原口一博

はらぐちかずひろ

小選挙区(佐賀県第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

原口一博の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第147回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○原口委員 民主党の原口一博でございます。  きょうは、沖縄普天間基地返還等の外交・安全保障問題について、それから財政金融問題について、政治倫理問題について、三点に絞って関係大臣に御質問申し上げたいと思います。  まず、命を守る、国民の生命財産がどのように守られているか、そし...全文を見る
○原口委員 今運輸大臣からお話をいただきましたが、二百フィート、六十メートルですから、それこそ目の前を、この機長の報告によると米軍機が、今米軍機であろうというふうに思われますが、これが横切っている。本当に大変な惨事になるところでございます。  私は、今運輸大臣が六カ月という期限...全文を見る
○原口委員 私が運輸省からいただいた資料によると、関連機、これが当該航空機であるか、それはこれからの調査によるというふうに思いますが、所属は米空母ステニスの搭載機、呼出名称ショーグン201、機種FA18ホーネット、有視界飛行方式で飛んでいたということがわかって、報告として上がって...全文を見る
○原口委員 書面をもってということは、大変強い決意のあらわれというふうに受けとめたいと思います。  私は委員会でも、今度の事故やあるいは事件に限らず、本当に何か事件、事故があれば、今大臣がお話しになりましたように、原因究明をお願いする、抗議をお願いする、再発防止を申し入れる、そ...全文を見る
○原口委員 一つ訂正をさせていただきますが、双務的な協定に変えるべきだというのは、私は今質問していませんので、後でやろうと思っていたことでございます。  私は、このRAPCONの問題についても外務大臣に昨年強く申し入れをして、そしてそれを共同委員会の席で述べていただいたわけです...全文を見る
○原口委員 協議の場を設ける、そしてそれを正式議題として米側に提示するということで理解してよろしいですか。  私は、きょうここに一つの資料を持ってきたんですが、やはり戦後長く放置されてきた日本の安全や防衛をめぐる問題、これはRAPCONの問題に象徴されるんですが、これだけではあ...全文を見る
○原口委員 いわゆる思いやり予算については、その場でお出しになったのか。来年の三月三十一日で特別協定の期限が切れるわけですけれども、それまでに我が国がどういう態度でこの在日米軍の駐留軍経費について取り組むのか。これはことしの予算にも大変大きくかかわる問題であります。私は、いわゆる...全文を見る
○原口委員 私は、外国の軍隊が日本に駐留をする、これは我が国の歴史の中で今まであったことか、ないわけであります。その中で、外国軍隊の権利、あえて言うと治外法権と、そして派遣国軍隊の治外法権と接受国の領域主権との調整を定めたもの、これが地位協定だというふうに理解をしていますが、これ...全文を見る
○原口委員 私は、その中で、日本のこの地位協定は、いわゆる派遣国軍側の権利、このことが制定当時、非常に前に出てきている。その分、我が国の国民のさまざまな安全保障上の権利、これが後ろに来ているのではないか。  そのために、例えば外国の軍隊の移動一つをとってみても、この地位協定には...全文を見る
○原口委員 抽象的に言うのであれば、今の外務大臣のお答え、私も抽象的に聞きましたからそういうお答えだというふうに思いますが、しかし、今の地位協定の中でさまざまなそごが起こっている。  冒頭、何でANKのニアミスの事件を申し上げたか、またRAPCONの返還を強く求めたか。私は、も...全文を見る
○原口委員 きょうは運用の改善というところから一歩もお出にならないようでありますが、なぜこんなことを申し上げるかというと、逐条できょう申し上げる気はありません、ただ、一つだけ、さっき環境の話をしましたが第九条、これはいわゆる人及び動物、植物に対する検疫並びに人の保健衛生に関しての...全文を見る
○原口委員 普天間の返還に向けて四つの審議会をつくって、そして跡地利用やさまざまな問題について今前進をしています。  その中でも、跡地を利用するにしても何にしても、その基地には大変な汚染、これもつきものであります。その汚染というのは、やはりその原因となった人たちでないとわからな...全文を見る
○原口委員 大蔵大臣にもお尋ねをしなければいけないのかもわかりませんが、HIPCに対するODA債権、我が国が持っているODA債権の総額は一体幾らなのか、あるいは、HIPCのうち、我が国が最大の債権国となっている国はどこの国なのか、その額はどれぐらいなのか。  そして、私たちは、...全文を見る
○原口委員 私は、政策目的をもう少し明確にされるべきだ。先ほどの御答弁では、二〇〇〇年になったからと。カトリック国のいわゆる二〇〇〇年、ミレニアムというのと、今回の債権放棄は、一説によると、ジュビリー二〇〇〇キャンペーン、いわゆる旧約聖書にある五十年置きの特別の安息年というのがジ...全文を見る
○原口委員 できるだけ早くその菊の花が咲くのを待ちたいと思うのですが、私は、今のような経済運営をやっていて本当に菊の花の咲くころに実感することができるだろうかというふうに思います。  きょう、手元に一月二十九日のニューヨーク・タイムズのトップに載った記事を持ってきています。 ...全文を見る
○原口委員 今一般からということをお話しになりましたけれども、それは、今までは資金運用部資金、そういったものから借り入れをしている、そういう資金でもってやっているわけですけれども、一般の中に資金運用部は入りますか。あるいは、都市銀行からお借りになるんですか。
○原口委員 私は、この問題については、午前中の質疑で安倍委員の方から、いわゆる長銀のリップルウッドグループに対する売却についてももっと審議をすべきだというお話がありました。そのとおりだというふうに思います。  集中審議をして、こんなことを日本の財政がやったことは過去ありますか。...全文を見る
○原口委員 財政法のどこにそんなことが書いてあるのか、あるいは交付税法のどこに、どれを根拠にして今のようなことをおっしゃっているのか。マーケットに対しても、これは越智金融委員長にもお尋ねをしなければいけませんが、我が国は銀行からもお金を借りる。よその国でも調べてみました。一八〇〇...全文を見る
02月21日第147回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○原口委員 民主党の原口一博でございます。  きょうは以下六点にわたり、予算並びに基本的な政策課題についてお尋ねをしたいと思います。  まず、大蔵大臣にお尋ねを申し上げます。  いよいよ現行憲法及び憲法調査会で始まった憲法論議に対して、私たち政治家の姿勢が問われています。そ...全文を見る
○原口委員 ちょうど大蔵大臣とは四十違います。倍の年齢差があるわけでございますが、今の率直な御感想、私は、みずからの国の憲法をみずからの言葉で語る、このことは大変大事なことだというふうに思います。しかし、今大蔵大臣がお話しになりましたように、そこにも一つの、一定ののりがある、ここ...全文を見る
○原口委員 外務政務次官に重ねてお尋ねをしますが、現地に派遣されている部隊の皆さんは、先ほどの武器の使用のことで大変な御不便と、そしてその指揮官の任に当たる人たちも多くの苦痛を感じている。そして、実際に他の部隊が、その隣に展開している部隊が攻撃を受ける、そういったときも我が国のP...全文を見る
○原口委員 政府に入った途端に、やはりお立場はある、そこは私も認めます。しかし、現実に展開している人たちがどのような状況になっているか。もうこの法律ができてから随分な時間がたちました。そして、途中で見直しをするということもそのままになってきた。一部の改正はありました。しかし、そう...全文を見る
○原口委員 いや、ポイントは御自身からおっしゃったわけですから、今の武器の使用の点についても、あるいは全体でこれまでやってきたPKOの議論、私は、このスタートについても大きなそごがあったというふうに思っています。  例えば、我が国は世界最大の貿易国であり、世界から大変大きな利益...全文を見る
○原口委員 今、当時総理であった宮澤大蔵大臣から、やはり現実とのそごが出てきているというお話がございましたが、官房長官も同じ御意見ですか。
○原口委員 私は、国際社会が求めている日本の協力は何かということからやはりスタートをすべきだというふうに思います。外に出すものが自衛隊で自己完結をしている。そのPKOのあり方もあるでしょうが、そうでない、NGOやさまざまな緊急援助あるいは緊急救助、こういったものを中心とした外への...全文を見る
○原口委員 午前中に引き続き、子供をめぐる環境について若干お話をさせていただきたいと思います。  文部大臣からお答えをいただきました。私は、メディアにだけその原因を求めるわけではありませんが、やはり自主的な規制。そして、アメリカでは、中学校を卒業するまでに一人の中学生が十万件の...全文を見る
○原口委員 あわせて文部大臣にお尋ねをしますが、私は、子供をはぐくむことを親に教育すること、今国家公安委員長がお話しになりましたが、そのこともあわせて必要であるというふうに思います。  学校で、大変知識を中心とした教育、これも大事なことかもわからない。しかし、その前に、みずから...全文を見る
○原口委員 私は抽象的な施策をお尋ねするのではなくて、むしろ、さまざまな人格障害を起こしている、そういうものの原因と結果を解析する時期にもう来ているということを申し上げて、次の質問に移りたいと思います。  経済企画庁長官、先日は、菊の花の咲くころに景気が実感されると私の質問にお...全文を見る
○原口委員 私は、国民の間に不安が広がっているのは幾つかの理由があるというふうに思います。  今お手元にお配りした資料一、これは、平成十二年度の予算を一つの絵にしたものでございます。公債発行額が三十二・六兆円、税外収入三・七兆円、これを除いたものが真ん中のグラフでございますが、...全文を見る
○原口委員 官房長官にお尋ねをしたのですが、経企庁長官がそういうことをおっしゃるので、資料二を持ってまいりました。  これは何かというと、税収の弾性値です。景気がよくなったときには、一・四八とか一・九六とか三・三三。昭和から平成十年にかけての税収の弾性値をお示しさせていただきま...全文を見る
○原口委員 何回お尋ねしても、私はこれは党利党略で申し上げているのではありません。今の国民の不安、経済企画庁長官からもお話しになったように、増大している。どこの国の政治家も、そうじゃないんだ——予算を提案されていないんだったらわかります。これが最善の予算だということで提案をされて...全文を見る
○原口委員 今まで真空総理というふうに言われていましたが、このままだと空席総理と言われますよ。ここ空席なんですよ。この状況は好ましくない。多くの皆さんが、今の予算について真摯な説明をトップのリーダーから聞きたいと思っている。このことは民主主義の基本じゃないでしょうか。  ちょう...全文を見る
○原口委員 では、来年もまた同じように、交付税のいわゆる手元の資金が足りないということで銀行から同じようにやるのか。  ここに保利自治大臣と宮澤大蔵大臣の合意書がございます。私は、今の経済状況は、タコが自分の足を食べているような状況だというふうに思います。大蔵省は、今回のいわゆ...全文を見る
○原口委員 まあ来年のことは申し上げかねるということですが、ここに一枚の資料を持ってきました。訳文を皆様に渡していますが、大蔵大臣には、ちょっと原文を差し上げます。  資料四、「日本政府、国内銀行から直接借り入れ」、私はこれは、今回の状況は日本経済にとって正常なことなのか、それ...全文を見る
○原口委員 本当にこれが異常だというお話で、これを正常だと言われるよりよっぽどましだと思います。  しかし、ここで、本当に苦労をしている、そして将来に不安を感じている、それはだれなのか、そこはきっちり押さえておかなきゃいかぬというふうに思います。年金でお暮らしの皆さんであったり...全文を見る
○原口委員 私は、今の言葉を一生覚えておこうと思っています。  というのは、今回の小渕内閣がおとりになったこの財政政策、経済政策も、恐らく将来、十年、二十年、三十年後、そんな後ろからではなくて、もう目の前に破綻が来ているということを言われる。この政治責任というものを私は争点にし...全文を見る
○原口委員 私は弁解を聞いているわけではありません。結果責任、厳粛な結果責任であります。これは今与党に入っておられる方、名前も言いましょう、冬柴委員が指摘をされている。これに対して何の陳謝もない。また、今回、本来であればその責任を問うべき人たちが、また同じような政策をやっている。...全文を見る
○原口委員 信じていると言われれば、あとはもう議論することはないわけであります。  私は、そうではない、幾つか数字を——先ほど大蔵大臣は大変誠実にお答えになった。迷惑をおかけしている。迷惑をかけているという認識があるのであれば、またそこにさらなる負担、さらなる不安を与える政策を...全文を見る
○原口委員 信じているとか祈っているとか、大変、御趣旨はよくわかりました。私は、きょう限られた時間ですから、郵政大臣にあと二点だけお尋ねを申し上げます。  一点目は、放送のデジタル化、これは多くの委員の皆さんとも議論をしてきましたが、地上波のデジタル化はNHKや民放局にとって莫...全文を見る
○原口委員 法律があることは私も存じ上げています。しかし、この表現が、いわゆるお上意識を醸成し、そして中央政府に対して何か事をする、そのことをはばからせる、民主主義の土台にかかわる問題だというふうに思いますものですから、きょう質問をさせていただきました。  デジタル化の問題につ...全文を見る
○原口委員 私はなぜ冒頭に憲法の問題をお話ししたかというと、ここには、憲法に定める政教分離の原則に照らし疑義があるとまで書いてあるわけです。これは、それぞれの政治家の個人的な意見と言うには余りにも大き過ぎるというふうに思います。  また、もう時間が参りましたので、これで終わりに...全文を見る
02月24日第147回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○原口委員 民主党の原口一博でございます。  四人の先生には、きょうは大変貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございます。  私は、大きく分けて二点について御質問をさせていただきます。  一つは、あるべき金融の姿ということでございます。  糸瀬先生にまずお伺いを...全文を見る
○原口委員 きょう、簡単なパネルを持ってまいりましたが、本来であれば、問題銀行を特定して、経営権を掌握して、経営責任を追及して、それから、それでも足りなければ公的資金を導入する、こういうやり方をやるべきであったはずですが、我が国の場合は残念ながらこうなりませんでした。むしろ、公的...全文を見る
○原口委員 全く同じ認識を持っています。国民の中に不満がたまり、そして不公平感がたまるときに、そこに起こってくる結論は非常にわかりやすい結論に飛びついてしまう。これは民主主義の一つの危機だというふうに思います。政治の側も、銀行やさまざまなものとの癒着を指摘されることのないような襟...全文を見る
○原口委員 お二人の公述人からお話しになりましたように、私たち、政策はやはり構想力だと思います。そして、そのタイミングと説得力だというふうに思います。  財政構造改革をやったときには、まさに世界の経済の歩みを、あるいは日本経済の状況を見誤りました。それは、金森先生初め皆さんがお...全文を見る
○原口委員 アメリカの大統領選挙においても、公約の第一に来るのは、どういう人材をどのようにしてつくるかということであります。私は、そこにこそ、今先生がお話しになりましたように、政策の重点があるべきだというふうに思います。  さて、やはり新しい産業は情報と知識を中心としたものだと...全文を見る
○原口委員 お二人に、ITに向けての隘路とブレークスルーの方法を教えていただき、本当にありがとうございます。  私は、雇用という問題は、やはりセーフティーネットがあってこそ雇用の流動化というものが行われるべきであって、先に雇用の流動化が来て、そしてセーフティーネットがなければ、...全文を見る
○原口委員 ありがとうございます。終わります。
02月25日第147回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○原口委員 民主党の原口一博でございます。  きょうは、関係大臣に、この予算の大事な問題点について御質問をさせていただきます。  まず、官房長官にお尋ねをいたします。  政治に一番必要なものは一体何なのか、官房長官がどのようにお考えか。  私は、二十三歳のときに、いわゆる...全文を見る
○原口委員 全く同じ答えを私もそのときいただきました。信頼なんだと。信頼がなければすべての政策、予算、そして海外との外交、これもうまくいかないんだ、そのお話をいただきました。  今、その信頼が大きく揺らいでいます。私は、きょうこのような質問をする、国民の皆さんの前でこのことを明...全文を見る
○原口委員 昨日、大蔵委員会で質疑がございました。その際に、越智金融再生委員長は、二月の十九日に、栃木県塩原町ホテルニュー塩原において御講演をなさっています。そして、その問題についてきのう記者会見をされていますが、二月十九日に同ホテルで御講演をなさったことは事実でございますか。
○原口委員 その際の発言について、昨日大蔵委員会で我が党の上田清司議員が、襟を正すべきではないかというお話をさせていただいたわけでございますが、その内容は覚えていらっしゃいますか。
○原口委員 私は、リップルウッドのグループに長銀が売られ、そして日債銀の問題、これもあり、また、昨日この予算委員会の公聴会で、なぜペイオフを延期するのか、なぜ八兆円銀行に借金をするのか、あるいは、新しい預金保険のあり方は本当にこれでいいのかというお話をしました。しかし、その根底が...全文を見る
○原口委員 委員長にお願いいたします。質問をしたことに簡潔にお答えいただきたい。  官房長官は、信頼だというふうに言われましたが、検査の話をしているんです。検査をいつからいつまでやるということを言って、そして、きつかったらどんどん、直接仰せくださいとおっしゃっているんですよ。 ...全文を見る
○原口委員 今のでよくわかった人が珍しいと私は思います。  そういうことをおっしゃるだろうから、資料を持ってきました。恐らくそうおっしゃるんだろうなと思いました。六ページ、金融監督庁の上にあなたがいらっしゃるんですよ。金融再生委員長というのは何でできたんですか。今まで土地ころが...全文を見る
○原口委員 まさに、官僚答弁を聞いているわけじゃないんです。  もうそういうこと自体が、私は、八兆円の国債や銀行借り入れの話をしたときに、皆さんは大丈夫だとおっしゃいましたよ。だけれども、その週に、もう日本の国債の格付は落ちている。金融行政のトップがこういうことを、さも自分に検...全文を見る
○原口委員 私は、どうやって回復するんですかということを聞きました。一生懸命働いて税金を払って、そして年金も減らされて、路頭に迷っている人たちが今のお言葉を、越智再生委員長のお言葉を聞けば、どんなにつらい思いがするでしょうか。これは党派の話をしているんじゃないんです。党派ではなく...全文を見る
○原口委員 もっとすごいことを言っているんですよ。私は、こんな答弁をされると思いませんでした。これだけ国益を毀損したんだから、潔くやめますというお言葉が冒頭にあると思いました。  読みます。この後のパラグラフです。  せっかく延ばしましたから、今言ってくれれば、まだ私のところ...全文を見る
○原口委員 私は、こんな答弁では、やはり国民に申しわけなくて質問を続けられない。  金融再生委員会の権限というのは何ですか。この第四条、所掌事務、第四条の三、「銀行業、信託業及び」云々と書いてあるじゃないですか。あなた、その検査の権限があるんですよ。それが権限者がこんなことを言...全文を見る
○原口委員 何回もここでやっているんです。何回もやっていますよ。大蔵大臣の目の前でもやらせていただいています。  官房長官、先ほど、信頼をどうやって回復するか。きょう、報道によると、この委員会の前に金融再生委員長とお話しになったそうでありますが、私は、傷がどんどん広がる、このこ...全文を見る
○原口委員 本当に御発言の真意をはかりかねます。  今、銀行法を出されましたが、要するに再生委員長は検査監督の権限がおありになりますね。
○原口委員 いや、それは、私は今大変な御答弁をされたと思いますよ。ちゃんと事務の中に入っているわけですから。  さらに、こんなことをおっしゃっていますよ。これは個々の銀行の人に言っているのですよ。  おれの代にそんなことしたらね、自分の首飛んじゃうんじゃねえかなんてことでね、...全文を見る
○原口委員 あなたが、個別のお話がございましたらどうぞ蓮実先生を通じてお申し越しいただきましたら最大限のことをさせていただきます、最後言っているじゃないですか。個々の銀行については自分は知らぬ、その問題は自分じゃないと言いながら、ちゃんと言っているじゃないですか。あなたが権限がな...全文を見る
○原口委員 私は、これが日本全体の体質だと思われると困るから質問しているんですよ。あるいは、与党の中にも一生懸命頑張っておられる方、おられますよ。党利党略で言っているんじゃないんですよ。あなたの今のこの——本当に早く文部大臣や外務大臣に質問したい、あるいは総務庁長官に質問したい。...全文を見る
○原口委員 本当にこれが体質なんだということなのか。もうこれは質問できません。質問したことにちゃんと答えない。これ以上質問できません。協議してください。
○原口委員 あなたは、個別の問題については自分は触れていないとおっしゃっています。しかし、この手元にあるものでは、どうぞ個別の相談に乗りますよということをおっしゃっています。これは矛盾じゃないですか。一点目。  それから二点目。(発言する者あり)まあ一個ずつ、では聞きましょう。
○原口委員 私は、それはやはり言いわけにすぎないと思いますよ。もう本当に腐ったような官僚答弁を聞くためにきょうここで質問をしたわけではございません。  今、検査は、個別の検査については自分は知らないけれども個別の資本注入については知っているというふうにお答えになったわけですね。...全文を見る
○原口委員 また答えをはぐらかされているのですよ。  今御質問をずっと続けているのは、破綻する前に早く言ってきなさい、個別に応じるからと。今、破綻した後のことをおっしゃったじゃないですか。ちゃんと答えてください。
○原口委員 全く詭弁だと思いますよ。  私たちがこの数年間何を議論してきたのか。検査が本当に妥当なのかどうか、皆さんが出してこられた数字が本当に正しいかどうか。正しければ、国民の皆さんに申しわけないと言って資本注入をしている。そこの問題は自分は全く知らぬ、これでは質問できません...全文を見る
○原口委員 あなたは、最初に出したテロップで、「書類かなんかが渡してもらったら、彼が」、蓮実代議士がでしょう、これは。「私のところに来たら、最大限考慮しますから、」と言っているじゃないですか。何を最大限考慮するのですか。
○原口委員 では、里親も自分のところで何とか見つけます、そして蓮実代議士を通じて来られれば、それについては、まあ選挙でもお世話になることですから何とかしますよということを言っているのと同じじゃないですか。  私は、ここまで来たら、そしてこういうことが、例えば大蔵の税制でいうと、...全文を見る
○原口委員 私は、同じ前の党の時代に政治改革を志して、そしてきっちりと司法が判断をいただいたことについては立法府はそれにこたえるべきである、そして多くの皆さんに不信を買うようなことがないように襟を正すべきだということで行動をさせていただきました。  続長官に重ねてお尋ねしますが...全文を見る
○原口委員 それは存じ上げていますよ。そういう立場からどうお考えかということを聞いたのであります。  私は、もう事ほどさように、御答弁も納得のいく御答弁がありませんでした。再生委員長、私は、政治の信頼を回復するために御自身の出処進退について明らかにされるときが来ていると……(発...全文を見る
○原口委員 もう審議できません。
○原口委員 今、出処進退については考えていないということがございましたけれども、七十兆もお預けしているわけです、金融再生委員長のもとに。そして、この予算の中にも新たに六兆円、金融対策で皆さんお願いをされています。その前提が崩れてしまっている。こういう前提が崩れてしまっていては質問...全文を見る
03月24日第147回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○原口委員 民主党の原口一博でございます。  大臣の所信に対する質問、特に沖縄の県民の皆さんの生活に焦点を当ててきょうは御質問をさせていただきたいというふうに思います。  各大臣は、沖縄県と本土との経済の格差、生活の格差、これを埋めるために、政府あるいは国会を挙げて私たちは大...全文を見る
○原口委員 大変な不況の中で、その自己資本比率、あるいはバブルのときの不良債権の処理、そういったものが沖縄の経済の上にも、足かせあるいは大きな黒い雲となって大きく覆っている。その中で今お話しのような資本増強をやる。これは、国民の税金を劣後債という形で四百億円入れるという形になった...全文を見る
○原口委員 一方で公的な資金を地方銀行に入れる、そして一方で開発公庫について、その業務内容や資金調達あるいは債権の引き受けということを今政府部内でも検討されている。私は、この二つの政策が果たして整合するのだろうか。  一方で巨大な、三五%、今数字をお示しになりましたけれども、そ...全文を見る
○原口委員 今お二人からるる述べていただきましたが、私は、沖縄という島は平和の島であるというふうに思います。ぜひ平和のメッセージを世界に向けて発信していただきたい。  私は、特に三つの平和に分けて整理をしています。一つは、心の平和。抑圧やさまざまな心の中のデプレッションと申しま...全文を見る
○原口委員 そこで、特に振興計画を考えるときに、やはり私たちは、世の中がもう一変しているんだということを認識した上で、新たな世界の変化、経済環境の変化をしっかり受けて投資をしていかなければならないというふうに思います。  私たち民主党は、知的財産の戦略、ここに焦点を当てて日本の...全文を見る
○原口委員 事務レベルで柔軟な話し合いが行われ、そしてそれをある一定の期限をもって私たちの立法府に対してもきっちりと御説明をいただきたい。  先般から、我が方の上原ネクスト大臣を中心に、沖縄の県民の皆さんの生命財産を守るということで、さまざまな問題を取り上げてこさせていただきま...全文を見る
○原口委員 私どもは立法府として、今警察の不祥事やあるいは国税にかかわる脱税コンサルタント事件、予算委員会でも取り上げられましたが、さまざまな行政の失敗、不祥事というものに対してチェックをしっかり入れなければいけないというふうに思っています。特に、税や治安、こういう国の根本にかか...全文を見る
○原口委員 終わります。ありがとうございました。
04月20日第147回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
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○原口分科員 民主党の原口一博でございます。  きょうは、八、九年度決算の中から二点について御質問申し上げたいと思います。  一つは、八、九年の大蔵行政を見る上で欠かせないものが、やはり財政の構造改革、この問題であると思います。  目の前にいらっしゃいます谷口委員長に御指導...全文を見る
○原口分科員 前向きなお答えをいただいたと思います。政務次官も、次官になられる前に同じような御質問を院の中でなさっていたということを私も伺っています。  また、現在、いわゆる財政構造改革法は停止をされている状況、凍結をされている状況にございますが、今、大蔵省は、この法律における...全文を見る
○原口分科員 私も全く同じ認識を持っております。間違いではないんだけれども、タイミングの悪いことをまじめに突き進んでいった。ですから、この反省に立って次なる財政構造改革を考えておかなければいけない。  一つは、経済に対するセンシティブな感覚をその中にどう入れ込むか。それからもう...全文を見る
○原口分科員 今、政務次官がお話しになりましたようなマクロモデル、特に、教育に対する政府の支出を一ドル減らすと、カナダの例だったと思いますが、七ドル分の社会不安として返ってくる。結果的には、ショートで見ると幾らか歳出削減になっているけれども、マクロで見ると、その分、警察の費用であ...全文を見る
○原口分科員 税務署の職員が税金の不正還付を行ってみたり、あるいは、同じく税務署職員がわいろを税務署内でもらって課税資料を抜き取って捨てるという事案も、これは当該年度というわけではございませんが、過去、散見をされています。ただし、これだけ莫大な徴税の任務に当たっておられて、そして...全文を見る
○原口分科員 私ごとで恐縮なんですが、心理学を専門にしておりますと、今非常に社会が厳しい状況にあって、皆さんの心がささくれ立って、大体百人に一人くらい境界性人格障害、攻撃性を中に内包して、自分を導く自分というのを持たずに、ある突発的な事案によって攻撃性が外に出るという、俗に言う切...全文を見る
○原口分科員 それは、一般に個別の案件をすべて国会に報告してくださいということを申し上げているのではありません。  そうではなくて、国政調査権と守秘義務との関係であれば、国会において国政調査権を行使して、これはハウスが行使をして、国政調査権というのは当然ハウスが行使するわけです...全文を見る
○原口分科員 終わります。ありがとうございます。
04月21日第147回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○原口委員 おはようございます。民主党の原口一博でございます。公庫法の改正について、諸点にわたり御質問申し上げたいと思います。  今、上原議員の方から御指摘がありました。沖縄と言えば何でも許される、沖縄と言えば何でも公的な資金が投入される、私は、こういう考え方があるとすれば、そ...全文を見る
○原口委員 今、私はまだ懸念の問題についてはお話をしていないのですが、長官はその先の方もお話しいただいたわけでございますが、やはり三五%というこの公庫のシェア、これをどう見るかということは、ここできちっと議論をしておかなければならないというふうに思います。  四百億の公的資金を...全文を見る
○原口委員 全体として見れば、金融機関の貸し出し態度DIというのは、去年の状況から比べると随分改善をしています。しかし、個々の企業一つ一つに当たってみると、まだそれは実感としては皆さんお感じになっていない。むしろ、例えば公共事業をなさっている会社などに聞いてみると、サミット前で逆...全文を見る
○原口委員 まだあの戦争の傷跡、しかも多くの基地を抱えている、そしてそれが整理縮小に伴って日本に、沖縄に返ってくる、そういう中でこういう資金をつくるということは、私も一定の理解をするものであります。  ただし、沖縄県の市街地の開発事業、いろいろなところを見て回りますと、大変コス...全文を見る
○原口委員 先般、沖縄県の皆様がドイツに行かれて、ボン補足協定についても研究をなさって、その報告も出ているやに伺っていますが、当時、やはり一九五二年の状況と半世紀たった今とは全然違います。  この間、私も、米国の学者の方やさまざまな政府関係の方と議論をいたしましたが、しっかりと...全文を見る
○原口委員 私どもの主張に一定の御理解をいただいたということで、先へ進ませていただきますが、地位協定の中に書いてあることであれば、これは改善で、あるいはそれぞれの話し合いで対応できますが、全く想定していない、書いていないことについては、やはり盛り込むべきだということをここでしっか...全文を見る
○原口委員 沖縄の置かれた立場を考えると、一定限の公的なサポート、これは大事なことだと思います。と同時に、やはり民業をはぐくむ、金融マーケットにおいてさまざまな自助努力、そういったものをはぐくむ、こういうことが大事だというふうに思います。  時間があとわずかでございますので、最...全文を見る
○原口委員 終わります。
08月04日第149回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○原口委員 民主党の原口一博でございます。  沖縄の諸般の問題について御質問をさせていただく前に、まずこのサミットにおいて大変な御尽力をいただきました皆さん、そして御協力をなさった九州、沖縄の皆様お一人お一人に心から感謝の誠をささげたいというふうに思います。  また、当委員会...全文を見る
○原口委員 今大臣がお話しになりましたように、沖縄のホスピタリティー、本当に私も心から敬意を表したいと思います。また、その中でクリントン大統領が平和の礎で演説をされ、相次ぐ米軍による事件、事故、このことについてもしっかりと触れられた。私はそこで幾つかのフレーズ、大事なメッセージが...全文を見る
○原口委員 モリソン所長は私に、EBI構想による奨学金を小渕東西センター奨学金という名前にしようじゃないかという御提案をされました。亡くなった前総理について、与党、野党問わず、どれほど多くのことをされてきたかということを考えると、これも一つの考えだというふうに思います。  この...全文を見る
○原口委員 前向きのお答えをいただきました。私は、もうこの委員会で何回も申し上げていますが、やはり沖縄の問題は対立軸で考えるのではなくて、戦後あの大変な時代を超えられた沖縄県民の皆様、その思いを日本国全体でしっかりととらえていく、そのことが政府にも国会にも求められているというふう...全文を見る
○原口委員 初めてそこにお座りになりましたから、突っ込んだ議論をこれからさせていただきたいのですが、海兵隊は、兵員数にして在沖米軍の六三%、施設面積にして七五・五%を占めている、このことはやはり見逃せない事実であります。しかも、外務大臣が在沖米軍の綱紀粛正措置について、平成十二年...全文を見る
○原口委員 大統領は、フットプリント、そういう言葉を使われて、足跡を少しずつ減らしていく、あるいはプレゼンスを減らしていく、こういうこともおっしゃったようでございますが、やはり私たちは、海兵隊の撤収を可能にするためには、米国政府に対して、グアム以東に海兵隊を後退させるという政治的...全文を見る
○原口委員 自立的な発展ということで、そのとおりだと思いますが、幾つかの数字を点検してみると、完全失業率、四月が七・四、五月が八・二、六月が八・〇。全国は、今大臣がおっしゃったように少し下がっているにもかかわらず、沖縄の失業率というのはもう八を超える失業率。有効求人倍率は当然その...全文を見る
○原口委員 たくさんの公共事業を沖縄県が消化する、そのこと自体が雇用の下支えをしている、このことを否定する気はございません。しかし、結果として大変高いコスト、私たちも那覇の再開発事業をいろいろなところで調査させていただきましたが、一般の市民の方々がどうしてこの土地を買って家を建て...全文を見る
○原口委員 緊密に協議をしていく、これもやはり言葉だけではなくて、整理、縮小、統合を果たすためにも、まず、私どもがしっかりと国民に責任を持つためには、そのプログラムをこちらから提示する必要がある。  もう冷戦は終わりました。とはいえ、中台の関係等、逆に手を緩められない問題もたく...全文を見る
○原口委員 この問題については、また別の角度から別の機会にお尋ねをして、きょうはあと、北方四島の返還に対する問題についてお尋ねをしたい。  この数日間の北方四島返還問題について、私たちの国は大変大きな岐路に差しかかっていると言っても過言ではありません。それはどういうことに起因す...全文を見る
○原口委員 これは、ロシア語では日ロ平和条約締結への道しるべということで、「変わる日ロ関係 ロシア人からの八十八の質問」ということで、ロシアの上下両院の全議員を対象に、それからロシアの全国の図書館ということで、約四千冊が配られたということであります。編者の安全保障問題研究会、私た...全文を見る
○原口委員 東京宣言、これは、当時のエリツィンさんと我が国の総理、細川さんの間で交わされたものでございますが、大体五つあったと思います。  日ロ平和条約締結をもって両国関係は完全に正常化される。平和条約を早期に締結すべく交渉を継続する。平和条約の必要条件は、日ロ両国における過去...全文を見る
○原口委員 いや、そうじゃないと思いますよ。この北方四島の帰属の問題ほど大きな問題を抱えていないのです。旧ソ連については、バルト三国であるとか——私たちも行きましたよ、エストニア、リトアニア、ラトビア。あるいは中国との間でも大変な国境画定の問題があった。その多くはもう解決している...全文を見る
○原口委員 私たちの頭の中にある大事なものというのは、領土の問題なんですよ。  私は、例えばいろいろなアイデアがあっていいということであれば、この「ロシア人からの八十八の質問」ということの中にもこういうものもありますよ。「北方領土問題の解決義務を盛り込んだ平和友好協力条約を約束...全文を見る
○原口委員 与党と政府の間の整理もそのようについているということですね。東京宣言に基づいて交渉に当たる、これでいいですか。
○原口委員 大臣が来られる前に、与党の大事な政治家、私が尊敬する鈴木前大臣から、答弁を訂正するような御発言があったものですから。  私は、やはりこの問題はしっかりととらえなければいかぬ。領土の問題は切り離せない。  ロシアが今いろいろな国と領土の問題で困っているか。もうソ連の...全文を見る
○原口委員 ありがとうございました。  これで終わりにいたしますが、やはり原理原則をしっかり踏まえた交渉というものを要求いたしまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
11月20日第150回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○原口委員 民主党の原口一博でございます。  総理並びに関係大臣に、本予算について、特に政治姿勢、そしてビジョンについてお尋ねをします。  委員長にお許しいただいて、パネルの使用と資料の配付をお願い申し上げたいと思います。  まずお尋ねをしますが、この内閣にいらっしゃる閣僚...全文を見る
○原口委員 私は、受理をされたかどうかということを伺っているのではなくて、辞表が出ているかという事実を伺っているわけでございます。
○原口委員 大事な予算ということを昨日のテレビでも多くの方がお話しになりました。森総理を中心として、一丸となっておつくりになった予算だというふうに思います。それが、私たちがまだ審議をする前に辞表が出ている。では、だれに聞けばいいのか。今、科学技術、自治というふうにお話しになりまし...全文を見る
○原口委員 この国会の中での質問というのは非常に難しくて、一般の方にわかりにくい。ましてや中学生にわかりにくい。ですから、きょうはひとつわかりやすい言葉で私も御質問します。  きょう、総理の御本を持ってまいりました。「あなたに教えられ走り続けます」という本です。この中には、いわ...全文を見る
○原口委員 ですから、これはあくまで一般的な義務でございますが、裁判所が調査を嘱託すればそれにこたえなければいけない。  私は、一国の総理が犯歴を云々されて、それは総理個人も大変悔しい思いをされていると思います。しかし、これは総理個人、お一人の問題ではなくて、我が国日本国の総理...全文を見る
○原口委員 義務はあるけれども制裁がないということになっています。これは、裁判の公平、公正と申しますか、一方の方が大変な権力についている、その方は行政府を統括する、そういう責任と義務を持っている、それで片っ方の方は一般の市民である、そして、証拠にアクセスをすることができなければ、...全文を見る
○原口委員 パネルの使用についてはお許しいただきたいというふうに思います。
○原口委員 私は、皆さんにわかりやすいように、この予算が本当に大事な予算である。小さなことを言っているんじゃないんだ。十一兆もの予算を組んで、そして約一兆を超えるお金を借金に返さなければいけない、それもやめて使うのであればもっとゆっくりと時間をかけてお話をされる、そういう態度が以...全文を見る
○原口委員 私は今、景気が大変厳しい、そういう時期であるから、予算についてはきっちりと説明する、説明の時間をとる必要があるだろうということを申し上げているので、この制度改革がどうだったかということは申し上げているわけじゃありません。  それでは、端的にお伺いします。  中小企...全文を見る
○原口委員 聞いてもいない大臣が伺ってもいないことをお答えになる、これはやはりよくない。  資料一をごらんになってください。これは銀行貸し出しの推移です。  私は、先ほど大臣がおっしゃったこと、本当に貸し渋りが緩和をされたのか、そうじゃないと思いますよ。今のお答えを中小企業の...全文を見る
○原口委員 ですから、御判断を伺っているのです。総理のお祈りのお気持ちはわかります。私たちも本当に、後で失業のお話をしますけれども、とてもひどい状況です。もう一回伺います。貸し渋りがもう一段落したという御判断ですねということを伺っているわけです。イエスかノーかでお答えください。
○原口委員 総理に伺っているわけです。私は、何も小さな話をきょうはする気はないということを申し上げたわけで、ここはとても大事なところだと思うのですね、今の金融を考える上で。  さらにお尋ねをしますが、私たちは、総理の政治姿勢、今、除名だ、離党勧告だという物騒な言葉が飛び交ってい...全文を見る
○原口委員 私は、また派閥が厳然と復活をしたというふうに思っています。そして、その体質そのものがやはり問われているんだというふうに思います。  今、そのようにおっしゃるのであれば、何か私が八年前自民党にいたことを三回も四回も言っていただいてありがとうございます。  私は、やは...全文を見る
○原口委員 いや、資料と同じじゃなくて、午前中の理事会で委員長にお見せしたものです。
○原口委員 いや、資料とパネルと二つお願いしますと言っているんじゃないですか。つまらないところであれしないでください。これはだれかを非難する問題じゃなくて、検査の中身を言っている話ですから。
○原口委員 これは、総理、皆さん、大事なところなんでよく聞いてください。  大阪の朝銀に、私たちはその破綻にもう三千億円ものお金を投入しています。そして、その後、集中検査の対象としていない信用組合として二十二がこの国会に、私たちに示されました。  お尋ねをしますが、なぜ、これ...全文を見る
○原口委員 移管するということをもう私たちも存じ上げているわけで、なぜ移管するようになったかということを伺っているわけでございます。国がどうして、今まで都道府県にあったものを国に移してその検査をやるようになったのか、その理由を伺っているわけで、時間をむだに使わないでいただきたい。
○原口委員 そのとおりだと思います。  とするのであれば、この破綻をした金融機関になぜ検査に入らないのですか。都道府県がそれぞればらばらにやっていたんじゃだめなんだ、だから国で一律にしっかりとした検査をするんだ。そして、この破綻した信用組合については、あと公的資金の投入があるん...全文を見る
○原口委員 総理の御決断を聞いているのです。どうぞ。
○原口委員 それは理由にならないわけです。大蔵委員会の会議録をつぶさに見てまいりました。我が党の上田委員に対しても私たちに対しても、しっかりと検査をなさると。それは、長銀や日債銀、さまざまな金融機関について私たちが抱いた、皆さんが公表されている数字が本当は違うのじゃないだろうか、...全文を見る
○原口委員 全く同じ答弁なんですよ。きょうこれをごらんになった方々が納得されるでしょうか。私たちに、検査をやっていると途中までおっしゃっているじゃないですか。いや、検査されているだろうと思いますよ。それはどうなったんだ。それで、いきなりこういう、これは私がつくったわけじゃなくて、...全文を見る
○原口委員 今の答弁では、国民はまた大阪で起こったことと同じ負担を、あのときは三千百億を超えるお金だったと思いますから、今四つ受け皿とおっしゃいました。私は、この規模がどれぐらいか、つぶさに調べた。そうすると、一兆を超えるのです。先ほどの、六という数字を出させていただきましたが、...全文を見る
○原口委員 私は検査の話をしたわけで、預金保険機構からここに公的資金を導入したのがいけないなんということは一言も言っていませんよ。これはもう実際に入れているわけだから。しかし、入れていながら、ついこの間の国会ではそごうの問題が大きな話題になりました。一千億のお金を注入するかどうか...全文を見る
○原口委員 総理に、私はさっき、大事なことを言っているのです。場合によっては、これだけで一兆円を超える。それはわかりませんよ、検査をしてみないとわからない。でも私は、大臣、先ほど冒頭に、何で都道府県から国が検査をするようになったかということをなぜ伺ったか。それは、ばらつきがあって...全文を見る
○原口委員 もう破綻しているわけですから、今の答弁ではやはり私は納得はいかない。こういうことを丁寧に丁寧に、国民に御理解いただけるような政治姿勢、これが必要だというふうに思います。  「大平正芳回想録」、大平さんの回想録を持ってまいりました。五十五年の不信任案のときの総理のお話...全文を見る
○原口委員 終わります。