葉梨康弘

はなしやすひろ

小選挙区(茨城県第三区)選出
自由民主党
当選回数6回

葉梨康弘の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月02日第166回国会 衆議院 総務委員会 第1号
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○葉梨委員 どうも御苦労さまです。自民党の葉梨康弘です。  このような不正常な状況の中で質疑を行わなければならないことを非常に残念に思います。  実は、私の家族も、うちに帰りますと家内と娘ばかりで、全部女性に囲まれて過ごしておりまして、うちの中でも、柳澤大臣の発言について、特...全文を見る
○葉梨委員 今大臣からも、地方財政は大変厳しいという状況がありましたが、そこで、自治財政局長に二つ続けて伺いますけれども、実は、今回の地方交付税法の改正においても、既に地方交付税特会からの借入金を償還するというような項目が盛り込まれているわけです。また、よく言われる話なんですが、...全文を見る
○葉梨委員 私も非常に重要なポイントであろうと思います。よく私も選挙区などで国と地方の違いは何だということを申し上げるんですけれども、この点に関して言うと、一つは、地方は自治体ごとに体力等ばらつきが非常にあるということです。ですから、一概な数字だけでは言えないということ。  そ...全文を見る
○葉梨委員 ありがとうございました。一緒に頑張ってまいりたいと思います。  以上で私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
03月01日第166回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○葉梨委員 自由民主党の葉梨康弘です。  本日は地域格差等に関する集中質疑ということですけれども、何の因果かわからないんですけれども、実は私も、昨年の格差問題に関する集中質疑で、前の小泉総理大臣に対して、十五分ほど時間をいただいて質疑をさせていただきました。そのときの答弁が、格...全文を見る
○葉梨委員 不可逆的かつ固定的なものではない、頑張ればできるんだということだろうと思います。  今、私も地元でいろいろな会合に出ております。今現在の景気回復は実感なき景気回復であるというような声を耳にします。そういうときに私は申し上げるんですけれども、では、五年前どうでしたか、...全文を見る
○葉梨委員 まさにそこのポイントが大事なわけです。  大企業の労働分配率を上げても、組合のサラリーマンの方は喜ぶかもわかりません。でも、中小企業の最低賃金を余り上げて中小企業が立ち行かなくなったら一体どうなるんだ、そこのところが非常に問題だと思います。  また、今回、予算とあ...全文を見る
○葉梨委員 尾身大臣の財務大臣になる前からの専門分野で、よく聞かせていただきました。  次に、給与の官民格差の問題を申し上げたいと思います。  格差という意味で、不可逆的かつ固定的な格差という意味では、官の場合は、正規雇用、非正規雇用の問題がない、比較的年功序列というシステム...全文を見る
○葉梨委員 ぜひとも地方の行革努力にインセンティブを与えるように、また、税金なんかの徴収についても頑張っている、そういうところについては応援するプログラムというのも総務大臣になられてから用意されていると伺っています。そういう方法をやはり進めていくということが、この地域間格差、これ...全文を見る
○葉梨委員 地域間格差の問題に対処するためにも、ぜひとも進めていただきたいということをお願い申し上げたいと思います。  ただ、不可逆的かつ固定的な格差という意味では、ちょっと外国との関係でもそれがあるんです。今度ハワードさんが来られるそうですけれども、オーストラリアと日本だと、...全文を見る
○葉梨委員 ありがとうございます。ぜひとも政府を挙げて、甘利大臣にも断固たる対応をお願い申し上げたいというふうに思います。  さて、今、本当に短時間の中で議論をしてきたわけですけれども、やはりこの地域格差の問題、そういったものに対処するためにはどうしたらいいんだ。頑張る中小企業...全文を見る
○葉梨委員 まさに国民の皆さんに向けてしっかりとしたメッセージを発していただいたというふうに思います。  格差の問題に我々は手をこまねいている、そんなことではありません。それをまさになくしていくために我々与党がどういうことをやっているか、一生懸命やっているんだということをぜひと...全文を見る
○葉梨委員 では、終わります。
03月02日第166回国会 衆議院 総務委員会 第7号
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○葉梨委員 動議を提出いたします。  これにて両案に対する質疑を終局し、討論を省略し、直ちに採決されることを望みます。
03月15日第166回国会 衆議院 総務委員会 第9号
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○葉梨委員 私は、自由民主党及び公明党を代表して、日本放送協会の平成十九年度収支予算、事業計画及び資金計画に対し、賛成の討論を行うものであります。  この収支予算、事業計画及び資金計画は、受信料収入が不祥事発覚前の水準を大きく下回る、依然として厳しいものとなっておりますが、NH...全文を見る
03月29日第166回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第4号
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○葉梨委員 趣旨説明の趣旨は変わっておりません。私どもの出している法律案というのは、特定の改憲のためのルールでもございませんし、また護憲のためのルールでもなく、これはあくまで公正中立なものであるというふうに認識をしております。  先ほど、枝野委員から、安倍晋三君ということで、安...全文を見る
○葉梨委員 昨日の新潟公聴会、私は出席しておらなかったんですけれども、新潟大学の田村助教授、さらには、大阪公聴会においては今井参考人が最低投票率を設けるべきではないと力説されていたというような御報告を受けております。  この件については、既にこの委員会でも種々議論がされておりま...全文を見る
○葉梨委員 当然、これまでの議論の中で、やはり憲法に対しての自分の意見の表明は広く認められるべきだということを踏まえた上での修正なんですけれども、大きくは買収罪の関係ともかかわってくるんですが、公選法というのは取り締まりによって公正を担保するという面が実務的にも法制的にも強いんで...全文を見る
○葉梨委員 これも、小委員会あるいは委員会の議論の中で、国民の一人として、国民投票あるいは憲法についての勧誘行為、あるいは自由な意見の表明ということは、公務員であっても認められるべきであろうと思います。ですから、十二月十四日に与党の提出者の方からもああいった発言がなされておるわけ...全文を見る
04月05日第166回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会公聴会 第2号
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○葉梨委員 おはようございます。  きょうは、四名の公述人の方々、貴重な御意見を承りまして、大変ありがとうございました。  この憲法調査特別委員会というのは、こういう形で、発言席というのは特に設けられておりませんで、ちょっと顔が見えない形で恐縮なんですけれども、それぞれ御質問...全文を見る
○葉梨委員 もちろん、今ここに出ている併合修正案も含めての法律ですけれども、これについては提案は国会議員、国会において行うというような形になされているわけです。内閣が提案をするということについては一切書いていないということなんですけれども、それでも閣僚が個人の立場として憲法改正を...全文を見る
○葉梨委員 総理が政治家の信念として憲法について改正すべきであるというようなことを言われるということについては、庭山公述人はどのように思われますでしょうか。
○葉梨委員 政治状況というお話でぜひとも庭山公述人にも御理解をいただきたいわけなんですけれども、実は、私も個人として憲法改正はすべきであるというふうに思っております。  ただ、多分、個人の政治家として言うと、安倍総理がおっしゃられているような改正の方向と私個人が考えている改正の...全文を見る
○葉梨委員 その上で、やはり私たちは公正で中立な手続法というものをつくっていかなければならないというふうに私としては考えております。  百地公述人にお伺いをしたいというふうに思います。  今、巷間、総理も含めていろいろな政治家が憲法改正をすべきであるあるいはすべきでないという...全文を見る
○葉梨委員 この点については、時間があれば後でまた田辺公述人ともいろいろとお話をしたいと思っているんですけれども、現実問題として、私どもの委員会における審議の経過というのは、審議録という形で官報にも出てまいります。また、インターネットをクリックしていただければ、例えば小委員会での...全文を見る
○葉梨委員 私自身も、実は、ここでカミングアウトしますと、二十になる前からちょっとたばこを吸ったりもしておった時代がございまして、ただ、六年ほど前なんですけれども、選挙で票がとれなくなるというようなことをだれかから言われまして、苦しい思いをしながら禁煙をしたことを覚えているんです...全文を見る
○葉梨委員 これは何によって決められているということを御存じでしょうか。
○葉梨委員 これは、未成年者喫煙禁止法という法律がございます。また、お酒についても未成年者飲酒禁止法という法律があるんです。  実のところを言いますと、憲法の投票権年齢だけを下げていくべきだというような御意見を開陳されたわけなんですけれども、やはり全体の流れとして言うと、まあ私...全文を見る
○葉梨委員 小林公述人は憲法に関する国民投票だけ取り出して下げてもいいんじゃないかという御意見ですから、そういうようなお答えになるだろうと思うんですけれども、先ほど申し上げましたように、この問題は、成年をどうするかという問題にもかかわってくるんです。  ただし、それぞれの法律に...全文を見る
○葉梨委員 例えば明らかに憲法違反である、あるいは憲法違反の疑いが強い、例えば今内閣法制局の見解においては、集団的自衛権については、憲法上、権利としては持っているけれども行使はできないんだというような解釈を内閣法制局はされておるわけなんですけれども、憲法が今のままで集団的自衛権が...全文を見る
○葉梨委員 それでは、百地公述人にお伺いをいたします。  先ほど一般的国民投票についての御意見の御開陳がございました。一般的国民投票について検討する、これは国政の重要事項ということで憲法改正にかかわるものではございません、これについてそういうことを法律に書くということは憲法に違...全文を見る
○葉梨委員 実は、国政の重要事項にかかわる一般的国民投票については、私も個人的には非常な魅力を感じております。また、将来にわたって、基本的には代議制というのが大事だと思いますけれども、今後やはり検討していかなきゃいけない事項ではあるのかなというような感じを実は持ってはいるんです。...全文を見る
○葉梨委員 いや、申し上げたのは、憲法審査会というのが設置されて、そして憲法改正にかかわる国民投票という形でのぎりぎりのところまでは一応法律に書いたということになれば、果たして一般的な国民投票というのが憲法改正を要するのか要しないのか、あるいは要しないとしたらどういうような制度設...全文を見る
04月10日第166回国会 衆議院 国土交通委員会 第11号
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○葉梨委員長代理 次に、糸川正晃君。
04月12日第166回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第5号
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○葉梨委員 前回、この委員会でも御答弁をさせていただいたわけなんですけれども、与党案においては、附則の十一条で「公務員の政治的行為の制限に関する検討」というような状況になっておりますが、検討を加えるというのは、検討して何もしないということではございません。これは、ここにもございま...全文を見る
○葉梨委員 先に与党案について簡単に説明してからコメントをさせていただきたいと思います。  与党で法律を出すわけですけれども、もちろん、国民の中には今自衛隊が違憲であるというような意見もあることは承知しておりますけれども、我々としては、憲法に反する疑いが非常に強いようなものを法...全文を見る
○葉梨委員 先ほど御答弁したこととも多少ダブりますけれども、石井委員も参加されました憲法調査特別委員会の小委員会において、慶応大学の小林先生のお話というのは大変参考になるだろうというふうに思います。今の憲法というのは、直接民主制については限定的に列挙して書いている、間接民主制を、...全文を見る
○葉梨委員 お答えをいたします。  ここは、第三条の一項にございますけれども、公選法の年齢だけではなくて、「成年年齢を定める民法その他の法令の規定について検討を加え、必要な法制上の措置を講ずる」、そこのところがこの「等」という形でなっておるわけです。  ですから、国政選挙に参...全文を見る
○葉梨委員 実務上の話として申し上げますと、今、船田委員からも御説明がございましたように、この三年間の間で、どのような法令について検討を加えて、どれが必要だということを最初に整理することになると思います。  ですから、あれも必要な可能性もある、これも必要な可能性もあるという状態...全文を見る
○葉梨委員 従来お答えしてきたことを多少丁寧に整理して御説明申し上げたいというふうに思います。  まず、国民投票の結果が主権者たる国民の意思をできる限り正確に反映したものにすることは必要です。投票率が低いことはやはり望ましいことではないと考えています。  ただ、御指摘のように...全文を見る
○葉梨委員 お答えいたします。  午前中の議論でも私答弁をさせていただきましたけれども、基本的にこの委員会におけるマンデートの中でどこまで法律に書けるかという問題は当然出てくるわけです。午前中も申し上げましたけれども、与党の方からもあるいは参考人の方からも憲法を改正しなければい...全文を見る
○葉梨委員 お答えします。  古川委員と一緒にヨーロッパに調査で行ったときに、たしかスイスでしたか、公選法の年齢を十八歳にするという国民投票をかけた、ところが否決されまして、それからその後に、先に成人年齢を十八にして、その後で公選法の選挙権年齢が十八になったというような例を古川...全文を見る
○葉梨委員 今、古川委員も質問の中でおっしゃられましたけれども、もしも万々が一の場合が起こったときに、それは関係するその法律の附則で書けばいいんだというんであれば、逆に、この国民投票法で書いておいても何ら問題はないというふうに思います。  ですから、まさに技術的な問題として、ど...全文を見る
○葉梨委員 午前中も、私、中身の問題についてはそれほどの違いはないんじゃないかということを申し上げました。今でもそういうように思っています。  中身の問題においては違いがないんですけれども、法律にどう書くかという表現の問題においては確かに違いはあるんです。その違いを、殊さらに表...全文を見る
○葉梨委員 まず、今、公聴会のお話を笠井先生おっしゃられましたけれども、この委員会における議論というのは、この通常国会における中央公聴会あるいは地方公聴会だけではなくて、憲法調査特別委員会に設けられた小委員会において、この国民投票法案について賛成の立場からもあるいは反対の立場から...全文を見る
○葉梨委員 公務員の地位利用についてちょっとお答え申し上げます。  実は、私、公職選挙法の関係でいうと、平成元年に神戸市で市長選挙がございました。そのときに県警本部の捜査第二課長をやっておりまして、公務員の地位利用ということで当時の神戸市の消防局長を逮捕したことがございます。も...全文を見る
○葉梨委員 今保岡提出者の方からもお話あったんですが、私も辻元委員と一緒に海外調査に行かせていただいたんですが、当時の状況を申し上げますと、公務員、教育者の地位利用について特化して聞いたというわけではなかったわけですよね。当時、憲法推進議連の中で、公職選挙法に非常に似たような形で...全文を見る
○葉梨委員 だれが判断するかということですけれども、与党案においては、適用除外といいますか、国民投票についての勧誘あるいは意見の表明を自由にするということは、国家公務員法、さらには地方公務員法の世界にゆだねたわけです。ですから、国家公務員法、地方公務員法の世界で、懲戒処分の対象に...全文を見る
○葉梨委員 知事や市長は特別公務員ですから、一般職の公務員を規律する国公法、地公法の適用はありません。
04月13日第166回国会 衆議院 国土交通委員会 第13号
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○葉梨委員長代理 冬柴国土交通大臣、一言お願いします。
○葉梨委員長代理 次に、鷲尾英一郎君。
04月16日第166回国会 参議院 本会議 第17号
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○衆議院議員(葉梨康弘君) 本法律案の提出者を代表いたしまして、市田議員の御質問について御答弁申し上げます。  四問ちょうだいいたしました。  まず、なぜ今、手続法の成立を急ぐのかというお尋ねがございました。国民投票法制については、中山太郎委員長の公平、円満な委員会運営の下、...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 良識の府であるこの参議院において答弁をさせていただくこと、大変光栄に存じております。  本法律案の提出者を代表いたしまして、近藤議員の御質問に御答弁申し上げます。  まず、改憲と地続きの法案ではないかとのお尋ねがございました。  現行憲法制定以来...全文を見る
04月17日第166回国会 参議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第2号
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○衆議院議員(葉梨康弘君) 昨日の参議院本会議における私の答弁中、配慮を欠いた発言があったことにつきまして、保岡議員より陳謝いたしまして、同様の措置をおとりくださいますようお願いしたところでございます。  委員会審議を始めるに当たり、改めておわびを申し上げます。     ──...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 中川委員にお答えを申し上げます。  この投票権年齢を二十歳から十八歳という問題は、我々の併合修正案におきまして与党案に対して修正を加えた非常に大きなポイントでございます。そして、昨日、本会議における質疑にもございましたけれども、やはりこの二十歳から十...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 中川委員にお答え申し上げます。  人を選ぶ選挙であります公職選挙法の世界とそれから政策を選ぶ投票であります国民投票とは、おのずから仕組みが違ってきております。そして、やはり憲法改正の国民投票ということになれば、たとえ公務員であろうと、できるだけ自由に...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 岡田委員にお答えいたします。  昨日の本会議におきましては、むしろ公務員の政治的行為の制限について特化した形で質問をされたと思います。先ほど中川委員の御質問にもございましたけれども、政治的行為の制限については附則という形で整理したわけですけれども、ほ...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) お答えいたします。  ここでは、今も申し上げましたとおり、国家公務員法、それから地方公務員法というような代表的な公務員法の法制を例示として挙げておりますけれども、その他の法令というのは、例えば特別職の公務員、これについて規律する法令というのがございま...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) お答えをいたします。  実は、この年齢に関しての法律構成というのは日本が特に複雑であるんです。刑法の刑事責任年齢が十四歳であるということは御承知のとおりだと思いますけれども、労働法制の中における年少者雇用、これは十五歳になります。そして、十六歳ですと...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 魚住委員にお答えを申し上げます。  まず、発案という前に、やはりこの憲法審査会、衆参の憲法審査会において、従来の衆参における憲法調査会と同様に、少数意見にも配慮した形での運営がなされるということをまず期待を申し上げます。また、そうならなければいけない...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) お答えいたします。  憲法の解釈として、内閣の解釈として、内閣に憲法の改正原案の提案権があるというようなことは、この国会の質疑においても、内閣法制局の当時の第一部長、阪田第一部長からも表明されているというような経緯は、もう魚住議員御承知のとおりだろう...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 魚住議員にお答えを申し上げます。  先般来の議論の中でも、現行の日本国憲法において直接民主制的なものについてはそれぞれ限定的に列挙をされているという議論がございましたけれども、直接民主制とはまたちょっと議論は違いますけれども、この請願、国民からの請願...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) お答えいたします。  発議があってから規制が始まるというのは全く御指摘のとおりだと思います。それまで多分、長い時間を掛けていろんな党派がいろんな案を出しながら、それについて国民がいろいろと意見を述べていくということは決して私は規制されるべきではないし...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 先ほども、この公務員についての政治的行為の自由については、法形式はこれから検討するにしても、国公法なり地公法なりあるいはその他の特別公務員についての規律する法律幾つかございますし、関係法令ということでしっかり整理をしていくということを申し上げましたけれ...全文を見る
04月18日第166回国会 参議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第3号
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○衆議院議員(葉梨康弘君) 前川委員にお答えを申し上げます。  条例は法律に違反したものを作るということはできない、これはもうおっしゃるとおりだと思います。今御指摘になられた例というのは、法律においてその条例で法律に定める基準よりも上乗せの基準を定めることを法律が授権しているわ...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 御指摘の趣旨がちょっと、具体的な例がちょっと私も、自身思い浮かばないんですけれども。
○衆議院議員(葉梨康弘君) そこのところについては、前川委員、誤解をしていただきたくないと思いますけれども、例えば、条例というのは法律の範囲内というか、法律の授権が必ずなければ条例が作れないというわけではございません。正に地方自治法に基づいて条例はいろいろな事務を作ることができま...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 今、大気汚染防止法等の個別の法律の例を引かれましたんで、そこについては法律の授権が必要であるということで答弁をさせていただきましたが、一般論として申し上げますと、法の趣旨に合致しているかどうかということを基準に判断されるものだと思います。
○衆議院議員(葉梨康弘君) 今御答弁申し上げましたけれども、正に法律に趣旨として違反するような中身というのは書けないんではないかということです。  先ほどの保岡委員の答弁というのは、最低投票率の問題ということになりますと、他国の憲法典等を引いてみても、これは憲法上やはり書いてい...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 先ほどの御答弁で補足的にちょっと申し上げたいと思うんですが、決してしゃくし定規に申し上げているわけではなくて、やはりその九十六条の趣旨に照らしてということです。  それで、今、保岡議員からも御答弁ございましたとおり、条例については地方自治法の一般的な...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 御指摘ありがとうございます。  この点についてですけれども、私どもの考えといたしましては、基本的に選挙とか審査、それから国民投票についての明確な意味でのこの最低投票率というのを定めるというべきではないんだろうというふうに思います。  しかしながら、...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 五年間、二〇〇〇年から二〇〇五年までの五年間、憲法のすべての条項について、衆議院、参議院において憲法調査会でいろいろと議論をしてまいりました。当然のことながら、直接民主制の一つの形態でありますこの国民審査、これについても当然議論はあったわけでございます...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) お答えいたします。  法律でこれを定めるという明確な授権がございますので、これは加重要件にはならないと考えます。この七十九条についてでございますけれども。
○衆議院議員(葉梨康弘君) 先ほど保岡委員からも御答弁申し上げましたとおり、九十六条の趣旨に照らしてもしも最低投票率を設けるということであれば、諸外国における憲法典であるとか、あるいはこの九十六条の文理上の措置、そして、あるいは実質上の理由ということを申し上げましたけれども、文理...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 憲法において国民がいろんな形で投票するというような制度を書いておりますのは、この国民投票、それから九十五条あるいは七十九条、さらには普通の選挙というのがございます。普通の選挙あるいは選挙ということになりますと、これについては法律で定めるところによりとい...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 先ほど申し上げましたのは、人を選ぶ選挙においては投票率ではなくて法定得票というのが定められておりますということを申し上げました。選挙ですから、だれかを選ばなければいけない、余りに乱立をした場合にどうだということが法律上の措置として定められているわけです...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 実態上の議論として、一定の得票を取らないと供託金が没収になってしまいます。そして、一定の得票を取らないと再選挙という形でもう一度選挙をするという形になってまいります。そこのところになるわけなんですけれども、これは投票率とは関係がないわけでございます。た...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 昨日おわびを申し上げたところでございますが、私の個人の考え方を申し上げさせていただくと、現実にあの場においてああいう形に荒れるとは私も思わなかったものですから、私個人の心情を申し上げさせていただきました。  平成十一年に私、警察庁を退官いたしまして、...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 国民が選んでいただく方ですから、それだけのやはり良識を持った紳士を選んでいただいているものだというふうに私は確信をしております。  そして、私の発言に配慮が足りなかった面があるとすれば、やはりその場の雰囲気を読み取ることができなかったと、その一点であ...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 個人としての見解を申し上げさせていただきたいと思います。  さきに、衆議院の憲法調査会の時代において二院制について私も発言をさせていただきました。今後この日本を制度設計する中で、この二院制の意義というのは私はこれからますます重要になってくるだろうとい...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) お答えを申し上げます。  日本国憲法の前文にございますけれども、日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定するという形になっております。  今、船田委員からもお話がありましたよ...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) ちょっと言葉足らずであったかと思います。  今、前文読みましたけれども、主語は「日本国民は、」です。「日本国民は、」「ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。」ということが前文にうたわれております。ただし、そこにおいて、発議でありま...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) いや、私も話をややこしくするために答弁したわけではございませんが、冒頭申し上げましたように、日本国民が、主権が国民に存することを宣言し、日本国民がこの憲法を確定するということでございます。
○衆議院議員(葉梨康弘君) 近藤議員にお答えいたします。  法案の提出の前になりますけれども、一昨年に憲法調査特別委員会が設置されまして、昨年五月に、法案を提出する前に何回か参考人を呼ぶ機会がありました。NHK、さらには民放連、それから天野さんですね、コラムニストの。そういった...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 申し訳ありません。今手元に資料を持っていないんですが、社民党の辻元議員から前の総選挙におきましてそれぞれの政党が幾らお金を掛けて大体幾ら投票があったというような資料を提出していただきましたので、精査してまた御報告申し上げたいと思います。
○衆議院議員(葉梨康弘君) 我が国においてこのような有料のCMの意見広告というのは実際に伝統がないということを天野参考人からも御指摘を受けました。ですから、その意味ではなかなかシミュレーションというのは非常に厳しいところはあるんだろうというふうに思います。しかし、諸外国、例えばス...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) お答え申し上げます。  一昨年はヨーロッパに、五か国でしたか、調査をさしていただきました。昨年は私は同行はなかったんですけれども、イタリア等にも調査をさしていただきました。特に、この関係のマスコミの規制あるいはCMの関係、重点的にやはり外国の調査をし...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 記憶と申し上げましたのは私が個人で申し上げましたんで、それぞれ調査報告書の中に記録としてしっかりとした記録が残っておりますし、また、それを参考にさしていただきました。  例えばスイスですと、あそこの場合はアリーナというような報道番組、ただしこれは必ず...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 同様でございます。  私も、投票率が高い方がいいかと聞かれれば、高い方がいいというふうに私も答えたいというふうに思います。しかしながら、最低投票率の制度の問題とはまた別のものであるというふうに思います。
○衆議院議員(葉梨康弘君) 附則で調整規定を置かしていただいておるんですけれども、長谷川委員の御指摘のとおり、大半の諸国においては十八歳という選挙権年齢、国民投票制度があるところでは国民投票年齢になっておるわけでございます、日本は二十歳ということですが。そして、その大半の諸国にお...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 先取りというふうに長谷川先生おっしゃられましたけれども、私どもは先取りというふうに考えているわけではございません。少なくとも公職選挙法、民法、そして国民投票の年齢、これはそろえていくことが必要だと。そして、私どもの立法判断として、やはりこれから本当に少...全文を見る
04月19日第166回国会 参議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第4号
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○衆議院議員(葉梨康弘君) お答えをいたします。  私の考えというのは個人的には民主党の憲法提言とも相通ずるところはございます。今の憲法はそのあいまいさゆえに相当この規範性ということを失ってきているんではないか、その意味で大きく見直しというのは必要ではないかというふうに考えてお...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 傾聴に値する御意見をいただいたと思いますが、ちょっと先ほど一点、文部省の話で申し上げたいと思うんですけれども、一九四七年に「あたらしい憲法のはなし」というのを、これは生涯学習ということで国民に出させていただいたというのは、当時やはり戦前の教育を受けた方...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 衆議院段階での議論を申し上げますと、民主党の園田委員からもお話ございましたが、憲法論議、憲法改正についての意見というのがこれ以上深まる前に、今定めなきゃいけないというような御答弁もあったかと思います。  やはり、フランスでは確かに御案内のようにデクレ...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) いや、私自身、別に引いて何をというよりも、それ私も横で聞いていたものですから、全く私も同感であるというようなことで申し上げたわけでございまして、正に私自身の意見でもございます。
○衆議院議員(葉梨康弘君) 主張をすること自体は、主張ですね、憲法を改正すべきという意見を表明すること自体は、日本国民の要件を有すればそれはできるというふうに思います。  ただし、天皇はこの憲法にいう日本国民には当たらないということになってまいります。
○衆議院議員(葉梨康弘君) 個人として、国民として意見表明することは、私は裁判官であっても構わないというふうに思います。  しかしながら、裁判官の職務の中で憲法を尊重し、いやしくも擁護しないというような職務を裁判官が行ってはならないというふうに思います。
○衆議院議員(葉梨康弘君) 国会議員であっても、憲法改正すべきだ、あるいは改正すべきでないというような意見を表明することは可能だと思います。  しかしながら、やはり国会議員の職務として憲法に反するような立法をするということはできないんだろうと思います。
○衆議院議員(葉梨康弘君) 公務員についても同様でございます。公務員も、憲法を改正すべきであるという意見を表明したりすることは、もうそれはできるというふうに思います。  しかしながら、やはり公務員としての職務がございます。公務員としての職務の中立性を著しく害するような、そういう...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 先ほど保岡委員のお答えにございましたとおり、そういうことを言うこと自体は、公務員たる教育者として、これは問題ないというふうに思います。  ただ、先ほど申し上げましたのは、憲法は一方で、公務員は全体の奉仕者であるということを規定しております。その全体の...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 発議をされた後に、例えばカリキュラムの中で、例えば社会科というような形で、それで、それについて当然試験もありましょうというときに、教員がその教育課程の中でお話をされるというのはちょっとこれはいかがなものであろうかなというふうに思います。  やはり、教...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 先ほど私申し上げましたのは特定の改正発議案についてということでございまして、一般論として例えばこの憲法の平和、人権、民主主義、こういった理念が大変いいことであるということを言われることは、今、保岡議員の答弁がありましたとおり、それはもう構わないというか...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 今申し上げましたけれども、先ほど来議論している議論というのが、教育者の地位利用に当たるわけでございます。もう御案内のとおりだと思います。教育者の地位利用については、行政罰とはいえ、教育者としてやっていくことはいけないということが一つございます。この地位...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) この条項の題名自体が検討となっておりますんでそういう御質問になったかと思いますが、この条文は、検討を加え、必要な法制上の措置を講ずるということで、これはもう義務でございます。立法上の措置を講じなければなりません。  そして、公務員関係の法律でございま...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 松岡委員からボイコット運動の件を聞かれまして、ブレア政権でございますけれども、その後、やはりそういったような経緯も踏まえて、二〇〇〇年にイギリスで恒久法であります国民投票に関する法律を作ったときには、やはりかつてのボイコット運動、これの件も踏まえて、や...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) これは今のボイコット運動の議論ともかかわるわけですけれども、我々は棄権の自由を認めるという中で、有権者、国民の中に他の有権者、投票所に行った他の有権者に認めてもいいよという人の自由を認めるわけです。ですから、明らかにこれぐらいだったらというか、こういう...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) お答えいたします。  通説であるというふうには理解はしておりません。  憲法上、五十九条それから六十条、六十一条において必要的両院協議会の定めがございます。今、保岡委員からも答弁がありましたとおり、両院協議会を法律で設けることはできるというふうに我...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 先ほど、私の答弁とそれから保岡委員の答弁が矛盾しているという御発言がございましたけれども、矛盾はしておりません。  国会において両院協議会というのを憲法上書いている場合というのは、先ほど申し上げましたとおり衆議院の優越、これについて特記して書いておる...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 憲法上疑義があるということについては、先ほども申し上げたとおりであると思います。そして、私自身は、先ほどウルグアイの話がございましたが、ウルグアイは憲法典において最低投票率を決めております、法律ではございません。ですから、そういう御議論については、やは...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 近藤先生の御配慮に大変感謝を申し上げます。  私からは、保岡委員それから船田委員と申し上げたとおりでございます。正に、やはり憲法審査会の中で丁寧な議論をして、基準はしっかり示させていただいておりますので、議論をしていただくことが大切だろうというふうに...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) お答えをいたします。  最低投票率の件については御議論あるところですけれども、私どもは、解釈として憲法上疑義があるというような解釈を取らせていただいております。  この投票においてということですから、ここについては、投票総数と見るか、有効投票総数と...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) お答えを申し上げます。  まず、この憲法審査会が作られまして、大体早期の時期にこの関係法律というのを確定するという作業に入ってこようかと思います。これを十八に引き下げる法律もあれば、また二十歳のままという法律もあるでしょう。その場合には、例えば法律の...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) ちょっと先輩方から総括的な御答弁ある前に、先ほどちょっと舌足らずなところございまして、憲法十五条ですけれども、成年者による普通選挙というのは、今、山下委員の御議論にありましたとおり、必ずしも民法と全く一緒であるということを憲法が定めているわけではない。...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) これは、午前中も御議論があったところでございますけれども、一般の法律の両院協議会というのは憲法五十九条で書かれておる。予算が六十条、条約が六十一条ということですが、両院協議会で成案が得られて、そして法律の場合、衆議院、参議院でそれぞれ過半数、出席議員の...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 午前中、保岡議員からも答弁ございましたけれども、ぎりぎりの問題で、これが実際どういう場面で発動されるかというのは、なかなか想定はしづらいところも、今現在想定しづらいところもあるんですけれども、本当に例えば表現の問題ぐらいのところで、それでこちらの議院が...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) テクニカルな答弁の前にテクニカルな修正をさせていただきます。  先ほど八十三条と申し上げたのは八十七条の誤りでございます。  八十七条の特則的な立場として八十六条の二を置かせていただいているんですが、八十七条の前にこれを書かせていただくことにしたの...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 元々、与党案においては有効投票の過半数というようなことを想定して出さしていただいたわけです。これは最前からの議論で、どういう形での投票になるかということにもよりますけれども、船田委員からも御議論がございましたけれども、三つか四つの分かりやすい関連する事...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 中島委員にお答えいたします。  午前中も御議論をさせていただきました。やはり憲法について、一般論として、教育者であっても意見を表明する、そして平和、人権、民主主義、その理念がすばらしいものであるということを訴えること、これは、本当にそれが規制されると...全文を見る
04月25日第166回国会 参議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第6号
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○衆議院議員(葉梨康弘君) 今、船田委員からお答えをしたとおりでございますけれども、公職選挙法の二百二十一条第一号、これが「当選を得若しくは得しめ又は」云々ということでいわゆる買収罪を規定しているわけですが、この二号のところで、当選を得若しくは得しめ又は得しめない目的をもって選挙...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 昭和二十五年にでき上がった法律でございます。  また、この小作ということの定義の問題にもよりますけれども、今現在、特に賃貸借という中で農地のいろんな形での転用というのもでき得るようになっておりまして、その中で、例えば現金ということで賃貸借をするという...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 先にちょっと補足をさせていただきたいと思います。  先ほど、保岡委員の方から小作について、今はほとんどなくなっているというような御答弁もありましたけれども、私、党で農林部会に属しておりまして、最近、所有によらないで、先ほど申し上げましたように、賃貸借...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 済みません。ちょっと補足的に答弁を申し上げます。  今は例示として挙げられたのは、会社の社長が課の課員十人を集めてというような例だと思いますけれども、まず一つは、そこでおっしゃられている趣旨が影響を与えるに足りる誘導なのかどうかということがまず要件と...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 実際の公職選挙法においてもそうなんですけれども、運用上の話として具体的な事例に即してやはり判断すべきだろうと思います。今の大久保先生の例でも全く処罰されるされないというふうに言い切るまで発議者としては自信はないんですけれども、ただ一つ申し上げたいことと...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) ある大きな会社の社長がその会社の方針として社員の自由意思を奪うような形で明らかな勧誘を行って利害誘導をするというような行為がやっぱり罰則で私どもは担保すべきだというふうに考えております。それが問題のある行為の類型に当たるかどうかということは、やはり具体...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) いわゆる利害誘導に当たるような行為というのは、会社においては、例えば給与であるとか何だとかという話はあろうかと思いますけれども、例えば、そもそも憲法改正についてみんなで賛成していこう、あるいは憲法改正に反対していこうという集まりがあって、その中でいわゆ...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 今、大久保委員からも御指摘ございましたけれども、ここの百九条で言います社寺、学校、会社、組合、市町村等となりますけれども、ここで例示として挙がっておりますのは、法人格を有するものということで、これコンメンタールによりますと、組合が法人格を有するかという...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) この特定公務員の投票運動の禁止の関係ですけれども、正にこの中央選挙管理会の委員として、中央選挙管理会の庶務に従事する者として、総務省の職員として、並びに選挙管理委員会の委員として、あるいは職員として、また国民投票広報協議会事務局の職員としての在職中とい...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 国民投票運動というのが成立いたしますのは、発議がありまして公示になってから投票までの間、その間でございます。
○衆議院議員(葉梨康弘君) 国民投票運動というのが法律で規定されるのは、正に九十日とか百八十日とかそういう期間ですから、それはそれで結構でございます。
○衆議院議員(葉梨康弘君) もちろん、辞令自体は、辞令というか任命の辞令自体はその前に出るのは正におっしゃられるとおりなんですけれども、国民投票運動という運動は定義上あり得るというのは、発議される前は国民投票運動というのはないんです。ですから、国民投票運動というのが存在する期間は...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 在職中ということは、在職中というのは正にその職にある間ということで係りますけれども、そこの期間というのは、国民投票運動の定義自体が、国民投票運動ができる期間、成立する期間というのがございますので、そこのところで九十日であるとか百八十日になってくるわけで...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) この在職中の定義でございますけれども、在職中というのは、当然辞令が出て、その職にいる間でございます。例えば、一月一日に葉梨康弘という男が中央選挙管理委員会の委員になりました。しかしながら……(発言する者あり)
○衆議院議員(葉梨康弘君) ごめんなさい。  投票管理者としての辞令が出ますね。投票管理者としての辞令が一月一日に辞令としては出ましたと。ただ、発議が行われたのが三月一日であるといったら、一月一日から三月一日までの間は、国民投票運動、特定の憲法改正案に関して賛成又は反対の投票を...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) ですから、その後は、当然のことながら、ここにもありますけれども、その関係区域内においてはそういった国民投票運動をすることはできないということになります。
○衆議院議員(葉梨康弘君) 運用上の話でございますけれども、投票管理者というのは、一般的に選挙における投票管理者も同様ですけれども、公示になりますと、選挙、発議になりましたら、もうその直後に辞令が出るという形になるかと思いますので、実務上それほど問題はないんじゃないかと思います。
○衆議院議員(葉梨康弘君) 発議者として同じでございます。  多数人というのを具体的に何人というふうに規定しなかった趣旨なんですけれども、元々、公職選挙法が昭和二十五年にできましたときに、多数の者に対する買収、利害誘導のいわゆるブローカー、こういったものを想定としております。 ...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) その前に、今、保岡委員からもちょっとお話しございましたので、ちょっと補足をさせていただきたいと思うんです。  先ほど小作の議論にもあったんですけれども、ここにおいて公職選挙法の多数人買収罪の規定をそのまま引いておるというのは、現在、公職選挙法において...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 先ほども御議論あったかと思いますけれども、組織的な多数人の利害誘導、これに当たる場合は、この国民投票法制において規制の対象となる場合もあり得るだろうと思います。
○衆議院議員(葉梨康弘君) 組織として多数人に対して行われる場合は、それは該当することとなる場合が多いんじゃないかと思いますが、個別具体の事例についてはそのいろんな状況を見て判断せざるを得ないと思いますけれども、そういう場合であったら該当する場合も多いんではないかというふうに思い...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 公職選挙法において戸別訪問が明示的に禁止されておりますのは、住居侵入という公述人のお話があったということを小林先生引かれましたけれども、一般的に、ちょっと密室的なところにあって、そこで買収的なものが行われるというような立法趣旨から戸別訪問を規制している...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) まず、ちょっと憲法上の位置付けについてお話し申し上げますと、国政においては今、直接民主制的な手法については限定的だということはずっと御議論あったとおりなんですが、地方自治については「地方自治の本旨に基いて」ということが九十二条に書かれておりまして、これ...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 当初の案におきましても国民投票運動はできるだけ自由に行われるべきであるという考え方で作られておりましたけれども、やはり公職選挙法を相当やはり引く部分もございました。例えば、教育者、公務員の地位利用について罰則を設ける、あるいは買収罪については、組織的多...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) やはり、これからの我が国の在り方について国民として意見を表明するということは当然奨励されるべきであろうというふうに思います。これがたとえ裁判官や検察官の職務に就いている者であったとしても、その意見表明、主権者としての国民が直接に国政に対して発言できる重...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 憲法の改正の発議が行われ、あるいは行われる前からですけれども、憲法について本当に自由にいろいろと意見表明をするということは本当に大切なことであるというふうに思います。特に、この投票制度が行われる下で、例えばフランスですけれども、EU憲法、これは結果的に...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 先ほど、憲法の条項を引かれないでということでございましたので、私の申し上げているのは、百条にございます適用上の注意で、表現の自由、学問の自由及び政治活動の自由その他の日本国憲法の保障する国民の自由と権利、これを不当に侵害しないように、これは大事にするん...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 仁比先生、後で私の答弁精査していただければと思うんですけれども、百条を引きまして、その百条を引いて不当に侵害しないようにということで制度を組み立てたということではなくて、ここにあります表現の自由、学問の自由及び政治活動の自由その他の日本国憲法の保障する...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 公務員の数については、例えば国家公務員ですと、約三十万人が一般職という形になりますが、その他特別職、自衛隊等も入れますとたしか三十万人程度であったというふうに記憶をしております。ただ、独立行政法人になりました部分も多々ございます。  それから、地方公...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) お答えいたします。  公務員については、憲法第十五条、すべての公務員は全体の奉仕者であって一部の奉仕者ではないという形で、公務の中立性をやっぱり持っていくことが必要である。そして、教育ですけれども、義務教育については二十六条二項になりますが、二十六条...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) ちょっと補足的に答弁をさしていただきます。  ちょっと私自身の答弁、大変舌足らずのところでございまして、ちょっと後の論点とも重なってしまいますんで、公務員については、十五条の二項というのは、政治的な中立性、公務の中立性というのは、公務員の政治的な行為...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 郵政の議論の際は、よく長谷川先生の前に私も座りまして、長谷川先生の御見識は大変尊敬を申し上げております。  あと一点、私もやはり、衆議院でもそういうような議論ございましたけれども、いろいろとかんかん角突き合わせるんではなくて、本当に腹を割っていろいろ...全文を見る
04月26日第166回国会 参議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第7号
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○衆議院議員(葉梨康弘君) 佐藤先生にお答えいたします。  いつも自民党の農林部会で大変御指導を賜っておりまして、農業も大切ではございますけど、憲法も大切であろうというふうに思います。  ちょっと具体的なデータになりますので、少し細かめに御説明をさしていただきたいと思います。...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 確かに山本委員の御懸念もあろうかと思います。そういうこともありまして、必ず高校を卒業した方ということでサッカーくじは十九歳以上が買えるということになったわけなんですが、ただし高校というのは義務教育ではございませんで、そういうことでいえば、今の二十歳であ...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 条文の話になりますんで、ちょっと私から。  この法律の附則の第四条でございます。第六章の規定による改正後の国会法の規定は憲法改正原案については適用しないということで、それぞれの両院の憲法審査会については、憲法改正原案、これはこの三年間全く適用されない...全文を見る
05月09日第166回国会 参議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第10号
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○衆議院議員(葉梨康弘君) お答えいたします。  私どもの法律においては、公務員法の世界における政治的行為の制限について私どもがどうこう言う立場ではないというふうに考えております。少なくとも国民として、公務員であっても、日本国民として行うような憲法の改正発議についての意見の表明...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 意見の表明自体は当たりません。  それで、前にちょっと新聞等で、もう短く申し上げますけれども、私の答弁と船田委員の答弁が違っているような報道がされたことがございますけれども、全然違っておりません。私、答弁に立つときに船田委員から、それは駄目だよねとい...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) あれは附則で定めさしていただいておりまして、関係法令が施行になる前、これが二十歳という形で読み替えるということになっております。  ただ、最前からずっとこの委員会でも答弁さしていただいていますとおり、この三年間の間で確実に義務として法制の整備はしてい...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) これも、例えば公選法がこの三年の間に整備されたとしたら、その施行期日が半年後になります。あるいは、民法ですとあるいは施行期日というのが先になるかも分かりません。いろいろなことを整備しなければなりませんから。  ですから、法の整備は三年間に行うんですけ...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) ここの元々の問題意識は、たくさんの法律があるわけですけれども、地方公務員法においては公の投票をする目的においての政治的行為というのが禁止をされておるわけでございます。それが国家公務員法においてはないと。ですから、元々は、国家公務員法について触るのではな...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) ただ、少なくともこの人事院規則の解釈であろうかと思います。  先ほど自衛隊法を引きましたけれども、人事院規則の中で政治の方向に影響を与える意図で特定の政策を主張し又はこれを反対するというところは、やはり私は国民投票についての意見の表明、勧誘、こういう...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 今申し上げましたのは、もちろん特定の政策の主張又は反対ということについては、コンメンタールによっても日本国憲法に定められた民主主義政治の根本原則を変更しようとする意思を言うということはもう全く仁比先生のおっしゃるとおりだろうと思います。  しかしなが...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 基本的には当たらないということを明確にするような整理なんでございます。  ただし、ここを、法律上の読み方としてなんですが、大体関係する法律が三十五本ぐらいございまして、今、仁比先生おっしゃられたように、地方公務員法、法律で規定しているもの、あるいは人...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 基本的には、ここで公の投票から国民投票というのを除くというような形になろうかなというふうに考えております。
○衆議院議員(葉梨康弘君) 済みません、ちょっと舌足らずなところございまして、三十六条の二項の柱書き、本文のところですけれども、公の選挙又は投票において特定の人又は事件を支持し、又はこれを反対する目的、ここの目的の部分がございます。そして、行為として、投票をするよう、又はしないよ...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) ちょっと法律上の整理の問題として御説明申し上げたいと思うんですが、今、仁比先生おっしゃられたように、政治的目的とそれから政治的行為とあるのはおっしゃるとおりでございます。これはもう各公務員法の世界それぞれにおいてそうです。  先ほど申し上げましたのは...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 条文上ということで、ちょっと他党から出た案で誠に恐縮なんですが、本日見せていただきました。  例えば、国民投票運動、民主党の百一条でございますけれども、ここでは地方公務員法を引きまして、国民投票運動及び憲法改正に関する意見の表明並びにこれらに必要な行...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 申し訳ありません。ちょっと後で、国土交通委員会の理事をやっていまして、採決で少し中座をさせていただきますが。  それで、今お答えを申し上げます。  教育者と公務員の地位利用について今お尋ねでございますけれども、基本的には、憲法一条であります国民主権...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 法律の整備を三年以内にいたします。ですから、施行が三年というふうには書いてはいないんですけれども、我々としては施行も三年以内であることは望ましいだろうというふうに思います。
○衆議院議員(葉梨康弘君) 荒木先生おっしゃるとおり、少年法がこの関係法令に含まれるかどうか。関係する法令であることはあるんですけれども、整備をしなければならない法令になるかどうかということについては実は議論がございます。  といいますのは、やはり二十歳を十八にするということで...全文を見る
05月11日第166回国会 参議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第12号
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○衆議院議員(葉梨康弘君) お答えいたします。  私ども自民、公明、与党の立場は一貫をしております。  五月九日ですが、テレビ朝日の報道ステーションで私の答弁が矛盾している、教育者の地位利用ですが、そんな虚偽報道がなされたんで訂正放送をお願いしているところなんですが、正に一貫...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 後々の運用の指針になるために少し細かく列挙して申し上げようと思います。
○衆議院議員(葉梨康弘君) それで、ずっとここも答弁しておりますけれども、地位を利用しての国民投票運動、これが禁止になります。ですから、今まで私ども表明という形で申し上げてきたのは国民投票運動にわたる表明であるということはもう自明のこととして答弁をしてまいりました。したがいまして...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) よろしいです。
○衆議院議員(葉梨康弘君) 藤末先生と全く同じ考えでございます。必要な法整備はやはり三年以内に行わなければならないというふうに思います。  そこで、関係法令というのをここ、限定的に列挙しているわけではないのは、まずこの法律ができた後、どの範囲のものを変えるんだということを早期に...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 全く分けて考えるべきだというふうに思います。そして、憲法審査会の中でも、この手続に係る部分、今の十八歳のお話ですとか、あるいは公務員の政治的行為の関係もございましょう、さらには運動の形、あるいは運用指針の話、そういったものはできるだけ公正中立になるよう...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 四月の二十五日も答弁をさせていただいておりますけれども、これは相当程度の多数というふうに言いましたのは、公選法の二百二十二条ですか、これのコンメンタールで相当程度の多数と書いてある解説書があるんでそれを引かせていただいたんですが、一般的に多数、不特定多...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 公職選挙法でも加重要件としてこの多数人というのを書いているわけですけれども、その意味でいいますと、この多数人というのが公職選挙法の解釈でも、今、罪刑法定主義に反するという御議論ですと、罪刑法定主義に公選法自体が反してしまうということが起こってきてしまう...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 具体の事例に即してまた考えていかなきゃいけないところなんですが、ここの、まず先に公選法と確かに国民投票法は人を選ぶ選挙と政策の投票ですから違うんですけれども、罪刑法定主義という意味では、ある行為についてある罰則を掛けるという形であれば、これは罪刑法定主...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 前川委員に、私、人を指さしていないです。そういう覚えは全然ないので、このたしか条文をこうやっているのをちょっと勘違いされたんじゃないかなと思います。申し訳ありません。ちょっと誤解を与えるような姿勢だったと。  この問題なんですが、まず一つは、保岡先生...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) もう一度ちょっと整理してお話し申し上げますと、二つ要件があって、教育上の地位にあるため特に国民投票運動を効果的に行い得る影響力又は便益を利用するというのが、その講義の中で成績に影響を及ぼすようなものである、あるいは講義の中で言うというのも、これは実は当...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 自由であると考えています。
○衆議院議員(葉梨康弘君) 確かに、教育者、公務員の地位利用というのはそれほど例はないんですけれども、文言としては、公務員、教育者の地位利用は全く一緒ということなんですが、多分今言われているような形であれば、教育者としての資質を利用してというのは当たらない、それはそうなんだろうと...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) そういう御趣旨であれば、全くおっしゃるとおりだと思います。教師であるから、大学の教授だからこれが駄目だということではございません。ただ、公務員の場合はまた別途規制が掛かってまいりますが。
○衆議院議員(葉梨康弘君) 構わないと思います。
○衆議院議員(葉梨康弘君) 当然、それはもう意見の表明であって自由だと思います。
○衆議院議員(葉梨康弘君) 自由なんですけれども、これは教育者の地位利用という意味ではこれには当たらないんです。公務員の議論はまた別であるということ、また、最前議論をいたしましたのでもう言いませんけれども、地位利用には当たりません。
○衆議院議員(葉梨康弘君) 基本的にそれも構わないというふうに思います。  ただ、その後どういう御質問になるかというふうに、ちょっと私、別に警戒しているわけじゃないんですけれども、例えば自分の子供にそこに必ず参加しなさいというようなビラを配って、それで明らかに投票勧誘に当たるよ...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 明確に申し上げます。  国民投票で、今公選法で自由とされているようなものを国民投票の際に規制をするということは考えておりません。
○衆議院議員(葉梨康弘君) これは条文を元々公選法から、これは公選法の規制とこの国民投票法の規制は違うんですけれども、罪刑法定主義的な運用の積み重ねという意味で公選法から引いてきたということでこういうような表現になっておりまして、今おっしゃられたのが正に、特に国民投票運動を効果的...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) 職権濫用罪をそのままですと、職権濫用罪というのは、保護法益としては相手方の自由意思と職務の公平性、これになるんです。この公選法ですとかあるいはこの国民投票運動、この法律の保護法益というのは投票の公正を害するかという世界ですから、この投票の公正を害すると...全文を見る
○衆議院議員(葉梨康弘君) ちょっと今のお話で、例えばたくさんの人が集まっていて国民投票運動をやっていると、その中の一部の人が政党の機関紙を持っていたら全体がその公務員の規制になるということはないんで、その一部の人がなってくるんだろうと思うんです。ある行為について、随伴する目的で...全文を見る
06月08日第166回国会 衆議院 国土交通委員会 第24号
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○葉梨委員 おはようございます。自由民主党の葉梨康弘です。  ちょうど大臣が参議院に行かれている時間を利用してというか、ちょっとギャラリーも少ないようですけれども、質問をさせていただきたいと思います。  きょうは、都市鉄道について、特に地元の関係もございまして、鉄道局長といろ...全文を見る
○葉梨委員 ぜひともその点、お願いしたいと思います。  時間が二十分しかございませんので、次は要望のみにとどめたいというふうに思います。  私が通っております常磐線、実は、取手から東京に来るまでに、利根川、江戸川、中川、荒川と、四つの一級河川を渡ってまいります。それで、私は、...全文を見る
○葉梨委員 なかなか国交省は次のことについてはお答えはしづらいと思いますので、御要望だけにしておきたいと思います。そういった環境アセスができて、あそこは神田の駅のところで四階建てになるものですから、周りの住民が反対しているというようなことも聞いてはおるんですけれども、それが何とか...全文を見る
○葉梨委員 そこら辺を、ぜひ積極的な助言と検討と御相談に乗っていただくように強く要望を申し上げたいと思います。  時間の関係もありますので、ちょっと二点、つくばエクスプレスの関係と、それから速達性の向上について、御要望を申し上げておきたいと思います。  一つは、TXも順調に伸...全文を見る
○葉梨委員 以上で私の質問を終わりますが、一生懸命お願いをいたします。ありがとうございました。
10月11日第168回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○葉梨委員 おはようございます。自民党の葉梨康弘でございます。  私は、現在、国会対策の副委員長をしておりますが、その立場で御質問させていただきたいと思います。  まず、冒頭でございますけれども、民主党の小沢代表の不動産の問題、いろいろと報道されているようでございますが、その...全文を見る
○葉梨委員 これは、収支報告書に記載をして、これを公開するということです。  労働組合、この組合さんがいろいろな政治団体をつくっている例があるんです。ある方から、ここら辺からちょっとそういうのも調べてみたらいいんじゃないかという示唆も受けまして、私も見てみたんです。  そうし...全文を見る
○葉梨委員 本日は、余り個人の名前は挙げたいと思いませんので、挙げません。  次の問題に移りましょう。  まず、選挙部長さんに法律関係をまとめてお伺いをしたいと思います。  衆議院が解散されます、そして、公示になりますと総選挙の候補者が出ますね。そして、その総選挙の候補者に...全文を見る
○葉梨委員 今、法律関係については説明がございました。  そうなんですね。そのとおり、総選挙の候補者のポスターというのは二種類です。候補者個人が印刷するものと、それから政党が印刷するもの、それ以外は認められていないわけなんです。  ところが、これもやはり、ある有力労組の政治団...全文を見る
○葉梨委員 そのとおりだと思います。ですから、労働組合さんの方も、組合員さんの自由な意思を尊重するという意味から、たくさんの政治団体を結成されているという事実もあるわけです。  ただ、結成されても、結成しただけで、実際上は本当の休眠という政治団体も実はございます。  選挙部長...全文を見る
○葉梨委員 毎年の収入、これは多分利子だけなんですね。かといって、このUIゼンセン同盟さんが政治活動をやっていないかといったら、そんなことはないですね。今回の参議院選挙でも、組織内候補、準組織内候補三名の完勝をかち取ったという有力労組。国民のだれもが政治活動をやっていないなんて思...全文を見る
○葉梨委員 今述べられたように、一億円以上の収入額、二億円以上の収入額というのは極めて大きな政治団体ということになります。企業でいったら東証一部上場、そこら辺に当たってくるのかなというふうに思います。  なかなかこれは入手できないんですけれども、自治労という労働組合があります。...全文を見る
○葉梨委員 きょう、いろいろと事例を挙げながら質問させていただきましたけれども、特に個別の名前を私そんなに挙げるつもりもないので、やはりこれからどういう形の制度にするかという問題だと思うんです。  先ほど、冒頭申し上げました百九十九条、二百条の話についても、総理の団体の行為とい...全文を見る
11月29日第168回国会 衆議院 総務委員会 第6号
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○葉梨委員 どうも御苦労さまです。  この総務委員会では、私も前国会まで理事をやっておりましたが、久しぶりの質問ということになります。本日の質問では、今も趣旨説明の中にもございましたけれども、民間放送事業者に対する再発防止計画の提出の求め、この関係に大半の時間を使わせていただき...全文を見る
○葉梨委員 今も御説明ありましたけれども、実は、これも私ごとになるんですけれども、この時期というか、この春、そのようなアナウンスが行われ、さらにBPOにおいてもいろいろな形での機能強化が検討されるという中で、放送事業者の中である一定の効果というのはあったのかなというのを実は私自身...全文を見る
○葉梨委員 そこら辺、大変大事なポイントだと思います。まさにこのBPOにおける機能強化というような取り組みがどのように行われているのかということは、我々国会としてもしっかり見ていかなければいけないだろうというふうに思うんです。それが、今までのいろいろな経緯の中でちょっと不十分な面...全文を見る
○葉梨委員 私も、今回の改正案において、再発防止計画の提出を求めるということは非常に意義のあることだと思います。ただ、それに全部乗っかかってしまうというのも、やはり放送というものの性質からするといかがなものかというような感じも持っております。  そこで、これはちょっと政府に伺う...全文を見る
○葉梨委員 本日は個人的な経験も交えて御質問をさせていただきましたけれども、ぜひとも、この法改正も含めた総合的な観点から、この放送倫理の問題については今後ともこの委員会において考えていくべきであるということを御主張申し上げまして、私の質疑を終わらせていただきます。  ありがとう...全文を見る
12月04日第168回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○葉梨議員 ただいま議題となりました犯罪利用預金口座等に係る資金による被害回復分配金の支払等に関する法律案について、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  いわゆる振り込め詐欺の被害者が、犯罪者等を名義人とする預金口座に振り込んだ資金は、現在の法制では、口座名義人のみが...全文を見る
○葉梨議員 その前に、先ほど提案理由の説明、時間が決められておりました、非常に早口で読ませていただきましたので、原稿を途中で修正しなければいけないなと思っていたところを飛ばしてしまいました。公示催告の期間、今、大口委員からもお話ありましたけれども、民事訴訟法ではなくて非訟事件手続...全文を見る
○葉梨議員 今、小川先生からもお話あったんですけれども、基本的にいろいろな実務を金融機関にやっていただくということになりますので、相当綿密な打ち合わせをしてこなければ、なかなかこういうような法制というのはできないということも事実でございます。  ただ、金融機関にとっても全くメリ...全文を見る
○葉梨議員 提案理由説明で申し上げたとおりなんです。  実は、この一年の検討の過程で、私どもは二段階構えの公告という提案をさせていただいているわけですけれども、これを一回でやってしまおうという議論もございました。三月というのはまだるっこしいという議論もございました。一月で、これ...全文を見る
○葉梨議員 ほとんどが詐欺であることは間違いございません。先ほど刑事局長の答弁にもありましたとおり、振り込め詐欺の態様というのは非常に多くのものがある。  詐欺以外で何だという御質問だと思いますけれども、刑法犯として典型的なものは恐喝がございます。恐喝で振り込ませる。それから、...全文を見る
○葉梨議員 先ほども議論がございましたけれども、ケースがたくさんあるんですね。私も遺失物法の担当の課長補佐を二年間、詐欺罪の捜査を六年間やっておりましたけれども、いろいろなケースがございます。まさに佐々木先生言われるようなケースというのも結構ございます。そして、今、銀行の実務を聞...全文を見る
12月05日第168回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
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○葉梨委員 自民党の葉梨康弘です。  官房長官、質問を最初用意していたんですが、記者会見ということで、どうぞ御退席されて結構でございます。時間があと一分しかございませんから、先に前ぶれを申し上げていますと二、三分たってしまいますので、どうぞ。  先ほど、米国の「北朝鮮に対する...全文を見る
○葉梨委員 今お話ございましたように、九・一一テロというのは、明らかに日本企業が所在していることがわかっており、さらにはそこに日本人が働いていることが明らかである建物に対しての殺りく行為が行われたということです。  そこで、法律関係、一般論で結構ですが、お伺いをしたいと思います...全文を見る
○葉梨委員 次に、法律関係です。  外国人による国外犯の問題についてお尋ねを申し上げたいと思います。  九・一一テロが敢行されました平成十三年当時、実は我が国の刑法においては外国人による国外犯という規定は設けられていなかったと承知しています。ただ、その後、平成十五年の刑法改正...全文を見る
○葉梨委員 現行の日本の刑法体系においては、このような九・一一テロのような行為については、日本国民が明らかな標的として殺されている以上、現在これが起これば、我が国の刑法でも処罰しなければならない行為であるということがわかりました。  そして、我が国の刑法において実行行為者に殺人...全文を見る
○葉梨委員 それでは、外務省にお尋ねします。  九・一一テロにおいて何人の日本人が殺害されましたでしょうか。
○葉梨委員 ただ、我が国の憲法は罪刑法定主義をとっておりますので、なかなか刑事法の遡及適用というのはできないわけですけれども、今現在でも、二十四名以外の方でも非常なトラウマで苦しんでいる方がたくさんいらっしゃるわけです。平成十五年の刑法改正というのは、今仮に九・一一テロのような行...全文を見る
○葉梨委員 拉致の被害者というのが確定していないという話はこの委員会でも最前来あったわけですけれども、たとえ外国におって外国人に拉致されたという方であったとしても、やはり我々は、そういうような拉致行為から決して目を背けることはできないというふうに考えます。  そして、同様に、日...全文を見る
○葉梨委員 ありがとうございます。全く同感でございます。  そこで、次の観点からの御質問に移りたいと思います。  国際社会の理解と協力を拉致問題の解決について求めていくためには、ちょっと誤解を恐れずに言えば、拉致問題というのが極めて横への広がりを持つ問題である、そして縦への広...全文を見る
○葉梨委員 もちろん、対米関係というのが非常に基軸的な重要な要素であるということは、私は先ほどのモスクワの会合でも痛感をいたしました。アメリカがいないとなかなかやりづらいところがございました。  ただ、もう一つのお話、人権問題としてということでは、実は、私は昨年の六月に北朝鮮人...全文を見る
○葉梨委員 以上で終わります。どうもありがとうございました。