野田佳彦

のだよしひこ

小選挙区(千葉県第四区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

野田佳彦の2022年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月09日第208回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○野田(佳)委員 立憲民主党の野田佳彦でございます。  税制改正について鈴木大臣中心にお話をお伺いをしたいというふうに思いますが、税制改正の話の前に、もう既に今日も、今の公明党の角田さんの御質問にもございましたが、私も、まず、確定申告をなぜ今回期限延長しないのかについてお尋ねを...全文を見る
○野田(佳)委員 なかなかかたくなでありますけれども、各党からそういう要請とか疑問があったということはよく踏まえて、去年も緊急事態宣言になってから、二月二日だったですか、その時点で急遽期限を延長したりしましたよね。まだ判断する余地はあると思いますので、よく御検討いただきたいと思い...全文を見る
○野田(佳)委員 よろしくお願いいたします。  いよいよ、では、鈴木大臣に質問をさせていただきたいと思いますが、鈴木大臣と親しく交流をさせていただいたのは、大臣、覚えていらっしゃいますかね、二〇〇七年のIWC総会、アラスカのアンカレジで開催をされました。そのときに、党は違います...全文を見る
○野田(佳)委員 そこは全く認識が私は違います。  例えば、先ほどもちょっと出ていましたけれども、金融所得課税については、今回また見送りですね。私は、残念だったというふうに思います。  金融所得課税が二〇%に本則で設定をされたのが二〇〇三年でございました。その後、その間に、い...全文を見る
○野田(佳)委員 政策決定プロセスとして与党の税調の議論の推移というのを踏まえていくというのは、一つの手順として押さえていらっしゃるということはよく分かります。だけれども、財源調達機能、欧米についてはポストコロナをにらんでいろいろな動きがあるじゃありませんか、そのときに金融所得課...全文を見る
○野田(佳)委員 ちょっと、これ、話が尽きなくなっちゃいますから、また機会があったらやりたいと思いますけれども、税制改正の中身の話を、もう限られた時間ですので、進めていきたいと思います。  賃上げ税制については、もう多くの方が触れてきましたけれども、私も触れてみたいと思うんです...全文を見る
○野田(佳)委員 私も全くなかったとは申し上げてはおりませんけれども、限定的であったと言わざるを得ないということを申し上げているわけでございまして、より効果を上げていくためには、給与総額を基準に控除率を定めるという、そのやり方を改めて、これは議論があったはずでありますけれども、ボ...全文を見る
○野田(佳)委員 それは私は建前のお答えじゃないかと思うんですけれども、基本給ベースにすると社会保険料が跳ね上がってしまうから、だから手をつけられなかったということではないんですか。そういう要素はなかったんでしょうか。
○野田(佳)委員 そうではないと明確に言われましたけれども、果たしてそうなのかなと私は思います。  今回の控除率、上乗せをしていくと、要件の中に教育訓練費が入ってございますね。大企業の場合だと、前年度比二〇%以上ということの教育訓練費となると控除率がプラス五%、中小企業の場合だ...全文を見る
○野田(佳)委員 今申し上げたような心配を申し上げたのは、税制改正の中で、賃上げは過去二回だけやっていない。平成二十八年度と令和元年。あとは、結構要件を変えながらやってきているじゃないですか。短期間で要件が変わっちゃうと、一過性で取り組んだところが得しちゃう、継続してやってきてい...全文を見る
○野田(佳)委員 これは既にほかの方も御質問されていましたけれども、税だけではこの賃上げというのは効果が上がらない理由というのは、やはり赤字企業がたくさん存在をすると。特に中小企業の場合は、四百二十万社あるうち六割から七割が赤字企業じゃないですか。税によって賃上げを促進しようと思...全文を見る
○野田(佳)委員 いろいろ方法としてはお示しされましたけれども、一番効果があるのは、特に赤字の中小企業でも賃上げをすることができる環境整備というのは、税負担よりも重たい負担感となっている社会保険料の事業主負担を軽減することではないのかと私は思います。それこそが一番賃上げのインセン...全文を見る
○野田(佳)委員 私は、中小企業を経営をされている皆さんの心理的なハードルを相当に下げる効果があると思いますので、私自身は、これは従来、我々の立憲民主党、あるいはその前の民進党、民主党の頃からも主張をしていることでございますので、ちょうど質疑時間が終了しましたけれども、これからも...全文を見る
02月15日第208回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○野田(佳)委員 おはようございます。立憲民主党の野田佳彦でございます。  今日は五時間という長丁場の審議でございますが、トップバッターを務めさせていただきたいというふうに思います。  まず、法案の審議に入る前に、今日聞かなければいけないなと思ったテーマがございまして、それは...全文を見る
○野田(佳)委員 G20の重要性については御認識をされているということでございましたが、そのG20が十七日からジャカルタで開催されますね。世界の主要な財務大臣・中央銀行総裁会議、集まりますが、鈴木大臣は出席されないということじゃありませんか。なぜ出席しないんですか。お答えいただき...全文を見る
○野田(佳)委員 財務官を出すということですけれども、財務官は財務官で、今の財務官、大変優秀な、やる気満々の人だと思いますよ。だけれども、財務官は財務官のカウンターパートがいるんですよ。大臣のカウンターパートはイエレン財務長官ほか閣僚です。これは、財務官、代わってほしいといったっ...全文を見る
○野田(佳)委員 国内の日程といったって、衆議院の予算通過が遅れて、参議院も含めて年度内成立は無理なんという日程じゃないじゃないですか。我々も出るべきだと思っている。にもかかわらず出ない。問題だと思いますよ。大臣が出られないんだったら、財務官じゃなくて何で副大臣を送らないんですか...全文を見る
○野田(佳)委員 何で副大臣を出そうとしなかったんですか。全然答えていないですよ、それ。駄目ですよ、それじゃ。G20を軽視しているように思われる。  特に、今回のG20は、世界的にインフレ懸念が高まっていて、さっき言ったウクライナ情勢も緊迫してきて、資源や穀物の価格も上がるかも...全文を見る
○野田(佳)委員 ちょっとこれ、らちが明きそうもないので。  黒田総裁にも来ていただいておりますからね。お忙しい中、今日御出席いただきまして、ありがとうございます。  G20の重要性については、もうこれまで何回も出席されていると思いますし、アジア開発銀行の頃から、いわゆる国際...全文を見る
○野田(佳)委員 そこで、昨日行った指し値オペという、金利の、要は上限を設定していますね、今〇・二五と。そのまさに指し値の下で、実現するためには国債を無制限に買うという構えですから、昨日は応札はなかったということでありますけれども、このように、長期金利に上限を設けたり、それを抑制...全文を見る
○野田(佳)委員 年金問題などいろいろ考慮する、そういう総合的な判断というお話なんだろうというふうに思いますけれども、必死で〇・二五以内に抑えよう、抑えようと。  一方で、アメリカがこれから何回金利を上げるか分かりませんね、今年、何回か。上げ幅も分かりません。多分、ECBも連動...全文を見る
○野田(佳)委員 まさに、地政学リスクというのは本当に気になるところだと思うんですけれども、間違いなく、やはり、輸入物価がどんどん上昇する、いわゆる悪性インフレ、悪いインフレになっていくことは、本当に我が国の経済にとっては致命的になりかねないと思いますので、これはよく注意していか...全文を見る
○野田(佳)委員 そのことといわゆる上限の〇・二五との関係があるのかどうかよく分かりませんけれども、要は、〇・二二六、金利が〇・二三を超えていってしまうと評価損が出てくる、評価損が出てくるだけではなくて、場合によっては債務超過になるおそれもある、そういうこともあって、〇・二五に上...全文を見る
○野田(佳)委員 可能性があるということですから、リスクをちょっと感じざるを得ません。リスクというか、大きなリスクだというふうに思いますけれども。  今、総裁、出口のお話も少しお話しされましたけれども、この間、どこかの新聞とのインタビューの中で、出口の議論はしないんだ、まだ、物...全文を見る
○野田(佳)委員 FRBとかをよく参考にしながらやはり出口の話は練っていかないと、えらいことになると思います。少なくとも、安倍さんも麻生さんも現場を去った以上、やはり総裁任期中に、異次元の金融緩和にちゃんと落とし前をつけていくという構えは持っていていただかないと困るなと強く思いま...全文を見る
○野田(佳)委員 では、住宅ローンの話を少しやろうと思ったんですけれども、総務省も呼んでいますので、せっかく総務省を呼んでいるので少し聞かなきゃいけないと思います。  5Gの促進税制についてでありますけれども、これは二年前に導入をいたしましたけれども、適用件数などを見ると、そん...全文を見る
○野田(佳)委員 もう少し時間がありますので、住宅ローンの問題、先週、同僚議員から本質的な質問があったというふうに思いますけれども、私もすごく同感なところがありましてね。  家余りの時代で空き家が目立ってきていて、恐らく空き家が三分の一という事態にもなりかねないような状況で、住...全文を見る
○野田(佳)委員 時間が参りました。ありがとうございました。
02月18日第208回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○野田(佳)委員 立憲民主党の野田佳彦でございます。よろしくお願いいたします。  私と総理は、九三年、初当選が同期でございます。しかも、共に昭和三十二年生まれ、同い年ですね。ちなみに、今日トップバッターを務められた、あの堂々とした質問をされた岩屋毅委員も昭和三十二年生まれと承知...全文を見る
○野田(佳)委員 私は、適切な判断だとは全く思いません。全く思わない。  財務官が代理で、財務官というのは財務省の役人でしょう。彼の所掌の域を超えていますよ、今回は。だって、月曜日に、G7の財務大臣による共同声明を発出しましたね。ウクライナにロシアが侵攻した場合には制裁を科すと...全文を見る
○野田(佳)委員 今回だけの対応では実はないんですよね。前回の財務大臣・中央銀行総裁会議は十月の十三日、十四日です。このときは、解散があったので、大臣、出ていないんです。そのときも財務官が代理で出ている。二回連続キャンセルしているんですよ、財務大臣が。  ちなみに、十月三十一日...全文を見る
○野田(佳)委員 新時代リアリズム外交、旗はいいけれども、泣きますよ、それじゃ。  オンライン会議ができる、でも、今回、時差が二時間ぐらいしかないから出られないという財務金融委員会での回答でした。でも、今日、私は鈴木大臣に質問しませんし、これから立憲民主党の質問をする人、三人い...全文を見る
○野田(佳)委員 もうちょっと前向きであってほしいんですよね。新たな大きな枠組みをつくることは別としてと言いましたね。いや、それぞれが、TPPもRCEPも、もっと日本は貢献していきたい、それは当然だと思うんですよ、当然だと思います。それだけでは私はいけないと思います。  元々、...全文を見る
○野田(佳)委員 そこで、大きな夢を、理想を掲げながら現実的にどう対応するか問われるのが、TPPに先ほど申し上げたとおりイギリスや中国や台湾が加盟要請をしてきて、エクアドルも多分、加盟要請していると思います。韓国も強い関心を持っている。このときに、一つの国でも駄目だと言えば、拒否...全文を見る
○野田(佳)委員 台湾が過日、福島、千葉、茨城、栃木、群馬、東日本大震災の後、台湾はとても日本に本当に様々な協力、支援をしてくれているところでしたけれども、農産品だけはずっと禁輸措置を続けてきたけれども、それを見直すという覚悟を示しましたね。これは一つの材料にできると思います。中...全文を見る
○野田(佳)委員 加盟申請に対しては、そういう基本姿勢でいくということですね。それはそれでいいんです。  もう一つ大事なことがあるんです。アメリカの復帰を促すということですね。これは大事なポイントだと思いますよ。むしろ、中国の加盟などよりも、アメリカが早く復帰するというのが私は...全文を見る
○野田(佳)委員 次のテーマに移ります。国内のテーマです。  国家百年の計というよりも国家千年の計に関わるかもしれない、皇位継承に関わる問題であります。あるいは、皇族方の減少に対応するための対応をどうするかというテーマについて質問を移りたいというふうに思います。  十二月二十...全文を見る
○野田(佳)委員 私も、丁寧な議論をこれからしていきたいと思います。自分の考えもありますし、ほかの人のいろいろな考えもあります。でも、丁寧に議論をする、政争の具にしないで議論をする。  ただ、それは、逆に言うと思考停止になってもいけない、議論は常にしていかなければいけないと思い...全文を見る
○野田(佳)委員 いや、私はこれは深い洞察がないと思うんですよ。  天皇は、憲法のところには第一章です、国政に関する権能は有しないとか、高いレベルの規範を求められますね。皇族もそうです。皇族もそう。  一方、国民は、憲法の第三章に規定されているように、様々な権利が保障されるん...全文を見る
○野田(佳)委員 最後、本当に残された時間になりましたから、国境離島の問題、最後に触れたいんですね。  国境離島を基点として、日本の領海は決まります、排他的経済水域は決まりますね。日本の国土面積は世界で六十一番目、大きな国じゃありません。だけれども、離島を基点として沿岸線から測...全文を見る
○野田(佳)委員 慎重に確認を進めるって、確認し切れていないということじゃないですか。これに書いてあるこれだけの排他的経済水域がないかもしれないということでしょう。  具体的に言いますけれども、エサンベ鼻北小島、節婦南小島、汐首岬南小島、これは北海道、消えていると言われています...全文を見る
03月09日第208回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○野田(佳)委員 皆さん、おはようございます。立憲民主党の野田佳彦でございます。  今日は、私は、ロシアに対する経済金融制裁に絞って、大臣中心に質問をさせていただきたいと思います。  日曜日、六日の日に、地元のJRの船橋駅で、ウクライナ難民支援のための募金活動をさせていただき...全文を見る
○野田(佳)委員 あの当時は、日本の制裁は真空切りとやゆをされていました。資産の凍結の話をされていましたけれども、アメリカは個人や団体の資産凍結は七百数十が対象ですね、日本は数十でしたよ、これ一つ取っても。やはり、そこは厳しく総括しなければいけないと思います。一定の役割は果たした...全文を見る
○野田(佳)委員 それでは、個別の制裁についてのお尋ねを具体的にさせていただきたいというふうに思います。  これも昨日、末松さんだったでしょうか、ほかの方も質問されていましたけれども、SWIFTから七行、ロシアの七行、大手行を排除するという制裁を加えています。これは、フランスの...全文を見る
○野田(佳)委員 ルーブルの下落の御指摘などございました。これは後でロシアの中央銀行の制裁に絡めてお話を聞こうと思っていたんですが、ルーブルの下落があるけれども、でも、方法論として、外貨を活用していけば、いわゆる買い支えをできる、外貨準備を活用して。それもロシア中央銀行への制裁が...全文を見る
○野田(佳)委員 是非、国際社会と、国内においてはいわゆる仮想通貨の登録業者の団体みたいなのがありましたよね、自主規制団体。金融庁とそこもよく緊密な関係を保ちながら、有効に対応してほしいというふうに思います。  今、抜け穴の話をしましたけれども、今も一定程度の効果を上げていると...全文を見る
○野田(佳)委員 注意深い御回答だったというふうに思いますけれども、おなかの中には、私、冒頭で申し上げましたけれども、この経済金融制裁が本当に力による現状変更の試みの抑止力になるかどうかという、まさに国際社会にとっては大きな試金石でありますので、その試金石であるということをよく踏...全文を見る
○野田(佳)委員 ロシアが持っている外貨準備のうち、日本円というのは六パー前後ぐらいらしいですね。それから、ドルとかユーロとか含めて、今回制裁に加わっているそうした諸国の外貨を合わせると六割になる。六割の外貨を使いこなせない、自由に使えないということが、ルーブルが下落しているとき...全文を見る
○野田(佳)委員 時間が来ましたから終わりたいと思いますけれども、ようやく、我が国の固有の領土であるとかロシアの不法占拠という言葉、今まで封印してきましたけれども、岸田総理、その言葉をお話しされるようになりました。それでいいんですよ。平和条約の締結は目指さなければいけませんが、ポ...全文を見る
04月05日第208回国会 衆議院 財務金融委員会 第13号
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○野田(佳)委員 皆さん、おはようございます。立憲民主党の野田佳彦でございます。  先ほど黒田総裁は、御報告の中で日銀短観についても触れられました。どういう触れられ方をしたかというと、業況感は小幅に悪化という表現でございましたけれども、製造業も非製造業も七期ぶりに悪化をしている...全文を見る
○野田(佳)委員 私は、円安が進んだ理由、やはり最大の原因は金利差の問題があると思いますね。  アメリカの利上げについては、サマーズあたりは遅過ぎると言っていますから、それに対し躍起になっていくと、五月ぐらいにまた〇・五パーぐらい上げる可能性もありますよね。年内に七回上げるわけ...全文を見る
○野田(佳)委員 私は、総裁の御発言の背景には、アベノミクスというのはある程度やはり円安を前提とした経済運営だったと思うんです。円安になれば輸出が増える、そしてインバウンドの需要が増えて、訪日客が増えれば観光地が潤うということを相当に前提としたと思うんですね。  でも、状況は今...全文を見る
○野田(佳)委員 ラストリゾート、撤回されるわけですか。それはまた驚くべき発言だと思うんですけれども。  今、市場のメカニズムの話を含めて金利の話をしていただきましたけれども、短期の金利は、これは中央銀行が操作をする、コントロールする、これはあるんですよね、当然のことながら。た...全文を見る
○野田(佳)委員 イールドカーブコントロールというのは曲芸みたいな話で、そんな難しいことをずっとできないというのでFRBは導入を諦めたんじゃないですか。その曲芸をまだ荒っぽくやっているということに対して私はまだ違和感があるんですが。  ちょっと小休止を総裁にしていただいて、副大...全文を見る
○野田(佳)委員 一般予備費は分かるんですけれども、コロナ予備費を充てる可能性もあるということですか。  第七波が襲来する可能性、蓋然性は物すごく高くなっていると聞いてありますから、私は、コロナ対策にきちっと充てるというのが原則であって、ほかに流用すべきではないということ、その...全文を見る
○野田(佳)委員 ネットなどを見ていると、日銀は政府の子会社だみたいな議論というのは物すごく多いんですよ、今。横行しています。  中央銀行の独立性というのは、九八年の日銀法改正で制度化されましたよね。法改正の頃は、財務官でいらっしゃいますかね。よく、その議論、御承知だと思います...全文を見る
○野田(佳)委員 全くないということをもうしょっちゅう言ってほしいと思いますね。  というのも、借金を全部背負っているのは日本銀行だ、荒っぽい言い方だが、日本銀行は国の子会社だ、これは安倍元総理が講演で言っているんですよ。総理が、元総理が言っているんですよ、総理に言われちゃおし...全文を見る
○野田(佳)委員 時間が来ましたので、中川委員の前座は終わりたいと思います。  ありがとうございました。
05月12日第208回国会 衆議院 憲法審査会 第12号
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○野田(佳)委員 御指名、感謝を申し上げます。  皇室制度に関わる有識者会議の報告書の検討が国会に委ねられています。まさに国家千年の計に関わる重要なテーマだと思うんですが、全く今、国会の中での議論は進んでおりません。強い危機感を持っておりますので、憲法とも密接に関わる重要なテー...全文を見る
○野田(佳)委員 ありがとうございます。  各党で議論を深めることは当然だと思うんですけれども、どうしても憲法との絡みが多いので、例えば、養子縁組案を違憲だとおっしゃっている先生としては、東大の宍戸常寿先生もいらっしゃるんですね。そういう憲法学者の方をお招きして参考人としての質...全文を見る
○野田(佳)委員 賛同かどうかだけでいいんですよ。  ありがとうございました。
06月01日第208回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○野田(佳)委員 ウクライナとの連帯の気持ちを胸に、対ロシア外交の検証の質問をしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。  私は、プーチン大統領と二回、首脳会談を経験をいたしました。  一回目は、二〇一二年の六月。通常国会の会期末で、当時は社会保障と税の一体改革の三党...全文を見る
○野田(佳)委員 私は、日本外交に限って検証していきたいと思うんですけれどもね。  二〇一四年です。クリミア併合の前に、ソチで冬季オリンピックが開催をされました。あの羽生選手が圧倒的な勝利で金メダルを取った大会でしたけれども。ロシアにおける人権問題があって、これをもって、各国の...全文を見る
○野田(佳)委員 バランスは取れていないんですよね、基本的には。制裁をしたといっても、例えば資産の凍結などをやっていますけれども、日本のやっている対象、個人とか団体は、アメリカと桁が一桁違います。相手は七百数十凍結している、日本は数十、五、六十ですよ。などなど、どれを見ても、もう...全文を見る
○野田(佳)委員 重要な取組だったという御認識には、私は驚きを禁じ得ませんね。  当時、経済協力をどんどんやっていけば、あるいは共同経済活動を含めてどんどん経済協力をやっていけば、おのずとロシアの肩もほぐれて領土交渉で譲歩できるだろうというのが、これは新しいアプローチと言ってい...全文を見る
○野田(佳)委員 次に、二〇一四年、二〇一六年と総括をしてきましたけれども、もう既に外務大臣ではなくなってしまうときなんですが、二〇一八年の十一月のシンガポール合意です。  これは先ほど総理も触れられましたけれども、九三年に細川・エリツィン会談で、四島の帰属を明らかにすることに...全文を見る
○野田(佳)委員 私は、二島返還だけで終わるだけじゃなくて、要は、先行返還論のお話を今ちょっとされたと思いますが、ロシアは一貫して領土抜き平和条約という姿勢だったんじゃないですか、恐らく。領土の話は全く関係なく平和条約をやろう、日本は勝手に島の話は言っているけれどもというスタンス...全文を見る
○野田(佳)委員 日本が緊張感を持っていたんだろうなと思いますね。私は、一貫して彼らは余り変わっていない、逆に、固い姿勢に遠慮をしながら、我が国の固有の領土であるとか不法占拠という言葉を、外交青書だけではなく、国会の答弁やあるいは会見でも使わなくなりましたね。かなり遠慮していたん...全文を見る
○野田(佳)委員 私は、戦後外交の総決算は、ロシアを、プーチン大統領を見誤った大失敗だったと思っています。厳しい総括が必要だと思います。その下で外務大臣をやられていたので、私のような厳しいことは言えないのかもしれませんが、検証なくして外交戦略は私はないと思いますので、しっかりと取...全文を見る
○野田(佳)委員 ウクライナの国民がウクライナの将来を決める、これは鉄則だと思いますし、それを尊重すべきだと思います。  その上で軸足の話をしたんですが、私は総理のお考えに近いですね。近いというか、現時点はまだちょっと停戦の機運から遠いんですが、あのこの間のプーチンのグテーレス...全文を見る
○野田(佳)委員 時間が参りました。終わります。  ありがとうございました。
06月08日第208回国会 衆議院 財務金融委員会 第20号
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○野田(佳)委員 立憲民主党の野田佳彦でございます。  質問に入る前に、先ほど井上貴博委員が、二月十五日の私の財金の質問に触れていただいて、そのとき、G20の財務大臣・中央銀行総裁会議に大臣は出るべきだという主張をしたことに対して御賛同いただいて、大事な国際会議は与野党協力して...全文を見る
○野田(佳)委員 うかつに許容度という言葉を総裁は語ってしまったんですか。  許容度という言葉、家計の値上げ許容度という言葉を、日銀では共有している言葉なんですか、これ。文書では存在すると聞いています。あるいは、当然、講演の原稿ですから、幹部が目を通しているはずであって、スルー...全文を見る
○野田(佳)委員 私も副大臣の頃に、ここでも御披露したかもしれませんが、日銀の金融政策決定会合に出席させていただきまして、みんなが、経済学のゼミのように、持ってきた原稿を読み上げながら、正確に議論をするじゃないですか。言葉の定義をきちっと踏まえて、きちっとした数字を置いた上での議...全文を見る
○野田(佳)委員 御指摘のとおりと言われればそうですかという話でもなくて、耐性、耐えているという国民の現実が中央銀行には分かっていないんじゃないか、総裁には分かっていないんじゃないかということが広く国民に伝わったということは、私は組織として大きく信頼を失ったと言わざるを得ないとい...全文を見る
○野田(佳)委員 賃金とか、お話はそのとおりで、結論としてそちらに持っていくことはそれはいいと思うんですけれども、ただ、為替の問題で、円安について常に、いつもプラスの評価に持っていく表現が多過ぎるんですよ。そのたびに、中小企業、零細企業の人たちからの怨嗟の声というのが私の事務所に...全文を見る
○野田(佳)委員 私はやはり、先ほど来主張しているように、家計とか中小零細企業、今の円安については実害を感じている人たちがたくさんいるという中での御発言というのは、よく注意をしていただかないとと強く思います。重ねてこれは指摘しておきたいというふうに思いますが。  その上で、先ほ...全文を見る
○野田(佳)委員 ありがとうございます。基本的には御認識は変わっていないということでありますが。  私も財務大臣のときには、よく発言をしたのは、為替についての発言というのは、過度な変動や無秩序な動きがあった場合には何かコメントするんですよ。一種の口先介入ですね。円高だろうが円安...全文を見る
○野田(佳)委員 別に不用意な発言を引き出そうとは思っていませんので、今のお答えでは慎重なお立場だったということでありますが。  じゃ、総裁、次、御予定があるようでございましたら、ちょっと為替から離れた、あるいは物価から離れた話になっていきますので、退席されて結構でございます。
○野田(佳)委員 あっ、もう時間ですか。
○野田(佳)委員 もうほとんど時間みたいなんですね。  一つだけ、同じ四月の発言で、四月十一日、参議院決算委員会において、これは自民党の西田昌司議員が日銀が持つ国債は政府の借金として考えなくてもよいというような主張をされていて、大臣はそのとおりだと認めてしまったかのような報道が...全文を見る
○野田(佳)委員 気をつけていただければ結構です。声の大きい人に振り回されないように。これから骨太の方針も聞こうと思ったんですが、趣旨は同じことを言いたかったんです。  質問を終わります。ありがとうございました。