原口一博

はらぐちかずひろ

小選挙区(佐賀県第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

原口一博の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月20日第140回国会 衆議院 逓信委員会 第2号
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○原口委員 新進党の原口一博でございます。九州の大先輩であります堀之内郵政大臣、そして県議時代から友人であります野田政務次官の御就任に心からお喜びを申し上げます。また、先日予算委員会で大臣がお話しこなりましたように、私は、強い人間が自由競争で勝つだけであればこれは政治は要らない、...全文を見る
○原口委員 ありがとうございます。  郵政の情報だけではないのですね。例えば、またお手元に資料を配らせていただいていますけれども、これは郵政省にお願いをして、書状料金、はがき料金の内外価格差について教えていただきました。これは日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、いわゆる...全文を見る
○原口委員 私は、はがきの国内料金が高いとか安いとかいうことを申し上げているのではありません。私たちの政策材料となるその情報が、一部の官庁の中でまだディスクローズされていない。例えば、厚生省のあの郡司メモみたいなものも、それは連立政権の中で追っかけていって、郡司メモが見つかって、...全文を見る
○原口委員 これから検討していただくということ、前向きの発言をいただいたということで、ただ私は、郵政省、特に郵便貯金、国民の大事な貯金を預かって、そしてそれを有利に運営する、その責任をお持ちの郵政省ですね。今お示ししたように、特殊法人、郵貯を原資にしたその使い先、この使い先につい...全文を見る
○原口委員 その方向でぜひ進めていただきたい。財投を、何も有利なところばかりに投資しているわけじゃありませんね。国鉄いわゆるJR、そういう赤字の清算事業団、そういったものにも投資をしてきている。私は、ここに思い切ったメスを入れない限り行政改革の実は上がらないということを申し上げて...全文を見る
○原口委員 セルパというのはテロリストですね。そうすると、この無線機はだれの管理下にあったのでしょうか。当然セルパの管理下にあったのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
○原口委員 午前中の質疑の中で、郵政省はこけにされたと大臣はおっしゃいました。そのこけにされた、この言葉はいかがなものかと思うのですが、しかし、人命がかかっている、そしてその中で、そのことについて聞いていない、これで許されるのだろうか。  次に質問しますが、では、このテレビ朝日...全文を見る
○原口委員 それはテレビ朝日の社長から事情をお聞きになっていますね、十二百ですか。そのときにそういうふうにおっしゃったわけですか。
○原口委員 そのときに置き忘れたと今おっしゃいましたね。それが、置き忘れたものが、その後はこれを使って二回交信しているのですか。そのうち、日本人人質のうち、一月二十五日ですか、大使館関係者を除く十一人の民間人から無線機を利用して家族にあてたメッセージが届いたということでありますが...全文を見る
○原口委員 十四日に人見記者が帰ってきて、そしてその場で、忘れてきたと言って、そして二十五日に交信があって、テレビ朝日はそれが使われていたということがわかったということでございますね。今の説明はそういうことだと思います。  私は、人質の人命、そしてゲリラに、その間、例えばこの無...全文を見る
○原口委員 私も大臣と認識を同じにします。  ところが、これはある新聞の記事でありますが、テレビ朝日の広報部長の話として、公邸内を取材する目的で無線機を置いてきたものなのだから問題はないんだという報道がなされていますが、このことと、さっきおっしゃった忘れてきたということは全然違...全文を見る
○原口委員 見解をお伺いになっていない。先ほど大臣は、こけにされたとまで言われたんですよ。このことについてどんな姿勢で臨まれたのですか、そのことぐらいは国民に明らかにする義務があるんじゃないでしょうか。郵政省は何をお聞きになっているのですか。  十三日から二十五日の間に、その無...全文を見る
○原口委員 全く、これだけのことがなされて、何で僕がこんなことを質問するかというと、報道の自由、私たち政治家は言論や報道に踏み込んではならない、そのことを厳しくいさめなきゃいけない、しかし、余りにも常軌を逸した行動、余りにも商売中心のそういうことが起こったときには、それを利用して...全文を見る
○原口委員 私は、こういう状況が起こったときに、郵政省が聴取をされているから、そのことについてはきっちり事実関係を把握してください、そのことを申し上げておるわけであります。  私は、個人の中傷、あるいは例えば亡くなった方の写真をメディアで流す、あるいは暴力の場面が子供たちにまで...全文を見る
○原口委員 強い決意は午前中お伺いいたしました。  今通信分野の市場というのは六千億ドル、二〇〇〇年には一兆二千億ドルまでになる。その中で、日本はおくれたわけではないということでありますが、今率直にお認めいただいたように、アメリカとの情報化格差、これは電子メールで、単位は万であ...全文を見る
○原口委員 昨年の暮れにNTTの分割を郵政省とNTTの間で合意されて、その中のいろいろな条件についてもきょう御議論があったわけでありますが、一つだけお尋ねしたいのです。  連結納税制、昨日ですか、三塚大蔵大臣は、NTTだけにこれを認めるわけにはいかないのだ、税というものは公正で...全文を見る
○原口委員 今の説明、大蔵大臣の意見とは違うわけですね。郵政省としては、NTTを早く分割しなければいかぬ、だからその合意に基づいて特例を認めてくださいという立場に立っているという御説明だと思いますが、大臣、どのようにお考えでございますか。
○原口委員 私は、NTTは、一方で海外において競争しなきゃいかぬけれども、国内においてはまたはかの同種の会社と競争をしているわけです。そことの競争条件の公正さということも大変重要なことであるというふうに思います。  それともう一つ、私は、郵政省にぜひ問いただしていかなきゃいかぬ...全文を見る
02月25日第140回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○原口委員 新進党の原口一博でございます。通告に従いまして、主に厚生行政、そして郵政行政、この二点についてお伺いをしたいというふうに思います。  まず、これから日本は未曾有の大競争の時代に入っていきます。その競争の中で敗れた人たち、そしてさまざまなストレスの中で心が痛んだ人たち...全文を見る
○原口委員 今厚生大臣からお答えいただいたように問題意識を持っていただいている。ただ、今お話しになりました精神保健福祉相談員の配置状況、全国に配置をされておるわけでありますが、その配置は全国で平成七年の六月三十日現在で二千三百二十四人であります。もっと早く相談をす ることができ...全文を見る
○原口委員 非常に前向きの御答弁をいただいたというふうに思います。  もう一つ資料を出させていただいております。これは行監から出された資料でありますが、重複受診者に関する資料。お手元の資料をごらんになっていただきたいと思いますが、Aという九十三歳の方、この方は同じ一カ月の間に三...全文を見る
○原口委員 ありがとうございます。  この改革ができるのは、小泉厚生大臣を除いておられないというふうに思います。厚生大臣の前向きの御活躍をお祈りさせていただいて、次の問題に進みたいと思います。  橋本総理は、金融ビッグバンということをお話しになりました。私は、この基本的な考え...全文を見る
○原口委員 ありがとうございます。  私は、その際に国民の知る権利を明示すべきだというふうに思います。官官接待、いわゆる地方のむだ遣いについても、オンブズマンによって明らかにされることによって六十三億円ですか、縮小が、削減が見られている。私たちは、今までブラックボックスにあった...全文を見る
○原口委員 五分、懇切丁寧に説明をいただいて本当にありがたいのですが、時間が限られていますので、ぜひ……。  ビッグバンの中にこの公的金融の問題を入れるのですか、どうですかという質問をしているのです。入れるのか、いや検討中だという答えか、それだけで結構でございます。官房長官にも...全文を見る
○原口委員 得な時代にしていただくように心からお願いを申し上げます。  政府金融の割合を見ますと、日本の場合はもう百四十兆円、アメリカの場合は二十一兆円、ドイツの場合は二十四兆円、これを一つとってみても大変大きなシェアを占めるわけでございます。このことについても聖域とせずに頑張...全文を見る
03月04日第140回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
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○原口分科員 新進党の原口一博でございます。  郷土の大先輩であります古賀運輸大臣、至誠通天という言葉があります。誠を尽くせば天はそれを見ているのだ。大臣、さまざまな難局を、そして、新しい二十一世紀の高速交通体系を大臣のお力によって開いていただきますように、この御就任に当たり心...全文を見る
○原口分科員 その中でも、今お話しになりましたように、過去二十年間、世界経済の平均成長率というのは三%台、アジア地域は年率八%で成長をいたしています。東アジアの市場規模というのは、四兆四百億ドルをもう超えている。日本の一・六倍、アメリカの約七割の水準まで成長をいたしています。その...全文を見る
○原口分科員 おっしゃるように、韓国の仁川、巨大な空港が今二〇〇〇年を開港の予定としてつくられています。シンガポールのチャンギ国際空港もそうでありますし、クアラルンプールにも大きな空港ができています。そして、上海、香港それからバンコク、これまで入れると巨大な空港がアジアに出現をす...全文を見る
○原口分科員 大臣の前向きな御答弁、ありがとうございます。  各空港の総工費を滑走路千メートルで割ったキロ当たり単価というのを出してみました。その中で、関空の場合は一キロ当たり四千百六十六億円、広島空港は安くできていますね、二百八十四億円、アメリカ・デンバーの国際空港は百七十八...全文を見る
○原口分科員 今の基本的なお考えは私もよくわかります。大都市圏でという七次空整までの考え方を私はどうのこうの申し上げているわけではありません。今の飛躍的に拡大する需要に追いつくためには、関空や、あるいは今計画に頭出しをされている中部国際空港、それから羽田の沖合展開、これは必要なこ...全文を見る
○原口分科員 ありがとうございます。  候補地の絞り込みはまだなされていないという基本的な観点で、私たちは国策として——私たちは、福岡から東京に来るよりも上海に行った方が近い、アジアのいわゆる玄関としての九州の位置があるわけでございます。そして、その中の空港整備、国際空港を整備...全文を見る
○原口分科員 私は、財源とそして計画についてももっとロングスパンで、古賀運輸大臣のときから日本の航空政策が変わったんだというようなものをぜひ打ち出していただきたいというふうに思います。  さて、時間があとわずかでございますので、整備新幹線について、幾つかの点を確認させていただき...全文を見る
○原口分科員 私は野党でございますから、その中には入らないのかもわかりませんが、私たちや地元にとっての悲願であります。それはコスト・アンド・ベネフィットがございます。さまざまな地元負担を無視して、そして財源の問題も無視してつくってくださいということを申し上げておるわけではありませ...全文を見る
○原口分科員 私たちは、その検討委員会というのも一つの大きなものなんでしょうけれども、やはり国会の場というものをきっちり大事にしていただきたいというふうに思うわけでございます。  また、九州新幹線鹿児島ルートについては、船小屋−新八代間が新規着工区間というふうにされています。し...全文を見る
○原口分科員 基本的に在来線を活用ということで、そうすると、地元負担というのはその間については発生しないわけですね。新たな線をつくることはないわけですから、博多−船小屋間の自治体については、新たな負担は発生しないと考えてよろしいのですか。
○原口分科員 これから整備新幹線がつくられるところは財源的にも非常に厳しいところですね。やはりその辺の措置を考えていただきたい。特に、地方で経営を分離するのだ、第三セクターとするのだというのは極めて困難な見通しであって、仮にその並行在来線について、いろいろな並行在来線があるのでし...全文を見る
○原口分科員 最後に、運輸大臣に御所見をお伺いしたいと思います。  この高速交通体系の中で一番大事な省は運輸省だというふうに思います。特に、先ほどお話をしました国際空港について、特段の財源を確保して頑張っていただきたいというふうに思うわけでございますが、御所見を最後にお伺いして...全文を見る
○原口分科員 どうもありがとうございます。終わります。
03月17日第140回国会 衆議院 逓信委員会 第3号
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○原口委員 新進党の原口一博でございます。  私は、二十一世紀の私たちの目標は、民族や宗教、国家、これを超えた意識をつくることだと思います。その前に、私たちは国のアイデンティティーをつくらなければいけない、そこに放送が、メディアが果たす役割は大変大きなものがあるというふうに思い...全文を見る
○原口委員 大変御丁寧にお答えいただきまして、ありがとうございます。  私はもう一つ、経営の面からお話をするとすれば、やはりこれからデジタル化になれば、日本はカーナビゲーションが一番発達していますが、車の中でもテレビが見られる、あるいまコンピューターにももうテレビが入っている。...全文を見る
○原口委員 大変前向きの御答弁をいただいて、ありがとうございます。  もう一点私が指摘をさせていただきたいのは、番組審議会の話であります。  NHKさんも、番組審議会は中央と地方両方お持ちで、多士済々の方々が審議委員になっておられます。大体年間十一回ぐらい開かれているというふ...全文を見る
○原口委員 私は、その中で一番問題になるのは、やはり報道というのは、一度メディアで放送されてしまえば、そこの中で扱われた人権の侵害については、長い間裁判をしてそして人権の救済をしなければいけない。私は、さまざまな苦情や人権の侵害について受け付ける、そういう機関をメディア独自でもお...全文を見る
○原口委員 終わります。ありがとうございます。
04月02日第140回国会 衆議院 逓信委員会 第4号
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○原口委員 新進党の原口一博でございます。堀之内郵政大臣初めすばらしい先輩に恵まれまして一年生ながら勉強させていただいていることを心から感謝申し上げ、今回の法案の改正について御答弁をいただきたいというふうに思います。  私たち政治家は、三つの戦いをやっています。  一つは選挙...全文を見る
○原口委員 その中で、政治家、官僚のVIP口座の存在が伝えられておりますが、このことについて、このVIP口座というのは一体何のためのものだったのか、事実関係を把握されていれば御報告をお願いしたいというふうに思います。
○原口委員 野村証券のトップの中には、本委員会が関係する電気通信審議会の委員をお務めになっていた方の家宅捜索もあったというふうに聞いておりますが、郵政省はこのことをどのように受けとめておられるのか、お尋ねを申し上げます。
○原口委員 実際に電気通信審議会の委員が家宅捜索を受けているということが郵政省と何で関係がないのか。そして、このストックオプションは、株式市場が公正であるということが大前提だというふうに思います。私は、今の大臣の答弁、本気でおっしゃっているのだろうかというふうに思います。  郵...全文を見る
○原口委員 それが恥ずかしいことかどうかはわからない。むしろ、国民が知りたいのは、果たして、新たなこの金融市場の自由化の中で公正さが保たれているかどうか。そして、一部の人間にだけ利益供与がされる、こんなことがずっと繰り返されてきたわけであります。実際に、平成三年の同会社の事案から...全文を見る
○原口委員 通産省の方にもきょうお見えいただいていますので、先行してストックオプションを導入された通産省の今までの認定実績、そしてその内容について、概要をお伺いしたいというふうに思います。
○原口委員 そこで、再び通産省の方にお伺いしたいのですが、株式の上限というのを通産省の所轄の法律では決めておられると思います。その上限についてどうなっているのか。  それから、例えば大企業を分社化したり、あるいはカンパニー制度をとっていたりする。そうすると、今後、持ち株会社の導...全文を見る
○原口委員 いわゆる大企業の分社化したものについても対象としているわけですね。  今回の郵政省の法案ではどのようになっているのか、大企業の分社化についてもこの対象とするのかどうか、お尋ねをしたいというふうに思います。
○原口委員 先ほどの佐藤委員の質問に対するお答えとは若干違いますね。資金力が乏しいベンチャー企業を育てるのだということでございましたが、対象とするというふうなお答えをいただいたわけで、ベンチャー企業を支援するとする本制度の導入の意図とはちょっと反するのではないかというふうに思うの...全文を見る
○原口委員 この法案のどこを見てもそういう制約というのはないわけでございまして、また、先ほど通産省は三分の一という制限がございましたけれども、今回の郵政省の特開法の場合はどういう制限をされているのか、そしてその制限はどういう根拠でもってそういう制限になったのか、そのことについてお...全文を見る
○原口委員 つまり、郵政省さんが認定の対象とされているのは通産省さんが認定の対象としているよりも規模が大きい、だから五分の一ぐらいでいいだろうという御答弁でございますね。  先ほどの小さなベンチャー企業を育てるのだというのとはちょっと違う射程もお入れになっているというふうに理解...全文を見る
○原口委員 私が申し上げたいのも今の答弁の中にございます。特例でもっていろいろな、通産省さんは三分の一だ、郵政省さんは五分の一だ、非常にわかりにくい。ストックオプションの一類型であるワラントが出たときも、一般の投資家の皆さんにさまざまな混乱があった。そして、自分たちはこれをもうか...全文を見る
○原口委員 具体的なデメリットはお話しになりにくいでしょうけれども、私がざっと考えられることはへ例えばストックオプションを行使した後、その従業員や役員のモチベーションは急速に低下するのではないか。あるいは、企業側にすれば身銭を切らないでいいですから、安易にストックオプションの制度...全文を見る
○原口委員 今度は税法上の問題に入っていきたいと思いますけれども、賃金でないとすると、こ れはストックオプションの権利を行使したところについては法改正によって非課税にされていますね。そして、株式を売却したところで二六%の申告分離課税という形になっていますが、じゃ一体これは、賃金...全文を見る
○原口委員 これは賃金ではなくて所得を転換したんだというふうにみなすわけですね。今の答弁ではそうだった。  そして、もう一つ、最も危惧されるのは、証券取引法上のインサイダー取引規制の観点から問題がないのか、そのことについてはどのように検討をされたのか、基本的なお考えをお尋ねした...全文を見る
○原口委員 大体三つの点についてお話をしてきましたけれども、最後に、ストックオプションの中で、認定の作業をどれぐらいの期間でなさるのか、そしてどういったものを認定するのか。  私は、本来だったら、原則すべてストックオプションはオーケー、商法の改正をやって、そして何も郵政大臣にこ...全文を見る
○原口委員 今の答弁は限られた中の答弁ですから大変お気の毒な感じがいたしますけれども、認定に三、四カ月かかるなんというのは今のベンチャー企業では、例えば私たちが三カ月前に購入したコンピューターはもう古型になってしまっている、もう古色蒼然たるものになってしまっている。三カ月で新たな...全文を見る
○原口委員 ストックオプションについてさまざまな観点からお話をさせていただきましたが、私は基本的にこれについては導入すべきだという立場で積極的に応援をしていきたいというふうに思います。  次に、特定通信・放送開発事業実施円滑化法そのものについてお尋ねをしたいと思いますが、この円...全文を見る
○原口委員 ちょっと答弁について、二番目の地域通信・放送開発事業、これは認定が七十三と御答弁いただきましたけれども、これは認定行為はないものでございますね。
○原口委員 これは何で認定行為がないのでしょうか、その論拠となるものは。一番目の新規事業、それから通信・放送共同開発事業、これは実績なしということですけれども、一体これはいつからやっていて、実績がないのか。何でこんな実績のないようなものを、その原因はどこにあるのか、お尋ねをしたい...全文を見る
○原口委員 平成二年からことしまで一件も認定がない。  新しい技術、ベンチャー企業を育てるのは、さっき佐藤委員の御質問の中にございましたけれども、私は三つあるというふうに思います。それは、今回のストックオプションの、人材を流動化していい人材を供給できる、そして株式を公正にして、...全文を見る
○原口委員 聞き逃したのかもわからないのですけれども、今、通産省の所管とおっしゃいましたけれども、これは通産と郵政で両方で所管されていますよね。共管ですね。  それで、その中に実に今まで二千二百億円の資金が投入されて、そして成果がどうなっているのか。平成四年ですか、行政監察を受...全文を見る
○原口委員 二千二百億円を超す政府資金を投入しておいて、そしてその一九八五年以降六十八社が、今御答弁にあったように、受け皿として設立されたがほとんど未回収だ。そして、新しい年度も二百億円を再投入していく。今まで特許で十三億円と言われましたけれども、有料放送の受信機や電子辞書の翻訳...全文を見る
○原口委員 二千二百億ものお金をつぎ込んで十三億しか上がらない。ここにアンケートの結果がありますけれども、企業化の見通しがわからないのが六〇%、当初の目標どおりの成果が出るかどうかわからないというのが約一〇%、こういう状況の中で、やはり今おっしゃったような厳しい財政状況の中で、き...全文を見る
04月24日第140回国会 衆議院 逓信委員会 第7号
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○原口委員 おはようございます。新進党の原口一博でございます。  質疑に入る前に、昨日解決をいたしましたペルー公邸の人質事件、ペルー政府の誠意ある対応、そして日本政府の御努力に心から感謝の誠をささげたいというふうに思います。あわせて、犠牲となられた方の御冥福と御家族様への弔意を...全文を見る
○原口委員 ありがとうございます。  各法案の中身に入る前に、一つだけ御紹介した いことがございます。それは九七年、ことしの二月二十一日の毎日新聞。立川志の輔さんという方が、「郵便局の地味さがステキ」ということで、   郵便局が分割民営化するっていうことなんだけど、なんとな...全文を見る
○原口委員 そのときにたしか二十七件、平成二年のときに不適切なものがあった。これはサンプリング調査ですね。幾らの中からどれぐらいのサンプルを取り出して、そのうちの二十七件がどういう不適切な事案だったのか、もう一回、重ねてちょっとお尋ねをしたいというふうに思います。
○原口委員 このことを受けて郵政省は法改正に踏み切られるわけですが、そのときの法改正はどのようなものだったのでしょうか。
○原口委員 そのとき、特に新聞協会からは、第三種郵便を大変多く利用されているわけですが、その中身に対して大変な御懸念があって、本委員会でも多くの議論を生んだところでございます。その後、新聞協会が御懸念のあったような事案、あるいは言論に対しての何らかの不都合なこと、そういったものに...全文を見る
○原口委員 御懸念のことはなかったということで前に進ませていただきますが、一方、この審査機関というのはどういうところでなさっているのか。どのような機関が指定されて、そして第三種郵便物制度に果たす役割は何なのか。最近、引き受け物数の推移を見ていますと、必ずしも好調とばかりは言いがた...全文を見る
○原口委員 私は、その際、今おっしゃった財団法人郵便文化振興協会では、三種郵便の要件を満たすためには当該の八割の人たちが有料購読者であることが条件になっているというふうに思いますが、名簿を提出しないと、その八割が実際に購読をしておられるのか、そうではなくて無料配布をされているのか...全文を見る
○原口委員 この第三種郵便物、文化の振興、そしてその趣旨に沿うような運用の仕方をやっていただきたいというふうに思います。  財団法人郵便文化振興協会、これはただこの審査のために設立されたのではないですね。何のために設立されたのか、業務内容、そして人員構成、役員の方々がどういう方...全文を見る
○原口委員 もともと今お話しになったような経緯でできたわけで、昭和五十四年に「特殊法人の役員について」という閣議了解がされています。これはいわゆる天下り、そういったものを一定の水準に抑えよう、国家公務員からの直接の就任者及びこれに準ずる者を、全特殊法人の常勤役員については半数以内...全文を見る
○原口委員 私たちは今、橋本総理が六つの改革をお話しになって、そして政府の機能、行政の機能を見直していこう、積極的に行政改革をやっていこう、小さな政府をやって官と民の役割も見直していこう、その中で審議をさせていただいています。私は、その方向は間違っていないし、今思い切った見直しが...全文を見る
○原口委員 これは、ぜひ大臣にもお尋ねをしなければいけないのは、いわゆる天下り、天下りなのか天上がりなのかわかりません、優秀な知識を持った、専門の知識を持った方がその次にその知識を生かされるということは大事なことであろう、しかし、そこに無際限に、ある一定の基準なしにさまざまな公益...全文を見る
○原口委員 昭和五十四年のときから前に進んだ閣議決定がされて、それに沿った改善がなされているものというふうに思いますが、今幾つかとおっしゃいましたが、言葉の端をとらえるわけではないですが、幾つかではないのですね。もう本当に、今時間の関係で少ししか読みませんでしたけれども、ほとんど...全文を見る
○原口委員 私は、郵便局を国民共有の財産、ファンダメンタルだとされたこの考え方には賛成であります。  ただ、官業のあり方をまず論じるときに来ているのじゃないか。まず、官業というのはどういうもので、どこに限る、あるいはそこに特化するというものがあってしかるべきではないか。行政改革...全文を見る
○原口委員 私は、その中でやはりきっちり論じていかなければいけない点が幾つかある。  それは、郵便については、信書の送達が国による独占とされている。このことを果たして今後とも続けていくべきなのかどうか。独占的な経営が事実上行われることによって、そこに競争がなく、価格設定も、五%...全文を見る
○原口委員 郵便事業全体の収支をずっと通年で見てくると、平成三年に赤字体質に転化していますね。この要因というのはどこにあるのでしょうか。
○原口委員 赤字体質へ転化した理由というのはほかにもいろいろあると思うのですよ。その当時、全体がバブルだった。そして、さまざまな局舎の建てかえもあった。そして、今おっしゃったような人件費の問題もある。  ところが、その後大幅な値上げをなさって、そして黒字に転換をしています。ただ...全文を見る
○原口委員 それでは余り経営に対する、収支に対する影響はないということだというふうに思います。  また同時に、総務庁の行政監察も今回お受けになって、新たな経営の効率化、合理化についても御指摘があるやにお聞きしますが、その内容について総務庁の方からお願い申し上げます。
○原口委員 一層の経営努力、効率化の努力というのは必要なんだというふうに思います。  ただ、私たちの手元では、どこにどういう努力をすればいいのかという資料がなかなかわかってこない。例えば、郵便事業こおける部外委託の現状、これは一体どうなっているのか。郵便物を運送する、あるいは郵...全文を見る
○原口委員 今お話しになりましたように、郵便物の運送についてはもう一〇〇%部外委託、これは、航空機とか鉄道とかいろいろございますね。それから郵便物の取り集めについては約三二%部外委託、そして小包の配達については四七%部外委託、その集配の運送費が総額が千七百八十億円というふうなとこ...全文を見る
○原口委員 大体その割合、原則は競争入札だというふうにおっしゃいましたけれども、千七百八十億円の集配運送費だけでも結構ですから、どれぐらいが競争入札で、そしてあと固定の部分というのはどれぐらいになるのですか。
○原口委員 集配のほとんどの部分は随意契約ですね。そうすると、もうそこには効率化を図る余地とかあるいは競争というものはないわけで、ずっと委託をある一定の業者の方にお願いをするという形なんだというふうに思います。私たちはこういったところにやはりメスを入れていかなければいけない。しっ...全文を見る
○原口委員 今、大臣の御答弁にありましたように、さらなる御努力をお願い申し上げます。郵政と運輸のすみ分けというか、さまざまな連関というのも大事なことなんだろうというふうに思います。  あと、残る時間で一つだけ問題提起をしたいというふうに思います。それは、効率化を推進する余り、そ...全文を見る
○原口委員 今、影響があるかわからない、両方説がある、そして研究を進めているということでございましたが、これから社会が大変複雑になってくる。そして、昼間働いている人だけではなくてさまざまな、郵便局の方もそうであります、夜、一生懸命頑張っておられる。あるいはナースについてもそうです...全文を見る
○原口委員 看護婦さんだけではないのですね。看護婦さんが最も厳しい環境におられるというのは、私たちも現場を回ってみて大変痛切に感じます。逓信病院の看護婦さん並びに郵便でお働きになっている方々、その方々がおられなければ私たちの郵便は着かない。その労働条件のさらなる改善を求めたいとい...全文を見る
○原口委員 質問を終わります。ありがとうございました。
05月22日第140回国会 衆議院 逓信委員会 第13号
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○原口委員 新進党の原口一博でございます。  委員長初め郵政省、郵政大臣、そしてNTTの皆様に、これまでの長い御論議の中で、日本の電気通信を前に進めていく、その姿勢に心から敬意を表し、またきょうは、NTTの社長さん初め御参考人の皆様にお足をお運びいただきましたことに感謝をささげ...全文を見る
○原口委員 ありがとうございます。  やはり、私たちは、総理大臣も似たり寄ったりなんじゃないかなというふうに思います。情報を一体どこから得るのか。今、園田議員さんのところの鹿児島で地震が頻発していますが、そういう地震が起こったときに、一体、郵政大臣が所轄されている通信というライ...全文を見る
○原口委員 そこで一番大事なのは、例えば地震が起こった、その起こった直後の数分間だというふうに思います。その災害地に電話が殺到して、回線がパンクをしてしまう。この間鹿児島で地震があったときに、私は当地に電話をかけました。私たちの電話は特別だそうでありますが、そういうときには関東か...全文を見る
○原口委員 ぜひ郵政大臣に御要請を申し上げたいのは、通信のリスクマネジメントをきっちりやっていただきたい、そのことを強く郵政省にお願いをして、そして将来は、この委員会の中でも議論がございました、NTTさんはもう完全に民営化されて、独立して羽ばたいていただきたい、その思いであります...全文を見る
○原口委員 強い御決意をいただいたというふうに思います。ありがとうございます。  心理学の実験にこういうものがあります。パズルですけれども、一〇%できているパズル、半分できているパズル、九割方できているパズル、子供にどれでもいいからやってごらんというふうに言います。伸びる子供は...全文を見る
○原口委員 丁寧な御答弁、ありがとうございます。  そこで、NTTの社長さんにお伺いしたいのは、先日の参考人さんの質疑にありましたように、これからはスケールのメリットが果たしてきくのだろうか、むしろ意思決定までの時間あるいは集中した資本の投下、そういったことが大事になるのではな...全文を見る
○原口委員 これは、五月二十一日水曜日のNTTリースさんの広告なんですけれども、「ほらね、NTTの市外通話が月々三千円から二〇%割引になるのは、NTTグループカードだけ。」というふうに書いてあります。カードと組み合わせることによって割引のサービスをなさるということでありますが、こ...全文を見る
○原口委員 私は、やはりこのことが解決しなければ、いつまでたっても、先ほど大臣がお話しになりました真藤先生の理想というのは実現できないんだろうな。これだけの巨大企業であれば、どこかでその独占の弊害を正す、そういう行政の力が働いてくるのは当たり前だ。ぜひ、これはもう御答弁は結構です...全文を見る
○原口委員 質問時間が残り少なくなりましたが、ぜひこれは郵政省にお願いをしたいのは、通信の時代、大変な大きな大きな道路を、車に例えてみると、たくさんの車が通ろうとしている。しかし、そこに信号機をつくり、横断歩道をつくる、これは郵政大臣を初めとする郵政省のお仕事だというふうに思いま...全文を見る
○原口委員 ありがどうございます。終わります。
05月26日第140回国会 衆議院 決算委員会第三分科会 第1号
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○原口分科員 新進党の原口一博でございます。  大臣並びに農水省の皆様に、特にUR対策についてお尋ねをしたいというふうに思います。  我が郷土の大先輩であります保利政務次官、私たちもその背中を見ながら育ってまいりました。今、ともすればすべての農業対策について大変な批判が沸き起...全文を見る
○原口分科員 この戦後五十年間、私たちは一回中央に財を集めて再分配をする、そして目の前にある東西冷戦の中での東側の脅威に備える、そういう所得の再分配の機能もあったというふうに私は思います。そして、ともすれば分配そのものが目的になりかねない、そういう事業もございました。  農林水...全文を見る
○原口分科員 大臣、前向きの答弁をいただきまして、本当にありがとうございます。今ここで大臣に頑張っていただきたいというふうに思います。  現に、前の村山総理大臣も、政府の統一見解として、きっちりUR対策という枠を確保しますよということを国会の中で答弁をされて、お約束をなさってい...全文を見る
○原口分科員 大臣、ぜひ今農家が置かれた現状を踏まえて闘っていただきたい。それには与党も野党もない。私たちは、日本の食糧を守る、日本の安全を守る、その立場から、協力すべきところは協力をしていきたい、そのように考えております。  さて次に、農地の流動化対策についてお尋ねをいたしま...全文を見る
○原口分科員 これについて、市町村等の関係者にその事業の理念やあるいは仕組み、これが必ずしも徹底をされているのではないのじゃないかというふうに思います。  また一方で、受け手の問題。私は、農家も今までのように個々、一戸一戸の農家が農業を担っていく、これも必要なことだというふうに...全文を見る
○原口分科員 今おっしゃるように、やはり地域、地域によって随分違うのだというふうに思います。また、営農の形態も随分違います。本来であれば、農協が中心となってそういうものを育て上げていく必要があるわけであります。  しかし、私はこの間、これは他県の農協でございましたけれども、農協...全文を見る
○原口分科員 努力されているのはわかるのです。ただ、やはり実態として実績が上がっていないところ、それは特に、もう時間があと五分になりましたのでこのことだけは申し上げたい、農家の負担軽減対策。  実際は、農地を流動化したい、あるいは場合によってはもう経営を閉じたい、ただ農協に莫大...全文を見る
○原口分科員 ぜひ負担軽減のことをもう少し枠を広げてやっていただきたい、そのお答えをいただきたいというふうに思います。
○原口分科員 前向きの御答弁をいただいて、ありがとうございます。  あと二分になりましたので、最後に一点だけ、諌早湾の干拓の話をしたいと思います。  有明海はカキの葉一枚といいます。つまり、一潮でカキの葉一枚分の土が堆積いたします。ですから、私たちは宿命的に、ここを干拓しなけ...全文を見る
○原口分科員 ありがとうございます。終わります。
06月13日第140回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号
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○原口委員 新進党の原口一博でございます。  本日は、二点について、大臣並びに政府の御見解をただしていきたいというふうに思います。  昨日の池田外務大臣の突然の辞意表明、正直言って驚きでありました。私は、今、日本に求められているのは一体何なんだろうか、それは危機管理の意識を広...全文を見る
○原口委員 非公式にとはいえ、二〇〇五年という数字が出てきたことは、私たち北方領土返還に携わってきた人間としては大変な喜びだというふうに思います。  今大臣がお話しになりましたように、期限を区切って、そして、エリツィン大統領が五段階解決論の中でおっしゃった、まず北方の私どもの領...全文を見る
○原口委員 今の御答弁、大変前向きに私は受け取らせていただきますが、その際、近隣諸国にも御説明に行かれて、そして透明性を確保されると。  私どもは、この間の特措法の合意のときも、沖縄の米軍基地、在沖米軍基地をきっちり変数の中に入れてほしい、在沖米軍基地は今のままではだめなんだ、...全文を見る
○原口委員 私は、このガイドラインのインタリムレポートが出たときに海外の世論を拾ってみました。ガイドラインの大きな転換によって、もちろん日本国憲法の枠の中でございますが、日本の国は東南アジアのあらゆる紛争についていろいろなフリーハンドを持つことができるんだ、こういう懸念を持つよう...全文を見る
○原口委員 防衛庁長官も同じ御意見ですか。
○原口委員 私は、その考えを一歩進めていただきたい。日本の国民の命と安全を守る、財産を守る、このことのためにはこのガイドラインを実効あらしめるということが必要である。国権の最高機関たるものの意思がこれでいいのだということをはっきり示して、今おっしゃったように「立法上、予算上又は行...全文を見る
○原口委員 これで質疑時間が終わりましたので終わりにしますが、これからの国会論戦を通じてこのことについては明らかにしていきたいというふうに思います。  ありがとうございます。
06月17日第140回国会 衆議院 文教委員会 第20号
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○原口委員 新進党の原口一博でございます。  教育については党派性はないというふうに思います。未来を担う子供たちをいかに健やかに育てていくか、こういう観点から、私は特に子供たちの心の問題に焦点を絞ってきょうは質問をしていきたいというふうに思います。  今、大変な競争時代の幕あ...全文を見る
○原口委員 政務次官から前向きの御答弁をいただきまして、ありがとうございます。  実態をもう少し掘り下げてお話をしていくと、一つは、抑うつの問題があるんだろうというふうに思います。  これは、カリキュラムが大変多い。例えば、皆さんに丸を、ドットをぽっと見せて、人間が一遍に認識...全文を見る
○原口委員 政務次官にもお尋ねしたいんですが、こういう心理学の実験があります。一〇%できているパズル、半分できているパズル、九割方できているパズル、どれでもいいから選んでごらんと小学校一年生の子供に選んでもらいます。それで、伸びる子供というのはどういう子供かというと、九割のパズル...全文を見る
○原口委員 ありがとうございます。  さらに私が今大変懸念を持っている問題は、情報通信の発達によって、サイバー上のバーチャルルリアリティーと申しますか、仮想空間が大変な大きな広がりを持ってきている。そして、シミュレーションシンドロームと言ってもいいかもわかりません、バーチャルリ...全文を見る
○原口委員 ぜひ実態の調査をやっていただきたい。  そして、この八月には、人権侵害の委員会、マスコミが、メディアの方が、NHKさんと民放さん、自分たちで人権侵害の救済機関をつくっていこう、苦情機関をつくっていこうということも行われています。しかしこれは、一部のゲームソフトやイン...全文を見る
○原口委員 ぜひこの問題については、また私たちも後でさらに政府に対してどうなりましたかというお尋ねをしたいと思います。  さて、残すところあとわずかでございますので、論点を変えて、これだけ心の問題が、二十一世紀に私たちが克服すべき問題が幾つかある。それは、民族や宗教、国家という...全文を見る
○原口委員 例えば今医療改革の問題が一方で議論をされていますが、精神神経疾患に要する医療費というのは全体のどれくらいの医療費になるのかというと、一八・七%。これは平成五年度でありますが、一八・七%も占めている。そして、私たちは、なかなか心の病というのはだれに相談しようもない。です...全文を見る
○原口委員 検討の価値はあるとお認めいただいてありがとうございます。  私たちは、今ここに「脳の科学とこころの問題特別委員会報告」、平成七年の十月二十六日、日本学術会議、委員長は大熊輝雄さん、国立精神・神経センターの名誉総長でありますが、この方が委員長になってまとめられたレポー...全文を見る
○原口委員 一歩先に進めた御答弁をいただきま して、本当にありがとうございます。  もう質問を終えさせていただきますが、私たちは一体だれのために教育をやっているのか、そして何のために教育をやっているのか。ぜひ、子供たちが学ぶ喜びを学校の中で本気で感じられるような——だんだん教...全文を見る
10月22日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第5号
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○原口委員 新進党の原口一博でございます。  総理並びに関係大臣に、この財政構造改革法案について御質問をさせていただきます。  まず、この間、あるテレビで、春風亭小朝師匠の番組だったと思いますが、あれは百歳以上の方に御出演いただく。今、日本の国はもう大変ですねということを師匠...全文を見る
○原口委員 大変御丁寧にお答えいただいて、ありがとうございます。私も総理と同じ認識を持っています。  というのは、やはり将来、年金の未払い、将来にわたって払わなければいけないお金、それは三百五十兆になる。ただ、この委員会の中で、借金だけが言われて、実際に国は資産をどれぐらい持っ...全文を見る
○原口委員 そして、今までのこの議論の中で、私は一つの例をお示しして、今回の法案が少し乱暴ではないか。  と申しますのは、今お手元にお配りさせていただきましたこの一のページ、これはカナダの行財政改革、財政改革のエキスを示したものでございます。カナダも日本と同じような危機的な状況...全文を見る
○原口委員 聞く相手を間違ったとは思いませんけれども、法案の六条がこのレビューに当たるものだと思うのです、私たちが審議している法案の六条。  今おっしゃったような趣旨なんですが、非常に抽象的で、市民の関心や効率性の向上あるいは本当に必要としているところ、優先順位、そういったもの...全文を見る
○原口委員 ちょっと視点を変えてまた御質問したいと思うのですが、私たちは改革はやはり必要だと思います。二〇〇三年でGDP比三%以内に抑える、このことも大事だというふうに思います。  ちょっと視点を変えてお話ししますと、次の資料、これは大蔵省からいただいた資料でございますが、二ペ...全文を見る
○原口委員 白川先生が、まだまだやれる、頑張れということですが、本当にこれは、与党だから野党だからということはありません。経済を本当に成長路線に戻す、このことを与野党問わずしっかりと議論をしていかなければいけない。そのためには、やはり民間投資だと思うのです。それから、個人消費だと...全文を見る
○原口委員 私は、一刻も早く日本の経済、金融も含めてグローバルスタンダードにしなければいけない。その中でも特に法人税、この法人税については果たして今の税水準でいいのか。ことしはいわゆる大競争時代の幕あけです。通信にしろ、あるいは金融にしろ、運輸にしろ、大変大きな変革の初期に当たる...全文を見る
○原口委員 資料の三に、今の地域別の雇用失業情勢、それから都道府県別の有効求人倍率をお示しさせていただきました。これをごらんになれは、いかに四国や九州あるいは北海道、東北、そういったところが厳しい状況にあるのか。これは十八歳から二十四歳、就職をしようという人たちにもろにかぶってく...全文を見る
○原口委員 財政が豊かだったらやりたいことはもっとあったけれども、それがやはり本音だと思います。大臣は本音をおっしゃったのだというふうに思います。  私は、ここで問題提起をしておきたいのは、子供の心の状況でございます。三歳までの子供たちが一体だれに育てられているのか。  心理...全文を見る
○原口委員 私は、これはもう本当に緊急を要する問題だというふうに思います。  文部省が心の教育の問題で今概算要求、大体二・五倍ですか、そういう要求をされている。こういったものについてはできるだけ伸ばして、しっかりと対策をとる。そうしないと、治安のコストとしてどこかでまた別のコス...全文を見る
○原口委員 質問に一部お答えですが、個々の都市部の郵便局と地方の郵便局のコスト、それとどれだけの事業収入があるか、それも知らないで、それも私たちが全然手元になくて、今おっしゃった試算というのはどうやってできるんだろうかというふうに思うのです。その資料を出してください。
○原口委員 私の質問の仕方が悪かったんだと思います。  確かに北海道、東北、関東、東京、各ブロック別のユニバーサルサービスのグロスのコストはいただいております。しかし、それぞれの郵便局が郵政三事業の中でどういう収入があるのか、例えば佐賀の何とか郵便局というものの中で、そこのコス...全文を見る
○原口委員 もうあと時間がございませんので、財投に。  今回の法案の中には財投の部分が入っていない、特別会計も入っていないと議論にあったわけです。これが駆け込み寺になることがないように、その出口の特殊法人のディスクロージャーをしっかりとやっていただく、このことが必要であるという...全文を見る
○原口委員 行政改革の中の一つ、財政構造改革の中の一つに、やはりオープンにすることがあるというふうに思います。前の住専のときのように、一つのところを縛ってほかを縛らなければ、そこに変なことが起こってくる。  私は、最後に農林大臣にお尋ねしたいのですが、UR対策、この補正の予算、...全文を見る
○原口委員 昨日の、農林大臣が各地域を回るとおっしゃったことは、私はこれを高く評価したいと思います。今、農家はどういう現状か。米の価格が三分の二に減ってしまう。この三分の二に減ってしまうということは、所得が三分の二に減ってしまうということでございます。この上に公共事業、農家の方の...全文を見る
○原口委員 先ほどもお話ししましたように、この手術が必要なことはもうだれでも、私たちも必要だと思います。そのために総理にも頑張っていただきたい。ただ、その手術を国民が受け入れていただく、そのためには、本当に自分たちの身の潔白もきっちりしてこの改革に取り組んでいくことが必要じゃない...全文を見る
10月29日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第10号
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○原口委員 新進党の原口一博でございます。  本日は、次の二点についてお尋ねをしたいと思います。一つは、経済の危機管理について、きょう官房長官お見えでございますが、この危機管理をどういうふうにお考えなのか。もう一点は、不透明な政府支出の削除、これをこの財政構造改革の目的にすべき...全文を見る
○原口委員 私は、今官房長官から御丁寧にお答えいただきましたけれども、危機管理の基本というのは、大変な大きな問題が発生するその危険性、これを最小化することだというふうに思います。  この委員会の中で、尾身長官は何回も不良債権がしこっているのだということを言われました。私は、きょ...全文を見る
○原口委員 もう数字は結構です。  きのうのこれは読売新聞ですが、この株価の下落、それから相次ぐゼネコンの倒産、それから証券に対する信用の失墜、こういったものによって不良債権の処理が非常に厳しくなってきている。有価証券の評価損額が、これで二兆五千八百九十八億も出ている。もう莫大...全文を見る
○原口委員 過去の国会論戦を私もずっと調べました。そうすると、今と同じようなことを過去にもやっている。それは九一年です。九一年、九二年と同じようなことをやっている。そのとき政府は何と言っていたか。今政府がおっしゃっているのと全く同じことをおっしゃっています。あのときも、バブルが崩...全文を見る
○原口委員 もう一回。この「あるべきアプローチ」、この方法でしか二〇〇三年のGDP比三%というのは達成できないのだろうか。私たちはいろんなシミュレーションをこの夏からさまざまな人たちと一緒にやってきました。公共事業をこんなに減らすんじゃなくて、大体、バブルが崩壊した後、民間は三割...全文を見る
○原口委員 ここに千八百億ものお金を投入しているのですよ。そしてこれを廃止する。これ、どうするのですか。返してくれるのですか。  野田委員が最初に質問されました、私たち三十代の人間、二十代の人間、果たして年金が来るだろうかと。私たちの大事なお金がこういうところに使われて、そして...全文を見る
○原口委員 返してください。本当にだれが責任とるのですか。この委員会の議論の中で、財投はもう自主運用をしていくんだ、それぞれの厚生省、郵政省。そしてこういう特殊法人については統廃合するんだ、しかし統廃合するときにむだになったお金、それはちゃんと国民に返してくださいねということを私...全文を見る
○原口委員 出てまいりました。この数字を見て、郵政大臣、どういうふうに思われますか。
○原口委員 私は、これをつくっていただいた郵政省のその姿勢について大変評価したいと思います。こういう具体的な数字が出ることによって、何にどれだけのお金がかかっているのか、そして人件費、賃金、事務所費、これは多分特定郵便局の借り代だ、局舎の借り代だというふうに思いますが、まだ郵政事...全文を見る
○原口委員 最後に一つだけ残念な質問をしなければいけません。  それは、午前中に、岡田委員の質問に対して、厚生大臣、差別の発言、差別の言葉をお使いになりました。私は十数年前から、精神障害者の皆さんがいかにそういう言葉によって傷つき、そしてそのことによってその家族が外にも出づらい...全文を見る
○原口委員 私は、このことについてしっかりと削除をしていただいて、御弁明をしていただきますようにお願いしまして、質問を終わります。
○原口委員 終わります。
11月05日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第14号
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○原口委員 新進党の原口一博でございます。  私は、新進党を代表し、ただいま議題となりました政府提出、財政構造改革の推進に関する特別措置法案及び漁港法第七条第三項の規定に基づき、漁港整備計画の一部変更について承認を求めるの件に反対し、民主党提出の修正案に賛成する立場から討論を行...全文を見る
12月03日第141回国会 衆議院 逓信委員会 第3号
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○原口委員 新進党の原口一博でございます。  本日は、海老沢会長初めNHKの皆様に決算に御参加いただきましてありがとうございます。  数点質問をさせていただきますが、まず、六年度の決算で指摘をしておかなければいけないことは、阪神・淡路大震災に対して、地震の発生当初から、NHK...全文を見る
○原口委員 その歴史認識を新たにして、その中からNHKを改革していくんだ、大変評価すべきことだというふうに思います。  また、番組内容についても、「ハッチポッチステーション」だとか、創造的な教育、子供のための創造的な番組や、あるいは報道についても、この間も予算のときも私指摘いた...全文を見る
○原口委員 そうですね。今お話しになったように、お一人は郵政省の方であり、お一人はNHKさんの方であり、もう一人が大学の名誉教授をなさっている方だと思います。  やはりこういう監事についても、特殊法人について会計検査院や国会でのさまざまなチェックもございますから、NHKさんは大...全文を見る
○原口委員 御丁寧に御説明いただいてありがとうございます。  これでもってわかることは、大変なビッグプレーヤーだということですね。資金の運用、運用益も今八十一億九千三百万円。私たちのお金も預かっていただいて、NHKさんに運用してもらった方がはるかに運用益が出るのではないかと思う...全文を見る
○原口委員 この政府行革会議は、きょう結論を出す。ただ、これは来年の六月まで存続するのですね。  NHKが受信料でその経営が維持されている、このことをもう一回私たちは深く考えなければいけない。この制度は、私は、今日極めて正しいし、今後そうあるべきだというふうに思いますし、公共放...全文を見る
○原口委員 今後のことについて、今会長の御決意を述べていただきました。  今国会のメーンテーマ、これはやはり何といっても財政構造改革であったわけです。その財政構造改革の会議の中で小泉厚生大臣がこんなことをおっしゃっています。これは、財政構造改革と行政改革を今パラレルに橋本総理は...全文を見る
○原口委員 私は、もう少しこのことについてのPRを国民の皆様にするべきではないかというふうに思いますし、今、規約を手元にいただきましたけれども、この規約についても、これはNHKさんが出資されたところですから、本来だったらその委員会に聞かなければいかぬことでございますが、まだ立ち上...全文を見る
○原口委員 私たちは、この委員会については大変な期待を持って受けとめておったわけでございます。  先日、ある民間放送局でございましたが、Aという男性、タレントさんなんですが、ビルの十階からパラシュートで飛びおりるというような放送をしていました。  これを子供たちが見たときに、...全文を見る
○原口委員 要するに、どのような内容、どのような報道が不服申し立ての対象となったのかということをお願いします。
○原口委員 これは、報道を一回してしまえば、それは記録に、私たちがそれを記録で見ることはできるのかできないのか、それが放送法で何らかの枠がかかっているのか。現物を見ないと、これはどういう人権侵害が本当に行われているのだろうか、そうでないのかというのはわからないのですね。  私が...全文を見る
○原口委員 本当に丁寧な御答弁、ありがとうございます。  その中で、やはり必要なのは民間部門、私ここにカナダの行革の例を、これはもう総理にも御提出させていただきましたけれども、まずプログラムビューというものをやっている。  それはどういうものかというと、私たちが審議をしている...全文を見る
○原口委員 ありがとうございます。  川口前会長の輝かしい実績が私のきょうの質問で汚されることは決してないというふうに思います。陣頭指揮をとり、そして新たなNHKの基礎をおつくりになった前会長を引き継いで、しっかりと国民の期待にこたえられるように、ますます御尽力いただきますよう...全文を見る
12月24日第141回国会 衆議院 逓信委員会 第5号
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○原口委員 数点にわたり、ちょっと質問をしたいと思うのです。  まず、先ほどテレビ東京の社長は、責任の所在は自分のところにあるというふうにおっしゃいましたが、この責任のとり方について、それはガイドラインをつくって、そして再発防止が責任をとるその道だということでございますが、果た...全文を見る