畑野君枝

はたのきみえ

比例代表(南関東)選出
日本共産党
当選回数2(参1)回

畑野君枝の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月19日第196回国会 衆議院 予算委員会 第13号
議事録を見る
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  私は、教員の働き方改革について質問いたします。  安倍首相は、今国会を働き方改革国会と銘打ち、施政方針演説でも、「働き方改革を断行いたします。」と述べました。  今の日本社会は、職種を問わず過労死を生む過酷な働かせられ方が蔓延してい...全文を見る
○畑野委員 今、教育の現場で教員はどのような働かされ方に置かれているのかということです。  教育公務員の一週間当たりの勤務時間は三十八時間四十五分です。  教員勤務実態調査速報値では、一週間当たりの学内総勤務時間について、小学校教諭で一人平均五十七時間二十五分、中学校教諭で六...全文を見る
○畑野委員 この数字には持ち帰り残業の時間が入っておりません。  中央教育審議会の学校における働き方改革特別部会委員の妹尾昌俊氏は、持ち帰り仕事を含めれば、小学校で約六割、五七・八%、中学校で七割を超えて八割近く、七四・一%が過労死ラインを超えると指摘されております。  その...全文を見る
○畑野委員 授業が増加したと答弁されました。  前回調査と比べて、授業の時間が、小学校では教員一人当たり二十七分増加しています。一九九八年の学習指導要領改訂以降、授業時数、いわゆる授業こま数はどうなっていますか。
○畑野委員 きょう、資料の一ということで配付をさせていただきました。  この学習指導要領の授業時数、いわゆるこま数、小学校でどういうふうにふえているか。  全体でいいますと、一九九八年の改訂、施行は二〇〇二年ですが、五千三百六十七だったものが書かれております。この当時、四十年...全文を見る
○畑野委員 お認めになりました。  それでは、そもそも教員一人当たりの持ちこま数はどのような考え方で決められているのかということです。教員の定数を決める、公立義務教育諸学校の学級編制及び教員定数の標準に関する法律、いわゆる義務標準法は、一九五八年の成立当初、小学校の教員の一週間...全文を見る
○畑野委員 今、教科指導として教員一人当たり週二十四こまと想定していたという御答弁でしたが、そうしますと、教科外を含めますと二十六こまというふうにこの間言われてきたと思うんですが、それでよろしいですね。
○畑野委員 合わせて二十六こまということです。  小学校の一時間の授業時間は四十五分です。週二十六こまは、実際の時間でいえば十九・五時間になります。教育公務員の一週間の労働時間が、おっしゃったように週四十四時間と定められていた時代でこの水準でした。  今回の勤務実態調査では、...全文を見る
○畑野委員 実態調査について聞いております。  それで、今の教育公務員の週労働時間は三十八時間四十五分なんです。一九五八年の法制定時の週四十四時間よりも五時間十五分減っているのに、小学校教員一人当たりの持ちこま数は、二十六こまから、実態としては二十九・四こまにふえています。実際...全文を見る
○畑野委員 大臣、確認なんですけれども、今回の勤務実態調査は、さきの学習指導要領改訂に伴っての実態調査で、ふえている、こま数もふえたとお認めになっています。今大臣が答弁されたのは、今ではなくて、今後、学習指導要領でふえる外国語の教員の話ですよね。今ある実態の解決にならないじゃあり...全文を見る
○畑野委員 それで、教員一人当たりの持ちこま数を減らしていくということでよろしいですか。
○畑野委員 全力で取り組まなければ、これはもう本当に深刻な、一刻も放置できない事態だという認識を持っていただいて進めていただきたい、政府挙げてやっていただきたいと思います。  それで、資料の二つ目です。ごらんください。  これは、ある小学校の平均的な一日の流れを図にしたもので...全文を見る
○畑野委員 二十五分しかないんですが、どうやってやれというんですか。
○畑野委員 業務といいますけれども、業務とは別に、まず授業があるんですよ。授業が六時間という世界なんです、平均。それをやったら、準備の時間は一番最後の二十五分しかない。休みがとれての話ですよ。とれない実態がいっぱいあるというのも知っています。  だから、この時間じゃ、この持ちこ...全文を見る
○畑野委員 ですから、業務は授業時間以外なので、持ちこま数を、ここを本当に減らしていくということをやらなかったらできないということを私は申し上げているんです。  それで、これまで政府は、一時間の授業に一時間程度の準備が必要だと言ってまいりました。二〇〇七年の参議院文教科学委員会...全文を見る
○畑野委員 加藤厚生労働大臣からも、この解決が必要だという御答弁をいただきました。  資料の三に載せておりますのは、先ほども御紹介しました、中教審の学校における働き方改革特別部会長の小川正人氏の発言です。このようにも述べておられます。学校現場の状況から見れば、教員は不足していて...全文を見る
○畑野委員 来年度予算案の話がございました。先ほど申し上げましたけれども、小学校でいいますと、英語の専科、千人ふやすと繰り返しおっしゃるんですけれども、さっき言ったように、これから新学習指導要領に向けて新たにふえる英語のこま数百四十に対応するものなんです。いいですよね。  今問...全文を見る
03月30日第196回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
議事録を見る
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  三月二十八日の当委員会の冒頭、林芳正文部科学大臣から、名古屋市立中学校の総合的な学習の時間の授業で行われた講演の内容に対し、文部科学省が調査を行った件に関する発言がありました。  文部科学省の前川喜平前事務次官が名古屋市立中学校の授業...全文を見る
○畑野委員 そこで、もう少し深く考えていきたいんですが、国家権力と教育との関係について、憲法や教育基本法の重要な解釈を示した判決に、一九七六年の旭川学力テスト事件最高裁判決があります。  大臣に御紹介いただいたものと同じ本だと思うんですが、元文部科学審議官田中壮一郎氏監修の「逐...全文を見る
○畑野委員 御紹介いただきましたのは、私のきょうの資料にも載せさせていただいております。  そこで、文部科学省もこの判決文の立場だと思いますけれども、林大臣、確認をさせてください。
○畑野委員 林大臣も前半のところでおっしゃったとおりです。判決は、不当な支配の主体は問うところではないと言っております。つまり、国も主体になり得ると述べている。  判決は、教育行政機関が法律の命じるところをそのまま執行する場合は不当な支配にはならないが、例えば何人と決めたら何人...全文を見る
○畑野委員 そういうことです。こういう歴史の教訓に基づく原則なのだから、真剣に守る努力が求められています。  さて、今回、地方教育行政の組織及び運営に関する法律、地教行法第五十三条に基づいて行われた調査が問題となっています。  林大臣は、三月十六日の記者会見で、例えば、学校の...全文を見る
○畑野委員 野党合同ヒアリングでいただいた資料を、きょう二枚目につけさせていただいております。そのことを御紹介いただいたと思います。これ以外に、局長、あるんでしょうか。
○畑野委員 法の五十三条に基づくということで、今わかっているのはこの三つだけということでよろしいですか、現時点で。
○畑野委員 資料も見ていただければいいんですけれども、五十三条に基づいてのものは三つしかない。  文科省から提供された資料を見ますと、いずれも、情報提供がなされた段階で、法令違反や児童生徒に対する不当な不利益が認められる、あるいはその蓋然性が高い場合なんですね。今回のケースにつ...全文を見る
○畑野委員 いろいろなところで答弁されていますし、大臣も先ほど同僚の委員に御答弁されておりますけれども、結局、文科省の事務方のトップが話す内容というのは、仮に学習指導要領に反した内容でも正しいと受けとめられる可能性があると。仮にの話で、なおかつ、可能性。こんな理由で教育内容に国が...全文を見る
○畑野委員 憲法と教育基本法に基づくならば、教育内容に対する国の介入は極めて抑制的でなければなりません。  今回の調査については、先ほども同僚委員からいろいろ紹介がありましたが、いろいろな立場の方が批判的な意見を述べられております。  日本教育学会会長の広田照幸氏は、余りにも...全文を見る
○畑野委員 それで何か不適切な問題があったという結果ですか。なかったわけでしょう。
○畑野委員 そらさないでいただきたいんですけれども、そういうことがあって、そして、今回の授業でそういうことを含めてあったんですか。確認です。なかったとおっしゃっているんだから。確認です。
○畑野委員 答えられないということは、ないということですよ。本当にひどい調査だったとみずから認めたものじゃありませんか。名古屋市教育委員会の方は、個別の指導内容について文科省からの問合せは異例だった、記者会見でこうおっしゃっています。  調査の結果は、地教行法四十八条の助言でし...全文を見る
○畑野委員 お認めになったように、法的拘束力はないということです。  文化的な作用であるべき教育への指導、助言は法的拘束力はありません。それは、内容の卓越したすばらしさで教育者を感服させるものでなければならないからです。しかし、その内容が今回のようなものならば、文科省の言うこと...全文を見る
○畑野委員 憲法と教育基本法に基づいて、教育現場に不当な支配を持ち込むことがないように、二度と繰り返さないように重ねて申し上げたいと思います。  委員長、この問題で集中審議という議員からの要望があります。私もそうだと思います。これは本当に教訓にしなくてはならないということで、求...全文を見る
○畑野委員 最後に一言、どうしても質問しなくてはならないことがあるんです。  あすで三月が終わってしまいます。今、全国の大学で、無期転換を希望しながら雇いどめの不安を抱えるたくさんの非常勤講師、職員の皆さんがいらっしゃいます。文科省は、この間、国立大学法人や大学共同利用機関法人...全文を見る
○畑野委員 しっかりやっていただきたいと思います。もう日がありません。  あわせて、私立大学の実態把握や対応はどうなっていますか。
○畑野委員 教育基本法や学校教育法に基づいて、私立大学も公の性質を有する公教育機関なんですね。ですから、実態を厚労省とも協力しながらよくつかんで、ただ垂れ流して伝えるというんじゃなくて、実際にそれが進むようにしていただきたいと思うんです。  北海道の北星学園大学では、臨時職員の...全文を見る
04月03日第196回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  冒頭、福井照消費者及び食品安全担当大臣にただしておきたいことがございます。  森友学園に係る国有地売却問題で財務省が公文書を改ざんした問題、これは、国政調査権を冒涜した、議会制民主主義の根幹を揺るがすゆゆしき問題です。福井大臣はこうし...全文を見る
○畑野委員 大臣も改ざんというふうにおっしゃいましたが、こういうことが絶対あってはならない。真相解明を含めて、更に求めたいと思います。  さて、ことしの一月、横浜市の成人式に出席した新成人の皆さんが大変な被害に遭われる事件が起きました。横浜市に本部を置く振り袖の販売、レンタル業...全文を見る
○畑野委員 本当に大事な役割を皆さんは担われているというふうに思うんですね。  それで、横浜市の消費生活センターに伺いましたら、ふだんから業務が過密ですと。相談を受ける、記録を書く、ほかの記録を読んで分析する、課題を全国で共有すべきものは国民生活センターや消費者庁に連絡してやり...全文を見る
○畑野委員 大臣におっしゃっていただいて、大事なんですけれども、その点で、消費生活センターや相談窓口の設置、消費生活相談員の配置、増員など、こうした消費生活相談体制の整備は大きな課題になっております。  消費者庁は、二〇一四年から地方消費者行政強化作戦に取り組んでこられました。...全文を見る
○畑野委員 到達でいえばまだ途上だということで、引き続き整備が求められているというふうに思います。  先ほど大臣もおっしゃったように、こうした取組を支援してきたのが地方消費者行政推進交付金でございまして、これは本当に、それぞれが活用できるということです。ところが、この交付金を使...全文を見る
○畑野委員 昨年度までに立ち上げた事業、資料の中に載せておりましたけれども、消費生活センターの整備とか、専門的な消費生活相談への対応力強化、弁護士等専門家の活用などなど、メニューがあるんですけれども、去年度まで立ち上げたものは継続、若干三年とか七年とかメニューによって違うんです、...全文を見る
○畑野委員 ぜひ今後も検討して、地域の要望に応えていただきたいと思います。  もう一つ、それでは伺いたいと思います。  消費者庁は、消費者志向経営の推進に取り組んでいると伺っております。どのような理念で取り組まれているんでしょうか、簡潔にお願いします。
○畑野委員 重要な取組だというふうに思います。資料の三ページ目のところに、そのことを載せさせていただいております。  それで、その四ページ目のところに、七十七事業者ということで、自主宣言事業者を載せさせていただきました。この中に、明治ホールディングス株式会社があるんですね。 ...全文を見る
○畑野委員 消費者庁は、その消費者志向自主宣言企業一覧について、「宣言は企業が自主的に行われたもので」「推進組織事務局(消費者庁消費者調査課)は企業及び宣言内容についての審査を行っておりません。」とホームページで言っていらっしゃるんですが、一般論として伺います。  この企業一覧...全文を見る
○畑野委員 株式会社明治は、資料の五枚目にありますけれども、昨年一月の記者会見の三日後に、このような新聞広告まで出しております。内閣府が脳の若返りのお墨つきをつけたと受け取られても仕方がないような、こういうものなんですね。  これは、きょうホームページからとったんですが、いまだ...全文を見る
○畑野委員 はい。  ぜひ司令塔としての機能を、大臣所信でおっしゃったように、十分発揮していただきたいということを求めて、質問を終わります。
04月04日第196回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
議事録を見る
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  三月三十日の当委員会で、名古屋市立中学校の総合的な学習の時間の授業で行われた前川喜平前文部科学省事務次官の講演内容に関し文部科学省が行った調査は、憲法と教育基本法が禁じている国家権力による教育への不当な介入である、二度と繰り返してはなら...全文を見る
○畑野委員 文科省がメールで送ったというものはこの理科の件だということで、きょうは資料のところに、一枚目、二枚目、三枚目とつけさせていただきました。文科省からいただきました。  中学理科の実験中に、生徒二十一人が体調不良を訴えて病院に搬送された事例です。国は、報道を受けて調査を...全文を見る
○畑野委員 林大臣、もう少し反省されたらいかがですか。世間は、立て続けに三十項目ですよ、その執拗さにあきれているんです。  市教委が、生徒や保護者はポジティブな反応だったと答えても、文科省は、ポジティブな反応は全くなかったと理解してよろしいでしょうか、御教示くださいと再質問して...全文を見る
○畑野委員 林大臣も、当初、言うのもためらわれるような言葉だと出会い系バーのことをおっしゃいましたね。私もそうですよ。何でこの委員会でこういう言葉を使わなくちゃいけないのか。でも、言い出したのは文部科学省ですから、これは問題にせざるを得ないわけです。  出会い系バーの件について...全文を見る
○畑野委員 大臣が注意されたということで、正当な説明とは言えなかったということです。  出会い系バーで何かいかがわしいことをしたのかと、子供の貧困を調べるためだったのかというのでは、天地の違いがあるわけですよね。あなた方は、行政行為の中で、確認できない一方的な報道に基づいて個人...全文を見る
○畑野委員 今、大臣が御答弁されたように、一方的な一部の報道のみ聞いたということですよ。  初中局長は、三月二十三日の参議院の答弁で、事実を文科省として確認できていない報道に基づいたことであったということで注意を受けとめていると答弁されました。三月三十日の当委員会で大臣は、名古...全文を見る
○畑野委員 こんなことできちんと伝わりませんよ。私も四月二日の文科省の回答を読みましたけれども、このような事実確認を行う際には表現ぶり等について十分に留意する必要がある旨の注意がありましたと。本当にぼやかして書いている。不誠実じゃありませんか。  文科省は、事実を確認できていな...全文を見る
○畑野委員 しかし、そのことを注意したわけですよね。だから、大臣としてはそういうふうに、局長も答弁されましたけれども、事実によらないというふうに言っているわけですから、そういう言い逃れは許されません。  私は、個人に対する名誉毀損になるような間違った説明をしても、注意をしたとい...全文を見る
○畑野委員 等という言葉でごまかしちゃいけないということを言っているんです、局長の名古屋市の回答メールについては。  私、もう一つ言っているのは、誹謗中傷というふうにされた前川氏についても、私は謝罪すべきだと思います。一方的な報道、事実に基づかないそうした説明をして回答を求めた...全文を見る
○畑野委員 こういう、個人の人権に関する問題ですよ、個人の尊厳にかかわる問題ですよ。そういうことを書かれた人はどういう思いをするか、そのことをまた次に質問しますから、きょうは時間がありませんが。  次に行きます。  先ほど林大臣が御紹介いただきました、資料の四枚目、文科省の一...全文を見る
○畑野委員 つまり、背景のある前川氏が学校で講師をするということをはなから問題視しているということですね。
○畑野委員 そういうのを、はなから問題視しているというんです。  処分歴のない人ならチェックを入れなかったでしょう。処分歴があるからチェックを入れた、処分歴があるから相当の教育的配慮が必要だと、まさに問題にしているじゃありませんか。この認識が価値観に踏み込んでいるんです。  ...全文を見る
○畑野委員 そういう一方の価値判断を行政がしていいんですかと聞いているのに、まともに答えなかったです。  前回の委員会で平野議員は、前川氏のことを気骨のある男だと述べられました。また、文部科学大臣経験者の馳議員はブログで、前川さんについては、天下り関与行為で停職扱いとなり、不名...全文を見る
○畑野委員 そもそも、だから、そういう質問をすること自身が、中立性、これを侵すものだと私は思いますよ。  林大臣に伺いたいんですが、前川氏を講師にするのは大変適切で、意味がある、こういう価値判断をする自由、これは、多様性が保障されるべき民主主義の社会において当然じゃありませんか...全文を見る
○畑野委員 事実確認をすること自身が、一方の価値判断を押しつけていくということになるんだということですよ。  文科省が言うとおりの、前川氏は講師に適切でないという価値判断を押しつけた、ここに今回の不当な介入の誤りの根本があるということを私は指摘しておきたいと思います。  最後...全文を見る
○畑野委員 申合せは守るが法律は守らないというのはだめですよ。  もう一つ聞きます。  地教行法第五十三条に基づく調査は、この国家公務員制度改革基本法第五条第三項一にある「個別の事務又は事業の決定又は執行に係るもの」に当たりますか。
○畑野委員 一般論として、この法律の解釈は当たるんですか。
○畑野委員 では、またこのことは続きで質問を行っていきたいというふうに思いますが、時間が参りました。  地方教育行政法第五十三条の調査という、個別の事務ですよ、国会議員の関与が認められているのに記録を残さないということがあってはならないというふうに思います。法令の義務ですよ。こ...全文を見る
○畑野委員 まだまだこの問題は質問を続けなくてはなりません。私は、また時間をとっていただいてこの質問をさせていただくということを申し上げまして、質問を終わります。
04月11日第196回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
議事録を見る
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  ただいま提案されました政治分野における男女共同参画の推進に関する法律案について、意見を表明いたします。  昨日、今から七十二年前の歴史的な日を記念する国会内での集会がありました。一九四六年四月十日、戦後初の国政選挙で、初めて女性が参政...全文を見る
04月11日第196回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
議事録を見る
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  土肥一史参考人、岸原孝昌参考人、竹下義樹参考人にお越しいただきました。本日は、まことにありがとうございます。  まず初めに、土肥参考人に伺います。  二〇一二年十二月号の文化庁月報で述べられておられますが、「平成二十四年改正著作権法...全文を見る
○畑野委員 それで、利用者の側のニーズというのはすごく今回改正案に盛り込まれているというふうに思っているんですが、それでは、一方で、著作権の権利者の保護、この点について、参考人としてはどんなふうに対応をしていく必要があるというふうにお考えですか。土肥先生でお願いします。
○畑野委員 土肥先生から、ライセンスの問題についても触れていただきました。  次に、岸原参考人に伺います。  モバイル・コンテンツ・フォーラムの皆さんからは、文化審議会著作権分科会法制問題小委員会の資料を読ませていただきましたが、フェアユース導入に関する御意見を当時お寄せいた...全文を見る
○畑野委員 議論を積み重ねるというお話がございました。  最後に、竹下参考人に伺いたいと思います。  日本盲人会連合の皆さんからは、いろいろと御意見、御要望をいただいております。マラケシュ条約が求めるように視覚障害者などがより多くの著作物にアクセスできるようになるには、いろい...全文を見る
○畑野委員 時間が参りました。  三人の参考人の皆さんには、大変具体的にお話をいただきまして、ありがとうございます。今後の審議の参考にさせていただきたいと思います。  ありがとうございました。
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  まず初めに、そもそも、著作権法の意義について伺います。  我が国の著作権法は、人格権を規定しております、著作者人格権。この意味についてどのようにお考えか、大臣の御認識を伺います。
○畑野委員 林大臣から詳しく御説明いただきました。  それでは、今回の著作権法の一部改正案についてですが、著作物に表現された思想又は感情の享受を目的としない利用などとして、これまでにない柔軟な権利制限規定を盛り込んでおります。その理由は何でしょうか。大臣に伺います。
○畑野委員 そこで、続いて林大臣に伺いたいんですが、二〇〇九年の知的財産推進計画で、日本版フェアユースの導入が打ち出されました。  今回の法改正の内容というのは、これまで言ってきた日本版フェアユースというものなのでしょうか。
○畑野委員 そうすると、林大臣としては、これは日本版フェアユースではないと。どちらですか。
○畑野委員 それで、昨年の二月に文化審議会著作権分科会の法制・基本問題小委員会が出した中間まとめ、これに対するパブリックコメントがいろいろと出されているんですが、柔軟な権利制限規定の立法事実について、余りに漠然とした理由だとの批判が寄せられておりました。つまり、産業界や利用者側の...全文を見る
○畑野委員 将来のことが心配なんだという話が出てまいりましたけれども、それでは、この間のことでちょっと政府に聞きますが、例えば、法律が不備なために係争が続出した、そういうような立法事実はあったんですか。
○畑野委員 そうですよね。  それで、ニーズ調査やヒアリング、アンケート調査などをこの間やってこられたというふうに思います。例えば、柔軟な権利制限規定について、六割の企業、約六割の利用者団体が積極的に評価しているものの、五割弱の企業、約五割の利用者団体が適法性の判断が難しくなり...全文を見る
○畑野委員 中間まとめに対するパブリックコメントの中に今のお話がありましたし、資料もきょうつけさせていただきましたが、第一層から第三層の規定は個別の権利制限に比べて抽象的であることは否めず、なお権利侵害への懸念を抱かざるを得ないなどの意見も寄せられました。私は、こういう懸念は当然...全文を見る
○畑野委員 この問題はまだまだ議論したいんですが、次に行きます。  改正案の第四十七条の五では軽微利用が規定されていますが、当該公衆提供提示著作物のうちその利用に供される部分を占める割合、量、表示の精度その他の要素というふうに法案では書かれております。  具体的にどのような内...全文を見る
○畑野委員 司法の判断によるというふうになると、本当に困ってくると思うんですね。  それで、ちょっと文化庁に伺います。幾つかちょっと法文上のことを聞きたいんです。  今の条文で、所在検索サービスが無許諾で行えることになりますよね。例えに挙げられているのが書籍の所在検索サービス...全文を見る
○畑野委員 それで、改正案の第四十七条の五の三は、前号に掲げるもの以外の行為について政令で定めるというふうにしておりますが、具体的にどのような手続を踏むんでしょうか。審議会で検討するということですか。
○畑野委員 教育現場の問題ですけれども、改正案の第三十五条で、「相当な額の補償金」の額はどのように定めるのかということと、また、公衆送信された著作物の二次利用についてどのような対策を講じるのか伺います。
○畑野委員 続いて、障害者の図書利用促進について、今後必要なことについてどのように認識されているのか、伺います。  午前中の参考人質疑で、竹下参考人からも、第三十七条第三項のこの政令を改正してほしいという御要望が出ておりました。そういうことも含めて御回答ください。
○畑野委員 時間が参りましたので、最後に林大臣に。  加計学園の問題で、新たな文書が愛媛県の職員から出ました。これが確認できたのかということと、下村元文部科学大臣のことが出てまいりますが、その点、確認をして、御報告をいただきたいと思います。そのことを申し上げて、私の質問を終わり...全文を見る
○畑野委員 終わります。ありがとうございました。
04月12日第196回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第3号
議事録を見る
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  松山政司大臣に所信について伺います。  科学技術基本法は、第一条で、「科学技術の振興に関する施策を総合的かつ計画的に推進することにより、我が国における科学技術の水準の向上を図り、もって我が国の経済社会の発展と国民の福祉の向上に寄与する...全文を見る
○畑野委員 それでは、科学技術の振興の実績と課題について伺いたいと思います。  お話のありましたように、一九九五年に基本法が制定されて二十年余りたちましたが、現状はどうなったかということです。  科学技術・学術政策研究所の科学技術指標二〇一七、資料につけさせていただきましたが...全文を見る
○畑野委員 第五期基本計画では、「我が国の科学技術イノベーションの基盤的な力が近年急激に弱まってきている」というふうにしております。この基盤的な力が弱まっているということが重大だと思うんですね。大事なのは、なぜ基盤的な力が弱まっているのかということをしっかり分析して、そして、それ...全文を見る
○畑野委員 過度にならないようにというお話でございました。資金を集中させたところで研究が進むのは当たり前だと思うんですね。問題は、選択されなかったところで研究資金が枯渇して、研究の裾野が狭まっているということです。  この間、世界シェアの低下は、日本の科学技術予算の名目の伸びが...全文を見る
○畑野委員 確保では不十分で、増額すべきだということを申し上げたいと思います。  国立大学運営費交付金は、法人化後、一千四百五十億円も削減されてまいりました。これを取り戻すぐらいの構えでないと、弱体化した基盤的な力を回復し、活性化することはできないと思います。  次に、総合科...全文を見る
○畑野委員 特定の分野に投資をふやす一方で、それ以外を切り捨てるようなことがあってはならないということを申し上げておきたいと思います。  さて、最後にですが、総合科学技術・イノベーション会議に設けられたイノベーション戦略調整会議に、防衛大臣が構成員として参加をしております。科学...全文を見る
○畑野委員 科学技術政策の立案に防衛大臣を参加させることは、憲法九条と学問の自由にかかわる重大問題です。戦前、森戸事件、滝川事件、矢内原事件などがございました。  私は、科学技術の軍事利用への総動員体制に道を開く、こうした防衛大臣を構成員に参加させることは断じて許されない、この...全文を見る
04月13日第196回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
議事録を見る
○畑野委員 日本共産党を代表して、著作権法の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  現行著作権法は、権利制限の要件を個別具体的に列挙しています。しかし、改正案は、柔軟な権利制限規定を創設し、権利保護と著作物の利用とのバランスを確保してきたこれまでの法の枠組みを大きく変え...全文を見る
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  加計学園の獣医学部新設に関しまして、この間、二〇一五年四月二日の愛媛県作成の面会記録という報道がございました。この間の報道についての事実関係の説明を含めて、この間、林文部科学大臣に伺ってきたところであります。  午前中の委員会でも議論...全文を見る
○畑野委員 今まで愛媛県のものだというふうに言ってきたんですが、これは政府としても、農水省としてあったと。私も見比べましたけれども、報道ときょうの農水大臣が公表された農水省の文書と、ほとんど同じですよね。日にちがちょっと違うという説明、それから一番最後のところがちょっと違うという...全文を見る
○畑野委員 農水省であるわけですから、これは文科省にも必ずある。農水省では個人のファイルだった、公文書というふうにはしていなかったけれども、しかし、引き継いだ者が個人ファイルに入れていたということですから、そういうことを含めてしっかりとやっていただきたいと思います。  それで、...全文を見る
○畑野委員 私は、先ほど紹介した昨年の十一月十五日の当委員会で、加計学園の獣医学部新設に当たって、大学設置・学校法人審議会から第一次審査意見で異例な警告を受けていたということを取り上げ、そしてそれは、認可されたときの留意事項まで含めて共通して指摘されてきた。その一つが総合参加型実...全文を見る
○畑野委員 患畜数だけでなく、この間指摘されたことも本当にもう一回洗い直して、しっかりと対応していただきたいと思います。愛媛県民は怒っている。きょうも電話で伺いましたけれども、現地からの声もお伝えしたいと思います。  さて、昨年、この加計問題で行政がゆがめられたと告発されたのが...全文を見る
○畑野委員 提案者の答弁で大事なことは、今言いました、大臣の意に反した官の行動、また口ききと言われるような政の官に対する圧力、これを排するというふうに言っているわけです。  それで、続けて伺いますけれども、「政・官の在り方」の法的な性格、それと国家公務員制度改革基本法との関係及...全文を見る
○畑野委員 要するに、大臣の責任が問われるんですよね。  赤池議員、池田議員と文部科学省の接触に関して、国家公務員制度改革基本法第五条第三項、「政・官の在り方」、そして公文書管理法に基づく文科省としての対応について、大臣に伺います。
○畑野委員 今回の件は軽微じゃないですよね、これだけ大問題になっているわけですから。そして、大臣の意に反した官の行動を排すると言っているわけですから。  これは、大臣は、赤池議員、池田議員と文部科学省の接触というのは大臣の意に沿った官の行動だったのか、それとも大臣の意に沿わない...全文を見る
○畑野委員 まあ、大臣の意に反していたということですよね。  法令云々言いますけれども、これはやはりきちっと文科省内で、今度の件を教訓に、大臣の責任でもっと改善する必要が私はあると思います。  最後に、日吉議員からも質問がありましたけれども、十日の経緯等について、ここだけ聞い...全文を見る
○畑野委員 全く詳しいものではないので、原文含めて報告をするように求めて、終わります。
05月09日第196回国会 衆議院 文部科学委員会 第9号
議事録を見る
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  学校教育法の一部改正案について、林芳正文部科学大臣に質問いたします。  学校教育法上、教科書は、教科用図書とされ、紙媒体のものを想定しています。今回の法改正で、紙の教科書と同一の内容をデジタル化した教材、つまり今回のデジタル教科書が、...全文を見る
○畑野委員 林大臣から、学校所有の教具として使用されるということで、設置者で負担をする、つまり、個人負担にはならないようにしていくということでよろしいですね、確認です。
○畑野委員 設置した場合ですけれども、文部科学省としては、個人の負担にならないようにしていくという方向でよろしいんでしょうか。  というのは、実は、先ほども議論がありましたが、自治体によっては個人負担が発生する可能性も否定できないと。今、教育費の経済的な負担が問題になっている、...全文を見る
○畑野委員 ですから、個人で書いたりするノートと違って、教具ということですから、学校のものというふうになるわけですね。これ、ちょっと確認です。
○畑野委員 何だかはっきりしない答弁なんですよね。私としては、皆さんからもあったように、義務教育の段階においてやはり無償というふうにするように、それは国を含めてやっていただくというふうにぜひ強く求めたいと思います。  次に、法案では、視覚障害、発達障害その他の紙の教科書を使用し...全文を見る
○畑野委員 DAISY教科書の話がありました。これは本当にボランティアの皆さんによって支援いただいているわけですね。ですから、これは本当に国としても更に支援を充実していただきたいと思うんです。  現在でも、視覚障害のある児童生徒の学習用に拡大教科書や点字教科書等が使われて、そし...全文を見る
○畑野委員 この点を含めても、きちっと検討を強めていただきたいというふうに申し上げたいと思います。  あわせて、私立の小中学校、これはどういうふうに考えますか。
○畑野委員 私学の助成の拡充もあわせてお願いしたいと思います。  それから、高等学校での導入について、この点はいかがですか。
○畑野委員 それらの導入に当たっては、やはり財政的な問題が出てくると思うんですね、一つは。ですから、それはどういうふうに進めるのか、本当によく検討して進めていく必要があるということを申し上げておきたいと思います。  もう一つの問題は、デジタル教科書導入のメリット、デメリットの問...全文を見る
○畑野委員 紙の教科書とデジタル教科書との併用というお話になると思うんですが、先ほど紹介した最終まとめでは、中長期的には、紙の教科書とデジタル教科書のいずれかを選択して使用する選択制の導入も含めた制度面の検討ということも述べられているんですね。  しかし、私は、先ほど大臣もおっ...全文を見る
○畑野委員 次に、デジタル教科書の使用についてなんですが、あくまで、できる規定ですから、使用義務を課すものではないということです。  紙の教科書の使用を前提にデジタル教科書の活用が図られるというふうになりますと、どう活用するのかというのは学校や教員の自主的な判断に委ねられている...全文を見る
○畑野委員 それで、大臣、長年紙の教科書で教えてきたベテランの教員の方の中では、このデジタル教科書の使用になじめないという方も当然いらっしゃると思うんですね。先ほども議論のありました、そういう方は使わなくていいということでよろしいですね。
○畑野委員 ですから、先ほど副大臣も使わなくても大丈夫ですとおっしゃったので、大臣、そういうことで、教員のそういう創意工夫という点では、そういうのは使えないという方は別にそれでいいということでよろしいですか。
○畑野委員 教育現場では、デジタル教科書の活用の程度が人事評価の対象にされるのではないかという不安があるんですね。そんなことはあってはならないと思うので、いかがですか。確認です。
○畑野委員 ですけれども、デジタル教科書についてはちょっと自分は使わないなといった場合に、それが何か評価されるというのは、先ほど自主性、創意性と言ったのと矛盾すると思うので、そこをもう一回確認させてください。
○畑野委員 使用義務でもない。デジタル教科書を、じゃ、使った先生の方が有利になるということですか。おかしいですよね、それは。
○畑野委員 教員の創意工夫を含めて、それはきちっと反映できるように私はしていくべきだということを強く文部科学省に求めておきたいと思います。  文学作品ごんぎつねは、最初から通して読むことでキツネの寂しさ、悲しさ、兵十と友達になりたかった気持ちが理解できる、本文と自由に切り取るこ...全文を見る
○畑野委員 聞き取りした上でやっているわけですから、それは不十分だと思うんですね。  林大臣は、四月二十日の記者会見で、現時点で考え得る最大限の方法で確認作業を行ったとおっしゃっておられます。個人ファイル、個人フォルダを調査しないで最大限の方法でやったというふうには到底言えませ...全文を見る
○畑野委員 仮定の、勝手な考えの記録が残っているということですか。そういう職員だということですか。そんなはずないじゃありませんか。文部科学省の職員はみんな優秀なはずですよね。これはきちっと調査してください。だって、黒塗りに、出した人は先ほどお名前を紹介したじゃないですか。その方に...全文を見る
○畑野委員 あのときに私は林大臣に、認可をしたら大臣の責任になるんですよ、おやめになった方がいいですよとたしか申し上げました。  その国家戦略特区のプロセスそのものが揺らいでいる、信頼性が損なわれている、こういう事態じゃありませんか。内閣一体として、あるいは大学設置に責任を負う...全文を見る
○畑野委員 終わりますけれども、大学設置審のプロセスそのものもいろいろな意見があったということを委員会で私も紹介させていただきました。全面的な検討、調査を重ねて申し上げまして、私の質問を終わります。続きはまた今度やりたいと思います。
05月11日第196回国会 衆議院 文部科学委員会 第10号
議事録を見る
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  昨日、五月十日の予算委員会で、柳瀬唯夫元首相秘書官に対する参考人質疑が行われました。  昨日柳瀬氏は、二〇一五年四月二日の加計学園との面会を認めました。この点について、政府としてもそのことでよろしいかどうか、まず確認をさせていただきま...全文を見る
○畑野委員 重ねて、林芳正文部科学大臣にもその点、確認をさせてください。
○畑野委員 お認めになるということですから、きのう柳瀬元秘書官は、大変よく覚えているところもあれば忘れているところもある、記憶にないところもある、曖昧なところもあるということですから、これはぜひ角田現課長にもお話を聞きたいというふうに思っております。  それで、きのうの参考人招...全文を見る
○畑野委員 きのうの柳瀬氏の参考人招致の後のお尋ねかもしれませんから、まだ一日ということですので、柳瀬さんも一年かけて思い出していただいたこともあるし、まだないこともあるので、これは引き続き詳しく聞いていただきたいとお願いをしておきます。  それで、四月二十日に公表された文科省...全文を見る
○畑野委員 大体四月二日に照準が合ってきたということだと思います。  ですから、文科省に調べてくださいというふうにお願いしておりましたが、午後の分につきましては、柳瀬さんはきのう、面会をされたとおっしゃっていた。それから今、藤原さんについても、四月二日であろうというふうに内閣府...全文を見る
○畑野委員 伺いますけれども、送ったとされる職員の方に聞いていただきましたか。
○畑野委員 それで、そういうことでこのメールが出ているということでよかったんですか。
○畑野委員 内閣府に調査をお願いしていると。  文科省として、今文科省に戻ってきている職員であれば、それはそれで確認できると思うんですけれども、そういう調査はやらないということですか。
○畑野委員 少し見えてきましたね。  それだけやっている時間がないので、また続きは、皆さんいろいろと記憶も思い出していただいて、本当は具体的にお名前も聞きたいので、また今後出していただければ、黒塗りになっている部分を含めて教えていただきたいと思います。  それで、きのうの柳瀬...全文を見る
○畑野委員 つまり、公募というのは公平性のためだと。公平性の担保のためだという説明でした。  それでは、伺いますが、愛媛県今治市の獣医学部新設に関する事業者の公募はいつ行われましたか。
○畑野委員 つまり、二〇一七年の一月四日に公募が行われたということですね。  この公募について、条件がついていますか。
○畑野委員 不思議なんですよね。二〇一七年の一月に公募しているんですけれども、その条件がわずか一年後の二〇一八年四月開学。そういうところ、オープンするわけですよ、皆さんどうぞと。すごくハードな条件じゃないでしょうか。どうですか。
○畑野委員 おっしゃいましたよね、公募したのは公平性のためですと。一体、こんな一年間でオープンにして、どうやってみんなが手を挙げられると思ったんですか。これが公平性と言えるんですか。
○畑野委員 だから、結局、柳瀬さんが二〇一五年の四月二日に加計学園に会っていたということになるじゃありませんか。そういうことでしょう。既にもうお膳立てはできていて、でも、フルオープンにするのは二〇一八年四月開学の一年前と。これで誰が競争に乗れますか。  特区制度を私は別にいいと...全文を見る
○畑野委員 それで、林大臣、きのう、そういうことで柳瀬さんがお認めになったわけですよ、もう既にそういう話が進んでいたと。ですから、私は、もう一回、このプロセス、きちっと政府として、また文科省として確認をすべきだというふうに思います。  最後に、私紹介したいのは、今治市の市議会の...全文を見る
○畑野委員 時間が参りました。また引き続き質問したいと思います。  終わります。
05月15日第196回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第5号
議事録を見る
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  消費者契約法の改正案に関する参考人質疑、きょうは、長谷川雅巳参考人、河上正二参考人、野々山宏参考人にお越しいただきまして、ありがとうございます。  私も、今回の消費者契約法改正案、流れを見てまいりまして、ちょっと複雑だなと思った点があ...全文を見る
○畑野委員 済みません、今のお話で、社会生活上の経験が乏しい、その点の議論はどうですか。
○畑野委員 そうしますと、当初議論を皆さんのところでされてきた点でいうと、社会生活上の経験が乏しいというのは、なくていいというか、ない方がいいというか、それぞれのお立場、先ほども御発言があったと思うんですが、確認ですが、いかがでしょうか。
○畑野委員 以上、質問させていただきました。  本日はありがとうございました。
05月16日第196回国会 衆議院 文部科学委員会 第11号
議事録を見る
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  文化財保護法及び地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律案について、林芳正文部科学大臣に質問いたします。  まず、現行の文化財保護法の目的、そして政府と地方公共団体の責務の規定は、どのような趣旨から定められたものでし...全文を見る
○畑野委員 文化財保護法の解説をされた椎名慎太郎氏の本を私も読ませていただきました。戦前の反省のもとに、日本国憲法に基づいて現行の文化財保護法はつくられてきたという経緯であったと思います。  これまで、文化庁は、重要文化財保存活用計画や歴史文化基本構想など、所有者や地方自治体が...全文を見る
○畑野委員 大臣に確認なんですけれども、懸念があるんですよね。  文化庁は、観光庁の明日の日本を支える観光ビジョンを受けて、二〇一六年四月二十六日に文化財活用・理解促進戦略プログラム二〇二〇を発表しております。  この中で、観光資源としての文化財に対する戦略的投資と観光体験の...全文を見る
○畑野委員 大臣が、結果としてというふうにおっしゃいました。  それでは、地教行法の改正について更に伺ってまいりたいと思います。  文化審議会文化財分科会企画調査会が二〇一三年十二月にまとめた「今後の文化財保護行政の在り方について」、この中では、文化財保護行政上の四つの要請を...全文を見る
○畑野委員 先ほど御紹介した四つの要請を踏まえれば、私は、文化財保護行政は教育委員会が担うのが最もふさわしいというふうに思います。  一方で、文化経済戦略は、「文化・観光・産業等を一体として捉えた新たな政策を一層展開しやすくするため、現在、教育委員会所管と定められている地方にお...全文を見る
○畑野委員 首長部局は開発部局ですよね。そこから独立した教育委員会という組織だからこそ、保護と開発という対立する施策の間に緊張関係が生まれて開発にブレーキがかかる。今回の改正案では、この仕組みが壊されてしまうというふうに思います。  日本歴史学協会など二十八団体が、昨年十月、「...全文を見る
○畑野委員 最後に、先ほどの委員会の中でも議論になっておりますアメリカンフットボールの試合で、日本大学の選手が極めて危険かつ悪質なタックルをして関西学院大学の選手を負傷させた問題について伺いたいと思います。  事実の調査という点でいえば、この間の経緯をしっかり調査する、そして、...全文を見る
○畑野委員 やはり、相手がルールを守ってくれるという信頼関係の上に成り立つわけですね。それが成り立たなかったら、もうスポーツできないわけです。フェアプレーの精神を含めてしっかりと対応していただきたい、このことを求めて、質問を終わります。
05月17日第196回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第6号
議事録を見る
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  消費者契約法の一部改正案について、福井照担当大臣に質問いたします。  二〇〇〇年五月に成立をし、二〇〇一年四月から施行された消費者契約法は、これまで三度の改正を重ね、今回が四度目の改正提案となっております。  そこで、初めに伺います...全文を見る
○畑野委員 お手元の配付資料、消費者庁の資料ですが、消費者契約法の成立について、消費者契約に関する包括的な民事ルールと説明されています。この包括的な民事ルールというのは、具体的にどのようなことですか。
○畑野委員 大臣から、あらゆるというふうに御強調いただきました。  今回の改正案は、契約の取消しが可能な勧誘の新しい類型として、四条で、不安をあおる告知、恋愛感情に乗じた人間関係の濫用について加えることにしております。  そこで伺いますが、法改正の内容を検討してきた消費者契約...全文を見る
○畑野委員 同様に、恋愛感情に乗じた人間関係の濫用につきましては、この専門調査会ではどのように検討されてきたのですか。
○畑野委員 今大臣から御答弁もありましたが、この調査会の報告書では、この二つの類型というのは、合理的な判断をすることができない事情を利用して契約を締結させる類型、いわゆる困惑類型に追加されるべきものとして整理をされたものだと思います。ところが、法案では、この双方ともに「社会生活上...全文を見る
○畑野委員 そこで、先日の参考人質疑では、その当事者でいらした前消費者委員長の河上参考人を始め、また長谷川参考人からもお話を伺う機会を得たわけです。  そもそも、その後、報告書の中身や、あるいはその後の消費者委員会としての答申、これは本当にきちっと反映しないと困るわけです。 ...全文を見る
○畑野委員 福井大臣にも、その経緯を、大臣自身がよくよくお調べいただきたいということを求めておきたいと思います。いかがですか。
○畑野委員 その線引きがふさわしくないということだと私は思います。  それで、先ほど申し上げたように、経験の有無というのはさまざまな事情の一つにすぎないということです。要件は、あくまでも、合理的な判断ができないというさまざまな事情から困惑させられたかどうかということなんですね。...全文を見る
○畑野委員 大臣が最初におっしゃったように、格差があるわけじゃないですか。たくさんの情報を持っている事業者に対して、消費者というのは弱い。だから、それを保護すると同時に、悪質な業者は排除して、そして健全な事業者も頑張ることができる。ウイン・ウインの関係で進めば、社会経済が健全に発...全文を見る
○畑野委員 先日の参考人質疑では、三人の参考人の方のうち、河上参考人と野々山参考人は、この「社会生活上の経験が乏しいことから」については削除すべきと、三人のうち二人が削除すべきと明確におっしゃっております。  それで、私は、大臣が最後に、結局は裁判なんですというふうにおっしゃる...全文を見る
○畑野委員 今少し大臣も述べられましたけれども、昨年八月八日の消費者委員会の二次答申では、異例とも言える付言がなされています。その一つを紹介しますが、「高齢者・若年成人・障害者等の知識・経験・判断力の不足を不当に利用し過大な不利益をもたらす契約の勧誘が行われた場合における消費者の...全文を見る
○畑野委員 参考人質疑の中で河上参考人がこのように提案をしております。「消費者の知識、経験、理解力、判断力なんかの不足を不当に利用して過大な不利益をもたらす契約の勧誘が行われた場合、いわゆるつけ込み型勧誘に消費者取消権を認めるということを求めた、受皿としての包括的な救済を求めるバ...全文を見る
05月18日第196回国会 衆議院 文部科学委員会 第12号
議事録を見る
○畑野委員 日本共産党を代表して、文化財保護法及び地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行います。  反対の理由は、第一に、本法案が文化財保護法の理念を踏みにじるものだからです。  文化財保護法は、国民の文化的向上に資するとともに、世...全文を見る
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  きょうは、ことし二月の予算委員会に続いて、教員の働き方改革について質問いたします。  二月の予算委員会で私は、文部科学省の教員勤務実態調査の結果も紹介しながら、持ち帰り仕事を含めれば、小学校で約六割、中学校で八割近くの教員が過労死ライ...全文を見る
○畑野委員 資料の中で、総務省からいただいたものを載せております。この資料についてちょっと説明していただけますか。
○畑野委員 つまり、二〇一四年、二〇一五年、二〇一六年と、この三つの資料をお示ししていただいている、それ以前についてはそういう分類を調査の中でしていなかったということですね。それで、一番上の義務教育学校職員というところが死亡された方が十三人ということで、三年間の調査を言っていただ...全文を見る
○畑野委員 三枚目の資料は、先ほど紹介した記事の続きで四月二十一日付の記事なんですが、そこで、過労死と認定された公立校の教職員の例として工藤義男さん、当時四十歳の記事、御遺族の記事が載っております。  頭が痛い、二〇〇七年六月、横浜市立中学校の教諭だった工藤義男さん、当時四十歳...全文を見る
○畑野委員 おっしゃったように、小中学校とも三割に満たないのが現状です。  文部科学省として、こういう現状に立って、教員の労働時間の管理をどのように徹底していくおつもりですか。
○畑野委員 高橋局長には、二〇一七年十月二日に、全国過労死を考える家族の会の皆さんがお会いをして、代表世話人の寺西笑子さん、公務災害担当の工藤祥子さん、先ほどの事例の御遺族です、そして前公務災害担当の中野淑子さんが、学校における働き方改革に係る緊急提言について以下のとおり要望いた...全文を見る
○畑野委員 馳元大臣の御尽力もあったということですが、さらに、林大臣の方は進めていただきたいというふうに思っております。  この中で、私、本当に大事だなと思ったんですね。「私たちは、文科省が現在に至るまで出された、さまざまな教師の働き方の改善に対しての対策が、功を奏し、いずれは...全文を見る
○畑野委員 今後の中教審の議論に基づくことになると思うんです、給特法の問題ですね。工藤祥子さんがおっしゃっているのは、やはり残業しても手当がつかない、教師は自分の定時が、帰る時間ですね、わからない人も多いと。働かせ放題で、高度プロフェッショナルの悪い先駆けの勤務実態だというふうに...全文を見る
○畑野委員 最後に局長が言われましたけれども、ですから、要するに、下回っても特段法に違反することではないということでよろしいですね。
○畑野委員 確認しました。  それで、直近の調査で標準授業時数と実際の授業時数が一致している小中学校はどれぐらいありますか。
○畑野委員 中間まとめでは、「一部の学校においては、標準授業時数を大きく上回った授業時数を計画している例が見られるが、指導体制の整備が伴わないまま実施すると、教師の負担増加に直結するおそれが高い。各学校における教育課程の編成・実施に当たっては、教師の「働き方改革」に十分配慮すべき...全文を見る
○畑野委員 林大臣、ちょっと御紹介したいんですけれども、児童の負担が過重にならないようにということと、加えて、教職員の働き方、教員の働き方ということが言われているわけですよね、今。  例えば、横浜市では、通称横浜版学習指導要領というものが独自の授業時数ということで決まっておりま...全文を見る
○畑野委員 時間が参りましたので、アメリカンフットボールのその後の経緯についてスポーツ庁から伺う予定になっておりましたが、また次の機会に質問をさせていただきたいと思いますので、申しわけありません。  ありがとうございました。
05月23日第196回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第8号
議事録を見る
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  この間、当委員会で消費者契約法改正案について審議をしてまいりました。  ところが、前回の委員会で、五月二十一日、黒岩議員の質問に対して、福井照大臣は、改正案の四条三項三号、四号に書いてある「社会生活上の経験が乏しいこと」の要件に関して...全文を見る
○畑野委員 福井大臣が国会への冒涜だとおっしゃいました。本当にそうです。  そういう点で、それでは、二十一日の答弁を撤回されたということについて伺います。  そもそも、社会生活上の経験が乏しいことという要件は、政府が閣議決定した段階から、これでは適用範囲が若年者に限られるので...全文を見る
○畑野委員 大臣が御答弁されたように、このペーパーの右側のあるところを読んでしまったが、これも撤回だというふうに確認をいたしましたし、このペーパー全体の考え方も撤回されると確認をいたしました。  このペーパー、経緯というのが下に書いてありまして、「内閣法制局とも相談し、解釈の整...全文を見る
○畑野委員 つまり、議会における与野党修正案の努力を今しているんですよ。これが出されるかどうかということも含めて、大臣の答弁にかかっているわけですよ。その与野党修正案を出そうかという、その立法解釈を勝手にねじ曲げるというペーパーをつくっていたんですよ。絶対に見過ごすことはできませ...全文を見る
○畑野委員 それでは、例えば、この資料のところに、一枚目にありますが、社会生活上の経験が乏しいことに対する質疑と福井大臣の答弁の一覧表を、一から二枚目の十一、掲げておりますが、五番目でありますが、  これはどういう要件なのか。若年者だけが該当するのか、それとも高齢者も該当するの...全文を見る
○畑野委員 ここで、やっとおとといに戻るわけです。  その戻る前に、なぜこれだけ社会生活上の経験の乏しいことということが問題になってきたのか。  実は、理事会に、その経緯の文書を、私は委員長にお願いをして、大臣にも調べてくださいと。これが専門調査会で議論にならなかったと三人の...全文を見る
○畑野委員 この資料で、いただいたんですが、これはいつ付ですか。
○畑野委員 それでは、二十一日の理事会に出すためにつくられたと。ですから、公表されたのは五月二十一日ということでよろしいですよね。公表というか理事会に出されたその日。  それで、五つ目のパラグラフの中では、「社会生活上の経験が乏しいことから」というのは全然出てこないんですよ。そ...全文を見る
○畑野委員 よくわからない御答弁でした。また機会があれば伺いたいと思います。  それで、今おっしゃっていただいた四枚目の「検討の経緯」という、そちらの方、先ほど御紹介され始めたので、そちらの方も言っていただけますか。もうちょっと詳しく伺いたいということで、検討の経緯の紙を出して...全文を見る
○畑野委員 今御説明があった、二〇一七年八月中旬、消費者庁において法制化作業から、二〇一八年二月上旬から下旬、与党審査、この間があいているんですよね。この経緯をさっき聞きたいと言ったんですけれども、一般論の話しかありませんでした。  私、具体的に指摘しておきたいと思うんですけれ...全文を見る
○畑野委員 それで、専門調査会報告書では、「第九条第一号の「平均的な損害の額」に関し、消費者が「事業の内容が類似する同種の事業者に生ずべき平均的な損害の額」を立証した場合には、その額が「当該事業者に生ずべき平均的な損害の額」と推定される旨の規定を設けることとする。」としていたんで...全文を見る
○畑野委員 法成立後三年以内の措置を講ずるとした二〇一六年の当委員会の附帯決議や、専門調査会で今後の課題とされたことも踏まえて、今後、法制化に向けてどのように検討していかれますか。
○畑野委員 資料の五枚目のところにつけましたが、国民生活センターの資料がありまして、「トラブルになってからでは遅い!結婚式トラブルへの備えとは 「キャンセル料」「打合せ不足」に関するトラブルが後を絶ちません」というのがあります。  私、先日、神奈川県弁護士会の芳野直子会長、それ...全文を見る
○畑野委員 約款の問題で、事前開示ということが専門調査会で検討課題とされました。消費者委員会の第二次答申は、この問題を喫緊の課題として付言しております。  約款の事前開示については今後どのような検討を進めるのか、大臣、伺います。
○畑野委員 約款は、事前開示すれば、消費者の被害というのは大幅になくすことができるんじゃないかというふうに言われております。  あわせて、開示される約款の内容が消費者目線に立ったものでなければ意味がないんですね。  今、日本ブライダル文化振興協会のモデル約款について、資料のそ...全文を見る
○畑野委員 モデル約款は私もインターネットで見ましたけれども、やはり問題が多いですよね。きちっと対応していただきたい。そうはいっても、それぞれ出しているものをちゃんとよくつかんで、きちっと法改正に結びつけていただきたいということを申し上げておきます。  次に、賃貸住宅契約の問題...全文を見る
○畑野委員 それでは、賃貸住宅契約において、契約更新時以前の契約内容の変更は可能かどうか伺います。
○畑野委員 双方の合意だということで確認しました。  そこで、国土交通省に伺いますが、ことし三月、賃貸住宅標準契約書を改定いたしました。これはどういう趣旨、経緯で行ったのかということですが、特に、きょう、資料のその次に賃貸住宅標準契約書というものをつけました。  ここで、その...全文を見る
○畑野委員 加えて、給水栓の取りかえ、排水栓の取りかえというのも加わっているということも確認をしました。  それで、きょうは、UR、独立行政法人都市再生機構に来ていただきました。前回も来ていただいたのに、お帰りいただきまして、再度来ていただきましてありがとうございます。  二...全文を見る
○畑野委員 これはいつごろまでに結論が出るのでしょうか。そのめどを、私の質問はもう一年半前ですから、早くしてほしい。高齢者の皆さん、年金暮らしの方もいらっしゃいます。  それと、先ほど国交省からも確認の答弁をいただきましたけれども、契約更新時以前の契約内容の変更は可能かどうか、...全文を見る
○畑野委員 速やかにという御答弁でした。二年後と言わずに速やかに、皆さん待っておられますので、よいことですので、ぜひ進めていただきたいということを申し上げておきます。  さて、最後になりますが、資料の中で、次に、「タレント・モデル契約のトラブルに注意!!」という消費者庁、国民生...全文を見る
○畑野委員 時間が参りました。  相談員をきちっと充実して配置する問題、あるいは本当に予算を増額するという問題、しっかりやっていただきたいということを重ねて申し上げまして、質問を終わります。
05月23日第196回国会 衆議院 文部科学委員会 第13号
議事録を見る
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  文部科学省設置法改正案について、林芳正文部科学大臣に伺います。  林大臣は十五日の本会議趣旨説明で、本法案が文化庁の機能強化を図り、文化に関する施策を総合的に推進するために必要な体制の整備を行うものだと述べられました。  そこで伺い...全文を見る
○畑野委員 二〇一六年十一月十七日の文化審議会答申、文化芸術立国の実現を加速する文化政策では、これからの文化政策の目指すべき姿として、文化芸術資源の活用により生まれた社会的、経済的価値等を新たな文化芸術活動の振興へと還元するという好循環をつくり上げていくことが重要と述べております...全文を見る
○畑野委員 ところが、文化経済戦略、前回の委員会でも取り上げましたけれども、そこでは、「国や地方自治体、企業、個人の各々による投資が促進されることを通じて文化芸術を起点とした創造的な活動のサイクルが回り出し、そこから高い付加価値や新たな需要が創出されることにより、持続的な文化の発...全文を見る
○畑野委員 この文化芸術基本法の、私、質問いたしまして、提案者の大事な御答弁をいただいてまいりました。懸念があったわけですね。  当時、山本幸三地方創生担当大臣が、一番のガンは文化学芸員だとか、観光マインドが全くなく、一掃しないとだめだという暴言があって、これは厳しく批判をいた...全文を見る
○畑野委員 そうはおっしゃいましても、本当に心配があります。  というのは、きのうから本会議で議論が始まった特定複合観光施設区域整備法案、いわゆるカジノ実施法案ですけれども、そこでは、納付金の額に相当する金額を、観光さらには文化芸術の振興に必要な経費に充てるというふうに言われて...全文を見る
○畑野委員 次に、博物館の問題です。  教育基本法第十二条第二項で、公民館、図書館と並んで社会教育施設とされております。社会教育法第五条で市町村教育委員会の所管とされております。また、博物館法によってその設置及び運営に関する規定が定められておりまして、文部科学省の生涯学習政策局...全文を見る
○畑野委員 博物館というのは、地域の社会教育の拠点として、まさに教育機関として重要な役割を果たしてまいりました。  社会教育推進全国協議会の皆さんからもお話をいただきました。  神奈川県の相模原市立博物館では、住民やボランティアの皆さんと一緒になりまして、地域のボランティア組...全文を見る
○畑野委員 地域の公立博物館などが社会教育施設として本当に大事に取り組まれてきた。これが文化庁の所管になることで本来的な位置づけが曖昧にされるのではないかという懸念の声も伺いました。それは、博物館を文化庁に移管しても、あくまでも社会教育施設であるという位置づけに変わりはないという...全文を見る
○畑野委員 確認させていただきました。  現在、中教審で、人口減少時代の新しい地域づくりに向けた社会教育の振興方策についての議論が始まっていると伺っております。どのような検討ですか。
○畑野委員 実は、大臣が諮問されているんですよね。その諮問文によると、社会教育施設が、地域活性化や町づくり等の分野と効果的に連携を図るための運営のあり方や振興の方策について、その所管のあり方も含めて検討するよう諮問しているということです。この中には、教育委員会が所管する地域の博物...全文を見る
○畑野委員 社会教育施設は、社会教育施設としてその法的位置づけをしっかり維持して、さらなる発展をするべきだということを求めておきたいと思います。  最後に、先ほどから議論になっております加計学園獣医学部新設について質問をいたします。  一昨日の五月二十一日、国会に提出された愛...全文を見る
○畑野委員 確認ですけれども、これは五月二十一日ので確認したということですね。
○畑野委員 思い出していただくために、時間がずっとたっているわけですよ。  それで、愛媛県の方からは、四月二日前後ではないですよね。二十七年四月二日と、角田喜彦と書いた内閣参事官の名刺も今回添付をちゃんとされているわけですよね。こういう事実がどんどんどんどん明らかになってくるわ...全文を見る
○畑野委員 吉田さんにもきちっと来ていただいてお話を伺いたいと思いますので、これも委員長にお願いしたいと思います。  最後に、大臣、今回いろいろと総理の御発言もあるようですけれども、こういうことを含めて、しっかりと文部科学省として調査をすべきだと思いますが、いかがですか。
○畑野委員 では、委員長、今申し上げた方に加えて中村愛媛県知事に来ていただくようにお願いをいたしまして、私の質問を終わりますが、いかがでしょうか。
○畑野委員 ありがとうございました。
05月25日第196回国会 衆議院 文部科学委員会 第14号
議事録を見る
○畑野委員 日本共産党を代表して、文部科学省設置法の一部改正案について反対の討論を行います。  本法案は、新文化庁を目指す機能強化を図るため、文部科学省と文化庁に文化政策を総合的に推進する任務を付与し、そのための体制整備を行うとしています。  問題は、これによってどのような文...全文を見る
05月30日第196回国会 衆議院 文部科学委員会 第15号
議事録を見る
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  きょうは、学校教育における部活動のあり方について質問いたします。  この間、中教審の教員の働き方改革中間まとめなどで、部活動のあり方に関する見直しが提起されてまいりました。スポーツ庁は、ことし三月に、運動部活動の在り方に関する総合的な...全文を見る
○畑野委員 一九九七年の例から、今回は基準ということで、フォローアップも行って周知徹底を図るということです。  それで、林芳正文部科学大臣に確認をさせていただきたいんですが、文部科学省としては、そもそも学校教育における部活動をどのように位置づけておられるのでしょうか。
○畑野委員 林大臣からも御答弁がありましたが、生徒の自主的、自発的な参加だというお話でございました。  一方で、部活動は、指導が過熱したり土日も休みなく練習するなど、生徒にとっても、また教員にとっても大きな負担となっているという現状もあります。  部活動のあり方を改善していく...全文を見る
○畑野委員 個々の生徒の取組あるいは生徒同士の取組、今おっしゃったように、生徒が主体的に自立して取り組む力を、指導者は、指導を通して発達の段階に応じて育成する、これは大事なことだというふうに思います。  先ほど大臣から、部活動は生徒の自主的、自発的な参加によるものというお話でし...全文を見る
○畑野委員 今回のガイドラインもそうですし、かつての指導のガイドラインの御説明もスポーツ庁からありましたけれども、やはり生徒自身が、作戦とかいろいろなことをお互いに確認し合ってみんなで決めていく、この自治的な活動というのが今後大事になってくるのではないかという大事な指摘だというふ...全文を見る
○畑野委員 そのようにこれまでも言われてきた、そのように進められてきたということだと思います。  それでは、大学の部活動における教育的な観点を考える上で、指導者に対して、スポーツの本質的な価値であるフェアプレーと自立した競技者を育成するという点での研修などが必要ではないかと思い...全文を見る
○畑野委員 そこで、ちょっと今の御答弁を確認させていただきたいんですが、いろいろな手だてを考えていく上で、先ほど言った大学での教育的な観点、これをどういうふうに徹底していくのかということで、具体的な何か内容的なものがございましたら御紹介していただけますか。
○畑野委員 部員の自主性やあるいは自治の確保など、環境整備こそ私は重要だというふうに思っているわけです。  それで、きのう、関東学生アメリカンフットボール連盟の規律委員会の調査結果が出ました。それを踏まえた理事会が行われました。その後、理事の方が昨夜スポーツ庁を訪れて内容を御報...全文を見る
○畑野委員 この点について伺いますけれども、スポーツ庁としての受けとめ、そして、今後どんなふうに進めていこうと思っていらっしゃるか、その方針というか今後の考え方についてありましたら、御説明ください。
○畑野委員 今御説明いただいたんですが、林大臣に御所見を伺いたいと思います。  こういう一連の問題、この間も伺わせていただきましたけれども、大臣としてはいかがでしょうか。どのように受けとめられ、今後の対応を進めていかれるおつもりか、伺います。
○畑野委員 林大臣を始め、御答弁があったこと、大事だというふうに思います。  日本大学自身の第三者委員会による真相究明、これは本当に大事になってくると思います。日大自身がみずから真相解明と再発防止策を講ずることが大事だと私も思います。  中学、高校の部活動のあり方から、今、大...全文を見る
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  まず、ドーピング防止法案について伺います。  提案者の馳浩議員にまず伺います。  アンチドーピング体制の構築強化について、政府のタスクフォースや議連の議論では、法的措置の検討に当たっては、アスリートファースト、選手の基本的人権の制限...全文を見る
○畑野委員 このドーピング防止法案第十五条二項は、ドーピング防止のため、文部科学大臣は、関係行政機関の長に対し、資料又は情報の提供その他の必要な協力を求めることができるとされています。この条項によって、選手らの個人情報を本人の同意なく提供できるといいますが、個人情報の漏えいや目的...全文を見る
○畑野委員 議連のワーキンググループの議論のときには、個人情報の取扱いの覚書を示すという話もありました。立法段階で運用の指針は示されていないんです。ですから、こういう議論のときにそういうものを示してもらわないと困るんですが、そういうのを出していただけますか。
○畑野委員 出ないということが確認されました。これでは本当に困ります。  副大臣が座長のタスクフォースで検討されたものなんです。文科省が責任を持たずに、議員立法に丸投げするというやり方は、私は無責任だと言わなくてはなりません。  この間、説明をしてきた中で、WADAは、各国政...全文を見る
○畑野委員 そのように、これまでの国際スポーツ大会に関する特措法で電波法の特例措置をとったことは一度もありません。  なぜ、今回は組織委員会に新たな優遇措置をとるのでしょうか。内閣官房に伺います。
○畑野委員 オリパラ事務局は、ロンドンやリオには立法があるなどと、今お話があったように、近年の大会では各国が立法措置を講じているように言われるんですけれども、実際、内閣官房のペーパーを見ても、海外からの放送事業者に無料になるように措置されているということで、各国、やり方、それぞれ...全文を見る
○畑野委員 終わります。
06月01日第196回国会 衆議院 文部科学委員会 第16号
議事録を見る
○畑野委員 おはようございます。日本共産党の畑野君枝です。  障害者による文化芸術活動の推進に関する法律案、国際文化交流の祭典の実施の推進に関する法律案について伺います。  まず初めに、林芳正文部科学大臣に伺います。  文化芸術基本法の前文には、文化芸術の振興を図るためには...全文を見る
○畑野委員 障害者による文化芸術活動の推進に関する法律案について、発議者に伺います。  基本理念として、第三条第一号の趣旨について御説明ください。
○畑野委員 この法案の基本理念が障害者による文化芸術活動を幅広く促進するものであるということを確認いたしました。  続いて、同法案の第三条第二号の趣旨について伺います。  特に、「専門的な教育に基づかずに人々が本来有する創造性が発揮された文化芸術の作品が高い評価を受けており、...全文を見る
○畑野委員 第三条第一号で障害者による文化芸術活動を幅広く捉えている一方で、今おっしゃったような、専門的な教育に基づかない障害者の作品に高い芸術的価値があるなど、特定の概念、呼称のもとで行われている活動に限定するような規定を置くということについては、私は違和感を覚えました。そのこ...全文を見る
○畑野委員 大臣が、全ての人がというふうにおっしゃいました。ぜひその方向で進めていただきたいと思います。  この中間取りまとめの指摘は、大臣も御紹介されましたように大変重要だと思います。ここでは、障害者の芸術活動に対する具体的な支援のあり方として、相談支援の充実や作品に関する権...全文を見る
○畑野委員 次に、国際文化交流祭典の実施の推進に関する法律案について伺います。  第二条の国際文化交流の祭典とはどのような祭典をいうのか、発議者に伺います。
○畑野委員 規模の大小にかかわらず、そして地域のものもということで確認をさせていただきます。  同法案第八条では、国が大規模祭典の継続的かつ安定的な実施を図るため必要な施策を講じることとしていますが、この大規模祭典とは、第三条第二号の国際文化交流の祭典、そしてこれを目指して実施...全文を見る
○畑野委員 今後目指していくということでありました。  最後に、法案に言っている大規模祭典あるいは地域における国際文化交流祭典について、具体的に、この法案が通りましたらどのように支援をしていかれるのか、林大臣に伺います。
○畑野委員 既に、文化芸術基本法に、国際的な交流及び芸術祭その他の文化芸術に係る国際的な催しの開催又はこれへの参加など、十五条で規定がされております。  この基本法から、国際交流祭典、特に大規模な祭典を、国として必要な措置を講じると特に取り出して法律にしていく、そういうことは必...全文を見る
○畑野委員 日本共産党を代表して、国際文化交流の祭典の実施の推進に関する法律案に対する反対討論を行います。  国際文化交流祭典の実施については、昨年、全会一致で成立した文化芸術基本法の第十五条に「必要な施策を講ずる」とした規定があり、新たに法律をつくる必要性はないと考えます。 ...全文を見る
06月06日第196回国会 衆議院 文部科学委員会 第17号
議事録を見る
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  まず、私学助成について林芳正文部科学大臣に伺います。  お手元の資料にも配付しておりますが、五月九日付の教育学術新聞に、ことし三月に実施された二〇一七年度の私立大学等経常費補助金交付において、唐突に定員未充足大学の特別補助が圧縮率をも...全文を見る
○畑野委員 周知の問題じゃないんですよね。  この新聞記事では、大学によっては六割もの減額があった、全国からこれについての批判、戸惑いの声が多数寄せられた、ある地方大学の事務局長は、苦労して獲得したのに、定員充足大学と未充足大学とで差をつけられる根拠が理解できない、悔しくてなら...全文を見る
○畑野委員 全く説明にならないんですよね。  資料の二枚目をごらんください。  反映状況票、財務省のものですよね。財務省の予算執行状況調査を受けて、文部科学省は私学助成の特別補助についてどのようにするとしておりましたか。
○畑野委員 資料の二枚目の右側の反映の内容等の二、特別補助についてという、その冒頭、継続的に定員割れとなっている大学について、特別補助を減額する措置を平成三十年度に先行導入、平成三十一年度から導入すると。このこと自身が私は問題であり認められないということをまず言った上で、ここで言...全文を見る
○畑野委員 私、委員長にお願いがあるんですけれども、この経緯をきちっと文部科学省から、大学関係者の方は本当に知らなかったと言っているので、ちゃんと説明を報告していただくように、お願いしたいと思います。
○畑野委員 委員長、ありがとうございます。よろしくお願いをいたします。  先ほども声がかかりましたけれども、財務省の言うことについて、唯々諾々として、しかもそこで、反映状況票に書かれていない更に前倒しをする、こういうのをそんたくというんじゃありませんか。  財務省にも私はまた...全文を見る
○畑野委員 そこで、授業料の話も出たので伺いますが、私立大学の定員割れの原因はさまざまあると思うんです。  林大臣は、具体的にその原因をどのように考えておられるのでしょうか。また、定員割れの原因の一つに私立大学の高学費の問題があると思いますが、いかがでしょうか。
○畑野委員 大臣が最後に言われたことに一言私の意見を申し上げておきますと、低所得者の皆さんにとって重い負担となる消費税、その増税で学生の皆さん、また保護者の皆さんがまた負担になっていく、そういうような財政のあり方というのは私は問題だというふうに指摘しておきたいと思います。そしてさ...全文を見る
○畑野委員 加えて、施設整備費等が、高知工科大学では二十五万円がゼロ円、鳥取環境大学は四十二万五千円がゼロ円となっているんですね。ですから、初年度納付金でいいますと、高知工科大学は百三十九万円が公立化後は六十八万五千八百円、鳥取環境大学は同様に百四十万円が七十二万三千八百円になっ...全文を見る
○畑野委員 私立学校振興助成法の七条では、補助金の増額の規定として特別補助が定められているんですね。これをこうやって減らしていくこと自身が問題ですし、また、一般補助についても今後減らしていこうという話が先ほどの中でありましたけれども、これもやめるべきだということを強く申し上げてお...全文を見る
○畑野委員 ホームページを見ても、本当にいい内容でやっていらっしゃるんですよね。入学に当たって、まず学習センターに電話をして、個別相談をして、そして、担当の方が詳しく教えてくださったので不安はなかった、一人では続けられないと思うけれども続けられたということなんです。  大臣、こ...全文を見る
○畑野委員 学生に対する学習環境を悪化させる事態になっている。相談しても、新人になってしまって今はわかる人がいないという事態です。しっかりとやっていただきたいということを申し上げて、質問を終わります。  ありがとうございました。
06月06日第196回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第6号
議事録を見る
○衆議院議員(畑野君枝君) 大門実紀史委員から、衆議院での与野党修正案に対し、提出者としての統一した考え方について御質問がございました。  修正案により新設された法第四条第三項第五号の、加齢又は心身の故障によりその判断力が著しく低下しているか否かは、消費者契約の締結について事業...全文を見る
○衆議院議員(畑野君枝君) 修正案の第五号の著しくという要件は、消費者に取消し権を付与する場合を適切に限定するためのものであるとともに、事業者の不当性を基礎付けるためのものとして設けられているものでございます。  この要件が過度に厳格に解釈されてはならないことは委員御指摘のとお...全文を見る
○衆議院議員(畑野君枝君) 修正案の第五号の、心身の故障によりその判断力が著しく低下しているか否かは、消費者契約の締結について事業者が勧誘をする際の事情に基づき判断されるものでございます。  消費者が認知症を発症している場合は、一般的には判断力が著しく低下している場合に該当いた...全文を見る
06月20日第196回国会 衆議院 本会議 第40号
議事録を見る
○畑野君枝君 私は、日本共産党を代表して、三十二日間の会期延長に反対の討論を行います。(拍手)  一体何のための会期延長でしょうか。  政府・与党が、参議院で審議中の働き方改革法案やTPP法案を始め、昨日の本会議で与党が採決を強行したカジノ実施法案を成立させるためだと述べてい...全文を見る
11月14日第197回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
議事録を見る
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  ことし六月十八日の大阪北部地震により、大阪府高槻市の小学校でブロック塀が倒壊し、四年生の女子児童が亡くなるという事故が起きました。七月十七日には、愛知県豊田市の小学校で、一年生の男子児童が校外学習後に熱中症で亡くなるという事故が起きまし...全文を見る
○畑野委員 そこで、具体的に伺います。  まず、ブロック塀対策です。  文科省は学校施設におけるブロック塀等の安全点検等状況調査を実施されたと大臣から御報告がありました。八月十日にその結果も公表されました。その中で、外見上安全性に問題があるブロック塀等を有する学校は全体で一万...全文を見る
○畑野委員 調査委員会の調査報告書の中では、今大臣が言われた指針も、設置については書かれているということですけれども、設置後の点検や維持に関する言及ではなかったというふうには指摘していることを申し上げたいと思います。  大臣、要望なんですが、二〇一五年三月、学校施設の非構造部材...全文を見る
○畑野委員 それでは、大臣、よろしくお願いをいたします。  それで、国土交通省に伺います。  今回のブロック塀の対策は補正予算臨時特例交付金で手当てされているというふうに伺っているんですが、学校に限らず、通学路のブロック塀など、地域全体で対策を打つ必要があると思います。今回の...全文を見る
○畑野委員 ぜひ進めてください。  次に、エアコンの設置について伺います。  大臣が、全ての普通教室にということでやっていただくということなんですが、実際、十七万教室分といいますと、エアコンメーカーが前年度の実績を踏まえて生産計画を立てると、需要が急増して生産が追いつかないと...全文を見る
○畑野委員 ぜひ進めてください。  既に普通教室のエアコン設置が終わっているというところも多いんですね。特別教室や体育館への設置の要望も強いんです。これはどのように進められるおつもりですか、大臣。
○畑野委員 今年度の学校施設整備費は六百八十億円で、本当に少なかったんですね。補正含めてもまだまだ足りないということで、本当にこれはしっかりと予算を確保していただいて、体育館を含めて進めていただきたいのと、先ほど総務省からランニングコストへの支援を検討するという答弁があって、リー...全文を見る
○畑野委員 ぜひ検討してください。  最後に、文部科学省の当時の科学技術・学術政策局長の佐野太氏が、私立大学研究ブランディング事業に東京医科大学が選定されるように依頼を受け、その見返りに、ことし二月、同大を受験した息子の点数を加算させ、合格させてもらった疑いで逮捕された事案を発...全文を見る
○畑野委員 大臣に重ねて伺います。  女性差別だと。これはあってはならないということで、女性差別ですか。
○畑野委員 合理的であろうとなかろうと、やってはならないということを申し上げたいと思います。  それで、本当に、被害に遭った受験生たちが泣いております。東京医大から連絡が来て、また二度目に落とされるんじゃないかと。しっかりと大学が謝罪と、そしてきちっとした対応をしていくというこ...全文を見る
○畑野委員 終わります。
11月15日第197回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  宮腰光寛担当大臣は、消費者政策の現場である地方の消費者行政の充実強化にも取り組んでまいりますと発言されました。  大臣に伺いますが、なぜ地方消費者行政の充実強化が必要だと考えられますか。
○畑野委員 御答弁されましたように、身近なところで大事な仕事をしていらっしゃるというのが、消費者政策の現場の状況、地方の皆さんだというふうに私も思います。  しかし、実態はどうなっているか。先ほどの議論もございました。消費者庁が例年実施している地方消費者行政の現況調査の二〇一八...全文を見る
○畑野委員 専管でやることが大事だということは、かねがね言ってきたわけです。  額については、お認めになりましたように、本当に大変な減額になっております。自主財源の確保も地方はままならないところも多くあって、これでは、大臣がせっかくおっしゃっていただいた地方消費者行政の拡充強化...全文を見る
○畑野委員 職員の減少を認識されていらっしゃるならば、これ以上体制が弱体化しないように手だてをとるように重ねて求めたいと思います。  ことし神奈川県が消費者庁に対して出された要望を私は読ませていただきました。各県から大臣のところに出てきていると思うんですけれども、例えば神奈川県...全文を見る
○畑野委員 神奈川県議会で意見書が採択されたんですけれども、その中では、補助率をもっと上げてほしいという声も出ているんです。  それで、もう時間がないからいいんですけれども、使い勝手が悪いというのは、やはり地方の負担ということがあると思うんですね。ですから、それはやはり根本問題...全文を見る
○畑野委員 これ、消費者啓発のパンフレット、リーフレットをつくっていらっしゃるんです。去年もつくってきたものに、ことしは紙のクリップをつけて駅前の商店街で配ったりして、そういう活動をしていらっしゃるということを私も神奈川県消費生活課と、かながわ中央消費生活センターに伺いまして、い...全文を見る
○畑野委員 ぜひよろしくお願いをいたします。  以上で私の質問を終わります。
11月16日第197回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
議事録を見る
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  十一月十四日の当委員会で、東京医科大学の入試不正は女性差別という認識はありますかという私の質問に、柴山文部科学大臣は、女性の差別を合理的理由なく行うことは許されないという驚くべき答弁をされました。  東京医大入試での女性に対する差別は...全文を見る
○畑野委員 全国医学生ゼミナールの学生はアピール文を出しておりまして、医学部に入学したいと時間もお金も多くかけて勉強してきた受験生が、女子だからという理由だけで一律に、公平に評価されて当たり前な筆記試験の点数にまで減点、調整をかけるなどということが存在していたことが許せないと言っ...全文を見る
○畑野委員 しっかり対応していただきたいということを申し上げて、次の質問に移ります。  深刻な教員不足問題について伺います。  昨年十二月の当委員会で私も、教員が確保できずに授業に穴があくという事態が起きている問題を取り上げました。その原因として、国が教員定数改善計画を持たな...全文を見る
○畑野委員 本当に深刻な実態が明らかになりました。  全日本教職員組合も、二十三都道府県、三政令市で、四月から五月末までの二カ月間に六百六十七件の未配置があったという調査結果を発表いたしました。小学校が三百二十七件、中学校が百二十七件、高校と特別支援学校がそれぞれ四十四件で、定...全文を見る
○畑野委員 文科省の調査でも教員不足の解消に向けた対策例として、正規教員の採用者数の引上げが挙げられるなど、不足していることは明らかだと思います。  全教の調査では、未配置を補うために、専科教員が担任を代替、同じ教科の教員で対応、他の教員が無免許で対応、三十人学級をやめて四クラ...全文を見る
○畑野委員 まだまだ足りないということですよね。抜本的な少人数学級を含めて、対策を求めたいと思うんですが、教員免許が未更新のために採用できなかったということも指摘されております。これはどういうふうに対応されますか。
○畑野委員 最後に一言。  そもそも教員免許更新制度は破綻しているということですよ。きっぱり廃止することを求め、大臣には私たちの党の提案もお渡しして、検討していただきたいということを申し上げて、質問を終わります。
11月20日第197回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  食品表示法の一部改正案について、宮腰光寛大臣に伺います。  そもそも、食品表示法とはどのような理念、目的のために制定されたのでしょうか。伺います。
○畑野委員 大臣から御答弁がありましたが、食品表示は、その食品が安全なものであること、消費者がみずから選択できるためには必要十分なわかりやすい情報が表示を通じて伝えられること、その両面を担保するためだと思っているんですが、そのための適正な基準を満たしていることが重要になるわけです...全文を見る
○畑野委員 そもそも、適正にチェックされていれば、自主回収しなければならない食品が市場に出回ることなどあり得ないわけです。私は、やはり事業者任せではならないと思います。  そもそも、食品表示基準違反かどうか、これはどのようにチェックされるのですか。
○畑野委員 食品衛生法に基づく各都道府県や保健所設置市、特別区の食品衛生監視員が事業者への立入検査や収去検査を実施して、表示基準違反を取り締まっているということだと思うんですが、それでよろしいですか、大臣。
○畑野委員 それで、その食品衛生監視員の体制について伺います。  二〇〇八年と二〇一七年の、それぞれの年度の人数の変化なんですが、専従者についてだけ、どうなっているか、お答えいただけますか。
○畑野委員 お答えがありました。資料にも出させていただいております。  宮腰大臣に伺いたいんですけれども、この専従者というのが大事なんですよね。きのうも、消費者庁や現場のお話を聞きますと、本当に忙しく頑張っていらっしゃるということなんです。  この点については、消費者庁として...全文を見る
○畑野委員 食品衛生監視員の専従が減っているということは事実なわけですから、それはぜひ各都道府県の実態もつかんでいただいて、ふさわしい支援の強化を私としても求めておきたいと思います。専従者は八十二人も減っているということですので、これはぜひ改善をするべきだと思います。  そこで...全文を見る
○畑野委員 この間、千人の医師の協力のもとにおおむね三年ごとに実施している調査だと、何らかの食物を食べた後、六十分以内にアレルギー症状を呈した患者数という一覧が載っております。  それで、そこはそれぞれ見ていただければいいんですが、二〇一一年から二〇一四年にかけて、これも相当ふ...全文を見る
○畑野委員 確認をさせていただきました。  このように、やはりアレルゲンによる発症者、表示ミスによってもこれだけ出ている。これは重大だというふうに思います。  先ほどのおにぎりの原材料名に戻るんですが、その中に「調味料(アミノ酸等)」というのもあるんですね。これは一体何かなと...全文を見る
○畑野委員 先ほど、アレルゲンの特定原材料七品目というのがあるんですけれども、それ以外にもいろいろなアレルゲンでやはり症状が出る方というのはいらっしゃるわけなんですよね。食品表示法成立から五年もたって、いろいろな情報を集めてやっているということなんですけれども、しかし、添加物によ...全文を見る
○畑野委員 問い合わせても答えてくれないというところが多いというふうに聞いております。ですから、それは誠実に、健康問題ですから、きちっと回答するというふうにしていただきたいと思います。  きょうは食品添加物の問題しか伺えませんでしたけれども、先ほどから議論になっている原料原産地...全文を見る
○畑野委員 しっかりとやっていただきたいということを重ねて申し上げまして、私の質問を終わります。
11月21日第197回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
議事録を見る
○畑野委員 日本共産党を代表し、原子力損害の賠償に関する法律の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  東京電力福島原発事故による損害賠償額は、現時点で八兆六千億円に膨れ上がっています。この賠償額は、ふるさとの喪失を押しつけられた住民や地元業者らの被災者にとって極めて不十...全文を見る
11月28日第197回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
議事録を見る
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  国立大学の運営費交付金、これは、二〇一六年度以降、三つの重点支援の枠組みが設けられて、基幹経費から評価対象経費として毎年約百億円を削減して、評価によって再配分される仕組みが導入されてまいりました。来年度概算要求におきまして、この評価対象...全文を見る
○畑野委員 我が国の教育研究を支え発展させていくためには、大学における教育研究を安定的、継続的に支える基盤的経費である運営費交付金の位置づけというのは大変重要であります。  三つの重点支援の枠組みは、人件費などに充てられる基幹経費を各大学に拠出させるものです。各大学の規模ごとに...全文を見る
○畑野委員 国立大学協会が、十一月二日の山極寿一会長の声明で、本当にこれでいいのかということをおっしゃっているわけです。「国立大学法人制度の本旨に則った運営費交付金の措置を!」、こういう声明を出されておられます。  その中で、国は、各大学の裁量で使用できる渡し切りの運営費交付金...全文を見る
○畑野委員 国立大学協会の声明については大臣もお読みになっているということですけれども、その声明では、法人化以降、毎年のように運営費交付金が減らされ、教員の人件費や教育研究環境などの基盤の維持、確保すら困難な状況に陥っているというふうに言っております。  再配分の仕組みについて...全文を見る
○畑野委員 よく議論した結果が大事なんですよね。  大臣がどういう立場で臨むのか。先ほどおっしゃったような、やはり安定性、継続性、そして、本当に今、研究力、これが大変だと。それはなぜかといったら、肝心の教育あるいは研究に携われなくて、いろいろ外部資金をもらうためにいろいろな事務...全文を見る
○畑野委員 議論を見守るんじゃだめなんですよ。議論の中に自分の意見を、文部科学大臣としての意見を言わないとだめですよ、財務省に遠慮する必要ないんですから。きょうは呼んでいませんから。大丈夫だとみんな言っていますから。もう一回。
○畑野委員 懸念があるわけですから、その懸念をどういうふうに払拭するのか。払拭するために頑張っていただきたいと思うんですが、もう一回御答弁お願いします。
○畑野委員 柴山文部科学大臣から全力で頑張りますという御答弁をいただきましたので、引き続き頑張っていただきたいと思います。  それで、私は、二〇一六年二月十日の衆議院予算委員会で質問いたしました。国立大学の運営費交付金削減方針の撤回を求める質問です。その際に、交付金削減による学...全文を見る
○畑野委員 東京工業大学は、来年春の学部生から、また来年九月入学の大学院生から授業料を現在の五十三万五千八百円を六十三万五千四百円に値上げすると報道されております。それから、東京芸術大学では、来年度入学生から、また再来年度は大学院等も授業料を現在の五十三万五千八百円から六十四万二...全文を見る
○畑野委員 十万円、年間で上がる。四年間で四十万円。二年間の大学院に行けば六十万円の負担増になる。本当に困ったという声が寄せられております。  今の学生の実態はどうか。大臣のところにもいろいろな声が届くと思うんですけれども、先日は私のところに、神奈川の青年たちが学生の声を集めて...全文を見る
○畑野委員 やはり学費の値下げ、この方向に国は大きく支援をしていく必要があるというふうに思います。  経済的理由から進学を断念せざるを得ない学生を生み出さないためにも、そもそも高過ぎる学費を下げることと同時に、奨学金制度の拡充が求められております。  先日、メールをいただきま...全文を見る
○畑野委員 ぜひ、メールの懸念にも応えていただいて、前向きに進めていただきたいということを申し上げ、最後の質問です。  エアコンの設置について、この間御答弁いただいてまいりました。リースへの支援の要望が強いんですが、この点と、それから、三分の一国庫補助となっている点で、実勢価格...全文を見る
○畑野委員 地方自治体の要望も丁寧にきめ細かく聞いていただいて、希望に応えるようにしていただきたいということを申し上げて、質問を終わります。
11月29日第197回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第3号
議事録を見る
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  平井卓也担当大臣に伺います。  ことし四月十二日の当委員会で、私は、第五期科学技術基本計画が、我が国の科学技術イノベーションの基盤的な力が近年急速に弱まってきていると指摘していることを取り上げました。その後、ことし六月に閣議決定されま...全文を見る
○畑野委員 平井大臣から御答弁いただきましたが、やはり安定的、継続的に研究ができるという、この基盤をしっかり支えていくことが私は大事だというふうに思います。  平井大臣が先日の委員会で御発言されましたけれども、科学技術イノベーション政策がGDP六百兆円経済の実現の重要な柱だとし...全文を見る
○畑野委員 年俸制の問題ですとか、民間の力を入れるとか、なかなかこれは問題があるわけですよね。  そもそも大学における研究というのは、自由な発想による真理の探求自体を目的とするものです。時の政府の経済戦略に奉仕するものではありません。利潤追求を目的とする企業とは違うわけですね。...全文を見る
○畑野委員 重大な御答弁だったと思います。人件費等に充てられる、大臣もおっしゃいました安定的、継続的に研究ができる、そこの分野が七百七億円も減少しているというのが実態なんです。ここを本当に底上げして戻していくということが私は政府の役割ではないかというふうに思います。運営費交付金全...全文を見る
○畑野委員 今文科省から御答弁いただきました。  きょうは資料をつけさせていただいております。このカラーの二枚目なんですけれども、今おっしゃっていただいたことは国立大学協会からも指摘をされていることです。  七百七億円の基幹運営費交付金の減少が、長期的な視点で研究できる若手教...全文を見る
○畑野委員 平井大臣、地方を、大学も回ってくださるということなので、ぜひこういう実態を知っていただきたいと思うんです。力のある大学はそれは一定できるでしょうけれども、本当に全国それぞれのところで地域と密着して、中小企業とも連携をしてやっている大学は多いわけですよね。そこで本当に力...全文を見る
○畑野委員 平井大臣、先ほどお渡しした資料の一枚目をごらんいただきたいんですけれども、文科省からも答弁のあった、運営費交付金の中で、基幹運営費交付金、いわゆる基幹経費というのがあるんですね。それがずっと減っている。これは、人件費など、つまり採用に、若手教員含めて採用に使う予算なん...全文を見る
○畑野委員 大学の研究者の声は、運営費交付金削減で教員数が減り、一人当たりの論文数に変化はないが、大学全体では下がったと。つまり、教員が減っていたら論文数は減るわけですよね。  ですから、やはり本当に基礎研究を大事にすることが今後の科学技術の発展の土台であるということをぜひしっ...全文を見る
11月30日第197回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
議事録を見る
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律案について質問いたします。  きょうは提出者の皆さんに伺います。  まず、法案が転売を禁止する特定興行入場券の定義について伺います。  特定興行入場券と...全文を見る
○畑野委員 この三つの要件なんですが、入場資格者、購入者が一人一人特定されていることを求めていると思うんですね。このような厳重な個人確認のないチケット、例えば、友人を代表して一人で仲間内の分を二枚とか五枚とか購入できるようなチケット、これは特定興行入場券には当たらないということで...全文を見る
○畑野委員 今問題と言われている高額転売、例えば自動チケット買占めプログラム、いわゆるボットを使った買占めができるようなチケット、これは特定興行入場券の三要件に該当しないということになるんでしょうか。  本法案で取り締まることができるケースというのはどういうものなのか。私は非常...全文を見る
○畑野委員 本法案の不正転売の定義について伺います。  不正転売とは、業として定価を超えた価格で行う販売だとしています。例えば、一般の人が都合が悪くなって行けなくなったなどの理由で数回、たった一円でも手数料などとして上乗せして知人に譲るというケースは該当するのでしょうか。
○畑野委員 説明をいただきました。わかりました。  私、この問題をずっと注目し、またいろいろと皆さんの声を伺ってまいりました。  最後に申し上げたいのは、チケットの転売といった問題は、広く消費者の問題にかかわるので、消費者行政として対応する必要があったんじゃないかなというふう...全文を見る
○畑野委員 以上で発言を終わります。ありがとうございました。
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  研究開発システムの改革の推進等による研究開発能力の強化及び研究開発等の効率的推進等に関する法律の一部改正案について質問いたします。  今回、法律の名称を科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律へと改正するとされております。 ...全文を見る
○畑野委員 その補正予算は幾ら出ていますか、交付された額。
○畑野委員 二十五億円のうち十六億円と確認しました。  提出者に伺います。  改正案では、出資可能な法人を二十二法人に拡大するわけですが、その場合、各法人の出資の原資はどこが出すことになりますか。
○畑野委員 文部科学大臣に伺いますけれども、これまで、国立大学や国立研究開発法人における株の取得、保有は、禁止されていたか、あるいは認められている場合でも抑制的だったと思うんです。その理由は何か、柴山大臣に伺います。
○畑野委員 この改正案では、株式、新株予約権の取得、保有をすることができるというふうにされていますが、提出者に伺いますが、これは取得、保有はしなくても構わないということでよろしいですか。
○畑野委員 改正案の第三十条について伺います。  「研究開発等に関し民間事業者から提供される資金に応じて国が研究開発法人及び大学等における研究開発等に必要な資金を配分すること」とあります。ここで言う国の資金に、運営費交付金は含まれるのですか。
○畑野委員 私は懸念があるんですよね。民間資金の受入れ状況に応じて運営費交付金の配分が決められるというふうになると、今でさえ運営費交付金が少ないという状況があるわけですね。何かもっと頑張らないと運営費交付金を出しませんよと言ったら、これは本当に干上がってしまうんじゃないかというふ...全文を見る
○畑野委員 これらのイノベーションプログラムは、政府が研究開発の目標や領域を設定して、それに資する研究を行わせる、そこに研究開発法人を巻き込むことだというふうに私は思います。  この間、経団連が、成果や実用化に時間がかかる基礎研究は企業みずからの経営資源のみで取り組むのは困難と...全文を見る
12月06日第197回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第6号
議事録を見る
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  宮腰光寛大臣に伺います。  消費者庁等の移転について、二〇一六年九月一日の「政府関係機関の地方移転にかかる今後の取組について」、まち・ひと・しごと創生本部決定では、それまでの試行の結果、課題等を踏まえ、徳島県に消費者行政の新たな未来の...全文を見る
○畑野委員 そうなんですよね。ですから、二〇一六年の一月の段階で突然、内閣府からこの相模原事務所について地方移転についての意見聴取の依頼があって、判明したということですね。本当に地元としては、宮腰大臣がおっしゃったような、突然、相模原事務所が入ってきたという状況だったというふうに...全文を見る
○畑野委員 国民生活センターが中核的な、本当に大事な役割をされているというふうに宮腰大臣もお話しになりました。  それで、私は、国民生活センター相模原事務所に伺ったことがなかったものですから、大臣はもう既に以前行かれたということなんですが、改めて伺って、勉強をさせていただいてま...全文を見る
○畑野委員 宗林さおり理事に少し伺いたいのですが、事業者とのやりとりというのは、大分たくさんの事業者がかかわってこられたと思うのですが、それは来ていただいていろいろとやりとりをされるのですか、ちょっと確認をさせていただきたいと思います。
○畑野委員 わかりました。  いろいろな商品が出ているということもこの中に、資料に載っておりますので、本当に、やりとり含めて時間もかかるし、大変な御苦労をされているというふうに思います。  それで、この国民生活センター相模原事務所が大変役割を発揮されているということだと思うの...全文を見る
○畑野委員 今、宮腰大臣がおっしゃっていただいたあのパロマの事故器なんですが、きのう伺いましたら、それが御遺族の方から寄贈されて展示されているんです。本当に涙が出る思いがいたしました。消費者行政への思いを大臣からそうやってお話しいただいて、本当に私も大事だなと改めて思ったところで...全文を見る
○畑野委員 ぜひ、国民生活センターの役割、相模原事務所の役割、しっかりと受けとめて進めていただきたいと重ねて申し上げておきます。  次に、トランス脂肪酸の栄養成分表示について質問いたします。  二〇一二年三月に公表された食品安全委員会の新開発食品評価書、食品に含まれるトランス...全文を見る
○畑野委員 資料の三につけさせていただきました。  あわせて、消費者庁は、二〇一一年二月二十一日に、トランス脂肪酸の情報開示に関する指針の公表についてを発表しました。食品事業者に、トランス脂肪酸を含む脂質に関する情報を自主的に開示するように求めるものです。  この指針を踏まえ...全文を見る
○畑野委員 指針も出されたわけですから、ぜひそれを進めていただきたいと思います。  食品表示法が二〇一五年四月に施行されるに当たって、消費者向けにあらかじめ包装された全ての加工食品と添加物、業務用加工食品は除く、に栄養成分表示が義務化されました。  これに先立つ二〇一三年四月...全文を見る
○畑野委員 消費者庁の指針の中では、「我が国における最近の研究では、若年層や女性などに、摂取量が一%を超える集団があるとの報告もある。」というふうにあるんですね。ですから、一%を超すという状況、これは問題なわけです。  それで、私、資料の中で、幾つかつけさせていただいたんですが...全文を見る
○畑野委員 委員からも、与党席からも意見が出ていますけれども、そうです、今若い人が本当に脂漬けになっているということです。  ですから、ぜひ検討していただきたいということを申し上げて、質問を終わります。  ありがとうございました。