原口一博

はらぐちかずひろ

小選挙区(佐賀県第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

原口一博の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第156回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○原口委員 民主党の原口一博です。  冒頭、小泉総理の政治姿勢と業績評価ということで、委員長にお許しをいただいて、資料並びにパネルを使わせていただきたいと思います。  これが、小泉総理が就任されてからの各種の指標でございます。名目GDP、これはマイナス七・七、そして国債発行額...全文を見る
○原口委員 この資料1をごらんになれば、解散・総選挙で信を問うからいいんだとはなかなか言えないんです。歴代の、このバブル崩壊後厳しい中を政権運営をしてきた、経済政策をやってきた、その方々よりもはるかにひどい数値が出ている。  これは一朝一夕に、例えば行財政の構造改革は、それは答...全文を見る
○原口委員 私が申し上げているのは、今すぐにでもできることを総理はなさっていないということを申し上げているんです。  エージェンシーの改革、七十七の特殊法人で、先日上田議員が質問をしましたが、年金基金だってどんな運用をしているんですか。ちょうど厚生大臣のときに総理と議論をさせて...全文を見る
○原口委員 何でこの資料の1を出したかと申しますと、もう総理の在任中だけで国債発行額が小渕総理に、もう小渕総理の名前は出しません、亡くなった方ですから、申しわけない、七十三・一兆円、ふえているんです。どこに安定した財源を求められるんですか。  私は、消費税を上げること先にありき...全文を見る
○原口委員 さまざまな公約が破られ続け、そしてどれが重点の公約なのか。なぜかというと、さっき総理がおっしゃった選挙で信を問うということは、公約、国民との契約を示して、そしてそれを問うわけでございますから、その契約が、総理は自民党総裁選挙のときに、ある意味では国民との契約として選ば...全文を見る
○原口委員 そこで伺いますが、この平壌宣言には、何回も指摘をさせていただきましたが、合意という言葉はありませんね。何かを合意した文書ではございませんでしょう。
○原口委員 どこに合意という言葉がありますか。「双方の基本利益に合致する」というところですか。意見が一致したということですか。普通、外交文書の中に、合意をすれば合意という言葉はあるわけでございまして、それがない限り、日本の新聞には大きく報じられましたが、これは外交文書からいう合意...全文を見る
○原口委員 だから、合意ではなくて共通の認識なんです。  そして、例えばミサイル問題についても、私たち少し読んでみると、この資料8、日朝平壌宣言、あらかじめ持ってきましたけれども、ここには「ミサイル発射のモラトリアムを二〇〇三年以降も更に延長していく意向」を示したというふうに日...全文を見る
○原口委員 そうすると、蒸し返して申しわけないけれども、中止を強く求められたわけですね。もうそれは猶予ではなくて、ここに書いてある保留、モラトリアム、朝鮮語では保留、こういう言葉ではなくて、しっかり中止してくれということを求められたわけですね。そういう理解でいいですね。
○原口委員 だから、私が伺っているのは、ここはモラトリアム、しばらくの間、権限を持っているけれどもやめますよということを言っているだけで、根本的にそういうことをやめますか、やめてくれということをおっしゃったわけじゃないんでしょう。しばらくの間凍結してくれということを言ったわけでし...全文を見る
○原口委員 核の問題についても疑惑を払拭するというのであれば、特別核査察の受け入れについても言及しておくべきじゃないんですか。どうして平壌宣言には全く言及がないのか。そして、中止ということについて、中止とモラトリアム、全然違うんですよ。  日朝国交正常化の交渉の打開に向けた今後...全文を見る
○原口委員 私も、言葉を非常に正確に、外交の話ですから選んで申し上げています。私は、訪日をすべきだということを一言も言っていません。むしろ私たちの立場は、国際法と正義に基づいて人権の問題についてもしっかりと明らかにする、毅然とした態度でやるべきだというのが私たちの姿勢ですが、総理...全文を見る
○原口委員 やはり、今の答弁からうかがい知るに、中止要求といったことはされていないですね。私は、そこに毅然とした言葉が必要であったということを指摘をします。  なぜか。資料10をごらんになってください。  きょうは、イラクの大量破壊兵器の査察結果、もうじき出ると思いますが、ま...全文を見る
○原口委員 よくわからなかったんですよ。  これは、先制的自衛というのを今まで言っていた国はイスラエルです。イスラエルはこういうことを言ってきた。しかし、それは国際社会の中の理解を必ずしも得られませんでした。しかし、九月十一日のテロ以降、やはり脅威の主体が変わってきた。そして、...全文を見る
○原口委員 憲法九条のどこを読めば集団的自衛権が行使、持っているけれども行使できないんだ、どういう解釈ですか。それは内閣法制局が言っている、そういうことでしょう。  実際に、今回イージス艦を出した、防衛庁から説明を受けました。説明が非常に私は納得いかなかった。四隻ある自衛艦のう...全文を見る
○原口委員 そういう、人の質問を勝手に変えて答えないでください。そうではなくて、極東アジアは安全なのかということを申し上げたんです。一隻ぐらい出したところでどうかという質問はしていないので、質問を曲解してやられるのは大変迷惑でございます。  おまけに、あなたがそういう答弁をする...全文を見る
○原口委員 先制攻撃とか言っているんじゃなくて、先制的自衛、これについてはストラテジーの真ん真ん中なんです。これは大きな戦略の変更なんです。この変更に伴って、我が国はどうしますか。それを支持しますか。それは、国際協調の中でアメリカが行動する、私はこれは望ましいことだと思います。し...全文を見る
○原口委員 私は、日本のスタンスについて伺っているんです、日本のスタンスについて。  今、ある意味では、この資料10に書いておりますように、加盟国の政権を武力により除去することの可否が国際場裏で公然と議論されていることを承知しながら安保理が対応している。国連憲章は、加盟国の政権...全文を見る
○原口委員 国連決議なしの武力攻撃、米国は、もうそれに十二以上、これはパウエル氏のきのうの会見の言葉であって、十二以上支持をしてくれると。日本も支持するんでしょうということを言っているんです。支持しないんですか。アメリカが国連決議なしに今単独で武力攻撃をする、そのことだってオプシ...全文を見る
○原口委員 私が気に食うか気に食わないかを申し上げているんじゃないんです。つまり、各国の議会でも、まさにこの後の戦費の話もある。私は、ではアメリカが決断するまで見守るというのが日本のスタンスだ、そのようにとっていいのですね。  その間のことは、さまざまな情報の共有を国会と国民と...全文を見る
○原口委員 ということは、逆に言うと、国際協調体制なんだから、中国もロシアも反対していますね、単独攻撃ですよ、そして、この二月はドイツが常任理事国の安保理の議長国ですけれども、これも反対している。そこの理解が得られないで単独攻撃することは反対だということですね。国際協調の中でやる...全文を見る
○原口委員 私たちは、やはり、今、日本の国益を考えたときに、イエスかノーかわからない、そういう答弁をしておけば日本の国益に合致だという説明があればそれで結構ですよ。だけれども、私はそうは思わない。それでもって、二月とか三月にまた予算をお願いしますと。なかなか国民の理解は得られない...全文を見る
○原口委員 そういう議論をしている間に、中小企業、優良な中小企業が貸しはがしに遭って、そして日本経済は他国に売られていく。この元凶を、政権ごとかえないともう無理だなと、今の答弁をもって判断をいたしました。  ありがとうございました。
02月07日第156回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○原口委員 民主党の原口一博でございます。  冒頭、委員長にお願いをいたしますが、きょう、資料を十二、配らせていただきます。それで、昨日も同僚議員から大変突っ込んだ議論がありましたが、テレビをごらんになっている方、国民の皆さんには、そういう資料もしっかりと踏まえた上で論戦を判断...全文を見る
○原口委員 中には障害を持った方々もおられて、こういう手元の資料だけではわからない。私たちは、国民の皆さんに論戦の中身をしっかりと丁寧に伝えていく、こういう努力をしなければいかぬというふうに思います。  その上で、小泉政権下の二十カ月を少し振り返ってみたいと思います。  お手...全文を見る
○原口委員 全く違うかどうか。そして、きのうの国会質問だってそうじゃないですか。総理のことを支持して、そして与党の議員が、政調会長がそうじゃないということを言っているじゃないですか。出てきた資料はどうですか。全くあなたの政策を、政策不況をそのまま示す。  ここでの委員会質問は、...全文を見る
○原口委員 私が申し上げているのは、この変化率が余りにも急激なために経済に対してマイナスのインパクトの与え方が激し過ぎるということを言っているんです。総理がおっしゃっているのは三十兆という量の問題、量をおっしゃっているんです。私は変化のスピードの話をしているんです。  わかりや...全文を見る
○原口委員 今総理がおっしゃったのは、当初予算で組んだ経済の見通しをいつも間違っているということを言っているのと同じじゃないですか。間違っているわけでしょう。
○原口委員 私は、竹中さんが出てくるんだったら、あなたが経済の見通しを誤ったことを謝りに来るんだと思いましたよ。そうではなくて、ほかの視点で見れ、何を言っているんだと。  二〇〇一年の四月に小泉内閣がスタートして、この財政のもと、そのときは森政権ですからあなたは予算編成していな...全文を見る
○原口委員 私が申し上げているのは私の意見ではなくて、皆さんが出してこられたものなんですよ。私の意見じゃないんです。  今もあなた方は、弾性値、今弾性値とおっしゃいましたね。国民の皆さん、わかりやすいのは、前の年とことしと税収がどれぐらい変化したか、プラスになったかマイナスにな...全文を見る
○原口委員 びっくりするような答弁ですね。谷口さんは、一緒に財政構造改革を志してきたかつての同志ですから、私が申し上げたいことはわかっていらっしゃると思います。  今の答弁のとおりなんです、総理。バブルの崩壊前の数値でもって税収を見積もっているんですよ。これでどうやって財政再建...全文を見る
○原口委員 財務大臣、人ごとのように言ってもらったら困るんですよ。社会保障も削る、そして公共事業も削る。地方によっては百億、二百億、三百億という税収の赤字を抱えていますよ。そして交付税も減らされる。そういう中で日本全体があえいでいるんですよ。今みたいな無責任な答弁はありません。 ...全文を見る
○原口委員 国民の皆さん、お聞きになったとおりです。つまり、財政は再建するどころか赤字が発散している。グラフで見るとこのとおりなんですよ。目の前の歳出のカットをする、しかし、財政赤字が膨らむのがそれを大きく上回っている。  この実態を考えないで、皆さんは一月二十四日に「改革と展...全文を見る
○原口委員 あなたは、小泉内閣が発足する一週間前に、私たち民主党議員と一緒に、自民党をどうつぶすかという会議をやっていたじゃないですか。本当にびっくりするような、あなた方が今精緻なモデルをたくさんのお金を使いながらやっていること自体の前提が崩れているんじゃないですか。  そして...全文を見る
○原口委員 総理、ですから、私が何を申し上げているかというと、財政に対して、財政を中立的に保った方が、こういう変化率をやるよりも経済に対する負のインパクトも少ないし、そして、赤字がかえってふえて財政構造改革が遠くに行くことも防げるんじゃないですかということを申し上げているんです。...全文を見る
○原口委員 私が言葉を間違えました。景気に対して中立という意味です。つまり、一般歳出の伸びを思い切り下げるというやり方が、本来の目的と異なった効果を生むということを申し上げているのです。  この問題だけを延々とやっていても、私は、数字そのものを、一・一ということをずっとこだわっ...全文を見る
○原口委員 私が求めた答弁とはなかなかほど遠い。  日銀のバランスシートを資料4に示しています。総理もごらんいただきたいのは、これは先月末の、ですから平成十五年一月三十一日現在、日銀のバランスシート、日銀の総資産は百二十四兆円に膨張しています。そして、そのうち三分の二に当たる八...全文を見る
○原口委員 後段の質問にはお答えにならなかったんですが、日本銀行にも自己資本があるわけですよ。この自己資本が毀損されることを私たち政治家は最も恐れなきゃいけないんです。私は、財務大臣にも、財務金融委員会でも何回もお話をしました。なぜか。日銀は経済のアンカーだからです。アンカー、い...全文を見る
○原口委員 今総裁がお話しになったとおりです。つまり、長期金利が一%上がると一兆円の含み損が出る、そして積んであるお金は五兆円である、こういう状況なんですね。ですから、私はもうこれ以上言いません。総理に今議論を聞いていただいた、こういう機会をいただいてよかったなと思いますけれども...全文を見る
○原口委員 私たちは、審議の中で、どういう方が総裁になられるべきかということもしっかりと示していきたい。  総理にお願いしますが、私は、さっき申し上げたことを国民の皆さんが誤解されるので、二十兆、三十兆、たくさん国債を出して景気を拡大しろなんて一言も言ってないんですよ。そうでは...全文を見る
○原口委員 私は今の答弁を了とします。  しかし、留保金についてもまた課税がある、それから、皆さん、今外形標準課税を導入しようとしている、その中で、資本割という形もやろうとしている。ただでさえ、いわゆる自転車操業をしなきゃいけない、今おっしゃったような資本の薄い中で借り入れで賄...全文を見る
○原口委員 バーゼルで日本はどういうスタンスで主張しているんですか、このBIS規制について。私は、日本の場合は、やはり中小企業、これが日本の活力なんですよ。中小零細企業が私たちの最も大きな力です。ここの収益率を上げてここの元気をもっともっとつくる、そして新しい仕事をつくっていく、...全文を見る
○原口委員 非常にいつもは理論的で、私は、竹中さん、きょうテレビの前だからあえて言いますが、本当に命がけで小泉改革を支えようということで閣僚になられたと思いますよ。金融の問題も、それから財政、経済の問題も本当に命がけだと思う。だから、頑張ってほしいと思います、方向は間違っていると...全文を見る
○原口委員 答えは返ってきません。この間、我が党の田中議員がここで指摘をしましたように、日本の場合、非常に個人保証が問題になっている。こういうことからも、日本の実情に即した議論をしっかりと主張していただくようにここで要請をして、次の質問に行きます。  生保の予定利率の引き下げに...全文を見る
○原口委員 勉強しているということですが、総理、なぜ私がこれを伺うかというと、生保の予定利率が下がるというのは、要は、自分たち、国民の側から、契約者の側からすると、もらうお金が下がるということですね。その理由はやはりはっきりさせてもらわないといけない。  四十三社の各社に、竹中...全文を見る
○原口委員 そうしたら、予定利率にさわらないでほしいですね。なぜかといえば、国民の方は、どの生保がどういう状況なのかというのもわからないで、そして法律でもって利率を下げられたのでは、たまったものじゃないんじゃないですか。  では、それぞれ経営戦略だから、また一律、この間破綻のと...全文を見る
○原口委員 やはり、しっかりと判断の材料がなければ判断しようがないんです。  総理、判断の材料を、私は経営の根幹にかかわるものまで出してくれなんて言っていませんよ。生保の中で頑張っていらっしゃるところもたくさんある。しかし、こんなことはないと思うけれども、一律利率を引き下げるな...全文を見る
○原口委員 今の答弁を誠実な答弁と把握をして、しっかりと私たちも国会で議論をしていきたいと思います。  さて、もう午前中の時間があとわずかになりましたが、総理のいわゆる公約に対する発言については、私たちにもたくさんのメールや手紙が来ました。ここに座っていてどうして撤回させないん...全文を見る
○原口委員 余りにも国会を軽視していませんか。議事録の中にそれが残るのと残らないのは、えらい違いですよ。  今の答弁はとんでもない答弁なんで、午後またさらに質問をさせていただきます。
○原口委員 民主党の原口一博でございます。  午前中に引き続き、総理に質問を申し上げますが、あの公約発言に対して撤回しないと。私は、とんでもないと思います。普通であれば、申しわけなかった、民主政治を守っていく立場から、私は撤回するから議事録からも削除してくれ、これが普通の政治家...全文を見る
○原口委員 まあ、本当に傲慢不遜そのもの。私に同調してくださいと言っているんじゃないんですよ。総理は、この予算委員会の質問でほかの委員に、個別名は申しませんが、議事録削除してくれと一年間言い続けられたでしょう。忘れましたか。あなた御自身がここは不穏当だからというので、私たち一年間...全文を見る
○原口委員 本当に、この問題で私は納得できません。スタンスがやはり違うなと。私たちは民主主義をはぐくもうと思っている。そして、公約の重みはしっかりと、一回言葉に出したことは確認をしなきゃいけないと思っている。総理のそういう姿勢は、これ、資料をごらんになってください。資料の11です...全文を見る
○原口委員 では、そうであるのだったらどうして質問者、個人名を調べる必要があるんですか。そして、あなたは党派別にブリーフをしているんじゃないですか。  政務官は今何をやっているんだ、多くの給料をもらって、そして何にもやってないじゃないか。今のこのときだって、地元を回っているのが...全文を見る
○原口委員 それは当たり前の話で、今、個人の名前をつけなきゃいけなかった理由は全く言っていない。総理が国会の答弁を本当に重視するんであれば、やはりしっかりとしたレクも受けてもらって、そして、かみ合った質問と答弁をするべきだ、そのことを指摘して、これはこの委員会だけではなくて、議運...全文を見る
○原口委員 防衛庁長官に伺います。  現在の状況、そして、インド洋にイージス艦を派遣していますが、先日、プリエンプティブ・ディフェンス、セルフ・ディフェンスについて、いわゆる先制的自衛についてここで議論をしましたが、防衛庁長官は、どのようなアメリカの新しいドクトリンに対して姿勢...全文を見る
○原口委員 今防衛庁長官が御答弁されたのは大事なところで、アメリカの新ドクトリンが変われば我が国の戦略もそれにつれてやはり見直しが、あるいは多くの議論が必要ではないか、このことを提議したということで、きょうは外交、安全保障については詰める時間がございませんので、後ほどまたやらせて...全文を見る
○原口委員 同じ質問を坂口厚生大臣に伺いますが、厚生省としてはどのように実態調査をしているのか。そして、健康被害がどのように出ているのか。  この写真をごらんになってもおわかりのように、限られたタンクですから、できるだけ濃いものを入れた方が効果もあるわけです。私も、地元で農家の...全文を見る
○原口委員 時間が押してきましたので、このことはぜひ、小さい子供たちにも大きな影響が出ています。文科大臣、通学路の安全性、学校のシックハウス、学校に行きたくても化学物質過敏症で行けない、こういう子供たちもたくさん報告がされています。ぜひ、各省挙げて、問題意識を持って取り扱っていた...全文を見る
○原口委員 まさに、医のモラルというよりも、これは犯罪ですね。しかし、こういったことをどうしてチェックしていくのか、そのことに踏み込んでいくと、とても、私たちはまだまだやらなければいけないことはたくさんあるということがわかります。  この東京女子医大の医療事件に関連して、私たち...全文を見る
○原口委員 私は、患者の側に立った、民主党が出しているような権利法、そういうものがない限り無理だというふうに思います。  政治と金の問題については、後、集中という審議の中でしっかりとただしていきたいけれども、総理に最後に要請をします。抵抗勢力小泉純一郎と言われないように、しっか...全文を見る
02月17日第156回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○原口委員 民主党の原口一博です。  冒頭、官房長官に強く要請をしておきたいことがございます。  それは、前の森内閣のとき、官房長官が、中川さんだったと思いますが、さまざまな陳情活動について、これは自粛しよう、そういうお話をされました。私は、これは大変大事な自粛だと思います。...全文を見る
○原口委員 もう一つ要請をしたいのは、やはりこの間、政治家主導という形で国会改革を進めて、与野党協力しながらやってきたわけですが、大臣、副大臣、大変なお仕事をなさって、私たちもそこには一定の敬意を表しているわけですが、笑っている、財務大臣に笑われると次の質問をしにくいんですが、政...全文を見る
○原口委員 私は、政府としての姿勢を問うているんです。政府として、やはり新たに副大臣、政務官というものをつくった、省庁再編の中でつくってきた。国民の中には、そういうものは必要なかったんじゃないか、実際どういうお仕事をされているのかしっかりと見届けたいという声があるわけですから、そ...全文を見る
○原口委員 私はそう申し上げているんじゃなくて、そういうのはもう論外だと申し上げているので、訂正をしたいと思います。  さて、そこで、扇大臣それから大島農水大臣に伺いたいことですが、雪印食品の偽造事件、牛肉偽装事件がございました。これ、委員長、資料の配付をお許しください。
○原口委員 資料の三でございます。  この雪印食品事件というのはどうしてわかったかというと、西宮冷蔵、その雪印食品の食品を扱っている倉庫業者の方が、こんなんではだめだということで告発をされたんですね。そして、それでもって明らかになって、雪印食品は御案内のような処分、そして、社員...全文を見る
○原口委員 私が聞いたことに答えてほしいんです。  私は、倉庫業法に基づく処分を下したことが悪いと一言も言っていないですよ。むしろ、扇大臣はここでしっかりと情状を酌量した決断をされた、そのことを私は非難しているわけでも何でもない。そうではなくて、現場が取引先まで聞き取り調査をし...全文を見る
○原口委員 たくさんの偽造事件があった、そして、では、国土交通省はしっかり監督をしてきたというふうに私は思いますが、倉庫業法でこれまで何件処分を行われましたか。
○原口委員 何件というふうに伺ったわけです。  私は、私たち民主党は、やはり公益開示法が必要だというふうに思っています。やはりこういう不正を、さっきおっしゃった、偽造をしたことは私は悪いと思う。ただ、現在の現実の商取引を見てみると、大手のさまざまな問題に対して泣き寝入りをしてい...全文を見る
○原口委員 今まさに、国内の政策の環境に対する負荷をおっしゃいましたが、私は、農業関連のさまざまな公共投資についても、やはりこれはスクラップして、それが後世にどういう負荷を与えるかということまでも視野に入れて建設をすべきときに来ているというふうに思います。例えば諫早湾の干拓事業に...全文を見る
○原口委員 石原大臣、私もその点全く同じです。  レッセフェールの時代には、人の作為、不作為を事前に禁止したり義務づけることはなるべく行うべきではない、規制のフリーの時代でした。しかし、産業構造が高度化して、そして不作為によってあるいは作為によってもたらされた被害というものを事...全文を見る
○原口委員 ありがとうございます。  例えばシンガポールでは、世界の最高の教育にアクセスする機会を子供たちに与える、人材に思いっ切り投資をしていくということをやっています。あるいは、これもアジアの国ですが、直接、医療の指導を最先端の方にお願いし、アメリカの大学だったと思いますが...全文を見る
○原口委員 公益法人の定義というと、民法第三十四条によるもの、社団法人、財団法人、それから特別法によるもの、学校法人、社会福祉法人云々というものがありますが、前段については、私は大臣のお答えを了としたいと思います。  やはり公益を何も官が担う必要はない。私たち民主党は市民公益と...全文を見る
○原口委員 大臣、大事な指摘をされたと思います。つまり、公益法人は、できたときは知っている人がいても、サンセットできないんですよ、なかなか。そして、それをチェックするという力が働きにくい。私は、公益法人がすべて悪だということを言っているんじゃありません。公益法人の中には、本当に大...全文を見る
○原口委員 私は、もっと具体的におっしゃっていると思いますよ。  二〇〇三年の二月三日、これはテレビ朝日の番組ですが、日銀の買う資産にいろいろ工夫する余地があると竹中金融担当大臣はお述べになって、そして、日銀が、株価指数連動型の投資信託購入など新たな量的緩和の手段を講ずるべきだ...全文を見る
○原口委員 先ほど、勘のいい方が、だからもうかるのかとおっしゃいましたが、ここなんですよ、財務大臣。財務大臣はこのETFの日銀買い入れについては少し慎重な姿勢だという報道もありました。竹中大臣はしっかりと、ETFか外債を買うかは日銀の判断にしてもらえばいいという、そういうものを、...全文を見る
○原口委員 今記憶にないというふうにお話しになりましたが、おっしゃっていると思いますよ。おっしゃっているんですよ。  今、委員の皆さんに私は何を質問したいかと申し上げると、まさに金融担当大臣、経済財政担当大臣として、政府の経済政策、これに大きな影響を与える立場にいらっしゃる方で...全文を見る
○原口委員 金融担当大臣は、この金融庁、そして証券監視委員会に対して何か意見を言ったり、あるいはそことの関係、どのような御関係ですか。
○原口委員 私ども民主党は、こういう監視委員会が金融庁の中にあること、それは独立性を問われる、ですから、本来は外にあるべきだという主張をしていますが、きょうは本題から外れるのでこのことを突っ込んで議論をしません。  資料の八をごらんになってください。  竹中大臣の絶対もうかる...全文を見る
○原口委員 私は、その経緯を伺っているんではなくて、大臣になられてから一投資家としての行動をなさってきたんですかということを伺っているんです。
○原口委員 全く答えていません。  委員長にお願いをしますが、投資家としての行動をされてきたのか。閣僚の規範に沿ってさまざまな投資を行ってこられたんですね。
○原口委員 投資行動はやっていないということですね。
○原口委員 だから、株の取引は閣僚で禁止されているでしょう、財務大臣。株の取引じゃなくて、大臣規範の中にある投資、大臣はこれこれこれはやっていいと。今回のETFはやっていいんですよ。こういったものは今までもなさっているんですかということを聞いているんです。
○原口委員 では、投資は全く行っていないということを大臣はお答えになったということでよろしいですね。
○原口委員 金融担当大臣は、私が伺っていることの真意をわからない方じゃないんですよ。
○原口委員 今のような答弁では納得いきません。  私は、どんな投資行動をされているのか、本当にびっくりするようなお答えなので。実際に、李下に冠を正さずという話があります。あなたの個人的な財布の中身を聞こうなんということを全然思っていないんです。まさに、日銀に対してETFを買えと...全文を見る
○原口委員 私は、どんな趣旨かということを聞いているのではありません。質問に全くお答えにならない。  では、別の視点から伺います。  委員の皆様には恐縮ですが、これは岩井証券のホームページからとった「不公正取引について」というものです。そして、資料の八がそれでございます、十四...全文を見る
○原口委員 つまり、根拠はないんですよ。根拠はないんです。  これは、資料の八をごらんいただければ明らかです。明らかな風説の流布なんです。そして、末松議員の先日の質問に対して法制局長官が、この風説の流布は何人にも当てはまるという答弁をされています。大臣にも当てはまるんです。 ...全文を見る
○原口委員 実際に、大臣からも、この間官房長官もお話しになりましたけれども、勧誘されているんですよ。しかも、あの審議の中では明らかにできませんでしたけれども、明らかに日銀に対しても大きな影響力を与える、与え続けてきているわけです。  あなた方は、この国会の総理の所信表明演説で何...全文を見る
○原口委員 もう質問に対して全く答えていません。私は無理な質問をしているんじゃないんですよ。根拠を示してくださいという、そのことだけ申し上げているんですよ。絶対にもうかるという根拠をお示しください。それは日本の将来が明るいという根拠にもなるわけでしょう、あなたのロジックだと。
○原口委員 ETFというのは、委員長にも皆さんにも聞いていただきたいんですが、個別の商品ですよ。個別の商品が上がるか上がらないかとか、上がればもうかる人も出れば、損する人も出るんですよ。それの根拠を聞いているんです、上がるという根拠は何ですかと。  ETFが日本の全体経済指標に...全文を見る
○原口委員 もう国会の権威を地に落とすのはやめていただきたい。誘われたと言っているじゃないですか、閣僚だって。それも議事録に残っていますよ。勧誘しているじゃないですか。  資料の十をごらんになってください。「相場の変動を目的とする不正行為の禁止」、あなたがなさっているのはこっち...全文を見る
○原口委員 法律の解釈はすらすらできますね、そのとおりなんですよ。証券市場における透明性、公正性なんです。あなたは、それを統括する立場にありながら、それをゆがめているんです。  しかも、実際のプレーヤーからここにもたくさんファクスが来ていますが、こんな人たちのもとで今銀行は自己...全文を見る
○原口委員 なぜ私が、資料の十、法律を持ち出したかというと、あなた今答えられたばかりじゃないですか。公正で透明性を確保する、そのためにあるんですよ。なぜあなたが金融担当大臣としてこれを先頭立ってやらなければいけないんですか。そのこと自体がおかしいんだと言っているんですよ。(発言す...全文を見る
○原口委員 竹中大臣にお願いをいたします。私は個別のことを聞いているんです、政策全体の話をしているんではありません。あなたは、政策の全体の流れを利用して、個別のもうけや個別の取引について、しっかりと世間に対して予断を与えているじゃないですか。市場に対して予断を与えているじゃないで...全文を見る
○原口委員 今の答弁は全く理解できません。金融担当大臣としての記者会見が個人としての考え方を言ったなんというのは、そんなことは通りませんよ。  そして、個別の商品は、日本の経済が上昇しようが下落しようが、これは上がったり下がったりするんです。全くむちゃくちゃな答弁ですよ。答弁の...全文を見る
○原口委員 全くの間違いです。この大臣記者会見要旨には、どこにもそんなこと書いてありません。大臣はどうされるんですか、買います、絶対もうかりますと。これは私がつくったんじゃないんですよ。あなた方がつくっているんじゃないですか。そして、ついこの間までホームページに載せていたんです。...全文を見る
○原口委員 今の答弁は本当にひどいと思いますよ。どこにも個人として買いますかなんということも聞いてもない。国会の質疑についても重視する姿勢が全くない。しかも、金融政策全体を誘導しながら、その中で、絶対もうかる、根拠についても明確な根拠を示さないばかりか、絶対もうかるとまで言って、...全文を見る
○原口委員 外務大臣、せっかく来ていただきまして、申しわけございません。  先ほどの資料の確認については、理事会で協議をお願いしたい。
○原口委員 外務大臣には、アフリカのODA、これは、入札も、予定価格も出さない、そして入札さえも行われていない。こういう実態も資料の中に挙げておりますので、外務省改革の一環としてしっかり取り組んでいただいて、根拠のある説明をしていただきますように、そして、こういう予算の立て方はお...全文を見る
02月21日第156回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○原口委員 民主党の原口一博でございます。  きょうは、名古屋刑務所における平成十三年十二月発生の特別公務員陵虐致死事件、以下、十二月事件と呼びます、あるいはホース事件と呼びます、この事件についてだけ伺いますので、明快な答弁をお願いしたいと思います。  先ほどの質疑の中で、所...全文を見る
○原口委員 さて、事実について聞いてまいりますが、この十二月事件については、被害者は、何分このような辱めを受けていたのか。そして、先ほどからの質疑にありますように、一人ではこれはできない。七十メーターもホースを引っ張っていって、そして高圧の水を当てる、指で十一センチまで傷をつける...全文を見る
○原口委員 重複を避けていただきたい。なぜならば、限られた時間の中でこの質疑をしています。聞いたことだけ答えてください。  なぜ指で十一センチもの裂傷を負わすことができるのか、これについては全く答えていません。そして、当初から、司法解剖であったということは、これは、事件性をもう...全文を見る
○原口委員 委員の皆様にここの会見の概要は訂正することございませんね。  「大臣の方には、その事件そのものについては、報告はあったのでしょうか。」「詳しい話はありません。」こう言い切っていらっしゃるわけです。そして、資料三の二、これは先ほど御答弁がありましたが、「私が聞いたのは...全文を見る
○原口委員 さて、この委員会が紛糾をしたのは大臣答弁についてでございました。  つまり、資料の一の一にわかりやすく、法務省の皆さんがこの事案についての時系列を出していただきました。これは資料一の一です。  ここで幾つか聞いてまいります。  最初、日にちもついていない、そうい...全文を見る
○原口委員 いや、私が伺っているのは、十二月二十四日ころ名古屋地検が受領している。もうこの段階で犯罪性の疑いについて認識があったか否かということを聞いているんです。
○原口委員 つまり、この時点で他害の疑いがあるかもわからないと法務省は思っていたわけであります。  さてそこで、今回問題になった大臣の答弁であります。  資料五をごらんになってください。これは平成十四年十一月二十九日の森山法務大臣と社民党の阿部委員との答弁です。ここで阿部委員...全文を見る
○原口委員 まさにそれは後づけの答弁ではないかというふうに思います。ここで医療についてしっかり聞いているわけでありまして、そして、そのことについても大臣はお答えになっています。  私は、納得がいかないということで理事会でもお話をしましたが、資料の七をごらんになってください。これ...全文を見る
○原口委員 もう聡明な皆さんは、今のだけで大臣の答弁の矛盾にまたお気づきだと思います。二月十八日、まさに阿部委員は十二月事件について聞いているんですよ。そして、そのときの私の十二月事件についての答弁はこういう意味でしたということをここで再度大臣はお話しになっているんですよ。五月事...全文を見る
○原口委員 大臣に明確な答弁をいただきます。
○原口委員 全く、これはちょっと理事にお願いをしたいのは、詰めれば、その答弁は誤解をしていたと言われるんであれば、事実を追っかけられませんよ。  資料五をごらんになってください。ここであなたは完璧に、捜査というお言葉を使っていらっしゃるんですよ。しかも、医療についても触れていら...全文を見る
○原口委員 それだったら十八日に、これはもう通告して質問しているわけだから、訂正することはできるわけですよ。十一月二十九日にやって、それから何回も何回もほかのところで、ちょっと官僚の方、呼んでもいないのにあれなんですけれども、私は全然納得がいかない。  あなたは、自傷を受けたと...全文を見る
○原口委員 その矯正局長から受けたのはいつでございますか。そして、どこでどのように受けられましたか。まず、いつだけで結構です。(発言する者あり)
○原口委員 私は、後からこうやってつじつまを合わせたものは、きょうは阿部委員の質疑に対してだけ出しました。ほかにもいっぱい破綻しています。数十ページあるいは数百ページにわたるものをゆうべ読みました。私はやはり、法と正義、道理と人権が問われているときに、後から糊塗をするような答弁、...全文を見る
○原口委員 資料九をごらんになってください。監獄法の施行規則です。情願書は封をして大臣に行くものであって、そして、これは速やかに対応しなきゃいけないものなんです。  あなたはたしか、私の記憶では、法務大臣をなさったのは今回が初めてではないと思います。違いますか。(森山国務大臣「...全文を見る
○原口委員 それを今お気づきになったためにたくさんの命や人権が侵害をされたということを指摘しておきます。  私は、この情願一つとってみても、また、先日、矯正局長がここで大きな声を張り上げて、そして予算の委員をまさに威嚇するかのような答弁をした。これは、国会で、始まって、半世紀ぐ...全文を見る
○原口委員 私は、これが名古屋刑務所ぐるみ、あるいはどこの現場で口裏合わせをして、そして刑事局、検察から来たときにどのように答えるか、そんなことも報じられています。いや、これが名古屋刑務所ぐるみだけでなくて、法務省本庁の皆さんがこれを御存じであって、そして隠ぺい工作を、似たような...全文を見る
○原口委員 私はそれでは不十分だと思いますよ。  外務省を引き合いに出したら外務省の皆さんに申しわけないけれども、捜査がスタートをし、そして疑惑がここで、国会で追及されている間でも中間報告を即出しているわけですよ。そんな、懇談会に意見を聞くなんて悠長なことできますか。私は、大臣...全文を見る
○原口委員 もう時間が来ましたので、あと一点だけ伺います。  平成十五年一月末の刑事局長から大臣への報告、これは文書で行われたのか。その内容については先ほど漆原委員の質問に対して答えられましたから、どのような形で行われたのか、それだけお尋ねします。
○原口委員 その文書を、これは秘密会でも結構です、委員長。どのような形で大臣に報告をされ、そして大臣の指示がどのように法務省に伝わっているのか、このことについても、今回の事件は大変大きな疑問を残した事件です。ぜひそれを理事会で御協議いただきますようにお願い申し上げます。あるいは、...全文を見る
○原口委員 どこに捜査の機微にかかわるものがあるか、それはわかりません。しかし、私たちは、この行刑運営に対する責任、そして国民の信頼、これが問われているんだということをお話をし、そして死亡鑑定書についても、私は、しかるべきときにこの真偽についても、本当に死亡鑑定をした当該医師が、...全文を見る
02月26日第156回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○原口委員 民主党の原口一博です。  まず、きょうはミサイルの話をしたいと思いますが、その前に、財務大臣。  委員長、お願いした資料をお配りしたいと思いますが、お許しいただけますでしょうか。
○原口委員 資料の六—一と六—二を、塩川大臣、ごらんになってください。  きょうは会計検査院にも来ていただいていますが、我が国は莫大な、一兆円を超える政府開発援助をやっています。平成十三年度の実績は、無償資金協力で二千三百億、そして円借款で八千百億。会計検査院の指摘では、これは...全文を見る
○原口委員 このルールじゃだめなんです。国民がわからないんです。入札予定価格も公表しない。相手国政府のそのことをおもんぱかるのはわかりますよ。じゃ、国民に対する説明は要らないのか。  財務大臣、これは外務省を指導して、こういう予算の立て方、あるいは入札の仕方、よくないと思います...全文を見る
○原口委員 前向きの答弁をいただきました。国民に説明できない予算、私たちがチェックできない予算というのはあり得ないということを指摘して、ミサイルの話にします。  資料の一をごらんになってください。これは、「立法と調査」という、調査局から出していただいたものをもとに年表でまとめた...全文を見る
○原口委員 これは、北朝鮮から通知はあったんでしょうか。
○原口委員 一体、いつ、このミサイルが発射されたのか。私が防衛庁から聞いたところだと、二十四日の十二時からその夜中の零時の間のいずれかでございます、こんな説明ですよ。そして、これはもう皆さん認めていらっしゃいますが、総理、官房長官、防衛庁長官に報告が上がったのは、翌二十五日の九時...全文を見る
○原口委員 それを判断するのは、それがどういう脅威になるかということを判断するのは大臣でしょう。それを、発射後およそ、最高丸一日かかって大臣に入るなんということは、私は、地対艦ミサイルだから日本に対する脅威がないとは思いませんよ。例えば原子力発電所、どれぐらいの人で守っていますか...全文を見る
○原口委員 防衛庁のいわゆる文民統制のシステムは、この一事をもっても世界に過小評価されますよ。国民に不安をもたらします。今大臣が率直に謝罪をされたので、もうこれ以上言いませんが。  資料の四をごらんになってください。これは、この十二日にアメリカの上院の軍事委員会の公聴会でテネッ...全文を見る
○原口委員 まさに今大臣がお話しになったとおりで、だからこそ、この予算委員会で、ミサイルの開発の中止を北朝鮮に強く求めるべきだ、ピョンヤンでもそれを外交的に求めるべきだったということを再三再四申し上げているわけです。  つまり、外交姿勢、外交メッセージというのをどれだけストレー...全文を見る
○原口委員 今、特使を含めてということで、前向きの答弁をいただきました。  資料の十をごらんになってください。  これは、自見筆頭や多くの皆さんと一緒にイラクを訪れたわけですが、今でも、劣化ウラン弾の被害、心臓の弱い方はごらんにならない方がいいというような状況ですよ。大量破壊...全文を見る
○原口委員 生きた政治の言葉を使ってほしいんです。外務大臣は、その答弁でこの国会を乗り切れるかもわからない。しかし、国民は、どっちを向いているかわからないんです。米英のこの決議案について、はっきり支持と言っているじゃないですか。支持をするんだ、原口国連大使の演説についても、しっか...全文を見る
○原口委員 私は、もうこれ以上国会論戦を死んだものにするということはあってはならないと思います。  資料五をごらんになってください。  今ドイツがいわゆる安保理の議長国でありますが、次はギニアになります。日本は、非常任理事国に対するODA、さまざまな国のものを出したのがこれで...全文を見る
○原口委員 質問を終わります。
03月03日第156回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○原口委員 平成十五年度一般会計予算、平成十五年度特別会計予算及び平成十五年度政府関係機関予算につき撤回のうえ編成替えを求めるの動議について、民主党・無所属クラブ、自由党、日本共産党、社会民主党・市民連合の野党四会派を代表し、その趣旨の弁明を行います。  予算の編成替えを求める...全文を見る
06月23日第156回国会 衆議院 予算委員会 第25号
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○原口委員 おはようございます。民主党の原口一博です。  きょうは総理、沖縄慰霊の日であります。日米地位協定の見直しでずっとやってきた、もうこれにも限界が来ている。私たちは地位協定の改定案を出して、真の意味で日米関係を強固なものにすべきだということを思っている。  そして、き...全文を見る
○原口委員 寛容と忍耐の姿勢、それで改革が進んでいくことを私たちも望みます。  もう一つ、今おっしゃった抵抗勢力と言われる人たちと小泉総理との、いわゆる構造改革をめぐる政策バトルの星取り図というのを出してみました。委員長、お許しをいただいて資料を、十枚ございますが、配らせていた...全文を見る
○原口委員 厚生大臣は昔、私のお師匠さんですから、この分野で。なかなか突っ込みにくいんですけれどもね。  現在、医薬品のものは、今おっしゃったとおり、副作用等の問題があるから医薬品になっているはずなんですね。これは間違いないですね。副作用があるか。安全上特に問題ないものは、だか...全文を見る
○原口委員 総理にあらかじめ申し上げます。  私、一カ月ぐらい前に、ある方を介して、総理にお会いしたい、規制改革をきっちり前に進めるためにお会いしたいと言ったんですが、結局お忙しくてできなかったんですが、検討の場を自分たちの手の届くところにして、そして後はやりたい放題という、こ...全文を見る
○原口委員 石原さんも随分苦労されていますよね。だから、そういう古い政治勢力の中に、さっきのこれで申しますと、やはり権力の源泉をこっちから得ていたのでは本当に正しい改革はできないということです。石原さんにエールを送りますが、早く古い政治勢力から抜けて、私たちと一緒にやりましょう。...全文を見る
○原口委員 総理、お聞きになったとおりです。検討を進めていく、ことしできることはことしやる、来年できることは来年やる、何をやるかがよくわからない。  「ここまで進んだ小泉改革」という本があります。これは政府が出されているものですけれども、これによって、「待機児童ゼロ作戦を進めて...全文を見る
○原口委員 そうしたら、ここにそれだけ書かないことですよ。ここに書いたらそう思うじゃないですか。そんな石原大臣、それでいいかどうか、もうここではあれしませんけれども。  では、構造改革特区推進室、これは政府参考人に伺いますが、これまで構造改革特区の提案では、公設民営の学校という...全文を見る
○原口委員 総理、お聞きになったとおりなんですよ。小中高の、まさに公設民営の要望が高いんです。  それをわざわざこの中では、今、文科大臣、何とおっしゃいましたか。いわゆる高校、ほかも検討すると言っている。検討するんじゃなくて、そこを、一番ニーズの高いところをやるのが普通でしょう...全文を見る
○原口委員 委員長、この総理ほど席からやじを飛ばす方はいらっしゃいません。  私は、実際のニーズのないところにのみ限定してやるのはまさにやったふりであって、こういったことを許すべきではない。誤解と言うんだったら、小中高についても入れると明言してくださいよ。
○原口委員 私の見方を書いているんじゃないんですよ。わざわざもとに戻って言われるから、これは自民党さんの、それぞれ閣僚も経験した、柱となる議員さんたちのお言葉じゃないですか。お言葉ですよ。お言葉どおりなっているじゃないですか。ペイオフの解禁は先送りしたでしょう。不良債権は逆に積み...全文を見る
○原口委員 そういったところで抵抗をして、困っている閣僚もいるじゃないか。小泉内閣の閣僚が私は全部だめだと言う気はないんですよ。あなたの後ろにいらっしゃる、規制改革をやっている、特区で頑張っている、鴻池さん頑張っているじゃないですか。しかし、その中で、どれだけ先送りやあるいはごま...全文を見る
○原口委員 坂口大臣は、総理と医師会の会長さんとの間の会合で、中身は、高度医療と今お話しになったけれども、高度先端医療ということで話がついたというふうに会見で語っていらっしゃると思いますが、医療行政というのは業界団体だけの陳情で決まってはならない。  そこで、鴻池大臣に伺います...全文を見る
○原口委員 鴻池大臣がこれだけ強い決意と期待を示していらっしゃいますけれども、やはりさっきのところ、この高度な医療の範囲ですね、高度な医療の範囲というのはだれが決めるんですか。高度な医療の範囲というのは、坂口大臣、厚労省がお決めになるんですか。それとも、鴻池大臣、どこが決めるのが...全文を見る
○原口委員 私は、厚労省がさらに、一義的には地方公共団体あるいはその申請者かもわからないけれども、後にガイドラインで決めるということになれば、これも新たな規制ではないかというふうに思うんですよ。これはテレビの入った予算委員会ですから内閣不一致なんということはなかなか言えないかもわ...全文を見る
○原口委員 私は、やはり、何でこの規制改革を言っているかというと、マクロ政策は物すごく限られているんですよ。そして、規制を改革することによって人を対象とするサービスをふやさないことには、日本全国の雇用、この吸収先がないんですよ。そして、日本の雇用はそのほとんどが社会保障もくっつい...全文を見る
○原口委員 言葉どおりのことが前に進むことを私も期待して、二年前に総裁選のときに総理が民主党カードを十分にお使いになりました。私たちも、小泉内閣が私たちの改革にとってこれを本当に実現できる改革なのかということをずっと検証しながら、どっちが国民のための改革ができるかということを選挙...全文を見る
○原口委員 この長期金利の上昇は余り心配要らないということですし、それから、次の内閣は民主党だということをお認めになった、そろそろ政権を投げ出すときなのかなというふうに思います。  りそな銀行について、金融の構造改革で触れておかなければいけません。  これは、りそな銀行へ三度...全文を見る
○原口委員 これまでの国会答弁とまたずれた答弁をされている。  総理、私は、本当に不良債権の処理をするためには大きな決意が必要なんです。その決意を、官僚の、今小泉内閣になって、官僚の高笑いが聞こえます。族議員の高笑いも聞こえるんですよ。その高笑いを私たちは、その口を閉ざしていか...全文を見る
06月27日第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○原口委員 おはようございます。民主党の原口一博です。  法案について、逐次お尋ねを申し上げます。  その前に、我が国は湾岸戦争のときにお金だけ出して、そして汗も血も流さないというようなことを言う政治家がいますが、それは全く間違い。外務省の御協力で、手元に、青年海外協力隊及び...全文を見る
○原口委員 官房長官に確認をしておきますが、なぜこの質問を申し上げたかというと、いわゆる国際的な二国間、しかも重要な同盟における約束をされてきたとすれば、それは履行の義務があるだろう、約束がないのであれば、私たちは約束がないことを前提に議論すればいいから、私は伺ったわけです。 ...全文を見る
○原口委員 さっき、防衛庁長官、PKOは展開していませんね。展開していないけれども、いわゆるPKOの本体業務ではなくて、周辺国には、今おっしゃった三条の人道的な支援ということが現行法でもできるということでよろしいですね。
○原口委員 これは、今、私たちも、この法案についてどういう姿勢をとるかということを鋭意議論しているので、その前提となることでございますのでお尋ねをしました。  自衛隊の出動ないし海外派遣には、今まで、慎重であった方がいい、十分な歯どめがあった方がいい、そういう姿勢がございました...全文を見る
○原口委員 お手元は、予算委員会の理事会に政府から提出をされた、平成十五年二月十四日の、いわゆる国連決議に関する統一見解でございます。統一見解でございますというふうに私は申し上げましたが、実は、これは統一見解ではなくて、統一見解を提出するのは不適切であるという理由がここで述べられ...全文を見る
○原口委員 外務省設置法、この第四条の五において、今外務大臣がおっしゃったように、「条約その他の国際約束及び確立された国際法規の解釈及び実施に関すること。」これが所掌事務できっちり書いてある。そして、その後の四条においても、「対外関係事務の処理及び総括を行うこと。」としっかり書か...全文を見る
○原口委員 委員長は外務大臣もお務めですから、今の答弁がいかに頼りないものか、委員長もおわかりになるかもわかりませんが、私は、私たち立法府の責任というものと外務大臣のスタンスとがやはり少し違うなと思います。  私たちは、同盟国としてのアメリカのパワーの正当性、パワーの行使の正当...全文を見る
○原口委員 ここで詰めておきますが、一四四一の中に、イラクが自由な査察を認めなければ、イラクは重大な帰結に直面するとされています。  では、立法府と政府で立場が違うんだとおっしゃいますが、この重大な帰結というのは外交用語だと思いますが、具体的に何のことですか。
○原口委員 やはり答弁になっていないんですね。重大な帰結というのは、具体的に軍事力の行使をいうんですよ。だから、軍事力の行使も含んだものをいうから、この一四四一を根拠にイラクが、きのうもおとといも外務大臣はお答えになりました、最後のチャンスを生かすことができなかったから、この一四...全文を見る
○原口委員 非常に情けない思いがします。私たち、国会の中で、与党でも野党でも限られた時間の中で審議を尽くそうとしているんです。その中で、今条文をお読みになっただけです。それは何回も私も読みました。この重大な帰結というのが、つまりは軍事力の行使も含んでいるというふうに解釈しなければ...全文を見る
○原口委員 何で資料をわざわざ配付したかというと、六七八、六八七に係る政府見解は示せないとおっしゃっていたから言っているわけです。そこをエポケーしておいて、しかも質問が漠然としていると。私ははっきり聞いています。一四四一の中に書かれている重大な帰結というのは軍事的行動も含むんです...全文を見る
○原口委員 その後の法的な解釈を聞いているんです。理論的説明はされましたよ。しかし、それは理論的説明であって、この六八七によってどうして軍事力が行使できるかというのはおっしゃっていませんよ。だって、ここで政府見解、文書の形で示していないわけです。ここで混乱したんですよ、堂々めぐり...全文を見る
○原口委員 含み得るんですよ。だから一四四一の中で、これでやれたわけなんです。それが皆さんの解釈なんです。しっかりとそこを示すことが私はもっと早くに必要だった。そのときに、外交努力をやっているから政府見解を文書の形で示すことができないなんということをやってしまうから、わけがわから...全文を見る
○原口委員 子供たちはどうなんですか。それはAP通信という通信社の調べでしかわからないんですか。いわゆるCPAが活動をしている。CPAはそれを把握はしていないんですか。
○原口委員 とても残念な答弁だと思います。  実際にだれに何を届けるか、その中で最も惨禍に見舞われた人たちが何人いるか、そして、最も弱い立場の人たちがどういう状態にあるかもわからないで、ここで議論をしている。調査団の人たちが大変な、危険な地域にも、あるいは思いをされながらやって...全文を見る
○原口委員 ありがとうございます。  集団安全保障の中で議論をしていく問題についてはお触れになりませんでしたが、そこについても触れてください。
○原口委員 集団的自衛権の問題も集団安全保障の問題も、もちろんこのイラク戦争そのものは集団安全保障の枠組みだと今答弁されましたから、我が国が行う行動については二つとも議論の外であるということでございます。  ここであえて伺っておきますが、集団的自衛権を保持しているが使用できない...全文を見る
○原口委員 持っているけれども憲法九条が行使を容認していないという解釈ですね。私は、この問題について、非常に深く議論をしていかなきゃいけない問題だということをここで指摘しておきます。  さて、また特措法に戻りますが、テロ特措法のときには武器の輸送を認めていませんね。これは修正の...全文を見る
○原口委員 やはりそこにはかなりのフィクションがあると思うんですね。非戦闘地域であれば、武器弾薬の輸送というものが、武器弾薬そのものの需要というものが、輸送の需要というのがそれほど出るわけではない。テロ特措法には抜かしておいて、わざわざここに書き込む理由というのは、私は、ここはよ...全文を見る
○原口委員 時間を節約していただいてありがとうございます。  襲撃による死者が発生した場所はイラク全域にわたっていますね。プロットしていただきましたら、北部のところだけはない、いわゆるクルド人の居住地域だと思いますが。あとはほぼイラク全域で襲撃が起こっている。そして、今外務大臣...全文を見る
○原口委員 もう一点、補給についても出していただきました。  補給業務のイメージとしては、イラク国内における水の浄化、補給、配給、関連する輸送手段も含むということでございますが、イラクの人道復興支援にかかわる各国軍隊の派遣の状況からすると、こういう同種のことをやっている国という...全文を見る
○原口委員 私は、国会との関係でも、やはり、政府がお決めになった基本計画に基づいて二十日以内に国会に承認を求めるということで自衛隊を外に出すのではなくて、これも事前の承認を、本当にそれでいいのかといったところをやはり踏み込むべきだという意見を強く申し上げておきます。  そして、...全文を見る
○原口委員 自衛隊法の八十七条と九十五条に定められたこの範囲において、警察比例の原則と申しますか、いわゆる自分たちの身を守るために携帯が許される武器が決まるというふうに理解をしております。  さて、もう時間が迫りましたので、私はこの法文の中で、八条の六のところは、逆に反対解釈が...全文を見る
07月01日第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第6号
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○原口委員 民主党の原口一博でございます。  各調査団の皆様に、まずお礼を申し上げたいと思います。  そして、与党、野党の違いは、やはり治安とそれから具体的なニーズ、ここが違いますので、この二点に絞ってお尋ねをします。  まず、真っ先にイラクに入り、そしてこのイラク戦争が始...全文を見る
○原口委員 今お話しのように、イラクに入りますと、皆さんお気づきのように、ほかの中東諸国と違って、チグリス、ユーフラテス川があって、かんがい施設があって、水自体はあるんです。しかしこれが、長年のインフラ整備のおくれによって使える水が少ない、あるいは汚染をされている。  そこで、...全文を見る
○原口委員 与党の中でも治安についての違いがあったということで、やはり法案の中にしっかりと、武器使用基準やさまざまな問題についてもしっかり議論を詰めていかなきゃいけない、このことを指摘させていただきまして、質疑を終わります。  ありがとうございました。
07月02日第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第7号
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○原口委員 民主党の原口一博でございます。  冒頭、法制局長官に、先ほどの答弁を少し詰めておきたいと思います。  イラクにおいて他国の軍隊が野盗を掃討している、そういうものに対して我が国が支援をすること、これは憲法が禁じている武力の行使と一体となる行為とならないというお答えだ...全文を見る
○原口委員 私は、集団的自衛権について、その解釈が云々というのはこの間お話をしました。しかし、今のは大変大きな、踏み込んだ御発言ではないかというふうに思います。  というのは、相手が野盗であるか何か、今わかりますか。バース党の残党が野盗をやっている、あるいは、やりながらテロ活動...全文を見る
○原口委員 単なる治安維持の活動である、つまり、国際紛争の一環として行われる武力行使でないということであれば、我が国は、では、武器弾薬をそこに供給することも、あるいは、今、後段の質問にはお答えになっていませんが、一緒になって戦うこともできるんですか。
○原口委員 いずれにせよ、これは後で議事録を精査して、こういうことがあるから、まさに武力と一体化とみなされない、そのおそれがないということを、私たちは、一定の歯どめの中でずっと議論をしてきました。  私は、外交政策でいうと、きのうの参考人からあったように、ロープロファイル、つま...全文を見る
○原口委員 長い伝統と歴史を誇るアジアの我が国であるからこそ、世界に対して、イラクの伝統や文化、あるいはその国民のアイデンティティーについて、そこに対する配慮が、言えるものがたくさんあると思いますので、今の答弁を前向きに受けとめておきます。  それともう一つは、私が非常に心配し...全文を見る
○原口委員 私は、これは調査団の報告にもありましたとおり、三十年間に及ぶインフラに対する非常な無配慮がもたらしたもので、一気に今出てすぐ何ができるという話ではない。むしろ、水のイラク全土に対する計画を立てて、そしてそこにどのような貢献が各国できるのかということで、地道に長期間かけ...全文を見る
○原口委員 お答えのとおりだと思います。  このレポートを見てみると、国連のヒューマン・アピール・フォー・イラクという、これは六月に出たものですけれども、ニーズアセスメントをしています。略奪によって水を浄化するための塩素がとられちゃった。だから、塩素がないから、長官がおっしゃる...全文を見る
○原口委員 では、与党、野党で、使用規定を緩和しなければ、このまま自衛隊を出していいのかという議論がされていますが、この議論は、防衛庁長官、どのように思われますか。
○原口委員 この法律の第五条において、今の武器使用基準も含めて基本計画の中に盛り込む、そして、この基本計画は「遅滞なく、国会に報告」と、ここは報告になってしまっているわけですね。  私は、この表にありますように、比例原則、これが一番なんだと思うんです。比例原則というのは、相手が...全文を見る
○原口委員 危害を与える主体がやはり決定的に変わってきていると私は認識をしています。つまり、従来の紛争の当事者というようなことではなくて、相手はやはりレジスタンス、彼らから言うとレジスタンス、私たちから言うとテロ、つまり、自分の中に自爆装置を持ったテロリスト、そこに対してどのよう...全文を見る
○原口委員 私はやはり、地位協定的なものをつくるんであれば、それは、今のいわゆるイラク人にとって外国人によるCPAではなくて、この審議の中で、今月中にもイラクの暫定政権ができる見込みだというような御答弁もございました。私は、CPAではなくて、イラクの暫定政権、ここと結ぶべきだとい...全文を見る
○原口委員 法制局長官に伺いますが、いわゆるPKO五原則、活動が行われている地域の属する国の同意があること、これはまさにイラクに対する支援でございまして、イラクの暫定政権はないわけですから、その同意はありません。それから、その国が紛争当事者である場合には停戦合意があること、これも...全文を見る
○原口委員 つまり、この救援物資の受け入れ国、これはイラクなんですね。イラクですね。ジョルダンではありません。ジョルダンがそれを必要としているわけでもなく、ジョルダンだけ出しちゃいけませんが、ほかの例えばイランだったり周辺国が必要としているわけじゃない。必要としている受け入れ国は...全文を見る
○原口委員 だから、そこの、別々として認識できるというところがおかしいんですよ。まさに受け入れ国というのはイラクであって、それを自分らの勝手な解釈によって変えていくということは大変問題があると思います。  それでは、お聞きしますが、イラクに暫定政権ができるという御答弁。私たちは...全文を見る
○原口委員 いや、法制局長官が国際法でも確定的なことが言えないんだったら、私たちは何ができるかわからないじゃないですか。いかがですか。
○原口委員 さっきは実態と法解釈で、それは実態の解釈のことですよとおっしゃって、今、私は法解釈を聞いているんです。イラクの暫定政権が、イラク国を代表とするまさに受け入れ国、活動が行われる地域の属する国、あるいはこれに準ずるその代表であるというふうに法的にみなされたとして、そこの同...全文を見る
○原口委員 できるんですよ。だから、何を申し上げたいかというと、こういう今までの法的な枠組みを、私は、やはり自衛隊派遣については一定の原則が必要だと思います。ですから、石破長官とも何回も議論をしました、接ぎ木をして今やっていくような、もとを変えなきゃいけない。だけれども、戦後ずっ...全文を見る
○原口委員 やはりそこで、ダブルスタンダードとは言わないけれども、イラクの周辺国については、イラクの暫定政権がないにもかかわらず、PKO法で派遣をしようとしている。イラクの国内については、暫定政権がどういう性格になるかわからないからPKO法は今のところ適用を考えていないと。私はこ...全文を見る
○原口委員 歳出総額七百八十五億ドルの補正予算を、アメリカは二〇〇三年の四月十二日に決めています。この法案、私たちは全部を賛成じゃないけれども、もしこの法案の中で想定されている基本計画をやる、あるいは水のインフラをやるということになると、相当大きな予算の裏づけも必要であるというふ...全文を見る
○原口委員 なぜアメリカのその予算を伺ったかというと、七百八十五億ドルは大きなお金なんですね。これも、アメリカの議会のさまざまなものにアクセスしてみると、一次的な経費だということを言っています。この後また追加の予算計上をしてくるんだと思います。我が国も、これほどのことをやるんだっ...全文を見る
○原口委員 そういうことも含めて、基本計画やあるいはさまざまな問題を国会との間で詰めてやっていくという姿勢をやはり堅持していただきたい。予算についてはまた別の機会に質問させていただきます。  きょう、中東和平で新たな動きがございました。パレスチナとイスラエルの間の声明が出た、こ...全文を見る
○原口委員 私は、日本が本当に主導権をとって、そしてこの問題について積極的に世界をリードしていく、この姿勢が必要だと思います。  国連安保理のさまざまな決定あるいはその権能についても、三月二十日のあのイラク攻撃で大きな亀裂もありました。新たな世界平和の秩序をどう構築していくかと...全文を見る
10月01日第157回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○原口委員 民主党の原口一博です。  数点にわたり、総理並びに閣僚にお尋ねをしたいと思います。  まず、私たちは政権交代を目指しています。政権交代の意義は、やはり癒着をした今のしがらみの政治、税のむだ食い、これを政権交代によって変える。そのことによって、国民の皆さん、主権者の...全文を見る
○原口委員 そこで、数点確認をしておきたい。  マスコミに対して私たち政治の側が抑圧を加えてはならないというふうに思います。ある党では、千人のモニターを配して、そして、いろいろな自分たちの党に対するアゲンストのものがあれば、そこにスポンサーやさまざまな圧力を加える。こういう政治...全文を見る
○原口委員 ワンフレーズポリティックスとこの予算委員会でお話しになったのは、マスコミじゃないんです。御党のこの間立たれた政調会長がおっしゃったんですね。だから、マスコミだけで批判が十分貫徹するかというと、そうではないと思います。  そこで、先ほどの質問に関連して、きょうは、山口...全文を見る
○原口委員 あらかたの話はやはり反対なんですよ。今長々とおっしゃったけれども、反対なんです。  それで、ここに、委員長、集配郵便局、これは私が六年前に政府にお願いをして、そして、実際に今収支どうなんだというところを郵政三事業ごとにまとめていただきました。これを見ますと、皆さんの...全文を見る
○原口委員 では、出してください。  これは、隣にいる自見さんのときに出してくれて、その後はずっと、出してくれ、出してくれと言いながら、出てこないんです。出てこないということは、改革の議論をデータなしに、単なる当てずっぽうでやらなきゃいけないという話なんです。そのことを申し上げ...全文を見る
○原口委員 そこで、先ほど坂口大臣は、来年の年金改革に向けて、二・七兆円、基礎財源のところ、これはもう増税でやるしかない、そうお話しになりました。  谷垣大臣、どういう増税ですか。
○原口委員 それは先ほどの大臣の答弁と違いますね。先ほど大臣は、税でやるしかない、増税だとおっしゃったんですよ。テレビの前でおっしゃったんですよ。
○原口委員 全くの閣内不一致じゃないですか。もう二分の一決めると決めているんですよ。決めていて、増税しないとほかにありますか。(発言する者あり)頭悪いって、何言っているんだ。  どうぞ。
○原口委員 私が増税だと言っているんじゃないんですよ。厚生大臣が増税ですとおっしゃった。はっきりおっしゃった。これは識見なんですよ。一つの考え方です。それを財務大臣は認めない。だから、国民はどっちを向いて年金が——では財源どこに求めるのか。財務大臣はどこにお求めになろうと思ってい...全文を見る
○原口委員 何でこんな話をしているかというと、総理、長期金利がこの半年間で何回か上昇しているんです。一遍に一・六六とか、一%近く上がっている。  これは、日銀総裁、お見えいただいていますから、長期金利の上昇が経済に与える影響。特に地域の金融機関は、株を余り持っていません、二%ぐ...全文を見る
○原口委員 日銀総裁の見方としては少し甘いのかな、地域を回ってみるとそう言わざるを得ない。だから、財源の問題、歳入の構造改革というのももう待ったなしなんです。だから申し上げているんです。二・七兆円というその税のところがそんな軽いお金じゃないから申し上げている。これを再度強調してお...全文を見る
○原口委員 言葉で言うのは簡単なんですね。だけれども、BIS規制では、個人の貸し出しもそれから中小企業貸し出しもリスクウエート一〇〇ですよ。リスクウエート一〇〇であるものを貸し出せといってもそれは無理な話で、だから、この予算委員会でも何回も何回も御提言申し上げていますけれども、や...全文を見る
○原口委員 なかなか納得できないですね。  ごらんになっている国民の皆さんにわかりやすくお話をすると、債務超過、つまり、もう赤字で立ち直らなくなれば、その株主も責任を問われるんです。今回はそうではなくて一号ですから、株主は、むしろ逆に、公的資金を注入して、株は上がって、ああよか...全文を見る
○原口委員 個別の銀行についてはなかなか言いにくい、テレビが入っているから。  だけれども、持ち株会社を通して、Aという銀行に対して入れたいわゆる百二条の一号による資本が、それがまたBというところに入るというのを、これを無際限に許していていいんでしょうか。そうはおっしゃっていな...全文を見る
○原口委員 何を言っているか、よくわからないのですよ。  だから、この公的資本の入れ方。これは百二条で、一号、二号、三号と決まっている。だけれども、別の銀行に対して入ったことになるじゃないですか。今、個別の議論、個別ごとにやるということであれば。  だから、私は、法律を、ここ...全文を見る
○原口委員 これは時間が幾らあってもやりとり深まらないみたいですが、総理、総選挙の前にこういう財務諸表、この公的資金の入れ方がどうだったのかということはしっかりオープンにして、そして、私は一つの争点になると思いますよ。中小企業に対しては、先ほど日銀総裁がお話しになったように猛烈な...全文を見る
○原口委員 その金融危機対応会議をやったんですよ。そしてそのやり方について、このやり方でいいのかというのは、具体的に決算が出てきて、十月の半ばに出てきて、一兆円のもし引き当て不足があったとしたら、本当は皆さんは三号でやらなきゃいけなかったんじゃないかというのが私たちの、つまり債務...全文を見る
○原口委員 朝銀についても、私たちはこれまで明確なスタンスを示してきました。しかし、大臣になられて、やはり所掌以外のことは言いにくいということを非常に残念に思います。朝銀についてもさまざまな、朝銀を通して北朝鮮に対していろいろな、架空口座だとか借名口座だとか、そういったものを私た...全文を見る
○原口委員 調整したのを、間違って北朝鮮は約束というふうに考えているんですね。  調整、だれがやったんですか。
○原口委員 私は、この拉致の問題でどういう調整が必要だったのかということ自体が非常に疑問であります。帰国を求める、原状回復を求める、それが私たちの基本的なスタンスであったわけで、それを、例えば今の大臣の言をかりると、十、十五日で帰すという調整も一つのオプションとしてその中でやった...全文を見る
○原口委員 総裁選のときに、委員長がいわゆるツーボイスという言葉をおっしゃいました。
○原口委員 ワンボイス。済みません。ツーボイシズですね。つまり、外交はやはり一つになっておかなきゃいけない。  特に私たちは、北京で、中国あるいはロシア、韓国にもこの拉致の問題を六カ国協議の中で言ってくれと。タイミングを見てというような答弁もありました。先般北京で行われた六者会...全文を見る
○原口委員 外交ですから言葉が非常にわかりにくいし、静かな働きかけが何を意味するのかわからない。ただ、現実としては、拉致の問題を他の三カ国は出さなかった。  私は、この六者協議の中で、包括的な核の問題、ミサイルの問題、拉致の問題、これが解決される、これはとても大事だというふうに...全文を見る
○原口委員 私は、もっと明快に、そしてしっかりと国民にわかるような言葉で、また次の委員会でやりますが、北朝鮮に対してやはり日本としてどういう圧力を加えていくのか、これも明快にしていただかなければいけない、そのことを申し上げて、道路公団の問題に入ります。  先ほど石原大臣は、道路...全文を見る
○原口委員 前の、これは道路公団の子会社、道路施設協会、これでさまざまな事件があって、検察が家宅捜索をし、そしてその後、これは二つに名前を変えて分かれています。ハロースクエアというのと、それからJ—SaPa、片仮名語ばかりなのでなかなか覚えにくいですね。そして、この財務諸表を見て...全文を見る
○原口委員 もうぼろぼろですよね。しかし、ここに小泉総理の秘書官である飯島秘書官の御関係の方が就職なさっているかどうかという質問を、去年の内閣委員会で我が党の津川議員とそれから五十嵐議員がしています。私、きのう確認しました。そこでの答弁は、そういう方はいらっしゃいませんでしたとい...全文を見る
○原口委員 国会で虚偽の答弁があったんじゃないかということだから、別に国会で答弁してなきゃいいですよ、個人のことをとやかく言う気はない。  総裁、いらっしゃるでしょう。
○原口委員 終わります。
10月02日第157回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○原口委員 民主党の原口一博でございます。  通告に従い質問したいと思いますが、まず、先ほどのIMF、世銀のレポートがどうして開示をできないのか、そのことについて明確な答えをいただきたいと思います。
○原口委員 肝心なところがそれではやはりわからないんですね。  昨日の予算委員会でも、いわゆる長期金利の上昇リスクを財務大臣あるいは日銀総裁とも議論しました。日本の今の財政状況、あっぷあっぷなんですね。国債がもうこれ以上発行できないということで、さまざまな経済のリスクを私たちは...全文を見る
○原口委員 ここは議論の場ですから、私たちは議論の材料を提示し、お互いが持っている情報をそれぞれすり合わせて、よりよい結論を出さなきゃいけない、それが議院内閣制の大きな特徴だというふうに思います。  私は、この二百億ドルのうちのやはり応分の負担、これをやるというのは当然だと思い...全文を見る
○原口委員 法の趣旨に反するなんて、一言も言っていません。  つまり、予想以上にアフガニスタンにおけるテロの掃討作戦が長引くだろう、そういうことで拠点をつくらなきゃいけないから、そのための重機を運んだ、こういうお答えですよね。それで結構なんです。私は、今、実績の検証をしているだ...全文を見る
○原口委員 何を締結していない、交換公文ですか。
○原口委員 では、なぜそれまでは交換公文を米英艦以外に締結をしなかったんですか。それ以外の艦船というのは、やはり同じように、米英艦船と同じように展開をしていたんでしょう。
○原口委員 いや、ニーズは、米軍であろうが英軍であろうが、ある。あるいは仏軍であろうが、ニュージーランド軍だってある。だから、そこからもニーズはあったわけでしょう。今おっしゃる交換公文というんですか、それを締結してくれというのは、逆に聞きますと、十五年三月まではなかったということ...全文を見る
○原口委員 十三年の十二月からオペレーションが開始して、それが十五年の二月まで他の国に対して交換公文が行われず、そして十五年の三月、これはまさに、ことしの三月といえばイラク攻撃が始まった月でありまして、そこからさまざまな艦隊に給油がされている。  その中で、給油回数実績、これを...全文を見る
○原口委員 私たちは、この給油の実績をやはり詳細に、その船、船がどういうオペレーションをやったのか、これは軍事的なさまざまな秘密がありますから言えることと言えないことがあるけれども、国民の皆さんに明らかにする、その責任があるということで、今お尋ねをいたしました。  先ほど、修正...全文を見る
○原口委員 内容がどのようになるかというのは、今の活動内容をまた基本計画という形でお示しになるわけでしょう。違うんですか。基本計画、もう変更しなくていいんですか。だって、この法律の中でも変更があったわけでしょう。さっき私が何で質問申し上げたかというと、重機を持っていったじゃないで...全文を見る
○原口委員 ということは、今私たちが見ているそのもの、この間出された計画、これでやられるわけですね。もう足すものもなければ減すものもないということでよろしいですね。
○原口委員 今のところはさらに詰めなきゃいけないところでございますが、時間が限られていますので、またちょっとイラクに戻りたいと思います。  アメリカの世論を見てみると、第二のベトナム戦争というような形になる前に、アメリカはもう世界から撤退すべきだ、こういう極端なことをおっしゃる...全文を見る
○原口委員 そのドラフトはどういうものですか。
○原口委員 今はドラフトをつくった理由をおっしゃったので、そのドラフトの中身はどういうものですか。
○原口委員 私たちは国家としてさまざまな情報を集めているわけです。本来どうのこうのとおっしゃいますけれども、私たちは最大の同盟国です、アメリカと。そして、今の政府はイラク攻撃を支持し、これに責任を持つ立場です。その責任を持つ立場の人たちが、では、今、占領行政がある意味では壁に突き...全文を見る
○原口委員 今、本当に、アメリカにそれをしっかり言えというお話がありましたが、そのとおりなんです。イラク人への権限移譲過程を明確にして、そして、人道復興援助実施主体の、占領軍からやはり切り離さなきゃいけない、一刻も早くイラク人による政府をつくらなきゃいけない。  その中で、官房...全文を見る
○原口委員 結局、国会との議論というのは解散があれば選挙後という形になる。非常に残念です。  さて、官房長官、私は、昨日の予算委員会について総理に、きょう本当は総理に来ていただきたかったけれども、官房長官、抗議をしておきたいと思います。  私は、飯島秘書官、この方は官の方だか...全文を見る
○原口委員 私も、そのとき同僚議員がなぜ質問したかというその背景は、つまり、道路公団、族議員そして官僚癒着という形で官製談合が行われている疑いがあり、そしてその口ききによって、道路公団のファミリー企業しかその仕事はできないわけです。非常に大きなギルドを形成していて、そこに就職する...全文を見る
○原口委員 その方が問題があると一言も言っていないんです。いや、そこまでおっしゃるんだったら、就業実態がなくなったにもかかわらず給与が払われ続けているんじゃないかということを言っている人もいる。だけれども、こんなことは私はここで問う気はありません。そうではなくて、実際にいらっしゃ...全文を見る
○原口委員 やはり価値観が違いますね。私たちは、国会で、どの、与党であろうが野党であろうが事実と違うことが話されて、そしてそれが大変問題である、問題なんですよ。いろいろな口ききで、一部の人たち、ファミリー企業しかそれを受注できない。そして、そこに働く人たちは、今おっしゃったじゃな...全文を見る
○原口委員 これで質問を終わりますが、国連総会で、北朝鮮は逆に数字を挙げて、我が国を拉致国家であるというようなことを言い、そういったものにはきっちり反論をしなければいけないし、前回、私は新潟へ行って、あの万景峰号入港の、本当にこういうものがあっていいのかという集会に出てまいりまし...全文を見る