萩生田光一

はぎうだこういち

小選挙区(東京都第二十四区)選出
自由民主党
当選回数6回

萩生田光一の2022年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第208回国会 衆議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○萩生田国務大臣 お答えします。  風力発電など事業者が大規模な再エネを導入する際に、各地域の実態に応じて自治体や地域住民の方々の御理解を得ながら進めていくことが重要です。特に、景観の問題や土砂崩れなどの防災上の懸念がある場合、自治体や地域住民の方々の御意見をよくお伺いし、適切...全文を見る
○萩生田国務大臣 再生可能エネルギーによる電源も含めて、電力の安定供給は、国民、安定的生活と経済活動にとって不可欠であり、日本全体で電力の供給を管理し、安定供給を確保する仕組みを構築してまいりました。  その上で、個別の事業者に対しては、一般論として、外国投資家による国内の発電...全文を見る
○萩生田国務大臣 お答えします。  産業界からは、米中を始めとする我が国の主要貿易相手国による輸出管理措置について様々な懸念の声が上がっていると承知しております。  こうした企業の声を踏まえ、経産省として、私自身からの申入れも含め、事業の予見可能性や競争環境の公平性確保が重要...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生御指摘のあったとおり、中国共産党を三名以上する雇用リスクや中国企業を買収する場合の管理リスクについて、特に中国で活動する日本企業から経営への影響などを不安視する声が上がっております。国内外問わず、日本企業の健全な経営や秘密確保、保護の確保は重要であります。 ...全文を見る
○萩生田国務大臣 文化芸術の灯を消さない、当時、私は文科大臣でしたが、先生も公明党を代表して一緒に様々な取組をしていただいて、その中で、一つの舞台を行うには様々なスタッフの皆さんがいなければできないということが明らかになりました。  その皆さん方をしっかり支えていくためにも、舞...全文を見る
○萩生田国務大臣 検査したのが産総研で所管なものですから、私の方から。  車内二か所で窓を十センチ開けた状態では、そうでない場合と比べてCO2濃度が約一五%減少しました。
01月25日第208回国会 衆議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○萩生田国務大臣 持続化給付金につきましては、一月二十四日現在、九百三十七件、約九億四千万円の不正受給を確認しております。  このうち、約八割の七百四十九件、約七億五千万円分については、年三%の割合で算定した延滞金に加え、元本と延滞金の合計金額の二割に相当する加算金も含めて返納...全文を見る
○萩生田国務大臣 デジタル化や脱炭素化による産業構造の転換に加え、先端技術が次々と実用化される中、今後、企業が働く方に求めるスキルや能力は大きく変化すると予想されます。  一方で、働く方自身も、やりがいを求めたり副業を希望したりと意識を変えつつあるなど、御指摘のとおり、働く方々...全文を見る
01月26日第208回国会 衆議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○萩生田国務大臣 新型コロナウイルスの発生直後から、当時、委員は文科副大臣で、私と一緒に、これはもう、一年で何とかワクチンを国内生産しようということで、全国を駆け回っていただきました。私も覚えていますけれども、カルタヘナ法で、遺伝子の組み換え研究をしなきゃいけない、通常半年かかり...全文を見る
○萩生田国務大臣 電気自動車の普及に向けては、充電インフラの整備が不可欠です。このため、昨年六月に策定したグリーン成長戦略においては、二〇三〇年までに急速充電器三万基、普通充電器十二万基の計十五万基の整備を目標としました。この実現に向けて、令和三年度補正予算においては、六十五億円...全文を見る
○萩生田国務大臣 予算額については、あらかじめ事業者にヒアリングを行い、次年度の整備予定基数の意思確認を取った上で必要額を要求しております。  水素ステーションを整備することができる土地を最終的に確保できなかったこと、水素ステーションの整備コストの高止まり、あるいは新型コロナの...全文を見る
○萩生田国務大臣 先ほど、未執行の理由といいますか言い訳についていろいろ説明させていただきました。こういうことを一つ一つクリアしながら、当然、一〇〇%執行を目指して進めていきたいと思います。
○萩生田国務大臣 この水素ステーションに限らず、政府の予算執行については不測の事態もございます。  しかし、今お話ししたように、今までなかなか進まなかった理由については、明確に理由がよく分かってきていますので、今年度から、先ほどちょっと申し上げたのは、今までは固定式のかなり大き...全文を見る
○萩生田国務大臣 蓄電池は、二〇五〇年のカーボンニュートラルの達成に向けて、自動車の電動化や再生可能エネルギーの主力電源化を達成するための最重要技術の一つです。  日本メーカーは、今委員も御指摘いただいたように、技術的優位性に立って、初期の市場を獲得することができました。しかし...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、本事業は、国民の皆様が春先までを見通すことができるようにガソリン価格などの更なる高騰を抑えるものでありまして、そもそも値下げを狙う制度ではないことを改めて御理解いただきたいと思います。  その上で、今御指摘がありましたように、小売価格については小売店の自...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生の問題意識は極めて大事で、先ほど総理がおっしゃったように、我々は、化石燃料が悪だというんじゃなくて、CO2を出し続けてきた負の側面を克服しながら、日本ならではの使い方というのをしっかりしながら二〇五〇年を目指していく。  ややもするとヨーロッパと比較されが...全文を見る
○萩生田国務大臣 議員御指摘の石油関連諸税は、原油や天然ガスなどの輸入、採取段階において課税する石油石炭税や、原油からガソリンへの転換後の利用段階に課税する揮発油税などが存在しております。  御指摘の炭素税は、幅広いカーボンプライシングの一手法でありまして、成長に資する観点、す...全文を見る
○萩生田国務大臣 原油価格が上昇している中、本事業は、ガソリン価格などの更なる高騰を抑えるものであり、そもそも値下げを狙う制度ではないことを改めて御理解いただきたいと思います。  二十四日にガソリンの全国平均価格が百七十・二円となったため、百七十円の超過分と今週上昇が見込まれる...全文を見る
01月28日第208回国会 衆議院 予算委員会 第5号
議事録を見る
○萩生田国務大臣 今、重徳先生がもう質問の中で私の思いは全て発言していただいたと思っております。  確かに、EV、はやっておりますが、例えば、車両価格の高さですとか、航続距離の短さ、充電時間の長さですとか、生産プロセスにおけるCO2の排出削減といった課題もございます。こういった...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、先生、今、国民民主党と維新の間で検討していたというのは、去年、トリガー条項の解除のことだと思います。  私は、去年のこの委員会でも申し上げているんですけれども、決してトリガー条項を全く考えていないわけじゃないんですよということを申し上げて、そのときに、ト...全文を見る
○萩生田国務大臣 鋭い質問で、私が発言していない部分だと思います。  実は、二〇〇八年に揮発油税の暫定税率が失効した際には、失効前に税率が下がることを見越した買い控えが生じたのは事実でありました、当時は。失効後には、その反動として、税率が戻る直前の駆け込み需要が発生をしました。...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、昨日から始まった制度でありますので、来週月曜日には全国の平均値が出てくると思います、水曜日には発表になると思います。本当にしっかりワークできているかどうかということを確認したいと思います。  ただ、幸い、昨年のうちからこういう心配を政府がしているというこ...全文を見る
○萩生田国務大臣 確認の意味で申し上げると、ガソリン価格というのは小売店が決められるものですから、国が金額を指定することはできません。それから、地域差がありますから、やはり、もう既に百七十円を大きく超えている自治体もあれば、いまだに百五十円台で販売できているところもありますが、あ...全文を見る
○萩生田国務大臣 今、先生から御披露いただいた中国製造二〇二五については、その中身についてはおっしゃったとおりなんです。  私は、たまたま今、半導体のことを例に出されましたけれども、これに限らず、やはり、コロナ以前とコロナを経験した日本としては、日本の経済の在り方はどうあるべき...全文を見る
01月31日第208回国会 衆議院 予算委員会 第6号
議事録を見る
○萩生田国務大臣 委員御指摘のマルチステークホルダー方針は、資本金が十億円以上であり、従業員数が千人以上の企業を対象に、賃上げや人材投資を行うこと、取引先と適切な関係を構築することなどの方針の公表を求めるものであり、現在、関係省庁において詳細を検討しているところです。  この方...全文を見る
02月01日第208回国会 衆議院 本会議 第4号
議事録を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 藤丸議員からの質問にお答えします。  税制の政策意図や、持続的な成長を実現する方策についてお尋ねがありました。  今回の税制改正においては、大企業等とスタートアップのオープンイノベーションを促進するため、スタートアップへの出資に対して所得控除を措置...全文を見る
02月01日第208回国会 衆議院 予算委員会 第7号
議事録を見る
○萩生田国務大臣 卸売価格につきましては、年初来、四週間連続で値上げが続いておりました。小売価格についても値上がりが続いており、先週二十四日月曜時点のレギュラーガソリンの小売価格は、全国平均百七十・二円となったところです。このため、先週より激変緩和事業を発動し、百七十円を超えた分...全文を見る
○萩生田国務大臣 石油製品価格調査は、従来より、毎週月曜日に調査をし、データの集計、確認作業を行った上で水曜日に公表を行っております。  先週は火曜日にガソリン価格の全国平均価格を公表しましたが、激変緩和事業を開始するに当たり事業者側の準備も必要となるため、一部のデータについて...全文を見る
○萩生田国務大臣 事実確認というか、今先生が御披露いただいたとおりの発言を私は表でしております。何か間違っていますか。  これは、エネルギーの担当大臣として、今はトリガー制度を直ちに発動するべきではないということは政府として皆さんにお伝えしていますが、他方、これは三月までの制度...全文を見る
○萩生田国務大臣 御披露がありましたように、私、この週末、先生のお地元北海道にお邪魔をしました。  ガソリンについては、全国的な動きはございますけれども、例えば、私がお邪魔した苫小牧などでは、既に街道沿いなどでは一定の抑制効果が発揮をされておりました。それより何より、漁協の皆さ...全文を見る
○萩生田国務大臣 現行の制度を更に上乗せをしていくことができるのか、あるいは既存の制度を使うことの方が有効なのか、そこは前広に、あらゆる選択肢を排除することなく、国民生活や経済活動への影響を最小化するという観点から、何が効果的な対策か、不断の検討を続けてまいりたいと思います。
○萩生田国務大臣 いや、私も財務大臣も同じことを言っていまして、現時点ではトリガー条項の凍結解除は考えていませんよ、現時点では。  私が先ほどから申し上げているのは、四月以降も高騰した場合は、あらゆる手段をもってやはりしっかり国民生活を守っていかなきゃならない、そのときに、じゃ...全文を見る
○萩生田国務大臣 先ほども申し上げましたが、本来、国会で仮定のやり取りをするのは望ましいことじゃないんですけれども、国民の皆さんに不安を与えないという意味で、四月以降のこともいろいろ考えていますよということは、エネルギー担当大臣としてこの場で、公の場で発言しているので、それは了と...全文を見る
○萩生田国務大臣 二〇五〇年カーボンニュートラルや二〇三〇年削減目標に向けては、官民で炭素中立型の経済社会に向けた変革の全体像を共有し、早急にこの分野への投資を少なくとも倍増させるとともに、新しい時代の成長を生み出すエンジンとしていくことが重要だと思っております。  委員御指摘...全文を見る
○萩生田国務大臣 原油価格が上昇している中、本事業は、原油高がコロナ下での経済回復の重荷にならないよう、そして国民や事業者の皆様が春先までを見通すことができるよう、足下のガソリン、軽油、灯油、重油価格の急激な高騰を抑えるものとしてつくらせていただきました。  トリガー条項の凍結...全文を見る
02月02日第208回国会 衆議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○萩生田国務大臣 水素は、再エネ由来の電気による水の分解のみならず、天然ガス等の化石燃料からの製造など、様々な製造源、製造方法が存在しますが、発電、産業、運輸など、幅広い分野の脱炭素化に資するため、カーボンニュートラルの実現に不可欠です。他方で、足下では、製造、運搬、利用技術の確...全文を見る
○萩生田国務大臣 委員御指摘のとおりでございまして、Eフュエルは、カーボンニュートラル社会の実現に大きく貢献するだけではなくて、内燃機関や既存のガソリンスタンドのネットワークが活用できるという利点があると認識しております。  昨年六月に閣議決定された成長戦略実行計画においては、...全文を見る
○萩生田国務大臣 家賃支援給付金は、一昨年五月の緊急事態宣言延長などに伴い、休業を余儀なくされる飲食店などのテナント事業者において大きな負担となっている地代家賃の負担軽減のために創設したものです。  当時は、緊急事態宣言が発令されていたことに加え、人との接触機会を最低七割あるい...全文を見る
○萩生田国務大臣 月次支援金では、先生御指摘のような事態があったことは事実であります。  こうした書類の提出を求めるに当たって、不備メッセージの内容を細分化するなど可能な限り分かりやすくすること、また、申請システム上でアップロードできるファイルの容量を拡大すること、不備に関する...全文を見る
○萩生田国務大臣 今総理が申し上げたように、それぞれ国はエネルギーの環境が異なります。  石炭火力は、今総理が答弁したとおり、比率はどんどん下げていきますけれども、石炭が悪いんじゃなくて二酸化炭素が悪いわけですから、日本は、アンモニアの混焼あるいは全焼などでCO2の削減をしてい...全文を見る
○萩生田国務大臣 先ほど申し上げたように、廃止の目標を数では定めておりません。CO2を減らす努力をしてまいりたいと思います。
○萩生田国務大臣 先生、もう少し日本の技術を信用していただきたいと思うんです。  箱根駅伝に例えるなら、まだその折り返しまで行っていない状況です。いろいろな意味でヨーロッパと比較すると厳しい環境はありますけれども、二〇五〇年の最後のゴール、これをしっかりめくってまいりますから、...全文を見る
02月03日第208回国会 衆議院 予算委員会 第9号
議事録を見る
○萩生田国務大臣 持続化給付金につきましては、二月二日現在、九百六十四件、約九億七千万円の不正受給を確認をしております。  このうち、約八割の七百六十三件、約七億七千万円分については、年三%の割合で算定した延滞金を加え、元本と延滞金の合計金額、二割に相当する加算金を含めて返納を...全文を見る
○萩生田国務大臣 返還の理由につきましては、申請時から、その後に、業績の回復によって、もう私は大丈夫ですということで、善意の返還もございます。また、受給要件の誤認による返還、これは、別に悪意はなかったんですけれども、間違いで、返すという方もいらっしゃる。それから、不正な受給による...全文を見る
○萩生田国務大臣 このコロナ禍で中小企業の皆さんが大変苦しんでいる中で、とにかくスピーディーに支給するというのが当時のマインドでした。したがって、申請を性善説で受け付けて、そして、申請で外形的要件が整っていればまずは支給をするということを先に選択をしました。  今申し上げたのは...全文を見る
○萩生田国務大臣 持続化給付金において数多くの不正受給が確認されたその事実を踏まえ、事業復活支援金では、これまでの経験を踏まえて、一時支援金や月次支援金と同様に商工会議所等による申請書類の事前確認を行うことのほか、申請書類において重要事項の記載を強調することや、申請画面上でポップ...全文を見る
02月07日第208回国会 衆議院 予算委員会 第11号
議事録を見る
○萩生田国務大臣 特定復興再生拠点区域外については、今先生も御指摘されましたように、与党の皆さんからも提言をいただきまして、二〇二〇年代にかけて、帰還意向のある住民が帰還できるよう、避難指示解除の取組を進めるという政府方針を昨年夏に決定をさせていただきました。  今後、拠点区域...全文を見る
○萩生田国務大臣 本事業では、小売価格の上昇を抑制するため、百七十円の超過分に加えて、公表されている先物指標である日経ドバイ原油の週平均価格を活用し、値上がり見込み分も合算して支給をしております。  今お話がありましたように、二十四日にガソリンの平均価格が百七十・二円となったた...全文を見る
○萩生田国務大臣 本事業は一月二十七日から支給を開始したばかりでありまして、まずは着実に執行していきたいと思います。  現時点で五円の上限を引き上げることは考えておりませんが、その上で、原油価格の高騰がどの程度長期化するのかも見極めながら、国民生活や経済活動への影響を最小化する...全文を見る
○萩生田国務大臣 後藤先生、これは今、様々な国際情勢を含めて、いろいろなことを前広に考えていかなきゃいけないと思っています。  私、昨日も総理ともお話ししていることが新聞報道に出ていましたけれども、日曜日返上でいろいろな知恵を出しながらいろいろな対策をしていますので、少なくとも...全文を見る
○萩生田国務大臣 御心配いただいていることはありがたく思います。  仮定の話ですから、現時点、この審査をしていただいている段階では、しっかり、足下、今使わせていただいている制度をきちんとやっていきたいと思います。
○萩生田国務大臣 仮定の話についてのコメントは差し控えたいと思いますが、その上で、原油価格の高騰がどの程度長期化するのかも見極めながら、国民生活や経済活動への影響を最小化するという観点から、不断の検討を続けてまいりたいと思います。
○萩生田国務大臣 再生可能エネルギーの導入拡大に伴い、災害や地域トラブルなどの懸念が一部の地域で広がっており、委員の御地元の兵庫県を始め、安全確保などの観点から、再エネの適正な導入を求める条例の制定がなされていると承知しています。  今後、再生可能エネルギーの更なる導入拡大を実...全文を見る
○萩生田国務大臣 カーボンプライシングについては、成長に資するという観点から、まずは自主的かつ市場ベースでのカーボンプライシングを促進していくことが政府の方針です。この方針を踏まえ、今月一日には、野心的な炭素削減目標を掲げる企業が自主的に排出量の取引を行うGXリーグについての基本...全文を見る
02月08日第208回国会 衆議院 予算委員会 第12号
議事録を見る
○萩生田国務大臣 事業復活支援金は、新型コロナの影響により厳しい経営状況が続く事業者の皆様が三月までの見通しを立てていただけるように、固定費の約半分を目安として、昨年十一月から三月までの五か月分を一括給付するものです。  この支援金は、売上高の減少割合が五〇%以上の事業者に加え...全文を見る
○萩生田国務大臣 実質無利子となる期間は借入れから三年間としており、二〇二〇年三月から制度が開始したことを踏まえると、実際に利子負担が発生するのは、一番早い方で来年三月以降であります。現時点では、事業者において利子負担が発生しているわけではございません。  また、実質無利子融資...全文を見る
○萩生田国務大臣 この文書は、二〇二〇年の二月十五日に送付をしているものでございます。  あと何でしたっけ。(近藤(和)委員「どこに」と呼ぶ)これは、文字どおり、季節性のある事業を営んでいる農業関係者の皆さんに送りました。
○萩生田国務大臣 不正受給を実施していることについて確度の高い情報提供があった申請者、不正事案と同一のメールアドレスで申請しているなど不正受給が疑われる申請者、月ごとの収入の掲載がされていない白色申告を行っている者で、前年の年収の月平均を各月の月収としてみなすこととしておりますが...全文を見る
○萩生田国務大臣 これは、一連の不正受給が多くなった段階で、もちろん、不正を前提に農家の人が申請しているんじゃなくて、言うなら計算違いで出している人も含めてお出しした文書としてはかなり、ちょっとショッキングな内容だったという方がいらっしゃるのも、私もこれを今改めて冷静に読んで感じ...全文を見る
○萩生田国務大臣 昨年七月に実施したパブリックコメントにおいて、商工会や商工会議所などのガバナンスや経営指導に関して様々な御意見を頂戴したことは承知しております。  その上で、商工会、商工会議所は、地域に密着した公的な支援機関として中小企業、小規模事業者に寄り添った支援をしてい...全文を見る
○萩生田国務大臣 これは困っている中小企業者の皆さんの支援策ですから、あらかじめ目標金額を決めてそれを全国に割り振って、ノルマを与えて採択してもらうという性格のものではございません。
○萩生田国務大臣 この方がどういう思いでその取組をされたのか、ちょっと私には分かりませんけれども、少なくとも、本件については、組織的な対応でなかったことは確認をされております。
○萩生田国務大臣 御指摘の事案は、一昨年、令和二年三月、持続化補助金の交付先である全国商工会連合会から、鹿児島県連に所属していた元経営指導員が単独で証憑書類の改ざんを行い、事業者に不正に補助金を受給させていたとの報告が同省にあったものです。  この報告を受けて、経済産業省として...全文を見る
○萩生田国務大臣 全国商工会連合会が、昨年二月から六月までの間に再発防止策を検討した最終的な再発防止策は、昨年六月二十四日に提出をされました。
○萩生田国務大臣 今、御指摘の、別の補助金を採択させるために処分を軽くしたような事実はございません。  補助金の不正受給等については、経産省の措置要領において、不正受給を行った事業者が、事実に基づいて当省に速やかに報告し、十分な再発防止体制を整備するなどの事情や行為の悪質性を考...全文を見る
○萩生田国務大臣 済みません、まず、先生御提出の資料二なんですけれども、これは私、今日初めて見まして、確認をしましたところ、省内に存在する正式な、いわゆる行政文書ではないということを確認をしました。  ただ、担当課としては、もうこの二月の段階から、当然、どういう処分があるかとい...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、これは、最終的な判断は、会計課長が官房長とも相談した上で最終決定をいたしました。  先生御指摘のいろいろな、言うなら不正事案というのは、残念ながらございます。その中で、さっき私申し上げたように、大抵が、例えば内部告発や第三者からの通告によって発覚するとい...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、先生、問題意識は私も共有したいと思います。  今回の事案は決して擁護できる内容ではなくて、大いに反省したことをもって厳重処分ということにしましたけれども、例えば、冒頭申し上げた商工会議所や商工会の経営指導員という方々は、何ら資格があってやっているわけじゃ...全文を見る
02月09日第208回国会 衆議院 予算委員会 第13号
議事録を見る
○萩生田国務大臣 事業復活支援金は、新型コロナの影響により厳しい経営状況が続く事業者の皆様が三月までの見通しを立てていただけるよう、固定費の約半分を目安として、昨年十一月から三月までの五か月分を一括給付するものです。  この支援金は、売上高の減少割合が五〇%以上の事業者に加え、...全文を見る
○萩生田国務大臣 下請の中小企業と大企業は同じ目標に向かって取り組むパートナーであるとの認識の下、サプライチェーン全体での事業継続や成長のために得られた利益を発注側と受注側で適正に分かち合い、共存共栄を図っていくことが極めて重要です。  政府としても、取引の適正化を進めていくこ...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生の問題意識はよく理解できます。  アベノミクスで、大企業、あれだけの内部留保をためるほど利益を上げたにもかかわらず、取引金額に反映されていない。下請や孫請の皆さんは、来年は、次の仕事はと言われながら、全く同じ単価でずっと仕事を受け続けてきた。  今までは...全文を見る
○萩生田国務大臣 原油価格が上昇している中、コロナ禍での経済回復の重荷にならないよう、国民や事業者の皆様が春先までを見通すことができるように、国民生活や産業に広く燃料として使用されているガソリン、軽油、灯油、重油の四油種を対象とした時限的、緊急避難的な激変緩和事業を行うこととしま...全文を見る
○萩生田国務大臣 出しゃばるわけじゃないんですけれども、私の方から。  おっしゃるとおり、このコロナ禍を経験して、国内で提供ができない様々な素材というものが明らかになってまいりました。そして、経済安全保障上も、やはり国の中で物がつくれる環境、こういったものはつくり直していかなき...全文を見る
02月10日第208回国会 衆議院 予算委員会 第14号
議事録を見る
○萩生田国務大臣 空飛ぶ車は、垂直に離着陸することができ、自動操縦が可能な電動のモビリティーであり、ヘリコプターと比べ、電動化により低コストで製造できることや、垂直離着陸により市街地でも活用できることなどに特徴がございます。  空飛ぶ車が実現すれば、手軽な空の移動が可能となるた...全文を見る
○萩生田国務大臣 私にできるんでしょうかと聞かれても、まだまさに社会実装している段階なので。技術的には、飛ぶこと、あるいは人も乗れることまでは確認できています。USJに行けるかどうか、神戸に行けるかどうか、これは、これからあと数年ありますので、しっかり社会実装を重ねて可能性を模索...全文を見る
○萩生田国務大臣 女性の新卒採用が二〇一九年以降に激変しているという背景としましては、過去の不祥事を踏まえた出直しの中、経営計画に基づき必要人員を検討した結果、女性が多いいわゆる一般職の採用が減ることとなったものと承知しています。他方、新卒採用する総合職の女性採用を積極的に進めた...全文を見る
○萩生田国務大臣 今申し上げましたとおり、新経営陣の皆さんの判断で一般職の採用を抑えたんですね。元々、一般職に応募される女性の方が多かったものですから、比率的にぐっと下がって、そういう意味では、確かに先生御指摘のように、女性の方たちが一般職で採用が減っているじゃないかということな...全文を見る
○萩生田国務大臣 その野球のポジションはちょっと私は分からないんですが、女性の採用を減らしたんじゃなくて、一般職の採用を減らしたために、元々一般職に多かった女性の皆さんの機会が減ってしまったという現状があります。  先ほど申し上げたように、新経営陣の皆さんが今、再生計画の中で商...全文を見る
02月14日第208回国会 衆議院 予算委員会 第15号
議事録を見る
○萩生田国務大臣 経済安全保障の定義について一概にお答えすることは困難ですけれども、昨年の十一月に開催された経済安全保障推進会議では、サプライチェーンの強靱化や基幹インフラの信頼性確保などを通じた我が国の経済構造の自律性の向上、また、重要技術の育成を通じた日本の技術の優位性、ひい...全文を見る
○萩生田国務大臣 本事業は、契約金額五百一億円、再委託金額約四百二十八億円であり、再委託費率は約八五・四%でございます。
○萩生田国務大臣 事業復活支援金は、給付事業者数を約四百二十万者と見積もっており、申請を適切に処理し迅速な給付を実現するため、約一万人に上る審査体制を構築した上で、約三千人に及ぶコールセンターや電子申請をサポートするための会場を全国六十四か所で整備するなど、複雑なシステムと多数の...全文を見る
○萩生田国務大臣 再構築補助金ですね。一四・八%です。
○萩生田国務大臣 デロイトが直接やる……(源馬委員「そうです、再委託していない」と呼ぶ)約一五%です。(源馬委員「いや、どういう業務か」と呼ぶ)どういう業務か。(源馬委員「企画管理業務なんじゃないんですか」と呼ぶ)  さっきちょっと申し上げたんですけれども、要するに、必要な申請...全文を見る
○萩生田国務大臣 いえ、それを企画、設計して、そして、コールセンターは、コールセンターをできる会社を複数選んで再委託しています。
○萩生田国務大臣 大きくは、全体の申請業務などです。
○萩生田国務大臣 先ほど申し上げましたが、必要な申請受付、審査、振り込み、コールセンター、申請サポート、事前確認、システム、広報などの多岐にわたる業務の実施に関する企画、設計、執行管理を行います。各業務の実施に当たっては、個別業務のフローの構築、マニュアル作成、見直しのほか、体制...全文を見る
○萩生田国務大臣 とにかくこれは、非常に多くの数、四百二十万者を、申請をする前提で、先ほど申し上げたように多くの人たちのマンパワーが必要になります。  先生の御心配は、元請がきちんとした仕事をしないで、言うならば、前回問題になった中抜けと言われるような、業務を行っていないのに二...全文を見る
○萩生田国務大臣 まずは、現在措置しております激変緩和事業を着実に執行してまいりたいと思います。  その上で、原油価格の高騰がどの程度長期化するのかも見極めながら、あらゆる選択肢を排除することなく、国民生活や経済活動への影響を最小化するという観点から、何が効果的な対策か、総理の...全文を見る
○萩生田国務大臣 メタバース上では、ありません。
○萩生田国務大臣 先生から、多々、メタバースについて御所見をいただきました。非常に可能性を秘めたツールであるというふうに私も思います。  しかしながら、先ほども答弁しましたように、メタバースを高度に活用するためには高速大容量のデジタルインフラの存在が大前提であります。このため、...全文を見る
○萩生田国務大臣 ガソリンについては、原油価格の上昇により、二月七日の全国小売価格の平均が百七十三・七円になると予測されたところ、今般の制度により二・五円抑制されて、百七十一・二円となりました。また、軽油、灯油についても同様に、二・五円の価格抑制の効果が確認されたところです。 ...全文を見る
○萩生田国務大臣 今お話のあった、例えばウクライナを含めた国際情勢など、前広にいろいろ考えていかなきゃいけないと思っています。  先ほど来申し上げているように、何かはやる、何かはやらないということをあらかじめ決めるんじゃなくて、どういったことが効果的かということをしっかり考えて...全文を見る
○萩生田国務大臣 今後、再生可能エネルギーの更なる導入拡大を実現するためには、地域との共生を図りながら事業を進めていくことが必要不可欠です。  このため、再エネ特措法では、発電事業者に対して、所在する自治体が定めた安全性や地域とのコミュニケーションを求める条例を含む関係法令の遵...全文を見る
02月16日第208回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
議事録を見る
○萩生田国務大臣 おはようございます。  令和四年度経済産業省関係予算案の概要を御説明申し上げます。  令和四年度予算案の編成に当たっては、コロナ禍における中小企業、小規模事業者等の事業継続や生産性向上、二〇五〇年カーボンニュートラル、二〇三〇年度の新たな温室効果ガス排出削減...全文を見る
○萩生田国務大臣 委員御指摘のとおり、諸外国において合成燃料に関する研究開発プロジェクトが立ち上がっていることは承知しており、経産省としても、高効率かつ大規模な製造技術を早期に確立する必要が重要と認識しております。  昨年六月に閣議決定された長期戦略実行計画において、CO2と水...全文を見る
○萩生田国務大臣 近年、国際社会において人権問題への関心が高まる中、企業がサプライチェーンも含めた人権尊重の取組をしっかり行わない場合、不買運動ですとか、投資の引揚げですとか、既存顧客との取引停止などの多くのリスクに直面することがあると承知をしております。  このため、経済産業...全文を見る
○萩生田国務大臣 世界的にサプライチェーンにおける人権尊重への対応が求められるようになる中、例えばドイツのサプライチェーン法やEUの強制労働のリスク対処に関するデューデリジェンスガイダンスなど、人権のデューデリジェンスに関するルール化の動きが世界で加速しているものと承知しておりま...全文を見る
○萩生田国務大臣 我が省としては、日本の企業を貿易の面でもしっかり守っていかなくちゃいけないと思っています。先日のG7の貿易大臣会合でも、テーマにございませんでしたが、私自ら、この人権の大切さについては各国の皆さんに呼びかけたところでございます。  先生おっしゃるように、国内法...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、福島県漁連の皆様からは、昨年四月の基本方針の決定以降、処分の必要性や処理水の安全性、風評対策の内容などについて、御説明の機会を度々いただいております。意見交換を行う中で、とりわけ処理水の放出に伴う風評の影響を懸念されているものと認識しており、御理解を得るに...全文を見る
○萩生田国務大臣 福島の復興を進めるためには、その前提となる福島第一原発の廃炉を着実に進めていくことが不可欠です。  今後、廃炉作業は、一、二号機の使用済燃料プール内の燃料や燃料デブリの取り出しなど、廃炉の根幹となる最も困難な作業段階に進んでまいります。先生、十年先だ、こうおっ...全文を見る
○萩生田国務大臣 ALPS処理水を敷地外に持ち出すことについては、処理水の様々な処分方法について議論したALPS小委員会においても専門家による検証をしており、持ち出し先での保管や放出に必要となる施設の確保、そのための自治体や住民との調整、輸送ルートとなる地域の自治体や住民など新た...全文を見る
○萩生田国務大臣 汚染等の措置に伴って生じた土壌の処分とALPS処理水の処分については、処分の対象や対応の時間軸などが異なるため、それぞれについて、専門家や有識者による議論を重ねるとともに、地元も含め様々な声を伺いながら検討しています。  まず、除染などの措置に伴って生じた土壌...全文を見る
○萩生田国務大臣 御地元で地元の皆さんと接している先生と、幾ら担当大臣とはいえ遠くに住んでいる私とでは、当然、肌感覚で皆さんの御心配事が違うということは、私もよく分かります。  決して偽善者ぶるつもりはありませんけれども、発災直後、福島にずっと私自身行って、そして行方不明者の捜...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生御指摘いただいた、科学的な根拠に基づく安全性、これは、数値の上で皆さんが一定理解としても、それと安心とは違うんだというのは、そのとおりだと思います。したがって、今御指摘のソフトパワーをもって、県民の皆さんあるいは全ての国民の皆さんが、理解度、安心度を高めてい...全文を見る
○萩生田国務大臣 損害賠償の一般論としては、被害者側が被害と事故との因果関係を立証することが求められます。しかしながら、風評による買い控えは、放射性物質による汚染の危険性を懸念する消費者の心理によっているところ、あるいは取引の忌避が口頭によって行われる場合もあることから、風評被害...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、塩崎先生が民間の弁護士から政治家へ転身をされた、まさにスタートアップの最初の質問に答弁させていただく御縁を大変うれしく思います。  岸田政権の目指す成長と分配の好循環において、経済成長を今後も生み出していくためには、世界の趨勢を見ても、社会課題の解決に果...全文を見る
○萩生田国務大臣 経済産業省では、時代の大きな変化に合わせた新たな政策を実行していくため、伝統的な産業振興、保護とも構造改革アプローチとも異なる経済産業政策の新機軸というコンセプトを打ち立てて、昨年六月から部局横断的な議論を進めております。  特に、スタートアップ政策は、これま...全文を見る
○萩生田国務大臣 審査の過程は極めて厳格に、公正に行われていることは改めて申し上げたいと思います。  他方、感想はと言われれば、せっかく初めての洋上風力なので、機械のメーカーも含めていろいろ分散して、また、その実績をしっかり見たいなという気持ちが私自身はありましたので、同じグル...全文を見る
○萩生田国務大臣 繰り返しになりますが、今回の選定過程において、いわゆる不正や不適切なことがあったということは全くない、このことだけは繰り返し申し上げていきたいと思います。  ただ、しかしながら、これから、今回は確かに三か所でしたけれども、これはIRと違ってどんどん増えますので...全文を見る
○萩生田国務大臣 昨年十月に閣議決定された第六次エネルギー基本計画では、二〇五〇年カーボンニュートラルを実現するために、原子力について、国民の信頼確保に努め、安全性の確保を大前提に、必要な規模を持続的に活用していくこととしています。  もう先生に申し上げるまでもないですけれども...全文を見る
○萩生田国務大臣 各都道府県のよろず支援拠点の予算額については、前年度の相談件数などの定量的な実績や、外部評価委員会における定性評価などを踏まえて、毎年度、各拠点に必要な予算額を配分しております。  こうした中、委員御指摘の東京都のよろず支援拠点については、全国平均と比較しても...全文を見る
○萩生田国務大臣 パートナーシップ構築宣言は、現時点で六千社を超える企業が宣言しており、今年度中に二千社という目標は達成しているものの、資本金額が三億円を超えるいわゆる大企業は宣言数全体の一割程度にとどまっています。委員御指摘のとおり、この宣言の趣旨を実現するためには、下請企業が...全文を見る
○萩生田国務大臣 再エネ特措法に基づくFIT制度によって生じる費用は、賦課金を電気代に上乗せする形で、一般家庭や中小企業の方々を含め、全ての電気利用者に公平に負担していただいております。  一方、賦課金の減免制度は、国民負担の公平性と国際競争力維持強化の双方のバランスを踏まえた...全文を見る
○萩生田国務大臣 経済産業省では、労務費や原材料費などの上昇分が下請価格に適切に転嫁されるよう、昨年九月を価格交渉促進月間と位置づけ、大企業と下請中小企業の価格交渉を促進したところ、月間終了時に実施したフォローアップ調査では、価格転嫁の協議については一割程度の下請企業で全く実施さ...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生、いずれにしましても、御指摘のとおり、地方の商工会議所や商工会の皆さんにも御協力いただくべきだと思います。それから、企業が存在する自治体の皆さんにもこの問題意識を一緒に持ってもらう必要があると思います。したがって、重層的に、こういうことを国民の皆さんとともに...全文を見る
○萩生田国務大臣 昨年十一月に緩和された水際措置について、産業界から手続の簡素化、迅速化を求める声があったことは承知をしております。その後厳格化された現行の水際措置についても、国内産業界のみならず、海外からも、緩和を強く求める声があると聞いております。私自身、一月に東南アジアに出...全文を見る
○萩生田国務大臣 月次支援金では、提出された書類からでは給付要件を満たすことが確認できない一部の申請者には、事前の同意をいただいた上で、追加の書類提出を依頼しておりますが、こうした書類の提出を求めるに当たっては、不備メッセージの内容を細分化するなど、可能な限り分かりやすいものとす...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生御指摘の事案ですけれども、国民全体がコロナで苦しんでいる中、高い倫理観を持つべき元職員が、経済産業省所管の制度を悪用して、あるまじき詐欺行為を行い、有罪判決を下される事態に至ったことは極めて遺憾だと思っております。  今後とも、信頼される経済産業省を目指し...全文を見る
○萩生田国務大臣 先ほども申し上げたとおり、この事案は極めて遺憾でありますが、不正対策の強化は、この事案に限らず、様々な不正事案を踏まえて、簡易迅速な支給とのバランスも踏まえながら講じてまいりました。  持続化給付金では、簡素な申請手続により迅速な給付を実現してまいりましたが、...全文を見る
○萩生田国務大臣 事業復活支援金では、申請者の負担を減らすために、既に一時支援金や月次支援金を受給したことがある申請者については、商工会議所や税理士等による申請書類や申請者の宣誓内容に関する形式的な確認を行う手続である事前確認そのものを省略するなど、可能な限り、申請手続を簡略化し...全文を見る
○萩生田国務大臣 中小企業、小規模事業者は、日本の雇用の七割、付加価値の五割以上を占める、日本経済のまさに屋台骨だというふうに思います。  同時に、中小企業には、新事業に挑戦し成長を目指す企業や地域経済の基盤となる企業など、様々な中小企業が存在しており、それぞれ大切な役割を担っ...全文を見る
○萩生田国務大臣 福島第一原発の廃炉作業においては、周辺地域への住民帰還や復興の取組を妨げないよう、地域の皆様や周辺環境に対する放射線安全上のリスク、作業員に対する放射線安全や労働安全上のリスクなど、多様なリスクを適切に評価し、最適な作業時期と方法を選択することで、長期的にリスク...全文を見る
○萩生田国務大臣 本日十四時に公表した二月十四日のレギュラーガソリンの全国平均価格は、今先生から御披露いただきましたとおり、先週から〇・二円上昇の百七十一・四円となりました。ほぼ横ばいという結果でありますが、おっしゃるように六週連続高騰ということになります。  今般の激変緩和事...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、前段のエネルギーの件ですけれども、決して問題意識を持っていないわけじゃなくて、先生がおっしゃるように、議員の立場からすれば、じゃ、どの程度まで上昇した場合は次の手を打つんだというのは聞きたいところですよね。しかし、私がここで金額を言えば、やはり市場にも影響...全文を見る
○萩生田国務大臣 バイナリー発電機は、高温の温泉水を活用する地熱発電の一つとして、天候に左右されず安定的に発電が可能なベースロード電源として重要だと思っております。  委員御指摘のとおり、我が国が主導する形で、二〇二一年十一月に中小型バイナリー発電システムの性能測定方法に関する...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、日本公庫などの政府系金融機関に限らず、融資審査において、事業者と丁寧に対話を行い、事業者の状況などを把握することは重要であると認識しております。  特に、新型コロナの影響が長期化する中、官民の金融機関に対して、新型コロナの影響等を踏まえ、資金繰り相談に丁...全文を見る
○萩生田国務大臣 新型コロナの影響の長期化などにより、厳しい状況にある事業者がいらっしゃることは承知しております。  政府としては、実質無利子無担保融資を含む資金繰り支援等により、売上げの減少度合いに応じて幅広く支援しており、雇用調整助成金など他の支援策の効果も相まって、二〇二...全文を見る
○萩生田国務大臣 今先生お話しされたように、この厳しい状況の中で、例えば廃業を選択する、こういう方も出てくる、このことは否めないというふうに思います。しかしながら、我々としては、今支給を始めた事業復活支援金ですとか、あるいは事業再構築のための補助金を使って、何とかその商い、商売の...全文を見る
○萩生田国務大臣 持続化給付金のときには売上げ五〇%以上という業者しか対象にできませんでした。今回三〇%まで階段をつくったのは、中小企業にとって三〇%売上減というのは大変なことだと。  他方、先生おっしゃるように、それは二〇%でも大変です、一〇%でも大変です。しかしながら、全て...全文を見る
○萩生田国務大臣 御提案のあった、国が債権を引き取って、それを担保に国が新たにまた融資にお金を回すというのは、現段階のスキームでは考えていません。  また、今答弁しましたとおり、保証協会をつけて一定の枠はつくらせていただいておりますので、現状は、これをしっかり執行していきたいな...全文を見る
○萩生田国務大臣 人口減少や自動車の燃費向上などを背景にSSの減少が進む地域において、自家用車や農業機械の給油、あるいは高齢者宅への冬場の灯油配送などに支障を来す、いわゆるSS過疎地問題が全国的に課題になっていると承知しております。  こうした地域においてSSを維持するためには...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生、先日はメタバースで、今日はアウトドアで、幅広くて。  私も、子供のときには、地域の子供会でキャンプに行ったり、仲間と山で遊んだりという経験はもちろんあります。  今、中山間地域の振興や観光客誘致のためにも、地域の自然環境を生かしたキャンプなどのアウトド...全文を見る
○萩生田国務大臣 介護は、世界に先駆けて超高齢社会を迎える日本において、様々なノウハウの蓄積があり、国際的にも競争力を有する重要な分野であります。  経済産業省としては、日本の介護サービスや機器の海外展開を支援するため、日本の介護事業者と現地企業のビジネスマッチングや商談会など...全文を見る
02月17日第208回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
議事録を見る
○萩生田国務大臣 5Gは、人手不足を始めとした地域の社会課題解決に資する重要な基盤インフラです。自動走行や救急搬送の高度化、農業や工場などのスマート化など、用途も極めて多岐にわたると思います。  例えば、観光分野では、5Gによる大容量高速通信を生かして、高画質の映像やARによる...全文を見る
○萩生田国務大臣 元々は、昨年、少し収束に向かいつつある中で、経済の回復期に商店街の皆さんに元気を出していただきたい、こんなことで企画したイベントでございました。  しかしながら、オミクロン株の感染拡大によって残念ながら年末や年始でスタートするきっかけを逸してしまいましたので、...全文を見る
○萩生田国務大臣 石炭ガス化燃料電池複合発電、いわゆるIGFCは、従来の超超臨界圧の石炭火力発電に比べCO2排出量を約三割削減できる、まさに最先端の技術だと思っております。  この技術の開発を加速すべく、現在、広島県大崎上島においてIGFCの基礎技術を開発しており、二〇三〇年代...全文を見る
○萩生田国務大臣 今回、台湾のTSMCが日本のソニーの半導体関連企業とともに新たな会社を設立をし、そして、新たに整備を計画している国内拠点で製造される半導体は、産業用の最先端の半導体であり、5G通信を行う自動車や産業機械など多岐にわたる領域で用いられることになります。  先端半...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、先生が十年前に国会でこのような議論をしていただいたにもかかわらず時計の針が止まってしまった、これは非常に残念だったと思います。  私、実は5Gの改正法案を提出する際に、なかなか政府は過ちを認めなかったんですけれども、これはもうおわびをして、失敗したことを...全文を見る
○萩生田国務大臣 第六次エネルギー基本計画でも閣議決定されたとおり、高レベル放射性廃棄物の減容化、有害度の低減、資源の有効利用などの観点から、使用済燃料を再処理し、回収したプルトニウムなどを原子力発電所において再利用する核燃料サイクルを推進することが政府の基本方針です。  この...全文を見る
○萩生田国務大臣 じゃ、時間がないので詳しくは話しませんが、文科行政に最も詳しい経産大臣として、しっかり連携してやっていきます。
○萩生田国務大臣 二〇一一年の中長期ロードマップでは、「原子炉施設の解体計画」として、その概要と解体に向けたスケジュールに関する記載がございました。  二〇一三年以降の改定において、中長期ロードマップ全体の構成や表現ぶりを見直しましたが、廃炉の進捗状況を踏まえ、原子炉建屋の解体...全文を見る
○萩生田国務大臣 今後の廃炉の進捗状況を踏まえながら、原子炉建屋の解体を含めた廃止措置に関する事項についてしっかり検討してまいりたいと思っています。  原子炉建屋の解体については、建屋内にある使用済燃料ですとか燃料デブリを取り出した上で初めて着手できるものでありますので、将来ど...全文を見る
○萩生田国務大臣 福島第一原発の廃止措置を終了した状態についてどうするのが一番理想かというのは、多分、いろいろな意見があると思うんです。事故を起こした原子炉の内部の状況や廃棄物の性状など、まだ明らかになっていない要素もございますので。アームを見に行きました。いよいよデブリの取り出...全文を見る
○萩生田国務大臣 今の段階で皆さんが、更地が望ましい、こうおっしゃることについては重く受け止めておきたいと思いますけれども、じゃ、必ず更地にできるのかと言われると、これから、今、デブリの搬出がございますし、中もまだ実際に目視もできていない状況ですから、軽々に、終わったら更地にしま...全文を見る
○萩生田国務大臣 最後は同じにしないといけないと思いますね。
○萩生田国務大臣 今お話のあった中長期のロードマップ、三十年から四十年後の廃止措置完了を目標としとうたっています。これもすごく幅がありますよね。他方、確かにロボットアームの開発は一年遅れたんですけれども、これは運用面ではもしかするともっと迅速に作業ができる可能性も秘めていますので...全文を見る
○萩生田国務大臣 せっかく福島につくる研究拠点ですから、特に御指摘の廃炉については、これは特化した技術研究をしていく、これは基本的な大きな方針は持っておりますので、逆に、国内だけじゃなくて世界に貢献できるような人材育成をしっかりしていきたい、技術を研究していきたいと思っています。
○萩生田国務大臣 ALPS処理水の処分に伴う風評を生じさせないためには、消費者を始めできるだけ多くの国民の皆様に、政府の方針決定の背景や議論の経緯、処理水の安全性や風評対策の進捗等について情報提供する機会を積極的に確保し、御理解を深めていただくことが大切だと思っています。  こ...全文を見る
○萩生田国務大臣 ALPS処理水については、風評影響を最大限抑制すべく、科学的根拠に基づく正確な情報の発信や丁寧な説明を行うことが不可欠であり、これまでも、漁業者等の生産者、卸、小売店舗の販売員、さらには消費者に至るまで、幅広い方々に説明を重ねてきています。  そういった取組の...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生、確認をしますけれども、送り先は、副読本を希望しているところに追加で送ったという判断をしたんですね。したがって、先生がおっしゃるように、副読本は希望したけれども追加のチラシは希望していないじゃないかという自治体が、もしかしたら中にはあるかもしれません。  ...全文を見る
○萩生田国務大臣 プラスチック資源循環促進法では、プラスチックのライフサイクル全体を通じて包括的に資源循環を促進するための措置を講じており、本年四月一日から施行します。  具体的には、設計、製造段階で、製造事業者等が代替素材への転換などの環境配慮型の製品設計を促進することにより...全文を見る
○萩生田国務大臣 バイオプラスチックは、化石資源の使用削減や温室効果ガスの排出抑制のほか、海で分解される性質を持つものでは海洋汚染防止の効果も期待できるため、経産省としても積極的に普及拡大を図ってまいりたいと思っています。  一方、今先生御指摘がありましたように、原料の多くを海...全文を見る
○萩生田国務大臣 委員御指摘のとおり、国は、製造事業者等が取り組むべきプラスチック使用製品の環境配慮設計に関し、指針を定めることとしております。  具体的には、プラスチックの使用量の削減、解体の容易化、リサイクル容易化などの製品の製造の工夫、バイオプラスチックの利用などの材料の...全文を見る
○萩生田国務大臣 藤井元審議官については、出向していた国家安全保障局によれば、処分につながる可能性のある行為が把握されたということで、大変遺憾だと思っております。  現在、国家安全保障局において事実関係の確認、調査中の段階であるため、御指摘の講師料、講演料について、今日の時点で...全文を見る
○萩生田国務大臣 経産省としても、国家安全保障局の調査、確認に協力をするとともに、当省在籍期間中の本人の行為に関しては、当省において必要な事実確認を行っているところです。  国家安全保障局における確認結果と併せて、できるだけ速やかに公表できるように対処したいと思います。
○萩生田国務大臣 二〇五〇年カーボンニュートラルの実現に向けて、脱炭素型の火力への転換が重要ですが、その鍵となるのがアンモニアの活用です。  そのため、石炭火力発電所におけるアンモニア混焼技術の開発を進めており、大型の一万キロワットの燃焼試験炉での実証試験を通じて、既に混焼の基...全文を見る
○萩生田国務大臣 御指摘のように、我が国が目指す自動車のいわゆる電動化というのは、電気自動車を唯一造るということじゃなくて、既存の例えばハイブリッドなどの技術も生かしていきたいと思いますし、今先生の御指摘のあった合成燃料は、まさにCO2と水素を合成して製造される燃料であり、原料と...全文を見る
○萩生田国務大臣 航空機産業は、足下では新型コロナの影響により大きな影響を受けておりますが、新興国の成長などを背景に、中長期的には持続的な成長が見込まれるとともに、裾野が広く、地域経済の発展にも貢献する重要な産業だと思っております。  委員御指摘の三菱スペースジェットについては...全文を見る
○萩生田国務大臣 特定の半導体製造装置や素材は、国際的に見て日本企業が高いシェアを誇るなど、世界的に高い競争力を有しております。  将来的に我が国が半導体製造技術において世界をリードし、半導体産業基盤の復活につなげていくためには、この製造装置、材料分野の強みを生かすことが重要で...全文を見る
○萩生田国務大臣 多分、先生がイメージしている灯油業者の人たちというのは、ほかに参入したいというライバルがたくさんいてそれを守るんだじゃなくて、もうやめたいという人に、やめないでくれ、何とか続けてくれという皆さんでありますから、先ほど部長が答弁したとおり、様々な付加価値をつけて、...全文を見る
○萩生田国務大臣 御指摘の洋上風力の公募制度において、事業実現性に関する得点の内訳を含む評価結果の概要について、事業者からの要請に応じて開示することとなっております。  既に、全ての事業者から要請があり、各事業者に対しては、まずは事業実現性に関する得点の内訳を開示したところであ...全文を見る
○萩生田国務大臣 委員御指摘のように、運転開始時期を明確にルールを決めて競争していただいた方が、それは評価もしやすくなると私も思います。そこに幅があれば、運転開始時期を遅くすれば、その分売電を安く抑えることができるわけですから、そういう意味では、今回は初めての公募だったので、いろ...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、安全性の検討の土台となる調査、複数の事業者が同種の調査をそれぞれ行うことは、案件の形成の迅速性、効率性の観点から課題があることに加え、公募参加者による競争上のイコールフッティングの観点からも課題があるという声があることは承知しております。  このため、開...全文を見る
○萩生田国務大臣 SプラススリーEを満たす単一の完璧なエネルギーがないことから、石油やLNGを含め、多様なエネルギー源をバランスよく活用することが我が国は重要だと思っています。  今年の冬は、電力の需給バランスが厳しくなることが想定されたため、発電事業者に対しては適正なLNG在...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、事業復活支援金は、新型コロナの影響により厳しい経営状況が続く事業者の皆様が、三月までの見通しを立てていただけるように、固定費の約半分を目安として、昨年十一月から三月までの五か月分を一括給付するものです。  この支援金は、売上高の減少割合が五〇%以上の事業...全文を見る
○萩生田国務大臣 実質無利子融資については、制度上、借入れから三年間を無利子期間としております。  二〇二〇年三月から制度が開始したことを踏まえると、実際に利子負担が発生するのは来年三月以降であり、現時点で事業者に利子負担が発生しているわけではございません。  無利子融資は、...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、がんばろう!商店街事業では、商店会やテナント会といった法人格を持たない組織についても、まちづくりや商業活性化の担い手としての活動実績を有しているなど、一定の要件を満たす場合は応募対象としております。  ただし、既存の商店街があって、そこに入りたくないとい...全文を見る
○萩生田国務大臣 藤井元審議官について、処分につながる可能性のある行為を把握し、事実関係の確認、調査を行っており、このような事態が起きたことは極めて遺憾だと思っております。同氏に経済安全保障法制準備室長の職務を続けさせることは困難と判断したとの説明が国家安全保障局よりあったところ...全文を見る
○萩生田国務大臣 国家安全保障局からの異動については、内閣総理大臣名で交付されています。また、経済産業省における大臣官房付の辞令については、任命権者である私の名前で交付しております。
○萩生田国務大臣 まずは、審議官を務めた内閣官房時代のことについて、今、経済安全保障法制準備室の方で、国家安全保障局の方で調査をしています。そして、遡って、その前は当然経済産業省で役職を務めていましたし、一時期は防衛省に出向していた時代もありますので、その期間の全ての調査を今して...全文を見る
○萩生田国務大臣 現在は経済産業省の職員でございますので、私が責任を持って最終的な調査のまとめはしたいと思います。
○萩生田国務大臣 アンモニアは、化石燃料を使用しない脱炭素型火力への転換の鍵を握っています。アンモニア混焼による将来的な需要拡大に対応するためには、安価なアンモニアを安定的に確保していくことは極めて重要です。  その上で、まず、再エネ由来のアンモニアについて国内で振興していくこ...全文を見る
○萩生田国務大臣 近年、国際社会において人権問題への関心が高まる中、企業がサプライチェーンも含めた人権尊重の取組をしっかりと行わない場合、不買運動ですとか投資の引揚げ、既存顧客との取引停止などの多くのリスクに直面することがあると承知しております。  このため、これまで経済産業省...全文を見る
02月18日第208回国会 衆議院 予算委員会 第16号
議事録を見る
○萩生田国務大臣 事業復活支援金は、新型コロナの影響により厳しい経営状況が続く事業者の皆様が三月までの見通しを立てていただけるよう、固定費の約半分を目安として、昨年十一月から三月までの五か月分を一括給付するものです。  この支援金は、売上高の減少割合が五〇%以上の事業者に加えて...全文を見る
○萩生田国務大臣 航空機産業は、足下では新型コロナの影響による大きな影響を受けていますが、中長期的には持続的な成長が見込まれるとともに、広い裾野と高い技術力を有する重要な産業だと思っています。  同時に、国際的な脱炭素社会の潮流の中で、航空機産業においても温室効果ガス排出削減の...全文を見る
○萩生田国務大臣 先ほどから総理が何度も答弁していますように、あらゆる選択肢を排除しないで、そして、玉木先生も我々も国民の皆さんの暮らしを守ろうという思いは同じだと思います。前広にいろいろなことを考えていかなきゃいけないと思っています。  確かに、今、先生が提案しているような制...全文を見る
02月21日第208回国会 衆議院 予算委員会 第17号
議事録を見る
○萩生田国務大臣 月次支援金では、提出された書類から給付要件を満たすことが確認できない一部の申請者に対して、事前の同意をいただいた上で追加の書類提出を依頼してきました。  こうした書類の提出を求めるに当たっては、これまでも、不備メッセージの内容を可能な限り分かりやすくするもの、...全文を見る
○萩生田国務大臣 事業復活支援金の申請手続については、これまでと同様、電子申請とさせていただいておりまして、電子申請に不慣れな方のために、申請手続を対面でサポートするサポート会場を全国六十四か所、全ての都道府県に設置をしております。  既に大変多くの事業者の皆様が持続化給付金や...全文を見る
○萩生田国務大臣 総理がおっしゃっているのは、今後、国際情勢等を含めて、国民の皆さんにどういう影響が与えられるのか、与えてくるのか、それを最小限に抑えるために、現在執行中の激変緩和措置をまずはしっかりやっていく。そしてその上で、これが長期化するようなことがあればあらゆる選択肢を排...全文を見る
○萩生田国務大臣 現段階において予算が不足をすることは想定しておりませんが、国民生活や経済活動などへの影響を最小化するという観点から、事業をしっかりと継続していくことが重要であると考えています。  原油価格の高騰がどの程度長期化するかや、石油製品の需給の増加などもよく注視しなが...全文を見る
02月24日第208回国会 参議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 御指摘のゼロゼロ融資につきましては、三月までの期間延長しましたけれども、その後、ウクライナ情勢も含めて、国際情勢を含めた国際金融機関、様々な状況が変わっていますので、そこはいろいろ柔軟に考えていきたいと思っております。
○国務大臣(萩生田光一君) 財務省としっかり連携しながら対応していきたいと思います。
○国務大臣(萩生田光一君) いわゆるウエルビーイングの概念には様々な要素がありますが、従業員の士気、やる気、熱意は重要な構成要素であり、多くの企業においてこれを高める様々な取組が進められています。  経済産業省としても、これまで長時間労働の是正やテレワークの普及など、多様で柔軟...全文を見る
02月25日第208回国会 参議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 委員御指摘の、コロナ禍に加えてウクライナ情勢が緊迫する中、原油価格の動向や日本企業への影響などに重大な懸念を持って注視をしております。  こうした中、我が国は、現在原油については国、民間合わせて約二百四十日分の備蓄を有しており、LNGについても電力会...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 現在、これまで申し上げていた予定どおり、日本企業が自由に販売先を決めることができるLNGについて、数隻が到着済み、あるいは二月中に着くように既に欧州に向かっております。三月についてはそれ以上の隻数が欧州に向かう予定であります。四月以降についても既に情勢...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 月次支援金では、提出書類から給付要件を満たすことが確認できない一部の申請者に対して、事前の同意をいただいた上で追加の書類提出を依頼してまいりました。公明党の先生方からも御指摘いただいていますが、一部の申請者に御不便をお掛けしたという事実を真摯に受け止め...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 事業再構築補助金につきましては、コロナによって売上げが減少した事業者をできる限り多く支援するため、これまでは二回目の採択を認めてきませんでした。  他方、令和三年度補正予算では、ポストコロナ社会を見据え、今後成長が期待されるグリーン分野について重点的...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今ほど総理から中小企業の円滑な事業再生のために必要なルールについてお話をさせていただきました。  四十七都道府県に設置されている中小企業再生支援協議会では、経営者の退任を原則とせず、経営者、経営責任が明確化されれば役員報酬の削減や経営者が法人に対して...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) まず、これまでも官民の金融機関に対して鈴木大臣とともに、事業者からの債務の条件変更の申出があった場合、据置期間の長期の延長などを積極的に提案するなど、既往債務の条件変更等について事業者の実情に応じた柔軟な対応を行うよう、累次にわたって要請してまいりまし...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) このウクライナに対してでよろしいですか。政府全体で様々な対応を今検討しておりますので、その中で、経済分野、対経済分野に関しては私の方で様々な準備をしています。
○国務大臣(萩生田光一君) その前に、先生、先ほど突然の質問だったのでちょっと言葉足らずだったんですけど、多分御心配は、国際社会で一致してロシアの行動に対してしっかり抗議していく、今後経済制裁もしていく担当大臣が、ロシアとの経済を進めなきゃならない担当大臣であることが間違ったメッ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 経済安全保障や国際競争力強化のため、先端技術を扱う高度人材の育成確保に向けた人への投資は重要です。特に、人材獲得競争が激しい半導体分野において、国内外の優れた人材を引き付けるべく、先端半導体製造拠点の整備を国として支援するなど、我が国半導体産業の再興、...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 鉄鋼業はサプライチェーンの川上に位置し、製造業を始め、あらゆる産業の基盤となる存在でありますが、製鉄のために大量の熱を消費するなどCO2排出量が大きいものがあります。このため、脱炭素化に向けた技術開発は課題でありますが、一方で、国際的なカーボンニュート...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 御指摘のとおり、二〇二〇年と二一年の電気自動車の販売比率を比較しますと、欧州では六%が約一一%、中国では約五%から約一三%に増加しています。  電気自動車等の普及促進については、各国で充電インフラの整備ですとか蓄電池の研究開発や立地支援、購入支援とい...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 北極LNG2プロジェクトの概要でございますが、ヤマル半島の対岸、ギダン半島のガス田を開発をしております。生産能力は年間千九百八十万トン、北極海航路を活用し、アジア、欧州への輸出を将来見込んでおります。  出資比率としては、ロシアの企業が六〇%、フラン...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 北極LNG2プロジェクトは現在制裁の対象とはなっていないと承知しております。  ウクライナをめぐる情勢については、緊迫度を増しており、引き続き重大な懸念を持って注視してまいりたいと思います。
○国務大臣(萩生田光一君) ウクライナをめぐる情勢について、事態は緊迫度を増しており、重大な懸念を持って注視をしております。  エネルギー市場の高騰から国民生活や日本経済を守るために、激変緩和事業による支援を深掘りすることを含め、関係省庁と連携して追加的な措置を速やかに講じてま...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先ほどお話がありましたように、これから制裁というフェーズに入るわけですね。そうすると、ロシア側がどういう対応をするかも分からないわけでありまして、今私、割と心配をしていないというモードの答弁をしたんですけれど、もちろん考えていかなきゃならないと思います...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 事業復活支援金は、新型コロナの影響により厳しい経営状況が続く事業者の皆様が三月までの見通しを立てていただけるよう、固定費の約半分を目安として、昨年十一月から三月までの五か月分を一括給付するものです。この支援金は、売上高の減少割合が五〇%以上の事業者に加...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) ウクライナ情勢の緊迫化などを受けて原油価格は高止まりをしており、コスト増を取引先に転嫁することが困難だと感じている下請事業者もおられると思います。  こうしたウクライナ情勢の変化を踏まえた中小企業向けの対策として、原油価格高騰等に関する特別相談窓口を...全文を見る
02月28日第208回国会 参議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(萩生田光一君) そのとおりだと思います。  産業等の調整計画の大綱というものが、既に防衛会議、国防会議の時代に作っておりまして、有事において自衛隊が装備品などを調達する場合に、自衛隊の需要が民間の需要に大きな影響を与えるほど大きい場合などに両者の調整の基本方針などに...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 日本には優れたアニメーターが数多くいますが、若手の平均報酬は他の産業との比較でも低い水準にあります。その要因の一つは、多くの事業者が関与してアニメーションを制作する多重下請構造にあります。  こうした下請環境を改善するため、経産省では、アニメーション...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 厚労省の労働災害発生速報によりますと、建設現場の足場に起因する令和三年の死傷事故数は七百三十九名となっており、委員御指摘のとおり、建設現場に設置される足場の安全性の向上は重要な課題です。  経産省としても、足場からの転落防止を防ぐため、先行型手すりで...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 二〇五〇年カーボンニュートラルの実現に向けてガソリン等石油製品の需要の減少が見込まれる中、SSは引き続き、平時、災害時を問わず、最後のとりでと先生もおっしゃいましたけど、そのとおりだと思っています、石油製品の安定供給という重要な役割を担っていただく必要...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 二〇三五年までに乗用車新車販売で電動車一〇〇%という目標は、電気自動車、燃料電池自動車に加え、プラグインハイブリッド車やハイブリッド車も含んでおります。  合成燃料は、再生可能エネルギー由来等の水素と発電所や工場から回収したCO2を再利用し組み合わせ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) ウクライナに進出している現地日系企業の本社やジェトロなどを通じて、邦人の退避状況や事業への影響など、現地情報を収集、確認をしているところでありますが、現地日系企業は、商社や自動車販売業など五十二社。また、駐在している邦人は十五社二十五名。十三社二十二名...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 小売価格は各事業者の自由な意思に基づく経営判断として設定されるべきものというのは大前提です。  その上で、小売店において本事業の趣旨を踏まえた価格設定がなされているかモニタリングするため、ガソリンスタンドについては全数調査を行うこととしております。直...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生、恐縮なんですけど、その二十五円という金額は政府として発表したことはまだなくて、いろいろ検討しています。  原油高騰対策としてとにかくスピード感を持って対応できることをやるというのは重要だというふうに認識をしておりまして、既に講じてきた業種別の対...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生御指摘のように、カーボンニュートラルの実現に向けては、製品の使用段階だけでなく生産される過程での排出削減が重要です。そのためには、素材、部品、製品といった川上から川下まで、中堅・中小企業を含めたサプライチェーン全体で脱炭素化を進めていくことが重要で...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生御指摘のとおり、Eフューエルは、カーボンニュートラル社会の実現に大きく貢献するだけでなく、内燃機関を活用できるという利点があると認識しています。先ほどの質疑でも、他の委員との質疑でもありましたけど、同時にSSを残すということにもつながっていくと思い...全文を見る
03月01日第208回国会 参議院 予算委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 二十三日以降に、トヨタ自動車の関連、言うならば下請会社といいますか協力会社であります小島プレスという会社から、サイバー攻撃を受けたんではないかという、そういう疑いが出てまいりまして、トヨタとしましては、国内十四工場全てを本日閉鎖をして、稼働を止めて、安...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 原油高騰対策として、経済産業省としては、燃料油の急激な価格高騰を抑えるため、一月からガソリン、軽油、灯油、重油を対象とした激変緩和事業を実施しているところでございます。  加えて、ウクライナをめぐる事態は緊迫度を増しており、元々上昇していた原油価格が...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 中小企業基本法における中小企業の定義については、資本金額と従業員数を用いて中小企業のおおむねの範囲を示したものであり、具体的な支援施策の対象となる中小企業については個別の施策ごとに定められております。  その上で、個別の施策において中小企業の範囲を画...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) まず、来年度から、全国百二十名の下請Gメンを二百四十八名に倍増し、中小企業からのヒアリングを強化することとしております。  我が国には約三百五十万の中小事業者が存在するため、下請Gメンが全ての個別取引を監視することは現実的ではありません。その中で、下...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 中小企業の事業環境について、コロナ禍前と比べて売上高が増加している中小企業もある一方、足下ではオミクロン株の感染拡大や原油、原材料価格の高騰により、宿泊、飲食業を始めとして引き続き厳しい状況に置かれている業種も多いと認識しています。  具体的には、あ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) オミクロン株の拡大など新型コロナの影響が続く中、引き続き困難な状況に直面する事業者の皆様を支えていくことが重要だと思っております。  このため、地域、業種を限定しない、事業規模に応じた最大二百五十万円の事業復活支援金を措置し、一月三十一日から申請受付...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今政府参考人が答弁したとおりでございまして、事業を継続中ということもありますので、しかしながら、できるだけ早く結果については明らかにできるようにしたいと思います。
○国務大臣(萩生田光一君) 申請者の申請状況は様々であり、取下げの理由について一概に申し上げることは困難でありますが、例えば、審査の過程で自らが給付対象でないことを御認識した場合ですとか、申請時に帳簿書類などの書類の保存や追加提出に同意をいただいていたものの、保存しておくべき書類...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) したがって、様々な口頭での相談のスキームをつくったりして、基本的にはできる限り給付、救済をしていくということを前提に丁寧な対応をしているところです。
○国務大臣(萩生田光一君) 月次支援金の事務局につきましては、その人員体制を強化をして対応していますので、御指摘のようなパンクという状況ではないと思います。  もちろん、先生のお立場からすれば、相談をされた方など、気の毒で何とかしてさしあげたい、これ我々も同じなんです。したがっ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 事業復活支援金につきましては、体制を強化をして対応しています。そして、必要な書類を提出していただければ、先生おっしゃるように、支給されるべき人に対してはしっかり最後まで支給していく、これ大事なことです。  それで、月次支援金のときには、何が不備なのか...全文を見る
03月02日第208回国会 衆議院 経済産業委員会 第1号
議事録を見る
○萩生田国務大臣 第二百八回国会における経済産業委員会の御審議に先立ち、経済産業行政を取り巻く諸課題及び取組につきまして、経済産業大臣、産業競争力担当大臣、ロシア経済分野協力担当大臣、原子力経済被害担当大臣、内閣府特命担当大臣として申し上げます。  初めに、新型コロナウイルス感...全文を見る
03月02日第208回国会 参議院 予算委員会 第6号
議事録を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今回のウクライナ情勢や欧州のエネルギー情勢を踏まえれば、周囲を海で囲まれ、自然エネルギーを活用する条件が諸外国と異なる我が国において、エネルギーの安定供給の確保に向け、あらゆる選択肢を活用できる状態にしておくことが重要であることを改めて認識しました。 ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今後、原油価格の高騰がどの程度長期化するかも見極めながら、例えばトリガー条項も含めてあらゆる選択肢を排除することなく、何が真に効果的な対策か、政府全体で不断の検討を行ってまいりたいと思います。  まずは激変緩和措置を、今総理もお答えしましたけれども、...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) ウクライナ情勢が緊迫化する中、今回の事態による我が国の国民生活や経済活動への影響については重大な懸念を持って注視をしております。  まず、エネルギーについては、我が国は原油の輸入量の約四%、LNGの輸入量の約八%をそれぞれロシアから輸入しており、引き...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生御指摘のとおり、COP26の成果文書では、非効率な化石燃料補助金のフェーズアウトに向けた努力を加速することなどが盛り込まれております。これは、公正な移行に向けた支援の必要性を認識した上でその努力を加速するという規定になっており、化石燃料補助金を一律...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 原油価格の上昇は、国内石油製品の卸価格の上昇として、地域を問わず、ほぼ全国共通に反映されています。  このため、本事業では、原油価格の上昇による全国一律の価格上昇の抑制を、国民の皆様にスピーディーに効果が行き渡るようにするとともに、ガソリン、軽油のみ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) ウクライナ情勢の緊迫化により原油価格が上昇している中、本事業は、原油価格高騰がコロナ禍での経済回復の重荷にならず、国民や事業者の皆様が春先までを見通すことができるよう、あくまで当面の間の緊急避難的な措置として実施しているものです。  今後、原油価格の...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 原油価格高騰による一般家庭への影響については、例えば、家庭ごとのガソリンの消費量は、公共機関の発達した都市部か車が必需品である地方かで大きく異なること、ガソリンや軽油価格の高騰はトラックなど物流コストにもつながり、それが物価全体にも影響すること、さらに...全文を見る
03月03日第208回国会 参議院 経済産業委員会 第1号
議事録を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 第二百八回国会における経済産業委員会の御審議に先立ち、経済産業行政を取り巻く諸課題及び取組につきまして、経済産業大臣、産業競争力担当大臣、ロシア経済分野協力担当大臣、原子力経済被害担当大臣、内閣府特命担当大臣として申し上げます。  初めに、新型コロナ...全文を見る
03月03日第208回国会 参議院 予算委員会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(萩生田光一君) ウクライナをめぐる情勢は引き続き緊迫しており、足下で上昇傾向にある原油価格の動向や日本企業への影響を含め、引き続き重大な関心を持って注視をしてまいりたいと思います。  委員御指摘の電力供給について申し上げれば、冬の電力の高需要期は山場を越えつつありま...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 自動車のカーボンニュートラルの実現に向けては、現状、完全な技術は存在しません。そのため、電気自動車に加えハイブリッド技術など、これまで培った日本の強みも生かす形で、二〇三五年までに乗用車新車販売で電動車一〇〇%という目標を掲げ、多様な選択肢を追求するこ...全文を見る
03月04日第208回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
議事録を見る
○萩生田国務大臣 まず、在ウクライナの松田大使を始めとした大使館員の皆さんの責任ある行動に、心から敬意を表したいと思います。  エネルギーの安定供給は国の経済社会活動の根幹です。私も経済安全保障推進会議に参画し、エネルギーも含めた総合的観点から議論を行っているところです。  ...全文を見る
○萩生田国務大臣 新増設、リプレースについては、現時点では想定していないというのが政府の方針であります。他方で、二〇五〇年カーボンニュートラルの実現に向けては、原子力を含めたあらゆる選択肢を追求することとしております。  こうした方針の下、革新炉の研究開発や人材の育成、さらには...全文を見る
○萩生田国務大臣 その前に、今週、IEAの閣僚会議に出席しました。ロシアの侵略という事態が生じて、昨年のCOP26のときには、日本の、言うならば多様性を持ったエネルギー確保の取組というのは、ある意味、批判をされたわけですね。化石賞などが出たといって随分揚げ足を取られましたが、もは...全文を見る
○萩生田国務大臣 ポストコロナに日本経済を成長軌道に乗せていくためには、成長分野への投資や人的資本投資を進めることが重要であり、そのためには大胆な政策が必要であると認識しております。グリーン、デジタル、経済安全保障などの社会課題に着目し、政府も民間も一歩前に出て投資を拡大していく...全文を見る
○萩生田国務大臣 ロシアによるウクライナ侵略などの情勢の変化が、元々上昇していた石油価格が更に高騰する要因となっております。  このため、今朝開催された原油価格高騰等に関する関係閣僚会合にて、政府として緊急対策を取りまとめました。  経済産業省としては、燃料油の急激な価格高騰...全文を見る
○萩生田国務大臣 激変緩和事業は、法改正が必要なトリガー条項と違い、スピード感を持って対応できるとともに、トリガー条項では対象とならない灯油や重油も対象となるメリットがあると思っております。  具体的には、寒冷地、今年は雪が非常に多くて、トリガーでは灯油を下げることができません...全文を見る
○萩生田国務大臣 先ほど来申し上げていますが、本事業はあくまで当面の間の緊急避難的な措置であり、今回の拡充は、ロシアによるウクライナ侵略によるエネルギー市場の高騰から国民生活や日本経済を守るために大幅に拡充強化したものです。今後、事態が収束すれば、当然、事業規模などは見直していく...全文を見る
○萩生田国務大臣 経済産業省としては、今回の事態による国民生活や経済活動への影響が最小限にとどまるように万全を期していきたいと思っております。  まず、喫緊の対策として、経済制裁や原油価格高騰の影響を受ける日本企業をしっかりと支えていくことが重要だと思っておりまして、このため、...全文を見る
○萩生田国務大臣 梶山先生ほど人柄はいいとは思っておりませんけれども、これはもう国のためですから、与党も野党もなく、いい提案をいただければ、それはしっかりと耳を傾け、また、現場主義を今までもずっと貫いてきたという自負がありますので、国民の皆さんにとって何がプラスか、そのことはしっ...全文を見る
○萩生田国務大臣 日本経済を成長軌道に乗せていくためには、成長分野への投資や人的資本投資を進めることが重要であり、そのためには大胆な政策が必要であると認識しております。そのために、グリーン、デジタル、経済安全保障などの社会課題に着目し、政府も民間も一歩前に出て投資を拡大していくこ...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、この政策はまだ道半ばでありまして、総括をするという段階には来ていないんだと思います。  八項目の協力プランの下でのこれまでの取組については、医療、都市環境、中小企業、エネルギー、産業多様化・生産性向上、極東、先端技術、人的交流の各分野において、取組が進展...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、極東への経済投資ですけれども、これはある意味、北方四島は我が国固有の領土であるという前提ですから、他国への投資じゃなくて、いずれ日本の領土になるところに日本企業が投資をしていただいた、こういうふうに認識をしております。  その上で、今回、おっしゃるように...全文を見る
○萩生田国務大臣 経産省としては、制裁措置の影響を含め、今回の事態によって影響を受ける日本企業に対する支援に万全を期してまいりたいと思います。  特に、経済制裁や原油価格高騰の影響を受ける事業者をしっかりと支えていくことが重要です。原油価格高騰対策として、激変緩和事業を大幅に拡...全文を見る
○萩生田国務大臣 事業復活支援金は、一月三十一日より申請受付を開始し、一週間後である二月七日には入金が始まりました。三月三日時点で、約四十三万件の申請のうち約二十七万件、約千九百九十一億円を、事業者の皆様のお手元にお届けしております。  今先生から御指摘のあった初日申請分につき...全文を見る
○萩生田国務大臣 近年、ネットワークインフラの高度化などに伴いクラウドサービスの利用が拡大しており、特に基盤的なサービスについては、特定の海外企業が世界市場で高いシェアを占めていると認識しております。  今後もクラウドサービス市場は成長が見込まれ、また、クラウドサービスの利用が...全文を見る
○萩生田国務大臣 梅谷先生が国会議員になって初めての経産委員会の御質疑に、御縁のある立場で答弁させていただくこと、大変光栄に思います。後輩だと聞いて大変親近感を感じていますし、是非、立場の違い、党派の違いはありますけれども、いい日本をつくるために、お互いにいい議論をしていきたいな...全文を見る
○萩生田国務大臣 世界の原油需要構造が不安定化する中、原油輸入の約九割を中東に依存する我が国にとって、サハリン1は我が国のエネルギー安定供給上重要なプロジェクトであります。エクソンの撤退表明によるエネルギー安定供給への影響については、情報収集の上、精査をしてまいりたいと思います。...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、一つ一つの国との事情というのは異なりますから、今例示をいただいたもの全てについて、今回のロシアのウクライナへの侵略に対する日本の対応を比較するというのはすごく難しいと思うんですけれども、先ほど申し上げたように、我々は、G7あるいは同じ価値観を有する同志国の...全文を見る
○萩生田国務大臣 オミクロン株の拡大など、新型コロナの影響が長期化する中で、多くの事業者は、様々な創意工夫を重ねながら事業継続や新事業転換などの努力を重ねられています。このような事業者の皆様を、事業復活支援金や資金繰り支援、事業再構築補助金などにより、しっかり支えていく決意です。...全文を見る
○萩生田国務大臣 現在実施している事業復活支援金は、月次支援金と同様に、飲食店の取引業者も含め、業種を問わず、売上げが減少した事業者に対する支援策です。  事業規模に応じて支援上限額を最大二百五十万円としていることに加え、新たに売上高の減少割合が三〇%以上の事業者も対象とするな...全文を見る
○萩生田国務大臣 所管外なのでお答えは控えたいという答弁もあるんですけれども、せっかく遠慮しながらおっしゃっていますので。  地方自治体によっては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用して、これまでも、売上げが五〇%以上減少していない事業者向けの支援や、月次支援...全文を見る
○萩生田国務大臣 相談のレベルも含めて統一化をしていく、幅広く応えができる環境をつくっていくということが大事だと思いますので、そういった努力をしていきたいと思います。  あわせて、相談する側も、やはり日頃から様々な行政情報に触れていただくということも大事だと思うんです。こういう...全文を見る
○萩生田国務大臣 新しい資本主義による成長と分配の好循環を実現するため、まずは力強い成長を実現することが重要です。デジタル、気候変動、経済安全保障などの社会課題に着目し、政府も民間も一歩前に出て、官民連携して投資を拡大し、成長のエンジンへとしてまいりたいと思います。  こうした...全文を見る
○萩生田国務大臣 国が政策を並べて、そしてそれが必ず地方でうまくいくのかと聞かれれば、ここにはやはり地方の努力が私は必要だと思います。長崎県の抱えている様々な特殊事情というのもきっとおありになると思います。したがって、長崎が求める規制改革によって新しい産業を興すことができるんだと...全文を見る
○萩生田国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、平成の三十年間で、大企業は一定の利益を上げました。しかし、新しい産業が起きてこなかったということが日本の一番の欠点だったと思います。イノベーションの力で新産業を興していく、新製品をつくっていく、もっと言えば、今回のコロナを経験した...全文を見る
○萩生田国務大臣 コロナ禍で傷ついた事業者の皆様に対して、足下の経済の下支えとして、必要な支援を迅速に届けることは重要であり、各種の給付金などを支給してきたところです。  同時に、コロナ禍を変革の機会と捉えている事業者に向けて、コロナ後の新しい社会を見据えて、先手を打って未来の...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生、まず、言い訳じゃないんですけれども、このコロナ禍がこんなに長く続くということを前提じゃなくて始まった制度が今まで続いてしまっているということは否めないというふうに思います。  特に、飲食業に関しては、平米数ですとか席数ですとか売上げですとか、いろいろな視...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、今般のロシアによるウクライナへの侵略は、強く非難されるべきものであり、断じて認められません。  二日にEUがロシアの七銀行をSWIFTから排除する旨の制裁措置を発表したと承知しております。これは、国際社会への影響を見極めつつ、ロシアに対して最大のコストを...全文を見る
○萩生田国務大臣 侵略開始から一週間です。そして、今、様々な経済措置が累次にわたって広がっている状況にあります。先ほど来お答えしているように、報復制裁も想定はしておかなくちゃいけないと思います。そういう中で、海外で商いをしている企業、あるいは海外に立地を持って努力している日本企業...全文を見る
○萩生田国務大臣 年初にお地元にお邪魔をさせていただきました。今年は珍しく苫小牧は雪が深くて、びっくりしました。雪の中に先生の笑顔のポスターがあちらこちらに貼ってあって、改めて地元の信頼の高さを感じた次第でございます。  実は、私の地元八王子市と苫小牧は姉妹都市でございまして、...全文を見る
○萩生田国務大臣 経済産業省では、今年一月からCCS長期ロードマップ検討会を開催し、CCSのサプライチェーンコストの低減ですとか、事業化に向けた法的課題を含む事業環境整備について議論を行っているところです。  その中で、多くの委員から、二〇三〇年からのCCS事業開始のためには早...全文を見る
○萩生田国務大臣 原油価格が上昇している中、激変緩和事業は、ガソリン価格などの更なる高騰を抑えるものであり、そもそも値下げを狙う制度でないことは改めて御理解いただきたいと思います。  本事業は、法改正が必要なトリガー条項と違い、スピード感を持って対応できるとともに、トリガー条項...全文を見る
03月04日第208回国会 参議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○国務大臣(萩生田光一君) ロシアによるウクライナ侵略などの情勢が変化、変化が、元々上昇していた石油価格が更に高騰する要因となっております。このため、今朝開催された原油価格高騰等に関する関係閣僚会合にて、政府として緊急対策を取りまとめをしました。  経産省としては、燃料油の急激...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今回この激変緩和事業の大幅な拡充強化をするに当たってトリガー条項の検討は行っておりません。
○国務大臣(萩生田光一君) 先生御指摘の転炉のプロセスでは、鉄鋼業全体で約四百七十万トンのCO2が排出されております。前工程である高炉プロセスと合わせると、約八千九百万トンのCO2が発生していることになります。  我が国は、二〇五〇年にカーボンニュートラルを実現するため、様々な...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生御指摘のとおり、鉄鋼業においては発生するスクラップのほとんどを鉄鋼原料として再利用しており、サーキュラーエコノミーを積極的に推進していると承知しております。  経産省としては、こうした取組を他の産業にも広げていくことが重要であると考えており、二〇...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 中小企業における人手不足の解消は、活力ある中小企業の事業活動を支援する観点から非常に重要であります。  このため、令和二年三月に中小企業における人手不足の解消に向けて、中小企業・小規模事業者人手不足ガイドラインを策定し、経営課題の見詰め直しとこれを解...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) インターンシップ制度は、企業の魅力を発信するとともに、業務内容を理解し職場の雰囲気を感じてもらう機会となるため、中小企業にとっても人手不足を解消するための有効な手段の一つであると承知しております。  このため、経産省では、中小企業の魅力発信につながる...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 本日、原油価格の高騰が続いている事態を受けて、激変緩和事業の大幅拡充に加え、農業、水産業など業界、業種ごとの支援、地方自治体を通じた灯油購入支援や暖房費支援などを重層的に実施する緊急対策を今朝開催された原油価格高騰等に関する関係閣僚会合で取りまとめまし...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 与党からいただいた提言も受け、トリガー条項並みの二十五円の減税措置を意識しながら、支援上限の大幅な拡充を行ったものでございます。
○国務大臣(萩生田光一君) もちろんそのことは心配していますが、とにかく今までにない事態でありますので、どういう形で上昇するかというのは現段階で予見を持って対応することはできません。したがって、まずはそのトリガーのときの二十五円と同じような、あるいはそれ以上の効果が出るようにとい...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今回の大幅な拡充強化は、あくまでロシアによるウクライナ侵略を踏まえた当面の間の緊急避難的な措置ということでございまして、令和三年度の一般予備費を使わせていただいておりますので、当面三月までということでございます。
○国務大臣(萩生田光一君) 元売事業者等に卸価格の抑制原資を支給するスキームに変更はございません。支給額については、直近の価格からの急激な上昇を抑制するよう支給額を計算します。  今回の拡充については、現場の事務的な手続を速やかに進めることにより、来週分から適用したいと思ってお...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 激変緩和事業については、当面の間の緊急避難的措置として、直近の価格からの上昇を抑制するよう、元売事業者に対する支給額上限を五円から二十五円に大幅に引き上げ、卸価格の上昇抑制を通じて小売価格の急騰を制御する、抑制する、国民生活などへの不測の影響を緩和する...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 業界別は既に発動しております制度がございます。元売価格を抑制することによって重層的にその効果を現すことができるというふうに確認をしておりますので、業界ごとの補助金制度も一定の抑止力を更に上乗せができるというふうに思っています。  トリガーについては、...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) こういう事態になって、エネルギーの高騰を一定程度抑制できるか否かということに注目しております。
○国務大臣(萩生田光一君) 激変緩和事業は、令和三年度当初予算からの流用と令和三年度補正予算で八百九十三億円を措置し、今回、本事業の拡充強化として令和三年度の予備費で三千五百億円を措置したところでございます。  これに、業界、業種ごとの支援策や地域の実情に応じた対策を行う自治体...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) その最小限というのは量的な基準を申し上げているのではなくて、このロシアのウクライナへの侵略という想定を超える事態が起きて、そして世界的に原油価格が高騰しております。そういう中で、日本だけじゃなくて世界が上がっていくと思いますし、それから、ある意味では燃...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 原油価格は、国際的な需給バランスや地政学リスクなど様々な要因を踏まえて市場で決定されます。今後の原油価格の見通しについて今の段階でコメントすることは差し控えたいと思いますが、既に高水準にあった原油価格は、ロシアのウクライナ侵略や世界の需要回復、一部産油...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 激変緩和事業は値段を下げるということを目的にしておりません。上がるのをできるだけ抑えたいということでございますから、この政策によって、例えば先生御出身の車の業界の方たちのお話を聞けば、ガソリンのことのお話しされる方たくさんいると思います。  一方、私...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 蓄電池については、昨年六月にお示ししたグリーン成長戦略において、二〇三〇年までのできるだけ早期に国内の車載用蓄電池の製造能力を百ギガワットアワーまで高めるとともに、蓄電池サプライチェーンの強化に向け、蓄電池材料も含めた大規模投資を促すこととしております...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) カーボンニュートラルの実現に向け、自動車については、二〇三〇年に国内の乗用車新車販売のうち電気自動車とプラグインハイブリッド車を合わせて二〇から三〇%とする政府目標を掲げています。  こうした目標や二〇一九年の国内生産台数は約一千万台であることを参考...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 一九八〇年代には世界一の売上高を誇っていた我が国の半導体産業でございますが、その後競争力を落としてきた原因の一つは、もちろん個社の経営戦略はあるでしょうけれど、同時に、当時の政府が世界の半導体産業の潮流を見極めることができず、国策として適切かつ十分な政...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生の解説はそのとおりなんですけれど、全ての半導体を失ってしまったわけじゃなくて、例えば四十ナノ台のパワー半導体という部分は一定程度国内でも作って海外にも輸出をしているんですけど、我が国の基幹産業である自動車が使う二十ナノ台というのを全く一つも作れない...全文を見る
03月07日第208回国会 参議院 予算委員会 第9号
議事録を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 二〇五〇年カーボンニュートラルを実現するためには、供給サイドによるアンモニア、水素等の受入れに合わせて、それを利用する石油精製、鉄鋼、発電など、CO2多排出事業者が集積したコンビナートのカーボンニュートラル化を進め、供給面、利用面一体となったサプライチ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) お答えします。  ロシアによるウクライナ侵略などを受けて、原油価格は一層上昇傾向にあることを踏まえ、原油市場の安定化に向けて主要消費国との連携の強化や産油国に対する原油の増産の働きかけを行ってまいりました。  また、六千万バレルのIEA石油備蓄の協...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 新型コロナによる影響の長期化を踏まえ、中小企業の資金繰り円滑化の観点から、官民の金融機関に対しては、資本性劣後ローンを含めて、それぞれの事業者の現下の決算状況、借入れ状況などの事象のみで機械的、硬直的に判断せず、事業の特性等も踏まえて丁寧かつ親身に対応...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 空気清浄機におけるほこりや花粉などの粉じんの除去性能に関する基準は、日本産業規格、いわゆるJISで規定されておりますが、委員御指摘のとおり、ウイルスの除去に関する基準はいまだ国際的に存在をしません。  こうした基準作りに向けては、機器のウイルス除去性...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 欧米企業が撤退を表明したサハリン1及びサハリン2には日本の企業も参画をしております。サハリン1については、世界の原油の需給構造が不安定化する中、原油輸入の約九割を中東に依存する我が国にとって重要な施設です。また、サハリン2についても、我が国の需要量の約...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生のお立場でそういう御意見は私もよく分かります。  他方、例えばアメリカやイギリスというのは産油国でありまして、特段ここから出てくる石油やLNGが必要なわけじゃないわけですね。事業として参画をしていた。これは安全保障上参加していたのかもしれません。...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) エネルギーは全ての社会経済活動を支える土台です。我が国の国際競争力の維持強化と国民生活の向上の観点から、Sプラス3E、すなわち安全性、安定供給、経済効率性、環境適合のバランスを取りながら安定的で安価なエネルギー供給を確保することがまさに国の重要課題であ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 御指摘の点は承知しておりますが、民間団体の活動の一つ一つにつき、政府としてコメントすることは差し控えたいと思います。
○国務大臣(萩生田光一君) その前に、今日せっかくテレビ入りですから、化石賞は、ワイドショーなどでは日本だけが取ったかのような放送をしていますけれど、会議の十二日間、毎日二、三か国が選ばれて、日本は二日目の一回だけ言われたんですね。この間の関係あると思いますよ。化石賞で第一位はオ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先般のG7首脳コミュニケでは、排出削減対策が講じられていない石炭火力発電への新規の支援を昨年末までに終了することにコミットしたものでありまして、インドラマユ石炭火力発電所といった既に実施に向けた手続を行っている既存案件については、G7における合意の対象...全文を見る
03月08日第208回国会 参議院 経済産業委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 日本周辺海域にはメタンハイドレートですとかレアメタルなどの資源が存在しており、例えば静岡県沖から和歌山県沖に広がる東部南海トラフ海域において、日本の天然ガス消費量の約十年分に相当するメタンハイドレートの存在が推定されております。また、伊豆・小笠原海域や...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今、紙を見ないでと言われたのですが、間違えるといけないので確認して。  海洋資源開発において、深海底における資源の有無や広がりを調べる上で、有望海域を抽出するための精密地形調査やサンプリングに今先生おっしゃったAUVですとかROVを用いることにより、...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先ほど私、済みません、所管のJOGMECって申し上げたんですけど、今所管がJOGMECで、かつてはJAMSTECの所管だったんです。失礼しました。  海底、深海底における資源の有無や広がりを効率的に調べる上で、音波などで精密地形調査を行うAUVを用い...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 繰り返しになりますけど、先生の御提案のとおりだと思います。これは、もうロボット技術は、日本がこれから目指すべき新しい産業のまさにエースだというふうに思っております。  私、文科大臣時代も、高専の皆さんの応援して、ロボコンのコンテスト、毎年行きました。...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) メタンプルームは、表層型メタンハイドレート事業の一環として、二〇二〇年度からの三年間でメタンプルームの湧出量を測定、推定する海洋調査を実施しているところであります。昨年十月に閣議決定したエネルギー基本計画においても、二〇二七年度までに民間企業が主導する...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 私、就任直後から石油の高騰などが続いておりまして、正直、えらいときに経済産業大臣になってしまったなというふうに心の中では思っていたんですけれど、逆にここがチャンスだというふうに思っています。  先生御指摘のように、今までの価値観で進んでいくんじゃなく...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生御指摘のINESの評価がレベル7であって、これをチェルノブイリと比較して同じなのかと聞かれると、全く筋が違うことはそのとおりです。すなわち、これ、レベル7までしかないものですから、チェルノブイリはもっと上があれば8とか9とか10とかにきっと行ってい...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 三月四日に行われたロシアによるザポリージャ原子力発電所に対する攻撃は決して許されない暴挙であり、福島第一原子力発電所事故を経験した我が国としては最も強い言葉で非難をします。  ロシアに対しては、ウクライナ国内の原子力発電施設に対する攻撃を含め、全ての...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今般のロシアにおける原子力発電所への攻撃は決して許されない暴挙であります。政府としても、国際秩序の根幹を守り抜くため、こうした行為に対しては毅然と行動してまいります。  その上で、原子力発電所に対する軍事攻撃やテロ行為の脅威については、国民保護法等の...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 国際社会は、ロシアの侵略によりロシアとの関係をこれまでどおりにしていくことはもはやできないと考えておりまして、我が国としても、ロシアとの関係で経済分野の新たな協力を進めていく状況にはないと考えております。  そのことは所信のときにもお話ししましたけれ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 担当大臣の名前は、私が変えた方がいいとか変えない方がいいとかというあれではないと。もちろん、この時期ですから、ロシア制裁担当大臣とかそういう名前にした方が分かりやすいのかもしれませんけれど、先生の御意見は御意見で承って、私、総理とちょっとこのことを話し...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生の御指摘は私もよく分かります。昨日、実は予算委員会でも同様の答弁をさせてもらったんですけれど、我が国は、国際的な制裁強化の動きの中で、エネルギーの安定供給と安全保障を最大限守るべき国益の一つとして、G7を始めとした国際社会と連携しながら適切に対応し...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) どうして起こったのかというのはちょっと私、直ちにお話しできないんですけど、当時は、この外為法に照らして違反する事案だということで、捜査当局からの照会などに対して外為法の運用や個別の規定の解釈を示すなどの対応を行い、本事案についても、他の事案と同様、その...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 既に高水準にあった原油価格は、ロシアによるウクライナの侵略などを受けて一層上昇傾向にあり、企業活動や暮らしへの影響が懸念されます。そこで、原油市場の安定化に向けて、主要消費国との連携の強化ですとか産油国に対する原油増産の働きかけを行ってまいりました。 ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 近年、国際社会において人権問題の関心が高まる中、企業がサプライチェーンを含めた人権尊重の取組をしっかりと行わない場合、不買運動ですとか投資の引揚げですとか既存顧客との取引停止などの多くのリスクに直面することがあると承知しております。  このため、経済...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) エネルギーは、全ての社会経済活動を支える土台です。我が国の国際競争力の維持強化と国民生活の向上の観点から、Sプラス3E、すなわち安全性、安定供給、経済効率性、環境適合のバランスを取りながら、安定的で安価なエネルギー供給を確保することは最重要課題です。今...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 洋上風力発電は再生可能エネルギー主力電源化に向けた切り札でありまして、今回の公募により合計一・七ギガワットのプロジェクトが具体化することは、具体化することはエネルギーミックス達成に向けた大きな一歩であると思っております。  洋上風力の推進に当たっては...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) ロシアによるウクライナ侵略によるエネルギー市場の高騰から国民生活や日本経済を守るため、先週の金曜日、官房長官の下の関係閣僚会合において、原油価格高騰に対する緊急対策の取りまとめをしました。激変緩和事業については、当面の間の緊急避難的措置として、急激な価...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 様々な試算が行われているのは承知しております。  我々としては、まずこの年度末までをしっかり見通して、その上で、ウクライナ情勢も加わりましたので、昨年末にこの制度をスタートしたときとは状況が違うことは十分承知しておりますので、前広にしっかり考えて、国...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) まず、LNGについて御指摘いただきました。  確かに、我々、国会で、現時点、足下では不測の事態に備えて官民連携して万全の対策を取っておりますという答弁をしているんですけど、おっしゃるように、事情はどんどん、刻々と変わっていますので、仮に日本に対してロ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今の時点で、この国会の場で仮定の想定をいろいろシミュレーションすれば国民の皆さんに更なる不安を与えることにもなると思います。我々としては、いろんなことをちゃんと先回りして考えてはいますけれど、当然のことながら、国民にきちんと説明し、御理解をいただいた上...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 一般的に、ガス会社では、自由化後も、毎月の原料の貿易統計価格の三か月平均をガス料金に反映する原料費調達、調整制度を導入しています。この制度を通じて、ガス会社は、料金の急激な上昇に一定の時間軸で歯止めを掛けつつ、原料価格を料金に反映できる仕組みとなってい...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今回のロシアに対する経済制裁により日本企業が受ける影響を最小限にとどめるとともに、影響を受ける事業者をしっかりとお支えすることが重要です。  その観点から、委員御指摘の貿易保険については、ロシアに投資した日本企業がロシアに対する経済制裁の影響により投...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生御指摘のとおりでございまして、昨年末に給湯器がないという事件が、事態が起こりまして、これ経産省で各メーカーを呼んでそのサプライチェーンのその実態について調査をするわけですけれど、これなかなか、やっぱり皆さん、他社との関係もありますからつまびらかに言...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 事務経費については精算払いなので、今の予算額と実行ベースを見てみないとまだ分からないんですけれど、いずれにしましても、せっかくデジタルが進んでいる中で、また経験も積んでいるわけですから、直営でなかなかできないことは多分全ての先生方、御理解いただけると思...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 国が研究開発を支援する際には、その成果がしっかり社会実装につながることが重要だと思っております。このため、研究開発の支援に当たっては、事前に社会実装までの道筋を計画に盛り込むことを求めた上で、節目節目で進捗状況を確認し、有望なものに支援を絞り込むことと...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生、私も、昭和の時代ですけど、若い頃、カワサキのZ400FXというの乗っていました。それで、自動車免許取った後も、当時はパッソーラですとかカレンですとか、こういう原付も持っておりましたので、またそういう町でございましたので、当たり前にそのバイクが私の...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) バイク・ラブ・フォーラムは、世界に通用するすばらしいバイク文化の創造を目指すとともに、バイク産業の振興、市場の発展などを図ることを目的に、二輪車関連団体や地方自治体が中心となって二輪車産業の振興や社会的認知の浸透等のために取り組んだというふうに承知して...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 気候変動に関する政府間パネル、いわゆるIPCCの報告書においては、人間活動が原因となり引き起こされた気候変動が幅広い分野で悪影響を及ぼし、それに関連した損害を引き起こしていることが示されていると承知しており、気候変動問題は世界の喫緊の課題であると認識し...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) エネルギーをめぐる状況は、各国千差万別です。資源が乏しく周囲を海で囲まれた我が国において、Sプラス3Eを満たす単一の完璧なエネルギー源がない現状では、多様なエネルギー源をバランスよく活用することが重要です。必要な供給力が必ずしも十分に確保されていない段...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 日本は、国際約束として二〇五〇年カーボンニュートラルの目標を掲げ、それと整合的なものとして二〇三〇年度に温室効果ガス排出量四六%削減という目標を掲げています。  この目標を裏付けるものとして、エネルギー基本計画においては、石炭火力一九%や水素、アンモ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 二〇五〇年のカーボンニュートラルの実現や二〇三〇年度の新たな温室効果ガス排出削減目標の実現に向け、再エネについては、国民負担の抑制と地域との共生を図りながら最大限導入をしていくことが政府の基本方針です。  二〇三〇年度に三六から三八%という野心的な目...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) ロシアによるウクライナ侵略によるエネルギー市場の高騰から国民生活や日本経済を守るため、先週の金曜日、官房長官の下の関係閣僚会合において、原油価格高騰に対する緊急対策を取りまとめました。激変緩和事業につきましては、当面の間の緊急避難的措置として、急激な価...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) これ、先生御案内のとおり、有価証券報告書は私どもの所管ではなくて金融庁になります。  男女の賃金格差の是正に向けて、これを有価証券報告書の開示項目にするなど企業の開示ルールの在り方を具体的に検討していくほか、女性活躍推進法のスキームが更に実効あるもの...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) まず、川上、文部科学省が子供たちのデジタル環境というのを変えていこうということでGIGAスクールがスタートしました。彼らが大人になるときに、当たり前にICTと接触なしの職業を選ぶことの方が多分難しい時代が来ると思いますので、当たり前に技術とそれから素養...全文を見る
03月09日第208回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
議事録を見る
○萩生田国務大臣 まず、ロシアによるウクライナへの攻撃、これは断じて許せないことでありまして、強く抗議をしたいと思います。  その上で、防衛能力がどこまであるのかということをこの場でつまびらかに議論することは望ましいと思いませんけれども、現状、防衛省は、先ほど答弁していただいた...全文を見る
○萩生田国務大臣 再生エネルギーは大切だと思います。もちろん、第六期のエネルギー基本計画で示したとおり、再生エネルギーを拡大していく、その努力をしてまいりたいと思います。
○萩生田国務大臣 エネルギー価格の上昇もあり、企業物価指数は、本年一月時点で前年比プラス八・六%と、約四十一年ぶりの水準となっております。消費者物価指数は、本年一月時点で前年比プラス〇・二%と、五か月連続で上昇しております。原油価格の上昇が長期化すれば、企業収益や家計を圧迫する懸...全文を見る
○萩生田国務大臣 二〇五〇年カーボンニュートラルに向けて、SプラススリーE、すなわち、安全性、安定供給、経済効率性、環境適合のバランスを取りながら、安定的で安価なエネルギー供給を確保することは最重要課題です。  再エネについては、エネルギー基本計画で掲げた、二〇三〇年度に三六か...全文を見る
○萩生田国務大臣 今回のロシアによるウクライナ侵略のような暴挙には高い代償を伴うことを示すべく、国際社会と緊密に連携しつつ対応しております。  こうした経済制裁の影響も相まって、ロシア経済においては、例えば、足下でルーブルの対米ドル為替レートがウクライナ侵略直前との比較で約六七...全文を見る
○萩生田国務大臣 今回のロシアによるウクライナの侵略は、世界が連帯して築き上げてきた国際秩序の根幹を揺るがす行為であり、断じて許容できません。国際社会が団結して、ロシアに対して毅然として対応していく必要があります。  こうした観点から、G7を始めとする国際社会は迅速に、資産凍結...全文を見る
○萩生田国務大臣 大阪府・大阪市スーパーシティ構想については、三月四日の国家戦略特区諮問会議の専門調査会において了承されたものと承知しております。  経産省としては、同構想に盛り込まれている万博会場での空飛ぶ車の活用などについて、昨年末に取りまとめた政府の二〇二五大阪・関西万博...全文を見る
○萩生田国務大臣 小野先生、まず日本としては、米国そして欧州を始めとする有志国、なかんずくG7の皆さんと行動を協調してやっていこうということをまず決めています。  しかしながら、その中で、やはり各国、抱えている事情が違うことは、それぞれの国もお互いに理解しています。  例えば...全文を見る
○萩生田国務大臣 御指摘の原子力発電所の運転期間については、原子力規制委員会が所掌する原子炉等規制法で規定されているものであります。  現時点において、政府において同法の規定見直しを検討している事実などはないと承知しておりますが、一方、御指摘の点は審議会など様々な場において問題...全文を見る
○萩生田国務大臣 新型コロナやロシア等のウクライナの侵略をめぐる国際情勢など、我が国経済をめぐる状況が極めて複雑な中でも、成長軌道に乗せていくためには、成長分野への投資や人的資本投資を進める大胆な政策が必要であると認識しております。  このため、グリーン、デジタル、経済安全保障...全文を見る
○萩生田国務大臣 自由な市場主義の中で、新しい産業が既存の産業を追い越していくときに、既存産業がある意味、敗北をしたり屈していくということは今までも繰り返し行われてきました。それはある意味、自然の摂理にも似たようなものがあるんだと思うんですけれども、少なくとも、グリーンとかデジタ...全文を見る
○萩生田国務大臣 これは日本の国民性とも関わりがあるところだと思うんですね。割と一点集中、はやり型の世の中ですよね。ですから、これがいいとなると、わあっとそこへ行くんだけれども、しかし、冷静に考えてみると、こっちもこっちもよかったよねと、これの繰り返しを我々日本国民は割としている...全文を見る
○萩生田国務大臣 下請の中小企業と大企業とは、同じ目標に向かって取り組むパートナーです。サプライチェーン全体での事業継続や成長のために、得られた利益を受注側と発注側で適正に分かち合い、共存共栄を図ることが極めて重要です。  こうした観点から、取引適正化を進め、下請企業に適切な利...全文を見る
○萩生田国務大臣 問題意識は先生がおっしゃるとおりなんです。  それで、じゃ、だからといって、補助金をつくったりGメンがどこかへ訪ねていったからといって、直ちに下請の工賃や取引金額が上がっていくかというと、それは難しいところがあると思うんですけれども、バブル経済の崩壊後、本当に...全文を見る
○萩生田国務大臣 経産省としては、民間企業の賃上げを支援するため、賃上げ税制についての税額控除率を大胆に引き上げるなどの抜本強化に加えて、事業再構築補助金、生産性向上への支援、ものづくり補助金、賃上げに取り組む赤字企業の特別枠、パートナーシップ構築宣言、下請取引の適正化など、総力...全文を見る
○萩生田国務大臣 事業復活支援金は、新型コロナの影響により厳しい状況が続く事業者の皆様に対して、固定費の約半分を目安として、十一月から三月までの五か月分を一括給付するものです。  この支援金は、売上減少要件を緩和して、三〇%以上の事業者も新たに支援対象としているほか、月単位で比...全文を見る
○萩生田国務大臣 事業復活支援金は、新型コロナの影響を受けて厳しい経営状況にある事業者に、使途に制限のない現金を給付するという、返済を前提とする融資などによる支援を超えた、臨時の、異例の支援策であります。  先生おっしゃるように、今、支援金がまだ届かないという方の声もあります。...全文を見る
○萩生田国務大臣 昨年十月に閣議決定されたエネルギー基本計画において、「原子力は、燃料投入量に対するエネルギー出力が圧倒的に大きく、数年にわたって国内保有燃料だけで生産が維持できる低炭素の準国産エネルギー源として、優れた安定供給性と効率性を有しており、運転コストが低廉で変動も少な...全文を見る
○萩生田国務大臣 実際の設備利用率などは発電所ごとに異なるために、確定的にお示しすることはできませんが、運転年数に応じた出力規模の平均値などを用いて機械的に計算すれば、二十五から二十八基程度で、原子力比率の二〇%から二二%は達成できるという計算をしております。
○萩生田国務大臣 原子力比率の達成に必要な二十五から二十八基の中には、審査が現段階で進んでいない原発や未申請の原発も含まれ得ると思います。  将来の原発の稼働状況は、事業者の判断や原子力規制委員会による適合性審査の状況、さらには地元の御理解などによって決まるものであり、現時点で...全文を見る
○萩生田国務大臣 新増設、リプレースについて、現時点では想定していないというのが政府の基本方針であります。他方で、二〇五〇年カーボンニュートラルの実現に向けては、原子力を含めたあらゆる選択肢を追求することとしております。  こうした方針の下で、革新炉の研究開発や人材の育成、さら...全文を見る
○萩生田国務大臣 先ほど答弁しましたけれども、未申請のものも対象となるということです。
○萩生田国務大臣 現段階で特定をしているわけではありません。
○萩生田国務大臣 二〇三〇年のエネルギーミックスにおける原子力比率の実現に向けては、安全性の確保を大前提とした再稼働を着実に進めていくことに加え、安全性の更なる向上などを通じて設備利用率を向上させるとともに、一部の炉については、法令で認められた四十年を超える運転期間延長を行うこと...全文を見る
○萩生田国務大臣 国際原子力機関、IAEAによれば、長期運転とは、許認可期間、当初のプラント設計、関連規格又は国内規格によって定義された一定期間を超える運転とされています。日本に当てはめれば、原子炉等規制法が定める当初の運転期間である四十年を超える運転が該当します。  気候変動...全文を見る
○萩生田国務大臣 もちろん安全性が優先をされるわけでありまして、したがって、独立した委員会が、原子炉等規制法にのっとって、そしてルールを決めるわけですから、たまたま十八か月はどうだろうかという意見が出たとしても、十三か月がふさわしい、それはこういう根拠だということであれば、それに...全文を見る
○萩生田国務大臣 繰り返しになりますけれども、原子力発電所の運転期間については、原子力規制委員会が所掌する原子炉等規制法で規定されるものでありまして、現時点では、政府において同法の規定見直しを検討しているような事実はないと承知しております。
○萩生田国務大臣 原子炉等規制法は、原子力発電所を運転することができる期間を四十年とし、一回に限り最大二十年の運転延長を可能としております。この法律において、運転期間に関して、原則ですとか例外といった規定はないものと認識しております。  運転期間の延長に当たっては、事業者からの...全文を見る
○萩生田国務大臣 規制を緩めて再稼働を前倒しにしていくということを前提にしていません。厳しい規制の中で、第三者の機関が厳格に検査をし、そして、与えられた条件によって改築、改修工事、あるいは更なる上乗せの工事をしているわけじゃないですか。だから動いていないわけですよね。  ですか...全文を見る
○萩生田国務大臣 貿易保険法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  日本経済の持続的な成長を実現していくためには、日本企業の海外展開を支援することにより、著しい経済成長を遂げる新興国等の海外の旺盛な需要を獲得していかなければなりません。...全文を見る
03月09日第208回国会 参議院 予算委員会 第10号
議事録を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 中小機構及びJICが出資するファンドからの投資対象企業は、必ずしも日本国内の中小企業に限定されておらず、海外企業への投資も可能です。  例えば、中小機構が出資するファンドにおいて、国内の企業に限らず、ASEAN・イスラム市場で成長が期待される事業へ投...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生御指摘のとおり、海外から起業家や高度人材に加えて投資家も呼び込むことで、日本での起業だけでなく、投資や事業家支援も含めてスタートアップ創出、育成する仕組みが重層的に強化されるものと認識しております。  日本のスタートアップを取り巻く環境は改善が進...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 経産省では、各省各局に分散しているスタートアップ関連施策を有機的に組み合わせ強化すべきであるという問題意識から、昨年十二月なんですけれど、省内の関係部局や関係独立行政法人等のスタートアップ担当等を統率し、総合的な政策立案と実施を行うスタートアップ創出推...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) ウクライナ情勢が緊迫化をする中、今回の事態による金属価格の動向や日本企業への影響については高い警戒感を持って注視をしているところです。  ロシアからは、自動車の排ガス用触媒等に使用されるパラジウムやプラチナに加え、特殊鋼の原料として使用されるニッケル...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 御指摘のとおり、エネルギー価格の高騰が長期化すれば、企業収益が圧迫され、賃上げマインドにも悪影響が及ぶ可能性があると思っております。  政府としては、引き続き、エネルギー価格を始めとする物価動向を注視していくとともに、我が国の国民生活や経済活動への影...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) ウクライナをめぐる情勢は引き続き緊迫した状況が続いており、足下で高騰している原油価格の動向や、これによる日本企業への影響、資源の確保状況などについては、引き続き重大な懸念を持って注視しております。  総理は、もう既に皆さんにお話ししたとおり、同盟国で...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 原子力発電所の安全審査ですとかその基準については、福島第一原発事故の反省を踏まえ、規制と利用の分離の観点から、高い独立性を有する原子力規制委員会が一元的に所掌することとされております。  このため、経産大臣の立場から意見を申し上げることはございません...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 原子力発電所につきましては、原子力規制委員会が世界で最も厳しい水準の新規制基準に適合すると認めた場合のみ、その判断を尊重し、地元の理解を得ながら再稼働を進めるというのが政府の基本的な方針です。  経産省としても、再稼働が円滑に進むように、産業界に対し...全文を見る
03月10日第208回国会 参議院 予算委員会 第11号
議事録を見る
○国務大臣(萩生田光一君) ALPS処理水の処分についての地元や漁業者の皆様への説明や意見交換の中で、国内外での安全性への理解醸成が不十分であることや、風評影響の発生を懸念する声があることは承知をしております。  政府としては、昨年末まとめた行動計画に基づき、IAEAの協力を得...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) ALPS処理水については、風評影響を最大限抑制すべく、国内外の様々な方々に対して科学的根拠に基づく正確な情報発信が不可欠です。  これまで、様々な意見交換の場でALPS処理水を含めた放射線教育の強化を求める意見があったことを踏まえ、文部科学省が事前に...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) チラシの作成では、できるだけ平易な言葉で説明する、振り仮名を振る、イラストや写真を活用するなど、小学生にも読んでもらえるような工夫をしております。  また、副読本やチラシを活用する学年についても、政府側で指定をしているわけではございません。児童の理解...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今回小学生向けに配布したチラシは、ALPS処理水の処分も含め、東京電力による福島第一原子力発電所の廃炉作業について、小学生に理解を深めてもらうことを目的としております。そのため、文字数を始め、分かりやすさ、見やすさも考慮し、現在の記述としております。 ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 風評影響を抑制するため、ALPS処理水の安全性を始め、科学的根拠に基づく正確な情報を幅広い方々に発信することが重要と考えており、特に若い世代の方々にも情報をお届けすることが大事だと思います。  今回のチラシは、放射線副読本の配布を希望される学校に対し...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 昨年四月に決定したALPS処理水の処分に関する基本方針の検討では、土木や放射線、風評等、多様な分野の専門家が六年以上にわたり、地層への注入や地下への埋設といった手法やトリチウムの分離技術など様々な選択肢を議論した上で、国内で実績があり、モニタリングを行...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 原子力に対する正確で客観的な情報提供を求める声があるという状況を真摯に受け止め、その反省に立って原子力に関する丁寧な情報発信に取り組むことが重要だと思っております。  これまで、説明会や資源エネルギー庁のホームページなどを通じて、日本のエネルギーをめ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) ロシアによるウクライナ侵略によるエネルギー市場の高騰から国民生活や日本経済を守るために、激変緩和事業については、当面の間の緊急避難的措置として、急激な価格上昇を抑制するよう、元売事業者に対する支給額の上限を五円から二十五円に大幅に引き上げることとしまし...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 事故から十一年がたとうとする中、東京電力に賠償金の支払を命ずる判決が確定したことを重く受け止めております。  今後、文部科学省に設置された原子力損害賠償紛争審査会で行われる議論を踏まえ、政府として適切に対応してまいりたいと思います。
○国務大臣(萩生田光一君) 委員御指摘の敷地利用につきましては、敷地全体のうち、原子炉建屋やその周辺設備、ALPS等の設置場所、敷地内の建設作業に必要な土捨場、廃棄物貯蔵施設など用途が明確に決まっている場所、また傾斜地や崖沿いの建物の建設に適していない場所などを除くと、今後新たに...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 燃料デブリの取り出しにつきましては、現在、ロボットアームの試験を行っているところであり、年内を目標に二号機において試験的な取り出しを開始する予定でございます。  新型コロナの影響により一部工程に遅れはありますが、全体として作業に遅延があるとは考えてお...全文を見る
03月11日第208回国会 参議院 予算委員会 第12号
議事録を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 電動化社会の実現に向けては、電気自動車やプラグインハイブリッド車の普及とともに充電インフラの整備が不可欠であります。  このため、昨年六月に策定したグリーン成長戦略において、二〇三〇年までに公共用の急速充電器三万基を含む十五万基の充電インフラの設置を...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 充電インフラの設置事業者は、事業者団体が作成した電気自動車の急速充電器の設置・運用に関する手引書を参考に充電インフラの整備を行っているものと承知しております。  このガイドラインにおきましては、安全確保や浸水対策を始めとした充電インフラを設置するに際...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) ガイドラインの見直しを受けまして、各事業者においてユニバーサルデザインに対応した充電機器の開発は着実に進捗しているものと承知しています。例えば、高速道路での充電器では、車椅子ユーザーも操作できるように、操作部分を従来よりも下部に設置したものですとか、直...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生が御心配されているほど行政の壁があるわけじゃなくて、あえて反省すれば、そのカーボンニュートラル、二〇五〇年ゼロという宣言は菅内閣で初めてやりました。その前の電動車の位置付けというのは、もちろんそういう社会目指して、これからCO2を出さない車というも...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今経産大臣も答弁をされましたが、今回の拡充策を、あっ、失礼、財務大臣も答弁されましたが、今回の拡充策をしっかりと実施し、効果を見直してまいりたいと思います。  その上で、今後も原油価格の高騰がどの程度長期化するのかも見極めながら、あらゆる選択肢はどう...全文を見る
03月14日第208回国会 参議院 予算委員会 第13号
議事録を見る
○国務大臣(萩生田光一君) メタンハイドレートは、我が国へのエネルギー安定供給の観点、また将来的な水素の原料として極めて重要な国産資源と考えております。  したがって、昨年十月に閣議決定したエネルギー基本計画において、二〇二七年度までに民間企業が主導する商業化に向けたプロジェク...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 繰り返し答弁しておりますけれども、今はその事業を協力体制で前に進めるという状態じゃありませんので、それは一切交渉には応じません。
○国務大臣(萩生田光一君) 他方、既にロシアに進出をしている企業の皆さんもいらっしゃいます。撤退も考えなきゃならない事態もあるかもしれません。そういう意味では、この予算は計上させていただいて、そういった対応に使わせていただく予定でございます。
○国務大臣(萩生田光一君) 我が国としては、これまで一貫して、エネルギーの安定供給と安全保障を最大限守るべき国益の一つとして、G7を始めとした国際社会と協調しながら適切に対応していくことを方針として述べてまいりました。  三月十二日に発表されたG7首脳声明では、世界がロシアから...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) さっき福山先生、帰られちゃったんですけど、質問時間がなくなってきた中で的確にということだったのでその数字申し上げたんですけど、決してこれ協力を推進するお金じゃなくて、中小企業のコンサルタント事業など、経産省だけじゃなくて、農林水産省、厚労省それぞれ足し...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今回のロシアによるウクライナ侵略、それに対する国際社会による制裁強化の動きについては予断を許さない状況にありますが、今回の事象はエネルギー安定供給体制の構築の重要性を再確認するきっかけとなったとまず認識しております。  我が国は、原油については、先生...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 一つは、今、国際社会と協調してロシアに対して制裁を始めたところです。  先ほど申し上げたように、各国事情が異なる中で、いろんなオプションをつくっていかなきゃなりません。それを国民の皆さんに安心を与えるために明らかにしていく必要もあるでしょうし、また戦...全文を見る
03月16日第208回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
議事録を見る
○萩生田国務大臣 今回のロシアによるウクライナへの侵略とこれに対する各国の経済制裁等により日本企業が受ける影響を最小限にとどめるとともに、影響を受ける事業者をしっかりと支えていくことが重要だと思っております。  その観点から、委員御指摘の貿易保険については、例えば、決済手段がな...全文を見る
○萩生田国務大臣 NEXIの人員は、長らく約百四十人から百五十人で推移をしてまいりましたが、二〇一一年度には、当時の行革の中で約一割の人員削減を余儀なくされたものの、二〇一七年の株式会社化以降は、経営の自立性が向上し、業務の幅が拡大したことを受けて、人員面も着実に体制が強化され、...全文を見る
○萩生田国務大臣 メタンハイドレートは、我が国のエネルギー安定供給への観点、また将来的な水素の原料として、極めて重要な国産資源だと考えております。  したがって、昨年十月に閣議決定されたエネルギー基本計画において掲げた、二〇二七年度までに民間企業が主導する商業化に向けたプロジェ...全文を見る
○萩生田国務大臣 二〇三〇年までに農林水産物、食品輸出額五兆円という目標の実現に向けまして、関係省庁、機関が一体となって、輸出にチャレンジする事業者を後押ししているところです。  詳しい答弁を用意しているんですが、時間が過ぎてしまったので、先生の問題意識を受け止めて、農業者の皆...全文を見る
○萩生田国務大臣 議員御指摘のとおり、アジアを始めとする成長著しい発展途上国などの海外市場の取り込みは、我が国の経済成長にとっても極めて重要です。また、その際は、現地の実情に向き合い、民間のイノベーションを最大限活用して、持続可能な経済社会の基盤をつくるとともに、我が国と各国がパ...全文を見る
○萩生田国務大臣 原発は、我が国のベースロード電源として、一定程度必要なものだと思っています。  他方、経産省としては、東京電力福島第一発電所の廃炉、こういった大きな課題を抱えておりますので、利用と規制というのはもう既に分かれて審査をすることになっておりますので、規制庁の方で安...全文を見る
○萩生田国務大臣 貿易保険制度は、民間保険では救済できないリスクをカバーすることで、対外取引を後押しする重要な政策ツールです。制度創設以来、この公的性格や財政負担の観点から、一貫して、貿易保険事業に係る収入と支出を中長期的にバランスさせるという収支相償の原則の下で運用されてきたと...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、そのチラシは、そのチラシと言っちゃいけないのかもしれませんが、先生が指摘されたチラシは、風評の影響を抑制するため、ALPS処理水の安全性を含め、科学的根拠に基づく正確な情報を、是非若い世代も含めて情報に接してもらいたい、お届けしたいということで作られたもの...全文を見る
○萩生田国務大臣 貿易保険制度は、民間保険では救済できないリスクをカバーすることで、対外取引を後押しする重要な政策ツールでありまして、新型コロナウイルス感染症の拡大により、対外取引を行う日本企業は大きな影響を受けており、その影響を最小限にする観点からも、貿易保険を最大限活用いただ...全文を見る
○萩生田国務大臣 新型コロナの影響の長期化に加え、足下では、原油を始め資源価格が高騰するなど、中小企業を取り巻く経営環境は非常に厳しい状況にあります。引き続き、困難に直面する事業者の皆様を支えていくことが重要です。  新型コロナの影響により売上げが落ち込んでいる事業者の皆様に対...全文を見る
○萩生田国務大臣 よく注視して対応していきたいと思います。
○萩生田国務大臣 原発の再稼働のことをおっしゃっているんだと思うんですけれども、これは安全性が最優先でございます。
○萩生田国務大臣 御指摘の答弁につきましては、原子力発電所への武力攻撃は、核兵器による威嚇や使用と同じく、万が一にも許されない行為であることを日本政府として強く国際社会に訴えていくことの重要性を申し上げたものです。  原子力発電所は、我が国の電力の安定供給を担う重要な基盤であり...全文を見る
○萩生田国務大臣 率直に読んでいないから、先生、その後に自分で解釈をした、ひどい話と思いますよ、核ミサイルがあるんだから、原発のリスクが日本にあってもしようがないんじゃないかとって、私、そんなこと言っていませんよ。  私は、その前もずっと読んでください、要するに、核のない世界が...全文を見る
○萩生田国務大臣 原子力発電所の安全については、原子力規制委員会が規制する発電所の設備上の対応や事業者の対応によって確保しております。なお、原子炉等規制法においては、意図的な航空機衝突等のテロリズムへの備えまで事業者に要求していると承知しています。  他方、原子力発電所へのミサ...全文を見る
○萩生田国務大臣 国民の行政に関する信頼を確保するためには、議員御指摘の政策の意思決定過程も含め、公文書の適切な管理が不可欠です。  このような観点から、現行の公文書管理法では、事業の実績だけでなく、経緯も含めた意思決定に至る過程について、合理的に跡づけ、検証することができるよ...全文を見る
○萩生田国務大臣 貿易保険制度は、日本企業の輸出、融資、投資等の対外取引において生じる、民間の保険では引き受けられないリスクをカバーする重要な政策ツールであり、日本企業の海外展開に必要不可欠なものです。  足下のロシア、ウクライナをめぐる情勢や米中対立など、国際情勢が不確実性を...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生、事前の準備でそういったホームページなどをよく見ていただいて、職員のコメントまで引用していただきました。  その職員もおっしゃっているように、これは日本で唯一の貿易保険事業を担う公的機関でありますので、やや民間の尺度とは違う仕事をせざるを得ないという宿命的...全文を見る
○萩生田国務大臣 経済産業省は、二〇二一年四月九日に、NEXIから貿易保険法違反に対する再発防止策について報告を受け、NEXIに厳重注意を行うとともに、再発防止策の速やかな実施とその実施状況についての報告を求めました。これを受けて、同年五月十四日に、NEXIから再発防止策の実施状...全文を見る
○萩生田国務大臣 昨年の経済産業委員会において、経済産業省とNEXIのやり取りが必ずしも文書で行われず、組織間での情報共有が適切に行われなかったことを踏まえ、文書主義を徹底すべきとの御指摘を、これは当時、先生からいただきました。  この御指摘を真摯に受け止め、経済産業省では、昨...全文を見る
○萩生田国務大臣 普通預金は、安定的な資産であるものの、昨今の金融情勢下では金利が非常に低いです。これに対して、譲渡性預金は、通常、普通預金に比べて金利が高いことに加えて、満期日の柔軟な設定や満期日前の第三者への譲渡も可能であり、収益性、安定性、流動性がバランスよく確保された金融...全文を見る
○萩生田国務大臣 日本企業が、新型コロナウイルス感染症の拡大や国際情勢の目まぐるしい変化など、新しいリスクに直面する中で、その対外取引を後押しするためには、貿易保険によってこうしたリスクを低減することが重要です。  特に、グローバルサプライチェーンの高度化を踏まえ、日本企業のサ...全文を見る
○萩生田国務大臣 今回の法改正においては、前払い購入保険について、本邦への輸入に加えて仲介貿易を保険の対象としています。  現行の前払い輸入保険では、例えば、平時にはある国から第三国に輸出するが、有事の場合に例えばLNGを第三国から日本に振り向けるような仲介取引については貿易保...全文を見る
○萩生田国務大臣 ただいま御決議のありました本法律案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。     ―――――――――――――
03月16日第208回国会 参議院 経済産業委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(萩生田光一君) おはようございます。  令和四年度の経済産業省関係予算案について御説明申し上げます。  初めに、先般のロシア軍によるウクライナへの侵略は、力による一方的な現状変更の試みであり、断じて許容できるものではありません。  この事態を受けて、経済産業省と...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) ガスの小売自由化により、経過措置の対象事業者を除き、ガス小売料金は従来の許可制から事業者が自由に設定できる自由料金制になっております。  経過措置の対象事業者は規制料金により原料費調整の上限が約款上設定されており、約款を変更し上限を見直す場合には経済...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今般のロシア軍によるウクライナの侵略は強く非難されるべきものであり、断じて認められません。我が国の安全保障の観点からも決して看過できないというふうに思っております。  本来でしたら、この八項目の協力プランを更に推進をするというのが大きな目標であったわ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 今回の事態で、例えば撤退も含めた難しい対応を迫られる企業に対して、しっかりと寄り添い、活用可能な予算を最大限活用して必要な情報提供などの支援を行っていくという趣旨を今まで申し上げてまいりました。  例えば、投資の促進に当たっては、投資がうまくいかなか...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生は御理解いただいた上で質問していただいていると思うんですが、予算審査の途中でこのウクライナへの侵略、ロシア軍の侵略が起こりました。したがって、足下、現時点でこの事業を当面見合わすというのは、G7を始め国際社会と協調してやっていくことですから、このさ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) そうではなくて、足下、現時点でこの事業については当面見合わせることを基本にしますけれど、本来何もなければこれ推進をしていくということを前提に確かに項目ごとに積ませていただいた予算でありますが、ある意味、この不測の事態に対して、想定していなかった相談事業...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) サハリン2は我が国の需要量の約九%に相当するLNGを供給しており、エネルギー安定供給上、重要なプロジェクトです。  現在、ロシアによるウクライナ侵略に対するG7を始めとする国際社会による追加の対ロ制裁を強化、またさらにそれに対するロシアの対抗措置など...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) ものづくり補助金は、補助事業の開始後最大五年間、付加価値額を増やすことや賃金を上げることを補助事業の要件として求めてまいりました。  他方、新型コロナ拡大の影響を踏まえ、令和二年から、原則として、補助事業を実施している間の賃上げを求めず、また目標値の...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) あらゆる産業においてデジタル化による人手不足の解消と生産性の向上は喫緊の課題であるとともに、コロナ禍により非接触化のニーズも急速に高まりつつあり、こうした課題解決にはロボット政策の推進が不可欠だと思っております。  こうした観点を踏まえ、経産省では、...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先進的ながん治療薬となる医療用のRIの大量生産に向けて、高速実験炉「常陽」の活用は非常に有効です。高速中性子の照射能力を持つこの施設を稼働させれば、当時お答えしたかもしれませんが、アクチニウム225の製造、活用が可能になるということで、これ先生おっしゃ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 国内の電気自動車の新車販売台数は、二〇二〇年の約一・五万台から二〇二一年では約二・二万台と増加しているものの、全体に占める新車販売シェアは約一%となっています。  政府としては、二〇三〇年における国内の乗用車新車販売のうち、電気自動車とプラグインハイ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) トリガー条項の解除に限らず、何が一番有効かということを今政府全体で様々検討を加えております。いずれにしましても、この原油高騰に対して国民生活の影響を最小限に抑えるという目標に向かって、これみんなで知恵を出して、そして一番機動的で一番有効な方法というもの...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 私、文科相、文科大臣時代も、このeスポーツの位置付けというのは高めてきたと自負しております。既に私の地元では、ケーブルテレビ会社などが主催をした大会なども開催されています。  ただ、一言でeスポーツと言っても、その中身はいろいろになりますので、先ほど...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 元々は、コロナからの回復期に原油の高騰が支障になるのではないかということで高騰対策を検討したのが昨年のことでした。しかし、年明けて、ロシアのウクライナ侵略などによって国際社会における原油の高騰というのが、先行きが見通しができないような非常に不安定な状況...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 福島第一原発の廃炉につきましては、中長期ロードマップにおいて、二〇四一年から五一年までの廃止措置完了を目標として、これに向けた対策や工程をお示ししているところです。  この工程に沿って全体として廃炉は着実に進捗をしております。具体的には、凍土壁などに...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 日本原子力学会が二〇二〇年に公表した報告書で、第一原発の廃炉について百年以上の期間が掛かるというシナリオを提示したことは承知しております。そのシナリオでは、廃炉作業を一時停止して、長期にわたり放射線の減衰を待つ考え方や、放射性廃棄物の一部のみ撤去を行う...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 廃炉は予測の難しい困難な作業が発生することも想定されます。ましてや、世界に前例のない困難な取組を進めていかなくちゃなりません。  今先生御指摘になられた、実際にアームで中に入って、デブリの取り出し作業や中がどうなっているかという、こういったことを見た...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 福島第一原発の廃止措置を終了した状態につきましては、様々な御意見があると認識しております。しかしながら、事故を起こした炉内の状況や廃棄物の性状など、まだ明らかになっていない要素が多いため、今は具体的な絵姿をお示しできる状況ではございません。今後、更なる...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 現下のウクライナ情勢を踏まえれば、国際社会はロシアの侵略によりロシアとの関係をこれまでどおりにしていくことはもはやできないと考えており、我が国としてもロシアとの関係で新たな経済分野の協力を進めていく状況にはございません。  その上で、八項目の協力プラ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) ALPS処理水の処分については、昨年四月、廃炉・汚染水・処理水対策関係閣僚等会議において、安全性の確保と風評対策の徹底を前提として、二年後を目途に海洋放出を開始するという基本方針を決定しています。  その上で、例えば、安全性の確保については、現在、原...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 福島第一原発の廃止措置を終了した後の状態については、様々な御意見があると認識しています。先日のインタビューでは、この論点は地域の将来像に関わるものであるため、技術的観点に加えて、地元の皆様の思いもしっかりと受け止めて検討していく必要があると申し上げまし...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 令和二年度第二次補正予算から措置しております中小企業向けの資本性劣後ローンにつきましては、本年二月末までに約六千百件、約八千八百億円の融資を行っております。これは新型コロナ前の平時と比べて金額にして十倍以上となり、多くの中小企業に御利用いただいている状...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 基本的に、中小企業の皆さんに寄り添ってしっかり支えていかなきゃならないというマインドは今答弁したとおりなんですけれど、先生もいろんなレアケースで、先生がおっしゃっているようなことで、もしかすると地域の皆さんで支え合いでこういった永久劣後ローンが当てはま...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) ラフ・アンド・ピース・マザーの事業につきましては、委員から、いまだに海外展開が実現できていないことに加え、コンテンツの適切性について御指摘を前回いただきました。  まず、肝であります海外展開については、国内でビジネスモデルを確立した上で、その約二年後...全文を見る
03月17日第208回国会 衆議院 本会議 第12号
議事録を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 浅野議員の質問にお答えします。  水素とバイオ燃料の国内製造の推進についてお尋ねがありました。  国内で製造可能なエネルギー資源である水素やバイオ燃料のサプライチェーンを構築することは、エネルギー安全保障強化の観点からも重要です。  水素は、再生...全文を見る
03月17日第208回国会 参議院 予算委員会 第14号
議事録を見る
○国務大臣(萩生田光一君) すぐに使える資源が乏しい我が国において、Sプラス3E、すなわち安全性、安定供給、経済効率性、環境適合を満たす単一の完璧なエネルギー源がない現状では、エネルギーの種類、調達先など多様化を進めていくことが重要だと思っております。  こうした観点から、化石...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) アークティックLNG2プロジェクトは、我が国のLNG調達先の多角化に貢献するとともに、今後、世界的なLNG供給不足が危惧される中、長期的かつ安定的にLNGを供給することができるエネルギー安全保障上重要なプロジェクトです。  我が国としては、これまで一...全文を見る
03月18日第208回国会 参議院 予算委員会 第15号
議事録を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先ほど答弁したような外的要因はあると思いますけれど、一方、財務省の方は財政的な裏打ちといいますか、予想を持って計算をしているわけですから、それにしっかりと呼応できるような対応というのは今後していかなきゃいけないと思いますので、先生の本日の御指摘受けて積...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) カーボンニュートラル投資促進税制は、脱炭素効果が高い設備投資を行う企業に対して、業種、規模を問わず幅広く支援を行うものです。  御指摘のように、製造業以外の業種においても幅広い企業に活用されており、例えば先生御出身のスーパーマーケットでは、例えば屋上...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 我が国企業の生産性向上や産業の構想力を、競争力を強化する観点から、我が国企業におけるデジタルトランスフォーメーションを進めることは重要です。一方で、経産省の調べでは、八割の企業がまだDXが個別の取組に終始し、全社的な取組に至っていない状況であり、委員御...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 高圧ガス保安法と同様、電気事業法においても認定高度保安実施事業者制度を創設することとしており、認定を受けた事業者は、法定の検査周期にかかわらず、自ら把握する設備の劣化状況などを踏まえた上で、認定事業者が自らその主体的な判断によって定期検査の時期を設定す...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) ロシアによるウクライナ侵略によるエネルギー市場の高騰から国民生活や日本経済を守るために、激変緩和事業については、当面の間の緊急避難的措置として、急激な価格からの上昇を抑制するよう、元売事業者に対する支給額を上限五円から二十五円に大幅に引き上げました。ガ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 現在、我が国においては、国家備蓄、民間備蓄合わせて約二百四十日分に相当する量の石油を備蓄しています。こうした備蓄水準は、我が国の置かれた地理的状況や石油の中東への依存度等を踏まえたものでありまして、昨年十月に閣議決定されたエネルギー基本計画においても、...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 企業の産業競争力強化の観点から、非正規雇用者を含めた人材育成は不可欠だと思っております。働き方改革関連法案において、同一企業・団体における正規雇用者と非正規雇用者の不合理な待遇差を禁止しており、企業は雇用形態にかかわらず必要な人材育成を行うことが義務付...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) この職場の方はそういうふうに思われたんだと思います。  したがって、非正規の方であっても、これ人材育成していくのは当然です。そういう意味では、この会社が必要に応じてということであれば、これはまさに働き方改革の関連法案に合っているものだとは思いません。
○国務大臣(萩生田光一君) 全ての職場でそうかと言われるとちょっと分からないんですけれど、そういう一面は否定できない部分あると思います。
○国務大臣(萩生田光一君) 先ほど申し上げたように、同一企業・団体における正規雇用者と非正規雇用者の不合理な待遇差を禁止しておりますので、企業は雇用形態にかかわらず必要な人材育成を行うことが義務付けられていると承知しております。
03月22日第208回国会 参議院 予算委員会 第16号
議事録を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 十六日の福島県沖の地震の影響で火力発電所が停止している中、本日、東日本は悪天候で太陽光が発電せず、日中の気温は平年より大幅に低く、東京電力管内の電力需要はこの時期としては異例の高水準となり、電力需給は極めて厳しくなる見込みです。つきましては、電力の安定...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 復旧の見込みでよろしいですか。  現在停止している火力発電所の中には、設備損傷により数週間から数か月程度を要するものがあると事業者から聞いております。発電事業者には、足下の厳しい需給見通しを踏まえ、可能な限り早期の復旧をお願いしていますが、まずは復旧...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 二〇二二年度の電力供給は、現時点で安定供給に必要な予備率三%を確保できる見込みであるものの、予断を許さない状況にございます。引き続き、電力需給状況を確認しつつ、電力広域機関や電力関係と連携しながら、安定供給の確保に万全を期してまいりたいと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) お答えします。  新型コロナの影響を受ける事業者に対する資金繰り支援の継続に加え、増大する債務に苦しむ中小企業の収益力改善、事業再生、再チャレンジを促すため、三月四日に御指摘の中小企業活性化パッケージを策定したところです。この施策を中小企業の皆様に広...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 二〇五〇年カーボンニュートラルの実現は極めて挑戦的な課題です。他方で、世界は脱炭素に向けた大競争時代に突入しており、脱炭素という投資分野で技術や市場を獲得していくことが今後の我が国の成長戦略としても不可欠であると認識しています。  こうした観点から、...全文を見る
03月28日第208回国会 参議院 決算委員会 第1号
議事録を見る
○国務大臣(萩生田光一君) ポストコロナを見据えて地域経済の活力を取り戻していくためには、グリーンやデジタルなどの成長分野での中小企業の前向きな取組を積極的に支援していくことが重要だと思っております。  経済産業省では、令和三年度補正予算において生産性革命推進事業や事業再構築補...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 平成二十八年度から令和三年度までで計上した八項目の協力プランに関連する予算額は約二百六十五億円であります。  また、年度が終了している令和二年度までにおいて、交付額、契約額ベースでの執行額は約百九十六億円となっております。
03月29日第208回国会 衆議院 内閣委員会経済産業委員会連合審査会 第1号
議事録を見る
○萩生田国務大臣 我が国では、先生御指摘のような、国の安全保障に関わる技術の流出や事業活動の喪失などの、国の安全等を損なうおそれのある外国投資家からの投資に適切に対応するべく、外為法に基づき厳格な投資管理を行っております。  外為法については、国の安全等を損なうおそれのある投資...全文を見る
○萩生田国務大臣 国際社会において人権問題への関心が高まる中、経済産業省では三月九日に、企業のサプライチェーンにおける人権尊重、いわゆる人権デューデリジェンスに関して検討会を立ち上げ、業種横断的なガイドラインを作り始めたところです。継続的に検討会を開催し、今年の夏までにガイドライ...全文を見る
○萩生田国務大臣 特定重要物資の指定については、内閣総理大臣が作成し、閣議決定を行うこととなる安定供給確保基本指針に基づき検討がなされることとなるものであり、現時点で具体的に想定される物資を申し上げることは、まず差し控えたいと思います。  その上で申し上げれば、特定重要物資の指...全文を見る
○萩生田国務大臣 御心配ありがとうございます。  確かに、経産省、いよいよ法律がワークすれば、いろいろな企業の皆さんに予見性をしっかり示していったりする、そういう重要性がありますから、リンクしていることは事実でありますけれども、制度設計については、これは小林大臣中心に今までもや...全文を見る
○萩生田国務大臣 認識しています。
○萩生田国務大臣 まず先生、大前提として、今お話しされた二〇一九年レポートをきっかけにこういう議論になったというふうにおっしゃったんですけれども、そうではなくて、やはり日本は日本で独自に、やはり機微情報などが残念ながら特定国に流出して、そして類似産業が興ってその類似産業に追い越さ...全文を見る
○萩生田国務大臣 済みません、例といいますと、例えば、具体的には、今回、別の法律でありますけれども、半導体を国内で作ることを決めさせていただきました。  一部の皆さんにしてみれば、今更国内で半導体を作らなくたって、世界に優秀な半導体があるんだからそれを買えばいいじゃないか、こう...全文を見る
○萩生田国務大臣 経産省では、産業競争力強化などの観点から、様々な研究開発事業を実施しています。  先生御指摘のとおり、それぞれの成果やアプローチの妥当性などを厳正に評価し、その後の研究開発事業の企画立案等に反映させていくことは極めて重要だと認識しています。  例えば、御指摘...全文を見る
○萩生田国務大臣 経済産業省では、産業競争力強化等の観点から、様々な研究開発プロジェクトを実施していますが、御指摘の経済安全保障技術育成プログラムと同様、予算説明資料などにおいて、プロジェクト成果を民生利用のみならず公的利用にも活用すると説明しているものはないと承知しております。...全文を見る
○萩生田国務大臣 本プログラムは、経済安全保障に関する施策の一環として、AIや量子、宇宙、海洋などの分野の重要な先端技術について、公的分野での社会実装も志向した研究開発を推進するものであり、防衛装備品そのものの研究開発を実施するものではありません。  一方、本プログラムの成果に...全文を見る
○萩生田国務大臣 先ほども申し上げたように、防衛装備品そのものの研究開発を推進するという意図は全くございません。
○萩生田国務大臣 したがって、その得られた成果をどのような分野で使うかというのは、これは政府全体で考えることでありまして、省庁の自らの判断によるものになります。
○萩生田国務大臣 防衛省さんが自ら研究をされるということと、我々経産省がこのメニューを使って得られた成果を皆さんで共有していくというのは、ややアプローチが違うと思います。最終的に活用するかどうかというのは、それぞれの役所の判断によるものだと思います。
○萩生田国務大臣 それは防衛省が判断することでありまして、我々が排除することではございません。
○萩生田国務大臣 人権と経済安全保障の関係性については様々な見方があると承知していますが、経済産業省としては、サプライチェーンにおける人権侵害の排除に向けて、必要な取組をしっかり行っていきたいと思っています。  その上で、サプライチェーンにおける人権尊重に向けて、まずは、この夏...全文を見る
03月30日第208回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
議事録を見る
○萩生田国務大臣 まず、基本的な考えはまだ、まだというか変わっておりません。これはG7の各国とも本当に頻繁に連絡を取り合いながら、それぞれの国の状況ですとか大きな方針ですとか、こういったことは確認しながら進めておりますので、新しい代替地が直ちに見つかるということではありませんので...全文を見る
○萩生田国務大臣 自前の資源を持っていない我が国にとって、ロシアに限らず、海外に権益を有するというのは、そして長期の安定的なLNGの確保をするというのは、これは国としての責任で進めていかなくてはならないことであります。  今、この足下でロシアに対してどう思うんだと言われれば、こ...全文を見る
○萩生田国務大臣 それはまた全然違う話だと思いますけれどもね。
○萩生田国務大臣 いや、私個人は知りませんけれども、米国がクリミア以降、個人的な、例えば制裁対象を公にしているのは、これは日本政府としては当然承知していたと思います。しかし、それと法人とはまた別格の部分がありますので、そこは正しく判断した結果だと承知しております。
○萩生田国務大臣 これは与野党を超えて、この大事なときに、国内の国会での議論というのは、やはり多くの人たちが見ていますから、私、ここは慎重にお互い議論した方がいいと思うんですね。  これが原因でウクライナへの侵攻が始まるなんてことはまずあり得ませんし、また、三%という量が少ない...全文を見る
○萩生田国務大臣 先般、フランスのトタルが北極LNG2プロジェクトへ更なる追加投資は行わないというプレスリリースをしたことは承知しています。同じプレスリリースの中で、北極LNG2プロジェクトを含むロシアの資産から撤退はしないということも明確に言っているんですね。  サハリン1、...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、岸田総理が掲げる新しい資本主義は、市場競争に全てを任せるのではなく、官と民が協働して、成長戦略と分配戦略の両面に取り組み、成長と分配の好循環を実現していくものです。  力強い成長を実現するための成長戦略としては、今だったら、気候変動問題ですとかデジタル化...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生もいみじくもおっしゃっていただいたように、どの局面を切り取るかによって話は変わってくると思うので、私が申し上げたいのは、業種によっても全然この三十年というのは違うわけですよね。確かに物すごい利益を上げた業界もある代わりに、すごく停滞して厳しかった業界もあるの...全文を見る
○萩生田国務大臣 多分、二人とも同じことを言っているんだと思うんですけれども、私は、やはり、過去を振り返って、利益が上がっているのは事実ですけれども、やはり成長がなかったというのは、例えば人件費が上がってこなかったですよね。給与が上がってこなかったわけですよ。それから、新しい産業...全文を見る
○萩生田国務大臣 新しい資本主義における官民連携協力の在り方の具体例として、度々お話ししていますけれども、例えば、安全保障上重要な半導体について、製造拠点整備だけではなくて、将来的に持続可能となるように人材育成も同時に実施していくこと、これはなかなか企業だけでできないと思います。...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生、まさに地方の役割というのをそんなに固定化しなくていいと思うんですよね、これからの時代。  黙っていても企業は来ませんよ。したがって、やはり、それぞれの自治体が、自分たちの地政的なメリットですとか、あるいはデメリットを埋めたりする中で、そこに合った企業群を...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生、質問が新しい資本主義というから新しい分野だけの話をしたので、既存の資本主義をやめるわけじゃありません。既存の企業群も、今までも様々な支援メニューをもってサポートしてきました。  要は、その既存の支援企業群から、新しい産業や新しい製品開発、これは別に新しい...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、サハリン1とサハリン2につきましては、自国で権益を有し、長期的な資源の引取り権が確保できるものであり、エネルギー安全保障上、極めて重要なプロジェクトだと考えています。  具体的には、サハリン1は、原油輸入の約九割を中東に依存する我が国にとって貴重な中東以...全文を見る
○萩生田国務大臣 原子力発電所の安全確保は、原子力規制委員会が規制する発電所の設備上の対応や事業者の対応にとどまるものでなく、事態対処法や国民保護法の枠組みなどでの措置など、警察、自衛隊など関係省庁、関係機関が連携して対応することとしています。  例えば、平素の原子力発電所の警...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、政府としては、国際秩序や根幹を守るために毅然として行動していくことが必要でありまして、戦争やテロの不安を払拭するよう、全力を挙げていきたいと思います。  その上で、原子力発電所に限らず、我が国に対してミサイル攻撃、今先生がおっしゃったのは、ミサイルという...全文を見る
○萩生田国務大臣 先ほど他の委員ともやり取りしましたけれども、まず、今までの既成の概念にとらわれずに、政府としても、民間と一緒に一歩前に出ていこう、チャレンジをしていこうという、その意欲は満ち満ちと湧いているというふうに思っております。  具体的には、私の方で所管している、例え...全文を見る
○萩生田国務大臣 おっしゃるとおり、新しい資本主義というのは、どっちかといえば日本は出遅れてここでスタートしたわけでありまして、世界の潮流としては、官と民の垣根を越えた様々な投資の在り方というのはもう既に先進国中心に行われてきたものだと私も思っております。  今先生御紹介いただ...全文を見る
○萩生田国務大臣 この経団連のレポートの中にも人材の流動化というのは大きく記されているんですけれども、日本企業の場合は、生涯雇用を非常に踏襲している企業がいまだに多かったり、あるいは、一括採用、こういう仕組みの中で、一度組織に属した人たちがなかなか横展開しないという弱みがあると思...全文を見る
○萩生田国務大臣 委員御指摘のとおり、経済同友会の第十八回企業白書では、ステークホルダー資本主義を掲げ、企業によるSDGs推進が、単なる社会貢献活動ではなくて、人間社会の本質的欲求を据えた価値創造そのものであることを指摘した上で、そうした価値創造を担う人材を育成するための教育改革...全文を見る
○萩生田国務大臣 例えば、国際的に気候変動を始めとするサステーナビリティーに対する要請が高まっている中で、足下では、IFRS財団が国際的なサステーナビリティー情報に関する新たな開示基準の検討を進めています。こうした国際的ルール形成の動きに対して日本の立場を示していくということは、...全文を見る
○萩生田国務大臣 物づくりの日本と言われながら、海外のサプライチェーンを頼らなければメイド・イン・ジャパンの製品が作れないということが今回のコロナを通じて露呈されたと私は思います。  これまでは、政府は研究開発まではお金を出すけれども、そこから先は民の世界だといって、ウォールが...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生御指摘のとおり、我が国に海外の技術者を始めとする高度人材に来ていただくためには、家族帯同で来ていただけることも想定して、そのお子さんの教育環境を整えるというのは重要な一つのポイントだと思います。  実際に、経産省の中で未来人材会議というのをやっているんです...全文を見る
○萩生田国務大臣 世界では、将来的な資源制約や環境問題などを背景に、大量生産、大量消費、大量廃棄の線形経済から、資源の効率的、循環的な利用を図りつつ、付加価値の最大化を図る循環経済への移行が始まっています。  例えば、欧州では、二〇二〇年三月に発表した新循環経済アクションプラン...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず先生、私、過去の政策判断をちょっと勉強していなくて申し訳ないんですけれども、時代の変化を冷静に見ると、高度経済成長期から、かなり物づくりは日本は得意だという自信を持った時代、そしてバブル経済、かなり利益を上げた時代、まさに冒頭お話があった大量生産、大量消費そ...全文を見る
○萩生田国務大臣 意気込みということなので、二〇二六年廃止に向けて努力したいと思います。
○萩生田国務大臣 事業復活支援金は、新型コロナの影響により厳しい経営状況にある事業者に対して、昨年十一月から三月までの五か月間を対象として、使途に制限のない現金を給付するという、臨時異例の支援策です。  事業復活支援金につきましては、一月末から申請受付を開始しまして、三月二十九...全文を見る
○萩生田国務大臣 ウクライナへのロシアの侵略によって様々な影響が出ていることは承知をしております。その関係で、部材が手に入らなかったり、あるいは高騰したりしているということもありますので、先ほど申し上げたように、政府全体で支援策を更にしっかり検討していこうと。  これは四月中に...全文を見る
○萩生田国務大臣 リスケについても、金融機関は柔軟な対応をしていただいておりますので、更に借りろということだけじゃなくて、返し方も含めた金融機関との相談をしていただいて。  大変なのは十分承知しています。様々な支援メニューを用意させていただいておりまして、先生がおっしゃっている...全文を見る
○萩生田国務大臣 コロナ禍からの回復期に加えて、このウクライナの情勢が加わったわけですから、様子が変わってきました。そういう意味では、現場をしっかりよく見て、しっかり寄り添っていきたい、この気持ちには変わりございません。
○萩生田国務大臣 中小企業の生産性向上を実現するためには、下請中小企業者から親事業者への適正な価格転嫁などの取引適正化が重要だと思っております。こうした観点から、取引適正化を進め、下請企業に適切な利益が分配される環境を整えることで、成長と分配の好循環を実現してまいりたいと思います...全文を見る
○萩生田国務大臣 下請代金検査官は、下請代金法に基づく立入検査等の取締り業務を行う職員でありまして、下請代金法の厳正な執行を行うために必要不可欠な職員です。  御指摘のように、専任の下請代金検査官を適切に配置することも、取引適正化の観点から重要だと思っております。  一方で、...全文を見る
04月05日第208回国会 衆議院 本会議 第17号
議事録を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 安定的なエネルギー需給構造の確立を図るためのエネルギーの使用の合理化等に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  二〇五〇年カーボンニュートラルや二〇三〇年度の野心的な温室効果ガス削減目標の実現のた...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 石川議員からの質問にお答えします。  ロシアのウクライナ侵略を踏まえた我が国のエネルギー戦略についてお尋ねがありました。  我が国の国際競争力維持強化と国民生活の向上の観点から、エネルギー政策において、SプラススリーE、すなわち、安全性、安定供給、...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 山崎議員の質問にお答えいたします。  電力需給逼迫及び資源価格、電気料金の情報の取扱いについてお尋ねがありました。  先日の電力需給逼迫の対応については、現在、審議会において検証を行っています。透明性を確保しながらデータに基づく分析を進め、検証結果...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 小野議員からの質問にお答えします。  電動車の普及を踏まえた総発電電力量の見積りについてお尋ねがありました。  昨年十月に閣議決定した第六次エネルギー基本計画においては、経済成長や電動車の普及などにより電力需要の増加が見込まれる一方で、これまでの目...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 鈴木議員からの質問にお答えいたします。  二〇五〇年カーボンニュートラルや二〇三〇年度四六%削減目標の達成への意気込みについてお尋ねがありました。  これらの目標の実現は、極めて挑戦的な課題です。他方で、世界的な脱炭素化の流れの中、我が国の成長戦略...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 笠井議員からの質問にお答えします。  水素、アンモニアの利用促進に伴う二〇三〇年目標との整合性についてお尋ねがありました。  二〇三〇年度温室効果ガス排出削減目標や二〇五〇年カーボンニュートラルの実現に向けて、水素、アンモニアの大量供給、大量利用が...全文を見る
04月05日第208回国会 参議院 経済産業委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(萩生田光一君) おはようございます。  貿易保険法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  日本経済の持続的な成長を実現していくためには、日本企業の海外展開を支援することにより、著しい経済成長を遂げる新興国等の海外の旺盛な需...全文を見る
04月06日第208回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号
議事録を見る
○萩生田国務大臣 我が国が今後も経済成長を実現していくためには、社会課題の解決に果敢に挑戦するスタートアップがイノベーションの担い手の中心になっていくことが不可欠であると考えております。  こうした中で、岸田総理は、年始の記者会見において、本年をスタートアップ創出元年と位置づけ...全文を見る
○萩生田国務大臣 ロシアによるウクライナ侵略を受けて、原油価格は高止まりの状態が続いています。こうした原油価格や物価の高騰対策として、岸田総理からは、国民生活や経済活動への影響に機動的に対応していくための緊急対策を今月中に取りまとめるよう御指示をいただいているところです。  今...全文を見る
○萩生田国務大臣 先月三月三十一日に、経済産業省において、戦略物資・エネルギーサプライチェーン対策本部の第一回会合を開催をしました。具体的には、石油、石炭、LNGのエネルギー、及び半導体製造用の希少なガスですとかパラジウムなどの七品目を、早急に対策を講じる必要のある物資として特定...全文を見る
○萩生田国務大臣 中小企業の債務は増加傾向であり、今後返済が厳しくなる事業者が増加する可能性は、今先生御指摘のとおりで否定できないと思います。  このため、こうした事業者の返済負担の軽減に向け、まずは、官民の金融機関に対して、鈴木財務大臣とともに、事業者から債務の条件変更の申出...全文を見る
○萩生田国務大臣 中小企業の皆さん、いろいろ困難を抱えていることは承知しています。ただ、今、るる御説明したような柔軟な対応というのもしていますので、確かに、ゼロゼロ融資、返済を、どこの中小企業も、最初から五年後から返済開始と考える企業はなくて、このコロナがいつまで続くか分からない...全文を見る
○萩生田国務大臣 税制度は私の所管ではございませんので、控えさせていただきたいと思います。
○萩生田国務大臣 制度導入に向けてこれから準備を進める事業者も多く、特に、フリーランスを含む中小企業から、制度の理解が十分でないことですとか、課税事業者を選択した場合の事務負担の増加などについて懸念があることは承知をしております。  そうした懸念にしっかり対応するため、まずは制...全文を見る
○萩生田国務大臣 いわゆるインボイス制度は、複数税率の下で、売手が買手に対し正確な適用税率や消費税額などを伝達し、適正な課税を確保する観点から導入するものと認識しています。  ただし、インボイス制度導入後も事業者免税点制度は継続することとされておりますので、免税事業者を選択する...全文を見る
○萩生田国務大臣 結論から申し上げると、私、先生の問題意識は極めて大事だというふうに思っておりますし、私自身も、国際標準というだけではないんですけれども、安倍内閣の時代から、ルールメーカーにやはり日本はなっていかなきゃならないということを常々公言をしてまいりました。  今御指摘...全文を見る
○萩生田国務大臣 国際標準化機関で活躍できる人材を国が組織的に育成し確保することは、非常に重要だと思います。  このため、経産省では、ISOやIECでの国際標準化交渉の場で活躍できる若手人材の育成に、二〇一二年から取り組んできたところでありまして、これまで、延べ四百三十二名がこ...全文を見る
○萩生田国務大臣 前回もお答えさせていただきましたが、新型コロナの影響が長期化する中で、多くの事業者は、様々な創意工夫を重ねながら、事業継続や新事業転換などの努力を重ねられています。このような事業者の皆様を、資金繰り支援、事業再構築補助金などにより、しっかりと支えていく決意です。...全文を見る
○萩生田国務大臣 新型コロナの影響の長期化や、原油を始めとした資源価格の高騰などにより、中小企業の皆様の置かれている状況は引き続き厳しいものがあると認識しています。  原油価格高騰等に伴う中小企業への支援策としては、三月四日に財務省、金融庁とともに公表した中小企業活性化パッケー...全文を見る
○萩生田国務大臣 燃料については今申し上げたとおりですけれども、それ以外につきましても、このウクライナ情勢の長期化などを見極めて、どういった支援が必要か、ここは注視をしてまいりたいと思っています。
○萩生田国務大臣 御党が提出している法案については、先ほど落合先生が詳しく説明していただき、資料も配っていただきましたので、承知はしておりますけれども、議員立法の中身について私がこの場でコメントするのは差し控えたいと思います。
○萩生田国務大臣 私も当選一回ぐらいだったらそういう質問をしたかもしれませんね。  サハリン1とサハリン2については、自国で権益を有し、長期的な資源の引取り権が確保できるものであり、エネルギー安全保障上極めて重要なプロジェクトです。  仮にプロジェクトから撤退してしまうと、同...全文を見る
○萩生田国務大臣 さっき、先生、お手元の資料で時系列のお話をしてくれたんですけれども、私、参議院の予算委員会で、もっとずっと前にこのサハリン1、2の扱いについては明確に日本政府の姿勢を示しています。したがって、総理の後、私が記者会見で言ったんじゃなくて、私の後、総理が国会で答弁を...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、報道については承知していますが、今後の外交上のやり取りについては、予断を持ってお答えすることは差し控えたいと思います。  その上で、一般論として申し上げれば、我が国としては、これまで、ロシア制裁について、G7を始めとする国際社会と緊密に連携して対応してい...全文を見る
04月07日第208回国会 参議院 経済産業委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 政府としては、二〇三〇年度までに中堅・中小企業で三十五・五兆円の輸出額、現地法人売上高の達成という目標を掲げて取り組んでいるところです。新型コロナウイルスの拡大や国際情勢の不透明性が高まる中、中小企業の海外展開に当たってのリスクを減らす観点から、貿易保...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) まず、法案の、失礼しました、法令違反などによって法案提出が遅れまして、国会の皆さん、なかんずく先議を決めていただいた参議院の皆さんに御迷惑掛けたこと、改めておわびを申し上げたいというふうに思います。  その上で、国際情勢が時々刻々と変化し、また企業活...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 御指摘のロシアへの経済協力八項目で、結果として、ロシアに進出している企業約二百社につきましては、もちろん相談をできる体制は組んでいますけれど、向こうからの相談を待つだけじゃなくて、プッシュ型で状況を確認せよという指示をさせていただきまして、業種別、ある...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 企業の海外プロジェクトにおける国際連携が進む中、日本企業が参画するプロジェクトの組成を積極的に支援する観点から、国際金融機関や外国の輸出信用機関などに対してNEXIの認知度を高めることは、先生御指摘のとおり、大変重要だと思います。  こうした考えの下...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) これまでの電力システム改革においては、東日本大震災の教訓を踏まえ、安定供給を確保する、電気料金を最大限抑制する、需要家の選択肢や事業者の事業機会を拡大するという三つの目的を掲げ、電力広域的運営推進機関の設立ですとか小売全面自由化などに取り組んできたとこ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 洋上風力発電は、大量導入、コスト低減、経済波及効果が期待される再エネ主力電源化の切り札です。  洋上風力発電の公募におきましては、引き続き価格低減は重要であるものの、それに加えて早期の導入という観点も各社の競争を促す仕組みとするため、三月二十二日から...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 岡山県美作市の事業用発電パネル税条例につきまして、昨年十二月に市議会で可決されたことは承知しております。地方議会における判断として重く受け止めております。  本条例は現在総務省の地方財政審議会において議論中ということでありますので、個別案件やその波及...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) ロシアによるウクライナ侵略を受けて、原油価格は高止まりの状態が続いています。こうした原油価格や物価高騰対策として、岸田総理からは、国民生活や経済活動への影響に機動的に対応していくための緊急対策を四月中に取りまとめるよう御指示をいただいているところです。...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、対外取引を行う日本企業には、その影響を最小限に抑える観点からも貿易保険を最大限活用していただきたいと考えています。  これまで、貿易保険の利用者の裾野を拡大する観点から、NEXIにおいて地域の中小企業に伴...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 就任以来、トリガー条項の解除に別に前向きな姿勢を示したことはないんですけれど、せっかくあるツールで国民生活の、今コロナ禍からの回復期を守るために使えるものは何でも使うという思いでいろんな検討をしてきました。  その中の一つがトリガー条項の解除というこ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 貿易保険制度上、被保険者の責めに帰することができない事由で損失が生じた場合に保険金支払を行うことが、行うこととされております。  その上で、ロシアのウクライナ侵略に関連付けてお答えすれば、例えば、海外投資保険については、諸外国のロシアに対する輸出禁止...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 我が国として、ウクライナにおいて多くの市民が犠牲になっていることを極めて深刻に受け止めており、強い衝撃を受けております。無辜の民間人の殺害は国際人道法違反であり、断じて許されず、厳しく非難します。  サハリン1とサハリン2については、自国で権益を有し...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 新型コロナウイルス感染拡大や国際情勢の急激な変化など、新たなリスクに直面する日本企業の対外取引を後押しするためには、貿易保険によって民間保険ではカバーできない新たなリスクについても低減することが重要です。  こうした問題意識の下、グローバルサプライチ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) そんなことは考えておりません。  石炭火力発電の輸出支援については、今先生御指摘のG7の首脳コミュニケの内容などを踏まえて、昨年、インフラシステム海外展開戦略が二〇二五を改訂をしまして、NEXIにおいて、排出削減対策が講じられていない石炭火力発電への...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 御指摘のような状況のある業種ございまして、承知はしているつもりです。したがって、コロナ禍で少し冷え込んだ経済の中で、例えばゼロゼロ融資などをお借りした皆さんに対しては、そのリスケを積極的にやるということは金融庁と連携してやってまいりました。  今、今...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 経営が厳しく賃上げ余力に乏しい中小企業において、賃上げの原資をしっかり確保できるように、中小企業の生産性を高めるとともに、下請取引の適正化により、中小企業に適切に付加価値が残り、賃上げできる環境を整備することが重要です。  先生御指摘いただいたように...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 近年、SDGsなど持続可能性に配慮した取組に対する社会的要請が高まっており、先生御指摘のアニマルウエルフェアの推進も我が国が取り組むべき重要な課題の一つと承知しています。  経済産業省としても、アニマルウエルフェアの推進は、食品メーカー等のグローバル...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) ただいま御決議のありました本法律案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。
04月08日第208回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号
議事録を見る
○萩生田国務大臣 昨晩、総理から発言もあったようではございますけれども、先週開催されたIEAの臨時閣僚会合での合意を踏まえて、一億二千万バレルの石油備蓄の協調放出をIEAが決定をいたしました。  現下のウクライナ情勢などを鑑み、今回の協調放出を実効的なものにすることは重要であり...全文を見る
○萩生田国務大臣 国際協調の中での放出で、今回初めて、国家備蓄のタンクに手をつけるということが初めてであって、過去には、同じ備蓄の中でも民間備蓄を、一九九一年の湾岸戦争ですとか、二〇〇五年の米国のハリケーン・カトリーナ、あるいは東日本大震災、リビアの状況の中で、過去にも放出したこ...全文を見る
○萩生田国務大臣 新型コロナの感染拡大に伴う外出自粛などの行動制限の緩和が世界的に進み、経済活動の回復が進む中で、原材料価格は上昇基調で推移しています。さらに、足下では今般のウクライナ情勢を受けて原油や穀物などの国際価格が高い水準で推移しており、これらを背景として物価が上昇してい...全文を見る
○萩生田国務大臣 事業復活支援金は、新型コロナの影響により厳しい経営状況にある事業者に対して、昨年十一月から三月までの五か月間を対象として、使途に制限のない現金を給付するという、臨時異例の支援策です。  この支援金については、一月末から申請受付を開始しまして、四月七日時点で、約...全文を見る
○萩生田国務大臣 ちょうど、コロナが始まったとき、私は文部科学大臣だったんですけれども、例えば、文化や芸術やスポーツの関係者で、我々、霞が関で考えているのと違う働き方、業務形態というのはたくさんあるんだなというのを、正直恥ずかしいぐらいに知らないことがたくさんありました。ややもす...全文を見る
○萩生田国務大臣 本件はちょっと、ややアプローチといいますか解釈が、私は違うんですけれども。  先ほどのお話にも通じるんですけれども、なかなか、国が制度をつくっても隙間に埋もれてしまう人たちに私、お願いしたのは、群れることが嫌いな業界、業種、いらっしゃるかもしれないけれども、例...全文を見る
○萩生田国務大臣 認識があったかどうかって、私が許可したんです。  軽油にバイオディーゼル燃料を三〇%混合して、熊本県において試験研究を行うという計画が出されましたので、三月十四日付で認定をしました。チャレンジしてみようと思います。  本事業は、阿蘇くまもと空港において、混合...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生、多分、バイオディーゼル燃料と一口に言っても、もとの材料は何を使うかとか、混合の仕方とか精製の仕方で、質がいろいろ違ったんだと思いますね。  今回、熊本がチャレンジしてくれているのは、専門家の意見を聞くと非常にいいものができ上がっているということなので、ま...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生の問題意識、極めて大事だと思うんです。  それで、コロナがなかったら、更にぼうっとしていたんだと思いますよ、国中。したがって、今、急ピッチでそのデジタル化、DX化というものを国を挙げて進めるということになって、デジタル担当大臣というのもつくったんですけれど...全文を見る
○萩生田国務大臣 目指すべき方向はもう大体見えてきていると思うんですね。  だから、どういうきっかけで国民の皆さんに真正面から説明して理解を求め、そして、制度を変えていくことを理解していただいた上で、その先にある未来像というのは国民の皆さんにどういうメリットを与えるのか、そうい...全文を見る
○萩生田国務大臣 二〇一一年の東日本大震災を契機に、分散型電源を始めとした多様な電源の活用の必要性が確認されたことは事実であります。  そのため、分散型電源の代表である再生可能エネルギーの最大限の導入に向け、再エネ特措法に基づく地域と共生した電源の導入支援や、災害時に系統から自...全文を見る
○萩生田国務大臣 御指摘の論点整理においては、需給逼迫時における需要抑制、また、需要家の選択肢の拡大、供給の多様化、競争の促進と市場の広域化、安定性と効率性の両立などの論点が指摘されたと承知しております。  こうした論点も踏まえ、これまでの電力システム改革においては、まず、安定...全文を見る
○萩生田国務大臣 三月十六日の福島県沖地震の影響で、今先生も御披露いただいたとおり、火力発電が停止をしている中、二十二日の東日本が悪天候で日中の気温が平年より大幅に低くなり、電力需要はこの時期として異例の高水準となりました。また、太陽光が発電しなかったため、電力需給が極めて厳しく...全文を見る
○萩生田国務大臣 時系列で先生いろいろ検証していただいているんですけれども、やはり、もちろん二時間遅れてしまったというのは、これは否めません。  他方、仮に六時に発令したとしても、当日、三連休の祭日だったということもあって、なかなか国民にその切迫した状況がきちんと伝わらなかった...全文を見る
○萩生田国務大臣 再生可能エネルギーや蓄電池といった分散型電源は、需要家の災害時の対応力の強化に加え、供給力のみならず、調整力としての活用も期待されております。  こうした分散型電源の活用を更に促進するためには、再エネや蓄電池そのものの普及のみならず、分散型電源を束ねて適切に市...全文を見る
○萩生田国務大臣 再生可能エネルギーの中には、水力や地熱のように、それだけでベースロード電源として安定供給に寄与するものももちろんあります。風力や太陽光のように自然変動する電源は、供給力として安定供給に寄与する側面はあるものの、日が照らず風が吹かない期間に十分に対応できないなど、...全文を見る
○萩生田国務大臣 安定的なエネルギー需給構造の確立を図るためのエネルギーの使用の合理化等に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  二〇五〇年カーボンニュートラルや二〇三〇年度の野心的な温室効果ガス削減目標の実現のためには、我...全文を見る
04月11日第208回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
議事録を見る
○萩生田国務大臣 今お話がありましたように、例えばLNGの安定供給については、既に電力、ガス会社が二、三週間程度のLNG在庫を有していますが、今後様々な可能性もあります。ロシア以外のLNG生産国やスポットマーケットからの代替調達も世界中で取り合いになっており、見通しは大変厳しいも...全文を見る
04月11日第208回国会 参議院 決算委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 二〇五〇年カーボンニュートラルの実現を見据え、水素は幅広い用途での活用が期待され、発電や産業、輸送など様々な部門において実用化、商用化に向けた取組を強化していく必要が、強化していくことが必要です。  そのため、水素の保安規制については、事業者の取組状...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 事業者向け給付金は、新型コロナ対策に係る政府による人流抑制ですとか休業、時短の要請で地域、業種を超えて広範囲に需要が消失し、売上げが大幅減少した事業者に対し、事業継続のため使途に制限のない現金を給付するという臨時異例の支援策として実施しました。こうした...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 私、久しぶりに週末地元へ帰れましたので床屋さんへ行ったんですけど、美容液ですとかパーマ液ですとかシャンプーですとか、こういったものもじわじわと上がってきていて、なかなか価格に転嫁できないというお話を聞きました。加えて、この物価高が続きますとみんな我慢し...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 卸電力市場の取引価格高騰に伴い、一部の新電力において事業撤退の動きや、それに伴い需要家が他社との契約を締結しようとしても新規契約を締結できない場合があることは承知しております。  小売電気市場は自由化されており、市場の参入や契約状況等については事業者...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 最終保障供給の料金水準は、これまで制度運用上、地域の大手電力会社が事業者向けに提供する標準的な料金メニューの一・二倍とされてきたところです。  事業者向けの電力の実勢価格は、これまでは競争によって標準的な料金メニューよりも割安で推移をしてきました。し...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 足下では燃料価格高騰に伴い電気料金の上昇が続いているところでありますが、家庭等については従前から価格高騰に備えた仕組みが導入されており、こうしたメニューを選択することが可能となっています。具体的には、電力自由化後も経過措置として規制料金を存続し、毎月の...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) サンシャイン計画の下では、一九八〇年から全国の七十二地域でNEDOが資源調査を実施をし、この結果、七つの地域、秋田県の上の岱ですとか福島県柳津西山などにおける地熱発電事業につながったと認識しております。  一方、地熱発電の実用化がある程度進んだことや...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 国内の地熱発電所の周辺における温泉地において、地熱開発との因果関係が明確になった形で温泉がかれたという事例は承知しておりません。  一般的に、温泉資源がある温泉帯水層は三百メートルより浅く、地熱資源がある地熱貯留層は地下二千メートルから三千メートルの...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 委員御指摘のとおり、地熱発電用のタービンの世界シェアは約六割を我が国の企業が占めております。地熱発電に係る他の関連技術についても、我が国企業の国際競争力強化に向けた取組を進めることが重要です。  この点、地熱発電は、目に見えない地下資源を利用したもの...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 下請代金捜査官は、下請代金法に基づく立入検査などの取締り業務を行う職員であり、下請代金法の厳正な執行を行うために必要不可欠な人員です。御指摘のように、専任の下請代金検査官を適切に配置することは取引適正化の観点から重要だと思っています。  一方で、我が...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 事業復活支援金ですけれど、一月三十一日から申請受付を開始しまして、二月七日から入金が始まりました。四月八日時点では、約九十八万件の申請のうち約七十八万件、約五千七百二十二億円を事業者の皆様のお手元にお届けし、給付件数の八割以上は申請から二週間以内に入金...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 持続化給付金のときに電話がつながらないという問題がありましたんで、今回コールセンターを非常に数を増やしました。そのことによって一部質が落ちてしまっているとすれば、これは目指すところと違うなというふうに今思っております。  おっしゃるように、レアケース...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 御指摘の石炭火力については、エネルギー基本計画の改定時点で既に建設中のものであり、今回の改定では、それらも踏まえた上で二〇三〇年に一九%に引き下げる方針をお示ししています。こうした方針の下、二〇三〇年に向けて非効率な石炭火力のフェードアウトを着実に進め...全文を見る
04月13日第208回国会 衆議院 経済産業委員会 第9号
議事録を見る
○萩生田国務大臣 ロシアによるウクライナ侵略を受けて、原油価格は高止まりの状態が続いています。こうした原油価格や物価の高騰対策として、岸田総理からは、国民生活や経済活動への影響に機動的に対応していくための緊急対策を今月中に取りまとめるよう御指示をいただいているところです。  今...全文を見る
○萩生田国務大臣 足下では、燃料価格高騰に伴い、電気・ガス料金の上昇が続いているところでありますが、一般家庭等については、従前から価格高騰に備えた仕組みが導入されており、こうしたメニューを選択することが可能となっています。  具体的には、電力自由化後も、電気料金については、経過...全文を見る
○萩生田国務大臣 日本は、石油については約二百四十日分の備蓄がございます。また、LNGについては、電力、ガス会社が二、三週間程度の在庫を有しているなど、万が一の供給途絶リスクに対して一定の備えがございます。他方、今後、欧州が急速に化石燃料の脱ロシア依存を加速することで、ロシア以外...全文を見る
○萩生田国務大臣 これまでの電力システム改革の取組により、地域間連系線の増強などによる需給逼迫時の地域間での電力融通の円滑化や、電力小売自由化により再エネに特化したサービスメニューの出現などによる需要家の選択肢の拡大など、一定の成果が表れてきていると認識しています。  他方、脱...全文を見る
○萩生田国務大臣 今回、ロシアによるウクライナ侵略を受け、すぐに使える資源が乏しく、自然エネルギーを活用する条件が諸外国と異なる我が国において、エネルギー安定供給の確保の重要性を改めて確認しました。  二〇五〇年カーボンニュートラルや二〇三〇年度四六%削減目標は国際約束であり、...全文を見る
○萩生田国務大臣 本年四月に承認された気候変動に関する政府間パネル、いわゆるIPCCの報告書では、COP26より前に発表、提出された各国の対策では二十一世紀中に温暖化が一・五度Cを超える可能性が高いとの見通しが示され、気候変動緩和策の一層の加速を改めて全世界に呼びかけているものと...全文を見る
○萩生田国務大臣 国際機関が作ったものでありますから、和訳をすると、やや英語で書き込んだ皆さんの思いというものがダイレクトに伝わっていない部分というのもきっとあると思うんですけれども、これは映像なんかも同じで、後ろに流れている音楽によってかなり切迫した雰囲気が来るのと同じだと思い...全文を見る
○萩生田国務大臣 先ほど、原子力発電所へのミサイルによる武力攻撃に対しては、イージス艦やPAC3などの多層防衛による対応のほか、事態対処法、国民保護法の枠組みの中でというお話をしました。  ただし、こうした対策に終わりや完璧はないと思います。今後とも、関係する省庁、機関が連携を...全文を見る
○萩生田国務大臣 我が国への武力攻撃のおそれがあると認められ、内閣総理大臣が原子力発電所の立地する地域に警報を発令した場合は、原子力規制委員会が原子力発電所の運転停止を原子力事業者に命ずるとともに、内閣総理大臣が事態の推移を踏まえて都道府県知事に避難すべき地域を指示し、それを踏ま...全文を見る
○萩生田国務大臣 二〇五〇年カーボンニュートラルに向けて、SプラススリーE、すなわち、安全性、安定供給、経済効率性、環境適合のバランスを取りながら、安定的で安価なエネルギー供給を確保することは最重要課題です。  再エネにつきましては、エネルギー基本計画で掲げた、二〇三〇年度に三...全文を見る
○萩生田国務大臣 ソーラーシェアリングは決して悪い手法じゃないと私も思います。ただ、スタートが未利用農地などを使ってのスタートだったので、農転とのセットで事業が進んできたという歴史的な経緯があって、我々じゃなくて、農林水産省や地方自治体の方で第一線での把握ができていたということの...全文を見る
○萩生田国務大臣 本年四月に承認されたIPCC報告書では、二〇五〇年代前半に世界全体でCO2排出量正味ゼロを達成することによって地球温暖化を一・五度に抑える可能性が高いことが示されました。日本は、二〇五〇年にCO2を含めた温室効果ガス排出量実質ゼロ、すなわちカーボンニュートラルを...全文を見る
○萩生田国務大臣 COP26では、パリ協定で位置づけられた一・五度努力目標が改めて合意文書に盛り込まれ、世界全体で取り組む必要性が示されました。  本年四月に承認されたIPCCの報告書では、地球温暖化を一・五度に抑えるには、二〇五〇年代前半に世界全体でCO2排出量正味ゼロを達成...全文を見る
○萩生田国務大臣 国交省においても、建築物省エネ法の改正に向けた検討が進められていると承知しております。  我々経産省も、例えば住宅、建築物の分野で、省エネ法のトップランナー制度において、窓ガラスの建材の断熱性能ですとか家庭用エアコンのエネルギー消費効率の引上げに関する新たな目...全文を見る
○萩生田国務大臣 御指摘のとおり、火力発電所の熱利用を制度的に誘導していくためには、省エネ法において、製造業や電力事業など、事業者の業にかかわらず、電力エネルギーに加え、熱エネルギーとして利用分をエネルギーの総合効率として評価するインセンティブの仕組みを措置しております。  実...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生おっしゃっていることは、私、大きな意味ではすごく大事なことだなと思うんです。  ところが、例えば、じゃ、発電所を例に取って申し上げると、廃熱の、様々な事業者で発生しているその所在を網羅的に把握するというのは、まず国としては難しいものがあるので、おっしゃるよ...全文を見る
○萩生田国務大臣 国が直ちにこれを包括的にやるのがいいのか、例えば、今言ったように、先生の例えばお地元の自治体で、既に条件が整っているようなところで、自治体を中心にそういった熱の横展開、面利用というのをしてもらうのがいいのか、方法は幾つかあると思いますが、貴重な御提言ですので、し...全文を見る
○萩生田国務大臣 委員御指摘の英国のエナジー・カンパニー・オブリゲーション制度については、エネルギー供給事業者に対し、家庭への省エネ機器導入等を義務づけることにより省エネを促す政策でありますが、日本では、既に、冷蔵庫やエアコンなどのエネルギー消費機器の省エネ性能向上を求める機器ト...全文を見る
○萩生田国務大臣 近年、民間主導で、ESGやサステーナビリティーについて自主的な取組を進めている事業者がいることは承知しております。  他方、第六次エネルギー基本計画を踏まえ、二〇三〇年度の野心的な温室効果ガス削減目標の達成に向け、非化石エネルギーの更なる導入拡大が重要です。そ...全文を見る
○萩生田国務大臣 二〇五〇年カーボンニュートラルを目指す中でも、SプラススリーEのバランスを取りながら、安定的で安価なエネルギー供給を確保することは最重要課題です。再エネについては、国民負担を抑制しながら、地域と共生しつつ最大限導入していくことが政府の基本方針です。  特に、御...全文を見る
○萩生田国務大臣 再エネの出力抑制は、供給が需要を上回ると見込まれるときに、電力システム全体の安定供給を支えるべく、需給バランスを保つために行うものです。  これは、まずは、地域内の火力の出力を最大限抑制し、揚水発電等によって需要を創出するとともに、地域間連系線を通じて余った電...全文を見る
○萩生田国務大臣 確かに、太陽光のパネルは今、中国製が圧倒的に多いわけでありまして、日本としては、より多用途かつ国産も見据えたペロブスカイトなどの新世代太陽電池について、グリーンイノベーション基金を措置して、研究開発から社会実装までを一気通貫で長期にわたり支援しているところです。...全文を見る
○萩生田国務大臣 認識しています。
○萩生田国務大臣 我が国における温室効果ガスの排出減に向け、産業分野における取組は引き続き重要だと思っております。  これまで、百十五もの業界団体において、個別業種ごとの削減目標に向けた自主的取組をカーボンニュートラル行動計画として実施してきたところです。  経済産業省所管の...全文を見る
○萩生田国務大臣 IPCCの報告書の中での警鐘というのは重く受け止めなきゃならないのは、先生と私、同じ感覚ですが、したがって、そのスケジュール感で進むのかと、先ほど他の委員からも説明がありました。  それはもちろん、やれることは一日も早く取り組んでいかなきゃいけないと思うんです...全文を見る
○萩生田国務大臣 これは就任以来、様々な二国間での協議をしている中で、例えば共同購入を持ちかけられたり、あるいは生産のトランジションを相談をされたり、あるいは技術移転の支援をしてほしいということを言われた国々は数あります。  したがって、相手の立場もあるので、全ての国をここで御...全文を見る
○萩生田国務大臣 いつも申し上げていますように、日本の場合は資源が乏しい関係で、SプラススリーE、バランスよく、多様なエネルギー源を活用することが重要だと思います。  確かに再生可能エネルギーは、エネルギー安全保障にも寄与しますし、二〇五〇年カーボンニュートラルの実現に向けて鍵...全文を見る
04月13日第208回国会 参議院 本会議 第16号
議事録を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 礒崎議員からの質問にお答えします。  サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金の役割や成果、持続的な、継続的な活用の可能性についてお尋ねがございました。  御指摘の補助金は、これまでに二回の公募を実施し、三百五十四件、五千百四十七億円を...全文を見る
04月15日第208回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号
議事録を見る
○萩生田国務大臣 発電事業は自由化をされており、電源維持に関する意思決定は、事業者が経済性、合理性に基づき判断するものです。  一方で、電力自由化の進展及び脱炭素化の流れを背景に、火力発電の休廃止が増加しており、近年、電力需給は厳しい状況が続いています。安定供給に必要な供給力を...全文を見る
○萩生田国務大臣 電気は国民生活や経済活動に不可欠なエネルギーであり、電気の安定供給に対する最終責任は、御指摘のとおり、国が負うものだと私も思っております。  一方で、東日本大震災の経験を踏まえ、電力システム改革を進める中、電力広域的運営推進機関を設立し、この広域機関に、地域間...全文を見る
○萩生田国務大臣 これまでの電力システム改革においては、東日本大震災の教訓を踏まえ、安定供給の確保や電気料金の最大限の抑制を実現するため、電力広域機関の設立や地域間連系線の増強、小売自由化などに取り組んでまいりました。  安定供給については、電力広域機関の設立によって、地域間連...全文を見る
○萩生田国務大臣 ロシアによるウクライナ侵略に対する、G7を始めとする国際社会による追加の対ロ制裁の強化やロシアからの対抗措置などを踏まえれば、不測の事態に備えて、官民連携して万全の対策を取る必要があると思います。  委員御指摘のとおり、今般のウクライナ情勢を受けた燃料価格の高...全文を見る
○萩生田国務大臣 我が国は、電力自由化の進展及び脱炭素化の流れを背景に、火力発電の休廃止が増加している中、電力需給は近年厳しい状況が続いています。  今回の電力需給逼迫は、こうした状況に加え、三月十六日の福島県沖地震の影響で火力発電が停止している中、二十二日の東日本が、悪天候で...全文を見る
○萩生田国務大臣 今、先生、歴史を振り返りながらいろいろな御指摘をいただいて、この自由化の議論が始まった地域独占をやめさせようというのは、一つの行政の新しいシステムの提案だったと思うんです。  その後、三・一一があったり、カーボンニュートラルという新しい要素が加わったり、今日で...全文を見る
○萩生田国務大臣 エネルギーの安定供給を確保するため、四方を海で囲まれ、すぐに使える資源が乏しい我が国においては、エネルギー自給率の向上は極めて重要と認識しています。こうした観点から、徹底した省エネ、再エネの最大限の導入、安全最優先の原発再稼働に取り組んできたところであり、今後も...全文を見る
○萩生田国務大臣 エネルギー政策を進める上では、SプラススリーE、すなわち安全性、安定供給、経済効率性、環境適合のバランスを確保することが重要です。この点、太陽光発電は、化石燃料を必要とする火力発電とは異なり、万一、太陽光パネルの供給が途絶したとしても、既存設備の稼働を継続するこ...全文を見る
○萩生田国務大臣 電力システム改革の取組によって、二〇一五年に電力広域的運営推進機関を設立し、地域間連系線等の増強や需給逼迫時における地域をまたいだ需給調整を通じて、全国での広域的な系統運用を進めています。  地域間連系線等の増強については、これまでに北海道―本州間やあるいは東...全文を見る
○萩生田国務大臣 蓄電池は、二〇五〇年のカーボンニュートラルの達成に向けて、自動車の電動化や再生可能エネルギーの主力電源化を達成するための重要技術の一つだと思っています。  日本メーカーは、技術的優位性によって初期の市場を獲得することができたものの、その後、政府の支援も背景に中...全文を見る
○萩生田国務大臣 特重施設を含め、原子力発電所の安全規制については、独立した原子力規制委員会の所掌であり、経済産業省はその内容について意見を申し上げる立場にないという趣旨のことを、要望書をいただいたときには申し上げました。  原子力発電所の再稼働については、独立した原子力規制委...全文を見る
○萩生田国務大臣 日本では、FIT制度を二〇一二年に導入し、その結果、二〇一一年度に約一〇%であった再エネ比率は二〇二〇年度には約二〇%まで拡大しました。導入量は、再エネ全体で世界第六位となり、発電電力量の伸びは、二〇一二年以降、約三倍に増加というペースで、欧州や世界平均を大きく...全文を見る
○萩生田国務大臣 もう我々、第六期のエネルギー基本計画というのをまとめて、これは国会で皆さんに御承認いただいていますので、今、足下では、その基本計画の中に記した内容に沿って適切に確保していくというのが、取りあえず今やるべきことだと思っています。
○萩生田国務大臣 御指摘のとおり、太陽光発電の導入量は世界第三位にまで拡大する一方、風力の伸びは限定的にとどまっています。  このような差が生じている要因は、電源ごとに系統の状況や地域との調整状況などの影響もあると考えられるため、一概に申し上げることは困難ですが、一般論として、...全文を見る
○萩生田国務大臣 自治体の所有の土地で、自治体が、都市計画、どういうものを造るかというのは、それぞれの地域の権能でありますので、こっちがいいとかあっちがいいとか、これはやめさせろとか、こっちを進めた方がいいんじゃないかというのを、国が関与するのは望ましいと私は思いませんので、特別...全文を見る
○萩生田国務大臣 先日もお答えしたんですけれども、ソーラーシェアリング、私もいいと思います。農業の皆さんと知恵を出して、こういった方法でエネルギーも生み出しながら農作を続けるというのは一つの知恵だと思いますので、決して否定するものじゃありません。  ただ、万能ではないと思うんで...全文を見る
○萩生田国務大臣 先ほど冒頭申し上げたとおり、私はいい考え方だと思います。  したがって、所管外のところもありますから、その辺は、経産省が農林省の畑や田んぼにどんどんソーラーパネルを造る、そういうわけにはいかないと思うので、有効性をよく検討していったらよろしいと思います。
○萩生田国務大臣 気象関連災害の損害額は年々増加しており、気候変動が深刻なグローバルリスクにつながることへの懸念も高まっていることから、気候変動の緩和対策だけではなく、気候変動の影響への適応対策などを通じた災害へのレジリエンス向上が経済社会の安定に直結すると認識しております。 ...全文を見る
○萩生田国務大臣 再エネは、エネルギー安全保障にも寄与し、二〇五〇年カーボンニュートラルの実現に向けて鍵となる重要な国産エネルギー源です。  一方で、再エネの最大限の導入を進めながら電力の安定供給を確保するためには、風力や太陽光のように自然変動する電源の導入と併せて、需要と供給...全文を見る
○萩生田国務大臣 蓄電池は、二〇五〇年のカーボンニュートラルの達成に向けて、自動車の電動化ですとか再生可能エネルギーの主力電源化を達成するための最重要技術の一つでありまして、日本メーカーは、技術的優位性によって、先ほど先生御披露いただきましたけれども、初期の市場は強かったんですよ...全文を見る
○萩生田国務大臣 二〇五〇年のカーボンニュートラルの実現に向けて、再生可能エネルギーが主力電源となる中においても、電力の安定供給を達成するため、蓄電池の開発や普及は重要な政策分野の一つと認識しております。  今回の改正法案では、一定規模以上の蓄電池を電気事業法上の発電事業に位置...全文を見る
○萩生田国務大臣 私のうちの屋根にも、そういえばありましたよ、お湯のやつ。夏場なんかは物すごく熱いお湯が出て、そういう時代。あれは何か、かなり強引な営業をする会社が後ほど出てきて、社会的な評価を下げてしまったという一面もあるんだというふうに思います。  今先生のお話を聞いていて...全文を見る
○萩生田国務大臣 レアメタルの備蓄は、我が国への供給途絶時の最後の手段としてサプライチェーンを支える観点から、国の指示の下、現在、JOGMECが実施をしています。鉱種ごとの需給動向などを踏まえて、必要な備蓄量を確保するとともに、機動的な対応が可能となるような体制を整備しております...全文を見る
○萩生田国務大臣 JOGMEC設立から令和二年度末までの事業終結件数、合計三十七件に及ぶと理解しておりますが、事業終結の主な理由として、十分な埋蔵量が見つからなかったことや、カントリーリスクの高まりなどによる事業環境の悪化などを報告を受けているところでございます。  比率でいう...全文を見る
○萩生田国務大臣 今、二〇二一年三月末時点で二千八百三億円という繰越欠損金のお答えがございました。  その大宗はリスクマネー供給に係るものでありますが、具体的には、事業終結による評価損のほか、探鉱案件のリスクを財務上可視化し透明性を担保する観点から探鉱出資時に機械的に評価損とし...全文を見る
○萩生田国務大臣 先ほど申し上げましたように、民間主導の考え方に基づいて、JOGMECによる出資は業務方法書において原則五〇%を限度としておりますが、カントリーリスクや技術的困難性、政策的重要性の高い場合は、例外的に五〇%を上回る出資上限を認めております。
○萩生田国務大臣 今日の質疑でも他の委員の皆さんからもお話があったように、例えば蓄電池、こういったものを勝ち筋として勝負をしていくべきだというときに、やはり資源を確保していかなきゃなりません。確かに、先生おっしゃるように、無駄はいかぬのですけれども、しかし、民間の皆さんも、この国...全文を見る
○萩生田国務大臣 JOGMECの出資案件の採択につきましては、JOGMECの業務方法書の中で、経済産業大臣が承認した細則に基づき、厳正な審査を実施した上で決定する旨、規定されております。  具体的には、出資案件の採択に当たっては、JOGMECにおいて、出資細則や外部専門家の意見...全文を見る
04月18日第208回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
議事録を見る
○萩生田国務大臣 エネルギー価格の上昇等を背景に、企業物価指数は、本年三月時点で前年比プラス九・五%と約四十一年ぶりの水準を示しました。消費者物価指数は、本年二月時点で前年比プラス〇・六%と六か月連続で上昇しております。原油価格の上昇が長期化すれば、企業収益や家計を圧迫する懸念が...全文を見る
○萩生田国務大臣 まず、後段の電源開発促進税は特定財源でありまして、特別会計法に基づき、その税収はエネルギー対策特別会計の電源開発促進勘定に繰り入れられています。具体的には、電源立地地域に対する交付金や原子力の安全性向上に向けた研究開発など、電力の安定供給やカーボンニュートラルの...全文を見る
○萩生田国務大臣 今先生の御指摘のあった、中小企業の皆さんに対して適正な価格転嫁を、取引の適正化をさせるというのは大事なことでありまして、こうした観点から取引適正化を進め、下請企業に適切な利益が分配される環境を整えることで成長と分配の好循環を実現してまいります。  お題目を言う...全文を見る
○萩生田国務大臣 今先生るる御解説いただいた冷静な分析というのは、私もほぼ同意するところでございます。  まず、この度の需給逼迫の緊急宣言を出さざるを得なくなったのは、御指摘のように、ウクライナ情勢のことではなくて、まさしく福島沖で地震が起きて火力発電所が停止をしている中で、三...全文を見る
○萩生田国務大臣 先生御指摘のとおり、安定供給の確保の観点から、LNGの上流開発プロジェクトを促進することは極めて重要だと思っています。  大手電力のLNG契約について、現在でも必要量の大宗を事前に長期契約で確保していると承知しています。この長期契約が、これまでLNGの上流開発...全文を見る
○萩生田国務大臣 激変緩和事業の制度の要件につきましては、岸田総理から四月中に取りまとめるよう御指示をいただいている緊急対策の中で、原油価格の高騰がどの程度長期化するのか、また、与党からの提言や三党協議の状況も注視しながら検討を進めているところです。  委員御指摘の本事業におけ...全文を見る
04月26日第208回国会 衆議院 本会議 第23号
議事録を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 早坂議員からの質問にお答えいたします。  ALPS処理水の安全性に関する情報発信と福島県外等での海洋放出についてお尋ねがありました。  政府が海洋放出の方針を決定したのは汚染水を浄化処理したALPS処理水であり、両者は明確に異なるものです。こうした...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 高橋議員からの質問にお答えします。  国の責任と賠償基準の見直しについてお尋ねがありました。  国の責任については、本年四月から五月にかけて最高裁判所が口頭弁論を開いた後に、判断が示されるものと承知しています。  また、賠償基準については、集団訴...全文を見る
04月26日第208回国会 参議院 内閣委員会、経済産業委員会連合審査会 第1号
議事録を見る
○国務大臣(萩生田光一君) CFIUSがいいかどうかはちょっと私直ちに分からないんですけれども、必要なスキームというものは担当所管、担当省庁と連携しながらしっかりつくり上げていきたいと思っています。
○国務大臣(萩生田光一君) 近年、安全保障に関連する機微技術の流出の懸念が高まる中、先端的な研究開発を行う大学、研究機関を含めて、我が国から機微な技術が懸念国や懸念組織の手に渡り大量破壊兵器などに転用されることがないように技術管理を徹底することが一層重要となっています。  経産...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 委員御指摘の個別事案については国家賠償請求訴訟が係属中であることからコメントは差し控えたいと思いますが、その上で一般論として申し上げれば、安全保障貿易管理制度においては、まず、リスト規制の対象となる貨物及び技術の種類、詳細な仕様について政省令で具体的に...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 基本的には先ほど申し上げたのが役所の姿勢なんですけど、ただ、実際にそういう事件が起きて今そういうことでもめているわけですから、そこは今後しっかり考えていかなきゃいけないなと思います。
○国務大臣(萩生田光一君) 安全保障貿易管理の制度は、国際的な平和と安全の維持の確保を目的としており、事業者にとって明確な制度であるとともに安定的かつ統一的な制度執行が確保されることが重要です。  このため、安全保障貿易管理制度の下では、まず、リスト規制の対象となる貨物や技術の...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 全ての通達を政省令に上げるかというと、そこはちょっと行き過ぎかと思うんですけれども、先生御指摘のように、実際トラブルが起こるんだとすれば、それはできるだけないように方向を変えていくというのは必要なことだと思いますので、不断の見直しをしてまいりたいと思い...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 安全保障貿易管理制度は国際的な平和と安全を確保する上で重要な制度であり、委員御指摘のとおり、参加国間で規制対象となる技術などの内容や範囲について可能な限り統一的な制度運用を行うことは重要だと私も思います。  一方で、国際情勢が目まぐるしく変化して技術...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 私、先生、どっちも大事だと思っているんですね。  外為法や不正競争防止法は、安全保障上の機微技術の流出を防止したり、企業などが保有する技術を含む営業秘密を不正取得から守ったりするために必要な制度であり、その実効性を確保すべく、企業、大学、研究機関など...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) TSMC、ソニー、そしてデンソーの合弁の日本法人でありますJASM、ジャスムでございますけれども、二〇二〇年に工場の建設を開始し、二〇二四年に半導体の生産を開始する予定と承知しておりますが、政府として5G促進法に基づく支援の実施を決定した事実は今のとこ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 半導体の安定供給体制の構築に当たっては、半導体製造基盤の強化に加えて、原材料等のサプライチェーンを含めた対策が必要です。  このため、経産省では、先端半導体の製造基盤整備や不可欠性の高い半導体の製造拠点における生産設備の刷新に取り組んでおります。特に...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 蓄電池は、二〇五〇年のカーボンニュートラルの達成に向けて、自動車電動化や再生可能エネルギーの主力電源化を達成するための最重要技術の一つです。日本メーカーは技術的優位性によって初期の市場を獲得することができたものの、その後、政府の支援も背景に中国や韓国の...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 製造業の一部において、技術や人材の流出が国際競争力の低下を招くという懸念がある声は承知しております。  こうした課題に対して、法制度の対応としては、不正競争防止法において、営業秘密の不正な取得や使用差止めなどの民事措置や刑事罰の対象としております。平...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 御指摘のとおり、我が国の半導体産業は、一九八〇年代には世界一の売上高を誇っていたものの、その後競争力を落としてきました。  この原因の一つは、当時の政府が世界の半導体産業の潮流を見極めることができず、適切かつ十分な施策を、政策を講じなかったことであり...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) TSMCがソニー、デンソーとともに日本法人を設立し熊本で製造を予定している先端半導体は、5G通信を行う自動車や産業機械など多岐にわたる領域で用いられる予定です。現在、我が国はこうした半導体の製造能力を有していないことから、その製造能力を獲得することによ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 小林大臣もこれまで答弁をしてまいりましたが、今般の特許出願の非公開制度は、公にすれば国家及び国民の安全を損なう事態を生じるおそれが大きい発明が記載された特許出願について、安全保障の観点から公開等の手続を留保する制度でございます。これにより機微な技術の拡...全文を見る
05月10日第208回国会 参議院 経済産業委員会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(萩生田光一君) おはようございます。  安定的なエネルギー需給構造の確立を図るためのエネルギーの使用の合理化等に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  二〇五〇年カーボンニュートラルや二〇三〇年度の野心的な温室...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 自動車の電動化を進めていくに当たって、部品サプライヤーや自動車整備に携わる皆様など、地域の自動車産業を支える方々に前向きに取り組んでいただくことが重要です。例えば、エンジン部品の中小サプライヤーが新たに電動車部品の製造に挑戦する、あるいは整備事業者が電...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 水素は、化石燃料を使用しないゼロエミッション火力への転換の鍵です。加えて、産業や運輸など幅広い分野の脱炭素化を可能とするカーボンニュートラルに不可欠なエネルギーです。ウクライナ情勢等を踏まえ、エネルギー安全保障の確保が更に強く求められる中、エネルギーの...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 航空分野の脱炭素化に向け、CO2削減効果が期待できるSAFの供給体制の確立は急務です。このため、経済産業省としては、当初予算事業においてSAFの製造技術開発、実証に取り組む事業者を支援するとともに、二兆円のグリーンイノベーション基金を活用してSAFを大...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 将来の選択肢としての原子力を維持していくためには、我が国が持つ高いレベルの技術、人材、産業基盤の維持強化を図っていくことが必要です。そのためには、御指摘のとおり、SMRですとか高温ガス炉、高速炉等を含めた革新炉の開発に向け、国立研究開発法人や大学などの...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 資源小国である我が国にとって、レアメタルなどの供給を安定的に確保するためにはリサイクル技術の開発促進は極めて重要だと私も思います。  先生御指摘のように、例えば航空機のタービンブレードや電動車のバッテリーなどにも多くのレアメタルなどが含まれており、こ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 所管外なんで詳しい答弁は控えたいと思うんですけど、いずれにしましても、先生が今この場にいらっしゃるプロセスを考えると、地元でどういうことがあったのか詳細には私、事実は分かりませんけれど、いずれにしても、政治に不信感を持たれるような事案があったということ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) エネルギー資源の大部分を海外に頼る我が国においては、省エネを推進することにより限られた資源の有効利用を図ることが極めて重要です。  これまで、我が国は、省エネ法による規制と補助金などによる支援を車の両輪としてエネルギー消費効率の改善を進め、世界最高水...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 水素、アンモニアは、化石燃料を使用しないゼロエミッション火力への転換の鍵だと思っております。また、幅広い分野の脱炭素化を可能とするカーボンニュートラルに不可欠なエネルギーです。製造方法によってはCO2を排出するものも存在しますが、我が国としては、永続的...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 世界的な脱炭素化の潮流などの影響により、足下では火力発電の休廃止が増加しており、電力需給の厳しい状況が続いています。このため、電力需給の安定に向けて、規制、支援の両面で発電所の過度な退出を防ぎ、必要な供給力を確保することが必要です。  このため、経産...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 御指摘のとおり、まず第一義的に大切なのは安定供給です。三月二十二日、もうあとちょっとでブラックアウトというところまで行きまして、本当に肝を冷やしました。おかげさまで、国民の皆さんの御協力いただいて何とか乗り越えることできましたけれども、引き続き厳しい状...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 石油のほぼ全てを輸入に頼っている我が国としては大変厳しい決断でありましたが、G7の結束が何よりも重要なときということもあり、今回のG7首脳声明も踏まえ、ロシア産石油の原則禁輸という措置をとることにいたしました。  一方で、今すぐロシア産石油を禁輸でき...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生、的確な御質問をいただいて有り難く思います。  今回のことで石油の禁輸をすると、G7と足並みをそろえるといえば、普通の国民の皆さんはそうだろうということで一定の御理解いただくわけですよね。しかし、そこにはコスト高という背景が出てくるということはま...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 現行の電気事業法の下では、法律に位置付けられる電気事業者ごとにそれぞれの立場に応じた安定供給に対する責務を負っています。具体的には、小売電気事業者は発電事業者との契約などにより自らの顧客に対する供給能力を確保する義務、一般送配電事業者はエリア全体におけ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 直ちに使える資源に乏しく、自然エネルギーを活用する条件が諸外国と異なる我が国において、Sプラス3Eの全てを満たす完璧なエネルギー源は存在せず、今後の技術革新などの不確実性を踏まえれば、原子力を含めたあらゆる選択肢を追求し、二〇五〇年カーボンニュートラル...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 昨年十月にエネルギー基本計画を策定した時点では、今回のロシアによるウクライナ侵略は想定もしていなかったものでありまして、ロシアの軍事的プレゼンスの高まりも含め、エネルギーをめぐって国際的な緊張感が高まる可能性は認識しており、エネルギー基本計画の中では安...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 委員御指摘の第六次エネルギー基本計画では、エネルギーをめぐって国際的な緊張感が高まる可能性も認識した上で、二〇五〇年カーボンニュートラルや二〇三〇年度四六%削減目標の実現に向けた野心的な目標として、二〇三〇年度における再エネ比率三六%から三八%と原子力...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 原子力発電所の再稼働に当たっては、安全性の確保を大前提に、独立した原子力規制委員会が新規制基準に適合すると認めた場合にはその判断を尊重し、地元の理解を得ながら進めるというのが政府の方針であります。安全最優先の再稼働を着実に進めていく上でも、発電所の運転...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生御指摘のように、原子力を学ぶ学生さんや研究者、また既に一度は事業者に就いて技術者として働き出した人たちが、稼働停止の状況にございますので、実際の仕事、本来の仕事ができていないという状況にあります。それは技術の劣化にもつながることになると思っています...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 電力、ガスは国民生活の基盤であるため、家庭などの規制料金については、原燃料価格の上昇に伴う価格調整に上限を設けることで電気・ガス料金の急激な上昇に一定の歯止めが掛かる仕組みとしております。  一方で、先生御指摘のとおり、世界的に燃料価格が高騰する中、...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 委員御指摘の例えば合成燃料につきましては、カーボンニュートラル社会の実現に大きく貢献するだけではなく、先ほど他の委員からも御質問ありましたけど、ガソリンスタンドのネットワークですとか、それから日本が得意とする内燃機関など、既存のインフラや設備を活用でき...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 送配電ロスの低減に向けて、経産省としては、平成十九年度からマイナス百九十六度以下の超電導ケーブルの実用化に向けた技術開発を行ってまいりました。  具体的には、超電導ケーブルシステムの安全性に関する検証や冷却システムの効率化といった技術開発を実施してま...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 再生可能エネルギーが主力電源となる中において、電力の安定供給を達成するためには蓄電池の技術開発や普及促進は極めて重要です。  このため、系統において安定的に大型蓄電池を運用する技術を確立するための技術実証を行っており、現在では、この成果として一般送配...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) エネルギー基本計画の中では、エネルギーの安定供給の確保に向けて再エネ、原子力、水素、CCUSなどあらゆる選択肢を追求していくことを基本的な方針としており、これを直ちに見直すことは考えておりませんが、その上で、すぐに使える資源の乏しい我が国にとって、実用...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 原子力発電所の再稼働につきましては、原子力規制委員会が新規制基準に適合すると認めた場合には、地元の理解を得ながら再稼働を進めていくというのが政府の一貫した方針であり、この方針の下、現在十基が再稼働しております。  二〇三〇年度エネルギーミックスにおけ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 二〇五〇年カーボンニュートラル時代のエネルギーの安定供給確保に向けては、アンモニアの大量供給、大量利用が不可欠であり、その社会実装は世界全体の実効的な温暖化対策の観点からも有効であると考えています。  四月二十二日、衆議院の経済産業委員会で、化石由来...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 日本国内の排出については、既に二〇一三年度をピークに排出量を削減しており、パリ協定の一・五度努力目標とも整合的な形で二〇三〇年度四六%削減という野心的な目標を掲げ、その一環として国内火力発電の燃焼時のゼロエミッション化に向けたアンモニア利用を推進してい...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) JOGMECによるリスクマネー供給の支援の目的は、資源の安定供給確保に向けて、投資規模の大きさや地下リスクなどを背景に、民間企業のみで資金調達が困難な場合にリスクを補完することであります。  新たな燃料アンモニアのサプライチェーン構築においては、製造...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 日米貿易協定において、自動車及び自動車部品について、関税の撤廃に関して更に交渉する旨明記されており、今後交渉を行うことが日米間で合意されております。また、協定合意の際の首脳間の共同声明において、今後の交渉については、どの分野を交渉するのか、まずその対象...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 十一月に訪日された際に、この自動車に関しての話合いはしておりません。
○国務大臣(萩生田光一君) その前に、先ほど外交上の御指摘がございました。御指摘は御指摘で真摯に受け止めたいと思うんですが、二国間の外交上の外に対するブリーフの在り方というのは両国でルールを決めてやっていますので、例えば、その中身によっては日本側が有利な結果を勝ち取ってアメリカが...全文を見る
05月12日第208回国会 参議院 経済産業委員会 第9号
議事録を見る
○国務大臣(萩生田光一君) EUのミシェル大統領がロシアからの輸入停止措置を天然ガスまで広げるとの発言をしたことは承知をしております。  エネルギー分野のロシアに対する制裁については、これまでG7を始めとする国際社会と連携し、石炭輸入のフェーズアウトや禁止、石油の原則禁輸など、...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 省エネ法改正案では、省エネや非化石エネルギーへの転換などに向けて、国が中小企業を含む全ての事業者が取り組むべき具体的な事項を規定した判断基準や指針を示し、必要な場合には指導及び助言を行うこととしております。その上で、年間のエネルギー使用量が千五百キロリ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 問題意識は、先生、全く同じです。  まず、スタート段階ではこういった形で特定事業者指定しますけれども、例えば今おっしゃったように、中小企業は特定事業者じゃないといっても、地元で特定事業者との取引などをしていれば、当然、特定事業者が考える省エネ計画の中...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 本会議でも御答弁申し上げましたが、バイオエタノールの利用はまさにCO2削減に向けての有効な手段であり、大切なプレーヤーだと思っております。  輸入量を直ちに増やせと言われましても、精製所を造ったりしなきゃならないんで、これ現実的には非常に難しい問題が...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 原子力発電所の運転期間に係る安全規制上のルールにおきましては、運転することができる期間を四十年とし、一回に限り最大二十年の運転延長を可能としているものと承知しております。したがって、二〇五〇年までに全ての発電所が耐用年数を超えるという状況にはないものと...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 原子力発電所の安全の確保は、原子力規制委員会が規制する発電所の設備上の対応や事業者の対応にとどまるものではなく、事態対処法や国民保護法の枠組みでの措置など、警察、自衛隊など関係省庁、関係機関が連携して対応することとしております。  こうした対策に終わ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) FIT制度導入後、電源構成に占める再エネの比率は、二〇一一年度の約一〇%から二〇二〇年度には約二〇%まで倍増してきています。その中でも、太陽光発電の導入量でいえば、既に平地面積当たりで主要国最大級となっております。  その上で、エネルギー基本計画で、...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 新型コロナの影響に加えて、足下ではエネルギーや原材料の価格が高騰しており、多くの中小企業が厳しい経営状況、経営環境にあると認識しております。政府としても、厳しい事業者を支援するために、先日決定した緊急経済対策に沿って支援に取り組んでまいります。  具...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 中小企業の省エネ推進に当たっては、業種や業態、エネルギー使用の状況なども多様な中小企業に対して、委員御指摘の地域林政アドバイザー制度のように、全国各地できめ細かに、身近な立場で省エネに向けた取組について相談に乗り、また適切にアドバイスを行う支援体制を構...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) FIT制度の導入後、電源構成に占める再エネの比率は二〇一一年度の約一〇%から二〇二〇年度では約二〇%まで倍増してまいりました。その中でも、太陽光発電の導入量でいえば、既に平地面積当たりでは主要国最大級となっております。  その上で、エネルギー基本計画...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 御指摘のとおり、鉄鋼業は、我が国産業基盤を支え、産業全体の競争力の源泉を生み出す重要な存在です。世界的な脱炭素化の流れの中で、我が国産業部門の約五割のCO2を排出する鉄鋼業が国際競争力を維持し、持続的に成長し続けるためには、カーボンニュートラルへの対応...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) ただいま御決議のありました本法律案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。
05月16日第208回国会 参議院 決算委員会 第8号
議事録を見る
○国務大臣(萩生田光一君) ロシアによるウクライナ侵略によりまして、エネルギーのみならずこの食料も、先生御指摘のように非常に不安定な状況になっています。  代替地をというんですけど、そんなに簡単に小麦などがすぐに、生産国の下位の人たちが今までもう本当にお売りしていた国から横取り...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 住民拠点サービスステーションについて、会計検査院が大規模な停電を伴う大規模自然災害時の稼働状況を調査した結果、半日以上の停電を経験した三百四十五か所のうち、停電発生後一日以内に営業を再開していないSSが十四か所存在しました。  御指摘の十四か所につい...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 事業者が廃業する場合など、補助金により購入した自家発電設備の使用を中止する場合は、事前に補助事業者である全国石油協会から承認を得なければならないことを条件として補助金を交付しているところです。  一方で、この手続を経ずに無断で使用を中止したり他の事業...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 災害時情報収集システムとは、震度五強の地震の発生時などに、震度五強の地点を含む都道府県に位置する住民拠点SSの事業者から、営業の可否、被害状況、石油製品の有無などの情報を収集するものであります。本システムの基礎となる約一万五千か所の住民拠点SSのデータ...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 台風におきましては、停電からの復旧など、被害状況を踏まえてその都度判断をしていたところでありますが、令和元年台風第十五号や第十九号などの際には、御指摘のように災害時情報収集システムの活用、公表が行われていなかったものと承知しております。これは、システム...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 石油のほぼ全てを輸入に頼っている我が国としては大変厳しい決断でありましたが、G7の結束が何よりも重要なときであり、ロシア産石油の原油禁輸、禁止措置を行いました。  一方で、今すぐロシア産石油を禁輸できるわけではなくて、一定の時間軸の中で秩序立った形で...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 仮にサハリン1から撤退をするということになりますと、我が国の権益をロシアや第三国が取得するとロシアを逆に利することともなり、有効な制裁とならない可能性もあります。そのため、サハリン1の権益は、長期的なエネルギー安定供給確保の観点及び対ロ制裁の実効性の観...全文を見る
05月17日第208回国会 参議院 経済産業委員会 第10号
議事録を見る
○国務大臣(萩生田光一君) おはようございます。  高圧ガス保安法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国の産業保安をめぐっては、近年、革新的なテクノロジーの進展、保安人材の不足、電力供給構造の変化、災害の激甚化、頻発化、気候...全文を見る
05月18日第208回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
議事録を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 特定復興再生拠点区域外につきましては、二〇二〇年代をかけて、帰還意向のある住民の方々が帰還できるように避難指示解除の取組を進めるという政府方針を昨年夏に決定をしました。  今後は、国及び地方自治体が拠点区域外の住民の方々の帰還に関する意向を個別に丁寧...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 将来的に帰還困難区域全域の避難指示を解除し、復興再生に責任を持って取り組むとの決意に揺るぎはございません。  この考えの下、特定復興再生拠点区域外については、まずは二〇二〇年代をかけて、帰還意向のある住民の方々が全員帰還することができるよう、帰還に必...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) ALPS処理水の処分に当たり、地元住民や漁業関係者などの関係者の御理解を得ることが重要という考えに変わりはございません。  その上で、政府としては、昨年末に取りまとめた行動計画に基づき、国内外の幅広い方々に対して科学的根拠に基づく正確かつ分かりやすい...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 政府としては、御理解をいただけるように誠心誠意取り組んでまいりたいと思います。  これまでも、地元や漁業者の方々はもちろん、多くの方からALPS処理水の処分の必要性、安全性、風評対策の内容などについて御説明や意見交換の機会を度々いただいてまいりました...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) まず、先生、事実関係ですけれど、総理が五項目の回答をしたんではなくて、私の方で全漁連を訪ねて、私が五項目の回答をしました。その上で、大切な局面なので総理に会ってもらった方がいいと思いましたので、私の方で面談をセットして、それに陪席をしました。  昨年...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 昨年四月以降、地元自治体や農林水産業者を始めとする多くの方々と対話を通じ皆様の御要望や風評被害に対する御懸念をしっかりと受け止めた上で、昨年十月、政府として取り組むべき具体的な対策として行動計画を取りまとめました。  今後は、この計画に沿った対策を着...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 決して期限ありきではありませんが、しっかり、地元の皆さん、理解をいただけるよう努力を続けていきたいと思います。
○国務大臣(萩生田光一君) 二号機で開始予定の燃料デブリの試験的取り出しにつきましては、年内開始を目標として準備を進めており、現在、楢葉町の研究拠点においてロボットアームの試験を実施しているところです。  試験的取り出しにつきましては、燃料デブリがある原子炉格納容器の開口部にロ...全文を見る
05月26日第208回国会 衆議院 予算委員会 第19号
議事録を見る
○萩生田国務大臣 風力発電設備の大型化に伴い、風車の設置場所や設備構造によっては警戒管制レーダー等の防衛施設に影響を与えるおそれがあることは認識をしております。  防衛施設等への影響を防止するために、本年四月に再エネ特別措置法に基づく事業計画策定ガイドラインを改定し、風力発電事...全文を見る
○萩生田国務大臣 先日の日米首脳会談では、次世代半導体の開発を日米が共同して推進するための共同タスクフォースの設立に合意するなど、半導体サプライチェーンの強靱化に向けた有志国、地域との連携強化の必要性が一層強まっていると思います。  先生も御指摘になられましたけれども、一九八〇...全文を見る
○萩生田国務大臣 委員御指摘のとおり、税制の効果検証をしっかりと行っていくことは重要でありまして、このため、租税特別措置については、政策評価書や点検結果や、あるいは租税特別措置の適用実態調査など、EBPMの観点も踏まえて、その必要性や政策効果について評価を行った上で税制改正要望を...全文を見る
○萩生田国務大臣 新型コロナウイルス感染症の拡大や生活習慣病の増加などを背景として、世界的にも予防、健康づくりの必要性が再認識される中、新たな成長分野として、先生御指摘のデジタル技術を活用したヘルスケアサービスを創出していくことが重要だと思っております。  このため、経済産業省...全文を見る
○萩生田国務大臣 原油価格そのものは、国際情勢など様々な要因により国際的な市場で決まるものと承知しており、今後の原油価格の見通しについて、今日この場でコメントすることは差し控えさせていただきたいと思います。  今週のレギュラーガソリンの平均価格は百六十八・八円となっておりまして...全文を見る
○萩生田国務大臣 失礼しました。  十月以降なんですが、原油価格高騰対策については、今後、原油価格の高騰がどの程度長期化するかを見極めながら対応をしていきたいと思っています。
○萩生田国務大臣 新型コロナの影響が続いている中、原油価格や原材料価格が高騰するなど、中小企業を取り巻く事業環境は先行きの不確実性が増しており、業況が厳しい事業者が事業転換を行い新たな事業を開始するなど、事業転換に挑戦するニーズも高まっていくと認識しております。  このため、新...全文を見る
○萩生田国務大臣 グリーンイノベーション基金は、カーボンニュートラル実現の鍵となる革新的技術について具体的な目標へのコミットメントを示す企業などに対して、最長十年間、その研究開発、実証から社会実装までを継続して支援するものです。  グリーンイノベーション基金で支援するプロジェク...全文を見る
○萩生田国務大臣 これは、石油元売事業者の事業を支援する補助金ではございません。  石油元売事業者が補助金の支払い請求を行う際には、補助金支給の単価相当額の全てが卸価格に反映されたことが確認できた場合のみ支払うこととしておりまして、補助金分がしっかりと卸価格の抑制につながること...全文を見る
○萩生田国務大臣 お答えします。  激変緩和事業は、令和四年度予備費におきまして二千七百七十四億円が措置されており、また、現在審議いただいている令和四年度補正予算においては一兆千六百五十五億円を計上しております。予備費、補正予算のいずれについても、これまでの支給額の推移と過去数...全文を見る
05月27日第208回国会 衆議院 予算委員会 第20号
議事録を見る
○萩生田国務大臣 電力システムにつきましては、新電力の撤退等により、小売電気事業者と契約を締結できない場合などに備え、一般送配電事業者に供給義務を課す最終保障供給の仕組みをあらかじめ措置し、電力の安定供給に万全を期しております。  その上で、最終保障供給の利用の増加は、電気事業...全文を見る
05月30日第208回国会 参議院 予算委員会 第18号
議事録を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 先生御指摘のイースターパッケージは、ドイツにおいて、主に再エネ導入拡大を目的とした一連のエネルギー関連法案であると承知しております。他国の政策の評価は控えますが、どのようにエネルギー政策を進めていくべきかは、他国の例を参考にしつつも、資源の保有状況や自...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 燃料油価格が高止まりをしている中、国民生活や日本経済を守るために、御党からの御提言も踏まえまして、四月二十六日に取りまとめた総合緊急対策において、支給額の上限を三十五円まで引き上げた上で、基準価格を百六十八円に引き下げました。また、航空機燃料を対象に追...全文を見る
○国務大臣(萩生田光一君) 新型コロナの影響が続いている中で、原油価格や原材料価格が高騰するなど、中小企業を取り巻く事業環境は先行きの不確実性が増しているため、業況が厳しい事業者が事業転換を行い、新たな事業を開始するなど、今後は事業再構築に挑戦するニーズも高まっていくと認識してお...全文を見る