葉梨康弘

はなしやすひろ

小選挙区(茨城県第三区)選出
自由民主党
当選回数6回

葉梨康弘の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月03日第162回国会 衆議院 憲法調査会 第1号
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○葉梨委員 自民党の葉梨康弘です。  本日は、天皇について、従来の調査経過等を踏まえ、概括的に意見を申し上げたいと思います。  第一は、天皇の元首としての地位です。  私は、現行憲法の制定経緯や条文の立て方から、天皇が、少なくとも我が国を代表する存在、国家及び国民のオーソリ...全文を見る
○葉梨委員 自民党の葉梨康弘です。  私は、この自由討議で、現行憲法のあいまいさの持つ危険性と平和主義からの修正の必要性について申し上げたいと思います。  戦後、我が国は、短い一時期を除いて、その前身政党を含めて長く私たち自民党が政権を担ってきました。このことは、憲法解釈に連...全文を見る
02月10日第162回国会 衆議院 憲法調査会 第2号
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○葉梨委員 自民党の葉梨康弘です。  国民の権利及び義務について意見を申し上げます。  私は、明治憲法下、法律の定めるところにより天皇から臣民に対して与えられていた基本的人権を、不可侵の永久の権利、すなわち普遍的なものと規定した現行憲法を高く評価いたします。ただ、我が国が二十...全文を見る
○葉梨委員 自民党の葉梨康弘です。  さて、国会、内閣などの統治機構のあり方については、もとより、それぞれの国家の歴史、国民性などを踏まえ、適切なものを形づくっていく必要があります。ただ、私は、これに加え、特に民主主義国家における統治機構は次の三つの考え方を踏まえる必要があると...全文を見る
02月17日第162回国会 衆議院 憲法調査会 第3号
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○葉梨委員 自民党の葉梨康弘です。  財政について、財政均衡の問題、予算案否決等の非常事態における措置等の論点がありますけれども、憲法八十九条と私学助成の問題について申し上げます。  私は、そもそもこのような論点が問題となること自体、現行憲法のできの悪さだと考えています。この...全文を見る
○葉梨委員 自民党の葉梨康弘です。  司法について、まず二点申し上げます。  第一は、憲法裁判所または最高裁判所の憲法部設置の必要性です。  現在のように個別の事案に着目した通常の訴訟では、一つには、裁判所が憲法判断を回避し過ぎるという問題があります。あるいは逆に、特定の思...全文を見る
○葉梨委員 先ほどから議論になっております改正条項、発議に必要な三分の二という点について、先ほどの議論を補足的にちょっと申し上げたいと思います。  実は、先ほどプレゼンテーションの中で、両院の三分の二という条項は日本の生き残りのためには決定的な障害にならないんじゃないかというふ...全文を見る
○葉梨委員 三回目になって恐縮でございます。  ちょっと私の発言で枝野幹事の方からいろいろとお話がございましたので、簡単に申し上げたいと思うんですが、私は、総選挙の争点にするという趣旨で言ったというよりは、むしろ総選挙前にしっかりと案を提示するということで申し上げたんです。 ...全文を見る
02月24日第162回国会 衆議院 憲法調査会 第4号
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○葉梨委員 自民党の葉梨康弘です。  前文について意見を申し述べます。  まず、現行憲法前文についての評価です。  現行憲法前文は、確かに翻訳調でわかりづらい悪文です。具体的には、英語の決議文に特有の留意点等を多用しており、例えば、正当に選挙された代表者を通じて行動しという...全文を見る
○葉梨委員 憲法全般に関する討議の締めくくりとして、今なぜ改憲論かということについて申し上げます。  私、昭和五十七年に大学を卒業し、役所に入りましたが、十数年間、官の側から政治を見て、実のところ、戦前派の保守政治家が押しつけ憲法に嫌悪感を持ちたい気持ちはわかるものの、なぜ改憲...全文を見る
02月25日第162回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○葉梨分科員 自民党の葉梨康弘でございます。  今、加藤委員の方からいろいろとデジタルの話がございましたけれども、ちょっと私はアナログの話でございます。  本当に大臣には、もう連日大変御苦労さまでございます。分科会でギャラリーはいないんですけれども、後ろに全国の消防団員がみん...全文を見る
○葉梨分科員 ありがとうございました。  そうなんですね。サラリーマンになりますと、私の住んでいる取手市ですと、私もきょうも取手から通勤してまいったんですけれども、今半分の世帯が東京に通っているんです。ですから、東京に通っていますと、消防で出動するということはなかなかできません...全文を見る
○葉梨分科員 研究していただくことは大事だと思いますし、でき得れば、私も、地元で、余り消防団同士が張り合わないように、しっかりと連携をとるようにお手伝いをしたいなというふうに思います。  それで、今、地域の安全ステーションの話が出たんですけれども、ただ、これも痛しかゆしのところ...全文を見る
○葉梨分科員 ありがとうございます。  もう釈迦に説法ですけれども、消防団というのは地域社会の中で極めて重要なインフラだと思います。アナログではありますけれども、やっぱりこれから高齢化が進む中で、本当にその必要性というのはどんどんどんどん高まってくる。  ところが、イメージが...全文を見る
○葉梨分科員 ありがとうございます。  ぜひとも進めていただきたい。私も、国会議員はサラリーマンではございませんけれども、東京に通勤している消防団員ですので、いろいろとお知恵をまた拝借しながら、一緒に考えていきたいと思います。  それで、ちょっと時間も押していますが、お手元の...全文を見る
○葉梨分科員 実は、昨年の三位一体改革の折も、自民党内の議論で私も財源保障機能をしっかりと確保するようにということを発言させていただいたんですが、ぜひともそういう形で、私も努力させていただきたいと思います。  それで、もう一つのデマがございます。  今、合併のあめということで...全文を見る
○葉梨分科員 ありがとうございます。そのお顔、信用させていただきますので。苦しい財政の中、大変と思いますけれども、地方行革を促進しつつ、地方においてしっかりと予算を組めるように配慮をお願いしたいと思います。  次に、三点目、これは地方公務員の給与関係です。これは数だけで、簡単で...全文を見る
○葉梨分科員 これはお手元に資料を配らせていただいているんですが、実は、昨年来ずっと、数人で私ども勉強会を持っていまして、せんだって、二月の二十二日でございますが、公務員給与改革断行を求める若手議員の会というのを発足させまして、私が事務局長に就任いたしました。それで、これは人事院...全文を見る
○葉梨分科員 私は、現段階ではその程度かなと思います。やはり、いろいろと多面的に勉強して、また私どもも提言をしていかなきゃいけないと思いますが、一生懸命また前向きに考えていきたいと思います。  以上で私の質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。
02月25日第162回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○葉梨分科員 おはようございます。大臣には、連日御苦労さまでございます。自由民主党の葉梨康弘です。  本日は、新食料・農業・農村基本計画と食料自給率の問題について、幾つかお尋ねを申し上げたいと思います。  一月二十六日付、もう一月前になりますが、読売新聞ですが、「農水省は二十...全文を見る
○葉梨分科員 ありがとうございました。  そういった意味で、いろいろと新しい施策、新しい観点を盛り込んで、私は一定の評価をできる現行の計画だと思うんですけれども、やはり押さえておかなければいけないポイントというのは、一定の評価ができるとしても、現行基本計画のままでなぜ平成二十二...全文を見る
○葉梨分科員 お話を伺っていますと、やはり米の消費が問題だなという気がいたします。これは私、時々冗談でも言っているんですが、この間栄養士の方とお話をしていたら、よく最近若い方というのは、ダイエットをするときに御飯を半分ぐらい残すんです。だけれども、それよりはやはりおかずを、そもそ...全文を見る
○葉梨分科員 ありがとうございます。ぜひとも着実に進めていただきたいと思います。  一方で、私の地元でも実は動揺が広がっております。というのは、多分これからこの計画ができてきて、この計画自体は五年間先延ばしの意味しかないというふうな形で批判されるであろう民主党が昨年の五月二十六...全文を見る
○葉梨分科員 私もびっくりしたんですけれども、四百万トンの小麦をつくったというのはうそだったわけなんです、百七十九万トン。ですから、その差は大麦、かつての戦前あるいは戦中にかけての大麦の使われ方というのはいわゆる麦ごはん、麦飯、ですから糧食ですね。ですから、お米の代替物として使わ...全文を見る
○葉梨分科員 麦の関係はこういうことで、一〇%のうちの八%を占める小麦についての統計的なもの、それから使用法ということで今も農水省から御答弁があったということです。これはしっかり議事録に残していただきたいというふうに思います。  それと、あと生産で、各農家に一兆円をばらまくとい...全文を見る
○葉梨分科員 どうもありがとうございました。  私も地元でよく説明いたしまして、地元の農家に動揺が広がらないように、民主党のプランの非現実性をしっかりと説明してまいりたいというふうに思っております。  そして、島村農水大臣にはぜひとも、新しい食料・農業・農村基本計画、これをし...全文を見る
○葉梨分科員 ありがとうございました。  大変怖い話で、この間伊藤審議官から伺ったのは、日本では一人当たりの耕地面積は〇・〇四ヘクタール、中国は〇・一ヘクタール。二・五倍とはいいながら、水田は、ほとんど日本は水田ですが、畑地になりますと生産力が非常に落ちてくるし、また砂漠化も進...全文を見る
○葉梨分科員 ありがとうございました。  最後に大臣がおっしゃられたのは非常に重要なポイントで、特にこの国会での食育基本法、これをぜひとも通すように私たちも努力をしなければいけないということを申し上げたいと思います。  また、あとちょっと時間がございますので、これは質問にはあ...全文を見る
04月06日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第7号
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○葉梨委員 ありがとうございます。自由民主党の葉梨康弘です。よろしくお願いします。  先ほど土肥委員から神戸三宮のお話、詳細、御議論がありまして、私、大変懐かしく聞いておりました。といいますのは、土肥先生が最初にたしか選挙に出られたときと一緒だと思いますが、平成元年から平成三年...全文を見る
○葉梨委員 ありがとうございました。  今の私たちの首都圏の現状を見ますと、東京の二十三区がどんどんどんどんよくなっているような感じがいたします。近郊ですと、私は今取手市というところに住んでいますが、平成七年の八万四千人をピークに、ことしは八万すれすれになりまして、合併をして八...全文を見る
○葉梨委員 ありがとうございました。  こういった県域外の事業の場合、今も申し上げましたけれども、頭が痛いのは、東京の関係でなかなかそれが盛り上がっていない、茨城県の方は熱く盛り上がっているんだけれども東京の方が盛り上がっていない、そういうような状況があります。  例えば今の...全文を見る
○葉梨委員 ちなみに、つくば市というのは私の選挙区ではございませんで、全茨城県民を代表してこの質問をしております。ということで、別に文句を言っているわけじゃないです。  そこで、今お話のありました常磐線の東京駅への乗り入れの早期実現、さらにはつくばエクスプレスの東京駅延伸計画、...全文を見る
○葉梨委員 いずれにせよ、早期実現、よろしくお願いしたいと思います。  さて、法案の第十一条で、実施の要請を各地方公共団体が行う。これは取手だけじゃなくて、いろいろな全国の自治体が行うことができるというふうに思いますけれども、ただ、もちろん、はしにも棒にもかからないものは別段な...全文を見る
○葉梨委員 次に、交通結節機能の高度化について伺います。  現在、中心市街地の空洞化ということが言われています。特に駅前なんです。今、東京を見ましても、池袋だとか渋谷だとかのターミナル駅、これはJR、西武、東武、東急などの相互乗り入れがないために、とにかく一たん外に出なきゃいけ...全文を見る
○葉梨委員 ですから、駅施設のみでなく駅周辺施設も含めて交通結節機能の高度化を図ろうという法案です。これは大変高く評価できます。  それで、駅周辺施設の中には駅前広場も入る、さらには、今もお話がありましたとおり、利害関係者ということで商業というのも入る。ですから、ぜひ、朝は乗り...全文を見る
○葉梨委員 利便増進事業として行う、この法律のいわゆる駅施設の利便増進事業というのは駅施設に限られるんですけれども、交通結節機能の高度化ということでは、もっと前広にいろいろと広くできるということで、ぜひそこら辺、御配慮願いたいと思うんです。  ただ、予算の関係では、国が三分の一...全文を見る
○葉梨委員 ありがとうございました。  また、私の自身の利益というか個人のためじゃないんですけれども、ぜひとも常磐線つくばエクスプレスを使って通勤する者の利便を増進するように、よろしくお願いを申し上げたいと思います。  以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございまし...全文を見る
05月17日第162回国会 衆議院 本会議 第25号
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○葉梨康弘君 自由民主党の葉梨康弘です。  私は、自由民主党及び公明党を代表して、ただいま議題となりました総合的な国土の形成を図るための国土総合開発法等の一部を改正する等の法律案について質問いたします。(拍手)  昭和三十七年、池田内閣の所得倍増計画を具体化するため、第一次全...全文を見る
05月18日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第18号
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○葉梨委員 おはようございます。自由民主党の葉梨康弘です。  昨日の本会議の質問に引き続いて、本日は一時間お時間をいただいております。十一時二十分ごろをめどに、御質問させていただきたいと思います。  実は、昨日の本会議で冒頭申させていただいたのは、創業の時代のパラダイムと、そ...全文を見る
○葉梨委員 国土軸の発想はまさにそのとおりだと思います。当時の議論を聞いてみますと、日本海国土軸だ、それから太平洋の第二国土軸、その議論、私は決して思いつきだったとは思いません。やはり当時の時代情勢というのは、きょうの議論から少し現代に近づいてまいりますけれども、APECというの...全文を見る
○葉梨委員 次の質問を用意しておったんですが、大臣は四十分ぐらいに戻られるそうですので、戻られてからまちづくりの関係の御質問をしたいと思います。  その部分はちょっとおいておきまして、次に、既存社会資本の質的向上あるいは活用という観点から御質問をさせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○葉梨委員 ありがとうございました。  それで、ちょっと具体論に移っていきたいと思いますが、実は本会議では、私、JR福知山線の事故を念頭に質問をさせていただきました。本当に改めて、事故でお亡くなりになられた方、お悔やみ申し上げます。そして、御家族の方にお見舞い申し上げますととも...全文を見る
○葉梨委員 ありがとうございました。  特に、堤防というか、私も勉強してみたら、今私の住んでおります取手市というのは、直轄河川ですけれども、利根川と小貝川の堤防に囲まれています。そして、その堤防の歴史を見てみましたら、これは徳川時代の初めに川をつけかえてつくったんですけれども、...全文を見る
○葉梨委員 ありがとうございます。ぜひともそういう形を計画の中に出していただくように頑張っていただきたいと思います。  本当に社会資本という中でも、こういった文化とか伝統というのは、ソフト面でのまさに社会資本の大事なものだと思います。ぜひとも頑張っていただきたいと思います。 ...全文を見る
○葉梨委員 ありがとうございました。ぜひとも既存のストックに付加価値をつけて本当に活用していく、そういう時代にしていかなきゃいけないというふうに思います。  ただし、そうはいっても、量的拡大路線からの転換とはいいますが、全く新しいものをつくらないというわけではないだろうと思うん...全文を見る
○葉梨委員 ずっと午前中は高尚な議論が続いているんですが、一個だけ地元のお話をさせていただきたいと思います。  今、ネットワークの効果ということ、それと国際競争力の強化ということというふうに申し上げたんですが、私どもの地元、首都圏中央連絡道路、これについてはその両面から非常に大...全文を見る
○葉梨委員 ありがとうございます。  ぜひ頑張っていただきたいんですが、ただ、さはさりながら、私も要求ばかりをしているつもりではないんです。やはり、選挙民それから住民にコスト意識を持ってもらうということ、これがすごく大事なんです。ですから、圏央道の通っているところ、非常に関心が...全文を見る
○葉梨委員 ありがとうございました。私もその必要性をしっかり訴えていきたいと思います。  国土計画局長、質問を用意していたんですけれども、時間で、これぐらいでと思いますが、きょうは私、質問で、計画局長、河川局長、道路局長、住宅局長、さらに場合によっては都市局長、鉄道局長というこ...全文を見る
06月14日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第22号
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○葉梨委員 どうもおはようございます。自由民主党の葉梨康弘です。  最前来、民主党の委員の方々から多方面にわたってこの下水道の質問がなされておったわけですけれども、まだまだいろいろと質疑をなされたいところがあるようで、多分会期延長してでも一般質疑をしたいということなのかなという...全文を見る
○葉梨委員 ちょっと営繕の関係、一言。つまり、そういった住宅関係ではなくて、公共施設、箱物関係、一言ちょっとつけ加えてください。
○葉梨委員 はい。ありがとうございました。  ぜひとも、まだまだこれからだとは思うんですが、この雨水の浸透ということ、これをやっていかないと、雨水というのは川に流すのも大事なんですけれども、やはり土に戻すということが大変大事だと思います。ですから、これを一生懸命やっていくことが...全文を見る
○葉梨委員 それぞれの住民、住宅を持つ者が、やはりそういうことも考えていくという意識づけというのは私は必要かなというふうに思っております。  そこで、この法律に戻りますけれども、我が茨城県、現在七つの流域下水道があります。この法律によって創設されます雨水流域下水道というのは、今...全文を見る
○葉梨委員 汚水対策をずっとやってきた都市について、やっと振り返ってみたら、この浸水対策、非常に大事だということですので、ぜひともそこら辺のところ、各自治体とよく御相談に乗っていただきたいと思います。  雨水の関係ですけれども、浸水でなく、ちょっと水質の問題になります。合流式の...全文を見る
○葉梨委員 さっきの合併浄化槽の話もそうなんですけれども、やはり住民の方に技術的な話もよくわかりやすく説明していくということは非常に大事だと思います。下水道、なかなか、この問題、国を責めるというよりも、基本的には自治体の責任だし、それからもう一つは、住民がどこまで納得していただけ...全文を見る
○葉梨委員 最後に御質問いたします。  霞ケ浦に流れ込む汚水としては、下水道だけじゃなくて、集落排水とそれから浄化槽があります。集落排水についての高度処理というのは農水省の形になりますし、また時間もございませんのできょうは質問いたしませんけれども、ただ、今回の地域再生法の中でも...全文を見る
○葉梨委員 大変切実な問題です。ぜひとも自治体、それから住民の方々とよくまた御相談に乗っていただくこと、このことをお願い申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
07月04日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第23号
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○葉梨委員 委員長、どうもありがとうございます。また、参考人の皆さん、朝早くから、本当にお忙しいところ、ありがとうございます。  百時間を超えるこの郵政民営化の審議です。参考人の質疑ではございますけれども、本当に、自民党としては私が最後の質問者ということになりますので、気合いを...全文を見る
○葉梨委員 ありがとうございます。  それでは、皆さん、お手元に資料は回っていますでしょうか。  次に、石井参考人に何点か質問させていただきたいと思います。  なぜこういう資料をつくったか。ずっとこの百時間ぐらいの質疑の中で、郵便局は大体小学校と同じようなものである、あるい...全文を見る
○葉梨委員 子ども一一〇番も存じております。実は、警察庁の少年課におりました当時、平成九年でしたか、岐阜県の可児市でやられていました子ども一一〇番を全国に紹介したのは私なんでございます。  それで、事実関係についてさらにお答えを願いたいと思います。  郵政公社になってからまだ...全文を見る
○葉梨委員 ちょっともう一度承りたいのは、その二割程度なんですが、あとの八割についてはどういう形でやられていたか、お答え願いたいと思います。
○葉梨委員 先ほど石井参考人からお話がございましたけれども、廃止されたといっても、今ちょっと事実関係の確認ですが、郵政公社以前の話として、郵便貯金の運用は大蔵省資金運用部に任せていたのではないんでしょうか。お答え願いたいと思います。
○葉梨委員 一応、全額資金運用部に預託しておったということでございます。  それからもう一つ、石井参考人に承りたいと思います。  まさに郵便局というのは、警察、交番それから小学校と並ぶ、私自身も大変な社会生活のインフラだというふうに思っております。ただし、ここでやはり考えてい...全文を見る
○葉梨委員 先ほど安田参考人の方から、既に郵政公社においては民営化的な手法が行われているということを言われました。それで、今の、その試算を出してくださいということがございましたけれども、私は別に答える立場にはないんですけれども。  郵政公社という形が続いたときに、皆さんじり貧、...全文を見る
○葉梨委員 これはまさに、市場環境の状況に応じてということだったと思います。  なぜ私がこういう質問をしているかということなんですが、先ほど警察官の増員ということで、派出所、駐在所の設置基準を当時つくったのは、一つには、やはり治安が非常に首都圏の近郊において悪化いたしまして、警...全文を見る
○葉梨委員 跡田参考人から、今、財投の上乗せ金利〇・二%という話がございました。実は、平成十五年なんですけれども、預託金というのは廃止になった、廃止になったといいますけれども、まだ残っております。この預託金が平成十五年ですと約百五十兆ほど残っていたというふうに記憶しておりますけれ...全文を見る
○葉梨委員 跡田参考人からのお話は非常に重要なのです。平成十九年以降は、今じり貧、じり貧と言っていますけれども、じり貧以下になっちゃう可能性がある。じり貧以下になったときに、先ほどのお話なんですが、郵便局の統廃合が起こらないかといったら、私はその可能性は非常に低いんじゃないかと思...全文を見る
○葉梨委員 いろいろとやじも飛んでいますが、ぜひ民主党の方々にも、警察をいじめるだけじゃなくて、交番の増員もよろしくお願いを申し上げたいというふうに思います。  最後に、福田参考人から伺いたいと思います。  私は、民営化ということに関して見たら、民営化するとしたら分社化しかな...全文を見る
○葉梨委員 私も個人的には、あの郵便局長さんたちに金貸しはやっていただきたくないなということを思っている一人でございます。やはり、地域に密着して、本当に地域に貢献する業務というのを行っていただく。そのために、民営化という中では、やはり融資業務と窓口での業務、これをしっかり分社化す...全文を見る
○葉梨委員 ありがとうございました。  いろいろとこの法案、修正になってもなかなかわかりづらいという意見が実は自民党の中でもあるんですけれども、私、個人的に思うに、運用部門の完全民営というのは、ある意味で、民間との競争を、イコールフッティングというのを確保するための男の美学なの...全文を見る
○葉梨委員 今後も、これが走り出した中で、地域の利便性、ある意味での公共性、社会生活のインフラの確保、それともう一つは民間とのしっかりした競争条件の公平な確保、そういった観点から、やはり我々もこの法律の施行状況というのをしっかり監視していかなきゃいけないなということを申し上げまし...全文を見る
07月19日第162回国会 衆議院 財務金融委員会 第24号
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○葉梨議員 お答えいたします。  Bさん、大変しっかり者ということで御質問いただきましたが、過失があるというのは、果たして私はしっかり者なのかどうかよくわからないのですが。先ほど軽過失というふうに江崎委員からもお話がありましたけれども、ただ、ここで私ども、与党案で言っている過失...全文を見る
○葉梨議員 お答えいたします。  預金者については、いずれもやはりしっかり保護しなきゃいけないものだというふうに思っています。  ただ、過失のことは申し上げませんが、ここで考えていただきたいことは、銀行も被害者なんです。銀行が被害者であり、預金者も被害者です。ですから、銀行に...全文を見る
○葉梨議員 私も記帳ないし残高の確認はそれほどしておりませんが、カードがあるかないか、これについては確認はしております。
○葉梨議員 委員に御理解願いたいのは、この法律で言っているのは残高確認の義務づけではございません。カードが盗難されているかどうか、これについてみんなで注意していきましょうということでございます。  私、かつて警察庁というところでカード犯罪の対策担当官をやっていたことがありますけ...全文を見る
○葉梨議員 お答えいたします。  私も、何件か侵入盗の現場というのを見たことがございます。確かに、たんすカードというのがあって、たんすカードだけを抜き出してこそっと入れておくというような盗犯というのも中にはあるかもわかりませんけれども、一般通常の場合は、やはり家の中が相当荒らさ...全文を見る
08月02日第162回国会 参議院 財政金融委員会 第17号
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○衆議院議員(葉梨康弘君) 尾立委員にお答えいたします。  委員も御案内のように、いわゆる立法というのは、国民に権利義務、そこにかかわるものでございます。立法により措置するものというのは、立法を行わなければならない事実があって、その対策を類型化できる、そういったものということに...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) お答えいたします。  この法律において、金融機関が偽造カードについては無効にする、それから盗難カードについて補てんをするということについては、ATMのシステムを、例えば偽造カードなんかでも使われてしまうようなATMのシステムを、これをつくってしまった...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 糸数委員にお答えいたします。  衆議院で私も信念と良心に基づいて、郵政民営化、賛成票を投じましたけれども、誠実にお答えをさせていただきたいと思います。  本法案は、おっしゃるとおりなんですけれども、盗取されたと認める場合、これに補てんの請求ができる...全文を見る
08月03日第162回国会 衆議院 文部科学委員会 第16号
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○葉梨委員 おはようございます。自由民主党の葉梨康弘でございます。  冒頭の冒頭でございますけれども、茨城県選出の代議士として、またお隣の選挙区から選出されている者として、八月一日に急逝された永岡洋治議員に対して、心から弔意を表させていただきたいと思います。  ただ、永岡先生...全文を見る
○葉梨委員 ありがとうございます。ぜひとも政局の行方も透明になりまして、そして開会式がすばらしい天気であることをお祈り申し上げたいというふうに思います。  それでは、質問に移らせていただきたいと思いますが、時間の関係もございますので、通告しております質問、多少はしょりながら質問...全文を見る
○葉梨委員 ありがとうございます。  今お話ありましたとおり、やはり学級数弾力化ということで増加している、これ自体、私自身は教員数がふえているということを非難するつもりでこういう質問をしているわけではございません。  次の質問はちょっと時間の関係ではしょらせていただきたいと思...全文を見る
○葉梨委員 それでは次の質問ですが、十二から十八ということでございます。小学校の場合ですと、一学年が大体二から三ということで、大体そんなところなのかなというような感じを持っているんですが、全国に現在二万三千百六十ある公立小学校の中で、適正規模の下限とされております十二学級、これを...全文を見る
○葉梨委員 もちろん学級編制の関係もございましょうけれども、一学年で一学級しかつくれない学校というのが全国の小学校の中の半分以上あるというのが今の現状でございます。  そこで、ちょっと観点を変えてお尋ねをしたいんですが、小学校におけるいじめの現状と対策について簡潔にお伺いしたい...全文を見る
○葉梨委員 対策もということでお伺いしたんですが、まあちょっとそこの点は後であれだと思うんですが。  実は、私自身も警察庁の少年課というところにおりまして、いじめの問題、問題行動の問題というのにいろいろと携わったことがございます。中学校のいじめというのが基本的には大きな問題であ...全文を見る
○葉梨委員 基本的には、今の御答弁のとおり、地方の実情によるということでございました。これは前も銭谷局長に私、党の会議の場でも伺ったことがあるんですが、ただ現実に、やはり地方にいますと、地方の住民の声からすると、なかなか統廃合というものについては反対も強うございます。特に、保護者...全文を見る
○葉梨委員 私も全く同じ考えでございます。ぜひとも前向きに検討していただきたいと思います。  五、六分残っておりますが、教育委員会制度についてお尋ねしたいと思います。  国から地方へ構造改革が進む中で、間違いなく、知事を初めとした首長さんの権限は教育の部面においても強くなって...全文を見る
○葉梨委員 今もお話ありましたとおり、定例会は月一回程度ということでございます。  同じ行政委員会として、警察庁にお尋ねいたします。  都道府県公安委員会の場合、どのような頻度で会議が開催され、そしてどのようなことが話題となっているのか、お尋ねしたいと思います。
○葉梨委員 今お話ありましたとおり、公安委員会については月三回から四回ということでございます。もちろん、公安委員会と教育委員会とは全然機能も違いますし、また、やっている仕事も違ってまいります。しかしながら、同じ行政委員会ということでございますと、今も安藤官房長からお話がありました...全文を見る
○葉梨委員 ありがとうございました。  本日は、学校の適正規模の問題あるいは教育委員会の問題、これから国から地方へ、地方においていろいろ教育について担っていただかなければいけない部分がふえてくるわけですけれども、かといって、このような改革は、単に国の権限を地方に与えて、そしても...全文を見る
10月06日第163回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第2号
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○葉梨委員 自民党の葉梨康弘でございます。  先般、二月十七日の憲法調査会において、私は、本気で政権を担おうとする党はしっかり憲法についての考え方を明らかにすべきであるという旨意見を表明し、また、二十四日の意見表明では、安定的な政権交代を実現するためにも、憲法のあいまいさを脱却...全文を見る
10月13日第163回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第3号
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○葉梨委員 高見先生、高橋先生、お忙しい中、大変貴重な意見をお聞かせいただきまして、大変感謝を申し上げます。  三十分の時間でございますので、いろいろとお聞きをしたいことはたくさんあるのでございますけれども、ポイントを絞って、国民投票ということに絞ってお話を聞かせていただきたい...全文を見る
○葉梨委員 法律的な話では、必ずしも私も、法律的にぎりぎり言って完全な不作為状態であるかどうかということについては私自身も疑問は持っておりますけれども、政治的には、今お話がありましたとおり、やはり不作為状態的なものというのはあるのかなというような感じを持っておりますが、ちょっと実...全文を見る
○葉梨委員 私自身もその点は同意見でございます。  そして、各論の質問に入ります前に、一点、今度は高橋参考人からお聞きしたいんですが、ちょっと視点を変えまして、国民投票と現行憲法の正統性ということでございます。  百四十七回の国会で高橋参考人の方から、この現行憲法の制定経緯に...全文を見る
○葉梨委員 私自身も正統性について疑義を挟むつもりで申し上げたわけではありません。ただし、国民主権について今も高橋参考人からもお話がございましたけれども、国民主権についての正統性については疑義がない、そして、その発露の一つの仕方として国民投票の手続もあるというようなお話だったわけ...全文を見る
○葉梨委員 ありがとうございました。  今は急な発問だったものですから、またさらに御検討をしていただきたい部分もあろうかと思うのですが、今いみじくも高橋参考人からもお話がありましたとおり、一つは、憲法改正案についての国民投票という視点もございますけれども、何らかの形で今の現行憲...全文を見る
○葉梨委員 ありがとうございました。  それでは次に、投票運動方法の規制について幾つか伺いたいと思います。  実は多分、高見参考人、高橋参考人よりも私の方が、公職選挙法違反の取り締まり経験が四年ほどございますので、多少ちょっと実務の話になるかとも思いますが。  そこで、意見...全文を見る
○葉梨委員 現実にこれはどこの法律に書いてある話でもないんですけれども、選挙違反の取り締まりについては、基本的に事後検挙、これは投票日の後の検挙ということが原則になっております。そして、事前に検挙される形態というのは、おおむね選挙の自由妨害、それから買収なんかでも、その場で現行犯...全文を見る
○葉梨委員 さらに、この国民投票運動というのが何たるかについては私自身も意見があるわけですけれども、具体的に詰めていかなければならないところはありますが、罰則については、先ほども言いましたけれども、一定の効果というのは全くないわけではなくて、それは、例えば粗暴犯的なものあるいはブ...全文を見る
○葉梨委員 本日は、公職選挙法の規制態様とはまた別の観点からこの国民投票法案について一定の規制態様を考えていくべきじゃないかということで、本当にさわりの質問でございましたけれども、質問させていただきました。  貴重な御意見をありがとうございました。
○葉梨委員 午前中の参考人質疑の内容を踏まえて、意見を申し上げたいと思います。  さっき岩國委員からも指摘がありましたけれども、午前中、私は、一部の論者の中に現行憲法が正統性不足であるという論があること、そして何よりも、これからの国際社会を日本が生き抜いていくためには、我々国民...全文を見る
10月20日第163回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第4号
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○葉梨委員 それでは、本日及び前回の質疑を踏まえて、結論としては、国民投票運動の期間を、最初の国民投票については相当長期にすべきであるということを結論として、意見を申し上げたいと思います。  実は、前回の質疑で、私は現行憲法の正統性についての議論を提起しました。ただ、会議録を読...全文を見る
○葉梨委員 葉梨でございます。  技術的なところで、次回まとめてとも思ったんですけれども、前回それから今回も枝野委員から国民投票運動の定義の確定のような話も出ましたので、御参考までにと思うんです。  実は、現在の公職選挙法の取り締まり実務上、選挙運動、それから政治活動の区分け...全文を見る