馳浩

はせひろし

小選挙区(石川県第一区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数7(参1)回

馳浩の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月06日第190回国会 衆議院 本会議 第2号
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○国務大臣(馳浩君) 古屋範子議員にお答えします。  公立小中学校のトイレや冷暖房の改修についてお尋ねがありました。  学校施設は、子供たちの学習、生活の場であるとともに、災害時には地域住民の避難所にもなる施設であります。また、地域コミュニティーの拠点ともなり、一億総活躍社会...全文を見る
01月12日第190回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○馳国務大臣 私も、野党時代に、民主党政権の高校無償制度について議論をし、一定の役割はあるけれども全額はどうかというふうな議論をさせていただき、与党に復帰した後に、制度として所得制限をするという形でお互いに合意をしてというか、この方向性でということで行政として進めていこうとなった...全文を見る
01月15日第190回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(馳浩君) おはようございます。お答えいたします。  学校教育では、小中学校社会科、高等学校公民科において、学習指導要領に基づき、児童生徒の発達の段階を踏まえ教えております。  日本国憲法は基本的人権の尊重、国民主権及び平和主義を基本的三原則としていることについて理...全文を見る
01月18日第190回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(馳浩君) 今ほど総理や厚生労働大臣からお答えいただいたとおりではありますが、文科省としても十分に準備を進めてまいりたいと思っています。  学生生徒が職場情報を積極的に入手できるようにするためには、大学のキャリアセンター等が若者雇用促進法の規定や指針の内容について十分...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) お答えいたします。  まず、文科省としては、日本ラグビーフットボール協会と協力をして、普及啓発事業として、タグラグビーを活用したラグビーの普及拡大、中学生等の競技者の拡大に向けた放課後ラグビー教室の実施、女子指導者やレフリーを養成するための研修等の実施、ラ...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) お答えいたします。  家庭の経済状況と学力の関係については、全国学力・学習状況調査に基づく調査研究によりますと、家庭所得や保護者の学歴に基づき設定した指標である家庭の社会経済的背景が高い児童生徒の方が各教科の平均正答率が高い傾向が見られること、社会経済的背...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) そういう認識は持っております。
○国務大臣(馳浩君) お答えいたします。  今、福島先生がおっしゃった話は、衆議院の十二月一日の委員会での多分発言だったと思います。これは当時財務省の方から現実的な一つの方向性を示されておりまして、大学の運営費交付金を一%ずつ減らす、そして自ら自主財源を一・六%ずつ増やしなさい...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) お答えいたします。  先ほど総理もお答えしたと思うんですけれども、やはり家庭の経済状況によって意欲と能力のある学生が進学できないということのないようにできるだけしていかなければいけないというふうなことを前提に考えていますから、したがって、授業料を下げた方が...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 国公私立の大学共に、当然大学を経営していく上には必要な財源が必要であります、運営費交付金であったり私学助成金であったり。また、大学それぞれが、大学病院などもそうですけれども、企業との連携をして寄附金をいただいたりしながら、やりくりをしながら運営しておるのが実...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 二つお答えいたします。  先ほどのお尋ねにもありましたが、国立大学の授業料は、やはり福島先生がおっしゃっている確かにその趣旨もありまして、この十年間は上げておりません。これは、できるだけやっぱりそれは守っていくべきだと私も間違いなくそう思っています。これが...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 質問通告いただいておりませんでしたが、細かい数字はまた改めて報告させていただきますが、確かに奨学金をいただいている学生は全学生の大体五〇%ほどであります。これはやっぱり大変な状況であるという認識は持っております。  月の平均の返済額は、大体、無利子奨学金の...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) そのとおりでありまして、したがって有利子から無利子へというふうに今シフトをしつつあるということであります。
○国務大臣(馳浩君) 問題意識は共有しております。
○国務大臣(馳浩君) 今現在、給付型の奨学金はございません。
○国務大臣(馳浩君) お答えいたします。  給付型の奨学金制度が必要ではないかということは与党の方からも重々もちろん指摘もいただいておりまして、今検討の段階であります。  当然、給付型でありますから渡し切りという形になろうかと思いますが、財源を考えなければいけませんし、当然そ...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 今ほど実は申し上げたとおりでありまして、給付型の奨学金制度は必要であるということは与党の側からも十分に指摘を受けて、したがって、制度設計について考えております。  その考えておる内容は三点です。  財源をどうすべきかという問題です。当然財務省ともこの内容...全文を見る
01月19日第190回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(馳浩君) お答えいたします。  三点、給付型の奨学金制度を導入するに当たって課題があるということを申し上げております。  一つ目は財源であります。二つ目には、じゃ、どういう方に支給すべきかという基準であります。そして三点目は渡し方ということでありまして、給付型の奨...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) お答えいたします。  しっかりやります。  基本的に、私も、もう十五年来、児童虐待防止法と児童福祉法改正に取り組んでまいりましたが、これは早期発見、早期対応が中心でありました。しかしながら、子供の自立を支援するということを考えると、児童養護施設で生活して...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) MANGA議連の幹事長であります。ちなみに、最高顧問は麻生財務大臣であります。  基本的には、実質的な規制を、規制というかルールといったものに基づいて公序良俗に反しないように活動していただくことが重要だと思っています。
○国務大臣(馳浩君) お答えいたします。  大阪府の取組は、大変意欲的な取組であるということで高く評価をしております。しかし、今おっしゃったように、財源の問題があります。全国で展開するとなると、それ相当の安定的な恒久的な財源の確保が必要となりますので、残念ながら、今のところ国と...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) お答えします。  いわゆる教育バウチャー制度ということで、意欲的なまさしく取組であるということはこれもまた高く評価しておりますが、先ほどから申し上げておりますように、やはり安定的な恒久的な財源をいかにして確保するかということが課題となりますので、これは十分...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) お答えいたします。  学校教育においては、小中高等学校を通じ、学習指導要領に基づき児童生徒の発達の段階に応じて指導することとしており、例えば中学校の社会科では、大戦が人類全体に惨禍を及ぼしたことを理解させたり、世界平和を確立するための熱意と協力の態度を育て...全文を見る
01月21日第190回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(馳浩君) 私も、京都の皆さんが国の文化行政に貢献したいという熱意を持っておられることをしっかりと受け止めて検討を進めたいと考えております。  文化庁の京都移転の要望に関しては、行政の実務上の様々な課題も十分に検討する必要があると同時に、京都への移転が国全体の文化行政...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 我が国には、有形無形の文化財、地域に根付いた祭りや踊りなどの伝統文化、アニメや漫画、ゲームなどのメディア芸術など、魅力あふれる文化が満ちあふれると認識をしております。二〇二〇年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会の文化プログラムは、魅力ある日本文化を世...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 文部科学省としては、学校設置者における維持管理の取組が不十分な理由は、会計検査院が指摘しているとおり、地方の厳しい財政状況や維持管理の必要性等に対する認識の欠如などと認識しておりまして、誠に遺憾に思っております。  これらのことを踏まえ、文部科学省では、昨...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) お答えいたします。  チーム学校推進議員連盟、会長は自由民主党の遠藤利明議員と公明党の富田茂之さんで、上野委員が事務局長として取りまとめをしていただいているということに改めて感謝を申し上げたいと思います。  そこでですが、複雑化、多様化する学校の課題に対...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) お答えいたします。  国によって奨学金を含む教育費の負担軽減のための方策については様々な制度があり、一概に比較することは困難であると考えております。  文部科学省としては、意欲と能力のある学生等が家庭の経済状況にかかわらず大学教育を受けられるようにするこ...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) お答えいたします。  学生への家庭からの給付額が減っていることについては認識をしております。仕送りだけでは大学に進学することが困難な方々が家庭の経済事情によらず大学教育を受けられるように、奨学金や授業料減免の充実など、学生への経済的支援の充実を図ることが重...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) お答えいたします。  多くの学生がアルバイトに従事し、中には長時間アルバイトをする者もいることは認識しております。アルバイトにより学業に支障が出るようなことは望ましいことではないと考えております。  近年、経済情勢の悪化により家計の状況も厳しくなる中で、...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) お答えいたします。  大学等奨学金の事業規模全体を伸ばしてきたこともありまして、総額五百万円以上の奨学金を借りる学生等が増えていることは認識をいたしております。  平成二十二年度以降、経済情勢の悪化により家計の状況も厳しくなる中で奨学金事業を拡充してまい...全文を見る
01月28日第190回国会 参議院 本会議 第7号
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○国務大臣(馳浩君) 林議員から、給付型奨学金についてお尋ねがありました。  意欲と能力のある学生等が経済的理由により進学等を断念することがないように、経済的負担の軽減に引き続き取り組んでいくことが重要です。  学生に対する給付型の経済的支援については、現在、授業料減免や大学...全文を見る
02月03日第190回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○馳国務大臣 お答えいたします。  最初の、チラシのもととなった昨年十二月一日の衆議院文部科学委員会のやりとりを少し説明いたします。  共産党の畑野君枝委員からこういう御質問をいただきました。財政審で財務省から示されておりますが、運営費交付金を毎年一%減少させ、自己収入を毎年...全文を見る
○馳国務大臣 お答えいたします。  民間金融機関が実施する教育ローンなどに比べて、極めて低い利率で設定しております。  具体的に、平成二十七年三月貸与終了者に係る返還利率は、利率固定方式では〇・六三%、五年ごと利率見直し方式では〇・一〇%であります。
02月05日第190回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○馳国務大臣 公明党には、一貫して奨学金制度についての提言をいただいていることに、改めて御礼申し上げます。  新たな制度は、平成二十九年度進学者から適用することを目指して、具体的な論点について現在検討を行っているところであります。  既に返還を開始している方に対して新たな制度...全文を見る
○馳国務大臣 二点、お答えしたいと思います。  平成二十八年度予算の編成過程においては、何も私ども文部科学省は財務省と対立をしていたものではありません。そして、最終的には麻生大臣にも御了解をいただいて、五百二十五名の加配の定数をいただいたところであります。  そして、その過程...全文を見る
○馳国務大臣 道徳科の評価と内申書のあり方についてお答えします。  道徳科における児童生徒の学習の評価については、学習指導要領において、数値による評価は行わないと規定されており、また、中教審の答申においても、「児童生徒が自らの成長を実感し、学習意欲を高め、道徳性の向上につなげて...全文を見る
○馳国務大臣 改めて申し上げたいと思います。  道徳科の評価は数値による評価ではないため、教科の評定のように、入試において他の生徒と数値の上での優劣をつけるような扱いがなされることはないものと考えております。道徳科の評価は、記述式により、他の児童生徒との比較ではなく、その児童生...全文を見る
○馳国務大臣 専門家の会議で検討中ではありますが、なじまないということを先ほども申し上げましたし、なじまないということを私も改めて申し上げております。(発言する者あり)
○馳国務大臣 お答えいたします。  例えば、文科省として協力が想定される取り組みとして、輸送の安全を確保するための貸切バス選定・利用ガイドラインの大学等への周知など、できることがあれば積極的に国交省に協力をしてまいります。
○馳国務大臣 お答えいたします。  前回の委員会で御指摘をいただいたときに、私もビデオを見て、これは危ないと率直に思ったということをまず申し上げました。  二点目は、文部科学大臣が、都道府県の教育委員会や市町村の教育委員会の権限を飛び越えて、教育内容についてああしろこうしろと...全文を見る
○馳国務大臣 改めて、重大な関心を持って対応したいと思います。
○馳国務大臣 日米共同声明において輸送対象とされている高速炉臨界実験装置のプルトニウムの量は、三百三十一キログラムであります。
02月08日第190回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○馳国務大臣 私の方からも整理してお答えしたいと思います。  昨年十一月に定められた政府の総合的なTPP関連政策大綱においては、「著作権等侵害に対する民法の原則を踏まえた法定の損害賠償制度等に関し、所要の措置を講ずる。」こととまずされております。  そこで、TPP協定における...全文を見る
○馳国務大臣 先ほど申し上げましたように、一定の裁量権が認められているんです。したがって、我が国の法体系の中で、整合性のある中で調整するのは当然のことでありますので、そういう方向性でまとめてまいります。
○馳国務大臣 公立小中学校における学校給食における外部委託状況について、平成二十六年五月一日現在の数字をお伝えいたします。  調理四一・三%、運搬四三・九%、物資購入・管理九・二%、食器洗浄三九・三%、ボイラー管理二一・八%、以上のとおりであります。
○馳国務大臣 文部科学省では、どの方式にすべきという基準を定めているわけではありません。  いずれの方式で実施するかについては、各学校設置者が地域の実情等に応じて判断するものと考えておりますし、いずれにしても、衛生の問題、子供たちの栄養の問題、そして最近では食育の観点からも、充...全文を見る
○馳国務大臣 学校の規模もございます。また、学級数等の課題もございます。そこはやはり設置者の市町村において適切に判断されることが望ましいと考えております。
02月10日第190回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○馳国務大臣 昨年十二月一日の衆議院文部科学委員会において畑野委員よりそのように指摘を受け、我が省の高等教育局長がそのように答弁したことはその時点では事実でありますが、それ以降、今から申し上げる二点において状況は変わっているという認識を持っております。  一点目は寄附金収入に係...全文を見る
○馳国務大臣 そのときの時点で、仮定、たらればで試算を示せとおっしゃるから機械的に数字を示したのでありますが、そのときは高等教育局長は同時にこのことも申し上げているはずであります。  継続的に運営費交付金を削減することは極めて憂慮すべき事態でありますから、そのようなことを想定し...全文を見る
○馳国務大臣 確かに財政審でこういう議論がされたことは事実でありますが、十一月下旬の建議においてはその数字は消えているんですよ。ここはやはり全国の懸念の声もありましたし、また、財務省とも協議の上、やはり現場の声も聞いていただいた上で、数字は消えたんです。消えた数字をもとにこういっ...全文を見る
○馳国務大臣 法令上、文化庁の所在地を変更する場合の手続として、国会の承認を必要とする規定は置かれておりません。
02月15日第190回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○馳国務大臣 二つお答えしたいと思います。  まず、文部科学省では、経済産業省と合同でスポーツ未来開拓会議を開催し、スポーツ施設の収益化やスポーツに関連する新事業の開拓、IT、食といった他分野との連携など、二〇二〇年以降も展望した戦略的な取り組みの展開に向けて、有識者を交えた議...全文を見る
○馳国務大臣 年度内に方針は示します。これが一点目です。  二点目は、今ほど初鹿委員もおっしゃっていただいたように、文部科学省ないし私自身大臣として、学習指導要領には明記されていません、そういった個別の教育内容の取り組みについて、都道府県や市町村の教育委員会の頭越しにあれをしろ...全文を見る
○馳国務大臣 東京電力には、みずからが表明している「三つの誓い」において掲げた和解仲介案の尊重の趣旨に鑑み、誠意ある対応をしていただきたいと考えております。  文科省としても、従来から、東京電力に対して、賠償の迅速化や被害者への誠意ある対応等を要請してきております。  以上、...全文を見る
02月18日第190回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○馳国務大臣 お答えいたします。  平成二十二年度から始まった高校無償化制度については、高等学校等における教育に係る経済的負担の軽減を図り、教育の機会均等に寄与することを目的として創設されたものであります。  創設後も、低所得世帯の生徒について高等学校教育に係る経済的負担が十...全文を見る
○馳国務大臣 御紹介がありました大阪府の私立高校授業料無償化制度は、国の高等学校等就学支援金にあわせて大阪府が行う授業料の減免事業により、授業料負担の軽減を図っているものと承知しております。  高校生等への就学支援については、国と都道府県の支援策が一体となり教育費負担が軽減され...全文を見る
○馳国務大臣 この政策については、私、当時、野党時代、まず基本的には、義務教育ではない高校教育において、やはり公的資金の使われ方の公平性という観点から、野党という立場で質疑を展開した記憶もございます。当然、限られた財源をどのように有効に活用していくかということは政府としても考えな...全文を見る
○馳国務大臣 私も、私立高校で教員をしておりましたので、椎木委員の御指摘される観点ということについては全く同様の考えであるということをまず申し上げておきたいと思います。  と同時に、我々、野党時代、そして与党に復帰してからも、この政策については、確かに義務教育ではないけれども高...全文を見る
○馳国務大臣 当初は高校無償化という言い方で民主党政権のときに制度が導入されて、平成二十六年度から、また我々が与党に復帰した後に、所得制限という形で、より低所得世帯や中間層世帯への支援を手厚くしてきたという経緯の中で、経済的事情による中途退学者が減った、これは事実でありますから、...全文を見る
02月22日第190回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○馳国務大臣 大学への進学に関する費用と便益の関係については、国立教育政策研究所においても試算をいたしております。大学生等への公的教育投資によって、一、所得向上に伴う税収の増加、二、失業給付の抑制などによって、投資額の約二・四倍の便益をもたらす効果があるという結果も示されておりま...全文を見る
○馳国務大臣 同世代の国民に対して公的資金としてどのような使われ方が必要かという議論は、これはまず重要だと思っておりますが、そういう考え方を踏まえても、やはり今先生も御指摘のように、給付型奨学金のあり方については、昨年七月に取りまとめられた教育再生実行会議第八次提言においても、財...全文を見る
02月25日第190回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○馳国務大臣 平成二十八年度文部科学省関係予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  平成二十八年度予算の編成に当たっては、教育、科学技術・学術、スポーツ、文化芸術の振興についての施策を総合的に展開するため、文部科学省関係予算の確保に努めてきたところであります。  文...全文を見る
○馳国務大臣 我が国の北極政策の着実な推進のため、日本の強みである科学技術を基盤に国際的に主導的な役割を果たす必要があり、その中で先進的な北極域観測技術の開発を促進することは大変重要であります。  文部科学省では、北極域の海氷下観測に係る技術開発を推進するため、海氷下でも長期に...全文を見る
○馳国務大臣 補助率が三分の一と二分の一とを比べたら、それはやはり二分の一の方が要望する側としては望むところであるというのは当然だと思います。  恐らく、これまでの経緯の中で、教育目的の施設という部分と、その地域社会全体に必要な施設ということでの違いという切り分けがあったのでは...全文を見る
○馳国務大臣 二〇二〇年オリパラ大会を契機にスポーツを通じた社会変革を促していこうということで、スポーツ基本法も成立した中でいかに財源を確保していくかというのは、これは大きな課題であります。  オリンピックとパラリンピックが終わったから施設整備や強化費やスポーツ振興の予算が減っ...全文を見る
○馳国務大臣 主体的に国体を開催していただくのは日体協でありますから、日体協の改革の方針を、まず自主的に、自発的に伺いながらも、せっかくスポーツ庁が設置されて、スポーツ政策のコントロールタワーとして国民のために尽くしていこうという姿勢なわけでありますから、我々文科省としても、積極...全文を見る
○馳国務大臣 田島委員には、国民体育大会の意義、役割、また果たすべき機能、こういったことについて、包括的に応援をいただく意味での叱咤激励の質問というふうに受けとめました。  当然、財政状況の厳しいことは皆さん御承知ではありますが、そうはいいながらも、適時適切に改修等を行いながら...全文を見る
○馳国務大臣 障害者の権利に関する条約第七条、また同条約の第二十四条で示されたインクルーシブ教育システムの理念を踏まえ、文部科学省としては、同じ場でともに学ぶことを追求するとともに、発達障害を含む障害のある子供の教育的ニーズに的確に応えることができるよう、通常の学級、通級による指...全文を見る
○馳国務大臣 特別支援学校の教育環境の整備については、従来から、地方公共団体において取り組みが進められているところでありますが、近年の特別支援教育を必要とする児童生徒数の増加により、教室不足が生じている状況があると認識しております。  これによると、教育上の支障として施設の狭隘...全文を見る
○馳国務大臣 愛知県みよし市に所在する県立三好特別支援学校について、御指摘のとおり、豊田市、みよし市、豊明市、日進市、東郷町、長久手市の五市一町が通学区域となっており、同学校において教室不足が課題となっていると承知しております。  愛知県教育委員会によれば、平成二十六年三月に策...全文を見る
○馳国務大臣 実は今、委員の質問を聞いていなかったわけではなくて、いただいた資料で、愛知県また名古屋市が、五十七のうち大体幾つ大規模な学校があるのかを実は数えておりまして、九つもありました。これは全国と比べても、正直、愛知県の教育委員会は今まで何をやってきたんだろうかと思わざるを...全文を見る
○馳国務大臣 何度も申し上げておりますが、当該地方自治体において、その実態に応じた、やはり、施設整備も含めた事業計画を立てていただくということ、それに対して我々文科省としても協力するということに尽きますが、ちょっとひどいですね。同時に、恐らくこの学校だけではないのではないかと思い...全文を見る
○馳国務大臣 原型炉である「もんじゅ」は、実験炉である「常陽」と異なり、出力が大きく、ナトリウムから熱を交換して、蒸気で発電タービンを回すという発電システムを備えた、我が国唯一の実在プラントであります。  平成二十五年に文部科学省が策定したもんじゅ研究計画においても、その運転、...全文を見る
○馳国務大臣 「もんじゅ」については、昨年十一月に原子力規制委員会より、原子力機構にかわる新たな運営主体を特定するよう求める勧告が発出されました。私は、直接、原子力規制委員会委員長から勧告を受け取りましたが、この勧告が発出されたことを厳粛に受けとめております。  本勧告に真摯に...全文を見る
○馳国務大臣 昨年十一月にいただきましたときに、私も、規制委員会の田中委員長とお話を少しさせていただきました。なかなかコミュニケーションのとりづらい組織だなということを実感いたしました。  しかし、それは、規制委員会の置かれている立場を踏まえての今回の勧告でありますから、我々は...全文を見る
○馳国務大臣 小松委員には、スポーツドクターという専門性も踏まえ、高い見識でスポーツ行政の推進に大変御努力、また応援をいただいていることに、改めて感謝申し上げます。ありがとうございます。  そこで、冨岡文部科学副大臣のもと、有識者を交えたタスクフォースを設置し、本年一月から専門...全文を見る
○馳国務大臣 私、こう見えて、意外と慎重な性格、行動様式を持っておりまして、もし私が本当に校長という立場であるならば、自分の責任において、自分の学校の児童生徒を守るという観点、また学校教育法にも安全配慮義務というのもありますから、インフルエンザに対しては五日間お休みが必要ですよ、...全文を見る
○馳国務大臣 PTAの役員を務めておられる委員も、ぜひ、国会でこういう議論をしたということを次のPTAの役員会でお示しいただいて、皆さんはどう思いますか、校長はどう思いますかというふうに議論していただくことも、私は非常に教育的な価値があると思います。  私は、厚生労働省の方の判...全文を見る
○馳国務大臣 現在は、最初から返済しなくてもよいという給付型の奨学金はない、こういうふうに認識しております。
○馳国務大臣 もちろん、免除制度や減免制度があるということは御承知の上でお尋ねだと思いますが、これは、日本学生支援機構としても、返していただいたお金でまた次に新たな学生に対して支援をしていこう、それも有利子から無利子を拡充していこうというふうな方針を示しておりますので、今後の国民...全文を見る
○馳国務大臣 学生の話をしておりますけれども、大体中学生ぐらいになると、自分がその能力において、大学に進学をしたら経済的な負担がどうなるのかということについて、当然理解をし始める時代なんですよ。いわゆる十四歳の自立というふうな教育的な効果も御存じだと思いますけれども、自分が社会に...全文を見る
○馳国務大臣 きょうの長島委員の御指摘をちょっとおさらいしながら、私も考えておりました。  奨学金制度は、やはり借りたものは返す、これは一つのモラルでありますから、これは一つ押さえなければいけません。返還していただいたお金で次の学生が経済的支援を受けるという循環型であるというこ...全文を見る
○馳国務大臣 よろしくお願いします。  発達障害のある子供の自立と社会参加に向けて、就学前の段階からの早期支援が重要であり、発達障害のある子供を支える家族への支援という観点からも大きな意義があります。他方、幼児期の支援については、発達障害に起因するかどうかの見きわめが難しい場合...全文を見る
○馳国務大臣 私は、二〇〇四年に発達障害者支援法を議員立法で作成したときに、そのチームのメンバーとして、自由民主党を代表して携わらせていただき、当時、自由民主党の中にも特別支援教育小委員会といったものをつくって取り組んできた経緯がございます。その経緯も踏まえて、また文部科学省の取...全文を見る
○馳国務大臣 委員のおっしゃる問題意識、私も当然共有をしております。  例えば、有名な、報道等で取り上げた方をちょっと紹介しますが、青色発光ダイオードの開発でノーベル物理学賞を受賞された中村修二教授、また、元東京大学の教授で現在アメリカのシカゴ大学の、がんペプチドワクチンの開発...全文を見る
○馳国務大臣 確かに、大学の先生、それから研究機関の先生方は、任期制をとられているところも多数ございますが、どちらかというと、終身雇用的な考え方でその場にとどまって、自分の座布団をしっかり守っておられる傾向が多いように見受けられます。  したがって、やはり研究者である限りは、人...全文を見る
○馳国務大臣 事実関係をお伝えしたいと思います。  科研費の課題採択は、専門分野の近い複数の研究者による審査により行っております。  近年は、年間十万件近い応募に対し、約六千八百人の審査委員が携わって、書面及び合議による厳正な審査を行い、約二万六千件を採択しております。  ...全文を見る
○馳国務大臣 まず、研究成果の評価について申し上げます。  科研費においては、全ての研究計画について、研究者本人による自己評価を毎年度実施しており、発表論文を含む研究実績や現在までの達成度等に関する報告を求め、ホームページ上で公開しております。各研究者は、こうした公開情報を介し...全文を見る
○馳国務大臣 私立の学校では、中高一貫というふうな形で、長らく、ブランド化がされたり、より丁寧な教育をしますということで、それを建学の精神にしたりして取り組んでこられたと思います。私もそれは高く評価したいと思います。  ただ、公立ということを考えれば、設置者は、小中は基礎的自治...全文を見る
○馳国務大臣 委員のお話をるる伺っておりまして、吹田市、豊中市の隣ですね、吹田にジュニアレスリングクラブというのは御存じだと思います。実は、今は亡き押立さんという方が指導者で、小中学校の段階で地域の子供たちを集めて、三十年以上。レスリング技術はそんなには高くないんですけれども、ま...全文を見る
○馳国務大臣 私は、小学生、中学生の段階において、思春期を迎えることもありますが、いわゆる、自分は何者かと自分の存在を確認する作業というのは、教育を通じて十分伝えることが可能だと思っております。生まれたこの地域は、もともとどういう地域だったのかとか、どういう産業があるのか。では、...全文を見る
○馳国務大臣 間違いございません。
○馳国務大臣 昨年九月に設置した有識者会議において検討を進めております。
○馳国務大臣 先般、有識者会議の第一次まとめの素案について、パブリックコメントが行われたところであります。素案においては、最低の返還月額は二千円から三千円の範囲で検討が行われております。  素案においては、本人の収入がゼロ円の場合においても、「奨学金返還に対する意識を継続させる...全文を見る
○馳国務大臣 改めて答弁いたしますが、有識者会議の素案では、新制度においても同様の要件を満たした場合は無期限に返還猶予を可能とすることがまず検討されております。  一方、返還を開始する最低年収については、ゼロ円からとする場合と三百万円からとする場合とで試算を行い、後者の場合には...全文を見る
○馳国務大臣 私は、その後退という考え方は、指摘はできるかもしれませんが、そもそも奨学金制度自体が、公的資金が使われており、そして、返還していただいたお金でまた次の方々に、より多くの学生に、経済負担を軽減するために奨学金をお貸しする。そして、さらに言えば、有利子から無利子へという...全文を見る
○馳国務大臣 利率固定方式の平均値をとれば、過去十年ほどで一%ということですから、六十四億円ということになりますので、六億円ちょっとという言い方はちょっと過ぎるのではないかと思いますが、いずれにせよ、やはり、学生諸君が経済的な負担を過度に与えられずに、意欲と能力に応じて高等教育を...全文を見る
○馳国務大臣 私も、前回、副大臣のときに、岡本委員のこの質問に答弁をし、改善を促しますというふうに申し上げたはずでありまして、あれから十年、いまだにこの状況であるということ、残りの六大学を個別に、状況を踏まえて、やはり改善を促すように取り組むことがまず重要であると思います。  ...全文を見る
○馳国務大臣 個別に改善を促してまいりますので、ことしじゅうにそうなるように、個別に改善を促してまいりたいと思います。
○馳国務大臣 もし河野太郎大臣に目をつけられたら大変なことになるんじゃないかと思いながら、私も今の答弁を聞いておりました。  そして、委員もおっしゃるように、私も、効果がないと言っているわけではないんですよ。やる以上は、スーパーサイエンスハイスクールを継続する必要もありますし、...全文を見る
○馳国務大臣 国際社会で活躍する人材の育成というふうな目標は、私はそれでよいと思いますが、お金の使い方だと思うんですね。別に海外に行かなくたって、隣のインターナショナルハイスクールと交流すれば、そういう機会は十分持つこともできますし。  手を挙げてきてくださった高校側の実情に応...全文を見る
○馳国務大臣 これは、幼児教育をどう定義するかというところにあると思うんです。学校教育法上は一条校ですから、幼稚園という言い方をしておりますが、実は、自公民三党合意で、認定こども園制度をつくる、新しい制度設計の中で、そもそも幼児教育は、保育所においても、認定こども園においても、幼...全文を見る
○馳国務大臣 まず、施設におけることを考えれば、認定こども園と保育所と幼稚園というふうな三類型がありますし、幼稚園におきましても国公私立とございます。そんな中で、どれを無償化の定義とするかということは、まさしく委員御指摘のとおりだと思っておりますので、改めて、その指摘も踏まえて対...全文を見る
○馳国務大臣 近年、上昇傾向にあるということと、これは深刻な状況である、こういう認識を持っております。
○馳国務大臣 数々の御指摘をありがとうございます。  また、公明党が教科書無償化に果たした歴史的経緯ということについては私もよく承知をしておりますし、大きな歴史的な使命を果たされたということも理解をしております。  翻って給食費の問題でありますが、今現在、九九・九%の保護者は...全文を見る
○馳国務大臣 まず一点、先ほど、数字を〇・九%と言うべきところを〇・一%と言ってしまったので、おわびをして訂正させていただきます。  そして、今現在の話ですが、まさしく税法上の議論になると思いますので、改めて検討させていただきたいと思います。
○馳国務大臣 先ほどの答弁で申し上げたように、保護者にも教育の責任があるわけでありまして、材料費については保護者が支払うべきであると私は思っております。
○馳国務大臣 六十五歳で国会デビューされた神谷先輩、大変尊敬しておりますし、また、これまでの地方議会や首長としての経験をもとに国政で活躍をされることに敬意を表したいと思います。  私は、日本には日本らしさの、子供たちに対する教育のあり方がやはりあるべきだと思っておりますし、茶道...全文を見る
○馳国務大臣 国立高専は、高専制度が昭和三十七年に設けられた後、地方公共団体からの誘致を受けて、ほぼ昭和四十年代までの間に設置されました。  大阪については、国立高専が設置されなかった事情は把握できておりません。高専制度の発足当時の昭和三十七年に私立の大阪工業高専が設置され、昭...全文を見る
○馳国務大臣 二月十二日の読売新聞において、平成二十四年度から二十六年度までの三年間で、七十四人の教員が免許状を更新せずに失効した後、再交付を受けた、失効者の多くが更新に必要な講習を受け忘れるなどのうっかり失効と見られる、こういう記事があったことは承知をしております。  教員免...全文を見る
○馳国務大臣 まさかそんな先生はいるまいという意味で想定をしていなかったということは、恐らく椎木委員も御理解いただけていると思います。しかし、実態としてこういう抜かりがあった、これはまさしく法の趣旨から照らし合わせても、あるべきではないという議論のやりとりであったと私は思います。...全文を見る
○馳国務大臣 まず、事実関係から申し上げたいと思います。  臨時免許状は有効期間が原則として三年間の免許状であるということ、免許外教科担任は、各学校の実情によりますので、一年に限り許可する制度であるということから、免許更新制度の法律においてはそもそも更新講習の対象としていないと...全文を見る
○馳国務大臣 私は、危険だから全面中止、禁止、こういう表現をしたことは一度もありません。これが一点目です。  二つ目は、学習指導要領に書かれておりません。学校長の裁量による自主的な教育活動であります。そのことに対して、当該都道府県の教育委員会の頭越しにやめろとかどんどんやれ、そ...全文を見る
○馳国務大臣 経緯については、今ほど局長がお答えしたとおりでありますけれども、詳しく申し上げさせていただきます。  行政処分である教科書検定の対象となる検定申請本については、厳しい情報管理が求められており、その内容を教科書の著作・編集者等以外の外部の者に閲覧、流出させる行為は厳...全文を見る
○馳国務大臣 いざとなれば、指定取り消しをすることは可能であります。  そのことを言う前に、私なりに、きのう、不適切な対応をした十一社の社長全員に先ほどのことを申し上げてありますし、四月以降、改めて教科書発行会社全社をお招きしてこの方針をお示ししたいと思っておりますので、それを...全文を見る
○馳国務大臣 原則ですので、申し上げます。  学校の各教科の指導計画の作成や授業の実施について、教員免許を持つ教員が行うことが必要であり、教員がいない場でALTが単独で授業を行うことはできないと考えております。  一方、学校の授業において教員以外の人材を活用することは可能であ...全文を見る
○馳国務大臣 まず、チームティーチングというのは重要な政策であるということは、基本的に認識をしております。
○馳国務大臣 平成二十一年通知は、一、担当教員がALTに対して、指導内容や授業の進め方に係る具体的な指示等を行う場合は、請負契約で実施することができないこと、二、このことを参照の上、現在の契約内容について疑義がある場合は、都道府県労働局に適宜相談するなどして適切な対応をとることな...全文を見る
○馳国務大臣 御指摘の調査は、平成二十一年の通知を受けて、ALTの雇用、契約形態、及び、請負契約によるALTの雇用形態を見直す予定の有無について、自治体に調査を行ったものであります。  この調査の結果、請負契約によるALTを活用している自治体のうち、約七割の自治体が見直しの予定...全文を見る
○馳国務大臣 英語教育を推進していくに当たってやはり一番望ましいのは、JETプログラムの人材を活用していただくことは当然でありますし、次には直接雇用でありますし、そして派遣というふうになっていきます。  そうではあるものの、自治体には、こうして数字にもあらわれておりますように、...全文を見る
○馳国務大臣 聞き取りたいと思います。
○馳国務大臣 賃金等については、全国という調査になるとちょっと膨大でありますので。しかしながら、ちょっと確認をさせていただきます。  二点目ですが、御指摘のような、各大学において請負契約等により授業が実施されている実態などについて、現時点で詳細は承知しておりませんが、今後、全国...全文を見る
○馳国務大臣 来年度卒業・修了予定者、現在の大学三年生、修士一年生ということでありますが、この就職・採用活動時期の変更は、学生の学修時間の確保など、就職・採用活動時期の後ろ倒しの趣旨をさらに進めるためのものであります。しかし一方で、日程を変更することは、それ自体が学生の就職活動に...全文を見る
○馳国務大臣 中野委員には、もう三年前になりますが、いじめ防止対策推進法を議員立法でまとめ上げるとき、私は当時、座長を務めさせていただいておりましたが、公明党の新進気鋭の委員として、さまざまな議論に参加をしていただいて、よりよいものをということで立法に御貢献をいただいたことは、改...全文を見る
○馳国務大臣 既に何度も答弁してきておりますけれども、実際に、今の授業料減免制度とか、あるいは返還免除タイプ、こういったことは、ある意味では、もう給付型奨学金の類型と言っても私は差し支えないと思います。  もとより、借りたものは返す、そして返していただいたものが新たな奨学金の原...全文を見る
○馳国務大臣 三十五人以下学級は、よりきめ細かな指導が可能となることから、学校現場などから要望も多く、有効な施策の一つであると考えております。  一方で、限られた財源のもと、障害のある児童生徒や、いじめ、不登校への対応、家庭環境などによる教育格差の解消など、今後も増加が見込まれ...全文を見る
○馳国務大臣 先ほどから局長が苦しい思いで答弁をしておりましたが、私から一言言えば、背に腹はかえられないというところであります。  私どもも政府の一員である以上は、財政状況が厳しい中で、少人数学級か少人数教育か、選択を迫られるところもあるわけでありまして、そうすると、やはり、個...全文を見る
○馳国務大臣 いじめ防止対策推進法を議員立法として成立いただいたときに、やはり定義の問題が大きな課題となりました。  そして、被害児童の立場に立って、まずこの法律を構成する必要がある、こういうふうな議論が一致したところであります。  自分がされて嫌なことは人にしないという配慮...全文を見る
○馳国務大臣 小学校、中学校、高校と、児童生徒の発達段階はそれぞれだと思いますが、やはりそれぞれの段階において職業倫理教育は極めて重要である、こういうふうに考えております。  特に、自分は何者であって、どこからやってきてどこへ行くのか、こういう哲学的な論争というのは、自問自答は...全文を見る
○馳国務大臣 基礎研究や学術研究は、イノベーションの源泉となる多様で卓越した知を創出する基盤として極めて重要なものと認識をしております。  このため、文部科学省においては、研究者の独創的な発想に基づく学術研究を幅広く支援する科研費、出口を見据えた基礎研究を進める戦略的創造研究推...全文を見る
○馳国務大臣 多様な人材の育成、確保は重要であります。  御指摘のとおり、近年、若手研究者が挑戦できる安定的なポストが減少しており、自立的に研究を行う環境も十分に整備されていないと指摘されております。また、女性研究者の割合は、増加傾向にはあるものの、諸外国と比較すると依然として...全文を見る
○馳国務大臣 群馬県で毎年開催されております群馬産学官金連携推進会議は、大学と地域企業とのマッチングの場として大変よい取り組みであると伺っております。  また、先日、石川県で開催されました地域しごと創生会議に出席した際、北陸先端科学技術大学院大学が中心となって、全国の大学の技術...全文を見る
03月02日第190回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(馳浩君) 奨学金については、委員も減免制度等、御承知だと思います。  給付型奨学金については、まず基本的に公的資金の使われ方という形で、同年代で働いておられる方々は税金を払っておられます。同じように、十九歳から二十一歳まで大学に進学されている方の奨学金の在り方につい...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 財源の問題等については、当然、財務大臣とも調整したいと思います。
03月03日第190回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(馳浩君) 委員の御指摘の点については、新たな視点を提案するものであり、大変重要であると考えております。  学校においては、学校給食を通じて適切な栄養の摂取や食事、運動、休養及び睡眠の調和の取れた生活などを指導するなど、子供の健康の保持増進に努めております。  厚生...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 学校基本調査では、一年以上居所不明である児童生徒数を一九六一年度から調査しております。毎年度の人数を単純に集計すると、二〇一五年度までの五十五年間の累計で延べ二万四千百九十五人であります。ただし、この中には複数年度にわたって居所不明である同一の児童生徒が重複...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 文化庁の京都移転については、これまでの経緯は先生御承知だとは思いますが、最終的に石破大臣と協議中であります。    〔片山虎之助君「決まったのかと聞いたのに。決まっていないということですね」と述ぶ〕
○国務大臣(馳浩君) 基本的に検討中であります。どういう内容を検討しているかということだけ申し上げたいと思います。  移転をするとしたら、そうはいっても右から左に移るというのでは意味がない。京都において、我が国の文化行政にどのようなやっぱり機能を発揮して貢献をしていただけるのか...全文を見る
03月04日第190回国会 衆議院 文部科学委員会 第1号
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○馳国務大臣 このたび文部科学大臣及び教育再生担当大臣を拝命いたしました馳浩です。  今後とも、委員長を初め委員の皆様方の御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。  では、所信を申し上げます。  一、初めに。  第百九十回国会において各般の課題を御審議い...全文を見る
03月04日第190回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(馳浩君) 昨年六月に閣議決定された日本再興戦略においては、日本産業再興プランとして人材力の強化に取り組むこととしており、このため、学部から大学院を通じた高等教育全体として専門職業人養成機能の抜本的な強化が必要と考えております。  大学院の段階においては、高度専門職業...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 経済成長を担うクリエーティブな人材養成のため、MBAを始めとする専門職大学院の機能強化は喫緊の課題であると認識しております。  その際、二之湯委員の御指摘にありましたとおり、社会のニーズを的確に踏まえ、グローバル化や地域貢献、特定分野といった専門職大学院の...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 全ての大学は、質の保証、向上のため、設置認可の後においても認証機関による評価を定期的に受けることが義務付けられております。このことにより、大学等が評価結果を踏まえて自ら教育研究の改善を図るとともに、評価結果が社会に公表されることにより大学等が社会による評価を...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 御指摘のとおり、スポーツの発展のためにはスポーツ産業の拡大が重要と考えております。一方で、我が国のスポーツ関連産業は縮小傾向であるとの指摘もあります。スポーツ産業については、見るスポーツやするスポーツに関するサービス業などスポーツ関連産業が活性化すれば、その...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) インターネットで誰もが無償で視聴が可能なオンライン講座であるMOOCは、大学が持つ最先端の知を広く発信することを可能にするものであります。我が国の大学教育については、これまでのところ教室での講義中心の授業が主流であり、学生が主体的に学習するアクティブラーニン...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) DAISY教科書の特徴を申し上げます。  音声を聞きながら、同時に絵、写真を見ることができる、読んでいる箇所がハイライトされるのでどこを読んでいるか分かるようになっている、読みたいページへ移動することができる、文字の大きさや音声のスピードを変更することがで...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) DAISY教材等の音声教材については、障害のある児童及び生徒のための教科用特定図書等の普及の促進等に関する法律に基づき教科用特定図書等として年々活用が進んでおりますが、一、まだ教育委員会や学校における理解が十分とは言えず、その普及促進が必要であること、二、現...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 今後のことであります。  音声教材を必要とする児童生徒の利用が更に進むように、一、民間団体のみならず教科書発行者においても教材の開発が行われるような環境づくり、二、音声教材を製作する民間団体等の経済的な負担軽減を図るための支援の充実、三、教育委員会や学校に...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 進めるようにいたします。    〔山本香苗君「ようやくここまで来ました。あともう一つ大きな課題がございます」と述ぶ〕
○国務大臣(馳浩君) 文部科学省としては、来年度以降、教育委員会を通じてDAISY教材等の音声教材を必要とする児童生徒数を把握する仕組みを前向きに検討してまいります。
○国務大臣(馳浩君) 社会の期待に応える医師を養成するためには、関連する教育の内容が整合していることが重要であると考えております。  大学における医学教育については、医学教育モデル・コア・カリキュラムが策定されており、その中では、生涯にわたり自己研さんを続ける意欲と態度など医師...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 現行の医学教育モデル・コア・カリキュラムは平成二十二年度の改訂から五年が経過しようとしていることから、文科省では新たな改訂に向けた検討をしております。検討に当たっては、薬師寺委員御指摘の点にも対応できるように、大学関係者だけでなく厚生労働省や日本医師会等とも...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) おっしゃるとおりだと思います。  医療人の養成の場である大学や大学病院は、学部教育、卒後教育の各段階において医師が生涯にわたって個々人の専門性を高められるよう、医師としてのキャリア形成に中核的な役割を果たすことが求められております。このことを踏まえて、医学...全文を見る
03月07日第190回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(馳浩君) 教育再生実行会議の提言をいただきながら、具体的に以下のような政策に取り組んでおります段階であります。  一つに、徹底した国際化を進める大学を支援するスーパーグローバル大学事業等による国際競争力の向上、優秀な人材を引き付けて研究力などの強化を図る指定国立大学...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) サイバー攻撃はあってはならないところではありますが、残念ながら、その対策としてのセキュリティー、対応する人材育成、極めて重要であるという認識を持っております。  文科省として四点申し上げたいと思います。  まず、大学院教育において、産学が連携して課題解決...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 意欲と能力のある学生等が経済的理由により進学等を断念することがないように、経済的負担の軽減に引き続き取り組んでいくことは重要であります。  このため、大学の授業料について、国立、私立大学において、家計の状況等に応じた授業料減免を促すため、それぞれ予算上の支...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 冒頭の高等教育機関、この奨学金の問題については、改めて政府内でも検討をして、また、一億総活躍社会という観点からも、先ほど申し上げた財源と対象者とそして給付の在り方、このことについての研究は進めてまいりたいと思います。  そして、低負担で利用できる学習支援策...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) まず、日本学生支援機構でどういうことをやっているか報告しますが、大学や民間奨学団体等が実施する奨学金事業について都道府県別や専攻分野別等の検索機能を有したウエブサイトを提供し、また、地方公共団体が実施する説明会への職員派遣などを行っております。  今、藤末...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 二つ申し上げます。  見直しをします。これが一点目です。  二点目は、現実、各会議等を通じて、三十度というふうな基準はあるんですけれども、各地域の実情によって、それにこだわらずに、やはり子供たちの健康を第一に配慮するようにと、こういうふうに会議等を通じて...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 資料を見ますと、体育活動中の熱中症死亡事故七十五件とあるわけですよね。これは、保護者にとっても大変につらい状況だと思っております。これは、平成二年から平成二十六年という期間ではありますけれども、七十五件があると。  そして、今委員御指摘のように、暑さ指数測...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 子供たちの未来が家庭の経済状況によって左右されるようなことがあってはならないと考えております。  学習塾に掛かる経費をクーポン券等で直接個人に助成をすることや大学の授業料無償化については、財源の確保や受益者負担の在り方などから慎重な検討が必要であると考えて...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 平成二十七年十月から、省内に子供の貧困対策推進チームを設けて、財源の確保、また対象者の選定、給付の在り方を含めて、給付型奨学金の導入等の高等教育段階の経済的支援の在り方について検討を行っているところであります。
03月08日第190回国会 参議院 文教科学委員会 第1号
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○国務大臣(馳浩君) この度、文部科学大臣及び教育再生担当大臣を拝命いたしました馳浩でございます。  石井委員長を始め委員の皆様方の御指導、御鞭撻、よろしくお願いいたします。  では、所信を申し上げたいと存じます。  第百九十回国会において各般の課題を御審議いただくに当たり...全文を見る
03月08日第190回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(馳浩君) 文部科学省では、平成二十八年度新規事業として、依存症予防教育推進事業に係る経費を政府予算案に計上しております。社会教育施設等を活用した依存症予防教室の開催、それから、各種依存症に関する最新の動向や取組事例等をテーマとしたシンポジウム等の開催、さらに、国内外の...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) この依存症対策については、やはり社会問題として看過できないということでいよいよ本格的に取り組もうと。しかし、それを一気に全国展開するというよりも、実態をまず見ながら事業を展開をし、シンポジウムなどを行い、また関係府省庁の御意見なども伺いながら、やっぱり徐々に...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) その五か所の選定については、もちろん手挙げ方式でもありますし、また、事業をしっかりと行っていただくにふさわしい体制が整っていると、いわゆる関係者が整っていると考えるのが妥当だと御理解いただきたいと思います。
○国務大臣(馳浩君) やはり依存症が、個人だけではなく、家庭に対して、また社会に対してどういう悪影響を及ぼしているのかということについては、厚生労働省はもとより、また犯罪に関わる場合もありますのでこれは警察庁ともですが、そういう現状を十分に理解した上で、依存症に至る原因というのは...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 平成二十二年度から始まった高校無償化制度は、高等学校等における教育に係る経済的負担の軽減を図り、教育の機会均等に寄与することを目的として創設されました。  限られた財源を有効活用する観点から、平成二十六年度に高等学校等就学支援金に所得制限を導入しました。そ...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) ウィッツ青山学園高校について、報道にあるような教育面の問題とか就学支援金の不正受給の問題についてでありますが、これ一連の経緯は御説明しなくてもよろしいですか。
○国務大臣(馳浩君) 分かりました。  調査について申し上げます。不正受給の捜査を踏まえ、文科省として、実態把握を進める過程において教育内容等に関しても調査するよう本年一月二十六日、伊賀市に要請したものであります。この要請を受けて伊賀市が調査した結果、二月十日に開催された伊賀市...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 今回の就学支援金に関する不正受給の疑いの事案を踏まえ、文科省としては、広域通信制高校については、一、学校所在地と生徒の居住地とが離れていること、二、年齢構成が多種多様であることなどから、生徒の実態把握が他の高校に比べ難しいことを踏まえ、広域通信制高校の全て百...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) まず冒頭に、この通信制広域の高校において行われた今般の教育内容については、私も報道等を通じて知り得る限りではありますが、大変遺憾に思っておりますし、当然残念にも思っております。  その上でのお尋ねでありますのでお答えします。  ウィッツ青山学園高校におけ...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) この所轄庁は伊賀市でありますので、伊賀市を通じてウィッツ青山の高校に対して指導しているところであります。したがって、私が今のこの立場で、現在全て大丈夫ですとは言い切ることはできません。なぜならば、権限がありませんから。  したがって、委員おっしゃる心配は重...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) お答えいたします。  昨年八月の関係閣僚会議で新整備計画を決定しましたが、聖火台の設置場所については、二〇二〇年東京大会の開会式、閉会式及びセレモニーと密接に関連する事柄であり、セレモニーの内容が決まっていないことなどから、結果として新国立競技場整備事業の...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 今日申し上げた答弁がいわゆるこれまでの経緯を整理をした答弁でございます。
○国務大臣(馳浩君) 競技場の計画については、もちろんオリパラ担当大臣である遠藤大臣にございます。そして、JSCが整備事業をすることになっておりますから、したがって、整備事業については私に責任がございます。また、開閉会式のセレモニーについては、これは組織委員会が大会の運営に関わる...全文を見る
03月09日第190回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○馳国務大臣 おはようございます。よろしくお願いします。  二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピック競技大会等における日本代表選手の活躍に向けて、今後、オリンピック・パラリンピック選手の選手強化活動に対する支援を充実していくことが重要であります。このため、スポーツ庁においては...全文を見る
○馳国務大臣 安倍政権が掲げる強い経済の実現のためには、科学技術イノベーションによる生産性革命や新しい市場の創出が不可欠であります。  このため、これからの科学技術イノベーション政策の総合戦略として先日閣議決定された第五期科学技術基本計画においては、政府研究開発投資目標として、...全文を見る
○馳国務大臣 道徳教育については、かねてから、他の教科等の指導に流用されるなど軽視されがちであること、学校や教員によって指導の格差が大きいこと、児童生徒の発達の段階が上がるにつれ授業に対する受けとめがよくない状況にあることなどが指摘されておりました。また、文科省の調査においても、...全文を見る
○馳国務大臣 国立大学は、現在、機能強化のための大規模な改革を進めております。国立大学の機能を十分に発揮させるためには、また教員が安心して教育研究活動を行えるようにするためにも、基盤的経費の安定的な確保が重要であります。  このため、第三期中期目標期間初年度である平成二十八年度...全文を見る
○馳国務大臣 近年、各家庭や他の公共施設におけるトイレの洋式化が進む中で、学校施設のトイレについても洋式化を望む声があることは承知しております。また、地域のコミュニティー施設や災害発生時の避難所として活用される学校施設において、トイレの環境改善は重要であると認識しております。 ...全文を見る
○馳国務大臣 義務教育の段階でありますから、学校教育法に従って就学義務が保護者に課されている。そんな中で、さまざまな事情で学校に通うことができない、あるいは通わない児童生徒が、毎年、大体十二万人前後いる。私は、この現実を見るべきだと思っています。小学校一年生から中学校三年生まで、...全文を見る
○馳国務大臣 検討いたします。
○馳国務大臣 スーパーサイエンスハイスクールにしても、スーパーグローバルハイスクールにしても、現場からは、もっと拡充をしてほしいし、継続をしてほしいし、そして予算をしっかりとつけてほしいという要望が上がりこそすれ全く減ることはないという、まずこの現実をお伝えしたいと思います。 ...全文を見る
○馳国務大臣 公明党の皆さんの応援もいただきまして、平成二十七年度の補正予算と平成二十八年度の当初予算案と、合わせて一千百億円近い財源を確保できたことは感謝しております。しかしながら、これでも地方自治体からの要望には十分に応え切れていないのが実情であります。  ましてや、復興特...全文を見る
○馳国務大臣 昨年末、私も、ノーベル賞を受賞された名古屋大学の天野教授の研究施設を視察してまいりまして、びっくりしました。研究設備の間を学生もなかなか通り抜けすることができないような狭隘な環境で、極めて老朽化しておりまして、こういう環境の中でいわゆるノーベル賞に向けた研究が日々行...全文を見る
○馳国務大臣 私立学校の耐震化率は、高校などで八三・五%、大学などで八七・六%と年々向上してきてはおりますが、国公立学校に比べるとおくれております。  早期完了は喫緊の課題であると認識しております。可能な限り早期に耐震化が完了するように、各都道府県や学校法人とも連携して、耐震化...全文を見る
○馳国務大臣 平成二十九年度から始まる制度については今検討中でありますが、その検討課題の中に浮島委員指摘の案件も入っているということでありますので、当然、財源確保の問題等も含めて検討を進めてまいります。
○馳国務大臣 三つに分けて答弁させていただきます。  一点目、事実関係をまず報告します。  この聖火台に関してでありますが、まず、ザハ案、従前の計画のときは、二〇一九年ラグビーワールドカップまでに完成する前提だったので、聖火台を含めて二〇二〇年東京大会のために必要な追加工事を...全文を見る
○馳国務大臣 基本的な考え方は、私は、郡委員のおっしゃることはそのとおりだと思っていますので、先ほどもちょっと申し上げましたが、八月までに冨岡副大臣のもとで検討するプロジェクトチームでは民間の提案も含めて、また、与党自由民主党からも強く言われているのは、維持管理費等について国費を...全文を見る
○馳国務大臣 きょうの報道であった選手については私の高校の後輩でもありまして、大変残念に思っておりますし、申しわけないような気持ちも持っております。  同時に、まず、球団として自浄能力が本当に働いていたのかどうかということを強く指摘せざるを得ませんので、今般の事案にかかわってい...全文を見る
○馳国務大臣 まず、教職員定数の加配措置について、これまで関係県からの申請どおり措置してきております。  文科省としては、被災した児童生徒に対する学習支援や心のケアについては、中長期的に継続した対応が必要であると考えております。平成二十八年度予算案においても、前年と同数の一千人...全文を見る
○馳国務大臣 御指摘のアンケート調査結果については承知をいたしております。  大学等の奨学金事業については、返還金を次の奨学金の原資として活用することにより、限られた財源の中で、奨学金を希望する学生を幅広く支援しており、貸与を受けた奨学金については返還していただくことが基本であ...全文を見る
○馳国務大臣 まず、十分な事前の周知といったものは今まで以上に必要だと私は思っています。  猶予制度、減免制度があるんだということを前提に、借りたら、将来の返済の計画を、やはりアウトラインをみずからが持ちながら、もちろん保護者も持ちながら借りるという、まずここの大前提が重要だ、...全文を見る
○馳国務大臣 運用に当たっては、こういったさまざまな御意見、パブリックコメントも含めて検討をさせていただきます。
○馳国務大臣 ことしが二〇一六年でありますので、三十年後は二〇四六年。  私は、やはり国家として教育のことを考えるという観点で御質問いただいた以上、まず、人口動態は考えざるを得ません。  二つ目には、近隣諸国を含めた世界の情勢がどうなっているのかという尺度は必要だと思っていま...全文を見る
○馳国務大臣 三つのキーワードだけで申し上げたいと思います。一つがゆとり教育、もう一つが緩み教育、もう一つが教育再生、こういうふうにこの三十年間を私なりに総括したいと思います。  やはり、受験戦争、受験地獄、そして受験だけが人生かと言われていた時代を振り返れば、生きる力というこ...全文を見る
○馳国務大臣 今、平野委員の御指摘を伺いながら、私は前回の義務標準法の改正の議論を思い出しておりました。当時は、与党民主党と野党自由民主党で、少人数学級か少人数教育かで大いに議論をしたものであります。と同時に、あるところでは折り合って義務標準法の改正がなされたもの、こういう認識を...全文を見る
○馳国務大臣 数字の訂正だけです。  先ほどの、加配定数の制度が始まったのは昭和四十四年度からであり、今現在は六万四千二百人であります。  以上です。済みません。
○馳国務大臣 私は、理解が早かったのかもしれませんが、奨学金は借りています、借りたものを返す、そういうふうな認識でおりました。
○馳国務大臣 私は、制度を御理解いただければいいと思っているんですよ。  やはり借りているものを返す、延滞金も払う、そして、それが新たな学生さんのいわゆる経済的負担を軽減することにつながる、これはまさしく循環型の制度ということでありますから、私は、多くの方に借りていただきたいし...全文を見る
○馳国務大臣 高等教育を初め教育投資についてのそれぞれの国の制度はあると私はもちろん思っておりますし、委員も御承知だとは思いますが、あの当時、平成二十四年度だったと思いますが、撤廃したことは間違っていないと私は思っています。
○馳国務大臣 財源の検討もありますので、今後とも、委員の御指摘も踏まえて取り組みたいと思います。
○馳国務大臣 まず、平成二十八年度予算案においては、幼児教育無償化の段階的推進、高校生等奨学給付金の拡充、大学等における授業料減免や無利子奨学金の拡充等、教育費負担の軽減のために必要な経費を計上しているところではありますが、私は、太田委員が御指摘いただいた、やはり、教育費がかかり...全文を見る
○馳国務大臣 平成二十八年度予算案において、無利子奨学金の新規貸与人員を六千人増員することとしておりますが、貸与基準を満たしながら貸与を受けられない学生は、依然として約二万四千人存在していると考えられます。御指摘のとおりであります。  貸与基準を満たす全ての学生等が無利子奨学金...全文を見る
○馳国務大臣 こういう現状はよくないと思います。  したがって、引き続きでありますが、今年度予算でも多々措置しておりますが、やはり、奨学金制度の拡充を目指して、当然、財源の確保もセットで議論をしながら進めていく必要があると思っています。  ちなみに、実は、私は大学には一円も払...全文を見る
○馳国務大臣 今後の教育投資及び財源のあり方について、二〇一五年に開催された世界教育フォーラムの仁川宣言を踏まえ、昨年の七月に教育再生実行会議第八次提言が取りまとめられたところであります。この中で、これからの時代に必要な教育投資や、教育財源確保のための方策、国民の理解を得るための...全文を見る
○馳国務大臣 大学の教育費については、社会全体で高等教育を支えていくという観点からの公的負担と、教育を受ける本人がその便益を享受するという観点からの私的負担により支えられております。  我が国においては、私費負担の割合が高いと認識をしております。また、親の負担と子供の負担の割合...全文を見る
○馳国務大臣 先ほどから申し上げているとおりでありますが、社会全体で支えるというおっしゃり方をされますが、その社会を支えているのも私自身であると。やはり、この意識、これは公的資金の使われ方に対する国民としての姿勢ではないかと思っています。我々も、私費負担の分よりも公費負担の方をよ...全文を見る
○馳国務大臣 我が国は、国際人権A規約第十三条の留保を平成二十四年に撤回したところであります。文科省では、当該条項の趣旨を踏まえ、授業料減免や奨学金事業により、教育費負担軽減に努めております。  授業料減免については、国立大学では、平成二十四年度予算四・八万人から平成二十八年度...全文を見る
○馳国務大臣 私もオリンピアンの一人でありますが、私の姿が教育的効果があるかどうか、心して今後とも取り組みたいと思います。  そこで、オリンピアン、パラリンピアンは、アスリートとしてのパフォーマンスやこれまでの努力、オリンピック・パラリンピックでの体験など多様な経験を有しており...全文を見る
○馳国務大臣 子供たちの未来が貧困の連鎖等によって閉ざされてはならず、全ての子供が家庭の経済状況に左右されることなく、希望する質の高い教育を受けられることは大変重要であると考えております。  このため、文科省としては、平成二十八年度予算案において、幼児教育段階では、所得の低い世...全文を見る
○馳国務大臣 幼児教育の無償化について、平成二十八年度予算案においては、多子世帯の保護者負担軽減として、年収三百六十万円未満相当の世帯について、現行の多子計算に関する年齢制限を撤廃し、第二子の保育料半減、第三子以降の保育料無償化の完全実施、一人親世帯等への保護者負担軽減として、市...全文を見る
○馳国務大臣 実は私、自由民主党の中において、幼児教育を振興するための基本法となるべき振興法の、議員立法としての取り組みにこの二年間取り組んできたものでありまして、これは、今私は立場が大臣という立場でありますのでこれ以上言及することは控えたいと思いますが、やはり、立法措置などをい...全文を見る
○馳国務大臣 例えば、義務教育において、さまざまな課題はあるにせよ、学級などの集団の教育力を生かした指導や、学習指導だけでなく生徒指導等も含む全人的な教育に取り組む教員の努力に支えられ、国際的に見ても高い評価を得ていると認識をしております。  一方で、例えば、不登校の児童生徒、...全文を見る
○馳国務大臣 先ほど、義務教育、特に学校教育においてきめ細かい教育がなされているということの強みを申し上げました。  他方、やはり不登校のお子さんや、さまざまな事情で課題を抱えている子供に対するより具体的な支援といったものについては、スクールソーシャルワーカーとか養護教諭もそう...全文を見る
○馳国務大臣 昨年末の中教審の答申三つを踏まえての取り組みについて御質問いただいた、こういう認識を持っておりますが、キーワードでいえば、やはりチーム学校、コミュニティースクール、そして教職員の資質向上、この三点セットと御理解いただきたいと思います。  とりわけ、貧困の問題をまず...全文を見る
○馳国務大臣 今、全国で三千校余り。一つもない県は三つなんですよ、青森県、石川県、福井県。私の地元はないんです。何でかなと思いましたし、また、ある県におきましても大体五つから十というところも多くございまして、まず、私は、なぜそうなっているのかということの把握が必要だと思っています...全文を見る
○馳国務大臣 一つ、先ほどの数の訂正をいたします。  コミュニティースクールの数は、現状、二千三百八十九校であります。私が申した三千校というのは平成二十九年度までの目標値であるということで、訂正いたします。  さて、スポーツですが、スポーツ基本法の前文の一番最初には、こう書い...全文を見る
○馳国務大臣 政治活動とは、政治資金規正法における表現などから、一般的には、政治上の主義、施策を推進、支持し、もしくはこれに反対することや、公職の候補者等を推薦、支持し、もしくはこれに反対することを目的として行う直接間接の一切の行為をいうものとされており、公職選挙法上の政治活動と...全文を見る
○馳国務大臣 高校は学校教育法などに定める目標を達成するべく生徒を教育する公的な施設であることなどを踏まえると、高校生の政治的活動等は、必要かつ合理的な範囲内で制約を受けるものと考えております。  通知の第三の三、(二)にあるとおり、満十八歳以上の生徒が適法に行う選挙運動が尊重...全文を見る
○馳国務大臣 私もよく選挙区で街頭演説をしておりますが、よく小学生や中学生や高校生が立ちどまって聞いておりますので、言葉を選ぶように気をつけております。  今お尋ねの点でありますが、届け出をさせる場合の具体的な指導のあり方は、高等学校の教育目的の達成の観点から、個別のケースに応...全文を見る
○馳国務大臣 申しわけありません。私は、二十から、つまり成人してからだと思っておりましたが、今ほど理事に聞いておりましたら、十八というふうに言っておりますので、そうだと思います。済みません。
○馳国務大臣 一般論として、政党、政治団体への加入が直ちに学校教育に支障を来すとは私は思えませんが、例えば、同様な政党の名前をかたって勧誘するというような事案も考えられないわけではありませんので、基本的に、これは、私が大臣としてというよりも、やはり学校長が適切に判断されるというふ...全文を見る
○馳国務大臣 文部科学省が作成したQアンドAでは、届け出制について、放課後、休日等に学校の構外で行われる高等学校等の生徒による政治的活動等は、家庭の理解のもと、当該生徒が判断し行うものであるが、このような活動も、高等学校の教育目的の達成等の観点から必要かつ合理的な範囲内で制約を受...全文を見る
○馳国務大臣 各学校の状況に応じ、生徒指導のあり方が異なることはあり得るものと考えております。
○馳国務大臣 文部科学省としては、生徒の自主的な活動を上から抑えつけるという意図は全くないところでありますが、そうしたことも踏まえつつ、高等学校の教育目的の達成等の観点から必要かつ合理的な範囲内の対応となるように、各学校等において適切に判断するものであると考えております。
○馳国務大臣 そういう意図は全くありませんし、内心の自由を脅かすものではありません。
○馳国務大臣 教科書採択というのは法律によって定められた作業ということでありますから、私は、できる限りその情報が公開されることがやはり当然だとまず思っております。法律上は努力義務となっておりますけれども、やはり公開されることが望ましいと、まず基本的な認識を申し上げた上で、呉市教育...全文を見る
○馳国務大臣 憲法第二十六条第一項及びこれを受けた教育基本法第四条第一項に言う「能力」とは、教育を受けるに足りる精神的、身体的能力の意味であり、「その能力に応じた」とは、全ての者に全く同一の教育を与えるのではなく、個人の能力に応じて異なる内容の教育を可能とする趣旨で置かれているも...全文を見る
○馳国務大臣 今、憲法の話をしておられますので、その表現を変えるということになれば、国民的な議論のもとにおいて判断されるものと考えております。
○馳国務大臣 家庭の経済状況にかかわらず、学ぶ意欲と能力のある全ての子供が質の高い教育を受け、一人一人の能力、可能性を最大限伸ばして、それぞれの夢にチャレンジできる社会を実現することが必要であります。  このため、まずは、幼児期から高等教育段階までの切れ目のない形での教育費負担...全文を見る
○馳国務大臣 幼児教育は、生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要なものであり、家庭の経済状況に左右されることなく、全ての子供に質の高い幼児教育を受ける機会を保障することが重要であると考えています。  こうした考えのもと、幼児教育の無償化について、平成二十八年度予算案においては、多...全文を見る
○馳国務大臣 まず、大阪府の取り組みについては、家庭の経済環境によらずに教育費の負担軽減を図る一つの政策として、評価をしているところであります。  また、私どもと言うと、今は大臣だから、ちょっと立場は違いますが、自由民主党としても、都道府県の格差解消や公私間の格差解消、あるいは...全文を見る
○馳国務大臣 ドーピングは不正そのものであり、アスリートの健康を害するだけでなく、スポーツの価値を損ない、公平かつクリーンなスポーツを愛する人々を失望させるものであり、絶対に許される行為ではありません。  これまでの我が国のアンチドーピング活動は国際的にも高く評価されており、二...全文を見る
○馳国務大臣 我が国は、従来より、アスリートを守り、ドーピングを未然に防ぐために、アンチドーピング教育を重視してきており、その成果は国際的にも高く評価されております。  具体的には、毎年、日本アンチ・ドーピング機構を通じて、国内競技団体のアンチドーピング担当者を対象とした研修会...全文を見る
○馳国務大臣 この建議、いいことも書いてあるんですよ。   国家・経済の源泉は「人」であり、教育を通じた人材育成は、未来に向けた極めて重要な先行投資である。特に、四〇%を公債、すなわち子ども達からの借金によって賄っている我が国財政においては、今の施策が将来に確実に成果を生み出す...全文を見る
○馳国務大臣 さまざまな調査でも出ておりますし、私も会議で申し上げておりますが、やはり教育費の負担が大きい、子供を持つにしても一人が精いっぱいという方が多い、こういう声をいただいておりますので、教育費の負担軽減を図っていくことが一億総活躍社会のスローガンで政策を進めていくに当たっ...全文を見る
03月09日第190回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(馳浩君) 誰もが家庭の経済事情に左右されることなく希望する質の高い教育を受けられることは大変重要であります。このため、幼児期から高等教育段階までの切れ目のない形での教育費負担軽減として、平成二十八年度予算案では、幼児教育無償化の段階的推進、高校生等奨学給付金の拡充、大...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 具体的に申し上げます。  JSCにおいては、仕様書で、充填剤を黒ゴムチップと特殊調整珪砂を使用することとし、既に特定業者と契約を締結しているところです。このため、例えば、充填剤を変更する場合は、当該業者が取り扱っている材料を前提に契約変更について協議する必...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) スポーツ振興くじ助成においては、地域スポーツ施設等の芝生化について支援しており、このうち人工芝化について、平成二十三年度から平成二十七年度の五年間で三百二件、約九十二億円を支援しております。  なお、学校施設環境改善交付金においては、芝張りを含む小中学校等...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 文科省では、学校の管理下で発生した様々な事故の教訓を踏まえ、昨年度から学校事故対応に関する調査研究を実施しております。今後、同様のことが起こることのないよう、再発防止と事故後の対応の在り方について、今年度末に指針を取りまとめる予定であります。  事故原因の...全文を見る
03月10日第190回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
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○国務大臣(馳浩君) おはようございます。今日も一日よろしくお願いします。  もちろん所信で申し上げたことは全て優先的に取組をしなければいけない課題でありますし、また、今国会に法案を提出しておりますので御審議もお願いしたいところでありますが、あえてと問われれば、昨年の十二月末に...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 新しい時代を生きる子供たちには、国語の能力として、古典や故事成語など我が国の伝統的な言語文化に親しみ、生活や社会の中で活用する力や、論理や信頼性、妥当性を吟味するなど情報を多角的に精査して構造化する力、問いや仮説を立てるなどして自分の考えを形成する力などが求...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) もちろん連携を取って対応しております。  今回報告された常用漢字表の字体・字形に関する指針案は、従前からの常用漢字表の考え方に沿って字形の例示の充実を図ったものであります。また、学校教育における漢字指導については、常用漢字表及びこの指針案において、別途の教...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 官房長も答えておりましたが、二つ簡単に申し上げます。  一つは、教育、科学技術、文化、スポーツ、それぞれの専門的な職員がおりますので、みんなのやっぱり力を発揮できるような前向きな省の空気をつくり出して、みんなで協力し合うということが大事だと思っています。 ...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 私、大臣を拝命したのは昨年の十月七日でありました。下村前大臣と引き継ぎましたのはその翌日であったと思います。私も一日も早くこうして委員会において皆さんとやり取りをさせていただきたいと思っておりました。  国会のことは国会の方で判断されますので、私からコメン...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 私から方針を申し上げた後、義家副大臣、昨日派遣して、現場で声を聞いてきておりますので、義家副大臣からもコメントを求めていただきたいと思います。  私は、生徒が自殺をした、その背景にはいろんな要因があると思っています。報道に接し、また報告をいただいたところに...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 東日本大震災の復興に向けては、全ての大臣が我が事として継続して取組を続けることと、こういうふうに総理からも指示をいただいておりますので、私もその思いで今後取り組んでまいります。  その上で、被災地においては、依然として休校していたり、子供たちが仮設校舎や間...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 那谷屋委員御指摘のとおりだと認識をしております。  予算関係のこと、ちょっとだけ申し上げます。  平成二十八年度予算案における文部科学省関係の復興特別会計は対前年度約一千五百七十六億円減の約六百二十億円となっており、その大宗を占める約一千五百五十五億円の...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) まず、教職員の加配については、昨年度同様、平成二十八年度予算においても一千人を配置しております。これはやはり地元の要望にしっかりと継続して応えていく必要があると思っておりますので、やはり子供たちにとっての相談体制の充実、これも教育面と、それから恐らく生活面の...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 津波で被災した学校の復旧事業は、用地取得、造成から校舎の建設まで時間を要するため、今も仮設校舎等で教育活動が行われております。  現在、自治体が作成する事業計画に基づいて復旧工事に着手しているところであります。福島県における原子力災害のため避難した学校につ...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 公立小中学校の耐震化については今年度中の完了を目指して取り組んできたところであります。今年度予算による事業実施後の耐震化率は約九八%と、学校の統合など各地方公共団体の個別の事情により耐震化が遅れるものを除き、おおむね完了する見込みであります。  文科省とし...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 平成二十六年度に公表されたOECD国際教員指導環境調査の結果によれば、我が国の中学校教員の平均勤務時間は、調査に参加した国、地域の中で最長となっております。中学校教員の一週間辺りの平均勤務時間で日本が五十三・九時間、参加国平均は三十八・三時間であります。また...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 私自身は大変不名誉なことだとまず思っております。と同時に、そんなことを言い続けていてもらち明きませんので、やはり財源を見付けて、そして高等教育も、もちろん初等中等教育においても教育に対する公財政支出をやはり諸外国並みに引き上げていく努力をすべきだと思っており...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 子供たちが七夕のときに夢を書いて飾れば将来かなうかもしれないという、希望を抱く、私、大事な行事だと思っていますし、各学校でも取り組まれていると思います。  この正社員になりたいという夢については、よく考えればやはり安全志向、安心を持って人生を過ごしていきた...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 全く同感であります。やはり、業務の改善ということは、無駄という意味ではありませんが、今抱えている業務の中で何を最優先事項にして今日しなければいけないのかという確認と、今日一日行った業務の中で何か取捨選択して効率よくできなかったという反省は、私は毎日繰り返す必...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 学校現場における労働安全衛生体制の確立及び教職員のメンタルヘルスケアの強化は、教職員が意欲と使命感を持って教育活動に専念できる適切な労働環境の確保に資するものであり、ひいては学校教育全体の質の向上に寄与する観点から極めて重要なものであると認識しております。 ...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) フランスは積極的に高速炉の研究開発に取り組んでおり、ASTRID開発については日仏両国で高速炉協力に関する取決めを締結し、研究開発を進めているところであります。この両国の研究協力においては、「もんじゅ」や高速実験炉「常陽」における燃料の照射試験が計画されてお...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 我が国のエネルギー基本計画において、「もんじゅ」の位置付けというのはされております。先ほどから答弁したとおりであります。この使命をやはり果たしていくことがまさしく私の責任だと思っております。  そういう観点からも、昨年十一月に原子力規制委員会から指摘を受け...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 昨年四月一日に施行された改正地教行法では、総合教育会議を設置することにより、教育に関する予算の編成、執行など、重要な権限を有している地方公共団体の長と教育委員会が十分な意思疎通を図り、地域の教育の課題やあるべき姿を共有して、より一層民意を反映した教育行政の推...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 改正地教行法では、総合教育会議において、協議を行うに当たって必要があると認めるときは、関係者又は学識経験を有する者から意見を聞くことができることとしており、具体的にはPTA関係者や地元の企業人等からの意見聴取を行うことが想定されております。  文科省が実施...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 私もこの法改正のときにはまだ自由民主党の一員として法改正に関わった立場として、当時のことも踏まえて今大臣として今から申し上げたいと思いますが、まずやっぱり学校自体を閉鎖的な社会にしない。当時はよく教育村という言われ方をしましたが、そういったときには、教育に関...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 私もそういうふうに思っていたときがありました。同時に、今は政府の一員でありますので、財源については政府内でも説得力を持って確保する、この姿勢はやっぱり持ち続けたいと思います。  いずれにせよ、気合で頑張ります。ありがとうございました。
○国務大臣(馳浩君) 新たな制度は平成二十九年度進学者から適用することを目指し、具体的な論点について現在検討を行っております。適用対象の範囲についても、有識者会議の検討結果を踏まえ、今後検討してまいります。  そこで、既卒者への適用を検討するに当たっての論点例を申し上げます。適...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 日常の学校生活の中で児童生徒が不安や悩みを感じることなく学んでいけるようにするためには、教職員による性的指向や性自認に関する理解を進めることが重要であります。このため、文科省では、平成二十七年四月三十日付けの通知の発出や研修会の実施などを行ってまいりました。...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 平成二十六年四月一日に産業競争力強化法が施行されたことを受けて、東北大学、東京大学、京都大学、大阪大学においてベンチャー等支援会社が既に設立されているところであります。  各会社においては適切に大学発ベンチャーに対する経営上の支援や資金供給等の業務を実施で...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 官民イノベーションプログラムは、民業補完を原則としつつ、大学の研究成果を活用したベンチャー企業にリスクマネーの供給を行うものであります。民間で取ることの難しいリスクを取ることで民間投資の呼び水となることを目的としているものであり、こうした役割を終えたと判断さ...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 特許を保有する国立大学法人等の特許に係る収支状況については、国立大学法人等八十三法人のうち十法人、文科省所管の独立行政法人十三法人のうち二法人が黒字となっているものの、全体としては赤字の法人が大部分を占めていると認識しております。  特許収支が赤字となって...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 大学等の知的財産を実用化に結び付け、イノベーションを創出していくために、企業等のニーズを意識した特許権の取得や積極的な技術移転活動が重要であると認識しております。  このため、文科省としては、国立研究開発法人科学技術振興機構を通じ、大学等の特許権の集約、パ...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 去る二月十九日に公表した平成二十七年度の設置計画履行状況等調査の結果は、昨年度の調査と比較して、意見が付された大学が二百五十三校から二百七十校に増加するとともに、初めて警告が付された大学がある一方で、是正意見が付されていた三十一大学中二十六大学については是正...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 教員研修センターと地域にある優れた教育センター等との共同による取組を進めることは重要と考えております。この点については、富山県を始め四県から御提案をいただき、まち・ひと・しごと創生本部を中心に文科省と各県で検討を重ねてきたところであります。教員研修センターと...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 元気です。
○国務大臣(馳浩君) まず最初に、私は、我が国の文化行政、文化財行政にやっぱり新たな視点を持ち込んで、加えて、それを文化庁の組織とともに機能強化していく必要性がある、その時代にあるという認識を強く持っているということをお伝えしたいと思います。その一つが、いわゆる文化GDPという考...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 先般、大臣室に来られたときに、実は私からもお願いしたのでありまして、一回委員会で質問してくださいと、論点を明らかにしてやはりこの機運を盛り上げる必要があるのではないかと申し上げたら、早速こうして具体的な論点整理の質問をいただいたことにまず感謝申し上げます。 ...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) IOCとWHOとの間において二〇一〇年七月にたばこのないオリンピックについて合意されており、二〇二〇年東京大会においても受動喫煙防止対策の推進が求められることになると承知しております。また、WHOは、二〇一〇年にたばこのないメガイベントのためのガイドを作成し...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 当然です。
○国務大臣(馳浩君) やっぱりゴルフ場利用税が入ってくる自治体の首長の反対によるものだと思います。
○国務大臣(馳浩君) 松沢委員御指摘のことは至極ごもっともでありまして、したがって解決するのは一つ、つまり代わりの財源をいかにして国民の理解の下に確保するかということだと思います。地方自治体の首長の財源に対する考え方も、これも私たちも理解してあげる必要があります。  したがって...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 今、田村委員お示しのお話は私も同感であります。同時に、これはやはり、私も報道に接し、文科省内で報告を上がってくるのをいただく中で、瞬間的に私はもう激怒いたしました。  と同時に、ただ、確実な事実関係を全て一応把握した上で、そして保護者、今遺族と言わなければ...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 平成二十六年度に公表されたOECD国際教員指導環境調査の結果等によって、田村委員御指摘のとおり教員の長時間労働の実態が示されていると認識しております。  このような状況の中で、学校における教員の業務負担の軽減のため、業務の精選や効率化に取り組むことは重要で...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) なかなか、こうして答弁をすると、その答弁がちょっと独り歩きする可能性があるのかなと思いながらも、実は、私も、日報を通じてやっぱり労働時間をきちんと把握しておくことと同時に、管理職とそこで働いている方々のコミュニケーションにおいて適切な労働環境をつくり上げるこ...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 好ましい取組だと思います。
○国務大臣(馳浩君) 余りにもというのが率直な一言であります。
○国務大臣(馳浩君) 恐らく、この田村委員の御指摘を石井委員長や橋本委員もうなずきながら聞いておられたと思います。  どうしても、今までこういうふうにやってきたから私たちもこうしなければいけないんだというふうな強迫観念といったものが指導者やまた部の伝統として引き継がれているとい...全文を見る
03月14日第190回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(馳浩君) 与党において幼児教育振興法、検討しておられるということを仄聞しております。山谷委員には中心的な活動をしていただいているということを、改めてお礼を申し上げたいと思います。  文科省としては、国、地方公共団体における幼児教育振興策の立案を行う上で、必要となる基...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 全国各地域においてますます専門学校、専修学校の果たすべきいわゆる職業教育における実践的な教育の重要性、論をまたないところでありまして、文科省としては、企業等と密接に連携して最新の実務の知識、技術、技能を身に付けられる実践的な職業教育に取り組む学科を職業実践専...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 藤井委員には、薬剤師という専門的な見地からも、団体を挙げてアンチドーピングの教育啓発活動に大変御協力をいただいておりますことを改めてまず御礼申し上げます。  実は、我が国では、平成二十五年度七件、平成二十六年度七件、平成二十七年度七件、現時点において残念な...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) それは通告をいただいておりませんで、急で申し訳ありません、お答えできません。
○国務大臣(馳浩君) 櫻井委員御指摘のとおり、そもそも奨学金制度というのは、お貸しをしたものを返していただいた、返還していただいたものを次の方にまたお貸しをするということで制度上拡充をしてきたものでありますので、改めてその制度の趣旨をお借りをいただくときにきちんとお伝えをしなけれ...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 御指摘のサービサーへの委託については、業務の効率化及び延滞債権の回収率向上を図るために実施しているものと承知しております。  委託先の債権回収会社、サービサーは、法務省が作成したガイドラインに基づいて業務を行っており、例えば、正当な理由なく夜間及び早朝に電...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 奨学金の制度上、日本学生支援機構として行っておりますが、その債権の回収については、やはり効率性の観点からも法務省のガイドラインを使ってしっかりとお返しをいただいて、いただいたものは必ず次の学生さん方にお渡しをするということになっておりますので、その制度上はや...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 制度自体は先ほど申し上げたとおりでありますが、やはり家庭の経済状況によって学びたくても学ぶことができない、あるいは卒業した際に多額のやっぱり負担を持って卒業してしまうということは、その後の人生設計にも大きな影響を与えてしまうことは委員御指摘のとおりであります...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 国立大学の授業料については、高等教育の機会提供という国立大学の役割を踏まえつつ、私立大学の授業料の水準のみならず、大学教育を受ける者と受けない者との公平の観点などの様々な社会経済情勢等を総合的に勘案して設定しております。  御指摘の国立大学の授業料の引下げ...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 新設される医学部の目的については、昨年七月の国家戦略特別区域における医学部新設に関する方針において国際的な医療人材の育成のためと示されたところであり、この医学部で養成される医師については国際的な素養を持って活躍されるということを期待しております。
○国務大臣(馳浩君) 先生御指摘のことは大変重要だと思っております。  現状をちょっと報告します。  実は、学習指導要領で認知症に特化した項目は実はございませんが、高等学校の家庭科で、高齢期の特徴と生活及び高齢社会の現状と課題について指導することとしておりまして、教科書では認...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 意欲と能力のある学生等が経済的理由により進学等を断念することがないように、経済的負担の軽減に引き続き取り組んでいくことが重要であります。  大学の授業料について、国立、私立大学において家計の状況等に応じた授業料減免を促すため、それぞれ予算上の支援を年々充実...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) まず、薬師寺委員におかれては、超党派のスポーツ議連におきましてもパラリンピック支援のPTにおいて大変御支援いただいていること、改めて御礼を申し上げたいと思います。  私も自民党のオリンピック・パラリンピック招致本部長をしているときに世界中を回って関係者にお...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 文科省では、障害のある人とない人のスポーツ・レクリエーション交流事業実施のためのガイドブックやスタッフの手引等の作成と普及をいたしております。また、地域スポーツクラブへの障害者スポーツ導入のためのガイドブックの作成等、障害の有無にかかわらず地域スポーツクラブ...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 二点の論点があると思います。  まず、二〇二〇年に向けて、各都道府県や市町村、各学校においてそれぞれやっぱりターゲットを絞りながら、障害者スポーツまたパラリンピックの競技を体験しようと、ビデオで見てみようと、そういった教材を通じて、実際にやってみて、そして...全文を見る
03月15日第190回国会 衆議院 本会議 第16号
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○国務大臣(馳浩君) 宮崎議員から、文化庁の地方移転についてお尋ねがありました。  今月中を予定している基本方針の決定に向けて、文化庁の移転については、現在、政府において最終的な検討を行っているところです。  具体的には、まず、京都への移転が国全体の文化行政にどのようなよい効...全文を見る
03月15日第190回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(馳浩君) 新国立競技場への木製椅子の導入については、去る二月二十五日に自民党から申入れをいただきました。  新国立競技場の座席については、昨年九月にJSCが作成した業務要求水準書において、耐久性に優れ故障及び破損に対して容易に交換できる製品として、高密度合成樹脂成形...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) まず、新型転換炉「ふげん」については、軽水炉と比べ、ウラン、プルトニウムの利用効率が高くなる新型転換炉を自主開発する方針の下、昭和四十五年に建設を開始、昭和五十三年に初臨界の後、平成十五年に運転を停止し、現在、廃止措置の技術開発を実施しております。  高速...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 先ほどちょっと説明のときに申し上げましたが、「ふげん」については新型転換炉、「常陽」については高速実験炉、そして「もんじゅ」については高速増殖原型炉と、こういうふうな規定としております。
○国務大臣(馳浩君) 大変申し訳ありませんが、事前に通告をいただいておりませんでしたので、答弁に正確を期すためにちょっと調べさせていただきます。
○国務大臣(馳浩君) 我が国のエネルギー計画、これは一昨年の四月ですか、政府として決定をいたしました。その中においても核燃料サイクル事業計画についても規定されているところでありますから、そのことについての大塚委員からの御指摘であると認識しておりまして、大変重要な問題だと認識をして...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 今現在は、原子力規制委員会から御指摘をいただいているとおり、保守、安全点検の問題等で勧告を受けて事実上ストップをしている状況であります。  したがって、原子力規制委員会の指摘を踏まえて、勧告を踏まえて新たな運用の主体を決定をして、そして安全に運転を再開をす...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 我が国にとりまして原子力政策というのは極めて重要な意味付けを持っているという、まずそういう認識は持っておりますし、先生の御指摘の緩みということが何を具体的に指しておられるのかは分かりませんが、現実に、今私どもは、研究開発を担当する中で原子力規制委員会から、今...全文を見る
03月16日第190回国会 参議院 本会議 第13号
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○国務大臣(馳浩君) 辰巳議員から、給付型奨学金についてお尋ねがありました。  高等学校においては、平成二十六年度より、低所得世帯を対象とした返済不要の給付型奨学金として高校生等奨学給付金を創設したところであります。  高等教育段階においては、大学の授業料減免等の充実を図ると...全文を見る
03月16日第190回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(馳浩君) 望ましいとは思いません。
03月17日第190回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(馳浩君) 核融合研究は、現在、核融合の科学的、技術的実現性を実証する段階にあり、高温、高密度プラズマの生成という点で優れた性能を持つトカマク型の実験炉を用いて、これを実証するため、ITER計画を世界七極の協力の下で推進しております。  一方で、長時間運転という点で優...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 適切であると思っております。
○国務大臣(馳浩君) 突然のお尋ねでありますが、公的支出ということは……(発言する者あり)奨学金制度とか経済的負担による軽減を図るということであるならば、より一層公的支出というのは、教育に対する公的支出を増やした方がよいと、当然そう思っております。
○国務大臣(馳浩君) 失礼いたしました、私が勘違いしておりまして。  教育予算全体含めて公的支出はより一層充実をした方がよい、そのように考えております。
○国務大臣(馳浩君) OECD諸国の中では下から数えた方が早い、随分と低位にあるというふうに承知をしております。
○国務大臣(馳浩君) 公的支出の在り方ということについては、改めて申し上げるわけでもありませんが、より一層充実した方がよいと、そのように思います。
○国務大臣(馳浩君) 改めて言うまでもありませんが、家庭の経済状況に応じて高等教育を受けることの機会を狭められる、こういうことのないように、より一層の経済的支援が必要だと思っておりますし、そのような取組もこれまでしてきておりますが、給付型の奨学金制度については改めて、公的資金の使...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) まさしく今、議論の検討の論点を明確に申し上げたのでありまして、その議論を深めていく必要があると、そのように私は考えております。
○国務大臣(馳浩君) ちょっと解説を踏まえて申し上げます。  国立大学の授業料については、最近の十年間は値上げをしておらず、来年度予算案においても、授業料標準額を対前年度同額五十三万五千八百円として、引上げを行わないことといたしました。また、授業料減免についても各大学において家...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 学校においてどのような教材を使用するか、またどのような教材に対して保護者負担を求めるか、あるいは公費負担とするかは、各学校、各教育委員会が判断することとなっております。  こうした様々な教材のうち、個人の所有となるものについては原則保護者負担となりますが、...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 留学生二十名以外の百二十名ですが、二十名の留学生も含めた入学定員百四十人の全員を対象として国際的な医療人材の育成のための教育を行うということについて、昨年十一月に関係三府省で確認を行っております。  したがって、基本方針の趣旨を十分に踏まえて対応する必要が...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 委員御指摘のことは、承知をいたしておりません。
○国務大臣(馳浩君) 委員御指摘のことでありますが、確認をさせていただきます。
○国務大臣(馳浩君) 学校などの運動施設は、子供たちにとって安全な施設であることが最も大切であります。既に、先日の御指摘を踏まえ、三月十五日に厚生労働省を中心としてゴムチップと発がん性に関する関係省庁打合せが開催され、文科省も参加し、情報共有に努めております。  御指摘の注意喚...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 人工芝が使用される可能性のある施設として、多目的運動広場、球技場や野球場などの箇所数については調査を行っております。一方、それらの施設のうち、人工芝が使用されている施設の箇所数や面積は現時点では把握しておりません。また、利用者数も把握しておりません。
○国務大臣(馳浩君) 関係省庁と連携を取りながら取り組みます。
03月18日第190回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(馳浩君) 三点お答えしたいと思います。  一点目は、猪口委員おっしゃるとおり、大変意義のある事業、また応援の在り方だと考えています。大変私たち世界中から御支援をいただきましたし、そのときの交流が被災地の子供たちにとって大きな励みになりましたし、同時に彼らが世界に出て...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 強化について一言申し上げたいと思います。  ナショナルトレーニングセンターの拡充については、日本スポーツ振興センター、日本パラリンピック委員会、日本オリンピック委員会などの関係機関との協議、調整を踏まえて、二〇二〇年東京大会開催の約一年前の完成を目指して計...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 私も、お盆には娘を連れて田舎の実家に帰ると本当に両親喜んでくれますが、三日目ぐらいからちょっと疲れたかなというふうなところもあって、来てくれてうれしいけれども、ずっといるとちょっと大変だなというようなところもあるのかなと思います。ただ、この欠席扱いについては...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 給付型奨学金の重要性については十分に認識をしております。と同時に、四つの論点を今まで申し上げてきております。就職して所得税や住民税を払っておられる方との公的資金の使われ方のいわゆる公平性の問題が一つ、財源が一つ、対象をどうするか、そして給付の在り方をどうする...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 現状は、教員等に対する研修会の実施、教員向けの自殺対策のマニュアル、自殺が起きたときの背景調査の指針、緊急対応の手引き、学校における自殺予防教育導入の手引の作成、周知、スクールカウンセラー等の教育相談体制の整備、こういったことを行っております。  今回の改...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 谷合委員は超党派のLGBT等に対する理解を求める議員連盟の事務局長を務めていただいております。私は会長でありますが、改めて、いつもありがとうございます。  昨年四月三十日には文科省としても通知を出しました。改めて、より分かりやすい周知資料の作成などによって...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 現状進めておる推進体制、協議会の設置状況を見ながらやっぱり対応していくべきものと思っています。
03月22日第190回国会 衆議院 本会議 第18号
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○国務大臣(馳浩君) 初鹿議員から、給付型奨学金についてお尋ねがありました。  意欲と能力のある学生等が経済的理由により進学等を断念することがないよう、安心して学ぶことができる環境を整備することが重要であると認識しております。  このため、日本学生支援機構が実施する奨学金貸与...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 伊佐議員から、給付型奨学金についてお尋ねがありました。  意欲と能力のある学生等が経済的理由により進学等を断念することがないよう、安心して学ぶことができる環境を整備することは大変重要であると認識しております。  このため、日本学生支援機構が実施する奨学金...全文を見る
03月23日第190回国会 参議院 文教科学委員会 第3号
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○国務大臣(馳浩君) 特別支援学校は、小中高等学校に比べて運動部活動、クラブ活動が実施されておらず、また、地域住民へのスポーツ施設の開放が進んでおりません。このため、特別支援学校の児童生徒のスポーツへの参画の機会を拡充するとともに、地域住民などのスポーツの場として特別支援学校を活...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) ちょっと補足をして申し上げたいと思います。  実は、JOCと比べまして、JPC、日本パラリンピック委員会に所属する各団体の団体運営というのは大変厳しい状況にありますので、こういった団体の組織の運営をまずサポートすることも重要だと思っています。  それから...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 西が丘のナショナルトレーニングセンターの拡充については、日本スポーツ振興センター、日本オリンピック委員会、日本パラリンピック委員会などの関係機関と協議、調整を踏まえて、二〇二〇年東京大会開催の約一年前の完成を目指して計画を進めております。平成二十八年度予算案...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 御質問ありがとうございます。  多種多様なスポーツの中で、唯一ゴルフのみが施設の利用に対して課税されており、極めて不公平であると考えております。また、消費税との二重の課税の問題もあり、生涯スポーツであるゴルフ振興の観点から、ゴルフ場利用税は早急に廃止する必...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) ちょっと、三点、整理してお答えさせていただきます。  まず一点目は、いかなる理由があろうとも、やはり児童生徒に、自ら命を絶つ、死を選ぶということのないように、まずそういう配慮また指導が必要であると、まずこれは基本的な考えです。  それから、広島の事案につ...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 学校での事故死、あるいは様々な活動上、お子さんが自ら死を選ぶ、被害者の親の会の方を、是非とも直接話をしたいというので大臣室でお話をいただきました。そのときには、基本的な考えとして、事実関係をきちんと把握すること、それが、個人情報の一つの枠というのはありますけ...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) いじめ防止対策推進法の際は、私、座長もさせていただきましたので、今回はその話ではなくて、こういった事故あるいは指導に絡む事案ということでのお尋ねだと思いますので。  私は、これは日頃からやっぱり所轄の警察との連携は学校がまずしておくべきということが一点と、...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 子どもの権利条約も当然だと思いますが、それを、条約を持ち出すまでもなく、教職員として子供と向き合う際にどのようにやはり指導するか、その指導の程度の問題あるいは指導の在り方の問題というのは当然身に付けておくべきでありますし、誰がどう見ても、保護者から見ても、教...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 行き過ぎた指導が、あるいはその場にそぐわない、その状況にそぐわない指導が子供を自殺に追いやる、死に追いやる、あるいは衝動的な行動に追いやってしまうということについては、十分にまず研究、あるいは全国からそういった事例もいただきながら私は対応していくべきだと思っ...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 小中高校においては、学習指導要領に基づき、国旗、国歌の意義を理解させ、尊重する態度を育てるとともに、入学式、卒業式においては国旗を掲揚し、国歌を斉唱するよう指導しております。  国立大学では学習指導要領のようなものはなく、入学式、卒業式における国旗掲揚及び...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 下村前大臣の要請は文部科学省の所掌事務の範囲内で行ったものであり、適切であると考えております。  また、各大学における実施状況の把握についても、実施状況という事実関係のみの確認であり、照会を行うことが大学に過度な負担を強いるものではないため適切であると考え...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 各大学における入学式、卒業式における国旗や国歌の取扱いについては、国旗掲揚、国歌斉唱が長年の慣行により広く国民の間に定着していること、また、平成十一年八月に国旗及び国歌に関する法律が施行されたことを踏まえ、改めて考えていただき、御判断いただくことであると考え...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 文部科学省は、文部科学省設置法第四条第十五号の規定により、大学及び高等専門学校における教育の振興に関する企画及び立案並びに援助及び助言に関することを所掌事務としております。下村前大臣の要請も、この所掌事務の範囲内で行ったものであります。  また、各大学にお...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 既に昨年六月の国立大学法人学長等会議において、下村前大臣が各学長に対して国旗と国歌の取扱いについて適切に御判断いただくようお願いをしているところであります。これは各大学の自主的な判断に委ねられるべきものであることから、文科省として改めて実施状況を調査すること...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 各大学において判断されることでありますので、毎年こういった調査をするようなつもりはありません。  同時に、これはマスコミ等が問合せをしたら、それに対しては適切に各大学の学長も答えておられますので、そういった情報公開というか、ことは各大学もそれぞれされている...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) これは二つの段階、きちんと私もお伝えした方がよいと思っています。  国立大学は、まさしく運営費交付金を大学の運営の重要な財源として運営をされていることは言うまでもございません。したがって、国立大学に教職員として、また学ぶ者として、厳粛な入学式やまた卒業式に...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 斎藤委員、学校教育、教育行政と、こういう言い方をされましたが、私は、特に義務教育における学校教育において、全国どの地域においてもやっぱり義務教育を受ける子供たちにとってよりふさわしい、ひとしく能力に応じてという言い方もされておりますけれども、そのための環境整...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 教職員定数増という表現をされたと思いますけれども、それについての私の考え方を少し申し上げたいと思います。  先ほども申し上げたように、義務教育における教職員の果たすべき役割は極めて重要であると思っています。学校を運営するに当たっては、担任もいれば、教科の担...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 民主党政権の時代後半に義務標準法の改正もございました。小学校一年生のいわゆる少人数学級を、当初の目標は順次という形ではありましたが、まずは小学校一年生から実現をするというふうな法改正がありました。この影響ももちろんあるというふうに思います。  同時に、率直...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 昨年末の予算折衝の段階においては、一時、財務省との間で厳しいやり取りをしたことも事実でありますし、同時に、お互いに財政状況がやっぱり厳しい、これを改善をしていかなければいけないという政府の方向性については、当然我々も理解しているところであります。  そんな...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 隣に財務省の政務官もおりますので、改めて声を大きくして申し上げたいと思いますけれども、これまで私は、給付型奨学金制度の意味付けについては否定的ではなく、肯定的に申し上げておりますし、そもそも現状の奨学金制度においてもいわゆる給付的な制度があるということはまず...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 委員長や堀内委員がおられる前ではっきりと申し上げたいと思いますけれども、やはりまず自戒を促したいと思います。当然、選手一人一人、そして球団に対して、また日本野球機構に対して、まず、やっぱり定められたルールにおいて、やっていいことといけないことをやっぱり自覚を...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 質問通告がなかったので、ちょっと言葉を選びながら話をさせていただきたいと思いますが、金銭感覚が麻痺しているのではないかと、率直にこの話を聞いたときに思いました。  もう一点は、これはかばうつもりはありませんが、ただ、慣例としてこういうふうになっていたとする...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 私は、再発防止ということは、まさしく今回、誰がどういう段階でどう関わっていて何をしたのかということを具体的に明らかにすることが私は最大の再発防止だと思っています。つまり、誰もがどうしてあの選手が、あの人がそういうことをしてしまったのかということを不思議に思い...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 財源だと思っております。
○国務大臣(馳浩君) 教員の本務は教科指導だけでなく、生徒指導は教員の中核的業務であります。  例えば生徒指導に関する業務としては、いじめ等の問題行動を学校全体で組織として把握する体制づくり、実際に生じた問題事案の解決のための児童生徒への直接の指導、保護者への連絡や相談対応、警...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 昭和四十六年に成立した公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法における法案審議時において、御指摘のような答弁をしたことは承知をしております。  一方、今日の学校を取り巻く環境は更に複雑化、困難化しており、学校に求められる役割は拡大しており...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 教員の健康が維持されるためには、勤務時間の適正な把握はもとより、その勤務の実情についても把握しつつ、業務負担の軽減や教員のメンタルヘルス対策の充実に取り組むことが重要であり、文科省としても、これまでも通知等により各教育委員会に対し指導してきているところであり...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 各学校において、労働安全衛生対策の一環として管理職が教員の勤務時間を適正に管理することは重要であると考えています。文科省としては、これまでも教員の勤務時間の適正な把握に関する取組を各教育委員会に対し求めているところであります。引き続き指導を行うとともに、業務...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 先ほど委員も御指摘のように、超勤四項目、これについては改めて管理職も教職員の皆さんにもやっぱり御理解いただきたいと思います。  その上で、確かに教員の熱意によって頑張っている、長時間労働しているといえば聞こえはよいのですが、それによってむしろ疲れが翌日に持...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) まず、概算要求の段階で養護教諭は百人の要求が査定では十人であった、栄養教諭等は要求が五十人であったものが十人の査定でしかなかったと、ここは大変責任を痛感をしております。  同時に、委員御指摘のように、アレルギーのある児童生徒の割合は増加しておりますし、また...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 我が国の大学の約八割を占める私立大学は、建学の精神に基づいて、社会や時代のニーズを踏まえた個性、特色ある教育を実施しており、高等教育における私立大学の役割は非常に大きいものと考えております。  このため、文科省では、私立大学に対する基盤的な機関補助として私...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 学校施設は子供たちの学習や生活の場であるとともに、災害時には地域住民の避難所にもなる施設であります。また、地域コミュニティーの拠点ともなることから、安全、安心な学校づくりが一億総活躍社会の実現に極めて重要であります。  公立学校施設については、近年老朽化が...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) まず、文科省としては、中退の未然防止となるように、家庭環境の改善等に係る福祉的サポートを行うスクールソーシャルワーカーの配置拡充などによる教育相談体制の充実、教育費負担軽減のための高校生等奨学給付金の拡充、学力向上などを目的としたサポートスタッフの配置充実な...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 私は、国民的理解が必要だということで四つの論点を今まで申し上げてまいりました。  働いておられる方々と公的資金の使われ方の公平性、公正性の問題と、財源と、対象と、そして給付の在り方と、この議論をすることによって一定の方向性や国民の理解が得られるのではないか...全文を見る
03月24日第190回国会 衆議院 本会議 第19号
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○国務大臣(馳浩君) 升田世喜男議員から三つ質問がありました。  最初に、「もんじゅ」を存続させることの大義と、新たな運営組織のめどについてお尋ねがありました。  エネルギー基本計画において、核燃料サイクルの推進は、資源の有効利用や放射性廃棄物の減容、有害度低減等の観点から、...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 藤野保史議員から二つ質問がありました。  最初に、「もんじゅ」に関する原子力規制委員会からの勧告についてお尋ねがありました。  エネルギー基本計画において、「もんじゅ」は、廃棄物減容や有害度低減等のための国際的な研究拠点と位置づけられております。  昨...全文を見る
03月25日第190回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(馳浩君) まず、受入れに当たって、京都側にも応分の負担をいただくという表明もいただいておりますので、改めて京都側にも感謝を申し上げたいと思っています。  文化庁の移転については、現在と同等以上の機能が発揮できることを前提とした上で、文化庁の機能強化を図りつつ全面的に...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) まず、私は奨学金は借りたことはございません。幸いにも、高校時代にレスリングで日本一になって、推薦、特待で大学に進学をし、ただ、そうはいうものの、両親からは、毎月のやっぱり食費が掛かり過ぎるのでいいかげんにしてくれと何度か言われたことはありますが、そうはいって...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 三百万という一筆一筆の署名の重みというのは十分理解をしているつもりであります。今、予算審議、またこれが終われば法案審議等にも入らせていただくと思っておりますが、空いた時間を少しでもつくって、お声を聞かせていただけるのであるならば、私はお声を、担当大臣としてお...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 二点、農業体験についてと学校給食についてのお尋ねと承りました。申し上げます。  小中学生が農業に対する関心と理解を深めたり、実際に体験したりすることは極めて重要であります。  小中学校における農業に関する学習は、社会科などの中で行われております。例えば、...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 現在、各教育委員会において調査を行っているところであります。教員に対する処分などの対応については、この調査結果を踏まえた上で、任命権者又は服務監督権者である各教育委員会において、法律、条例等にのっとり適切に行われるものと考えております。  その上で、今般の...全文を見る
03月28日第190回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○国務大臣(馳浩君) 高校生が労働基準法などを理解し、雇用と労働問題について考えるようにすることは極めて重要であると考えています。このため、学習指導要領に基づき、例えば高等学校の公民科で労働保護立法の動向などと関連させながら、労働問題について考えさせるなどの指導が行われております...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 二点申し上げたいと思います。  現状、まず貸与終了時に、奨学金の貸与を受けた者全員に配付する「返還のてびき」というものがございます。また、返還開始の直前に、貸与終了者全員に郵送する文書がございます。さらに、毎年、返還中の者全員に郵送する奨学金返還の振替案内...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 制度設計上の課題でありますので、所得連動返還型の奨学金におきましても、所得にかかわらず最低返還月額を二千円とする方向で議論しているということをお伝えしたいと思います。  何度も申し上げておりますが、返還していただいたお金を更に新たな奨学金事業に使っておりま...全文を見る
03月29日第190回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○国務大臣(馳浩君) 昭和四十年代や五十年代などにおける大学の授業料は現在と比べて廉価であり、その後、社会経済情勢の変化等に応じて上昇していることは、これは事実でありますが、国立大学の授業料については、高等教育の機会提供という役割を踏まえつつ、私立大学の授業料の水準や大学教育を受...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 現実においては大変厳しい状況にあるというふうに認識を持っております。
○国務大臣(馳浩君) まず、国立大学の授業料についてですが、平成十七年度の標準額の改定以降、最近の十年間は引上げを行っておりません。平成二十八年度予算案においても、授業料標準額について対前年度同額の五十三万五千八百円といたしまして、引上げを行っておりません。  また、私立大学の...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) まず、授業料については減免制度があるということは御承知だと思います。この奨学金についても、年々事業を拡充してきていることは御理解いただけていると思います。有利子から無利子へ、また返還の猶予制度等もございますし、もちろん限られた財源の中ではありますけれども、で...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) ちょっと具体的なことなので、ちょっと資料を見ながらお答えさせていただきますが、平成まず二十七年度予算で、国立大学は三百七億円、これは減免対象人数が五万七千人ほどでありました。これを平成二十八年度予算案においては三百二十億円、およそ十二億円増としておりまして、...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 失礼いたしました。資料に基づいて正確に答えさせていただきます。  実は、世帯数を一人世帯から七人世帯までまず分類をいたしております。それから、学部別あるいは大学院修士課程、専門職学位課程といった学部の別、また大学院の別等によっても細かくまず分類をしておりま...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 失礼しました、ちょっと通告がなかったものですから。  大体、大学に在籍している学生は二百六十万人前後でありますので、そのうちの十数万人というふうにすれば、割合はそんなに多くはないというふうには言えると思います。
○国務大臣(馳浩君) 大学の授業料については、各大学の経営の状況もありますし、また国立大学においても先ほど申し上げたような状況によって設定をされているという状況でありますから、このことを踏まえて今後とも授業料の標準額を定めなければなりませんし、同時に、私学においては各法人において...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 教育費の全面無償化という政策でございますが、一概には言えないんですけれども、例えば三歳から五歳児の幼稚園、保育所、認定こども園の保育料として約七千億円、また高校の授業料としては、高等学校等就学支援金の所得制限を超える層への支給等で約三千億円、そして国公私立大...全文を見る
03月31日第190回国会 衆議院 本会議 第20号
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○国務大臣(馳浩君) 独立行政法人日本スポーツ振興センター法及びスポーツ振興投票の実施等に関する法律の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  国際的な規模のスポーツの競技会における日本人選手の活躍は、国民に誇りと喜び、夢と感動を与え、国民のスポーツへの関...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 長島議員から六つ質問がありました。  最初に、新国立競技場建設に責任を負う大臣についてお尋ねがありました。  新国立競技場の整備については、遠藤大臣を議長とする関係閣僚会議において、昨年八月に新たな整備計画を決定したものであり、遠藤大臣が整備の責任者であ...全文を見る
04月01日第190回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
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○馳国務大臣 おはようございます。  このたび、政府から提出いたしました独立行政法人日本スポーツ振興センター法及びスポーツ振興投票の実施等に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  国際的な規模のスポーツの競技会における日本...全文を見る
04月05日第190回国会 衆議院 本会議 第22号
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○国務大臣(馳浩君) 稲津議員から、海賊版対策の実効性の確保についてお尋ねがありました。  本法律案においては、著作権等侵害罪のうち、いわゆる海賊版の譲渡や公衆送信などのような悪質な侵害行為について、非親告罪とすることとしております。  これにより、国民の規範意識の観点から容...全文を見る
04月06日第190回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
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○馳国務大臣 おはようございます。  スポーツ振興くじによる助成は、一、地方公共団体が行う地域のスポーツ施設の整備、二、スポーツ団体が行う各種事業、三、総合型地域スポーツクラブの活動など、スポーツの振興に重要な役割を果たしております。  このことを踏まえて、今回の改正案では、...全文を見る
○馳国務大臣 高校時代にハンドボール部のキャプテンを務めていた委員には大変関心の高い、また国民の皆さんにとっても重要なポイントだと思います。  我が国で国際競技大会を開催することは、単に国際競技力の向上のみならず、広く国民のスポーツへの関心を高めるほか、国際親善、地域振興などに...全文を見る
○馳国務大臣 まず、くじの運営経費について詳しく申し上げます。  一、くじの売上金額に応じて必要となる販売手数料等に八十六億円、二、売り上げの状況に応じて裁量的に発注する広告宣伝費が四十九億円、三、くじの発売などのために必要となる情報システム経費に三十六億円、四、顧客対応のため...全文を見る
○馳国務大臣 本当に、今回の事案については、先ほど高橋次長からも事情を説明いたしましたが、やはり助成を期待している皆さん方や、なかんずく国民の皆さんにとって看過できる問題ではない、こういう認識で私もおります。  今後二度とこのようなことがないように、万が一こういうことが起きそう...全文を見る
○馳国務大臣 トップアスリートについてのデュアルキャリア事業といったことは、今、高橋次長が申し上げたとおりで、スポーツ庁においてやっていただきますが、そもそも、我が国には、横文字ではなくて、文武両道という考え方がありまして、これはやはり小中高校の段階から、トップアスリートを目指し...全文を見る
○馳国務大臣 委員御指摘のとおりでありまして、関係省庁と連携して取り組んでまいりますということを最初に宣言させていただきます。  そして、具体的に、地方公共団体、スポーツ団体、スポーツ産業、観光産業などが一体となって地域活性化を推進する組織である地域スポーツコミッションなどへの...全文を見る
○馳国務大臣 リオデジャネイロ・オリンピックが終わりました後、ことしの十月に、東京と京都でスポーツ・文化・ワールド・フォーラムを開催し、文化プログラムのキックオフイベントとしているところであります。これも前大臣の下村博文大臣から私も受け継いでいるところでありますが、このキックオフ...全文を見る
○馳国務大臣 文科省では、平成二十八年度にオリンピック・パラリンピック・ムーブメント全国展開事業を行うこととしております。  この事業を通じて、オリパラと表現させていただきますが、二〇二〇年のオリパラまで、委員御指摘のような子供たち、児童養護施設にいたり一人親家庭であったり、よ...全文を見る
○馳国務大臣 下村前大臣の答弁を踏まえて、現在、文科省では、高校生などに係る給付の範囲の見直しに向けて、独立行政法人日本スポーツ振興センター法施行令の改正を含む必要な検討を行っているところでありますが、ちょっと詳しく申し上げます。  まず一つ目は、高校生などに係る給付の範囲を変...全文を見る
○馳国務大臣 まず、情報公開の重要性や、その間の経緯の説明、透明性が重要であるということの認識を持った上で、答弁をさせていただきます。  従前の新国立競技場の整備計画については、昨年九月の検証委員会の報告において、国民の理解を得るための、工事費の推移等に関する情報発信が十分でな...全文を見る
○馳国務大臣 パラリンピックの選手への支援は、現状、十分であるとは考えておりません。したがって、今後とも、今、次長の申し上げたようなことに取り組んでいきます。  一点だけ報告しますが、昨年来、鈴木スポーツ庁長官のもとで五者協議を定期的に開催しております。これは、鈴木長官とJOC...全文を見る
○馳国務大臣 先般新しい日本サッカー協会の会長になられた田嶋さんが来られたときに、このことについて話し合いをしたということをまず冒頭にお伝えいたします。  新国立競技場の観客席数については、関係閣僚会議が定めた整備計画において、オリンピック・パラリンピック開催時に約六万席を整備...全文を見る
○馳国務大臣 文部科学省が策定した子供の自殺が起きたときの背景調査の指針においては、自殺の調査に当たっては、「遺族が背景調査に切実な心情を持つことを理解し、その要望・意見を十分に聴き取るとともに、できる限りの配慮と説明を行う」こととしております。  現在、府中町教育委員会で行わ...全文を見る
○馳国務大臣 調査の対象については、調査組織の設立主体や調査組織自身において判断されるべきものであります。  現在行われている、第三者によって構成された府中町学校運営等についての調査検討委員会においては、自死の背景及び原因、再発防止策のみならず、当該学校及び町教育委員会の対応に...全文を見る
○馳国務大臣 子供への聞き取り調査等の実施については、府中町学校運営等についての調査検討委員会において、文部科学省が策定した子供の自殺が起きたときの背景調査の指針にのっとって、その必要性や方法等について適切に判断がなされるべきものと考えております。  この指針においては、子供に...全文を見る
○馳国務大臣 進路指導は、生徒の能力、適性等を見きわめ、生徒が自主的に進路を選択して自己実現を図れるようにするために必要な能力、態度を育成することを目的としており、各学校の実情に応じて適切に行われるべきものと認識しております。  このたび、広島県府中町で生じた生徒の自殺事案に対...全文を見る
○馳国務大臣 生徒指導は、一人一人の児童生徒の人格を尊重し、個性の伸長を図りながら、社会的資質や行動力を高めるよう指導、援助するものであり、適切な児童生徒理解を基本に学校全体が組織的に対応することが重要であります。今回の事案においては、学校の組織的対応がとられていなかったこと、情...全文を見る
○馳国務大臣 文科省としてのこれまでの取り組みについて私はもちろん否定するものではありませんし、今回の事案を具体的な事案として踏まえて私が指示をしたことはこういうことであります。  管理型というふうな教育は、現場に参りますと、児童生徒あるいは保護者、また教職員等を取り巻いておる...全文を見る
○馳国務大臣 本法案において、独立行政法人日本スポーツ振興センター法に新設する附則第八条の十第一項においては、「特定業務に係る施設のうち、地域の発展に特に資するものとして政令で定める施設の整備に要する費用は、当該政令で定める施設が存する都道府県が、その三分の一以内を負担する。」と...全文を見る
○馳国務大臣 まず基本的に、売り上げを維持していかなければ、財源についてもとらぬタヌキの皮算用になってしまうという、その自覚を我々は持たなければいけないと思っています。同時に、苦しい選択ではありましたが、やはり維持運営経費を少々削りながらでもしっかりとした財源を建設財源として充て...全文を見る
○馳国務大臣 まず、関係閣僚会議が決定した整備計画においては、大会後は周辺地域の整備と調和のとれた民間事業への移行を図るとされたことを踏まえ、大会後の新国立競技場の運営管理について、現在、冨岡副大臣を座長とするワーキングチームにおいて、スポーツ等における利活用のあり方等の検討を進...全文を見る
○馳国務大臣 二〇二〇年東京大会時においては、秩父宮ラグビー場の敷地はオリンピック・ホスピタリティー・サイトとする計画とされておりますが、大会組織委員会によれば、敷地の具体的な使用期間や使用方法は現時点で未定であり、今後、関係者間で協議を行うこととしていると聞いております。  ...全文を見る
○馳国務大臣 定められた財源スキームにおいてしっかりと財源を確保していく必要があると考えております。  消費税の問題については、政府として既にお示しをしているとおりであります。
04月14日第190回国会 参議院 文教科学委員会 第4号
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○国務大臣(馳浩君) おはようございます。  小中学校における特別支援学級については、一学級を八人で編制することを標準としております。二以上の学年の児童生徒数の合計が八人以下である場合、複数の学年の児童生徒を同一学級に編制することとしております。  全国の実態の詳細を網羅的に...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 二つの御指摘がありましたので、分けてお答えいたします。  現在、特別支援学校や特別支援学級、通級による指導等に係る調査により毎年度全国の実態について把握を行っておりますが、特別支援学級の複式学級数についての詳細な実態についての調査は行っておりません。障害の...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 特別支援学校は、対象とする障害種に応じた多様な施設設備の整備が必要とされることなどから、設置者の責任において児童生徒の状況や地域の実情等を考慮した上で適切に判断すべきものであるため、設置に当たっての基準は設けていないところであります。  教室不足については...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 大変私が心苦しい思いで答弁していることを御理解いただいているとは思いますが、やはり障害の種別に応じてより適切な施設の設置が望ましいと思っておりますが、御理解いただけると思いますが、毎年のように子供たちの状況というのが変わっていくものでありますから、すぐに臨機...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) このままでいいとは思いません。  以上です。
○国務大臣(馳浩君) この奨学金の質問をいただくときには是非財務省の政務も呼んでいただければ、私も大いに論争したいところであり、水岡委員と考えているところはほぼ私は同じだと私自身は思っております。  あのときも申し上げたと思いますが、やはり税金というか公的資金の使われ方として、...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 私、先ほどちょっと申し上げたように、一億総活躍プランという文脈で考えるべきではないかと発言をしたのは、今ほど水岡委員が御指摘していただいた趣旨で発言したつもりであります。  したがって、いわゆる誰もが排除されない、同時に、高等教育に当たっては、確かに義務教...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 重ねて申し上げますが、私は、五月に発表する一億総活躍プランには、この奨学金の問題については一つのやっぱり方針を示すべきだと思って私は具体的なチームをつくって検討させております。したがって、その場で発表できればいいと思いますが、しかし、政府全体のことであります...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) よく数値として引き合いに出させていただきますが、OECDの国際教員指導環境調査、この結果によりますと、参加国平均が三十八・三時間、日本は最長ですよ、五十三・九時間、これは平均ですよね。こういったことからも、やはり教員のある部分責任感の強さもあるかとは思います...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 率直な意見をというふうにおっしゃっていただきましたので、まず、先般、那谷屋委員にもお答えしたところでありますし、また局長通知も数次にわたり現場には出しておるところであります。  やはり安衛法、ちょっと簡略化して言いますが、安衛法の改正によりまして、学校現場...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 私も改めて今この文書全体そしてこの部分を読みながら、こういう指摘をせざるを得ないということはあってはならないことですよね。せっかく、国会において労働安全衛生法について深い議論がなされ、改正がなされ、施行されているわけでありますから、当然、教育委員会の担当であ...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 必要なことだと思います。  私も教員時代、大体いつも朝一番に学校に行っておりました。私が学校に行くのはいつもは大体六時四十分ぐらいでした。帰りは大体十時前後でありまして、タイムカードを押しておりましたので、当然それは学校側が保管していると思っておりました。...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) この資料を提出いただいて、改めて私も、これ基本中の基本なんですよね、社会人として。勤務に入った、勤務を終えた、タイムカードで確認をすると。そのことによって、いわゆる超過勤務の問題であったり、また昨今、法律にもなりましたが過労死の問題等もありますが、長時間労働...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 誰かが告発したらと言われると、あいくちを突き付けられたような思いに私はなります。  基本的に、働いているわけでありますから、何時に仕事に入って何時に仕事を終えたのかという基本的なデータを基に、同時に、管理職たる者はやっぱり様子を見ながら、教員として何か疲れ...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) いわゆる児童生徒が校舎にいる中で、そこから目を離すわけにはいかないという一つの責任感と同時に、抱えている業務が多過ぎて、つまり授業の準備であったり提出物の多さであったり部活動であったり、いわゆる校務分掌の中で寸暇を惜しんでそういった事務処理もせざるを得ないと...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 改めてこれは基本中の基本ですね。労働基準法、労働安全衛生法等、また教育に関して言えば教育公務員特例法等ありますが、労働者として、あるいは教育の現場に、毎日目の前に児童生徒がいる中でどのように労働環境を整えるかということは、管理職と教職員が一定の合意の下で進め...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) まず、今の体制として、先ほど申し上げました昨年末の中教審の答申三つを受けて、教職員の体制再整備、その在り方について義家副大臣の下で検討しております。早急にやっぱりこれは取りまとめをして、必要な法改正等に取り組んでまいります。  それからもう一つは、実は今、...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 昨年でしたか、業務改善についてのガイドラインを示したところではもちろんありますが、改めて水岡委員のこういう御指摘は重要だと思っています。今ほど堂故政務官も委員としてそこで聞いておりましたので、やはり具体的に、理念ばかりでは駄目ですよね、具体的に進めていく中で...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) とても良い取組だと思います。  同時に、特に運動部もそうですし文化系もそうですけれども、休養を取る、それから、体は休養するけれども戦術的なミーティングをする、いろんなやり方によってやっぱり子供たちの体、心身共に休養を取ってあげる。同時に、教職員も週に一日、...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) がんは生涯のうち二人に一人がかかると推計され、国民の生命と健康にとって重大な課題となっており、学校における健康教育においてがん教育を推進することは重要であると認識しております。  文科省においては、平成二十六年度から全国でモデル事業を展開するとともに、がん...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 文科省としての詳しい取組は小松局長から申し上げたとおりでありますが、やはり震災を風化させないということ、また原子力発電、これは我が国にとってどういう意味を持っているか、そして事故が起きたときにどういう事態になったのか、こういうことについて学ぶある意味での一つ...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 二〇二〇年東京大会の聖火台に関しては、新国立競技場の整備計画については遠藤オリンピック・パラリンピック担当大臣です。実際の整備事業は、JSC及びこれを所管する私、文部科学大臣にあります。聖火台の活用を含む二〇二〇年東京大会のセレモニー等の企画運営は組織委員会...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 聖火台の設置場所については、現在、御指摘のIOCガイドラインやこれまでの事例も参考にしつつ、遠藤大臣の下に設置されているワーキングチームにおいて検討されているものと承知しております。  また、聖火台の設置主体及び費用負担者については、聖火台の後利用などの観...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 新国立競技場の建設問題、エンブレム問題等、また今回の聖火台の課題にしても、それぞれ国民から御批判があるということについてはこれは真摯に受け止めて、いわゆる関係者、連携取りながらしっかり進めていきたいと思っています。  森会長の問題については、このオリンピッ...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) この度、政府から提出いたしました国立大学法人法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国の知的基盤として全国に配置される国立大学は、新たな価値を生み出す知の創出と、それを担う人材の育成を通じ、複雑かつ高度化す...全文を見る
04月18日第190回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第6号
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○馳国務大臣 大臣という立場で個別の事案についてお答えする立場にはないと申し上げた上で、一応、著作権法を申し上げますが、第二条第一項第一号にこういうふうに書いてございます。「思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう。」こういうふ...全文を見る
04月19日第190回国会 参議院 文教科学委員会 第5号
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○国務大臣(馳浩君) 今般の熊本地震で亡くなられた方々にお悔やみを申し上げ、また、被災された方々にお見舞いを申し上げます。  文科省関係の被害については、昨日九時時点で、人的被害については、東海大学の学生が住むアパートが倒壊し、誠に残念ながら学生三名が亡くなられました。熊本県で...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) これまでの大学改革の流れ、そして今般の取組について申し上げたいと思います。  平成十八年の教育基本法改正においては、大学について、「成果を広く社会に提供することにより、社会の発展に寄与する」という文言が盛り込まれました。その後、特に国立大学に関しては、各大...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 国立大学を経営、運営しておられる学長を始め理事の皆さん方には、国立大学がやっぱりどのような社会的使命を帯びているのかということを改めて理解をしていただきたいと思っています。  したがって、いわゆる式典の場において国旗掲揚、国歌斉唱がなされることは私は望まし...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 今後の教職員定数等の指導体制の在り方については、昨年十一月末に義家副大臣を座長とする次世代の学校指導体制強化のためのタスクフォースを設置し、検討しているところであります。具体的には、新学習指導要領の実施等の教育改革、児童生徒の問題行動への適切な対応、特別支援...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 那谷屋委員も御存じのように、民主党政権の時代に義務標準法の改正をして、まずは小学校低学年の三十五人学級ということで方針を決め、初年度のまず三十五人ということから決定をして、順次というふうな流れがあったということも存じております。  また、小学校においては、...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 指定国立大学法人制度の創設は、我が国の高等教育全体の改革を牽引し、国際的な競争環境の中でその存在感を発揮する大学の創成を目的としたものであります。地方の高等教育機会の確保と均衡ある発展の観点については、別途必要な施策を講じていきたいと考えております。  全...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 委員と私の考えていることはほぼ同じでありまして、まず昨年の通知については、私も大臣に就任した後に、あの文章はもう三十二点だと、赤点が三十点としてですね。  いわゆる、言いたかったことは、教職課程のゼロ免は、これは今後廃止の方向でと。同時に、人文分野で固定化...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 申し上げたいと思います。  国立大学の場合には約五万九千人で三百二十億円の予算措置、私立大学の場合には約四万五千人で八十六億円という予算措置であります。  これが大きいか少ないかというのは、実は私も小さな胸を痛めておるようなところでありまして、この奨学金...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 奨学金のときにもこういうふうな話申し上げたと思いますが、いわゆる財源の安定的な確保、対象者をどうするかと。同年代で働いて税金を納めておられる方と、逆に、これは授業料減免ですから、公的資金から支援を受ける、同年代でありながら相反する立場になってしまうということ...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 恐らくその時々の社会の経済状況といったものも背景にあると思いますし、当然少子化の中で、選択肢として、大学院、博士課程ですね、修士から博士課程に進学した方がよいか、あるいは早く社会に出て稼いだ方がよいか、また、博士課程の場合にはやっぱり専門的な研究開発力を身に...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 最終的にはそのようなイメージを私も持っております。したがって、最初は数校ほどから始めて、その取組が良い取組である、なるほどということでどんどん良い計画を立てて、事業計画を立てて、評価を受けて、外部からの資金も集めながら、そしてスタートアップしていこうと、そう...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) まず、最初に申し上げたように、トップ百に十校を目標としようと、この目標をまず立てることは必要です。しかし、最初は数校から始めますというふうに考えていただければ、これは那谷屋委員の御質問にも答えたところでありますけれども、地方の大学に対する支援は地方の大学に対...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 地方創生の観点と地方の国立大学の役割の重要性というのは、私も強く認識をいたしておりますし、その観点で文科省内においても取組を更に進めたいと思います。  たまたま、私、選挙区である石川県金沢市には、日本版CCRCのモデルとなっておりますシェア金沢という施設が...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 我が国の大学の研究力向上に当たっては、大学の部局間の目標や情報の共有、リソースの流動性が少なく、融合分野や新領域の開拓が進みにくいという課題が指摘されております。  指定国立大学法人に関しては、国内最高水準の研究力を生かし、分野融合、新領域の開拓を進め、既...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 国立大学法人の第三期中期目標期間初年度である平成二十八年度予算では、国立大学法人運営費交付金において三つの重点支援の枠組みを新設し、各国立大学の機能強化の方向性に応じた取組をきめ細かく支援するとともに、対前年度同額の一兆九百四十五億円を確保したところでありま...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 今年三月に第四次国立大学法人等施設整備五か年計画を策定をいたしました。計画的に整備をしていかなければいけないと考えております。  大体、昭和四十年代、五十年代に国立大学の施設整備、一気に進めております。その後、やはり耐震化を中心に施設整備してまいりましたが...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 委員御指摘のとおりであります。  我が国の大学発ベンチャーの設立件数はここ数年停滞している状況にありますが、その要因としては、第五期科学技術基本計画において、事業や経営を支える人材が十分でない状況にあり、起業しても経営で行き詰まる事例が見られること、ベンチ...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) ちょっと具体的なことを申し上げてよろしいでしょうか。  国際的な拠点として指定することになりますので、教育研究面では、まず、四ポイントお伝えします、優秀な人材の獲得や育成、それから海外研究者や留学生についてであります。二点目は、研究力の更なる強化、これは分...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) ここは大事なところなので、改めて私の方針をお示ししたいと思います。  基本的に、運営費交付金を継続的にまず確保していくというのは、全国立大学に対して今までも努力を示してきましたし、昨年同様の額を今回も確保しましたので、これを引き続き取り組むということがまず...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 私はそうは思っておりません。やはり、国立大学といえども、各大学、より一層の努力をしていただきたいし、競争的な環境はやはり向上させていくためにも必要だと考えております。
○国務大臣(馳浩君) 私の考えていることと田村委員の考えていることはそんなに違わないと思って話を聞いているんですよ。基盤的経費を今後とも継続して安定的に確保すべきだという話は私は繰り返し申し上げていると思いますし、したがって、各大学において、改めて運営費交付金の確保プラス寄附金等...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 国立大学の入学式、卒業式などのいわゆる式典の場においては、国立大学が社会の多くの方に支えられていることを自覚するという観点から、国旗を掲揚し、国歌を斉唱することが望ましいと考えております。  昨年六月の国立大学法人学長等会議において、下村前大臣が各学長に対...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 先般私が答弁したことは、ちょっと意がちゃんと伝わっていないようなので改めて申し上げますが、前回も申し上げましたが、学習指導要領に基づいて国旗・国歌をというようなことは高等教育、大学においてはございませんので、何かの根拠に基づいて調査をするというふうなことはす...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 先ほどから何度も答弁しておりますが、これまでの経緯を踏まえて、各大学との意思の疎通を図りながら状況を把握してまいります。
○国務大臣(馳浩君) 結論からいえば総合的にやっていきましょうということでありますが、まず、国公私立大学を通じて予算面で支援する施策として二つあると。一つ目としてスーパーグローバル大学創成支援、二つ目として卓越大学院ですね。国立大学に対する施策として、これは今年度から国立大学の運...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) まず、この事業においては、学生の語学レベルの向上のための取組について、達成目標を掲げて推進することを求めております。各大学で外国語力基準とそれを満たす学生数の目標を定めて、それを達成するための様々な取組を実施していただくことになっております。  例えば、京...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 私は、物を考える力、これは国語の授業を通じてもっともっと強化していかなければいけないのと同時に、やはりコミュニケーション能力は、このグローバル社会において、やはり話したり聞いたりディスカッションしたり、最終的に、この指定国立大学法人制度は国際社会においてとい...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。
04月20日第190回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○馳国務大臣 おはようございます。よろしくお願いします。  九州各県の教育委員会からは、国指定文化財等の被害について、四月十九日時点で、熊本県四十四件、大分県十五件、福岡県十一件、長崎県五件、宮崎県二件、佐賀県一件の計七十八件の被害が報告されております。  熊本城については、...全文を見る
○馳国務大臣 ちょうど昨日、NGO団体のヒューマン・ライツ・ウオッチ代表とお会いをしてお話を伺いました。  文部科学省としては、昨年の四月三十日に通知を発出しておりますし、ことしの四月一日に必要な資料を既に発表し、またホームページでもオープンにしておるところであります。  改...全文を見る
○馳国務大臣 昨年十二月に関係閣僚会議により決定された財源スキームにおいて、新国立競技場の整備に係る財源負担については、国の負担、スポーツ振興くじの特定金額、東京都の負担の負担割合を二対一対一としているため、単純に計算すると、スポーツ振興くじの特定金額の負担額は三百九十五億円とな...全文を見る
○馳国務大臣 新国立競技場等の整備については、平成二十三年の閣議了解において、多様な財源の確保に努めることとされております。これを踏まえ、昨年十二月に関係閣僚会議で決定した財源スキームでは、特定金額による国庫納付減少分も合わせ、分担対象経費千五百八十一億円の半分である七百九十一億...全文を見る
○馳国務大臣 そもそも、totoが導入された背景には、国の財政健全化の流れの中で、大変厳しい国家財政において、しかしながら、スポーツ基本法にも示されているように、こういう国際大会に対する国の支援の必要性も求められているところから、ある意味では苦渋の決断でtotoの制度を導入したと...全文を見る
○馳国務大臣 そもそも法律にかかわる問題ですし、パーセンテージを規定するのはこういう立法によってすることでありますから、まず基本的には、この特例期間というものをしっかりと対応していくということが政府としての責任でありますし、委員御指摘のように、時々において、売り上げが上がるときも...全文を見る
○馳国務大臣 まず、バドミントンの日本代表選手による違法賭博行為の疑い、このことが発覚をして、所属であるNTT東日本において調査がされ、その結果が日本バドミントン協会に報告され、その上で処分が下された、こういうふうに承知しておりますし、私自身も、事案の重要性を踏まえて、オリンピッ...全文を見る
○馳国務大臣 郡委員お尋ねの、新国立競技場整備事業における蚊が媒介する感染症のリスク評価については、JSCの技術提案等審査委員会が、大成建設等企業共同体の技術提案書に係る審査の過程において、蚊の発生等による衛生面の課題を確認したと承知をしております。  その部分をちょっと読み上...全文を見る
○馳国務大臣 新国立競技場整備事業の業務要求水準書においては、座席空調設備の設置は盛り込んでおりません。  熱中症対策等の暑さ対策として、観客席の観戦環境、フィールドの競技環境の向上等のため、通風等の採涼に配慮した計画とするとしております。
○馳国務大臣 IPCのアクセシビリティーガイドにおいては、車椅子席は会場のさまざまなエリアに組み込むこと、同伴者席は同じ割合で車椅子席の横に提供することなどと規定されております。  ちなみに、英文でちょっと読みます。「アクセシブル シーティング シュッド ビー インテグレーテッ...全文を見る
○馳国務大臣 基本的には、国立ということでありますから日本スポーツ振興センターが担うべきものと考えておりますし、日本スポーツ振興センターを所管しているのは私、文部科学大臣であります。
○馳国務大臣 そのとおりであります。
○馳国務大臣 財源の問題については、政府内でも大変、ある意味でいえば苦渋の決断をしたところでありますし、この条項については、当然東京都の意思を尊重しながら判断をする、そういうふうな思いで規定したものでありまして、改めて、やはり都民に対しても、国民に対しても丁寧な説明が必要だと思っ...全文を見る
○馳国務大臣 JSCにおいては、組織体制や業務内容の見直し、広告宣伝方法の工夫など、運営費の効率的な削減に取り組むとともに、本年四月から新商品である百円BIGの販売を開始するなど、売り上げの維持向上の取り組みをしていくところであります。このほか、対象競技の拡大については、超党派の...全文を見る
○馳国務大臣 昨年十二月に関係閣僚会議で決定した財源スキームでは、本体工事などの分担対象経費千五百八十一億円について、国、東京都、スポーツ振興くじが二対一対一の割合で負担することといたしました。  あわせて、これらの経費については、消費税率が引き上げられた場合や、賃金または物価...全文を見る
○馳国務大臣 実は、四月十八日から学校施設の応急危険度判定を開始したばかりと伺っております。  こうした中で、今後、二次被害防止のため、学校設置者がみずからの責任として被害等の状況を適切に把握し、避難者等の利用に際し安全性の確保に万全を期していくことが重要である、こういうふうに...全文を見る
○馳国務大臣 答弁が不十分で申しわけございませんでした。  通学路の安全確保については、学校設置者において、道路の陥没、地割れなどの危険箇所の把握に努めること、学校再開の折には必要に応じ通学路の変更を検討するなど、児童生徒の安全確保に万全を期すように要請をしてまいりたいと思いま...全文を見る
○馳国務大臣 今回のバドミントンのトップ選手の違法賭博問題については、言語道断の行為であるということをまず申し上げなければいけないと思います。  その上で、所属のNTT東日本からの調査、処分、それを受けて日本バドミントン協会からの処分がなされたものと思っておりますし、さらに、こ...全文を見る
○馳国務大臣 御指摘ありがとうございます。  オリンピック・パラリンピックさえ無事に終わればそれでよいというものでは全くありませんで、今の委員御指摘の点は極めて重要なポイントです。  例えば、青年海外協力隊で海外でスポーツ指導をしてきたような人材が地域においてコーディネーター...全文を見る
○馳国務大臣 いわゆる民主党政権の事業仕分けでばっさりとやられたというのは一つの事実でありますが、それはそれとしても、いいことをやっているんですよ。  情報収集というのは、ネットワークをつくって、日本のJISSなどと海外の、例えばフランスのINSEPなどと提携をして、交流事業、...全文を見る
○馳国務大臣 地方財政法第十二条第一項においては、「地方公共団体が処理する権限を有しない事務を行うために要する経費については、法律又は政令で定めるものを除く外、国は、地方公共団体に対し、その経費を負担させるような措置をしてはならない。」と規定されております。  同法の解釈として...全文を見る
○馳国務大臣 なかなか、ここはやはり丁寧に解釈をしていった方がいいと思います。  二〇二〇年のオリンピック・パラリンピック大会を招致したのは日本ではありません、東京都が招致をしたものであります。そして、その東京都が招致の際にIOCに対してお示しをした招致計画の中に明確に位置づけ...全文を見る
○馳国務大臣 なかなか御納得いただけていないようでありますが、そもそも、オリンピック競技大会・パラリンピック競技大会の招致に手を挙げたのは東京都であります。そして、こういう国際競技大会を招致する場合には、当然、開会式、閉会式そして陸上競技場等、こういった施設を備えていなければなり...全文を見る
○馳国務大臣 旧国立競技場の建設については、まさしく国が負担をして建設したものであります。  同時に、私たちは政治の場におる者として、また、私も文科省の行政を担当する者として、国の財政状況を考えた場合になかなか厳しい状況にあることは、まず言うまでもありません。  スポーツ振興...全文を見る
○馳国務大臣 憲法第九十五条では、「一の地方公共団体のみに適用される特別法は、法律の定めるところにより、その地方公共団体の住民の投票においてその過半数の同意を得なければ、国会は、これを制定することができない。」とされております。  今回の法案による改正後のJSC法附則第八条の十...全文を見る
○馳国務大臣 先ほど高橋次長が答弁をさせていただいたのは、今、きょう、今日現在はありません。今後、このオリンピック・パラリンピックの大会を契機に、各スポーツ団体において世界的な規模の競技会を招致する機運が生まれる場合には、一般法としてこの法律が適用される可能性があるということを、...全文を見る
○馳国務大臣 今回の新国立競技場を建設するという計画の経緯の中において、例えば日本サッカー協会もワールドカップ招致について言及をされておられますし、ほかの競技団体においても世界的な競技会の開催について言及をしておられます。例えば陸上競技連盟などもその一つであります。  したがっ...全文を見る
○馳国務大臣 最終的には文部科学大臣が決めるとなっております。
○馳国務大臣 今般の法律をつくるに当たっては、昨年十二月に、私と舛添都知事と、そして遠藤大臣、新国立競技場をどうするか、その財源をどうするかということで、三者において事前の協議の上、合意をした。その上で、法律を準備し、こうして提示をしておるわけであります。したがって、当然、都知事...全文を見る
○馳国務大臣 まさしく国と自治体の信義則に基づいて、最終的に文部科学大臣が決めるべきものと考えております。
○馳国務大臣 新国立競技場の整備に当たっては、施設利用者の安全、安心を確保するために、業務要求水準書において、スタンドからの避難については、災害に備え、十分な安全性とすぐれた防災設備の整備を行う、緊急時の観客の避難安全性について確認する等の規定を置いております。  これを踏まえ...全文を見る
○馳国務大臣 新国立競技場の整備に当たっては、業務要求水準書において、地域の防災性向上の観点から、東京都帰宅困難者対策条例などを踏まえ、防災機能を整備するとしたことを踏まえ、大成建設等共同企業体の技術提案書では、防災備蓄倉庫を約四百五十平米整備することとしております。  また、...全文を見る
○馳国務大臣 従前の国立競技場においては、医師、看護師等は配置しておりませんでした。スポーツ大会などの開催の都度、それぞれの主催者が医療従事者を確保し、けがや急病などの応急処置を行うとともに、症状に応じて救急車の要請等を行ってきたと聞いております。  新国立競技場においては、従...全文を見る
○馳国務大臣 医療従事者の確保は大会等の主催者の責任において行うこととなっております。どのような医療従事者を確保するかについては、当該主催者の判断によるものと考えられます。  なお、日本体育協会が加盟団体と連携して実施している公認スポーツ指導者育成制度により、アスリートの障害予...全文を見る
○馳国務大臣 ことし一月に発効した、世界ドーピング防止機構の禁止表に禁止物質として追加されたメルドニウムについて、WADAから、競技者が一月一日以降に摂取したと明らかに認められない場合であり、かつ、三月一日より前のドーピング検査で一マイクログラム以下の検出量である場合はドーピング...全文を見る
○馳国務大臣 スポーツファーマシストは、日本アンチ・ドーピング機構が実施する基礎講習会と実務講習会の二種類の講習会を受講し、受講後の試験で所定の成績をおさめた場合に認定されるものであります。認定は四年間有効であり、三年目もしくは四年目に基礎講習会を受講した後、試験で所定の成績をお...全文を見る
○馳国務大臣 新国立競技場におけるドーピング検査施設の整備については、業務要求水準書において、プライバシーや快適性に配慮したドーピングコントロール機能を整備すること、競技を終了した選手等がフィールドからドーピングコントロール室へスムーズにアプローチできる動線とすることなどとされて...全文を見る
○馳国務大臣 昨年十二月に関係閣僚会議が決定しました財源スキームにおいて、新国立競技場の整備に係る財源負担については、国の負担、スポーツ振興くじの特定金額、東京都の負担の負担割合を二対一対一としているため、単純に計算すると、スポーツ振興くじの特定金額の負担額は三百九十五億円となり...全文を見る
○馳国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。     —————————————
04月22日第190回国会 参議院 本会議 第22号
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○国務大臣(馳浩君) 独立行政法人日本スポーツ振興センター法及びスポーツ振興投票の実施等に関する法律の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  国際的な規模のスポーツの競技会における日本人選手の活躍は、国民に誇りと喜び、夢と感動を与え、国民のスポーツへの関...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 堀内議員から四つ質問がございました。  最初に、スポーツ振興くじについてお尋ねがありました。  スポーツ振興くじによる助成は、地域のスポーツ施設の整備やスポーツ団体の各種事業への助成など、スポーツ振興に重要な役割を果たしてきました。このことを踏まえ、本法...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 大島議員から八つ質問がありました。  最初に、新国立競技場整備計画に係る反省点についてお尋ねがありました。  従前の整備計画について、検証委員会の報告書は、プロジェクトの推進体制や情報発信の在り方などの問題点を指摘しており、教訓として重く受け止めておりま...全文を見る
04月26日第190回国会 参議院 文教科学委員会 第6号
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○国務大臣(馳浩君) この度、政府から提出いたしました独立行政法人日本スポーツ振興センター法及びスポーツ振興投票の実施等に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  国際的な規模のスポーツの競技会における日本人選手の活躍は、国民...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 従前の新国立競技場の整備計画については、昨年九月の検証委員会の報告書において、一、コスト増を招いた集団的意思決定システムの弊害、二、国家的プロジェクトであるにもかかわらず既存の組織で対応したプロジェクト推進体制の問題、三、国民理解の醸成ができなかった情報発信...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 文科省においては、今年度から障害児、障害者が身近でかつ安心して安全にスポーツができる場として想定される特別支援学校などを有効に活用し、地域における障害者スポーツの拠点づくりを推進する特別支援学校等を活用した障害児、障害者のスポーツ活動実践事業を実施することと...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 文科省としては、リオデジャネイロ大会の後の本年十月にスポーツ・文化・ワールド・フォーラムを開催することとしております。このフォーラムは文化プログラムのキックオフイベントでもあります。この中で障害者の優れた芸術活動をテーマとしたシンポジウムや展覧会を開催するこ...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 上野についてもロンドン、パリなどのような世界最高水準の芸術文化都市となることが期待されております。二〇一三年十二月に当時の文化庁長官と東京芸術大学学長が発起人となり、上野「文化の杜」新構想推進会議が発足し、昨年七月に上野を世界の文化交流の拠点としていくための...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 突然のお尋ねですので、ちょっと準備を十分にしていないということを最初に申し上げた上で、ロゴマークが昨日決まったということはまず良かったと思っています。同時に、あれは意味を持ったロゴマークであると。東京という都市や東京で行われるオリンピックとパラリンピックを通...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) まず、新国立競技場の問題については、総額幾ら掛かるのか、その財源はどこでどう調達するのか、私はこれは両者一体で進めていかなければいけなかったと、検証委員会からの反省も踏まえて、今般、遠藤大臣が座長として取りまとめられた計画になっていると、こういうふうに認識を...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) JSCによりますと、今回のコマーシャルの制作に要した費用は、タレントの出演料や撮影の費用など合計約二億三千万円とのことでありました。なお、これは四月当初からの放映を予定していたため、平成二十七年度の経費で制作いたしました。  平成二十八年度においては、広告...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) このスポーツ振興投票制度、成立いたしましたのが平成十年でございます。私も当時参議院議員当選して三年目でありました。スポーツ予算獲得のために何とか財源をということで、私が国会に入りました以前からこの財源の充実にスポーツ議員連盟が努力をしてまいりました。その中心...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) このスポーツ振興投票制度、対象の拡大について、スポーツ議連の方ではこういうふうに整理をされておりますので、まずその点を申し上げます。  対象とする競技の要件ですが、五つありまして、国内で幅広い人気がある、天候に影響を受けず確実に試合ができる、個人の影響が大...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 二つのレベルで申し上げたいと思うんですが、トップアスリートの障害者に関しては、ここはナショナルトレーニングセンターにおいても受け入れてやりましょうと、平成二十八年度予算においても、これは実施設計費を付けて整備をすることとなっております。これが一つ目です。 ...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 三点に分けてお答えいたしますが、まず、熊本県内の公立小中学校の耐震化率九八・五%と、おおむね完了しておりました。震度七クラスの地震二回を含む八百回を超える余震が続く中で今なお校舎や体育館の倒壊が一棟も出ていないということは耐震化の成果であると、そう思っていま...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 私も、これまでのJSCの取組とそれに対する文科省としての指導ということについてはまず一定の評価をしておりますが、問題意識は柴田委員と同様に持っております。  実は、四月半ばに抜き打ちで視察に行ってまいりました。全ての階、また全ての机を回ってまいりまして、職...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) JSC本部の移転については、JSCが入居しない選択肢も含め、検討していくとの下村博文前文部科学大臣の国会答弁を踏まえ、JSC内に総務担当理事を責任者とする本部事務所移転検討タスクフォースを設置し、検討を進めております。タスクフォースでは、代々木競技場などのJ...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 文科省では平成二十七年度から国際情報戦略強化事業を実施して、IFなどの役員ポスト獲得や国際スポーツ人材の育成支援を進めております。  具体的には、NFが実施する国際競技大会や国際会議などの機会を利用した役員選挙活動に対する支援、NFの若手人材のIF事務局等...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 平成二十五年の法改正により、スポーツ振興投票の売上金額の一部を国際的な規模のスポーツの競技会の我が国への招致又はその開催が円滑になされるようにするために行うスポーツ施設の整備等であって緊急に行う必要があるものに充てる仕組みが創設されました。この特定業務の対象...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 極めて重要なポイントだと思っております。  私も実は東京オリンピックの招致本部長を自民党の本部においてさせていただいたときにその効果の大きさが分かりましたし、同時に、二〇一八年から二〇二二年まで北東アジアにおいて世界的な競技会が毎年のように行われます。二〇...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 独立行政法人日本スポーツ振興センター法に新設する附則第八条の十第一項においては、特定業務に係る施設のうち、地域の発展に特に資するものとして政令で定める施設が存する都道府県が、その三分の一以内を負担すると規定しております。  このように、都道府県の負担割合の...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 関係閣僚会議で決定した財源スキームにおいては、国、東京都、スポーツ振興くじが分担する経費をスタジアム本体の整備費等である千五百八十一億円程度と設定し、それぞれの負担割合を二対一対一と定めております。  これらの経費については、消費税率が引き上げられた場合や...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 二〇二〇年の東京大会後に八万席に改修することについては、まず現時点で決定されたものではありません。仮にそうした改修が特定業務の範囲に位置付けられたとしても、今回の改正法案では、当該都道府県が負担する費用の額及び負担の方法は、JSCと当該都道府県とが協議して定...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 平成二十五年の法改正により、スポーツ振興投票の売上金額の一部を国際的な規模のスポーツの競技会の我が国への招致又はその開催が円滑になされるようにするために行うスポーツ施設の整備等であって緊急に行う必要があるものに充てる仕組みが創設されました。この特定業務の対象...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 私は、長いお付き合いの中で何度も森会長とはぶつかっておりますので、そのことを踏まえながら今の委員の御指摘にお答えしたいと思いますけれども。  委員も、恐らくいろんな局面局面において直接森会長とお話をしたり意見交換をしたりしながら今申し上げたようなことをおっ...全文を見る
04月27日第190回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○馳国務大臣 改めて、犠牲になられた方また被災者に、お悔やみとお見舞いを申し上げたいと思います。  こういう緊急の事態でありますから、協力をして、私も大臣という立場で、被災地の実情をお聞きしながら、速やかな対応をしていきたいと思います。また、補正予算の編成等に当たっても、また御...全文を見る
○馳国務大臣 熊本市が行った応急危険度判定において危険とされた百三十四棟の学校施設のうち、構造が原因で危険と判定されたものは六棟であります。残りの百二十八棟は、落下物の除去や一部通行どめ、一部教室等の使用禁止などの応急措置を講ずれば、学校施設全体は利用可能であると聞いております。...全文を見る
○馳国務大臣 遠藤大臣と同様であります。
○馳国務大臣 菊田委員も、森会長と私の関係を御存じだとは思いますが、やはりJSCを所管しているのは文部科学省であり、文部科学省の馳大臣が、要はこの聖火台を今後どうしていくか、しっかりとグリップしておくべきだ、こういうふうな思いで、独特の言い回しでこういう主張をされたんだと思ってお...全文を見る
○馳国務大臣 私は、免許更新制度は免許更新制度、そして、おっしゃるように、代替教員を確保するのは、これは人事上の問題でありますので、これは人事上の問題として、少し次元を分けて整理する必要があると思っています。  それで、具体的にお伝えいたします。  現在、各自治体などにおいて...全文を見る
○馳国務大臣 まず結論から先に申し上げますけれども、この人事配置については、任命権者である各都道府県の教育長に対して、適切な配置ができるように、状況に応じて配慮するように伝えていきたいと思います。  現状を、ちょっと四例ほど申し上げます。  北海道は、育児休業から復職する職員...全文を見る
○馳国務大臣 私の地元石川県は、育児などになるべく支障が生じないように自宅から通勤可能な範囲での異動となるよう配慮とか、夫婦共働きの教員の場合には同居が可能な地域への異動となるよう配慮、あるいは夫婦同時異動の場合もある、こうありまして、本当に、ワーク・ライフ・バランスに人事権者が...全文を見る
○馳国務大臣 御所見ということをお尋ねいただきましたが、今、鈴木委員がお示しをいただいたお考え、制度論というのは、民進党という政党において固められた政策でありましょうか、ありませんでしょうかと問えば、恐らく鈴木委員としての持論だというふうに思います。  最初に私の所見を言えとい...全文を見る
○馳国務大臣 大学への進学に関する費用と便益の関係については、平成二十四年度に国立教育政策研究所において試算を行ったものがあります。その試算によると、学部・大学院在学期間中の学生一人当たりの公的投資額に対し、税収増加や、失業による逸失税収の抑制などによって、投資額の約二・四倍の便...全文を見る
○馳国務大臣 改めて、これも下村前大臣のときに、大学教育とはどうあるべきか、そのために、まず高校教育はどうあるべきか、そして、高大接続のプログラムという形で、入試のあり方はどうあるべきかというふうな一つの結論をお示ししておりますし、そのプログラムを実際に実行に移していく段階、シス...全文を見る
○馳国務大臣 はい。  委員の御指摘、お考えには賛同する部分も多々ございますが、現状の制度を踏まえて、常に制度改善に向けては取り組んでいきたいと思います。
○馳国務大臣 逢坂委員とは長いおつき合いですが、文化行政に深い見識と関心を持っておられるということをきょう初めて知りまして、心から敬意を表したいと思います。  また、平成二十八年のライバルは大変強力であります。先ほども申しておりますが、縄文遺跡群、これは北海道・北東北と地域を限...全文を見る
○馳国務大臣 文科省としては、学校教育の復興のために、できる限りの支援を行ってまいります。教職員定数の加配措置についても、県の教育委員会と連絡をとり合っております。  今後、要望を踏まえて、迅速かつ適切に対応してまいります。
○馳国務大臣 震度七クラスの地震二回を含む九百回を超える余震が続く中、今なお校舎や体育館の倒壊が一棟も出ておらず、熊本市が行った応急危険度判定において危険とされた百三十四棟の学校施設のうち、構造が原因で危険と判定されたものは六棟にとどまっております。  当面は、避難所としての機...全文を見る
○馳国務大臣 被災した学生については、今後の就職活動に大きな影響が生じ得ることも懸念されます。そのため、経団連を含む約四百五十の経済団体、業界団体に対して、広報活動や今後の採用活動について、学生の個々の事情を十分に勘案し、柔軟に対応していただくよう、既に文科省と厚労省の関係局長の...全文を見る
○馳国務大臣 進路指導は、生徒の能力、適性などを見きわめ、生徒が自主的に進路を選択して自己実現を図れるようにするために必要な能力、態度を育成することを目的としております。各学校の実情に応じて適切に行われるべきものと認識しております。  今回の事案について、タスクフォースの中間取...全文を見る
○馳国務大臣 御指摘の通知においては、ゼロトレランス方式を参考として示した上で、同時に、生徒指導に当たっては、個々の児童生徒の状況に応じて、問題行動の背景や程度、それぞれの児童生徒が抱える問題などをきめ細かく把握し、そして対応するように求めているところであります。  また、生徒...全文を見る
○馳国務大臣 問題行動を起こす児童生徒に対しては、その問題行動がどういう背景であり、実際にどういうことであるかということをしっかりと把握した上で、毅然とした対応をとり、粘り強く指導することは、児童生徒の規範意識を醸成し、校内規律を維持するために必要なことだと考えております。  ...全文を見る
○馳国務大臣 委員は、現場の実態を、報告を受けたり事情を聞きながら、こうして質問しておられます。私自身がその場に居合わせていないという立場から、ちょっと言葉を選びながら申し上げたいと思いますが、根本的なことは、子供が学校に行きたくなくなるような人間関係を教師と児童生徒の間でつくる...全文を見る
○馳国務大臣 一つ、資料を抜粋しながら申し上げさせていただきます。十二年前でありますが、平成十六年の厚生労働白書によりますと、日本人の健康の状況について、国際比較に見るデータが出ております。ここには、「健康の到達度と均一性、人権の尊重と利用者への配慮の到達度と均一性、費用負担の公...全文を見る
○馳国務大臣 大学の医学部附属病院について申し上げますが、教育、研究、診療の三つの機能を適切に発揮することが必要であると考えております。  特に、最近の傾向として、国立大学の附属病院において診療時間が増加傾向にあり、教育研究時間が減少傾向にあるとの意見があることは承知しておりま...全文を見る
○馳国務大臣 医学部は、社会のニーズに応じた教育研究を行い、医療の発展に貢献するという重要な役割を担っていると認識しております。  文科省としては、教育面での支援として、医学教育モデル・コア・カリキュラムを適時改訂し、研究面での機能強化として、研究マインドを持った次世代医療人材...全文を見る
○馳国務大臣 まず、医学部の新設については、東北は震災からの復興のための特例、特区は国家戦略特区法に基づき国際的な医療人材を育成するための特例ということで、それぞれ一校に限り認めているものでありまして、医師の需給を踏まえた従来の医学部とは趣旨が違います。  一方、医学部の定員に...全文を見る
○馳国務大臣 新たな専門医の仕組みは、専門医の質を高め、良質な医療が提供されることを目的としていて、これまでの学会ごとの自主的な基準に委ねられていた専門医の認定を統一的に行うものであります。  こうした卒後の専門性向上の取り組みを視野に入れて、卒前の学部教育や大学院教育のあり方...全文を見る
○馳国務大臣 今般の熊本地震により被害を受けた学校施設は計八百十六件と報告を受けております。  文科省では、耐震改修促進法に基づいて、大規模な地震に対して倒壊または崩壊する危険性を低くし、建築物の倒壊等の被害から生命身体及び財産を保護するため、耐震化を進めてきたところであります...全文を見る
○馳国務大臣 このたび政府から提出いたしました国立大学法人法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国の知的基盤として全国に配置される国立大学は、新たな価値を生み出す知の創出と、それを担う人材の育成を通じ、複雑かつ高度化する社会の...全文を見る
04月27日第190回国会 参議院 本会議 第23号
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○国務大臣(馳浩君) 使用済燃料の直接処分に関する研究についてのお尋ねでありますが、使用済燃料の直接処分に関する研究については文部科学省と経済産業省が連携して取り組んでおります。具体的には、使用済燃料が核分裂を継続的に起こさないようにする対策や、発熱量が大きい廃棄体を封入する容器...全文を見る
04月28日第190回国会 参議院 文教科学委員会 第7号
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○国務大臣(馳浩君) おはようございます。  特定業務とは、JSC法附則第八条の三の規定により、JSCが行う業務のうち、「国際的な規模のスポーツの競技会の我が国への招致又はその開催が円滑になされるようにするために行うスポーツ施設の整備等であって緊急に行う必要があるものとして文部...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 昨年九月の検証委員会の報告書においては、従前の整備計画に係る責任の所在について、多くの関係者が真摯にその仕事に取り組んできており、個別の関係者に責任を求めることは適切ではないとした上で、結果として、本プロジェクトに求められる適切な組織体制を整備することができ...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 任期満了前に河野前理事長に対し、下村前大臣から退任を求めた事実はございません。  なお、平成二十七年九月二十四日に新国立競技場整備計画経緯検証委員会による検証報告書が取りまとめられたことを踏まえ、下村前大臣が河野前理事長と面談し、理事長の任期満了に伴い交代...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 独立行政法人の役員の退職金は、総務大臣が決定した算定ルール等に基づき、当該法人の業務実績評価に応じて決定される業績勘案率により算定されることとなっております。  JSC前理事長は任期満了により平成二十七年九月に退職しましたが、この業績勘案率は本年八月を目途...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 文部科学省から日本スポーツ振興センターに役員出向していた理事二名については、両名とも平成二十七年十月一日付けで文部科学省大臣官房付へ復帰しております。  その二名の、あっ、経歴についてはいいですね。
○国務大臣(馳浩君) ちょっと待ってください、その二名について今どこにいるかというお尋ねでございますが、ちょっと経緯を一人ずつ申し上げます。  吉尾啓介……(発言する者あり)
○国務大臣(馳浩君) 吉尾啓介氏については、平成二十七年十月に文部科学省大臣官房付となり、平成二十七年十二月に辞職され、平成二十八年二月に公立大学法人国際教養大学常務理事、副学長になっておられます。  もう一人の鬼澤佳弘さんについては、平成二十七年十月に文部科学省大臣官房付とな...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 平成二十六年度実績では、くじの売上げは一千百八億円、運営費は二百十一億円でありました。その内訳は、くじの売上金額に応じて必要となる販売手数料が八十六億円、売上げの状況に応じて裁量的に発注する広告宣伝費が四十九億円、くじの発売等のために必要となる情報システム経...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) スポーツ振興くじの広告宣伝費については、広告媒体をテレビCMとネット広告に集中するなど効率化を図ることで約十五億円程度の削減を見込んでおりますけれども、スポーツ振興くじの売上減少につながらないか、まさしく注意深く見守っていく必要があります。  具体的には、...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 今回のスポーツ振興くじの運営費の削減は、スポーツ団体等への助成財源が減少しないよう行うものであります。仮に広告宣伝費等の削減によってスポーツ振興くじの売上げが大幅に減少し、助成財源が減少してしまっては本末転倒であり、是非とも避けなければならないと考えておりま...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 今ほどまさしく私が申し上げたとおりであります。大幅に売上げが減少した場合には、財政当局とも調整をし復元措置も考えると、こういうことであります。
○国務大臣(馳浩君) 運営費交付金と今おっしゃいましたよね。  財政当局と調整しながら、まさしく、くじ全体の運営に関わる問題として、売上げをやっぱり伸ばすためにはどうしたらよいのかという、まさしく、まず知恵を絞ることが必要だと思います。実はこの以前にも、大変売上げが想定よりもは...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 本年四月に文化庁に文化プログラム推進室を設置しまして、また近日中に、文化庁長官に対し助言を行う外部有識者を委嘱する予定であります。  今後、この外部有識者の知見を生かし、組織委員会や関係省庁、地方自治体、民間団体などと協働して文化プログラムの推進に取り組ん...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 新妻委員御指摘のとおりでして、オリンピック・パラリンピック教育、これはスポーツの意義や価値に対する理解を深めるとともに、共生社会への理解、国際的視野を持った人材の育成など、多様な教育的価値を持つものでありまして、その推進は重要であります。  文科省において...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) おっしゃるとおりであります。記者会見等の場を活用してちゃんとやっていきたいと思います。  また、今度、五月十二日に全国の都道府県の担当者を集めた就学支援金に関する説明会がございますので、その場を通じても、より具体的に通知の内容などを報告したいと思いますし、...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) まず、この就学支援金については前年度あるいは前々年度の所得によって支給を決定しております。このため、今回の熊本地震を受けて、被災により課税証明書などの取得が遅れる場合にはその提出を猶予するなど柔軟な対応を行うように都道府県宛てに通知を行ったところであります。...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) まず、災害救助法では、手提げかばんについては支援対象となりますが、制服については支援の対象外となっております。一方、経済的に就学が困難な児童生徒に対する就学援助においては制服は支給対象となり、これは被災により経済的に就学が困難となった場合も同様であります。ま...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をし、対処してまいります。
05月02日第190回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(馳浩君) おはようございます。  昨日、私も塩崎大臣とともに一日視察に行ってまいりました。  まず、地震により犠牲になられた方々また被災された皆さんにお悔やみとお見舞いを申し上げたいと思います。文科省は関係省庁挙げて全力で復旧復興に力を尽くしてまいります。  ま...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 学校施設は、子供たちの学習、生活の場であるとともに、地域のコミュニティー施設や災害発生時の避難所として、高齢者も含めた地域の方々に広く活用される場でもあります。これまでも、災害に強い学校施設の在り方について取りまとめ、トイレ対策の重要性についても周知してまい...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 文部科学省では、平成二十三年度に学校のトイレ改善の取組事例集を取りまとめて、トイレ発、明るく元気な学校づくりとして、良い取組をまず発信をしております。その中では、ハード面、それから維持管理の在り方、そして教育面においての取組を一体的にお示しをいたしております...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 公立学校において医療的ケアを必要とする児童生徒は、平成二十七年度の調査結果によりますと、特別支援学校では八千百四十三人、公立小中学校では八百三十九人となっており、増加傾向にあります。このような子供たちに対して教育の充実を図るための環境整備は重要であると考えて...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) まず、二〇二〇年のオリパラ東京大会を招致するに当たって復興オリンピックという位置付けを高く掲げております。したがって、東日本大震災の被災地に向けてもそうですが、今般の熊本を中心とする震災の被災地に向けてスポーツ界挙げてやっぱり復興に向けての取組をお願いしたい...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 未利用国有地、結構いい場所に持っているんですね。そして、スポーツが地域活性化に資するということを考えると、やっぱり公共交通機関の近くにあるような未利用国有地は有効に活用できる可能性を秘めているということをまず申し上げたいと思います。  そこで、御指摘の未利...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 今までは、こういった財源の確保等については超党派のスポーツ議連を通じて様々な提案をいただいて実現してきた経緯もありますので、スポーツ議員連盟の動向も踏まえて対応したいと思います。
○国務大臣(馳浩君) まず、昨年度から実施しております競技力向上事業においては、平成二十八年度予算において八十七億円を計上し、選手強化費の充実を図るとともに、各競技におけるKPIの達成状況の評価を通じてPDCAサイクルを強化することによって、更に戦略性を持った選手強化に取り組んで...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 医学教育においては、卒業までに学生が身に付けておくべき必須の能力の到達目標を提示した医学教育モデル・コア・カリキュラムの中で、的確な薬物療法を行うための基本的な考え方を学ぶことが盛り込まれております。  ドーピングについては、スポーツ医学に関する教育の中で...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 「もんじゅ」に係る平成二十六年度の決算額については、運転維持費が百八十二億円であります。また、そのほかに「もんじゅ」に関連する経費として、固定資産税十二億円及び人件費約三十億円を支出しております。なお、人件費は原子力機構の全職員数に占める「もんじゅ」の職員数...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) エネルギー基本計画においては核燃料サイクル政策の推進を定めておりまして、「もんじゅ」は核燃料サイクルに関する研究開発において重要な施設であります。  今回の原子力規制委員会からの勧告も安全規制の観点からなされたものであり、「もんじゅ」そのものを廃炉にすべき...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 今の段階から補正について申し上げるべきではありませんが、非常に我々文科省としても取組を進めてきた結果、今まで以上に執行状況も上がっておりますので、また、その重要性については委員御指摘のとおり理解をしておりますので、改めて、まず平成二十九年度予算の獲得に向けて...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 文科省では、ウィッツ青山学園高校の事案を契機として、昨年末、広域通信制高校に関する緊急タスクフォースを立ち上げて改善方策等について検討を進め、三月三十日、広域通信制高校に関する集中改革プログラムを取りまとめたところであります。  このプログラムでは、広域通...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 平成二十六年度のスポーツ関連予算額は二百五十五億円であります。また、スポーツ庁が創設されて初めての予算となる平成二十八年度のスポーツ関連予算額は三百二十四億円であります。厳しい財政状況の中、対前年度三十四億円増、スポーツ庁創設前の平成二十六年度予算額に対して...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) まず最初の点でありますが、これは厚労省と連携して、やはりガイドラインを作って進めていくことが重要だと考えております。平成二十七年度予算でも、スポーツを通じた健康長寿社会の創生、また新規予算では、スポーツ医科学等を活用した健康増進プロジェクトと、こういうふうに...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) まず、このスポーツ振興投票制度につきましては、超党派のスポーツ議連で、共産党の方にももちろん議論に参加をしていただいて、当然、当然と言っちゃいけないですけどね、最後は共産党の皆さんには反対をいただいておりますけれども、議論には加わっていただいて、スポーツ振興...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 重要な指摘だと思いますし、中教審でも議論をしておって、三月に中間報告を出させていただいたところであります。  私も新たな職業技能教育機関という位置付けの場合に気を付けることが幾つかあると思うんですが、本当にその専門的な職業教育をした場合の単位の認定の在り方...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 四月五日の記者会見において私から、最初から奨学金を給付するよりも、大学での学業の状況などを考慮した上で返還を免除するという方法の方が理屈に合っているのではないかと、こういう意見を述べました。  また、給付型奨学金とは、必ず返す必要がある貸与型奨学金といわゆ...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 教育費負担軽減のための方策については、各国様々な制度があり、一概に比較することは困難であります。しかし、限られた財源の中で学生を幅広く支援し、その経済的負担軽減を図ることは極めて重要であります。  こうした状況の中で、文科省としては、大学の授業料減免や奨学...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 国立大学の授業料については、最近の十年間は値上げしておりません。さらに、平成二十八年度は、国立大学法人運営費交付金を対前年度同額とし、授業料標準額の引上げも行わないことといたしました。また、授業料減免についても対象者を二千人増員することとしております。  ...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 現在、小中学校段階では、通常の学級、通級による指導、特別支援学級といった連続性のある多様な学びの場が整備されている一方で、中学校卒業後の進学先は、主として高等学校の通常の学級か特別支援学校高等部に限られております。このため、一人一人の教育的ニーズに対応した適...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 具体的に申し上げます。  インクルーシブ教育システムを推進するための補助事業、学習上の支援機器等の教材の研究開発、特別支援教育支援員の配置のための地方財政措置、これが今実施されております。  また、平成二十八年四月から、独立行政法人国立特別支援教育総合研...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 本年三月の協力者会議の報告では、通級による指導の目的や内容等について生徒や保護者に説明することを前提とした上で、生徒の行動場面の観察や、生徒、保護者からの希望により対象者となる生徒が挙がってきた場合、校内委員会における検討を経て、必要に応じて教育委員会の助言...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 全国の公立小中学校は、約三万校ございます。この状況を踏まえて政府も、一億総活躍社会において、学校は教育の場であるとともに、地域においての生涯学習とか生涯スポーツの拠点であり、また、一旦有事あれば災害の場合の避難場所、避難所として位置付けておるわけでありますか...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 文科省としては、建築点検の義務付けがない公立学校についても、点検の実施状況について調査を行うことにより建築点検の実施を促してまいりたいと思います。
○国務大臣(馳浩君) 決算検査において公表された市町村については、現在、フォローアップ調査の集計、分析を行っているところであります。その分析結果を踏まえ、維持管理の徹底に向けた要請を再度学校設置者に行った上で、改めて点検、是正状況の調査を実施し、その結果については来年度を目途に公...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 国立学校などについても公立小中学校と同様に施設の維持管理を適切に行っていくことは重要であります。昨年十月に大学などの設置者に対しても建築点検の確実な実施を依頼しているところであります。  今後、国立学校などについても建築点検の実施状況を調査するとともに、点...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 公立学校施設については、近年、老朽化が大きな課題となっております。改築同等の教育環境を確保できる長寿命化改修の導入などによりまして工事費を抑えるとともに、事業費の平準化を図りつつ、計画的に老朽化対策を進める必要があります。  このため、平成二十五年三月には...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 文科省としては、「もんじゅ」について勧告を受ける状況に至ったことを大変重大なことと受け止めております。これまでの課題の総括、「もんじゅ」の在り方の検討、具体的な運営主体の検討という三段階で検討を進めることといたしました。  昨年十二月には、私の下に有識者に...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) まず、基本的にいずれの指摘についても真摯に対応すべきと考えております。そこで、行政事業レビューにおける指摘を踏まえて具体的に申し上げます。  開栄丸については、維持管理経費を最低限に絞り込み、平成二十八年度予算に約六億円を減額して計上するとともに、平成二十...全文を見る
05月09日第190回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○国務大臣(馳浩君) 二つお答えしたいと思います。  昨年十一月末に義家副大臣を座長とする次世代の学校指導体制強化のためのタスクフォースを設置して検討し、先般、四月二十一日に中間まとめを発表したところであります。やはり実態を踏まえて適切に対応するという方針を取りたいと思います。...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 井原委員におかれましては、幼児教育振興法のプロジェクトチーム事務局長、私の後に引き継いでいただきました。国策として幼児教育を振興していくべきだという高い理想の下に、立法についてまた是非とも御検討をお願いしたいと思います。  そこで、予算についてですが、平成...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 実は文科省も、厚労省、内閣府と連名で各都道府県に対しまして通知を発出いたしました。内容を二点申し上げます。  まず、ゼロ歳児から二歳児については、一時預かり事業の定期利用を可能とするとともに、幼稚園における長時間預かり保育運営費支援事業及び小規模保育事業に...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 給付型奨学金の制度の導入については、重要性を認識しております。  やはり、四ポイントはしっかりと議論が必要でありまして、同世代での税の負担と分配の公平性という観点、財源の確保、対象者の選定、給付の在り方。やっぱり制度設計する以上は、そして恒久政策には恒久財...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) まず、いじめ対策防止の法律ができた経緯を少し申し上げて、また、局長からも実態を報告させていただきます。  実は当時、大津市で起こった中学校二年生自殺事件がございました。そのときに、保護者にとって学校側からの報告、また教育委員会による調査の報告が実態と違って...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 改めて秋田県の取組、参考にさせていただきます。  今現在、国の方では、ネットいじめのうち、特にSNS上のメッセージのやり取りなど第三者が閲覧できない態様のものについて、学校ネットパトロールのような従来の取組では対応が困難な面があると認識しておりまして、イン...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) JSCに対しては、平成二十三年度決算検査報告において、スポーツ振興投票等業務に係る契約について是正改善を図る必要がある旨の処置要求があり、翌二十四年度決算検査報告において所要の改善がされた旨が報告されたところであります。また、二十六年度決算検査報告においては...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) これまでのJSCの行ったことに関しては、本当に大変な問題であり、重大なことであるという意識は私も持っております。  今ほど大東理事長からお示しをしたとおりでありますが、下村前文部科学大臣からもJSCに対して業務の改善を指示しております。私としても、下村前大...全文を見る
05月11日第190回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
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○馳国務大臣 おはようございます。  出資に関しましては、国立大学法人の持つ公的性質を踏まえ、業務の膨張への歯どめに留意しなければならないこと、民間企業等への技術的支援や教育プログラムの提供を事業として実施していくためには大学内に質の高い研究成果が豊富に存在することが必要である...全文を見る
○馳国務大臣 教育において個人の個性や興味、関心が重んじられ、それが伸長されることは重要であります。同時に、その土台として、十分な知識、技能、それらを基盤にして、答えが一つに定まらない問題にみずから解を見出していく思考力、判断力、表現力、また、これらのもとになる、主体性を持って多...全文を見る
○馳国務大臣 文科省では、平成十八年度より、女性研究者の確保や活躍促進に向けて、研究活動と出産、育児等との両立を可能とする環境整備を行う大学や公的研究機関への支援、あるいは、出産、育児から研究に復帰する優秀な研究者への支援などの取り組みを実施しております。  また、環境整備に対...全文を見る
○馳国務大臣 通告がなかったので正確を期することはできませんが、恐らく明治時代なのではないかなと思われます。
○馳国務大臣 まず、経緯も含めて申し上げたいと思います。  平成十六年に実施された国立大学の法人化は、国の組織の一部であった位置づけを抜本的に見直し、自律的な環境のもとですぐれた教育や特色ある研究に積極的に取り組む国立大学の活性化を目的としたものでありました。  そして、国立...全文を見る
○馳国務大臣 国立大学法人の持つ公的性質を踏まえ、業務の膨張への歯どめに留意しなければならないことや、民間企業などへの技術的支援や教育プログラムの提供を事業として実施していくためには大学内に質の高い研究成果が豊富に存在することが必要であることを受けて、指定国立大学法人のみを対象と...全文を見る
○馳国務大臣 まず、指定国立大学法人でありますから、どのように指定するのかという指定方法についてと、それに当たっての審査のあり方について、当然審査するわけですから、その基準とか、それに対する評価、その評価方法や基準、これについてちょっと簡単に説明させていただきます。  まず、指...全文を見る
○馳国務大臣 当然チャレンジの機会はあります。
○馳国務大臣 指定国立大学法人の指定の効果については、中期目標期間ごとに指定を行うのではなくて、一旦指定を受ければ中期目標期間を超えて継続するものとし、文科大臣が、改正法案第三十四条の四第四項の規定に基づいて、当該指定国立大学法人の指定の事由がなくなったことをもって指定を取り消す...全文を見る
○馳国務大臣 指定国立大学法人制度は、世界の有力大学と伍して競う国立大学の形成を目的としております。海外の有力大学の業務運営に係る知見を有し、世界最高水準に照らした指定、中期目標、中期計画の策定、評価がなされるよう担保することが必要でありますから、そのような観点で、海外大学の業務...全文を見る
○馳国務大臣 私も平野委員と同様の考えを持っておりますが、まずはスタート、指定国立大学法人制度をスタートさせて、指定された大学の取り組みを踏まえた上で、最終的に全大学に拡大していきたいと考えています。
○馳国務大臣 こういった資産運用について、実は、地方大学も含めて各国立大学からの要望を踏まえてこの制度をしたということをまず最初に申し上げておきたいと思います。  具体的には、それぞれの大学の有する資産の状況等によって異なってくるものとは考えられますが、土地などの貸し付けによる...全文を見る
○馳国務大臣 間接経費の問題については着目しておりますので、実態を踏まえて適切に対応していきたいと思います。
○馳国務大臣 ちょっと大きい話だと思いますので、幾つか所感を踏まえて申し上げさせていただきたいと思います。  このゴールデンウイーク中にベトナムとインドに、視察ということで、当地の、日本の大学と連携をしている大学を視察し、お話も伺い、期待も伺ってまいりました。  やはり、競争...全文を見る
○馳国務大臣 新たに任命する外国人については、委員会の本体以外の委員として追加的に参画していただくことを想定しております。  また、その外国人委員の人選に当たりましては、世界最高水準の研究・人材育成拠点の形成、運営といった観点から的確な意見ができる方に参画いただけるように、各方...全文を見る
○馳国務大臣 やはり、財務基盤の健全化ということも必要でありますから、十分に、提出していただく資料等を拝見した上で、また評価委員会の意見も踏まえた上で認定という形をとりたいと思います。
○馳国務大臣 運営費交付金を初めとして基盤的経費はきっちりと確保すべき、これは政府の責任だと思っています。  その上で、今般の法案にありますような規制緩和によって努力をされた分は、その分を自分たちの大学の人件費に使うとか、また新たな研究成果のための費用に使うとか、そういうふうに...全文を見る
○馳国務大臣 国立大学法人の中期目標については、国立大学法人法第三十条第三項において、文科大臣は中期目標を定め、またはこれを変更しようとするときは、あらかじめ国立大学法人等の意見を聞くこととされております。  また、国立大学法人法附帯決議において、実際上の作成主体が法人であると...全文を見る
○馳国務大臣 指定国立大学法人の指定を受けようとする法人には、申請に当たって、人材育成・獲得、研究力強化、国際協働、社会連携、ガバナンスの強化、財務基盤の強化の、六つの観点についての目標設定や構想の提出を求めることとしておりまして、指定された場合は、これらの内容について各法人の中...全文を見る
○馳国務大臣 昨年、学校教育法が改正され、ガバナンスの改革がなされたところであります。特に学長選考においては、意向投票が学長を選ぶための実質的な選挙として機能して、票読みや教員間のさまざまな働きかけなど、国立大学のリーダーを選ぶにはふさわしくない行為が行われてはならないと考えてお...全文を見る
○馳国務大臣 国立大学については、全八十六の国立大学法人が、社会や産業構造の変化が非常に厳しい中で、それぞれの強み、特色、社会的役割を踏まえて、どのように機能を強化していくのかという議論をここ数年続けてきております。その中で、卓越した研究拠点として国際的に貢献をしていきたいという...全文を見る
○馳国務大臣 国立大学は、我が国の高等教育や学術研究を牽引する重要な役割を有しているという認識を持っております。  現在、学術研究、基礎研究の推進も含め、機能強化のための大規模な改革を進めております。国立大学の機能を十分に発揮させるためには、また、教員が安心して教育研究活動を行...全文を見る
○馳国務大臣 今まで局長が申し上げてきたのは、ある意味では予算面から指定して頑張ってもらおうということでありましたが、今回は、これは制度面からの支援ということが一番の肝であるというふうに認識をしております。である以上は、自主的に上がってくる構想などをしっかりと評価機関で評価をした...全文を見る
○馳国務大臣 大学間の統合は、大学の教育研究の特性を踏まえつつ、各設置者の主体的な判断により行われるものであります。  これまでの事例に鑑みると、大学が既存の資源を有効に活用し、教育研究分野の幅の広がりを確保したり、スケールメリットを生かして経営基盤の強化を図ったりする上で一定...全文を見る
○馳国務大臣 さきに成立しましたJSC法の改正によりまして、平成二十八年度から三十五年度までの間、特定金額の上限割合を五%から一〇%に引き上げるなどによりまして、新国立競技場の本体などの整備に係る財源の確保が可能となりました。  一方、新国立競技場の竣工は平成三十一年十一月を予...全文を見る
○馳国務大臣 簡潔に言えば、附帯決議を守っていくべく努力をしなければいけないというまず決意であります。  二点目は、本当に財政審の建議についてはけしからぬともちろん思っておりまして、ことしは何とか昨年並みに維持をいたしましたが、来年以降もやはりこの運営費交付金は守っていかなけれ...全文を見る
○馳国務大臣 まず、リーマン・ショック後に、一部の私立大学においてデリバティブ取引による資産運用で多額の損失を計上した経緯があることは承知しております。  原因は、例えば、資産運用を、理事会での審議を経ずに担当役員が単独で決定していたケース、資産運用のルールや方針を法人として定...全文を見る
○馳国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいります。     —————————————
05月13日第190回国会 衆議院 本会議 第32号
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○国務大臣(馳浩君) 木原議員から、児童生徒の心のケアへの取り組み及び教員加配についてお尋ねがありました。  被災した児童生徒の心のケアを適切に実施できる体制を整えることが必要と考えており、スクールカウンセラー等の追加配置について、被災地域の教育委員会及び臨床心理士会等と連携し...全文を見る
05月16日第190回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○馳国務大臣 災害復旧事業としては、被災施設を原形に復旧することが原則です。  これまでも、耐震性がなかった被災施設については、耐震改修促進法を踏まえて、原形復旧が著しく不適当な場合は、耐震性の確保を図るための経費も災害復旧費の対象としております。また、公立学校施設の備蓄倉庫の...全文を見る
○馳国務大臣 歴史的な町並みをこうやって指定して、また保存していくということの重要性というのは国ももちろん理解しておりますし、そして、それをふだん支援するということと災害のときに支援するということは当然分けて考える必要があると思っております。多分、そういうことを前提の御質問だと思...全文を見る
○馳国務大臣 報道がありましてから私も大変びっくりいたしまして、事実関係については、招致委員会、しかしながら当時の招致委員会はもう解散しておりますので、そこの理事長であった竹田さん、JOCの今は会長でございますけれども、その方々、また、スポーツ庁としては、何か大変重大な事案ではな...全文を見る
○馳国務大臣 今回の事案は、フランスの捜査当局が指摘をしたことから始まったというふうに認識しておりますから、私も大臣の立場で、ある意味では、そういう指摘を受けた以上は、きちんとフランスの捜査当局に協力をしなさいというふうな指示はもう出しておりますので、それを踏まえて、どのようにそ...全文を見る
05月17日第190回国会 参議院 予算委員会 第22号
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○国務大臣(馳浩君) 確かに公明党の皆さん御支援いただいたおかげで熊本県も耐震化は進んでおりましたが、非構造部材については残念ながらまだ六〇・一%にとどまるような状況でありました。  したがって、今後長引く余震の問題もございますが、天井材あるいはガラス等の非構造部材の破損、落下...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 防災科学技術研究所は被災地の支援や調査のために発災の翌日から職員を派遣しておりまして、本日、五月十七日までに熊本県に延べ五十一名、本日も十一名の職員を派遣しております。  これまでの現地での取組に加え、今後の復旧復興に向けて、被災市町村における罹災証明書の...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 秋野委員から大変熱い思いを寄せていただいて、ありがとうございます。やっぱり、こういう文化財に対する愛情を持った県民の皆さんの思いに応えていかなければいけないと考えております。  五月十二日に四者によるプロジェクトチームをスタートさせました。熊本市、熊本県、...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) この地震調査研究推進本部というのは、全国の主要な活断層の調査を行いまして、その調査結果を活用し、長期的な地震の発生確率や規模などの評価を行っておりますし、また、その評価結果を公表しております。さらに、自治体を対象とした説明の機会を設けるなどして、国民の意識の...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) これまでも議論してまいりました。一億総活躍国民会議において最終的にまた判断されることと、また当然、来年度の予算編成に向けての議論ということもございます。  今までも、改めて申し上げますけれども、同世代の税の負担の公平性、分配の在り方という観点と、財源、対象...全文を見る
05月18日第190回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
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○馳国務大臣 おはようございます。  結論から最初に申し上げて、ちょっと解説をしますが、不断の見直し、改善という方向は、石田委員御指摘のとおりだと思いますので、それは改めて取り組むということはまず申し上げさせていただきたいと思います。  ただ、学習指導要領を見直して、そして教...全文を見る
○馳国務大臣 石田委員のおっしゃることもわかりますが、実は、倉敷宣言をG7教育大臣会合でまとめましたが、やはり基礎教育の段階から英語等を通じて、他国の言語を通じて異文化理解を進める重要性ということについて理解したところであります。  実は、安倍政権に政権交代してからもそうですが...全文を見る
○馳国務大臣 制度的な違いであります。  イギリスは、ナショナルカリキュラムについて言うと、各教科の授業時数も決まっておりません。現場の裁量の大きい、緩やかな規定となっておりまして、教科書は自由発行となっておりまして、検定もございません。といった中で、恐らく今回のプログラミング...全文を見る
○馳国務大臣 同感であります。  同時に、やはり自治体の首長、これは義務教育の設置者でありますから、まだまだ理解が進んでいない面もありますので、こういう団体を通じて、やはりICT教育、タブレットの配付ということがいかに重要であるか。さらに、これは発達障害児を含め、障害児の教材と...全文を見る
○馳国務大臣 今ほどの石田委員の御指摘というのは、ぜひ経済財政諮問会議の委員の皆さんにも、財務省の主計局の諸君にもしっかりと聞かせてやりたいぐらいの思いで拝聴いたしておりました。  もとより文科省が主導的に、実際にそういった環境整備をしたときにどのような効果が上がっていくのかと...全文を見る
○馳国務大臣 一言で申し上げれば、残念でありますが、しかし、諦めてはいけないというのが私の率直な思いであります。  国会の運営というのは、各政党の御主張もありますし、また、衆議院、参議院の連携もあります、国会の会期といったものもある中で、一面、ガラス細工のように積み上げるものだ...全文を見る
○馳国務大臣 今回の熊本を中心とした地震で言えることは、耐震化が進んでいたわけでありますから、一切崩れることがなかった、崩落することはなかった、これは国民の皆さんにも感謝したいと思います。御支援のおかげです。  ただ、非構造部材については、まだ耐震化が六四・五%までしか進んでい...全文を見る
○馳国務大臣 私も、視察に参りましたとき、子供たちみずからが、被災者の皆さん方とともに作業にいそしんでいる、また高齢者を支えている、あるいは、就学前のちっちゃい子と遊んであげている、お互いにサッカーをしたりゲームをしたり、その姿に非常に感動を覚えました。  また、学習指導要領に...全文を見る
○馳国務大臣 二つの段階があるかなと思っています。  この問題が先週発覚したのは、フランスの捜査当局によるWADAの資料の開示に基づく指摘でありましたので、私は、まずその時点でこういうことを申し上げました、フランスの捜査当局については全面的に協力をしてほしいと。こういった形で疑...全文を見る
○馳国務大臣 二つお答えしたいと思います。  本当に非常に重要な段階にあったということはまず申し上げましたが、加えて、汚染水の問題とともに、当時、ブエノスアイレスのIOC総会では、実は三つの選挙が行われることになっておりました。  一点目は、IOCの会長選挙です。もう一点は、...全文を見る
○馳国務大臣 十二カ国に計五十八日間、訪問をさせていただきました。  そして、国際会議の場面など、あるいはホテルのロビー、深夜のバーなどで、お会いできる限り、顔を見かけたら、下手な英語ではありましたが、やはり直接話をしないと話を聞いてもらえないんですね。  遠藤さんはこの後お...全文を見る
○馳国務大臣 正式な私の当時の立場は自由民主党二〇二〇年オリパラ招致本部長ということで、当時、三月ぐらいでしたかに、いわゆる総裁直属として、僕は、ロビー活動は日本は今までも弱い、二〇一六年のことは御承知のことかと思いますが、やはり政治の側からも、特に私は実はオリンピック選手であり...全文を見る
○馳国務大臣 おっしゃるとおりだと思っているんですよ。私も、先週、疑惑として指摘された、これは、こんな疑惑を抱えてとんでもない、したがって、やはり事実関係はフランス捜査当局にちゃんと協力をしてほしいと。ただ、捜査当局に協力するということは、同時に、説明責任を果たしていくに当たって...全文を見る
○馳国務大臣 間違いありません。
○馳国務大臣 総体的に四十人学級ということが厳しい状況であるという認識は、まず持っております。  同時に、私も、時代でいえば四十人から四十五人ぐらいいた小中高校の中で、やはり多くの、競い合う、またいざというときには助けてくれる仲間がいたというふうな、集団の重要性といったこともこ...全文を見る
○馳国務大臣 教育基本法第一条においても、また学校教育法においても、また学習指導要領においても、生活指導、いわゆる生徒指導ですね、これは教員の、授業と並ぶ中核的な業務と言って差し支えないというよりも、生徒指導の業務をすることによって全人格的な教育を完成させるために大きな役割を果た...全文を見る
○馳国務大臣 最初に済みません。私も、実は委員と同じような問題意識を持っておりまして、党におりますときには幼児教育振興法の必要性といったものを訴えてきたものであります。  つまり、幼稚園であろうと保育所であろうと認定こども園であろうと、どの施設においても、また家庭においてすらも...全文を見る
○馳国務大臣 子ども・子育て支援新制度は、私も実は議員のときには自公民の立法チームに入っておりましたので、そのころからの経緯も踏まえながら、今聞いておりました。  昨年この制度が始まりまして、一番よかったことは、基礎自治体の方で就学前の乳児や幼児に対応する部署が一元化をされてき...全文を見る
○馳国務大臣 おおさか維新の主張されるいわゆる教育無償化というのは、まず憲法改正というふうな切り口から入っておられますので、これはやはり、なかなか現実的な、憲法改正、はい、教育の無償化という論の進め方は、ちょっと乱暴だなということをまず申し上げた上で、現状において、やはりできる限...全文を見る
○馳国務大臣 バイオ医薬品は、低分子化合物による医薬品に比べて高い治療効果等が期待されており、我が国発の革新的なバイオ医薬品の創出を目指した研究開発を推進していくことが重要と認識しております。  文科省においては、平成二十六年度より、大学における研究開発を推進する革新的バイオ医...全文を見る
○馳国務大臣 端的に言えば、票固めのための情報収集であります。  票を最終的に入れていただくのは九月七日の日でありますので、そのときにIOC委員の皆さんがやはり日本だなと確信を持って一票を投じてもらえるような、票を固めるためにはその事前の情報収集が必要でありますから、そのために...全文を見る
○馳国務大臣 つまり、モスクワの世界陸上競技大会、これに集まってくるIOC委員が、個人的な人間関係において、どういうことに関心があり、そして、どういうふうにその関心に対して答えてあげたらいいのかということについての情報収集をするに当たってベストなコンサルがこのブラック・タイディン...全文を見る
○馳国務大臣 ちょっと言葉尻を捉えるような言い方でお話しされたので。  そうではなくてということを先ほど申し上げたのであって、IOC委員の関心事項が、先ほど申し上げた四点にはありました。したがって、IOC委員の皆さんがどのようなレベルの懸念事項を持っておられて、その懸念事項に対...全文を見る
○馳国務大臣 一言で言えば人間関係の問題であります。この人から関心事項について十分に情報を聞き出すことができるようなコンサルを招致委員会の方で選ばれたということでありまして、私が申し上げたのは、実際にモスクワ大会のときの最大の関心事項は、汚染水の問題や、先ほど申し上げた三つの問題...全文を見る
05月23日第190回国会 参議院 決算委員会 第11号
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○国務大臣(馳浩君) お答えいたします。  幼稚園においては、質の高い幼児教育を提供するとともに、家庭における子育ての支援も行っておりまして、非常に重要な役割を担っております。こういう幼稚園の役割を踏まえながら、支援の拡充を図っていく必要があると考えております。  それで、御...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) ただいまの公立学校施設の不適切な維持管理について及び独立行政法人日本スポーツ振興センターによる不適正な契約事務等についての警告決議につきましては、御趣旨を踏まえ、適切に対処してまいる所存であります。
05月24日第190回国会 参議院 文教科学委員会 第8号
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○国務大臣(馳浩君) おはようございます。  まず、熊本の震災で犠牲になられた方々、被災者に改めてお見舞い申し上げたいと思います。  先週、五月十六日で全ての学校が再開をしたことは皆さん方の御支援のたまものであり、御礼申し上げます。  課題を四点申し上げます。  一点目は...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 成果については、三点申し上げたいと思います。一つ目は、各国の教育を取り巻く事情はそれぞれ違いますが、教育の根幹となる理念についてG7として共有できたことがよかったこと、二点目は、日本の教育改革が世界に貢献できると確信するとともに、教育分野で国際的な連帯、連携...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 道徳教育の観点で、一つ革新的なことを申し上げたいと思います。  実は、昨年来準備のためにヨーロッパを回ってまいりました際に、各国の大臣の懸念事項はテロの問題でありました。それも、ホームグローン・テロリストの課題がありました。その上で、やはり今般、シリア等か...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 赤池委員御指摘の論点というのは、私自身も恐らく一億総活躍社会の文脈の中で、教育と福祉が連携する分野も必要だということで、例えば今朝も、第九次提言が教育再生実行会議から出されましたが、そういったことを含めて印象としてお持ちなんだろうと思いますし、その分野にやは...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 基本的には、税金が一切投入されていない民間活動として、その結果としての成果がまずオリンピック招致に結び付いたわけでありますが、その経緯について疑惑が掛けられているというわけでありますから、まず当事者である招致委員会、しかし招致委員会はもう解散しているので、当...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 蓮舫委員のおっしゃっていることは全くそのとおりだと思いますし、私も招致に関わった一員として、こういう疑惑を掛けられたままということは大変承服し難い気持ちがあります。  同時に、これは契約に基づいた行為に対しての疑惑でありますから、まず当事者が、また当事者に...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 大変、大島委員の御指摘について関心を持って耳を傾けておりました。  今現在は、この指導の在り方、また評価の在り方については、道徳教育の評価等の在り方の検討会、検討会の方でまず議論をしておるということはまずお伝えをいたします。同時に、やはり指導の在り方につい...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 第九次提言では学習塾に関する言及がなされておりますが、これは家庭の経済状況に左右されない教育機会の保障という観点から、特に公教育が本来果たすべき機能の一層の充実を求めたものであります。現に様々な面で進んでいる学校や地方自治体と学習塾を含む様々な教育関係機関等...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) グローバル化の進展に伴い海外で学ぶ児童生徒が増加している一方で、在外教育施設における教育環境の充実が課題となっております。また、海外で学ぶ児童生徒の家庭背景も変化し、国際結婚の家庭や長期滞在者、日系人の児童生徒が増加する中、多様なニーズに応える必要性も承知し...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) これはもう頑張りますと一言言うしかありません。一昨年、昨年とこうして何とか増を勝ち取りましたので、今年はもっと勝ち取れるように頑張ります。  以上です。
○国務大臣(馳浩君) 日本語指導が必要な児童生徒数はここ十年で一・六倍となっておりまして、増加傾向にあります。文科省では、従来より、日本語指導のための教職員定数の加配措置、また、帰国外国人児童生徒に対する指導、支援体制の整備に取り組む自治体への支援などを実施しております。さらに、...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 実際に、平成二十八年度要保護児童生徒援助費補助金における新入学児童生徒学用品等の予算単価、小学校二万四百七十円、中学校二万三千五百五十円と、実際、平成二十六年度子供の学習費調査の結果による保護者が支出した額で、要保護児童生徒援助費補助金の新入学児童生徒学用品...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) したがって、私も先ほど必要な調査実態を踏まえて必要なやっぱり見直しが必要だと、こういうふうに答弁したところであります。できれば、委員、是非こういう答弁をするときには財務省も呼んでいただいて、やはり私どもは、多分私を応援するために、今、今日質問していただいてい...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 十分議事録にも載っておりますので、今後とも、私たちも財政当局との交渉の中で、実態を踏まえた、その上で必要な調査を踏まえた必要な支援策、額についての協議をすべきと、こういうふうに考えております。  私もこの事件覚えておりまして、本当に痛ましいことであり、我が...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 先ほども蓮舫委員にも申し上げましたが、基本的には民間同士の契約事項でありますし、また、その成果物についても守秘義務が掛かっておるという現状でありますから、まずJOCにしろ、また竹田さんにしろ、調査チームを踏まえてしっかりとその疑惑には答えてほしいと思っており...全文を見る
05月25日第190回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
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○国務大臣(馳浩君) お疲れさまです。  御指摘の啓発教材は、様々な健康課題について最新の情報を提供することにより、効果的な保健学習及び保健指導が行えることを目的として作成されております。平成二十年度に作成し、毎年更新を行っておりましたが、時代の進展に合わせ、平成二十七年度、大...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 国語です。体育じゃありません。
○国務大臣(馳浩君) 神本委員の御指摘は、やはりそういうふうに御指摘もできると、私もそう思います。まあ早いうちに産んだ方がいいよ、どうという、そういうふうな印象を与えることは私は間違いないと思っています。  したがって、こういう資料を提示する場合には、関係省庁ともきちんと確認を...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 文部科学省が実施している児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査では、不登校児童生徒を、一年度間に連続又は断続して三十日以上欠席した児童生徒のうち、病気、経済的な理由を除き、何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因、背景により登校しない、あ...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 児童の権利に関する条約第三回日本政府報告審査後の児童の権利委員会の最終見解に、「高度に競争的な学校環境が、就学年齢にある児童の間で、いじめ、精神障害、不登校、中途退学、自殺を助長している可能性があることを懸念する。」との記載や、「極端に競争的な環境による悪影...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 今年の一月にいわゆる馳プランという形で、中教審の答申を踏まえて、学校の在り方について、また地域との連携、協働の在り方について一つの方針をお示しをいたしました。その中では、やっぱり教職員の資質向上についてという分野や、あるいはコミュニティ・スクールという形で地...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 議員立法の件に関しましては、神本委員にも適切な御指導をいただいたことを改めてお礼申し上げたいと思います。  文科省としては、現実に不登校の児童生徒がいるわけですから、この法案に基づいての施策がレッテル貼りになってはいけないということはもう当然であります。そ...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) はい、そのように考えておりますし、今回のように裏金疑惑というふうに表現をして報道されることは、私も招致に関わった一員として大変胸を痛めているところであります。
○国務大臣(馳浩君) まず、二つの点できちんと事実関係を報告したいと思います。  票読みで負けているというふうな情報が入ってきたのは、招致委員会の、多分コンサルがそれぞれある中で情報が寄せられた、その情報を分析をして、今どのようなIOC委員に対する働きかけや招致の盛り上げを高め...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) これは、コンサルによって寄せられた情報に基づいて、招致委員会のいわゆる分析チームが、どのように誠意を持って対応していくかという中で最終的に練り上げられたストーリーであったというふうに承知をしております。  また、ちょっと詳しく申し上げますが、この流れに入る...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) 最終的に、やはり総理がどのような表現をして、そしてどのように目の前にいるIOCの委員全員に、また報道を通じて全世界の皆さん方に我が国としての姿勢を示すのかということが大きなやっぱり焦点になっておりました。  当時、たまたま私も、その二年前でしたか、放射性廃...全文を見る
○国務大臣(馳浩君) お話は承りました。  以上です。
11月18日第192回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
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○馳委員 おはようございます。  質問の機会をいただきました、また、この法案について取り扱いを決めていただきました永岡委員長、また与野党の上川、長島両筆頭に心からお礼を申し上げます。ありがとうございます。また、立法チームで大変な御指導をいただいた河村会長を初め笠委員、富田委員、...全文を見る
○馳委員 提出者の河村建夫議員にお聞きしたいと思います。  そもそもこの法律が必要とされたという社会的背景や立法の事実、このことについてお答えをいただきたいと思います。
○馳委員 そこで、法律第二条第三号の「不登校児童生徒」の定義についてお伺いしたいと思います。  ここには、「学校における集団の生活に関する心理的な負担」と表現をされております。この表現だけを読むと、ともすると、不登校の原因は児童生徒の側にあると強調され過ぎている嫌いがある、こう...全文を見る
○馳委員 そこで、この法案の肝となる部分は第三条の理念のところでありまして、松野大臣にお伺いをしたいと思います。  実は、立法の過程で、自民党の部会で、この第三条第一号は当初ありませんでした。しかし、当時、松野委員は、強く、そもそも学校の体制をしっかりと整備すべきであると主張さ...全文を見る
○馳委員 大臣がこうして明確におっしゃっていただきましたが、肝心の予算づけをするのは財務省であります。  きょうは財務省の三木大臣政務官が来ていると思いますけれども、改めて問いたいと思います。  予算折衝の中でよく財務省はエビデンスと言いますが、財務省が考えているエビデンスと...全文を見る
○馳委員 教育環境の整備とおっしゃいましたね。  では、三木政務官にお伺いしますけれども、例えば、三木政務官の地元の中学校の体育館が耐震、防災上の課題がある、つり天井の改修をしなければいけない、予算づけが必要だ。もしその予算づけが可能となれば、恐らく、学校長だけでなく保護者、子...全文を見る
○馳委員 このエビデンスと財務省がおっしゃる問題については、今後、委員会があれば、毎回のように三木政務官をお招きして徹底して議論したいと思いますので、委員の皆様にも御協力をお願いしたいと思います。  さて、法の第十四条に入ります、夜間中学校における就学の機会。  松野大臣にお...全文を見る
○馳委員 設置に向けた取り組みを促進するためにも、法の第十五条で協議会の設置は都道府県の責務になっていて、国はどのようにひな形を示して指導していくか、そのことの具体性が必要だと思っています。  したがって、文科省としては、全都道府県の教育委員会にアンケートをして、またこの協議会...全文を見る
○馳委員 時間ですので、これが最後の質問になりますが、この夜間中学校には、いわゆる学齢期の生徒は含まれるのかどうか。実は、形式卒業生が含まれるということは昨年通知で出していただいておりますが、この法案にもかかわります不登校の児童生徒の現状を考えれば、夜間中学校においても学齢期の児...全文を見る
○馳委員 終わります。