野田佳彦

のだよしひこ

小選挙区(千葉県第四区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

野田佳彦の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月31日第198回国会 衆議院 本会議 第3号
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○野田佳彦君 社会保障を立て直す国民会議を代表して質問いたします。(拍手)  社会保障と税の一体改革が決まったのは二〇一二年ですが、今後三年間で社会保障改革をなし遂げると今になって総理が発言するほど、社会保障改革はおくれています。この現状に危機感を持ち、医療制度を始めとする社会...全文を見る
02月19日第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○野田(佳)委員 社会保障を立て直す国民会議の野田佳彦でございます。  まず、大臣に、統計不正問題にかかわることについてお尋ねをしたいと思います。私は、細部にかかわることについて質問をするつもりではございません。大臣の危機感についてお尋ねをしたいんです。  二〇一〇年のたしか...全文を見る
○野田(佳)委員 長く続いていたという意味では、毎月勤労統計も十五年続いてきたわけで、私の政権のときもそうでしたから、ぼうっとして生きてんじゃねえよと叱られそうな気がします。心してやっていかなければいけないと思いますけれども。  今、政府全体のお話を聞きましたけれども、まずは、...全文を見る
○野田(佳)委員 きちんと対応をしていただきたいというふうに思います。  それでは、きょうは大臣所信に対する質問でございますので、まさに大臣所信の、この間配っていただいた所信表明に即して質問をさせていただきたいというふうに思います。  素直に読もうと思って読んでいったんですけ...全文を見る
○野田(佳)委員 景気実感の数字はさっき世論調査の結果で申し上げているので、もう如実にあらわれていると思うんです。ぜひ、家計部門に好循環が云々と書いてあるのは、そうありたいと思っているんですけれども、残念ながらトリクルダウンは起こっていないというのが現実で、それをどうするかという...全文を見る
○野田(佳)委員 そのすぐ後に、需要変動を平準化するための十分な支援策と書いてあるんですね。  要は、ポイント還元とか住宅ローン減税であるとかいろいろやりますね、国土強靱化とか。これは、十分という言葉じゃなくて、総理は十二分と言っていますよね、総理は。私は、正しい表現としては、...全文を見る
○野田(佳)委員 なかなか御理解はできないんですけれども。少なくともポイント還元は、この間、本会議でも申し上げましたけれども、あれは本当に愚策中の愚策だと思いますので、撤回すべきだと私は思うんですね。しかも、追加予算が必要になるかもしれないみたいな話も出ていますよね。これは一向に...全文を見る
○野田(佳)委員 あと残り、5、6、7と番号を振ったやつがあるんですが、多分間に合わないと思いますので、まず懸念だけ伝えておきます。  五番で、臨時特別の措置のところに線を引いてあるのは、どういう懸念があるかというと、これは臨時特別措置で終わらないんじゃないかという懸念を持って...全文を見る
○野田(佳)委員 ありがとうございました。  質問を終わります。
02月26日第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○野田(佳)委員 最後の一時間、よろしくお願いいたします。  もう既に八人の方が質問をされましたので、私が用意していた項目も既に質疑が終わって、それなりの答弁もあったようでございますが、私なりの観点から、確認も含めて質問を続けさせていただきたいというふうに思います。  今回の...全文を見る
○野田(佳)委員 どうもありがとうございました。  まず、この財源の中に、これはもう何回もこの委員会で取り上げましたけれども、総合合算制度が見送りになったということは、まことに私は残念だと思っています。どなたでも、事故に遭ったり、病気になったり、突然そうなったときに、医療もかか...全文を見る
○野田(佳)委員 私は、その計算の妥当性もですね。インボイスの導入は平成三十五年の十月じゃないですか。その間までは、どれぐらい課税事業者になるかなども含めて、よく調べた上で数字をはじいた方が私はいいと思います。軽減税率の財源がないから、私、慌てて今回は入れ込んでいるような気がして...全文を見る
○野田(佳)委員 もともと、軽減税率は再考すべきであるという立場でありますけれども、今の財源の話を聞いていても、すとんと納得のできる話では、私はないということでございます。  次に、その軽減税率。  軽減税率というけれども、要は八%に据え置くということですね、酒類と外食を除く...全文を見る
○野田(佳)委員 冒頭の大臣の、異なる目的が云々という、いろいろ入っているというお話から入ったでしょう、御説明が。私、そこに全て尽きると思うんですね。  軽減税率は低所得者対策、逆進性対策じゃないですか。それに加えて、キャッシュレスの推進、それからいわゆる需要の平準化、中小企業...全文を見る
○野田(佳)委員 物すごく苦しい答弁をされていますけれども、私が聞いたのは、逆進性を助長するということでした。それに対して、何かプリペイドカードとかを用意して、希望すればそういうカードを持てるという政策を推進するということですよね。誰でもそのプリペイドカードを持てるんですか。子供...全文を見る
○野田(佳)委員 でも、子供だろうが若者だろうがお年寄りだろうが、プリペイドカードが欲しいと言ったら、それは用意するわけでしょう。それがどんどん使われるようになったら、キャッシュレス化は進むんじゃないですか。そうすると、これは後で聞こうと思ったけれども、予算が足りなくなるんじゃな...全文を見る
○野田(佳)委員 とても矛盾することになるんです。私は、逆進性を助長するんではないかと。逆進性を助長しないというんだったら、キャッシュレスを思い切って進めるしかないんですよ。子供もお年寄りもカードを持って買物できるようになるということにするということですよ、カードを持っているお金...全文を見る
○野田(佳)委員 結局のところ、臨時特別枠として、このポイント決済についても二千七百九十八億円予算計上したわけですよね。でも、その臨時特別枠というのは、私は、どんどんどんどん延ばしていくことになるんではないのかなと思うんです。  きょうは取り上げる時間はないかもしれませんけれど...全文を見る
○野田(佳)委員 今、中小企業基本法の考え方をベースに置くようなお話でございました。だから、資本金であるとか従業員数。  でも、今言ったように、大手の子会社みたいなところで過少資本のところもあるというところをどうするか。これは検討するということですね、引き続き。では、売上げなん...全文を見る
○野田(佳)委員 年度明けぐらいにということですね。  もしかすると、だって、複数税率の混乱を避けるためにポスターを張ったりとかいろいろやるわけですから、これは早目に特定していかなきゃいけないというふうに思いますね。  では、これも既に先般、委員の質問でありましたけれども、期...全文を見る
○野田(佳)委員 十月一日からは実施するわけじゃないですか。まさに、その中小の要件であるとか、今言ったような、決済事業者の利益になりかねないことに対しての対策だとか、要は、それまでに間に合うように検討するということでありますけれども、本当は、そういう不安をなくすためにこの国会で物...全文を見る
○野田(佳)委員 五ポイント還元というのは、物すごい、私は、不心得者にとっては大きなビジネスチャンスになるというふうに思いますので、今るる御説明ございましたけれども、本当にしっかりと不正を検知する工夫を凝らし、それに対して、もしあった場合にはペナルティーもしっかり科していくという...全文を見る
○野田(佳)委員 上振れの可能性が私は十分あると思うのは、さっき言ったように、どなたでも利用しようと思えば利用できるように新たにカードをつくるようなお話もあったり、加えて、これは、企業がコスト削減のために一挙に中小の小売店にいろいろと取引をするような動きをしたりとか、いろいろなこ...全文を見る
○野田(佳)委員 聞いていて大臣がだんだん心配になってくるということは、やはり私は愚策だと思いますよ、これは。再考した方がいいですよ。一回踏み出しちゃったら本当にえらいことになるんじゃないかなと思います。本当に強く思いますね。ましてや、だらだらだらだら追加予算が必要になっていくな...全文を見る
○野田(佳)委員 十二月七日という、本当にもう年も押し迫った大詰めのときに突然出てきたんですよね。  二ポイントというのはそれまでの間に話としては流布していましたから、そういうことを考えているんだなと。二ポイント還元だったら、要は、オリンピックが始まるまでの間は消費税を据え置く...全文を見る
○野田(佳)委員 去年の財政審の建議で、平成の税財政運営を振り返って厳しい総括をしていました。受益の拡大と負担の軽減、先送りを求めるフリーライダーの圧力に抗し切れなかった税財政運営の時代だった、二度と同じ過ちを犯してはならないという厳しい総括だったんですね。  私はあれを見てい...全文を見る
02月27日第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○野田(佳)委員 きのうは、主に消費税の軽減税率やポイント還元の私の持っている懸念を質問を通じてお伝えをさせていただき、かなり大臣とは問題意識を共有していただいたような思いがいたしました。  きょうは三十分間でありますけれども、消費税も後で少し触れますが、今の丸山委員の問題意識...全文を見る
○野田(佳)委員 一度何かの優遇策をやると、途中で手を引くというのはなかなか難しくなるんですよね。今回の住宅ローンの減税の拡充ということも、今お話しのとおり、平準化するという意味ではよく理解できるやり方だと思います。  問題は、これは新たにマイホームをつくろうという人にとっては...全文を見る
○野田(佳)委員 ありがとうございます。  非常に、問題意識、これまた共有できましたので、今度ゆっくり一杯飲みながらでも二人でと思ったところでございますが、大臣、まだ私質問はほかにもありますので、御協力をお願いしたいというふうに思いますが。  私は、きょう住宅から入りましたの...全文を見る
○野田(佳)委員 きのうに続いて、経産省の藤木さんにお越しいただきました。  きのうは随分詰問調になっちゃって、申しわけなかったですね。きょうはそんなに警戒しないでいいですよ。  きのう、質問しながら、ああ、こんなことを通告しておけばよかったなと、きのうの一時間の中で思いつい...全文を見る
○野田(佳)委員 どうもありがとうございました。  いや、だからといって、ポイント還元は、私、今回は賛成じゃありませんからね。これこそ撤回すべきだと。きのう申し上げたような懸念がたくさんあるということは、重ねて申し上げたいというふうに思います。  あと、もう時間がなくなってし...全文を見る
○野田(佳)委員 私は、野党の中でも、社会保障と一体改革の重要性と必要性は最後まで訴えていかなければいけない立場だというふうに思いますので、絶滅危惧種になってもそれは訴えていきたいというふうに思います。  ですが、今回は、やはり三回目の先送りというのは基本的に許されないと思うん...全文を見る
○野田(佳)委員 ありがとうございました。終わります。
03月01日第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○野田(佳)委員 よろしくお願いいたします。  一番小さな会派でありますけれども、他の党の御配慮をいただいて、均等割の十二分をいただきました。  限られた時間ですので、早速質問いたしますが、平成という時代を税財政の面で振り返ったときに、私は、消費税の呪縛との戦いだったというふ...全文を見る
○野田(佳)委員 私も、駆け込み需要と反動減があるということは承知していますし、それに対する一定の政策はとるべきだというふうに思います。その点は理解をしているつもりです。  ただ、その二・三兆円の中には、過剰だと先ほど表現もしましたけれども、よく精査もされないで盛り込まれたもの...全文を見る
○野田(佳)委員 今は思いつきの政策の問題を申し上げましたけれども、思いつきと同時に思い込みというのも弊害がありまして、その思い込みの弊害というのは、私は、デフレは貨幣的な現象であると国会で総理が明快に確信を持って答弁されました、その思い込みから始まった異次元の金融緩和は異次元の...全文を見る
○野田(佳)委員 終わりますけれども、今の金融政策も、自分の任期中に出口を見つけるとか、私は、越権行為のような発言で、日銀を縛っていると思います。そのことだけ強く警告として申し上げて、質問を終わります。
03月12日第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
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○野田(佳)委員 社会保障を立て直す国民会議の野田佳彦でございます。  きょうは、ちょっと午前中の審議、私、所用がございまして、会派のかわりの者に代理で出席をさせていただきましたので、午前中の審議をちょっと聞いていませんものですから、もしかするともう既に議論があったのかもしれな...全文を見る
○野田(佳)委員 その意味では、ちょっと今、大事な局面になりつつあるような気がしてならないんですけれども。やはり景気後退局面、要は、日本の経済が風邪を引きつつあるときに冷たい水を浴びてしまったら肺炎になりかねないわけですので、そういうことにならないようにする、注意深く判断しなけれ...全文を見る
○野田(佳)委員 非常に言葉を選んだ回りくどい質問の仕方を私はしているんですけれども。やはり、二〇一七年の四月あたりというのは、世界経済全体がやはり回復、拡大期間だったと思います。あのとき逃したというのは、何か、最大の好機を逃したような私は気がしているんですよね。  前の前の質...全文を見る
○野田(佳)委員 金密輸については、一定の法改正によって効果が上がってきているという御認識でございました。  税関では、ほかに、不正薬物対策とかいろいろやることがいっぱいあると思うんですが、私、ことし一番注意しなければいけないのは、テロ対策ではないかと思います。来年の東京オリン...全文を見る
○野田(佳)委員 薬物に対する対応、密輸に対する対応、そして今、テロに対する対応。水際での対応だけでも極めて複雑な、さまざまな業務量があると思いますし、加えて、大事なことは、訪日のお客さんもどんどんふえてきているわけですので、スムーズな出入国という意味でも税関の役割は大変重要にな...全文を見る
○野田(佳)委員 最後の質問になるかと思いますけれども、G20で、さまざまな議題があると思いますが、主要議題として、経常収支の不均衡の問題というのは多分大きなテーマになるんだろうと思いますね。  私もG20に出ていたころに、このテーマを盛んにアメリカが持ちかけてくるんですね。一...全文を見る
○野田(佳)委員 時間が来ました。  ありがとうございました。
03月15日第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○野田(佳)委員 おはようございます。きょうもよろしくお願いいたします。  今週の火曜日、関税定率法の質疑をやっている一番最後に、G20で経常収支を議題として取り上げる意味とその立ち位置について麻生大臣にお尋ねをいたしましたが、きょうもちょっと再確認という意味で質問させていただ...全文を見る
○野田(佳)委員 基本認識はよくわかりました。  ぜひ、議長国、リーダー国として、世界第一位と第二位のトラブルを、第三位が議長国となって、新興国も先進国も入った中で冷静な、建設的な議論ができることを期待したいというふうに思います。  それでは、世銀にかかわることを次に質問させ...全文を見る
○野田(佳)委員 その中国に対して、もう卒業しろよという主張をしているのが、今度、次の総裁候補と言われている今の財務次官ですよね。彼は、中国だけではなくて、世銀全体についても厳しい人です。もし彼が総裁になったらキツネが鶏小屋の番をするようなものだと評されているぐらいに、なかなか劇...全文を見る
○野田(佳)委員 ふさわしい人物として、日本は基本的には認めていく方向ということなんだろうと思うんですけれども。  前総裁のキムさんという方は、どちらかというと、世銀の中でも気候変動の問題、地球温暖化の問題のプロジェクトなどを熱心に推進してきた方だったと思うんです。今の財務次官...全文を見る
○野田(佳)委員 最後の質問になると思いますけれども、今名前が出てきた次期候補のマルパスも、この間やめたキムさんも、その前のゼーリックもみんなアメリカ人なんですよね。世銀の総裁は、始まって以来ずっとアメリカじゃないですか。一方で、IMFのトップの専務理事は、今、ラガルドさん、フラ...全文を見る
○野田(佳)委員 時間が来ました。ありがとうございました。
04月02日第198回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号
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○野田(佳)委員 社会保障を立て直す国民会議の野田佳彦でございます。  私、倫選特で質問をするのは恐らく十数年ぶりになるかと思いますが、ただし、持ち時間十分でございますので、きょうは、大臣に御挨拶がわりの質問をざくっとさせていただきたいというふうに思います。  私は、きょう、...全文を見る
○野田(佳)委員 もう五分たってしまいましたけれども、政治とお金をめぐる、政治資金の透明化の中で、ともに実務の責任者として汗をかいた、その共通体験を思い出して聞きましたが、私は、もっとさかのぼると、九三年、平成五年が初当選なんです。  そのときの政治改革国会で、今の小選挙区比例...全文を見る
○野田(佳)委員 そっけない御答弁の中に苦しい胸のうちを感じたいというふうに思いますが。  このことは、きょうは財金の寺田筆頭もいらっしゃるんですけれども、十月一日に消費税を引き上げるじゃないですか。まあ、引き上げないかもしれませんね、まだ、三度目の引き延ばしがあるかもしれませ...全文を見る
04月10日第198回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号
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○野田(佳)委員 社会保障を立て直す国民会議の野田佳彦です。  まず、法案について一点だけ御質問させていただきたいと思いますが、これはもう既に高木委員が質問をされましたので、ざくっと大臣から御答弁いただければと思いますけれども。  都道府県あるいは市から、選挙管理委員会から、...全文を見る
○野田(佳)委員 参議院のいわゆる選挙の執行経費についてお尋ねでございましたけれども、今回の、私は、次の参議院議員選挙については、先般の一般質問でもいろいろと指摘をさせていただきましたが、消費税を引き上げる前に参議院の定数を六つふやすというのはとんでもないという思いを持っています...全文を見る
○野田(佳)委員 一人ふえて、人件費と義務的経費だけで七千五百三十万。六人ふえるわけですから、次の七月は三人ですけれども、その次の通常選挙で六人ふえる、六人になるわけですね。  六人ふえた場合には、年間どれぐらい費用がかかるのか、そして、任期は六年ですから、六年分だとどれぐらい...全文を見る
○野田(佳)委員 六人で四億五千百万、これは一年間で。六年分だと二十七億という御指摘でございましたが、これはあくまで人件費と義務的経費だけですよね。議員がふえるに伴って、参議院で改修工事などが、もう終わったんでしょうかね、三名分の事務室をつくるために改修をする。六名分の改修をする...全文を見る
○野田(佳)委員 三室で一億八千七百万でしょう。それは状況が変わったり、つくり方が変わったりするとしても、同じようなやり方をすると四億近くかかるということになりますよね。  加えて、光熱水費については把握できないということでしたけれども、新たな経費が出てくることは間違いないとい...全文を見る
○野田(佳)委員 答える立場にないという答弁でしたけれども、どう見ても、先ほどのカウントの仕方は人件費と義務的経費で計算をしていましたし、今回の参議院の削減法案も、それに見合った形で対応しようということでございますので、改修工事の分であるとか光熱水費などは入っていないということは...全文を見る
○野田(佳)委員 昭和二十二年以降、ないということですね。  確認ですけれども、戦前はありますか。
○野田(佳)委員 憲政史上、両院において歳費に差が生じたということは基本的にないということだろうというふうに思いますね。  じゃ、海外に目を転じたいと思います。  日本では過去はないと。海外で、もちろん一院制の国もありますけれども、二院制の国で、二つ院を持っていて、ハウスが二...全文を見る
○野田(佳)委員 少しはあるようですが、じゃ、その背景なども、一度、今度ぜひ、私も勉強したいというふうに思いますので、また新たにわかったら教えていただきたいというふうに思います。  日本で、両院において歳費に差を設けるということについては、これは憲法四十九条、「両議院の議員は、...全文を見る
○野田(佳)委員 学説のお話で、さっき、二つしかないと、こういう表現をしているのは。宮澤先生のやつと只野先生と。ほかについては、要は書いていないということじゃないですか。  書いていないことが、書いていないことだから許されるのかというと、有力な学者たちの見解は二つしかないけれど...全文を見る
04月16日第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号
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○野田(佳)委員 社会保障を立て直す国民会議の野田佳彦でございます。  私は、世界経済の減速感が深まってきている中、下振れリスクについていろいろ議論があったと思いますけれども、そういうリスクを直視して、いかに国際協調という枠組みの中でそういう危機を乗り越えていくか、大変、極めて...全文を見る
○野田(佳)委員 私は、二%というのはもともと懐疑的な立場ですし、恐らく私は、麻生大臣も本当は二%というのは懐疑的なんだろうと。だからこういう発言が出てくるのであって、二に限らず一・九八とか九九とかというレベルの話ではなくて、この二という数字にこだわり過ぎることによる副作用、現実...全文を見る
○野田(佳)委員 要は、物価安定の目標の実現に向けて頑張ってくださいと言っているだけですよね。先ほどの大臣の、もっと柔軟な姿勢というものは、この言葉からは出てきません。  今、一月の議事要旨の話でしたね。大臣が発言されている三月、ちょうどこのころに金融政策決定会合は行われていま...全文を見る
○野田(佳)委員 私は、多くの方は、冒頭に申しましたけれども、あの大臣の御発言はそのとおりだと思っていると思うんですよ。そのとおりだと思っているわけですから、むしろ、二%という数字を置いてあります二〇一三年の一月の政府と日銀の「デフレ脱却と持続的な経済成長の実現のための政府・日本...全文を見る
○野田(佳)委員 二%の、さっきの共同声明にちょっと触れましたけれども、そのときは白川総裁だったわけですけれども、当時、二という数字を入れたがっていたわけじゃないですよね、本来。そして、日銀みずからが決めたものとおっしゃいましたけれども、あのときの空気というか、その中で二%という...全文を見る
○野田(佳)委員 共同声明というのは四つの項目があるじゃないですか。その中で、金融政策にかかわるところはもちろん日銀の責任で対応しなきゃいけませんけれども、きょうはそのテーマじゃないんですが、例えば財政健全化に触れているところもありますけれども、プライマリーバランスの黒字化だって...全文を見る
○野田(佳)委員 この問題ですと、何か、大臣は珍しく下を見て原稿を読まれますし、総裁も、かつてのような説得力のある、二に向けての前向きな行け行けの発言ではないし、何か、この議論をすること自体がタブーになってきているような気がしてしようがないんですよね。というのが感想でございます。...全文を見る
○野田(佳)委員 一部では、米中協議も大詰めに来ているんじゃないかというような、最終段階の局面だという指摘もある中で、ある意味では、大臣の分析というのは冷静な分析だと思うんですよね。選挙の前には一つの形をつくるけれども、それは本格的な解決になっていない。  確かに、知財の問題な...全文を見る
○野田(佳)委員 会議後の共同議長の記者会見の中で、黒田総裁は、各国がリスクを十分に認識して、必要ならば迅速に対応するということで、何かあったらば、それはあらゆる政策の総動員が必要だと思いますけれども、そういうお話をされています。  でも、我が国の場合は、金融政策には限界がある...全文を見る
○野田(佳)委員 もう時間が来ましたので終わりたいと思いますけれども、G20のこれからの、六月の大阪に向けては、経常収支の不均衡の問題と、それから、いわゆるデジタル課税の問題、これが極めて重要なテーマだと思うんです。きょうはちょっとデジタル課税について触れたかったんですけれども、...全文を見る
05月17日第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号
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○野田(佳)委員 最後の質問者になります。また、例によって、ざくっとした質問を行っていきたいというふうに思いますけれども。  サトシ・ナカモトなる人物がビットコインを考案したのは二〇〇八年であって、市中に出回るようになったのは二〇〇九年の一月からと言われています。およそ十年です...全文を見る
○野田(佳)委員 よくわかりました。  私、さっきの金融庁の方の説明よりははるかにすとんと落ちますね。支払い手段というよりも、その比重が落ちて、それは可能性は否定はしていないけれども、明らかに投機的な動きが多いから、だからこういう利用者保護の観点で法改正が行われるわけですね。だ...全文を見る
○野田(佳)委員 今、ちょっと仮想通貨というか、また言っちゃいましたが、暗号資産バブルの話をしました。一時は下火になったんですよね、コインチェックの事件とか不正流出の問題なんかがあったりして。でもまたちょっと活況になってきている、ピーク時に比べるとまだ半分ぐらいかもしれませんが、...全文を見る
○野田(佳)委員 しっかりと把握して、適正に課税をされるよう期待をしたいというふうに思います。  具体的な話でもう一つお聞きしたいのは、暗号資産の取引の中でデリバティブの取引が活発であるようで、相当伸びてきているというふうに聞いていますけれども、そこで問題になるのは、証拠金の倍...全文を見る
○野田(佳)委員 先ほどまで、立憲民主党の委員からも国民民主党の委員からもICOをめぐる質問がございました。要は、新しい暗号通貨を発行してお金を集めることだと思いますけれども、比較的、今までの方は肯定的に、いわゆるイノベーションに期待をしている御発言だと思います。  その可能性...全文を見る
○野田(佳)委員 そのとおりだと思います。  ブロックチェーンという技術というか仕組みというのは、やはりこれからの活用のあり方というのは、これはむしろ育成の観点で、よく注視をしながら育成をするということが大事だろうというふうに思います。  今、ちょっとコインチェック事件のお話...全文を見る
○野田(佳)委員 内部チェックが甘いような業者、まだあのときは登録業者でもなくてみなし業者のころですよね、しかも。というところに、五百八十億もの被害が出るような大変残念な事件が起きたんですけれども。  覚えていらっしゃいますか、大臣は余りテレビはごらんにならないですか。コインチ...全文を見る
○野田(佳)委員 そういうことで、いろいろ課題はありますけれども、私、国内法を整備するということは大事だと思いますので、この後、採決がありますが、賛成をする立場でございます。  ただ、その上で、国内法だけではやはり不十分であって、先ほどもちょっと議論がありましたけれども、これは...全文を見る
○野田(佳)委員 先ほどの五億七千百万ドルの中には、コインチェック社も入っているというカウントだというふうに思いますね。  ということを考えると、国内法の整備だけではなくて、まさに国際的な協調のもとで、経済制裁が本当に効果があるようにするために、G20は私は大事であると申し上げ...全文を見る
○野田(佳)委員 それは、もう御家族が御高齢になって、そして拉致問題の解決は急がなければいけない、その思いは全く私も同じでありますけれども、今まで言ってきたことと余りにも違い過ぎる。  外交というのは、やはりぶれない方針と、そして原点をしっかり確認しながら交渉するというのが基本...全文を見る
06月25日第198回国会 衆議院 本会議 第32号
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○野田佳彦君 社会保障を立て直す国民会議を代表して、安倍内閣不信任決議案に賛成の立場から討論いたします。(拍手)  不信任の理由は五つです。  第一は、アベノミクスの失敗です。  デフレからの脱却を目標としたアベノミクスが実施されてから六年半。物価の上昇も経済の成長も鈍いま...全文を見る