原口一博

はらぐちかずひろ

小選挙区(佐賀県第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

原口一博の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月14日第166回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○原口委員 民主党の原口でございます。  きょうは、通告に従って、安倍総理並びに閣僚に質疑をさせていただきます。  まず、北朝鮮の問題についてでございますが、きょうここに、「うらさんの祈りはダイヤモンドになって」という生島うらさんのことを書かれた、特定失踪者、生島孝子さんのお...全文を見る
○原口委員 総理にお答えいただいてありがとうございます。やはり証拠主義に基づきますから、どうしても証拠そのものが隠滅をされている、そういう危険性もあるということで、一層の取り組みを求めたいと思います。  委員長にお願いをして、理事会で御許可をいただいた資料を各委員のお手元に配付...全文を見る
○原口委員 そういう認識に立てば、やはり人権の問題、人間の尊厳の問題、これこそ平和と安定の基礎でありますので、拉致問題がないがしろにされては決してならない、このように思います。  そこで、このペーパーに沿って幾つか、これは事務方でも結構ですが、伺いたいと思います。  昨日の朝...全文を見る
○原口委員 五十万トンという額プラスアルファというのは、それは違うということですね。わかりました。  そこで、この緊急支援ですけれども、この緊急支援というのはいつからスタートするのか、これには何か条件がついているのか、教えてください。
○原口委員 それぞれがとられていくというのは、どういう意味でしょうか。私の聞き方が多分漠然としていたんだと思いますが、例えば経済・エネルギー支援、重油五万トンに相当する緊急エネルギー支援を開始すると。これは、即この六十日以内に実施される、そういう措置であるということで理解してよろ...全文を見る
○原口委員 ということは、私たちも、今、麻生外務大臣がおっしゃるように、ここにも、一九九二年、南北の、あるいは九四年の枠組み合意、その後のさまざまな、北朝鮮が約束をしたという文書を全部持ってきました。ことごとくそれは実施に移されていない。このことを考えてみると、今外務大臣がおっし...全文を見る
○原口委員 ありがとうございます。  次に、皆さんのお手元のペーパーの、北朝鮮がやるべきこと、これの3でございます。「すべての核計画(抽出プルトニウムを含む。)の一覧表について、五者と協議する。」と。この「一覧表」というのは何を意味するのか。  私たちが懸念をしているのは、核...全文を見る
○原口委員 いや、私が伺っているのは初期段階の措置の中で、まだ初期段階の次の措置に行っていませんので、落ちついて御答弁いただきたいんですが、初期段階の措置で「核計画(抽出プルトニウムを含む。)」と書いてありますね、皆さんが私にきのう下さった資料。この「一覧表」というのは何を意味す...全文を見る
○原口委員 いや、プルトニウムが含まれるというのは書いてあるんですよ。書いてあることはわかる。だけれども、私たちが懸念をしていたのは、核計画の中でも、例えば濃縮ウラン計画があったんではないか、あるいはその核を使ったいわゆる核爆弾、核実験の計画があったんではないか。そういったものも...全文を見る
○原口委員 この辺がやはり微妙なところで、今お話しになった、これは前回、二〇〇五年の九月十九日、第四回の六者会合に関する共同声明では、基本原則は、約束対約束、行動対行動だったんですよ。ところが、今回の合意、初期段階の措置ですから、「行動対行動の原則に従い、」というのはうたわれてい...全文を見る
○原口委員 そこのところ、もう少し議論をしていきたいと思いますが、皆さんのお手元には配付できていませんが、共同声明の実施のための初期段階の措置ということで、その共同文書を、速報ではなくて訳したものを拝見しますと、今総理がおっしゃった作業部会についてはこう書かれています。作業部会の...全文を見る
○原口委員 そこが一番、過去の経験からすると心配なんですよ。エネルギー支援、過去にも何回もやりました。そして、食糧支援も行いました。しかし、その結果は今の結果でありますので、要は結果をどのようにして出すかということが問われているというふうに思います。  作業部会についてですけれ...全文を見る
○原口委員 そこで、この初期の段階の措置の2でございますが、北朝鮮が行うべき措置の中の「すべての必要な監視及び検証を行うために、IAEA要員の復帰を求める。」これは、北朝鮮はNPT脱退を宣言しておって、これはNPTに戻って、そしてIAEAの要員の査察を受け入れる、こういう意味です...全文を見る
○原口委員 ちょっと意味がよくわからなかったんですが、IAEAと北朝鮮が合意の上でということは、NPT条約にも復帰するという理解、その意思をここで示したということでよろしいですか。
○原口委員 やはりそこが問題なんですよ。  だから、この後の議論になりますが、ちょっと時間の関係で少しただしたいことはほかの委員会に回しますが、初期段階の次の段階における措置ですね。ここで、北朝鮮が「すべての核計画の完全な申告の提出及びすべての既存の核施設の無能力化等を行う。」...全文を見る
○原口委員 私は、だから、そこのところが、今回の合意が手放しで喜べないところなんですね。  これはよその国の新聞ですから、ニューヨーク・タイムズの記事をあえて引くと、今回はあくまで現状の凍結というレベルの解決策であり、北朝鮮が既に、これはニューヨーク・タイムズの言っていることで...全文を見る
○原口委員 なかなかそこのところ、まだ合意したばかりですから、私たちも確信を持ち得ずにいます。中国や韓国、あるいは米国の中にも、日本はそこまでかたくなにしないで、しっかり協調体制をとるべきだという意見もあります。しかし、私たちは、やはりこの拉致問題の解決といったことを対話と圧力の...全文を見る
○原口委員 それでいいですか。九十五万トンは日本を除く四カ国なんですね。つまり、百万トンは、私たちはその支援というのはないわけですね。きのうの答えと違うでしょう。
○原口委員 ということは、この注のところにある「米中韓露が実施。拉致問題を含む日朝関係に進展が見られる」、日朝関係が進展したら我が国はエネルギー支援もする、そういう理解ですね。つまり、拉致問題が解決するまでは一切のエネルギー支援はない、そういう理解でよろしいですか。
○原口委員 そこのところ、ちょっと、しつこいようですけれども、今、日朝関係の進展、例えば一緒にテーブルを囲むだけでも、これも北朝鮮の今までのかたくなな態度からすれば、テーブルにちゃんと着いて、さっき大臣がおっしゃったように、部会の中で幾つかの誠実な対応が出れば、これも進展と見るの...全文を見る
○原口委員 そこで、この合意文書を見ると、「アメリカ合衆国は、未解決の二者間の問題を解決し、完全な外交関係を目指すための二者間の協議を開始する。アメリカ合衆国は、朝鮮民主主義人民共和国のテロ支援国家指定を解除する作業を開始するとともに、朝鮮民主主義人民共和国に対する対敵通商法の適...全文を見る
○原口委員 経済制裁法案は私たち超党派でつくってそれを通したわけでございますが、総理に改めて確認をさせていただきます。  我が国が現在行っているさまざまな経済制裁措置、これは、外務大臣がお答えになったように、今回の六者協議の結果のいかんにかかわらず解除するという判断は今されない...全文を見る
○原口委員 もうこれで北朝鮮問題については最後にしますが、一方で、そういう中で、これは与党の中でも我が党の中でも、本当に情報というのは伝わっているんだろうかと、官邸や外務大臣に。一月のベルリンでの協議も、さっきリストを出してくださいと私はお願いをしましたけれども、そのリストも出て...全文を見る
○原口委員 私は、毅然としてみずからの国益、主張をはっきりさせるというのはとても大事だと思います。しかし、そのためにも、その国益を実現するための基礎が大事だなと思います。  これは通告をしていませんが、私はイラク対策特別委員会の筆頭理事をさせていただいていますが、在イラク日本大...全文を見る
○原口委員 私の手元にこの紙が来たのは二月の十三日。それで、やはり、発表されたのも二月の十三日。きょうが二月の十四日、バレンタインですね。きのうですね。つまり、適宜適切な情報がちゃんと伝わっているんだろうかということを一方で確認をしたいと思います。  昨年でしたか、神戸でロシア...全文を見る
○原口委員 質問していると、今五年前を思い出しました。目の前で、あのときは外務大臣と外務次官がけんかしたんですよ。よく似ていますね。よく調整してください。  きょう、そのことに深く入りませんが、きのうの答弁でも僕は問題だと思います。現閣僚として、イラク戦争を支持したときの情報は...全文を見る
○原口委員 いや、だから、ここにわざわざそのときの冬柴先生が引き出された答弁を持ってきたんです。多国籍軍なんてどこにも、どこに書いてあります。これは国連軍と書いてありますよね、私が皆さんにお示しした。  指揮下に入らないと言いながらも、実際は米軍の司令部のもとで、そのオペレーシ...全文を見る
○原口委員 いや、要するに、この二つの要件のどっちかに抵触すれば憲法違反でしょう。仮に指揮下に入っていても、今の御答弁では、一員として行動しなければ憲法違反にならないということですか。
○原口委員 これは委員長、後で精査をしてください。私たちがイラク特措法の議論でも、この間の委員会の議論でもやってきたことと百八十度違います。  今までは、指揮下にないということ、だから、この二つのあれに抵触するから、そのどっちかでもないということを政府は答弁し続けてきたんですよ...全文を見る
○原口委員 今、防衛担当大臣に聞いていませんから。実態がどうかというのは聞いていないですから。法律論を今交わしているわけで、今まで言ってきた法律論からすると、今の答弁は非常に不適切である。不適切というよりか、これまでと違う。もう経済に入らなきゃいけないので、これは理事会でぜひ詰め...全文を見る
○原口委員 残念ながら、私の時間の中ではこれは詰めることはできませんので、後でさらに議論をしていきたいと思います。  日銀総裁、お見えいただきました。G7、この結果についてお尋ねをします。それからもう一つ、あわせて、日銀の独立性、先日、野田委員が大変すばらしい質問をされていまし...全文を見る
○原口委員 拍手が出る理由がよくわからないですけれども。  過剰流動性を懸念するという声が世界的にやはり広がっています。そして、私は、ことしはデフレとインフレのある意味では境目、非常によく考えておかなきゃいけない、国民にとっては極端なデフレも極端なインフレも生活を不安定にします...全文を見る
○原口委員 その中の中心がやはり差別と闘うということであります。差別というのは、何も直接的差別だけではなくて、合理的な配慮を欠いた、それも、間接的な差別も差別であるということを定義したのが、画期的な条約がこの国連障害者の権利条約であります。  これで最後にしますが、お手元に、こ...全文を見る
○原口委員 終わります。
02月20日第166回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○原口委員 民主党の原口でございます。  内閣の方に、通告に従って数点伺っていきたいと思います。できるだけ建設的に、ここは問題解決の場であると思いますので、答弁も御簡潔にお願い申し上げます。殊さら足を引っ張ったり、重箱の隅をつつくような質問はしません。  まず、官房長官に伺い...全文を見る
○原口委員 ありがとうございます。  つまり、政策がうまく理解されていないというところに不支持の理由をお求めなのかもわかりません。  そこで、官房長官、ぜひ私、きょう、冒頭強調しておきたいのは、情報公開と説明責任です。  与党、野党の立場は違いますが、二〇〇〇年に入ってから...全文を見る
○原口委員 ありがとうございます。透明性、説明責任についての姿勢は私どもと同じだというふうに確認をさせていただきました。  そこで、委員長に理事会でお願いをした資料、沖縄科学技術大学院大学の施設整備関連工事ということで、これは皆様のお手元に私が配付している資料の中の一枚紙の方で...全文を見る
○原口委員 続いて伺いますが、そうすると、それを受けて各民間会社は、それに対する希望を、いわゆる入札をやっていこう、そういうふうにすると思いますが、これの交付期間、つまり技術資料作成要領の交付、これの期間はいつからいつまでですか。
○原口委員 正確に答えてください。いつからいつまでですか。
○原口委員 もう一回確認しますが、掲示をしたのが十一月十六日、そして、それに対して技術資料を提示しろといったのがその日から一週間。こんなやり方がありますか。  私、五年前、外務省の不祥事をやったとき、北海道の一部の入札に大変不透明なところがあって、それを指摘しました。そのときだ...全文を見る
○原口委員 私がいただいた資料では、三億二百十九万円というふうになっています。落札率が七九・九%。その後、皆さんのお手元の資料でいうと、改修工事その2、その3、これが随意契約になっています。額が、決定金額六千百六十七万円、その2ですね。その3、五千六百三十八万五千円。私たちの地元...全文を見る
○原口委員 官房長官、こういう予算の執行の仕方があるでしょうか。  皆さんのお手元の資料で、今、期間が近いというお話でしたね。それは、御案内のとおり、いわゆる競争入札、公募型指名競争入札をして、今の旧白雲荘改修工事、これは平成十七年十二月十九日でございます。そして、私が今指摘を...全文を見る
○原口委員 いや、お答えになってないですよ。競争入札に付することできるじゃないですか、十二月十九日だって、そんなに一体であれば。一体だったら一体として発注すればいい話じゃないですか。入札させればいい話です。それを何で一億円も超えるような随契をやるんですか。しかも、掲示日の、その日...全文を見る
○原口委員 いや、意味がわかりません。だって、これ、急についた予算じゃないでしょう。そんな六千万も五千六百万も予算が急について、設計が整ってなければ、こうやって分割して発注して、一部については競争入札して、あと随契できるんですか。こんなことが許されますか。  本当に設計が固まっ...全文を見る
○原口委員 本当に不誠実そのものですよ。あなた、前の質問に何とお答えになりましたか。設計そのものがおくれたからこうやらざるを得なかったとおっしゃったんですよ。今、パーティションだったら、それは、パーティションの発注、部品の納入、そこがおくれたというだけじゃないですか。それで、あな...全文を見る
○原口委員 官房長官がお話しになったように、今の説明では私ども納得できないんですよ。  いつ設計を出しましたか。そして、パーティションは、なぜそうやっておくれたんですか。これは一カ月しか違わないじゃないですか。この公共入札を少し後ろにやって、そして随契の前に出せば、こんなふうに...全文を見る
○原口委員 官房長官、私、これはきのう、詳細を出してくださいねということを申し上げているんですよ。  そして、きのう要求した資料も、これはどうでしょうか、私が質問する、ここに座る時間の二十分前に入ってきたんですよ。それが皆さんのお手元にあるもので、要するに予定価格と落札率を書い...全文を見る
○原口委員 その調査の結果を教えてください。
○原口委員 私は、今の報告も書面でいただきたいと思います。  随意契約をした理由、これは今までの御答弁ではわからない。これは、担当大臣は高市さんですよね。あなたとは政経塾で一緒に机を並べました。日本は、やはり国家経営という観点でやらないと日本はつぶれてしまう、政治を正さなきゃ日...全文を見る
○原口委員 今、三十分ぐらいかけて質疑をしているんですよ。よく聞いておいてね、本当に。では、最初からもう一回質疑をし直せというわけですか、あなたは。  私は、今まで局長と、十二月十九日、一月十九日、十八年二月一日、これは一括して競争入札に付して何らおかしくない、一体であるという...全文を見る
○原口委員 私は、高市大臣に同志として言いたいのは、だって、何のために私がこの3、4、5を言ったか。これは、落札価格がおかしいから検査にも入っているわけです。あなたがおっしゃるように、事後チェックを内閣府はやっているんです。内閣府がやっているということは、このことについて知ってい...全文を見る
○原口委員 その詳細を持ってきてほしいんですよ。そのことをずっと言っているわけですよ。何社で入札しましたか、そして、なぜこんな随契になったんですかと。普通見ない随契だから言っているんです。それで、今手元に資料がないから、後でお答えしますと。では、いつやるんですか。そんな、予算委員...全文を見る
○原口委員 何でこういうふうに言っているかというと、その際、さっき、パーティションの発注がおくれましたと言いましたね。それから、内装設計がおくれましたと言ったんですよ。私も設計士の息子ですから、内装設計をこんな大きなところで別々に出すなどということは普通ないんですよ。しかも、パー...全文を見る
○原口委員 いいですか。いわゆる調査書、これを出すように今大臣はおっしゃいましたね。それからもう一つは、設計、それの時系列でわかるもの、パーティションがおくれたというのが時系列でわかるもの。そして、なぜこのような随契をやったのか。そのことが単なる予決令と、皆さんが出してきたのは予...全文を見る
02月22日第166回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○原口委員 冒頭、高市大臣にはお見舞いを申し上げます。お大事に。質問が終わったら、どうぞお帰りになってください。  それから、委員長初め、特に与党理事の杉浦理事、中川理事初め多くの理事の皆さんにお礼を申し上げます。前回の質疑の資料、その後、誠実に求めていただきました。  その...全文を見る
○原口委員 非常に大きな金額ですよね。  そうすると、一体、総予算は幾らですか、マスタープランだけで二億四千幾らということであれば。総予算の額を教えてください。
○原口委員 そこで、皆さんのお手元の十の一をごらんになってください。これが、審議中断後に私や杉浦理事、中川理事にお示しいただいた内閣府の御説明資料です。  前回、ちょっともうお忘れの方もいらっしゃるかもわかりませんので、おさらいの意味で十の二をごらんいただくと、1の(1)、いわ...全文を見る
○原口委員 いや、私は二つ伺っているんです。  先生方、十の六の第三条というところをごらんいただくと、着手時期が平成十七年の十一月九日ですね。それで、履行期限が平成十七年の十一月三十日。履行期限はいつでしたかというのが一つの質問。それから、実際にそれが履行されたのはいつでしたか...全文を見る
○原口委員 今、全く同じ日をおっしゃったということは、おくれていないんです。おくれていないものをどうして分離して発注する必要があるのか。理由がこれではわかりません。  しかも、不思議なのは、今の十一月三十日の一つ上をごらんください。平成十七年十一月十六日、こう書いてあります、「...全文を見る
○原口委員 私は、強く抗議します。  皆さんは、まず、設計がおくれたから、その設計のおくれのために発注も分割しなきゃいけませんでしたと、この間の質疑だと、パーティションは後からとか、そういうお答えをされていますよ。  うそじゃないですか。国会でうそを言っている。これは委員長、...全文を見る
○原口委員 私は局長を責めるためにここでやっているんじゃないんです。きょう、本会議場で特別会計や特殊法人あるいはこういう独法も含めた行政改革という議論がありました。その中で、本当に補助金が、これは国のお金が入っているから、適正に使われているか聞き取りをしなきゃいけなかったから局長...全文を見る
○原口委員 どうしてこういう虚偽の答弁と疑われても仕方のないことになったのかだけ教えてください。
○原口委員 求めたことだけ答えさせてください、違う答弁をされています。  言葉が足りないんじゃないんですよ。ちゃんと私たちにこうやって、これは私がつくった資料ではないですからね、十の一は。皆さんがこうやって、実施設計がおくれたと。こんな大きな、本当に名誉に関することですよ、日建...全文を見る
○原口委員 高市大臣、もうお帰りになって結構です。(高市国務大臣「大丈夫です、責任がありますので」と呼ぶ)いや、質問者がいいと言っているんだから、いいです。  つまり、今の答弁は誠実だったと評価します。要は、向こうが局長にも大臣にも虚偽の報告をしているということです。私は、その...全文を見る
○原口委員 さて、十の四をごらんください。  十の四、十の五は、その2、その3と言っていますけれども、これは一括でできているんですよ。これをわざわざ分ける理由なんというのは、杉浦先生、一生懸命やっていただきましたけれども、結局わかりませんでした。分けた方が面倒くさいんですよ。そ...全文を見る
○原口委員 これは配っていません。  委員長、日付のところをごらんください。この決裁伺書には日付が入っていないんですよ。  日付の入っていない決裁がありますか。御説明ください。  委員長にはごらんいただいていたので、もう一回質問します。  この随意契約理由書は皆さんのお手...全文を見る
○原口委員 これは決裁そのものなんです、日付が。それがいつされたかということが決定的な証拠なんですよ。  もう一個伺います。  こういう入札は官報に出さなきゃいけないんですよ、官報に。独法もそれの対象なんです。私や杉浦先生、中川理事はずっと求めました。そうしたら、あなた方は何...全文を見る
○原口委員 局長、資料を出してください。官報を出しているはずなんです。官報で、随意契約の理由も、一般競争入札の理由も。もしこれをやっていないとしたら、とんでもない話だと私は思います。会計法や予決令、マラケシュ条約からしても、とても許認されることではありません。  さて、きのうの...全文を見る
○原口委員 時系列で見るのが一番わかりやすいので、またさっきの十の一に皆さん戻ってください。  十一月十八日、つまり平成十七年十一月十八日というのは、もうこのとき皆さん発注しているじゃないですか。いや、技術資料交付を開始しているじゃないですか。その後に額が出てきたんですか。しか...全文を見る
○原口委員 では、十分間に合うじゃないですか。  わけて私が一番知りたかったのは、局長も多分私と同じ、こんなので夜中まで、ああでもないこうでもないとずっと二日間やってきたわけですけれども、局長も被害者だと思いますよ。なぜ三つに分けたかという理由が知りたいんです。ところが、これは...全文を見る
○原口委員 そこの額は幾らですか。
○原口委員 なぜ私が冒頭、いわゆるプロポーザルで、コンサルタント、これも随契で基本設計も実施設計もやっていたら、この予算額はわかっているじゃないですか。  ちょうど十の八と九、皆さんこうやってごらんになってください。  十の九では三億三千万、それが十の八では四億三千万。設計会...全文を見る
○原口委員 ちょっと今にわかに信じられない答弁だったので、これもうそだったら本当に怒りますよ。皆さん、これは改修工事ですよ。請負ですよ。請負は工事に使うので、設計には使いません。一部随意契約が、これが設計ですか。違うじゃないですか。その隣をごらんになってください。請負契約の方式、...全文を見る
○原口委員 これは、あなた、その次のページごらんになってください。これは、内閣総理大臣、小泉純一郎さんだったと思いますけれども、小泉総理のときの、それを受けて、通知書ですよ。財務省に出して検討するものが、こんなので財務省が許すわけないじゃないですか。あなた方は、設計料ゼロ円とここ...全文を見る
○原口委員 会計検査院、こういう工事費の中に、設計料をゼロと言いながら設計料を入れ込んでいるような強弁したものが許されますか。一般論で結構ですから、教えてください。
○原口委員 ありがとうございます。  正確に記載されていないんですよ。しかし、これでちょっと不思議なんです。三億三千でしょう、三億三千なんです。そうすると、(1)、(2)、(3)というか、皆さんがおっしゃっている、これは何というのか、本体というのか、これ全体では三億三千ではおさ...全文を見る
○原口委員 運営費交付金というのは、色がない渡し切り費だから、予算にもともと立てなくても、それを流用していい、そういう判断ですか。いかがですか。
○原口委員 いや、そんなものはこの予算委員会で通じませんよ。  だったら、もともと箱物の批判が強い部分の基盤整備の方を小さくして、皆さんがなさったように、もう設計書は出ているのに一部随契にして、そして設計会社が一億ふやしてくれば、運営交付金を減らしてそれを賄うことできちゃうじゃ...全文を見る
○原口委員 私は、そうやっていないから言っているんですよ。やっていたら言わぬ。出してください。皆さんとの間に、機構との間にやりとりした決裁文書があるはずなんですよ。
○原口委員 皆さんというのは、内閣府。内閣府と機構、それから内閣府、機構と財務省。だって、そんな、国の予算ですからね、財務省に勝手に区分を変えるなんということもできない。あるはずなので、それを開示してください。いいですか。
○原口委員 いや、一般競争入札だって、六千万違うでしょう。その間のお金をどうするかだって、勝手に機構がやったんですか、入札で余ったお金は。余ったというか、低かったですね、七九・九ですね。その分は機構が勝手にほかのところにつけたんですね、随契に。そういう答弁ですよ、あなた。  そ...全文を見る
○原口委員 官房長官、だから官房長官に聞いているので、ちゃんとやりとりがあるはずなんです、官報も、それからさっきの入札伺書も。僕は、この入札伺書というか決裁書、決裁伺書、これの日付が入っていないのを国会に平気で出してくるというのは、いよいよ怪しいと思っているんですね。ぜひ情報開示...全文を見る
○原口委員 改革はやはり開示からということで、その内閣の姿勢に評価と感謝を申し上げます。  さて、イラク問題について、外務大臣、防衛大臣、申しわけありません。  農水大臣にも後で伺いますが、松木委員の質問に対して、アメリカはむちゃくちゃである、アメリカがむちゃくちゃなのでWT...全文を見る
○原口委員 もう一個の資料の一をごらんになってください。  航空自衛隊の活動、私たちはアリ・アルサレムへ参ったわけですが、実は、きのうの特別委員会の質疑で、今おっしゃったアリ、今自衛隊が行っている活動は人道復興支援活動だけではありません、いわゆる安全確保活動もやっている、安全確...全文を見る
○原口委員 私は、そこで、非常な危惧、大きな危惧を表明しておきます。  この間も質疑の中で話をしましたけれども、一九九〇年の十月二十六日、これは冬柴当時の委員が質問されている中に、参加とは何か、協力とは何かという議論がありました。そこで、武力行使を伴う多国籍軍、「国連軍」、これ...全文を見る
○原口委員 非常にシャープな大臣には苦しい答弁ですよね。  もともと、なぜこういう条文が生まれたかというと、よその軍隊から見て、私たちが武力行使と一体となるような活動を自衛隊がしていない、そのように担保するためにできたんですよ。だけれども、今はその担保が壊れてしまっている、そう...全文を見る
○原口委員 具体的な検討に入って、私は、もう、いわゆる武力集団、自衛隊は武力行使に行っているわけではなく人道復興支援をやっているわけですけれども、それも一つの区切りをつけないと、次のステージに入らないといかぬのではないかということを指摘しておきたい。  これは、バグダッド空港に...全文を見る
○原口委員 WTOで一つのテーブルができるまでは、それぞれの国内政策なんです。我が国は、やはり農家あっての農村であり、それを集約したから農業が成り立つという考え方にはなかなか立たない。北海道は大規模です。大規模農家がたくさんいらして、だけれども、その分リスクも大きくなっている。農...全文を見る
02月23日第166回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○原口委員 民主党の原口でございます。  総理並びに閣僚に、通告に従って幾つかお尋ねをしたいと思います。  まず、労働、雇用ということで今建設業の現場の現状は非常に厳しい、多くの人たちが建設業から去っている。そういう中で私は、総理、情報公開と説明責任、自民党さん、民主党、ほか...全文を見る
○原口委員 ありがとうございます。  事は虚偽の答弁にかかわる問題ですから、私は、事実関係がどうだったかということも含めて総理に再びお尋ねをしますが、なぜこういう虚偽の答弁を、私は内閣府の方にもきのう御同情申し上げたんです。それは、機構の方が多分さまざまな資料を出していて、それ...全文を見る
○原口委員 総理の誠実な答弁、感謝申し上げます。ぜひ期限を切って回答をしていただきたい、これは再度お願いをいたしておきます。  そして、やはりこういうものがありますと、建設会社の現場あるいはさまざまな御苦労をなさっている人たちが不公正さを感じてしまうんですよ。  私は、きょう...全文を見る
○原口委員 共通の認識ができたと思います。  フィラデルフィア宣言においても、「労働は、商品ではない。」というふうに高々と掲げられています。なぜ、労働の問題は人間の尊厳であるのか、平和の問題であるのか。  先ほどまで同僚議員から、派遣労働や非正規雇用の問題、いろいろお話があり...全文を見る
○原口委員 非常にわかりにくい、ある意味では堂々めぐりになるような議論になってしまうので。サラリーマンは、総理がおっしゃるようにもともと捕捉しやすいんですね。  私どもの喫緊の課題は、これまで輸出と設備投資で伸びてきたものを、やはり内需主導、消費にそのエンジンをもう一つつくって...全文を見る
○原口委員 私たちと同じスタンスだという認識をいただきました。ありがとうございます。  そこで、これからの政治の役割は、労働者の集団にもさまざまな集団があります。例えば、正規雇用それから非正規雇用、あるいは労働者の所属するところ、働き方によって、官公労あるいは民間労組。  こ...全文を見る
○原口委員 やはりこれから私たちも、国民から審判を受けるときに多分問われると思います。この政治家は労働者を団結させる政治家なのか、それとも、この政治家は労働者の権利を損なうそういう政治家なのか、これは大事なことだと思います。  なぜか。それは、総理、各国の労働法制を私もいろいろ...全文を見る
○原口委員 その上で、私もいろいろな若者や就職に困った方々の御意見を聞きますと、就職の仕方がわからないとか、あるいは職業人としての教育がない、どのように社会にかかわっていいかわからない。例えばこれは、欧米の国の教育の中ではマイクロソサエティー・スクールというのがあって、いわゆる小...全文を見る
○原口委員 前向きの御答弁をいただきました。  これは、現実にこの予算、今審議している予算は概算要求が去年の八月でしたから、来年どういう内閣になっているかは別にして、いずれにせよ、どちらが政権をとっているにしても、教育予算を大きくふやすべきだ、そのことを確認させていただきました...全文を見る
○原口委員 同じ認識をおっしゃっていただいてありがとうございます。  私は、これから労働と福祉を組み合わせた考え方がとても大事だなと。二〇〇七年問題と申しますが、大量に退職をされる方々、働くその働き方は、何もいわゆる株式会社、私の企業だけで働くというものが働き方だけではなくて、...全文を見る
○原口委員 財務大臣、総理、ありがとうございます。  企業の税制、あるいは一人一人の国民が寄附をする、その税制についても私たちも民主党として提案をしておりますので、前に、より建設的な議論をして、市民公益の部分をもっと広げていくという形で進めていきたい、このように思います。  ...全文を見る
○原口委員 これはとても大事なことで、差別というのは何も直接的差別だけではない。合理的な配慮を欠いて、その人が、社会の方のバリアがなければなし得たその権利の貫徹、これを阻害することについても、これも合理的配慮の欠如、これも間接差別だという定義であります。  先ほど、野田委員が少...全文を見る
○原口委員 私は、それだけが柳澤大臣の務めでないと思っているんです。だから、この間のあの産む機械の発言も、私はこれまでここで四回質疑に立たせていただきましたが、あえて柳澤大臣には触れていません。ただ、このままでいいかなと思います。それは、何が不適切だったかということがやはり国民の...全文を見る
○原口委員 野田委員が御提案になった子ども家庭省、これも私たち民主党はずっと言い続けています。子ども家庭省をつくって、そして子供たちを、いわゆる義務教育あるいはその後の教育と輪切りで見るのではなくて、全体として教育あるいは子供たちの生育の環境を整えていく、あるいは、それをはぐくむ...全文を見る
○原口委員 やはり行革の流れがあるので、省庁を新たにつくるというのはなかなか難しいというのは理解します。ただ、省庁横断的に力を入れていくという御答弁ですから、また次の機会に質問したいと思います。  ただ、私は安倍内閣の中でもどうかなと思うのは、障害者のいわゆる自立支援法、それか...全文を見る
○原口委員 実際働いていらっしゃる方は幾らですか。
○原口委員 総理、こういう現状なんです。つまり、先ほど、殊さらに登録者数をおっしゃるでしょう。ああ、一万人もいらっしゃるんだったら大丈夫だとテレビをごらんの方は思いますよ。しかし、実際に働いていらっしゃるのは今の数字です。介護のリハビリに移そうと思っても、移れないんですよ。  ...全文を見る
○原口委員 下請いじめに対する現状というのは、もっと深刻で件数も多いと私は思います。そうであれば、経済の公正というのは成り立たないんですね。  きょう、こういう所得税、住民税の増税のことも議論をしなければいけませんでした。しかし、きょう柳澤大臣それから渡辺大臣がお見えでございま...全文を見る
○原口委員 これは、尾身大臣が経済財政諮問会議でおっしゃっていることを私は支持します。やはり、公務員、働く人たちの人権、渡辺大臣のように優秀な方は能力能力とおっしゃるかもわからないけれども、まずはそこの福利厚生、きょういらっしゃる皆さんだってどこでどう福利厚生されているか、それは...全文を見る
○原口委員 私は、ぜひ今のうちに労働側の委員も入れて、そして、組合こそが貧困と闘う最良の手段だという信念のもとで、ワーキングプアを救う新展開、アメリカでは、SEIU、そういう組合ができて、そしてチェンジ・ツー・ウインと呼ばれる新しい労働運動を開始しました。私は、やはり人間の尊厳を...全文を見る
04月11日第166回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○原口委員 おはようございます。民主党の原口一博でございます。  まず、障害者の権利条約、署名式が三月三十日にニューヨークの国連本部で行われたというふうに承知をしていますが、これは超党派で中山太郎先生を会長に今まで進めてきました。我が国がまだ署名をなさっていない、五十にも及ぶ条...全文を見る
○原口委員 積極的な御答弁をいただきました。  大臣が御答弁されたように、この権利条約を主導してきたのは日本であり、とりわけNGOのネットワークの皆さんでありました。政府においても大変な力を注いでこられたわけで、これは、政府あるいは国会、国民共同して権利条約の批准へ向けた動きを...全文を見る
○原口委員 私は、この論理がやはりうまく説明できるのかなと思っています。  全面的なアメリカの譲歩というふうにも見れるし、そもそも資金が凍結された理由は、何も北朝鮮に対する経済制裁というよりも、不法に集めた、聞くところによると偽札やあるいは麻薬によって得た資金であるから、法と秩...全文を見る
○原口委員 とすると、やはり中国銀行に移すという選択肢も、民間銀行がそれを受け入れるのか、金融機関が受け入れるのかということはありますけれども、今回のBDAそのものの資金を凍結解除する、そのことの根拠、つまり法ではなくて、むしろ政治的な決着だ、六カ国協議の合意の中の決着なんだ、こ...全文を見る
○原口委員 これは、アメリカ、同盟国、ともに世界の金融秩序を支える国の判断ということで、少し議論が必要かなと思っています。  そこで、初期の段階の措置とすればもう一つあって、テロ支援国家指定を解除する作業を開始するということでございますが、では、これを受けて北朝鮮側は何をやるの...全文を見る
○原口委員 北朝鮮は、六十日以内に実施する初期段階の措置として、寧辺の核施設を最終的に放棄することを目的としてシャットダウンする及びシールする、このことが誠実に行われなければいけませんし、IAEA要員の復帰、それからすべての核計画の一覧表についての協議、これも進んでいなきゃいけな...全文を見る
○原口委員 そうですね。大事なところは、解除に向けた作業の開始であって、これは解除ではないということをしっかりと踏まえておきたいし、さらに言うと、この拉致問題が解決をしないとテロ支援国家の解除というのはあり得ない、私はそのように考えております。  さて、やはり外交を考える上で一...全文を見る
○原口委員 国際約束の履行あるいは青年海外協力隊、世界に対するさまざまな貢献、日本に対する世界の信頼は厚いと思います。  ただ、ここで指摘をしておかなきゃいけないのは、じゃ、国民の外交に対する信頼は一体どうなのか。それで、その観点から三つ、私は情報の開示をきょうこの質問の中でお...全文を見る
○原口委員 三月でしたか、世界同時株安が起きて、その引き金の一つがアメリカのサブプライムローンというか、そういういわゆる住宅ローンバブルという言葉は使いたくありませんけれども、ある意味で大きな不安がそこに走った。米側の施設はいわゆる民間の知恵を、力を入れながら国内で整備をしている...全文を見る
○原口委員 協議の中身を言えと言っているんじゃないんですよ。米側が出してきた積算、だって枠を決めているわけですから、その枠の根拠を示してください、資料を出してくださいと言っているんです。
○原口委員 法律を出してきているわけですから、その時点、その時点で、皆さんだけが外交にかかわっていらっしゃるわけじゃなくて、私たちは国民を代表して、国会という中できっちり議論しなきゃいけない。普天間飛行場が移設をするという話のときも、海上案で幾らかかるんだと日本の政府に聞いたら、...全文を見る
○原口委員 国会でうその答弁をするというのはとても大きなことだと思います。  では、聞き方を変えますね。このエグゼクティブリポートが出ていますよね。ここに持ってきたのは、上原先生と当時の小渕外務大臣の間で議論をされた、これは一九九七年九月三日付、これですよ、エグゼクティブリポー...全文を見る
○原口委員 今のは全くの虚偽答弁です。議事録出しましょうか。ちゃんと小渕総理がアメリカ側に照会されているじゃないですか。小渕総理は当時、こうおっしゃっていますよ。「御指摘の文書に関する米国政府の説明によりますれば、同文書は米国政府部内の内部資料でございまして、運用所要の概要にかか...全文を見る
○原口委員 今まで政府内部で何回も議論をして、きょうの主題、私は、今通告どうなっているのかな、細かく細かくやっていますよ。  では、事前に僕が言っていなかったから承知していないと言ったということですか。そうですか。そんなもので沖縄の基地の負担の軽減なんかできますか。あるいは、ど...全文を見る
○原口委員 いや、だって、国会でなぜこういうのを指摘するかというと、もう指摘して、皆さんは知っているんですよ、一個一個。これは九月三日ですけれども。  ではその後の、これも上原議員がこのときに指摘をされている九七年の九月二十九日の文書、これはDODの正式な文書ですよ。こう書いて...全文を見る
○原口委員 きのう、我が方の、民主党の外交・安全保障部門会議で、防衛省の金澤防衛政策局次長は、現時点で配備の計画は知らない、将来的に配備の計画はないと言っていると。ということは、沖縄にはMV22というのは来ないんですね。配備の計画はないですね。
○原口委員 私は、こういう状況が日本の安全保障を危うくすると思っているんです。安全保障は、たとえそれが厳しいことであっても、事実であるんだったらちゃんと示しをして、そしてそれに真正面から理解を求めるという形をとらなければ、常に隠しているだろう、常にうそをつかれているだろう、こうい...全文を見る
○原口委員 これも、二年間の延長を閣議決定されたということですけれども、今みたいな答弁で、じゃ、私たちは国民にどのように説明すればいいんですか。からで飛んでいるかもわからないじゃないですか。  平均で週五便、そのうちの四便はタリル飛行場からの多国籍軍支援ですよ。国連支援、国連の...全文を見る
○原口委員 どうして、何人運んだかが詳細なんですか。国連人員を何人運んだか。たしか、このエルビルには百のオーダーですね。だから、二百か三百か知らぬ、国連職員がいらっしゃいますよ。その人たちを総計何名運んだかというのが、どうして安全にかかわる情報ですか。自衛隊はそういう危険を回避す...全文を見る
○原口委員 こういうのが、アメリカやいろいろな、国会で許されるんだろうかと思いますよ。運んだ国連の人員もあれしないで、国民の税金を払え、そんなことは決して納得ができないということを申し上げます。  最後に、麻生外務大臣に、温家宝首相、共同声明も含めていろいろな作業をなさっている...全文を見る
○原口委員 もうこれで終わりますが、ほほ笑みを強い握手にされますように祈って、質問を終えます。ありがとうございました。
04月24日第166回国会 衆議院 本会議 第25号
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○原口一博君 神風英男議員にお答えいたします。  提出者に対する質問は六問でした。  まず第一問、イラク戦争の正当性、開戦を支持した政府の判断について、民主党の認識をお尋ねいただきました。  民主党としては、イラクに対する武力行使は、国連安保理での問題解決を放棄し、明確な武...全文を見る
04月26日第166回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○原口議員 石破委員にお答えいたします。  アメリカのイラク戦費最終法案、現地時間の二十五日、下院で可決という形になりました。アメリカにおいても、いわゆるイラク駐留米軍が明確な敵のいない内戦状態から抜け出せず、イラク政策の成功に向けた明確な出口戦略もない、こういうことから、アメ...全文を見る
○原口議員 やはりこれは脅威の同定の仕方によるんだと思います。国及び国に準ずる組織であるか否か、これは、今のイラクの状況を見ると、それに類するものと推定をしております。
○原口議員 現在、イラクにおいては内戦に等しい状況が生まれている、こういう判断をしている米国の識者もおります。また、実際に、現在行われているテロ、これをテロというのかあるいは暴力というのか、これは先生の御著書の中にも書いてありますけれども、まさに組織的に行われているもので、これは...全文を見る
○原口議員 お答え申し上げます。  下院の可決された法案の中身を見ると、法案は、イラク駐留米軍の戦闘部隊の撤退をことし十月一日から開始し、来年三月末までの完了を目指す内容でございます。米軍における撤退というものは、アメリカの主体的な判断において行われるべきものだ、このように考え...全文を見る
○原口議員 イラクの治安の責任は、一義的にイラクにあると思います。そして、我が国が法律の中で自主的にそれを判断すべきだ、これがまず大原則だと思います。  しかも、この四月十六日には、いわゆるマリキ首相を支えるサドル派の六人の閣僚が、マリキ首相が米軍の撤退期限を示さないことを理由...全文を見る
○原口議員 少し反論をさせていただきますが、やはり開戦の大義や戦争の総括というのは、今の活動と無関係ではないというふうに考えております。  この開戦の支持の理由について、予算委員会でも、当時防衛庁長官であった石破長官、あるいは川口外務大臣だったと思いますが、川口外務大臣とお話を...全文を見る
○原口議員 まず、戦争の総括ですけれども、先ほども石破委員に答弁をさせていただきましたが、やはり戦争を支持するかしないかについては、国際法をどのようにとらえるかということが一番大事であると思います。  その国際法をどのようにとらえるか、これは予算委員会での、私たち野党だけが求め...全文を見る
○原口議員 お答え申し上げます。  我が党は、現在、イラクへの派遣団を計画し、また、国会中でございますので、本日、議運の委員長に対して、請暇願と政府への協力要請をお願いしたところでございます。また、幹事長からも河野議長に対して、しっかりと現地の現状をつぶさに調査するべく、政府に...全文を見る
○原口議員 安全確保支援活動と憲法との整合性について先ほど政府から答弁がございましたが、二つの角度から強く指摘をしておきたいと思います。  それは、本会議場でも指摘をさせていただきましたが、一九九〇年、冬柴委員に対する政府統一見解、ここには二つのことが要件としてあったはずです。...全文を見る
05月07日第166回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第6号
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○原口議員 お答えいたします。  今回の首相の発言はやはり重いと思います。先日訪日されたときも、マリキ首相が我が国に一番何を求めていらっしゃるか。それは、自衛隊の活動については感謝をお述べになりましたけれども、一番求められたのは投資でありました。イラクが求めていることと、それか...全文を見る
○原口議員 お答えいたします。  久間防衛大臣の御答弁を伺っていると、やはり苦しい答弁だなというふうに思います。政府はあのとき何とおっしゃっていたかというと、大量破壊兵器がないという挙証責任はイラク側にある、その挙証責任を果たさない、そのことにおいて攻撃を正当化するんだ、こうい...全文を見る
○原口議員 私は、大臣の答弁を伺っていて、二つの点で指摘をしておかなきゃいけない。  今の政権は前の政権と連続していますよね、自公政権です。だから、前の政権がどういう根拠に基づいたかというのはきっちり説明をしていただかなきゃいけない。これがまず第一。前の政権がどうだったかわから...全文を見る
○原口議員 お答えいたします。  まず、この法律案は、イラクに対する国連加盟国による武力の行使が正当性を有していない、先ほど委員がるるお話しになっているとおりでございます。非戦闘地域の概念が虚構の概念である等の理由により、特措法の法的な枠組みが今や完全に破綻をしている。  ま...全文を見る
○原口議員 先ほどから申し上げておりますとおり、イラクに対する武力行使の国際法上の、あるいは国際法と正義に基づく、どこに根拠があったのか、これをずっと私たちは委員会でも国会でも質疑をしてきました。その根拠については、当時、イラクにおける挙証責任、そして大量破壊兵器の保持ということ...全文を見る
○原口議員 どのような根拠で撤退をしないのか、あるいはどのような法的枠組みが機能しているのか、それに対する納得のできる答弁はやはりなかったと思います。なかったということであるからに、このことからすると、何かほかに理由があるのかなと委員が思われても仕方がないのかもわかりません。 ...全文を見る
○原口議員 後で末松答弁者の方から補足していただきますが、私は、非常に危険な答弁であるというふうに思っています。私たちは、戦争を支援する法律をつくれることはないというふうに考えています。  テロ特措法のときの民主党の姿勢を久間大臣はお話しになりましたが、私たちが考えていたテロ特...全文を見る
○原口議員 議論を整理するために、戦後の世界の戦争の違法化の流れを少しお話ししたいと思います。  戦争はいかなる場合も違法である。ただ、それを認められる場合が二つある。それは、急迫不正の侵害による自衛権の行使、ほかに方法がなくて、相手が与えた損害、与えるであろう損害に応じて自衛...全文を見る
○原口議員 武力行使と一体とならないという要件だけで、私は、日本がどこにでも米軍の武力行使を支援できるという考え方はとるべきではない、抑制的で慎重であるべきだというふうに思います。その考え方からすると、では、イラクというのは、二〇〇三年五月一日、ブッシュ大統領が戦争終結宣言をなさ...全文を見る
○原口議員 国会にお任せされると言われても困るなと思います。  つまり、ではアフガニスタンは戦争は続いているのか、テロリストの掃討作戦は続いているのか、あるいは、これからすると、ではイラクも続いているのではないか、続いているとすれば、国または国に準ずる者はイラクにもいるわけで、...全文を見る
○原口議員 ここに平成十五年の三月四日受領の答弁書、衆議院議員江田憲司君提出米国によるイラクへの武力行使に関する質問に対する答弁書を持ってきましたけれども、まさに今中川委員がお話しになったように、「アフガニスタンにおける行動の国際法上の位置付けは、」これは政府の答弁書ですが、「自...全文を見る
○原口議員 別の法案の提出者なので、私たちが廃止をしている法律案を整理しろというのはなかなか難しいですが、やはり自衛権の行使というのはどこまで認められるんだろうかということが大きな論点だと思います。  アフガニスタンにおける米国による自衛権の行使というのは現在も続いている。では...全文を見る
○原口議員 お答えいたします。  民主党は、やはりこの問題について何が問われているか、それは人権に対する姿勢であるというふうに思います。日本のことは日本が決める、それは官房長官の御答弁のとおりでありますけれども、そうであるとすれば、日本の首相がどうしてアメリカの上下院の院内総務...全文を見る
○原口議員 お答えいたします。  第一回目の特措法の延長のときの議論を思い起こしていただきたいんです。その当時、イラク特措法の延長、当時の小泉総理は何とおっしゃっていたのか。それは、日米同盟がとても大切であるということをお話しになっていました。いろいろなところでの議論でも、北朝...全文を見る
○原口議員 お答えいたします。  古賀委員が御指摘のように、イラクは、予断の許さない、そういう状況が続いているというふうに思います。  ただ、先ほど外務大臣がお答えになりましたように、死者ということでいうと、特定地域で死者が出ている。ただ、これも注意深く見ていくと、アメリカ軍...全文を見る
05月08日第166回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第7号
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○原口議員 中谷委員が御指摘の御懸念も、私たち、それをはなから否定するものではありません。  ただ、そもそも、米国によるイラク攻撃のとき私たちが指摘したことも、当時、防衛庁長官として大変活躍をされていた中谷委員には想起していただきたいんです。中東、イラクの複雑な情勢を考えてみて...全文を見る
○原口議員 先ほど大事な議論がありましたので、新しいテロという脅威をまずどのようにとらえるか、とても大事なことだと思います。  石破長官の時代に、フセイン政権の残党も国または国に準ずる者というふうに御答弁をなさっている議事録が手元にありますけれども、アフガニスタンにおいて今戦争...全文を見る
○原口議員 そういう矛盾が生じているということを先ほど申し上げたわけで、その矛盾についてどのように議論するか、極めて憲法のもとで抑制的に議論をすべきであろう。国連の世界の平和を維持する活動、その力が弱まったという議論が一方であります。しかし、国連は世界における唯一多くの平和と安定...全文を見る
○原口議員 大変本質的な質問だと思います。  そこで起きている紛争が、先ほどの脅威の同定にもよるんだと思います。脅威の同定、つまり、テロリストであったときに、それをどうとらえるかということが一つ。  それからもう一つは、確かにイラク特措法の議論のときに集団的自衛権の話がありま...全文を見る
05月11日第166回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第8号
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○原口議員 池田委員が御指摘のとおりだと思います。  まさに、この一九九〇年十月二十六日における政府統一見解は、二つのことが要件だったわけです。ところが、今久間防衛大臣がお話しになりましたように、多国籍軍の一員としてでないとイラクで活動ができないということが後でわかって、それに...全文を見る
○原口議員 一九九〇年十月二十六日の政府統一見解にもございますように、何が自衛のための必要最小限なのかということが最も大事であるというふうに思います。  今のように、AかつBでなければそれはいいんだという論理構成をやるのであれば、その一員として行動するということは外れていいはず...全文を見る
○原口議員 お答えいたします。  今の委員の御指摘のとおり、現在のアフガニスタンにおけるオペレーションは一体何なのか。それは、国連決議に基づく自衛権の行使として米軍は行っている。そして、NATO軍は集団的自衛権の行使としてその活動をやっている。さすれば、我が自衛隊の活動は何なの...全文を見る
○原口議員 大臣は独特のレトリックで民主党のことをおっしゃいますけれども、私たちは、ある一国の自衛権の行使を軍事上支援できるという法律を予定していたのでは断じてありません。  先ほど国連憲章のお話をしましたけれども、国連憲章で戦争の違法性が阻却される事由は、長島委員御存じのよう...全文を見る
○原口議員 委員が御指摘のように、これは真正面から議論をしていきたいと思います。  ただ、石破筆頭と久間大臣の間をうろうろしているとおっしゃいましたが、それはかなり危険なことであるというふうに思います。ここに、イラクの特措法に基づく航空自衛隊の支援措置の情報開示を求めた結果があ...全文を見る
05月14日第166回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第9号
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○原口議員 中川委員にお答え申し上げます。  まず、戦争の大義、このことについても、私たちは、二〇〇三年にこの委員会あるいは予算委員会で随分議論をしました。そのときに、政府は、一四四一、六七八、六八七についての解釈をそこで留保していたんです。つまり、今おっしゃっていることとその...全文を見る
○原口委員 民主党の原口一博でございます。きょう、総理に、三つの方向から少し質疑を深めたいと思います。  一つは、私も総理と同じようにアリ・アルサレムへ伺って、現地の自衛隊の皆さんを激励し、そして米軍並びに韓国軍の皆さんとも議論というかお話をしてきました。大変士気が高く、五十度...全文を見る
○原口委員 先ほどのこの数字を見てみましても、二〇〇三年の五月から、逆に、米兵の死者、あるいは、今となっては、この緑色のところ、イラクの方々の亡くなる数、本当にもう莫大な数ですね。これで復興支援というけれども、本当にこの状況をどのようにしてとめればいいのか。日本では戦争は終わった...全文を見る
○原口委員 マリキ首相が共同通信のインタビューにおいて、順調にいけば年内にも自衛隊の活動は終了するだろう、そういう報道はありました。しかし、私たちは特別委員会で直接マリキ首相と議論をして、そこでは、やはり自衛隊の活動を支援する、そういうお話がございました。  ただ、一方で、マリ...全文を見る
○原口委員 対国連向けで輸送物資二・三トン。二・三トンというと、引っ越しに使うトラックが二トントラックだとかそういうものですから、ほとんど物資としてはそれぐらいしか運んでいない。あとは国連職員を中心として延べ七百六名を運んでいるということだと思います。  しかし、これがすべてで...全文を見る
○原口委員 そのとおりなんですね。  そこで、総理、先ほどの、冒頭お見せしました、イラクの方々が毎月千人を超える亡くなる方が出ている。私も、防衛大臣と同じ、あれは予算委員会でしたね、二〇〇一年の八月、イラクを訪れましたが、劣化ウラン弾による小児白血病やクラスター爆弾による被害、...全文を見る
○原口委員 さらに、我が国が、集団的自衛権は、これはすべての国の自衛権、これは認められているにもかかわらず、持っているにもかかわらず行使できないというのはなぜですか。
○原口委員 今、法制局の見解ということをおっしゃいましたけれども、法制局というのは政府の中ですから、今までの政府がそういう見解を持ってきた、そういう理解でよろしいですね。
○原口委員 要するに、必要最小限の自衛権とは何かということがやはりきっちり議論されるべきだ、そこは、今、共有認識ができたと思います。  さて、そこで、私は、久間大臣の答弁というのは、かなりいろいろごっちゃになった答弁だなと思います。つまり、テロ特措法、アフガニスタンにおける米軍...全文を見る
○原口委員 いや、私は長島議員でないので。日本がよその国の自衛権行使について軍事的支援ができるという根拠はどこにありますかと聞いているんです。
○原口委員 それは一般論をおっしゃったわけで、つまり、ということは、テロ特措法によって、普通は自衛権行使については支援できないけれども、個別的自衛権行使について、憲法の範囲内であれば、いわゆる軍事的に支援できるという法律をつくったという意味ですか。
○原口委員 軍事的支援をテロ特措法によってできるようにした、このような解釈ですね。
○原口委員 そうなんですね。大臣の解釈は、自衛権行使についても、法律をつくれば軍事的支援ができるということですね。  私、総理に伺いたいのは、ここでちょっと法的には詰めておかなきゃいけないことが生まれていると思うんです。相手は何か。アフガニスタンにおいてはタリバン政権は崩壊しま...全文を見る
○原口委員 総理、なぜこんな質問をするかというと、さっき総理が御答弁になったことに関係するからなんです。何が我が国の必要最小限の自衛権に当たるのか。それから、憲法が禁じているのはどこまでなのか。アフガニスタンにおいて戦争が続いているか、個別的自衛権の行使がまだ続いているか続いてい...全文を見る
○原口委員 だから、そこをずっと、テロとの闘いという形に変えないと、旧来型の戦争という概念、先ほど、相手が国または国に準ずる者かわからないときと言われた。つまり、この者が、いわゆる旧来型に言う戦争の法律の枠組みなのか、それとも、今総理が御答弁になった新しい脅威、非対称性の脅威なの...全文を見る
○原口委員 それをわきまえて答弁なさってきたとは思えないから、ここで質問しているわけです。  私たちは、イラク特措法、テロ特措法についても、テロ特措法も、確かにアメリカは個別的自衛権の行使をやっていますよ。それから、NATOも集団的自衛権の行使をしている。しかし、それと、一方で...全文を見る
○原口委員 安全が脅かされるおそれがあるという、そのことで黒塗りになっているということでございました。  一方、イラクにおける自衛隊の輸送機、これはフレアというものを発して、そして地上からのロケット弾、先ほどイギリス軍のC130の撃墜事案について御答弁いただきましたけれども、そ...全文を見る
○原口委員 安全保障上のいろいろなものに秘密がなければいけない、これは私も理解をしています。  しかし一方で、読売新聞で検証戦争責任というシンポジウムをやったときに、総理、私は当時の帝国議会の議事録を読みました。そうすると、やはり議会に何も知らされていないんですよ。日本軍が中国...全文を見る
○原口委員 私は、現時点において政府がどのように自衛隊の安全確保支援責務を果たしているのか。また、航空自衛隊の皆さんお一人お一人にお会いをし、あのとき、日本の政府は、外務省は、定期的にクウェートの大使館で韓国軍あるいは米軍も入れて慰労をする、そういう試みをしている、これは結構なこ...全文を見る
05月23日第166回国会 衆議院 外務委員会 第14号
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○原口委員 民主党の原口一博でございます。  二条約そして外交上の課題について、外務大臣を中心にお伺いしていきたいと思います。  まず、職業安全衛生枠組み条約でございますが、労働安全衛生というものは、ILOの中でも特に重要な分野であり、働く人たちの権利、これを保障する上で大き...全文を見る
○原口委員 私も同じ認識を持っています。  帝国議会の議事録に当たりましたけれども、軍が何を外でやっているのか、それから、多くの御前会議に出てくる資料が両論併記でございましたが、まさに統治の危機といったものを議会制民主主義がカバーできなかった、むしろ引きずられていったという、今...全文を見る
○原口委員 大変興味深い御答弁だと思います。やはり選挙の主役は国民ですから、国民の側がどうお考えになるか、これから二カ月後、どのように展開していくか、私たちもよくわからない状況でございます。  そこで、憲法改正をめぐる議論に関連して、いわゆる解釈改憲の是非について伺いたいと思い...全文を見る
○原口委員 麻生大臣がおっしゃるように、私も、二年前の本会議でしたか、ちょうど湾岸戦争時の小泉総理の国会演説を引いて、冒頭、どなたの意見とは言わず演説をいたしました。そうしたら、私が言っていると勘違いをされた与党席から、おまえはいつから社会党になったんだ、引っ込めという大きなやじ...全文を見る
○原口委員 ダーティーボムまで含めると、それこそ三万発、四万発と言われている世界の核、これがテロリストに渡っていず、テロリストがそれをテロに使っていない現状の方がむしろ希有なことである、そう言う評論家さえいるぐらいですから、私たちは一刻も早く核軍縮、核廃絶を行う、このことがとても...全文を見る
○原口委員 アメリカでも、アーカイビスト、あるいは被曝の事実をしっかり明らかにしようという動きが出てまいりました。  例えば、ネバダの核実験場の風下にある州、その人たちを名誉ある風下の人々と言うそうでございますが、そこにおける核実験の影響というものも、米国自身によって検証されて...全文を見る
○原口委員 そうなんですね。このABCCは原爆投下時の一九四五年から企画をされ、そして今御答弁にあったように、四七年、広島ABCCが設立されて、そして、二十八万四千人の広島、長崎におられた方、これは一九五〇年の国勢調査に基づいて成人健康調査を行って、十九万五千人に面接調査をし、そ...全文を見る
○原口委員 いや、DS86に行く、その手前がありますよね。DS86は、86という数字が示すように一九八六年に、それまでの影響調査ではいわゆるネグレクトされてきた、カウントされてこなかったものを新たに足してDS86になっているので、ABCCができてそのままDS86ができたわけではな...全文を見る
○原口委員 どういう再評価が行われましたか。
○原口委員 私は、麻生外務大臣、このABCCができた経緯も、当時はやはりよくわからなかったんです。ところが、ABCCの中の内部資料も出てきて、結果、これは極端な物言いをすることを極力避けますが、原爆を落とした人たちがその原爆の影響をできるだけ小さく世間に見せたいという意図がやはり...全文を見る
○原口委員 官僚の方ですから、そういう官僚答弁をするのは当たり前かもわからないけれども、しかし、私はそれで本当にいいんだろうかということを、ぜひ、きょうは厚生関係の政治家を呼んでいません。ここにいらっしゃる政治家の皆さんと情報を共有して、実際に今、科学的知見とおっしゃいますが、6...全文を見る
○原口委員 私は、政府が積極的にそういう情報を集めて、新たな基準づくりをやろうとしているとはとても思えないから、立法府の中で指摘をしている。そのことだけ申し上げて、次の課題について、核の問題についてさらに議論を進めたいと思います。  よく、核兵器を保有したものの、その後核廃絶を...全文を見る
○原口委員 御答弁ありがとうございました。  今政務官が御答弁なさったように、たくさんの核廃絶事案があるわけで、イギリスについても、トライデントプラウシェアといって、いわゆる国民の皆さんが核のない平和な安全な状況の中で生きる権利ということをめぐって、大きな世界的な行動にまで広が...全文を見る
○原口委員 積極的にどのように関与するかということが大事だと思います。今外務大臣が御答弁なさったように、私どもが承知している限りにおいてインドには二十二基原子力施設がある。そのうちIAEAが保障措置を行うものは三分の二、八基がいわゆる保障措置の外にある。これはどっちから見るか。 ...全文を見る
○原口委員 おっしゃるように、さまざまなルールを守る方が利益になるということをしっかりと示していくことがとても大事であると思います。  イランは、いわゆる農業研修施設というふうに言っていたところで核開発についての機微な、例えば遠心分離器といったものを隠していた。あるいは、二〇〇...全文を見る
○原口委員 詳細に御答弁いただいてありがとうございます。  私は、そもそも、自称二百億ドルの経済規模を持つ国が二千五百万ドルのキャッシュになぜここまで執着しなきゃいけないのか、そのことがよくわからない。  それからもう一つは、何を米朝で合意したかわかりませんけれども、今大臣が...全文を見る
○原口委員 もう一つは、要するに有権解釈を外務省が言わなかった、国連決議の有権解釈について述べる立場にないと言っていたということですが、もう時間がないですから。  さっき前段の、国家安全保障会議を開かなかったというのは、私は、これはやはり国家安全保障会議のつくり方にも問題がある...全文を見る
○原口委員 ありがとうございます。終わります。
10月11日第168回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○原口委員 民主党の原口でございます。  福田総理、御就任おめでとうございます。通告に従って数点、質問申し上げます。  まず、障害者の権利条約、これは私、第四回、第八回アドホック委員会、ニューヨークの国連の障害者の権利条約委員会でもお話をしました。日本政府は、九月の二十八日に...全文を見る
○原口委員 ありがとうございます。前向きの御答弁をいただきました。  やはり、私たち、障害者基本法という法律を、そのとき、私が民主党の代表で、それで、もう議席にはおられませんが、八代英太先生が自民党さんの代表でつくらせていただいたときも、まずは障害者の持つ権利を明定しよう、その...全文を見る
○原口委員 やはり、当時、告発するかしないか、公表するかしないか、社会保険庁と相談して、あるいは厚生労働省と相談しながらやっているんですね。だから、これは、総務大臣が隣におられますが、市町村の責任、小人のざれごとなんという言葉をおっしゃるというのは、私も民主党の総務担当なので、そ...全文を見る
○原口委員 一博(いっぱく)じゃない、一博(かずひろ)です。
○原口委員 まあ、委員長とは同室だったから、一博一博(いっぱくいっぱく)と、あれですが。  本当に、私、これは深刻だと思いますよ。郵便局、千の集配局をなくしましたね。これは、分社化ありき、民営化ありきで、現場無視をやるからこうなるんでしょう。ネットワーク水準というのは、単に郵便...全文を見る
○原口委員 全く説得力ないですね。竹中さんと話しているみたいですよ。  民営化をすればサービスはよくなると言いましたね。窓口の料金はほとんど上がっているじゃないですか。十月一日に現実に行きました。いすはありませんよ。立ったまま金融商品の説明を二十分も三十分も、あるいは一時間も二...全文を見る
○原口委員 ということは、福田首相、三位一体改革はやはり失敗だったと、これはそこからスタートしないと。いや、これは改革だったんだ、いいことなんだということからスタートして、さっきの郵政のお答えのように、改革はよかったから影の部分を何とか手当てしますでは、地方はやっていけません。こ...全文を見る
○原口委員 これで午前中の質疑は終わりますが、余裕がなかったでは済まない。この責任はだれにあるのかということをまた午後からお話しをし、情報開示とおっしゃいますが、私の手元に来たいわゆる「ときわ」の資料は、十月の十日に私がいただいた資料は、「ときわ」を含む航海日誌ですが、現在保有し...全文を見る
○原口委員 午前中に引き続き、外交問題について議論させていただきます。  まず、午前中の質疑で、やはり八月に出すべきだったと。石破大臣、御努力をされましたが、何か総括のお言葉はありますか。法律です。
○原口委員 議院内閣制ですから、やはり御自身方の、法案の提出権は政府にある、その責任をある意味で、留保というか、放棄という言葉は使いませんけれども、留保しながら、この法案はこんなに大事なんですよ、この活動はこんなに大事なんですよと会期も迫ったところで言われても説得力がないというこ...全文を見る
○原口委員 これは私の名前までわざわざ書いてあるんですよ、航海日誌要求、原口と。要するに、私のことに対して、それは私はどうでもいいですよ、だけれども、本当にこういうことばかりなんですよ。  それで、どうだったかというと、後ろまで答えられましたが、委員長に配付の御許可をいただいた...全文を見る
○原口委員 一問一答でやりますので、限られた時間ですから。  ちょっとパネルを。当時の状況、これですね。これは、きのう石破大臣も類似のものをお出しになりましたけれども、ちょうど「ときわ」がペコスに給油した推定海域はきのうの石破大臣の防衛省資料の中にありましたので、それをごらんく...全文を見る
○原口委員 事務方に伺いますが、皆さんは、このペコスもキティーホークもカウペンスもアメリカに照合したっておっしゃっているんですよ。アメリカ側からデータをもらって我が方のデータと照合をしているはずなんです。だから、転記ミスがあれば、そこでミスだということがわかるはずなんです。  ...全文を見る
○原口委員 ということは、補給量も間違ったままアメリカ側と照合して、間違った数字の上に、皆さん、アメリカはイラクに使っていないということを国会でさんざん言われていたということを言っているのと同じじゃないですか。そんな説明は通用しません。  委員長、お許しをいただいて、ここに空母...全文を見る
○原口委員 それはもう矛盾するでしょう。だって、キティーホークは三十三ノット、物すごい速さです。  防衛大臣、大体、アメリカのGAOには十一万ガロンと書いてあるんですよ、キティーホークの一日に消費するものは。だから、八十万ガロンだったら一週間でしょうとやったら、さっきの高見澤さ...全文を見る
○原口委員 そうですね、イージス駆逐艦。ここに絵を持ってきました。物すごく戦闘力の強い、そしてイラク戦争においてはまさにその中核となった、トマホークを発射している艦ですよ。これは間接給油じゃないですよ。皆さんのお手元の資料、はっきりUSSポール・ハミルトンと書いてあります。  ...全文を見る
○原口委員 だから、矛盾するんですよ。私もここに行ったからわかるんです。総理、物すごく込んだ海ですよ。アフガニスタンを攻撃するのにわざわざそんな狭いところに入りますか、しかも、そんな高速で。実際に洋上の給油に立ち会いました。物すごい御苦労な活動です。だからこそ、厳密にやらなきゃい...全文を見る
○原口委員 だから、今のは作文でしょう、思っておりますでしょう。私はこういう作文を聞いているんじゃないんです、総理。  私は、現実にこういう証拠を挙げて、実際の文書を挙げて、こうじゃないですかという疑問を呈しているわけです。政府の側は、そうじゃないということを、ああいう作文でな...全文を見る
○原口委員 私はここで確信の根拠を聞いているんです。  ここの表の、アフガニスタン、イラク及びインド洋における軍事作戦の概要。総理、軍事行動で平和は達成できるか、これは難しいと思います。あくまで平和的なことでやらなきゃいけない。しかし、違法性が阻却されるたった二つの事由、自衛権...全文を見る
○原口委員 終わります。
10月18日第168回国会 衆議院 総務委員会 第2号
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○原口委員 民主党の原口でございます。  政府に、特に大臣所信について質問をしていきたいと思います。  今、土光臨調のお話がありましたが、私は、日本のこの長い歴史を見ると、世界経済の大きな変革の流れにふたをしたときにはやはり日本は危機に陥っている。世界経済の大きな流れをしっか...全文を見る
○原口委員 いや、今大臣は背景をおっしゃったんです。私が申し上げたのは、構造改革のターゲット、行くべき方向を言ったんです。  少子高齢化が進むからこそ、それぞれの家計の所得をアップして、そして少子高齢化に備えなきゃいけない。グローバル化が進むからこそ、外需主導ではなくて内需主導...全文を見る
○原口委員 いや、だから、私が申し上げているのは、ここのスタートラインが違えば全部違ってくるんですよ。単なる経済成長では構造改革にならないということですよ。  経済成長のエンジンをどこに求めるか。経済成長のエンジンがずっと外需主導、輸出ドライブで、輸出の比率が一番大きくて経済成...全文を見る
○原口委員 率直にお答えいただいたと思います。  ですから、前の内閣、その前の内閣のいわゆるディレクションをそのまま引き継いじゃだめだということですよ。今の三兆円ということだって、実際は都市部に二兆円行っているわけですよ。地方に来た部分は、本当に財源が増加した地域は東京と愛知、...全文を見る
○原口委員 先ほど増田大臣が、知事時代には本当に苦労したと。今地域からは悲鳴が上がっているわけです。財源自体もうどうしようかと。私の佐賀県も、ついに知事が、財政危機、このまま三年後には佐賀も夕張のようになる、そこまでは言わないでしょうけれども、大変な危機感をあらわしました。長崎県...全文を見る
○原口委員 ありがとうございます。そこが問題なんですね。  つまり、五%のうち二・一八%はもう地方に使っている。というと、今回、法人二税と仮に消費税の一%分をスワップするとしたら、三・一八%が地方へ行くことになるわけですね。そうすると、今副大臣がお話しになりましたように福祉目的...全文を見る
○原口委員 いや、それで来年の予算だ何だというのが組み立てられるのかなと。  私存じ上げていますよ。税調を通って、いろいろなところの審議を通る。そのことは踏まえた上で議論をしているんですが、法人二税、これは最大の格差が六・一倍、地方消費税は一・九倍ですから、これで並行して考えて...全文を見る
○原口委員 私の期待した答えとやはり随分違いますよ。  スワップしたいというのは、それは書いてある。では、今なぜ三・一八という数字を出したかというと、三・一八地方がとることで、あとの福祉や年金はどこへ行くのか。消費税は今の税率でいいという考え方の中でこの議論をされているのか、そ...全文を見る
○原口委員 これ以上議論をしても生産的な答えは返ってこないのかもわかりません。今の時期もありますからね、大臣が答えられないというのもあるかもわかりません。  郵政について伺いたいと思います。  郵政で、きょう、山口理事初め理事の皆さん、大変誠実に対応していただいて、私たちが求...全文を見る
○原口委員 この第三者委員会、松原委員会の位置づけは何ですか。教えてください。
○原口委員 いや、それは不思議じゃないですか。だって、諮問機関の人が、同じ人がこの株式会社の役員人事の中に名前があるというのは、あるときには第三者的な立場で、あるときは当事者じゃないですか。そんなことを私たちは郵政民営化のときに想定していませんよ。  まさにこのお一人お一人の、...全文を見る
○原口委員 増田大臣、僕は今大変な答弁だと思いますよ。まさにこれはガバナンスそのものじゃないですか。  第三者が第三者的な立場で提言をしている、だから第三者なんですよ。それが中に入ったら、第三者委員会じゃなくて当事者委員会じゃないですか。お手盛りじゃないですか。そんな答弁は私は...全文を見る
○原口委員 全く理解できません。私たちも会社法を議論して、市場の信頼、市場は、市という言葉が意味するように、もともとはエクイティー、平等に、公平に、公正であるということが市場の原点なんですね。それが私物化されたりあるいはガバナンスが損壊するということは、市場そのものが、特にこの会...全文を見る
○原口委員 少し答弁が前向きになってきました。  財務副大臣、これは、まだ一〇〇%株は国民のものなんですよ。だから、その中で何が起きているのか。私たちの郵貯や簡保のお金も、まるで自分のお金のようにどこかに売り飛ばせばいいんだという、そんな話じゃないんです。これは、国債を保有する...全文を見る
○原口委員 ありがとうございます。  そこで、もう一つ税財源のことで、もう時間があれですが、地方の道路特定財源。この道路特定財源の暫定税率、これはどのような法律で規定されているのか。暫定税率を適用することによる上乗せ分は、国分、地方分合わせて幾らあるのか、まずお尋ねしたいと思い...全文を見る
○原口委員 そこで、皆さんは、これは平成十八年の十二月八日の閣議決定、道路特定財源の見直しに関する具体策ということで、オーバーフローした部分は一般財源化するんだというお話がございました。これは閣議決定されているわけです。暫定税率を今後維持するのか、道路特定財源は地方分も一般財源化...全文を見る
○原口委員 これは大変私たちにとっても悩ましい話なんですよ。だから、私たちは、どこに暮らそうとも安心な日本、この玄葉さんのもとで地方分権プランをずっとまとめて、そして、これは改革競争をやりましょう。そして、安心、安全、どちらがどうなのか。皆さんのやられた改革の結果は、もう国民は御...全文を見る
10月19日第168回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○原口委員 おはようございます。民主党の原口でございます。  大臣、御就任おめでとうございます。きょうは、特に前回の予算委員会で議論をしたことに従って、少し詳しくお話をお聞きしたいと思います。  まず、私たちのスタンスですが、一国平和主義に立たない。ただ、武力によって解決でき...全文を見る
○原口委員 確認したわけですね、アメリカ側に。今、確認したとおっしゃったわけですね。
○原口委員 いや、おかしいじゃないですか。大臣、おかしいでしょう。今現在と過去をごっちゃに混同するようなお話をしてもらっちゃ困るんです。質問したことだけ、聞いてください。当時のことを言っているんです。  当時、二十万ガロンと八十万ガロンは、アメリカ側にも記録があるわけで、アメリ...全文を見る
○原口委員 おかしいでしょう。だって、当方にはこの記録があったわけですよ。このデストロイヤーのポール・ハミルトンと、それから、ポール・ハミルトンの横には必ず空母がいるんですよ、これは空母を守るためのものですから。それが、この間私が皆さんに御提示したポール・ハミルトン、これは十二時...全文を見る
○原口委員 結構です。  大臣、誠実に答えさせてください、事実を追っかけているので。何を照合したか、そこだけ聞いているんです。背景なんか、もう今までさんざん議論してきましたよ。そんな背景を今とうとうと言われて時間稼ぎするのはやめさせていただきたい。ちょっと大臣、お願いします。
○原口委員 私は、アメリカでも随分いろいろな友人たちと話をして、日米同盟というのは我が国にとって本当に大切な、最も大事な同盟だと思っています。ところが、イージスの情報は漏れる、先ほど渡辺さんがお話しになったような武器のさまざまなものも漏れる、あるいは、こういったこともこちら側が取...全文を見る
○原口委員 ということは、国内の自衛隊用の艦船油というのは軽油二号ですね。軽油二号の落札の状況も調査してみました。  大臣、私はこれはまだ事実かどうか確認をしなきゃいけないけれども、この調査が事実であれば、約八割が一つの業者ですよ。これは随意契約ですよ。こういうことが事実だった...全文を見る
○原口委員 大臣は一定の踏み込んだ発言をされたので、そこは評価をいたしますが、そうなんですよ、その会社がこうむる不利益。では、この会社、A社、B社ですね。私、これを見てみました。この発注、すごいですよ。あそこにもありますが、これです、これですよ。これ全部です。  これを見てみま...全文を見る
○原口委員 同じ日に契約したものが六千円も違う。これは、一キロリットル当たり六千円違うんですよ。そんな説明が通るわけないじゃないですか。  もう一つ、委員長のお許しをいただいて、一ページをごらんになってください。アメリカはこの給油活動、お金を取ってやっていますよ、なぜ日本は無償...全文を見る
○原口委員 これほど財政的に厳しくて、世界の先進国の中で最も累積赤字が高く、そして一年間で新発する赤字公債も高い、そういう国が無償で供給している。私は必ずしも今の大臣の発言を了としません。  それでは、これは事務方で結構ですが、この油の正体は何ですか。日本の油は軽油二号だという...全文を見る
○原口委員 この一のフローチャート、これは調査室でつくっていただきましたが、F76というこの油は、アメリカは随分いろいろな知恵や努力やお金をかけて、そして年々進化させている油ですね、NATOの規格ともこれは同じだと言われていますけれども。  このF76を、DESC、これは、DO...全文を見る
○原口委員 本当に、聞いたことだけ答えてください。  エンデュアリング・フリーダムと書いてあるじゃないですか。今推測だとおっしゃいましたが、ACSAのことをアメリカが間違ってここに書いている。四ページをごらんになってください。多分そんな答えをするだろうなと僕も思ったんです。四ペ...全文を見る
○原口委員 石破大臣とも現地に行かせていただきました。だから、そういうまたお答えもあるだろうと思ったから、ここに、ジャパン・エアフォース、エアフォースというのがちゃんと書いてあるじゃないですか。  石破大臣に伺いますが、F76というのはそういう民間会社でも取り扱える、いわゆる民...全文を見る
○原口委員 そうだとすると、ここに日本の商社、A社、B社、私たちはこの会社がどこかまだわからないんですよ。それこそ、あるときには一社で一キロリットル三万円も違ったりで、それは油が乱高下していますから、期間が違えば随分違いますよ。今だって一バレル八十八ドルぐらいですか、物すごく高く...全文を見る
○原口委員 いや、そういう油だって、さっきの大臣の御認識と違うじゃないですか。F76というものは民民で扱える油ですかと。いや、そんなことはあったらまずいんじゃないかな。  大臣、私もF76のいろいろな経緯を見てみました。相当力を入れていますよ、これ。それは軍事秘密とまでは言わな...全文を見る
○原口委員 要するに、同意はとれていないわけですよ。とれるわけないですよね。アメリカとイラクは、サダムのイラクが、その間で公海上のさまざまな協定を結べる関係にあったか。あるいは、北朝鮮とは国交もない。とすると、その旗国の同意はとれない。対テロ戦争といいながら、ブッシュ大統領がテロ...全文を見る
○原口委員 だから、私は、そのことが今までちゃんと説明していないとかそんなことを言い募る気はないんです。だけれども、先ほどの油の件も、それからポール・ハミルトンの件も、何を一番私たちが危惧をしているか。国際貢献をしたい、平和を維持したい、アフガニスタンの復興をしっかり支援したい。...全文を見る
○原口委員 やはり最大の改革は情報の開示ですよ。ブラックボックスになるからそこで外に言えないことが起こり、ブラックボックスになるからあらぬ御心配を国民にかけるということになると思います。今の大臣答弁を一定の評価をしておきたいと思います。  さてそこで、私たちは、武力行使と一体と...全文を見る
○原口委員 私もそのときの演説を手元に持っていますが、外務大臣がおっしゃるとおりだと思います。  そうすると、私たちはこのことを法律をもってしなくても今でもできるのか、それとも、安倍総理がおっしゃった中には新たな法律をつくらなければできないものがあるのか、その辺について伺いたい...全文を見る
○原口委員 とても大事な答弁だと思います。  ちょうど一カ月半ぐらい前にミャンマーへ行ってきました。ミャンマーの軍事政権、非民主的な政権。しかし、ミャンマーの中で私たちはNGOの支援に行ったんです。NGOは、農村復興、それから教育、保健、そういう医療の活動に携わっていました。そ...全文を見る
○原口委員 終わります。ありがとうございました。
12月04日第168回国会 衆議院 総務委員会 第7号
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○原口委員 お答え申し上げます。  冒頭、委員長を初め、桝屋理事、多くの委員の皆様に心からお礼を申し上げたいと思います。  こういう前向きに、まさに放送法の問題は民主主義のインフラ、報道の自由、放送の自由、表現の自由というのは国民の権利にかかわる大変重要な問題でございます。こ...全文を見る
12月06日第168回国会 衆議院 総務委員会 第8号
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○原口委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。     放送法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府及び日本放送協会(以下「協会」という。...全文を見る
12月12日第168回国会 参議院 総務委員会 第9号
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○衆議院議員(原口一博君) 加藤委員にお答えを申し上げます。  冒頭、加藤委員におかれましては大変なお力添えをいただきまして、放送の自由、表現の自由、人権ということで御指導いただきましたことをまずお礼を申し上げて、お答えを申し上げたいと思います。  今お話にございましたように...全文を見る
○衆議院議員(原口一博君) お答え申し上げます。  先ほどから委員も御指摘いただいておりますように、大変な不祥事がございました。ゼロサムでこれを様々なサンクションを与えるということについてもやはり議論があって原案のような形になったわけでございますが、一方で、やはり報道の自由、放...全文を見る
12月20日第168回国会 参議院 総務委員会 第11号
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○衆議院議員(原口一博君) お答えいたします。  おはようございます。  まず冒頭、この修正に至った経緯とその背景でございますが、内藤委員におかれましては、正に実質的なこの修正案の先頭に立っていただきまして、放送の自由、表現の自由、これを保障する。今ねじれ国会ということが言わ...全文を見る
○衆議院議員(原口一博君) 先ほどの御質問にも関連しますが、今回、権限の濫用防止の観点により、国会の意思として具体的に列挙した条文を作らせていただいた。このことは、いわゆるポジティブリストを提出をさせていただいたと私どもは考えておりまして、放送法には、今回、経営委員会が新たな事項...全文を見る
○衆議院議員(原口一博君) 山下委員にお答えいたします。  今、山下委員がるるお話をなさったような問題意識を持って、当初私たちは民主党としては命令放送の削除ということを議論をしてきたわけでございます。ただ、やはり政府についても国会による民主的統制というものもこれまたあり、また今...全文を見る
○衆議院議員(原口一博君) その個別の具体的なものに何でもかんでも入っていいというようなことを私たちは考えていません。ただ、その菅大臣がなさったことがこのことによって直ちに排除されるかというと、そこのところはやはり慎重な議論が必要であろうというふうに思います。
12月25日第168回国会 参議院 総務委員会 第12号
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○衆議院議員(原口一博君) おはようございます。お答えをさせていただきます。  那谷屋委員御指摘のとおり、正に国民の利便向上のために今回の改正をするわけでございますが、その内容は、行政書士が作成することができる官公署に提出する書類に係る許認可等に関して行われる聴聞又は弁明の機会...全文を見る
○衆議院議員(原口一博君) お答えいたします。  正に先生御指摘のとおり、国民のニーズにこたえるとともに、国民の利便に資する、そういう観点から、日本行政書士連合会は、紛争性のない聴聞、弁明その他の手続の代理を行政書士法第一条の三に非独占業務として規定すること、あるいはコンプライ...全文を見る
○衆議院議員(原口一博君) お答え申し上げます。  先生御指摘のように、今回の改正においては、欠格事由、懲戒及び罰則に関する規定について、他の士業法の比較等を踏まえて、今お話しのような主に三つの強化を整備をさせていただいています。守秘義務違反の罰金も、御指摘のとおり多額の、五十...全文を見る
○衆議院議員(原口一博君) 山下委員にお答えいたします。  今委員が御指摘のような批判があるということも承知をしておりますが、不利益処分を前提とする聴聞や弁明が行われる場合であっても紛争性がない場合があると私たちは考えております。例えば、依頼者である不利益処分の名あて人が不利益...全文を見る
○衆議院議員(原口一博君) 又市先生にお答えいたします。  先生がおっしゃるとおりだと思います。今般の改正は、紛争性がない、すなわち法律上の権利義務について争いや疑義が具体的に顕在化していない範囲において、聴聞又は弁明の機会の付与等の手続に係る行為について代理することを行政書士...全文を見る