馳浩

はせひろし

小選挙区(石川県第一区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数7(参1)回

馳浩の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第180回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○馳委員 おはようございます。自由民主党の馳浩です。  駒村さん、西沢さん、森信さん、細野さん、それぞれに本当に貴重な御意見をありがとうございました。  まず、細野さんにお伺いします。  私も高校生のときに細野さんのような方に年金問題について教えてもらったら、私は未納が二カ...全文を見る
○馳委員 マイナンバー制度は私も賛成しています。情報漏れとか、いろいろやはり不安な部分はあるんですけれども、それを説明して解消しながら、やはり先ほど細野さんおっしゃったように、未納、未加入は損だよ、将来もらえる、それも、所得保障というよりも生活保障に近い公的年金制度をみずから放棄...全文を見る
○馳委員 さて、予算委員会でも、先般の集中審議のときに、一度、民主党の新年金制度は、今回の税と社会保障の一体改革の素案からちょっと切り離して、現行制度の修正案といいましょうか、その手直し案、ここをやはり与野党でやるべきではないか、そのためにも具体的な制度設計をお出しいただきたい、...全文を見る
○馳委員 先ほど西沢参考人も最初におっしゃった、目指すべきゴールをやはり見せる必要があるという議論ですよね。おっしゃるとおりだと私も思いました。  そこで、財政健全化のゴールを目指すということと社会保障の姿のゴールを目指すということ、どちらについて西沢さんは強調されたいんでしょ...全文を見る
○馳委員 そうすると、マクロ経済スライドはやはり復活をさせる。すぐに復活させるとあれですから、激変緩和で三年間ぐらいかけて復活させるとか、あるいは共済と厚生年金の一元化、被用者年金の一元化、これはやはりやるべきだし、現行制度の手直しで一番のポイントだったのは、低所得者の加入という...全文を見る
○馳委員 最後の質問にします。  消費税増税、まずその前にという議論が、どうしても我々国会議員は実態よりも大きくなってきてしまうんですね。税と社会保障の一体改革が必要だと我々自由民主党も思っています。けれども、どうしても政局に揺られてしまって、まずその前にすべきことがあるだろう...全文を見る
○馳委員 終わります。ありがとうございました。
03月01日第180回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○馳委員 自由民主党の馳浩です。  ただいまの下村委員の話に続けて、お伺いいたします。  朝鮮高校から申請が上がってから一年半が経過しております。これは行政手続上、異例のことだと思います。審査をし、どうするかという判断をする。もっと早く返事を朝鮮高校に出すべきではありませんか...全文を見る
○馳委員 今ほどおっしゃいました不測の事態に法的根拠はありましたか。
○馳委員 超法規的措置でなさったんですよ。当時の文科大臣も、私の委員会質問にそのようにお答えになったんですよ。  改めて松原大臣にお聞きをします。  どうして国家公安委員会は朝鮮総連を調査の対象にされているんですか。
○馳委員 東京都や大阪府は、地方自治体として、朝鮮学校に対する支給を差しとめしたりしております。それを参考にすべきではないかと、松原大臣は平野大臣に進言すべきではないんですか。
○馳委員 先ほど下村委員からも指摘があり、松原大臣が答弁をされたように、北朝鮮本国、朝鮮総連、朝鮮学校は一体のものとしての認識を公安調査庁が持っており、ホームページを拝見しても、そのことは明々白々なんです。そのことは平野大臣も、調べなくてもすぐにわかる話なんですよ。  したがっ...全文を見る
○馳委員 私が指摘したとおり、二つの方法では支給できるんですよ。国交正常化をすれば正々堂々とできるんです。そして、学校教育法上の一条校になれば素直にできるんですよ。  野田総理、ここはやはり我が国を代表する総理として、朝鮮高校の皆さんは、どうなっているんだ、この日本の国の審査体...全文を見る
○馳委員 さっきの話をもう一つだけ申し上げておきますよ。行政手続法上、余りにも、申請をしてきた朝鮮学校に対して不誠実です。そのことをまず申し上げておきたいと思います。  では、ちょっと論点を変えながら、高校無償化の財源論ということからお聞きをしていきたいと思います。  まず岡...全文を見る
○馳委員 岡田副総理、簡単なんですよ。確認書の一番最後に書いてあることが全てなんですよ。公債特例法案を速やかに成立させるために、政治の混乱を避けてお互い合意をしましょう。そのための大きな目的はたった一つなんですよ。野田総理、財政規律を守りましょうということを我が自由民主党も公明党...全文を見る
○馳委員 そこは三党の同床異夢のところかもしれません。  そうなると、野田総理は、この高校無償化法案を審議中に財務副大臣という立場でございました。当時、平成二十一年の十二月ごろでしたか、随分と、当時の文部科学省の中川正春副大臣と野田財務副大臣の間で、住民税、所得税の特定扶養控除...全文を見る
○馳委員 そうすると、細かい話で済みません、特定扶養控除の所得税、住民税、いわゆる国税、地方税の部分ですよね、岡田副総理、これを縮減して、高校無償化の財源に裏打ちをしよう。やはり恒久政策には恒久財源が必要であるという考え方には異論はないと思います。  そうしたときに、ここを縮減...全文を見る
○馳委員 そうすると、当時、何とか千三百億は手当てできたんですよ、恒久財源として。これはまさしく、皆さん方のおっしゃっている控除から手当という部分の論に合っています。  ただ、高校無償化はあのとき三千九百三十三億円でしたから、三千九百億円から千三百億円を引いた二千六百億円、これ...全文を見る
○馳委員 非常にわかりやすいです。  したがって、マニフェスト項目を予算要望に盛り込んだので、ぱんぱんにおなかが膨らんで、ぱんぱんになり過ぎて、膨らんだものがさらに膨らみ過ぎて、今の財政健全化を目指すという政府の方針にちょっと無理がかかってきていますよねということを我々は指摘せ...全文を見る
○馳委員 そうですね、二兆五、六千ほどなんですよ。そうすると、当然、地方の分は地財計画に入っております。そして、授業料としての部分を無償化という言い方になっておりますから、高校無償化と一言で言うよりも、いわゆる高校授業料無償化という政策なんだろうと思います。それがおよそ四千億円。...全文を見る
○馳委員 したがって、限られた税収を義務教育ではない高校教育に投入する場合には、やはり一定の所得制限を設けて、より所得の低い、また都道府県の支援のでこぼこのあるところを埋めるような給付型奨学金、あるいは高校生修学支援基金、これは麻生政権のときに補正予算でつくったものです、これを恒...全文を見る
○馳委員 私は、所得制限の必要性ということを一定の御理解をいただいたと思います。  親責任、義務教育ではない以上、意欲と能力のある子供を高校に上げて育てていこう、まず基本的には親としての責任があるでしょう。しかし、親にも所得の、いろいろなことがありますから、家計を支援するために...全文を見る
○馳委員 先ほど下村委員もお触れになりましたね。名古屋市長の河村市長、南京事件はなかったというふうな発言については、私はこういうふうに認識しているんです。三十万人とか、あるいは戦争における戦闘行為であることが大虐殺という文言で教科書に載るような状況は、やはり歴史家が、正式な、事実...全文を見る
○馳委員 最後に、今、成人年齢十八歳という問題が国会でも大きな課題になっております。とするならば、私は、ここまでの税金を投入して高校授業料無償化ということを進めている以上、私たちは全否定していません、所得制限を言っているだけです。とすると、公民教育をさらに内容を充実し、特に社会保...全文を見る
03月02日第180回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○馳委員 自由民主党の馳浩です。  私は、十年前から国会に保育所をつくろう議員連盟の会長をしておりまして、新しい議員会館になって、第二議員会館に保育所ができました。石川知裕委員にもぜひお使いいただきたいな。ただ、ちょっと高いんですよね。月八万円なんですよ。さすがにここがポイント...全文を見る
○馳委員 私も同感です。財源論と経済成長戦略を競い合う政権交代の選挙にしないと、やはり民主党も自由民主党も国民から見放されてしまうのではないかと思います。  さて、小室公述人、本当によくおしゃべりになりますよね。私も、家に帰って、いつも家内に本当によくいろいろ言われて、大体余り...全文を見る
○馳委員 若い人が正規労働、常用雇用になるよりも、非常勤でも生きていけるよ、そういう感覚にも聞こえたので、そうではないということを実感しました。  とすると、同じような働き方をしていたら、正規雇用も非正規雇用も同様の処遇を得て当然だ、すると、できるだけ同じような働き方をしていた...全文を見る
○馳委員 今、その部分で、三十時間か二十時間かということで、ここが非常に大きなハードルになっているんですね。間をとって二十五時間か、これはよく国会でやる手法ですが。ここのところの詰めをしていかないと、やはり与野党ともにパート労働者の加入促進ということはやっていけないし、その安心感...全文を見る
○馳委員 結婚、妊娠、出産、育児だけではなくて、ここにおられる国会議員の皆さん方は全員そうですね。転職時代。つまり、終身雇用、一つの会社に入って定年まで過ごすというのではなくて、いろいろなチャンスを得て、転職が可能であり、それが常態的になってきた時代だというふうに思われます。 ...全文を見る
○馳委員 さて、菊池公述人、お話を伺っていて、だんだん何か亀井静香先生の話を伺っているような。  私は、亀井先生が自由民主党時代に同じ政策グループにいて、よく教えていただきました。  そのときによく議論になったのが、相続税見合いの無利子非課税国債を出してやれば、国民の金融資産...全文を見る
○馳委員 終わります。
03月05日第180回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○馳分科員 おはようございます。自由民主党の馳浩です。  きょうは、沖縄県を日本一の子育て先進県にしたい、こういう関係者の思い、また私の思いも含めて質問をさせていただきます。  まず最初に、策定された沖縄振興特別措置法の概要についてお伺いをいたします。
○馳分科員 そこで、今お示しをいただきました、確定をし予算措置されている国の一括交付金についての概要をお伺いしたいと思います。
○馳分科員 そこで、今は恐らく沖縄県議会でも来年度予算審議に入っていると思いますが、沖縄県が発表した一括交付金を含めた来年度予算の要求について、その概要をお伺いしたいと思います。
○馳分科員 その中に、沖縄の子どもを貧困から守る連絡協議会が要望している、沖縄子ども・若者総合五カ年計画の根幹をなす要望事項は反映されているでしょうか。  そこで、ちょっと資料を用意させていただきました。  沖縄の子どもを貧困から守る連絡協議会、十三団体を申し上げます。沖縄県...全文を見る
○馳分科員 ありがとうございます。  大臣、私の本音を二つだけ申し上げます。要は、やはり一括交付金という形で現場の要望することをよりダイレクトに実現をしたい。視察の結果、二つのハードルがあるということがわかりました。  つまり、現場にいる関係者、要望団体と沖縄県や沖縄県内の各...全文を見る
○馳分科員 では、二つほど申し上げたいと思います。  沖縄の特殊事情、これについては細かく後ほど関係者にお伺いします。  二つ目。実は、私もこの話を伺ったのは、去年の九月なんですよ。それで、関係者の皆さんとお会いする中で、私なりの国会議員十八年間の悪知恵といいますか、猿知恵と...全文を見る
○馳分科員 沖縄県の県民所得は、全国平均と比較してどのくらいの順位ですか。
○馳分科員 沖縄県の失業率、特に若年失業率は、全国平均と比べてどのぐらいの順位ですか。
○馳分科員 一三・四%という数字は大きいですね。  次に、沖縄県の離婚率は、全国平均と比べてどのくらいの順位ですか。
○馳分科員 沖縄県のDV保護法に基づく保護命令の数は、全国平均と比べてどのくらいの順位ですか。
○馳分科員 ちょっと順番を飛ばしますね。  沖縄県の小中高等学校における不登校率は、全国平均と比べてどのくらいですか。
○馳分科員 沖縄県の少年非行事件の発生率、再犯率、傾向、これは飲酒、喫煙、深夜徘回、怠学、暴行傷害、全国平均と比べてどのくらいの順位ですか。
○馳分科員 最後に、川端大臣、文部科学大臣もお務めになりました。今、ざっとこういった統計数字を拝見しながら、私も深刻な現状であるとの認識を持っておりますが、大臣の認識をお伺いして、私の質問を終わります。
○馳分科員 終わります。どうもありがとうございました。
03月05日第180回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○馳分科員 自由民主党の馳浩です。  一時に再開されて、二時間半が過ぎました。大臣、お手洗いへ行って、一服してきて結構ですよ。  きょうは、直接強制による子供の引き渡しの問題ということで、法務省の見解をいろいろとお伺いしたいと思います。  まず最初に、子供のいる夫婦の離婚は...全文を見る
○馳分科員 どうして子供の引き渡しを求める審判が、この十年で四・五倍、こんなにふえてしまったのか、その原因をどのように分析しておられますか。
○馳分科員 離婚にはいろいろなトラブルがつきもので、私も一回離婚したんですが、私の場合には、逆に子供ができなくて、それが原因で離婚に発展してしまったという、なかなかお互いにとってつらい一面を持っております。  大臣も離婚の経験はおありでしょうか。これは答えなくて結構です。そうい...全文を見る
○馳分科員 当然だと思います。  そこで、しっかりと原因分析をした上で、子の引き渡しを求めるような審判がふえないような施策を前向きに打っていくべきではないでしょうか。いかがですか。
○馳分科員 そこで、審判の申し立てがあり、家裁で子供の引き渡し命令が出される割合はどのくらいでしょうか。
○馳分科員 引き渡し命令に応じないで、民事執行法による直接強制で子供の引き渡しがなされたケースは直近でどのくらいでしょうか。また、ここ十年で直接強制はふえているのでしょうか。どういう傾向にあるか、お示しをいただきたいと思います。
○馳分科員 一月九日の読売新聞朝刊によりますと、直接強制は十年前まではほとんど行われておらず、一九九四年には札幌地裁は、物と幼児は同一視できないとして、これを違法と決定しております。にもかかわらず、二〇一〇年、百二十件も直接強制が実施されたのは、法的に許されてのことでしょうか。ま...全文を見る
○馳分科員 直接強制が行われる前の実務として、間接強制が一般的だったと思いますが、二〇一〇年の百二十件のうち、間接強制が先行している事例は幾つあったでしょうか。
○馳分科員 私の素人としての類推でしゃべりますので、間違っていたら指摘してくださいね。  子の直接強制が執行される前の手続として、多分、人身保護命令のような形で相手方に通知が行くと思われるんですが、そういった事前手続というのはどうなっていますか。
○馳分科員 私も今、お話を伺いながら思ったんですね。いきなり直接強制で乗り込んでくるという前に、つまり、子供を現状保護している親に対して、何らかの通知また連絡等があって当然だと思うんですよね。  そういった手続を踏んだ上でも直接強制が行われるというふうには思っているんですが、段...全文を見る
○馳分科員 今のお話を伺った限りでは、実際に直接執行が百二十件も行われているということは、随分とこじれた事情があるんだろうなということを容易に察することができます。そこを放置しておいてはいけないなと私は思ったので、きょう、こういうふうな質問をさせていただいております。  先に進...全文を見る
○馳分科員 大臣、ここからはちょっと政治家同士のやりとりになるかなと思うんですが、今の数字を聞いただけで、執行する現場がいかに修羅場と化しているか、また子供に大変な心の傷を残しているか、想像にかたくありません。元執行官や専門家の方々もそのことを指摘しております。  そこで、強制...全文を見る
○馳分科員 勝手な私の方の提案ですから、お聞きいただければと思いますが、指針づくりで参考になるのが、先日出されたハーグ条約の国内担保法に関する要綱案であります。そこには、一、十六歳未満の子供に限り、二、間接強制を前提とし、三、場所は親子が一緒にいる場合に限定し、原則自宅で執行する...全文を見る
○馳分科員 子供の引き渡しを求める審判や直接強制の事例は、少ないにこしたことはありません。このような案件を防止するためには、離婚後の面会交流が離婚前に十分担保されておれば、相当程度防止できると考えます。この点、どのように認識しておられますか。
○馳分科員 昨年の民法改正で面会交流の規定を設けた趣旨を、当時の江田大臣はしっかりと答弁しておられましたが、小川大臣はいかがでしょうか。
○馳分科員 そこで、面会交流を支援するシステムを構築すべきではないかと思います。特に、面会交流を調整する人というか民間機関を育成していく、そのための公的支援も行っていくべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。
○馳分科員 こういったモデル事業をスタートしたことは、昨年の民法改正以降、やはり十分に行政側も認識をされての対応だと思いますので、よかったと思います。  ただし、面会交流の取り決めができない高葛藤離婚夫婦については、公的には家庭問題情報センター等による個別対応しかないのは非常に...全文を見る
○馳分科員 面会交流のほかに、アメリカや韓国でも行われております親教育プログラムの開発と、その受講を離婚前に義務づけることも大事ではないかと思っています。  親教育プログラムは、離婚後も、親子の頻繁かつ継続的接触、ひいては共同養育をしていくことが子供の最善の利益であり、親の責任...全文を見る
○馳分科員 棚瀬一代さんという方の御本「離婚で壊れる子どもたち 心理臨床家からの警告」、二〇一〇年二月二十日に光文社から出版されました。この本の中の一節をちょっと引用いたしますが、「韓国では、二〇〇七年の法改正によって、未成年の子どもがいて離婚を考えているすべての夫婦に、離婚協議...全文を見る
○馳分科員 答弁は求めませんが、子供を直接強制により引き渡す今回の問題について、民事執行法は子供を動産とみなしており、けしからぬとよく言われますが、このような紛争に巻き込んでいる夫婦こそ、我が子を動産扱いにしていることを深く自覚し、反省すべきである、このことを申し上げて、私はきょ...全文を見る
03月05日第180回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○馳分科員 おはようございます。自由民主党の馳浩です。早速質問に入らせていただきます。  今からおよそ三百六十年前に誕生した我が国色絵磁器の王者古九谷の産地が石川県加賀の九谷なのか、それとも佐賀県の有田なのかという古九谷伊万里論争について、昨年、文部科学委員会で質問させていただ...全文を見る
○馳分科員 では、国立の博物館で古九谷を展示した場合、現在、その作品名称をどのように記載していますか。まさかまだ、古九谷の表示を伊万里焼だとか有田産だとか、一方的に断定して表示をしてはいませんでしょうね。
○馳分科員 国の重要文化財に指定されている古九谷五件について、その指定名称の古九谷をまさか変更してはいませんよね。
○馳分科員 本来、古九谷産地論争が未決着状態なのに、また、遺跡の発掘で新事実がどんどん発見されているのに、古九谷はすべて有田産だと断定した表記がなされているとすれば、それはおかしいのではありませんか。
○馳分科員 国宝や重要文化財、こういった文化財を展示する場合、指定名称どおり表記することが常識ではありませんか。大臣所管の文化審議会から答申を頂戴した、その名称です。  大臣、全国の博物館へ、指定文化財は指定名称を遵守して展示表記するように、通達を出すなり、御尽力を願えないでし...全文を見る
○馳分科員 先ほど河村次長が御答弁になりました、国立文化財機構の責任でと、そして肥前で焼かれたものについては、いわゆる伊万里様式という名称も括弧書きで入れている、こういうふうな御答弁でありました。これは間違いありませんね。
○馳分科員 大臣、そういうことなんですよ。本来、国で決めた指定名称をそのとおりに使ってくださいね、ただし、現場に、私が主張していることは、論争がある場合には、断定的な表記の仕方を、国立の博物館にお任せしておくことがいいのか悪いのか、ここをちょっと私はほじくっているということなんで...全文を見る
○馳分科員 では、改めてお聞きをいたします。  色絵は登り窯で焼けますか。
○馳分科員 登り窯で焼けない色絵の破片が登り窯跡の表面採取で見つかり、それが重要な証拠、論拠となって有田産説が有力となっていった経緯が学会の評価となっております。  近年、物質の元素分析の精度が随分高度化いたしました。皆さんも御存じの和歌山砒素入りカレー事件で、見事に砒素を分析...全文を見る
○馳分科員 吉田さん、いつの間に文化庁の次長から人事異動したんですか。あなたは私のきょうのこの古九谷論争について答弁するかと思っておりましたが、所管がかわったんですね。コメントを求めたいところですが、先に移ります。  そのSPring8で、石川県の金沢美大の元学長で九谷焼の作家...全文を見る
○馳分科員 おっしゃるとおりですね。  加賀の九谷町では、その色絵窯跡が七基発見されています。もちろん江戸前期のものです。同じ遺跡内から色絵片も多数出土しています。  さらに、最近、九谷古窯跡の史跡整備に向けた発掘調査で、上絵づけの赤い顔料となる赤鉄鉱石、地元で言う朱石を砕い...全文を見る
○馳分科員 答弁をお伺いしておりまして、まだまだ未確認、未解明の部分が有田産説にも多いということが確認できました。  だから、択一論で、古九谷は有田産だと断定する博物館の姿勢には、慎重さが足りないと申し上げているわけです。国の重要文化財指定の古九谷の表記を勝手に有田に変えてしま...全文を見る
○馳分科員 一言です。表記を変えたり追加するときには、事実の断定に基づいてやってくださいねということを申し上げたいだけであります。  次に、これも地元の新聞などで知りましたが、中国景徳鎮市で、石川県の加賀市長が佐賀県の有田町長と古九谷産地論争をしたということです。  中国景徳...全文を見る
○馳分科員 連絡があったのはいつですか。
○馳分科員 後ではちょっと情報収集が遅いなと指摘します。  景徳鎮は、人口百五十万人中、今も約三十万人が陶磁器にかかわって暮らしを立てています。職人の層は厚く、陶芸作家を育てる大学も一万五千人の学生を擁しています。  景徳鎮市の人民政府は、毎年秋に中国景徳鎮国際陶磁博覧会を開...全文を見る
○馳分科員 私は、伝統工芸の技術を継承していく人材育成の部分と、これを産業の観点から振興していく面と、両面でお伺いしたつもりですので、経済産業省のお考えもお聞きしたいと思います。
○馳分科員 よろしくないんですよ、経済産業省。  というのは、伝統工芸品といって国が保護、守り続けて、細々と、営々とつないでもらおうという話は、これはまさしく文部科学省の方で、競争政策でやって、人材育成をやっていただければいいんです。そうではなくて、経済産業省の観点からいえば、...全文を見る
○馳分科員 そこを言ってほしかったんですが、伝産法の法律をつくったのは誰ですか。というか、所管しているのはどこですか。
○馳分科員 そこに我々は非常に期待をしているということであります。  伝統工芸品を抱えている産地は全国にございます。そういった産地は、やはり技術をつなぐという、文化の継承という一面と、そして、やはり御商売をされていたりしますので、これはいかに現代風に、また、お国柄を超えて世界の...全文を見る
○馳分科員 このたび、文化審議会の答申において、我が石川県で、金沢市卯辰山麓と加賀市加賀東谷の二地区を重伝建、つまり、重要伝統的建造物群に選んでいただきました。まことにありがたく思っております。  加賀東谷は国指定史跡の九谷磁器窯跡と同じ奥山地区にあるので、これの整備を進め、山...全文を見る
○馳分科員 こういった地方独自の素材を生かした地域振興策、これに対しては、やはり文化庁としても積極的に後押し、相談に乗るお願いをしたいと思います。  この問題で最後になりますが、吉田さん、私はあのときに申し上げました。吉田前文化庁次長が日曜陶芸教室に通った、でき上がった作品は百...全文を見る
○馳分科員 今、平野大臣は、中国だからどこまでどうなるかわからないという、聞きようによっては信用していないような発言をされたので、そうではないということを後で訂正してください。  その前に、特許庁、そうなんですよ。大臣が発言するのではなくて私が発言するなら許されると思うんですが...全文を見る
○馳分科員 商標登録また著作権、こういった知的財産については、厳格に、我が国として産業政策と文化政策の観点から守っていくという姿勢を政府としてお持ちいただきたい、このことを申し上げたわけであります。  では、次の話題に移りたいと思います。  小学校二年生の三十五人以下学級につ...全文を見る
○馳分科員 制度の恒久的な実施を行う上で法改正が必要です。すなわち、政府の予算措置による対応では次年度以降の少人数学級が担保されないと考えられますが、大臣はどのように認識をしておられますか。
○馳分科員 平成二十四年度のこの小学校二年生の三十五人学級の予算要求の検討プロセスにおいて、法改正の議論をしましたか、しませんでしたか。
○馳分科員 予算編成のプロセスで、やはり制度論ですから、法改正をする必要があると検討したのは当然だと思います。なぜならば、平成二十三年度に法改正したんですから。あのときの議論を踏まえれば、平成二十四年度の予算編成においても、一年生から二年生に繰り上がるわけですから、その分の確保と...全文を見る
○馳分科員 少人数学級の教育的効果の検証を今さら言うことではないと思います。今まで全くやってこなかったのでしょうか。実質的に、小学校における三十五人以下学級、今までも三十五人以下学級はたくさんあるではありませんか。  どうして今さら検証が必要なんですか。今までの少人数学級の検証...全文を見る
○馳分科員 実態のお話をされました。これまで、全国の小学校一年生から六年生までの学級数という分母の中で、三十五人以下学級という分子はどのぐらいの割合であったんですか。
○馳分科員 平均とおっしゃいましたから、少なくとも五〇%以上、六〇%か七〇%ぐらいは三十五人以下学級だったのではありませんか。
○馳分科員 それなのに、今さら政策効果の検証が必要だと言う。取ってつけたような言いわけを布村局長はおっしゃったようにしか私には受け取れないんですね。  財務省に言わされているんじゃないですか、そうやって言えと。どうなんですか、そこは。
○馳分科員 とすると、平成二十五年度以降の取り扱いについては法改正も検討対象としているということでよろしいですね。
○馳分科員 政策効果の検証の中には、地方財政や国家財政に与える影響についても議論をされますか。
○馳分科員 財政的な観点も加えて検討するということを、文部科学省の局長が明言してよろしいんでしょうか。
○馳分科員 今ちょっと局長と事務的なやりとりをさせていただいた上で、大臣にお伺いします。  ここは、恒久的な制度の実施と言えるためには、法改正は不可欠ではないんでしょうか。いかがでしょうか。
○馳分科員 私は昨年の義務標準法の改正のときに、国会でもいろいろ質問させていただきました。そのときにどうしても腑に落ちなかった点が一点あった部分はここなんですよ。  今、平野大臣がおっしゃったように、教員配置の適正化、見通しの立つ学校経営を小学校の校長に、教育委員会の教育長に判...全文を見る
○馳分科員 論点のフォーカスをしますね。  定数改善計画をつくるおつもりはありますか。
○馳分科員 実は今、一番ここを、本当は大臣に答弁してほしかったんですよ。  つまり、私はきょうはできるだけ文部科学省の考えや実情をお伺いしたいと思って質問しています。きょうの答弁を精査しながら、次回、文部科学委員会では、財務省の副大臣か政務官をお招きして、徹底的に財務省に、教育...全文を見る
○馳分科員 不確定要素があるので、現場の要望にできるだけ弾力的に対応することができるように加配でやった方がいいんじゃないんですかというのが昨年の我々自由民主党の主張だったんです。でも、最終的には我が党も、大げんかの末、党内で議論の末、全会一致で義務標準法に賛成したんですよ。  ...全文を見る
○馳分科員 石川県は、小学校四年生まで、独自に少人数学級、三十五人以下学級をしていると思いますが、間違いありませんか。
○馳分科員 布村局長の御出身の富山県も、独自に、小学校一年生、二年生、またその上の学級においても、三十五人以下学級ないしは少人数指導などをされているのではありませんか。
○馳分科員 三十五人以下学級の取り組みがおくれている都道府県はどこですか。
○馳分科員 三十五都道府県が、どうなんですか。
○馳分科員 では、小学校三年生より上、三、四、五、六年生で三十五人以下学級を独自に実施をしている都道府県はどこですか。
○馳分科員 先ほど、局長は、九百人の加配の分については都道府県でならすというふうなおっしゃい方をしたんですよ。ということは、今年度まで、平成二十三年度まで、独自に三、四、五、六年生の三十五人以下学級を加配の措置によってやっていたところの加配の分を、今まで二年生で三十五人以下学級を...全文を見る
○馳分科員 ちょっと何となく苦しい答弁に聞こえるんですね。つまり、加配の実績は、今までの実績を勘案しながら、平成二十四年度、小学校二年生の三十五人以下学級の九百人に割り当てる部分を措置するということなんです。平成二十三年度までの実績を勘案しながら、加配の分で少人数学級のところに割...全文を見る
○馳分科員 そうすると、配分される三%分で今までの実績をクリアできるのかというのが都道府県の教育長のやはり心配事になると思うんですね。その指摘は間違いありませんよね。
○馳分科員 大臣、ここは別にひっかけ問題でもないですから、議論として、お互いにおさらいしたいと思うんです。  義務標準法の中で加配定数という制度がスタートしたのはいつごろのことだったか、そしてそれはなぜなのかという政策的な経緯というのを御存じでしょうか。
○馳分科員 昭和四十年代半ば、最初に加配が始まったときの計画では、何人ぐらいの加配措置でスタートしたでしょうか。その数字はわかりますか。
○馳分科員 多分、昭和四十年代半ばは千五百人前後だったかと存じます。ところが、平成二十四年度予算での加配対象となる人数は七万人近いと思われますが、私のこういった数字的な概算は間違っていますか。
○馳分科員 大臣、ここはやはり大臣と、野党第一党の自由民主党として、議論をざくっとしておくべきだと思うんですね。  昭和四十年代半ば、千七百八十七名の加配というところからスタートして、一気に六万人台にふえたわけではありませんよね。なぜ、当初千八百人ほどの加配という制度が、今日、...全文を見る
○馳分科員 だから私は、ここを大臣とともに議論し、問題意識を共有したいと思っているんです。  加配の配分の権限は最終的に文部科学省、文部科学大臣にあります。  であるならば、国の教育政策を進めていく上において、義務教育の学校の設置者は市町村長ですから、いかに市町村の、特に学校...全文を見る
○馳分科員 すると、ここで私はやはり一つのことを、現場の声をお伝えしたいと思います。  一人でもいいから級外がいると助かるというのが小学校、中学校の先生方の概括的なお声でした。それは何でやと私もお伺いしました。級外というのは、クラスを担当しない方々です。  なぜですか、こう聞...全文を見る
○馳分科員 実務的なこともありますので、局長からも御答弁があれば、お願いします。
○馳分科員 ありがとうございます。そういった数字をいただくと、よりわかりやすくなります。  特に、困難校と言うと言葉は語弊があるかもしれませんが、大規模校は間違いなく、多様な保護者への対応というのが必要です。また、これもちょっと語弊があるかもしれませんが、市営住宅とか県営住宅な...全文を見る
○馳分科員 私は、あえて私自身の考え方として、被災地のことを考えればせめて二年間ぐらいは協力すべきではありませんか、こういうふうに申し上げました。私の提案をどういうふうに受けとめられますか。
○馳分科員 つまり、組織のことをおっしゃったので組織の話をすると、国立大学も法人という形をとっておりますから、法人として、学長は、経営方針に対して、理事の皆さん方にやはり方針を示し、理解を求めるという作業があるわけですよね。そのときに、国の方針はどうなんだろうかという、限られた情...全文を見る
○馳分科員 そうすると、本当はここで岡田副総理に来てもらわなければいけないんですが、臨時特例措置は二年間で終わっていいんですか、消費税の増税の議論をし、財政規律の話をしているところなんだから、今後どうするか、こういうふうに予算委員会で岡田副総理も攻め込まれて、それはまたそのときに...全文を見る
○馳分科員 そうすると、また、反対の側面から私はアプローチしたいと思うのは、学位の評価。高等教育機関としての教育と研究の成果に対する評価、この外部評価というものをやはり厳格にやってほしい。  大学は義務教育ではありません。厳しく厳しく学位評価をする、それも外部評価をするというこ...全文を見る
○馳分科員 文部科学省として、この指針の周知徹底を図ってまいりたいというところで終わってしまっているのは現行動愛法の限界なんですよ。  なぜかというと、文科省として、実験動物を取り扱っている施設に対して、多分所管しているといえば国立大学法人ですよね。私学もそうですよね。それから...全文を見る
○馳分科員 ライフイノベーション、政府の経済成長戦略の大きな柱のはずです。iPS細胞バンク、これはやはり我が国家としても設置していくべきだ。山中先生初め、全国、佐賀大学とかいろいろありますけれども、応援していこうという中で、この実験動物の取り扱いが意外なブレーキになると同時に、逆...全文を見る
○馳分科員 議員立法です。五年後の見直しがあります。だからといって、法改正ありきではいけないというのが私の主張です。  大臣が今おっしゃったように、管理の実情の確認、そして情報公開のあり方について、全ての現場が同じレベルに、ガイドラインに従っているのか、この確認を今、文部科学省...全文を見る
○馳分科員 最後に、これも週末の新聞報道で、私もあれっと思って心配いたしました問題をお伺いします。  土曜日の報道に、これは共同通信の配信だと思いますが、「文科相「公表できない」 SPEEDI拡散予測 福島原発事故直後 省内文書に記載」されていた。つまり、文科省がSPEEDIの...全文を見る
○馳分科員 終わります。ありがとうございました。
03月16日第180回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○馳委員 おはようございます。自由民主党の馳浩です。  今の下村委員の質問を引き継がせていただきます。  国会が開かれるたびに、大臣所信を拝見するのは楽しみにしております。いただきました資料四ページ、「平成二十五年度からの第二期教育振興基本計画の策定に向けて、しっかりと検討を...全文を見る
○馳委員 先ほどのやりとりを聞いておりましたら、学力テストにしても、悉皆調査が抽出調査になった。道徳のテキストにしても、やはり予算が削減をされた。あるいは、理科の支援員、これは現場は、小学校の理科の支援員ですよ、実験等をサポートするような予算措置、これも事業仕分けで削られましたね...全文を見る
○馳委員 これは見解の違いではないと私は思うんですよ。なぜならば、義務教育だからなんですね。全ての子供に憲法に基づいて教育を保護者が受けさせる義務を負う中で、やはりその成果を問う。そこに、第一期教育振興基本計画の大きな意味と意義があったということをまず申し上げておきます。  所...全文を見る
○馳委員 現代の二十代、三十代の若者たちの結婚観で必ず出てくる言葉は、結婚するのは自由でしょうという部分に対する違和感を私は持っているので、実はお聞きしたんですね。  教育行政を担うリーダーである文部科学省の大臣として、結婚の果たす公的な役割というものをやはり認識した方がよいの...全文を見る
○馳委員 結婚観から入りました。後ほど我が党のあべ俊子委員から性教育についての質問もありますので、その辺はまたあべさんに譲りながら。  もう一点、これは奥村副大臣に聞いた方がいいかもしれませんが、この大臣所信にはロンドン五輪という言葉が入っていないんですよ。ことしの我が国にとっ...全文を見る
○馳委員 それでは、準備をしてまいりました特別支援教育そして少人数学級の問題について、質問に移りたいと思います。  平成二十四年二月十七日金曜日、文部科学省特別支援教育課長の千原由幸さんと課長補佐の稲葉敦さんが、石川県金沢市の中央小学校の芳斎分校を視察されました。その目的は何で...全文を見る
○馳委員 視察の結果、どういう点が参考となりましたか。その教育的な課題を教えてください。
○馳委員 私も、きのう、金沢市教育委員会の担当者に、どういう事情だったのか、お話を伺いましたので、ちょっと紹介いたします。  芳斎分校は、実は元芳斎小学校なんです。市街地の小学校統廃合で廃校寸前のところを分校として残りました。分校なので、耐震化も、建てかえの計画もおくれています...全文を見る
○馳委員 平野大臣、参議院での予算委員会がございますから、もう退室されて結構ですよ。  さて、では、引き続き森副大臣にお伺いした方がいいと思いますので、質問を続けます。  教員養成の段階で、特別支援教育に関する知識は免許取得の必修講座となっていますか。
○馳委員 教員採用後の初任者研修で、特別支援教育は必修となっていますか。
○馳委員 特別支援教育の研修は、座学方式ですか、実習方式ですか。
○馳委員 特別支援教育学級での専門的な資格を持つ教員の配置状況はいかがですか。
○馳委員 私、特別支援教育学級と質問しまして、今、布村さんは特別支援教育学校というふうにおっしゃいませんでしたか。
○馳委員 はい、わかりました。  では、布村局長、この三割という数字をどう評価するかなんですね。  私、皆さんには渡しておりませんが、ちょっと調べてまいりました。例えば、平成二十四年度の青森県の公立学校教員採用候補者選考試験実施要項を見たら、「特別支援学校教諭」という項目があ...全文を見る
○馳委員 細かいことをもう一つお伺いします。  一特別支援学級の定数は児童八人です。多過ぎるとの意見を現場からいただきました。個別指導することも多々ありますので、そうすると、四、五人が限界だな、こういうふうに伺いました。文部科学省としての見解を伺います。
○馳委員 これは、森副大臣、お願いなんですね。  私がなぜこの芳斎分校のことを申し上げたかというと、もともと芳斎小学校だったんです。近隣の中心市街地、人口も多かったので幾つかあったのが、やはり減少期に入って、中央小学校というのが新しくできて、統合されたんです。  ただ、地域の...全文を見る
○馳委員 ありがとうございます。  続いて、財務省の吉田政務官、お待たせいたしました。少人数学級の問題について質疑をさせていただきます。  まず、文部科学省に伺います。平成二十四年度の予算概算要求段階で、義務標準法改正を前提としての小学校二年生の三十五人学級分の予算要求をしま...全文を見る
○馳委員 吉田政務官に伺います。  その概算要求に対して、財務省はどのような査定をしましたか。
○馳委員 なぜ法改正を認めなかったのでしょうか。  本音で言いますね。恒久的な制度にさせないためですか。それとも、法改正をしない方が現場にとってよいという判断をされたんですか。その査定をした理由をお聞かせください。
○馳委員 吉田政務官に引き続き伺います。  平成二十三年度予算の編成段階において、義務教育費国庫負担金に一律一〇%のマイナスシーリングをかけましたか。
○馳委員 その理由は何ですか。
○馳委員 戦後、我が国の義務教育費国庫負担金にマイナスシーリングをかけたことはありますか、吉田政務官。
○馳委員 平成二十四年度の予算編成で、義務教育費国庫負担金にマイナスシーリングをかけましたか。
○馳委員 どうして二十三年度にかけて二十四年度にはかけなかったんですか。その理由をお示しください。
○馳委員 財務省は、これからも国と地方の財政状況に応じて義務教育費国庫負担金にマイナスシーリングをかける考えはありますか。
○馳委員 森ゆうこ副大臣、今の吉田政務官の発言を聞いていましたか。副大臣としての御意見を伺います。
○馳委員 私が副大臣だったら、多分、こういう答弁をすると思いますよ。教員の一人一人の単価は、我慢してもらって、ちょっとは減らしてもらうかもしれない、けれども、絶対に財務省にこの義務教育費国庫負担金にシーリングはかけさせませんと私だったら明言しますよ、そこに座っていたら。  森ゆ...全文を見る
○馳委員 かつて委員会室の机の上に駆け上がった、尊敬する森副大臣らしくない答弁だな、今のは。後ろからメモが入っているようでありますが、マイナスシーリングを財務省からかけられたということの屈辱を、我々も民主党の皆さんも、ここを私はわかってほしいから言っているんですよ。  次の質問...全文を見る
○馳委員 そこで、一般にはちょっと誤解もあるようなので、少人数学級と少人数指導、この違いを教えてください。
○馳委員 そこで、布村さんにお聞きするんです。  少人数学級、恒久的な制度として法改正が必要だと思いますと先ほど布村さんは答弁をされました。  しかし、少人数指導という指導のあり方もあるわけですから、少人数学級にするか、少人数指導にするか、クラスの編制、そしてまた教育の制度と...全文を見る
○馳委員 ということは、国としての長期的な取り組み等、これを示した上で、後の選択肢は市町村の方により委ねていった方がいいのではないか、そういうふうなお考えでよろしいんですか。先ほどの答弁で、もし修正があるところがあったら、修正してください。私は今指摘しようと思ったんだけれども、後...全文を見る
○馳委員 そうなんですよ。学校長じゃないんです、教育委員会なんですよ。  その上で、今ほど言いましたね、長期的な計画等を国が示す必要があるとおっしゃいましたよね。だから、恒久的な制度には法改正が必要だというふうな答弁をさっきされたんですよ、布村局長は。それでいいですよね、もう一...全文を見る
○馳委員 では、布村局長、来年度の概算要求のときには法改正を出しますね。
○馳委員 そこなんですよ。やはり官僚として、私はすばらしいと思いますね。大臣、副大臣が最終的な政策の判断をできるまでの積み上げをやはりやっておいてほしいんですよ、あなた方官僚の皆さんには。  なぜか。中長期的な計画がなければ、都道府県や市町村の教育委員会も人事をやるときに困るん...全文を見る
○馳委員 我が国の小学校における三十五人以下学級の割合はどのくらいですか。パーセンテージをお願いします。
○馳委員 この三十五人以下学級というのは、いつごろから存在しているんですか。
○馳委員 少人数学級の政策効果、教育的効果について、文部科学省はいつごろから検証していますか。
○馳委員 数字を伺います。  一九七〇年、一九八〇年、一九九〇年、二〇〇〇年、二〇一〇年、それぞれの年で、三十五人以下学級はどのくらいの割合でありましたか。
○馳委員 最後になりますね、もう時間ですから。  財務省の吉田政務官に伺います。  先ほどの少人数学級の政策効果の検証の報告、そして今の、一九七〇年、今からおよそ四十年前からの少人数学級の数の推移、この数字を見ながら、さらに少人数学級の政策効果の検証が必要だと思いますか。そし...全文を見る
○馳委員 だから、我々自由民主党は、高校教育の質の向上の検証もなく四千億円を出すことに、ちょっと待てよというふうなことを三党協議でもずっと申し上げてきたんですよ。  きょう私が言っているのは、これは義務教育なんですよ。今吉田さんがおっしゃっただけでも、二千四百億じゃないですか。...全文を見る
03月16日第180回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○馳委員 自由民主党の馳浩です。  きょうは、ハーグ条約に関して幾つか質問をさせていただきますが、最初に、私自身は、一刻も早くハーグ条約を締結すべきである、それに従って国内法の整備もすべきであると。同時に、国内における子供の連れ去り事案が多くございますので、この問題にも法的な対...全文を見る
○馳委員 これまでにも数々の課題、それからいろいろな事案がありました。しかし、この国会でハーグ条約を締結する、多分これは外務委員会の問題だと思います。国内法の整備も入ると。  当然ですが、遡及措置はされないというふうに考えてよいですね。
○馳委員 そこで、ハーグ条約の内容や締結国の国内法の内容と比べて、今回、政府が閣議決定をされた案、日本の国内法案に見られる特徴はどういうところがあるのか、お伺いしたいと思います。
○馳委員 諸外国にないような規定を我が国が設けようとしている、そして法案に落とし込んだ、その理由はどういうことでしょうか。
○馳委員 そこで、返還拒否事由の一つである第二十八条一項四号「常居所地国に子を返還することによって、子の心身に害悪を及ぼすことその他子を耐え難い状況に置くこととなる重大な危険があること。」については、虐待やDV等の事情を一切考慮して総合判断するとしておりますが、例えば、暴力等によ...全文を見る
○馳委員 そこで、関連して第二十八条二項、子供への暴力、DV、子の監護を困難にする事情、この三つの事情のほかに、「その他の一切の事情」、こういうふうに規定をしておりますが、これは具体的にはどんな事情を想定しての表現でしょうか。
○馳委員 だったら、そういうことも規定に書けばよかったと思うのですが、いかがですか。
○馳委員 では、この二十八条二項、例示として列挙されている三事情と、今申し上げた「その他の一切の事情」とは、返還拒否を判断する上で同様な重み、同等の重みを持っているのかどうかを伺いたいと思います。  例えば、三事情が皆無でも、「その他の一切の事情」ということに該当すれば返還拒否...全文を見る
○馳委員 同様の、同等の重みを持つということで、例示をした三項以外の一切の事情も十分踏まえる、こういうふうな認識で今後、裁判所の方でも判断いただける、こういうことでよろしいですね。  では、次の質問ですが、返還拒否事由について、家裁の裁量の範囲を大きくしていると、ハーグ条約の子...全文を見る
○馳委員 私が心配しているのは、あらゆる事案というのは、家族の事情、夫婦の事情、またそれを取り巻く国情というのは、あらゆる事情があるので、今おっしゃったように、指針としてお示しをいただいておりますが、その指針を踏まえて裁判所が恐らく今後判例を積み重ねていく上においての妥当な指針と...全文を見る
○馳委員 いずれにしましても、この法案が法務委員会に付託されたときに、再度、返還拒否事由についてはしっかりと議論を積み重ねていきたい、こういうふうに考えておりますので、委員各位にも、委員長にもよろしくお願いを申し上げたいと思います。  続いて、このハーグ条約、執行の手続の問題に...全文を見る
○馳委員 私もいろいろ調べてみましたら、大臣、ハーグ条約を締結し国内法を整備して終わりじゃなくて、そこからスタートという、ここがやはり問題で、別に私はアメリカの肩を持って言っているわけではありません。我が国も、国内法を整備した後にこういった子供の連れ去り事案が起きたときに、相互主...全文を見る
○馳委員 法律に余りそんなに詳しくない私からすれば、債務者という一言が出てきたんですね。大臣、ここは弁護士として専門家でありますが、こういうときに債務者という呼び方をしてよいのかなと私は率直に感じました。債務者でよろしいんでしょうか。
○馳委員 親権の定まっていない親、保護者という言い方をしたらいいのかな。あるいは、現に子供と同居している親という言い方をしていいんでしょうか。ちょっと債務者という言葉が我々素人にはひっかかるものですから、あえて専門家である小川大臣にお伺いしました。  そこで、さらに質問を続けま...全文を見る
○馳委員 法的性質を異にしているという説明はわかりましたが、国内の事案と、それから海外に返還、引き渡すということと、ちょっとわかりづらいなという点、これは、一般の方にもわかりやすく説明できるような説明書というのをやはり準備した方がいいと思いますよ、ガイドラインみたいなものを。 ...全文を見る
○馳委員 七歳九カ月というこの事案は、微妙な年齢ですよね。ちなみに、私は養子なんですけれども、前の家から今の馳家に養子に来たときはちょうど八歳でありまして、非常に心にいろいろな葛藤を抱えたことが改めてよみがえってまいりました。  この七歳九カ月よりさらに上の年齢でいわゆる直接強...全文を見る
○馳委員 私は、この年齢を伺って、非常に微妙な年齢だなと思いましたので、できればちょっと調べておいてください。今度また、法案審査のときにお伺いもしたいと思います。  そこで、同じ離婚後の子供の引き渡し問題で、子供が小学校高学年以上だと、ハーグ事案なら強制執行は可能だけれども、国...全文を見る
○馳委員 ここで、前回の分科会の話とまた同様の問題意識を持つことになりますが、大体、乳幼児を動産に準じて取り扱うこと自体が問題であると私は思っています。さらに、今回のハーグ条約の国内法の成立で、不平等、不公平な取り扱いが行われる可能性があります。  私は、改めて、民事執行法の改...全文を見る
○馳委員 大臣の説明で私は理解しますが、これはハーグ条約の案件だ、これは国内で監護権を決めるためのまさしく強制的な直接執行だと、やはりなかなかわかりづらいですよ。したがって、ここは私は、うまく説明できるような指針、まさしくガイドラインと、やはり世の中に対する説明というのは必要だと...全文を見る
○馳委員 先般、三月五日の予算委員会第三分科会で、子供の直接強制による引き渡し事件が二〇一〇年で百二十件もあり、執行不能だったのが四十三件、四割にも及んでいる、こういう答弁をいただいております。ハーグ条約の事案でも同様の問題が想起されますが、その認識はいかがでしょうか。
○馳委員 そういう認識があるということは大事なんですよね。  そこで、ハーグ条約の事案において、どういう工夫をして、人権問題も踏まえながら執行不能を防ごうとしているんでしょうか。お願いいたします。
○馳委員 これは恐らく法の百四十条の方にかかわってくる問題ですが、威力を執行する、子供にはだめだということでありますが、この百四十条第四項の「威力」というのは、具体的にどういう内容なのでしょうか。
○馳委員 百四十条を読むと、閉鎖した戸を開く必要な処分もする、こういうふうな表現もありますよね。当然、そこに子供がいるかどうかは、わかっているのかな、わかっていないのかな。わからない場合もありますよね。  そこでなんですよ。強制執行は、百四十条第三項をチェックしますと、子供と親...全文を見る
○馳委員 わかりました。その確認をしっかりとしながら行うということですね。  そこで、次に第百三十七条、子供を常居所地国に返還する返還実施者とは、具体的に誰を想定しているのでしょうか。これには外国人の親も入るんでしょうか。この百三十七条の部分は、子の返還の代替執行の部分でありま...全文を見る
○馳委員 わかりました。返還実施者がもう一方の親になることによって、また逆にトラブルが起きないかなと私もちょっと心配になってまいりましたので、慎重な取り扱いをお願いします。  そこで、執行段階において外務大臣である中央当局の協力も制度化されておりますが、その意義は何でしょうか。
○馳委員 ここで外務省に聞かなきゃいけないんですね。この法第百四十二条に基づいて外務大臣の協力といっても、別に外務大臣がその現場に行くわけじゃありませんよね。この第百四十二条に基づいて、外務大臣の意を受けた、命を受けた職員の皆さんが、対応できますか、これ。「立会いその他の必要な協...全文を見る
○馳委員 私はハーグ条約を早く締結すべきだと冒頭に申し上げたんですが、この第百四十二条の規定を見ると、外務省の職員。また、あなたは今、ソーシャルワーカーにお願いするかもしれないとおっしゃいましたね。そうすると、厚生労働省との調整になるんでしょうか。そして、誰がどう考えたって、法務...全文を見る
○馳委員 私は去年、この問題で質問したときに、リエゾンジャッジというふうな話をしたと思うんですよね。いわゆる海外においては、当然、大使館、領事館の方々がこういった相談に現地で対応しておられるので、法的な問題に詳しい。特に、家族法、我が国の民法あるいは民事執行法等、こういったことに...全文を見る
○馳委員 宮島さんとおっしゃいましたね。あなた、今まで海外の大使館に勤務したことがありますか。
○馳委員 そうすると、私たち国会議員から見れば、どう考えても、宮島さんのようなキャリアがこういった一つ一つの事案を直接担当するのではないと思うんですが、そうですよね。
○馳委員 領事レベルの方というのはまさしくキャリアでありますので、つまり、やはり海外に出ておられる、また国内においてもこういったキャリアの方々に、本件はどういう問題を背景にはらんでいるのかということをよくよく、まず最初に研修してほしいと思ったんです、私は今お話を伺っていて。  ...全文を見る
○馳委員 次の質問に移りますが、執行段階における子供の意思の尊重について質問します。  まず、返還拒否事由の一つとして、二十八条第一項五号、子の年齢及び発達の程度に照らして子の意見を考慮することが適当である場合、その子供が返還を拒否したときは返還拒否できるとなっておりますが、こ...全文を見る
○馳委員 問題は、五歳から十歳くらいまでの子供の意思を執行段階でどう取り扱うかにあると思っています。  国内事案の強制執行事例を見ていると、執行官はこのくらいの子供の説得も行っております。説得が失敗した場合は執行不能となっている事案もあると仄聞しておりますが、現実、裁判実務にお...全文を見る
○馳委員 では、ハーグ条約の事案では、執行段階における五歳から十一歳くらいまでの子供の意思、特に拒否したとき、大体、小学生ですよね、どのように扱うのでしょうか。教えてください。
○馳委員 では、最後の質問になります。  今の答弁も拝聴しておりましたら、ハーグの事案においても、国内での直接強制の事案においても、強制執行という形になるとして、結局は執行官の説得次第、あるいはネゴシエート次第、私からいえば包容力次第、ここが随分と現場では求められるのではないか...全文を見る
○馳委員 大臣、きょうは、とりあえず入り口の議論だけさせていただきました。法律が提出されれば、また三時間でも五時間でも、指摘したいことはたくさんありますので、いろいろと気を配りながら対応していただきたいということもお願い申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございまし...全文を見る
04月18日第180回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
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○馳委員 自由民主党の馳浩です。  きょうは四月十八日です。何の日か御存じですか。今質問をなさいました池坊保子さんの古希の誕生日です。今夜はお祝いをして、パーティーもあるようでございまして、心からお祝いを申し上げたいと思います。  そこで、高井美穂副大臣、最近政治資金パーティ...全文を見る
○馳委員 会費は幾らでしたか。
○馳委員 和服姿であでやかにお出迎えをされたようでありますが、これは大臣規範に抵触しないのでしょうか。
○馳委員 総務省の選挙部長に伺います。  地元選挙区内の有権者に政治資金パーティーの無料招待券を送付したら、公職選挙法上、政治資金規正法上、どのような罰則がありますか。
○馳委員 高井副大臣、入場券は何枚販売をし、来場者は何名でしたか。
○馳委員 入場券は何枚販売しましたか。
○馳委員 委員会に報告を求めます、委員長。
○馳委員 地元有権者に無料招待券を送付しましたか。  よくこういう政治資金パーティーのときには、一万円とか二万円を書いて、上からちょっと線を引いて御招待、こういう形をとる慣例があるんですが、その対象者が地元有権者であった場合にはいかがかなという問題になるんですね。  こういう...全文を見る
○馳委員 改めて私の方にも内部告発が来ておりますので、事実関係を確認した上で、また質問をしたいと思います。  では、お口直しの質問に移りたいと思いますが、平野大臣、三月二日、三日、東京・恵比寿ガーデンプレイス周辺で開催をされましたスポーツオブハートのイベントに、開会式に御出席を...全文を見る
○馳委員 先般の委員会でお尋ねしたときに、おじいさんでしたか、全盲ということで、その大変さを家族として身にしみながら成長された平野大臣でありますから、率先してこういうイベントに出席をいただいたことには、心から敬意を表したいと思いますし、感謝も申し上げたいと思います。  そこで、...全文を見る
○馳委員 障害者スポーツといいましても、視覚障害者、聴覚障害者、スペシャルオリンピックスは知的障害者のスポーツ、あらゆる分野がございますので、障害の特性に応じた指導者、そしてユニバーサルデザインの施設整備、こういったもののまず拠点の整備をする。拠点があれば、連携する地域が全国のブ...全文を見る
○馳委員 この問題での最後にいたしますが、私が配付させていただきましたスポーツオブハートのイベントのパンフレット、報告書がございます。  最後のページを開いていただいて、ここにございますように、春の東京、秋の大分という形で、二カ所で展開をしていきたいという意向のようであります。...全文を見る
○馳委員 スポーツの問題で、もう一点質問させていただきます。  JOCの助成金の不正受給問題でありまして、これはどうも構造的な問題だなというふうに思わざるを得ません。当然、JOC内部で調査委員会も行われ、文科省に対して報告も行われたところでありますが、ここは、スポーツ政策の一つ...全文を見る
○馳委員 皆さん御理解いただいたように、専任コーチ、これが謝金扱いになっていたということでありまして、ここがポイントなんです。  コーチの立場になってみてください。毎年、次の年の契約があるかないかもわからない、あるいは、オリンピックまでの専任コーチとしての契約といった中で、自分...全文を見る
○馳委員 もう一度改めて申し上げますが、やはりNAASHをポイントにした方がいいと思いますよ。何から何まで文科省が抱える必要はないと思います。  その上で、JOC、体協、それから各大学、文科省、あとJISS、やはり資格を持った人間が、あともう一つ、済みません、自治体のスポーツセ...全文を見る
○馳委員 この駅は、以前はポートアイランド南駅でした。いつからどういう理由で駅名が変更されたか、御存じですか。
○馳委員 世界二位だったら、京コンピュータ前駅になっていたと思いますか。
○馳委員 今のは苦しい答弁でしたね。  高さ二メートルの冷蔵庫ほどの大きさの計算機がずらりとつながれているのが神戸理化学研究所の計算科学研究機構です。  ちなみに、このスーパーコンピューター「京」を製造しているのはどこの会社で、その会社がどこにあるか、御存じですか。そして、こ...全文を見る
○馳委員 そうなんですね。私たち石川県民のやはり誇りですよ。  石川県かほく市の富士通ITプロダクツという会社が、製造の方を、そして組み立ての方を請け負っております。部品が二億個ほどあるんですよ。二億、桁が違いますよね。この部品は、もちろん、世界によりよいものを求めて製造し、目...全文を見る
○馳委員 私も富士通の資料をちょっとチェックしてみたら、英国ウェールズが買ってくださったんですよ。「国家プロジェクト事例(HPC—Wales)」とありまして、「Walesの産業振興を目的に先端的なHPCインフラを地域大学間ネットワークの上に構築、地域の経済成長と技術力向上を目指す...全文を見る
○馳委員 日本で開発したこのスーパーコンピューターは、日本の国立大学法人や国立研究機関が率先して購入し、地元企業や研究者や自治体と共同利用していく、こういう方針は文部科学大臣としても提案できるのではありませんか。まさしく、それこそ産官学の連携となってくると思いますが、いかがでしょ...全文を見る
○馳委員 そこで、戻りますが、世界一の計算速度と耐久性を生かして、世界に先駆けてどういう分野で役に立つ成果を上げていくのか、ここに次のターゲットを絞っていくのが日本の強みだと思いますが、いかがでしょうか。
○馳委員 私はここで大変重要なことを大臣がおっしゃったと思うんですが、あえて具体的に言えば、脳みそと心臓の話をしたいと思います。  いわゆるアルツハイマー、あるいは今私たちも心配しております発達障害児、脳のどの器官がどのような影響を受けてそういう症状が出るのかという原因が解明さ...全文を見る
○馳委員 文部科学省の責任は重いと思うんですよ。準天頂衛星、これも、情報をつなぎながら、自治体、警察、自衛隊、消防、海上保安庁とつなぎながら、ただ、データを打ち込まなきゃいけないですよね。そうすると、海底のブイ、海洋のブイの数が余りにも少ないんですよ。  私は、昨年、科学技術・...全文を見る
○馳委員 そこで、いよいよ、その共同利用とは、どこでどういうふうに誰が共同利用するのでしょうか。海外の研究者や海外の政府機関も共同利用できるのでしょうか。その際、利用料金は幾らぐらいかかるのでしょうか。教えてください。
○馳委員 さて、このスパコンで最後の質問にいたしますが、スパコンの性能を左右するのは何でしょうか。これだけは絶対に世界のどこにも売り渡してはならないものがあるんですよ。平野大臣、よく御存じなので、ぜひそこをおっしゃってください。
○馳委員 おっしゃるとおりですね。大規模集積回路、このLSIのスピード、その一種であるスパコン用のCPU、これだけは富士通は、富士通でしか開発しないということで、ほかの部分はいろいろな企業とも連携しているんですが、ここだけは絶対に富士通、自分たちでしかやらないと決めてやっているこ...全文を見る
○馳委員 さて、きのう、全国学力・学習状況調査が行われました。先ほど永江委員も指摘をされたところでありますが、実は私の娘も中学校三年生でありまして、きのうの問題に四苦八苦しておりました。  さてそこで、抽出調査対象校と希望利用校、その割合は、平成二十二年度、二十三年度に比べてど...全文を見る
○馳委員 政権交代というのがあって抽出調査になってしまいましたが、希望利用校と合わせると、どんどんどんと、七三%、七六%、八一%とふえてきているという数字は否めないと思います。  そうしたら、聞きますね、抽出調査対象校と希望利用校とでは、採点の仕方というのはどう違うのでしょうか...全文を見る
○馳委員 学力テストを四十七年ぶりに復活させた、その目的を考えた上で、あえて申し上げたいと思います。  理科もことしからやるようになりましたけれども、児童にとっては、より早く結果がわかった方がいい。教師にとってもその方が、どこがポイントなのかなということで、その後の指導に生かす...全文を見る
○馳委員 先ほど私の娘の話をしましたが、実は、私の娘は小学校六年生のときにも受けております。したがって、小学校六年生で受けて中学校三年生で受けてというふうなこのプロセスも、文部科学省は当初、検討の材料にしていたはずだということを申し上げます。  では、最後の質問とさせていただき...全文を見る
○馳委員 こうやって私と大臣がやりとりしている間も、委員の中にはパソコンを開いておられる方もおられます。いや、いい、悪いじゃないんですよ。それだけ非常に便利になり、世界どこにいてもいろいろな情報にアクセスをし、双方向のやりとりをすることができてよかったねという部分と教育という観点...全文を見る
05月10日第180回国会 衆議院 本会議 第19号
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○馳浩君 自由民主党の馳浩です。  本日は、自由民主党・無所属の会を代表し、政府が提出した子ども・子育て新システムに関する三法案について質問をいたします。答弁が足らざる場合は、再質問をいたします。(拍手)  まず、野田総理に伺います。  今回の関連三法案を提出する議論のスタ...全文を見る
○馳浩君 認定こども園法案の附則に基づく五年後の見直しについての答弁が不十分でありました。  先ほど小宮山大臣が申されましたが、実は、既に三年後の見直しで、小渕報告にはこうあるんですよ。財政支援の充実、二重行政の解消、教育と保育の総合的な提供の推進、家庭や地域の子育て支援機能の...全文を見る
05月29日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第10号
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○馳委員 おはようございます。  午前の最後のバッターになりました、自由民主党の馳浩です。よろしくお願いします。  小渕さんから目の覚めるような提案もいただきながら、よりよい審議がなされるように私も努力をしたいと思います。  我が党の中でもいろいろ議論していて、ワーク・ライ...全文を見る
○馳委員 まず、配偶者控除の考え方についてちょっと、政権の考えをお伺いしたいと思います。  まず、岡田副総理、控除から手当へ、こういう考え方は、今回のこの子ども・子育て新システムにおいても貫かれているんでしょうか。
○馳委員 安住大臣に歴史的な経緯をちょっとお伺いしながら話を進めていきたいと思いますが、この配偶者控除という制度ができたのはいつごろでしょうか。
○馳委員 私もちょっといろいろ勉強してみたら、一応、扶養控除の中に配偶者というふうに明記されたのが一九四〇年のころだそうですね。何でかなと思ってまた資料を調べてみたら、当時の産めよふやせよ運動の中で、やはり女性は家庭において産んでもらおう、そして五人目までと。明確に政府の文書にそ...全文を見る
○馳委員 言わずもがなですが、所得税には、基礎控除、扶養控除、配偶者控除という形で、所得に対して家族の役割を認めている部分ですよね。ここはやはり、税こそ、国民の意識、国民の生活の一つのスタイルとして理解をしてもらおうという配慮があって、ここは恐らく、財務省の主税局においても、もう...全文を見る
○馳委員 まさしく、軍が強過ぎると、国民の生活スタイルにまで税をもって介入してくるという実例なんですよ。  したがって、私は、こういう歴史的なことを踏まえながら、今後の我が国の人口政策は、やはり国家政策という位置づけの中から税のあり方について議論していくべきで、ぜひ小宮山さんに...全文を見る
○馳委員 やはり、この議論をすると、どうしても働く女性の話から入ってくるんです、小宮山さんは。  そうすると、私たちは、夫が所得が高かろうが低かろうが、まさしく専業主婦として働いているという言い方が語弊があるかもしれませんが、専業主婦として働いていらっしゃる女性の価値観というも...全文を見る
○馳委員 ただ、認定こども園の取りまとめ、見直しということは、私たちの政権のときには、保育所、幼稚園ということの制度を前提に置いて認定こども園を設置し、これが、数が伸びるように支援していきましょうと。恐らくここのスタート地点が違っているのかなと思うんですね。  そこで、次に村木...全文を見る
○馳委員 実は、私も、参議院議員時代から小宮山さんとはもう十年を超える長いおつき合いをしていて、政治主導という話をするときには、小宮山さんがどういう人なのかということはやはりよく理解しておかないといけないんですよ。  私なりに理解しているのは、こういうところなんですよ。  私...全文を見る
○馳委員 何か、村木さんも関係者の意見と小宮山さんとの間で板挟みになったような印象を受けました。でも、事務的に小渕報告の検証を今からさらに進めさせていただきます。  さて、小宮山大臣、平成二十四年四月一日時点での認定こども園の認定件数を教えてください。これは四類型でお願いいたし...全文を見る
○馳委員 それで、平成二十年以降の認定こども園の設置数の推移と照らし合わせて、今お示しをいただいた数字に対する小宮山大臣の評価を率直に伺いたいと思います。
○馳委員 では、小渕報告にまた戻ります。  認定こども園制度の意義、機能について、以下のとおりに報告をしております。二ページ目です。ア、保護者の就労の有無にかかわらない施設の利用。イ、集団活動や異年齢交流の機会の確保。ウ、既存幼稚園の活用による待機児童解消。エ、育児不安解消のた...全文を見る
○馳委員 では、三ページ目に移ります。  認定こども園アンケート調査によると、保育時間が柔軟に選べる、就労の有無にかかわらない施設利用、教育活動の充実などの点が評価されておりまして、また、認定こども園は専業主婦家庭と共働き家庭の両方のよい交流の機会が提供されているという指摘もご...全文を見る
○馳委員 四ページ目には、平成二十二年度までに、安心こども基金等の新たな財政措置を活用するなどにより認定こども園の緊急整備を図り、利用者のニーズや施設の認定申請の希望状況を踏まえつつ、平成二十三年度には認定件数が二千件以上となるように、必要な見直しを早急に実施すべきとあります。 ...全文を見る
○馳委員 では、五ページ以降の具体的な課題対応について伺います。  まず、財政支援の充実についてです。  「平成二十二年度までを期間とする「安心こども基金」による新たな国の財政支援や地方財政措置が講じられることになり、従来、財政支援のなかった幼稚園型の保育所機能部分、保育所型...全文を見る
○馳委員 五ページ目に入ります。  「都道府県等は、国の平成二十一年度予算において地方裁量型の認定こども園等に対する事業費支援について地方財政措置(特別交付税)がなされていることを踏まえて、質の維持・向上に留意しつつ、これらの施設に対して必要な財政措置を行うことが求められている...全文を見る
○馳委員 多分、ここの部分じゃないかなと私は思っているんですよ、都道府県、市町村、そして現場の方、つまり幼稚園や保育所の経営者の判断。認定こども園になりたいなと思っていても、都道府県の裁量に任されているので、都道府県の裁量ですから、やりたい、法律もできたし、安心こども基金も使える...全文を見る
○馳委員 多分、ここら辺のやりとりが、幼稚園、保育所の事務方あるいは経営者にすれば面倒くさいというかわかりづらいというか、一番ここがポイント、ネックになって伸びなかったんじゃないかなというふうに私は思っているんですよ。  別に、待機児童がいる地域で認定こども園が伸びなくてもいい...全文を見る
○馳委員 余りここで仲よくしていると伊吹さんに怒られますので。  実務的な詰めというのは非常に大事なので、なぜ伸びなかったかという議論はやはりお互いに究明していくべきだと思っていて、私は質問しているんですね。  次の質問です。  幼稚園で七五%が預かり保育をしていると、よく...全文を見る
○馳委員 私は、七五%という数字は非常に大きい意味を持っていると思っているんですよ。  ここもまた私学助成というふうに出てきますが、今後ともここの数字を膨らませることも意味があるのではないでしょうか。いかがでしょうか、小宮山大臣。
○馳委員 きょう、文科大臣は私は呼んでおりませんが、政務官は、神本さんですか、来ていただいておりますが、これは私学助成の話ですね。幼稚園で七五%も預かり保育をしている。現場の要望は非常にやはり強いんですよ、大きいんです。  文科省として、ここの預かり保育にかける私学助成の予算と...全文を見る
○馳委員 純粋幼稚園には行かないんですよ。だから、私は、新システムの議論の話は実は次回また質問させていただきたいんですが、するために、現状でも、こういった報告に基づいて、預かり保育の充実というのはしていくことが可能なんじゃないんですか、文科省としてはそういう主張をなぜしないんです...全文を見る
○馳委員 だから、私は今、新システムの話はまだしていないんですよ。現状でもできるんですよ。文科省として、ここの要望の強い部分に対してはやはり予算要求して、ここを膨らませていってもいいんじゃないんですかということを申し上げているんですね。  小宮山さん、何かしゃべりたそうですけれ...全文を見る
○馳委員 この数字を伺うと、六五%の窓口の一本化、財政措置は五四%。この小渕さんのところでやった見直しについても、ここがやはり肝だったんですよ。これを一〇〇%にすればいいんじゃないんですか。  まさしく、手続、それから給食なんかの食材もどっちで請求するかとか、監査事務、書類も随...全文を見る
○馳委員 また小宮山さんのペースに私は巻き込まれそうになるんですよね。必ず答えを先に言うんですよ。  そこに至るプロセスとして、これは私も国会議員として反省ですよ。法律ができたって、現場の行政の窓口の実務、それから、まさしく保育園や幼稚園を経営しておられる経営者の皆さん方の理解...全文を見る
○馳委員 次の質問に移ります。  「「安心こども基金」による新たな財政措置については、補助制度(補助要綱、申請・交付・報告手続き、スケジュール)を一本化するとともに、従来の財政措置(保育所運営費負担金、幼稚園への私学助成)を含めて、「こども交付金」として制度化し、都道府県が市町...全文を見る
○馳委員 ここが今後の話し合いで私はポイントになってくると思っているんですね。  次の質問です。  二重行政解消のために、具体的な改善事項及びその実施時期については、別添三、これは私がお示しをした資料の十四から十七ページでありまして、この別添三のとおり、確実に進められてきてい...全文を見る
○馳委員 私はずっと十四から十七ページを一括しての質問にしましたので、一括しての小宮山さんの答弁になったと思いますが、では、例えば十四ページのところを聞いてみましょうか。  「一、補助手続き等」の「(二)「こども交付金」の制度化(補助手続きの一本化)」。この2のところですね、「...全文を見る
○馳委員 では、十七ページの「五、基準・制度の見直し等」のところで、「(一)認定こども園に係る基準の見直し」のところを聞きますね。  「保育所が幼保連携型認定こども園になる場合の幼稚園の設置基準について、保育所の要件より厳しくなっている園舎の構造に関する基準について必要な見直し...全文を見る
○馳委員 政権交代があった後に、こういった見直しが適時適切に、こういった改善事項等があるようになされてきているのか。なされてきているなら、なされてきていることを踏まえた、法律に基づく五年目の見直し、平成二十三年十月、その見直しがなされた上で、改善状況についての報告が国会になされた...全文を見る
06月06日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第15号
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○馳委員 おはようございます。自由民主党の馳浩です。  前回の質問で中途半端になりましたので、小渕報告の検証からまず入り、その後、修正協議に向けてや、また、生活保護の話もお伺いしたいと存じます。  資料をお分けしております。小渕報告、リポートの十四ページから、ざっとちょっと確...全文を見る
○馳委員 ここの部分で一つだけお伺いします。安心こども基金、この制度はいつまでお続けになるおつもりですか。
○馳委員 では、次に入ります。  二番目、「「こども交付金」の制度化」。「1認定こども園に対する新たな財政支援に関する補助要綱、申請・交付手続きについて、一本化。」「2幼稚園・保育所に対する従来の財政措置についても、申請・支給手続きが一本化されるよう地方公共団体に要請。」これは...全文を見る
○馳委員 ここの2のところを私は先回質問したと思うんですね。都道府県で特例条例でやっていただくように要請をしたんだけれども、自治体に委任は行われていないというふうな答弁だったんですよ。  せっかく地方公共団体に要請し、特例条例でやってくださいねと言いながら、でも現場では委任は行...全文を見る
○馳委員 私は、ここはやはりちょっと看過できないんですね。政府として要請をし、条例でできますよと言っておきながら、私、はっきり言えば、地方の壁、財政的な新たな支出をしたくないのか、あるいは、うちは待機児童もいないし、保育所も幼稚園もそれなりに足りているからやらなくていいと。したが...全文を見る
○馳委員 余り新システムの話で、まだ入る前提の話をしているんですが、そうはいっても、新システムに入ったとしても、財政の壁というのは必ず出てくるということなんですね。したがって、経営者がやりたいと思っていても、いや、ちょっと財政的に厳しいですからというふうになってしまう。  では...全文を見る
○馳委員 これ以上私も深入りしないようにしておきます。新システムの話については、私は、きょうの質問を踏まえて改めてやりますので。  三番目に行きます。「財産処分手続きの簡素化」。「国庫補助により整備された施設の認定こども園への転用手続きの簡素化。」についてはどうなっていますでし...全文を見る
○馳委員 十五ページの方に入ります。では、「事務処理」について。  「(一)会計処理の簡素化」。「1学校法人が保育所を運営又は社会福祉法人が幼稚園を運営する場合においても、それぞれの法人会計基準に基づく会計処理で対応を可能とすべく検討。」とあります。「2その際、保育所会計と幼稚...全文を見る
○馳委員 続いて、「(二)監査事務の簡素化」について伺います。  「1一定の条件を満たした場合の監査の簡素化について具体的検討の実施。」「2監査事務に関するガイドラインの作成。」とありますが、どう対応されましたでしょうか。
○馳委員 では、三点目に行きます。  「(三)認定申請手続きの簡素化」。「1地方公共団体向けに、認定申請手続等に関する事務マニュアルを作成・配布。」「2認定を希望する施設が申請手続きを容易に分かるように、各都道府県の申請手続きの流れをとりまとめ、HPに掲載。」これはどうなってお...全文を見る
○馳委員 では、「(四)幼稚園幼児指導要録、保育所児童保育要録等の書類の整理」について伺いますが、「認定こども園としての一つの様式例を作成・通知」するとありますが、いかがですか。
○馳委員 十六ページに入りますが、「職員の資格・待遇」について伺います。  「(一)幼稚園教諭と保育士の資格の取得弾力化」。「1保育士資格所有者が幼稚園教員免許を取得することを一層促進するため、幼稚園教員資格認定試験の一次試験について運用を改善。」「2幼稚園教員免許所有者が、大...全文を見る
○馳委員 「(二)幼稚園教諭・保育士の合同研修の推進・連携強化」について伺います。  「1幼稚園教諭・保育士の合同研修の促進。」「2幼稚園教諭・保育士の連携体制構築等に関する事例集を作成」、この二点はどうなっておりますでしょうか。
○馳委員 次、四番目、「行政の連携」についてお伺いいたします。  「(一)行政窓口一本化の推進」。「1文部科学省・厚生労働省に幼保連携推進室を設置。」「2地方公共団体における窓口一本化の促進。」この点についてはどうなっておりますか。
○馳委員 ここで、ここは小宮山大臣にお伺いするか村木さんにお伺いするかどっちかだなと思いますので、ちょっと突っ込んで聞きます。  その幼保連携推進室なるものが機能しているのか。具体的に、人事の交流でやっているのか、そして、今ここの幼保連携推進室を拠点にして地方自治体との調整役に...全文を見る
○馳委員 続いて、「(二)国・都道府県・市町村間の連携」、いわゆる縦の連携を伺いたいと思いますが、「積極的な情報提供などに取り組む。」とありますが、私は、ここもやはり何となく目詰まりを起こしているんじゃないかなという印象を持っておりますが、大臣、いかがでしょうか。
○馳委員 十七ページに入りまして、「五、基準・制度の見直し等」についてお伺いいたします。  「(一)認定こども園に係る基準の見直し」。「保育所が幼保連携型認定こども園になる場合の幼稚園の設置基準について、保育所の要件より厳しくなっている園舎の構造に関する基準について必要な見直し...全文を見る
○馳委員 「(二)認定こども園を構成する認可外保育施設在籍児童に対する災害共済給付の適用」。「認定こども園を構成する認可外保育施設の児童に対しても災害共済給付を適用する方向で検討。」とありますが、どうなっていますか。
○馳委員 だから、私は新システムのことはまだ聞いていないんですけれども、確認の意味でいきますよ。ここは実は高井文科副大臣にお伺いする必要があるんですね。確認です。  幼稚園型の認定こども園の保育部分の園児はスポーツ振興センターの保険に加入できるんですか、できないんですか、その根...全文を見る
○馳委員 そこを何とかならないんですか。
○馳委員 だから、法改正すればいいんじゃないの。
○馳委員 何度も言いますが、私はきょうは新システムの話はまだしていないんです。  この辺のやりとり、ぜひ、岡田副総理、聞いておいてください。後で修正協議の話をしますので。  「(三)制度上弾力化された事項、運用上可能な事項に関わる周知」については、「Q&Aのきめ細かな追加・改...全文を見る
○馳委員 最後、「(四)公立保育所に係る給食の外部搬入」。「現在特区として実施しているところであり、全国展開に向けて、懸念される弊害を除去するための方策について検討。」とありますが、どうなっていますか。
○馳委員 さて、そこで、実務的にいろいろとお伺いしてきましたし、私、答弁を全て把握できるほど能力がありませんので、議事録を精査の上、新システムについてどうしてそうなっていったのかということの質問は次回させていただきます。  まず、村木さんにお伺いしたいのは、実は、先般も申し上げ...全文を見る
○馳委員 つまり、文科省における幼児教育の充実、保育所における保育サービスの量的拡大と、財政的な支援をしましょう、ここからスタートしておりますし、もともと幼保一体化の流れというのは昭和三十年代からありましたから、そんな中で、福田総理が非常に、私のところで引き受けて、内閣府主導で呼...全文を見る
○馳委員 大臣、今、附則の趣旨に沿ってというふうなおっしゃり方をしたんですが、本当にそれが、法律の附則にある五年後の見直し、そしてそれを踏まえての改善策ということになっているのかという法的な根拠をちょっと問いたいと思いますが、本当に大丈夫ですか、そこは。
○馳委員 ここで岡田副総理に登場していただくことになるんですが、私の主張ですよ、というか自由民主党のほとんどの方々もそう思っているのは、三年目の見直しをした、小渕報告が出た、それに基づいて手続の簡素化、また現場での一元化、財政的な支援をやっていきましょう、安心こども基金を拡充して...全文を見る
○馳委員 この子育ての面について、きょうも報道されております。私、地元の北国新聞がうまく論点整理して書いてあるので、ちょっと読みながら指摘しますね。子育てについては、民主党は総合こども園の創設となっていて、自民党は現行の認定こども園の拡充でいいじゃないか、公明党は幼児教育の無償化...全文を見る
○馳委員 小宮山さんは政治家ですから、私、はっきり言いますよ。切り分けて、合意できる部分とできない部分というのは必ず出てくるんですよ、こういうことをやると。合意できる部分だけとりあえずやりましょうということに乗れますか。
○馳委員 ここの議論は次回、実は新システムのところをお伺いするわけですよ。指定制という問題とか、株式会社の参入という問題とか、児童福祉法第二十四条「措置」の部分のことであるとか等々、何でこういうふうな制度に議論の末なっていったのかということを私は次回質問したいと思っているんですが...全文を見る
○馳委員 では、やはり一点だけ聞いておきたいのは、副総理にも後で。高井副大臣にお聞きしておきたいのは、小学校、中学校には株式会社、NPO法人の参入を認めておりません。大学や高校などの特区で株式会社立学校というのはございましたが、やはり運営がなかなか大変でした。  そうすると、総...全文を見る
○馳委員 苦しい答弁ですね。  私がもし今文部科学省の副大臣だったら、そういう答弁はしないと断言できますね、たらればの話をしてはいけませんけれども。  これは、私は文部科学省に一時在籍をしていた者として、幼児教育と少子化対策と子育て支援、次世代育成と、何かごっちゃにした議論に...全文を見る
○馳委員 大変苦しい答弁が続いておりますが、これは公明党さんも幼児教育の無償化を主張しておられますし、我が党ももともと、七千億円使って幼児教育の無償化というのをずっと言ってまいりました。これはやはり、保育所で幼児教育をしていないわけではなくて、保育所における幼児教育の部分を充実し...全文を見る
○馳委員 法案が廃案になるかどうかということは、これは私のような一兵卒ではなくて、本当に、伊吹先生が最終的に判断されることですから、私がそれ以上言うことではありませんが、ただ、議論は私はもっともっと詰めさせていただきたいから言っているので、まず、小宮山さんから、今の私や高井さんと...全文を見る
○馳委員 一つ申し上げたいですね。  だから、私は前回も、政治主導でこういうものをまとめてきたから、小宮山さんの性格が随分反映されたものになったなと思っているのは、あなたはいつも結論を急ぎ過ぎるんですよ。そして、結論を先に言い過ぎるんですよ。そういう意味では、本当にその部分は謙...全文を見る
06月12日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会公聴会 第1号
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○馳委員 自由民主党の馳浩です。  早速質問させていただきます。松居公述人、子ども・子育て新システムの会議に参加されましたか。     〔武正委員長代理退席、委員長着席〕
○馳委員 子供の育ちをどうするかという議論があって初めて、子供の居場所と幼児教育の充実を考えていくべきであるというふうに私は思っております。親の働き方によって子供をどこに預けるかということの議論をしてはいけないと思っておりますが、私の考えに御感想があれば、松居公述人。  済みま...全文を見る
○馳委員 そこで、本音は、子ども・子育て新システムの議論に、松居先生に参加してほしかったなということを言いたかったわけであります。何か違うところから拍手が起きているようですが。  さて、では、林公述人にまずお伺いします。  現行制度でも、横浜市のように待機児童の解消策はできて...全文を見る
○馳委員 今おっしゃった議論は、福田内閣のころからの方向性、そして小渕報告にあるそのままの議論を林公述人はおっしゃいました。その方向性が一足飛びに総合こども園になったんじゃないかなというふうな認識を私は持っています。  その上で、私なりに、現場の保育士さんからいただいた、保育所...全文を見る
○馳委員 こども園給付について、大日向公述人に伺います。  新システムだと、十年で全部の保育所が総合こども園になる、こういうふうになっていますよね。ところが、幼稚園は手挙げ方式ですよね、手挙げ方式。幼稚園もこども園給付の対象にすべきではないかという議論は、皆さん方の新システムの...全文を見る
○馳委員 大日向公述人、もう一度お伺いしますが、今幼稚園の預かり保育は七五%やっているというふうに言われています。新システムで、インセンティブで幼稚園が総合こども園に移行するところもあれば、建学の精神もあるし、宗教的な問題もあるかもしれません、やはり幼稚園のまま残る、幼稚園のまま...全文を見る
○馳委員 はい。  なっていないんですが、そこは、私はこども園給付の対象にしてもいいんではないかなと思っているんですが、いかがですか。
○馳委員 預かり保育の財源がどうなるんだろうかという心配は新システムになった後も残るんだろうなというのが私の心配事で、今ちょっと聞いてみたんですね。  あと、では、森田公述人にお伺いいたしますが、文部、厚労行政の一元化、これは、現場でいえば、要は、地方自治体の総務部で対応すれば...全文を見る
○馳委員 私は、現行の認定こども園制度、手続の一元化、簡素化というものを求め、小渕報告にあったとおり、また、福田総理がその方向でやるべきだよと言ったことを十分に行政の方で踏まえて対応してくださっていれば、それでよかったのではないかな。プラス、自治体によっては、保育所が多いところ、...全文を見る
○馳委員 最後になりますが、けさの朝刊を各紙拝見して、小宮山大臣は、もうおりたみたいですね。総合こども園撤回。「民主、総合こども園撤回」「民主「こども園」譲歩も 公明案軸に駆け引き」、こういうふうになっておりまして、政治の現場と、皆さん方が積み上げた議論の成果とは、ちょっと方向性...全文を見る
06月12日第180回国会 衆議院 予算委員会 第25号
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○馳委員 おはようございます。自由民主党の馳浩です。  午前中は最後の質問者となりますので、よろしくお願いいたします。  実は、石破委員が本来この後質問する予定であった問題、会期延長の問題についてから入りたいと存じますが、総理、かねて修正協議を求めておられました社会保障と税の...全文を見る
○馳委員 合意を前提に先週の金曜日から続いておりますが、政治生命をかける、待ったなしでやる、不退転でやる、乾坤一てきにという言葉もございましたが、今国会中にという言葉は何度も出ておりますが、今国会中に成案を得るというお言葉に間違いはございませんね。
○馳委員 国会で今国会中にということは、衆議院だけではありません、参議院でも成立をするということを意味いたしておりますが、参議院でも成立をする。今国会で成立を期すと今おっしゃいましたが、参議院でも成立を期すという言葉と同じ意味を持っているということでよろしいですね。
○馳委員 実は、一連の今国会という発言の中で、ここまで明確に参議院でも成立を期すというふうにおっしゃったことは余り私も聞いたことがありませんでしたので、改めて申し上げます。  会期の延長をまだ申し入れをいただいておりません。岸田国対委員長、我が党の委員長からも、どうしたんだろう...全文を見る
○馳委員 私は、慣例は慣例で大体そういうものなのであって、十日以上前か一週間前かということはございますが、大体、与党が責任を持って、国家のために、国民のために必要な法案を通さなければいけないというときに、衆議院での審議、参議院での審議、定例日がございます。委員会運営を言えば、お経...全文を見る
○馳委員 民主党の代表でありますし、ただ、総理という立場がございますから、ここで言えないのは私もわかっています。総理の今の表情には、早く延長してほしいな、早く申し入れをしてくれないかな、輿石さん何やっているんだろうな、城島さんと岸田さん、今ごろ話をしてくれているかなという、不安が...全文を見る
○馳委員 いや、こんなのが許されるんだったらば、私も息子名義のマンションに住んで生活保護をもらっちゃおうかなと、今、福祉事務所に問い合わせがいっぱいあるんだそうですよ。これは困ったなと思って、私はあえて、きょう、ちょっと品が悪いですけれども、こんなマンションの写真を事務所関係者に...全文を見る
○馳委員 いろいろ申されましたが、委員長、違法じゃないんですよ。違法じゃないんですよ、今のところ。受け取っておられたのは違法ではないんですよ。  つまり、お母さん名義のマンションではないんですよ。息子のマンションに住んでおられるんですよ。息子さんはローンが、かつて十万だったけれ...全文を見る
○馳委員 さあ、ここからが、もう十年間、児童虐待防止法の改正などで、議員として、政治家同士として制度論をやりとりしてきた、小宮山さんと言った方がいいかもしれませんが、私との間の政治家としての議論を進めたいと思います。  児童虐待防止法の問題は、もともとは児童福祉法の横出し、上乗...全文を見る
○馳委員 小宮山大臣、私、この間も委員会質問でちょっと申し上げたじゃないですか。もう長いつき合いだから言いますけれども、必ずすぐ最初に結論からおっしゃるんですよ。  そうじゃなくて、私がきょう言っているのは、議論を積み重ねましょうということで、まず生活保護の申請が上がってくる、...全文を見る
○馳委員 ちょっとまた児童虐待のときの話に戻りますが、あのときには、通報があったら安全確認しなきゃだめだよね、最初は努力義務だったのを、小宮山さんが強くおっしゃるから、義務にしたじゃないですか。さらには、立入調査もできるようにしましょうね、立入調査違反には罰則もかけましょうねとな...全文を見る
○馳委員 総理、今年度で三兆七千億円でした。今後、二〇二五年、あと十五年後ぐらい、どうも五兆二千億円ぐらいまで今の状況だと膨らむぞという試算まで実は出てきておりまして、これはある部分、財政再建と、また国民としてのモラルという部分と、あるいは家族観、扶養義務というのは生活保護法第四...全文を見る
○馳委員 総理からもちょっと言及いただきましたが、松原国家公安委員長、いわゆると私は言います、いわゆる生活保護ビジネス、もしかしたら暴力団の資金源になっているんじゃないのかな、こういう疑念があるんですよ。  国家公安委員長として、警察として把握している生活保護にかかわる不正問題...全文を見る
○馳委員 最後で申しわけありません。  松原大臣、警察庁としてということは、多分よっぽどの悪質な事案であると思うんですが、日常対応しておられるケースワーカーあるいは福祉事務所の方々は、ある意味でいえば一般人の方です。今後とも、地元警察は、福祉事務所とも連携をとりながら、情報の共...全文を見る
○馳委員 終わります。どうもありがとうございました。
06月14日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第19号
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○馳委員 連日お疲れさまでございます。  私は、子ども・子育て新システム関連三法案について質問をさせていただきます。  小渕報告の検証、そして、できるだけ歩み寄るために、どこが一致できるのかな、ここはもしかして見解が違うのかな、こういうことを私なりにちょっとまとめてまいりまし...全文を見る
○馳委員 二点目であります。  今回の社会保障・税の一体改革という中で、就学前の子育てと幼児教育の拡充について安定的な財源を確保していこう、この考え方は一致していると思ったんですが、いかがですか。     〔委員長退席、武正委員長代理着席〕
○馳委員 次、三点目ですが、これは小渕報告のポイントの部分でもありますが、幼保連携型の認定こども園の拡充をし、補助金や手続などを簡素化しよう、これを一元化していこう、この方向性は私は同じだと思いましたが、いかがですか。
○馳委員 まさしく、幼保連携型の認定こども園の拡充をしていくべきである、それも、待機児童がいない地域においても、潜在待機児童はあるかもしれませんが、また過疎地域においても、こういった形で幼保連携型の認定こども園を拡充していこうというのが小渕報告、そして私が主張してきたことでありま...全文を見る
○馳委員 次に、待機児童を解消するために努力をしましょうということも同じだと思っていますが、我々は、認可保育園の拡充を基本に、小規模保育、家庭的保育あるいは事業所内保育サービスなど、多様なサービスを充実していこうと。そのためには、現行でも株式会社やNPO法人の参入が認められており...全文を見る
○馳委員 五ポイント目が放課後児童クラブでありまして、この公的支援を拡充していこうと。二ポイントありましたね、施設整備、そして職員の資格基準。これをやはり児童福祉法に明確に書いて、実施している市町村の従うべき基準、これをお示しし、その財政措置もしていこう、この方向性は同じだと思い...全文を見る
○馳委員 私は、沖縄に何度も行ってまいりました。先般、川端総務大臣にも沖縄の実情を申し上げました。  やはり国として後押しをしてあげなければ、市町村として財政不安があるのでなかなか踏み込めないところ、そこをやはり児童福祉法改正による基準を明示して、従うべき基準として、できれば学...全文を見る
○馳委員 ここはちょっと直接関係ありませんが、川端大臣に改めて、沖縄の子供たちの置かれている現状の改善に向けての指導力、あるいは相談をしてあげていただきたいと思います。  六ポイント目でありますが、適切な生活保護受給家庭や発達障害児の支援や被虐待児の支援、いわゆる養育困難な家庭...全文を見る
○馳委員 七ポイント目は、ゼロ歳児はできる限り親元で育てる。ゼロ歳児はできる限り親元で育てた方がよい。これは、実は働き方等考えがございましたから、私は一番最初の質問のときに、有給休暇を完全に消化しないとその企業の負債にしますよとか、こういうことを具体的に申し上げたりしましたが、言...全文を見る
○馳委員 まさしくそこは、事業所内保育もございますし、小規模、家庭的保育などの充実を目指すという、いわゆる横出しの部分でよいのではないでしょうかというのが私たちの意見でもあります。ちょっとここは見解が違うかもしれませんが。  八ポイント目、ここは私は大事な、肝だと思っているんで...全文を見る
○馳委員 私、横浜市の林市長から直接お伺いいたしました。現行制度ででもあなたは頑張ってやったんじゃないんですかとちょっと嫌みな聞き方をしたんですけれども、確かに首長の意欲、努力、そして職員の協力でできるんだけれども、やはりそれには限度があるし、私、伺っていて、横浜だからできたのか...全文を見る
○馳委員 最後、十番目ですが、やはり保育士と幼稚園教諭の資格は一元化の方向がいいですよね。私はそう思っていますが、現実、八割方そうなっていますが、いかがでしょうか。
○馳委員 そこで、では、なぜ、こういったお互いの小渕報告からの方向性が、ベクトルが合っているのに新システムになったのかな、なぜそうなったのかなということをまずお聞きします。  一ポイント目です。施設の指定制。  指定するということは、いわゆる児童福祉法の第二十四条、実施義務で...全文を見る
○馳委員 ここは私とは考え方が違うかもしれません。やはり認可をすべきものはすべきだと私も思うんですが、これは恐らく、財政を膨らませたくない市町村の現場が嫌うポイントでありますので、そこが一気に指定制という形で客観的な基準というものを持ち出してこられたのかなと思いますが。私はやはり...全文を見る
○馳委員 認可ということと指定ということは、制度としては違うんですよ。やはりここがポイントであるということを押さえておきたいと思います。  二つ目、保育の必要性。非常に文学的な表現です。必要性という言葉の基準は何でしょうか。
○馳委員 一言申し上げたいと思います。  客観的な要件、私もやはりこういった子ども・子育てについての権限と財源は地方に委ねた方がよいと申し上げましたが、国会議員として不安が一つあるんですよ。地方議員の存在です。生活保護の問題もそうです。極めて地方議員がいろいろな圧力を職員さんに...全文を見る
○馳委員 そこで腕組みをしていた川端大臣、今の小宮山大臣の説明、わかりましたか。いや、答弁は求めません。  ここはやはり、私は直接小宮山大臣にお伺いしたいと思いますが、保護者と指定施設の公的直接契約というのは何なんですか。契約は契約なんですよ。民法上の契約だと思います。保護者と...全文を見る
○馳委員 ここでもし、施設の方、あるいは保護者の方がそんなんじゃ困ると言って行政訴訟を起こしたら、この業務は行政訴訟の対象になるんですか。
○馳委員 その範囲内でということは、本当に行政訴訟の対象としてたえ得るのかなという心配が私はあって、お伺いしました。ここもやはり不安が拭い去れないところです。  次、保育所は十年後全て総合こども園になり、どうして幼稚園は手挙げ方式ということになったんですか。
○馳委員 総合こども園、どうして学校教育法上に位置づけなかったんですか。
○馳委員 終わります。
06月19日第180回国会 参議院 文教科学委員会 第6号
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○衆議院議員(馳浩君) まさしく運用において恣意的な捜査がなされるといけないということは当然でありますけれども、例えばメールのやり取りで、具体的に、これが違法であるということを知っていてそれでもダウンロードしたとか、繰り返し行ったとか、広範囲に多人数とやり取りを行ったとかというこ...全文を見る
○衆議院議員(馳浩君) 違法ダウンロードの方ですので、提案者として答弁させていただきますが。  平成二十一年に、違法に配信された著作物、いわゆる海賊版、これをダウンロードしたら違法ですよということはもう法律で決めたんですよね。だから、それ以来、罰則を設けなかったことについては私...全文を見る
06月25日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第21号
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○馳議員 今まで、代表質問を含めて五回、私は質疑をさせていただきまして、多分それを聞いておられて御理解いただけると思いますが、これはちょっと自由民主党としては容認できないなという点は四ポイントほどありました。逆に、これだったら歩み寄られるのではないかなということは一点ありました。...全文を見る
○馳議員 資料を高橋委員が御用意になりましたので、それはそのとおりでありまして、政府案にありました総合こども園では、ゼロ、一、二歳のお子さんの入所を義務づけておりませんから、そういった観点から反対していたのは当然であり、資料に書いてあるとおりであります。
06月26日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第22号
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○馳委員 私は、民主党・無所属クラブ、自由民主党・無所属の会及び公明党を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     子ども・子育て支援法案、就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一...全文を見る
07月11日第180回国会 参議院 本会議 第19号
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○衆議院議員(馳浩君) 橋本聖子議員にお答えをいたします。  新制度が教育、保育の質向上にどのようにつながるのかという御質問でありました。  まず、幼児教育の充実については橋本議員と同様の考えであり、国家の存立において極めて重要な政策であるという認識を持っております。平成十八...全文を見る
07月18日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第3号
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○衆議院議員(馳浩君) お答えいたします。  藤谷委員は長年幼児教育に取り組んでこられたことに改めて敬意を表したいと思います。  本当に三党合意は極めて重いものと考えております。と同時に、参議院には参議院としての補完、抑制、均衡という役割が与えられていることもよく存じておりま...全文を見る
○衆議院議員(馳浩君) お答えいたします。  法案が成立をすることが大前提で藤谷委員もお尋ねいただいていると思います。  それで、私も衆議院の場合にはちょっと質問する立場だったものですから、小宮山大臣にも野田総理にも確認させていただいたことがあるんですよ。  まず、平成二十...全文を見る
○衆議院議員(馳浩君) 今、水落委員がおっしゃっていただいたとおり、安定的な財源を確保して量的な拡充とともに質の向上を図ると明文化したことはまずよかったと思っています。その上で幼児教育の質の向上とは何だという具体論に入っていくのが、まさしく、法案の審議もそうですし、成立をしてから...全文を見る
○衆議院議員(馳浩君) 小一プロブレムが言われるようになって久しいんですけれども、なぜなのかという現場のお声は、保育所から上がってきたお子さんと幼稚園から上がってきたお子さんがいきなり三十名から四十名の集団として、それをやっぱり小学校の先生が指導するには非常に指導がしづらくなって...全文を見る
○衆議院議員(馳浩君) 家庭教育から初めて幼稚園、保育所に入り、集団の中に子供さんが生活し始めると、やっぱり競争が始まります。それからやっぱり、どちらかというと人を認めるよりも自分を認めてほしいという、見て見て症候群のような形が増えてくると、いじめの定義ということをまず理解しても...全文を見る
○衆議院議員(馳浩君) 小宮山大臣の立場も踏まえてちょっと説明させていただきますけれども、総合こども園をつくるという当初の計画のときには、十年間掛けて保育所を全部総合こども園にしてしまおうということになっていました。そうすると、保育所には認証保育所とか株式会社、NPO法人など入っ...全文を見る
07月25日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第7号
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○衆議院議員(馳浩君) 山谷委員にお答えをします前に、先ほどからのやり取りを拝聴しておりました。私も、やっぱり衆議院で小宮山大臣にこの点の、社会で育てるという言葉の意味について御指摘をさせていただきました。大臣からは、やはり特にゼロ歳児においては保護者が責任を持つべきであり、特に...全文を見る
○衆議院議員(馳浩君) お答えいたします。  我々、実は児童虐待防止法にもう十二年間取り組んでまいりましたが、最近で一番やっぱりショックだったのは大阪市の事件ですね。法律にのっとった対応を地元自治体、大阪市がちゃんとやっていってくだされば防げた事案であるのに、安全確認をしっかり...全文を見る
08月06日第180回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第5号
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○馳委員 きょうはありがとうございます。よろしくお願いいたします。  時間がオーバーしておりますので、私は二時十分までに終わります。  まず、教育委員会が機能しているのかどうかということについてお伺いしたいと思います。  亀田参考人、教育委員会は機能しているのでしょうか。
○馳委員 そこで、やはり、こういう一つの事案があった場合に、教育委員会自体が機能していないんだから、どうかしろという議論も出てまいります。  したがって、私は、そういう議論をすることも大事ですが、基本的に教育委員会という制度が機能しているということを前提に議論しないと、全てがひ...全文を見る
○馳委員 水谷参考人にお伺いします。  いじめは、少年少女にとって通過儀礼なんでしょうか。社会の責任によって、いじめの事案がふえたり減ったりするのでしょうか。  いじめたくなる気持ち、私はよくわかります。人をいじめたくなるときがあります。それから、いじめられる人の気持ちもわか...全文を見る
○馳委員 水谷参考人に改めてお伺いいたします。  教員も児童生徒によって育てられるべき存在だと思います。したがって、教員の養成の段階、採用の段階、採用された後の研修、それから人事、管理職がこの人はどこに向いているかなといいながら人事をする、この四つの段階を通じて、教員は退職する...全文を見る
○馳委員 日本の教育がここまで悪くなったのかという言葉だけには、反論したいと思います。  日本の教育は、すばらしいと思います。が、先生おっしゃったように、いろいろな現場があって、いろいろな先生がいるものですから、時にはひずみもある。それにもやはりみんなで協力し合っていく必要があ...全文を見る
○馳委員 ありがとうございます。  そうすると、小森参考人に改めてまたお伺いします。  初動捜査という言葉をおっしゃいましたよね。初動調査と言ったらいいのかな、初動捜査と言ったらいいんでしょうか。小森さんがお求めになるのはどちらの方でしょうか、そして、それを誰にやってもらうの...全文を見る
○馳委員 水谷参考人にまたお伺いいたします。  先ほどおっしゃったように、私も、今回のは、これはいじめじゃないですよ、犯罪ですよ。とすると、どうでしょう、全国の小中学校には、学校ガードマンじゃないですけれども、常に、何かあったときに対応できる警察とのホットラインがあるべきだと思...全文を見る
○馳委員 なぜ私がこのことを申し上げたかというと、教職員、管理職を含めて、極めて法令に、教育関係の法令も含めてですよ、極めて法令に無頓着、無知識、無教養と言わざるを得ない。普通そんな選挙運動を学校の教員はしないだろうということを平気でやっていますよね。やっているんですよ、私も事実...全文を見る
○馳委員 私の質問の仕方が悪かったかなと思います。出席停止措置は、当然、今あなたが、君が行っていることはこれだけ相手に負担を与えているんだよ、やってはいけないことなんだよという指導とセットです。  最後に、水谷参考人にお伺いいたします。  実は、私、ネット中毒の問題にずっと取...全文を見る
○馳委員 終わります。ありがとうございました。
08月10日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第14号
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○衆議院議員(馳浩君) 元々、認定こども園には地域子育て支援の機能がございますし、拠点ではありますけれども、受け入れるばかりではなく、出かけていっても、やっぱりそういった支援を拒む方もおられるわけでありまして、そういった包括的な支援をしていくんだということを今後明示していかなけれ...全文を見る
08月24日第180回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
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○馳委員 おはようございます。  宮本さん、内心の自由に踏み込んだり制約するという考えは全く持っておりません。むしろ、内心の自由をより深めるための教養や知識を身につけるためにも、より古典に親しんでいただき、理解をいただければありがたいと存じます。  以上です。
○馳委員 我が国ゆかりのというふうな意味で御理解をいただければ結構であります。
○馳委員 同感であります。大阪の事例は、それは大阪市長さんの最終的な判断ではありますが、私はやはり残念に思います。なかなか民間で整備できるものではありません。図書館や、そういった文化芸術等を披瀝する場所、またその人材の育成といったものは、この法案を契機に、より一層広く国民の御理解...全文を見る
○馳委員 私は、きょうは、ロンドン・オリンピックが終わりまして、国際競技力の向上に向けて、集中してお伺いをしていきたいと思います。成果、そして反省、これらを踏まえて今後の取り組みをお願いしたいと思っています。  まず、河野一郎日本スポーツ振興センターの理事長にお伺いしますが、マ...全文を見る
○馳委員 これは日本スポーツ振興センターに委託事業として行われておりますので、政策評価として、奥村副大臣にお伺いしたいと思います。  アスリート支援について、ロンドン・オリンピックの成果と、このマルチサポート事業というのはうまくリンクしていたかどうか。つまり、平成二十一年から始...全文を見る
○馳委員 副大臣、ということは、来年度の予算要求では増額をしていただけるということでよろしいですか。
○馳委員 このマルチサポートの事業は単年度では意味がないと私は申し上げました。平成二十一年度から着々と、営々と適切に効果を見ながらやってきた結果がロンドン・オリンピックに出たというだけであって、ここでぶつ切りになっては意味がないということを奥村副大臣も御理解いただいていると思いま...全文を見る
○馳委員 現地でマルチサポートハウスの日本食がとてもおいしかったと平野大臣の感想があったということも聞いております。  そこで、では、現場の河野一郎さんに改めてお伺いします。  オリンピック期間中のマルチサポートハウスの利用状況、これは選手、団体ですね。そして、その効果、成果...全文を見る
○馳委員 先ほど私、情報収集の話をちらっと申し上げましたが、ここはやはり外務省とも連携しながら、マルチサポートハウス、もちろん、マルチサポート事業全体もそうですが、やはり両省が連携をしながら、より充実をさせ、ソチ・オリンピック、リオ・オリンピックにもつなげていくべきだと私は思って...全文を見る
○馳委員 奥村副大臣、マルチサポートハウスはパラリンピックで使えるんですか。
○馳委員 ここがやはりスポーツ庁に向けての一つの壁、ハードルではないかなと思います。  やはり、障害者スポーツもアスリートによるスポーツというふうな認識は、もう日本国民には理解されております。その象徴であるのがオリンピック、パラリンピックであります。したがって、マルチサポートハ...全文を見る
○馳委員 奥村副大臣が中心になってまとめ上げていただいたスポーツ基本法でも、附則にはスポーツ庁を目指そうということになっております。ただ、私は、形で議論する前に、こういう現場の連携から入っていった方がいいんじゃないかなと思っているんですよ。  そこで、ドクターでもある河野理事長...全文を見る
○馳委員 障害者スポーツ、そして国際競技力向上、そして私たちが国際招致をしておるいろいろな各種大会、これはやはり、パラリンピアンも含めてというふうな方針をまず現場から出していくべきでもあるし、JISS、国立スポーツ科学センター、ここの機能は十分にパラリンピアンのサポートもできる。...全文を見る
○馳委員 まさしく今奥村副大臣も、WADA、世界アンチ・ドーピング機構の副理事長でしたか……(奥村副大臣「常任理事」と呼ぶ)常任理事という非常に権限を与えられた、そしてもちろんお金も我が国は出しておりますが、極めて、アジア地域のリーダーという立場もございますので、やはりこういった...全文を見る
○馳委員 そのナショナルトレーニングセンターの屋外陸上トレーニング場、実は私、専修大学レスリング部の監督をしておりまして、この夏も学生を二週間ほど強化合宿に連れていきましたが、お笑いのような本当の話を言います。  朝練習のときに、アスリートビレッジを出て屋外の陸上トレーニング場...全文を見る
○馳委員 これは対策は二つしかないんですよ。まさしく多額のお金をかけて防音壁をデザインも含めてつくるか、あるいは、各競技団体に対して、我慢しろ、近隣住民にも御理解いただいてこのナショナルトレーニングセンターができたし、国民の税金でできているんだ、ぶつぶつ文句を言うな、そういう制約...全文を見る
○馳委員 ただ、私は本当に、効果を、お礼を申し上げたいのは、現場からのお声です。  コーチ同士が、選手同士が、競技の枠を超えて、同じ場所で同じ釜の飯を食っている、そのモチベーションの高まり、刺激、そしてやはり、自分だけが大変なんじゃないんだな、みんな頑張っているんだな、と同時に...全文を見る
○馳委員 このロンドン事務所の今後について、私はポイントだと思っているので申し上げます。  今後、オリンピックの終わったイギリス・スポーツ界の動向や、イギリスのスポーツ界がこのロンドン・オリンピックのレガシーをどう活用しようとするのか、それはイギリスのものだけではなくて我が国も...全文を見る
○馳委員 ここは奥村副大臣にお願いしたいと思います。  やはり、イギリスも、ロンドン・オリンピックで得られた、強化だけではないですよね、スポーツに関するあらゆる知見をラフバラ大学に集約しながら、またそれを次のスポーツシーンにつなげていこうとしているという事実が今わかりました。 ...全文を見る
○馳委員 すばらしいと思いますね。やはり冬の競技、夏の競技もございますし、世界じゅうにナショナルトレーニングセンターの連携相手がいれば、お互いに人的交流、指導者交流しながら経験を積ませてあげることができ、ナショナルトレーニングセンターですから多分お互いにそんなにお金はかからないと...全文を見る
○馳委員 この国際大会の招致、ワールドカップラグビーのこともありましたけれども、あれはまさしく森喜朗日本ラグビーフットボール協会の会長の知恵ですよね。もともとアフリカとの関係がTICADなどでありますから、アフリカの票をまとめる。その前にヨーロッパの票をまとめる。ヨーロッパの票を...全文を見る
○馳委員 ここはやはり、河野さんの立場と奥村副大臣の立場が違うんですよ。ここがまさしく政治主導なんですよ。  こういった今回の機会を捉えて、国際社会に影響力のある方と懇談をされました。奥村副大臣からもやはり、我が国の立場、今後の方向性についてのお考えを述べていただきたいと思いま...全文を見る
○馳委員 二〇二〇年東京オリンピック招致は、来年の九月に結果が出ます。鉄は熱いうちに打てといいますが、銀座の五十万人パレードもよかったんですが、ここはやはり、JOC、東京都をバックアップする体制を政府としてもぜひとっていただきたい。改めて平野大臣にもお願い申し上げておきます。 ...全文を見る
○馳委員 では、河野理事長にお伺いいたしますが、今現在、国立競技場の建てかえ構想はどういう段取りで進められていて、現状はどういう認識であるのか、お伺いしたいと思います。
○馳委員 では、そういう状況で進められているのはわかりましたが、建てかえ予算は総額幾らを想定しておられますか。
○馳委員 千三百億円は、土地の購入費は入っていますか。
○馳委員 あそこの周辺は東京都心ど真ん中でありますので、高いでしょうね。用地取得費が入っていないということは、用地取得後、東京都からただでいただくのでしょうか。それとも、日本スポーツ振興センターであちこちにある施設を売っ払って用地取得費を何とかするのでしょうか。用地取得費が千三百...全文を見る
○馳委員 ここまで実はしゃべっていただいて、奥村副大臣に、財源の見通し、めど、どうやってかき集めてきたり東京都と連携をするのか、やはりここの知恵の出しどころは政治のだいご味ですよ。ここがやはりポイントになってくるんですよね。  奥村副大臣としては、財源の確保、東京都との連携、そ...全文を見る
○馳委員 私の期待どおりの答弁で、ありがとうございます。だから、私は、きょうの段階でこの話を持ち出したんですよ。  つまり、ことしは一億円ほど調査費がついておりますが、次の段階に、今の段階で入っていてほしいんです。つまり、国立競技場を新しく建てかえますよということは、スポーツ界...全文を見る
○馳委員 何か大臣に、私が次にしゃべりたいことまで導いていただいて、ありがとうございます。  totoの売り上げ状況と助成の状況についての概略を、担当である河野理事長からお願いします。
○馳委員 そうすると、河野理事長、国の、東京オリンピックというのは国と言ってはいけないですね、東京都の、東京都という地域のスポーツ施設の整備もtotoの助成の対象にしていいということで、その理解でよろしいですね。
○馳委員 実際に、今、国立競技場の持ち主は誰ですか。
○馳委員 日本スポーツ振興センターの理事長は誰ですか。
○馳委員 自分が責任を持って、持っているんだから、まさしく、ここの建てかえ、そして新築、東京都にあるということ、お尻が限られたワールドカップラグビーや東京オリンピック招致が控えているということ、ここの連立方程式を解いていくような取り組みが必要で、だから私も、このtotoの財源の確...全文を見る
○馳委員 委員会でありますので、あえて申し上げますが、やはりこれは、toto法をやるときに、我が党でいえば、親分衆はいますけれども、実務的に、遠藤利明さんと私、御党でいえば、鈴木寛さんと奥村先生、公明党の富田茂之さん、それぞれ実務的なことを担いながら、みんなを巻き込みながらやって...全文を見る
○馳委員 ここは、やはりみんなの知恵の出しどころで、スポーツ環境の整備、また国際大会を招致するということは国民全てに国益を享受していただくという観点からの取り組みを私もさせていただきたいと思いますので、今後とも御指導お願いします。  次の観点に入ります。トップアスリートのキャリ...全文を見る
○馳委員 さあ、この数字ですぐわかるんですよ。国際競技力向上のために、トップアスリートの育成支援のために、ターゲットとなるのは二十五歳前後ということが出てきます。  とすれば、どう考えたって、高校、中学校、大学、ここが強化の拠点、あるいは人材や指導者の拠点にならざるを得ないんで...全文を見る
○馳委員 そこで、代表選手団の三五%に当たる百三名がロンドン・オリンピックに向けての強化期間を学校や大学で過ごしてきたということですが、これは事実ですか、河野理事長。
○馳委員 そこで、国際競技力向上において、高校や大学における強化システムと、それに伴うサポート体制が必要だと考えています。  具体的には、選手の授業との兼ね合いや、さらに、ナショナルレベルの指導者も高校や大学関係者が少なくありません。指導に専念できる環境も必要だと考えています。...全文を見る
○馳委員 現在、世界のスポーツ先進国では、育成期における学業との両立を目指すデュアルキャリアの環境整備が進められていると伺っています。  このデュアルキャリアについて、河野理事長と文部科学省、お互いに見解を伺いたいと思います。
○馳委員 実は一部の体育大学では、リカレント教育といいまして、トップレベル、プロも含めて、トップアスリートが競技を終えた後に学び直しをして、指導者の資格を得て高校や大学などの指導者になっていくという道も、こういうリカレント教育も行っております。  やはり、強化をするまではみんな...全文を見る
○馳委員 最後になりました。  改めて、きょうは一時間を通じて、ロンドン・オリンピック、またこれから始まるパラリンピックに向けての我が国のスポーツ政策についての現状、反省と、また今後の方針、しっかりとお伺いをいたしました。  どうぞみんなで力を合わせて、さらなる国際競技力の向...全文を見る
11月07日第181回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○馳委員 委員長に私からもお願い申し上げます。  下村委員からの、立法府として、委員会として、法令に基づいたやはり認可をすべきという決議を出すことも大切ですが、そのプロセスについて立法府として理解をしておくことも必要ですので、三大学の設置準備室、三大学の代表、関係者をお招きして...全文を見る
○馳委員 下村さんから非常に細かく指摘もしておりました。私、ちょっと時系列でお伺いしたいと思います。  まず、板東局長が、大学設置審議会からの答申を受けて、田中大臣にまず最初に説明に上がったのはいつのことですか。
○馳委員 大臣、その十月二十六日に担当の板東局長から、大学設置審議会からの答申が出ました、したがって、法律に基づいて認可の手続をしてください、多分そういうふうにおっしゃったと思うんですが、それで間違いないのかどうかと、そのときに大臣はどのようにお答えになったのかを教えてください。
○馳委員 やはり笠副大臣に、ここは確認しなきゃいけないんですね。  大臣はそういう問題意識を持ってこられていた。であるならば、十月一日の後、一カ月間の間で、政務三役であるいは民主党の皆さん方の文部科学部会において、その大臣の問題意識を踏まえて、協議をし、関係者の意見を聞き、法令...全文を見る
○馳委員 何度か伺ったことはございますという答弁では、私の質問の答えにはなっていないですよね。  大臣のそういう問題意識を受けて、政務三役の中で協議をしましたか。また、大臣の思いを実現させるために、これは議院内閣制ですからね、党内で議論し、その改革の方向性を応援しようという、こ...全文を見る
○馳委員 今、民主党の議員の皆さん、聞きましたね。笠副大臣ですら、十一月二日の記者会見を受けて、この問題が顕在化したことを知ったんですよ。  田中大臣、ここは大事なところですよね。あなたの問題意識を下村さんも私も共有しています。そのことを今指摘しているのではありませんよね。法令...全文を見る
○馳委員 では、十一月二日の記者会見は何だったんですか。  十一月二日の午前と報道されておりますが、板東局長、三大学に対してどういう電話をしたんですか。もう一度お答えください。
○馳委員 前川官房長にここは聞かなければいけないですね。本当は森口事務次官に、これはやはり文科省としても緊急を要する大きな問題だという認識があったと思いますから。  三大学に対して、設置審議会からは認可の答申が出た、けれども最終的に大臣の方針で認可することができないというふうな...全文を見る
○馳委員 きのう、前川官房長は事態収拾のために、奇策というか訴訟にたえられるような発言をされていますよね。つまり、口頭で連絡はしたけれども、事の決まった文書を大学側にはまだ出していない、こういうふうな言い逃れをされておられます。これは事実ですか、前川官房長。
○馳委員 では、ここはやはり大臣。十一月二日の記者会見で、認可しないとおっしゃったんでしょう。不認可とおっしゃったんでしょう。十一月三日の全ての全国紙の報道にはそうありますよ。これはマスコミが間違った解釈をして報道したんですか。大臣、お答えください。
○馳委員 大臣の後始末をするのに、大変、前川官房長も困っていますよね。  今のルールのもとでは認可しないんですね。もう一度言明してください。
○馳委員 もう一回聞きますよ。  今の法令に基づく大学設置審議会があって、諮問をして、答申を認可相当であると受けました、このルールのもとでは、今のルールのもとでは、大臣、認可しないんですね。
○馳委員 これは大きな答弁ですよね。  前川官房長、今大臣は、今のルールのもとでは認可しませんと言明しちゃいましたよ。私、きょうは大臣に助け船を出しているつもりなんですよ。慎重に検討しますというふうに言ってほしかったんですよ。私は、今、助け船を出したんですよ、大臣に。今のルール...全文を見る
○馳委員 これが民主党のおっしゃる政治主導なのかなと、私は今ちょっと疑問に思いました。  今ちょっと目が合いましたので、村井さん。こういう重要な政策の、その最後の答申の段階になって、大臣が今のルールでは認めないと言明されました。これだけの政策変更をすることによって、どれだけ多く...全文を見る
○馳委員 これは、委員長、聞いていてもちょっと無理がありましたね。  村井さん、もう一回言いますよ。下村さんも私も村井さんも田中大臣も笠副大臣も、問題意識は共有しているんですよ。我が党においても、大学の教育強化というふうな分科会、教育再生本部においていろいろな観点から議論をして...全文を見る
○馳委員 板東局長、かつて秋田県で副知事をなさっていましたね。したがって、秋田の公立美術大学が公立の美術大学として、人材育成、クリエーターの育成、地元の伝統工芸産業などの担い手育成、産業面からも人材育成の面からも大きな役割を担っていることはよく御存じのはずです。したがって、今まで...全文を見る
○馳委員 だったら、局長にこういう質問をしますよ。  三大学は、新たに大学を設置するための要件をどの部分が満たしていなかったんですか。札幌保健医療大学、秋田公立美術大学、岡崎女子大学、大学設置審議会の基準に従って、どこが要件を満たしていなかったんですか。具体的におっしゃってくだ...全文を見る
○馳委員 これは、局長よりも、今度はまた森口事務次官にかわって前川官房長にお答えいただかなきゃいけないところですね。  大臣の裁量の余地は本当にあるんですか。準則化されたルールに基づいて、本当に大臣の裁量の余地があるのかないのか。もう一度、局長ではなくて、官房長にお聞きをします...全文を見る
○馳委員 そこは恐らく裁判所で判断される部分の答弁だと思います。  そうすると、ただ、これは大臣も御理解をいただけると思うんですが、三大学は申請をし、審査に基づいて今まで対応してきた。施設も、財務管理も、教員の準備にしても、教育の内容や質についても。その期待値、期待を持って、そ...全文を見る
○馳委員 今、大臣答弁で、二つ指摘しますね。  不適切な差別発言がありましたから、これは謝罪して撤回してください。これが一つ。  もう一つは、今の大臣答弁でも明らかになったですね。この三大学は、よくわかっていないんだそうですよ。スケープゴート、いけにえにされたとしか私たちは今...全文を見る
○馳委員 より具体的な話になっているんですよ。大学の数が多過ぎる、学生の質が低下をしている、教育力も低下しているのではないか、就職が大変だ、大学の経営も大変だというふうな御指摘と三大学とどう関係があるんですか。おっしゃってください。
○馳委員 申し上げますよ。ゴール目前にして、ゴールテープを百メートル先に延ばすような百メートル競走なんてないですよ、大臣。  法律というのはやはりルールですよ。それに従って各大学の設置準備室はやってきているんです。従って、それも勝手にやっているのではなくて、文部科学省の大学設置...全文を見る
○馳委員 じっくりと考えて、申請から審査まで、今日に至っているんです。今日に至っているルールを……(発言する者あり)
○馳委員 なぜ今ごろ新しいルールを加えるんですかと私は言っているんですよ。  下村さんも私も何度も申し上げていますように、ルールは、今あるルールに基づいて執行されるのが行政としての配慮じゃないですか。幾ら裁量権があるからといって、これはやはり前川官房長、その裁量権のところを拡大...全文を見る
○馳委員 川内委員長、委員長は先ほどから腕組みしている。大体、委員長がそういう姿勢をしているときは、いろいろなことを考えているときであります。もう十何年のつき合いですから、大体わかっていますよ。  これは、大臣、我々は立法府、それから議事録にも残っています。正式な委員会の場であ...全文を見る
○馳委員 これは大英断ではありませんね。  では、本当にもう一度、前川官房長、なかなか田中眞紀子大臣は物事の区別がついていないようであることが明らかになりましたね。前川さん、きのうは、大臣をフォローする意味で、まだ文書で正式に通知をしていないと言いましたね。いつ、どの段階で通知...全文を見る
○馳委員 したがって、これは大臣にしゃべってもらいましょう、三大学に対する不認可は決定していないという現状でよろしいですね。これははっきり言ってくださいよ。
○馳委員 この後、私、ちょっと時間がなくなってまいりましたので、ほかの質問者の方は今の答弁を踏まえて大臣の姿勢を追及していただきたいと思います。  大変本当に申しわけないんですが、各省の政務官などに来ていただいていて、何も聞かずにお帰しするのも失礼なので、順次、済みません、きょ...全文を見る
○馳委員 それでは、これは議事録に残すために政務三役の答弁をいただきたいので、次にちょっと移りますけれども、いじめの問題です。  さて、教育現場におけるいじめと犯罪の峻別を警察庁はどのように認識しておられますか。
○馳委員 続いて、朝鮮高校の問題についてお伺いしますが、田中大臣、委員長のときに一緒に朝鮮高校に視察に参りましたよね。そのときに朝鮮総連の幹部が同行していたのを覚えておられますか。
○馳委員 それでは、これは警察に聞いた方がいいんですかね。朝鮮総連と朝鮮学校の現状、関係について、どのような関係か、教えてください。
○馳委員 では、外務省に次にお伺いしますね。  北朝鮮による延坪島砲撃以降、朝鮮半島の南北関係に何か変化はありましたか、あれから。外務省としての見解を教えてください。
○馳委員 朝鮮学校は各種学校扱いということでありますが、都道府県において補助金とかあるいは税制優遇とかがなされていると思いますが、それはまさしく国民の税金にかかわる問題であり、現状の北朝鮮の国家の情勢に照らし合わせて、それが妥当だと考えているかどうか、これは多分、政務三役にお伺い...全文を見る
○馳委員 大臣、私の時間はきょうはとりあえず終わりましたが、事は緊急を要します。改めて冷静に考えて、大臣の問題意識と三大学のことは土俵の違う話でありますから、今さら新しいルールでゴールを百メートル向こうに延ばすことはしてはなりませんね。  よく副大臣や事務方の話も聞いた上で、拳...全文を見る
11月12日第181回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○馳委員 自由民主党の馳浩です。  きょうは、田中眞紀子大臣に、三大学新設不認可問題について、そして朝鮮高校に対する高校無償化、支援金の支給の問題について質問いたしますが、まずその前に、先ほどからお話ありました、十五、十六と、モンゴルのウランバートルで局長級協議が行われますので...全文を見る
○馳委員 この寺越武志さんは、当然、邦人保護の対象ですね。
○馳委員 ちょっと体調を崩されておりまして、お母さんが石川県金沢市に在住でありまして、直接伺ってまいりました。もし、日本で一時帰国をして検査をしたい、こういう申し出があった場合に、外務省としてはどのような対応をおとりになりますか。
○馳委員 次の質問です。  十一月十二日、きょうから、日本体育大学の学生と関係者四十六名が平壌にスポーツ交流に入りました。団長は松浪健四郎理事長でございます。このことを外務省として確認し、対応しておりましたか。
○馳委員 ここで玄葉外務大臣に御登場願いたいと思います。  十五日、十六日と、局長級協議が開催されます。その当事者が今の杉山さんです。寺越武志さんの問題、日体大のスポーツ交流の問題、これは一つのトピックスではありますが、この時期に日体大のスポーツ交流を受け入れたということは、あ...全文を見る
○馳委員 実は、日体大スポーツ交流の団長の松浪健四郎理事長、実は私も日体大の理事をしておりまして、もう半年前からこのことは存じておりましたが、私は政治家でありますので、一切口を出しませんでした。日体大創立百二十周年記念事業ということだそうであります。  記者会見をされまして、田...全文を見る
○馳委員 では、きょうの本題に入ります。  大学設置審議会、十一月一日から話を始めたいと思います。板東久美子高等教育局長にお伺いいたします。  大学設置審議会の方から答申が出ましたが、新設を求めていた三大学は認可相当という答申が出たことに間違いはありませんね。
○馳委員 十一月一日、報道によると、野田総理、藤村官房長官、田中眞紀子大臣が記者会見でおっしゃっておられますが、この問題について、認可をしない方針を一日の日に聞いておられて、それはよいことだ、そのまま進めてよいというふうにおっしゃったそうですね。間違いありませんね。  野田総理...全文を見る
○馳委員 官房長官は、大変結構だ、私もそう思っていた、不認可の方針についてそういうふうに述べたと田中眞紀子さん本人が記者会見でしゃべっているんですよ。いいかげんなことを言っちゃだめですよ。
○馳委員 今、同意をしましたとおっしゃいましたね。  野田総理、総理は、そのまま推し進めてくださいとおっしゃったそうですね。田中大臣が記者会見でしゃべっておられます。そのまま推し進めてくださいとおっしゃったんですね。確認します。
○馳委員 これは、私も田中眞紀子大臣とは長いおつき合いですが、自分の言いたいことをばあっとしゃべって、中身を確認しないでぱっと次のところへ行っちゃったりする傾向がありました。そういう類いのことだなというふうに私は今理解をしました。  十一月二日のことを聞きます。  板東局長、...全文を見る
○馳委員 笠副大臣にお伺いいたします。  十一月二日、田中大臣が記者会見をされたことで初めて三大学の不認可の方針を知ったそうですね。これは間違いありませんね。
○馳委員 では、前原前政調会長でございました、今は戦略担当大臣ということからでも結構ですが、田中眞紀子文部科学大臣の大学教育のあり方に対しての問題意識は全党が共有しているんです。このことは先週の文部科学委員会で確認をしました。  ならば、何で党内の部門会議などで、あるいは政調会...全文を見る
○馳委員 部門会議で十分な議論をしていなかったということは、先週の文部科学委員会でも確認をしておるんです。  そこで、十一月六日になるんですが、突如として、新しいルール、新しい基準で再審査をすると大臣は記者会見をされ、そして、前川官房長がこういう記者会見をされたんですよ。電話で...全文を見る
○馳委員 そして、大臣、十一月七日の文部科学委員会に入るんですよ。  あのとき、我々野党は一致して、大臣の立場を配慮しながら私も質問させていただきましたが、あのとき田中大臣は、新しいルールのもとで、新しい基準のもとで再審査をするんですと言い張りました。私は逆に、こう言って助け船...全文を見る
○馳委員 野田総理、ここまで開き直られると私は思っていませんでした。もう一回整理しますよ。  文部科学委員会で私は、大臣のことをおもんぱかって、このままじゃよくない、訴訟になりますよ、行政訴訟に、賠償請求にたえられるんですか、現行制度のままで三大学については認可をしたらどうです...全文を見る
○馳委員 何度も申し上げますよ。私は、先週の文部科学委員会においても、きょうも、この問題で質問に立たせていただいて、経緯を見れば見るほど、田中眞紀子文部科学大臣一人に文部科学省全体が振り回され、記者会見によって野田総理や藤村官房長官の名誉まで振り回されたんですよ。そういう報道じゃ...全文を見る
○馳委員 この間の経緯について、また同じことが起こるのではないかと、私も委員会質問をさせていただきながら、大臣の名誉の問題もあるから、こうしたらいいんじゃないんですかと何度も何度も、再三再四申し上げたんです。しかし撤回されませんでしたが、最終的に、委員会の最後に、委員長から促され...全文を見る
○馳委員 三大学に直接、電話の一本も入れられましたか。
○馳委員 こういうときは、直接、三大学に対して、こういう経緯ではありましたが、私の真意もございますけれども、御迷惑をおかけしましたと一本電話を入れるのが倫理というものですよ。大臣、いかがですか。これからでも結構です。電話を入れる、そのぐらいはできるんじゃありませんか。笑っている場...全文を見る
○馳委員 総理、ああいうおっしゃり方でありました。  総理、もう一度、田中文部科学大臣に対して、やはり今回のことを踏まえたアドバイスを一言おっしゃってください。我々も協力してきました。これからも協力をするつもりです、田中大臣に対しては。しかし、こういう態度を続けていてはよくあり...全文を見る
○馳委員 終わります。