馳浩

はせひろし

小選挙区(石川県第一区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数7(参1)回

馳浩の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第147回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
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○馳浩君 声の大きさで選んでいただいたようで、ありがとうございます。  私は、小和田参考人のお兄さんには大学時代漢文学の講義をいただいた経験がありまして、大変話し方がそっくりなのでびっくりいたしました。  参考人の文芸春秋の資料を読ませていただきまして、いわゆる創造の場に立ち...全文を見る
03月01日第147回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第4号
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○馳浩君 よろしくお願いいたします。自民党の馳です。  先生にいただいたお話は、今般の沖縄サミットで小渕総理大臣が人間の安全保障という一つのカテゴリーを世界に訴える、ある部分では示唆をきょうのお話の中で与えていただいたのではないかと私は受けとめました。例えば、人権基準の確立、そ...全文を見る
03月14日第147回国会 参議院 経済・産業委員会 第2号
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○馳浩君 自由民主党の馳です。よろしくお願いします。  本日は、原油価格高騰問題とそれからアラビア石油の問題を通じて、日本のエネルギーセキュリティー問題について質問をいたします。午前中の同僚議員とダブる点があるかと思いますが、よろしくお願いいたします。  まず、原油価格の高騰...全文を見る
○馳浩君 当面の物価には直接影響はないという現状には一つ安心いたしますが、しかし、現在の価格で例えば一年も高どまりされてしまうと、そのうち価格転嫁が起こり物価の上昇を招き、結果、個人消費の落ち込みがさらに進み、景気に冷や水を浴びせてしまうということにもなりかねないと思います。 ...全文を見る
○馳浩君 当面に影響ないということは、石油への依存度も五〇%に低下しておるということでもありますが、長く続きますとどこかにしわ寄せが来ると。当然、石油元売の企業決算に恐らくしわ寄せが来るのであろうと思いますが、政府としてもただ手をこまねいているわけではないと思いますので、改めてお...全文を見る
○馳浩君 大臣にお伺いいたしますが、今回の原油価格高騰、あるいは後ほどお伺いいたしますがアラビア石油の問題と、どうも日本の国としては中近東、サウジアラビアを含めてですが、この国々との外交のパイプがいささか薄いのではないかという懸念を持っております。  向こうの側の国も日本の外務...全文を見る
○馳浩君 次に、大蔵省にお伺いいたします。  今回の原油価格高騰の問題の一つの背景でありますヘッジファンド、いわゆるアメリカの好景気に浮かれた、浮かれたと言っては失礼ですが、ある部分余剰の金が先物取引市場に流れてくるという中で、非常にこういう原油価格の高騰を招いているという見方...全文を見る
○馳浩君 溝口局長、重ねてでありますが、その二番目の対策であるディスクロージャーの拡充についてアメリカでは法案も準備されているような話がありましたが、それを見ながらじゃなくて、日本としてはじゃどうする方向ですかということをもうちょっと踏み込んでお伝えください。
○馳浩君 わかりました。次の質問に移ります。  次に、国内対策を伺います。  そもそも国内における石油の安定供給の確保策は大きく分けて三つあります。石油の国家備蓄であり、自主開発であり、産油国協力であります。このうち、自主開発、産油国協力については、アラビア石油問題と関連する...全文を見る
○馳浩君 では続いて、国家備蓄放出の発動要件についてお伺いします。  産油国を巻き込んだ戦争あるいは産油国の政変のために石油の供給が途絶したときに放出されることがあるということはわかりました。今回のような産油国の減産調整や投機などにより原油価格が急騰し、その後も高どまりし続けた...全文を見る
○馳浩君 関連して、現在の国家備蓄分の先行放出を決めたのでありますから、その減少分の増加は少なくとも必要ではないかと思います。アラビア石油の権益失効もあわせるとなおのことではないでしょうか。また、国家備蓄の増加もOPEC等へのアナウンス効果もあると思いますが、いかがでしょうか。
○馳浩君 じゃ、次の質問に移ります。  今回、日本の自主開発政策を根底から揺さぶる問題が起こりました。それがアラビア石油の権益更新問題です。御承知のように、結局問題となっていたカフジ油田の採掘権の更新はなりませんでした。サウジ側の要求する更新料いわゆるサインボーナスは、採算がと...全文を見る
○馳浩君 続きまして、今回の交渉決裂の中で反省すべき点もあったのではないかと思いますので、この辺の質問を続けてしたいと思います。  すなわち、今回の決裂は確かに石油権益の国有化というサウジ側の戦略があり、初めから決裂という結論が用意された交渉であったとも考えられます。しかし、そ...全文を見る
○馳浩君 今ほどは報道もされておりますので細かい交渉過程の話も質問させていただきましたが、より大きなこれは政府の姿勢という観点から質問したいと思います。  すなわち、今回の採掘権失効の裏には国家備蓄と並ぶ原油自主開発戦略の見直しがあったのではないかということです。つまり、より開...全文を見る
○馳浩君 続きまして、関連して石油公団のあり方について質問いたします。  原油の探鉱段階に限られている公団の出融資の対象を油田の買収や権益の部分取得による共同操業などにも拡大し、こちらに重点を置くべきであると思いますが、いかがでしょうか。また、探鉱段階の出融資の限度額も現在の七...全文を見る
○馳浩君 アラビア石油に関連する問題の最後の質問ですが、クウェート問題を質問したいと思います。  すなわち、二〇〇三年一月にカフジ油田のもう半分が更新の時期を迎えます。クウェート政府は九五年に更新の閣議了解をしておりますが、専門家の話によれば、クウェートは議会の力が強く、その議...全文を見る
○馳浩君 資源を持たざる国の悲しいところであるかもしれませんが、やはり外交上の問題もありますから、毅然とした日本の姿勢をとっていっていただきたいと思います。  続きまして、日本のエネルギーセキュリティー問題について質問をします。  まず、短期的な問題として、石油の中東依存度を...全文を見る
○馳浩君 中東関係の国の中で、特にイランとの関係でありますが、これについてお伺いいたします。イランへの依存度を上げることが現実的に可能ではないかという指摘です。  改革派のハタミ政権と西側諸国との関係改善が進んできており、我が国も昨年の円借款に続く長期貿易保険の再開方針を一月に...全文を見る
○馳浩君 次に、先ほど長官も言及されましたが、石油依存度を低くする対策についてお伺いをいたします。  現在の一次エネルギー供給源の石油依存度が九八年で五二・四%、二十五年前の七七・四%に比べ二五%も下がっておりますが、欧米の四〇%前後に比べるとまだ高い。これを下げることが最重要...全文を見る
○馳浩君 最後の質問になります。  天然ガスの開発に関する件と北東アジアの天然ガスパイプライン構想について、あわせてお伺いをいたします。  天然ガスの輸送形態の一つであるパイプラインについてです。  私自身、サハリン、シベリアのヤクーツク、中国のタリム盆地等を産出地とする北...全文を見る
○馳浩君 終わります。
03月16日第147回国会 参議院 経済・産業委員会 第4号
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○馳浩君 自由民主党の馳です。  また、他の同僚委員等質問する事項もあると思いますので、簡潔に質問させていただきたいと思います。  まず最初の質問です。  今回の法案というのは、工業用アルコールの専売制を許可制にするというのが大まかに言えば趣旨であると思っておりますけれども...全文を見る
○馳浩君 わかりました。  次の質問をいたしますが、関連して変性措置について質問をいたします。  そもそも変性措置というのは、工業用アルコールの酒類への転用を防止するため、工業用アルコールに用途に応じて着色剤や芳香剤を混入することです。この変性措置が酒類への転用を防止する上で...全文を見る
○馳浩君 事業者の自主管理等も十分周知徹底をされておるところでありますし、アルコール専売事業法による違反事例も昭和三十四年ぐらいですか一件あったぐらいでそれ以降一切ないということで、しっかりとした対応をしていただけるだろうという認識のもとに変性措置を事実上しなくなるということであ...全文を見る
○馳浩君 特定アルコール制度の必要性についての理解はできますが、なぜNEDOが特定アルコールの独占販売、すなわち専売をするのか、しなければならないのかがよくわかりません。  例えば、許可業者ならだれでもこの特定アルコールが販売できるようにしつつ、ただし販売時に酒税相当分の加算を...全文を見る
○馳浩君 丁寧な御答弁ありがとうございます。  特定アルコールは酒税相当額の加算がされますが、そうであるならば、事実上税方式をとっていることになるのではないでしょうか。
○馳浩君 次に、本法案の暫定措置期間についての質問をいたします。  なぜ五年もかかるのでしょうか。そして、平成十一年一月の産業構造審議会アルコール部会の答申にもありますように、暫定措置期間中においてもNEDO及び合成アルコール二社以外の者から購入するアルコール枠をもっと多くすべ...全文を見る
○馳浩君 次に、品質管理について伺います。  現在は、工業用アルコールの品質管理は専売規格により行われておりますが、問題は民営化後においてこの品質管理をどのように行うのかです。NEDOが販売する暫定期間、それ以降の完全民営化される期間を分けてお答えいただきたいと思います。
○馳浩君 最後に大臣にお伺いいたします。  より一層の行政改革が求められているのは当然でありますが、今回のアルコール専売事業の民営化、さらに通産省所管としても行政改革の必要性を認識した上で積極的に取り組んでいただきたいと思っておりますが、大臣の御決意を伺って、私の質問を終わりま...全文を見る
○馳浩君 ありがとうございました。
04月13日第147回国会 参議院 経済・産業委員会 第10号
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○馳浩君 おはようございます。  森新政権のもとでの初めての経済・産業委員会でありますし、深谷通産大臣におかれましては再任ということで、おめでとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。  そこで、産業技術力強化法案につきまして質疑をさせていただきますけれども、まず冒頭...全文を見る
○馳浩君 この法律案の柱でありますが、大学、国公立大学のあるいは研究機関の教官が民間の企業の役員と兼業できるという、これが一つの柱になっているんですが、なぜこういうふうな判断をするに至ったのかという背景を通産省に御説明いただきたいと思います。
○馳浩君 法案についての総合的な話でありますが、産学官の連携という、何を連携するのか。まさしく人と物と金という三つの観点から見れば、人材の連携とお金、これは恐らく研究費等のお金の連携、物というふうに大きく考えれば、あるいは施設設備、あるいはいわゆる知的財産権と言われるような特許と...全文を見る
○馳浩君 では、具体的に教官と企業の役員の兼業問題の根幹的な問題について質問をさせていただきます。  大学の本来の職務とは何かという問題です。この点について、役員の兼業、すなわち産学連携は大学の本来の職務とは異なるという意見もあります。しかし、欧米では大学は教育研究活動を通じて...全文を見る
○馳浩君 何か私の次の質問を先取りしたような答弁までいただいて。  これは、委員の皆さん方も法案を勉強されておわかりのように、産学の連携を本格化させるといっても二段階あるんです。今おっしゃったように、研究成果を事業化する場合に限ってという、まずここで限定があって、その次に人事院...全文を見る
○馳浩君 検討ということでありますが、企業とあるいは現場の大学、国研の研究職の皆さん方の実態にあわせて前向きな検討を加えていただきますことをお願い申し上げます。  と同時に、私問題点として申し上げたのは、大学のあるいは国研の研究員の皆さん方と普通の、普通のと言っては失礼ですが、...全文を見る
○馳浩君 これは本当に質問ではなく感想なんですが、現場の研究職の先生方が自分がやっている研究あるいは自分が抱えているインターンとか大学院生、学生、みんなでつくり上げたものが本当に実用化されるという、ひとつ国も認めて今回の法律でなされていくようになるという、この現場の意欲というもの...全文を見る
○馳浩君 最後に、ちょっと質問を時間がないのでまとめてさせていただきますが、大蔵省と文部省にお伺いいたします。  技術開発予算の単年度主義の問題について、まず伺います。  今回の法案は、民間からの国公立大学への資金受け入れ円滑化措置が盛り込まれており、高く評価できます。しかし...全文を見る
○馳浩君 終わります。
04月20日第147回国会 参議院 経済・産業委員会 第11号
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○理事(馳浩君) 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時四十分まで休憩いたします。    午後零時三十七分休憩      ─────・─────    午後一時四十分開会    〔理事馳浩君委員長席に着く〕
○理事(馳浩君) ただいまから経済・産業委員会を再開いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、海野義孝君が委員を辞任され、その補欠として続訓弘君が選任されました。     ─────────────
○理事(馳浩君) 休憩前に引き続き、消費者契約法案(閣法第五六号)及び消費者契約法案(第百四十六回国会参第六号)の両案を一括して議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○理事(馳浩君) もっと大きな声でお願いします。
○理事(馳浩君) 細川局長、もう一度明確にお話しください。
○理事(馳浩君) 後でそれはお示しください。
○理事(馳浩君) 本日の質疑はこの程度にとどめます。     ─────────────
○理事(馳浩君) 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  消費者契約法案(閣法第五六号)及び消費者契約法案(第百四十六回国会参第六号)の審査のため、来る二十五日の委員会に参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と...全文を見る
○理事(馳浩君) 御異議ないと認めます。  なお、人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○理事(馳浩君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後四時五十九分散会
05月11日第147回国会 参議院 経済・産業委員会 第15号
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○馳浩君 おはようございます。自由民主党の馳浩です。  今回の改正の柱であります私人による差しとめ請求制度について集中的に質問をさせていただきます。  そもそもこの差しとめ請求制度の導入に反対する意見が見られます。その見解というのは、確かに独禁法違反で被害を受けた私人を救済す...全文を見る
○馳浩君 そういう反対意見があるということを承知しながらも、時代の流れに応じて今回の改正になったというお話かなと思いますが、続けて質問させていただきます。  この差しとめ請求制度の導入によりまして、被害者が同一事件につき裁判所と公取の両方に訴えて、その結果、両者の結論が異なる場...全文を見る
○馳浩君 周知のように、独禁法二十五条は損害賠償制度を設けておりますが、この制度においては裁判所は損害額について公取の意見を必ず求めなければならないように義務化しております。これは第八十四条の関連であります。この八十四条との比較において今回の任意的求意見制と意見陳述の許可制だけで...全文を見る
○馳浩君 答弁は承りましたが、抜本的な解決にはなっていないと思います。  そこで、私なりの提案を二点したいと思います。  一つには、差しとめ訴訟が係属された事件につき、公取が既に審判、同意、勧告の各審決を行っている事件については裁判所は公取から意見を求めなければならないように...全文を見る
○馳浩君 私も、何か重箱の隅をつつくような質問をさせていただいておりますが、基本的にはこの制度の導入については賛成の立場であります。  しかし、一方、被害者の救済を図る手段として、被害者みずからが裁判所を利用するこの差しとめ請求制度のほかに、同じく被害者のイニシアチブに基づく、...全文を見る
○馳浩君 非常に前向きなというか、研究中であるということでは前向きな私は御答弁をいただいたと思っておりますが、現行の独禁法の枠内での不服申し立て制度が今無理であるならば、行政事件訴訟としての抗告訴訟の道を開くように四十五条を改正することは、独禁法の解釈にも抵触しませんし、理論上問...全文を見る
○馳浩君 私、一つ感想として思うのですが、行革という一つの圧力と同時に、やはり国民が求める公取の立派なしっかりとした活動等の中で、委員長初め職員の皆さん方も大変な御苦労があると思いますし、その辺は私たち政治家も十分公取の現状を踏まえた上で立法についても対応しなければいけないんだろ...全文を見る
○馳浩君 公益の実現は行政が行う、私人にゆだねるべきでない、我が国の法体系にはなじまないという御答弁であったと思いますが、この御答弁が最高裁の考え方と矛盾しないのかを次にお聞きしたいと思います。  例えば、鶴岡灯油事件の最高裁判決は、独禁法二十五条の私人による損害賠償制度につい...全文を見る
○馳浩君 次の質問をいたします。  差しとめ請求制度の損害に関連した質問をいたします。  それは、この差しとめ請求制度の条文に「著しい損害」と明文化されておりますが、この「著しい」をなぜ明文化させたのか、あわせてその意味を具体的に教えてください。  関連して、ここでの損害と...全文を見る
○馳浩君 万感の思いを込めまして最後の質問をさせていただきます。最後の質問です。  この差しとめ請求制度の対象行為を不公正な取引方法に限定した理由を伺いたいと思います。特に価格カルテルについて、研究会報告によれば、ここでの差しとめは被告の事業活動を過度に制約するという理由で否定...全文を見る
○馳浩君 我が国の経済社会、まさしく構造改革待ったなしでありますが、まさしく開かれた、そして公正な競争がなされることによって我が国の経済も強固なものとなり、事業者の皆様方もあるいは、被害者という言葉は余り私は好きではないんですけれども、経済活動に従事する皆様方も、この独占禁止法そ...全文を見る
07月05日第148回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第1号
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○馳委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、青山二三君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
○馳委員 動議を提出いたします。  理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
07月28日第149回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第1号
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○馳委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、青山二三君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
○馳委員 動議を提出いたします。  理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
09月21日第150回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第1号
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○馳委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、青山二三君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
○馳委員 動議を提出いたします。  理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
11月09日第150回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第2号
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○馳委員 おはようございます。自由民主党の馳浩です。  きょう、私は、青少年を取り巻く有害環境の基準は何かという問題であるとか、それを国がいかに規制してよいものかどうか、そして個別には、青少年と放送、こういう観点から質問をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。...全文を見る
○馳委員 この件に関して一言コメントすれば、何をもって有害環境なのかという科学的な根拠、基準というものが非常につくりづらい一側面があるということ、と同時に、事業者の営業権の問題も絡んでくるという、いわゆる我々立法府において法律によって規制していこうと考える場合にどうしてもそういう...全文を見る
○馳委員 有害環境に触れるほど非行に走る、あるいは問題行動を起こす青少年が多いという一つの因果関係、一度、どういうふうな調査の仕方か、私に資料を渡してください。お願いいたします。  次の質問に移ります。  さて、問題は、この因果関係を証明するまでには相当な時間が必要なことであ...全文を見る
○馳委員 大変丁寧に御答弁いただいて、ありがとうございます。  今、実は法制局の見解にありましたところで、私は非常にポイントがあったと思います、あえて一定の制約が表現の自由にもなされてしかるべきという答弁の中で。  これは、各都道府県、条例でやっているんですよ。我々立法府に身...全文を見る
○馳委員 問題は、この答申を受けて、どんな施策が具体化されているかであります。答申を受けて一年たっておりますので、その具体的中身について、総務庁、文部省、警察庁に伺いたいと思います。  そして、これらの施策の連携はどうなっているのでしょうか。今後どうなるのかを総務庁にお伺いした...全文を見る
○馳委員 質問項目に入れていなかったのですけれども、少年補導センター推進事業、これは所管はどこになりますか。少年補導センターは、警察かな、総務庁の方かな。  実は、私も金沢市の少年補導センターに行って、話を聞いてまいりました。現場の方々のこういう御苦労がありました。  深夜徘...全文を見る
○馳委員 次の質問に移りますが、いわゆる非行から守るという観点については、国や自治体が主導しながらしていくべきだと私は思いますし、逆に、子供たちを健全に育成していこうという観点につきましては、民間や地域、保護者の方が自主的に取り組む、それを国が後ろからバックアップする、こういう体...全文を見る
○馳委員 続きまして、青少年と放送問題について質問をいたします。  青少年と放送に関する問題といえば、すぐにVチップの問題が浮かび上がりますが、Vチップの導入に関しては、平成十年三月の中教審が前向きかつ速やかな検討を要請しました。しかし、平成十年十二月、郵政省の諮問機関である青...全文を見る
○馳委員 確かに、専門家会合が示した第三者機関の放送と青少年に関する委員会の設立と、青少年に配慮しての十七時から二十一時までの放送時間帯での自粛は、成果であります。  しかし、最も重要な研究会提言が、専門家会合で具体化されず、むしろ否定されております。それは、研究会提言のこの部...全文を見る
○馳委員 何か私の聞いた質問に十分答えていないような気もするのですね。  いわゆる格付というのは非常に困難で仕方がない、自主的な取り組みに任せると言っておられますが、私はここに資料を取り寄せておりますけれども、イタリアを除くG7、アジアにおいては韓国、シンガポール、香港、それと...全文を見る
○馳委員 ガイドラインさえつくらないというのはいかがなものかというのが私が言わんとしているところなんですね。自主的な取り組みに任せますと。私のところにも民放の事業者が来ましたよ、馳さん、こんな質問はやめてくれといって。  私は、冒頭に、いわゆる青少年を取り巻く有害環境について国...全文を見る
○馳委員 先ほどから申し上げておりますように、郵政相の諮問機関である青少年と放送に関する調査研究会がガイドラインをつくった方がいいよと言っているのですよ。これを受けて、自主的な取り組みに任せたりとか、そういう姿勢を郵政省の方がおとりになるというのは、何か意図的なものを感じざるを得...全文を見る
○馳委員 私、きょうこれで質問を終わらせていただきますが、格付の問題、事前表示方法の問題について、ガイドラインをおつくりくださいというこの指導、これすらもしない、できない、何か理由があるのかもしれませんが、この点に関しましては、私は引き続き問題点として取り上げていきたいと思ってお...全文を見る
11月10日第150回国会 衆議院 文教委員会 第2号
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○馳委員 おはようございます。  自由民主党の馳浩です。よろしくお願いします。  平成十四年度版の中学教科書検定をめぐり、元外交官の教科用図書検定調査審議会委員の歴史担当委員が特定の歴史教科書を不合格にするよう多数派工作を行っていた事件について、二、三質問いたします。  ま...全文を見る
○馳委員 外務省、もう一つ。簡単に。  いわゆる近隣諸国条項を盾に、外務省として今後教科書検定について関与するつもりはありますか、ありませんか。
○馳委員 外務省には事実関係をお尋ねいたしましたので、これで退席されても結構でございます。  文部大臣にお伺いいたします。  いわゆる義務教育の、とりわけ歴史教科書についての検定制度の重要性にかんがみて、今回のこと、その事実関係も伺いました、それから一般に報道もされております...全文を見る
○馳委員 今回の問題は、教科用図書検定調査審議会委員の選定のあり方にも問題を投げかけたのではないかと思います。  いわゆる外務省枠があって、それに基づいて文部省が言われるままに委員を選定したのではないかという指摘もできる問題であると私は思いますが、一つの提案をしたいと思います。...全文を見る
○馳委員 教科用図書検定委員を選ぶ最終的な権限はだれにあるのですか。
○馳委員 今後、文部大臣のより公明正大な、見識を持った選定のあり方を求めるものであります。  加えて、最後に、この問題は、一元外交官委員の工作問題として矮小化してはいけないと思います。周知のごとく、昭和五十七年に社会科教科書の検定基準に近隣諸国条項を盛り込みましたが、この条項だ...全文を見る
○馳委員 私も、すべてを承知した上で質問しております。それだけに文部大臣の責任が重いということを私は申し上げたいということであります。  以上です。  次の質問に移ります。  北海道札幌市の教育問題についてお伺いいたします。  この件については、先日、十一月二日、参議院文...全文を見る
○馳委員 次に、北海道では、国旗・国歌の問題以外にもさまざまな教育問題を抱えております。特に、北海道教職員組合が学校の管理運営に重大な影響を与えていると聞きます。したがって、国旗・国歌問題は、日常的に行われている学校の管理運営上の問題の、単に象徴的出来事にすぎないのであり、この根...全文を見る
○馳委員 文部省のそういう対応に一応私は期待をいたしますが、先ほども申し上げたように、これは一地方の問題ではない、日本の公教育の根幹を揺るがす問題である。大問題ですよ、これは。そういう観点からして、私は、当委員会としても調査あるいは視察されることを望みますので、理事会の協議事項と...全文を見る
○馳委員 大臣、所見がありますれば。
○馳委員 ありがとうございました。
○馳委員 ありがとうございました。