原口一博
はらぐちかずひろ
小選挙区(佐賀県第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月16日 | 第151回国会 衆議院 予算委員会 第7号 議事録を見る | ○原口委員 おはようございます。民主党の原口一博でございます。 質問に入る前に、先日殉職された自衛官のみたまに心から御冥福をささげるとともに、御遺族にお悔やみを申し上げたいと思います。そして、一刻も早く、えひめ丸の行方不明の皆さんが御無事で見つかりますように、お祈りさせていた...全文を見る |
○原口委員 ちょうど、イルクーツクでの日ロの首脳会談、そういう日程が上がるか上がらないかのときに、こういう領空侵犯が行われる。前回の領空侵犯が平成七年の三月であることを考えると、極めてこの事態は重い。しかも、この領空侵犯の事案を地図にして持ってきていただきましたが、礼文島の上を、...全文を見る | ||
○原口委員 緊急発進回数についても、やはりロシアの七〇%という数字を裏づけるように、北部航空方面隊の発進回数が圧倒的に多い。こういう状況だということを、まず皆さんと情報を共有しておきたいというふうに思います。 その中で、今、日ロ交渉をされておられるわけでございますが、外務大臣...全文を見る | ||
○原口委員 なぜこんなお話をするかと申しますと、あそこでなぜ平和条約が結ばれなかったか。もうこれは皆さんにお話をする必要はない。我が国は、その後の東京宣言あるいはクラスノヤルスク合意、そして、橋本大臣がいらっしゃいますが、川奈での提案、そういう中で、我が国固有の領土である北方四島...全文を見る | ||
○原口委員 しっかりとした、揺らぎのない御答弁をいただいたというふうに受け取ります。 実際に、ロシア側も大きく変わっている。七十年間のいわゆる古い体制が壊れ、この十年間で大きく民主化をしています。先日お会いした国境画定委員会の委員の中のお一人も、法と正義を大変重んじる検事出身...全文を見る | ||
○原口委員 そのためには、国内外のこの問題に対する理解、国民の協力というのが本当に欠かせないわけでございますが、実際に日ロの間のさまざまな、橋本・エリツィン・プランを初め多くの問題にかかわってこられた、そして北方の対策の担当大臣であられます橋本大臣にも同じような御質問をさせていた...全文を見る | ||
○原口委員 実際に北方四島は今大変な、例えば生態系だけとってみましても、汚染の問題で我が国固有の種が失われる、そういう危惧もございます。ただ、その中で両国が、文化やあるいは学術やそういった交流をする中でパートナーシップ、交流を深めていく。そして、この問題はひとえに、法と正義に基づ...全文を見る | ||
○原口委員 同じことを外務大臣にお尋ねを申し上げます。 | ||
○原口委員 他省庁の職員についてはどうですか。それは外務省としては、五億四千五百万が、宿泊費の差額として松尾さんが官邸から取っていった、こういうお金で、他省庁ですから、ほかの省庁に聞かないとこれはわからない。ただ、外務省が可及的速やかに出されるとされた旅費、各職員へ支給された、こ...全文を見る | ||
○原口委員 これだけのお金が、個人一人でどうやって、今外務大臣がお話しになったように、差額宿泊費分は各職員に手渡しているときもあればホテルに一括払いもする、どうしてこんなことができるのだろうか。聞けば聞くほど疑問でなりません。 そして、きのう外務省の方々と御議論をさせていただ...全文を見る | ||
○原口委員 副大臣にも命じられて、さらなる調査を外務省はされているということを漏れ聞くわけでございますが、どのような調査をだれに行っていらっしゃるのですか。 | ||
○原口委員 今この時点でわかっていることはどういうことですか。 | ||
○原口委員 その聞き取り調査をなさっている中で、上司の方々が松尾さんが扱っているお金、このお金についても随分議論があるわけですが、とにかくお金としておきます、このお金が、今御報告がありましたように、官房報償費であるという認識はあったのですか。 | ||
○原口委員 きょう朝報じられたところでは、会計の責任者の皆さんたちは官房報償費であることも知らなかったということが流されているわけでございますが、当時の官房総務課、会計の責任者皆さんがそういう認識ではなくて、ちゃんと松尾さんが官房報償費をそういうことに使っているんだという認識があ...全文を見る | ||
○原口委員 直接の上司そのものが何のお金を扱っているかわからない、こういうことがあるんでしょうか。さっき答弁されたことと真反対のことを今言われたわけですが、どちらが正しいんですか。 | ||
○原口委員 本当にこれは大事なことなんですよ。なぜかというと、再三再四、これは松尾さん個人の犯罪だということをおっしゃっているわけです。しかし、本当にそうなんだろうか。私たちは立法府として、今内閣から御説明いただいている、外務省から御説明いただいているのは、本当にそうなんだろうか...全文を見る | ||
○原口委員 担当窓口についてはこの間御答弁がありましたから存じ上げていますが、今お話しになった方々、私が手元にいただいた資料によると、平成四年から七年の間が現在の厚生労働省顧問をされている方、それから七年から十年、この間の首席内閣参事官が現在の環境事務次官、それから十年の一月から...全文を見る | ||
○原口委員 先ほど外務省の方は、指揮に当たるのはその当時の官房総務課長だ、だからここの決裁が要るはずなんですよ。それもないものが、では、どうやって個人が、松尾さんは昔からこれをやっていらっしゃるわけじゃない、あるときにこのことが彼の仕事になった。とすれば、個人だけでこんなふうなこ...全文を見る | ||
○原口委員 そうすると、何をもって決裁したとおっしゃっていますか。明細書だけで決裁をするんですか。そんな簡単な官房報償費なんでしょうか。 | ||
○原口委員 こうこうこういう決裁が来たから出しますということを、これほどの、今申し上げました、それぞれ枢要な位置に今おられる方々ですよ。この責任者の方々が、技術的なことはわかります、その方が現地の状況に精通をされている。ところが、そこに付与されている書類があるはずですよ、上司の決...全文を見る | ||
○原口委員 まじめに答えるように委員長の方からも御注意をお願いしたい。 | ||
○原口委員 ありがとうございます。 九七年に注意をされている。九七年も松尾さんはこの職にあったんじゃないですか。 | ||
○原口委員 それはまた、前々回で質問した人たちの質問をもう一回繰り返すことになって、この官房機密費であったということは、上司が知らないということ自体が説得力を何も持たない。 それでは、角度を変えてお尋ねをしますが、松尾さんが室長になったときに、官邸に対して官房報償費をこういう...全文を見る | ||
○原口委員 今本当に大変な御答弁をされているんですよ。検査報告書にそう書いてあるとおりに、上司の決裁なく、一外務省の職員が官房に乗り込んでどうしてこんなことできるんですか。私たちの国というのは、そんないいかげんな国ですか。 官房長官、今の御答弁でいいんですか。内閣官房というの...全文を見る | ||
○原口委員 九三年、彼が室長になったときに、そのときのことを簡単に想像してみればわかりますよ。例えば、私でもいい、室長になる、だれかがその権限を付与しなければ、官房の中に入るなんということはできないでしょう。 今外務省は告発をされて、我が国始まって以来、官邸の中にも司直の手が...全文を見る | ||
○原口委員 今、大変な、大事な御答弁をされました。 ということは、松尾個人の犯罪であるということをおっしゃっているが、これはその前にもこういうことは行われていた。それは外務省も御存じだったわけですね。いや、横領をしていたということを言っているんじゃないですよ。差額の補てんを、...全文を見る | ||
○原口委員 質問にお答えになってないわけですけれども、どういう作業をしていたかということは今お答えいただいたわけですが、官房長官がお話しになりましたように、松尾さんの前も同じようなシステムをとっていたんですね。イエスかノーか、答えてください。 | ||
○原口委員 もう本当にいいかげんにしなさいと言いますよ。上司の決裁もなしに、そしてそれがいつから始まったかも確認できないようなことで、どうやって公金の支出を私たちチェックできるんだろうか。本当に物すごいことを皆さんおっしゃっているんですよ。聞いている方も、どこの国の国会でお話を伺...全文を見る | ||
○原口委員 上司の決裁がいわゆる指揮系統の中でなくて、そしてそれもずっとその状況が続いていたからこういう事案が起こったんですよね。しかも、今は外務省だけが言われているけれども、出す方も、明細だけで本当に出していいのか。 会計検査院に伺います。会計検査院は、差額であったというこ...全文を見る | ||
○原口委員 検査院、いつまでに公表されますか。 | ||
○原口委員 それには時間を区切るべきですよ。少なくとも私たち国会に対する説明、国会に対する説明というか、国民に対する説明ですね。 私たちは、今、大事な予算を審議しています。九州の中でも、電気をとめられて、ろうそくの火が燃え移って亡くなったという中学生の悲報もあります。そういう...全文を見る | ||
○原口委員 私は、今そういう簡単な意味でおっしゃっているんじゃないと思うけれども、抽象的な言葉ではとてもここは引き下がるわけにはいかない。 実際にこの予算でいいのか。本当だったら減額が必要なんじゃないのか。あるいは同じようなことがまた起こるんじゃないか。個人の犯罪ではなくて、...全文を見る | ||
○原口委員 少なくとも、だれの決裁でどういう出金が行われていたか、このことぐらいは出していただかなければ、本予算のこの項目についての判断の材料が私たちはないんです。それは、野党だけじゃなくて、与党もないと思いますよ。 私は、完全なものを出してください、そんなことを言っているの...全文を見る | ||
○原口委員 最後に、この項の最後ですが、官房報償費に対する差額の補てんがいつから始まったのか。官房長官、外務大臣、お二人にお聞きしたい。いつからこの差額の補てんは始まったんですか。 | ||
○原口委員 もう聞けば聞くほどわからぬ。これはまた別の機会にお尋ねをしますが、今ここで明らかになったことは、いかにずさんで、しかも責任がないお金がこれほど多くのことに使われていたかということがわかったわけです。私は、これがはっきりするまでは与野党で協議をして、本予算については減額...全文を見る | ||
○原口委員 諫早湾は有明海の中でも最も美しい海であります。そして、そこは有明海の子宮であり、そして腎臓でありました。干潟の生物がいかに多くのものを捕食し、そして微妙な生態系の中でそれが保たれていたか。 ここに、これは魚釣島の現在の状況でございます。生態系が大きく破壊をされてい...全文を見る | ||
○原口委員 この予算に百億の諫早湾干拓事業の継続がのっていますが、水門をあけるとなれば、ここは一時凍結をしてでも有明海の海を宝の海に戻す、そういうことが政治に求められている。私は、大臣の御勇断をお願いし、質問を閉じたいと思います。 ありがとうございました。 | ||
02月26日 | 第151回国会 衆議院 予算委員会 第12号 議事録を見る | ○原口委員 民主党の原口一博でございます。 総理並びに関係大臣に幾つかの点について質問をしたいと思います。 まず、先ほどインターネットのニュースで、沖縄県議会において稲嶺知事が、海兵隊の訓練のグアムへの移転、これをお願いしたいということをおっしゃったそうであります。 ...全文を見る |
○原口委員 今外相がお話しになりましたが、平時において、いわゆる朝鮮半島で起こったあの有事のそのまんまの状態が長きにわたって沖縄で続いているんです。私たちは、昨年、民主党として、軍転特措法の改正案、それから地位協定の見直しということを政府に強く求めました。 総理、日米関係は世...全文を見る | ||
○原口委員 今総理がお話しになりましたとおり、運用見直しというのはずっとやってきたのです。ですから、地位協定の改定を視野にというはっきりとした御答弁をいただいたことで、次へ移りたいと思います。 委員長のお許しをいただいて、資料を十二枚、お配りさせていただきます。 この一ペ...全文を見る | ||
○原口委員 さきの予算委員会でお願いをしたのは、私たちは、いわゆる暫定予算やそういったものを目指してここで審議をしているのじゃありません。期限を区切って、この予算、国民生活に大事な予算、これは与党にも何回も言われる。私たちもそうだと思う。だとすれば、はっきりしないデータでは予算の...全文を見る | ||
○原口委員 資料の六をごらんになってください。この諫早湾は有明海の子宮であります。ここにすむ何億という生物をあの干拓で失ってしまいました。珪藻プランクトンは一向に減りません。この珪藻プランクトンがノリの栄養をとってしまう。その中で、この資料の六は、有明海における魚類の産卵期でござ...全文を見る | ||
○原口委員 この状況はもう数年前から指摘をされている。そして、調査は、今お示しした資料に書いてあるとおり続けてなきゃいけない話なんです。明らかにプランクトンを食べる捕食者が何億という数で減っている、この捕食者を有明海に戻さない限り、また結果は同じだ。 ですから、今前向きの答弁...全文を見る | ||
○原口委員 私は、労働慣行に消費が移っていかなかった理由を求めるのは少し早いのではないか、いや議論が飛ぶのではないかというふうに思います。 橋本財構法のときに、私は二つのことを御指摘しました。一つは、世界の情勢。四月に始まるバーツの下落にスタートをする通貨危機、このことを考え...全文を見る | ||
○原口委員 外相、ODAの予算については、機密費とあわせて、どのような改革をされるつもりなのか、御所見を伺いたいと思います。 | ||
○原口委員 目的そのものは、だれもODAについてこれを全部ゼロにしろなんと言う人はいないと思います。しかし、その中で、一つ一つがチェックをされない。あるいは、サンセットすることがその中に必ずしも盛り込まれていない。そして、世界的に見るとかなりの拠出金を我が国が負っている。このこと...全文を見る | ||
○原口委員 私もそのとおりだと思います。 今、シンガポールでは、ITを利用して、世界一の教育にだれでもがアクセスできるような、そういう仕組みをつくろうとしています。個々の学校の枠を超えて、あるいは国の枠を超えて、それぞれの子供たちが世界の最高の真善美に、そして教育のプログラム...全文を見る | ||
○原口委員 私は、この分野で、これも資料に出させていただきましたが、資料の九、一人当たりの国民所得額順の上位十カ国の財政状況、これを見ると、我が国はついに二〇〇一年、上位十カ国の中で債務残高、SNAベースでございますが、最悪の国になってしまいました。 この上位十カ国を見て一つ...全文を見る | ||
○原口委員 大変な御苦労があったというふうに思います。スタッフの皆さんや多くのこれにかかわった皆さんの御苦労を多としたいと思います。 ただ、その中で、幾つか不適切な回収事例も報告をされているやに聞きます。それはどういうものですか。 | ||
○原口委員 本当は知っていたのに相手に伝えなかったというのか、最初からそのつもりで、だますつもりであったのかということについては、さまざまな資料をもとに議論をしますが、私たちは立法府として、法律をつくっただけで、それでは十分ではない。実際にさまざまな運用がどのようになされているか...全文を見る | ||
○原口委員 この問題は、きょう村上議員が辞職をされ、そして多くの皆さんが、政治に対する信頼、本当にどうなっているんだろうかということを私たちのもとにも寄せられています。 しかし、よくやっていることじゃないか、こんなことはよくあることじゃないか。例えば、今、参議院選挙直前であり...全文を見る | ||
○原口委員 終わります。 | ||
03月02日 | 第151回国会 衆議院 本会議 第9号 議事録を見る | ○原口一博君 私は、ただいま議題となりました平成十三年度一般会計予算案外二案につき撤回のうえ編成替えを求めるの動議について、民主党・無所属クラブ、自由党、日本共産党、社会民主党・市民連合の野党四会派を代表して、その趣旨の弁明を行います。(拍手) まず、私たち野党四会派が平成十...全文を見る |
03月02日 | 第151回国会 衆議院 予算委員会 第15号 議事録を見る | ○原口委員 民主党の原口一博でございます。 総理初め担当大臣に、数点にわたりこの予算に関連してお尋ねを申し上げます。 まず第一に、総理の外交姿勢でございますが、二十六日の本委員会での私の質問に対して、沖縄の県民の皆様への大変な思いを語られ、そして地位協定の見直しということ...全文を見る |
○原口委員 そのときの議事録、これはまだ未定稿でございますが、「これは相手もあることでございますけれども、地位協定の改正も視野に入れていくべきであろう、」とはっきりお話しになっておるわけで、これはあくまでその前提に見直し、運用改善が不十分な場合という留保がついているというふうに理...全文を見る | ||
○原口委員 質問をお聞きになって、私はこれは通告しているんですね。 競走馬購入直前より室長離任時の方がふえているんですよ。そして、皆さんが告発されたのはことしの一月でございますが、そこではもう定期口座については幾らかわからないという報告なんです。私は、これではこの予算審議自体...全文を見る | ||
○原口委員 それではお尋ねしますが、平成十二年の十二月二十七日、私どもは、普通口座も定期口座もお調べになったんだというふうに思っていました。しかし、私たち予算の理事会にお示しをいただいた資料を見ると、そうではなかったんだ。 平成十二年十二月二十七日にこの松尾元室長の身分は何で...全文を見る | ||
○原口委員 委員長、私の質問に、そんな細かい質問を私はしているつもりはございません。閣僚の皆さんもですね。このときに松尾さんの身分は何だったのかということを伺っている。簡単なことだと思います。 | ||
○原口委員 これだけ重大な疑惑があり、提出をいただいていない。それでは、一体幾らが横領されたかもわからないし、どのような形で私たちが審議をすればいいかわからない。答え方がわからなければ聞き方までわからない。 委員長にお願いします。 私は、きょう、この後さまざまな日程がある...全文を見る | ||
○原口委員 ありがとうございます。 私金と公金の区別がつかなくなっているということを再三再四おっしゃっているわけです。どうしてここで、その公金の保全の措置をとられないのか。 そして今、サミット事務局の次長だということをおっしゃいましたが、公金横領事件の松尾元室長については...全文を見る | ||
○原口委員 九州・沖縄サミット、大変大きな行事でございました。沖縄イニシアチブ、クリントン大統領がお話しになって、若い人たちの日米の交流のかけ橋、このことを提言された。森総理もそこで大変大きな力を入れられた。 このことが、あれは九百億近いサミットの費用、このことについていろい...全文を見る | ||
○原口委員 先ほど、いわゆる金融サイドから十分な資金を上げている、資金を供給している。むしろ、私たちの日本経済を見るときに、左手に過剰な流動性、右手に国債の大きな残、そして不良債権の残、こういったものの間でバランスをとりながら、微妙なバランスの中で——公述人の幾人かの方がおっしゃ...全文を見る | ||
○原口委員 ありがとうございます。総裁、どうぞ。 そこで、柳澤大臣にお尋ねをしますが、直接償却という言葉がひとり歩きしているような気がいたします。私は、これはとても危険なことだというふうに思います。今も現に直接償却はやっているわけで、大体、不良債権の流動化、法的整理に伴ういわ...全文を見る | ||
○原口委員 やはりテレビとかで政治家が出て、そして非常に不完全な議論をする、そのことを私たち、自戒を込めて反省をしなきゃいかぬというふうに思います。 このまま不良債権を銀行が抱えたままですと、収益性に問題がある、コストはかかるけれども収益は生まないものをいつまでも抱えるわけで...全文を見る | ||
○原口委員 また、こうやって自己資本比率が落ちると、一体、中小企業の人たちはどうなるんだろうか。例えば、私たちは今度の予算の組み替えの中に、総理、公共事業の大幅な見直しを入れています。 今地元とか歩いてみますと、大きなゼネコンに、巨大な資金を注入された銀行がそのゼネコンのいわ...全文を見る | ||
○原口委員 今の経済状況、この株価の下落も、アメリカのナスダックの大きな下落が日本にも心理的な影響を与えているんだと。一方で、我が国の場合は、総理は非常に、一つの決断をされたかのようなお顔をされていますが、与党の中から早くやめてくれだの、あるいはきょうも幾つかの地方議会が即刻退陣...全文を見る | ||
○原口委員 構造改革が必要なこと、私はおっしゃるとおりだと思います。しかし、今回の予算の中に、その構造改革のメッセージがどれほど入っているか。特に雇用ということについて、それから省庁再編、行政改革。 先日、行革担当相のところで若手の官僚の方々の調査をされたやに聞いています。そ...全文を見る | ||
○原口委員 私は、その中に、やはり政が官に何を要求しているのか公表すべきだ、これは新聞の報道でございますが。あるいは、政治主導の名で本来あるべき政策がゆがめられている、こんなことが報道に載っていました。実際に、官であれ民であれ、もたれ合いの構造があれば、それは幾ら官を民に民営化し...全文を見る | ||
○原口委員 私が考えます一定の基準というのは、やはり政治、私たち立法府の側が、官庁にさまざまな請託や、あるいは、例えば一つ一つの事業に対してさまざまなお願いをする、そういったことについても、オープンになれるところとなれないところとあるだろう。箇所づけやいろいろなところにまで口を出...全文を見る | ||
○原口委員 郵便局がどんな仕事をなさっているか。先日も冬の真っただ中に一枚一枚年賀切手を駅頭で売っていらっしゃる方々がいらっしゃいました。本当に頭の下がる思いであります。郵便事業がどうなっているかなんていうのは私もよく存じ上げています。今さらおっしゃらなくても結構です。 ただ...全文を見る | ||
○原口委員 失業のコストを試算してみますと、例えば、五十代でリストラされた年収六百八十万円の勤労者、四人家族で三人扶養の場合に、大体年間二百七十五万円の公費が必要になります。これが、約三十歳で失業した年収三百六十万円の勤労者、扶養家族なしの場合、九十五万円。いずれにせよ、失業にか...全文を見る | ||
○原口委員 雇用対策法の一部改正や雇用保険法の一部改正、そういったことも視野に今検討をされている。ただ、雇用安定等事業などいわゆる三事業関係の収支を見てみますと、この長引く不況で、もう安定資金残高は八百五十一億円までに落ち込んでいます。そして、今お話しになりましたような、企業に新...全文を見る | ||
○原口委員 かなり思い切ったことを国民に求めないと、この「財政の中期展望」を見ましても、私たちがとり得る選択肢はこの十年でどんどん狭まっているというふうに思います。そして、逆にリスクの方がふえている。ここは、しっかりと政治の信頼を回復して、そして経済、財政、社会を立て直す、そうい...全文を見る | ||
○原口委員 時間が来ましたからもうやめますが、私たちは、今までのようなピラミッド、あるいは補助金を利用したような支配の構造、こういったものを壊して、そして多くの人たちが、総理はITのお話をよくなさいますが、リナックスのように、たくさんの人たちが知恵を集めて、そして未来の処方せんを...全文を見る | ||
○原口委員 私は、ただいま議題となりました平成十三年度一般会計予算、平成十三年度特別会計予算及び平成十三年度政府関係機関予算につき撤回のうえ編成替えを求めるの動議について、民主党・無所属クラブ、自由党、日本共産党、社会民主党・市民連合の野党四会派を代表して、その趣旨の弁明を行いま...全文を見る | ||
05月25日 | 第151回国会 衆議院 本会議 第32号 議事録を見る | ○原口一博君 民主党の原口一博でございます。 民主党・無所属クラブを代表して、総理並びに関係大臣に、今般の関連四法案について御質問させていただきます。(拍手) 総理は、もともと、この緊急経済対策には批判的なスタンスだったのではないでしょうか。四月にこの対策が発表されたとき...全文を見る |
05月28日 | 第151回国会 衆議院 予算委員会 第18号 議事録を見る | ○原口委員 民主党の原口一博でございます。 総理並びに関係大臣に、主に外交問題について質問をしたいと思います。一カ月たちました。日本の外交はどうなったでしょうか。世界の中で、果たして私たちの国が安心して他の国としっかりと手を携えていけるようなそういう外交をやってきたのか、その...全文を見る |
○原口委員 会計検査院にお伺いします。 私たちはこの予算委員会で、本当に、さっきむだをなくすということをおっしゃいました。むだじゃないですか、馬に使うお金、あるいは愛人のマンションに使うお金。一体どうなっているんですか。それはいつ返してくれるんですか。会計検査院、可及的速やか...全文を見る | ||
○原口委員 今のような答弁をするのだったら、もう質問できない。あなたは三月の予算委員会のここで、可及的速やかに出すとおっしゃったじゃないか。二月に検査に入って、そして、松尾一人がだれかの、上司の決裁を得ないで内閣にどこどこ出ていってお金が来るなんてことはあり得ないんだ。そのことを...全文を見る | ||
○原口委員 私たちは立法府で、予算を審議しているんです。まさにそれがこの委員会なんです。 そして、その実態もわからないうちに、どんどん詐欺の額が膨れているじゃないですか。そして、外交機密費から官房機密費に上納があった。十六億ですよ、官房機密費は。これだけとられていたら、ほとん...全文を見る | ||
○原口委員 それはどういう意味ですか、ばらばらとは。この間の予算委員会では、そうはお答えになっていないんですよ。官房機密費で差額を出しているとおっしゃっているんです。 総理、こういうことが政治に対する不信を生んでいるんですよ。各省庁や公益法人あるいは特殊法人、これをスリムにし...全文を見る | ||
○原口委員 そんなに大昔じゃないんですよ、これは。この間まで室長をやっていたんですよ。私はそのことを聞いているにもかかわらず、それが明らかにならない。 いいですか、三月十日、松尾逮捕。詐取総額約四千二百万円。対象となった総理外国訪問、サウジアラビア訪問、ベトナム訪問、ヨルダン...全文を見る | ||
○原口委員 あり得ないのは当たり前なんですよ。でも、私は、これは外務省機密費から官房機密費への上納がなければこんな額にはならないと思うんです、差額をずっと一つ一つ足していくと。これは簡単な足し算なんです。 外務大臣、上納はなかったということを言い切れますか。 外務大臣は、...全文を見る | ||
○原口委員 外務大臣、そうであれば、私たちこの予算委員会に、その資料を出してくださいよ。あなたがごらんにならなくて、私たちが予算をつくるんですよ。皆さんがおつくりになったものを審議するんですよ。 今おっしゃったのは、半分正しい。明らかにしようというその姿勢は私は買います。しか...全文を見る | ||
○原口委員 院が違いますからね、参議院は。衆議院にしっかり出してください。そして、この隠ぺいにかかわったとされる人物、私は、きょうの理事会でこのことを取り上げて、そしてつまびらかにする、この責務が我が予算委員会にはある、国会にはあるということを申し上げます。 さて、金正男問題...全文を見る | ||
○原口委員 続いてお尋ねしますが、パン・シオンと目されている、名前がそう書いてあった、その人物について、入国の過去三回の証印があったはずです。この証印は偽造ではないというふうに思いますが、イエスですか、ノーですか。 | ||
○原口委員 この人物が過去三回、日本の証印を、入管の証印を打ってもらって入ってきている。そして、これはマイクロフィルムカードに残されている。累犯であるということはすぐわかるんじゃないですか。確認しましたか。 | ||
○原口委員 そういうことで日本の治安が守れるんですか。何のためにマイクロフィルム化するんですか。こういう累犯を防ぐためじゃないでしょうか。テロリストかもわからない、何かもわからない、何をするかもわからない人が何回も入ってきている。そして、証印もある。それを照合したんですか。照合し...全文を見る | ||
○原口委員 私は、それは大きな間違いだと思いますよ。午後の同僚委員がまたこのことについては詳しく聞きますが。 警察庁長官、法務当局が今のようなことを繰り返しているわけですが、このような入国管理及び難民認定法違反の累犯も人定確認もせずに国外に退去させるような国で本当に日本の治安...全文を見る | ||
○原口委員 長官、失礼な答弁しないでくださいよ。これで守れるかと聞いているんですよ。何回もこの人は北朝鮮に帰っている。何となれば、総理、ここに退去強制令書というのがございます。この退去強制令書に、その氏名、生年月日、国籍、居住地、職業、これを書かなきゃ外へ出られないんですよ、送れ...全文を見る | ||
○原口委員 五十三条二項で送っているんですよ。つまり、北朝鮮の人なんです。 私は総理にお伺いしたい。総理は、この処置は正しい処置だというふうにお考えですか。 | ||
○原口委員 この処置が長引けば予測しない事態が起こるということを本会議場でおっしゃいました。それは何ですか。 | ||
○原口委員 私は国会に来て、まだ二期目です。しかし、もうこういう答弁は飽き飽きしているんです。あなたが日本の国会を活性化した、それはとてもいい。しかし、一般の退去措置でやっているんですよ。一般の退去措置でやったら、どうしてこんな予測しないことが起こりますか。そんなことをどうして考...全文を見る | ||
○原口委員 百歩下がって、では、それが適切な処置だったとします。そうしたら、あなたがこのことを、第一報を聞かれたのはいつですか。 | ||
○原口委員 その日の八時五十五分に聞いたというふうに私は事務局から聞いています。 この人物が入ってきた時間、総理がそこからお聞きになるまでの時間、不測の事態が起こるということはお考えになりませんでしたか。 | ||
○原口委員 私が何を申し上げたいかというと、あの処置が百歩下がって正しかったとする、しかし、その不測の事態が起こるかもしれない時間というのが、彼が入管で身柄を拘束されてから総理にその情報が上がるまでのタイムラグ、このラグをどう考えればいいかということをお尋ねしているわけです。国の...全文を見る | ||
○原口委員 その結果はどうですか。 | ||
○原口委員 今の答弁はやはり余りにもよくないですよ。だって、さっきもこの冒頭で、岡田委員の質問に対して随分違うことをおっしゃっていた、それを訂正されているわけですよ。私の質問にもお答えくださいよ。 | ||
○原口委員 法務省の見解を聞いているんじゃないんですよ。あなたが外務省に人定と入国目的を明らかにせよと命じられているんですよ。それはこの予算委員会でおっしゃっている、海江田委員の質問に。そして、事実そうしてくれました、これもおっしゃっている。議事録にあるわけです。だから、人定がで...全文を見る | ||
○原口委員 本当に言葉が空回りするだけ。そして、それぞれの国益は、本当に正しく私たちは守れているんだろうかというふうに思います。イルクーツクの会談の中身をテレビでしゃべる、そんな総理がいらしたでしょうか。あるいは官房機密費についても、財務大臣、私もあのビデオを見ました。本当に誠実...全文を見る | ||
○原口委員 そうはおっしゃっていないんですよ。総理の外遊のときなどは外交折衝が多いですからね、それは官邸の報償費ではありませんからね、外務省からもらっていますとちゃんと答えてあるんですよ。それを委員会で、忘れた、あるいは野党の対策費に使った。私は、おっしゃっているのが悪いと言って...全文を見る | ||
05月31日 | 第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第13号 議事録を見る | ○原口委員 民主党の原口一博でございます。 民主党・無所属クラブを代表して、大臣そして政府参考人に通告に従い質問をいたします。 また、提案者、まず御質問申し上げますが、先ほどのRCCによる健全銀行の不良債権買い取り業務延長法案についてでございますが、これは、議員立法で成立...全文を見る |
○原口委員 ほぼ同じ認識だと思います。 いいものはとる、必要なものは足すと小泉総理は思っていらっしゃるのかもわかりませんが、私は、いいものだけは少しとって、不必要なものはもう全然やらない、このことの方がはるかにいいというふうに思います。 そこで、提案者から離れて、今度は政...全文を見る | ||
○原口委員 私は不良債権の最終処理、柳澤大臣がおっしゃったように、随分注意してこの言葉は使わなきゃいけない。あるいは、直接償却という言葉も、一時予算委員会でも御指摘を申し上げましたけれども、きっちりオフバランス化という形で、そして細かく分けて検討をしなければいけない。それがひとり...全文を見る | ||
○原口委員 事は私はそう簡単ではないというふうに思っています。 住管ですから、これはRCCの方に移ってきたわけですね。この回収案件というのは社長案件じゃございませんか。 | ||
○原口委員 その中で、この土地は二筆に分かれている。そして、広い方の土地の第一抵当権者はだれですか。 | ||
○原口委員 ここにすべての資料を手にしています。 国策会社であれば何をやってもいいのか。あるいは、それこそ国民の皆さんの税金を一円でも減らそう、その御負担を減らそうということでRCCが頑張ってこられたことは、私は評価をし、これも予算委員会でも申し上げているところであります。し...全文を見る | ||
○原口委員 国是は国民に負担をかけないということでしょう。しかし、そのことと虚偽のことを言っていいということは全然違うんですね。 さっきの延長もそうですが、法律はつくったけれども外部に運用をチェックするものがなければ、それはその運用の中で多くの人たちが泣き寝入りをするというこ...全文を見る | ||
○原口委員 大臣から御答弁をいただいたところできょうはとめ置きますが、私はもっと根の深いものがあるというふうに思っていますので、また別の機会で御質問申し上げます。 提案者、ありがとうございました。 続いて、今回の短期社債等の振替に関する法律案、私は基本的にこの法案の趣旨と...全文を見る | ||
○原口委員 そこまでおっしゃるんだったら、株式会社化するのはおかしいんじゃないですか。公益法人でいいじゃないですか。そしてもう一方で、今の財団法人証券保管振替機構、これも株式会社にするわけですね。矛盾していませんか。 | ||
○原口委員 納得いかないですね。さっき自由をということを申し上げたんですが、民であれば何でもいいというわけじゃないと思うんですよ。これほど重要な、今何でRCCの事案を申し上げたかというと、RCCという国策会社、これだって株式会社でしょう。違いますか。ではどうやってチェックできるん...全文を見る | ||
○原口委員 役所とこれ以上質問と答弁をするのはもうやめようと思います。全然答えていらっしゃらない。 もう一つの証券保管振替機構、この役員報酬、プライバシーの問題があるというので、本会議場では、年収三千万とか年収二千万とか、そういうお話をしましたが、これは天下りじゃないですか。...全文を見る | ||
○原口委員 やはり今の答弁が、それは正確な答弁ではありますが、実態的には、ここにお二人の天下りの方がいらして、短期社債の振替機関としてまたもう一つできる。だから私は、大臣がわざわざ指定される必要はない、届け出でいいんじゃないかと思うんですが、いかがですか。 | ||
○原口委員 そうですね。免許なのかな。私は、せめて、百歩下がって、届け出がいけなければ許可でいいんだと思うんですよ。わざわざ大臣が、これは基本的な理念の違いかな。 私たちは、今、税の民営化、アメリカなんかNPOが二〇%あります。だから、中央省庁に国税として払うお金、あるいは寄...全文を見る | ||
○原口委員 マーケットについては政治はなかなか言えないでしょうから。きょうも、もうマーケットは閉まっていますが、今もう一万三千円を切り込むような勢いで下がっていたというふうに私は聞いたんですが、やはりしっかりと私たちがメッセージを出すべきことは、政府がやるべきことはここですね、そ...全文を見る | ||
○原口委員 その前提の上で、先ほど仙谷委員にお話になりましたが、主要十六行の引き当て額は十分である、それから不良債権の新規発生は減っている、これは本当なんだろうか、あるいは何を根拠にされているんだろうか。 不良債権の最終処理、それと外国資本の直接投資をブッシュ・森会談、共同コ...全文を見る | ||
○原口委員 事務当局がどうしてそういういい数字を出さないのかよくわからない。 地価が、上がるところは上がっているけれども、しかし土地本位と言われるような状況というのは、そう銀行のビヘービアは変わってもいないし、土地がそんなに劇的にも上がったとは思えない、むしろ下がっていると思...全文を見る | ||
○原口委員 私は、額自体は、今の銀行のビヘービアだとやはりふえていくと思うのですよ。 非常に苦しい答弁で、何でそれが出てこないのかいよいよ怪しくなったのですが、だけれどもちょっと時間がございませんので、きょうはそこでとめ置きます。何でなのかというのは、今のこの私の反射神経では...全文を見る | ||
○原口委員 いや、ちょっと時間がないから結構です。間違っているのはわかっています。どうぞ。 | ||
○原口委員 ありがとうございます。 私は、道路特定財源そのものをもう見直しすべきときに来ている。今おっしゃった重量税についても、なぜこれほど多くの税を国民から、一般ユーザーから取っているのか、そういう疑問もあります。あるいは、タックス・オン・タックスということも言われている。...全文を見る | ||
○原口委員 本当に、恐れず、ひるまず、とらわれず、大事なところはきっちりやっていただきたい。 ただ、私は、改革を見ていますと、やはりチームを持った人たちが改革しているんですよ。私は専門が心理学なんですが、小泉総理の一つの文章というのは五秒以内、とても短い。非常にテレビの時代に...全文を見る | ||
○原口委員 全く違う答えを村上副大臣ともあろうものが、私は内閣官房費のことを言ったんですよ。福田官房長官がおっしゃったのは、内閣官房費を、各職員が外に外遊しますね、そのときの差額分に使っているということをおっしゃっているんですよ。別に仮定でも、僕がつくった話でも何でもない。 ...全文を見る | ||
○原口委員 これはテレビにも出ているんですよ。あなたが立ち会っていないわけないじゃないですか。だって予算委員会ですよ、二十八日の。ちょっと今誤解して御答弁なさった。多分、御自身が十三年前かの官房長官のときのことに立ち会ったか、立ち会っていないかをおっしゃったんだ。 ちょっと調...全文を見る | ||
○原口委員 そんなふうにはなっていないんですよ。財政法を、財務大臣がそんなふうにおっしゃるんだったら、予算の移しかえですよ、これは。財政法上の第二十二条、あるいは移用だとする、予算の移用、これはいずれも国会の議決が必要なんですよ。 これは、法的に言うと何があったかというと、流...全文を見る | ||
○原口委員 私は、反省で済むような話じゃないと思う。現ナマで配ったとおっしゃっているんですよ。それも、錯誤というのは、一回一回の新たな刺激が入ってきて、そしてそれが、ああ言い違えたと。言っちゃいけないけれども、さっきの副大臣のような答弁、これは錯誤でしょう。ごめんなさいね。 ...全文を見る | ||
○原口委員 この金融の問題で慎重に慎重に言ってきたことは、これもCSやBSか、テレビに出ていますよ。だから、柳澤大臣と答弁をしてきたことは、一言一句違わないように、そして無用な心配を起こさないように、慎重に慎重にやってきました。それが政治家としての務めじゃないでしょうか。 内...全文を見る | ||
○原口委員 終わります。 | ||
06月08日 | 第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第16号 議事録を見る | ○原口委員 民主党の原口一博でございます。 通告に従って質疑を、財務大臣、金融担当大臣にお願いをいたします。 まず冒頭、大阪教育大学附属池田小学校での午前中の事件で、大変な惨禍に遭われて命を落とされた児童の御冥福を心から祈り、けがをなさった皆様、関係者の皆様に、衷心より哀...全文を見る |
○原口委員 この二月でございますか、当委員会で、前の財務大臣であります宮澤財務大臣は、我が党の中川委員の質問にお答えになりまして、いわゆるマクロモデルをつくる、そのマクロモデルでシミュレーションをするんだ、それができた段階では、多分十年とか十五年の間で我が国の経済社会にある幾つか...全文を見る | ||
○原口委員 前回この委員会で御質問申し上げたときに、やはり中央、地方の政府歳出三百十兆というのは大き過ぎる、だから、これを小さくしていって、その分やはり国民に返していく。歳出構造だけをいじっていたのでは、私は増税をするべきだということを申し上げているんじゃありません、歳入構造改革...全文を見る | ||
○原口委員 前向きの御意見をいただいて、本当にありがとうございます。証券化までもう検討すべきだというふうに思います。 そして、こういう知恵がただ官にだけ閉じ込められていたんでは、例えば、どんなに優秀な大学の先生でも、兼業の禁止あるいは自分の本俸より超えてはならないということで...全文を見る | ||
○原口委員 これは、一つの例なのですよ。 今度の一月一日から、中央省庁再編基本法の二十九条で、きっちり政策評価をしなければいけない。予算を投下するのだったら、それがどういう効果を出したのか、しっかり国民に説明しなければいけないということがきっちりうたわれているわけです。にもか...全文を見る | ||
○原口委員 八年も調査が出てこない。どんな理由があるのか、私もお聞きしました。しかしそれは、現場で聞いたところによると、事務所に聞いてみる、そんな答えですよ。森総理は予算委員会で私の質問に対して、五月中には一定の結論を出す、そういうことをおっしゃいました。そうであるにもかかわらず...全文を見る | ||
○原口委員 これは、五月二十四日、一千億円の返還の見通しが立たない、豊田商事に次ぐ大型詐欺にもという新聞の報道がございます。九七年に、あるいは九四年にも入っていて、どうしてこれが見抜けないのか。私は、この事案を調べていけばいくほど不思議なことにぶつかりました。 まず第一は、今...全文を見る | ||
○原口委員 だれが告発するかなんというのは今大臣がおっしゃったとおりで、それこそ英明なる村田副大臣が私のお尋ねを聞き間違えられたとは思いませんが、なぜ九七年の段階で、こういう、GFPですか、今そのお話をしましたけれども、しっかり入って、そして、今のようなお答えをされるかなと思って...全文を見る | ||
○原口委員 百歩下がって、近畿財務局は、九七年の検査のときに大和本体の債務超過状態というのが、今のお話のように見抜けなかったとします。しかし、グループ全体としては債務超過にあるということは、もうここでも大変問題があるということをおっしゃっていたわけで、認識していらっしゃったのじゃ...全文を見る | ||
○原口委員 もう一つの問題点は、先ほどの資料の黒塗りのところにあったように、四にあるように、それぞれの顧客が手にするものは、抵当証券そのものではなくて、それを小口化したいわゆるモーゲージ証書という預かり証なわけです。一人一人の債権者としての権利は極めて不完全で、会社が破綻したとき...全文を見る | ||
○原口委員 この問題はまた後の質疑で、適切にというふうにお話しになりたかったかということで承りましたのでそれで結構ですが、また事態の推移を見ながら、さまざまなことが世に明らかになってくると思います。あるいは矛盾が、きょうお話しした中でも幾つかございました。そういうものを、国民を守...全文を見る | ||
○原口委員 資料九をきのう金融庁の皆さんにつくっていただいて、主要行の引き当て率、それから保全率という形で出していただきました。私は、この一つ一つを分析してみますと、やはりさまざまな銀行が貸している貸出先、そのことについてもしっかりと見きわめていかなければいかぬなというふうに思い...全文を見る | ||
○原口委員 先般のシーガイアの破綻、第三セクターの破綻というものは各地域を回っていると大変大きなものがございます。そういったところに地方銀行が貸してみたり、あるいはシーガイアの場合は、あのときは第一勧業銀行でございました。こういう大手の主要行が貸している。 今までは右肩上がり...全文を見る | ||
○原口委員 通常の貸出先という原則になっていますが、しかしそれが、先ほどお話をしたように、リスクは今までは極めて少ないと思われていた、しかし現在は果たしてそうであろうか、実態はそうであろうかというのは、きっちり押さえておかなければいけない。不良債権の最終処理という形で私たちはいろ...全文を見る | ||
○原口委員 私は、こういう事務的な経費はもうあらかじめ予算として計上して、それぞれの役所でやるべきだ、また、それは一年半前からそうなさっているわけでしょう。御自身たちもおかしいと思われたんで、それは、今お話しになる財政法の三十三条に移用というものがあって、それに抵触するおそれがあ...全文を見る | ||
○原口委員 財務大臣、私が申し上げたいことは、一方で外務大臣が、外務大臣はいわゆる事務方とおっしゃいますけれども、外務省の職員の皆さんについてのこういうことについては法的な措置をとる。しかし、外務大臣経験者や大臣も含めた各大臣経験者はどんどん言う。これはどういうふうに整理すればい...全文を見る | ||
○原口委員 質疑時間が参りましたので、これで質疑を終了しますが、先ほどの大和管財の検査については、幾つか不明な点がございました。また次なる機会にさらに深く質問させていただきたいということを申し上げて、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 | ||
06月26日 | 第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第18号 議事録を見る | ○原口委員 おはようございます。民主党の原口一博でございます。 銀行法の改正について、数点にわたり御質問申し上げたいと思います。 まず第一に、経済財政諮問会議の最終案、これは一体いつ閣議決定されるのか。そして問いの二は、これは一体何を拘束するのか、果たして予算編成そのもの...全文を見る |
○原口委員 私は、やはりこれは、今財務大臣がお話しになったように、概算要求の基準のさまざまなものを一つの方針として縛るものだ、拘束するものだというふうに思います。 委員長のお許しをいただいて、ペーパー、資料を配らせていただいておりますが、六をごらんになってください。 実は...全文を見る | ||
○原口委員 部会報告では、五%超の保有株主が実質影響力ありと判断される場合は、主要株主として認可の対象となるとしています。また、一五%以上についても、人的関係、融資等の取引関係を通じて重要な影響を与えるものについては主要株主としているわけです。私は、ここをきっちり詰めておかないと...全文を見る | ||
○原口委員 委員長、お願いをしたいんですが、これはペーパーでわざわざ出しているんですよ。こんなに時間かかって、しかも質問に答えていないじゃないですか。この規定の中にありますか。ないんですよ。 原則四、これは今おっしゃったバーゼルのコアプリンシプルの原則四、「銀行監督当局は、現...全文を見る | ||
○原口委員 本当に限られた時間でございますから、厳しい審査を経ることなく参入してきた人たちが、まさに子会社である銀行を利用して、経営を悪化させても親会社の経営責任がとられない。 過去、私も事例を調べました。昭和の初めごろ、さまざまな工業と銀行業が癒着をして、どれほど多くの信用...全文を見る | ||
○原口委員 その捜査の対象たるや、五十六カ所、しかも、県も一つの大阪府だけじゃなくて九県に及んだというふうに存じ上げています。しかも、顧客は延べ累計三万七千六百件、二万二千人、販売総額は一千億円と見られています。豊田商事事件をしのぐ戦後最大級の事態である、そのように認識しています...全文を見る | ||
○原口委員 今お話しになったゼネラルファイナンスパートナー、資料三をごらんになってください。これは、弁護団の皆さんとお話をして、余りにも大きな深刻な被害なので、「大和都市管財をめぐる法律関係図と展望」ということで、私が何を議論しているか、一目で皆さんにわかっていただくためにお示し...全文を見る | ||
○原口委員 その名称、もう管理人のホームページにも出ているんですよ。それは、ここにあるベストライフ通商、ナイス函館カントリークラブ、美祢カントリークラブ、ナイス・ミドル・スポーツ、リステム、こういったものだというふうに思います。 私は不思議でたまらないのは、これは関連会社でし...全文を見る | ||
○原口委員 私は、金融当局がこういう検査をして、しかも今の御答弁では、毎年報告を出すように、命令書の中にも書いてありますよね。平成十年から十三年度までの各年度ごとの計画について、今お読みになったとおり、各年度の五月末までに経営健全化計画を出せ、出してくださいということを言われてい...全文を見る | ||
○原口委員 柳澤大臣、引当金も手当てをしていなかった。これは今わかった話じゃないと思うんですよ。毎年しっかりと検査を、この平成九年に入って、そして命令書を出して、毎年その裏づけになる書類も添えて出してくださいという命令をしているわけですから、金融当局はそのことを知っていなきゃおか...全文を見る | ||
○原口委員 私は、人ごとみたいな答弁はもう要らないのですね。 この関連会社は、例えばその中の一つを見ると、ここの社長が、ナイス・ミドル・スポーツについては、昭和六十二年に設立して、御本人が取締役になられているのですよ。それから、ナイス函館カントリークラブについても、八八年にナ...全文を見る | ||
○原口委員 検査の権限を与えられているでしょうが。いや、もう結構です。あなたには責任感がない。 柳澤大臣、どうぞ。 | ||
○原口委員 検査と全体スキームについて答えていない。救済スキームについて質問をしていますから。 | ||
○原口委員 質問に答えてください。保管機構の理事長、検査し、そして弁済する業務を与えられているでしょう。 | ||
○原口委員 それと柳澤大臣、救済のスキームをどうするのかお答えになりませんでしたので、ぜひ、これだけの人たちが被害を受けて、そして検査は十分だったのか、そしてこの被害を受けた人たちに対する救済をどうするのか、お答えをいただきたいと思います。 | ||
○原口委員 終わります。 | ||
11月12日 | 第153回国会 衆議院 予算委員会 第4号 議事録を見る | ○原口委員 民主党の原口一博でございます。 きょうは雇用問題を中心に、経済、そして総理の構造改革について基本的な姿勢をただしてまいりたいというふうに思います。 その前に、たった今入ったニュースで、扇国土交通相にお聞きしたいと思うんですが、航空業界の再編のニュースが流れてい...全文を見る |
○原口委員 ありがとうございます。大変大きな改革の波の中で、しっかりと国民の足、そして空の安全が守られるように格段の御配慮を要請して、質問に入りたいと思います。 総理、きょうの質問をするときに、いろいろな人たちからいろいろなことを言われました。ちょっと読んでみます。二つ立場が...全文を見る | ||
○原口委員 選挙で審判を受けるというのは、それはそのとおりです。僕らも選挙で審判を受けます。 私がお伺いしたのは、総理が私たちにも協力をしてほしいと。私は、具体的に三つのことを協力してほしいと思っているんです。 一つは、今でも、多額の予算を使わずにも、運用体制、執行体制を...全文を見る | ||
○原口委員 そういう前提の中で、幾つか具体的なことについてお尋ねをします。 まず、COP7についてでございます。 先ほど批准の決意なるものをお示しになったと思うのですが、私は、小泉内閣、ぜひ世界に先駆けて率先批准の手続をとるべきだ、このように思うのですが、再度お尋ねを申し...全文を見る | ||
○原口委員 EUは、六月までに所定の手続をして、そして次のサミットに批准ができるように、期限を決めてもう言っているんです。 私たちはこの議長国、このCOP7の合意に至るまでの経過を見ていると、まさに不死鳥のような、一たんは本当に合意ができないかと思った、それがよみがえってくる...全文を見る | ||
○原口委員 何にこだわったのかと伺っているんです。 外務大臣は普通の言葉でお話ができる方だから、今のような答弁にはならないと思うんです。 京都議定書の目標が達成できなかった場合にペナルティーがあるのは当然です。政府の言う法的拘束力のない遵守規定とは、京都議定書の目標を達成...全文を見る | ||
○原口委員 国民の皆さんはもうこの十五分だけの質問とやりとりでおわかりだったと思うんですよ。会話が成立しないんですよ。 外務大臣がワシントン・ポストに出された、私たちと一緒に。それを、まさにそういうものを踏みにじるような行動も伝えられているから聞いているんであって、私はそれは...全文を見る | ||
○原口委員 COP6で合意したことをリオープンするという、そういうチャレンジがあったり、いろいろなことがあったように聞いています。しかし、これ以上ここで追及することはとどめておきます。あとは環境委員会かそういったところで今の点、詰めていきたい、そのように思います。 二点目にお...全文を見る | ||
○原口委員 午前中の質疑の中で、新たな財政出動を柔軟に対応すべきだというお話がございました。私は、岡田政調会長が申しましたように、三十兆の枠を今回お守りになったということは、民主党としても約束を守ってもらったと率直に評価をしたいというふうに思っています。 お手元の資料は、「財...全文を見る | ||
○原口委員 具体的なことを言わない方が支持率は上がるそうなんですよ、先ほどここにいらした久間先生から御指導いただいて。具体的な政策を言うと、それこそAという人にもBという人にも相反することを言わなければいけない。だから、今おっしゃるように漠としたことを言っていた方がいいわけですけ...全文を見る | ||
○原口委員 という認識であれば、また新たなさまざまなことが起こらない限り、財政出動はする必要はないというふうに考えてよろしいわけですか。 | ||
○原口委員 私の理解力がよくないのか、いま一つわかりません。 資料二をごらんいただきたいと思います。 この国会では、やはり雇用を、そしてさまざまな産業に従事する方々がどのような状況にあるかということをしっかり押さえた上で議論をしなきゃいかぬというふうに思っています。 ...全文を見る | ||
○原口委員 何と答えていいのか、大して違いがないと言われたときに、にっこり笑うようじゃ野党じゃないんですね。 そうであるんだったら、さらに進めて、今でもすぐできることはあるんですよ。何も、改革の絵を半年も一年もかけて大向こうをうならせるようなことをかいて、そしてああだこうだや...全文を見る | ||
○原口委員 手いっぱいで人がいないんだったら、ふやせばいいじゃないですか。 そういうことをおっしゃるんだったら、資料の八をごらんになってください。これはちょうど一年前に、今毎日のように新聞をにぎわしている朝銀、つまり北朝鮮系の信用組合、そして商銀、そういったところに対する「集...全文を見る | ||
○原口委員 全体で幾らでございましたか。 | ||
○原口委員 結局三十三億で売買になったというのは結果であって、皆さんというか、RCCは、まさにここに書いていますように、七億円で本来あるはずのものを十七億円、これで売買しようとしているじゃないですか。しかも、四十三億円で売買するということを言っておきながら、担保権の抹消同意書を出...全文を見る | ||
○原口委員 これは朝日住建がはかったことであって、RCCは関係ない、そうはおっしゃらないでしょう。実際に朝日住建の皆さんとRCCが共謀している、そういう証拠のテープもあります。 委員長にお願い申し上げます。 私は、今、日本の経済を再生させる、その中でRCCが果たす役割は大...全文を見る | ||
○原口委員 ありがとうございます。 今のようにおっしゃるので、最後に一つだけ申し上げておきます。 この鉄骨、これ七億円しますか。総理、これ七億円すると思いますか。今の土地で、さっきの、この鉄骨はどこに建っていたかというと、松田理事長、この広い土地の方ですよ。広い土地の方に...全文を見る | ||
○原口委員 いや、聞いたことに答えていただきたいんです。よその土地にあるのをその人に無断で売れますかと、簡単なことを聞いているんですよ。 私は、RCCで頑張っていらっしゃる方々が、こういう事案ばかりやっているというふうには思わない。むしろ大変な御努力をなさっています。しかし、...全文を見る | ||
○原口委員 松田理事長も、もとそういう世界、検察の世界にいらっしゃいました。私は、法と正義が、だれであろうがしっかりと守られる、このことが日本再生のかぎだということを指摘して、次の問題に移りたいと思います。 雇用対策についてでございますが、岡田政調会長が御指摘をいたしました緊...全文を見る | ||
○原口委員 ぜひ、きょう冒頭差し上げた質問のポイントにも書いておりましたけれども、そういう同盟あるいは政労使の枠組みを積極的に総理から呼びかけてください。働く人たちが自分たちを守るために、そして国民が生活を守るために、これは必須のことだというふうに思います。 二番目にお尋ねを...全文を見る | ||
○原口委員 長期失業者が九十二万人という数字が出ています。お尋ねをしたいのは、この九十二万人のうち、一体、世帯主と申しますか、家計の主たる働き手はどれぐらいいらっしゃるんだろうか。大臣、どれぐらいいらっしゃるんですか。 | ||
○原口委員 総理、今のお答えにこの労働行政の、端的に言うと、サービスは、だれに対してどのようなサービスをもらっていただいて、そしてどのような効果があったかということをはからなければいけない、最も深刻な人たちは一体だれかということがわからなければいけない。そういう状況の中で、九十二...全文を見る | ||
○原口委員 短期でやるべきことと中長期でやるべきこと、今のようなお考えであれば、キャリアカウンセリングの養成のために多くの資金あるいは資源を投入する必要がある。これは厚生労働省だけではできない、文部科学省やさまざまな省庁が挙げてやらなきゃいけない問題だ、このことを指摘しておきます...全文を見る | ||
○原口委員 もう残念を通り越して、そこに生きている人たちのことを無視したまさに暴挙だというふうに思います。 実は、予算委員長を初め皆さんの御尽力、御協力のおかげで、私の手元にはこういう調査結果案というのが出てきました。これだって、先週委員会を開いて、そして私に提出するという約...全文を見る | ||
○原口委員 全く答弁になっていないと思います。これは今まで、財務大臣が早く出せとおっしゃっていただいたから出てきたんでしょう。何回も何回も言って、出てこないんですよ。私は、こういう国民の信頼を裏切るような運用をやっている限り、なかなか協力はできない。 最後に、もう時間がなくな...全文を見る | ||
11月21日 | 第153回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号 議事録を見る | ○原口委員 民主党の原口一博でございます。 沖縄並びに北方問題に関して、所轄大臣に数点にわたって御質問申し上げます。先ほどの与党にしておくには惜しいような下地さんの激しい質問の後で、これ以上激しい質問をしなきゃいけないのかと思いを新たにしております。 まず、沖縄の問題でご...全文を見る |
○原口委員 七十億という重点配分、これは私も評価します。 ただ、お尋ねをしたのは、一七・八の中身なんです。あるいは沖縄全体の九・四の中身、この中の人たちが一体どういう人なのか。政策を打つときには、先ほど下地委員も御指摘をされていましたけれども、その政策の評価、だれがどのように...全文を見る | ||
○原口委員 それだったら、もう審議できないですよ。七十億、今やるとおっしゃったでしょう。基礎的な数字もなくて、あなた、この国会、何の国会ですか。雇用国会ですよ。それぞれの国民がどういうところでどんなふうに困っているか、特にこのテロ対策以降、沖縄県の現状を知っている人であれば、今み...全文を見る | ||
○原口委員 委員長…… | ||
○原口委員 今、大変なことなんですよ。あなたたちは今、ミスマッチ対策を一生懸命厚生労働省で練っているでしょう。データがない。では、それでだれに対して七十億を失業対策としてお引き取りいただくんですか。私は、こういうことが答弁をする側から出てくるとは、正直言って予想していなかった。 ...全文を見る | ||
○原口委員 私たちが調査したところによると、地域におけるマネーフローの現状、それから、先日、地元の金融機関が倒産をしましたが、大変厳しい状況にある。このことを踏まえた上での対策というのが必要だと思います。 尾身大臣は昔、経済閣僚もされていましたから、そのときも議論をしましたが...全文を見る | ||
○原口委員 私は、全体の教育に関しての投資やあるいは構造改革という方向性はしっかりとお示しいただく、その上で、私も、亡くなりました末次一郎先生に御指導をいただいて、沖縄政策についてはもう二十数年、ここにいらっしゃる仲村先生や白保先生、多くの人たちとともに、この状況を突破したい、そ...全文を見る | ||
○原口委員 ありがとうございます。 沖縄の問題について、もう一つ申し上げます。 政府においては特殊法人の廃止、民営化を宣言していますが、沖縄振興開発金融公庫、これも廃止、民営化されるのか。公庫法の改正のときにこの委員会で私も議論をさせていただきましたが、同公庫のバランスシ...全文を見る | ||
○原口委員 これは廃止、統合されるのですか。 私たちも、政府系の金融機関九つについての一定の考え方を今まとめています。しかし、この沖縄公庫については、今、大臣がお話しになったような特殊な、また政策的な課題を持っています。ただ、一方で、実際にそのバランスシート、どれぐらい年間不...全文を見る | ||
○原口委員 私は、テロ以降、さまざまな不安による被害というのを最も受けているのが沖縄県であるというふうに思います。改革の道筋を示すときは、まず守るものを示して、そこに対する道筋をはっきり言わないから、例えば、人間は初めて行くところは遠く感じるのです、不安に感じるのです。今のような...全文を見る | ||
○原口委員 大臣、これは、ジョルダンのバカア難民キャンプの、日本のODAでつくられた小学校の入り口に大きくかかっている絵でございます。御案内のように、右側は日本の子供、左がジョルダンの子供であります。 日本の外務省、私たちがこれまで世界に対してやってきたことをしっかりと伝える...全文を見る | ||
○原口委員 一定の前向きの答弁をいただいたと評価いたします。 私はぜひ、ドイツもそうですし、お隣の韓国もそうでありますが、沖縄県の、これは私たちが調査団を派遣したとき知事もおっしゃっています、もう改正に踏み込んでくれ。そういう県民の願いを、これは、基地の問題は沖縄県の問題じゃ...全文を見る | ||
○原口委員 これはアメリカの友人たちにも、私たちは強く言っていることです。今ピンポイントで、アンチテロリズムの考え方の中で、テロは絶対許されない。 これはイラクの爆撃のときに誤爆をされたアメリア防空ごう、ここには約五百人の女性と子供たちが避難をしていたんですが、ピンポイントの...全文を見る | ||
○原口委員 北方領土の問題は、長い交渉の歴史があります。そして、そこには多くの原則があります。そして、信頼の積み重ねがあります。それをぜひ大事にしながら、本来であれば、今世紀中に起こったことは今世紀中にということが望ましかったわけですが、今、世紀をまたいで、新たな仕切り直しの時期...全文を見る | ||
○原口委員 終わります。 | ||
12月03日 | 第153回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第2号 議事録を見る | ○原口委員長代理 次に、児玉健次君。 |
12月03日 | 第153回国会 衆議院 予算委員会 第6号 議事録を見る | ○原口委員 三人の参考人の皆さん、本当にきょうはありがとうございます。民主党の原口一博です。 金融問題について、通告に従って御質問申し上げます。 まず森長官にお伺いしますが、RCCにこれまで金融庁として金融検査にお入りになったことはございますか。 |
○原口委員 次に、鬼追参考人にお伺いします。 RCCの回収方針として、やみの勢力とは手を結ばない、血も涙もない回収はしない、責任者責任追及、関与者責任追及、けじめをつける、そして透明性、つまりディスクローズは義務ではなくて武器である、こういうことを方針としてお持ちだと思います...全文を見る | ||
○原口委員 さきの予算委員会で、不適切回収事案ということで御指摘をさせていただきました。預保の松田理事長、そして整理回収機構の鬼追社長に一言お礼を申し上げたいと思います。 金曜日、村常務がお見えになりまして、そして二時間半にわたってこの事案について検討をいたしました。事実の認...全文を見る | ||
○原口委員 私は、RCCの検査あるいは預保の実態ということで質問をするということで御通告を申し上げておったわけでございますが。 それでは、私の方から。 「担保による回収可能額」ということで、「十一年度においては、担保による回収可能額の評価に用いられた路線価等の評価基準日か...全文を見る | ||
○原口委員 何でこういうことを申し上げるかというと、やはり人がやっている組織ですから間違いもある、そのことを細かく言う気はありません。しかし、森長官、金融庁が一回も検査に入る前に、私たちは、今二次ロスの話が議論にありましたけれども、一次ロスがどれぐらい出るんだろう、公的資金がどの...全文を見る | ||
○原口委員 不良債権問題に対する懸念が那辺にあるかというと、やはり要注意先の問題企業と市場の評価とが乖離している。そして金融検査、これまでの検査の基準が、柳澤大臣によると二度にわたって改革をされてきた、そのことについては私は評価をするものであります。しかし、その間で、この企業には...全文を見る | ||
○原口委員 お手元の資料、先ほどいただいたものでございます。RCCの回収実績ということで、旧住宅金融債権管理機構から譲り受けたもの、この中には、六千八百五十億、いわゆる旧住専の公的資金が入っています。そして一方で、旧整理回収銀行、この下の方の段でございますが、ここには、長銀その他...全文を見る | ||
○原口委員 私は、鬼追社長、預保の理事長、ぜひこういったことはしっかり提示をされておくべき話なんですよ。公的資金というのは国民の税金であって、しかも、今の十九兆六千億から四兆一千億を引いたものがすべて公的資金じゃないはずです。この中には銀行が引き受けている一次ロスもある。一体国民...全文を見る | ||
○原口委員 そこをはっきりさせることが、今議論されている二次ロスというのは、一次の公的資金投入に比べればまだ副次的な、だから二次ロスなわけです。二次ロスの部分というのは、この譲受債権累計額、それから回収額、これはRCC、もともと平成十四年度に勘定を閉じるということになれば、今は延...全文を見る | ||
○原口委員 市場のシグナルをやはりタイムリーに反映した適正な債務者区分及び償却、引き当てについてはしっかりと組み立てていく必要がある、私はこのように思います。その中で、検査の信頼性、それからさまざまな行政機関やあるいはほかの手がその中に伸びていくこと、私は、瞬時に無限大の情報の現...全文を見る | ||
○原口委員 ありがとうございました。終わります。 |