原口一博

はらぐちかずひろ

小選挙区(佐賀県第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

原口一博の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月06日第171回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○原口委員 民主党の原口でございます。  きょうは、大きく、郵政の問題についてまず議論をさせていただきたいと思います。  きょうは、日本郵政からも西川社長さん初め皆さんお見えいただきまして、ありがとうございます。  まず、かんぽの宿の売却に関する問題点についてでございますが...全文を見る
○原口委員 しかし、西川社長、それぞれ役割を分担して、専務さん、常務さん、お持ちのようでございます。最終的な責任者は西川社長でいらっしゃると思いますが、きょうお見えいただいています横山専務さん、この横山専務さんは、かんぽの宿の売却について専務として責任を持つお立場であると認識をし...全文を見る
○原口委員 横山専務、サポート役ということで御答弁をいただきました。  きょう、委員長、お許しをいただいて皆様のお手元に資料をお配りさせていただきたいんですが、お許しいただけますでしょうか。
○原口委員 一枚めくっていただいて、一をごらんください。平成十九年の十一月八日から二十年の十二月二十六日までの経過をここに書いております。  中には、この中で、四百億円の札を入れたのに入らなかった、あるいは、本当にこれは競争入札なんであろうかというような疑義が出て、鳩山大臣から...全文を見る
○原口委員 弊社としては競争入札であるという言い方が本当にあるんだろうかと思います。  いわゆる特殊会社でございますから、それこそ、会計検査院、きょう来ていただいていますが、会計検査の対象となるのではないかと思いますが、院長からお答えをいただきたいと思います。
○原口委員 会計検査院の検査対象であるということが明らかになりました。  そこで、幾つかお尋ねをいたしますが、資料二をごらんください。これは、私どもが総務委員会で日本郵政に対して総務省を通じて開示をお願いした、これは公社時代のものでございます。  この二の資料、上をごらんいた...全文を見る
○原口委員 ぜひ国税におかれましては、今まさに景気がこういう状況で、決算を見ておりますと、毎日のように今決算が出ておりますが、各会社、そうですね、もう半分ぐらいが赤字です。来年の法人税どうなるんだろうというような心配までするような経済状況ですが、厳正なる国税の対処を望むものであり...全文を見る
○原口委員 西川社長、恐縮でございますが、私も財務金融委員会でも、そのときは金融会社の社長さんでいらっしゃいましたが、質問を交わしましたが、今私が申し上げたのは、価格がどうのこうのということを申し上げているのではなくて、どうして地元に一言の断りもなくこういったことがやれるんだろう...全文を見る
○原口委員 先ほど、前段のお答えでなさったのが、皆さんのお手元の資料四でございます。「かんぽの宿等の不動産価格等の推移」という形で、これのラフレさいたまのところ、ちょうど七十番でございますが、ごらんいただくと、十五億という形になっています。  事業譲渡というお話でございますが、...全文を見る
○原口委員 総務省に伺います。  郵政民営化法における宿泊施設に、ここに七十九の物件、四にその六十から七十九番目を出させていただいていますが、宿舎が入っていますか。ラフレさいたまは民営化法に基づく売却の対象ですか。法の解釈を聞きます。
○原口委員 いや、わかりません。大臣が激励の言葉を言ったので緊張されたのかもわかりませんが、もう一回落ちついておっしゃってください。宿舎は売却対象施設じゃないはずですよ。
○原口委員 それをお答えいただきたかったわけです。  入っていないものをなぜ売るんですか。都心の一等地ですよ。皆さんのお手元の四をごらんください。こういう評価額ですが、本当ですか。私も、念のために不動産の専門の方やあるいは金融の専門の方にお話を伺いました。私が聞いた限りにおいて...全文を見る
○原口委員 ということは、総務省はこの契約書を持っていますね。持っているということであれば、伺いますが、取引先等の関係しないところ、報酬額は幾らですか。
○原口委員 それがよくわからないんですよ。相手企業がある。これほど大事な、私はこれは一月からずっと求めているんですよ。総務委員会としても求めている。なぜ出さないんですか。報酬額が幾らかなんというのは基本的な数字じゃないですか。相手の話じゃないじゃないですか。どうぞ。
○原口委員 開示するように強く言いたいということですから、言いたいも何もそこにいらっしゃいますので。  お答えください。
○原口委員 大臣、お答えいただいてありがとうございます。  成功報酬、それは何ですかね。けさの朝日新聞でしたか、白紙撤回するという話がございました。西川社長、これは白紙撤回をなさるんですか。白紙撤回したときに、では今までの成功報酬というのは、月に一千万というのはもう入ってしまっ...全文を見る
○原口委員 白紙撤回した場合、違約金は発生するんですか。
○原口委員 だからこそ契約書を出してくださいと言っているんですよ。ゼロから、それこそ委員会をつくって検証していくということですけれども、鳩山大臣の答弁によれば、一カ月一千万円かかるわけでしょう。では、今の段階も、メリルリンチに対する一カ月の契約のフィーというのは発生しているんです...全文を見る
○原口委員 それであれば余計に、出せばいいじゃないですか。今まで幾ら払ったのか。そしてこちらは、皆さん特殊会社ですよ。特殊会社で、これはみなし公務員なんですよ。みなし公務員ということは、郵政株式会社法にもございます、そこに不透明なことがあれば、まさにみなし公務員としての罰もあるし...全文を見る
○原口委員 一億二千万円。私は、西川社長、現場をごらんになっていると思いますが、この民営化の中で現場がどんなになっているか。本当に苦労されておられます。前回、紙芝居を持ってきましたけれども、あんな紙芝居では伝えられないぐらい、国民の皆さんの利便も厳しくなっていますよ。それを、一億...全文を見る
○原口委員 そういう話をすると、民主党にもう戻ってきてください、そういう声もふえてくると思いますが、まあ、それは別にしまして。  私は、その中で、二十七社からオリックス不動産一社に決まるまでの過程は、やはりこれはわからないです。私たちが部門会議で、なぜオリックスに決まったんです...全文を見る
○原口委員 私は、西川社長にもお気の毒なところはあるなと思います。西川社長に本当に正しい情報は入っているんだろうかと。  かんぽの宿の売却額、売却先の決定過程を徹底的に私たちは洗いたいと思います。その中で、一部の人間だけで決めているんじゃないですか。民営化、この民営化の理念は、...全文を見る
○原口委員 そうじゃないですか。皆さん、今お聞きになりましたでしょう。私に最初はオリックス不動産の方がいいとおっしゃったんですよ。一年目同じなんですよ。二年目要調整ですよ、不動産の方は。B社の方は具体的に書いているというだけじゃないですか。どこが違うんですか。どこがオリックス不動...全文を見る
○原口委員 それは要調整ということじゃないですか。  だから、鳩山大臣、ぜひ、先ほど御英断いただいたように、各ステージにおけるコンペの書類、これを出してください。総合評価書類、これがあれば、今おっしゃるようなことが、私が言っているのが間違いで西川社長がおっしゃっていることが事実...全文を見る
○原口委員 今の答弁は重いですよ。これが契約と言えるのかと。私たちも、これは契約と言えないと思っているんですよ、大臣。こんなものは本当にできレースではないかと思うわけでございまして、西川社長、ぜひ、コンペの総合企画の書類がございますね、コンペするときには必ずあるはずです、それを当...全文を見る
○原口委員 理由がわかりません。一〇〇%国が株式を持っている特殊法人が、自身がやる契約について、相手の了解を得ながら、そのコンペの書類を出せない、こんなことはありますか。  会計検査院、特殊法人の随意契約あるいは特殊法人の官製談合を私たちはずっと追及してきました。ブラックボック...全文を見る
○原口委員 相手のあることという形で開示を拒むなんということができるわけがありません。西川社長におかれましては、速やかに今の書類をお出しいただきますように。もし速やかにお出しいただけないとすれば、私は、委員長、この場で、この問題について、特に郵政、首相の発言、きょう私は取り上げる...全文を見る
○原口委員 そうですね。これは私たちも財務金融委員会でも問題にしたんですが、皆さん、もう今国債は紙じゃないんですよ。一枚一枚国債の数を数えて、そして利払い料をやっていたときと違って、今は全部電子ですからね。  資料七をごらんください。「国債の利払・償還手数料の見直し」という資料...全文を見る
○原口委員 これはどなたが責任者なのか後で教えていただければいいんですが、これをごらんいただいてもわかりますように、元本、百兆全部償還するわけじゃありませんから計算がしにくいんですが、これだけで百八十億円来るわけです。利子の手数料だけで二十四億円、これは四半期ごとに来ますからその...全文を見る
○原口委員 ということは、しかし、百三十兆円の運用の責任というのは日本郵政にあるでしょう。ないんですか。
○原口委員 これは社長案件じゃなかったんですか。西川社長がこの機構の方に、ここを使いなさいというようなことをおっしゃったということはないと思いますが、そもそも、マイナスの契約ということをあらかじめ入札のときに言っていたんですか。ほかの二社にも、マイナスの契約もありますよということ...全文を見る
○原口委員 その調達時の契約の内容開示を行っていただきたいと思うわけでございます。  と申しますのも、日本郵政の経営、まあ、ゆうちょ銀行ですね、きょうは証券等監視委員会にも来ていただいていますが、今非常に社会が複雑化して、いっときのITバブルのときやあるいは株バブルのときも起き...全文を見る
○原口委員 そこで、西川社長に、これで最後になると思いますが、ぜひ、JTSBとの契約で、ゆうちょ銀行とかんぽ生命、それぞれ運用先を指定できる指定単独運用金銭信託、いわゆる指定単と言われるものですね、指定単の割合がどれぐらいあるのかということを教えていただけないかと思います。
○原口委員 ちょっと何をもって指図とおっしゃっているのかよくわかりませんが、私は、指図しているとかいうことを言っているんじゃないんです。いわゆる指定単をどれぐらいお持ちなのかという、それだけを聞いているんです。
○原口委員 大臣、これは私また後の質疑をさせていただきますが、かなり大きなロットなんですよ。そして、運用の責任というのは、やはりそれぞれの会社が持っているわけです。そのことを指摘しておきます。  私は、西川社長、今世論が問うておるものをしっかりと受けとめていただきたいと思います...全文を見る
02月12日第171回国会 衆議院 本会議 第9号
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○原口一博君 民主党の原口一博でございます。  冒頭、職権でこの本会議が開かれたことに強く抗議します。  また、鳩山大臣、中川財務・金融担当大臣におかれましては、基本的な質問をいたしますので、答えが不十分であれば再質問させていただきます。(拍手)  ただいま議題となりました...全文を見る
○原口一博君 四問、再質問をいたします。  デフレ予算であるということがわからないということですが、では、住宅投資、どうして四・九ふえるんですか。日銀は、二・〇ではないですよ、財務大臣、マイナス二・〇と言っているんですよ。IMFはマイナス二・六。こういう状況の中で全く甘い見通し...全文を見る
02月24日第171回国会 衆議院 総務委員会 第4号
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○原口委員 民主党の原口一博でございます。  鳩山大臣並びに関係の、それから、きょうは日本郵政の西川社長にもお見えいただいていますが、簡潔な答弁、的確な答弁を求めたいと思います。  まず、現下の予算についてですが、百年に一度という、グリーンスパンさんの言いわけとも言われるよう...全文を見る
○原口委員 この四月から、教員の免許更新制度がスタートします。今学校では、やめる人たち、特に年齢の高い先生方がやめています。お医者さん、やめている。貧困の問題、これをカバーしなきゃいけない。まさに貧困と格差の問題です。  世界の危機を見ると、大体四つぐらいのフェーズに分かれてい...全文を見る
○原口委員 大臣がおっしゃるとおりなんですよ。農水省はいろいろな理由をつけて、だから開門できないんだということを言っています。しかし、それは全部反論したんです。そして、もう佐賀地裁の判決の中ですべて論破されています。あとはやるかやらないかなんです。今大臣がおっしゃったように、アセ...全文を見る
○原口委員 だからこそ、一回株式の売却を凍結して、これは民営化の本質の議論とは関係ないんですよ、国民に説明のできないことが起きている。だから凍結して、一たん中身を調査するんです。  今大臣がお話しのように、何を要求してもまともな説明ができない、だから資料開示をお願いする法案を私...全文を見る
○原口委員 そこで、不思議なことは、この日本郵政株式会社法の中に、かんぽの宿の廃止が附則の部分にどういう経緯で入ったのかということなんです。これはもともと入っていなかったはずなんです。  こういう話をすると、無駄な施設をつくる、つくったときの不透明さ、これは私たちも追及してきま...全文を見る
○原口委員 ちょっと驚く答弁ですね、趣旨が理解できずにというのは。私たちは、売却先について教えてくださいと言っているだけですよ。そんな簡単な趣旨をどうして取り違えられるんですか。教えてください。
○原口委員 西川社長、この間の、金曜日から私たち、ここに至るまでの経緯はお聞きになっていないんですか。何をやっているんですか。きょう質疑が延びれば、また大臣の日程も国会の日程も変えなきゃいけないんですよ。  登記先を誤記した。私たちが聞いているのは、登記先じゃないんですよ。この...全文を見る
○原口委員 西川社長、今ので理由をおわかりになりましたか。リーテックは中途で辞退しているんですよ。その中には一回も出てこないんです。一回も出てこないものがどうして誤記できるんですか。つまり、私たちは、これは申しわけないけれども、できレースでやっているんじゃないかと思っているわけで...全文を見る
○原口委員 とんでもない発言じゃないですか。では、全部の不動産鑑定をやり直してください。  これは、不動産鑑定士はだれですか、教えてください。
○原口委員 それは、この委員会の間に調べてください。  おかしいじゃないですか。二十八億でしょう。二十八億も極度額をつけられる物件が、なぜ一億ちょっとなんですか。国の持ち物というのは、こんな処分の仕方をしていいんですか。しかも、資金証明もとらずに。こういうことをやるから、転売し...全文を見る
○原口委員 大臣、今ので理解できましたか。いずれも競争入札で適正に云々とおっしゃっていますが、では、それにどうして二十八億円の極度額がつけられますか。どっちかがおかしなことをやっていなきゃだめなんですよ。  これは、先ほど松野先生がおっしゃった熊本の案件と一緒に抱き合わせて、フ...全文を見る
○原口委員 もう質問できません。  私がこれを最初にこの場で質問しているんだったら、今のお答えでいいでしょう。しかし、皆さんが出されて、先ほど、西川社長さえつまびらかに事情をお知りにならない。委員会が終われば、もうあとは終わりですか。私たちは四日間待っているわけです。そんな基礎...全文を見る
○原口委員 常務ではわからないということですけれども、社長は御存じでしょう。真ん中と西と東で決まっているんですよ。
○原口委員 いや、ちょっと次の質問に行けません。
○原口委員 私は、ない資料を出してくださいと言っているんじゃないんです。重立ったところの資料を開示……。  用意できましたね。どうぞ。
○原口委員 それは質疑が終わるまでに調べてください。だって、皆さんがお出しになったものの中に入っているんじゃないですか。これは沖縄の那覇が買ったものじゃないですか。  では、ちょっと大臣が来るまで待ってください。
○原口委員 鳩山大臣、このかんぽの宿の安売りの仕組みというのがどうやってできたかということを私たちは解明しなきゃいけないと思っているんです。先ほどの資料はかんぽの宿じゃないから出せないというのは納得いきませんので、再度出してください。  それで、大臣、不思議だと思われませんか。...全文を見る
○原口委員 今お答えのように、いや、不思議ですね。全体の株が、オリックス株が物すごく落ちる中で、二十年の十二月末には十一万九千株だったものを、その一カ月後、二十一年の一月末には二十六万五千株も買っておられる。これはどういう理由ですか。  つまり、西川社長が私に予算委員会で、これ...全文を見る
○原口委員 特定金銭信託というのは、まさにこの名前のとおり、特定の株を買いなさいということを指定できるわけです。指定信託、指定単というのは、例えばこういうふうに指示できるんですね、規制改革株を買いなさい、あるいは何%以上下がった株を買いなさい、こういう大枠を言うわけです。規制改革...全文を見る
○原口委員 そうすると、西川社長、私への衆議院予算委員会での答弁が違っているので、私も混乱して質問をしているのかわかりませんが、私が西川社長にお伺いしたのは、指定単独運用金銭信託、いわゆる指定単、それと特定信、これの割合を聞いたんですけれども、ゆうちょ、かんぽでそれぞれどうなって...全文を見る
○原口委員 ということは、予算委員会で社長がおっしゃった議事録は、これは全面訂正ということでよろしいですね。
○原口委員 これは、一連の、かなり時間をかけてやっているので、もう一回予算委員会でこれもやらせていただきたいと思います。  私の質疑時間が終わりになりましたけれども、わかりましたか、先ほどの沖縄の案件。
○原口委員 大臣、何でこんなことを言っているかというと、最初から買い付け証明があったんじゃないかと思っているんです。入札の結果が出る前にいわゆる安売りをして、そしてそれを高く売るという仕組みがあったのではないかという疑いがますます強くなりました。  ぜひ、この委員会において集中...全文を見る
03月13日第171回国会 衆議院 総務委員会 第8号
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○原口委員 民主党の原口一博でございます。  委員長のお許しをいただいて、皆様に資料をお配りしたいと思います。  まず冒頭、先ほど地デジの話がございましたが、私たちは、ICTへの積極的投資をやるべきだという御提言を申し上げたいと思います。  地デジになれば、その分の電波帯域...全文を見る
○原口委員 日本郵政におかれては、正しく、聞いたことだけ答えてください。  十月二十日とおっしゃいましたが、十月十九日でございますし、そして、一月十二日までには、西川社長、これは一回も開かれていないんですよ。ここでバルクを決めているんです、事務方で。それは事実ですね。委員会を開...全文を見る
○原口委員 今、西川社長に現実を御理解いただくために言っているので、事実だけぜひお答えください。  そして、平成十九年、きのう松野委員が話をしましたが、二社が、西川社長、かんぽの宿の売却にバルクで受けています。コスモスイニシアと駿河ホールディングスでした。しかし、この二つの会社...全文を見る
○原口委員 そうですね。ということは、日本郵政に対して、オリックス不動産が提案をして、経営体制はこのようにいきますよといって出したのが、この1の資料でございます。(発言する者あり)1はその中身で、5はその表紙です。1がこのような経営体制にしますよといったものでございまして、「取締...全文を見る
○原口委員 オリックス不動産がこの福本さんを求めたということでいいですね。聞いたことだけ答えてください、時間がございませんので。
○原口委員 いいですか、大臣。この福本さんという宿泊事業部長さんの名前を出して、この人を新しい会社の副社長に入れますよということを言っているわけです。  さてそこで、もう一回日本郵政に伺いますが、最終の審査表、これはきのうの夜中に出していただきました。これは皆さんのお手元に配付...全文を見る
○原口委員 大臣、お聞きになりましたか。審査した人が、自分が次の会社に入る、副社長で迎えられる。これはできレースじゃないですか。事前にすり合わせしていないと、こんなことできないでしょう。先ほど西川社長は、市場の暴走、みずからを律するとおっしゃいました。これは日本郵政の暴走なんじゃ...全文を見る
○原口委員 全く説得力がないですね。だって、HMIは特定の人じゃないでしょう。HMIは名前を出していましたか、福本さんに来てくださいと出していましたか。
○原口委員 それが自分を律することになるんですか。自分で売って、自分で審査をして、そして自分でそこに行きますということじゃないですか。大臣、これはおかしいと思われませんか。
○原口委員 西川社長、どう思われますか。これをできレースと言わずして何と言うという大臣の答弁ですが、御感想をどうぞ。
○原口委員 西川社長の御見識だと思います。  そこで、皆様のお手元の資料5、これが今申し上げたオリックス不動産の最終提案書の写しでございます。きのう、私たちの手に入りました。  次のページをごらんください。資料6です。これは見て驚きますよ。これはワープロの、削除だ何だという、...全文を見る
○原口委員 いや、社長がおっしゃったこととあなたがおっしゃることは違うじゃないですか。社長は、こういう個名を挙げるのは不適切だとおっしゃっている。私は、その西川社長の御認識が正しいと思います。それが一般常識だと思います。  私が伺いたいのは、佐々木専務、こんなことはある意味では...全文を見る
○原口委員 とんでもない答弁をなさらないでくださいよ。  本当にそんなことを言ったんですか。伊藤執行役は最初に見るお立場にあって、これは単なる立場を書いているだけだから、個名が入っていても問題ないということであなたが納得されたということでいいですね。
○原口委員 わからない形でと、あなた、国会で虚偽を言ったら、それはひどいですよ。私はきのう福本さんと、一時間半にわたり、宿泊をどうやるかずっと交渉したというのを福本さんはおっしゃっていますよ。審査だけじゃなく、その交渉するつかさじゃないですか。交渉するつかさの人を、あなた、副社長...全文を見る
○原口委員 執行役、通らないという判断ですよ。それは当たり前ですよ。これだけ巨大な企業が、李下に冠を正さずじゃなくて、まさにしょっちゅう冠を正してばかりじゃないですか。  なぜこんなことを言うかというと、やっときのうの夜中に手に入ったこの審査の評価書、ごらんください。これ一枚き...全文を見る
○原口委員 見せていないわけです。そして、私たちにも、今、私たちは今見ました。  それで、再三再四、二十七社から二十二社に移したときのリストも出してくださいと。皆さんが持ってこないので、私、あるところから入手しました。これは第一次提案審査リストというものですが、雇用のコの字なん...全文を見る
○原口委員 いや、それは一般論で、佐々木さんはそうおっしゃいますけれども、私が聞いたのは、審査リスト、今出させていただいた最終審査結果の表、皆さんがおつくりになった第一次審査の表の中に雇用という項目がありますかと。  メリルリンチが一般的に雇用について配慮するんですと書いている...全文を見る
○原口委員 いや、私たち、中央省庁の頭のいい方々の答弁を受けますけれども、そんなごまかしの答弁をする人は中央省庁にいませんよ。入っていないじゃないですか、雇用が。考慮するというのは、どこを考慮していますか。  委員長、極めて不自然な答弁でございますので、集中審議を求めたいと思い...全文を見る
○原口委員 今お持ちなんですね。何株ですか。
○原口委員 これでおしまいにしますが、利益相反、あるいは、横山専務、これはメディアで書かれていることなので事実ではないと思いますが、料亭等の飲食に際して特定企業に対してその料金を支払わせるあるいは払ってもらっていたなどという事実はないというふうに思いますが、それでよろしいですね。...全文を見る
○原口委員 ありがとうございました。
03月25日第171回国会 衆議院 総務委員会 第10号
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○原口委員 民主党の原口一博でございます。  きょう、NHK予算についての質疑に先立って、小丸経営委員長に、新しい委員長への御就任を心からお祝い申し上げ、NHKの公共放送としての役割をしっかりと果たすべく経営委員会を引っ張っていただきますように心からお願いを申し上げ、冒頭、経営...全文を見る
○原口委員 小丸委員長は民間の御出身で、まさにお客様本位という経営を続けてこられた方でございます。視聴者、国民本位の公共放送樹立に向けた御努力を改めてお願い申し上げたいと思います。  さて、完全デジタル化まで二年余りとなりました。先ほども議論がありましたが、地デジの世帯普及率は...全文を見る
○原口委員 延期がもたらす影響を考えると、その選択は正しいと思います。私は、この委員会でも議員同士でフリーにディスカッションしてよりよい案をつくっていく、こういうことも大事だと思いますので、提案をしておきます。  また、あいたデジタル波の電波帯域、ここを何に使うかということもと...全文を見る
○原口委員 会長、ありがとうございます。  今の数字が執行部の中で積み上げられた現実的な数字ではないということは、今のことでわかりました。ただ、それを言っていてもせんがありませんので、取材や制作の質を落とさない、質をさらに高める中で厳しい条件をクリアしていく、これが求められてい...全文を見る
○原口委員 ここも、国民の中の公共放送に対するしっかりとした信頼をつなぎとめるためにも、国民的な議論がぜひ必要であるということを申し上げておきます。  また、先日私は鹿児島に伺いました。ちょうど「篤姫」のロケ地の横をかすっていったんですが、やはり大河ドラマの持つ力、制作の持つ力...全文を見る
○原口委員 答弁の間にも失笑が出るぐらい、これが本当に事実でないかというのは、鳩山大臣、検証しなきゃいけないんですよ。それは、私たち、今、多く検察リークと思われるものをもととした放送がされている、関係者あるいは捜査関係者という言葉が躍っている、これをどう考えるか。私は、こういう形...全文を見る
○原口委員 今、元法務大臣としての御所見でありましたが、とすると、漏らすはずのない捜査情報をもとに、先日、日本テレビですか、ある番組で、あれは間違った証言をもとに報道して、そして社長が責任をとっておやめになるということが起こりました。つまり、放送は真実を放送しなければいけない、そ...全文を見る
○原口委員 終わります。
04月21日第171回国会 衆議院 総務委員会 第16号
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○原口委員 おはようございます。民主党の原口一博でございます。  四人の参考人の先生方、本当にお忙しい中、ありがとうございます。そしてまた、時宜を得た的確な御陳述をいただきまして、心から感謝を申し上げたいと思います。  限られた時間ですので、まず、上田知事にお伺いをします。 ...全文を見る
○原口委員 逆転国会になりまして、命のリストも出てきました。あるいは、今知事がお話しの年金の隠された部分、特に知事がおっしゃっていた運用のところも出てきました。当委員会では、赤松委員長の御指導のもと、情報開示を与野党問わず大変頑張っています。ぜひ知事会や多くの皆様からも、こういう...全文を見る
○原口委員 ありがとうございます。  やはりいろいろな慣例をまず言うんですね。私も二十七で県会議員をさせていただいたときに何を言われたかというと、おまえがそんなことを言ったってできやしない、自分のところの慣例は長くあるんだと。では、我が県の慣例が大阪で通用するか、あるいはヨーロ...全文を見る
○原口委員 もう時間が参りましたので、二井知事にお聞きすることができませんで、残念でございました。  依存と分配の政治を一刻も早くやめなきゃいけないと思います。自立と創造の政治。そして、先ほど橋下知事が官僚を食べさせるために負担しているんじゃないかと、まさに地方支分部局の問題に...全文を見る
04月28日第171回国会 衆議院 総務委員会 第17号
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○原口委員 おはようございます。民主党の原口一博でございます。  提出者を代表いたしまして、本起草案の趣旨及び内容について御説明申し上げます。  まず、本起草案の趣旨について申し上げます。  国民が安心して暮らすことのできる社会の実現のためには、公共サービスが国民生活の基盤...全文を見る
05月12日第171回国会 参議院 総務委員会 第16号
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○衆議院議員(原口一博君) お答え申し上げます。  高嶋委員におかれましては、この公共サービス基本法の制定に向けて大変まず御指導、御支援を賜りましたことを冒頭お礼を申し上げたいと思います。また、すべての参議院の委員の先生方に感謝申し上げたいと思います。  その上でお答え申し上...全文を見る
○衆議院議員(原口一博君) 山下先生、ありがとうございます。  補足してお答えをさせていただきますが、公共サービス格差というものがあってはなりません。その中で、私たちは憲法二十五条に言う生存権あるいは社会権、国民の社会権を保障するために、じゃ公共サービスというのはどうあるべきか...全文を見る
06月18日第171回国会 衆議院 総務委員会 第22号
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○原口委員 おはようございます。  佐藤新総務大臣におかれましては、冒頭お祝いを申し上げます。  私も次の内閣の総務担当として、幾つかの問題について議論をしていきたいと思います。  まず、委員長のお許しをいただいて資料を配付させていただきますが、一をごらんください、佐藤大臣...全文を見る
○原口委員 あなたが所管される現場は広く、北方問題も焦眉の急であります。もう目の前に、長い間ふるさとを追われ、そしてふるさとに帰ることを待ち焦がれた方々がおられます。だから、外にも行かなきゃいけないでしょう、ロシアにも行かなきゃいけないでしょう。また、二十三日は沖縄の日ですね。そ...全文を見る
○原口委員 第三者委員会ができまして、かんぽの宿等の問題をここでも議論しました。不動産売却等について第三者委員会の委員長をお招きをお願いしていたんですが、御都合がつかぬということで、事務局でも結構ですから、質問をいたします。  第三者委員会の資料を見ますと、西川社長、稟議書もな...全文を見る
○原口委員 いや、中間報告を出していただきたいんです。  先ほど申し上げたように、佐藤大臣が兼任をされていますから、例えば来週の火曜日、二十三日は私たちは定例日です、しかし、佐藤大臣、二十三日は国会におられますか。
○原口委員 私たちは、国民を代表してこの問題について質疑をしなきゃいけない、二十九日の株主総会を白紙委任するわけにはいかないんです。ですから申し上げているんです。  西川社長、もう一回お伺いをいたします。  総務大臣に出した中間的な報告を私たちにも開示してください。よろしくお...全文を見る
○原口委員 いや、西川社長、私たちにも時間的な制約がありますので、この委員会を何回も開くというわけには、私は筆頭理事をさせていただいていますが、先生方にも、あるいは国民の皆さんにも……。  大臣、来週出て、調整しなきゃいけないでしょう。来週、いつ出るのかわかりませんよ。だけれど...全文を見る
○原口委員 いや、納得できませんね。  というのは、総務大臣のところへ出た中間報告の中には、西川社長初め日本郵政の執行部について、今ガバナンスの問題とおっしゃいましたね、ガバナンスの問題というのはトップの責任の話なんですよ、トップの責任の話が書かれていない。  私は、別に西川...全文を見る
○原口委員 今回の指名委員会の問題についても、きょうは日本郵政の指名委員会の委員長、牛尾治朗委員長にお見えいただきたいということでお願いをしていました。しかし、お時間がつかないということでお見えでない。ぜひ指名委員長にお見えをいただいて、何がどう議論されたのか、二十分だということ...全文を見る
○原口委員 社外取締役といえば、ガバナンスそのものをしっかりとチェックする人たちですよね。社外取締役から何らかの、みずからの責務に対する責任が出てしかるべきなんです。  西川社長に伺います。  御著書を私も大変感銘して拝見しました。もともと、財界のある方から日本郵政社長の就任...全文を見る
○原口委員 いや、西川社長がお書きになっているからお聞きしているのであって、指名委員会の委員長からこうやって懇願されて、仮に牛尾治朗さんから懇願されて火中のクリを拾われたとしたら、その指名委員会の委員長が別の人を指名するというのはなかなかないだろうと思うから聞いているわけです。 ...全文を見る
○原口委員 他の選択肢の検討もなくこのような案をつくるのは、どうやってこういう案になったかというのはやはり御本人から聞かざるを得ない。指名委員会の委員長、牛尾治朗委員長にぜひ本委員会に来ていただきますようにお願いをしたい。委員長、理事会で協議をお願いいたします。
○原口委員 ありがとうございます。  さて、次の資料をごらんください。佐藤大臣、これがこれまで日本郵政グループ等に対する主な措置であります。黒字で書いてあるのが監督上の命令、いわゆる業務改善命令であります。  かんぽの宿関連が平成二十一年四月三日、低料第三種郵便物関連が平成二...全文を見る
○原口委員 何回もコンプライアンスが重要だ、ガバナンスだということですけれども、先ほど皆様に御提示をさせていただいた公社以降の不祥事に対する役員の処分のリストをごらんください。これは全部現場ですよ。日本郵政そのものは無傷ですよ。  五月二十二日に発表された前年度通年の決算を見る...全文を見る
○原口委員 残りわずかになりましたので、具体的な二点について、これは西川社長じゃなくて結構です、日本郵政に伺いたいと思います。  一つは、住友VISAカードの選定についてであります。  私、稟議書をいただきました。これは情報開示ありがとうございます。しかし、この稟議書の中には...全文を見る
○原口委員 もう質疑時間が終わりましたので、これで終わりにしますが、十一ページをごらんください。  今お話しの「郵便局株式会社の重要な財産の譲渡の認可」であります。これが十一ページの資料です。「相手方」について「未定」とあります。そして、皆さんからいただいた資料ですが、日付も入...全文を見る
06月19日第171回国会 衆議院 総務委員会 第23号
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○原口委員 民主党の原口一博でございます。  委員長にお許しいただいて資料をお配りさせていただきたいと思います。  まず、先ほどの萩原議員がお話しになった管理契約、つまり、さっきの答弁の混乱も、実際、事業会社が責任を持ってやっているんだけれども、持ち株がさまざまな権限を持って...全文を見る
○原口委員 西川社長、ありがとうございます。  この契約が明らかになると、西川社長、私たちは随分不思議なことに出会ったんですよ。局会社の処分なのに、局会社に聞いてもわからない。あるいは、かんぽ会社のことなのに、かんぽ会社に聞いてもわからない、持ち株に聞いてくれと。つまり、持ち株...全文を見る
○原口委員 そこなんですよ、大臣。さっき川内議員が指摘をしたように、事前協議というか、この時点で人事案件についての協議が調っていなきゃいけないんです。調っていなきゃいけないのを、今総務大臣がお話しになったようにまだ御存じない。本来であれば、日本郵政指名委員会がやってくる前に、どう...全文を見る
○原口委員 大臣がおっしゃるとおり、会社側からもう話がなきゃいけないんですよ。  西川社長、ガバナンス、コンプライアンス、まさにおっしゃるとおりです。だけれども、ガバナンス、コンプライアンスというのは、単なる法令遵守じゃありません。法令遵守を超えた、先ほどお話しになったような国...全文を見る
○原口委員 だから、指名委員会の委員長に来てくださいと。  指名委員会の委員長が、この指名委員会が終わった後に、二分で決まったよということを記者に対しておっしゃっているから聞いているわけです。どうぞ。
○原口委員 高木副社長、よく聞いてください。西川さんの人事案件についての部分は二分だったと。私、これを偽造したなんて一言も言っていませんからね。そんな無礼なことをおっしゃらないでくださいね。皆さんの方がよく偽造されてきたんじゃないんですか。  西川さんのことについてはほとんど議...全文を見る
○原口委員 ということですよね。  ですから、国民共有の財産であるという認識があったかどうか。あるいは、第三者委員会から指摘をされ、国会から指摘をされたことは、そこでは具体的な議論はなかったということでよろしいですね。
○原口委員 私が伺ったことは、今あなたが二十分とおっしゃった中の話をしているので、それ以外のことをおっしゃらなくて結構であります。  さて、あとの質問は留保させていただきたいと委員長にお願いをしたいのは、松野議員の関連質問でございましたので、私もこれ以上は質問できませんが、西川...全文を見る
○原口委員 以後の質問については松野議員の質問と関連し、私一人ですので、これ以上時間をとることはできませんので、留保させていただきたいと思います。  ありがとうございます。
06月30日第171回国会 衆議院 総務委員会 第24号
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○原口委員 民主党の原口でございます。  総務大臣はもう行かれましたか。ちょっと早いんじゃないですか。総務大臣がいらっしゃる間に、一点、今回の処分について伺いたいと思うんです、二十分過ぎからのお出ということだったので。  西川社長、総務大臣が戻ってくるまで伺いたいんですが、役...全文を見る
○原口委員 西川社長以外にはこのような兼職をされている方はいらっしゃらないと承知していますが、それで結構ですか。
○原口委員 先ほどチーム西川という話がありました。いわゆるチーム西川というのはだれのことですか。総務大臣にこれを聞きたかったんですが、事務方で結構です。どういうことでおやめいただくという判断をしたのか、あわせてお尋ねをいたします。
○原口委員 西川社長に伺います。  日本郵政の取締役、役員には処分規定というものはないというふうに伺っています。今回、メディアにはよく処分ということが言われていますが。  委員長にお許しいただいて、資料をお配りしています。一ページを開いていただくと、これが、「日本郵政株式会社...全文を見る
○原口委員 お聞きになったとおりであります。自主返納であります。規約に基づく返納でも処分でも何でもありません。本当にこんなことでいいんでしょうか。  副大臣がいらっしゃいますが、きょう、法制局も来ていただいています。民間会社という法律用語はありませんよね。日本郵政は法的にはどう...全文を見る
○原口委員 そうなんですよ。特殊会社なんです。  そして、何回もここで申し上げているように、ガバナンスをきかすということは……。民間の株式上場もまだされていない。ですから、株主は、きのう財務省が行っていますけれども、国民が株主。だから、ここでいろいろなことをガバナンスをきかすた...全文を見る
○原口委員 西川社長、先ほどから私が質問しているように、役員でただ一人あなたが三つの大きな会社を兼職され、それで本当に上場なんかできますか。現場の声は社長に届いているんでしょうか。後でカードやJPエクスプレスの問題も議論をさせていただきますが、いつまで兼職を続けておられるつもりで...全文を見る
○原口委員 この質問が最初の質問だったら、今の答弁で私は了といたします。しかし、社長は何回もこれは指摘をされておる問題だということを申し上げます。  また、先ほど日本郵政のチーム西川のトップにお名前が出ました横山専務は三井住友銀行の社宅にお住まいだということで、まさにゆうちょ銀...全文を見る
○原口委員 全部口頭なんですよ、西川社長。後で申しますけれども、かんぽの宿の一括譲渡に関しても、我が委員会に出されていた最終審査報告書、これは後からつくったものだったんじゃないですか。私たちは十二月三日に審査された資料を出してくださいということをずっとお願いして、はい、これですと...全文を見る
○原口委員 ぜひ経営理念の中にしっかり入れて、金融庁にも後で松野先生からもお話があると思いますが、国税は来られていますね、こういうまさに上物の譲渡をして土地の価格を安くしていいんだったら、幾らでも税金逃れができるというふうに思いますが、質疑の時間が終了いたしましたので、後ほどこの...全文を見る
○原口委員 民主党の原口一博でございます。  先ほどの質疑に引き続き議論をさせていただきます。  大臣、今回どういう処分をなさいましたか。まず、今回大臣がなさった処分についてお尋ねしたいと思います。
○原口委員 そのとおりなんですよ。  経営者としてのガバナンス、あるいは、先ほども、西川社長に何が問われているか、問うたことの書類がない、そして前の答弁が次の答弁では変わる、何を信じていいかわからぬというのが今の現状なんですね。  引き続き大臣に伺いますが、先ほど西川社長に上...全文を見る
○原口委員 そこで、お手元にお配りをした二ページ目をごらんください。これが、前回この委員会でも議論をいたしました日本郵政グループの経営管理契約です。  二枚目、そして3をごらんになってください。これを拝見すると、3には、先ほど申し上げました「日本郵政グループの基本方針等」という...全文を見る
○原口委員 いや、要するに、報酬の自主返納というのは処分には当たらないわけです。このようなガバナンスの状況で経営の健全性が本当に保てるのかということを伺っているわけです。  西川社長、私は経営の神様と言われる松下幸之助さんに育てられました。経営の真髄は責任を明確にすることだ、そ...全文を見る
○原口委員 西川社長、私たちが今ここで議論しているのは、それを裏づけるものを確認したいから議論しているんです。  今も藤本専務がお話しになりましたけれども、この間の質疑で出てきた言葉と今回また違うんですよ。分社化がありました、ですから資料がどこへ行っているかわからない、そんな言...全文を見る
○原口委員 そこで、私はきょう、本委員会の理事会で強く抗議をさせていただきました。それが、皆さんのお手元の一番最後の資料でございます。  これが、今回のかんぽの宿、なぜオリックス不動産なのか、なぜそこなのか、できレースではないかと前の大臣が言ったその審査というのは本当に適正だっ...全文を見る
○原口委員 西川社長、私はこの委員会で、この十二月三日の審査表を出してくださいということで何回もお願いして、そうですね、一月の予算委員会のときから、もう今六月ですから。  それを目にして、不思議なことがいっぱい書かれていました。ひょっとすると、これはバックデートした、つまり後か...全文を見る
○原口委員 西川社長にお伺いをしています。  事後的につくったなんというのは、今初めてここで出ているじゃないですか。十二月三日の審査の中には、審査表をもって審査をしていないということではないですか。今まで皆さんが言ってきたことと違うからお尋ねをしているわけです。国会の答弁とは、...全文を見る
○原口委員 では、私たちに出してきた審査表というのは一体何だったんですか。オリックス不動産に決まったということを後づけで説明するための資料としか思えないじゃないですか。  では、そのときの議事録を出してください。協議の内容を出してください。
○原口委員 何をおっしゃっているかおわかりですか。  そのときに、審査の評価もしていない、協議をしたと。では協議の中身を出してくださいと言ったら、それはありませんと。結果だけが後からつく。しかもそれは、皆さんがおつくりになったんじゃなくて、メリルリンチ日本証券に作成させたもので...全文を見る
○原口委員 それは不思議ですね。  そうすると、その五人の中にメリルリンチ日本証券は入っていたわけですね。会議録もなければ何もない。どうやってメリルリンチが知るわけですか、その審査の中身を。同じ日に出しているわけでしょう。つまり、もう結果が見えていたんですよ。審査なんかやっては...全文を見る
○原口委員 そうですか。ということは、五人で審査をして、口頭で、こうこうこうでしたということを報告したわけですね。だって、書類はないんでしょう。極めて不適切で、だから前の大臣ができレースと言うんじゃないですか。  総務大臣、今のやりとりをお聞きになってどう思われますか。この十二...全文を見る
○原口委員 漠然とした、信じているだけじゃ無理ですから、メリルリンチ日本証券に対して五人の審査員から出たペーパーがあるはずです、そんな口頭でなんかできやしませんから、それを出してください。議事録もない、協議録もない。だから後からつくらなきゃいけなかったんじゃないかということを強く...全文を見る
○原口委員 今、明確なお答えをいただきました。つまり、今回、八百億というような不動産価値のあるものを百八億で売買する、その差額については今お話しのような課税の仕組みが動いてくる。これは当たり前のことで、日本郵政だから特別であるとか、ほかの会社だから別のルールが当てはまるというもの...全文を見る
○原口委員 先ほど松野先生が御指摘なさいました東池袋の総合健診センターについても、なぜ持ち株でなくて局会社が対応しているのか、そして住友不動産がその一定の持ち分を、だれがどのように決めたのか、これもわかりませんでした。  また、クレジット関連について言うと、西川社長、日本郵政の...全文を見る
○原口委員 西川社長、本当にそれで大丈夫ですか。十月一日からこの子会社は本格的にさまざまな業務をやっていくんでしょう。これは本当に、なぜ分社化しなきゃいけませんか。なぜペリカン便との統合をしなきゃいけませんか。  利用者の利便性を低下させたり業務運行に支障を及ぼすような経営形態...全文を見る
○原口委員 現在、郵便事業は、認可条件を満たすように統合計画の見直しを行っていらっしゃるはずなんです。その統合計画の見直しが七月を目前にした今出ていないということが本当に大丈夫なのか、郵便業務の収支面、業務面へのマイナスの影響が生じることがないように調整できるのかということを伺っ...全文を見る
○原口委員 西川社長、ここは、ITの専門家を本格的に入れるとなったら、恐らく今の日本郵政の規約ではお給料が足りなくて、そしてまともに来てくれる方もいらっしゃらないのかもわからない。だから、顧問料そのものが悪いとは思いません。しかし、どういう戦略で、何をもってやっていこうとしている...全文を見る
○原口委員 西川社長に最後に申し上げます。  やはり経営は結果の責任を問われると思います。その結果の責任について真摯に向き合っていただきますように。私たちも、国民から負託をいただいてこの国会に来させていただいています。国民の郵政事業における権利を保障するためにこれからも活動して...全文を見る
06月30日第171回国会 参議院 総務委員会 第23号
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○衆議院議員(原口一博君) 修正案提出者を代表して加賀谷先生にお答えいたします。  この修正に当たっても加賀谷先生に大変お力添えをいただきまして、まず御礼を申し上げたいと思います。  在留外国人に対する行政サービスの中には、義務教育や母子手帳の交付、結核予防のための健康診断な...全文を見る
07月08日第171回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第5号
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○原口議員 おはようございます。民主党の原口一博でございます。  ただいま議題となりました民主党・無所属クラブ提出の政治資金規正法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容の概略を御説明申し上げます。  いわゆる世襲候補者が、世襲でない候補者と比較して、政治...全文を見る
07月09日第171回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第6号
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○原口議員 葉梨議員にお答え申し上げます前に、この間、葉梨議員が提出されたコミュニティー基本法、民主党に御説明に来てくださいましてありがとうございます。総務部門の責任者として、地域のきずなを復活させる、あるいは地域を支える上で大変大事な法律だと思いますので、そのことについてまずお...全文を見る
○原口議員 失礼しました。  政治的な責任というのは、事実に即して、その事実がどうだったのか、その悪質性。特に、先ほど申し上げました、この法律は、政治資金が民主政治の健全な発達を希求して拠出される国民の浄財であることにかんがみ、その収支の状況を明らかにすることを旨としています。...全文を見る
○原口議員 お答えいたします。  政治資金の透明性、これは、国民の不断の監視と批判のもとに行われる、このために正しく規定される必要がある、このように存じております。また、菅議員も御存じのとおり、政治資金規正法はいわゆる規制改革の規制ではございません。政治資金を正しい方向に向ける...全文を見る
○原口議員 お答えいたします。  先生、預金金利について、私たちは、それを法案の提出者として、個々の問題についてお答えする立場にはございません。それが多いとおっしゃるのか、それとも少ないとおっしゃっているのか、そのこともお答えする立場にございませんので、御理解をいただきたいと思...全文を見る
○原口議員 原田議員にお答えいたします。  その前に、北海道の総支部において議員が負担金を出す、そのことについても寄附の控除はあると思いますので、それを脱税というふうに決めつけるということは、そこは少しいかがなものかということを申し上げておきます。  また、国策捜査、これは御...全文を見る
○原口議員 原田議員に先ほどお答えしたのは、指揮権発動というものが法的に認められている、その意義をどう考えるかということでございまして、個別の案件について、ここで法案の提案者として責任を持って答える立場にはございませんので、御理解をいただきたいと思います。
○原口議員 大口議員にお答えいたします。  すべての政治家にとって、疑惑をかけられたらそれをみずから解明し説明責任を果たす、これはとても大事なことだというふうに思います。その上で、今回の政治資金規正法の基本的な考え方、そこを少し大口議員に御理解をいただいておきたいと思います。 ...全文を見る
○原口議員 先ほど大口議員がお話しになったように、やはりコンプライアンス、説明責任というのはとても大事でございます。そのためにはダブル、トリプルのチェック。それから、私たちの議論の中では、個人献金にした場合に、先ほどからの議論がございますように、納税がございます。私たちは、納税者...全文を見る
○原口議員 これは本当に個別の、大口議員もこの間お答えになっていますが、法案の提案者でございますので、それを超えて答弁することはここではできませんが、あくまで一般論ということでお答えをすると、すべての疑念に対してしっかり情報を開示し、それにお答えする責務が国会議員にあると考えてお...全文を見る
10月30日第173回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(原口一博君) 亀井議員より二点お尋ねがございました。  一点目は、元大臣のお言葉ですが、何をもってそうおっしゃっているのか分かりません。利益額については、平成十八年度の公社時代、経常利益は約一兆三千億円でございました。それに対して平成二十年度、日本郵政グループの経常...全文を見る
11月02日第173回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○原口国務大臣 加藤先生にお答えいたします。  ありがたい問題提起をしてくださっていると思います。友愛の精神の中身、先ほどナショナルアイデンティティーと加藤先生はお話しになりましたが、かつて加藤先生から生み出していただいたときに、ちょうど民族や宗教や国家を超えた意識をつくれない...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  さきの通常国会で成立しました公共サービス基本法、この中に、今先生がお話しの、その原案にはございました。公益を担うのは何も官だけではない、公務員だけではない、市民公益というものがしっかりとその中に、公益の中に位置づけられるべきだという考え方で...全文を見る
○原口国務大臣 加藤先生にお答えします。  三つの班に分けて、政治主導でやりました。  その中には、例えば、一体本来であれば百万円するものが実質随意契約とおぼしきもので百五十万する救急救命のセット、こういうものも含まれていました。これは大幅に削減をしました。あるいは、研究開発...全文を見る
11月04日第173回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○原口国務大臣 柴山議員にお答えいたします。  友愛政経懇話会の収支報告書から訂正、削除された寄附者の寄附金控除のための書類の返却を当該政治団体に指導した事実はあるのかという御質問だったと思います。  法に定めがございませんので、指導した事実はございません。
○原口国務大臣 柴山議員にお答えいたします。  法に定めがないものですから、指導をしていません。ですから、定めがないものを返却するということを、これは適切にやってくださいと言ったことはあります。(柴山委員「それは指導しているんでしょう」と呼ぶ)これは指導ではありません。法に定め...全文を見る
○原口国務大臣 柴山議員にお答えをいたします。  友愛政経懇話会に交付した寄附金控除のための書類については、その後、総務省では確認をしておりません。
○原口国務大臣 斉藤委員がおっしゃるとおりだと思います。私たちも地上デジタル化に向けて、ここに「地デジ化完了」というものを持っていますが、集合住宅について、完了したところはこういうステッカーをお願いして、そして今回のエコポイント、エコテレビが一定の地上デジタル化にも大変大きな貢献...全文を見る
○原口国務大臣 富田議員にお答えをいたします。  政治資金規正法というのはまさにその名前のとおり政治資金を、規制改革の規制ではなくて、正しく規(のり)に従ってそれを公表して、そしてきっちり国民の皆さんの御判断にゆだねるということがこの政治資金規正法の中身でございます。  私た...全文を見る
○原口国務大臣 富田議員にお答えを申し上げます。  こういう献金によって政策を曲げるということは絶対にありません。それをまず申し上げたいと思います。  それは、このアピール21というよりか、情報通信政策議員懇談会というのの、私、座長をしております。その中で、各キャリアあるいは...全文を見る
○原口国務大臣 富田議員にお答えをいたします。  政治団体を結成する自由というのはどこにもあるわけです。そして、政治資金規正法の中には、いやしくもこの法律が政治資金に対するさまざまな抑制になってはならないということも書いてあるわけです。  私たち、富田議員、原則は自由なんです...全文を見る
○原口国務大臣 渡辺委員にお答えいたします。  その前に、分限管理の問題、それから事務次官の問題、渡辺委員がおっしゃったとおりのことで私たちも検討しているんです。  そして、先ほどの郵政について言いますと、これは少しやはり拡大のし過ぎですよ。私たちは、委員会設置会社だからその...全文を見る
11月05日第173回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○原口国務大臣 谷川委員にお答えいたします。  まさに委員がおっしゃるとおり、自分の力だけではどうにもならない、そういう地域があります。五島に伺えば、本当に美しい海、美しい空、そして懸命に多くの皆さんが頑張っておられます。だからこそ、今谷川委員がおっしゃったように、昭和四十五年...全文を見る
○原口国務大臣 ありがとうございます。  谷川委員と全く同じ思いでございます。それで、先生も私の隣の県でいらっしゃいますから、あの三位一体改革で、財政力が弱ければ弱いほど交付税もそれから財政も落ちているんですよ。それをしっかりともとに戻して公共サービス格差を縮めるためにも、私は...全文を見る
11月06日第173回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  選任及び監督とは、選任と監督の両方について相当の注意を怠った場合をいい、いずれか一方について相当の注意を欠かなかった場合には政治資金規正法第二十五第二項の適用はないものと解されます。
○国務大臣(原口一博君) 西田議員にお答えをいたしますが、今事実とおっしゃいましたね。これはすべて事実なんですか。私は、私は、それがあなたが事実だということを証明をされて、その上でお答えをする。公共の電波で、新聞に書いてあった、こうだったというのは、今西田議員の御質問の中で分かり...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 西田議員にお答えをいたします。  先ほど事実とおっしゃったのは、その借入れとそしてこの関係が非常に不正の疑いが強いということを断定的におっしゃったので、今の御質問は、陸山会の政治資金収支報告書が破綻をしているかどうかということでございますが、その個別の...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 荒井議員にお答えいたします。  マニフェストの中に明示をしてはいません。  私たちは、しかし、これは今おっしゃったように昭和四十五年から超党派の議員立法でやってきたものです。それを四回やってきた。その意義についてはしっかりと踏まえて、そして、私はその...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 荒井委員にお答えいたします。  まさにおっしゃるとおりで、切れ目なくやる、それからソフト事業にもやる、それからもう一つは、国調をこの間やっています。今のエリアはそのままにして、また新たに加わるところも加えて、そしてバージョンアップした過疎法の改正、これ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 平野先生にお答えいたします。  平野先生の、誇りの持てる農林水産業の推進に取り組まれた御尽力にまず敬意を表したいと思います。  まさに、総合的な農山村振興の政策の実施は過疎対策の中心です。先ほど荒井委員にお答えをしましたが、私たちは、マニフェストと一...全文を見る
11月09日第173回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(原口一博君) 櫻井委員にお答えいたします。  先ほどから現場という、それから地域の声ということを委員は何回もお話をくださいました。ここの原則廃止、マニフェストでもお約束をしていますが、やはりそこにおける原則は次の三つかなと思います。  一つは、御一緒に国会Gメンや...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 原則廃止ということで、それを積極的に地方に移管することで財源やあるいは権限もそれぞれの現場に持っていただく、このことを目指していきたいと考えております。
○国務大臣(原口一博君) 藤末議員にお答えいたします。  民主党は、インターネット選挙の解禁も法案として出されておりますが、やはり新しい情報ツールで若い方々、主権者の皆さんと頻繁に情報を交換するということがとても大事だと思います。  例えば、ヤフーみんなの政治といったものも藤...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 藤末委員に後で階政務官の方からお答えさせていただきますが、やはりお金の掛からない選挙の実現、あるいは双方向性、それから有権者の政治参加の促進、候補者情報の充実など大変大事だというふうに考えています。  具体的な中身については、政務官来ておりますんで、政...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 藤末委員にお答えいたします。  おっしゃるとおりだと思います。実際にさきの総選挙でも私たちは各自治体選管に助言を、今、藤末委員がおっしゃったとおりの助言をさせていただきました。その結果、駅前で三十五か所新たにできました。そのうちの十二か所は埼玉県なんで...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 島田委員にお答えいたします。  島田委員中心にまとめてくださいました、本当に命を守る政治、この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。  特に、十月三十日に消防法の改正施行されました。その中心は、今、島田委員がお話しになったような医療機関と消防の緊密...全文を見る
11月10日第173回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(原口一博君) 西田議員にお答えいたします。  総務省としては、個別の事案については実質調査権を有しておりません。ですから、具体的な事実関係を承知する立場にございませんので、お答えは差し控えさせていただきます。
○国務大臣(原口一博君) 荒井委員にお答えいたします。  電源立地交付金は経済産業省の所管でございますが、地域の振興を預かる私の立場から答弁をさせていただくと、やはり国のエネルギー政策あるいは地域の振興について一定の役割があるものと存じております。  ただ、今回、事業仕分、私...全文を見る
11月11日第173回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
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○原口国務大臣 おはようございます。  地域主権推進を担当する内閣府特命担当大臣、地域活性化担当大臣として、一言ごあいさつを申し上げます。  地域主権の確立は、鳩山内閣の一丁目一番地である重要課題です。鳩山内閣の基本方針にもあるとおり、明治以来の中央集権体質から脱却し、この国...全文を見る
11月12日第173回国会 参議院 総務委員会 第2号
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○国務大臣(原口一博君) この度、総務大臣を拝命いたしました原口一博でございます。  総務委員会の御審議に先立ち、一言ごあいさつ申し上げます。  私は、疲弊した地域の活性化に全力で取り組み、地方の自主財源を増やし、地域主権の新しい国づくりを進めるとともに、郵政事業改革、新たな...全文を見る
11月12日第173回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○国務大臣(原口一博君) おはようございます。  地域主権推進を担当する内閣府特命担当大臣、地域活性化担当大臣として、一言ごあいさつを申し上げます。  地域主権の確立は、鳩山内閣の一丁目一番地である最重要の課題です。鳩山内閣の基本方針にもあるとおり、明治以来の中央集権体質から...全文を見る
11月17日第173回国会 参議院 総務委員会 第3号
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○国務大臣(原口一博君) 山下委員にお答えします。  お話しのとおり、公共事業を押し付ける中央政府が、いわゆるこれは強制された乗客の悲劇と申します、自分がどこへ行くのかも分からない、そして中央に強制されて、その結果そのツケを地方が負うということはあってはならないと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 私もスウェーデンやフィンランドの、専門が発達心理学も学ばせていただきましたから、今、山下委員がお話しのところはよく分かります。なぜこの六十年間この最低の基準で来たかというところがやはり大きな議論になるところだと思います。私は、この最低の基準でいいなんてと...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) やはり同じことを違った角度から申し上げていると思いますよ。各地域において、その地域の実情に合った最適なサービスが提供され、最善の施策が講じられるように国と地方公共団体の役割の分担をしていきましょうというのが私たちの考え方ですから。  この基準を野方図に...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) それも地域で決めるということです。様々な基準を自らの地域に合わせて、そして東京も北海道も九州も同じ基準じゃなくて、自らの責任において決めますよと。そして、先ほどから何回も申し上げていますけれども、最低のところは私たちは中央政府がしっかりと保障できる仕組み...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) やはり、その辺の基本的な考え方が山下委員と私の認識とでは、それを決定するのは地域ですと、それも選挙で選んだ、何も中央政府が選んだ首長がそこで基準を下げなさいということを言っているわけではなくて、その保育の質を確保しようという首長を選ぶのは地域の主権者だと...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 私も保育の質を下げるなんということは一言も言っていません。保育の質を下げちゃいけないし、子供たち自身の発達の環境を保障するということがとても大事だと思います。  そこで、なぜ国が決めればそれは正しくて、地域が決めればそれは間違いなのか、それも含めて地域...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 権限を自ら行使するということには、山下委員、そこには責任というのが必ず出てくるわけです。  私は、それを片方だけ御議論をされるおつもりはないと思うけれども、各自治体には子供たちを健全に発達させていくまた重い責任と覚悟がそこに発生するわけです。そして、よ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) いや、そこが私にとっては理解できなくて、なぜ下がると決め付けられるんですか。自らが決定して、自らのより合った基準を、だってルールというのは自分で決めた方が余計守られるんです。山下委員もおっしゃった、なぜ六十年間この世界に、私どもの目から見るとあってはなら...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 又市委員におかれましては、さきの公共サービス基本法のときも大変な御指導をいただきましてありがとうございます。  今委員がお話しのとおり、小さければ小さいほど、財政力が弱ければ弱いほど厳しくなっている、その三位一体改革の弊害を一刻も早く取り除くということ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 御指摘のとおり、財源不足、全額を交付税率の引上げで対応するということが私たちの理想だと思います。  御案内のとおり、その一方、厳しい経済状況の下、前政権では国、地方とも法人関係税が大幅に減少している事態も踏まえる必要があってのことだと思いますが、財源不...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 平成二十年度における国税五税の減額補正に伴う地方交付税総額の減少、マイナス二兆二千七百三十億円については、当初と同様、国と地方が折半して補てんすることを基本に国の一般会計からの加算により全額を補てんする、そのうち地方が折半して補てんすべき部分については後...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 委員はまさに集落の問題としてこの間過疎もとらえてこられて、この考え方はとても大事だと思います。  昨日、私、総務省の中で指示をしたんですが、私たちは基礎自治体中心主義と言っています。しかし、その基礎自治体の中でも各歴史的なつながりの深い共同体、もうヨー...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) おっしゃるとおりだと思います。  今、過疎地域においては、生活扶助機能の低下、身近な足の不足、放置された空き家の増加、そういったことを考えますと、医師の確保や集落対策、生活の足の確保、山林の荒廃を予防する雇用対策などソフト面に使えるように、そして、その...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 又市委員がおっしゃったとおり、私、検証戦争責任というシンポジウム、三年前にこれ、超党派でさせていただきました。そのとき、戦争に向かうときの一番怖さは言論が封じられるということでありました。権力がその言論を左右しない、あるいは言論に対して介入しないというこ...全文を見る
11月18日第173回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○原口国務大臣 お答えいたします。  橘委員におかれましては、地方思いの日本づくりと、全く同感であります。  その中で、私たちは、みずからのことはみずからが決める、みずからの責任で決定する、そういう地域主権改革を行いたい、こう考えています。  一万にも及ぶ義務づけ、枠づけ、...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  ふえる一方じゃないかという御質問でございますが、全く同じ印象を持っています。  要は、片づけないからです。これまでの勧告についても、多くの皆さんの御協力をいただいて、三十年も四十年も設置基準等についてああでもないこうでもないとやっているわ...全文を見る
○原口国務大臣 お答えをいたします。  まさに委員がおっしゃるとおり、スクラップ・アンド・ビルドなんですね。しかも、ビルドの方を多くするというんじゃなくて、スクラップの方を多くしていきたいと思います。  今御指摘の八百九十二条項、私たちは四千についてもこれは少な過ぎると言って...全文を見る
○原口国務大臣 大事なものは引き継げという御質問でございますが、まさにそのとおりですね。やはり同じ日に同じ大学に入っているだけあって、考え方はよく似ていますね。おっしゃるとおりだと思いますよ。だって、今まで、政権がかわるたびに審議会をつくっているんですよ。そして、審議会の答申が出...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  おっしゃるように、少ないです。ダム管理に関する連絡調整を行う小瀬川ダム管理事務協議会。協議会というと、都道府県相互の協議会はこれだけです。それから、現在、一部事務組合については、鳥取県、島根県を構成団体とし港湾管理を行う境港管理組合、それか...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  お話しのとおりだと思います。  例えば、国会で議連をおつくりになっていますが、危機管理都市構想。東京に一極集中していますが、普通、多くの国はもう一極持っているんですね。地震やいろいろな災害のときにどうするか。例えば、それを関西の伊丹空港を...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  全くそのとおりです。三つに絞ろうと思っています。  一つは、地域主権改革の戦略本部であり、エンジンであり、そして方向性を決める地域主権戦略会議、これが一つです。それから、やはり国、地方はパートナーですから、私は総務大臣を兼務していますけれ...全文を見る
○原口国務大臣 浅尾委員にお答えいたします。  マニフェストを一緒につくらせていただいて光栄でした。  地方の人件費総額、これは地財計画において二十二兆一千二百七十一億円と見込んでいますから、これを地財計画ベースの職員数で割った場合、一人当たりの人件費は約九百三十三万円でござ...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  ここも浅尾議員と次の内閣で何回も議論させていただいたところですけれども、私たちは民主党のマニフェストで、公務員制度改革の抜本改革、そして年金制度の例外なき一元化を実行するということにしておりまして、その中で、共済年金の職域年金額のあり方もし...全文を見る
○原口国務大臣 竹中大臣で引き継いでいるところはほとんどないと思っています。
11月19日第173回国会 参議院 総務委員会 第4号
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○国務大臣(原口一博君) 世耕委員にお答えをいたします。  このワーキンググループのメンバーの方々には、限られた時間の中で大変精力的に精査をしてくださっている、事業仕分に取り組んでくださっていると、そういう評価をしています。  世耕委員も党派を超えて変革について議論を深めてき...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 答弁書にもありますとおり、世耕委員、これは内閣府設置法の法令に基づく行政組織じゃなくて、閣議決定に基づいた組織で、亀井大臣がお話しになっているように、様々な民間の意見も取り入れた参考なんですね。あくまで決定するのは政治なんですよ。  ただ、これは世耕委...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 世耕委員の御指摘はとても大事な御指摘だと私考えています。  その上で、ただ、先ほどから申し上げておりますように、行政刷新会議に設置されたワーキンググループは行政組織じゃないんですよ。そのメンバーは官職に当たるものではなくて、今おっしゃっている、政府とし...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 原則論は私は賛成です。  ただ、世耕委員、私たちは、内閣法も分担管理制度があって、それこそ安倍内閣のとき世耕委員は内閣に権限を実質集めようとされました。しかし、それも今おっしゃるように法律が様々縦横斜めにあってできない。あるいは、私も大臣させていただい...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 世耕委員にお答えします。  まだこれはできていません。と申しますのも、前の法律に従って地方分権改革推進委員会、その下で事務局が動いていまして、先日、四次勧告を大変な御努力の下、出していただいたところでございます。この四次勧告を手交いただいて、その結果を...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 閣議決定をいたしましたので、これは行政刷新会議と同じように国会議員、総理が中心となって戦略会議の方は議長をされ、私が副議長、それから関係大臣、そして民間や地方の代表の皆さん、今その皆さんに広報、選定をしてお声掛けをしているところでございます。できるだけ早...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 一つは、国、地方との協議の場、これを私たちはお約束をしました。  先日、地方六団体の皆様と初めてこの協議をしたところでございます。地域との協議をしながら、実際に勧告を受けた部分、あるいはマニフェストでお約束をした地域主権の項目、これを世耕議員、私たちは...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 協議の場を受けた、その協議の結果を、協議の場というのは場ですから、その協議の場が恐らく、恐らくというか、次の通常国会にこれを法定化したいと、法律化したいと思っていまして、その協議を受けてどのような地域主権を進めていくかというその中身を詰めていく、これが室...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これは先ほど、世耕委員が政権時代にお話しのように、戦略室の皆さんというのは基本的には官の皆さんだと考えています。しかし、その中にはやはり政治の意思というものを入れていきたい。先ほど申し上げましたけれども、まだ七十人しか入っていないんですね。あと残りの三十...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 国、地方協議の場、自民党さんが最初におっしゃっていたということで、私は、いいものは前政権あるいは自公政権がなさったこともどんどん取り入れていきたいと、こう考えています。  是非御指導をいただきたいということを前提に、それだけ報道も確定していないものが出...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) おっしゃるとおりです。党との連絡役として様々な、この方は世耕委員もお話しのように、私たちの地域主権の調査会というのがございました。玄葉さんが会長で、逢坂さんが事務局長だったんですね。政権が替わって、──失礼しました、地方分権調査会の事務局長で、政権交代し...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) いや、総務省の部屋といっても、それは別に総務省にいる政治家だけが使える話じゃなくて、控室やいろんなところ、これは一般のほかの国会議員の方々も控室を使っていただいていますし、あるいは政策の会議のときにもどなたでも入ってこられるところでございますので、特定の...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 総務省の地域主権室長という肩書はありません。そのとき、知事が控室に来られて、私、高橋知事と昨日お会いしました。控室の中で知事とお会いになったかどうかというのは私が知るところじゃありませんが、知事や逢坂さんに聞いてみたいと思います。
○国務大臣(原口一博君) ちょっと質問の趣旨がよく分からないんですけれども、各地域から選ばれた方と、私どもの総務省に来られて、そして、どの政党推薦の知事であろうがすべての方にオープンに私はお会いをするようにしています。恐らくそのときも私のところにお見えになるということであったんで...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 先ほどの、十三日、市民の皆さん等夕張の方々が来られて、そして十四日、夕張市の関係者、これは北海道にとってもとても大事なことでございまして、私どものところに来られております。その関連もあってお見えになったんではないかと推察をされます。  政策会議について...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) この中にも、控室といって、与野党問わず、総務大臣室に来られたり副大臣室に来られて控室を使ってくださっている方はたくさんいらっしゃいます。どうぞ、いつでもいらしていただいて、世耕委員、もう大歓迎です。むしろ事業仕分なんというのも一党一派によらず各党出てくだ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 二〇〇五年に、委員がお話しのように私がネクスト大臣のときに郵政改革法案というものを提案させていただきました。そこの大きな柱は金融社会権なんですね。ユニバーサルサービスをしっかりと保持しながら民営化企業としてのガバナンスを効かしていくということで、御案内の...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 様々な意見を主権者の代表として政府に対してお話しをいただくということは大変有り難いことでありますし、その権限というのはだれからも制限されるものではないというふうに考えています。  党のことでございますので、党の方と、その趣旨についてはどういう趣旨なのか...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 礒崎委員にお答えいたします。  私、地域主権を大分で学びました。一村一品ということで、私の担当は別府とそれから日出、安心院でございました。まさに大分は自らの地域を自らつくるということで頑張っておられて、本当に私たちの改革の原型を大分でまず授けてくださっ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 破れる大臣はここにいらっしゃって、その大臣を差しおいて私が申し上げるのはあれですが、やはり委員、結果、その年だけの右左のバランスシートだけ見ていて、それでは済まぬということを国民の皆さんが御理解をもうくださっていると思います。  交付税でいうと、地方が...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 礒崎委員の御指摘はとても大事だと思います。衆知を集める、これからのキーワードは協働です。協力して働いていくと。そういう意味じゃ、しっかりと委員の御指摘を踏まえて、やはり官僚の方々が悪いんじゃないんです。今おっしゃる中立性、それから、そこにいる人たちがいか...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) そこは委員、今までは二元代表のようにやってきたと、政府と党が使い分けて。先ほどの世耕筆頭理事、私は世耕さんが政権におられるとき何回も議論しました。その改革の中心は、行政の責任を持つべき行政が逃げないで自らの責任を全うするということだったと思います。私たち...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 公務員は政治的な中立性、これはとても大事です、おっしゃるとおりです。
○国務大臣(原口一博君) まさにこれは三位一体改革で、委員も御案内のとおり五・二兆円交付税が減らされております。そして、この中で、財政力が弱ければ弱いほど、地域の規模が小さければ小さいほど、私たちはお互い九州が選出でございますけれども、九州の各地方自治体でも大変厳しい状態でござい...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 中途半端っておっしゃるけれども、一千億ってこれ大きいんですよね。地財計画、もう専門家にこれは言いませんが、地財計画では何だ、あるいは税収の見通しだ、そんなものも様々な計算をして、そして最低この一兆一千億は増やしてほしいと、それが私たちの今回の概算要求での...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) いわゆる国税五税の法定算定率、これがずっと平均、物によっても違いますけれども、三〇%台だったものを、この算定率を上げて、そして五税の中の財源から交付税を増やしていきたい、その算定率を上げることによって交付税を増やしていきたいと、こう考えております。
○国務大臣(原口一博君) 済みません、質問を聞き違えました。財源をどうするんだということで交付税の算定率の話をしてしまいましたが、需要額の方は、国立病院等、都市部と格差が開いた地方の公共サービスの復元、あるいは地域の自由と自給力を高める緑の分権改革、例えば江戸時代においては、人口...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) まさに御専門家が私に教えてくださって、本当にありがとうございます。  おっしゃるとおりで、今まだ概算要求の段階で、財政需要額も出ていませんよね。ですから、控えめに申し上げておかなきゃいけない事情はお分かりのとおりですけれども、私たちはコンクリートから人...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 今、先ほど申し上げたように三割ですね、約三二とか三、平均、五税でいうと。それを大きく上げて、それも御案内のように需要額との見合いですけれども、今の私たちの計算では、所得税、酒税は今三二%のものを一一・九%引き上げたい、あるいは法人税三四%のものを九・九%...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 藤井大臣ともここのところは、特に先ほど申し上げたように、地域が厳しければ厳しいほど厚くしたいと。地域を温かくするというのは私たち一丁目一番地の改革であるということで、平成二十二年度の地方財政収支の十月仮試算における国負担相当額ですね、これ四兆三千二百七億...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) ここはいわゆる地方に迷惑を掛けないということで、昨日も政府税調の中で議論をしたわけです。幾つかの私たちの論点を示して今調整をしているところでございます。
○国務大臣(原口一博君) 昨日の税調の少し議論を御紹介した方がいいと思います。  私たちから昨日提案したものがございまして、それは、補てん策として、環境自動車税の創設も前提に、自動車重量税あるいは今委員が御指摘の揮発油税の地方への譲与割合の拡大、これを昨日提案したところでござい...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) まさにそこは大事な視点でございまして、特に今、地方は環境対策だけで一兆四千億ぐらいですか、ちょっと数字を後で確認しますが、大きな支出をしていただいています。いわゆるグッド減税、バッド課税ということで、地域が自らの主体的な取組において行う環境政策あるいは地...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 今でも地方公共団体が地球温暖化対策という形で、先ほど一兆四千億と言いましたが、正確には地方公共団体合計で一兆五千五十八億、都道府県分が七千八百五十二億円、それから市町村分が七千二百七億円で、今委員もお話しのように、できるだけその使途を限定しないお金にして...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 委員は私に財務省と闘うツールを今授けてくださっているんだというふうに考えています。私たちは新しい道路が要らないなんか全く考えていません。非常に大事なことです。ですから、高速道路も無料化して、三キロに一つずつ出口を付けていきましょうと。バイパスを造って、そ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) ちょっと私も整理してお答えをさせていただきますが、要はこれ、特定財源をやめて一般財源にするということも与党も、当時の与党ですね、今野党ですけれども、決定されたわけで、道路を造る特定の財源をつくれとおっしゃっているんじゃないですよね。そうではなくて、基準財...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 役所があっせんする天下り、これを禁止するという姿勢は全く変わっていませんし、天下りのいわゆる内閣におけるあっせんであるということも今回なくしたところでございます。  その上で、今回の郵政人事におきましては、まさに郵政会社、株式会社といったところを株主の...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 委員、そこは変わっていないんですよ。だって、ここを……(発言する者あり)
○国務大臣(原口一博君) 天下りの定義を私たちの政府は省庁のあっせんだと。このあっせんは……(発言する者あり)
○国務大臣(原口一博君) どこかで行われているかと。行われていないんです。株主である政府が意思を示して、そして適材適所で人材を選んでおるわけですから。今までと天下りについての私たちの姿勢は全く変わっておりません。天下り禁止法案も出しているわけですから。そことの整合性もきっちり取れ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) それは日銀総裁人事のことをおっしゃっている、あるいは人事院総裁等のことをおっしゃっているわけですね。  つまり、過去役人だったから悪いということだけで私たちは反対したんじゃないんですよ。あのとき、日銀総裁のときは財金分離というその考え方に即して、本当に...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 国民に対しての説明責任を果たすためにしっかりと精査をしてまいりたいと、そのように考えています。
11月19日第173回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○国務大臣(原口一博君) 秋元委員、御質問いただいてありがとうございます。  地域主権と地方の天下り、これとても大事なことですね。  自らの決めたルールは自ら守るんですよ。私たちが目指している地域主権というのは、自分の地域をつくるリーダーは自分で選びましょうと、自らの責任と自...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 岡田委員にお答えいたします。  まさに県議をなさり水戸市長もなさった委員のおっしゃるとおりだと思います。そもそも、地方交付税というのは地方固有の財源ですよね。その地方財政計画の歳出は見込みであって、事業仕分という手法には本来なじまないんです。  その...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 委員がお話しのように、やはり地方自治の本旨に沿った変革が必要だと思っています。それは三つ憲法には書かれています。住民自治、団体自治、補完性の原則でございます。まさにその三つの原則を貫徹する上でも、地方議会の役割というのはこれまで以上に大きなものがございま...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これ、地方議会の議員の皆さんの年金の状況を見てみますと、かなり深刻ですね。この深刻なものを、今私たち国会議員年金というのはなくなりましたけれども、じゃ同じようにしていいのかと。そうすると、同じようにした場合には、ある一定以上の公金をそこに乗せて、そしてあ...全文を見る
11月20日第173回国会 衆議院 総務委員会 第1号
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○原口国務大臣 おはようございます。  このたび総務大臣を拝命いたしました原口一博でございます。  総務委員会の御審議に先立ち、一言ごあいさつ申し上げます。  私は、疲弊した地域の活性化に全力で取り組み、地方の自主財源をふやし、地域主権の新しい国づくりを進めるとともに、郵政...全文を見る
○原口国務大臣 一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案、特別職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案及び国家公務員の育児休業等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、一般職の職員の給与に...全文を見る
○原口国務大臣 塩川委員にお答えいたします。  その前に、長い間、政権交代前の同じ野党の理事、オブザーバーとして、ともに多くの法案を修正させていただきました。塩川委員が御尽力いただきました公共サービス基本法、あるいは電波法、そして放送法の修正案、こういうものも党派を超えた御協力...全文を見る
○原口国務大臣 塩川委員にお答えいたします。  この委員会でも数次にわたって御議論がございました。幾つかの基本的な考え方を申し上げたいと思います。  あれは、塩川委員と、ことしの三月だったと思いますが、この委員会の理事会で私が提案させていただいた、それは、民間のいわゆる非正規...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  人事院というのは、独立性がとても大事です、そして中立性が大事でございます。今お話しの、当時の自公政権においてプロジェクトチームがつくられ、そしてこの委員会の場でも、それは圧力ととるか何ととるかというのは、そのとり方によって違うと思いますけれ...全文を見る
○原口国務大臣 委員が前段でお話しになったところは、私も問題意識を共有しています。雇用破壊、いわゆるワーキングプアと言われる方々がふえて格差が広がっていく、それはまさに前の政権の労働政策を反映しているものであるというふうに私も思っています。  ですから、先ほど申し上げたように、...全文を見る
○原口国務大臣 地域経済について、まだ法律も通っておりませんし、そのことについての調査というのはしておりません。
○原口国務大臣 委員が御指摘のところは、私、全否定する気はないです。ですから、前の政権で何が起きていたのかということを検証したいと言っているわけです。ただ、その上でも、これは国民各位のいろいろな方々と話し合いました、正直言って悩ましい決断だというふうに申し上げたいと思います。 ...全文を見る
○原口国務大臣 重野委員にお答えいたします。  その前段、まさに国会の良心と言われるように、一緒に理事会で大変御指導いただきましてありがとうございます。働く人たちをより強く守る、その立場でこれからも御指導を賜りたいと思います。  今の、マクロ経済に影響を及ぼす、大体、国家公務...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  私は大事な認識だと思います。これは二年前でございますが、ロナルド・ドーア先生と議論をしたときに、まさに今委員がおっしゃったことと同じことをおっしゃいました。労働全体の分配。  では、株主にどれぐらい行っているのか。一九八〇年代、労働者の給...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  大変大事な御指摘だというふうに考えています。先ほども答弁の中でお答えをしましたが、アメリカの民主党が勝った、労働を中心とした福祉型社会をつくるときに、三つの連帯がありました。政治と労働者の連帯、官で働く人たちと民で働く人たちの連帯、正規と非...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  委員の御指摘のとおりだというふうに思っています。  労働基本権の問題については、国家公務員制度改革の基本法に基づいて、労使関係制度検討委員会において議論が行われております。しかし、一方、私たちは、例えば民主党のマニフェストでは、「公務員制...全文を見る
○原口国務大臣 皆吉委員にお答えいたします。  皆吉委員の選挙の応援に伺ったとき、鹿児島は大雨でした。もうバケツをひっくり返したような雨の中で、あれはやはり、地域がいかに疲弊し、そして泣いているかのような雨でした。その中、皆吉委員は、お一人お一人の、より小さな人たちを強く守る、...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  私たちは、マニフェスト、そして民主党のインデックスにおいて、定年を段階的に六十五歳まで延長することによって年金受給年齢まで働ける環境を整えていきたい、こう考えております。  今、私の方で指示をしました。もう事務次官会議はやめました。今まで...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  足らざるところを渡辺副大臣に答えさせますが、今委員がおっしゃるように、非常勤職員にかかわる問題の背景は、いつ解雇されるかわからない、あるいは同種の業務を行っている常勤職員との処遇の不均衡。大体、四十代になると給与が下がってくると。私たち、こ...全文を見る
11月20日第173回国会 衆議院 本会議 第6号
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○国務大臣(原口一博君) 一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案、特別職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案及び国家公務員の育児休業等に関する法律の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、一般職の職員の給与に関する法律等...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 古賀議員から六点のお尋ねがございました。  議員御指摘のように、適切な処遇、そして、働く人たちの権利の保障、人が生きる、人を生かす国家経営、とても大事でございます。  まず、給与法改正案の提案理由の趣旨についてお尋ねがございました。  政府といたし...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 塩川議員から七点のお尋ねがございました。  まず、給与の引き下げが子育て世代に与える影響について。  今回の措置は、人事院勧告に沿ってやったものでございます。子育てや教育支援については、財源をきちんと確保しながら、子ども手当の創設、高校の実質無償化、...全文を見る
11月26日第173回国会 衆議院 総務委員会 第2号
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○原口国務大臣 おはようございます。  秋葉委員にお答えさせていただきます。  答弁の前に、エールをいただきましたこと、ありがとうございます。この委員会、私も御指摘のように筆頭理事をさせていただいて、与野党の垣根なく共通の課題を議論し、そして共通の目標に向かって邁進してくださ...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  秋葉委員はもう御存じで質問されていると思います。日銀総裁の人事は、まさに財金の分離、いわゆる財政当局とそれから金融の高度な独立性を担保する、その日銀総裁が果たして財務省の指定席でいいのかということを私たちは問題提起したわけでございまして、今...全文を見る
○原口国務大臣 人事というものは、中についてのことを細かく言うことは差し控えたいと思いますが、当然のことながら、私たちは、何が天下りのあっせんであり何が天下りであるかという定義を閣議決定してお示ししています。私たちが政府に入って、天下りというのは、各省があっせんをする、これを天下...全文を見る
○原口国務大臣 秋葉委員にお答えいたします。認識を全く同じくしています。  指定職の退職手当、これは、平成十五年に五・六%の官民格差を解消するための、これは自公政権の時代でしたけれども、引き下げを行う退職手当法の改正が実施されています。  この改正では、それに加えて、事務次官...全文を見る
○原口国務大臣 大事な御指摘だと思っております。  お隣に私の先輩の総務大臣が二人お座りになっていますけれども、まさにポリティカルアポインティー、政治主導で、それは政治が責任を持つ、国民に対して説明責任を負う人たちがつかさつかさにつくということだと考えています。  それと、加...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  委員が御指摘のように、地方は大変厳しいです。三位一体改革で、財政力が弱ければ弱いほど厳しい。それをもって、ラスパイレス指数が昭和四十九年に一一〇だったものが、今、委員の御指摘のような状況になっています。  それを、ではどうとらえるか。私も...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。大事な御指摘だと思います。  実際に、十年前でしたか、私も今の秋葉委員と同じ質問を衆議院の予算委員会でさせていただいたことがあります。もう何十年も同じようなことをやっている。  それは、やはり国民の理解がなければ果たせないことであります。本来...全文を見る
○原口国務大臣 大事な御指摘ですね。  先ほどお話をしたように、公務員制度全体を変えていく、その中での総人件費二割削減です。  地方分権推進、秋葉委員、私たちは出先機関を原則廃止すると言っているわけです、それに伴う地方移管。あるいは、先ほど御指摘がありました国家公務員の手当、...全文を見る
○原口国務大臣 総務大臣として答えられることが限られているというのは御理解ください。個別の案件について私たちがさまざまに答えられないということをずうっと先輩方が積み重ねてこられた、私もその枠から出る気はありません。  一般論として言えば、かけられた疑いについては、みずからそれを...全文を見る
○原口国務大臣 橘委員にお答えいたします。  先ほど秋葉委員にも少しお答えをしましたけれども、私たちがマニフェストでお約束をした、総人件費五兆三千億、つまり特別公務員を除いた分ですね、そこの約二割を二十五年までに削減する。委員が御指摘のように、これは給与カットだけでやれる話じゃ...全文を見る
○原口国務大臣 ここは何遍も答弁させていただいていますが、やはり代償措置としての人事院勧告を忠実に守っていくということが大事だと思います。  ただ、それだけでは今の時代に合わない。だから私たちは与野党を超えた、あのときは私たち野党でしたけれども、その当時の与党の皆さんと共通の公...全文を見る
○原口国務大臣 お答えをいたします。  非常勤職員の給与については、一般職給与法第二十二条第二項において、「各庁の長は、常勤の職員の給与との権衡を考慮し、予算の範囲内で、給与を支給する。」旨を規定しているところでございまして、最低賃金法は非常勤職員を含む国家公務員には適用除外で...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  歳入庁構想のとき、委員も市長をなさっておられますから、徴収の現場は御案内のとおりです。そして、千円の年金保険料を集めるのに幾らコストがかかっているのか。そういったものは統合して、しっかりと、もっと効率的な仕組みをつくりましょうというのが私た...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  やはり地域の中に分断とか格差を生むようなことはよくないと思います。現状をしっかりと認識し、地方公務員の地域手当、これは八割は支給されていませんね、その残りの部分について今委員が各都道府県を細かく分けていいのかという問題認識でいらっしゃると思...全文を見る
○原口国務大臣 委員の御指摘は、やはり大事ですね。  私たちは、働く人たちがしっかりと、先ほど秋葉委員もおっしゃいましたけれども、その権利が保障されていなければ現場はたまったものじゃないんですよ。市長として働く人たちの人権を保障しながらやってこられたというのは、私にもよくわかり...全文を見る
○原口国務大臣 西委員におかれましては、就任のお祝いをいただきましてありがとうございます。私たちも大衆とともに頑張ってまいりたいというふうに思っています。  その上で、おっしゃるように、その後の手当てというのが大事だと思います。長時間超勤についての今回の支給の引き上げというのは...全文を見る
○原口国務大臣 西委員にお答えいたします。  やはり三つの柱があるんだろうと思います。既存の仕組みをもとにそれを縮減する、既存の仕事を所与のものとして縮減していこうとすると、今、西委員がおっしゃったような危惧が出てきます。仕事のあり方そのものもやはり変えていこう、中央政府が何を...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  まずその第一は、先ほど申し上げたように、国と地方のあり方を根本から見直すことだというふうに思っています。  そこで、十二月には地域主権に関する基本的な工程を、きのうは、西委員、全国知事会議がございまして、その中でも御議論をいただきましたけ...全文を見る
○原口国務大臣 人事院総裁が任期の中途でおやめになって、このようなことが起きているということは、委員も御存じのとおりでございます。  先ほど御指摘の国公法第百九条第三号でただし書きがございまして、「此の期間内に両議院の同意を経なかつた場合には此の限りでない。」と書いてあるわけで...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。大事な御指摘です。  もう既に、総務省人事・恩給局から、各府省を通じて全独立行政法人を対象とした調査を指示しているところでございまして、着手をしております。  調査対象ポストは、元国家公務員で独立行政法人における役員級または部長級の待遇がなさ...全文を見る
○原口国務大臣 塩川委員にお答えいたします。  自宅に係る住居手当だけでなく、借家、借間に係る住居手当も含めた住居手当の支給を受けている地方公務員の割合は、平成二十年四月現在で五三・九%となっています。それで、自宅に係る住居手当に限った支給対象者の割合については把握をしていない...全文を見る
○原口国務大臣 委員が御指摘のように、中央政府が地方政府に対してああしろ、こうしろと言う必要は全くないと考えておりまして、地方におけるそれぞれの議会、あるいは、それぞれの主権者から選ばれたトップ、首長がいらっしゃいます、そこでそれぞれの違いについて御議論をいただき決定されるものだ...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  これは先日の本会議でも委員の御指摘に答えさせていただいた、まさに総務省としては必要な情報提供や助言を行うということを答弁書には書いてあるわけですよ。余計なお世話だと。  断じて廃止を強制するものではないということは、十九日の本会議でも答弁...全文を見る
○原口国務大臣 地域のことは地域で決める、主体的に地域の人たちが決める、それが私たちの地域主権改革の基本的な考え方でございます。  委員が御指摘のように、前の政権がお出しになったことでございますが、私たちの政権ではそういうものを抑制的にするようにやっていきたいと思いますし、隣に...全文を見る
○原口国務大臣 柿澤委員にお答えします。  その前に、一緒に同志としてこれまで公務員制度改革をやらせていただきました。ぜひまた御協力をよろしくお願いします。  その上で、やはり国と地方のあり方を見直す、ここから始めなきゃ、今と同じ仕事をやって、じゃ、同じに人を減らせるかという...全文を見る
○原口国務大臣 委員にお答えをします。  そこがポイントなんですよ。つけかえをやる気は全くない。むしろ逆に、税源、財源、先ほど塩川委員にもお答えをしましたが、ルールも税源も財源もみずからが決めて、みずからが責任を持つ仕組みにしましょうと。  よく、地方自治、強制された乗客の悲...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  ことしの九月二十九日の閣議総理発言によって、府省庁によるあっせん、これを直ちに禁止したわけでございます。そして、官民人材センターによるあっせんも、組織の改廃等による場合を除き今後は一切行わない。ここでもうストップしているわけです。そして、今...全文を見る
11月26日第173回国会 衆議院 本会議 第7号
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○国務大臣(原口一博君) 奥野議員から二点、私にお尋ねがございました。  まず、現在の郵政民営化に対する認識についてでございます。  古いものでもいいものはいい、そのよさをやはり分社化ありきの民営化が奪ってしまった。六万ページにも及ぶマニュアル、そして毎日変わる指示、これで現...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 中谷議員にお答えいたします。  まず、郵政事業の見直しに関するこれまでの検証過程、郵政グループの経営形態、将来像、各事業会社の経営形態についてお尋ねがございました。  一言で言うと、私たちは、郵政事業における国民の権利を保障したい、こう考えています。...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 西議員から三点お尋ねがございました。  まず、今回の日本郵政の取締役の選任プロセスについてお尋ねがございました。  今回の日本郵政の取締役の選任は、会社法第三百四条の規定に基づき、日本郵政株式会社の株主総会において、唯一の株主でございます国が、株主総...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 塩川議員にお答えをいたします。  塩川議員とは総務委員会で、かんぽの宿等の不透明な売却、一緒に追及させていただきました。まさにおっしゃるとおりだと思います。  この民営化の成果、それはほとんどありません。むしろ逆に、切り捨てと地方格差の拡大、これが理...全文を見る
11月26日第173回国会 参議院 総務委員会 第5号
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○国務大臣(原口一博君) 一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案、特別職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案及び国家公務員の育児休業等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、一般職の職...全文を見る
11月27日第173回国会 参議院 総務委員会 第6号
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○国務大臣(原口一博君) 澤委員におかれましては、日ごろから総務行政、とりわけ放送行政に大変な御造詣深くていらして、御協力をくださっていること、まず冒頭、お礼を申し上げたいと思います。  民主党のマニフェストと今回の郵政の人事のお話がございました。二点申し上げたいと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 澤委員にお答えいたします。  全く同じ認識でございます。澤委員がお話しのように、これは国策でデジタル化を進めてきたわけです。何も国民の皆様が自分たちがデジタルにしようと、もちろん国会で決めていることですから、政府が決めていることですから、そういう意味で...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) ありがとうございます。  まさに私たちはコンピューターでこれを管理しているんですけれども、委員がお話しのように、コンピューター上の記録あるいは通帳は全く正しく書かれていました。それを記載したときに間違っていると。もうあってはならないことで、この場を借り...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 特定の労組からの献金によって私たちの政策が曲がることは断じてございません。  しかし、今委員がお話しになりますように、私が大臣になってからこれ受けた献金ではございませんが、検討をしていきたいと、このように考えています。
○国務大臣(原口一博君) 澤委員にお答えいたします。  私は、澤委員御案内のとおり、民主党の独占禁止法PTの座長もさせていただいて、この国会に独占禁止法の改正案というものを、これはもう三年前ですが、出させていただいております。まさに市場条件をいかに競争、公平、オープンにしていく...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 澤委員にお答えいたします。  大変大切な問題意識を持っていらっしゃると思います。そういう意味では、松原懇や竹中大臣がお使いになった融合という言葉は、よほど気を付けて使わなきゃいけないし、全く違う原理ですね。今お話しのように、通信においては一番大事にしな...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) ハード、ソフトの分離、これは強制するものではないというのはもう委員御案内のとおりですし、やはりそこの議論も私も見てみましたけれども、委員がお話しのように、かなりアバウトというか、ちょっと言葉を選ばなければ、粗いです。ですから、しっかりとした、ハード、ソフ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 今にわかにその利益が何かと言えと言われても、正直浮かびません。確かに、先ほどの情報通信のところでも御議論がありましたけれども、ファンダメンタルなところ、つまりハードの部分をつくる人たちは、世界的に見ても減っていますね。上位レイヤーの方に優位性が移っている...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 今の澤委員の問題意識は、いわゆるマスター管理、これは番組素材の伝送で生放送などをスタジオで、主調整室というんですか、マスターで多重化したり信号を処理したり電波送出をしたりする、こういう機能というのはやはりまさにソフトそのもので、これをハード面に渡してしま...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 那谷屋委員におかれましては、児童教育に大変熱心に情熱を注がれて、そしてまた、さきの国会では公共サービス基本法の成立にも大変な御尽力をいただきました。この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。  那谷屋委員と全く同じ認識を持っています。労働者を官である...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 那谷屋委員にお答えいたします。  人事委員会としては、あるべき水準の勧告をすべきものであることから、給与カット前の水準を民間と給与水準、比較することが極めて重要であると考えております。  今御指摘のように、民間給与水準が給与カット前のであれば、その水...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 那谷屋委員と同じ認識を持っています。この間、三位一体改革を中心として、多くの、地方切捨てと言うと強過ぎるかも分かりませんけれども、それが行われてきました。独自のカットが続くのであれば、もう本当にいっそのこと廃止しようという議論が出てきてもしようがないとい...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 那谷屋委員のおっしゃるとおりだと思います。現業職員の皆様の公共サービスにおける役割というのは、単に行政コストを、あるべき効率化をするということではないと思っています。むしろ、様々なきずなの創生、あるいは地域の再生、そういった意味でも大きな役割を果たしてく...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 又市委員にお答えいたします。  まさに働く人たちの尊厳のために大変なお力添えをくださっていることをまずもって冒頭お礼を申し上げたいと思います。  おっしゃるように、いわゆる官製ワーキングプア、こういうものはあってはならないと認識をしております。今、地...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 大変大事な御指摘だと認識をしています。  地方公共団体の臨時・非常勤職員の処遇については、その職員の内容と責任に応じて各地方公共団体が一義的にお決めになるということはもう言うまでもないことですけれども、しかしその上で、公共サービスに従事する臨時・非常勤...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 地方に向かうお金を減らし、その上定数というキャップを掛ければ何が起きるか。そして一方で労働環境の悪化、景気の悪化と、このトリプルパンチですから、今お話しのようなことが起きるのはもう必定だというふうに思います。  そういう意味で、私たちは、非正規職員の濫...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 魚住委員におかれましては、かつては同じ政党として大変御指導いただきました。また、東京選挙区で断トツでトップ取られて、その翌年が私の当選でございまして、大変よちよち歩きのときから御指導いただきましてありがとうございます。また、総務副大臣としても御活躍でござ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 委員がおっしゃるように、仕事ができる人のところに仕事が集中するんですよね。ただ、この超勤代休時間制度というのは、長時間の超過勤務をした職員が、超過勤務手当の割増しではなくて、実質的に休める時間を確保できる制度でございまして、職員の健康管理や仕事と生活の調...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) おっしゃるとおりでございまして、管理職であろうがそうでなかろうが、しっかりとした人間らしい働き方、特に私が今問題だなと思っているのはリズムです。眠るリズムが違ってみたりすると心身に影響を与えます。そういう意味から、やはり人間を基本とした働き方、そういった...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 人事院の調査を踏まえて適切に対処してまいりたいと、このように考えております。
○国務大臣(原口一博君) まさに委員が御指摘のとおり、超過勤務のまず実態把握、そして総務省としても、人事管理運営方針を通じて、人事評価の活用により、部下の超過勤務の管理のためのマニュアル改正、そして業務、業務そのものもやはり見直さなきゃいけない、こう考えておりまして、そして、総務...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 勤務時間の適正な把握というのは極めて重要であるというふうに思います。その中で、どういう手段がいいのか、タイムカードという形が、例えば庁舎外で業務を行ってから登庁する場合とかも、あるいは外出先から直接帰宅する場合もございまして、しかしいずれにせよ、こういう...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  男性職員の育児休業の取得率、これは極めて低いというふうに認識をしています。平成二十年度に新たに育児休業を取得した一般職の国家公務員は三千三百六十五人であり、そのうちの男性はわずか百十四人でございます。取得率換算でいえば男性は一・四...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 大変重要な御指摘だと思います。  例えば、職場に迷惑を掛けるから休めないという先ほどのアンケートの結果ですけれども、現に女性は三千二百五十一人が育児休業を取っておられるわけで、女性の育児休業の比率は九七・三%でございます。つまり、ここにまさにジェンダー...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 魚住委員にお答えいたします。  先日、国、地方初めての協議の場、これを開かせていただきました。次の通常国会にそれを法制化する法案を出させていただきたいと思っています。  そして、地方移管の分野では、私たちは出先機関を原則廃止する。それは単に出先機関を...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 業務の中身も変えずに、ただただ見かけの上だけ公務員の数を減らすというんであれば、それはまやかしである、見せかけであると言われてもしようがないと思いますが、是非委員に御理解をいただきたいのは、私たちは国と地方そのものの役割、国の形そのものを変えようと、地域...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 私は労働の基本権、これはとても大事な権利だと考えています。そして、いわゆる使用者側と労働側が納得の上で自らの処遇や自らの給与を決めていく。その場合には、今までよりも更に働き方の効率性や、あるいは先ほど委員がお話しになりました、人間らしい尊厳のある働き方に...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) そこは私たち、慎重に書き込んだつもりでございます。  今は労働基本権の制約の代償措置としての人事院勧告制度がある。ですから、今回も、正直、委員に申し上げて、今回大変異例の人事院勧告ですよね。それを受けて私たちは、しかし、そこに、中立である、あるいは独立...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 委員御指摘のとおり、いわゆるやみ専従の問題については、全府省を対象とした、これ前政権で一斉調査をされています。そのきっかけは農水省におけるやみ専従、いわゆるやみ専従、無許可専従というんですが、事案の発覚を受けて、全府省に対し無許可専従に関する一斉調査をさ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 七十一件の通報が来たということを聞いております。
○国務大臣(原口一博君) 返納させています。各府省において、無許可専従等の行為者及び管理監督者に対して、事実を明らかにした上で処分を行い、給与を返還させるなど、厳正に対処したものと承知しております。  給与返還額でございますが、農水省が約三十四・四億円、これからは昨年の調査分で...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) やみ専従、無許可専従という事案はあってはならないことでございます。各府省における厳正な服務規律の確保と厳正な労使関係の構築に向けて適切に対処する必要があると存じ上げておりまして、まずは政府においては、あってはならないことを前提にそれをなくすという法案を閣...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 魚住委員にお答えいたします。  私、総務大臣に就任させていただいて、消防の現場をずっと見てまいりました。国内だけではなくて国外も、インドネシアの震災に駆け付けた国際消防援助隊、世界からも高い評価を受けています。その働く人たちの権利を保障し、そして、まさ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 山下委員とは同学年ですから、私も、年を経れば経るほど子育てへの不安、大きくなる、こういう職にいても同じことを感じます。ですから、百十一万円年収が減額するということが何を意味するかというのも、子育て世代としてだれよりも分かっているつもりであります。  た...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 負のスパイラルが広がっていっては絶対ならないと考えております。  と申しますのも、デフレというのは、去年と同じ売上げを上げていて、そしてその売上げにもかかわらず利益が上がらないということでございますから、これは大変深刻な状況でございます。そのためにも、...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) おっしゃるとおりです。  消防職員については先ほど申し上げました。今委員の認識と全く同じ認識を持っています。労働三権、これが保障される、まさに労働政策、雇用政策というものが、これまでの長い間の政権では本当に第一義の目標を持っていたんだろうか、中央政府は...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 先ほども答弁いたしました。  世界の潮流は労働教育なんですよ。労働教育をしっかりと小さなころから国民の皆さんにその知識を共有していただく、自らの働く権利について自ら学んでいただく、そのためにも私は多くの国民の皆さんがこの労働者の基本的な権利ということを...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 消防職員の権利を回復したら火を消さないなんというのは全く消防職員をばかにした話で、山下委員はそのことを肯定されているわけじゃないですけれども、そんな意見は私のところには届いていません。  むしろ、山下委員がおっしゃるように、しっかりとしたチームワークに...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) まさにこれは主権者です。そして、消防職員あるいは消防をめぐる多くの協力をしていただく方々、地域の方々、そして市町村やあるいは有識者、そういう皆さんの意見をしっかりと踏まえて、やはり理解なくして行動なし、多くの皆さんが消防職員の権利を保障するというのは一体...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 全くおっしゃるとおりだと思います。  実は私の秘書もパートナーが消防職員です。もうよく話を聞きます。中には、大変な救急な状態で、心や体についても多くの困難を抱える事例もあります。ですから、当事者の皆さんがより働きやすい、よりその権利が保障できる、そのこ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 政府としての見解は答弁書の中に書かせていただき、今お読みになったとおりでございます。  公共サービスの質を確保するためにも、労働基本権の回復、これは何も団結権だけではない、あるいは協約締結権だけではない、公務員制度改革において、俎上にのせて積極的に前進...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 私は、委員の認識、極めて大事だと考えています。労働三権ということは、それは一体的に扱われるものだというのは一つの見識でございます。  公務員のこの労働三権については、なお先ほどお話しのような懸念やまだ誤解というものもございまして、一歩一歩前進させていく...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) かわいがられ、抱き締められた子供は世界中の愛情を感じ取ることを学ぶ、覚えるというのは、スウェーデンのたしか中学校の教科書にあるフレーズだと思います。自らの権利が保障されて、そしてそこに働く人たちの働き方、権利が保障されること、そのことがしっかりとした公共...全文を見る
11月30日第173回国会 参議院 本会議 第5号
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○国務大臣(原口一博君) 広田議員にお答えいたします。  後を絶たない自治体の不適正経理についてお尋ねがございました。まさに、預け金などの不適正な経理、そして地方行政全体に対する不正は、国民全体の不信を招くものであります。  広田議員、良質な公共サービスを受けた人は公に対する...全文を見る
12月01日第173回国会 衆議院 総務委員会 第3号
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○原口国務大臣 重野委員にお答えいたします。  まさに同志として、国民の郵政事業における権利を保障するために懸命に先頭に立ってくださいました。  私は、郵政というのは、国民共有の財産であるとともに、国民のまさにコミュニケーションを保障する大変大事な仕掛けだと思います。  明...全文を見る
○原口国務大臣 今後の見直しの方向でございますが、まさに委員がお話しのように、分社化ありきの民営化なんですね。この分社化ありきの理念なき民営化によってさまざまな不都合が生まれ、そして多くの国民の利便が、あるいは権利が侵害されてしまっています。  ここをまず変えて、これは社民党さ...全文を見る
○原口国務大臣 重野委員と全く同じ認識を持っております。  これは十九年十月に日本郵政持ち株と日通との間で締結された基本合意書に基づき、郵便事業の子会社を前提として両社が宅配便事業を統合しようというものでございますが、この時点において郵便事業会社は入っていないんです。  何を...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  その前に、西委員におかれましては、一貫して教育改革、政治改革を御指導いただいてまいりました。思い起こしますと、私、平成八年に国会に来させていただきましたが、西委員、あるいは、もう亡くなりましたけれども久保代議士、あるいは桝屋先生、多くの皆さ...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  西委員が御指摘のように、天下りのあっせんは、省庁の権限を背景に今までは官房でやっていた、それを今度は内閣に移そうが何しようが天下りには変わりはありません。  私が先ほどから主張しているのは、じゃ、政治任用というのは一体何なのか。今回、日本...全文を見る
○原口国務大臣 齋藤社長の選任のプロセスについてでございますが、今回の日本郵政の取締役の選任は、先ほど申し上げました会社法第三百四条の規定に基づいて、日本郵政株式会社の株主総会において、唯一の株主である国が株主総会の目的である取締役の選任に対して議案を提出したものでございます。 ...全文を見る
○原口国務大臣 そこは大事な御指摘で、私たちからも積極的に申し上げたいと思います。  今、十月十三日と、二十日の閣議決定、それから二十日の西川前社長の辞任表明までは申し上げましたが、まさに西委員の御指摘、これはとても大事です。  奥田委員長は、指名委員会の委員長でございますが...全文を見る
○原口国務大臣 後ほど亀井大臣、あるいは大塚副大臣も御発言があると思いますが、まさにそこですね。  私、丹羽委員長が何とおっしゃっているか、それは存じ上げません。地域主権の関係ではいろいろお会いしていますが、郵政の関係で私のところに何かおっしゃってきたという事実はございませんで...全文を見る
○原口国務大臣 塩川委員にお答えいたします。  塩川委員も、まさにその先頭に立って疑惑の追及をされてこられました。この立場になりまして、まさに監督をする立場でございますから、私たちが野党時代に要求をしていたさまざまな資料をまずは開示するようにということで指示をしたところでござい...全文を見る
○原口国務大臣 これは先ほど亀井大臣もしっかりと追及をしていくというお話をされましたけれども、そもそも、総務省は日本郵政に対して業務改善命令も出しています、それから、それについての改善計画をまさに検証する立場にあります。省を挙げてこの分野についてのことをあいまいにしない、そういう...全文を見る
○原口国務大臣 これは前政権におきましても、今委員がおっしゃるような報告徴求をしているわけです。しかし、ここでも、それこそ委員が追及してくださったように、肝心かなめのところに行くとその書類がないということになるわけです。  この委員会で明らかになったのは、まさにオリックスの関連...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  十月二十日の閣議決定において、郵政事業の抜本的な見直しに当たっては、今委員が御指摘のように、「日本郵政グループ各社等のサービスと経営の実態を精査する」としたものでございます。  この中身は、今、日本郵政グループを監督する総務省としては、現...全文を見る
○原口国務大臣 全くおっしゃるとおりです。  ですから、私たちは、郵政事業における国民の権利を保障する。これは今ようやっと人口に膾炙するような言葉になりましたが、塩川委員御案内のとおり、金融社会権。つまり、広くあまねく等しく多くの人たちがみずからの決済機能を保障される。こういっ...全文を見る
○原口国務大臣 まさにおっしゃるとおりです。  郵政民営化の委員会で、あれは我が党の安住委員だったと思いますが、「あすなろ村の惨劇」という紙芝居を出しました。あのとき、それをごらんになった国民の皆さんは、まさかこんなことにまでという思いがあったと思います。逆に言うと、当時の与党...全文を見る
○原口国務大臣 大塚副大臣が答えたとおりですけれども、官から民に、官から市場に、もともと民主党が言ってきたことなんですよ。  市場というのはエクイティー、つまり平等でなければいけない。その平等性が壊れているんじゃないか。一部に、まさにかんぽの宿のあの払い渡しに象徴されるように、...全文を見る
12月03日第173回国会 参議院 総務委員会 第8号
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○国務大臣(原口一博君) 澤委員にお答えいたします。  三大臣で環境税を来年の四月一日から入れることに合意をした、一致をしたという報道に接しましたが、私たちはそんなことを一致したことは全くありません。今、税調でも、あるいは政府の中でも、来年度予算、これをずっと作っています。その...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) それは質問者がそうおっしゃっているんで、総理がそのような認識をされているというのはありません。  私、昨日、総理に地域主権の問題でお話をいたしましたが、報道された方々の名誉もあるのでその取材がどこまでされていたかというのをつまびらかに私も聞く気は全くあ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  まさにもう格からいえば私が補佐役というか、このごろ小亀井さんと言われるぐらい大変な御指導をいただいておりますが、総務省は日本郵政グループの監督等の郵政事業を所管をしている、私はそこの大臣であるとともに、今、亀井大臣がお話しをくださ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 澤委員、少し私たちの意図を整理して御説明申し上げたいと思いますが、これは、本総務委員会でも、あるいは当時の与党であった方々からも、当時の西川社長に対して、株式売却を急ぐべきではないと。それはなぜか。これは先生大変いい資料を出しておられますけれども、ゆうち...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  非常に大事な御指摘です。まさに、私たちも民営化のいろんなモデルを見てまいりました。その中で、オランダ、これも民営化していますね。そして、INGという、まさにあのINGの象徴はライオンです。そのスタートするときに社屋に本物のライオン...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) まさに今おっしゃることを含めて私たちは議論をしているわけで、ライツプランはその中の検討の中の一つだと聞いておりまして、先ほどキウイ銀行のお話をされましたけれども、ニュージーランドのキウイ銀行は、たしか国がキウイ株というのを持っているはずです。つまり、言葉...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  亀井大臣がおっしゃったとおりですが、この惨たんたる結果はまさに前政権が行った二つのあしき民営化の結果。一つは、先ほど申し上げました分社化です。分社化ロスはどれだけ出ているかと、私もこの職に就いて更に開示をさせましたけれども、物すご...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 山下委員にお答えいたします。  この間も給与法のときに答弁させていただきましたが、正規社員、非正規社員の連帯、これが大事だということをそのときお話をさせていただきました。言うまでもなく、最終的に責任を問われる管理事務等は正社員が担当するものでございます...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  先ほど亀井大臣がお答えなさったように、やはりそれが合理的な数字なのかと。私たちは労働を中心とした福祉型社会というものをつくりたいと考えています。そのためには、労働者が自らのその労働に適した、かなった給与を保障されるということが何よ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) まさに働く人たちがどのような環境にあるか。私は、この職に就いたときに総務省全体に、それぞれの心身の状態について調査して報告をしなさいということを最初に指示をいたしました。経営というのは、一人一人のそこに働く人たちがいかに元気で生きがいを持ち、そして目標を...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 御指摘のように、高齢者等の再雇用問題は、長年郵政の業務に携わってこられた熟達した社員が組織内の若年労働者への業務のノウハウの伝授、また退職者に再雇用の機会を提供することによる働く喜びを提供する上でも今後重要な課題であるというふうに認識をしておりまして、ま...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 事業会社からつまびらかにそこの経緯を聞いてみたいと思っています。  私事で恐縮ですが、東大の大学院の法学部、三次試験まで受かりました。面接で落とされました、国会議員になってから。何で面接で落とすんですかと聞いたら、国会議員だからと、来れないからと。非常...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) おっしゃるとおりだと思います。郵便に誇りを持ったあるいは経験を持った方々をしっかり再雇用していく、活用していくということは、国民の郵政事業における権利をしっかり保障する上で大変大事なことだと思います。  先ほど亀井大臣が、おまえ、面接で生意気だから落と...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 又市委員と野党時代からずっと郵政事業における国民の権利を保障するために戦ってこれたことを本当に誇りに思っています。  その上で、もうおっしゃるとおりでございまして、民営化前の契約分に係る資産については、現在は法令により国債あるいは地方債の安全資産による...全文を見る