野田佳彦

のだよしひこ

小選挙区(千葉県第四区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

野田佳彦の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月16日第196回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○野田(佳)委員 午後のトップバッターを務めさせていただきます無所属の会の野田佳彦でございます。  きょうは、麻生大臣お一人中心に質問をさせていただきたいと思います。  本来ですと、一般質疑でしたから、きょうみたいな大きな大事な節目のときは黒田総裁に金融政策の話を聞こうと思っ...全文を見る
○野田(佳)委員 今は企業収益と雇用、それから賃金のお話もございましたのですけれども、例えば賃金でいうと、物価変動の影響を差し引いた賃金の動きを示すいわゆる二〇一七年の実質賃金指数は、前年を〇・二%下回っているんですよね、二年ぶりに低下をしています。  よく見ると手放しで喜べな...全文を見る
○野田(佳)委員 ちなみに、有効求人倍率も完全失業率も、安倍政権の前の旧民主党政権のときも改善なんですよ。だから、この問題というのは、構造的な問題が一番大きいということをまず私は理解をしなければいけないのではないかと。安倍政権の成果を全否定するものではありませんけれども、やはり、...全文を見る
○野田(佳)委員 いや、だとするとなおさら、今、社会保障のお話とかいろいろおっしゃっていましたけれども、大臣がお認めになったとおり、そもそも二〇二〇年度のプライマリーバランスの黒字化、目標にしていたけれども、八・二兆円足りそうもないということはもう去年の段階からわかっていたわけで...全文を見る
○野田(佳)委員 まあ、多少微妙に、抽象的なお話だったと思うんですけれども。いずれにしても、やはり先送りをしたということは物すごく、この国の将来を考えたときに、大きなマイナスなんですよ。  ですから、厳しい総括をした上で、この夏に向けた作業に私は取り組んでほしいという思いがある...全文を見る
○野田(佳)委員 プライマリーバランスの黒字化というのは、財政再建という本当に果てしない険しい高い山を登っていくときの一里塚、とば口に立つかどうかがプライマリーバランスの黒字化ですよね。その一里塚ですら何年たっても立てないというところは、これは猛省しなきゃいけないと思うんです。 ...全文を見る
○野田(佳)委員 次が、これは平成三十年度予算及び税制改正の大要という項目の中で麻生大臣が触れられた言葉なんですけれども、公債発行額を安倍内閣以来六年連続で減額したということを強調されています。  これも先ほどの岸本さんのお話とかぶります。岸本ゼミナールは大変わかりやすくて、改...全文を見る
○野田(佳)委員 せっかく予算編成のあり方についての問題提起、きょう午前中もありましたし、私も強くその問題意識を持っておりますので、ぜひ、一緒にこれから研究していこうじゃありませんか。誰もが納得できる、そういう、数値としてみんなが客観的に見れるようにするための工夫というのは相当あ...全文を見る
○野田(佳)委員 そのとおりだと思いますけれども、ただ、特大の関心事だったのは、多分それぞれのお考えによって、パーソナリティーによって違うと思うんですけれども、私はやはり、もちろん為替のときもありましたよ、そういう激しい局面のときは。でも、全体的にはやはり金利が一番気になりました...全文を見る
○野田(佳)委員 いずれにしても、時価では多分ETFの保有額というのは二十兆を超えるような状況ですよね。  傾向としては、株価が下がっているときに買いに入るという経験則があると一般的には言われていますよ、やはり日銀。その動きを見ながらほかの投資家が動くというのを、これは随分話と...全文を見る
○野田(佳)委員 時間が参りましたのでこれで終わりたいと思いますが、大臣としては、在職期間が戦後最長になられたということですよね。今のオリンピックでいうと最長不倒記録だと思うんですけれども、飛型点が問題でしてね、本当に。長きをもってとうとしとせずということを、よくおわかりだと思い...全文を見る
02月21日第196回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○野田(佳)委員 無所属の会の野田佳彦でございます。  財務金融委員会の委員会審議があるたびに質問の機会をお認めいただいていることに、各党の理事の皆様には深く感謝を申し上げたいと思います。  去年の特別国会そして先般の一般質疑と、私の質問にはずっと、全部、大臣が全問お答えをい...全文を見る
○野田(佳)委員 今、所得の捕捉の話などがございましたけれども、そういうことをするためにマイナンバー制度を導入をしたわけですよ。マイナンバー制度、いろいろその効果はあるし期待するところはありますけれども、一番大事なことはやはり消費税の逆進性対策で、軽減税率ではなくて給付つき税額控...全文を見る
○野田(佳)委員 頭の中には相当いろいろな情報が入っていらっしゃることがよくわかりましたので、ぜひ御検討いただければというふうに思います。  次に、給与所得控除の見直しの関連でありますけれども、これはもう午前中からもいろいろ御意見が出ましたし、先般の本会議でも御意見が出たようで...全文を見る
○野田(佳)委員 その八百五十万円でラインをセットしたことについて、特に、介護であるとか子育て世帯については配慮するという話がありましたよね。  これは通告していないからお答えいただかなくて結構ですけれども、意見として申し上げますけれども、子育てへの配慮とか介護への配慮というの...全文を見る
○野田(佳)委員 従来の扶養控除とかそういう控除は、まさに歴史と伝統のある控除制度についてそれを否定をするものではありませんが、新たに税制を複雑にすることによって対応するということではなくて、基本的には、さっき申し上げたとおり、給付で対応するのが筋であるということを重ねて申し上げ...全文を見る
○野田(佳)委員 税制でどうかという話をしたので、全体の政策の話まで高めていくと、また別の議論になりますから、これ以上深入りはしませんけれども。  項目がいっぱいあるので、多分、次も質問の機会はどこかでいただけると思うのでそのとき深掘りをするとして、チェックをしなきゃいけない項...全文を見る
○野田(佳)委員 次、基礎控除に行きますけれども、基礎控除については、私は、基礎控除を手厚くしていく方向性自体は正しいというふうに思います。思いますけれども、上限を決めるということについては、これはもっと大議論があってしかるべきではないんですか。  これは、憲法二十五条の要請を...全文を見る
○野田(佳)委員 現実問題というよりも、私はこれは理念の問題だと思っていまして、前原さんもいらっしゃるけれども、オール・フォー・オールの考え方でいくならば、オール・フォー・オールの考え方でいろいろなことを貫徹するならば、みんなで負担し合ってみんなで分かち合うという考え方でいくなら...全文を見る
○野田(佳)委員 一生懸命捕捉に努めていろいろな工夫をされているということは承知をしていますけれども、でも、そうはいったって、事業所得の捕捉というのは七割はいっていないんじゃないですか。だとすると、やはりその不公平感というのは、私は強いと思いますよね。ということは重ねて申し上げて...全文を見る
○野田(佳)委員 特に中小にとっては極めて限定的だということは間違いないというふうに思いますよね。  中小企業にとって死活問題だったあの事業承継の問題については、今回、事業承継の問題で拡充がされました。私は、そのことは一定の評価をしたいというふうに思います。税制だけではなくて、...全文を見る
○野田(佳)委員 たばこ税も入ろうと思ったんですけれども、多分もう時間がないので。私はちょっと近藤さんとは立場が違って、大の愛煙家の立場になるんですが、その視点からたばこ税の議論はしようかと少し思ったんですけれども、きょうはそちらはでは飛ばして、もう一回、ちょっと税制改正の全体の...全文を見る
○野田(佳)委員 時間が参りました。ありがとうございました。
02月23日第196回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○野田(佳)委員 おはようございます。  水曜日に引き続きまして、無所属の会、野田佳彦でございますが、質問させていただきたいというふうに思います。  私は、今、日本の抱える最も大きな課題というのは、まさに財務委員会のテーマだというふうに思います。  一つは、大胆な金融緩和の...全文を見る
○野田(佳)委員 今、麻生大臣の御答弁にあったように、消費税を具体的に引き上げる、その前には駆け込みの需要がある、そして引き上げた後には、逆に今度は反動で減に転ずると。これはもう過去にも傾向がございました。それをなるべく、そのでことぼこをならしていく、平準化をしていこうという考え...全文を見る
○野田(佳)委員 全くそのとおりだと、私も認識は同じです。消費税が影響しなかったとは言いません。けれども、風邪から肺炎になってしまったというのは、これは間違いなくアジアの通貨危機とそれに伴う金融不安でしたよね。ということをやはり冷静に我々は語り続けていかないと、消費税の議論はいつ...全文を見る
○野田(佳)委員 大臣の立場で日銀の副総裁の意見に対してはストレートには物が言いにくいお立場だったんだろうとは思いますけれども、この岩田さんという副総裁は、就任の前に何と言っていたかというと、二%未達の最高の責任のとり方は辞任だと言って、達成できないときは自分のせいではないと言い...全文を見る
○野田(佳)委員 過去にさかのぼって消費税引上げにかかわった総理の運命、宿命のお話をされましたけれども、私も二回上げるという法律をつくった本人でございまして、ある種その宿命の中で今闘っております。  無所属の会という、この委員会では一人ですので、質問の機会をいただけることは大変...全文を見る
○野田(佳)委員 まあ、そういう見込みになるかどうかは、これは本当に、今回は特に難しいと思いますよ。要は、紙巻きと、そして今回は加熱式の方も税の方をいじるわけですから、その影響でシェアがどうなるかとか、これはとても難しいんだろうなと思いますね。でも、一応そういう計算をされたという...全文を見る
○野田(佳)委員 今回、紙巻きだけではなくて、最近大変普及をしてきている加熱式たばこについても、税のかけ方というものが変わるということでございますね。  この影響についてお尋ねをしたいのですけれども、私は、これで思い出す議論がありまして、かつてビールに対抗して新しい商品が生まれ...全文を見る
○野田(佳)委員 いろいろ段階的に工夫をしながらやっていくという御説明だと思うんですけれどもね。  これ、微妙に影響するのは、加熱式たばこの方が健康に対しては悪い影響がないということが前提となって愛好する人たちがふえてきて、紙巻きたばこのシェアが下がってきたんですよね。税の取り...全文を見る
○野田(佳)委員 もう時間がなくなりましたけれども、水曜日と、そしてきょうと、税制改正のさまざまな項目についての議論をさせていただきましたが、総じて、企業向けについては、中小企業の承継税制であるとか、あるいは、いわゆる雇用やあるいは投資につながるような、法人を後押しをする税制は多...全文を見る
02月28日第196回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○野田(佳)委員 無所属の会の野田佳彦でございます。  安倍総理と一問一答形式で質疑を行うのは、おととしの二月の衆議院の予算委員会以来でございます。そのときは、二〇一二年の十一月の党首討論でお約束をした衆議院の議員定数削減をめぐる質疑を行わさせていただきました。それ以来というこ...全文を見る
○野田(佳)委員 今総理から御指摘があったとおり、海江田さん、前原さん、そして私と、くしくも歴代の民主党の代表経験者でございますが、私は今、会派の代表でも何でもございません。平の委員としてお尋ねしていますが、でも、党首討論のつもりで私は今やらせていただいております。  今の御答...全文を見る
○野田(佳)委員 選挙こそ、政党間における最大の政争じゃありませんか。それを、先延ばしをするとか、あるいは人への投資に一部使うとか、聞こえのいいことを言って戦うというのは、まさに私は政争の具だと思います。認識が全く違いますね。  この種の、消費税を扱うことでポピュリズムに陥って...全文を見る
○野田(佳)委員 私は、再考すべきという立場であることを重ねて申し上げたいと思いますけれども、そのことが原因であると同時に、もう一つは、所得の再分配機能を回復するという美名のもとに、今回の税制改正、所得税のさまざまな改正が行われようとしているんですね。給与所得控除のお話などは先ほ...全文を見る
○野田(佳)委員 税額控除方式では変動が大き過ぎるということでございましたけれども、変動が大きいから抜本的な転換でありますね。どこかで私は、決断しなければいけないことであって、その間に泥縄で今の所得控除方式をいじっていくことの方が弊害が大きいと指摘をさせていただきたいというふうに...全文を見る
○野田(佳)委員 今のは誠実な答弁ではありません。というか、プライマリーバランスの黒字化を先送りをするという真の総括ができていないと受けとめました。  これは財務大臣も同じようなお答えをされたんですね。消費税の使途の一部変更があったから、だから二〇二〇年のプライマリーバランスの...全文を見る
○野田(佳)委員 八・二兆円の赤字が出そうだというのを、二〇一九年でどういう努力をして解消しようというんですか。そういう明快な道筋もない中に、消費税の一部変更だけを理由に挙げるというのは、私はフェアな議論じゃないと思いますね。それじゃPBの黒字化なんかできませんよ、そんな認識じゃ...全文を見る
○野田(佳)委員 私が総理になる直前に、エコノミストという経済誌で日本化する欧米という特集記事があったんですね。日本化する欧米なんですよ。何のことだろうと思ったら、イラストを見たら、オバマとメルケルが和服姿でイラストで出ているんです。後ろに富士山があるんですね。中身は何なのかとい...全文を見る
○野田(佳)委員 無所属の会の野田佳彦でございます。  私は、民進党と無所属の衆議院議員十四名から成る会派、無所属の会を代表して、政府提出の所得税法等一部改正案に反対の立場から討論を行います。  今回の見直しは、所得税制をいたずらに複雑化し、公平、中立、簡素という租税の大原則...全文を見る
○野田(佳)委員 本日の委員会審議の最後の質問者になります。あと三十分、どうぞ一頑張り、御協力をお願いをしたいと思います。  私も、無所属の会を代表しまして、ずっと議題となっております国際観光旅客税法案について議論をさせていただきたいというふうに思います。  今、最後の、稲富...全文を見る
○野田(佳)委員 外務省から具体的な制度設計の提案があれば検討するということですよね。  外務省の努力も必要になるかもしれませんけれども、比較的、この国際連帯税については、はなから国交省とか航空業界は反対の意見が強かったと思います。いわゆる今回の出国税の形式と同じなんですよね。...全文を見る
○野田(佳)委員 思った以上にインバウンドで訪日する外国の方がふえている、それはそうだと思いますね。それへの対応とか、まさに二〇二〇年の東京オリンピック・パラリンピックへの対応なども含めて、急がなければいけないものも確かにあると思います。  そのことも含めて、それでどれぐらいの...全文を見る
○野田(佳)委員 特をつけた制度というのは、私はやはり慎重に検討するという中で、特に今回は特定財源ですから、どういう使い道に使うかというところは、これこそ本当に、一番議論の肝にかかわるところではないのかというふうに思います。  これも、随分いろいろな、丁寧な質問があったからかぶ...全文を見る
○野田(佳)委員 確かに鹿児島弁はわかりにくいですよね、「西郷どん」でも感じますけれども。まあ、それはおいておいて。  今、しっかりチェックするという御決意をお話しされたと思うんですが、初年度で六十億、平年度で四百三十億からになるお金なんでしょう。その四百三十億の枠を持っている...全文を見る
○野田(佳)委員 観光庁の関係の有識者会議では、宿泊税は反対が多かったというお話だったですよね。宿泊税って、でも、自治体では今取り入れて広がりつつあるような気がします。  東京都が二〇〇二年に導入しました。その後、全然後を追随する動きはなかったけれども、このように観光がどんどん...全文を見る
○野田(佳)委員 なぜ出国税がベストかということはもっとよく、これからも機会があったらお尋ねをしていきたいと思いますけれども、私がちょっと懸念するのは、国も地方も、国は今回出国税、地方では宿泊税の勢い、ちょっとインバウンドが盛り上がっているからといって調子に乗っていくとだんだん後...全文を見る
03月02日第196回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○野田(佳)委員 無所属の会の野田佳彦でございます。  三人の参考人の皆さんには、急なお呼び立てになったと思いますけれども、きょうは、意見陳述をしていただいたことに感謝申し上げたいというふうに思います。  私も、では、まず最初に山内参考人にお尋ねをします。  岸本委員の御議...全文を見る
○野田(佳)委員 私はやはり、構成の比率からしても、若干ちょっと、税の議論をする立場の方が相対的に少ないような。もちろん、観光政策を推し進めようという方向性は理解しますし、観光財源が必要だということはよくわかるんですが、だからこそ、その裏づけとなる制度設計については、かなり受益と...全文を見る
○野田(佳)委員 極めて本質的なところをえんきょくに表現をされていると思いますけれども、九カ月と言えば、時間があるからそれはそれでやる、あしたやれと言っても困るけれども、例えば半年でやりましょうと言ったら、できるわけでしょう。ということですよね。だから、この九カ月の縛りで妙にこの...全文を見る
○野田(佳)委員 本当におっしゃるとおりで、負担をされる方がぴんとこない、自分は当てはまらないと思ってしまう、後からわかったら千円払うことになっていたというと、納税拒否まではされるかどうかはわかりませんけれども、やはり名称のところからもっと議論すべきだったのではないかなということ...全文を見る
○野田(佳)委員 無所属の会の野田佳彦でございます。  基本的には通告に基づいて質問をしていきたいと思いますけれども、私も、どうしても、きょうの森友の決裁文書にかかわる朝日の記事については一言触れなければならないと思っています。  太田局長を呼んでいるわけではありませんし、大...全文を見る
○野田(佳)委員 これ以降は来週の集中審議に委ねたいというふうに思います。危機感は伝わってきました。  その上で、法案の審議に入りますけれども、国際観光旅客税、これは私も参考人質疑のときにも申し上げたし、もう既にこの法案審議の中でも何人かの委員が指摘していますけれども、国際観光...全文を見る
○野田(佳)委員 今までの答弁の繰り返しで、せっかく自分なりに概念整理をしたつもりですが、何かうまく捉まえていただかなくて残念でありますが。今さら法案の名称を変えられないでしょうけれども、でも、よく練った議論をしていくとなると、私は、コンセプトも含めて、納税者の理解を求めるんだっ...全文を見る
○野田(佳)委員 私は、アジアとの、競争関係というのはやはりアジアですから、近隣ですから、そこで聞きました。  今、上海か何か、中国と言いましたけれども、ほかにもっと安いところはいっぱいありますよね。韓国や台湾については二千円台ということを認めましたね。やはりそれぐらい差がある...全文を見る
○野田(佳)委員 ドイツは触れませんでしたけれども、旅客が減る可能性があるということで国内でそういう議論があるという、その動きは掌握しているということですね。  あるんですよ、やはり。ということは、よくその辺の国際的な動きなども含めて、千円なら千円とか、課税していいのかとかとい...全文を見る
○野田(佳)委員 その十数%の人たちへの影響が、やはり相対的に一番大きいですね。それはやはり、定額千円ですから。それは、東京—パリをファーストクラスで往復する、二百五十万とか二百何十万とか、そのうちの千円というのは、値上げは〇・〇何%ですよ。だけれども、八千円とか一万円で、近くの...全文を見る
○野田(佳)委員 LCCの利用者、若者が結構いると思いますけれども、その若者の海外離れに対して、観光庁はさまざまな政策、取組を行っていますよね。  具体的にどんなことをやっていらっしゃるか、教えてください。
○野田(佳)委員 問題意識を持って若者の海外離れ対策をさまざま講じようとして、きょうも会議があった、そういう御説明ですよね。それはやるべきだと思いますよ。もっとやはり日本の若者たちが海外に雄飛して、海外のいろいろなものも学んで、そして日本に帰ってきて、日本のために貢献をするという...全文を見る
○野田(佳)委員 決まっちゃっていることだからしようがないみたいな感じでお答えになりますけれども、さっきの法案の名称の話から、LCCの利用者の問題から、この若者対策との関係から非適用をどうするかとか、本当は、今私の話を聞いていて、議論の余地はいっぱいあるんだなと思わないですか、本...全文を見る
○野田(佳)委員 ヒアリングをどれぐらいの人たちにやったのかどうかわかりませんが、国会に呼んだ参考人は、別に九カ月じゃなくても、あしたやれと言われたら困るけれどもと言っていましたよね。ということは、別に九に限らず、半年とか、あったかもしれません。だとすると、四月をまたいで審議して...全文を見る
○野田(佳)委員 時間が来ました。終わります。  ありがとうございました。
○野田(佳)委員 無所属の会の野田佳彦でございます。  政府提出、国際観光旅客税法案に反対の立場から討論を行います。  国際観光旅客税は二十七年ぶりの新税です。新たな税を創設するに当たり、それ相応の根拠が示されることが当然と考えますが、政府からは最後まで合理的な説明がありませ...全文を見る
03月20日第196回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○野田(佳)委員 無所属の会の野田佳彦でございます。  関税定率法の一部改正、中身はいろいろありますけれども、私も、金の密輸の実態と、そのための対策としての罰則の強化について関税局長にお尋ねをしていきたいと思いますが、せっかくの機会でありますし、大臣もいらっしゃいますので、まず...全文を見る
○野田(佳)委員 御認識よくわかりました。  大事な会議なんですよね。しかも、G20のそれぞれの国、地域のGDPを合計すると、世界全体の九割です。貿易総額でいうと全体の八割です。それぐらいの大変影響力のある国がそろっているところで方向性を出すということの意義は大事でありますし、...全文を見る
○野田(佳)委員 大事な会議、重要な会議だったんですよ。副大臣が出られています。木原副大臣は優秀な方だと思いますし、日本を背負って頑張っていらっしゃると思いますけれども。  私は、実は財務副大臣としてG20の財務大臣・中央銀行総裁会議に出たことがあります。やはり違いますよ、大臣...全文を見る
○野田(佳)委員 二百八十億円に相当する金をいわゆる押収したということですが、これに係る消費税額だとどれぐらいになりますか。
○野田(佳)委員 ということは、税関の御努力によって、二十三億円分の消費税に当たるものについては摘発できているということだと思うんですよね。  こういうお尋ねの仕方をしましたのは、この金の密輸がふえている背景には、いろいろな理由を先ほど別の方の答弁の中で局長はお答えになっていま...全文を見る
○野田(佳)委員 一方で、もう一つ、貿易統計というのがありますよね。これは通関を通ったものでありますが、貿易統計だと、金地金の二〇一六年の輸出量百九十七トン、輸入量五トンですね。輸出量はどんどんふえています。そして、輸入量はどんどん減っています。輸出超過分は百九十二トンとなってい...全文を見る
○野田(佳)委員 さっきは輸出量がどんどんふえて輸入量がどんどん減っているというお話をしましたけれども、傾向として、やはりこの背景には、密輸が大きく影響しているように思います。  さっきの、ちょっと、百五十トン程度というのは粗っぽい話ですが、もし百五十トンが本当に密輸だったらこ...全文を見る
○野田(佳)委員 極めて粗っぽい話でありましたけれども、二十三億円分の消費税は摘発している。でも、もしかすると、何百億単位の消費税の課税漏れがある。まさに氷山の一角ですよね。  というところまでで、ちょっともう時間が来ちゃいまして、その対策をどうするかというところまで届きません...全文を見る
03月23日第196回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○野田(佳)委員 無所属の会の野田佳彦でございます。  まずは、法案審議に先立ちまして、先週の火曜日の当委員会におきましても、G20に大臣が欠席をせざるを得なくなったこと、そのマイナス面についての私の見解と、それから大臣の所感もお伺いをさせていただきましたが、G20は終わりまし...全文を見る
○野田(佳)委員 今の御答弁は、仮想通貨の問題では一定の前進があったと。私、ちょっと枕で使いましたけれども、そのことの詳細を聞くよりも、保護主義の連鎖拡大について歯どめがきかなかったこと、そしてきょうのアメリカの動きなど、心配していることの方についての御答弁をむしろお願いしたかっ...全文を見る
○野田(佳)委員 やはり、本当に真の同盟国であるとするならば、今のアメリカがとろうとしている路線の問題点、懸念は率直に伝えながら、一方で友好関係を保つというのが基本姿勢だと思うんですよね。どうしても今の、米国第一というよりもラストベルト第一主義、その路線でいくとアメリカ・ファース...全文を見る
○野田(佳)委員 ユニークな商品を開発をしているという、まさにアイデア勝負の世界で頑張っている少短業者もたくさんあるように思います。  さっき、痴漢冤罪保険とか山岳保険とか、なるほど、そういう時代なのかなというふうに思いますけれども、何かハーレーダビッドソンに特化したバイク保険...全文を見る
○野田(佳)委員 ありがとうございました。  自然体でそうなれば一番円満な形だと思うんですけれども、どうしても販売力にまさる大手の生損保にのみ込まれていくような状況だけはうまく避けたような形が望ましいと思います。  もう時間が来そうに思うんですが、本来は、法案の趣旨は経過措置...全文を見る
04月03日第196回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号
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○野田(佳)委員 無所属の会の野田佳彦でございます。  与野党のそれぞれの各党の御理解をいただきまして、たっぷり一時間、質疑の時間を頂戴をいたしました。  黒田総裁とは、かつて黒田総裁がアジア開発銀行の総裁をされているころに、私も財務大臣をやったりしておりましたので、さまざま...全文を見る
○野田(佳)委員 総裁として、五年間、前半の部分では成果のお話をされて、後半の部分では二%を達成できていないという現状認識をお話をされましたね。  私、鮮烈に覚えているのは、就任早々の冒頭の、あの電撃的な、明快な会見でございまして、二、二、二と並べて、本当に国民の期待に働きかけ...全文を見る
○野田(佳)委員 今はどんどん買っている状況ですね。このままで本当にいいのかなと私は心配をしておりますけれども。  国債も、当然のことながら、今、日銀はたくさん保有しています。国債は、満期が来れば手放すということはこれはあり得るじゃないですか、一つの時期を節目として。でも、ET...全文を見る
○野田(佳)委員 私は、この後、もうちょっと幾つかの質問をした後に、出口をめぐる議論の中で市場との対話の持ち方について質問をする予定だったんですが、もはやその兆候があらわれていまして、やはり出口にかかわる議論については極めて慎重になるんですよ。当然のことながら考えているだろう、真...全文を見る
○野田(佳)委員 現在のところは大丈夫そうだというお話ですけれども、現在のところから、全銀協であるとか、あるいは地方銀行の集まり、代表者の方を含めて、かなり悲鳴のような声を上げつつありますよね。そこはちょっと認識のずれがあるのではないかと私は思いますが。  特に、地域の金融機関...全文を見る
○野田(佳)委員 その行き着く先で地域の金融機関が倒れるような状況などが生まれてくると、それはもう地域経済については深刻な影響が出ます。私はそのことを深く憂慮しているということを申し上げさせていただきたいというふうに思います。  今まで、副作用の件は、いわゆるマーケットへの影響...全文を見る
○野田(佳)委員 財政運営については政府、国会の責任だというお話をされましたですよね。むしろ、国会は別として、政府ですよね。  そのことを確認しているのが、資料の二の「デフレ脱却と持続的な経済成長の実現のための政府・日本銀行の政策連携について(共同声明)」、いわゆるアコードと言...全文を見る
○野田(佳)委員 一緒に共同声明に責任を負う立場としては、非常に慎重というか、遠慮がちの物の言い方に過ぎませんか。  だって、消費税を二回先送りしたでしょう。プライマリーバランス、改善されてきたと言いましたけれども、今総裁がおっしゃったとおり、新しく計画をつくり直さなきゃいけな...全文を見る
○野田(佳)委員 まあこれ以上、ぎりぎり詰めませんけれども、まだリスクはあるんですよ、いろいろ。いろいろなリスクがあるんですけれども。  今までは副作用をめぐる話でした。これからはちょっと、では、出口をめぐって、出口を探さないということはあり得ないですからね、どこかで出口を探さ...全文を見る
○野田(佳)委員 今、出口をめぐるマーケットとの対話みたいなお話まで行ってしまいましたけれども、もうちょっと、一つ前に、景気後退リスクというものが出口論を先送りさせるんじゃないかという質問をしました。それに対するお答えがありましたけれども。もう一つ、先送りさせる要因というのがあっ...全文を見る
○野田(佳)委員 私は政治リスクをとても強く感じていますので、恐らく緩和頼みの歳出拡大路線に行くのではないかと。それをずっと続けると、これは余り大きな声では言えませんけれども、為替操作リスクという形で見られる。そっちのリスクはもっと大きいと思いますので、よく気をつけなければいけな...全文を見る
○野田(佳)委員 いえ、そんなに違いはないと思うんですよ。そんなあからさまに、ストレートに全部話す話じゃないですよ、もちろん。ちゃんと手のうちはあるよ、よく検討しているよというものがにじみ出たものにしていかなければいけないということを申し上げているんです。  こういうことを言う...全文を見る
○野田(佳)委員 もう一つ、出口の議論に入っていく際の課題として捉えていますのは、当然、議論の中心、そして最終的には政策決定する場というのは、日銀の金融政策決定会合の場ですよね。黒田総裁、そして、新たに今回、副総裁お二人が選ばれました。そして六人の審議委員の皆さんがいらっしゃいま...全文を見る
○野田(佳)委員 大体、きょうは聞きにくい質問ばかりしているんですが、今の答弁は一度も私の目を見ないで答えていましたので、一番答えにくかったのかなと思いますよね。  私は、そうはいっても、総裁はバランス感覚のとれている方だと基本的に思っているんです。構成が偏っていますけれども、...全文を見る
○野田(佳)委員 もう多分時間で、紙がめぐってくるころですので、質問として用意していましたけれども、これは最後、要望にしますけれども。  やはり二%、これを余りにも固定的に考えてしまうと、木を見て森を見ずであって、物価上昇安定目標として、目標としているのはいいけれども、それが金...全文を見る
05月11日第196回国会 衆議院 財務金融委員会 第13号
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○野田(佳)委員 野田佳彦でございます。  まず、大臣にお尋ねをしたいと思いますが、三月に佐川宣寿氏が国税庁長官を辞任をするということになりました。これは、いわゆる森友の問題、公文書改ざんに係る問題、こういう一連の問題での責任をとったというふうに理解をしています。  そして、...全文を見る
○野田(佳)委員 財務省という組織としてどういう対応をしているかというお話は今ございました。私がお尋ねをしたのは、責任をどう感じているか、組織のトップとして責任をどう感じているかということなんですね。  というのは、適材適所で選んだ人たちではないんですか。適材適所で選んだ人たち...全文を見る
○野田(佳)委員 今の体制についてのまた御説明もありましたけれども、例えば、事務次官代行として官房長が務めているとおっしゃいましたが、官房自体が、依然として森友の問題や公文書の改ざん問題やその他、官房はいっぱい仕事がありますよね。その上に、財務省は、例えば主計局があり主税局があり...全文を見る
○野田(佳)委員 危機的な状態であるという御認識を持っていらっしゃるということなんですね。そのために、今、必死に体制をつくりながら、再発防止に努めて、そして本来業務をちゃんとやっていこうということだと思うんですが、そういう大事な時期に、午前中からもいろいろと御指摘がありましたけれ...全文を見る
○野田(佳)委員 私も、報道を見たとき別に、セクハラは罪がないなんてことは言っているはずはないと思っていました。セクハラ罪という罪はないと。それは正確に理解しているつもりなんですが。でも、何であえてそんなことをおっしゃるのかなというところがわからないんですよ。  もともと、セク...全文を見る
○野田(佳)委員 まあ、反省の弁を述べられたので、これ以上このことは追及しないというふうに思いたいんですけれども。  最初、私は、部下をかばう気持ちから、いろいろな意味から、セクハラについての問題を矮小化しようと、これは何かひいきの引き倒しになっているなと思っていたんですよ。で...全文を見る
○野田(佳)委員 ですから、私がこんなアドバイスをするのも変ですけれども、簡潔に深い反省をしっかりとお話をされて、そして、もし不用意な発言があったらきちっと謝罪をするということの繰り返しだと思いますよ。余り開き直っていっぱいしゃべると、また逆に、やはりこういう問題が噴出しているん...全文を見る
○野田(佳)委員 真摯に受けとめるということでございましたから、これ以上申し上げられませんが、最終的には、それはどこかの段階で、やはり大臣が、言いにくいですけれども辞任をされて、新しい方のもとでそういう組織の再生を果たさなければならなくなるのではないかなというふうに私は思います。...全文を見る
○野田(佳)委員 放言だらけの放漫財政と言われないようにしてください。  以上です。
05月29日第196回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号
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○野田(佳)委員 無所属の会の野田佳彦でございます。  五月二十三日水曜日に、大変膨大な貴重な資料が国会に提出をされました。  私は、オブザーバー理事をさせていただいているので、理事会で資料をいただきました。一般の財務金融委員の皆さんにも資料は渡ったんですかね。渡っているわけ...全文を見る
○野田(佳)委員 今、謝罪の言葉、おわびの言葉がございましたけれども、少なくとも、きのう予算委員会にも出てきたとおり、既に先ほどの質疑の中にも出てきたとおり、麻生大臣も交渉記録についてはなかったということで虚偽答弁を十一回もやってしまったんですよね。御本人は意図したことではないか...全文を見る
○野田(佳)委員 先ほどちょっと二〇一四年四月十八日の文書がないというお話をしましたけれども、加計学園の問題では、二〇一六年二月二十五日に加計理事長と総理が会ったか会わないか、あそこだけが今また振出しに戻ってしまったけれども、それ以外の愛媛の文書というのは大体正しいわけですね。 ...全文を見る
○野田(佳)委員 多分、歴代総理夫人全部そうだと思います。何とか付なんという職員もつかないし、こんなに名誉何とかとかやらないはずですよ。  瓜田にくつを入れず、李下に冠を正さずという言葉がありますが、どう見たって、瓜田でしゃがんでくつを直して、ウリをとっているように見えちゃう。...全文を見る
○野田(佳)委員 捜査の状況も気になることは、それはもちろんわかりますけれども、一番最初に、冒頭に申し上げたとおり、今回の四千ページの資料というのは、まさに議会制民主主義を踏みにじり、立法府と行政の関係を、まさに大きく信頼を損ねて、国民を欺く、万死に値する大罪と私は申し上げました...全文を見る
○野田(佳)委員 私は、人の出処進退をあれこれ言うというのは、気分的には余り愉快ではない状況でありますが、私はやはり、麻生大臣と同様に、財務省のまさにトップに立った立場もございましたし、そして内閣総理大臣も務めました。共通のキャリアを務めておりますから、大臣が立場に恋々とする方で...全文を見る
10月30日第197回国会 衆議院 本会議 第3号
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○野田佳彦君 無所属の会を代表して質問いたします。(拍手)  まずは、七月豪雨、北海道胆振東部地震、台風第二十一号、大阪北部地震などの災害によってとうとい命を失われた皆様に、心からお悔やみを申し上げます。そして、被災をされた皆様に心からお見舞いを申し上げます。  歴代内閣総理...全文を見る
11月20日第197回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○野田(佳)委員 まず、大臣所信の部分からお尋ねしたいと思うんですけれども、せんだって、国際的なさまざまな変化、情勢についてどういう御発言をされるのかなというふうに思っていたんですけれども、多少触れているんですけれども、薄いんですよ。この今の世界経済の動向、大変厳しい状況になって...全文を見る
○野田(佳)委員 先ほど、イントロのところでAPECの話をしましたけれども、今回のパプアニューギニアのAPECの首脳会議に、アメリカは、トランプ大統領にかわってペンス副大統領が出席をされました。そのペンスさんは、APECに行かれる前に日本を訪問されて、安倍総理には表敬訪問をされて...全文を見る
○野田(佳)委員 形式論的には、今の御説明、そのとおりだと思うんです。  次の日程協議には、じゃ、速やかに入ってきているということで理解してよろしいんですね。  だったらいいんですよ。一回、二回と去年の春と秋やって、こういう大事な局面で、もちろん日米の協議の問題はありますよ。...全文を見る
○野田(佳)委員 その点が確認できればいいんです。  ちょっと心配していましたのは、きょう、午前中に、北九州の市長選挙をめぐる大臣の御発言が、随分何人もの委員が取り上げましたけれども、ペンスさんとの関係がなかなか会えない状況に至っているのは、かつて大臣が派閥の研修会か何かで、要...全文を見る
○野田(佳)委員 ないということを具体的に証明するには、やはり直接お会いをする機会をつくることだというふうに思います。  その上で、次に、大臣所信の中で、プライマリーバランスに触れている部分がございました。二〇二五年度の国、地方を合わせたプライマリーバランス黒字化目標の達成に向...全文を見る
○野田(佳)委員 今までよりは私は前進だと思うんですね。  今までは、例えば去年あたりは、消費税の使途変更によりというお話だったんです。総理もそういう言い方だったんですよね、プライマリーバランスのまさに黒字化の達成時期がおくれた理由を。それは何度も私も指摘してきましたとおり、使...全文を見る
○野田(佳)委員 茂木大臣も、だってこれは認めていらっしゃいますね、補正の影響は。今回の赤字の要因の中の、マイナスの〇・四%、二・五兆円分は累次の補正によるものと言っているわけですから、それは消費税の使途変更への影響は大きかったということですよね。ということを私は御指摘をしたわけ...全文を見る
○野田(佳)委員 歳出と歳入が一番近づいた瞬間というのは一九九〇年じゃないですか。まさにバブルの時代。税収が六十兆、出る方七十兆。その後、税収は落ち込みましたけれども、私が担当したころは四十兆でしたからえらい大変だったんですけれども、また六十兆に戻ってきていますよね。ただ、歳出は...全文を見る
○野田(佳)委員 軽減税率についていろいろ聞こうと思ったんですが、時間がなくなってきましたので、軽減税率、特に財源の話を含めて質問しようと思いましたが、これはカットします。  ただ、これは質問じゃなくて、私は伊佐政務官に一言だけ警告をしておきたいというふうに思いますけれども、十...全文を見る
○野田(佳)委員 質問を終わります。ありがとうございました。
12月07日第197回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○野田(佳)委員 無所属の会の野田佳彦でございます。  黒田総裁には、ことしの四月のこの衆議院財務金融委員会において、一時間ほど質疑をさせていただきました。そのときは、異次元の金融緩和のもろもろの副作用についてと、それから、出口をめぐる議論をする際のいろいろ環境整備にかかわるよ...全文を見る
○野田(佳)委員 遠慮がちな御答弁でございましたけれども、私は、率直に言って、無責任な発言だと思いましたよ。無責任と言ったのは、さっきのように、出口をめぐる議論をしていくという、事の重大さと困難性に対する自覚がないですよ。しかも、任期中ということは最長で三年ということでしょう、今...全文を見る
○野田(佳)委員 懸念があると言うと大変なことになりますから。私、外側から見る人間にとっては極めて強い懸念を持たざるを得ないということだけは申し上げておきたいと思いますが。  同じようなことが、私は、かつても総理の発言で感じたことはあるんですね。その発言に行く前に、端的にお聞き...全文を見る
○野田(佳)委員 黒田総裁がこれまでの御発言で今言ったような御発言をされたかどうか、貨幣的な現象と言ったかどうかはちょっとわかりませんが、今の御答弁でいうと、物価を上げるというのはそう簡単ではない、金融だけではうまくいくはずではないとか、これは体験も含めてお話しされたと思うんです...全文を見る
○野田(佳)委員 黒田総裁、フリードマンのお話をされましたけれども、フリードマンは、インフレはいつでもどこでも貨幣的な現象であると言っていて、デフレについては言っていないんですよ。デフレで置きかえて言う論者が日本には急にふえたというのは事実であって、その辺の論理に立っていた人が今...全文を見る
○野田(佳)委員 ありがとうございました。終わります。
○野田(佳)委員 午前中に続きまして、質問をさせていただきたいと思います。  ことしになりまして、麻生大臣とは、通常国会でも十回以上質問をさせていただく機会がございました。先般も大臣所信についての質疑をさせていただきましたが、大体テーマは、財務大臣に対する質疑という形で、税制や...全文を見る
○野田(佳)委員 本当に残念な事案でして、金融育成庁を金融庁は目指すということですが、まずはやはり、監督の部分も猛省しながらやっていただければというふうに思います。  おとといのニュースか何かだったですかね、年末になってくると何とか大賞というのが随分出てくるじゃないですか、流行...全文を見る
○野田(佳)委員 現段階で私も、金融業界にパニックを起こさせるような、そんなことを意図しているわけではないんですけれども。だから前段の部分の大臣の御説明もわかりますが、一方でやはり危機感を持っていますのは、あのスルガ銀行もしかりでありますが、要は飯の種をどうつかむかという、まあ俗...全文を見る
○野田(佳)委員 今、海外のお話もされましたけれども、地方銀行も含めて、結構リスクの高いような海外の債券を買っているというケースもあるようなので、まさにスルガ銀行と同じように、やはり貸出しだけではなかなか収益が上がらないし、国債を持ったって、これは利ざやもないし、益がないというこ...全文を見る
○野田(佳)委員 オーバーバンキングを聞こうと思いましたけれども、時間がなくなりましたので終わります。  ありがとうございました。