馳浩

はせひろし

小選挙区(石川県第一区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数7(参1)回

馳浩の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月03日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第3号
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○馳浩君 おはようございます。自由民主党の馳です。  いよいよ長野オリンピックを四日後に控えまして、この文教・科学委員会で懸案の課題でありますスポーツ振興投票法案について審議できますことをまず喜びますとともに、まさしく今こそ日本のスポーツの現状について我々国会議員は深く理解を深...全文を見る
○馳浩君 ありがとうございます。  平成四年以来、スポーツ議員連盟の皆さん方の大変な御努力によってこの法案がまとめられたわけでありますが、私は非常に賛同しておる一員でもあります。なぜならば、私の観点から言いますと、例えばオリンピック憲章によりましても、各競技について国別にランク...全文を見る
○馳浩君 この点につきましてさらに私は審議を深めていかなげればいけないと思いますのは、特殊法人に対する国民の信頼という観点でありまして、先ごろも日本道路公団の理事が収賄容疑で逮捕されました。各種アンケートを見ましても、行政改革で最も国民が望んでいることは実は特殊法人の統廃合であり...全文を見る
○馳浩君 法案三十条に基づいて十分な情報公開ということは、そういうのは当然のことでありますが、私はそれだけでは、そしてこのセンター法三十九条だけでは公正な運営の制度的担保としては不十分であり、もう一段厳しい制度的担保があってしかるべきと考えております。  このスポーツ振興投票制...全文を見る
○馳浩君 改正三十九条による防止策がとられているのはしかるべきだと思いますが、この防止策が功を奏するまでに時間がかかったり、国民の信頼が失墜し容易に回復しないと思われるときなどは思い切ってくじの一時停止などを考慮に入れるべきではないか。  そして、ここが重要なことですが、私自身...全文を見る
○馳浩君 次に、第二の公正の点につきまして伺います。  八百長の防止を本法律案ではどのように規定しておりますか。
○馳浩君 私もサッカー好きですからその競技もよく知っておりますけれども、選手が審判に暴言を吐いただけでイエローカード、ちょっと手を出しただけでレッドカードと、これはまさしく本当にスポーツの見本であるスポーツであるというふうに理解しておりますので、私が申し上げたような八百長という言...全文を見る
○馳浩君 この点に関しては、法律を考えられる方というのは、本当は人間というのは性善説に立って物を考えたいのですが、どうしても性悪説といいますか起こり得るすべての事態に対処するということも頭に入れておかなければいけないというふうにも考えますので、この点につきましては改めて先ほど申し...全文を見る
○馳浩君 私の心配が杞憂に終わることを祈っておりまして、文部省と機構の関係はお互いに独立して、Jリーグの業務が公明、公正、透明に行われることを、もちろんそのとおりの法案になっておるわけでありますが、改めて期待したいと思います。  さて最後に、三つ目の公正の問題として、収益金配分...全文を見る
○馳浩君 そうしますと、スポーツ振興に関する財源は、文部省予算と、それからスポーツ振興基金と、そしてこの法案が通りますればスポーツ投票制度による財源と、三つになるわけですね。  この三つの財源について、どのように割り振られるのかというのは皆さんの権限ではないんですが、十分に連動...全文を見る
○馳浩君 そうはおっしゃいましても、国庫納付金が二分の一というのは余りにも多過ぎるということを改めて私は申し上げたいと同時に、本来ならこのスポーツ振興投票ができてくじを買う人はスポーツ振興のために出したんじゃないかと、大事な百円を使って券面を買って何で国庫納付金があって、もちろん...全文を見る
○馳浩君 最後になりますが、収益金の中から国庫納付金に割り当てる金額の理由というのはわかりました。それから、ダイレクトにスポーツに充てられる金額というのもわかりました。そして、地方自治体に割り当てられる金額も私が申したように六分の一ではないというふうな御意見もわかりましたが、この...全文を見る
02月12日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第5号
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○馳浩君 自由民主党の馳浩と申します。  お三方には、それぞれの立場から非常にわかりやすくこの法案についての御意見、御不安、いろいろ述べていただきまして、本当に深く感謝を申し上げます。私も、このオリンピック開会中にこうして国会においてスポーツ振興に関する議論を皆さんと一緒にでき...全文を見る
○馳浩君 関連してでありますが、浅見参考人は日本体育大学に奉職されているということであります。スポーツあるいは学校体育の指導者を育成する大学でありますが、そのドーピングに関する十分なカリキュラムといいますか、スポーツの指導者たる学生たちに対してあるいは教授の皆さん方の認識を深める...全文を見る
○馳浩君 実はもう既に今般のオリンピックにおきまして金メダルをとった選手がドーピングで陽性反応を示し、もちろんそれに対して本人並びにその国の関係者は訴えるというふうな形で提訴するという事態になっております。これは対岸の火事というだけではなくて、意図的ではなくむしろ無意識にもそうい...全文を見る
○馳浩君 時間がありませんので最後の質問になりますが、私は黒須参考人にお伺いしたいと思います。  昭和三十六年に議員立法でできましたスポーツ振興法について非常に御理解が深いということで、これは個人的な観点でもありますが、この法律は、プロとアマの規定であるとか、身障者スポーツに対...全文を見る
○馳浩君 以上で結構です。
02月17日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第6号
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○馳浩君 おはようございます。自由民主党の馳浩です。きょうは、長野オリンピックのジャンプ団体競技がそろそろ始まるという時間に、私もちょっと必定かではないのですけれども、このスポーツ振興くじ法について審議できるということは本当に望外の喜びといたします。  ところで、きょうは大きく...全文を見る
○馳浩君 まさしくこれはスポーツ議員連盟等でも議論をする課題になると私は思っております。このスポーツ振興法においては、スポーツは私ごとのことでもあるので、国ができるだけ援助するように、振興するようにしましょうよという程度の法的な解釈しかできないのであって、スポーツ権としてしっかり...全文を見る
○馳浩君 内容を申し上げているんじゃなくて、その条文の位置を少々問題にしていただきたい。というのは、第十六条のところには「スポーツ事故の防止」というふうな規定になっておりまして、今回プロスポーツ選手の競技技術を活用するという点におきましては、第十一条の「指導者の充実」、あるいは第...全文を見る
○馳浩君 関連してでありますけれども、本法律案の十六条の二はプロ選手の協力を仰ぐ形になっておりまして、すなわちプロ選手の技術指導に期待しております。この点は非常によいことと評価したいと思います。  しかし、プロ選手からの恩恵を受けることを考えながらも、三条において「この法律に規...全文を見る
○馳浩君 最後になりますが、一九九二年に採択されました新ヨーロッパ・スポーツ憲章第八条二項においては、プロスポーツの組織、運営に関する内容、プロスポーツ選手等の社会的地位の保障、それからさらに引退後の生活基盤の保障も含んだ内容が規定されておりまして、こういった世界的な潮流というも...全文を見る
○馳浩君 ありがとうございます。
02月25日第142回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号
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○馳浩君 自由民主党の馳と申します。先輩方を差しおいて先に申しわけありません。  まず、専修大学の岡部先生に一つだけ、聞きづらい話でもあるんですがお聞きいたします。  普天間基地の機能の移転問題は、各党におきましてもちょっと手詰まり感を持っているというのが正直なところでありま...全文を見る
○馳浩君 ありがとうございました。
02月27日第142回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第1号
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○馳浩君 大島局長に三点と杉下さんに二点、お伺いいたしたいと思います。  まず、その前に。私はほぼ毎月、大島局長どこうやってひざ詰めのような形でODAに関して議論をさせていただいている。私たち国会議員が担当の局長と毎月こうして議論できるということがまず非常に意義のあることであり...全文を見る
○馳浩君 局長、これは大事なことなんで。アメリカの反応はどうなんですか。
○馳浩君 ありがとうございます。
03月09日第142回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第2号
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○馳浩君 私は、いつも言っておるとおりに、ODA基本法の制定に向けては、以前の基本法の中身ではなく、理念法、原理原則法として制定する必要性があるというふうに認識を深めました、今回のこの小委員会の議論を通じまして。  中身について細かく言えば、事業結果の国会報告、この点を強調する...全文を見る
○馳浩君 山本委員に質問というか、御意見として伺いたいんです。  今現在はODA大綱の四原則に基づいて実際に実施されている内容についてODA白書として外務省から出されておりますが、この四原則のどの項目に基づいてなされているのかという観点からの評価がないという指摘が東大助教授の中...全文を見る
○馳浩君 私は、先ほど申し上げたODA大綱の評価に対しての国会の関与が余りにもないということと、大きなことを言えば、冷戦後の世界において日本がODA大綱をつくったということは一つの国際的な世論、公益のリーディング的な立場を持っているという観点を持っております。そういう意味からいえ...全文を見る
○馳浩君 私は、大島経済協力局長は外務省側の立場でありながらも基本法についての非常に理解が深い方だと思っておるんです、そういう発言もありましたし。ただ、法律となると日本の場合は法解釈が非常に厳しくなって、その法解釈に基づいて機動性、総合的な判断が縛られるということが、繰り返し大島...全文を見る
03月11日第142回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第4号
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○馳浩君 自由民主党の馳です。よろしくお願いいたします。  今回のアジア太平洋地域の安定と日本の役割を論じるためには、一連の東アジアの経済危機の原因、内容を正確に把握する必要があります。とりわけ、その発端となったタイの経済危機を理解することが必要であると思います。  ポイント...全文を見る
○馳浩君 高野委員の御意見で、ODAに関しては私も基本法に賛成の方の立場なのでそれはまた改めてということですが、ソフトパワーということを考えたときに、高野委員にもせっかくですから議論としてぜひお考えいただきたいのは、エネルギーと食糧と環境ですね。  このアジア地域にとっての安定...全文を見る
○馳浩君 笠井委員は以前出ておりましたアジア通貨基金のことで申されましたけれども、日本としては、例えばOECF、海外経済協力基金であったりあるいは輸銀であったり、それぞれの項目によって今回の東南アジアの支援体制を組んでおるわけでありますね。そういう形で日本だけから出てくるという発...全文を見る
03月16日第142回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第3号
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○馳浩君 調査室にまとめていただいた「基本法案の骨子のたたき台」については、これまでの議論をおまとめていただいて、非常によくできたと言うとあれですけれども、まとまっているというふうに思います。  ただし、「小委員の主な意見」のところで一点私が申し上げたい点は、ODA予算が今回削...全文を見る
03月17日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第9号
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○馳浩君 おはようございます。自由民主党の馳浩です。  科学技術庁長官におかれましては、大変お忙しい中をこうしてまた私たちの審議に顔を出していただき、本当にありがとうございます。  懸案の事項について、私の方から大きく二点ほど御質問させていただきます。  まず、青森県知事と...全文を見る
○馳浩君 入港が木村知事に受け入れられた背景には、その四者協議の決定を受けての御了解もあったかと思うのですが、四点ほど協議事項があったはずでありまして、この点をできる限り詳しくお示しし、協議事項についての検討の結果、どういうふうに木村知事に理解をいただいて入港を受け入れていただい...全文を見る
○馳浩君 原子力発電所は、今後より一層地球温暖化に対応する一つの方策として通産省の期待が大きい、国民の期待も大きい。同時に原子力防災の観点も、より大きな安心、安全を国民にお与えする意味でも必要なところでありますので、原子力レスキュー隊というんですか、要は防災安全官のことだと思うん...全文を見る
○馳浩君 最後になりますが、大臣にお伺いいたします。  同じ過ちを二度と起こさないようにと懸念いたしますのは、宇宙開発事業団、NASDAが第二の動燃にならないようにと、言葉は悪くて非常に申しわけありませんが、これは国民が期待しているところであります。より一層の情報公開と、それか...全文を見る
○馳浩君 ありがとうございました。
○馳浩君 お答えいたします。  本来このスポーツ振興投票くじ制度といいますのは、この収益をもちまして青少年の健全育成に資するという目的がありますので、委員御指摘の青少年への悪影響という点を第一の目的として考慮に置いたものではないということは御理解いただきたいと思います。  そ...全文を見る
○馳浩君 お答えいたします。  どういう状態ということを想定することは、これは具体的にはあらゆることがあると思いますけれども、とにかく児童生徒がこのスポーツ振興くじを手に入れようとして非行を犯す事件が各地で頻繁に起きたような場合などが考えられると思います。  要するに、このス...全文を見る
○馳浩君 先ほども同様の趣旨の質問がありましたが、この点に関しましては、あえて言えば、児童生徒がスポーツ振興くじを手に入れようとして非行を犯す事件が各地で頻繁に起きたような場合などが考えられておりまして、要するにスポーツ振興くじ制度が直接の原因となって教育上放置しがたい事例が全国...全文を見る
○馳浩君 昭和三十六年に議員立法で制定されましたこのスポーツ振興法によりまして、第四条によりまして、文部大臣は基本計画を策定しなければならないというふうになっておるのでありますから、今後引き続き、私は提案者としてもその基本計画を策定するための条件整備についても努力していきますし、...全文を見る
○馳浩君 誤解のないように。  私が先ほど答弁を申し上げたのは、今回のこの法案によって財源を確保してスポーツ基本計画を作成させるために努力をするというふうな趣旨ではなく、本来の法律にあるとおり、第四条に基づいて文部大臣はスポーツ振興の基本計画を立てるのが当然であり、その財源の確...全文を見る
○馳浩君 お答えいたします。  先生に対しましては釈迦に説法でありますが、スポーツ振興政策を推進しておるのが文部省でありますし、青少年の健全な教育に配慮をしなければならないのが文部省でありますから、これが相反する、矛盾するとは全く考えておりません。
03月20日第142回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
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○馳浩君 自由民主党の馳です。よろしくお願いいたします。  まず、阪神・淡路地域の復興対策について伺います。  これまで総額四兆三千六百億円の予算措置を講じて、道路、港湾、住宅等々のインフラ施設の復興がなされておりますが、いまだに残された課題があるとお聞きしております。  ...全文を見る
○馳浩君 これは要望でありますが、あの阪神・淡路地域、非常に中小・零細企業、大変多うございます。現下の金融機関等の貸し渋りによりまして、普通の日本全国どこの都市におきましても中小・零細企業が立ち行かない状況になっております中で、とりわけこの地域は、災害からの復旧に力強く頑張ってい...全文を見る
○馳浩君 続きまして、私は石川県選出の参議院議員でありまして、昨年のナホトカ号の事故、これがありましたときに地元の災害対策本部に毎日詰めておりましたが、知事を初め関係行政担当者の意見としては、一義的には船が悪いだろう、二義的には国の責任だというふうな声が非常に多く地元から上がって...全文を見る
○馳浩君 要は、中央防災無線網を整備された後の問題になりまして、地方等も含めまして、この無線網が整備をされましたら、日ごろから訓練をなさいまして、災害は急にやってくるわけでありまして、そういったときにもすぐに活用のできる体制をとっておいていただきたい。同時に、だれが命令をしたらす...全文を見る
○馳浩君 非常にすばらしいと思うんですが、全国で今十二施設がもうできたんですか、これは。
○馳浩君 これは心配があるのは大都市圏なんですよね。東京、神奈川、埼玉、静岡、あとは名古屋といいますか愛知県、そして大阪、福岡等、こういう大都市圏には何カ所ぐらい整備されておりますか。
○馳浩君 済みません、私、パンフレットを見ながら実は知っておって聞いたんですけれども、どう見てもこれは北海道に一カ所もないんですね、四国にもない。中国地方には赤穂市に一カ所あるのかな、これ。日本海側にもちょっと少ないといったようなこと、全国満遍なくこれはやっぱりモデルとなる事業で...全文を見る
○馳浩君 もう一つですが、中央防災会議というのがありまして、この中央防災会議のもとに東海地震に関する地震防災基本計画を作成しておりますが、そのほかにも大都市震災対策推進要綱、それから南関東地域震災応急対策活動要領、南関東地域直下の地震対策に関する大綱を既に作成しておりますが、その...全文を見る
○馳浩君 最後になりますが、この震災対策に関する行政監察に基づく勧告を拝見しておりましたら、自治省、とりわけ消防庁に対する勧告が最も多いということであります。  それで要は、今もお話ありましたが、被害を想定したシミュレーションといいますか、皆さん方、日夜努力しておられる方に対し...全文を見る
03月31日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第11号
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○馳浩君 おはようございます。自由民主党の馳です。よろしくお願いします。  今回の改正は、単に岡山大学、鹿児島大学併設の医療技術短期大学部の廃止ではなく、新たな看護系大学の新設を含めた看護系大学の整備の一環であると考えます。そこで、どういう趣旨のもとに看護系大学の整備が今後行わ...全文を見る
○馳浩君 看護系大学の整備というのは、今後看護職員の需要が著しくふえ、このままでは供給体制が間に合わないことを大前提にその整備計画が進められているという認識でありまして、いわゆる厚生省作成の看護職員需給見通しに基づいて計画されるものと言ってよいのでありますが、その見通しは、実は平...全文を見る
○馳浩君 まさしく医療保険体制の抜本的な改革ということもありますので、これは目標が平成十二年でしたね、百十五万九千人に向けて十年間の見通しがなされたわけでありますが、見通しを新しくつくらなきゃいけないという認識はもうこれは国民だれしもが感じているのではないかと思いますので、早急に...全文を見る
○馳浩君 厚生省さん、もうこれでいいんですが、平成十二年ですか、二〇〇〇年の四月一日から介護保険制度が実施に移されるようになりましたら、要はできるだけ在宅介護サービスの充実というのが、自宅で介護しておられる、私の家も実はそうなんですけれども、より専門的で、より具体的に、より優しく...全文を見る
○馳浩君 国は以前、無医大県解消計画、すなわち各都道府県に少なくとも一つの国公立の医大を創設する計画を立て、整備してまいりました。そして、今の答弁を聞いておりますと、看護系大学が各都道府県の看護問題の中心的存在となるべきことが明らかでありまして、同様な趣旨で無看護大県解消計画なる...全文を見る
○馳浩君 四年制の看護系大学がないのが十一県ですね、道県になるんですか、まだないということでありますから、まずここがポイントだと思いますので、より一層整備計画を推進していただきたいと思います。  それで、実は私の地元の石川県におきましても平成十二年開学で看護大学の創設を予定して...全文を見る
○馳浩君 関連してでありますが、きょうは看護課長の久常さんが来ておられるのでお伺いしたいんですけれども、今現在、四年制の看護大学が整備されてもだめなわけで、その大学での教員ということを考えれば修士課程あるいは博士課程の整備が欠かせないと思うんです。  久常さんにお伺いしたいのは...全文を見る
○馳浩君 文部省にお聞きいたしますが、今現在、修士課程、博士課程を整備しておる四年制の看護系の大学は全国で幾つあるんですか。
○馳浩君 わかりました。本当によろしくお願いいたします。  今、久常さんから、折しも各自治体において奨学金制度も充実してきておりますという御発言もありましたので、続きまして、日本育英会法について質問をつなげたいと思います。  平成九年六月に出されました「今後の育英奨学事業の在...全文を見る
○馳浩君 大臣が最後の方に述べられた点は、私も今後の文部省に非常に期待する点でありまして、やっぱりしっかりとした国家観を持ち、いい意味でのエリート意識を持って政界でも官界でも財界でも活躍をしていただく、そういう能力を持っている人材を選んで育てていく、それを政策的に支えるのが私は文...全文を見る
○馳浩君 先ほどもエリートの問題で大臣にお話ししていただきましたが、要は志の問題なわけでありまして、教育職につこうとする、あるいは研究職、学問の世界を志そうという人間は基本的にやっぱり借りたものは返す、十分しっかりと回収をしていただいて、そして回収したお金でさらにたくさんの人に育...全文を見る
○馳浩君 なかなか就職の厳しい昨今でありまして、研究職や教育職に携わる人たちもいわば就職したくてもできない現状というものがありますので、この辺は弾力的に考えていただきたい。よく考えてみれば、逆に一年か二年以内に就職できなければ返さなきゃいけないということでありますから、それはそれ...全文を見る
○馳浩君 私は、この点はやっぱり納得できないと思います。財政上の問題というのが結果的にどうしてもひっかかるのは、これは私も与党の一員でありますのでむべなるかなとは思いますが、奨学金制度の方と特別研究員制度の目的が違うわけでありますから、私はこれは重複可にぜひすべきだと。  むし...全文を見る
04月07日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第12号
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○馳浩君 お疲れさまです。自由民主党の馳浩です。  まず冒頭に、ちょうど入学シーズンを迎えでおりますけれども、従来から懸案となっておりました高等部におきます訪問教育の実施の状況につきまして質問させていただきたいと思います。  昨年度、平成九年度におきまして試行的実施という形で...全文を見る
○馳浩君 この訪問教育に関しましては、実は私、一昨日でありますが、「全国訪問教育親の会」の会長の音さん、私の地元の石川県金沢市におきまして二十年来の親友でありまして懇談しておりましたが、要は、親の会といたしましても、不格的な実施に向けての取り組みも引き続きお願いいたしたいと。 ...全文を見る
○馳浩君 この件に関しましては、各都道府県教育委員会が対応を迅速になされたということは、本当にこれは喜ばしいことだと思います。これはまさしく親の会の活動もそうでありますし、文部省としての機敏な対応というものも私は評価されるものだと思いますので、今後とも本格的実施に向けましてよろし...全文を見る
○馳浩君 私の質問はある部分矛盾しているんですよね。  というのは、ボランティア活動と申しますのは、自主性、社会との連帯性、継続性、そして無償性、それを尊重するというのがボランティア活動でありますから、こうやって文部省に対しまして、行政側がしっかりとボランティア活動を推進するた...全文を見る
○馳浩君 その学生ボランティアが社会においで非常に有益というか有効であるということは言うまでもないことだと思います。阪神大震災のときにも全国から百五十万人のボランティアが参加いたしましたが、そのうち四〇%、ということは六十万人が学生ボランティアでありました。私の地元の石川県で昨年...全文を見る
○馳浩君 続きまして、高校におきますボランティア活動のあり方について質問させていただきます。  高校におきましても専門高校の福祉学科等でボランティア科目が導入されています。これは当然であると思います。また、平成十二年度新設の昼間の定時制高校におきましても、ボランティア活動を単位...全文を見る
○馳浩君 厚生省におきましては、昭和五十二年からでしたか、全国四万一千近い小中高の中で三七%ということは、これは多い数字だと思います。平成十年度、継続指定校が二千八百三十二校ということでありますから、これは大変な取り組みであると思います。  それで、先ほど私が途中で言いかけたの...全文を見る
○馳浩君 この省令、平成十年三月二十七日、文部大臣町村信孝の名前で出ておりますが、第六十三条の四の三号、これはすべての学外ボランティア活動を単位化しようとするのではなくて、文部大臣が別に定めるものに限定しており、その内容が高等学校教育に相当する水準と校長が認めたものとなっておりま...全文を見る
○馳浩君 続きまして、ボランティア教育のための施設整備につきましての質問をいたします。  文部省は、平成九年度から公立の小中学校校舎の標準的面積を定めた基準面積を二十四年ぶりに改定いたしました。基準面積は御承知のとおり、小中校舎の新増築、改築を行う市町村に対して文部省が補助金を...全文を見る
○馳浩君 可能であるというふうに理解をいたしましたので、その旨やはりこれを各市町村で、あるいは各学校でそのように使われることを一層推進されますようにお願い申し上げたいと思います。  今のは教室レベルの広さの話でしたが、今度、校舎ごとの広さの施設整備の質問に移ります。  東京都...全文を見る
○馳浩君 この点に関しましては、いつ平成十年度の予算が成立するか私はよくわかりませんけれども、それ以降の経済対策でもこういう施策をこそ私は文部省として大きく主張して、地域の拠点として学校施設が複合施設としてさま変わりをして、これがボランティアの拠点であったり地域の教育力の拠点とな...全文を見る
○馳浩君 外務省に対して一言言いたいのは、たまには発想を転換して、私はいつも言うんですけれども、熟年海外協力隊員もふやせと。定年退職といいましても六十前後でありますからまだ体力も意欲も非常に優秀な、老年と言うと失礼でありますので、熟年者がたくさんいらっしゃる。こういう方々は社会に...全文を見る
○馳浩君 最後は大臣に質問させていただきますけれども、私はきょうは全般的に初等中等教育におけるボランティア活動の推進ということについて、予算絡みもありましたけれども、文部省としての考え方を伺いました。従来から比べても非常に積極的になっております。ただ、私が従来から申し上げておりま...全文を見る
○馳浩君 ありがとうございました。
04月08日第142回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第4号
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○馳浩君 私も半年以上こうやってODA問題にかかわらせていただきまして、その間、残念だったのは、こういう小委員会の議論がもうちょっとマスコミ等々に取り上げられて、せっかく国民の関心を引きつけるような議論をしているはずなのに、それが外へ伝わらないというのが非常に残念でありましたとい...全文を見る
04月15日第142回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第5号
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○馳浩君 自由民主党の馳浩です。  私もこの小委員会の一員としてずっと議論に参加させていただいてまいりまして、この提言がまとめられたということは大変画期的ですばらしいことだと思います。  けさ、会館へ参りまして日本経済新聞を読んでおりましたら、今般の経済対策で八百億円にわたる...全文を見る
04月16日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第15号
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○馳浩君 おはようございます。自由民主党の馳浩です。  今回の審議は、教育職員免許法の一部改正の審議でありますが、具体的検討に入る前に、教員の定数問題について大臣に質問させていただきたいと思います。  平成五年一月発表の教職員定数の在り方に関する調査研究協力者会議報告によりま...全文を見る
○馳浩君 財政構造改革法の重要性は私も理解しているつもりでありますが、財政負担を減少させる効果が低く、逆にそれによって失う結果が大きければ、これは政策転換を図るべきだと私は思います。  そこで文部省にお聞きいたしますが、この配置計画を二年延長することでどのくらい国の財政負担が減...全文を見る
○馳浩君 順当に平成十年度までに第六次の定数改善が済んでおれば、恐らく平成十一年度から第七次の定数改善計画を始める準備を文部省はされるだろうと私は思うわけです。その順当が、この財政構造改革法によりましてできないという。事情は事情として理解いたしますが、この百五十億円財政負担を減少...全文を見る
○馳浩君 やむを得なかったという率直な政策評価というふうに受けとめたいと思います。  そこで、東大名誉教授でありまして、現在大学審議会の委員でもある国立学校財務センター教授の天野郁夫先生が、これは週刊教育資料という資料であります。平成十年四月十三日に出ております。教育の問題は、...全文を見る
○馳浩君 いささかまだ早いというのではなくて、そういう環境づくりをして早く取り組むことをしていただく方が教育関係者にとって期待の持てる、あるいは国民の皆様方、保護者の皆様方にとって期待の持てる文部省としての姿勢ではないかと申し上げたいと思います。  続きまして、法改正に直接関連...全文を見る
○馳浩君 要は、こういう社会状況であるからこそ法改正をしなければと結びつけるのか現行制度のより充実を目指すのかという論点が二つ出てくるわけでありまして、文部省としては前者の方をとられたということだと私は思いますが、改めてもうちょっと深く追及していきたいと思います。  今回の法改...全文を見る
○馳浩君 私が指摘させていただきました全国私立大学教職課程研究連絡協議会、たまたま入っていないということでありますが、このメンバーを入れないとしても、教養審の現在の委員は全部で四十名、うち純粋の私学出身者が十名、うち私立の学長が七人もおりまして、専門に教職課程をやっている先生が一...全文を見る
○馳浩君 今後はそういう意味では、例えば私が指摘したような団体、またここで団体を特定して私が発言すると政治的な圧力のように聞こえますが、そういうのはよくないのでありますが、やっぱり実際に専門に教職課程をやっている先生方もこの四十人の教養審の中に入れていただきたいということでありま...全文を見る
○馳浩君 いや、それは不親切じゃないかなと私は指摘しておるわけでありまして、三十一単位にふえた、学生の負担がふえるだろうから、じゃ卒業単位化を認めるのは各大学・学部で御判断くださいと。一種のこれは規制緩和になるのかもしれませんけれども、むしろ、文部省が今回の改正がどうしても必要だ...全文を見る
○馳浩君 この教職科目重視の内容を別の角度から質問させていただきます。  すなわち、現在、中学校一種の免許の教職科目は十九単位でありますが、この科目は丸々卒業単位を得ることとは別に履修しなければならず、その負担の重さから、一般学生には単位を取るだけのための形式的な勉強態度しか見...全文を見る
○馳浩君 いわば、現在の教員の採用状況から見ましても、よりハードルを高くして、学生さんしっかり勉強してくださいという方向性だと思いますが、ならば、現行の十九単位の内容を充実するという手も私はあると思うわけですよね。何で三十一単位じゃなきゃいけないのかという、ここなんですね。  ...全文を見る
○馳浩君 要は、教員養成系の大学・学部と一般大学で教職につこうとして免許を取ろうとする学生と、異なる目的の大学・学部、これを一つの土俵で論じようとしているのが今回の改正のマイナス点じゃないかなと思うわけです。  私の希望としては、教員養成大学・学部は、その目的に合った教員養成課...全文を見る
○馳浩君 最後に大臣にお伺いいたしますけれども、今回の改正の趣旨の根本のところは、学校という現場、これはやっぱり組織と考えた方がいいんですね。多様な教員が採用され、そして研修によって能力をつけていき、そして学校の現場が活性化されていく、それは日本の国の将来を担う子供たちの教育のた...全文を見る
○馳浩君 ありがとうございました。
04月28日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第18号
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○馳浩君 おはようございます。自由民主党の馳です。  大臣、よろしくお願いいたします。  さて、今回の動燃の組織改革法案は、平成七年十二月の「もんじゅ」の事故と平成九年三月の東海事業所のアスファルト固化処理施設の火事を契機に提案されたものであります。しかし、これだけ国民の信頼...全文を見る
○馳浩君 この点につきましてさらに具体的に追及をしてみたいと思います。  今ほど大臣も触れられました高速増殖炉懇談会、平成九年十二月一日に報告書が出ておりまして、この中に少数意見として九州大学の吉岡先生が「高速増殖炉開発の中止を求める立場で」ということでの反対意見を載せておられ...全文を見る
○馳浩君 この実現可能性、安全性、経済性というのはすべて私は連動する問題だと思うのですが、今の御答弁では解決のめどが立っているというふうな答弁には私には聞こえなかったと思います。  というのも、二十年間の経験に照らし合わせて今後も生かしていきたい、努力していきたい、反映していき...全文を見る
○馳浩君 これは私の感覚なんですが、政策目標としては非常にあいまいではないかと。柔軟に考えると言えば、数字を白紙化してそれを今回柔軟に考えるという表現で言えばいいんですけれども、我々国民の税金を使って研究していくという上では政策目標としては非常にあいまいではないのかな、国民にはそ...全文を見る
○馳浩君 ならばちょっと私の質問も発想を転換させていただきますけれども、高速増殖炉を実用化していくためには、高速増殖炉の研究開発を進めるだけではなくて、高速増殖炉の再処理技術の確立に向けた取り組みも必要になってくるわけでありまして、高速増殖炉の再処理技術の確立に向けた研究開発の現...全文を見る
○馳浩君 この再処理技術に関しましては、最終的に場所の検討にも入っていかざるを得ないと思います。これはちょっと先の先の話になりますのできょうは触れません。  続きまして、観点を変えまして、高速増殖炉の開発継続の是非について質問させていただきます。これは海外の状況からの質問とさせ...全文を見る
○馳浩君 私が聞きたかったのは、そのフランスの実態というのは高速増殖炉についての開発研究の後退というふうに認識していいんですねというふうな質問だったので、そうですねというぐらいの認識なのかなと。それはいいです。次に、今御答弁になりましたけれども、フランスとの間で四月二十一日に修一...全文を見る
○馳浩君 要は、人材交流であるとかお互いの施設を利用し合うとかいう、そういう意味では部分的な初歩的な共同研究の域を出ていないというふうに認識せざるを得ない。  ここで大臣にお伺いしたいのは、世界でも日本とフランスのみがこうやって高速増殖炉の将来性について研究開発は持続していこう...全文を見る
○馳浩君 やはり、日本国内だけではなくフランスもやっておるということであるならば、共同の研究の輪を広げていく、そしてその中で方向性を判断していくという観点は私はこれは避けては通れない、国民はその点を注意して見ていると思いますので検討をお願いしたいと思います。  それから、重要な...全文を見る
○馳浩君 この中間貯蔵という案につきましてはより慎重に検討していただかないと、どこにどのぐらいどの期間貯蔵するのかという論点でまたこれは国民の不安をかき立てることにもなりますので、そこは慎重に検討していただきたい点である、私も注目していきたいと思っております。  続きまして、こ...全文を見る
○馳浩君 そこで、問題にしたいのが先進的な核燃料リサイクルの技術開発についてでありまして、これは新法人に残すべきであるということでありますが、実は反対意見もありまして、この点を動燃改革委員会委員の岸田純之介さんが主張しておられます。  この両者の主張の分岐点は、基礎研究によって...全文を見る
○馳浩君 最後の開発を念頭に置いた研究という点が私はちょっとまだ確信を持てないなという点で、実は岸田委員の主張についてさらに質問させていただきたいんですが、この先進的核燃料リサイクル事業はどこが中心となって研究開発していくべきかの議論は実は動燃の根本的な組織のあり方にも関連してお...全文を見る
○馳浩君 組織論的に分離独立が得策ではないというのと同時に、逆に統合することによって風通しをよくするというふうな議論も出てくると思うわけでありまして、私はこの点はちょっとまだ自分でも判断しかねますので、また改めてこれは委員会で質問させていただきたいと思います。  そこで、動燃に...全文を見る
○馳浩君 最後に伺いますが、事業の重点化は基本的に支持できますが、まだ必要十分とは言えません。すなわち、限定、重点化された事業の優先順位を決めて効率的に資金を投資していくべきと考えます。そのためには、新法人に事業選定につき幅広い裁量権を付与し、むしろ科技庁は予算確保と業務執行結果...全文を見る
○馳浩君 質問はもう終わりましたけれども、これは主たる事務所を今度茨城県に置くわけですよね。小林先生の地元ですよね。これは本当に地元の知事や村長さんやあるいは住民の皆さんとの意思の疎通が欠けていると大変なことになると思うんですね。私はこの点を指摘するのを忘れたんですが、地域に開か...全文を見る
○馳浩君 ありがとうございました。  終わります。
04月30日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第19号
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○馳浩君 三先生、本当にお忙しい中をありがとうございます。  最後に角田先生から、政治家が科学者を指導できるようにという、非常にありがたいというか、逆に厳しい御意見をいただきました。皆さん方は大学で学生に厳しく指導しておられる立場でありましょうからこう言うのもなんなんですが、私...全文を見る
○馳浩君 久米参考人にお伺いいたしたいと思います。  品質管理の専門家であるというふうに先ほどお話しいただきました。角田参考人の方からも、この品質管理に関しましては大学の先生がパートタイム的にやっているんじゃないかというちょっと厳しい御指摘もいただいておりましたが、今回、久米参...全文を見る
○馳浩君 最後になりますが、これは感想でもよろしいんですが、角田参考人に伺います。  原子力研究所に以前いらっしゃったということでありますが、今回動燃の抜本的な組織改正の中で、原子力研究所と統合案、これも一つの試案。ところが今回は分離独立案という方向に落ちついたわけでありますが...全文を見る
○馳浩君 終わります。
05月06日第142回国会 衆議院 文教委員会 第8号
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○馳参議院議員 お答え申し上げます。  停止についてでありますが、このスポーツ振興くじ制度を運営いたしますセンターに万一違法行為がありましたり、あるいは児童生徒等の教育に重大な悪影響が生じたような場合のために念のために設けるものであり、これによりスポーツ振興投票制度についての信...全文を見る
○馳参議院議員 お答え申し上げます。  あくまでも、スポーツ振興くじ制度というのは、富くじに近い制度でもありますし、宝くじに近い制度でもありますけれども、明確にスポーツ振興くじという新たな制度を設けようとするものであります。  しかしながら、参議院の、国会等におきます審議にお...全文を見る
○馳参議院議員 お答えいたします。  私は、二点申し上げたいと思います。  一点。私もオリンピックに出場しましたのは、一九八四年の七月でありますが、五月に最終選考会がありまして、当時私は近くの星稜高校に国語の教員として奉職したばかりでありまして、初任給が十二万九千円だったと思...全文を見る
○馳参議院議員 お答え申し上げます。  原案においては、収益の大体六分の一はスポーツ団体に渡るということでありましたが、修正案におきましては、実際、スポーツというのは、主に青少年、あるいは生涯スポーツにいたしましても、四十七都道府県、地方において振興されているものでありまして、...全文を見る
○馳参議院議員 お答えいたします。  要は、センターが収益金の中からどういったものに使ったかということは、原案の方においても既に担保はとられていたわけでありますが、修正案におきましては、センターから補助金あるいは助成金としていただいた地方自治体、スポーツ団体等が、そのいただいた...全文を見る
○馳参議院議員 旭道山議員にお答えすることができ、こうして衆議院の文教委員会で対決ができますことを大変感謝申し上げます。お互いにスポーツに専心し、努力してきた人間同士、こうしてスポーツ振興くじ制度について議論できることを本当にありがたく思います。  御質問にお答えいたします。 ...全文を見る
○馳参議院議員 お答えいたします。  文部大臣が停止命令を出すことができるときには保健体育審議会に諮る、では、その保健体育審議会の委員の構成はどうなっているかという御質問だと思いますが、私、今個別な名前を持っておりますがそれは申し上げませんが、現在は大体このようになっております...全文を見る
○馳参議院議員 お答え申し上げます。  私もこの点について、質疑に加わった人間として申し上げたいと思うのです。  本来ならば、昭和三十六年にできましたスポーツ振興法の中に、概念として、身障者スポーツを振興するという点、あるいは議員が今ほど指摘しておられましたプロスポーツの振興...全文を見る
○馳参議院議員 この点は、先ほどからも何度も申し上げておりますけれども、このスポーツ振興投票制度が直接の原因となりまして児童生徒に悪影響を与える事態が全国に蔓延する、また、社会的に非常に看過することのできない事態がふえる、こういう趣旨から修正を加えさせていただいたということであり...全文を見る
○馳参議院議員 お答えいたします。  もともとの原案にも、十九歳未満の方は買えないあるいは対面販売を行わない、試合の前日までに投票を終えるという点におきまして、まさか不正が起こらないだろう、青少年に悪影響を及ぼさないだろうと。さらに、それに輪をかけて、では、反対を表明される方々...全文を見る
05月08日第142回国会 衆議院 文教委員会 第10号
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○馳参議院議員 お答えいたします。  参議院の議論の中でも、いろいろな議論がありました。やはりスポーツ振興のために財源確保の法案をつくるのでありますから、なぜ国庫納付金を二分の一も出すのか、むしろ全部スポーツ振興に出せばいいじゃないかという意見がありましたし、私もその意見にくみ...全文を見る
○馳参議院議員 お答えいたします。  当初からこの法案自体は、青少年の健全育成に資する、スポーツ振興に資するという目的でありましたから、余りそういう悪影響という点は、むしろ考慮に入れていなかったという点ではあります。  ただ、参議院の審議におきましても、これは内容を理解されて...全文を見る
○馳参議院議員 三沢先生にお答えいたします。  参議院でも、審議の中で、青少年に教育上の悪影響があるのではないかという議論が大変多く出されたのは事実でありまして、それを法案の中に生かすことはできないかという議論の中から、この見直しではなくて文部大臣の停止という条項を入れたらどう...全文を見る
○馳参議院議員 身障者スポーツに対する支援につきまして、参議院におきましては、附帯決議の中で、原案、修正案については反対の方がいらっしゃったのですが、恐らくこれは全会一致だったのではないかと思いますけれども、身障者の皆さん方にも十分な予算配分ができるようにすべきだということを意見...全文を見る
○馳参議院議員 本来、この法律案は、青少年の健全育成に資するためという大きな目的がありますので、悪影響を及ぼすためにこの法律をつくるものではないという前提に立っております。  そしてさらに、この修正案につきましては、大臣が申し上げておられるように二重三重の歯どめをかけるようにと...全文を見る
05月12日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第20号
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○馳浩君 自由民主党の馳浩と申します。時間が押しておりますので、簡潔にお願いいたします。  まず、村上村長にお伺いいたしますけれども、原子力災害対策特別措置法ということに言及なさいましたが、今、我々国会議員の間でも超党派で、これはちょっと考えなきゃいけないんじゃないかということ...全文を見る
○馳浩君 きょうは、政府側の方には東海事業所長の中田さんとか動燃の近藤理事長とかが来ておられます。村上村長は昨年村長になられたということでありますが、やっぱりお互い顔の見えるつき合いというか腹を割って話し合ってお互いに言い合うことは言い合う。加えて、この地域における地域フォーラム...全文を見る
○馳浩君 ありがとうございます。  今からお聞きすることは宮さんか青柳さんかどちらかだと思うのですが、今回の法改正で動燃が行う業務については整理縮小していくということでありまして、加えて民間に技術移転もしていくということでありますけれども、これまで国費を投じて行われた研究開発の...全文を見る
○馳浩君 では、時間がないので最後になりますが、昨年まで原研の研究員であられた青柳先生にお聞きしたいんですが、今回抜本的改革をするのであれば原研と動燃が一緒になってというふうな統合案と、それから今回の法案のような分離独立案と二つあったわけであります。これについてコメントがあります...全文を見る
○馳浩君 どうもありがとうございました。
05月27日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第24号
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○馳浩君 自由民主党の馳浩です。  大臣は参議院の行財政改革・税制特別委員会での御答弁もおありだということで、私は一問だけ質問させていただいて、その後席を外していただいて、その後は局長に答弁いただきたいと思います。  まず、今回の法律についてもいろんな指摘があるわけであります...全文を見る
○馳浩君 大臣、もう結構でございます。  私が非常に心配しているのは、これは大変うがった見方かもしれませんが、財政構造改革法等々で教育予算も聖域視されなくなった、そういうときに文部省としては、とりわけ施設整備予算、これを確保していく、あるいは教員定数の確保をしていくという中での...全文を見る
○馳浩君 それで、中高一貫教育で後期課程というふうに想定される後半三年間、今現在の制度では、高等学校はいわゆる普通科と専門学科と総合学科の三つがあるわけです。  今お述べになりました中高一貫教育の一つの意義ということを考える、ゆとりある学校生活を送るということを考えれば、普通科...全文を見る
○馳浩君 次に、文部省としてはこの中高一貫校を全国都道府県でどのくらいの数をつくる計画をお持ちですか。  といいますのも、実施しようとしている自治体にとりましては、中高一貫校をつくることによって国からの補助がどれだけ受けられるのかという期待もあるわけであります。逆のことを言えば...全文を見る
○馳浩君 ここで問題になるわけです。できる限り配慮をする、それから自治体の意向を尊重する、ということは国としての計画はない、これは当然ですね。ところが、そうなってくると、現実的に見て、先ほどの選択制ということから踏んまえて、全部が全部一貫校を望んでくるとはまず考えられない。じゃ、...全文を見る
○馳浩君 期待の部分の方がちょっと多くて、私が心配するのは、何度も言いますけれども、財政構造改革の厳しい折から、教員定数の新たな第七次ですか、配置計画もままならない現在、それでは余りにもちょっと雲をつかむような計画ではないのかな。あらかじめやっぱり自治体に対してどのくらい望みます...全文を見る
○馳浩君 これもちょっと関連して質問していきますが、中高一貫校を創設する場合の国の助成について質問いたしますが、この導入に当たり一教職員の定数、給与費、施設整備費については国としてはどういうふうに対処していかれるおつもりですか。
○馳浩君 ちょっと質問がずれるんですけれども、私、いただいた資料を見ておってあれっと思ったのですが、学校教育法の第百三条に、当分の間、養護教諭を置かないことができるという項目があるわけなんですわ。まさか中等教育学校にこの条項が当てはまるとは思いませんが、この当分の間というのは、こ...全文を見る
○馳浩君 中高一貫校の議論とちょっとずれてしまって申しわけないんですけれども、今回の資料の中でこの項目が入っておったものでちょっと改めて聞いたんですね。当分の間というのが一日も早く消えるように、私たちはこれまた予算の面で努力しなきゃいけない問題でありますから、改めてこれは問題点と...全文を見る
○馳浩君 予算に限りがあるわけでありますから、本当に国民の期待が多い、あるいは子供たちや親の期待も多いとなったときに、文部省としてもある程度の優先順位を持ってやっぱりやっていかなきゃいけないと。そうなった場合に、透明性のある優先基準が必要なのではないかと思いますが、こういう指摘に...全文を見る
○馳浩君 これは大変重要な問題でありますから、各都道府県の要望にできる限りおこたえできるように配慮していただきたいと思います。  次に、先ほどからもずっと議論がありましたエリート校化の防止策、改めて伺います。どんな具体的な施策を考えておられますか。
○馳浩君 これは答申の中にも出ておるところでありまして、文部省も大変重く受けとめておられることと思います。入学試験の工夫でありますとか、あるいは教育内容の多様化を図るとか、今局長の答弁をいただいたとおりであります。ならば、そういった懸念がある部分の防止策を学校教育法上に明記すべき...全文を見る
○馳浩君 今局長は、法律というのは目標、目的を明記するというふうにおっしゃいました。細かく見ていきたいと思いますが、ならば、今言ったように、エリート校化しない、ゆとりある学校教育を実現するためという目的があるわけですから、そういったことをなぜこの法律に書き込まないのかというふうに...全文を見る
○馳浩君 ここが私、納得できないです。現行の中学校と高等学校がありますよね。それと、今お進めになろうとしておられる中等教育学校は教育の目的、目標、意義が違うんだということをなぜはっきり書かないのか、私はそういう意味で質問させていただいておるわけであります。  例えば、ゆとりをつ...全文を見る
○馳浩君 私は、第五十一条の三のこの一、二、三、この目標は今の高等学校の目標と変わらないじゃないかという点では、まだもうちょっと文部省としての中等教育学校の位置づけがあいまいであるという認識を私は持っております。これも最終的には運用の面でちゃんとしていただけるとは思っておりますが...全文を見る
○馳浩君 検討ということは、施行規則に明記されていくという方向ですか。
○馳浩君 余り決め決めの教育課程を文部省から自治体の方に提示しますと、自治体の方が確かに萎縮して、何だ、もっと私たちは弾力的にやりたいと思っているのにというふうな、これはまた地方分権の兼ね合いからしてもマイナス面がありますので、私もこうすべきだという気持ちはありますけれども、その...全文を見る
○馳浩君 これから各都道府県に中高一貫の学校ができてくるとすれば、その選択ということを子供たち、とりわけ保護者の理解を深めなきゃいけないので、進路指導という時間というのを学習指導要領上明記した方がいいんじゃないんですか。
○馳浩君 私は、ここはちょっと問題点があると思う。なぜならば、今現在都市部では私学の中学校を受験するということで、そういう意味での進路指導というのはだれの役割になっているか。塾なんです。私の住んでいるところのような地方ではそんなにありません、ほとんどない。ところが、大都市圏におい...全文を見る
○馳浩君 次の質問に移ります。  教育内容の多様化ということが中教審の答申にも七項目出ております。多様化というと、先ほど私も申し上げましたが、総合学科ならば対応できますね。ところが、普通科ということを考えるとどの程度対応していいかわからないわけですが、中教審の答申に言う七項目の...全文を見る
○馳浩君 次に、中高一貫教育校として三つのタイプが考えられているということでありますが、連携型の中高一貫校は中学入試はそもそもないというわけでありますから、結局大学入試までは受験が回避されるということで理解してよろしいのでしょうか。  さらに、連携の中身でありますが、どの程度、...全文を見る
○馳浩君 今答弁いただいたように、連携の学校には選抜はあるわけです。具体的にどういう内容になるかはこれからもちょっと注目していかなきゃいけないことでありますが、連携校の場合の選抜のあり方というのは、今ある三三制の高校入試の改革改善等も今回の議論と並行してありますけれども、この連携...全文を見る
○馳浩君 これは余り文部省の責任ではないんですが、現場で私も教員をしていたからわかりますが、意外と縄張り意識というのは強いものなんですよ。そういう意味で、これは本当に文部省の責任ではないんですけれども、組合がここにどういうふうに立ち入ってくるかわかりませんけれども、教員の立場が違...全文を見る
○馳浩君 この総合学科の高校については、教育現場からも推薦校をできるだけふやしてほしいという要望が大変多いので、これが大変ふえているということはよいと思いますが、同じような議論が、この中高一貫校を卒業するころ、恐らく進路指導の先生方に対して親御さんから、保護者の方から多分出てくる...全文を見る
○馳浩君 続きまして質問いたします。  中教審の答申によりますと、答申では、中高一貫教育を選択導入にしたことを実質的に担保するのが現行の高校入試の改善であると考えております。つまり、中高一貫教育と現行の高校入試の改善、これは学校間接続に関する中等教育の改善の車の両輪であるという...全文を見る
○馳浩君 現在、現行の学習指導要領は学校五日制に向けて改訂中だと私は伺っております。ただし、この中高一貫校ができるということになれば何らかの特例措置が必要なのではないかなと。つまり、今現在改訂というのは学校五日制に向けての改訂であって、ここに中高一貫校という議論は入っていません。...全文を見る
○馳浩君 ありがとうございます。
05月28日第142回国会 参議院 経済・産業委員会 第17号
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○馳浩君 おはようございます。自由民主党の馳浩と申します。  今般提案されております二つの法案に関しましては、私は賛成の立場からいろいろ質問をさせていただきたいと思います。  まず冒頭に、大臣に質問させていただきます。  昨年十二月のCOP3からもう半年がたちまして、ややも...全文を見る
○馳浩君 まさしく法案が通ればすべてよしというのではなくて、大臣の言葉にもありましたように、これは消費者、私たちも消費者でありますけれども、国民の価値観の問題であります。この省エネ法の改正や家電リサイクル法によって消費者のコスト高になってもいいんだよと、それによってエネルギーある...全文を見る
○馳浩君 最大三〇%の基準の上乗せということになりますと、これは大変な研究、技術の動員になると思いますので、この点、数字的に見れば私たちも期待するところでありますが、それが実際にそうなりますことを願っております。  そして、検討委員会で検討して新しい基準を設定したと。さあ、メー...全文を見る
○馳浩君 それで、先ほども御説明がありましたが、カテゴリーごとにクリア基準を決めていくということであります。メーカーとしてはそのカテゴリーの製品は何種類もつくっておるわけでありまして、その製品によってエネルギー消費効率、車で言うならば燃費が異なるわけでありますから、その製品ごとに...全文を見る
○馳浩君 加重平均というのは私は初めて聞く言葉でありますので、なぜ加重平均とするのか、どういう加重平均とするのか、わかりやすく教えていただきたいと思います。
○馳浩君 製品ごととなると大変なこれは基準値の設定等ありますので、常識的に考えてこうならざるを得ないのかなと思いますが、力を入れている製品というのは恐らくそれぞれの家電メーカーあるいは自動車メーカーによって違うと思います。その辺はメーカーにとっての今後の戦略の描き方につながってく...全文を見る
○馳浩君 ちょっとこれは質問通告していなかったんですが、バイブリッドカー、今念頭に浮かびますのは、例えばトヨタのプリウスとかありますが、あれは売れているんですか。私は余り市場のことはよくわからないので、どの程度売れているんですか。そして、売れて消費者の皆さん乗っておいでると思いま...全文を見る
○馳浩君 私、最初の方でも、この法案というのはあくまでも法案であって、国民つまり消費者の方の意識の問題である、価値観の問題であるということを申し上げましたが、まさしくハイブリッドカーなどはこの範疇に入るのではないかと思うんです。現実的ではないというふうな御答弁を先ほどされましたが...全文を見る
○馳浩君 今現在先行しておるハイブリッドカーが売れておるということでありますから、恐らくほかのメーカーもあるいは海外のメーカーも競ってその機種に研究費を投入してどんどんよりよいものをというふうになってくると思いますから、その動向をにらみながら、この法案の中にも対象機種として入る日...全文を見る
○馳浩君 これも質問通告していなくて申しわけないんですが、勧告したということは公表するんですか。
○馳浩君 どういう公表の仕方になるんですか。
○馳浩君 はい、わかりました。  次の質問に移ります。  今回のトップランナー方式で全体的にどれだけの省エネ効果があるというふうに予測しておられますか。
○馳浩君 あくまでも予測でありますけれども、これでさらに上積みできることを願っておりますし、その御指導を通産省にお願いしたいと思います。  さて、予測どおりの効果が上がるかということですが、心配な点が一つあります。余りこんな質問はしたくないんですけれども、一応心配ということでし...全文を見る
○馳浩君 世界をリードする日本の企業が私が今質問申し上げたようなことをするはずがないというふうに思いますが、改めて通産省としてはこのトップランナーの基準、より高く、消費者からすればより安くなればもっといいんですけれども、そうなっていくように、そして環境に配慮できる国民の合意が形成...全文を見る
○馳浩君 大変細かく分類されるようになりましたが、この改正で工場全体の約何割が対象となりますか。そして、産業部門、業務部門の最終エネルギー消費の何割が捕捉できて、どのくらいのエネルギー消費の減少が見込まれるでしょうか。
○馳浩君 現行のエネルギー管理指定工場、改正後の第一種エネルギー管理指定工場の将来計画の提出でありますが、これは公表はされないわけでありますが、なぜ公表しないのでしょうか。
○馳浩君 この点は一つの問題点でありますので、これは改めて法成立後にでも私は指摘をさせていただきたいと思います。今ここではもうこれ以上は触れません。    〔委員長退席、理事沓掛哲男君着席〕  本法律案の十二条一項には、合理化の取り組みが四条一項に定める判断基準に照らして著し...全文を見る
○馳浩君 この判断基準値についても、これはできるだけ厳しくしていただきたいというのが私の要望であります。これは今後の論点だと思いますので、よろしく検討をお願いしたいと思います。  それで、今回の改正はあめとむちでいけばむちの方の改正でありまして、それだけでは不十分であります。あ...全文を見る
○馳浩君 日本の産業界は中小零細企業が支えておると言っても過言ではありません。その事業主の皆さん方は現在の経済状況の中で大変な御苦労をされておられます。今お聞きいたしました低利融資等も含めて適切な配慮をしていただきたい。あめと言うと言葉は悪いですけれども、より一層の配慮をしていた...全文を見る
○馳浩君 この点は大事なところで、環境庁が出しておる法案では、その対象には事業者も入っておって、その枠組みを決めると。そして、この省エネ法では、規制をして、できるだけ省エネをしてエネルギー効率をよくしよう、電力消費をできるだけ抑えようということであります。ところが、この省エネ法の...全文を見る
○馳浩君 それで、廃家電回収・処理システムの対策、これは非常に大変だと思うんです。というのも、現行の使用済み家電製品の処理は各地の処理業者を軸に金と物の流れがいわば既得権として確立されております。しかも、この業界は地域ごとのきめ細かいすみ分けができているとも言われております。 ...全文を見る
○馳浩君 これは別に私は答弁を求めるわけじゃないんですが、この法案の運用レベルで大事な回収・処理システムについて私は質問いたしました。答弁をされたのは厚生省の方です。これはおかしいと思いませんか、皆さん。私は別に悪いと言っているんじゃなくて、通産省でつくった法律で、私が一番重要な...全文を見る
○馳浩君 だから、このリサイクルということについて、大臣、最初の御答弁で循環型社会というものが必要なんだと述べておられるならば、これは行政の対応としてリサイクルに関して一括して所掌をするという行政のあり方が当然なのではないかというのが私の指摘でありまして、この点を今後ともちゃんと...全文を見る
○馳浩君 最後の質問に移ります。  法案とは直接関係ありませんが、地球温暖化ということを考えれば省エネは大変重要であります。と同時に、新エネルギーにも期待が大きいわけでありまして、私は太陽電池を公共事業でもっと大々的に設置すべきであるという提案をさせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○馳浩君 これは本当に私はもっと議論を深めたいんですが、時間もあれなので、また改めて質問いたしますので、きょうのところはこれで終わります。  ありがとうございました。
06月04日第142回国会 参議院 国土・環境委員会 第17号
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○馳浩君 自由民主党の馳浩です。  きょうは、環境ホルモン問題につきまして、全般にわたり質問させていただきます。  委員の皆様方には、ことしの一月一日付の環境新聞で環境ホルモン問題につきまして特集されておりますので、参考にしていただきながら、また折に触れてこの問題を国民の皆さ...全文を見る
○馳浩君 この正常なホルモン作用に影響を与えるという内分泌攪乱作用には、確認されております女性ホルモン関係以外の内分泌攪乱作用も含むのでしょうか。含むとして、どんな内分泌攪乱作用が疑われているのか教えてください。
○馳浩君 どのくらいの量でどの程度の影響があるかということがわからないから、そしてどういう化学物質が対象になるかということもまだ十分ではないから、ここにまさしく国民の不安があると私は思っております。  そこで、報道によりますと、環境庁は六十七の化学物質を環境ホルモンと認定してお...全文を見る
○馳浩君 それでは、その環境ホルモンとして認識されている中でどのようなものがあるのか。化学物質の名前を言っていただいても余り私もよくわかりませんので、どういうような物質、製品、薬品等に使われているか、そして環境ホルモンとして疑われている代表的なものをちょっと、恐らく私たちの身近に...全文を見る
○馳浩君 化学物質ばかりではなくて、実は植物でも問題になっていると聞いております。植物がつくり出す天然の物質が、これがいわゆる環境ホルモン的な働きをするのではないか。いわゆる植物エストロジェンでありますが、これについて環境庁の認識をお伺いしたいと思います。  どのぐらいあって、...全文を見る
○馳浩君 具体的に質問させていただきますが、消費者が大変関心を持っている環境ホルモンと言われる化学物質にビスフェノールAがあります。ビスフェノールAはポリカーボネート、今後PCと呼ばせていただきますが、これの原料です。  PCとはドイツの会社が開発したプラスチックで、透明でかた...全文を見る
○馳浩君 ことし一月に発表されましたミズーリ大学のフレデリック・ボン・サール博士の論文によりますと、ビスフェノールAを体重一グラム当たり二ppbと二十ppb妊娠中の雌のマウスに投与する、二ppbを投与すると生まれてきたマウスの副睾丸のサイズが縮小する、二十ppbでは精子の生産性を...全文を見る
○馳浩君 引き続き、ビスフェノールAについて質問いたします。  厚生省は、PC製の食器、哺乳瓶について、新品だけでなく何十回も使用した製品でビスフェノールA溶出実験をやっているのでしょうか。さらに重要なのは、哺乳瓶について、水ではなくて油分を含んでいる粉ミルクでの溶出実験をやっ...全文を見る
○馳浩君 こういう御答弁が今の現状だと思いますが、我々は化学物質のおかげで大変恩恵を受けております。化学物質なしては現在の生活は維持できない、ならば化学物質のリスクと便益を勘案しながら化学物質を使用していくしか道はありません。そのためにも、正確な情報の公開と情報の共有というリスク...全文を見る
○馳浩君 個人的ではありますが、私の家には生後五カ月の子供がおりまして、この環境ホルモンの問題が出てまいりまして、実は女房が哺乳瓶等々PC製と書いてあるものを全部捨てちゃったんです。いやいやそこまでしなくてもいいのにと思いながらも、やはり我々一般国民の見方というのはそうなのかなと...全文を見る
○馳浩君 我々消費者は、危ないのかなと思うと買わなきゃいいわけなんです。選べばいいわけです。ところが、メーカーは死活問題でありますので、これはやっぱり早急な対応を今後とも引き続き私は通産省にはお願いしたいと思います。  次に、文部省、厚生省に伺いたいと思います。  先ほども申...全文を見る
○馳浩君 お母さん方にとれば、胎児の段階、乳幼児の段階で影響を受けたら大変ではないかというふうなことの心配で、学校というよりもこういう保育所、幼稚園での不安というのはとりわけ大きいと思うんです。  文部省がおっしゃるように、PC製品の食器を使う幼稚園の数がわからないというのは、...全文を見る
○馳浩君 幼稚園、保育所での給食の管理ということに関しては、この環境ホルモン問題のみならず一昨年来はO157の問題もありまして、こういった問題でも何らかのしっかりした法的な措置あるいは管理体制が、国として責任を持てるものがあった方がいいんじゃないかという声もあるわけでありますから...全文を見る
○馳浩君 何度も申し上げますが、私の同僚の中原典日本歯科医師会会長は全くないと断言しておりましたので、その点はお伝えしておきたいと私も思います。  それから、五月十五日、この新聞広告は皆さんもお目にされたと思います。(資料を示す)私も大好きなのでありますが、カップめんです。私は...全文を見る
○馳浩君 これは日本即席食品工業協会も不安が多いんだと思います。だって、もしかしたら環境ホルモンがカップめんから溶け出すかもしれないというふうな報道があって以降、物すごい買い控え、食べ控え、ちなみに私は好きですから週に一回は食べておりますけれども、あるんです。  ですから、私は...全文を見る
○馳浩君 この点について調査を進めておられるということなので結構なのですが、厚生省は一部避妊薬について体内で環境ホルモンに変化する可能性があるために製造元に安全性の調査をするよう行政指導をしているということであります。フタル酸エステルについても引き続き調査、そしてその調査に基づく...全文を見る
○馳浩君 その代替物質の話なんですが、亜酸化銅系というふうにおっしゃいましたけれども、それがどんなものかということを把握しておられますか。その義務がないというのがこの造船研究協会のコメントでありますから、義務がないのであるならば報告しなくてもいいということになりますね。では、報告...全文を見る
○馳浩君 いや、新たな物質は調査をされると言いますが、環境ホルモンについての調査がまだ恐らく十分じゃないはずです。それを考えれば、今のうちからこれは公表しなきゃいけないんじゃないですかということなんです。  では、環境ホルモンについての事前の調査というのはされるわけですか、され...全文を見る
○馳浩君 そうなんですね。だから、そのためにも今回補正予算で予算が組まれているところでありますし、早く補正を通していただきたいのであります。  だからこそ、事前に代替物質についての報告もやっぱり通産省としては把握しておいていただきたいというのが私の希望であります。私は、これ以上...全文を見る
○馳浩君 運輸省のリーダー的な役割を期待したいと思います。  それから、ことしの四月一日から開かれました日本水産学会で、複数の環境ホルモンの相乗作用効果が指摘されました。一種類の化学物質だけじゃなくて複数の化学物質、これは環境ホルモンとして複数合わさると相乗効果があって人体に影...全文を見る
○馳浩君 続きまして、違った観点から質問いたしたいと思います。  私は自由民主党の環境ホルモン問題小委員会委員長を務めておりまして、勉強会のときに横浜市立大学の井口泰泉先生に来ていただきました。環境ホルモンと命名された方であります。  要望をお聞きしましたら、何よりも人、すな...全文を見る
○馳浩君 環境ホルモンの問題は日本だけではない、世界的な問題でありまして、環境問題に国境はないということであります。  大臣にお願いしたいのは、きのうでしたか橋本総理が核廃絶についてのフォーラムをぜひ日本が主導でやりたい。私は、むしろCOP3で議長を務められた大木環境庁長官なら...全文を見る
○馳浩君 先般のさきがけの党大会でも環境の党に生まれ変わると、すばらしいことだと思います。  政府としても環境問題、日本が本当に、とりわけアジア地域のリーダーシップをとる必要性があると思いますので、ぜひ国際フォーラムをするにしても早く手を挙げて、欧米の研究者を呼んでやっていただ...全文を見る
○馳浩君 報道によりますと、通産省も同じようにPRTRについて法制化を進めているんです。  大臣、COP3のときに日本の温暖化ガス削減について政府内で言われているのは環境庁と通産省の対立、お互いに突っ立ってなかなか削減幅が決められなかったという報道をされております。  今回、...全文を見る
○馳浩君 はい、わかりました。よろしくお願いします。
○馳浩君 どうもありがとうございました。
09月24日第143回国会 参議院 文教・科学委員会 第3号
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○馳浩君 おはようございます。自由民主党の馳浩です。新しい両大臣をお迎えいたしまして、そして委員も新しくなりましての質問となりますが、よろしくお願いいたします。  科学技術振興に関する質問をさせていただきます。  財政が非常に厳しい状況の中で、政府は科学技術基本計画で九六年か...全文を見る
○馳浩君 というお答えは予想されるお答えなのでありますが、要は、この研究費がどんどんついてくる中で、実際の現場、先生も研究者としていらっしゃったわけですが、運営予算というものは、人件費というのはカットしていくことは非常に厳しい。そうなると、運営の方の電気代とかそういったものがカッ...全文を見る
○馳浩君 ちょっと確認でありますが、国立大学特別会計に入ってくる分というのは授業料とか入学金だと思うんですけれども、一般会計からの繰り入れ、これは何割ぐらいあるんですか。それだけでもちょっと教えていただきたいと思います。
○馳浩君 この辺が非常に予算システムの厳しいところであるというふうなことは理解をいたしましたが、そうなると、先のことを考えますと、省庁再編で文部省と科学技術庁は将来一緒になるわけですから、そうしたときにこの予算システムの違いというものをどう乗り越えていくのかということが一つの問題...全文を見る
○馳浩君 この点は有馬大臣にもぜひお聞きしたいんですよね。継続的な研究については、それはやりくりできるでしょうけれども、常に新しい研究をし、その技術開発をし、それをもとにして新しい産業を起こし、新しい雇用を生んでいくというのは国の戦略であります。省庁再編は二十年後、三十年後の話で...全文を見る
○馳浩君 今、研究予算の配分システムあるいは運営予算のシステムについての質問でありますが、そうなってくると、今度省庁再編をにらみますと、国研、大学等の研究所、そして民間の研究所、この役割分担というのを明確にすることによって、予算といいますのは我々国民の税金でありますから、有効に効...全文を見る
○馳浩君 さて、お互いの役割があるということと、お互いにこれから調和をとってやっていかなければいけないということ。そうすると、現実的に国家戦略ということを考えれば、経済的あるいは雇用面でのプラス効果がなければいけないとなる。  そうなると、承っているところによりますと、産学の共...全文を見る
○馳浩君 これは大変期待の大きいところでありまして、これまで企業と大学の研究に関するかかわりというのは、共同研究とか受託研究あるいは奨学寄附金という形で研究者、教授の皆さん方はいただいてお返しをするという、そんな役割が残念ながら国民には見えない部分が多いと私は思いますし、まさかそ...全文を見る
○馳浩君 さてそこで、三十日以上の長期欠席者の理由のうちにその他というのがふえてきております。このその他ということの分析を私はもうちょっときめ細やかにしていただきたい。つまり、学校にある事情があって通えないという今までの不登校に対する見方ではなくて、親の意思や本人の意思で通わない...全文を見る
○馳浩君 社会が多様化しておりますから、学校に通うお子さん、それからお子さんを通わせている親御さんも、意識、物の見方の多様化というものもあるんでしょう。積極的な意味での学校不信とか、あるいは学校が別にだめだと言っているんじゃなくて、こっちの方がさらにいいんじゃないかというふうな認...全文を見る
○馳浩君 私は、余り教育の現場にマニュアル的なものを持ち込むのはいかがかなと、こういうやり方、基本的なやり方。ただし、報告書を見ますと、不登校児童生徒に対する対処のあり方というのは恐らくどういう地域にあっても大体こういう方向に集結するだろうなというふうな内容になっているんですね。...全文を見る
○馳浩君 これは社会に対する大きなメッセージだと思うんです。あくまでもこの不登校児童等に対する対処の政策が本来の学校教育の補完的なものなのか、あるいは、いやそうじゃないんだ、社会の多様性の中、価値観の多様性の中でその道も選べるんですよということを文部省が認めるのかどうかという大き...全文を見る
○馳浩君 二つ私は申し上げたい点があります。  より早くビスフェノールA、PC製食器の安全性についての知見を積み重ねていただきたい、これが一点です。  もう一点は、横浜国立大学とか愛媛大学とか北九州の大学とか、専門的なグループとして大学でこの環境ホルモン問題に取り組んでいると...全文を見る
○馳浩君 いつまでにされるんですかという詰めた議論をいたしますと、ここの場では議論が出ないと思いますので。  ただし、何度も言いますが、薬物を使ってその競技力を向上させようというのは、意図的であれ意図的ではなくてもあってはならないことだという認識のもとに早く公的な調整機関という...全文を見る
09月25日第143回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
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○馳浩君 たくさんの先生方がいらっしゃいますので簡潔にお伺いしたいんですけれども、まず第一点が、常任理事国入りをした場合に、では常任理事国入りをした日本がどういう役割を果たすのかという明確な指針、理念、哲学というものが我々国民にも知らされなければ、合意がなければ、それは関係者のみ...全文を見る
11月24日第143回国会 参議院 文教・科学委員会 閉会後第1号
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○馳浩君 自由民主党の馳浩です。  日ごろは第一会派として最初に質問させていただくのですが、きょうはもろもろの事情によりまして最後になりまして、用意していた質問の大半を同僚委員が質問なさいまして、日ごろの皆様方の御苦労をよく理解いたしました。  それでは、いろいろと質問したい...全文を見る
○馳浩君 私も大臣と同じように大変心配なのは、初中教育、いわゆる義務教育段階の子女に対する教育の充実という点であります。  具体的な質問ですが、文部省は、日本人学校が必要とする教員の約八割について政府の経費負担で日本から教員派遣を行っております。しかしながら、その中に養護教諭の...全文を見る
○馳浩君 一言で言えば予算の問題も絡んでくるんですよね。  私はなぜきょうこの問題を取り上げたかといいますと、とりわけ義務教育段階の児童生徒に対しては日本国内でも養護教諭の役割が大変必要であるということで、昨年来から養護教諭に対する研修の問題であるとか大変文部省も配慮をいただい...全文を見る
○馳浩君 その現地邦人の自助努力ということは、まず出発点として大事ですねというのは私も先ほど申し上げましたが、今局長が申し上げているように、つまり憲法二十六条の適用を受けないというわけなんですね。受けないんですね。そこが私はわからないんです。なぜなんですかというところなんです。 ...全文を見る
○馳浩君 ですから、私はこの昭和五十三年の真田法制局長官の答弁について異議があるということを申し上げているわけであります。  つまり、事例の性質ごとに判断をして適用を受ける場合と受けない場合とを区別すべきではないか。例えば海外子女を、日本国民であり、憲法二十六条も含めて適用され...全文を見る
○馳浩君 そこで現実的な話になってくるのでありますが、実は私も日本人学校へ行ってお話を先生方から伺いましたが、どう見ても女の先生が少ないんですよ。海外へ行って日本人学校で先生をやろうという意欲のある若い先生は男の先生が多かったんですよ。女の先生は一人か二人ぐらいなんですね。  ...全文を見る
○馳浩君 外務省、ちょっと追加でお伺いしたいんですが、外務省の在外の日本人学校に対しての援助の中で、借り上げ校舎については借料の六〇%の援助をしておりますね。これを現地では、この財政の厳しい折から来年は五〇%にカットされるんじゃないかという心配があるわけです。この借り上げ料の援助...全文を見る
○馳浩君 先ほど文部省の局長からもいただいたように、現地の学校法人の自主努力で運営しておられる中でこの六〇%の割合は大変大きいんです。在外においてもそういう経営上の予算を寄附等で集めるのは大変苦しいということでもありますので、この六〇%の枠というのはぜひとも確保をお願いしたいとい...全文を見る
○馳浩君 そしてもう一つ、大臣に対しては、毎年こうやって在外で活動される日本人も多くなってきた、それにつき従っていく児童生徒も多い、こういう中で海外子女に対する教育問題に関する特別立法というものを私は考えられる時代に日本は入っていると思いますが、その点も含めましてどのように今後お...全文を見る
○馳浩君 続きまして、先ほど来お話もありましたサッカーくじの問題に絡みまして。  さて、いよいよ法律もできました、政省令が整備されております、の点ではなくて私がぜひお伺いしたいのは、サッカーくじができたから財源があるじゃないか、じゃ一般会計からのスポーツ・体育予算、振興予算とい...全文を見る
○馳浩君 よろしくお願いいたします。  一般会計予算との重複というものは私は当初はあってもいいと思っているんですよ。というのは、もともとの一般会計予算の中からのスポーツ振興、体育振興の予算というのは少ないわけですから、当初はいきなりこの区別というのはできないです、絶対に。だから...全文を見る
○馳浩君 わかりました。校長経験者に準ずる功績という条件の漠然としたあいまいさというのが、この教頭会の皆さん方がちょっとどうなっているのというふうになったんだと思います。  と同時に、もう一つの質問ですけれども、平成六年後半から条件が厳しくなり、これは総務庁の方で厳しいのか、文...全文を見る
○馳浩君 最後になりますけれども、要は、教頭を経験された方々も長年学校教育の現場で尽くしてきた、そして定年退職を迎えたと。その後に、せっかく長年教育界に尽くしてきたにもかかわらず、実は老後の自分たちの生き方、生きがいというものをなかなか求められない。別にそれは叙勲という意味ではな...全文を見る