畑野君枝

はたのきみえ

比例代表(南関東)選出
日本共産党
当選回数2(参1)回

畑野君枝の2020年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月10日第201回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  安倍政権が推し進めてきた大学入試改革の二本柱である、英語民間試験活用は延期され、国語と数学の記述式問題は見送りとなりました。ところが、大学入試改革には第三の柱が残されています。  資料一、これをおつけいたしました。パネルをお示ししてお...全文を見る
○畑野委員 実際、二〇二一年度以降、ある大学では主体性の評価は五十点というふうにつけておりますし、その中には、学習等に加えて、部活動とか、ボランティアとか、書いてありますよ。こういう方向でシステムをつくってきたと思うんですね。  学力の三要素といいますが、これについては、専門家...全文を見る
○畑野委員 運営サポートはどこがやっていますか。
○畑野委員 またベネッセが出てきたという声が上がりましたけれども、このジャパンeポートフォリオへのアクセスにはベネッセのIDを取得しなければならないというふうに伺っていますが、いかがですか。
○畑野委員 つまり、IDを取得しないと入れない、ベネッセがかかわっているということでした。  資料の二枚目を見ていただきたいんですけれども、これが大臣が説明した機構の内容だと思います。真ん中にあるのがジャパンeポートフォリオ、教育情報管理機構、そして、実際にはベネッセがサポート...全文を見る
○畑野委員 例えば、ベネッセの開発したクラッシーですけれども、これは、生徒は月三百円、年間一人三千六百円払わなくちゃいけないんですね。百十六万人以上が入っているということなので、四十一億円ぐらいの、そういう市場になっているわけです。  こういう学びのデータを、資料の三枚目ですけ...全文を見る
○畑野委員 ベネッセコーポレーションもあるし、Classiというのはベネッセであります。資料の四というふうに紹介してくれました。資料の四に示したとおりですよ。  そして、じゃ、その特定賛助会員は何ができるのか、年間三百万円も払うわけですから。次の資料の五のところに会員規約を載せ...全文を見る
○畑野委員 確認しますけれども、大臣、ジャパンeポートフォリオの運営に関する基本協定書というのがあるんです。私が手元に持って、いただきました、文科省から。  「文部科学省高等教育局(以下「甲」という。)」というのと「一般社団法人教育情報管理機構(以下「乙」という。)」の協定文書...全文を見る
○畑野委員 つまり、大臣が言ったようなことは何の担保にもないということが今の局長の答弁ですよ。  私、あわせて言っておきますと、今局長が言った第五の次は、普通第六ですよね。でも、これを見ると、第六がなくて、第七なんですよ。大臣、知っていましたか。これはちゃんと後で対応してくださ...全文を見る
○畑野委員 しかし、実態はどんどん進んでいるんです。もう既に大学も幾つか入っている、少ないけれども。  それで、私、高校生の利便性と言いましたけれども、やる子はやるけれども、やれない子はやれないんですよ。それをまた指導する先生が大変だというんですよ。じゃ、一体何のために、高校生...全文を見る
○畑野委員 大臣、誰がやったのか、ちゃんと調べていただきたいんです。どうしてこういうふうになったのか、この経緯。十三回から十四回に出た、その経緯。
○畑野委員 座長も違和感があると言っているんですから、だめですよ。  そして、今、検討会が行われています、入試改革について。ですから、それ自体も、いろいろな、どこで決まったのかわからないという意見が出ているわけです。これは、私は、こういう主体性の評価は即刻中止をして見直すべきだ...全文を見る
○畑野委員 安倍首相とも一緒に写真に写っております。  そして、佐々木氏は、志教育プロジェクトというのを進めてまいりました。その資料が、次の八枚目のところです。これは、二〇一六年の大学教育研究フォーラムで佐々木氏が示したものですけれども、その中では、賛同者として、下村博文元文部...全文を見る
○畑野委員 萩生田大臣が答弁したということは、文科省ですか。菅官房長官、どうですか。
○畑野委員 委員長に、こういった事態の経緯をきちっと報告するように協議をしていただきたいというふうに思います。
○畑野委員 はい。
○畑野委員 時間が参りました。  つまり、桜を見る会もそうですけれども、教育をめぐっても、安倍首相を始め、教育を自分たちのものとしていく、これは教育の公正性、中立性ということから反していると思います。安倍政権と民間企業が一体となって、教育を企業の利益拡大の場に変えるために行われ...全文を見る
02月25日第201回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○畑野分科員 おはようございます。日本共産党の畑野君枝です。  安倍政権が進める羽田空港の増便のための新ルート問題について、まず伺います。  国土交通省が一月から二月にかけて実機飛行による確認を行いましたが、都心上空を通過した航空機は七日間で計五百二十便に上りました。これは東...全文を見る
○畑野分科員 世界の問題を大臣も論じられておりますけれども、世界では、旅客機を人口密集地の大都市上空に飛ばさないということが当たり前になっているんです。ぜひそういうふうに進めていただきたいというふうに思います。対策を強く、政府として、求めていきたいと思います。これ以上の騒音を出し...全文を見る
○畑野分科員 おっしゃったように、その年の三月の本会議、一九六六年三月の川崎の市議会の本会議で、臨海工業地帯の飛行禁止に関する意見書が採択され、同月、同じ趣旨の請願も全会一致で採択されました。飛行禁止は議会を含め地元挙げての運動になり、当時の市長が国に要望してこの通知に至ったとい...全文を見る
○畑野分科員 羽田についてはどうですか。
○畑野分科員 なぜ羽田空港周辺での落下物はゼロなのか。なぜですか。
○畑野分科員 海を通ってということですから、海があるんです。  それで、例えば原発の上空については、原発付近をできる限り避けるよう、当時の運輸省が通達を一九六九年に出しています。米軍も、岩国基地で離陸の際、コンビナート上空を避けるという運用がされてまいりました。  ちょっと確...全文を見る
○畑野分科員 ロッテルダム空港とコンビナートの距離は何キロありますか。
○畑野分科員 私が目測したところでは、十キロはあると見ました。そういうのもちゃんと調べて言っているんです。わからなかったらわからないと言っていただければいいんです。これはひとり歩きしますからね。ちゃんと確認しているんだったら、そういうふうに責任ある答弁をしてください。  今わか...全文を見る
○畑野分科員 離陸直後じゃないと。だから、そういう不正確なことを言っちゃだめですよ。ないんですよ、世界でもね。  川崎コンビナートは、多摩川を渡ったらすぐコンビナートですよ、羽田から。そんな無謀なことをやろうとしているんですよ。その具体的な数字もきちんと調べないでやろうとしてい...全文を見る
○畑野分科員 つまり、コンビナートの上は飛ばないことが最大の安全策だということで取り組んでこられたと思います。  川崎市議会史によれば、さきに述べた一九七〇年通知のもとになった川崎市長の運輸省への陳情は、災害対策基本法第三条に基づいて石油センター地域を飛行禁止区域にするよう求め...全文を見る
○畑野分科員 しかし、それに対して、国土交通省に聞いても、経済産業省に聞いても、具体的な対策はないというのがこの間のお答えだったんですね。ですから、その安全対策、誰が責任を持ってやるのかということなんです。こんなことでは三月二十九日から本格飛行などは、やることは許されませんよ。人...全文を見る
○畑野分科員 環境大臣としての責任もぜひ果たしていただきたいと重ねて申し上げておきます。  昨年十月の台風十九号は、多摩川水系の中で戦後最大規模の洪水と言われる一九七四年の狛江水害を超え、過去最高の水位を記録したと伺いました。特に川崎市では、平瀬川と多摩川の合流地点での、一人亡...全文を見る
○畑野分科員 私も各箇所を回ってきました。その山王、宮内、諏訪、二子、宇奈根の五カ所も見てまいりましたし、崩落の現場も見てきました。大丸用水の氾濫で御苦労された多摩区なども見てまいりました。  つけ加えなんですけれども、この連休中も見てまいりまして、実は、先ほど言った平瀬川と多...全文を見る
○畑野分科員 ぜひ対応していただきたいと思います。  台風十九号では床上、床下浸水が多く発生いたしました。半壊、一部損壊と判定されて、被災者生活再建支援法の適用外になっているという方が多くおられます。京都市でも独自の支援をされていますし、川崎市でも、適用外の半壊、一部損壊の被災...全文を見る
○畑野分科員 本当に、現場の皆さん、水の中、泥の中、大変な御苦労をされています。その思いにぜひ応えていただきたいと思います。  武蔵小杉などのタワーマンションでは、地下にある電気設備が浸水し、停電、断水が発生しました。市電設工業会関係の方からは、電気系統を上に上げることが必要だ...全文を見る
○畑野分科員 川崎市側の河川敷には、陸上競技場を始め、少年野球場やサッカー場などスポーツ施設が多数あります。台風災害によって月例マラソンができないなど伺っております。都市公園としてのスポーツ施設の整備、復旧の進捗状況について伺いたいと思います。  あわせて、都市公園となっていな...全文を見る
○畑野分科員 最後に、小泉大臣に伺います。  石炭火力発電プラントの輸出のあり方について問題提起をされてこられました。  先日も、日本の高効率なものを世界に輸出すれば世界全体のCO2削減につながるという主張に対して、大臣は、高効率な石炭火力と言われているものでさえ、従来と比べ...全文を見る
○畑野分科員 以上で終わります。
03月06日第201回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  新型コロナウイルス感染症に罹患されて苦しまれている皆さんにお見舞いを申し上げるとともに、一日も早い回復をお祈り申し上げます。  そして、この間、我が党としても、この問題の対応のための治療体制、検査体制、経済への対応など抜本的な財政措置...全文を見る
○畑野委員 午後の何時でしょうか。
○畑野委員 そのとき、大臣はどういう対応をされたんですか。どういう御意見を述べられたんですか。
○畑野委員 ぜひその立場を貫いていただきたかったと思うんですね。であるならば、こんな混乱は防ぐことができたと私は思います。  そこで伺いますが、文部科学省は、今回の一斉休校は学校保健安全法第二十条に基づく臨時休業だとしております。一般的に、インフルエンザ等の感染症が流行したよう...全文を見る
○畑野委員 二月二十四日に、専門家会議が「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針の具体化に向けた見解」を発表いたしました。これを受けて、翌二月二十五日、政府の対策本部が基本方針を決定し、文科省は同日付で、「児童生徒等に新型コロナウイルス感染症が発生した場合の対応について(第二報)...全文を見る
○畑野委員 二月二十四日の専門家会議の声明、二月二十五日の基本方針、二月二十五日の文科省の通知、いずれにも、一斉休校を要請するという方針は示されていないんです。大臣がおっしゃるとおりですよ。あくまでも、臨時休業の措置は各自治体と設置者が判断するという従来からの枠組みの中で行われる...全文を見る
○畑野委員 でも、どっちみち、学校保健安全法第二十条に基づいてやるということが同じであるならば、この間踏襲してきたやり方は、それは行われなかったらおかしいんじゃないんですか。
○畑野委員 法律にのっとってやるわけですよ。だって、二十四日の専門家会議の声明を受けてやっているわけでしょう、二十七日の総理の要請だって。みんなそれが出発点なんでしょう。それに基づいて基本方針を政府が出した、そしてその日に文科省も出したという仕組みじゃないですか。では、二十七日で...全文を見る
○畑野委員 一つ一つのことを蓄積して、積み重ねてやっていくところに行政の役割があるわけですよ。それを、政府が慌てちゃって冷静に対応できなかったら、国民は大混乱ですよ。これが今の実態ですよ。  だから、私は、文部科学省の立場を貫けなかった大臣もそれは反省してもらう必要があるけれど...全文を見る
○畑野委員 栃木県茂木町が休校を撤回いたしました。三月三日です。町は二月二十八日、三月十日から二十四日の臨時休校を決めたが、それを撤回したということです。  ホームページを読みますと、「小さな子どもたちに感染のリスクが高いと言われる中、保育園・幼稚園が通常通り運営されていること...全文を見る
○畑野委員 先ほどのお母さんたちの声で、休校中の学習について、小学校一年生の娘がプリントをもらってきましたが、残っていた授業の分を丸投げされたようです、まだ習っていないところだよと言っていましたと。一年生ですから、それはやれと言われてもできない。むしろおくれを取り戻すのがこの三月...全文を見る
○畑野委員 二十七日のときにもう、ああ、卒業式もだめだというのがばあっと広がったわけですね。それを復活していく、先ほどの茂木町じゃないですけれども、そういうことも含めて、ぜひ進めるように援助していただきたいと思うんです。  子供たちの居場所を確保するために出された、三月二日付通...全文を見る
○畑野委員 いや、別に一方的に言っているんじゃなくて、私が聞いているのは、混乱したんですよ、二十七日は。それで、一生懸命、先ほどほかの委員も言ったように、それを取り戻すためにどれだけ現場と親と地域が苦労しているか。そういうのをちゃんとわかってもらわないと、大臣、困りますよ。  ...全文を見る
○畑野委員 いいことは別にここで議論しなくたっていいんですよ。困っているから、突然休校になっちゃったんだから、それを何とか子供たちのためにと思って、みんなで与野党で議論しているんじゃないですか。  であるならば、大臣、学校で受け入れていくならば、やはり何が楽しみといったら給食で...全文を見る
○畑野委員 当初、一から二週間と言ったわけですね。だから、やはり一週間ごとに、今どういう状況になっている、これができるよねというのをどんどん発出していくというのはすごく大事だと思うので、給食は、そうやって準備も要るでしょうし、調理員の方たちも一応配置されて、いつも清潔に拭いたりと...全文を見る
○畑野委員 そうすると、一メートル離すことができないというのは、それはやむを得ないということですよね。もうキャパが足りないんだもの。どうですか。
○畑野委員 何か無理なことを言われても、本当に大変ですよ。  行きましたら、換気と言われるんだけれども、二重窓なんですよ。なぜかというと、隣近所があるでしょう。だから、子供が六十人とか来たら音が出ちゃうから、ふだん締め切っているわけですよ。  それで、唯一あけられるときがある...全文を見る
○畑野委員 それで、その学童保育に私も伺ってまいりましたけれども、本当に大変です。  三月というのは、春休み前に一年間の決算をしなくちゃいけないんですね。だから、指導員の人たちは事務仕事をしているわけです、子供が来ない時間も。それがもう朝八時からあけるようになったわけですよね。...全文を見る
○畑野委員 今のままだと保護者負担が出ますので、それは出ないというふうにおっしゃったので、ぜひ増額していただきたいと思います。  私、指導員の先生から伺ったのは、もうぎりぎりなんです。もし自分が感染したらどうするか、出てこられなくなったら学童はどうするのか。子供たちには、マスク...全文を見る
○畑野委員 受入れを表明している学校でも、大きな違いがあるんですね。半分以上が学校に通っているというところもあるし、別のところは、ほとんど来ていないというところもあるんです。何でかというと、学校から家庭への情報提供に違いがある。学校に来てもらう前に、まず放課後デイサービスに行って...全文を見る
○畑野委員 ぜひ丁寧にやってください。  そのほか、いろいろ子供たちの学校環境について聞きたかったんですが、もう時間が少ししか残っていないので終わります。お母さんたちは、先ほどあった学力テストもやめてほしい、そういうことなどもありますから、あるいは、公立図書館が閉まっている、こ...全文を見る
○畑野委員 私のところにもいろいろな相談が来ておりますので、ぜひ雇用を守り、また子供たちのためにもしっかりとした教育の体制を整えていただきたいと思います。  次に、文化、スポーツイベントについて伺います。  学校休校により、予定されていた、子供たちが楽しみにしていたこの春休み...全文を見る
○畑野委員 予算が年度末からまたぐということがあるんですけれども、そういうことも含めて、延期の場合にはそういう手だてもぜひやっていただきたいというのは各団体から伺っているところです。  二月二十六日に、安倍首相がイベントの中止、延期、規模縮小という要請をされまして、フリーランス...全文を見る
○畑野委員 つまり、スポーツ、文化イベントなどの自粛要請なんですよ、中止しろと言っているんですよ。延期というのはまだ次に続くかもしれないけれども、規模縮小、そうしたら、それではじかれるフリーランスの人はいっぱいるわけですよ。  具体的に、ただ言葉で検討しますと言うんじゃなくて、...全文を見る
○畑野委員 厚労大臣の方にも日俳連の西田敏行さんから要請が行っていますから、ちゃんとやってください。雇用関係、非雇用関係にかかわらずやってほしいということですから、お願いします。  最後に、二つの質問をまとめて伺いますので、お願いします。  文化団体に対する助成金、先ほど言い...全文を見る
○畑野委員 強く求めて、質問を終わります。
03月24日第201回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  きょうは、新型コロナウイルス感染症対策について伺います。  三月十九日に専門家会議が開かれました。そこで、きょう、文部科学省の学校再開に向けての通知も出されて、ガイドラインも示されたわけですけれども、その点について萩生田光一文部科学大...全文を見る
○畑野委員 少し具体的にその点について伺いたいと思います。  この十のチェックリストでいいますと、検温をしましょうねとか、あるいは、先ほど大臣の言われた三つの条件、換気の悪い密閉空間、人の密集、近距離での会話、発声が同時に重なる場を避けようということで、換気をしましょうね、近距...全文を見る
○畑野委員 ぜひ、きめ細やかな対応を進めていただきたいと思います。マスクも、本当に皆さん心配しておりますので、よろしくお願いをいたします。  それで、私、きょうの通知の中にも書かれているんですが、この間たくさんの要望が出されてまいりまして、そして、先日は萩生田大臣にも、直接党と...全文を見る
○畑野委員 前回の当委員会で、お母さんたちの声として、学力テストは来年度はやめてほしいという声があるということを御紹介させていただきました。  今大臣がおっしゃったように、学習の内容をいろいろとこれから工夫しなくちゃいけない時期が続くと思います。四月十六日の学力テストの実施は取...全文を見る
○畑野委員 来年度は難しいと思いますので、ぜひ、やらないという対応を早く発表していただきたいと思います。  あわせて、臨時休業の影響で公演のキャンセルが相次ぎ、学校や幼稚園、保育園などで子供向け演劇を上演する劇団が窮地に陥っています。先ほど議員の発言にもあったように、きのうもそ...全文を見る
○畑野委員 文化芸術関係の皆さんは本当に待ったなしだということですので、ぜひ早い対策を立てていただきたいというふうに思います。  子供たちの三月の状況をお話ししましたけれども、学校再開に当たっては、こういう子供たち一人一人に丁寧に寄り添った対応が必要だと思います。やはり、心の問...全文を見る
○畑野委員 今回、コロナウイルス対策で、子供の席を離したことがありますよね。やはり、ゆったりとした空間をつくっていくという点でも、私は少人数学級に進むべきだというふうに思います。  先日、神奈川県立の養護学校に伺ってまいりました。医療的ケアを必要とする肢体不自由の子供たちが多く...全文を見る
○畑野委員 大臣、検討は進められているというのはすごく大事なことで、これは初めてのことだと思いますので、ぜひ具体的に行っていただきたいというふうに思います。  あわせて最後に、放課後等デイサービスへの支援について伺います。  コロナウイルス対策ということで、どのように進められ...全文を見る
○畑野委員 大臣にまだ伺うことがあったのですが、時間が参りました。就学援助制度の緊急対応、あるいは学費、学生や高校生、そういった人たちの支援、家計急変に対する対応をしていただきたいということを質問しようと思いましたが、時間が参りましたので、ぜひ対応をお願いして、質問を終わります。
03月25日第201回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  文化観光拠点施設を中核とした地域における文化観光の推進に関する法律案について伺います。  この法案を審議するに当たっての大前提は、新型コロナウイルス感染症の対策の問題です。  きのうも伺いましたが、まず最初に橋本聖子オリパラ担当大臣...全文を見る
○畑野委員 ぜひしっかりと進めていただきたいと思います。  あわせて、新型コロナウイルス対策によって、イベント自粛の影響による公演の中止や延期などが出ております。文化芸術団体の皆さんが本当に暮らしに困っていらっしゃる。役者、ミュージシャン、ヘアメーク、大道具、舞台監督、音響、照...全文を見る
○畑野委員 例えば、個人向け緊急小口資金等の特例というのがありまして、最大で緊急小口資金二十万円、それから総合支援資金、最大で六十万円、合わせて八十万円というのがあるんです。それで、一年後の償還時においてなお所得の減少が続く住民税非課税世帯の償還を免除することができることとし、生...全文を見る
○畑野委員 日俳連の方は、フリーランスの芸能実演家に労災保険を、こう訴えもしているんですね。本当に、それぞれ各省庁と連携しながら、ぜひ萩生田大臣に頑張っていただきたいというふうに思います。  法案について伺います。  二〇一八年に、OECDとICOM、国際博物館会議が、文化と...全文を見る
○畑野委員 法案の中で、地域計画を作成する協議会の構成員には、関係する住民、学識経験者が掲げられています。どのような人を想定しているのでしょうか。また、協議会を構成するに当たっては、地域住民の意向の反映や、文化財や博物館に関する学識経験者の知見を尊重するとの観点を基本方針に盛り込...全文を見る
○畑野委員 最後に伺います。  博物館クラスター推進事業の対象となる計画は限られております。それ以前に、地域の博物館が置かれている現状に照らして、多くは、資料の収集、保管、調査研究、教育普及という博物館の本来業務の継続が危機的な状況に置かれて、学芸員の配置などの体制の強化も求め...全文を見る
○畑野委員 以上で終わります。
04月02日第201回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  新型コロナウイルス感染症対策を中心に伺います。  まず、衛藤晟一大臣に伺います。  新型コロナウイルス感染症対策で、消費者庁も取組をされておられます。マスク不足への対応などをやっていらっしゃる。また、国民生活センターや消費生活センタ...全文を見る
○畑野委員 期末手当等への支給が可能とされるとおっしゃるんですけれども、やはりこの支援を全体的に広げていかないといけない。いろいろな研修だとかそういうものも減っていくということが現場はあるわけですから、ぜひ、つかんで、今後の対応を強く求めておきたいと思います。  消費者庁の役割...全文を見る
○畑野委員 大臣にも、ぜひ、この問題にも注視をしていただいて、必要な手だてを打っていただきたいと思いますが、一言お願いいたします。
○畑野委員 多分、全国に及ぶ問題だと思いますので、よろしくお願いいたします。  そして、この未払い賃金などを含めて団体交渉をしている最中、今、社長や会社役員とメールも電話も通じない状況が生まれております。退職届を出したくても本社と連絡がとれないという点で、事実上の倒産としての未...全文を見る
○畑野委員 きょうからどうやって生きていったらいいのかと、そういう緊急事態ですので、全国に波及しますので、対応していただきたいと思います。インターネットなどでそういう救済措置も知らせてほしいという声がありますので、申し上げておきます。  次に、政府が要請した一斉休校が続いており...全文を見る
○畑野委員 そういったことが現場に届かないものですから、もうこれは泣き寝入りなのか、しかし、もうやっていけないと。つまり、こういう牛乳も含めてなんですけれども、地域の零細は、大手はできないような利益の上がらないところを本当に食育のために頑張っていただいているんですけれども、なかな...全文を見る
○畑野委員 わかりやすい通知を徹底していただきたいと求めておきたいと思います。  次に、URの家賃減免について伺います。  先月の三月、千葉県船橋市内で、千葉・茨城公団自治協の皆さんと懇談をいたしました。高根台団地や前原団地など市内六団地の皆さんが参加され、高齢化で年金収入だ...全文を見る
○畑野委員 きょうはURに来ていただきました。  新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う経済活動の自粛や、あるいは年金、社会保障の削減で、入居者の生活がかつてなく困窮しています。昨年十二月、東京のUR賃貸住宅では、七十二歳と六十六歳の兄弟が餓死した状態で発見されたと報道もされてお...全文を見る
○畑野委員 時間が参りましたので、一言、今のことで。  この間やってこられているのは、家賃改定実施後とかいって、その従前支払い家賃が限度とかいって、実際下がっていないんですよ。しかし、そういういろいろな制度を見ますと、国からの補助金もあるわけですね。ですから、修繕などでURもこ...全文を見る
○畑野委員 終わります。
04月06日第201回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第1号
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○畑野分科員 日本共産党の畑野君枝です。  河野太郎防衛大臣に伺います。  まず、陸上自衛隊オスプレイ木更津暫定配備について伺います。  政府は、島嶼防衛等を目的として、オスプレイを十七機購入するということです。配備先として考えている佐賀空港では地元住民らの反対があるため、...全文を見る
○畑野分科員 そうしますと、陸自オスプレイの暫定配備期間は五年以内を目標とすると河野大臣はおっしゃったわけですから、その期間が過ぎたら配備は撤退するということですか。
○畑野分科員 大臣に伺いますが、なぜ五年となっているのか、その根拠はお示しいただけますか。
○畑野分科員 それで防衛大臣としてよろしいんですか。  ですけれども、目標ですよね。ですから、五年以内にできなかったらどうするのか。その場合は撤退するということになると思うんですが、いかがですか。
○畑野分科員 何の根拠も示されなかったわけですよね。  この間、木更津市長は、佐賀空港の沿革において、佐賀空港の建設期間が着工から開港まで五年とされていることを踏まえ、暫定配備期間については五年以内とすることが考えられるが、見解はいかがかと防衛省に質問をし、その回答として、昨年...全文を見る
○畑野分科員 誠心誠意という精神論で言われても、地元は納得しないですよ。  きのう、四月五日、木更津市で輸送航空隊の隊旗授与式が行われましたけれども、その報道についても、陸自オスプレイを木更津に暫定配備した、本命佐賀は見通し立たず、こういう報道もされているわけですね。  です...全文を見る
○畑野分科員 加速させていくという重大な答弁がありました。  資料の一枚目ですけれども、実際に木更津駐屯地に配備されている航空機が飛来し訓練を行った演習場や場所、昨年度一年分ということで、これは三十年度になっていますけれども、こういう事態が起きるということですよ。  委員長、...全文を見る
○畑野分科員 それで、防衛省の資料では習志野演習場も訓練地とされているんですが、そういうことですか。
○畑野分科員 重大な御答弁なんです。  資料の二枚目、これは防衛省の資料ですけれども、もうルートが書かれております。木更津駐屯地から習志野演習場、相馬原演習場、関山演習場、そして一方では富士地区演習場と、ルートが書かれております。  木更津駐屯地から習志野演習場へのコースの下...全文を見る
○畑野分科員 長い議会での議論があったと伺っております。こんな危険なオスプレイは日本のどこにも飛ばせてはならない、ましてや船橋市でもだめだ、そういう声なんですね。  私は、では説明すればいいのかという話じゃないと思うんです。その根底にあるのは、党派を超えて、こんな危険なことが木...全文を見る
○畑野分科員 つかんでいる企業の名前、わかったら教えてください。
○畑野分科員 委員長、その名前も今後調べていただきたいと思いますので、後でで結構ですけれども、そのことだけ求めておきたいと思います。
○畑野分科員 ベル・ボーイング、エリクソン、日飛というふうに伺っております。  つまり、何を言いたいかというと、木更津では、既に米軍オスプレイの整備拠点になっているんです。そして、米軍のオスプレイの飛来があるわけです。一方、横田基地に配備されている米空軍CV22オスプレイも飛来...全文を見る
○畑野分科員 合計、十七機でいうと四千四百二十億円ですよ。莫大な金額です。しかも、兵器購入の分割払いの前倒しをやってきたわけです。今、コロナ対策で、本当に国民の命が心配されているときに、医療や社会保障に回すべきだと私は思います。  木更津への暫定配備、こういうやり方、これは、先...全文を見る
○畑野分科員 大臣がおっしゃっていただいたことに関して、資料の四枚目につけておきました。訂正のものなんですけれども、何て書いてあるか。「DSEIJapanで配布しました、ショーカタログに日本国憲法が開催されたという記載がありましたが、」と。これも間違えているんですよ。  こんな...全文を見る
○畑野分科員 しかし、これだけ大問題になっているんですよ。日本国憲法についてもまともに認識していない。日本国憲法九条がある日本で、こんな武器見本市、やめるべきですよ。大臣、後援しないというふうに判断すべきじゃないですか。こんなひどいものを認めるんですか。
○畑野分科員 日本でやるべきではないということを強く申し上げておきます。  一昨年、集中豪雨のときにも甚大な浸水被害が起きた蓼川下流域での浸水対策について伺います。  もう二十年前から地元から要望が出されている米軍厚木基地内の雨水調整整備にかかわって、この間、私も現況を見てま...全文を見る
○畑野分科員 左岸の整備に十三年もかかっています。  綾瀬市洪水ハザードマップでは、蓼川下流、比留川、引地川の合流地点は数メートルの浸水想定区域とされています。一刻も早い対応を求めておきます。  横浜市根岸住宅地区の返還の見通しについて伺います。  今後どうなるのか、早急に...全文を見る
○畑野分科員 戦後ずっと御苦労されてきた方たちですから、ぜひ丁寧に聞いていただきたいと思います。  最後に、防衛省に伺います。世界は新型コロナウイルスとの大変な闘いになっております。セオドア・ルーズベルトの感染者の問題も出ております。また、横須賀の原子力空母ロナルド・レーガンの...全文を見る
○畑野分科員 時間が参りましたので、一言だけ。  三月二十六日、二十七日、二十八日と、横須賀市には外務省から連絡があり、ホームページでも公表しているんです。それ以降は何の連絡もないということなんです。多分、保健所などと連絡をしているのかもしれないんですけれども、一切公表されない...全文を見る
05月15日第201回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
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○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  新型コロナウイルス感染症の影響について、高等教育無償化プロジェクト、FREEによる調査結果によれば、五人に一人が退学を検討しているといいます。また、大学の学費減免を求めるネット署名が広がっております。現在、二百を超える大学で署名が行われ...全文を見る
○畑野委員 大学がやればそれを応援するということですね。私たちもそういう法案ですよ。  では、実際にどういう予算か。この間も予算委員会の審議でありましたけれども、補正予算で各大学独自の授業料減免等に対する支援、国立大学、私立大学に対する額と対象人数を教えてください。
○畑野委員 コロナ対応の補正予算の話を聞いているわけです。七百人そして千六百人、これだけですよ。全く足りないわけです。大学側の自助努力には限界がある、国も積極的に乗り出すべきだという声が出ております。  日本私立大学団体連合会が、四月二十八日付で「新型コロナウイルスの感染拡大に...全文を見る
○畑野委員 そうであるなら、本当に大臣、聞いてください、学生からも大学からも直接。どうですか。
○畑野委員 大学だけでなくて、全ての事業者が今後の将来の見通しが立たないんですよ。あなたが言った、授業料のあり方とか、そういう話と矛盾するじゃありませんか、大臣。  そうじゃなくて、今はコロナの緊急事態なんだから、大学も物すごく苦労していますよ。オンラインのあれだってパンクしち...全文を見る
○畑野委員 そもそもの制度が一五%だと。これは大学院は入っていませんよね。そして、申請しているのは全体の学生の一〇%。採用数は、今のところ十数万人というふうに伺っていますから、まだ全ての学生の数%、そういう状況だと思うんです。  それで、家計急変の応募が千人ということで、資料を...全文を見る
○畑野委員 なくてもできるようにしているということですね。届出というのは、先ほど他の議員からもありましたけれども、本当に急がれているので、おくれることのないようにしていただきたいと思っているわけなんです。  これは前進なんですが、しかし、先ほどもあったように、この修学支援新制度...全文を見る
○畑野委員 ぜひ、今度のコロナの件で、やはり大学の学費のあり方が問われていると思います。OECD諸国の中で、日本の高等教育に対する公費の支出は際立って少ない。学生、保護者の負担が大き過ぎるわけです。国際人権規約の高等教育の漸進的無償を進めるということは本当に必要で、今回の新型コロ...全文を見る
○畑野委員 臨時休業中の学びの保障について、四月十日付の局長通知で、教科書に基づく家庭学習を課すことを求め、「教師がその学習状況や成果を確認し、学校における学習評価に反映することができる」としています。また、この通知は、登校再開後の指導について、家庭学習の内容の定着が見られ、再度...全文を見る
○畑野委員 それで、そういう点では、夏休みを三分の一にするとか、もう全部の行事をどかすか削減するとか、そういう話も出てきているんです。  私は、あの四月十日の局長通知で、学校教育は、教師から児童生徒への対面指導、児童生徒同士のかかわり合い等を通じて行われるものだというふうに言っ...全文を見る
○畑野委員 最後に伺います。  再開した学校で感染症対策を進める上で、やはり少人数のクラス分けとかが必要になってくると思うんです。私、退職教員にも積極的に協力を含めて、今年度、緊急措置として二十人以下学級にしていく、一人一人に丁寧に対応していくということをやったらどうかと思うん...全文を見る
○畑野委員 時間が参りましたので、保健室へのサージカルマスクの問題とかを聞こうと思いましたが、引き続き、ぜひ大臣、進めていただきたいということを申し上げて、質問を終わります。
05月19日第201回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第5号
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○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  公益通報者保護法の一部を改正する法律案について、衛藤晟一担当大臣にきょうはお伺いいたします。  新型コロナウイルス感染症により、東京都など八都道府県は緊急事態宣言が継続しております。参考人質疑が開かれるべきところ、きょうはそれがかなわ...全文を見る
○畑野委員 どういうふうにやはり不利益な取扱いをやめさせていくのか、このことは本当に喫緊の課題です。  きょう文書で御意見をいただいている方の中で、日本弁護士連合会消費者問題対策委員会副委員長の志水芙美代弁護士の御意見も付されております。  少し御紹介しますけれども、   ...全文を見る
○畑野委員 前回からの今回の改正に物すごい時間がかかっているわけですね。ですから、大臣、そうおっしゃっていただいているのであれば、これは速やかに進めていただきたいと思いますが、検討、いかがですか。
○畑野委員 大臣でおられるのですから、衛藤大臣のときに消費者庁の体制をしっかりつくる、そういう構えをお示しいただきたいと思うんですが、いかがですか。
○畑野委員 背水の陣でというお答えでございましたので、これは消費者庁だけではもちろんできないわけですね。ですから、政府全体で、大臣としてぜひ力を発揮して進めていただきたいと思います。  きょうの文書の御意見の中で、全国消費者行政ウォッチねっと事務局長の拝師徳彦弁護士もいろいろと...全文を見る
○畑野委員 立証責任の転換について、今後検討していくお気持ちは強くおありなんですか。
○畑野委員 ひっくるめてしまうと、先ほどの弁護士の方の話のように、やはり法律にきちんと明記しないと、これはなかなか現場では大変だということはあるんです。  私は、何かひっくるめてとおっしゃるのでは、個々のやはり記述、明文化が必要だというふうに思います。そういうところに、本当にこ...全文を見る
○畑野委員 時間が参りました。  まだまだたくさん伺いたいことがあったんですが、大臣からも御答弁いただきましたので、また次回に深めてまいりたいと思います。  ありがとうございました。
05月20日第201回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
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○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  本日は、後藤健郎参考人、堀内丸恵参考人、福井健策参考人にお越しいただきました。ありがとうございます。  まず、福井参考人に伺います。  著作権は、権利の保護と著作物の利用促進のバランスを考慮することが大切だと思っております。今回の著...全文を見る
○畑野委員 福井参考人に引き続き伺いたいんですけれども、その議論が大事だと思うんですね、私も。  それで、侵害コンテンツのダウンロード違法化の制度設計等に関する検討会にもお出になられたということなので、伺いたいんですが、その議論の中で、著作権者の利益を不当に害することとなる場合...全文を見る
○畑野委員 それでは、今、福井参考人から御指名のありました後藤参考人、その当時のことを思い起こしていただいて、一言伺いたいと思います。
○畑野委員 この検討会の中でも堀内参考人もお話しされたということなんですが、昨年のパブリックコメントの中で、出版広報センターとして、文化庁の当初案について違法となる対象が広いという意見を出されていたというふうに思います。当初案についてどのような懸念がおありだったのか、今回、改正案...全文を見る
○畑野委員 三人の参考人の方に伺いたいと思います。  海賊版対策を行う上で、アップロード側の対策を強化する、この点でどのような課題があるのか、また、国への御要望があれば伺いたいと思います。
○畑野委員 ありがとうございました。  新型コロナ対策でも、本当に私たちも頑張らなくてはいけないと思います。引き続きよろしくお願いします。  ありがとうございました。
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  著作権法改正案について萩生田光一文部科学大臣に伺います。  侵害コンテンツのダウンロード違法化についてきょうは伺います。  現行の著作権法は、違法にアップロードされた録音、録画について、それと知りながらダウンロードをした場合に違法と...全文を見る
○畑野委員 二〇一九年の文化庁の当初の案では、ダウンロード違法化、刑事罰化の対象範囲を録音、録画を含む全ての著作物に拡大するもので、これでは、海賊版のダウンロードばかりでなく、漫画の一こま、書籍のうちごく短い数行の文章の転載、一部に他人の著作物の違法な転載が含まれている著作物など...全文を見る
○畑野委員 今御説明がありましたけれども、インターネットの自由な活用を確保しつつ、悪質な海賊版のダウンロード行為に絞って違法化、刑罰化するというたてつけだというふうに思います。  違法にアップロードされたものと知りながらダウンロードした場合が違法化の対象なんですが、インターネッ...全文を見る
○畑野委員 そこで、先ほど御説明のありました「著作権者の利益を不当に害しないと認められる特別な事情がある場合」との規定は、具体的にどのようなケースを想定したものなのでしょうか。  この規定ぶりだと、著作権者の利益を不当に害しないと認められる特別な事情があることをユーザー側が立証...全文を見る
○畑野委員 今回の改正案では、著作物全てにその対象を拡大し、刑事罰を科すものでありまして、捜査権の濫用やインターネット利用の不当な制限はこれまで以上に配慮されなければならないと思います。  昨年のパブリックコメントにも、権利者により濫用的な権利行使がされる可能性や刑事罰の規定の...全文を見る
○畑野委員 著作物全てに対象を拡大するわけですから、懸念に対して、そうではないということをしっかりと行っていただきたいと思います。  萩生田大臣、そのことをきっちりやっていただきたいということ、重ねて確認しておきたいと思いますが。
○畑野委員 午前の参考人質疑の中でも、新型コロナウイルス感染症の影響の問題で、国の支援を求める御要望が出されました。  五月十四日、政府は、八つの特定警戒都道府県を除き、緊急事態宣言を解除いたしました。基本的対処方針では、緊急事態措置の対象とならない都道府県でも、感染リスクへの...全文を見る
○畑野委員 概算払い、ぜひお願いします。  そして、補正予算に、アートキャラバンに十三億円が措置されています。しかし、今できるかというと、なかなかできない状況だ。文化芸術活動の場を提供して地域住民の活動を推進しようという趣旨だと思うんですけれども、この二月末から三カ月間近く、安...全文を見る
○畑野委員 五百億円の支援をという声も出ておりますので、ぜひ頑張っていただきたいと思うんです。  ちょっと確認なんですが、地方創生臨時交付金なんですが、自粛要請で休業に応じて協力している劇団などへの支援金や協力金に活用できるのではないかと思うんですが、いかがでしょうか。二次補正...全文を見る
○畑野委員 前回の委員会でも取り上げられた持続化給付金の問題ですけれども、各議員の皆さんにたくさん声が来ていると思います。私のところにも寄せていただいております。フリーランスの皆さんは対象だと言われるけれども、雑所得、給与所得として申告していると今回の持続化給付金の対象にならない...全文を見る
○畑野委員 この問題が指摘されたときに、文化庁としてどういう対応をしてきたんですか。
○畑野委員 ぜひ取組を進めていただきたいと思います。  三月二十五日の当委員会で、私は、萩生田大臣に、アンテルミタンというフランスの芸術家専門の失業保険制度などがあるということを紹介させていただきまして、大臣も御存じであるという御答弁でした。  文化芸術にかかわるフリーランス...全文を見る
○畑野委員 一回限りの支援でなく、やはり継続的な支援をぜひ、体制を含めて、進めていただきたいというふうに思います。  最後に、きょうの参考人質疑の中でも、オンライン授業での問題が取り上げられました。それで、私、学生のことについてこの間聞いてきたので。  実は、昨日、五月十九日...全文を見る
○畑野委員 学ぶことが継続できるように、また、文化芸術、スポーツを始め、皆さんが生き生きと活動できるように、支援を強く求めて、質問を終わります。
05月21日第201回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第6号
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○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  引き続き、公益通報者保護法の一部を改正する法律案について伺います。  まず、内部通報体制整備義務の実効化について伺います。  現在、大企業の多くでは、内部通報を受け付ける窓口を設置するなど、取組が行われております。しかし、体制が整備...全文を見る
○畑野委員 消費者委員会などで聞くということなんですけれども、その際に、この間本当に御苦労されてきた、その方たちの意見を丁寧に、具体的に組み入れるようにしていただきたいと思うんですが、衛藤晟一大臣、いかがでしょうか。
○畑野委員 ぜひ、よろしくお願いをいたします。  次に、内部通報の体制や運用に関する具体的な記録の作成や保管などを事業者に求めることが重要だと思います。内部通報制度の利用状況や公益通報者保護の状況を検証する上でも、これが本当に大事だと思うんです。こういったことをきちんと指針に盛...全文を見る
○畑野委員 やはり状況がこの間ずっとわからない。それは制度上そういうこともあるんですけれども、やはり、きちっとそういったものを記録をしておく、保管をしておく、そのときどうだったのかということを明らかにしておくことが私は今後の、次の改正に向けても大事だというふうに思いますので、衛藤...全文を見る
○畑野委員 ぜひ進めていただきたいと思います。  次に、公益通報対応業務従事者の守秘義務について伺います。  法案第十二条では、正当な理由がなくということが書かれて、その公益通報対応業務に関して知り得た事項であって公益通報者を特定させるものを漏らしてはならないというふうにされ...全文を見る
○畑野委員 例えば、この間委員会でも取り上げられているオリンパスの事件、浜田さんの訴えですけれども、社内のコンプライアンスヘルプライン運用規程で、通報が法律の第一条に定める目的の趣旨に沿った内容でないと判断した場合には情報が開示されるようにされてしまったということがありました。こ...全文を見る
○畑野委員 わかるように、逐条解説も含めて、幅広く徹底していただきたいと思います。  次に、報道機関等への通報の保護要件について伺います。  私たちは、外部通報の要件を行政機関への通報と同等にして、外部通報をしやすくするべきだとかねてから考えてまいりました。現在の法律では保護...全文を見る
○畑野委員 通報経験者の方からは、外部通報こそ、ハードルを下げて通報しやすいように充実強化してほしいという声が相次いでいるわけです。これは、ぜひ、こうした声に応える対策を進めていただきたいということを申し上げておきます。  次に、通報対象事実の範囲についてです。  現行法では...全文を見る
○畑野委員 大臣おっしゃったように、答申の中では、法目的による限定をしない場合には対象法律を列挙する方式をやめるべきだという意見もあったわけですね。  現在の法律が議論された当時、国会での参考人として来られた企業の代表者の方からは、企業の法令違反を是正する上でも全ての法令に関す...全文を見る
○畑野委員 実際の運用を見て検討をしなくてはいけないというふうに衛藤大臣がおっしゃいました。これは速やかな検討をしていただきたいというふうに思います。  消費者委員会の答申でも、期間制限を設けないことが望ましいとして、限定する場合には、法制的、法技術的な観点から整理を行い、実態...全文を見る
○畑野委員 あのオリンパスの事件で言われてきたように、当時の社長が損失隠し、粉飾決算を知って、本人がやっているんじゃないんです、会長や副社長がやっていたその責任を問い、その辞任を求めたのに、訴えた社長が逆に解任されてしまった。もう一つのオリンパス事件です。  また、食品加工卸会...全文を見る
○畑野委員 雪印食品の牛肉偽装事件については先ほどもお話がありました。不正を知り告発したのは、取引先事業者である食肉冷蔵倉庫の会社、西宮冷蔵の社長でした。本当に御苦労された。  企業、業界自身が自浄能力を発揮して、相互に社会的責任を自覚した経営を行うためには、保護対象とする通報...全文を見る
○畑野委員 済みません、時間が来ていたということで、時間を勘違いしておりました。  立証責任の転換を含めた修正をこの間求めてまいりました。更に今後の体制を進めていただきたいということを求めまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
○畑野委員 私は、公益通報者保護法の一部を改正する法律案に対する修正案への賛成討論を行います。  現行法の抜本改正は、国民生活の安心、安全を損なう企業の不祥事が相次いで発覚し、また、通報したことを理由に不利益な取扱いを受ける人が後を絶たないもとで、喫緊の課題とされてきました。 ...全文を見る
05月22日第201回国会 衆議院 文部科学委員会 第9号
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○畑野委員 おはようございます。日本共産党の畑野君枝です。  著作権法改正案では、違法にアップロードされた録音、録画のダウンロードを違法化、刑罰化する規定と、それ以外の著作物全般を対象とする規定とに区別されています。  改正案では、録音、録画のダウンロード違法化、刑事罰化に新...全文を見る
○畑野委員 明文化されたということを確認いたしました。  萩生田光一大臣にも伺いたいと思います。  本法案について、一昨日の参考人質疑では、著作権の保護と利用のバランスを考えたときのぎりぎりの妥結点との発言もございました。権利者側、利用者側双方から見れば決して百点満点ではなく...全文を見る
○畑野委員 もう一つ質問です。  海賊版対策の本筋はアップロード対策の抜本強化にあると思います。法案では、附則第七条でも、検討や、あるいは必要な措置を講ずるものとしております。参考人質疑でも、海外のサーバーを使った海賊版サイトのアップローダーを見つけることの困難さとともに、プロ...全文を見る
○畑野委員 以上で質問を終わります。ありがとうございました。
05月28日第201回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第3号
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○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  冒頭、新型コロナ感染症対策に関連する学生への支援について伺います。  この間、休業要請で、アルバイト先が休みになったり、シフトが減るなどして収入が激減した学生等に、第一次補正予算の予備費を使って、最大二十万円給付する学生支援緊急給付金...全文を見る
○畑野委員 全体で百五十三億というのを聞いているんですが、そこに私立の小学、中学、高校が入っているものですから、引いた額をちょっと聞きたかったということで、よろしくお願いをいたします。  こういう取組が進められているんです。ところが、今、こうした学生や大学院生の願いとは全く逆の...全文を見る
○畑野委員 申し上げましたように、値下げについては下限がないんです。問題は値上げですよ。今一二〇%と歯どめをかけている、それを取っ払おうとしていることじゃないですかというふうにしか見えない検討課題じゃありませんか。下げるのは、幾らでも下げようと思えばできるということになっているわ...全文を見る
○畑野委員 この検討会議ですけれども、五月二十二日の第四回検討会議で、委員の上山隆大氏は、私は、徹底的な自由論者なので、レッセフェールの信奉者ですから、全てを基本的には自由にすべきだ、授業料も学生数もなどと述べられて、授業料を引き上げたイギリスで、留学生が減ると学科が潰れ、教員も...全文を見る
○畑野委員 総合科学技術・イノベーション会議の議員などから、あけすけにこういう発言があるということです。大臣にも聞いていただきたいから、この質問をいたしました。  本日の委員会の質疑終了後に、二十五年ぶりとなる科学技術基本法の改正案が審議入りいたします。私は、それに先立ちまして...全文を見る
○畑野委員 議員立法で提出された科学技術基本法の成立に尽力された、当時衆議院議員の尾身幸次氏の御紹介がございました。私も持っております。  尾身幸次氏が書かれた基本法の解説書である「科学技術立国論」からは、当時の日本が国際的に見て、応用研究、開発研究に比べて基礎研究分野のおくれ...全文を見る
○畑野委員 今、研究力の低下という話がありました。  そこで、竹本直一大臣に伺います。  今日、我が国の研究力の低下が指摘されているその原因をどのように分析されていらっしゃいますでしょうか。
○畑野委員 私も、この間、委員会などで繰り返し研究力低下の問題について取り上げてまいりました。  私は、科学技術基本法の理念どおりに基礎研究が重視されてきたならば、今のような研究力の低下など起こりようがなかったのではないかと思うんです。結局、この二十五年間行われてきたのは、研究...全文を見る
○畑野委員 国立天文台を抱える大学共同利用機関法人自然科学研究機構への運営費交付金なんですが、二〇〇四年の三百億円から今年度二百六十三億円へと、四十億円近くも削減されているわけです。研究や運営、人件費等に充てられる基幹運営費交付金は、運営費交付金が削減される中で約三億円減っており...全文を見る
○畑野委員 創発的研究というふうに言われているんですが、その出どころはどこかなと思ったら、昨年四月の経団連の「Society5.0の実現に向けた「戦略」と「創発」への転換 政府研究開発投資に関する提言」なんですね。  ここでは、政府研究開発投資の配分のあり方を見直す必要があると...全文を見る
○畑野委員 時間が参りましたので、また引き続き、この次は質問をさせていただきたいと思います。  ありがとうございました。
06月01日第201回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第4号
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○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  科学技術基本法等の一部改正案について伺います。  今回の科学技術基本法改正案に対し、研究者の皆さんから多くの懸念の声が寄せられています。それは、これまでの科学技術の振興に加え、イノベーションの創出を並列させているからです。  「大学...全文を見る
○畑野委員 大臣、そうおっしゃられますけれども、そういう御答弁を伺っても、研究者の皆さんというのは、本当に信用できるのかということなんです。  それは、二十五年です、科学技術基本法が制定されてから。その間、政府の科学技術振興策はどうだったのか、多くの不信が積み重なっていると私は...全文を見る
○畑野委員 尾身氏はこの著書の二十八ページでは、今我々にとって、基礎研究を重点として科学技術全体のレベルアップを図っていくことが急務であるとも述べています。基礎研究を重点に振興し、それをもって新産業創出に寄与する科学技術立国をつくると説明されていました。  こういう説明を受けた...全文を見る
○畑野委員 つまり、振り返ってみると、基礎研究のレベル、順位は上がっていないんですね。むしろ、国際的な日本の地位は下がっています。基本法制定時は、第一の課題は基礎研究をこれまでにない大きな規模、高いレベルに引き上げると言っていたわけですが、その約束は果たされておりません。  竹...全文を見る
○畑野委員 ノーベル賞受賞者の皆さんは、今から何十年も前の若いころの研究だ、これはもう今後続かないんじゃないかと心配しているのは、大臣も直接お話を伺っているとおりだと思います。  この論文数というのは海外との共著のものですから、これは国際的に通用する中身だというふうに伺っており...全文を見る
○畑野委員 今、最後におっしゃったのは、計算の違いですから。計算の仕方が違ったということですから、私は二〇一七年との比較をお聞きいたしました。  お話にありましたように、一九九五年度で約一兆三千九百億円だったのが、二〇一七年では一兆三千六百八十三億円、約二百十七億円減少している...全文を見る
○畑野委員 済みません。もう一回、聞き直させていただきます。  一九九六年と二〇一七年の当初予算と、それから、一番右に載っている競争的資金の割合を教えてください。
○畑野委員 競争的資金のパーセント、言っていただいたのですが、金額もそれぞれ言っていただけますか。
○畑野委員 御説明いただきました。  つまり、最初の科学技術基本計画が策定された一九九六年当時は、全体二兆八千百五億円のうち、競争的資金は千六百九十九億円の六・〇%という状況だったんです。二〇一七年度は、科学技術関係経費は三兆四千八百六十八億円になっているんですが、競争的資金は...全文を見る
○畑野委員 経済的、社会的変化はすさまじいんですよ。大臣おっしゃったように、国際的な競争が高まって。そういうときに、もっとやろうというときにやられていないということが問題だということは、大臣も御認識いただけると思うんですね。  それで、国立大学の法人化に基づく千四百億円の減につ...全文を見る
○畑野委員 今回の基本法改正の具体的な検討が行われた総合科学技術・イノベーション会議基本計画専門調査会制度課題ワーキンググループでは、二〇二五年までに大学、国立研究開発法人に対する企業の投資を二〇一四年度の三倍にする目標について検討し、「現在の伸び率のままでは目標達成も難しい状況...全文を見る
○畑野委員 予算がつかないと振興になりません。  人文・社会科学自体の持続的振興が必要ということはどういうことかということなんですが、人文・社会科学の研究者は私立大学に勤務している方が多いんです。人文科学の本務教員数は二万二千九百八十一人ですが、そのうち私立大学に勤務しているの...全文を見る
○畑野委員 重大な御答弁をいただきました。これは法案を読んでもわからないんですよね。  それでは、重ねて聞きますけれども、科学技術基本計画の策定に関する事務が文部科学省から内閣府に移されたのはいつですか。
○畑野委員 CSTIが関与した第五期科学技術基本計画が、我が国を世界で最もイノベーションに適した国にすることを掲げて、翌年の科学技術イノベーション総合戦略二〇一七では、基本計画の策定に関して、科学技術イノベーション官民投資イニシアチブの着実な実行を重点事項として掲げました。イノベ...全文を見る
○畑野委員 最後に、アカデミアのやはり自由な、独創的な研究そのものが社会全体の前進になる、新型コロナウイルス感染症で苦しむ若手の研究者、院生を含めても支援をしていただくことが必要だということを強く申し上げて、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
○畑野委員 私は、日本共産党を代表して、科学技術基本法等の一部改正案に反対の討論を行います。  本法案は、現行法の科学技術の振興と並べてイノベーション創出の振興を目的に書き込み、科学技術政策の柱に据えています。これは、基本法の性格をより産業に直結した成果を追求するものに根本的に...全文を見る
06月05日第201回国会 参議院 地方創生及び消費者問題に関する特別委員会 第10号
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○衆議院議員(畑野君枝君) 大門実紀史議員にお答えいたします。  公益通報をしたことを理由とする不利益取扱いに対する行政措置の導入や立証責任の転換規定の創設など、今回の改正案で検討の対象となった事項について十分に検討を加え、必要な措置をとっていただくことは言うまでもありません。...全文を見る
07月22日第201回国会 衆議院 文部科学委員会 第11号
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○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  このたびの豪雨災害そして新型コロナ感染症で亡くなられた方々に心から哀悼の意を表するとともに、被災された方々、感染された方々に心からお見舞いを申し上げます。  新型コロナ感染症の影響により、約三カ月にわたる学校での臨時休業を経て、六月か...全文を見る
○畑野委員 そこで伺いたいのですが、七月十七日に閣議決定された経済財政運営と改革の基本方針二〇二〇、いわゆる骨太方針には、少人数によるきめ細かな指導体制の計画的な整備が盛り込まれました。これは、小学校一年生一クラス三十五人、それ以外は四十人としている現在の学級編制基準を見直し、少...全文を見る
○畑野委員 そうすると、少人数学級を進めるという観点が除かれていない、含まれているということでいいでしょうか。確認を大臣にお願いします。
○畑野委員 大事な御答弁を大臣からいただきました。ぜひ進めていただきたいと思うんですが。  実は、七月二日に、全国知事会、全国市長会、全国町村会が連名で、少人数学級のために、少人数編制を可能とする教員の確保を求められました。七月十六日には、教育研究者有志が、早急に三十人学級、そ...全文を見る
○畑野委員 ぜひ少人数学級を進めていただくように大臣に頑張っていただきたいと、党派を挙げてこの取組を進めていく必要があるということを訴えたいと思います。  指導体制の整備という点で、次に伺いたいのは、学校の中で唯一設置基準がない特別支援学校の問題です。  児童生徒数の増加に教...全文を見る
○畑野委員 大変重要だと思うんですね。今後の検討に当たっては、障害種ごとの基準、児童生徒数や学級数の上限、障害に応じて必要とされる施設や特別教室、通学時間の上限なども含めて検討するよう求めておきたいと思います。  今、学校では、文科省の、学校における新型コロナウイルス感染症に関...全文を見る
○畑野委員 先ほどPCR検査の議論もありましたけれども、例えば、感染拡大が進んでいる地域ですとか、そういうところを含めて進めていただくことが大事だというふうに思います。  また、加配教員など、私が伺ったのは、今国が補正でつけた分を超すような要望があった場合に、それにも応えるよう...全文を見る
○畑野委員 三十五億円ですよね、ことし。来年の学テはやめて、やはりコロナ対策に回すべきだということを申し上げ、最後の質問として伺いたいのは、ことしの二月十日の予算委員会で、私は主体性評価の問題について質問をいたしました。やめるよう求めてまいりました。  教育情報管理機構の決算報...全文を見る
○畑野委員 大変な赤字ですよ。だからやめなさいということを言ってきたので、先ほど委員会でも議論になりましたが、ジャパンeポートフォリオの活用はきっぱりやめるべきだということを申し上げて、質問を終わります。  ありがとうございました。
11月13日第203回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  まず初めに、少人数学級について伺います。  萩生田光一文部科学大臣は十一月十一日の当委員会での挨拶で、少人数によるきめ細かな指導体制の計画的な整備について、学級編制の標準の引下げを含めしっかり検討してまいりますと述べられました。  ...全文を見る
○畑野委員 法律改正をぜひ進めていきたいというふうに思うんです。  大臣は、三十人学級を目指すとテレビ番組で発言をしていらっしゃいますが、そういう決意で頑張っていかれるのでしょうか。
○畑野委員 実は、きょう、地方議会から寄せられた意見書をこの場所に持ってまいりました。  教員定数改善や義務標準法の改正など、少人数学級を求める地方議会からの意見書です。既に国会に届いているので四百三十五自治体、本当に分厚いものが来ております。さらに、それぞれの地域で採択されて...全文を見る
○畑野委員 ありがとうございます。  本当に四十人って、端から端まで、中学校だと、後ろ、男子の生徒も大きくて、なかなか苦労したことを思い起こしました。ぜひ、そういう声を全国でも一緒に上げていきたいと思います。ありがとうございます。  それでは、財務省に同じことについて伺いたい...全文を見る
○畑野委員 財務省からも、地方議会の要望あるいは子供たちの状況なども受けとめてくださるというお話がございましたし、確認をさせていただいた資料、社会経済的背景が低い学校の生徒、格差にかかわる問題なんですけれども、これはコロナの後で本当に深刻な状況に私はなっていると思います。萩生田大...全文を見る
○畑野委員 世界の状況については、そうした国々について、学級編制基準について資料をつけさせていただきました。  そして、後ろの方になるのですが、資料の五として、「コロナ禍における学校再開に当たっての身体的距離の確保と学級規模」という資料もつけさせていただきました。  そこでは...全文を見る
○畑野委員 ありがとうございます。  ここが委員会であることを忘れてしまうような、熱い、先ほどから、午前中から、朝からいい議論が進めていけるのではないかと思います。  ということで、財務省の方、アウエーのところに来ていただきましたが、ぜひ戻ってからも、この熱い思いを持ち帰って...全文を見る
○畑野委員 それでは、ここから少しトーンを変えまして、強く求めてまいりたいことが学生の問題です。学生の実態、本当に深刻な状況、危機的な状況です。  困窮する学生に対して、ことしの春以降、全国百カ所以上で、学生や自治体やNPOや、この間、日本民主青年同盟の皆さんも国会に来られたん...全文を見る
○畑野委員 実態をよくつかんで、今のアンケート結果なども示されているんですが、相当深刻です。  学生支援緊急給付金なんですが、対象が四十三万人と、そもそも学生の一部に支援が限定されていました。しかも、大臣は目安ですよとあのときはおっしゃっていただいたんだけれども、実際には要件を...全文を見る
○畑野委員 先ほどの全国大学生活協同組合連合会のアンケートでも、国の学生支援緊急給付金を受給できたのは千四百二十六人、九千八十六人のうち一五・七%、いろいろな制度で何も受給していない学生は五千三百八十人、五九・二%に上るんです。半分の学生が何の支援もないというのが出ている。ぜひ早...全文を見る
○畑野委員 コロナですから別枠で早急に対策をとっていただきたい、国公立大学もそうです。強く求めておきます。  時間が参りましたので、文化芸術について伺います。  二次補正予算に文化芸術活動の継続支援事業が盛り込まれました。日本俳優連合、セーブ・アワー・スペース、全日本商工団体...全文を見る
○畑野委員 時間が参りましたので、スポーツも含めて大臣に伺おうと思っていたところがあるんです、それはまた次の機会に質問をしたいと思いますので、それまでにぜひ前進をさせていただいて御答弁いただきますようにお願いを申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
11月18日第203回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
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○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  東京オリンピック・パラリンピック競技大会特別措置法等改正案について伺います。  十一月十六日、菅義偉首相は、IOCのバッハ会長との会見の際に、人類がウイルスに打ちかったあかしとしての東京大会を実現する決意を述べられました。橋本聖子オリ...全文を見る
○畑野委員 そこで伺いたいのですが、橋本大臣にまず伺います。  安心、安全に開催するために、選手や観客だけでなく、東京や首都圏、北海道、東北などの開催都市やその周辺で生活をする住民、児童生徒、学生、労働者、事業者を含めて、全ての方が安全、安心である必要があると思いますが、いかが...全文を見る
○畑野委員 萩生田光一文部科学大臣にも伺います。  大臣は、十一月十一日に当委員会で、「人類がウイルスに打ちかったあかしとして安全、安心に開催するため、文部科学省としても全力で取り組んでまいります。」と述べられました。  そこで、安全、安心に開催するというのは、選手や観客だけ...全文を見る
○畑野委員 小池百合子東京都知事は、パラリンピックの成功なくして東京大会の成功はないと述べられ、橋本オリパラ担当大臣も、パラリンピックの成功が大会成功の鍵であると当委員会で述べられました。  IPC、国際パラリンピック委員会のパーソンズ会長が、競技と種目、選手の数を減らすことは...全文を見る
○畑野委員 やはり、橋本大臣、萩生田大臣からもおっしゃっていただきましたように、地域の人たちも含めて、現場の人たちも含めて、安心、安全と思ってこそ、開催が保証されるというふうに思います。  裏を返しますと、国内外の感染状況によっては安心、安全でないということになった場合、中止や...全文を見る
○畑野委員 橋本大臣がおっしゃるとおり、スポーツのファンだからこそ心配している、もう本当に、アスリートたちが感染したり苦しんだりしてほしくない、最大のパフォーマンスを発揮できる条件をやはりしっかりと見きわめてほしいという声だと思うんです。  なぜならば、この間、日本における新型...全文を見る
○畑野委員 ですから、認識としても大変危機的な状況だということだと思います。  そして、それは、これまでやってきたことでは足りないということのあらわれだと思うんです。私はこの間、萩生田大臣にも当委員会で、学校など含めて対策を進めていただきたい、そういう話も要望しておりますけれど...全文を見る
○畑野委員 資料の二枚目につけさせていただきましたけれども、「医療スタッフの配置(標準的な会場医務室)」ということで、これは昨年の二〇一九年七月三十日に示されたものですね。それを今、検討をし直されているというふうに思うんです。去年の七月三十日なんて全くコロナ対策のないときですから...全文を見る
○畑野委員 コロナ調整会議には岡部信彦川崎市健康安全研究所の所長も参加をされておられて、ブリーフィングなども読ませていただきました。大変専門家の立場から対応をしていただいていると思うんですが。  それでは、世界の選手、あるいは国内の選手がどういう状況かということで伺います。 ...全文を見る
○畑野委員 経費について伺います。  延期に伴って追加の経費がかかるということですけれども、どれぐらいの経費で、誰がどれだけ負担をすることになるのかということと、簡素化に伴って経費の削減もされるというのですが、どれぐらい削減されるのか、伺います。
○畑野委員 立候補ファイルのときは計八千億円だったんですよね。すごく広がってきているということです。しかし、そういう細かいことも出てこないということが問題だと思います。  最後に伺います。  法案について、オリパラ大会の外国人関係者の税制の特別措置の期限が本年十二月末となって...全文を見る
○畑野委員 新型コロナウイルス感染症がこれだけ危機的な状況で、収束もいまだ見通しが立っていない。そういう中で、今国会であえて急いで成立をする必要はない。そして、本当にコンパクトにしていこうということでやってきた大会ですから、まず何よりもコロナ対策を政治の責任として最優先で行うこと...全文を見る
○畑野委員 私は、日本共産党を代表して、平成三十二年東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会特別措置法等の一部を改正する法律案に反対の立場から討論を行います。  本法案は、全大臣を構成員として設置した推進本部や専任の担当大臣を置く推進体制を二〇二一年度末まで一年延長...全文を見る
11月20日第203回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
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○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  前回の一般質疑に引き続きまして、文化芸術、スポーツの問題についてきょうは質問をいたします。  前回も申し上げましたけれども、その続きから始めますが、もう一回確認です。  この間、文化芸術関係者の皆さんは、感染防止に社会的貢献をしてい...全文を見る
○畑野委員 その理屈でいったら、十二月十一日までやって、それで駆け込みの申請があるとおっしゃるけれども、それでもなおかつ要望があった場合はどうされるおつもりですか。
○畑野委員 そうしますと、これだけ新型コロナ新規感染者がふえる中で、文化芸術の皆さん、一層困窮すると思うんですよね。それはもちろん、ある予算を使い切るというのは大事なんだけれども、それならなお一層、その先どうするのかということも見通す必要があるんじゃないかというふうに思います。 ...全文を見る
○畑野委員 ぜひ予算をしっかりと確保して進めていただくように求めておきたいと思います。  それで、使い勝手の問題なんですが、幾つか確認をさせてください。  例えば、事業に必要な物品購入費、消耗品の支援が一品に当たり十万円までとなっているんですが、例えば、コロナ感染予防として距...全文を見る
○畑野委員 そうしましたら、例えば、五十万円のものを十万円未満単位に分割して、五つで買うということは可能なんですか。
○畑野委員 わかりました。  スポーツの継続支援の方はそういう基準はないわけですよね。なぜならば、スポーツジムなどではとても十万円では機器は買えないということで、そういう縛りはないというふうに聞いているんです。  だから、それは実態に合わせてやらないと、せっかくこうした支援を...全文を見る
○畑野委員 そのときの、ちょっと確認なんですけれども、共同申請で行われる事業費を支払うことができる、そういう基準というようなものはあるんですか。
○畑野委員 いや、文化庁から、きのう、共同申請で取りまとめをしている団体への報酬の支払いの件について聞きましたら、共同申請で行われる事業費の一〇%を上限として対象経費として計上の上、団体に支払うことを可能としている、また、取りまとめの団体については、文化芸術団体であれば規模を問わ...全文を見る
○畑野委員 ありがとうございます。  何でこんな細かいことをやっているかというと、統括団体に入っているところもよくわからないんだけれども、さっきのように、ライブとか、そういう個人でやっているところは、コールセンターに電話してもつながらないわけですよ。だから、こうやって一つ一つの...全文を見る
○畑野委員 そういう点からも、予算を本当にふやしていくことが必要だというふうに思います。  次に、ライブなど、観客数を五〇%以下に制限する措置について、それぞれやはりライブでも違うというんですね。だから、よくその現場を見て、科学的な検証を踏まえて適切に見直すべきではないのかと。...全文を見る
○畑野委員 ちょっと確認ですけれども、この事業ですが、現時点での申請総数、採択実績、交付決定額はどうなっていますか。
○畑野委員 事務費などがありますからね、そこから引くと、実際に交付されている率は三四・二%というふうになると思うんです。七月一日に制度がスタートいたしましたが、五カ月たとうとしている時点で、半分以下の交付ですよね。  日本俳優連合の調査を八、九月というので見せていただきましたけ...全文を見る
○畑野委員 だから、新型コロナでこれだけ大変な状況の中で、いや政府がと言ったって、文化庁から言わなかったら、この文化芸術の団体の皆さんの実態、言える人はいないんじゃないですか。  個人の財産形成に資する公的資金投入は行わないというこの間の政府の答弁、政府の立場ですけれども、しか...全文を見る
○畑野委員 萩生田大臣から大事な御答弁をいただきました。将来が近い将来になるようにぜひ頑張っていただきたいと思います。  最後に、スポーツ活動継続支援補助金について伺います。  時間がないので、まとめて二問聞かせてください。  本年七月八日から募集が始まったこの制度ですが、...全文を見る
○畑野委員 時間が参りましたので、大臣に申し上げて終わります。  そもそも、二月二十六日の文化、スポーツの自粛要請から始まった大変な皆さんの御努力だと思いますので、ぜひ関係者の声に応えて、文化芸術、スポーツへの支援をしっかりと財政措置を含めてやっていただきたいということを申し上...全文を見る
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  スポーツ振興投票法等一部改正案について伺います。  まず、提案者に伺いたいのは、第一条のスポーツ振興投票の性格についてです。  お手元に資料を配らせていただきましたけれども、スポーツ庁からいただいた資料の中に、「ギャンブルではなくギ...全文を見る
○畑野委員 かつても、サッカーくじはギャンブルでなく宝くじと類似していると言ったんですね。しかし、宝くじも刑法で禁止されている富くじの一種なんですよ。だから、違法性を阻却していると言うんだけれども、もともとはこういう、ギャンブルじゃないですか。それをギャンブルじゃないという、こう...全文を見る
○畑野委員 ここにわざわざ、この資料にもありますけれども、単一試合投票の導入に関する留意事項に、一、射幸心を過剰にあおらないような商品設計、販売、二、不正行為の防止、選手の安全の確保等と書かれているということ自身が、そういうことの危険性があるということじゃありませんか。  いろ...全文を見る
○畑野委員 それは皆さんの努力があったからじゃありませんか。三百三十四地方議会からも懸念の声が出たと、私、当時の資料を見ましても、四百ぐらいいったんじゃないでしょうかね。そうやってみんなが、いけないというふうにやってきた。  私は、だから、本当に、国が真剣にスポーツ振興の予算を...全文を見る
11月26日第203回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  九月の十八日、悪質な預託商法で顧客から資金を集めていたジャパンライフの元会長山口隆祥容疑者が詐欺容疑で逮捕されました。このことを受けまして、被害者からは徹底解明と救済を求める声が上がっております。  全国ジャパンライフ被害弁護団連絡会...全文を見る
○畑野委員 厳しい指摘をしっかりと受けとめて、そうした被害者の思いに寄り添う消費者行政を行うべきだと思います。  そこで、大臣がおっしゃった検討委員会の報告書についてなんですが、関係者から多くの意見が出されております。  全国消費者団体連絡会からは、「預託法の改正にあたり、販...全文を見る
○畑野委員 大臣から大事な御答弁がありました。ぜひ、しっかりやっていただきたいと思います。  続きまして、今、この委員会でも議論になっていますけれども、新型コロナウイルス対策でいろいろな被害が出ております。  そこで、幾つか伺います。  まず、井上大臣に伺いたいんですが、先...全文を見る
○畑野委員 予算をしっかりつけてほしいんです。自治体とすぐおっしゃるんですけれども、消費者庁なんですから。国がしっかり言わなかったら、自治体任せじゃいけませんよ。自治体はコロナ対応でもう本当に大変なんですから。これがいつも最後に回ってしまうということになりかねませんから。しっかり...全文を見る
○畑野委員 しっかりとやっていただきたい、自治体任せにしないでやっていただきたいということを重ねて申し上げておきます。  コロナ禍で、国民の皆さんの暮らしが危機に直面をしております。今月、十一月十六日、渋谷区で路上生活をしていたと見られる六十四歳の女性が撲殺されるという痛ましい...全文を見る
○畑野委員 年内ももうわずかですから、急いで検討して延ばしていただくように、これは皆さん言っていますので、進めてください。  それで、中身なんだけれども、もっと使い勝手をよくしてほしいという声があります。例えば、大都市部の家賃水準に合わせて支給の上限額を増額する。東京都特別区の...全文を見る
○畑野委員 では、最後に井上大臣に伺います。  フードバンクの取組を支援していただいております。先ほど、亡くなった方の所持金は八円だったという報道もあるんです。子供食堂、学生支援、大人食堂も今取り組まれております。地方自治体や民間の支援団体、企業などの提供も広がっております。 ...全文を見る
○畑野委員 ぜひ全力で取り組んでいただきたいということを申し上げて、質問を終わります。  ありがとうございました。
11月27日第203回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  十一月十三日の当委員会で、学生支援を求めました。学生支援緊急給付金について、予備費を活用し、事業の継続や要件緩和を行い、支援が必要な学生に行き渡るようにするべきだと求めました。  その後、新型コロナウイルス感染症の拡大が広がり、第三波...全文を見る
○畑野委員 大変大事な御答弁をいただきましたので、ぜひ具体的に早く発表していただきたいということを重ねて申し上げておきます。  次に、教育のデジタル化推進について伺います。  萩生田光一大臣と、平井デジタル改革担当大臣や河野太郎改革担当大臣との間で、意見交換がされていると伺っ...全文を見る
○畑野委員 それで、デジタル教科書について引き続き伺いたいんですが、まず、紙の義務教育用教科書の価格についてです。  原価計算が行われたのは六十年前だということです。過去十年の引上げ率は毎年一%程度にとどまっているということです。  資料をおつけしましたけれども、日本出版労働...全文を見る
○畑野委員 しっかりやっていただきたいと思います。  萩生田大臣に伺いたいんですけれども、学校現場でオンラインを使うと、今までの学校の場を用意することへの懐疑が必要ではないか、疑ってみようなどという話が出てくるわけですね。私は、これは違うというふうに思っておりまして、文科省が進...全文を見る
○畑野委員 ありがとうございます。  それで、最後の質問に、伺わせていただきます。  十一月二十五日に、財政制度等審議会の建議が出されました。建議では、教育のICT化について、例えば個々の理解度に合わせた出題を選択するAI、人工知能型ドリル教材は個別最適化された質の高い教育を...全文を見る
○畑野委員 河野大臣も、教員の数の問題とデジタル化は一つの線を引いて考えるべきだと思っていると。萩生田大臣が一生懸命説得をしていただいてきたんだろうと思いますけれども、ぜひそういう点で、少人数学級で頑張ると、重ねて言っていただきたいんですが、いかがでしょうか。
○畑野委員 以上で質問を終わります。ありがとうございました。
12月02日第203回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第3号
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○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  十月二日の日本学術会議第百八十一回総会は、第二十五期新規会員任命に関する要望書を菅義偉内閣総理大臣宛てに出すことを決定いたしました。  その内容は二点です。  一、二〇二〇年九月三十日付で山極壽一前会長がお願いしたとおり、推薦した会...全文を見る
○畑野委員 戦争への道についてはお答えになりませんでしたが、そういうことも含めてということになると思います。  日本学術会議法は、その前文で、「日本学術会議は、科学が文化国家の基礎であるという確信に立つて、科学者の総意の下に、わが国の平和的復興、人類社会の福祉に貢献し、世界の学...全文を見る
○畑野委員 井上大臣、そうしますと、第一回総会の議事録からも、反省という中には戦争中のことが特に強く入っていると考えますという議論の中で、そうした科学者たちが戦争中の行いについて強く反省したということで日本学術会議の声明もつくられている、これが原点だという認識でよろしいですか。確...全文を見る
○畑野委員 大事な御答弁をいただきました。  次に伺いたいのは、日本学術会議法です。  第三条は、「日本学術会議は、独立して左の職務を行う。」と規定しています。「一 科学に関する重要事項を審議し、その実現を図ること。」「二 科学に関する研究の連絡を図り、その能率を向上させるこ...全文を見る
○畑野委員 当時、本当に自由闊達に議論されているのを私も議事録で読ませていただきました。  そこで、井上大臣に伺いますが、日本学術会議と政府の関係です。  政府から日本学術会議に検討を要請する仕組みというのは、内閣総理大臣からの諮問、審議依頼だということでよいですか。
○畑野委員 つまり、きちっとしたものとして依頼されるという確認です。誰かが勝手に、好き勝手に言うということではなくて、正式に、きちんと政府として文書なりでやるということですね。
○畑野委員 大事なことです。  日本学術会議の提言などは、学術会議が、さまざまな分野の学問上の研究成果に基づいて総合的、俯瞰的観点からまとめ上げ、我が国の科学者を代表して発出したものです。この内容に対して政府が変更あるいは再検討を求めることは、日本学術会議法が規定する独立して職...全文を見る
○畑野委員 確認なんですけれども、井上大臣、日本学術会議が審議する内容について政府から物を言うことは、組織の独立性の観点から行わないということでいいですか。確認です。
○畑野委員 そうすると、中身の決定については日本学術会議が決定するということですよね。
○畑野委員 確認しました。  大臣、ちょっと一つだけ確認なんですけれども、日本学術会議が、二〇一七年三月二十四日、軍事的安全保障研究に関する声明を発表しました。この声明は、資料にもありますが、一九五〇年の戦争を目的とする科学の研究には絶対に従わない決意の表明という声明、一九六七...全文を見る
○畑野委員 それで、井上大臣は、日本学術会議のあり方の見直しに関して、十一月十七日の参議院内閣委員会で、「いわゆるデュアルユースの問題につきまして、これ、私としても、やはり時代の変化に合わせて冷静に考えていかなければいけない、そういう課題だというふうに考えておりまして、このことに...全文を見る
○畑野委員 大臣、本当に、学術会議の成り立ち、独立性を含めて、しっかりと御認識されて、御発言、御答弁していただきたいと思うので、一言申し上げておきたいと思います。  今、梶田会長は、正確なデータに基づいて議論してほしいということを訴えられております。予算もなくなり、旅費がないと...全文を見る
○畑野委員 そうですよね。こういったことも本当に国民が知っていく必要があると思います。  それで、政府は最近になって学術会議のあり方を見直すと言っているんですが、伺いたいのは、この間、政府が一体御自身で何をしてきたのかということです。  二〇〇三年に総合科学技術会議の専門調査...全文を見る
○畑野委員 大臣、私もきょう、資料を、学術会議事務局からいただいたものをもとにつくりました。一番多かった十四億円の時代から、もうずっと下がっているんです。  それで、その中で、もちろん会員の皆さんの活動も、先ほど紹介したように大変になっている。出張もなかなかできない、ボランティ...全文を見る
○畑野委員 政府みずから日本学術会議の機能、役割を高めるための責務をきちんとやっていないで、学術会議に対してあり方の見直しを求めるというのは、私は本末転倒だと思いますよ。  井上大臣が十一月二十六日に、報道でいえばですよ、国の機関からの切離しについても検討するべきだという意向を...全文を見る
○畑野委員 だから、それが節度を欠いた発言ではないですかと言っているんです。  それで、それについては、学術会議からもそうじゃないという声もあり、日本の成り立ちも含めて、あるという話もあり、大臣が発言すると、そういうことを押しつけているというふうに伝わっていくわけなんです。 ...全文を見る
○畑野委員 きちっとわきまえて発言をお願いしたいと思うんです、大事なことですから。法律の歴史的な経過がありますから。  そこで、私、次に伺いたいのは、資料にありますが、二〇一八年に日本学術会議事務局から相談を受けた内閣法制局の応接録について伺います。  日本学術会議事務局は、...全文を見る
○畑野委員 山極前会長は、会長への報告なしに文書がつくられたことについて、あり得ないと批判をされております。  伺いますが、この応接録の日本学術会議事務局がつくった参考資料一覧には、推薦に基づく任命をする例として、候補者ネガチェックがあります。これは具体的にどういうことですか。...全文を見る
○畑野委員 推薦のとおり任命する義務があるとまでは言えないという考え方は、一九八三年当時からの考え方と政府はおっしゃるんだけれども、それを示す文書はないんですよね。それはこれまでの審議で、国会で明らかになっています。  そもそも一九八三年の答弁も、内閣法制局と詰めたと言っている...全文を見る
○畑野委員 出してくださいね。  大臣、今、四十の国際的な学術団体と百四十以上の国や地域を代表する学術団体が加盟する国際学術会議の会長からの書簡、日本学術会議の総会への六人の学者の任命を承認しないとの日本の内閣総理大臣の決定に関する懸念を公表、梶田会長がいたしました。世界が注目...全文を見る
○畑野委員 大臣、読んでいらっしゃるんでしょう。読んでいないんですか。
○畑野委員 今後のあり方に関する大問題ではありませんか。世界からそういうふうに言っているんですよ。ぜひ読んでいただきたいということを申し上げ、そして、日本学術会議への人事介入は世界からも批判を受ける暴挙だ、撤回すべきだ、そのことを強く申し上げて、私の質問を終わります。