馳浩
はせひろし
小選挙区(石川県第一区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数7(参1)回
開催日 | 会議名 | 発言 |
---|---|---|
02月22日 | 第136回国会 参議院 文教委員会 第2号 議事録を見る | ○馳浩君 おはようございます。自由民主党の馳浩と申します。 本日は、いじめ問題と、それからボランティア教育に関する問題と、そしてアンチドーピング教育に関して、この三点に絞りまして質問させていただきます。 まず最初に、御就任早々奥田文部大臣におかれましては、いじめ問題に対し...全文を見る |
○馳浩君 一月二十七日の毎日新聞を参考にさせていただきますけれども、愛媛県の松山市で三年前に同市立中学校の三年生の男子生徒が自殺をしましたが、その生徒に加えられていた過酷ないじめの実態というものが調査報告書「君の死を無駄にしないために」としてまとめられました。それをまとめたのは、...全文を見る | ||
○馳浩君 わかりました。 では、具体的に教育的指導というような方面で質問させていただきます。 児童生徒の退学処分についてお伺いいたします。 国立や私立の学校におきましては退学処分が認められているのに、なぜ公立の小中学校においては認められていないのでしょうか。 | ||
○馳浩君 ありがとうございます。 公立の小中学校におきましてもいじめの問題というのはあるわけでございます。そうしますと、いじめられっ子の方は転校という手段をとることはできますが、教育的な指導を十分行ったにもかかわらずいじめっ子の方が相も変わらず性行が改まらないというときに、そ...全文を見る | ||
○馳浩君 ほかの児童生徒が義務教育を受ける権利を保障するという観点からということで、今の問題で言うならば、ほかの児童生徒というのはいじめられっ子のことだと思います。 それでは、公立の諸学校で退学処分が認められないのならば、そのかわりとなりますような出席停止処分と言っていいので...全文を見る | ||
○馳浩君 ちょっと理解できないんです。どうしてかと申しますと、警察庁の調べによりましたら、平成六年度にいじめに起因する事件の補導人員は小・中学生で二百八十四名と、こうはっきりとした数字が出ておるわけでございますけれども、学校の教育現場において出席停止はゼロ件というのは、どう考えて...全文を見る | ||
○馳浩君 ありがとうございます。 それでは、出席停止についての質問を続けますけれども、平成六年度においてはゼロ件ということで、相当ひどいいじめというものを出席停止の処分で防止するということはなかなか難しいということが先ほどの答弁でわかりました。 ならば、発想を転換して、い...全文を見る | ||
○馳浩君 昨年の六月十七日の日経新聞のコラムで、登校拒否を考える全国ネットワーク代表の奥地さんという方が「いじめから子供の命守る」ということで寄稿しておられます。その中にこういう二点を行政側も考えていただきたいというふうな提言をしておられますので、紹介をさせていただきます。それに...全文を見る | ||
○馳浩君 そうはおっしゃいますものの、ただ、今回の場合には学校に行きたくても行けない児童に対しての措置ということでございますので、そういう子供たちに対する適切な措置としての出席停止、これを十分に認めていただけるような方向で検討をお願いいたしたいと思います。 続きまして、今週の...全文を見る | ||
○馳浩君 おっしゃることはわかりましたけれども、一つだけお願い申し上げたいのは、教育を受ける権利の保障と教育の機会均等の実現は国の責務であるという部分はわかるんですけれども、全国の統一性、公平性という部分になってまいりますと、また文部省側の全国全地域に対する統一性という主張は教育...全文を見る | ||
○馳浩君 大変心強い応援のお言葉をありがとうございます。 続きまして、現在審議中の第十五期の中央教育審議会第一小委員会の審議報告案の内容につきまして先週来新聞等で報告されておりますけれども、その内容を全部お伺いすると時間がなくなってまいりますので、特にキーワードである「生きる...全文を見る | ||
○馳浩君 ありがとうございます。 完全に報告がまとまっていない段階でこうやって質問するのも失礼とは存じますが、あえて質問させていただきます。 ここまで新聞、テレビ等で完全週五日制ということが報道されますと、やはり現場の特に教員の側が戸惑いがあると思います。そういう意味での...全文を見る | ||
○馳浩君 その二点目のことに関しましては、私学の経営者であるとかそこに働いておられる教員の皆さん方の意見を十分集約した上での方向性をまとめていただきたいことをまたお願いいたします。 続きまして、学校教育におけるボランティア活動について具体的に実態等々を質問させていただきます。...全文を見る | ||
○馳浩君 ボランティアというのは、自主性、公共性、社会性あるいは持続性、そして無償性といったことが教育的な価値として認められる活動でございますけれども、一番学校教育の現場でボランティア活動を取り入れるときに難しいのは評価のあり方だと思うんですよね。 今の答弁ですと評価はどうい...全文を見る | ||
○馳浩君 また段階評価になってまいりまして、私は非常にそれでいいのかなという感じを受けます。 ちなみに、兵庫県の教育委員会におきましては来年度から実施するということで、評価のあり方は、知識、技能の点数化による評価ではなく、関心、意欲、態度を主として実践活動に参加することを評価...全文を見る | ||
○馳浩君 よろしくお願いいたします。 最後に、アンチドーピング教育について質問申し上げます。 まず、ドーピングとは何か。これについて端的に教えていただきたいというのと、スポーツ選手にドーピングを禁止する理由を教えていただきたいと思います。 | ||
○馳浩君 まさしく健全なスポーツを守っていくために、競技スポーツであれ一般市民のスポーツであれドーピングというのは禁止されなければいけないと。 それで、平成八年度の予算案にアンチドーピング活動推進事業とありますけれども、これはどのような内容でしょうか。 | ||
○馳浩君 ありがとうございます。 禁止薬物の上位三つがたんぱく同化ステロイド、これは俗に言われる筋肉増強剤ですよね、ステロイドと言われるものです。それから興奮剤であったり利尿剤。利尿剤というのは減量等に使われるんでしょうか。興奮剤というのはまさに集中力を高める、闘争心を高める...全文を見る | ||
○馳浩君 ぜひよろしくお願いいたします。 特に指導者ですよね。選手はもちろんそれは自己責任ということもあるんですけれども、指導者が知らないでいて選手に、薬物を与えることはないと思いますけれども、薬として投与したものの中に禁止薬物が含まれていたということのないようにするための指...全文を見る | ||
○馳浩君 そろそろ時間となりまして、これで終わらせていただきますけれども、私もアマチュアレスリングでオリンピックにも出場いたしました。それからプロレスラーに転向いたしました。アマチュアの競技、プロの競技、両方を経験し、またアマチュアの選手、プロの選手を指導してまいりました。 ...全文を見る | ||
02月28日 | 第136回国会 参議院 環境特別委員会 第3号 議事録を見る | ○馳浩君 自由民主党の馳浩と申します。よろしくお願いいたします。 本日は、湖沼の水質汚濁対策についてと、環境教育についてと、環境影響評価制度について、三つについて質問申し上げます。 まず、湖沼の水質汚濁についてですけれども、有機成分による水質汚濁の指標としてBODあるいは...全文を見る |
○馳浩君 そのBOD、CODの数値が高ければ高いほど汚濁は進んでいるというふうに理解してよろしいですね。 これについて環境基準というのがあるそうでございますけれども、平成六年度の環境基準の達成状況というものを見たときに、河川に関しては六七・九%、海域に関しては七九・二%、しか...全文を見る | ||
○馳浩君 具体的に数字を挙げて質問させていただきます。 石川県の環境部が出しております水質汚濁防止のしおりというのがございまして、BOD、CODに関しまして排出基準というのが一六〇ppmと。ということは、一六〇ppmまでは出してもいいですよということになると思います。これは専...全文を見る | ||
○馳浩君 ちなみに、畜産農家ですね、小規模事業者からの排出基準というのは二六〇ppmなんですよね。先ほど申しました排出基準というのは一般家庭からの生活雑排水での基準だと思うんですけれども、畜産事業者からの排出基準が二六〇ppm、これは本当にないに等しいような基準であるということで...全文を見る | ||
○馳浩君 ただ、この排出基準という点に関しますと十分でないということが学界における一般的な定説になっておると承っております。それで、出どころの排出基準ということもそうですけれども、大気汚染に関しましては総量規制というのをしておるはずでございます。あるいは海域に関しましても汚濁物質...全文を見る | ||
○馳浩君 しゅんせつというふうに言われますけれども、大変なお金がかかるわけでございますし、下水道工事にいたしましても一朝一夕で済むものではございませんので、そういう意味では、まず入ってこないようにするという一つの政策というものを持って、そういう体制ができた後に汚濁物質やヘドロを総...全文を見る | ||
○馳浩君 それでは、関連いたしまして、平成八年度の新規事業として生態系を活用した水質浄化事業というものが登場しております。当初要望が二億円だったのが最終的には一億円ということで私はちょっとがっかりしているんですけれども、この事業が予算化されるようになった経緯とその事業についての内...全文を見る | ||
○馳浩君 はい、わかりました。 それで、ちょっと学者の方に聞いたんですけれども、この事業に関連してですが、ちょっと読みます。 これは星稜女子短期大学の沢野伸浩先生が書かれているものですが、「下水道をいくら整備しても河川ほどには湖沼は浄化されていないということがあげられます...全文を見る | ||
○馳浩君 ぜひお願いいたします。 例えば、農水省の事業の中で共補償事業というのがございますね、地域住民が参加して生産調整に実効を上げようと。こういったものと連携をして、コンポスト化した肥料を共補償事業に参加した人たちみんなで使用しましょうよと、そして土壌に負荷の多い農薬を余り...全文を見る | ||
○馳浩君 今ほど承りましたこどもエコクラブについてはまた後ほど質問させていただきますが、私も石川県にある社団法人河北潟湖沼研究所というところと交流をしております。ちょっと残念なのは、そちらが社民党の支持団体なので、でもいいんです。 それで、こういう環境NGOの団体に対しまして...全文を見る | ||
○馳浩君 より一層の拡充をお願いいたしたいと思います。 それで、先ほどのこどもエコクラブについてですけれども、平成八年の三月二十三日に横浜市におきましてこどもエコクラブ全国フェスティバルが行われると承っております。この内容、そしてその目的、意図するところはどういうところでござ...全文を見る | ||
○馳浩君 活動を始めてまだ一年もたっておりませんけれども、こどもエコクラブに参加する子供たちのより一層の拡充を期待したいところでございますが、ここのポイントが二つあると思います。子供たちを指導、サポートするサポーターの養成と、同時に全国市区町村の環境部、環境担当課のこどもエコクラ...全文を見る | ||
○馳浩君 まさしくその文部省の意図するところは環境庁の意図するところと合致すると思いますので、やはりこれはより一層の連携をして、お互いにむだのあるところは省いて、協力してできるところは有効な予算の活用という意味での協力をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 それ...全文を見る | ||
○馳浩君 ということでございますけれども、この十二月九日の説明会以降も二十七日まで市町村の役場等々におきましてその資料の縦覧等、公開しておられるということでございますので、そういう疑問に対する要望がありましたら十分こたえることのできる態勢をとり続けていただきたいと思います。 ...全文を見る | ||
○馳浩君 社内規則ですから企業秘密ということで公開しないということでございますけれども、要は、住民のお聞きしたいのは、異常事発生時にはすぐとめてくれるんだろうなと、こういうことなんです。これに関しては保証してくれるんでしょうねということなんです。 | ||
○馳浩君 何か運転停止までに一時間近くかかったということを聞いておりますので、当直長がその責任において十分に判断して停止されるのかなと思います。今、私は志賀原発について申し上げておりますので、一号機に関しましては大丈夫なんですねと念押しをしておきます。 | ||
○馳浩君 続けます。 ことしの二月十七日に、今度は原発耐震安全性説明会、やはり震災に関する耐震性についての説明会がありました。これに関しまして、科学技術庁の原子力安全調査室の吉岡賢治室長補佐が出席しておられたということですけれども、そのときの説明会の雰囲気とか様子を吉岡さんに...全文を見る | ||
○馳浩君 最後に、その説明会に住民側は十分納得していないということをまず申し上げておきます。 と同時に、住民側が要望することとして、耐震性に疑問を持つ学者を招いて討論形式で、つまり一方的な説明会ではなくて討論形式で、やはり十分な納得の得られるまで説明会を開催していただきたいと...全文を見る | ||
○馳浩君 時間なんですけれども、これはそのように説明者の側が申されるのはむべなるかなと思いますけれども、住民側は納得していないことなのでございますから、これはもちろん県の環境部にも私の方から申し上げますけれども、これは何度でも納得を得られるまで説明をいただきたいし、そういった上で...全文を見る | ||
02月28日 | 第136回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号 議事録を見る | ○馳浩君 今、上田先生のお話を伺っていて、永野先生の話にも関連してなんですけれども、私、昨年北朝鮮に行ってまいりまして、一週間ほどですけれども、向こうの外国語大学の教授に通訳をしていただきながらピョンヤン市内を回りました。 私、非常に感じたのは、この北朝鮮という国は脅威であり...全文を見る |
03月14日 | 第136回国会 参議院 文教委員会 第3号 議事録を見る | ○馳浩君 自由民主党の馳浩と申します。よろしくお願いいたします。 質疑に先立ちまして奥田文部大臣に見解をいただきたいんですけれども、要請にもかかわらず平成会の皆さんが出てきておられない、これはひとえに衆議院の予算委員会における問題がかかる事態に発展したと判断せざるを得ないと思...全文を見る |
○馳浩君 先ほど参議院の本会議場におきまして、ブラジルのフェルナンド大統領からこういうお言葉を我々はいただきまして、私も胸がふさがる思いがいたしました。「国会は討論を行い、質疑応答し、国益を確認し、真実と総意を求める権威ある場であります。」ということでございますので、私たちは一人...全文を見る | ||
○馳浩君 今の説明なんですけれども、普通科と専門学科と総合学科を横並びにおっしゃいましたので、ならば、この所管というのは高等学校課というところですればよいのではないかと私は思いますが、職業教育課が所管ということになっておりますね、文部省では。この理由を教えてください。 | ||
○馳浩君 この点についてはまた後ほど質問させていただきます。 さて、その総合学科の設立の背景とねらいというのは、そして、今ほどもちょっと説明がありましたけれども、総合学科の特色というのは何でございましょうか。 | ||
○馳浩君 平成六年度から導入をされたということで、初年度からの高校生は今二年生ですよね。断定的で確定的な評価というのはまだかもしれませんけれども、現段階におけるこの総合学科に学ぶ高校生に対する評価というものを文部省の側ではどうとらえておられるか、教えてください。 | ||
○馳浩君 ある新聞記事で調べたんですけれども、例えば県立和歌山高校におきまして、この三年生はまだ普通科アンド情報科学科なんですけれども、一、二年生が総合学科と。中退者の数が三年生におきましては二百六十人中五十名なんですよ。これが総合学科になってから、二年生においては二百人中一けた...全文を見る | ||
○馳浩君 「文部時報」という雑誌がありまして、平成七年六月号、この十三ページに前の職業教育課長の木曽氏の発言として、全国の高校五千五百校中、千から二千校にふやしていきたいという非常に力強いお言葉を述べておられます。数字を述べられるのはいいんですけれども、その背景というか根拠という...全文を見る | ||
○馳浩君 そういう答弁ではちょっと無責任だと思うんですね。職業教育課長が千校から二千校と いうはっきりした数字を言っておるわけですから、文部省側としてもそれだけのつくる体制がありますよというふうに雑誌を読んだ人は考えて当然だと思うんですよ。それを今のような答弁では私はちょっと...全文を見る | ||
○馳浩君 それでは、私は基本的な質問をさせていただきます。 選択科目がふえると、生徒にとっては大変選択肢がふえるわけですから、そしてその先の職業選択の選択肢もふえるわけですからすばらしいと思うんですけれども、教員としては、今までの国語や数学、社会、英語といった科目、さらにその...全文を見る | ||
○馳浩君 ということで、普通科もそうでしょうし専門学科がある学校でもそうでしょうけれども、教員の充実というのは当然のことでございますので、総合学科におきましても多様な科目に対応できるような教員の加配というものをぜひお願いしたいと思います。これはある意味では優先的にお願いしたいと思...全文を見る | ||
○馳浩君 ぜひよろしくお願いいたします。 それと同時に、生徒に対しても、総合学科に行ったはいいけれども就職や進学のときに十分な学校側の対応ができなかったと。つまり、わかりやすく言うと、国立、公立、私立の大学でも総合学科を出た生徒に対して推薦の枠を設けるなり、特定枠というんです...全文を見る | ||
○馳浩君 ぜひお願いいたしたいと思います。 私の地元の石川県におきましても北陵高校という学校が地域の皆さんの非常にすばらしい評価を得ておりますので、それにさらに永続的にこたえていくためにも、進学、就職の面におきましてのより一層の指導等の協力をお願いしたいと思います。 次に...全文を見る | ||
○馳浩君 最後に、また文部大臣に質問申し上げますが、学童保育というのは小学校低学年の児童の大体一年生から四年生ぐらいの放課後の教育のことなのでございます。これは厚生省にもお答えいただきましたけれども、まさに学校と地域社会と保護者の連携ということを考えましたときに、文部省としてもこ...全文を見る | ||
○馳浩君 どうもありがとうございました。 | ||
03月15日 | 第136回国会 参議院 環境特別委員会 第4号 議事録を見る | ○馳浩君 おはようございます。自由民主党の馳浩と申します。 欠席者がいる中でこうして質疑をすることは残念に思いますが、私と自由民主党の同期であります議員がたくさん応援に来ていただいておりますので、折に触れての声援をお願いいたしますが、やじ、怒号、座り込みなどの物理的抵抗は御遠...全文を見る |
○馳浩君 そこで、記事を続けますが、九四年にダム建設計画地周辺で「イヌワシ、クマタカの巣が保護団体の調査で見つかったが、それまで二年に及ぶ環境アセスメント調査では完全に見落とされていた。当時アセス調査は終了直前で、」滋賀県の「環境影響評価審査会が、繁殖地での通年調査を改めて指示す...全文を見る | ||
○馳浩君 そこで、その通年調査の結果、先月の末に建設に同意する知事意見を経済企画庁に提出したとあります。 それには条件がついておりまして、二点あります。「イヌワシ、クマタカの調査を着工後も続ける」、「繁殖時期は工事を中断する」とありますが、これは守られるのでしょうね。 | ||
○馳浩君 期待しておりますという答弁なので、ぜひよろしくお願いいたします。 そこで、アセス調査の全体的な仕組みの中で、国、それから自治体、開発側がどのようにかかわっているのかということを、大枠というものをお教え願いたいと思います。お願いします。 | ||
○馳浩君 わかりました。 県側と国側と二通りの環境アセスがあるということでございますけれども、今回のように自然保護団体がイヌワシの巣を見つけて改めて環境アセスをやり直すという異例の事件になったわけですけれども、こういう問題が起きるのはなぜかということでの指摘がまた新聞になされ...全文を見る | ||
○馳浩君 四割というのは間違いで、七〇%ないし八〇%行われているということでございますけれども、やはり開発を行うときに一〇〇%現地調査を行うことが地域の住民の皆様方に対して最低限の礼儀ではないかと思いますので、どうでしょうか、これからは一〇〇%行うようにするという御答弁はいただけ...全文を見る | ||
○馳浩君 新聞の記事を続けたいと思いますが、野生生物に関しての現地調査というのは、これはよく考えますと大変技術的に難しいことがあると思います。これは私も認識いたします。 それで、「調査基準が不明確で、現地で、技術情報の不足で貴重な野生生物を見落とす例が多い。」とあります。「こ...全文を見る | ||
○馳浩君 一般的な保護対策としてマニュアルづくりを検討しているということで、まだ環境アセスの中における現地調査、その中での野生生物に関する保護対策というものが検討課題だということを伺いました。そのとおりでよろしいですね。 | ||
○馳浩君 というのは、やっぱり大気とか水質と違いまして相手は生き物でございますし、ましてや猛禽類というのは飛んで歩くものでございますし、その生態も実態が解明されておらないということを承っておりますから、現地調査をするときに数値で、この数値までいけば環境基準に適応するというような大...全文を見る | ||
○馳浩君 さて、ということになりますと、ここで問題として、そういう指針を策定した後のことになってくると思います。その方向で環境庁としては検討しておられるわけですから、では、その技術指針であるとかマニュアルであるとか、できる限り整えた後、ここの対応として二つ新聞にも指摘されておりま...全文を見る | ||
○馳浩君 よろしくお願いいたします。 けさの朝日新聞を引用させていただきます。「政府は十四日の電源開発調整審議会で、一九九五年度の電源開発基本計画に、関西電力の金居原揚水発電所、東京電力の品川火力発電所など五地点、合計約三百四十五万キロワットを追加することを決めた。」。 ...全文を見る | ||
○馳浩君 大変力強い御決意をいただいたので、私たちも協力していきたいと思っております。 それで、こういう野生生物に関しての環境アセス調査の重要性を考えておりましたら、最大の希望としましては野生生物の生息を一〇〇%見落とすことがないようにということが望ましいことでありますけれど...全文を見る | ||
○馳浩君 ここで少し宣伝するようでございますけれども、承ったところによりますと、イヌワシというのは冬場に卵を温めて春ごろにひながかえるということで、白山地域になぜこんなにたくさん生息するかと申しますと、雪が深くて余り人が入ることができないんですね。そういう自然条件が広範な範囲に広...全文を見る | ||
○馳浩君 ということで、関係者の皆さん、もちろん環境庁のそういった努力に対して素直に私は敬意を表したいと思います。 そういう現場の皆さんの努力にこたえるために国会で何をなすべきかという、この点になってくると思います。これは大臣の今回の所信表明の中にもありましたけれども、環境ア...全文を見る | ||
○馳浩君 最後になりますけれども、経済協力開発機構、OECD加盟の先進二十五カ国のうち、唯一我が国が環境アセスメント法を整備していないということでございます。法制化を含めてというお言葉でございますけれども、法制化の方向でというような決意と私は今受け取りましたので、私たちも全力を挙...全文を見る | ||
04月26日 | 第136回国会 参議院 環境特別委員会 第8号 議事録を見る | ○馳浩君 自由民主党の馳浩と申します、よろしくお願いいたします。 今回の改正案の中心は有害大気汚染物質対策、その中におきましても、有害大気汚染物質の中で健康リスクが高くその低減を着実に図るべき指定物質の設定とその抑制措置のための規定が重要であるということでございます。 そ...全文を見る |
○馳浩君 わかりました、よろしくお願いいたします。 大気汚染防止法の二条一項三号のいわゆる有害物質に関する定義におきまして、「人の健康又は生活環境に係る被害を生ずるおそれがある物質」となっておりまして、二条八項におきまして自動車排出ガスについても同様の定義でございます。しかし...全文を見る | ||
○馳浩君 もう一度、念押しのようですけれども、では十分な科学的知見、モニタリングの結果を受けて、将来的には生活環境に係る被害を生ずるおそれがあるときには見直すということでよろしいのですね。 | ||
○馳浩君 そういうことで、非常に多様なモニタリングというものをぜひお願いしたいと思います。 続きまして、有害大気汚染物質は今のところどのくらいになる見込みでしょうか、欧米と比較してお答えください。 | ||
○馳浩君 その諸外国におきまして具体的に数字が出ておるわけでございますが、それを参考にしながら、ぜひ日本でも、二百から三百と、百も違いがあるわけですから、そういうことのないように、できる限りお取り組みを願いたいと思います。 続きまして、具体的にどの物質が有害大気汚染物質に該当...全文を見る | ||
○馳浩君 よろしくお願いいたします。 次に、有害大気汚染物質で勧告等の対象となる指定物質は、今のところ、ベンゼン、テトラクロロエチレン、トリクロロエチレン、この三物質になる予定だそうですけれども、ダイオキシン類もこの対象にすべきではないかということをまず申し上げます。 と...全文を見る | ||
○馳浩君 今の質問につけ加えてなんですけれども、また記事を引用させていただきますが、ダイオキシン類というのは生物の体内に蓄積しやすいと、愛媛大学は平成六年に大阪府の人の脂肪組織の中から平均一四三pptを検出し、これは欧州人のレベルの四倍以上のダイオキシンが蓄積していたというような...全文を見る | ||
○馳浩君 次に移ります。 今回の改正案の附則九項にいう指定物質に対する指定物質抑制基準とはどういう基準なのでしょうか。 | ||
○馳浩君 問題はその排出基準ということでございますけれども、どのレベルの基準にするのかということなんです。アメリカにおいては到達可能な最高の汚染防止技術に基づく基準ということでMACT基準、ドイツ、オランダにおいてはBAT基準というものがございますね。これを参考にしながら日本でも...全文を見る | ||
○馳浩君 この基準レベルがあいまいなままでは、最終的には私はこういう大気汚染防止という問題に関してやっぱり環境庁の責任というものは明確になってくると思うんです。ですから、諸外国のいろいろ事情がありますからということは環境に関して私は関係ないと思うんですよ。どこの国であろうと環境は...全文を見る | ||
○馳浩君 よろしくお願いいたします。 今回の改正法律案の附則第十項に「勧告」という言葉が出ておりますけれども、これは行政指導の一つを法文化したにすぎないということで、守られなかったときの罰則規定というのはないわけですね。ということを考えると、絵にかいたもちになってしまうような...全文を見る | ||
○馳浩君 よろしくお願いします。 次の質問に移ります。今回の改正案におきまして原付自転車も規制の対象にいたしましたけれども、ここで二つ質問申し上げます。 特殊自動車、ブルドーザーとかコンバインとかフォークリフトですね、なぜこれが規制の対象とならなかったのかというのがまず一...全文を見る | ||
○馳浩君 わかりました。今後の課題としてぜひ重要視していただきたいと思います。 最後に、平成八年、ことしの二月二十八日の読売新聞の夕刊ですけれども、見出しが非常に刺激的なんですね。「工場隣接地 大気から高濃度有害物質 欧米基準の四百−千二百倍」と。で、ちっちゃく、「環境庁「不...全文を見る | ||
05月07日 | 第136回国会 参議院 文教委員会 第7号 議事録を見る | ○馳浩君 自由民主党の馳浩と申します。よろしくお願いいたします。 まず最初に、予算案とは余り関係ないのですけれども、法制審議会の方から民法改正による選択制夫婦別姓の報告案が出されておりまして、まだ政府には上程されていませんけれども、この中の重要なポイントであります選択制夫婦別...全文を見る |
○馳浩君 わかりました。私もできる限りその機会を持つように心がけて質問したいと思います。 では、質問を変えます。養護学校の高等部の障害児に対する訪問教育についてのことでございます。 私の同僚の阿部幸代議員も二月二十二日に文教委員会において質問されておられますが、それ以降の...全文を見る | ||
○馳浩君 わかりましたが、質問を続けます。 学習指導要領の中にもそういうのを記入してと、前向きの姿勢ということでございますから、いつを目標に記入しようと考えておられるのですか。あるいは次の全面改訂とあわせて実施をするというおつもりならば、大体の目安として平成十年ごろとなります...全文を見る | ||
○馳浩君 そもそも高等部の訪問教育というのは学習指導要領に記載がないと法的には実行できないのでしょうか。 学校教育法施行規則七十三条の十二に、 盲学校、聾学校又は養護学校の小学部、中学部又は高等部において、当該学校に就学することとなった心身の故障以外に他の心身の故障を併せ...全文を見る | ||
○馳浩君 法的には問題はなく、特例的にも行えるということで、そういう御趣旨もあったと思いますが、今現在、広島県やその他の数カ所の各都道府県の自治体においても実施されておるようでございます。少なくとも法的には問題がなく、自治体で推進していくべきことを通知、通達として文部省としては対...全文を見る | ||
○馳浩君 これ以上だと何か押し問答のようになるんですけれども、子どもの権利条約にも明記されていたと思いますけれども、同年代の子供たちと同じような教育を受ける権利を障害児の皆さん方もお持ちだと思いますし、何よりも親御さんたちの望みだと思います。今、中学校から高校へ我々健常者の場合に...全文を見る | ||
○馳浩君 この答申をわかりやすい言葉で言えば、いつでも、どこでも、だれでも自由に選択して学べるシステムを構築しなければいけないということだと思います。 そういう中で、この答申をちょっと具体的に精査というか見てみましたら、企業の協力なしにはできない部分がたくさんあります。 ...全文を見る | ||
○馳浩君 もう一つは、大学生、これの「社会体験のための休学制度の活用」についてという部分なんですけれども、文部省といたしましても企業にも働きかけていきますということでございますが、大学側に対しても協力をお願いする点が多々あるのではないかと思います。例えば、大学生が社会体験をする場...全文を見る | ||
○馳浩君 今後の検討を一層よろしくお願いいたします。 それから、昭和六十三年から始まった特別非常勤講師制度についてなんですけれども、これは社会人の学校教育への登用を可能とする制度でございます。この今回の答申におきまして小中学校において実績が多くはないとしています。なぜそうなっ...全文を見る | ||
○馳浩君 わかりました。 続きまして、我が国の平成八年度のスポーツ関係予算について質問申し上げます。 平成八年度の予算を七年度と比べましたら約十一億円マイナスということでございまして、詳しく見ていきましたら、学校体育施設の予算がおよそ八億四千万円、社会体育指導者派遣事業の...全文を見る | ||
○馳浩君 問題は、その後半の部分の社会体育指導者派遣事業の減額だと思います。 先ほど生涯学習の振興のところでも申し上げましたけれども、地域に十分な指導者が備わっておって初めて子供たち、もちろん子供たちばかりではなく私たち大人も、これは社会体育あるいは生涯スポーツの振興という面...全文を見る | ||
○馳浩君 という自治省のお答えですけれども、やはり最終的には各自治体の判断が優先されるのではないかなという懸念を持ちます。 そこで、将来的に弱体化のおそれが十分にあるということを私は思いますので、スポーツ振興の責任者である文部省として、今後どのように取り組み、各教育委員会に助...全文を見る | ||
○馳浩君 ちなみに、欧米のスポーツ振興予算の現状ということで少し資料をいただきまして見ましたら、イタリア、ドイツ、フランスというのはスポーツ振興予算のほとんどを、まあこういう言葉は適切かどうかわかりませんが、サッカーくじであるとかトトカルチョの収入に頼っているというか、それが支え...全文を見る | ||
○馳浩君 時間が余りございませんので、あと一つだけ質問申し上げます。 民間事業者にとりまして、土木工事等の届け出から発掘調査完了までの標準処理期間の算定に関するマニュアルの作成をすべきではないかという論点が勧告されております心この点につきまして、文化庁としては発掘調査の着手か...全文を見る | ||
○馳浩君 終わります。 | ||
05月15日 | 第136回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第4号 議事録を見る | ○馳浩君 自由民主党の馳浩と申します。よろしくお願いいたします。 ただいまの永野議員の質問に関連してなんですけれども、先週五月九日の毎日新聞の朝刊に、北朝鮮から亡命をした外交官や工作員の独占インタビューが載っておりました。それをもとに少し質問させていただきます。 この時期...全文を見る |
05月21日 | 第136回国会 参議院 文教委員会 第9号 議事録を見る | ○馳浩君 おはようございます。自由民主党の馳浩でございます。 今回の改正の最大の目玉と申しますのは、日本学術振興会に出資する百十億円により運営される未来開拓学術研究推進制度であるということでございます。昨年成立いたしました科学技術基本法とも関連いたしますが、我が国は二十一世紀...全文を見る |
○馳浩君 文部省のより一層の指導的な役割を期待しております。 それから、省庁の利害調整機関にすぎないとの批判があります科学技術会議、これを国全体の科学技術政策を打ち出すための戦略的政策決定評価機関として活性化していくべきではないかという意見がありますが、それに関してはいかがで...全文を見る | ||
○馳浩君 私は利害調整機関という批判があると言いましたけれども、これは新聞に出ておったんですが、私は利害調整をするのは当たり前だと思うんです。これは批判を受ける筋合いのものではないと思っております。各省庁で得意分野があると思いますので、存分に各省庁の力を発揮していただいて有効に出...全文を見る | ||
○馳浩君 よろしくお願いいたしたいと思います。 そこで、今回の百十億円は建設国債で賄われるということですが、どの点で赤字国債と異なるのでしょうか。 道路や橋の建設とは違いまして、科学技術の発展によりまして得られた成果というのはそんなにはっきりと目に見えるものでもないと思い...全文を見る | ||
○馳浩君 共有ということでございますけれども、研究者自身あるいはその研究者の所属する大学や研究所等の機関、あるいは日本学術振興会、その割合というものをこれからもしかしたら詰めていかなきゃいけないのかなという気もいたしますけれども、その点、個人的にはより研究者にその権利が帰属となり...全文を見る | ||
○馳浩君 次の質問をいたします。 今回の改正で、「学術の応用に関する研究を行うこと」を日本学術振興会の目的としておられますけれども、ここでちょっとまとめてお伺いいたします。 科学技術の研究には、基礎研究、応用研究、開発研究ということがございますが、この中において今回の「学...全文を見る | ||
○馳浩君 先ほどもちょっとお伺いいたしましたけれども、「戦略研究」という言葉ですね。これは伺いましたら、科学技術庁の方で新技術事業団によります戦略的基礎研究推進制度の中にある言葉としても非常にこれからの政策の中に位置づけられる言葉であり、これをもとにした研究が必要だということで、...全文を見る | ||
○馳浩君 よろしくお願いいたします。 続きまして、研究テーマの選定についてですが、科学技術庁、厚生省、農水省、通産省、郵政省、ほかの五省庁はすべて公募方式をとっておりますが、文部省だけが選定方式。 二つ質問申し上げます。なぜ選定方式をとられたのですか。それから、だれが選定...全文を見る | ||
○馳浩君 事業委員会のメンバーが選定するということですが、事業委員会のメンバーはだれが選定するんですか。 | ||
○馳浩君 日本学術振興会の中にある研究推進委員会の中から事業委員会のメンバーが選定されるということを承っておりますけれども、そこで、日本学術振興会の役員名簿をいただきまして、その学歴を私はちょっと見てみましたら、七名のうち京大三名、東大三名、東北大学一名ということなんです。皆さん...全文を見る | ||
○馳浩君 より一層の御配慮をお願いしたいと思います。 次の質問に移ります。 援助対象の研究テーマの重複というのは、この事業が国債で賄われていることからも絶対避けられるべきだと思います。 そこで、関係六省庁が連絡協議会を設けて重複しないように調整するということですが、こ...全文を見る | ||
○馳浩君 よろしくお願いいたします。 今回の出資制度での最大の課題というのは研究の評価の問題であると思います。この点について質問いたします。 文部省は、九六年の募集分から科研費の交付のための審査方法を大幅に変えるとしておられます。この点を詳しく説明していただきたいと思いま...全文を見る | ||
○馳浩君 どうかよろしくお願いいたします。 これで終わります。 ありがとうございました。 | ||
05月22日 | 第136回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第5号 議事録を見る | ○馳浩君 よろしくお願いします。 そもそも国家戦略を計画する上での情勢認識は、まず現在ある不安定要素の有無を考え、相手国の能力の変化を加味して危険の存在を確定し、その危険が相手国の意図に基づくものなら脅威と考え、さらに大義名分を持つに至り、危機、つまり顕在化した脅威となると考...全文を見る |
○馳浩君 先ほど直嶋議員からいただきました情勢の話の中でできたら教えていただきたいと思いまして、せっかく中国へ行ってこられましたので、今から言う三点についてもう少し詳しくお願いいたします。 党幹部の腐敗、あるいは内陸部の国営企業の再建、それから水不足と、これは本当に、中国国内...全文を見る | ||
○馳浩君 いいえ、参考になりました。ありがとうございました。 | ||
○馳浩君 アジア太平洋地域の平和と安定のためのということですけれども、やはり思想、政治体制がこれだけ正反対、違う国家がこの地域に存在する以上は、私は、まず日米安全保障条約を破棄するという考え方は提言と言わざるを得ないという考えです。 と同時に、私は、ならばということでルールが...全文を見る | ||
12月16日 | 第139回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号 議事録を見る | ○馳浩君 御説明ありがとうございました。 まだちょっと私が十分理解できない点もありますので、幾つか御質問申し上げますので、よろしくお願いいたします。 まず、APECのメンバーである中国や台湾をWTOに加盟させるように積極的に関与を働きかける必要性があるとおっしゃいましたが...全文を見る |
12月17日 | 第139回国会 参議院 文教委員会 第1号 議事録を見る | ○馳浩君 おはようございます。自由民主党の馳浩と申します。よろしくお願いいたします。 まず、大臣に御質問を申し上げますが、元来、著作権問題というのは、著作物の著作権とその利用者の保護を調和させ、もって文化の発展に寄与することを目的とした文教問題であります。しかしながら、今日に...全文を見る |
○馳浩君 確かに、適宜必要な措置を今後とも引き続き行っていただきたいと思います。 そこで、今大臣のお話にもありましたように、十二月二日から二十日までの間に、ジュネーブにおきまして著作権及び著作隣接権問題に関する外交会議が開かれております。この会議に関しまして、日本としても並行...全文を見る | ||
○馳浩君 非常に重要な問題であると思いますので、適宜連絡をとりながら日本にとって不利益とならないように、まさしくこれは文化の問題であり外交問題であり通商問題でありますので、こういうふうに申し上げてよいかわかりませんが、日本にとって有利なやはり法体系が整備されますように、そして最終...全文を見る | ||
○馳浩君 御説明はわかりました。個別的な事例に対応できやすいということでありますが、この著作権法の改正というのはほぼ二年から三年に一回ずつ行われている状況ですね。それを考えたときに、また今回この場で法改正について議論をし合って、きょう恐らく通ると思いますけれども、今WIPOで審議...全文を見る | ||
○馳浩君 国際的な取り決めでありますから、日本もそれに従うのは当然といえば当然なのではありますが、ただし日本として、業界であったりあるいは利用者の方々の便宜というものをお考えになって対応をしていただきたいということを、これもまたお願いを申し上げておきます。 続きまして、先ほど...全文を見る | ||
○馳浩君 これは、日本としてというよりも、先進国と途上国との対立の一番の論点になっていると思います。途上国としましては、合法的に輸出盤をつくったとしても、輸入権というものを先進国に発動されたら要は輸出できなくなるわけですね。それは、経済的に途上国に対する打撃というのは大きいものが...全文を見る | ||
○馳浩君 大変詳しい説明をありがとうございます。 小野次長の今の説明でちょっと疑問に思う点を幾つか。 利用者の観点から非常に反対が多いということですが、利用者というのは大体だれなんだということになると思います。どのような方々の反対があるのかという点と、私は先ほども申しまし...全文を見る | ||
○馳浩君 御丁寧に御答弁をしただきましてありがとうございます。ただ私は、大臣も申されましたが、利害の衝突という問題ではないということは明確にしておきたいと思います。 これは、利用者にとっては新たにお金を払わなきゃいけないのかなと、大変煩雑な事務的なこともありますし、そう申され...全文を見る | ||
○馳浩君 まさしく私のお願いというか期待したとおりのお答えで、早く条件整備を進めて保護されるようにお願いを申し上げます。 続きまして、附則十四条について質問いたします。 これも、本来著作権の演奏権の侵害となる音楽著作物を吹き込んだレコードを勝手に流す行為が、附則十四条によ...全文を見る | ||
○馳浩君 よろしくお願いいたします。 次に、マルチメディア時代への対応ということでの質問をさせていただきます。 マルチメディア時代を迎えて、メディアごとに著作権、著作隣接権を個別にクリアしていては手続が煩雑になりコスト高になりかねません。そこで、通産省は知的財産研究所の報...全文を見る | ||
○馳浩君 通産省と十分連携をとりながらぜひ進めていただきたいと思います。 以上をもちまして私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 |