから嘉手納以南の土地の返還とは切り離しながらという、パッケージを外す形になりましたけれども、辺野古への移転が唯一有効な方法ということを日米間で確認させてい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 内閣一致して対応させていただきたいというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 せっかくつくったというお話がございました。まさに、原子力安全規制の司令塔となる独立性の高い組織であります。その機能を十全に発揮していただくために、また、原子力安全規制に空白が生じないようにするために、法律に基づいて、現在、原子力緊急事態宣言をされている、そうい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 ASEAN首脳会議に国会にもお許しをいただいて参加をさせていただきたいと思うんですが、日韓の首脳会議を実現するかどうかはまだ決まっておりません。
○野田内閣総理大臣 首脳外交をやっているときに、個別のいろいろ案件があるけれども、大局観を持って対応していこうというのは、これは首脳外交の基本じゃないでしょうか。  では、あえてお聞きしますけれども、民主党を中心とする政権になってから、竹島という名前を出して外務大臣が個別にいろ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まず、我が国の農業の位置づけにかかわる問題意識からお話ししなければいけないと思いますけれども、当然のことながら、国民のための食料の安定供給という大事な役割を果たしているということと同時に、国土、環境の保全という意味からも多面的な機能を有している。その意味では、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 政府の基本的な姿勢は、所信表明演説でお話をしたとおりです。それは、私の民主党代表選挙の公約に基づいた中でのお話をさせていただきました。  FTAAPを実現する、これは内外において合意をされているということの前提のもとに、FTAAPへの道筋という中で、TPPと...全文を見る
○野田内閣総理大臣 ASEAN首脳が集まるサミットには、これは出席をさせていただきたいと思います。ただし、そのときにとかを含めて、特定の会議で特定の時期に特定の表明をするということを政府として決めているということではございません。
○野田内閣総理大臣 政府としてそういう形で何か方針を定めているという、現時点ではないということを申し上げました。  政府としての方針をお話しするならば、これは関係閣僚会議等々で意思決定をしてということですので、現時点でそういうことをやっておりませんから、特定の時期、特定の会議で...全文を見る
○野田内閣総理大臣 ひょっとも何も、まだ決めていないということであります。そういうことです。先ほど言ったとおり、答弁どおり受けとめていただきたいと思います。
○野田内閣総理大臣 交渉参加に向けて協議には入ってきたんです。いわゆるTPPに既に交渉参加している九カ国との間では、もう協議に入ってきました。それを踏まえて、引き続き協議を続けているんです。これは後退するということはないんです、やってきているわけですから。交渉参加に向けて協議をし...全文を見る
○野田内閣総理大臣 交渉参加すると、仮にですよ、判断をするということは、いろいろ懸念事項等々についての一定の目安、めどというものが出てこなければいけないのだと思います。もちろんこれは、交渉参加するといったって、関係国がオーケーかどうかということもあるわけです。  ということがあ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 どなたがどういう形で御発言をされてそういう記事になったのかわかりませんけれども、私自身は、この国会で答弁をしているとおり、特定の時期に特定の発表、声明をするというような方針を固めているわけではございません。
○野田内閣総理大臣 そういう発言はしていません。  発言の内容は、これは何回も繰り返しますけれども、FTAAPを実現しようということは、これは内外で共有をしています。その道筋の一環として、TPP、日中韓FTA、RCEPがあるわけでありますけれども、それらを同時追求する。TPPに...全文を見る
○野田内閣総理大臣 何よりも、政権交代をした、そのまさに直後の状況というのは、税収の落ち込みが九兆円という状況でありました。これはリーマン・ショックの影響もありました。加えて、国際的な金融危機等々の状況も加わりました。  そういう問題意識を持ちながら、政権与党としてさまざまな、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 まずは、今委員長が大変いいお裁きをしていただきましたけれども、行政改革に深くかかわる公務員制度改革関連法案については、我が党はずっと提出をしております。当然、連合の皆さんとも意思疎通をしながらのものでございますので、早期成立を目指しているということで、ぜひ御協...全文を見る
○野田内閣総理大臣 国会の中では一体改革が通りましたので、国会の中では……(豊田委員「国会じゃないんですよ、国民の……」と呼ぶ)国内の世論はいろいろあります。拮抗する数値だというふうに……(豊田委員「それをどう総理は見ていられるか、どういう数字をどういうふうに思っておられるかとい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私は、昭和六十二年に千葉県会の議員として二十九歳でこの世界にデビューして以来、自民党には入ったことがありません。もちろん、自民党の中にもいい政策はあるし、尊敬できる人たちもいるとは思いますが、そうではない、まさに政権を取ってかわれる政党をつくることを目標にこれ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 ありがとうございます。  御指摘のとおり、青森県だけではなくて、自殺者の数は全国的にも減少傾向が出てまいりました。加えて、チルドレンファーストの理念のもとで、これは子ども手当という名称ではなくなりましたけれども、新しい形の児童手当として、中学生まで手当が拡充...全文を見る
○野田内閣総理大臣 声なき声を反映する、そして弱者の味方になる、そして全ての人の居場所と出番をつくるというその考え方、理念は、これは私も共有させていただきます。  でも、そういう皆さんにとっても避けて通れないのは社会保障であって、人生のどこかの段階で社会保障のサービスを受けざる...全文を見る
○野田内閣総理大臣 小沢先生におかれましては、もとは民主党の同志でございますので、一言申し上げるべきかもしれませんけれども、今、内閣総理大臣として御答弁をさせていただいておりますので、司法の判断について何か申し上げるべきではないと考えておりますので、感想は控えさせていただきたいと...全文を見る
○野田内閣総理大臣 強制起訴というやり方、検察審査会のあり方については、今さまざまな御論議が出つつあるということは注視をしていきたいと思いますけれども、一審で無罪判決が出た後に、党員資格停止処分の解除は党としてさせていただきました。今後の推移については、これは見守っていきたいとい...全文を見る
○野田内閣総理大臣 強制起訴があったときに党員資格停止という処分を、当時の執行部で御議論があって、下されたんだと思います。私の執行部になって、一審で無罪が出ましたので、その解除をさせていただきました。  したがって、これから先の推移については、ちょっと仮定の話でございますので、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これは松崎委員御指摘のとおり、原発に依存しない社会をつくっていくときに再生可能エネルギーの代替的普及は不可欠でありますけれども、御指摘のとおり、これだけで済む話ではないんですね。その意味では、火力発電の中でもCO2の排出量が少ない天然ガス火力は、重要な役割を果...全文を見る
○野田内閣総理大臣 昨年の原発事故前までは、原発への依存、三〇%近くしていたわけですし、将来のいわゆる温暖化対策を考えて、その依存度を高めていこうというのがこれまでの国策だったと思います。そして、原発推進というのは数十年にわたってやってきました。  でも、あの事故があって以来、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 石井委員御指摘のとおり、八月八日の党首会談は二つのことを確認しています。一つは、一体改革関連法案を早期に成立させること、そして、それが成立した暁には近いうちに国民の皆様に信を問うということで、これは党首間で交わした言葉でございますので、重く受けとめております。...全文を見る
○野田内閣総理大臣 十月の十九日だったと思いますけれども、三党の党首会談を行った際に、私は、近いうちの意味をなるべく定性的に表現をしたつもりでございました、ぎりぎりの表現。その中で、責任を持って判断をする、そのための環境整備が必要であると。条件ということは言っていません。環境整備...全文を見る
○野田内閣総理大臣 いわゆる環境整備のところでございますので、その推移をじっくり見守ると同時に、早く実現できるように、環境整備ができるようにお互いに努力をしていきたいなというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 近いうちに御飯を食べようという話じゃありませんから、きちっと政治判断をしなければなりません。その時期については、これまでも申し上げたとおり、具体的には明示をしないということでございます。
○野田内閣総理大臣 昨年の九月二日に野田内閣がスタートしたときに、三つの大きな課題を掲げました。それは、震災からの復興、原発事故との戦い、日本経済の再生です。これは、引き続き野田内閣の大きな政治課題だと思っております。それぞれが加速できるように全力を尽くしていきたいと思います。 ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 政権をお預かりする以上、国民の皆様に責任を果たすためには、自分の独自のカラーだけの話ではなくて、目の前の、眼前の課題をどう乗り越えるかというのが大きいんです。それがまさに実績になります。その意味から、去年から掲げているこの三つの課題は、これはもちろん外すことは...全文を見る
○野田内閣総理大臣 いろいろな方のお名前が出ておりますけれども、それぞれ閣僚を選ぶ際には、私なりに、それぞれの政治経験等々を総合的に勘案しながら選任をさせていただいております。もちろん、適材と考えながら選任をしているということでございます。  残念ながら、職務を全うし切れないで...全文を見る
○野田内閣総理大臣 それぞれ私は適任と思って選んでいます。言葉のお話でいろいろ出ておりますけれども、ゼネラリストとしてしっかりと見識、経験を持っていらっしゃったというふうに思っておりますので。その後の内閣改造等で交代をさせていただいているのが今のお二人でございます。
○野田内閣総理大臣 これは問責の理由としていろいろ書いていらっしゃいますけれども、例えば、当時の山岡大臣は、こうした御指摘について逐一しっかりと答弁をされていた、説明をされていたというふうに思います。それについての評価の違いは御党と違うかもしれませんが、私は、今までお名前が出てき...全文を見る
○野田内閣総理大臣 何十年か前に結婚式の仲人をされたという事実は御本人も認めて、そうした報道についての御説明はされていたというふうに思います。  それが理由ではなくて、御案内のとおり、検査入院をされたりしました。実際に体調不良に陥られたと思います。そのことが最大の理由でございま...全文を見る
○野田内閣総理大臣 私の場合は、衆議院の本会議が一時から始まりますが、ちょっと期日は忘れましたけれども、代表質問の日だったかと思いますけれども、予鈴が十分前に鳴って、本鈴が鳴る間の、その間に、議長応接室で田中大臣から、大学の質の問題と大学の設置許可の関連で、その見直しの方向性につ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 これは、石井委員の御指摘のとおりだというふうに思います。もちろん、基本法や基本方針に基づいて予算を組んだつもりでありますけれども、御批判をいただくような事業が含まれていることも事実でございますので、こうした御批判は真摯に受けとめて、今年度の予算の執行については...全文を見る
○野田内閣総理大臣 TPPについては、関係国との協議を通じて情報収集に努め、十分な国民的議論を経た上で、あくまで国益の視点に立って結論を得ていくこと、これは御指摘のとおりで、そういう方針で臨んできております。  これまで、合計七十三に及ぶ各種団体との意見交換、二十四道府県におけ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 昨年の十一月の記者会見で申し上げたことは、世界に誇る日本の医療制度、日本の伝統文化、美しい農村、そうしたものは断固として守り抜き、分厚い中間層によって支えられる安定した社会の再構築を実現する、こういうお話をさせていただきました。それと、同時に、貿易立国として今...全文を見る
○野田内閣総理大臣 国益というのは、まさに今申し上げたことに尽きるのではないでしょうか。交渉の中でいろいろなことがあるかもしれませんが、基本的な守るべきものという価値についてはお示ししたというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 時系列でいろいろと表示をしていただいておりますけれども……(発言する者あり)
○野田内閣総理大臣 領土、領海、主権にかかわる事案が生起していることは事実であります。  ただ、これは、我が国の外交の問題というよりも、佐藤委員御指摘のとおり相手国もありますので、相対的な問題だとは思います。それぞれの事情もあります。  今、私が間違いなく申し上げられることは...全文を見る
○野田内閣総理大臣 政権をお預かりしている以上、課題があるならば、その解決に向けて日々努力するということは、これは基本だと思います。外交の案件も内政の案件もその日々の努力の中で前進をさせるというのが、これは当然のことだと思いますし、政治空白をつくってはいけないと思っております。 ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 民主党政権になってから景気が悪くなったような御指摘でありますけれども、リーマン・ショック後、厳しい情勢の中から、政権交代以降、四四半期プラスの成長を遂げました。大震災があって、これまた景気は落ち込みましたけれども、その後も回復軌道に乗りながら、三四半期、私の政...全文を見る
○野田内閣総理大臣 経済対策をしっかりと切れ目なく講じていかなければいけない、そういう認識のもとに、まずは予備費での対応をさせていただきました。  これは、先月、予算額では約四千億円、事業規模で七千億。実質GDPへの効果という意味においては〇・一%強でありますけれども、もちろん...全文を見る
○野田内閣総理大臣 委員御指摘のとおり、十一月二日、私が議長を務めております総合科学技術会議に山中先生をお招きいたしまして、さまざまなお話をお伺いいたしました。  先ほどの臍帯血の問題も含めて、いろいろ具体的な御示唆はあったんですが、私がお聞きしたのは、二つの観点から聞いたんで...全文を見る
○野田内閣総理大臣 一般論で申し上げるとするならば、殊さらに多数回、長期にわたるなど、労働者の自由な意思決定が妨げられるような状況での退職勧奨は行ってはならないというふうに認識をしています。
○野田内閣総理大臣 事実関係がわかりませんので個別のことはお話しできませんが、一般論で申し上げた認識は先ほどのとおりであります。
○野田内閣総理大臣 今の経産大臣の答弁のとおりではないかと思います。
○野田内閣総理大臣 繰り返しの面談による退職強要であるとか、あるいは能力不足を理由とする解雇等々については、これは一般論としか本当に言いようがないんですけれども、例えば繰り返しの面談については、労働者の自由な意思決定が妨げられるような状況での退職勧奨は行ってはならないと認識をしま...全文を見る
○野田内閣総理大臣 事実関係が確認できませんけれども、もしそういうことがあるならば、それはあってはならないやり方ではあります。
○野田内閣総理大臣 安易な雇用調整をやってはいけないということは、これは間違いありません。そのやり方については、今ずっと一般論でしかお答えができていませんけれども、これは過去の最高裁の判例等を踏まえながら我々は答弁するしかありません。  個別の案件、当然、共産党のトップの方がこ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 個別の業界の経営のあり方とか労使の関係について私がとやかく言うということは妥当ではないと思います。  言うまでもなく、これはずっと言ってきたことでありますが、企業として安易な雇用調整は行うべきではありません。政府としては、個別の事案に応じて離職者の受け皿確保...全文を見る
○野田内閣総理大臣 オスプレイの配備は、我が国の安全保障にとって大きな意味がありますけれども、その運用に際しては、安全性はもとより、地元の皆様の生活に最大限配慮することが大前提であると思います。  米国は、オスプレイに関する合同委員会合意を遵守し、安全性等に最大限配慮していると...全文を見る
○野田内閣総理大臣 先月、沖縄で発生した許しがたい事件については、決してあってはならない極めて遺憾なものであり、また、夜間の外出禁止がとられている中で、今月、米軍人による事件が発生したことは、極めて遺憾であります。  政府としては、引き続き、この種の事件を根絶すべく、綱紀粛正と...全文を見る
○野田内閣総理大臣 解散の時期は、いろいろな角度からお尋ねいただいておりますけれども、特定の時期は明示をしないということで一貫しておりますので、御理解をいただきたいと思います。
○野田内閣総理大臣 最初に特例公債を発行したころの経緯はいろいろあったと思いますが、まさに赤字国債は特例ですから、毎年毎年法律を出しながら国会の承認を得ていくという作業をする、その精神というのは大事だったと思います。  さはさりながら、当面、財政運営を考えたときに、特例公債に依...全文を見る
○野田内閣総理大臣 基本的には復興基本法や基本方針に基づいて予算をつけたはずでありますが、事業によっては、今の御指摘のような御批判、御指摘を受けざるを得ないものもあると思います。  したがって、二十四年度の予算の執行に当たっては、よく精査をしながら進めたいと思いますし、加えて二...全文を見る
○野田内閣総理大臣 いろいろ御指摘がある中で、解散を急ぐことはないんじゃないか、やるべきことをやった方がいいのではないかという御指摘だと思います。  そういう温かいアドバイスも含めてでありますけれども、特定の時期を明示することは控えさせていただきたいというふうに思います。
11月14日第181回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○野田内閣総理大臣 先ほどの党首討論での私の発言でございますけれども、今御審議をいただいている特例公債法案、そして一票の格差と定数是正を含む政治改革、これについて十六日までに結論を出し、それをもって十六日に衆議院の解散をさせていただく、そういうお話をさせていただきました。
○野田内閣総理大臣 特例公債については三党合意がございまして、それを踏まえてのこの衆議院の御審議、参議院での対応があるかと思いますが、一票の格差と定数是正については、きょう法案を提出させていただいております。  それを踏まえて御審議をいただく中で、一票の格差については、一日も早...全文を見る
○野田内閣総理大臣 そういう形で十六日の解散、それまでに結論を出すということであります。
○野田内閣総理大臣 これは泉委員御指摘のとおりでありまして、地方団体を含め国民の皆様に大変御心配と、そしてまた具体的ないろいろな影響も出てきている状況でしたので、一刻も早く法案を成立させなければいけないという状況がございました。  そのような中で、各党が胸襟を開いて御議論をいた...全文を見る
○野田内閣総理大臣 委員御指摘のとおり、私が党首会談のときに御提案をさせていただきました。これは昭和五十年代初めに大平内閣のころから、まさに特例の公債ですから、その都度、国会審議にかけて法案を通す、そうでなければ発行できない、そういう条件のもとで特例公債を発行してきたわけでありま...全文を見る
○野田内閣総理大臣 次の国会でとお決めになってしまったんですか、もう。まだ私どもは諦めておりませんので、きょう法案を提出しておりますので、それを踏まえての御審議をしっかりやっていただきたいと思っております。
○野田内閣総理大臣 先ほどの党首討論でも申し上げたとおり、一票の格差是正は、これはもう急がなければなりません。違憲であり、違法状態が続いているということであります。これは問題認識は共有させていただいておりますし、〇増五減については私どもは賛成なんです。  その上で、消費税率の引...全文を見る
○野田内閣総理大臣 十六日に解散するとは申し上げました。それまでの間に、ぎりぎりの努力をお互いにしなければいけないんじゃないでしょうか。今から簡単に結論を出されるような、お返事が出ることではなくて、きちっと協議をさせていただきたいと思います。
○野田内閣総理大臣 とにかく協議しましょう、本当に、定数削減。短い時間かもしれません。だけれども、協議して結論を出すということを前提ではない、もう最初から来年ですよというお話、それは、私は、はい、そうですかとは言えません。  我々は、法案をきょう提出したんです。通したいから出し...全文を見る
○野田内閣総理大臣 いや、何度も詰められる話じゃありません。申し上げたじゃないですか、党首討論で。もうそれ以上、それ以下でもありません。真摯に協議をやって、結論を出しましょう。
○野田内閣総理大臣 高校無償化制度については、全ての意思のある高校生等が安心して勉学に打ち込めるよう、その費用を社会全体で負担するとの観点から、所得制限を設けずに実施をしているものでございます。  この制度のあり方につきましては、昨年八月の三党幹事長の確認書等を踏まえまして、こ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 大学三年生と高校三年生、二人います。
○野田内閣総理大臣 これは、社会全体で育てる、そういう考え方の理念に立っているということでございますので、そういう制度になっております。
○野田内閣総理大臣 マニフェストの主要事項については、三党間の協議を随分積み重ねてきたと思うんですよね。  いわゆる我々が子ども手当と言っていたものについては、新しい形の児童手当になりましたけれども、お互いのいろいろな理念の問題とかを含めて、いろいろな調整をしながら今の形になり...全文を見る
○野田内閣総理大臣 だから、高校の授業料を取らない国は、これはみんな社会全体で負担をしているんですよね。というまた理念でやっている。という理念だけではなくて、この高校授業料無償化の財源というのは、特定扶養控除の見直しによって立てたものです。すなわち、高所得者にとってはそれだけ増税...全文を見る
○野田内閣総理大臣 月例のお話をされていましたけれども、私はまだ月例報告を聞いていないというか、先週の金曜日だと思いますので、そこは事実関係として申し上げさせていただきたいというふうに思います。  その上で、今の景気認識のお話でございますが、確かに、この間の七—九のQEを見ます...全文を見る
○野田内閣総理大臣 何としても、経済の好転を図ることによって、その環境整備をする、そのために全力を尽くすということが前提だと思うんです。  その上で、これは仮の話でありますけれども、まさに消費税を引き上げるかどうかというのは、さまざまな指標を見ながら、経済情勢を総合的に勘案しな...全文を見る
○野田内閣総理大臣 景気を回復させるために全力を尽くしていく、その中での判断をそのときにしなければいけないというふうに思います。
○野田内閣総理大臣 何とかなりますというか、何とかしなきゃいけないわけでございまして、昨年の九月に政権を預かることによって、それから、大きな三つの命題として、震災からの復興、原発事故との戦い、日本経済の再生と言ってまいりました。  その後、三四半期はプラス成長だったんですが、こ...全文を見る
○野田内閣総理大臣 財政再建、もちろん必要なんです。一方で、成長も必要なんです。だから、我々の政権のもとでは、財政運営戦略と新成長戦略、今度は日本再生戦略というのをつくりましたけれども、これを同時に実現させていくというのが基本的な考え方です。  恐らく、世界の主要国においても、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 大谷委員におかれましては、私は、大変フェアな議論をしていただいていると思います。景気と財政の関係、これは、どの論が一番正しいのかというのはなかなかわからないというのは、まさにフェアな議論だと思います。  その中でも、やはり国際社会で、いろいろな会議に出ている...全文を見る
○野田内閣総理大臣 竹内委員とは、私が財務大臣をしていたころから、この財金の委員会ではさまざまな議論をさせていただきました。大変厳しい御指摘をいただくことも多かったんですが、余りきょうの時点で過分なお褒めをいただくと、与党内の評判が逆に下がります。  私は、何といっても、きょう...全文を見る
○野田内閣総理大臣 尖閣諸島が我が国の固有の領土であることは言うまでもない中で、個人が所有をされていた三つの島を国が保有するようにする。それは、東京都とのいろいろな関係がございましたけれども、長期的に平穏かつ安定的な維持管理をする、そのために国が保有をするということの、いわゆる所...全文を見る
○野田内閣総理大臣 佐々木委員御指摘のとおり、特例公債を発行したのが昭和五十一年だったと思いますけれども、まさに、赤字国債を発行するというのは特例であって異例であるという中における当時の大平総理の思いというものは、しっかり踏まえなければいけないだろうと思います。  したがって、...全文を見る
○野田内閣総理大臣 次の総選挙においては、それぞれが政権公約をまとめて国民の皆様にお訴えになると思います。  我が党においても、マニフェスト、この国をどうしたらいいのか、我々が政権をとった暁にはどういう国をつくっていくのか、そういうことをしっかりと議論を踏まえて、まとめて打ち出...全文を見る
○野田内閣総理大臣 思いません。  これは、委員からの前提を、こういうものを入れてくれということを踏まえて政府が作業をしたものであって、その前提の置き方が妥当かどうかというのは、さっき副大臣が御説明したとおりであります。  加えて、負担だけではなくて、低所得者に対する給付の問...全文を見る
11月14日第181回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第1号
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) ただいま安倍総裁から私の見解を求められました。  昨年の秋に、内閣総理大臣に就任をしました。そのときに私が思ったことは、任期満了まで徹底して仕事をしなければいけないと思ったんです。なぜならば、皆さんのつくってきた負の遺産が余り大き過ぎて、三年間では...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) デフレはずっと皆さんの政権の時代から続いています。私どもの政権になってからGDPのギャップも縮んできている、これもやり遂げていきたい。借金の山という負の遺産もいっぱいありました。財政規律を守る国としての立て直しをしなければいけない。原子力の推進をして...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 谷垣総裁をだまそうなどという気持ちは全くありません。近いうちに国民の皆様の信を問うと言ったことにはうそはありませんでした。  先輩方から、内閣総理大臣は公定歩合と解散はうそをついてもいいということを自民党政権時代には言っていた人もいるというお話もあ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私は、安倍総裁にお尋ねしたのは、特例公債、これは今週中に決着をつけましょうという話をしました。それが一つ。これは前向きにお答えをいただいたものと受けとめさせていただきます。  それから、一票の格差と定数是正の問題は、もともと民主党は一票の格差先行で...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 定数削減をするという約束、私はこの国会がベストだと思っています。だから、これからも主張をし、協議をさせていただきます。  でも、最悪の場合のように今おっしゃったんですけれども、最悪の場合でも、必ず次の国会で定数削減をする。それは〇増五減のレベルじゃ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 明快なお答えをいただいておりません。  この政治改革の議論は、もう与野党協議では相当やってまいりました。あとは、我々与党と野党第一党が決断をして、特に、我々の提案は中小政党に配慮した比例の削減であります。民主党にとってプラスの提案ではありません。そ...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 技術論ばかりで覚悟のない自民党に政権は戻さない。それを掲げて、我々も頑張ります。(拍手)
○内閣総理大臣(野田佳彦君) あの〇九年のマニフェストは、まさに当時の小沢幹事長主導のもとでつくられたマニフェストでございました。そこに書かれていることで、例えば、コンクリートから人へであるとか、今御指摘があった統治機構の抜本的な見直しであるとか、地域主権改革であるとか、考えてき...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ありがとうございます。  先ほど自民党安倍総裁とお話をしたことはそのとおりでありますし、これは当然、党首会談で一緒に議論させていただいた山口代表にもしっかりとお伝えをしなければなりません。十六日解散、これはぜひやり遂げたいと思いますが、その上で、た...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 私どもが提案をしている内容は、〇増五減は、これは私どもも受けとめております。賛成をしています。その上で、比例の削減部分については一部連用制を取り入れたという形、御指摘のとおりであって、傾聴に値するというところまで来ているわけでございますので、最後の御...全文を見る
○内閣総理大臣(野田佳彦君) あの三党合意で一体改革の関連法案が通った、これは大きな前進だと思いますが、まだ道半ばです。やはり国民会議等を通じまして、社会保障のあるべき姿をしっかりとお互いに共同して責任を持ちながら打ち出して、そして前進をさせるということは、これは、選挙の結果がど...全文を見る