原口一博

はらぐちかずひろ

小選挙区(佐賀県第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

原口一博の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月26日第164回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○原口委員 民主党の原口一博でございます。  馬淵議員が偽装の問題を議論しましたので、まず、ちょっとそのことから総理に要請をしておきたいというふうに思います。  それは、まず委員長、お許しいただいて、資料の配付を。
○原口委員 総理、資料を配付させていただいている、皆さんにも配付させていただいているんですが、資料の六をごらんください。  私は、先ほど国土交通大臣がおっしゃったように、責任を明確にして、そして公正公平に、公的資金を投入するときにはやはりそれが、金融でも原則ですね。ですから、ど...全文を見る
○原口委員 私は、それで中身がよくわからないから、これほど多くの国民に不安を与えて、そしてこれからどれぐらい、じゃ、自分たちがこの冬空にどこに行ったらいいのか。私たちは、先ほどの議論の中でも、今緊急の措置をやるなとは一言も言っていません。やるべきだと思っているんです、住民の方々に...全文を見る
○原口委員 それぞれのつかさつかさにお任せになるという総理の立場からはそうでしょうけれども、しかし、一方でこういう条文もあるんです。これは、行政機関の保有する情報の公開に関する法律の第七条、公益上の理由による裁量的開示。  行政機関の長は、開示請求に係る行政文書に不開示情報が記...全文を見る
○原口委員 北側大臣、私、短い時間で聞いておりますので、テレビが入っているときはできるだけ慎重に話をしなきゃいけないし、余計な不安を与えてはなりませんから、言葉を選びながらお話をしているんです。  資料の七の三をごらんになってください。さっき、昭和五十六年以前でどれぐらいあるだ...全文を見る
○原口委員 いや、私は、わざわざ被害者の年齢が十三歳未満、これは数字ですから事務方でも結構です。近年、十三歳未満の子供たちが被害に巻き込まれる、そういう状況はどうなっているのか、あわせて、発生時間、どういう時間にどこで子供たちが被害に遭っているのか、それを教えてください。これは事...全文を見る
○原口委員 今その犯罪の一部をお話しになりましたけれども、被害者の年齢が十三歳未満の認知件数というのは、平成十六年で実に三万七千件もあるんです。東京都の中のある区で調べてみたら、何らかのそういう犯罪、軽微なものもですけれども、それを目にしたり、あるいは実際に遭った、四割を超えてい...全文を見る
○原口委員 前向きの答弁をいただきました。  夜中の十二時にならないと保護者が迎えに来てくれないという、いわゆるシンデレラの子供たちという実態も私は調べてみました。本当に、小さい人たちがこのグローバル化の中で、私は、今どうしてこんなに社会が閉塞感を高めているのか、あるいは世界的...全文を見る
○原口委員 教育によって培われるもの、これを大事にしなければいけないというふうに思います。  そこで、日銀総裁にもきょう来ていただいていますが、総裁に伺いたいんですが、今回、午前中の質疑でストップマーケット、茂木委員からも指摘が、これは海外メディアの指摘で不当な指摘だとは思いま...全文を見る
○原口委員 理論的には私、何の反論するところもありません。しかし、では実際にそれをだれがやっているのか。  東証は、今回、四百五十万件から五百万件というお話ですけれども、アメリカのナスダックは、これは四億件ですよね。もうオーダーが違うんですよ。  与謝野大臣、私は前の大臣とそ...全文を見る
○原口委員 証券等監視委員会も東京地検特捜部と一緒に捜査をしているということですから、ほぼ同じ容疑だというふうに思います。それでよろしいですか。
○原口委員 事前にいただいた容疑事実を皆さんにわかりやすいように示したのが、この絵であります。もう実際にこうやって、まず、一のところ、株式購入の代金も株も投資事業組合、この真ん中の投資事業組合に移っている。それで、この二のところ、さっきライブドアマーケティング、現ライブドアマーケ...全文を見る
○原口委員 私たちはもう投資家の保護とか言わないんですよ、与謝野大臣。投資者の権利の保障と言うのです。消費者基本法というのを一昨年つくりましたけれども、そこで法律の枠組みを随分変えました。それは、そのときは保護法ですね、それまでは消費者保護法。しかし、保護の対象ではなくて権利の主...全文を見る
○原口委員 聞いていらっしゃらなかったみたいですね。自民党と一言も言っていません。ルールをつくる人間が、やはりそこはきっちり、公ですから。  私は、竹中大臣にETFの質問をさせていただきました。あのとき、これからETF、これは株価連動の商品ですけれども、これは上がるからというこ...全文を見る
○原口委員 そうでしょうか、本当にそうでしょうか。  今の発言は重大な発言だと思いますので、私、別の機会にお話をさせていただきますけれども、今回、ライブドアのさっきのこの構造というのは、まさに情報を操作して株価を引き上げて、そして自分たちに利益を還元するというやり方ですね。今否...全文を見る
○原口委員 いや、自分の利益のためじゃないと今おっしゃっているけれども、その当時は投資家として申し上げたとおっしゃっているから、それは、投資家だったら自分の利益でしょう、大臣としてお話しになったんじゃないのでしょうということを言っているわけです。  私は、小泉内閣の規制改革の危...全文を見る
○原口委員 まさに七十五条以下の身分保障は、一般には、このごろの新聞にも間違って書いてありますけれども、今大臣がおっしゃったように、国家公務員の政治的な中立性を担保するものであって、一般に日本全国で流布しているような公務員が身分が雇用保障されているという意味では全くないんですね。...全文を見る
○原口委員 今、メディアでは、この写真がいろいろなところに出ていますね。鬼の首をとったみたいに、出したのが悪いとかそんなことを竹中大臣に言う気はありませんが、総理や竹中大臣、お二人に伺いますが、改革の象徴として持ち上げたその責任、あるいは選挙で国民の皆さんにこの人と一緒に改革をや...全文を見る
○原口委員 私は、そのことよりもむしろ、逆に言うと、二十二万のその株主の人たちからすると、こうして「かなりのツワモノです。」という形で対談されています、自民党の幹部さんが。「絡み合う政治とIT」「小泉内閣の規制緩和のおかげで、非常に商売がしやすくなっています。」  私は、やはり...全文を見る
○原口委員 もうこれで終わりますが、私たちが公的資金を入れたのは銀行をそんなことにするためではありませんし、そういう強い者、金を持っている者が何でもやれる、そんな社会を一刻も早く変えるべく民主党も頑張っていきたいと思います。  ありがとうございました。
02月13日第164回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○原口委員 民主党の原口でございます。きょうは二つ質問をさせていただきます。  大きく分けて、一つは偽装問題、それからもう一つは、いつでもどこでもライブドアと申しますか、特にそのような問題と私、名づけていますが、金融とIT、それをめぐる不透明な動きについて、市場をアビューズして...全文を見る
○原口委員 今大臣がお話しになりましたように、一体どこまでこれは広がるのか、私どものところにも随分多くの心配の情報が寄せられています。中には、業界の中から、こんなコンクリートの状況もあります、基礎の状況もあります、あるいは公営住宅でこんな工事をしていますと、大臣、もうこんな山にな...全文を見る
○原口委員 事実関係の確認ですから、聞いたことをそのままお答えいただきたいんです。  私は、全部元請がヒューザーで、耐震偽装の流れになっていると。先ほど大臣がお話しになりました、姉歯物件の中で、私たちは、木村建設がかかわっていたことについて、今、国会で明らかにしてきたんですが、...全文を見る
○原口委員 新しい事実がわかりました。  さらに伺いますが、サン中央ホーム、この仕事は、秋葉設計経由で姉歯設計士が受けたものでございます。そこで、私どもが、信頼を置ける情報をもとに得た事実として、姉歯元設計士が一級の名義貸しを秋葉設計に行っていたという事実をつかんでいますが、こ...全文を見る
○原口委員 一級建築士の名義貸しが行われていたと、ゆゆしき事実が明らかになったと思います。  さらに、これはまだ疑いなのかもわかりませんが、この偽装のもとをたどれば、オーナーであるヒューザーの坪単価が坪四十万から四十五万という低い単価に設定されている、この単価が原因だ、この単価...全文を見る
○原口委員 大変大きな事実だと思います。  こういう低い単価で建築するということは、施主も施工会社も耐震構造の低減はもう既に知っていたんです。私は、こういう認識が姉歯建築士にもあったというふうに推察をしていますが、これは事実ですか。
○原口委員 私は、確かな情報をもとに確認をしています。まだ疑いであるということですが、姉歯建築士の認識はそういう認識であったと確かな情報をもとに推察をしているんですが、いかがですか。
○原口委員 委員の皆様、今私は、五点について明らかにいたしました。  つまり、この問題は、構造設計の、姉歯建築士だけの問題ではなくて、ここにかかわるまさに大きなストラクチャー上の問題、これが今回の偽装につながっていたんだということを皆さんもおわかりになったと思います。  委員...全文を見る
○原口委員 いや、課長に会わせる、大臣に会わせると、そこまでおっしゃったんですか。
○原口委員 前段についてはお答えになりませんでした。  つまり、イーホームズは大臣認定のプログラムを使用したら構造計算書を見なくていいと言っている、制度上の欠陥であり、国として責任がある、国賠で訴える、こういうことをおっしゃいましたか。
○原口委員 次に、十一月十五日について、これは、伊藤公介議員がヒューザーの小嶋社長ほか、四ページに書いております。皆さんの報告をいただいています。「伊藤議員は、もっぱらやりとりを聞く側に回っていた。」と書いてありますが、私が事前に長妻議員と皆さんから聞き取ったところにはそうは書い...全文を見る
○原口委員 いや、誠実にお答えいただきたいと思うんです。  皆さんは面談記録といったことを開示できないと。開示できないから、申しわけないけれども口頭で説明に来ますということで、口頭で説明された内容を私は確認しているんです。これは皆さんが報告されたことですから、私たち国会議員が役...全文を見る
○原口委員 納得がいきません。  この質疑の前提として、皆さんに私の国会の部屋に来ていただいて皆さんがおっしゃったことを、もうその記憶が今ないということをおっしゃっているに等しいんですが、いかがですか。
○原口委員 では、皆さんが私と長妻代議士にお答えになったこと、これは何ですか。私たちもしっかりと皆さんに対して事実を聞こうとしているわけです。なぜこんなことを聞いているか。国民に対して大きな不安が広がっているからです。  後で聞きますけれども、このときに、もう支援のスキームにつ...全文を見る
○原口委員 私は、皆さんがその後まとめられたことを否定しているわけじゃありません。しかし、その前に私たちにはっきりおっしゃったことも、ああ、あれも記憶違いですとおっしゃるわけですね。
○原口委員 ここで説明されていることを聞いているんじゃありません。私たちに御説明なさったことが記憶にはっきりないことを御説明なさっているんですね、そういうことですかということを聞いているんです。
○原口委員 一月二十五日でございます。これは、予算委員会の質疑が翌日ございました、総括質疑でございましたので、私の部屋で、担当課、お名前は名刺を持っていますからちゃんとわかりますし、皆さんもちゃんと記録をされていました。あのとき私は皆さんに、必ず私たちと話をするときには複数の方が...全文を見る
○原口委員 ここはぜひ整理をしてください。私どもは長妻議員と二人で聞いていますから、それが大きく変わることはないということをここでつけ足しておきます。  さらに伺いますが、そのときに、公表は慎重にということをおっしゃっていると思いますが、いかがですか。そして、公的支援の金額の話...全文を見る
○原口委員 今お話をしているのは、ヒューザーの小嶋社長とそして東日本住宅の桃野社長、そして伊藤公介議員が国土交通省をお訪ねになったときに、そのときにいずれの方からかこういうお話があったというふうに私は聞いていますが、事実を教えてください。
○原口委員 いや、記憶にないと困るんですね。おっしゃっているわけでしょう。よく、こういうところで追及をすると、事実があっても言いたくないときに、記憶にないという言葉を言う人がいますが、あなたはそういう方ではないと信じています。  さらに、これは局長に伺います。  四ページの紙...全文を見る
○原口委員 はっきりと国の責任を追及されているわけです。  ところが、このほど、伊藤議員はこの国会が始まるときに記者会見をされていますが、そのときには、その二日後、つまりその二日後というのは、十一月十五日ですから十一月十七日に国交省が問題を公表して、私は報道を通じて偽装問題を知...全文を見る
○原口委員 私は、公的支援策がいけないと思っていません。むしろ、決断を一定の基準をもとになさったというのは、とても大事なことだと思います。  しかし、今の御答弁を伺えば、まさにテレビに出て、食言を弄すとまでは言いませんが、そういう人間であれば、逆に言うと、公的支援がなされるのか...全文を見る
○原口委員 きょうは法務省、来ていただいていますが、今回、偽計、風説の流布で堀江容疑者初め四名が逮捕されました。きょうは勾留期限、二月の十三日でございますが、さらに新たな、本体そのものの粉飾決算、これについても疑いが出ている。そして、再逮捕あるいは起訴という話が出ています。  ...全文を見る
○原口委員 まさにエクイティー・スワップと申しますか、そういったものを利用した市場に対する大きな背信であるのではないか、そういう疑いだと思います。  そこで、委員長、配付資料二をお配りさせていただくことをお許しいただきたいと思います。これはきょう私が、いつでもどこでもライブドア...全文を見る
○原口委員 大臣に用語の御説明までというのは厳しいと思ってあれしましたが、私が失念していたんだと思います。申しわけございません。  このMSCB、もうここでは時間が迫っていますので説明をいたしませんが、このときに、六十億、六十億、それぞれライブドア証券、ライブドアファイナンスが...全文を見る
○原口委員 お答えできないということでございますので、私が手にしている証券等監視委員会御中、平成十七年四月十八日付の内部告発書を本委員会に提示しておきたいと思います。理事、よろしくお取り計らいをお願いいたします。委員長、よろしくお願いいたします。
○原口委員 いや、手元に持っております。委員長に提示してよろしいですか。(発言する者あり)いえ、違います。
○原口委員 新しいものです。皆さんのお手元にはございません。
○原口委員 はい。
○原口委員 両筆頭を初め皆さんに感謝をしたいと思います。後で理事会に提出をさせていただきます。  さらに証券等監視委員会に伺いますが、広島カープの買収があったときに、このときに与党の幹事長から読売新聞の社主に対して、今回は反対しないでくれ、あるいは、堀江さんから頼まれたというこ...全文を見る
○原口委員 証券等監視委員会、中については大臣は御存じないと思いますので、お答えください。
○原口委員 予算委員会の場でぜひ皆さんと確認をしておきたいのは、私たち政治家が役所やさまざまなところへ働きかけをしたこの文書、それは全部開示されるべきだ。改革を言う小泉内閣、そのスタートの時点で外務省の不祥事が起こりました。そのときに内閣は、さまざまな政治家の不当な圧力についても...全文を見る
○原口委員 今まで許可をしていなかった理由を聞いています。
○原口委員 今まで無線LANをどうして屋外で禁止していたんですか。登録制になってからのことは存じ上げています。
○原口委員 もう四回目です。屋外でなぜ、微弱なものだ何だと、あなたはその以外の話をしているんですよ。無線LANそのもの、もっと言えば、強力な電波を出すものについては禁止されていたんですよ。なぜか。  それは、八ページ目の絵をごらんになってください。航空機、船舶等のレーダー、アマ...全文を見る
○原口委員 事実を違えて言っています。  無線LANを屋外でやれば、例えば飛行機に乗れば、中で携帯電話はとめてくださいと言われますよね。病院でも、あるいは心臓にペースメーカーをしている方がいらっしゃったら、そのペースメーカー自体を乱すかもわからない。航行の安全あるいは国民の医療...全文を見る
○原口委員 いや、問題があるんですよ。  総務大臣、よくお聞きください。二つの問題、今、片方だけしか言っていない。今までは別の帯域が使っていました。別の帯域、今回、ライブドア、このYOZANに割り当てられた、あるいは登録をした帯域は、この八ページ目の四千九百から五千と言われる帯...全文を見る
○原口委員 時間が迫りましたので最後まで言うことはできませんが、皆さん、四ページ目をごらんになってください。  今お話しになった審議会のもとで電波政策特別部会ビジョン委員会というものがございます。ここで作業をしているんです。真ん中をごらんになってください。今回、いつでもどこでも...全文を見る
○原口委員 利益当事者で作業をさせることについてあなた方はどう考えていらっしゃるのか。
○原口委員 はい。  これはそういう問題ではありません。作業をしているという問題ですから、引き続き追及をしていきたいと思います。  ありがとうございました。
02月17日第164回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○原口委員 民主党の原口でございます。  お許しをいただいて資料を二つ配らせていただきます。  その前に、総理にまずお尋ねをいたします。きのう、永田議員の発言に対して総理は、ガセネタをもとに云々という、それは会見ではなくて、ぶら下がりというのですか、お話しになったと思いますが...全文を見る
○原口委員 何をもってガセだと判断されたのか。私は、そこについては、今、当委員会で理事の皆さん御努力いただいて、先ほど、永田議員が拒否をしているというような間違った御質問がございましたが、違うんです。開示の仕方、究明の仕方については、今、理事の間で協議中なんです。いかがですか、委...全文を見る
○原口委員 委員長、ありがとうございます。  そして、永田議員が持っている証拠をどのように出すのか、口座名あるいは支店名等々について今お話し合いになっている最中であります。  そして、我が方からは、出したはいいけれども、そのままそれは何にも確かめるすべがなければ、ただ出して理...全文を見る
○原口委員 私は、冷静に議論をしたいと思っているんです。ここでけんか腰に何かやろうという気はないんですよ。  ライブドア事件というのは、後で伺いますけれども、日本の直接金融市場を揺るがすような大きな問題で、これが与謝野大臣がおっしゃったような、一社の、一部の人たちの問題で起こさ...全文を見る
○原口委員 実際に証言があって、そして証拠があって、それを、ただ総理、私もいろいろな方の内部告発を受けて国会で取り上げました。その出し方は非常に難しいんです。なぜか。本人が特定をされてみたり、あらぬ被害を受けてみたり。だから話し合っているんです。  法務大臣、私は、先ほどの質疑...全文を見る
○原口委員 法務大臣、私は、法務大臣ではなくて事務方の方に最初来てくださいと言っていましたから、今御確認なさらないでお答えになっているかもわからないので、公正を期すために、刑事局長、今までに捜査中の案件について、個別個体の証拠の、大変機微に触れる、そういう情報について、きのうどな...全文を見る
○原口委員 法務大臣、そうすると、捜査中のさまざまな皆さんがお持ちのものについて、私が国会で聞けば、あるいは、今おっしゃったように関心が高ければ、その存否についてもこれから教えていただけますね。
○原口委員 お答えになっていません、法務大臣。  国民の関心が高ければ、今までも国民の関心の高い事案をここで何回も質問してきました。そのたびに、皆さんのお答えは一つだったんです。捜査中でありますから個別の案件についてはお答えできません、その存否についてもお答えできません、それが...全文を見る
○原口委員 国民の皆さん、ごらんいただきたいんです。今、永田委員が示したその証拠がいかなるものか。そして、実際にお金が渡ったのか、渡っていないのか。実は私は、正直に申し上げますが、きのうお名前の出たお兄さんと親友です。立派な方です。だから、党派を超えて期待をしている。  だけれ...全文を見る
○原口委員 その証取法の改正には私もかかわっておりました。有価証券報告書の継続開示義務違反、金融庁から出てきたものはそれがついていませんでした。課徴金という従来の不当利得の簒奪ということにこだわって、法制局を突破できなくて、結果としては、そういう不当な開示義務違反についても適切な...全文を見る
○原口委員 まさに大変な不透明な印象を私たちも持ちましたし、もっと不透明だったのは、さっきの個別案件、都合のいいときだけ個別案件を答える法務省と同じで、当時の伊藤金融担当大臣は、「ライブドアの公表された資料によりますと、」と、違法ではないということを二月十五日に言っているんです。...全文を見る
○原口委員 いや、そうじゃないんですよ、大臣。逆です。まず発言しているんですよ。それは御存じでしょう。早いんですよ。「ライブドアの公表された資料によりますと、」と、ライブドアの直接公表された資料に基づいて、それに判断をされているわけです。これが個別の判断でなくて何ですか。
○原口委員 いや、大臣ともあろう方が、ちょっと意味がよくわかりません。  公表された資料によるというのは当たり前じゃないですか。市場というのは、開示されたものを正しいと思って、それについての判断をいろいろな人たちがして、そして市場が成り立っています。今は、その開示された資料さえ...全文を見る
○原口委員 それは、平成十七年の二月十五日から実に十三日を経過した、二月二十八日の議事録を今お読みになっているんです。その間に市場も動き、そしていろいろな判断も多くの人たちがなさっている。その後でおっしゃったことを今言われても、なかなか理屈にならないということを指摘しておきます。...全文を見る
○原口委員 それこそ何の根拠もない。慎重に言っていればこんなことは言わないんです。個別の案件については、金融庁がお墨つきを与えるようなことも、先ほど法務大臣がおっしゃったようなこともやらないんです。まさに、六十年前に中野正剛さんが御指摘をなさっているように、便乗主義者ばっかりで今...全文を見る
○原口委員 利用者による対策だけで本当にいいのかなと思うんです。  私が不思議に思ったのは、「盗聴あるいはネットワークへの侵入を許容してしまうケース」と書いてあることです。盗聴だったら、これは事件ですよね。自分たちの情報を勝手にとられてしまえば、これは事件じゃないですか。  ...全文を見る
○原口委員 いや、ガイドラインなんですよ。つまり、事業者が、そういう情報を盗まれるか。実際に暗号がかかっているLANというものは、私は無線LANを否定しているんじゃないんですよ、無線LANはどんどん進めて頑張ってやってほしいし、ただ、そこに至る政策過程が、随分いろいろなところを追...全文を見る
○原口委員 いや、せめて先ほどの法務大臣と同じように、ライブドアの粉飾決算の実態を把握しているのかしていないのか、それぐらい答えるべきじゃないですか。どうぞ。
○原口委員 いや、大変これは大きな問題なんですよ。先ほどの、口座の有無どうのこうのということも大事なことだと思います。しかし、今実際にライブドアの株は生きているわけです。そして、その有価証券報告書あるいはさまざまな諸表が正しいものか正しいものでないかというのは、マーケットに直接影...全文を見る
○原口委員 それでは、検察庁にはそれはかかってないんですか。検察庁にかかっているでしょう、守秘義務が。法務大臣、どうぞ。
○原口委員 大臣の答弁とも違うんじゃないですか。自民党様が御質問なさったらちゃんと答えて、その中身の証拠についても答えて、私が今聞いているライブドアの粉飾決算、これは大きいんですよ。私は、ライブドアの社長、代表取締役ですね、この間のこの質疑で伺いましたけれども、五人いる方のうち四...全文を見る
○原口委員 今、重要性だけをお答えになりました。  重要性を担保するためにも、そういうマネーロンダリングや実態についてちゃんと解明しましょうと。これは総理だけにお願いをしているわけではありません。この国会で事実についてはきっちり解明しなきゃいけない。私たちも立法府としての責任を...全文を見る
○原口委員 証券等監視委員会に伺います。  証券等監視委員会自体が、先ほども同僚委員がお話をしていましたように、あるいは金融担当大臣がお話しになるように、アメリカのSECよりも歴史は浅いけれども、権限はそれなりのものを持っている、私もそのとおりだと思います。  しかし、それだ...全文を見る
○原口委員 今、組織犯罪対策法のお話がございましたので、警察庁に伺います。  証券・金融をめぐる組織犯罪に対して、警察のあり方、これを問いたいと思います。  特に、経済事犯、今回のような事犯が頻発している実態を踏まえて、警察庁として、人材育成、そして予算措置も含めて、私は、経...全文を見る
○原口委員 私ごとで恐縮ですが、総理、私の友人も警察庁で四十三歳で亡くなりました。暴力団と闘って、身を粉にして、三年前に亡くなりました。  私は、やみの世界が表の政治を差配するようなことがあっては絶対にならないと思っています。そして、ろくでもない操作を使って不正な手を、そういう...全文を見る
○原口委員 総理、私は、小さな政府を言う人がなぜこんなに増税するのか、よくわからないんです。サービスは減らす、税金はふやす。特別会計を中心に無駄がたくさんあるという認識を示す方もいらっしゃいます。だとするんだったら、無駄をなくして予算を出し直してほしい。よく少子高齢化で財政の赤字...全文を見る
○原口委員 いや、全くお答えになっていません。当たり前の話じゃないですか。  もともと、自分の財布の中身を気にしながら通院する国民の皆さんの心細さ、親が経済的に厳しくて学校に行けなくなった子供たちの悔しさ、そういったことを……(発言する者あり)いつの時代もあると、だれか変なこと...全文を見る
○原口委員 お話がありました。皆さんは、今勾留されているライブドアの堀江社長の接見までされるというんであったら、ぜひ委員長にお願いをしたい。ぜひこの場で、私たちもそこまで行きますから。堀江さんは全部否認しているんですよ。その人が永田委員がお話しになったことだけ否定したからといって...全文を見る
○原口委員 終わります。
02月21日第164回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○原口委員 民主党の原口でございます。  沓掛防災担当、済みません。きょう、直前にお願いをしましたが、今回の偽装案件について防災担当として、この問題は民民の問題である、そして一義的には国土交通省は責任を負わないんだという趣旨の御発言を昨年されたかというふうに私は承知していますが...全文を見る
○原口委員 国土交通大臣の臨時代理として御発言になったということを確認させていただきました。  どうぞ大臣、もう結構でございます。  私は、今回の姉歯案件で、前回も指摘をしましたが、この偽装問題を姉歯元建築士が行った個別問題としてとらえる、小さくとらえるのではなくて、むしろ安...全文を見る
○原口委員 これは頻回に行われている可能性がございます。ということは、では、大臣、確認申請というのは一体、そもそも何なんだろうか。確認申請をして、それが真正の書類だということで出していて、それが後で差しかえることがどうやってできるんだろうか。ここのことについては、なおやはり事実を...全文を見る
○原口委員 正確な情報を教えていただいてありがとうございます。  つまり、木村建設が施工者、あるいはこれは木村建設の下請として設計も姉歯元設計士が請け負っていた。しかも、今お話のあった四つの設計事務所の設計も、姉歯元設計士が構造計算の仕事を受けていた。この事実が明らかになりまし...全文を見る
○原口委員 これは、前も議事録に残っているとおりのことをお答えいただきました。つまり、国の責任について、それを責任があるというふうに伊藤元長官はおっしゃったということが山本局長のお話からわかったところでございます。  さて、小川課長、先ほど読み上げましたとおり、資料2の1の1で...全文を見る
○原口委員 前回の委員会の御発言では、全く心当たりはございませんと答弁をされています。  ということは、具体的な支援スキームの内容について、大臣、国土交通省として言質をこのときに与えたことはないという認識でよろしいでしょうか。
○原口委員 大臣、ありがとうございます。  当時は、公表がこの二日後の十一月十七日でございますから、支援スキームもでき上がっているどころか、どういうことが起こっているかということもまだわからない状況だというふうに認識をします。  ただ、明確に、伊藤元長官は記者会見で、用件につ...全文を見る
○原口委員 いや、私はそこが、お隣に金子筆頭おられますが、金融の話をずっとやってくる委員会におりますと、そういう、説明が二転三転したからということで、では、一義的な瑕疵担保責任を果たす、そういう力がないというふうに、金融の世界では、金子先生、判断しませんよね。その人たちが持ってい...全文を見る
○原口委員 大臣、ですから私は、最初に質問したときにあらかじめ断ったんです。その判断をしたことについて、なさったことを責めているわけじゃない。その判断は総合的な判断でしょうから、それは一つの政治的な決断として評価をする。ただ、そこに至る、この瑕疵担保責任を、その大まかな項目を言っ...全文を見る
○原口委員 いや、済みませんが、十二月何日ですか。十二月六日ですか。十二月六日に資産状況の聞き取りをされたのか。済みません、私、それこそ聞き損ないまして。その支援スキームをお決めになったのが十二月六日ですよね。  そうすると、その支援スキームを決める前には、ここにお座りの財務大...全文を見る
○原口委員 決定した十二月六日に改めて資産状況を聴取した、そんなことがありますか。私はとても信じられないんです。  もう何回も言いますが、支援スキームを決めて、それを早くやったということをけなしているんじゃありませんからね。どういう調査に基づいて、瑕疵担保責任を果たす、そういう...全文を見る
○原口委員 はい、結構です。
○原口委員 財務大臣に伺います。  どういう基準をもって、ヒューザーに瑕疵担保責任が果たせないというふうに財務省には御報告があったんでしょうか。
○原口委員 資産や、あるいは銀行との関係をしっかり精査して、そして、逆に言うとそれを押さえることだってできるわけですし、国家賠償責任だと今金子理事はおっしゃっていますけれども、それはその後の手続の話で、私が伺っているのは、何をもって瑕疵担保責任を果たす、そういう能力がないと、どう...全文を見る
○原口委員 では、聞き方を変えましょう。  財務諸表や、あるいは資産、そして銀行、そういったものとの関係については、ヒューザーとどういうお話をされましたか、どういう聞き取りをされましたか。
○原口委員 手元に資料も何も、私はこのことについて通告をして、きょうの質問のメーンはここですから。わざわざメールも皆様に、ここはちゃんと答えられるように資料を用意しておいてくださいねということを、今何かメールがはやりのようですけれども、お願いをしていたわけです。  どうぞ、理事...全文を見る
○原口委員 山本局長、大変正直にお答えになってありがとうございます。  ただ、内容は恐るべきことですよ。財務諸表も見ずに十二月六日の公的支援を決定している、とんでもないことじゃありませんか。外的に、いいかげんなことを言っている人がいるから、いいかげんな人、外側の、その人の言って...全文を見る
○原口委員 いいですか、そのためにもきっちり基準をしておかないと、瑕疵担保責任、この人は果たせないから公的支援ですね、この人は果たせるから公的支援しませんねということじゃ、逆に迅速性を奪い、柔軟性を奪ってしまうから聞いているんです。いかがですか。
○原口委員 いや、北側大臣、そういう開き直りの答弁、やめてください。  財務諸表を確認するなんて当たり前のことじゃないか。公的な資金を入れるには、さまざまな基準をクリアして、では財務大臣に伺います。  公的資金を入れるときに、食言を弄したり、あるいは社長のそういった、今北側大...全文を見る
○原口委員 瑕疵担保責任というのは、公的資金を入れた後の追及もあるでしょう、徹底的に追及も。私がきょう伺ったのは、その前の徹底的追及をしたんですかということを言っているんです。  きょう、少し政策的なことについても触れたかったので、残りの時間を提言に当てます。  私は、建築物...全文を見る
03月01日第164回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○原口分科員 民主党の原口でございます。  きょうは、警察の行政について、大臣並びに関係部局に質問を申し上げます。  まず、大臣、先日は予算委員会の集中審議でも大変ありがとうございました。北側国土交通大臣の代理として御発言なさったことを前回質問させていただきましたが、きょうは...全文を見る
○原口分科員 外交ルートでの引き渡し、そしてインターポールによる本人の身柄確保、ぜひこれは、大臣、北朝鮮とは国交がございませんが、国家公安委員長としてあるいは小泉内閣の閣僚として強く、警察の皆さんは警備局を中心に随分頑張っていただいたと思います。辛光洙容疑者については、福井県警察...全文を見る
○原口分科員 今、二名とおっしゃいました。そうしたら、その二名の方々はどこへ行かれたのか。小住健蔵さん、ほかもう一名はどなたの名前を使っていたのか。事前のレクでは小住健蔵さんという話でございましたので、もう一名、もし今お答えがおできになるようでしたらお答えください。
○原口分科員 現実に存在をされていらっしゃる方が、日本人が、まさに、お一人はお亡くなりになっていますが、お一人は所在不明。ゆゆしき主権、人権の侵害、その疑いをさらに濃くするわけでございます。  さて、それぞれの拉致現場では複数の共犯者がいたとされています。今のこの二人は北朝鮮の...全文を見る
○原口分科員 今局長がお答えになりましたように、いきなり北朝鮮から来てそして拉致を実行するということは、その人間だけではやはり不可能だというふうに思われます。何らかの、国内にいて、そしてその拉致の実行を助ける者が、いわゆる協力者がいたのではないかというふうに思います。  九月十...全文を見る
○原口分科員 参事官がこういう御発言をされたこと自体が、公安委員長、不適当だと思いますが、私はここで処分とかそういったものを求めているわけではありません。限られた人員の中で一生懸命頑張っていらっしゃる。ですから、言葉が足りなかったこともあるでしょう。  ただ、特定失踪者の御家族...全文を見る
○原口分科員 大臣、しっかりした御決意をいただきましてありがとうございます。  やはり直接交渉にもかかわられて、私も、この問題が非常に解決が難しいのは、これは私の所見でありますが、やはり国家の主導者、国家全体の体制、そういったものに深く関与する問題ではないかというふうに思ってい...全文を見る
○原口分科員 刑事局長、私もここで責めているわけではございませんで、事実の解明をしたいので。公安委員長、御遺族が警察署にお尋ねになったとき、女の人がとりに来たでしょうと言われたそうです。現実に、御遺族は写真を見せられただけで現物もごらんになっていないし、ましてやそれが返ってきては...全文を見る
○原口分科員 いや、私は、亡くなった方の御遺族の疑問を晴らしたい。そして、自殺ではなくて、あるいは自殺幇助であったり、あるいは殺人であるという可能性も、いろいろな聞き取りをしましたけれども、どんなに慎重にいろいろな証拠を見ても、やはり不思議なことが、公安委員長、いっぱいあるんです...全文を見る
○原口分科員 組織犯罪対策あるいは暴力団対策をする上で、いわゆる暴力団犯罪の被害者や暴力団排除に立ち向かう国民を保護する対策の充実が必要であると考えます。  よく今、国家公務員の人員削減やあるいは給与の削減という話がありますが、実際に巨悪に立ち向かう、やみの勢力に立ち向かうその...全文を見る
○原口分科員 もう終わりますが、野口さんが暴力団と関係しているなんてことは一切ないと思います。  故人のこの無念、そして御遺族の疑いを晴らすべく、しっかりと捜査を要求し、先ほどの資料についても、委員長におかれましてはお取り計らいをお願いしたい。
○原口分科員 ありがとうございます、委員長。  終わります。
03月02日第164回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○原口委員 民主党の原口一博でございます。  冒頭、質疑に先立って、率直におわびを申し上げたいと思います。永田議員が本委員会で質問をしたメールの問題であります。メールの中身は、これは本物ではない、つまりにせものであり、そして、その質問の内容が示唆していたことも誤りでございました...全文を見る
○原口委員 委員長にお許しをいただいて資料を配らせていただきたいと思います。  資料の、皆様のお手元にございます三と四でございます。三は、昨日私が、長期金利、名目長期金利の定義にはいろいろなものがございますけれども、十年国債利回りということで日銀の皆さんがつくっていただいたもの...全文を見る
○原口委員 先ほど、馬淵委員の質問の中にもございましたが、一九七七年に国債の転売が事実上解禁されるまでは、国債の金利は、当時の大蔵省が、いわば引受シ団と申しますか、そういったものに低目の金利を指導していた。まさに私たちは、一九九〇年代の金融国会で護送船団方式という議論をいたしまし...全文を見る
○原口委員 私も両大臣と同じ認識を持っています。  日銀の理事に更問いをいたしますが、ましてや、今、物価を上げて、名目成長率も上げて、それで対GDP比の赤字を何とかしようなんという話をまことしやかに言っていらっしゃる。私は、そういう方こそ本当の抵抗勢力だというふうに思うんです。...全文を見る
○原口委員 日銀も同じ認識をお話しになったと思います。  日銀の国債引き受けについて、本委員会で私は三年ぐらいにわたって質疑を総裁ともしてまいりました。長期金利が一%上がれば、いろいろな前提を置くわけですが、日銀のバランスシートはどれぐらい崩れるんだろうか、経済のアンカーである...全文を見る
○原口委員 同じ質問を与謝野経済財政担当にいたしたい。
○原口委員 総理、私も全く同じ認識を持っているんですよ。物価が一%上昇したとすると、名目GDPはそれは一%ふえますよね。だけれども、財政赤字は、三十兆円が、今回の予算では三十兆円以下に抑えたとされていますが、五・四兆円先ほど申し上げたようにふえるため、一八%増となるわけです。した...全文を見る
○原口委員 いや、総理、それは違うんですよ。期間によって違うというのは、先ほど私が資料の三と四で御説明しました。その左の、総理もごらんいただきたいんですが、三ページ目の六六年から七七年、八九年、八〇年代ぐらいまでですね。この時代と日本の経済はやはり違うんです。それはどこが違うか。...全文を見る
○原口委員 いや、総理、私は、この質疑の最初の十五分ぐらいをかけて丁寧に、日銀の方と両大臣に、今は長期のトレンドでどういうふうになっているんですか、今は長期金利よりも名目成長率が大体上がる傾向ですね、八〇年代以降もそうですね、それで、より自由になっていけばそうですねという話を両大...全文を見る
○原口委員 総理、お聞きになったでしょう。要は、私たちが今何を議論しているかというと、今からのトレンドをどう見るかというその見方を議論しているんですよ。その見方が二つあれば、対応の仕方が変わるんですよ。  先ほど、馬淵議員の質疑の中で与謝野大臣は、今おっしゃったように、名目成長...全文を見る
○原口委員 もう午前中の時間はこれで終わりましたから、そんなものを今判断しているような時期ではない。私は、できるだけ閣内不一致という言葉を使わないように慎重に質問をしてきたんです。というのは、二人の大臣が誠実に答弁されているからなんです。  残りの質疑は午後に回したいと思います...全文を見る
○原口委員 午前中に引き続き、財政再建について、総理ともお話をしたいと思うんですが、ちょっと確認をしたいと思うんですが、総理、国民の皆さんが一番知りたいと思っていらっしゃることの一つに、やはりこの財政再建があると思うんです。本当に財政というのは持続可能なのか。ある意味では、それが...全文を見る
○原口委員 ありがとうございます。同じ認識を共有できたと思います。  さてそこで、何点か伺いたいんですが、さっきのグラフに戻りますが、これは金融担当大臣に伺います。  やはりこの三のグラフあるいは四のグラフでもいいんですけれども、六六年から七七年、こういう時代、つまり八〇年代...全文を見る
○原口委員 総理、今大臣がお話しになったように、論議の第一歩なんですよ。私がきょう申し上げたいのは、いつまでもその論議の第一歩で、こっちに行けばこういう道がありますね、こっちに行けば別の道がありますねということを言っていていいのかな、それを問いたいわけです。歳出と歳入の構造改革、...全文を見る
○原口委員 そのとおりだと思います。私どもが政権をとっても、それは大変重要なことです。  先ほど私は、六〇年代、七〇年代の話をしましたが、午前中総理は、原口さん、今逆転しているんですよ、金利と経済成長率が逆転しているんですよと。それはそうですよ、総理。今、超低金利なんですよ。超...全文を見る
○原口委員 大臣、私、総理と議論をするためにできるだけシンプルにお話を、この数字が本当ですかということを伺っているんです。
○原口委員 ありがとうございます。  だから総理、私が申し上げたいのは、どのパスを、どの道を選ぶかということは、お二人の大臣はこっちですとおっしゃっているわけです。私と同じようなことをおっしゃっている。総理は、こっちもあればこっちもあるとさっきおっしゃったけれども、それはいつ決...全文を見る
○原口委員 資料Aを、委員長、お配りさせてください。
○原口委員 配られるまでに申し上げますが、この資料は、先ほど馬淵委員が質疑の中でお使いになりました、我が党の大塚耕平議員に対する内閣の答弁書であります。  1のところは省略しますが、Aをごらんになってください。名目長期金利が名目経済成長率を上回る状況においては、基礎的財政収支の...全文を見る
○原口委員 いや、日銀総裁に来ていただく予定をわざわざ理事に来ていただいたのは、正確にお答えくださいということで、通告どおりお答えいただきたいんですが、私、紙でお渡ししているので、もう一回伺います。  財政再建を行うにはプライマリーバランスの赤字解消のみでは不十分だと私は思いま...全文を見る
○原口委員 二回同じことを質問させられました。  私は、事前に丁寧にレクもさせていただいて、皆様からいただいた、これもメールですけれども、答弁の確認を読んでいるだけなんです。それなのに、どうして二回も続けて違うお答えをされますか。あと十分しかないのに、どうしてですか。
○原口委員 つまり、赤字解消のみでは不十分だというお答えだということでいいですか。
○原口委員 いや、ここで追及する方は笑っちゃだめなんですよ、本当は。何でかといったら、今一番財政の、皆さんが不安に思っていらっしゃる、そこで、閣内で違う話が出てきて、しかも、六月に、さっき総理がお話しになったのは、これは選択肢でしょう、そのときに出てくるのは。選択肢ですよ。選択肢...全文を見る
○原口委員 いや、とてもなかなか、それは小泉内閣らしくないですよね。  前の内閣のときも同じようなことをおっしゃっていましたよ。あのときは宮澤財務大臣でした。社会的な、今伊吹先生も少しお話しになりましたけれども、社会保障の問題もあるから、今までは単に財政だけを入れていたけれども...全文を見る
○原口委員 私は、その基本的な認識ですら閣内で統一されているんでしょうか、そのことを伺っているんです。  今、谷垣大臣に質問していたら、後ろで竹中大臣は首を横に振っていらっしゃるし、与謝野大臣が御答弁のときも首を横に振っていらっしゃる。  私たちは、総理、今の話をやはり十年、...全文を見る
11月29日第165回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
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○原口議員 おはようございます。  本質的な御質問をいただきまして、山本先生におかれましては、建設の方のプロとして、あるいはその改革のプロとして前進されておられますことを、まずお礼を申し上げたいと思います。  その上で、今の御質問に対してでございますが、現行法においても、談合...全文を見る
○原口議員 武正委員におかれましては、官製談合防止の先頭に立っていただきまして、まことにありがとうございます。  御質問にお答えするわけでございますが、幾つか要因があるだろうなというふうに思っています。  一つは社会的、政治的な要因でございます。特に公共調達、公共事業には、景...全文を見る
○原口議員 北神委員にお答え申し上げます。  大体三つ、大きく分けて考えています。  私たちの案は、もともと刑法の抜本改正に言及しているんです。それはなぜかというと、先ほど昭和十六年のお話がありましたけれども、目的犯になっている。政府の原案になかったものが、いつの間にか国会で...全文を見る
○原口議員 与党あるいは公取の委員長の答弁にも、少し誤解もあるなと思います。  私たちが一番目指しているのはコンプライアンスなんですね。官という発注業者のガバナンスをどうきかすんですか、ここに焦点を当てているわけで、そのことについては、例えば、これは政治家同士の議論ですから、私...全文を見る
○原口議員 後藤委員にお答えいたします。  後藤委員におかれましては、民主党で官製談合の先頭に立っていただいて、ありがとうございます。  官製談合の背景は、先ほども同僚議員の質問にお答えしましたが、大体四つぐらいあるだろうなと思っています。  一つは、公共調達制度の問題。最...全文を見る
○原口議員 お答えいたします。  談合罪の構成要件の御質問でございますが、もともと談合は、競争を制限し、適正な予算執行を妨げるものであり、そもそも違法であります。ですから、このことからすると、これを目的犯としている、目的犯になった昭和十六年の経緯は午前中にもお話をさせていただき...全文を見る
○原口議員 私は、塩川委員と全く同じ認識を持っております。  民主党は、既に天下り規制法案を提案しておりますが、その主な内容は、先ほど二点おっしゃいました。天下り禁止期間を離職後二年間から五年間に拡大する、それから、規制の対象とする天下り先に、特殊法人、独立行政法人、それから公...全文を見る
12月20日第165回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第7号
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○原口委員 民主党の原口でございます。  政府に対して数点質問をさせていただく前に、この後では、この委員会では初めての自由討議ということで、政府を入れずに議員同士で建設的なテロに対する議論あるいはイラクに対する対策、これを話し合っていこうと。これは初めての試みでございますが、私...全文を見る
○原口委員 そこで伺いたいと思いますが、これには何らかの条件が必要なのか、北朝鮮の核放棄は。まさにこれは無条件で、昨年の協議の内容あるいは日朝平壌宣言にも反するものですから。  報道によりますと、国連での制裁決議あるいはアメリカによる金融制裁の解除といったことも求めているようで...全文を見る
○原口委員 そこで少し気になるのは、佐々江局長は、拉致、核、ミサイル、この問題についてしっかり提起を基調講演でやっておりますが、一方、千英宇韓国首席代表は、六カ国協議の本会議では核廃棄のための初期措置とこれに対する対応措置だけを議論し、それ以外の問題は当分提起すべきではないという...全文を見る
○原口委員 これは一方で、まだ未確認なんですが、政府の一部の中にも、よその国のミッションあるいは大使館に対して、実は自分たちは今回は核だけだと思っているんだ、官邸が非常に強い意思を示すので仕方なくやっているんだと言わんばかりの対応をしているということも耳に入ってまいります。  ...全文を見る
○原口委員 今おっしゃったような現状認識、私も共有するわけでございますが、米国の連邦議会の超党派の諮問機関、イラク研究グループの報告書を読んでみましても、これは二〇〇六年の十二月六日に出たものでございますが、この中にも、イラクの状況は深刻で悪化している、成功を保証し得る道はないが...全文を見る
○原口委員 今の御答弁は今まで何回かなさっていますが、今回、陸自が日本へ帰ってきて、空自だけという理由についてはまた後ほど伺いたいと思います。  先ほど申し上げましたアメリカのスタディーグループの研究などを見ても、中間選挙の影響もあるのかもわかりませんが、アメリカのイラクの出口...全文を見る
○原口委員 その認識については若干私は違うところがあります。イラクの治安部隊は百十二個大隊というふうに言われています。それで、個別でオペレートできる、米軍の支援なしに行動できるのは大体十三個大隊。三年間で十三個大隊という数をアメリカ中心に育ててきたというのは大変大きなことですし、...全文を見る
○原口委員 ちょうど、当時私たちが二〇〇一年に伺ったとき、イランは第二次ハタミ政権が発足したそのときでもありました。ハタミ元大統領は文明の対話ということを言われて、さまざまな国々がそれぞれの文明を尊重し寛容であることを非常に強調されていました。みずからの国の文化や歴史や伝統を汚さ...全文を見る
○原口委員 このときの統一見解は、参加という概念のもとに、いわゆる二つの要件を付してしっかりと憲法上の合憲性を担保する、そういう統一見解が出ているわけでございますが、他方で、連合暫定施政局、CPA指令第十七号、これは二〇〇三年の十二月十二日に出されていますが、自衛隊の法的地位は多...全文を見る
○原口委員 私は、「検証 戦争責任」という本がことし出されて、この中の何人かの方とも議論をさせていただきましたが、一番まずいのは、現状で原則が変わる。六十一年前に終わったあの戦争はなぜ始められたのか、あるいは、なぜ三年数カ月もやめることができなかったのか、それを考えると、間違った...全文を見る
○原口委員 そのもとで私たちの自衛隊も活動をしているわけですね。それはその認識でよろしいですか。
○原口委員 私たちは、同盟国であるアメリカの議会で何がどう議論されているかということについても踏まえた上で、きょうここで議論をしているんです。  アメリカの議会では何と言っているかというと、今局長がお話しになりましたように、自衛隊は、統合された司令部、これは多国籍軍の司令部で連...全文を見る
○原口委員 いや、だから、わざわざ今アメリカの議会の議論を御紹介申し上げたわけで、実質的にと今おっしゃいましたけれども、まさにこれは米軍そのものですよ。米軍そのもののもとで、指揮下にはないと強弁しながら、司令部のもとで活動しているというのが今の自衛隊の実態であるということを言わざ...全文を見る
○原口委員 いや、だから、私が今十分ぐらいの間で議論をしているのは、一九九〇年の政府統一見解で、海外において武力行使と一体となるということは憲法が禁じていますから、その禁じているものに二つ柱がある。それは、司令部のいわゆる指揮下の問題と、それから、一員であるというこの問題。この二...全文を見る
○原口委員 空自を残した理由は国連のアナン事務総長からの要請ということで、これは後で結構ですから、いつ、どのような要請があったかということを文書でこの委員会に提示をお願いしたいと思いますが、理事会でお諮りいただけますか。
○原口委員 さらに質疑を続けますが、イラク特措法上、武器弾薬の輸送は、これは特措法、私もいろいろな制定過程で議論に加わらせていただきましたけれども、武器弾薬の輸送は特措法上可能でありますか、官房長官。
○原口委員 さらに、基本計画についてでありますが、基本計画には武器弾薬の輸送を禁じる旨の規定は入っておりませんが、この認識は正しいでしょうか。
○原口委員 しかし、実際には武器弾薬の輸送は行われていないとされています。これはどうしてでしょうか。実施要項において武器弾薬の輸送は行わないこととされているというふうに私は認識をしていますが、この認識は正しゅうございますでしょうか。
○原口委員 そうですね。つまり、実施要項で外しているということは、武器弾薬の輸送は行わない、そして行われていないという認識を私は持ちますが、それで結構でしょうか。
○原口委員 なぜこんなことを聞くかというと、何でもって武器弾薬の輸送は行わないことにされているかというのを明確にするとともに、これから質問いたしますが、イラクにおける陸上自衛隊の活動が詳細に公表されて、そして、イラクの人道復興支援に対する自衛隊の貢献というのは広く国民やあるいはイ...全文を見る
○原口委員 いや、私がこの委員会の理事会で事務当局から聞いたところによりますと、今のようなお答えではなかったですよ。国連と多国籍軍から公表しないでくれと言われたから公表していないんだということでありました。そこはいかがですか。あるいは、治安維持にかかわっている軍に対する補給活動が...全文を見る
○原口委員 いや、局長、この間理事会でお話しになったのは、国連と多国籍軍から要請があったからということであったと思います。  先ほどるる御答弁を求めましたけれども、武器弾薬の輸送を行っていないんですよ。武器弾薬の輸送を行っておらず、人道復興支援に貢献しているものを開示できない理...全文を見る
○原口委員 私は、武器弾薬を運んでいるのを隠すために皆さん隠しているなんて一言も申し上げていませんし、そのようにも考えていません。そのことではなくて、むしろ、今まで陸自が出ていたときは、陸自に対するいろいろな補給もあったでしょう、あるいは国内でのさまざまな物資の調達もあったでしょ...全文を見る
○原口委員 イラク特措法に基づく支援実績に対して帰国後しっかりとした開示をするという担保できる答弁をいただいたということで、この問題は次に進みたいと思います。  先ほどくしくも防衛庁長官がおっしゃったように、治安維持活動と人道復興支援活動の物資が分けられないというふうに御答弁を...全文を見る
○原口委員 防衛庁長官は正直な方ですから、国連は言っていないんじゃないかなと。私は、言うわけないと思いますよ。  どの国がというよりも、逆にこれは、国連のどのレベルでどのような要請が、非開示の要請が来たかということは事務方の方からお答えいただきたいと思います。
○原口委員 いやいや、やりとりの具体的な内容をおっしゃってくださいと言っているんじゃないですよ。開示をするなと。そんな、よその国の議会を見てみても、かなり詳細に報告が出ていますよ、しかも人道復興支援事業であればあるほど。  国連のどのレベルで、だれが、何を根拠に、我が国の人道復...全文を見る
○原口委員 それは納得できませんよ。国民の税金を使って悪いことをしに行っているわけじゃないんですよ。  大変な危険を冒しながらテロの掃討で給油活動をする、そういう自衛隊員の皆さんとも私たちはお話をしました。中には、もうこの派遣で三回目になるという自衛隊員の方もいらっしゃいました...全文を見る
○原口委員 本当に言っているんですか。  実際に空軍基地へ行ってみますと、この特措法の委員会の中で議論されていたことと現地とでも随分違ったことがありました。例えば飛行機の色。この委員会では、青い色の方が青い空に一体となっていいんだというような御答弁でした。しかし、現地へ行けば、...全文を見る
○原口委員 最後に、核の問題について少し議論をしていきたいと思います。  何となれば、これまでの脅威と違って、テロリストは非対称性の脅威を持つ。今回のイギリスでのあの事件を持ち出すまでもなく、核が拡散すると、いわゆるダーティーボムやさまざまな核関連物質がテロに使われる、そういう...全文を見る
○原口委員 そこで、核議論について、市井では、日本は核保有を本格的に検討すべきではないかと言う識者もおります。私は、核について、なぜ我が国が核を保有しないか、そして非核三原則を堅持するのか、世界は核廃絶に向かうべきかということをきっちり議論すべきだというふうに思っています。  ...全文を見る
○原口委員 NPTについてもCTBTについても同じだというふうに思います。  さすれば、核というものが拡散する、核を保有する国が出る、あるいは我が国みずからが核を保有する、これは国益に合致したことでしょうか。核を我が国が保有すると、これは我が国も他国と同じように、いわゆるP5と...全文を見る
○原口委員 守るということがどうして国益に合致するんでしょうか。そこのところは私はしっかりと議論をすべきだというふうに思います。  我が国が核を持たないという決意をしっかりと示して、核廃絶に向けた先頭に立つということがどうして国益に合致するか、この議論は積極的にやるべきだと私は...全文を見る
○原口委員 いや、国会だけでなくて、そこは麻生大臣にあえて今まで聞いてきておりませんけれども、核保有がどうして我が国の国益にそぐわないか、核を持つといったことを言った瞬間に何が起こるかという議論は、核廃絶に向けた努力をする人間であればあるほど、きっちり国民の皆さんに御理解をいただ...全文を見る
○原口委員 そこで、防衛庁長官あるいは外務大臣にも、なぜ我が国が核を持たないか、あるいは持つことが国益に背くのか、このことの具体的な理由を教えてください。
○原口委員 私は、核を持たないという決意の論理的な根拠をつまびらかにすべきだということを申し上げていて、自分の本で恐縮ですけれども、この間、石破筆頭理事に御指導いただいて、それを本にいたしました、「平和」という本ですけれども。その中で、石破元防衛庁長官は五つぐらい理由を挙げて、な...全文を見る
○原口委員 私は、当時の日本政府のイラク攻撃支持というのは、ここに議事録を持ってきていますが、二〇〇三年の三月二十四日、予算委員会で総理がこうおっしゃっています、「私は、アメリカの方針に正当性があるから支持した」と。この方針は、CIAの方の証言も出ていますけれども、一定の政治的圧...全文を見る
○原口委員 全部をお答えできる時間はないと思いますが、まず何が国益かというと、私は、このイラク戦争はアメリカの国益も損なうという主張をしました。つまり、アメリカのよさというか、知性のよさは寛容さです。その寛容さを失って国際法と正義を侵したときにアメリカが陥る歴史上の誤りをずっと見...全文を見る
○原口委員 私は、先ほど清水先生が非軍事分野の人的貢献に言及されたのは、大変時宜を得たことだと思っております。  バカアというパレスチナの難民キャンプに行っても、そこで最大の感謝をされていることは、日本の教育支援であり医療支援でありました。また、逆に言うと、今度アフリカに目を転...全文を見る