原口一博

はらぐちかずひろ

小選挙区(佐賀県第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

原口一博の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月21日第142回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○原口委員 民友連の原口一博でございます。  三人の先生方には大変示唆に富んだ御指摘をいただきまして、本当にありがとうございます。  私は、きょうお三人に御質問したい点は二つでございます。  まず第一に、先ほど三人の先生からお話しになりました、昨年の暮れ通りました財政構造改...全文を見る
○原口委員 三人の先生から本当にありがたい御意見をいただきまして、ありがとうございます。  財特の処理スキームがこんなにも早く破綻したこと、景気を回復させなければいけないこと、この貴重な御示唆をいただきました。特に笹森先生からは、二兆円の特別減税を切り離す、切り離して審議すべき...全文を見る
01月28日第142回国会 衆議院 本会議 第6号
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○原口一博君 私は、民友連を代表いたしまして、ただいま議題になりました平成九年度一般会計補正予算外二案につきまして、反対の討論を行います。  本日、三塚大蔵大臣は、大蔵官僚の金融検査による汚職事件の責任をとって辞任いたしました。私は、今回の汚職事件は、単なる一部の官僚の不行跡と...全文を見る
02月26日第142回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○原口委員 民友連の原口一博でございます。  総理並びに関係大臣に、今議論がありました財政構造改革法について、特に経済の危機管理ということに焦点を当てて御質問をさせていただきたいというふうに思います。そして、後段では、総理が施政方針演説で何回も触れられました心の教育、心の危機の...全文を見る
○原口委員 当時の総理のお立場はわかります。  ただ、私たちは、きょう、ちょっとパネルを持ってまいりました。  これは、もう先進諸国では、今総理がおっしゃった構造改革、自由主義的な改革をやるということは、ある意味じゃ決着がついている。やるかやらないかということは、もう決着がつ...全文を見る
○原口委員 恐らくそういうお答えになるだろうというふうに思いまして、私は、前回、昨年の国会で皆さんがお示しになった要調整額、そのときより今の方がこのギャップが埋まっていればいいですよ。ただ、たった三カ月で、このギャップはもっともっと広がっているじゃないですか。  そして、実体経...全文を見る
○原口委員 法律にはそうなっていません。留意点なんてどこにも書いてありませんよ。六条の六をごらんになってください。これは方針だと書いてあるわけです。  きのうもレクチャーの中でそんな話をされた。ところが、去年の、平成九年の三月十八日、財政構造改革五原則ということを皆さんは確認さ...全文を見る
○原口委員 何で膨らんだかというのはわかります。今大臣がおっしゃったとおりです。  ところが、現にこの六条の六の、もう文面を読んでも結構です。「国民負担率を百分の五十を上回らないように抑制すること。」というふうに明記されているんです。  それから、先ほど、これはもう一回視点を...全文を見る
○原口委員 どう評価するかということでございますが、昨年の予算委員会で総理はこんな話をなさいました。  まだ総理になられる前の、国会議員のまだお若いときのお話だったと思いますが、自分は信念を通して、ある予算だったか法案だったか頑張った。そうすると、自分のふるさとの子供さん、その...全文を見る
○原口委員 財革法については、今積極的に勉強をしてみたいというお話をいただいたということで、別の視点から……(橋本内閣総理大臣「免責条項について勉強してみたい」と呼ぶ)条項についてですね。勉強してみたいというお話をいただいたというふうにとらえます。  今度は、金融の安定化という...全文を見る
○原口委員 私はそうは思いません。実際にこれは、梶山構想の場合は、一般会計でしっかりと幾ら幾ら使いますというのがありました。これは会計の健全性の原則からいって、かかる費用はあらかじめ算定しておくということで、大変大事なことだというふうに思います。それを御提出になった先生の御見識を...全文を見る
○原口委員 私は、財政法の第五条、これは、日本銀行からの借入金等の制限、こんな頭で、「すべて、公債の発行については、日本銀行にこれを引き受けさせ、又、借入金の借入については、日本銀行からこれを借り入れてはならない。」というふうに書いてあります、後で特別条項がありますけれども。こう...全文を見る
○原口委員 理解の仕方にはいろいろあるなというふうに思います。ただ、私たちが比べられるような、いろいろな実験だって、条件を同じにしなければ、これは比べられないのですよ。  それで、私たちは、今大変経済活動が低迷している状況にある。手元に、先ほど議論になりました七カ国蔵相・中央銀...全文を見る
○原口委員 お認めになったということだと思います。  そして、その後段の添付資料の中で、「国際社会の役割」ということで、同じく、「IMFの助言に対して各国が素早く対応することは極めて重要である。国際金融機関によって支援された各国の早急かつ適切な行動が、経済上の問題が危機に陥るこ...全文を見る
○原口委員 大臣の御見解と私の考え方がやはり違うわけですね。この財革法のスキームがあれば、その中でしかやはりやれないんだということを私はここで強く指摘をしておかなきゃいかぬし、このG7が他のアジアの国々にIMFの言うことをしっかり聞きなさいとおっしゃっているのと同じように、我が国...全文を見る
○原口委員 一定の前進をしていただいて、学歴やあるいは自分がどういう学校を出た、あるいはどういう出自である、そんなことで人が差別を受けあるいは子供たちが無用な挫折感を持つことのないような、そういう社会を私たちは目指していかなければいけないというふうに思います。  今、暴力の話を...全文を見る
○原口委員 ぜひ心してやっていただきたい。  ただ、これはある国の調査だったと思いますが、子供やあるいは乳幼児期にそういう予算を一ドル削減すると、それが七ドル分の後の治安のコストとして返ってくる、そういう調査もございました。  この間私たちは、与野党を超えて、小杉前文部大臣を...全文を見る
○原口委員 子供の心身ともに健やかに育つ自由を私たち民友連は守りたい、このことを御指摘して、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
03月03日第142回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○原口委員 民友連の原口一博でございます。  総理並びに関係大臣に、幾つかの政策上の問題点、それから政治責任について御所見を伺いたいというふうに思います。  まず、ジャパン・プレミアムについてでございますが、大蔵大臣にお伺いいたします。  お手元の資料一でございますが、九七...全文を見る
○原口委員 大蔵大臣に続いてお伺いしますが、私は今の現状認識、そんなに外れてはいないというふうに思います。  この表を見ると、金融二法が成立した後、やはりプレミアムは下がっている。ですから、私たち日本の政治の分野に携わる者は、しっかりとしたメッセージを明らかな言葉で発していくこ...全文を見る
○原口委員 金融安定化二法については、メッセージはある程度伝わったというふうに私も思います。しかし、この先のメッセージを明確にする、そのことは次に挙げます観点からも大変大事なことだというふうに思います。  資料三をごらんいただきたいと思います。  資料三は、「我が国の対米貿易...全文を見る
○原口委員 この三月一日に開幕した日米財界人会議運営委員会に出席中のマイケル・ジョーダン米日経済協議会会長がやはりこの米国の対日赤字に触れて、最近経験したことのない高水準に達するであろうという見通しを示しておられます。私たちは、もうそろそろこれが危険区域に入ってきたのではないか。...全文を見る
○原口委員 大蔵大臣がおっしゃるように、留意事項の反対概念は義務事項、義務だというふうに思います。それを違反すればこれはいかぬということで、それで、資料の二をお示しさせていただきます。  資料の二は、財政構造改革五原則でございます。これは平成九年の三月十八日に橋本総理が御提出に...全文を見る
○原口委員 御説明をちょっと伺っていても、どうしてそれだけが留意事項になるのかというのは、いま一つぴんときません。  それでは、これは財革の委員会の中でも質問がございましたが、これを破ればどういうことが起こるのかという質問に対して、これは法的な制裁はございません、法的には問題は...全文を見る
○原口委員 なかなか納得のいく——それでは、この間の答弁の中で総理はしっかりと、内閣法制局長官がそのときに、政治的責任はあるだろうと、総理はその問いに対して、当然だ、政治的責任があるんだというふうにここで言明をされました。  私は、与党内にも首相の政治責任を問う声が上がっている...全文を見る
○原口委員 国民負担率についての御答弁は、もう本当に丁寧でありがとうございますと言うほかないのですが、留意事項ではない、それは百歩下がって留意事項だと認めましょう、しかし、その残りの四項目の義務事項について、これを違反したら政治責任をとると総理は言明をされているが、この政治責任と...全文を見る
○原口委員 この方も財政構造改革を、この方というのは亀井先生ですけれども、否定しているわけじゃない。ただ、この中で大事なのは、「狭い行政責任のみを問うというのはナンセンスだ。」とまでおっしゃっているのであります。  私はよく、選挙戦、論戦といいますけれども、政治は五つの戦いがあ...全文を見る
○原口委員 もう時間が参りましたので終わりますが、信頼回復、責任をとるべき人がしっかりとした責任をとる、このことを強く求めて、質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。
03月12日第142回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○原口委員 民友連の原口一博でございます。  きょうは、お二人の大臣に、まず北方問題についてその御所見をお伺いしたいと思います。  昨年十一月のクラスノヤルスクでの日ロ首脳会談以降、日ロ関係というのは大きく進展しているというふうに思います。また、小渕外務大臣の二月の訪ロでそれ...全文を見る
○原口委員 この一年というものの大事さ、そのことに思いをいたして、私たち立法府も全力でこのことに取り組まなければいけない、そのことを申し上げたいというふうに思います。  次に、沖縄の問題については、普天間飛行場の返還、これは火急の課題でございます。そして、総理が決断をなさり、一...全文を見る
○原口委員 予算委員会でもこのことについて審議がありましたけれども、代替案のいわゆるヘリポートでございますが、総理はこのようにおっしゃっています。サンタモニカの日米の首脳会談、これは一昨年の二月二十三日だったと思いますが、そこでこの話が出た。そのときに総理はこんなふうにおっしゃっ...全文を見る
○原口委員 質問に簡潔に答えていただきたいのですが、先日、三日でございますか、アメリカの会計検査院のレポートが出ました。いわゆるGAOがSACOの最終報告に関するレポートをまとめて議会に提出しているわけでございますが、これによりますと、移転に伴うアメリカ側の負担は十年間で一億九千...全文を見る
○原口委員 アメリカの連邦議会のGAOがこれを出したというのは大変な重みを持つというふうに思います。国防総省の予算も連邦議会が決めるわけです。私たちが、この立法府が行政府が出される予算を審議し、それを決定するのと同じだけの重みを持つわけであります。  私たちがこの委員会で沖縄を...全文を見る
○原口委員 委員長にお願いいたしますが、理事会でお諮りいただいて、この資料を提出していただくようにお願いいたします。
○原口委員 私は、フォーリン・アフェアーズの論文を読んで愕然といたしました。この九月、十月号でございますが、ブレジンスキーさんという外交戦略家がこの中で日本について述べています。日本は事実上アメリカのプロテクタラットである。プロテクタラット、非常に耳なれない言葉です。プロテクタラ...全文を見る
○原口委員 今おっしゃったとおりです。保護国あるいは従属国ということを言っているのです。  このブレジンスキーさんという方はカーター政権の大統領補佐官であります。そういう人がこんなことを言っている。これは冷静な地政学上の戦略研究の中でおっしゃっていますから、私たちも感情的な議論...全文を見る
03月13日第142回国会 衆議院 本会議 第17号
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○原口一博君 私は、民友連を代表いたしまして、ただいま提案されました沖縄振興開発特別措置法の一部改正案について質問申し上げます。  佐賀が生んだ偉人江藤新平公は、司法制度の礎を築くとともに、立法府の行政府からの独立に力を注ぎました。人権擁護の視点から数々の改革を行い、人身売買の...全文を見る
03月18日第142回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
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○原口委員 提案者を代表いたしまして、本動議につきまして御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     沖縄振興開発特別措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行にあたり、次の事項について適切な措置を講ずるよう配慮...全文を見る
04月03日第142回国会 衆議院 商工委員会 第7号
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○原口委員 民政党の原口一博でございます。  大臣並びに関係省庁に特許法の関係、そしてTLOの関係で幾つか御質問をさせていただきたいと思います。  まず、堀内通産大臣にお尋ねをしたいと思います。  先ほども古賀委員から問題提起がございましたけれども、本当に今の景気の現状、経...全文を見る
○原口委員 大変御丁寧に御答弁いただきましてありがとうございます。おっしゃるように、一時的なびほう策ではこの経済というのは立て直せないというふうに思います。  私も松下幸之助さんに育てられましたけれども、一軒一軒、月に三百万というノルマをいただいて電気製品を売って歩きなさいとい...全文を見る
○原口委員 今御答弁いただいたように、やはり時代の要請に刻一刻こたえていかなければいけない、非常にビビッドな役割を持った役所であるということを御認識の上、法改正についても柔軟な態度をとっていただきたい。私は、これは通過点である、大変大きな決断であり、大変大きな御努力であり、そうで...全文を見る
○原口委員 大臣、前向きな御答弁ありがとうございます。  ただ、この特許庁の予算、大体九百億円ぐらいだと思いますが、これは収支相償と申しますか、いわゆる特許料やさまざまな手数料によって賄われている。そうすると、重点的な投資をしたいと思っても、今回、特許法の、本法案の改正によって...全文を見る
○原口委員 知的財産権については、これから二十一世紀の日本の経済政策、経済構造改革のまさに一番重要な部分であるということを御指摘させていただいて、そして、今大臣がお話しになりましたような積極的な取り組みをお願いし、TLOの方に移りたいというふうに思います。  私は十数年前から、...全文を見る
○原口委員 国有になる一、二割程度の権利については、これは普通財産として大蔵省の国有財産課が所管することになっているというふうに思います。ただ、その中で、実質的には各省庁で管理しておるわけでございますが、そこには専門のスタッフもおらず、いわゆる知的財産権が大事だというけれども、私...全文を見る
○原口委員 その中で、このTLOの趣旨を生かすためには、私は、この法案の第十二条の中で、「当該研究成果に係る国有の特許権若しくは特許を受ける権利又は国有の実用新案権若しくは実用新案」云々、こういったものの移転事業を行う者は、文部大臣に申請して、その事業が適合しているかどうかの認定...全文を見る
○原口委員 補足していただかなくてもわかっていることなので、最後のは蛇足だったのかなとい うふうに思います。  今回のTLOの法改正で、私たちは、研究者の自由が広がるのだ、この立場からやはり議論をしていかなければいけない。ある意味では、これによって逆に大学の、特に国立大学の研...全文を見る
○原口委員 質疑時間が参りましたので終わりますが、東京高裁で判事十名、調査官九名、そういう陣容でなさっている。私は、立法府として、司法府に対してもしっかりとこのことを、立法の実現性、立法の趣旨を担保する意味でも、こういった知的財産権に対する司法の充実ということを強く求めまして、私...全文を見る
08月18日第143回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○原口委員 おはようございます。民主党の原口一博でございます。  小渕総理並びに関係大臣に、まず御就任のお喜びを申し上げたいと思います。また、同世代の郵政大臣におかれましては、古い政治の常識にとらわれずに果敢に改革をしていただきますように心からお願い申し上げます。  人柄の小...全文を見る
○原口委員 個々の事例を公表してくださいと申し上げているんじゃありません。私たちはやはり、熱があるのかないのかはかる、熱があるのかないのかが知りたいわけです。なければそれでいい。あるのを、今度は逆に、金融監督庁がその体温計を取り上げてどこかの氷水か何かに入れて、熱は下がっています...全文を見る
○原口委員 質問したことに答えていただきたいのは、私は、この先延ばしの大蔵行政、企画はまだ大蔵にあるわけですね。ここときっぱり検査、金融監督庁を切り離すべきじゃないかということをお尋ねしているんですが、総理、いかがでしょうか。
○原口委員 今のは切り離すということで理解してよろしいですか。議事録に残るので、切り離すということを総理がお話しになったというふうに私は受けとめます。  現実は大蔵省の外局になっている。ですから、私たちは、これを一刻も早く独立した本当の検査機関にしなければいけないというふうに思...全文を見る
○原口委員 総理から前向きの御答弁をいただきました。  今やはり海外はどう見ているのか。去年IMFが指摘をしましたけれども、低金利によってじゃぶじゃぶに金利をして、そして不良な銀行もそうでない銀行もわからなくなっている、このことが私たちの国の経済を大きく引っ張っているんだという...全文を見る
○原口委員 わかりやすい言葉でぜひお伝えいただきたい。難病対策費については、この六十億を僕は削減する必要はないというふうに思います。復活していただきたいというふうに思うのですが、いかがでしょうか。
○原口委員 理解できません。何となれば、そこで切り捨てられた人たち、この不況の中、先日、労働省からも障害を持った方の失業、雇用というものは大変厳しいということを報告になりました。このときに、切り捨てられる皆さんのお気持ちをぜひしんしゃくしていただいて、考え方を改めていただきたいと...全文を見る
○原口委員 今の答弁を伺いまして、私は、私たちの予算のリストと今おっしゃったリストと、これを国民の皆さんに判断をしていただいて、どっちがいいのかということを聞いてもらう必要がある。そういう意味でも、解散・総選挙をやってほしい。  最後に、大変残念なことですが、野中官房長官の沖縄...全文を見る
○原口委員 終わります。
12月08日第144回国会 衆議院 財政構造改革に関する特別委員会 第5号
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○原口委員 私は、民主党を代表し、内閣提出の財政構造改革の推進に関する特別措置法の停止に関する法律案及び共産党提出の修正案につきまして反対、民主党提出の財政構造改革の推進に関する特別措置法の停止に関する法律案につきまして、賛成の立場から討論を行います。  二十一世紀を目前にして...全文を見る
12月08日第144回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○原口委員 民主党の原口一博でございます。  総理並びに関係大臣に幾つかの点についてお尋ねをしたいと思います。  まず、委員長のお許しをいただいて、資料をお配りさせていただきたいと思います。
○原口委員 近年、無抵抗な者に対する加虐あるいは犯罪、継続的な加虐、こういったものについて大変多くの人たちが胸を痛めています。  今お手元にお配りしたのは、この十年間で命を失った子供たちの顔であります。少子・高齢化社会が進む中で、私もあと一カ月後ぐらいには第三子が生まれます、小...全文を見る
○原口委員 嬰児やあるいは幼児、毎年百人近い子供たちの命が失われています。これは数は減っていない。また、子供の虐待の実態は、平成二年度一千百人であった。これは児童相談所に持ち込まれたケースでございますが、それがもう七年度には二千七百二十二になっている。これはますますふえている。今...全文を見る
○原口委員 決意については私も理解をいたします。  しかし、後段御質問させていただきました、今の経済不況あるいは国民生活の圧迫や実体経済の悪化をもたらしているそのもとについて、それが何なのかということが政権の中で共有されなければ、また同じ過ちが起こってしまうのではないでしょうか...全文を見る
○原口委員 両党間でお話をされるということでありますが、ここはもう最低のところだというふうに思います。  あの橋本内閣が退陣をされてそこで不況が終わったんだったら、橋本総理が責任をとられて退陣をされて、そのすべては橋本総理がかぶるということでいいかもわからない。しかし、その後も...全文を見る
○原口委員 やはり理解できないのですね。  何回もこの汚いグラフを使うのですけれども、これは去年の十一月に皆さんがお出しになった資料ですよ。  では、今どうなっているのか。今、財革法を凍結して、そしてこの歳入歳出ギャップがどれぐらいあって、そして自分たちは、この二十四兆円にも...全文を見る
○原口委員 大蔵大臣から、基礎的な資料は今でもできるということでございますから、なぜこれを言うかというと、来年度の予算の出発点が、果たして八十八兆から出発するのか、それともことしの七十七兆から出発するのか、それによって随分違います。また、税収の弾性値をどれぐらい置くのか。こういう...全文を見る
○原口委員 そこで、私は、やはり日本の国の力を過去余りにも低く言われ過ぎたのではないか。五百六十兆の借金が一方である、それに対して資産は幾らあるか、大蔵省から資料をいただきましたら八百七十兆の資産がある、こういう国はほかにはない。また、年金の改正の話をずっとやってきましたが、五年...全文を見る
○原口委員 前向きの御答弁をいただいたというふうに思いますが、しかし、自給率についてはやはりどこかに書き込まなければいかぬと思うんです。  これだけの国が——この間、大変な洪水のあった隣国を写した写真がございました。その写真には、本当に山の山まで田んぼがつくられていて、そして国...全文を見る
○原口委員 最後に、自自の連立協議についてお尋ねをしたいと思います。  きのうも法制局の皆さんといろいろ考えましたけれども、これが一体どういう法的な拘束力を持つのか。そして、先ほど上原委員が御質問になりましたけれども、すぐやる政策については、これは内閣総理大臣として署名をされて...全文を見る
○原口委員 終わります。