萩生田光一

はぎうだこういち

小選挙区(東京都第二十四区)選出
自由民主党
当選回数6回

萩生田光一の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月08日第198回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○萩生田委員 自由民主党の萩生田光一です。  質問の機会をいただきましたので、まさに平成が終わろうとしております、平成のその先の時代の国と地方のあり方について、いずれのテーマも内政に関して質問させていただきたいと思います。  幹事長室で仕事をしておりますと、毎日のように、全国...全文を見る
○萩生田委員 早速の取組を大変高く評価をしたいと思います。  ふだんは違う仕事をしていてもいいと思うんです。いざというときに役に立つ人たちが地域にどれだけいるかということが大事だと思うので、私は、資格を取得する財政的な支援をすることも大事なんですけれども、その取った技術が、資格...全文を見る
○萩生田委員 何がということはなかなか我々が決めつけることはできませんけれども、やはり、平成のその先、いわゆるミニマムの住民を守れる能力を持った自治体というのを再構築していかなきゃいけないというふうに思います。  職員の強靱化も含めて、総理の御所見をいただければと思います。
○萩生田委員 ぜひ審議が深まることを期待したいと思います。  幼児教育、保育の無償化についてお尋ねをします。  既に、若年世代の皆さんにこういった施策を講じることは、私は大変ありがたいことだと思いますし、多くの皆さんが期待をしている政策であります。先ほどの後藤委員からも御指摘...全文を見る
○萩生田委員 私、ほかの例を挙げろと言われれば、二つも三つも言えますよ。多分、ここにいらっしゃる議員の皆さんはそういう相談を受けていると思います。  どこかで基準を決めなきゃならないのはわかるけれども、新制度を、総理、つくるんですから。そして、この政策の目的は、若年世代の不安解...全文を見る
○萩生田委員 ぜひ、その実態をよく見て、私は、今私が例示した園などは救済すべきと思います。  それで、やはり一番わかっているのは地方自治体なので、よく相談をして、この制度じゃなくてもいいです、例えば移行期間を含めて、その間にこういう努力をしてくださいというメニューを出して、その...全文を見る
○萩生田委員 どんな資格にしろ、国家公務員になった皆さんが仕事のやりがいを感じられる、そういう環境を安倍内閣ではつくっていただくことをお願いして、質問を終わりたいと思います。
06月25日第198回国会 衆議院 本会議 第32号
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○萩生田光一君 自由民主党の萩生田光一です。  私は、ただいま議題となりました安倍内閣不信任決議案に対し、自由民主党を代表して、断固反対の立場から討論を行うものであります。(拍手)  令和の時代を迎え、間もなく二カ月がたとうとしていますが、野党諸君の国会での行動は相も変わらず...全文を見る
○萩生田光一君(続) 参議院への問責決議が筋だという意味不明の説明をしていたかと思うと、やっぱり不信任だと意気込み、そして、解散の大義になると聞けば尻込み。  各党の思惑がばらばら、ぶれぶれの末、会期末だからやっぱり出しておこうという程度のもので、政権交代の決意も、日本をリード...全文を見る
○萩生田光一君(続) 憲法改正を求めるのは国民の皆様です。国民の権利であると言ってもいいでしょう。そして、その国民に対し、どのような考え方やメニューがあるのか示すことが私たち国会議員の責務であります。  ただいま、趣旨説明の中で、野党第一党は自衛隊を合憲と認めていると、大変心強...全文を見る
10月07日第200回国会 衆議院 本会議 第2号
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○国務大臣(萩生田光一君) 枝野議員から、あいちトリエンナーレに対する補助金の取扱いについてお尋ねがありました。  あいちトリエンナーレに対する補助金については、補助金申請者である愛知県が、補助金申請の手続において、来場者を含め展示会場の安全や事業の円滑な運営を脅かすような重大...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 林議員から、学校のICT環境の整備と高等専門学校の機能の高度化についてお尋ねがありました。  ソサエティー五・〇時代の社会を迎えるに当たって、学校のICT環境の整備は必要不可欠です。  しかし、我が国のICT活用状況は世界から大きく後塵を拝しており...全文を見る
10月10日第200回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○萩生田国務大臣 委員も触れていただきましたが、昨日、日本人の吉野彰先生のノーベル化学賞受賞が発表されました。その成果でありますリチウムイオン電池により社会にICT機器が急速に普及し、今やソサエティー五・〇の時代を迎えようとしております。  この新しい社会を生きる子供たちにとっ...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、幼児教育、保育の無償化の、関連した幼児教育の類似施設についてお答えします。  今般の幼児教育、保育の無償化の対象範囲については、法律により幼児教育の質が制度的に担保された幼稚園、保育園、認定こども園を基本としながら、待機児童問題により認可保育所に入りたく...全文を見る
10月11日第200回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○萩生田国務大臣 おはようございます。  川内委員から今さまざまな御指摘いただきました。一つ一つは決して間違っていないんですが、私は、お試しでこの試験をやるなどということは一切申し上げたことはありません。  今御披瀝いただいた私の言うならば発言は、就任記者会見から経過を経て、...全文を見る
○萩生田国務大臣 作業部会における検討及び協議は、三名の有識者とともに、それぞれの試験団体同士で相互にチェックし合うなどにより行われたものであり、特定の試験が有利とならないものと認識はしておりますが、各団体が行った検証の根拠となる研究成果は、いずれも各団体のホームページに記載をし...全文を見る
○萩生田国務大臣 この英語成績の提供システムの運営に関して、既に高校関係者からの要望書などにおいてもさまざまな御意見は頂戴しています。  私も、就任以来、与野党を超えた先生方のさまざまな生の声も聞いてまいりましたし、また学校関係者、また、直接の声ではないですけれども、ネットや、...全文を見る
○萩生田国務大臣 そのコメントは、私が当時、官房副長官時代に文科省から謝罪があって、そして、不確実なものを書いた私文書、メモのようなものだったということの説明を受けた中で、その説明に来た副大臣から……(辻元委員「誰ですか」と呼ぶ)当時は義家副大臣です、からコメントをいただいたもの...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生の御通告にはその質問はなかったんですけれども。  就任以来、そのことについてはもう一度確認をしました。ただ、職員の皆さん、一生懸命働いている中で、そのような、言うならば感想を副大臣が私に述べたということで、その事実関係が、こういうことがあったということは確...全文を見る
○萩生田国務大臣 文化庁の補助事業において、申請者から事業の途中経過など逐一報告を求めているわけではありませんが、募集案内において、審査の視点として、実現可能な内容になっているか、事業の継続が見込まれているかを明示して補助事業の公募を行っております。  したがって、これらの視点...全文を見る
○萩生田国務大臣 「実施計画の内容」等の欄に記載していただくことが適当かと思われます。
○萩生田国務大臣 二〇一九年度実施計画、九番の実施計画の(2)番にお書きいただければよろしいと思います。
○萩生田国務大臣 今回のように、採択後、交付の決定自体がなされなかった例は、現時点では文化庁の補助金において確認できていません。  ただし、交付決定後に出演者や会場の都合がつかなくなり、事業自体が実施できなかったなどにより交付がなされなかった例はございます。
10月15日第200回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(萩生田光一君) 私立幼稚園の利用料の上昇が続いているのは事実でございます。また、私立幼稚園の利用料引上げ自体が一概に不適切だというわけではないと考えています。問題は、質の向上を伴わない、理由のない利用料の引上げが助長されることはこの機会にあってはならないと思っておりま...全文を見る
10月16日第200回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(萩生田光一君) 私からは、先生御指摘のあった幼児教育の類似施設についてお答えします。  法令上の定めや基準などがなく、多種多様なものが存在しておりますが、各地域に固有の様々な歴史的な経緯を経て、現在も地域や保護者のニーズに応え、重要な役割を果たしている施設もあると考...全文を見る
10月23日第200回国会 衆議院 文部科学委員会 第1号
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○萩生田国務大臣 皆様、おはようございます。  このたび、文部科学大臣並びに教育再生担当大臣を拝命いたしました萩生田光一でございます。  橘委員長始め理事、委員の皆様方の御指導、御鞭撻を賜りますように、心からよろしくお願い申し上げたいと思います。  第二百回国会において各般...全文を見る
10月29日第200回国会 参議院 文教科学委員会 第1号
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○国務大臣(萩生田光一君) おはようございます。  この度、文部科学大臣及び教育再生担当大臣を拝命をいたしました萩生田光一でございます。  今後とも、吉川委員長を始め、理事、委員の皆様方の御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。  第二百回国会において各般...全文を見る
10月30日第200回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○萩生田国務大臣 おはようございます。  委員会の冒頭、発言の機会をいただき、御礼を申し上げます。  先週十月二十四日の私のテレビ番組における大学入試英語成績提供システムに関する発言について、その発言の真意は、どのような環境下にいる受験生においても自分の力を最大限発揮できるよ...全文を見る
○萩生田国務大臣 先週二十四日のテレビ番組における発言の真意については、先ほども触れましたけれども、どのような環境下にいる受験生においても、自分の力を最大限発揮できるよう、自分の都合に合わせて適切な機会を捉えて、二回の試験を全力で頑張ってもらいたいとの思いで発言したものです。 ...全文を見る
○萩生田国務大臣 大学入試の英語成績提供システムに参加する資格検定試験については、日程や会場、検定料等の情報について未定の部分も多く、従前から、各試験団体に対して情報の早期公表を要請してまいりました。  また、特に、先月以降、受験生が安心してシステムを利用できるように、遅くとも...全文を見る
○萩生田国務大臣 できるだけ受験生の皆さんのお近くで受験ができる環境をつくっていくことは必要だと思っておりまして、既に文科省としては、国立大学の利用ですとか、あるいは各自治体に公共施設の提供のお願いをしております。  今御提案のあった高校の校舎につきましても、都道府県によっては...全文を見る
○萩生田国務大臣 今、馳先生から御指摘がありましたように、我が国では、外国人の子供が公立の義務教育諸学校に就学を希望する場合には、国際人権規約等も踏まえ、日本人児童生徒と同様に無償で受け入れており、これまでも、外国人の就学機会の確保に向けた積極的な取組については各教育委員会を通じ...全文を見る
○萩生田国務大臣 我が国においては、外国人児童生徒の保護者に対する就学義務は御指摘のとおりございませんけれども、公立の義務教育諸学校に就学を希望する場合には、国際人権規約等も踏まえ、その子を日本人児童生徒と同様に無償に受け入れているところです。  これに対して、外国人児童生徒の...全文を見る
○萩生田国務大臣 問題意識は馳先生の御指摘と共有します。だからこそ、有識者会議でぜひ深掘りをしてもらいたいと思います。  今までは、あちら側からアクセスしないと、こういう仕組みがありますよということがわからなかったわけですから。先ほど申し上げたように、日本に住むことになって、住...全文を見る
○萩生田国務大臣 今後ますます増加が予想される外国人児童生徒に対応するためには、必要な知識や技能を身につけた人材を確保できるよう、現職の教員の資質、能力の向上や外部人材の活用などを進めることが必要です。  具体的には、教職員支援機構における外国人児童生徒等に対する日本語指導者養...全文を見る
○萩生田国務大臣 神戸市の事案はあってはならない出来事だと思っています。  既に、神戸市の教育委員会の方でさまざまな調査をしているというふうに承知をしておりますし、任命権者は政令市である神戸市ということになりますので、処分権は神戸市にあると思いますけれども、これだけ社会を大きく...全文を見る
○萩生田国務大臣 今回の補助金の不交付決定は、補助事業の申請手続において、補助金申請者である愛知県が、会場の安全や事業の円滑な運営を脅かすような重大な事実を認識していたにもかかわらず、文化庁に申告しなかったことによるものであり、展示物の表現内容自体の適否について評価したものではあ...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、村井先生の第三子の御誕生、おめでとうございます。  今般の幼児教育、保育の無償化は、生涯にわたる人格形成の基礎や、その後の義務教育の基礎を培う幼児教育の重要性と、子育てや教育に係る費用負担の軽減を図るという少子化対策の必要性に鑑み、全世代型社会保障への転...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生御指摘のとおり、クラウドサービスは、コストの削減、また情報システムの迅速な整備、柔軟なリソースの増減、高度な信頼性のほか、このような災害発生時にも情報を消失することなく継続運用が可能となるなど、さまざまな課題の解決が期待されるものです。  文科省としても、...全文を見る
○萩生田国務大臣 これまで、台風第十五号及び第十九号の対応として、文科省としては、初めに被災地に職員や専門家を派遣するなどして、被害情報の収集や応急対策への支援を行ってまいりました。  特に台風第十九号では、台風が通過した直後から被災地に職員や専門家を派遣し、情報収集を迅速に行...全文を見る
○萩生田国務大臣 今先生が御披露いただいたように、分限免職でもない限り、かなりのことで処分をされたとしても、再びどこかでまた教員になれるという今のシステムには問題があるという認識をしております。  児童生徒を守り育てる立場にある教師が、同僚教師に対して複数で暴力行為などを繰り返...全文を見る
○萩生田国務大臣 子供の安全は学校教育の大前提であり、文科省として、学校管理下における死亡事故を可能な限りゼロにするという目標のもと、学校安全に係る取組を推進しているところです。  先生、副大臣時代に熱心に取り組んでいただいたセーフティープロモーションスクールは、学校安全の取組...全文を見る
○萩生田国務大臣 お答えします。  文部科学省としては、御指摘の議論については承知をしておりません。  いずれにせよ、文科省としては、英語成績提供システムについては、高等学校、大学関係者の合意に基づいた方針によるものであり、受験生はその実施を念頭に既に準備を進めてきていること...全文を見る
○萩生田国務大臣 文科省としては全くその議論にはくみしていないんですが、政府のどこかでそういう話があるとすれば、確認をきちんとしたいと思います。
○萩生田国務大臣 私自身も、就任時にはこのシステムについてまだ詳しく承知をしていなくて、自分自身も不明な点が多々ございましたので、しっかり勉強してみるということをお約束しました。  まだ会場などの提示が十一月以降ということになりますから、現段階では、明確に、試験会場や時期につい...全文を見る
○萩生田国務大臣 先ほど、私自身の問題意識も申し上げましたけれども、試験団体の皆さんには、十一月一日付までに可能な限りの会場を提示していただきたいということを申し上げている。期限がまだ十一月一日ですから、その報告を待ちたいと思います。
○萩生田国務大臣 もう既に明らかにしている団体もございますけれども、まだ出てきていないものもあります。それから、減額のルールについてもお示しいただいていないところもありますので、私は、十一月一日という期限を切って今要請をしておりますので、その結果を見てしっかり判断をしていきたいと...全文を見る
○萩生田国務大臣 最も高い検定料の試験は、IELTSの五万七百六十円でございます。軽減額は、試験団体において検討中です。  なお、経済的に困難な受験生がどの程度の検定料等であれば負担可能かどうかは一概に申し上げられませんけれども、文部科学省においては、資格試験団体に対し、検定料...全文を見る
○萩生田国務大臣 IELTSは、一番高い例をお尋ねでございましたのでお答えしましたけれども、一定の御負担はおかけをするということになると思います、受験生の皆さんに。
○萩生田国務大臣 一概に、その金額が可能かどうかということを私が特定することは極めて困難ですけれども、例えば、経済的に困難な方が受験をした後に入学をすれば、給付型の奨学金でこの費用を補填する、こういう仕組みもでき上がっておりますので。  いずれにしましても、できる限り近くで試験...全文を見る
○萩生田国務大臣 それは存じ上げていません。
○萩生田国務大臣 先生御指摘のとおり、減額といってもわずか五%、三百円台の金額ということでは我々が望んでいるような制度ではないというふうに思っていまして、この点を引き続き交渉してまいりたいと思っています。
○萩生田国務大臣 民間の企業、団体が設定している料金ですし、またそれなりの根拠があることなので、こちらからあらかじめ比率を申し上げるというのはなかなか難しいと思いますけれども、しかし、こういう現状を踏まえてしっかりお話をしていきたいと思いますし、今、会場のお話をしましたけれども、...全文を見る
○萩生田国務大臣 参加に当たって、協定を結んで参加をされた団体、企業の皆さんでありますから、その協定の中身のルールにのっとって、最大限できることはきちんとしてまいりたいと思います。
○萩生田国務大臣 令和二年度の概算要求においては、離島に居住する高校生について、本土や近隣離島での受験にかかる交通費や宿泊費を支援するため、地方公共団体の事業に対し、国が二分の一補助を行うための経費を措置することができるように概算要求をしているところです。具体的な配分対象、方法等...全文を見る
○萩生田国務大臣 現状では、そういった支援メニューを今のところ用意していません。
○萩生田国務大臣 英語資格検定試験の受験に係る地域、経済格差の懸念が示されていることから、文科省としては、受験生の居住地に近い試験会場を可能な限り設置するため、試験団体に対して需要に応じた試験会場の設置を求めるとともに、大学や地方公共団体に対し、会場設置の協力を要請する通知を発出...全文を見る
○萩生田国務大臣 城井先生が真摯に求めたにもかかわらず、今まで数字を出していなかったとすれば、それは大変恐縮だと思います。  給付型奨学金の額は、独立行政法人日本学生支援機構の学生生活調査などをもとに学生の支出の水準を総合的に勘案し、学業に専念するために必要な学生生活費を賄える...全文を見る
○萩生田国務大臣 繰り返しになりますけれども、給付型奨学金の額については、独立行政法人日本学生支援機構の学生生活調査などをもとに学生の支出の水準を総合的に勘案し、学業に専念するために必要な学生生活費を賄えるよう設定しているものであって、給付型奨学金は、定額を措置し、使途を限定しな...全文を見る
○萩生田国務大臣 大学入試英語成績提供システムに参加する資格検定試験の申込みの受け付け及び受験生の試験会場への割当ての方法は、試験に申し込んだ受験希望者の受験機会の確保に努めることとする参加要件を踏まえ、各試験団体において決定をされるものです。また、会場ごとの実施責任者及び各室の...全文を見る
○萩生田国務大臣 入試英語成績提供システムの参加資格に関して、高校の例えば英語の教員の先生が、指導上負担が増加するようなことがあってはならないと思いますし、また、試験会場を設置したときに、例えば地元の都道府県の教育委員会や何かとよく相談をしていただいて、先ほど私、希望すればと申し...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、会場になった時点で、そういうことのないように学校でまず管理を徹底していただいて、お借りをする団体の方できちんと対応していただくようにお願いをしていきたいと思います。
○萩生田国務大臣 生徒一人一人の備品などを置いていった場合に、万が一盗難に遭ったりした場合はどうなるかということだと思いますので、それは、こういう事情で会場に提供するということを学校が決めていただいた段階で、生徒の皆さんに一時持ち帰りをお願いするような準備をきちんとしていただきた...全文を見る
○萩生田国務大臣 GTECにつきましては、大学入学共通テスト版、検定版、アセスメント版の三種類があると承知しておりますが、大学入試英語成績提供システムに参加するのは大学入学共通テスト版でございます。  受験生や高校関係者の誤解を招かないよう、今後、文科省の大学入試英語ポータルサ...全文を見る
○萩生田国務大臣 これも同様で、城井先生から早くから御指摘をいただいていたようでございますが、GTECについては、現在、第三者評価を受審中であると聞いております。ポータルサイトが直っていないわけでありまして、直ちに指示をさせていただいたところです。
○萩生田国務大臣 英検協会に対しては、これまで、英検SCBTの予約申込み期間や返金受け付け期間の延長を要請してきたところですが、十月七日に、予約申込み受け付け終了日を十一月十一日まで延長するとともに、返金申込み受け付け期間を十一月五日から十一日までとする旨を公表したことは承知をし...全文を見る
○萩生田国務大臣 私も、就任以来、この問題を一番重く受けとめて、さまざまな取組をしてきました。  先ほど、城井先生、採用しない方も受験をしなきゃいけないというふうに御発言されましたけれども、私の問題意識は、第一番目は、就任の九月の時点で、一体、自分が受けようと思っている大学がこ...全文を見る
○萩生田国務大臣 ありがとうございます。  中川先生、幾つか御指摘をいただいたんですけれども、私、国会でもこの間御説明をしてまいりましたように、この件について主体的にかかわったという事実はないということを皆さんに申し上げてまいりました。  いや、そんなはずはない、このファクス...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、先生、獣医学部の新設について、私が総理から指示を受けたり、また文科省に働きかけをした事実のないことについては、これまでも国会等で説明してきたとおりでございまして、私としては、別段そこにわだかまりはございません。  令和という新しい時代を迎え、子供たちが次...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、当時の文部科学省が新設に反対だったという認識は、当時、私はわかりませんでした。私に相談があったのは、先ほども申し上げたような内容だったので、賛成だとか反対だとか、そういったことを意思表示をされてのことではありませんでした。  国家戦略特区による獣医学部の...全文を見る
○萩生田国務大臣 先ほどから御答弁させていただいておりますけれども、文科省としては、英語成績提供システムについて、高等学校、大学関係者の合意に基づいた方針によるものであり、受験生はその実施を念頭に既に準備を進めてきていることから、受験生等の不安や懸念を一つ一つ解消し、二〇二〇年度...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、テレビ番組における発言の真意については、どのような環境下にいる受験生においても自分の力を最大限発揮できるよう、自分の都合に合わせて適切な機会を捉えて、二回の試験を全力で頑張ってもらいたいとの思いで発言したものです。  教育の機会均等については、日本国憲法...全文を見る
○萩生田国務大臣 大学受験の環境は平等につくることはできたんですけれども、受験勉強段階でさまざまなツールがあって、それを全てイコールフッティングにするのは難しい、そういう思いが私自身はありました。  しかし、後段の発言もできたら紹介してほしいんですけれども、これら経済的に困って...全文を見る
○萩生田国務大臣 先ほども答弁をさせていただいたんですけれども、この状況の中でずるずると時間がたっていくことは受験生の皆さんに対して最も不安を与えると思いましたので、九月で学校の申込みを切りました。したがって、来年以降の受験できる学校、また、採用するかしないかについては明確にする...全文を見る
○萩生田国務大臣 現段階で皆さんに御利用いただくシステムについては最良を目指してまいりたいと思いますけれども、しかし、さらなる、さらなる向上を目指して制度をブラッシュアップしていきたい、こういうことでございます。
○萩生田国務大臣 まず、期限を切って学校が明確になったことで、その学校を目指す人たちは条件は同じになりました。ですから、それは、ことしはそれでやっていただく。しかし、ここへたどり着くまでの間にいろいろ、先生方の御指摘にあったように、足らざるところが私もあったと思いますので、今、そ...全文を見る
○萩生田国務大臣 それは、先ほどから正直に答弁していますように、まだ会場もきちんと明らかになっていないところもありますし、また、減額について、あるいは返金について、もう一度、企業の皆さん、団体の皆さんに要請をさせていただいている段階でございますから、その結果をしっかりと見ていただ...全文を見る
○萩生田国務大臣 これ以上、不安を引き続き与えるわけにはいかないと思っていますので、先ほど城井先生にも御答弁させてもらいましたが、まずは会場の提供、これを見きわめて、そして、その前後で、今申し上げているようなことも含めて答えを出していきたいと思っています。
○萩生田国務大臣 校長会の皆さんが主催する会合ですから、それは、位置づけはともかく、今の段階では重たい会合だと思います。私が民間の企業の責任者だったら、出席して自分の立場を申し上げるべきじゃないかなと思いますが、他方、そこに強制をするわけにもいかない部分もあります。  今私たち...全文を見る
○萩生田国務大臣 入学者選抜に関する基本的事項として、毎年、大学、高等学校関係者との協議を踏まえて策定、通知している大学入学者選抜実施要項においては、高校のカリキュラム編成の準備や履修のための注意喚起として、個別学力検査及び大学入試センター試験において課す科目、教科の変更等が入学...全文を見る
○萩生田国務大臣 大学入試の提供システムの参加に関して、高等学校の学習指導要領との整合性が図られていることを参加要件として確認しており、現行の学習指導要領に沿った授業が行われていれば、各試験に対応できる力を育成することが十分に可能と考えています。  そのため、システムの導入によ...全文を見る
○萩生田国務大臣 指導要領では、各教科、科目を履修する年次は決めておりません。高校在学中にということになっています。  入試の出題範囲となる教科、科目の設定は、各大学の判断となります。現在でも、AO入試や推薦入試においては、多くの場合、高校三年生の一学期までの学校の成績や資格検...全文を見る
○萩生田国務大臣 今、一般論を申し上げたんですけれども、ただし、高校の英語の授業が明らかに試験対策になってしまったり小手先の対策にならないように、四技能を伸ばしていくという学習指導要領の趣旨をしっかりと周知して、三年間の中身をどういうふうに運営していくかというのは、高校の方でいろ...全文を見る
○萩生田国務大臣 それは個々の受験準備といいますか習熟度によっても異なると思いますけれども、時間があった方が勉強する機会はふえると思います。
○萩生田国務大臣 そこは、今までも、外部で行ってきた民間テストでありますから、蓄積されたシステムがあるというふうに思っております。  ぜひ、公平な試験の問題をつくってもらえるようにお願いをしていきたいなと思っています。
○萩生田国務大臣 いずれの試験にしても、試験ごとにやはり平均点というのは変わってくると思いますので、必ずしも四月の試験と七月の試験が難易度が全く一致につくり上げるということは……(吉川(元)委員「いや、違います、違います。そういうことを聞いているんじゃなくて」と呼ぶ)違いますか。
○萩生田国務大臣 先週二十四日のテレビ番組における発言の真意については、どのような環境下にいる受験生においても自分の力を最大限発揮できるよう、自分の都合に合わせて適切な機会を捉えて、二回の試験を全力で頑張ってもらいたいとの思いで発言したものです。  教育の機会均等については、今...全文を見る
○萩生田国務大臣 試験制度そのものは平等な制度として確立をされていると思いますけれども、受験をする前の準備段階においてはさまざまなツールがあって、そういう意味では、確かに試験は二回選んだものしか参考になりませんけれども、どこの会社の試験も含めて受けることはできるという環境は実際に...全文を見る
○萩生田国務大臣 その後の発言ももし用意してあるんだとすれば御指摘をいただきたいと思うんですが、私は、そうじゃなくて、いろいろ厳しい環境、それぞれ人によって異なるものがあるけれども、それに負けるなという思いで発した言葉でございます。その後に、まさに近くで、できるだけ近くで試験が受...全文を見る
○萩生田国務大臣 いずれにしましても、文部科学省としては、英語成績提供システムについて、高等学校、大学関係者の合意に基づいた方針によるものであり、受験生はその実施を念頭に既に準備を進めてきていることから、受験生等の不安や懸念を一つ一つ解消し、二〇二〇年度からの円滑な実施に向け、全...全文を見る
○萩生田国務大臣 各試験実施団体の実施する資格検定試験は、これまでも広く高校生の受験実績や大学入学者選抜に活用された実績があるものであります。一定の評価が定着しているものと考えます。  各種試験実施団体の採点に係る質の確保については、参加要件として、採点の質を確保するための方策...全文を見る
○萩生田国務大臣 突然団体が組織されたのではなくて、今までも民間で試験を行ってきましたので、その公表されているものを信頼して、また確認をしてまいりたいと思っています。
○萩生田国務大臣 公表している各基準にのっとって各団体の皆さんが採用するということであれば、採用形態についてはそういうことも否定はできないと思います。
○萩生田国務大臣 そのとおりでございます。
○萩生田国務大臣 大学入学共通テストの枠組みで実施される英語の資格検定試験については、試験内容、実施体制等が入学者選抜に活用する上で必要な水準及び要件を満たしていることを大学入試センターが確認した試験を活用し、大学入学者選抜における英語四技能評価の導入を促進することとしております...全文を見る
○萩生田国務大臣 器具のふぐあいなどによって受験ができなかった場合は全額補償し、また、試験のやり直しができる場合には行う、また、できない場合には、救済措置として、高校の校長先生などの評価を加えることで救済をしていくという方針でいます。
○萩生田国務大臣 検討・準備グループの中では、大学入学希望者学力評価テストの具体的な実施内容、方法等について検討を行ってまいりまして、会議を公開した場合、構成員の自由な意見交換が制約され、円滑な運営を妨げるおそれがあり、審議を公正円滑に実施する上で支障が生じることが考えられること...全文を見る
○萩生田国務大臣 どういう約束でこの会議が行われていたか、ちょっとつまびらかに私も存じ上げませんので、先生の問題意識を受けとめて持ち帰りたいと思います。
○萩生田国務大臣 一度引き取らせてください。
○萩生田国務大臣 前段の高等学校の校長会からの要請は、ちょうど私が就任した十一日の前日、十日の日に出されたというふうに承知しています。  資格検定試験の認定に当たっては、高等学校学習指導要領との整合性を第一にするなど認定基準を明確にし、受験生や高等学校関係者が納得できるようなも...全文を見る
○萩生田国務大臣 文部科学省では、平成二十七年にいじめ防止対策推進法の定義に即しいじめの積極的な認知を促す通知を発出するとともに、平成二十八年度より文部科学省職員を各地の教育委員会に派遣していじめに関する説明会を実施するなど、いじめの積極的な認知を促し、組織的な対応を要請してきた...全文を見る
○萩生田国務大臣 平成三十年度児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸課題に関する調査結果からは、子供たちがさまざまな悩みを抱えたり困難な状況に置かれたりする状況が見受けられ、周囲の大人が子供たちの心と寄り添い、SOSをどのように受けとめ、学校全体として組織的対応を行い外部の関係機関等...全文を見る
○萩生田国務大臣 平成三十年六月の民法の改正により、令和四年四月一日から成年年齢が十八歳に引き下げられ、令和二年度以降の高等学校入学生は、第三学年在学中に、十八歳の誕生日で成年となります。  このため、文部科学省では、平成三十年度以降の高等学校の入学者に対して、新高等学校学習指...全文を見る
○萩生田国務大臣 今、初鹿先生が例えばということで配分をされた、二十五点ずつに分けるという前提なんですけれども、団体との協議の中では、バランスよく配点をするということでお話をしていると思いますので、必ずしも今の例にはならないのではないかと思います。
○萩生田国務大臣 受験生に提供される項目の中に、四技能別のCEFRの段階別表示ということで、各団体がマル・バツで提示をしております。今、中には、先生御指摘のように、そういう判断をしないという試験も見受けられますけれども、大半は、四技能を段階別に表示するというような採点基準になって...全文を見る
○萩生田国務大臣 そこは各大学の判断に委ねたいと思います。
○萩生田国務大臣 さまざまな御指摘を受けとめながら、一つ一つ改善をしていきたいと思います。  既に、高等学校の受験生は、準備を念頭に、準備をされている方もいることから、受験生等の不安や懸念を一つ一つ解消し、二〇二〇年度からの円滑な実施に向けて全力で取り組んでまいりたいと思います...全文を見る
○萩生田国務大臣 繰り返しになりますけれども、先ほど城井先生の質問に対しても、十一月一日の会場の様子を見て、できることをきちんとやっていきたいというふうに申し上げました。  きょうの段階でこういったメニューということをお示しすることはできませんけれども、セーフティーネットを幅広...全文を見る
○萩生田国務大臣 きょうのこの質疑の中で制度設計の中身までつまびらかにお話しすることはできませんけれども、問題意識は持っております。経済的に困窮な方たちが、例えば二回目の試験を受けることが困難じゃないかという例示がありました。そういったことも含めて、ぜひ前向きな検討を加えていきた...全文を見る
○萩生田国務大臣 英検協会に対しては、これまで、英検SCBTの予約申込期間や返金受け付け期間の延長を要請してきたところですが、十月七日に、予約申込受け付け終了日を十一月十一日まで延長するとともに、返金申込受け付け期間を十一月五日から十一日までとする旨を公表したことは承知をしており...全文を見る
○萩生田国務大臣 繰り返し申し上げていますけれども、基本的には、円滑な実施に向けて全力で取り組んでまいりたいと思っています。  ただし、具体的に幾つかこれから改善をしなきゃなりませんということで、先ほどから多くの先生方からの質疑に答えている内容は、十一月以降の会場が出てこないと...全文を見る
○萩生田国務大臣 この担当になったときから、かなりの数、高校生のお話を直接聞いてきました。友達の息子さん、お嬢さん、まさに受験勉強されている世代の人たちにも聞いて、なるほど賛否両論あるなということも肌で感じてきました。  がゆえに、行政としてできることを最大限やって、不安の解消...全文を見る
○萩生田国務大臣 大事なことは、受験生の皆さんが不安なく試験の準備ができることだと思います。今の段階でも足らざるところがあって、先生方からさまざま指摘をされました。解決できそうな事柄については、きちんと対応できるように全力で努力をしていきたいと思いますけれども、仮に今の状況より混...全文を見る
11月06日第200回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○萩生田国務大臣 大学入試の英語成績提供システムは、現時点において、経済的な状況や居住している地域にかかわらず、ひとしく安心して試験を受けられるような配慮など、文部科学大臣として自信と責任を持って受験生の皆様にお勧めできるシステムにはなっていないという判断をし、来年度からの導入を...全文を見る
○萩生田国務大臣 さまざまな課題がこの間、浮き彫りにされました。私自身も、就任以来、この制度について、いろいろ問題があるけれども、しかし、一つ一つ解決をして何とか実施にこぎつけていきたい、既定の路線に沿って前に進めていきたいというもので、頑張りました。  先生から御指摘があった...全文を見る
○萩生田国務大臣 大学入試において英語四技能評価の活用を支援することを目的とする大学入試英語成績提供システムについては、経済的な状況や居住している地域にかかわらず、ひとしく安心して試験を受けられるような配慮が十分なものになっていないなど、文部科学大臣として自信と責任を持って受験生...全文を見る
○萩生田国務大臣 大学入学共通テストにおいて、新たに国語と数学で記述式問題を導入することとしておりますが、課題との御指摘の採点の質の担保については、早期からのセンターと採点事業者の間における採点基準のすり合わせや、適正な試験等による質の高い採点者の確保、必要な研修プログラムの実施...全文を見る
○萩生田国務大臣 御指摘の本検討・準備グループは、大学入学希望者学力評価テストの具体的な実施内容、方法等について検討を行うものであり、会議を公開した場合、構成員の自由な意見交換が制約され、円滑な運営が妨げられるおそれがあり、審議を公正円滑に実施する上で支障が生じると考えられること...全文を見る
○萩生田国務大臣 その日程感については、私、現時点でよく理解をしていません。これからきちんと検証したいと思います。  その上で、検討・準備グループの議事概要については、非公開を前提に作成したもので、議事概要そのものはございます。  しかしながら、今後の検証に必要な情報であるこ...全文を見る
○萩生田国務大臣 御指摘の会議は、大学入試英語四技能評価ワーキンググループのことだと思いますが、大学入試英語成績提供システムの適切な運用がなされるよう、英語の四技能評価に関係する大学や高等学校等の団体及び試験実施団体等において準備の進捗を共有するとともに、必要な事項について意見交...全文を見る
○萩生田国務大臣 具体的な日時はちょっとわかりませんけれども、二年ほど前に、そういった試験を活用して四技能を考査に入れていくということは、文科省の方でそういう動きをしているということを党の会議を通じて承知をしておりました。
○萩生田国務大臣 まず、副長官時代の指摘、大串先生、記憶にないというふうに私が言っていると御披露いただきましたけれども、記憶にないんじゃなくて、全く関与していないということを明確に繰り返し申し上げているところでございます。  十月二十一日のメモは、著しく正確性を欠く、個人的な、...全文を見る
○萩生田国務大臣 やはり一番の問題は、六団体の皆さんとの協定という形で、文部科学省が直接、指示も命令もできない、大学入試センターを介さなければその団体や企業の皆さんにアクセスすることができない。しかもそれは、求めることができたとしても、向こう側にその応招の義務がない。こういう協定...全文を見る
○萩生田国務大臣 どのように検討会を組織していくかも含めて、これからきちんと慎重に対応していきたいと思っています。  ただ、この間、言うならば、協定を結んで、準備をしていただいた企業の皆さんの中の不備といいますか、会場をふやしてくれと言ってもふやすことができなかった理由ですとか...全文を見る
○萩生田国務大臣 ヒアリングはさせていただきたいと思いますけれども、方向を決める中に特定の業者が入るというのは好ましいと私も思いません。
○萩生田国務大臣 これから深く掘り下げていきたいと思っておりますから、きょうの段階で軽々な発言はいかがかと思うんですけれども。  いずれにしましても、英語でいうならば、四技能を伸ばしていくという方向は、誰もが賛同いただけることだったんだと思います。それを大学入試でどう考査に加え...全文を見る
○萩生田国務大臣 御指摘の運営委員会は、文科省ではなくて大学入試センターに置かれている委員会でございまして、システムへの参加を申し込む資格検定試験及びその実施主体が参加要件を満たしていることを確認する委員会であり、会議を公開した場合、構成員の自由な意見交換が制約されたり外部からの...全文を見る
○萩生田国務大臣 今後の検討においては、システム導入が延期になった要因や、導入に当たって指摘された課題について検証し、民間試験団体の意向や、これまでの実績に基づく知見などについても伺うなど、しっかり検討をまずしてまいりたいと思います。  現時点において、どのような仕組みでいくか...全文を見る
○萩生田国務大臣 大学入試センターにおいては、事業者に対し、適正な試験等によって質の高い採点者を確保すること、必要な研修プログラムを行うことなど、採点者の質を向上するための取組を求めるとともに、一次採点は複数名で独立して行うこと、複数名の採点結果が異なる場合には、採点監督者が採点...全文を見る
○萩生田国務大臣 結果としてさまざまな属性の方が含まれ得ると承知をしております。
○萩生田国務大臣 英語試験は、制度上の無理があって、幾ら我々が気づいたことを求めても、なかなか瞬時に解決ができないという構造上の問題がありました。  今回のこの記述式については、これは企業側が責任を持って入札をして、みずからやるという責任の中でやっています。要するに、発注者側と...全文を見る
○萩生田国務大臣 特別その人たちと会わないと言っているわけじゃないんですけれども、まず一団体の方と会えば、ほかの団体の方を断ることができなくなりますので、声を聞くという点では、さまざまなツールを使ってお伺いをしてまいりたいなと思っています。
○萩生田国務大臣 実は、確認していただければよろしいかと思うんですが、九月十一日の就任会見のときに、私、この制度についての不安を触れております。その中で、就任したばかりなので、これらについてきちんと実現可能な制度なのかしっかりと精査をしていきたい、勉強していきたいということを公の...全文を見る
○萩生田国務大臣 その前の文部科学委員会の中で、十一月一日までに各試験団体の皆さんが改めて会場について公表してほしい、それから経済的困難にある方に対しての減額について発表してほしいということを申し上げていたので、一つのタイムリミットが十一月の一日でした。  ただし、今御指摘があ...全文を見る
○萩生田国務大臣 私の不用意な発言でこの問題について多くの人たちの目が集まったことは事実だと思いますが、別にそのことをもって延期をしたということではありません。
○萩生田国務大臣 今私が果たすべき責任は、この延期をした試験制度を、ひとしく多くの皆さんが挑戦しやすい、受験生にとって試験が受けやすい、そういった制度に磨き上げることだというふうに思っていますので、全力を挙げて取り組んでまいりたいと思います。
○萩生田国務大臣 先生は番組を見ていただいたのかどうかわかりませんけれども、私は、総じて申し上げてきたのは、例えば、制度そのものの公平性は一生懸命つくるけれども、しかし、準備段階でいろいろな環境の違いというのはあるということに触れさせていただきました。  私自身、党内で、給付型...全文を見る
○萩生田国務大臣 獣医学部の新設に関して私があたかも働きかけをしたかのような個人メモ等が取り上げられましたが、私が総理から指示を受けたり、文科省や内閣府に対して指示を出したりすることはありません。  御指摘の十月二十一日付のメモということだと思うんですけれども、当時、文科省から...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生、いろいろなお考えを持たれるのは自由なんですけれども、やはり公の委員会で、私が発言したと断定をして、私はそう思っていると言われるのは、私は逆に心外です。今までも、国会を通じて、私の立場についてはきちんと説明してきました。  ちなみに、謝罪をしたのは副大臣で...全文を見る
○萩生田国務大臣 各大学の入学者選抜における英語四技能評価の活用を支援することを目的とする大学入試英語成績提供システムについては、文科省が民間試験団体の取組を十分に指導監督することができるような制度設計となっておらず、かつ連携、調整が不十分であったことから、各大学の活用内容、民間...全文を見る
○萩生田国務大臣 英語資格検定試験、GTECの実施団体である株式会社ベネッセコーポレーションが試験対策問題集を発行していることは承知をしていますが、文部科学省としては、同社における問題漏えいを防止するための取組として、試験問題を作成する組織と問題集を作成する組織は分離されており、...全文を見る
○萩生田国務大臣 それぞれ見識のある方たちが選ばれているんだと思います。一般の財団法人として機構を構成している以上、公平公正な運営をしていただくことが極めて大事だと思っておりますので、お一人お一人の経歴について私がコメントすることは控えたいと思います。
○萩生田国務大臣 そのこと自体が間違っているかどうかも含めてしっかり検証して、一年間かけて、新しい制度をつくり直していきたいと思っております。
○萩生田国務大臣 この延期をする前のルールの中では、確かに二〇二〇年という年月がありましたけれども、これはもう延期をして、令和六年からの実施を目指して検討をするわけですから、当然、大学入試センター試験もそれに合わせて制度を変えていっていただかなくてはならないと思っています。  ...全文を見る
11月07日第200回国会 衆議院 本会議 第5号
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○国務大臣(萩生田光一君) 公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  我が国の教師の業務は長時間化しており、近年の実態は極めて深刻となっております。持続可能な学校教育の中で教育成果を維持し、向上さ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 村井議員にお答えします。  まず、学校の働き方改革の目指す方向性についてお尋ねがありました。  我が国の学校教育はこれまで大きな蓄積と高い成果を上げてきましたが、文部科学省が実施した教員勤務実態調査によれば、厳しい長時間勤務の実態が明らかになってい...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 山本議員にお答えします。  まず、私の辞任に関する見解についてお尋ねがありました。  十月二十四日のテレビ番組における発言の真意については、どのような環境下にいる受験生においても、自分の力を最大限発揮できるよう、自分の都合に合わせて、適切な機会を捉...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 畑野議員にお答えいたします。  まず、英語民間試験の導入延期についてお尋ねがありました。  子供たちに英語四技能を身につけさせることは、これからのグローバル社会を生きていくために必ず必要なことだと考えております。  大学入試において英語四技能をど...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 森議員の質問にお答えする前に、畑野議員の質問に追加して一点お答えをさせていただきたいと思います。  給特法が長時間勤務の実態を引き起こしたとのお尋ねであります。  時間外勤務手当及び休日勤務手当を支給しないかわりに、勤務時間内外を問わず包括的に評価...全文を見る
11月07日第200回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
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○国務大臣(萩生田光一君) おはようございます。発言の機会をいただき、御礼申し上げます。  十月二十四日のテレビ番組における大学入試英語成績提供システムに関する私の発言については、どのような環境下にいる受験生においても自分の力を最大限発揮できるよう、自分の都合に合わせて適切な機...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 種々厳しくも的確な御指摘をいただきまして、本当にありがとうございます。  本年三月に策定した文部科学省創生実行計画に基づいて文部科学省自体の改革のための取組を進めてきているところですが、その改革はまだ道半ばと考えております。  引き続き、私のリーダ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 実物ではありませんけれども、写しを拝見させていただきました。
○国務大臣(萩生田光一君) 現役の高校生たちが、まさに現場にいながらこういった不安を持っているという実態を改めて強く認識をしました。がゆえに、不安を取り除いた試験制度にするために努力をしていくことを改めて決意をしたところです。
○国務大臣(萩生田光一君) 党の部会の皆さんの件ですか。党の関係者の皆さんがお見えになって、今回の、これは英語テストのことでありますけれども、中止に関わる様々な思いや今までの経緯について御指摘をいただきました。  いずれにしても、私の決断は一定理解をしていただいて、是非いい制度...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 基本的に、その英語の試験と今回の数学、国語の記述式の試験は、その構造上、システム上違うものがあります。過去二回のプレテストにおきましては、やっぱり出題が非常に複雑であったり、解答が非常に幅広く多岐にわたってしまうことで採点がしづらい、もっと言えば自己採...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) これらについては、今、今度三回目のプレテストを予定をしております。過去二回は、一回目はどちらかというとかなりいろんな課題が出るだろうということを想定をした出題傾向だったそうです。二回目についてはそれを少し圧縮して一定の改善点が見られた。今度三回目は、こ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) この数学と国語についてその会議体を設置しているということは、ちょっと私、承知しておりません。大学入試センターと採点をする企業の間での常時話合いは続けております。
○国務大臣(萩生田光一君) 現場の問題点は、文科省がきちんと精査をした上で、それを大学入試センターにきちんと提供して、そして業者との間で話合いをしていただいています。
○国務大臣(萩生田光一君) この数学、国語ですか。数学、国語では会議体というのを特別設けていません。
○国務大臣(萩生田光一君) 一義的には高等教育局の方で窓口になって大学入試センターと行っておりますが、課題を解決するために必要に応じて専門家の皆さんを招聘したり、そういった意味での打合せというものは今までもやってきましたけど、先生がイメージされているような常設のものがないのかとい...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 新たに国語と数学で記述問題を導入することとしておりますが、その採点を確実に行うことや受験者の自己採点を行いやすくすることなどが今後の課題となっており、引き続き、大学入試センターと協力しながら必要な措置を講じ、円滑な実施に向けて万全を期してまいりたいと思...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 大学入学共通テストにおいては、新たに国語と数学で記述式問題を導入することとしておりますが、課題というふうに御指摘の、まず採点の質の担保については、早期からのセンターと採点事業者の間における採点基準のすり合わせや適正な試験等による質の高い採点者の確保、必...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) まず一つは、当事者の皆さんに対しては誤解を与えてしまったと思っています。また、そのことをきっかけに、この大学入試の言うなら英語テストというものはどういうものなのかということを多くの皆さんが関心を持つことによって、様々な賛否が渦巻いたんだというふうに承知...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 私立幼稚園の利用料は上昇が続いており、また、消費税率の引上げに伴うコストの増加も予想される中、私立幼稚園の利用料の値上げ自体が一概に不適切なわけではないと考えています。一方、今般の幼児教育、保育の無償化は保護者の経済的負担の軽減を目的としており、質の向...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) この制度を導入する段階で、制度の中身については既存の施設の皆さんにその趣旨というのを徹底して御理解をいただいてきたという認識を持っておりました。言うならば、きちんと説明ができない中での値上げを提案してくる園があるということを、まあ言うならば想定をしてい...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 学校法人として幼稚園を運営をしている皆さん方が、その前提として、きちんとしたそのルールを守っていただけるという前提で制度をつくったということでありますので、やや逸脱をした値上げが事例として上がってきていますので、そのことは極めて残念だというふうに思いま...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 一義的には都道府県の皆さんにお願いし、また設置の市町村の皆さんとも連携を取ってもらいたいと思っています。  施設からの値上げの理由が示されない、あるいは示された理由に具体性がない場合、また無償化の対象者のみ費用を引き上げるような場合については、質の向...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 私立幼稚園の保育料等については学校教育法に基づく園則記載事項であり、その届出内容に疑義がある場合、所管庁である都道府県において内容を十分に確認するとともに、必要に応じて指導、助言をするべきだと考えています。
○国務大臣(萩生田光一君) 今回の値上げの理由として、今先生が御例示をされたようなことは、言うならば項目に含まれております。  いずれにしましても、その質をしっかり担保するということは極めて重要なことでありますので、これらについて、今回たまたま無償化という新しいスキームを入れる...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今般、幼児教育、保育の無償化の対象範囲については、法律により、幼児教育の質が制度的に担保された幼稚園、保育所、認定こども園を基本としながら、待機児童問題により認可保育所に入りたくても入れない方もいることから、代替的な措置として、認可外保育施設等も対象と...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) いわゆる幼児教育類似施設につきましては、法令上の定めや基準等はなく、多種多様なものが存在しております。各地域に固有の様々な歴史的な経緯を経て、現在も地域や保護者のニーズに応え、重要な役割を果たしているものもあるというふうに考えておりますので、このように...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 幼稚園と保育園と時期が違うんだと思いますけれども、この年内には申請をしないと四月一日には間に合わないと思います。
○国務大臣(萩生田光一君) これは、私が大臣になる前に党の方で問題提起をして、そして文科省とも連携をしながら、先ほど申し上げた例えば無認可、認可外の幼稚園、類似型の幼稚園であっても、我々が国会から、外から見て、この園は必要だとかこの園は必要がないということはなかなか判断ができませ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先ほども説明したんですけれど、各都道府県宛てにお尋ねをしました。その中で、各市町村、要するに、設置をされている市町村の長がその存在を理解をして、存続の必要性があると認めたものについて報告をしてもらいたいというふうにお願いしましたから、もしかすると、個性...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今般の幼児教育、保育の無償化の対象範囲については、法律により幼児教育の質が制度的に担保された幼稚園、保育園、認定こども園を基本としながら、待機児童問題による認可保育所に入りたくても入れない方もいることから、代替的な措置として認可外保育施設等も対象とする...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今、言うならば今の原則を申し上げたんですけれど、我々としては、排除の論理を積み重ねるつもりはありません。法律上、現段階では線引きをしましたけれども、確かにそういう声もありますし、また、求めない方たちもいらっしゃるんですね、学校によっては、あるいは国の施...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 各種学校に限らず、現場は機会があればお邪魔をしたいと思います。
○国務大臣(萩生田光一君) 学校は日々児童たちが通ってきているわけです。特に担任制を取っておりますので、担任の先生は児童の変化などを機敏に感じることができるんだというふうに思います。  何か変化があったらいち早く気が付いて、家庭との連携を取ったり、あるいは必要な児童相談所など関...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今朝、その写しについては目を通させていただきましたけど、全てを読み上げてはおりません。
○国務大臣(萩生田光一君) 今日、委員会等の準備がありましたので、その皆さんが提出をされたという経緯や中身についてはお話を聞きましたけれども、読むいとまがなかったというのが正直なところです。
○国務大臣(萩生田光一君) 今回、大学入学の共通テストにおいては新たに国語と数学で記述問題を導入することとしておりますが、その採点を確実に行うことや受験者の自己採点を行いやすくすることなど今後の課題となっており、引き続き、大学入試センターと協力しながら必要な措置を講じ、円滑な実施...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 自信を持って責任を果たしてまいりたいと思います。
○国務大臣(萩生田光一君) 二年前ルールにつきましては、要するに、教科、科目の変更については告知をしなくてはならないことになっておりますが、既にこの記述式を設けるということは公にしてまいりました。  問題点というのは、先ほども御指摘をさせていただきましたけれども、やっぱりその設...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 数学と国語の記述式の採点については、複数の業者の総合的な評価と入札によって決定をされたというふうに承知しておりますので、結果、偶然なんだと思います。
○国務大臣(萩生田光一君) それぞれ、英語のときにもこの採点のときにも、きちんとした手続を経て選ばれた企業だということでございますので、結果として二つの事業に同一の系列の会社が入ったということになるんだろうと思います。  独占かと言われれば、採点の方は一社ですから確かに独占にな...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 管理することはできますけれど、それは守秘義務が掛かっておりますので、他に転用することはできない約束になっています。
○国務大臣(萩生田光一君) そこは先生、私も同じ問題意識を持ちました。共通テストの記述式問題は入試センターが作成するものでありますので、採点事業者は大学入試センターとの契約において採点業務の遂行に伴いセンターから得た一切の情報について目的外で使用できないこととされているため、大学...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 企業の利益のために導入をしたのではございません。あくまで子供たちの学力向上を考査するための制度であります。
○国務大臣(萩生田光一君) 高校生の皆さんに対しては、引き続きエールをしっかり送ってまいりたいと思います。  言うならば、何といいますか、経済圏をつくってそれに合わせて試験を行うというのは、これは本末転倒な話でありまして、子供たちの評価をすべき項目を結果として様々な会議を経て方...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) これ、文科省からも問題の意識を大学入試センターに伝え、大学入試センターと受託機構の間で様々なシミュレーションをしています。専門家の意見を聞きながら、どうしたら解答が言うならば狭い範囲で皆さんが答えやすくなるかというようなことの作業をしていると承知をして...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) しかし、採点をしなくてはなりません。採点をするに当たって、できるだけ自己採点もしやすいようなものにしない限りはこの制度は成立をしないというふうに思います。
○国務大臣(萩生田光一君) 事業者に対して、適正な試験等によってまず質の高い採点者を確保すること、必要な研修プログラムを行うこと、採点者の質を向上するための取組を求めるとともに、まず一次採点は複数名で独立して行うこと、複数名の採点結果が異なる場合には採点監督者が採点結果の確認や不...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 当然、本番前までにこういったことをきちんと仕上げていただいて、それに対応できる人たちを選んでいただくことを前提にお願いをしています。
○国務大臣(萩生田光一君) できるだけ早く制度を整えたいと思います。
○国務大臣(萩生田光一君) 採点結果と自己採点の一致率につきましては、正答の条件が受験生にとって捉えやすくなるように、正答の条件の意味や内容を分かりやすく整理して高等学校へ周知するなど、高等学校における指導の充実を促すことを通じて改善を図ってまいります。
○国務大臣(萩生田光一君) 今まで二回のプレテストで明らかになった問題点というものを整理をして、そして三回目、もう一度やらせてもらいますけれども、その中で更に精度を上げていきたいと思っております。
○国務大臣(萩生田光一君) まさしくそういうことのないように、分かりやすい採点基準というものを示してまいりたいと思います。
○国務大臣(萩生田光一君) 先ほどプレテストと申し上げましたけれども、準備事業ということでもう一度やらせていただきます。その中で全ての問題点をクリアにしていきたいと思っております。  英語につきましては、私、正直に自信と責任が持てないということを申し上げましたけれども、この制度...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) プレテストではなくて準備事業なんですけれども、先送りのないように、準備を万全に期してまいりたいと思います。
○国務大臣(萩生田光一君) 記述式につきましても様々な声を聞いています。また、メールなどでも問題点を提案、指摘される高校生もいらっしゃいます。
○国務大臣(萩生田光一君) そのような機会はないというふうに承知をしております。
○国務大臣(萩生田光一君) 個人的に聞いた方もいますし、団体の中で、たまたま出席をした例えばスポーツイベントの中で高校二年生の人たちが集まっていただいて、大勢の人数の中からお話を聞いたこともございました。  具体的に人数や回数を数えたわけではありませんけれども、私なりに各方面の...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 関係団体等々、様々な皆さんの声を聞いてきたと承知をしております。  私なりに聞いたからこそああいう判断をしたのでありまして、他方、この記述式につきましては、先ほどから申し上げているように、制度上しっかり前に向かって進んでいくことができるという確信をし...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 会議の性質についてはお話ししたとおりで、本来は非公開を前提に会議をしたんですけれど、しかし、テストを見送ることになって検証しなくちゃなりません。そのときに、一回から九回でどんな議論がされたのかを明らかにしなくては検証になりませんので、発言者の皆さんなど...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 歴代文科大臣にもその経緯は是非お伺いしたいと思っています。
○国務大臣(萩生田光一君) 事務方職員の皆さんは一生懸命やってくれたと思います。  そもそも、その制度そのものに限界があって、結局、改善をしようと思っても前に動けない状況にヘッドロックしてしまったというのが正直なところでございますので、職員の皆さんの認識ということではありません...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 英語の試験については延期を決定しました。きちんと検証して、なぜこういう形になったのか、何が問題か、今六年前の党の提言について触れていただきましたけれども、もちろん時代の変化も物すごいスピードで行われておりますので、六年前の提言そのままではなくて、やっぱ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 確かに、衆議院の方で給特法の改正案を提案、読ませていただくことになっておりますので、結果として、今先生御指摘のように、参議院の皆さんの日程に御迷惑を掛けたことになったんだと思います。  ただ、国会日程につきましては国会の皆さんにお任せをしておりますの...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 公立学校施設は、児童生徒の学習の場であるとともに、災害発生時には地域住民の避難所としての役割を果たすことから、その防災機能の強化は重要であると考えております。  今先生からも御指摘いただきましたけれども、防災機能の整備状況、例えば備蓄倉庫に関する防災...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生の御指摘のようなことが過去に数多くあったことは私も承知をしております。  それで、災害復旧事業の復旧費の算出は、確かに原形復旧を原則として算出されていることとなっております。一方、原形復旧にすることが著しく困難又は不適当な場合はこれによらず、当該...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) たまたま、就任直後に台風、大きなものが二つ来て、千葉県に行ったときに先生の問題意識と同じことを私も考えました。内規的には原状復帰というのは原則なんでしょうけれど、しかし、例えば築三十年の価値のものを築三十年の価値にもう一回作り直すというのは極めて現状に...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 全く先生の認識と共有するところでございまして、今ここで現場の先生方の働き方を変えていかなければ、残念ながら、この道を志す人たちもどんどん減っていってしまうと思います。  今回提案させていただく法案は、この法律を作ったことで結果として日々の勤務時間が長...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 待ったなしでやらなくてはならないと思っていますので、責任は重大だと思っています。本気で取り組ませていただきたいと思っています。  今回、法改正は、これで全てが解決するわけじゃありません。例えば、私、やっぱり学校現場にマンパワーを更に導入していく必要が...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 時代によってその価値観とか働き方って変わっていくものだと思います。今先生が御提案された、一週間の中で準備作業ができるこまを用意するというのも一つの大きな提案だと思います。一方、日々、残業時間を頭打ちにして、それ以上は仕事をしないというようなことも今回考...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 給特法は、時間外勤務命令をいわゆる超勤四項目に限定した上で、時間外勤務手当及び休日勤務手当は支給しない代わりに勤務時間の内外を問わず包括的に評価をして教職調整額を支給する仕組みであり、所定の勤務時間を超えて学校で教育活動を行っていたとしても違法なただ働...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 命令してはならないというのが原則です。
○国務大臣(萩生田光一君) 私自身、今先生が御指摘をされたような実態は承知をしているつもりでおります。  給特法の制定時の社会的な背景と今日の大きな違い、あるいは人確法によって給与体系が変わってきた当時と今日の状況の違い、こういったものも踏まえて、もはやこの四%で全てを包含せよ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 直ちに違法だということを全てを言うわけにはいかないんで異常という言葉を使わせてもらったんですが、中には違法な状態もあることも否めないと思います。  いずれにしましても、この超過勤務をきちんとしたものに変えていくことが今我々求められていると思いますので...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) そういう実態を承知しているからこそ変えていかなきゃならないというふうに思っております。
○国務大臣(萩生田光一君) 各大学の入学者選抜における英語四技能評価の活用を支援することを目的とする大学入試英語成績提供システムにつきましては、文部科学省が民間試験団体の取組を十分に指導監督することができるような制度設計になっておらず、かつ連携、調整が不十分で、なかったことから、...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) お答えする前に、今高等教育局長からお答えをしましたけれども、SNSなどを使ったきめの細かい広報の徹底と、それから各大学にも一日の午後から説明に回らせています。その中で、事によると、この共通試験という枠組みじゃないけれども、予定どおり外部の試験を採用して...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 学校におけるがん教育では、がん患者や家族などのがんと向き合う人々に対する共感的な理解を深めることを通して、自他の健康と命の大切さについて学び、共に生きる社会づくりに寄与する資質や能力の育成を図ることを目的の一部としており、御指摘いただいたことは大変重要...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) がん教育の充実に向けた取組を進めていく上で、がん経験者の方々など当事者の意見を踏まえることは大変重要であると認識しております。  文部科学省では、これまでも学校におけるがん教育の内容の検討や教材などを作成する際にはがん経験者の方々の協力をいただいてお...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 教育機会確保法や同法に基づく基本方針の趣旨をも踏まえ、不登校児童生徒に対しては、フリースクール等の学校以外の多様な場で社会的自立に向けて学習等に取り組むことができるよう、きめ細かな支援体制を整備することが重要であると考えております。  こうした認識の...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 通級による指導を受ける児童生徒数は増加傾向にあって、指導に当たっての体制整備を進めるとともに、通級指導を担当する教師が専門性を身に付け、指導に生かしていくことが重要であると認識をしております。  このため、これまでも、平成二十九年三月、義務教育標準法...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 基礎研究は持続的なイノベーションの源泉となるシーズを生み出すとともに、新たな知的、文化的価値を創造することにより未来を切り開く役割を担う重要なものと考えております。  科研費につきましては、基礎研究を推進する上で重要な役割を果たしており、若手研究者を...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) リチウムイオン蓄電池は、携帯電話等の身近な機器から小惑星探査機「はやぶさ2」まで幅広く使用されているほか、再生可能エネルギーや電気自動車の普及を支えている極めて重要なエネルギーデバイスと認識しております。今後、更なる再生可能エネルギーの普及拡大が見込ま...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今先生が御披露いただいた福岡のみならず、幾つかやっぱり類似の案件が発生していることが確認できました。  今年度から就学支援金の支給事務においてマイナンバーの利用を開始していますが、今年度においては、在校生を含め全ての生徒を対象にマイナンバーの情報確認...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 御指摘の未婚の一人親家庭の問題につきましては、平成三十年十二月十四日に与党が取りまとめた平成三十一年度税制改正大綱において、子供の貧困に対応するため、婚姻によらないで生まれた子を持つ一人親に対する更なる税制上の対応の要否等について、平成三十二年度税制改...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 学校における児童虐待への対応に当たっては、児童相談所等、関係機関と連携することが重要であると認識しております。  児童相談所の一時保護所で一時保護が行われている児童生徒についても、教育委員会や学校は、学習支援のための情報共有も含め、必要に応じて一時保...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) マラソン及び競歩の会場を札幌に変更するかもしれないという連絡を、大会組織委員会の森会長から十月十五日の日に電話で連絡がありました。ただし、月末に行われる調整会議で正式に決定するということでありましたので、あらかじめ状況を承知しておいてくれというような内...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 九日に官邸に森会長と行ったのは、全然この内容ではありません。開催中のラグビーワールドカップの件でお邪魔をしました。
○国務大臣(萩生田光一君) それは森会長と総理の話合いですから余りつまびらかにするのはあれなんですけど、観戦スケジュール等々のお話をされておりました。
○国務大臣(萩生田光一君) 私がこの内容を、内容というのは、こういう動きがあるということを承知したのは十月十五日の電話でありまして、その以前は全然存じ上げません。
○国務大臣(萩生田光一君) 存じ上げません。
○国務大臣(萩生田光一君) 私自身は、十五日の段階では、三十日から始まる会議の中で議論が行われるというような認識でありました。しかし、連日の報道を見ていますと、もうIOCが陸連のNFと決めてしまっているかのような報道だったので、これは知事も怒るのも無理もないですし、東京都民の皆さ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 一般に、史跡等の往時の姿をしのばせる歴史的建造物を十分な歴史的根拠に基づいて復元することは、文化振興や地域の活性化に資するものであると考えております。  なお、具体的な整備の方法については、整備主体である地元の自治体等において検討されるべきものである...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) スプリンクラーにつきましては、国宝、重要文化財の建造物が復元された歴史的建造物について、消防法令上、設置義務を図っておらず、稼働した場合、建物自体や収蔵品等に水による影響が生じるなどの課題がありますが、建物内に吹き抜けなど大規模な空間がある場合には、火...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先ほども申し上げたとおりでございまして、木造で当時のままを復元するという、その目指すべき方向は私も賛同するものであります。  ただ、この名古屋城につきましては、昭和二十年の空襲により焼失をし、戦後は鉄骨鉄筋コンクリート造に再建されて、名古屋城天守閣を...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 江戸城について天守閣の復元を目指した活動があること、また、そのような活動のうち民間団体が主導するものがあることについては承知しています。  一般に、史跡等の往時の姿をしのばせる歴史的建造物を十分な歴史的根拠に基づいて復元することは、文化振興や地域の活...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 文化芸術基本法では、我が国の文化芸術の振興を図るために、文化芸術の礎たる表現の自由の重要性を深く認識し、文化芸術活動を行う者の自主性を尊重することを旨とし等と規定されており、人々の心豊かな生活を実現するための社会的財産として文化芸術を振興することが重要...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) そのとおりでございます。
○国務大臣(萩生田光一君) 今回の補助金の不交付決定は、補助事業の申請手続において、補助金申請者である愛知県が、会場の安全や事業の円滑な運営を脅かすような重大な事実を認識していたにもかかわらず文化庁に申告しなかったことを踏まえて判断したものであり、文化庁としては、関係法令等に従っ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 繰り返しになりますけど、今回の補助金の不交付決定は、文化庁の方で法令にのっとって決定をしたということでございます。  ただ、先生が今御指摘になった主催団体ですとか展示会の皆さんが萎縮するようなことを望んでいるわけじゃありませんので、展示内容について、...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 文化芸術活動において表現の自由は極めて重要であり、我が国の憲法第二十一条で保障されています。また、さきに述べたとおり、平成二十九年に改正された文化芸術基本法においても表現の自由の重要性について明文化されております。  今回の補助金の不交付決定は、補助...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今後設置をする予定の検討会議の具体的な論点については早急に検討してまいりますけれども、大学入学の共通テストや各大学の個別試験の中での英語四技能の評価をどのようにするのか、経済的な状況や居住地域にかかわらず、ひとしく安心して試験を受けられるような配慮が十...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) あらゆる機会に申し上げていますけれども、今まで取組をしていただいた民間企業や団体の皆さんからもヒアリングをさせていただきたいと思いますが、あらかじめ、延期をした試験は、もう既にこの試験を使わないんだとか、使うんだということを前提に議論を進めていくつもり...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 大学入学者選抜においては、高等学校学習指導要領に基づき育成された資質、能力をより的確に評価する必要があるため、解答を選択肢の中から選ぶだけでなく、自らの力で考えをまとめたり、相手が理解できるよう根拠に基づいて論述をするなどの思考力、判断力、表現力を評価...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 自己採点の結果については、受験生の志望校選択の判断材料の一つになると私も認識しております。がゆえに、採点結果と自己採点の一致率については、正答の条件が受験生にとって捉えやすくなるように、正答の条件の意味や内容を分かりやすく整理して高等学校へ周知するなど...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 三十年の十一月に実施した試行調査においては、センターと採点事業者の間で採点基準の在り方について議論を重ねた結果、その確定が遅れ、採点者の理解を図る十分な時間を確保することができず、センターによるチェックの際に採点結果を補正する例が見られたということは、...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 共通テストにおいて新たに国語と数学で記述式問題を導入することにしておりますが、課題との御指摘の採点の質の担保、また自己採点の問題、それから、そのことが今先生がしっかりとした効果を知らしめることになるのかという御指摘だったんですけれど、確かに新しい試みで...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 舩後先生の初めての質問にお答えさせていただきますこと、大変光栄に思います。  文部科学省としても、子育て世代の家庭の教育費負担を軽減し、子供たちの誰もが家庭の経済状況にかかわらず自らの夢に向かって頑張ることができる社会をつくり上げることが重要と考えて...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 政府の一員として、消費税を国民の皆さんにお願いをした責任があります。ひとしく皆さんに負担をしていただくわけでありますけれども、それを今先生が御指摘になった幸せにつなげる使い方をしっかりしていくことが我々の仕事だと思いますので、御理解をいただきたいと思い...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 障害のある子供の学びの場については、御指摘のとおり、障害者の権利に関する条約に基づくインクルーシブ教育システムの理念と実現に向けて取り組むことが大切であると認識をしております。  このため、文部科学省においては、障害のある子供と障害のない子供が可能な...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先ほどインクルーシブ教育の大切さについて私も同意をさせていただきました。幼少期のうちから障害のある子もない子も共に様々な場面で行動を共にすることによって、より理解を深めることができるのではないかというふうに思っておりますので、先生のその思いをあらゆる機...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 大学入試英語成績提供システムにおける障害のある受検生への配慮については、システム参加要件の一つとして、障害のある受検生への合理的配慮を公表していることが定められていますが、御指摘のように、団体によって配慮内容にばらつきが生じているのは事実であります。そ...全文を見る
11月08日第200回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
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○萩生田国務大臣 おはようございます。  委員会の冒頭、発言の機会をいただき、御礼を申し上げます。  私は、就任以来、英語民間試験活用のためのシステムのあり方について、これまでの進捗状況を冷静に分析しつつ、また、この委員会での質疑を始め、多くの方々の意見を賜りながら慎重に検討...全文を見る
○萩生田国務大臣 このたび政府から提出いたしました公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国の教師の業務は長時間化しており、近年の実態は極めて深刻となっております。持続可能...全文を見る
○萩生田国務大臣 今回の法改正も踏まえ、まずは、教師でなければできないことに教師が集中できるように、働き方改革の強力な推進により業務を縮減し、その成果を社会に示しつつ、三年後に実施予定の教師の勤務実態調査などを踏まえながら、教師に関する労働環境について、給特法などの法制的な枠組み...全文を見る
○萩生田国務大臣 文部科学省が平成十八年度に実施した教員勤務実態調査では、小学校教諭の一週間当たりの平均勤務時間は五十三時間十六分であったものが、平成二十八年度の調査では五十七時間二十九分となり、四時間十三分増加をしています。この増加のうち二時間十五分が授業時間の増となっており、...全文を見る
○萩生田国務大臣 池田先生御指摘のとおり、部活動は教育効果が大きいことはもちろんなんですが、部活動指導は中学校教師の業務の多くを占めるものの一つであり、その多くが所定の勤務時間外であると考えられます。また、スポーツ科学などの観点からも、長時間にわたる練習は事故の背景となるなど、短...全文を見る
○萩生田国務大臣 お答えします。  教師の長時間勤務の実態は極めて深刻であり、保護者との対応に苦しむ教師も少なくありません。持続可能な学校教育の中で教育成果を維持し、向上させるためには、教師のこれまでの働き方を見直し、子供たちに対して効果的な教育活動を行うことができるよう、学校...全文を見る
○萩生田国務大臣 お答えします。  勤務時間管理は、従来より、労働法制上、教育委員会や学校の責務とされていましたが、働き方改革推進法による労働安全衛生法等の改正により、タイムカードなどの客観的な方法等による勤務時間の状況の把握が、公立学校を含む事業者の義務として、法令上、明確化...全文を見る
○萩生田国務大臣 本年一月に策定した公立学校の教師の勤務時間の上限に関するガイドラインは、あくまで指導助言として各教育委員会に対して通知しているものにすぎないため、この実効性を高める観点から、今回、指針に格上げし、その根拠を法令上位置づけることとしております。  今回の改正案で...全文を見る
○萩生田国務大臣 御指摘のとおり、今回の法改正案は、学校における働き方改革の総合的な方策の一環であり、これで終わりということではなくて、先生もおっしゃったように、本法案を一里塚として引き続き取組を進めていく必要があると考えています。  特に給特法のあり方については、現在の給特法...全文を見る
○萩生田国務大臣 学校における働き方改革は、特効薬のない総力戦であり、取組を総合的に進めてこそ成果が上がるものであると認識をしております。  業務の縮減に向けた取組としては、予算、制度、学校現場での改善を一体的に徹底して行い、その組合せで成果を出していくことが必要ですが、例えば...全文を見る
○萩生田国務大臣 休日のまとめどりのために一年単位の変形労働時間制を活用するに当たっては、改正後の給特法や文部科学省令、指針などを踏まえ、これらに適合する運用をしなければならないのは当然であります。  人事委員会が置かれている市にあっては当該人事委員会、また、それ以外の市町村に...全文を見る
11月08日第200回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(萩生田光一君) 入学者選抜における出題については、一般に試験実施者の判断によるものであり、御指摘の点について一概にお答えすることは困難ですが、しかし、大学入学共通テストの記述式問題については、試験実施者の大学入試センターが、試行調査において特に数学の正答率が低かったと...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生の問題意識は十分承知しています。  試行テストは二回行ったんですけど、準備のためのもう一度試験がございますので、この結果を踏まえて、採点がしやすいきちんとした制度をつくり上げていきたいと思っております。
○国務大臣(萩生田光一君) テレビ番組における発言の真意については、どのような環境下にいる受験生においても、自分の力を最大限発揮できるよう、自分の都合に合わせて適切な機会を捉えて二回の試験を全力で頑張ってもらいたいとの思いで発言したものです。しかしながら、結果として、国民の皆様、...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 筆頭副幹事長として、私と報道局長の連名でお出ししたものです。
○国務大臣(萩生田光一君) これは、告示を前にして、事前報道の段階でもちろん政権与党に厳しいものがあることはやむを得ないと思いますけれども、いよいよあしたから本番の選挙が始まるという中で、言わずもがなの公職選挙法あるいは放送法を守って報道していただきたいということで、党の役員会で...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 私の発言の真意については、どのような環境下にいる受験生においても自分の力を最大限発揮できるよう、自分の都合に合わせて適切な機会を捉えて二回の試験を全力で頑張ってもらいたいとの思いで発言したものです。しかしながら、結果として国民の皆様に誤解を与えることに...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) まず、私、九月十一日の就任の記者会見の中でも、この制度の問題について問われて、自分なりの思いを伝えております。そして、確かに城井先生の御質問に対してそういう答弁したのは事実ですけれども、他方、城井先生の問題意識を共有するということも何度もお答えをしてい...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 十月三十日の夜に決断をしまして、そのことを私の方で決めさせていただいたところでございます。
○国務大臣(萩生田光一君) 就任のときにそのことは感じていました。しかし、責任者として解決ができるというふうに思って一つ一つ課題を書き出して担当局と行ってまいりましたけれども、結局、文部科学省が直接指示や命令ができないシステムで、幾らこちらが気付いたことをお願いをしてもお願いベー...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今回、システム導入を延期したことについて、来年度からの受験を見据えて英語の勉強をしてきた受験生とその関係者、また大学関係者、来年度から実施に向けて準備をいただいた民間の試験団体の皆様には御迷惑をお掛けをしたと考えております。まずは、今回の判断について丁...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 御指摘の会議は、この試験を実施するまでの間、民間の皆さんにも入っていただいた幾つかの会議、大きくは二つになるんですけれども、このワーキンググループを含めた会議のことだと思います。  当初は、自由な議論をしていただくために非公開で行っておりましたので、...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) お答えします。  グローバル化が急速に進展する中、英語によるコミュニケーション能力の向上は喫緊の課題であり、大学入試において英語の読む、聞く、話す、書くの四技能を評価することが必要であること、一方で、英語に関しては、約五十万人規模で、同一日程、一斉実...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 各大学の入学者選抜における英語四技能評価の活用を支援することを目的とする大学入試英語成績提供システムについては、文部科学省が民間試験団体の取組を十分に指導監督することができるような制度設計となっておらず、かつ連携調整が十分でなかったことから、各大学の活...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今後設置する予定の検討会議の具体的な論点については早急に検討をしてまいりたいと思いますけれども、大学入学共通テストや各大学の個別試験の中での英語四技能評価をどのように評価をしたらいいのか、経済的な状況や居住地域にかかわらず、ひとしく安心して試験を受けら...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 御指摘のとおりでございまして、今回の判断や今後の方針等について、システムの導入を前提にこれまで準備を重ねてきた、まずは高校生等受験生、またその保護者、高校の関係者の皆さん、大学の関係者、民間試験団体に対して丁寧に説明することは不可欠だと考えており、既に...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 二〇二〇年度からの大学入学共通テストの実施に向け、平成二十九年、三十年に実施したプレテストを踏まえると、問題は大きく二つあると思います。一つは、採点の質の問題です。もう一つは、自己採点と採点結果の不一致の問題でありまして、これらの課題があることは十分承...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 令和六年度、先生のおっしゃった二〇二四年度には、新しい学習指導要領で学んだ子供たちが初めて大学入試が実施されます。この大きな変革が行われる年に導入しようとするものです。  その検討に当たって、これまで指摘された課題を検証し、英語四技能を入試でどのよう...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 桜を見る会については、各界において功績、功労のある方々を各省庁からの意見等を踏まえ幅広く招待しているものと承知しており、最終的な取りまとめは内閣官房及び内閣府において行われていると承知しております。実際に参加された方は手続にのっとり招待された方であると...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 自分の知り合いの方をのべつ幕なし呼べるという仕組みになっておりません。  その方たちが例えば各種業界団体の東京都単位の役員になっている、そういうような方について……(発言する者あり)それは何年のでしょうか。常任幹事の中にそういう各種団体の長の方がいら...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 二〇一四年の常任幹事会というのは、後援会の中の常任幹事の方ということだと思います。
11月13日第200回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○萩生田国務大臣 おはようございます。  総理の発言についてお答えをする立場にはありませんので、コメントは差し控えたいと思いますが、一般論として、今、先生の問題意識を示されました。政府としては、国会において、与党であれ野党であれ、丁寧な説明に努めることが重要だと考えております。
○萩生田国務大臣 桜を見る会につきましては、各省庁からの意見等を踏まえ、各界において功績、功労のあった方などを幅広く招待しているものと承知をしており、招待者については内閣官房及び内閣府において最終的に取りまとめられているものと承知をしています。  その上で、個々の招待者について...全文を見る
○萩生田国務大臣 私が主体的に呼ぶということは仕組み上できませんので、私がお招きした事実はございません。
○萩生田国務大臣 繰り返しになりますけれども、招待者は内閣官房及び内閣府において取りまとめをしているというふうに承知をしております。各省庁からの意見などを踏まえ、各界において功績、功労のあった方などを幅広く招待しているものと承知をしております。
○萩生田国務大臣 招待状が届いた方々から、私も行きますかという問合せがあったので、数名の方が出席されるということは事前に承知をしていました。
○萩生田国務大臣 出られなかった年もあると思いますけれども、招待があって日程が合えば参加をしております。
○萩生田国務大臣 主体的にバスを借りて皆さんがお見えになったという事実はありません。
○萩生田国務大臣 そもそも、そんな大人数の方と現場でお会いしたこともございませんし、要するに、私が主体的にバスを借りたり、あるいは、その方たちが、行かれる方が偶然皆さんでバスを借りるというのはちょっと考えづらいと思いますので、バスでお見えになるという事実はないと思います。
○萩生田国務大臣 私がお招きをするということはできませんので、ちょっとそれは表現が、いかにも自分が主催者のように語っておりますけれども、あくまで、功績、功労のあった方たちが内閣官房及び内閣府において最終的に取りまとめられているものと承知をしております。
○萩生田国務大臣 いいえ、違います。あくまで個人が招待をされておりまして、その方たちと現場でお会いをしたということでございます。(発言する者あり)推薦する仕組みはございません。
○萩生田国務大臣 私の後援会の人がごっそり皆さんがお招きいただくようなことがあったとすれば、これはまたいろいろ誤解を招くんですけれども、各界各層でそれなりのお立場の人たちがたまたまお招きをいただいたということで、行かれた人に行けなかった人からクレームなどもあったのも事実であります...全文を見る
○萩生田国務大臣 文部科学省から回答した推薦者名簿については、文部科学省行政文書管理規則に基づき保存をしております。  桜を見る会の推薦者名簿については、個人に関する情報が多く含まれていること、また、推薦段階の情報であり、これを明らかにすることは内閣官房、内閣府における円滑な取...全文を見る
○萩生田国務大臣 推薦段階の情報であり、例えば推薦した名簿から外された方も中にはいらっしゃる可能性があると思いますので、個人情報でございますので、提出は控えさせていただきたいと思っております。
○萩生田国務大臣 教師は、労働法制上において労働者として扱われるものだと思います。  なお、教育基本法の第九条第一項の規定においては、「教員は、自己の崇高な使命を深く自覚し、絶えず研究と修養に励み、その職責の遂行に努めなければならない。」とされており、教師は、人格的な触れ合いを...全文を見る
○萩生田国務大臣 今先生御披露いただいたILOの労働基本権の勧告については、まず、地方公務員はどうあるべきかというのは少し大きな問題だと思います。その上で、教職公務員は、私、労働者であるというふうに申し上げましたけれども、しかし、崇高な使命を持った、普通の地方公務員とはやはり違う...全文を見る
○萩生田国務大臣 まさしくそれも教師の皆さんの負担になっていると思います。例えば給食代金などの徴収、袋に入っている金額が正しいか正しくないか、そういったことも確認をしながらやらなくてはならないので。  今回の法改正は、全てを包含するわけではありません。まずは働き方改革、変えるわ...全文を見る
○萩生田国務大臣 今先生御指摘いただきました学校給食費の公会計化についてでありますけれども、本年七月に、各自治体において公会計化の導入を促進するためのガイドラインを作成し、通知をいたしました。  文部科学省としては、今回の改正により策定することとしている、これからお認めいただく...全文を見る
○萩生田国務大臣 私から連絡をしたことはございません。
○萩生田国務大臣 今後設置する予定の検討会議の具体的な論点については早急に検討してまいりますが、大学入学共通テストや各大学の個別試験の中での英語四技能評価をどのようにしていくのか、経済的な状況や居住地域にかかわらず、ひとしく安心して試験を受けられるような配慮が十分なのかなどを柱と...全文を見る
○萩生田国務大臣 金曜日に、多面的、総合的に学力を評価しようとする高大接続改革を引き続き着実に進めるとともに、令和二年度から開始する大学入学共通テストの記述式問題の導入などの大学入試改革については、円滑な実施に向けて万全を期してまいりますと発言をさせていただきました。
○萩生田国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、労働法制上は労働者というふうに認識をしております。
○萩生田国務大臣 まず、労働安全、基本法は適用されます。職員の皆さんの安全をしっかり守っていくことは大事だと思っています。  そこで、牧先生も今御披露いただいたように、今回のこの大改革をもって、我々の教員という職業に対しての、ある意味、言うなら過剰な期待感みたいなものは一回リセ...全文を見る
○萩生田国務大臣 本年一月に策定した公立学校の教師の勤務時間の上限に関するガイドラインは、あくまで指導助言として各教育委員会に対して通知をしているものにすぎないため、その実効性を高める観点から、今回、指針に格上げし、その根拠を法令上位置づけることとしております。この指針については...全文を見る
○萩生田国務大臣 質問の冒頭で、牧先生が三十年前のおつき合いのことに触れていただきました。私もよく鮮明に覚えていまして、先輩としていろいろな、当時は同じ政党の先輩でございましたので、いろいろな御指導をいただいたのと、突然舞台に上がってピアノを弾かれて上手だったのを今でも覚えており...全文を見る
○萩生田国務大臣 さまざまな失敗を繰り返しながら日々前を向いて生きてきたということの一つとして披露したことはありますけれども、武勇伝などと勇ましく思っているつもりはございません。
○萩生田国務大臣 成敗したとか、そういう表現をしたことはございません。たまたまそういうことがあって、その後に学校で処分を受けることになりましたので、そういう事例として示したので、特別、北朝鮮のことを意識して申し上げているつもりはございませんので、そういう誤解のないように、今、文部...全文を見る
○萩生田国務大臣 お答えします。  新制度の影響で現に支援を受けている学生で減免を受けられなくなる学生への対策としては、まず、これらの学生がこれまでどおり学びを継続できるように、いかなる対応が可能か、来年の制度施行に間に合うように早急に検討してまいります。  また、新制度の申...全文を見る
○萩生田国務大臣 現在の給特法の仕組みは、教師がどこまでが職務であるのか切り分けがたいという教師の職務を踏まえたものです。今般の学校における働き方改革の議論の中では、給特法自体についても検討を行ったところであり、済みません、中教審の議論の中では、給特法自体についても検討を行ったと...全文を見る
○萩生田国務大臣 現在の給特法の仕組みは、教師がどこまでが職務であるのか切り分けがたいという教師の職務を踏まえたものですが、制定から半世紀を経た現在、保護者や地域の意識の変化の中で、業務が大きく積み上がっている状況です。また、働き方改革の推進の観点から労働法制も大きく転換しており...全文を見る
○萩生田国務大臣 勤務時間管理は、従来より、労働法制上、教育委員会や学校の責務とされていましたが、働き方改革推進法による労働安全衛生法等の改正により、タイムカードなどの客観的な方法等による勤務時間の状況の把握が、公立学校を含む事業者の義務として法令上既に明確化をされております。 ...全文を見る
○萩生田国務大臣 御指摘の趣旨を踏まえて、法改正にあわせて徹底してまいりたいと思います。
○萩生田国務大臣 部活動ガイドライン、今先生御披露いただきましたように、生徒の一日の活動時間は長くとも平日は二時間程度、休日は三時間程度とし、平日及び休日にそれぞれ一日以上の休養日を設けることを基準として示すとともに、できるだけ短時間に効率的、効果的な活動を行うことを求めています...全文を見る
○萩生田国務大臣 部活動にも活動内容がいろいろありますので、確かに、数の上では圧倒的に不足していることは認めなくてはならないと思います。他方、教室内で行われるような部活動については、外部へ出て指導する指導者とはまた違う意味での対応もできるのではないかと思います。  いずれにしま...全文を見る
○萩生田国務大臣 御指摘の岐阜市においては、夏休み中に、当省で知る限り最長の、平日十日間を含む十六日間連続の学校閉庁日を設定し、この閉庁期間中の有給休暇の取得を奨励するとともに、土曜日に学校行事を行った場合の週休日の振りかえなどを行っております。  しかしながら、有給休暇の日数...全文を見る
○萩生田国務大臣 我が国の学校教育は、これまで大きな蓄積と高い成果を上げてきましたが、文部科学省が実施した教員の勤務実態調査によれば、極めて厳しい長時間勤務の実態が明らかになっています。志ある教師が、疲労や心理的負担を過度に蓄積して心身の健康を損ない、ついには過労死等に至ってしま...全文を見る
○萩生田国務大臣 教師の長時間勤務の実態は極めて深刻であり、保護者との対応に苦しむ教師も少なくありません。持続可能な学校教育の中で教育成果を維持し、向上させるためには、学校における働き方改革の推進が急務になっています。  学校の働き方改革は、教師自身においてみずからの働き方を見...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生の御指摘はごもっともで、なおかつ難しい課題だと思います。  今現場で、御案内のとおり、校長や副校長を目指す職員の人たちが減ってきているというのも実態であります。管理職の負担の重さというものもそういうことに影響しているんだと思います。しかしながら、今回の改正...全文を見る
○萩生田国務大臣 今までとは違った研修のあり方をしていかないとこういうマインドを貫くことはできないと思っていますので、その指針をきちんと研修の中で理解していただけるように努力をしたいと思っています。
○萩生田国務大臣 仮にの御質問でございますけれども、変形労働時間制の活用については、各自治体の判断で採用しないということもあり得ると思います。しかし、その場合であっても、勤務時間の上限のガイドラインはきちんと定めてもらわなきゃなりませんので、変形労働時間制を採用しないとしても、当...全文を見る
○萩生田国務大臣 地方公務員のうち教師の皆さんについては、一年単位の変形労働時間制を活用できるよう法制度上措置することにより、一時間単位の勤務時間の積み上げによる休日のまとめどりを可能にすることで、一定期間のまとまった休日の確保の取組が一層進むものと考えております。これによって教...全文を見る
○萩生田国務大臣 今、先生のお話を聞いていて、そういう世の中がもし進むとすれば理想だなというふうに私も思いました。  先生も、多分、学生時代からやられていた山登りは、商社に入ってからはほとんどできなかったんだと思います。学校の先生方も、学生時代の趣味を続けようと思っても、今の勤...全文を見る
○萩生田国務大臣 教員という仕事は、私、かけがえのない仕事だと思っています。もちろん、世の中に大切な仕事はたくさんあると思います。いずれも価値のある仕事だと思いますけれども、将来を担う子供たちの教育をつかさどるということの大切さ、これは本当に誇りに思ってもらわなくてはなりません。...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、御指摘のとおり、平成六年に一年単位の変形労働時間制が導入された際の労働省の通知においては、突発的なものを除き、恒常的な時間外労働はないことを前提とした制度であることとされています。これは、一年単位の変形労働時間制は、あらかじめ見込んだ業務の繁閑に合わせて労...全文を見る
○萩生田国務大臣 憲法第二十七条第二項では、「賃金、就業時間、休息その他の勤労条件に関する基準は、法律でこれを定める。」とされています。  ここで言う「法律」の一般法が労働基準法であり、地方公務員についての特例法としての地方公務員法が、さらに教育職員についての特例法としての給特...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生も今触れましたけれども、OECDが行っている調査によると、二〇一五年における在学者一人当たりの公財政教育支出額の順位は、初等教育段階から中等教育段階までにおいて三十三カ国中十五位となっています。  また、二〇一六年における教員一人当たりの生徒数の順位は、初...全文を見る
○萩生田国務大臣 我が国のGDPに占める公財政教育支出の割合は、OECDの加盟国の中で低位にあるものの、公財政教育支出の水準については、全人口に占める在学者数の割合、一般政府総支出の国力に対する規模やGDPの規模などさまざまな要素を勘案する必要があるため、これを直ちに単純に判断を...全文を見る
○萩生田国務大臣 教師がより児童生徒への指導や教材研究等に注力できる体制を整備するため、教師の負担軽減を図れるよう、学習プリント等の印刷などを教師にかわって行うスクールサポートスタッフの配置を支援する都道府県及び指定都市の教育委員会を対象に、令和元年度予算において、平成三十年度の...全文を見る
○萩生田国務大臣 教員の働き方改革を実現するに当たっては、まさにICTを活用した教員の業務負担軽減は必要不可欠であり、文部科学省としても、二〇二二年度までに統合型校務支援システムの一〇〇%の導入を目指してまいりたいと思っております。  しかしながら、昨年度末において、小中学校に...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生、まず、教育公務員、教職としての特別な勤務体系の中での給特法と地方公務員としてのあり方の中でのたてつけを説明すると、今非常にわかりづらい説明だったんですけれども、言っていることは間違っていないんですね。  要は、問題意識は何かというと、じゃ、校長が命令して...全文を見る
○萩生田国務大臣 その前に、先生、今、集団登下校の例を示していただきました。私の地元にも、実は、山間部で、集団で登下校を今でもしている学校があります。  それで、ややもすると、学校内で起きていることは全て学校の先生方に何となく負担が来るようになってきましたのがここ数年だと思いま...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、在校等時間について、仮に校長等が虚偽の記録を残させるようなことがあった場合は、教職員の勤務時間管理及び健康管理などの学校管理運営に係る責任を果たしているとは言えません。一義的には、教職員の服務監督権を有する各教育委員会において、適切な勤務時間管理がなされる...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生が冒頭御披露いただいたかつての恩師のように、勤務時間を気にせず、子供のためであればどんな長時間勤務もよしとするという働き方は教職の崇高な使命感から生まれるものであり、そのような教師の献身的な取組により、これまでの我が国の学校教育の高い成果が支えられてきたとい...全文を見る
○萩生田国務大臣 現在の給特法の仕組みは、教師がどこまでが教職であるのか切り分けがたいという教師の職務を踏まえたものですが、制定から半世紀を経た現在、保護者や地域の意識の変化の中で業務が大きく積み上がっている状況です。  先ほど先生からも、昭和四十一年と平成二十八年の時間外の労...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、国公立に関しては十一月の二十九日、私立のそれぞれこのシステムを採用するという大学には、今、丁寧な説明をしておりまして、仮に、我々はこのシステムは延期しましたけれども、大学独自でこの英検などの参考を使うという大学は、これは一度キャンセルするとまた申込みをしな...全文を見る
○萩生田国務大臣 近年、公立学校の教員採用選考試験の採用倍率の低下傾向が続いており、特に、一部の自治体では採用倍率が著しく低くなっていることについて、大変な危機感を持って受けとめをしております。  採用倍率が低下している原因としては、教育現場の厳しい勤務実態を指摘する声も承知し...全文を見る
○萩生田国務大臣 休日のまとめどりのための一年単位の変形労働時間制の導入に当たっては、各学校ごとに異なる年間スケジュールを踏まえ、育児や介護を行う者など個々の事情も考えなくてはなりません。  そういった意味では、各学校の意向を踏まえずに、都道府県の条例で一律に強制することはでき...全文を見る
○萩生田国務大臣 各学校等、各市町村教育委員会がきちんとした意見聴取をしていただいた上でなければ、都道府県の方に上げられないような仕組みを確認できるようにしておきたいと思っています。  きょう、ただいまの時点で、制度の説明をするまで考えていないんですけれども、先生の御心配の向き...全文を見る
○萩生田国務大臣 地方公務員の勤務条件は、住民自治の原則に基づき、住民の同意が必要であり、議会が団体意思として制定する条例によって決定されるとされております。そこに意思は盛り込まれると思っております。
○萩生田国務大臣 大学入学共通テストの記述式問題の採点事業者においては、大学入試センターが作成した採点基準をわかりやすく採点者に伝えるための採点マニュアルを作成し、おおむね二十日以内という短い期間で正確な採点作業を実施するため、大学入試センターが設置をする採点基準策定委員会に出席...全文を見る
○萩生田国務大臣 民間の企業がゆえに正しいことができないという決めつけた先入観を私は持ちたくないと思っています。  契約行為の中で、おおむね二十日以内という短い期間で正確な採点作業を実施するため、大学入試センターが設置する採点基準策定委員会に出席し必要な準備を行うこととしており...全文を見る
○萩生田国務大臣 本契約において、事業者が採点会場の確保と採点システムの構築を行うに当たっては、効率的に採点に関する一連の作業を行うことができるものとし、必要に応じて事前にセンターと協議することを求めています。  また、採点者、採点監督者の人数については、事業者に対して、人員を...全文を見る
○萩生田国務大臣 過日の参考人質疑の中で関連事業者の方がそのようなことをおっしゃっていましたので、承知をしております。
○萩生田国務大臣 存じ上げません。
○萩生田国務大臣 一括して募集しているというのは全く、私、今初めて聞きました。  採点者の確保については、仕様書において、適正な試験などによって質の高い採点者を確保し、期間内に正確な採点を行うことができる人員を必要数確保することと定めており、採点者の選抜方法や必要人数について大...全文を見る
○萩生田国務大臣 今、先生が御指摘になられた募集がいわゆる準備事業に当たるのかどうか、一度確認をさせてください。
○萩生田国務大臣 大学入学共通テストの記述式問題採点に係る学力評価研究機構との業務請負契約については、一般競争入札の枠組みのもと、大学入試センターに設置された外部委員を含む評価委員会の審議を経て、価格のみならず、過去の実績、採点者の確保及び研修の実施、採点の体制、採点者の質の向上...全文を見る
○萩生田国務大臣 本年一月の中教審答申において、上限ガイドラインについては、その実効性を高めるため、その根拠を法令上規定するなどの制度的工夫を図り、学校現場で確実に遵守されるよう取り組むべきと指摘されているところです。  業務量の適切な管理等に関する指針は、こうした指摘を踏まえ...全文を見る
○萩生田国務大臣 平成二十八年度の勤務実態調査を踏まえれば、小学校では年間平均八百時間程度、在校等時間の所定の勤務時間を上回っており、もちろん、上限時間まで業務を行うことが奨励されているわけではございませんが、これをまず、三百六十時間以内という上限ガイドラインで示した時間まで縮減...全文を見る
○萩生田国務大臣 先ほども他の委員に答弁させていただきましたが、時間外勤務手当及び休日勤務手当を支給しないかわりに、勤務時間の内外を問わず包括的に評価をして教職調整額を支給する給特法の仕組みによって、所定の勤務時間外に行われる超勤四項目以外の業務は、教師がみずからの判断で自主的、...全文を見る
○萩生田国務大臣 本年一月に策定した公立学校の教師の勤務時間の上限に関するガイドラインは、あくまで指導助言として各教育委員会に通知したものにすぎないため、その実効性を高める観点から、今回、指針に格上げし、その根拠を法令上位置づけることとしております。  今回の法改正では、教育職...全文を見る
○萩生田国務大臣 実は、この前に記者さんとのやりとりがありまして、タイムカードは、地方財政措置をして、本来、買ってくださいねということをお願いしているんだけれども、なかなか普及していないという実態や、あるいは、タイムカードじゃなくてもパソコンのログイン、ログアウトで管理している実...全文を見る
○萩生田国務大臣 そういうことがあってはならないと思います。上限のガイドラインの留意事項が示すとおり、上限の目安時間を守るためだけに、結局、帰ってくれと言って、しかし、うちへ帰ってこれとこれをやってくれということでは、業務を行う時間が増加してしまうのでは、そもそも趣旨に反します。...全文を見る
○萩生田国務大臣 御指摘のように、土日や祝日などの業務も、校務として行っている勤務時間については在校等時間に含まれ、上限ガイドラインにおける勤務時間に当然なります。  なお、上限ガイドラインにおいて示した教師の勤務時間の上限の目安時間等の、同様の内容を法律に基づく指針の内容とし...全文を見る
○萩生田国務大臣 週休日は各地方公共団体の条例等において定められているものと認識しておりますが、勤務時間が割り振られていない日であり、いわゆる超勤四項目以外の業務に関して時間外勤務を命じることは当然できません。  その上で、土日や祝日などに教師が行っている業務も、校務として行っ...全文を見る
○萩生田国務大臣 基本的には行政文書に該当するものです。
○萩生田国務大臣 まず、地方公共団体の行政文書の定義や保存年限については、各地方公共団体の公文書管理に関する条例等において適切に規定されるものと認識しておりますが、せっかく法改正をして、こういう問題を将来発生しないように包含をしていくということであれば、御指摘のような一定期間の保...全文を見る
○萩生田国務大臣 せっかくつくる指針、それに基づいてつくる地方の条例、そして何よりも、学校設置者、そこで働く先生方の管理を直前で見ていらっしゃる教育委員会が独自に上限を下げることをすることも可能でありますので、ぜひ積極的な取組をお願いしたいと思っています。
○萩生田国務大臣 いわゆる持ち帰りの時間については、例えば各地方公共団体で定める方法により、テレワーク等によるものについて、各教育委員会等において把握している例もあると承知はしておりますが、基本的には外形的な把握が困難と考えられることから、上限ガイドラインにおける在校等時間には含...全文を見る
○萩生田国務大臣 今回の法改正により策定することとなる指針は、服務監督権者たる教育委員会が講ずべき措置を定めるものであり、指針に沿った勤務時間の管理の責任は各教育委員会が有することとなります。  このため、指針を踏まえ、在校等時間が上限の目安時間を超えている場合には、学校の管理...全文を見る
○萩生田国務大臣 本年一月に策定した公立学校の教師の勤務時間の上限に関するガイドラインにおいては、超勤四項目以外の業務を行う時間を含めて在校等時間として勤務時間管理の対象とすることとした上で、その上限の目安を、原則として、一カ月当たりの超過勤務は四十五時間以内、一年間当たりの超過...全文を見る
○萩生田国務大臣 大事な視点だと思います。特に部活の外部指導員については、当然、予算要求で人員をふやしていきたいと思っておりますが、他方、教育は自治事務であって、基本的には設置者である自治体が当該学校に係る運営費を措置するものです。  決して悪口じゃないんですけれども、例えばI...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、スクールサポートスタッフですが、教師により児童生徒への指導や教材の研究等に注力できる体制を整備するため、教師の負担軽減を図れるよう、例えば学習プリントなどの印刷などを教師にかわって行うスクールサポートスタッフの配置を支援する都道府県及び指定都市の教育委員会...全文を見る
○萩生田国務大臣 休日のまとめどりに限定して導入するものです。
○萩生田国務大臣 そのとおりでございます。
○萩生田国務大臣 労働基準法に規定されている一年単位の変形労働時間制は、休日の増加による労働者のゆとりの創造等を実現するため、業務の繁閑に応じ労働時間を配分する制度であり、一年単位で考えたときに全体として休日の増加や勤務時間の減少が期待される場合に有効な制度であって、これを単に導...全文を見る
○萩生田国務大臣 何があってもそうあってはならないと思います。それではもう本当に本末転倒だと思います。今回の休日のまとめどりにより長時間労働を助長する、職務命令による業務を肥大化することは絶対にあってはならないと思います。そのために、文部科学省令において、公立学校で休日のまとめど...全文を見る
○萩生田国務大臣 長期休業期間中の教師の業務については、児童生徒が登校せず、実態としても学校閉庁日を設ける自治体が多く見られるなど、比較的穏やかになるものと認識しております。しかしながら、今先生から御指摘がありましたように、プール指導ですとか、あるいは家庭訪問ですとか、進路指導で...全文を見る
○萩生田国務大臣 先ほども申し上げましたが、学校閉庁日の設定などを促すとともに、長期休業期間中の業務の見直しを求める通知の発出、また、部活動の大会の日程を含めた、あり方の見直しに関する関係団体への働きかけや、夏季休業期間中の研修日程の見直しを図ること等により、長期休業期間中の業務...全文を見る
○萩生田国務大臣 地方公務員の勤務条件は、住民自治の原則に基づき、住民の同意が必要であり、議会が団体意思として制定する条例によって決定することとされております。  公立学校の教師も地方公務員であり、休日のまとめどりの推進のための一年単位の変形労働時間制は勤務条件に関する制度であ...全文を見る
○萩生田国務大臣 公立学校の教師も地方公務員であり、休日のまとめどりのための本制度は勤務条件に関する制度であることから、勤務条件条例主義にのっとり、労使協定ではなく条例により導入することが必要です。  その際、労使協定において定めることとされる、まず、対象者の範囲、対象期間、特...全文を見る
○萩生田国務大臣 地方公務員の勤務条件は、住民自治の原則に基づき、住民の同意が必要であり、議会が団体意思として制定する条例によって決定することとされております。  繰り返しになりますけれども、公立学校の教師も地方公務員であり、休日のまとめどり推進のための一年単位の変形労働時間制...全文を見る
○萩生田国務大臣 三年後の教員の勤務実態調査を行うまでの間は何もしないということじゃありません。法律をお認めいただいたら、直ちに、これが正しく条例で、地方でワークしているかどうかはしっかり抽出をしながら検証していきたいと思います。  その上で、今回の法制も踏まえて、教師でなけれ...全文を見る
11月15日第200回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
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○萩生田国務大臣 おはようございます。  まず、先日の御質問は、後援会の方たちにフォーカスを当てた二〇一三年のことを問われました。これを私、正直に申し上げていまして、初鹿先生も多分、東京なので御理解いただけると思うんですけれども、率直に申し上げて、割と東京の方が多いのは地理的に...全文を見る
○萩生田国務大臣 私、答弁の中でも主体的にという言葉を使いました。率直に申し上げて、私がAさんをとか私がBさんをということじゃなくて、事務的にこういう団体の皆さんをということで、事務所の方でそういった作業をしていたということは、後に報告を受けております。
○萩生田国務大臣 その方たちが全てお招きをいただく結果になって参加をしたかどうかというのは、ちょっと私はわかりませんけれども、そういう、言うならばやりとりがあったことは、報告を聞いております。
○萩生田国務大臣 大学入試センターが行った調査研究によれば、数式を書かせる程度であっても、同一又は同様の内容の問題について、記述式とマーク式という異なる解答様式で解答させた場合の解答状況の違いを比較してみると、記述式の方がマーク式よりも正答率が低くなる傾向が見られるという調査があ...全文を見る
○萩生田国務大臣 大学入学共通テストにおける記述式問題については、平成二十九年の七月に大学入学共通テスト検討・準備グループにおける議論等を踏まえて策定された、大学入学共通テスト実施方針及びその策定に当たっての考え方において、設問ごとの形式面、内容面についての正答の条件への適合性を...全文を見る
○萩生田国務大臣 大学入学共通テストの記述式問題の採点事業者においては、大学入試センターが作成した採点基準をわかりやすく採点者に伝えるための採点マニュアルを作成することとしておるところです。  採点マニュアルは、試験終了を確定した後に採点者に示されることとなっておりますし、また...全文を見る
○萩生田国務大臣 事前研修では正答の条件の考え方やモデル問題を用いた演習等を行うものであり、これらの研修において実際に出題される試験問題が用いられることはないと承知をしております。
○萩生田国務大臣 確認します。  今局長が答えたのは、要するに、採点基準策定委員会には出席することができる企業の代表者がいることは事実です。その人たちは、事前に問題を知ることは可能になります。しかし、そこには守秘義務がかかっておりますから、採点をする採点者にはあらかじめ問題は示...全文を見る
○萩生田国務大臣 大学入試センターと採点事業者の間で締結した業務請負契約書において、相手方から知り得た一切の情報を厳に秘密として保持し、第三者に漏えいしてはならないという守秘義務を課しています。  仕様書においては、採点会場のセキュリティー要件として、防犯カメラによる出入り口の...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生のさまざまな問題意識は真摯に受けとめて改善をしていきたいと思っております。  記述式の問題について、採点の質や自己採点と結果の不一致などの課題があることの認識は今までも正直に露呈をしてまいりました。がゆえに、これを改善すべく、日々、センターや企業の皆さんと...全文を見る
○萩生田国務大臣 国語の自己採点一致率については、平成二十九年、三十年度の試行調査において、御指摘のとおり七割程度となりました。  この結果を踏まえ、大学入試センターにおいては、正答の条件の意味や内容をわかりやすく整理して高等学校へ周知するなど、高等学校における指導の充実を促す...全文を見る
○萩生田国務大臣 給特法の概念ですとかあるいは労働法制から考える労働のあり方など、学校の教員の皆さんというのは、同じ地方公務員でもやや違った勤務体系でやってきました。  その中で、一つ一つの法律で追っかけていくと、すごく説明がわかりづらかったんだと思います。現に学校にいる間は皆...全文を見る
○萩生田国務大臣 残業代という概念がそもそも教員の皆さんにはなくて、それを給特法で、調整額であらかじめ包含するという制度で半世紀も来てしまった。だからこそ、どこまでが仕事でどこからが仕事じゃないかという切り分けがすごく難しい職業になってしまって、どんどん負担がふえてきてしまった。...全文を見る
○萩生田国務大臣 一昨日の質疑において、私から、業務を縮減し、その成果を社会に示しつつ、三年後に実施予定の勤務実態調査などを踏まえながら、教師に関する労働環境について、給特法などの法制的な枠組みを含む検討を行う必要があると考えておりまして、これは文部科学大臣として必ず行うと約束を...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、今回、休日のまとめどりのための一年単位の変形労働時間制の活用のために給特法を改正することにしているのは、労働基準法で規定されている本制度について、現行法では地方公務員法により適用除外とされていることから、これを実施可能とするために、地方公務員法をその特別法...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生の御心配は、そんな意地悪な話じゃなくて、ちゃんとやれるんだろうなという確認のことだと思いますので、省令や指針の中で書き込みをしていきます。ほかに運用ができないように、きちんとそれは担保したいと思います。
○萩生田国務大臣 一年単位の変形労働時間制を活用して休日のまとめどりを行う仕組みを活用する場合でも、現在の学校の運営状況を踏まえると、五日程度の休日を確保するために、年四十時間程度の勤務時間を延ばすことが限度だと考えております。  このため、改正法に基づく指針において、所定の勤...全文を見る
○萩生田国務大臣 政令はないので、省令の中でこの目安をきちんと示していきたいと思っています。
○萩生田国務大臣 先ほども答弁したとおりなんですけれども、しかし、仕様書の読み方によっては、私は、先ほど申し上げたように、事前に採点者が試験内容を手に入れてというようなことはないということを申し上げましたけれども、事前研修、正答の条件の考え方、モデル問題を用いた演習を行って本番に...全文を見る
○萩生田国務大臣 ちょっと相手のいることですけれども、最大限努力をさせていただきたいと思います。
○萩生田国務大臣 そのとおりでございます。
○萩生田国務大臣 昨年度実施したプレテストにおける採点の質や自己採点の採点結果の不一致等の課題を踏まえ、文科省では、本年四月から六月にかけて、国立大学協会、公立大学協会の入試関係委員会の場で、国語の記述式問題の結果を第一段階選抜でどのように活用するかも含め、各大学において慎重に検...全文を見る
○萩生田国務大臣 直ちに報道のとおり検討しているということじゃなくて、さまざまな方法を考えておりまして、そういう中の一つとしてこのような、二段階方式で採用しないという報道が出たんだと思います。  御指摘の報道の点も含めて、さまざまな方策について検討してまいります。
○萩生田国務大臣 大学入学共通テストの記述式問題採点の業務請負契約については、一般競争入札、総合評価落札方式において契約が締結されたものです。  各年度の金額の詳細については、独立行政法人等の保有する情報の公開に関する法律に基づき、落札者の権利、競争上の地位その他正当な利益を害...全文を見る
○萩生田国務大臣 十一月十三日の衆議院の文部科学委員会において城井先生から御指摘のあった二〇一九年度高校生テスト研修採点スタッフ募集について、株式会社学力評価研究機構に確認をしましたところ、同社に既に登録している方に対し、大学入学共通テストの準備事業の採点に係る研修について案内す...全文を見る
○萩生田国務大臣 ごめんなさい、さっきまとめてお答えすればよかったんですけれども、先生から十三日に二つの募集のことについて質問がありまして、まさに準備事業にこういう人たちを呼んでいいのかというのは今私が説明した人たちで、いわゆるさくっとという募集については、この事業とは全く関係な...全文を見る
○萩生田国務大臣 いろいろな段階の採点業務というのはきっとあるんだと思います。初めてやる方でも臨むことができるものもあれば、一定の能力がなければできないものもあると思います。  我々が今求めているのは、まさに能力の高い採点者でありまして、大学入学の共通テストの記述式問題採点に係...全文を見る
○萩生田国務大臣 業務請負契約書の第十二条においては、業務の全部又は一部を第三者に委託してはならない、ただし、書面により事前に甲、これは大学入試センターでありますけれども、承認を得た場合はこの限りでないとしていますが、採点処理の再委託を行うことはないと承知しています。  さらに...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生から御指摘のあった受け付け業務、事務局の業務、試験実施、試験に使用する印刷物の企画、印刷、配送業務については、株式会社学力評価研究機構との契約には含まれておらず、大学入試センターが大学と共同で実施する予定としております。  なお、現在実施している準備事業に...全文を見る
○萩生田国務大臣 そのとおり認識しております。
○萩生田国務大臣 済みません、今メモをとるまでできなかったんですけれども、先生のマインドは共有するところもございます。  今回、一年単位の変形労働時間制を活用するようにすることにしているのは、長期休業期間中に休日のまとめどりを行うためであり、今回新たに策定する指針においても、本...全文を見る
○萩生田国務大臣 地方公務員の勤務条件は、住民自治の原則に基づき、住民の同意が必要であり、議会が団体意思として制定する条例によって決定することとされています。公立学校の教師も地方公務員であり、休日のまとめどりの推進のための一年単位の変形労働時間制は勤務条件に関する制度であることか...全文を見る
○萩生田国務大臣 御指摘のとおり、学校閉庁日の日数によって勤務を延長できる日数が決まると考えております。
○萩生田国務大臣 御指摘のとおり、まとめどりを行った休日に部活動などの活動を行わないようにするべきと考えております。
○萩生田国務大臣 学校の業務というのは年間を通じてある程度行事が把握できますので、御指摘のとおり、勤務時間を延長できるのは業務量が特に多い時期に限定し、それぞれ明示をするべきと考えております。
○萩生田国務大臣 それをしたのでは全然縮減にならないと思いますので、御指摘のとおり、勤務を延長した日は時間外勤務を行わせるべきではないと考えております。
○萩生田国務大臣 御指摘のとおり、勤務時間を延長することで新たな業務を付加するべきではないと考えております。
○萩生田国務大臣 御指摘のとおり、勤務を延長する日と時間数及び減ずる日と減ずる時間数については、あらかじめ明示されます。  具体的には、最初から対象期間における全ての労働日及び当該労働日ごとの労働時間を定める方法と、対象期間を一カ月以上の期間ごとに区分した上で、最初に当該区分に...全文を見る
○萩生田国務大臣 地方公務員の勤務条件については、勤務条件条例主義にのっとり、条例で定めることになっておりますが、具体的な勤務日や勤務時間の割り振りについては、その下の規則等に委任することは可能です。  今回の休日のまとめどりのための一年単位の変形労働時間制の活用に当たっては、...全文を見る
○萩生田国務大臣 今ほど申し上げたとおり、各学校の授業や行事等の年間計画や教師の個々の事情を踏まえることが必要であるため、勤務日や勤務時間の割り振りについては、各学校の校長がまず所定の勤務時間を減ずる具体的な時期等の検討、判断を行った上で、教育委員会と事前に調整を行い、その上で服...全文を見る
○萩生田国務大臣 一昨日の質疑において、私から、業務を縮減し、その成果を社会に示しつつ、三年後に実施予定の勤務実態調査などを踏まえながら、教師に関する労働環境について、給特法などの法制的な枠組みを含む検討を行う必要があると考えており、これは文部科学大臣として必ず行うと申し上げまし...全文を見る
○萩生田国務大臣 各学校の意向を踏まえずに、都道府県が一律に条例で強制をしても何の意味もないと思います。(畑野委員「学校じゃなくて教員」と呼ぶ)ですから、当然のことながら、条例をつくるに当たって各学校の校長とそれぞれの教師がしっかり対話をしていただいて、個々の事情もあると思います...全文を見る
○萩生田国務大臣 それぞれの自治体で条例で定めていただくことが必要でありますし、働き方の選択肢でありますから、それぞれの地域に合わせ、また、個人に合わせて選択をいただくということになると思います。
○萩生田国務大臣 大きな政策を進めていく上では、我々は、この方針がぜひ皆さんの御理解をいただいて前に進ませていただきたいと思っているわけですから、結果としてこの大きな思いを成就するために、例えば人員をふやしていくとか、先ほどから申し上げているように、この法律だけで全てが解決するわ...全文を見る
○萩生田国務大臣 変形労働制に予算措置をするということはございません。はい。
○萩生田国務大臣 ございません。
○萩生田国務大臣 部活動の、例えば大会の見直しについて、本年三月に、中体連に対し、部活動指導員による単独の引率を認めてもらいたい、要するに、顧問の先生がいなくても大会に参加できるようにさせてもらいたい、複数合同チームや地域のスポーツクラブの大会参加について認めてもらいたい、大会の...全文を見る
○萩生田国務大臣 夏休み中の研修については、独立行政法人教職員支援機構の夏季休業期間中の研修日程の見直しを図り、来年度は、八月八日から十六日の九日間は研修を実施しない予定としております。  なお、自治体においては、全国的な広がりを見せておりまして、例えば横浜市などは、政令市です...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生、さまざま御指摘いただいたことは、いずれも大事なことです。過労死や過労自死が起きるような職場環境をこのまま続けるわけにいきません。がゆえに、今回、働き方の改革の法案を提出させていただきました。  審議の中でも繰り返し申し上げていますように、この法律を成立さ...全文を見る
○萩生田国務大臣 だから、ならないようにしたいと思っているんです。  休日のまとめどりのための一年単位の変形労働時間制を活用することにしておりますが、これを単に導入すること自体が勤務時間を縮減するものとは考えておりません。  その上で、今回の休日のまとめどりにおいては、在校等...全文を見る
○萩生田国務大臣 令和四年度です。
○萩生田国務大臣 給特法は、時間外勤務命令をいわゆる超勤四項目に限定した上で、時間外勤務手当及び休日勤務手当は支給しないかわりに、勤務時間の内外を問わず包括的に評価して教職調整額を支給する仕組みです。  しかしながら、この仕組みにより、所定の勤務時間外に行われる超勤四項目以外の...全文を見る
○萩生田国務大臣 御指摘の点につきましては、現行制度における一カ月単位の変形労働時間制の場合でも同様で、日によって所定の勤務時間が異なることにより、同じ時間帯に行う業務でも所定の勤務時間内として扱われる場合と所定の勤務時間外として扱われる場合があるものであり、おかしなことではあり...全文を見る
○萩生田国務大臣 お尋ねの判決においては、校長の安全配慮義務違反の有無が争点となる中で、安全配慮義務の範囲であるか否かという文脈において、当該教諭の業務内容や経験年数からすれば、所定の勤務時間外に業務を行わざるを得なかったものと認められ、自主的に従事したとは言えないと指摘されてい...全文を見る
○萩生田国務大臣 全国学力・学習状況調査について行き過ぎた取扱いがなされないよう、本調査の趣旨、目的や調査への適切な向き合い方について、学校内や教育委員会と学校との間において共通理解を深め合うことが重要と考えております。  このため、文部科学省としては、平成二十八年に適切な取組...全文を見る
○萩生田国務大臣 学校における働き方改革は、教師がみずからの授業を磨くとともに、日々の生活の質や教職人生を豊かにすることでみずからの人間性や創造性を高め、子供たちに対して効果的な教育活動を行うことができるようにするためのものです。  今回の改正においては、改革の取組の一環として...全文を見る
○萩生田国務大臣 今回、一年単位の変形労働時間制を活用できるようにすることとしているのは、御指摘のとおり、長期休業期間中に休日のまとめどりを行うためであり、今回新たに策定する指針においても、本制度の活用に当たっては、勤務時間の短縮ではなく休日のまとめどりを行う旨を明記し、この指針...全文を見る
○萩生田国務大臣 きちんとそのことが担保できるようにしろということだと思いますので、今申し上げたように、文部科学省令の中に規定をしっかりしていきたいと思います。
○萩生田国務大臣 五十年を経過するこの法律が、実態の上で、今御指摘があったようなさまざまな矛盾を包含していることも私は理解します。  制定当時は、月八時間の延長勤務しかない時代に、全てを包括して給特法というもので学校の先生方の働き方をスタートしたわけですけれども、これを全体的に...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、全国学力・学習状況調査ですけれども、児童生徒の学力や学習状況を把握し、分析し、教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てることを目的として実施をしております。児童生徒一人一人への教育指導の恒常的な改善充実を図るためには、全ての学校において継続的に調査を実施し...全文を見る
○萩生田国務大臣 記述式問題につきましては、採点の質や自己採点と採点結果の不一致等の課題があると認識しており、現在、記述式問題の出題や採点方法について、どのような改善が可能であるか、御指摘の報道の点も含めて、さまざまな方策について検討を続けているところでございます。
○萩生田国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、この入試の課題についてしっかり問題意識を持った上で、さまざまな最良の方法というものをこれからも考えていきたいと思っております。  今先生からもさまざまな例示をお示しいただきました。いずれも参考にするものはあると思います。しかしな...全文を見る
○萩生田国務大臣 大学入学者選抜において、大学入学希望者の高等学校段階までに育成された思考力、判断力、表現力を的確に評価するためには、共通テストか個別選抜かにかかわらず、みずからの力で考えをまとめたり、相手が理解できるよう根拠に基づいて論述することが必要な記述式問題の導入が必要だ...全文を見る
○萩生田国務大臣 文部科学省としては、共通テストと個別選抜の双方において、それぞれの特質を踏まえながら、記述式問題の充実を図ることが重要であり、それにより、高等教育だけでなく大学教育の改革充実にも好影響を与えると期待をしておるところでございまして、先生の御提案は、一つのアイデアと...全文を見る
○萩生田国務大臣 文部科学省が実施した平成二十八年度の教員勤務実態調査においては、小学校、中学校のいずれの職種においても、十年前に実施した同調査と比較して勤務時間が増加しており、教師の厳しい勤務の実態が明らかになっています。  平成十八年度と比べて勤務時間が増加した要因として、...全文を見る
○萩生田国務大臣 必ずしも全ての皆さんがそういう意識をお持ちだとは思いませんけれども、例えば家庭の問題でも学校の先生に相談するというような、一部そういう傾向も学校現場ではあるんだと思います。  そういう意味では、子供に関することについて、学校が、ある意味依存は大きくなってきてい...全文を見る
○萩生田国務大臣 教職員定数につきましては、平成二十八年に、文部科学省として、教職員定数の今後のあり方について議論し、学校指導体制の改善充実を図るため、文部科学省内にタスクフォースを設け、次世代の学校指導体制のあり方について策定をしました。  この方針を踏まえ、平成二十九年の義...全文を見る
○萩生田国務大臣 学校における働き方改革は、教師のこれまでの働き方を見直し、教師が日々の生活の質や教職人生を豊かにすることでみずからの人間性や創造性を高め、子供たちに対して更に効果的な教育活動を行うことができるようになることこそが目的であり、何よりも子供たちのために進めていかなけ...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生の問題意識はよくわかるんですけれども、現段階で、例えばスクールサポートスタッフは、今、国費で先行してやっています。しかしながら、本来は設置者である地方自治体にもやはり伴走してもらわなきゃならないものもありますので、国として、何年間で、幾らで、何人をというのを...全文を見る
○萩生田国務大臣 教員の皆さんの今の働く現場の実態を考えると、やはりできることから手をつけさせていただきたいと思います。  先生が、全体像をしっかり示した上で計画的に、段階的に進めよと言うのは、そのとおりの部分も十分あると思います。しかしながら、まさに教員の皆さんの今の実態を考...全文を見る
○萩生田国務大臣 学校における働き方改革に関する中教審での審議の過程においては、給特法を廃止して、労働基準法を踏まえ、公立学校の教職員についても時間外勤務手当を支給すべきとの指摘もあったものの、給特法だけでなく人確法によっても形づくられている教師の給与制度を考慮すると、必ずしも教...全文を見る
○萩生田国務大臣 この法改正の後、三年間、三年後の勤務実態をよく見て、給特法のあり方、先ほども申し上げたとおりでございまして、直ちに廃止をしたりすればそれでよくなるのかということは考えなくてはなりませんので、いずれにしても、教員の皆さんがしっかりと仕事がしやすい、そういった給与体...全文を見る
○萩生田国務大臣 そのとおりでございます。
○萩生田国務大臣 学校の先生方も地方公務員です。しかし、この法律の制定当初というのは、勤務内容なども今とは物すごく違う中で、そして、どちらかといえば、そもそも人確法というほかの地方公務員にはない法律で、給与体系も変わっている。そして、学校での仕事はどこまでが仕事なのかというのは非...全文を見る
○萩生田国務大臣 教員という職業は、同じ地方公務員でも物すごく、言うならば、私は、先生も愛のことをおっしゃいましたけれども、価値の違いがあって、その先生との出会いがやはり子供たちの人生観も変えるぐらい、非常に影響力もあり、大切な職業です。誰もが一度は教員になってみたいなんていうふ...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、ことし一月、中教審の答申を受け取るに当たりまして、学校における働き方改革特別部会の委員として、日本労働組合総連合会事務局長である相原委員を始め労働法制の専門家にも参画いただき、他の職場と学校現場との違いの一つに給特法があるとの指摘はしっかりいただきました。...全文を見る
○萩生田国務大臣 現段階では方向性を初めから見定めるのは困難でありますが、検討の観点としては、本年一月の中教審の答申を踏まえた働き方改革の総合的な取組の中で、教師の職務と業務の量をどう捉え、評価するか、これからの時代における教師の職務にふさわしい給与等の処遇のあり方をどう考えるか...全文を見る
○萩生田国務大臣 大きな見直しをしていきますから、その結果として、廃止をして新たな根拠法をつくることがいいという判断もあるかもしれませんし、今ある給特法を変えながらよりよいものにしていくという方法もあるんだと思いますので、そこは、廃止も含まれますよと言うとまた言葉がひとり歩きする...全文を見る
○萩生田国務大臣 大きな改革をしようと思っています。先生方が引き続き持続可能で誇りを持ってしっかり働ける環境をつくっていくための改革をしようと思っていますから、一つのことだけを含むとここで言うことが私は結果として間違ったメッセージになると思いますので。  もちろん、いろいろな議...全文を見る
○萩生田国務大臣 そこは特別強調しませんけれども、そういうことが含まれてということです。多分御理解いただいていると思いますけれども、ややもすると、そういう言葉だけがひとり歩きすることが私の場合非常に多いものですから、御理解いただきたいと思います。
○萩生田国務大臣 御指摘のとおりだと思います。がゆえに、三年後の勤務実態調査を踏まえて、しっかりとした体制をつくっていきたいと思います。  例えば、給特法だけに視点を置けば、今の超過勤務に対して支払うべきお金を概算でいえば、先ほど局長が答弁したとおりの数字が出てくるわけです。で...全文を見る
○萩生田国務大臣 繰り返し申し上げていますけれども、今回の法改正で全ての問題の解決ができるとは思っておりません。今非常に困難な状況にある教員の皆さんの働き方改革を変えていくためには、必要なマンパワーを入れていく、あるいは、ICT化などによって、機械によって代替できるものは変えてい...全文を見る
○萩生田国務大臣 午前中もお答えしましたけれども、文部省令に書かせていただきます。
○萩生田国務大臣 地方公務員の勤務条件は、住民自治の原則に基づき、住民の同意が必要であり、議会が団体意思として制定する条例によって決定することとされております。  公立学校の教師も地方公務員であり、休日のまとめどりの推進のための一年単位の変形労働時間制は勤務条件に関する制度であ...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、書面を残すのは、地方公共団体と団体の話合いはどうぞと申し上げています。しかし、そこにたどり着くまでの間に、校長先生が各教員の皆さんと話合いをしていただくわけです。それは、現実問題、記憶に頼って制度を上に上げられても困るわけですから、当然、やりとりのメモとい...全文を見る
○萩生田国務大臣 そういう御心配や思いが伝わるような知恵を出していきたいと思います。
○萩生田国務大臣 大事な視点を聞いていただいて、ありがとうございます。  改正案第七条第一項の規定において文部科学大臣が定めるものとしている指針は、大臣告示とする予定です。
○萩生田国務大臣 まず前提として、そういうことが起こらないような運用をしてもらいたいと思っていますが、しかし、なかなか理解をいただけない現場があったとして、校務をつかさどる校長と服務監督権者たる教育委員会は、学校の管理運営一切において責任を有するものであり、業務の役割分担や適正化...全文を見る
○萩生田国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。     ―――――――――――――
11月20日第200回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
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○萩生田国務大臣 お答えします。  まず、試験実施前においては、試験問題、採点基準、採点マニュアルなど、試験問題及び試験問題を類推できる情報がセンターに承認された者以外の採点者に開示されることはありません。また、採点者への試験実施前の研修でも同様に、これらの情報が使用されること...全文を見る
○萩生田国務大臣 記述式問題については、一定の条件を設定した上で、その条件への適合性を評価するものであり、多数の受験者の答案を短時間に正確に採点することが必要です。そのため、採点に当たっては、その観点からの処理能力や信頼性、実績などを有する民間事業者を活用することとしております。...全文を見る
○萩生田国務大臣 国語の自己採点と採点結果の不一致については、大学入試センターにおいて、正答の条件の意味や内容をわかりやすく整理して高等学校へ周知するとともに、その内容を生かして受験生が何らかの形で自己採点をシミュレートできるような仕組みを提供できないか、今、大学入試センターと協...全文を見る
○萩生田国務大臣 英検協会が受験生から徴収していた予約金を返還する際の手数料の扱いについては、英検協会から事務的な相談を既に受けておりますが、大学入試英語成績提供システムの導入延期に伴う受験生への対応については、民間試験の各実施団体における全体の状況を踏まえつつ検討する必要がある...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、英語の民間試験については、各大学の令和三年度大学入学者選抜における英語の民間試験の活用の有無、活用方法等について、十二月十三日を目途に方針を決定し、公表いただくよう各大学に要請するとともに、その情報を文部科学省において取りまとめ、ホームページ等を通じて受験...全文を見る
○萩生田国務大臣 お答えします。  今後設置する予定の検討会議の具体的な論点については早急に検討してまいりますが、大学入学共通テストや各大学の個別試験の中での英語四技能評価をどのようにするのか、経済的な状況や居住地域、障害の有無にかかわらず、ひとしく安心して試験を受けられるよう...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生御指摘のように、外国語によるコミュニケーション能力は、これまでのように一部の業種や職種の人だけでなく、誰しも生涯にわたりさまざまな場面で必要とされると考えております。このような中で、英語の四技能を使ってコミュニケーションを図る能力を育てることは、まさに喫緊の...全文を見る
○萩生田国務大臣 記述式問題を導入することについては、解答を選択肢の中から選ぶのではなく、文や文章を書いたり式やグラフ等を描いたりすることを通じて思考のプロセスがより自覚的なものになることにより、より論理的な思考力、表現力を発揮することが期待されると考えております。  記述式問...全文を見る
○萩生田国務大臣 課題の解消に向けたさまざまな取組を行っているところですが、記述式問題が受験生に自信を持って勧められるように、引き続き、記述式問題の出題や採点方法についてどのような改善が可能であるか、さまざまな方策について検討してまいりたいと思います。
○萩生田国務大臣 まず、牧先生、ちょっと記憶違いだと思うんですけれども、十月三十一日じゃなくて、委員会があったのは十月三十日でございまして、その間に一日ございました。  各大学の入学者選抜における英語四技能評価の活用を支援することを目的とする大学入試英語成績提供システムについて...全文を見る
○萩生田国務大臣 今までもお答えをしてきましたけれども、どういう過程でこういうシステムにたどり着いたのか、また、どの時点でどういう、言うならば判断の間違いがあったのか、また、民間の皆さんに御協力をお願いしたわけですけれども、言うならば契約行為というよりは協定という形の中で、既存の...全文を見る
○萩生田国務大臣 時間稼ぎをしているつもりも毛頭ありません。既に指示をして、出席者の皆さんとの接触を図っていただいております。  本検討・準備グループ等の議事概要については、もともと非公表を前提として文部科学省の判断で作成したものであり、委員の皆さんへの確認を行っておりませんで...全文を見る
○萩生田国務大臣 グローバル化が急速に進展する社会で活躍できる人材に求められている資質としては、豊かな語学力やコミュニケーション能力、主体性、積極性、異文化理解の精神等を有していることがあると考えております。  このため、これまでのように一部の業種や職種の人だけでなく、誰しも生...全文を見る
○萩生田国務大臣 グローバル人材の定義というのは特別定めておりませんけれども、先ほど申し上げたように、日本人が日本語だけで仕事をし続けるという環境でなくなってきていると思います。公用語である英語を通じて国際社会の人たち、ビジネスの上でも、あるいはさまざまな場面でコミュニケーション...全文を見る
○萩生田国務大臣 番組の中での発言を、たらたらと言いわけをするのはここは避けたいと思うんですけれども。  おっしゃるように、高等教育に限らず、例えば小中学校においても、せっかく日本の公教育、すばらしいものがありますから、この授業をしっかり学んでいただければ、一定の習熟度をもって...全文を見る
○萩生田国務大臣 さまざまな契約の事項の中で、そういった利益相反を誤解されるようなことがないようなことをセンターと企業の間で締結をしていると承知しております。  今具体的な例をいろいろお示しいただきましたので、世の中の皆さんからそういう誤解を受けないような仕組みづくりというもの...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生の問題意識、極めて大切だと思います。  受験が学校の教育現場に与える影響力の大きさというのは当然あるわけですから、今のような論理でいけば、論理国語に履修がどんどん集中して、例えば、いわゆる文学ですとか小説ですとか、こういったものを非常に軽視する世の中ができ...全文を見る
○萩生田国務大臣 御質問の下村議員の発言については、正式な議事録を持ち合わせていないため、また、私もその会議に同席をしていないため、正確な発言について回答することは困難ですが、今御披露いただいたように、昨日の報道で承知をしております。
○萩生田国務大臣 正式な議事録もございませんし、私もその会議に同席していませんので、文科省の誰がそこに同席していたかは承知をしておりません。
○萩生田国務大臣 確認してお答えします。
○萩生田国務大臣 文部科学省では、東京大学のみならず、全ての大学に対して、この自民党の会議より前から、大学入学者選抜実施要項により、英語四技能をはかることのできる資格検定試験等の結果の活用を促してきたところであり、昨年四月の自民党の会議における議員の発言を受けて活用を働きかけたと...全文を見る
○萩生田国務大臣 御質問の、下村議員が東京大学と自民党本部で面会した件についての事実関係については、文部科学省としては承知をしておりません。  また、東京大学に問い合わせたところ、御質問の週刊誌で指摘されているような事実はなく、文部科学省や政治家からの指導などはなかったと聞いて...全文を見る
○萩生田国務大臣 文部科学省とかかわりのある部分については、お調べして報告します。
○萩生田国務大臣 報告させていただきます。
○萩生田国務大臣 御指摘のような懸念が生じないよう、具体策については、現在、採点事業者において検討しているところと承知しておりますが、センターにおいて確認をさせたいと思います。
○萩生田国務大臣 御指摘のような懸念が生じないよう、具体策について、現在、採点事業者において検討しているところと承知していますが、念のため、センターにおいても確認をさせたいと思います。
○萩生田国務大臣 大学入学共通テストの記述式問題及び採点基準は、大学入試センターが作成することとしております。また、業務請負契約第十六条では、一切の著作権やその他の知的財産権が採択事業者に留保されるわけではなく、大学入試センターと採点事業者が、書面による合意がなされることによって...全文を見る
○萩生田国務大臣 業務請負契約第十六条では、別途、大学入試センターと採点事業者の間に書面による合意がない限り、採点事業者に留保されると書いてありますので、合意がない限り、採点事業者に留保されますから、当然のことながら、必要な帰属については話合いができるという担保がとれると思います...全文を見る
○萩生田国務大臣 どういったものをセンターの方できちんと管理するべきか、今後検討してまいりたいと思います。
○萩生田国務大臣 よく確認してみます。
○萩生田国務大臣 お尋ねの自己採点育成サービスというシステムは、ベネッセコーポレーションが同社のこれまでの模擬試験の知見を使い、同模試の自己採点法を伝えるサイトを提供しているものだと承知しております。  また、採点事業者は、大学入試センターとの契約において採点業務を遂行しますが...全文を見る
○萩生田国務大臣 事務方を通じて本件についてベネッセコーポレーションに確認をとらせたところ、御指摘のような資料が配付されていたことは事実であることが確認できました。  学校現場に対してこのような資料を配付することは、記述式問題の採点業務の中立性及び信頼性に疑念を招くものであり、...全文を見る
○萩生田国務大臣 本日、先生の通告を機に事実確認ができましたから、きちんとした対応をしてまいりたいと思います。
○萩生田国務大臣 失礼しました。  当該アドバイザリー業務は、大学入学共通テストにおける記述式試験の実施に向けて、大学入試センターが作成するプレテスト用の記述式問題や採点基準の作成について民間事業者等のノウハウを活用するためのものだったと承知しています。この時点でセンターに記述...全文を見る
○萩生田国務大臣 問題作成は、センターから委嘱された委員の最終的な判断のもとで行われたと承知をしております。
○萩生田国務大臣 恐縮ですが、具体にちょっとわかりませんので、確認をさせてください。
○萩生田国務大臣 応札した業者の数は四社でありました。  落札者は株式会社学力評価研究機構であったと承知をしております。
○萩生田国務大臣 応札した業者は三社と承知しています。  落札者は株式会社ベネッセコーポレーションと承知をしております。
○萩生田国務大臣 これも同様なんですけれども、問題作成は、センターから委嘱された委員の最終的な判断のもとで行われたと承知をしております。  大学入試センターは、受注者から記述式問題の採点という観点で助言を受けていますが、採点基準は、センターから委嘱された委員の最終的な判断のもと...全文を見る
○萩生田国務大臣 詳細を確認して報告させてください。
○萩生田国務大臣 落札者は株式会社ベネッセコーポレーションと承知をしております。
○萩生田国務大臣 問題作成は、センターから委嘱された委員の最終的な判断のもとで行われたと承知しています。  採点基準の策定は、センターが委嘱した委員の最終的な判断のもとで行われたと承知をしております。  問題作成は、センターから委嘱された委員の最終的な判断のもとで行われたと承...全文を見る
○萩生田国務大臣 確認してお答えしたいと思います。
○萩生田国務大臣 大学入学共通テストの本試験の問題作成については、これまでの試行調査の検証の結果も踏まえつつ、大学入試センターが委嘱した委員の責任のもと、大学入試センターにおいて実施するものです。  しかしながら、今先生から御指摘が幾つかありまして、確認をしなきゃならない事態が...全文を見る
○萩生田国務大臣 与野党を超えて、先生方がこの問題について真摯に心配をされている。個々の具体的な例についてもきょうも聞かせていただきました。  利益相反については、おっしゃるように、法律上は別法人だというたてつけになりますけれども、先ほどのように、高校の現場でそういった印刷物が...全文を見る
11月22日第200回国会 衆議院 文部科学委員会 第9号
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○萩生田国務大臣 その会議のたてつけですとか位置づけによってもまた違うと思いますし、また、その前後の発言も、私、今回確認しましたけれども、最終的な決定権は大学にあるということを当時の文科大臣もおっしゃっていますので、そういうことを踏まえて職員としては対応したんじゃないかというふう...全文を見る
○萩生田国務大臣 株式会社ベネッセコーポレーションは、平成二十九年に同社が開催した高校向け研究会における配付資料において、大学入試センター記述式採点業務アドバイザリー業務の受託と記載をしておりました。  このことは、大学入試センターとベネッセコーポレーションが締結した平成二十八...全文を見る
○萩生田国務大臣 ベネッセグループの関連企業である学力評価研究機構は、共通テストにおける記述式問題の採点業務を受託しており、同業務は高い信頼性及び中立性が求められているものであることから、社会的に疑念を招くことのないよう、是正及び留意を求めたものであります。  先ほど解説しまし...全文を見る
○萩生田国務大臣 ごもっともな指摘だと思います。それで、どういう形で開示ができるか、センターとしっかり話をしてみたいと思います。
○萩生田国務大臣 採点事業者がどのような属性の採点者を確保しているかについては、当該事業者の経営戦略上の重要な事項であり、必ずしも当該業種の他社が公表していない中にあって、学力評価研究機構に対して当該情報の開示を求めることは他の企業との公正な競争が阻害されるおそれがあることから、...全文を見る
○萩生田国務大臣 文部科学省では、東京大学のみならず、全ての大学に対して、この自民党の会議より前から、国公私立大学関係者及び高等学校関係者等に、審議を踏まえ策定した大学入学者選抜実施要項に基づき、英語四技能をはかることのできる資格検定試験等の結果の活用を促してきたところであります...全文を見る
○萩生田国務大臣 その前に、先生、先ほどの答弁で妙に納得していただいたんですけれども、下村議員の発言が直ちに自治に介入するということを私は申し上げたんじゃなくて、一般論として、政治家が大学自治に介入するのは望ましくないということでございますので、御理解いただきたいと思います。 ...全文を見る
○萩生田国務大臣 今、鋭意努力しています。
○萩生田国務大臣 小学校の外国語の授業においては、各学校の実情に応じ、学級担任又は専科指導を行う教師が授業を担当します。いずれの場合においても、授業は教師が行うものであり、ALTは、発音や会話の例を示すことや、教師や児童とやりとりを行うなど、英語面で教師を補助するものです。  ...全文を見る
○萩生田国務大臣 問題意識は持っています。  それで、ことしの大学一年生からは、教職課程、小学校の教員課程を目指す皆さんには外国語の指導をしておりますので。しかし、これは四年かかります。ということは、その間、そういう資格を持った先生が現場にいないということにもなりかねませんので...全文を見る
○萩生田国務大臣 平成二十九年、三十年度に実施したプレテストで明らかになった採点の質、自己採点と採点結果の不一致等の課題については、課題解消に向けたさまざまな取組を現在行っているところです。  採点の質の確保に向けては、今後、大学入試センターにおいて、学力試験、採点業務への適性...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、当日の文部科学省からの出席者につきましては、初等中等教育局担当の大臣官房審議官、高大接続及び高等教育局担当の大臣官房審議官、生涯学習政策局の政策課長、初等中等教育局の国際教育課長、高等教育局大学振興課長、高等教育局の大学振興課大学入試室長が文部科学省からの...全文を見る
○萩生田国務大臣 そのようなせりふは承知をしておりません。
○萩生田国務大臣 確認します。
○萩生田国務大臣 きちんと調べましたので、後ほど重複するところは省きますけれども、まず御理解をいただきたいというふうに思いますので、説明させてください。  株式会社学力評価研究機構と大学入試センターとの間で締結している契約書においては、業務の遂行に伴い相手方から知り得た一切の情...全文を見る
○萩生田国務大臣 後です。
○萩生田国務大臣 先生御指摘の兼任を禁じているかどうかというのは、これは契約にないんですね。ないんですけれども、しかし、問題意識として御指摘がこの国会の中でもあったわけで、今後そういうことのないようにということで、センターとベネッセコーポレーションとの間で話し合った結果を先ほど披...全文を見る
○萩生田国務大臣 株式会社学力評価研究機構と大学入試センターとの間で締結している契約書においては、業務の遂行に伴い相手方から知り得た一切の情報についての守秘義務が課せられております。  また、各方面からの御指摘を踏まえ、社会的懸念を招くことがないよう、大学入試センターと学力評価...全文を見る
○萩生田国務大臣 大学入試センターにおいては、採点業務を通じて、採点業務全体の運用、監督にかかわるノウハウ、また採点基準の作成にかかわるノウハウが蓄積されるため、今後の大学入学共通テストの採点事務の運営について、問題ないと考えています。  なお、採点事業者が担当する業務、例えば...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、二十九年のプレテスト、アドバイザリー業務についてです。  ベネッセ及び教育測定研究所は、記述式問題及び採点基準の作成支援及び助言等を行ったと承知しております。その中で、具体的には、設問の意図がより明確になるようにする観点から、両社からそれぞれ、国語の試行...全文を見る
○萩生田国務大臣 大学入試センターにおいては、事業者に対し、適正な試験等によって質の高い採点者を確保すること、必要な研修プログラムを行うことなど、採点者の質を向上する取組を求めるとともに、一次採点は複数名で独立して行うこと、複数名の採点結果が異なる場合には、採点監督者が採点結果の...全文を見る
○萩生田国務大臣 大学入試センターと採点事業者の間で締結した業務請負契約書において、相手方から知り得た一切の情報を厳に秘密として保持し、第三者に漏えいしてはならないという守秘義務を課しています。  また、仕様書においては、採点会場のセキュリティー要件として、防犯カメラによる出入...全文を見る
○萩生田国務大臣 株式会社ベネッセコーポレーションは、平成二十九年に同社が開催した高校向け研究会における配付資料において、大学入試センター記述式採点業務アドバイザリー業務の受託と記載をしておりました。  このことは、大学入試センターとベネッセコーポレーションが締結をした平成二十...全文を見る
○萩生田国務大臣 はい。  御指摘のベネッセコーポレーションが、本年、高校向けの研究会において配付した資料における記載内容については、大学入試センターが公表している大学入学共通テストの導入に向けた試行調査(平成三十年度実施)の結果報告の記載に沿っているものであり、契約違反等の御...全文を見る
○萩生田国務大臣 将来を担う高校生の皆さんです。
○萩生田国務大臣 この書類は、先生からもいただいたんですが、その前に、高校生から省の職員が受け取った後に、その写しを拝見させていただきました。一つ一つ論理立って、高校生たちが何を不安に思っているかということがしっかり書いてあると思っていまして、その不安にしっかり応えていかなきゃい...全文を見る
○萩生田国務大臣 私宛ての手紙が何で山井先生のところに行くのか、ちょっと不審はありますけれども、しかし内容は、高校生の皆さんが真剣に今の現状を憂い、また悩み、ある意味では悲鳴に近いものもあるんだと思います。  今まで、この問題は突然出てきたわけじゃなくて、今まで積み上げてきたい...全文を見る
○萩生田国務大臣 同様の要望を川内先生からいただいたこともありまして、私なりに高校生の皆さんのお話は直接聞いているつもりでございます。  きょうのお手紙の方が、もしアポを入れて何かそういう行き違いがあったとすれば申しわけないんですけれども、私はちょっと現時点では承知をしておりま...全文を見る
○萩生田国務大臣 適宜判断をしていきたいと思います。
○萩生田国務大臣 大臣就任直後から、この英語の試験と記述式について、高校生の皆さんから懸念の声というものは聞いてきました。  どこで、何人、いつ、どういう形でというのは、ここでつまびらかにお話しできませんけれども、さまざまな人たちの声を聞いてきました。  これから一切聞く耳を...全文を見る
○萩生田国務大臣 文科省省内でお会いしたことはありません。
○萩生田国務大臣 さまざまな機会を通じて、直接、高校生、二年生の方もいらっしゃるし、もう自分は受験対象じゃないけれどもという方も含めてお話を聞く機会がございました。  皆さん総じて、制度上の不安のことをおっしゃっていたのは十分承知をしております。
○萩生田国務大臣 プレテストを高等学校の協力を得て大規模に実施するのは、時間的、物理的に困難であり、まずは、これまで実施した二回のプレテストで認識した課題の解決に注力したいと考えておりますが、現在実施中の大学入学共通テストの準備事業を通じて採点基準の改善を図りますが、それを利用し...全文を見る
○萩生田国務大臣 自己採点と採点結果の不一致については、大学入試センターにおいて、正答の条件の意味や内容をわかりやすく整理して、今年度内に高等学校へ周知することとしております。  採点の質の確保のための体制や方策については、高校の協力を得て採点過程を検証し、一連のプロセスを改善...全文を見る
○萩生田国務大臣 繰り返しになりますが、現在実施中の大学入学共通テストの準備事業を通じて採点基準の改善を図りますが、それを利用した自己採点の言うならば改善効果を実際に何らかの方法で確認しなかったら、意味がないと思います。大学入試センターと協議したいと考えております。
○萩生田国務大臣 今月、この準備事業を行っております。その結果が出て、その採用の方法をしっかり考えて、順次速やかに対応したいと思います。
○萩生田国務大臣 大学入試センターにおいては、採点事業者に対し、仕様書において、採点者及び採点監督者に必要な研修プログラムとして、正答の条件等を踏まえた採点作業に関する研修、システム操作に関する研修、内容面、形式面に係る正答の条件等に関する研修、採点の演習等を採点開始日までに完了...全文を見る
○萩生田国務大臣 山井先生、多分、所属の委員会じゃなくて、きょうおいでいただいて質疑していただいていると思うんです。私、この問題を政争の具にしたことなど一度もありませんし、与野党の先生方の御意見にしっかり耳を傾けて、そして、ある意味では野党の皆さんの厳しい声と同じ思いで、企業の皆...全文を見る
○萩生田国務大臣 基本的には実施に向けて努力をさせていただきますけれども、さまざまいただいた課題については、改善に努力をしたいと思います。
○萩生田国務大臣 まず、自分の保身のことは何も考えていません。引継ぎをしたこういった事業が、今までの積み上げの中である意味課題があるとすれば、それが解決できるのか否か、そのための努力を今している最中でございます。
○萩生田国務大臣 具体的に公平公正な試験として実施できるかどうか、このことはきちんと突き詰めていかなきゃいけないと思っています。そのことが担保されなければ、皆さんからの評価はいただけないと思っています。
11月22日第200回国会 参議院 本会議 第6号
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○国務大臣(萩生田光一君) 公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  我が国の教師の業務は長時間化しており、近年の実態は極めて深刻となっております。持続可能な学校教育の中で教育成果を維持し、向上さ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) こやり議員にお答えいたします。  まず、教員への信頼回復の取組についてお尋ねがありました。  神戸市の事案については、児童に対していじめは絶対に許されないことを指導する立場であるにもかかわらず、複数人で暴力行為等を繰り返していたことは、児童を預かる...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 斎藤議員にお答えします。  まず、桜を見る会についての私の答弁や招待者の推薦についてお尋ねがありました。  御指摘の十三日の衆議院文部科学委員会において、私から、後援会の常任幹事の中で、都道府県連の団体などの長で招待された方がいたので、その方たちと...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 梅村議員にお答えする前に、先ほどの斎藤議員の長期休業期間中の業務削減について追加の答弁をお許しいただきたいと思います。  今回の休日のまとめ取りを学校現場に導入する前提としては、長期休業期間中の業務の縮減が必要です。  このため、文部科学省としては...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 吉良議員にお答えします。  まず、共通テストの記述式問題の採点に関する契約についてのお尋ねがありました。  株式会社ベネッセコーポレーションは、平成二十九年に同社が開催した高校向け研究会における配付資料において、大学入試センター記述式採点業務アドバ...全文を見る
11月26日第200回国会 参議院 文教科学委員会 第4号
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○国務大臣(萩生田光一君) おはようございます。  この度、政府から提出いたしました公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国の教師の業務は長時間化しており、近年の実態は...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生御指摘いただきましたとおり、学校における働き方改革は特効薬のない総力戦であり、文部科学大臣である私の責任において、あらゆる手だてを尽くして総合的に取り組む決意であります。  具体的には、今回の給特法改正により、公立学校の教師の勤務時間の上限に関す...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生、様々な視点で御指摘をいただきました。  我々、この法案を提出するときに、冒頭申し上げたように、この法案一つ可決をしていただければ全てバラ色になるわけではなくて、もう様々な取組をしていかなくてはならない、その覚悟で提出をさせていただきました。同時...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) パラリンピックの競技団体には、財政基盤などの面で脆弱な団体もあり、現在、日本財団パラリンピックサポートセンターがパラリンピック競技団体に対して共同事務所の貸与、翻訳、経理等の事務の支援、競技普及や広報活動の支援を行っていただいております。同センターは二...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 大学入学者選抜において大学入学希望者の高等学校段階までに育成された思考力、判断力、表現力を的確に評価するためには、共通テストか個別選抜かにかかわらず、自らの力で考えをまとめたり、相手が理解できるように根拠に基づいて論述することが必要な記述式問題の導入が...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) まず、私としては、本件が結果として就職活動を行う学生に不安を与えることとなり、大変遺憾に思っております。  本件については、個人情報保護委員会が勧告及び指導、東京労働局が職業安定法に基づく指導を実施しておりますが、株式会社リクルートキャリアにおいては...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 給特法は、時間外勤務命令をいわゆる超勤四項目に限定した上で、時間外勤務手当及び休日勤務手当は支給しない代わりに、勤務時間の内外を問わず包括的に評価して教職調整額を支給する仕組みであります。  しかしながら、この仕組みにより所定の勤務時間外に行われる超...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 学校における働き方改革を進めるためには、教師でなければできない業務以外の多くの仕事を教師が担っている現状を抜本的に変えるとともに、教師の業務についても負担軽減を図ることが必要であり、多様な人材との連携も進め、チームとしての学校を実現することも重要と考え...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 学校において、いじめ、不登校等の様々な課題を抱える児童生徒に対し、心理の専門家であるスクールカウンセラーや福祉の専門家であるスクールソーシャルワーカー等の職員と教員が連携協力し、個別の児童生徒の状況に応じてチームで支援を行うことは重要であると考えており...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 私立学校の教師については、各学校の設置者と教師との契約に基づき教師の給与等の勤務条件が決定され、労働基準法が直接適用されることとなります。他方、公立学校の教師については、公務員であることから、教師の給与等の勤務条件は給特法等の法律や条例等に基づき決定さ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 労働基準法上の労働時間とは、使用者の指揮命令下に置かれている時間とされています。  一方、教師に関しては、校務であったとしても、使用者からの指示に基づかず所定の勤務時間外にいわゆる超勤四項目に該当するもの以外の業務を教師が行った時間は、基本的には労働...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) まず、ごまかすつもりは全くありません。  今回新たな概念をきちんと入れて、先ほど先生の問題意識は、超勤四項目以外のことについては指揮命令がないんだから、それなのに学校で働いている場合、これ誰がどう評価するんだ、誰が責任持つんだというのが多分問題意識だ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 勤務時間管理は、従来より、労働法制上、教育委員会や学校の責務とされていましたが、働き方改革推進法による労働安全衛生法等の改正により、タイムカードなどの客観的な方法等による勤務時間の状況の把握が公立学校を含む事業者の義務として法令上明確化されました。 ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 労働基準法第三十四条において、使用者は、勤務時間が六時間を超えて八時間以下である場合には少なくとも四十五分、八時間を超える場合には少なくとも一時間の休憩時間を与えなければならないことが規定されており、公立学校の教育公務員については、服務監督権者である教...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 御指摘のとおり、平成六年に一年単位の変形労働制が導入された際の労働省の通知においては、突発的なものを除き、恒常的な時間外労働はないことを前提とした制度であることとされています。これは、一年単位の変形労働時間制は、あらかじめ見込んだ業務の繁閑に合わせて労...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 現在の給特法の仕組みは教師がどこまで職務であるのか切り分け難いという教師の職務を踏まえたものですが、一方、給特法の制定から半世紀を経た現在、保護者や地域の意識の変化の中で業務が大きく積み上がっています。また、働き方改革の推進の観点から労働法制も大きく転...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) お答えします。  休日のまとめ取りのための一年単位の変形労働時間制の活用については、本年一月の中教審答申においても一年単位の変形労働時間制を導入することで学期中の勤務が現在よりも更に長時間化しては本末転倒であることが指摘されており、導入に当たっては、...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) この法律をお認めいただいた上で、運用面で三年後の勤務実態調査をやっていく上で、これ、きちんとしたタイムカードなりICTなりを活用して客観的に管理ができなかったら、その実態を把握することができません。したがって、新年度までにこれは徹底したいと思います。
○国務大臣(萩生田光一君) 在校等時間の記録は公務災害の判定資料にもなり得るため、その記録は適切に保存すべきものであると考えており、その旨は今後作ります指針の中でもしっかり示していきたいと思っております。  また、この記録は基本的には行政文書に該当するものと考えられ、地方公共団...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 本年一月に策定した公立学校の教師の勤務時間の上限に関するガイドラインは、あくまで指導、助言として各教育委員会に対して通知をしているものにすぎないため、その実効性を高める観点から今回指針に格上げをし、その根拠を法令上位置付けることとしております。  具...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 勤務時間を含む勤務条件一般については、人事委員会が置かれている市にあっては当該人事委員会、それ以外の市町村においては首長が具体の運用をチェックするほか、地方公務員法に基づき、教師自らが人事委員会や公平委員会に対して本制度に関する苦情や相談を行うこと、勤...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 現在の給特法の仕組みは、先生、現場をよく御存じだと思います、教師の皆さん、どこまでが職務であるのかを非常に切り分け難いという教師の職務を踏まえてでき上がったものです。一方、給特法制定から半世紀を経た現在、保護者や地域の意識の変化の中で業務が大きく積み上...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) まず、先生、御存じないだろうと言われたんですけど、その実態については我々も問題意識を持っています。また、職員も持っています。  教員不足の実態に関しては、二十九年度に十一県市の教育委員会に対してアンケート調査を実施して、各都道府県・指定都市教育委員会...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今先生の御指摘は、もうまさに教員の免許を持っていても職場に出ようという意思のある方がどんどん減ってしまっている、臨時教員を頼もうと思っても、その人たちもなかなか現場に出てきてくれない、結果として臨時免許を出しているという、こういうもう本当に限界の状況に...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) その議事録からは、私もそういうイメージを持たせていただきます。
○国務大臣(萩生田光一君) 教師の勤務状況の現状としては、長時間勤務の実態は極めて深刻であり、持続可能な学校教育の中で教育成果を維持し、向上させるためには、教師のこれまでの働き方を見直し、子供たちに対して効果的な教育活動を行うことができるよう、学校における働き方改革の推進が急務と...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 法案制定時、後の勤務実態調査は度々披露されておりますけど、月八時間というふうに承知をしております。
○国務大臣(萩生田光一君) 現在、二十八年度の実態調査では、小学校で五十七時間二十九分、中学校で六十三時間二十分でございます。
○国務大臣(萩生田光一君) 超勤手当ではございません。
○国務大臣(萩生田光一君) 繰り返し申し上げているその学校にいる時間は、私、勤務時間だということを申し上げておりますので、そういった意味で包含されている時間に値するという意味で申し上げたつもりでございます。
○国務大臣(萩生田光一君) 失礼しました。  本会議での発言なので正確に披露したいと思いますが、御指摘の業務は、いわゆる超勤四項目に該当せず、教師が自らの判断で自発的に働いているものと整理されます。他方で、御指摘の業務は校務として行われているものであり、超過勤務命令に基づくもの...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) いわゆる超勤四項目に入っていないという意味では同じです。
○国務大臣(萩生田光一君) 超勤四項目ではないですけれども、学校の校務でありますし、在校時間に起きる事故でありますから、当然、学校に責任がございます。
○国務大臣(萩生田光一君) 生きております。
○国務大臣(萩生田光一君) 超過勤務命令を出せる場合の四項目、また、あるいは必要に応じて自治体が条例で定めたものというふうに判断できると思います。
○国務大臣(萩生田光一君) 現状、四項目には当たりません。
○国務大臣(萩生田光一君) そこが教員の多分働き方の難しかったところだと思うんですけれども、超過勤務命令は出せませんけれども、学校業務としてそれはどこかでやっぱりこなさなきゃならない仕事であって、そういったものが非常にグレーゾーンになっていたので、我々文科省としては学校に、いわゆ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今先生が質問の中でいろいろ解説を加えていただいた思いがまさに今回の法案提出の思いでございまして、そのとおりでございます。  教師の長時間勤務の実態は極めて深刻であり、学校における働き方改革の推進が急務となっております。学校における働き方改革は特効薬の...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先ほど申し上げましたとおり、今後の給特法の見直しに当たっては、観点の一つとして、教師集団の流動性や多様性を高める中で、それぞれの教師のライフステージやキャリアパスを踏まえ、子供たちと向き合い、教育の質の向上に取り組もうとする教師の意欲や能力の向上に資す...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今回の休日のまとめ取りのための一年単位の変形労働時間制の活用については、各学校や教師等の個々の事情を踏まえた上で、活用するかどうかも含めて各地方公共団体において判断がなされるものです。  育児や介護等を行っている教師については、現行の労働基準法施行規...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 御指摘のとおり、学校における働き方改革は、管理職だけではなく学校全体で取り組むことが重要であり、実際に取組が進んでいる学校では、管理職のリーダーシップだけでなく学校職員全員がチーム一丸となって、働き方改革の目指すべきゴールの共通理解の下、プロジェクト化...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 学校組織マネジメントの中核となる校長、教頭などの業務負担の増加などを背景に、学校管理職がマネジメント機能を十分発揮できるようにするため、平成二十九年三月に学校教育法の一部改正により、事務職員について、事務に従事する職から事務をつかさどる職へと職務規定の...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) まず冒頭、先生御指摘の各種調査、国、都道府県、市町村、教育委員会などが非常に類似の調査を年間を通じて現場にお願いしている実態があります。  今回、法案を提出するに当たって、これの見直しもしっかりさせていただいて、同類の調査は都道府県、市町村などでやら...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 就任記者会見のときから、これから令和の時代の新しい学校というのは、例えば今まで平成はパソコンやタブレットはあったらいいなという教材だったけれども、これからの時代はなくてはならない教材だということをしっかりと宣言をして、今まで取組をしてまいりました。 ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) お答えします。  文部科学省としては、部活動における短時間で効果的な指導を実現するため、競技団体に指導の手引の作成を依頼するとともに、その活用を図るため、教育委員会等に対して周知を行っています。実際に短時間の練習で全国大会に出場した公立中学校の部活動...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 学校における働き方改革を進めるためには、教師でなければできない業務以外の多くの仕事を教師が担っている現状を抜本的に変えるとともに、教師の業務についても負担軽減を図ることが必要であり、多様な人材との連携を進め、チームとしての学校を実現することも重要と考え...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今、様々御披露いただいた女性の方の、言うならばキャリアアップに向かっての、結婚や出産やあるいはその後の産休など、確かに、自分が子育てをしている最中に同年代の人たちを担任として見なきゃならない小学校の教諭なども実在するわけでありまして、そういう働き方につ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 労働時間の縮減を前提として導入することを規定をしております。
○国務大臣(萩生田光一君) 御指摘のとおり、平成六年に一年単位の変形労働時間制が導入された際の労働省の通知においては、突発的なものを除き、恒常的な時間外労働はないことを前提とした制度であることとされています。これは、一年単位の変形労働時間制は、あらかじめ見込んだ業務の繁閑に合わせ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 休日のまとめ取りのための一年単位の変形労働時間制の活用に当たっては、指針における在校等時間の上限を遵守することとしており、まずは業務の削減に総力戦で取り組むことが必要であると考えています。  他方で、実際に本年一月の公立学校の教師の勤務時間に関する上...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先ほど局長が答弁した数字は調査結果で、いろんな実態があると思います。逆にこういうきっかけがないとやっぱり勤務時間の縮減はできないというふうに思っておりますので、ここは我々は法律を作り、そして現場で条例を作りますので、その間に在り方については是非しっかり...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 改正法が成立した場合に新たに制定することとなる指針において、一年単位の変形労働時間制を活用することに当たっては、指針の上限時間を遵守することを規定することとしております。  このため、年度途中等にこうした要件が明らかに遵守できない状況が生じた場合には...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 年度途中に一年単位の変形労働時間制の活用の指定を取りやめる場合は、その後具体的にどのように運用するかについて条例等を定める際にも工夫を要すると考えられるため、関係省庁とも相談の上、各地方公共団体に対して指導をしてまいりたいと思います。
○国務大臣(萩生田光一君) そのとおりでございます。
○国務大臣(萩生田光一君) まさしく、そういう実態が私もないとは言えないと思います。実際には、タイムカードを押した後に引き続き職場に残って働いている方がいらっしゃる実態も承知をしております。  だからこそ、こんなことを続けていたらやっぱり教員の皆さんがもう本当にもたなくなってし...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 勤務時間管理は、従来より、労働法制上、教育委員会や学校の責務とされていましたが、働き方改革推進法による労働安全衛生法等の改正により、タイムカードなどの客観的な方法等による勤務時間の状況の把握が公立学校を含む事業者の義務として法令上明確化されました。この...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) それ、大事なポイントだと思います。  省令では今考えていませんけど、今局長答弁したように、指針の中できっちり伝えていきたいと思いますし、これも、ただ単に紙ベースじゃなくて、この法律が成立をさせていただいた後に、先ほどから申し上げているような様々な説明...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 舩後先生の質問、多岐にわたっておりまして、関連するところをお答えしたいと思います。  まず、労働基準法に規定されている一年単位の変形労働時間制は、業務の繁閑に応じ労働時間を配分する制度であり、一年単位で考えたときに、全体として休日の増加などが期待され...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 高等学校入学者選抜の方法等は都道府県教育委員会等の実施者が決定し、各高等学校長が、その学校及び学科などの特色に配慮しつつ、入学者選抜により判定し、入学を許可することとされています。  文部科学省においては、障害のある生徒に対する入学試験の実施に際し、...全文を見る
11月27日第200回国会 衆議院 文部科学委員会 第10号
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○萩生田国務大臣 子供たちを交通事故から守ることは、学校安全の視点として極めて重要であり、平成二十九年に閣議決定された第二次学校安全の推進に関する計画でも、学校の管理下における児童生徒の死亡事故を限りなくゼロにすることを目指すとしています。  本年五月、大津市で発生した事故を受...全文を見る
○萩生田国務大臣 委員会などでもさまざまな御指摘をいただいております。  必要な採点者数をしっかり含め、採点体制などの詳細について、現在実施している採点に関する準備事業の結果も踏まえて、しっかりとした体制づくりに努力をしてまいりたいと思います。
○萩生田国務大臣 まず、英語の民間試験の導入に関しては、私のもとに設置する予定の検討会議において、過去の意思決定過程や、導入を延期せざるを得なくなった要因、指摘された課題についても検証し、英語四技能を適正に評価するシステムを国が責任を持って実施できる体制について、今後一年を目途に...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、英語の成績提供システムの導入見送りに伴い、文部科学省では、現在、各大学に対して、十二月十三日を目途に、令和三年度大学入学者選抜における英語民間試験の活用の有無、活用方法等の方針の決定、公表をお願いしておりますが、これを始めとして、新たな情報を取りまとめ、受...全文を見る
○萩生田国務大臣 今後、私のもとに立ち上げる検討会議において、大学入試において英語四技能をどのように評価していくのか、できるだけ公平でアクセスしやすい仕組みとはどんなものなのか検討することとしており、現在、年内に第一回開催ができるように、人選や具体的な検討項目を含めて準備を行って...全文を見る
○萩生田国務大臣 私自身、これまで、地元の高校生の皆さんを始め、障害者の方や経済状況が厳しい方からさまざまな意見も聞いてまいりました。その中には厳しい意見もございました。また昨日、御党の会議の様子も早速報告を受けさせていただきました。大学入試においては、受験生の置かれた状況にかか...全文を見る
○萩生田国務大臣 大学入学者選抜において、大学入学希望者の高等学校段階までに育成された思考力、判断力、表現力を的確に評価するためには、共通テストか個別選抜かにかかわらず、みずからの力で考えをまとめたり、相手が理解できるよう根拠に基づいて論述することが必要な記述式問題の導入は重要で...全文を見る
○萩生田国務大臣 採点者の確保につきましては、仕様書において、適正な試験等によって質の高い採点者を確保し、期間内に正確な採点を行うことができる人員を必要数確保することと定めており、採点者の選抜方法や必要人数について、大学入試センターと採点事業者が事前に協議することとしています。 ...全文を見る
○萩生田国務大臣 文部科学省としては、大学入学共通テストの記述式問題の円滑な実施に向けて、受験生や保護者の理解を得ることは極めて重要と考えています。  御指摘のような、記述式問題に関する情報を大学入試センターや文部科学省のホームページで周知していくとともに、SNSの活用も含め、...全文を見る
○萩生田国務大臣 与野党を問わず、委員会の席でもさまざまな問題の指摘をいただき、それを一つ一つセンターと共有しながら、また受託事業者とも問題共有をして、さまざまな解決に向けての努力をしている最中でございます。  一番大切なのは、受験生の皆さんの安心した受験体制が組めるかどうかだ...全文を見る
○萩生田国務大臣 詳しくまた、今この時点で、私、答えを持っていないんですけれども、今、足立先生の問題意識やスポーツ庁の答弁を聞きながら、自分の思いをお伝えして答弁にかえさせていただきたいと思うんですけれども、選手の皆さんの健康管理を考える視点が入ってきたという点は一つ評価ができる...全文を見る
○萩生田国務大臣 文部科学省が高野連に直接指導というわけにはいかないと思いますが、問題意識は共有したいと思います。  いずれにしても、高校生の皆さんファーストで、高校生の皆さんが、安心で、安全で、健康にスポーツに取り組むことができる環境を文科省としてはしっかり支えていきたいと思...全文を見る
○萩生田国務大臣 英語民間試験の導入に関しては、私のもとに設置する予定の検討会議において、過去の意思決定過程や、導入が延期となった要因、また、指摘された課題についても検証し、英語四技能を適正に評価するシステムを国が責任を持って実施できる体制について、今後一年を目途にしっかりと検討...全文を見る
○萩生田国務大臣 大学入学者選抜につきましては、各大学において、入学者受入れの方針に基づき、多様な形で実施されているものと考えています。  大学入学者選抜実施要項においては、入学者選抜の公正確保や試験問題の漏えい防止については定められていますが、大学入試の採点業務の民間委託に関...全文を見る
○萩生田国務大臣 御指摘の東京大学が昨年三月の時点で行った記者会見は、東京大学における検討の途中段階のものと承知をしており、間違ったメッセージとは考えておりません。
○萩生田国務大臣 私、その会議の場にもおりませんでしたし、また、文科省の職員が出席をしていましたが、あくまでオブザーバーとして、会自体は党の皆さんによって運営をされていたと承知しておりますので、その中の発言が直ちに大学の自治に介入することにつながるというふうには、間接的には、私は...全文を見る
○萩生田国務大臣 文科省としましては、東京大学のみならず、全ての大学に対して、この自民党の会議より前から、国公立、私立大学関係者及び高等学校関係者の審議を踏まえて策定した大学入学者選抜実施要項に基づいて、英語四技能をはかることのできる資格検定試験等の結果の活用を促してきたところで...全文を見る
○萩生田国務大臣 先ほどもお答えしましたが、人選は現在検討しているところですが、受験生を第一とする立場に立ち、さまざまな有識者や学校現場の関係者、保護者などを含め、なるべく多様な御意見やニーズを反映できるような会議のあり方を工夫してまいりたいと考えております。
○萩生田国務大臣 多様な意見を集められるように、よく検討してみます。
○萩生田国務大臣 検討に当たりましては、受験生を第一とする立場に立ち、受験生の方や保護者の方なども含めて、なるべく多様な御意見やニーズを反映できるような会議にしていきたいと思いますが、継続的に行う会議に特定の高校生が常に陪席するというのはいかがかなと思いますので、どこかの機会に集...全文を見る
○萩生田国務大臣 今後は、設置する予定の検討会議の具体的な議題、論点について早急に進めてまいりたい、検討してまいりたいと思いますけれども、大学入学共通テストや各大学の個別試験の中での英語四技能評価をどのように評価するのか、経済的な状況や居住地域にかかわらず、ひとしく安心して試験を...全文を見る
○萩生田国務大臣 現時点において、どのような仕組みでいくか決定はしておりませんが、この委員会でも繰り返し申し上げているとおり、あらかじめ、これはやらない、これはやるというようなことを予断を持って決めるつもりはございませんので、よく話を聞いて、そして皆さんと検証しながら、一番いい方...全文を見る
○萩生田国務大臣 グローバル化が急速に進展する中、英語によるコミュニケーション能力の向上は喫緊の課題であり、大学入試において、英語の読む、書く、話す、聞くの四技能を評価することは重要だと思います。  このような観点からも、英語の民間資格、英語の検定試験の活用に限らず、入試におい...全文を見る
○萩生田国務大臣 さまざまな方策を検討してまいりたいと思います。先生おっしゃるように、入試のときだけそれをチェックして、後で入学した学生たちには全くそういった授業が行われていないのでは全く意味がないと思いますので、幅広に考えていきたいと思います。
○萩生田国務大臣 大学入試における英語民間試験の活用に関する検証については、今後、私のもとに立ち上げる検討会議において、一つのテーマとして取り扱うこととしております。その際、英語民間試験の活用に関するこれまでの検討の経過や、その際に論点となった事項などを対象に検証を行うことを想定...全文を見る
○萩生田国務大臣 お答えします。  グローバル化が急速に進展する中、英語によるコミュニケーション能力の向上は喫緊の課題であり、現行の高等学校学習指導要領においても、読む、書く、話す、聞くの四技能を総合的に育成する指導を充実することとされています。  しかしながら、我が国の高校...全文を見る
○萩生田国務大臣 非常に冷静な分析を得た御意見だと思います。分けて言うならば、打って出る英語と迎え入れる英語、まさしくそうだと思うんです。  ただ、先生、先ほど私、答弁の中で、なぜ受験にこの四技能を入れたかといったら、まず一つは、やはり、高校の学習指導要領でこれをやろうというこ...全文を見る
○萩生田国務大臣 すごく難しい質問だと思いますけれども、学習要領の中で改めて明示しましたのは、コミュニケーションの目的や場面、状況に応じて、主体的に自分の考えや気持ちを伝え合おうとすることが重要であると考えています。  文法や単語の正確性ばかりを過度に気にするのではなく、積極的...全文を見る
○萩生田国務大臣 貴重な御意見だと思います。  試験を延期は決定しましたが、繰り返し申し上げているように、あらかじめ、民間試験を採用するんだとか、民間試験は採用しないんだとか、あるいはこの形の試験を何が何でも続けるんだということを予断を持って決めているわけではございませんので、...全文を見る
○萩生田国務大臣 グローバル化が進展する中、世界で共通語として使用されている英語によるコミュニケーション能力の向上は喫緊の課題であり、現行の高等学校学習指導要領においても、読む、聞く、話す、書くの四技能を総合的に育成する指導を充実することとされています。  そのため、高等学校段...全文を見る
○萩生田国務大臣 高等教育の修学支援新制度は、真に支援が必要な低所得世帯の子供が経済的理由から進学を断念することのないよう、授業料等減免と給付型奨学金の支給を行うものであり、対象となる学生等に対する丁寧な周知が必要であると認識しています。  現在、大学等に通っている学生に対して...全文を見る
○萩生田国務大臣 今、先生、今月十四日に事務連絡を発出をしたと報告しました。あわせて、丁寧な周知と学生からの申請に対する柔軟な対応を各学校に依頼しました。  したがって、在校生を対象とする申込みは、十一月一日から三十日までの申込みを基本としていますが、台風十九号による被災などの...全文を見る
○萩生田国務大臣 あらかじめ目を通させていただきました。  大学入学希望者学力評価テスト検討・準備グループは、大学入学希望者学力評価テストの具体的な制度設計のため、大学や高等学校の関係者の九名の委員によって開催されたもので、このうち、平成二十八年五月の第一回から二十九年三月の第...全文を見る
○萩生田国務大臣 議事録について目を通させていただきましたけれども、自民党の教育再生実行本部に関する資料の欄ですとか、議論などの確認はございませんでした。
○萩生田国務大臣 毎年、入学者選抜に関する基本的事項として、大学、高等学校関係者との協議を経て策定、公表している大学入学者選抜実施要項において、大学は、入学志願者が出願等に必要な事項を決定し、それらを記述した募集要項において試験実施年度の十二月までに公表することとしているため、遅...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、英語の四技能をはかる外部検定試験の導入につきましては、グローバル化が急速に進展する中、英語によるコミュニケーション能力の向上は喫緊の課題であり、大学入試において、英語の読む、聞く、書く、話す、四技能を評価することが必要であること、一方で、英語に関しては、約...全文を見る
○萩生田国務大臣 先ほど、午前中、吉良先生の最後の質問にもちょっとお答えしたんですけれども、さまざまな判断の中で英語に関しては先送りをいたしました。その中の一つの要因に、圧倒的に生徒数の多い、全体としては多くを占める私立大学の中で、この四技能の評価を採用するという、言うならば、試...全文を見る
○萩生田国務大臣 大学入学者選抜において、大学入学希望者の高等学校段階までに育成された思考力、判断力、表現力を的確に評価するためには、共通テストか個別選抜かにかかわらず、みずからの力で考えをまとめたり、相手が理解できるよう根拠に基づいて論述することが必要な記述式問題の導入が重要で...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生が必要かと思うかと言われれば、必要だと思います。そういう意味では、問題意識は共通していると思います。  確かに、各大学がアドミッションポリシーに基づいて入学者選抜を行うわけですから、そこに、箸の上げ下げみたいなことを文部科学省が申し上げるというのはいかがな...全文を見る
○萩生田国務大臣 既に、記述式につきましては、実施を前提に、大学入試センターと企業の間で、契約行為にのっとって、さまざまな取組をしております。そして、この委員会でも、与野党を超えて先生方からさまざまな問題点をいただいて、それを一つ一つフィードバックしながら、解決をしたり、あるいは...全文を見る
○萩生田国務大臣 今先生が御披露いただいた高校生のための学びの基礎診断は、確かに御指摘の企業が各教科にエントリーされています。他方、他の企業も複数、いろいろ、メニューは違いますけれどもエントリーをされておりまして、それぞれ、民間企業の言うなら努力というものは、それはそれで違う面で...全文を見る
○萩生田国務大臣 大臣経験者の中川先生の御意見ですから、重く受けとめて、しっかり対応してまいりたいと思います。
○萩生田国務大臣 大学入試英語成績提供システムについては、文部科学省が民間試験団体の取組を十分に指導監督することができるような制度設計となっておらず、かつ、連携、調整が十分でなかったことから、各大学の活用内容、民間試験の詳細事項等の情報提供不足など、準備のおくれにつながることとな...全文を見る
○萩生田国務大臣 英語の四技能をしっかり伸ばしていくということは先生も御理解いただいているんだと思います。  果たしてそのテストのあり方について、今回は民間の既存の試験を、わかりやすく言うと軒先をお借りするような形でそれを大学の共通テストの中に、評価に加えようということに、シス...全文を見る
○萩生田国務大臣 記述式問題の導入についてさまざまな課題が指摘されていることは承知をしております。課題解消に向け、どのような改善が可能であるか、さまざまな方策について検討するとともに、記述式問題導入の意義を一層丁寧に説明してまいりたいと考えています。  記述式問題の採点者につい...全文を見る
○萩生田国務大臣 今ちょっとお時間をいただいて丁寧に説明したのは、今そういう作業をしております、一つ一つ不安の払拭をしていきたいと思っています。
○萩生田国務大臣 まず、先生の御指摘は、私の過日の記者会見でのやりとりだと思います。  大前提として、英語を延期せざるを得なかったそういう判断の中で、例えば、この委員会の中でも質疑をした、もっと身近に会場をふやすことができないのかという指摘に対して、私も同じ思いで企業側にも申し...全文を見る
○萩生田国務大臣 受験生の不安を払拭することを第一に努力を続けさせていただきたいと思います。
○萩生田国務大臣 欧州評議会では、CEFRの段階の一つとしてPreA1の存在を認めており、PreA1は、A1に至る前の段階の指標となるレベルと定義されていることを踏まえ、GTECにおいては、A1に満たないものは全てPreA1と表記して結果を返却していると承知をしています。  G...全文を見る
○萩生田国務大臣 GTECのオフィシャルスコア証明書においては、読む、聞く、書く、話すの四技能ごとに、CEFRレベルに基づきコメントが表示されますが、証明書に記載されている注釈には、CEFRのキャンドゥーステートメンツ、英語でどのようなことができるかをあらわしたものをGTECの出...全文を見る
○萩生田国務大臣 GTECの出題形式に合わせて日本語に訳したものですと記してあります。
○萩生田国務大臣 御指摘のような実態はないと考えております。  英語の資格検定試験については、英語四技能試験情報サイトにおいて、試験団体や試験の概要に係る情報が提供されているところであり、各大学は、これらの情報をもとに、大学入学者選抜においてどの試験を活用するかについて、各大学...全文を見る
○萩生田国務大臣 今回、大学入試英語成績提供システムについて、来年度から導入を見送り、延期することを決定しましたが、システム自体をどうするかについては、今後大学入試で英語四技能をどのように評価するか、その仕組みも含め、一年を目途にしっかりと検討してまいりたいと考えております。 ...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、先生がヒアリングした方がどういう属性の方かというのは、ちょっと私、確認できませんが、しかし、先生が公のこの委員会の場でわざわざ御披露するんでしょうから、そこは素直にそのお話は受けとめてまいりたいと思います。  その上で、御指摘の事柄は、大学入学共通テスト...全文を見る
○萩生田国務大臣 冒頭申し上げましたとおり、その方が、城井先生にお話しされた方がどういう属性の方でどういう仕事をされている方というのはちょっと確認できませんけれども、しかし、こういう公の委員会の席で御披露されるんですから、きっと、先生は確信を持って、あるいは確認をとった上でそのお...全文を見る
○萩生田国務大臣 採点事業者がどのような属性の採点者を確保しているかについては、必ずしも当該業種の他社が公表していない中にあって、学力評価研究機構に対して当該情報の開示を求めることは他の企業との公正な競争が阻害されるおそれがあることから、お答えは差し控えさせていただきたいと思いま...全文を見る
○萩生田国務大臣 私が知っていて答弁していないんじゃなくて、現段階で、私の手元では、その属性はわかりません。
○萩生田国務大臣 採点事業者が担当する業務については、例えば、採点マニュアルの作成、採点者の育成、採点作業、採点システムのプログラムの開発などのノウハウについて、採点事業者が従来から保有しているものを活用して実施するものであるため、採点業務終了後も採点事業者が保有するものと考えて...全文を見る
○萩生田国務大臣 仕様書では、採点基準は、受験者等の答案を踏まえ、採点基準策定委員会において更新、確定されることとされていますが、仮に採点の過程で新しい類型の答案が見つかった場合には、採点基準が見直しされるものと認識しています。その上で、採点期間中の毎朝の採点業務開始前の周知など...全文を見る
○萩生田国務大臣 仕様書では、採点基準は、受験者等の答案を踏まえ、採点基準策定委員会において更新、確定されることとされていますが、仮に採点の過程で新しい類型の答案が見つかった場合には、御指摘のとおり採点基準が見直されるものと認識をされております。
○萩生田国務大臣 採点基準策定委員会において更新、確定されますので、その都度更新、確定されるという予定です。
○萩生田国務大臣 新しい答案が見つかった場合には、仕様書では、採点基準は、受験者等の答案を踏まえ、採点基準策定委員会において更新、確定されることとされていますが、仮に今御指摘のような採点の過程で新しい類型の答案が見つかった場合には、採点基準そのものが見直しをされるものと認識をして...全文を見る
○萩生田国務大臣 採点者の事前研修については、仕様書において、大学入試センターと事前に協議した上で必要な研修プログラムを採点開始日までに完了することとされております。この事前研修では、採点の手順やシステム操作に関する研修や、試行調査の試験問題を用いた採点演習などを行うと承知してい...全文を見る
○萩生田国務大臣 自己採点に必要な国語の資質、能力、すなわち自分の解答が正答の条件を満たしているのかどうかを客観的に判断する力は、従来から小中高等学校の国語科の指導の中で育成が図られており、また、受験指導については、従来から進路指導の一環として実施されているものと承知しています。...全文を見る
○萩生田国務大臣 きょうも、さまざまなきちんとした現場感覚の御意見をいただきました。一つ一つ受験生の不安の払拭をする作業を今続けさせていただいておりますので、努力を続けたいと思います。
○萩生田国務大臣 今般の幼児教育、保育の無償化の対象範囲については、法律により幼児教育の質が制度的に担保された幼稚園、保育所、認定こども園を基本としながら、待機児童問題により認可保育所に入りたくても入れない方もいることから、代替的な措置として認可外保育施設等も対象とするという考え...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、先生、その江戸川区の園について、私、存じ上げませんけれども、要は、一定の基準を満たしていないんだけれども、しかし地元としてニーズがある、すなわち地元としてかけがえのない施設かどうかという判断は、国は直接やはりできません。がゆえに、首長の皆さんに御判断をいた...全文を見る
○萩生田国務大臣 それも含めて、今検討しています。
○萩生田国務大臣 いわゆる幼児教育類似施設への支援については、現在、関係府省と連携しつつ、その要件等を含め、国と地方が協力した支援のあり方について検討をしているところです。
○萩生田国務大臣 いわゆる幼児教育類似施設への支援については、現在、関係府省と連携しつつ、その要件等も含め、国と地方が協力した支援のあり方について検討しております。
○萩生田国務大臣 初鹿先生、この問題はもともと、ことしの二月の予算委員会で、私、党の幹事長代行として、類似施設等々があぶれてしまう、それは、いろいろな事情やいろいろな条件の違いはあるけれども、子供たちをしっかりと応援をしていく、若い世代の皆さんにサポートしていくという政策としては...全文を見る
○萩生田国務大臣 大学入学共通テストの記述式問題の採点者の確保については、仕様書において、適正な試験等によって質の高い採点者を確保することが定められており、採点者の選抜方法について大学入試センターと採点事業者が事前に協議することとされています。  質の高い採点者を確保するために...全文を見る
○萩生田国務大臣 記述式問題の採点者の確保については、仕様書において、適正な試験等によって質の高い採点者を確保し、期間内に正確な採点を行うことができる人員を必要数確保することと定めています。  大学入学共通テストにおける記述式問題については、一定の条件を設定した上で、その条件へ...全文を見る
○萩生田国務大臣 さまざまな御指摘を一つ一つ解決して、受験生の不安を払拭してまいりたいと思います。
○萩生田国務大臣 プレテストの結果について先生から御質問があって、この場で正しい答弁がきちんとできなかったということは、おわびを申し上げたいと思います。  ただ、理事にお聞きをすると、そのくらい、問題作成者と採点者の間できちんとしたすみ分けができていて、情報を共有していないとい...全文を見る
○萩生田国務大臣 御指摘いただいているさまざまな課題について、センターを通じて、請負業者の皆さんとも一つ一つ解決の努力をしています。  明るい兆しが見えるテーマもあれば、なかなか、もう少し近くならないと具体的な答えが返ってこないものもありますけれども、しかし、限られた時間の中で...全文を見る
12月03日第200回国会 参議院 文教科学委員会 第6号
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○国務大臣(萩生田光一君) 今先生から、今回の学校における働き方改革の、言うならば留意点について全て触れていただいたというふうに思っておりまして、感謝を申し上げたいと思います。  学校教育では、何といっても教師の存在、これが一番重要です。子供にとって教師が最大の教育環境であり、...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 何よりも、長時間勤務が続いていることだと思います。
○国務大臣(萩生田光一君) 一言ではなかなか言い尽くせないと思うんですけれど、やっぱり社会の変化の中で学校の先生方というものがある意味特殊な勤務体系で仕事をしておりまして、それが結果として学校がいろんなことを背負い込む、しょい込むことになってしまったということにもつながると思いま...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先ほども申し上げましたけれども、社会総掛かりでもうあらゆること、できることを全て行っていかないと、今の学校の働き方の改革は前に進まないと思います。  そういう意味では、今回の法案はある意味ではその一つのツールでありまして、これをもって直ちに業務量が削...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 次代を担う子供たちに必要な資質、能力を育成する上で、令和二年度から順次全面実施される新学習指導要領に基づく指導を着実に行うことは大変重要であると認識しています。一方、教師の業務縮減は喫緊の課題であり、現在、中央教育審議会において、学校における働き方改革...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 指導要領は不断の見直しをしています。ただ、それを削減することが子供たちのためになるのでしたら一つの選択肢ですけれども、指導要領が厚くなったとしても、それを授業の中ではそれぞれバランスを取りながら先生方は教えていただいているので、言うなら指針であります。...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 大綱的な基準ですね、大綱的な基準です。
○国務大臣(萩生田光一君) 学習指導要領は、学校教育法及び同法施行規則の規定の委任に基づき教育課程の基準として文部科学大臣が告示しているものです。学習指導要領は、このように学校教育法の法令の規定に基づいて定められているものであり、いずれの学校においてもこれに基づき教育課程を編成し...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 自由に変えていいというんではなくて、学習指導要領は、全国的に一定の教育水準を確保する観点から、学校が編成する教育課程の大綱的な基準として全ての子供たちに指導すべき内容を示したものであり、具体的な指導方法を規定しているものではありません。  各学校にお...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 多くの公立小中学校等で、学習指導要領で示している各教科等の内容を指導するのに要する時数を基礎とする標準授業時数を大きく上回って授業を実施していることが明らかになっており、指導体制を整えないまま標準授業時数を大きく上回った授業時数を実施することは教師の負...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 各学校においては、学習指導要領を踏まえ、児童生徒の心身の発達の段階や特性及び学校の地域の実態を十分考慮し、創意工夫しながら教育課程を編成するものとされております。  裁量権、一定程度は認めますけど、今たまたま学テの話をされましたんで、これは全国悉皆で...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 両方必要だと思います。
○国務大臣(萩生田光一君) それぞれの自治体の事情や学校の実情も異なると思いますので、私が一概にこれが一番大事だというのはこの場で申し上げるのはかえって間違ったメッセージになると思うんですが、いずれにしても、先生方は先生としての本来の仕事、子供たちと向き合って授業の充実をすること...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 本年一月の中央教育審議会の答申においては、文部科学省が取り組むべき方策の一つとして、学校、教師が担うべき業務の範囲について、学校現場や地域、保護者等の間における共有のため、学校管理規則のモデルを周知することとされており、答申の工程表においては、先生御指...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) そういった面、多分にございますので、年度内までにしっかり発出をしてまいりたいと思います。
○国務大臣(萩生田光一君) 規則のモデルが示されていないのは御指摘のとおりなんですけど、既に対応については通知を各教育委員会にしておりますので、繰り返しになりますけど、年度内にしっかり発表したいと思います。
○国務大臣(萩生田光一君) 代表的な十四項目につきまして、役割分担、適正化のために必要な取組、また業務削減に向けた取組を着実に実施できるように周知依頼をしているところであります。
○国務大臣(萩生田光一君) 御指摘の部分は十分承知をしておりまして、今回の法案に合わせてしっかり学校現場の業務の見直しを進めてまいりたいと思います。
○国務大臣(萩生田光一君) いや、それは義務ではございません。
○国務大臣(萩生田光一君) それぞれの先生方の御判断で、そういう活動をされている先生もいらっしゃると思います。
○国務大臣(萩生田光一君) それぞれの学校での判断によると思います。
○国務大臣(萩生田光一君) これもそれぞれの学校の判断に委ねたいと思います。
○国務大臣(萩生田光一君) 部活動については、教師の負担軽減や生徒への指導の充実を図る観点から、学校教育への理解を持ち、生徒の発達段階に応じた科学的な指導を行うことができる地域のスポーツ指導者に積極的に参画していただくことが効果的であると考えております。  このため、教師に代わ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) アスリートのセカンドキャリアにつきまして、今省内で様々な検討を始めました。来年のオリンピック・パラリンピックの開催後のレガシーとして、一つの視点として、アスリートの皆さんに、例えば、教職課程を取っていない方であっても、世界レベルまで競技を究めた人たちに...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今申し上げましたとおり、今までアスリートの皆さんというのは、その道を究めるんですけれども、しかし、残念ながら引退後にその分野で働いていらっしゃる方というのは本当に一握りで、畑違いといいますか、全く違う分野で、今までの経験とは違う分野で働かざるを得ない環...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) いずれも重要だと思います。そのとおりだと思います。
○国務大臣(萩生田光一君) 教育現場に配置をされる教材ということであれば先生方に管理をお願いをしたいと思いますが、先生の問題意識はそうではなくて、専門性の高い人たち、例えばプログラミングを入れておくとか、そういう作業も、できればこれ、ICT支援員などをもう既に先進市では取組を行っ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 教材として使っていくという上では、一定期間の研修などが発生することは、これはやむを得ないと思いますけれど、管理などで先生方が、言うならば重荷に感じるようなことのないように、実は今、今までのように地財措置ではなくて、国が責任を持って子供たちの端末一人一台...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) もちろんです。
○国務大臣(萩生田光一君) 一つには、かつては障害だというような認定がなされないで埋もれていた、そういったお子さんたちが表面化をしてきたという一面もあると思いますけれども、いずれにしても、様々な困難を抱えている子供たちが増えていることは実態として事実だと思います。
○国務大臣(萩生田光一君) いや、そうではありません。  増加の要因としては、特別支援学級を含め、特別支援学校、通級による指導といった一人一人の教育的ニーズに対応した多様な学びの場の整備が進んできたことや、早期からの教育相談や就学相談が充実してきたことにより特別支援教育への理解...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先ほどその全体像の認識を申し上げましたけれども、まだまだ障害を持つ子供たちとの接し方などをきちんと身に付けていない教員が大勢いることの実態は正直なところだと思います。  他方、今、教職課程ではきちんと一単位を取ることになっていますから、将来的に先生に...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 同じものです。
○国務大臣(萩生田光一君) 障害のある子供の学びの場については、障害者の権利に関する条約に基づくインクルーシブ教育システムの理念の実現に向けて取り組むことが大切であると認識しています。  このため、文部科学省においては、障害のある子供と障害のない子供が可能な限り共に教育を受けら...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 文部科学省では、障害のある子供の就学先の変更状況についての把握は行っておりませんが、平成二十五年八月に学校教育法施行令を改正し、障害のある子供の就学先については、本人や保護者の意見を可能な限り尊重しながら、市町村教育委員会において総合的な観点から決定す...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) いわゆる持ち帰りの時間につきましては、外形的な把握が困難と考えられることから、上限ガイドラインにおける在宅等時間には含まれないこととしております。ただし、自宅等で行う業務であっても、各地方公共団体で定める方法によるテレワーク等によるものについては在校等...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 二十八年度に行った教務実態調査や教職員団体が実施した調査においても教師が持ち帰り業務を行っている実態は明らかになっており、承知をしております。  このため、文科省としても、業務改善取組状況調査や三年後の教員勤務実態調査において教師の持ち帰り業務の実態...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 本年一月に策定した公立学校の教師の勤務時間の上限に関するガイドラインは、あくまで指導、助言として各教育委員会に対して通知をしているものにすぎないため、その実効性を高める観点から今回指針に格上げし、その根拠を法令上位置付けることとしております。  今回...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) これ地方の仕事でありますので義務付けはないですから、中にはもしかしたらということは考えられますけれど、せっかくこの法案を作って、先ほども説明しましたように、全国の教育長会、あるいは知事会、また議会の皆さんにもきっちり説明をしてまいりますので、思いを共有...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今回文部科学大臣が策定することになる指針を踏まえ、各地方公共団体において、所管の公立学校の教師の勤務時間の上限に関する方針やその根拠としての条例、規則等を制定することとなります。  教職員の働き過ぎを防ぐことも含めて、学校の管理運営一切の責任を有する...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 著しい法令違反などがあれば当然是正の対象となりますけれど、まずはその自治体名の公表ということを今指針の中には示させていただいております。
○国務大臣(萩生田光一君) 補正でこの環境整備というのは項目を挙げてはいないんですけれど、ICTを、これ思い切って整備をしますので、それを有効活用してもらいたいのが一つ。    〔委員長退席、理事赤池誠章君着席〕  それから、この法案を御審議していただく中で先生方から様々な指...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今先生から御指摘のあった統合型校務支援システムの導入など、校務の効率化も含めてICTを十分活用できることのできるハードウエア、ネットワーク等の環境整備の達成をすべく、その整備促進を図ってまいりたいと思います。
○国務大臣(萩生田光一君) そのとおりです。
○国務大臣(萩生田光一君) 法改正が成立した場合に新たに制定することとなる指針において、一年単位の変形労働時間制を活用するに当たっては、指針の上限時間を遵守すること等を規定することとしております。  このため、年度途中等に指針に示す要件が明らかに遵守できない状況が生じた場合には...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) そこは遵守していただくことを前提にこの制度の導入を図りますので、是非守ってもらいたいと思います。  しかしながら、どうしてもその是正ができないということであれば、各自治体、また学校単位での様々な判断は尊重せざるを得ないと思います。
○国務大臣(萩生田光一君) 一年単位の変形労働時間制については、一度決めた労働時間を使用者が業務の都合によって任意に変更することができないことを前提とした制度であり、民間企業で実施する場合であっても、対象期間中に随時変形労働時間制を変更することはできないものとされております。 ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 地方公務員の勤務条件は、住民自治の原則に基づき住民の同意が必要であり、議会が団体意思として制定する条例によって決定することとされています。公立学校の教師も地方公務員であり、休日のまとめ取りの推進のための一年単位の変形労働時間制は勤務条件に関する制度であ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 五十五条の交渉であればそのとおりでございます。    〔理事赤池誠章君退席、委員長着席〕
○国務大臣(萩生田光一君) 一年単位の変形労働時間制の活用については、勤務条件に該当することから、地方公務員法における職員団体との交渉を踏まえつつ検討されるものと先ほど答弁させていただきました。  今回の一年単位の変形労働時間制の活用については、校長に導入の決定権限があることは...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 現在の給特法の仕組みは、教師がどこまで職務であるのか切り分け難いという教師の職務を踏まえたものであります。一方、給特法制定から半世紀を経た現在、保護者や地域の意識の変化の中で業務が大きく積み上がっている状況です。また、働き方改革の推進の観点から労働法制...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 学校の先生って尊い仕事だと思います。その人との出会いが子供たちの価値観を変えるぐらい大きな影響を持った、先生との出会いが人生を変えるぐらい大切な仕事だと私思っています。  志ある若い人たちが教職課程で学んでいただいても、教員になるのはやめようという判...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) そのとおりでございます。
○国務大臣(萩生田光一君) 難しい質問ですけれど、私、やっぱりこれを機会に、学校の先生方の仕事の在り方というのを社会全体で共に見直してもらう機会にしたいと思います。  この法律一つで何かが変わるということはなかなか難しいと思います。確かに、夏休みにまとめ取りができるとか、あるい...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 公立学校の教師について、休日のまとめ取りのための本制度を活用することとしており、一年単位の変形労働時間制を導入することによって年次有給休暇の取得日数が減少することはあってはならないものと考えております。  現在でも、実際に休日の確保のために週休日の振...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) きちんとした手元に答えはないんですけれど、今先生御指摘になられた例えば学校単位へのアンケート調査などは、私、今省内でこれ見直しの指示をさせていただきました。国や都道府県や市町村が同じようなことを現場に何回も問合せをして、紙ベースでそれをまた戻せという、...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) なかなか一概には数字で表すのは難しいと思います。多分若いうちは、いろんな準備作業でかなり努力をしないといい授業ができない、こういう不安に駆られると思いますし、ある程度、中堅、ベテランになると、慣れも生じて、過去の資料などを上手に使いながら運用もできるの...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生の大局を見たお話は私も同意できます。ただ、具体的にここで何こまがふさわしいかということはちょっと発言は控えたいと思うんですけれど、いずれにしましても、教職員定数の改善については、これまでも、本年度予算であれば千四百五十六人増と、全国に配置できる加配...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 環境が許すんだったらそういう体験をしてみたいと思います。
○国務大臣(萩生田光一君) 行政府は国会で制定された法律を執行することが大きな役割であります。そのため、これまでも説明を重ねてまいりましたとおり、時間外勤務命令を出すことができる事項を四項目に限定し、教職調整額を支給することとともに時間外勤務手当は支払わないという給特法の下では、...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先日の本会議において、既に一年単位の変形労働時間制を導入している国立大学附属学校の状況をヒアリングしたところ、めり張りを付けた働き方が可能になったという所感を伺った旨を答弁いたしましたが、より詳細に申し上げますと、長期休業期間を設けて、めり張りを付けて...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 一年単位の変形労働時間制の活用による休日のまとめ取りについては、これを単に導入すること自体が日々の教師の業務や勤務時間を縮減するものではありません。あくまでも一年単位の勤務時間を積み上げて休日のまとめ取りができるという選択肢を広げることが目的であり、学...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 甲子園の夏の大会について、開催自体を否定する意図はないですが、高校生の健康管理のための対策を十分に取らなければ無理であると、私の考えにつきましては事務方から高野連にお伝えをしており、高野連からは、大会の在り方について引き続き検討していきたいとの発言があ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) はい。  学校教育では何といっても教師が大切です。繰り返し申し上げていますけど、その先生との出会いが子供たちの人生観をも変えるぐらい大切な職業であります。しかし、現実は、今その教師を志す人たちが減ってきてしまっている。この状況を何としても変えていきた...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 教師の自己研さんやリフレッシュの時間を確保することで子供たちに対して効果的な教育が行うことができることに資するとともに、教職の魅力向上につながることにより、意欲と能力のある人材が教師を目指すことを後押しすることになるものと考えており、一定期間のまとまっ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 教育は人なりと言われるように、学校教育の成否は教師の資質、能力に懸かっており、教師が教職生涯を通じて研さんすることができる環境づくりは重要であると考えております。  一方、研修が教師の多忙化に拍車を掛けるようなことがないよう、また、長期休業期間に教師...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 教師は絶えず研究と修養に努めなければならないという教育公務員特例法第二十一条の規定にもあるとおり、教師の専門性を高める研修は非常に重要なものです。研修の実施権者は各自治体であり、具体的な研修の日程の設定は各自治体において行われるものではありますが、文部...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) それは、日々の業務の中で更に時間外で研修を加えていくというのは、各自治体に裁量権がありますけれども、余り望ましいと思っておりません。  それで、先ほど申し上げたように、研修の中身も見直しましょう、また、報告書を簡素化しましょう、あるいはICTを活用し...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) それは各自治体に裁量権がありますから、国が平日の研修はまかりならぬというような、そういう指導はなかなかしづらいと思います。  ただ、夏休みのせっかく真ん中に休日つくりましたので、その前後で上手に時間を使ってもらいたいと思っています。
○国務大臣(萩生田光一君) 本制度の活用に当たっての手続や段取りとしては、公立小中学校の場合、まず各学校で検討の上、市町村教育委員会と相談し、市町村教育委員会の意向を踏まえた都道府県教育委員会が改正後の給特法や文部科学省令、指針などを踏まえて条例案を作成し、都道府県議会で成立の上...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 改めて省令や指針にそれを書く予定はないんですけれど、繰り返し答弁していますように、各学校の事情によって採用する、採用しないの選択肢が広がるというふうに思っておりますので、そこは裁量権は学校現場に委ねたいと思います。
○国務大臣(萩生田光一君) 地方公務員の勤務条件は、住民自治の原則で、団体意思として条例によって決めることは先生も御披露いただいたとおりでございます。  地方公務員法第五十五条の交渉は、登録を受けた職員団体から申し入れるものとされており、現状では学校単位の団体で職員団体として登...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 五十五条の交渉は、その登録を受けた職員団体からの申入れをするものでありまして、例えば都道府県で交渉団体との話合い、市町村での話合い、こういったものは担保されると思います。
○国務大臣(萩生田光一君) 国立大学附属学校のうち既に一年単位の変形労働時間制を導入している学校に対し、本制度の運用状況等について文部科学省としてヒアリングを行ったところです。  具体的には、本年の五月から六月にかけ、今回提出させていただいている改正法案の省内担当者などが複数の...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 学区内の全ての児童生徒を受け入れ、義務教育の機会均等のための重要な役割を果たしている公立学校に対し、選抜により児童生徒が入学し、ある意味では実験的な教育を行う国立大学附属学校は性格を異にしており、附属学校を設置している約九割の国立大学法人において導入さ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 学校における働き方改革を進めるに当たっては、学校がこれまで以上に組織として対応していけるよう、教師間の役割分担を適切に行うことにより学校の組織体制の在り方を見直すことが必要であると考えており、教師が児童生徒としっかりと向き合う時間を確保し、教師本来の業...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 校長や副校長、教頭などの学校の管理職への昇格を含めた任用については、任命権者である各教育委員会において、その責任と権限において実施がなされております。なお、学校教育法施行規則において、公立学校の校長、副校長及び教頭の資格としては、教諭の専修免許状又は一...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生の問題意識はよく分かります。例えば、先ほど例示をされたように、夏休みの部活動などに長時間頑張る先生が評価を受けたくてそういう行動に出るのではないかという危惧をおっしゃっていましたけど、まさに今回の法律を機に、学校の先生の働き方全体で変えていこうとい...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 指針を踏まえ、在校等時間が上限の目安時間を超えている場合には、学校の管理運営に係る責任を有する校長や教育委員会は業務削減等の取組を積極的に果たす必要があり、業務削減等に向けた努力を行わないまま、引き続き在校等時間が上限の目安を大幅に超えるような場合には...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 教員の勤務実態調査は、学校における調査への回答の負担も大きいため、中教審の答申どおり、三年後をめどに調査を行うこととしておりますが、毎年度の文部科学省の働き方改革の取組状況調査において、全ての自治体における働き方改革の具体的な取組状況や在校等時間の効果...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 本年一月に策定した公立学校の教師の勤務時間の上限に関するガイドラインにおいては、超勤四項目以外の業務を行う時間を含めて在校等時間として勤務時間管理の対象とすることとした上で、その上限の目安を原則として一か月当たり超過勤務は四十五時間以内、一年間当たり超...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。
12月05日第200回国会 参議院 文教科学委員会 第7号
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○国務大臣(萩生田光一君) 済みません、何の週間でしょうか。
○国務大臣(萩生田光一君) 我が国の障害者スポーツ団体には、財政基盤等の面で脆弱な団体もあり、単独での存立に不安を持つ団体があると聞いております。また、障害の有無にかかわらず、一体的にスポーツ環境を提供していく観点から競技団体間の統合が進んでいる国があることも承知をしております。...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 高等学校における教育は、中学校における教育の基礎の上に、心身の発達及び進路に応じて、高度な普通教育及び専門教育を促すことを目的としているものであり、御指摘のとおり、大学入学者選抜のために行われるものではないと、こう考えております。  大学入学者の選抜...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 大学入学共通テストの記述式問題の導入については、否定的な意見が多くなっている状況は承知をしております。  その要因は一概には申し上げられませんが、例えば、五十万人という大規模一斉試験の採点を限られた人数で人が行うという前例のない新たな試みであること、...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 大学入学の共通テストにおける記述式問題の採点については、正答の必要な条件を設定し、それらを解答が満たしているか否かを確認するものであり、多数の受験者の答案を短時間で正確に採点することが必要です。そのため、採点に当たっては、その観点から、処理能力や信頼性...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 大学入試センターと採点事業者の間の契約行為で、契約内容に沿って今準備をしております。  先生の問題意識は私もよく理解できます。どこの誰が、どういう人たちが、本当に能力のある人たちが採点をしてくれるんですねということをできるだけ早くきちんと表現していた...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) まず、過去の先生の御指摘をきっかけにこの未就学についての調査を行って二万人という大きな数字が明らかになったことは、逆に感謝を申し上げたいと思います。  これは言い訳ではないんですけど、やっぱり縦割りの中で、義務教育の対象者じゃないがゆえに、住民基本台...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今回の未就学の調査結果を踏まえて、まさしく、改めてそういう問題意識を持たせていただきました。  確かに就学義務は掛かっておりませんが、国際人権規約等によって学校に行く権利は、受皿はしっかりつくっているわけです。それで、それがその年齢になっても、なかな...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) こういう新しい展開になりましたので、当然データも必要になってくると思いますので、前向きに取り組んでまいりたいと思います。
○国務大臣(萩生田光一君) それは外国人に限らずですね、外国人、はい。  外国人の子供たちが共生社会の一員としてその能力を伸ばし、未来を切り開くことができるようにするためには、子供たちへの教育の機会を提供することが極めて重要です。  様々な事情から義務教育を修了しないまま学齢...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) それぞれ、後ほど、委員会が終わった後に承知をしております。確認しています。
○国務大臣(萩生田光一君) 今般の大学入試改革は、未来を切り開くための必要な資質、能力の育成を目指す高大接続改革の一環として取り組んでいるものであり、高校教育改革や大学教育改革と一体的に進めているものです。  その中で、御指摘の記述式の問題の導入については、解答を選択肢の中から...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 下村元大臣の発言について、私、承知をしておりません。いずれにしましても、この働き方改革は総掛かりでやらなきゃならないということを常々申し上げているとおりでございますので、申し訳ありませんが、その発言は承知をしておりません。
○国務大臣(萩生田光一君) 休日のまとめ取りのための一年単位の変形労働時間制については、活用する学校において、その全ての教職員に画一的に導入することを想定しているものではありません。  育児や介護等を行っている教師については、現行の労働基準法施行規則においても、育児を行う者、老...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先ほど申し上げたように、一概にこの配慮が必要な事情を決めているわけではございませんので、今様々な例示をされました、その都度現場で話合いをしていただいて、基本的には皆さんが望むか望まないかということに懸かっておりますので、その辺は御心配ないと思います。
○国務大臣(萩生田光一君) 繰り返しになりますけど、配慮が必要な事情は様々なものが考えられます。一概にお示しするのは困難ですが、御指摘の場合も含めて、婚姻関係の有無にかかわらず、教師の個々の事情により必要がある場合には配慮をしなければならない対象となると考えております。
○国務大臣(萩生田光一君) 今後設置する予定の検討会議の具体的な議題、論点について今早急に検討を進めているところですが、大学入学共通テストや各大学の個別試験の中での英語四技能評価をどのようにするか、経済的な状況や居住地域にかかわらず、ひとしく安心して試験を受けられるような配慮が十...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今申し上げたように、今までの経緯も含めて検証して、今後の在り方をしっかり検討していきたいと思いますので、あらかじめやらないとか、あらかじめ続けるとか、あらかじめ民間を使うとか使わないとか、そういったことを予断を持って決めて検討に入るつもりはございません...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先ほど他の委員にもお答えしたんですけれど、採点当日しっかりやってもらわなきゃならない、それまでに改善をしなきゃならないこと、それから、大学入試の要領を発表する前にはきちんと整理をしなきゃならないこと、そして、日々衆議院の方でも、また参議院の先生方にも様...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 衆議院でも英語の試験と何が違うんだということを聞かれたんですけれど、契約の仕組みが異なっております。英語の試験は協定書という形で、民間の六団体のを言うならばセンターが利用させていただくという立て付けだったんですけど、今どういう状況かといいますと、センタ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) これは業者との契約の中身とは違いまして、センターとして改善をしなければならない課題だと思っております。  確かに、受験生にとっては、自分の志望校を最終的に決めるに当たって、この自己採点、客観的に、また解答用紙と照らし合わせながら自分なりの判断をして願...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今回の契約は、元々民間事業者が有するノウハウを活用して大規模採点を実施していくものであり、株式会社学力評価研究機構は既に一定のノウハウを有しているところから選ばれたものであると承知しています。  センターとして引き続き問題作成や採点基準の作成を行って...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) その先生の御指摘は大事な視点だと私も思います。  ただ、限られた日数の中で一定の評価をして受験に利用するということになると、現段階で考えられているシステムがこういう形になってきたんだろうと思います。
○国務大臣(萩生田光一君) 十一月十三日に答弁をしたのは、多分二〇一四年のことを聞かれてお答えをしたんですけれど、地域で活躍をされている方など、あるいは東京都の元々の各種団体の役員を務めている方が含まれていたと承知しています。
○国務大臣(萩生田光一君) 今様々な課題が指摘されていまして、私も、長年の慣例で行われている中で、これまで地域で活躍されている方など、桜の会への参加がふさわしいと思われる方を事務的にお伝えしていたことについては私も認識をしておりましたが、厳密に招待基準が明確かという、こういう御指...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 大臣としていろいろ答えるとまたあれなんですけれど、多分、その採点をしやすくするために、結果として条件を設定したこういう記述式というものしか選択ができなかったんだと私は思います。
○国務大臣(萩生田光一君) よく分かります。
○国務大臣(萩生田光一君) 今先生御指摘の自己採点の在り方については、私も同じ問題意識を持っていまして、これやっぱり解決をしなくてはならないと思っています。  今、センターの方で、例えばAIなどを使った様々なシミュレーションなどの検討も今始めたところでございまして、どこまで精度...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今までのマークシートから新たな方向に試験制度を変えるんだとすれば、それをどうやって公平性に担保するかというのは、同時に我々も一緒に考えなきゃいけないことだと思います。  今、先生から貴重な御提案をいただきましたので、しっかり検討に向けて努力をしたいと...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 検討させてもらいます。
○国務大臣(萩生田光一君) 事務的にやったというよりは、法務担当者ときちんと話をしていると承知をしていますけれど。確認してみてください。
○国務大臣(萩生田光一君) 学力評価研究機構との業務請負契約については、一般競争入札の枠組みの下、大学入試センターに設置された外部委員を含む評価委員会の審議を経て、価格のみならず、過去の実績、採点者確保及び研修の実施、採点の体制、採点者の質の向上、採点の正確性の向上、セキュリティ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) そういうことを申し上げたんじゃなくて、まず、外部の評価委員の皆さんも経た、審査員の皆さんによって選ばれております。複数の企業体が手を挙げた結果です。  私の感想として、その判断の中には、それはおっしゃるように、先生がおっしゃるように、その会社の歴史が...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今年九月二十日に、IGFの方から会長名で、ゴルフ場利用税の廃止と国家公務員倫理規程におけるゴルフの制限に関する規定の削除について要請をいただきました。  ゴルフ場利用税は、スポーツの中でゴルフにのみ課税されている中、ゴルフ団体からは、廃止は最終的な目...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) オリンピック憲章の根本原則第四条においては、全ての個人が差別を受けることなくスポーツをする機会を付与されなければならない旨が規定をされていますが、先生御指摘のオリンピック憲章に違反するかどうかについては、お答えできる立場にございませんので意見を差し控え...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 国家公務員倫理規程については、所管外でありますので意見を差し控えさせていただきたいと思います。  また、個別の事案については、オリンピック憲章に違反するかどうかについてはお答えできる立場にございませんが、昨年の本委員会において、日本オリンピック委員会...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 大学入試英語成績提供システムの令和二年度からの導入見送りにつきましては、十一月一日の会見で高校生や保護者の皆様に対するメッセージを発表するとともに、ホームページやSNSを用いて情報発信をしたところですが、十一月十五日の金曜日に改めて全国の国公私立大学や...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 外国語によるコミュニケーション能力は、これまでのように一部の業種や職種の人だけでなく、誰しも生涯にわたり様々な場面で必要とされると考えられます。このような中で、英語の四技能を使ってコミュニケーションを図る能力を育てることは喫緊の課題であると考えます。 ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 大学入学において英語四技能評価をどのようにするかについては、私の下に設置する検討会議において今後一年を目途に検討いたしますが、その際、御指摘いただいた働き方改革の観点も踏まえつつ、高校関係者などの意見も伺いながら進めてまいりたいと考えています。  ま...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 各社のアンケート等において、大学入学共通テストの記述式問題の導入については否定的な意見が多くなっている状況は承知しており、その要因は一概には申し上げられませんが、例えば、五十万人という大規模一斉試験の採点を限られた人数で人が行うという前例のない新たな試...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 御指摘の調査は東北大学が行った調査と承知しておりますが、国語に限らず全ての試験科目を対象に、小論文や長文、短文のみならず、穴埋めや解答式の問題も記述式の範囲に含めたものであり、それらがどの程度の記述を要するのかは不明であるところです。他方で、文部科学省...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今般の大学入試改革は、未来を切り開くために必要な資質、能力の育成を目指す高大接続改革の一環として取り組んでいるものであり、高校教育改革や大学教育改革と一体的に進めているものです。  その中で、大学入学共通テストにおける記述式問題の導入については、解答...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 繰り返しの答弁になりますけれども、先生がおっしゃっている問題意識は私も理解できます。高校生にとって公平性がしっかり保てない試験を入試に使うわけにはいかないと思っています。そのための今、改善の努力を続けております。
○国務大臣(萩生田光一君) 就職活動中の学生に対していわゆる就活セクハラが行われていることについて、先日、学生有志が文部科学省へ届けた声明も拝見をさせてもらいました。  セクハラ行為は被害者の尊厳や人格を傷つけるあってはならない行為でありますが、特に就職活動中という立場的に弱い...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 学生さんが志を持って是非働きたい会社を訪問したときに、こういう目に遭うなんてことはあってはならないと思います。  例えばOB訪問ということであれば、同じ同窓の学校の先輩にも当たるわけですから、これは学校でも問題を共有してもらいたいと思いますし、あるい...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 活用させてもらいます。
○国務大臣(萩生田光一君) 先ほども申し上げたように、社会に出る夢を抱いてその会社を選んだ人が、たまたま窓口のそういう言うならば方たちと会ったことによって自分の進路が変わったり、あるいは夢を諦めるようなことがあってはならないと思います。  先ほども申し上げたように、文科省として...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) お答えします。  大学入学の共通テストについては、現行の大学入試センター試験と同様、障害等のある受験生に対しては、障害等の種類、程度に応じ試験時間や解答の方法等について適切な配慮を行うこととしており、大学入試センターにおいては、令和三年度の大学入学共...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 大学入試センターにおいては、記述式問題において通常の解答用紙では解答することが困難な受験生について、解答欄の大きさやレイアウトを変更した解答用紙に解答してもらうこと、また、それでも解答が困難な場合にはパソコンを使って解答していただくことを検討しているも...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 現行の大学入試センター試験の受験上の配慮に関する相談については、大学入試センターにおいて志願者問合せ専用電話を設け個別の相談に対応しているところです。さらに、電話での問合せが難しい方については専用のファクスを設け対応しているところです。また、毎年七月に...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生がどういう形だったら試験が受けれるのかよく相談をして、それに対応したいと思います。  多分、今と同じように、お手伝いをする人たちがいらっしゃらないとなかなか対応ができなかったり、あるいはパソコンのキーを誰かが押してくれないと受験というものには進め...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今の先生のアドバイスからすれば、出題を横書きにしなきゃいけないですね。そういう配慮が必要だと思います。
○国務大臣(萩生田光一君) 現行の大学入試センター試験では、発達障害等のある受験生に対して、試験時間の延長や拡大文字問題冊子の配付、別室での設定の配慮を実施しております。  記述式問題の対応のため、大学入試センターにおいては、通常の解答用紙での解答が困難な受験生向けのパソコン入...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) センター試験の受験上の配慮案内においては、視覚に関する配慮事項の対象となる者として、良い方の目の矯正視力が〇・一五以下の者と記載しています。  この〇・一五以下という数値は、試験時間の延長の仕組みを導入した昭和六十三年度の試験の際に、当時の学校教育法...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) センター試験の受験上の配慮案内においては、視覚に関する配慮事項の対象となる者として、良い方の目の矯正視力が〇・一五以下の者と記載していますが、当該記載については、令和三年度からの大学入学共通テストに向け、視覚障害、聴覚障害、肢体不自由等の専門家で構成す...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 受験上の配慮案内において、配慮する事項の例として、良い方の目の矯正視力が〇・一五以下の者と両目による視野について強度視野障害のある者については試験時間を一・三倍に延長するとしていますが、この一・三倍という時間は、試験時間の延長の仕組みを導入した昭和六十...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) したがって、この令和三年度受験から見直しを今検討しているところでございます。