原口一博

はらぐちかずひろ

小選挙区(佐賀県第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

原口一博の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第154回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○原口委員 民主党の原口一博でございます。  関係大臣に、数点にわたり、事実そして基本的なスタンスをお伺いしたいと思います。  まず、外務省問題についてでございますが、委員長、お許しをいただいて、委員に資料を配付させていただきたいと思いますが、よろしゅうございますか。
○原口委員 この一ページ目をごらんいただきたいと思います。  会計検査院から報告のあった、いわゆる官房機密費、官房報償費の流れでございます。そして、総理外国訪問に係る経費の内訳、そして、松尾事件会計検査院報告、これは、私が長い報告の中から抜き出したものでございます。  そこで...全文を見る
○原口委員 前回もこの質疑でお願いをしましたが、聞いたことだけお答えをいただきたいんです、限られた時間でございますので。  私は、過去にこういう所掌がはっきりしていないということは、どこからどこまでが外務省のお金で、どこからどこまでが内閣官房のお金かわからない。とにかく内閣官房...全文を見る
○原口委員 何を上納とするか、この定義を聞いているんではありません。実際に外務省機密費が内閣官房から払われるその経費の中に入っていたということは、今もお認めになったとおりでございます。  この資料二をごらんになってください。二十五ページに、外務省の松尾元室長の事件に関して「松尾...全文を見る
○原口委員 機密費の問題、報償費の問題は何も終わっていないということを指摘し、今回の問題に移りたいというふうに思います。  NGOの参加拒否問題についてでございます。  まず、事実関係だけを伺います。幾つのNGOから参加申請があり、外務省は幾つについて断ったのか。それは、いつ...全文を見る
○原口委員 現地での活動を行っているかどうかというのが、これの、呼ぶか呼ばないかのメルクマールだったということですね。  資料をごらんになってください。資料五、これは今回問題になっておりますピースウィンズ・ジャパンのホームページからとらさせていただいたものでございます。私も、民...全文を見る
○原口委員 最初からそう言えばいいじゃないですか。現地での活動を行っているかどうか。ここの五に書いてありますように、越冬用のテントを配布、本当に日本のNGOの中でも草分け的で、大変大きな活動をやっている、こういうところです。  それでは、外務大臣にお尋ねします。  私たちは、...全文を見る
○原口委員 先日の予算委員会、もう一回それをここで事実として再現をしておきたいと思います。  田中大臣はこういうふうに、一月二十四日の予算委員会の質疑の中で我が党の菅幹事長の質問に対して、菅さんが何回も、「そうした名前があったというのは、もうちょっとはっきりさせていただきますが...全文を見る
○原口委員 鈴木宗男さんが——鈴木宗男さんと言っていいのかな、鈴木宗男代議士が、「けさの予算委員会の前のとき」に、そのお名前が事務次官の口から出たということを今はっきり確認させていただきました。  さて、並行して事実についてお尋ねをしたいと思います。  私も、ピースウィンズ・...全文を見る
○原口委員 あなたがお電話をされたということがここでわかりました。  この四の、この記事のどこが問題なのか。外務大臣、私は、やはり公益を自分たちが代表するという考え方はもうやめた方がいいと思うんですよ。NPOやさまざまな国民の皆さんが支えているのです。  さあ、この四のどこが...全文を見る
○原口委員 私は、今恐ろしい答弁をされたのだと思います。だれでも自由に自分の意見を言い、そして、それが政治的であろうがなかろうが、あるいは体制を批判しようが批判すまいが、自由であるはずじゃないですか。  あなたは、鈴木宗男さんが怒っているということを言われたと証言をいただいてい...全文を見る
○原口委員 私は、今みたいな答弁を続けられるとなかなか質問しにくいなというふうに思います。外務省が怒っている。これ自体だって大問題ですよ。皆さん、公務員の規範をお読みになったことがあると思います。中立でしょう。  今の答弁、もう一回繰り返してください。私には到底理解できない。
○原口委員 本当に傲慢と不遜の答弁だというふうに思います。  中東二課長に伺います。  その後、あなたは高輪プリンスに飛んでいかれて、出ることをやめることはできないかということを、登録を始めていたこの代表に言われています。政府に批判的で非協調的だから政府の主催する会議に出すわ...全文を見る
○原口委員 公の、国民の税を使い、そして世界じゅうの国民がアフガニスタン復興にかけるこの思いを結ぼうというときに、あなた方はそういうことをやっていたという事実がはっきりしたわけであります。  政府に批判的で非協調的だから政府の主催する会議に出すわけにはいかない、おっしゃったでし...全文を見る
○原口委員 今言ったようなというのは、私が言ったようなということですか。
○原口委員 外務大臣に伺います。  あなたの外務省はどうなっているんですか。私はこの委員会に野上事務次官も来ていただくようにということで要求をしております。なぜか。それは、野上事務次官が、あなたがこの委員会で答弁をされたことと全く違うことを、国会では説明もせずに、記者会見をして...全文を見る
○原口委員 言語道断とまで、強いお言葉でございます。  私は、こういう状況の中で大臣と事務方のトップとが全く違ったことを言っている。そして、それを責任者である大臣は言語道断である、このように言われています。  私は、まず、ここまで言われるんであれば、本委員会に野上事務次官をお...全文を見る
○原口委員 誠意を持って対応するということでございますが、ここは少し詰めておきたい。  と申しますのは、内閣の中が一致していないんですよ。政府全体の、一体何を考えているのかがよくわからない。官房長官はこの間、外務大臣の方が勘違いしているんじゃないか、そして我が党の議員の質問に、...全文を見る
○原口委員 ふざけて答弁しないでほしいんですよ。私に言われてもって、だって、内閣全体をあなたが所掌するんでしょう。まとめ上げるんでしょう。  私は、事務次官をしっかりと呼んで、そして真偽について白黒させなきゃいけない。何回も言いますけれども、私たちが外交を担当していないんですよ...全文を見る
○原口委員 外務省の問題だから外務省に任せておけばいい、これはあなたと総理の態度はよく似ていますよ。私はこういうこと自体が——憲法七十三条に何と書いてありますか。「内閣は、他の一般行政事務の外、左の事務を行ふ。」「外交関係を処理すること。」二です。全体としてやらなきゃいけないんで...全文を見る
○原口委員 今の認識と私も同じであります。しかし、その中で、今のような外務省の状況であれば、言語道断なことをした人たちをあなたがどのような処分をし、そしてどのように外務省を改革されるのか、そのことまで伺わなければいけない。  それともう一つは、総理についても、あなたに任せます、...全文を見る
○原口委員 答弁されるたびに私も非常にびっくりするんですが、外務省の事務次官の人事が官邸マターになっている。英語がよくわからないんですが、官邸マターというのはどういうことですか。
○原口委員 官房長官、これは事実ですか。
○原口委員 具体的な、個別名を出すと非常に厳しいのであれなんだけれども、では、この事務次官の人事は、外務大臣、御意向に沿った人事だったんですか、それとも今おっしゃる官邸マターだったんですか。  そしてもう一点。  言語道断だとまで言われるんであれば、あなたがこの事務次官に命令...全文を見る
○原口委員 二つ質問をした私が悪かったのかもわからない。  一つは、まず、今回の事務次官人事というのは、いわゆる官邸マターであって、あなたの意に沿う人事であったのか。イエスかノーか。  もう一つは、言語道断とまで言うからには、しっかりこの国会で説明してきなさいと。私たち予算の...全文を見る
○原口委員 国会に対する説明責任を果たせとおっしゃるかおっしゃらないか、これを聞いているんです。
○原口委員 大臣は、御自身の責任を全く痛感されていないんじゃないですか。事務方がこういうひどいという、今のような答弁をすることも、これも問題ですよ。しかし、あなたには外務省を統括し管理する責任があるんですから。そして、あなた御自身が言語道断とまでおっしゃったんじゃないですか。理事...全文を見る
○原口委員 最初からそういうふうにおっしゃっていただければ済む話なんです。  さて、時間が随分たってきました。私は、総理が御出席の中でもう一回この問題について質問をいたしますが、政府参考人のお二人にまたお伺いしたい。  鈴木議員から電話があったということは一体どういうことなの...全文を見る
○原口委員 本当に、正しいことをおっしゃってください。今の一つとってみても、さっきの外務大臣の御答弁とあなたの答弁と違うじゃないですか。「予算委員会の前のときも具体的に名前をおっしゃって認めておられました。」と。  参加、不参加ということで電話があったんじゃないですか。違うんで...全文を見る
○原口委員 大臣、あなたがさっき三十分ぐらい前におっしゃったことと違いますよ。大臣の答弁を求めます。  鈴木議員が具体的にこういうことをおっしゃった、どちらから電話をかけたかというのは、それはまた別ですよ。あなたの方からかけておっしゃったのか、それはわかりません。こちらから不参...全文を見る
○原口委員 重家局長、もう一回答弁してください。  今大臣がおっしゃったことと、この一時間あなたがおっしゃったことは、全く違います。どうぞ。
○原口委員 私が、今までと違う答弁をしている人の論点を整理するというのも、なかなか難しいことでございますが、まず、今まで何時間もわたってこの問題について答弁をしてきたことが、記憶があいまいであるということで、先ほど二十分ほど前には大臣とは違う答弁をしていたことがどうして変わったの...全文を見る
○原口委員 大使は天皇陛下が認証されるんですね。一人の外交官をつくる、そして各国の、その人たちが活動をし、信頼を結ぶことがいかに大変なのか、私も、この予算委員会で派遣されて中東に行って、目の当たりにしてきました。サウジの人たちが、当時の大使は大島さんでしたけれども、いかに信頼をお...全文を見る
○原口委員 委員の皆さん、そして大臣に、資料三をごらんいただきたいと思います。これは、当委員会で、伊藤公介理事が大島国対委員長陪席のもと、一から四まで、四者に聞き取りを調査したものでございます。この中でも矛盾があるし、きょうの答弁の中でも、さっき言ったことを、全く違うことを言う。...全文を見る
○原口委員 二転三転した上で、そして二十五日の答弁に戻られたというふうに認識をします。  先ほど大臣は、このことを野上さんも知っているのか、出席してもらいなさい、あすは出席してもらいなさい。ところがあなたは、鈴木さんは難しい人だからそれはだめだ、出席はかなわぬ、そうおっしゃった...全文を見る
○原口委員 外務大臣、先ほどあなたは、勇気を持って言いかけられている、そういう気配も見えるニュアンスの答弁をされましたけれども、またもとに戻りましたよ。これ、本当ですか。  一体、鈴木さんは難しい人だとあなたにおっしゃったのはだれですか。局長ですか、それとも、きょうお見えの次官...全文を見る
○原口委員 今のだけでも答弁が違うんですね、局長、大臣。  そこで、野上事務次官に伺いますが、私たちがこの委員会で質疑をしている、それが、二十四日、終わるか終わらないかにあなたは記者会見をされた。そして、カミュの世界である、不条理の世界だ、こういうことを全国民に向かって言われた...全文を見る
○原口委員 鈴木さんの部分についてあなたは何も答えていない。大臣は、鈴木さんは難しい人だとそのときに事務次官がおっしゃったと。おっしゃったんですか。
○原口委員 大臣、今目の前でお聞きになったでしょう。あなたが鈴木さんは難しい人だと野上さんが言ったというのはないと今言っているわけです。どっちが本当なんですか。どうぞ。
○原口委員 大臣はみずからそのときの証拠を持ってあなたがおっしゃったと言われているんです。本当に一体何を信用していいのか。午前中の質疑から、いや、きのうの質疑からきょうの質疑、ほとんど何も統一的なものが出てきていない。  官房長官、このやりとりを聞いて、私は、外交の責任というの...全文を見る
○原口委員 これは今出せる話なんですよ。そんな外交の相手のあるような話ではなくて、それこそ、事務を所掌する担当の外務大臣と事務次官、しかも、私、事務次官、外務大臣に何の許可もなく記者会見をする、こういうことをやっていられたのでは、とても外交の信頼のそのまた基礎が壊れてしまうという...全文を見る
○原口委員 私は、内閣として一体となって責任を持って取り組む、この姿勢を強く求めて、一回質問を留保し、次の質問に入りたいと思います。  資料の七をごらんください。  経済産業大臣、お待たせして申しわけありません。  いわゆる不良債権問題というのは、都市銀行の問題であり、三十...全文を見る
○原口委員 前向きの御答弁をいただいて、評価したいと思います。  日本の現行商法では、大会社会計基準を定め、それを適用除外し軽減するという方法をとっています。しかし、これがいわゆるBIS基準だ何だというので大きな誤解を与え、中小企業が肩身の狭い思いをし、そして猛烈な検査という中...全文を見る
02月04日第154回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○原口委員 おはようございます。民主党の原口一博でございます。  冒頭委員長からお話がございましたとおり、私たちは、この委員会を国民に、大変厳しい経済情勢の中でしっかりと議論をする場として、与野党が審議を、そのきずなを深めながら進めておりました。一回も審議拒否をした覚えもなけれ...全文を見る
○原口委員 この人は税理士になってから四年なんです。その短い期間で百件を超える関与先件数、そして巨額の報酬、今御報告になりました大きな脱税額。決して許してはならない、こういう事件であるというふうに思います。  なぜ、つかさのトップにあった人たちがやめてすぐこんなことができるのか...全文を見る
○原口委員 平成六年の金融検査で、グループ企業を含めた債務超過をつかんだと金融庁は言っています。平成九年十月の業務改善命令から二カ月後の十二月には、抵当証券業の免許を更新しています。しかし、十一月十八日に、大和都市管財から経営健全化計画が出されています。私はそれを見ましたが、あれ...全文を見る
○原口委員 領土問題について合意をしたんではなくて、いわゆる国際テロについて、今もダニエル・パールさん、米国の記者の方でございますが、パキスタンで身柄を拘束され、まさに命の危険にさらされていらっしゃいます。こういうひきょうなテロを絶対に許さない、そういう中で日本とロシアが一つの合...全文を見る
○原口委員 私は、ちょうど一年前に樺太に行きました。そして、日ロ両方で日ロ専門家会議、お話をして、三十本ずつぐらいの論文をお互いに交わして交流を、いわゆる民間交流でございますが、してまいりました。  その中で、ロシアの方から出てきた論文の三十本のうち、たしか三十六本だったと思い...全文を見る
○原口委員 私は、言った言わないという議論をここでもう一回蒸し返す気はありません。  資料をごらんいただきたいと思います。資料の六でございます。これは、ジャパン・プラットフォームです。今回、大西さん、彼が主宰をしているそのNGOはピースウィンズ・ジャパン、しかし、ピースウィンズ...全文を見る
○原口委員 ジャパン・プラットフォームも代表は大西さんなんですか。
○原口委員 新たなことがわかりましたね。  今の資料の次のページをごらんになってください。アフガニスタン難民支援、これもジャパン・プラットフォームのホームページからとったものですが、その二段目、ピースウィンズ・ジャパンのテント支援活動。前回、二十八日のこの委員会の質疑でお配りを...全文を見る
○原口委員 資料がたくさんで、皆さんに追っかけていただくのは恐縮なんですが、「議事速記録」という資料の五をごらんになってください。  参議院の予算委員会議事速記録、一月三十日、共産党の筆坂委員に対して総理は、「一部の議員の発言によって、出てもらいたいNGOに、出ることがなかった...全文を見る
○原口委員 変な委員の変な何だっけ、なかなか私も言いにくいことをずばりとおっしゃいます。  資料の四をごらんになってください。  「アフガン支援国会議へのNGOの参加決定にあたり、特定の議員の主張に従ったことはない。」これは政府見解ですよ。従っているじゃないですか。食い違って...全文を見る
○原口委員 そのとおり、じゃ田中さんはそう言っている。  しかし、あなたはさっきおっしゃったじゃないですか。特定議員の、変な人の変な声にこの参加問題が、出てもらいたいNGOに、出ることがなかったということを田中大臣は気づいた、出せるようにしたのでしょう、それでいいじゃないですか...全文を見る
○原口委員 いや、びっくりしましたね。つまりは、NGOの参加決定は、最終的にはその議員が言ったことは覆っているから。そんなことは当たり前なんですよ。じゃ、この政府見解はそういうふうに読むわけですね。いいんですか、それで。  委員長、私は、この問題でまさに多くの皆さんがどうなんだ...全文を見る
○原口委員 日本語になるように言ってくださいよ。  あのとき私たちが何でここでやっていたかというと、まさに特定の、さっきおっしゃったじゃないですか、変な議員が変なことを言ってきて、それに参加拒否という形でこたえたのですよ、外務省が。そのことは一体あったのかなかったのかというのを...全文を見る
○原口委員 私は、こういう詭弁を弄されるとは思わなかった。統一見解をここで出してくださいと言ったのは私なんですよ、お願いしたのは。そして、あなたがそこで約束をしますと。  なぜ統一見解を出してくださいと言ったかというと、まさに政府の中で全然違ったからなんです。特定議員がNGOの...全文を見る
○原口委員 委員長にお願いしますが、積極的に事実を解明しようという誠意が全く見られません。総理はまさに、変な人の変な声があって外務省が振り回されたのはけしからぬ、私はそのとおりだと思うんです。そして、そのことを田中さんがここで闘っていたんでしょう。政府見解がこういうふうになる。も...全文を見る
○原口委員 特定の議員の主張に従ったということはもう明らかです。それで、最後の結果が、田中さんが出しなさいと言ったから、この二は結果を書いてあるということですね。  そして、この三について、あなた方は「引き続き関係者の申述等を聴取し、事実関係の確認に努める。」とされたわけです。...全文を見る
○原口委員 野上事務次官は、役所にお帰りになって、万雷の拍手でお迎えになられたそうです。真実をしっかりと国民に明らかにしないで、まさにこういう族議員、このきょうの資料の一番最後に、フィナンシャル・タイムズが、パワーブローカーたちのよりどころとなってしまっている自民党ということで書...全文を見る
○原口委員 参考人についてはいかがですか。
○原口委員 今、最善を尽くすというお約束をいただきました。政府も、これは外務省の中の話だけじゃないのです。官邸と外相がまさに確執を繰り広げて、そしてそれを傍観していた小泉総理の責任は重いということを申し上げて、野田委員と交代をしたいと思います。  ありがとうございました。
02月20日第154回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○原口委員 おはようございます。民主党の原口一博でございます。  鈴木参考人、御苦労さまです。ありがとうございます。  まず、今お話のありました、オスマン・サンコンさんの御縁で秘書になられたというアフリカの青年、この方のお名前は何とおっしゃいますか。
○原口委員 この方は、いろいろなマスコミにもお出になって、大変背も高くて、二メーター九センチぐらいですか、ビッグ・ジョンとか、そういうあだ名がつかれていらっしゃる方ですが、いわゆるマスコミでおっしゃっているのは、御自身は、外交官である、コンゴ政府の一員だと。在日本コンゴ民主共和国...全文を見る
○原口委員 このムルアカさんは、もう幾つも、報道でもありますし、御自身もそういうふうに名乗っていらっしゃる。  委員長にちょっとお願いしますが、この方がやはり外交官用のパスポートやIDカードをお持ちか、これを本委員会に資料として提出していただきたいと思うんですが、いかがでしょう...全文を見る
○原口委員 鈴木参考人、何でこんな質問をするかと申しますと、もしムルアカ氏が外交官だとすると、他国の外交官を国会議員が、今私設秘書とおっしゃいましたが、お使いになるということは、日本の国益を守る意味で、これは正しいことではない。アメリカでは、これをスパイ活動を支援する行為として、...全文を見る
○原口委員 ここはとても大事なところでございまして、もし外交官でないということであれば官名詐称になりますし、そういう問題のある方が私設秘書であったとすると、先ほど議論がございました、アフリカの十六カ国、会長をお務めになって大変熱心になさっています。私も、ロシアへ行ったりさまざまな...全文を見る
○原口委員 いや、今私が伺ったのは、鈴木参考人、このムルアカさんがその事務局役をお務めになっていると思うんですよ。それは、私ども確認していると思うんですが。     〔北村(直)委員長代理退席、委員長着席〕
○原口委員 そういう身分は今から確認されるということでありますが、私は、これは少し問題があるということを指摘させていただきます。  それから、ムネオハウスあるいはムネオ号という話は今否定をされたわけですが、ケニアには、スズキホールという私財を投じられたホールがあると思いますが、...全文を見る
○原口委員 いや、非常にびっくりするんです。なぜこれを聞いたかというと、ホームページに書いてあるわけで、ケニアのアルーシャに立ち寄り、スズキホール落成式に出席した、モレル・タンザニア首相府次官がお話しになったことを感動されて、寄附をされているから。  ただ、それで、私どもが国会...全文を見る
○原口委員 これは幾つか法的にも、それから今、外務省をとおっしゃいましたが、非常に問題がありますし、しかも、私たち政治活動で集めたお金を、それを他国に寄附をするということが、こういったことが許されるのか。  委員長にお願いしますが、これもまた理事会で協議をさせていただきたい。私...全文を見る
○原口委員 私は、個人的な寄附を、そういった外務省をお使いになったということについても、それが果たしてよいのかということは指摘しておかなければいけない。七万ドルの寄附だけでは買えないプライスレスな笑顔があったと、すばらしい笑顔で志を遂げていらっしゃいますので、このことについては、...全文を見る
○原口委員 委員長にお願いして、橋本内閣以降の鈴木参考人の海外出張についての資料をお配りいただきたい。  この際、同席したのはどなたですか。そして、個人の資格での訪ロでございますか、公式訪問でございますか。
○原口委員 聞いていることだけお答えいただきたいのです。時間が短い、きょう、テレビが入っていますから。  同席したのは一体だれですか、それは個人の資格ですかということを聞いているわけです。
○原口委員 先ほど田中元外務大臣がお話しになったことは、いわゆる公と私が非常に不明確なんですよ、委員の行動やさまざまな思いはわかりますけれども。しかし、その中で、どこからどこまでが公で、どこからどこまでが私かというのがよくわからない。もし公式訪問であるとするのであれば、政府関係で...全文を見る
○原口委員 政府関係で行くのであれば、外相が知らず、しかも、東郷欧州局長らが同行したにもかかわらず、同席をしたのは佐藤さんと中野さんだけというふうに聞いています。こんな政府の会見はないんですよ。
○原口委員 今明確にお答えになったのは、先方の方から鈴木委員とお二人でと、やはり先方の方の意向に沿ったものであったと。私は、それはいかがなものかと思うのです。外交というのは、やはり専門家をきっちり交えて、積み重ねの上でやっていきます。  そこで、お伺いしますが、次の資料をお配り...全文を見る
○原口委員 今、このペーパー、私は二〇〇一年の分を全部持っていますが、すべてこの、今皆さんのお手元にお配りしたのは、モスクワ国際関係大学生一行の日程、成田に着いて、鈴木宗男衆議院議員表敬、あと、ディズニーランドに行き、築地の市場に行き、京都を視察し、京都を視察し、京都を視察する。...全文を見る
○原口委員 私が言っているのではなくて、あなたがおっしゃっているとたくさんの人がおっしゃっているわけです。証人を出せというのだったら出しましょう。委員長、それでも結構です。  この中で何回も小宴を開いていらっしゃいますが、これもあなたのポケットマネーから出していらっしゃるもので...全文を見る
○原口委員 事前に自分のところに話を持ってきなさい、北方のさまざまな問題についても、おれの話を聞いていない、だから必ずあいさつをしろ、こういうことをいろいろなところでいろいろな人に対しておっしゃっています。NGOの参加問題についても、先ほど、御自身の判断でおやめになったということ...全文を見る
○原口委員 その理由は何ですか。
○原口委員 NGOに対して、先ほど、十二月から四回、自分が呼びつけたのではないとおっしゃっていますが、机をたたいたり、あるいは、もうこいつらの援助はストップするからな、外務省はNGOが勝手にやっているのを許しているのか、任せっきりなのはけしからぬ、また、与党が政府なのに野党も同等...全文を見る
○原口委員 おっしゃっているわけでしょう。おっしゃっていますよね。
○原口委員 今おっしゃったのは、内容について言ったか言わないかはおっしゃっていないわけですよね。おっしゃったわけですね、やはりそういう自分も思いがあったから。
○原口委員 佐藤主任分析官のこの一年間の残業と申しますか、今秘書の役割をしていないということをおっしゃいましたが、あなたが海外に行かれるこの三十七回のうち、実に十八回御一緒になられて、そして、タイムカードを調べてみればわかるということを言われましたが、資料を、三枚目をお配りいただ...全文を見る
○原口委員 ここにサハリン・フォーラム二〇〇〇、それから日ロ専門家会議の議事録を持ってきました。  このサハリン・フォーラム二〇〇〇では、六本の論文の中に、鈴木さんにお世話になっていますというのが入っています。しかし、この方々に領土の話をすると、鈴木さんはそんなことは言わない、...全文を見る
02月26日第154回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○原口委員 民主党の原口一博でございます。  金融、そして外交といった問題について、政府の姿勢をただしていきたいと思います。  まず第一に、先ほど五十嵐委員の質問にお答えになった金融庁長官、私は、ある一定の制限を報道機関に独自の御判断で課される、一週間ほど御遠慮いただくという...全文を見る
○原口委員 私は、そういうことが極めて問題だと。これはお昼の理事会で委員長に提議をさせていただいて、私たちの自由を守るため、報道の自由を守るために、理事会で御協議いただきたいと思いますが、委員長、いかがでございましょうか。
○原口委員 次に、外務大臣にお伺いします。  けさ、たくさんの新聞に出ていますが、いわゆる北方人道支援の問題について、鈴木議員のさまざまな疑惑が、この委員会でもあり、そして参考人にもお見えいただいたわけでございますが、今調査をしていただいています。その調査の中途がきょうの朝の各...全文を見る
○原口委員 御自身ではまだその関与については確認していないという答弁でございました。  資料を一枚お配りすることをお許しください。
○原口委員 これは、小田野アフリカ審議官が昨日我が理事会で御発言をされたその内容をメモにしたものでございまして、これはアフリカ第一課でまとめていただいています。  事実関係をお尋ねしますが、外務大臣、今コンゴ大使館はどなたがお入りになっているのか。今コンゴ大使館で行われているこ...全文を見る
○原口委員 昨日外務省が私にお答えになったのと違うんですよ。ことしの一月十一日にンガンバニさん、前の臨時大使ですね、この方は——これも資料をまとめてお配りください。当委員会の求めによって外務省が昨日出してきた資料でございますが、ンガンバニさんというのは、鈴木代議士の秘書であるムル...全文を見る
○原口委員 そうじゃないかと。大使公邸はこのンガンバニさんが今もいらっしゃるんじゃないんですか。そして、このンガンバニさんには、コンゴ政府からもう外交官の職を解くという口上書が出ているんじゃありませんか。いかがですか。
○原口委員 今お答えになったとおりでございます、外務大臣。大変な事態に陥っているんです。  そして、先週、我が党の上田議員が資料を提示しましたとおり、この、今おっしゃったムウェンダさん、ムキシさん、これが初めてじゃないんです、この方々が。私が調べたところによると、一九九九年にも...全文を見る
○原口委員 今のような答弁をされるから、あなたがきのう、私と中井理事の前でお話しになったこの最初の紙を、これをごらんになってください。  外務省は、皆さん、このジョン・ムルアカと頻繁に接触をして、ムルアカのこの意見を参考に、ダンボさんもそしてムキシさんもずうっと排除してきたじゃ...全文を見る
○原口委員 あなたは、本国に確認するとおっしゃいましたね。  資料の三を皆さんごらんになってください。  「照会事項四」、これ、キンシャサ政府からずうっと、ダンボさんを、早く臨時大使としての活動ができるようにしてくれということを言ってきているんですよ。そしてあなたたちは、キン...全文を見る
○原口委員 全く答えになっていないんですよ。  これ、照会事項の四をごらんになってください。  日本政府が、この方が来られたのは四月なんですよ、その間の説明も、民間から外交官になったとか、全く違うようなことを、たくさん私たちに誤解するようなことを言っているけれども、やっと照会...全文を見る
○原口委員 今の答弁は大変問題の多い答弁だと思います。全く権限のない人に、そして自分たちが一緒になってこの人を邪魔している。自分たちの思いどおりやろうとしているじゃないか。  委員長にお許しをいただいて、彼らが、今書類の不備とあなたはおっしゃいました。あなたたちがやっている方が...全文を見る
○原口委員 いやいや、まだ何も聞いてないのだから。ないんですよ。  そして、私がこのことをやりとりしていた儀典局の首席事務官は、二十日の私の質疑の終わった後も私たちとずっとやりとりしました。その翌日、少女買春で逮捕されているんですよ。IDカードの発給をめぐって不正なお金がなかっ...全文を見る
○原口委員 いやいや、ちょっと、冗談じゃないよ。  委員長、そういう答弁であれば、私はこれ以上質問を続けられない。だって、どういう人間かもわからずに、その人の言うことを、あなた、ずっと聞いていたんですよ。  そして、ンガンバニさんに至ってはこんなことを言っているんですよ。金が...全文を見る
○原口委員 ちょっと質問できない、そんな答弁では。  委員長、御協議ください。これ、前提なんで、次の質問に移れません。
○原口委員 では、待ちますよ。
○原口委員 私は、こういうことで時間を浪費されて、柳澤金融担当大臣や官房長官、財務大臣のお時間を奪ったことを本当に悔しく思います。  あなたは、今の答弁は、この人がどういう人か、公用か外交官かもわからずに、ただ鈴木さんの秘書というだけで、これほど大きな外交問題をあなたたちが起こ...全文を見る
○原口委員 私は、資料が来るまで質問を留保させていただきます。  一九九三年にこの通商代表部が設立されたこの経緯についても、大変な疑義がある。そして、今のような答えでは、我が国の安全は守れない。  納得のいく資料を出していただいて、質問を後からまたさせていただきたいと思います...全文を見る
02月27日第154回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○原口委員 おはようございます。民主党の原口一博でございます。  きょうは、北方領土問題、そして沖縄開発と、二点についてお尋ねをしたいと思います。  まず第一点目は、我が国固有の領土である北方四島周辺の密輸、それから密漁の問題でございます。  この問題について、衆議院の予算...全文を見る
○原口委員 質問に答えてください。なぜ十年間放置してきたのかと聞いているのです。
○原口委員 私は、これはとても重い問題だと思うのですよ。  皆さんは、九七年に第一回目の日ロの治安担当会議をなさっているのです。その後でもずっと改善していないじゃないですか。そして、ロシア側から、このペーパー、ここにポートクリアランスの実物のコピーを持ってきましたけれども、これ...全文を見る
○原口委員 きょう、限られた時間なので、的確に答えてくださいよ。  二〇〇一年の四月にロシア政府に対して日本政府からの照会で、ロシア政府は発行していないというのを、今お答えになったとおり、八月にやったけれども、このポートクリアランスはどこから出ていますか。ペトロパブロフスクカム...全文を見る
○原口委員 あなたたちが日本国を背負って外交をやっているわけですよ。では、税関からやってもらえばいいじゃないですか、やってもらいましたか。海上保安庁からやってもらいましたか。ロシア政府から、このカムチャツカあるいはユジノサハリンスクの政府に聞けばいい話じゃないですか。照会しました...全文を見る
○原口委員 どういう答えが返ってきましたか。
○原口委員 そんな答えは、北海道の漁民の皆さんの現状を考えれば、あなたたちがここで平然としてそうやってお答えになること自体が、私は大変問題だと思います。いつロシア側に、そして何を照会したのか。税関からでも何でも結構ですよ。それをこの委員会に出してください。  委員長にお願いしま...全文を見る
○原口委員 今、何月ですか。それは去年の四月二日でしょう、ことしはまだ四月来ていないから。そして、ここに、何回も言いますが、カムチャツカそれからユジノサハリンスク、税関が出しているじゃないですか。このことは本物かどうかというのを確かめればいいじゃないですか。実際にユジノサハリンス...全文を見る
○原口委員 自分の固有の領土に対してこういう施設をつくって、そしてこれはロシア側に供与したわけでしょう。管理はだれがやっていますか。
○原口委員 ちょっと理事、よく聞いてほしいんですけれども、うそですよ。色丹島の行政府は管理していないんだよ。これは、ロシア人が経営されている、ユダヤ系のロシア人のアレクサンドル・ベルホフスキーという方が管理されているんですよ、ギドロストロイという水産会社が。大臣、さっき申し上げま...全文を見る
○原口委員 さっきの答弁と違いますよ。ちょっと、やってください。さっきの答弁と違うじゃないか。
○原口委員 にわかに先ほどの答弁を今変えて、管理を委託すると。実質ここに無償供与したのと同じなんですよ。  きょう、時間が限られていますから、この発電所の施設のことについてさらにお話をしますけれども、発電設備及び据えつけ工事のための入札についてという、これは九九年の一月五日に北...全文を見る
○原口委員 通告しているんですよ。このことについて、しかもあなた方はけさ六時に私に資料を送ると言っておきながら、発信記録がない。ずっと中の資料を出し渋っている。  では、もう一回聞きます。別のところでも結構です。択捉島、これは九九年の二月八日。択捉島にも同じような発電施設をつく...全文を見る
○原口委員 二月八日に公告を出して、二月十日に説明会に来い、そんなの無理でしょうが。そして、こう書いてあるんですよ、入札説明会の不参加の場合は入札参加資格がありませんと。これの名前は、十一年二月八日支援委員会事務局長末澤昌二さん。末澤昌二さんというのは今どこにいらっしゃいますか。...全文を見る
○原口委員 大変なことを言っていますよ、あなた、それ。  外務大臣、園部さんを中心に調査しているのはこのことですか。ムネオハウスと言われるいわゆる診療所でしょう。これも調査していただいているんですね。外務大臣、どうですか。
○原口委員 理事会で御協議いただきたいんですけれども、この末澤昌二さんというんですか、ちょっとコピーが非常に不鮮明なんですが、この方にぜひお出ましいただいて、そして、この方のお名前が出ているこういう入札が果たしてこの日本で行われていいものかどうか、聞き取りの調査をいただきたいと思...全文を見る
○原口委員 極めて不鮮明で、そしてここについても大きな圧力、話し合いがあったというふうに私は聞いています。  そして、このディーゼル発電施設の、これに応札した企業というのは三井物産なんです。三井物産がこういうのをつくれますか。しかもその応札のときには、二つの企業を、北海電工とダ...全文を見る
○原口委員 本当にびっくりしますよ。これのどこが簡便ですか。何億かかっています、これ。そんな簡単な施設じゃないですよ。プレハブですか、これ。幾らかかりました。
○原口委員 外務大臣、大変な答弁だと思うんですよ。私には今、返還に当たって日本側の負荷がないように簡便な施設をつくるように心がけましたと言いながら、これは十四億九千万円するんですよ。しかも、立派な施設ですよ。二千人しかいない色丹島で、しかも穴澗でこういうものをつくる、こんなことが...全文を見る
○原口委員 とても大臣と議論をしているとは思えない。  この施設が我が国が国民の税金でつくった施設であるということはお認めになりますね。そして、簡便ではなくて。  ロシアはエネルギー大国です。そして、エネルギーを供給するということは、今ここはロシア政府の管理にあるわけです、サ...全文を見る
○原口委員 質問に答えさせてください。
○原口委員 通告しているんで、今回は出しているんだよ。
○原口委員 私もたった今これは、知っているんだったら聞くなという人がいましたけれども、これは大変なあれだと思うけれども、今来たんですよ。日本から来ている。色丹向けディーゼル燃料千トン、六千百七十二万円、供給業者は光商会。色丹向けディーゼル燃料千トン、北日本石油、五千四百三万円。国...全文を見る
○原口委員 御存じじゃないですか。私は、とてもこのことを看過できないと申し上げておきます。  それで、尾身長官にお尋ねを申し上げますが、根室には、通称二島先行返還市民会議、いわゆる北方領土返還促進根室市民会議ということがあるというふうに思っております。一括返還を目指してたくさん...全文を見る
○原口委員 もう時間が来ましたから終わりますが、一括返還という姿勢をきっちりロシア側に間違いのないように伝える、このことが私たちの国民の利益だ。国際法と正義に基づいて、我が国固有の領土を一刻も早く我が国に返す、この国民の願いに、与党、野党ありません、一丸となって取り組んでいきたい...全文を見る
03月05日第154回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○原口委員 民主党の原口一博でございます。  外務省問題について、総理並びに関係大臣にお伺いします。  まず、冒頭、総理にお伺いをいたしますが、先日、四島一括返還運動の皆さんが、総理が大変前向きのお言葉をかけていただいたということで、非常に喜んでいらっしゃいました。しかし、実...全文を見る
○原口委員 私は、もう今の間の質問だけ、やりとり聞いていてもまだ矛盾が出てきたわけですから、ぜひ、さらに踏み込んだ調査を強く要請するものであります。  総理は、二月の四日の本委員会の質疑に、私の質問に対して、変な議員が変な働きかけとおっしゃっていましたけれども、今回の外務省の調...全文を見る
○原口委員 具体的な問題が、例えば防衛施設庁からも出てきています、あるいは扇国土交通大臣のところからも出てきています。  先日報道されたところによると、ここにおいでのある議員の選挙、この選挙で、目の前で、自民党を落とした、そこの代議士がいるところにはそういう施設の予算はつくっち...全文を見る
○原口委員 これが、国後、色丹、択捉、いわゆるムネ電と言われているものでございまして、色丹島の穴澗につくられたこれは、人口が二千人であるにもかかわらず、十四億を超える電力施設でございます。じゃ、色丹島に電力施設がなかったかというと、あるんです。そこの機械を変えればできる。しかし、...全文を見る
○原口委員 外務大臣、やはりこれはとても問題だと思います。勝負のときには赤い服を着られるということで、きょうは青い服ですね。私は、きょうは赤い服じゃないかと思って、赤いネクタイをしてきたんですが、やはり国会で闘うよりも外務省の中で闘うことが多いんだな、その青いきれいな服を見て、そ...全文を見る
○原口委員 いや、もらっていることは明らかなんです。もらってなきゃ、こういう契約額にはならぬです。(発言する者あり)ああ、国がですね。  しっかり調べて、国民の信に背かないような措置を強く求めます。  さて、この資料の一枚目、二つ資料を配りましたので、これがスズキホールへの送...全文を見る
○原口委員 これは、鈴木議員のお金が送られたという証明には何にもならないんですよ。政治資金の収支報告、二〇〇〇年を拝見しても、それから資産報告を見ても、どこにもこういうものは出ていません。そして、外務省に尋ねたところ、現金を窓口に、こういう現金を持ち込んだんだということになってい...全文を見る
○原口委員 まさに今谷口副大臣がおっしゃったとおり、これは五百万円を超えていますから、報告の対象になるわけですね。  そして、谷口さん、もう一回お尋ねしますが、これに違反すると罰則があると思うんですが、いかがですか。
○原口委員 この報告はあるんですか。それとも、たしか、これは書類の保管期間というのがあって、その保管期間を過ぎているからもうないというのか。  私は、特に公人、政治家がお金の出入りをこういう疑義を受けるような形でやる。それは善意だったでしょう。タンザニアの皆さんに対する善意で行...全文を見る
○原口委員 ということは、この送金が外為法に沿ったものであったか、そして、入金記録はあるんでしょうか。  私には、七百万円ですか八百万円ですか、いわゆるそういうお金を手渡されたというふうに外務省の方はレクチャーのときにおっしゃっていましたが、それではだれが払ったのかわからないじ...全文を見る
○原口委員 一流の銀行で行われたということでございますが、そうであれば、そのときの、外為法にも違反せず、そして適正に行われたという証拠の書類を当委員会に出していただきたい、そのように思うんですが、外務大臣いかがでしょうか。
○原口委員 前向きの答弁ありがとうございます。ぜひ出していただきたい。これはよくマネーロンダリングに使う非常に危ない、疑義を持たれる送金の仕方であるということを指摘して、次へ行きたいと思います。  その次の資料、これは、昨日外務省が報告された資料の中で、私が二月二十日に鈴木参考...全文を見る
○原口委員 非常に問題のある答弁だと思います。  私は、このときも何回も通告をして、そしてムルアカさん本人がどういう人か、そのことについてあなたと何回もやったのです。理事会でもやりました。  今のような答弁が来るということは全く納得がいかない。整理をしていただきたいと思います...全文を見る
○原口委員 これはとても大事な問題を聞いたのです。  なぜならば、この方が公用あるいは外交官のパスポートを持ち、そして本国政府とは違う、キンシャサが言ってくることと全然違うことをなさって、しかも鈴木さんのグループが、ここにムキシさん、ダンボさんの証言を私持ってきましたが、コンゴ...全文を見る
○原口委員 いわゆる殺害の予告というのは、まさにこの脅迫罪に当たるのです。  そして、外交を私物化し、我が国に赴任されたその大使を何回も何回も、これはもう外務省の職員ぐるみで邪魔しているんです、総理。このテープは私たち幾らも持っています。多くの国会議員が疑惑解明のプロジェクトで...全文を見る
○原口委員 総理、資料の三をごらんください。今そうおっしゃるものだから、念のために資料をつけておきました。別にひっかけるつもりでつけていたんじゃないんですよ。ちゃんとあなたたちは園部参与の報告の中でこうやってやっているじゃないですか。どうしてコメントする立場にないんですか。その次...全文を見る
○原口委員 その内容をこの委員会にしっかり出してください。  どうぞ、小田野審議官、緊張されずに結構ですから。私も、机をたたいてみたり、この間、鈴木議員につい大きな声を出したら、おまえもおれと同じじゃないかと言われて、非常に反省するところがございました。  私は、これはとても...全文を見る
○原口委員 本当に通用しない報告です。  では、なぜ、ダンボさんは一回も大使館に入ることなく、そしてムキシさんについても、今だって大使の公邸はンガンバニさんが占拠しているじゃないですか。IDも出していない。  このムキシさんがこうおっしゃった。日本政府、日本国民の名誉を一部の...全文を見る
○原口委員 その二つは、今私が言っている国はどちらですか。そして、どのように違うんですか。一九九七年に、ザイール、変わってコンゴ民主共和国、これを我が国が承認したと私は理解をしていますが、もう一つコンゴ共和国という国があるんですか。
○原口委員 私は、この二つの国に対して、まさにほかの国のODA、これ全部調べました、無償資金協力。ここでも、今申し上げたこのムネ電と同じようなことが行われている。もう本当に、だれかずぶずぶという言葉をはやらせた人がいましたけれども、一体私たちの、国民の税金をどのように考えているん...全文を見る
○原口委員 本件はまさに、直接利害を有する者に対して所掌事務を遂行している、しかもそこを、酒食の宴をともにしている、そしてその支払いを自分がしていない、このことによって贈収賄の構成要件を満たすというふうに思います。  さらに伺いますが、わいろを供した者に対する制限はございますか...全文を見る
○原口委員 今の二つの事実を総合すると、まさに刑法百九十七条、そして百九十八条の案件を満たしていると言わざるを得ません。  そこで外務大臣にお尋ねしますが、川口外務大臣は、注意をされています。なぜ注意をされたのか。そして、本報告書には、この部分がすっぽりと抜け落ちています。まさ...全文を見る
○原口委員 限られた調査だったということを外務大臣お認めになったわけでございますが、委員長、私たちはこの問題をあいまいにして、主権国家としての一番大切なものを守っていくその前提条件を満たすことはできないというふうに考えております。さらなる本委員会での充実した質疑と、そして調査、そ...全文を見る
○原口委員 外交をつかさどる神というのはエルメスというそうです。エルメスに欺瞞と追従を教えられたのがパンドラだそうです。まさに今パンドラの箱があいています。しかし、醜いものが出終わった後には希望というものが出てきます。私たちは、国会議員として、そして国民に責任を負う立場として、し...全文を見る
03月06日第154回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○原口委員 民主党の原口一博でございます。  総理並びに関係大臣に、姿勢をまずお伺いしたいと思います。  委員長に御許可をいただいて、昨日使ったパネルでございますが、今の答弁では、このディーゼル発電施設についても、これが物品であると。これは十四億します。ギドロストロイというロ...全文を見る
○原口委員 まさに必要な情報が、そのロシアから来た要請書なんです。そして、外務大臣はああいうふうにおっしゃいましたが、全く論理破綻をしている。  まず、私のところへ昨日幾つかの投書が寄せられました。それは、この外務省の調査報告をつくるに当たって、自民党の有力な政治家が、私たちと...全文を見る
○原口委員 今の上田委員に対する四十五分の質問、そして答弁を聞いていると、とてもそんなことは、ああそうですかとは信じられません。  私は、総理にお伺いします。  公務員には、刑事訴訟法の二百三十九条、不正を告発する義務があるはずです。不正を告発し、あの文章のどこが外交機密です...全文を見る
○原口委員 総理、私は一般論で伺っているわけじゃありません。今回の鈴木議員に関する、まさにさまざまな発注に対し影響力を行使された、こういったことが外務省の中にメモで残っている、そのことについては積極的に出すべきじゃありませんか、それが小泉内閣の姿勢と一致するんじゃありませんかとい...全文を見る
○原口委員 明快な答弁をいただきました。メモが残っていれば出すべきだ、このことを確認いたします。  さて、委員長にお願いをし、きょう資料を十枚配らせていただきました。お手元の資料は、いわゆるスズキホールという、その送金を示したものでございます。これはたった今私の手元に来たもので...全文を見る
○原口委員 資料一にお戻りください。  これは、きのう外務大臣がまさにおかしいとおっしゃった。外務省員が、外務省員かどうかもわからないんです、黒塗りですから、総理。ここには外務省の人の名前があるそうです。そして、下には、外務省員の方のお名前と、後からつけ加えたのかよくわかりませ...全文を見る
○原口委員 今、当然のことをおっしゃったわけです。  つまり、送金人は、鈴木さんではなくてこの外務省の方なんです。そして、このお金はどこにも、政治資金、個人の政治資金管理団体から出ているということはない。じゃ、このお金はだれのお金ですか。外務大臣、お答えになれますか。  きょ...全文を見る
○原口委員 この書類は鈴木議員が払われたというふうにはなってないわけです。今財務省の局長がお答えになったとおり、外務省の方が寄附されているわけです。大変な問題だ。  そして、それをいつ、だれが、どこで受け取ったのか。今、鈴木議員本人から外務省員がお金をそのまま受け取ったとお答え...全文を見る
○原口委員 重家局長に聞いているんです。
○原口委員 やはり重家さんの方が正しい答えをしているんだと思うんです。十二月一日に電信送金をしたものが十二月六日に着くわけないんですよ。そんなの常識じゃないですか。  皆さんが私たちに示された資料には、幾つも疑義がある。そして、重家局長がまさに口座を確認しただけだと言われている...全文を見る
○原口委員 総理に伺っています。  私たちにちゃんとこの黒塗りのところが、重家局長は、ただ預かっただけだ、ただその口座を確認しただけだと私たちに答えられているんです。それは資料の三に示したとおりです。矛盾しているんです。だから、この部分を出してください。総理、出すように指示をし...全文を見る
○原口委員 あれば出せばいいという、正しいお答えであります。  外務省、この審議の終わる前に出してください。外務大臣、いいですか。
○原口委員 そこまでおっしゃるのであれば、外務省員が預かり証を持っていると思うんです。自分がそういうところに直接支払ったという嫌疑をかけられないためには、外務大臣、ここをよく聞いていただきたいんですが、鈴木議員からの預かり証があるはずです。それを出してください。ありますよね。
○原口委員 鈴木議員は、二十日の質疑で、しっかりとした証拠は出すとおっしゃっていますので、委員長にお願いしますが、やはり政治生命にかかわること、人権にかかわること、大変私たちもつらい思いでここで審議をしています。しっかりと身の潔白を示す証拠を本委員会に鈴木議員に出していただきます...全文を見る
○原口委員 さて、資料の六をごらんになってください。自動式はしけでございます。委員長、これがその自動式はしけでございます。  はしけというのは、桟橋やそういったところをつなぐ船でございます。そして、これも多くの国民から、私のところにも民主党のところにも、どうしてこの二つで三億円...全文を見る
○原口委員 私は、常識を持ってこの委員会をやはり進めていかなきゃいけない。  総理に伺います。これは物品ですか。
○原口委員 総理、私は今非常にがっかりしました。これは技術的な話じゃないんですよ。物品というのは、いわゆる人道支援で許されるもの。そして、こういう施設や、これははしけといいながら、実は恐るべきことに、この友好丸については、これは外洋船なんですよ、外洋を走れるようになっているんです...全文を見る
○原口委員 それは文書で残っていますか。口頭でしょう。
○原口委員 今の答弁は納得いきません。どうぞ。
○原口委員 どうして一分前の答弁と違うんですか。そして、これは平成十年でしょう。非常にわけのわからないような答弁をしないでほしい。(発言する者あり)今そういう話をしている人がいるけれども、ムネムネ会だのムネマツ会だの、一千万、七百五十万、たくさん献金をもらっている。だれですか、そ...全文を見る
○原口委員 資料十をごらんになってください。  その御答弁をいただいた上で、これは北海道開発建設部受注実績というものでございます。一番上にある地崎工業、この左に印をつけているところが同議員の有力な支援企業だそうでございまして、まさに平成九年九月十一日、同議員は北海道開発庁長官に...全文を見る
○原口委員 それは、はしけと言うんですか。そして、今施設のお話をされましたが、色丹の港というのは、総理、緊急指定港になっているんです、災害のときに避難の。とてもいい港なんです。古釜布よりもはるかにいい港で、そして、はしけさえあれば、あとはロシアの問題なんです。  皆さんは、まさ...全文を見る
○原口委員 今のが答えなんですよ。この船は、全く私たちが出してはいけない船なんですよ。そして、かくも苦しい国民の状況、一銭たりともむだにしてはいけないこの税金、それを、まさに要請書もない、きのうこの委員会でお見せしましたが、ゼーマさんという南クリルの地区長さんから来たファクスその...全文を見る
○原口委員 昨日は、塩川財務大臣は、会計検査院は何やっておるんや、査定はどうなっているんやと。査定はたしか財務省がやるんですよね。だから、それは御自身のところを、どうやっておるんじゃとおっしゃったことなんですが、会計検査院、会計検査についての批判を財務大臣がおっしゃっていますが、...全文を見る
○原口委員 まさに実質的には、ロシア側もいなく、相手側もいなく、国内の中で野方図に、会計検査院のチェックがきかないことをまさに奇貨として、こういう予算が使われていたということは重大な事実であります。私たちは看過できない。  そして、予算をまさに審議している間に、財務大臣が執行に...全文を見る
○原口委員 こういう野方図な予算をまさに通してしまうことが景気を悪化させるんです。今皆さんが出していらっしゃる予算の中にも、この北方人道支援事業、入っていますよ。そして、まさにここで明らかにしたように、野方図な形でやっている。私たちは、修正をして、ここの部分については予算から削除...全文を見る
○原口委員 指名をいただきましたので。委員長から指名をいただきました。  まさにこの予算の中に、このムネ電と言われるディーゼル燃料、それも入っているんですよ。皆さんがこうやって、国民の怒りを買うような予算を立てて、そして、それを修正もせずに強引に与党の力で通す、これは甚だ遺憾で...全文を見る
○原口委員 終わります。
03月11日第154回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○原口委員 民主党の原口一博です。  鈴木証人、御苦労さまです。  先ほどの、スミルノフさんの査証発行について外務省に働きかけたことはありますか。
○原口委員 記憶にないという答えでした。  あなたは、ムルアカさんについては、査証発行のお願いをこうしてされているんです。その書類を私は持っています。ですから、外国のことだから自分が答えられないということでは必ずしもないというふうに思います。  警察庁に抗議はしてないが、何ら...全文を見る
○原口委員 アフリカの援助、そしてODAについて伺います。  二〇〇〇年、モザンビークは大変な水害が起こりました。そして、一刻も争う、そういうときでございました。このとき、モザンビーク水害支援で、医師を含む八名の支援クルーが、成田空港で出発二時間前に証人の一声でその出発をとめら...全文を見る
○原口委員 一連の疑惑の中で、二島先行論あるいは領土を放棄したかのようなその発言、これがもしあったとすると、これは国策に反することでございますが、この成田解散行動は、まさにそれが、今否定されましたが、あったとすれば事実に反する、人道に対する大きな問題であるというふうに思わざるを得...全文を見る
○原口委員 このお金は、二〇〇〇年十二月一日、外務省の、証人のもとを訪れた、外務省の方が証人のもとを往訪し、それは野川中近東アフリカ審議官、二名ということを聞いておりますが、自民党総務局長室において証人が現金八百万円を手渡したと聞いておりますが、これは事実でございましょうか。ある...全文を見る
○原口委員 その現金の出所は、当然あなたの政治資金管理団体のその帳簿にあるというふうに思いますが、それを本委員会に提出いただけませんでしょうか。
○原口委員 政治資金管理団体は帳簿主義をとっておりまして、その帳簿というものが大変大きな意味合いを持つわけでございますので、まさにその、現金であろうがなかろうが、それは銀行口座から引き落としてお渡しするわけでございますので、その帳簿を提出いただけないかということをお願いしているわ...全文を見る
○原口委員 手続の問題を申し上げているわけではありません。同日、送金依頼書写しを添付したメモをその日に外務省課員が手交したと聞いております。その写しは、これは二十日のときにも、その写しがありますから必要であればこの委員会に出すというふうに証人はおっしゃいましたが、この当委員会に御...全文を見る
○原口委員 新聞の報道とかそういったものではあやふやで、これは大変大きな、証人喚問の席でございますので、御自身がお出しになると、この間出してもよいとおっしゃいましたので、その御意思を確認する質問をしておる次第でございます。
○原口委員 ありがとうございます。  外国為替法では、いわゆる不正な資金洗浄、マネーロンダリングを防止する等の目的で、金融機関に本人確認義務を課しております。当該外国送金依頼書を拝見いたしますと、これは当委員会の質疑で出てきたものでございますが、外務省課員にその送金人がなってお...全文を見る
○原口委員 当該収支報告書では、事務所家賃の保証金戻りとして一千三百五十万円が同時に収入として上げられています。これはどこの事務所でございますか。
○原口委員 十全ビルの保証の資料を持ってまいりましたが、千三百五十万円、一つの建物でそういったことが果たしてあるだろうかという疑義はまだ消えません。  そして、二〇〇〇年十二月一日は、これは特別な日でございます。あなたの動静も数多くのテレビカメラに映っております。この日はまさに...全文を見る
○原口委員 外務省の答弁と違います。  スズキホールをめぐる不透明な資金への流れ、これは外務省のプール金ないしはODAの還流金がこれに充てられたのではないかという指摘がございますが、全くこういうことはございませんね。
○原口委員 ないということでございます。  さて、先ほどムルアカさんについて、御本人がこの方の身分について御存じないということをおっしゃいましたが、鈴木証人の事務所から、一九九九年二月、これは外務省の報告にも出ておりますが、御相談があって、外務省中近東天江局長が法務省竹中入管局...全文を見る
○原口委員 最後に一問お伺いします。  桟橋工事についてでございますが、この桟橋工事、まさに私たちの調査によると、社団法人寒地港湾技術研究センターの理事を兼務されながら、北興工業の萩社長がその受注にも参加をされて、入札にも参加をされている。  また、同桟橋を受注した島田建設か...全文を見る
○原口委員 終わります。ありがとうございました。
03月18日第154回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
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○原口委員 民主党の原口一博でございます。  沖縄振興特別措置法に関する諸問題について、そして地位協定をめぐる問題について、軍転特措法をめぐる問題について、北方領土交渉、日ロ関係について、北方支援の問題について、倫理の問題について、諸点について、大臣並びに関係省庁の皆さんに質問...全文を見る
○原口委員 その中で、やはり確認をしておきたいのは、しっかりとした政策評価、業績評価、これをするべきであるということでございます。  委員長、お許しをいただいて、資料を配らせていただきたいと思います。
○原口委員 この一ページ目をごらんになってください。これは沖縄振興新法に基づく各種地域指定制度ということで、尾身大臣の省からいただいたものでございます。この下に書いてある減税額、さまざまな税措置もつくっていただいているんですが、ごらんになってください。単位は百万円。観光振興地域、...全文を見る
○原口委員 尾身大臣、お聞きになったとおりです。立地企業数九十一社、雇用者数六千百を見込んだものに対して、今お話しになりましたとおり、まさに見込みの六・六%、そして立地企業数については一・六%にとどまっているんです。  私は、昨年の暮れ、中国を訪れました。そのときに、中国は、こ...全文を見る
○原口委員 誤解をしていただきたくないのは、私は金融特区がいけないということを言っているんじゃないんです。ただ、現在のようなオーバーバンキングの状態で、日本全国でもまだ大変な間接金融の余力がある。ですから、これを整理しようというんで、もう塗炭の苦しみを今私たちは味わっているんです...全文を見る
○原口委員 今までの答弁を前に出されないわけですが、ここにいらっしゃる白保議員とともに、ちょうど一年前のきょう、私はペンタゴンにいました。ラムズフェルド国防長官、新しくなられた長官とも御議論をさせていただいて、そして、アーミテージ・レポートに書いてあるように、ささいなことで、いわ...全文を見る
○原口委員 そうですよね。だから、米側が自分たちが持っている情報に基づいてクリーンアップするようにということで、ほかのところはみんなそうなっているじゃないですか。一九九五年に出したアメリカの中の自分たちの規律もそうなっているんです。ちょっと後ろの方、ぜひ、今大臣にお伺いしているの...全文を見る
○原口委員 外務大臣はよく御存じなんですよ。  JEGSというのは今どうなっているかというと、一九九五年以降に起こった環境汚染についてはアメリカが責任を持つと書いてあるんです。それ以前については、何も書いていないはずですよ。しかも、主体がだれかということも書いていない。私は、こ...全文を見る
○原口委員 十五年問題について。
○原口委員 私は、アメリカ側も、実際に私たちもパートナーで何人も話をしますが、この十五年基地問題を私たちはもっと強く言うべきだと思うんです。  これは、沖縄の全部の基地について十五年の期限を設けてくださいということを言っているんじゃないんです。まさにこの普天間飛行場の代替飛行場...全文を見る
○原口委員 今、ロシアについてだけお話をいただきましたが、やはり中国あるいは韓国、北朝鮮、この隣国のさまざまな平和と安全を考えるときに私たちはしっかりと押さえておかなければいけない、それは日米のパートナーシップであるというふうに、外務大臣、私はそう思います。そして、言うべきことを...全文を見る
○原口委員 委員長にぜひ御注意をいただきたいのは、私は、こういう文書があって、これについて調査されますかということを聞いているのであって、聞いてもいないような議員の名前を出して、そしていろいろと時間をお使いになるのはやめていただきたいと思います。
○原口委員 次に、国際観光振興会ということで、これも沖振法の中にございますが、尾身大臣、この特殊法人、役員を見てみました。これは、沖縄のさまざまな観光PRをここが主体的になってやるということでございますが、この皆さんのお手元にお示しした国際観光振興会の役員名簿、まさに各省庁の天下...全文を見る
○原口委員 活動をお願いしたんじゃなくて、今皆さんが出していらっしゃるこの沖縄新法の中に、まさに国際観光振興会が外国人観光旅客の沖縄への来訪を促進するために云々という規定を書いていらっしゃるから申し上げているので、果たして、こういう特殊法人、公益法人といったものをフルに利用してや...全文を見る
○原口委員 SACOの最終合意、これが金科玉条のごとく言われる。それについては、私たち民主党は、もうSACO2、このSACOだけではカバーできないさまざまな沖縄の問題がたくさん出ているということで、しっかりと政府に対しても提言をさせていただいていることを申し上げて、外務大臣、二十...全文を見る
○原口委員 いや、イルクーツク会談というのは、いわゆる一九五六年の日ソ共同宣言に基づいて歯舞、色丹両島は我が国に返還する、こういうことだというふうに思います。私は、イルクーツク会談そのものが、私の理解では非常に不十分なものである。一九五六年の時点をわざわざあそこで確認するようだっ...全文を見る
○原口委員 なぜ私がこれをきょう御質問申し上げているかというと、まさにイワノフ外相が、ここで書いてあるとおり、日本側の作り話だ、そんなことは合意もしていないということをロシアの国会ではっきりおっしゃっているからなんです。  私は、これはとても大きなことである。日ロの両国が先月合...全文を見る
○原口委員 なかなか理解できないんですよ。それは両国のすべての問題を外交チャンネルで話し合うというのは当たり前のことで、私が伺っているのは、協議の形式のことではなくて、今お話しになった、まさに東京宣言、イルクーツク会談、このことは後ろに下がっていませんねということを申し上げている...全文を見る
○原口委員 今世紀中に起きたことは今世紀までにということでやってきたんです。それで、今の答弁では、全く納得がいかないし、本当に当事者能力を欠いていると思いますが、もうお時間ですから。  そこで、防衛庁にもう一回お伺いします。  北方四島にロシア軍というのはいますか。そして、ロ...全文を見る
○原口委員 しっかりと軍隊いるんですよ。そして三千五百人、(パネルを示す)私はそこでロシア支援室、外務省に伺いますが、皆さんがおつくりになったこの物品、この物品は軍事用に使われないんでしょうね、外務省。
○原口委員 根拠を示してください。皆さんからいただいたこの資料、この検討資料の中には、まさに平和の上にあぐらをかいた、どこにも軍事施設に使われる危険があるなんというのは書いていないじゃないですか。ここにもまだずっと油を送り続けるんです。本当に軍人軍属、では聞き方を変えますが、私た...全文を見る
○原口委員 杉浦副大臣、これは大事な点でございますので、この電力、大変な電力なんです。これが軍事転用されていないのか、あるいは不法占拠を助長するそういうものになっていないのか、ぜひお調べいただきたいと思うんです。
○原口委員 ありがとうございます。  そこで、この消費税について、消費税分、過払いしているんです。しかも、この発注の仕方も絶対におかしい。あの後、たくさんのほかの省庁の皆さん、外務省以外の皆さんから、国の発注がこういういわゆる一番低いところがとらないという、最低価格を設けるなん...全文を見る
○原口委員 いや、だから、待っています、待っています。それは大事なところなので。きょう、だって法務省まで呼んでいるんです。
○原口委員 三つについておっしゃってください。それは最終的に受注したところですね。伊藤忠商事と兼松もやはりグループを組んでいますね。それの一緒のグループは何ですか。もうこれは一週間前から言っているんですよ。
○原口委員 委員長、まじめに答えるように、皆さんにわかるように。  ここを聞いているんです。三井物産にはあと二つ入っているんです、それは北海電工とダイハツディーゼル。それから伊藤忠商事も二つ入っているんですよ、それはどこですかと。それから、兼松も二つ入っているんですよ、それがど...全文を見る
○原口委員 言えないはずなんです。ダイハツディーゼルが重なっているじゃないですか、この伊藤忠と三井物産に。そうすると、ダイハツディーゼルを通してこの二つの価格はわかってしまうじゃないですか。  法務省、私は、いわゆる談合罪、そして、偽計によって入札を妨害したという疑いが大変強い...全文を見る
○原口委員 今法務省がお話しになったとおりです。  副大臣、どこの入札に同じ会社が入りますか。ここで情報が交流してしまえば、入札価格はわかってしまうんです。こういったことをやっていたということを、副大臣、ぜひしっかりと総括をしてください。お願いします。どうぞ。
○原口委員 調査をして、なぜこういう無残な入札が行われていたのか。  そして、私は、これ、きょうの資料の最後のところにつけておりますが、これは新聞記事で恐縮ですが、「外務省 キャリアも無料宿泊」、十三年の九月六日です。  松尾事件、この松尾事件については、幾ら詐取されたかとい...全文を見る
○原口委員 浅川さんと一緒にお仕事をなさっている。そして、齋藤局長、あなたはその後人事課長にもなっていらっしゃるんでしょうか、まさに、私は、人事当局が彼らを、その公費乱脈ぶりというものを知りながら、逆に人事上優遇してきたんじゃないか。松尾氏についても、同じところに何年いたのか。六...全文を見る
○原口委員 これで終わりますが、会計責任者だけ処分をして終わりというのでは絶対にだめだと思います。人事でそれを許しているはずですから、ぜひ厳しく切り込んでいただきますように要請をして、質問を終わります。  ありがとうございました。
04月24日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号
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○原口委員 民主党の原口一博です。  金融特別検査をめぐる諸問題について数点、金融担当大臣それから財務大臣、日銀総裁、きょうはありがとうございます、お尋ねをしたいと思います。  まず冒頭、少し残念な質問をしなければいけないんですが、警察庁、お見えでございましょうか。  昨日...全文を見る
○原口委員 柳澤大臣、私は、今回の特別検査について一定の評価をしています。それは、大手銀行が、不良債権という負の遺産についてしっかりと金融当局と協議をしながら、それにオフバランス化の道筋をつけていく上で大変大事なことだというふうに思うわけですが、その審議の前日に、特に平成十一年と...全文を見る
○原口委員 やはり、今回の特別検査で問われたものというのは、金融検査の信頼性と銀行の自己査定の信頼性、この二つであったと思うんですね。その中で、私たちは、さまざまな金融事件あるいは不良債権の処理の現場のお話を聞くと、どうもやはりやみの世界だとか犯罪組織といったものの影をいろいろな...全文を見る
○原口委員 ありがとうございます。  日銀総裁。
○原口委員 警察庁の方はどうぞ。  今、G7の御報告を詳しくいただきました。柳澤大臣、先ほど財務大臣がお話しになりましたように、去年、不良債権のオフバランス化を大臣と議論したときには幾つかの仮定があったと思うんです。オフバランス化をやらないとたくさん、持っているだけでコストがか...全文を見る
○原口委員 そこで、やはり私は野党として厳しく指摘しながら、いいことはいいと。先ほど日銀総裁がお話しになりましたように、全部の指標が悪いわけじゃないんです。  今、お手元の資料のTOPIXをごらんいただきたいと思うんですけれども、この四、四ページでございます。  去年の二〇〇...全文を見る
○原口委員 そこで、これは一月二十八日の予算委員会でも平沼経産大臣と御議論をさせていただいたんですが、会計というのは一体何なんだろうか。会計というものは自己の活動の正当性を数値でもって説明したものだ、こういうふうに考えると、今お話しになりましたように、大手行、大手企業と同じような...全文を見る
○原口委員 私は、優先順位を中小企業の会計基準の選定についてやはり上げなきゃいけない。今のは、いわゆる大会社に準じる、それをリデュースしたものというようなことで、やはり、ともすれば全部一律、同じ会計基準になってしまうということはむしろアンフェアだというふうに私は思います。ぜひいま...全文を見る
○原口委員 今回の検査の対象というのは、先ほど申し上げました、大手銀行そのもの自体が日本全体の不良債権の中のごく一部だ、三分の一ぐらいだ、その中で今回この十二・九兆円、つまりごく限られた範囲において特別検査をされた、この認識は間違いないと思います。  その中で、実は昨年の九月の...全文を見る
○原口委員 そこで、今回その「主要行に対する特別検査の結果について」という紙を読んでみると、こう書かれているんです。「検査の過程において、下位遷移すべきであると当局側が判断したものの、その後、再建計画が策定される等により最終的には下位遷移とならなかったものは、下位遷移したものに含...全文を見る
○原口委員 質問を多分聞いていらっしゃらなかったのだと思いますが、村田さん、笑っちゃいますよね、私は公的資金の注入の是非を聞いたのではなくて、二月十七日に、いわゆる私たちが呼んでいるところの小泉徳政令、十数社のリストを出して、ここの企業については各銀行に、大手行に支援策を要請する...全文を見る
○原口委員 いや、私は、これがいけないということを言っているんじゃないのです。金融担当大臣、あの大きなシステムのリスク、ペイオフを控えて、さまざまなリスクについて私たちは検討してしかるべきだと思いますよ。その中で、ツービッグ・ツーフェールで、余りにも経済に及ぼす影響が強い、そうい...全文を見る
○原口委員 私を含めたところと。私を含めないところでお話し合いになったことはありますか、金融担当大臣。——ない。  ないということですが、私たちは、予算委員会の最中にそういう情報が入って、そしてリストが出て、そのとおりのことが二月、三月に起こったものですから伺っているわけでござ...全文を見る
○原口委員 同じ質問を柳澤大臣にお尋ねをします。  劣後債、劣後ローンでも、期限つきの劣後ローンもあるわけで、これはいつまでも持っていていいわけでもございません。しかも、質疑の中で明らかになっておりますように、これは例えば八ページの一番上、みずほが持っております劣後ローン、承認...全文を見る
○原口委員 通告はしていると思うし、金融庁が念のために私が言ったことをもう一回書いてくれたのにもありますので、通告がなかったというのは非常に残念なことでありまして、優先株についても、まさに今大臣がおっしゃったように、国民の方が損するわけですよね。だから、そういった問題についてもし...全文を見る
○原口委員 ということは、破綻懸念先以下とされた三十四社については、これはもう法的整理とか、あるいはRCCに行っての再建とか、そういったことを考えていらっしゃるという理解でよいのか。  それと、あと、「より強固な金融システムの構築に向けた施策」という中で、いわゆる金融機関の合併...全文を見る
○原口委員 もう時間が迫りましたので、資料六をごらんください。今、人材ということでございますが、この間の主要行のROE、コア収益、資本勘定を見ると、やはりかなり厳しい。これも私たち、こうやって計算をさせていただきながら、やはり自分の収益力を上回る不良債権の処理を迫られている、ある...全文を見る
○原口委員 ありがとうございました。終わります。
06月04日第154回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第10号
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○原口委員 民主党の原口一博でございます。  冒頭、一週間前に、院の方からブラッセルへ派遣させていただいて、中山団長を中心に、EU議員の皆様と、世界の安全保障、平和の枠組みの創造について格段の御協力、パートナーシップを確認してきました。その中で、特に北朝鮮の拉致の問題について、...全文を見る
○原口委員 資料Aの一枚目は、ことしの三月十三日、ロシア下院におけるイワノフ・ロシア外相の日ロ関係その他に関する演説と質疑でございます。  ここで数点御確認を申し上げますが、この冒頭、こういうことを言っています。ロシア下院では、外相が外交問題について演説をし、日ロ領土交渉につい...全文を見る
○原口委員 そこで、次に、この一ページ目の資料の真ん中あたりを見ていただきたいんですが、下から八行目ぐらいですか、イワノフ外相がこう答えています。「この訪日の過程で行われた平和条約に関する交渉は、いかなる新しい要素ももたらさず、」云々と。これはことし二月の訪日のことを指しているん...全文を見る
○原口委員 私は、ロシア側としては非常に残念な姿勢だと思うんですね。  昨年の十月合意をしていること、あるいは二月に外務大臣が御確認をされたことが、ここになって後退をするということがあってはならない。つまり、国際法と正義に照らして、我が国の四島の主権というのをきっちり、ロシアも...全文を見る
○原口委員 私は、今の外務大臣のお答えで了としますが、まだまだ私たち国会も、それから政府も努力をすることが必要だというふうに思います。  そこで、資料のAの一番最後のページをごらんになってください。  この四、五、六は、東郷元欧州局長が講演等で配付をされていた資料、同僚議員か...全文を見る
○原口委員 今のはプーチンさんにとってのぎりぎりであって、これは我が国にとってぎりぎりなんですよ。だから、私たちが何か譲歩すべき、現にこう書いてあるじゃないですか、「日本側からの歩み寄り」と。  国際法と正義に照らして。交渉ですからね、全部が百だということはないかもわからない。...全文を見る
○原口委員 資料Bは、いわゆる電力発電関係の資料。  小泉総理は、三月の予算委員会で私の質問に答えて、さまざまな疑惑が持たれている北方支援事業については、この徹底解明と、そして資料提出に積極的に応じるということをお答えになりました。この姿勢は今も変わらないのか、私は、まず外務大...全文を見る
○原口委員 これは、もう外務省のキャリアの方が背任できょう起訴されているわけです。大変大きな問題だと思います。  そこで、資料に沿って幾つか伺いたいというふうに思います。  まず、前回のこの委員会で私が求めたことは、この電力発電所が、いわゆる三千五百人と言われるロシアの軍隊に...全文を見る
○原口委員 私は、当時の杉浦副大臣の誠意と熱意を期待しておったわけでございますが、今、陳謝をされたということで、次の質問に行きたいと思うんです。  この一ページ目の年表をごらんになってください。私は、どうしてもわからないことが三つある。一つは、ディーゼル燃料二千トンの供与を七月...全文を見る
○原口委員 恐らくそういう答えが返ってくるだろうと思ったから、資料の二をつけておいたんです。では、何のために調査するんですか。実際に、このディーゼル発電所が本当の人道支援に供するかどうかというのを調べているじゃないですか、何回も。  そして、私が皆さんにきょういただいた資料の中...全文を見る
○原口委員 今お願いをしたいんですが。——いや、だって、今決裁書はそうなっているとおっしゃったでしょう。あるわけですよ、手元に。(発言する者あり)
○原口委員 今、提出しろと委員長がおっしゃったわけですから、聞いてください、齋藤局長。ロシアから帰られてお疲れかもわからないけれども。どうぞ提出してください。
○原口委員 きのうはこの場であれしたら出すと言っているんですよ。ぜひちょっとそれを協議してください。それがなければ話ができない。(発言する者あり)
○原口委員 では、次の質問に行きますが、これは、資料の三、前回、北方四島支援のディーゼル発電所の一般競争入札について伺ったときに、この真ん中の色丹島、これは伊藤忠商事が一番下の価格を出しているんですけれども、なぜこれがとれないのかということを聞いたときに、最低下限価格を設定してい...全文を見る
○原口委員 局長は非常に誠実な答弁をされましたよ。外務大臣、これはおかしいんですよ。こんなことで入札を外されているなんというのはあり得ないんです。  このときに最低価格を設定した根拠となる文書があるはずなんです。何も文書なしに、多分、恐らくこれは計算をしてみると十分の八ぐらいに...全文を見る
○原口委員 これで質問を終えますが、油についても不思議なことが起こっているんです。監査法人の報告書にもあるように、まさに本当は一般競争入札しなきゃいけない価格。価格のあれを私は調べてみました。何でここだけこんな高い価格になっているのか。国民の税金がどうしてこんなふうに使われている...全文を見る
07月23日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第4号
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○原口分科員 まず冒頭、委員長にお許しをいただいて、お手元に資料を提出させていただきたいと思います。  検査院長、きょうはありがとうございます。幾つかの点についてお尋ねをいたします。  まず、「内閣官房報償費の執行等について」ということで、特に松尾事件をめぐる内閣報償費の使わ...全文を見る
○原口分科員 現在、額がお手元にないということでございますが、どのような状況ですか。松尾室長はこの五億を超える詐取の額を返しているんでしょうか。内閣官房からはどのように会計検査院に報告があっているんでしょうか。
○原口分科員 私は、やはりこれほど大きな事件でしたから、きょうここでこの詳細について伺うということでございましたので、非常に漠とした答えに多少戸惑っております。  この会計検査院の報告の十ページでございますが、「ウ 内閣官房長官自身に交付された報償費の管理」ということで、お手元...全文を見る
○原口分科員 そのお答えは必ずしも私は納得できない。  何となれば、その前の八ページ、「内閣官房報償費に係る計算証明」ということで、会計法令上の支出事務は、支出者から取扱責任者、この場合は内閣官房長官への資金交付をもって終了したと言えるけれども、取扱責任者が交付を受けた報償費は...全文を見る
○原口分科員 公金の支出ですから、こういったことが野方図に行われていいわけがない。  次の質問に移ります。十四ページ。これは、やはりまだはっきりわかっていないんですね。一番下の段でございますが、「その他の省庁の一括払同行者について、規定額宿泊料の支援室長への交付状況等を調査した...全文を見る
○原口分科員 ちょっとよくわからないのですが、差額を支援室長が内閣官房からもらって、そしてそれを埋めていたわけでしょう。ですから、その他の省庁の一括払い同行者がどのような宿泊をしたのかというのがわかれば、支援室長が残りのお金を埋めている、その大半についても把握できるんじゃないです...全文を見る
○原口分科員 それは他の省庁に当たればわかる話じゃないですか。違うんですか。他の省庁で払った人がいて、他の省庁にも松尾室長と同じように埋める人がいたんですか。違うでしょう。
○原口分科員 ちょっとよく納得はいかないんですが、その次の、ここは大変重要な記述だと思うのです。これは予算委員会でも、十六ページの一番下の記述ですが、「これら支援室長が提出した宿泊費差額の精算書類に対する確認状況について検査したところ、内閣官房と外務省の間の事務の分担が明確でない...全文を見る
○原口分科員 問題はそこなんですね。今お話しになった十八ページに、「支援室は、官房長の決裁により設置されたもので、政令ないしは省令に基づくものでなかった。」「支援室の長は室長という新たな管理職が設置されたわけでもなく、課長補佐級のものであった。」ここに言う官房長というのは、どこの...全文を見る
○原口分科員 外務省の官房長が決裁をして設置したものであれば、この支援室の機能やさまざまな役割分担を外務省は知らないわけないじゃないですか。内閣官房の方にその決裁をやっていたなんという今の前段の御答弁は、ここと矛盾するんじゃありませんか。  また、これはこの決裁書をお持ちだと思...全文を見る
○原口分科員 ということは、今の私が読み上げた十八ページ、支援室が置かれたときの官房長決裁の中には、その業務の内容について、宿泊費の差額を云々するいわゆるロジスティックの部分というのが含まれていなかったわけですか。
○原口分科員 まさに宿泊費の差額をどうこうするということはこの室の主たることになっていて、そのためにたくさんのお金が詐取をされているんじゃないですか。  二十ページ、これも変な報告なんですよ。「松尾元室長在任中」、今の「松尾元室長が支援室長に就任して以降、従来主管課が行っていた...全文を見る
○原口分科員 検査する側も戸惑っていらっしゃるのがよくわかります。こんなことあり得ないんですよ。上司の決裁があったか否かについては、上司の決裁がなければこんなことはできないんです。  その有無を書類上確認することができない、書類がないということは、だれかが越権行為でやっていると...全文を見る
○原口分科員 十分説明を受けてここに結果を書いたとおっしゃいますが、納得できる結果じゃないじゃないですか。日本国のこれほど精緻な行政組織の中でこんなことがあるわけないんですよ。つまり、組織ぐるみでやっていないと、上司が知らないなんということもあり得ないと私は思います。その証拠がも...全文を見る
○原口分科員 全く納得のいかないことが幾重にも幾重にも行われていると。  ここの部門で、もう時間がありませんので、最後の質問をしますが、二十七ページに「総理外国訪問に係るその他の経費について」ということで、「これらの経費のうちには本来外務省が負担すべき通常の外交政策を遂行するの...全文を見る
○原口分科員 やはり、公金を支出しているというその自覚、そして自分たちの所掌の仕事に対する責任、これが甚だ不明確であったと言わざるを得ません。  それで、お手元の資料の一番最後のページをごらんになってください。これは北方支援事業でございますが、会計検査院、北方支援事業は外務省の...全文を見る
○原口分科員 お手元の資料、これは一点だけ指摘をしておきます。  外務省の皆さんが先週七月十八日に、この十二月の補正予算計上、これは平成十年の補正予算、三島合計でディーゼル発電施設四十億円の決裁書を持ってきていただきました。四十億円の補正予算に向けての自分たちの姿勢を示したもの...全文を見る
○原口分科員 私学助成についても検査についてお尋ねしたかったんですが、時間が参りましたので、これで質問を終えたいと思います。ありがとうございました。
10月24日第155回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○原口委員 民主党の原口一博です。  総理並びに担当大臣に、数点にわたって、ただすべきことをただしたいと思います。  まず、大島農水大臣でございますが、先ほどお話しになった調査、どのような調査をされたのか。これを、宮内さんのお父様の御遺産ということで、週刊文春に証言した宮内さ...全文を見る
○原口委員 時間が限られておりますので、大臣、イエスかノーかでお答えください。  お兄様、それからA氏については調査をされていないということで断じてよろしゅうございますか。
○原口委員 私はきょうパネルを持ってまいりましたが、今補選をやっていますが、参議院議長、さわやかプラザ軽井沢、口きき見返りに六千四百万円、それから、今回、八戸市立市民病院、先ほど五十嵐議員がお話をしたような額の大きな工事でございますが、このとき前秘書官は、九五年当時、秘書官にもな...全文を見る
○原口委員 普通の秘書さん、あるいはほかの方でも、政治改革をやって、口きき、あっせんといったことを随分厳しく私たちはやってきているんですね。それを秘書官当時やられたのか、やられていないのか、ここを明らかにしていただきたい。
○原口委員 私たちの調査では、八戸市民病院に絡む公共工事、これは、設計会社を押さえて、この業者を使えと言ってリストを出して、そして、そこから口きき料として一定のものを、一部が宮内氏に、あるいはA氏を通して宮内氏にということで、そういう証言をいただいておるわけでございますが、先ほど...全文を見る
○原口委員 それは不手際では済まない。千五百万の生前贈与というと、大臣、大きな贈与ですよ。これは今、事実をそのままお話しになったことを評価をいたしますが、しかし、これは明確な、税を逃れているということでございます。  それから、大臣、私はここに、ある受注業者が記者会見をした資料...全文を見る
○原口委員 通常、一軒家を購入した場合は、税務署に原資について報告書を提出する。宮内氏はこの報告書にどのように記入されているのか。先ほど、生前贈与の一千五百万については贈与税をお支払いになっていないということを大臣みずから認められましたけれども、この報告書に記入した内容を大臣がお...全文を見る
○原口委員 これはA氏の証言と真っ向から食い違って、そして、今これはお示ししてもいいんですが、委員長、これは委員会に提出いたしますので、Sという空調株式会社が認めているものでございますが、これとも食い違う。宮内氏は二千万円の授受を、このS株式会社が認めている授受を認めないというこ...全文を見る
○原口委員 このA氏は大島大臣のパーティー券を、私どもの調査では、多いときで三百枚、二万円だと六百万円ですね、売っていたと。これは事実ですか。御存じですか。
○原口委員 宮内氏のお姉様とこのA氏が宮城野総合企画という会社を設立しておられる。これは登記がございます。これは事実でございますね。
○原口委員 宮城野総合企画は、この登記簿を見ると、企業経営上のリスクマネジメントあるいは土木建築計画の設計監理、まさに今回問題となっているような、そういうお仕事をなさる会社なのか。この宮城野総合企画は宮内氏自身が設立にかかわっていたのじゃないか。それから、宮内氏のお姉様に、これも...全文を見る
○原口委員 この閉鎖事項全部証明書という登記簿を当委員会に提出いたしますので、調査をお願いします。  これはどう違うんですか。これほどこの国会の中でお金と政治の関係、まさにそれで補選をやっていて、こういうときに、今しっかりと調査をするということですが、いつまでに出していただくの...全文を見る
○原口委員 時間を明記してほしいんです、やはり。
○原口委員 一刻も早い調査結果を本委員会に出していただきますように。  外交の問題に質問を移します。  五名の拉致被害者がピョンヤンに残していらっしゃる子供の皆さんの早期帰国を被害者家族は政府に求めて、前向きの回答を午前中もいただきましたが、私たちはそこに北朝鮮が誠実に対応す...全文を見る
○原口委員 私は、謝罪を、やはり政府としてやるべきではないかということを申し上げているんですが、それは、自分は適切にやってきたから必要ないということをおっしゃっているのではないというふうに思います。  きょう、北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会、拉致被害者家族連...全文を見る
○原口委員 安倍副官房長官、そこで……
○原口委員 私が聞いているのはそうではないんですね。正しくお答えください。
○原口委員 私もそのように聞いて、総理、それで結構ですね。(小泉内閣総理大臣「いいです」と呼ぶ)  安倍副長官は、ピョンヤンにおいて、日朝首脳会談を中止し帰国すべきである旨の発言を行っていらっしゃいますが、この発言を行われた真意を伺いたいと思います。
○原口委員 そこがポイントなんですね、総理。  これは国家が行った犯罪なのか、国家の関与を認めたのか。伝えられるところによると、そこが必ずしも明確ではない。国家としての犯罪なのか、我が国の主権侵害なのか、このことについてどのようにお考えなのか。最高責任者がこの拉致という事実を知...全文を見る
○原口委員 国家としての犯罪行為、主権侵害があったというふうに考えてよろしいんですね。  防衛庁長官に念のためにお尋ねをいたしておきますが、これは、私たちの生命、安全、そして主権、人道、これを侵された大変大きなことだというふうに思います。私は、対話と交渉、とても大事だと思います...全文を見る
○原口委員 そこで、防衛庁長官に続けてお尋ねしますが、北朝鮮の核兵器は日本を標的にしているということを発言している自民党の有力議員がいらっしゃいますが、これは事実なのか。  そして、今回、いわゆる核開発、これはアメリカ合衆国と朝鮮民主主義人民共和国との間で合意された枠組み、ここ...全文を見る
○原口委員 ミサイルや核の問題は、陸続きの韓国より、あるいは中国より、我が国にとって大きな脅威ですね。そして、北朝鮮の核及び弾道ミサイル、この現況がどうなっているかというのは私たちはつぶさに明らかにして、もしその事実があるとすれば大きな行動をしていかなきゃいけない、対策を練ってい...全文を見る
○原口委員 そこで、総理に伺いますが、北朝鮮は、いつ、だれが、だれに対して核開発の事実を認めたのか、そして、総理はそれをいつ御存じになったのか、教えてください。
○原口委員 いつ御存じになったのか。アメリカからその事実をお知りになったというのは今お答えになったんですが、いつそれを御存じだったんですか。     〔斉藤(斗)委員長代理退席、委員長着席〕
○原口委員 この委員会に提出された資料では、総理は九月十七日以前にそのことを御存じだったというふうに、資料をいただいているんですが、それは違うんですか。
○原口委員 そんなにしょっちゅうブッシュ大統領と会談されているわけではない。だから、九月にブッシュさんにお会いになったアメリカでお聞きになったわけですね。
○原口委員 私が伺っているのは、それを認めたと、北朝鮮みずからが。それは疑惑でしょう、今おっしゃったのは。北朝鮮が核開発をしている疑惑がある、それは私たちもさまざまなところから聞きます。しかし、それをみずからが今回の拉致と同じように認めたというのを御存じになったのはいつですか。
○原口委員 いや、それはなぜかと、なぜこんなことを聞くかというと、日朝平壌宣言の前に認めていればまた別の対応があるからなんですよ。それが九月十七日の前か後かというのは、そんな簡単な話じゃないんですよ、総理。覚えてない。わざわざ、そのために、ここにいらっしゃる杉浦さんに御足労を何回...全文を見る
○原口委員 そんな何時とかまで聞いていないじゃないですか。私が伺っているのは、九月十七日の前に、北朝鮮は核開発について認めていたのか認めていなかったのかということを聞いているんです。
○原口委員 ということは、九月十七日の平壌宣言のときには北はそれを認めていなかったということでよろしいですね。
○原口委員 時間がもうあとわずかになりましたので、朝銀について質問をしておこうと思います。  これは、総理、二年前に私がこの委員会で質問をしたものです。二年前に、集中検査の対象としていない信用組合がこれだけあったんです。これは、ごらんになるとほとんどが朝銀なんです。しかも、金融...全文を見る
○原口委員 厳正な検査監督をしていたら、どうしてこういうことになるんですか。あんまりうそを言っちゃいけませんよね。  それで、今何でこんなことを言っているかというと、総理はこの予算委員会の、通常国会の中で、我が党の前原議員やさまざまな同僚議員の質問に対して、ちゃんと調査をすると...全文を見る
○原口委員 公的資金、投入するんですか。今、金融整理管財人と言ったけれども、二年前に質問したときはいないじゃないですか。何を言っているんだ。総理、これは決断なんですよ、調査をすると。  そして、ここにもはっきり書いてある。「理事長以下がその使命を無視して組織ぐるみで敢行した背信...全文を見る
○原口委員 委員長にお願いしますが、権限のない人間が出てきて決断の話をしないでほしい。そして、自分には権限がありませんと言う。  どうですか、総理。これは公的資本形成の推移ですよ。今、日本の地方は大変な状況になっています。お金足りないんです。デフレ対策なんと言っているけれども、...全文を見る
○原口委員 定款にも違反しているから、これでは公的資金は入らないでしょうということを言っているんですよ。法律に沿ってやるのは当たり前じゃないか。そんなことをどうして予算委員会で聞かなきゃいけないのか。  石破大臣にもお尋ねをしたいが、まさに私たちの安全保障上の問題ですよ、これは...全文を見る
○原口委員 国民の皆さん、これ、おわかりになったと思いますよ。これと同じ体質が拉致の事件を長引かせてきたんですよ。拉致はないと言っていたじゃないですか。  もう時間がございませんので。今、雇用が大変厳しい。その雇用の中で、さまざまなデフレ対策の議論があるが、一番国民負担、これは...全文を見る
○原口委員 BIS規制の見直しについても、バーゼルの委員会でも議論をされているけれども、しかし、随分後じゃないですか。今、この世界的にデフレ傾向が定着をしつつある。大変厳しい時代なので、私は、スピードを持って、そして首相のやはり指導性を持って、改革の案を前に進めなきゃいけない。も...全文を見る
11月13日第155回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○原口委員 民主党の原口一博でございます。  本法案並びに関連について、大臣にお答えをいただきたいと思います。  冒頭、方針も決まらない、そしてやはり不良債権の問題設定そのものを間違っているんですね。不良債権の問題は大銀行、大都市の問題じゃないんですよ。それだけの問題ではない...全文を見る
○原口委員 そうであれば、私たちは国会で公的資金の投入を認めるわけにはいかない。今回出されている金融機関組織再編特措法、健全な金融機関同士の合併に資本注入する理由は一体どこにあるのか。本当のねらいは、実質的に経営危機にある金融機関を救済するため持参金をつけることではないか。また、...全文を見る
○原口委員 伊藤副大臣、よく聞いて答えてくださいね。  これは皆さんが今回出された法律について今聞いているんです。金融機関組織再編特措法というのを皆さん出されているわけです。これは、健全な金融機関同士の合併に資本注入するというのが趣旨ですよ。  そうしたら、実質的に経営危機に...全文を見る
○原口委員 だったら、幾らどういうお金が流れたかなんというのは、明らかにしなさいよ。テロ支援国家と言われ、万景峰号でお金が流れているなんということも指摘されている。  そこに、今拉致の問題で日本全国が、我が国がどんなに残念な対応をしてきたか、拉致被害者の家族の皆さんにどんな思い...全文を見る
○原口委員 個別の案件、個別の債務者じゃないんですよ。今あなたがお話しになったその裁判で、朝銀と総連、そしてその先にある学習組、これは一体であった、北朝鮮労働党本部、これと一体であったと判決で言われているじゃないですか。個別の善意の債務者あるいは債権者、その情報を開示しろと言って...全文を見る
○原口委員 適正に審査や検査を行っていたらこんなこと起こらないじゃないですか。何を言っているんだ。私は、この問題で、また引き続き国会でいつまでもやろうと思います。あの拉致の問題をないがしろにしたことが、国民の安全そして国家の尊厳を汚している、このことも全く同じじゃないですか。 ...全文を見る
○原口委員 少し危機を回避するための現状認識を共有しておきたいと思います。  やはり、デフレが内需の自律的な回復を阻害している、そのために、輸出が期待できなくなった途端、景気後退に陥る。デフレによる企業部門の実質負担の増加といったことを私たちは、今大臣がお話しになったように、重...全文を見る
○原口委員 私は、マクロの安定化政策がその効果を生んでいない、あるいは失敗しているから、景気が回復せず、不良債権も積み増されている。また、実はこの不良債権の中身を見てみると、新たに積み増された不良債権もふえているんですが、根雪となっている不良債権も、これを見過ごすことができない。...全文を見る
○原口委員 そうすると、一年前私に答弁されたのはうそだったということですね。RCCがどんなビヘービアをやっているか、何で考査しないんですか。これだって銀行じゃないですか。これを特別にする理由はありませんねと。前向きに考えます。当たり前じゃないか。やるべきことをやらずして、今回、ま...全文を見る
○原口委員 全く丁寧じゃないんですよ。財政法定主義、これにも反している。  そして、今まさに総裁がおっしゃったことは、日本の金融システムが危機的な状況にあるから、まさに日銀法四十三条を拡大解釈してやったんだということじゃないですか。これから株が下がるからということを宣言している...全文を見る
○原口委員 やはりオープンであることが一番強いんですよ。  委員長、お許しをいただいて、資料を配付させていただきたいと思います。
○原口委員 資料の一は、竹中大臣、一九九九年三月に注入した公的資金、優先株のうち、既に転換期が到来しているものを普通株に転換した場合の含み損を算出したものです。私たちが計算したものですが、もうこれほどの含み損が出てきている。  先ほど、資料二の繰り延べ税金資産の妥当性については...全文を見る
○原口委員 小泉総理は、内閣発足以来再三にわたって、金融システムは健全であって、ペイオフは予定どおり解禁すると明言してきているんです。明らかな政策転換なんです。  そして、今中小企業を守るというふうにおっしゃいましたが、資料の四をごらんになってください。主要行の債権放棄額、過去...全文を見る
○原口委員 UFJだけで十四年三月期二兆五千億、中小企業向けの融資が減っているんですよ。そして、あさひについては一兆四千億です。ここに手当てを入れなきゃいけないのに、先ほどの質問にもありましたように、中小企業向けには何のパッケージもない。まさにBIS基準をそのまま運用して、そして...全文を見る
○原口委員 不動産管理会社の選定基準はどのようなものですか。この表をごらんになれば、皆さん一目瞭然だと思います。例えばサバイ総合管理会社、相当多くの物件を管理していますね。特定の会社に集中していると思われますが、集中している理由は何ですか。
○原口委員 不良債権の処理をする会社の社長さんを追っかけていくと、その人の住所が公園であったというようなこともあったわけです。  この不動産会社サバイの関連会社、関係者等に低価格でRCCが管理する不動産等が任意売却されている事例が相当あるじゃないですか。違いますか。
○原口委員 担保物件を取得しているじゃないですか。そして、本当にそれは調べたんですか。私が調査した中ではもっとありますよ。名前はサバイという名前じゃないけれども、関連会社であったり、あるいは社長さんの配偶者の方であったり、それはいっぱいありますよ。価格はどうやって決めているんです...全文を見る
○原口委員 この件はきのう通告しましたから、皆さんがどれぐらい調査されているかわからない。  委員長にお願いしますが、私が調べたところと今の理事長のお答えとは違う部分がございます。また引き続き委員会でこのことはただしていきたいというふうに思うんですが、サバイ総合管理会社というの...全文を見る
○原口委員 やみの世界は。
○原口委員 RCCはやみの世界とは全く関係ないと言っていたから、その答えを私は信じたいと思う。しかし、引き続きここは調査をしなければいけないと思います。  竹中金融大臣にあと数点お尋ねをしたいんですが、その前に法務省、大和都市管財事件の主犯格である豊永浩に対する公訴事実及び同事...全文を見る
○原口委員 資料七をごらんになってください。これは、今、本裁判、公判中でございますが、被害総額が一千億円を超え一千百十一億円、そして被害人数一万八千人とも言われる、あの豊田商事事件をしのぐ大規模詐欺事件です。そして、これは一九九三年当時にはもう実質、金融庁も債務超過を認めている。...全文を見る
○原口委員 私は、設立が変わっているから書類がなくなるなんということはないと思うんです。あの薬害エイズのときも、今回の外務省のときも、当時はないと言っているんですよ。三月に園部レポートが出ました。園部報告書を今見たら、私たちが今知っていることと全然違いますよ。それを考えれば、まだ...全文を見る
○原口委員 やはり金融検査がいいかげんであってみたり、あるいは一部に癒着をしてみたりすると、どれほど多くの人たちが、善意の被害者が出るかということを、まさに地でいった事件ですよ。私は今の答弁には納得ができない。  資料の一に戻ります。「公的資本増強行優先株の含み損」、これは私た...全文を見る
○原口委員 いや、もう時期は来るわけです。一部来ているわけです。そうしたときに、幾ら損失があるかなんということも開示できないで、では、今回の預金保険法の一部改正、当座預金の部分について新たな保護をやるということ。つまり、法律はつくるけれども、運用は幾ら国民に面倒を見ていただくか、...全文を見る
12月02日第155回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○原口委員 民主党の原口一博です。  総理、今もお聞きになったとおり、拉致の問題をここまで深刻にしたこと、そのことは、情報の共有がうまくいっていない。あの工作船にしても、拉致事案についても、どれほど私たちに知らされていたのか。  きょうはインターネットで資料を提示しながら一つ...全文を見る
○原口委員 資料三をごらんになってください。これは、過去の工作船事案、海上保安庁がつかんでいるだけでこれだけあった。二十一隻もあった。しかし、実際に公表されたのはこのうちの十隻だけです。  あるいは、これは国家公安委員長にもお尋ねをしますが、公安委員会の調査の中で、警察庁の調査...全文を見る
○原口委員 前向きの答弁をいただいたというふうに思います。  いわゆる金政権、独裁国家、しかも一人の人を神格化している、ある意味じゃカルト的な国家のその首脳にいわゆる謝罪を引き出したというのは、総理、これは私は一定の評価、大変な大きな進展だというふうに思います。  ただ、そこ...全文を見る
○原口委員 そこで、問題となるのは、朝鮮半島の非核化、大量殺りく兵器、大量破壊兵器の開発阻止にどのような枠組みで、どのような姿勢で臨むか。まさにKEDOの枠組みについても、あるいは平壌宣言も、先ほど前原議員が指摘をしましたように、ある意味では履行が疑われている。アメリカの議会では...全文を見る
○原口委員 先ほどまでのスタンスは非常に明確だったんですが、ここに来て、なかなか歯切れの必ずしもいいと言える答弁が出てこない。ここは我が国の安全保障にとっては大変な問題なので、これはまた別の委員会で質疑をしますが、イラクの問題について少し指摘をしておきたいと思います。  国連決...全文を見る
○原口委員 明確にお答えをいただいたと思います。  とすれば、では、世界に対して、世界でたくさん大量殺りく兵器がテロ集団に渡る、その危険に対して、私たちはどのように法的な枠組みで対処をしていくのか。今回のテロ特措法は時限であり、そしてまた、アフガニスタン、例の九・一一のテロとい...全文を見る
○原口委員 余り今の枠組みを重視はしていないんですね。一寸先はやみだから、場合によっては自民党をぶっつぶして別の勢力と組んで、そして、それでもって構造改革が進むのであれば、信を問うということもあるというふうに受けとめました。(小泉内閣総理大臣「そうは言っていない」と呼ぶ)
○原口委員 それで、私は、経済政策全体でいうと、やはりこの一年半の間、全く答えがない、むしろ問題設定を間違っていると思います。  資料一をごらんになってください。  今、大変な雇用の問題がわき出ていますが、皆さんが議論をされているのは、今、法人税や所得税あるいは住民税のところ...全文を見る
○原口委員 もしそんなことができるんであれば、この不良債権の回収でこんなに苦労してないんですよ。全くの理屈に合わない答弁だというふうに思います。  また、大臣は、この宮内さんが、いわゆる口ききの見返りにお金をもらってないということでしたが、委員長、ここに、いわゆるコンサルタント...全文を見る
○原口委員 これはテレビをごらんになっている人はびっくりしますよ。二千五百万の贈与税や相続税を払わないで済むわけない。  そして、これはお買いになった資産の買い入れ価格などということで、税務署はこうやって聞いてくるんですね。これは藤井委員長が誠実に調べていただいて、実際に提出を...全文を見る
○原口委員 新たな証拠をここに出しました。それは国会答弁と全く違うものであったということを指摘して、質問を終わります。