萩生田光一

はぎうだこういち

小選挙区(東京都第二十四区)選出
自由民主党
当選回数6回

萩生田光一の2021年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月22日第204回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(萩生田光一君) 渡辺議員にお答え申し上げます。  三十五人学級の実現についてお尋ねがありました。  ICT等を活用した個別最適な学びと協働的な学びを実現し、一人一人に応じたきめ細かな指導ができるよう、四十年ぶりに小学校の学級編制の標準を四十人から三十五人に引き下げ...全文を見る
01月25日第204回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○萩生田国務大臣 まず、牧島委員におかれましては、自民党初の女性青年局長として、就任以来、GIGAスクール構想や少人数学級、全国の地方議会の皆さん、なかんずく子育て世代の若い皆さんと連携を取りながら、政策を前に進めていただきましたこと、御礼を申し上げたいと思います。  その上で...全文を見る
○萩生田国務大臣 お答えします。  高度な医療を提供することができる大学病院では、重症者患者を始めとする新型コロナウイルス感染症疾患のほか、がんですとか他疾患の患者の治療の最後のとりでとして重要な役割を果たしております。  全国百三十四の大学病院で二千六百九十二床を確保してお...全文を見る
01月26日第204回国会 衆議院 文部科学委員会 第1号
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○萩生田国務大臣 この度、政府から提出いたしました国立研究開発法人科学技術振興機構法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  新型コロナウイルス感染症の影響により経済が低迷する中にあっても、世界各国は科学技術イノベーションへの投資の強化...全文を見る
○萩生田国務大臣 新型コロナウイルス感染症の影響により経済が低迷する中にあっても、世界各国はイノベーションへの投資強化を計画しています。我が国としても、リーマン・ショック後の反省を踏まえつつ、公的投資も含めた科学技術イノベーション活動への力強い下支えを行うことが不可欠と認識してお...全文を見る
○萩生田国務大臣 博士後期課程進学者の減少や、世界トップ研究大学との資金力の差の拡大、研究論文の質、量双方の観点での国際的な地位の低下など、我が国の大学の置かれた状況に鑑みれば、大学の研究基盤の抜本強化は待ったなしの状況にございます。  今後の道筋については、世界に伍する規模の...全文を見る
○萩生田国務大臣 今、先生からスタンフォードの例を挙げていただきましたけれども、欧米の主要大学は、寄附金などを原資とした数兆円規模の大学ファンドを保有し、その運用益を人材や研究設備に投資することで充実した研究基盤を構築しており、このような取組が我が国と欧米との研究環境の差の一因と...全文を見る
○萩生田国務大臣 御指摘のとおり、資金運用を安全かつ効率的に行うことは極めて重要だと認識しております。  このため、本法案では、文部科学大臣が定める資産運用の構成の目標や資金の調達などに関する基本指針に基づいて科学技術振興機構が資金運用の基本方針を作成し文部科学大臣の認可を受け...全文を見る
○萩生田国務大臣 提案説明でも申し上げましたが、欧米の主要大学では、既に寄附金などを原資とした数兆円規模の大学ファンドをもうそれぞれ幾つもの大学が個別に持っておりまして、その運用益を人材や研究設備に投資することで充実した研究基盤を構築しております。  我が国の研究大学がこうした...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、その三%という目標値を文科省として外に示したことはないんです。たまたまGPIFをまねしてスタートすると言ったものですから、皆さんが、GPIFなら三%ぐらいの利回りを考えているんじゃないかというふうに多分思っていらっしゃると思うんですけれども。もちろん、三%...全文を見る
○萩生田国務大臣 文化芸術関係者におかれましては、これまで、徹底した感染症対策に御尽力いただきながらイベント等の開催に努め、文化芸術の灯を絶やさぬよう取り組んでこられたことに深く敬意を表します。  一方で、今回の緊急事態宣言の発令により、開催時間や収容人数の変更等の影響が生じて...全文を見る
○萩生田国務大臣 大学ファンドを通じてその支援対象大学が目指すこととなる、世界に伍する研究大学ということは、世界トップレベルの研究者などが集まっていること、それにより世界最高水準の研究成果を出すことができること、そのような研究成果により、官民問わず様々な資金が流入し、研究成果がイ...全文を見る
○萩生田国務大臣 単純に、世界のトップ百に何校入ればいいとかという外形的なことを気にしているわけじゃないんですけれども。  先生も多分お気づきだと思いますけれども、この十数年で、大学院生から博士課程に行く若者はどんどん減っています。また、基礎研究ではいい研究しているんだけれども...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生御指摘のように、これは、今までのような研究補助のような仕組みじゃありませんから、やはり、どんと支援をして、そして、学校そのものがその大きな支援の中で運営を考えていただかなくちゃならないと思いますので、当面は限られた数ということになると思います。すなわち、薄く...全文を見る
○萩生田国務大臣 おっしゃるとおりだと思います。  そういった、世界的に能力のある人は引く手あまたですしね。どこからもいろんな好条件でいろんな引き合いがあるわけですから、そういう中で、ちゃんと目利きができる人をきちんと置くこと。そのためには、従来の給与にとらわれないような柔軟な...全文を見る
○萩生田国務大臣 近年、トップ一〇%論文数の国際的なシェアの低下など、我が国の研究力が相対的に低下していると認識しております。  この要因としては、欧米の主要大学は寄附金などを原資とした数兆円規模の大学ファンドを保有し、その運用益を人材や研究設備に投資することで充実した研究基盤...全文を見る
○萩生田国務大臣 全くそのとおりだと思っています。  今回は、ファンドをつくって、そして大学に新たな支援をしていくという別のフォームでありますので、既存のメニューは全部見直しをするんだということであったら、これは何のために新しい事業をやったのか意味がなくなってしまいますので、そ...全文を見る
○萩生田国務大臣 イノベーションの中核を担うのは研究大学ですが、我が国の大学の研究基盤は諸外国のトップ大学と比べて大きな格差が生じており、現時点で各大学の努力ではこの格差を速やかに解消することは困難な状況にあります。  このため、世界トップレベルの研究大学を目指した研究基盤の強...全文を見る
○萩生田国務大臣 はい、そういうことです。
○萩生田国務大臣 先ほど他の委員にも申し上げましたけれども、当面、数校程度を想定しています。  ただ、初めから総合的な評価のみで判断すると、いわゆる、よく言われるような大学名がぼっと出てくると思うんですけれども、私は、地方などでも非常に卓越した研究などを行っているし、また、非常...全文を見る
○萩生田国務大臣 私としては、大学ファンドによる支援は、国立大学法人運営費交付金や私立大学の補助金といった基盤的経費とは異なるものと考えておりまして、今後とも、こうした基盤的経費、さらには競争的研究費なども含めて、必要となる大学への資金が十分に確保されるように努めてまいりたいと思...全文を見る
○萩生田国務大臣 新型コロナウイルス感染症の影響で経済的に困難な学生が修学、進学を諦めることのないよう、しっかりと支えることが何より重要と考えております。  学びの継続のための学生支援緊急給付金につきましては、学校が推薦すべきと判断した全ての学生約四十二万人にまずは支給をさせて...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生の地元じゃないという前置きがあっての話ですからほっとしましたけれども。  私、申し訳ないけれども、この世の中の動きで、首長が高校生の端末は後回しでいいんだと判断するんだとすれば、それは、その自治体のやはり大きな責任があると思いますよ。こうやって、使えるメニ...全文を見る
○萩生田国務大臣 必ずしも三%ありきじゃなくて、ポートフォリオを含めた運用の仕方をGPIFをまねて、それに後ろからついていくようなイメージで頑張ってみようというのが正直なところです。  大学ファンドの資金運用に当たっては、長期的な観点から、国内外の様々な種類の資産に分けて投資を...全文を見る
○萩生田国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。     ―――――――――――――
01月27日第204回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(萩生田光一君) 新型コロナウイルス感染症対応につきまして、大学病院は医療機関であり、また教育研究機関である特性を生かし、これまでに全国で百三十四の大学病院で重症者を始めとする計一万三千六百六十七人に対して高度医療を提供するとともに、治療法や治療薬の開発に取り組み、さら...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) まずは一月の十六、十七日に大学入学共通テストが実施をされ、おおむね無事に終了いたしました。受験生にとっては初めての共通テストをコロナ禍で臨み、また今先生から御披露あったように、この三年生、卒業予定者は、二年生のときに受験内容が変わったりして大変御迷惑を...全文を見る
01月28日第204回国会 参議院 文教科学委員会 第1号
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○国務大臣(萩生田光一君) 今国会もどうぞよろしくお願いいたします。  この度、政府から提出いたしました国立研究開発法人科学技術振興機構法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  新型コロナウイルス感染症の影響により経済が低迷する中に...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生の御意見、ごもっとものところもございます。  これだけの大きな事業をスタートするわけですから、本予算の中でしっかり組み立ててやったらどうかというのは有り難いお言葉だと思います。  他方、私、このコロナ禍の中で経済が落ち込んでいく中で、過去の例を...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生には各般にわたって御心配いただきまして、本当にありがとうございます。  例えば、これから選ぶ理事ですとか、あるいは監視委員会のメンバー、当然この分野にたけた人を集めなきゃならないわけです。じゃ、本当にそういう優秀な人が今国が考えている外郭団体のま...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 近年、トップ一〇%論文数の国際的なシェアの低下など、我が国の研究力が相対的に低下していると認識しております。  この原因としては、欧米の主要大学は寄附金等を原資とした数兆円規模の大学ファンドを保有し、その運用益を人材や研究設備に投資することで充実した...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) もし真水を入れていくことができたら、ファンドじゃなくて毎年予算をしっかり取っていくという方が手っ取り早いと思うんです。文部科学省の今までの言うならば生い立ち等をいろいろ冷静に考えたときに、ここは是非新しいスキームでしっかり別の予算立てをしていくというこ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 大学が自律的な経営を確立していくためには、寄附金などの外部資金を増やすことにより大学の財源の多様化を進めることが重要と認識しております。  このため、文科省では、大学や独立行政法人等への寄附を増やすことを目指し、ファンドレイジングに関する理解を深める...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 子供たちが自ら命を絶つことはあってはならないと思います。こんな悲しいことはないと思います。何としても食い止めるために、社会総掛かりで子供たちの悩みにタッチできるような体制をつくっていかなきゃいけない、そのことを意識しております。  したがって、今いろ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今先生がおっしゃった応援は科研費でできると思うんですね。テーマを決めたものに対して国費を投入して研究してもらうというのは科研費でできます。多分皆さんも心配していると思いますけど、こういうファンドができると国立大学の運営費交付金や私学助成や基盤的な経費を...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今般の大学ファンドによる支援開始に先駆けて、文科省では令和二年度第三次補正予算案及び令和三年度の当初予算案に合計で七千八百人規模の博士後期課程学生への経済的支援に関する経費を計上しました。博士後期課程学生支援の抜本的な充実を図ってまいりたいと思います。...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 大学ファンドは、世界トップレベルの研究基盤を構築するための支援を長期的、安定的に行うことを目的として、GPIF等における運用と同様、長期的で分散型の資産運用により、リスクを分散、抑制させつつ、確実な収益を上げることを基本として運営することとしております...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生御指摘のとおり、それ大事なことだと思います。  新型コロナウイルス感染症の影響により経済が低迷する中にあっても、世界各国はイノベーションへの投資計画を進めております。我が国としても、リーマン・ショック後の反省を踏まえ、科学技術イノベーション活動へ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) ちなみに、来年度の運営費交付金が若干減額になったのは、債務償還が終わるものがあるので、実際の運営費が減るわけじゃないんで、そこは安心してください。  我が国が創造性あふれる社会として更に発展していくためには、大学における研究や人材育成が極めて重要です...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) まず、先生今御指摘になった、確かに科研費などのように年度で切られて結果を出せといって、その結果、あくせくとした研究になるばかりがいいと思いませんので、したがって、創発的研究、十年間腰を据えてという新しいメニューも作らせてもらいましたので、いろんなメニュ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 新型コロナウイルス感染症の影響により経済が低迷する中にあっても、世界各国はイノベーションへの投資強化を計画しています。我が国としても、リーマン・ショック後の反省を踏まえ、科学技術イノベーション活動への力強い下支えを行うことが不可欠と認識しております。こ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) その前の質問で、先生が、すぐに結果が見える分野にお金を積み上げていくんじゃないかと御指摘があったんですが、それは科研費がありますので、ある程度短期間で結果を出していただく研究というのは今までのその補助金を使っていきたいと思います。これは、特別な大学とか...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。
01月28日第204回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(萩生田光一君) 児童生徒が自ら命を絶つということは本来あってはならないことであり、実態として自殺が増えていることについて大変重く受け止めております。  自殺予防に資するリスク評価ツールについては、学校生活の中で児童生徒の置かれた状況を丁寧に把握をし、適切な支援につな...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 自治体における奨学金返還支援制度については、現在三十二府県及び四百以上の市町村で様々な取組が行われていますが、奨学金の返還支援のための具体的な要件等については、それぞれの地域の実情等を踏まえて設定されているものと承知しております。  文科省としては、...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) これ、先生、私の部屋に来て、公明党の議員団の皆さんと御陳情をいただきました。直ちに対応しまして、結論から申し上げますと、全く心配ないように延長させていただいているところでございます。
○国務大臣(萩生田光一君) 新型コロナウイルス感染症の影響等により従業員の雇用維持に苦慮され雇用シェアを希望される企業と教育委員会や私立学校等をつなげるため、文部科学省のホームページ上に学校雇用シェアリンクを一月八日に開設しました。  この取組は、企業が雇用維持のために苦慮され...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 子供たちが先生方の表情や口元がよく分からないというのは確かに問題だと思います。  私、済みません、その透明なマスクというの、ちょっと分からないんで、勉強してみたいと思います。
○国務大臣(萩生田光一君) 子供たちが自ら命を絶つことはあってはならないと思います。何としても守っていかなきゃいけないと思います。理由は様々でありますから、一点にフォーカスを当てるわけにいかないので、今先生お話があったように、幾つもの糸を用意していかなきゃいけないと思っています。...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 文化芸術はコロナウイルス感染症対策を率先して行ってきた分野であり、御指摘の点については、文化芸術関係者における業種別の自主ガイドラインの策定とその遵守、チラシやホームページ、会場等における観客の方々に対する周知など、これまで徹底した感染症対策に御尽力い...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 文科省としては、コロナ禍に対応するための工夫や文化芸術の充実を図っていただくことが重要であると考え、第三次補正予算案、コロナ禍を乗り越えるための文化芸術活動の充実支援事業において、緊急事態措置の期間中も含め、例えば実施する公演などのオンライン配信や感染...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) これ、経産省と連携して行っている事業で、今経産大臣からもお話がありましたように、分かりやすく言うと、今回の緊急事態宣言でマイナスになった部分はゼロまでに戻しますと、更なる上乗せについては新しいことをやったところに支援をしたいということなので、率直に申し...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 従来の活動ができなくなったことについては、補償という言い方をするとちょっと誤解を招くかもしれないんですけれども、マイナスをゼロにする仕組みを経産省と一緒に行っています。それは、じっとすればそこでマイナスはゼロになるんですけど、それでは、やっぱり団体は稽...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 一月二十七日時点で約七百六十六万円でございます。
○国務大臣(萩生田光一君) 先生の御指摘のとおりで、この一千万にもまだ達していないというのは、本当に基金をつくった担当所管としては恥ずかしく思っています。ただ、こういう厳しい経済状況の中でなかなかその寄附が集まりづらいということも御理解いただきたいと思います。前国会のときにも、こ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今申し上げたような様々な支援策を国費として使わせていただいた上で、コロナが落ち着いたところで、是非チャリティーイベントなどで自らお金をしっかりつくっていきたいと思っています。  それでも、それでも足りないということであれば、国費を使うことも含めて、今...全文を見る
02月04日第204回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○萩生田国務大臣 教師は子供たちの人生を変えるくらいに大切な価値のある職業であり、新たな時代の学校教育の成否はまさに教師の資質、能力に懸かっていると思っております。  このため、先月、私の下に「令和の日本型学校教育」を担う教師の人材確保・質向上に関する検討本部を設置をしました。...全文を見る
○萩生田国務大臣 文部科学省では、GIGAスクール構想に基づき、本年四月から一人一台端末環境での学びを本格的にスタートさせるべく、学校ICT環境整備を全国一斉に進めています。  このGIGAスクール構想により、ICTを積極的に活用した授業改善はもちろんのこと、例えば不登校児童生...全文を見る
○萩生田国務大臣 社会の在り方そのものが大きく変化する時代にあっては、幼児教育から高齢期までの生涯にわたる一人一人の可能性とチャンスを最大化するため、次世代の教育を創造していくことが重要です。  委員御指摘のとおり、ウェルビーイングを大切にした教育という視点は極めて重要であり、...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生御指摘のとおり、医師の働き方改革は、長時間労働を是正し、医師の健康確保とワーク・ライフ・バランスを図る上で重要であり、大学病院においても取組を推進することが必要です。  文科省では、これまでも、タスクシフトなどの医師の労働時間の短縮に寄与する各大学病院の好...全文を見る
○萩生田国務大臣 高度な医療を提供することができる大学病院は、重症患者を始め、また今回のコロナに対しても、まさに重要な役割を果たしていると思います。  このため、コロナ禍及び今後の新たな感染症の流行の不測の事態が生じた場合でも、地域医療の最後のとりでである国立大学附属病院がその...全文を見る
○萩生田国務大臣 児童生徒が自ら命を絶つということは本来あってはならないことであり、文科省としても、実態として自殺が起きていることを大変重く受け止め、悩みを抱える児童生徒の早期発見等に向けた取組を行っております。  また、現在、文科省においてはGIGAスクール構想を推進している...全文を見る
○萩生田国務大臣 児童生徒を守り育てる立場にある教師が児童生徒に対してわいせつ行為を行うことは言語道断であり、決して許されることではありません。  先生も党の方で様々な御努力をいただいておるのを承知しておりますし、私も、実は、この通常国会に教員免許の永久追放の法律を出したい、こ...全文を見る
02月08日第204回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○萩生田国務大臣 私です。
○萩生田国務大臣 お答えします。  学生の昨年四月から十月までの修学の状況を調査した結果、大学の中途退学者数については令和元年度よりやや少なく、休学者数についても大きな変化は見られていない状況となっています。一方で、学生等の修学状況等については、なお予断を許さない状況が続くため...全文を見る
○萩生田国務大臣 大切な視点だと思います。  先生、冒頭に、今年一年を振り返って、多くの学生がキャンパスに通うこともできなかった、大変寂しい思いをして、中にはこの年末や年度末に休学を申し出る学生がいる、こういう実態も含めてお話をいただきました。  他方、大学に調査をかけると、...全文を見る
○萩生田国務大臣 文部科学省として取りまとめをして、先生方に御披露するような資料というものはないんですね。  私がさっき申し上げたのは、文科省でやっているアンケートというのは大学経由で行うものですから、多少大学の視点のものが上がってきて、ただ、念のため申し上げておきますけれども...全文を見る
○萩生田国務大臣 昨年九月に結果を公表した本年度後期の授業の実施方針に関する調査では、ほぼ全ての大学が何らかの程度で対面による授業を実施する予定となっていた一方、約四割の大学において対面授業の割合が半分未満となる見込みとの回答でありました。  その後、これらの約四割の大学の実際...全文を見る
○萩生田国務大臣 この予算の中では、遠隔授業の環境整備に必要な経費として、令和二年度第一次、第二次補正予算において合わせて百億円を計上し、大学や専門学校等の支援を行っております。  各大学等に対しては、これらの予算を活用し、特に学生に貸し出すためのモバイルルーターやタブレットな...全文を見る
○萩生田国務大臣 あしなが育英財団のアンケートがいつのものだかちょっと分からないんですけれども、確かに、一定程度の学生さんがスマートフォンで授業をオンラインで受けている実態は承知をしています。  それで、ほとんどの大学生の皆さんは、アンケート上は、九割の学生が自分のパソコンない...全文を見る
○萩生田国務大臣 学生のことを思うという気持ちは与党も野党もなく同じだと思うんですが、授業料の減額については、今年度から開始した高等教育の修学支援新制度により支援を行うとともに、授業料の減免を行う大学等への支援を補正予算で措置するなど、これまでもしっかり取り組んでまいりました。 ...全文を見る
○萩生田国務大臣 教科書の検定は、民間で著作、編集された申請図書の具体的な記述について、教科書検定基準等に従い、教科書用図書検定調査審議会の調査審議に基づいて、検定時点における客観的な学問的成果や適切な資料等に照らして、記述の欠陥を指摘することを基本として実施しているものです。 ...全文を見る
02月09日第204回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○萩生田国務大臣 これまで、スポーツ庁としては、当庁策定のスポーツ団体ガバナンスコードに基づき、各中央競技団体に対し、女性理事の割合を四〇%以上とする目標を設定し、その達成に向けた方策を講じることを求めております。  現在、中央競技団体における女性理事の割合は平均で二〇%以下に...全文を見る
02月10日第204回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○萩生田国務大臣 まず、打合せはしていません。していませんが、室伏スポーツ庁長官は、森会長の発言に対する自身の認識やスポーツ界において女性が輝くことのできる環境づくりなどについて、既にステートメントを発表しているところでございます。  室伏長官は、組織委員会の理事会に出席をして...全文を見る
○萩生田国務大臣 正式に会議の日程をまだ私承知していませんけれども、こういう、世間の皆さんが注目している中でありますから、出席に当たって、長官と打合せはしたいと思います。  しかしながら、発言内容を私が決めるということではなくて、これは長官として、きちんと会議の中でしかるべき発...全文を見る
○萩生田国務大臣 私が職務命令を出して会議に出席をするのではなくて、さっきも申し上げたように、組織委員会を組織をする上でのカテゴリーとしてスポーツ庁の枠があって、必ずしもスポーツ庁長官でなくてもよろしいんですけれども、しかし、今申し上げたように、アスリートとして理事をずっと続けて...全文を見る
○萩生田国務大臣 御指摘ありがとうございます。  国立大学法人の運営費交付金につきましては、平成二十七年度以降、前年度同額程度を確保しています。  また、令和三年度予算案における国立大学法人の運営費交付金は一兆七百九十億円を計上しており、対前年度十六億円の減になっていますが、...全文を見る
○萩生田国務大臣 御指摘の聖マリアンナ医科大学の事案でございますけれども、平成三十年度に明らかになった医学部の不正入試事案、これは男女の比率があらかじめ、女子に不利な採用をしていた、合格発表をしていたということでございまして、幾つかの私立大学が対象になりました。  それぞれの大...全文を見る
○萩生田国務大臣 今年度、大学への最終的な配分額については三月中旬頃に確定をしますが、令和元年度の交付額が二十一億円です。
○萩生田国務大臣 今、本多先生が声を荒げて怒りを表しているような記者会見を私もやらせてもらいました。  ただ、システム上、私がこれはけしからぬから私学助成を止めろというのではなくて、私立大学の経常費補助金の具体の取扱いについては、私立学校振興助成法に基づいて、私立学校振興・共済...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生御指摘のとおり、大学の機能としては、教育、研究に加えて地域貢献というのも重要な役割だと思っております。  新型コロナウイルス感染症への対応において、各地域における検査体制の整備に当たって、大学等が保有する機器等の活用も一つの事例であると認識しております。 ...全文を見る
○萩生田国務大臣 教員については、欠格事項十年はもう既に採用されているんですね。  多分、先生と私は同じ思いだと思うんですけれども、子供たちに接する、こういったわいせつ事案、懸念のある人たちについては、何らかの形で再発を防止するために教壇に立たせたくない、そのための法律を作りた...全文を見る
02月12日第204回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○萩生田国務大臣 変異株につきまして、国内においても感染者が確認されているということは承知をしております。  先ほど厚労大臣が答弁されましたが、WHOでは、成人に関しては一般の株よりも感染力が強いということが既に分かっておりますけれども、子供に対してどうかということについては、...全文を見る
○萩生田国務大臣 この一年間、我が国もそうですけれども、国際的にも様々な知見の積み上げをしてまいりました。  確かに、変異株ですから、ちょっとスタイルが違うわけだから、今までの対応だけで大丈夫なのかと聞かれれば、絶対にこの方策で大丈夫ですという段階にはございませんけれども、仮に...全文を見る
○萩生田国務大臣 不断の心配はし続けていきたいと思いますけれども、現段階で、例えば国を挙げて一斉休校するような、昨年のような対応の必要性は、現段階では我々は認識をしておりません。
○萩生田国務大臣 まず、このコロナ禍の中にあって、小学校、中学校、高校、それぞれの教員の皆さんが大変な御努力をいただいていることに感謝を申し上げたいと思います。その上で、感染症対策を徹底しつつ、最大限子供たちの健やかな学びを保障することが重要であり、これはもう現場も我々も同じ思い...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、先生御指摘のとおり、同じ学校群の中で、例えば三年生が四年生に持ち上がるときに、三年生のちょっと足らざるところがありますねというのは四年生になった段階でまたフォローはできるんですけれども、六年生が中学生になる、中学三年生が高校生になる、まあ、大学はちょっと若...全文を見る
○萩生田国務大臣 今、厚労大臣から御答弁をされましたとおりでございまして、例えば第一陣のファイザーについては、十六歳未満は対象としておりませんので、そもそも小学生、中学生は対象になりません。  十六歳以上となりますと高校生が入るんですが、これも今お話ししたように、学校で打つ学生...全文を見る
02月15日第204回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○萩生田国務大臣 はい、手短に。  先生に繰り返しそのことを発言していただいて、おかげさまで補正予算で予算を組ませていただきました。  デジタルトランスフォーメーションが加速的に進む中で、産業界が期待する即戦力の人材育成を図っていくためにも、専門高校における設備の最新化、デジ...全文を見る
○萩生田国務大臣 まずは、被災された皆様にお見舞いを申し上げたいと思います。  令和三年度大学入学者選抜が始まっている中での今回の地震により、被災地域の受験生は大きな不安と混乱を抱えていると思いますが、受験生の受験機会を最大限確保する措置を講じていくことが何より重要だと考えてお...全文を見る
02月18日第204回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○萩生田国務大臣 まず、私からも、被災された方々にお見舞い申し上げたいと思います。  今回の地震による文部科学省関係の被害について、二月十七日十五時時点で、学校管理下における児童生徒等の人的被害の報告はまずありません。  一方、物的被害としては、全国的には八百を超える学校から...全文を見る
02月19日第204回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○萩生田国務大臣 二月十五日に障害者団体の方々から要望書を手渡していただきました。その思いについて直接聞かせていただきました。川内先生にも御同行いただきまして、ありがとうございます。  障害の表記については、平成三十年の五月と六月、衆議院の文部科学委員会と参議院の文教科学委員会...全文を見る
○萩生田国務大臣 文科省においては、学校における衛生管理の参考となるように、感染症等の専門家の知見も踏まえながら、衛生管理マニュアルを作成し、各教育委員会等へ周知をしています。  この衛生管理マニュアルでは、学校における基本的な感染症対策として、手洗い、ポイントを絞った清掃、消...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生御指摘のとおり、昨年の今頃は、まだこのウイルスの性格、性質というものがよく分からなくて、ある意味、大きな構えを取ったことは事実でありますけれども、その後、いろいろな知見が積み重なってくる中で、先ほど申し上げたように、衛生管理マニュアルというのを作って、極めて...全文を見る
02月25日第204回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○萩生田国務大臣 令和三年度文部科学省関係予算案につきまして、その概要を御説明申し上げます。  令和三年度予算案の編成に当たっては、教育再生、科学技術イノベーション、スポーツ、文化芸術関連施策を推進するため、文部科学省関係予算の確保に努めてきたところであります。  文部科学省...全文を見る
○萩生田国務大臣 大学ファンドは、その運用益を用いて、世界トップレベルを目指す我が国の研究大学の研究基盤を長期的、安定的に支援することを目的としているため、御指摘のGPIFではなく、大学に対する資金配分業務の豊富な経験を持つJSTに大学ファンドに関する業務を追加することとし、今国...全文を見る
○萩生田国務大臣 児童生徒が自ら命を絶つことは本来あってはならないことであり、児童生徒の自殺が増加していることについては大変重く受け止めております。  そのため、文科省においては、これまでもスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーの配置の充実や組織的対応の強化にも取り組...全文を見る
○萩生田国務大臣 御指摘のように、啓発動画等を含め、幅広く児童生徒の自殺予防のための施策を展開していくことが必要だということで、今話合いをしています。  先生御提案のように、インフルエンサー、例えば若い人に人気がある、こういう人たちを使うことも有効ではあるんですけれども、他方、...全文を見る
○萩生田国務大臣 高等学校の端末の整備につきましては、先ほど局長からも答弁をしましたが、地方自治体が独自の財源を確保して端末の調達を進めている事例や個人の端末の持込みを進めている事例など、多様な実態が今あると思います。  このため、文科省においては、三人に一台分の端末整備経費に...全文を見る
○萩生田国務大臣 中山間地域においては、学校は地域コミュニティーの核としての役割も持っており、学校教育魅力化は地域振興の観点からも重要だと思います。また、中山間地域などにおいて、学校ICT環境を利用した遠隔・オンライン教育を行うことにより、子供たちが多様な意見や考えに触れたり、協...全文を見る
○萩生田国務大臣 今、公立学校の教員の給与の仕組みについては、先生詳しく御披露いただいたところでございます。  一方で、私立学校では、それぞれの建学の精神にのっとり多様な教育を行っていただいているところであって、労使協定に基づく時間外勤務命令が行われ時間外勤務手当が支給されるな...全文を見る
○萩生田国務大臣 ILC計画は、全長数十キロの直線上の加速器を造り、宇宙創成の謎の解明を目指す壮大な計画であり、素粒子物理学上の学術的意義を有するものであると認識しております。  KEKが国にILC準備研究所の予算を要求する前提として、準備研究所の組織機能や研究開発計画の妥当性...全文を見る
○萩生田国務大臣 先ほどと同じになりますけれども、私、この準備研究所の建設は、極論を言えば、日本単体の財力、能力でも対応できないことはないと思いますが、やはり国際研究施設でございますので、協力を申し出ている米、欧州等の協力の見込みというものを明確に、財政的な裏打ちも含めて確立して...全文を見る
○萩生田国務大臣 新型コロナウイルス感染症の影響で経済的に困難な学生が進学、修学を諦めることがないよう、しっかりと支えることが何より重要であると考えております。  御指摘の後期授業料の納付猶予者数につきましては、文部科学省が大学に対して行った調査において、昨年度よりも多くの学生...全文を見る
○萩生田国務大臣 厚労省の公表情報によりますと、昨年における学生の自殺者数は前年に比べて約一・三倍に増加しており、小中高の増加率に比べ低いものの、この事態を大変重く受け止めております。  学生の自殺を予防する取組として、各大学等に対し、学生の悩みや不安に寄り添ったきめ細かな対応...全文を見る
○萩生田国務大臣 度々国会でも答弁させていただいておりますが、今年の大学生、本当にコロナの中で苦しみながら頑張っていただいていると思います。  大学サイドも、大学の社会的使命というものを感じながら、クラスターの発生を防ぐんだということで、オンラインに切り替えている学校もあるんで...全文を見る
○萩生田国務大臣 新型コロナウイルス感染症の影響により、合同企業説明会の中止やオンラインによる採用面接の実施など、本年度卒業を予定する学生の就職活動にも変化があり、一部の企業では採用が中断されるなど、企業の採用活動にも大きな影響を及ぼしました。  このため、文科省では、これまで...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生と問題意識を共有したいと思います。  例えば、特によく話題になる航空会社などは、今年ゼロ採用なんですね。ですから、その道を目指してきた子たちは、頑張っても、チャンス、チャレンジする機会もないわけです。我々、経産大臣や厚労大臣とともに経済団体の皆さんと度々お...全文を見る
○萩生田国務大臣 教育予算に関しては、OECDのデータによれば、二〇一七年度において、我が国のGDPに占める公財政教育支出の割合は三・一%、データのあるOECD諸国三十八か国中三十七位となっており、低い水準であることは事実ですが、厳しい財政状況の中から、例えば、令和元年十月からは...全文を見る
○萩生田国務大臣 国庫補助を受けた財産について、補助金適正化法に基づき耐用年数を勘案して定めた処分制限期間を経過する前に処分する場合には、原則として、国へ当該財産の使用期間及び処分制限期間を勘案して算出した額を納付することを条件として承認を得ることとしています。  なお、処分制...全文を見る
○萩生田国務大臣 ちょっと先ほどの質問に戻りますけれども、文科省として、この分水嶺を越えたら統廃合すべきだみたいな基本的な考え方は持っていません。設置者の考えを尊重したいと思います。  それで、先生も御案内のとおり、学校の役目というのは、子供たちのもちろん学びの拠点なんですけれ...全文を見る
○萩生田国務大臣 子供たちを守り育てる立場にある教員が子供たちにわいせつな行為を行うことは、断じてあってはならないことだと思います。  文科省としては、これまでも各教育委員会に対して、児童生徒に対するわいせつ行為について原則として懲戒処分とするなど、厳正な対応をするよう指導して...全文を見る
○萩生田国務大臣 全くそのとおりでありまして、残念なんですけれども、名前を変えたり、あるいは、結局、今一定期間で罰が消えますので、再度免許の取得をして、そしてその上で再び現場に見えるということもございます。再犯率が非常に高いということも専門家からは言われていますので、やはりこれは...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生の党で様々な議論を踏まえて立案を検討されているというのは承知をしております。お聞きしております。中身についてはちょっと詳しく承知していないんですけれども、先ほどお話がありましたように、学校の教員のみならず、子供たちと接する機会のある職業の人たちが結果としてそ...全文を見る
○萩生田国務大臣 なぜ法律が出せないのかと多くの皆さんから疑問の声が上がりました。我々立法側にいる人間は、内閣法制局の手続を経ないとなかなか法律提出ができないということは皆さん分かっていただけますけれども、国民にとっては、こういう事件が後を絶たないのに一体国会は何をしているんだと...全文を見る
○萩生田国務大臣 いい取組だと思います。  高等専門学校は、制度創設以来、地域で活躍する実践的で高い専門知識を持つ技術者を多く輩出し、日本の物づくりを支えてきました。こうした教育を行うに当たっては、これまでも、地元の自治体や企業と連携して、地域における課題を題材とした教育に取り...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生御存じかどうか、私、大臣になる前から高専の大応援団を自負をしておりまして、やはり、五年制の技術を習得するという教育システムは、日本にとっては極めて重要な人材育成システムだと思っています。  先ほど松尾先生のお話を出していただきました。松尾先生は、掛け値なし...全文を見る
○萩生田国務大臣 天然資源に乏しい我が国にとって、イノベーションの創出とその源泉となる科学技術の振興は、社会的課題や経済的課題を解決し、持続可能な社会への転換を図る上で極めて重要な手段です。  総理の施政方針演説を踏まえ、来年度から開始予定の科学技術・イノベーション基本計画の答...全文を見る
○萩生田国務大臣 国立大学法人のガバナンスコードは、国立大学法人の経営の透明性を高め、政府のみならず様々なステークホルダーに対して説明責任を果たすための基本原則を示すものであり、文科省、内閣府、国立大学協会が協議の上、昨年三月に策定したものであります。  各大学法人は、同コード...全文を見る
○萩生田国務大臣 大学全体の女子の学生割合は年々向上していると承知はしておりますが、確かに、先生御指摘のような大規模総合大学などでは男子学生の比率が高いという実態がございます。  高等学校の管理職が考える男子生徒の方が大学進学率が高い理由というのから参照しますと、保護者が自宅か...全文を見る
○萩生田国務大臣 OECDによるPISA二〇一八調査の結果において、日本の生徒の生活満足度の平均値は六・二であり、OECD平均の七・〇と比べて低い結果でした。これは生徒の主観的な生活満足度を尋ねたものであり、東アジアの国が低く中南米の国が高いなど、地域的な偏りが見られます。このた...全文を見る
○萩生田国務大臣 難しい質問だと思います。  先ほど先生なりの分析をしていただいて、例えば、ラテン系の子供たちが非常に前向きで明るい、極論を言えば、朝起きて天気がよければそれだけで、今日はいい日だね、楽しいね、こう思うのと、天気のよし悪しにかかわらず、今日一日自分が果たさなきゃ...全文を見る
○萩生田国務大臣 御指摘のとおり、体罰は、学校教育法の第十一条で禁止されており、許されない行為だと思います。  平成二十四年十二月には、大阪市立桜宮高等学校において、部活動中の体罰を背景とした生徒の自殺事案が発生したところであり、その後、文科省では、国公立、私立学校における体罰...全文を見る
○萩生田国務大臣 一般的に、校則については、まず制定するか否かも含めて、学校や地域の実態に応じて各学校において適切に判断されるべきものであって、制定する場合には、当然、必要かつ合理的な範囲内で定められるものが理想だと思います。  そもそも、是か非かを文部科学大臣が申し上げるとい...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず高校入試の選抜方法については、実施者である都道府県の教育委員会やそれぞれの私立の学校が決定して、その校長が学校や及び学科等の特色に配慮しつつ、その教育を受けるに足る能力、適性などを判断し、合否判定することとされております。  調査書と学力検査の比重の置き方...全文を見る
○萩生田国務大臣 本年一月に取りまとめられた中教審の答申で、これまでの学校教育のよさ、これは受け継ぎながら、更に発展させた令和の日本型学校教育として、全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びを実現していくことが示されました。  具体的には、ツールとしての...全文を見る
○萩生田国務大臣 我が国の科学技術イノベーションの現状認識についてですが、AIや量子技術などの先端技術を中核とする国家間の覇権争いが先鋭化し、気候変動による災害の激甚化など脅威が現実化する中で、官民の研究費総額について、米国及び中国が著しい増加傾向にあるのに対して、日本は横ばいで...全文を見る
○萩生田国務大臣 天然資源に乏しい我が国にとって、イノベーションの創出と、その源泉となる科学技術の振興は、社会的課題や経済的課題を解決する上で極めて重要な手段です。  私、大臣就任以来、科学技術のイノベーション政策推進の中核を担う省の責任者としての自覚を持って、例えば、博士後期...全文を見る
02月26日第204回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○萩生田国務大臣 まずは、深澤先生、多分初めての予算委員会だと思います。望月先生の御遺志を継いで御活躍されることをお祈りしたいと思います。  長く地方議員を務められたと思いますから、大前提を御承知の上で御質問されているんだと思いますけれども、我が国は、私立学校というのは、それぞ...全文を見る
○萩生田国務大臣 日本学生支援機構の給付型奨学金及び貸与型奨学金については、進学を希望する高校三年生を対象に予約採用を実施をしております。  昨年実施した予約採用の選考結果については、昨年十月以降、順次通知を行っておりますが、書類不備等により手続に時間を要しているものも事実であ...全文を見る
○萩生田国務大臣 進学を希望する高校三年生を対象とした奨学金の予約採用については、できる限り早期に採用候補者決定通知を出す必要があるため、学校における手続及び日本学生支援機構における審査期間等を考慮して、夏までを申請期間としているのは事実です。  一方で、今先生御指摘のように、...全文を見る
○萩生田国務大臣 今年の学生の皆さん、特別な環境の中で大変苦労されたことは否めないと思います。  確かに、コロナを理由に退学を決定をされた学生さんがいることは極めて残念でありますが、他方、全体の退学数などを見ますと、前年度より抑えめで今まで推移しています。これは、昨年、先生方の...全文を見る
○萩生田国務大臣 新型コロナウイルス感染症の影響で、経済的に困難な学生が修学、進学を諦めることがないよう、しっかりと支えることが重要だと思っております。  学びの継続のための学生支援緊急給付金につきましては、学校が推薦すべきと判断した全ての学生約四十二万人に支給が終わったところ...全文を見る
○萩生田国務大臣 高等教育の修学支援新制度については、今年度から開始したところですが、新型コロナウイルス感染症が拡大する中、家計が急変した学生への支援を行うなど、学生の学びの継続に一定程度寄与したものと考えております。  新制度の令和二年度予算については、希望者が全員支援を受け...全文を見る
○萩生田国務大臣 昨年四月から開始した高等教育の修学支援新制度は、真に支援が必要な所得者世帯の子供たちを対象に給付型奨学金と授業料等の減免による支援を実施するものであり、まずは本制度を着実に実施することが重要であると考えております。  今ほど御答弁申し上げましたけれども、やはり...全文を見る
○萩生田国務大臣 現在、文部科学省では、中教審の答申などを踏まえて、特別支援学校設置基準の策定に向けた検討を進めております。設置基準は学級の編制や学校に備えるべき施設及び設備等を示したものであり、既に定めのある小学校等の設置基準には通学方法や通学時間についての定めがないのは、先生...全文を見る
○萩生田国務大臣 いずれにしましても、仮に十五歳以下のお子様たちも接種の対象になる場合にも、ワクチンの効果と副反応などを含めて、ワクチンについて正しい知識、接種の判断をしていただく根拠を示しながら、未成年でありますから、保護者の皆さんにもよく理解していただいた上で、同意書なりある...全文を見る
○萩生田国務大臣 給特法そのものには客観的な勤務実態把握に関する直接の規定はございませんので、直ちに給特法違反ということにはなりませんが、これは昨年さんざん先生方と議論をさせていただいて、新しいフェーズで今学校現場は進めているわけですから、改正給特法に基づく指針に反しているという...全文を見る
○萩生田国務大臣 客観的な勤務実態の把握は、まさに働き方改革のスタートラインでありまして、義務として法令上明確化をされております。  他方、この振り返った一年は、コロナ禍で、学校の先生方も本当に大変だったと思います。こういう中で、あれはどうなっているんだ、これはいつまでにやれと...全文を見る
○萩生田国務大臣 安全、安心な教育環境とICT等の活用による新たな学びを実現するために、義務標準法を改正し、小学校について、学級編制の標準を五年かけて三十五人に引き下げ、必要となる教職員定数の計画的な改善を図ることとしました。  これに応じて、現在、自治体独自の少人数学級を実施...全文を見る
○萩生田国務大臣 長い間多くの教育関係者の皆さんが望んでいた少人数学級、先ほど先生、私の三十人という決意を改めてここで御披露いただきました。結果、その目標に達しなかったわけですから、じくじたる思いもありますけれども、しかし、四十年ぶりに法律をもって三十五人に、小学校がまずスタート...全文を見る
○萩生田国務大臣 基本的に、教科書は民間の発行者によって編集され、検定を経た複数の教科書の中から各自治体等が採択をされるものでありますから、個別の教科書の記述のよし悪しに関する見解を私が申し上げるのは差し控えたいと思いますが、山田さんは、確かにここにあるように、ファクトとして、女...全文を見る
○萩生田国務大臣 委員御指摘のとおり、これからの学校教育においては、ICTの活用と少人数によるきめ細かな指導体制の整備により、個別最適な学びと協働的な学びを一体的に充実していくことが重要です。  本年一月の中央教育審議会の答申では、社会の在り方が劇的に変化するソサエティー五・〇...全文を見る
○萩生田国務大臣 不登校児童生徒や、あるいは病気療養児など、学校に行きたくても行くことができない児童生徒に対して、ICTを活用した学習支援を行うことなどにより教育の機会を確保することは極めて重要です。  このため、文科省においては、不登校児童生徒等が自宅や病院等においてICTを...全文を見る
○萩生田国務大臣 特別支援学校に加え、近年、小学校、中学校等においても、日常的にたんの吸引や経管栄養などの医療的ケアが必要な子供が増加傾向にあることから、小中学校等における医療的ケア児の受入れ体制整備をしていく必要があります。  去年、先生ともこのことをやり取りしまして、一番理...全文を見る
○萩生田国務大臣 今、具体的な詳細、局長から答弁させましたけれども、先生の問題意識は、リー・クアンユーさんのように、国家戦略として自国の大学のレベルをぐっと上げていくようなことをやるためにも、いろいろな題材を与えて、そして皆さんが同じ努力や同じ調査をすることが能力アップにつながる...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生、ありがとうございます。  コロナの中でオンラインは有効なツールとして教育現場でも活用されていることは、これは大いに認めていかなきゃならないことだと思います。  しかし、私、この間、国会でも様々議論したんですけれども、例えば公立の小学校、授業さえ、知識さ...全文を見る
○萩生田国務大臣 大学入学者選抜改革につきましては、大学教育において高校までに培った力を更に向上、発展させるため、高校までに育成した学力の三要素、思考力、判断力、表現力を多面的、総合的に評価するものへと転換を図っているところです。  我が国の国公立大学においても、募集人員の全体...全文を見る
○萩生田国務大臣 クリティカルシンキングの概念というのは、これから情報のあふれる社会に子供たちが生き抜いていくためには極めて重要だと思います。永田町でも、ある筋からとかいって大騒ぎする政治家が結構いますけれども、よく事実関係を確認しないということで更なる混乱を招くこともありますし...全文を見る
○萩生田国務大臣 人工知能やビッグデータなどの先端技術が高度化し、あらゆる産業や社会生活に取り入れられたソサエティー五・〇時代が到来しつつある中で、社会の在り方そのものがこれまでとは劇的に変わる状況が生じつつあります。  このような時代においては、高度な専門知識を柔軟に生かし、...全文を見る
○萩生田国務大臣 スーパーグローバル大学の創成支援事業、SGUといいますけれども、あるいは世界トップレベル研究拠点プログラム、WPIなどによって、外国人の教員や研究者に活躍をしていただくことは既に始まっております。それから、次世代アントレプレナー育成事業による起業家の育成も図って...全文を見る
○萩生田国務大臣 高輪ゲートウェイ駅前の再開発におきまして、明治の鉄道創業期の重要な遺構が発見されたことを受け、二月十六日に、文化財保護を担当する大臣として、現状を把握するため、私も現地を視察いたしました。  明治五年、イギリス人技師エドモンド・モレルの指導の下、工部省が新橋と...全文を見る
○萩生田国務大臣 令和元年十月からの幼児教育、保育の無償化の対象となっていない多様な集団活動については、法令上の定めや基準などはなく、多種多様なものが存在しておりますが、各地域に固有の様々な歴史的な経緯を経て、現在も、地域や保護者のニーズに応え、重要な役割を果たしているものもある...全文を見る
○萩生田国務大臣 議員御指摘のとおり、伝統建築を始め文化財を後世に継承していくためには、その修理などに必要なカヤぶきなどの技術の保護、人材育成、資材の確保が不可欠です。  このため、文化庁では、カヤぶきやカヤ採取といった文化財の保存のために欠くことのできない伝統的な技術のうち、...全文を見る
○萩生田国務大臣 旭川医科大学の教員による吉田学長の解任を求める署名が解任の請求可能数に到達し、一昨日、学長選考会議に解任請求を行ったと報告を受けております。  旭川市における基幹病院の一つとしてコロナ対応に重要な役割を果たす旭川医科大学において学長の辞任が請求されるような事態...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、このコロナ禍にあって、子供たちの学びを守るために、先生方、学校関係者、大変御苦労いただいていることを感謝申し上げたいと思います。  令和二年度第二次補正予算において、学習指導員、スクールサポートスタッフの追加措置分、合計約八万二千人分、二百七十億円を計上...全文を見る
○萩生田国務大臣 今年度補正予算において追加配置をしたスタッフ職のうち、大多数を占める学習指導員やスクールサポートスタッフについては、国の予算補助を申請するに当たって配置時間の上限は設けておらず、地域や学校の実情に応じて必要な時間分を申請することが可能となっております。  また...全文を見る
○萩生田国務大臣 児童生徒等や教職員の新型コロナウイルスの感染が判明した場合は、まず保健所に届出がなされて、保健所において濃厚接触者の特定や対象者への検査などが実施をされます。  教職員がPCR検査業務に直接関わることはないと考えておりますが、保健所が学校などにおいて濃厚接触者...全文を見る
○萩生田国務大臣 ソサエティー五・〇時代の到来や、子供たちの多様化の一層の進展、今般の新型コロナウイルス感染症の発症等も踏まえて、ICTを活用した個別最適な学びと協働的な学びを実現するとともに、今後どのような状況においても子供たちの学びを保障することが不可欠だと思っています。 ...全文を見る
○萩生田国務大臣 元々、私、小学校、中学校の三十人というのを目指していましたので、そういった意味ではじくじたる思いがございます。しかし、多くの皆さんの御協力で四十年ぶりに義務標準法を変えて、小学校を段階的に三十五人というクラスにしていくことができると期待をしています。  当然の...全文を見る
○萩生田国務大臣 秘策はありません。ありませんけれども、働き方改革というのは、やはりもう総合力でいろいろな方向から見直していかなきゃいけないと思うんです。  やはり、教職課程で学ぶ学生さんはこれだけいるわけですから、その人たちが本来の学部で学んだ教職に進まないというのはちょっと...全文を見る
○萩生田国務大臣 突然、学校現場でパソコンやタブレットを使おうと言い出したのではなくて、二十数年間、地財措置を含めて、三人に一人のパソコンやタブレットは配備してほしいということをずっと国は申し上げ、また財政的な措置もしてきました。  しかし、残念ながら、全国を見渡したときに、し...全文を見る
○萩生田国務大臣 児童生徒が自ら命を絶つことは本来あってはならないことであり、児童生徒の自殺が増加していることについては大変重く受け止めております。  そのため、文科省においては、これまでも、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーの配置を充実させたり、組織的対応の強化...全文を見る
○萩生田国務大臣 学校においても香料等に起因して健康不良を訴える児童生徒がおり、その原因等については現段階においては明らかになっていないものと承知をしております。  文部科学省においては、各学校において、個々の児童生徒等の実情に応じて個別の配慮が適切に行われるよう、いわゆる化学...全文を見る
○萩生田国務大臣 今日、いわゆる香害について先生から初めて詳しく御説明を聞きました。  においというのは人によって好き嫌いがいろいろあるかもしれないんですけれども、実際に体に異常を来して、ましてや学校に来れなくなるという児童がいるというようなことだとすれば、これは極めて重い課題...全文を見る
○萩生田国務大臣 ジェンダーという用語は、その意味や内容が使用する人によって様々であって、男女共同参画社会基本法の中では確かに使用しておりませんし、文科省のホームページにもまだ出てきていないのかもしれません。  ただ、今回、オリンピックのことを機に、このジェンダーイコールのこと...全文を見る
○萩生田国務大臣 大学病院において、医師の長時間労働の是正やワーク・ライフ・バランスの確保を図るために、働き方改革を進めるとともに、いわゆる無給医問題の解決に向けて適切な労務管理を行うことは重要でございます。  国立、私立に限らず、やはり病院で適切な労務管理が行われるように指導...全文を見る
○萩生田国務大臣 いわゆる無給医問題につきましては、平成三十一年一月に、国公私立全ての大学病院に対して、診療行為を行っているにもかかわらず給与が支給されない事案が生じないよう自己点検を求め、昨年二月までに各大学で必要な改善の取組を行ったところです。  しかしながら、今年一月に、...全文を見る
○萩生田国務大臣 大学の附属病院を所管する担当大臣として、こういう問題は私の時代に終わりにしたい、こう思っておりますので、通知を繰り返し出せばいいという話ではなくて、それがどう運用、実行されているかということも含めてしっかり追いかけてまいりたいと思います。
○萩生田国務大臣 新型コロナウイルス感染症の対応において、大学病院は、重症患者の治療を中心として、最後のとりでとしての役割を果たすとともに、感染症の流行下においても他の疾患等に対する高度医療を継続的に提供するという、極めて重要な役割を果たしています。  私立大学病院における新型...全文を見る
○萩生田国務大臣 今日先生に御答弁するに当たって確認している範囲では、そういう事例は今のところございませんけれども、引き続き確認をしてみたいと思います。
○萩生田国務大臣 大学の学長は各設置者において適切に選任されるものであり、在任期間が長いということをもって直ちに問題だというふうに考えてはおりません。  他方で、大学が様々なステークホルダーとの関わりを強め、社会に貢献していくことを目指す中で、学長の選考過程や職務の執行状況につ...全文を見る
○萩生田国務大臣 私立大学の学長の選考の在り方については、法令の規定はございませんが、私立大学においても、建学の精神を踏まえ、求めるべき学長像を具体化し、候補者のビジョンを確認した上で決定することが重要であり、学校法人自らが学長選考方法を再点検し、学校法人の主体的な判断により見直...全文を見る
○萩生田国務大臣 国会でも度々答弁していますけれども、そのとおりでございます。
○萩生田国務大臣 ちょっと仮定のことなので答えづらいんですけれども。  そこに、例えば、受験生に対して合理的な説明ができるんだとすれば、学校独自の採用の在り方というものはあってもいいんだと思います。その自由度はあると思います。ただ、今お話しになったように、例えばですよ、例えば男...全文を見る
○萩生田国務大臣 ちょっと言い方が違うだけで、同じことを言っているつもりでいます。  そもそも、性別を合理的に、その人数を変えるということや、あるいは点数を変えるということは、私、どう考えても合理的に説明できないと思います。  したがって、先ほど、仮定の質問なので答えづらいん...全文を見る
○萩生田国務大臣 済みません。仮定の質問なんですけれども、例えば、女子の医大があるじゃないですか。女子医大があって、女子医大が例えば男子の募集をするという、仮にそういう時代の変化があったときに、それが、社会の皆さんが認めるのかどうなのかというきちんとした合理的な説明ができたとする...全文を見る
○萩生田国務大臣 失礼しました。  大学病院に勤務する医師等が行う講演等の活動については、大学における教育、研究、診療の使命が十分に果たされ、社会的信頼が損なわれることがないことが重要です。  文科省では、国会での御議論を踏まえ、全国医学部長病院長会議に対して、製薬企業等から...全文を見る
○萩生田国務大臣 文科省では、全国医学部長病院長会議の提言を踏まえた各大学の取組状況を把握していることとしておりまして、その課題等が見つかれば、関係団体とも連携して対応してまいりたいと思います。  今先生が、より具体なお話をされました。過去にもそういう事件もありましたし、また、...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、児童生徒等に対するわいせつ行為を教員が行うということはあってはならないことであります。しかしながら、後を絶たないわけでありますから、ここは法律で永久に教員免許を再授与しない仕組みをつくろうということで取組をしてまいりました。  十二月二十五日になぜそう言...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生と全く同じ思いでございます。  それで、検索ツールにつきましては、記念すべき今日からワークをすることになっております。  しかしながら、そこには確かに、過去四十年には、わいせつ事案が分かるような仕組みになっていません。これは、先ほど局長が答弁したように、...全文を見る
○萩生田国務大臣 いじめ事案のうち、加害児童生徒の行為が犯罪行為として取り扱われるべきと認められる場合を始め、学校内における犯罪行為に対しては、被害児童生徒を徹底して守り通すという観点から、教職員が毅然と適切な対応を取ることが重要だと思います。  文科省としては、加害児童生徒に...全文を見る
○萩生田国務大臣 いじめの問題については、いじめは絶対に許さないという意識を社会全体で共有し、子供を、加害者にも、被害者にも、また傍観者にもしない教育を実現することが必要です。  学校から犯罪を撲滅する、犯罪のない学校にすることは当然のことであり、児童生徒の行為が犯罪行為として...全文を見る
03月01日第204回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○萩生田国務大臣 子供たちを守り育てる立場にある教員が子供たちにわいせつな行為を行うことは、断じてあってはならないと思います。  私ども文部科学省としては、こういったわいせつ教員を二度と教壇に立たせない、こんな思いで法整備をしたく、通常国会、今国会に法案の提出をする予定で様々な...全文を見る
○萩生田国務大臣 児童生徒にわいせつな行為を行った教員が二度と教壇に立たないようにするためには、採用権者による対応も重要であると考えております。  文部科学省では、過去の免許状失効歴を簡便に参照できる官報情報検索ツールを各採用権者に提供しておりますが、同ツールについて、今先生か...全文を見る
○萩生田国務大臣 それは政府としてまだ検討に入ったわけではなくて、与党あるいは野党の皆さんからも、これは教員だけの問題じゃなくて、子供たちに接する様々な職業で過去に性犯罪のあった人たちをきちんと排除できる仕組みをつくっていかないと子供たちを守れないんじゃないかという問題意識の中か...全文を見る
○萩生田国務大臣 教員の採用については、各採用権者の権限と責任の下で行われるものであり、その際にどのような書類を求めるかについても、各採用権者の判断で行っていただくものだと思っています。  しかしながら、文部科学省としては、この問題に対する対応を可能な限り厳正に進めていくことが...全文を見る
○萩生田国務大臣 官報情報検索ツールが適切に活用される前提条件であり、教員免許状が失効している者が教壇に立たないようにするために重要な官報公告の手続がなされていなかった事案があったことは、誠に遺憾だと思っています。  文科省では、昨年十一月三十日に、各都道府県教育委員会に対し、...全文を見る
○萩生田国務大臣 従前から繰り返し指導等をしてきたとおり、児童生徒に対するわいせつ行為を行った教員については、原則懲戒免職とするなど厳正に処分を行うことが必要であると考えております。その指導の結果、昨年九月時点で、全ての都道府県、指定都市教育委員会の懲戒処分基準において、その旨の...全文を見る
○萩生田国務大臣 文科省としては、従前より、各教育委員会に対して、児童生徒に対するわいせつ行為を行った教員については、事案が犯罪に当たるか適切に判断を行った上で、告発を遺漏なく行うことを含め、警察機関等と連携して厳正に対処することを求めてきたところです。  昨年六月に決定された...全文を見る
○萩生田国務大臣 未然防止を効果的に行うことは極めて重要であると考えており、教育委員会や校長のリーダーシップの下、予防的な取組を更に進めていくことが重要であると考えています。  文科省としては、これまでも、各教育委員会の人事担当者を集めた研修会等において、このような事案が生じな...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生が子供たちにわいせつ行為をするなんていうのはあってはならないことですし、また、それを許してはならないと思います。他方、事件発生後にこうやって被害者が悩んで自ら命を絶つ、こんなことも絶対にあってはならない、子供たちを守っていかなきゃならないと思います。  私...全文を見る
03月03日第204回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(萩生田光一君) まず、文科省としては、大学教育はオンラインで全てを代替できると思っていません。やっぱり対面で教授やあるいはクラスメート、様々な人たちとの議論なども大切な要素だと思っておりますので、原則、これはもう対面で大学は許可をしているわけですから、そこへ戻していき...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 学生の皆さん、このコロナ禍で、例えば予定していたアルバイト収入が減少してしまったり等々で非常に経済的に困難に陥っているという方が大勢いらっしゃるということは承知しています。  昨年来、様々な調査を基に、何としてもその学習を続けていただきたい、修学を続...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今年度から新制度に移行してスタートしました。今まで給付型というメニューがなかったものですから、そういった意味では一歩充実だと思います。  他方、全体的な対象者は増えているんですけれども、今先生御指摘になった、その所得でいうならば中間層の人たちが、今ま...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 学校の成り立ちが様々国によって異なりますので、一律にその学生のために支援している金額をもって比較するというのは難しいと思うんですけれど、このコロナ禍にあって、言うなら緊急避難的に、学生の皆さんが修学を続けられる環境については、御指摘の様々な支援策で取り...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 奨学金というのは、その返済額が次の学生の奨学金に充てられているということもありますし、今申し上げた、同じ年齢でも社会に出て働き、納税者になっていただいている方もいます。そういった意味で、様々なその公平性というのをきちんと精査した上で、この奨学金というの...全文を見る
03月04日第204回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(萩生田光一君) 就職やキャリアアップにおいて不利な立場にある高校中退者等に対して、高等教育機関への進学や社会的自立に向けて高卒資格取得のための切れ目のない支援体制を構築することが重要です。  文科省では、広く高校中退者等を対象に、高等学校卒業程度の学力を身に付けるこ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) まず、オリンピック・パラリンピック競技大会の開催地は、国際オリンピック委員会、IOCが決定をいたします。また、変更があるとしても、IOCがそれを検討することになります。  オリンピック・パラリンピック競技大会への日本選手団の派遣については、これは日本...全文を見る
03月05日第204回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○萩生田国務大臣 お昼の時間に恐縮です。  第二百四回国会において各般の課題を御審議いただくに当たり、私の所信を申し上げます。  まず、先月十三日に福島県沖を震源とする地震で被災された方々に心よりお見舞いを申し上げるとともに、新型コロナウイルス感染症により貴い命を落とされた方...全文を見る
03月05日第204回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(萩生田光一君) 複雑化、多様化する児童生徒の心身の健康課題への対応や、この一年にわたって続いている新型コロナウイルス感染症への対応など、学校保健の中核となる養護教諭やその活動の場である保健室が児童生徒の健康管理において果たす役割は一層重要になっていると考えております。...全文を見る
03月08日第204回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(萩生田光一君) 新型コロナウイルス感染症の影響が長期にわたり、児童生徒が様々なストレスや課題を抱える中、児童生徒の心理面への影響に対ししっかりと対応する必要があると考えております。  子供たちの不安や悩み、ストレスへの対処については、小中高等学校の体育科、保健体育科...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 児童生徒の心の健康やストレスへの対処等についての指導を学校教育のどのような場面で扱うかについては、個別の指導内容や児童生徒の発達の段階に応じて、各学校において適切に御判断いただくものと考えております。  例えば、保健体育科以外にも、今先生御指摘の総合...全文を見る
03月09日第204回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
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○国務大臣(萩生田光一君) 第二百四回国会において各般の課題を御審議いただくに当たり、私の所信を申し上げます。  まず、先月十三日に福島県沖を震源とする地震で被災された方々に心よりお見舞いを申し上げますとともに、新型コロナウイルス感染症により尊い命を落とされた方々に心から哀悼の...全文を見る
03月10日第204回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
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○萩生田国務大臣 まずは開幕まで五か月を切った東京大会を成功させることが最優先課題であり、文科省としても、IOCやIPC、東京都、組織委員会と連携し、準備に万全を期してまいりたいと考えております。  その上で、東京大会の一年延期により、東京大会の半年後に北京冬季大会が開催される...全文を見る
○萩生田国務大臣 先日予算委員会でも尋ねられましたので私申し上げたんですけれども、オリンピック憲章には、人間の尊厳の保持やいかなる種類の差別も受けることなくといったことがうたわれておりますので、仮に今御指摘のような懸念が国際社会から沸き上がっているとすれば、これはやはり中国政府が...全文を見る
○萩生田国務大臣 この問題というくくりをされますと、あたかも文部科学省とこの幼稚園連合会で何らかの利害関係や誤解があるように受け取られるので。  先ほどから申し上げていますように、この団体は任意団体でありまして、文科省の管轄下にあって指導や助言ができるような団体ではございません...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生の御懸念は私も理解できる部分もあります。大臣経験者として、義務教育の家庭の負担が将来増えるようなことがあってはいけない、自治体が計画的に子供たちの教育教材等を準備するためには、ある程度きちんと方向性を先に決めろという御指摘は分からなくもありません。  他方...全文を見る
○萩生田国務大臣 今先生が御解説いただいたとおりのアプローチがあるのは否めないと思います。  経産省は、言うならば、企業の皆さんのためにこの分野に入ってきた、我々は子供たちのためにこのICTを使うという、そのアプローチの違いがあると思います。したがって、これを放置したままでいく...全文を見る
○萩生田国務大臣 私、オードリー・タンさん、会ったことないですし、報道で知っている限りなので、その生い立ちまで含めて語るような知識はないんですけれども。  今先生御指摘のように、小学校時代はいじめで不登校になったということは伝記の中でも書いているようでございます。しかしながら、...全文を見る
○萩生田国務大臣 私が一回目の大臣に就任した直後に、文科省に御挨拶に来ていただいたときにお会いをしたという記憶がございます。
○萩生田国務大臣 御指摘の団体や、あるいは香川さん個人から政治献金等を受けた事実はありません。  また、パーティー券に関する収支は、法令にのっとり適正に処理し、全てを報告しておりますが、通告がありましたので、念のため、昨日事務所に確認をしましたところ、今般問題になっている団体や...全文を見る
○萩生田国務大臣 昨年もおわびを申し上げたんですけれども。  確かに、政策のインパクトとして、横文字を使うことで国民の皆さんの関心を引くといういいメリットもあるんだと思いますけれども、しかし、それが何を言っているんだか分からないんだとすれば、政策の方向性は国民が共有していただけ...全文を見る
○萩生田国務大臣 今回のコロナ禍で休校が行われて、言うならばそれを取り戻すべく、学校現場に様々なスタッフを投入をしました。その中で最も活躍していただいたのがOBの教員の皆さんでした。  皆さん、手を挙げていただいて、各都道府県に登録をしていただいて、そのときに出てきたのが、免許...全文を見る
○萩生田国務大臣 就任以来、教師という職業をもう一度子供たちの憧れの職業にしたいという思いで働き方改革などに取り組んでまいりました。まだ道半ばでありまして、そういった高い評価にたどり着いていないんだと思うんですけれども。  いずれにしましても、先生方がかつてのように、先生が今お...全文を見る
○萩生田国務大臣 趣味というほどではないですけれども、観劇、ミュージカルなども行きますし、文化や芸術というのはやはり心のビタミンだと思います。なくてはならないものだと思います。  それで、今回、やはりコロナを経験して初めて、文化芸術というのは、型にはまらない、いろんな人たちが携...全文を見る
○萩生田国務大臣 先ほど次長が答弁したんですけれども、この件は、二次補正のときに、省内、文化庁も入れて、随分議論したんですね。それで、私が先ほど答えたように、やはり、文化を支えるスタッフの皆さんというのは労働形態が様々で、主たる職業として認定することがすごく難しいけれどもかけがえ...全文を見る
○萩生田国務大臣 これは、既に文化庁ともいろんなフォーメーションを考えております。  国際的に活躍する一流の芸術家等が出演する質の高い公演などを実現することは、我が国の文化芸術の水準の維持向上のため、必要不可欠だと思っています。また、文化芸術は、コロナ禍に苦しむ国民の心の癒やし...全文を見る
○萩生田国務大臣 この件に限らず、地方の自主性、独立性を尊重しなきゃならないテーマというのはたくさんあって、本当だったら私が文部科学大臣なんだからあなた責任持ってやりなさいよとかよく言われるんですけれども、責任持ってやりたくても、その力を発揮できない仕組みが国と地方の教育行政には...全文を見る
○萩生田国務大臣 繰り返し申し上げていますけれども、文科省が所管する団体ではなくて任意の団体なので、私がその調査に指示やあるいは指導や助言を与えるということは制度上できないんですね。本当は、ここに来て、所管外なので答弁は控えさせていただきますという案もあったんですけれども、それは...全文を見る
○萩生田国務大臣 新型コロナウイルス感染症の影響が長期にわたる中、児童生徒は様々なストレスや課題を抱えるものと認識しており、各教育委員会からも、漠然とした不安、先の見えないことに対する不安を抱えている子供が増えた、新しい日常の学校生活に肉体的、精神的な疲れを感じている子供が多い、...全文を見る
○萩生田国務大臣 たしか、先生が予算委員会で質問されたというふうに記憶をしております、総理もですね。  そもそも私、元々皆さんと目指した方向は小中学校の三十人学級だったので、先生の質問に対して不退転でというふうにお答えしたんですけれども、結果として少し退転してしまったことは反省...全文を見る
○萩生田国務大臣 今局長が答弁したとおりでございまして、分かりやすいペーパーを今までも何度もお配りしているし、これは教育委員会で止まっているとは思っておりませんので、きちんと御父兄に届いているはずなんですけれども、念のため確認します。
○萩生田国務大臣 検討します。
○萩生田国務大臣 養護教諭に限らず、学校の先生の在り方、全体的に見直そうとしています。令和の時代の新しい日本の学校像というのをつくっていきたいと思います。  養護教諭の先生方が果たす役割は多岐にわたって物すごく重要で、私は必置でもいいと思っています。しかし、現行の法律では任意な...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、今回、博士課程の皆さんに一定の支援をするメニューをつくらせていただきましたことは、ある意味非常に画期的だと思っております。これは力を入れて頑張って、将来の日本を支えていく研究者を増やしていきたいと思っています。  問題はもう先生が今整理していただいたとお...全文を見る
○萩生田国務大臣 国際的に科学技術イノベーションをめぐる競争が激化する中、我が国では、国際共同研究の成果である国際共著論文数が諸外国と比べて相対的に伸び悩むなど、世界の研究ネットワークの中での相対的な地位が低下していると認識しております。  我が国の国際競争力を維持強化し、また...全文を見る
○萩生田国務大臣 研究者コミュニティーのダイバーシティーを確保し、多様な視点や優れた発想を柔軟に取り入れることは、我が国の科学技術イノベーションを活性化していくための鍵となる考え方であり、特に、先生御指摘の、女性研究者が能力を最大限に発揮できる環境を整備し、その活躍を促進していく...全文を見る
○萩生田国務大臣 スーパーコンピューター「富岳」は、昨年四月より、未完成の状況においても新型コロナウイルス感染症への対策に貢献する研究課題を緊急的に実施するよう私から指示し、治療薬候補の探索や飛沫、換気のシミュレーションなどに活用してまいりました。  一方、国民の皆様からの期待...全文を見る
○萩生田国務大臣 ソサエティー五・〇時代の到来や、子供たちの多様化の一層の進展、今般の新型コロナウイルス感染症の発生等も踏まえ、ICT等を活用した個別最適な学びと協働的な学びを実現することとともに、今後どのような状況においても子供たちの学びを保障することが不可欠だと思っております...全文を見る
○萩生田国務大臣 新しい時代の個別最適な学びと協働的な学びを実現するため、GIGAスクール構想の実現や少人数学級の計画的な整備と併せ、学びの基盤となる学校施設についても、新しい時代にふさわしい姿を目指していく必要があると考えています。  今、部長の方から、バリアフリーの在り方で...全文を見る
○萩生田国務大臣 大学入試センター試験の志願者数は、近年では平成二十九年の五十八万人を境に減少に転じており、今年度初めて実施された共通テストでは約五十三万人、五万人減でした。入試センターの推計によると、令和五年には約五十万人にまで減少することが見込まれております。  入試センタ...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生御指摘のとおり、去年のちょうど今頃は、全国一斉休校が始まって間もない時期でございました。本当は春休みまで、新学期には正常化できるんじゃないかという期待の中で始まったんですが、その後、地域にもよりますけれども、三か月程度学校が開けないという状況が日本中で続くこ...全文を見る
○萩生田国務大臣 この度、政府から提出いたしました公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  ソサエティー五・〇時代の到来や子供たちの多様化が一層進展するなどの状況下において、安...全文を見る
03月11日第204回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(萩生田光一君) お答えします。  御指摘の調査は、外為法を踏まえた輸出管理に関して、大学の体制整備等の状況を把握し、徹底を促すため、文部科学省と経産省で共同で実施をしているものです。  この昨年度の調査においては、外国人留学生、研究者等を受け入れる際に出身組織を確...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 東電福島原発事故に係る裁判の動向については、中間指針の見直し要否の検討に資する観点から、国家賠償の集団訴訟の判決内容については随時、原子力損害賠償紛争審査会に報告を行ってきております。  具体的には、それぞれの判決について、その損害項目や対象、賠償額...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 中間指針は、東電福島原発事故が規模、範囲において未曽有のものであり、特に、事故当初、生活状況が切迫する多くの被害者の方々を迅速に救済する観点から、類型化可能なものについて一定の目安を示したものです。このため、個別事情について争いがある場合はADRセンタ...全文を見る
03月12日第204回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
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○萩生田国務大臣 今回の小学校における学級編制の標準の引下げを計画的に進めるに当たっては、附則第三条の検討規定も踏まえ、地方自治体と連携した協議の場を設置し、定期的に検証を行うこととしております。  今先生、加配、今までの経緯を含めて御心配いただいて、大臣経験もありますから、こ...全文を見る
○萩生田国務大臣 瀧本局長は、国としてそのデータを直ちに使っているかと言われれば、先ほどの答弁になると思うんですけれども、これは当然、地方教育委員会に戻すわけですね。そうすると、今先生が例示されたように、例えば一学年に三クラスあって、一組と二組が理解している同じテストが三組だけが...全文を見る
○萩生田国務大臣 一人一人に応じたきめ細かな指導は、小学校のみならず、中学校においてもその必要性に変わりはないと認識しております。  今回の学級編制の標準の引下げを計画的に実施する中で、学力の育成その他教育活動に与える影響や外部人材の活用の効果について実証的な研究を行うとともに...全文を見る
○萩生田国務大臣 一人一人に応じたきめ細かな指導は、小学校のみならず、中学校においてもその必要性に変わりはないと認識をしております。  今後五年をかけて小学校三十五人学級の計画的な整備を進める中で、学校の様子というのも今年四月から大きく変わります。一人一台端末が配備をされます。...全文を見る
○萩生田国務大臣 ありがとうございます。  ソサエティー五・〇時代の到来や、子供たちの多様化の一層の進展、今般の新型コロナウイルス感染症の発生なども踏まえ、ICT等を活用した個別最適な学びと協働的な学びを実現するとともに、今後どのような状況においても子供たちの学びを保障すること...全文を見る
○萩生田国務大臣 ソサエティー五・〇時代等の到来により社会の在り方が劇的に変化する中で、個別最適な学びや協働的な学びの実現により、全ての子供たちの可能性を引き出す令和の日本型学校教育を実現していかなければなりません。  こうした教育が実現できるかどうかは教師の資質、能力に懸かっ...全文を見る
○萩生田国務大臣 少人数学級の教育効果については様々な研究事例がありますが、学習意欲、態度や、社会的経済的背景の厳しい子供が多い学校における学力面に一定の効果があるとの研究成果もあると承知しています。  また、少人数学級は、特定の教科等の授業といった学習集団のみならず、生活集団...全文を見る
○萩生田国務大臣 子供を守り育てる立場にある教師が子供にわいせつな行為を行うことは断じてあってはならないことであり、このような行為から子供を守るために必要な対策に不断に取り組んでいく必要があると考えております。  既に文科省としては、官報の情報検索ツールを過去四十年に遡って検索...全文を見る
03月12日第204回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(萩生田光一君) 高度な専門知識を持ちつつ、複雑な社会システム全体を俯瞰的に捉え、社会課題への解決策を提案できる人材を育成するためには、大学などの高等教育において分野を超えた専門知を柔軟に組み合わせていく教育を工夫していくことが重要だと思っています。  幅広い分野から...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生の問題意識、そのとおりだと思います。  大学は、教育と研究を行うとともに、その成果を広く社会に提供することにより社会の発展に寄与することを目的としています。各大学においては、こうした大学の目的の達成に向け、特許出願やアウトリーチ活動など、研究成果...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 結論から言うと、両方大事だと思うんですね。大学等の高等教育機関と企業や研究機関はそれぞれの教育機能の強みや特色を生かして人材育成に取り組んでいると承知していますが、先生御指摘のような人材育成を進めるためには、それぞれの取組だけでなく、産学が連携して取り...全文を見る
03月15日第204回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(萩生田光一君) 先生、今所管をする文部科学大臣とおっしゃったんですけど、この団体を所管はしていません。  幼児教育を所管をするという立場からすれば、全国の私立幼稚園の多くが、圧倒的多くが加盟しているこういう団体で使途不明金が発生したことは極めて残念なことであります。...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) コロナ禍の中にあっても質の高い学修機会を確保することは大学等の使命であり、各大学等において学生が納得できる対応をしっかり講じていただくことが重要だと考えております。  授業料等の学納金は各大学の判断において設定されるものですが、例年と異なる授業形態を...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 夜間中学は、不登校など様々な事情により十分な教育を受けられないまま中学校を卒業した方、あるいは我が国又は本国において義務教育を修了できなかった方などに対して教育を受ける機会を保障する重要な役割を果たしているものと考えております。  現時点では、全国十...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 民間の調査によると、コロナ禍においてライブハウスなどを含むライブ市場の総公演数や総動員数、売上げは前年と比べ激減しており、大変厳しい状況にあると認識しております。  文化庁においては、ライブハウスなど小規模文化施設も活用可能な支援として、第三次補正予...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生が御指摘になったのは、要するに、一口に今ライブハウスとおっしゃっていますけれど、例えば貸しホールとしてライブスタジオをやっている場合ですとか、あるいは飲食を伴う、そしてそこにショーが付くようなライブハウスで、形態が様々だったものですから、例えば小規...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 文科省としては、文化芸術活動の継続支援事業を実施し、これまで四回にわたり公募を行い、活動をされている実演家や技術スタッフの方々や文化芸術団体に対し、その活動継続や技能向上に向けた積極的な取組への支援を行ってまいりました。  文化芸術活動の継続支援事業...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 現在十七件が審査中となっております。
○国務大臣(萩生田光一君) 文化庁においては、これまで、毎週金曜日の十四時頃に実施事務局から交付決定の情報をメールで受けて、十七時頃にホームページを更新しています。実施事務局で、これまでは十四時の時点で各個人等への通知基準が、通知準備が整った状態であったため十四時以降の報告を受け...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先週段階まであった八千件については、継続的に交付の準備をしていたのが整ったということでございます。
○国務大臣(萩生田光一君) 全て交付に決定したんじゃなくて、八千件のうち約六千件が交付決定をしていて、二千件は……(発言する者あり)逆。二千件が交付決定しておりまして、六千件が対象外ということになると思います。
○国務大臣(萩生田光一君) まず、充実支援事業について、積極的な活動というのは、例えば感染リスクも勘案した演出の工夫を行うこと、若手を多く活用すること、観客の集客に努めるなど、積極的な活動として例示することを考えています。  コロナ禍における公演等の実施に当たっては、文化芸術団...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生の熱いお気持ちは分かりますし、我々もその文化を守っていこうという思いはあるんですけれど、その職業だけは給付をするということにやっぱりできないと思います。その一定のルールの中で、国民の皆さんの税金ですから、その特別な文化活動で、我々が会社に勤めている...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) まず、給付型が昨年度より減っているのは自然増でございまして、十八歳人口が少子化の影響で減っていて、比率は同じでございます。  学びの継続のための学生支援緊急給付金につきましては、これまで学校が推薦すべきと判断した全ての学生約四十二万人に支給を行いまし...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 大学の授業料については、先生も御案内のとおり、各大学の判断により個別に設定されるものであり、御指摘の各大学の授業料そのものを引き下げることについては、必要な財源の確保などの観点も含め、総合的な検討が必要であると考えています。  文科省としては、意欲と...全文を見る
03月16日第204回国会 参議院 文教科学委員会 第3号
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○国務大臣(萩生田光一君) 高輪築堤跡につきましては、歴史の教科書にあるように、明治五年、工部省が新橋―横浜間に鉄道を敷設しており、当時の様子は、今先生から御披露いただいた浮世絵、錦絵にも描かれています。  私自身、現地を視察し、錦絵に出てくる橋梁が良好な状態で残っている状況を...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 子供を守り育てる立場にある教師が子供にわいせつな行為を行うことは、断じてあってはならないことだと思っております。文科省としても、このような行為から子供を守るために、実効的な方策を不断に検討、実行してきているところです。  一方、この問題は、教員だけで...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 教育再生実行会議においては、昨年七月からポストコロナ期における新たな学びの在り方について議論を行っており、特に教育のデジタル化に関する内容については、同会議のデジタル化タスクフォースにおいて重点的に議論いただいております。こうした議論に当たっては、文科...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) まず、附帯決議については承知をしております。  その上で、今部長からも答弁させましたけれども、例えば、小中学校というのは地域の防災拠点などにも指定されているがゆえに、また文科省の所管ということもありますので、割とその附帯決議の意思というものが自治体と...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) コロナ禍の中にあって、この一年、学校群にかかわらず、全ての教員の皆様、本当に御努力をしていただいたと思います。しかし、現場の先生だけではどうにもならずに、外部からの様々な応援もいただきました。  その中で、最も頼りになったのはOBの皆さんでございます...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今月十二日、「令和の日本型学校教育」を担う教師の養成・採用・研修等の在り方について、中教審に諮問を行いました。  諮問の中では、教員免許更新制について、現場の教師の意見などを把握しつつ、今後できるだけ早急に検証を完了し、必要な教師数の確保とその資質能...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生のおっしゃるとおりで、先生の前半の説明は財務省の説明とそっくりなんですね。そうじゃなくて、やっぱり少人数学級は少人数学級でやります。これ、きめの細かい指導ができるようにやります。  で、専科の必要性というのはまた別の話でありまして、先ほど上野先生...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 昨今の教師の多忙化の要因として、子供たちへの学習指導に加えて、障害により特別な支援を要する児童生徒や日本語指導が必要な外国人児童生徒が増加、また貧困、虐待への対応など、学校が抱える課題が複雑化、困難化し、教師だけで対応することが質的な面でも量的な面でも...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) まず、文化にしてもスポーツにしても、子供たちが欲する活動を今回の働き方改革で制約をするようなことがあってはならないと思います。せっかく続けてきた活動は今後もできる環境を担保してあげることが重要だと思います。他方、先ほど来お話ししていますように、先生方が...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 私、衆議院の分科会では、ILCに限らずと、こう申し上げたと思うんですね。日本に国際的な研究施設を設けることは決して望ましくないわけじゃなくて、大いに地元で研究者が集まって研究を日本発で行うということは大いに奨励をしたいと思うんですが、いずれにしましても...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) よく防災庁のお話される方いらっしゃるんですけど、それは一理あるなと思いながらも、やっぱり平時はそれぞれの役所が自分たちの所管で最大限のパフォーマンスが発揮できる研究や準備をしておく必要があって、それが別々、ばらばらだと意味がないから、いざとなったときに...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生の問題意識、また先進国の取組は承知をしています。  それで、壁はどんどん低くなっていると思うんですね。もう既にいわゆる障害者スポーツも文科省が所管をして、しっかり一元的な管理をしています。  他方、競技団体は民間の団体なので、例えば先生が行った...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) それぞれの競技団体によって生い立ちが違いますから必ずしも一概ではないんでしょうけれども、やっぱり男性指導者の下で競技団体が発展してきたという、そういう歴史が数多くの団体にあったんだと思います。  したがって、その理事も男性の皆さんが占めるという、この...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 児童生徒が自ら命を絶つということは本来あってはならないことであり、自殺が増加していることについては大変重く受け止めております。  厚労省の公表情報によると、現在の暫定値では令和二年の児童生徒の自殺者数は四百九十九人となっており、令和元年の確定値と比較...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生自ら車椅子で生活をされている中での思いというものを今語っていただいたんだと思います。大事なことは、障害のある子供もない子供も一緒に学ぶ環境というのをしっかりつくっていくことだと思いますので、先行投資という言葉は、いみじくも、まさにこれからのバリアフ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 児童生徒や学生が自ら命を絶つということは本来あってはならないことであり、自殺が増加していることについては大変重く受け止めております。  今先生、小中学生、高校生、また大学生、それぞれ現状についてお尋ねいただきましたけれども、コロナ禍ということもあって...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生の質問通告をいただいて、改めてその高専だけを切り分けて今言ったような数字を検証しますと、本当に他の学校群より残念ながら自殺者の比率が多いということが明らかになりまして、そのことを大変重く受け止めています。  全国の国立高等専門学校を所管する国立高...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 意欲ある若者が就職し、社会で活躍することが大変重要であると認識しております。  学生の就職活動については、企業と学生のマッチングを強化していくことが重要であり、学生の職業適性を十分把握している大学等において、学生一人一人に寄り添った丁寧な就職指導が求...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 修学旅行の実施については、各学校や学校設置者において判断いただくものですが、文科省としては、修学旅行は子供たちにとってかけがえのない貴重な思い出となる教育効果の高い活動であるため、これまでも事務連絡等で示しているとおり、適切な感染防止策を十分に講じた上...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 全員が復興大臣というのは、復興大臣一人に全てを任せるんではなくて、それぞれの担当大臣、担当所管でできることをしっかり考えてくれということなので、あえて私の立場で言えば、科学的にしっかり根拠を示すようなことは我々の省が得意とするところでございますので、そ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 御指摘の慰安婦の問題に関しては、政府としては、これまで軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示すような記述も見当たらなかった、性奴隷という表現は事実に反するとの見解を示しております。  一方で、これらの見解を示した後も、いわゆる従軍慰安婦との表現を含む...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 教科書検定は、民間の図書の具体的な記述について、教科書検定基準等を踏まえ、審議会において、検定時点における客観的な学問的成果や適切な資料等に照らして記述の欠陥を指摘するものであり、国が特定の認識や歴史的事実を確定するという立場に立って行うものではありま...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生の御質問いただいたときは、どういうものなのかなというのが分からなかったんですけれど、役所へ帰りまして、フランス政府で取り組んでいる、透き通って大きな、そしてフェースシールドと違うのは、きちんと完結しているものですから飛沫が外へ出ないという、非常にい...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 既に厚労省の方では、国立成育センターで、このマスクが子供たちの成長にどういう影響あるかという研究を始めています。文科省も伴走させてもらっています。特に幼少期、幼児期にとっては極めて重要なツールだと思います。  今お話のあった布マスクの時代は、もう本当...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) まず、フランスにおいて学生が所属機関の窓口に相談して精神科医の受診を勧められた場合に無料で精神科医にかかることができるように学生に小切手を支給する制度を開始したということは承知しています。日本の大学等においては、これまでも学内の保健センター等で学生から...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今までどちらかというと政治の場ではタブー視されてきたというか、話題に出づらかったテーマが、このコロナの影響もあって改めてクローズアップをされたことは、私は良かったんじゃないかなというふうに思います。  いろんなサイトなども私も興味を持って見ていますけ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) しっかり勉強していきます。
○国務大臣(萩生田光一君) それは高校生ですか、中学生。(発言する者あり)小学校で。首をかしげる次第です。
○国務大臣(萩生田光一君) 生徒指導とは、一人一人の児童生徒の人格を尊重し、個性の伸長を図りながら社会的資質や行動力を高めることを目指して行われる教育活動だと思います。また、生徒指導に当たっては、児童生徒の持つそれぞれの特徴や傾向をよく理解し、把握するといった深い児童生徒理解が不...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 児童生徒への指導に当たり、例えば体罰や不適切な言動が許されないのは当然ですが、それらに至らなくとも、児童生徒の特性や発達の段階を十分に考慮することなく厳しい指導を行うことは、児童生徒の自尊感情の低下などを招き、児童生徒を精神的に追い詰めることにつながり...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 実は文科省の記者会見でも度々この校則のことが出るんですね。私がやっぱりこの校則はいいとか悪いとかってコメントするのはなるべく控えているんですけれど、先生がいみじくもおっしゃったように、やっぱり時代や社会の価値観の変化で、まあ率直に申し上げて、下着の色を...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) なかなか入学前に自分が受験をする志望校の校則まで見て判断することってないんだと思います。だから、入ってみたら理想と違う窮屈な思いがあって、これは自分が考えていた学生生活と違うということもきっとあると思うので、そういう意味では、各学校があらかじめ校則を公...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 児童生徒への指導に当たり、先ほども申し上げた体罰等は当然許されないわけですけれども、児童生徒の特性や発達の段階を十分に考慮することなく、厳しい指導、児童生徒の自尊感情の低下などを招き、児童生徒を精神的に追い詰めることにつながりかねない指導はあってはなら...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) まず、一般論として申し上げれば、担任を含めた学校における校務分掌は各学校長の権限と責任においてなされるものですが、合理的配慮は個別の事案ごとに具体的場面や状況に応じた検討を行うことが必要であると考えています。障害のみを理由として、障害者でない者との間で...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) この先生がどういう状態なのかとか、そういうのはちょっと私、個別のこと分かりませんので、校長先生が恣意的に、自分の保身のためにこの人を担任に就けないんだということを断定的に申し上げるのは、私は避けたいと思います。  ただ、いずれにしても、こういうもう二...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 遠隔授業の実施に当たっては、各大学等に対する通知において障害のある学生への合理的配慮をお願いするとともに、令和二年度補正予算において合理的配慮を行うためのサポートスタッフの配置やシステム整備などの支援を行ってまいりました。また、大学にヒアリングを実施し...全文を見る
03月17日第204回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○萩生田国務大臣 先生今お話しになりましたように、義務標準法については段階的に見直しをしてきました。  民主党政権で平成二十三年に法改正をして、小学校一年生三十五人学級実現をし、本来でしたらそのまま計画的に続けるのが望ましかったと思うんですが、その後の政権交代もあって、一度は、...全文を見る
○萩生田国務大臣 予算編成過程における少人数学級の検討に当たっては、地方六団体を始め、学校現場における少人数学級の効果や必要性の声は大きく、そうした高いニーズも踏まえ、三十人学級を目指して全力で取り組んでまいりましたが、関係者間で様々な検討、調整を丁寧に行った結果として、小学校に...全文を見る
○萩生田国務大臣 元々、小学校、中学校の少人数化を目指すべきだという基本的な姿勢を申し上げ、多分、全ての会派の先生方もその方向性は共有していただきながら今日の日を迎えていると思います。  小学校における三十五人学級はまずその初めの一歩でありますので、あえて、小学校の少人数三十五...全文を見る
○萩生田国務大臣 今先生がお話しされたことというのは想像できるお話でありまして、気をつけなきゃいけないと思っています。  それで、私、大臣に就任して改めて感じたのは、少なくとも義務教育の必要な経費というのは、たとえ地財措置だとしても、それは根拠があって積み上げた数字なので、地方...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生御案内のとおり、加配の配置根拠となるメニューというのは幾つかありまして、今局長からは少人数指導、少人数学級についての説明をしましたけれども、私が、必ずしも正しく使われていない実態というのはこれではないものがありまして、ここでそれをつまびらかにお話しすると、な...全文を見る
○萩生田国務大臣 言い訳じゃないんですけれども、まず一つは、ここで義務標準法の法律を提出させていただきましたので、向こう五年間については、計画的な採用、配置というものは定数の中ではできるということになりました。先生御心配のように、現場の加配や何かの課題は残りますので、これはしっか...全文を見る
○萩生田国務大臣 文科省としては、本年一月に「令和の日本型学校教育」を担う教師の人材確保・質向上に関する検討本部を設置し、三十五人学級を担う教師の確保や、社会人等多様な人材の活用などを検討していくこととしております。  二月二日に取りまとめた「令和の日本型学校教育」を担う教師の...全文を見る
○萩生田国務大臣 私としては、一人一人に応じたきめ細かな指導は、小学校のみならず、中学校においてもその必要性は変わりがないと認識をしております。  今回、小学校の三十五人という新しいスタイルでスタートしますが、その検証結果等をしっかり反映させて、この少人数のトレンドというものを...全文を見る
○萩生田国務大臣 既に国会の場で数字を申し上げたのは三十という数字なので、私は、引き続き、そこに向かって努力をしていきたいと思っています。  いろんなことがあって、いろんなことを見直さなきゃならない時期に来ていると思います。率直に申し上げて、財務省には財務省の立場があって、限ら...全文を見る
○萩生田国務大臣 新型コロナウイルス感染症の影響で経済的に困難な学生が修学、進学を諦めることがないよう、しっかりと支えていくことが何より重要であると考えております。  実は、今先生触れていただいた食料支援のお話は、別段、学校を差別化して配ろうということを目的としているのではなく...全文を見る
○萩生田国務大臣 先ほど答弁しましたけれども、公立の学校というのは、本当にいろんな家庭のお子さんが集まっています。おっしゃるとおり、今までの授業の形態からすると、黒板の前に先生が立ち、誤解を恐れて、申し上げれば、後ろ足をそろえたようなスピード感で授業が進んでいるんじゃないかとおっ...全文を見る
○萩生田国務大臣 ICT等を活用した個別最適な学びと協働的な学びを実現し、一人一人に応じたきめ細かな指導ができるように、四十年ぶりに小学校の学級編制の標準を四十人から三十五人に引き下げることとし、今、皆さんに義務教育標準法の改正法案を御審議いただいているところです。  正規教員...全文を見る
○萩生田国務大臣 先ほど来先生が気にしていただいている、じゃ、エビデンスに基づく政策なのかと言われると、これは、世の中全体を俯瞰したときに、例えば、今の小学生が十年後、十五年後、社会に出たときに、ICTと接しないでできる職業というのはどういうのがあるのかと考えたら、やはり避けては...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生の問題意識、極めて大事だと思います。  この四月から初めて、日本では、全ての子供たちに端末が配られるICT教育が用意ドンで始まるわけですから、もちろん先進的な自治体や先進的な御家庭もありましょうけれども、私は常々申し上げているのは、ここはスモールステップで...全文を見る
○萩生田国務大臣 この団体は、文科省が直接所管をしている団体ではありませんが、やはり多くの日本中の園児が通う私立幼稚園の連合体ということを考えますと、幼児教育を担当している立場で、こういった、保護者の皆さんに疑念をかけられるようなことがあってはならない、集めたお金を正しく使うとい...全文を見る
○萩生田国務大臣 今先生からも御披露ありましたように、元々三十人学級を目指して全力で取り組んでまいりましたが、関係者間で様々な検討、調整を丁寧に行った結果として、小学校における三十五人学級の計画的な整備をまずは行うこととしました。  私としては、一人一人に応じたきめ細かな指導は...全文を見る
○萩生田国務大臣 せっかく三十五人学級になるわけですから、基礎定数が変わるわけですから、その分は正規の職員をきちんと確保してほしいというのが基本的な考えです。  ただ、正規教員や非正規教員の任用、配置については各教育委員会に裁量権がございますから、そこまで私が全て縛ってしまうと...全文を見る
○萩生田国務大臣 教師は子供たちの人生を変えるぐらい大切な価値のある職業であり、学校教育の成否は教師の資質、能力に懸かっております。我が国の学校教育が世界に誇るべき成果を上げていることができたのは、先生方の献身的な努力によるものであると考えています。  しかしながら、学校が抱え...全文を見る
○萩生田国務大臣 教員免許更新制については、教師が、クラスを担任するなど、多忙な中で限られた時間を使って更新講習を受講しなければならず、個々のニーズに合った講習ではなく、スケジュール的に受けられる講習を受けているなど、負担感が生じているとの声を現場から聞き続けてまいりました。 ...全文を見る
○萩生田国務大臣 全くそのとおりでありまして、ここで、少人数学級、ICT教育が始まって、一点刻みの全国学力テストの点数が上がったとか、そういうことだけをもってエビデンスなんというのは全くナンセンスだと思っています。  子供たちが、いろんな意味で学校が好きになって、明るくなって、...全文を見る
○萩生田国務大臣 冒頭、先生、ねぎらいをありがとうございます。  通告いただいたんですけれども、これはどういうふうに答えていいのか、ちょっと私も役人も分からなくて、あえて申し上げるならば、私の考えでお許しいただくならば、一口に政治家といっても、言うならば、一人一人の出自や生い立...全文を見る
○萩生田国務大臣 義務教育は、各個人の有する能力を伸ばしつつ社会において自立的に生きる基礎を培い、また、国家、社会の形成者として必要とされる基本的な資質を養うことを目的として行われるものであります。  その上で、学校教育においては、教師と児童生徒、児童生徒同士の関わり合い、地域...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生のお話は、私も大いに同意するところもございます。  地元の小学生が、六年生が国会見学にお見えになるときに、できる限り直接お会いしてお話をしたいなと思って、ほんの少しですけれども私なりに国会の説明などをして、そして、時間もないので、代表で一人か二人、質問があ...全文を見る
○萩生田国務大臣 理想的なお話だと思うんですけれども、今お話を聞きながら、どうやったらそういうことができるかなというふうに考えながら、答えてくれと言われないまま次の話題に行くことを願っていたんですけれども。  大学生で、教職を取っている子たちが教育実習に行きますよね。だけれども...全文を見る
○萩生田国務大臣 地域や保護者の理解や参画を得ながら学校運営をすることは重要だと思います。今先生もおっしゃっていただいたけれども、子供は誰が育てるかといえば、一義的にはもちろん親に責任がありますけれども、学校と地域と、まさに三方で子供たちを囲み、育んでいくことが大事なんだと思って...全文を見る
○萩生田国務大臣 ソサエティー五・〇時代の到来や、子供たちの多様化の一層の進展、今般の新型コロナウイルス感染症の発生等も踏まえ、ICT等を活用した個別最適な学びと協働的な学びを実現するとともに、今後どのような状況においても子供たちの学びを保障することが不可欠です。  このため、...全文を見る
○萩生田国務大臣 私、予算委員会はちょうど総理の後ろに座っておりまして、畑野先生が今日と同じように、一度総理が答えているのに、もう一回確認すると言って、中学校を念頭にで間違いありませんね、そのとおりですと答えたのをよく聞いておりましたので、私も同じ思いでしっかり進めてまいりたいと...全文を見る
○萩生田国務大臣 国会でも繰り返し申し上げてきましたので、そこを理想として追求をしてきました。決して高めのボールを放って三十五に落ち着けたわけじゃなくて、様々な交渉の中で、小学校の三十五人までしか今回はたどり着けませんでした。しかし、これで終わりじゃありません。中学校も含めて、そ...全文を見る
○萩生田国務大臣 午前中の質疑でもお話ししましたけれども、ここで定数をきちんと見直すということがありましたので、加配の運用の仕方については、襟を正すところは正していこう、しかし、必要な人員配置はしっかりやっていく、これを基本姿勢にしたいと思います。
○萩生田国務大臣 コロナ禍でこの一年、教育現場、先生方、本当に大変な思いをさせています。しかし、歯を食いしばって子供たちの学びを守っていただいたこと、本当に感謝を申し上げたいと思います。  その中で、少しでも先生方の負担軽減ということで、先ほどお話があった学習支援員ですとかスク...全文を見る
○萩生田国務大臣 教員免許更新制については、教師が、クラスを担任するなど、多忙な中で限られた時間を使って更新講習を受講しなければならず、個々のニーズに合った講習ではなく、スケジュール的に受けられる講習を受けているなど、負担が生じているとの声を多く聞いております。また、退職教師の活...全文を見る
○萩生田国務大臣 教員が学校以外の企業等において様々な経験をすることは、その知見を学校に還元することにもつながり、学校教育を活性化していく上で有効であると考えています。  公立学校の教員がその本務以外の事業や事務に従事することについては、現行制度においても、関係法令に基づき、教...全文を見る
○萩生田国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。     ―――――――――――――
03月22日第204回国会 参議院 文教科学委員会 第4号
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○国務大臣(萩生田光一君) 教科書検定は、検定時点における客観的な学問的成果や適切な資料等に照らして記述の欠陥を指摘することを基本として実施しており、文部科学大臣の考えや意図が介入する余地のないものです。  一方で、教科書検定基準には、閣議決定その他の方法により示された政府の統...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 研究者が外部から干渉されることなく自発的かつ自由に研究活動を行い、その成果を自由に発表することは尊重されるべきと考えています。なぜなら、それぞれの研究者が自発的かつ自由に研究活動を行い、互いに競い合うことで真理に近づくことができるということを私たちは歴...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 報告を受けております。  特に、渡航先で外国人との間のトラブルが多いんだろうというふうに先入観を持っていたんですけど、そうではなくて、邦人からの性被害というのが非常に多いということを聞いて、大変ショックを受けました。  渡航前に様々なオリエンテーシ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 学生の皆さんが勇気を持って様々な調査をしていただいておりますので、これに便乗するわけにいかないと思っています。いずれの機会かにきちんと精査したいと思います。
○国務大臣(萩生田光一君) 局長からも答弁しましたが、外務省や他省庁、また大学等とも連携しながら、事例等も踏まえながら、研修や説明会等の機会を捉え積極的な啓発活動に努めるとともに、日本人学生の海外留学を促進する観点からも、安心して学生が留学できるような環境を更に充実させていくため...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 特別支援学校の設置基準については今局長から答弁したとおりなんですが、検討のさなかにございます。できる限り現場の皆さんの生きた声を生かしながら、規模ですとか内容ですとか、そういったものは充実させていきたいんですが、他方、都道府県によって様々な抱えている事...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) ここ数年、競技用品の開発、国として力を入れてきたのは事実だと思います。他方、なかなか、一つでき上がったら大量生産に結び付くとかいう、そういう生産性の高いものじゃなくて、どちらかというとオーダーメードで、人の障害種によって少しずつ逆に微調整をしていかなき...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 既存の施設については、スロープを造ったり障害者用のエリアを造ったりということで、まあ言うなら一時的な措置というのは一通りは終わったと今説明したんですけれど、それは障害者の目線から立つと決して喜ばしい施設にはなっていないということが現実として声が上がって...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 石川先生、ありがとうございます。  今申し上げたとおり、実は、今年は私の判断で簡素化をしました。先ほど答弁ありましたように、コロナ禍で本当に教育現場の皆さん御苦労されていますので、アンケートを七割削減せよということで、その中で、これに関しては都道府県...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 私も副大臣の答弁同様でございまして、容姿をやゆするようなことはあってはならないと思います。  渡辺さん、逆にその体型を上手に生かして物すごくパフォーマンスをされて評価の高いエンターテインメントでもありますので、もしかしたら御本人は自信を持って当日を迎...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 昨年、先生から御紹介があって、いつの日かお邪魔をしたいということを申し上げました。  実は、橋本大臣と年明け行ってみようよということで、メディアなどを引き連れない形でお邪魔をしようということで話をしているうちにこういう事態になってしまいましたので、言...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 新型コロナウイルス感染症の影響により、学生等が様々な不安を抱えやすい状況にあると認識しております。  このため、文科省では、各大学等における学生へのメンタルヘルスケアの取組状況を調査し実態を把握するとともに、相談体制の整備や専門家との連携等により、学...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 文科省では、平成二十七年の公職選挙法改正に伴い通知を発出し、高等学校の授業において、政治的中立性を確保しつつ現実の具体的な政治的事象を取り扱うことや、模擬選挙や模擬議会など現実の政治を素材とした実践的な教育活動を積極的に行うことを示しております。  ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 御指摘の校則の改正等のプロセスの透明化に関して、校則については、一般的に生徒が健全な学校生活を営み、より良く成長していくための行動の指針として各学校において定めるべきものであり、校則に基づき具体的にどのような手段を用いて指導を行うかについても各学校にお...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生の御指摘、大切だと思います。  御案内のとおり、来年度から後期の博士課程七千五百人分の、言うならば日々の暮らしを心配しないで研究に没頭できる支援策を講じることになりました。そのことで、修士課程を終えて博士に行こうかどうしようかなと悩んでいた学生が...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 日本人学生が安心、安全な環境で充実した留学生活を送ることは大変重要と考えています。  このため、文科省では、平成二十九年三月に策定した海外留学に関する危機管理ガイドラインを各大学等に周知し、各大学等の危機管理体制の構築や渡航学生に対する危険回避の心構...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 当然必要だと思います。  ただ、前段の海外の例は、性教育以前の問題として、もうモラルの問題だと思いますよね。初めて海外に来て不安で、知らない国で生活する人たちに親切に接してそういう行為に及ぶというのはもうけしからぬ話だと思いますので、モラルの問題もあ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 子供を性暴力の当事者にしないため、現在、内閣府と文科省とで命の安全教育を推進しており、両省が連携して教材等の作成に取り組んでいます。様々な問題が、各省にまたがるものもあると思いますので、関係大臣とよく連携を取りながら引き続き検討してまいりたいと思います...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 児童生徒が親しみやすい方法で自殺予防の啓発を行うことは重要であると考えています。そのため、現在、文部科学省において、様々な悩みや不安を抱える児童生徒が共感でき、周囲や相談窓口への相談を後押しすることができるような自殺予防啓発動画を制作しているところであ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 目途というかおさらいで申し訳ないんですけど、児童生徒を守り育てる立場にある教師が児童生徒に対してわいせつ行為を行うなどということはまず断じてあってはならないことですので、このため、このような行為を行った教員が二度と教壇に立つことがないようにすることがで...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) そのとおりなんですよ。そのとおりなんですけれど、やっぱりそれぞれの法律の根拠や立て付けが違うものですから、統一できていないというところにもまた問題があるんだと思います。  今回、やっぱりこれだけもう今国会で毎週のようにこのことが話題になるということは...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) まず、このデータベースは停職は対応していないんですね、免許失効の皆さんのことであります。大事なことは、今までは都道府県をまたぐと採用権者がこれを見れたとしても理由が分からなかった。今度はわいせつと入る。ところが、これは今国会で皆さんにお認めいただいたの...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) まず、わいせつ行為で、懲戒免職、原則なんですけど、唯一今行われて、さっき先生が留保をされていることもあるんだろうとおっしゃったのは、官報への告知をちょっとずらすという自治体が過去にあったということで、それはそういうさっき申し上げたような理由なので、そこ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 文化芸術活動の継続支援事業では、申請される方々が公的な補助金の申請に不慣れでもあることから、申請書についてできる限り丁寧に分かりやすい簡便なものにしたり、丁寧な対応を求めて努力をしてきました。  今回の採択状況については、このような観点から、申請者と...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先ほども答弁しましたけど、全体では約八万件、四百二十三億円を交付しました。しかし、それに漏れてしまった方たちがいらっしゃるのも事実であります。先ほど来の先生の御説明聞いている限りでは、事務局体制にも不備があったんだろうというふうに認めざるを得ないと思い...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先日答弁で申し上げたとおり、ライブハウスに対する支援としては、第三次補正予算において、文化芸術関係団体が感染対策を十分に実施した上で行う積極的な公演等への支援や、文化施設における感染防止対策や配信等に関する整備等への支援を行うこととしております。  ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) なります。
○国務大臣(萩生田光一君) 文部科学省では、学校における医療的ケアの実施に関する検討会議の最終取りまとめを踏まえ、平成三十一年三月、学校における医療的ケアの今後の対応についての通知を発出しています。  この中で、教育委員会は、域内の学校における医療的ケア児に関する総括的な管理体...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) もうこれ、学校施設ですから、設置者である地方自治体の判断を尊重したいと思います。  文科省として、一律に鍵を掛けろとか一律に鍵を掛けるなとか、どちらもやっぱり通知を出すというのはちょっとなじまないと思います。  確かに、低学年の子供たちの安全のため...全文を見る
03月23日第204回国会 参議院 文教科学委員会 第5号
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○国務大臣(萩生田光一君) この度、政府から提出いたしました公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  ソサエティー五・〇時代の到来や子供たちの多様化が一層進展するなどの状況下に...全文を見る
03月24日第204回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
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○萩生田国務大臣 まず、先生、今日は、令和の日本型学校教育の目指すべき姿について御持論を含めて解説いただいて、ありがとうございます。  おっしゃるとおりで、看板だけ独り歩きしても何の意味もないわけでありまして、しっかり中身がついていくように、全国の地方自治体と、価値観、思い、こ...全文を見る
○萩生田国務大臣 多様な集団活動については、各地域に固有の様々な歴史的な経緯を経て、現在も、地域や保護者のニーズに応え、重要な役割を果たしている施設があるものと考えております。  今先生から御披露いただきましたけれども、私、党の幹事長代行時代に、幼児教育、保育の無償化はいい制度...全文を見る
○萩生田国務大臣 先日の報道の件について、私から大臣官房に対して、事実関係を確認するように指示を行っているところです。  現時点において確認できている範囲でお伝えをさせていただきますと、藤原次官は、数年前の夜、亀岡偉民衆議院議員に呼ばれ、赤坂で行われていた会合に途中から参加をし...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生のおっしゃっていることはよく分かります。  まずは、その報道が出た段階で、直ちに人事院等々とのやり取りというよりは、やはり文科省の責任として調べさせていただきたいと思うんですね。  先生、先ほど枕言葉で、他省庁でも同じようなことがとおっしゃったんですが、...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生のおっしゃるとおりだと思います。
○萩生田国務大臣 フッ化洗口が一定の効果があるということは厚労省が認めていることです。  それで、先ほど先生が、大臣、やめさせろ、こうおっしゃったんですけれども、文科省としてやれと言っていることだとすれば、私の責任でやめろということも言った方がいいと思うんですけれども、これは学...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生がこの問題に本当に熱心に取り組んでおられていることは敬意を表したいと思います。私も、おっしゃっていることはなるほどとうなずけることもたくさんあります。  他方、常用漢字表に入れろという一点突破は手法的にどうなのかなという思いがしまして。  というのは、私...全文を見る
○萩生田国務大臣 一昨日のしんぶん赤旗の記事において言及のありました教育課程特例校の指定と私立高等学校産業教育施設整備費補助金の交付に関し、学校法人豊栄学園と政務三役を含む文部科学省職員の間におけるやり取りについては、現在、事実関係を確認しているところであり、可能な限り速やかに確...全文を見る
○萩生田国務大臣 先ほどもお答えしましたけれども、きちんと省内でも調べますし、また、必要があれば公務員倫理調査会等々との連携も取らなきゃならないと思いますが、出てきたものについては、きちんと委員会の方に報告させてください。
○萩生田国務大臣 ワクチンの優先接種については、重症化リスクの大きさや医療提供体制の確保といった観点も踏まえて、専門家の議論を経て決められているものと承知しています。  学校で教育活動が円滑に行われ、保護者を含めた地域の皆さんが安心して働くためには、教職員の感染を防ぐことは極め...全文を見る
○萩生田国務大臣 新型コロナウイルス感染症の変異株について、国内において感染者の確認が続いており、警戒が必要な状況であると考えております。  変異株であっても、三つの密の回避やマスクの着用、手洗いなど、基本的な感染症対策が奨励されておりますので、各学校においては、これらの基本的...全文を見る
○萩生田国務大臣 新型コロナウイルス感染症への対応に当たっては、感染症対策を徹底しつつ、最大限子供たちの健やかな学びを保障することが重要です。  その上で、やむを得ず学校に登校できない児童生徒に対しては、児童生徒の学習に著しい遅れが生じることのないよう、指導計画等を踏まえた教師...全文を見る
○萩生田国務大臣 新型コロナウイルス感染症については、一般的には、飛沫感染や接触感染により感染するとされております。御指摘のような、文部科学省としての科学的知見をもってマスクの奨励をしているのかと言われると、そういった科学的知見を文科省として独自に持っているわけじゃないんですが、...全文を見る
○萩生田国務大臣 科学的根拠はないなんて謙虚なことを言っちゃったんですけれども、実は、スーパーコンピューター「富岳」でマスクの効果検証を行っておりまして、不織布マスクであるならば、大きな飛沫の飛散をほぼ一〇〇%、また小さな飛沫でも七〇%防ぐことは研究成果として示されているところで...全文を見る
○萩生田国務大臣 これは、先生、難しいですよ。休校したら怒られて、休校は避けるように頑張ってくれと言ったら怒られちゃうと、もう本当に手法がなくなっちゃうんですけれども。  このウイルス、いろんなことが分かってきましたけれども、まだまだ未知の部分もありますから、文科省としては、本...全文を見る
○萩生田国務大臣 高大接続改革に関する教育再生実行会議第四次提言や中教審の答申において、一点刻みによる評価から脱し、多様な評価方法の導入を促進するため、大学及び大学入学希望者に対して段階表示による成績提供を行うことが提言されました。  こうした提言を踏まえて、平成二十九年七月に...全文を見る
○萩生田国務大臣 特例追試験については、受験機会を最大限確保するため、あらかじめ受験生に周知していたとおり、現行の学習指導要領に準拠して用意してあったセンター試験の緊急対応用問題をベースに出題されたものですが、当該試験は共通テストの第一日程、第二日程と同様、高等学校段階における基...全文を見る
○萩生田国務大臣 繰り返しになりますけれども、緊急避難的に二十五年前の問題を機会を確保するために使いました。  ただ、先生がおっしゃったのは正論で、本来、できるだけ平等な環境の中で受験生が競い合っていただくのが大切だと思います。  その初見というのは、確かに、共通テストの初見...全文を見る
○萩生田国務大臣 令和六年度に実施する大学入学共通テストの新しい出題教科、科目については、大学入試センターにおいて、試験問題の作成や試験の実施、運営を担う立場から専門的に検討し、大学入試センターとしての案を本日午後公表する予定と聞いております。  文部科学省としては、今回公表さ...全文を見る
○萩生田国務大臣 新型コロナウイルス感染症の影響により、民間企業の経済活動も制約を受け、学生のアルバイト先の休業等により、収入が減少している学生もいるという声は承知をしております。  文科省では、本年一月以降の緊急事態宣言以降の新型コロナウイルス感染症の影響を把握するため、令和...全文を見る
○萩生田国務大臣 新型コロナウイルス感染症の影響で経済的に困難な学生が修学、進学を諦めることのないよう、しっかりと支えることが何より重要であると考えております。  経済的に困難な学生に対しては、高等教育の修学支援新制度や貸与奨学金において、家計が急変した学生も含めて随時支援を行...全文を見る
○萩生田国務大臣 同じ思いでございます。  学生等が自ら命を絶つことは本来あってはならないことであり、自殺が増加していることについて大変重く受け止めております。  文科省では、学生等の自殺を予防する取組として、各大学等に対し、より学生等から相談しやすい体制の構築、カウンセラー...全文を見る
○萩生田国務大臣 大学における対面授業を促進するためにも、個々の学生の感染対策に関する意識の向上は重要であり、各大学においては、新型コロナウイルス感染症に関する正確な情報の学生への周知や、感染対策のための留意すべき事項の注意喚起の徹底を図っていただくことが必要と考えております。そ...全文を見る
○萩生田国務大臣 教育研究機関である大学において、アカデミックハラスメントやセクシュアルハラスメントなどのハラスメントが生じることがあってはならず、また、相談を受ける場合には、大学において適切に対応することが重要であると考えています。  文科省の調査において、国内のほぼ全ての大...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、前段の、十六歳―十八歳の子の特定扶養控除の見直しは、当時の民主党政権において、高校の実質無償化に伴って行われましたが、控除縮減に伴う負担増と支援制度創設による負担減の比較をすると、高所得層まで恩恵があった一方、元々授業料が低廉な学校では負担増になっていたこ...全文を見る
○萩生田国務大臣 これは参議院の委員会でも突然聞かれて、テレビの放映でこういうのがあったといって、ちょっとにわかに信じ難かったんですけれども、調べてみましたら、確かにそういう慣例を続けている学校があるのも事実でありまして、今次長から答弁をしたとおりでございまして、ここは今の時代に...全文を見る
○萩生田国務大臣 今局長が答弁したとおりでございまして、これからまたしっかり啓蒙していきたいと思います。
○萩生田国務大臣 将来的に少し落ち着いた環境の中では、それは手法としてはあっていいと思うんですけれども、今まだ緊急事態宣言が解除されて間もない自治体もある中で、PCR検査は結局一回で済まないですよね、今日の時点で陰性であっても、一週間後、陽性になる可能性もあるわけですから、そうす...全文を見る
○萩生田国務大臣 学びの継続のための学生支援緊急給付金については、これまで、学校が推薦すべきと判断した全ての学生約四十二万人に支給ができました。また、昨年秋以降に経済的に困窮した者など、今、一万人を対象に追加支給を行っております。  経済的に困難な学生に対して、高等教育の修学支...全文を見る
○萩生田国務大臣 先ほどもちょっと答弁しましたけれども、あらかじめ予定されていた会合で日程などに記載がされているものじゃなかったので、今、その記事を根拠に、記憶をたどりながら、本人がいろんなことを調べております。  一回は赤坂で、先ほど申し上げたように、亀岡さんから電話があって...全文を見る
○萩生田国務大臣 まずは省内で事実関係をしっかり確認して、その上で対応を考えたいと思います。
○萩生田国務大臣 一問戻って、先生から御提案のあった、次々回の検定を時間軸としていろんなことをやっていったらどうかというのは、極めて大事な視点だと私も思います。  他方、局長が答弁しましたとおり、まだ普及は一〇%に満たないんですよね。だから、すごくわくわくする、いろんな利点もあ...全文を見る
○萩生田国務大臣 高校におけるICT環境については、画一的に文科省として指示を出しているわけじゃないので、いろんなレベルのものを使っていらっしゃると思うんですけれども、じゃ、スマホでもいいかと聞かれれば、スマホはやはりスマホですから、教育現場ではタブレットやパソコンで対応していた...全文を見る
03月25日第204回国会 衆議院 本会議 第15号
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○国務大臣(萩生田光一君) 山田議員にお答えいたします。  学校内での児童生徒の犯罪に対する積極的な少年法の活用についてお尋ねがありました。  いじめ事案のうち、加害児童生徒の行為が犯罪行為として取り扱われるべきと認められる場合を始め、学校内における犯罪行為に対しては、被害児...全文を見る
03月25日第204回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(萩生田光一君) お答えします。  児童生徒の自殺を予防するためには、児童生徒が様々な悩みについて適切にSOSの声を発することができるようにするとともに、心の危機に陥った友人からのSOSの受け止め方、そして必要に応じて信頼できる大人につなぐことの大切さについても学ぶこ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 過去約四十年間の人口動態調査を内閣府が分析した結果、十八歳以下の自殺は長期休業明け直後に増加する傾向があり、その背景として、児童生徒にとって生活環境等が大きく変わる契機になりやすく、大きなプレッシャーなどが生じやすいことが考えられております。長期休業明...全文を見る
03月30日第204回国会 参議院 文教科学委員会 第7号
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○国務大臣(萩生田光一君) おはようございます。  御審議に先立ちまして、文部科学省提出法案の参考資料において記載の誤りがあったことについて、まずもっておわびを申し上げ、御報告を申し上げたいと思います。  現在御審議いただいている法案を含め、文部科学省提出の五法案につきまして...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 急激に変化する社会の中でこれからの時代を生きる子供たちは、一人一人が自分の良さや可能性を認識するとともに、あらゆる他者を価値のある存在として尊重し、多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え、豊かな人生を切り開き、持続可能な社会のつくり手となる...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) サイズを小さくすることで、今先生がおっしゃったような児童生徒一人一人に先生方がオーダーメードで向き合う時間というのは少しずつ増えてくるんだと思います。  今回の四十人学級を三十五人というのは僅か五人ですから、そういった意味では私はもう少し小さいサイズ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生御指摘のとおり、学校だけで解決できない課題について地域の様々な人材と連携していくということは大事だと思います。子育ては家庭だけでもできませんし、学校だけでももちろんできませんし、地域の皆さんとの連携が極めて望ましいと私も思っております。  そのた...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 既に、もう中教審に諮問しています。  それで、先生、今日冒頭、私就任以来の振り返りをいろいろ言ってくれて、新しく始めたことというのは割と評価をしていただきやすいんですけど、実は止めたものとやめたものが結構ありまして、教育現場はまさにスクラップ・アンド...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) GIGAスクール構想による学校におけるICTの活用が始まります。その効果を最大化する少人数学級を車の両輪として、安全、安心な教育環境の下で、多様な子供たちを誰一人取り残すことなく、全ての子供たちの可能性を引き出す教育へ転換することが可能となると考えてい...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生、先ほど加配の議論のときに、私が過去に、現場の皆さんに御迷惑を掛けないようにするというコメントを引用していただきました。同じときに、私、闘いはまだ続くということも申し上げているんですね。今回、多分現場を御存じの先生がこういう議論していただくことは私...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 私自身を鼓舞する意味で闘いという言葉を好んで使ったんですけど、まあ同じ行政府の中でそういう対立を前提とすることが果たしていいかということを言われれば少し冷静に考えなきゃいけないんですけど、四十年間進まなかった理由はただ一つじゃなかったと思います。いろん...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) まず冒頭、教師のバトンについて先生触れていただきまして、ありがとうございます。  これは、掛け値なし、仕込みなしで、本当にフラットに皆さんの声を聞いてみようということで、本当は、現場の苦労をお話しいただいた上で、しかしやりがいがある仕事だぜと返ってく...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 全くその思いを共有して前に進んでいきたいと思っています。  今回は小学生のみ三十五人という小さな一歩ですけれども、有効性をしっかり検証して、更なる深掘りができるようにしていきたいと思っています。
○国務大臣(萩生田光一君) 先生の御心配ごもっともで、ただ、その加配の在り方については、先ほど来お話ししていますように、先行して少人数学級に充てていたものが三十五人以下になる場合には、三千のマイナスというのは、これルール上やむを得ないと思うんです。しかし、現場抱えているのは各自治...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) ソサエティー五・〇時代の到来や子供たちの多様化の一層の進展、今般の新型コロナウイルス感染症の発生等も踏まえ、ICT等を活用した個別最適な学びと協働的な学びを実現するとともに、今後どのような状況においても子供たちの学びを保障することが不可欠であり、今回、...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 全ての子供たちの可能性を引き出す個別最適な学びと協働的な学びを実現する上で、一人一台端末などの充実したICT環境は必要不可欠と認識しています。一人一台端末などのICTの積極的な活用により、具体的には、音声や動画などを含んだデジタル教材により子供たちの興...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今般のコロナ禍において、地方六団体を始め学校現場から、新型コロナ感染症対策としての身体的距離の確保や、分散登校時において一人一人にきめ細かな指導ができたなど、少人数の学級の必要性の声が強くありました。  先生御指摘の質問ですから素直にお答えしたいと思...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) そんな友好的なやり取りはなくて、かなり押し迫った環境の中で最終ゴールを迎えたというところでございますが、私の意思はこの国会の場においてもきちんと明確に、三十人が理想ではないかということは大臣にもお伝えをさせていただきました。その部分は平行線だったと思い...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 当該図書の当該部分の記述につきましては、検定の決定後に、発行者から、より厳密な表現に変更するとのことで訂正申請がなされ、朝鮮人についてのみ徴用は用いられ、中国人と書き分けられた記述に修正されております。
○国務大臣(萩生田光一君) 先生の熱い思いは私もよく分かりますし……(発言する者あり)いや、この取組については、いや、正しい教科書を子供たちに提供するというのは私の責任です。したがって、結果が全てだと思います。既に教科書会社の方で変更されているわけですから、これでよろしいんじゃな...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 当該箇所については、検定決定後に発行者から、より厳密な表現に変更するとのことで訂正申請がなされ、朝鮮人についてのみ徴用が用いられ、中国人と書き分けられた記述に修正されております。
○国務大臣(萩生田光一君) いろいろ言いたいことあるんですけど、結果を出していけばいいんじゃないですかね。ですから、中国人は徴用されているという記述はなくなっています。
○国務大臣(萩生田光一君) 急激に変化する社会の中でこれからの時代を生きる子供たちには、一人一人が自分の良さや可能性を認識するとともに、あらゆる他者を価値のある存在として尊重し、多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え、豊かな人生を切り開き、持続可能な社会のつくり手とな...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 本年一月の中央教育審議会の答申において、令和の日本型学校教育については、全ての子供たちの可能性を引き出す個別最適な学びと協働的な学びの実現とされたところです。  また、令和の日本型学校教育において実現すべき教師の姿として、学校教育を取り巻く環境の変化...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 実は、このコロナ禍で、民間企業で仕事がなくて、そういう人たちで教員免許を持った人たちに手を挙げていただいて、いわゆるシェアができるようなそういう仕組みを今、間に入って行っていまして、なかなかうまくいかなくて、学校現場じゃなくて旅館だとかスポーツクラブと...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 全くそのとおりでありまして、私も、今回少人数学級を進める上で財務省の皆さんとかなりいろんなやり取りしたんですけれど、そんなに子供たちの教育費を使うのが国家にとって無駄なことかと、こう声を張り上げたくなるような場面もたくさんございました。  私は、こう...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 少人数学級は、特定の教科などの授業といった学習集団のみならず生活集団も少人数化するものであり、学習面のみならず、生徒指導や保護者等対応などにおいてもきめ細かな対応がしやすくなり、学校教育活動の充実につながるものと考えています。  このため、今回の学級...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 認識しています。  それで、御案内のとおり、外国人に対する対応というのはこれから強化をしていこうということで、今までは、お恥ずかしいんですけど、就学年齢に達した外国人の子供たちが何人いるかさえ去年まで知らなかったという状況なので、これからはきちんと国...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 少人数学級の整備に当たっては、児童の数の推移等も考慮し、地方公共団体が見通しを持って計画的に教職員や教室の確保などに取り組むことができるようにすることが重要であるため、五年間掛けて段階的に整備していくこととしております。こうした措置は地方公共団体からの...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) これ、先生、後ほどの質問にも関係あるんですけど、その統廃合で過大規模校になっているのは圧倒的に少ないんですよね。  お恥ずかしい話なんですけど、私の地元もそうなんですが、多摩ニュータウンというニュータウン事業、一番国内で早くにやって、一街区に中学校一...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 大事な問題だと思います。  それで、年度当初の不足を国が責任を持つべきだという指摘をされても、これはなかなかその現場の実態分からないところがあります。少なくとも、都道府県教育委員会、市町村教育委員会では年度当初に必要な人員の配置を終わらせておかなくて...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 七次で止まってしまっている教職員の定数改善計画作るべきだという御意見は、衆議院でも複数ございました。  これまで小中学校の少人数学級の実現に向け検討を進めてきたことや、過去の累次の改善計画では小中学校双方の計画的な改善を図ってきたことなどから、今回の...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) この間申し上げてきましたが、もう既に中教審にこの方向性について諮問をさせていただいていますので、私が最後、出口を先に申し上げるようなことは控えたいと思うんですが。  先ほどから申し上げているように、不断の研修は教員の皆さんにとって必要だと思います。で...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) ソサエティー五・〇時代の到来や子供たちの多様化の一層の進展、今般の新型コロナウイルス感染症の発生なども踏まえ、ICT等を活用した個別最適な学びと協働的な学びを実現するとともに、今後、どのような状況においても子供たちの学びを保障することが不可欠であり、今...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 一人一人に応じたきめ細かな指導は、小学校のみならず中学校においてもその必要性に変わりはないと認識しております。  今回の小学校の三十五人学級は、ゴールではなく、まさしくスタートです。これから、先ほど財務省からも答弁ありましたけど、義務標準の引下げを進...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) まず、地域の小学校の通常の学級にも発達障害などの障害のある子供たちが在籍をしており、障害の特性などに応じ、必要な支援を受けながら学んでいます。三十五人学級が実現することにより、こうした子供たちに対してもよりきめの細かい支援を行うことが可能となることから...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。
03月31日第204回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
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○萩生田国務大臣 提案理由の御説明に先立ちまして、文部科学省提出法案の参考資料において記載の誤りがあったことについて、まずもっておわびを申し上げ、御報告をしたいと思います。  現在御審議いただいている法案を含め、文部科学省提出の五法案につきまして、条文以外の参考資料において、誤...全文を見る
○萩生田国務大臣 この度、政府から提出いたしました文化財保護法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  近年、ユネスコ無形文化遺産保護条約が発効し、また、文化芸術基本法において食文化を含む生活文化について明記されるなど、無形文化財や無形...全文を見る
04月05日第204回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(萩生田光一君) 法令で「当分の間」と定めるのは、例えば、この語を用いた規定において定められた措置が臨時的なものであって、将来において当該措置が廃止又は変更されることが予定されるが、法令制定の時点において特定の期間を見通すことができない場合などに用いられると認識しており...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) そのとおりです。
○国務大臣(萩生田光一君) 特別支援学校における特別支援学校教諭の免許状所持を当面猶予する特別教職員免許法附則第十五項に関し、平成二十七年の中教審の答申では、今後五年間におおむね全ての特別支援学校教員の免許の取得を目指すこととされました。  これを受け、文科省では、都道府県の免...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) まず、前段の問題意識、先生、私、全く一緒でございまして、本当は在学中に特別支援の免許も一緒に取れる仕組みをつくっていきたいなと思っています。  この五十年ぐらい、大学の教職課程って、ビルド・アンド・ビルドで、何もスクラップしないでどんどんどんどん新し...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 新型コロナウイルス感染症の変異株について、国内において感染者の確認が続いており、まん延防止策等重点措置を実施するとされた地域や感染者が増加している地域など、一層警戒が必要な状況であると考えております。  これまでも学校では地域の感染状況に応じた感染症...全文を見る
04月07日第204回国会 衆議院 文部科学委員会 第9号
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○萩生田国務大臣 無形の民俗文化財は、各地域に根差し、我が国民の生活の推移の理解のため欠くことのできないものであって、確実に後世に継承していくことが重要であると認識しています。  このため、今回新たに制度化する登録制度により、各地域に所在する無形の文化財の価値づけを適切に進め、...全文を見る
○萩生田国務大臣 地域の祭りや書道、茶道、華道、食文化を始めとした生活文化については、今先生御指摘ございましたように、ユネスコの無形文化遺産も目指せるような文化財もたくさんあると思っております。  一方で、少子高齢化等による担い手不足でかねてから存続が危ぶまれている中、今回の新...全文を見る
○萩生田国務大臣 文化財の地方登録制度については、御指摘のとおり、文化財保護法上の規定はありませんが、地方自治法に基づく独自の条例などによって三府県と八十三市町村において実施されており、登録件数は年々増加傾向にあると承知しております。  一方、平成三十年改正時に導入した文化財保...全文を見る
○萩生田国務大臣 御指摘のとおり、無形の文化財の登録制度の円滑な実施のためには、国、地方双方において専門人材を含めた体制の整備を図ることが重要です。  この点については、本法案の基となった文化審議会の企画調査会からも御指摘を頂戴したところであり、文科省において、文化庁の文化財保...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、文科省より提出した法案の参考資料において、誤記、脱字や省略してあるかどうかが不明瞭な記載など、大変多くの誤りや不適切な記載があったことについて、改めておわびを申し上げたいと思います。  今回の誤りの原因については、先日の委員会で報告しましたように、現時点...全文を見る
○萩生田国務大臣 文化芸術関係者におかれては、これまで徹底した感染症対策に御尽力いただきながら公演等の開催に努め、文化芸術を通じた希望の灯が輝き続けるように取り組んでおられますことに深く敬意を表したいと思います。  コロナ禍において、文化芸術活動団体の活動継続や収益力強化の取組...全文を見る
○萩生田国務大臣 核融合は、発電の過程で二酸化炭素の排出を伴わないことから、カーボンニュートラルの実現に向けて重要な役割を果たすと期待されております。  政府としても、昨年十二月に策定した二〇五〇年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略において、核融合を革新的技術によるイノ...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生、政策というのは、法律上は、やはり枠を決めて明確に御審議いただいて御可決いただかなきゃいけないんですが、いい意味での副作用というのはいろいろ期待ができると思います。  次長が答弁しましたとおり、今回は、歴史的、伝統的な、消え入ってしまうんじゃないかというも...全文を見る
○萩生田国務大臣 書道や茶道、華道、食文化を始めとする生活文化について、近年、文化芸術基本法に位置づけられたことも踏まえ、無形文化財やユネスコの無形文化遺産にしたいとの要望が寄せられるなど、無形の文化財の新たな保護措置を検討すべき状況になってきました。  また、地域のお祭りなど...全文を見る
○萩生田国務大臣 今先生から御紹介がありましたように、災害の復興において、地域において伝承され、親しまれてきた文化財が果たす役割というのは非常に大きいと考えております。  東日本大震災においては、文化財について甚大な被害があった一方で、先ほど次長も紹介しましたが、谷田川先生のお...全文を見る
○萩生田国務大臣 東京文化財研究所を設置、運営する独立行政法人国立文化財機構の運営費交付金につきましては、前年度に比べ四億円増加をしているとともに、人員につきましても、この度、八人増加をさせていただきました。  独立行政法人国立文化財機構では、設置する各博物館、研究所の機能を相...全文を見る
○萩生田国務大臣 先ほど来答弁申し上げていますように、これはある意味、初めの一歩だと思います。将来的には国もそういった財政的な裏打ちができる基金などを持って、困っている文化財の継承のために補助を出すようなことのメニューをつくることができれば理想だなというふうに思うんですけれども、...全文を見る
○萩生田国務大臣 今御披露いただいた東京和楽器というのは、たまたま私の地元にある企業で、それで、私も知らなかったんですけれども、全国シェアの半分以上をそこで三味線を作っているということで。経営者は、このコロナの中で仕事も減ってきて、やめようということを従業員の皆さんとも相談をして...全文を見る
○萩生田国務大臣 昨年までで百四か所の日本遺産の指定をしました。このときにも私同じことを申し上げて、やはり調査、記録、保存をするには専門性の高い職員がいてくれないと、全く通訳ができなくなってしまいます。  そういう意味で、時代が変わりましたけれども、この時代に改めてまた専門性を...全文を見る
○萩生田国務大臣 先ほど次長が答弁をしましたが、文化庁では、これまで指定している以外の無形の民俗文化財に関し、文化財保護法第九十一条の規定により、変容又は消滅してしまう懸念があるものについて記録の作成などを行ってきたところです。この場合の記録は、従来は文書資料として作成されること...全文を見る
○萩生田国務大臣 医学部医学科については、昭和五十七年及び平成九年の閣議決定により、抑制方針に基づいて定員の削減を図ることとされております。  一方、医師の偏在は依然として課題であることから、平成二十年度以降、医師不足地域や診療科での勤務を条件とする地域枠を中心に医学部定員を臨...全文を見る
○萩生田国務大臣 今先生御提案あった再教育というのは、具体的にメニューを持っているわけじゃないんですけれども、例えば、百名の定員の卒業生が、美容整形に五十人、皮膚科に三十人、眼科に二十人しか就職しなかったら、これは地域医療を支える人たちがなかなか出てこない。救急救命も必要だし、産...全文を見る
○萩生田国務大臣 言うならば、未曽有のウイルスと今戦いを続けています。先生がおっしゃった現場の声というのはよく分かりますし、私たち国としては大きな方針を示していますので、その中で、ガイドラインを上手に使いながら、現場現場で、必ずしも画一的な対応を求めているわけじゃないので、例えば...全文を見る
04月12日第204回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第1号
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○萩生田国務大臣 ただいま御決議のありました高校生等奨学給付金につきましては、御決議の趣旨を踏まえ、引き続き制度の改善充実を図るよう取り組んでまいります。  公立工業高校等の教育設備につきましては、御決議の趣旨を踏まえ、都道府県等における産業教育設備の整備の充実が推進されるよう...全文を見る
04月13日第204回国会 参議院 文教科学委員会 第8号
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○国務大臣(萩生田光一君) おはようございます。  この度、政府から提出いたしました文化財保護法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  近年、ユネスコ無形文化遺産保護条約が発効し、また、文化芸術基本法において食文化を含む生活文化につ...全文を見る
04月14日第204回国会 衆議院 文部科学委員会 第10号
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○萩生田国務大臣 ICTは、学びにおける時間、空間などの制約を取り払うとともに、子供たちの多様なニーズに対応した学習の可能性を広げるものであり、職場や家庭など、社会のあらゆる場所でICT活用が日常的なものとなる中、子供たちにとっても、ICT端末等を、鉛筆やノートと同様、ツールの一...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生の御指摘は貴重な御意見だと拝聴させていただきました。  冒頭の、データをどこが管理するのかも、おっしゃるように、校長先生も教員もどんどん替わっていく学校に、ひたすらそこに管理を任せるということが本当にいいのか。もう少し責任を上げて、教育委員会という形の中で...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、義務教育で使用する教科書は、教科書無償措置法にのっとり、児童生徒に無償給与を行うために国費で負担するものであります。発行者が教科書を安定的に供給できるように適正な価格を維持する必要があることなどを勘案し、前年の定価をベースに、毎年度、物価指数の変動などを勘...全文を見る
○萩生田国務大臣 新型コロナウイルス感染症の感染への不安から、いわゆる自主休校と称して学校に登校しない児童生徒がいることや、いわゆる選択登校と称し、学校に登校せず、自宅などでオンラインなどを活用した学習を希望される方がいることについては承知をしております。
○萩生田国務大臣 先生、新学期が始まったこの時期に、極めて重要な御指摘をいただいたと思います。  全ては今先生の質疑の中にございましたけれども、改めて申し上げれば、家庭や地域の経済的、社会的状況等にかかわらず、全ての子供たちに教育の機会均等を確保することは重要です。  この趣...全文を見る
○萩生田国務大臣 夜間中学は、不登校など様々な事情により十分な教育を受けられないまま中学校を卒業した方、我が国又は本国において義務教育を修了できなかった方などに対して、教育を受ける機会を保障する重要な役割を果たしているものと考えております。  今年開校の徳島、高知の件についても...全文を見る
○萩生田国務大臣 今先生から配られた資料を見て、この算数セット、すごく細かいなというのは、私も思いました。  ただ、この副教材の購入や対応については、それぞれの学校で指導計画を立てて、そして、最終的には校長先生の許可がなければそれは使えないわけでありまして、なるべく、義務教育で...全文を見る
○萩生田国務大臣 地方教育行政ですから、私がどこまでコメントしていいか分からないんですけれども。  例えば、これは一般的な副教材もあれば、先生が出していただいた資料は、特定の教科書会社に準拠しているんですよね。  先週、記者会見でも発表しましたけれども、こういう会社が、自分た...全文を見る
○萩生田国務大臣 今ほど、未成年の芸能従事者の自死についてのお話がありましたが、私も、未来ある若者が自殺をするというのは大変痛ましいと思っております。  文化芸術は、国民の心に癒やしや生きる活力を与えるものであり、その担い手であるまさに芸能従事者の皆様が生き生きと活動できるよう...全文を見る
○萩生田国務大臣 今、文化庁の次長も答弁しましたように、現場でハラスメントがあるということはあってはならない、大前提だと思います。  他方、私は、舞台の練習ですとか映画の撮影現場とかに立ち会ったことがあるんですけれども、もう時代がどんどん変わってきましたから、今どき、大声を出し...全文を見る
○萩生田国務大臣 先ほどもちょっと申し上げましたとおり、今回の経験を踏まえて、文化芸術に携わる人たちの就労形態というのは様々だなということをよく文化庁も理解したと思います。  やはり、一人一人役割があって、誰一人欠けてはならないわけでありまして、そういった人たちが、仮にこのコロ...全文を見る
○萩生田国務大臣 持ちこまに限らず、学校現場の先生方の働く環境を変えて、子供たちと向き合う時間をしっかりつくっていくというのが私の基本姿勢で、その改革を今始めたところでございます。三十五人学級も一つの方法だと思いますし、今まさに免許の更新制なども中教審にお諮りをしているところでご...全文を見る
○萩生田国務大臣 三月二十六日に教師のバトンプロジェクトを立ち上げ、学校現場で進行中の様々な取組について発信を呼びかけたところですが、この呼びかけを受け、学校現場の先生方からは、長時間勤務の実態や部活動指導の重い負担を訴えるものなど、厳しい勤務の実態を訴える投稿が多く寄せられてい...全文を見る
○萩生田国務大臣 学校においてICTを積極的に活用するためには、教師がICTを活用して指導する力を身につけることが重要です。  こうした指導力の向上を目的に行われる研修に関し、教育公務員特例法に基づき実施が義務づけられている、今先生から御紹介あった初任者研修ですとか中堅教諭等の...全文を見る
○萩生田国務大臣 この度、政府から提出いたしました国立大学法人法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  国立大学は、社会変革を先導する存在になることが求められています。こうした期待に応えられるよう、令和四年度から始まる第四期中期目標期...全文を見る
04月14日第204回国会 参議院 本会議 第15号
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○国務大臣(萩生田光一君) 山田議員にお答えいたします。  まず、高専生の地位の向上についてお尋ねがありました。  高等専門学校は我が国独自の教育制度として五年一貫の実践的技術者育成を行っており、その卒業生は産業界から高く評価をされています。近年ではその技術力や創造力を生かし...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 柴田議員にお答えいたします。  まず、デジタル教科書への理解と今後の方針についてお尋ねがありました。  デジタル教科書については、普及率が約八%と低いことから、まずは実際に使用していただくことが最初の一歩であると考えております。  そのため、令和...全文を見る
04月15日第204回国会 参議院 文教科学委員会 第9号
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○国務大臣(萩生田光一君) 仮称アート・コミュニケーション推進センターは、我が国がアート分野の重要な国際拠点となることを目指し、国際情報発信や国内美術館への支援、海外有力美術館とのネットワーク形成などを図る目的で設置をするものです。  我が国のアート振興のためには、アートの学術...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今般の法案は、文化財保護の裾野を拡大する観点から、これまで指定の対象とはならなかった多種多様な無形の文化財について登録制度により積極的に保護を図ることを目的としたものであり、これまでの制度と相まって、我が国が有する貴重な文化財を適切に保護し、次世代へ確...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) ヤングケアラーについては、現在、関係機関の連携をより一層推進して支援へとつなげていく方策について検討するため、厚生労働省と連携してプロジェクトチームを設置しており、今月の十二日に第二回目が開催され、調査結果が公表されたところです。  ヤングケアラーに...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 無形文化財は、芸能や工芸技術を始めとする歴史上又は芸術上の価値の高い技であり、無形の民俗文化財は、各地の祭りや年中行事など国民の生活の推移の理解に欠くことのできないものだと思っております。こうした無形の文化財は、我が国の歴史の中で形成され現代に引き継が...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 例えば民俗文化の場合は、その地域地域に根差した様々な歴史的背景があるんだと思いますね。それは、その地域の風習などにも結果として相通じるものがあって、あるいはその地域の食文化などともつながっているものがあって、この東京にいてはなかなか理解できないけれども...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) これは地域地域で、先ほども先生と議論したように、今まで余りフォーカスを当ててこなかった、しかし地元の町にとっては大切な民俗文化だ、こういったものをしっかり登録していただくということから始まりますので、乱暴な言い方をすると、国が予算を全国へばらまいてそれ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生御指摘のように、無形文化財の保護を図っていくためには、例えば伝統芸能の公演などで使用する用具を製作する技術も併せて保護を図っていく必要があると思います。このため、このような文化財の保存に欠くことのできない伝統的な技術等を文化財保護法に基づく選定保存...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今回、オールジャパンでこういう取組をお認めいただければ始めるに当たって、私、日本遺産のときにも指定された自治体に申し上げてきたんですけれど、やっぱりこの機会にその自治体の中に専門的知識持った人をしっかり雇用してくださいねというお願いをしています。  ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 現代を生きる人々は、長い歴史の中で形成され、今日まで守り伝えられてきた貴重な文化財に触れることで、往時の出来事に思いをはせたり、昔からの優れた技術に感銘を覚えたりすることができると思います。それは、国民や地域住民の誇りとなり、貴重な文化財を後世に引き継...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今回の改正は、無形の文化財について登録制度を創設することで、これまで指定の対象とはならなかった多種多様な無形の文化財について積極的に保護を図ることを目的としたものです。国が無形の文化財として価値付けて積極的に公表、公開することで、地元の人々が地域の文化...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 極めてユニークな提案だと思います。  確かに、難しいのは、文化って、地域文化で、全く利益を求めずに本当に継承しているものもあれば、おっしゃるように、なりわいを含めて、指導者への指導などを、またその指導をしてほしいということを求める地域の人たちもいて、...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 和楽器の指導については、平成十年に改訂した学習指導要領から、先生御指摘の中学校で太鼓やしの笛などの和楽器を用いた表現活動を必修にしました。また、小学校でも、表現活動や鑑賞活動において和楽器を選択して扱うことができることとしております。  文化庁では、...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) たまたま、私、就任以来、副大臣や政務官が愛知県出身の人が続いておりまして、彼らの話を聞いていますと、そっちは本当の愛知じゃないとか、こっちが愛知だとか、愛知県って変わったところだなという感想を持っておりまして、八丁みその話も報道を通じて承知はしておりま...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 高輪築堤跡は、明治五年の新橋―横浜間の鉄道敷設の際に構築されたものであり、私も二月十六日に現地を視察をして、明治日本の近代化を体感できるかけがえのないすばらしい遺産であるというふうに感じました。  その後も、今お話がありましたように、日本考古学協会な...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生のお話を聞いていて、その重要性を今感じました。この法案は、こういうことに皆さんが目を向けていただくいい点があるんじゃないかと。かつては貴族院、そして良識の府と言われている参議院で八丁みそやたくあんの話がもう本当に皆さんが真剣にされるというのは、今ま...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 大事な視点だと思います。
○国務大臣(萩生田光一君) 無形の民俗文化財について、文化財保護法に基づき指定等を行っているものについては、都道府県等を通じて新型コロナウイルス感染拡大の影響による行事の実施状況や伝承状況を確認をしています。  また、令和三年度予算に計上している調査事業では、現時点では価値付け...全文を見る
04月16日第204回国会 参議院 本会議 第16号
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○国務大臣(萩生田光一君) 川田議員にお答えいたします。  大学医学部における統合医療教育の推進についてお尋ねがありました。  統合医療については、厚生労働省で平成二十五年の統合医療のあり方に関する検討会において、統合医療は多種多様であり、科学的知見が十分に得られているとは言...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 田村議員にお答えいたします。  まず、大学病院の助教等研究者の労務管理の在り方についてお尋ねがありました。  専門業務型裁量労働制を適用するかどうかについては、各大学が労使交渉を踏まえ取り決めるものであり、医学部を置く国公私立八十一大学病院のうち四...全文を見る
04月21日第204回国会 衆議院 文部科学委員会 第12号
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○萩生田国務大臣 この度、私の指示により、大臣官房を中心に、当該学校法人に対して交付された補助金の決定や教育課程特例校の指定の実績を全て洗い出した上で、藤原次官のほか、省内の補助金等の担当者の洗い出しと聞き取り、亀岡議員や当該学校法人の清水理事長への聞き取りなど、多方面に、日程調...全文を見る
○萩生田国務大臣 現行法は、学長選考会議の構成員となる者を選出する経営協議会及び教育研究評議会の議長はいずれも学長であり、必ずしも学長の影響力を排除する仕組みになっていないという先生の御指摘は、そのとおりだと思います。  一方で、現行制度では、学長選考会議が自ら学長解任の議論を...全文を見る
○萩生田国務大臣 今回、法案をお認めいただければ、国立大学法人は新しいステージに移行することになります。  一番大きな改革は、現場に大変負担をかけていた年次評価をやめますので、そういった意味では、六年間の中期計画をしっかり立てていただいて、それに余り文科省が関与するなという御意...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生御指摘のとおり、これまで以上に透明性を確保した会議の運営が求められることは、もうそのとおりだと思います。  先ほど政府参考人が答弁をしましたけれども、現在、省令において、学長の選考理由や選考過程について公表することを義務づけているところ、今後、学長選考会議...全文を見る
○萩生田国務大臣 必要ないと言うと、また新聞の記事になってしまうので。  先生おっしゃったように、経緯は、やはり戦前戦後、なかなか女性の皆さんの高等教育への進学が低かったときに、女子教育の大切さということでつくられた大学だと思います。  他方、やはり時代の変化で、本当に国立で...全文を見る
○萩生田国務大臣 私の高校の同級生、友人にも、お茶の水女子大中学出身の男子がいました。その頃は結構冷やかされたりしていましたけれども。  今先生の問題意識は極めて大事だと思いまして、それは、学校の伝統、歴史を守っていくことも大事なんですけれども、時代の変化に合わせて、私は、やは...全文を見る
○萩生田国務大臣 国立大学は、明治時代に創設されて以来、世界最高水準の教育、研究の先導や、イノベーションや知の多様性の源泉となる学問分野の継承、発展に大きく貢献するとともに、全国的な高等教育の機会均等を確保し、地域の中核となって社会を牽引する人材を育成、輩出するなど、全国に配置さ...全文を見る
○萩生田国務大臣 国立大学法人化により、自律的な運営を確保することを当初の狙いとして、大学の裁量を拡大するとともに、経営力向上に資する規制緩和を拡大してまいりました。その結果として、教育研究活動の活発化や外部資金等の増収といった成果につながっていると評価をしています。  具体的...全文を見る
○萩生田国務大臣 国立大学法人が、機能拡張により、公共を担う経営体へ転換し、社会変革の駆動力として新たな役割が求められる中、自浄能力を高めるガバナンスの実現や、そのガバナンスを前提とした上で自律性を高めた経営裁量の拡大による財務基盤強化に向けた制度改正を進めることが重要であると考...全文を見る
○萩生田国務大臣 中期目標大綱において、国立大学法人が果たすべき役割や機能に関する基本的な方針を示すにとどめた上で、各法人が自らの目指す方向性を反映させる形で中期目標大綱の項目を追記、修正して中期目標とすることを可能としており、引き続き法人の自主性、自律性を尊重した仕組みとなって...全文を見る
○萩生田国務大臣 現行法は、学長選考会議の構成員となる者を選出する経営協議会及び教育研究評議会の議長はいずれも学長であり、必ずしも学長の影響力を排除する仕組みとなっていません。  一方で、現行制度では、学長選考会議が自ら学長解任の議論を始めなければチェック機能が働かない仕組みで...全文を見る
○萩生田国務大臣 そのとおりです。
○萩生田国務大臣 まず、さきに答えた学長の大臣の任命権なんですけれども、基本的には、学長会議の報告が上がってきて、法律違反などの事案がなければそれを追認するというような仕組みですから、私が頭越しにこの人を学長にという、こういう指名権ではないことはあらかじめ御理解いただいていると思...全文を見る
○萩生田国務大臣 法律上、文部科学大臣が行う学長の解任は、当該国立大学法人の学長選考会議の申出によるものとされておりまして、審議の結果として学長の解任の申出があれば文部科学省として対応できるんですけれども、現に、北海道大学におきましては、私が初めてその解任を命じました。  しか...全文を見る
○萩生田国務大臣 国立大学法人法上、学長の任期については、各国立大学法人において、学長選考会議の議を経て、二年以上六年を超えない範囲で定めているものとされております。また、再任についても法律上の制限はございません。  改革を推進するためには、学長が長期的ビジョンに基づき、腰を据...全文を見る
○萩生田国務大臣 JSTそのものも、本当にびくびくしながら皆さんに御提案をしました。大切な国民の皆さんの税金を原資に、リスクをできる限り除いて、安定的な利益、利ざやを何とか研究に配分していきたいということで考えましたので。  学生支援機構も同じような原資でスタートしているんだか...全文を見る
○萩生田国務大臣 国立大学法人が、自律性を高めて、世界最高水準の教育、研究や、地域、社会のニーズを踏まえた教育、研究を展開するためには、ステークホルダーの信頼を得られる自浄作用を持つガバナンス体制や、外部資金獲得も含めた資金調達力の強化が必要だと思っております。  このため、昨...全文を見る
○萩生田国務大臣 日本の大学が世界を一変させるようなイノベーションを創出することは重要であり、そのためには、大学内の人材、資金、組織という観点から体制の強化を図ることが必要と考えます。  今回の法改正においては、大学の研究成果等の社会還元を促進するため、出資対象範囲を拡大すると...全文を見る
○萩生田国務大臣 国立大学の法人化により、自律的な運営を確保することを当初の狙いとして、大学の裁量を拡大するとともに、経営力向上に資する規制緩和を拡大してまいりました。その結果として、教育研究活動の活発化や外部資金等の増収といった成果につながっていると評価します。  具体的には...全文を見る
○萩生田国務大臣 学長のリーダーシップは、大学改革を推し進め、大学をめぐる様々な課題に的確に対応し、社会からの期待にしっかりと応えていくために不可欠なものです。一方で、学長がリーダーシップを十分に発揮して大胆な改革を実行するに当たっては、学内外のステークホルダーから信頼されるガバ...全文を見る
○萩生田国務大臣 ありがとうございます。  国立大学の法人化から十七年が経過し、国立大学法人が自律性を更に高め、教育、研究の質を向上させるためには、文科省が伴走者として各国立大学の特色や強みを引き出す存在になることは極めて重要だと私も思います。  具体的には、文部科学省の職員...全文を見る
○萩生田国務大臣 法律上、国立大学法人の中期目標は国が定めることとされていますが、法制定当時の国会における御審議や附帯決議などを踏まえ、国立大学法人の自主性、自律性を尊重する観点から、各法人が中期目標の原案を作成することとしており、その取扱いについては第四期中期目標期間に向けても...全文を見る
○萩生田国務大臣 押しつけるつもりは毛頭ございません。  国会答弁とおっしゃるなら、さっき申し上げたように、遠山大臣は、文科大臣も関わって、両者が十分に意思疎通を図りながら協力して中期目標を形成していくというのが基本的な姿勢でありますので、大きな方向性をお示しして、あとはそれを...全文を見る
○萩生田国務大臣 国立大学法人の戦略的経営実現に向けた検討会議においては、国と国立大学法人との関係や経営裁量の拡大を可能とする規制緩和策等について議論が行われ、昨年十二月の最終取りまとめにおいて、国立大学法人の戦略的な経営実現に向けて、今回の法改正事項を含む多岐にわたる国立大学法...全文を見る
○萩生田国務大臣 国立大学法人においては、学長の選考手続や方法について、学長選考会議が自らの権限と責任において主体的に判断し、定めるものであり、学長の選考や解任の申出に係る手続についても同会議において検討すべきものだと思います。  このため、例えば、今御提案のあったリコール制度...全文を見る
○萩生田国務大臣 要するに、供応目的で接待をしたという事実があるんだとすれば更に調査をする必要があるんですけれども、先ほど、私も藤原次官からもきちんと聞き取りしました。また、亀岡さんからも謝罪も受けました。  先生の政党はどうか分からないんですけれども、うちの政党は、飲んでいる...全文を見る
○萩生田国務大臣 我が国の教育に関する公財政支出の対GDP比がOECD平均と比べて低い水準であること、また、高等教育段階における教育支出の公私負担割合について、我が国の私費負担割合がOECD平均と比べて高い水準であることは事実であります。  文科省としては、資源に乏しい我が国が...全文を見る
○萩生田国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。     ―――――――――――――
04月26日第204回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○国務大臣(萩生田光一君) 所管外ですので詳しい答弁は控えたいと思うんですけれども、それぞれ選挙区によって事情も、選挙の在り方といいますか、なぜ起こったのかというのも異なりますけど、いずれにしましても、今仕事を進めていく上で与党に対して厳しい御批判があったことは謙虚に受け止めなき...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 令和二年十一月の佐賀大学の公表においては、震災復興医療体制整備システムの本格的運用を途中で断念せざる得なくなり、この事態を重く受け止め、今後同様の事態を招かないよう再発防止策に努めるとしております。  先生、これ発想は良かったんだと思うんですね。九州...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 教師不足に関して、年度当初において小学校の学級担任が不足をしたり、教頭などの他の教員で対応するなど、厳しい状況が生じていることは今報告のとおりでありますが、たまたま去年はコロナだったんで、私、不要不急の調査は現場に負担掛けないようにというんでやめたんで...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今先生御指摘いただいたことはいずれも重要なことでありまして、何か一つを解決すれば事が進むということではありません。教員の皆さんの働き方の在り方、これはもう全面的に見直す必要があると思いますし、また専門性の高い教員を現場にできる限り入っていただくというこ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 人生百年時代の到来や技術革新の進展等の中では、キャリアアップやキャリアチェンジに求められる能力、スキルを身に付けるためのリカレント教育の充実が必要です。  リカレント教育を充実するためには、受講者の費用負担や時間の確保、実践的プログラムの充実のほか、...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 不登校児童生徒の中には家庭に引きこもりがちとなり支援が行き届きにくい場合もあるため、個々の状況に応じ、教育支援センター等において公と民が連携したアウトリーチ型支援を行うことは重要であると考えております。  また、本年一月の中教審答申においても、アウト...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 児童生徒が自ら命を絶つということは本来あってはならないことであり、自殺が増加していることについては大変重く受け止めております。  このため、文科省においては、様々な悩みを抱える児童生徒の早期発見等に向けて、教育相談体制の充実や、SOSの出し方に関する...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) いじめ事案の対応について、被害児童生徒、保護者に寄り添う丁寧な対応が重要であり、一般的には弁護士同伴での話合いが求められた場合も含めて丁寧な対応をすることが望ましいと私は考えております。  今、具体的な旭川の件に先生触れてくれましたけれども、一度未遂...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) まず、今年三月に北海道旭川市の女子生徒が遺体で発見された事案につきまして、亡くなられた生徒に対し哀悼の意を表しますとともに、御遺族に対してお悔やみを申し上げたいと思います。  本事案については、文科省として、先週の四月二十三日に旭川市教育委員会及び北...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 昨年二月の全国一斉休校の要請は、正直申し上げて、今先生御指摘いただいた様々な二次的な社会的影響があるということは私も考えました。  しかし、あの当時は、このウイルスの性質、性格というものがよく分からなくて、そして専門家会議の皆さんの中でも様々な意見が...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) まず、言葉足りなかったんですけど、そういった経験を踏まえて、今回学校を閉めないという方針を出しているのは、そういうことも反省に立った上で、現在、可能な限り学校の授業を進めていく、子供たちの様々な影響を守るためにも学校を続けているということは御理解いただ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 時間がもったいないので、先生の言うとおりだと私思います。そのつもりで今対応しています。  大阪市は大阪市で、市長が当初、休校というワードを使ったやに報道されたんですけれど、私も確認しましたら、一斉休校とは一言も言っていないと。学校を閉めるつもりはない...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) オンラインの利便性を全て否定するつもりはございませんけれども、例えば小中学校でGIGAスクールを始めるに当たって様々な懸念がございます。やっぱり一人一台端末が充実したとはいえ、教えるのは人であり先生でありますし、また子供たちはリアルな体験を通じて学ぶこ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先ほどもちょっと触れましたけど、目の健康への影響ですとか、また脳に対する影響ですとか、健康面への影響について留意する必要があり、例えば目と端末の画面との距離を、継続して見る時間に留意することや、家庭においてもデジタル教科書の使用上の留意事項を守る必要が...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今先生が仮説を立てていただきましたけど、私も同意する部分もございます。私が子供の頃には特別支援に対応しなかったけれども、今の状況で判断すればきっとそういうことだったんだろうなと思う友人もおりますので、そういう意味では、特別支援教育への理解が社会全体で進...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) まず、小中学校において、平成二十九年三月に義務標準法を改正し、発達障害などの障害を持つ児童生徒に対する通級指導を行うための加配定数について、対象となる児童生徒数に応じて算定されるいわゆる基礎定数化を図り、平成二十九年度から十年間で計画的に改善することと...全文を見る
04月27日第204回国会 参議院 文教科学委員会 第10号
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○国務大臣(萩生田光一君) 学校の臨時休業は、地域の感染状況を踏まえ、学校の設置者において判断するものですが、地域一斉の臨時休業については、学びの保障や子供たちの心身への影響、また、子供を持つ医療従事者が仕事を休まざるを得なくなるなどの観点も考慮する必要があると考えます。そのため...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 一人一台端末の整備等のICT化の進展により、デジタル書籍の導入が進む可能性が高くなることが想定されます。一方、紙の書籍は一覧性に優れているなどの特性があることや書籍に慣れ親しませる役割を果たしていることなどを踏まえつつ、発達の段階に応じて紙の書籍とデジ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生が委員会で御指摘をされた後、現物を取り寄せまして、つまびらかに読んでいませんけれども、概要については承知をしているつもりです。
○国務大臣(萩生田光一君) まず、先生、文科省に対しての御批判は私甘んじて受けたいと思いますけれども、法制化された公のこの委員会の場で、特定の職員を、こんな職員は直ちに首にするべきだと、知事まで経験された先生がそういう発言をこの場でするのはいかがなものかというふうに思います。どう...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 子供たちを守り育てる立場にある教員が子供たちにわいせつな行為を行うことは断じてあってはならないことであり、このような思いを国会議員の皆様とも共有しているところと考えています。  御指摘の先生の政党の法案については、与党やあるいは御党、それぞれの御議論...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) ヤングケアラーの背景には、少子高齢化や核家族化の進展、共働き世帯の増加、家庭の経済状況の変化といった様々な要因があるものと考えています。  このような複雑な要因を持つヤングケアラーへの支援を行うには、教育の場と福祉がしっかりと連携し、支援を必要として...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 家族が支え合い、助け合うことも大切ですけれども、それを子供たちが学業に影響が出るような事態は避けなくてはならないし、聞こえない声をしっかり聞いてあげなきゃいけないと思います。同時に、大人側も地域や自治体にそんな制度があるのにということを気付かないまま、...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) それが望ましい姿だと思います。
○国務大臣(萩生田光一君) ちょっと分かりづらいですね。ただ、実態として、東京都の場合はもうずっと中学三年生が男子の方が人数が多いという、言うならば実数がございますので、そこはバランスを東京都の都立高校が考えての手段なんだろうというふうに思いますので、その合理的な説明があればいい...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 高校入試において、合理的な理由なく性別等の属性により取扱いの差異を設けることは不適切であると考えます。  文科省としては、各実施者において入試が適切に実施されることが必要と考えており、性別等の属性に応じた取扱いの差異の設定などを行う場合は、募集要項等...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 繰り返しになりますけれども、入試において、合理的な理由なく性別等の属性により取扱いの差異を設けることは不適切だというふうに思っております。是正に向けて努力したいと思います。
○国務大臣(萩生田光一君) 学校における看護師の配置については、医療的ケアを必要とする児童生徒等の状況を踏まえて自治体等が適切に配置するものであり、文部科学省においては、自治体等の取組を支援するため、学校における医療的ケアのための看護師配置に係る補助を行っているところです。  ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 確かに、年度当初のニーズに応えるだけの予算を確保できなかったという事実もある一方、先生も御披露いただいたように、やっぱり自治体ごとのミスマッチもあるんだと思います。長野市と大阪市の例を出していただきましたけど、例えば時給の安い長野市では確保ができて、逆...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 障害の有無にかかわらず、全ての学生がその意欲と能力に応じて大学等において学ぶ機会の確保や、そのための環境整備を進めていくことは極めて重要と考えています。  日本学生支援機構の調査によりますと、障害学生支援担当部署を設置しているのは全大学等の九六%、専...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) デジタル教科書の今後の在り方については、三月に取りまとめられた有識者会議の中間まとめにおいても、全国的な実証研究を行いつつ検討することが必要であるとされています。  そのため、今年度、小中学校等にデジタル教科書を広く提供し、学校現場における普及促進を...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) この度、政府から提出いたしました国立大学法人法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  国立大学は、社会変革を先導する存在になることが求められています。こうした期待に応えられるよう、令和四年度から始まる第四期...全文を見る
05月07日第204回国会 参議院 本会議 第20号
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○国務大臣(萩生田光一君) 浜口議員にお答えいたします。  学校教育に環境という科目をつくることについてお尋ねがありました。  地球規模の環境問題の解決のため、持続可能な社会のつくり手となることが期待される子供たちが環境問題について理解を深め、環境を守るための行動を取ることが...全文を見る
05月10日第204回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○萩生田国務大臣 教科書検定規則に基づき、従軍慰安婦や強制連行などの用語が記載された教科書を発行している教科書会社において、閣議決定された政府の統一的見解を踏まえてどのように検定済みの教科書の記述を訂正するのかを検討することになります。  そうした教科書会社の対応状況を踏まえた...全文を見る
05月10日第204回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(萩生田光一君) 長崎大学においては、平成二十九年度からエボラウイルス等の病原性の高い病原体を安全に取り扱うことのできるBS4の施設の建設が進められておりまして、順調に進んでおりまして、七月には施設本体が完成する予定です。  さらに、今御披露いただきましたけど、本年三...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 日本語教育の推進は多様な文化を尊重した活力ある共生社会の実現に資するものであり、日本語学校はその推進に当たり重要な役割を担っていますが、現在、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、海外からの学生を受け入れることができずに非常に厳しい状況にあることは承知...全文を見る
05月12日第204回国会 衆議院 文部科学委員会 第13号
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○萩生田国務大臣 新型コロナウイルス感染症の影響も含め、経済的に困難な学生が、修学、進学を諦めることがないようにしっかりと支えることが何より重要と考えています。  文科省としては、経済的に困難な学生に対しては、先ほど局長からも答弁をさせましたが、令和二年度四月から開始しました高...全文を見る
○萩生田国務大臣 文部科学省の、帰国・外国人児童生徒等に対するきめ細かな支援事業では、地方自治体の日本語指導等に関する取組に対して補助金による支援を行っております。この事業については、都道府県及び指定都市に周知するとともに、域内の市区町村教育委員会にも必ず周知していただくよう、事...全文を見る
○萩生田国務大臣 教育委員会事務局の職員につきましては、任命権者である各教育委員会において適材適所の観点で配置されているものと承知はしております。その際、教育委員会事務局に教員出身者を配置することにより、教員の経験を行政に反映したり、行政経験を学校現場での教育に生かしたりするなど...全文を見る
○萩生田国務大臣 新型コロナウイルス感染症の影響も含め、経済的に困難な学生が進学、修学を諦めることがないようにしっかりと支えていくことが何より重要であると考えています。  コロナ禍における学生への支援状況や修学の状況については、昨年度から累次にわたり調査を行ってまいりました。令...全文を見る
○萩生田国務大臣 文化芸術は、人々が心豊かに生きていくために必要不可欠なものであり、活動自粛に伴い厳しい状況にある文化芸術関係者に対する支援を行うことは大変重要であると認識しております。  文化庁においては、文化芸術活動の再開、継続、発展を支援するため、令和二年度の第三次補正予...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生の御指摘のとおりでありまして、発症から約一年、いろんなことを学んできました。  特に、文化芸術団体の皆さんは、真っ先に開催の延期、中止などで御協力いただき、そして、十分な資金がない中で、施設の改修などで換気をよくしたり、あるいはドアの開閉などのいろんなスキ...全文を見る
○萩生田国務大臣 教科書検定基準において、閣議決定その他の方法により示された政府の統一的な見解が存在する場合には、それらに基づいた記述がされていることが基準の一つとされております。  今回、御指摘のような、従軍慰安婦や強制連行、強制労働の表現に関する質問主意書の答弁書が閣議決定...全文を見る
○萩生田国務大臣 従軍慰安婦や強制連行などの用語が記載された、今御紹介のありました教科書については、まずは、教科書検定規則に基づき、当該教科書の発行者において、閣議決定された政府の統一的な見解を踏まえてどのように検定済みの教科書の記述を訂正するのかを検討することになります。  ...全文を見る
○萩生田国務大臣 学習指導要領で必ず学習する内容とされているもの以外は、教科書において具体的にどのような内容をどのように取り上げるのかについては基本的に教科書の発行会社の方に裁量権は委ねられているんですけれども、今、今回の閣議決定によって、強制性のある慰安婦等については今後その記...全文を見る
○萩生田国務大臣 この度、政府から提出いたしました著作権法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、著作物等の公正な利用を図るとともに著作権等の適切な保護に資するため、図書館等が著作物等の公衆送信等を行うことができるように...全文を見る
05月13日第204回国会 参議院 文教科学委員会 第12号
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○国務大臣(萩生田光一君) 大学は学術の中心であって、その教育研究に関しては当然にして自主性が尊重されることが重要です。  御指摘の孔子学院につきましては、同盟国である米国、また、自由や民主主義、法の支配といった共通の価値観を持つヨーロッパの国々からも廃止や情報公開を求める懸念...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 平成三十年に甲南大学において学生間のトラブルをきっかけに学生が自ら命を絶たれたことについては承知をしております。  学生等が自ら命を絶つということは決してあってはならないことであり、亡くなられた学生の御冥福をお祈りするとともに、御遺族の皆様に心よりお...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 教育研究機関である大学においてハラスメントが生じることはあってはならないと考えております。  文科省の調査において、国内のほぼ全ての大学がハラスメント等の防止の取組を実施し、また学生等が利用できる相談窓口を設置していると確認をしております。
○国務大臣(萩生田光一君) 先生御指摘のとおり、いじめ防止対策推進法では大学生が対象になっていない、また、社会人のハラスメントでは、組織の問題として教職員や事務職員の皆さんとの関係では法律が裏打ちをされていますけれども、学生同士というのは言うならば法の想定の外に置かれてしまってい...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 文部科学省では、大学におけるハラスメント等の防止のための取組状況について隔年で調査を行っておりますが、御指摘のように、第三者窓口の設置状況等については現在調査項目に含まれておりません。  私は、一義的には、やっぱり自分の学校の学生さんのことですから、...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 国立大学は、ポストコロナに向けて日本社会を大きく転換させる機動力として期待をされており、また、ソサエティー五・〇への変革期に求められる人材像を見極め、グローバル時代を牽引するイノベーションの担い手を育成することが求められています。  これらの要請に応...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今後、ポストコロナの時代においては、コロナ禍での各大学の取組等を踏まえつつ、ニューノーマルにおける新たな大学教育を実現していくことが重要と考えています。  オンライン授業については、自分のペースで学習できることや、他のキャンパスの授業を受けられるなど...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 私も新聞でこの記事を見ましたけど、それ最後まで読むと、と周囲に語ったということで、新聞社から取材を受けてこのようなコメントを直接した事実はございません。
○国務大臣(萩生田光一君) 教科書の記述が今回閣議決定された内容に基づく記述になっていない場合、まずは教科書発行者が訂正申請を行わなければならないルールとなっております。私としては、今回の閣議決定を踏まえ、関係の発行者がどのような訂正申請をするのか、その状況を踏まえ、実際に訂正申...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今発行済みの教科書については先ほど説明したとおりなんですけど、これからすなわち印刷に回るものについては、当然その来年度の教科書の記述は変わっているものだということを前提で準備をしていただくものだと思っていますので、私から時限的な期限を切るというよりは、...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) ガイドラインを作るという決定をしたわけじゃなくて、今厚労省といろんな詰めをして、ヤングケアラーについての認知度を高めていこうと、ヤングケアラーという実態があるということを国全体でしっかり見ていこうということを高く掲げていきたいと思いますので、その上で、...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 何か今二つとおっしゃいませんでした。ごめんなさい。(発言する者あり)そういうことですね。はい。  お答えします。  国立大学の法人化により、自律的な運営を確保することを当初の狙いとして、大学の裁量を拡大するとともに、経営力向上に資する規制緩和を拡大...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 研究費など科学技術の関係予算につきましては、アメリカについては二〇〇〇年に十一・二兆円だったものが二〇一八年には十五・一兆円と高い水準で推移しておりますが、その四六%が国防関係の科学技術研究費ということになっています。また、中国については、二〇〇〇年に...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今回お認めいただく法律を施行する段階で、その透明性やまたプロセスの公開などについては当然細心の注意を払っていただくことを求めていきたいと思っています。  ただ、人事のことですから、それぞれの候補者に対して、例えば評価だけじゃなくて批判も当然あるわけで...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 現行法は、学長選考会議の構成員となる者を選出する経営協議会及び教育研究評議会の議長はいずれも学長であり、必ずしも学長の影響力を排除する仕組みとはなっていません。  一方で、現行制度では学長選考会議が自ら学長解任の議論を始めなければチェック機能が働かな...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。
05月14日第204回国会 衆議院 文部科学委員会 第14号
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○萩生田国務大臣 補償金の額については、指定管理団体が図書館等の設置者団体の意見を聞いて案を作成し、文化庁長官が文化審議会に諮った上で許可の判断を行うこととなります。  現時点では、権利者の喪失利益を適切に補填する観点から、個別の送信ごとに課金する料金体系とすること、著作物の種...全文を見る
○萩生田国務大臣 著作者等の権利者に適切な対価が還元されることは、将来にわたって良質な著作物を継続して生み出す環境を維持するものであり、我が国の文化の発展に寄与する重要なことと考えております。  今回の改正では、新たに、同時配信等に関して権利制限を行う実演について、放送事業者か...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生も触れていただいたとおり、日本語教育、日本語教育の推進の責任者は文部科学省であり、文化庁で一義的に対応することは事実なんですけれども、世の中に様々ある日本語学校と言われているもの、これは、御承知のように、学校法人が経営している場合もありますし、また一条校の指...全文を見る
○萩生田国務大臣 これは私が答弁した方がいいと思うんですけれども。  先生おっしゃっているように、GIGAスクールは、オンラインにも利用できる環境を整えたんですけれども、オンライン教育を目的として整備をしたわけではありません。まさに学校教育の中のツールとして、子供たちの理解度を...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生おっしゃっていることは本当にありがたいし、私も同じ思いなんですけれども、他方、初めて全ての小中学生に一人一台端末を配ります、全額国が保障します、通信環境も国庫補助でやります、ここまで言って、用意ドンでスタートして一年間時間があったにもかかわらず、この四月一日...全文を見る
○萩生田国務大臣 文科省では、大学医学部における医療保険制度の学修は必要と認識しており、医学生が卒業時までに身につけるべき能力などを示した医学教育モデル・コア・カリキュラムにおいて、医療保険、介護保険及び公費医療を説明できること等を学修目標に設定しておりますが、今先生おっしゃった...全文を見る
○萩生田国務大臣 今回、コロナを経験して、特に文化芸術に携わっている皆さんが、家計を支えるだけの収入を得るような、本業としてその分野にいる人から、本当に、幾つかかけ持ちしながら、しかし、結果として日本文化を下支えしていただいているポジションで働いている人まで、多様な労働形態がある...全文を見る
05月20日第204回国会 参議院 文教科学委員会 第13号
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○国務大臣(萩生田光一君) バイデン大統領、余り教育に過去触れたことがなかったので、私もびっくりすると同時に、すばらしいなというふうに思います。  先進国では今、幼児教育に対する投資、人への投資というのは大きなトレンドになっていまして、四十人を三十五人にするだけでこんなに大変な...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 我が国の大学がいわゆる入りにくく出やすいという問題は、これまでも中央教育審議会等で指摘をされたところでありますが、私、就任以来、逆に、入りやすく出やすいという、こういう新たな問題もあるというふうに認識しております。  卒業認定の基準の具体化、明確化及...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 御指摘のとおり、学校現場では、うがい、手洗い徹底していただいて、感染防止対策、引き続き頑張っていただいていると思います。  一部で学校内での感染確認されていますけれども、これ突き詰めていきますと、家庭内感染から起因したものがほとんどだというふうに我々...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生御指摘のとおり、コロナ禍の中にあっても、対面での授業や実習への参加など学生が様々な経験を得ることができる環境の整備が重要と考えており、文科省としては、各大学に対して、学生に寄り添いながら感染拡大の防止と学生の学修機会の確保の両立に取り組むように求め...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 学生がセクシュアルハラスメントを受けることはあってはならないことです。  これまでも、関係省庁と連携し、経団連や業界団体等に対し就職採用活動におけるセクハラ防止などの要請を行ってきました。今後も強化をしてまいりたいと思います。また、大学等のキャリアセ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) この問題、国会でも御指摘いただいた直後からも、文科省としては、道の教育委員会、旭川市の教育委員会としっかり連携をしておりますし、専門官の派遣も累次にわたって行ってまいりました。  第三者委員会の組織化については、先生の、御遺族側に立てば不満なメンバー...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 文科省としては、御指摘のICTを活用した相談体制の充実も重要と考え、SNS等を活用した相談体制の整備の推進などにより、様々な悩みを抱える児童生徒の早期発見等に向けた取組を行っています。  また、本年二月より児童生徒の自殺予防に関する調査研究協力者会議...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生の問題意識は、せっかく学習指導要領にもがんについて触れるようになったのに、まあどちらかといえばがんは早期発見によって治る病気なんだという、そういうポジティブな内容が教科書にはちりばめられているんですけれども、残念ながら、医療は尽きて、命を落とし、別...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) そのとおりだと思います。  まず、児童生徒を守り育てる立場にある教師が児童生徒に対してわいせつな行為を行うなどということは断じてあってはならないことですが、御指摘のとおり、教師による児童生徒への性暴力被害の場合は、今お話があったように、そのときにはそ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 児童生徒が学校における性に関する指導を通じて性に関して正しく理解し、適切な行動が取れるようにすることは非常に重要だと考えております。  このため、学校における性に関する指導は、学習指導要領に基づいて、保健体育あるいは特別活動を始め学校教育活動全体を通...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 大切な文化施設だと思っております。
○国務大臣(萩生田光一君) 今様々な御批判もありましたけれど、昨年からその文化に携わる人たちを何としても支援を続けていこうということで、現場も大変努力はしているというふうに私は思っています。  ただ、例えば今回の予算を見るとフリーランスに薄いじゃないかと言うんですけど、逆に二次...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生の存在が煩わしいということではなくて、先生にそういう御負担を掛けないで自分で何とか結果を出したいというふうに、その決意を申し上げました。  また、今までもそういった決意の下に結果は出してきたという自負がありますので、この文化を支えていくということ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) この度、政府から提出いたしました著作権法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、著作物等の公正な利用を図るとともに著作権等の適切な保護に資するため、図書館等が著作物等の公衆送信等を行うことがで...全文を見る
05月21日第204回国会 衆議院 文部科学委員会 第15号
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○萩生田国務大臣 第十九条では、教育職員等による児童生徒性暴力等を受けた事実があるとの報告を受けた学校の設置者は、専門家の協力を得つつ、事案について必要な調査を行うこととされております。  今、先生御指摘になったように、正しい聞き取りというのは極めて重要な視点だというふうに思い...全文を見る
○萩生田国務大臣 これは、成立をした暁には、十九条にも示されているように、学校の設置者が専門家の協力を得て調査を行うことに関して、法律に詳しい弁護士や児童生徒性暴力等に詳しい医師、臨床心理士等の協力を得ることにより、より精緻な聞き取りや被害者に配慮した対応も可能となり、公正な事実...全文を見る
○萩生田国務大臣 本法案では、児童生徒性暴力等を理由として禁錮以上の刑に処せられ、また、懲役免職、解雇となって免許状が失効した者に対する免許状の再授与に当たっては、都道府県教育委員免許状再授与審査会の意見を聞いた上で、加害行為の重大性、本人の更生度合い、被害者及びその関係者の心情...全文を見る
○萩生田国務大臣 性に関する指導については、児童生徒の発達の段階に応じた指導が重要であり、個々の児童生徒の発達の過程は、その保護者や日々の指導を行っている学校において把握されているものと考えています。  各学校においては、引き続き、保護者の理解を得ながら、児童生徒の発達段階に応...全文を見る
○萩生田国務大臣 これは提出者に聞いていただいた方がよろしいと思うんですけれども。  七条第一項で、教育職員等以外の学校において児童生徒等と接する業務に従事する者による児童生徒性暴力等の防止に関する措置の在り方等について、また、同条第二項では、児童生徒等と接する業務に従事する者...全文を見る
○萩生田国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。
05月25日第204回国会 参議院 文教科学委員会 第14号
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○国務大臣(萩生田光一君) 先生の御指摘、極めて重要でありまして、確かに新しい制度でありますし、今年四月から始まったばかりなので、前期はこれ間に合いません。しかし、次長答弁しましたように、三年後の見直し規定付いていますけれど、三年後に見直すんじゃなくて、まずこの一年、ちょっとやら...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 御指摘のとおり、東京大会の開催については国民の皆さんの間の中にも様々な御意見があることはそのとおりだと思います。しかし、アスリート個人に対して自分の意見を押し付けるかのようなやり取りというのは、私はいかなる理由があったとしても許されない、正当化されるこ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 図書館資料のメール送信等については施行までに二年間の準備期間を設けており、文化庁の関与の下、現場の実情を十分に踏まえつつ、関係者協議を進め、現場に過度な負担が生じない合理的な制度運用、簡素な事務処理スキームを構築してまいりたいと思っております。その際、...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今回の図書館関係の規定の見直しにおいては、国民全体の情報アクセスや利用者の利便性の確保と権利者の利益保護のバランスを図ることは極めて重要であると考えております。  御指摘いただいた特定絶版等資料について言えば、絶版になった書籍など国民の情報アクセスを...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 本法案においては、著作物の種類や電子出版等の状況に照らし、著作権者の利益を不当に害することとなる場合には送信ができない旨の要件を設け、民間事業を阻害しないように担保することとしております。  他方、この要件を設けることにより、どのような場合に図書館資...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 学校教育は、教師から児童生徒への対面指導、児童生徒同士の関わり合いなどを通じて行われるものであり、まずは学校において可能な限り感染リスクを低減させ、保護者の理解を得ながら、児童生徒が登校して学習できるようにすることが重要です。  そのため、新型コロナ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 他人の顔写真や他人の作成したキャラクターなどをSNS上に無断で掲載する行為は、著作権侵害に当たる可能性があり、看過することができない行為であると考えます。仮にそのような場合においては、事案の内容にもよりますけれど、権利者が自らの権利保護のため、当該行為...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) ディスレクシアにつきましては、一定程度の児童生徒の中にいらっしゃるという統計上の報告を受けております。特に、今先生も御指摘いただいたように、今年四月からは小中学校、GIGAスクールがスタートしまして、私も先日、視察先で、読み書き障害で原稿用紙の中になか...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 映像実演の利用に当たっては適正な対価が実演家に還元されることは、将来にわたって良質な作品を継続して生み出す環境を維持する観点からも重要であると考えています。  実演家の方々からは適切な対価が支払われていないとの御意見があると承知しておりますが、今回の...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 気持ちは分かるんですけどね、あくまで民民の契約です。  それで、やっぱり駆け出しのときって、不条理な条件でも、もう、一本でも舞台に上がりたい、一本でも番組に出たいと思いながら皆さん努力して、いつの日からは逆に、出てくださいと言われて高額な報酬をもらう...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 図書館資料のメール送信等については、施行までに二年間の準備期間を設けており、文部科学省の関与の下、現場の実情を十分に踏まえつつ関係者協議を進め、現場に過度な負担が生じない合理的な制度運用、簡素な事務処理スキームを構築したいと思っております。  このサ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 障害種によってもいろいろ対応は変わってくるんだと思いますが、今、例えば先生のような方がテキストデータを活用しながら自分なりにその読書の環境を整えているというお話を聞きました。いろんな方がいらっしゃると思いますので、あらゆる人たちがこの読書にアクセスがで...全文を見る
05月26日第204回国会 衆議院 文部科学委員会 第16号
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○萩生田国務大臣 大阪教育大学附属池田小学校で発生した痛ましい事件から、来月で二十年が経過をしようとしております。犠牲となられた方々や御家族を始め、関係された方々に対して改めて哀悼の意を表したいと思います。  先ほど答弁にもありましたけれども、学校安全推進センターは、セーフティ...全文を見る
○萩生田国務大臣 今回、向こう四年間で整備する予定だった小中学生の一人一台端末を一年間に圧縮して、GIGAスクールというのを環境整備をさせていただきました。おかげさまで、四月から、全国のほぼ全ての自治体で環境が整って、授業が始まったと思います。  これはあくまで教育ツールであり...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、今国会における文化庁提出法案に関するミスについておわびを申し上げたいと思います。今後、再発防止に万全を期してまいります。  最近の新型コロナウイルス感染症への対応など、文化庁職員は今でも多忙を極めており、京都へ移転できるのかと私も心を痛めておりますが、ま...全文を見る
○萩生田国務大臣 文化財修復は、文化財行政の重要なテーマの一つであると考えており、用具、原材料の確保や修理人材の養成をセットで進めていく上で、修理の専門家の力を集めて協力いただくことは重要であると認識しています。  文化財の修理技術者のうち、一定の要件を満たす者を文化庁の非常勤...全文を見る
○萩生田国務大臣 変異株への対応や、熱中症が懸念される場面でのマスク着用につきましては、これまでも衛生管理マニュアルや関連する通知等により、学校や学校の設置者に対して重ねて周知をしてまいりました。  また、学校に求められている対応などについては、児童生徒や保護者、教職員等の学校...全文を見る
○萩生田国務大臣 冒頭、コロナ禍で、特に大学生を中心に、キャンパスに通うことができないで、本当に御苦労いただいている学生がいらっしゃることは承知しています。  私も大学関係者の皆さんとも度々お話をさせていただいて、オンラインが決して悪いというふうに否定するつもりはないんですけれ...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、ワクチンの優先接種については、重症化リスクの大きさや医療提供体制の確保といった観点も踏まえて、専門家の議論を経て決められているものと承知しております。  一方、複数の市で教職員に優先的に接種する方針を示していることも承知しておりますが、文科省としても、学...全文を見る
○萩生田国務大臣 歯科矯正に係る保険適用の範囲については、厚生労働省において定めているものと承知しております。  委員御指摘の子供の歯科矯正については、厚生労働省によると、特定の疾患により歯科矯正が必要な子供に対しては健康保険が適用されるものと承知しております。他方、疾患によら...全文を見る
○萩生田国務大臣 軍隊慰安婦というワードは存じ上げません。
05月27日第204回国会 参議院 文教科学委員会 第15号
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○国務大臣(萩生田光一君) 教職員に対する研修等については、できる限り多くの方が専門家の知見に触れる機会を得ることが重要だと考えております。例えば専門家の協力を得た研修のための動画教材の作成など、今までのようにどこか一か所に集まるということを前提にせずに、いい教材を作って、それを...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 本法案に規定された新たなデータベースの構築に当たって、衆議院の文科委員会において、本法案可決後に、データベースに記録される事由は児童生徒性暴力等による処分のみとすることとの決議が付されたことなども踏まえ、既存の官報情報検索ツールとの関係を含め、できるだ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 性犯罪、性暴力は、被害者の尊厳を著しく踏みにじる行為であり、その心身に長期にわたり重大な悪影響を及ぼすことであるから、子供たちを性暴力の当事者にしないための教育や啓発に関する取組を強化していく必要があります。  このため、内閣府と文科省が共同で子供た...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) こういった資料を用意して全国へ配置をしています。先生も質問でおっしゃったように、何か新しいことが出てきたもの全てマストで教育現場にやれと言っても、それはいろんなカリキュラムが各学校でありますので、直ちにそういうことは難しいんですけれど、これは誰が考えて...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今、生野市の例を先生がお示しをいただきました。校長先生始め教職員の皆さん、地域の皆さん、また教育委員会も本当に頑張って学校の正常化に向けて御努力いただいて、そして逆に魅力のある学校へと変わっていったんだと思います。  子供たちが様々な課題を解決をする...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 非違行為や疑わしい行為があった場合の事実関係の確認に当たっては、被害を受けた児童生徒に十分配慮して対応する必要があると考えており、文科省では、これまでも各教育委員会に対して、被害児童生徒の相談体制整備やスクールカウンセラーなどの専門家等による適切な支援...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 相談体制の整備や被害児童生徒等への支援については、これまでも文科省から各教育委員会に対して、被害児童生徒の相談体制整備やスクールカウンセラーなど専門家等による適切な支援を行うことを求めてきたところです。  特に、障害のある児童生徒については、例えば、...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。
05月31日第204回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○国務大臣(萩生田光一君) 大学病院には、地域医療の最後のとりでとして、コロナ以外の疾患の患者の高度医療を提供するとともに、重症者を中心とする多くのコロナ患者を受け入れ、看護師の広域派遣ですとかこの度のワクチン接種ですとか、コロナ対策にも多大な協力をいただいており、感謝を申し上げ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 客観的な勤務実態の把握は働き方改革を進めていく上で必要不可欠なまさにスタートラインでありまして、労働法制上もまた公立学校を含めて実施すべき義務として法令上明確化されているものです。  文科省としては、改正給特法に基づき昨年一月に策定した教職員の勤務時...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 原子力機構の試験研究炉JRR3については、令和三年二月に運転再開後、現在は各種設備を調整しているところであり、本年六月末にも本格的な供用開始をする予定と承知しています。供用運転開始後は幅広い分野の学術利用、産業利用が見込まれますが、医療用のRI製造、販...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 原子力機構が保有する高速実験炉「常陽」は、高速中性子の照射能力を有することから、アクチニウム225の製造への活用が期待され、関係学会からもその旨の要望がなされているものと承知しております。  「常陽」は、東日本大震災後に見直された新たな規制基準への適...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 試験研究炉は、原子力に関する多様な研究開発や人材育成の場として我が国の今後の原子力利用を支える重要な基盤と認識しています。  今日、先生、いいタイミングでいい質問していただいたなと思うのは、原子力発電所と原子炉とは、研究用の原子炉とは役割が違うんです...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先ほどスポーツ庁の次長も説明しましたが、この学校連携観戦の取扱いについては、現在、国内における新型コロナウイルスの感染状況も踏まえ、観客上限に係る検討や観客の感染症対策に係る検討が行われているところであり、この結果を踏まえ、組織委員会にて検討がなされる...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 本件につきましては、日本学生支援機構で対応すべき、検討すべき事項だと考えます。このため、文科省としてのコメントは差し控えさせていただきたいと思います。  いずれにしましても、日本学生支援機構が、今回の札幌地裁での判決を踏まえつつ、法人として関係者への...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) この前、記者会見で私なりの私見は申し上げたつもりでいるんです。  それで、今は訴訟中になってしまいましたので、ちょっと私自身のコメントは控えさせていただきたいんですが、今本当は、そのホームページに書いてありますと説明をしようと思ったら、そんなことはと...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先ほども申し上げたように、本件については訴訟中であります。  一般論としては、やっぱり丁寧に利用者に理解してもらえる制度の説明というのは必要だと思いますので、そこは精度を上げていきたいと思っています。
06月07日第204回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(萩生田光一君) 学校連携観戦プログラムのことだと思いますが、これは競技観戦を通じて次世代を担う子供たちに一生の財産として心に残るような機会を提供することとして、募集を組織委員会が行って、手挙げ方式で採択をされた方が八十万人いるということでございます。  ただ、現段階...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 日本国内でオリンピックが開催されることになって、普通の子供たち、チケットを買って現場に行きたいと思ってもなかなか行けない状況の中で、これコロナのことがなかったらすごくいい企画だったと思うんですね。  今先生御心配しているように、感染が広がっている中で...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 二月に衆議院でも答弁しているんですが、基本的に、小中学生、集団接種を前提に現段階でも私は考えておりません。  一方、五月三十一日付けで厚労省の方から、ファイザー社の製品に限っては十二歳以上接種が可能だということの知見が明らかになったので、これを接種対...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生、その前に、先ほどちょっと答弁の機会を逸しちゃったんですけれど、大学会場始まるんですけど、これは先生おっしゃるように六十五歳以上の人たちがめどが付くことが大前提なので、その人たちをさておいて大学が優先接種をするということは全く考えていません。  ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) ただいまの震災復興医療体制整備システムが全く利用されなかった事態についての警告決議及び特別支援教育における専門性の向上及び指導体制の充実についての措置要求決議につきましては、御趣旨を踏まえ、適切に対処してまいります。
06月08日第204回国会 参議院 文教科学委員会 第16号
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○国務大臣(萩生田光一君) いやいや、無観客ということは、仮に無観客でやろうということになったら無観客なんですから、このチケットは無効なんですよ。  したがって、子供たちだけは、与えられた八十一万人の子供たちだけは現場に行って見ますということはあり得ません。
○国務大臣(萩生田光一君) スポーツ庁としては、これ、それぞれの自治体と組織委員会で契約している案件なので、やるやらないという権限がないということで遠慮しながらの答弁だと思うんですけど、私が申し上げたとおり、仮に無観客で実施をしようということになれば、それなのに小学生や幼稚園の学...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 学校連携観戦日を授業日と設定することについては学校設置者や各学校において判断いただくものですが、例えば東京都の教育委員会においては、観戦日当日を授業日として設定した場合、不参加の児童生徒に対し、オリンピック・パラリンピックに関する課題を提供することなど...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 学校連携観戦の取扱いについては、現在、国内における新型コロナウイルスの感染状況も踏まえ、観客上限に係る検討や観客の感染対策に係る検討が行われているところであり、この結果を踏まえて組織委員会にて検討され、適切に判断されるものと認識しております。  昨日...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 新型コロナワクチン接種について、文部科学省としては、自治体における高齢者接種に一定のめどが付いた段階で、大学等における教職員、学生へと接種を拡大することが重要と考えております。六月二十一日から大学等において職域単位でのワクチン接種の開始が可能になったこ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 教師の確保ができず、学校に配置する教師の数に欠員が生じるいわゆる教師不足について、平成二十九年度、また令和元年度に抽出でアンケート調査や聞き取り調査を行ったところ、年度当初における小学校の学級担任の不足に対して、非常勤講師も充てられず、教頭や主幹教諭な...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 政府の統一的な見解があれば、それはその後、是正をしていくことが望ましいと思います。
○国務大臣(萩生田光一君) 個別の件、また仮定の質問にはなかなか答えづらいんですけれども、政府としては基本方針は示しているとおりでございますので、仮にそういう事実関係が明確になれば、特に、先生自身もおっしゃっていたように、諸説いろいろありますし、本人が望んで労働に参加された方たち...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 教科書検定は、教科書検定基準等に基づき、教科書検定調査審議会の学術的、専門的な審議により行われるものであって、それぞれの分野の専門家や学校現場の経験のある教員など、複数の委員の視点による厳正な審査が行われています。その際、他社の図書では必要な記述が他の...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) マスクの着用は基本的な感染症対策として重要ですが、子供たちの心身等への影響にも十分配慮する必要があると考えています。  三月の文教科学委員会において委員から御指摘いただいたこともあり、国内の透明素材のマスクの状況を確認いたしましたところ、議員御紹介の...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生からいただいたフランス製のマスクを着けてみて、なるほど、口の動きとかがよく分かるなと思いました。たまたまいただいたのがSサイズで、小さくて使えなくて机の上に置いてあるんですけれど、場面によってはやっぱり口元が分かる方がいい授業内容たくさんあると思い...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) PTAの中には、母親代表と呼ばれる役職を置いているところもあると承知しています。一方、千葉県ですとか長野県などでは父親代表というのもあるんだそうでございまして、PTAは児童生徒の健やかな育成のために保護者と教師が自ら組織する任意団体ですので、個々のPT...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 我々文科省、文化庁は、今までも、専門家の皆さんとの様々な知見を集めたり、スーパーコンピューター「富岳」での飛沫の動向なども科学的にも分析して、したがって美術館だとか博物館などは開館して大丈夫だと、ただし、一定程度の人数制限はするべきだし、必ず一方通行で...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) それは法律の趣旨にも書いてあるとおりで、もし上乗せで、上乗せじゃないにしても、我々が法律上、その施設を閉めるということであれば、その合理的な説明を国民の皆さんにしなきゃならないと思っていますので、同じような思いで都道府県にも対応していただきたいと思って...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) ワクチン接種そのものは国民の皆さんにとっても大切な事業だと思います。  したがって、その会場設定の、設営の中で、各自治体がたまたま文化施設を会場に選んで、そこであらかじめ予定していた公演ができなくなった、これはアート・フォー・ザ・フューチャーで使えな...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) ちょっとこの数字はお恥ずかしい数字の限りでございまして、皆さん問題意識は持っていただいているんでしょうけど、それぞれの人たちもまたコロナ禍で苦しんでいる状況の中で、なかなかその寄附ということにならないんだと思います。  機会あるごとにお話ししています...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生も御質疑で触れていただいた後、また、締切りを少し延ばしたりしまして、申請者は順調に増えております。また、ある意味、使い勝手といいますか、その目的は事業者の方とも意思疎通ができている内容だと思っています。  今一番心配していますのは、予算が枯渇して...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 仮に予定どおり子供たちが現場に行けるということになった場合には、当然関係する自治体と連携取りながら、既にでき上がっている東京都の教育委員会のガイドラインに文科省として必要なことは加えて徹底してまいりたいというふうに思っています。  特に熱中症対策につ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先ほどもお答えしましたけれども、仮に観客を入れないという大会になれば、残念ですけど、子供たちも行くことはできないというのは当然のことだと思います。  それから、これは、先生の政党の新聞には動員と書いてあったんですけど、動員じゃなくて、これは都議会の皆...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) それぞれやっぱり事業の責任とか権限がございます。私は、この事業は、先ほどから申し上げているように、それぞれの自治体、設置者、そして東京都なり関係する都道府県の皆さんが考えて、参加しようと決めたところが今残っていらっしゃる学校だというふうに承知しています...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 学校連携観戦プログラムにつきましては、これ、コロナ禍の前に企画をして、それぞれ準備をしたものです。現在、観客上限をどうするのか、組織委員会や各局が相談をしている最中でございますので、無事予定どおり実施ができる、観客も入れることができるということであれば...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 直接の所管ではございませんけれども、スポーツを所管する大臣として、オリンピックの大きな意義というものをしっかり受け止めながら、しかし、安心、安全を守る、そういう大会にできるように、できる努力をしっかりやっていきたいと思います。
06月09日第204回国会 衆議院 文部科学委員会 第18号
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○萩生田国務大臣 子供を守り育てる立場にある教員が子供にわいせつな行為を行うことは、断じてあってはならないことです。  文部科学省としても、この問題に対する実効的な対応を検討、実行してきているところでありますが、この度、先ほど池田先生、冒頭、熱い思い、振り返りながらお話しされま...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、この通常国会にこの法律を出すとお約束をしたのに出せなかったのは私の責任でございまして、改めておわびを申し上げたいと思います。  事情は先生方御承知のとおりのことでございまして、それを受けて、立法府の皆さんの意思でそのバトンをつないでいただいたことは、まさ...全文を見る
○萩生田国務大臣 これから暑い時期に向かう中、マスクを着用して運動を行う際は、十分な呼吸ができなくなるリスクや熱中症になるリスクがあります。そのため、運動時は体へのリスクを考慮し、マスクの着用は必要ないこと、特に、呼気が激しくなる運動を行う際や、気温、湿度など高い日には、十分な感...全文を見る
○萩生田国務大臣 今日、先生も資料を示しながら、十代の重篤化率は非常に低い、死者はいまだにいないという御説明をいただきました。  私は、決して、変異をするウイルスですから軽々しく考えてはいなく、恐れを持って対応しているつもりなんですけれども、しかし一方で、非常に短期間で各国が努...全文を見る
○萩生田国務大臣 夜間中学は、不登校など様々な事情により十分な教育を受けられないまま中学校を卒業した方、我が国又は本国において義務教育を修了できなかった方などに対して、教育を受ける機会を保障する重要な役割を果たしているものと考えています。  夜間中学の設置主体は自治体であり、地...全文を見る
06月11日第204回国会 参議院 本会議 第30号
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○国務大臣(萩生田光一君) 川田議員にお答えします。  コロナ禍における児童生徒の自殺防止対策についてお尋ねがありました。  児童生徒が自ら命を絶つことは本来あってはならないことであり、自殺が増加していることを大変重く受け止めております。  このため、文部科学省では、様々な...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 安江議員にお答えいたします。  視覚障害のある児童生徒に対するデジタル教科書等に関する実証的共同研究の結果の意義及び今後のデジタル教科書の取扱いの方向性についてお尋ねがありました。  御指摘の共同研究は、視覚障害のある児童生徒がデジタル教科書等を用...全文を見る
12月13日第207回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○萩生田国務大臣 事業復活支援金につきましては、これまでの給付金における考え方を踏まえて制度の詳細設計を進めているところです。  これまでの事業者向け給付金では、宗教法人について、過去の公的金融機関や国の補助制度においても宗教活動は支援の対象とされていないことを踏まえ、給付対象...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、原油価格は、世界経済や原油の需給動向、また中東などの産油国をめぐる国際情勢などの様々な要因を踏まえて市場で決まるものと承知しております。  足下では、新たな変異株であるオミクロン株の拡大懸念が原油価格に影響を与えていると承知しておりますが、今後の国際原油...全文を見る
○萩生田国務大臣 鋼材価格については、鋼材の種類や取引形態によって差がございますが、鉄鉱石や石炭などの原料価格や鋼材の需給動向に左右されるものであります。このため、原料炭などの原料価格の高騰に加え、経済活動再開による需給の急拡大に鉄鋼生産が追いつかず、価格が六〇%以上上昇した鋼材...全文を見る
○萩生田国務大臣 CCUSは、二〇五〇年カーボンニュートラルを実現するための鍵となる技術と認識しております。  これまで経産省では、北海道の苫小牧市において、二〇一六年から日本初の大規模CCS実証試験を実施し、二〇一九年十一月に、当初目標としていた三十万トンの貯留を達成しました...全文を見る
○萩生田国務大臣 本年十月に閣議決定された第六次エネルギー基本計画では、原子力については、低炭素の準国産エネルギー源として、優れた安定供給性と効率性を有し、長期的なエネルギー需給構造の安定性に寄与する重要なベースロード電源であると位置づけられております。  また、原子力イノベー...全文を見る
○萩生田国務大臣 ありがとうございます。  世界的にグリーン化やデジタル化など大きな構造変化が訪れる中、ウィズコロナ、ポストコロナを見据え、今後は中小企業の新たな挑戦を後押しすることも重要だと思っております。  経産省としては、今先生おっしゃったように、選挙前から、御党の御提...全文を見る
○萩生田国務大臣 岸田内閣発足当初は、まだオミクロン株などが発見されていなくて、ここで経済を逆転をさせていこう、しっかりコロナで傷んだ経済を回復させていこうというのが大きな当初の目標でした。  御指摘のトリガー条項も、消費者の皆さんにとっては安定的にガソリンを使う料金が下がると...全文を見る
12月14日第207回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○萩生田国務大臣 お答えします。  今、小野委員から、日本国内における半導体不足の現状について解説をいただきました。まさに、このコロナ禍を経験して、本来物づくり国家であった日本が、足下を見たら結局国内で物がつくれないという、大きな危機感を抱いております。  産業の米と言われて...全文を見る
○萩生田国務大臣 我が国の半導体産業は、一九八〇年代には世界一の売上高を誇っていたものの、その後、競争力を落としてきました。  この原因の一つは、当時の政府が、世界の半導体産業の潮流を見極めることができず、適切かつ十分な政策を講じなかったことだと思います。まずこの点は真摯に反省...全文を見る
○萩生田国務大臣 小野委員、熊本県で副知事も務めていらしたので、熊本の取組、TSMCに大変な期待をしているんだと思うんですけれども、念のため申し上げますけれども、TSMCの国内拠点を支援するということを政府で決めた事実はございません。  これから、法案で支援のまずパッケージをお...全文を見る
○萩生田国務大臣 先端技術を取り扱う高度な人材の確保、育成には、国と地方、産業界と教育界、官と民が一体となって取り組むことが必要だと思っています。  岸田内閣では、人への投資、科学技術への投資、こういったものを大きな政策の柱に掲げておりますし、私、ついこの間まで文科大臣を務めさ...全文を見る
12月15日第207回国会 衆議院 経済産業委員会 第1号
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○萩生田国務大臣 この度、経済産業大臣を拝命しました萩生田光一でございます。  副大臣、そして大臣政務官とともに全力で職務に当たってまいりたいと思います。  古屋委員長を始め、理事、委員の皆さんの御指導と、また御支援、御協力を心からお願い申し上げたいと思います。(拍手)
○萩生田国務大臣 この度は、会期の短い今臨時国会において本法案の審議入りをお認めいただき、誠にありがとうございます。  ただいま議題となりました特定高度情報通信技術活用システムの開発供給及び導入の促進に関する法律及び国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構法の一部を改...全文を見る
○萩生田国務大臣 御指摘のとおり、我が国の半導体産業は、一九八〇年代には世界一の売上高を誇っていたものの、その後、競争力を落としていくことになります。  この原因の一つは、当時の政府が、世界の半導体産業の潮流を見極めることができず、適切かつ十分な政策を講じなかったことであり、昨...全文を見る
○萩生田国務大臣 先端技術を取り扱う高度な人材の確保、育成には、国と地方、産業界と教育界、官と民、まさに一体となって取り組むことが必要です。  オール・ジャパンでやっていきますけれども、たまたま今、熊本のお話を例示で示されましたので熊本で説明しますと、今回、熊本県に私、お邪魔し...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生、我が党もそうですし、もしかすると政権もそうですし、日本の企業にもありがちなんですけれども、どこかで道を間違えたときに、脈々と続く組織というのは、どこで誰がどう間違えたのかというのは余りはっきりさせない文化が今までありました。  しかし、私は、今回、勇気を...全文を見る
○萩生田国務大臣 本法案は、我が国における先端半導体の安定供給体制を構築するため、先端半導体の製造拠点の整備を促進する支援の枠組みを設け、民間事業者による投資を後押しするものであり、例えば赤字補填を国が行うものではありません。  半導体ビジネスにおいては、一兆円規模の初期投資を...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、前段の、先生御指摘になった、迅速な経営判断というのが極めて必要な業界であることは私も同意します。したがって、失敗した企業がたくさんあったんだと思うんですね。  逆に言うと、今残っている企業は、短期間での回収を、スキームをきちんと持って頑張っている企業であ...全文を見る
○萩生田国務大臣 御指摘のように、日本の場合は、工場に限っても、電力が非常に海外と比較をすると高い、したがって、でき上がるまでの生産過程の経費が異なるということで、海外で勝負しづらいというのは、これは半導体に限らずあることだと思うんです。  あわせて、よく物づくりでは水が必要に...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生から御指摘のあった光電融合について、今回初めて国として一部研究費用を支援をするというスキームをつくらせていただきました。  まさにインターネットの次の時代というのを見据えて、インターネットそのものももちろん今デジタル社会できちんと使っていますけれども、この...全文を見る
○萩生田国務大臣 今般の補正予算において、先端半導体の製造拠点整備のために現時点で必要な予算額を措置をさせていただきました。  ただし、これは一般論として、情勢の変化などにより我が国の先端半導体の安定供給体制構築のために真に必要な場合には適切に判断していきたいと思いますし、また...全文を見る
○萩生田国務大臣 第三次産業革命、そして第四次産業革命において中核的な役割を担ってきた半導体は、今後の人類の発展に不可欠な存在だと思っています。五十年後の我が国が他国に依存することなく産業の脳でもある半導体を自ら確保できるか否か、日本人がより豊かなデジタル社会を享受できるか否かは...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、先端技術を取り扱う高度な人材育成には、国と地方、産業界と教育界、官と民、まさに一体となって取り組むことが必要です。  確かに、じゃ、熊本に半導体を理解できる人たちが千五百人、新たな人材としているのかと言われると、現時点では難しいのはそのとおりなんですけれ...全文を見る
○萩生田国務大臣 日本政府がある意味先手を打つことができなかった理由は、当時の政府が、世界の半導体産業の潮流を見極めることができず、適切かつ十分な政策を講じなかったことであり、先ほど来反省を申し上げているところです。繰り返しになりますから申し上げませんけれども、いろいろな理由は複...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生の問題意識、よく分かります。  この際、国内で自己完結できる環境をつくり上げていく必要性というのは、経済安全保障の面から考えれば、そのとおりだと思います。  ただ、半導体、先ほど来何度も申し上げているように、言うならば、一九八〇年代には全国シェアの五〇%...全文を見る
○萩生田国務大臣 デジタル社会を支える基盤となる半導体は、今後、5Gやデータセンター、自動走行などの社会のデジタル化が進展する中で、ありとあらゆる場所に使われる生活や産業に不可欠な存在となり、一般的には、半導体需要に係る中長期的なトレンドは、引き続き増加傾向が続くものと認識してお...全文を見る
○萩生田国務大臣 過去、少なくとも直近十年間の経済産業省関係の予算において、一社に対して四千億円規模の補助金を措置したという事実はございません。  ただし、出資や融資などの金融支援においては、数千億円規模の支援を行った実績はございます。
○萩生田国務大臣 今先生が例えておっしゃっているのは、報道ベースのことでおっしゃっていると思います。  今後、この法律をお認めいただいて、そして、大前提としてですけれども、認定を受けた事業者は認定計画に従って事業を行う必要がありますので、申請段階でのまず認定の中身の約束を守って...全文を見る
○萩生田国務大臣 一般的には、先端半導体の製造拠点の建設には数千億円から兆円単位の投資が必要とされますが、その投資規模や支援の必要性はケースごとに異なるため、一件当たりの上限額は設定はしておりません。  他方、民間事業者の事業責任を持たせる観点から、補助率の上限は最大二分の一と...全文を見る
○萩生田国務大臣 今申し上げましたように、もう基金に積むお金が決まっているわけですから、そして補助率の上限は最大二分の一ということになっておりますので、これは、足りなくなったから追加で積んでくれと簡単に申し上げて、先生方がそのとおりだとおっしゃるんだったらそういうことも考えられま...全文を見る
○萩生田国務大臣 二十九条に、認定特定半導体生産施設整備等事業者が認定特定半導体生産施設整備等計画に従って特定半導体生産施設整備を行うために必要な資金に充てるための助成を交付すること、その二で、必要な資金の貸付けを行う金融機関に対して利子補給などを行うことがうたわれておりますが、...全文を見る
○萩生田国務大臣 半導体の確保について、業界の皆さん、ユーザーの皆さんに要請をしたことはございません。
○萩生田国務大臣 まず、御指摘の番組は、土曜日の夕刻にやっている番組だと思うんですが、昨年の十一月頃に、私、全く事実と違う報道をその番組の中でされましたので、今、抗議をして、もめているところでございまして、一切見ておりません。  月次支援金では、提出された書類からは給付要件を満...全文を見る
○萩生田国務大臣 これは衆議院選挙中も、街頭演説などの現場にお困りの方がお見えになって、声をかけられたりもしました。また、一般的には不備ループというワードでいろいろ出ておりますけれども、就任以来、なぜこういうことになったのか、現在どういうふうになっているのかというのは、担当ともよ...全文を見る
○萩生田国務大臣 御指摘の経済安全保障の定義については、現行の国内法令上は明確な定義はないと承知しております。  一方で、十一月に開催された経済安全保障推進会議において、我が国が目指す経済安全保障政策の大きな方向性として、サプライチェーンの強靱化や基幹インフラの信頼性確保などを...全文を見る
○萩生田国務大臣 ただいま御決議のありました本法律案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。     ―――――――――――――
12月15日第207回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○萩生田国務大臣 我が国が二〇五〇年カーボンニュートラルを実現し、地球温暖化対策を成長につなげるためには、技術革新による産業、エネルギー構造の転換が必要で、先生のおっしゃるとおりだと思います。このため、二兆円のグリーンイノベーション基金を効果的に活用し、企業による革新的技術の研究...全文を見る
○萩生田国務大臣 トリガー条項については、震災特例法四十四条によりその適用が停止されていますが、私、十三日に石川先生への答弁に対して、仮にトリガー条項が凍結していなかった場合にどのような手続になるかを想定してお答えをしました。  そのときに、トリガー条項は、ガソリン価格の全国平...全文を見る
○萩生田国務大臣 実効せしめているかどうか、モニタリングだけじゃなくて、ガソリン等の激変緩和事業の実効性の確保、これは、小売価格の上昇が適切に抑制されるように、元売、小売を始め各地の団体と連携をしながら、事業の趣旨をまず広く周知し、広報してまいりたいと思います。  また、元売輸...全文を見る
○萩生田国務大臣 今回の予算八百九十三億円は、まず予備費を使わせていただき、残りを今回お認めいただく補正予算で対応させていただきますが、基金というよりは、もう既に、委託先に全てお預けをするという予定でございます。     〔葉梨委員長代理退席、委員長着席〕
○萩生田国務大臣 元売は数社おりますので、この事業について説明会を行って、それを対応していただけるかどうかということを、お話を聞いた、応募のあった二社から選ばれたところでございまして、先生がおっしゃるように、そこにお金を一回預けるわけですから、基金という解釈は決して間違っていない...全文を見る
○萩生田国務大臣 そうじゃなくて、応募のあった団体のうちの選ばれた団体にお願いします。一般社団法人です。
○萩生田国務大臣 お金は、一般社団法人全国石油協会を経由して博報堂に委託をする予定です。
12月16日第207回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(萩生田光一君) なります。
○国務大臣(萩生田光一君) 今回の事象は、構内にたまった雨水について、通常なら濃度を分析して安全性を確認した上で散水するべきところ、過って分析前の雨水を散水したものです。なお、散水した水自体は規制基準を大幅に下回っており、構内の放射線の数値に有意な変動は見られず、環境への影響もな...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 経産省としては、東京電力に対し、徹底した原因究明と抜本的な再発防止対策を行うよう求めたところでありまして、これを受け、東京電力では、同様のミスを防げるように、まずは作業員の教育をしっかりやっていただいているというふうに承知しております。
○国務大臣(萩生田光一君) IAEAは、先生御承知のように独立した機関でありますので、運営をされる東電のある意味様々なコンプライアンス等を含めた評価というものを当然客観的に見られることになると思います。
○国務大臣(萩生田光一君) 漁業関係者の方々など、地元を始めとした関係者の皆様の御理解を得られるよう努力し続けることが大切だと思っております。  福島県漁連の皆様からも、本年四月の基本方針の決定以降、処分の必要性や処理水の安全性、風評対策の内容などについて御説明の機会を度々いた...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今年四月に全漁連から申入れをいただいた五つの項目に対しては、しっかりと回答すべく関係省庁とともに慎重に検討しているところです。  八月に取りまとめた当面の対策には、国民への説明の徹底や安全性の確実な確保、風評影響による万一の需要減少に対応するための基...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 中小企業の抱える課題を把握し、各種支援策をお届けするためには、身近な支援機関である商工会、商工会議所の役割は極めて大きいものだと認識しております。  このような状況を踏まえ、商工会、商工会議所の体制強化等を支援するため、この度の補正予算案においては、...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今先生御指摘のように、再エネ主力電源化に向けて、北海道の立地として果たす役割ってすごく大きなものがあると思います。既に風力発電は国内最大量を発電をしていただいていますし、また太陽光の面積も非常に大きなものがある。  加えて、今お話のあった洋上発電、洋...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 政府としては、移動、輸送手段の脱炭素化に向けて様々な選択肢を追求しております。今朝ほど白委員の方からは北海道の鉄道の重要性について御指摘がありましたので、それも私は重要な一つだと思っています。  一方、二〇三五年までに新車販売で、電気自動車、プラグイ...全文を見る
12月17日第207回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(萩生田光一君) 自動車産業の脱炭素化に向けては、我が国の自動車産業が引き続き国際競争力を維持できるよう、電気自動車等の電動化に加え、合成燃料や水素の活用などの多様な選択肢を追求しながら戦略的に取り組んでいく必要があると思っております。このため、二兆円のグリーンイノベー...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 中小企業の賃上げのためには、賃上げの原資を確保すべく、生産性向上、下請取引の適正化などを進めることが重要だと思っております。  生産性向上に向けて、今回の補正予算案におけるものづくり補助金等において、例えば、赤字であっても生産性向上に取り組み、賃上げ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 資源エネルギー庁の石油製品価格調査では、十二月十三日の時点のレギュラーガソリンの全国平均価格は一リットル当たり百六十五・九円です。そのうち最高値は長崎県の百七十六・九円、一番安いのは岩手県の百五十九・四円です。  軽油の全国平均価格は一リットル当たり...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 同様の石油製品価格調査によりますと、レギュラーガソリンの月平均店頭価格が九月から三か月連続で百六十円を超えているのは十二都府県でございます。
○国務大臣(萩生田光一君) ガソリン、灯油、軽油、重油に対して効果を出すことができると思っております。
○国務大臣(萩生田光一君) この度、補正予算で皆さんに御理解をお願いしております制度は、月平均が百七十円を全国で超えた場合に、石油の元売に対して一定の補助金を支出をするというものでございます。精製前の元売に対してお金を入れることによって、精製後作られるこういったガソリン、灯油、軽...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 御指摘のように新しい制度でございますので、過去に百七十円を超えたことはございましたけれども、今まではこういった制度もございませんでしたので、それに対しての対応策を持っておりませんでした。
○国務大臣(萩生田光一君) 私、就任の日に岸田総理からこのことを指示を受けまして、直ちに作業に入らせていただきました。国民の皆さんの生活を思う気持ちは今先生おっしゃったのと同じでございまして、例えばトリガー条項も一つの案として検討させていただきました。  しかし、トリガー条項の...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 電気自動車や燃料電池自動車の導入拡大に向けては、充電インフラ、水素ステーションの整備が極めて重要です。  今回の補正予算案では、充電インフラについては、高速道路などで充電混雑を解消するための取組や、普及が遅れている集合住宅への設置を中心に進めていくこ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 御指摘の十二県については、これは国が場所を特定してここへ造りなさいという性格のものじゃないので、今回のこういった予算を上手に使っていただいて、それぞれの県で対応していただくことを期待しています。
○国務大臣(萩生田光一君) 今総理がお答えになったとおりでございまして、確かに数字の上で比較しますと物すごく劣る感じがするんですけど、我が国の目標十五万基、これ、道路の総延長を踏まえて比較した場合、米国は百キロ当たり八基である一方、我が国は百キロ当たり十二基になりますので、結果は...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 石油製品価格の高騰対策としては、とにかくスピード感を持ってこの年末に対応できることをやろうということを総理とも相談をしました。このため、業種別の対策の強化、既に始まっているビニールハウスですとか漁船のエネルギー代、こういったものに加えて、時限的、緊急避...全文を見る
12月20日第207回国会 参議院 経済産業委員会 第1号
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○国務大臣(萩生田光一君) この度、経済産業大臣を拝命いたしました萩生田光一でございます。  副大臣、政務官とともに全身全霊を懸けて職務に全うしてまいりたいというふうに思います。  石橋委員長を始め理事、委員の皆さんの御指導、どうぞよろしくお願いいたします。
○国務大臣(萩生田光一君) この度は、会期の短い今臨時国会において本法案の審議入りをお認めいただき、誠にありがとうございます。  ただいま議題となりました特定高度情報通信技術活用システムの開発供給及び導入の促進に関する法律及び国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構法...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 主要国が巨額の予算を投じて半導体産業への支援を講じている中、我が国として、半導体製造基盤の強化のための支援や国際連携による先端技術の研究開発など、他国に後れを取ることがないよう、大胆かつ総合的な取組を進めていくことが重要だと思っております。  具体的...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 委員御指摘のとおり、一九八〇年代には、一時、世界のシェアの半分以上を占めていた日本の半導体産業でありますけれども、その後、民の判断もあったと思います、また官の関わりの在り方というものも問題があったと思いますが、世界の半導体産業の潮流を見極められなかった...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 記者からの質問は、今回の国交省のデータで経産省の数字に影響はないのかという質問だったものですから、私の方からは、経産省にはGDPのように国交省の建設工事受注動態統計のデータを直接的に用いた統計はございません、このため、今回の国交省による統計書換え問題が...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今先生おっしゃったように、報道等で言われているとおり、上振れした数字を使っていたということですから、もしかすると五号認定ができないのに、あっ、失礼、五号認定が対応できるのに、業績がいいということでその五号を使えなかった人たちがいる可能性は現段階で否定で...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 二十世紀、日本という国は、物づくり国家として世界から憧れをされるようなすばらしい製品をどんどん出してきました。もちろん、国も研究開発の段階では公費を投じて、しかし、日本の場合は、そのお作法として、そこまでが公金で、そこから先は民間の人たちの努力だという...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 多分、先生、もうちょっと大きな答えを期待しているんだと思うんですけど、志はあるんですけどね、なかなか財政当局とのやり取りもあるので手のうちを全部見せられないところもございます。まずは、この補正予算でこれをお認めいただいて、そして一部では何か新しい工場に...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 経済安保は、必ずしも物づくりだけじゃなくて人の流通なども含めて考えていかなきゃならないことなんですけど、今までは考えていなかったコストというのが生じることは現実だと思います。  したがって、これは一国で全て解決することじゃなくて、例えば法の支配、自由...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 我が国の半導体産業の復活に向けた基本戦略については、十一月に開催した第四回半導体・デジタル産業戦略検討会議においてお示しをしたところです。  具体的には、先ほど局長からも説明をしましたが、三つのステップを考えておりまして、まず、ステップ1として、我が...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) まず、TSMCによる先端半導体の国内製造拠点に対して政府として支援を行うことを決定したわけではございません。  その上で申し上げれば、TSMCが計画している国内製造拠点で製造される半導体は、5G通信を行う自動車や産業機械など多岐にわたる領域で用いられ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) まず、御指摘のとおり、大変重要な法案を非常に短期間で御審議いただいたこと、御協力をいただいていますことに改めて感謝申し上げるとともに、そのことで後ほど皆さんに批判をされることのないように、きちんと省令、政令、必要なものについてはまた報告をきちんとさせて...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生の御指摘はもう私ごもっともだと思っていまして、さっき、前段の話なんですけど、政府がどう関わりを持っていくかというのを、今までの概念では駄目だと私も思っております。  したがって、実は岸田内閣では、年末になるんですけれども、未来、今まで教育再生実行...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 世界で半導体人材の獲得競争が過熱する中、我が国が半導体産業を牽引する国内外の優れた人材を引き付けるためには、大胆な支援措置を講ずるなど、我が国半導体産業の復活に向けた取組を国策として推進することが重要であり、今回の半導体産業基盤の緊急強化パッケージはこ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 新型コロナウイルス感染症の影響を受けた中小・小規模事業者の事業継続のため、資金繰り支援は極めて重要です。  このため、昨年三月より政府系金融機関による実質無利子無担保融資を措置しており、これまで約十九兆円、約九十九万件の融資を決定しました。このほか、...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 半導体製造基盤の整備に向けた支援について御指摘のような様々な意見があることは承知しておりますが、大前提として、本法案に基づく支援には枠組みに基づく手続を経ることが必要であり、現時点で国内外を問わず支援が決定している特定の事業者はおりません。  その上...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 我が国の半導体産業は、一九八〇年代には世界一の売上高を誇っていたものの、その後、競争力を落としてまいりました。御指摘のとおり、日米半導体協定を契機に、政府として積極的な産業政策を後退させたことはその要因の一つであったと考えております。
○国務大臣(萩生田光一君) 経済産業省は、TSMCとは以前からポスト5Gに向けた次世代半導体の研究開発事業を通じて協力関係があり、また、今年六月に梶山前大臣が、十一月には私自らがそれぞれオンラインでマーク・リュー会長らと会談を行うなど、官僚レベルを含め様々な形で意見交換を行ってま...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) TSMCに対して、我が国として、先端半導体の国内拠点整備のため他国並みの取組を行う構えがあること、同時に、支援を行うには予算や法的枠組みの整備が必要であり、これらの手続を踏む必要があることを伝えてまいりました。  誤解されていると思うんですけど、私、...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 前段の大きな新しい工場だけを応援するというんじゃなくて、半導体産業そのものをしっかり支えていくので、結果として、それに携わる前工程、後ろ工程、素材メーカー、中小企業の皆さんもしっかりサポートする体制を、この法律を機にしっかり体制を組んでいきたいと思って...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 多分、先生地元を歩かれていろんな声を聞いてきたんだと思います。私も全く同じで、要は、コロナの影響で売上げが落ちてしまっている企業の救済策としてこの制度はあるので、誤解を恐れず申し上げれば、コロナ前から業績の悪かった企業に対して、その分まで面倒見ろと言わ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 委員御指摘のとおり、我が国半導体産業の復活のためには、半導体製造基盤の整備や次世代半導体の研究開発に加え、自動車や産業用機械等も含め半導体を利用する産業を強化するとともに、新産業を創出して育成していくことが極めて重要です。  私、文科大臣から直前に経...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) ただいま御決議のありました本法律案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。
12月20日第207回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(萩生田光一君) 我が国の自動車産業のカーボンニュートラルの実現に当たっては、引き続き国際競争力を維持できるよう、電気自動車等の電動化に加え、合成燃料や水素の活用など、多様な選択肢を追求しながら戦略的に取り組んでいく必要があると思っております。  具体的には、次世代蓄...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 委員御指摘のように、自動車の生産、利用、廃棄の全体で評価するLCA、ライフサイクルアセスメントでございますけれども、これを踏まえた脱炭素化が重要だと思っております。  燃料製造や使用時のCO2を減らすため、蓄電池支援を通じた電動化の取組や再生可能エネ...全文を見る
12月21日第207回国会 参議院 本会議 第5号
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○国務大臣(萩生田光一君) 杉尾議員からの質問にお答えします。  持続化給付金事業についてお尋ねがありました。  この事業は、全国四百万を超える事業者の皆様に給付金をお届けする前例のない事業であり、申請サポート会場を全国五百か所以上に設置したほか、最大四千席の審査体制を構築す...全文を見る